子ども部屋をつくるときは、それぞれのご家庭の教育方針などにより、どこに重きを置くのか分かれるのではのではないかと思います。筆者の知り合いのパパさんとママさんに協力してもらい、意見のリサーチをしてみると、実は「リビングや夫婦の寝室のレイアウトを考えるよりも難しかった」という人も多いということがわかりました。自分たちのことよりも子どものことのほうが難しかったりするものなんですよね。今回は、子ども部屋をつくる時にどんな点を重視したのか、そのポイントを3つご紹介いたします。■ 1.背の高いものはNG!安心して遊べる部屋づくりをポイントに「苦労したのは安全面ですかね。大人が見ていないと危険がありそうなものはなるべく排除。背の高いものや不安定なものはデザイン的にアリでも、小さいうちは子ども部屋には置けないですよ」(30歳/専業主婦)smuki / PIXTA(ピクスタ)子どもがまだ小さいうちは、危険を減らすことに重きを置く人も少なくないようです。せっかくの子どものために用意したスペースで、万が一のことがあったら大変ですものね。■ 2.とにかく明るく!勉強に適した部屋づくりをポイントにした「勉強をしたり、本を読んだりする機会がどんどん増えてくるので、部屋が明るくないとダメだと思って、部屋全体が明るくなるよう考えました。うちは注文住宅だったので、子ども部屋には窓を3方向につけ、明かりが偏らないように工夫しました」(40歳/フルタイム)「明るい環境で勉強をさせてあげたかったので、窓の側に造り付けの机と本棚をつけることにこだわりました」(33歳/パート)Greyscale / PIXTA(ピクスタ)確かに、子ども部屋のライティング問題というのはすごく大事なことです。というのも、覆いかぶさるような姿勢で勉強をする子はかなり多く、そのせいで目が悪くなりやすいからです。TATSU / PIXTA(ピクスタ)窓の位置、電気の位置は元塾講師目線からみても、すごく重要だと思います。■ 3.デザインや家族との繋がりをポイントにした「うちの場合は、デザイン性ですかね。というのも、私の趣味でリビングや玄関などをアジアンテイストに統一してあるので、子どもが好きそうな可愛いデザインのものはないんです。だから子ども部屋くらい好きなテイストにしてあげたくて」(35歳/パート)「年齢によって、ある程度自由がきく部屋にしようと思って、無難な部屋にしてあります。壁紙も子どもが好きそうな柄ではなく、無地のものにして、ある程度好きに変えられるように配慮しました」(32歳/パート)「セルフリノベーションで、ドアをチェンジしました。真ん中がすりガラスのようになっていて、部屋の中の様子がわかるんです。中からも家族の様子を感じられることで、繋がりを大事にしました」(36歳/専業主婦)y.u-stable / PIXTA(ピクスタ)なるべくなら趣味や好みに合わせてあげたいと思うのも、まさしく親心というものでしょう。子どもにとっては家の中にある唯一のプライベート空間。居心地を良くしてあげたいと思いながらも、部屋にこもって時々しか姿が見えないことが続くと不安になったりもします。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)親のストレス軽減のためにも親子仲を円満に保つためにも、それが隔離した空間になりすぎるのはNG。成長を見守り、家族の繋がりを感じさせることも、子ども部屋を作るにあたって外すことができない大切なことなのです。いずれも、子どもがすくすくと育ってくれることを目的とした子ども部屋を作ろうと頑張っているパパとママの気持ちが見て取れますね。さて皆さまは、どのような点を意識して子ども部屋をつくっていますか?今回の意見をぜひ参考にしてください。
2018年06月26日元気いっぱいに遊びまわる我が子に対して、嬉しい気持ちを抱くママは多いと思いますが、活発すぎるがゆえに、いたずらしてしまうこともあります。そんなとき、ママが注意をすると、“ペッ”と唾を吐きかける。または、いたずら心で唾を吐く子どももいますが、ママたちはどのように対処しているのでしょうか?子どもの唾吐きには2パターンありそう先日、ママ友と話をしていたら、ママ友のお子さんが私に向かって楽しそうに唾を吐いてきたんです。その場でママ友はきつく叱っていましたが、普段から唾吐きをするらしくて困っているのだとか。そこで、他のママたちがどうしているのか調べてみることに。まずは、どんな事例があるのか探ってみたところ、「遊びでしている唾吐き」と「怒っているときの唾吐き」に大別できそう。「遊びでしている唾吐き」に関しては、純粋に唾を吐く行為が楽しかったり、周りの大人たちの気をひきたいがためにおこなっている可能性がありそうです。一方で「怒っているときの唾吐き」は、子どもが自分の怒りの感情をあらわすときに“ペッ”としていることがあるのだとか。どちらにせよ、子どもの唾吐きで悩んでいるママは、けっこう多そうな印象です。何度も何度も注意するしかない?子どもの唾吐きに関して頭を抱えているママたちがとっている対処法は、どれも似たような方法でした。それは、しっかり注意したり、説明したりすること。“唾を吐く”行為は、「許される行為ではない」と考えるママがほとんどのようで、子どもが唾を吐いてしまったら、その場できつく叱ったり、“なぜ唾を吐いてはいけないのか”を子どもに説明するという声が散見されました。他にも、「○○(子どもの名前)が唾を吐くと、ママはとても悲しい気持ちになる」と、ママの気持ちを伝えたり、「遊んでほしいときは、唾を吐かずに声をかけてね」、「イヤなことがあったら声に出して伝えようね」など、唾ではなく言葉で気持ちを伝える方法を教える努力をしているママも。とはいえ、こういったことを一度すれば唾吐きがなくなるわけではないようで、子どもが理解するまで何度も何度も注意を続けたという体験をもとに、アドバイスする先輩ママの姿も見受けられました。子どもが唾を吐いてしまったら、適当に受け流すことはせず、しっかり子どもと向き合うことが重要なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月14日子どもがある程度の年齢になってくると、「そろそろ文字を書く勉強をさせたい」と考える親は多いもの。しかし突然、紙と鉛筆を持たせて「やりなさい!」と言っても子どもの反応は…。子どもが自分から積極的に文字を学ぶようにするために、ママたちが気を付けているポイントについて調べてみました。子どもに「楽しそう」と思わせることが大切ネット上のママたちの声を見てみると、「文字の勉強は、小学校に入学すれば必ずするものだから、急いでする必要はない」という声もありますが、勉強させたいママたちも散見されます。そんなママたちが工夫していることは、たとえば塗り絵を使う方法。まずは、文字の勉強よりも色鉛筆(鉛筆)に慣れさせるようです。塗り絵は鉛筆の持ち方や線を描く練習にピッタリ。子どもの好きなキャラクターの塗り絵なら、子どもは喜んで描いてくれますよね。子どもが鉛筆と紙になれたら、徐々にひらがなドリルに移行したママもいるようです。他には、トランプやカルタを使う方法も。文字や数字が書かれたカードで遊ぶことで、子どもが興味を持てるように誘導してあげるのもいいのだとか。または、ママが子どもへ手書きのメッセージを書いてあげる方法も。簡単なメモでもいいので、実際に書いて渡して、読んで教えてあげる。こういったことを繰り返すことで、子どもが文字に興味を持つキッカケにつなげるそうです。重要なのは、子どもが“自分から興味を持ち、楽しそう”と思え、知的好奇心を高めてあげることなのだとか。子どもが学ぶ前にママが楽しむこと!前述などの方法をおこなうにしても、大切なことがあります。それは“まずはママ本人が楽しむこと”。塗り絵にしてもトランプにしても、ママやパパが楽しそうにやっていれば、子どもは自然と興味を持ち、“自分もやってみたい”と思うもの。たとえば、子どもとお絵かきをしているときに、子どもがママの描いた絵をマネしたり、絵に描き加えたりしますよね。文字もそれと同じこと。ママが楽しく文字を書いていれば、子どもも書きたがってくれる可能性があります。ここで注意しなければならないのは、「やりなさい!」と無理にやらせること。子どもが楽しいと思えないことを無理やりさせてしまうと、文字を嫌いになってしまうこともあるといいます。子どもが楽しく文字を学ぶためには、ママのちょっとした工夫が必要。「もうそろそろ勉強を…」と考えているなら、まずはママが楽しむことから始めてみましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年06月13日こんにちは。山本みつ湖です。家族全員が揃う休日は、楽しいですがどうしても部屋がすぐに散らかってしまう我が家です。休日は、夫が子どもたちを外に連れ出して私に一人の時間をくれることもしょっちゅうで、食事の支度中も子ども達と一緒に遊んでくれます。子どもたちも、平日の夜ほぼ会えないぶん、カードゲームや折り紙に将棋、外遊びと、お父さんとの時間を全力で楽しんでいます。そんな感じで、私は食事の支度と片付け以外は比較的気楽なはずの休日なのですが、先日、ふとした瞬間に泣いてしまいました!もう子ども達は幼稚園や学校に通っていて、平日の昼間は一人の時間もありリフレッシュできているはずなのに…。一体全体これはどういうことなのでしょうか。片付けては散らかり、また片付けては散らかるの繰り返しに、たった数時間のことだったにもかかわらず、ちょっと頭がパンクしてしまったのかもしれません。でもこの日、みんなの前で泣いてとてもとてもスッキリしました。一人で泣くのも良いですが、家族みんなの前で泣くのもたまにはいいもんだなと、家族にとってはきっと迷惑なことを思ったりしたのでした。
2018年06月01日学年が上がり、新しい教科書がくると前学年までの古い教科書をどうしようか迷うこともあると思います。場所ふさぎになって邪魔だからすぐに捨ててしまうというご家庭もあれば、数年分の教科書を取ってあるというご家庭もあるでしょう。今回は、元塾講師の筆者が、前学年の教科書をどのようにすればいいのか、その対処法をご紹介します。■ 上の学年の勉強をする上で前学年の教科書は必要!学年が上がり、1学期のうちまでは教科書を取っておくご家庭も結構多いのではないかと思います。筆者が塾講師をしていたときには、そういうご家庭が多くありました。また、「前学年の教科書を取っておくべきでしょうか?」と聞かれることも多々ありました。結論から言うと、“絶対”ではありませんが、前学年の教科書はとっておいたほうが良いです。勉強は、毎日の積み重ねです。つまり、前学年の範囲がすべて理解できていれば教科書をとっておく必要はありません。しかし実際は、そうではないことがほとんどなのではないでしょうか。そう考えると、やはり前学年の教科書はこれから新しく勉強をしていく上で必要になってくるものだといえます。例えば、中学3年生で勉強するイオンは2年生でやる化学反応式が分かってなければ取っ付きにくいですし、一次方程式が理解できていなければ二次方程式を理解することは難しいです。歴史の流れ、国語や英語の文法などについても同じことがいえます。■ 教科書を取っておかなくてもいい教科もある?gr_K / PIXTA(ピクスタ)取っておいたほうがいい教科書をあえてレベル分けするのであれば、理科、数学、社会、英語、国語の順でしょう。言語系のものは、“理解を深める”という部分よりも“知識の暗記”という面が多い分野なので、3年間使用する資料集さえあればそれで事足りてしまうことも少なくないのです。経験上、それよりも理解を深める必要がある理系分野の教科書のほうが活用頻度は高くなると言えます。taka / PIXTA(ピクスタ)特に数学よりも理科の順位を優先したのにはわけがあります。数学の授業では新しいセンテンスに入る前に、それまでに行った公式の復習から入っていくことも多いのです(前後の繋がりが深いため、この復習をしておかないとまったく理解できない子もいる)。一方で理科は繋がりはあるものの、新しい単元として勉強していくことが多いので、復習から入らず(復習したとしても、簡単に触れる程度)いきなり新単元に取りかかることが多いからです。■ ノートは捨ててしまっても大丈夫!kent-TT / PIXTA(ピクスタ)国語の活用頻度は確かに低いですが、古文や古語に関しては「教科書を捨てなければ良かった」と思うシーンも出てくるかと思います。また、親が教えるときのためのテキスト代わりにもなるので、やはり教科書は取っておくにこしたことはありません。しかし、ノートに関しては問題を解くために行った努力の証が見てとれるだけですので、特段取っておく必要はありません。ただ、勉強した記録として取っておきたいというのであれば、それはそれで良いとは思いますが、復習教材としてはほとんど使用することはないと思っていただいて結構です。いかがでしたか?ぜひ、教科書や教材を整理するときの参考にしていただければ幸いです。
2018年05月31日夫婦の家事分担、ワンオペ家事、家事の偏り……。ここ数年で、家事のあり方について話題にのぼることが増えてきましたね。筆者は整理収納アドバイザーとして活動しつつ、3児を育てる母でもあります。そして夫は単身赴任中なので、「ワンオペ育児&家事」でてんてこ舞いになる日も。今回は、一人でてんてこ舞い暮らしを経験してきた筆者が、家族を自然と家事に参加させてしまうポイントを3つお伝えします。■ 1.家族がスムーズに参加できるような仕組みは必須!家事に家族を巻きこむのなら、家事に参加できる仕組みを整えておくのは必須!例えば掃除道具。筆者の家では、わかりやすい場所にDIYでポールを取り付け家族全員がいつでも掃除道具を取り出せるようにしています。特に、子どもの手が届く場所に設置するのが大事。せっかくやる気があっても、「掃除道具どこ?」と探しながらウロウロすると、やる気がしぼんでしまうのは大人も一緒ですよね。道具を取り出しやすくすることで、家事へのハードルは確実に下がるので、まずは仕組みづくりを確実にしましょう。■ 2.家族への声掛けは「お願い」ではなく「決定事項」で!家族に家事をしてもらいたいとき、お願いをしていませんか?お願いをすると、本来なら自分がやるべきことを他の人にやってもらう……というニュアンスになり、自然と”家事はお母さんがやるべきこと”という認識になってしまいます。家事をするときは、「今から掃除するよ!」とか「次は洗濯物をたたもうか」というふうに決定事項のように伝えてみましょう。特に子どもには効果てきめんで、小さいうちからこのような声掛けをしていくと家事をすることが自然と身につくのでオススメです。■ 3.感謝の気持ちより「結果への評価」を!家族が何か家事をしたあと、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えているという方は多いと思います。でもちょっと待ってください!確かに感謝の気持ちは大事だし、「ありがとう」を言われて悪い気のする人はいませんよね。しかし、その「ありがとう」を時々は評価の言葉に変えてみませんか?感謝の気持ちだけを伝えると、伝えられた方は嬉しくなるとともに、「本来は他の人がやるべきことを自分がやってあげた」と解釈してしまいます。筆者の家では、家族が何かしら家事をしたときは、感謝の気持ちより家事の結果について評価し、とにかく褒めて褒めて褒めまくります!評価されると自信が湧くのと同時に、「これは自分がやろう!」という次へのやる気にもつながります。せっかく芽生えたやる気を消してしまうのはもったいないので、間違っても、自分とやり方が違うからといって低い評価をしないようにしてくださいね。■ 家事は手伝うものではなく、分担するものだという意識を高めよう!家事における家族への声掛けポイントについて、筆者の家で効果のあったものについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?声かけひとつで、家事とは手伝うものではなく、分担するものだという意識を育めます。家事に対して家族全員が当事者意識を持てば、あとは全員でとりかかるだけ。テクニックも費用もかからない方法なので、ぜひご家庭でチャレンジし、孤独な家事から脱出しましょうね。
2018年05月30日「リビング学習をしている子は成績が上がる」とか「リビング学習は、家庭学習を定着させやすい」などと言われるようになってから久しいですね。皆さんのお宅でも率先してリビング学習を取り入れている人も多いのではないかと思います。筆者も塾講師をしていたとき、それについて実感したことも確かです。しかしせっかくリビング学習を取り入れてみても、やり方いかんによっては、あまり好ましくない方向に事が転がってしまうことも考えられます。今回は、効果的なリビング学習のコツを3つご紹介します。■ 1.常に親がしっかりと監視するのはダメ!ふじよ / PIXTA(ピクスタ)お子様がしっかり勉強をするかどうか気になる気持ちはわかります。しかし、つきっきりで親が監視するのは好ましくない状況です。つまり、何かをしながら、ただ“同じ空間にいる”だけで良いんです。子ども側に与えるメリットとしては、リラックスして勉強ができるということ。予習、復習にかかわらず、彼らはまだよくわからないところ、消化しきれていないところについて取り組むため、緊張しながら勉強をすることになります。多くの子どもたちは、間違えるのは恥ずかしいこと、ダメなことという考えがどうしても定着してしまっているので、見られているという緊張感は私たち大人が考えるよりも大きく現れます。場合によっては正解率が下がることも。実際に、塾の授業でもこういうことがありました。親のメリットとしては、子どもが勉強をしている間に食器の洗い物、ご飯の支度、洗濯物をたたむなど、いろいろな家事ができるということでしょうね。■ 2.年齢で区別するのはNG!自発的にリビングから離れるタイミングを待つプラナ / PIXTA(ピクスタ)下の子はまだ小さいからリビングで、上の子はもう大きいから自分の部屋で……というのはNG。年齢で区切るのではなく、“自発的にリビングから離れる”タイミングを待ちましょう。子どもの気持ちを優先させることで、やる気をそいでしまうリスクを格段に減らすことができます。また、せっかくついた勉強の習慣がリセットされてしまう可能性を減らすこともできます。自発的に行う習慣のある子は、「勉強しなさい」と言われる前にテキストを広げるので、いちいち声がけをする手間が少なくてすみますから、親の立場からしてみてもそのあたりのストレスがだいぶ軽くなるのではないかと思います。■ 3.能力に合わせて勉強量や勉強時間を増減するのがベター1日の学習時間の基本は、一般的には“学年×10分”とされていますが、集中力には個人差があります。もっといってしまえば、その日のコンディションによって勉強量や勉強時間は臨機応変に増減するのがベターです。まずは机に向かう習慣をつけることを優先しましょう。勉強自体に嫌悪感を持ってしまうのは、のちのちまで困ることになり、子どもにとっても親にとっても良いことはひとつもありません。プラナ / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?リビング学習を取り入れるときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2018年05月29日子どもがある程度の年齢になると、言葉でのコミュニケーションがとれるようになり、ママとしても少しだけ育児が楽になるかもしれません。しかし実際には、知的好奇心が高まった子どもから「なんで?」、「どうして?」と質問攻撃をされ、ママは疲弊してしまうなんてこともありますよね。あの質問攻撃、どう対処すればいいのでしょうか?質問攻撃をされても怒るのはNG成長によっても異なるので一概にはいえませんが、子どもが3歳くらいになると、興味を持ったものに対して「なんで?」と質問する機会が増えますよね。たとえば、「イチゴが赤いのはなんで?」、「(ナメクジを見ながら)どうしてクルクル(カタツムリの殻)がないの?」といったような正直、大人でも答えづらいというか、正解を知らないような質問ばかりで、ときにはイライラしてしまうもの。でも、そこで子どもに対して、怒ったり、適当に受け流したり、無視してしまうのはNG行動。しっかりと対応するようにしましょう。わからない質問には「わからない」もアリ子どもの難解な質問攻撃に対して、ママが疲れてしまう理由のひとつには、「正しい答えを教えてあげなくちゃ」という親心があるから。でも、そんなにがんばる必要はなさそう。ネット上のママたちの声を見ると、子どもの質問攻撃に対しては、「なんでだと思う?」と質問で返して、子どもに考えさせたりしているという意見が多くありました。他には、正解がわからない質問に対しては、素直に「わからない」と伝えるママもいるのだとか。ただし、「わからない」といってコミュニケーションを終わらせるのではなく、「わからないから、ママと一緒に調べてみようか?」などのように、子どもに調べさせるコツを学ばせる機会にするといいそうですよ。子どもから難しい質問をされるたびに、スマホで検索して答えを探す…。それも間違った方法ではないかもしれませんが、せっかくなら調べるときも子どもと楽しむようにしてみてはいかがでしょうか。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月27日「睡眠負債」「睡眠不足」という言葉を耳にする機会が増えてきている昨今。大人も子どもも関係なく十分な睡眠がとれていないとされ、もはや社会問題になっています。もちろん自分のことも心配ではありますが、親という立場になると、子どもの体が心配ですよね。とあるアンケート調査によると、どうやら子どもの睡眠不足を実感している親は約4割にも上るという結果がでているらしいのです。学年が上がると…「とある調査」というのは、株式会社オークローンマーケティングが3月に実施した「子どもの睡眠に関する調査」(対象:全国の小・中学生の子どもを持つ母親/30~59歳女性)です。Q.お子様は睡眠不足だと感じていますか?【全体】・はい…39.8%・いいえ…60.3%小学1年生~中学3年生まで、全体の結果としては、約4割の親が子どもの睡眠不足を感じている様子。また、小学生に絞り、学年別の結果を見てみると…?【小学1・2年生】・はい…21.1%・78.9%【小学3・4年生】・はい…30.8%・いいえ…69.2%【小学5・6年生】・はい…43.6%・いいえ…56.4%学年が上がるにつれて「子どもが睡眠不足だ」と感じる親の数はどんどん増えていくようです。「子どもが睡眠不足だ」と感じる理由は?では、親たちはどうして自分の子どもが睡眠不足だと感じているのでしょうか?Q.子どもの睡眠不足の理由(小学生のみ、TOP5まで)1位:テレビを夜遅くまで見ている…33.9%2位:自分の帰りが遅く、夜ごはんの準備が遅くなるため…28.3%3位:宿題や課題などに追われ、寝るのが遅いため…25.2%4位:ゲームをしている…24.4%5位:インターネットの動画を見ている…23.6%上位には、「テレビを夜遅くまで見ている」、「ゲームをしている」、「インターネットの動画を見ている」といった子ども自身の行動による影響が多く見受けられます。しかし、なかには、「自分の帰りが遅く、夜ごはんの準備が遅くなるため」や「宿題や課題などに追われ、寝るのが遅いため」など、子どもだけではどうにも改善できそうにないことも…。ちなみに、「Q.子どもの睡眠不足改善のために行動していること」という問いでは、70.4%のママが「子どもに早く寝るように/早く起きるように注意する」と回答していますが、「ゲーム・スマホなどを管理する」は24.3%、「宿題のススメ具合など、子どものスケジュールを管理する」は15.8%と、睡眠不足の原因はわかっていながらも、具体的な対処はできていないというのが現状のよう。「原因がわかっていながら対処しない」、これだけを聞くと“親の自覚がない”などと自分を責めてしまう人もいるかもしれませんが、冒頭でも触れたように睡眠不足が深刻化している今、子どものことにまで気が回らないほど自分も疲れているということも考えられそうです。子どもだけ、親だけと区別するのではなく、家族みんなで一緒に睡眠不足改善に取り組むことが、解決への近道かもしれませんね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年05月27日着替えや食事の仕方、歯磨きなど、育児には子どもに教えなければならないことが数えきれないほどありますよね。とくにトイレトレーニングに関しては、「失敗続きで何をどうすればいいのかわからず、お手上げ状態になってしまった」というママもいるはず。とはいえ、ひと口にトイトレの失敗といっても、「漏らしたあとに教えてくれる」や「トイレに入りたがらない」など、さまざま。最近筆者がママ友から聞いたのは、「子どもがトイレを怖がる」という話。子どもがトイレを怖がる理由がわからない…ママ友の話によると、「子どもがトイレを怖がっているのは確かだけど、なぜ怖がっているのかはわからない」とのこと。そこでネット上でママたちの声を調べてみたところ、ママ友と同じように“明確な理由はわからないけど、子どもがトイレを怖がってトイトレが思うように進まない”というママたちの悩みがちらほら。トイトレをいったんやめてみるのがいい?では、トイレを怖がってしまう子どもとのトイトレはどうすればいいのでしょうか。先輩ママたちのアドバイスを見てみると…?そもそも子どもがトイレを怖がる原因は、「狭くて怖い」、「便座に座ると足が床につかないから怖い」、「穴の開いた場所(便座)に座るのが怖い」、「トイレ内の雰囲気が怖い」など、いろいろあるそうです。そこで、試してみたいのは、トイレの環境を子ども向けにすることなんだそう。子どもの好きなキャラクターやおもちゃを飾ったり、補助便座や踏み台を設置したりして、トイレを子どもが安心して楽しめる空間にしたら、怖がらなくなったという声がありました。他には、「子どもがトイレに慣れるために、親が実際にトイレを使用している姿を見せる」や「最初のうちはトイレのドアを開けておき、子どもがトイレに慣れたらドアを閉める」など、みなさんいろんな工夫をしている様子。でも、もっとも多かった意見は、「子どもがトイレを怖がっているなら、いったんトイトレをやめたほうがいいかもしれない」という声。怖がる子どもに無理やりトイトレをさせると、余計にトイレ嫌いになってしまう可能性があるから、一度お休みすることがいいそうです。また、育児書やネット上では、「トイトレは●歳●カ月から始める」なんてことが書かれていることもありますが、そういった情報は目安程度に留め、焦らずのんびりと子どもの成長に合わせながらトイトレをするのがコツだといいます。同じくらいの月齢の子たちが順調にトイトレをできていると、なんだか気持ちが焦ってしまうものですが、焦りは禁物。周りは気にせずに、子どもと二人三脚でがんばりましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月22日成長と共におもちゃの数も減り、カラフルなペンや細かい文房具を集めるのが趣味になる子も多く、親はなかなか口出しできなくなってきます。大きなおもちゃがなくなって、安心したのもつかの間……。細かい文房具たちが、部屋のあちこちに散乱して困るという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、3姉妹の子育て中で、まさに文房具好きの娘がいる「お片づけ先生」の筆者が、「文房具を使う基準で選びやすく収納する方法」と「文房具を安易に増やさないコツ」についてご紹介します。■ 子どもたちは文房具のどこにときめく?大人から子どもまで幅広い年齢の人たちが好きな文房具は、大手スーパーでも約10万品目も販売されているそうです。お店に行くたびに、「新しい魅力的な商品」や「見たことがないデザイン」があり、さらには「大好きなキャラクターとコラボ」した文房具などジャンルも豊富。子ども同士で「今日は、文房具みてくる~」と、弾んだ声でスーパーへ出かけていく理由も納得できます。akiyoko / PIXTA(ピクスタ)いろいろなモノがある中でどれを購入するか悩みそうですが、文房具好きの人曰く「書きやすさのチェックは基本」のようで、書き心地を確かめて、自分の好みではなければあきらめがつくといいます。つまり、目で見てワクワクときめいて、冷静さを取り戻すためにも「書きやすさ・使いやすさでチェックする」という流れが子どもなりにあるようです。■ 文房具を使う基準で選びやすく収納する方法文房具は、基本的に小さいモノが多いので1つ購入してもモノが増えるという感覚になりにくいもの。しかし、持っている文房具をまとめてみると驚きの光景を目にします。soleg / PIXTA(ピクスタ)「こんなに持ってたんだ!」「一体いつ買ったモノ?」「これ本当に私のもの?」という疑問すら出てきます。そこで、文房具が大好きで集めているお子さんに向けて、大好きな文房具を選びやすくする収納方法についてご紹介します。まず収納をする前に考えるのは以下のことです。「文房具を使う時は、いつもどういう基準で使うモノを選んでいますか?」。それを踏まえて、以下のような収納アイデアがあります。【勉強をする時に文房具を「書きやすさ重視」で選ぶ場合】それで選んだ主なものが以下になります。書きやすいシャーペン2~3本消しやすい消しゴム勉強する際によく使うペンいつも使うカラー【勉強をする時に文房具を「その時の気分で選びたい」場合】気分で選びたいものは、様々なジャンルなものがあると思います。主なものが以下になると思います。シャープペンシルボールペンフリクション工作セット(はさみ・のり・テープのり・セロテープ)マスキングテープこのようにジャンル別にラベルを付けてペンケースに入れるか、引き出し管理、持ち運びもできる持ち手付きボックスなどに収納すると持ち運びも簡単にできます。文房具がたくさんある場合は、「学校用」「塾用」「家用」と使い分けるとさらにいいと思います。シャーペンを使いたいのに、いろいろなジャンルが混ざっているだけで探すのは大変。ご自身が使うときに、取り出しやすい仕組みを意識して収納すると選びやすくなります。■ 文房具を安易に増やさないようにするコツとは?yoru24 / PIXTA(ピクスタ)文房具に限らず、何も考えないで購入したり、もらってしまうとあっという間にモノは増えていきます。安易に増やさないためには「容量を決める」ことを意識しましょう。数で管理するのは大変なので、大きさでざっくりと決めます。例えば、「引き出し2段分」「この棚1個分」「筆箱3個分」というように、目で見てわかるように容量を決めてしまうのです。その容量がいっぱいになったら、「入れ替えや処分を検討する」というルールを自分で決めましょう。そうすることで、部屋中に文房具で溢れて手に負えないということが防げます。いかがでしたか?好きなモノを好きなだけ集めるのは要注意です。容量を決めて、好きな文房具を活かすためにも、ぜひお試しください。
2018年05月21日成長と共におもちゃの数も減り、カラフルなペンや細かい文房具を集めるのが趣味になる子も多く、親はなかなか口出しできなくなってきます。大きなおもちゃがなくなって、安心したのもつかの間……。細かい文房具たちが、部屋のあちこちに散乱して困るという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、3姉妹の子育て中で、まさに文房具好きの娘がいる「お片づけ先生」の筆者が「文房具を取りやすく収納する方法」と「文房具を安易に増やさないコツ」についてご紹介します。■ 子どもたちは文房具のどこにときめく?大人から子どもまで幅広い年齢の人たちが好きな文房具は、大手スーパーでも約10万品目も販売されているそうです。お店に行くたびに、「新しい魅力的な商品」や「見たことがないデザイン」があり、さらには「大好きなキャラクターとコラボ」した文房具などジャンルも豊富。子ども同士で「今日は、文房具みてくる~」と、弾んだ声でスーパーへ出かけていく理由も納得できます。akiyoko / PIXTA(ピクスタ)いろいろなモノがある中でどれを購入するか悩みそうですが、文房具好きの人曰く「書きやすさのチェックは基本」のようで、書き心地を確かめて、自分の好みではなければあきらめがつくといいます。つまり、目で見てワクワクときめいて、冷静さを取り戻すためにも「書きやすさ・使いやすさでチェックする」という流れが子どもなりにあるようです。■ 文房具を使う基準で選びやすく収納する方法文房具は、基本的に小さいモノが多いので1つ購入してもモノが増えるという感覚になりにくいもの。しかし、持っている文房具をまとめてみると驚きの光景を目にします。soleg / PIXTA(ピクスタ)「こんなに持ってたんだ!」「一体いつ買ったモノ?」「これ本当に私のもの?」という疑問すら出てきます。そこで、文房具が大好きで集めているお子さんに向けて、大好きな文房具を選びやすくする収納方法についてご紹介します。まず収納をする前に考えるのは以下のことです。「文房具を使う時は、いつもどういう基準で使うモノを選んでいますか?」。それを踏まえて、以下のような収納アイデアがあります。【勉強をする時に文房具を「書きやすさ重視」で選ぶ場合】それで選んだ主なものが以下になります。書きやすいシャーペン2~3本消しやすい消しゴム勉強する際によく使うペンいつも使うカラー【勉強をする時に文房具を「その時の気分で選びたい」場合】気分で選びたいものは、様々なジャンルなものがあると思います。主なものが以下になると思います。シャープペンシルボールペンフリクション工作セット(はさみ・のり・テープのり・セロテープ)マスキングテープ このようにジャンル別にラベルを付けてペンケースに入れるか、引き出し管理、持ち運びもできる持ち手付きボックスなどに収納すると持ち運びも簡単にできます。文房具がたくさんある場合は、「学校用」「塾用」「家用」と使い分けるとさらにいいと思います。シャーペンを使いたいのに、いろいろなジャンルが混ざっているだけで探すのは大変。ご自身が使うときに、取り出しやすい仕組みを意識して収納すると選びやすくなります。■ 文房具を安易に増やさないようにするコツとは?yoru24 / PIXTA(ピクスタ)文房具に限らず、何も考えないで購入したり、もらってしまうとあっという間にモノは増えていきます。安易に増やさないためには「容量を決める」ことを意識しましょう。数で管理するのは大変なので、大きさでざっくりと決めます。例えば、「引き出し2段分」「この棚1個分」「筆箱3個分」というように、目で見てわかるように容量を決めてしまうのです。その容量がいっぱいになったら、「入れ替えや処分を検討する」というルールを自分で決めましょう。そうすることで、部屋中に文房具で溢れて手に負えないということが防げます。いかがでしたか?好きなモノを好きなだけ集めるのは要注意です。容量を決めて、好きな文房具を活かすためにも、ぜひお試しください。
2018年05月21日30代の子持ち男性を中心に浸透している「イクメン」という言葉がありますよね。夫に、すきま時間にサクッと家事や子どもの送迎などをやってもらうのは、妻の負担も減り、何かと助かりますよね。その一方で、夫の仕事が忙しく帰りが遅い、かつ実家のサポートがほとんど受けられず、ほとんどの育児を妻が担う「ワンオペ育児」陥っているケースもあります。今回はワンオペ育児のストレスを減らす方法について、先輩ママとしてのアドバイスをお話ししたいと思います。Ushico / PIXTA(ピクスタ)■ 最近やたら耳にする「ワンオペ育児」って知ってる?ucchie79 / PIXTA(ピクスタ)「ワンオペ育児」とは、妻が夫や実家などのサポートなしで子どものお世話を一人で担っている育児のことです。工場や飲食店などの現場を一人で担う様子と、妻だけが育児をしている様子とが似ていることからきているネーミングのようです。ひと昔前は「家族の枠をこえて地域で街の子どもを育てる」というスタンスでしたが、核家族化と共働き家族の増加によって近所付き合いが希薄になっています。それに伴い、妻1人で育児を抱えてしまう傾向となります。こうしたライフスタイルによって、妻にストレスが生じる可能性が高くなります。特に年齢が近い乳幼児の兄弟姉妹が2人以上いる世帯は、必然的に妻に負担がのしかかるのが現状です。ワンオペ育児経験者の私が、実体験に基づいたストレスを減らす方法3つについてご紹介します。■ 方法1.夫の返信がなくてもOK!LINEなどで家や学校のことをこまめに報告cba / PIXTA(ピクスタ)国が「働き方革命」を推進しているといっても、すべての働く人のワークスタイルが改善されたとは言い難く、やはり一家の大黒柱であり、働き盛りの夫は、仕事が忙しいのが現状かもしれません。夫の仕事が忙しい場合は、子どもの様子(例:テストで100点をとった、リレーの選手になった、病気になった…など)をLINEなどで早めに報告する習慣をつけると良いでしょう。そうすることで夫も子どもの様子が把握できるので、家のことに関心を抱くきっかけになりますし、子どもの成長を共有できると思います。夫からの返信がなくても、既読スルーでも、妻が子どもや家のことを報告し続ければ、何かのときに助けてくれるかもしれません。また夫に発信することで、自身のストレスが次第に減るかもしれません。■ 方法2.定期的に妻の「自分」時間をつくるYp111 / PIXTA(ピクスタ)実家から遠い場所に暮らしていると、乳幼児の子どもを抱える妻にとって、「自分」の時間をつくることは難しいことです。けれども妻が、夫の家にいる日や時間帯を把握し、先手必勝で自分が一人になる時間を設けることをオススメします。妻がストレスを抱えて育児をするのは、子どもにダメージを与えるのは言うまでもありません。心身のリフレッシュのためにも、「自分」の時間をつくるよう努めましょう。■ 方法3.夫婦それぞれの得意分野を生かすSatoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)夫婦で価値観や人生観が同じでも、それぞれ得意とする分野は違いがあると思います。夫の得意分野を洗い出し、分担してもらうのもオススメです。例えば、夫がクルマの運転が得意なら休日の買い物や子どもの送迎をお願いする、キャッチボールの相手をしてもらう……など、役割を与えると妻のストレスも軽減されるかもしれません。tomos / PIXTA(ピクスタ)私には高校生と中学生の子どもがいます。子供たちが乳幼児だったころは、平日のほとんどは自分一人で育児をしていました。その当時、ワンオペ育児のストレスが少なからずあったので、1人で抱え込まないよう夫に家の様子を連絡、「自分」時間を作る、夫婦で得意分野を分担するよう意識しました。私自身、この3つのことを実践することで、育児でストレスがあった場合でも前向きに捉えることができました。ワンオペ育児でお悩みの方、これらを実践することでご自身のストレスを減らすよう努めて下さいね!
2018年05月18日母「学校には慣れた?」息子「うん」母「給食は美味しい?」息子「普通……」最近の我が家での親子の会話です。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)中学校に上がったばかりの息子の様子を知りたい母は、いろんな切り口で話を振ってみますが、適当な返事を返されるばかり。実はこれ、親の質問の仕方に問題があったようです!前回と今回の2回にわたって、有元秀文氏の著書「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)を参考に、地頭のいい子どもにするための方法をご紹介します。今回は、親子の会話が弾むための質問の仕方についてご紹介いたします。■ 意外にも、みんな「親子の会話」で苦労している!?Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)前回、社会に出てから「デキる人」と評価されるには、「地頭」のよさが必要不可欠である!というお話をしました。そして「地頭」は家庭の会話で育つ!ということですが、もともと親子の会話が少ないと、地頭を良くするもなにも……という感じではないでしょうか?我が家の場合、コミュニケーションをとろうにも、息子と会話のキャッチボールが続きません。質問をしても「うん」とか「別に」この感じ、本当にどうにかなりませんかね!?「一問一答は会話ではない」-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-まさに、我が家の親子の会話は「一問一答」。質問をして会話を投げかけても、その話題はすぐに消え去ります。息子のほうは別に話をしたいと思っていないのか、話題を広げようと努力はしてくれません。反抗期だからと片付けて、子どもが話したくないと思っている以上「地頭」が良くなってほしいと思うのは諦めて、そのまま放っておくしかないのでしょうか?■ 質問の仕方は2種類だけ!「クローズエンド・クエスチョン」と「オープンエンド・クエスチョン」って?Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「クローズエンド・クエスチョン」と「オープンエンド・クエスチョン」。質問の仕方はだいたいこの2種類に分かれるそうです。一つ目は「答えが一つしかないもの」。二つ目は「たったひとつの正解がないもの」。答えが必ず一つしかないものを「クローズドエンド・クエスチョン」というそうです。「いま、雨が降っていますか?」とか「お住まいはどちらですか?」という答えがすでに決まっていて、それ以外の回答がないものを指します。聞かれたことに対して答えたらそれで話が終わってしまうため、会話が広がる事がなく「よい質問」とは言えないのです。筆者の「給食は美味しかった?」なんてのは、「美味い」か「不味い」か「普通」か。答え方が3択で限られていて会話が広がらないので「クローズドエンド・クエスチョン」。ひと言で終わらせてしまえる悪い質問の仕方でした……。一方で「たったひとつの正解がない」質問、たくさんの答えが存在する質問のことを「オープンエンド・クエスチョン」。たとえばある物事について「どう思うか?」と意見を求めたり「○○が好きな理由」など、深い説明を求めるような質問の仕方を指すそうですよ。■ あ、あれが「オープンエンド・クエスチョン」だったのか!!Ushico / PIXTA(ピクスタ)そういえば先日、息子と妙に話が盛り上がったのを思い出しました。息子の小学校の卒業アルバムを開いて「どの子が好きだったの?」なんて息子に嫌われるような質問をしていた時の話です(笑)。最初は「別にいない」なんてそっけない回答だったのですが、「お母さんだったら、この子が一番かわいいと思うなー」とか、「この子人気ありそう!」なんて話から「○○(息子)だったらどの子が一番かわいいと思う?」いう流れになりました。すると息子は「この子はあまり人気ないんじゃないかな。だって○○だと思うから。」「僕はこの子が一番人気があったと思う。だって○○だから」と、しばらくのあいだ会話のキャッチボールが続いて思わず大笑いしてしまうほど。知らなかった息子の女の子の好みまでわかって、とても楽しい時間を過ごしました。そうです!これが「オープンエンド・クエスチョン」だったのです。これまでの弾まない会話は、息子の様子を知りたい筆者のための質問であって、息子が物事をどう考えているか?とうものではなかったことに気づきました。まるで尋問のように、今日あった出来事を一方的に「報告しなさい!」と言われても嫌ですよね……反省します(泣)。いかがでしたか?親子の会話にあまり自信がないな、という「親子の会話に」苦労しているお母さん!ぜひ「オープンエンド・クエスチョン」を意識して、お子さんとの会話を楽しんでみてはいかがでしょうか?【参考】※「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)
2018年05月16日筆者は、この春から中学生になった男の子と、5年生になる女の子の母です。勉強はほとんど学校と塾任せ。先生達にまかせておけば大丈夫だろう!と、のんびりあぐらをかいている母親です(笑)そんな筆者は有元秀文氏の著書「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)を読んで、今、衝撃が走ってるんです……。そこで、今回と次回と2回にわたって、同書を参考に地頭のいい子どもにするための方法をご紹介いたします。Greyscale / PIXTA(ピクスタ)■ 「勉強ができる頭のよさ」とは違う「地頭のよさ」ってなんだろう?Kazpon / PIXTA(ピクスタ)あなたの身近な人で「この人、頭がいいな」って思う人いますか?計算が早かったり漢字をたくさん知っている人は、確かにすごいなぁ~とは思いますが、「頭がいい人」とはちょっと違うかな……。有元氏の著書の「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」のなかでは、考える力意見を述べる力記述する力討論する力調和する力これらの力がある人が「地頭がいい人」で「頭のいい人」といっています。そんな人を羨ましいと思うし、子どもにもそんな力があればいいなとは思いますが、これらは持って生まれたものなので、親の力ではどうすることも出来ないのでは?と思ってしまいます。そのぶん、これから何とかできそうな「学力アップ」に力を注ぎたくなるのですが、実は「地頭」も努力しだいでどうにかなるそうですよ!■ 「地頭」は学校では良くならない!学校でつく力、つかない力とは?Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)「学歴がよい」「学力が高い」という、かつては武器になったスペックも、その威力が効かなくなっていきます。いまでさえそうなのですから、あと10年も経てば、この傾向がより強くなるのははっきりしています。そうなったときに求められるのは、客観的に数値化されない「地頭」なのです。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-勉強さえ頑張ってれば大丈夫。そんな時代は終わったようです……。「勉強ができるだけの使えないヤツ」そんなレッテルを貼られた人生を、子どもに送ってほしいはずがありません!でも、うちの息子を例に挙げるなら「地頭」が良いとは言えないかな……(笑)。考える力…オリジナルを生み出すのが苦手。意見を述べる力…自分の考えを伝えるのが苦手。記述する力…考えを文章に起こすのが苦手。討論する力…意見がぶつかるくらいなら引っ込めちゃう。調和する力…人に合わせるなら一人でいた方がラクみたい……。これじゃちょっと、まずいですよね……。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)では「地頭」を良くするには、どこでどう学べば良いのでしょうか?日本の学校教育は、「一人の教師が効率よく大勢の子どもたちを指導する」ことに主眼が置かれているのです。教科書一冊を終わらせるというカリキュラムを消化するのに、教師はある意味必死です。未だに点数至上主義、詰め込み主義でついて行けない子どもたちを置いてきぼりにするような教育がまかり通っているのは合理的ではありません。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-個々の特性を見抜いて「頭のいい子」にしてくれないかしら?しかし、学校には頼れそうもありません。学校でつけられない力なら、家庭で力をつけるしかないじゃないかという結論にいたるわけですが、一体どうすれば良いのでしょうか?■ 頭のよい子の家庭には、必ず「会話」がある。HAteruma / PIXTA(ピクスタ)お子さんと一日どのくらい会話をしていますか?うちの中学生になった息子は、自分の事を進んではあまり話しません……。反抗期なんだと片付けてしまえば、それはそれでラクなのですが、母の私は「聞きたがりで知りたがり」。一方的に私が質問をするのですが、「別に」とか「普通」とか、あいまいな返事をされてしまい、終いにはイライラしだすという……。思ったような回答が得られないと「それは違うでしょ?」なんて言ってしまいますし、理想の答えを求めた話の聞き方をしているな……と反省することもよくあります。家庭でのコミュニケーション、親子の会話はその子が将来人間関係を作るベースとなり、人間的な魅力を生む基礎となります。親子の会話はおろそかにしてはいけないのです。親に話したばかりに怒られたり、自分の行動や考えを否定されたりすると、子どもは「親に話さない方がいい」と思うようになってしまいます。これが、親子の会話がなくなる原因の一つだということは間違いありません。-「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」より-「グサリっ」。ちょっと思い当たる節があるのは、私だけでしょうか?著書を読み進めて行くと、子どもに話しかける事は問題はなさそうですが、筆者の「質問の仕方」に問題があったようなんです。次回は、「質問の仕方」、親が試される「質問力」について触れていきたいと思います。【参考】※「学力をグングン伸ばす親の『質問力』」(扶桑社刊)
2018年05月12日夜、子どもを寝かしつける際、ベッド(布団)の中で絵本を読み聞かせるママやパパは多いはず。調子がいい(?)時は、読んでいる最中に寝てくれるけど、絵本を何冊も読んでも目がパッチリなんてことも…。また、内容によってはかえって子どもが興奮してしまうこともありますよね。ここ数年、子どもの寝かしつけをする時にピッタリの“おやすみ絵本”が話題になっていますが、意外と種類はたくさん!そこで、ぜひ試してほしい“おやすみ絵本”をいくつかピックアップしてみました。『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)日本だけでなく、世界的に人気の“おやすみ絵本”である『おやすみ、ロジャー』。きょうだいたちは眠ってしまったにもかかわらず、ひとりだけ眠れないうさぎの男の子・ロジャーが主人公の物語です。「あくびじさん」や「かたつむり」、「ふくろう」がロジャーにすぐに眠れる秘訣を教えてくれるという、内容的にも寝かしつけにピッタリの『おやすみ、ロジャー』に頼るママやパパは多い様子。物語としてももちろん楽しめるのですが、じつは心理学に基づいた子どもが眠くなるような仕掛けが散りばめられているんです!「言葉や文を強調する」、「ゆっくり静かな声で読む」など細かい指示があるため、慣れるまではママも大変かもしれませんが、寝かしつけの時間がグッと短縮すると評判なので、試してみる価値あり!『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)『おやすみ、エレン』は、先述の『おやすみ、ロジャー』に続く、“魔法のぐっすり絵本”の第2弾。こちらも心理学に基づいたもので、うさぎではなく、ゾウのエレンが主人公です。エレンと一緒に森の中を冒険する途中にエレンの友だちと出会っていき、森を抜けたところにあるベッドで疲れて眠る。多少の違いはあるものの、内容は『おやすみ、ロジャー』に近いかもしれませんね。『おやすみ、ロジャー』は絵が苦手という人も多いのですが、『おやすみ、エレン』はよりポップになっていて、その点も人気の理由のようです。『いやだ あさまで あそぶんだぃ』(アスラン書房)親としては、なかなか寝ついてくれない子どもにイライラしてしまうことも…。おそらく、「遊び=楽しい=まだ寝たくない!」と感じている子どもは少なくないはずですよね。そんな子どもとママにおすすめなのが、『いやだあさまであそぶんだぃ』です。この絵本のあらすじは、以下の通り。“おもしろくて、楽しくて、いつまでだって、遊んでいたいのに、「もう寝る時間ですよ」というお母さんの声。でも、途中で止めることなんかできません。「いやだーい」と、ぼうやは遊び続けます。トラや、兵隊さんや、汽車や、楽隊に会うたびに、一緒に遊ぼうと誘いました。でも、「眠い」「疲れた」と、だれも相手になってくれません。とうとうお月さまにもことわられて、ぼうやは、ひとりになってしまいました。みんなが眠りの国に入ってしまって、一人取り残されたぼうや。でも、もう一人だけ、ぼうやを待ってくれている人がいました!!ぼうやは、その人の胸に抱かれて、心地よい夢の国へ…”(出典:アスラン書房)とっても親近感の湧く内容なので、子どもでも理解しやすいと思いますよ。このほかにも、まだまだたくさんある“おやすみ絵本”。気になったものから試していけば、きっと寝かしつけを手助けしてくれる一冊が見つかるはずです!(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月06日耳の中に物が入るのが怖いのか、耳かきを嫌がる子どもは多いもの。また、耳かきと同じように、爪切りも子どもが嫌いなことの代表ですよね。爪の間にゴミが溜まったり、どこかに引っ掛けて割れたり(剥がれたり)するからどうにかして爪を切ろうとするものの、泣き叫んだり、暴れたり…。手を焼いているママは多いのではないでしょうか?そこで、ネット上の先輩ママの意見を集め、爪切りを嫌がる子どもへの対処法を調べました。赤ちゃん用の爪切りバサミを使う子どもが爪切り嫌いな理由のひとつに、“パチン”という音が怖いというものがあるようです。そのため、大人が使うようなギロチン式ではなく、赤ちゃん用の爪切りバサミを使うママは多いのだとか。またギロチン式の場合、切った瞬間指に衝撃を感じやすいので、その点も赤ちゃん用爪切りバサミなら問題なし?ぬいぐるみ作戦爪切りだけに限りませんが、同じ体験をする仲間がいると、恐怖が和らぐことがありますよね。そんな時に役立つのが、子どもが気に入っている人形やぬいぐるみ。まずは、ぬいぐるみに「爪が伸びてるね」と話しかけ、爪を切るふりをする。その後に子どもの爪を切る。単純な作戦ですが、自分が好きなぬいぐるみもやっているからと、勇気づけられる子どもは多いようです。一度にやろうせず、根気強くママとしては、どうせなら両手・両足の爪をまとめて切ってしまいたいところですが、どうしても嫌がるなら全部を切り終わっていなくても途中でやめるというのもひとつの手段。なかには、途中でママの爪を切ってみせることで、「怖いことではない」と間接的に伝えるとの意見もありました。歌でごまかす「このゆびパパ♪ふとっちょパパ♪」でおなじみの童謡「おはなしゆびさん」は、子どもでも歌えるし、大好きだという子どももきっと多いはず。その「おはなしゆびさん」を歌いながら、歌詞と同じ順番に切り進めていくというママもちらほら。一緒に歌いながらやることで子どもの意識が歌に集中するので、意外とあっさり切ることができるかも?“オシャレ”で釣るオシャレ好きな子どもなら、「爪を切る」というより「ネイルケア」として誘ってみるのもあり!この作戦を使ったことで、「自分から爪切りをしてほしいと言うようになった」との意見もありました。爪切りのように、大人になるとあまり気にならないことでも、子どもにとっては大きな問題であることもありますよね。とはいえ、衛生面を考えると、やっぱり気になる。いろいろな方法を試してみて、自分の子どもに合った方法を見つけてみてくださいね。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月05日ある程度の年齢の子どもを持つママなら、一度は体験したことがあるであろう子どもと服の問題。たとえば、保育園に通うために着替えをさせようとしたら、何故か嫌がって思うように服を着てくれない…。子育てあるあるのひとつですが、そんなとき、世のママたちはどのようにしているか調べてみました。怒ったり泣いたりして服を着てくれない…子どもを幼稚園や保育園に通わせるために、パジャマから着替えさせようとしたら、「イヤだ!」と怒ったり泣いたりというのはよくあること。仕方のないことではありますが、朝の忙しい時間帯にずっと「イヤイヤ」されるのはつらいのがママのホンネですよね。こういったように、怒ったり泣いたりして服を着るのを嫌がる場合は、子どもなりに何かちゃんとした理由を持っていることがあるそう。だから、「嫌がっていないで、さっさと着替えなさい!」、「早く着替えないと、ママひとりで行っちゃうからね!」と怒るのではなく、「どうして服を着たくないの?」や「どうして着替えたくないの?」などのように、まずは理由を聞くようにするのだとか。そうすると、「この服じゃなくてあの服が着たい」、「この服は着心地が悪い」、「ズボンじゃなくてスカートがいい」など、嫌がっている理由を教えてくれることがあるので、それらを参考に着替えさせてあげるといいそうです。怒ってはいないけど逃げ回って着てくれない…お風呂上りに子どものカラダを拭いて、さあパジャマを着せようと思ったら、突然走り出してパジャマから逃げ回る…。これもよくパターンですよね。子どもが怒っているわけではないのに、走り回って服を着ないのは、ママと遊びたがっている可能性があるようです。子どもが楽しそうに逃げ回る場合は、“あえて”放っておいて「ママは遊ばない」という意思表示を見せたり、おもちゃなどで他の遊びに誘導してあげたりするママもいます。他には、「これを着てかっこよくなろう(かわいくなろう)」や「服を着ないと風邪をひいちゃうよ」、「ママとどっちが早く着替えられるか競争しよう!」と声がけを工夫する方法も。どちらのケースも共通点は、子どもを叱らずに、子どもが服を着たくなるように誘導してあげるのがポイント。もし、毎日着替えのことで悩んでいるなら、試してみてくださいね。(文・山手チカコ/考務店)
2018年04月30日学校が給食であっても、子どもにお弁当を持たせるケースは意外と多いものです。その際に当然必要となるのが、お弁当箱と水筒ですね。実は、機能性とサイズ(大と小)が違うものを2つずつ用意しておくと、いざというときに便利だということを知っていましたか?そこで今回は、お弁当箱と水筒がなぜ2つずつ必要なのか、その理由を3つご紹介します。■ 理由1.イベントや時間の長さによって量のボリュームが調整できる容量の違うボトルを用意していおくと何かと便利です。小中学生や高校生がお弁当や水筒を必要とするシーンは、主に運動会・体育祭、遠足です。特に運動系のイベントとなると子どもが身体を動かすので、どうしても水分補給が必要。500mlの水筒だと早い段階で飲み干してしまうので、1Lくらいの容量の水筒を持たせるのがオススメです。このように、2種類の水筒があれば簡単にチョイスできます。また、イベントでも全日コースの場合と、お昼くらいで終わる半日コースの場合があるので、時間の長さによって水筒やお弁当箱を使い分けるのがオススメです。■ 理由2.シーズンによって使い分けると飲食しやすく、健康管理につながる季節やシーンに応じて食べやすいお弁当作りを心がけましょう。エコブームの影響で、保冷保温ができるお弁当箱や機能性の高い水筒などがショップでも多く出回っています。冬は温かく、夏はひんやりできるものを2つ用意して、季節によって使い分けると子どもがおいしく飲食できます。今どきの忙しい子どもの健康維持のためにもお弁当箱や水筒を使い分けてみましょう。■ 理由3.バッグのサイズによって使い分けられる水筒やお弁当箱がバッグにきれいに入るようにしたいですね!当然のことながら持っていく荷物によってもバッグの大きさが違います。もし、バッグが小さめの場合は、小さめサイズのお弁当はこと水筒を用意するとスマートにまとめられますよ。spike / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?機能性と大きさの違うお弁当箱や水筒を2つずつ持っていると、子どもが飲食しやすく、バッグにスムーズに入りやすくなるメリットがあります。当然のことながら、お弁当箱と水筒を2つずつ用意するのは、お金が少しかかりますが、万が一破損した、学校に忘れた場合などもスペアとして使えるのがメリットです。あらゆるシーンを想定して、子どものニーズに合ったお弁当箱と水筒を揃えてみてはいかがでしょうか。
2018年04月28日4月23日は「子ども読書の日」だということを知っていますか?子どもの読書活動への理解と関心を深め、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めることを目的に制定された「子ども読書の日」。シェイクスピアとセルバンテスの命日であり、ユネスコが「世界・本と著作権の日」と宣言していることにちなんで、この日になったそう。そこで今回は、とあるアンケート調査を参考に、「子どもと読書」について調べてみました。平日は短い時間で!とある調査というのは、文部科学省が昨年7月に発表した「子供の読書活動の推進等に関する調査研究」というもの。同調査を見ると、小学生・中学生・高校生それぞれがどの程度読書をしているのかがわかります。今回は、対象を「小学生(4、5年生)」だけに絞り、読書の傾向を見ていきましょう。まずは、子どもが読書にあてる時間から。Q.1日にどのくらい本を読みますか?(平日)【小学4年生】・まったくしない…13.8%・15分より少ない…29.3%・15~29分…32.9%・30~59分…15.8%・1時間以上…8.2%【小学5年生】・まったくしない…15.3%・15分より少ない…30.9%・15~29分…30.4%・30~59分…15.8%・1時間以上…7.6%4年生も5年生も、各項目ともそこまで大きな差は見られず、「まったくしない」と回答したのはわずか15%前後。「1時間以上」など、まとまった時間を読書に費やす子どもはどちらも10%以下と決して多くありませんが、8割以上の子どもは、学校がある平日でも読書が習慣になっているようです。休日は読書の時間が長い!?では、休日はどうでしょうか?Q.1日にどのくらい本を読みますか?(休日)【小学4年生】・まったくしない…24.6%・15分より少ない…20.3%・15~29分…19.4%・30~59分…18.5%・1時間以上…17.2%【小学5年生】・まったくしない…24.6%・15分より少ない…21.5%・15~29分…20.0%・30~59分…17.2%・1時間以上…16.6%どちらも、平日に比べ「まったくしない」との回答が10ポイントほどアップしていますが、その一方で「30~59分」「1時間以上」読書するという子どもの割合は増えています。休日は学校がない分、自分の時間を自由に使うことができ、まとまった時間を取りやすいということかもしれませんね。ちなみに、同調査では「1カ月間で何冊の本を読むか」についても結果が出ていて、その平均値は4年生が8.78冊、5年生が7.77冊。単純に1カ月を4週間とすると、「週に2冊くらいは本を読んでいる」ということになります。もちろん、どの本を読むかによってもペースは変わりますが、それにしても結構なハイペースですよね。語彙力や文章構成力、想像力などが身につくことが期待される読書。なかには、教育の一環として取り入れているママもいるのではないでしょうか。繰り返しになりますが、4月23日は「子ども読書の日」。子どもと一緒に図書館や本屋さんに行ってみるのも、よさそうです。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月23日最近、街で自転車を運転する子どもたちを見かけ、「えっ?こんなに小さい子が補助輪なしの自転車に乗ってるの!?」と、驚いたことはありませんか?たまたま運動神経がいい子どもだったのか、それとも現代っ子は親が早くから練習させるのか、ちょっと気になりませんか?子どもに自転車デビューをさせるのは、親にとっても大事なこと。今回は、今どきの子どもの自転車事情についてご紹介いたします。A_Team / PIXTA(ピクスタ)■ 子どもの自転車デビューは平均5.7歳から4.9歳へと低年齢化しているマハロ / PIXTA(ピクスタ)日本トイザらスが実施した「自転車に関する調査」で、”自転車を運転することができる”と回答した20歳以上の調査対象者に、何歳頃から自転車に乗れるようになったか聞いてみました。するとトップは、「6歳」の31.2%。次いで「5歳」27.0%、「7歳」15.6%という結果となりました。これらの結果を平均すると20歳以上の人の自転車に乗れるようになった年齢は「5.7歳」。さらに回答者の子どもが、自転車に乗れるようになった歳について聞いてみると……。なんとその平均年齢は「4.9歳」と、0.8歳も若くなるんです。昔は、小学1年生でも自転車に乗れない子は珍しくありませんでしたが、現代の平均を見てみると4~5歳で大体のお子さんが自転車に乗れるようになっている、というから驚き!この理由、気になりますよね。■ 自転車デビュー低年齢化の背景ってなに?NORI / PIXTA(ピクスタ)自転車デビューの低年齢化の背景でまず思いつくのが、バランスバイク(キックバイク・※1)に乗るお子さんが増えていること。小さいうちからバランスバイクに乗って遊ばせていると、自転車に乗る時と同様のバランス感覚が身につくと言われ近年大流行のアイテムですよね。そのほかには、以下の理由が挙げられるそう。親世代よりも、インチの幅が充実しているからサドルが低い自転車が増え、低身長の頃から自転車に挑戦できるから確かに昔は子ども用自転車といえば、16型がメインというイメージ。charly / PIXTA(ピクスタ)しかし現在は、12~18インチと幅広い選択肢があります。どうやら、子ども用遊具や子ども用自転車の充実など、それをとりまく環境によって、自転車デビューの低年齢化に繋がっているようですね。■ 子どもの自転車選びのポイントとトレンド親にとって大事なのは、自転車選びのポイント。親たちが重視するのは、「価格」「サイズ」「デザイン」のようですが、特に重要なのはやはり「サイズ」。マハロ / PIXTA(ピクスタ)自転車は大は小を兼ねない、成長するから……と思って大きめの自転車を購入してしまうと、”地面に足が付かない→恐怖感→自転車に乗りたくない”という負のサイクルに陥りかねません。サドルにまたがり、両足のつま先が地面につくブレーキを握って止まることができる一人で乗り降りできるなど、身長に合った安全に乗られる自転車を探すことが大切なんです。小さなお子さん用の自転車でデビューで人気のものは、先に挙げたバランスバイク、そして手押し棒付きの自転車なんだそう。バランスバイクを乗りこなすこと自体に練習は必要ですが、乗りこなすことができれば補助輪無しの自転車へのステップアップも安心のよう。バランス感覚が身についているので、練習なしで自転車に乗れるようになったというお子さんも少なくないそうですよ。手押し棒付きの自転車も、大人がある程度コントロールすることができるので、安心・安全という意味で高く評価されています。いかがでしたか?筆者は子ども自転車選びの際に、自転車販売のスタッフの方から”安全基準を満たした自転車は絶対条件!”(※2)と、アドバイスされました。最近は手ごろな価格の自転車も多く販売されていますが、そういった自転車は一度パンクしてしまうと修理不能なものあり、結局は使い捨てになってしまうこともあるそうです。成長したら買い換えるとなると低価格のものを選びたくなりますが、”安全”をお金で購入できると考えれば、どのような自転車が子どもにとって最適か分かるのではないでしょうか?※1ペダルがなく、足で地面を蹴って進むタイプの幼児用二輪遊具※2BAAマーク【参考】※【自転車に関する調査結果ご報告】子どもの自転車デビューの年齢が平均年齢5.7歳→4.9歳に※子ども用自転車の選び方-サイクルベースあさひ
2018年04月22日ゲームやおもちゃ、教科書、プリントなど…。部屋を見渡すと、子どもの物って意外と多いですよね。使ったままになっていると目につくし、スペースも占領してしまってとにかく邪魔!しかも、「片付けなさい!」なんて言っても右から左へ流れていくから、いつもイライラしているというママも多いのではないでしょうか?そこで今回は、世のママたちが実践している、「子どもが片付け上手になるコツ」を紹介します。1●物の量と収納スペースのバランスを確認冒頭でも触れたように、子どもの物って意外と多く、なぜか知らない間に増えていきますよね。だけどよく見てみると、じつは使っていない物や不必要な物もたくさん!収納スペースに入り切らないほどの物があるなら、そもそも整理整頓ができなくて当たり前です。まずは、物の量が収納スペースに見合うかどうかをチェックするところから始めると◎。そうすれば、収納スペースを増やすべきなのか、それとも断捨離すればいいのかが見えてきます。もし断捨離するなら、3カ月に一度、月に一度、週に一度など、定期的に断捨離するようにルールを決めておくと物が溜まりにくくなり、必要な物とそうでない物が仕分けやすくなりますよ。2●使い終わった物とこれから使う物を一緒に出さない机や子ども部屋というよりも、おもちゃで遊んでいる途中などに有効なのが、「使い終わった物」と「これから使う物」を入れ替え制にする方法。ママは掃除や洗濯、炊事と毎日やることが盛りだくさん。可能な限り目を光らせてはいるけれど、ずっと子どもに付きっ切りというのは難しいもの。そのため、「片付けなさい!」と言うタイミングは、おもちゃがあちこちに散乱しているなど、すでに散らかった状態になってからではないでしょうか?子どもにとっても、その状態から片付けるとなると、気が進まないものですよね。それなら、「そもそも散らかった状態にならないようにすればいい」というのが、この方法のポイント。一度に使えるおもちゃは「3種類まで」などのルールを決めて、「違うおもちゃで遊びたくなったらひとつ片付けてから」としておけば、少なくとも散らかりすぎることは避けられそうです。3●もう一度「片付け方」を教えなおすよくやってしまいがちなのが、「ここに戻すんだよ」「このカゴに入れるんだよ」など、「片付け方」を大雑把に教えて終わること。だけどそれでは、“キレイに”片付けることは伝えられていない可能性も…。たとえば本。「本は本棚に」と教えると、さかさまになっていても、順番がバラバラになっていてもOKということになります。子どもとしては、言われた通りにしているつもりでも、ママが見たら「ぐちゃぐちゃだ…」と感じてしまいますよね。最初のうちは、大雑把な教え方でも問題はなさそうですが、ある程度ひとりで片付けられるようになったら、「1から順番に本棚に並べるんだよ」「向きは揃えるんだよ」など、さらに細かく教えてあげると、「片付ける」ということがどういうことなのかを理解しやすくなるかも!?ほかにも、「子どもが遊ぶスペースをあらかじめ決めて、そのスペースだけおもちゃを出したままにしていい」、「一度でも片付けなかったら没収」など、家庭によってさまざまな方法があるようです。今まで色んな方法を試したけどダメだった、そんな時は、今回紹介した方法を一度試してみてはいかが?(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月21日4月になり新学期がスタートしたお子さんがいるご家庭は、まだまだ慣れない生活ではありませんか?我が家はこの4月から年長さんになった5歳の長女と2歳児クラスになった次女がいます。進級したことで、園への持ち物が少し変わり、めったに忘れることがないタオルやオムツの補充など、忘れ物をしてしまうことも。そこで今回は、子どもたちも楽しくできて忘れ物もなくせる「お支度ボード」をご紹介します。また、このボートのお陰で、我が家の子どもたちは、自分のペースで楽しく生活習慣を学ぶことができるようになりました。■ お支度ボードの目的は?今回作ったお支度ボードの目的は、いくつかあります。まずはやっぱり、忘れ物をなくすため!また、年長さんになった長女はたのしく自分でお支度ができるようになるため。そして、興味が出てきたひらがなを覚えるきっかけづくりのためでもあります。■ 用意するものはすべて100円均で揃います用意するものは以下の通り。すべて100円均で揃います。ペンや色鉛筆画用紙などの厚紙(ダイソー)はさみマグネットタックピース(セリア)磁石が付けられるボード(セリア)つくり方はとっても簡単です。1.まず、園の持ち物を書き出してみます。2.厚紙に分かりやすいイラストと名称を描きます。お子さんの似顔絵も作っておくと喜んでやる気もアップするはずです!(iPadを使いました)3.はさみで切り取ります。4.裏側にマグネットタックピースを貼り付けます。セリアのマグネットタックピースは最初から切れ目が入っていて、裏が粘着面になっているので手軽に使えますよ!これで完成です。■ 我が家での使い方は?マグネットを付けた理由は、曜日によって持ち物が違うからだったのですが、子どもたちは持ち物の確認をしながらボードにペタペタと貼っていました。まっさらのボードに自分の顔を貼って、「園服は着た」ペタ!「タオルも入れた」ペタ!「歯磨きセットも入れた」ペタ!といった感じでたのしく使っています。■ お支度ボードと一緒につくったもう一つのボード園では毎朝、「今日は何月何日何曜日?」「今日のお天気は?」といったことをしているようです。我が家の5歳児は、1から9までの数字は分かるものの、その先はまだまだ曖昧です。そこで今日の日付とお天気ボードも作ってみました。ひらがなや数字に興味が出てきたいま、園でも自信を持って大きな声で日にちやお天気を言うことができたら、うれしい笑顔が増えるかなという思いと願いを込めて。■ 今日の日にちとお天気ボードを作った結果このボードは玄関に置いているのですが、家を出る前に玄関を開けてお天気を確認するようになりました。日にちカードはすべて出すと目移りして分からなくなってしまうようなので、10枚くらいずつ出しています。「昨日は16日だったね。16日の次の日は何日だっけ?」という声掛けをすると、カードを見ながら一生懸命考えて正解できるようになってきました。お天気も最初はあてずっぽうで答えていたのですが、お天気チェックもカードもバッチリになりました!■ 子どものペースで楽しく生活習慣を学ぶことで笑顔が増えた!子どもは新しい環境でまだまだ慣れず不安もある4月。朝の登園前はどことなく不安そうだった表情でしたが、このボードを始めて1週間。小さな「できた!」が増えたことが良かったのか、小さな自信がチラホラとついてきたようにも思えます。この時期のお支度ボードはとても役立ちます。ちょっと面倒くさい毎日の準備も子どもと一緒にできる楽しみに変わるかもしれません。そして、子どもは自分で「できた!」の喜びがきっと自信に変わるはずです。ぜひ試してみてくださいね。
2018年04月18日生後半年を過ぎたころから、積み木やパズル、ままごとなど、だんだんとおもちゃを使って遊び始める子どもたち。この時期、自宅だけでなく、商業施設のキッズスペースや子育て支援センターなども利用するようになってきますよね。こうした場所に行くことは、ママにとっての息抜きや情報交換にもなるし、子どもにとってもほかの子どもたちと遊ぶいい機会ですが、時にはトラブルになることも…。その一例といえば、「おもちゃの奪い合い」。もしも自分の子どもがほかのお友だちが遊んでいるおもちゃを奪ってしまったら、どう対応していますか?今回は、ネット上の先輩ママの声を集めてみました。「おもちゃを横取りする子ども」に悩むママは多い育児の相談などができるネット掲示板にも、同様の悩みを抱えるママの投稿が散見され、なかでも「1歳児ママ」からの質問・相談が多い印象です。それらの投稿には、さまざまな意見が寄せられていて、多くのママは「うちの子も同じ(だった)」と、「子どもがおもちゃを横取りしてしまう」という状況に共感している様子。「まったく同じおもちゃだったとしても、なぜか誰かが使っているほうを使いたがる」、「お友だちから奪ったおもちゃを取り上げるとギャン泣き」など、ママたちの実体験もチラホラ見受けられます。では、こうした経験を踏まえ、世のママたちはどう対応してきたのでしょうか?「やさしく注意派」と「厳しく接する派」1歳の子どもに注意しても理解できないとは思いながらも、「お友だちが遊んでいるんだから、後にしよう」「順番だよ」「無理に取ったらお友だちが悲しむよ」など、根気強く、やさしく注意し続けるというママは多いよう。しかし一方で、そうした行動にイライラするとの意見も…。言い方は大げさかもしれませんが、おもちゃを取られたお友だちはいわば“被害者”。被害を被っている人がいるのに、やさしく言い聞かせるだけでは、甘すぎるということのようです。まだ言葉を理解できないのは仕方がないことですが、「手をぴしゃっと叩く」「おもちゃを奪った時点ですぐ帰宅」「次の日はおでかけなし」など厳しくするとの意見も少なくありません。場所を変えるのも有効?また、「そもそもほかの子がいるようなところにばかり行かなくていいのでは?」との意見も。ママは、「子どもがおもちゃを奪わないかどうか、常に見張っていなければならないストレス」、子どもは「わざとそうしているわけではないのに叱られるストレス」、それぞれがストレスを感じるような場所にわざわざ行く必要はないというのが、理由のようです。実際、そうしたストレスを感じたくないため、「近所の小さい公園で、2人で遊ぶ」などのコメントもありました。自分のおもちゃなのか、そうでないのかがわかっていなかったり、自分の気持ちを言葉や態度でうまく表現できなかったり、幼いうちは少々乱暴な行動に出ることもあるでしょう。しかし、成長していくにつれて、きっと学んでいくはずです。自分の家庭では、どんな方針で子育てをしていくのか、今一度考えなおしてみれば、何かヒントが見えてくるかもしれませんよ。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月16日子どものたちの新年度の生活が落ち着くタイミングで開催される学校での春のビッグイベント(?)といえば、新年度の保護者会です。年に数回、開催される保護者会ですが、特に新年度の保護者会は暗黙の了解で「参加」必須の雰囲気なことがほとんど。しかも平日に開催されるので、仕事を休む人、グズる赤ちゃんを抱えて参加する人などもいます。このようにいろいろと抱え込んでいても新年度の保護者会は休んではいけません。お子さんがこれから小学校に入学するママたちのために、休んではいけない3つの理由についてご紹介します。PHOTO NAOKI / PIXTA(ピクスタ)■ 理由1. 学校と地域のリアルな情報が手に入れられる!保護者会では学校側から今年度の学校のこと、地域のことなどを話してくれます。公立だとあまりないのですが、私立の場合は学校の方針や運営についての変更点などの情報を提供してくれる場合があります。参加しないと貴重な情報が得られなくなってしまうので、休まないほうがいいかもしれません。■ 理由2.休むとチェックされる、かえって目立つ?Ushico / PIXTA(ピクスタ)保護者だけの集まりだと、見た目や言動が目立つ・個性的な人、姉御肌の人が注目の的だと思われがちです。けれども、その人たちよりも目立っているのが、最初の学年やクラスの保護者会で休む人。「〇〇さんのママは何で休んだのかしら?」と、ほかのママさんに裏で言われる可能性も。他人の行動が気になる人は、休む理由をより深く探るというケースもあるようです。■ 理由3.役員や委員を勝手に決められてしまう!xiangtao / PIXTA(ピクスタ)低学年だと、「役員委員を早いタイミングでやって、後はゆっくりしたい」という方も多めなので、クラスの役員委員決めも比較的スムーズに済むようです。そのために保護者会当日に休んでしまうと、上の学年で役員や委員になる確率が高くなるので、よっぽどのことがない限り休まないほうがいいです。さらに、上の学年の場合、役員や委員になると会長や委員長といったまとめ役になる可能性も高くなり、決めるのにも時間がかかり、負担になるようです。知り合いのママさんに聞いたら、会が終わったのが夕飯直前だったという話もあったそうです。いかがでしたか?新年度が始まって間もない保護者会は、委員・役員決めがあるので、参加するには抵抗あるかもしれません。ですが、貴重な情報も得られる場でもあるので、できるだけ保護者会に「参加」することをオススメします。
2018年04月15日RPGやアクション、育成などさまざまなジャンルがある「ゲーム」。最近では小型のゲーム機もあり、スマホやタブレットで遊べるものも増えています。実際、子どもが夢中になっているという家庭もきっと多いはず。大人でもそうですが、ゲームってつい夢中になってしまって、気づけば何時間も経っている…なんてこともありますよね。そんな事態を防ぐため、ルールを決めてゲームをさせている家庭も多いと思いますが、具体的にはどんなルールなのでしょう?「ゲームをやっていい日」と「時間制限」を決めるネット上の意見を見てみると、多くの家庭では、「ゲームをやっていい日」と「ゲームをやってはいけない日」を分けているようです。「土・日・祝の休日だけ」「月・水・金の一日おき」「毎週○曜日」など、“やりたい時にいつでも”というのは、避けている様子。また、「ゲームをやっていい日」とあわせて、「時間制限を設ける」との声も散見されました。やはり「一時間」もしくは「二時間」くらいが多いようですが、なかには「勉強した時間×2」というルールを設ける人も。この方法は、ゲームのし過ぎを抑制するだけでなく、きちんと勉強するきっかけにもなっているので、まさに一石二鳥かもしれませんね。口出しせず、子どもに管理させるたとえば、ゲームをするために宿題を後回しにする、夜遅くまでゲームしていて朝起きられないなどがあった時。それも社会勉強と捉えるママやパパは意外と多いようです。宿題を忘れて先生に叱られるのは子ども自身だし、朝起きられないで不機嫌になるのも自分のせい。よっぽど健康上、教育上の悪影響がある場合などは別ですが、基本的には口出ししないという方針の家庭も少なくない印象です。また、「自己責任」というのは、ゲームの片付けに関しても同様で、「おもちゃが出しっぱなしになっていたら没収」とルールを決めているならゲームも没収するなど、厳しく対応するママの声もチラホラ。外に持ち出してなくした、壊したという場合も、すぐに新しいものを買い与えずにしばらく様子を見ることで、大切に扱うことを学ぶとの意見もありました。ルールを設けない家庭も少なくない!?一方で、「特にルールは決めていない」という人も少なくないようです。その理由としては、以下のようなものが見受けられました。【ルールを設けない理由】1)ルールを決めても守らない子どもは多い2)子どもがルールを守らないと親がイライラする3)ルールを決めると、守らなかった時の「罰」も考えないといけないそれぞれの家庭で教育方針が異なるため、子どもにゲームをさせるか否かについては賛否両論ありますが、子どもにとっては「学校で話についていけない」などの悩みも…。今回紹介したルールはあくまでも一例です。そもそもルールを決めるかどうかも含め、それぞれの家庭に合った答えを見つけてくださいね。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月14日「ゲーム」と聞いて何を思い浮かべますか?きっと大半の方はテレビゲームやスマホアプリなどを思い浮かべるのではないでしょうか。でも、そんな時代に逆行して、いま大人数で楽しむカードゲームやボードゲームがアツいんです!少し前までは、カードといえばトランプ、ボードゲームといえば人生ゲームくらいでしたが、最近は面白い新作がたくさん出ています。しかも、簡単なルールで小さな子から大人まで年齢関係なく遊べるものが多いです。今、筆者宅で大人気のゲームを3つ紹介したいと思います。■ 1.「ブロックス」子どもだけでなく大人もハマるボードゲームこの「ブロックス」は、2〜4人で行うボードゲームです。やり方は、自分の色を決め、様々な形のブロックピースを角と角だけがくっつくように置いていきます。一周目はボードのいずれかの隅にピースを置きます。二周目以降になると最初においてものに角が接するように置きます。辺がくっついていたり、どれとも離れていたりしてはいけません。全員置けなくなったらゲーム終了!手元に残ったピースの少ない人が勝ちです。単純なルールなので、小さな子でもすぐに覚えられますよ。上の写真がスタートした直後、下が置けなくなって終了したとき。1ゲーム15分ほどでしょうか。もう完全に頭脳戦です!小学生から楽しめますが、意外と大人の方がハマっちゃうかも!?■ 2.「ナインタイル」人気クイズ番組で紹介されてブレイクしたカードゲーム次の「ナインタイル」は、9枚のタイルを、入れ替えたり裏返したりして“お題通り”に並べるゲームです。ルールは単純なのですが、記憶力や判断力が必要なカードゲームです。大人も子どもも関係なく楽しめますよ。2〜4人で楽しめます。思ったより頭を使うので、かなり脳トレにもなりそうです。このゲームは、昨年人気クイズバラエティ番組『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)で取り上げられたのをきっかけに、人気に火がつきましたね!■ 3.「ナンジャモンジャ」何度やっても爆笑必至のカードゲーム「ナンジャモンジャ」は1枚1枚に独特のモンスターが描かれていてなんとも不思議なカードですが、子ども受けはバツグン!順番にカードをめくって、そのモンスターに名前をつけていくというルールです。ただし、同じモンスターが出た場合は、つけた名前を呼ばなければいけません。最も早く名前を呼ん人がカードをもらい、一番多かった人の勝ちです。名前をつけるだけなので小さな子でもできますし、むしろ小さな子の方が想像力や記憶力が豊かだったりします。何度やっても爆笑の渦!年齢関係なく楽しめるゲームです。画像は「シロ」バージョンですが、絵柄の違う「ミドリ」バージョンもあります。2つ合わせると楽しさ&難易度も2倍!我が家も近々買い足す予定です。いかがでしたか?最近のテーブルゲームはどれも進化していて楽しそうですよね!考えることで脳が活性化するというのもありますが、ワイワイ盛り上がる中でコミュニケーション能力なども高まりそうですよね。一人でやるテレビゲームより、はるかに得るものが大きいと思います。久しぶりに友達や家族と一緒に盛り上がってみてはいかがでしょうか?
2018年04月08日子どもが成長するにつれて話す言葉も増え、コミュニケーションがとりやすくなる一方で、子どもの「言葉遣い」は気になるところ。幼稚園・保育園にあがる頃には、「うんち」や「おしっこ」、「おちんちん」などのなるべく人前で言ってほしくない言葉を使いたがったり、どこで覚えたのか「バカ」や「アホ」などの人を傷つける言葉を使い始めたり…。ママやパパがどんなに気を付けていても、子どもの言葉遣いが悪くなってしまうことはありますよね。気づいた時には注意をしてやめさせようとしますが、子どもは天邪鬼だから、余計にエスカレートしてしまうこともしばしば。では、こうした状況になった時、先輩ママたちはどうやって対処してきたのでしょう?自分の言葉遣いを振り返る言葉だけに限りませんが、子どもは身近にいる大人を手本にして成長していきます。実際、自分の口癖が子どもにうつっていた…なんてドキッとした経験があるママも少なくないのでは?「ムカつく」「クソ!」といった乱暴な言葉は、ママやパパが言っているのを聞いて覚えた可能性も否定できません。もし、自分自身がそういった言葉を使ってしまっているなら、いくら子どもに「やめて」と言い聞かせてもあまり効果はなさそう。今一度、ママ自身やパパの言葉遣いに注意を払ってみるのも、子どもの言葉遣いを正すためには、重要なことですね。園や学校と自宅での様子を比較してみる家では甘えん坊だったり、暴れん坊だったり、手がかかるような子どもでも、園や学校では問題なく過ごしているという話は意外とよく聞きます。言葉遣いに関しても、同じように捉えるママは多いようです。むしろ、「汚い言葉を使うことでママが注意してくれる」=「“ママに構ってほしい”サインだ」と考えるとの意見もありました。「自宅では言葉遣いが悪くても、家族以外の大人やお友だちに対しては正しく話せているならOK」と、あまり深く考えすぎずにいることも対処法のひとつと言えそうです。どうして“いけない”のかを説明する子どもの言葉遣いについて注意する際、ただ「やめなさい!」と言うだけで終わっていませんか?大人の言動をどんどん吸収していくとはいえ、やっぱりまだまだ子ども。その言葉を「どうして」使ってはいけないのか、「いつ」使ってはいけないのかをきちんと説明しながら注意することでわかってくれることもある。そう実感するママの意見も散見されました。「やめなさい!」と言っても全然聞いてくれない子どもは多いものですが、「やめなさい!」の前後にプラスα付け加えるよう心掛けるだけで、子どもの態度も変わるかも!?場合によっては、「いじめ」に発展してしまうこともある「言葉遣い」。自分は特に気にしていなくても、相手にとっては傷つく言葉かもしれない…。「言葉遣い」って、大人になった今でも難しい問題ですよね。だからこそ余計にナーバスになるママの気持ちも痛いほどわかりますが、焦らずゆっくり解決していきましょう!(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月08日「あうー」などのクーイング、「ばぶばぶ」などの喃語、そして「パパ」「ママ」など身近な人や物を示す言葉といったように、子どもが成長するにつれて言葉を覚え、会話でのコミュニケーションがとれるようになっていきます。まだ言葉は拙いものの、一般的に3歳になる頃には自分の意思を示すような会話も出来るようになることが多く、ママとしても子どもの気持ちや考えがくみ取りやすくなりますよね。しかし、なかには“話せるはずなのに”話さない子どもに悩んでいるという声も…。こうした状況に、先輩ママたちはどう対応してきたのでしょうか?質問の仕方を変えてみる場合によっては、子どもへの質問の仕方によって、子どもが話す必要がなくなっている可能性もあるようです。たとえば、子どもに飲み物を飲ませようと思った時。「お茶いる?」「お水は?」という聞き方をするママは多いものですよね。しかしそれでは、お茶や水が欲しいならうなずけば伝わるし、そうでないなら首を横に振れば伝わります。それを踏まえ、「イエス・ノー」で答えられる聞き方をしないようにすることで、子どもが話すきっかけになるというのがひとつ目の対処法。先ほどの例と同じように飲み物が必要かどうかを聞く場合にも、「お茶とジュースどっちがいい?」「何を飲みたい?」「リンゴとブドウどっちにする?」といった聞き方をすることで、「ジュース」や「リンゴ」のような単語で答える必要が出てくるため、言葉を発するきっかけになるのだとか。一番下の子にも発言の機会を与えるきょうだいがいる場合、一番下の子は話さなくても不便がないことが多いですよね。それはつまり、自分が何も言わなくても、お兄ちゃんやお姉ちゃんが答えてくれるので、わざわざ自分が答える必要がなくなっているということです。個別にではなく子どもたち全員に向けて何かを聞こうとする時、ママとしても、より言葉を理解してくれて、自分の意思を伝えることが出来る“上の子”を中心に言葉を投げかけがちですよね。実際、特に意識せずにそうしていると思います。時間は余計にかかってしまうかもしれませんが、「子どもたち全員の意見をそれぞれ聞く」、「発言する機会が少ない子どもに話を振る」など工夫すれば、話すようになってくれるというママの意見はチラホラ見受けられました。ママの中にある「子どもの成長のハードル」を下げる「言葉」については、子どもの性格や成長速度が異なり、「何歳までに○○が出来る」といった情報はあくまでも“目安”に過ぎません。また、「話す」「会話する」というのは、「自分から言葉を発すること」だけに注目が集まりがちですが、「他人の言葉をきちんと聞き、理解すること」も大切です。そのため、「言葉を発する回数は少ないけれど、他人の話を聞けているから大丈夫」と、ママが考える子どもの成長のハードルを下げて、割り切ることも重要との意見も散見されました。「言葉」だけでなく子どもの成長に関することって、「まわりの子たちは出来ているのに…」とつい比較してしまうもの。しかし、子どもにも“自分のペース”があり、それがお友だちと同じとは限りません。もちろん、しかるべきところに相談するというのもひとつの方法ではありますが、まずは自分で出来ることから試してみてもいいのかもしれません。(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
2018年04月07日大変残念なことに、いつの時代も、どこの環境でも多かれ少なかれいじめの話は耳にします。日本人の国民性か? それとも、日本の風土や気質がもたらすものなのか?もしも、あなたやあなたの子どもがいじめにあったら、その時どうふるまうのが正解なのか? 様々な識者の意見を参考に、いざという時の知識を身につけましょう。その1 妻による夫いじめに解決の余地はあるのか愛していた夫に対して愛情が薄れるばかりか、憎さが勝り、いじめてしまうという妻もいるそうです。いったいどうしてこういった夫婦の構造になってしまうのか、そこには、夫が妻のフラストレーションに向き合っていない可能性もあるそうです。▼続きはコチラ▼その2いじめられやすい人にも特徴があるいい人で人あたりもいいのに、なぜかいじめのターゲットになりやすいという人は存在するもの。いったい、いじめにあいやすい人とそうでない人は何が違うのか、その違いを心理カウンセラーの那賀まきさんにお聞きしました。▼続きはコチラ▼その3 もしも職場でいじめにあったらやってはいけないこともしもわが子がいじめにあったら、親はどういった行動を起こすべきなのか? 心理カウンセラーの那賀まきさんが教えてくれた、「わが子が職場でいじめにあった際」の対処法は、学校に通う子どもにも役立つものがあります。▼続きはコチラ▼その4そもそもいじめられにくい子どもにすることはできるもの?親としては、できれば我が子にはいじめの被害にあわずに、まっすぐとすくすく育ってほしいもの。ならば、いじめられにくい子どもに育てることはできるもの? 心理カウンセラーの那賀まきさんは、親がすべき5カ条を教えてくれました。▼続きはコチラ▼その5我が子がいじめにあったら頑張れはNGもしもわが子がいじめにあったとしても、頑張れというのはNG。嫌なことを嫌と言えない状況に陥っている子どもに頑張れというと、苦しい環境に身を置き続けてしまうことになるからです。▼続きはコチラ▼その6親には何でもする覚悟が必要もしもわが子がいじめられたら、親に必要なのは、子を守るために何でもする覚悟だと心理カウンセラーの椎名あつ子さんは話します。椎名さんは、いじめが解決しなかった場合の思考法についてもhなしてくれました。▼続きはコチラ▼
2018年04月06日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~