念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。あさ子が連れてきた双子たちによって新築の床に傷をつけられたみやこさん。謝罪も弁償もしようとしないあさ子が許せません。わざわざあさ子宅へ夫と出向き、床の傷の補修費用の説明と、費用を請求しました。 すると、あさ子の夫・田所くんと子どもたちは謝罪。何度も促された末にあさ子も謝ったのですが、その態度はまったく誠意を感じられませんでした。 さらに、この夫婦は謝ってお詫びの品としてお菓子を渡すだけで済ませようとしていたことを知り、みやこさんは弁護士に相談すると伝えると、慌てだす2人。 みやこさんの夫からも支払いを要求されると「私たちがやったっていう証拠なんてないでしょ!?」と、あさ子から衝撃の発言が飛び出しました! 証拠は一本のボールペン。事実を突きつけられたあさ子は? ※録音ささってる→録音されてる 自分たちがみやこさんの新築の床を傷つけた証拠がないと言い張るあさ子。するとみやこさんは「証拠なら、ここにあります」と、ボールペンを取り出しました。 「これはね……ボールペン型のボイスレコーダーなんだ」 そう言ってみやこさんがボールペンのボタンを押すと、自宅の床に傷がついた当時の出来事を細かく説明したみやこさんの声と、あさ子や子どもたちが謝罪した音声がしっかり録音されていました。 「これが何よりの証拠になりますね。では弁護士に相談して改めて連絡しま……」 「ご、ごめんなさい。払いますから……弁護士は勘弁してください。親になんて言われるか」 すぐさま謝り、弁償すると言うあさ子。しかし、支払いの期日を決め、みやこさんたちが帰宅しようとすると、隣で田所くんが頭を下げているにも関わらず、あさ子がボソッと一言。 「高校のとき、助けてやったのに」 と、過去の一件のことを呟いていたのが聞こえてしまいました。 みやこさんへ謝罪し、補修費用を払う約束をしたあさ子ですが、それは教師である父親に叱られるのが嫌だから。心から謝ったわけではないため、帰り際に恩を着せるような本音が出てきました。縁を切るつもりとはいえ、こんな言葉を言われたら後味が悪いですね。さらに、あさ子から最後まで心からの謝罪をしてもらえなかったのも、友だちとしてつらいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月22日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。あさ子が連れてきた双子たちによって新築の床に傷をつけられたみやこさん。あさ子の夫・田所くんにも事情を話し、話し合いをすることに。しかし、あさ子の家へ行く当日、みやこさんの夫が急な仕事で一緒に行けなくなり、一人で向かいます。家へ招き入れると同時に、パチンコのことを口止めしようとする田所くんをスルーして部屋に入ると、ここまで来ても態度が悪いあさ子がいました。 みやこさんが改めて床の傷の補修費用に説明し、費用を請求すると、田所くんと子どもたちが謝罪。何度も促された末、あさ子も謝ったものの、まったく誠意を感じられませんでした。それどころか謝った直後に「もういいでしょ? お引き取りくださ~い」とありえない態度をとってきたあさ子。 さらに、2人がお詫びの品としてお菓子を渡せば補修費を支払わなくていいと考えていたことを知ったみやこさんは、「夫の知り合いの弁護士に相談させていただきます」と宣言します。「私たちがやった証拠なんてないでしょ!」まさかの仰天発言! 補修費用を払わないと言うあさ子夫妻に対し、「弁護士に相談する」と宣言したみやこさん。「弁護士」というワードを聞いて、ショックを受ける2人。そこへ玄関のチャイム音が鳴り、みやこさんの夫が訪問してきました。 「弁護士だって! もうダメだ、お金払おう! てか、みやこちゃんの旦那さんどんな人?」「わかんない。式挙げてないから見たことないし」 そんな会話を繰り広げていました。そこへ入ってきたみやこさんの夫は、かなり怖い顔をしていたのです……! 「みやこから聞いていました。俺、保険会社に勤めてまして。仲の良い弁護士さんいるんですよ。どうしてもお支払いしたくないと言うなら……」 「証拠! 私たちがやったっていう確実な証拠なんてないでしょ!?」 夫の言葉を遮って、あさ子が自分たちがやったという証拠はあるのかと言いはじめました。そんななか、みやこさんは1本のペンを取り出します。 菓子折り一つで弁償を逃れようと考えていた、あさ子と田所くん。しかし弁護士というワードを聞いて、支払おうと言い始めました。人の肩書を見て支払いを判断するなんて……やはり田所くんにも誠意がなかったことがよくわかります。さらに、この期に及んでも“自分たちが床を傷つけた証拠がない”と言い始めるあさ子には、がっかりしてしまいますね。子どもたちでさえ過失を認めて謝ったのに、親のとる態度とは思えません。悪あがきをやめ、速やかに謝罪して補修費を支払ってほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月20日「新築の家をママ友の子ども達に傷つけられた話」第31話。念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。子どもたちが新築の床を傷つけたにもかかわらず、みやこさんからの連絡をすべて無視し、補修費を踏み倒そうとするあさ子。みやこさんは夫へ相談し、一緒にあさ子の家へ行くことにしました。 あさ子の夫・田所くんへ連絡を取り、双子たちが新築の床を傷つけたことを伝えると、「え!? 傷!?」と驚きつつも、謝罪してくれました。しかし、床の補修費が3万円だと伝えると「火災保険って使えないの?」と支払いを渋ってきました。 パチンコにお金は使うのに、弁償や補修費を出し渋る田所くんにも苛立つみやこさん。あるものも準備し、いざあさ子の家へ……! 反省の色なし!訪問すると、あさ子は最悪の態度で… あさ子の家に行く土曜日、当日。みやこさんの夫は、急な仕事であさ子の家へ一緒に行くことができなくなり、一人で乗り込むことになったみやこさん。 迎え入れてくれた田所くんは、「あさ子には内緒にしてほしい……」とコソコソ、パチンコのことを口止めしようとしてきます。 そんな田所くんをスルーして部屋に入ると、ここまで来ても態度の悪いあさ子が! みやこさんは改めて床の傷の補修費用について詳細を話し、請求しました。 「この度は新築なのに大変申し訳ありませんでした。ほらっ! あさ子もお前らも早く謝って!」 頭を下げて謝る田所くん。子どもたち2人も「ごめんなさい」と謝る一方、あさ子はムッとしたまま、黙っています。 「これ、少しですがお詫びの品です」と菓子折りを差し出されますが、受け取らないみやこさん。田所くんがあさ子にもう一度謝るよう促すと、 「この度は……大変申し訳〜ありませんでしたぁ〜。はい、謝ったし、お詫びの品も渡したんだからもういいでしょ? お引き取りください♡」 まったく誠意を感じられない謝罪に愕然とするみやこさん。あさ子は上辺だけで謝って、急に態度を変え、早く帰れと言ってきました。 「私は誠意のない謝罪が欲しいわけじゃない。ここまで来ても支払わないって言うなら、夫の知り合いの弁護士に相談させていただきます」 小声でやり合う2人に、落胆したみやこさんは、ついに最終手段として、弁護士に相談することを宣言するしかありませんでした。 みやこさんを出迎えないどころか、ムスッとした顔で座ったままのあさ子。まったく誠意がない謝り方をしたうえ、直後にはみやこさんの神経を逆なでするようなありえない発言をしてきました。 さらに驚くのは、あさ子も田所くんも補修費を支払うつもりがまったくなく、お詫びの菓子折りで済ませようとしたこと。やはりこんな2人とは補修費の話の決着をつけて、早く縁を切ったほうが良さそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月19日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの新築の床に子どもたちが傷をつけても、保護者として謝ることなく帰って行ったあさ子。床の補修費が3万円だったこと、旦那にも今回の件を話すこと、そして謝罪を求めるメールをあさ子へ送ったのですが、1週間経っても電話にも出ず、メールの返信もありません。あさ子は、連絡を無視していればそのうち諦めるだろうと、無視を決め込んでいました。「許さない!」みやこさんは、弁償してもらったら今度こそ完全に縁を切ろうと決め、夫へすべて話し、一緒にあさ子の家へ行くことにしました。 SNSのDMから、田所くんへメッセージを送信。連絡が来るまで田所くんのSNSを見てみると、あさ子たちがみやこさんの家に来た日にパチンコへ行っていたという投稿を発見! 急に仕事になったというのはウソで、実はパチンコへ行っていたのです。 そんな田所くんに連絡がつき、「あさ子から何か聞いてます?」と尋ねると、やはり田所くんはあさ子から何も聞いてない様子で……?ママ友の夫も補修費の支払いを渋り… 予想通りあさ子から何も聞いていなかった田所くん。 「たっくんとりっくんがおもちゃの取り合いになって、スピーカーにぶつかって床に大きな傷がついたんです」 「え!? 傷!?」 初耳で驚きを隠せない田所くん。今度お詫びの品を持って謝罪に来ると言いますが、もうあさ子たちに家へ来てほしくないみやこさん。「私と夫がそちらに伺いますので」と、田所くんの言葉を遮って断りました。 「今、床の傷の写真と補修費の見積書送りますので」「補修費……!? えっと……いくらくらい?」「大体3万です」 金額の大きさに驚く田所くん。 「あのさ、みやこちゃんとこの火災保険って使えないの?」 「それじゃあ来週の土曜日の13時ごろにそちらに行きますので」 田所くんの質問には答えず、一方的に話すみやこさん。 「来週の土曜日はパチンコ行かないでくださいね? それじゃ」 田所くんが床の補修費やメリーの弁償にお金を出すのは渋り、パチンコには惜しみなく出すのが我慢ならないみやこさん。あさ子たちとの話し合いのため、準備を始めました。 あさ子とは異なり、謝罪して改めてお詫びを……と言ってくれた田所くん。しかし、補修費が3万円だと伝えると、保険は使えないのかと聞いてきました。今回の床の補修費も、メリーを弁償する話の際にも1万円を渋っていたのに、パチンコにはお金をつぎ込んでいると思うと腹立たしいですね。やはりあさ子と田所くんは似た者夫婦なのでしょうか……補修費の話し合いがうまくまとまるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月18日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんが双子たちによって傷つけられた床の弁償をあさ子に求めると「わざとじゃないのに弁償なんて!」とまさかの反論! 2人が言い争う様子を見て、床を傷つけた5歳の子どもが謝ったにもかかわらず、親であるあさ子は謝らないばかりか逆ギレし、双子たちを連れて帰ってしまいました。 みやこさんは、あさ子に補修費3万円の見積書の写真を送り、あさ子の夫・田所くんに今回のことを話すこと、そして謝罪を求めるメールも送りました。しかし、1週間経ってもみやこさんの元には何の連絡も来ませんでした。 あさ子を許さないと決めたみやこさんは、弁償してもらったら今度こそ完全に縁を切ろうと決めたのですが……? 補修費を払わないママ友に最後の手段! 「みやこから電話!?もうしつこい〜! 3万なんて旦那に言える訳ないでしょ!? ちょっと新築の床が傷ついたぐらいで……どうせ傷なんていつかつくんだから!」 みやこさんが、あさ子に何度も電話しますが、一度も電話にでないあさ子。メールも電話も無視! 反省の態度はまったく見られません。落胆したみやこさんは、仕方なく最後の手段に出ることにしました。 みやこさんは帰宅した夫へ、すべての事情を話しまし、一緒にあさ子宅へ行ってくれることに。 「弁償も謝罪もないなんてありえないよ。俺が話して解決するなら安いもんさ」 夫のやさしさに感謝しつつ、今度はあさ子の夫、田所くんと連絡を取ります。しかし、メールも電話番号も知りません。そこで、田所くんのSNSへDMを送ることに。 「みやこです。電話で話したいことがあります。あさ子には内緒でお願いします」 そんなDMを送った後、田所くんの投稿を見てみると……なんとパチンコのことばかり! 仕事帰りや土日もパチンコへ行っているという投稿がずらり。さらに、あさ子たちが家に来た日もパチンコへ行っていたという投稿を発見! 「急に仕事になったんじゃないの!? 仕事とウソついてパチンコ行ってたってこと!? 信じらんない!」 そんな田所くんに連絡がつき、みやこさんは電話をすることに。みやこさんが尋ねると、やはり田所くんはあさ子から何も聞いてないようでした。 今までみやこさんのことを「唯一のママ友」として頼ってきたあさ子。しかし、謝罪も弁償もしたくないという身勝手な理由で、みやこさんからの連絡無視を決め込みました。ついにみやこさんは、夫とあさ子宅に行くという最終手段に出ることを決断。ここまでされる前に、あさ子は素直に謝罪、弁償すべきところ。反省の色がまったくないのは残念ですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月17日保育士の中田馨さんが、子どもがお友だちを叩いてしまったり、物を壊してしまったときの対応について教えてくれました。「どうしてお友だちを叩いてしまうの……」、「なぜうちの子はこんなに乱暴なの?」と悩んでいるパパやママもいるかもしれませんね。中田先生が子どもの行動や心理について詳しくお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。こんにちは。保育士の中田馨です。子育ては「楽しい!」「うれしい!」「すごい!」と思うことも多いですが、「あれ? どうすればいいのだろう?」と悩むこともあります。例えば、友だちを叩いたり、物を投げて壊したりする子どもの行動など。 そこで今回は、そういった少し乱暴に見える子どもの行動について考えてみましょう。 大切なことは、周りの大人が「そういう子」と思い込まないこと友だちを叩いたり、物を投げてしまうような行動は、成長の過程です。保育所の子どもたちを見ていても、多かれ少なかれどの子にもやってきます。子どもたちの様子を見ていると、それが大きく出て目立つ子と、それほど目立たない子がいるなと感じます。 みんなが通る道なので、「この子は乱暴なのではないか?」とは思わないでください。例えば、「あなたは、いつも乱暴ね!」なんて声かけをして、「乱暴な子」のレッテルをはらないでほしいなと思います。 とはいえ、何度注意しても何度も何度も同じことを繰り返されたら、「じゃあ、どうすればいいの??」と思ってしまいますよね。では、どうして子どもがそのような行動をするかを考えてみましょう。 友だちを叩いたり、物を投げたりするのはなぜ?あなたのお子さんは、なぜ友だちを叩いたり、物を投げたりすると思いますか? 理由はいろいろあるのではないかと思います。 「自分のおもちゃを友だちに急に取られた」「友だちのおもちゃが欲しくなった」という分かりやすいものもありますし、「投げてみたらおもしろかった!」なんて理由のこともあります。 以前に私の保育所で起きた出来事を例にお話しします。Aちゃん(1歳児)が何もしていないBちゃん(2歳児)を叩いたり、噛んだりすることが続きました。その理由は、これまで何度もBちゃんに自分が使っているおもちゃやあそびを取られたり、壊されたりしていたからです。その過去の記憶があるから、目の前をBちゃんが通っただけで「また、取られてしまう!」と思って自分の身を守るために叩いていたのです。 子どもの「今した行動」だけでなく、その前後や関係性にどういった思いがあったのかを見ることができると、子どもの行動が理解でき、大人の対応も変わってくるかもしれませんね。 どの月齢でも「あそび」や「良し」にしないこと私の保育所では、友だちを叩いたり、物を投げたりする行動をどの月齢でも「あそび」や「良いこと」と捉えないようにしています。 例えば0歳児を抱っこしているときに、大人のほっぺをペシペシ叩くことがありますね。こんなときは、「痛いよ。さすさすしてくれたらうれしいな」と子どもの手を持って一緒に「さすさす」します。物を投げたら「これは危ないから、ボールを投げてみよう」と、投げてもいい物と交換します。 ほっぺをペシペシされて笑顔で「痛い痛い~」と笑うと、赤ちゃんは「ペシペシしたら、ママ(パパ)が喜んでくれる! 楽しい!」と思ってしまいます。硬いおもちゃを投げて「じょうずに投げられたね!」と褒めたら、硬いおもちゃを投げてもいいと理解します。 子どもを叱る必要はなく、してもいい行動を伝える(教えてあげる)ようにできると良いですね。 感情的に怒らず、子どもの気持ちに寄り添いつつ「待つ」1歳児、2歳児になり、友だちと関わることが増えてくると、上記の方法では問題解決しなくなることもあります。 もし、友だちを叩いてしまったときには、まずは叩いたことに対して注意をして、子どもの行動を止め、声かけをします。「叩いたら痛い!」「叩いたら○○ちゃんがかわいそう」「叩くのはダメ!」など、お子さんへ伝わりやすい言葉でOKです。このときだけは、わざと大きめの声で叱ります。 そして、叩かれた友だちには、まず親が「痛かったねごめんね」とフォローを入れて、お子さんと向き合ってみましょう。このとき話しかける声は、できる限り静かな口調です。そして、叩いてしまった子どもには、まだ言葉でうまく伝えられない場合には、「どうして叩いたのかな?」「○○ちゃんのおもちゃが使いたかったの?」など子どもの気持ちを代弁します。「ママ(パパ)は、叩いたことがとっても悲しい」とママ(パパ)の気持ちも伝えましょう。そして、「○○ちゃんに謝ろうね」と一緒に謝ります。 今回は、とっても完結に書きましたが、子どもの気持ちはそんなに簡単に「謝る」方向には進みません。子どもの表情を観察しながらできる限り言葉数は少なく、「待つ」姿勢で声かけを行ってみましょう。もし、子どもが謝れなくても、そんなときもあるものですから大丈夫。代わりにママ(パパ)がしっかりと謝る姿を目の前で見せましょう。大切なのは、親が感情的に怒らないことです。 最後にお話しした方法は、少し親の「演技力」も必要になるかもしれません。感情的にならず、いかに簡単な言葉で子どもに伝わるように説明できるかも、子育てには大切かもしれませんね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
2023年02月16日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの新築祝いに無断で双子たちを連れてきたあさ子。自由に動き回る双子たちを注意しなかった結果、双子たちのせいで大きなスピーカーが落下し、床には大きな傷ができてしまいました。自分の子どもたちが床を傷つけたのにもかかわらず、「小さい子いるなら、いずれはこういうこと起きてたと思うよ〜?」と謝るどころか、みやこさんに対してひどい物言いをするあさ子。 みやこさんがあさ子に対し、約束を破って双子を連れてきたこと、床を傷つけたのに謝らないことを責め、弁償するよう求めると、「わざとじゃないのに弁償なんて!」と反論してきました。 そんな2人を見ていたりくくんが、「ごめんなさい」と言って、おもちゃを取り合っていた訳を話しました。 5歳の子どもが謝ったのに、謝らないあさ子。恥ずかしさのあまり顔を赤らめわなわなと震えだして……?! 床の補修費の見積もりを伝えると…? 双子の子どもたちは床を傷つけてしまったことを謝ったのに、親のあさ子はと言うと……みやこさんと子どもたちに見つめられても、謝らないどころか逆ギレして双子たちを連れて帰ろうとしました。 「床の補修費がわかったらメールするから」 みやこさんにそう言われても、無視して帰って行くあさ子。その後、みやこさんがハウスメーカーに連絡して、修理業者に見てもらうと……大きな傷のため、補修費は約3万円かかると告げられました。 あさ子には補修費の見積書の写真と、あさ子の旦那にも今回のことを話すこと、そして謝罪を求めるメールを送りましたが……1週間経ってもみやこさんの元には何の連絡も来ません。 スピーカーは運良く傷などなく、不具合も出ていないものの、床の傷は目立つため、補修しないわけにはいきませんでした。 あさ子たちを家に入れた私が悪い。悪いけど……あの態度は本当に許せない。弁償してもらってあさ子とは……今度こそ完全に縁を切ろう。 床がえぐれるほどの大きな傷となると、大人も子どもも怪我をしてしまう可能性があるため、補修しないわけにはいきませんよね。子どもが小さいうちは、子どもがトラブルを起こした際に、親が謝罪する必要がありますよね。しかし、子ども本人が謝ったにもかかわらず、親であるあさ子は謝罪せず、逆ギレして帰宅し、みやこさんからの連絡を無視……。 メリーのときといい今回の床の傷といい、誠実な態度が見えません。どうにか弁償してもらったら、これを最後にあさ子とは縁を切ったほうが良いかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月16日現在7歳の娘が生後4カ月のころ、ママ友4人とその子どもたちでママ友宅に集まり、ホットプレートでたこ焼きを作っていました。あるママ友の子どもが危ないことをしようとした瞬間、わが子を注意したママ友の行動に私はびっくりしてしまって……。ママ友たちとたこ焼きパーティーその日集まったママ友の子どもたちの年齢はさまざまで、私の娘と同じように1歳未満の子もいれば、2歳、4歳と少し大きな子もいました。私は娘をママ友に借りたマットに寝かせ、みんなと材料やお皿などを準備。ホットプレートのスイッチを入れ、たこ焼きを焼いていると、ママ友の子どもで当時2歳のAくんが近づいてきました。 ホットプレートが珍しくて気になるのかな?と見ていると、テーブルへ手を伸ばそうとするAくん。「Aくん危ないよー」とみんなで声をかけたのですが、そのまま手は熱々のホットプレートへ伸び……。するとAくんのママが、「だめ!」と手をつかみました。そして、Aくんの手をバシッとたたいたのです。 気まずい空気が流れて…たたかれてすぐに泣いてしまい、そのままテーブルから離れていったAくん。私は、「結構強めにたたいていたな、痛そう……」とAくんを見てつらい気持ちになりました。Aくんへのママ友の対応について誰も何も言わなかったものの、それまでより静かになり、なんとなく気まずい空気に……。 すると集まっていた家の家主である別のママ友が、「危ないから場所を変えようか」とホットプレートをリビングの低いテーブルから、子どもの手が届かないダイニングテーブルへ移動。おかげでやけどの心配もなくなり、無事にみんなで楽しくおいしいたこ焼きを食べることができました。 たたくって普通のことなの?私の娘はまだ寝返りもしない時期だったので、子どもが歩けるくらい大きくなると気を付けることもたくさん増えるんだな、とママ友たちとの集まりで学ばせてもらいました。しかし、危ないことを注意したり叱ったりするのはわかるのですが、「子どもの手をたたく」ということにかなり驚いた私。Aくんのママは温厚で、怒っているところを見たことがなかったため、なおさらその衝撃は大きなものでした。 しかしそこで「いくら危ないからって、たたかなくても……」などとママ友の育児に口を出すのもおかしいと思い、私は何も言わず、それまでと変わらず、Aくんのママに接することにしました。 子どもが大きくなった今も、私は子どもをたたくということはしていません。危ないことをしようとしたときも、言葉や表情、態度で伝えようと考え子育てしてきました。Aくんママとは引っ越しで疎遠になりましたが、育児にはそれぞれの考え方や方針があるのだなと、改めて考えさせられた出来事でした。 著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2023年02月15日どんなにかわいいわが子でも、家事や仕事で忙しいときに「見て見て!」攻撃をされるとイライラしてしまいますよね。毎回子どもにしっかり向き合って、じっくりと見てあげることは難しいもの。スムーズに日常生活を送るためには「ちょっと待って」「あとでね」と聞き流してしまうのも仕方ありません。そもそも、なぜ子どもは親に「見て見て!」とアピールしてくるのか。そして、親としてはどのように対応するのがベストなのでしょうか。今回は、子どもの「見て見て攻撃」についてじっくり考えていきます。見て見てアピールをする理由は「〇〇欲求」子どもが親に「見て見て!」とアピールするのには、ちゃんと理由があります。見て見てアピールをする理由1:承認の欲求千葉大学教育学部附属小学校元教諭の松尾英明氏によると、その理由のひとつは「承認の欲求」なのだそう。みなさんも子どもの頃、自分が頑張ったことやよくできていることを認めてほしい、ほめてほしい、と思って親にアピールしたことがあるはずです。この場合、親から「よく頑張ったね!」「すごい!」「上手だね!」という言葉をもらうことが目的であり、しっかりほめてもらえると満足します。また、けがをしたときに傷を見せたがるのも、「痛かったね」と共感してなぐさめてほしい気持ちや、「よく泣かなかったね」と我慢した自分を認めてほしい気持ちが根底にあるとのこと。見て見てアピールをする理由2:安全の欲求松尾氏は、子どもの見て見てアピールの理由として、「安全の欲求」も挙げています。たとえば、鉄棒や滑り台などで「やるから見てて!」と言うのは、相手(親)を信頼しているからこそ、安全を保証されたことにより思いきって取り組めるのです。この安全の保障は、子どもにとって何よりも心強いこと。松尾氏は「大人はただ見ているだけでも、これが重要」と話します。「見て!」と言われたということは、子どもから信頼されている、認められていることの証なのです。見て見てアピールをする理由3:寂しさ・不安そして「欲求」以外の理由として考えられるのは、「寂しさ」や「不安」です。メディアでも活躍中のカリスマ保育士・てぃ先生は、「最近パパ・ママが忙しいとか、下の子に手がかかって自分に対する愛情が確認できないといったとき、その不安や寂しさから『見て見て』が続くパターンがある」と指摘しています。この場合、どんなにその場で見てあげても、ほめてあげても、何度も同じことを繰り返すケースがあるのだそうです。なぜなら、子どもの目的は「ほめられること」ではなく、「自分のことを見てほしい、もっと自分にかまってほしい」ことだから。寂しさを埋めて心を満たしてあげるには、その場の対応だけでは不十分なのかもしれません。見て見てアピールは「意欲の一種」でもある!「ほめてほしい」「安心感がほしい」「かまってほしい」などの欲求が理由の、見て見てアピール。では、「見て見て!」とアピールすることは、よくないことなのでしょうか?東京学芸大学附属世田谷小学校教諭の沼田晶弘氏は、別の見方をしています。少し悪いイメージを抱かれがちな「承認欲求」ですが、沼田氏は「いまの自分とは違う力を身につけて、より高い別のステージへ行くための意欲の一種と捉えれば、悪いことではない」と述べています。決してマイナスなものではなく、むしろ「意欲の一種」としてとらえているのです。さらに沼田氏は、「『見て見て』という思いが、前向きに努力や工夫をすることにつながるのなら、見て見て欲にも利用価値がありそう」とポジティブに受け止めてほしいとアドバイス。承認欲求を “ちょっと” 満たしてあげたり、 “前よりも” 満たしてあげたりすることを繰り返せば、結果的に大きな成果をもたらすこともあると述べています。大人でも、SNSで「いいね!」の数が増えれば、「ちょっと満たされる状態」になりますよね。その蓄積が、もっと頑張ろうというやる気にもつながります。それは子どもでも同じ。「見て見て欲」をうまくコントロールすれば、勉強やスポーツを頑張る後押しをしてくれるでしょう。子どもの「見て見て!」アピールへの対処法最後に、いままさにこの瞬間、子どもの「見て見て攻撃」に悩まされている親御さんに向けて、いくつか対処法を提案します。ぜひ参考にしてくださいね。対処法1:ほんの数秒「見る」『決定版 ママ、言わないで!子どもが自信を失う言葉66』(学研プラス)著者で子育てNGワード専門家の曽田照子氏によると、子どもの「見て」に対応するだけならば、ほんの数秒、長くても数分ですむケースがほとんどなのだそう。ですから、「洗い物などをしていて手が離せなくても、子どもが絵を見せてきたら、できればその場ですぐに『見せて!』と興味をもって接するのが理想」とのこと。また曽田氏は、後回しにするべきではない理由として、「『あとで』と後回しにされることが多い子どもは、『自分は大切にされていない』と不安にかられてしまう。そうなると(いずれ)親に話すことをしなくなってしまう」と述べています。前述したように、「見て!」と言われたということは、子どもから信頼されている、認められていることの証。だからこそ、面倒がらずに「来た来た」と思って、可能なかぎり温かい目で見てあげましょう。対処法2:「〇分だけ待って」と伝える『子どもの心を “荒らす親” ・ “整える親” 感情コントロールができる子に育てる』(PHP研究所)の著者で武蔵丘短期大学元教授の河井英子氏も同様に、「親の事情もあるが、できるだけ『あとで』は言わないほうがいい」と話します。子どもは「いま」「ここで」見てもらいたいのに、「あとで」と言われてしまうと、高揚した気持ちは急速にしぼみ、せっかくのやる気も失せてしまうから。どうしても手が離せない場合には、「5分だけ待って」と具体的な時間を提示して、必ずその約束通りに見てあげることを心がけましょう。対処法3:子どもの視線の先を追う一方、その場で見てあげれば満足してくれる子とは違い、先に述べたような「寂しさ」や「不安」から「見て見てアピール」をしてくる子には、どのように対応すればいいのでしょうか。前出のてぃ先生は、「1日5分でいいので、その子の視線の先を追ってみる、ということをやってみて」とアドバイス。子どもの様子をじっと観察するのは、普段なら心に余裕があるときや、「いたずらしないかな?」「おりこうにしてるかな?」と心配しているときくらいかもしれませんね。ですが、何気ない日常の中で、ほんの5分でも「ただ子どもの様子を見る」時間があることが、とても重要なのです。てぃ先生によると、「(寂しさや不安から)見て見てアピールをする子は、1日のなかで『ママ何しているかな』『パパどこにいるかな』と、ちらちら大人の様子を何回も確認している」のだと言います。このように、子どもが親の様子をちらちら確認しているとき、親が子どもの視線の先を追っていれば、バチっと目が合うのだそう。その瞬間、子どもは「あ、ママこっち見てくれた」「パパはぼくのことちゃんと見てくれている」と安心するのです。1日たった5分だけでも、毎日必ずパパやママと目が合えば、子どもは「自分は大切にされている」と感じ、不安や寂しさが少しずつ払拭されていくのだそう。その結果、過剰な「見て見てアピール」は減っていくと、てぃ先生は話していますよ。***「親から認められたりほめられたりすることは、子どもにとってかけがえのない喜びをもたらし、自己肯定感を高め、ますますやる気を高める」と河井氏は述べます。「見て見て攻撃」が毎日続くと、「忙しいのに」「手が離せないのに」とうんざりすることもあるでしょう。しかし、子どもはあっという間に成長します。思春期に差しかかると、会話すらそっけなくなってしまい、「小さい頃はあんなに『見て見て!』って言ってくれたのに……」と少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。永遠に続くわけではない「見て見て攻撃」。「見て見て!」は「わが子のやる気がアップする言葉」だと思えば、ちょっと嬉しくなりませんか?(参考)MAG2NEWS|子供の「ねー見て!ねー見て!」攻撃には深い心理があったダイヤモンドオンライン|【「踊る!さんま御殿!!」出演で話題】カリスマ保育士てぃ先生が実証!子どもの「見て見てアピール」解決法東洋経済オンライン|小学生の学びに見えた承認欲求との付き合い方PHPのびのび子育て 2020年10月号, PHP研究所.PHPのびのび子育て 2020年10月特別増刊号, PHP研究所.PHPのびのび子育て 2021年6月特別増刊号, PHP研究所.河井英子(2012),『子どもの心を“荒らす親”・“整える親”感情コントロールができる子に育てる』, PHP研究所.
2023年02月14日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの新築祝いに来たあさ子は、預ける予定だった双子の子どもたちを無断で連れてきたにもかかわらず、自由に動き回る子どもたちを独自の“叱らない育児”として注意しません。テレビの近くで双子たちがおもちゃを取り合っていると、テレビの横にある大きなスピーカーに体が当たって、スピーカーが落下! 子どもに怪我はなかったものの、床には大きな傷が……! みやこさんがショックを受ける傍ら、あさ子は何事もなかったかのようにスピーカーを元の場所に戻し、帰り支度を始めました。 謝らないあさ子に怒りが収まらないみやこさんが弁償するように迫ると、「この床新築のくせに弱いね〜?あんま良くないハウスメーカーなんじゃない?」と、なぜか上から目線で話し始めて……?! ママ友に弁償を迫るとまさかの反応を…!? 子どもたちが床を傷つけたのにもかかわらず、なぜかみやこさんに対してバカにした物言いをするあさ子。 そんなあさ子を見て、みやこさんはみちるの出産祝いで来たときに双子たちがおもちゃを壊しかけた際にも「(おもちゃが)弱いね」とあさ子に言われたことを思い出しました。 「新築でテンション上がっちゃって、良いスピーカー買っちゃったのかもだけどさ〜。正直、小さい子いるなら、いずれはこういうこと起きてたと思うよ〜?」 あさ子は謝りもせず、みやこさんに責任転嫁する始末。これにはみやこさんも黙っていられません。 「そもそもだよ? 最初子どもたち連れて来ないって言ってたじゃん。約束破ったのはあさ子でしょ!? 連絡しないで子どもたち連れてきて、まったく見ることもしないで床傷つけて……母親として、大人として、まずは謝るのが先でしょう!?」 「子どもたちだってわざとやったわけじゃないのに弁償なんて! そっちこそ大人としてどうなの!?」 2人が言い争っていると、りくくんが話しかけてきました。 「ご、ごめんなさい。ぼく、みーちゃんと一緒におもちゃで遊びたくて」 「ダメなことしたらごめんねしないとダメなんだよ! 先生が言ってた」 謝って、おもちゃを取り合っていた訳を話すりくくん。謝らないとダメだよと言う、たっくん。 「5歳の子だって謝ってるのに……」 みやこさんがそう言いながらあさ子を見ると、あさ子は恥ずかしさのあまり顔を赤らめ、わなわな震えるのでした。 いずれは子どもによってスピーカーを落とされるトラブルが起きていたはず、というあさ子。しかし、みやこさんは子どもが来ない予定だったためにスピーカーを出したままにしていました。子連れでの来訪が事前にわかっていれば、あるいはみちるちゃんが大きくなったときには、みやこさんは何らかの策を講じていたでしょう。 さらに床を傷つけてしまったことを謝らないどころか、みやこさんに逆ギレするあさ子……。子どもが謝る姿を見て、反省してしっかり親らしく謝るところを見せて欲しいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月14日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの新築祝いに来たあさ子は、夫に預けるといっていた双子の子どもたちを無断で連れてきてしまいました。仕方なく家に上げると、あさ子が新築祝いとして持ってきたチョコアイスを食べ歩きしながら、案内していない部屋へズカズカ入る子どもたち。あさ子は2年前と変わらず、独自の“叱らない育児”で子どもたちを注意しません。 呆れたみやこさんが「帰って」と言っても、なかなか帰ろうとしないあさ子。そんな話し合いをしていると、テレビの近くで双子たちによるおもちゃを取り合いが始まってしまいました。 すると、たっくんの体がテレビの横にある大きなスピーカーに当たり、スピーカーが落下! たっくんに怪我はなかったものの、床には大きな傷ができてしまって……!? ママ友に弁償を迫るとまさかの反応を…!? スピーカーが落下してできた床の大きな傷を見て、ショックを受けるみやこさん。 一方のあさ子は、「うん! スピーカは大丈夫そう〜! スピーカーここに置いとくね」と何事もなかったかのように、スピーカーを元の場所に戻しました。 「それじゃあ、みやこに帰ってって言われたから帰るね」 「待てや」 この状況で帰ろうとするあさ子……肩をつかみ、引き止めるみやこさん。 「あそこの床どうなってる?」「やだみやこ〜こわいっ」 ごまかそうとするあさ子に対し「いいから言って!」と、みやこさんが促すと、「床がちょっとへこんじゃってる……かな?」 床の傷の大きさをごまかそうとしてきました。 「ちょっとじゃないでしょ!? えぐれてるんだけど!」 怒りが収まらないみやこさんは続けて、「まだ建てて2カ月も経ってないのよ!? 弁償して!」 あさこに弁償するよう迫りますが、「はぁ〜じゃあ私も言わせてもらうけどさー。この床新築のくせに弱いね〜? あんまり良くないハウスメーカーなんじゃない?」 と、なぜか上から目線で話し始め、愕然としてしまいます。 いくら帰宅を促されても、居座り続けたあさ子。しかし、いざ子どもたちがトラブルを起こすと、そそくさと帰ろうとしています。さらに、床の傷の大きさもごまかそうとしたうえに謝りもせず、自分から弁償を申し出ないどころか、みやこさんの家の造りやハウスメーカーがよくないとバカにしてきました。 この展開、前にも同じようななことがありましたね……。2年前、ママになりたてのみやこさんに育児のアドバイスを求めてきたあさ子でしたが、まったく変わっていないようです……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月13日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。2年前、出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、一度はあさ子と絶縁を覚悟したものの、お互いの育児の考えかたを伝えあい、絶縁せずに済んだ二人。 その後、みやこさんの新築祝いに来たあさ子は、当日連絡なしで双子連れて来てしまいました。2年前、双子に家を汚され、おもちゃを壊され大変な思いをした悪夢が蘇ります……。 「こぼさないで」と伝えても、床にチョコアイスをこぼして汚し、それをあろうことかみやこさんのせいにするあさ子。さらに、双子がアイス片手に隣の部屋までうろつき、床を汚し、勝手に押し入れを開けています。 「正直言うと、非常識だよ!」と注意すると、「なんで昔からひどい言い方ばっかりなの!」と逆ギレ。「早く帰って」と何度伝えても、帰ろうとしません。そして、恐れていた事件が起こってしまいます……。 双子が勝手に押し入れを開け、おもちゃの取り合いを始めて…?! 隣の部屋の押し入れを勝手に開けて、みちるちゃんがお気に入りの大事なおもちゃを出してきた双子たち。自分が先に遊ぶんだと、取り合いを始めてしまいました。 ヒートアップする二人のいるテレビの近くには、大きなスピーカーが……! 「2人ともそこ危ないよ! こっち来て!」 みやこさんが大声で注意するも、おもちゃの取り合いを止めない二人。 ガタッ! ガツッ……!!!たっくんがぶつかり、スピーカーが棚から落下! 「もう、二人とも何やってんの~? でも怪我もなくてよかったねぇ」 たっくんに怪我はないようでホッと一安心。でも、相変わらず子どもたちを注意しなかったあさ子は、みやこさんへ謝ることなくヘラヘラ笑っています。しかし、「よかった」なんてことはなく、新築のリビングの床には大きな傷跡が……! 震えるみやこさん。あれだけ注意したのに帰らず、ついには新築を傷つけたあさ子親子。しっかり反省してほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月12日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。2年前、出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、一度はあさ子と絶縁を覚悟したものの、お互いの育児の考えかたを伝えあい、絶縁せずに済んだ二人。 その後、みやこさんの新築祝いに来たあさ子は、当日連絡なしで双子連れて来てしまいました。2年前、双子に家を汚され、おもちゃを壊され大変な思いをした悪夢が蘇ります……。 おもちゃを隠していなかったみやこさんは、壊れやすそうなおもちゃを急きょ押し入れに隠しましたが、みちるちゃんが一番気に入っているおもちゃをあさ子の息子に取られてしまいました。あさ子は相変わらず、子どもたちを叱ろうとしません。 さらに、よりによって汚しそうなチョコアイスを持参して勝手に冷凍庫に入れていて、みやこさんが目を離した隙に、床にこぼしていました。 非常識な行動ばかりの親子に、「2年前に縁を切らなかった私がばかだった」と後悔するみやこさん。あさ子に逆ギレされてしまって……?! 非常識すぎる!注意すると謎の言いがかりをつけられて v リビングに戻ると、チョコアイスを床にこぼして拭いているあさ子が。しかも、双子たちはアイスを片手に、隣の部屋に行って、押し入れを勝手に開けています。 「正直言うと、非常識だよ!」 みやこさんが注意すると、「なんで昔からひどい言い方ばっかりなの! チョコアイスこぼしたのだって、みやこのせいでもあるでしょ!」と謎すぎる言いがかりをつけてきました。 みやこさんがウダウダ言っていたせいでこぼれた、いつもはほとんどこぼさないから、絶対にみやこのせい!と言い張るあさ子に、絶句するしかありません。 「2人にテーブルで食べるように言った?」 「一応言ったけど私の言うこと聞かないし、私も食べてたからずっと見てるなんて無理だし~」 もう何を言っても無駄だと判断したみやこさんは、さっさと帰ってもらおうと「お帰りください」と帰宅を促しますが、あさ子は「せっかく来てまだ1時間しか経ってないのに、ひどくない?」と帰ろうとしません。 わが子がチョコアイスを片手に家の中で食べ歩き、勝手に人の家の押し入れを開ける非常識行動をしていても、やっぱり叱らないあさ子。そんなあさ子自身が、その非常識さに気づいていないことがすべての元凶と言えます。家にいればいるほど、問題を起こす迷惑なトラブルメイカー親子。これ以上、何事もなく帰ってもらえるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月11日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、一度はあさ子と絶縁を覚悟したものの、お互いの育児の考えかたを伝えあい、絶縁せずに済んだ二人。 その後2年間、たまに会うなどして交流を続けていましたが、みやこさんの新築祝いに家へ行きたいとあさ子から連絡が。双子は旦那さんに預けて来るという話でしたが、あさ子は当日、連絡なしで双子連れて来てしまいました。2年前、双子に家を汚され、おもちゃを壊され大変な思いをした悪夢が蘇ります……。 おもちゃを隠していなかったみやこさんは、壊れやすそうなおもちゃを急きょ押し入れに隠しましたが、みちるちゃんが一番気に入っているおもちゃをあさ子の息子に取られてしまいました。 返すようにあさ子に伝えたものの、「みやこから言ってくれない? そのほうが言うこと聞いてくれると思う~」と相変わらず人任せな様子。自分の子どもにしっかり注意してほしいと伝えたのに、以前とまったく変わっていません。 おもちゃを取り返したらすぐに帰ってもらおうと、「お菓子食べる人?!」と食べ物で釣る作戦を実行すると、あさ子はなぜか勝手に冷蔵庫を開け始めて……?! こぼしたら困るって言ったのに……! あさ子は冷蔵庫を勝手に開けて「冷蔵庫借りてた~アイス買って来たんだよー」と言い、チョコアイスを取り出しました。勝手に人の家の冷蔵庫を開けるなんて……みやこさんは苛立ちが募ります。 「チョコアイス食べるー!」 「ここで食べるの? 床や壁にこぼしたら困るんだけど」 「大丈夫だよぉ。この子たち、5歳だよ? こぼさないように気をつければいいでしょ? みちるちゃんのほうがこぼしそうじゃんね~」 そう言って、チョコアイスを子どもたちに与えるあさ子。よりによって、子どもたちが汚しそうなチョコアイス……2歳のみちるちゃんがまだ食べられないお土産のチョイス…… 「2年前に縁を切らなかった私がばかだった」 心の中で後悔をつぶやく、みやこさん。「アイス食べたら帰って!」と伝え、みちるちゃんのおむつを替えて「急げ急げ……何事もありませんように!」と祈る気持ちでリビングに戻ってくると、なんと床の汚れを拭いているあさ子の姿が……! 「大丈夫! 今拭いてるから~」と謝りもしないあさ子の態度に、みやこさんは怒り爆発! 子どものマナー違反を注意しないあさ子に、あれだけ「叱ることの大切さ」を伝えたのに、久しぶりに会った親子は相変わらず非常識な行動ばかり。 新築のきれいな家を汚されるのは、誰だって苛立ってしまいますよね。嵐のようにやってきた親子……災難が早く去っていくといいのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月10日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、一度はあさ子と絶縁を覚悟したものの、お互いの育児の考えかたを伝えあい、絶縁せずに済んだ二人。 その後2年間、たまに3人で会うなどして交流を続けていましたが、みやこさんの新築祝いに家へ行きたいとあさ子から連絡が。双子は旦那さんに預けて来るので連れてこないという話でしたが、あさ子は連絡なしで連れて来てしました。 しかも全員ずぶ濡れ! タオルを渡すとあさ子は自分だけ拭き、ビショビショの子どもたちは玄関を水浸しにしています……。2年前、双子に家を汚され、おもちゃを壊され大変な思いをした悪夢が蘇る……! 急に双子連れで訪問!おもちゃを取った息子を注意しなくて…… < 連絡なしで双子を連れてきたので、おもちゃを隠していなかったみやこさんは、壊れやすそうなおもちゃを急きょ押し入れに押し込みましたが、みちるちゃんが一番気に入っているおもちゃをあさ子の息子に取られてしまいました。 おもちゃを返すよう、あさ子に伝えますが「みやこから言ってくれない? そのほうが言うこと聞いてくれると思う~」と相変わらず人任せな様子。自分の子どもにしっかり注意してほしいと伝えたのに、以前とまったく変わっていません。 「たっくん、そのおもちゃ、みちるの一番大事なおもちゃなんだ。返してもらっていいかな?」 みやこさんが聞くと、「やだ!」とおもちゃを両手で抱えて、みちるちゃんと取り合いになってしまいました。このままじゃ、また大切なおもちゃを壊されちゃう……! 「お菓子食べる人ー?」 おもちゃを取り返したら、すぐに帰ってもらおうと、食べ物で釣る作戦を実行!なんとかおもちゃを壊される前に回収できたみやこさん。久しぶりに会ったあさ子は、やはり自分の子どもたちを注意していない様子。子どもとあさ子が長居するのを避けたいみやこさんの思いは、あさ子親子に伝わるのでしょうか。前回のトラウマが、どうか繰り返されませんように……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月09日いつも子どもたちが「じいじ、ばあばと遊びたい!」と言うと、快く遊んでくれる義父母。義父母と子どもたちが楽しく過ごしている時間はうれしくて、ありがたい気持ちでいっぱい。しかし、ひとつ気になることが。義母は子どもたちと遊んだら、一緒にお片づけまでしてくれるのですが、義父はというと……。 義父と息子が過ごす楽しい時間義父が仕事から帰ってくると、息子はすぐに「じいじ、遊ぼうー!」と言ってじいじの腕を引っ張ってリビングに連れていきます。なんでもさせてくれるやさしいじいじなので、息子も楽しいのでしょう。 息子は義父に戦いごっこやボール遊び、ブロック遊びなど、いろいろなことをお願いして、ケラケラ笑いながら遊んでいます。息子がじいじと楽しそうに遊ぶ姿はほほえましいですし、夕方の忙しい時間や夕食後に子どもの面倒を見てもらえることはありがたく、助かっていました。 お片づけになると逃げる義父夕食前やお風呂までの時間を楽しく過ごした義父と息子に、いよいよお片づけの時間を告げるときがきます。私が「もうお片づけをし始めてー」と言うと、義父はそそくさと自室に戻っていくのです。すると、息子は逃げていく義父を追いかけることが楽しくなり、片づけることを忘れてしまいます。 しばらくしてもう一度、義父と息子に声をかけますが、義父は息子に「◯◯ちゃん、お片づけしないといけないよー」と言うだけ。息子の教育のためにも、義父に最後の片づけまで一緒におこなってほしいのですが……。結局、息子だけを呼んで、私と2人で散乱したおもちゃを片づけることが毎回でした。 孫のひと言で義父に変化が!?義父は毎回のように一緒にお片づけをしてくれることはなく、ついに息子も「じいじはなんでお片づけしないの?」と聞いてくるようになりました。夫から義父にお願いするように頼んでも、「父さんは片づけられない人だから」と言うだけ。それでは子どもたちに示しがつきません。 ある日、いつものように義父と息子が遊んで、私がダメ元でお片づけをするように伝えると、案の定、義父は逃げてしまい、息子は義父を追いかけていました。私が諦めかけていたとき、娘が義父の自室に向かって「じいじ! ◯◯ちゃんとお片づけして!」と言ったのです。義父は苦笑いしながら戻ってきて、その日は初めて息子と娘も一緒に、みんなでお片づけをしてくれました。 娘のひと言をきっかけに、義父は孫たちと遊んだあと、毎回ではないですが、一緒にお片づけをしてくれるようになりました。子どもたちもじいじにおもちゃをしまう場所を教えるなどして、楽しみながらお片づけをしています。たまに孫から注意される義父ではありますが、子どもたちにやさしく接してくれる義父の存在には感謝です。 著者:松村まや2016年生まれの女の子、2018年生まれの男の子の2児の毋で、職業はフリーライター。夫と子ども2人との4人暮らし。趣味は好きな音楽を聴くことや、休日に家族でおいしいテイクアウトグルメを見つけること。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年02月08日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、あさ子の連絡先をブロックしたのに、後日状況を知らない友人・さえ菜があさ子を家に連れて来てしまいました。 『叱らない育児』は「子どもが何をしても叱らなくていい」と誤解し、公共の場で子どもが騒いでも、迷惑をかけても注意しないあさ子。 叱らない育児は『子どもをただ放っておく育児方法』じゃないこと、命の危険がある行動は強く叱ったほうがいいと思っていることなどをあさ子に伝え、一旦その場は縁を切ることなく終了。2年間、たまに会ったりして交流を続けていました。 その後、みやこさんが新築を建てたということで、あさ子が遊びに来たいと連絡が。以前家に双子が来た際、暴れたりおもちゃを壊されたりした嫌な思い出が蘇ります。双子を連れてこないという話でしたが、当日……!? え、なんで?あさ子が無断で双子を連れてきた! 約束の土曜日、あさ子だけ来ると思っていたら、まさかの双子連れ! 「旦那が仕事になっちゃったから~」と連絡なしで連れて来てしました。しかも全員ずぶ濡れ! 玄関でタオルを渡すと、あさ子は子どもではなく自分だけ拭いていて、ビショビショの子どもたちは玄関を水浸しにしています……。 子どもを叱らないことをポリシーにしていたあさ子と、イタズラ放題の双子たち。この3人が揃って新築に来てしまった! 突然子どもを連れて行くことになったのであれば、事前に一言、断っておくのが礼儀だと思いますが、そこはあさ子。連絡一つ入れることなく訪問してしまいます。悪い予感しかしませんね。以前のように、物を壊されたり、娘に危害を加えられたりしないといいのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月08日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、あさ子の連絡先をブロックしたのに、後日状況を知らない友人・さえ菜があさ子を家に連れて来てしまいました。 『叱らない育児』は「子どもが何をしても叱らなくていい」と誤解し、公共の場で子どもが騒いでも、迷惑をかけても注意しないあさ子。みやこさんは、これからも友人関係を続けるなら、ある「条件」を守ってほしいと言います。 「子どもたちが他の子に、遊んでたおもちゃを取られたり、叩かれて大泣きしても、その子のお母さんが我関せずで、何もしなかったらどう思う?」 「何それ! そんなこと子どもたちにされたら許せない!」 「でもそれ、同じようなこと、あんた南さんにやってたから」 ここまで言われて、ようやく自分がしてきたことに気づいたあさ子。しかし「でも叱らない育児が……」と言い訳するあさ子に、みやこさんは……? 育児において「叱る」ことは不可欠……そう伝えると 「叱らない育児は『子どもをただ放っておく育児方法』じゃないよ」 「私個人の意見としては、ケガしたり、させられたり、命の危険がある行動は強く叱ったほうがいいと思う。子どもが間違った行動をしているのに、何もしないのは、放置しているのと変わらない」 「それでもやっぱり大切なのは、周りの人への配慮や振る舞いだと思うの」 みやこさんは、『叱らない育児』を否定するわけではなく、あさ子のやり方や考え方が間違っていることを丁寧に説明し、伝えました。「でも」「だって」と言い訳を繰り返すあさ子に、みやこさんの思いは伝わるのでしょうか。伝わらないようでは、ここで友人関係は終了です。 子育てでは人に迷惑をかけてしまうことがあります。子どもは親の思い通りにコントロールできないので、泣いたり騒いだりしてしまうことももちろんあります。でもそのとき、周りの人たちへ配慮ができるかどうか。きちんとした対応ができるかは親次第。あさ子もそのことに気づけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月07日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの新築祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、あさ子の連絡先をブロックしたのに、後日状況を知らない友人・さえ菜があさ子を家に連れて来てしまいました。 子どもが何をしても叱らない理由は『叱らない育児』を実践しているからだというあさ子。「子どもが何をしても叱らなくていい」育児法だと誤解し、公共の場で子どもが騒いでも迷惑をかけても注意しません。 「ダメなとことかあればできるだけ直すからお願い!」 みやこさんは、これからも友人でいるなら、ある「条件」を守ってほしいと言います。それにはまず、あさ子自身が間違いに気づく必要があります。 「そんなことされたら許せない!」あんた、同じことやってるよ 「公共の場では一般的なルールがある。子どもと一緒にいたら、それを守れない時があるけど、大切なのは周りの人を思いやる気持ちや態度だよ」 そう前置きしたうえで、あさ子にハッキリ伝えます。 「児童館で会った南さんは、タイミングが合わないんじゃない。高確率で避けられてる。なんでだと思う?」 「うちの子がうるさいから?」 「子どもたちが他の子に、遊んでたおもちゃを取られたり、叩かれて大泣きしても、その子のお母さんが我関せずで、何もしなかったらどう思う?」 やはり何もわかっていなかったあさ子。みやこさんの質問に、「何それ! そんなこと子どもたちにされたら許せない!」と答えます。 「でもそれ、同じようなこと、あんた南さんにやってたから」 ここまで言われて、ようやく自分がしてきた過ちに気づいたあさ子。しかし「でも叱らない育児が……」と言い訳するのでした。ママさんに避けられていることにも気づかず、子どもを叱らない、子どもが迷惑をかけても知らんぷりという育児を続けているようでは、友人関係を続けてくれる人はいなくなってしまいそうです。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月06日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、あさ子の連絡先をブロックしたのに、後日状況を知らない友人・さえ菜があさ子を家に連れて来てしまいました。 子どもが何をしても叱らない理由は『叱らない育児』を実践しているからだというあさ子。「子どもが何をしても叱らなくていい」育児法だと誤解し、公共の場で子どもが騒いでも迷惑をかけても注意しません。 後日、双子を連れて友人の結婚式に参列。双子は写真撮影に乱入したり、スピーチ中に走り回ってやりたい放題! しかし、あさ子は注意しません。 暴れる双子を見てくれていた友人・ゆうみさんが「あんた母親だよね? なんで、子どもたちを放置してんの?」、「子どもたちは悪くない。悪いのは叱らないあんたでしょう」と注意すると、独身のゆうみにはわからないと言い返し反省しません。 指摘してくれる友人の言葉はあさ子には届かず、ただ自分は悪くないと思っていたのです。ママ友が一人もいなくなっちゃう!懇願されても…… 結婚式に参列したあと、ホテルで過ごしていると、みやこから出産の報告が! 「育児のこと、相談してみよう!」と思い、先日来たときに相談するつもりが、「みやこにはどうせわからない」と突っぱねてしまったそう。 児童館で再会したママに相談しようと思ったものの、すぐに帰られてしまい、ママ友が1人もいないと言います。あさ子は気づいていないようですが、おそらく逃げられた様子。 「ダメなとことかあればできるだけ直すからお願い!」 あさ子なりに変わろうとしているのかもしれない…… みやこさんは、これからも友人関係を築いていくために「条件」があると言います。この考えが受け入れられないなら、もう会ったりするのやめよう、ときっぱり伝えました。 公共の場で子どもが人に迷惑をかけても、誰かを傷つけても、子どもを叱らないあさ子。相手にも謝らないその態度や考え方に気づいた人たちは、あさ子から離れていってしまっても仕方がありませんね。子どもたちのためにも、自分の見直すべきところに早く気づいてほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月05日新型コロナウイルスの影響で外出が制限されるなか、2歳の娘と私は図書館に行く頻度が増えました。図書館に行き、借りる本を選んでいる時間が娘と私の毎週末の楽しみに。ある日いつものように図書館に行くと、本が平置きされている特設コーナーでたまたま気になるタイトルのビジネス書を発見した私。さっそく借りてみたところ、娘の予想外の行動により本を弁償しすることになったのです……。図書館で借りたビジネス書に異変が!2歳の娘は図書館がお気に入り。「どこに行く?」と私が聞くと、2回に1回は「図書館!」と答える娘。図書館に行って絵本を借りては、寝る前に読み聞かせをするのが日課です。普段は子ども向けの絵本ばかり借りている私ですが、特設コーナーにあったビジネス書のタイトルが気になり、借りてみることに。 その夜、子どもに絵本の読み聞かせをするついでに借りたビジネス書のページをぱらぱらめくっていたときです。私はある異変に気が付きました。なんと、ビジネス書の一部に色鉛筆でぐるぐると書きなぐった跡があるのです。まさかと思いリビングを見回すと、同じ色の色鉛筆が床の上に転がっていました。 落書きしたのは、娘…?「この落書きは〇〇ちゃん(娘の名前)がやったの?」と娘に尋ねると、顔が無表情になりました。その後、娘は少しうなずいたように見えましたが、何も言わずに布団に顔をうずめると静かに泣き始めたのです。 それでも伝えるべきことは伝えなければいけないと思った私は、「図書館で借りた本はみんなの本だから、落書きをしないでね」と娘に言いました。娘は布団に顔をうずめたまま、泣きながら眠ってしまいました。 「弁償」という思わぬ出費私が図書館の職員に本の落書きについて説明すると、弁償する必要があるとのこと。図書館の職員からは「古本でも構わないので同じ本を購入してきてほしい」と言われました。 このビジネス書はつい3週間ほど前に発売されたばかりの新しい本。古本はあまり出回っていませんでした。数冊ほど古本が売りに出されていましたが、新書で買うのとほぼ変わらない値段です。もちろん弁償は当然だと思っていますが、思わぬ出費につい落胆してしまいました。 娘が図書館で借りてきた本に落書きをしてからは、触れてほしくないものは手が届かない場所に保管することにしました。そして、「図書館で借りた本を大切に扱うように」と繰り返し娘に伝えています。一応、「うん」と真面目な顔で大きくうなずく娘。それ以来娘は本に落書きをしなくなったので、彼女なりに理解してくれたのだなと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。
2023年02月05日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た高校の友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、その日のうちにあさ子の連絡先をブロックしたみやこさん。しかし後日、友人のさえ菜が、あさ子を連れて家に来てしまいます。 あさ子に「どうして子どもたちを叱らないの?」と質問すると、『叱らない育児』を実践しているというのです。 『叱らない育児』は「子どもが何をしても叱らなくていいもの」と誤解したあさ子は後日、双子を連れて新幹線で友人の結婚式へ。 その道中、車内の通路で子どもたちが暴れまわっても、駅員に注意されても子どもを注意せず、ただムッとするばかり。そしていざ、結婚式に参列しますが、そこでも一波乱が……! 子どもが大暴走!それでもあさ子は叱らなくて…… 結婚式に参列した双子は、相変わらずやりたい放題! 新郎新婦の写真撮影に乱入したり、友人スピーチ中に会場を走り回ったり……しかし、あさ子は注意しません。暴れまわる双子は、友人のゆうみさんが見てくれていました。 そして結婚式終了後、ゆうみに呼び止められます。 「あんたってさ、たっくんとりっくんの母親だよね?」 「え、何言ってんの? 当たり前じゃん…」 「それならなんで、子どもたちを放置してんの?」「子どもたちは悪くない。悪いのは叱らないあんたでしょう」 子どもたちを叱らないことを「放置」と言われ、「独身のゆうみには育児のこととか、わからないでしょ!」と言い返すあさ子。一日中双子を見てくれていたのに、感謝の言葉どころか、ひどい言い様です。。 「周りに迷惑かけるようなことは、きっちり叱ってあげなよ。このままだといつか、周りからみんないなくなるよ」 「叱らない育児」を盾に、子どもがいくら悪いことをしても一切注意せず、謝ることもしなかったあさ子。見かねた友人が「きっちり叱ってあげなよ」と助言しますが、果たして「叱らない育児って最高!」だと思っているあさ子に、どれだけ思いは伝わるのでしょうか。 子どもたちの面倒を見て、あさ子たちの言動を指摘してくれた友人を、「独身だからわからない」と突き放したあさ子。このままでは、本当に友達が1人もいなくなってしまいそうですね……。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月04日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た高校の友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に呆れ、その日のうちにあさ子の連絡先をブロックしたみやこさん。しかし後日、友人のさえ菜が、あさ子を連れて家に来てしまいます。 あさ子に「どうして子どもたちを叱らないの?」と質問すると、『叱らない育児』を実践しているというのです。 まともに調べもせずに「子どもを叱らなくていいんだ♪」と誤解したあさ子は翌日、児童館へ。そこには初めて会うママさんと、2歳のアイちゃんがいました。 しばらくすると、アイちゃんが遊んでいたおもちゃを双子が取り合い、アイちゃんを泣かせてしまいますが、あさ子は双子の暴力を止めず、「自分の気持ちを正直に言えてえらい」と息子たちを褒め始めたのです! アイちゃんもママさんも、思いがけないあさ子の言葉に言葉を失ってしまいます。さらに、双子の暴力が止まらず……!? わが子が人を傷つけても謝罪さえせず…… 息子が他の子の髪の毛を引っ張っているときも止めずに「アイちゃんと遊びたかったのねぇ」と悠長に声をかけるあさ子。非常識すぎる行動に驚いた親子は、逃げるように児童館をあとにしました。 そんな親子の心情などつゆ知らず、『叱らない育児』が自分にとってすごくラクだと気づいたあさ子は後日、双子を連れて新幹線で友人の結婚式へ向かいます。 しかし、車内の通路で子どもたちは暴れまわり、駅員に「他のお客様のご迷惑になるので、お子さまを席に座らせていただけますか?」と注意されますが、「座るように言っても聞かないんですよ。そのうち飽きると思うので」と言い返して、注意もせず、放っておくあさ子。 「お母さん、子どもたちをちゃんと叱ってあげてください」 係員にぴしゃりと言われてしまい、「なによ!」とムッとしていると、さらに「ときどきいるんだよな~ああいう子どもを野放しにする親」という嫌味が耳に入りました。 「私、周りのみんなに“ダメな親”って思われてる……?!」 これは「叱らない育児」なんだから!子どもたちを叱ったら、暴れてもっと大変なんだから!そう心の中でつぶやくあさ子。 どんな育児の考え方や子育て方針であれ、人に迷惑をかける行為は許されることではありません。まして、迷惑行為を放置するなどもってのほか。この非常識な言動を非常識だと気づかないあさ子……注意してくれる人がいても、あさ子自身が聞く耳を持たないのであれば、伝わりません。 親は子に「やってはいけないこと」をしっかり教える必要があるということに、あさ子が早く気づけるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月03日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た高校の友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に、友人関係を続ける自信を無くしたみやこさん。その日のうちにあさ子の連絡先をブロックしました。 しかし後日、友人のさえ菜が、あさ子を連れて家に来てしまいます。そこで、あさ子に「どうして子どもたちを叱らないの?」とストレートに質問したところ、母親から『叱らない育児』という育児法を聞き、ネットでちょこっと見ただけで実践しているとのこと。 叱らない育児の詳しい方法などを調べもせずに、「子どもを叱らなくていいんだ♪」と誤解したあさ子。翌日、児童館へ行き、ある親子に迷惑をかけることに……。 勘違いしたあさ子、児童館で大迷惑! 児童館で初めて会ったママと娘のアイちゃん。 アイちゃんが遊んでいたおもちゃをあさ子の双子が取り合い始め、アイちゃんは泣いてしまいました。 「アイちゃんが使い終わってから遊ぼうね」「人が遊んでいる物はいきなり取っちゃだめだよ、“貸して”って言おうね」 普通、この状況であればこのように親が子どもへ声かけして、奪ったおもちゃをアイちゃんに返すシチュエーションですが、勘違いあさ子は双子の暴走を止めもせず、「自分の気持ちを正直に言えてえらい」と自分の息子たちを褒め始めました。 「うちの子たち、どうしてもおもちゃ欲しかったみたいなの~悪気はないんだー。貸してくれてありがとう」 一方的におもちゃを奪われ、泣いていたアイちゃんもママさんも、思いがけないあさ子の言葉に言葉を失ってしまいます。子どもが泣かされ、その親から謝られなかったら、嫌な気持ちになりますよね。あさ子が早く、相手の気持ちを考えた行動ができるようになることを祈るばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年02月02日Twitterで大人気! きくまき(@kikumaki00)さんの育児マンガをご紹介します。パパが娘さんに交通ルールを教えていると、「進んでもいい」というフレーズを言い間違えてしまいます。しかし、娘さんの言い間違いがあまりにもかわいすぎて、パパとママは……!?何万回でも聞きたい♡わが子の言い間違い 娘さんの言い間違いかわいいですね♡ パパとママがデレデレになってしまう気持ちがよくわかります! きくまきさんのマンガは、このほかにもTwitterやアメブロでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
2023年01月31日念願の新築を建て、2歳の娘みちるちゃんと夫、3人で暮らす新田みやこさん。高校の時の同級生で、双子のママ・あさ子さんとの新築トラブル体験談です。みやこさんの出産祝いに来た高校の友人・あさ子とその家族の非常識すぎる行動に、友人関係を続ける自信を無くしたみやこさん。その日のうちにあさ子の連絡先をブロックしました。 しかし後日、友人のさえ菜が、あさ子を連れて家に来てしまいます。あさ子は「この間のことはごめんなさい」と、今回は驚くほど素直に謝罪をしました。 まるで、怒っているみやこさんが悪者のような雰囲気にたまらず、「私がなんで怒ってたか、わかってる?」と確認しますが、まったくわかっていない様子。 あさ子が子どもたちを叱らなくなった、驚きの事実が明らかに……! 実母から聞いた『叱らない育児』、ろくに調べず実践 「うちの子たち、全然言うこと聞かないの」 自分の思い通りにならないと暴れたり、叩いてくる双子たちに悩んでいたというあさ子。最初は怒鳴ったり、無理やり止めようとしていたけれど、さらに状況は悪化するばかり。 学校の校長をする父には「お前の教育の仕方が悪いせいだ」と責められて、疲れ切っていたとき、母親から初めて聞いたのが『叱らない育児』でした。 本来の『叱らない育児』は、子どもが何をしようと叱らなくてもいい、という意味ではありません。してはいけないことをしたときはしっかりと伝えて、親が感情的に怒らないようにする、という考え方ですが、あさ子の場合ろくに調べることもせず、都合がいい部分だけを真に受けて、取り入れてしまったようです。 子育てにはさまざまな方針や考え方がありますが、子どもたちにも大きく影響することですので、慎重にしっかりと検討していきたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あおばワーママで2児の母。毎日なんとかなるさ精神で生きています。精神安定剤はココア。主にブログとインスタを中心にマンガを投稿中。
2023年01月28日私は夫と結婚してから6・7年、「靴をそろえる」ということを口が酸っぱくなるほど夫に言い続けてきました。しかし育った環境のせいなのか、夫が靴をそろえられるようになる気配は一向にありません。私があきらめかけていたある日、ちょっとした事件が起きたのです。 私が一番大切にしているしつけ私が息子たちへのしつけのなかで特に厳しく言っているのが、「靴をそろえること」です。なぜなら靴がそろっていなければまず見た目が悪いし、乱雑に置かれた靴が次に家に入ってくる人の邪魔になるかもしれないからです。 逆に家族の誰かが出かけようとしたときに靴が散乱していたら自分の靴が履きにくく、その人をイライラさせたり、時間のロスに繋がったりする可能性もあります。そのため私は靴をそろえるというしつけだけは絶対に譲りません。 夫が靴をそろえられない理由とは一方で、夫は靴をそろえるのをよく忘れてしまいます。夫の実家は昔ながらの家で土間があり、その土間を家族用の玄関として使っています。そのため靴をそろえなくても正面玄関から入ってくる来客には見えないようになっており、夫の実家では靴をそろえる習慣がなかったのです。 それゆえ私は結婚してから6・7年、夫に靴をそろえるようずーっと言い続けていたのですが、夫はすぐ忘れてしまうのか、なかなかそろえられるようにならず、私は半ばあきらめていました。 夫が脱ぎ捨てた靴が原因で…そんなある日、ちょっとした事件が起きたのです。前日の夜に帰宅した夫はいつものごとく仕事用の革靴をそろえていませんでした。その日は休日だったため、息子たちは意気揚々と公園に行こうとしていました。 息子たちが靴を履いて立ち上がったまではよかったのですが、まだよちよち歩きの次男が、夫が乱雑に脱ぎ捨てていた革靴につまずいて転んでしまったのです。次男は泣いてしまいました。するとその様子を見ていた長男が、「お父ちゃん、靴はちゃんとそろえないと邪魔になっちゃうんだよ」と夫を諭してくれたのです。 本来であれば大人が率先して息子たちにお手本を見せるべきところなのに、逆に夫が息子たちに教えられる形となってしまいました。夫は息子たちに謝り「これからはお父ちゃんも靴をそろえるようにするよ」と約束してくれました。それ以降、夫が靴をそろえ忘れる回数はグッと減ったのです。大人が子どもから学ぶこともあるのだなあと実感した出来事でした。 監修/助産師 松田玲子作画/ぐら子著者:今岡めい6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年01月26日息子がまだ未就学児だったころ、近所のよく遊びに行く公園で、ある親子と仲良くなった私たち。しかし、ある出来事がきっかけで、その親子とは疎遠になってしまいました。そんな私の残念な体験をお話しします。ママ友を作って親子で一緒に遊びたかった私息子が2歳だったころ。当時私はまだママ友が少なかったため、ママ友を作って子どもと一緒に遊べたらいいなぁと思い、よく児童館や公園に遊びに通っていました。ある日近所の公園に行き息子が砂遊びをしていると、近くに同い歳ぐらいの男の子が近寄ってきて2人で遊び始めました。 その子のママと話していると、子どもの年齢がやはり同じ2歳で、さらに車や電車など好きなものが一緒なことがわかり、親子共に意気投合。その場で連絡先を交換し、また遊ぶ約束もしました。 息子が突然泣き出した理由親だけでなく子ども同士も仲良くなれそうだったので、とてもうれしかったのをよく覚えています。そんなある日、別の日に同じ公園で待ち合わせをし、前回と同じように砂場で遊んでいたときのことです。そのお友だちが息子の車のおもちゃを一部折って壊してしまい、息子は泣き出しました。 おもちゃは100円均一で購入したものだし仕方がないかなと思い、その子やママ友にも特に何も言わず、息子をなだめてその場は収まりました。 またおもちゃを壊された息子。すると…しかし別の日に遊んでいたとき、またその子が息子の別の車のおもちゃを壊してしまったのです。前回と同じく100円均一のものでしたが、息子が好きでよく遊んでいた物。さすがにこれは息子がかわいそうだと思いママ友にそのことを伝えると……。 「そうなの? それ壊れやすいよね〜! でも100円だしまた買えば大丈夫! うちもしょっちゅう壊れるよ〜」と笑って返されました。そういう問題じゃないと思いつつも、その日はもう帰る時間帯だったのでお互い帰宅することに。 その後、息子が幼稚園に入園し、何かと忙しく結局そのママ友と連絡を取り合うことも減っていきました。たとえ100円の物だとしても、息子にとってはお気に入りの大切にしていたおもちゃ。壊されたときは悲しい気持ちだったと思います。もちろん、おもちゃを壊した子も2歳ですし、悪気はなく仕方がなかったと思っています。 ただ、息子にママ友から「ごめんね」と言ってくれると思っていたので、ママ友の今回の返答に少しモヤモヤしたのは事実です。とはいえ、私自身もちゃんと自分の思っていること、息子が大切にしていたおもちゃであることなどをママ友にちゃんと伝えるべきだったなと反省した出来事でした。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:竹の内 由紀4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2023年01月24日息子のイヤイヤ期を経験するまでは「とにかく泣き叫ぶ」「どうしようもない」という印象でした。しかし、実際にはイヤイヤの理由はいつも明確で、うまく対処できれば回避できるように感じました。個人差が大きいとは思いますが、うちのイヤイヤパターンとその対処法をお伝えします。 集中していることを中断させられるとき2歳の息子がおもちゃで遊んでいるときや動画を見ているとき、無理にやめさせようとすると「まだ遊んでるの!!」と本気で怒られます。言うこと聞かないな〜とイライラしていましたが、突然やめさせられるのは自分だって嫌だよなと思うようになりました。 そこで、早いうちから「もうそろそろやめようか〜」「お片づけできる?」と何度も声をかけるようにしました。すると、声かけのあと数分待てば自分のタイミングでスッとやめてくれるようになったのです。私自身に根気強く声かけできる心の余裕、子どものタイミングを待てる時間の余裕があることが重要となるため、セルフコントロールを心がけています。 欲しい物が手に入らないときスーパーでお菓子、ジュースを手当たり次第に欲しがる息子。「ダメだよ」と言うとイヤイヤもヒートアップし、収拾がつかなくなって逃げるようにスーパーを出ることも。 そこで、欲しがる物をひとつ買ってあげるようにしています。そうすれば1つ目から否定する必要はなくなり、2つ目を持ってきたときは「どちらかひとつだよ。どっちがいい?」と聞くように。息子も本当に欲しい物を考えてくれるようになりました。 たまに、気をそらす作戦として「これ持てる? 重いかな〜?」と牛乳パックなどの少し重めの物を渡すことも。「持てるよ! ほら!」と本人も楽しくなって、物欲から気をそらすことができました。 自分が行きたい道に行けないとき保育園から家への帰り道は、ひとりで歩くときの3倍の時間がかかります。家とは真逆の方向を指差して「こっち! こっち行く!」と言うことは日常茶飯事。ある程度の回り道であれば行くのも手ですが、できれば最短ルートで帰りたい……。 そんなとき私は、「あっちはブーブーがいっぱいで、ガシャーンてなるよ(危ないよ、という意味)!」「ほら、こっちに行くとバスが見えるよ!」「今日はパパが早く帰ってくるから、早く帰らなきゃ!」とたくさんの言葉を身振り手振りでオーバーに伝えるようにしています。まだ息子が言葉を理解していない時期から続けており、意味は理解できずとも「何かただならぬ理由がありそうだ......」という顔をしてついてきてくれるようになりました。 わが家での対処法をお伝えしましたが、もちろんうまくいく日ばかりではありません。何をしてもだめで、「も〜!!!」とイライラが爆発してしまうことも。それでも、自我形成に重要とされるこのイヤイヤ期の息子の感情を否定することなく、かつ自分も疲れずに楽しく受け流していけたらいいなと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:高橋さちこ2歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2023年01月24日保育士の中田馨さんが、ついやってしまいがちなことだけど実はNGなしつけについて教えてくれました。しつけのOK・NGや親の思いを伝える3つのステップをマンガでわかりやすく解説!こんにちは、保育士の中田馨です。子どもが親の言うことを聞いてくれないとき、または言うことを聞いてほしいときに使いがちな「しつけアプリ」。「なかなか寝てくれないときに使います」なんて、ママから聞くことがあります。このしつけアプリを登場させると、子どもが言うことを聞いてくれて効果てきめんです。今回は、しつけアプリの使い方についてお話しします。 しつけアプリは使ってOK? それともNG?しつけアプリが登場するまで、私も親から「食べ物を残すともったいないオバケが出るよ」や、「そんなことしていると、オニがくるよ」なんて言われた経験があります。特に節分のあとなどは、オニの効果はてきめんでした。 つまり、しつけアプリが登場する以前も、私たち親世代が子どものときから、オニやオバケを使ってしつけされていたのです。なので、子育ての場面でしつけアプリを使ってもOK。ただ、その頻度を気を付けてほしいと思います。 例えば、節分のオニは、毎年2月3日だけに登場します。全国各地のお祭りで出てくるオニも、そのお祭りのときだけ出てきますね。ですので、しつけアプリは、日常的に使うのではなく、「ここぞ!」と言うときだけ使ってほしいのです。 しつけアプリは脅しになってしまうしつけアプリも、節分のオニも、日常的に何度も使うことによって、子どもを脅すことにつながります。今年も節分に、私の保育所にはオニがやってきました。 0・1・2歳は、中身が「かおり先生」と気付くことなく泣いたり怯えたりします。そして、節分のあと「オニさんこない?」と心配する子、写真を見ただけで「怖い」と泣く子がいました。1回の登場だけで、これだけ子どもの心に響いているのです。ですので、年中行事としての節分はこれで終了。これ以上、大人がオニを話題には出しません。それは、子どもの心を傷つけることにつながるからです。 しつけアプリも同じです。何度も繰り返し使い「オニ」と言う言葉を出しただけで怯える場合は、一旦「オニ」の単語やしつけアプリを出すことは休憩しましょう。しつけアプリの代わりに、子どもの心を傷つけずに大人の思いを伝えられるといいですね。 しつけアプリだと親の本来の思いが伝わらない例えば、寝てほしいときに「寝ないと、オニさんがくるよ」としつけアプリを使うとします。親としては「夜はたっぷり寝て、また朝スッキリ起きてほしい」という思いから、しつけアプリを使っているでしょう。 でも、子どもの立場で言うと「オニがくるから寝ないといけない」という気持ちになります。すると、本来の親の思いが伝わりません。また、子どもが成長するとともに、しつけアプリが怖くなくなり効果が薄れてきます。今はしつけアプリに怖がって寝てくれるかもしれませんが、子育ては継続していくものです。今だけ手軽にできる方法を取るのではなく、将来のことも見据えて、しつけアプリに頼らずに子どもに思いを伝える方法を見つけていくことが結果的に子育てをラクにしてくれます。 親の思いを伝える3つのステップでは、どうすればしつけアプリに頼らず、親の思いを子どもに伝えることができるでしょう? これには3つのステップがあります。 1.子どもの気持ちに共感するおそらく、親の言うことを聞いてくれないのは、子どもが今何かをしている(したい)のではないでしょうか? ですので、例えば「ブロックで遊びたいのね」と子どもの気持ちに共感します。でも「ごはんの時間なので片づけてほしい」というこのママの思いを伝えるために、次のステップに進みます。 2.ママの思いをママが主語で伝える「お片付けしなさい」と言うのではなく、「もうすぐごはんだから、お片付けしてくれると、ママうれしいな」と伝えるのです。このとき「ママと一緒に片づけよう!」と提案してももちろんOKです。 3.しばらく待つママの思いを伝えたなら、子どもの様子を見ながら待ちましょう。子どもは、もうすぐごはんで、ママが片づけてほしいことは知っています。なので、子どもが動き出すまで待つのです。 実は、私たち大人は子どもを待つ事がなかなかできません。なぜなら、子どもの時間と大人の時間の流れが違うからです。子どもは普通電車で、大人は新幹線と思って待ってみましょう。待っても動かない場合は、1と2を再度言ってみましょう。子どもが動いてくれたなら「ありがとう、ママとっても助かったわ」とうれしい気持ちを伝えます。 この3つのステップを日々の生活の中で繰り返し使っていると、親の思いを伝えたあとの子どもの行動が、だんだん早くなってきます。すぐに効果が出るものではなく、ある程度の根気がいりますが、試してみてください。 作画/山口がたこ 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年01月20日あり子のワーママ奮闘記
PUKUTY(プクティ)只今育児奮闘中!
たんこんちは ボロボロゆかい