ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったり……。ついに、ゆる子さんは、環境を変えるため退園を決意。娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。娘に黒い手がついていると言われ、恐怖のあまり急いで帰宅。さらに娘は、誰もいないはずの実家の2階にこわい人がいると言い出します。なぜ2階に行ったのかゆる子さんが娘に尋ねると、ワンちゃんがいたからだと答えました。そのときゆる子さんはあることを思い出してーー!?ワンちゃんってまさか… 実家の2階にワンちゃんがいると言い出す娘。犬を飼っているわけではないため、ゆる子さんは娘がうそをついているのではないかと思ってしまいます。 でも娘はうそではないと言い張り、「茶色くて、毛がふわふわのワンちゃん。しっぽが丸かった」と具体的な犬の特徴を話し出したのです。その娘の言葉を聞いて、ゆる子さんはあることを思い出します。 それは、実家で10年前に飼っていた犬・ペロのこと。娘が見たという犬にそっくりだったのです。 きっとペロが見守ってくれているのだと感じたゆる子さん。 しかし、娘がこわがっていた幽霊は何なのだろうとまた不安が襲いかかってきました。娘は一体何を見たのか、その理由を知るために、ゆる子さんはネットで霊感について必死に検索をします。 その一方で娘は一旦落ち着きを取り戻したのでした。 ◇◇◇ 娘さんが2階で見たというワンちゃん。ゆる子さんが昔飼っていて10年前に亡くなった犬・ペロなのでしょうか。ペロが家を守ってくれているのかと思うと、うれしくなりますし、、もう一度会いたいと願ってしまいますよね。ゆる子さんたち家族のことを、本当にペロが見守ってくれているといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月02日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。少しでもイヤなことがあると不機嫌になったり、人にあれこれやってとお願いしてきたり、女王様気質のノナちゃん。人のものを盗むことはしなくなったようですが、人のものを勝手に使うのは日常茶飯事。すみかさんは、そんなノナちゃんと友だちでいることが怖い……と思うときもしばしば。ですが、修学旅行で同じ班になりーー。6年生になり、すみかさんは修学旅行へ。当然のようにノナちゃん、ムツミと一緒に回ることになりました。ノナちゃんは、お小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。クラスのほかの女子もノナちゃんの行動を問題視しており、やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて気づきました。そして中学生になったら友だちをやめようと思いーー。 小学校を卒業。中学生になり… 中学生になったらノナちゃんと仲良くするのはやめようと決めたすみかさん。その後は気持ちがラクになり、我慢することや辛いと感じることもなくなりました。そして、中学生ではノナちゃんと別のクラスに。近づかないようにしていたら、自然と疎遠になっていきました。 ですが、上履きを捨てられた子がいるという噂が流れたときは、ノナちゃんがやったのかなと思ったり。一度、ノナちゃんが話しかけてきましたが、その内容というのが「美術室の備品を盗んだ」という報告でした。備品の紛失はすぐバレてしまったようですが……。 中学2年生になり、ノナちゃんのクラスはめちゃくちゃ怖いと恐れられていたベテラン先生が担任に。あの先生が見張っているなら大丈夫かな、と安心したすみかさん。ですが、盗んだ犯人を知っていながら先生に言わなかったことを後悔するときもあり、ノナちゃんについて考えるとモヤモヤするのでした。 物理的に距離をとるのが難しくても、心の距離をとるだけで友だち関係が少しラクになることもありますよね。小学生のときにクラスの子の文房具を盗んでいたノナちゃんですが、反省していなかったようですね。どこかで自分の行動を省みるときがあるといいのですが……。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月02日小さい娘があめ玉をのどに詰まらせないよう、いつも気を付けていた私。ある日小ぶりのあめ玉をよく噛み砕いて食べているから大丈夫だろうと、そのまま与えてみることにしました。その結果、思い出してもゾッとする体験をすることになったのです。 あめが大好きな娘あめが大好きな2歳の娘には、のどにつまらないよう棒が付いたキャンディーを与えていました。知り合いからあめ玉をもらうこともあったので、そのときは危なくないよう袋の上から叩いたりして、細かく砕いてあげていました。 ある日、友だちと会う約束があったので、娘も一緒に連れていくことに。友だちは娘に、少し小ぶりで中にドロッとした果汁が入っているタイプのあめを買ってきてくれていました。 小さなあめ玉だから大丈夫!?あめ玉は小ぶりだし、中に果汁が入っていて割れやすいので大丈夫だろうと思い、砕かない状態で与えてみることにした私。途中、娘があめを食べている様子を見てみると、ガリガリと嚙み砕きながらじょうずに食べていたので、大丈夫そうだと安心していました。 しかし、私が久しぶりに会う友だちとの会話に夢中になっていると、いきなり娘がガッと私の腕をつかんで「ヒーヒー」と言い出したのです。私は瞬時にあめがのどに詰まってしまったことを察知し、娘を抱きかかえ口の中に手を入れようとしました。 必死に背中をトントンし続けた1分間娘は全身に力が入っており、歯を食いしばっていて口の中に手を入れることができません。私は母子健康手帳でみた対処法を思い出し、娘の背中をトントン叩き始めました。娘はとても苦しそうに一生懸命あめを出そうとえずいています。 私は恐怖を感じながらも、娘が「ヒーヒー」と音を立ててのどに引っかかったあめの隙間から、なんとか空気を吸えていることを確認し、少し安心しました。そうして1分ほど経ったとき、娘がえずいたのと同時に引っかかっていたあめがぽろっと出てきたのです。 私は、大丈夫だろうと安易に考えてあめをそのまま与えたことをひどく後悔し、「ごめんね」と娘に何度も謝りました。そのままあめが出てこなかったらと思うと、ゾッとします。それからは娘が3歳になった今でもあめ玉はなるべく与えないようにしています。できれば、この先同様の事故を経験したくはありませんが、もしものための対処法を知っておくことの大切さを痛感しました。 ※窒息時は急に顔色が悪くなる、よだれを垂らす、苦しそうな顔をして声が出せなくなるといった窒息時のサイン(チョークサイン)が出ます。窒息状態になるとたった数分で呼吸が止まってしまい心肺停止してしまう可能性があるため、すぐに119番と応急処置をおこなうようにしましょう。 ※誤嚥した場合、口の中に異物が見えないのにむやみに指を入れてかき回してしまうと、口の中を傷つけたり、嘔吐を誘発してしまうほか、かえって奥に押し込んでしまうこともあり、危険な場合があります。また、大人が突然大きな声で呼びかけると、びっくりして気管に吸い込んでしまうことがあるので、こういった場合はそっと子どもに声をかけをして、口の中を確認するようにしましょう。 ※窒息を解除することができず、子どもの反応がなくなった場合は直ちに心肺蘇生を開始します。救急隊が到着するまで続けましょう。また、周りに人がいる場合は応援を頼むようにしましょう。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! イラストレーター/CHIHIRO著者:山口まなみ監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年11月02日息子が生後11カ月を迎えたころ、つかまり立ちができるようになりました。よたよたとしながらも頑張って立っているうしろ姿に成長の喜びを感じていたのですが、これがある日、思わぬ事故を生むことになってしまったのです……。 想像以上の移動能力!息子がつかまり立ちをするのは、主にテレビ台とソファの座面の2カ所でした。周囲には物を置かず、クッションシートも敷いてあり、つかまり立ちをする姿にも見慣れてきたこともあったのだと思います。私は、あろうことか息子から目を離して洗濯物の片付けを始めてしまったのです。 洗濯物を畳む中、ふと息子を見たとき、私は思わず「あ!」と声を上げていました。テレビ台付近にいたはずの息子が、2mほど離れたパソコン用のタイヤ付きチェアの座面につかまり立ちをしていたのです。そこまで移動はしないだろうと思っていたので本当に驚きました。 タイヤが引っかかり転倒!チェアが動くのでつかまり立ちをしながら少しずつ前進しており、それが息子にはおもしろかったようです。ニコニコしていた顔が今でも思い出されます。しかし、動くうちにテレビ台やソファ下のクッションシートにタイヤがひっかかり、その衝撃で座面から手が離れてしまったのです。 慌てて駆け寄りましたが間に合うわけもなく、顔から床に転倒してしまいました。ギャン泣きしている息子を抱き上げると、口元から流血していました。ハンカチで拭き取りながら出血している場所を確認すると、下くちびるの左側が裂けており、よだれも相まってハンカチはまたたく間に真っ赤に! 下くちびるがパックリ…慌てて病院へ電話をかけて状況を説明すると、「診せにきてください」とのことで受診することに。病院に到着したころには出血自体おさまっていたのですが、先生に診察してもらうと「このくらいなら縫わなくても大丈夫。出血も落ち着いているから様子を見ましょう。ですが、もしかすると少し痕は残るかもしれません」とのことでした。 診察の間、息子は看護師さんにあやしてもらいご機嫌でしたが、笑う口元が痛々しく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 息子のくちびるには現在も、うっすらと傷あとが残っています。ほんのり赤いくちびるに残る少し白い傷あとはよく見なければ気づかない程度ではありますが、私は今もその傷あとを見るたびに後悔しています。これから先、自分の油断によって同じような事故を起こさないよう気をつけていくつもりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。 イラストレーター/おもち監修/助産師 松田玲子著者:山田甜子夫と1歳の息子と3人暮らし。元アロマセラピスト。介護福祉士として福祉関連職でフルタイム勤務をしている。自身の経験や知識、体験を元にした記事を執筆している。
2023年11月02日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったり……。ついに、ゆる子さんは、環境を変えるため退園を決意。娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。娘がおなかの中にいたときに呼びかけていた胎児ネームを言い当てたり、生後間もないときの記憶を話し出したりして、ゆる子さんは驚きが隠し切れません。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。娘に黒い手がついていると言われ、恐怖のあまり急いで帰宅したのですが、家の中でもある事件が……。家の中にまで… ある日のこと、娘が家の中でゆる子さんとゆる子さんのお母さんに助けを求めました。 急いで様子を見に行くと、娘は言いました。 「に……2階に……」「2階にこわい人がいておいかけてきたの!!」 ゆる子さんは、家の中にも恐ろしい幽霊などがいるのではないかと恐怖を感じます。 しかし2階は物置になっているため、娘には近づかないよう伝えていました。 ゆる子さんがなぜ2階に行ったのか娘に尋ねると「ワンちゃんがいたから……」と言ったのでした。 ◇◇◇ わが子が自分には見えないものにおびえていたら、親としてどう対応すべきか戸惑ってしまいますよね。わが子に何が起きているのか、見えない何かは一体なんなのか、本当にいるのか、いろいろ不安になりそうです。もし自分の子どもが、子どもにしか見えないものに怯えていたら、皆さんだったらどのように対応しますか?著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月01日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。教室でペンやメモ帳の紛失が続くため、先生が個別で事情を聴き始めました。犯人はノナちゃんだと知っていましたが、先生に黙っていたことがバレると怒られるかなと思い、「誰がやったか知ってる?」と聞かれた際、「知らないです」と答えてしまいました。そして、この日から盗難はなくなります。このまま黙っていて良いのか……と迷うすみかさん。ノナちゃんのことを黙っているならば、自分はこれからも変わらずノナちゃんと友だちでいるしかないんだなと考えました。少しでもイヤなことがあると不機嫌になったり、人にあれこれやってとお願いしてきたり、女王様気質のノナちゃん。友だちとして仲良くしていますが、すみかさんが好きなものを否定して「変わってるね」と言ってくることも。人のものを盗むことはしなくなったようですが、人のものを勝手に使うのは日常茶飯事。すみかさんは、そんなノナちゃんと友だちでいることが怖い……と思うときもしばしば。ですが、修学旅行で同じ班になりーー。 修学旅行を心から楽しめない… すみかさんは修学旅行へ。当然のように自由行動はノナちゃん、ムツミの2人と回ることになりました。ノナちゃんはお小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。修学旅行中は怒られたくない!と心に決めていたすみかさんは、「アイスを食べない?」というノナちゃんの誘いに流されませんでした。 3人組のため、バスに座るときは2対1にわかれます。ノナちゃんはいつもムツミと座るため、すみかさんはひとりに。その様子を見ていた同じクラスの女子が、「こっちに座らない?」と誘ってくれました。 そして、すみかさんがいつもひとりで座っていること、ノナちゃんが買い食いしていたことが話題に。「すみかは悪くないよ!」と、みんな味方になってくれました。やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて感じたすみかさん。中学生になったら友だちをやめようと思うのでした。 高学年になってくると、ほかの子の行動を冷静に見ていますよね。ノナちゃんの行動はおかしいと改めて気づいたすみかさん。同じクラスですぐに友だちをやめるというのは難しいかもしれませんが、少しずつ距離をとって気持ちをラクに学校生活を送れるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月01日主人公の春山夫妻は、小学1年生になる長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。楽しい学校生活の始まりをワクワクしながら過ごしていましたが…。 長女ゆあちゃんの小学校生活に向けて準備を進める春山夫婦。子どもが小学校入学というビッグイベントに胸が高鳴りますが…。 この頃はまだ、あんなことが起こるとは思いもよらず… その日は朝から大雨が降っていてゆあちゃんの通学が心配な春山さん。仕事中もゆあちゃんの動向が気になっていたところ、学童から連絡が。ケガでもしたのかな?と不安が募ります。 子どもの預け先から急な連絡があると、どうしても不安になってしまいますよね。ケガはもちろん、発熱やお子さん同士のトラブルなど、さまざまなことが頭をよぎると思います。 今まで、子ども絡みの連絡で驚いたことはありますか?それはどんなことでしたか。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月01日長女が幼いころ、シングルマザーだった私。シングルマザーの私が一番困ったのが、子どもが体調を崩したときの買い物でした。今ほどネットスーパーは普及しておらず、体調の悪い子どもを買い物に連れて行くのは躊躇してしまう……。そんなときは私を助けてくれたのは……。 大人がひとりしかいない長女が0歳から8歳のころ、私はシングルマザーでした。長女と2人で生活していたので、長女が体調を崩したときには私ひとりですべてをまかなわなければなりません。 長女が体調を崩したとき、幼い子をひとりで留守番させておくわけにはいかず、困ることがありました。当時は今ほどネットスーパーが普及しておらず、日常的に利用することはしていなかったのです。 食欲が落ちて食べられる物も限られてしまい、長女を連れてスーパーやコンビニに買いものに行かなくてはならないことがありました。 助けてくれたのは…そんなときに助けてくれたのが、私と同じシングルマザーの友人です。車で15分ほどの距離に住んでいた友人とは、普段から親しくしていました。 長女が体調を崩したときには代わりに買い物に行ってくれたり、友人の子どもが体調を崩して入院することになったときには、私が友人の分の食事を差し入れたりしていました。 長女が体調を崩して友人に頼るときは「申し訳ない」という気持ちもありましたが、友人も私を頼ってくれていたので、「困ったときはお互いさま」と思うことができたのです。 長女は中学生になり、今でこそ体力もつき体調を崩すことは少なくなりましたが、0歳~3歳のときはしょっちゅう熱を出していました。そのたび、同じシングルマザーの友人に助けられ、また友人が困ったときに自分も役に立つことができてよかったと思っています。 イラスト/きりぷち監修/助産師 松田玲子著者:吉川 みきな
2023年10月31日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?お昼寝後のこっちゃんはご機嫌ななめで、ママがあやしても泣き止んでくれません。そのため、罪悪感を持ちながらも動画を見せることに。消すとすぐに泣き出してしまうので動画に頼ってしまう日が続きます。 なだめることに疲れてしまい、動画と幼児向けテレビ番組を繰り返す日々。育児を放棄しているような気分になり「こんな生活じゃ、こっちゃんも私も幸せじゃないなぁ……」と落ち込んでしまいました。 しかし、それでもテレビや動画に頼らずにはいられない……というまでにストレスが溜まっていたのでした。 それからしばらくして、1歳8カ月になったこっちゃんは保育園に入園することになり……。 ママ自身が心待ちにしていた保育園 1歳8カ月になり保育園に入園したこっちゃん。すぐに泣いてしまうこっちゃんの対応に疲れて果てていたママは限界を迎えていました。 保育園にこっちゃんを送り届けると、別れ際に大泣き。泣いているこっちゃんと離れるのは寂しいですが、解放感のほうが強いママ。 慣らし保育がスタートしたママたちのSNSをのぞいてみると「後ろ髪を引かれる」「泣いているわが子を預けるなんて罪悪感」という書き込みが目に入ります。世の中のママたちとの温度差に落ち込んでしまいました。 子どもの手のかかり具合はそれぞれなので、罪悪感を覚える必要はないでしょう。親と離れて過ごす保育園生活は、子どもの成長にもつながります。周囲のママやパパと比べずに各家庭のペースで過ごしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月31日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。もちおくんとママは経過を見せに病院へ行きました。もちおくんの病状を見た医師から「だいぶ良くなってきていますね!」とうれしい言葉が。「熱が出ると再燃する可能性もあるので、無理はさせないでください」と言われ、まだまだ気の抜けない日々が続きます。 一方、もちおくん本人は元気を取り戻し、つい走ってしまうことも。良くなったと思えば痛みや紫斑が出てしまうので、目が離せません。5歳の子どもにおとなしくしてもらうことは、難しいと感じたママでした。 保育園も徐々に通えるようになり、ママもひと安心。少し経ってから、再び病院を受診することになり……。 「うちの子の病状は…」医師に聞くと? 安静にしなければいけないものの、保育園に通えるようになったもちおくん。病院を受診すると医師から「かなり良くなってきています。半年間の経過観察にしましょう」と言われ、ホッとするママでした。 その後、病気が再燃することはなく、もちおくんは小学生になりました。今ではすっかり元気になって、小学校に通っています。 発熱だからといってあなどれません。とりあえず自宅で様子を見て、悪化したら病院へ行くという方もいるのではないでしょうか? もちおくんのように、病気のサインである可能性もあるので、少しでも異変を感じたらすぐに病院を受診することをおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※IgA血管炎とは3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月31日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?外遊びは苦手なこっちゃんですが、児童館は大好きです。ママもスタッフさんやママ友とおしゃべりして、気分転換ができました。しかし、困ったのは児童館の休館日。 午前中はグズるこっちゃんなだめて終了。お昼寝後は何をしても泣きっぱなしで、気分転換に外出してみても、ベビーカーでじっとしているだけ。帰宅するとやっぱり泣いてしまいました。 それからは、午後の外出でこっちゃんの機嫌が治ることもなく、ママの体力が奪われるだけなのでやめることに。あやしても泣き止んでくれないため、動画を見せるとあっさり落ち着いてくれました。あっさり泣き止んでくれてホッとすると同時に「私のあやした時間とは?」とモヤモヤした気持ちになり……。 「育児放棄している気分」自己嫌悪が止まらない ある日のこっちゃんですが、ママがあやしても例のごとく泣き止んでくれません。そのため、罪悪感を持ちながらも動画を見せることに。1時間以上経過したものの、消すとすぐに泣き出してしまうので動画に頼ってしまう日が続きます。 なだめることに疲れてしまい、動画と幼児向けテレビ番組を繰り返す日々。育児を放棄しているような気分になり「こんな生活じゃ、こっちゃんも私も幸せじゃないなぁ……」と落ち込んでしまいました。 こっちゃんが将来、学校になじめなかったらどうしよう……、授業についていけずに苦労したらどうしよう……と未来を悲観するママ。しかし、それでもテレビや動画に頼らずにはいられない……というまでにストレスが溜まっていたのでした。 子どものごはんを作ったり、お風呂にいれたり、一生懸命お世話をしていれば育児放棄ではありません。ママの体力と心を守るために動画を見せることは、決して悪いことではありません。子どものお世話に限界を感じてしまうときは、家族や友人に協力してもらいましょう。また、育児の悩みや子どもの行動が気になるときは、医師や専門家へのご相談をおすすめします。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月30日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。もちおくんは足が痛くて歩けないので、お風呂もトイレも抱っこで連れていきます。 もちおくんの看病をしつつ、10歳の長女と0歳の次女のお世話をする日々に目が回りそうなママ。実母もパートがあるため、お手伝いは難しく疲労はピークに達します。 そんな中、ママともちおくんふたりの頑張りによって、だんだんと病状は良くなっていきました。 経過を見せに病院へ行くと……。 息子の病状は? もちおくんの病状を見た医師から「だいぶ良くなってきていますね!」とうれしい言葉が。「熱が出ると再燃する可能性もあるので、無理はさせないでください」と言われ、まだまだ気の抜けない日々が続きます。 一方、もちおくん本人は元気を取り戻し、つい走ってしまうことも。ママが何度も安静にするよう声をかけますが、じっとしていられないもちおくん。良くなったと思えば痛みや紫斑が出てしまうので、目が離せません。5歳の子どもにおとなしくしてもらうことは、難しいと感じたママでした。 保育園も徐々に通えるようになり、よかったですね。このままもちおくん体調が回復し、再燃しないことを願うばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※IgA血管炎とは3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月30日現在3歳になる息子は、1歳6カ月のときに保育園に入園しました。先輩ママから「入園してすぐは病気の連続で、まともに保育園に通えないよ」と聞いていましたが、まさかここまでとは! 病気の連続で心が折れてしまった私を救ってくれたのは……。入園後、新型コロナウイルスに感染息子が4月に入園し、慣らし保育が終わってすぐのことでした。ゴールデンウィーク中に家族全員が新型コロナウイルスに感染してしまったのです。幸い息子の熱は1日で下がったのですが、当時は10日間の隔離期間があったので、保育園に登園できたのは5月中旬ごろ。 「やっと登園できる!」と通い出した3日目に、今度は保育園から「息子さん、お熱が出ました」と電話が……。高熱が1週間ほど続き、親子ともにつらい時期でした。やっと元気になって登園できたのは、月末ごろ。気づけば5月は5日間しか登園していませんでした。 保育園の先生がかけてくれた言葉思うように登園できない焦りと不安で落ち込んでいる私に、「大変だったね」と保育園の先生が声をかけてくれました。 大学生のお子さんがいるというその先生は、「私も息子が入園した月は、数日しか通えなかったよ。すごくつらかったから気持ちわかるよ」と共感してくれたのです。「そのうち元気に毎日登園できるようになるから大丈夫!」と励ましてくれて、とても勇気が出ました。 3歳になった今でも月に1度は熱を出す息子。しかし、入園直後に大変だった経験があるからこそ、「今は頑張って免疫をつけている時期なんだ」と前向きに捉えることができています。共感し、励ましてくれた保育園の先生に感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラスト/ななぎ著者:田中はぐみ
2023年10月30日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?外遊びは苦手なこっちゃんですが、児童館は大好きです。ママもスタッフさんやママ友とおしゃべりして、気分転換ができました。 しかし、困ったのは児童館の休館日。アラームのように時間ぴったりに泣き出すため、公園に行きますがやはりぐずってしまいます。帰宅してもこっちゃんの機嫌は良くならず、ママの疲労は溜まっていく一方でした。グズグズの午前を乗り越え、午後のこっちゃんは……。 寝起きの悪さはピカイチ? 午前中はグズるこっちゃんなだめて終了。午後は14時15分までお昼寝させるというタイムスケジュールで、それまではママものんびりできました。 しかし、問題はお昼寝の後の寝起き。「おやつを食べる? 絵本を読む? 音楽を聴く? ブロックで遊ぶ?」とあれこれ提案しても、1時間泣きっぱなし。 気分転換に外出してみると、ベビーカーでじっとしているだけ。泣き止んでくれたのはありがたいですが、少しだけでも遊べばいいのにという気分に。その後、帰宅するとやっぱり泣いてしまいました。 それからは、午後の外出でこっちゃんの機嫌が治ることもなく、ママの体力が奪われるだけなのでやめることに。あやしても泣き止んでくれないため、動画を見せるとあっさり落ち着いてくれました。あっさり泣き止んでくれてホッとすると同時に「私のあやした時間とは?」とモヤモヤした気持ちになったのでした。 静かにお昼寝してくれるのはうれしいですが、寝すぎると夜に寝てくれなくなったり、子どもの体内時計の調節に苦労しているママ・パパも多いのではないでしょうか。ママ・パパの一方だけに負担に偏らないように、協力したり、外部のサービスや周囲の人にを頼るのも一つの手かもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月29日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。ママは初めて聞いた「IgA血管炎」という病名にパニックになってしまいました。「どうしてうちの子が……」といろいろなことが頭に浮かびます。 また、足が痛いと泣くもちおくんは、体の痛みで体を動かすことができません。機嫌が悪く、寝ても目が覚めてしまうので、かわいそうな様子でした。 医師から安静するように言われていたので、保育園も休むことに。数日後、熱は下がったものの、痛みは残ってしまいました。 「もう限界かも…」ママを苦しめたこととは? 3人きょうだいなので、もちおくんにつきっきりでお世話をすることはできません。もちおくんは足が痛くて歩けないので、お風呂もトイレも抱っこで連れていきます。 もちおくんの看病をしつつ、10歳の長女と0歳の次女のお世話をする日々に目が回りそうに……。実母もパートがあるため、お手伝いは難しく疲労はピークに達します。 ママともちおくん、ふたりの頑張りによって、だんだんと病状は良くなっていきました。もちおくんは熱が下がり、少しずつ歩けるようになり安心したのでした。 もちおくんの病状が悪化することなく、快方に向かい安心しました。もちおくん本人も頑張りましたが、きょうだいのお世話をしながら看病したママに頭が下がる思いです。このまま完治に向かうといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※IgA血管炎とは3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月29日娘が3歳9カ月のとき、O157(腸管出血性大腸菌)に感染しました。テレビのニュースなどでよく耳にする感染症ですが、私はO157の恐ろしさを思い知らされることとなったのです。娘の闘病の体験談と、そのとき学んだことを紹介します。血便が! 腸重積の疑いで大学病院に搬送翌朝、小児科でノロウイルス・ロタウイルスの検査をしましたが、結果は陰性。一度帰宅しましたが、夕方ついに真っ赤な血便が……! すぐに小児科を再受診すると、先生から「腸重積だと思うから、すぐに大学病院に行ってください」との言葉がありました。 腸重積とは腸管が重なってしまった状態のことで、早めに対応しないと危険なのだそうです。大学病院に転院になり、すぐに重なった腸管を元に戻すため、おしりにバルーンを入れる手術をすることになりました。3日間の入院を言い渡されましたが、術後は娘がだいぶラクそうになったので私は安心しきっていました。 O157が検出! そして血尿…!しかしその2日後、看護師さんが血相を変えて病室にきたのです。そこで告げられたのは、検便の結果、O157が検出されたとの言葉でした。私はただ驚くばかりでしたが、そこからすぐに保健所の訪問が始まりました。 同居家族全員の検便がおこなわれましたが、娘以外は全員が陰性。2週間分の食事の聞き取りがありましたが、原因は特定できませんでした。そしてさらに2日経ったころ、娘の体にさらなる異変が! 尿検査のためトイレに行かせると、クランベリーのような色の血尿が出たのです。合併症を発症し転院!娘は元気に回復しましたが、3年経った現在も合併症の経過観察で通院を続けています。娘がO157に感染し、私は初めてその感染症の恐ろしさを知りました。今では、こまめに手を洗う・肉と野菜のまな板を分ける・調理する箸と食べる箸を分けるなどの対策を続けています。もっと感染症の知識をつけて予防をしていきたいと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ 著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2023年10月29日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?もともと不機嫌な日が多く、あらゆることを嫌がったり、泣いたりしていたため、こっちゃんがイヤイヤ期に入っていることに気がつきませんでした。 ある日、公園に行きますが、こっちゃんはベビーカーから降りてくれず、遊んでくれません。比べる必要がないとわかっていても、楽しそうに遊ぶ同世代の子どもを見ているとどうしても「なんにもできない」という気持ちがわいてきてしまうのでした。 そんなこっちゃんにも、お気に入りの遊びがありました。 ママは子どものルーティンが怖い 外遊びは苦手なこっちゃんですが、児童館は大好きです。ママもスタッフさんやママ友とおしゃべりして、気分転換ができました。しかし、困ったのはは児童館の休館日。 アラームのように時間ぴったりに泣き出すため、公園に行きますがやはりぐずってしまいます。帰宅してもこっちゃんの機嫌は良くならず、ママの疲労は溜まっていく一方でした。 子どものタイムスケジュールに合わせて、保護者が動くというのは大変なことですよね。単なるわがままであれば、注意することも必要だと思います。しかし、自閉スペクトラム症のように特性だった場合、ある程度は見守るなど対応が変わってきます。ご自身で判断ができないときや、悩んでしまうときは医師や専門家へ相談してみましょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※自閉スペクトラム症について自閉スペクトラム症は発達障害のひとつで、対人関係が不得意、強いこだわりがあるといった特徴が現れることが多いです。状況に合わせて柔軟に行動を変更することが苦手だったり、手順や物の並べ方など、いつも同じでないと気が済まなかったり、日常のあらゆる行動にこだわりがあるというのも大きな特徴です。ただし、1歳前後の場合、発達に個人差があり環境に左右されやすい時期なので、明確に判断することは難しいです。一般的に、自閉症は3歳ぐらいで診断されることが多いです。気になる症状や行動などがある場合はかかりつけの医師、児童精神科、小児神経科の医師へのご相談をおすすめします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月28日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。もちおくんを診察した医師から「IgA血管炎だと思います」と告げられました。「IgA血管炎はまだ詳しい原因がわかっていない病気なんです」と医師から説明を受け、ママは不安でいっぱいな気持ちに。 痛み止めや薬などを処方してもらい、10日間ほど自宅で安静するよう言われました。「足の痛み、腹痛、便や尿に血液が混じることがあれば早めに病院へ来てください」と言われるのでした。 帰宅したもちおくんは……。 突然の出来事に母はパニック ママは初めて聞いた「IgA血管炎」という病名にパニックになってしまいました。「どうしてうちの子が……」といろいろなことが頭に浮かびます。 また、足が痛いと泣くもちおくんは、体の痛みで体を動かすことができません。機嫌が悪く、寝ても目が覚めてしまうので、かわいそうな様子でした。 医師から安静するように言われていたので、保育園も休むことに。数日後、熱は下がったものの、痛みは残ってしまいました。 痛みで寝つけない子どもの姿を見るのは、とても苦しいですよね。「代わってあげたい……」と思う保護者も多いのではないでしょうか? 1日も早く病気が治り、保育園に通える日が来るといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※IgA血管炎とは3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月28日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?1度目を覚ますと、どれだけあやしても2時間は寝てくれないこっちゃん。最初は寝かしつける努力をしていたママですが、2カ月たっても状況は変わりません。 SNSで見かける「子どもの寝顔がかわいい! 癒やされる!」といった投稿に共感できず、落ち込んでしまいました。 こっちゃんは夜だけではなく、日中も相変わらず泣くことが多く……。 これがいわゆるイヤイヤ期? もともと不機嫌な日が多く、あらゆることを嫌がったり、泣いたりしていたため、こっちゃんがイヤイヤ期に入っていることに気がつきませんでした。 ある日、ママ友親子とランチに行くと、突然靴を脱ぎたがります。食後にママがはかせようとしますが、案の定ご機嫌ななめのこっちゃん。その様子を見ていたママ友にお願いしてみたところ、すんなりはいてくれたのです。どうやらこっちゃんは、第三者に対しては静かにできるらしく、ママにとっては新たな発見でした。 また別の日、公園に行ったものの、ベビーカーから降りてくれず、遊んでくれません。比べる必要がないとわかっていても、楽しそうに遊ぶ同世代の子どもを見ているとどうしても「なんにもできない」という気持ちがわいてきてしまうのでした。 こっちゃんの場合、第三者の言うことはスムーズに聞いてくれるようでした。忙しい毎日を送っていると、余裕がなくなってしまいますがその子にあった方法を見つけていきだいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月27日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。関節の痛み、発疹が広がってきたもちおくんが整形外科を受診すると、医師から「ここでは無理です。今すぐ大きい病院へ行ってください。紹介状を書きます」とまさかの言葉が……。 医師の言葉を受け、「え、緊急事態……?」とママの頭は真っ白に。不安でいっぱいになりながらも、紹介してもらった大学病院をもちおくんを連れて行きました。 そこで医師から告げられた病名は……? ただの風邪はまさかの病気だった? ※とはとは→とは もちおくんの発疹を見た医師から「IgA血管炎だと思います」と告げられました。精密検査を受けるもちおくんを廊下で待つママですが、もちおくんの泣き声を聞いて涙がこぼれます。 医師から「IgA血管炎はまだ詳しい原因がわかっていない病気なんです」と説明を受け、不安でいっぱいな気持ちに。痛み止めや薬などを処方してもらい、10日間ほど自宅で安静するよう言われました。 「足の痛み、腹痛、便や尿に血液が混じることがあれば早めに病院へ来てください」と言われるのでした。 体調が悪い中、いろいろな病院を回ったもちおくんですが、やっと病名が判明しました。病気のことは心配ですが、ひとまず病名がわかってよかったですね。1カ所で病気が判明しないときは、もちおくんのママのようにいろいろな科に連れて行ってあげたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※IgA血管炎とは3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月27日長男が1歳になった翌日から、職場に復帰した私。「最初の1年はほとんど出勤できないよ」と先輩ママから聞いていましたが、本当に毎週のように園から職場に電話がかかってきていました。夫は、私が仕事に復帰してから3カ月たったころに転職。新しい夫の職場はシフト勤務なので、夫が平日休みの日は長男の送迎や園からかかってくる電話の対応を頼んでいたのですが……。 ※仕事が休みの日に保育園に子どもを預けること(リフレッシュ目的等)が可能か否かは、保育園によってルールが異なります。保護者の仕事が休みの場合は、その旨を先生に伝え、必ず連絡がとれる状態にしておきましょう。 「何度かけても出ないんです」仕事で大事な会議が予定されていたため、その日はどうしても早退したくなかった私。長男に何かあったときのために、会議の日程に合わせて夫に希望休を出してもらっていました。 すると当日、保育園から電話が。「今日はパパに連絡してほしいと連絡帳にも書いたんだけどな……」。そう思いながら電話に出ると、「長男くんが発熱しているのでお迎えをお願いしたいのですが、パパさんに何度かけても電話に出ないんです」と言う先生。 「もしかしたら寝ているかもしれないので、私からも連絡します」と言い、電話を切りました。私から何度か夫に電話をかけましたが、まったく出てくれません。「本当に寝ているのかも」と諦めかけたそのとき、夫から1通のメッセージが。 「さっきから着信すごいけどマンガ喫茶にいるから電話はできない。知らない番号からかけてきたのもママ?」と衝撃的な文に目を疑いました。夫は休日なのでマンガ喫茶にいるのはまだいいとして、園の番号を知らない番号と言っている夫にあきれてしまった私。 長男の状況を説明すると、「お迎えってすぐに行かないとダメ?」と返信がきました。私は「きっと夫は自分のお小遣いから出したマンガ喫茶代がもったいないと思っているのだろう」と思い、「ダメに決まってるし、病院も連れて行って。マンガ喫茶のお金はあとで払うから」と返信。そこでやっと行く気になってくれた夫に、お迎えと病院を任せることができました。 その後、長男の体調はすぐに回復。しかし、体調不良による早退のお迎えが初めてだった夫は、かかりつけ医や母子健康手帳をしまっている場所すらわからなかったようです。育児への無関心さが明らかなってしまったことに反省した夫は、園やかかりつけ医の電話番号を登録することはもちろん、今では園の連絡用アプリも使いこなせるようになりました。 作画/ぐら子著者:安藤 はるか
2023年10月27日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?1歳を過ぎたこっちゃんは相変わらず寝ることが苦手で、夜泣きが復活してしまいました。 とても敏感でブランケットを掛け直そうものなら目が覚めて、そっとメガネを置くだけでも起きてしまうのです。 そっとスマホを充電しても、やはり目が覚めてしまい、一度起きると2時間は起きてしまうので、ママの睡眠時間は削られてしまうのでした。 「どうすれば寝てくれるの?」夜中の戦い ※ここでの「無視」は、構わずに見守る状態のことを指しています。 1度目を覚ますと、どれだけあやしても2時間は寝てくれないこっちゃん。最初は寝かしつける努力をしていたママですが、あきらめることに。 そのうち寝てくれるだろうと思ったママは無理に寝かせることをあきらめて、動画を見て過ごしました。しかし、2カ月たっても状況は変わらず、眠ってくれる様子はありませんでした。 「これはまずい……。どうにかしないと!」と思い育児本を読み、実践しました。泣いても構わず、別の部屋から見守りカメラで観察。だんだんと眠ってくれるようになりましたが、夜泣きは続きました。 SNSの「子どもの寝顔がかわいい! 癒やされる!」などの投稿に共感できないママ。「いつ起きる!?」という不安のほうが強く、こんなに起きるのはうちの子だけなのかもしれないと落ち込んでしまいました。 人と比べる必要はありませんが、SNSなどでつい目に入ってしまうこともあるでしょう。それぞれの子どもや家庭に合わせて、見守っていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※夜泣きの対応について過敏で泣き止まないからといって自閉症と診断することはできません。乳児期は夜泣きが多く、3時間周期で目が覚めて、哺乳をして寝るということを繰り返します。いずれ、昼と夜の区別が生まれ、睡眠時間も長くなるでしょう。泣き始めたら、すぐに抱っこするのではなく、少しの間静かに見守るという方法も一つの手です。すべてを対応していると、保護者の体力が持たなくなってしまうので、できる範囲でよいでしょう。その場を離れてお茶でも飲んで気分を整えるといった方法があります。また、便やガスがたまってないか綿棒浣腸をしてみるのもよいでしょう。ドライブに出かける、外気を吸わせる、服を着替えるといった対策もおすすめです。ただし、無視やほったらかすということは危険なので、目を離さないようにしましょう。 <参考>【助産師監修】夜泣きはいつから始まる?放置しても大丈夫? 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月26日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。翌日、もちおくんの足の痛みは少し良くなったように見えましたが、お昼過ぎになると発疹がまた増えてきたのです。 「やっぱりおかしい……」と思ったママがかかりつけの病院に連れて行きますが、「風邪からくるものじゃないかな。風邪薬を出しておきます」と診断され、ママの心配は増すばかり。 その日の夜、膝の関節痛がひどくなり、翌日には発疹が広がったため、すぐに整形外科に電話をして、病院を受診することになりました。 「ここじゃ診察できないって…」緊急事態発生? 関節の痛み、発疹が広がってきたもちおくんが整形外科を受診すると、医師から「ここでは無理です。今すぐ大きい病院へ行ってください。紹介状を書きます」とまさかの言葉が……。 医師の言葉を受け、「え、もしかして緊急事態……?」とママの頭は真っ白です。不安になりながらも、紹介してもらった大学病院をもちおくんを連れて行きました。 風邪、ねんざ、虫さされとよくある病名を診断されたもちおくんですが、整形外科の医師の紹介で大学病院にて本格的に検査することになりました。もちおくんの病状が心配ですが、大きな病気が見つからないことを願うばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年10月26日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛が始まって4日、妻の苦しむ姿を見て、陣痛促進剤を検討してほしいと夫が医師に相談しました。「陣痛促進剤を使用する促進分娩にはリスクが伴うので、スタッフの少ない土日はおこなわないことにしている」と医師は説明。陣痛促進剤の使用は明日の先生にお願いしよう、今日はなんとか頑張ろうとコツママは心に決めます。ですが、気分は落ち込み……、そんなときに助産師の姉・みたんさんが病院にやってきました。面会にやってきた姉のみたんさん。負のオーラを放っているコツママ、目の下にクマを作っている夫のTくんを見て、これはヤバイ……と状況を察知します。みたんさんはコツママの話に耳を傾け、時に同調し、時にアドバイスをしつつ、わずかな時間を過ごしました。姉との面会が気分転換になり、精気が戻ったコツママ。ですが、その日の夜、赤ちゃんの心音が下がっていき……。 へその緒が圧迫されている!? 赤ちゃんの心音を見ていた助産師さんが、焦った様子でコツママの病室にやってきました。へその緒が圧迫されている可能性があり、赤ちゃんの心音が下がっていること、状況によっては帝王切開になる可能性もあることを伝えられました。コツママは突然のことに動揺しつつ、おなかの赤ちゃんが心配に……。 助産師である姉・みたんさんに電話をすると、「帝王切開になったとしても赤ちゃんのためと思って頑張りな!」と励まされました。こればかりはどうなるかわからない……先生や助産師さんを信じて自分ができることをやろうと決心。座ったり立ったりと姿勢を変えていくとへその緒の圧迫がとれる可能性があると言われ、Tくんと一緒に体勢を変えていきます。繰り返すうちに心音が下がらなくなり、ひと安心。 そして陣痛が始まって5日目の朝、診察を受けると子宮口の開きは6cm。自然経過を進められますが、コツママは「陣痛促進剤を打ってほしい」と訴えます。夫のTくんがこれまでのコツママの状況を説明。医師が陣痛促進剤の使用を決めました。 赤ちゃんの心音が下がっていると言われて焦りますが、2人で協力してなんとか乗り越えました。夫がこれだけ寄り添ってくれると心強いですよね。5日目の朝を迎え、陣痛促進剤を使うことになったコツママ。いよいよ出産となるのでしょうか……。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年10月26日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?こっちゃんの寝かしつけは、赤ちゃんのころから大変。生後4カ月ころから本やインターネットで寝かしつけについて調べ、いろいろと試した結果、自力で眠ってくれるようになりました。 こっちゃんの睡眠に合わせて1日の計画を立て、少しでも時間がずれると眠ってくれなくなるので頑張ってスケジュールをこなす日々。 そこで浮上したのが、日中のお昼寝問題です。ベビーカーにおとなしく座っていられず、抱っこひもも嫌がるので、外出先で眠ってくれません。昼寝を考慮してスケジュールを立てると、出かける範囲が限られてしまいママのストレスも限界に達してしまいました。 1歳を過ぎたこっちゃんの睡眠事情は……。 ママの努力と娘の鋭さ 1歳を過ぎたこっちゃんは相変わらず寝ることが苦手で、夜泣きが復活してしまいました。 とても敏感でブランケットを掛け直そうものなら目が覚めて、そっとメガネを置くだけでも起きてしまうのです。 そっとスマホを充電しても、やはり目が覚めてしまい、一度起きると2時間は起きてしまうので、ママの睡眠時間は削られてしまうのでした。 子どもの睡眠についてお悩みの方も多いのではないでしょうか? 熟睡してくれないと子ども自身の健康や、お世話する保護者の健康も心配になってしまいます。パパとママで交互に子どもを見たり、保護者の昼寝の時間を確保したり、家族で協力しながら子どもと向き合っていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※自閉スペクトラム症について自閉スペクトラム症は発達障害のひとつで、対人関係が不得意、強いこだわりがあるといった特徴が現れることが多いです。手が汚れることを嫌がるなど感覚過敏、触られることを極端に嫌うといった行動も特徴の一例として挙げられます。また、過敏やこだわりがある一方で、他のことにはこだわりがない部分も併せ持っていることも多いです。1歳前後の場合、発達に個人差があり環境に左右されやすい時期なので、明確に判断することは難しいです。一般的に、自閉症は3歳ぐらいで診断されることが多いです。気になる症状や行動などがある場合はかかりつけの医師、児童精神科、小児神経科の医師へのご相談をおすすめします。 ※夜泣きについて過敏で泣き止まないからといって自閉症と診断することはできません。乳児期は夜泣きが多く、3時間周期で目が覚めて、哺乳をして寝るということを繰り返します。いずれ、昼と夜の区別が生まれ、睡眠時間も長くなるでしょう。夜泣きの対応は大変ですが、抱いてなだめる、その場を離れてお茶でも飲んで気分を整えるといった方法があります。また、便やガスがたまってないか綿棒浣腸をしてみるのもよいでしょう。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月25日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。数日間微熱が続き、アキレス腱の周辺に痛みが出てきたもちおくん。 いつもと様子が違うと感じ、心配になったママが病院へ連れて行くと、医師は「ねんざかな。湿布を出しますので様子見してください」と言います。赤い発疹のことも伝えますが、虫刺されとのこと。 その後のもちおくんの様子は……。 「やっぱりおかしい…」息子に現れた異変 翌日になり、もちおくんの足の痛みは少し良くなったように見えましたが、お昼過ぎになると発疹がまた増えてきたのです。 「やっぱりおかしい……」と思ったママがかかりつけの病院に連れて行きますが、「風邪からくるものじゃないかな。風邪薬を出しておきます」と言われ、ママの心配は増すばかりでした。 夜になると、膝の関節痛がひどくなり眠れません。翌日、発疹が広がっていたため皮膚科に電話すると、新型コロナウイルスの流行中だったため断られてしまいます。次に整形外科に電話をして、病院を受診することになりました。 痛みで眠れないもちおくんのつらさを考えると、一刻も早く適切な治療方法を見つけてあげたくなりますね。もちおくんの症状の場合、皮膚科、内科、整形外科のどちらも当てはまりそうですが、ママのようにいろいろな科にあたってみると安心かもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月25日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛が来て一度病院に入院しますが、子宮口が開かず自宅へ戻ることになりました。ひとりで夜を明かすのが心細くなって夫・Tくんに連絡し、来てもらうことに。朝になり、これだけ痛いなら子宮口は開いているはず!と夫を起こして病院へ向かいますが、子宮口の開きは3cm。陣痛が始まってから3日。一向に生まれる気配がなく、ずっとこのままなのでは……と絶望感におそわれます。陣痛が始まって4日目、妻が体力的にも精神的にも限界がきていることを夫のTくんが医師に伝えました。「陣痛促進剤を使用する促進分娩にはリスクが伴うので、スタッフの少ない土日はおこなわないことにしている」と医師は説明。陣痛促進剤の使用は明日の先生にお願いしよう、今日はなんとか頑張ろうとコツママは心に決めます。ですが、気分が滅入り……、そんなときに助産師の姉・みたんさんが病院にやってきました。 入院中の思いを姉に吐露する コツママの姉・みたんさんとお父さんが病院にやってきました。負のオーラを放っているコツママ、目の下にクマを作っている夫のTくんを見て、これはヤバイ……と状況を察知。コツママとみたんさんが話している間、Tくんは少し休憩することに。 お父さんは病院を出て、コツママとみたんさんは2人で話すことになりました。コツママは「寝られるときに寝てくださいと言われるけど次の陣痛が怖くて眠れない」「赤ちゃんがまだ全然降りてきてない」など、入院してからのことを話しました。助産師であり、出産経験もあるみたんさんは、コツママの話に耳を傾けます。時に同調し、時にアドバイスをしつつ、わずかな時間を過ごしました。 そのころTくんはスーパー銭湯でお湯に浸かり、しばし休憩タイム。車内で仮眠をしてから病院に行こうと思いますが、痛みに耐えるコツママの姿を想像し、すぐに病室へ戻りました。Tくんがコツママに声をかけると、表情が明るく、そして元気なっていてびっくり。姉との面会が気分転換になり、精気が戻ったコツママ。ですが、その日の夜、赤ちゃんの心音が下がっていき……。 好転の兆しが見えない中、みたんさんが登場したことで空気が変わり、コツママが精気を取り戻してよかったです。第三者的な立場の人にたまっていた思いを聞いてもらうと、少し気持ちがラクになったりしますよね。これでお産を乗り切れるかと思いきや、赤ちゃんの心音が下がり……。心配は尽きません。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年10月25日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?おむつ替えは泣いて逃げるので、腕を押さえつけながらの格闘の日々。 また、手が汚れることをとても嫌がるため、滑り台はなるべく手を付けないように登り、手掴み食べもしませんでした。 ごはんを食べる際、プレートの端に少しでも汚れがつくと「拭いてぇぇぇ!」と怒るので、その度にママは拭いてあげるなど、小さなストレスがたまっていきました。 ママが頭を抱える行動はまだまだあり、その一つは「睡眠」でした。 ネントレに苦労する日々 こっちゃんの寝かしつけは、赤ちゃんのころから大変で生後4カ月ころから本やインターネットで勉強することに。いろいろと試した結果、自力で眠ってくれるようになりました。 こっちゃんの睡眠に合わせて1日の計画を立て、少しでも時間がずれると眠ってくれなくなるので頑張ってスケジュールをこなす日々。そんな中、ベビーベッドでしか眠ってくれないという新たな問題が浮上したのです。 ベビーカーにおとなしく座っていられず、抱っこひもも嫌がるので、外出先で眠ってくれません。昼寝を考慮してスケジュールを立てると、出かける範囲が限られてしまいママのストレスは限界に……。パパと相談した結果、入眠アイテムとして、いつも使っている通称「おふとん」を持ち運ぶことが浮かびます。 このおふとんを持ち運ぶことで、外出先でも寝てくれるようになりました。 スケジュールに追われる生活や寝不足が続くと、ママの体が心配になってしまいます。こっちゃんのこだわりをポジティブにとらえ、対処していく姿は見習いたいものです。いろいろと試行錯誤して、その子に合った改善策を見つけていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※自閉スペクトラム症について自閉スペクトラム症は発達障害のひとつで、対人関係が不得意、強いこだわりがあるといった特徴が現れることが多いです。感覚過敏による症状の影響で、睡眠障害が現れることがあります。ただし、1歳前後の場合、発達に個人差があり環境に左右されやすい時期なので、明確に判断することは難しいです。一般的に、自閉症は3歳ぐらいで診断されることが多いです。気になる症状や行動などがある場合はかかりつけの医師、児童精神科、小児神経科の医師へのご相談をおすすめします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年10月24日このマンガを描いているみたんさんの妹・コツママの出産レポです。陣痛が始まり、病院へ到着。内診をしたところ、子宮口の開きは1cmでした。とりあえず入院となりましたが、朝になると痛みのレベルが下がり、おなかの張りの間隔も開いてきたので一旦退院することに。自宅へ戻ったコツママ。夜が近づくにつれて痛みが増し……、心細くなったコツママは夫のTくんに連絡。夫は高速を走らせ、妻の元へと向かいます。真夜中に夫のTくんが到着。3週間ぶりの再会でした。朝になり、これだけ痛いなら子宮口は開いているはず!とTくんを起こして病院へ向かいます。内診してもらうと子宮口の開きは3cm。今回も入院することになりました。陣痛が始まってから3日。一向に生まれる気配がなく、ずっとこのままなのでは……と絶望感におそわれます。朝までは耐えようと思ったとき、長い陣痛がきてーー。 内診の結果は!? 陣痛促進剤は使えるの!? 長い陣痛に驚いて助産師さんに見てもらったところ、胎動だと判明。陣痛中も赤ちゃんが元気に動きまわることに、コツママは驚きます。うとうとしつつも熟睡はできず、朝を迎えました。朝、内診をしてもらうと子宮口の開きは4.5cm。陣痛促進剤を使うのかなと思っていましたが、医師から「自然経過でいきましょう」と告げられます。子宮口がなかなか開かない……痛みで眠れない……という状況が変わらないことにコツママは絶望。その様子を見て、夫のTくんは「先生にもう一度話を聞こう」と言ってくれました。 陣痛が始まって4日、体力的にも精神的にも限界がきていることをTくんが医師に伝えます。「陣痛促進剤を使用する促進分娩にはリスクが伴うので、スタッフの少ない土日は行わないことにしている」と医師は説明しました。今できることは、子宮口を広がりやすくするために歩くことのみ。 陣痛促進剤の使用は明日の先生にお願いしよう、今日はなんとか頑張ろうとコツママは心に決めました。陣痛がきていないときは眠すぎてうたた寝、そして陣痛がくると痛みで起こされる……の繰り返し。そんなとき、助産師の姉・みたんさんから「気分転換にちょっと会わない?」と連絡があり、面会を約束しました。 陣痛がくるたびにコツママの腰をさすり、痛みをのがす呼吸法を一緒にやってくれるTくん。つらそうな妻を見て、「代わってあげたい……」と泣き始めました。夫婦ともに気持ちが沈み……、そのころ、みたんさんが病院へと向かいます。 初産の場合は陣痛が始まってもすぐに生まれることが少ないので、寝て食べておいたほうがいいのはもちろんなのですが、初めての痛みに不安が大きく、心の余裕がなくなってきますよね。夫のTくんも感傷的になってきており……姉・みたんさんの登場で2人の気持ちが少し変わるといいですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター みたん
2023年10月24日来年から小学校に通う5歳のもちおくん。ある日、風邪を引きますが、数日間熱が下がらず、さらに足に痛みが出て歩けなくなってしまいました。病院で診察を受けた結果、医師の診断はねんざ。また足に発疹のようなものがあり、違和感を覚えたママですが、医師に虫刺されと言われてしまい……。もちおくんはある病気に侵されていたのです。 「ただの風邪…じゃない?」病院へ行ってみると 来年から小学生になるもちおくんですが、鼻水が止まらず数日間微熱が続いていました。すると、体調不良に加えてアキレス腱の周辺に痛みが出てきたのです。 いつもと様子が違うと感じ、心配になったママが病院へ連れて行くと、医師は「ねんざかな。湿布を出しますので様子見してください」と言います。赤い発疹のことも伝えますが、虫刺されとのこと。 医師にそう診断された以上、何も言えないのでこの日は帰宅することに。しかし、どこか腑に落ちないママでした。 微熱に加えて、足の痛みや発疹など異変に気が付いたママでしたが、医師にねんざと診断されれば、それ以上言いにくいですよね。納得のいく診断や治療法が見つかるように、他の病院を受診することも一つの手です。もちおくんの体調が心配ですが、はっきりとした病名などが判明することを願うばかりです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター ようみん
2023年10月24日たんこんちは ボロボロゆかい
ぽこちゃんです&どんちゃんです
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