子どもはかわいいし、産めない事情があるわけではないけれど、2人目に前向きになれない私。もし今娘と赤ちゃんがいたら?とシミュレーション。年齢的なタイムリミットもあるので葛藤し続けてきましたが、周囲のきょうだいを育てるママ友の様子を見たり、実母に相談したりした結果、決断しました。 新生児期のあふれる母性最初に2人目を意識したのは、娘がまだ新生児のころでした。「もう赤ちゃんじゃなくなっちゃうなんて! 早く次の子が欲しいな」と家族に話していたのを覚えています。でも今思えば産後ハイによるものでした。 産後2カ月ほどで里帰りが終了して本格的に育児に追われるようになってからは、「もう1人育てる? 絶対無理!」と思うようになりました。何より今いる娘のことがかわいくて、赤ちゃん中心の生活が考えられません。私自身が長女で、妹のために我慢することもある立場だったので、娘に寂しい思いをさせたくなかったのです。 身近なママ友から第2子妊娠報告を受けて娘が1歳を過ぎると、周囲から第2子妊娠の知らせが聞こえてくるようになりました。それは純粋におめでとうという気持ちでしたが、自分もあとに続きたいとは思いませんでした。ただ、自分自身は姉妹で、我慢もあったけれど楽しいことや心強い面も大いにあって、娘がひとりっ子なのは胸に引っかかる部分があったのも事実です。 追い討ちをかけるように祖母から、「ひとりっ子はかわいそうだ」という声も。実母を含めて、身近な人は2人目を心待ちにしているのがわかりました。 本気で悩む日々妊娠できるかどうかは置いておいて、自分の不安要素をまとめてみました。まずは妊娠中のつわりがつらかった思い出。次に経済的に2人育てて大学まで行かせてあげられる自信がないこと。さらに、私自身30歳を過ぎていて、夫がひと回り年上ということもあり、下の子に何かあった場合、娘に多大な負担をかけてしまうことなどです。 実母には正直に、前向きになれないことを話しました。残念そうでしたが、「仲のいいきょうだいばかりじゃないからね」と寄り添ってくれました。 娘を最大限愛することにそもそも結婚当初は、子どものいない人生も視野に入れていた私たち夫婦。けれど子どもを育てることで得られた豊かさは、何にも変えられないものだと実感しています。2人目が生まれたら、私たち家族にとって、さらに素晴らしい日々になるだろうなとも思います。 でも、ひとりっ子を育てて5年目、身近にはきょうだい育児中のママ友ばかりですが、きょうだい喧嘩や赤ちゃん返りなど本当に大変そうで、やっぱり私には無理だなと感じています。夫と娘がいるだけで十分に幸せ。とても大切で、私を必要としてくれる娘を最大限愛していこうと決めました。 2人目計画にはとても悩みました。親族からは2人目を待ち望む声があるものの、実際に育てるのは自分たち。夫は私の意見を尊重してくれます。悩んでいたときに実母が、「仲のいいきょうだいばかりじゃないからね」と、“産みたくない私”に寄り添ってくれたことで気持ちの整理がつき、ひとりっ子の娘に尽くそう!と決心がつきました。 監修/助産師REIKO著者:コイデ フサコ娘が1歳のときから現在4歳まで正社員ワーママを頑張ったものの、心身共に限界を感じて10年勤めた会社を退職。娘にとってお母さんの代わりはいないこと、お母さんの自由時間の大切さを痛感している。
2022年04月08日私は2児のママですが、下の子を出産後は里帰り出産もなく、退院直後からワンオペ育児でした。2人育児がハード過ぎて徐々に母乳育児から遠ざかり、下の子が生後2カ月のころには完ミ育児に。そんな私が感じた「ミルク育児のメリット」をお伝えします。ママが気兼ねなく服薬できる上の子の授乳では混合育児をおこなっていた私の実体験なのですが、母乳を飲ませている時期に風邪や病気にかかってしまった場合、服薬のことで非常に悩んだ記憶があります。 下の子が生後2カ月のときから私の疲れがピークに達し、目が腫れたり咳が止まらなかったりと心身の過労からくる症状に悩まされました。病院を受診しお医者さんに服薬をすすめられても、完ミ育児のおかげでお薬の種類で悩む必要はなかったです。子どもが2人になると横になって休んでる時間がほぼないので、さまざまな不快症状もお薬のおかげですぐに治ったのは本当にありがたかったです。 上の子と2人きりの濃密な時間を過ごせる私は退院直後から親戚などに頼れず、日中はひとりで育児をおこなっていました。上の子は、私の産後直後は特に退屈さと寂しさで情緒不安定になっていました。そこでいろいろな方に相談したところ、どの方からも「上の子と2人きりの時間をなるべく取りなさい」とアドバイスを受けました。 そして私は思い切って、上の子と濃密な時間を過ごすべく遊園地などの遠出を決行。上の子とおでかけの際は、下の子はパパに預けました。完ミ育児だからこそ、授乳のことを気にせず他の人に預けることもできたのです。そして、1日中ママと2人で過ごせる時間をたっぷり取ったおかげで、徐々に上の子の気持ちも落ち着いてきました。 下の子の生活スケジュールが整う下の子を完ミ育児にしたおかげで、授乳後は毎回「いくら飲めたか」が数値ではっきりとわかります。これが、下の子の生活リズムを整えるのに非常に役立ちました。上の子のときは混合育児で育てていたので、一体どれだけ飲めたかが確認できず、オロオロして昼寝のタイミングを失い、気付けば夕方……なんてこともありました。 下の子はしっかりと飲んだ量が確認できるので、泣いていても「さっきは遊び飲みしていつもの半分量しか飲まなかったな」などと理由がわかり、そんなときは育児用ミルクを足したりと臨機応変な対応ができました。満腹になると良く寝てくれるので、自然と生活リズムが整いました。 赤ちゃんを育てていくうえでさまざまな授乳スタイルがありますが、2人目を出産後しばらくはどうするべきかと悩みました。そのなかで、「自分が本当に大切にしたいことは何か?」と考えたことで、授乳スタイルが定まったように思います。特に2人目以降の出産は上の子もいますので、人と比べたりひとつの方法にこだわったりすることなく、柔軟に対応することが大切だと学びました。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年04月08日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第102話。産後1カ月、里帰りから戻り、不安がありつつも気合を入れて帰宅。ところがそんなときに夫が……。里帰りを終え実家からアパートに戻ったのは、産後1カ月以上経ってからでした。夫が出張が多く留守がちだったため、なんだかんだとのびてしまった感じです。実家では、忙しい合間を縫って、なんだかんだと母が手伝ってくれていましたが、これからは母の手は借りられない生活。不安もありつつ、気合いを入れて帰宅しました。ところが……。 「ママならぬ日々」第102話 夫、まさかのインフルエンザ発症!1カ月以上ひとり暮らしでピンピンしていたのに、なぜ私たちが帰ってきたタイミングでかかるんだ〜!!と、思わずにはいられませんでした。 どんどん熱が上がっていく夫。新生児のお世話でただでさえ余裕がないのに、感染を避けながら夫の看病もしなくてはならないとは……。正直どうすればいいのかわからず、途方に暮れてしまいました。 監修/助産師REIKO著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年04月08日株式会社スタジオアリス(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:牧野 俊介)は、4月の祝日「昭和の日」にちなみ、昭和64年までに産んだ子どもを持つ男女250名(以下、昭和親)と、小学生未満の子どもを育てる男女250名(以下、令和親)の計500名を対象に、「赤ちゃんのお祝い行事調査」を実施いたしましたので、その結果をご報告します。本調査では、お宮参り、誕生日、マタニティフォトなど、赤ちゃんのお祝い行事や関連イベントについて、認知度やお祝いの実施有無、祝い方や招待客、実施理由など様々な実態について調査しました。昭和親と令和親で傾向を比較し、令和親の約4割が「ハーフバースデー」を祝うことや、令和親の方が写真館・フォトスタジオで撮影する傾向があることなどが明らかになりました。また、各行事の祝い方ランキング1位は「記念写真」であることや、「マタニティフォト」を撮影した人のうち9割以上が「撮影して良かった」と思っていることも分かりました。スタジオアリスでは、赤ちゃんの産まれる前に撮影する「マタニティフォト」から、生後1年をお祝いする「バースデーフォト」まで、赤ちゃんのお祝いに際した様々な撮影プランをご用意しております。調査結果 トピックス1.令和親の約4割が「ハーフバースデー」祝う。約6人に1人が「マタニティフォト」実施「ハーフバースデー」のお祝い実施率は、令和親38.4%・昭和親4.0%で大差2.各行事の祝い方ランキング1位「記念写真」。令和親の方が写真館・フォトスタジオで撮影する傾向「衣装を着させる」、「部屋をデコレーションする」もランクイン伝統行事は「母方の親」を招待。誕生日やハーフバースデーには「誰も招待しない」が多数3.マタニティフォト・アフターマタニティフォトの撮影理由「貴重な瞬間だから(87.0%)」使用方法は「アルバムや冊子にする(45.7%)」が最多。9割以上がマタニティフォトを撮影して“満足”4.産後のパートナーへの印象「良い方に変化」24.8%、「悪い方に変化」20.0%、「変化なし」55.2%良い方:女性「父親としての自覚が増した」、男性「子どもを産んでくれたことへの感謝」悪い方:女性「辛いときに頼りにならなかった」、男性「自分に対してのあたりが強くなった」■ 1.令和親の約4割が「ハーフバースデー」祝う。約6人に1人が「マタニティフォト」実施本調査では、生後1か月頃の赤ちゃんの健やかな成長をお祈りする「お宮参り」、生後100日前後に「一生食べ物に困らないように」という思いを込めて行う「百日祝い(お食い初め)」、生後初めて迎える節句「初節句」をはじめ、「誕生日」、生後半年を祝う「ハーフバースデー」、妊婦姿を写真に残す「マタニティフォト」、産後マタニティフォトと同じ構図で赤ちゃんと一緒に撮影する「アフターマタニティフォト」について調査しました。まず、各イベントの認知度について調べると、昭和親・令和親ともに9割以上が「誕生日(昭和親94.0%・令和親91.2%)」はもちろん、「お宮参り(昭和親92.8%・令和親90.4%)」を知っていると回答。「百日祝い(昭和親79.6%・令和親90.0%)」、「初節句(昭和親87.2%・令和親84.0%)」も多くの人が知っていると答え、昭和親・令和親ともに認知度が高いイベントであることが分かりました。一方で、「ハーフバースデー」は昭和親16.0%・令和親72.0%、「マタニティフォト」は昭和親18.8%・令和親68.0%と、どちらも令和親の方が認知度が高いイベントであることが判明。「アフターマタニティフォト」については、認知度は低い傾向があるものの、令和親の1割以上が知っていることが明らかになりました。伝統的なイベントは両世代ともに継承されつつ、時代を経て新しいイベント行事も文化として根付き始めているようです。また、実際に各イベントを実施したか、または実施する予定かを調査すると、認知度と同様に「誕生日(昭和親84.8%・令和親84.4%)」、「お宮参り(昭和親76.4%・令和親78.4%)」が実施率が高い傾向が分かりました。令和親からの認知度が比較的高かった「ハーフバースデー」は約4割、「マタニティフォト」は15.6%と約6人に1人の令和親が実施する(した)という結果になりました。■ 2.各行事の祝い方ランキング1位「記念写真」。令和親の方が写真館・フォトスタジオで撮影する傾向続いて、各行事の祝い方について調査しました。それぞれTOP5をランキングにすると、1位はどの行事においても6割を超えて「記念写真」となりました。節目を迎えるタイミングで、赤ちゃんの姿を思い出に残したいと考える親が多いことがうかがえます。2位に多かったのは「自宅でご馳走を食べる」でした。また、お宮参りや百日祝い、初節句といった、伝統的な衣装がある行事は「衣装を着させる」という回答が見られたほか、誕生日やハーフバースデーでは、「部屋をデコレーションする」という回答が上位に並びました。※複数回答可、TOP5また、祝い方を昭和親・令和親で比較してみたところ、特に差が見られたのは「初節句」と「誕生日」でした。初節句では、昭和親の方が「自宅でご馳走を食べる(昭和親60.4%・令和親42.8%)」傾向があり、反対に、令和親の方が「部屋をデコレーションする(昭和親4.7%・令和親15.8%)」傾向があることが分かりました。誕生日では、昭和親は「自宅でご馳走を食べる(昭和親71.7%・令和親56.4%)」、「記念写真を撮る(昭和親59.9%・令和親70.6%)」の二つに多くの票が集まった一方で、令和親では「部屋をデコレーションする(昭和親9.4%・令和親36.0%)」、「行事のお飾りを飾る(昭和親8.0%・令和親23.2%)」にも2割以上の票が集まり、祝い方が多様化していることがうかがえました。一番実施する人が多かった「記念撮影」について、どのような方法で撮影するかを聞くと、意外にも令和親の方が「写真館・フォトスタジオで撮影(昭和親59.2%・令和親76.5%)」する家庭が多いことが判明。一方、昭和親は「自宅で自分かパートナーが撮影(昭和親71.5%・令和親61.8%)」に多くの票が集まりました。気軽に行ける写真館やフォトスタジオが増えたことが背景の一つとしてありそうです。続いて、お祝いには誰を呼ぶかを調査すると、覚えていない・未定の方を除き、各イベントで上位を占めたのは子どもの祖父母にあたる「母方の親」、「父方の親」、そして「招待していない(しない予定)」でした。それぞれの順位を見ると、お宮参り、百日祝い、初節句といった伝統的な行事は祖父母を招く傾向があり、誕生日やハーフバースデーなどでは「招待しない」という親も多いようです。※複数回答可、TOP5お祝いでやって良かったこと、反対にやっておけば良かったと後悔したことについて聞いてみると、写真撮影に関連したエピソードが多く寄せられました。<やって良かったこと>「初節句で、おじいちゃんやおばあちゃん、いとこ、おじさん、おばさん等集まってくれて、プロのカメラマンに撮影してもらった。すごく思い出が詰まった写真になった」(北海道・62歳・女性)「お宮参りで相手の祖父母さんとお近づきになれた」(佐賀県・68歳・男性)「写真に残せることはやって良かったと思う。その時にしか着られない衣装を着させたり、人形などをおくって毎年飾ってもらえるのがいい」(愛媛県・69歳・男性)「誕生日は家族3人で外食をしたのだが、コロナの影響でこれが初めての外食となったため、良い思い出になった」(東京都・30歳・男性)<やっておけば良かったこと>「写真をもっと撮っておきたかった。ビデオ撮影をしても良かったかなと思います」(福岡県・60歳・男性)「十分にやってきたつもりだったが、インスタなどを見ると、新生児フォトを撮っておけば良かったなとか、お昼寝アートをもっと撮りたかったなとか、誕生日はこうすれば良かったなとかがいっぱい出てくる」(岩手県・39歳・女性)「子どもだけでなく、大人も一緒に並んで写真を撮れば良かったと思った」(東京都・34歳・女性)「義父母がいると自分の意見が通らないのは百も承知なので、別日で家族だけでやれば良かった」(京都府・33歳・女性)■スタジオアリスの「お宮参り(ニューボーンフォト)」・「百日祝い(お食い初め)」について行事の祝い方として記念写真を撮る人が多いことや、写真館やフォトスタジオで写真を撮る人が増えたことが調査から分かりました。スタジオアリスでは、伝統行事の「お宮参り」、「百日祝い」を思い出に残すプランをご用意しております。生後1か月前後の赤ちゃんに、のしめやベビードレスなどかわいい祝着を着せた、笑顔の家族撮影はいかがですか。また、生後100日前後の赤ちゃんは表情が豊かになり撮影スタイルの幅もグッと広がります。一段と可愛らしさが増すこの時期に、お祝いの記念として写真を撮りましょう。【お宮参り(ニューボーンフォト)】【百日祝い(お食い初め)】■スタジオアリスの「ハーフバースデーフォト」・「バースデーフォト」について毎年のイベントにすることでお子さまの成長を確かめることができる「バースデーフォト」。スタジオアリスでは、年齢によって背景を変えて、毎年ちがった雰囲気の写真を残すことができます。また、令和親のうち約4割が実施する(した)、1歳のちょうど半分を記念する「ハーフバースデーフォト」撮影もご用意しています。かわいらしいデザインの背景や着ぐるみ衣装が、お子さまの愛らしい姿を際立てます。【ハーフバースデーフォト】 【1歳バースデーフォト】■スタジオアリスの「すくすく成長フォト(体重計撮影)」スタジオアリスでは、0~1歳までの赤ちゃん限定メニューとして「すくすく成長フォト(体重計撮影)」をご用意しています。お子さまの実際の体重をメモリで表示できる体重計撮影は、続けて撮影することでお子さまの成長が一目でわかる特別なフォトメニューです。「お宮参り」「ニューボーンフォト」「百日祝い」「ハーフバースデー」「200日記念」「300日記念」「初節句」「お誕生日」など、様々な節目で撮影することができます。また、体重計の写真だけで作る特別なデザインフォト「成長記録デザインフォト」もご用意しています。“初めての12か月”を記念に残しませんか。「スタジオアリスの赤ちゃん撮影」 公式サイト: ■ 3.マタニティフォト・アフターマタニティフォトの撮影理由「貴重な瞬間だから(87.0%)」令和親の間で浸透しつつある「マタニティフォト」や「アフターマタニティフォト」。実際に撮影した親はどのような目的で撮影したのでしょうか。撮影した理由を聞いてみると、SNS投稿を目的にマタニティフォトを撮影する人はおらず、8割以上が「人生において貴重な瞬間だから(87.0%)」と答えました。誰かに共有するというより、妊娠出産は人生の中でも数少ない経験だからこそ、思い出に残したいと考える親が多いようです。次いで、「子どもが成長したときに見せたいから(34.8%)」、「妊娠中の経過を記録したいから(34.8%)」が並び、子どもとのコミュニケーションや、経過記録を目的に撮影する傾向もうかがえました。続いて、撮影した写真をどのようにして使うのか、または使う予定かを尋ねると、「アルバムや冊子にする(45.7%)」が最も多く、「スマホや携帯の待ち受け画面に設定する(26.1%)」、「写真立てに入れて飾る(26.1%)」にも票が集まりました。一方で、「特に使わない(28.3%)」という回答も見られ、貴重な瞬間を写真に残すこと自体を大切にする考えが見て取れました。マタニティフォトを撮影して良かったと思うかを聞くと、9割以上が「そう思う(50.0%)」、「どちらかといえばそう思う(43.2%)」と答え、その満足度も高いことがうかがえます。■スタジオアリスの「マタニティフォト」についてスタジオアリスでは、出産前の貴重な瞬間を美しく残す「マタニティフォト」の撮影をご用意しています。光があふれる背景や、やさしくあたたかな雰囲気を演出するナチュラルテイストなセットで、ご家族の幸せに包まれた姿を写し出します。マタニティドレスはもちろんのこと、お兄ちゃん、お姉ちゃんとなるお子さまの衣装代も無料でお貸出しさせていただきます。■スタジオアリスの「アフターマタニティフォト」についてお腹の中で一緒に過ごした大切な時間とともに、これからの楽しい未来を思い描いて、お子さまが誕生されてから、マタニティフォトと同じ構図・ポーズで撮影するアフターマタニティフォトもおすすめしております。■ 4.産後のパートナーへの印象「良い方に変化」24.8%、「悪い方に変化」20.0%、「変化なし」55.2%出産を経て、“夫婦二人きり”から、“親”へと立場が変わるにあたって、パートナー間で気持ちの変化はあるのでしょうか。産後、パートナーの印象が変わったか調査すると、「変わっていない(55.2%)」が約半数を占めました。一方で、「良い方に変わった(10.8%)」、「どちらかといえば良い方に変わった(14.0%)」が24.8%、「悪い方に変わった(7.4%)」、「どちらかといえば悪い方に変わった(12.6%)」が20.0%と、良い方・悪い方それぞれ変化を感じている人もいることもうかがえました。理由を聞いてみると、「良い方に変わった」と回答した人からは、お互いを尊重し合う姿勢や子育てに積極的な点に満足しているという意見が多く、「悪い方に変わった」と回答した人からは、子育てに参加してくれないことや子育ての仕方に対する不満などが寄せられました。<良い方に変わった・どちらかといえば良い方に変わった>■女性「産後も産前も変わらず、私の事を考えてくれている。また、子どものことも私の事もしっかり考えて行動してくれている。私の負担がかかりすぎないようにしてくれる」(東京都・26歳・女性)「子ども嫌いと公言していたのに、産まれてみたら子どもにメロメロで積極的に子育てに参加してくれたから」(北海道・34歳・女性)「父親として養わなければという自覚が増した」(大阪府・68歳・女性)■男性「父親の私が関われる部分よりも何倍も、色々な困難や我慢がある中でも子育てをちゃんとやってくれるから」(福島県・41歳・男性)「子どもを産んでくれたことへの感謝」(福岡県・65歳・男性)「子どもを介して、家族の結びつきを感じた」(神奈川県・44歳・男性)<悪い方に変わった・どちらかといえば悪い方に変わった>■女性「もっと自らすすんで育児に参加するだろうと思っていたけど、そうではなく、手伝うというスタンスだったのが少し残念だった」(埼玉県・38歳・女性)「自分中心で子どものことを第一に考えなかったり、辛いときに頼りにならなかった」(北海道・43歳・女性)「思ったほど子どもと遊んでくれない」(大阪府・40歳・女性)■男性「自分に対してのあたりが強くなった」(京都府・36歳・男性)「育て方に相違があったこと」(埼玉県・68歳・男性)「育児や家事でストレスが多く、距離感が生まれている」(埼玉県・40歳・男性)<変わっていない>■女性「元から優しい人だったので」(大阪府・64歳・女性)「子どもが産まれても私を大事にしてくれるのは変わらないので」(香川県・40歳・女性)「初めから期待していなかったので何も変わっていない」(愛知県・32歳・女性)■男性「変化はありませんが、信頼は厚くなった」(大阪府・68歳・男性)「産前産後より年数のほうが影響が大きい」(北海道・59歳・男性)「産後で子どもに使う時間が増えたが、関係性にはそれほど変化を感じないため」(東京都・30歳・男性)本調査では、様々な赤ちゃんのイベント行事について調査してきましたが、出産前から産後にかけてのビッグイベントとして“子どもの名付け”があります。最後に、赤ちゃんの名前をどのようにして決めたかを尋ねると、その時代ならではの付け方や、パートナー同士で熟考している様子が垣間見えました。産後、パートナー同士で意見のすれ違いはあれど、こうして妊娠・出産当時の初心を思い出したり、子どもの成長を写真で振り返るのは、家族の絆を確かめることにも繋がるかもしれません。<子どもの名前の付け方>「最優先したのは画数。次に漢字。そして名前で3つの中で一番良いのを選んで決めました」(福岡県・60歳・男性)「上司に名付け親になってもらった」(栃木県・65歳・男性)「神社で見てもらった」(静岡県・62歳・女性)「姓名判断で字画が良く、かつ明るい印象を受ける文字を使い、誰にでも間違えず呼んでもらえ、かつパソコンの予測変換で変換可能な名前にした」(広島県・45歳・男性)「妊娠に気付く少し前に、夢の中に赤ちゃんが出てきてその子が教えてくれた名前を付けた」(大阪府・36歳・女性)「妊娠中に候補の名前をいくつか呼んで反応があった名前にした」(群馬県・37歳・女性)「使いたい漢字を含む名前をネットで検索した」(兵庫県・30歳・女性)「英語圏の人にも発音しやすい名前にした」(茨城県・46歳・女性)■調査概要・調査テーマ:赤ちゃんのお祝い行事調査・調査方法:WEBアンケート調査・調査対象者:昭和64年までに産んだ子どもを持つ男女250名(昭和親)小学生未満(0歳以上から6歳以下)の子どもを育てる男女250名(令和親)・調査実施日:2022年3月7日~8日・調査主体:株式会社スタジオアリス■ ■株式会社スタジオアリスについて【株式会社スタジオアリス 会社概要】会社名:株式会社 スタジオアリス本社所在地:〒530-0001 大阪市北区梅田1丁目8番17号 大阪第一生命ビル7FTEL:06-6343-2600FAX:06-6343-5600設立年月日:昭和49年5月10日代表者:代表取締役社長 牧野 俊介資本金:18億8595万300円主力銀行:三菱UFJ銀行 梅田中央支店事業内容:こども専門の写真スタジオスタジオアリス公式サイト URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月06日息子を助けようと自宅を飛び出そうとすると、そこには知らない女性が。女性は息子を連れ去った野崎さんの嫁で、「ごめんね、私のせいだわ……」と言われ……。息子がいる場所へ向かいながら、野崎さんの家の嫁である女性は、以前京町家の暮らしになじめず、産後うつになって子どもを置いて逃げ出してしまったことがあると教えてくれました。 京町家の住人が賑わう中、野崎さんに見守られながらご機嫌に過ごす息子の姿が。野崎さんが息子を強引に連れ去ったことには野崎さんなりの理由があったようです。 野崎さんの気持ち 京町家で赤ちゃんを育てている家があると気付いた野崎さん。 以前、嫁が産後うつで子どもを置いて逃げ出してしまった経験がある野崎さんは、布おむつが干してあるのを見つけ、「がんばっとるんやな……」と思いながらも、心配でなりません。 時折り赤ちゃんの泣き声が聞こえるものの、赤ちゃんも母親も姿を見ることがない。 「大丈夫かいな……心配やな……」 そんな経緯があり、野崎さんは星田さんの隣人である福島さんにお願いして、地蔵盆へ誘ってもらったのです。 野崎さんは過去の経験から、星田さんのことが心配だったんですね。近所に気にかけてくれる人がいることはとても心強く、大事なことかもしれません。気兼ねなく頼り頼られる環境が身近にできるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ
2022年04月03日4月からいよいよ変わる育児休暇制度。体制を整える企業側も準備に追われています。企業と利用側に求められることについて、専門家に解説していただきました。パパたちは、今度こそ本当に育休を取りやすくなるのでしょうか―。 世界1位の育休制度でも男性取得率は最低ランク!その背景は?2021年6月に育児・介護休業法が大きく改正されたことによって、2022年4月から段階的に施行されます。1番のポイントは、パパが育休を取りやすくなること。今回の改正では、男性の育休にとって大きな節目になると期待が高まっています。 「この改正は国の本気度が出ています。国は男性をもっと育児に参加させたい。男性に強いメッセージを送っているんです」 と解説するのは父親の育児事情に詳しい大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生です。 「OECD(経済協力開発機構)も言っていますが、日本の育児休業制度は世界で一番優れているんです。給付額が高く、長く休める。企業にもよりますが、最長3年も休むこともできるんです。こんな充実した制度は世界に類を見ない。アメリカは基本的に育休はありません。こんな素晴らしい制度をなんで利用しないの? というのが世界の日本に対する眼差しです」 充実した制度がありながら、男性の育休取得率は低迷しています。昨年、厚生労働省が公表した2020年度の調査結果によると、男性の取得率は12.65%(前年比5.17%増)と過去最高の数字を打ち出しましたが、女性の取得率81.6%(同1.4%減)と比べると、その差は歴然です。 世界経済フォーラムが公表している男女格差を測る「ジェンダーギャップ指数」においても、日本は世界156カ国中120位で、G7の中では最下位という不名誉な結果に。日本の男性の参加問題は、社会的な背景があると小崎先生は指摘します。 「やっぱり日本は、固定的性別役割分業の考えが根強い。男性は仕事を中心として、女性は家事育児という文化があります。変化はしつつあるのですが、社会の重要な決定場面に女性が極めて少ないというのが現実です。例えば政治です。海外では女性の首相が誕生していますが、日本はまだですよね。カナダやニュージーランドでは閣僚の半分近くが女性です。今の日本で男性が『育休1年取ります』と言うと、『え?1年?』となる人が多いと思います。ところが女性が『育休1年取ります』と言うと、『がんばってね』となる。それはそれぞれの中に男女意識の差があるからなんです。そういう社会の集合体として、男性が育休を取りにくい環境が根付いているのではないかと思います」(小崎先生) 日本の育休が変わる!企業が変わる!4月から段階的に導入育児・介護休業法が改正されたことにより、2022年4月より段階的にスタートします。ポイントは次のとおり。 育休制度改正のポイント1.企業は育休を取得しやすい環境を整備&対象の従業員に制度を個別周知して取得の意向を確認することが義務化(2022年4月から)2. 育休を分割して2回取得可能に(2022年10月から)3. 育休開始日を柔軟化(同)4. 特別な事情がある場合は再取得可能に(同)5. 「産後パパ育休」の新設(同)6. 大企業の育休取得状況の公表が義務化(2023年4月から) なお、2022年10月からはじまる「産後パパ育休」は次のような制度です。・パパも「産休」がもらえる・産後8週間以内に4週間まで取得可能・休業の2週間前までの申し出でOK・2回に分割して取得することが可能・労使協定を結んでいれば、休業中に働いてもOK 出典:「育児・介護休業法改正ポイントのご案内P2「育児休業の分割取得」(厚生労働省) 男性の育休が企業のイメージアップにつながる時代へ2023年4月から、大企業は育休取得状況の公表も義務化されます。新しい制度を円滑に活用するためには、企業側の意識変化が不可欠です。 「配偶者の妊娠や出産を申し出た従業員に、企業側から育休・産休制度などを個別に周知して、かつ取得意向の確認をすることが義務づけられました。これは、パパの育休産休取得の後押しになるでしょう。さらに、従業員が1,000人を超える企業は、2023年4月から育児休業の取得状況を年1回公表する必要があります。公表する内容は、『育児休業(産後パパ育休含む)の取得率』と『育児休業(産後パパ育休含む)などと育児を目的とした休暇制度(※)の取得率』。一般の人が閲覧できるよう、自社のホームぺージや厚生労働省の『両立支援のひろば』などでの公表が義務づけられているんです」 厚生労働省は事業主向けのガイドラインでは、企業側に求めることがほかにも事細かに記されています。 (事業主向け)説明資料「育児・介護休業法の改正について~男性の育児休業取得促進等~」(厚生労働省) 「これを見ると国の気合いが伝わると思います。例えば個別周知や取得意向確認の方法に関しては、基本的にはメールやFAXはだめ(労働者が希望した場合のみOK)、面談か書面交付でしっかり伝える、というところまで細かく書かれています。ほかにも細いことがたくさん。だから今、企業の担当部署は大騒ぎです。私のところへも大手企業から研修動画の作成依頼が来ています。それだけ企業も本気で向き合っているということではないでしょうか」 企業側にメリットはあるのでしょうか。 「くるみんマーク(※)もそうですが、企業が変わっていくことが、社会に求められているんです。それが結果的に企業のイメージアップになっていくし、働きやすい環境は人材育成にもつながります。また、就職活動をする際の、会社選びの指標にする人も増えるでしょう。そこを企業側がメリットとして意識していくことが大事になっていくのではないでしょうか」 ※くるみんマーク……子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けた企業の証。 今度こそパパたちの育休取得は増える? 企業&パパママにも求められる意識改革今回の育休制度改正のキーワードは「フレキシブル」だと小崎先生は言います。 「かなりフレキシブルに個人がオリジナリティのある育休を取れるようになります。つまり、制度やシステムが多様化するということは、決して同じ生き方、同じ働き方はあり得ないということなんです」 より選択肢が増え、自由度が高まった育休制度。うまく活用するためには、パパママ自身が生き方や家族の在り方をこれまで以上に意識し、制度の知識を深めることが求められそうです。その上で、「パパの育休は取りやすくなるのでは」と小崎先生は言います。 「今までは従業員が『育休をください』と申し出ていたのが、今度は企業から『どうですか』と言う。これまでとは180度育休取得の流れは変わりますから、取りやすい雰囲気になっていく大きなきっかけにはなるとは思います。ただ、利用者側の意識変化も必要です。保育所問題や夫婦のキャリアについて考え、2人で産休育休をどう取るかを考えていく必要があります。より戦略的に自分たちの子育てに向き合う必要がある。そして社会全体がダイバーシティを意識することです」 生き方や働き方が多様化する中、産休育休制度も多様化する時代に突入しました。世界がうらやむほど手厚くフレキシブルな制度をうまく活用できるか。育ボスに代表される企業の意識改革が、社会の変化のカギとなるかもしれません。 取材・文/大楽眞衣子監修者:保育士 大阪教育大学教育学部学校教育教員養成課程家政教育部門(保育学)教授 小崎恭弘兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年間勤務。3人の息子が生まれるたびに育児休暇を取得。市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPOファザーリングジャパン顧問、東京大学発達保育実践政策学センター研究員。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信をおこなう。「男の子の本当に響く叱り方・ほめ方」(すばる舎)、「育児父さんの成長日誌」(朝日新聞社)、「パパルール」(合同出版)など、著書多数。著者:ライター 大楽眞衣子社会派子育てライター。全国紙記者を経てフリーランスに。専業主婦歴7年、PTA経験豊富。子育てや食育、女性の生き方に関する記事を雑誌やWEBで執筆中。大学で児童学を学ぶ。静岡県在住、昆虫好き、3兄弟の母。
2022年04月01日育児・介護休業法の改正が国会で成立し、2022年4月1日から新しい制度が始まります。ベビーカレンダーは、859人のご夫婦(20代~60代)を対象に、「育児・介護休業法」改正に関する意識調査をおこないました。その分析結果についてお知らせします。 4月1日から順次施行される、改正育児・介護休業法。大きな変更点としては2022年4月から施行開始される「制度周知・意向確認」と、2022年10月から始まる「出生時育児休業(産後パパ育休)」の2つが挙げられます。 今回の調査では、日本において男性の育児休業(以下、育休)取得率が上がらない理由として7割以上の人が「社内の理解を得ることが難しいから」と答えました。そこで、会社から「制度周知・意向確認」があった場合、育休を取得するかアンケートを取ったところ、全体の6割以上が「取得する」と回答し、「制度周知・意向確認」がなかった場合と比較して32%も増加しました。 さらに、育休中の就業を可能にする「出生時育時休業」制度については、約9割のパパが賛成していることが明らかになりました。この結果から、今回の法改正により「社内理解」と「現場の業務負担」が改善されるかどうかが、今後の男性における育休取得の促進の大きな鍵を握っていることが改めて分かりました。 男性の育休取得が進まない理由として、約8割のパパが「社内の理解を得ることが難しいから」と回答!当事者であるパパの8割以上が「育児・介護休業法」の改正について内容を把握しておらず、育休に関する理解、関心の薄さが、取得時の最大のネックに…パパを対象に、2022年4月から実施される育児・介護休業法の改正について、「4月から段階的に施行されることはご存じですか?」と質問したところ、「知らない(33.9%)」「知っているが内容は把握していない(47.7%)」という結果となり、全体の81.6%が育児・介護休業法の改正について詳細を把握していないことが明らかになりました。 また、「日本では男性の育休取得が進まないと言われていますが、その理由はなんだと考えますか?」と質問したところ、1位「社内の理解を得ることが難しいから(76.1%)」、2位「周りに取得した前例がないから(61.0%)」という回答となりました。この結果から、男性が育休を取得することに対して周囲の理解のみならず、当事者の理解、関心が薄く、その結果、男性の育休取得率の低下に繋がっているということが分かりました。 「制度周知・意向確認」に賛成なパパは全体の9割以上!しかし、会社内のポジションが上がるにつれて、「どちらともいえない」の回答率が増加傾向にパパを対象に、「『制度周知・意向確認』について賛成ですか、反対ですか?」と質問したところ、「賛成(63.8%)」「どちらかといえば賛成(27.2%)」という回答になり、全体の91%が賛成という結果になりました。 しかし、会社内の役職別に回答を見ると、一般社員クラスが「賛成(67.5%)」であるのに対し、課長クラスでは「賛成(53.3%)」となり、経営層・役員クラスになるにつれて「どちらともいえない」の回答率が増加傾向にあることが分かります。 「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答された理由1位制度を知っていても自ら申し出づらいから(83.4%) 2位取得を迷っている人に対しても会社が後押ししてくれると感じるから(62.0%) 3位まだ制度を知らない人が多いと思うから(61.9%) 「どちらかといえば反対」「反対」と回答された理由1位積極的に育休を取得されると業務に支障をきたすから(35.7%) 2位意向確認といいながら、「取得しないよね?」と圧力をかけられそうだから(21.4%) 3位育休を取得しなくてはいけないようなプレッシャーを感じるから(14.3%)男性が育休を取得することに対してポジティブに考えていないから(14.3%) 「どちらかといえば反対」「反対」の理由として「その他」と回答された方からは、「周知されても結局会社の理解がないから」、「義務にしない限り取れないと思う」「制度を伝えたところで積極的に取れるようになると思えない」といったあきらめに近いコメントが多く寄せられました。 「制度周知・意向確認」があるだけで、育休を取得したいと思うパパが3割以上も増加し6割超へ!世の中のパパは会社からの後押しや、詳細説明を求めていることが判明パパを対象に、会社からの「『制度周知・意向確認』があった場合、あなたが当事者だとしたら育休を取得しますか?」と質問したところ、「取得する(61.0%)」となり、6割以上の男性が育休取得に対して前向きに考えていることが分かりました。 一方で、「『制度周知・意向確認』がなかった場合、育休を取得しますか?」という質問したところ、「取得する(28.9%)」となり、32%の差が認められました。 会社からの「制度周知・意向確認」がない場合「取得しない」と回答した方の理由として、1位「会社から説明や意向確認がなければ自ら申し出づらいから(72.5%)」、2位「もともと男性の育休取得に対してあまり好意的ではない社風だから(43.4%)」などの、上司や同僚の目を気にする理由が多く見られました。また、3位は「会社から説明がなければ、育休制度についてよくわからないままだと思うから(39.9%)」と制度理解に対して受け身な姿勢も見られました。 また、今回アンケートに協力いただいたパパの2022年3月現在の育休取得率は20.6%で、この数値は、「『制度周知・意向確認』がなくても育休を取得する。」と回答した方の割合(28.9%)と変化が少ないことから、いかに法改正や制度を整えても、制度周知・意向確認による、育休取得の後押しが必要である事が分かります。 パパに育休を取ってほしいと思っているママは7割以上。育休取得を前向きに考えているパパは6割以上いるのに対し、実際に取得してくれそうだと回答したママは4割程度と、「現実的には育休を取得するのは難しいだろう」と考えられているママを対象に「法改正を受けて、育休取得可能な当事者となった場合、パパに育休を取得してほしいと思いますか?」という質問をしたところ、「はい(73.9%)」と多くのママが育休を取得してほしいと思っていることが分かりました。 しかし、前述のとおり「制度周知・意向確認」の実施によって、育休取得を考えているパパが61%と全体の半数以上もいるのにもかかわらず、ママに「法改正を受けて、育休取得可能な当事者となった場合、パパは積極的に育休を取得してくれると思いますか?」という質問をしたところ、「取得してくれると思う(42.0%)」という結果となりました。この結果から、パパに育休を取得してほしいとは思いつつも、実際に取得するのは難しいだろうと考えられている実態が分かります。 会社からの周知・確認があっても育休取得しない理由として、すべての人が「収入が減少するから」と回答。そのうち「育児休業給付金」を正しく理解している人は1人もいないという実態が明らかにパパを対象に、「会社から『制度周知・意向確認』があった場合、育休を取得しますか?」という質問を行い、「取得しない(14.8%)」と回答した方に対して、取得しない理由を聞いたところ、すべての方が「収入が減少するから(100%)」を選択しました。 同じ対象者に「育児休業給付金(賃金月額の67%相当額)を受け取る期間は社会保険料が免除されるため、実質、通常の賃金の8割ほどがカバーされることをご存じですか?」と質問しました。その結果、全ての方が「知らなかった(100%)」と回答しました。 以上の結果から、「育児休業給付金」について正しく理解されていないことが、男性の育休取得の妨げになっていることが明らかになりました。理解不足により取得に後ろ向きになるケースを減らすためにも正しい制度内容の周知が必要だということが改めて分かりました。 一般社員から経営者層まで、約9割のパパが育休中の就業を可能にする「出生時育休」制度に賛成!反対する人の理由1位は「育児に専念できない」と、一部から懸念の声もあがる結果となった2022年10月からは「産後パパ育休」と呼ばれる、産後8週間を対象とする「出生時育児休業」(以下、出生時育休)の創設が予定されています。現在でも産後8週間の育休の取得は可能ですが、今回新しくなるポイントは、休業期間中に一定の範囲内で就業が可能となる点と、産後8週間の中で4週間の育休を分割して取得できるようになる点です。 この「出生時育休」について賛成か反対かという質問をしたところ、「賛成(53.3%)」「どちらかといえば賛成(33.0%)」と86.3%以上のパパが、この制度についてポジティブに捉えていることが分かりました。 さらに、役職別回答を見ても、「制度周知・意向確認」制度に比べ、一般社員から経営層まで幅広い階級で肯定的に考えられていることも明らかになりました。 「賛成」「どちらかといえば賛成」と回答された理由1位育休中に就業が可能になることで、他の社員に負担をかけずに業務を調整できるから(71.1%) 2位以前より柔軟性が高まり、男性の育休取得のハードルが下がると思うから(66.9%) 3位育休の分割取得によって、夫婦で育休を交代しやすくなるから(53.2%) 「どちらかといえば反対」「反対」と回答された理由1位育休中の就業が可能になることで、つい仕事をしてしまって育児に専念できない気がするから(79.5%) 2位以前よりも面倒な手続きが増えそうだから(33.3%) 3位男性が育休を取得することに対してポジティブに考えていないから(18.0%) 一部懸念の声も寄せられていますが、男性の育休取得が難航する大きな理由として「業務の調整が難しい」という点が挙げられており、「出生時育休」制度はそれを解消するものとして、今回の調査結果からも、「出生時育休」が男性育休のハードルを下げる制度であることが分かります。 また、共働きをしているママに対して「育休は夫婦で交代して取得したいですか?それとも夫婦で同じタイミングに取得したいですか?」と質問したところ、「同じタイミングで取得したい(53.5%)」という回答が多いものの、「交代で取得したい(27.6%)」という回答も一定数ありました。ここから、パパと育児を分担することで早く社会復帰したいという、女性の積極的な社会進出の傾向も伺えます。 法改正を受けて企業に望む対応1位は「育休取得についての相談制度の設備」。しかし、法改正を受けて実際に「会社に変化があると思う」と回答したのはわずか2割程度と期待値は非常に低い結果にパパを対象に、「法改正を受けて、企業にどのような対応を望みますか?」と質問したところ、「育休取得に関する相談体制の整備(73.3%)」という回答が最も多く寄せられました。次いで「改正後の育休に関する詳しい説明や研修の実施(63.2%)」という回答となりました。 一方で、「法改正を受けて、今ご自身が努めている会社に変化があると思いますか?」という質問をしたところ、「ないと思う(41.1%)」「わからない(35.2%)」と76.3%の方が会社側の変化に期待を寄せていないことが分かりました。 この結果から、各企業の男性育休に対する理解や関心の薄さは根強いものだと考えられていることがわかります。企業として、男性の育休取得率をあげるために、個々に対する育休取得の後押しや、男性育休についての認識を徹底することが重要になると考えられます。 パパが育休を取得してくれたママの感想「良かった点」1位は「子どもの成長を一緒に間近で見守ることができた」!育休を取得したときに手伝ってほしい育児1位は「夜泣き対応」!実際に今までにパパが育休を取得したことがあるママに対して、「パパが育休を取得して『良かった点』を教えてください」と質問しました。回答の1位は「子どもの成長を一緒に間近で見守ることができた(78.7%)」、2位が「育児・家事の負担が減った(75.6%)」、3位が「家族の時間が増えた(69.5%)」という結果になりました。 一方で、「パパが育休を取得して『悪かった点』を教えて下さい」という質問には、1位が「収入が減った(54.3%)」2位が「思ったより育児・家事の負担が減らなかった(25.6%)」、3位「育児・家事について説明する必要があり面倒だった(20.9%)」という結果となり、育休を取得する前からしっかりと家事育児の分担を話し合い、日常から家事育児にしっかりと参加しておくことが重要だと考えられます。 子どもの成長を一緒に感じられ、今まで以上に家族の時間を共有できる育休ですが、せっかく育休を取得しても一部では逆に不満を覚えてしまうケースがあることがわかりました。 そこで、「今後、パパが育休を取得した場合、特に携わってほしい育児・家事はなんですか?」と質問したところ、「夜泣き対応」「寝かしつけ」が上位を占めました。母乳で育てている場合は、夜間授乳はどうしてもママの役割となってしまうため、それ以外の夜間の対応を率先して引き受けてあげることが育休成功のポイントとなるかもしれません。 育休を取得する際には、まずは自分が携わりやすい部分から携わるのではなく、しっかりママと話し合い、お互いが納得する家事・育児の分担を行うと良いのではないでしょうか。 2022年4月から法改正が始まり、より男性が育休を取得しやすい環境になります。企業の対応に任せるだけでなく、個人でも制度について知っておくことで、いざ当事者になったときにより良い育休の時間を過ごすことができると考えられます。 また、当事者だけでなくすべての人がこの制度を理解することにより、子育てをする人もしない人も、お互いを尊重し、助け合える職場環境を整えていく事が重要です。今回の法改正をきっかけに、改めて職場や家庭で男女の育休について話し合ってみてはいかがでしょうか。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用されたご夫婦調査期間:2022年3月16日(水)~3月18日(金)調査件数:859件※集計結果は100%にならない場合がございます。
2022年04月01日22歳で妊娠し、10年間付き合ってきた生理が止まりました。生理の存在を忘れかけていたころ、断乳した途端に生理が再開。久しぶりの生理に少し安堵したのもつかの間、予想をはるかに超える事態が発生したのです。 妊娠前の生理は私の生理は、毎月同じ周期で一度も止まることなく約10年間続いていました。経血の量はそこまで多くなく、大きめの昼用ナプキンまたは夜用ナプキンで事足りる量。生理痛は少しの腹痛と片頭痛が起こるくらいで、痛み止めを飲めば日常生活にはなにも支障はありませんでした。 そんななか、妊娠を機に生理が止まりました。今まであった生理が急に止まったことで、はじめは少し驚きましたが、やはり生理がない生活はとても快適。体に負担をかけないようにしっかり気をつければ、好きなときに温泉や銭湯に行けるうえに、経血モレの心配も不要です! 産後も授乳期間中は生理がこなかったので、約2年の間生理のない生活を送り、すっかり油断していたとき、産後生理のハプニングが……。 産後の生理で思わぬハプニング!断乳後1カ月後(産後11カ月くらい)に約2年振りの生理がやってきました! はじめは大きめの昼用ナプキン、夜は夜用で大丈夫だろうといつも産前と同じナプキンを使っていました。 しかし、生理2日目の朝、シーツを見るとなんと経血モレが。そのときは「ナプキンの位置が悪かったのかな?」と思いましたが、なんと3日目の朝にもシーツに経血モレを発見! 今まで、シーツを交換するほどの経血モレは1、2回ほどしか経験がなかったため、産後の経血の量に驚きを隠せませんでした。経血で汚れたシーツを見られるのは、親しい仲の夫でも恥ずかしかったのを今でも覚えています。 新しい生理対策「またシーツを汚すのは嫌だ」と思い新しい生理対策を考えました。はじめは夜用のなかでも大きめのナプキンを試してみることに。しかし、シーツまでは汚れないものの生理用のショーツに経血がついてしまいました。次にタンポンを試してみましたが、経血は漏れないものの、違和感で睡眠に集中できず眠りにつくまで時間がかかってしまいました。 なかなかうまくいかず気分が落ちるなか、ドラッグストアでショーツ型のナプキンを発見! さっそく試してみるとナプキンがお尻を包み込んでくれ、とても安心感がありました。そして、経血モレすることもなく、夜もぐっすり眠れるように。今では生理初日と2日目はショーツ型ナプキンが定番となりました。 まとめ産後はさまざまな体調の変化や体型の変化がありましたが、まさか生理まで変わるとは思いませんでした。私の場合は、経血の量が以前よりも増えて、不思議と片頭痛や腹痛は妊娠前よりも軽くなりました。 これからも、少しずつ体の変化に合わせて生理も変わってくると思います。そのたびに自分にあった生理対策を見つけていきたいと思いました。 ※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。 著者/藍沢えま作画/モリナガアメ監修/助産師REIKO ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
2022年03月30日Dunstan Baby株式会社(本社:オーストラリア、シドニー)は、妊娠中のプレママ・パパや、赤ちゃんがいるご家庭向けに、生後0~4ヶ月の赤ちゃんが泣いている理由の聞き分け方法が学べるスマホアプリを2022年3月30日に発表します。生後0~4ヶ月の赤ちゃんの泣き声聞き分けメソッド■「なんで泣いているの?」にもう悩まない赤ちゃんが生まれたばかりの産後数ヶ月間は、体が回復途上にあり、ホルモンバランスの影響や生活の大きな変化によって、ストレスやイライラ、疲れや孤独感を感じやすい時期です。そのような時期に、赤ちゃんが長時間泣き止まないことや、泣く理由が分からないことは、お母さんにとって非常に大きなストレスになり、産後うつの原因の一つにもなりかねません。アンケートによれば、8割近くのお母さんが「赤ちゃんの泣く理由が分からず困った経験がある」と回答しています。※1ダンスタン・ベビー・ランゲージを学べば、赤ちゃんが5つのニーズ「空腹、ゲップ、眠気、お腹のガス、不快感」を感じた時に発する、それぞれの声を聞き分けられるようになります。本格的な泣き声になる前の音で聞き分け、早い段階で赤ちゃんのニーズを満たす適切なお世話ができれば、ぐずる赤ちゃんを早く落ち着かせてあげることができるようになります。※1 参考:子育て情報発信メディア、ninaruポッケによるアンケート結果 ■聞き分け方法を学べばお父さんも子育ての主役に赤ちゃんが長時間泣きやまない時は、お母さんもお父さんも強いストレスや不安を感じるため、夫婦間に不和が生じやすいタイミングです。また、お母さんは、お父さんに育児を分担してほしくても、赤ちゃんが泣いた時にちゃんと対処してもらえるのかが不安で、任せきれない場合もあります。一緒にダンスタン・ベビー・ランゲージを学べば、家庭内での共通語として活用でき、お父さんも自信を持って育児に取り組めるようになります。■いつでも手軽に聞き分け方法が学べる「ダンスタン・アプリ」の3つの主な機能(1) 5つの泣き方を学べる動画と音声赤ちゃんが「空腹、げっぷ、眠気、お腹のガス、不快感」を感じている時の泣き方動画と音声を視聴し、泣き方の特徴や聞き分け方を学ぶことができます。(2) 聞き分けを練習できるゲーム泣き声の音声を聞いて、5つの泣き方の中から選ぶクイズ形式のゲームです。一回10問のゲームなので、隙間時間に手軽に聞き分けを練習することができます。(3) 赤ちゃんの泣き声を録音&分類できるジャーナル機能赤ちゃんが泣いている声を録音し、分類しておくことで、泣き方の傾向を知ることができます。また、何時にどんな泣き方をしたかを記録しておくことで授乳や寝かしつけをするタイミングが分かり、生活リズムを整えるのに役立ちます。いつでも手軽に聞き分け方法が学べる「ダンスタン・アプリ」【商品概要】アプリ名 : ダンスタン・ベビージャンル : 出産&育児価格 : 600~700円(税込)(税率や為替レート等によって変動することがあります)Google Play: App Store : 対応OS : iPhone/iPod touch/iPad iOS 11.0以上、Android端末 Android 4.4以上言語対応 : 日本語を含む10言語への切り替えが可能■ダンスタン・ベビー・ランゲージとはダンスタン・ベビー・ランゲージは、生後0~4ヶ月の赤ちゃんの生まれ持つ「原始反射」に注目して、泣いている理由を判別する聞き分けメソッドです。オーストラリアで考案されて以来、世界32カ国以上において、小児科医、助産師、看護師、睡眠・授乳コンサルタント、ベビーマッサージ・セラピストなどの乳児ケア専門家によって使われ、推奨されています。【ダンスタン・ベビー・ランゲージのエビデンスについて】 【赤ちゃんの泣き声を聞き分けるメリット】 【ウェブサイト&ソーシャルメディア】URL : Twitter : Instagram: 【本件に関するお問い合わせ】日本窓口: ダンスタン・ベビー・ランゲージ認定講師・中村 夏実E-Mail : natsumi@dunstanbaby.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日私は初めての妊娠中に転居が決まり、出産前に離職。おかげで出産後は赤ちゃんのお世話や家事をのんびりしていました。そのころ夫は職場が変わったこともあり、時間的にも精神的にも落ちつかず、家事はノータッチ、子どもとは週末に遊ぶ程度。しかし子どもが1歳4カ月のときに私が仕事復帰をすると、のんびりとはいかなくなりました。そこで夫にも積極的に子どもの世話と家事をお願いするようにしたのです。 保育所の荷物・書類の準備 休日の昼食作り 病院の付き添い子どもは保育所に行くようになってから、熱を出す頻度が急激に増えました。そこで仕事の都合がつく限り付き添いを夫にしてもらうようにしました。おかげで2人が病院に行っている間に私は家事を進めたり、看病に必要な買い物をすませたりすることができ助かります。前日からの看病で寝不足であれば仮眠をとることも。 ただ、夫は小児科の勝手がわからず、医師とコミュニケーションがうまくできないこともありました。そこで、あらかじめ私が子どもの症状や受診までの経過、医師に聞いておきたいことをメモし、夫に渡すようにしています。 今まで自分でしていたことを夫に頼むのは手間も時間もかかりますし、私の思い通りにいかずイライラすることもありました。それでも夫ができるようなれば、私の負担は減り、時間にも気持ちの面でも余裕が生まれました。これからも少しずつ夫に頼むことを増やしていこうと思います。 監修/助産師 松田玲子著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2022年03月29日出産後の女性が、ホルモンの乱れや育児のストレスによりマタニティブルーズになってしまうことはありえると知っていましたが、私には関係のない話だと思っていました。「まさか自分がなるなんて!」⋯⋯2人目出産後に、私がマタニティブルーズの兆候ありと病院で言われたときの体験談です。 他人事にとらえていたマタニティブルーズ1人目の子どもが2歳半のときに2人目を出産。妊娠中から育児雑誌などで育児の体験談を読み、「マタニティブルーズ」という症状が起こる可能性があることは知っていました。しかし私は嫌なことを忘れられる楽観的な性格で、精神症状とは無関係だと思っていたため、深く知ろうともしませんでした。 その考えが愚かだったと気づいたのは2人目出産後です。2人目の子どもはとてもかわいい存在なのに、産後1カ月の私は育児を楽しいと思えず、家族のささいな言動にイライラするようになりました。 イライラの原因はマタニティブルーズ!?幸せなはずの赤ちゃんとの生活なのに、突然悲しさや不安感に襲われる日々。夫がしてくれる家事や育児の仕方にイライラして細かく注意し、夫と言い争いが多くなりました。 1カ月健診で育児の仕方や生活で悩んでいることをアンケートに記入し、その回答を見た助産師さんから「育児を楽しいと思えず家族のささいな言動にイライラするのはマタニティブルーズの症状であり、すぐに対処しないと産後うつに移行するおそれがある」と言われたのです。私は「まさか自分がマタニティブルーズになるなんて」とショックでした。 原因がわかり落ち着いた気持ちマタニティブルーズと言われたことはショックでしたが、今まで悩んでいた理由のないイライラや不安感や悲しい気持ちの原因がわかり、対処していこうと前向きに思えてきました。私や赤ちゃんや夫が悪いわけでなく、産後のホルモンバランスの乱れや育児のストレスが原因だから!と割り切れるようになってからは心が軽くなったのです。 夫にもマタニティブルーズであることを伝えたところ、子育てと家事への協力の仕方や私への接し方が少しずつ変わってきました。夫から愛されていると実感でき、家族で過ごす幸せを感じられるようになっていきました。 精神的に不安定な状態で本当につらい産褥期を過ごし、かわいい新生児期の育児を心から楽しめず悔しかったです。出産前にマタニティブルーズについて深く理解しておくべきだったと思ったのと同時に、夫にも産後の体と心の変化を理解してもらっておけばよかったと後悔しました。これからはマタニティブルーズは誰もがなるかもしれないことを友人や周りの人に伝えていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年03月28日憧れの京町家暮らしをしていた星田さん夫婦。息子が生まれたことで、環境が一変してしまい……。憧れの京町家での暮らし。子どもが産まれるまでは、とくに不便はなかったものの、出産後は特有の住環境がジワジワとストレスになっていきました。 お互いの生活音が聞こえやすい京町家での暮らし。産後の星田さんは、子どもの泣き声などで迷惑をかけないようにと気を使う日々。スッピン&ボロボロの姿を人に見られたくないと思ってしまい、外にも出られず徐々に追い詰められていきます。 慣れない土地での育児にストレスは積もり重なり… 部屋の換気をしながら息子をあやしていると、「うるさい!!」という罵声が聞こえ、勢いよく雨戸が閉められました。 孤独な育児で追い詰められていた星田さんは、それだけでもたやすく傷ついてしまいます。 仕事をコントロールできない夫、生活時間の異なる隣人、思うようにいかない育児、頼れる人のいないこの場所……。 もう、すべてから逃げ出してしまいたい。 育児に行き詰まり、産後うつ寸前の状態に……。 そんなある日、隣人の福島さんから「顔出してみたらどやろ?」と地蔵盆に誘われた星田さん。 この地蔵盆への参加をきっかけに、あの事件が起きてしまうのです。 ただでさえ大変な赤ちゃんのお世話。そこへ重なる慣れない環境に、気持ちはどんどん落ち込みがちになってしまいますね。少しでも気持ちをを発散できる方法を見つけられることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 星田つまみ
2022年03月26日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ、「夫婦で育休1年とってみた」第6話。今回は、こむぎさんが出産後の入院中に経験したときのお話です。 助産師さんの質問で感じたこと 退院前の助産師さんとの面接では、産後の生活について詳しく質問されました。 私たちは夫と2人で育休を取るつもりでしたが、助産師さんのこの質問から、まだまだ育児は「親のサポートを得て、ママが中心となってする」のが多いのだな〜と感じました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年03月26日2021年4月に第一子となる娘さんを出産した際、ご夫婦で1年間育休を取得したという、こむぎ(@komugi_baby77)さんによる育児マンガ、「夫婦で育休1年とってみた」第5話。今回は出産後、家族3人で少しずつお出かけをするようになったときに感じたというエピソードをご紹介します。 産前、産後の違いを実感! ベビーカーや抱っこ紐を使ってお出かけできるようになると、「育児グッズって便利!」と感動する反面、「お出かけの難易度高い!」「みんなどうしてるの??」と思うことが、たくさんありました。 例えば……抱っこ紐で出かけているとき、ベビーチェアがないトイレではママはどうやって用を足してるの? ・通路が狭い店は入らない方がいいの? ・ラーメン屋はNG? ・そもそも赤ちゃん連れが入れない店って?? ・ショッピングや散歩中、突然泣き出したり、おむつ交換なのにトイレがないときはどうしたらいいの???などなど。 ただ、こうしたことは、自分で経験しながら学んでいくしかないのだと実感。 そして、「お出かけのときは、下調べと前準備が重要」なのだと学びました。 いつも見慣れた街、行き慣れた場所なのに、子連れになった途端に全く違った景色に見える……。 今までの人生は、「イージーモード」だったんだなぁと思いました。 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年03月25日わが家は、1人目出産後、3カ月以上も夫婦生活がありませんでした。そんなある日、「このままでいいのだろうか?」と思い立ち、夫に産後の夫婦生活について話題を振ってみることに……。すると、そこで返ってきた夫の思いがけない言葉に、もっと早く話し合っていればよかったと感じた当時のエピソードをご紹介します。 夫にはわからない産後の妻の体調夫に関わらず男性は、産後、女性の体がどのように回復していくのか、よくわからないものだと思います。わが家の夫も同様で、産後の女性の体がどのくらいで回復し、夫婦生活をしても大丈夫な状態になるのかわからなかったというのが本音だったようです。 妻の体を気づかってくれる夫ほど、妊娠前のように簡単には夫婦生活を始められないのかもしれません。 初めての出産・子育てでその気になれない女性にとって出産だけでも大仕事ですが、その後は慣れない育児が続き、疲れ果ててしまう方も多いと思います。私も初めての出産後は、子どもの夜泣きや頻回授乳、抱っこでないと寝てくれないなど、寝不足の日々が続きました。 そのため、寝られるときには寝ておきたいというのが本音。夫のことまで気づかってあげられない状態でした。産後は疲れだけではなく、ホルモンの変化で夫婦生活をする気になれないことも多いようです。 夫婦の話し合いの時間を大切に夫いわく、「夫婦生活を再開したくても育児は忙しそうで疲れているし、産後の体の回復についてもわからなかった」と言っていました。夫は私のことを気づかってくれていたのに、私は育児に必死で、夫のことを考える余裕がありませんでした。 忙しくてももう少し夫のことも気づかい、夫婦関係のみならず、育児や家事など、何ごとに対しても話し合いをするということの大切さをあらためて感じました。 産後のセックスレスは、放っておくと本当にそのままセックスレスになってしまうことも多いようです。産後、余裕がないときはそのことを夫に伝える、夫の気持ちにも向き合うといったお互いへの気づかいがとても大切だと感じた時期でした。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/市田スナオ著者:前田奈々自閉症の長男、次男の二児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年03月22日ホルモンの影響と知りつつも、どうしても自分を責めてつらかった産褥期。4回の産後は毎度メンタルがガタガタでしたが、特にひどかった4人目の産後についての体験談をお話しします。メンタルが落ちた時期と症状私には4回の出産経験がありますが、産後3週間~2カ月ごろにかけて情緒が不安定になりました。せっかく寝ても悪夢を見たり、夫婦喧嘩をしたり。上の子たちの遊びに付き合いきれないことや、必要以上に怒鳴ってしまうこと、家事をきちんとできていないことに苛立ち、とにかく自分を責めていました。 4人目の産後はもっとも症状がひどく、どんなに頑張ってもすべてがうまくいかずに、こぼれ落ちていくような絶望感にかられる日々。赤ちゃんが泣いていてもおむつを替える気力がわかず、涙が流れていくのを感じながら赤ちゃんをただぼーっと見つめていたこともあります。動悸や息苦しさが続き、ある朝本当に起きられなくなりました。 好環境があだに!? 嫌な妄想も始まった私自身、育児相談や家事代行の仕事をしていたので、産後の体の変化や子どもの発達についての知識はそれなりにあります。私たち夫婦の実家も近く、ママ友もいて、夫も育児に積極的で、かなり恵まれた環境にいました。 しかし、逆にそれが自分を責めるきっかけにもなったようで、「こんなに恵まれているのに」と自分を責め、普段はあれほど「子育て支援」なんて言っておきながら、誰に相談して良いかわからなくなってしまったのです。 また、知人が育児ノイローゼになって34歳で子どもを残して自殺したという経験もあり、ふとした瞬間に、リストカットしたら……包丁を持ち出したら……などと考えてしまうことがありました。 やっと言えた「つらい」ある朝、体が言うことを聞かず、まったく起き上がれなくなりました。夫に「頑張っても頑張ってもできていない自分がダメに思えてしょうがない。つらい」と涙ながらに訴えた私。夫も話を聞いてくれ、「とにかく頑張らなくていいからね、家事はやるから」とのやさしいひと言で寄り添ってくれました。 1カ月健診で医師に相談したところ、薬を処方してもらって服用することに。授乳しても良いとのことだったので効果は薄めだったかもしれませんが、自分が今「つらい」ということを正直に話せたのが転機になったのだと思います。2週間の服用で動悸や息苦しさは減っていきました。 ホルモンバランスが急激に変化するからと割り切っても、つらいものはつらかったです。誰かに相談するということがどれだけ勇気のいることなのかもわかりました。それでも結局はわが子のため。勇気を出して周りに話すことができてよかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/おんたま監修/助産師 松田玲子著者:小林まり6歳、4歳、2歳、0歳の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2022年03月22日出産後は体と心の変化が大きく、セックスレスになりやすいと聞きます。わが家の場合、早く2人目が欲しかったため、1人目出産後は多少我慢をしてセックスレスになることを回避していた面がありました。3人目は望んでいなかったため、2人目が生まれたあとは目的がなくなり、3年近くほぼセックスレス状態でした。夫との意見の相違私はもともと子どもを3~4人希望しており、夫も子どもは好きなほうなので多いほうがうれしいだろうと、ろくに話し合いもせずに思い込んでいました。しかし2人目を出産して半年ほど経ったころ、3人目を出産する時期について相談すると「3人は無理」とバッサリ。 主な理由は金銭面のことで、子どもが増えると彼らの希望通りの習い事をさせたり、大学や専門学校に通わせたりすることが難しくなるからというものでした。子どもには「将来的にしたいことをさせてあげたい」という気持ちがもちろん私にもあり、生活のことも考えると、納得しないわけにはいきませんでした。 セックスに意味を見出せないそれ以降、我慢してセックスをすることが苦痛に……。「子どもをつくらないのなら、もうしたくない」と夫に正直に伝え、完全に拒否した時期が1年ほど続きました。 「子どもを望んでいるわけでもないのに、する必要があるのか?」と考える一方で、「それでは夫に悪い」という気持ちもあり、また「セックスをする意味は、子どもをつくることだけではない」とわかってもいました。 時間が経つにつれて納得できるように夫から「3人目はつくらない」と言われ、承諾したつもりでいたけれど、本当には納得できていなかったのだと思います。しかし、子どもが成長して幼稚園や習い事に通い出すと、管理する予定が増えて忙しくなり、3人目のことを考えている暇がなくなってきました。 だんだんと夫の言うことに納得できるようになってきて、受け入れる余裕も出てくるように。ずっと一緒にいた2人目の子が幼稚園に上がると、不思議とセックスをすることが嫌ではなくなってきました。だんだんと夫を受け入れることができるようになり、3年ほどでセックスレスが解消したのです。 ずっと夫婦仲は悪くなかったけれど、私の心の中にどうしても納得できないしこりのようなものが残っていて、それがセックスレスの原因になっていたようです。時間が経つにつれてしこりがなくなり、いつの間にか解消していました。 イラスト/(c)chicchimama監修/助産師 松田玲子著者:沢田真紀子自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年03月21日パパとの間に授かった待望の第一子。長男がまだ新生児のころ、私は産後の回復が遅く、そこに寝不足も加わって疲れきっていました。そんな私を気づかい、パパが夜の寝かしつけを担当してくれることに。軽く1時間を超えたであろうパパの初めての寝かしつけ体験談をお伝えします。疲れと戸惑いを感じた初めての育児長男を無事出産し、パパと一緒に私の実家へと里帰りをしたばかりのころ、私は初めての育児に戸惑ってばかりいました。母乳がうまく出てくれず、長男もじょうずにおっぱいを吸えない。産後の体調の回復も遅く、さらに追い討ちをかけるように寝不足も加わって体は疲弊しきっていました。 精神的にも不安定で、うまくいかない育児に対し、すべて私の何かが悪いんだと決めつけて塞ぎ込んでいました。 私を気づかってくれたパパ生後20日ほど経った夜のこと。なかなか寝てくれない長男を抱っこしていると、「俺が寝かしつけるよ」とパパがやさしく声をかけてくれました。きっと私に気をつかってくれたのでしょう。仕事終わりで疲れているにもかかわらず、長男をひょいと抱き上げて「俺が寝かしつけるからゆっくり寝てな」と寝かしつけを代わってくれたのです。 力強いパパの腕の中にいる長男は、居心地がいいのかトロンとした目でパパの顔を見上げていました。 昔話を延々と語る「昔むかし、あるところに……」と、とてもやさしい顔で桃太郎の物語を長男に語りだしたパパ。それから私は1時間ほど眠ることができたのですが、隣の部屋からする話し声で目が覚めました。かさ地蔵の話をしているパパの声です。 ドアを開けると、「寝てくれないんだ」とパパが笑って白旗をあげていました。結局1時間経っても長男の目はらんらん。昔話は一体何話目に突入したのかパパもわからないほどで、私はおなかを抱えて笑ってしまいました。 結局パパの寝かしつけは失敗しましたが、そんな育児の失敗や戸惑いもパパと一緒に笑い合うことで、かけがえのない時間になるということを実感しました。パパの長男を見るやさしい顔は、5年経った今でも目に焼きついています。 イラスト/マメ美監修/助産師 松田玲子著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2022年03月21日HYPかなこ(@hyp_kanako)さんの「難ありパイがふかふかパイになるまで」第1話。Instagramで人気のHYPかなこ(@hyp_kanako)さんの「難ありパイ」シリーズを短期連載でご紹介します。Instagramでフォロワー8千人を超えるHYPかなこ(@hyp_kanako)さん。3歳のチビコーくんのママです。チビコーくん出産後の授乳の苦労を赤裸々に綴っています。 「出産レポ」「産後レポ 入院編」「産後レポ 自宅編」 に続いて、「難ありパイ」シリーズをお届けします! 難ありパイがふかふかパイになるまで 第1話 難ありパイ編スタートでございます~。 まずはパイの経過を図解しました。 時系列に4コマで書こうかと思いましたが、現行授乳で現在困っている方も多そうなので、まずは参考になりそうな部分をピックアップして書いていきます。 次の内容は教えてもらった授乳方法、さらに次は使った器具を紹介していけたらな~と思っております。 ※難ありパイについては私の経験で書いていることなので、人によって方法や経過が違うことがあるかと思います。この人はこうだったんだな~と参考にしてもらえたらと思います!HYPかなこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター HYPかなこ2018.5生まれのチビコーと夫のこうじ氏、セキセイインコのうなぎの3人+1羽の家族です。WEB制作(私は画像と写真担当)などを夫婦でしてます。婦人科通いの干物→婚活→結婚→不妊治療→ギリギリ35歳で出産→2人目不妊治療中なコミュ障新米母です。
2022年03月14日「病名は『産後うつ』です」第8話。産後2日目の夜なのにつわりのような症状が出たぼめそさん。産後なんだから心身ともにボロボロで当然と思い直し……私がこんなのでどうするんだ! 1人目のこはちゃんのときもできたし、2回目の育児なんだから大丈夫! そう言い聞かせて自分を奮い立たせるのですが…… 病名は『産後うつ』です第8話 結局またほとんど眠れず、産後3日目の朝を迎えました。母乳がよく出るからミルクを足さなくても……そう思ったぼめそさんでしたが、1人目のこはちゃんのときを思い出しました。 混合を予定していたものの完母にしていろんな経験を経て、2人目こそ混合育児にしようと誓っていました。 哺乳瓶拒否による混合育児断念を避けるべく、早速ミルクを作って飲ませるのですが…… 次回、家族がお見舞いに! なぜか喉に違和感&咳が出始めて……!? 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年03月11日第1子を出産後幸せな生活が待っていると思いきや、待ち受けていたのはさまざまな場面で口を出す義理家族との付き合いでした。孫のことを思って言ってくれているとはわかっているものの、いよいよ義理家族の言動に我慢ができなくなる私。でも我慢をしていたのは私ひとりではありませんでした。遠方から何のために来たの夫の実家にとっては初孫のわが子。生まれる前から楽しみにしていてくれたのですが、義母からの「出産時に立ち会いたい」などの要望はお断りしていました。しかし、陣痛が始まった伝えると県外からわざわざ会いに来たのです。夫以外は立ち会いはできないことは伝えていたので、分娩中は近くに義父母はいませんでした。しかし、当時体調を崩しがちになっていた義母は、初孫の顔をガラス越しに見たあと疲れてしまったようでした。 「ソファで横になって休んでね」と伝えたので、義母は私の病室のソファで寝ることに。正直、数時間前に出産した私の横で義母が寝ていてゆっくり休むこともままならず、私は気分がふさがってしまいました。結局義父母が滞在した2日間は赤ちゃんの抱っこは私しか許されず、義父母も仕事があるので帰っていきました。正直何をしにきたのかと首をかしげたくなりました。 3人での幸せな生活に横やり退院後里帰りを経て、3人での生活が始まりました。日中はワンオペでしたが、夫が夜勤の日は帰宅後に哺乳びんでの授乳やおむつ替えなどをお願いして、慣れないながら気持ちも穏やかに生活していました。退院後からは義父母と動画や写真を共有できるアプリで子どもの様子を送り、コミュニケーションをとっていたのです。 しかし、「赤ちゃんが便秘気味なら〇〇を水に溶かして飲ませたほうがいい」と健康食品をすすめてきたり、子どもの後ろでテレビがついている動画をアップすると「小さいころからテレビはよくない」と言ってきたり……。そしてそれは義母だけに留まらず、義母の姉妹や義母方の義祖母からも届き、最後には必ず「育児でわからないことがあれば義母に聞きなさい」と添えてありました。 ついに我慢の限界!初めての育児で不安なことは多かったのですが、自分たちで調べたりかかりつけの産科で先生や助産師さんに尋ねたりしていました。しかし、動画で育児の一部しか見ていない人から口を出されることは非常に腹立たしく、家族であっても助言は不快感しか感じられなかったのです。そしてある日、私は溜まった気持ちを、「義家族はどうしてあれやこれやと口を挟んでくるの。私の子どもだよ。お義母さんの子どもじゃないでしょ。もう何も言ってきてほしくない!」と、大泣きしながら夫にぶつけました。 夫はきちんと話を聞いてくれて「気持ちはわかったよ。でもママだけの子どもだけじゃなくて2人の子どもでもあるんだからね、一緒に育てよう」と言ってくれたのです。その後夫が伝えてくれたようで、義理家族からの助言は減っていきました。以降、穏やかな気持ちで育児に専念できたのです。 我慢していたのは私だけではなかった退院後は私の実家へ里帰りしていたのですが、慣れない育児に不安になっていたので、近くにいてほしくて夫には私の実家から会社に通ってとお願いしていました。しかし自宅のようにマイペースに過ごせず、私の実父母が常にいてゆっくり過ごすことはできなかったようでした。 「やっぱり自宅から会社に通うよ」と夫から言われ、結局1カ月の予定だった里帰りは2週間で終了し、3人で自宅に戻ったという経緯がありました。夫に自分の不満をぶつけたあと、我慢していたのは自分だけではなく夫も思うことはたくさんあったのだろうなと気づくことができました。 きっと私は産後のガルガル期だったのでしょう。しかし、産後のメンタルの状態を周囲に理解していてほしかったというのが正直な気持ちでした。ですが夫にも同様に我慢を強いていたのだと思うと、義理家族との付き合いの負担はお互い様だと感じました。現在第2子を妊娠中ですが、産後に同様のことを繰り返さないように、事前に話をして周りに理解してもらう努力をしていきたいと思います。 著者:山田えいみ自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年03月07日産後は体調を崩しやすいといいますが、私もそれを実感した出来事があります。現在5歳の息子がまだ赤ちゃんだった産後3カ月、私は突然の高熱におそわれました。妊娠前まであまり熱を出すことがなかった私はびっくりして病院を受診。そのときの先生の言葉に、私はあることを思い出しました。熱が出た原因や、産後の体は、通常と違うのだと実感した出来事をお話しします。 寝不足の日々に突然の高熱産後3カ月のころ、まだ寝不足の日々で疲れがたまっていたのか、ある朝起きたとき喉が痛いと感じました。そのときは風邪をひいたかなと軽く考えていました。しかし、昼を過ぎたころ体中が氷のように冷えているように感じ、寒気が止まらなくなったのです。 一緒にいた夫と息子はそこまで寒そうにしておらず、おかしいと思い熱を測ると39度超え。当時はまだコロナ禍ではなかったので私はすぐにインフルエンザを疑い、まだ診療時間内だったので、息子を夫に任せ急いで病院に行きました。 先生の言葉で思い出した今朝のこと病院ですぐにインフルエンザの検査をしましたが、結果は陰性。診察の結果、咽頭炎と診断されました。喉が真っ赤に腫れていたようで、お医者さんに「空気が乾燥しているから、加湿器を使ってしっかり保湿してね」と言われ、そこで私はハッとしました。 家に加湿器はあるのですが、前日の夜、寝る前の給水をさぼってしまったことを思い出したのです。2日ほどで熱は下がりましたが、息子のお世話もあったのでゆっくり休めませんでした。 産後はいつもの体と違う今回の高熱の原因の1つは、喉の乾燥。寝る前に給水をさぼったことで、加湿器が切れてしまったことによる空気の乾燥でした。もちろん、産後の疲れも重なっていたのだと思います。それ以来、冬になると寝る前に必ず加湿器の給水を忘れないように気を付けています。 私にとって久しぶりの高熱だったのでとてもつらかったです。そのあとも1年くらいは風邪をひきやすくなり、産後は体調を崩しやすくなるというのは本当なのだと実感しました。 このときから、疲れているときこそ体調管理に気をつかわなければならないと考えるようになりました。当時赤ちゃんだった息子にはうつることなく、回復でき安心しました。普段あまり風邪をひかない私でも高熱が出たので、産後は普段とは違う体なのだということを強く実感させられる出来事でした。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:岡田 うた5歳男児のママ。精神疾患の治療しながら、子育てに奮闘中!趣味は読書。
2022年03月03日「病名は『産後うつ』です」第7話。「お願いだから動いて!」そう強く願うと目が覚めたぼめそさん。次女・はなちゃんが泣き、自分の体が動かなくなった……というのは夢でした。すぐさまはなちゃんのところへ駆け寄り……小さな鼓動を感じ、「良かった!息してる…夢で良かった!」その場にへたり込み、ぼめそさんは声を殺して泣いて…… 病名は『産後うつ』です第7話 「ヴッ!」つわりのような症状が出たぼめそさん。精神的にキツい、文字通りの“悪夢”。 はなちゃんを抱きながら、私がこんなのでどうするんだ!2回目の育児なんだからできる!こはちゃんのときもできたし大丈夫!私がしっかりしないと!だって2人目なんだから。 自分に言い聞かせた言葉はまるで小さなシミになり、それは自分では気づかないほど少しずつゆっくり広がって心を灰色に染めていって…… 次回、何かデジャブ……あのときと一緒だ! 2年前にも同じ悩みを感じて…… 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年03月03日私は4人の子どものうち、3人目と4人目を11カ月差で出産しました。1人目と2人目は5歳差、2人目と3人目は6歳差と、上の子たちはそれぞれ歳が離れていたので、今回初めて年子を経験することに。11カ月差の兄弟を産んで、実際に感じたことをご紹介したいと思います。妊娠初期と後期がきつかった!私は妊娠初期に眠気が強く現れるタイプなのですが、ちょうどその時期に3人目である次男は、授乳間隔がまだ3時間おき。なおかつ夜泣きが始まりだしたことなどもあり、体力的にも精神的にもつらかったです。また、つわりのピーク中に離乳食作りをしなくてはならず、お粥のにおいが非常につらかったです。 妊娠後期になると大きいおなかで、まだ歩けない体重10kg弱の次男を抱っこしなければならず、腰痛が悪化しました。それに加えておなかの赤ちゃんが下がり始めてしまい、自宅安静を指示されてしまったのです。しかし、1歳前の子がいては安静にしていることも難しく、妊娠後期もかなり苦労しました。 産後は同時に泣き出しカオス状態に…4人目である三男が生まれたとき、次男はまだ生後11カ月。どちらかが泣くともう一方も泣き出してしまい、夫が仕事でいないときなど、ひとりで2人をあやすのはひと苦労。三男はまだ新生児のため、2人を同時に抱っこすることもできず、まずは次男、次に三男と、代わる代わる抱っこをしたりあやしたり……。 2人の泣き声が部屋に響き、家の中はまさにカオス状態でした。また三男と次男の授乳時間が重なると、2人の泣き声に急かされながら、育児用ミルクを2本調乳しなければならず、地獄のような産後を経験しました。 弟に興味を持つ兄と、兄が怖い弟次男が1歳を過ぎたころ、弟である三男に興味を持つように。生後2カ月の三男に近づきしばらく見つめたあと、三男の口や鼻の穴に指を入れようとしたり、突然叩いたりといった行動をとるようになりました。 三男はその都度大泣きし、次第に次男が視界に入るだけで泣いてしまうようになってしまいました……。常に2人の行動から目が離せず、神経をすり減らしていました。 次男にお兄ちゃんの気持ちが芽生え始めた?次男が1歳3カ月になり、三男が生後4カ月になったころ、次男が三男をかわいがるようになりました。頭をなでたり、抱きしめてみたり、時には顔にチュッとするようなしぐさをしたり。そして三男が泣き出すと、いないいないばぁをしてあやそうとしたり、おしゃぶりを持って行ったりと、お世話をしようとするようになりました。 そのころから三男も次男に心を開き始めたのか、次男を見ても泣かなくなりました。次男はまだ1歳3カ月なのに、もう立派なお兄ちゃんなんだなぁと感心してしまいました。歳が近い兄弟だからこそ、こういった経験もできたのだと思います。 3人目まではそれぞれ歳が離れていたので、同時に手が掛かることの大変さを経験していませんでした。今回11カ月差での妊娠、育児を経験し、年子の大変さを痛感しました。でもそれと同時に、歳が近い兄弟ならではの成長を見られ、年子っていいなあと感じています。これからも下の子2人の成長を、家族みんなで楽しみながら見守っていこうと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師 松田玲子 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2022年03月01日「病名は『産後うつ』です」第6話。次女・はなちゃんが寝ているベッドに付いている乳児体動センサーのブザー音が部屋中に鳴り響いているのに、ぼめそさんは体が動かなくて……はなちゃんが息をしていないかもしれない。それでも、体が動かなくて助けに行けない、そして助けを呼ぶ声も出ない……!体は動かないのに、ぼめそさんは涙だけが溢れて…… 病名は『産後うつ』です第6話 「お願いだから動いて! 何で動かないの!」そう強く願うと、目が覚めたぼめそさん。どうやら先ほど見ていたのは夢だったよう。 体が動くことを確認し、すぐさま向かったのは、はなちゃんのベビーベッド。 首元に指を当て、鼓動を確認。息をしていて温かさを感じ、生きていることを無事に確認できました。 「良かった……! 息してる!」「怖かった……夢で良かった!」 もし本当に体が動かなかったら……抱き上げたときに体温を感じなかったら……小さな鼓動を感じなかったら…… 夢じゃなかったらと想像するとゾッとして、その場にへたり込み、ぼめそさんは声を殺して泣くのでした……。 次回、私がこんなのでどうするんだ! 大丈夫、だって2人目なんだから…… 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年02月28日SNSの総フォロワー数は350万人超え! YouTubeでは、旦那さんと一緒に楽しそうに育児をする姿が話題の「くみっきー」こと、舟山久美子さん。2021年に出産し、現在生後5カ月の息子さんを子育て中です。 舟山さんに妊娠、出産、育児でのエピソードをインタビュー。妊娠中や出産後に大変だったこと、旦那さんが積極的に育児に参加してくれるようになった秘訣など、たっぷりお話しを伺いました。 芸能人・有名人ママのインタビュー連載がスタート!ママたちに人気の芸能人・有名人ママに、妊娠・出産・育児エピソードのリアルを教えてもらいました。 妊娠中、大変だったことは何ですか? 「妊娠8カ月以降は、おなかが大きくなって日常生活でも体を気にすることが多かったです。寝るときや靴を履くとき、重いものを持てなかったり……と今まで普通に出来ていたことが難しくなって、それが大変だったなという印象が残っています。さらしをおなかに巻かないと歩くのもつらかったです」 出産して、一番変わったことは何ですか?「生活スタイルが一変しました。産前は、仕事も日によってバラバラなので、起きる時間も違いましたが、産後は子どもの生活リズムを作るために、毎朝6:30~7:00には起きています。生活リズムが整いましたね」 育児・仕事をしていて大変なこと、つらかったことは?「最初は、一人で頑張りすぎてしまって、育児と仕事を両立するのが難しかったです。“仕事は自分がやりたくてやっていることだから”と思って、育児は完ぺきに、仕事も今まで通りにこなさなきゃと思っていたんです。 でも、ただでさえ初めての育児で、子どもが中心の生活に変わって、今まで通りにいくはずもなく……。 例えば、外で仕事をするときには子どもを連れて行くんですけど、今までと出勤時間が変わらなくても、かなり前もって準備をしないと家を出られない。そういうことが続いて、頑張りすぎることをやめました。今、目の前にあることをやろうと思うように変えると、お仕事も育児も楽しめるようになりました」 ―それをどうやって解決しましたか? 「一人で頑張りすぎず、周りにいる人に助けてもらうようにしました。夫や私の家族、マネージャーさんが現場で子どもの面倒を見てくれたりもするので、いろんな方を頼りながらできているなって今は感じます」 旦那さんが育児に積極的になったきっかけは? 「旦那さんは元々、積極的に育児をしたいという気持ちは強かったんですけど、何をしたら良いかが分かっていなかったんです。なので、生後2カ月くらいのときに思い切って“美容室に行きたい”と旦那さんに子どもを預けてみました。 2人きりになったことがなかったので、最初は“一人でできるか不安だよ”って言っていたんですけど、いざ自分がやらなきゃいけない環境になると、やるべきことがわかったみたいで。帰って来たときには2人の絆ができていました。パパとしての自信もついたみたいです。 旦那さんが積極的に息子のお世話をしてくれたときに、めちゃくちゃ褒めると、息子のお世話をよくしてくれるので、助かっています!」 育児をする上で、一番大事にしていることは?「(息子に)この世に生まれてきてよかったと思ってもらいたいっていうことを一番に考えています。例えば、泣いていたらすぐに寄り添って抱っこしてあげるとか、不安要素をできるだけ取り除いてあげるようにしています」 「子どもがいてよかった!楽しい!」と思える瞬間を教えてください「私は天気が良くて晴れているとか、ちょっとしたことでも嬉しくなるんですけど(笑)。一番幸せなだなって思うのは、休日に旦那さんと息子がすっごく楽しそうに遊んでいるのを見てるときかな。5カ月前には見ることができなかった光景だから。 旦那さんがどんどん父親になっていく姿とか、息子の成長を感じられて、子どもがいる生活っていいなって。2人の姿を見ているときに幸せだなって感じます」 上手に息抜きをするポイントは?「産後1カ月は自宅から出られなかったので、特に息抜きが難しかったです。この時は、ハーブティーに助けられました。肩の力が抜けて、心のバランスが整うんです。 息子がちょっと寝てくれたときに、よく飲んでいます。コスメキッチンの『メリッサ』っていうハーブティーが一番お気に入り。 他には、1日5分でもいいから、自分の好きなことをする時間を作ること。スキンケアをしたり、ハーブティーを飲んだり、子どもが寝たあとにドラマを観たり。自分の好きな時間を持つと笑顔になれると思います」 ※ハーブティの飲用について、体調や生理中、妊娠中などで不安がある方は、お医者様にご相談ください最後に、ママたちへメッセージをお願いします!「私は産後すぐから“良いママになろう”と必死になっていました。ただでさえ初めてのことだらけで上手くいかないのに、それプラス“良いママになろう”と、自分で自分を追い詰めていたんです。 でもあるとき、自分の笑顔が無くなっているなって気づいて。旦那さんと些細なことで喧嘩することも増えていました。だから、頑張りすぎないって決めたんです。 ママも赤ちゃんも、毎日何もしていないように見えても、生きているだけでとーっても頑張っているなと思うんです。ママの笑顔が家族の笑顔につながると思い、楽しく育児をすることが大切だなと感じています。 しっかりやるところと、上手に息を抜けるところのメリハリをつけると、育児を楽しめるようになるのかなって思います。ママのみなさん、私もまだまだ新米なので、一緒に頑張りましょう」 ◇◇◇ 舟山さん、ありがとうございました! 子育ても家のことも、一人で全部やらなきゃいけないと思ってしまうママは多いのではないでしょうか。周りの人に頼ったり、息抜きのポイントを伺うことができて、とても参考になりました。 次回は、そんな舟山さんの【育児ルーティン】をご紹介。ぜひ、チェックしてくださいね。profile:舟山久美子1991年4月29日生まれ。16歳の時にモデルデビュー。雑誌「Popteen」の専属モデルを6年間勤め、連続表紙17回、通算37回の表紙起用を記録。またファッションやビューティー関連を発信をしているSNSの総フォロワー数は約350万人を突破。2013年に立ち上げたファッションブランド「MICOAMERI(ミコアメリ)」は9年目を迎え、“骨格診断アナリスト協会認定骨格診断アナリスト”や“日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュ”の資格を取得し、今までの経験も活かし様々な分野でのプロデュース業にも精力的に取り組んでいる。2021年9月に男の子を出産。
2022年02月27日産後、自然に体重が元に戻ると思っていたら大間違いでした。授乳による空腹から暴飲暴食、お祝いや差し入れで届く甘いお菓子など、産後は体重アップの要因がたくさんありました。そのような環境でも、私が減量に成功した方法をお伝えします。 出産直後に減った体重が2カ月で逆戻り!妊娠前の私の体重は54kgでした。出産前は62kgまで増えましたが、産後は58kgまで減りました。完全母乳だったこともあり、このまま自然に元の体重に戻ると軽く考えていたのですが、産後2カ月でまさかの62kgに逆戻りしてしまったのです。 要因は、完全母乳のせいか妊娠期以上に空腹を感じて食欲のままに食べていたこと。しかも食べたくなるのは甘いお菓子ばかりで、ありがたいことに親戚や友だちが親切心からお菓子を差し入れてくれていたのです。 それでも家にお菓子がなくなると近くのコンビニまで買いに走り、毎日のようにお菓子を摂取していました。産後2カ月は真冬で外出も控えていたので、子どもと2人きりの室内でお菓子を食べるのが一番の息抜きでした。 家に入れる食べ物の量を制限!このままではまずいと思い、対策としてまずおこなってみたのが、家の中に置くお菓子を減らすことです。スーパーやコンビニに買い物に行くのをやめ、宅配業者に1週間分の必要な食料だけを頼むことにしました。お店に行くと必ずお菓子やお総菜を余分に買ってしまうからです。 そして、お菓子を頂いたときはご近所に配ったり、夫に職場に持って行ってもらうようにもしました。手の届くところにお菓子を置かない、必要以上に食料を買いすぎないことでムダに食べる量を減らすようにしたのです。 しかし、甘いお菓子を食べることが習慣化していたため、食べないと口寂しく、毎日お菓子を食べたい欲求にかられていました。 三食、バランスよくしっかり食べる!基本的なことですが、食事は間食に頼らず3食しっかり食べました。それまでは、授乳間隔もバラバラ、家事と育児を一手におこなっているので、自分の食事は後回しになりがちでした。子どもを抱っこして過ごす日々なので、すぐ食べられるお菓子やインスタント食品に頼りがちだったのですが、なるべく朝昼晩、自分の食事時間を守るようにしました。 そして自分のために栄養バランスのよい献立も考えるようにしました。手軽な食事でも、納豆・魚の缶詰・解凍したご飯・インスタント味噌汁といった献立なら、腹もちがよかったです。栄養ある母乳を出すためにも頑張った結果、産後半年で体重を52kgにまで減らすことができました。 産後ママは多忙すぎて自分のことが後回しになりがちです。でも食事の摂取量や内容が乱れると、途端に体重が増えてしまいます。「自分の食事をどう整えるか?」を考え直すことで、体重を落としていく好循環を生み出せたのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:小林 晴子3歳男児と1歳女児の母。前職は営業、現在は主婦をメインに時々NPO法人活動。子どもたちと遊んだり食べたりする時間を楽しみながら、仕事復帰の道を模索中。
2022年02月25日私は2歳10カ月の子どもがいるママです。妊娠32週目から産前休暇に入り、仕事が休みになった私はのんびりとした生活を送っていました。今思えば、赤ちゃんが生まれた途端に待ったなしで始まるバタバタ生活に備え、出産前にやっておけばよかったと後悔していることがたくさんあります。そのなかから3つ、私が特にやっておけばよかったと思ったことを紹介します。 髪を短めに切る赤ちゃんが生まれた途端、赤ちゃん中心の生活へと一気にシフトした私の生活。慣れない育児で睡眠不足が続き、お風呂に入ったあと、ドライヤーで髪を乾かす時間すら惜しく感じるように。 そこで私は、産後1カ月のときに何とか時間を作って美容室に駆け込み、髪を短く切ってもらいました。妊娠中は髪を伸ばしっぱなしで、出産したときには胸のあたりまで髪が伸びていました。今思えば、出産前に髪を短く切っておけばよかったです。 育児動画を見る私は妊娠中に産院や自治体が開催する母親学級に参加し、赤ちゃんの育児についてひと通りのことを教わりました。ところが、赤ちゃんのおむつ替え、着替え、授乳、沐浴……初めての育児に、私は右往左往するばかり。実際に赤ちゃんが生まれてみると、教わったようにスムーズに赤ちゃんのお世話をすることはほとんどできなかったのです。 「知っている」と「できる」には大きな差があることを、このとき改めて痛感。今は育児の方法をわかりやすく解説している動画がネット上にたくさんあります。出産前の時間を活用して、育児動画などをもっと見ておくべきでした。 出産後の手続きを出産前に夫と共有する自治体に出生届を提出したり、赤ちゃんの健康保険証の発行手続きをしたりと、出産後はいろいろな手続きが必要でした。しかし、夫はそういった手続きに無頓着な性格で、出産後に何をすれば良いのかあまりわかっていなかった様子。 赤ちゃんの健康保険証の発行に必要な書類が職場から夫宛に届きましたが、封すら開けずに私に差し出してくる始末でした。出産後は私の体がまだ回復しておらず、育児に手いっぱいだったので、夫にしてほしいことを出産前に具体的に話し合っておけば、手続きがもっとスムーズだったと感じています。 私が初めて経験した赤ちゃんとの生活は、想像以上にバタバタしたものでした。出産前に出産後の生活を想像するのは難しいことですが、出産前の時間をうまく活用しながら事前に準備を進め、少しでも心に余裕をもった状態で育児がスタートできればよかったと思っています。 監修/助産師REIKO著者:武田 ゆうか2歳女児の母。1987年生まれのミレニアル世代。小さいころから本と歌が好き。就職活動に失敗し、それまで無縁だったIT業界で社会人生活をスタート。20代で結婚し、子どもを授かるも、夫のモラハラに苦しんでいる。
2022年02月23日「病名は『産後うつ』です」第5話。次女・はなちゃんを出産した翌日の夜、全身が痒くなり、消灯で部屋に訪れた看護師さんへぼめそさんが症状を訴えると……痒み止めの薬を処方してもらうことができました。“薬を飲んだ”という安心感からか、痒みが少し落ち着いたぼめそさん。ベッドへ横になるとようやく眠気がきたのですが、部屋中にけたたましく「ビー! ビー!」というブザー音が鳴り響いて……!? 病名は『産後うつ』です第5話 はなちゃんが寝ているベビーベッドには乳児体動センサーが付いていて、何らかの原因で赤ちゃんの体動が何秒か止まると、警告音でお知らせしてくれるようになっていました。その警告音がぼめそさんの部屋に鳴り響いているのですが…… 声が出ず、体も動かすことができません。 「誰かこの音に気づいて欲しい」と願うも、ぼめそさん自身、乳児体動センサーを切り忘れて赤ちゃんを抱き上げたこともあり、また、ぼめそさんの産院ではほかの部屋からも頻繁にこの警告音が鳴っていたため、「また鳴っている」くらいにしか思わないだろう……と推測。 もしかしたらはなちゃんが息をしていないかもしれない。 それでも、体が動かない、助けに行けない、助けを呼ぶ声も出ない…… たった1mほどの距離なのに長く感じる……どんなに願っても体は動かないのに、涙だけがボロボロとこぼれ落ち…… 次回、何で動かないの! 涙を流して願っているとついに……! 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター ぼめそ2017年生まれの長女こはちゃんと2019年生まれのはなちゃんのママ。 Instagramで子育て漫画を描いています。数々の戦を乗り越えてきた古(いにしえ)のオタクです。
2022年02月22日初めての出産は、私にとってある意味とても思い出に残る瞬間でした。特に陣痛時のいきみ逃しは、非常につらいものだったと記憶しています。夫が立ち会う中、陣痛のあまりの痛さで理性を失っていました。出産後に夫から聞いた話ですが、「陣痛のとき笑っちゃった」と……! その言葉を聞いて最初は腹が立ちましたが、あとから冷静に考えてみると自分でも笑ってしまった、ちょっと恥ずかしいお話です。 微弱陣痛で余裕の笑顔!つらいつわりや出産準備など、何もかもが初めての体験だった第1子の妊娠時。出産予定日が近づくにつれて、ワクワクよりも恐怖心が勝っていました。そんな不安を感じている中、前駆陣痛が出産予定日の3週間ほど前からあり、出産予定日の2週間前に破水……! 破水後はすぐに入院となり分娩室へ案内されましたが、微弱陣痛と診断され、そのまま入院することになりました。このまま強い痛みに繋がらなければ、陣痛促進剤を投与して出産することに。おなかの痛みはなかなか強くならず、ごはんも余裕の笑顔でおいしく完食できるほどでした。 ついに陣痛促進剤の投与!入院してから2日目の朝、すでに微弱陣痛すら遠のいて痛みはほぼありませんでしたが、いよいよ陣痛促進剤の投与を開始することになりました。そして、陣痛促進剤を投与するタイミングで夫が病院に到着。陣痛促進剤を投与して1時間くらいで、徐々に痛みが強くなりました。 2時間が経過するころには、強烈な痛みに襲われていたものの子宮口はまだ4cmと、途方に暮れたのを覚えています。投与から3時間後、子宮口は6cmになり、ついに「いきみたい!」という感覚に……。しかし本当につらいのはここからでした。 壮絶な痛みで叫ばずにはいられず…!いきみ逃しが始まってからは、助産師さんにタメ口をきいたり、分娩台のバーをたたいたりして、私は理性を失っていました。その間夫はやさしくサポート。助産師さんからアドバイスを聞き、力いっぱいお尻を押してくれました。しかし助産師さんはバタバタとしていて、分娩室では夫と2人で過ごす時間が多かったのです。 とても不安になった私は、分娩室の外にいる助産師さんに向かって「助けてぇぇーーー!!」と何度も絶叫! 「苦しいーー!! 息ができないーー!!」と大きな声で叫ぶ私を見て、夫はクスッと笑ってしまったようです。 そして、陣痛促進剤を投与してから約5時間後、なんとか夫や助産師さんのサポートを得ながら無事にわが子を出産しました。スムーズな出産だったと思います。出産後に夫から聞いた「笑っちゃった」の言葉。冷静に振り返ってみると、「助けてぇぇーー!!」はちょっと大袈裟だったな、と夫と一緒に笑ってしまったのでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/ライコミ監修/助産師 松田玲子著者:小林 あやの4歳男児と2歳女児の母。婿入り婚で、両親と同居中。趣味は美容やコスメ集め。最近は2歳の娘もオシャレに興味を持ちはじめ、「早く一緒にショッピングを楽しみたい」と期待を膨らませる日々。美容や育児をはじめ、ブライダルや暮らしなど幅広いジャンルを執筆中。
2022年02月22日ぽこちゃんです&どんちゃんです
子育てはフリースタイル
両手に男児