やめてあげて!男性が【傷つくNGワード】4選愛を育みたいと思うのなら、心の中に思いやりと配慮を持ち合わせることが大切です。男性の気持ちを守りながら、穏やかなコミュニケーションを心がけていきましょう。1.「他の方に尋ねればよかった」男性は、自分を頼ってくれる女性に喜びを感じ、自尊心を満たされることがあります。そのため、困ったことがあった時に「他の人に聞いた方がよかった」と言われると、男性はショックを受けるでしょう。男性の前で他の人と比べるような言葉は慎重に選びましょう。2.「やっぱり…」男性が何かを試みてもうまくいかなかった場合、責めるような言葉は控えた方がいいでしょう。誰にだって失敗はあるものです。その上で否定的な言葉を投げかけると、男性は嫌な気持ちになるかもしれません。「うまくいかなかった」と述べる男性に対して「やっぱり…」と反応すると、彼の気持ちを傷つける可能性があります。3.「何か楽しいことは?」一緒にいる時に「何か楽しいことは?」と尋ねられると、男性は傷つくかもしれません。「自分と一緒にいるのがつまらないのかな」と感じ、男性はあなたと過ごす時間を不愉快に感じるかもしれません。この言葉には特に深い意味はないかもしれませんが、男性との関係を損なう可能性があるので、口にしないよう注意しましょう。4.「無理だろ?」何もしていないのに、断定的な言葉を浴びせられると、男性は腹が立つかもしれません。信頼関係が築けないと、関係は深まらない恐れがあります。軽い気持ちで「無理だろ?」と否定的な発言をするのは避けましょう。味方になるのではなく、対立するような言葉を使うと、男性はあなたを敵視するかもしれません。気配りと思いやりが大切男性の尊厳を守りながら、優しい言葉でコミュニケーションをとることは重要です。愛情を育むためには、男性の気持ちを傷つけないよう心がけましょう。(Grapps編集部)
2024年02月20日別れを招くかも?彼に言ってはいけない「NGワード」彼から突然振られてしまった…という経験はありますか?今回は、言ってはいけない「別れにつながる一言」を紹介します。「どうせ○○なんでしょ」彼の努力や思いを軽んじてしまう言葉は、意外と関係の崩壊につながってしまうかもしれません。気軽に口に出す前に、一度立ち止まって考えてみることが大切です。「えー、面倒くさーい」彼からの提案を「面倒くさい」と一蹴することで、彼の期待や気持ちが打ち砕かれることもあるようです。お互いが楽しい時間を共有できるよう、心がけてみてくださいね。「もっと○○したい」彼の努力や思いを超える要求をするのは、彼を不安にさせるかもしれません。お互いの気持ちを尊重し、バランスを大切にしていきましょう。「いつも○○なのに?」彼の前向きな姿勢を否定するような言葉は、彼を傷つけてしまう可能性もあります。彼の努力を支える言葉をかけることで、よりよい関係を築いていきましょう。気づきを与える関係を深めるためには、日々のコミュニケーションに気を配ることが大切です。お互いの気持ちを大切にし、寄り添っていくことが関係を維持するコツかもしれません。(Grapps編集部)
2024年02月20日この口癖に注意!男性の本性がわかるワード男性の口ぐせから、その人の性格を読み解くことができることがあります。今回は「男性の本性が分かるワード」について紹介します。否定的な言葉「たくさんの人が積極的な姿勢を好む中で、彼は『私になんて価値があるんだろう』とよく口にします。傍から見ていても、そんな風に自らを卑下する態度に疲れてきました」(27歳女性)自信がないというよりも、自己評価が低すぎる男性は、周囲を不安定にさせることがあります。興味のなさを示す言葉「友達との約束を伝えると、いつも『何で?』と問い詰めてくる彼。理由もなく詰問されると、気持ちがわからなくて不安になります」(25歳女性)興味を持ってくれる態度は嬉しいですが、些細なことで何度も疑問を持たれると、監視されているようでプレッシャーを感じます。自由を奪われるような言動が目立つ男性は、一緒にいて不安を感じることが多いかもしれません。適当な返答で場をしのぐ「私の話を聞いても『はいはい、わかった』と適当に返す彼。本音を語り合えないと感じて、寂しい気持ちになります」(31歳女性)適当な返答で話を遮る男性は、問題が生じても建設的に話し合うことが難しいかもしれません。意見の食い違いを避けたい気持ちは理解できますが、時には率直に意見を交換することが大切です。前向きな関係を築くために適当な態度やストレスを与えるような言動をする男性とは、関係を深める前に慎重に考える必要があるかもしれません。気になる男性の口ぐせを注意深く観察することは、大切な彼との未来を考える上で役立つかもしれません。(Grapps編集部)
2024年02月19日気をつけて!男性を傷つけるかもしれないNGワード普段何気なく使っているかもしれませんが、その言葉が彼らにとって嫌な思い出を蘇らせることもあるのです。ここでは、男性が傷つきやすい言葉を紹介します。コンプレックスに触れる「細い」という言葉は女性にとっては褒め言葉かもしれませんが、男性にとってはコンプレックスになっていることもあります。特にしっかりとした体格を求められる環境では、細いと言われることで自信を失ってしまうこともあるのです。他の男性と比べる自分を頼りにしてほしいと思っている男性は少なくありません。そのため、他の男性と自分を比べられると、自尊心を傷つけられたと感じることもあります。嫉妬心や自己否定の感情が芽生えることで、関係が冷え込む可能性もあるのです。「なんでもいいよ」と言う相手を気遣うつもりで使われる「なんでもいいよ」という言葉は、男性にとっては負担に感じることもあります。一緒に選択肢を考えることや相談することが楽しいと感じる男性も多いのです。自分の意見が聞かれないことで、関係性にも影響が出ることがあるのです。注意が必要な発言私たちの言葉ひとつで男性が傷ついてしまうこともあるので、注意深くコミュニケーションをとることが大切です。彼との良好な関係を築くために、言葉選びには気を配りましょう。(愛カツ編集部)
2024年02月19日社会的な問題として何かと注目を集めている「パワハラ」問題。仕事をする上で上司が部下を指導する場面は多々あるかと思いますが、どのような言葉がパワハラに当たるのでしょうか。何気なく無意識に発している言葉が、実は相手を傷つけてしまっている可能性があります。そこで今回は、パワハラになる可能性のあるNGワードについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが紹介します。パワハラになるNGワード【元社長秘書のマナー講座】vol. 24社会的な問題として何かと注目を集めている「パワハラ」などのハラスメント問題。特に、上司が部下を指導する中で「パワハラに当たるのかどうか」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。上司は自らの職位に応じて業務上の指揮や指導教育を行う立場ですが、上司の指導とパワハラとの線引きは受け手により感じ方が異なるため、難しい問題の一つとも言えるでしょう。そこで今回は、パワハラになる可能性のあるNGワードについてご紹介をします。意図せずしてパワハラの加害者とならないように、今一度確認をしてみてくださいね。パワハラになるNGワード5選NG1.「この仕事向いてないんじゃない?」相手の能力や努力を否定するような発言は、相手のやる気を下げるどころか自尊心を傷つけてしまい、パワハラと受け取られてしまいます。部下を指導する時は、一方的に自分の言いたいことを言うだけでは意味がありません。責めるのではなく、どうしたらできるようになるのかを具体的に指導することが大切です。NG2.「前にも言ったよね」アドバイスをしているつもりでも、相手からすると威圧感や見下されていると捉えられかねません。また別の疑問点が出た場合に、前に言っていたか不安になり聞きづらくなります。同じミスをするようであれば、教え方を変えてみるなど自分の伝え方を今一度見直してみましょう。NG3.「これだから、最近の若い者は」年齢や世代など、どうにもならないことを理由に否定するのはNGです。「ゆとり世代」など世代で括ってしまうのもいけません。偏見にとらわれず適切に評価するようにしましょう。NG4.「言われたことだけやればいいから」自分の存在意義や何のために仕事をしているのかわからなくなる可能性があり、不満につながりやすくなります。指示通りの簡単な作業だけを依頼することも自主性を奪ってしまうためNGです。その仕事をやる意味や感謝の気持ちなどを伝えることで、相手の存在意義があることを示すことが大切です。NG5.「言ってる意味分かってる?」相手を怖がらせ、脅迫するような言葉はパワハラに当たります。言われた側が萎縮したり、憤りを感じてしまったりする可能性のある発言はやめましょう。確認する場合には、「もし分からないことがあれば、些細なことでも聞いてね」など、やわらかい言い回しにしましょう。注意したい口癖言葉5選パワハラのNGワードの引き金になりかねない、気をつけたい口癖言葉についてご紹介をします。つい言ってしまいがちな言葉のため、今一度確認をしてみましょう。1.「いつも」「いつも」という言葉は、具体的にいつを指しているのか曖昧なため避けた方がよい言葉です。実際には2、3回程度の場合でも「いつも」と発言してしまうのは部下から反感を買う可能性があるため控えましょう。2.「絶対」「絶対に」と断言してしまう言葉は避けましょう。絶対と言い切れる可能性がある根拠があるのであれば言ってもいいかもしれませんが、1%でも違う可能性があるのであれば控えた方がよい言葉です。3.「何もできない」「何も」という言葉は全てを指します。現在や未来において全てできないと捉えられてしまう可能性があるため、「今できなくても、未来はできる可能性が残されている」と思い、否定ではなく肯定の言葉を話しかけましょう。4.「普通するよね」価値観は人それぞれのため、何が普通か抽象的な言葉となってしまいます。また、見下しているような言葉になるため控えましょう。偏見や先入観を排除して、冷静に現実を見つめる視点を養うことが大切です。5.「みんな」その時の「みんな」は、誰のことを指しているのでしょうか?「みんなって誰」と部下の反感を買うことにつながりかねないためやめましょう。また、他人と比べる発言は否定されていると感じ、部下のやる気を損ねてしまう可能性があるため気をつけましょう。おわりに無意識に言ってしまった言葉が、相手を深く傷つけてしまうことがあります。指導は感情的にならず、具体的にどうしたらいいかを伝えるようにしましょう。何がパワハラに当たるのか、日頃の言動に問題がないかを今一度確認をしてみましょう。自分の発する言葉に責任をもち、お互いに尊重しあえる関係の構築を心がけることが大切です。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©kabu/Adobe Stock文・能美黎子
2024年02月17日好きな人にショックを与える【NGワード】って?言葉には力が宿るものであり、心に深い傷を残すこともあります。今回は、好きな人を傷つけてしまう可能性のあるNGワードを紹介します。「やっぱり」「うまくできなかった」と言う相手に「やっぱり…」と返答してしまうと、彼を傷つけてしまうかもしれません。この言葉には「最初からできないと思っていた」という意味が込められているように感じられます。相手の自信を損なうことになるので、慎重に使うべきです。「ほかの人に聞けばよかった」わからないことや困ったことがあったときに「ほかの人に聞けばよかった」と言われるとショックを受けるでしょう。「あなたにはわからないでしょうから」と言われているような気分になり、プライドを傷つけられます。気になる男性の前で、他の人と比べたり、他の人の方が優れていると言ったりすることは避けましょう。「なんか楽しいことない?」一緒に過ごしているときに「なんか楽しいことない?」という言葉を口にしてしまうと、男性は傷つくことがあります。あなたが彼との時間を楽しんでいないと感じたら、彼は次第にあなたとの時間を避けるようになるでしょう。この言葉は何気なく使われることがありますが、男性が傷つく可能性があるため、注意が必要です。「無理でしょ」何事かについて「無理だ」と決めつけることは避けましょう。男性が信頼できる相手ではないと感じれば、関係は悪化する一方です。軽い気持ちで否定的な発言をすることは避け、味方になってサポートすることで、より良好な関係を築きましょう。傷つけないために…男性のプライドを傷つける女性に、好感を抱くことは難しいでしょう。大切な人との関係を築くためには、言葉遣いに気をつけることが重要です。(愛カツ編集部)
2024年02月13日誰かが亡くなったときに催す、通夜、葬儀、告別式。大切な人やお世話になった人などの突然の訃報を受けた場合に、どれに参列をしたら良いのか迷った経験があるかたもいらっしゃるかと思います。それぞれがどのような目的で執り行われているのか、今回は、今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」基本マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい能美黎子さんが紹介します。今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」基本マナー【元社長秘書のマナー講座】vol. 23お通夜、葬儀、告別式と別々に行われるお葬式。突然の訃報を受けた場合に、「どれに行けばいいかわからない」と困ってしまうかたも多いのではないでしょうか。それぞれがどのような目的で執り行われているのか、今さら聞けないというお悩みをかかえているかたもいるかと思います。そこで今回は、それぞれの儀式の意味や違い、どのお葬式に参列をすればいいのか、参列する際の基本的な服装について解説します。今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」の違いって何?最近では、お通夜と葬儀式、告別式の違いが曖昧になってきています。しかし本来はそれぞれに意味があり、参列すべき人にも違いがありました。それぞれの意味を確認しておきましょう。1.通夜式(お通夜)ご遺族をはじめとする身近な関係のかたたちが集まり、死者を葬る前に遺体のそばで時間を過ごしたり供養したりし、故人を偲ぶ儀式のことを指します。基本的に、葬儀式・告別式の前日の晩に執り行います。2.葬儀式(葬儀)家族や親族といったご遺族が、故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。宗教や宗派によって葬儀の形式は異なりますが、仏教であれば僧侶による読経や焼香、神道であれば神官による祭詞や祈祷、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈りをします。一般的には通夜の翌日の昼間に行われ、その後出棺し荼毘に付されます。3.告別式故人へ最後のお別れを告げるとともに、ご遺族から会葬者・参列者に挨拶をする式典です。焼香、祈祷、献花などが告別式にあたります。葬儀の直後に続けて行われることが一般的となってきており、葬儀の中に告別式という意味合いも含めて使われることが多くなってきています。葬儀式と告別式の違い「葬儀式」と「告別式」は、一連の流れで行われることが多くなり同じ意味に捉えられがちですが、目的が異なります。「葬儀式」は宗教色が強く「ご遺族が故人とのお別れを行う」儀式となり、「告別式」は宗教儀式にあまりとらわれることなく「一般の参列者が故人とのお別れを行う」ものです。つまり、葬儀式はご遺族関係者向けの儀式、告別式は一般参列者向けのお別れの式典です。どれに参列をするのがいいの?本来の意味で考えると、故人と親しい間柄であればお通夜と告別式の両方、知人やビジネスの関係である場合には告別式に参列するのが基本です。しかし、最近では告別式への参加が難しい場合などにお通夜に会社関係者や友人が参列するということもあります。これには、告別式が基本的に昼間に行われるのに対し、お通夜は夕方から夜にかけて行われることが多いという背景があるようです。仕事関係者のお葬式は、会社の指示に従うのがいいでしょう。服装の基本マナー現在のお葬式では、ご遺族も会葬者も喪服を着用するのが一般的です。ただし、正式礼装は喪主やご遺族のかたの装いなので、一般会葬者として参列する場合は、正式礼装より格下の準礼装や略礼装の装いにしましょう。女性は黒のシンプルなアンサンブルやスーツ、男性はブラックスーツかダークスーツなどがよいとされています。葬儀の基本的な身だしなみ男性の準喪服1.服黒のブラックスーツか、濃いグレーや濃紺といった色調のダークスーツ。シングル・ダブルどちらでもOK。2.シャツ白無地・ブロード素材のワイシャツが基本。色柄、麻や光沢のある素材はNG。3.ネクタイ黒色が基本。模様や光沢はNG。4.靴黒い革靴。光沢はNG。5.バッグ男性はバッグを持たないのが基本マナー。バッグが必要の場合には、黒無地の小さなセカンドバッグが適している。葬儀の基本的な身だしなみ女性の準喪服ブラックフォーマルが基本マナー。1.服漆黒の光沢のない生地でできたスーツやワンピース、アンサンブル。スカートの丈の長さは、膝が隠れる長さ。2.靴黒色の無地で、光沢のない素材の布または革のパンプスが基本。サンダルやブーツなどはNG。3.ストッキング模様や柄、網目などが目立たない黒の無地。黒色で30デニール以下の薄手のストッキングが目安。4.バッグ黒無地の光沢のない布製が基本。5.アクセサリー結婚指輪以外の指輪は外す。真珠のネックレスとイヤリング、ピアスはOK。2連~3連のネックレスは「不幸が重なる」ことを連想させるので避け、必ず1連のネックレスを選びましょう。6.ネイルストーンやカラフルな色のネイルの場合は落とした方が無難。落とせない場合には、葬儀用手袋を着用。通夜の服装はこだわらなくていい通夜の服装に決まりはなく自由ですが、節度をわきまえるのが基本です。故人に会って最後のお別れがしたいという気持ちを最優先にすべきであり、故人に合うことに意味があります。「亡くなったのを待っていたみたい」という理由から、通夜には喪服を着ていくべきではないというのが本来の考え方です。しかし、大切なのは参列者の心情や事情を尊重することです。通夜の服装は、地味できちんとした服装であれば、喪服でも平服でも構いません。おわりに心得としては、ご遺族の意向に従うことが大切です。通夜式も葬儀式も告別式も、故人を悼みお別れする場です。どの式に参列するか、確実に定められているわけではありませんが、判断に困ったら参考にしてくださいね。しかし、地域に伝わる風習やご家庭の考えがある可能性もありますので、その際はご遺族の意向を最優先にするのがいいでしょう。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©ニワトコ/Adobe Stock文・能美黎子
2024年02月10日誰かに何かを指摘するとき、相手を傷つけてしまわないか、嫌われてしまわないか、不安になってなかなか伝えられないときはありませんか。特にビジネスで、上司や目上のかたに対しては負い目を感じてしまいますよね。しかし、円滑に仕事を進めるためには、相手に伝えなくてはいけない状況も出てきます。そんなときにどうすれば上手に伝えることができるのでしょうか。今回は、「相手を傷つけない注意のしかた」について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが紹介します。相手を傷つけない注意のしかた【元社長秘書のマナー講座】vol. 22誰かに何かを指摘するとき、相手を傷つけてしまわないか、嫌われてしまわないか、不安になって言えないと感じている方も多いかと思います。人のミスを指摘するのって難しいですよね。ましてや、目上のかたや上司のミスがあった場合は、なおさら言いにくく、そのまま黙認してしまっていませんか。しかし、円滑に仕事を進めるためには、相手に伝えなくてはいけない状況も出てくるはずです。今回は、ミスに対する相手を傷つけない上手な伝え方をご紹介します。今まで伝え方に悩んでいたかたは、ぜひ参考にしてくださいね。絶対にNGな伝え方!NG1.「それは間違っていると思います!」直接的な言葉はNG絶対にNGな伝え方は、「それは間違っていると思います!」と直接的な言葉で指摘することです。上司に対してだけではありませんが、相手にミスを指摘する際に「それ、間違っていますよ」や「ここはミスです」と決めつけた言い方をすることは避けましょう。はっきりと伝えることは大切ですが、正面から否定をしてしまうと反感を買ってしまう可能性があります。伝えるときは、相手を尊重し思いやりのある言葉でやんわりと伝えるようにしましょう。使えるフレーズは後ほど紹介します。NG2.「いつも間違うよね」大げさな表現はNG人間だれしも間違うことがあります。間違ったことが続いた場合でも「いつも間違いがものすごく多いから気をつけて」などと表現することはNGです。事実であれば必要な表現となる場合もありますが、事実以上に大げさな表現をすれば相手を傷つけるだけでなく、効果的な指摘にはならないため注意しましょう。NG3.「他の人は誰も間違っていない」他者と比較するのはNG人と比較をされると、自分が劣っていると感じてしまいます。他者と比較しながらの指摘は、不要に相手の自信を喪失させるため控えましょう。NG4.「間違っていると思わない?」質問にするのはNG「この内容は絶対に間違っていると思わない?」 などと答えが決まりきっている、もしくは答えを求めていない質問の仕方はやめましょう。どんなに口調を優しくして和らげようと思っていても、相手を不快な気分にさせたり追い詰めてしまうことになります。NG5.「これが間違っているから他も間違っている」確認もせず決めつけるのはNG似たようなミスを犯してしまうことがあるため、ミスが多い場合にまた間違っていると思うこともあるかもしれません。しかし、実際に確認もせず、相手の話を聞かずに決めつけてしまうと、相手は人格まで否定された気持ちになってしまうためやめましょう。間違いを指摘するときに使えるフレーズ間違いを指摘する際に使えるフレーズをご紹介します。相手のミスを指摘したい場合のポイントとしては、必ず前置きに「自分の伝え方が悪かった」「自分の間違いかもしれない」などといった謝罪やへりくだった言葉を入れるのがおすすめです。1.「大変恐縮なのですが」2.「大変申し上げにくいのですが」3.「恐れ多いのですが」4.「大変僭越ですが」5.「私の記憶違いでしたら申し訳ありません」6.「言葉足らずで申し訳ございません」7.「私も気づかなかったのですが」上司や目上のかたと意見が食い違った場合の対処法ミスではないけれど、目上のかたや上司と意見や考え方が違ってしまったというシーンもあるかと思います。そんなとき、自分の意見を伝えるかどうか迷いますよね。その場合のポイントは2つです。1.いったん、上司の意見を受け入れる2.その後に自分の意見を伝える上司の意見や考えについて一度受け入れ、その後に「そうですね。このような場合はどうでしょうか?」「この場合ですと、こういった意見もあるかもしれません」などと決して最初から否定をせず伝えると、上司も意見を受け入れやすくなります。おわりにミスを指摘する際に、相手がたとえ上司や目上のかたであっても、言い方によっては相手を不快にし関係を拗らせててしまう可能性があります。円滑に仕事を進めるためにも、上司との信頼関係を崩さないように、伝え方には注意しましょう。もちろん同僚や後輩に伝える際も同様の気配りができれば素敵ですよね。相手を否定するのではなく、気遣いと思いやりを心がけながら、相手の立場に立って伝えてみてくださいね。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©wenich/Adobe Stock文・能美黎子
2024年02月03日【絶対に言ってはいけないNGワード】3選男性の気持ちを深く傷つけてしまう言葉があります。女性からは何気ない一言でも、男性にとってはプライドを傷つける重たい言葉になることもあるのです。今回は、男性のプライドが傷つくNGワードを3つ紹介します。「今日は早めに帰りたい」「今日は早めに帰りたい」と言われると、男性はデートがつまらないのかなと思ってしまいます。彼にとってはフラれたかのような気持ちになり、次に誘うことができなくなってしまうかもしれません。もし早く帰らなければならない理由がある場合は、必ずそれを伝えましょう。「センス悪くない?」初デートの待ち合わせで「その服、センス悪くない?」と言われると、男性は引いてしまいます。自分の趣味と相手の趣味が合わないのかと感じ、その場でデートを終わらせてしまうかもしれません。相手の価値観を否定するような発言は控えるべきです。「それぐらい調べておいてよ」「それぐらい調べておいてよ」と言われると、男性は傷つきます。デートの場所を一生懸命考えた男性にとって、この発言は最悪の印象を与えることになります。この言葉を聞くと、次のデートに誘うことができなくなってしまうでしょう。選んでくれたことに感謝と敬意を持つようにしましょう。傷つけないように一緒に調べる配慮もなく責めるような態度をとる女性は、次回のデートの誘いを受けなくなってしまう可能性が高いです。男性を傷つける言葉を言わないように、相手の気持ちを思いやる発言を心がけましょう。(愛カツ編集部)
2024年02月01日男性の【心を傷つける】NGワードって?男性の自尊心を傷つける言葉をうっかり口にしてしまうことは誰にでもあるかもしれません。男女問わず、自尊心が傷つけられるような人とは関わりたくありませんよね。今回は、男性の自尊心をズタズタにしてしまう言葉を紹介します。〇〇さんが昇進したって他人と比べられることは、どんな人でも嫌なものです。男性は特に、他の男性と比べられることを嫌う傾向があります。さらに、その比較の結果「自分よりも劣っている」と思われてしまうと、彼らの心は傷ついてしまうことでしょう。特に「仕事」と「収入」に関しての話題は注意が必要です。「○○くんは稼いでいるらしいよ」とか「○○さんが昇進したって聞いたんだけど」といった社交辞令のつもりで話しても、男性は複雑な気持ちになることもあります。知らないの?男性は、女性から頼られたり、いろいろなことを教えてあげたいと思っている傾向があります。そのため、女性から「知らないの?」と言われると、自分のプライドは傷ついてしまいます。誰にだって知らないことがあるのは当然のことですので、責めるような言い方は避けましょう。私がやるから男性が何かをしていて、うまくできない場合「私がやるから貸して」と言いたくなることもあるでしょう。しかし、この言葉は男性を傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。うまくできない男性に対して「もう私がやるから貸してよ!」とイライラした口調で言うことは避けましょう。それは違うよ自分と異なる意見や方法を持つ男性に対して「それは違うでしょ」とか「そのやり方はおかしいよ」と直接否定してしまうと、男性は自分を否定されたと感じるかもしれません。強い言葉で頭ごなしに否定するのではなく、まずは男性の言い分をちゃんと聞いてあげることが大事です。そのうえで「こういうやり方はどうかな?」と提案するような言い方を心掛ければ、誤解や軋轢を避けることができるはずです。相手の気持ちを考えた言葉遣いを悪気があって言ったわけではなくても、男性は傷つけられてしまうことがあります。良好な関係を維持するためにも、男性の自尊心を刺激しないように注意しましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月28日突然の訃報の連絡を受けた場合に遺族に述べる「お悔やみの言葉」。皆さんはどんな言葉を選びますか?実は、遺族に言ってはいけない忌み言葉があるそうですがご存じでしょうか。今回は、どんな言葉がNGになるのか、お葬式のお悔やみの言葉のマナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい能美黎子さんが紹介します。お葬式のマナー お悔やみの言葉編【元社長秘書のマナー講座】vol. 21突然の訃報を受けた場合に、まずご遺族に対してお悔やみの言葉を述べるかと思います。その際に、どのような言葉をかけたらよいか悩むかたも多いのではないでしょうか。励ましたり元気づけたりしようと思って伝えた言葉が、相手を傷つけてしまうことだけは避けたいものです。実は、当たり前に聞いている言葉がマナー違反だったという場合もあります。そこで今回は、職場の同僚や上司の家族が亡くなった際のお悔やみの言葉のマナーについてご紹介します。万が一のときに備えて、どのようにご遺族に対して声がけをしたらよいかを確認しておきましょう。お悔やみの言葉は簡潔に伝える「何と声がけしよう」と考えてしまうかもしれませんが、お悔やみの言葉は簡潔に心を込めて述べることが大切です。気の利いた言葉をかけようと気負う必要も、多くの言葉を尽くす必要もありません。1.口語で伝えるお悔やみの言葉「ご愁傷様です」「ご愁傷様です」という言葉には、「あなたの悲しい気持ちがよく分かります」といった意味が込められています。言葉で悩んだ場合は「このたびはご愁傷様です」と伝えるだけで気持ちが伝わります。お悔やみの言葉と一緒に「何かお手伝いできることがあれば、お申し付けください」といった言葉を付け加えることも可能です。また、通夜や告別式の場では、遺族に近寄ってお悔やみを述べるのは控え、黙礼や目礼にとどめることもおすすめです。2.弔電やメールでも使えるお悔やみの言葉「お悔やみ申し上げます」「お悔やみ申し上げます」という言葉には、「亡くなってしまったことを残念に思う」といった意味が込められています。訃報を受け取ったときや弔電、メールなどの文章でも使えます。また、「ご愁傷様です」などと組み合わせるといいでしょう。故人に対する思いや、遺族への配慮の気持ちを言葉にして伝えてください。例文)「この度はご愁傷様です。心よりお悔やみ申し上げます」「突然のことで驚いています。謹んでお悔やみ申し上げます」3.「ご冥福をお祈りいたします」は要注意「ご冥福をお祈りいたします」は、遺族が不快になる場合があるため注意が必要な言葉です。この言葉は遺族に使うのではなく、故人に使う言葉とされています。亡くなった人の死後の幸せを祈る気持ちを表し、故人が冥土に旅立ってから、幸福な場所へ行き着くように願う思いを伝えたいときに適しています。「故人様のご冥福をお祈りいたします」や「心より〇〇様のご冥福をお祈りいたします」と、故人に心を寄せながら遺族に声をかけましょう。宗派によって使えない場合もある浄土真宗やキリスト教の場合は、「ご冥福をお祈りいたします」という言葉を使わないため覚えておきましょう。「冥福」という概念のない宗教・宗派もあるため、不明な場合は使わずにできるだけ他の言葉を使うとよいでしょう。NGマナー遺族に言ってはいけない忌み言葉NG1.「大往生(だいおうじょう)」大往生は、長生きをした故人様に対してよく使われる言葉ですが、ご遺族以外が使うのはマナー違反です。遺族や身内が「故人が寿命を全うできて幸せだった」と感謝の意味を込めて使う言葉ですので気をつけましょう。お悔やみの気持ちを込めて使ったとしても、ご遺族が「亡くなっても問題のない年齢だった」「長生きしたのだから十分だ」と誤解を与えてしまう可能性がありますので控えましょう。NG2.重ね言葉不幸が続くことを連想させる言葉もマナー違反です。「重ね重ね」や「くれぐれも」「再び」といった重ね言葉は、不幸がもう一度重なるという意味にも取れるため使わないように注意しましょう。おわりに忌み言葉や、死因を聞くことはタブーとされています。故人様の生涯を称えようと、お悔やみの言葉として「大往生」を用いる方はいらっしゃいますが、必ずしも良い意味で捉えられるとは限らないので、基本的にはご遺族以外が口にするのは避けるべきでしょう。寿命を全うしたか否かは、故人を失った遺族にしかわかりません。ご遺族の気持ちに寄り添ったお悔やみの言葉を伝えることが大切です。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©hisa-nishiya/Adobe Stock文・能美黎子
2024年01月27日嫌われるかも?ケンカ中のNGワード今回は男性が気分を害してしまうNGワードを紹介します。このような一言が、別れの原因になるかもしれません。他人と比べる男性にとって、他人と比べられることは嫌なものです。特に友達や元カレと比べられることが多いですが、芸能人やスポーツ選手との比較も避けるべきです。男性を立てて自尊心を守るため、他の人と比べる発言は控えましょう。コンプレックスを指摘男性にとっての体のコンプレックスを指摘するのは避けましょう。特に顔や身長など、変えられない部分については傷つけてしまう可能性があります。もし指摘する必要がある場合は、一緒に対策を考えて応援してあげる方がいいでしょう。イヤミを言う人は得意なことと苦手なことがあります。男性が得意ではないことばかり指摘されると、彼の自信をくじいてしまいます。優れたところに注目し、お互いに補い合える関係を築くことが大切です。もし彼の欠点が我慢できない場合は、関係を見直すことも考えてみましょう。言葉を選ぶことが大切欠点や劣っている部分は、誰にでもあるものです。相手を不快にさせる言葉は避け、お互いを尊重する関係を築いていきましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月22日会話の中で、「この人と話しているとなんだか疲れる」と感じたことはありませんか。それって実は、話し相手が、相手を不快にする損な話し方をしている可能性があるそうです。今回は、ビジネスに限らず役だつ「相手への印象を悪くする“損するNGな話し方”」について、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが紹介します。新年、新期と、新たな対人関係ができる時にぜひ気をつけたいポイントです!相手への印象を悪くする「損する話し方」【元社長秘書のマナー講座】vol. 20人と会話をしている時に「なんだかすごく疲れる」「この人と話していると気分が滅入る」などと感じたことはありませんか?もしかすると、話し相手が“人を不快にさせるNGな話し方”をしている可能性があります。同じ目的の言葉を伝えるにしても、話し方や言い方ひとつで相手に与える印象は180度変わります。NGな話し方をしていると、人間関係がこじれる原因になりかねません。今回は、相手を不快にし損をしているNGな話し方についてご紹介します。相手への印象を変えることができるのは、自分次第です。当てはまっていないか、今一度確認してみてくださいね。印象が悪くなる話し方3選1.「どうせ」「いや」「でも」を使っていたら危険信号!ネガティブな言葉が多い話し方はNGよく使われがちなネガティブな言葉は、「どうせ」「いや」「でも」が挙げられます。これらの言葉は日常の会話で使いやすいため、無意識のうちに多くの方が会話の中で使ってしまっています。しかし、会話の内容自体もネガティブな方向へと進んでしまうことがあるため要注意です。マイナス要素が入っている否定的な言葉を会話の中でされると、そのときは気づかず、会話が終わった後に「なんだか今日は疲れたな」と感じるパターンが多いです。無意識のうちに相手を不快にしてしまったり、疲れさせてしまったりするため、普段から使わないよう意識していきましょう。〈例文1〉「あの人はどうせ、仕事のスピードも遅いよ」「仕事が丁寧な人だよね」〈例文2〉「でも、部下には甘いよね」「部下を信頼している証拠だね」同じ意味でも、言い方によって印象が全然違います。できるだけ好印象を与えるために、ポジティブな言葉に言い換えるように心がけてみてくださいね。2.強い口調で上から物事を指図するのはNG会話の中で「高圧的な話し方をされているな」と感じたことはありませんか?良かれと思い、友人などにアドバイスをしている人は要注意です。話し方が高圧的だったり、強めの口調だったりすると、アドバイスされている側は「指図されている」「怖い」「きついな」と感じてしまう恐れがあります。相手から、疲れるから話したくないという印象をもたれてしまうため、注意しましょう。〈例文1〉「その話し方、きついからやめてくれる?」「その言葉、相手によっては悲しい気持ちになると思うよ」〈例文2〉「忙しいだろうから、この業務はしなくていいよ」「今回は、さんの手を煩わせずに済みそうだよ」伝えにくい内容をそのまま直球で表現すると、高圧的な印象になってしまいます。ポイントは、相手を思いやっていることが伝わる表現にすることです。相手の意見や気持ちを受け入れているということを含ませると、やんわりと伝えられ、相手からも自分を思っての言葉だなと感じてもらうことができます。3.助詞に気を遣わないのはNG助詞とは、「~は」「~も」など自立語について関係を示したり、意味を添えたりする単語です。「てにをは」は言葉をつなぐ助詞の総称のことを意味します。日本語は繊細な言語なので、一文字違うだけで意味が大きく変わり相手への印象も大きく変化することがあります。〈例文1〉「仕事は、できるよね」「仕事も、できるよね」「人を褒めるのが、上手だね」「人を褒めるのも、上手だね」微妙に意味合いが異なってくるのが分かると思います。「は」と「も」の1文字の違いですが、「仕事は」と言ってしまうと、他の要素はダメだという意味に捉えられる可能性があります。しかし、「仕事も」と言えば、他の要素もよいという意味に捉えられます。こういった細かい点によって、無意識に他人を傷つけている可能性があるので気を付けましょう。おわりにもし、NGな話し方に心当たりのある方は、少しずつ意識的に改善するよう心がけていくことが大切です。意識するだけで印象が少しずつ変わり、周囲からの評価も変わり始めるはずです。しっかりと相手の言葉を聞き、相手の立場に立って考え、会話をしてみてください。ネガティブな言葉よりポジティブな言葉表現をすることで「この人と話していると明るい気分になる」「楽しいな」と好感を持ってもらうことができます。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©Mary Long/Adobe Stock文・能美黎子
2024年01月20日それ以上言わないで!男性を傷つけるNGワード男性との関係を円満に保つためには、彼らのプライドを守ることが大切です。しかし、思わぬ一言で彼らを深く傷つけてしまうこともあります。今回は、男性が傷つくNGワードを紹介します。「○○よりかっこいい!」一見すると褒め言葉に思えるかもしれませんが、人と比べてしまうことで男性は自信を失ってしまいます。「その髪型、めちゃくちゃ似合ってるね!」など、彼自身を褒める言葉を選びましょう。「痩せてるね」女性にとっては嬉しい言葉かもしれませんが、男性には斬れ味のある言葉になってしまいます。代わりに「デニムが似合ってるよ!」など、具体的な部分を褒めるといいでしょう。「私がやろうか?」男性が慣れないことをしている時、思わず「私がやるから」と言ってしまうことがあります。しかし、彼は諦めたと感じてしまうことも。彼が苦手そうなことがあれば、一緒に取り組む姿勢を見せることが大切です。「ただ言ってるだけでしょ?」男性は見栄を張りたがります。彼が何かを言っている時に「ただ言ってるだけでしょ?」と言ってしまうと、彼のプライドを傷つけてしまいます。思いやりのある言葉遣いを心掛けましょう。「何で分からないの?」男性は、自分が何も分かっていないと思われることを嫌います。上から目線で「どうしてこんなことも分からないの?」と言われると、彼は傷ついてしまうでしょう。優しく教える姿勢を持ちましょう。言葉選びに気をつけて男性の心は繊細です。彼らを深く傷つける一言を避けるためには、言葉遣いに気をつける必要があります。彼らをサポートする気持ちを忘れずに、お互いの関係をよりいいものにしましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月20日彼氏を傷つけてしまうかも…NGな話題って?相手を傷つけることを言ってしまうと、関係は一気に悪化してしまうかもしれません。今回は男性を傷つけてしまうNGワードを紹介します。収入に触れる男性は女性よりも稼ぎが少なかったり、劣等感を感じていることがあります。だからこそ、女性が収入について直接言及すると、彼らのプライドが傷ついてしまうこともあります。もし彼のことを大切に思うなら、収入の話題は避けておくべきです。容姿を非難する容姿についてのイジりは、言う方は冗談のつもりでも、受ける方には深く傷つくものです。もし彼にイメチェンを希望するのなら「こうしたらもっと素敵になるかもしれないよ」という形で提案する方がいいでしょう。疎外感を与える男性に疎外感を与える話をすると、男性は「俺って頼りないのかな」とショックを受けることもあります。彼には分からないかもしれないと突っぱねるのではなく、ざっくりと話を聞いてもらうことで心が軽くなることもあります。相手を傷つけないように何気ない発言や無意識の行動が相手を傷つけてしまうことがあります。楽しく前向きな話題を選び、言葉遣いにも気をつけることで、笑顔で満ちあふれたコミュニケーションを築くことができるでしょう。(愛カツ編集部)
2024年01月19日関係を悪化させる…ケンカ中のNGワードきっかけはささいなものでも、ケンカ中の言動で別れに発展することもあります。今回はケンカ中のNGワードについて紹介します。「私のことも考えて!」ケンカ中はお互いが不満や不信感を抱えている状態です。自分のことを求めても相手は受け入れないかもしれません。相手を思いやる気持ちを持ちながら「私もあなたのことを考えられていなかったけれど、これからはもう少し考えてみるよ」と伝えましょう。「わかってくれないんだね…」わかろうと思っているから話し合いになったのに「わかってくれないんだね…」と決めつける言葉はイライラさせることがあります。お互いが理解しようとしているのに、意見がぶつかることもあるのです。ケンカをすること自体を無駄だと思っているような発言は避けましょう。「何でもない」彼が明らかに怒っている時に「何でもない」と言ってしまうと、彼を困らせることになります。男性は怒っている時に「何かあったの?」と聞いているので、素直な気持ちを言葉にしましょう。「いつもそうだよね」彼が努力しているのにもかかわらず「いつもそう!」と言ってしまうと、彼の努力を否定したことになります。不満を伝えたい時は「いつも〇〇してくれて嬉しいけれど、△△はやめてほしい」と伝えると、彼も受け入れやすいでしょう。言葉の選び方に気を付けてケンカ中も、彼を傷つけない言葉を選んで話すことが重要です。思わぬ一言が彼の心に刺さり、後悔することにならないようにしましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月16日別れに直結!?ケンカ中の「NGワード」カップルが付き合っていく上で、ケンカは避けられません。ただし、ケンカが別れにつながってしまうこともあるので、注意が必要です。今回は「ケンカ中のNGワード」を紹介します。「わかってくれないの?」「ケンカするたびに『どうしてわかってくれないの?』って言われるとうんざりします。もっとこうしてほしいという気持ちは分かりますが、直接言ってほしいですよね」(20歳男性)具体的な要望を伝えないと相手はわかってくれません。だからこそ、直接的に言葉にして伝えることが大切です。「別れたい」「彼女とのケンカ中に『もう別れたい』と言われたことがあります。正直気持ちが冷めてしまいます」(29歳男性)ケンカ中に別れたいと言ってしまうこともあるかもしれません。しかし逆効果になることもありますので注意しましょう。「一緒にいても楽しくない」「同棲していた時、彼女からしょっちゅうダメ出しされて、『一緒にいても楽しくない』と言われました。その時は本当にショックでしたし、もう別れようかとも思いました」(27歳男性)一緒にいて楽しくないと言われると、男性のプライドは傷つきます。相手を傷つけないよう、注意しましょう。ケンカしても…言葉の選び方次第で関係性が変わってしまうこともあるので注意が必要です。相手の気持ちを考えたコミュニケーションを心掛けましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月06日言っちゃダメ!?ケンカのときに言ってしまいがちなNGワードケンカをしているとき、思いがけずヒートアップしてしまった経験はありませんか。思ってもいなかったのに、ついはずみでキツいことを言ってしまった人もいるかもしれません。今回は「ケンカのときについ言ってしまいがちなNGワード」を紹介します。「人としてどうなの」「じゃあなんで、俺と付き合っているんだ?」と思われてしまい彼のプライドを傷つけてしまいます。最悪の場合、彼が付き合いをやめたくなるかもしれません。「ちょっとだけ私の気持ち、考えてみて」「悪気はないのかもしれないけど、私だって…」という感じで、少し理性的に彼に気持ちを伝えてみるのはどうでしょうか。「前にもあったよね?」彼とのケンカを4回5回と繰り返しているからこそ「これ、前にもあったよね」と言いたくなるものです。ですが以前の話をいまさらチクチク言われると、男性はいっそうやるせない気分になります。せっかく改善しようと思っている矢先にそんなことを言われたら「もう聞きたくない」という気持ちのほうが強くなってしまうものです。「私が悪いって言いたいんでしょ」これを言われてしまうと男性は自分が軽く扱われていると感じ、もっと嫌な気持ちになることがあるかも。「私にどうしてほしかったの?」「じゃあ一番いい方法ってなに?」など、どちらが正しいか間違っているかを問うようにして、論点をはっきりさせるのもおすすめです。意外と「え!たったそれだけのことなの?」という答えが返ってくるかもしれません。「だからあなたは」たしかに欠点もあるのかもしれませんが「だからあなたはダメ」と全否定された彼はこれからどうしたらいいのかわからなくなってしまいます。「だからあなたは」と言わず「とりあえず〇〇だけしてみようよ。そしたら〇〇だってできるかもしれないよ」と、具体的な方法を彼に伝えてみてください。相手を責めすぎないように山ほど言いたいことが出てきたとしても、責めすぎないように注意しましょう。彼が改善すべきことをはっきりと、かつ柔らかく伝える意識が大切です。(愛カツ編集部)
2024年01月03日男性が別れを決意するNGワードとはカップルが幸せな関係を築くためには、ケンカをうまく乗り越えることが重要です。なかには言葉の選び方一つで別れを意識させてしまうNGワードが存在します。そのNGワードを紹介します。「このままだと一緒にいて辛い」男性にとって、「一緒にいても辛い」と言われるのはショックです。この一言を聞いた男性は「自分が彼女を幸せにできないのだろう」と自信を失ってしまい「別れれば彼女は幸せになれるだろう」と考えるようになります。この一言は絶対に言わないほうがいいでしょう。「なんで分かってくれないの?」男性は女性が期待するほどには鈍感な存在かもしれません。わかってほしいなら、具体的に伝えることが大切です。自分の気持ちを察してほしいと思うなら、簡潔に言葉にして伝えましょう。「もう別れたい」この一言は試しに言って、相手に引き止めさせたいという意図があることが多いです。しかしそう思われてしまうと男性の気持ちが冷めてしまいます。何度も言っても効果はありませんので、気軽に言わないようにしましょう。彼の存在を否定しない彼に直してほしい部分があるとき、それについて話し合うことは必要です。相手の気持ちを考えながら、適切な言葉選びを心掛けましょう。(愛カツ編集部)
2024年01月02日ケンカ中でも言っちゃダメ!別れにつながるNGワードケンカ中のささいな一言が、二人の関係に決定的な溝を作ってしまうこともあります。男性が「言われたら許せない」「冷めちゃう」と感じる「ケンカ中の彼女の失言」とは?「本当は好きじゃなかったの?」ケンカ中は感情が高ぶり、思わずついてしまう失言です。男性は「今までの関係は何だったんだろう?」と、彼女に対する信頼が揺らいでしまうようです。「元カレと比べられる」彼女が自分と元カレと比較する言葉を口にすると、男性はイライラしてしまいます。自分と元カレを比べられることに対して、嫌悪感を抱く男性が多いようです。「どうせ浮気してるでしょ?」脈絡もなく浮気を疑われる発言は、男性にとって許せないものです。男性は、簡単に浮気を疑われることに対して怒りを感じることがあるようです。「何でもいいよ、わかんないでしょ?」相手の怒りの理由を理解できないと感じた時、投げやりな態度を取ることは男性を怒らせます。自分が理解できなくても、相手の気持ちに寄り添って考えることが重要だということを忘れずにいましょう。「謝れ!」謝罪を求める言葉は、男性が反発心を抱く原因となることがあります。男性は、自分が悪いかもしれないと思っていても、強制的に謝罪を求められることに対して抵抗感を感じるようです。「別れよう」試し行動とわかっていても、別れを示唆されると男性の気持ちは冷める一方です。お互いの関係を試すために別れをほのめかすことは避けた方がいいでしょう。まずは深呼吸ケンカはお互いの関係を深めるための機会ですが、相手を傷つけることばかり考える発言は男性を冷めさせます。お互いを傷つけることを目的とするケンカは避け、関係をよりよくするために努力しましょう。(愛カツ編集部)
2023年12月18日“絶縁のきっかけ”になるNGワード3選どのような関係性でも、何気ない一言が絶縁のきっかけとなります。今回は男性たちに「言われてショックを受けた一言」について聞いてみました。職場で…「職場の同僚と付き合っていたんですけど、彼女の方が先に出世コースに乗っていました。それ自体はお祝いしていたんですけど、『〇〇君は遅咲きタイプだもんね、自分のペースで取り組んだらいいよ!』って言われてしまいました。俺はそんなことを気にしていなかったのに、この一言をきっかけに段々気持ちが冷めて別れました…」(26歳/男性)たとえ悪気はなくても、言われた側が深く傷つく可能性もあります。職場の同僚でも恋人同士でも、相手の気持ちを考えた発言ができるといいですね。お家デート中…「お家デート中に『最近髪の毛寂しくなってきたよね(笑)』と指摘されて、ガッカリしました。たしかに寒々しくなっていたけど、これからもこういう発言が続くのかなと思うと、別れた方がお互いのためかなと思ってしまいました」(33歳/男性)冗談でも言ってはいけないことがあります。特に本人がコンプレックスに思っている場合は、指摘しないようにしましょう。転職を決意して…「職場がブラックだったんで、転職活動をしようとしていたら『それって将来性あるの?』と言われました。とてもきつかったです。自分が一生懸命取り組もうとしていることを疑問視されると疲れます。たぶん別れるだろうな」(27歳/男性)相手の気持ちを考えずに自分の意見を押し付けるのはNGです。本当に将来性あるのか不安に思っても、まずは相手の話を聞くといいでしょう。ささいな発言でも…ささいな言葉でも、相手の心に傷を残すことがあります。同僚や恋人など、大切な人間関係を壊さずに済ませるためにも、言葉遣いには十分気を配りましょう。(Grapps編集部)
2023年12月14日将来は破局確定です。今は仲良しでも…別れを早めるNGワードケンカをしているとつい言葉が荒くなりがちですよね。相手を傷つけてしまう発言を続けると、関係修復が難しくなるかもしれません。そこで、今回はケンカ中に言わないほうがいい言葉を紹介します。「自分はなにも悪くない」相手がひどいことを言ってきたとしても「悪気がなくやった訳じゃないから自分は悪くない」と突っ張るのは避けましょう。お互いに「自分には悪いところがあった」と歩み寄ることが大切です。「なんでそんなことで怒るの?」相手が怒っているのであれば、そのことは彼にとって重要なのです。理解できない態度をとるとパートナーの信頼を失うことになるかもしれません。まずは相手の意見に耳を傾ける姿勢を見せましょう。「君はどうせ〇〇だもんね」相手を見下すような言葉は避けましょう。相手はショックを受けることでしょう。ケンカの終わりを受けいれたい気持ちはわかりますが、相手に傷を与えてしまう可能性があるため控えるべきです。「いつもそうじゃん!」相手の話を否定する言葉は避けましょう。男性のミスを「いつも」と一括りに否定するのは避けるべきです。たまたまのミスでも「いつもだから」と決めつければ、相手をさらに怒らせることになるでしょう。なにか問題が起きたら…ケンカは感情にまかせて発言しやすいですが、相手の心を傷つけることにもなりかねません。できれば、ケンカではなく話し合いで解決することが理想です。ケンカ中に言葉を選ぶことを意識し、相手の気持ちを尊重しながら話し合ってください。(愛カツ編集部)
2023年12月05日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。「早くしなさい!」や「また散らかして!」などついつい言ってしまう言葉もたくさんありますよね。中田先生が子どもを叱るときの効果的な言い換え方法をいくつも教えてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱るときもそうです。 叱るときに大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱るときに思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 “また”○○したのね!子どもは、何度言っても同じことを繰り返しします。例えば、「また指を吸って!」「また、意地悪して!」「また、散らかして!」などあるかもしれませんね。しかし、大人が何か指摘されるときに、「また」と言われるとどうでしょう? 「また、テレビばっかり見て!」と言われたら? 「いやいや、さっきまで家事をしていて、今やっと休憩するところよ。“また”なんて決めつけないで」と思いませんか? 子どももきっとそう思っているはず。なので、言い換えてみましょう。 ・「また指を吸って!」⇒「指をはずそうね」 ・「また、意地悪して!」⇒「どうして○○したのかな?」 ・「また、散らかして!」⇒「ママ、お願いがあるんだけど。ここを片づけてくれると嬉しいな」 上記はあくまで一例です。子どもにして欲しい行動を具体的に伝えたり、子どもの気持ちを聞くとよいでしょう。 “早くしなさい!”「早く~しなさい」の“早く”は、親が思わず使ってしまう言葉の第1位かもしれませんね。「早くこっちに来なさい」「早く食べなさい」「早く着がえなさい」「早く寝なさい」などなど、年齢が高くなるごとに“早く”を言うことが増えてきます。 それはどうしてでしょう? それは、子どもがだんだん自立してきて自分でできることが増えてきたことを親自身が知っているからではないかと思います。しかし、思ったようには子どもが動いてくれない。そのため“早く”と言ってしまうのです。思ったように子どもが動いてくれないということは、親としては自分が思った通りに動いて欲しいわけです。しかし、親と子どもは別の生き物。思ったように動いてくれるはずがありません。 実は私もわが子には“早く”と言ってきた母親の一人です。でも、あるとき息子に言われたんです。「ボクは一生懸命早く動いているんだ!!」ってね。そこで気づいたんです。「そうだった。私は数十年人生経験があるけれど、この子はまだ数年しか生きていないんだ」と。大人は新幹線。子どもは普通列車。と思って、今以上に子どもを待ってみてください。その上で、言い換えをしてみましょう。 ・「早くこっちに来なさい」⇒「準備はできた?」 ・「早く食べなさい」⇒「よく噛んで飲み込んでね」 ・「早く着がえなさい」⇒「ズボンを履こうね」 ・「早く寝なさい」⇒「そろそろ寝る時間だから寝るよ」 言い換えるときは、今の状況をたずねてみたり、子どもにして欲しい行動を具体的に伝えるといいでしょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎晩、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月10日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。子どもを叱らなくてはいけない場面、どうしてもありますよね。自分に余裕がないとついついキツい言葉を子どもに言ってしまい、反省する……なんてことも育児の中ではあるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱る時もそうです。 叱る時に大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱る時に思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 片づけないなら“捨てるわよ”「おもちゃを片づける」は、どのおうちでもあるあるのお悩みかもしれません。「片づけてね」という声かけを何度しても聞いてくれなかったら「とほほほほ」となってしまいますね。だから思わず、「片づけないなら、捨てるわよ!」と言ってしまう気持ち、分かります! 分かります! しかし、これは“脅し”のようになってしまい、子どもの心に悪影響を与えてしまうことにもなり兼ねないのです。子どもにとっては「大切なおもちゃが捨てられる!!」とビックリしてしまいますね。 子どもに片づけてほしい部分はどこでしょう? そんなことを考えてみながら、「片づけなさい!」を違う言葉で言い換えをしてみましょう。 「今、あそんでいないおもちゃを片づけてほしい」⇒「使っていないおもちゃをおもちゃ箱に入れよう」 「これから予定があるから、全て片付けてほしい」⇒「そろそろお出かけするから片付けようね」 遊んでいるとき、“次のおもちゃ(遊び)に移るときには、今まで遊んでいたおもちゃを片づける”ことが基本。家事をしながらでも子どものあそびが変わったときは、「ブロック片づけてからパズルをしようね」と声かけをしていきましょう。それが習慣になると、自分でできるようになっていきます。低年齢のお子さんは、まだ自分ひとりでは片づけることができないので、親も一緒に片づけるようにしましょう。 “ダメ!”子どもが危ないことをするときに必要な言葉は「ダメ!」ですね。とにかくその危険な行動をやめてほしいときに使うにはよいのですが、例えば電車の中で騒いだとき、公園で順番のルールを守らなかったとき、「お菓子を買って!」と駄々をこねたときなど、何でもかんでも使ってしまいがちになるのもこの「ダメ!」です。では、「ダメ!」ではなく違う言葉で言い換えをしてみましょう。 ・電車の中で騒いだとき⇒小さな声でお話ししてほしい。と伝える。 ・公園で順番のルールを守らなかったとき⇒○○ちゃんの後ろに並ぼうね。と伝える。 ・「お菓子を買って!」と駄々をこねたとき⇒今日は、お菓子を買わない日なの。と伝える。 もちろん、どれもこの言葉だけでは納得いかないこともあるでしょう。その場合は、また別の言葉でしてほしいことや決まり事を伝えます。「ダメ」をたくさん使い続けていると「ダメ」では、子どもが反応しないようになります。「ダメ」は危険なことが起きたとき(起きそうなとき)のとっておきの言葉として残しておきましょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎朝、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年11月05日しまむらには、ワードローブに1枚は欲しいセットアイテムがあるのだとか!今回は、@marino12131さんと@ririka_shimamuraさんが投稿した、しまむらのセットアイテムを紹介します。「コーデ迷子にならない」優秀なアイテムなので、ぜひチェックしてみてくださいね。ビスチェ×ハイネックトップスのセットアイテム出典:Instagram@marino12131さんが紹介されていたのは、ビスチェとハイネックトップスのセットアイテムです♪商品名は「ビスチェツキプチハイブラウス」で、カラーは「中白」そのままセットで使うだけで、トレンド感のあるコーデに仕上がります。シンプルで着回しやすいデザインでもあるため、ワードローブに1枚は欲しいアイテムですよね。モノトーンコーデも大人かわいく出典:Instagramこちらは「ビスチェツキプチハイブラウス」を使ったモノトーンコーデ!モノトーンスタイルですが、ビスチェをプラスしているため、甘いムードが漂っていますよね。ブラウスはインしてもアウトにしても、大人かわいい着こなしが可能。@marino12131さんは「コーデ迷子にならない」と絶賛されていましたよ♪クロシェ編みベストのセットアイテム出典:Instagram「クロシェベスト+PO」の「中黒」も、ワードローブに1枚は欲しい優秀なアイテム♡ベストとTシャツがセットになっており、コーデに迷ったときの救世主になりそうですね。@ririka_shimamuraさんは「モノトーンの色合いがたまりません」とお気に入りの様子でした。クロシェ編みがかわいいベストで、コーデの主役になること間違いなし!秋コーデにピッタリ出典:Instagram@ririka_shimamuraさんは「クロシェベスト+PO」を、セットでコーデに取り入れていました。マーメイドスカートと合わせてあり、甘さがたっぷりのコーデになっています。それぞれ単品でも使いやすく、ビスチェはブラウスやワンピースとレイヤードしても◎しまむらのセットアイテムがあれば、手軽にオシャレなスタイルが完成します。コーデに迷いたくない人は、しまむらのセットアイテムをチェックしてみてくださいね。※こちらの記事では、MARINO(しまむら/UNIQLO/GU/ZARA)(@marino12131)様、りりか|しまむらオタク(@ririka_shimamura)様のInstagram投稿をご紹介しております。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※アカウント名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。
2023年09月27日塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を同時に使ったり混ぜたりすると、危険なガスが出てくるというのは有名な話です。ほかにも暮らしの中にNGな行動があることをご存じですか。ついやってしまいがちな行為は、意外といろいろなところにあるのです。洗濯でのNG行動暮らしの中のNG行動についてInstagramで、ゆう(y_room_11)さんが紹介しています。洗濯機を使っているとついついNG行動をしがちです。まず気をつけたいのが、洗濯機の蓋を閉めっぱなしにしないこと。洗濯機の蓋を閉めっぱなしにすると、湿気がこもってしまいます。こもった湿気はカビの原因になることもあるのです。同じくカビや臭いの原因として挙げられるのが、タオルを濡れたまま洗濯機に入れることです。タオルは乾燥させてから洗濯機に入れるようにしましょう。キッチンにもNG行動がキッチンで気をつけたいNG行動もあります。シンクをきれいにしたいからと、「オキシクリーン」をシンクに使っていませんか。「オキシクリーン」は弱アルカリ性の洗剤です。フッ素コーティングされているシンクに使用するとコーティングがハゲてしまい、シンクが汚くなってしまうのだそう。ステンレス製品に使用可能なものですが、金属塗装されているものには使えないので注意してください。シンク洗いには中性洗剤を使用しましょう。シンクを痛めてしまう行動としてもう1つ注意したいのが熱湯です。熱湯をシンクに捨てる時、ついそのまま流していないでしょうか。排水溝の奥に繋がっている塩化ビニル製の配管が熱湯で痛んでしまう可能性があります。熱湯を捨てるときは、必ずお水を出しながら一緒にお湯を捨てましょう。ついやってしまいがちな暮らしのNG行動は、意外なところにあります。ほんの少し気を付けるだけで暮らしやすくなり事故が減らせるので、ぜひ見直してみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る ゆう | 暮らしの小さな幸せをつくる(@y_room_11)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月07日桐谷健太が主演する「インフォーマ」。その2話が1月26日深夜放送。佐野玲於演じる三島が発した言葉に「パワーワードで爆笑」「面白ワード」などSNSが大きく盛り上がっている。沖田臥竜の書き下ろし小説を原作に沖田氏自身が監修も手がけ、『新聞記者』『余命10年』などで知られる藤井道人監督がメガホンをとった本作。連続ドラマ単独初主演となる桐谷さんが元二代目西宮会若頭補佐で警察・裏社会の住人たちにも顔が広く、人知れず情報やメディアを操り、葬り、裏社会を動かす“インフォーマ”木原慶次郎を演じる。共演には木原の運転手として“火だるま殺人”を追うことになる週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治に佐野玲於(GENERATIONS)。木原の因縁の相手で政治家をどんどん“火だるま”にして殺害していく謎の集団のリーダーに森田剛。また木原をパパと呼ぶ歌舞伎町のキャバクラ嬢・ナナに北香那。三島の先輩記者・箱崎徹に山中崇。三島と木原を出会わせた週刊誌「タイムズ」編集長・長澤あすかにMEGUMI。そのほか淵上泰史、濱津隆之、般若、二ノ宮隆太郎、藤井陽人、西村元貴、田島亮、一ノ瀬ワタル、高橋和也、宮川一朗太、千葉哲也、石橋蓮司といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。国土交通副大臣の山本が街中で火だるまになって死に、さらに新たな“火だるま殺人”が発生する。一方、火だるま殺人の手口から犯人を確信した木原はとあるレストランへ向かい、同行した三島に、中にいる六車連合の組長・河村恭介(淵上泰史)へデータを届けるよう命じる。データを確認した河村は「誰の差し金だ」と激高、三島を震え上がらせるが、それは木原による“テスト”だった。河村は三島が“ポンコツ2号”と名付けられたことを知ると、ナナと同じく「2号は大事にしてやってください」と、木原に意味深な言葉を告げる…というのが今回のストーリー。三島はあすかに電話で助けを求める。「面白いじゃない。後で全部記事にしちゃいなさいよ」と笑うあすかに「記事にする前に死にますって」と返す三島だが、あすかは「愚痴言ってる暇あったら、さっさと記者根性見せなさいよ!」と一喝。すると三島は「反社パラダイスみたいになってますって!」と口にする…。この三島の“反社パラダイス”というワードに「インフォーマ2話観始めたぜ反社パラダイスでウケとる」「2話見た!反社パラダイスと言うパワーワードで爆笑」「2話もおもしろかった!反社パラダイス最高www」などSNSが盛り上がる。「反社パラダイスとかいう面白ワード終始気弱そうなのに時々ズバズバ言う三島のキャラよ」「三島くんポンコツなのに要所要所で肝座ってる」など、三島の芯の強さに触れたコメントも投稿されている。【第3話あらすじ】木原は謎の男の潜伏先に残された資料から、謎の男たちの次のターゲットが瀧澤組の組長(千葉哲也)であることを掴む。しかし襲撃を恐れてか瀧澤の居場所はつかめない。そこで木原は三島を連れて瀧澤組へ乗り込み、若頭の相田(般若)をはじめ血気盛んな組員たちの前で、瀧澤の居場所はすでに見当がついていると高らかに宣言する…。「インフォーマ」は毎週木曜日深夜0時25分~カンテレにて放送中(関西ローカル)。(笠緒)
2023年01月27日男性は意外とすぐに、好意が言葉に出てしまうことがあるのだとか。だからこそ、好きな男性との会話は、短いワードも聞き逃さないほうがいいかもしれません。今回は、男性が付き合いたい女性に言う「ポロッとワード」を3つご紹介します。「髪の色変えた?」男性があなたの小さな変化に気づいて指摘してきたなら、付き合いたいと思っている可能性があるようです。たとえば「髪の色変えた?」「それって新しい靴?」など。女性同士では気づくのが普通でも、男性は意外と気づかないものなのだとか。それでも気づくのは、日頃からあなたに注目しているからではないでしょうか。小さな変化の指摘は「付き合いたいと思うくらい、君のことを見てるよ」というメッセージが込められているかもしれません。「モテるでしょ?」男性から「モテるでしょ?」と聞かれたなら、付き合いたいほど気に入られている可能性があります。「モテるでしょ?」には「自分の好みのタイプ」「付き合いたいと思う男の気持ちがわかる」という意味を含む場合があるのだとか。少なからず恋愛感情があるからこそ「モテる」のワードが出てくるのではないでしょうか。また「モテるでしょ?」との問いかけの答えで、あなたの彼氏の有無を見極めようとしているのかもしれません。「休日はなにしてるの?」男性にとって、好きな女性の休日の過ごし方は重要な情報のようです。なぜならば、誰と何をしているかで、彼氏の有無や忙しさ、趣味嗜好などがわかるからだそうです。そして、回答次第でデートに誘おうと考えているからなのだとか。なにげない様子で「休日はなにしてるの?」と聞いていても、男性は内心興味津々かもしれません。なお、LINEなどで「今なにしてる?」というメッセージも、同じ意味を含む場合があるようです。男性は付き合いたいと思う女性に強い興味を持っており、会話の中に気づきや質問が自然と出るようです。今回ご紹介したポロッとワードを、ぜひ参考にしてくださいね。
2022年12月29日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。「早くしなさい!」や「また散らかして!」などついつい言ってしまう言葉もたくさんありますよね。中田先生が子どもを叱るときの効果的な言い換え方法をいくつも教えてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱るときもそうです。 叱るときに大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱るときに思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 “また”○○したのね!子どもは、何度言っても同じことを繰り返しします。例えば、「また指を吸って!」「また、意地悪して!」「また、散らかして!」などあるかもしれませんね。しかし、大人が何か指摘されるときに、「また」と言われるとどうでしょう? 「また、テレビばっかり見て!」と言われたら? 「いやいや、さっきまで家事をしていて、今やっと休憩するところよ。“また”なんて決めつけないで」と思いませんか? 子どももきっとそう思っているはず。なので、言い換えてみましょう。 ・「また指を吸って!」⇒「指をはずそうね」 ・「また、意地悪して!」⇒「どうして○○したのかな?」 ・「また、散らかして!」⇒「ママ、お願いがあるんだけど。ここを片づけてくれると嬉しいな」 上記はあくまで一例です。子どもにして欲しい行動を具体的に伝えたり、子どもの気持ちを聞くとよいでしょう。 “早くしなさい!”「早く~しなさい」の“早く”は、親が思わず使ってしまう言葉の第1位かもしれませんね。「早くこっちに来なさい」「早く食べなさい」「早く着がえなさい」「早く寝なさい」などなど、年齢が高くなるごとに“早く”を言うことが増えてきます。 それはどうしてでしょう? それは、子どもがだんだん自立してきて自分でできることが増えてきたことを親自身が知っているからではないかと思います。しかし、思ったようには子どもが動いてくれない。そのため“早く”と言ってしまうのです。思ったように子どもが動いてくれないということは、親としては自分が思った通りに動いて欲しいわけです。しかし、親と子どもは別の生き物。思ったように動いてくれるはずがありません。 実は私もわが子には“早く”と言ってきた母親の一人です。でも、あるとき息子に言われたんです。「ボクは一生懸命早く動いているんだ!!」ってね。そこで気づいたんです。「そうだった。私は数十年人生経験があるけれど、この子はまだ数年しか生きていないんだ」と。大人は新幹線。子どもは普通列車。と思って、今以上に子どもを待ってみてください。その上で、言い換えをしてみましょう。 ・「早くこっちに来なさい」⇒「準備はできた?」 ・「早く食べなさい」⇒「よく噛んで飲み込んでね」 ・「早く着がえなさい」⇒「ズボンを履こうね」 ・「早く寝なさい」⇒「そろそろ寝る時間だから寝るよ」 言い換えるときは、今の状況をたずねてみたり、子どもにして欲しい行動を具体的に伝えるといいでしょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎晩、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2022年11月17日保育士の中田馨さんが、子どもを叱るときの「言ってはいけないNGワード」について詳しく教えてくれました。子どもを叱らなくてはいけない場面、どうしてもありますよね。自分に余裕がないとついついキツい言葉を子どもに言ってしまい、反省する……なんてことも育児の中ではあるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは! 保育士の中田馨です。毎日子どもと生活していると、どうしても叱らなければいけない場面が訪れます。子どもを叱るって本当に難しい! と実は私も思っている一人。それは保育所の子どもたちもそうですし、もう中高生になった自分の子どもを叱る時もそうです。 叱る時に大切なことはいろいろありますが、私が大切にしているのは3つ。子どもの目を見て叱ること。そして、子どもの感情に影響されないこと。また、自分の感情は平たんでいることです。今回は、子どもを叱る時に思わず言ってしまいがちな言葉と、その言い換えの方法をご紹介します。 片づけないなら“捨てるわよ”「おもちゃを片づける」は、どのおうちでもあるあるのお悩みかもしれません。「片づけてね」という声かけを何度しても聞いてくれなかったら「とほほほほ」となってしまいますね。だから思わず、「片づけないなら、捨てるわよ!」と言ってしまう気持ち、分かります! 分かります! しかし、これは“脅し”のようになってしまい、子どもの心に悪影響を与えてしまうことにもなり兼ねないのです。子どもにとっては「大切なおもちゃが捨てられる!!」とビックリしてしまいますね。 子どもに片づけてほしい部分はどこでしょう? そんなことを考えてみながら、「片づけなさい!」を違う言葉で言い換えをしてみましょう。 「今、あそんでいないおもちゃを片づけてほしい」⇒「使っていないおもちゃをおもちゃ箱に入れよう」 「これから予定があるから、全て片付けてほしい」⇒「そろそろお出かけするから片付けようね」 遊んでいるとき、“次のおもちゃ(遊び)に移るときには、今まで遊んでいたおもちゃを片づける”ことが基本。家事をしながらでも子どものあそびが変わったときは、「ブロック片づけてからパズルをしようね」と声かけをしていきましょう。それが習慣になると、自分でできるようになっていきます。低年齢のお子さんは、まだ自分ひとりでは片づけることができないので、親も一緒に片づけるようにしましょう。 “ダメ!”子どもが危ないことをするときに必要な言葉は「ダメ!」ですね。とにかくその危険な行動をやめてほしいときに使うにはよいのですが、例えば電車の中で騒いだとき、公園で順番のルールを守らなかったとき、「お菓子を買って!」と駄々をこねたときなど、何でもかんでも使ってしまいがちになるのもこの「ダメ!」です。では、「ダメ!」ではなく違う言葉で言い換えをしてみましょう。 ・電車の中で騒いだとき⇒小さな声でお話ししてほしい。と伝える。 ・公園で順番のルールを守らなかったとき⇒○○ちゃんの後ろに並ぼうね。と伝える。 ・「お菓子を買って!」と駄々をこねたとき⇒今日は、お菓子を買わない日なの。と伝える。 もちろん、どれもこの言葉だけでは納得いかないこともあるでしょう。その場合は、また別の言葉でしてほしいことや決まり事を伝えます。「ダメ」をたくさん使い続けていると「ダメ」では、子どもが反応しないようになります。「ダメ」は危険なことが起きたとき(起きそうなとき)のとっておきの言葉として残しておきましょう。 実は先日、中2の娘に「明日何時に起こしたらいい?」と聞いたときに指摘されました。「毎朝、“ホンマに起きてよ”って言うのやめてくれへん? 腹立つねん」と。最近の娘は、何度起こしても起きなくて手を焼いているので、口癖になっていたんですね。いやあ、反省しましたね。叱る場面じゃないにしても、普段思わず子どもに言ってしまっている「NGワード」は他にもありそうですね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2022年11月13日