長女が幼稚園で見えないけがをしました。顔面から転んでしまったものの、本人が痛がらないので、唇が切れた程度で済んだと思っていました。ところが、とんでもない事態になっていたのです……。 顔面から転んだ長女幼稚園へ長女を迎えに行くと、下駄箱にある段差にみんなで座って上靴を履き替えていました。そのとき、先生の「あっ!」という声がし、その直後、長女が顔面から転んでしまったのです。長女は唇が切れて血が出ており、急いで先生が傷口を流しに手洗い場へ行き、私もすぐに駆け寄りました。血はすぐに止まりました。 先生から「履き替えているときに、後ろを通った子が長女さんの背中に当たりました。けがをしてしまい申し訳ないです」と説明がありました。血はすぐに止まり、長女も泣き止んだので、園の先生に歯が折れていないか見てもらい、大丈夫とのことで帰宅。 その日の夜、歯磨きのときに痛いところがあるかと聞くと、大丈夫と元気に話す長女でしたが、次の日から前歯が痛いと言ったり痛くないと言ったり……。心配になり歯医者を受診しました。すると……。 診察の結果歯医者でレントゲンを撮ってもらうと、なんと、前歯の歯根が2本とも折れていることが判明。触診でも前歯の揺動がありました。先生から「生え替わりまでは固定はしません。堅い物は前歯で噛まないようにしてください」と言われました。 生え替わりまでは早くて1年半ほど。それまで前歯で噛むのを控えなくてはいけないとなると、食事で不便が出てしまう。またその他にも急に痛みが出たり、生え替わり後の歯の並びや色に影響が出たりするかもしれないと言われ、ショックで悲しい気持ちになりました。 あれから長女は親の心配をよそに元気いっぱいに園に通い、たくさんいろいろな物を食べ、新しいことに挑戦しています。心配していた食べ方も、園でも食べにくい物は先生に自分で伝えるなど工夫して食べるようになりました。すごくショックな事故でしたが、そんな長女を見て私たちはすごく勇気づけられ、成長していると感じた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラスト/きりぷち著者:やまぐち さき
2023年11月19日お子さんが体調不良で野菜が食べられなかったことに気づかず、イヤイヤ期のせいだと思って無理やり食べさせようとしてしまったママ。何でもイヤイヤ期のせいだと決めつけてはいけないと反省したママの体験談です。 次女のイヤイヤ期は1歳9カ月ぐらいから始まりました。それまでは、上の子に比べておおらかで育てやすい子だと思っていたのですが、やりたくないことに対してはっきり「嫌、嫌い」というようになりました。イヤイヤ期は成長の証とわかっていながらも、毎日うんざりしていたときに、母として失敗してしまった出来事が……。何でもイヤイヤ期のせいにしていはいけないと反省したエピソードをお伝えします。 2歳目前に始まったイヤイヤ期次女は自由に歩きたいからと抱っこされるのを嫌がり、歯磨きも泣いて拒否、お風呂に行こうと誘っても「嫌、行かない」と逃げ回る日々。中でも苦手な野菜をまったく食べなくなってしまったのには困りましたし、栄養面でも心配でした。 野菜の中で食べるのはトマトとブロッコリーのみ。他の野菜は細かくしたりとろみをつけたり、食べるそぶりを見せたら褒めちぎったりと工夫しても完全拒否でした。 いつも以上に野菜を食べないイヤイヤ期に入り、思うように物事が進められず、私自身も疲れてイライラしていました。そんなとき、次女がまったく野菜を食べようとしない日が3日ほど続きました。いつもは食べるトマトも嫌がって食べません。そんな姿をみて私は焦りを感じてしまいました。 健康のため、野菜も食べてほしいのにどうして食べないのか……。私は「もう! なんでお野菜食べないの? 食べないとおやつも他に好きなものもあげないからね!」と強い口調で言い、次女を睨みつけてしまいました。 実は体調が悪かった次女怒ってしまったその日のことです。次女が頻繁に口の中を手で触ろうとする姿に気がつきました。そして、口の中を見てみるといくつか口内炎ができていました。その上、今日は体もいつもより熱い。もしやと思い、熱を測ってみると38.1度。病院で診てもらうと「手足口病」の診断。そうなのです、娘がトマトを嫌がったのは手足口病になり、口の中に口内炎ができてしみたからだったのです。 まだじょうずにお喋りできない娘は、「口が痛いから食べられない」ということが伝えられなかったのです。それなのに私はイヤイヤ期特有のわがままかと思い、怒ってしまったのでした。 その夜、次女と一緒に寝るときに「◯◯ちゃん、今日はお口が痛くてトマトが食べられなかったんだね。お母さん怒っちゃってごめんね」と謝りました。イヤイヤ期のわがままだと決めつけず、娘の様子をもっとちゃんと観察してあげていれば怒ることもなかったし、病院にも早く連れて行ってあげられたかもしれません。まだ伝えたいことがうまく言葉で表現できないこの時期、なぜ「嫌!」と言っているかを考えてあげないといけないなと反省しました。 イラストレーター/あんこママ監修/助産師 松田玲子著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2023年11月18日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんのお風呂の入れ方について教えてくれました。赤ちゃんとのお風呂はバタバタ……どんなことに気をつければ良い?冷え込む季節になると、特にママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れる場合、寒くならないようにと気を使いますよね。また、月齢によっては待たせている間の転倒予防なども気になってくるかと思います。今回は、ママひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるときの気をつけるべき点や、ママたちの工夫をについてご紹介します。 ママが体を洗っている間、赤ちゃんを湯船に立っちっぱなしにさせるのはNG! 様子は常に確認できるようにママが体を洗っている間、赤ちゃんはどうしたらいいの?と悩むママも多いことでしょう。まだねんねの赤ちゃんと、月齢が上がって動くことができる赤ちゃんとでも待たせ方は異なります。また、ひとりでたっちできるようになったからといって、湯船に入れて待たせるのは絶対にNG! 湯船に張っているお湯の深さが10cmあれば、子どもが溺れる心配があります。 ここからは、安全を考慮した赤ちゃんの待たせ方についてご紹介していきます。 脱衣所で待たせておく場合脱衣所で待たせておく場合には、座布団、マット、クーハン、バウンサーやハイロウチェアなどを脱衣所に置き赤ちゃんを寝かせて待たせておきます。バウンサーやハイロウチェアは、転落予防の為、しっかりベルト装着を忘れずにしましょう。ベビーバスをベッド代わりにするのも良いかもしれません。ママが見えないと泣いてしまう子も多く、赤ちゃんの様子を確認できるようにする為にも、お風呂のドアは少しあけておくと安心です。すぐに入れられるようにオムツ一枚にして服は脱がせておき、タオルなどにくるむかかけておきましょう。 洗い場で待たせる場合洗い場で待たせておく場合には、浴室は暖めておき、バスチェアに座ってもらったり、バスマットに寝かせます。動きが活発になってハイハイをする時期になると、バスマットは難しいかもしれません。お風呂用のおもちゃなどを持たせておくのも良いですね。脱衣所や洗い場の大きさ、お子さんの月齢などによって、さらに工夫が必要な場合もあるかと思います。たっちをしはじめたり歩きだしたばかりの子どもを湯船の中で立たせて、ひとりで湯船に入れておくのは危険なのでやめましょう。 赤ちゃんを冷えさせるのはNG! 便利グッズを使って素早くお着替え赤ちゃんが出たあとは、寒くならないように拭いたり着替えさせたりで大忙し。自分の事は後回しで寒さで震えながらのママも。動きが活発になってくる赤ちゃんには、フード付きのタオルポンチョが大活躍します。お風呂から出たらポンチョを着させて、ママが最初に体を拭いて着替え、その後にゆっくりあたたかい部屋で着替えや保湿ができます。ママが、タオルガウンを着て寒くならないようにして赤ちゃんの着替えをするのもひとつの方法です。 他のママたちから聞いた、おすすめアイデアもご紹介!ここまで赤ちゃんのお風呂の入れ方についてお伝えしましたが、他にもママたちが実践している赤ちゃんとのお風呂でのアイデアや工夫はたくさん! 母乳相談室に来てくれているママたちに伺った、赤ちゃんをお風呂に入れるときの工夫もいくつかご紹介していくので、自分にも合いそうなものがあればぜひ、取り入れてみてくださいね。 ・月齢が大きくなっても、ベビーバスで入れる。 ・パパの帰りが遅い場合、シャワー浴などで赤ちゃんだけ洗い、パパがいる時間にママが入る。 ・お風呂で洗うときの時短を考えて、赤ちゃんが寝ているときなどに洗面台で髪や顔を洗ってしまう。 ・パパが出張などで1日程度不在の場合、ママが疲れていてひとりで赤ちゃんをお風呂に入れるのが不安というときには、温かいタオルで体を拭くだけににするなど臨機応変に対応する。 まとめ毎日のお風呂、月齢が進むと動きが活発になることでの転倒予防や季節によっては寒さへの配慮など工夫が必要になってくるかと思います。 私自身も先輩ママに工夫を聞いたりいろいろ試しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年11月15日私には8歳と0歳の娘がいます。夫は、子育てにはどちらかと言えば協力的なほうです。おむつ替え、寝かしつけもしてくれますし、娘たちとよく遊んでくれます。娘たちもそんな夫に懐いており、パパが大好きです。私も「子煩悩だな~」と感心していたのですが、長女が生後11カ月のころ、夫にがっかりする出来事が起きました。私のなかではその出来事が大きく、夫への見方が変わってしまいました。 ※コロナ禍前の体験談です 協力的で子煩悩な夫だと思っていたころ長女が赤ちゃんのころの話です。夫は穏やかな性格で、休日は洗濯や皿洗いなどの家事、長女のおむつ替え、寝かしつけ、お散歩などよくお世話をしてくれていたので私は助かっていました。私の母や友人も、マメなパパでいいね、と褒めてくれることもしばしばでした。 そんな夫は、独身時代から毎週土曜日の夜に仲間内でフットサルをしており、結婚・出産後も続けていました。私は、フットサルをすること自体は夫の気分転換にもなるだろうし止めるつもりはなかったのですが、家族が一番ゆっくりできる土曜日なので、たまには家にいてほしいなと思うときもありました。 この状況でもフットサルに行くの!?ある日、生後11カ月の長女が初めて高熱を出したので小児科へ行くと「明日にでも熱が下がれば風邪、3日熱が下がらなければ突発性発疹だろう」と言われました。高熱を出すのが初めてだったこともあり、私も夫もとても心配でした。その日は金曜日で、翌日になっても熱は下がらず。朝から長女はぐったりしており、食欲もないようで、常に抱っこしていた私は、看病疲れが出てきていました。 そして夜になり、夫はいそいそとフットサルの用意を始めていました。そういえばフットサルの日です。でも長女の具合は悪く、つらそうです。私は思わず、「えっ! フットサルに行くの!?」と聞きました。すると夫は「うん、もうすぐ出るよ」と普段通り穏やかに答えた姿に、私はがくぜんとしてしまいました。 夫にはストレートに言わないと伝わらないそして私が、「子どもの体調が悪いときによく遊びに行こうと思えるね」と言うと、夫は「僕が行かないと(フットサルの)人数が足りないから」と言いました。会話がかみ合わない夫にイライラしながら、私の気持ちをストレートに伝えました。 「普段フットサルに行くことを止めるつもりはないけれど、子どもの体調が悪いときは行かないでほしい」「独身じゃないんだからたまには家族を優先してほしい」と。すると、夫はフットサルに行くのをやめましたが、少し不貞腐れていました。しかしながら一晩経つと、私の気持ちを汲んでくれたのか反省している様子でした。 私のなかでこの出来事は大きく、私と夫の意識の違いを痛感した日でした。私は常に娘たちのことを考えていますが、結局夫は自分の次が娘たちなんだなと感じました。それは8年経った今も変わりありません。あまりに気になるときは指摘しますが、娘たちはパパが大好きだし、何もしてくれていないわけではないので、折り合いをつけながら日々過ごしています。 著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ
2023年11月11日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話で、ゆあが保育園に来ていると知り…。「徒歩で20分はかかるのに…」 家から保育園までいつも車で送り迎えをしていた春山。大雨の中、そんな距離をまだ小さいゆあちゃんが自力で辿り着けたの?とものすごく心配に。 すぐさま仕事を早退して保育園へ直行し、先生に促され教室へ行くと…。 「ママ!」泣きながら叫ぶゆあちゃんの姿が ゆあちゃんと再会できた春山さん。ゆあちゃんは不安の糸が切れて大泣きします。保育園の先生が防犯カメラをチェックした際にゆあちゃんの存在に気づいたそう。 ゆあちゃんは家に入れず不安になりながらも、保育園に行こうと考えたのが賢いですね。 みなさんは緊急時にどこで集合するか、お子さんと話し合っていますか?もし子どもが家に入れなかった際、どう対応するのがいいか共有していますか? 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月10日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。運動が得意ではなく、体育の授業が好きではないすみかさん。体育の中で唯一好きだったのが、小学校のときにハマった水泳でした。ですが、男子の目などが気になって中学校の授業を欠席するようになります。水泳以外は出席していましたが、あることがきっかけで体育への苦手意識はさらに高まり……?前向きな気持ちではなかったものの、水泳以外の体育の授業には出席していたすみかさん。男子VS女子でバスケ対決をする授業でついに……!! うまくなるコツは教えてくれないの? 体育の授業のなかで、男子対女子で行うバスケも不満でしたが、女子のプレーを男子が見学しているのもイヤだなと感じていたすみかさん。自分の失敗したプレーを見て、相手チームが喜んだり、男子がヤジを飛ばしたり。そんなことがあって、スポーツが嫌いになっていきます。 それと同時に、体育の先生はルールややり方をなんできちんと教えてくれないんだろう、というモヤモヤした思いがありました。他の教科ではテストに出るところをきちんと教えてくれるのに、体育では教えてもらった記憶がなく……。イヤな思いしかない!すみかさんは体育の授業には出ない、と宣言したのでした。 もちろん、きちんと指導している体育の先生がほとんどだと思いますが、中学生になってくると全員ができる前提で進んでしまうこともありますよね。自分にあったスポーツや、上手に指導してくれる先生に出会えるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月10日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?保育園から帰宅後、靴を脱ぐ場面からずっと泣いているこっちゃん。ついにママにも限界がきて、爆発してしまいました。 夜、眠りにつこうとしても「朝が来るのが怖い」と涙が止まらなくなることも……。 ママの異変を感じたパパの提案により、寝室を分けてるなどリフレッシュの時間を作ります。しかし、リフレッシュしたところでこっちゃんが変わるわけではなく、大変な毎日がまた始まるのでした。 そんなこっちゃんも2歳4カ月になり、妹のふーちゃんが誕生しました! こっちゃんの赤ちゃん返り ふーちゃんはあまり泣かず、よく寝て、よく飲む赤ちゃんです。一方、こっちゃんは相変わらずかんしゃくを起こします。 普段からかんしゃくを起こしているため、どこからが赤ちゃん返りなのかわからず……。こっちゃんを優先することを心掛け、赤ちゃん返りしないよう努力したものの、ご機嫌ななめになってしまいます。 こっちゃんの赤ちゃん返りは独特で、寝室にママとふたりで行きたがるのです。こっちゃんをなだめながらの2人育児は大変で、半年経過しても続くのでした。 同じ親から生まれた姉妹でも、性格や気質はまったく違います。それぞれの個性を大切にしながら子育てしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月10日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から「今日、学童はお休みですか?」と連絡があり頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明。すると今度は保育園から電話が…。「もしや…熱とかケガ!?」 保育園からの電話に次女か長男が頭によぎる春山。娘か息子に何かあったのか心配になりますが「ゆあちゃんが保育園に来ている」との報告が。 この大雨の中、大人が歩いても20分かかる距離をまだ小さいゆあちゃんが自力で辿り着いたのでしょうか…。 職場の人に事情を伝え、保育園へ急ぐと 小学校に連絡し、急いで保育園へ向かった春山さん。連絡をくれた先生に促され教室へ行くと、絵本を読んで過ごしているゆあちゃんと再会できました。直接会えるとホッとしますよね。 みなさんだったら第一声はなんて声をかけますか?一時的だとしても行方がわからなくなったお子さんにどんな態度をとりますか。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月09日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。すみかさんは中学2年生になり、幼なじみで考え方の似ているムツミと同じクラスに。イベントなど学校行事がきらいな2人は、参加してみると意外と楽しいことはわかっていても、なかなか参加する気になれませんそんな中、今年の球技大会はすみかさんの苦手なドッジボールということがわかり……。事前に休む許可を母から得ておこうと家に帰って交渉しますが、有無を言わさず却下されてしまったのでした。球技大会を休みたいと母に伝えましたが、却下されてしまったすみかさん。休みたかった……と部屋に戻って反省会を開きました。球技大会以外にもプールの授業、体育祭と悩みは尽きずーー。 水泳の授業も休みたい…体育の成績は気にしない! 球技大会は休めなかったものの、なんとかやり過ごしたすみかさん。体育は苦手だと感じていましたが、小学校のときに習っていた水泳だけは楽しみにしていました。 ですが、男子の目が気になりだしたことで水泳の授業も休むように……。休んだとしても体育の成績は変わらないかなと考えます。男女別で体型がバレない水着だったら、泳ぎたかったなと思うすみかさんでした。 次に開かれたのが体育祭。当日に友だちのムツミが休んでしまい、すみかさんはひとりで過ごすことになってしまいます。感情を無にして参加しますが、先生に注意されると泣きそうに……。午後になると、天候不良で体育祭は中止になりました。解散後にひとりで帰る道中、みんなが友だちとお昼ごはんを楽しんでいる姿を目にして、さみしさに思わず涙が出てしまったのでした。 集団行動がメインとなる学生生活では、仲良しの友だちが欠席してしまうと心細く感じてしまうこともありますよね。繊細で気を張りすぎるすみかさん。適度に息抜きをしながら過ごせると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月09日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?保育園から帰宅するなり「靴が脱げないと!」と玄関で大泣きのこっちゃん。お着替えさせて、手を洗わせるのもひと苦労でした。 夕食もお風呂も歯磨きも泣き続け、やっと寝かしつけたと思ったら、起きて2時間泣くというのが日常に疲弊していくママ。 そんな毎日に「もうやだ! いい加減にして!」とママは怒り、泣いてしまいました。ママもこっちゃんも大泣きしていると、パパが帰宅。ふたりの様子を見たパパが「何があったの?」と聞いてみると……。 「話す気力もない…」自信喪失のママ パパに何があったのか聞かれたママですが「説明する気力もない……」とひと言。子どもを育てる自信を喪失してしまうほど、疲弊していました。 疲れやイライラが爆発したママは「もしかしてこっちゃんを、かわいいと思えてない……?」と考えるほど追い詰められてしまったのです。夜、眠りにつこうとしても「朝が来るのが怖い」と涙が止まらなくなってしまいます。 ママの異変を感じたパパの提案により、寝室を分けて、休日はゆっくりするといった、リフレッシュの時間を作ることに。しかし、リフレッシュしたところでこっちゃんが変わるわけではなく、大変な毎日がまた始まりました。 そんなある日、こっちゃんが「おなかが痛い!」と言い、いつものことだから……と思っていると、吐いてしまったのです。 病院を受診し、こっちゃんが胃腸炎にかかっていたことが判明。気づいてあげられなかったことを悔やみます。しかし、いつもクズって泣いているので、ママが気づいてあげられないのも無理はありません。そのときに、「胃腸炎の不快感=こっちゃんの身の回りに起きる事柄」ということに気づき、こっちゃんが泣く気持ちが少し理解できたのでした。 ママにも休息は必要です。たった1回だけではなく、定期的に休む時間を作るなど、家族で協力していきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月09日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から連絡が。折り返すと「今日、学童はお休みですか?」と聞かれ頭が真っ白に。小学校に連絡すると、集計ミスで下校グループにいたと判明し…。「ど、どうしよう…」 学童ではなく、自宅に帰るグループにいたことが分かりましたが、家には誰もおらず、娘のゆあちゃんは鍵を持っていません。それに大雨の日にまだ小学校1年生の娘が出歩いているとなると心配でたまらない春山。 すると職場の人が状況を理解してくれ、帰宅を促してくれました。春山も校内を探している小学校からの連絡を待っているだけじゃダメだ、と判断し、家に帰ろうとしたその瞬間…。 「電話だ、え?」小学校からの連絡と思いきや 次女と長男が通う保育園からの連絡で、ゆあちゃんが保育園にいると知らされた春山さん。この大雨の中、大人が歩いても20分かかる距離をまだ小さい娘さんが自力でたどり着いたとは驚きです。 居場所がわかってホッとする反面、ケガがないか大変な目に遭ってないか、直接会って確かめるまでは不安でたまらないですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月08日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。校則や人間関係など気にすべきことが増えた学校生活に、息苦しさを感じていました。ですが、自分なりに心を平常に保ち、なんとか学校生活を送っています。そして中学2年生になると、ある問題にぶつかり……。中学2年生になったすみかさんは、幼なじみのムツミと同じクラスになりました。すみかさんとムツミは考え方が似ていたので……? イヤなことから逃げてもいい!? すみかさんもムツミも学校行事に参加するのが大の苦手。小学生のころから、なんとかして休もうといつも画策をしていました。すみかさんは初めての場所やふだんと違う行動をすることに、漠然とした不安を抱いて条件反射で拒否してしまうタイプ。 保育園ボランティアのように、実際に参加してみたら案外楽しいこともあるとはわかっていても、参加するまではイヤで仕方がありません。まもなく開催の球技大会では、ドッジボールをすることが決定。ドッジボールが苦手なすみかさんはやはり参加に気が進まず……。 小学生のときは、学校を休めるかどうかは当日朝の母の機嫌次第。今回は事前に母を説得しようと、参加したくない理由をいろいろと伝えましたが、母は「いいから行きなさーい!」と一刀両断。却下されてしまいました。 大人になってからも新しいことに挑戦するとき、新たなところに参加するときなど、少し勇気が必要なことがありますよね。やってみたり、行ってみたりすると楽しいのですが、日によっては気が進まないことも……。みなさんはこんなとき、どのように気持ちを切り替えて参加していましたか? 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月08日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から連絡が。折り返すと「今日、学童はお休みですか?」と聞かれ頭が真っ白に。小学校に連絡し、確認の折り返しを待っていると…。「どうしたの?」 落ち込んでいる春山に気づき、職場の人が声をかけてくれました。状況を説明しているところに小学校から折り返しの電話が。 すると学童に行くはずだったゆあちゃんは集計ミスで自宅に帰るグループにいたと判明。しかし、家には誰もおらずゆあちゃんは鍵を持っていません。 学校に戻ってきてないか聞いてみると、先生方は校内を探すと言い…。 娘は無事なのか…不安でいっぱいに 職場の人が心配してくれ、ひとまず自宅に帰ろうとする春山さん。この大雨の日にまだ小学校1年生の娘が出歩いているとなると心配でたまらないですよね。職場の人も優しく、帰宅を促してくれました。 みなさんの職場は理解ある環境ですか?子どものトラブルで仕事を抜けなければならないとき、温かく対応してくれると助かりますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月07日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。ついに、ゆる子さんは、娘たちを連れて実家に帰省します。ある日のこと、娘は、誰もいないはずの実家の2階にこわい人がいるとまで言いました。なぜ2階に行ったのかゆる子さんが娘に尋ねると、「ワンちゃんがいたから」と答えました。娘が見たと言う犬の特徴は、なんと10年前にゆる子さんが実家で飼っていたペロという愛犬にそっくり。その後、娘の様子は落ち着いていたのですが、洗面台の鏡にこの前2階にいた鬼がいると言い出します。それからいろいろな場所で泣き叫ぶようになった娘にゆる子さんは不安を感じ、戸惑っていました。するとその様子をみたゆる子さんのお母さんが、母親なのだからしっかりしなさいと、ゆる子さんを励ましてくれました。 娘のことを信じ、見守っていくのだとゆる子さんが前を向きはじめた矢先に、さらに不思議な出来事が起こってーー!?娘が発した衝撃的な言葉 ある日の夜、布団に入った娘が電球を指差して言いました。 「あたち。あそこから生まれたの」 さらに娘は「あの丸いフタがパカッて開いて……トンネルみたいな暗い道があった」と続けます。 また、そのトンネルを進んだとき、おでこがどこかにあたって動けなくなったとも言っていたのです。 それを聞いたゆる子さんはハッとします。なぜなら、出産のとき、助産師さんから赤ちゃんの頭が引っかかって出られないから頑張って呼吸をするように言われたから。 そして娘は、やっとトンネルを出られてママに会えると思ったら、ママではない人が目の前にいて泣いてしまったとも話してくれました。 さらに、娘は空の上でママを選んだのだから早く会いたかったのだとゆる子さんに笑顔を向けたのでした。 ◇◇◇ 自分が生まれるときの様子を話してくれた娘さん。ゆる子さんと助産師さんしか知るはずがないことを話し始めたら驚いてしまいますよね。出産は命がけのもの。もちろんママたちはとても大変ですが、生まれてくる赤ちゃんもママと一緒に頑張ってくれているのですね。 ゆる子さんは、お産の途中で赤ちゃんの頭が引っかかってしまったようですね。出産は十人十色、産婦さんの数だけお産のカタチはあります。皆さんは出産のときに印象に残っている出来事はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月07日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。このころには怒られて癇癪を起すことはすくなくなっていましたが、感情の起伏によって涙があふれてしまうことも……。その対策として、先生に怒られないように校則を守ったり、行動に気をつけたりと工夫するようになりました。ですが、周りのやんちゃな生徒のせいでどんどん禁止事項が増えていきます。先生によっては生徒のことを気分で怒っているようにも感じ、中学校生活に息苦しさを感じていましたーー。先生から怒られること以外に、すみかさんにはいろいろと気になることが。きっかけは、教室でクラスメイトから指摘されたことでした。 みんなが正しいの?私っておかしいのかな? 小学1年生の妹と一緒に犬の散歩に行ったりお風呂に入ったりすることを、クラスメイトからおかしいと指摘されたすみかさん。妹はまだ小さいし……、一緒に行動することがなぜダメなのかわかりませんでした。ですが、自分が流行りのものを持っていないからバカにされるのかな、となんとなく感じるように。 中学生になると、男子の目を意識して身だしなみを整えたり、小学校は楽しく通っていた子が不登校になったり。人間関係のことを考えると、小学校とは違って息苦しさを感じる場所だなとしみじみ思うのでした。 そんななか、怖いと思っていた派手な子が意外とやさしかったり、自分と趣味があったり、すみかさん自身が人に対して壁を作っていたことに気づきます。そして、見た目のイメージだけで人のことを嫌いにならないようにしようと反省したのでした。 中学生になると異性の目が気になったり、体の成長に心の成長が追いつかなかったり、不安定な気持ちになることが多くなってきますよね。中学校生活は始まったばかりですが、自分の気持ちを大切に学校生活を楽しんでほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月07日今回はまめねこさんの次男くんに起きた、原因不明の足の痛みについて。ある日の夜中、次男くんがまめねこさんに足の痛みを訴えてきました。痛みの原因は定かではなく、全部痛いと泣き叫びます。 足の痛みを訴える次男ある日、夜中にまめねこさんの次男くんが足の痛みを訴えました。「全部の足がいたい」と、痛い場所は定かではない様子で、次男くんは大泣きしました。まめねこさんがさすると、痛みが和らぐものの、「いたい、いたい」と泣き続ける次男くん。 実はこの痛み、まめねこさんも子どものころに経験したことがありました。 「足が痛い」と言うと、おばあちゃんがさすってくれました。 当時、どこの病院へ行っても痛みの原因ははっきりせず、成長痛だろうと言われ続けましたが、まめねこさんがアラフォーの今も、時々足が痛みます。 足の痛みは、よく歩いた日、お酒を飲んだ翌日に出ることが。 まめねこさん独自の対策方法は、水を飲む、太ももの内側を揉むというもの。揉むと痛みが消えるような気がすると言います。これでも効かないときは、さらに痛み止めを飲んでいるのだとか。 小児科医の松井先生曰く、成長痛の症状は夕方から夜間にかけて、両方の足に起こり、朝になるとよくなっているという特徴があるそうです。また、痛みにはシンプルなマッサージが効果的なのだとか。どうしても、というときは病院で鎮痛剤を処方することもあるそうです。また、作者のまめねこさんのSNSには、フォロワーの方から「成長痛と思っていたら、受診した結果、違う病気だった」「温めたら痛みが和らいだ」などさまざまなコメントが届いていました。「足の痛み」と言っても人それぞれ異なるようです。お子さんやご自身の足の痛みが気になる場合は、一度病院で相談すると安心ですね。 ※作者のまめねこさんは、受診をしていないため、原因はわかっておらず対処法はまめねこさんの判断によるものです。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター まめねこ
2023年11月07日生まれつき耳が聞こえない難聴のユカコさん。一般採用で入った大企業に人事として入社。その後結婚し、難病をもつ長女・なっちゃんが生まれました。ユカコさんは育児に悩んだりもしましたが、「自分にできることをしたい」と勤めていた会社を退職し、難聴児の言葉の教育をサポートする会社を立ち上げ活躍されています。難聴者であるユカコさんのYouTubeチャンネルでは、生活や子育て、難病の娘さんのことなど、障害のある暮らしについてご家族のリアルな姿を動画でご紹介されています。今回は、おなかの赤ちゃんに難病があるとわかったときのこと、難病の長女なっちゃんが大きな手術を幼いながら頑張り、ご家族でリハビリを乗り越えて車いすを返却する様子をご紹介します。動画を観た方からは「自然と涙が」「感動しました」「涙が止まりません」などの声が続出。 ユカコさんはいったいどのようにして、ご自身が難聴を抱えながら、難病の子どもを育てているのでしょうか。その答えは、家族の在り方にありそうです。 生まれつき難聴の私が難病児を出産。「この子を育てられない」と号泣したあの日。 聞き取りやすい言葉と発音ですらすらとお話しをされるユカコさん。じつは、生まれつき耳の聞こえない重度の難聴者です。ユカコさんは話す相手の口の動きを見て、言葉を読んでコミュニケーションを取っています。 幼稚園から中学校まで一般の学校で過ごし、希望の高校・大学へと進学。大学ではお友だちと遊んだり、海外旅行をしたり、とにかくチャレンジを続け満喫した4年間だったそうです。その後は一般採用にて、大企業に人事として入社。お友だちとのキャンプで出会ったテツさんと結婚し、長女・なっちゃんを出産しました。 なっちゃんを妊娠中、妊娠後期になって、おなかの赤ちゃんの病気が発覚。長女なっちゃんは50万人に1人の骨の病気を持って生まれてきました。 最初は「難聴の私にどうして難病の子どもが生まれたんだろう……」と受け入れることができませんでした。 テツさんに泣きながら相談したところ「そっか、わかった。ユカコのやりたい方向で考えよう」と言ってくれました。そして、ユカコさんのお母さんは「育てられなくてもいいよ。障害児を育てるのは2人目やから、私が頑張って面倒を見てあげる」と力強い言葉をくれました。 ユカコさんには赤ちゃんの泣き声も聞こえないため、難病を抱えるなっちゃんのお世話は精神的にも肉体的にも非常に大変だったそうです。 テツさんやご家族のサポートもあり、徐々に受け入れられることができるようになったユカコさん。改めて難病児・障害児のことを考えてみると、教育の選択肢がとにかく少ないことに気がつきました。 「難聴のことなら自分にできることがある!」と思い、2018年に会社を辞め、難聴児の言葉の教育を中心とした団体・株式会社デフサポを立ち上げました。 難病のわが子が過酷な手術を……元気いっぱいすくすくと大きく成長していくなっちゃん。しかし、病気の影響で、成長するにつれて両足の長さに差がでてきたため、短い方の足の骨を伸ばす手術をすることに。ユカコさん夫婦は、全国各地の医師を探しまわり、どうにか手術をしてくれる先生を見つけました。 手術後は痛がってずっと泣き続けるなっちゃん。「すごくかわいそうだった……。とにかく頑張ったなぁ。」とユカコさんは振り返ります。ユカコさんとテツさんが交代で病院に行くため、次女のかんちゃんも寂しい思いをしながら頑張っていたそうです。 術後1カ月半ほどが経ち、器具がついた状態で退院。入院していたときに比べて、なっちゃんの表情は徐々に明るくなっていったそうです。 退院後は、テツさんが常に後ろから支えながら、川や山などの自然の中にも積極的にでかけたそうですよ。 とにかく大変だったとご夫婦で口をそろえておっしゃっていたのが、退院後のリハビリです。リハビリには毎日2時間ほどかかり、「仕事もある中で体力も時間も減って忙しすぎて記憶がない」とのこと。 『とても大変な日々だったけれど、将来なっちゃんにとってプラスになるなら』という気持ちで乗り越えたというお2人。 「一番頑張ったのはなっちゃん。そしてかんちゃんも頑張ったね。私たちはあの2人に比べたら全然……」と笑顔でおっしゃっていたのが印象的でした。 今なっちゃんの元気な様子を見て、「頑張ってよかったな」と心から思っているそうです。 ついに、車いすを卒業! 1年後、器具が取れて、ギブス生活を過ごしたなっちゃん。今ではランドセルを背負って元気に自分の足で学校へ通えるまでになりました。 そして今日は1年ほど使った車いすを返却の日。子どもたちの手でピカピカに綺麗に拭いていきます。 ユカコさんは耳が聞こえないため、子どもたちの口を読みながら会話をしています。そしてテツさんがさり気なくサポートし、常に子どもたちを褒めながら掃除を進めていきます。 最後に一度乗ってみるなっちゃん。座ってみると車いすが小さく見え、成長したのがわかります。「『車いす、いっぱい貸してくれてありがとうございました』と言って返そうね」と伝えるユカコさん。 きちんと自分の言葉で「ながいことかしてくれてありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えることができました。 なっちゃんの足がなおり、ジャンプできるようになった姿を見て、職員さんも驚いていましたよ。 退院後、1年以上お世話になった車いす。その期間はご家族4人が力を合わせて頑張った期間でもあります。手術後痛くて泣き叫んでいたなっちゃんがここまで成長した姿を見ると、胸が熱くなりますね。 動画を観た方たちからは、「なっちゃんも家族のみんなもがんばったから車いすにありがとうってお別れが言えたんだよね。 お世話になったものに素直に感謝する心を教えるテツ&ユカコご夫婦はホントにステキ」 「つらい思い出があるだろうにちゃんと『長いこと貸してくれてありがとう』って言えることに本当に感動しました! 涙出ちゃう……。これからもっともっと楽しいことが待ってるよ! がんばった分、素敵なことがたくさん2人の子どもたちに降り注ぎますように! もちろんご両親にも!!」「お父さんも普段からお子さんとちゃんとお話ししてるんだなっていうのがよくわかります。常に褒め続けているし2人の動きよくみていらっしゃる。本当に素敵なご家族です」「つらい時期を乗り越えて、車椅子を返却したときの気持ちを思うと涙がでます。 本当に良かったですね!」と感動の声がたくさん届いているようです。 ◇ ◇ ◇ お世話になった車いすを子どもたちの手で掃除をして、感謝の気持ちとともに返したユカコさんご家族。辛い日々を乗り越え、「ありがとうございました」と伝えながら自分で車いすを返却したなっちゃんは本当に強い……! なっちゃんの将来のことを想い、日本全国お医者さんを探し回って大きな決断をし、サポートし続けたユカコさんの芯の強さにも脱帽です。 決して明るいことだけではなかった日々。その都度ご夫婦で気持ちを共有して乗り越えてこられたのが動画から伝わってきます。他の動画を拝見していても、とにかくユカコさんの笑顔・子どもたちへのやさしい声かけ、テツさんのサポートが印象的……! ぜひユカコさんご一家の絆を動画でもご覧くださいね。 ベビーカレンダーは、多様化している家族のあり方=『新しい家族のカタチ』について発信する取り組みを開始しました。当事者のリアルな声を紹介していきます。多様な幸せを実現できる社会、そして、もっと「家族を持ちたい」「赤ちゃんを産みたい」と思う人が増える世の中づくりの一助となりますように。 著者:ライター 福島絵梨子
2023年11月07日主人公の春山夫妻は、長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。ゆあが小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事中に娘が通う学童から連絡が。折り返すと「今日、学童はお休みですか?」と聞かれ頭が真っ白に…。「娘は今日、どこに帰宅することになっていますか?」 不安を抱きながら一旦、小学校の担任に連絡した春山。娘が来ていないと学童から連絡があったことを伝えると、担任の上田先生は慌てながら放課後の行き先を調べてくれました。 すると「春山さんは学童に行くことになっています」と衝撃の回答が。今日、1年生を学童に連れて行った先生に確認を取ると言われ…。 心配しながら連絡を待っていると 小学校からの折り返しを待っていた春山さん。すると、集計ミスがあってゆあちゃんは自宅に帰るグループにいたことが発覚。 ゆあちゃんは家の鍵を持っていない上に家にはもちろん誰もおらず、そして外は大雨、と悪い条件が重なっており、不安が倍増。このまま居場所がわからないと事故や事件に繋がってしまうのではないかと心配になりますよね。 この場合は学校側が集計ミスと認めましたが、小さなミスが大きな事案になってしまわないよう改善してほしいものです。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月06日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。中学生になったすみかさん。このころには怒られても癇癪を起すことはすくなくなっていたものの、感情が高まると涙があふれてしまうことも……。その対策として先生に怒られないよう校則を守ったり、行動に気をつけていたり、すみかさんなりに工夫をしていました。ですが、周りの生徒のせいでどんどん禁止事項が増えていきます。ついには、防寒として許可されたひざ掛けも1日で使用禁止となってしまい……?校内の禁止事項が増えると、自分の負担も増えていく……。そのことに疲れ始めたすみかさん。この日も何かあったようですーー。 荒れた学校の宿命なのかな… 教科書などを学校に置いて帰ることを禁止するお説教で下校時刻が遅くなり、さらには片道50分の距離を重い荷物を背負って下校していたすみかさん。帰り道に犬の散歩に出ていたお母さんと遭遇し、久しぶりに外で癇癪を起こして八つ当たりしてしまいました。 どうやらすみかさんの通う中学校は元々荒れた学校だったようで、今年1年生の学年主任となった先生が自分の担当する代からは変えていく!と意気込んでいるよう。すみかさんたち1年生が特別厳しく指導されているようでした。 そうはいっても、先生によっては真面目な生徒に難癖をつけて指導することもあり、すみかさんはどんどん不満が溜まっていきます。その一方で、学年主任の先生は、生徒の性格に合わせて指導を変えてくれているようにすみかさんは感じていました。 荒れている学校を変えようと先生たちも必死に頑張っているからこそ、校則が厳しくなっているのでしょう。置き勉なしで片道50分の通学は大変ですが、少しずつ環境が良くなっていくといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月06日1日中ずっと子どもから目を離さずにいるのは、大変なことかもしれません。でも、ほんの一瞬目を離したすきに、よりによってそのタイミングで、子どもが思わぬ行動をとって怪我してしまうこともあるのだと思い知りました。今回は、私がふとした気の緩みや油断で、子どもに怪我をさせてしまった、させそうになった経験をお伝えします。 左手も火傷していたなんて!娘が1歳になったばかりのある日、おやつにふかし芋を作りました。アツアツのままリビングのローテーブルに置き、お茶を持ってこようと少しの間目を離しました。すると娘がその隙に芋を掴んでしまったんです。 慌てて水と氷で右手の指を冷やし、小児科へ向かいました。小児科に着き、少し落ち着いて娘の手を見てみたら、なんと火傷は冷やさなかった左手のほうがひどかったのです! 娘の手が届くところに熱い物を放置してしまったこと、慌てすぎて両手を確認しなかったこと、2つが重なって、娘にはかなり痛い思いをさせてしまいました。 階段から転がり落ちてしまった!1歳前から、娘が階段を自分でよじ登ろうとするようになりました。階段上にはベビーゲートを設置しましたが、階段下はスペースの関係でつけられなかったため、リビングから階段に出るドアを、娘の力では開けられないようにしていました。 ところが1歳過ぎのある日、私が「短時間だし、最近は階段に興味ないみたいだから大丈夫でしょう」とそのドアを開けっ放しにして、その場をちょっとだけ離れてしまったのです。 その隙に娘が階段をのぼり、しかも4段目ぐらいから転がり落ちてしまいました。一瞬だとしてもズボラではいけないということと、子どものブームはある日突然再燃するということを肝に銘じるようになりました。 危ない! 頭をぶつけなくてよかった背の低いソファに自分でよじ登って遊ぶようになると、「体のバランスもしっかりしてきたし、簡単に落ちることはないよね。目の届くところで機嫌よく遊んでくれるなら、その間に皿洗いやごはんの支度をしよう」と考えるようになりました。 ところが、そばを離れているときに、座っている状態から急に後ろ向きに落下! 床はカーペット敷きなので怪我はしなかったのですが、「テーブルの脚などに頭をぶつけていたら」と思うとゾッとしました。そばを離れるときには、下に座布団を敷いておき、テーブルも離しておくようになりました。 「これぐらいなら大丈夫だろう」という考えが、子どもの怪我や事故に繋がってしまうのだな、と反省しました。階段からの落下や火傷は、予防策があるのに面倒くさがってやらなかったために起きてしまったこと。子育てでせわしない日々ですが、安全に関わることには常に気を配っていたいと、改めて思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/あんこママ監修/助産師 松田玲子著者:矢野あい子2歳の女の子と0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かり、帝王切開で出産。
2023年11月06日主人公の春山夫妻は、小学1年生になる長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。小学校に入学して数日後、事件が発生。朝から大雨が降っていたある日、仕事の休憩中に娘が通う学童から連絡が。折り返すと「今日、学童はお休みですか?」と聞かれ…。「どういうこと?」 フルタイムで働いているため、今週も連日学童を利用することにしていた春山は、突然の連絡を受けて頭が真っ白に。 ゆあには家の鍵は持たせておらず、もちろん家には誰もいない、さらには今日に限って大雨…と悪い条件が重なってしまい、愕然とし…。 担任の先生に連絡してみると ゆあちゃんの担任の先生に、ゆあちゃんが学童に行っていないことを伝えた春山さん。放課後の行き先を聞いてみると、ちゃんと学童へ行くことになっていました。 担当の先生に確認してもらい折り返しを待つことにしますが、不安でたまらないですよね。ゆあちゃんが無事でいてくれることを願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月05日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学校最後の大会では、食事を節制して自己ベストを記録。中学校で水泳部に入ろうか迷いますが、部活動で求められるものと実力の差に悩んだ末、大好きな水泳を辞めることにしました。中学校に入学すると、すみかさんの性格に関連して勉強や部活以外の問題が発生して……。中学生になったすみかさん。入学してすぐ、校内で目にしたのは……? 校則ってなかなか難しいんだなぁ 中学校に入学したすみかさん。先輩たちがつぶれたカバンや短いスカートを着こなす姿に、かっこよさを感じました。早速次の日からまねをして登校しますが、正門の服装チェックに引っかかり、先生に直すよう指摘されたことで泣いてしまいます。 小さいころのように癇癪を起こして騒ぐことはなくなっていたものの、感情が高ぶると泣いてしまう自分の性格を理解していたすみかさん。先生に怒られないよう、次の日からは生徒手帳に書いてある校則を守るようになりました。 たまに先輩の服装を見て、校則で決められていない着こなしを取り入れてみたりしながら、学校の規則を理解していったのでした。そして、怒られるとわかっていてもカッコイイとされる着こなしをする人を見かけるたび、あんな風に強い心が欲しいなと思うのでした。 制服を着崩すことで個を主張したり、見えない何かに反発したり。思春期あるあるかもしれませんがーー、服装の乱れは心の乱れ。身なりを整える=心も整うとも言われるので、私たち大人も気をつけて生活したいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月05日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?慣らし保育の期間はこれまでのストレスを発散するように、自分の好物を食べに行きました。こっちゃんのお世話から開放され、自分のペースで食事できることがたまらなくうれしいママ。 こっちゃんは偏食かつスケジュールを絶対に崩したくない子だったので、あまり外食ができなかったのです。 一方、こっちゃんは徐々に慣らし保育に慣れて行きました。14日目にして泣かずに登園! お迎えに行くと、こっちゃんが笑顔で「ママー!」と駆け寄ってきます。泣いてばかりいたこっちゃんの成長に感動するママでした。 しかし、喜んでいたのもつかの間、家に帰るとやっぱり泣いてしまい……。 涙の2大要素! ※かなら→かなり 家に帰ってきたこっちゃんは相変わらずよく泣きます。泣いてしまう大きな理由は、便秘と肌の弱さでした。 便秘がひどかったため30分は泣いてしまい、便意が起きるのは決まって夕食時。落ち着いて食べられず、排便後はもう手をつけないので、それもママを悩ませます。その後、2歳を超えたころから便秘は改善され、ママの悩みはひとつ解消しました。 そして、もうひとつママが頭を抱えていたのは、こっちゃんの肌の弱さです。1日中、かゆそうにしており、それが不機嫌の原因に。かきすぎて出血してしまい、絆創膏を貼るこっちゃんの姿を見るとかわいそうになってしまいました。皮膚科を受診し、薬や保湿剤を処方してもらい、ママが一生懸命ケアをしたものの、症状はあまりよくなりません。 一番つらいのはこっちゃんだとわかっていながらも、毎日のことだったのでイライラしてしまうママでした。 子ども自身がかわいそうだとわかっていても、お世話するママ・パパに余裕がなくなってしまうのは仕方ないことです。自分を責めすぎずに、適度に手を抜いて向き合っていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※便秘について便は毎日1~3回出るのが理想だとされており、食事や水分の摂取量が少ないと、便が硬くなり便秘の原因につながります。小まめに水分を摂り、野菜、海草、果物、いも類、豆類など食物繊維を含む食材をバランスよくメニューに取り入れましょう。なかなか便が出ない、出ても硬いときは、綿棒浣腸もおすすめです。幼児の場合、便秘の薬を内服すると食欲が出て、体重が増え、その後身長が伸びたという報告もあります。 ※子どもの肌の弱さについて子どもの肌は大人より弱く、外部の刺激を受けやすいです。肌の一番外側にあり、刺激を防ぐ「表皮」の厚みは大人の約半分しかないと言われています。皮膚が薄いので、よだれや汗が原因で皮膚炎になりやすいです。手を使ってやさしく洗ってあげましょう。その後は、子ども用の保湿剤やワセリンを使って保湿することが重要です。石鹸を使いすぎると皮脂が不足し、かゆみの原因につながるので注意が必要です。かゆがっているときは、冷たいタオルで拭いてあげる、あるいはやさしく手でマッサージしてあげましょう。アトピーが疑われるときは皮膚科や小児科の受診をおすすめします。 <参考>放っておくと慢性化する場合も!1歳以降の子どもの便秘を小児科医が解説監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2023年11月05日私は結婚後、夫の妹と夫の両親と一緒に暮らしています。結婚して3年後に子どもを出産し、家族も大喜びです。初めての子育ては常に不安だらけで、家族に相談するものの、本音の言えない日々が続きました。そんな中、息子が初めて発熱! 焦って対応する私に、今の子育てとは真逆のことを義母が言い始め……。 初めての育児!義家族には本音が言えない… 私は結婚当初から夫の妹と両親と同居しています。結婚から3年後に元気な男の子を出産し、家族は大喜びでしたが、初めての育児で常に不安でいっぱいの私。義両親や保育士の義妹が話を聞いてくれるものの、本音は話せずネットの情報をもとに育児をする日々でした。 息子が生後3カ月を過ぎたころ、初めて発熱しました。以前見た育児の情報サイトに「熱が上がり切ったら熱がこもってしまうから1枚脱がせるほうがいい」と書いてあったことを思い出し、実践することに。ところが、私の対応を見た義母は「子どもが熱を出したときは、汗をかかせて下げるのよ!」と正反対のこと言い、熱が上がりきっても厚着させようとしたのです。3人を育てた義母のほうが子育ての知識や経験が豊富なので、義母の言った通りにしました。 すると私と義母のやりとりを見ていた義妹が、「昔と今は育児の常識が変わっているんだよ!」と義母に反論してくれたのです。それを聞いた義母は私に申し訳なさそうな様子で謝りました。その後「お母さんに伝えたいことがあったら、遠慮せず言ってね。言いにくかったら私が言うから」と声をかけてくれる義妹。自分のためを思って言ってくれた義妹の温かい言葉に気持ちが救われました。 翌朝、息子の熱は下がりすっかり元気に。今振り返ると、自分が傷つくことや家族に不快な思いをさせないようにと、家族との会話を避けていました。義妹のおかげで夫の家族とも本音で向き合うことができるようになり、距離がグッと縮まったように感じます。今後もお互いの意見や気持ちを伝えあい、より良い家族関係を構築していきたいです。 作画/Pappayappa ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ※発熱の対処法熱の上がり始めはふとんや洋服を着せて温めるといいでしょう。熱が上がりきり、汗をかいているような場合は、薄着にするとよいです。体が火照っている場合は、保冷剤をタオルで包んだものや冷やしタオルを赤ちゃんの首、わきの下、足のつけねなどにあてて冷してあげましょう。熱を下げる作用はあまりないですが、冷やすことで気持ちよく休めるようになります。 <参考>【医師監修】赤ちゃんの高熱の原因は何?発熱の原因と対処法について 著者:こばたあかり監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生
2023年11月05日主人公の春山夫妻は、小学1年生になる長女ゆあ、保育園に通う次女と長男の5人家族。楽しい学校生活の始まりをワクワクしながら過ごしていましたが…。「ゆっくり行くんだよ」 その日は朝から大雨が降っていて娘・ゆあの通学が心配な春山。仕事中も娘の動向が気になっていたところ、お昼休憩中に娘が通う学童から連絡が。 ケガでもしたのかな?と不安を抱きながら折り返すと…。 「ゆあちゃん、今日の学童はお休みですか?」まさかの連絡に衝撃が走り 娘のゆあちゃんが学童に来てないと連絡を受けた春山さん。ゆあちゃんは家の鍵を持っていない上に家にはもちろん誰もおらず、そして外は大雨、と悪い条件が重なってしまいました。頭が真っ白になるのは当たり前ですよね。 みなさんはこういったトラブルが起こらないよう、何か対策をしていますか?それはどんなことですか。 著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん
2023年11月04日母と担任の先生・橘の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は橘であることが発覚! さらに父も浮気していて、すみれさん自身も父と浮気相手の子どもだったという事実を知ってしまいました……。その後、父と母、橘と妻はそれぞれ離婚し、母は橘と再婚。しかし、橘はギャンブル依存と暴言がひどく、複数の女性と関係を持っていました。母は橘を繋ぎ止めるためにギャンブルを容認し、家計を支えるために、風俗で働くことにしたのですが、橘はその間さえも浮気相手と会っていたのです。ギャンブルを容認し橘に自由を与えていた母は、橘が不満を抱くとは夢にも思わず、ましてや浮気をしているなんて考えもしません。 ところが、ふと不倫相手・浮田さんのことが気になり、もう見ないと約束した橘の携帯をチェックすると、母が風俗へ働きに出ている間に浮田さんと会っていたことが判明! 母は証拠を集め、浮田さんに慰謝料を請求することにしたのです……。 慰謝料を請求するため、不倫の証拠集めに奔走し… SNSでの会話の記録を撮影し、不倫の証拠を残した母。もっと決定的な証拠がほしくなった母は、実家へ帰るフリをして橘を尾行することにしました。 しばらくして、橘を車で迎えに来た浮田さん。暗く、人気のないところで車を停めたのでした。 浮気相手とはいえカップルのデートにはあまりに寂れた場所です。しかし女の勘・自身も不倫相手だった勘が働いた母は、急いで動画を撮影したのでした。 不倫の証拠を集めることに躍起になっていた母。不倫の証拠集めで家を空ける理由に利用される娘・咲さんは、母がうそをついて前夫に預けられて以来、一度も母や実の父親の橘に会っていません……。再婚して自分たちで咲さんを育てようと言っていた2人ですが……まったくそんな様子が見受けられないのが悲しいですね。 >>次の話著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ぱるる
2023年11月04日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。すみかさんが小学4年生から6年生まで続けていた水泳は、楽しい記憶が多かった習い事です。入賞することはありませんでしたが、工夫を凝らしてベストタイムを更新することに楽しさを感じていました。小学校最後の大会では、食事を節制して自己ベストを記録。応援に来てくれていた妹に姉の威厳を見せつけることができて満足していましたがーー。小学校最後の大会を自己ベスト更新という、最高のパフォーマンスで終えたすみかさん。泳ぐことは大好きですが、新たな悩みがあり……。 やめるべきか、続けるべきか… 小学校最後の大会を終えたすみかさん。今後もスイミングスクールに通うのか、水泳を続けるのか、悩みます。水泳は好きですが、今の自分の実力ではスクールで進級するのは難しく……。このままでは小学生と一緒のクラスで泳ぐことになり、中学生の自分がいたらダサいと思われるかもと考えました。加えて、中学校で水泳部に入ることも考えましたが、大会に出場しても入賞できなかったり、タイムが遅くてバカにされたりしそう……と想像するだけでネガティブな気持ちに。 泳げないところから水泳を始めて泳げるようになったんだから、新しいことも練習すれば出来るようになるはず!とポジティブな気持ちで水泳をやめることを決意。お母さんにスイミングスクールを退会したいと伝え、すみかさんの水泳人生は終了となったのでした。進学する前から悩みすぎているようにも見えるすみかさんですが、最終的には前向きにスイミングスクールをやめることを選択。水泳で得た自信や達成感は、ほかのことに挑戦する際に生かせそうですね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月04日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったりするように。ついに、ゆる子さんは、娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。ある日、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。突然、頭と肩に痛みを感じました。娘に黒い手がついていると言われ、恐怖のあまり急いで帰宅。さらに娘は、誰もいないはずの実家の2階にこわい人がいるとまで……なぜ2階に行ったのかゆる子さんが娘に尋ねると、ワンちゃんがいたからだと答えました。娘が見たと言う犬の特徴は、なんと10年前にゆる子さんが実家で飼っていたペロという愛犬にそっくり。それから娘の様子は落ち着いていたのですが、さらに恐ろしい出来事が……。母の驚きの行動 ある日、ご飯の前に洗面台へ手を洗いに行った娘。すると突然鏡を指さし、泣き始めました。 娘曰く、鏡の中にこの前2階にいた鬼がいたとのこと。 しかし、ゆる子さんにはやっぱり何も見えません。娘は親の気を引きたいだけなのではないかと考えるように。 その日以外にも、トイレに鬼がいると言い出し、いろいろな場所でこわがって泣き叫ぶようになった娘。 するとその様子を見ていたゆる子さんのお母さんが言いました。 「毎日毎日、迷惑かけてんじゃないよ!! 出ていきなさい!!」 突然手を振り上げ、娘の頭の上で手をたたいたのです。 ゆる子さんがお母さんに何をしているのかと尋ねると、「霊を追い払っているの!」「ゆる子ももっとしっかりしなさいよ!!」と答えます。 そして、一番こわい思いをしているのは娘だから、母親がこわがっていてはダメだと喝を入れたのです。 お母さんの言葉で我に返ったゆる子さんは、娘のためにもっとしっかりしなければと自分を奮い立たせたのでした。 ◇◇◇ わが子の言葉は信じたいけれど、見えないものを信じるのはとても難しいでしょうし、家の中に鬼がいるなどと娘さんが泣き叫んでいたら、ゆる子さんまで追い詰められてしまいますよね。お母さんはそんなゆる子さんの心情も理解していた様子ですね。まだ不安や悩みは尽きないかもしれませんが、お母さんに「しっかりしなさい」と励ましてもらったことで、ゆる子さんが少しでも前向きな気持ちになれたようでよかったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月03日幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。6年生になったすみかさんは修学旅行へ。友だちのノナちゃんは、お小遣いを多めに持ってきたり、禁止されている買い食いをしたりと、相変わらず自分勝手な行動が目立ちます。クラスのほかの女子もノナちゃんの行動を問題視しており、やっぱりノナちゃんの行動はおかしいんだ……と改めて気づきます。そして、中学生になったら友だちを辞めようと思うのでした。中学生になったらノナちゃんと仲良くするのは辞めようと決めたすみかさん。その後は気持ちがラクになり、我慢することや辛いと感じることもなくなりました。そして、中学生では別のクラスに。近づかないようにしていたら、自然と疎遠になっていきました。話は少し戻りーー、小学校では水泳を頑張っていたすみかさん。中学校でも水泳を続けようか迷っており……、小学校最後の大会を振り返ります。 小学校最後の水泳大会に向けて… 小学4年生から6年生まで水泳を頑張っていたすみかさん。水泳部では一緒に頑張る仲間もでき、楽しく続けられていました。そして、もうすぐ小学校最後の大会。自己ベストを更新するという目標をたてます。 水泳仲間から「大会前日はお肉を食べず、消化に良い物を食べると早く泳げる」と聞いてすぐに実行。自分のタイムに満足して引退したい!と心に決め、練習にも力が入ります。大会の前日はすみかさんの誕生日でしたが、ケーキは我慢してフルーツのみ食べました。 大会当日。お母さんと妹が初めて応援にやってきました。プールへの飛び込み、ターンを決めるすみかさんに、「こんなに泳げたの!?」と驚くお母さん。1着でゴールし、ベストタイムを更新。妹も笑顔で応援しており、すみかさんは満足でした。 すみかさんの成長に、お母さんも驚いたのではないでしょうか。誕生日ケーキまで節制して頑張るなんて、本気の気持ちの表れですよね。自己ベスト更新という最高のパフォーマンスで水泳大会を終えたすみかさん。中学生になっても続けてほしいですが……気になりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター すみか自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。
2023年11月03日ゆる子さんは夫、娘、息子の4人家族。赤ちゃんのころから不思議な子だった娘。2歳のある日、おなかの中にいたときの記憶を語りだしました。あまりの信憑性の高さに、ゆる子さんは驚愕しつつ、娘の言葉を信じるように。娘の不思議な言動はそれだけではなく、ゆる子さんたちには見えない人物が見えると言ったり、誰もいないはずの階段から突き落とされたと言ったり……。ついに、ゆる子さんは、環境を変えるため退園を決意。娘たちを連れてゆる子さんは実家に帰省します。実家でひと息ついたのも束の間、娘の不思議な能力が次々と明らかになります。ある日のこと、娘を連れて公園に出かけたゆる子さん。久しぶりのお出かけでワクワクしていたのですが、ゆる子さんは突然、頭と肩に痛みを感じました。娘に黒い手がついていると言われ、恐怖のあまり急いで帰宅。さらに娘は、誰もいないはずの実家の2階にこわい人がいると言い出します。なぜ2階に行ったのかゆる子さんが娘に尋ねると、ワンちゃんがいたからだと答えました。そのときゆる子さんはあることを思い出してーー!?ワンちゃんってまさか… 実家の2階にワンちゃんがいると言い出す娘。犬を飼っているわけではないため、ゆる子さんは娘がうそをついているのではないかと思ってしまいます。 でも娘はうそではないと言い張り、「茶色くて、毛がふわふわのワンちゃん。しっぽが丸かった」と具体的な犬の特徴を話し出したのです。その娘の言葉を聞いて、ゆる子さんはあることを思い出します。 それは、実家で10年前に飼っていた犬・ペロのこと。娘が見たという犬にそっくりだったのです。 きっとペロが見守ってくれているのだと感じたゆる子さん。 しかし、娘がこわがっていた幽霊は何なのだろうとまた不安が襲いかかってきました。娘は一体何を見たのか、その理由を知るために、ゆる子さんはネットで霊感について必死に検索をします。 その一方で娘は一旦落ち着きを取り戻したのでした。 ◇◇◇ 娘さんが2階で見たというワンちゃん。ゆる子さんが昔飼っていて10年前に亡くなった犬・ペロなのでしょうか。ペロが家を守ってくれているのかと思うと、うれしくなりますし、、もう一度会いたいと願ってしまいますよね。ゆる子さんたち家族のことを、本当にペロが見守ってくれているといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ゆる子
2023年11月02日ぽこちゃんです&どんちゃんです
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両手に男児