auスマートパスプレミアムは、6月26日(18:00~)に愛知・豊田スタジアムで行われるJリーグ「名古屋グランパス×鹿島アントラーズ」の観戦チケットを抽選で500組1,000名にプレゼントする。同企画の抽選受付期間は6月6日(10:00~)から6月20日(~9:59)までで、3階指定席が対象。また、当選しなかった場合でも3階指定席、ゴール裏指定席の観戦チケットが30%割引で購入できるクーポンがプレゼントされる。auスマートパスプレミアム会員であればauだけではなく、ドコモやソフトバンクなど、どの携帯キャリアでも利用することができる。
2022年05月30日シャネル(CHANEL)は、新作腕時計「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」を発表。シャネル初自社製フライングトゥールビヨンを搭載した新作腕時計シャネルの「J12」は、2000年にメゾン初の本格的機械式腕時計として誕生した腕時計だ。デザインの着想源はレーシングカーとセーリングの世界観。今では代名詞となっているブラック セラミック製のボディが特徴だ。「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」は、シャネルのアイコンウォッチ「J12」の新作。本モデルのために開発された、シャネル初の自社製フライング トゥールビヨン ムーブメント「キャリバー 5」が搭載されている。トゥールビヨンとともに回転するダイヤモンド文字盤から覗くトゥールビヨンには、0.18カラットのダイヤモンドが1粒あしらわれている。煌めきながらくるくると回り、正確な時を刻むというユニークな仕様だ。また、トゥールビヨンを囲うケージやリューズ、針にも、ダイヤモンドを惜しみなく並べている。ラインナップは、艶やかなブラック セラミックのベゼルにダイヤモンドを配したモデルと、マットブラック セラミックの2型。それぞれ、世界55本限定で展開される。詳細「J12 ダイヤモンド トゥールビヨン」発売日:2022年4月6日(水)価格:・H7381 22,440,000円・H7380 12,430,000円■仕様<H7381>ケース径:38mmケース:高耐性ブラック セラミック ケースブレスレット:高耐性ブラック セラミック ブレスレットベゼル:18K ホワイトゴールド ベゼルにバゲットカット ダイヤモンド34個(~3.50ct)リューズ:18K ホワイトゴールド リューズにブリリアントカット ダイヤモンド1個(~1.50ct)<H7380>ケース径:38mmケース:高耐性マットブラック セラミック ケースブレスレット:高耐性マットブラック セラミック ブレスレットベゼル:ブラック加工を施したSSベゼルにバゲットカット調マットブラック セラミックリングリューズ:ブラック加工を施したSSリューズにブリリアントカット ダイヤモンド1個(~1.50ct)<ムーブメント(共通仕様)>キャリバー:5(自社製手巻き機械式 フライング トゥールビヨン)パワーリザーブ:約42時間振動数:毎時28,800振動パーツ数:172(29石)防水:50m仕様:フライング トゥールビヨンにダイヤモンド 1個(~1.80ct)、トゥールビヨンケージにダイヤモンド26個(~0.06ct)
2022年05月20日「Wow!」が詰まった幕開けとなった。女子ソフトボール新リーグ『ニトリ JD.LEAGUE 2022』開幕戦の話である。3月28日・ZOZOマリンスタジアムでのビックカメラ高崎ビークイーン×トヨタレッドテリアーズには、JDリーグが目指す「驚き」「感動」「わくわく」「笑顔」に溢れていた。JDリーグがテーマに掲げる「Wow!」が随所に見られたのだ。試合前のフィールドでは新リーグを祝うイベントやJDリーグらしい親近感のあるセレモニーが行われた。18時前には親子キャッチボールを実施。事前に企画チケットを購入した小学1~6年生の子どもたちとその保護者たちがフィールドでキャッチボールを楽しんだ後はドリームノックがスタート。日本代表を『シドニーオリンピック2000』銀メダル、『アテネ五輪2004』銅メダルへ導いたレジェンド・宇津木妙子がビックカメラ高崎とトヨタを除くJDリーグ14チームの名手たちにノックの嵐。東京五輪金メダルメンバーの川畑瞳(デンソーブライトペガサス)、原田のどか(太陽誘電ソルフィーユ)の『東京五輪2020』金メダリストらが華麗な守備を繰り広げた。その後、ビックカメラ高崎、トヨタの順番でシートノック。両チームともプレーボールへ向けて、ウォーミングアップした。18時半過ぎにはマリーンズ・ダンスアカデミーがスペシャルパフォーマンスを披露。100名近い圧巻のダンスに続いて、開幕セレモニーが開始。オーロラビジョンにはJDリーグ全16チームのオーナーたちのコメント動画が流れた。開幕戦を戦わない全14チームの選手たちもグラウンドへ集合、トヨタとビックカメラ高崎のラインナップを聞いた。またオーロラビジョンで流れた「スタジアムのご利用と応援に関するご協力のお願い」と「新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い」の動画には選手たちが登場。ホンダリヴェルタの菱谷香実と日本精工ブレイブベアリーズの須藤祐美が観客に注意事項を説明した。18時50分には日本女子ソフトボールリーグ機構・三宅豊会長が開幕宣言。「やる人、観る人、支える人みんながワクワクするリーグを目指し、ここに16チーム各選手の活躍を期待し、開幕を宣言します」と高らかに宣言した。そして開幕花火が海浜幕張の夜空に大輪を咲かせた。国歌斉唱もJDリーグらしい人選となった。君が代を歌ったのは阿南恵子さんと河澄星菜さん。豊田自動織機シャイニングべガで活躍したOGがその大役を担ったのだ。ファーストピッチセレモニーにはファッションデザイナーのコシノジュンコ、千葉市・神谷俊一市長、JDリーグのタイトルパートナーのニトリ・似鳥昭雄会長、白井俊之社長が登場、始球式には元千葉ロッテマリーンズの黒木知宏が登板。黒木は内角をえぐるストレートでスタンドをどよめかせた。19時3分。前身の『日本女子ソフトボールリーグ』3連覇を達成した絶対女王・ビックカメラ高崎と、ビックカメラに次ぐ優勝10回優勝を誇るトヨタによる開幕戦がプレーボール。両チームへの応援が熱を帯び、ゆずの『栄光の架橋』が流れる中、歴史的オープニングゲームが熱戦の火ぶたを切った。開幕投手を務めるのはビックカメラは昨季最優秀防御率の濱村ゆかり、トヨタは最多勝&MVPの後藤希友だ。独特の緊張感が漂うマウンドに濱村はコロントールを乱し、先頭打者を四球で歩かせる。初回から1死二・三塁のピンチに陥るも、四番・下山絵里をセカンドフライ、五番・鎌田優希を三振に切って取る。一方の後藤は捕手・切石結女の構えるミットめがけて、速球を投じ、1・2回と三者凡退に抑える上々のスタート。3回はともにチャンスを迎える。トヨタは連続四球などで1死1・2塁とするが、三番・石川恭子はサードライナー、続く下山は三振。ビックカメラ高崎も2死1・3塁と最初のチャンスを作るが、二番・藤本麗のショートへの打球は遊撃手・石川にさばかれたのだった。石川の好守でピンチを防いだトヨタベンチは喜びを爆発させた。ピンチの後にはチャンスあり。4回表、トヨタが最大のチャンスを迎える。2死満塁でバッターボックスにはこの日2四球のバッバ・ニクルス。濱村の放った初球をフルスイングし、ファウルながら大飛球を飛ばして一塁側スタンドを沸かせた。しかし、最後は濱村が外角へ速球をズバリ。絶体絶命のピンチを2者連続三振で切り抜けて、今度は三塁側スタンドが沸いたのだった。5回終了時には再びスペシャル花火が打ち上げられた。ZOZOマリン名物のスペシャル花火が息詰まる熱戦に花を添えた。6回裏のマウンドには後藤、三輪さくらに続いてアメリカのエースとして幾度となく日本と名勝負を繰り広げ、『日本リーグ』でも4度MVPを獲得しているモニカ・アボットが登場。110kmを超える速球を連発し、圧巻の三者連続三振の奪三振ショーを見せ付けた。延長戦突入かという雰囲気に包まれた7回表、ゲームが動いた。2死三塁で打席は下山。この日2三振、チャンスを潰してきた四番が最後にきっちり仕事を果たした。濱村が投じた145球目を詰まりながらもフルスイング、打球はセンター前にポトリと落ちてトヨタが待望の1点を奪ったのだ。7回裏、モニカがビックカメラ打線を3者凡退に抑えて1-0。トヨタはまるで優勝したかのように歴史的勝利を喜んだ。時計は21時を少し回ったところ、6502人の観客が見守った手に汗握る投手戦は幕を閉じたのだった。フィールドではヒロインインタビューが行われた。決勝打を放った下山は「JDリーグ開幕戦で勝利できて本当にうれしいです。開幕戦はこの試合だけ、絶対勝つという思いがこの一打につながったと思います」とスタンドに声を届けた。ソフトボールの試合はスピーディに展開された。この日の試合時間は2時間3分。投手は20秒以内に次の投球をしなければいけないため、試合はテンポよく進む。20秒をカウントする掲示板はグラウンドで設置されているので、スタンドからも一目瞭然である。そして何よりも活気がある。スタンドの応援団も元気だが、ベンチの選手からは味方を鼓舞する元気な声が飛んでいた。ベンチが一体となって戦う姿勢もJDリーグらしさと言える。試合後、島田利正チェアマンは「感慨深い思いもあるですが、始まったばかり。まだまだこれからだという思いがあります。スタートを切れてホッとしているところと不安、両方あります。これからも期待も不安もあると思うので、一歩ずつ前へ行けばいいなと思います。『こうすればよかった』『ああすればよかった』というのはプレーボール前からかなり多くあったと思いますし、逆になければいけないと思うので、反省しながら前へ進んでいければ」と先を見据えた。両チームを指揮した監督はこのように開幕戦を振り返った。トヨタ・馬場幸子監督「まずこういう素晴らしい環境でビックカメラさんと試合ができて感謝しています。ありがとうございます。試合はチャンスがある中、なかなか点が取れなかったのですが、それでも選手たちが攻め続けてくれたことが今日の試合で一番よかったところかなと思います。本当に選手たちがよくやってくれました。苦しい戦いの中で気持ちを切らさずにやってくれたのがよかったです。若い選手が多いですが、1回からとにかくエネルギッシュに声を出して、選手たちが声をかけ合って、それを7回までできたことがチームの成長だと思います」ビックカメラ高崎・岩渕有美監督「新しいリーグの初戦ということで、これだけ素晴らしいスタジアムで試合がやれ、イベントもある中で、最初はなかなかかみ合わないところがありましたが、試合を進める中でみんながひとつひとつ取り戻していけたかなと思います。結果は負けましたが、今年のチームの戦い方は少し見えたかなと思っています」開幕勝利を飾ったトヨタナインはこのように喜びの声を発した。後藤「正直二・三塁になった時は今まではだめだという感じになっていましたが、前を見たら切石さんが『来い!』という顔をされていたので、すごく思い切って投げられました。今日はお互いにいい感じで集中できたと思います。ひと言で表すと、このチームはザ・元気。どこのチームよりもフレッシュさを出せるし、結束力があると思います。去年はチーム防御率が0点台でしたが、去年よりいい数字を出せるようバッテリーでがんばっていきたい」切石「トヨタがチャンスを作っている中なかなか点を取れない厳しい試合でしたが、後藤が相手に流れを持っていかないように踏ん張ってくれて、守備から攻撃にいい流れを作れたのはよかったと思います。一球一球集中して投げてくれたので本当に今日はいいピッチングでした。今年はバッテリーで抑えて攻撃につなげていきたい。お客さんを楽しませるのがプレーヤーの仕事だと思います。そのためにはまずプレーする私たちが楽しむのが大事だと思うので、私たちがソフトボールを心から楽しむことをやっていきたいです」モニカ「とてもいい舞台、素晴らしい雰囲気の中、素晴らしいエネルギーを持ってトヨタが素晴らしいスタートを切ることができました。少し緊張しましたが、最初の三振で流れを掴みことができました。トヨタにはいい先発が3人揃っています。3人それぞれタイプが違うのがトヨタの強みだと思います」鎌田「新リーグの開幕戦をできるのは私たちトヨタとビックカメラさんしかいなくて、まずそこで試合ができることに本当にわくわくして臨みました。自分たちらしく明るく元気に流れを作れたので、そこがよかったですし、なかなか点を取れない中、粘り強く戦い最後は四番の下山が決めてくれて本当にうれしかったです」下山「多くの先輩が抜けて、若いレッドテリアーズになりましたが、その中で私たちは挑戦することをやってきました。苦しい試合展開でしたが、攻め続ける守備と攻撃をし続けたのが、勝利につながったと思います。3打席チャンスで凡退していたので、最後は開き直って、絶対打つという強い気持ちで臨みました」惜しくも黒星発進となったが、ビックカメラ高崎の面々も次のように充実のコメントを残した。濱村「JDリーグがスタートしどうしても勝ちたかったのですが、勝てなくて悔しいです。探りながら一球一球、ボールが多くなっても失投だけはしないよう投げていたので、簡単に点数を与えなかったのはよかったかなと思います。一球一球丁寧に投げることがゲームを作ることにつながると思うので、それを意識して投げました」我妻悠香「こうしてたくさんお客さんが入った中で試合ができてうれしく思います。これから試合をしていく中で私たちもしっかり成長してればいいなと思いました。若手も増えて、移籍メンバーが入ってきたので、常勝チームと呼ばれてきたそういう雰囲気を伝えていきたい。今日のような劣勢のゲームを勝っていくのがうちのチームだと思うので、こういうゲームで揉まれながら、最後11月にチームがひとつになれればいいかなと思います」藤田倭「いろんな選手が抜けて新しいチームとして一発目のゲームでしたが、打つべき人、結果を出さないといけない人がはっきり決まっていると思うので、自分たちの役割を考えながら次のゲームにつなげていければいいかなと思いました。」内藤実穂「チャンスを生かせずに得点できなかったのが敗因だと思いますが、いい課題ができたので今後につながると思います」3月28日・ZOZOマリンススタジアムで華々しいスタートを切った『ニトリ JD.LEAGUE 2022』は今週末各地で第1節が開催される。宇津木スタジアムでは4月2日(土)・戸田中央×大垣ミナモ、ビックカメラ高崎×ホンダ、3日(日)・大垣ミナモ×ホンダ、ビックカメラ高崎×戸田中央メディックス埼玉、デンソーブライトペガサススタジアムでは2日(土)・太陽誘電×日立サンディーバ、デンソー×NECプラットフォームレッドファルコンズ、3日(日)・NECプラットフォームズ×日立、デンソー×太陽誘電、パロマ瑞穂野球場では2日(土)・東海理化チェリーブロッサムズ×シオノギレインボーストークス兵庫、トヨタ×伊予銀行ヴェールズ、3日(日)・伊予銀行×東海理化、トヨタ×シオノギ、草津グリーンスタジアムでは2日(土)・豊田自動織機×SGホールディングスギャラクシースターズ、日本精工×タカギ北九州ウォーターウェーブ、3日(日)・豊田自動織機×タカギ北九州、日本精工×SGホールディングスがプレーボール。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)JDリーグのチケット情報
2022年03月31日~「洋服の青山」でレプリカモデルを数量限定発売~〈 ヴィッセル神戸 〉〈 サンフレッチェ広島 >青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、オフィシャルスーツサプライヤーとしてJリーグクラブ「ヴィッセル神戸(2009年~)」「サンフレッチェ広島(2003年~)」をサポートしています。この度2022年シーズンに向けて、監督・コーチ・選手が遠征や公式行事などで着用する公式スーツをリニューアルしました。このリニューアルを記念し、それぞれのホームタウンを中心とした「洋服の青山」の限定店舗と公式オンラインストアで数量限定にて、3月25日(金)から発売します。今回提供する公式スーツは、表地に上質な光沢感と滑らかな質感が特徴のウール生地を使用し、選手の皆様の魅力を引き立てるスタイリッシュなシルエットになっています。また、上着の襟裏や背裏のパイピングにはクラブカラーを施した特別仕様です。レプリカモデルにも公式スーツと同じ素材を使用し、「洋服の青山」の最高級ブランド「HILTON(ヒルトン)」の型紙を採用しています。当社ではJリーグ2クラブに加えて、プロ野球5球団(「福岡ソフトバンクフォークス」「北海道日本ハムファイターズ」「東北楽天ゴールデンイーグルス」「東京ヤクルトスワローズ」「オリックス・バファローズ」)の計7団体に公式スーツを提供するなど、スポーツ支援活動を通じてスポーツ界発展への貢献を目指しています。ヴィッセル神戸公式スーツレプリカモデル概要サイズ展開YA・A・AB・BE体/4~7号色柄ブルーシャドーストライプ素材表地:ウール100%(御幸毛織)販売価格税込64,900円(本体59.000円)販売着数約300着販売店舗兵庫県内の「洋服の青山」29店舗サンフレッチェ広島公式スーツレプリカモデル概要サイズ展開YA・A・AB・BE体/4~7号色柄ネイビーチョークストライプ素材表地:ウール100%(SUPER110’s)販売価格税込64,900円(本体59.000円)販売着数約170着販売店舗広島県内の「洋服の青山」27店舗私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年03月25日勝てば、FIFA ワールドカップ カタール2022への出場決定となる、アジア最終予選オーストラリア戦で、終了間際に途中出場し、見事2点を決めた三笘薫選手。「世界に自分の名が知られるような活躍をしたい」と語った2021年のインタビューの模様をお届けします。三笘薫「僕は自分の世界を持っている」今シーズンもサッカー界の注目を集める川崎フロンターレ(※)・三笘薫選手。『anan』2021年3月31日発売号の「色気の在りか。」特集では、アスリートの色気ページにご登場いただき、精悍な眼差しのグラビアが大反響を呼びました。そこで今回は、誌面の都合上泣く泣くカットした三笘選手の独占インタビューの模様をお届け!誌面ではほんの少ししかお載せできなかった、「サッカー選手としての三笘薫」をたっぷりとご紹介します。※2022年現在はジュピラー・プロ・リーグ・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)にレンタル移籍中。悔いのない人生を。僕のモチベーションはそこにある周囲の期待やプレッシャーの対処法を、誌面にあるように「毎試合の反省点を練習に落とし込んで次に活かす。それを積み重ねていくしかない」と即答した三笘薫選手。ほかにも、2年目のジンクスについては「今季はより実力を求められると思いますし、各クラブ、僕に対する対策もいろいろとしてくると思います。そのうえでも、それを上回る活躍をしたい」と語り、抱負をたずねると「自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい」とコメント。どれも間髪入れずに答えが返ってきて、その速さは、次の質問を考えるのにこちらが困ってしまうほど。ーーピッチ上で魅せるプレーのように、迷いのない答え方をされますね。どれも前から心に決めていたような。大学時代から、プロになってからのことをイメージしていました。自分のパフォーマンスを最大限に活かすには、どのような準備をすればいいのかをずっと考えていたんです。いざプロになり、観客数やプレーヤーとしての見られ方も違うので、最初の頃は見極めながらやっていましたけれど、4年間、自分を客観的に見つめられる時間をもらえたおかげで、こういった考えに辿り着けましたし、ブレずにやってこれているのだと思います。ーー若くして海外に挑戦する選手が目立つなか、あえて大学進学を選んだ理由にもつながりそうですね。どちらがいいか悪いかというのではなく、プロに行く時期は自分の成長に合わせて選べばいいと思っていて、それが僕にとっては大学卒業後のタイミングだったんですね。僕にとって大学の4年間は、プロへの心構えができただけでなく、サッカー以外の活動や勉強にも取り組むことができました。そして、いまのサッカーに専念できる環境をとてもありがたいとも思える。すごく大きなメリットだったと思っています。ーーでも、サッカー以外のことに時間を費やせるということは、誘惑も多々あり、だったのでは?大学に限らず、高卒からプロになるケースでも言えると思いますし、それは自分を律していくしかないです。遊んでしまえば、当然プロになれないですから、覚悟を決めて過ごしていました。ーーこうお話を聞いていると、三笘選手は周りに流されず、自分で考えて決めたことを実行に移すタイプ、と思えます。そうですね、どちらかというと、自分の世界を持っているほうです。また、例えば試合があるとして、そこから逆算してやるべきことを計画していくので、ルーティーンもけっこうありますね。前日の過ごし方や食事の摂り方をパフォーマンスに結びつけて、今回よかったからこれを続けようとか、逆に悪かったからこうしてみようとか、いろいろ積み重ねて自分なりにベストを導き出すようにしています。ーー流されないといえば、昨シーズンに多かった途中出場でも、ピッチ上の空気をすぐにご自分のものにされていた印象があります。よく冷静と言ってもらえる状況判断やプレーは、動じない性格が影響しているかもしれないですね。ピッチに入る前はドキドキしますけれど、一度ボールに触れれば練習と同じ感覚になれます。そこからは自信があるので、いつも通りの動きができますね。ーー感情的になったりすることは?カッとなる時はもちろんありますよ。絶対に得点できる位置に自分がいるのに、ボールが来なかった時などはそうなりますね。でも、私生活同様多くは主張しません(笑)。「次、見ておいてね」と自分の存在をアピールするくらいにしています。とはいえ、自分自身をどう評価しているかといったら、どのプレーも極められていません。シュートはまだ課題があるし、ドリブルも奪われるので、むしろ満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけだと思っています。ーー特に、弱みを挙げるとしたら?言えないので、全部、と言っておきます(笑)。ーー(笑)。では、具体的な目標を教えてください。目標というよりも、日々の練習から到達できるものとして、怪我をしないで全試合出場、タイトル獲得に貢献、日本代表に選出、ワールドカップに出場、などを挙げたいですね。成長の指針をどんどん伸ばして、去年以上に自分はやれるという自信がほしいですし、去年より成長したと思えるような一年にしたい。そして、日本に限らず世界に自分の名が知られるような活躍をしたいです。そのためにも練習では、1対1の勝負で相手を抜き切ることや動き出しで相手の裏をとること、トラップやスルーパスの技術を高めることを課題にしています。また、チームでのポジションを明確にして、オン・ザ・ボールでも、オフ・ザ・ボールでも(ボールを持っていてもいなくても)チームに貢献し、幅広いプレーをしていきたいです。ーーそのあたりが、三笘選手の原動力になっているのでしょうか。それはまた別の話かもしれないですね。僕のモチベーションは「サッカー人生も残りの人生も悔いなく終えたい」、そこにあるのかなと思います。人生は1度きりというのが心に大きくあって、だから、やるからには上に行きたいんですよね。そして、引退したときに功績なり、人間性なりを残せられたらと思います。ーー最後に、観戦だけでなくイベントといった交流面でも、いろいろな制限があるコロナ禍において、三笘選手を応援するみなさんにひと言をお願いします。スタジアムでは声を出して応援できないなか、足を運んでくださるサポーターの方々にはとても感謝しています。常に支えられていると感じているので、みなさんの気持ちに応える行動をお見せしたいと思っていますし、試合に限らずSNSなどでサポーターや地域の方々が盛り上がる告知などをやっていきたいと思っています。もちろん、プレーや結果を残すことで認めてもらいたいので、オン、オフどちらも頑張ります!それと川崎フロンターレの選手は何かとキャラ付けされますけど、僕はひとつのキャラに定着したくないのでご理解をお願いします(笑)。ーー三笘選手の高みを目指す道はまだまだ続きます。その過程に映し出される、さまざまな景色を私たちもともに見ていきたいですね。どんどん逞しくなっていく背中を追い続けましょう!みとま・かおる1997年5月20日生まれ、神奈川県出身。筑波大学卒。ポジションはMF。2020シーズンJリーグベストイレブン。「今年は“2年目のジンクス”なんて言われないような活躍をしてみせます!」。※2021年4月17日配信写真・岡本俊(まきうらオフィス)、文・伊藤順子
2022年03月24日2022年3月 有限会社オフィスひめの(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北山弥栄奈)は、Jリーグ/レノファ山口FC 山瀬功治選手とスポンサーシップ契約を締結致しました。今後、提携クリニックである「ひめのともみクリニック」姫野友美医師監修のスポーツ栄養プログラムを通じ、競技でのパフォーマンスを高めるためのヘルスケアサポートを行ないます。■Jリーグ/レノファ山口FC 山瀬功治(やませこうじ)選手プロフィールレノファ山口FC 山瀬功治選手所属 :Jリーグ/レノファ山口FC競技種目:サッカー生年月日:1981年9月22日出身 :北海道主な経歴:・札幌SSSジュニア・札幌SSSジュニアユース・1997年 - 1999年 北海高校・1999年 コンサドーレ札幌(強化指定選手)・2000年 - 2002年 コンサドーレ札幌・2003年 - 2004年 浦和レッドダイヤモンズ・2005年 - 2010年 横浜F・マリノス・2011年 - 2012年 川崎フロンターレ・2013年 - 2016年 京都サンガF.C.・2017年 - 2018年 アビスパ福岡・2019年 - 2021年 愛媛FC・2022年 - レノファ山口FC【受賞歴】・Jリーグ新人王:(2001年)・東アジアサッカー選手権得点王:(2008年)・Jリーグ月間MVP(2013年7月)【実績】(個人)2000年 AFCユース選手権2000(準優勝)2003年 ナビスコカップ(優勝)2008年 東アジアサッカー選手権2008(準優勝)Jリーグ通算600試合出場(2022年3月時点)Jリーグ23年連続ゴール(2022年3月時点)(日本代表)国際Aマッチ 13試合 5得点(2006年 - 2010年)【SNS】山瀬功治Twitter: ■山瀬理恵子夫人について山瀬理恵子夫人は、料理研究家で、株式会社アスリートフードマイスター公認「アスリートフードマイスター3級」、日本食育インストラクター協会認定「食育インストラクター」などの資格取得、アスリート向け栄養レシピ「アス飯レシピ」を考案。2020年 一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定「ONE第4期(オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート)」を取得し、オーソモレキュラー栄養医学に基づいたレシピを実践中。■山瀬功治選手へのサポート内容・定期的なメディカルサプリメントのご提供・栄養に関するコンサルティング■山瀬功治選手コメントこの度「オフィスひめの」様とスポンサーシップ契約を結ばせていただくことになりました。姫野先生とは、2020年コロナウイルスによってJリーグが一時中断した際、コンディションがなかなか上がらず試行錯誤していた時に代理人を通じて知り合いました。若い頃から妻が栄養に関する勉強とサポートをしてくれていたので、それなりのケアはできていたと思いますが、とはいえ、自分の体がどのような状態なのか僕らには調べることができません。ですから、血液検査をしてそれを分析することで何が足りて何が不足しているのかということを客観視できることや、データを基にターゲットを絞り、パフォーマンスアップにつながる効果的なアドバイスをしていただけることが非常にプラスになっています。実際、そこではじめてわかったこともありましたし、アドバイスを受けてからコンディションが戻ってきたことも実感できました。40歳を迎え肉体的に衰えが進んでいることは間違いありませんが、「ひめのともみクリニック」様の力を借りて、少しでも良いパフォーマンスでプレーしていきたいと思っています。■ひめのともみクリニック 姫野友美医師監修スポーツ栄養プログラムとはひめのともみクリニック 姫野友美医師【ひめのともみクリニック 姫野友美医師プロフィール】医学博士、心療内科医、前日本薬科大学薬学部教授2005年に、心療内科領域において日本で初めて、栄養療法を治療のベースとしたクリニック「ひめのともみクリニック」を開業。新聞、雑誌などでも、ストレスによる病気・症候群やオーソモレキュラー栄養医学に基づいた栄養療法などに関するコメンテーターとして活躍中。テレビ東京系『主治医が見つかる診療所』 レギュラー出演の他、書籍も多数出版。最新刊は、『心療内科医が教える 疲れとストレスからの回復ごはん』(大和書房)【姫野友美医師監修スポーツ栄養プログラムとは】日頃のトレーニング効果をいかに試合で最大限に発揮させるか。一人ひとりの選手が、普段のトレーニングと併せて本番に備えた身体的・精神的ケアができるよう開発されたオーソモレキュラー栄養医学に基づいた医療機関専用の栄養プログラムです。特徴は、血液検査に基づいた栄養解析をベースとした医師及び管理栄養士による個別指導と、ケガの予防から疾病の発見と治療、そしてアフターケアまでの一貫体制である事です。【スポーツ栄養プログラムを開発した背景】スポーツ科学の普及に伴い、アスリートの体力、技術向上のためのスポーツ栄養に関する情報も増え、食事指導も様々な角度から行われるようになりました。しかしながら多くの現場では、選手や指導者、また保護者も栄養の基礎知識に乏しく、日常の中で正しく実践されていなかったり、結果に結びついていなかったりする場面が多く見られます。選手の数だけ必要な栄養学があります。「結果」を残せるアスリートになるために、一人ひとりの身体や心、目的に沿った的確なアプローチが今後もより必要になると考え、開発したのが、スポーツ栄養プログラムです。■有限会社オフィスひめのに関して医療機関専売サプリメントの販売や姫野友美医師を始めとした医療現場の第一線で活躍する医師や管理栄養士のメディア向けマネージメント業務、健康経営サポート事業、スポーツ栄養プログラム事業を行なう。【会社概要】名称 :有限会社オフィスひめの代表者:代表取締役社長 北山 弥栄奈所在地:東京都品川区大崎4-1-2 ウィン第2五反田ビル4F設立 :2004年8月3日■オフィスひめのHP■ ■オフィスひめのInstagram■ ■姫野友美Instagram■ ■姫野友美Facebook■ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日さすがV2王者である。鬼木達監督が「すごく重要な5つ」と定めた『2022明治安田生命J1リーグ』開幕5連戦を川崎フロンターレは3勝1分1敗で走り抜けた。昨季は2敗のみ、一昨年も3敗しかしていないチームは2戦目に早くも黒星を喫した。しかも、横浜F・マリノスとの真っ向勝負の末、2-4で敗れたのだから、ショックの大きさは窺い知れるだろう。それでも王者はずるずると後退しなかった。3日後の2月26日・第3節では日程とホームの追い風が吹く鹿島アントラーズ相手に2-0の完勝。3月2日の第10節では2-1の鮮やかな逆転勝利で浦和レッズに『FUJIFILM SUPER CUP 2022』の借りを返した。そして3月6日・前節は敗戦濃厚なムードの試合終了間際、途中出場の小林悠が相手の隙を見逃さずにGKからボールを奪取、ボールを受けたレアンドロ・ダミアンがゴールネットを揺らし、2-2で勝点1を持ち帰ったのだった。3勝1分1敗。悪くない出だしである。3月10日、メディア対応を行った鬼木監督は、開幕5連戦を改めて評価した。「全部勝ちたいと思って挑み、いろんなアクシデント、イレギュラーなことがあった中、力のあるチームとの5連戦で自分たちのやるべきことをやってくれた結果と感じている。全部勝とうとした結果、修正ポイントは見えてきているので、充実した5連戦だと思うし、これを今後に生かしていくことが大事だと思っている」前回3連覇に挑んだ2019年は今季と同じような対戦カードが並ぶ中、開幕4戦勝利なしと苦しんだ。指揮官は確かな成長を実感するとともに物足りなさも感じ取っていた。「2019年と比較しても仕方ないが、難しい状況、3連覇というプレッシャーの中でいろんなことに一喜一憂せずに戦っている。『FUJIFILM SUPER CUP 2022』で敗戦し、ネガティブになってもおかしくない状況でもしっかり戦うメンタリティで戦い抜いたことはすごい進歩。2年目の選手たちが『自分がやらないと』という意識を持ち、新たな競争が生まれているので、そこはポジティブに思っている。でももっと貪欲な選手が、『自分が自分が』という選手が出てきてもいいとは率直に思っている」前節のG大阪戦の引き分けは次のように振り返った。「失点のシーンはやはり修正しなければいけない。浦和戦のように自分たちが連続得点したり、得点後・失点後はサッカーが一番動く。一番アグレッシブにやるところだし、守備ならアラートをかけるところ。より気を引き締めないといけない。気を付けないといけないが、意識を全部持っていくと体は固くなる。そこは戦術的なところというより、その瞬間瞬間で何を感じられるのかが大事になってくる。(攻撃でも)本当にチャンスなのか、相手が嫌がるのは速い攻撃か握られることなのか、そういうゲームコントロール。ボールを奪った瞬間の相手の状況、一発で一番遠くの人を見てカウンターがいいのか、刻んだ方がより速い攻撃につながるのか、そういうところをもっともっと研ぎ澄ましていければ。結果的に引き分けられたが、負けてもおかしくないゲームだった。『もっとできたのではないか』と思ったので、やっぱり悔しい。ただ選手たちが最後まで諦めずに大きな勝点1を奪えたので、諦めなかった姿勢は素晴らしい。諦めないのは当たり前のことだが、その当たり前のことをしっかりやってきたからチャンピオンになれた。そこはリスペクトの思いがある」監督はFW遠野大弥、宮城天、MF橘田健人、小塚和季、塚川孝輝らプロ2年目、加入2年目の選手を「2年目の選手」と称した。「(G大阪戦でホットラインを見せた宮城、小塚は)やっぱり途中から入った選手がチームに勢いを与えてくれるのは重要。チームの力になっているし、2年目の選手という言い方でいいのか、大弥、健人、孝輝も含めて、彼らがフロンターレのサッカーに合わすのではなく、自分たちのプレーを出そうとしている。期待しているし、当たり前のことをしっかりやれているので、リスペクトしている」G大阪戦で途中出場し、存在感を見せ付けた家長昭博についてはこう絶賛した。「アキに関しては別格だとわかっている。タメができれば、みんな動ける。同じことをやるのは無理だが、違う形でゲームコントロールやビジョンを持ってボールを動かしていければ。ああいう選手は日本にはいない。彼がより前で仕事できるようにできれば。彼は素晴らしい」鬼木監督は名古屋グランパス戦へ向けて攻撃を強調した。「自分たちからよりアクションを起こしてゴール前に迫るということを意識しないといけない。名古屋はストロングがあって、パワーがあって、スピード、カウンターがあるが、カウンターを怖がっていたら自分たちの攻撃はできない。『ミスはあるから、そこは恐れずにやっていこう』と選手たちに伝えている。どれだけ攻撃的にいけるかにフォーカスして、結果にもこだわりたい」同日のメディア取材には宮城も出席。前節75分に小塚のピンポイントループパスをワンタッチでコントロールしMF小野瀬康介をかわした技ありゴールと、2分後に小野瀬のシュートを右足に当てながらゴールに吸い込まれた失点シーンを振り返った。「基本ああいう浮き球の裏へのパスとかの切り返しやトラップは得意にしているので、普段の練習通りに出た。負けていた時間帯で緊張感のある試合で出せたというのは成長を感じた。カズくんのパスセンスやタイミングを生かしたいと思っていた。(失点シーンは)相手が右利きでクロスに早く反応しようとしたが、カットインに遅れてしまったので、そこは中間の位置に立ってどっちにも反応できるようにしてもいいと思った。逆にもっと寄せてもいいのではとも思った」3年目の今季がチャンスだと宮城も自覚している。「人が変わればサッカーも変わるので、去年とは違う色を出さないといけない。去年はまだ形があったが、今はゼロではないにしても作り上げているところ。もっと自分が色を出せば試合に出るチャンスもある。逆に言うと(左ウイングに)圧倒的な人がいないので、自分もチャンスだと思う。チャンスを掴み取らないといけないと思っている。もう少し推進力だったり、J1王者なので圧倒的な存在感が必要。エゴとまでは言わないが、自分が流れを変えるという気持ちを持ってもいいと思うし、FWなので自分が攻撃を引っ張っていかないと機能しないと思うので、やっぱり違いを出していきたい。途中出場でも流れを変える。前半から強度の高いフロンターレのサッカーは途中から流れを変える選手が必要。途中出場で流れを変え、スタメンを取るために力を出していきたい」3月7日~9日に実施されたU-21日本代表候補トレーニングキャンプでも大いに刺激を受けてきた。「同世代は久しぶりだったので楽しかった。切磋琢磨して負けてはいけないなと感じた。チームで活躍し続けないとその舞台に立てないし、今は『パリ五輪』を目指すというより自チームで絶対的な存在になってから。今はレギュラーではないし、途中から出ているので、『パリ五輪』どうこうという立場ではない。『東京五輪』で(三笘)薫くんや(田中)碧くん、(旗手)怜央くんを見ているので、自分はまだまだと思う」脇坂泰斗もメディアの質問に答えた。背番号14は開幕5連戦の結果に決して満足していなかった。「理想通りの結果ではないし、もっとできたと感じているが、まあ終わったことなので、次に向いている。結果や内容は求めていたものには届かなった。相手が対策をしてきても、それを打開するのが自分たち。相手がどう対策してきてもいい準備をしているので、それを出せないのはまだまだだと思う。攻撃の時間を増やす。ただボールを持っているだけではなく、怖さを出さないといけない」G大阪戦については手応えと課題を口にした。「最後の最後で勝点取れたのは『敗戦を引き分けにする』『引き分けを勝ちにする』という2019年に足りないことだったので、そこはポジティブにとらえている。勝点1が今後左右してくると思うし、今後勝点1を取っていくことが大事だと思う。ただ前半から意図的に敵陣でボールを握ることが足りなかった。自ら速攻を仕掛けているのか、何となくいけているからいっているのか。自分たちでスピードをコントロールしていけばよかった。ちょっと淡泊なところがあった。決め切れるところがあったし、失点シーンも人数はいたので最後体を当てるというのもできたと思う」また脇坂はセットプレーからの得点に自信を深めていた。「練習通りに蹴られている。ニアすらしや浦和戦の同点ゴールとか、セットプレーは練習通りに決められているので、キッカーとして自信につながっている。狙った形で点を取れているのはポジティブなので、あとはショートコーナーとかも必要になってくると思う。相手のウィークポイントだったり、逆にこっちのストロングを生かすとか、コーチングスタッフは試合ごとに毎回数パターン用意してくれている」名古屋戦へ向けてはこう意気込んだ。「堅守速攻のイメージがあるが、トップ下の仙頭(啓矢)選手、柿谷(曜一朗)選手ら攻撃にアクセントを加える選手がいるので、速攻だけに気を取られずにやりたい。攻撃している時に一番気を使って、攻撃しながら取られたことを気にしながら、でも大胆にやりたいなと思う。ポジションにこだわらず、相手に食いつかせながら、はがしていければ」対する名古屋はここまで2試合を消化。ヴィッセル神戸との開幕戦はしてやったりの展開で2-0の勝利を奪った。神戸にボールを保持されても名古屋は慌てず騒がず。23分に新たに10番を背負うマテウス・カルロスの高い位置でのボールを奪取からFW酒井宣福がクロス、トップ下の仙頭がヘッドで合わすもDFが跳ね返すと、こぼれ球に稲垣祥が反応。昨季8ゴールでベストイレブンに選出されたボランチが詰めて先制ゴールを決めた。51分には左サイドでボールを受けたマテウスがアーリークロスを放つと、これがオウンゴールに。2-0となった直後にはMF扇原貴宏が退場、数的有利となった名古屋はボールを握られながらも収支余裕を感じさせる内容で開幕勝利を飾ったのだった。白星発進となったが、長谷川健太監督が昨季まで指揮していたFC東京との第2節は相手に新型コロナウイルス陽性者が多数出て、延期に。前節はサガン鳥栖から早々に先制点をマークするも、11分にCBチアゴが負傷交代すると、次第に鳥栖ペースへ移っていき、結局1-1で勝点1を分け合った。次節が今後の流れを決めるひとつのポイントになることだろう。リーグ戦の対戦成績を振り返ってみると川崎Fが21勝6分7敗と圧倒。昨季のGW首位攻防2連戦で川崎Fがアウェイで4-0のゴールショーで先取し、ホームでは3-2と逃げ切ったのも記憶に新しいことだろう。果たして、川崎Fが25戦連続ホーム負けなしのJ1最多記録に並ぶのか、それとも名古屋がタイ記録達成を阻むのか。『明治安田J1』第4節・川崎F×名古屋は3月12日(土)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットはチケフロ(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年03月11日わずか10日前はこのような状況に陥るとは思っていなかっただろう。浦和レッズのファン・サポーターは『2022明治安田生命J1リーグ』開幕前、「3か年計画」最終年の結実へ期待に胸を膨らませていた。2月12日の『FUJIFILM SUPER CUP 2022』ではV2王者川崎フロンターレを江坂任の2ゴールで撃破した。だが、しかし、開幕3連戦ではまさかの1分2敗……。救いはライバルたちが思うように勝点を積み重ねていないことだ。昨季は2敗のみの川崎Fは早くも2戦目、横浜F・マリノスに2-4の完敗を喫した。川崎Fに土をつけた2019年覇者・横浜FMも1勝1分1敗である。2戦目で浦和と引き分けたヴィッセル神戸は2分1敗の未勝利。『ACL』勢は揃って星を伸ばせずにいる。たった1~3試合でシーズンを展望するのはあまりにも乱暴だが、今季は川崎Fが独走したここ2年間とは異なり、熾烈なつぶし合いが予想される。最後までもつれにもつれるV争いが繰り広げられるだろう。ただ浦和としては序盤でこれ以上勝点を失うわけにはいかない。タイトル戦線に絡んでいくためには、一戦必勝で勝ち続けるのみ。そして勝利するために浦和に求められるのはケガ人の穴を全員でカバーし、不用意なカードはもらわずに、決めるべきところで決めることだ。特別なことではない。勝つために当たり前とされる部分の徹底が大事となる。そんな勝利の鉄則の重要性を開幕3連戦では思い知らされた。2月19日、浦和は京都サンガF.C.との『明治安田J1』開幕戦で前半からハイテンポな一進一退の攻防を展開。後半早々に京都に先制を許すと、浦和の攻撃がさらに迫力を増した。51分、左サイドを侵入した左アタッカー明本考浩のグラウンダーのクロスにCF江坂が合わすも枠をとらえず。73分に右アタッカー関根貴大のミドル、江坂のヘッドと立て続けにチャンスを作るもゴールには至らず。80分には途中出場のMF小泉佳穂のミドルシュートもGK上福元直人に阻まれた。コーチ、選手たちに新型コロナウイルス陽性者が出て、準備もままならない不利もあったが、GK西川周作主将は「週のはじめは練習できなかったが、その後は今いる選手、スタッフと力を合わせながら、いい準備をすることができた。今日を迎えるにあたり何の不安もなかった」と言い訳しなかった。さらに守護神はフィニッシュの精度について「ゴール前の落ち着きやクオリティはもっと集中して上げなければいけない。そこのクオリティは次の埼玉スタジアムで取り戻したい」と言及した。2月23日・ホームで迎えた第9節・神戸戦は開始早々にPKを献上するも、西川がストップ。しかし、10分にPKを失敗した武藤嘉紀が個の能力で先制弾を決めた。だが、この日の浦和はすぐやり返す。12分、左ウイング関根の折り返しのパスをJ1初先発の右ウイング松崎快が決め切って同点。19分には右SB馬渡和彰のCKをCF明本がすらし、ボランチ柴戸海が押し込んだ。その後も浦和ペースで進むも、追加点は生まれず。58分に流れは一変する。明本が報復行為により一発退場となり、浦和は守勢を強いられたのだ。63分には汰木康也とともにアンドレス・イニエスタが投入されて、神戸が一気に攻勢に出る。中央を固めて守り抜く浦和だが、ついに力尽きた。86分にイニエスタのクロスをCB槙野智章がヘッド一閃。槙野の恩返し弾で悔しい2-2に終わったが、柴戸は「声を出して全員で集中して守れていた時間は長かったが、もっとやれたんじゃないかと感じている。すべて跳ね返せるように個人、チームでもっとやっていきたい。勝ち切れるように、この経験を生かしたい」とさらなる向上を誓った。2月26日・第3節・ガンバ大阪戦でも浦和は決めるべきところで決められなかった代償を支払うことになった。9分、江坂の折り返しをトップ下に入った小泉が、その跳ね返りを松崎が連続でシュートを放つも決め切れず。20分にはボランチ岩尾憲のCKを江坂がフリーで合わすも枠外へ。23、34分には関根が惜しいシュートを打つも得点には至らず。その後も浦和が主導権を握り、チャンスを作るが、時間の経過とともにトーンダウン。すると、81分に岩尾がこの日2枚目の警告で退場処分。ここで流れが変わり、直後に交代出場したMF福田湧矢のシュートがCB岩波拓也に当たり、ゴールに吸い込まれたのだった。試合内容を見れば浦和が前半の内に試合を決めてもおかしくない展開ながら、結局0-1。3試合を終えて2得点、勝点1に喘いでいる。試合後、リカルド・ロドリゲス監督は「今回我々に足りなかったのは決定力。数多くのチャンスを作れていたし、前半を勝ち越して折り返すことも十分に可能だった。後半も回数自体減ったが、得点してもおかしくないチャンスは作れていた。そして10人になって、前節と同様に相手にうまくやられた。おそらく唯一打たれたシュートが我々の選手に当たり入ってしまった。我々の内容にふさわしくない結果だと思うが、こういうこともサッカーの一部」とコメントを残した。さらに指揮官は「今ケガ人の問題がある。先発も交代も含めて、どうしてもポジションのバランスが悪くなっているところはある。同じポジションの選手を交代で入れるのが困難な状況。早く全員が揃ってプレーできることを願っている」とFWユンカー、MF大久保智明、右SB酒井宏樹らの戦線復帰を待ち望んだ。一方、川崎Fはさすがの切り替えを見せた。前記の通り、2月23日に真っ向勝負で横浜FMに2-4とねじ伏せられた。「4失点はショックではなく、4・5点取れなかったことがショック。試合展開はフロンターレのいい時間もあったし、マリノスのいい時間もあった。いいゲームだったと思うが、マリノスの方がシンプルに強かった」と家長昭博が振り返るほどのショッキングな敗戦を引きずらなかった。中2日で迎えたのはアウェイでの鹿島アントラーズ戦。開幕戦でG大阪に3-1で快勝し、2月23日の『2022JリーグYBCルヴァンカップ』開幕戦・大分トリニータ戦は相手に新型コロナウイルスの陽性者が出て延期となった。戦況、ホームの利とともに鹿島には日程の追い風が吹く中、川崎Fは三重苦を跳ね返した。川崎Fは開始早々に嫌な流れを断ち切った。2分、相手CBのパスミスをCF知念慶が見逃さずにカット、そのままゴールを奪う。17分にはインサイドハーフ脇坂泰斗のCKをCB山村和也が高い打点のヘッドでフリック、大卒ルーキーの左SB佐々木旭が叩き込んだ。前半は完全に支配した川崎F、後半は鹿島が主導権を握る時間帯が多くなっても慌てず騒がず。全員が高い守備意識をキープ、球際で勝つという開幕2戦の反省を生かした。試合後、山村が「チーム全体として球際のところで負けないことを大事にしようと話した。後半は少し押し込まれる時間が長かったが、集中を切らさずに割り切って守備をすることができたので、そこはすごく良かった」と手応えを口にすれば、プロ初先発初ゴールをマークした佐々木は「アシストかゴールで勝利に貢献したいと思っていたので、ゴールはすごくうれしい。狙ってました」と素直に喜びを表した。2月28日にはメディア対応を実施。監督と主将はこのように鹿島戦を評価した。鬼木達監督「自分たちのやるべきことを出せれば勝つか負けるかはわからないが、いいゲームはできる。選手からこのゲームが大事なんだという研ぎ澄まされたものを感じた。やはり大事だったのは追加点のところ。鹿島戦はしっかり追加点を取れたので、後半押し込まれたように見えたかもしれないが、余裕を持って見ていられた。課題を言えば3点目、取るチャンスがあったので」CB谷口彰悟「絶対負けたくない、鹿島相手に連敗したくないという強い気持ちを先発11人全員で見せることができた。ショッキングな敗戦から中2日しかないので大きな変化はできない。できたのは自信をもってしっかりやるというところ。守備のプレスのかけ方はみんなで整理した」浦和戦へ向けて、鬼木監督は「強気」、谷口は「リベンジ」という言葉を使った。鬼木監督「リベンジという思いが小さいとは言わないが、リーグ戦への思い、ホームでひとつ勝つという思いを出したい。正直一度負けた相手に負けたくないという思いもあるし、リベンジという言葉もあるかもしれないが、自分たちらしく強気で勝ちにいきたい」谷口主将「『FUJIFILM SUPER CUP』で敗戦しているので、その借りを返したいというか、大会は違うが同じ相手に二度も負けたくないという思いはあるので、また気持ちが入ったゲームをしたい。浦和は力のあるチーム、簡単なゲームにはならない。みんなで我慢強く粘り強く戦いたい。『FUJIFILM SUPER CUP』に関しては僕らの準備が甘かった。公式戦一発目という緊張感や強度が物足りなかったのが反省点。そこは『明治安田J1』がはじまってからこだわってやってきたので、その成果をしっかり出したい。あの時は相手もブロックを敷く戦い方だったが、それは自分たちが早い時間帯に失点したから。後ろの選手としては無失点の時間を長くしたい。一番は攻撃から考えたい。相手を動かしてハーフコートで戦いたい。最後のクオリティとか『FUJIFILM SUPER CUP』から上がってきているので、自信を持ってやっていきたい」リーグ戦の対戦成績を振り返ってみると川崎Fが14勝9分11敗とリード。過去3年間の『明治安田J1』でも4勝2分の負けなしである。だからと言って、浦和に苦手意識はないだろう。『FUJIFILM SUPER CUP 2022』の勝利から3週間も経っていない。『2021JリーグYBCルヴァンカップ』準々決勝も2試合連続ドローとなったが、アウェイでの第2戦では試合終盤の2ゴールで3-3、浦和が劇的4強入りを勝ち取った。果たして、川崎Fが浦和に引導を渡すのか、浦和がV2王者を相手に反撃の狼煙を上げるのか。『明治安田J1』第10節・川崎F×浦和は3月2日(水)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットはチケフロ(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年03月01日『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第7節でふたつの注目カードがラインナップされている。ひとつが埼玉ワイルドナイツ×東京サンゴリアス。『ジャパンラグビー トップリーグ 2021』プレーオフトーナント決勝の再現である。そしてもうひとつがクボタスピアーズ船橋・東京ベイ×トヨタヴェルブリッツ。『トップリーグ2021』4強対決であり、『NTTリーグワン2022』上位決戦でもある。前回の対戦でも手に汗握る好ゲームを繰り広げた。4月11日『トップリーグ2021』第7節でクボタスピアーズ(当時)とトヨタ自動車ヴェルブリッツ(当時)が激突。5分に南アフリカ代表HOマルコム・マークスが強引にインゴールにボールを運べば、11分にはCTBロブ・トンプソンの突破から南ア代表70キャップのFBウィリー・ルルーとつなぎ、最後はWTBヘンリー ジェイミーが走り切ってトライを返す。16分にクボタのCTB立川理道のグラバーキックをCTBテアウパ シオネが抑えれば、20分にはトヨタのSOライオネル・クロニエがPGを決める。前半終盤にはPR山本剣士、FLピーター・ラピース・ラブスカフニがシンビンで10分間の一時退場となりピンチに陥るが、前半は何とかクボタが14-8とリードをしたまま折り返した。だが後半早々に早いリスタートからFLフェツアニ ラウタイミが抜け出して独走トライ、クロニエのCGも決まり、ついにトヨタが15-14と逆転する。14分にフォーリーがPGを成功させてクボタが逆転すると、3分後にはクロニエのPGでトヨタが再逆転。ならばと24分にはマークスがFWとは思えない身のこなしでこの日2本目のトライをマーク。CGも決めて24-18とする。この後、FBゲラード・ファンデンヒーファーがPGを2本連続で外しセーフティリードを築けないと、ラストワンプレーでドラマが待っていた。自陣22mライン、トンプソンからFBチャーリー・ローレンス、ローレンスからWTB高橋汰地とトヨタがオフロードパスを連続でつなぐと、最後は高橋が快足を飛ばしてトライ。クロニエがサヨナラCGを決めて25-24。シビれるシーソーゲームにピリオドを打ったのだ。そして今季、コロナ禍で試合中止が相次ぐ中、両軍はともに5勝1敗の星を残している。S東京は勝点25で2位、トヨタVは勝点23で3位と6戦全勝・勝点28の首位東京SGに続いている(ちなみに4位は4勝2敗・勝点18の埼玉WK)。上位につける両チームであるが、決して順風満帆ではない。主力を欠いてなかなかベストメンバー組めないS東京ベイがほぼベストの布陣を並べたのは第5節・横浜キヤノンイーグルス戦のこと。一進一退の中28-21とリードして前半を終えると、後半にギアを一段上げたS東京ベイが5トライを叩き込んだ。オーストラリア代表71キャップのフォーリーのキックは12本中6本成功と精度を欠いたが、50-21と圧勝したのだった。一方のトヨタVは今季初陣となる第2節で東京SGに8-50とショッキングな大敗を喫したが、第4節は東芝ブレイブルーパス東京に圧力をかけ続けて33-23で勝利を奪う。続くブラックラムズ東京戦では前半を16-7とリードするも、風下となった後半は苦戦し、何とか23-19で逃げ切った。なかなかパワー全開の快勝とはいかないが、トヨタVは苦しみながら勝点を積み重ねている。2月24日、S東京ベイはトヨタV戦へ向けたメディア対応を実施。フラン・ルディケHC、立川主将、NO8ファウルア・マキシが意気込みを語った。指揮官は次戦へ向けてこうコメントした。「リコー戦がキャンセルになったが、グラウンドに戻って来られてうれしい。しっかり今週も準備しているし、大きなケガ人もいない。クボタウェイを見せるいい機会だと思っている。ファンが盛り上がる試合をしたいと思うので、江戸川区陸上競技場をオレンジ色に染めてほしい」ルディケHCはトヨタVをこのように分析した。「素晴らしいチーム。素晴らしいコーチがいて、素晴らしい選手がいる。FWがよくてBKもいい。アタックもディフェンスもバランスがよく、キッキングゲームでも対応できる。でも我々は自分たちフォーカスして試合に臨むだけ」さらにHCは若手に期待を寄せた。「若手の選手には期待している。高い能力を持っているし、ポテンシャルも高い。彼らが正しく成長できるようにいい環境を与えることが大事。根塚(洸雅)はスペースを見つけてからのカウンターに期待している。山本(剣士)、(オペティ・)ヘルには関してはワークレートが素晴らしい。ヘルはボールを持った時にいい働きを見せてほしい。トヨタの素晴らしいFWを相手にしっかりブレイクダウンしてもらいたい。山本はベンチからインパクトを出してもらう予定。後半の厳しい時間帯に正しい選択をして送り出したい」立川主将は次のようにトヨタ V戦での勝利を約束した。「今週末の相手のトヨタは順位的に近いし、近年接戦で負けてしまっている相手なので、きちんとフォーカスしてしっかり勝ちたい。大きなFWFをしっかり使いながら、ボールを動かせる選手もいるので、オールラウンドなラグビーをしたい。(今季は)大きなFWだけではなく、アンストラクチャーであったり、BKでもトライを取れている。スタッツ的にもいい数字を残せている。去年いろんなところから点を取れるようになったが、今年はよりいろんなパターンでトライ取れるようになり自信につながっている」ニュージーランド代表LOパトリック・トゥイプロトゥ、南ア代表FLピーターステフ・デュトイ、日本代表NO8姫野和樹という錚々たるメンバーを向こうに回すマキシは腕を撫す。「トヨタにはワールドクラスの選手がいるし、フィジカルバトルは今回の試合でキーになるので、楽しみ。そこで負けないようにしたい。ボールキャリーもしたいし、ディフェンスもしっかりタックルにいく」試合登録メンバーは以下の通り。【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】1北川賢吾、2マルコム・マークス、3オペティ・ヘル、4ヘル ウヴェ、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7ピーター・ラピース・ラブスカフニ、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11根塚洸雅、12立川理道、13テアウパ シオネ、14金秀隆、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16杉本博昭、17山本剣士、18松波昭哉、19デーヴィッド・ブルブリング、20末永健雄、21藤原忍、22桑江健一郎、23バツベイ シオネ【トヨタヴェルブリッツ】1三浦昌悟、2彦坂圭克、3木津悠輔、4秋山大地、5パトリック・トゥイプロトゥ、6ピーターステフ・デュトイ、7古川聖人、8姫野和樹、9福田健太、10ライオネル・クロニエ、11小原政佑、12岡田優輝、13ウィリアム・トゥポウ、14小澤大、15ウィリー・ルルー、16加藤竜聖、17清水岳、18淺岡俊亮、19吉田杏、20フェツアニ ラウタイミ、21茂野海人、22ティアーン・ファルコン、23彦坂匡克果たして、1敗を死守するのはS東京ベイか、トヨタVか。『NTTリーグワン2022』第7節・S東京ベイ×トヨタVは2月26日(土)・江戸川区陸上競技場にてキックオフ。試合当日は先着2000名にオリジナルコラボフェイスタオルをプレゼント。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)クボタスピアーズ船橋・東京ベイ対トヨタヴェルブリッツNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISION 1のチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドウェブ版
2022年02月25日純烈が、サッカー・Jリーグ川崎フロンターレの開幕戦に登場し始球式を務めた。MCが、同チームの創立26周年を記念した「026(おふろ)サポーター」に就任した純烈の始球式のアナウンスをすると、不穏な音楽と共に見た目で明らかに悪者とわかるキャラクターが登場。「多摩川クラシコは中止だ!俺がメチャクチャにしてやる!」と、川崎フロンターレのマスコット・ふろん太とカブレラに襲い掛かると、映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』の純烈ジャーが「フロンターレの大事な26(ふろ)周年を汚す悪者よ!俺たちがそうはさせない!」と、登場。華麗な立ち回りのヒーローショーが展開された後、特撮界ではタブーとされているがなぜか純烈ジャーはOKとなっている変身前と変身後の両者が一緒に登壇した。酒井は「フロンターレ26周年、フロイヤーをかざる開幕戦なんだから細かい設定は気にしなくていいの」と言うとペナルティスポットに移動し、今年の高校サッカー選手権で山口県代表・高川学園が行って話題となった「グルグルFK」を模してサッカーファンを喜ばせる動きを見せた。ただシュートをしたのは1人ではなく、史上初の複数人シューターとして純烈メンバー4人全員が同時にシュートを放ち、さらにこれまた史上初のゴールキーパーは純烈が変身した後の姿である純烈ジャーが務めるなど、史上初ダラケの始球式となった。リーダーの酒井一圭は「伝統の多摩川クラシコにまさかの悪者登場で仕方なく純烈ジャーに変身することになりました。無事に始球式ができて良かったです!」とコメント。また純烈は、ハーフタイムショーにも登場し2月9日にリリースした新曲「君を奪い去りたい」を歌唱した。<リリース情報>純烈 ニューシングル『君を奪い去りたい』発売中●Aタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Aタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 来た道行く道作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 来た道行く道(オリジナル・カラオケ)●Bタイプ:1,350円(税込)純烈『君を奪い去りたい』Bタイプジャケット1. 君を奪い去りたい作詩・作曲:幸 耕平編曲:萩田光雄2. 愛は大丈夫作詩:及川眠子作曲:幸 耕平編曲:坂本昌之3. 君を奪い去りたい(オリジナル・カラオケ)4. 愛は大丈夫(オリジナル・カラオケ)純烈「君を奪い去りたい」MV配信リンク:映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』発売中純烈「NEW(入浴)YORK」MV純烈ジャーDVD&ブルーレイ:サントラ配信リンク:川崎フロンターレ2022年新体制発表会見:純烈 オフィシャルウェブサイト
2022年02月19日30回目の記念すべき開幕は、多摩川クラシコで幕を開ける。『2022明治安田生命J1リーグ』先出し開幕戦の金J(フライデーナイトJリーグ)で、川崎フロンターレ×FC東京がラインナップされたのだ。悲願である『明治安田J1』3連覇と『ACL』制覇をターゲットにする川崎Fだが、今季はこれまで以上に厳しい戦いが待っていることだろう。爆発的な攻撃力を見せ付けた2020年も、主力が抜けてもチームでカバーし成熟してきた2021年も、敗戦しただけでニュースとなるほどだった。今季の川崎Fにこれまでのような圧倒的な力はない。ヴィッセル神戸や横浜F・マリノス、浦和レッズ、鹿島アントラーズなどライバルたちもV奪還に虎視眈々。17クラブによる包囲網はより強固になってくるだろう。それでも、今季の優勝戦線の中心にこのチームがいるはずだ。川崎Fには鬼木達監督が5年間培ってきた積み重ねがある。川崎Fが育んできた自信はちょっとやそっとで揺るがない。2月12日・日産スタジアムでの『FUJIFILM SUPER CUP 2022』では浦和に0-2で屈した。浦和の前線からのハードなプレスに苦しみ、時間の経過とともに守備ブロックを敷かれ、崩し切れなかった。川崎Fはボールを握りながらも攻め手を欠いたのだった。7分に右SB酒井宏樹からマイナスのクロスをフリーのFW江坂任へ送られたのも、81分にカウンターから江坂にCB谷口彰悟が置き去りにされたのも、川崎Fらしくない失点シーンだった。試合後、鬼木監督が「選手たちは今持っている100%で戦ってくれた。そのおかげと言うわけではないが、見えてきた課題があった。できた部分もまだまだな部分も出た。そういう意味で開幕に向けて修正するためのいい試合だった」、谷口主将も「立ち上がりは相手の勢いもあり、早い時間で失点するとゲームは難しくなる。そこから思い通りにはいかず、うまく浦和にやられた感覚の方が強い。改善点はかなり多くあるが、開幕前に見つかってよかったと感じている」と前向きに語ったが、決して強がりではない。背番号14を引き継いだ脇坂泰斗はチームとしても個人としても「シュートも少なかったと思う。回数を増やすところとシュートに持っていくために相手をどう動かすかというところ。強い動きをする人と止まる人、シュートと強い動きが少なかった。個人的にも中盤で潰される回数が多く、相手のボランチ、FWにセカンドボールを拾われる回数が多かった。守備で相手を潰すこともあまりなかった。改善点しかなかったゲーム」と反省を繰り返した。2月15日には『開幕対戦カードオンライン記者会見』が実施された。FC東京の左SB長友佑都から「僕は代表の1か月で谷口さんに支えてもらった。バッシングもあったが、隣に谷口さんがいて逆境を跳ね返さすことができた。フィジカル、スピード、足元のテクニック、顔の良さ、全てを兼ね備えているので嫉妬している(笑)」と褒め殺しにあった谷口は「ただでさえ開幕戦は高ぶるものがあるが、それが多摩川クラシコとなると高いモチベーションで臨めるのかなと思う」と開幕戦へ思いを馳せた。FC東京の印象について問われると、谷口はこう答えた。「監督が代わり、今までとは違ったチームになっているのかなとも思う。個々のレベルの高いチームなので、個々のところで負けないようにしていく。ホームでできるのでとにかくアグレッシブにいきたい」3日前の敗戦についてはこのように振り返った。「先日の『スーパーカップ』で敗戦した影響はないとは言わないし、ショックな敗戦になったが、本当にポジティブにとらえている。この敗戦から学ぶことが多かった。逆にこの敗戦から学ばないともったいない。それぐらいの課題があった。敗戦から学ぶのは非常に大事だが、勝ちながら成長していくのが僕らのこだわりなので、今年もそうやっていきたい」そして谷口は先出し開幕戦の意義を十分に理解していた。「金Jでぼくら1試合しかないので、注目度は高いと思う。Jリーグを見てもらうファンにレベルの高いサッカーを見せたいし、フロンターレは優勝を目指しているので、その覚悟を見せられたらいいかなと思う」もちろん、長友も開幕戦勝利を譲る気はさらさらない。「やはり王者。非常に強くて守備も攻撃もひとつのチームとしてまとまっている。非常に難しいゲームになるが、僕らも新監督のもと新しいサッカーに取り組んでいるところなので楽しみにやっていきたい」とリスペクトしつつ、「アグレッシブに戦って、躍動する試合を見せたい。今年のJリーグは楽しいぞと思ってもらえるような試合をしたい。見たファンがフロンターレではなく、FC東京のファンになってもらえるような試合をしたい」とキッパリ。2月16日にはチームのメディア対応が行われた。昨季途中から日本へやって来たマルシーニョと北海道コンサドーレ札幌から加入したチャナティップが登場。次のようにコメントした。マルシーニョ「チャナはこの日本で結果を残した素晴らしい選手。必ずフロンターレの力になってくれる。チャナはワイドもインサイドもできる選手、これから練習を重ねてコンビネーションを高めていきたい。(開幕戦について)クラシコだからというわけではなく1試合1試合勝利を目指していかないといけないが、その中でもクラシコは重要になる。しかも開幕戦のホームゲーム。しっかり勝利したいと思う。(3連覇に向けて)一番は集中力。集中してゲームを望まないといけない。先を考えるのではなく目の前の一戦一戦に集中すること、常日頃のトレーニングの一日一日を大切にすることに尽きる。ここまでいい準備ができている。今季も複数タイトルを狙えると思うし、複数タイトルを取れると信じている」チャナティップ「こないだの試合(『FUJIFILM SUPER CUP』)では自分らしいプレーができなかった。フロンターレに加入して1か月ちょっとしか経っていないので、チームメイトとの連携ももっともっと高めていかないといけない。(前半より後半がいいパフォーマンスとなった要因について)今までウイングのポジションをやっていなかったので、あまりうまくいかなかった。だが、ポジションが違うとか言い訳にならない。監督、コーチから信頼をしてもらってチャンスをもらったので、与えられた役割以上のパフォーマンスをするのが自分の役割。監督、コーチから『チャナらしいプレーをしてほしい』と言われているので、あまり周りを見すぎずに自分らしいプレーができればと思っている。(開幕戦について)攻撃が強み、怖さがあるチーム。いいプレーヤーも揃ってので、注意しないといけない。今後のリーグを戦っていく中で、いいシーズンの入り方ができればいいシーズンになると思うので、貪欲に勝利を目指していきたい」同日のメディア対応には鬼木監督も出席した。指揮官は浦和戦でアンカーに起用したジョアン・シミッチ、大島僚太、塚川孝輝についてこうコメントした。「組み合わせのところだと思っている。肝になると思っている。対戦相手との兼ね合いもあるし、そのゲームで何を求めるか。アンカーひとりの存在ではなく、周りとの連係もある。こないだの試合ならばジョアンだったり、僚太だったり、孝輝だったり、そのポジションでチャンスを掴んでほしい。いろんな選手がいろんなポジションをやれるようにしないといけない、ポジションの厚みは作っていかないといけないと思っている」浦和が徹底マークしてきた右ウイング・家長昭博についても言及した。「相手も彼のところでタメを作られたくないだなと。こないだのゲームも一番走っていると言ってもおかしくないほど走っているので、足元だけではないプレーが増えてきている。止まらなくなってくるなという期待もしている。アキだけではなく、いろんなことにチャレンジしている姿は見て取れる。相手がアキのところとか、アンカーとかを消しにくるとかあるが、消しにくることで逆にチャンスがあるので、そのチャンスを逃さないチームになっていきたい」浦和戦の敗北から多くことを学んだと監督は改めて口にした。「いろんなチームの覚悟が見えた、詰まったゲームだと思う。気持ちの部分、球際で自分たちが上回っていかないと勝てないんだと改めて感じたゲーム。失ったものも大きいが得たものも大きい。今季タフな我慢強く戦っていかないといけない。本当にここから学んでいきたい」開幕戦だけではない。鬼木監督は2月18日(金)・FC東京戦から23日(水・祝)・横浜FM戦、26日(土)・鹿島戦、3月2日(水)・浦和戦、6日(日)・ガンバ大阪戦までの開幕5連戦を最初のターゲットに定めていた。「すごく重要な5つだと思っている。(3連覇を逃した)2019年と同じような対戦相手が数多く、なかなか簡単に勝てなかったので、自分の中でこの5つはこだわりがある。その時と自分たちも相手もメンバーが違うので一緒にする必要はないかもしれないが、何かキッカケを掴みという意味で開幕戦から意識して戦っていきたい」果たして、多摩川クラシコで19勝9分10敗と相性の良さを見せる川崎Fが6連勝を飾るのか、7戦勝ちなしのFC東京が2018年5月以来の勝点3を手繰り寄せるのか。『明治安田J1』第1節・川崎F×FC東京は2月18日(金)・等々力陸上競技場にてキックオフ。試合当日は026(オフロ)サポーターに就任した純烈による始球式とハーフタイムショーも開催。先着1万5000名に開幕戦限定デザインのサイリウムライトをプレゼント。チケットはチケフロ(Jリーグチケット)のみで販売、残りわずか。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年02月17日お笑いコンビ・EXITのりんたろー。、霜降り明星のせいやが15日、都内で行われた「2022明治安田生命Jリーグ」開幕直前PRイベントに出席した。サッカーが大好きでサッカー部に所属していた2人は、今回Jリーグ開幕PR大使に就任。村井満チェアマンより特大名刺を授与された。村井チェアマンは「りんたろー。さんその体があれば今からゴールキーパーにできるかも。せいやさんは次の次くらいにチェアマンを目指して」と話し、2人を笑わせた。名刺を受け取ったりんたろー。は「大学4年までサッカーをしていたけど、靭帯を切ってしまってサッカー選手を諦めて芸人になった。そのときは後悔したけど、芸人を頑張ったら未来が待っている。サッカーを広げる未来にために頑張りたい」とやる気十分。せいやも「9年くらいサッカーをしていた。大阪だったので長居スタジアムによく試合を見に行っていた。オリジナルのセレッソの応援歌を歌っていたらガチ勢のおじさんから怒られた。でもいまはJリーグを盛り上げるほうにきた。僕らに出来る方法で盛り上げたい!」と意気込んだ。イベントにはFC東京の長友佑都選手、川崎フロンターレの谷口彰悟選手、横浜F・マリノスの水沼宏太選手、柏レイソルの大谷秀和選手、湘南ベルマーレの永木亮太選手、鹿島アントラーズの荒木遼太郎選手の6人も参加し、新シーズンに向けて“自身にアピールポイント”を発表した。選手たちが掲げたアピールポイントを基に、せいやがその選手の“肩書き”をつけるというコーナーが設けられた。最初に鹿島アントラーズの荒木選手が「鹿島の10番として、大きく貢献したい」と話すと、せいやは「え、これ肩書きは鹿島の10番のまんまでいいのでは。就任して最初のコーナーむずい」と苦笑い。戸惑いながらも「“若き鹿の王”とかどう?」と提案した。続いて長友選手が自身のアピールポイントを「雑草魂。エリートではない自分がここまできた。長いシーズンはいいことも悪いこともあるけど、強く泥臭くありたい」とした。それをきいたせいやは「言い返すようですが十分エリートですよ!とんでもないエリート。日本代表をどれだけ盛り上げているか」といい、「この前のサウジアラビア戦、ほんまに泣きましたもん。そのとき僕は(コロナで)自宅療養中だった。家で『長友~!』って叫んだ。長友選手がオーバーラップするたびにチームが元気になる。“日本のエンジン”です」と力説していた。Jリーグは2月18日に開幕する。
2022年02月15日いよいよ最後の『トップリーグ』王者が登場する。1月23日(日)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場での『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第3節・埼玉ワイルドナイツ×横浜キヤノンイーグルス。埼玉WKが期待と不安を抱えながら、新リーグ初陣に臨むのだ。ここまで長かった。1月3日に新型コロナウイルス感染症の定期自主検査を実施し、翌日に3名の陽性疑い判定が確認された。その3名は保健所の指示のもと隔離、他の選手は再自主検査をするとともに自宅待機へ。5日に行動記録をもとに当該3名と濃厚接触の可能性が高い2名を加えた5名を医療機関にて検査し、4名の陽性判定が確認された。また4日の再自主検査の結果、新たに5名の陽性疑いとなり、医療機関での検査で5名が陽性、計9名が陽性となる。自主検査の結果で陰性となった選手も濃厚接触者として認定されたため、チーム活動を一旦休止する。これによりキックオフ48時間前までに試合登録に必要な選手が揃わないことが確定したため、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに基づき、国立競技場でのクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦の中止が決定となったのだ。6日にこれまでの検査で陰性だった選手に3回目の検査を実施、7日に21名の陽性が確認され、合計で30名の陽性となり、第2節・グリーンロケッツ東葛戦の中止も発表された。10日には4回目の検査で陰性であった者に検査を実施し、さらに1名が陽性、合計で31名が陽性に。13日に5回目、15日には6回目の検査を実施、それぞれ翌日に対象者全員陰性の判定がなされて、管轄の保健所よりチーム活動再開のゴーサインを受けて、17日に埼玉WKは再始動を果たしたのだ。埼玉WKは規定により2試合続けて不戦敗扱いとなり、勝点0。戦わずして失った勝点も痛いが、シーズン開幕へ向けて最後の調整をしていたところでの2週間の空白はもっと痛い。そして他チームが公式戦を消化する中放り込まれる試合勘のビハインドも計り知れない。第2節・東京サンゴリアス×トヨタヴェルブリッツを見ても、実戦経験の重要性はわかるだろう。両チームは『ジャパンラグビー トップリーグ』で数々の好試合を展開してきたが、新リーグ2戦目の東京SGが開幕戦中止となったトヨタVをブレイクダウンで圧倒、7トライを量産し50-8と圧倒した。このように『トップリーグ2021』王者は険しい船出を余儀なくされたのだ。しかも、第3節の相手は好調・横浜Eである。グリーンロケッツ東葛との第1節の前半こそ、開幕戦特有の難しさとFLコーバス ・ファンダイクのシンビン(10分間の一時的な退場)もあり、リードは13-5にとどまるも、後半になると徐々にらしさを見せていく。後半2分にハーフウェイ付近でボールを拾ったWTB松井千士が持ち前のスピードとステップを生かし密集を抜け出すと、FB小倉順平へパス。後半開始早々にトライを奪うと、SO田村優はCG、2本のPGを決める。後半26分にはスクラムからNO8アマナキ・レレイ・マフィがタックラーたちをものともしないパワー満点の突破でトライ。田村がCGも決めて33-5と勝負あり。終了間際に1トライ1ゴールを返されたが、33-12と白星発進した。第2節はコベルコ神戸スティーラーズを相手にしてやったりのゲームを披露。横浜Eはガス欠覚悟でキックオフからエンジン全開。1分に田村のグラバーキックに反応した松井がいきなりトライを決めると、10分から怒涛のトライラッシュがスタート。前半10分、田村のグラバーキックをマフィがキャッチし、PR岡部崇人へオフロードパス、さらにSH荒井康植へつないでトライを奪うと、12分にはCTB南橋直哉が自陣深くから抜け出すと、サポートしたCTB梶村祐介が独走。14分には前方へ弾んだキックをキャッチした小倉がトライ! 田村もCGを3本連続で成功させて26-0と主導権を握る。前半22分に神戸Sに一本返されると、その3分後に梶村がトライを奪い返し31-7。前半終了間際にも神戸Sが7点追加すると、後半最初のトライは3分にマフィがマークし41-14。最後の最後まで攻め手を緩めない横浜Eは後半34分に運動量が落ちない梶村がハットトリックを決めれば、39分にファンダイクもトライ。小倉がCGを成功させて55-21。昨季『トップリーグ』第2節で10-73と大敗を喫した神戸Sに新リーグでやり返したのだ。昨季5位と最高位に導き、今季はトップ4撃破をターゲットにする就任2年目の沢木敬介監督は「『自信を持っているフィットネスのところで勝とう』『前半からぶっ飛ばしていこう』というプランでやった。ただ、最後にガス欠した。ロッカールームでも選手たちに『フィットネスがもうちょっと必要』と話した」とニヤリ。田村主将も「僕自身もっとうまくコントロールしたり、バランスを保とうと思えばできた場面もあったが、このチームはやると決めたら極端に出した方がいいチーム。ちょっと強引に進めた場面もあったが、いい方に出てよかった」と強気のタスクの理由を明かした。移籍2季目の松井が「梶村選手と同様、走り切るということがしっかり出せた。去年70点いれられている相手なので、リベンジで勝てたことはよかった」と喜べば、新加入の梶村も「昨季まで自分の中で小さくまとまっている感覚があったので、『もう一度昔のプレースタイルに戻ろう』『アグレッシブにボールを前に運んで自分の強みのボールキャリーに戻ろう』と取り組んできた」と自信を深めた。昨季途中に加入したマフィも「9月から5か月くらいずっと走っている。フィットネスがある。沢木監督はこのチームを強くするためにフィットネスが一番大事だと強化している」と胸を張った。『トップリーグ2021』第3節ではイーグルスはワイルドナイツに0-47と完敗を喫しながらも、プレーオフトーナメトン準々決勝では17-32と確かな成長の後を見せた。アタックにさまざまなアイデアを持つ沢木監督が無策で第3節に臨むとは考えにくい。久々の公式戦となる埼玉WKを驚かせる秘策を用意していることだろう。それでも埼玉WKに気後れもなければ、気負いもない。1月17日、世界的名将として知られるロビー・ディーンズ監督は再始動を前に「みんなよく帰ってきてくれた。今季はシーズンが長いので、我々にも十分チャンスがある。エンジョイしよう」と選手たちに伝えたという。全体練習後にHO坂手淳史主将が「この2週間は正直メンタル的に難しく、グラウンドで練習できずに不安はあった。でもやってみたら体は動いた」と振り返れば、同じHOの堀江翔太も「今日の練習で頭は切り替わった。何となく不安もあったが、自信の方がちょっと増えてきた。間が空いた分、頭がリフレッシュした。(コンビネーションも)チグハグなところはなかった」と前向きな言葉を発した。キックオフ48時間前に発表される試合登録メンバーは以下の通り。【埼玉ワイルドナイツ】1クレイグ・ミラー、2堀江翔太、3ヴァル アサエリ愛、4マーク・アボット、5ジョージ・クルーズ、6長谷川崚太、7布巻峻介、8ジャック・コーネルセン、9内田啓介、10松田力也、11マリカ・コロインベテ、12ハドレー・パークス、13ディラン・ライリー、14竹山晃暉、15野口竜司、16坂手淳史、17稲垣啓太、18平野翔平、19谷昌樹、20ラクラン・ボーシェー、21小山大輝、22ヴィンス・アソ、23福井翔大【横浜キヤノンイーグルス】1岡部崇人、2庭井祐輔、3津嘉山廉人、4コリー・ヒル、5アニセ サムエラ、6コーバス・ファンダイク、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9荒井康植、10永富健太郎、11エスピー・マレー、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14竹澤正祥、15小倉順平、16高島忍、17五十嵐優、18松岡将大、19田中真一、20安井龍太、22天野寿紀、22ハヴィリ リッチー、23マイケル・ボンド埼玉WKはまさにスター軍団と言えるメンバーを揃える。日本代表がズラリと並ぶフロントローはどちらが先発でどちらがベンチかわからない。イングランド代表45キャップのLOクルーズにウエールズ代表29キャップのCTBパークスとともにSO松田力也、CTBディラン・ライリー、FB野口竜司ら日本代表勢もズラリ。中でもオーストラリア代表最強&最速トライゲッター・コロインペテの日本デビューに注目が集まる。またサブに控えるFLボージェー、WTB/CTBアソの新加入組も楽しみである。一方の横浜Eは田村、松井のメンバー外が残念である。果たして埼玉WKがブランクを感じさせない強さを披露するのか、横浜Eがフィットネスのアドバンテージを見せ付けるのか。『NTTリーグワン2022』第3節・埼玉WK×横浜Eは1月23日(日)・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場にてキックオフ。試合当日はDJ KOO、hitomiのスペシャルゲストが会場を盛り上げ、アンバサダーの福岡堅樹も来場する。さらに埼玉WKのオリジナルベースボールシャツを来場者全員にプレゼント。2週間遅れの“開幕戦”が楽しみでならない。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2022年01月22日『トップリーグ』から『リーグワン』へ戦いの舞台が変わっても、この両チームによる熱戦に変わりはないだろう。東京サンゴリアス×トヨタヴェルブリッツ。『ジャパンラグビー トップリーグ』で毎年のように手に汗握る好試合を展開してきたカードが『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第2節に組まれた。サントリーサンゴリアス×トヨタ自動車ヴェルブリッツの『トップリーグ』での名勝負の数々を記憶しているファンも多いだろう。『トップリーグ2017-2018』第8節ではトヨタが後半からの3トライ3ゴールで31-13とリード。しかし後半20分から3トライ1ゴールを返され、さらに後半35分PGを決められて31-32とサントリーに逆転を許した。それでもトヨタはラストプレーでハーフウェイライン付近でPGを獲得。劇的勝利を手にしたと思われたが、SOライオネル・クロニエのキックはわずかに届かず、サントリーが32-31で勝利したのだった。『トップリーグ2018-2019』開幕戦では試合終了のホーンが鳴ってもトヨタが25-20とリード。だが、ラストプレーからサントリーに猛攻にさらされたトヨタは後半44分、姫野和樹主将がシンビン(10分間の一時退場)となり、数的不利に陥る。それでも粘りのディフェンスを見せたトヨタだったがとうとう後半49分、認定トライを許し25-27の逆転負けを喫した。最後まで諦めないチームメイトの姿を見て姫野は涙を流したのだった。シーズン不成立に終わった『トップリーグ2020』では、残り10分まで相手を完封し、8トライを量産したサントリーが60-14のワンサイドゲームを披露。『トップリーグ2021』第5節では、ブレイクダウンで優位に立ったトヨタが26-12とリードして前半を折り返す。それでも後半に早々にテビタ・リー、中野将伍のWTB勢の連続トライでサントリーが主導権を握ると、後半19分にSH流大のトライでついに同点……と思われたが、TMOで確認の結果トライは無効となった。普通のチームであればここで流れを失うのだが、サントリーはひと味違う。4分後にテビタ・リーがこの日2本目のトライ目を奪い、あっさり同点。その後1本ずつトライとコンバージョンを決めて36-36で迎えた後半41分、10mラインを超えた左側からサントリーはPGを選択。この日6本中3本成功とショットの精彩を欠いたオールブラックスの司令塔ボーデン・バレットが、最後の最後でボールをポールに当てながらPG成功、劇的勝利を飾った。試合内容とは裏腹に『トップリーグ』での対戦成績を見るとサントリーが16勝1分2敗と圧倒。トヨタ自動車の勝利は2010-2011季まで遡らなければならない。さらに優勝回数もサントリーが最多タイの5回制覇に対して、トヨタ自動車は3位が最高位である。両チームの間には歴然として差が存在するのだ。東京SGは東芝ブレイブルーパス東京との『NTTリーグワン2022』開幕戦で幸先のいいスタートを切った。前半3分、CTB中村亮土の突破からWTB尾崎晟也がインゴールにボールを運び東京SGが先制すると、8分には19歳の長身LOワーナー・ディアンズがトライを返す。26分に東京SGのNO8ショーン・マクマーンが個の力を発揮してトライをマークすると、28分にこぼれ球に反応したWTBジョネ・ナイカブラがそのままインゴールへ突入。FBダミアン・マッケンジー(東京SG)、SOトム・テイラー(BL東京)の両キッカーがPGで加点し、前半を27-24の東京BLリードで折り返す。後半に入ると、一気に東京SGが畳み掛ける。後半4分ラインアウトからのアタックでマクマーンが中央突破、9分にはラインアウトからのドライビングモールでマクマーンがハットトリックを達成。後半13分にLOジェイコブ・ピアスのこの日2トライ目を決めると、東京SGは後半15分に昨季の最多トライゲッターのテビタ・リー、後半18分にSH齋藤直人、NO8テビタ・タタフを投入し、さらにギアを上げる。圧巻は後半23分だ。自陣5mラインで相手ボールをマクマーンが拾うとすぐさま走り、相手に捕まるとタタフへパス。タタフは左サイドのリーへボールを託すと、リーは爆発的なスピードとタックルをものともしない強さで相手陣5mラインまで距離を稼ぐ。最後はパスと見せかけた齋藤が自らインゴールへ飛び込んだ。後半27分にテビタ・リー、29分に中村と立て続けにトライを決めた東京SGは60-46という開幕戦らしいド派手なゲームで勝点4を手にしたのだった。持ち前のアグレッシブアタッキングラグビーを披露した東京SGだが、46失点とディフェンスに不安を覚えたファンもいることだろう。だが、そこはまだ開幕戦。ピークはまだまだ先にある。過度な心配は無用である。事実、試合後、監督とキャプテンは前向きにゲームを振り返った。ミルトン・ヘイグ監督が「『リーグワン2022』の開幕戦の独特な緊張感もある中で反則をしてしまった部分もあり、厳しい戦いになったが、勝利できたことはいい収穫。課題も多く見え、特にディフェンス面で課題があったが、試合の中で7トライ、60点を取れたことに満足している」と笑みを見せれば、中村主将も「今日の試合はいい意味でも悪い意味でも開幕戦っぽいゲームになった。チームがまだ完成し切れていない中でも自分たちの強みも出し、課題も見えた。全体を含めていいゲームだったと思う。シーズンは長いが、毎週毎週課題をクリアにして自分たちの強みを出して、最後のファイナルまで向かっていければと思う」と及第点を与えた。マッケンジーを15番で起用した意図を問われると、指揮官はこう答えた。「昨季のボーデン・バレットが10番の選手で15番もプレーできる選手であったのに対し、ダミアンは15番の選手で10番もプレーできると評価して起用している。10番で起用した田村(煕)はいいプレーをしている。彼はすごく勤勉でプロ意識やゲームの理解度が高い選手だと評価している」日本デビューでPG・CG計10本で25得点をマークしたマッケンジーは「はじめての試合、たくさんのファンの前でプレーできてうれしく思う。開幕戦は難しい試合になる中、しっかり勝つことができた。このチームはもっともっと良くなるという感触も得た。チャンピオンになるためにはディフェンスの精度を高め、チャンスを生かすアタックが必要となる」とコメント。指揮官はFBでの起用を示したが、本人はSOでのプレーを希望した。「今日は15番でプレーしたが、今後はできるだけファーストレシーバーとしてボールに絡んでプレーできるチャンスがあればいいと思っている」また主将が「ダミアンには基本的にフィールドの中で自由に動いてほしい。僕らがちょっとアジャストできていないので、彼の特徴をしっかり把握して、いいコンビネーションを作っていきたい」と気遣えば、マッケンジーも「チームメイトにアジャストするよう、日本のラグビーは『スーパーラグビー』よりも速いのでそこにアジャストしていかないといけない。ただ、スピーディなラグビーは自分のスタイルに合っていると思う。これからも学んで、アジャストしていきたい」とさらなる向上を約束した。プレースキックの際、笑顔を見せるルーティンについて改めて質問されると、マッケンジーはこのように返答した。「今日のキックはもう少し決めたかったが、全体を通していいキックはできた。何年もずっとやっていることだが、リラックスした状態でキックが蹴れるよう、ルーティンの中で笑っている。毎回機能するわけではないですけど、自分のプロセスの中としてやっている」一方、トヨタVの開幕戦・静岡ブルーレヴズ戦はご存じのように中止となった。新リーグへ向けて並々ならぬ意気込みを見せていたトヨタVとしては戦わずして勝点5を得て、複雑な思いを抱えていることだろう。トヨタVの今季こその思いは強い。12月20日の開幕直前メディアカンファレンスに出席した茂野海人共同主将は次のように語っていた。「今年こそベスト4ではなく、初代王者を目指してやっていきたい。(優勝のためには)小さいこと、詳細を詰めていくことが大事。優勝しているサンゴリアス、(埼玉パナソニック)ワイルドナイツを見ていると、本当に小さい一人ひとりの役割を全員がしっかり果たしている。僕らもしっかり一人ひとりが考えて、チームが持っているパフォーマンスを発揮できるよう突き詰めていきたい。初代王者もそうだが、日本で一番のチームになりたい」12月22日のチームの開幕前記者会見では、指揮官ともうひとりの共同主将が頂点に立つために必要なことをこう分析した。サイモン・クロンHC「たとえば昨年のプレーオフトーナメント準決勝のパナソニック戦は59分までリードしていたが、残り20分でプレーが変わってしまった。今に集中することが我々の課題だと言える。自分たちでプレッシャーをかけてしまった。しっかりゲームプランを遂行することが課題。今に集中するということで、ファイナルに進出するいい準備となる。今季は新たなプレイヤーを加えたし、スタートメンバー以外の層を厚くすることを意識してやってきた。今季はそういうところを見てもらえればと思っている」姫野共同主将「1年ぶりに帰ってきて、初代王者を狙って日々活動しているが、主将として今に集中させる、足元を見るということを意識している。リーダー陣では主体性にフォーカスしている。グラウンドの中で自分たちで問題を解決していかないといけないので、練習から選手たちが主体性を持って変えていくことが大事だとリーダー陣で話している。そういうところが残り20分勝ち切れるかどうか、ベスト4の壁を超えられるかにかかってくると思う」キックオフ48時間前に発表される試合登録メンバーは以下の通り。【東京サンゴリアス】1石原慎太郎、2堀越康介、3中野幹、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6下川甲嗣、7小澤直輝、8ショーン・マクマーン、9流大、10田村煕、11中野将伍、12中村亮土、13サム・ケレビ、14尾﨑晟也、15ダミアン・マッケンジー、16中村駿太、17森川由起乙、18垣永真之介、19辻雄康、20テビタ・タタフ、21齋藤直人、22仁熊秀斗、23テビタ・リー【トヨタヴェルブリッツ】1三浦昌悟、2彦坂圭克、3木津悠輔、4マイケル・アラダイス、5パトリック・トゥイプロトゥ、6ピーターステフ・デュトイ、7姫野和樹、8フェツアニ ラウタイミ、9茂野海人、10ライオネル・クロニエ、11ヘンリー ジェイミー、12マレ・サウ、13チャーリー・ローレンス、14岡田優輝、15ウィリアム・トゥポウ、16加藤竜聖、17清水岳、18崔凌也、19吉田杏、20古川聖人、21福田健太、22ティアーン・ファルコン、23小澤大東京SGは開幕戦と同じメンバーで臨む。タタフ、齋藤、リーがリザーブに回る層の厚さを見せ付ける。対するトヨタVはスタメンの15人中9人が外国出身というインパクトがある。LOトゥイプロトゥ、FLデュトイという世界最高峰のFW陣の日本デビューにも期待は高まる。果たして、東京SGが返り討ちするのか、トヨタVが11季ぶりの勝利を掴むのか。『NTTリーグワン2022』第2節・東京SG×トヨタVは1月16日(日)・味の素スタジアムにてキックオフ。試合前のおにぎり丸広場では、サンゴリアスマフラーや応援グッズ、サントリー製品のソフトドリンクの先着プレゼントの配布とともに、真壁信弥、菊谷崇の両OBによるプレミアムトークショーを実施。また、人気のキッチンカーが多数出店し、ラグビー体験コーナーも設置する。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対トヨタヴェルブリッツNTTジャパンラグビー リーグワン 2022DIVISION1のチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2022年01月15日昨年に続き2021年シーズンもJリーグの頂点に立った川崎フロンターレの、脇坂泰斗選手と橘田健人選手にインタビューしました。男女問わず大人気のイケメンコンビ、その関係性と素顔を探ります。大人気!脇坂泰斗選手&橘田健人選手写真左から、橘田健人選手、脇坂泰斗選手。2021年シーズンは開幕から25連勝!その後も他クラブを寄せつけない驚異の強さで首位を独走し、見事Jリーグ2連覇を成し遂げた川崎フロンターレ。なかでも、実力はもちろん、甘いマスクでも多くのファンを虜にさせているイケメンコンビ、脇坂泰斗選手と、橘田健人選手のおふたりにお話をうかがいました。脇坂こんにちは。攻撃型ミッドフィールダーをやっています。得点だったり、アシストしたりすることが僕のストロングポイントです。橘田こんにちは。(ニコニコしながら)僕は、大卒でまだプロ1年目です。たくさん走ってボールを奪うことが得意です。ーー脇坂選手はananwebに2年ぶり、橘田選手は初めてのご登場です。脇坂前回、覚えていますよ~。あの頃の僕は、試合に出ることでとにかく必死で、自分の役割を明確に掴めていませんでした。今は多少の余裕が出て、試合に限らず、他の面でもいろいろ見渡すことができるようになったかもしれません。副キャプテンも任されて責任感が芽生えましたね。橘田泰君は攻撃時のターンやシュート、ドリブルなどが本当に素晴らしいんです。ここでターンなんてできる人いないだろ、と思う場面でしちゃいますし、僕もそのようなプレーができればと学ばせてもらっています。脇坂健人は、フロンターレの練習場と大学が近いこともあり、練習試合の相手として、在学中から何人かで練習に来てもらっていたうちのひとりなんですよ。当時は練習に来ている大学生という認識でしかなかったんですけど、今年のシーズン前のキャンプにひとりで参加してきて、そこで初めてプレーヤーとして意識しましたね。小柄なのにすごい運動量で、ボール扱いもうまい。頼もしい選手だなという印象を持ちました。実際に、今季途中から試合に絡みだして、ぐんぐん成長していると感じます。自覚も芽生えて、ルーキーとは思えない存在感を放っていますね。橘田ありがとうございます(笑)。泰君は僕が入りたての頃から話しかけてくれて、そのおかげでチームに少しずつなじむことができたと思っています。脇坂僕は、一見静かというか、あまり話す方ではないと思われがちなんですけど、例えば初対面の人や新加入の選手と話していくうちに、思ったより明るいね、よくしゃべるね、と言われることが多いんですよ。人見知りは多少ありますが、もうプロ4年目なので、話しかけられたらしゃべる、というスタンスはよくないかなと思い、なるべく自分から話しかけるようにしています。健人は、僕の趣味であるゴルフの話をしてみたら、どっぷりハマッてくれて(笑)、それもあって話しやすいですね。橘田僕は最近、ゴルフと洋服が好きでして、特に泰君のファッションがカッコいいと思っています。シンプルかつカジュアルでセンスがいいんですよ。で、たまに同色のセットアップとかを着て攻めてる(笑)。僕だと絶対着れないですが、泰君はうまく着こなせていて似合っているんです。脇坂健人は服のことを先輩にいろいろ聞いているよね。よくその場面を見るよ。選手のなかでも洋服の系統がわかれていて、谷口(彰悟)選手や家長(昭博)選手など背の高い人が好むファッションは、身長が低いほうの僕たちはできないので、小柄な者同士で意見交換しています。服のなかでも、パーカーがめちゃくちゃ好きですね。確かに最近ハマッているのはセットアップ。単純に組み合わせを考えなくていいので着ています(笑)。橘田パーカー、いいですよね。(ふたりで笑いあう)ーー短時間でも仲の良さが伝わってきます。特に橘田選手は、常に笑顔でとてもかわいらしいんですね。脇坂彼は鹿児島訛りをいいように使うんです(笑)。上京して4、5年経つから抜けているはずなのに、ワンポイントで(訛りを)出してくるんですよ。橘田(笑いながら首を横に振る)脇坂それでこのかわいい笑顔だから、僕はハマッちゃいます。弟気質なのかもしれませんね。それでいてピッチではガツガツいくんで、そのギャップに注目してください(笑)。橘田これからもかわいがってもらえるように、引き続きかわいくいるようにします(笑)。でも、僕は人見知りなんですよ。とりあえず同級生がいたら明るくなるんですけど、先輩が関わってくると緊張しちゃう部分もあるので、これからもっと明るい面を出していけたらと思います。ただ勝つんじゃない、僕たちは“圧倒的に勝つ”ーーそのギャップは橘田選手だけに限らず、かと。これまで何人ものフロンターレの選手を取材させていただきましたが、脇坂選手も含めてみなさんとても穏やかな印象です。ですがピッチでは、今季もフロンターレは、勝利に貪欲でただただ“強い”。王者の風格をも感じます。脇坂シーズンは長いので良い時、悪い時というのが当然あります。波があるなかでも、チーム全体が一体感を持って、同じ方向を向いて戦えたのが、2連覇できた要因の大きなひとつだったと思います。監督がトップに立ち、そこに選手を束ねるキャプテンやベテランの方々、勢いのある若手が続く。悪い状態の時は先輩方が引っ張り、若手も突き上げる。そういったバランスが非常にいいチームだと思いますね。橘田勝ちへのこだわりがすごいと思います。すごく驚いたのが、引き分けた後のチームの雰囲気。悪いというか、めちゃくちゃみんな悔しがってて、僕の大学時代とは比べられないくらいの空気だったんですよ。こういうチームが勝つんだと思いました。鬼さん(鬼木達監督)も普段からミーティングで口に出していて、選手に自然と浸透していますね。脇坂そうだよね。僕たちは、勝ったとしても内容的に納得がいかなかったら、みんなで反省するんですよ。他クラブから来た選手からは、勝ってもこういう(喜ばない)雰囲気なんだと言われます。ただ勝つんじゃなく、“圧倒的に勝つ”を目標としているので、そういった点が強さの秘訣かなと思いますね。ーー憧れの選手やライバルは?脇坂ヴィッセル神戸のイニエスタ選手に小さい頃から憧れていましたね。ライバルという存在はいないですが、強いていうなら、昨年移籍した守田(英正)選手とは、お互いに高め合ってプレーしたいなと思っています。橘田僕も憧れはイニエスタ選手です。大好きで、参考にしています。ライバルは…。脇坂碧(田中)?橘田いやいやいや(笑)。同じ歳ではありますが、僕が入団時からすでにかなり強かったので上の存在です。脇坂謙虚(笑)。ーー最後に、おふたりにとってのサッカーとは何ですか。また、せっかくなのでこの機会にお互いの要望を言い合うのはどうでしょう。脇坂サッカーは人生ですね。これがなくなったら、ただのゴルフ、洋服好きの男です。それくらいサッカーを一番に考えてやってきました。橘田僕の人生からサッカーを取ったら…、頭は悪いですし、コミュニケーションも苦手ですし、普通の人にもなれないですね(笑)。だからサッカーとは、なくてはならない存在です。脇坂これも謙虚だなぁ(笑)。ーーでは、おねだりを。脇坂試合前にいつも健人に言っている、今日も走り回ってくれよ、フォローしてくれよ、ですね。それを引き続きしてほしいです。プライベートでは、ゴルフなど行動を共にすることが多いので、送迎お願いします、って感じです(笑)。橘田僕はプレーに関して、いろいろなことをよく聞くんですね。泰君は、いつも優しく教えてくれるんで、今後も優しく教えてください(笑)。脇坂優しくって。冷たくするとか、逆に意味わかんないし(笑)。ともかく来季も頑張ろう!ーー終始笑顔のおふたり。つられて取材陣も頬が緩み、和やかな対談となりました。また、脇坂選手は「フロンターレは地域との関わりが強いクラブ。川崎市とともに強くなっていったと思っていて、選手はみな地域の方々へ感謝の気持ちを常に抱いています。コロナ禍でふれあいは減っていますが、終息後は積極的に交流したいですね。まずは練習場に来ていただきたいですし、もちろんスタジアムにも足を運んでいただきたい。僕は地域密着というクラブの特性を若い選手にも受け継いでもらえるようにしていこうと思います」と語ってくれました。来季はどのようなワクワク、ドキドキを私たちに与えてくれるのか。そして、フロンターレ一強の時代はどこまで続くのか。今後も見逃せません!Information川崎フロンターレの2022年の試合はこちら。FUJIFILM SUPER CUP 20222月12日(土)13:35キックオフ川崎フロンターレ vs. 浦和レッズ(日産スタジアム)2022明治安田生命J1リーグオープニングマッチ(第 1 節)2月18日(金)川崎フロンターレ vs. FC東京写真・中島慶子 文・伊藤順子
2021年12月30日今年ももうすぐ終わりですね。今日か明日ぐらいから冬期休暇に入られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。普段は仕事や家のことで忙しい親御さんたち、少しゆっくりできるこの機会にお子さんのサッカーに関連する記事をじっくり読んでみませんか。ジュニアサッカー(少年サッカー)の保護者向け情報サイト「サカイク」で2021年に配信した全記事の中でみなさんの注目度が高かった記事をランキングでご紹介します。ぜひいま一度ご覧ください。第5位今まで続かなかった子もこのノートなら続けられる! 親が言わなくても習慣化しやすいサッカーノートに隠された工夫サッカーノートを書いてほしいけど、習慣化するのが難しい。という親御さんは結構いらっしゃいますね。親があれこれ言ったり工夫を凝らさなくても、習慣化できるサッカーノートということで関心が高かったようです。お子さんが自ら習慣化できるサッカーノートは、今までのノートとどう違うのかご紹介しています。記事を読む>>第4位「夢中になれれば、最強」 乾貴士選手が語る、サッカーが上手くなるために一番大事なこと(C)CEREZO OSAKA最近はJリーガーの平均身長が高くなってきていますが、169cmと小柄ながら卓越したテクニックと的確な判断を活かしたプレーで、ドイツ・スペインで10シーズンに渡ってプレーしてきた乾貴士選手。「子どもたちにはサッカーを好きになって、夢中になるのが一番だって伝えたい」と語る乾選手が考える、サッカーが上手くなるために一番大事なことを伺いました。サッカー少年少女の保護者の皆さん、ぜひご覧ください。記事を読む>>第3位ブンデス・デュエル王を育てた「答えを言わない」ポリシー。「あれやれ、これやれ」と指図しない理由......遠藤航・父の教育①(C)中河原 理英日本代表の中心選手として活躍する遠藤航選手。インタビューの発言などからも人間性の高さがうかがえる遠藤選手がどんなふうに育てられたのか、お父様に伺った記事が第3位でした。幼少のころから、あれをしなさい、これをしなさいと言わず自分で決めさせることを大事にしてきたという遠藤家の育児方針は、考えてプレーをするサッカー選手を育てたい保護者の皆さんにも読んでいただきたい内容です。記事配信当時、見逃してしまった方はこの機会にご覧ください。記事を読む>>第2位昔と今の子どもを取り巻く環境の違い、最近の子がやる前から「無理」「やらない」という理由とは「子どもがチャレンジを怖がる」「失敗しそうなことはやる前から『ムリ』『嫌だ』という」少し前から、指導者や保護者の方からこんなことを聞くようになりました。最近の子どもたちがやる前から「ムリ」と言うのはどうしてなのかkid’s dream プロジェクトの西脇和治さんに聞いたこの記事は、今年の前半でもランキングに入っており、非常に多くの方にご覧いただいた内容です。未就学年代から習い事で「教えてもらう」「手順がある」のが当たり前、「自由にやっていいよ」と言われると思考がフリーズする現代の子ども達が、どうしたら自らチャレンジをするようになるのか、いま一度ご覧ください。記事を読む>>第1位【タイプ別診断】あなたはどのタイプ? 子どもへの態度をチェックして自分の過干渉のタイプを知ろう今年一番反響があったのは「過干渉」についての記事でした。子育てにおける過干渉、内心気になっている方も多いですよね。「自立を促すようにしているつもりだけど、もしかして過干渉になってる......?」と、どんな接し方が過干渉になるのか、イマイチわからないという方も少なくないようで、多くの反響がありました。過干渉にもいくつかのタイプがあり、自分がどのタイプか診断できるチェックシートとタイプ別アドバイスもご紹介したこちらの記事が2021年の第一位でした。口出し、手出し以外にもある「過干渉」。子どもの自立をサポートするために、いま一度過干渉について確認してみませんか。記事を読む>>これからも様々な情報を配信していきますので、2022年もよろしくお願いいたします。
2021年12月28日2022年より双子選手としてJリーグで活躍し、日本代表でもプレーした佐藤勇人氏、佐藤寿人氏が、 ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグ「プレミアリーグ U-11」のアンバサダーに就任したことが発表されました。【関連記事】プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ3 年ぶり開催お二人はアンバサダー就任にあたって以下のコメントを寄せました。佐藤勇人氏、佐藤寿人氏 コメント「子供たちにとって、試合をすることが何よりの喜びであり、成長の源です。そうやって僕たちも小さい頃から試合を経験して成長してきました。プレミアリーグ U-11の3 ピリオド制で全員が試合に出られる仕組みは素晴らしいと共感して、このたび2人でアンバサダーを務めさせていただくことになりました。日本中の子供たちがプレミアリーグU-11 を通じてたくさんの笑顔になって、たくましく成長していくことを願っています」<プレミアリーグU-11とは>「豊かなサッカー文化を日本中に広めること」、「少年サッカーに関わる人を幸せにする環境づくり」をミッションとし、サッカーの育成年代におけるソフト面のソリューションとして発足。2021年までに全国37都道府県に拡大、約600チームが参加、約4,000以上の試合を実施する日本最大の私設リーグ。負けたら終わりのトーナメント方式の公式戦では、いわゆる「上手な子」しか試合に出られない勝利(成績)至上主義が根強い日本のスポーツ文化の現状に対する問題意識からスタートしており、「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」カテゴリー分けされた育成重視のリーグ戦を編成し、「全員出場」「3ピリオド制」など、他にない独自の競技規則を設け、『補欠ゼロ』への取り組みを行なっています。大会ホームページはこちら>>お問い合わせプレミアリーグU-11実行委員会 事務局担当:佐々木電話:090-4590-5713Email:sasaki@pl11.jp
2021年12月24日今年も新たな超大物たちが続々とやって来た。新リーグ『ジャパンラグビー リーグワン』に各国のスター選手がズラリと名を連ねたのだ。東京サンゴリアスは昨季在籍したボーデン・バレットに続き、ダミアン・マッケンジーと2年連続でオールブラックスの司令塔を獲得。マイケル・フーパー&キアラン・リードという豪州&NZ新旧主将が去ったトヨタヴェルブリッツのFW第三列には世界最優秀選手に2度選出された南アフリカ代表FLピーターステフ・デュトイが加入、セカンドローにはオールブラックスLOパトリック・トゥイプロトゥを補強した。さらに姫野和樹が『スーパーラグビー』から帰還した。ワラビーズのWTBマリカ・コロインベテ(埼玉ワイルドナイツ)に元オーストラリア代表のユーティリティバックスのイズラエル・フォラウ(シャイニングアークス東京ベイ浦安)、スプリングボクスのファンタジスタとの呼び声高いエントン・ヤンチース(NTTドコモレッドハリケーンズ大阪)など、期待のプレーヤーを挙げれば暇がない。新加入だけではない。元スコットランド代表のSHグレイグ・レイドロー(シャイニングアークス東京ベイ浦安)や南ア代表HOのマルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、NZの経験豊富な元司令塔アーロン・クルーデン(神戸コベルコスティーラーズ)など、すでに日本でプレーしているレジェンドも揃う。世界最高峰のリーグを目標に掲げるリーグワンには、世界もうらやむタレントが在籍しているのだ。カウントダウンが進み、開幕戦への期待が高まる12月21日、東京SGの新リーグ開幕へ向けた記者会見が行われた。マッケンジーが出席し、次のように意気込みを語った。マッケンジー「日本に来られてうれしく思う。ここまで数週間、サンゴリアスでいい時間を過ごせている。『リーグワン』の開幕を楽しみにしている」日本行きを決断した理由を問われると、マッケンジーはこう答えた。「チーフスとしても、オールブラックスとしても日本へ来る機会があり、日本人のあたたかさにいい印象を持っていた。日本食も好き。日本でプレーするのは時間の問題だった。ボーデン・バレットのプレーも見ていたし、日本のスピーディなラグビーは自分のプレースタイルに合っている。バレットに相談した際も、日本行きをすごい勧められた。いい選手が揃い、マネジメントもしっかりしているので決断するのは楽だった」チームメイトについて質問が飛ぶと、このように返答した。「ショーン・マクマーンとはU-20で対戦した。レッズの(サム・)ケレヴィ、クルセイダーズにいた(トム・)サンダースともチーフスの時に対戦していた。その選手たちと一緒にプレーすることは非常に楽しみ。日本人では中村亮土、流大。流はスピードがあり、パスがうまく、ゲームマネジメントに長けている。亮土は素晴らしいリーダーシップの持ち主。ニュージーランドのチームにも参考になるほど、素晴らしいリーダーシップをピッチ内外で発揮している。非常に強い選手で、彼とケレヴィのCTBコンビは相手にとっては脅威になるはず」マッケンジーはサンゴリアスのスタイルは自身のプレースタイルは合致すると語る。「自分の身体はそんなに大きくないので、フィジカルコンタクトはできるだけ避けなければとならない。その分、スピードとスキルを駆使したプレースタイルを築いてきた。サンゴリアスのアグレッシブアタッキングラグビーは自分に合っている。時間とスペースのあるラグビーは得意にしているので、ピッチのどこからでもアタックできるところをファンにお見せしたい」SOかFBか、希望するポジションを聞かれると、こうコメントした。「SOでプレーするのが自分の希望。自分のスキル、能力を一番発揮できると思う。だが、チームファーストでFBを求められればしっかりその役割を果たしたい」そしてマッケンジーは『リーグワン』初代王者に名を刻むことを誓った。「新リーグで初代チャンピオンになること。初代チャンピオンになるためにやれることをすべてやる覚悟はできている」また記者会見に同席した田中澄憲GMは「我々のアグレッシブアタッキングラグビーに最も適した選手だと思っているし、アグレッシブアタッキングラグビーをさらに進化させてくれる選手」と期待を寄せた。(写真左より)パトリック・トゥイプロトゥ(トヨタヴェルブリッツ・以下同)、ピーターステフ・デュトイ、サイモン・クロンHC、姫野和樹、茂野海人(C)トヨタヴェルブリッツ翌日の12月22日にはトヨタVが開幕前記者会見を実施。サイモン・クロンHCに姫野と茂野海人の共同主将、新加入のデュトイ、トゥイプロトゥが登壇し、次のように抱負を口にした。クロンHC「非常にいい形でプレシーズンを過ごしている。チームで一体感を持ってトレーニングを積んでいる。これまで築き上げたコンビネーションを見るのを楽しみにしているし、選手層も厚みを増してきたので強みとしてやっていきたい。選手、コーチ陣全員が一番になるという思いを共有し、一番、チャンピオンになるためにプロセスが大事だと理解している。ひとりひとりがそれぞれの役割を果たし、同時にラグビーを楽しむことが大切にしていきたい。非常にエキサイティングな気持ちで開幕を待ち遠しく感じている」トゥイプロトゥ「まず日本に迎えてくれたトヨタ、日本のみんなに感謝している。毎日全力で取り組んでいるし、毎日楽しんでいる。日本、トヨタでプレーできることに感謝し、開幕戦を楽しみにしているし、全力を尽くしたいと思っている」デュトイ「『ラグビーワールドカップ2019』以来、日本でプレーできるチャンスをもらえたことに感謝している。トヨタを成功に導けるようにしていきたい。自分もラグビー選手として微力ながら貢献したい」 茂野海人「例年ベスト4が続いているので今季はその壁を超えて初代王者を目指していきたい」 姫野和樹「1年ぶりに帰って来て、初代王者を狙って日々活動しているが、キャプテンとしては今に集中させる、足元を見るということにリーダーシップを発揮していき、最高のパフォーマンスを見せられるようにしていきたい」トヨタV入りを決めた要因を質問されると、デュトイとトゥイプロトゥは次のようコメントした。トゥイプロトゥ「『スーパーラグビー』で8・9年プレーし、日本に来るのは新しいチャレンジとしてとらえている。選手のサイズは少し違うが、ラグビー自体は『スーパーラグビー』と変わらない。プレーヤーのサイズは変わるが、ラグビーのスピードやコンタクトはニュージーランドに似ている。日本のラグビーはランニングの要素が大きいので、そこは新たなチャレンジになる」デュトイ「このグリーンのジャージを着て日本のファンに会えるのは非常に楽しみにしている。トヨタは南アフリカでもとても有名な会社、その一員になれるのは光栄に思っている。『RWC2019』で日本の文化に触れて、今回のオファーに即答できた。日本のラグビーは非常にスピードがあり、スキルが高い。南アのラグビーはスピードがなく、フィジカル勝負なところがあるので、日本でフィットネスを上げてランニングラグビーを経験することは個人の成長にもつながると思っている」昨季4強に終わった理由を問われた指揮官と共同主将はこのように答えた。クロンHC「準決勝のパナソニック戦は59分までリードしていたが、残り20分でプレーが変わってしまった。自分たちでプレッシャーをかけてしまった。しっかりゲームプランを遂行することが課題。今に集中するということで、ファイナルに進出するいい準備となる。新たなプレーヤーを加え、スタートメンバー以外の層を厚くすることも課題としてやってきた」姫野「リーダー陣では主体性にフォーカスしている。グラウンドの中で自分たちで問題を解決していかないといけないので、練習から選手たちが主体性を持って変えていくことが大事だとリーダー陣で話している。そういうところが残り20分勝ち切るかどうか、ベスト4の壁を超えられるかにかかっていると思う」茂野「詳細のところ、しっかり一人ひとりが役割を理解して一瞬一瞬集中してプレーすることが大事」選手4名はファンに見てほしいプレーを次のように挙げた。トゥイプロトゥ「自分の強みはボールキャリー、チームとしてラックスピードで得点につなげられると思う。あとラインアウトのプランニングもできるのでそこも見てほしい」デュトイ「ランニングラグビーを見てもらいたい。体力勝負になるが、足を止めずにファイトし続ける。ディフェンスが息をできないほどのプレーを見てほしい」姫野「ジャッカルが自分の強みだし、チームを助けるプレーなので、そこを見てもらいたい」 茂野「アタック、ディフェンスともに強気にリードする姿勢を見てもらいたい。アタックの時にスペースを見つけて味方を生かすパスを見てもらいたい」ニュージーランド帰りの姫野はハイランダーズで得た自信をこう振り返った。「主体性を大きく学んだ。『スーパーラグビー』で、アーロン・スミスなど選手が主体となってチームを変えていくのを間近で見た。そういう意味でリーダー陣がもっともっと活動できると思った。プレー面でもハイスタンダードなすごいレベルの高いリーグで十何試合やれたので、余裕が出た。メンタリティも成長を感じた」さらに姫野は初代王者を目指しながらも、今に集中する重要性を説いた。「初代チャンピオンを目指しているが、あまり見えない先の未来のことを見るのではなく、1試合1試合、1日1日の練習、1分1秒の過ごし方が初代チャンピオンにつながっていくと思う。自分自身が常に全力でやる。1秒1秒全力で走る、体を張るということを常にやっていきたい」『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』は1月7日(金)に開幕。東京SGは1月8日(土)・味の素スタジアムで東芝ブレイブルーパス東京との府中ダービーでオープニングゲームを飾り、トヨタVは1月9日(日)・豊田スタジアムで静岡ブルーレヴズを迎え撃つ。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対トヨタヴェルブリッツNTTジャパンラグビー リーグワン 2022DIVISION1のチケット情報トヨタヴェルブリッツ対静岡ブルーレヴズNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISONO1のチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイド
2021年12月23日『明治安田生命J1リーグ戦』もいよいよ残り5戦。『ACL』出場権をかけた戦いが激化し、残留争いも熾烈を極める中、川崎フロンターレが早くも連覇を決めようとしている。2位・横浜F・マリノスの結果にもよるが、早ければ11月3日(水・祝)にも等々力陸上競技場でシャーレを掲げようとしているのだ。26勝6分1敗・勝点84の1位川崎Fは『明治安田J1』第34節・ホームで浦和レッズを迎え、22勝6分5敗・勝点72の2位横浜FMは日産スタジアムでガンバ大阪と対峙する。横浜FMが負ければ川崎Fは引き分け以上で連覇、横浜FMがドローでも川崎Fが勝利すればタイトル獲得となる。横浜FMは残り5試合で全勝したとしても、川崎Fが1勝1分3敗ならばリーグ制覇だ。苦しい時期もあった。夏場にMF田中碧、三笘薫がチームを去った。8月25日・第26節でアビスパ福岡に今季初黒星を喫すると、雲行きが怪しくなる。9月5日・ホームの浦和レッズとの『2021 JリーグYBCルヴァンカップ』準々決勝第2戦では、77・83分とCKから立て続けにゴールを奪い4強入りを決めたと思われたが、87分・94分にまさかの連続失点……。アウェイゴールの差で『ルヴァンカップ』敗退を余儀なくされた。続く9月14日・韓国での『ACL』ラウンド16・蔚山戦では延長戦の0-0の末、PK戦で涙を呑んだ。しかもリーグ戦では消化ゲームが1試合少ないとは言え、2位横浜FMが勝点1差に詰めてきたのだ。背水の陣で敵地に乗り込んだ9月18日『明治安田J1』第29節で徳島ヴォルティスを3-1で撃破すると、帰国後5連勝(リーグ戦6連勝)。10月27日『天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会』準々決勝では鹿島アントラーズに3-1。フロンターレらしさをすっかり取り戻したのだった。川崎Fはなぜ最大の危機を乗り越えることができたのか。11月1日に指揮官、主力選手たちのメディア対応が行われ、異口同音にその理由を口にした。鬼木達監督が「移籍にケガ人、ポジションに人が減ってきた。我々は競争でチームを作ってきたので、そういった意味で難しい時期だった。でもそういう時期があったから今がある。橘田(健人)ひとりとっても、もともと力があったが、ここのところぐぐっときた。韓国から帰って来てから徳島戦からの5連勝だったり、隔離状態だったが毎日が楽しくかった。全員がいい表情をしていて、逆境にも強くなった」と選手たちの成長に目を細めれば、CB谷口彰悟主将は「韓国に行って敗退して大阪に帰って来て、僕は大阪に合流したが、一人ひとりの表情を見ると落ち込んでいたし、疲れていたと感じた。でも引きずるわけにはいかなかったし、鬼さんも勝負の5連戦だと言っていた。フィジカル的には厳しいものがあったが、メンタル的には充実していた。鬼さんは試合中のプレーはもちろん、練習だったり、練習後の空気や表情など細かいところまで見ている。トレーニングでもスタメン組だけを見ることはない。サブ組もきちんと見ている。選手は見てくれるというのはわかっているので、選ばれた時は期待に応えたいという思いはある。鬼さんが好循環を作っている」と監督の人心掌握術に舌を巻いた。指揮官から成長を称えられたMF橘田も「こないだの5連戦でアンカーとして出場時間も増えて、勝利という結果を得られたので、そこで自信は得られたのかなとも思う」と手応えを語りつつ、「前の選手が(コースを)限定してくれて自分が取る部分を生かしながら、攻撃の部分もレベルアップしていきたい。守備だけやっていても試合では使えないと思うし、自分も得点だったりアシストだったりをやっていきたい。もっと守備のレベルを上げながら、攻撃の部分もレベルアップしていければ」と課題を挙げた。またMF脇坂泰斗は9月26日・第30節・湘南ベルマーレ戦の逆転勝利はキャンプからの準備の賜物だと言う。「キャンプから対策される中でどう戦うか準備してきたのが大きい。去年なかった降格や残留がある中、戦い方が変わり勝点1を拾われることはあるが、湘南戦とかでアディショナルタイムとか1-0で勝ち切ったりしたのは大きい。足が止まる時間帯で追加点を諦めて守るとか、チームで統一して戦えている」CFレアンドロ・ダミアンはシンプルに一戦一戦の積み重ねだと胸を張った。「シーズンを通して連勝できていたり、新しい記録を作ったりしたが、1敗した時に若干の驚きはあったものの、自分たちがやるべきことをやることにフォーカスしてここまできた。相手ではなく自分たちのやるべきことをやってきた結果」鬼木監督は昨季との違いをこのように評価した。「去年は爆発的なゲームが多かった。今季は我慢比べで勝ち続けることで、自分たちが崩れずにいることで最後は勝ち続けることができたのかなと思う。簡単ではない時に崩れないのが、今のチームの強さ」谷口主将もチームのしたたかさに成長を感じていた。「昨季4-3-3に変えて、今年はキャンプでじっくり準備し、失点数がここまで抑えられているとは感じている。タフな選手が増えてきた。球際やハードワークでこれぐらいやらないとゲームに出られない基準というのがどんどん高くなっている。後ろの選手の出る幕がない試合もあるぐらい。得点ができなくても我慢して我慢してしたたかなゲームもできてきた」右SB山根視来は昨季と今季のレギュレーションの違いに言及した。「去年と違うのは降格があるとか、『ACL』が入って隔離生活や過密日程とかいろいろあった。相手も絶対負けられないという温度を感じるので、そういうところの変化はあるかなと」強みはまだまだある。誰が抜けても新たな戦力が台頭する土壌が川崎Fにはある。監督は次々現れる新戦力について「選手一人ひとりの自覚だと思う。このチームの素晴らしいところは選手一人ひとりの高い意識。昨季の守田(英正)も、(中村)憲剛もそう。今季だったら碧だったり、薫。毎年主力が抜けても、選手たちは誰々が抜けたと思われたくないという思いが強い。思っているだけではなく、それをしっかりピッチで表現できている」と分析し、主将も「チームは生き物。誰かが抜けたら誰かが出てくる。いい流れは作れているのかなとも思う。勝たないといけないチームなので、結果が出るまで待てないが、勝ちながら新しい選手が出てきている。チーム一人ひとりが与えられた出番を生かせるというのは頼もしく感じている」と解説した。谷口自身も激しいポジション争いの中に身を置いている。「緊張感はある。ジェジエウ、(車屋)紳太郎、山(村和也)くん、みんな素晴らしい選手なんで、自分もいい準備をしないと試合に出られない。主将とかは関係ない。自分が出ない試合でも何も心配ないぐらい。各ポジションで競争が激しかった」さて、川崎Fの面々は大一番にどのようなメンタルで臨むのか。選手たちのコメントからはそれぞれのキャラクターを表れていた。鬼木監督「そんなに大きくは変わらなくて、1試合1試合ということ。2位の結果によっては優勝があるが、1試合1試合目の前の試合に向かっていった結果。これで決めたいという思いもあるが、それよりも勝ち続けたいという雰囲気を感じる」谷口主将「僕らが勝点3積み上げないと始まらない。でもいつも通りにするつもりはない。ここで優勝への思いを押し殺したり、隠したりする必要はない。優勝するために目の前の試合で勝点3を全力で取りにいくというのを出していいと思う。優勝は待つものではなく、取りにいくもの。そこは隠す必要はない」ダミアン「ゴールという形でチームに優勝をもたらすことができれば非常にうれしいが、誰のゴールでもとにかくチームが優勝することが大事」脇坂「あまり普段のゲームと変わらない。個人的には首位に立てていることを楽しみたい。ずっと目指してきた優勝が目の前にあるが、首位に立っていること、強い相手とやれるというということを純粋に楽しみたい」橘田「リーグが始ってからずっと優勝を目指してやってきて、次で決まるかもしれないというところまできたので楽しみだし、しっかり勝って優勝を決められるよういい準備をしたい。これまでも試合に集中し、少しでもチームに貢献できるようやってきたので、自分にできることを集中してやってチームに貢献したい」山根「リーグ戦なので、ただの一試合に変わらない。いつもと一緒。目の前の勝点3だけを目指してやりたい」3月21日の第6節で5-0と粉砕し、9月の『ルヴァンカップ』では第1戦・1-1、第2戦・3-3で屈した浦和へ対する思いはこうである。鬼木監督「しっかり自分たちが主導権を持って戦いたい。攻守にアグレシップに仕掛けていくことが大事だし、それが勝利への近道だと思う。修正すべきところは修正しないといけないが、強気に自分たちのサッカーをしていきたい。(『ルヴァンカップ』では)自分たちのミスもあったが、ミスで終わらせるのではなく、細かいところも詰めながら意識したい。でも、そういうものに引っ張られすぎる必要はないので、そこはバランスを持って臨みたい」谷口主将「『ルヴァンカップ』敗退となり、選手たちの悔しい顔を見てシンプルに悔しかったし、自分はそのピッチにすら立てなかったのでなおさら悔しい。『ルヴァンカップ』のリベンジ、浦和に勝ちたいという思いは強い」ダミアン「浦和は能力の高いチーム。でも自分たちがやるべきことをやれば、自ずと結果は付いてくると思う。相手のことは気にせず、自分たちのことに集中して浦和戦に臨みたい。自分にとってはやりやすい相手と言えるかもしれない。浦和だけではなく能力が高く、勝利を目指して積極的に前に出てくるチームは、守備的なチームよりもやりやすいので」脇坂「確かに浦和戦は得点だったり、ホームの『ルヴァンカップ』でもアシストできたりしたので、また出したいなという思いはある。山中(亮輔)選手のところがひとつストロングになっていると思うので、逆にそこを狙っていきたい。高い位置を取ってくるので、そこを狙いたい」橘田「一人ひとりの技術があり、チームとしてもポゼッションや相手を見てカウンターをやってくるのですごくうまくて強い相手だと思う」山根「今日本の右SBは酒井(宏樹)選手なので、代表活動でもいろんな話をして刺激を受けている。初めて対戦するので楽しみであり、自分もできるんだというところを見せたい。勝利と自分のパフォーマンスの両方を追い求めたい」もちろん、浦和も勝点3を譲るつもりはさらさらない。17勝7分9敗・勝点58の3位に勝点3差の5位につける浦和は『ACL』出場権を得るために勝点を積み重ねていかなければならない。リカルド・ロドリゲス監督は11月1日の定例会見で川崎Fについて「1位にいるのは偶然ではない。いい印象を持っている。夏は少しケガ人が出て、我々が『ルヴァンカップ』で先に進むことができたり、福岡戦で敗戦したりしたが、またレベルを取り戻している。いいサッカーをするチーム」と評価しつつ、「我々は挑戦者として挑みたい。『ACL』出場を狙っているので、そこに向けて全てをかけて戦いたい。また、フロンターレと戦うことによって、自分たちの立ち位置がわかる。来季優勝を狙う上で今はどこにいるのか把握するためにもいい試合だと思う」と意気込みを語った。果たして、川崎Fが連覇を決めるか、それとも浦和が『ACL』へ望みをつなぐのか。『明治安田J1』第34節・川崎F×浦和は11月3日(水・祝)・等々力陸上競技場にてキックオフ。チケットは予定枚数終了。試合の模様はDAZN、NHK総合にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2021年11月02日アイドルグループ・NMB48と関西Jリーグ3チーム(ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸)のコラボビジュアルが18日、公開された。同企画は、結成11周年を迎えたNMB48が、11(イレブン)周年にちなみ、関西Jリーグ3チームとコラボ。11月3日に開催される「NMB48 11th Anniversary LIVE」に向けて、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸の3チームのユニフォーム姿のメンバーがSNSで動画などを発信していく。コメントは以下の通り。■小嶋花梨11周年を記念して、J1サッカー3チームのユニフォームをお借りして撮影させて頂けて、とても光栄です! ユニフォームを着ると自然とメンバーの団結力がアップした様な気がしました! NMB48 1期生全員卒業後初のコンサート。新生NMB48の団結力をお見せします!
2021年10月19日J.S. パンケーキ カフェ(J.S. PANCAKE CAFE)から、秋の期間限定メニュー「~ヘーゼルナッツ香る~リッチモンブランパンケーキ」が登場。2021年10月7日(木)から11月末までの期間で提供される。J.S. パンケーキ カフェの秋限定「リッチモンブランパンケーキ」毎秋恒例の限定メニューとなっている、J.S. パンケーキ カフェのモンブランパンケーキ。2021年は、ヘーゼルナッツが香るパンケーキに、フランス産の栗を使用したマロンクリームをたっぷりトッピングした、秋の訪れを感じさせるリッチな味わいに進化してラインナップに加わる。ヘーゼルナッツ香るパンケーキにたっぷりのマロンクリーム栗本来の味わいと香りを引き出したマロンクリームの中には、渋皮栗のアイスクリームや口当たりなめらかなホイップクリーム、サクサク食感のクレープ生地を忍ばせて。食べ進める中で別添えのベリーソースをかければ、濃厚でコクのある味わいに酸味が加わり、より上品な味わいのハーモニーが楽しめる。商品情報J.S. パンケーキ カフェ「~ヘーゼルナッツ香る~リッチモンブランパンケーキ」提供期間:2021年10月7日(木)〜11月末価格:1,518円展開店舗:J.S. パンケーキ カフェ 全店、J.S. フーディーズ 天王寺MIO店+275円で「栗増量Ver」に変更可。
2021年10月09日J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)とのコラボレーションアフタヌーンティー「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」が、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで2021年10月1日(金)から11月30日(金)まで提供されます。J&M デヴィッドソンとのコラボアフタヌーンティー英国生まれのJ&M デヴィッドソンとインターコンチネンタルが初のタッグを組む「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、J&M デヴィッドソンの2021年秋冬コレクションから着想を得た、英国に馴染みのあるメニューを展開。“フリンジ カーニバル”バッグを表現したモンブランスイーツは、アイコニックな“フリンジ カーニバル”バッグをモチーフにした「モンブラン」や、コレクションに登場するスミレ柄のオリジナルプリントをデザインした「アップルクランブルタルト」、コレクションのキーカラーであるオリーヴグリーンを取り入れた苺&ピスタチオのチェック柄ケーキ、ナガノパープルとシャインマスカットを贅沢に使用した英国のグラススイーツ“トライフル”などが並びます。セイボリーは“イギリスと秋”をテーマに“イギリスと秋”をテーマにしたセイボリーは、伝統的なイギリス料理“ローストビーフ”やイギリス国旗のデザインから着想を得た“ズワイ蟹のジュレ”、秋トリュフとポルチーニ茸の芳醇な香りが印象的なライスケーキの3種類が揃います。ランチプランやテイクアウトプランもまた、「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、イギリス料理“コテージ・パイ”と一緒に味わうランチプランや、客室でゆっくり楽しむ「プライベート・アフタヌーンティー」、自宅で味わうテイクアウトプランなども用意。多彩なプランの中から希望のスタイルをセレクトして、特別なアフタヌーンティーを楽しむことができます。【詳細】「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」提供期間:2021年10月1日(金)~11月30日(金)場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)住所:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー時間:14:00~、16:30~(L.O.)※2時間制価格:5,380円メニュー・スイーツ:モンブラン、アップルクランブルのタルト、サン・セバスチャン、葡萄のトライフル、洋梨の赤ワインコンポート&チョコレートガナッシュ・セイボリー:ローストビーフグラハムトースト、ズワイ蟹のジュレカブ&ビーツソース、ポルチーニ茸のライスケーキ秋トリュフ&チェダーチーズ、・スコーン:マロン、アールグレイクロテッドクリームと無花果ジャムで・ドリンク:コーヒー、紅茶、ハーブティー、フレーバーティーなど20種以上のセレクションから好きなだけ楽しめる■ランチ&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:11:30~※2時間制価格:6,600円■プライベート・アフタヌーンティー時間:第1部 12:00~、第2部 16:00~※3時間制、月~木曜日の平日限定での提供。価格:1室大人4名利用時:9,800円、大人3名利用時:10,500円、大人2名利用時:11,800円、大人1名利用時:15,800円※上記は、1名・サービス料込の価格■テイクアウト・アフタヌーンティー J&M デヴィッドソン受取時間:14:00~19:30※受取希望日前日20:00までの要予約価格:スタンダード 4,320円、プチ 3,240円■ナイト・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:18:00~※2時間制価格:7,150円■STAY&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン価格:プレミアムルーム 1泊1室2名 49,600円~(サービス料込、都民税別途)※表示料金は特別表記がない限り、別途15%のサービス料が必要。※提供時間が変更になる場合がある。※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】TEL:03-5783-1258(レストラン予約直通)
2021年09月27日昨シーズン限りで現役を退き、指導者として新たなスタートを切った佐藤寿人さん。Jリーグ通算220ゴールを決めたストライカーは自身の経験を子どもたちに伝えるために、様々な視点を持って指導に当たっています。前編で自身のキャリアを振り返りつつ、柏レイソルなどで活躍をした長谷川太郎氏が代表を務める一般社団法人TREが主催した"TRE2030 STRIKER PROJECT"の各ACADEMY(ストライカーアカデミー・TRE.Lab・朝TRE・ゴールスキルサーキット)の「SPECIALストライカークリニック」で子どもたちに伝えたかったことをお話しいただきました。後編の今回はストライカーとして持つべき心構えについて、教えていただきます。(取材・文:松尾祐希)(写真:松尾祐希)<<前編:J通算220ゴール、稀代のストライカー佐藤寿人が語る世界で活躍するストライカーの共通点■世界で通用するFWを育てるためには動きの「言語化」が大事――今、世界で得点王を取るようなストライカーが日本人ではまだいません。世界で通用するFWになるために何が必要なのでしょうか?FWに限らず選手を育てる上で、決まった枠組みはいらないと思っています。一人一人個性は違いますし、選手の特徴を少しでも伸ばしてあげたいからです。その上でより高いレベルでプレーできるように促してあげたいんです。自分はストライカーとして育ててもらいましたが、誰もが成功体験を持ってアプローチすることが難しいポジションです。GKであれば専門的なトレーニングができるコーチがいますが、FWはなかなかいません。まだまだFWの動きについて言語化されていないので、そういう落とし込みをしていくことは大事なのではないでしょうか。――言語化というところで、今日の練習ではチャレンジする姿勢についてお話をされていました。個人の意見ですが、GKと比較すると、FWは楽なポジションです。シュートミスをしたとしても、次のチャンスを決められればミスを帳消しにできるからです。一方でGKは一つのミスが失点に結び付きます。そう考えれば、FWは一つのミスを十分に挽回できるポジションなので、それも含めて指導者が向き合い、選手たちのメンタルを強化しないといけません。■メンタルを強くするためには「ミス」を次に生かす考え方が重要――メンタルを強化していく上で何が大事なのでしょうか。ミスをミスで終わらせないことが大事になります。ミスをすると、どうしても大きなミスとして捉えてしまいがちです。特にFWは周囲からのプレッシャーを感じてしまうポジションなので、一つのミスを「次に進むためのステップ」と捉えられるかが重要です。ミスのまま終わらせてしまうのか、ミスを次に生かせるか。考え方次第でミスの捉え方が変わってきます。僕はプロの世界で220得点を取っていますが、そのぐらい決めるためには合計で800本以上シュートを打っています。それだけシュートを外してきたので、それをいかにゴールに繋げるかが、ゴールを量産するためのカギかなと。子どもたちもミスをミスで終わらせないで、ミスから自分の技術や判断がどうだったのかを考えて、次に繋げられるかが大事になります。幼い頃からそのような思考で取り組んでいる選手と全くやってない選手であれば、その後の成長曲線がまるで違ってくるのではないでしょうか。――早い段階でそういう意識付けがされていると、全然違うんですね。そうだと思います。答えを選手自身に考えさせる。指導者が答えを与えるのではなく、選手が判断できるようになる。今回のトレーニングではそこを意識して指導していました。■自分が決めるという想いは持っていないといけない――ミスを次に繋げる姿勢を持った上で、FWとして大切にしてほしい部分はありますか?僕は中学時代に、この身体のサイズではプロは無理だと言われました。中3の時にポジションが2列目になって背番号も10番から9番になりましたが、全く嬉しくありませんでした。高1の時もMFで、「MFをやるぐらいならサッカーを辞めたい」と思っていたほどです。どのポジションをやってもFWとしてのこだわりは持っていましたね。誰よりもゴールを取るポジションをやりたったからです。プロ3年目にセレッソ大阪へ期限付き移籍をした際に左ウイングバックで出場する試合がありましたが、FWをやりたいという気持ちは持ち続けていました。FWとしてプレーする覚悟を持って、良い意味で我慢強くやって譲らない。もちろん他所からの意見やアドバイスには耳を傾けますが、自分が曲げられない部分、折れない部分を持つことがFWとして大事なのではないでしょうか。――FWであれば、状況を見つつ、エゴイスティックにゴールを狙うべきということですよね。やっぱり、自分が決めるという想いは持っていないといけません。味方が決めてくれればというメンタリティーでいけば、プロの世界で生き残れません。自分が決めるのではなく、「味方が決めてくれれば」と発言している時は、どこか自分に自信がなくてパフォーマンスが良くない時なんです。つまり、ゴールが取れない責任を他者に転嫁している時期。責任を全部自分が背負うぐらいでないといけないんです。味方がフリーな状況であれば、パスをする選択肢は持つべきですが、自分が打って決められると思うならシュートを選択すべき。もちろん、決められなかった時はその批判を受けないといけません。■シュート練習で重要なのは本数ではない――ゴールを決める自信を付けるためには、日々の取り組みが大事ですよね。シュート練習は本数ではなく、しっかり決めることが大事。それこそプロでもゴールに拘らず、決まらなかったら何本も打ち直す選手が少なくありません。でも、試合では1本のチャンスを決めないといけません。試合中にシュートを打つ場面は限られていますし、途中出場の選手だともっと打てません。結果を出さないと次はないという世界で生きているのに、普段の練習であれば10本打って決められない状況では試合で結果を出せません。また、練習で多くの選手はPA外からシュートを打ちます。試合中に離れた位置から打つ場面は多くないので、練習からより試合に近いシュチュエーションを作ってシュートを打たないといけません。■上手くいかない原因を逐一考えながら練習することで身についていく――クリニックで浮き球のシュートをされていたのは、試合を想定してということでしょうか。そうですね。浮き球のシュートは難しく、なかなか枠に飛ばせないかもしれません。大人でも難しいものです。少しでもボールがイレギュラーしたり、足の入れ方を間違えると、枠に向かわないですし、ボールが上に外れてしまいます。なので、1回ずつちゃんとボールを見て、しっかり打つ。それを重ねていくと、そのサイクルが日常になってしっかり打てるようになっていくと思います。確実に打てるようになるためには、先ほど話した通り、浮いてしまった原因を自分で考えないといけません。僕が「浮いた時はこうやらないといけない」と話しても、外側からの意見であって選手の感覚とはまた違います。選手が自分で考えて、練習に取り組めるようになることが望ましいと考えています。■世界で活躍しているストライカーの得点パターンで多かったのは......――今回のトレーニングではボレーシュートのメニューを行いました。また、ワンタッチで打つメニューもかなりありましたが、その狙いを教えてください。ワンタッチで打つことは大事。トラップをしてしまうと、相手に守備の機会を与えてしまうからです。カテゴリーが上がると、簡単にはゴールが決められません。ボールを持ってから仕掛けていく場合もありますが、極力相手に守備の機会を与えないようにしないといけないですし、得点王を取るためにはワンタッチシュートが絶対条件になります。トラップしてシュートを打てば、相手に守備の時間を与えてしまいます。なので、ワンタッチで打つ練習をしないといけません。トップレベルの選手でも、1回止めて外してから自分がやりたいようにシュートを打つ場合があります。もちろんそういうゴールもありますが、シーズンで20得点を決めても1つか2つしかない形です。そのスーパーゴールのために莫大の時間をかけるのであれば、もっとパーセンテージが高いシュートパターンに時間をかけて方がいいですよね。ワンタッチのシュート、横から来たボールをワンタッチで打つ形、振り向きざまに流して打つ。このようなトレーニングの方が効率的ですよね。僕は世界で活躍しているストライカーの得点パターンを調べました。すると、ほとんどがペナルティエリアの中でした。そして、ワンタッチ、2タッチ、3タッチ以上の比率を調べたら、やっぱりワンタッチの割合が多かったんです。つまりオフのところで相手を外して少ないタッチ数で打たないといけないし、今日のトレーニングでやったみたいに角度を作って打たないとワンタッチでシュートに持っていけません。いろんなタイプのストライカーがいますが、もっとデータをとって選手にあった形でアプローチできるといいですよね。今の日本人でワンタッチゴールが上手なのは上田綺世選手(鹿島)やオナイウ阿道選手(トゥールーズ/フランス)が上手ですよね。(オナイウ選手のように)J2やJ3で経験を積んで、成功体験を重ねた上で自分の形を作ることも大事です。何故ならば、出場機会を得られないと成功体験が得られないからです。特にFWは外国籍選手を獲得する可能性が高いポジションなので、日本人が活躍するのが難しいポジションです。そうした環境面も含め、生き残るためにピッチ上で自ら決断できるようになってほしいですね。
2021年09月17日9月12日(日)にスタートする女子プロサッカーリーグ『2021-22 Yogibo WEリーグ』を記念してスペシャル鼎談を開催!『東京五輪2020』に出場した三菱重工浦和レッズレディースのDF南萌華と、移籍一年目ながら浦和レッズの攻撃を司るMF小泉佳穂、そして大のレッズファンというモーニング娘。’21の横山玲奈という異色の組み合わせでお送りする。サッカー選手とアイドル、初対面の3人がどんな話で盛り上がったのか、またどんな共通点を見つけたのか、ぜひお楽しみください。横山玲奈――横山さんがレッズを好きになったきっかけは何ですか?横山「私は埼玉県出身で、生まれた時から『横山家はレッズ』という感じで育ち、ずっと応援してきました。『埼玉県のいいところは?』って聞かれたら、『レッズ!』と言うくらい。応援もすごく楽しいですし、この前(8月25日)の(サンフレッチェ)広島戦も実際にスタジアムで観戦させていただき、声は出せないけれど、手拍子で応援してすごく嬉しかったです」小泉「レッズに来てから、まだ満員のスタジアムでプレーをしていないし声が出せる状況ではないのですが、やっぱり拍手の迫力もすごい。早く声が出せる状態になり、満員の埼スタや駒場でサッカーしたいですね」南「女子もいろんなチームがあって、それぞれにたくさんファン・サポーターの方がいらっしゃるのですが、レッズが一番見に来てくれる方が多くて、皇后杯の時は1万人以上の方が入って、応援してくれています。応援がすごく暖かいので、鼓舞されてプレーにもすごく気合が入るし、とてもありがたいです」横山「私は、そういうレッズがずっと好きで、家族でずっと応援しています。その中でも今は、小泉選手を見ていて、かっこいいなと思っているので、今日はとても緊張しています」小泉「すごく恥ずかしいです。照れますね(笑)」横山「FC琉球から移籍して加入した時に、金髪のインパクトが強くて、『どんな感じの選手なのだろう』って思っていました。私はボランチの選手を見るのが好きで、小泉選手がボランチもできると書いてあって注目して試合を見ていたら、トップ下でのプレーがすっごくかっこ良くって。そこからずっと見ています」小泉「嬉しいのと恥ずかしいので、うまく言葉にならないです(笑)」横山「すみません……オタク目線で。本当にかっこいいです」オンラインで鼎談に参加した小泉佳穂――小泉選手自身、一年目からこうしてチームの中心としてプレーしているということについては、どう感じていますか?小泉「新しい監督になり、選手も入れ替わりがあったシーズンで、自分としてはとてもやりやすい状況だったので、こうして試合に絡めて、中心としてやらせていただけているのかなと思います」南「加入してすぐチームになじむのって本当にとても大変だと思うのですが、それを感じさせないプレーを見させてもらっていて、ただただすごいなという印象で尊敬しています」小泉「ここまで褒められる日はなかなかないですね(笑)。なでしこジャパンの試合は五輪でもテレビで見ていて、レッズレディースの選手も何人かいたので、ひいき目で応援していました。これからWEリーグが開幕するという事でそちらも注目しているので、実際にスタジアムへいけたらいいなと思っています」南萌華南「五輪はなかなか立てない舞台なので、とても貴重な経験でした。正直言って、とても悔しい結果に終わってしまいましたけど、東京五輪で感じた課題や反省をしっかり次に生かせていければなと思います」横山「私も見ていました!私は観戦することは好きなんですけど、自分では全く出来なくて、今回五輪で南選手を見て『本当にかっこいいな』『尊敬するな』と思ってました」小泉「自分も久しぶりになでしこジャパンの試合をフルで何試合も連続で見たのですが、特に日本は全員攻撃、全員守備で、本当にチーム力で戦っている印象があって『男子とはまた違う面白さがあるな』と思いました」南「見ていただいたということがすごく嬉しいです!もっと勝ち進んで試合を見てもらいたかったというのが正直なところです。少しでもなでしこジャパンの良さを知ってもらえたなら良かったなと思います。次の大会にむけてまた頑張りたいです」(写真左より)南萌華、横山玲奈――ところで、今日は横山さんがいくつか質問を考えてきてくださったんですよね?横山「はい(笑)。まず、お二人がチームで一番仲いい選手が知りたいです」小泉「一番一緒にいることが多いのは明本(考浩)選手ですかね。やっぱり、同じJ2から同じタイミングでレッズに加入して境遇も似ているところがあるので。後輩だと大久保(智明)とも仲いいし、先輩だと西大伍さんとか、田中達也くんとか。でも、みんな本当に仲良くしてくれるので楽しくやっています」横山「うわぁ、いいですね! 明本選手がゴールを決めた時に、ダーッと走っていく小泉選手の様子がすごく好きだったので、それが聞けて嬉しいです。ありがとうございます」小泉「そんなところを見ていたんですね。目の付け所がおもしろくていいですね(笑)」南「自分はユースからずっと一緒の長嶋(玲奈)選手、あとは清家(貴子)選手、大先輩の(安藤)梢さんとも仲良くしてもらっていますが、レディースもみんな仲がいいですね」――では、次の質問にいきましょう!横山「はいっ!私は、高校生の弟がいるのですが、レッズが大好きで、サッカーをやっています。この前も一緒にスタジアムで試合を観戦したんです。その弟からの質問です。1対1になった時に、一番大事にしていることは何ですか?」小泉「小中学生の頃には、お兄ちゃんや友達と、1対1の数をたくさんやっていたんですよ。結局DFとの駆け引きなので、とにかく数をこなすことと、大事なのはボールを足元から離さない事ですね。自分の身体から大きく離れてしまうとボールを奪われてしまうので、そこから離さないということが大事だと思います」南「自分はDF目線でいうと、相手がボールを持っている時のスピード感と、自分の間合いを意識しています。相手が速いスピードで来た時は、寄せすぎてしまうと一発で縦で抜かれてしまうので、そこはスピードをうまく吸収しながらプレーするというのをやっていて、逆に離れすぎると相手がしかけられるスペースが出来てしまうので、そこの間合いは数をこなしながら自分の中で一番やりやすい位置をみつけながらやっています。相手との距離と相手のボールを持っている状況を意識しています」小泉佳穂(C)URAWA REDS――小泉選手のようなタイプはどうですか?南「小泉選手のように、ボールをあんまり自分から離さないで持ってドリブルする選手って対応がすごく難しくて、飛び込んでいってしまうと、ダブルタッチとかで外されてしまうし、DFからしたらすごくやりづらいタイプだと思います」横山「ありがとうございました。弟に伝えます!それと、もう一つ質問させてください。私もグループ活動をしていてあることなのですが、皆さんも、チーム内で、監督や選手同士で意見が食い違う時って絶対にあるんじゃないですか?私たちで言えば、メンバーだけじゃなく、ダンスや歌の先生となどとの話の中で、自分はこうしたいけど先輩方や他のメンバーはこうしたいとかいう時があります。他の仲間と違う意見になった時の対処というか、どういう風に話をするんですか?私はそれがすごく苦手で、いつも自分を押さえて終わってしまうので、そういう時はどう乗り越えていけばいいのか、知りたいです」小泉「本当にサッカーでも同じことの繰り返しです。これは僕も普段からよく考えていることで、状況が似ていて面白いですね。たとえば、僕のプレースタイルやポジションだと、攻撃のことだと意見を発信しやすい。自分の得意分野があったとしたら、周りを認めさせることが出来れば、自分の意見が通りやすくなるというのはあります。これはちょっとサッカーに特化している話なので、まず相手の意見を尊重することが大事だと思っています。お互いを尊重したうえで、譲れないラインというのがあると思うので、そこはなるべく感情的にならず、徹底的に話し合っていくしかないと思います。自分の意見を通したいという欲を出すのではなく、あくまでチームが良くするにはどうしたらいいかという視点で話し合えれば、うまくいくのではないかなと思います。でも、僕もそこは結構難しいと思っていて、いい方法があったら教えてほしいなという気持ちです(笑)」南「自分もレッズでも代表でも年下の方なので、本当に同じ悩みがあるんです。自分は、まずは話す時は、相手をしっかりリスペクトすることが大事だなと思っていて、自分の意見はちゃんと持ったうえで、言われた意見などは受けいれて、実際にやってみて、それでもうまくいかない時は相手に言うということを実践しています。チームやグループというのは、意見が合わないことも絶対あります。そんな中で、自分の意見を持っていることがすごく大事だし、それをしっかり言い合える関係でこそすごくいいチームだと思うので、一緒にいいものを作り上げていくことが大事だなと思います」横山「自分は、あきらめちゃうと言うか、ぶつかった時に引いてしまって、『はい』ってすぐに言っちゃう癖があるのです。その後に、『もっとこうしておけば良かったな』とか思うところが多いので、もっとちゃんと向き合うべきだと思いました。ありがとうございました!」横山玲奈――さて、話は変わりますが、いよいよ『2021-22 Yogibo WEリーグ』が開幕します。南選手はどんな心境ですか?南「自分が小さいころはプロリーグというのは想像もしていなかったので、いざ始まるとなると、まだ信じられないところはあるのですが、本当にプロとして恥じないような試合をしたいと思います。トレーニングの中で話をしながらチームとして力をつけてきているので、まずは開幕戦に日テレ東京ヴェルディベレーザと試合が出来るのでそこを100パーセントで迎えられるように、みんなで準備したいと思います」小泉「プロになるということはお金をもらって生きていくということで、重圧や責任がかかりますが、だからこそ勝った時に喜びはすごく増します。自分はプロになってからの方がサッカーが楽しいと思えているので、レディースの選手たちもそう感じてくれたら、サッカーが好きな人間としてはすごく嬉しいです」南「プロ化するということは、これからはお金をもらってプレーするというところが一番の違いだと思うので、まずは自分たちがいろんな責任を負いながらも、楽しみながらプレーするということを大切にしたいです。あとは今サッカーをしている小さい女の子たちが目指したいと思えるリーグにしていけるように、責任感をもってプレーをしていきたいなって思っています」南萌華(C)URAWA REDS――ジャンルは違えど、横山さんもアイドル、アーティストとして共通点を感じる部分もあるのではないですか?横山「ファンの方に見られるということは、自分が満足をするパフォーマンスをしても、ファンの方からしたら、『もっとこうしてほしい』とか、『もっとこうあってほしい』とか、いろんなアドバイスをもらえることが多くて、それですごく迷うことがあります。『どうしようかな?』『もっとこうした方がいいのかな?』など、いろんなことを考えたりするんですけど、ファンの方があってのアイドルなので、いろんな方の意見を取り入れてパフォーマンスすることによってどんどん新しいファンの方がついてくださったりするし、『モーニング娘。’21良くなったね』と言われるので、やっぱりファンの方と一丸になってお仕事することが一番だなって思っています」小泉「ファン・サポーターの方の期待に応えつつ、自分自身で評価して成長をしていかなければいけないところは同じですね。やっぱり人に見られる職業というのは、共通点があっておもしろいなと思いますね」南「今おっしゃっていたように、ファン・サポーターの方がいてこそというのはサッカーでも共通することですし、私たちは勝利を届けることが一番の恩返しだと思っているので、アイドルとサッカーでジャンルは違うけれど、プロとして一緒にがんばっていけたらいいなって思っています」横山「Jリーグはこれまでも観戦していますが、WEリーグの試合もスタジアムに見にいってみたいと思っています!」南「横山さんは話している時、とても楽しそうで輝いていて、本当にサッカー、レッズが好きなのですね」横山「はいっ!」小泉「こういう人たちにすごく支えられて僕たちがプロサッカー選手として成り立っているのだなと思うとすごく嬉しいし、ありがたいですね」南「女子サッカーも選手だけで盛り上げるのではなく、ジャンルは違うけれど横山さんにも是非、WEリーグも一緒に盛り上げていってもらえたらいいなって思います」横山「私もサポーターとして、SNSで発信したり、メンバーとかにもいっぱいお話をして、そういうところからどんどん広めていきたいなって思っています。女子サッカーがフィーチャーされることは私も嬉しいので、どんどん盛り上げられるようにがんばりたいと思います!!」話が弾んだ鼎談の模様――最後に今シーズンの意気込みをお願いします。南「9月12日(日)からWEリーグが開幕、20日(月・祝)にはホーム開幕を迎えるので、まずはチーム全員で初戦を勝てるようにがんばることと、これから女子サッカーを牽引していく身として、しっかり責任と自覚をもって全力でプレーしたいと思います」小泉「レッズは今、『ルヴァンカップ』も『天皇杯』も勝ち残っていて、ひとつはタイトルを絶対取りたいです。そして、リーグ戦では『ACL』出場圏内を目指しているので3位以内、これは絶対に成し遂げたい目標です。個人としてまだまだチームの助けになれていないところもあるので、もっともっと成長してチームを勝たせられるような存在になりたいと思います。レディースは昨シーズン優勝していて、王者としてのプレッシャーもあるかもしれないですけど、僕たちもレディースに負けないようにがんばるので、お互いいい結果を出し合っていい刺激を与え合って、お互いのリーグを盛り上げていけたらサッカー界にとってもすごくいいことだと思うので、注目して見ていきます。お互いがんばっていきましょう!」南「ぜひ一緒にがんばりたいと思います!!」横山「これまでこうして選手の方々とお話する機会がなかったので、貴重な時間を作っていただき幸せでした。そして、やっぱりレッズが大好きなので、これからも全力で応援していきたいと思います」取材・構成:日々野真理撮影:田中丸義治メイク:渡邉栄子チケット情報『2021-22 Yogibo WEリーグ』三菱重工浦和レッズレディースvsノジマステラ神奈川相模原9月20日(月・祝)17:00浦和駒場スタジアム『Yogibo WEリーグ オフィシャルガイドブック 2021-22』書店発売日:9月6日定価:1,100円
2021年09月10日Jリーグ歴代最多得点を持つ稀代のストライカーは誰よりも貪欲のゴールを目指し、努力を重ねてきました。21年間で積み上げたゴールは220。中学3年生の時に2列目へコンバートされても諦めず、練習後は照明が消えるまでシュートを撃ち続けました。多くのゴールを決められたのも、日々の積み重ねがあったからです。昨季限りで現役を退いた佐藤寿人氏はどのような幼少期を経て、Jリーグの歴史に名を残すストライカーになったのでしょうか。柏レイソルなどで活躍をした長谷川太郎氏が代表を務める一般社団法人TREが主催した"TRE2030 STRIKER PROJECT"の各ACADEMY(ストライカーアカデミー・TRE.Lab・朝TRE・ゴールスキルサーキット)の「SPECIALストライカークリニック」に参加した際に、お話をお伺いしました。ご自身の幼少期を振り返りつつ、子どもたちに伝えたかったことは何か。前編と後編に分けてお伝えします。(取材・文・写真:松尾祐希)(写真:松尾祐希)関連記事:佐藤寿人 × TRE2030 SPECIALストライカークリニックイベントレポート■もっとゴールを奪いたい、その欲があったから厳しいトレーニングに向き合えた――以前、双子の兄である佐藤勇人氏と千葉で監督を務めた江尻篤彦氏にお話を聞いた際に、向上心がすごかったという話をされていました。改めて、ご自身の現役生活を振りかっていかがでしたでしょうか。成長したいという欲がなければ、21年もプロサッカー選手はできませんでした。ジェフ千葉に所属していた昨季も「もっと上手くなりたい」と思って取り組んでいましたし、むしろ「まだまだ下手だな」と思ったぐらいです。(上手くなりたいという想いは)現役から離れる時まで常に持っていましたし、今でもその想いは少しあります(笑)。引退後の現在でもシュートを打つと、「もっと上手くできるかな」と思うんです。現在は、プロとして結果を残さなければいけない立場ではないので、そこはもう少し楽しんでやっています。自分は子どもの頃から「上手い」と言われていたわけではなかったので、常に「もっと上手くなりたい」と思って練習に取り組んできました。もっとゴールを奪いたい。その欲があったからこそ、厳しいトレーニングに向き合えたと思っています。■昔から「自分で決めたい」という気持ちが強かった――元々、佐藤さんはFWとしてゴールに拘るメンタリティーをお持ちだったのでしょうか?昔からゴールに拘るメンタリティーを持っていて、自分で決めたい気持ちが強かったです。(中盤をやっていた際に)自らFWをやりたいという意思表示をしました。普通に考えたら、身体が小さい選手で得点もあまり取っていなかったので、指導者からすれば2列目をやった方がというのはごく真っ当な意見だと思います。育成年代の時も2列目をそのままやっていたら、プロにもなっていなかったのではないでしょうか。――逆に言えば、170cmの身長だったからこそ、駆け引きやゴールを奪う術などFWとして生きていく武器を身に付けられたとも言えますよね。そうですね。185cmや190cmの身長があれば、「このままでも十分できる」と思ってプレーを考えず、相手を外すような動きを覚えなかったと思います。身体がある程度大きな子は考えることを止めてしまう傾向が少なからずあるので、指導者もアプローチを変えていかないといけません。なので、子どもたちには常に刺激を与えるべきではないでしょうか。できる世界からできない世界に入れてあげる。できる世界に居続けると考えることを止めてしまうので、できない世界に入れて考える場を与えたほうがいいと思います。■国内外問わず、得点を重ねているストライカーの共通点――今回のトレーニングで子どもたちに伝えたかったことを教えてください。ストライカーに限ったことではありませんが、ストライカーの視点として、プレーの答えを選手自身が持つべきだと考えています。特に判断ではそうあるべきです。それ以外の部分でも育成年代ではプレーの判断をするために考え方を整理してあげたり、アイデアを与えることも必要ですが、最終的な判断はピッチに立っている選手自身でしなければいけません。上のレベルになっていけば、それこそプロの世界では一人で勝負をします。なので、選手自身が判断をしないといけないのです。特にストライカーの選手はそれが顕著になっていきます。そういう意味で、自分で考えるトレーニングから土台を作ってあげたいなと思っています。自分で状況を判断し、持っている技術を発揮できるか。そこからいかにゴールを奪うか。そこをトレーニングで落とし込んで作っていきたいですね。――今回のトレーニングを見ていても佐藤さんが意図を伝えた後は、選手たちが自分自身で考えられるようなアプローチをされていました。そうですね。基本は自分で考えること。低学年と高学年の2グループで指導をさせてもらった中で、上の年齢でもプロでも同じなのですが、シュートを打つ前は身体の向きを作り、いろんな情報を目から得なければいけません。国内、海外問わず、得点を重ねているストライカーの共通点は常に良い準備ができていることにあります。より良い準備状態をどう作っていくか。そのトレーニングをやらないといけません。今回の練習メニューは僕自身が現役時代に行っていたメニューでもあります。それを少し微調整し、子どもたちに伝わるような形にアレンジをしました。事前に文字に起こしてトレーニングの準備をしましたが、練習中は準備したものを見ながらやるわけにはいきません。事前に頭に入れておかないと、その場に応じて指導はできません。子どもたちの状況を見ながら、実際のプレーを踏まえて調整をしてあげないといけないのでそこは注力していました。■サッカーの楽しさをいかに感じてもらえるか――以前は「僕は現役選手で教える立場ではないから難しいところがある」とお話されていましたが、現役を引退されて目線が変わった点はありますか?現役時代と考え方が変わりましたし、見方も変わったと思います。現役時代と比べ、引退してからは教える機会が増えました。もちろん指導の勉強をしていますし、特に自分の三男は5歳なので、5歳の子にいかに伝えられるかというのはよく考えます。(なので、三男とボールを蹴る時は)サッカーの楽しさをいかに感じてもらえるか、その上でボールフィーリングも少しでも感じてもらえるように心掛けています。――選手目線から指導者の目線に変わってきたということでしょうか。そうですね。選手は選手でしかないので、引退後は指導者目線で見るようになりました。選教える側になって間もないので、僕自身ももっと学ばないといけないと感じています。■世界のスピードと日本の成長速度をどう縮めていくかが今後の課題――引退したばかりで子どもたちに触れる時間がまだ多くないとは思いますが、ご自身の幼少期と比べて今の子の違いは感じますか?今の子どもたちは環境に恵まれていて、良いプレーをしていると感じています。技術的にも上手くなっている印象があります。ただ、より成長を促すために刺激を与えないといけないのも事実です。成長するために世界は進化を続けているので、世界のスピードと日本の成長速度をどう縮めていくかが今後の課題かもしれません。――日本の子どもたちを見ていると、臨機応変に対応できない子が多い印象があります。そこはどうですか?もちろん日本の子は良い環境でやっているので、そこは難しいところですね。常に悪い環境でやらせれば良いわけでもないので、いろんな環境を体感させることが大事かもしれません。育成年代であれば、いろんな経験をしていくことが大事だと思います。
2021年09月08日防災グッズの製造販売を行う、株式会社LA・PITA(本社:三重県四日市市)は、防災の日に合わせ、Jリーグクラブのロゴがデザインされた「防災セット」を9月1日(水)よりJリーグ公式通販サイト「Jリーグオンラインストア」にて受注販売を行っております。防災セット豪雨や地震等の災害に備えられる、水や食品、生活必需品など計23種25点が詰まった防災セットです。JリーグクラブとのLA・PITAコラボアイテムのリュックは、前面にクラブのロゴがデザインされています。防災推奨品(一般社団法人防災安全協会)で、テントに使用される水に強いターポリン生地を採用し、夜間でも目立つ全方向反射材が付いています。応援するクラブのロゴがデザインされた防災セットは、自分や大切な人を守るための備えとして、災害時の不安なときでも心強い味方に。■JリーグクラブとのLA・PITAコラボ「防災セット」の概要価格 : 24,750円(税込)セット内容(重量:約5.3kg):・ラピタリュックすっきり美しいラインのフォルムと白を基調としたリュックは、玄関先やリビング、ベッドルームなどに置いても、全体の調和を崩さず自然と風景に馴染むシンプルなデザイン。防水性優れたターポリン生地や止水ファスナーを採用した機能性豊かなリュック。サイズ : 商品本体サイズ:約 H46×W33×D16cm容量 : 約24リットル重量 : 約800g素材・材質 : 本体部: ターポリン・レスキューライス 白米(スプーン付き)・レスキューライス 五目ごはん(スプーン付き)・レスキューライス わかめ御飯(スプーン付き)・スマホ対応ダイナモライト・養老の天然水 500ml × 3・ウォーターバッグ Motte 10L・レスキューシート・トイレONE(3枚入)・エイドチーム2(8点セット)・3層式マスク(1枚入)・蓄光ホイッスル・ポケットレインコート・軍手 日本一DX・目かくしポンチョ受注販売期間 : 2021年9月1日(水)18時~2021年9月14日(火)23時59分まで販売店 : JリーグオンラインストアURL : ■会社概要商号 : 株式会社LA・PITA (ラピタ)代表者 : 澤 直樹本社所在地: 〒510-0882 三重県四日市市追分3丁目2−23設立 : 2012年12月3日事業内容 : 防災用品・防災セットの企画・開発・製造および販売・システム開発URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月06日J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)とのコラボレーションアフタヌーンティー「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」が、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルで2021年10月1日(金)から11月30日(金)まで提供される。J&M デヴィッドソンとのコラボアフタヌーンティー英国生まれのJ&M デヴィッドソンとインターコンチネンタルが初のタッグを組む「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、J&M デヴィッドソンの2021年秋冬コレクションから着想を得た、英国に馴染みのあるメニューを展開する。“フリンジ カーニバル”バッグを表現したモンブランスイーツは、アイコニックな“フリンジ カーニバル”バッグをモチーフにした「モンブラン」や、コレクションに登場するスミレ柄のオリジナルプリントをデザインした「アップルクランブルタルト」、コレクションのキーカラーであるオリーヴグリーンを取り入れた苺&ピスタチオのチェック柄ケーキ、ナガノパープルとシャインマスカットを贅沢に使用した英国のグラススイーツ“トライフル”などが並ぶ。セイボリーは“イギリスと秋”をテーマに“イギリスと秋”をテーマにしたセイボリーは、伝統的なイギリス料理“ローストビーフ”やイギリス国旗のデザインから着想を得た“ズワイ蟹のジュレ”、秋トリュフとポルチーニ茸の芳醇な香りが印象的なライスケーキの3種類が揃う。ランチプランやテイクアウトプランもまた、「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」では、イギリス料理“コテージ・パイ”と一緒に味わうランチプランや、客室でゆっくり楽しむ「プライベート・アフタヌーンティー」、自宅で味わうテイクアウトプランなども用意。多彩なプランの中から希望のスタイルをセレクトして、特別なアフタヌーンティーを楽しむことができる。【詳細】「ストリングス・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン」提供期間:2021年10月1日(金)~11月30日(金)場所:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)住所:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー時間:14:00~、16:30~(L.O.)※2時間制価格:5,380円メニュー・スイーツ:モンブラン、アップルクランブルのタルト、サン・セバスチャン、葡萄のトライフル、洋梨の赤ワインコンポート&チョコレートガナッシュ・セイボリー:ローストビーフグラハムトースト、ズワイ蟹のジュレカブ&ビーツソース、ポルチーニ茸のライスケーキ秋トリュフ&チェダーチーズ、・スコーン:マロン、アールグレイクロテッドクリームと無花果ジャムで・ドリンク:コーヒー、紅茶、ハーブティー、フレーバーティーなど20種以上のセレクションから好きなだけ楽しめる■ランチ&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:11:30~※2時間制価格:6,600円■プライベート・アフタヌーンティー時間:第1部 12:00~、第2部 16:00~※3時間制、月~木曜日の平日限定での提供。価格:1室大人4名利用時:9,800円、大人3名利用時:10,500円、大人2名利用時:11,800円、大人1名利用時:15,800円※上記は、1名・サービス料込の価格■テイクアウト・アフタヌーンティー J&M デヴィッドソン受取時間:14:00~19:30※受取希望日前日20:00までの要予約価格:スタンダード 4,320円、プチ 3,240円■ナイト・アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン場所:イタリアングリル「メロディア」、カフェ&バー「リュトモス」(ともにホテル26階)時間:18:00~※2時間制価格:7,150円■STAY&アフタヌーンティー with J&M デヴィッドソン価格:プレミアムルーム 1泊1室2名 49,600円~(サービス料込、都民税別途)※表示料金は特別表記がない限り、別途15%のサービス料が必要。※提供時間が変更になる場合がある。※画像はイメージ。【予約・問い合わせ先】TEL:03-5783-1258(レストラン予約直通)
2021年09月02日株式会社JTBと株式会社ジェーシービーの合弁会社である株式会社J&J事業創造(東京都港区、代表取締役社長:鈴木 雅己、以下 J&J事業創造)は、学校法人関西大学(大阪府吹田市、理事長:芝井 敬司、以下 関西大学)の主宰する起業家育成プログラムに関して、アドバイザリー契約を締結いたしました。関西大学 HACK-AcademyJ&J事業創造は、JTBとジェーシービー両社がこれまで「旅行および関連事業」「決済事業」の分野で蓄積してきたノウハウ・ビジネスインフラといった経営資源を相互に活用し、継続的に新しい事業を創出し続けることをミッションとして、訪日インバウンド・会員サービス領域・決済サービス領域・人財派遣サービス領域の4つの事業ドメインとその周辺領域における新規事業開発を展開しています。新規事業開発にあたっては、オープンイノベーションの手法とともに産学連携にも取り組んできており、若手起業家との協業も数多く手がけてきた中で、独自の事業開発メソッド「J&J Business Development Methods」を蓄積してきました。今般、関西大学の主宰するHACK-Academy(※1)の一環として今年度より新たに設置される「起業家育成プログラム」(※2)実行にあたり、当社の経験・ノウハウを提供することで、同プログラムが継続的に自走していくことをアドバイザーとして支援いたします。J&J事業創造はこのようなアドバイザリー業務を新たな新規事業候補として位置づけ、大学・専門学校・高校などにおける起業家教育の支援に今後着手し、支援活動を通じた産学連携によるイノベーション創出に加え、チャレンジ機会の創出による「誰もが挑戦しつづける社会づくり」を目指してまいります。※1 起業家マインド醸成を目的とした、学生向けスタートアップ支援プログラム。様々な業界の企業と連携した体験型セミナー、ワークショップ、社会人との交流イベントなどを開催。 ※2 課題設定・実践・価値創造ができる人材の養成を目的とした、大学生対象の起業家育成プログラム。事業化に向けた研究開発費として総額最大100万円/人(チーム)の金銭的支援を実施。実施期間は2021年9月~2022年3月としており、2021年9月17日開催のHACK-Academy Innovation camp 2021のDEMO DAY発表者のなかから参加者を選抜。【会社概要】商号 : 株式会社J&J事業創造代表者: 代表取締役社長 鈴木 雅己所在地: 東京都港区西新橋1-6-21設立 : 2006年7月13日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日プレミアリーグU-11が誕生して7年。全国36都道府県537チームが参加する、日本最大のリーグ戦に成長しました。「全員出場」「3ピリオド制」など、独自のレギュレーションを設け「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」ことを目的とし、日本にリーグ戦文化を根付かせるための活動を続けています。プレミアリーグU-11創成期からのメンバーであり、70チームが参加する長谷工プレミアリーグ神奈川U-11(プレミアリーグ神奈川U-11)の責任者を務める、末本亮太氏(大豆戸FC代表)に「カテゴリー分けされたリーグ戦の意義」について話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之)長谷工プレミアリーグU-11神奈川1部あざみのF.C.の選手たち<<前編:「全員出場」が子どもたちの成長につながることを指導者たちも実感、プレミアリーグU-11がチーム強化につながるわけ■実力の拮抗している相手との真剣勝負の方がトレーニング効果が高いプレミアリーグ神奈川U-11は1部から3部に分かれていて、昇格・降格があります。ジュニアサッカーはクラブや少年団の間で力の差が激しく、2ケタの得点差がつく試合も少なくありません。そのような試合はお互いにとって得られるものは少なく、大量失点で負けた子たちの心情を察するに、デメリットにすらなります。この現状を改善するために、プレミアリーグは1部、2部、3部と実力に応じてカテゴリーを分けました。末本氏は言います。「プレミアリーグは『実力の拮抗した相手と、真剣勝負の中でプレーする』ことで、選手の成長に良い影響を与えられると考えています。かつては前後半15分ずつ、3本目は15分のフレンドリーマッチというレギュレーションでしたが、3本目の試合の強度がガクッと落ちてしまっていたんですね。そこで3ピリオド制にしたら、強度の高い真剣勝負が繰り広げられるようになりました」たしかに、結果が昇格・降格につながる試合とフレンドリーマッチでは、選手の意識が違うのはうなずけるところです。末本氏は「コンサートで言うと、本番とリハーサルぐらいの違いがありました」と、当時を振り返って言います。「フレンドリーマッチに意味がないとは言いませんが、真剣勝負の強度の高い中でプレーすることの方が、同じ時間試合をするとしても、トレーニング効果は何倍もあると思います」■点差がつく試合はどちらのチームにとってもメリットにならないプレミアリーグ神奈川に参加する、あざみ野キッカーズの佐渡誠監督は「拮抗したレベルの試合ができるのはいいこと。点差がつく試合は、どちらのメリットにもなりませんよね。全員出場というルールも、全体の育成という意味ですごく良いと思います」と、プレミアリーグのレギュレーションに賛同します。あざみ野F.C.の林和泉代表も「点差が開かない試合をシーズンを通してやることはすごく大切で、プレミアリーグの場合は、年に何試合かとくに重要な試合があります。そこには、指導者も子どもたちも、公式戦の重要な試合と同じモチベーションで挑んでいます」と話します。全員を出場させることで全体のレベルアップをうながし、真剣勝負の場を体験させる。その経験が6年生になったときに、活きていると感じることも多いようです。末本氏は言います。「今年のU-12横浜市春季少年サッカー大会の上位はプレミアリーグの参加クラブでしたし、地区予選を勝ち抜いて出場する、神奈川県大会の出場クラブのおよそ半数が、プレミアリーグに参加しているクラブです。5年生のときに、同じぐらいのレベルの相手と真剣勝負を繰り広げたことで力をつけて、6年生に良い形でつなげていると感じています」■子どものサッカーを「点」で見ないで「面」で見るプレミアリーグには昇格・降格があるので、次年度にどのカテゴリーに所属するかは、シーズンを終えてみないとわかりません。「今年の4年生が来年5年生になるので、そのときにプレミアリーグの1部に所属しているかもしれないし、2部かもしれません。4年生のコーチは、翌年のプレミアリーグのことも見据えて準備をする必要性が出てきます。全員出場なので、『8人の上手な子だけじゃ、試合にならないぞ』と理解すれば、自然とその学年の選手全員をレベルアップさせることに、意識が向いていくと思うのです」プレミアリーグに参加するクラブの選手は、「小学5年生のときに、年間を通した強度の高いリーグ戦に出場する機会が保証されている」と言えます。これは非常に珍しいケースです。「選手は試合に出ることで、間違いなく成長します。それが同じぐらいのレベルの相手ではなおさらです。メディアを通じて情報が発信されることで、『プレミアリーグに所属するクラブには5年生のリーグ戦があって、必ず試合に出られる』という理由で、選手や保護者に選ばれるクラブも出てくると思っています」プレミアリーグは年間を通した結果で優勝が決まり、各地域の優勝チームが争うチャンピオンシップもあります。2部リーグ以下では、U-11のセカンドチーム、U-10チームの登録を認めるなど、様々な出場機会を創出。サッカーの上手、下手に関係なく、プレーする場を提供し、経験を積む機会を与えています。「子どもたちのサッカー人生はこれからです。小学生のときにセカンドチームだった子がJリーガーになった例なんて、いくらでもありますよね。保護者は子どものことを、その瞬間という『点』で見ていますけど、僕ら指導者はその子のサッカー選手としての成長という、長い『面』で見ています。そこの違いはあると思いますが、プレミアリーグは両方のちょうどいいところにアプローチできるリーグだと思っています」■子どもの成長のためにどんな場を作るか、を大人が考えなければならない年間を通じて、実力の拮抗した相手と真剣勝負をする。全員を試合に出場させ、全体のレベルアップをうながす。その理念に共感した、全国的な家電メーカーのアイリスオーヤマが2019年よりスポンサードするなど、広がりを見せています。神奈川県では独自に、2020年度より長谷工コーポレーションがメインスポンサーとして、子どもたちの環境をサポートしています。子どもの成長のために、どのような場を作るか。情熱を持った大人たちが真剣に考え、毎年のようにレギュレーションがブラッシュアップされているのも、プレミアリーグの特徴のひとつです。このリーグを経験した子どもたちの中から、将来のJリーガー、日本代表選手が出てくるのも、そう遠くない未来になりそうです。末本亮太(すえもと・りょうた)JFA B級ライセンス、フットサルC級ライセンス、JFA公認キッズリーダー。大豆戸FC代表理事、U12監督。ジュニアユース、シニアチームの立ち上げ、クラブのサッカー以外の多角的な活動構築にも尽力。「ちょっと自慢できる、サッカーを通じて出会うはずのない感動、人、未来を創造し、非日常を提供すること」をミッションに掲げ、自チームの活動の他に「プレミアリーグU11神奈川」の運営や地域でサッカー広場を開催するなど、育成年代の活動に力を注ぐ。また、小学生を連れての被災地訪問などNPO団体として、サッカーだけにとどまらない活動も行っており、将来を担う子どもたちの育成にも力を注いでいる。
2021年08月16日三笘薫、旗手怜央、田中碧。今シーズンのJ1リーグでの川崎フロンターレ独走の立役者の3人。U‐24日本代表にも選ばれ、その活躍に注目が集まる。取材後、田中が海外移籍を発表。期せずして奇跡の3ショットとなった彼らがさまざまな思いを明かしたロングインタビューを公開。前後編の後編をお届けします。憧れの選手はいるけど、大切なのは自分らしさ「日本サッカーの歴史を築いた先輩たちのようにはなれない」。3人が口を揃えて発したのは、拍子抜けしてしまいそうな意外な言葉。でも、そこには共通の思いが込められていて…。それぞれの強みや転機、さまざまな思いから見えたのは“逞しい闘志”。3人が明かしてくれた胸の内をたっぷりとお伝えする、後編です。――憧れの選手を挙げるなら? また、彼らを乗り越えるには…。田中: 昨年、現役を引退された、川崎フロンターレをここまで築き上げた中村憲剛さんですね。ほかにも、日本サッカーが現在のように発展できたのは、多くの先輩たちが海外に挑戦したり、W杯に出場してくれたおかげ。僕ももっと成長して、そういう日本サッカー界を底上げできるような存在にならなければと思っているけれど、みなさんと同じにはなれないです。僕ができることは、とにかく自分らしさをピッチで表現するしかないと思っています。それには、自分のプレーをし続けること、努力し続けること。この2つに尽きると思っていますね。三笘: 僕の憧れは、ブラジル代表のネイマール選手(パリ・サンジェルマンFC所属)です。彼がボールを持つと、サポーターはみな、どんなパフォーマンスを披露してくれるのだろうと、ワクワクしますよね。僕も、ボールを持ったら「何をするかわからない」と思われるようなプレーヤーになりたいです。とはいえ、碧と同じく自分にフォーカスしているので、憧れの選手や先輩たちを超えるといった意識はしていないですね。旗手: 僕は、元・川崎フロンターレで、今はセレッソ大阪所属の大久保嘉人選手ですね。自分の持ち味を活かしながら、しっかりと結果を残している点に憧れています。でも、僕も二人と同じ意見で、その選手にはなることはできません。自分と向き合って、目の前にあることを一生懸命にやる。それを毎日積み重ねることで、結果的に多くの歴史を残してくれた先輩たちを超えられるのだと思います。日の丸は評価された証。胸を張って誇りに思う。――今後、先輩を乗り越えたと思える瞬間があるとしたら?旗手: それは、もうわかりやすいことで言うなら…。三笘: W杯の結果だと思う。田中: そうだね。W杯という大きな舞台で、日本が残してきた今まで以上の成績を出すこと。具体的には、ベスト8以上ということになるよね。旗手: それを叶えることができたら、自分たちの手応えだけではなく、目に見えるものとして、“歴代の先輩たちを超えた”ということを多くの方々に実感してもらえるかもしれないね。――最後に、国を背負うことについてはどうお考えですか?三笘: 日本代表になってW杯に出たい気持ちは、小さな頃から持っていました。僕には、後世に語り継がれる選手になるという目標があります。誰もが僕の名前を見ただけで、どんな選手だったのか、思い浮かぶような存在になりたいんです。それには、W杯で活躍することが必要なので、世界の大舞台で戦って勝てる選手になるために、一日一日を大切に頑張っています。それはこれからもずっと変わらないと思います。旗手: 日の丸を背負うということは、チームでやっていることが評価された証。選ばれた者だけがそれをつけられるので率直に嬉しいですし、すごくありがたい。そして誇りに思います。だからこそ、中途半端なプレーは絶対にできないし、もちろんしたくない。とことん勝ちにこだわり続けていきたいです。田中: 代表入りは、サッカーをやっているなら、誰もが夢見ること。僕も小さな頃から日本代表になってW杯に出場することを目標にしてきました。いざ選ばれて強く感じるのは、誇りだけでなく責任です。簡単なことではないですが、大事なハレの舞台でこそ、パフォーマンスを最大限に表現できるような、国の代表にふさわしい選手になりたい。そして、自分のためと、日本のためにという思いを胸に戦っていきたいです。― 偉大な先輩をリスペクトしつつも、自分は自分でしかなく、他者には成り得ない。己を見つめ、己を高めることが、偉大な先輩たちを乗り越えられる唯一で確実な術なのだ。次世代をリードする彼らの自分磨きはまだまだ続いていく。いつかまばゆいほどに輝くその日まで。三笘 薫(Kaoru Mitoma)Birthday/Place:1997.5.20/神奈川県川崎市Team:川崎フロンターレPosition:MF小学3年生で川崎フロンターレ・アカデミーのセレクションに合格し、ジュニアユース、ユースチームでプレー。トップチームへの昇格を打診されるが、さらなる成長を求め筑波大学へ進学。2017・2019年ユニバーシアード日本代表。2018年7月、大学3年時に2020年シーズンからの川崎フロンターレへの加入内定。1年目から、スピードの緩急と足元の技術でディフェンダーを置き去りにするドリブルで、アシストとゴールを量産。新人史上最多タイの13ゴールを記録し、ベストイレブンに選ばれる。2017~2019年、2021年、年代別日本代表。東京五輪後にイングランド・プレミアリーグへの移籍も噂される。シャツ¥16,500パンツ¥19,800(共にミスター・ジェントルマン TEL:03・6418・1460)その他はスタイリスト私物旗手怜央(Reo Hatate)Birthday/Place:1997.11.21/三重県鈴鹿市Team:川崎フロンターレPosition:FW静岡学園高校2年時に全国高校サッカー選手権に出場しベスト8に進出。関東大学サッカーの名門、順天堂大学に進学し、1年時から活躍。2017・2019年ユニバーシアード日本代表。2017~2021年、5年連続で年代別日本代表に選ばれる。2018年7月、大学3年時に2020年シーズンからの川崎フロンターレへの加入内定。2020年2月ルヴァンカップ開幕戦でプロデビュー。1年目からウィングやインサイドハーフで出場し勝利に貢献する。今シーズンからは、攻撃的なポジションだけでなくサイドバックでも先発出場。強靭なフィジカル、テクニックを兼ね備え、複数のポジションをこなすユーティリティプレーヤー。衣装はすべてスタイリスト私物田中 碧(Ao Tanaka)Birthday/Place:1998.9.10/神奈川県川崎市Team:フォルトゥナ・デュッセルドルフPosition:MF小学3年生で川崎フロンターレ・アカデミーのセレクションに合格し、ジュニアユース、ユースチームを経てトップチームに昇格。2年目の2018年9月15日、Jリーグデビュー。2019年にJリーグベストヤングプレーヤー賞、2020年にはベストイレブンに選ばれる。代表歴は、2014年U‐16日本代表、2019~2021年に年代別日本代表。また、2019年12月14日香港戦でA代表デビューを果たす。中盤センターでのハードワークで攻守にわたり貢献、今シーズン、J1リーグ首位を独走するチームに欠かせぬ存在だったが、6月、ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍を発表。Tシャツ¥8,800(ミスター・ジェントルマン)パンツ¥16,500(ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)その他はスタイリスト私物取材は2021年6月17日に行われました。※『anan』2021年8月4日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)Getty ImagesAFLOSPORTスタイリスト・壽村太一インタビュー、文・伊藤順子取材協力・Jリーグ川崎フロンターレ(by anan編集部)
2021年07月31日