岡崎体育の「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「サウンドトラック」です。僕の母親がイージーリスニング好きで、『image』シリーズをずっと買っていたんです。リラクシング系、癒し系の音楽を集めたオムニバスアルバムです。小学生時代、僕もそれにどハマりしてずっと聴いていたのが、サウンドトラックを嗜む入り口だったのかなと思います。『image』といえば“情熱大陸のメインテーマ”です。僕にとってはこの曲は『image』シリーズを象徴するような曲で、いちばん気に入ってよく聴いてました。その主旋律は葉加瀬太郎さんのバイオリン。でも、そこであえて主旋律とは全然違うギターの音だけ聴き込んで、家にあったミニギターを抱えて一緒に弾いている真似をしたりしてましたね。あと記憶にあるのは、袴田吉彦さんが声優として主人公の吹き替えをされていたディズニーのアニメ映画『ダイナソー』。はじめて映画館で買ってもらった映画のサントラはこれだと思います。このアルバムの8曲目くらいに、木の上で生活している猿たちがむっちゃ踊りだすっていうのがテーマの曲があって。アップテンポなその曲が大好きで、この曲も猿になりきって踊りながら聴いたりしていました。だから僕にとってサントラは、その世界に没入して“なりきれる”楽しさがある音楽なんですよね。大人になってもサントラはそういう聴き方ができる音楽だと思います。歌モノ聴いて気分を上げるっていうのもいいですが、ピアノだけのエレジーな感じの曲とかをプレーヤーで流して電車に乗っていると、あたかも自分が物語の主人公になったような気分に浸れる。僕の最新アルバムにも「電車で聴くと映画の主人公になれる曲」というのがあるので、ぜひ試してみてほしい。めっちゃ、気分いいですから。そんな僕ですから、自分でサントラ作ってみたいという思いがあります。…ここで、ずっと温めているアイデアを発表していいですか?まだ、レコード会社にも話してないのにええのかな。てか、言って真似されたらイヤやな。ここで言っておけば真似されないか。あのですね、架空の映画のサントラ集を作っています。主題歌とか挿入歌とかもちゃんと作って、本格的に。最終的には、ポスターとかチラシも作って、予告編くらいまでは作ってみたいですね。…あ、でも、もちろん、ほんまの映画のサントラのオファーもお待ちしています!おかざき・たいいくNHK Eテレ『天才てれびくんYOU』に出演中。全国6会場7公演、ワンマンツアーが3/25・仙台を皮切りにいよいよスタート!※『anan』2018年3月21日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年03月17日A・A・ミルンの小説「くまのプーさん」が実写映画化。『プーと大人になった僕』として2018年9月14日(金)より全国ロードショー。本作では、プーさんに並んでシリーズに登場するもう1人の主人公・少年クリストファー・ロビンが、大人になった時代を描く。「くまのプーさん」40周年の記念すべき年に実写化へ言わずと知れたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」は、100エーカーの森に住んでいるくまのぬいぐるみ。親友のクリストファー・ロビンをはじめ、ピグレット、ティガー、ラビットたちと大好きなはちみつを手に入れるため旅に出たり、ランピーやモモンガを探しに行ったり、楽しい日常を過ごしている。そんな心温まる物語がスクリーンに登場したのは、今から40年前のこと。2018年は長編映画『くまのプーさん』が誕生してから40周年を迎える記念すべき年に、実写映画化が決まった。くまのプーさんと親友であるクリストファー・ロビンが再会、新たな冒険の旅へ100エーカーの森でプーさんや仲間たちとたくさんの冒険をした若い少年が、今では娘をもつ立派な大人に。映画『プーと大人になった僕』は、『くまのプーさん』でクリストファー・ロビンが「僕のことを忘れないって約束して」と約束を交わした感動の別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーさんの奇跡の再会からスタートする。プーさんが100エーカーの森以外のところへ飛び出すのは本作が初だ。予告では、クリストファーが娘との週末の約束を守れず、頭を抱えるシーンが映し出されている。そして、そこにやってくるのが、幼馴染の友人友人“ウィニー・プー”だ。彼の中に眠っていた子供の頃の記憶がよみがえり、人生の喜びを見つける新たな旅に再出発することとなる。クリストファー・ロビンを演じるのはユアン・マクレガー主人公となるクリストファーは、映画では家族を持つ大人に成長。子供の頃はあんなに楽しかったのに…やや疲れた大人に…。そんな彼が子供の頃の親友プーさんに出会う。クリストファー・ロビンを演じるのはユアン・マクレガー。『トレインスポッティング』、スター・ウォーズシリーズ、『ビッグ・フィッシュ』『ムーラン・ルージュ』と作品をあげたらきりがない人気俳優だ。堺雅人がクリストファー・ロビンの吹替声優にまた、クリストファー・ロビンの吹替声優は、俳優・堺雅人が担当。『DESTINY 鎌倉ものがたり』など数々の映画作品で主演を務め、NHK大河ドラマ「真田丸」でも主演を果たすなど活躍を見せる堺雅人は、実写映画の吹替を担当するのは今回が初となる。その他、プーさんや100エーカーの森の仲間たちとして、プーさん役をかぬか光明、ティガー役を玄田哲章、イーヨー役を石塚勇、ピグレット役を小形満が、日本語吹替を担当している。プーさんの声はアニメと同じプーさんに声を吹き込むのはジム・カミングス。ディズニー制作のアニメシリーズでも声を吹き込んでる声優だ。妻エヴリン役にヘイリー・アトウェルクリストファー・ロビンの妻エヴリンを演じるのは「キャプテン・アメリカ」シリーズでヒロインを演じたヘイリー・アトウェル。ディズニーの『シンデレラ』では主人公エラの母を演じていた。監督に『ネバーランド』のマーク・フォースター監督は、ドイツ出身のマーク・フォースター。ジョニー・デップ主演『ネバーランド』では作家ジェームス・マシュー・バリーが物語を完成させるまでを描き高く評価された。その他、代表作は『チョコレート』『007 慰めの報酬』『ワールド・ウォーZ』などで、ドラマからアクションまで定評がある。ここ最近はアクション映画が目立ったがおそらくプーさんの実写化では、しっかりとしたドラマを描いてくれるだろう。ストーリー100エーカーの森を飛び出したプーと仲間たちは、大人になった親友のクリストファー・ロビンと奇跡の再会を果たすのだが・・・。ロンドンを舞台に、忘れてしまった「大切なモノ」を思い出させてくれる感動の物語。3種のポストカード付きムビチケカード発売7月13日(金)より発売となるムビチケカードには、特製ポストカードが3枚1セットで付属する。そこには、ピグレットやティガー、イーヨーらプーさんの物語に登場する森の仲間たちも登場。US版ポスターと、青空広がるビーチで彼らが寛ぐオフショットのようなビジュアル、そしてクリストファー・ロビンの帽子をすっぽりかぶったプーさんを映した計3種を用意する。作品詳細『プーと大人になった僕』公開日:2018年9月14日(金)原題:『Christopher Robin』監督:マーク・フォスター(『チョコレート』『ネバーランド』)出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル 他配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン©2018 Disney Enterprises, Inc.■ムビチケカード詳細・『プーと大人になった僕』特製ポストカード3枚セット付ムビチケカード 一般券1,400円(税込)発売日:7月13日(金)※前売り特典は無くなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき特典が1つ付属。
2018年03月17日異なる分野で活躍する2人の“達人”が「仕事の極意」を語り合う「SWITCHインタビュー達人達(たち)」。その3月17日(土)今夜放送回は数々の人気作で活躍する声優の緒方恵美と、多方面で活躍するお笑い芸人の西野亮廣によるクロストークをお届けする。本番組は番組の前半と後半でゲストとインタビュアーが“スイッチ”、語り合うなかでお互いを“発見”し合うクロスインタビュー形式の対談番組。緒方さんはミュージカルなどでの活躍から声優へと転向。『幽★遊★白書』の蔵馬役でデビューすると、その“イケボ”で一気に人気声優となり、主人公・碇シンジ役を演じた「新世紀エヴァンゲリオン」が社会現象と呼べるほどの大ブームを巻き起こした。性別年齢問わず幅広い役柄をこなし、シリアスからコメディまでを演じられる確かな演技力を持ち、同時にラジオパーソナリティとしてもNHK「アニソン三昧」シリーズなどでそのトーク力を発揮。また音楽アーティストとしても確固たる地位を築いている。一方の西野さんは99年、梶原雄太と「キングコング」を結成すると「はねるのトびら」で注目を集めるように。2005年には月9ドラマ「スローダンス」で俳優デビュー、その後特技の画力を生かした仕事にも進出、2009年には絵本作家としてのデビュー作「Dr.インクの星空キネマ」を刊行、2013年にはニューヨークで初の海外絵本絵画展を開催。また2016年に刊行された「えんとつ町のプペル」は絵本としては異例の大ヒットを記録したほか、無料でのWEB公開が大きな話題を呼ぶなど、その才能を各方面で発揮している。今回は西野さんがアニメスタジオを訪問。1人で複数の役柄を演じる緒方さんが語る、姿勢や感情を微妙に変化させていくその“声優術”を聞き、“伝わる”声にしていく緒方さんの技に感動。緒方さんは西野さんが共同オーナーを務めるスナックへ赴く。緒方さんと西野さんには“意外な共通点”がある。それは「クラウドファンディング」。緒方さんはCDを、西野さんは絵本を、それぞれクラウドファンディングで制作。緒方さんはタレントの枠を越え人を巻き込むエンターテインメントを築こうとする西野さんの思いに共感する。エンターテインメントの可能性を広げようとしていく2人が展開するトークの内容に注目だ。「SWITCHインタビュー達人達(たち)」は3月17日(土)22時~NHK Eテレで放送。(笠緒)
2018年03月17日毎日の買い物、どのくらいで済ませていますか? NHKが調査発表した「2015年国民生活時間調査報告書」(平成28年2月)によれば、成人女性が買い物にかける時間は平日で36分、土・日で50分となっており、1週間1回、ひと月に4回買い物をまとめたとしても、年間で96時間程度ロスしているという計算に。買い物って、結構時間がかかるんですね…。時短につながるネットスーパーの選び方この結果を見ると、パソコンやスマートフォンから購入できるネットスーパーを利用して、どしどし時短につなげたいと思うものの、ネットスーパーとひと口に言っても多種多様。いったい、利用するネットスーパーってどうやって選べばよいの?「実店舗を持ちながらインターネット上からの購入や決済、および、配送までを可能にしたネットスーパーの他、食材などジャンルを絞って配送を行う定期配送の2種類があります。『SEIYUドットコム』や『イトーヨーカドーのネットスーパー』らは前者。『らでぃっしゅぼーや』や『Oisix』が後者で、両者買えるものには違いがあります」そう話すのは、株式会社Money&You代表取締役でマネーコンサルタントの頼藤太希さん、そして、家計管理やネットスーパーの活用術に詳しい、ファイナンシャルプランナーの今関倫子さん。さらに次のように続けます。「普段はネットスーパーを利用しない人でも、雨の日や雪の日は利用するという人も多いようですね。確かに悪天候の日は、時短という観点では投資対効果が高いといえます。このように、自力で購入するよりも人の手を借りた方が、時間も手間も削減できるサービスを選ぶのが鉄則です。ただし、悪天候の日は、注文が集中し配達可能枠が早いタイミングで締め切られるので、天気予報を確認しておき、早目のタイミングに注文をしておかないと希望配達日時に注文できないため注意が必要です」(今関倫子さん)各種ネットスーパーを調べてみると、送料を0円とするサービスや3000円以上の購入で無料などの条件を設定しているサービス、その他、購入量や料金に合わせて金額が増減するサービスなど、料金設定にはかなりのばらつきがあるみたい。配送は時間や手間も省略できるけど、あまり高額な配送料だと経済面では大きく損してしまうことに…。料金プランを良く調べて選びましょう。「ネットスーパーは配達料金が無料となる金額の上限が設定されていますので、ちょこちょこ注文するよりは献立を考えて1週間分などまとめて早いタイミングで注文しておくことが時短につながります。スーパーで1週間分の買い物をする時間とお店までの行き来にかかる時間を計算すれば、その時短効果を感じることができるでしょう」(頼藤太希さん)また、ネットスーパーが配送対応していない地域もあります。自分のエリアは、どこのネットスーパーが対応しているのか、インターネットで調べてみましょう。ネットスーパーの各種サービスも注目ネットスーパーの利用が時短につながることはわかりましたが、欲をいえば経済面でもおトクになるとありがたい…。「楽天やイオン、イトーヨーカド-、西友など、主要なネットスーパーはいずれも何かしらのポイント連動を実施中です。だから、普段よく利用するお店と同じポイントが貯められる、割引が適用されるなどの観点でネットスーパーを選ぶのもひとつの手段。他には、例えばイオンネットスーパーであれば、毎月5のつく日はネットWAON5倍、毎月20・30日はネットWAON10倍になるキャンペーンもあるので、購入する日で利用するネットスーパーを使いわけるのも手です」(今関倫子さん)おトクになるからといって、重い荷物を持ちながら複数のスーパーを行き来するのは大変! だけど、ネットスーパーなら移動もなく、パソコンやスマートフォンで完結できるから“掛け持ち買い”も苦じゃないですね。さらに、今関さんによれば、各社サービスが独自のサポートやサービスを展開しており、それらも忙しいママたちには見逃せない! 以下がその代表例。●おうちでイオン・「置き楽サービス」注文時に申請しておくと配達時に不在でも、指定の場所に商品を届けてくれる。手数料は1回配達当り108円(税込)。ただし、初回配達時は利用不可。・「店舗受取りサービス」注文商品を店舗で直接、受取りができるサービス●イトーヨーカドーのネットスーパー・「子育て応援キャンペーン」交付日より4年以内の母子手帳の提示で配達料金が登録日より4年間いつでも100円(税込)。・「お魚調理無料サービス」塩焼きの下準備、開き、3枚おろしなど要望に合わせて調理してくれます。・「要望メモ」「お肉のトレイは1つにまとめて」「レジ袋は少なくして」などの細かい要望を注文時にご要望メモ欄に記入すると、様々な要望に応えてくれる。・「まもメール」あらかじめメールアドレスを設定しておくことで、商品お届け前にメールでお知らせしてくれます。その他、2018年の第3四半期(7-9月)提供開始の楽天と西友のネットスーパーが共同運営する新サービス「楽天西友ネットスーパー」は、品揃えの拡充や利便性の向上、配送能力の向上が見込まれているそう。どんどん便利になるネットスーパー。上手に利用すれば、時間と出費をカット。自由な時間を作り出しましょう。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月17日名前を知らずともドラマ・邦画好きなら“見たことある!”と言うに違いない。演技派俳優・中村倫也(30)が、いま急激に注目を浴びている。長年多数の作品の脇を支え、のちに旬のイケメン俳優としてブレーク――ってこれ、高橋一生パターンじゃないですか!? 「中村倫也、キテますか!?そう言っていただけると、本当に来るかもしれないので、ゴリゴリお願いします(笑)。“キテるっぽい”って書いておいてください(笑)」 中村は本誌にそう語る。放送中のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系・金曜23時15分~※一部地域を除く)ではパワハラ夫を演じ、その狂気的な演技が話題を呼んでいる。 「反響はすごいです。『“貴様”って言う人、ひさしぶりに見た』って言われたりして(笑)」(中村・以下同) 高校時代にスカウトされて芸能界入り。キャリア10年以上で、さまざまな作品にさまざまな役柄で出演してきた演技派だが、「下積みが長いので」と語る。 「デビューして1年くらいは立て続けに仕事をいただけていたんですけど、徐々に休みの日のほうが増えていって、『この世界には合わない』と腐った時期もありました」 転機は、ある演出家の言葉だったという。 「『客の動員が見込めないと、キャスティングできない。早く売れてくれ!』と言われて。そこで初めて、楽しい人と楽しい仕事をやるためには、自分を見たいと言ってくれる人を増やさないとダメなんだ、と気づきました。そこから自分自身を変える努力をしたら、面白がってくれる人が増えて」 4月からは、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演。演じるのは、女性泣かせのイケメンだが、自身のSNSでは自らの容姿を“戦慄のタレ目”と揶揄も? 「見栄えだけで勝負できるとは思ってないんです。でもこのタレ目も好きな人にはハマるのかな(笑)」 ひょうひょうとした雰囲気をまといながらも、自称・職人かたぎの熱さも見せる。底知れぬ魅力が世の女性たちをとりこにする日は近い!
2018年03月17日江戸東京博物館が、2018年4月1日(日)に再オープン。2つの展覧会がスタートするほか、記念イベントが開催される。特集展示「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」4月1日(日)から5月6日(日)までは、特集展示「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」が開催される。18世紀後半に江戸文化の最前線で活躍した浮世絵師・東洲斎写楽と喜多川歌麿。「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」では、江戸東京博物館所蔵の写楽と歌麿による浮世絵版画作品と関連資料30点を展示する。中でも注目は、江戸東京博物館ロゴマークのデザイン元となった写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」、恋する女たちの心を映し出しているかのような歌麿の「歌撰恋之部 物思恋」だ。いずれの作品も今回の展覧会で初公開される。さらに初日は写楽の浮世絵トートバッグが先着 500 名に無料でプレゼントされるほか、フォトスポットも登場し、再オープンを盛り上げる。NHKスペシャル関連企画「大江戸」展4月1日(日)から5月13日(日)まで、NHKスペシャル関連企画「大江戸」展が開催される。徳川家康が入封した1590年以前は、小さな城下町だった"江戸"。NHKスペシャル関連企画「大江戸」展は、そんな小さな町がどのように政治・経済・文化の中心へと発展していったのかを探っていく。展覧会は「江戸の成り立ち」「江戸城の絵図」「火事と江戸」「水辺の風景」「写された風景」の5つのテーマで構成。歌川広重の「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」や、「江戸始図」などを通じ、巨大都市"大江戸"の繁栄の歴史を追う。リニューアル記念イベント、レキシのライブも4月1日(日)・7日(土)の再オープン記念イベント「EDO→TOKYO VISION」では、"美意識"や"サステナブル"をテーマに、アーティストや有識者を招いたライブパフォーマンス、トークセッションを実施。日本の歴史をテーマにした楽曲を製作し、アルバムでは椎名林檎、斉藤和義、持田香織など名だたるシンガーと共演することでも注目を集めるアーティスト・レキシによるスペシャルライブも行われる。【詳細】江戸東京博物館 再オープンオープン日:2018年4月1日(日)所在地:東京都墨田区横網一丁目4番1号開館時間:平日9:30~17:30 土曜 9:30~19:30 ※入館は閉館の30分前まで。休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始TEL:03-3626-9974(代)常設展観覧料(企画展観覧料を含む):一般600円(480円)、大学生・専門学校生480円(380 円)、高校生・中学生(都外)・65歳以上300円(240円)、都内在学または在住の中学生・小学生・未就学児童は無料(個人・団体共通) ※( )内は20名以上の団体。※4月1日(日)のみ入館無料。■特集展示「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」会期:2018年4月1日(日)~5月6日(日)会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室5階 江戸ゾーン「江戸の美」、「芝居と遊里」コーナー■NHKスペシャル関連企画「大江戸」展会期:2018年4月1日(日)~5月13日(日)会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 5F 企画展示室■再オープン記念 WEEK「EDO→TOKYO VISION」江戸東京の歴史・文化とつながる一週間①4月1日(日) テーマ「受け継ぐ美意識」・14:00~15:30 ライブパフォーマンス/トークセッション②4月7日(土) テーマ「サステナブルな暮らし」14:00~15:50 落語/トークセッション18:00~19:00 スペシャルライブ(レキシ) ※事前抽選の当選者に整理券を配布。3月26日(月)に公式サイトにて告知。ライブ観覧目的のみの来館は控えること。会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 中村座前
2018年03月16日「言い逃れ不可能!悪意は無いのかも知れないが、無断で使用された事実にかわりはない。不快である。心身の損害を被っている」 デーモン閣下が、“お怒り”だ。NHKのアニメ番組で自身の肖像を無断使用されたとして、「組織としての誠実な対応」を求めているのだ。 閣下が3月15日に更新したブログによると、先月28日に放送された「ねこねこ日本史」(NHK Eテレ)の第64話「破天荒シンガー、高杉晋作!~破天荒度MAX編~」に登場したキャラクター「デーモン風高杉」が「『風』ではなく『吾輩』そのもの」だったという。閣下は「名前も含めて明らかに『吾輩の姿の無断使用』である」と指摘している。 そして閣下は、「番組制作の若僧どもに言いたい」と切り込んだ。 「何で当たり前の『許諾確認の段取り』が踏めなかったのかね?公共放送の看板の下、ためらいなくWeb上に画像を公開している思考回路も全く理解できない」 続けて、同じクリエイターとして進言した。 「そんな姿勢で『もの作り』に臨んでいるのであれば、どうせ大成などしない。とっととやめちまえ」 Twitterでは閣下の“お怒り”への賛同とともに、NHKの「ずさん」なシステムに疑問を投げかける声が上がっている。 《相撲中継でのお付き合いに関わらず、ちゃんと物申す閣下の姿勢は素晴らしいと思う》《受信料は取るけど、著作権料は払わないってか》《最低限の礼儀でマナー。ビジネスでなくても相手の同意確認を得るのは最初にやる手順》 また文中には「どこかの官庁の役人の様に『言わなければバレない』とでも思ったのかね?」「いくら勉強が出来ても、やるべきことが果たせなければ(または、やってはいけないことをやってしまうのであれば)優秀とは言えないのだ」とある。そうした言葉を受けて、《NHKというか「日本」に怒ってるような……》という声もあるが――。 NHKの“対応”を待ちたい。
2018年03月16日3月16日(金)放送のNHKの朝の情報番組「あさイチ」に、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロイン・藤岡てんを演じている女優の葵わかながゲスト出演。10か月に及ぶ撮影をふり返る葵さんの姿にSNS上では「成長した」「きれいになった」の声が続々投稿されている。番組では共演の徳永えりがVTRコメントで登場。徳永さんによれば葵さんは「ちょっとヌケてる“おとぼけさん”なところがある」という。葵さんは「えりさんは京都時代から支えていただいた方。えりさんなしではわろてんかは語れない」と徳永さんへの感謝の言葉を述べていた。「わろてんか」では17歳から50歳を超える年代までを演じるという葵さんだが、特に「子どもが出来た頃を演じるのが難しかった」と、自分と比較的近い年代ながら立場の違う役を演じるのが難しかったと撮影をふり返った。今週のオンエアでは40代を演じているが「逆に離れ過ぎたほうが、自分のイメージする40代を演じられた」という。またオーディションで合格した瞬間の映像も初公開。この直前に「ニャンちゅう」のモノマネを披露したそうで、スタジオでもモノマネを披露していた。ヒロインに決まった際は18歳、その後10か月に及ぶ撮影を経て、役のなかだけでなく自身も成長を遂げた葵さんの姿に、放送が始まると「おてんちゃん、最初より大人になってる!」「この1年でだいぶ貫禄ついたねえ」「最初と比べて落ち着きというか安定感でている」と、葵さんの成長ぶりに感慨を感じている視聴者からのツイートが数多く投稿。「わかなちゃんは落ち着いてるから、てんちゃんと全然雰囲気違うよね」とてんと実際の葵さんの違いに驚くコメントや、「葵わかなさんって、ほんと、クレバーな方ですねえ。賢いお方。ステキ」「演技力もそうだけど、話し方とかも凄くしっかりしてるなぁ」「お芝居しているときより、素のトークのほうが引きつけられる」と、落ち着いたトークの運び方を評価する反応なども寄せられていた。(笠緒)
2018年03月16日ドキュメンタリー映画『太陽の塔』が、2018年9月に新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国で公開される。「太陽の塔」とは岡本太郎の「太陽の塔」は、1970年に「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博のシンボルとして制作された作品。万博のテーマに反して周りと調和しようとしない太古のようなフォルムがひときわ異彩を放っていた。現在も大阪のシンボルとして大阪府吹田市の万博記念公園にそびえ立つ「太陽の塔」は、2018年3月19日(月)より約50年ぶりに内部を公開。入館予約開始と同時に予約が殺到し、サーバーをダウンさせる程の盛り上がりを見せている。制作当時の関係者や専門家にインタビュー映画『太陽の塔』では、制作当時、岡本太郎の周辺で太陽の塔の事業に関わっていた人々の貴重な証言と、美術研究家などの専門家やアーティスト、クリエイターのインタビューを記録。太陽の塔のルーツ、そして同時期に制作された"明日の神話"のテーマを探る取材を通して、現代に生きる我々への太陽の塔からのメッセージを読み取っていく。監督は、公募で選ばれた映像ディレクター・関根光才。これまでに安室奈美恵、AKB48、Mr.Childrenのミュージックビデオや、資生堂、TOYOTA、アディダスなどトップブランドのコマーシャルを手がけ、カンヌ国際広告祭など国際的な賞を受賞した経歴を持つ。展覧会も映画『太陽の塔』公開に連動して、大阪のあべのハルカス美術館では展覧会「太陽の塔」を2018年9月15日(土)から11月4日(日)まで開催する。詳細映画『太陽の塔』公開時期:2018年9月監督:関根光才撮影:上野千蔵照明:西田真智公録音:清水天務仁編集:本田吉孝音楽:JEMAPUR製作:映画『太陽の塔』製作委員会(株式会社パルコ、株式会社スプーン、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、 株式会社NHKエデュケーショナル)■展覧会「太陽の塔」期間:2018年9月15日(土)~11月4日(日)場所:あべのハルカス美術館住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階©2018 映画『太陽の塔』製作委員会
2018年03月16日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「食品ロス」です。無意識の習慣が食品ロスを加速させています。まだ食べられるのに捨てられてしまうという、食品ロスの問題。日本では1年に約621万tの食べ物が廃棄されているといわれています。これは日本人1人当たり、お茶碗1杯(約136g)のご飯を毎日捨てているという計算。世界の恵まれない地域や難民のみなさんへの食料援助量が年間約320万tですから、その倍近くを廃棄しているというのは胸が痛みますね。食品ロスが生まれる一番の問題は「3分の1ルール」です。これは、食品流通業界の商慣習で、加工食品の製造日から賞味期限までを3等分して、最初の3分の1がお店への納品期限、次の3分の1を店頭での販売期限とするというもの。その期限を過ぎると返品や破棄されます。これには、私たち消費者の責任もあります。店頭で賞味期限を見比べて、古いものから買えばいいのに、つい日付が先のものを手にとってしまいますよね。そうすると、販売期限の切れた売れ残りが出て、廃棄処分になってしまうのです。農林水産省の統計によると、食品ロスの半分は家庭から出ており、約302万tの食料が廃棄されているそうです。また、そのなかには手付かずの食品が約2割含まれ、うち4分の1は、賞味期限内にもかかわらず捨てられているんです。残りの半分は製造業や小売店、外食産業から出ています。政府は、売れ残りや、製造・加工・調理の際に生まれた食品廃棄物を、家畜の飼料や熱エネルギーとして再利用する取り組みを推進しています。また「フードバンク」という取り組みもNPO団体を中心に行われています。これは、食べられるけれど、印刷ミスなど規格外で流通にのらない商品、賞味期限が1か月以上ある加工食品などを預かり、児童擁護施設などの福祉施設、ホームレス支援団体の炊き出しなど、食べ物に困っている人のために使うというもの。最近では、「TABETE」という、売れ残りそうな食品を引き取るフードシェアリングサービスも実験的に開始されました。食品ロスは、私たちの意識で減らすことができます。食品を買いすぎないこと、冷蔵庫の中をまめに点検するのも無駄をなくす方法ですね。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年3月21日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年03月15日若手実力派・岡山天音が民放ドラマ初主演を務め、松本穂香と片山友希らメインキャスト、ならびに監督の松本花奈らメインスタッフを“平成生まれ”で揃えたスペシャルドラマ「平成物語」が放送されることが決定した。本作は、平成元年生まれの青年を主人公に、1989年から2018年までの約30年の月日を、若者たちの目を通して描く完全オリジナルストーリーの青春群像劇。まもなく“平成”という1つの時代が終わるいまだからこそ、平成を生きているすべての人に見ていただきたい、との思いで実現した。■物語主人公の名前は平成(ヒラナリ)。平成元年に生まれたので縁起がいいと、父親が「ヒラナリ」と命名した。流されやすく優柔不断な性格。サッカー選手やミュージシャンなどの夢を抱き、どこにでもある平凡な田舎で育つ中、東京に強いあこがれを持つようになり、大学進学を機に上京。しかし勉学にはあまり身が入らず、大好きな音楽にのめり込み、もっぱらバンド活動とバイトに明け暮れる日々を過ごす。そんなヒラナリと幼なじみの女性、結(ユイ)も平成元年に生まれ、時代を結っていける人になるようにと命名。天真爛漫で、自然と周囲を明るくする性格。ヒラナリとはお互いに好意を抱きながらも、うまく表現できずに幼なじみの関係から進めずにいる。デザインを学ぶ地元の短期大学に進学した後、就職活動のため上京。そこでヒラナリと再会して…。かたや、上京したヒラナリには恋人ができていた。同じ大学の紡(ツムギ)という女性で、同様に平成元年生まれ。時代を紡いでいける人になるようにと命名されたツムギは、聞き上手で自分よりも他人を尊重する気質。ヒラナリとは半同棲をしているものの、明確に「付き合って」と言ってくれないヒラナリに一抹の不信を感じている。ヒラナリ、ユイ、ツムギ。「平成という時代を通して、いったい自分は何者になれたのか?」といった不安を胸に抱きながら、3人が恋に、夢に、友情に、そして家族に向き合い、喜び、悩み、笑い、涙する姿を通して、「平成とは何だったのか?」「次の時代をどう生きていくべきなのか?」を問いかける。朝ドラで注目を集めた次世代の実力派が集結岡山天音、主人公の平成(ヒラナリ)役主人公の平成(ヒラナリ)を演じるのは、平成6年生まれ、本作が民放ドラマ初主演となる岡山天音。初の主演作「中学生日記シリーズ・転校生」で俳優デビューをして以降、特徴的なルックスと変幻自在の演技力で、数々の映像作品で唯一無二の存在感を放ち続けている。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」での浅香航大との売れない漫画家コンビ役も記憶に新しい中、今年には伝説的恋愛漫画の実写ドラマ「I”s」(BSスカパー!)や、映画『神さまの轍-CHECKPOINT OF THE LIFE-』など主演作が続々と控えている。民放初主演となる岡山さんは、「平成生まれのスタッフ、キャストが軸となってドラマを作り上げるというスペシャルな企画に、しかも主演の平成役でお話を頂き、とても嬉しかったです。平成(ひらなり)という役の痛みをせいいっぱい味わおうという思いで撮影に挑みました」とコメント、「まるで僕らの人生みたいなヒリヒリしたドラマになっている」と語る。松本穂香、ヒラナリの幼なじみのユイ役ヒラナリの幼なじみの結(ユイ)を演じるのは、平成9年生まれの松本穂香。神木隆之介と共演するauのTVCMが放映されるや、「かわいすぎる!」と話題となり、デビュー3年目ながら、すでに映画、TVドラマから引っ張りだこ。2017年には岡山さん同様「ひよっこ」や、「コウノドリ」など7本もの作品に出演。映画では、出演作『恋は雨上がりのように』ほか3作品が控えており、いま最も将来を期待されている若手女優の1人。「監督もキャストもスタッフもほぼ平成生まれの攻めの姿勢が、斬新ですごく面白い」と語る松本さんは、「色んな世代の方に響く作品になっていると思います。ぜひ見てください!」と視聴者に向けてメッセージ。片山友希、ヒラナリの恋人のツムギ役そして、ヒラナリの恋人のツムギを演じるのは、平成8年生まれの片山友希。2014年にロックバンド「ココロオークション」のMV「蝉時雨」に出演。YouTubeに公開されると200万回再生を超え、片山さんの演技に胸キュンする視聴者が続出するなど大きな話題に。その後「べっぴんさん」や「セトウツミ」などの出演で注目を集め、2018年は映画『いぬやしき』といった大作への出演が控えている。「まず初めに驚いたのは、監督が1つ年下ということ」という片山さんも、「なかなかこういうチームで作品を作ることはないと思います。これが平成パワー!ぜひ見てください!!」と意気込みたっぷり。そんな平成の空気を吸いながら育った岡山さんたちが、平成を生きる登場人物たちの心の奥まで、圧倒的にリアルに演じきる。スタッフにも平成生まれが勢揃いする異例の布陣岡山さんが「台詞の生々しさにハッとさせられました」という脚本を務めるのは、今回がTVドラマ初脚本となる加藤拓也。平成5年生まれの加藤さんは「灰皿を投げない蜷川幸雄氏」と呼ばれ、注目を集めている演出家・劇作家。18歳でイタリアで演出の経験を積み、帰国後、劇団「劇団た組。」を立ち上げ。2015年に「博士の愛した数式」、2016年に「惡の華」、2017年に「パーマネント野ばら」など話題作を多数公演。2017年は「壁蝨(だに)」で東京・三越劇場の舞台の作・演出を史上最年少で務めるという記録を樹立し、「若手演出家コンクール2017」では優秀賞を受賞(※辞退)した。「この話が自分の隣にすっと入ってくるような、そんな小さなドラマになるといいなと思って書きました」と、明かしている。また、監督を務めるのは、同じくTVドラマ初監督に挑む松本花奈。平成9年生まれの松本監督は女優として活動するかたわら、中学2年生から映像制作を始め、高校在学中の2014年、監督・脚本・編集を手掛けた映画「真夏の夢」が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015」フォアキャスト部門に正式出品。2016年、同映画祭に出品した映画「脱脱脱脱17」がオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞した期待の新鋭。同作品を見た岩井俊二から、「この若さにしてこの技量。自主映画なのにこの質量。こんな映画が現れたら学生映画だからという言い訳はもうできない。これを新たなるパラダイムとして若い君たちが映画を作り始めたら確実に将来の映画界は変わる。という意味でこの作品は既に事件だ」と、その才能へあふれんばかりの賛辞が贈られた。松本監督は、「“変化”することはすごく怖いこと」と話しながら、「大抵の思い出は美化されて保存され、昔は良かったという思いに変わっていくけれど、でもそれでも、時間は止まることはなく、時代はどんどん変化していきます。だから、そういう人生に必ず訪れる“変化”を受け入れることができたらもうちょっとだけ、いまを一番楽しく生きられるんじゃないかな、と思って、そういうことが(全員じゃなくて良いから、一人でも良いから!)誰かの心に少しでも伝わったら良いなと思って創りました」と思いの丈をコメント。さらに、ドラマの劇伴を務めるのは次世代ピアノロックバンド「HOWL BE QUIET」のボーカルで平成3年生まれの竹縄航太、ドラマのキービジュアルを務めるのは新進気鋭の写真家で平成14年生まれの吉川然。カメラマン・照明の二役を務めるのは平成8年生まれの林大智、平成の時代表現を担う美術を務めるのは平成6年生まれの中岡莉沙。劇中では、平成を彩ってきた楽曲が象徴的に使用され、脚本、映像、音楽のすべてが組み合わさり、平成という時代を描いていく。そしてドラマの企画・プロデュースを務めるのは、平成3年生まれの橋爪駿輝。来年2019年4月30日をもって、31年にわたった時代が終わる平成。昭和に比べ、目に見えるダイナミックな変化はなかったかもしれなくても、グローバル化やIT化など、人々の生き方や価値観は昭和のころには想像もしていなかった形となった。そんな平成が終わり、新たな時代が始まろうとしているタイミングだからこそ、紡がれる物語。いま、平成を生きているすべての人に響く青春ドラマとなりそうだ。「平成物語」は3月23日(金)・30日(金) 24時55分~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月15日“風の画家”と呼ばれる中島潔が、3月17日(土)より、大阪文化館・天保山にて展覧会『中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念』を開催する。「中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念」チケット情報ふるさとの佐賀や日本各地の豊かな自然を、優しいまなざしと温かなタッチで描き、幅広いファンに支持されている中島。2010年に大病を患ってからは、生きることを改めて見つめ直したという。そして、「生きているうちに地獄を見て、感じてほしい。そのことで生きること、命の大切さを伝えたい」という思いから、「平成の地獄絵図」という新境地にも挑み、74歳とは思えない精力的な活動を続けている。本展では、故郷の情景を描いた初期作品から、一躍売れっ子となったNHK「みんなのうた」のイメージ画、清水寺に奉納された襖絵の試作を作品にしたもの、話題の地獄絵、さらに大阪をテーマにした最新作までを展示している。<大阪展に向けて描いた新作「こいさん」へのコメントが到着>「こいさん」すごくきれいな言葉だと思っていた。意味を知って、損得の計算のない、浪速の人情のあるそういう女性を描きたかった。今回あまり使わない華やかな色も使った。それはこの「こいさん」への僕の思い入れ。見る人に、ふと感じてもらえたらと思う。『中島潔展 “今”を生きる -そして伝えたいこと 京都六道珍皇寺“心音図”奉納記念』は、3月17日(土)から5月20日(日)まで、大阪文化館・天保山にて開催。チケットは発売中。
2018年03月15日フリーアナウンサーの草野満代が、4月2日よりニッポン放送でスタートする新番組『草野満代 夕暮れWONDER4』(毎週月曜~木曜 16:00~17:40)で、パーソナリティを務めることが決定した。草野がラジオワイド番組のパーソナリティを務めるのは、今回が初となる。この番組では、時代に求められているのは「GOODニュース」と題して、『人生を豊かにする生活情報』『元気になれるスポーツの話題』『工夫に満ちた気象情報』をセレクトして放送していく。リスナーからの「身近なGOODニュース」、番組が取材した「GOODニュースストーリー」なども紹介する予定だ。草野起用の理由として、NHK『紅白歌合戦』の総合司会やTBS系『筑紫哲也 NEWS23』のキャスターを務めるなど、これまでの活躍に裏付けされた信頼性、女性としての柔らかな感性。そして昨年9月にニッポン放送で放送された『ショウアップナイタースペシャル 草野満代のサウンドコレクション』がリスナーから反響がとてもよかったことなどが挙げられる。草野は、「ラジオは、NHKの新人時代の『FMリクエストアワー金沢』のアシスタント以来…(古) この歳で初挑戦のラジオパーソナリティにドキドキしていますが、若い頃のように勢いで乗り切ることはできないと思うので、肩の力を抜いて、少しへたり気味のありのままの50代を伝えていけたらと思っています」と抱負を語った。草野満代 コメントバタバタ、ピリピリ、イライラが募る夕方のあわただしい時間帯にあともう一息、今日も頑張るぞ! と思っていただけるような、おもしろくて、ちょっとタメになって、思わず笑顔がこぼれるような情報をお届けできたらと思います。いまやSNSで充分と思っている方にも、「声」の持つ情報力、コミュ力を信じて、リスナーの皆さんと心のコミュニケーションをはかれたら嬉しいです。「声」って、その時の気分や、思いなど、驚くほどに「その人」をのせてしまうメディアですよね。これまでアナウンサーとしてはテレビを中心に仕事をしてきましたが、ラジオは、NHKの新人時代の「FMリクエストアワー金沢」のアシスタント以来…(古) この歳で初挑戦のラジオパーソナリティにドキドキしていますが、若い頃のように勢いで乗り切ることはできないと思うので、肩の力を抜いて、少しへたり気味のありのままの50代を伝えていけたらと思っています。
2018年03月15日52歳の若さでこの世を去った有賀さつきさん、貴乃花親方を陰から支える花田景子夫人、3月いっぱいで終了する『あさイチ』の有働由美子アナーー。最近、ニュースでよく耳にする“女子アナ”を取り巻く環境に、身につまされる思いを抱いた読者も多いはず。そこで、年をとるごとに共感度が増す彼女たちの今に接近。 近藤サト(49、以下=近藤)「寺田さんはいつもたたずまいがとても素敵で、私にとってお手本のような存在です」 寺田理恵子(56、以下=寺田)「うれしい〜。フジ出身のアナウンサーはみんな先輩を立てるのよね。でも、本当は私を反面教師にしてるんじゃない?波瀾万丈すぎて(笑)」 ともにフジテレビ出身で、先輩・後輩の間柄。当時、「内定競争倍率は数千倍」といわれた難関を突破し、花形職業の座を射止めたのは、寺田さんが’84年、近藤さんが’91年のこと。 寺田「私は劣等生なのよ。たまたま大学の就職課でアナウンサー募集の張り紙を見て、『あ、3社(テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビ)受けられるんだ』と知って、とりあえず受けてみたけれど、フジテレビはもう4人がすぐに決まって、私は追加みたいな採用だったの」 近藤「寺田さんが4人にプラスされて採用されたのだとすると、特例だったんですね」 寺田「そう。私だけ何のトレーニングもしていなくて。面接で原稿を朗読するんだけど、練習不足で。面接官だった露木茂さんに『君、自分でしゃべっていること、わかるかな?』と言われるくらいだったんですが、なぜか合格して」 近藤「知らなかったです。でも、寺田さんの個性を見ていたのでは?入社後の人気はすごかったですものね」 ’80〜’90年代はバラエティ番組が全盛。当時、「楽しくなければテレビじゃない」を旗印に、お茶の間の圧倒的支持を得たフジテレビで、寺田さんは元祖アイドルアナとして一躍人気者に。 寺田「そんな状況で入社したら、ほかの4人はすでに訓練を積んでいて続々と仕事が決まって。私だけ半年間、仕事がなかったんです。それが、山村(美智子。現在、美智)さんが新婚旅行へ行くことになって、私だけしかスケジュールが空いてなくて急きょ代役で『オレたちひょうきん族』に出演して、そのまま2代目に抜擢。私はそういう偶然やラッキーだけで来ているのかもしれません」 近藤「それは、やってきたチャンスをしっかりつかんだということですよね」 寺田「サトちゃんはアナウンサー志望だったの?」 近藤「私は大学時代、NHKでADのアルバイトをしていて、お弁当の手配から、床をはいずり回るような作業まで、いわゆる裏方をしていたの。アナウンサーになろうと思ったことはなかったんですが、日大の芸術学部だったので、『みんな試験を受けるから私も』というノリで、履歴書に3分間写真を貼って送ったんです。そうしたら入社後、人事の人に『写真がめちゃくちゃ目立っていた』って」 寺田「きれいだから、それでも受かってしまうのね」 近藤さんはバラエティのほかに、『FNNスーパータイム』などのニュース番組に出演。報道アナウンサーとしてのイメージが定着していく。 近藤「入社試験のカメラテストで、当時の社会党の故・土井たか子さんとのパネルトークがあり、『土井さんは女性の仮面をかぶった男です』と言ったら、また後から人事の人に『おまえこそ男だよ!』と言われて。入社後もそういう、心の強い女性に出会う機会が多く影響を受けましたね。あのころはほとんど休みがなかったけど、『早く帰りたい』と思ったことはなかった」 寺田「私もなかった。取材を受けることも多くて、余波でCDデビューもしちゃったけど、それもこれも『局の宣伝になれば』『おもしろければ』という風潮。私はあの時代に鍛えられたことが、その後の糧になっていると思う」 その後、2人はともに寿退社。寺田さんは27歳で制作会社のディレクターと結婚。しかし長女を出産後、夫の不倫疑惑が報じられ、離婚。そして、’00年にNEC元会長の御曹司である大手広告代理店勤務の男性と再婚し、次女をもうけるが、夫は’12年に急逝してしまう。 一方、近藤さんは’98年に歌舞伎俳優の故・坂東八十助さん(のちの三津五郎・’15年逝去)と結婚後、1年あまりで離婚。’03年に会社経営者と再婚し、1男をもうけている。 近藤「私はアナウンサーを完全に辞めていた時期はないんです。退社して、最初の結婚生活を送っていたころも、ゆるくではあるけれど続けていました。いまは、ナレーター業は死ぬまで続けたいと思っているの」 寺田「サトちゃんらしい。私は再婚後14年間、専業主婦だったの。その時期には『いまできること』を考えて、好きな手芸の腕を生かして、匿名で在宅ワークをしたり」 近藤「そんな時期が?」 寺田「そうなの。子どもの通学用のバッグを作ってサイトに出品したり。夫が急死した後は『稼がなくちゃ』と思って、普通のオフィスでも働いていたし」 近藤「うわー。何、やってたんですか?気になる」 寺田「最初は、何社か応募して。でも『なぜ寺田理恵子が?』ということや、年齢で不採用になるの。その後やっとベビーシッターの派遣会社に採用していただいて。そんな経験をしたから、私はいつも自分の体験を俯瞰して眺める癖がついているのかも」
2018年03月15日現在NHKにて放送中の大河ドラマ「西郷どん」。この度、鹿児島県奄美市笠利町にある薗家の庭園で取材会が行われ、主人公・西郷吉之助(隆盛)役の鈴木亮平、とぅま(愛加那)役の二階堂ふみの2人が取材に応じた。林真理子の同名原作を、中園ミホの脚本でドラマ化する本作は、男にも女にも「日本史上最もモテた男」という異名を持つ西郷隆盛の人生を描く物語。鈴木さんが西郷を、二階堂さんが西郷が島送りの際に出会う2人目の妻役を演じるほか、錦戸亮、瑛太、黒木華、北川景子、渡部豪太、沢村一樹、風間杜夫らが出演。今回の取材会で行われた収録シーンは、5月13日(日)放送される予定の場面(第18回)。斉彬を失い幕府に追われ絶望のなかで奄美大島に島送りとなった吉之助。彼は菊池源吾と名乗り、龍佐民(柄本明)やとぅまの世話になりながら生活をするが、誰に対しても心を閉ざしていた。島の様々な事情を知っていく中で、島の暮らしをもっと教えてほしいと、吉之助がとぅまにお願いし…というあらすじだ。沖永良部島での撮影を終え、現在は奄美大島での撮影がスタートし、3月下旬までここでの撮影を予定しているという本作。鈴木さんは、「実際に西郷さんがいた地で、空気を感じながら撮影できるというのは、特別なものがあり、自然と、西郷さんの当時の思いに近づいていっているような気がします。天気も、島の不思議な見えない力を感じます。昨日も、嵐の場面の撮影で突然土砂降りになったり、沖永良部島の牢獄の場面も嵐の設定でしたが、そこも本当に嵐になったり、旅立ちや出立の場面ではかならずピカーンと晴れたり」と撮影をふり返る。また二階堂さんも、「奄美にきて、島の方々とお話をしていると、みなさんすごく愛加那さんを愛していらっしゃって、そういう方々の気持ちであったりとか、見えない力みたいなものに、助けられながら撮影させていただいているなと感じています」とコメント。さらにお互いの役についても語り、とぅまについて鈴木さんは、「いままでの西郷どんには全く出てこなかったタイプの女性」と言い、「愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんのエネルギーが合わさって、すごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっていますので、ぜひ二階堂さんの愛加那さんを楽しみにしていただければと思います」とアピール。また、二階堂さんは西郷について「島の西郷さんは、いま放送で皆さんがご覧になっている西郷さんとかなり違います。島に来たばかりの西郷さんは、悲しく、やさぐれていて、そんな姿を一視聴者として楽しみにしています。今回、鈴木さんが演じられる西郷さんは、人間味と温かさがありますので、島編でもそんな西郷さんの姿を楽しみにしていただければと思います」とメッセージを寄せている。大河ドラマ「西郷どん」は毎週日曜日20時~NHK総合、18時~BSプレミアムにて放送。再放送はNHK総合で毎週土曜13時5分~放送。(cinemacafe.net)
2018年03月14日連続ドラマ初主演となる杉咲花、『honey』『ういらぶ。』に主演する平野紫耀(King&Prince)、「賭ケグルイ」『虹色デイズ』の中川大志ら、いまをときめく若手俳優たちが出演する4月スタートの火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」。このほど、本作に菊池桃子、滝藤賢一、高岡早紀ら、物語をグッと引き締める豪華キャストの出演が決定した。「花のち晴れ」は、日本中に“花男”旋風を巻き起こした「花より男子」の新章。人に言えない“ヒミツ”を抱えた新世代のキャラクターたちが巻き起こす痛快青春ラブストーリーとして、「自分らしく生きる」ことをテーマに新たな物語が繰り広げられる。ドラマ界に欠かせない実力派キャストが“花晴れ”の世界を彩るそんな本作で、超金持ち名門校・英徳学園に通う“隠れ庶民”の江戸川音(杉咲さん)が、密かにバイトをしているコンビニの先輩店員・紺野亜里沙を演じるのは、木南晴夏。映画『20世紀少年第2章 最後の希望』で注目を浴び、「せいせいするほど、愛してる」(TBS)では、夫を愛するがゆえに壊れていく妻を熱演し、第5回コンフィデンスアワード・ドラマ賞助演女優賞を受賞。「海月姫」(フジテレビ)にもレギュラー出演中で、狂気をはらんだ役からコミカルな役まで演じきる高い演技力が評価されているだけに、今作にも期待がかかる。また、音の婚約者である馳天馬(中川さん)の実の母親・馳美代子役には、堀内敬子。劇団四季在籍時は「美女と野獣」や「ウェストサイド物語」など数々の作品でヒロインを務め、退団後は映画『THE 有頂天ホテル』『永い言い訳』、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」「マッサン」など話題作に多数出演。どんな役にも成りきってしまうといわれる実力派が、優しく、芯の強い母親を演じる。天馬の父・馳一馬役には世界を舞台に活動する俳優、テット・ワダが決定。テットはニューヨークでビジネスマンとして働いていたところを大手モデルエージェンシーにスカウトされ、その後、ニューヨークで演技を学び、俳優に転身したという異色の経歴の持ち主だ。松坂桃李の主演映画『不能犯』への出演など、今後の日本での活躍が期待されている。さらに、神楽木家の御曹司・晴(平野さん)を支える執事・小林孝蔵を演じるのは、志賀廣太郎。三度の連続ドラマ化、スペシャルも放送された「三匹のおっさん」(TX)など数々のドラマ、映画で知られ、昨年の日曜劇場「陸王」での老舗足袋屋の専務役も記憶に新しい。今作では、晴を思うがゆえのピントがズレた行動などコミカルなシーンが多い小林を、ベテランの志賀さんがどう演じるのか注目だ。菊池桃子、お嬢さま育ちの母親に馳一馬の再婚相手で、天馬の継母・利恵役には、高岡早紀。深作欣二監督の映画『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で第18回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞して以降、現在に至るまで多くの作品で圧倒的な存在感を示している彼女だけに、今作でも物語に深みを与えてくれるはず。また、晴の父・神楽木巌を演じるのは、滝藤賢一。映画『クライマーズ・ハイ』の演技で注目を浴び、数々の人気ドラマ・映画に出演。「半沢直樹」(TBS)では第68回日本放送映画藝術大賞優秀助演男優賞を受賞した。昨年はTVドラマだけで、実に17作品に出演。出演作が途切れることのない実力派が演じる父・巌と、フレッシュな平野さん演じる息子・晴の親子関係も見どころの1つとなる。そして、音の母・江戸川由紀恵役には、菊池桃子。1984年に映画『パンツの穴』で芸能界デビューし、「青春のいじわる」でレコードデビュー。その後もヒット曲を多数送り出した。現在は女優、歌手にとどまらず、2012年8月からは戸板女子短期大学で客員教授を務めるなど多彩な活躍を見せている。今作では、生粋のお嬢さま育ちで明るくユーモアのある性格だが、夫が経営する大手化粧品メーカーが倒産したため生活が一変。音と2人でオンボロなアパート暮らしの身になっても裕福だったころを忘れられず、行き過ぎた行動で、しばしば音に叱られる…といった役どころ。80年代を代表するアイドルの輝きそのままに、愛すべきキャラクターを演じてくれそうだ。“大人キャスト”よりコメント到着(抜粋)■木南晴夏(紺野亜里沙)紺野さんという、漫画を読んでいてもなんだか気になる魅力的なキャラクターを演じられること、そして主演の杉咲花さんのファンなので、一緒にお芝居できることもドキドキしながら楽しみにしています。■堀内敬子(馳美代子)「花のち晴れ」の出演のお話をいただいたときは、あの“花男”の!?と驚きとうれしさで少し宙に浮いたような気持ちになりました。台本を読んでいると、ドキドキ、ワクワクして。恥ずかしながら、このような年齢でもドキドキしちゃうんですね(笑)。皆さんが演じられるのを見るのがとても楽しみです。■テット・ワダ(馳一馬)帰国してまだ間もない自分に、このような作品に参加できるチャンスをいただき、とても光栄です。台本を開けば、まさにウィリアム・クラークの「Boys, be ambitious!」。若者だけに与えられたエネルギーを、精一杯出し合っての人間模様。そして、天馬を演じる大志君、その父親役を演じる楽しみは計り知れないものがあります。■志賀廣太郎(執事・小林)執事という、現代においてほぼ絶滅したであろう役でちょっと驚きました。しかしこれは「おとぎ話」と考えれば、1つ1つのエピソードにも合点がいきます。スピーディーに展開するファンタジーか。読み進むうちに1人1人の人物像が浮かんできて、おとぎ話の中で皆が右往左往する様に、ある種のリアリティが感じられました。■高岡早紀(馳 利恵)ひとつの時代をつくった“花男”シリーズから10年が経ち、“花晴れ”の時代がやってきました。制作陣もこれから起こることに“ワクワク”しているそうです。みんながワクワクしている現場に私も参加させて頂けることにワクワクが止まりません。■滝藤賢一(神楽木 巌)役柄的に平野君以外の方とお会いする機会は少ないと思われますが、その中で何ができるのか模索し続けていたら、もう既に何周かいたしました…。平野君の未知なる可能性とセッションできるのがいまから楽しみでなりません!■菊池桃子(江戸川由紀恵)若者が輝く学園ドラマですが、大人キャストも魅力的に輝いて作品を盛り上げていきたいと思います。ドラマの中では娘の音ちゃんを愛情で包み込み、親子の絆もしっかりとお伝えしつつ、“花男” “花晴れ”が創り出すきらめくストーリーを楽しみながら丁寧に演じさせていただきたいと思っています。火曜ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」は4月17日(火)より毎週火曜日22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月14日「NEWS」の4人がMCを務めるNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部プレミアム」。このたび、彼らの結成15周年スペシャル企画として中国・上海を訪れ、現地の人気番組にも出演したことが分かった。■見どころは?海外でも放送されている「ザ少年倶楽部プレミアム」。番組のホームページには、日々、世界各国の「NEWS」ファンからメッセージが届いているという。今回、「NEWS」結成15周年を記念して、その声に応える形で中国・上海に上陸。現地のファンを喜ばせるとともに、小龍包、上海蟹などの絶品グルメから、上海ビジネスウーマン御用達の最新エクササイズまで、ファンおすすめの上海人気スポットを巡る。さらに、上海のテレビ局、上海メディアグループ(SMG)の人気エンターテインメント情報番組「新娯楽在線」にも出演。テレビの前にいる中国のファンにメッセージ。ふだん「NEWS」に直接会うことができない海外のファンの夢をかなえながら、あまり知られていない上海の魅力を伝えるとともに、「NEWS」の魅力をさらに中国の人たちに知ってもらう特別編となっている。「応援してくれるファンが世界中にいることを実感」そんな「NEWS」から、上海での体験についてコメントが到着。「自分たちを応援してくれるファンが世界中にいることを実感することができました。15年の活動で積み上げてきたものが、ちゃんと世界へ伝わっていると感じられて、とてもうれしかったです」と喜びを語り、「これからもNEWSの活動を通して、日本と世界をつなげていきたい」と意気込みを新たにした様子。「今回は、現地のファンとのふれあい、そしてテレビ出演という形でしたが、いつかライブをやりに戻ってきたいです」と語っている。「ザ少年倶楽部プレミアムin上海」は3月16日(金)18時~NHK BSプレミアムにて放送。3月18日(日)10時~BSプレミアムにて再放送、3月18日(日)11時~ワールドプレミアムにて国際放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月14日今日からはじめる!女子的最先端ライフ。でも、新しいものを取り入れることだけが最先端の暮らしを作るわけではありません。もっと快適でラクになる生活について家電コーディネーターの戸井田園子さん、世代・トレンド評論家の牛窪 恵さん、二子玉川蔦屋家電の方々にアドバイスいただきました。もう時間に追われない。時間は自分で自由にコントロール。忙しい現代の女性にとって、限られた時間をいかに上手く使うかが豊かな暮らしのカギ。「ちょっといいものが食べたい。でも面倒なのはいや。そんな女性たちに受けているのが『Picard』の冷凍食品や『Oisix』のミールキット。空いた時間を趣味に回したり、“時コン”が叶うのが人気の秘訣」(牛窪さん)「お風呂にも持ち込めるのが便利。いつ・どこででも見られ、テレビの放送時間に縛られない生活が送れます」(戸井田さん)。テレビ、ラジオ、ネットが家じゅうどこででも楽しめる一台。タッチパネルで操作も簡単、録画もたっぷりできる。パナソニック プライベート・ビエラ UN-10T7 オープン価格〈約4万円*編集部調べ〉(パナソニック ビエラご相談窓口TEL:0120・878・981)働き方も変化&進化。時間や場所に縛られず、柔軟に働くのが今の生き方です。時代の流れに応じて、働き方もより自由に。「働き方改革の一環として、時間や場所の制約を受けずに、インターネット等を利用して働く“テレワーク”が推奨され始めています。アメリカ最大手のシェアオフィス『WeWork』が日本に上陸したこともあり、働き方は今後もっと柔軟になっていくでしょう」(牛窪さん)ただの時短はもう古い!これからは“時産”の時代です。自分が手間をかけなくても済むものは、積極的に家電にアウトソーシングするのが賢い選択。「ロボット掃除機や自動調理鍋など、ほったらかしにできる家電や、タイマーを上手に使えば、付きっきりになっていた時間がすべて浮きます。自由に過ごせる時間が生まれることで人生の楽しみももっと増えるはず」(戸井田さん)中央・「ご飯が美味しく炊けるうえ、無水調理も失敗知らず」(二子玉川 蔦屋家電・冨田幸恵さん)。オーブン料理に低温調理にと大活躍。バーミキュラ ライスポットミニ¥64,800(バーミキュラTEL:052・353・5333)右奥・「Googleアシスタント搭載。音も良く、ポータブル設計で持ち運びも楽々」(二子玉川 蔦屋家電・小松純平さん)。防水なのも◎。AIスピーカー JBL LINK 10¥14,880(ハーマンインターナショナルTEL:0570・550・465)戸井田園子さん家電コーディネーター。インテリアコーディネーターを経て独立。家電の豊富な知識を生かし、雑誌やテレビ、All Aboutの家電ガイドとしても活躍中。牛窪 恵さん世代・トレンド評論家。『ホンマでっか!?TV』(CX系)などで活躍。近著に『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー』がある。二子玉川蔦屋家電の方々“ライフスタイルを買う家電店”をテーマに、専門知識を有するコンシェルジュが生活に合わせた商品を提案する。こじま・ふじこ1993年12月16日生まれ。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の寮長、秋葉幸子役を務め話題に。初主演映画『馬の骨』が今年初夏公開予定の他、3月24日配信スタートdTVオリジナルドラマ『配信ボーイ~ボクがYouTuberになった理由~』にも出演するなど期待が集まる。青い服・カーディガン¥33,000(フィーニーTEL:03・6407・8503)オールインワン¥21,000(ピルグリム サーフ+サプライTEL:03・5459・1690)タンクトップ¥6,000(フィルメランジェ)ブレスレット 上と同じネックレス¥25,000(共にイディアリズムサウンド)めがね¥28,000(バディオプティカル/ハウス/バディオプティカルTEL:06・6147・8834)ソックス¥1,800(レイ ビームス/ビームス ウィメン 渋谷)赤い服・オーバーオール¥36,000(フィルメランジェTEL:03・6447・1107)プルオーバー¥5,800(レイ ビームス/ビームス ウィメン 渋谷TEL:03・3780・5501)ブレスレット¥28,000(イディアライト/イディアリズムサウンドTEL:03・5773・5070)※『anan』2018年3月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武政ヘア&メイク・田中宏昌(Allure)モデル・小島藤子取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年03月14日今どきの女子的新生活とはどんな暮らし?家電コーディネーターの戸井田園子さん、世代・トレンド評論家の牛窪 恵さん、二子玉川蔦屋家電の方々に、スマートで快適な最先端の暮らしについてお話を伺いました。週末はしっかり遊びたいから、毎日の家事は溜めません。充実した生活の決め手は分散家事にあり。「少し前までは家事は土日にまとめてという人が多かったようですが、充実した生活のためには家事を溜めないほうがラクと、皆が気付き始めたのです。1~2分でもさっと掃除できるスティッククリーナーなど、分散家事に繋がる家電がヒットしています」(戸井田園子さん)モノを持っている=豊か、という価値観はもうおしまい!今は必要な時に必要な分だけ借りる時代に。「『airCloset』をはじめとするレンタルファッションや『STYLICS』などのレンタル家具サービスが普及。また車に続き、『メルチャリ』というシェア自転車のサービスも。これらを賢く利用して、モノを持たない身軽な暮らしを選ぶ人が急増中」(牛窪恵さん)健康も快適も美も。最新家電で手に入れます。最新家電を使ったおうち美容が女子の新常識。「サロンに週1回通う時間を作るより、自宅でやれば回数も増えるので効果も上がる。今は自己投資できる余裕のある女性が増えたことで美容家電業界も活性化し、商品のクオリティ自体がアップ。サロンに近い効果が得られるものも増えてきました」(戸井田さん)「好きなアロマが楽しめるのはもちろん、光触媒フィルターで除臭もできるアロマディフューザー」(二子玉川 蔦屋家電・宗像早苗さん)。空気中のにおい成分を光触媒により除臭し、きれいな空気で好みのアロマオイルの香りを拡散する。couca 全3色¥21,800(ロキテクノマーケティングTEL:0120・665・399)戸井田園子さん家電コーディネーター。インテリアコーディネーターを経て独立。家電の豊富な知識を生かし、雑誌やテレビ、All Aboutの家電ガイドとしても活躍中。牛窪 恵さん世代・トレンド評論家。『ホンマでっか!?TV』(CX系)などで活躍。近著に『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー』がある。二子玉川蔦屋家電の方々“ライフスタイルを買う家電店”をテーマに、専門知識を有するコンシェルジュが生活に合わせた商品を提案する。こじま・ふじこ1993年12月16日生まれ。NHK連続テレビ小説『ひよっこ』の寮長、秋葉幸子役を務め話題に。初主演映画『馬の骨』が今年初夏公開予定の他、3月24日配信スタートdTVオリジナルドラマ『配信ボーイ~ボクがYouTuberになった理由~』にも出演するなど期待が集まる。カーディガン¥33,000(フィーニーTEL:03・6407・8503)オールインワン¥21,000(ピルグリム サーフ+サプライTEL:03・5459・1690)タンクトップ¥6,000(フィルメランジェ)ブレスレット 上と同じネックレス¥25,000(共にイディアリズムサウンド)めがね¥28,000(バディオプティカル/ハウス/バディオプティカルTEL:06・6147・8834)ソックス¥1,800(レイ ビームス/ビームス ウィメン 渋谷)※『anan』2018年3月21日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・武政ヘア&メイク・田中宏昌(Allure)モデル・小島藤子取材、文・菅野綾子(by anan編集部)
2018年03月14日ドラマ「ホリデイラブ」や映画『伊藤くんA to E』などで注目を集める俳優の中村倫也が出演する、「AGC旭硝子」創立110周年を記念したWEBショートムービー「言えなかった男篇」。このほど、そのロングver.が公開され、演出を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』『羊の木』などで知られる吉田大八監督が務めていることが分かった。2月から公開中のショートver.は再生回数74万回を突破している本ムービー。主演を、映画、舞台、ドラマなどで幅広く活躍し、「ホリデイラブ」の強烈パワハラ夫や、次のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」出演などでも話題を呼ぶ中村倫也が務めている。ロングver.では夜のホテルのシーンなども追加され、自分の仕事をひと言で説明することができないある会社員の男が、自らの潔白を明らかにしていこうと試行錯誤するストーリーがコミカルに描かれていく。開始、2分後…!法廷を舞台に繰り広げられるクライマックスシーンに注目ひょんなことから事件に巻き込まれてしまった、ごく普通の会社員・伊和崎。警察の取調室で何の会社でどんな仕事をしているのか、説明を求められるも「分からない」としか答えられなかったことから事態が悪化。ついには法廷へ。そして、吉田監督こだわりの演出により展開される物語が急展開を迎えるのは、開始2分後の法廷シーン。演じる役によって、さまざまな“顔”を披露し、数々の作品でインパクトを残してきた実力派俳優・中村さんが、圧巻の美声とパフォーマンスを披露する!中村倫也×吉田大八が初タッグ! 名脇役たちの芝居も光る今回が初タッグとなった中村さんと吉田監督。その2人を支えたのが、映画『火花』などにも出演した、刑事役の三浦誠己をはじめ、清水葉月、松浦佐知子など、各分野で活躍する実力派の役者陣。実は、吉田監督たっての希望で、以前から作品を見て気になっていた方々をキャスティング。確かな演技力と独特の存在感で物語の世界観を引き立てる、名脇役たちの芝居も光る。中村倫也が圧巻の歌唱力を披露! 合計40テイクを超える熱演何と言っても注目は、ミュージカルでソロパートもこなす高い歌唱力の持ち主だけに、法廷で歌うシーンで、美しく力強い歌声とエネルギッシュなパフォーマンスを披露する中村さん。ファーストカットでは、厳粛な法廷がエンターテインメント劇場に一変し、どんどん自分の世界に入っていく中村さんの姿に、周りのスタッフ、エキストラも釘付けに。カットの瞬間、傍聴席からどよめきが起こると、敵方の検事や判事席の方からも拍手が起こり、現場は大盛り上がり!中村さんは「きれいに歌い上げるよりも、音程やリズムが多少よれたり、外れたりしてもいいから、とにかく周りを説得しようという強い思いで歌ってほしいと言われていました」と明かしつつ、その後、カメラのアングルやサイズを変えて、さまざまなパターンを収録。全部で40テイク以上を重ねて、歌いまくった中村さんに、最後は再び盛大かつ温かい拍手が送られた。吉田監督の演出に脱帽「感覚的なシーンにも緻密な計算」撮影に当たり、中村さんに対して「ある種、不条理なストーリーなので、理屈で全部説明するのではなく、“わからない“という言葉をきっかけにどんどん状況が変化し、最終的には歌の力で突破するというメチャクチャなノリを楽しんでください」と伝えた吉田監督。短い撮影期間にもかかわらず、中村さん以外のキャストやエキストラの皆さんにも丁寧かつ的確な演技指導を行い、わずかな表情の動きまでチェックして、コミカルな動画の世界観を演出していった。中村さんは初めてコンビを組んだ吉田監督の演出について、「ディレクションがとても的確で、感覚的なシーンにも緻密な計算があり、テクニカルなこともしっかり求められたので、やりがいがありましたね」とコメント。「改めて映像業界全体のレベルを引き上げる方なんだなと実感しました」と、その存在の大きさを熱く語っていた。クライマックスシーンの振り付けは初タッグとなった2人が一緒に制作主人公である中村さんが突然、「歌います」と宣言して歌い出すシーン。歌唱時のアクションは基本的に、「この歌詞のときはこの場所にいてほしい」「歌う間に、ここからここまで移動してほしい」といった吉田監督のリクエストに応えて、その場で中村さんが振り付けのアイデアを提案し、2人で一緒に作り上げていきました。撮影後、「吉田監督と振り付けを考えた役者はいままでいないと思うので、とても光栄で気持ち良かったです」と語っていた中村さん。一方の監督は「アクションの引き出しが豊富で、身体能力も抜群。あまりにも軽々とこなすので、途中から憎たらしいなという思いで見ていました(笑)」と、ユーモアを交えて感想を語ってくれた。中村倫也「何なのか分からない」と言われる俳優になりたい撮影を終えた中村さんは、「歌唱シーンの“VIVA !わからない”という歌詞に共感しました。役者という仕事も、イメージを持たれると思うんですけど、中村倫也という俳優が自分でもよく分からないし、最終的に僕は『何なのか分からないよね』と言われるような俳優になりたいと思っています」と、まさに役ごとに色を変える“カメレオン俳優”らしいコメント。吉田監督、“俳優・中村倫也”に興味津々「質問が20項目あります」一方の吉田監督も、そんな中村さんの印象について、「まだわからないですね。いい意味で謎です」と語り、「俳優としても人としても興味が湧いて、いろいろ聞きたいことがあったんですけど、なかなか現場でゆっくり話せなかった。質問が20項目ぐらいありますよ(笑)」とコメント。「中村さんはこうしてほしいという要求に対して、冷静に受け止める感じがあって。もちろん自分の中では相当、いろいろな感情があったと思います。若いのに、それをあまり表に出さないけど、内面は絶対熱いんだろうなと。すごく興味深い俳優さんでした」とも語っており、次回は映画作品でのタッグも期待できそうだ。AGC110周年 ショートムービー「言えなかった男篇(ロングver)」はWEBにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年03月13日俳優の香川照之が、7月13日から10月8日まで東京・上野公園の国立科学博物館で開催される特別展「昆虫」の"昆活マイスター"(オフィシャルサポーター)を務めることが12日、発表された。"昆活マイスター"を務める香川照之同展が呼びかける"昆活"とは、「昆虫に興味を持つ・学ぶ・採集するなど、昆虫に関わるすべての活動」のこと。昆虫の魅力を伝え、薄れつつある人間と昆虫の関わりを再び強めたいという同展の考えが香川の思いと一致し、就任に至った。不定期放送されている『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)でカマキリ先生に扮するなど、昆虫好きとして知られている香川。今回の就任発表を受け、「僕が若いころは人々のまわりにも昆虫がたくさんいました」と回顧し、「でも環境の変化で、身の回りの昆虫も少なくなってしまいました。昆虫を触ったことがない人も多くなったのではないでしょうか」と推測する。そして、「この特別展『昆虫』で、みなさんにぜひ昆虫の魅力を知ってほしいと思います」と同展への思いを伝え、「たくさんの昆虫に触れ、その生命力や、ボディの美しさを感じてください。きっと明日からの生活に活かせる何かが見つかるはずです」と呼びかけている。
2018年03月12日いま、映画やドラマの世界を飛ぶ鳥を落とす勢いで席巻しているのは菅田将暉、福士蒼汰、山崎賢人ら93年~94年あたりに生まれた世代です。先日、授賞式が行われた日本アカデミー賞では、菅田さんが25歳にして最優秀主演男優賞を受賞。人気のみならず、骨太な作品で映画ファンを唸らせる実力があることを改めて見せつけました。このイケイケの若者たちの台頭により、やや押され気味に見えてしまいがちですが、実は、確かな実力と個性で、数年前の20代前半の頃の“イケメン推し”とはまた違った形でセカンドブレイクとも言うべき流れを作りつつあるのが、1987年~90年代初頭生まれ、つまり現在20代後半~30代になろうかという世代です。この世代、少し上には圧倒的な存在感と人気を誇る小栗旬、山田孝之、綾野剛らの世代がいて、下からは、先述の20代前半の若手が突き上げてくるという状況であり、おまけに年齢的にも、若者向けの恋愛映画で学生をやる機会は減り、さりとて父親役にはまだ早く…という状況に置かれており、そんな中途半端さが、影が薄く見えがちな理由のひとつなのかもしれません。とはいえこの世代、決して知名度が低いわけでもなく、イケメンぞろいで実力もあり、なかなか見応えのある面々が多いのです。まず、この世代において別格の存在、“セカンドブレイク”などという言葉は全く当てはまらない、若い頃からコンスタントな活躍をしているのは、何と言っても佐藤健です。『仮面ライダー電王』主演後は、「ROOKIES」シリーズ、大河ドラマ「龍馬伝」の“人斬り”岡田以蔵役など、脇役ながらも確かな演技力で注目を浴び、その後『るろうに剣心』シリーズという絶対的な代表作を得て、ドラマ、映画に次々と主演。彼の凄いところは演技力もさることながら、作品選びのセンス!漫画実写化、オリジナル作品を問わず「佐藤健が出てるなら、面白いかも」と役者の名前で客を呼べる数少ない存在といえます。昨年末公開の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』はいわゆる、実話感動ものであり、正直、タイトルで見る人を選ぶ作品。「佐藤健が実話感動ものに?」と驚きがありましたが、興行収入は25億円を超える大ヒット。また、エンタメ性の強い作品に数多く出ていることもあって、その人気と実力のわりに、意外にも日本アカデミー賞に縁がなかったのですが、同作で優秀主演男優賞を受賞しています。来年4月より始まるNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」では永野芽郁が演じるヒロインの幼なじみ役で朝ドラ初出演。まもなく29歳を迎えますが、この世代で頭ひとつ抜けている存在といえます。佐藤さん以外で、主演・助演を問わず高い評価を得ている存在としては、今年30歳を迎える窪田正孝の名前が上がります。作品ごとに見た目や雰囲気がガラリと変わる、この世代で随一の“カメレオン俳優”です。デビューは2006年で決して遅いわけでもなく、『ガチバン』シリーズなどいくつも主演を張ってきてはいますが、多くの人が知るようなメジャーな存在になったのは、朝ドラ「花子とアン」(2014)の朝市役あたりですから、この世代の中ではやや遅咲きの部類に入ると言えます。さて、ずいぶん長い前置きとなって恐縮ですが、ここからがいよいよ本題。この記事で主に紹介したいのは、7~8年前、20代前半の段階で“イケメンブーム”の中で、若い層向けの少女漫画原作の映画やドラマに立て続けに出演していた、まごうことなきイケメン俳優ながらも、ここ数年、30代が近づく中で、意外な個性やコメディの才能を発揮し、以前とはまた違う形で人気と注目を集めている俳優たちの存在です。その代表格と言えるのが松坂桃李。「侍戦隊シンケンジャー」で“レッド”を務め、その後はドラマ「アスコーマーチ~明日香工業高校物語~」に映画『今日、恋をはじめます』でバリバリのイケメンを演じ、さらに朝ドラ「梅ちゃん先生」でお茶の間のハートを鷲づかみにしましたが、近年では、イケてない役や独特の役柄で存在感を発揮!宮藤官九郎脚本の「ゆとりですがなにか」では童貞教師役に。映画『ピース オブ ケイク』ではヒロインの親友“オカマの天ちゃん”を好演し、『劇場版MOZU』では狂気に満ちた殺人鬼役を演じました。また、昨年公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』では、イケメンに見えて、実はなかなかのクズ!という役を見事に演じており、蒼井優演じるヒロインを相手に、まさかあんなところであんなことを…というシーンも!今年も話題作が目白押しで「梅ちゃん先生」に続く朝ドラ「わろてんか」、ダークヒーローを演じた『不能犯』、キャリア刑事を演じる『孤狼の血』など役柄も様々です。中でもひときわ高い注目を浴びているのが、石田衣良の小説を原作に、舞台版に続いて主演を務め、“娼夫”を演じる『娼年』です。既に特報映像段階でかなり話題を呼んでいます。下世話な言い方で恐縮ですが、松坂桃李があんな姿であんなことをしたり、こんなことをしたり…というのを見に行くだけでも、1800円を払う価値あり!この秋で30代に突入しますが、ますます活躍の場が増えそうな俳優です。先ほども紹介した「ゆとりですがなにか」で主演を務めたのが、今年で29歳になる岡田将生です。岡田さんといえば、2007年のドラマ「『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」で10代ながらメインキャストのひとりを演じ、その後も『重力ピエロ』、『ハルフウェイ』、『ホノカアボーイ』、『僕の初恋をキミに捧ぐ』など、主演もしくはそれに次ぐ役柄で映画界を席巻。ただ、決して王子様的なイケメンばかりでなく、ちょっと頼りないけど母性本能をくすぐるようなタイプから、Sっ気のあるクールな役柄まで硬軟入り混じった役柄を若い頃から演じてきました。『告白』ではウザい熱血教師を、『悪人』では冷酷な笑みが印象的な大学生を演じ高い評価を得ています。そして最近では、「頼りないけどカワイイ」ではなくもっと振り切った「正直、見ててイタい」と思わせるような方向の役柄にも挑戦!『何者』、『伊藤くんAtoE』と立て続けに、「若者と言いつつも、そろそろいい年なのに意識高い系」という役柄で見事なまでにイタイ男を体現。この自信満々の意識高い系の男がガッチリと論破されて、そのプライドがへし折られる表情までしっかりと演じ、観客にカタルシスを味わわせてくれました。一方で、ドラマ「小さな巨人」では、エリートながらもあえてノンキャリの道を選んだ若き刑事役で、改めてそのイケメンぶりを見せつけるなど、30代を前にますます役者としての幅は広くなっています。もうひとり、「イケメンなのに…」という逆接で、この世代で欠かせないのが賀来賢人。既にムロツヨシや佐藤二朗と並ぶ、福田雄一監督作の常連であり、コメディセンスは同世代でもトップクラス。福田作品のみならず、劇団☆新感線にケラリーノ・サンドロヴィッチ、赤堀雅秋など、舞台界を代表する演出家からも引く手あまたの売れっ子です。福田組、そして舞台で経験を積んだ賜物と言えるのが、決して大げさに何かをしているわけでもないのに、不思議と彼に視線が行ってしまう、圧倒的な存在感。月9ドラマ「海月姫」では、一流ビジネスマンにしてファッショニスタのカイ・フィッシュ役で独特の“異物感”を絶妙なニュアンスで醸し出す。また、シリーズ最終章を迎える『ちはやふる -結び-』では、イケメンなのにどこか抜けている現役最強の名人・周防を演じているが、佇まいからポツリポツリと話す口調まで若手メインキャスト陣とはまた違った大人の男の色気と魅力を全開!20代前半のツヤツヤの若者たちも魅力的ですが、「若手以上オジサン未満」のイケメンたちが、顔ではなく、存在感と個性で魅せる姿にぜひご注目を!(text:cinemacafe.net)
2018年03月12日岡崎体育の「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「CDを売る方法」です。ぶっちゃけ、別に売れなくてもいいと思います。CDというパッケージにこだわらず、聴き放題で聴いたり、配信をダウンロードして購入したり。音楽の手に入れ方は、今の時代に沿ったものをみんながそれぞれ自由に選んでいいと思うんです。ただ、僕はめちゃくちゃこだわってますね、CDの売り上げに。僕は僕の音源をCDで売りたいんです。今の時代、CDは売れないといわれていますが、バンバン売れている人もいる。それはどうやって売れているのかというと、握手会だとかの特典をつけたり、初回限定盤やバージョン違いのものを出したり、そういうやり方が主流です。ファンの方が多ければ、売れる。もっと言えば、ヘビーに応援がんばってくれてるファンの方が多ければ多いほど売れる。フェスでは人気やし、ライブの需要あるのにCDの売り上げはいまひとつ伸びないってミュージシャンも少なくない。今の時代、音源を買うことは、ファンのお布施行為になっているんだと思います。好きなアーティストを応援するためにわざわざ買うっていう流れ。その売れ行きの良し悪しは、アーティストがメジャーレーベルに所属し続けられるかどうかを左右する条件であることをみんなもう知ってしまっているんですよね。だから作り手はCDを売るために必死でがんばるし、ファンの方も応援したい気持ちで貯めたお小遣いや働いた給料からやりくりして買ってくれるんだと思います。かっこいいはずのミュージシャンが、CD売りたくて必死になるなんて、最初はめちゃくちゃカッコ悪いと思ってたんです。でも、いざ自分がミュージシャンという立場になったとき、どんな方法でも試せるなら試していいんじゃないかと思えるようになったんです。僕自身も、バズりやすい曲を意識して作るし、ネタ曲がテレビやSNSで話題になったらうれしい。もちろん、それだけでいいのかと思うときもあります。僕が大学生とかだったら、岡崎体育って全然おもんないわって居酒屋で言うてるはずだし、そう思われがちなことも理解してる。でもそれよりも、僕がやっている音楽をいいと思って音源を買ってくれている人がいる以上、誠心誠意気持ちを込めてやらんとあかんと思うんです。どんだけおちゃらけた音楽でも、全力でやりきる。そのがんばる姿勢がCDの売り上げにもつながると僕は信じています。おかざき・たいいくNHK Eテレ『天才てれびくんYOU』に出演中。全国6会場7公演、ワンマンツアーが3/25・仙台を皮切りにいよいよスタート!※『anan』2018年3月14日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年03月11日NHK Eテレの番組『プチプチ・アニメ』で現在放送中の人形アニメ『森のレシオ』や、Mr.Childrenのミュージック・ビデオ『HERO』。こちらのパペット・アニメ―ションを一度目にしたことがある方は多いのではないだろうか。この2つの作品を手掛けたのは映像作家、村田朋泰さん。今回、彼の作品を集めた特集上映が開催されます。CGを使わず、アナログにこだわった温かみのある彼のパペット・アニメは世界から高い評価を受け、大人から子どもまでを魅了します。その作品に込めた想いを本人にききしました。■説明をしつくさないことで、親子の対話が生まれる村田さんの作品は、たとえば大人だったら幼少期の記憶の扉をノックされるようで、ふと子ども時代の体験やあのとき抱いた感情がよみがえってきます。一方、子どもだったら、別世界に連れて行ってくれる、想像の世界を広げていくおもしろさがあります。その要因のひとつが、セリフを一切つけないことではないでしょうか。――なぜ、セリフを一切つけないスタイルをとろうと思ったのでしょうか?子どものときから映画が好きで、その影響が大きいかもしれません。僕が子どものころ、1980~1990年代の映画は、いまのように懇切丁寧な説明がないというか。セリフにしても極力省いて、基本的には“画”で見せる作品がけっこうありました。“このことはこういうことなのかな”とか、“なんかわからないけど、すごく印象に残る”といったような解釈が自由で感覚に訴えかけてくる作品が僕自身好きで。そういうある意味、受け手に委ねるというか、受け手の感受性を信じている作品に心ひかれたんです。説明できたり、へんに理解できた気になったりする作品よりも、正直よくわからない、でもなんか心に訴えかけてくるものを作りたいと思いました。だから創作活動をはじめたとき、言葉に頼るのではなく“画”でみせていくことに力点を置くようになっていました。――言葉は大切ですし重要。でも、映像においては、束縛のひとつとなってしまうのかもしれません。村田さんの作品は、そこから解き放たれているのかもしれませんね。もちろん僕自身がこのシーンには「こういう意味を込めているんだ」とか、「こういった気持ちが伝わればいいな」とか考えているところはあります。でも、それがすべてじゃない。解釈って人それぞれでいいし、正解なんてない。余白を与えることで想像をめぐらすことができる。セリフを使わないのは、その余白作りのひとつでもあります。――いまのドラマや映画は、ともすると状況から感情まで言葉で説明していたりする。村田さんの作品は、もっと子どもの感性や解釈を信じて大人が大切にしてほしいというメッセージを含んでいるような気さえしてきます。説明し尽くしてしまうと、お互いわかっているわけですから、話さなくても良くなってしまって、対話が生まれない気がするんです。それはそれで同じ思いを共有したことになるのかもしれないですけれど、僕の作品を親子でみてくれたら、親子で対話する時間ができてくれたらと思っています。そういう作品でありたい。“あのシーンはどんなことを感じた?”とか、“あの子はあのとき、どんなこと考えてたんだろう?”とか、解釈を相手に委ねることで、会話が生まれる気がする。わからないならばわからないなりに考えて、そのことについて対話する方が豊かな時間になるような気がするんですよね。■子どもに「自由に考えていいんだよ」と感じてほしい今回の特集は、すごく子どもの想いを大切にした作品が多く見受けられます。――創作の上で、子どもに向けて考えていることがあるのでしょうか?先ほどの話につながるんですけど、小さな子どもがパパやママと会話ができる余白を残しておくことは大事にしています。たとえば、学校の美術の授業で、運動会がお題目だったとします。すると、玉入れやリレーの様子とわかる絵を描いた人が正解でいい点数がとれる。でも、ほんとうは生徒一人一人で運動会の見え方も違うはず。へんな話、そのときの気分を色で表した抽象的な絵があったりしてもいい。そういうことを考える子どもの自由な発想を肯定してあげたい気持ちが自分にはどこかあって。一定のルールではない、“自由に考えていいんだよ”と感じてもらえる作品にしたいなと常に思っています。目に見えることがすべてじゃない。この世の中には目に見えない世界もあって、思わずいろいろと空想する子どものイマジネーションを刺激するような作品になればなと思っています。■自分の気持ちが置き去りになる「速さ」と自分を見失わない時間――大人に向けて意識していることはあるのでしょうか?その記憶にコミットするというか。さきほど、おっしゃっていただきましたけど、記憶の扉をノックするというか、たとえば忘れかけていた感情とかあのころの体験が思い出されるものになればと。今回上映される中では、娘を亡くしたピアニストがちょっとした夢へ誘われる『朱の路』、大人になっても忘れられない思い出を見つめた『白の路』という<路>シリーズがそういったノスタルジーが顕著に出ていると思います。――たとえば下町の理容店を舞台にした『家族デッキ』など、ノスタルジックな世界の作品が多いのはその理由が大きいのでしょうか?僕は1974年生まれなんですけど、とにかく子どもの数が多い世代でした。受験にしろ、就職にしろすべてが競争で。全部を勝ち抜かないといけなかった。いま思い起こしても喧噪のなかにいて、せわしない感覚がある。でも、僕は谷根千と呼ばれるエリアが地元なんです。そこは戦時中、空襲にあわなかったので、そのままの古き良き昭和の風情がいまだに残っている。時間がとまったような雰囲気があって。少年時代、子どもながらにその町に流れるゆったりした時間が心地よかった。受験戦争など周りに一生懸命ついていかなければと焦る自分がいる一方で、その下町のゆったりとした時間と空間があったおかげで自分を見失わずにすんだところがある。その原体験が作品には少なからず反映されている気がします。――たしかに、作品はどれもゆったりとした時間が流れています。どういったことを大切にされたのでしょうか?いまどきの作品は、物語もバンバン進んでいくし、ワンシーンにつめこまれている情報量もすごい。たぶんひと昔前と比べたら、スピードも情報量もそうとうアップしているはず。でも、それに人もついていけるようになっている。ゲームとかやっているとすぐなれますよね。それを否定する気はないんですけど、僕自身はもっとゆったりした時間に身を置くときがあってもいいのではないかなと。僕のなかで「速い」という感覚は、自分の気持ちが置き去りになって、流れにのらないといけないというときに感じるもののように思うんです。そこで大切なことを取りこぼしたり、見落としたりすることがあるんじゃないかなと。用意されたものを敏速にこなすのではなくて、一度立ち止まってじっくり考えて、そこになにかを見つけたり、得難い体験したりすることが大切なんじゃないかなと思うんです。だから自分の作品は、ゆったりとした時間が流れるようにしているところはあって。知らず知らずのうちに見過ごしていることや抜け落ちてしまうことをくみ取りたい。たとえば、お母さんが子どもに絵本を読み聞かせるするときのような1ページ1ページをめくっていく流れを意識しています。■コミュニケーションが苦手な僕がみつけた「居場所」村田さんの作品は、ゆったりとした時間が流れているからこそ、観客としても映像の隅々まで目が届いて、いろいろと思いを巡らせることができるのではないだろうか。そしてこのゆったりした時間というのは、心地よい時間。それは心地よい場所にもつながっているのかも。――村田さんの作品は、自分にとっての「心地のいい場所=居場所」について触れているのも共通テーマなのでしょうか?僕は子どものころ、みんなと一緒に遊んだり、騒いだりするのが得意じゃなくて。家でひとりでなにかやっていることが好きでした。大学でアニメーションをはじめたときも、研究室のはじっこを貸してもらって、ひとりでちまちまと(笑)撮影していました。でも、ひとりでいるのが不思議と苦ではない。安息の地でした。いまも基本ひとりというか。もちろんスタッフにいろいろ手伝ってもらうんですけど、僕のスタジオとスタッフのスタジオは別に用意していて、ほどよい距離をとっています。昔から自分の世界でいろいろとモノづくりするのが性に合っているんです。ある意味、コミュニケーションが苦手なことが許される、この仕事が見つけられてほんとうに良かったといまでも思っています。見つけられなかったらどうなっていたことかと(笑)。でも、人それぞれ、だれにでも居場所って必ずあるはず。内向的な僕も見つけられましたから(笑)。そういう僕の意識がどこか作品に反映されているところはあると思います。■自分自身が身を置く場所と別世界がとなりにある感覚もうひとつ村田さんの作品の大きな特徴は、「コマ撮り」。たとえば森の中だったら木から草、土まで手作り。もちろん登場する人形もひとつひとつ手作りのパペット・アニメーションであることです。――CG全盛となったいまとなっては、珍しい手法ですね。子どものころから漫画が好きで漫画家に憧れていた時期がありました。また、映画も好きで、映画制作に憧れてもいたんですけど、映画って大所帯じゃないですか。ですからコミュニケーション能力の低い自分としては厳しい(笑)。ちょうど大学のころ、マッキントッシュが出てきて、個人での映像制作がしやすい環境が整ってきた。それでパペット・アニメーションなら、人形やミニチュアを自分で作って、たとえば風が吹いているというように自分の思うがまま描くことができるなと。2Dのアニメと映画のちょうど中間ぐらいにあるようで、自分に向いていると思いました。――人形にしても小物ひとつもすべて手作りであることに驚かされます。すべてが手作りであるからか、なにかぬくもりがあって愛しい。この情感はCGでは出せないかもしれませんね。撮影のとき、人形も舞台となるセットも僕のすぐとなりにあるわけです。いわば作品の世界の空気を僕も一緒に共有している。いってしまえばその世界に自分自身も身を置いている。そのような感覚が映像に定着して、みてくださる方も別世界ではあるんですけど、その世界がとなりにあるような感じに受け止めてもらえたらなと思っています。■東日本大震災をきっかけに何を伝えるべきなのか心に深く刻まれたのは<生と死にまつわる記憶の旅>シリーズ。このシリーズは東日本大震災と福島原発事故を機に制作がスタートされました。シリーズ5作を予定していて、今回の特集では『木ノ花ノ咲クヤ森』『天地』『松が枝を結び』の3編が上映されます。――どうして東日本大震災について描こうと思ったのでしょうか?東日本大震災と福島の原発事故は、ひとりの人間としてここに生きていることの意味を考えました。また、ひとりの作り手としてこれからなにを伝えていくべきなのか、あらためて考えるきっかけにもなりました。そのなかで、「祈り、信仰、記録」をコンセプトに、この日本で繰り返している時代や時間を広い視点から描けないかと。いまは日本人のアイデンティティを掘り下げるとともに、これから生きていく上で語り継ぐべきもの、忘れてはいけないことを描き、それが語り継がれるものとして残ってくれるものになればと思っています。――とくに震災で生き別れた姉妹の心を見つめた『松が枝を結び』は胸にグッとくるものがありました。じつは僕も双子で、そこが物語の出発点になっています。対のものがときに重なりあい、ときにぶつかりあう。そうした等しい力がきっこうしたときに生まれるパワーや熱みたいなものをとおして、姉妹の結びつきや伝心するものを描ければと思いました。――最後にメッセージをお願いいたします。自由に楽しんでもらえれば、それだけです。作り手としてひとつだけ触れさせていただくと、自然現象をアナログの手法でどこまで精巧に表現できるかは追求しているところなので、ちょっとだけ気に留めおいてもらえるとうれしいです。『村田朋泰特集 夢の記憶装置』3月17日(土)よりシアターイメージフォーラムほか全国順次公開CGを一切用いらず、アナログにとことんこだわる映像作家、村田朋泰の珠玉のパペット・アニメーションを7作品一挙上映。震災で引き裂かれた双子の姉妹を主人公にした最新作『松が枝を結び』から、NHKプチプチ・アニメでおなじみの『森のレシオ』、下町のタカタ理容店に住む七福神の“髪様”がちょっとした騒動を起こす『家族デッキ』など、これまでの創作から厳選された作品が並ぶ。大人は子ども時代の記憶を呼び起こされ、子どもは夢のワンダーランドへと誘われるパペット・アニメーションの数々。大人も子どもも想像を膨らます時間になるはずです。
2018年03月11日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「#MeToo」です。敵対で終わらせず、自分の行動を省みるきっかけに。ハリウッドの大物プロデューサーからセクハラを受けていたと、女優のアリッサ・ミラノさんが昨年秋にTwitterに投稿したのを機に、業界に蔓延していたセクハラや性的暴力に、声を上げていこうというムーブメント「#MeToo」が広がりました。それまでは「告発すると仕事を失う」と、我慢を強いられていた人たちが次々に、私も!と声を上げ、ムーブメントは世界に広がりました。1月のゴールデン・グローブ賞授賞式では女優たちが黒いドレスで参列し、「Time’sUp(もう、おしまい)」とセクハラ撲滅を訴えたのも大きなニュースになりましたね。一方、過熱した#MeTooムーブメントに対し、フランスの女優カトリーヌ・ドヌーブさんら女性100人が連名で署名し、新聞に、逆告発する意見書を提出。記事の内容は“#MeTooは行きすぎ。全体主義の風潮を作り出しており、性の自由を妨害している”というものでした。これは男性擁護だと強い反発が起き、ドヌーブさんはすぐさま性被害に遭った女性に対してのみ、謝罪文を出しました。日本でも、#MeToo運動は広まりましたが、被害を訴えた本人が批判の対象になり、結局皆が口をつぐんでしまうという残念な結果になってしまいました。メディアの責任も大きいのですが、いまはどうしても、A対Bという対立の構図が作られてしまいます。でも、皆の希望は告発合戦ではなく、セクハラ、パワハラのない社会をめざすことでしょう。#MeTooを、当事者だけの問題にせず、「私も誰かに不快な思いをさせていたのではないか」と、各々、自分の行動を省みる機会にしてはどうでしょうか。なにげなく後輩に、恋人の有無や異性の好みを尋ねることが、実はセクハラになっているのかもしれません。逆に、ハラスメントを恐れて会話を自制してしまうのも後ろ向きですよね。不快なことをされたら「私は嫌です」と正直な気持ちを言える環境を作ることも大切です。アメリカのセクハラ問題は深刻で、グラミー賞では参列者が白いバラをつけて連帯。今年のアカデミー賞ではどう扱われるかが注目されています。堀潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2018年3月14日号より。写真・中島慶子題字&イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2018年03月11日星野源が、新曲「アイデア」を発表する。『映画ドラえもんのび太の宝島』の主題歌・挿入歌を含む11thシングル「ドラえもん」を、2月28日(水)にリリースした星野源。オリコン週間シングルランキングでは初登場1位を獲得し、前作「Family Song」に続く2作連続の1位を記録した。新曲「アイデア」は、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主題歌として楽曲提供される。星野は新曲について「力強く生きる主人公・鈴愛と、いまを生きる皆様の毎朝を支える一曲になればと思います」とコメントを寄せている。シングルの発売日等は未定だが、ドラマのストーリーにも、日本全国の朝のお茶の間を彩るのにもぴったりなアップテンポな楽曲に仕上がっているという。続報を待ちたい。【詳細】星野源 新曲「アイデア」※発売日などは未定。
2018年03月11日独演会には老若男女が訪れ、チケットは入手困難。そんな大人気の実力派落語家・春風亭一之輔さんが、初のエッセイ集、『いちのすけのまくら』を上梓。落語が一級品なら、文章を書かせても一級品でした。子どもが僕に、「このまま伸びていってもらいたい」と言うんです。――2男、1女のお父さんでもいらっしゃいますよね。お子さんたちもエッセイを読みますか。一之輔 :いま、小学6年、3年、1年です。上の子なんか「へえ」とか言いながら読んでますね。たまに「ここウソじゃん」とかツッコむんですよ。いいだろ、そのまま書いたら面白くないんだ、脚色はあっていいんだって言い張ってます。――お子さんたちに、高座を見せたりもするんですか。一之輔:たまに連れていきます。感想を聞くと、「いいんじゃないですかねぇ、まっすぐ伸びていってもらいたいです」って言う(笑)。――お子さんが、飄々としていて頼もしいですよね。一之輔さんがうっかり準備し忘れていた年賀状の文面を、しらっと息子さんに書かせた「年賀状」の回は、読んで噴き出してしまいました。一之輔:息子が〈ことしもいちのすけをよろしくおねがいします〉って書き添えた話ね。あれは楽でした。でも、早く大きくなってもらいたい。「可愛さ」と「手が掛かる」を天秤にかけると、まだまだ大変ですからね。――一之輔さんの「初天神」を見たことがあるんです。何も買わないよと出かけたお祭りで、息子の金坊がお父っつぁんに、あの手この手でおねだりする話ですね。あの噺の中で、一之輔さんがやる金坊の表情がすごくイキイキしていたというか。お子さんたちの表情を参考にしたりするんですか。一之輔:こういう顔をするのか、と観察はしますね。子どもっていつもテンション高いかといえば、そうでもない。意外と冷めていたり。子どもの表情は間口が広いです。実際、表情とかを鏡を見て練習したりは僕はしないですからね。セリフの調子に、自然と表情もついていけばいいかなと思ってます。――落語は声の芸でもあります。一之輔:声の良さ、抑揚、ハリ、艶、リズム感とか、稽古でプラスアルファも出せるけれど、やっぱりアスリートみたいに、持って生まれたものは大きいです。――単純計算で休みなしに1日2.5回高座に上がっている計算なんですが、ご自身でも、最近ノッてるなあ、なんかスランプだなあとかあるんですか。一之輔:調子がいい悪いはありますよ、多少は。サイコーって日はないけど、お客さんに乗せられるときもあるし、30分なら30分、やりながら調整していく感じです。――そういうところもスポーツみたいですね。一之輔:僕は最初はテンション低いんです。だらーっと入っていくんです。いつも通りの感じで高座にも上がって、そのまましゃべり始めますね。落語って、おしゃべりですから。芝居の発表会みたいに、稽古してきたものをどーんと観客にぶつけるというより、「どうだい?」ってふつうの会話みたいに話しかける。で、自然に古典のネタに入っていくというのがいちばんいいのかなと。しゅんぷうてい・いちのすけ1978年1月28日生まれ、千葉県野田市出身。2001年、日本大学藝術学部卒業後、春風亭一朝に入門。NHK新人演芸大賞、文化庁芸術祭新人賞、国立演芸場花形演芸大賞など数々の受賞歴あり。年間900席を超える高座に出ている。『週刊朝日』で連載中のコラムが書籍化。執筆ツールは、現在、ガラケーから自慢のガラホに移行。連載から選りすぐった100本のコラムを、テーマ別にカテゴライズ。最終章には、落語好きで知られる俳優・東出昌大さんとの対談も収録されている。読むマクラともいえる味わい深さを体験して。『いちのすけのまくら』朝日新聞出版1500円※『anan』2018年3月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年03月11日あなしん原作の少女漫画を実写化した映画『春待つ僕ら』が、2018年12月14日(金)に公開される。「春待つ僕ら」は、2014年より「月刊デザート」にて連載中で、最新9巻までで累計300万部突破したコミック。特に10-20代の女性に人気だ。『春待つ僕ら』バスケ×青春×恋脱ぼっちを目指して高校に入学したものの、なかなかクラスに馴染めない主人公の春野美月(はるのみつき)。ドタバタでハチャメチャな高校生活が始まった美月。そんな美月を助けてくれる永久と、美月に再会するや猛アプローチを仕掛ける亜哉との三角関係がストーリーの中心。バスケットボールを通して、イケメン四天王VS亜哉が所属するライバル校との熱戦、男同士の爽やかな友情、青春ラブストーリーにを描く。”友きゅん&スポきゅん”必至。果たして美月の“脱ぼっち”は実現するのか?また、映画化にあたって、連載中のコミックでは描かれていない、三角関係の結末が描かれるのか?というポイントにも注目。キャスト - 春野美月を土屋太鳳『春待つ僕ら』の主人公・春野美月。高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す女の子。バイト先のカフェに通ってくるようになったイケメンたちに振り回され、 ドタバタでハチャメチャな生活がスタート。徐々に浅倉永久のことが気になり始めるが…。そんな時に幼馴染の神山亜哉が現れる。春野美月を演じるのは、『8年越しの花嫁』がヒットしてますます注目が集まる土屋太鳳。土屋は次のように話している。「瑞々しい原作の中で美月は愛らしく儚げで、私が演じることに戸惑う方々も多いと思いますが、心苦しいながらも今の自分を全部注ぎ、力を尽くします。」浅倉永久を北村匠海偶然出会ったことを機に、美月を振り回すイケメン。クラスも美月と同じで高校1年生。ともに成長していく。バスケ部のイケメン四天王のひとりで、つい気になっていつも美月を気にかける。無口&天然キャラ。演じる北村匠海は、『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したばかり。神山亜哉を小関裕太神山亜哉は美月の小学校時代の幼なじみ。あやちゃんがニックネームだが、なぜそう呼ばれるかと言えば、子供頃美月が女の子だと思っていたから。長髪、ミステリアスで、スーパー高校生バスケットプレイヤー。アメリカ帰りで美月と再会して猛アプローチをする。目線、笑顔、話し方が魅力的。演じる小関裕太は『曇天に笑う』などに出演している。若宮恭介を磯村勇斗若宮恭介は、ミステリアスでクール&冷静な高校2年生。みんなのお兄さんキャラで美月に世話を焼きつつも見守っている。演じる磯村勇斗はNHK「ひよっこ」で話題を集めた。多田竜二を杉野遥亮多田竜二はやんちゃでウブな高校2年生。美月と同じ店でバイトしている年上のナナセさんのことが好き。杉野遥亮は『キセキ -あの日のソビト-』に出演しているほか、モデルとしても活躍中。宮本瑠衣を稲葉友無邪気な笑顔がかわいいけど実は腹黒い?キャラ。高校1年生。 演じる稲葉友は、『N.Y.マックスマン』で初主演を果たしたばかり。主人公・春野美月を取り巻く女性キャスト柏木ナナセ:泉里香美月がバイトしているカフェの店長の娘・柏木ナナセは、美月が四天王と出会うきっかけを作る重要な人物。柏木ナナセ役には、ドラマ「海月姫」、「コード・ブルー 特別編 –もう一つの戦場-」に出演し、映画『春待つ僕ら』本格的に映画に進出する泉里香が抜擢された。山田レイナ:佐生雪なかなかクラスに馴染めない美月にとって、初めての友達となる山田レイナ。ちょっと変わった趣味を持つレイナは、個性的なキャラクターだ。演じるのは『センセイ君主』『トリガール!』など青春映画に欠かせない佐生雪。亜哉の母親・神山ユーコ:緒川たまき美月の幼馴染・亜哉の母親・神山ユーコを演じるのは、画『SF サムライ・フィクション』で、高崎映画祭の最優秀助演女優賞受賞した、実力派女優・緒川たまきが担当する。監督は『ROOKIES~卒業~』の平川雄一朗。野球に続き、『春待つ僕ら』では、バスケでスポーツ&青春をどう描くか。平川は「感動と勇気を届けられる作品になるよう頑張りたい」と話している。主題歌は土屋×北村による音楽ユニット"タオタク"主題歌は土屋太鳳と北村匠海による音楽ユニット"タオタク(TAOTAK)”による「Anniversary」。Mr.Childrenの桜井和寿とラッパーのGAKU-MCによるユニット"ウカスカジー"が2016年に発表した同楽曲をカバーした。また、土屋、北村のほか、小関、磯村、杉野、稲葉ら主要キャストが出演したミュージックビデオも公開されている。ストーリーずっと周囲に溶け込めず一人ぼっちだった美月は、高校入学を機に自分を変えて本当の友達を作り“脱ぼっち”を目指すもうまくいかない。そんなとき偶然バイト先で出会った、学校でも有名なバスケ部のイケメン四天王(永久、恭介、竜二、瑠衣)。突然イケメンたちに気に入られ、振り回され始める美月の日常。そんなある日、美月はアメリカ帰りで有名高校バスケ選手の小学校時代の幼なじみ・亜哉に再会。美月の新生活はどうなってしまうのか―!?そして恋の行方は??作品詳細映画『春待つ僕ら』公開日:2018年12月14日(金)全国ロードショー原作:あなしん監督:平川雄一朗脚本:おかざきさとこ出演:土屋太鳳、北村匠海、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友 他配給:ワーナー・ブラザース映画
2018年03月11日2003年に沢井美優、北川景子、泉里香(放送時は芸名:浜千咲)、安座間美優、小松彩夏らが出演しTBSにて連続ドラマとして放送された「美少女戦士セーラームーン」。昨年25周年を迎え大型プロジェクトを始動させたことも話題となった。そこでシネマカフェでは「セーラームーン実写化するとしたら?」と題した読者アンケートを実施!自由回答形式で、2月27日(火)から3月4日(日)までのアンケート期間中に103人から回答を得ました。果たして結果は?月野うさぎ/セーラームーンは広瀬すず主演作『ちはやふる -結び-』の公開を3月17日(土)に控えた広瀬すずがランクイン!『海街diary』での末っ子妹役から、『四月は君の嘘』『怒り』『三度目の殺人』、そして現在放送中のドラマ「anone」まで幅広い作風に出演し、演技力が洗練されていく彼女。『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』を代表に、元気でパワフルな魅力が印象的なのか「元気はつらつなキャラクターが似合いそう」(22歳・女性)、「主役の天然ぶりが合いそうだから」(18歳・男性)、「圧倒的な顔の美しさと存在感、みずみずしい少女感を持つ女優は彼女くらいだと思う」(19歳・女性)との声があがった。こんな声も!:杉咲花、橋本環奈、百田夏菜子水野亜美/セーラーマーキュリーは浜辺美波2011年、第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」をきっかけに芸能界入りした浜辺美波の名前が多数。スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の本間芽衣子役をはじめ、日本アカデミー賞新人賞を受賞した主演作『君の膵臓をたべたい』の主人公役など、“透明感”溢れる役を演技はピカイチ!「ただ可愛いだけじゃなく、凛々しさも持っている」(19歳・女性)、「知的で清楚な感じが出ているから」(23歳・男性)、「実写版あみちゃんは浜辺美波しかいない!」(27歳・女性)とコメントが寄せられた。2018年は『となりの怪物くん』『センセイ君主』と出演作が続く。こんな声も!:浅川梨奈、真野恵里菜、平祐奈火野レイ/セーラーマーズは中条あやみ主演映画『覆面系ノイズ』に登場する覆面バンド「in NO hurry to shout;」のボーカル&ギターとしてメジャーデビューを果たしたことも記憶に新しい中条あやみが、大多数の支持をゲット。「洗練されたスタイルとルックスを持っているから」(19歳・女性)、「ストレートのロングヘアでミステリアスな感じ」(48歳・女性)、「巫女さんの衣装とか絶対似合う!」(30歳・女性)…などなど、人気女性雑誌で専属モデルを務める上げるその美貌、さらに『ライチ☆光クラブ』で演じた可憐なヒロイン役など、彼女の美しさに票が集まったようだ。こんな声も!:広瀬アリス、山本美月、原幹恵木野まこと/セーラージュピターは佐久間由衣リクルート「ゼクシィ」のTVCMや、有村架純主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」出演などで、早くも幅広い層から知名度を集める佐久間由衣の名前が挙がった。「背が高い」(24歳・女性)、「緑似合うと思う♪」(29歳・女性)、「ボーイッシュな役柄もこなせそう」(30歳・女性)と、爽やかなショートカットとスラッとした体形が、役のイメージにぴったりハマったようだ。こんな声も!:高橋みなみ、飯豊まりえ、永野芽郁愛野美奈子/セーラーヴィーナスは広瀬アリス「戦士っぽい」(31歳・女性)、「アリスちゃんの活発なイメージがヴィーナス合ってるから」(27歳・女性)、「うさぎをすずで、みなこをアリスでやってほしい!」(21歳・女性)と、なんと姉妹揃って演じてほしいとの声が挙がった広瀬アリス。『氷菓』で演じた好奇心旺盛な役や『L -エル』での儚げな役まで幅広く演じきる彼女の“ヴィーナス”はぜひ見てみたい。4月からは吉高由里子主演のドラマ「正義のセ」に出演予定。こんな声も!:優希美青、川栄李奈、中条あやみちびうさ/セーラーちびムーンは橋本環奈『銀魂』神楽役、『斉木楠雄のΨ難』照橋心美役など、人気コミックの実写化作品でヒロイン役を歴任している橋本環奈が、今回のアンケートでもランクイン。「雰囲気出てかわいい」(31歳・女性)、「小さくて可愛いし、生意気な役が似合いそう」(27歳・女性)、「アップツインテ絶対可愛い!!!!」(25歳・女性)と、これまで披露してきた“再現力”にも期待が高まっている。こんな声も!:鈴木梨央、二階堂ふみ、芦田愛菜地場衛/タキシード仮面は竹内涼真“タキシード仮面”といえば、セーラームーンがピンチのときに駆けつけるヒートー的存在!キザなセリフにカッコイイ風貌…彼が初恋の人だという女子も少なくないだろう。そんなヒーローの実写化に名前が挙がったのは、『帝一の國』で第41回日本アカデミー賞・新人俳優賞を獲得した竹内涼真。「スタイル重視」(19歳・女性)、「シュッとしてるところ。キザな台詞言って薔薇投げてそうだから」(30歳・女性)、「決め台詞言ってもらいたい」(27歳・女性)とコメントが寄せられた。こんな声も!:北村一輝、桐山漣、ディーン・フジオカそのほか、天王はるか/セーラーウラヌスに三吉彩花、海王みちる/セーラーネプチューンに新木優子&松岡茉優の声や、敵役に綾瀬はるか、高橋一生があがっていた。(text:cinemacafe.net)
2018年03月09日女優の永野芽郁が3月9日(金)、NHK放送センターにて行なわれた連続テレビ小説「半分、青い。」第1週完成試写会に松雪泰子、滝藤賢一、矢崎由紗、脚本家の北川悦吏子、制作統括の勝田夏子プロデューサーと共に出席した。■胎児からの成長を描く斬新な朝ドラ!本作は、連続テレビ小説第98作。故郷である岐阜県と東京を舞台に、ちょっとうかつだけれど失敗を恐れないヒロインが、高度経済成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでを描いた物語。第1週目は、永野さん演じる鈴愛(すずめ)の誕生から幼少期の姿が描かれるが、永野さんはお腹の中の胎児である鈴愛の心の声を務めるという不思議な経験をしたという。「監督から『赤ちゃんっぽく』とオーダーがあったのですが、良く分からなくて悩みました」と苦笑いを浮かべていたが「とにかく演じてみたら『良かったよ』という声をいただいたので『これでいいんだ』と思ってやりました」と初めての体験の感想を語った。生まれる瞬間ではなく、胎児のときから鈴愛を描くというのは、脚本家の北川さんのこだわりだったようで「難しいことを役者さんや現場のチームにはお願いしてしまったと思いますが、ちゃんとした形で描いていただけました」と製作チームを絶賛すると「私も第1週目を拝見したのですが、本当に好きで8回ぐらい観てしまいました。こういう船出ですごく良かった。この1週目を力にこれからも書き続けたい」と力強く語っていた。■「やってまった」は流行るか!?劇中、幼少期の鈴愛を演じた矢崎さんは、「しまった!」という場面で「やってまった」という印象的な言葉を使っているが、永野さんは「私は流行らせようという気持ちはないのですが、周囲にはそんな思惑もあるようで…大事に使っていきたいです」と笑顔を見せる。鈴愛の母親・晴(はる)を演じた松雪さんは「鈴愛の元気で明るさルーツとなる家族の一員として、しっかり表現するのが任務だなと思っています」と気を引き締めると、鈴愛の父親・宇太郎(うたろう)を演じる滝藤さんも「大満足、感無量の第1週目でした。タイトルバックを含めて、とっても素敵な一日のスタートが切れるような作品になると思います」と期待をあおっていた。■星野源さんの主題歌「アイデア」を永野さんも北川さんも絶賛!また、星野源さんが担当する主題歌「アイデア」について、永野さんは「最初は源さんが担当することは知らなかったのですが、もともとすごく源さんの曲が好きだったので、主題歌になればいいなと思っていたんです。だから、本当にビックリしました」と主題歌決定の話を聞いたときの感想を述べると「素敵な曲なので(タイトルバックある笑顔の撮影のとき)負けないような笑顔を撮れたらと思って臨みました。いい笑顔が撮れたのかなと思っています」と自信をのぞかせる。北川さんも「主題歌は作品の世界観を決定づけるものなので、すごく話し合いました」と語ると「源さんに素敵な曲をいただき感無量です。とてもいい曲ができてよかった」と満面の笑顔を浮かべていた。連続テレビ小説「半分、青い。」は2018年4月2日(月)~2018年9月29日(土)全156回放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年03月09日