今回のテーマは「兼業漫画家がはじめてコラムを書いた日」である。私は現在、このように漫画家の傍ら文章の仕事もさせてもらっているが、そもそもコラムを書き始めたきっかけはなんだったのか、という話だ。○コラムニスト・カレー沢薫の誕生簡単に言えば、私を漫画家デビューさせた週刊モーニング初代担当が、私のブログなどを見て「文章も面白いからコラムの連載をしてはどうか」と言い出したのが始まりである。それを真に受けて、連載用のコラムを書き貯め始めたのだが、それから1年ぐらい経っても連載は始まらなかった。その頃にはコラムを書くのは止めて、サバイバルナイフを研ぎ、色とりどりの重火器を集めることに終始していたのだが、それが担当に向かって火を噴く前に、その後任の担当の尽力により初コラム連載がスタートした。(今もモーニングはこの二人が担当である)そこから、他のところでも文章の仕事がもらえるようになった、というわけだ。つまり漫画家になれたのもライターになれたのも、全部モーニング担当らのおかげ、ということだ。ならば平素から「担当殺す」などとうそぶくのは恩知らずも良いところではないかと思われるかもしれないが、私は担当に対し感謝すべきことは非常に感謝しており、ポイントにすると5億点ほど感謝している。しかし殺意ポイントが2兆点あるので、トータルで「殺す」という結論になっているだけである。性格と顔が100点満点のイケメンでも、年収ゼロ・借金100万なら結婚相手としてはマイナス99万9千8百点になるのと同じである。何事もトータルが肝心なのだ。作家と担当の軋轢と言えば、担当に原稿を紛失された、無断使用された、原稿料を横領された、追及したら逆切れされたなど、全く笑えないものも散見される。それに比べれば私の担当がしたことなど全く大したことではなく、むしろ私の逆恨みであることも多いだろう。そして何より、私の担当はこちらが苦言を呈すれば言い訳せずに謝罪してくれるし、刺せば血が出ると思うので、それだけでも有能だ。また、今まで担当に横柄な態度を取られたこともない。不真面目な担当は一人もおらず、真面目すぎてふざけているより性質が悪い人ばかりだ。このように、私は漫画の才能には恵まれなかった分、担当には非常に恵まれている。担当全員を生贄に捧げるので、神は今すぐ私に漫画の才能を授けてほしい。○カレー沢氏のJK時代と「褒め仲間」コラムの仕事を始めたきっかけは、漫画の担当が私に文章の才能を見出したという幻覚症状のおかげだったわけだが、そもそも文章を書き始めたのはいつからかというと、古くは高校生の時に始めたホームページからだと思う。ホームページの内容に関してはもはや説明いらずの「乙女ゲーの二次創作サイト」だが、そこで日記も書いていたのだ。書いている内容は多分今と大差ないと思うが、そこはJKである。顔文字を使ったり、笑って欲しいところではフォントを赤字特大にしたり、語尾に(爆)をつけたりと、今読み返したらリアルに(爆)するものであることは間違いない。当時もその日記を「面白い」と言ってくれる人がいたため、漫画と並行して文章も書き続けてきたのだと思う。しかし、皆さんも「どう見てもカワイくない女同士がお互いを『カワイイカワイイ』と褒め合っている怪奇現象」を1度は見たことがあると思うが、アマチュア創作界隈にも同じ文化がある。自分の作品を読んでもらい、褒めてもらうために、まず相手の作品を読み褒めるのだ。何もしなくても褒めてもらえる上手い人ならともかく、そうでもない者にとってこの褒め仲間というのは大切なものであり、ギブアンドテイクとしては実に正しい。よって、日記を褒められたと言っても、「カレー沢殿!昨夜うpされた新作イラスト爆萌えでござったぞ(核爆)」「いやいやエリザベス閣下(仮名)の裏創作もドチャシコで拙者続きを全裸待機(><)」みたいな褒め合いの中で、「しかしカレー沢殿は日記も面白いでござるな、それがし噴飯ものの腹筋崩壊で候!」みたいなノリで言われた可能性が高く、端的に言えば「そんなに面白くないけどギブアンドテイクのために言った」か、むしろ肝心の二次創作に褒めるところがなかったので、苦し紛れにそこを褒めたと考える方が妥当である。しかし、現に私はそれを真に受けて、漫画だけでなく文章を書き続けていたわけである。そもそも絵を描き始めたのだって、小学二年生の時に絵画コンクールで特選を取り、すごく褒められたため、自分には絵の才能があると錯覚したためだ。教育に携わる方は、「褒めて伸びるタイプもいるが、褒めることによりドンドン道を踏み外す奴もいる」ということをご留意いただければ幸いである。ちなみに担当が面白いと言ってくれたブログだが、ニートだったため、アフィリエイトで稼ぐためにやっていたものである。原動力は常に金と承認欲求、これだけは一貫してブレていない。<作者プロフィール>カレー沢薫漫画家・コラムニスト。1982年生まれ。会社員として働きながら二足のわらじで執筆活動を行う。デビュー作「クレムリン」(2009年)以降、「国家の猫ムラヤマ」、「バイトのコーメイくん」、「アンモラル・カスタマイズZ」(いずれも2012年)、「ニコニコはんしょくアクマ」(2013年)、「負ける技術」(2014年)、Web連載漫画「ヤリへん」(2015年)など切れ味鋭い作品を次々と生み出す。連載作品「やわらかい。課長起田総司」単行本は1~2巻まで発売中。10月15日にエッセイ「負ける技術」文庫版を発売した。「兼業まんがクリエイター・カレー沢薫の日常と退廃」、次回は2016年1月12日(火)掲載予定です。
2016年01月05日共同通信社は28日より、人気コラム「汐留鉄道倶楽部」の選りすぐりの写真とコラムを展示した「汐留鉄道倶楽部コラム展」を、汐留メディアタワーにて開催する。「汐留鉄道倶楽部」は、同社が運営する携帯電話向けニュースサービス「NEWSmart共同通信」に週刊で掲載中のコラム。執筆陣は「いずれも自他ともに認める鉄道愛好家」(同社)で、記事にも撮り鉄、乗り鉄、音鉄、文学鉄など記者各自の嗜好が存分に反映されているという。今回の「汐留鉄道倶楽部コラム展」では、報道カメラマン秘蔵の鉄道写真を大公開。また、東日本大震災で落ち込んだ東北方面の旅行需要の活性化と、ローカル鉄道の観光客獲得を願い、記者自らが踏破した経験をもとに、東北地方のローカル鉄道を巡る旅行プランの提案を行う。入場は無料で、6月下旬まで開催される予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日今回のコラムは「家族」をテーマに書きます。第一弾は、子どもとの関わりについて体験したこと、またそれが自分にとってどんな意味があるのか。私の率直な気持ちをお伝えしたいと思っています。長谷川 さとみ カウンセラー私には、二人の娘がいます。年は二つしか違いませんが、性格はほぼ正反対です。・長女は明るく活発、自由で大らかです。赤ちゃんのときから誰にでもニコニコ笑顔を向けていました。そのため、誰からも可愛がられ学校では先生からも気に入られたりクラスでもにぎやかな中心にいるような子です。周りと競い合い努力して得ることも自然と学んだように感じます。親を困らせるようなことはあまりなく、育ち方もいわゆる標準で中学生まではこれと言った反抗期もなく、育てやすい子どもでした。・二女は大人しく恥ずかしがり屋、やさしくて真面目です。小さいときは天真爛漫といった感じでしたが大人しく内向的なので、あまり気にとめてもらえないこともあったと思います。学校でも人と競い合うことは苦手で、努力がすぐには実らず自信を持てないようでした。自己表現をしないので、我が子の気持ちを理解できぬまま親も大いに悩んだのです。ざっくり言うとこんな感じで、私は親として長年にわたり「長女は分かりやすく、二女は難しい」こんな風に感じていたように思います。ですが、最近は子どもたちも成長し思春期に入った頃からそれぞれの個性、持ち味が表面化してきたことで私の見方が変わってきました。・長女は自由で大らかであるため、時に自由奔放、マイペース。他人には気を遣うが、家族には甘えてやりたい放題が目につくようになってきた。遅ればせの反抗期がやってきて戸惑うばかりの私はイライラ。けれど上昇志向や自立心はあるようで、私自身が葛藤している真っ最中です。・二女はまだ、本音とたてまえの区別がないので不器用であるが粘り強いことでゆっくりでも結果がついてきている。真面目であることが信頼に繋がっているが自分に厳しくなるためなかなか自分を認められない。けれど、自分よりも弱い立場のものに対するやさしさがにじみ出ている。私は親でありながら、自分にとって都合の良いことはマルでも都合の悪いことはバツ、と自分が基準で我が子の評価をしていたのかもしれません。なんて情けない母親なんだろう…「はぁー…」自ら自分をダメだしするとかなりしんどくて前に進めなくなります…ですが今の私は、心理学やカウンセリングを学んだことによってこのまま立ち止まるのか、進んでいくのかを選択するのは自分であると分かったので、進むことを選びました。自分の至らなさをバネにしてジャンプすると決めたのです。【過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えていける】のです。そして、子どもたちの内面をじっくりと意識しながら見つめることが出来るようになってきたからこそ、今までとは違った角度から我が子を客観的に捉え今まで見てこなかった部分を認めることができるように努力しているのです。が、これまたしんどいのです…<反抗期の娘に対して>「分かっているよ」「信じているよ」との気持ちを持って接していながらも、自立しようとする娘の姿に対し自分から離れてしまうのではないか…親の知らないところへ行ってしまうのではないか…自分の手をもぎ取られるような恐怖感、喪失感、悲しみ、怒りに襲われ胸をかきむしられる様な苦しさを覚えました。夫の仏前にしゃがみこんで、「しんどいよ…」と泣きじゃくりました。ひとしきり泣いた後わかったのです、子どもは自分の体の一部だと。そして学んだことを思い出し、まずは親の気持ちの部分をストレートに伝えました。「心配やねん」「大事に思ってるよ」「安心したいねん」子どもにとっては初めて私の気持ちを聞いて『おかんの気持ち』に触れたのではないかと思います。すぐに何かが変わるわけではないけれど反抗期は人の成長にとって大事なことだから、親は覚悟と度胸をもって構える必要があるのだと解りました。<自分の殻に閉じこもってしまう娘に対して>なかなか意思表示してくれず「思ってることを言わないなんて卑怯だ!」と追い詰めてしまったこともありました。「我が子の気持ちがわからない」という焦りや、脱力感、寂しさ、そして怒り。やっぱりこんな感覚にさいなまれ、辛くて仕方がなかったのです。ここでも勇気を出して学習したことを実践してみました。好きで殻に閉じこもっているわけではないはず、貝のように口を開かない娘をじっと待ちました。「こんな風に思ってんの?」「それともこんな感じ?」「ひょっとしてこんな風に考えてんのかな?」などなど、いくつか確かめるように問いかけていくと、少しずつですがその中から選んでぽつぽつとしゃべり出しました。「どうやって言えばいいか分からへん。」「ふてくされた態度を取ってしまう。」そんな自分が嫌だと泣きながら教えてくれました。「教えてくれてありがとう。」「それでいいよ、大丈夫。」「解ってあげなくてごめんな。」娘の気持ちが解ったことで安心感を持てた私、親から受容されたことで娘も少しは安心して自己表現することを体験出来たのではないかなと感じています。簡単な事ではないからこそ、ゆっくり、じっくりその子のペースに合わせて子が成長するから親も成長できるのだと実感しています。ある日突然、夫を失ったとき「自分一人でこの子たちを育てるなんて無理」だから自分も死んでしまいたいと思ってしまった出来そこないの母親です。でも、生きていてよかった。全てはこの子たちのおかげです。私のために子はいる。私の成長を子は見ている。だから諦めるわけにはいかないのです。まだまだ思春期の子育て奮闘中の私ですが、子は体の一部だから我が子を大事にすることはつまり、自分自身をも大事にできることなのですね。 このカウンセラーにお悩みを相談する⇒ 長谷川 さとみ カウンセラー
2011年07月26日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!
今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言部長の娘からのアプローチ彼女を連れて参加した会社主催のバーベキューで、部長の娘に気に入られた主人公。部長の娘からアプローチを受けたものの、すべて断っていました。数ヶ月後、主人公と彼女は部長宅へ招かれます。2人が訪れると、部長は「娘が妊娠した。今すぐ責任を取れ」と言ったのです。娘への叱責出典:モナ・リザの戯言まったく身に覚えがなく驚いた主人公は「DNA鑑定しましょう」と部長へ提案。するとこの後、その場に同席していた部長の娘は衝撃的な言葉を言い放ちます。娘の言葉を聞いた部長は「このバカ娘!!」と娘を叱責したのでした。問題さあ、ここで問題です。部長の娘が放った言葉とは何でしょう?ヒント主人公はバーベキュー以来、部長の娘に会っていませんでした。証拠を突きつけようとする主人公に、追い詰められた部長の娘の言動です。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「はいはい、全部嘘よ!」でした。部長の娘の開き直り様に、その場にいた全員は唖然としてしまうのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(lamire編集部)
2024年06月02日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『【LINE】ある日、母親が倒れた→驚愕の事実が…』を紹介します。妊娠が原因で突然倒れ、救急搬送された母。しかしそのとき、母には彼氏がいませんでした。主人公は母のお腹にいるのが一体誰との間にできた子なのか、母に問いただします。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」#5【LINE】ある日、母親が倒れた→驚愕の事実が…出典:Youtube「Lineドラマ」手続きもある出典:Youtube「Lineドラマ」気まずそうにする母出典:Youtube「Lineドラマ」ごまかしてはいられない出典:Youtube「Lineドラマ」落ち着いて聞いて出典:Youtube「Lineドラマ」相手は婚約者出典:Youtube「Lineドラマ」奪うつもりはなかった出典:Youtube「Lineドラマ」自然と流れで…出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」子どもが生まれる場合の手続きについても考え、お腹の子の父親を母に聞いた主人公。すると母は気まずそうに、お腹の子の父親が婚約者だと言いました。母は主人公から婚約者を奪うつもりはなく、流れでそうなってしまったと言いますが…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日一生を共にする結婚相手として最適な男性を見分けるための重要なポイントを紹介いたします。もしこのような特徴を持つ男性に巡り合えたなら、そのチャンスを逃さないようにしてください。細かい話を記憶している何気なく話したことも心に留めてくれる男性は、結婚に向いているかもしれません。大切な要望を覚えておいて、それを実現しようと努力する姿勢からは、あなたへの深い愛情が伺えるのではないでしょうか。常に支えてくれる体調が悪い時や精神的に不安定な時に、そばで支えてくれるかどうかは大きな判断基準です。助けが必要な時に駆けつけてくれたり、すぐに来られない時でも連絡を入れてくれるその姿は、信頼できるパートナーだと感じさせます。配慮が行き届いている日常生活の中で見せる小さな配慮が、幸せな結婚生活を築く上で非常に大切です。日々の中で気遣いを見せてくれる姿は、共に過ごす未来を豊かなものにしてくれるはずです。理想のパートナーとは?「私が体調不良で服薬中だった時、義両との食事会でお酒を強引に勧められてしまいました。断っても『少しくらい大丈夫だろ?』とお酒を開ける義父母の姿に困惑していると…見かねた夫が注意してくれて。本当に助かりました」(30代女性)あなたのピンチを見逃さず、誠実に対応してくれる男性は理想的な結婚相手かもしれません。そんな心遣いができる彼なら、幸せな結婚生活が期待できるでしょう。(Grapps編集部)
2024年06月02日男性が一緒にいると幸せを感じる女性には、特徴があります。その特別な特徴を理解し、それを意識して行動することで、彼の心に寄り添うことができるかもしれません。今回は、男性が心地よさを感じる女性の性質を3つ紹介します。配慮と工夫で幸せを紡ぐ彼との時間を大切にし、配慮と工夫を凝らすことが幸せな関係構築の鍵となります。少しの配慮で、一緒にいる時間をより特別なものへと変えることができるでしょう。彼に安心感を与え、居心地のよい雰囲気を作り出すことで、彼からの信頼を得られるかもしれません。言葉遣いの丁寧さが心をつなぐ心からの思いやりは、細やかな言葉遣いから伝わります。言葉遣いに気をつけることで、自分の内面の豊かさを表現し、彼に対する尊敬と優しさを伝えることができるでしょう。日常生活で心がけることで、彼にとってあなたは特別な存在になれるかもしれません。手際の良さが魅力を高める日常のさまざまな場面で手際よく行動する女性は、男性から高く評価されます。とくに、ストレスの多い状況でも落ち着きを保ち、物事を円滑に進めることができる女性は、将来のパートナー候補として魅力的に映るでしょう。ただし、無理は禁物。自然体でいることが大切です。彼との関係に安らぎをもたらす2人の時間を大事にすることで、彼からの信頼を勝ち取り、結婚相手として考えてもらう可能性が高まるでしょう。落ち着いた雰囲気を作り出すことで、彼にとってあなたは心からリラックスできる大切な存在となるかもしれません。これらの特徴を持つ女性は、男性から愛され、結婚を意識されることが多いようです。日々の行動の中で、これらを意識してみると、2人の未来も少しずつ明るくなっていくかもしれません。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日長く付き合う中で「この人と結婚するのが本当に正しい選択か?」と考えることがあるかもしれません。とくに、彼から結婚への明確な意思が感じられないとき、不安になることは自然なことです。そんな不安を少しでも和らげるために、結婚を深く考えている男性が見せる3つの愛情あふれる行動パターンを紹介します。彼が見せる特別な配慮言葉を超えた瞬間に愛情を感じることがありますね。付き合いが長くなるにつれ、相手の好みを知り尽くし、その理解は自然と深まっていきます。彼が、あなたの好きなものをプレゼントしてくれたり、疲れを癒やそうと料理をしてくれたりするのは、彼が抱く深い愛情と配慮の証ではないでしょうか。結婚を意識している男性がパートナーへこのように心遣いを見せることは、それほど珍しいことではないかもしれません。彼の振る舞いから、彼の愛を感じ取れるはずです。あなたに寄り添う彼の気持ちパートナーを大切に思う男性は、常に彼女のことを気にかけています。日々のデートが楽しいものであるか、仕事の疲れが癒されているかなど、彼女の感じている気持ちへの配慮は、彼がいかにあなたを大切に思っているかの証拠です。彼のこうした配慮に感謝することで、2人の絆はより一層深まるでしょう。パートナーに心を開く強がりを見せがちな男性も、長期間一緒にいることで、大切なパートナーに対して心を開き、弱音を吐くことがあるでしょう。それは、揺るぎない信頼関係に基づいています。「どんな自分でも受け入れてもらえる」と感じると、無理をせず、素直な自己をさらけ出せるようになります。このように心を通わせることは、幸せな将来を共に夢見ることへとつながっていくでしょう。深い絆を確認する行動ただの恋人関係を超え、結婚を視野に入れた関係では、男性の振る舞いに変化が見られることがあります。彼からの愛情のサインを感じ取り、2人で豊かな関係性を築いていけるよう努めましょう。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日梅雨が目前のこれからの季節、コーデが無難になったりマンネリを感じたり、なんてことも。そんな時にいつものコーデにプラスしてサマ見えが狙える「ジレ」があると便利です。今回はフェミニン派さんにおすすめの【しまむら】の「クロシェニットロングジレ」をご紹介。前後2WAYで着られるアイテムで、お値段以上に活躍の予感! 上品さ漂う繊細な編地で、思わず「値段あってる!?」と驚いてしまうかも。店頭で見かけたらぜひゲットしてみて!高見え感◎ クロシェ編みが上品な「ロングジレ」出典:Instagram【しまむら】「クロシェニットロングジレ」¥1,969(税込)いつものコーデにプラスするだけでシャレ感が一気に上がるロングジレ。繊細なクロシェ編みが涼しげで、アンダー¥2,000とは思えないリッチ感! インフルエンサーの@minamii.__さんも「アレンジ次第で沢山着回しがきくアイテム」「ほんっとに可愛くてお気に入り」と絶賛しています。前後2WAYで印象チェンジ出典:Instagram前後を逆にするとワンピース風にも着られます。肩、胸当て、スカート部分と場所によって編み方が違うため、表情豊かで自然に動きが出るのもうれしいポイント。インフルエンサーの@woman_wears2さんも「デザインが切り替わってるから寸胴に見えにくいしなんだか細見えする気がする」とスタイルアップに期待できる様子。ワントーンコーデは異素材を重ねて奥行きを!出典:Instagram全身をワントーンでそろえるときは、ニットやシアー素材など、素材の違うアイテムを重ねて奥行きを出すのがコツ。ニュアンスカラーを楽しみつつ、小物で黒を少量入れればコーディネート全体がピリッと引き締まります。お出かけにはシアーワンピを重ねて華やぎUP!出典:Instagramクロシェ編みジレにシアー素材の薄手ワンピやレーススカートを重ねたレイヤードスタイル。繊細な素材を重ねることで、優しいニュアンスと華やかさが増してお出かけにもピッタリ!同系色でまとめた淡色コーデやかっちりパンツを合わせたきれいめコーデはもちろん、いつものデニムにサッと羽織るだけでも今っぽコーデが完成します。デイリーにも特別なお出かけにも使えてこの値段は破格かも!? インナー次第でロングシーズン楽しめるので、ぜひチェックしてください。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらの記事では@minamii.__様、@woman_wears2様、@mii___rya様のInstagram投稿をご紹介しております。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店・ブランドなどにご確認くださいませ。Writer:keiko
2024年06月02日彼氏との愛をいつまでも保つために、変化を恐れずに自らを磨き続けることが鍵となります。変わりゆく自分自身が、相手にとって常に魅力的であり続けるための秘訣です。しかし、これらの努力が逆効果になることもありえるため、一体どのような行動を取ればよいのかを解説します。常に自己成長への意欲を愛され続ける女性は、自分自身を常に成長させることを心がけます。例え長い交際期間が経過しても、自己向上に勤しむ姿勢は彼の興味を引き続ける要因となるでしょう。体調管理や趣味の追求など、自身を磨く努力は彼にもよい影響を与え、共に成長するきっかけにもなるかもしれません。慎ましさを忘れずに恥じらいを持つことは、長い期間の恋愛においても大切な要素です。初期段階で見せた繊細な振る舞いを、交際が深まるにつれて失ってしまうのは避けたいものです。細やかな配慮や慎ましやかな行動は、彼のあなたに対する愛情を常に新鮮に保ちます。ポジティブな関わりを心がける相手を育てるような温かい言葉をかけることで、彼の自尊心を高めることが大切です。ただし、その熱意が過剰な甘やかしにならないよう注意が必要。適切なときには厳しい意見を伝えることで、彼の成長に繋がる可能性もあります。コツを抑えて愛を育むここで紹介した行動を実践することで、彼との関係をより豊かなものにすることができるでしょう。彼から愛され続ける女性であり続けるためには、日々の努力が不可欠かもしれません。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日多くの男性は見た目だけでなく、女性の内面も非常に重視していると言われます。一体、どのような内面が男性からの愛情を引き寄せるのでしょうか?実は、愛される女性にはいくつかの特徴が共通して存在していると言われています。それを理解することで、あなたもより魅力的な存在へと変わるかもしれません。笑顔でいることの大切さ一緒にいるときに明るい空気感を創出できる女性は、多くの男性を自然と惹きつけます。いつも笑顔でいる必要はありませんが、会話中に笑顔を見せることで、相手にポジティブな気持ちを伝えることができるでしょう。さらに、話し声のトーンにも意識を向けることで、より好印象を与えられる可能性があります。誠実さがもたらす魅力自分をよく見せようとして、無意識のうちに自分を偽ったり、嘘をついたりすることはありませんか?しかし、それが露見したとき「信頼できない人」と見なされる危険性があります。欠点やコンプレックスを隠さずにいることの方が、むしろ魅力的に映ることもあるでしょう。聞き上手な姿勢自分の話を理解してくれる人には、自然と好感がわきます。相槌を打つタイミングや適切な質問をすることで、コミュニケーションスキルを磨くことが、相手の心を掴む鍵になるかもしれません。マナーの美しさ内面の美しさも、男性にとっては非常に重要な魅力の一つです。基礎となるマナーや言葉遣い、食事のマナーなど、日頃から意識することが大切です。思わぬ自分の癖を発見し、改善することで、さらに魅力的な自分へと成長できるかもしれません。一見、目に見えないこれらの特徴ですが、これらを身につけることで、あなたも多くの愛を引き寄せることができるかもしれません。内面から輝く自分を目指して、日々の努力を惜しまないでください。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日今回は、物語をクイズ形式で紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。親友の結婚式親友から結婚報告を受けた主人公。結婚式でのスピーチも頼まれ、当日を楽しみにしていました。そして結婚式当日、結婚式の受付に行くと…。受付スタッフからジーッと見られてしまいます。なんですか?出典:モナ・リザの戯言そしてスタッフは「青頭…」と一言。スタッフはある理由で主人公の髪色を確認したようです。ここでクイズどうしてスタッフは髪色を確認したのでしょう?ヒント!スタッフは事前に青髪の人物が来ると聞いていました。自分になりすました人が…出典:モナ・リザの戯言正解は…正解は「受付時に『青髪の女性にバッグを奪われた』と話す女性がいたから」でした。実は、先に主人公になりすました女性が受付を済ませており…。女性は嘘の話でスタッフを騙して結婚式に出席していました。それにより「あなたは参加できません」と言われてしまう主人公。「え?」と動揺する主人公でしたが、結局会場には入れず…。さらにバッグの窃盗犯扱いまでされ「なんで!?」と大ピンチの主人公でした。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(Grapps編集部)
2024年06月02日感情的なズレが原因で周囲とのすれ違いに悩んだことはありませんか?特に「自分は大切にされていないのではないか」と感じる瞬間は、相手をモヤっとさせてしまいます。今回はそんな瞬間を掘り下げて、注意すべき振る舞いを見直しましょう。待ち合わせでの長い時間待ち合わせの約束をしても、仕事などで待ち合わせ時間を過ぎてしまうことは珍しくありません。しかし、待ち合わせ時間が延びると「これは自分を軽視されている証拠では?」との思いが頭をよぎりがちです。相手が待っている時間を最小限にするためにも、仕事が確実に終わる時刻などを事前に伝えるなどの配慮が必要でしょう。心を込めないプレゼント選び記念日やクリスマスなどの特別な日には、プレゼントの交換がいつもより意味を持ちます。プレゼントを受け取った際「本当に私のことを大切に思ってくれているのか?」と疑問を抱く人もいるかもしれません。他人から受け取ったと感じるようなプレゼントや、大量配布用の食品セットなどが、そのような疑問につながる可能性があります。贈り物を選ぶ際には、相手の好みや欲しいものをしっかり考慮した上で選びましょう。相手を困惑させる行動「以前から執拗に孫を欲しがっていた義父。数年後、私の妊娠を報告すると、お祝いをしてくれることになったのですが…そこには大量のお寿司が…!あまりに配慮が無く複雑な気持ちでした。」(30代女性)周囲を軽んじるような言動も、関係性における不安を煽る原因となります。常に相手に対する思いやりを持って接することが大切です。このような瞬間に注意し、互いに尊敬と理解を深めていくことで、関係はよりよいものへと発展していくでしょう。(Grapps編集部)
2024年06月02日今回は、男性から「愛される女性」の特性を紹介します。深い愛情を感じる真剣な恋愛関係を築くためには、どんな特徴が求められるのか見ていきましょう。男性の言葉を最後まで聞く男性との深い関係を築くためには「会話」が欠かせません。その中でも「聞き上手な女性」は男性にとって好印象が残ります。パートナーが話しを中断せず最後まで聞くこと、また相手の悩みを真剣に受け止め、軽視しないことなどが大切です。これらの小さな配慮が積み重なり「聞き上手な女性」という印象を男性に与えます。「あざとさ」の適度な演出も重要「あざとい」行動は頻発させすぎるべきでないものの、適度な「あざとさ」の演出は、男性を引きつけるには効果的です。予想以上の行動を取ることで、男性は「この女性といたい!」と強く思うようになります。あなたも「甘える仕草」を研究してみるのもいいでしょう。自分の時間を重視する片思い中は、相手の存在を事あるごとに思い出すものです。しかし、その人に対する執着が過剰になると、予期せぬ事態になり得ます。そのため「自分だけの時間」を確保し、自分自身を愛し楽しむことが大切です。自分だけの趣味を楽しむことに加え、あなたを支えてくれる友人との時間をもっと大事にしてください。未来への一歩は…もし、これまで「手軽な女性」として扱われていたと感じているなら、今回の特性を意識し行動の一部を変えて見みてはいかがでしょうか?その結果、あなたは男性から本心で愛される存在になれるかもしれませんよ。(Grapps編集部)
2024年06月02日ほぼ同期で年齢も近く30年来の付き合いのキャイ~ン(天野ひろゆきさん・ウド鈴木さん)、ずん(飯尾和樹さん・やすさん)。4人は所属事務所(浅井企画)も同じでデビュー当時から苦楽を共にして来ました。そんな仲よしな4人がエッセイ集『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う』(徳間書店)を刊行。下積み時代の思い出の地巡りや、4人での旅行の模様、ボケとツッコミが飛び交う座談会、4人それぞれの思いが書かれた作文集など盛りだくさんな内容となっています。今回のインタビューでは4人それぞれが初めて会ったときのお互いの印象や仲良くなったきっかけなどを、これまた4人とほぼ同期で年齢も近いインタビューマン山下が聞きました(前後編の前編)。■高倉健さんを意識していたウド鈴木――事務所に所属した順番はウドさん、飯尾さん、天野さん、やすさんですが、それぞれ初めて会ったときのことを覚えていますか?飯尾和樹(以下・飯尾):覚えてます。ウドが所属した半年後に僕が入って。その頃にルー大柴さんがやる喜劇の舞台に入れてもらって、その顔合わせをした事務所の応接室でウドと初めて会いました。――ウドさんが飯尾さんに初めてあったときの印象は?ウド鈴木(以下・ウド):当時の専務に、「すごい人が来た」というのは聞いてたんですよ。何がすごいのかというのはわからなかったんですけど会ってわかりました。すごい顔のデカい人(笑)。ホントに自分が(飯尾さんの顔で)日陰になるような…獅子舞いのようなすごい迫力で。やす:今は歯並びがいいけど、あのころは違うもんな。ジャイアントコーン見たいな歯で。天野ひろゆき(以下・天野):赤塚不二夫タッチの。ウド:飯尾さんにすごい丁寧にあいさつしてもらって。礼儀が正しくて、いい人だと思いました。飯尾:いや、僕もそっくり同じ感想でしたね。ウドはガスコンロのとろ火みたいな顔してね。それで今みたいに「どうも!ウドです!あーー!」とかじゃなくて「どうも鈴木任紀です」って、渋いんですよ。ウド:当時はそういうキャラだったんです。飯尾:ガスコンロのとろ火見たいな顔で「どうも」って言われても笑いをこらえるのに大変で。「芸能界ってこういう人が来るんだ」って思って俺も衝撃でした。でもね。そこから2ヶ月後にウドのアパートの部屋に行ったんですよ。なんで渋くやってんだろうと思ったら高倉健さんのポスターがドーンて貼ってあって。やっぱり人間ない物ねだりなんだなと思いました。――ウドさんは当時、高倉健さんを意識してたんですね。ウド:健さんに憧れてこの世界に入りまして。飯尾:じゃあ浅井企画じゃないだろ!――結果、全然違うキャラクターになりましたね(笑)。天野:不器用なところは一緒だけど(笑)。飯尾:健さんは役だから。■次に会ったときは『ウド鈴木』になっていた――高倉健さんの路線からどう変わって行ったんですか?飯尾:次に会ったときはもう『ウド鈴木』でした(笑)――早いですね。ウド:関根(勤)さんが「ウドは中身が健さんだからなぁ!」と。天野:ウドちゃんは生き方とかベースが二枚目なの。飯尾:関根さんが「ウド、タバコ吸ってるときの顔。渋くてかっこいいな」って言ったら次の日から1日1箱のタバコが2箱になって。ウドはあと20回渋い顔を見せたくて。――ナルシストな部分もあるんですね。天野:後は自意識過剰な部分があるかも。「天野君、こないだドラマで女優さんと共演してたけど、あの女優さん俺のことなんか言ってた?」って。言うわけねぇだろ(笑)。――ウドさんは自分のことがめちゃくちゃ好きなのかもしれませんね。天野:そう。ウドちゃんは「天野く~ん、天野く~ん」って言ってるけど自分のことしか興味ないから。ウド:そんなことないよ!天野く~ん!(笑)■キャイ~ン衝撃の出会い「7時間遅れてパンチパーマのウドが」――ウドさんと飯尾さんが天野さんと初めて会ったのはいつですか?飯尾:俺とウドが出会って1年後ぐらいに事務所がお笑いライブを開くことになって。天野:それで稽古場に飯尾っちとか俺とか事務所の若手芸人がみんな集まる決起集会みたいな日があったんです。飯尾:そのときに天野と初めて会ってちょっとだけ話したね。「まだ学生ですか?」とか。天野:そう。俺も「もうこの世界は長いんですか?」とか普通に話してたんですけど、その会にウドちゃんが7時間遅刻してきて。そこで初めて会った。ウド:そのころ深夜のアルバイトを掛け持ちしてて寝過ごして。それで一応行ってみたら皆さんまだいて「遅れました。すいません」って言ったら、みんなが「そういうことで、これからよろしくお願いします」って〆の挨拶をしてて。天野:そのときのウドちゃんの格好がペイズリー柄のシャンバーに白のスラックスにエナメルの靴を履いてパンチパーマ。「やべぇな。芸能界ってまだ怖いのかな。関わりたくないな」と思って俺はすぐに稽古場から出ていったの。ウド:そのときに飯尾さんとかは「7時間も遅れたら普通来ないぞ」っていじってくれてたんですよ。でも天野君と当時の相方さんだけスーッと、僕に興味を示さずに出て行ったんです。「なんだあの人!…しかし後に相方となる」天野:わかるか!(後編へ続く)
2024年06月02日ほぼ同期で年齢も近く30年来の付き合いのキャイ~ン(天野ひろゆきさん・ウド鈴木さん)、ずん(飯尾和樹さん・やすさん)。4人は所属事務所(浅井企画)も同じでデビュー当時から苦楽を共にして来ました。そんな仲よしな4人がエッセイ集『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う』(徳間書店)を刊行。下積み時代の思い出の地巡りや、4人での旅行の模様、ボケとツッコミが飛び交う座談会、4人それぞれの思いが書かれた作文集など盛りだくさんな内容となっています。今回のインタビューでは4人それぞれが初めて会ったときのお互いの印象や仲良くなったきっかけなどを、これまた4人とほぼ同期で年齢も近いインタビューマン山下が聞きました(前後編の後編)。■「こいつ筋金入りのバカだ」。天野がウドに心を許した瞬間――ウドさんと初めて出会ったとき、天野さんは別の人とコンビを組んでいたんですね。そのころはウドさんも別のコンビを組んでたんですか。ウド:そのときはコンビを解散して一人になってました。飯尾:前のコンビのとき、ツッコミをウドがやってたんですよ。「わぁー!あーー!わぁー!」って。ネタみせの審査員に「ツッコミが何を言ってるかわからない」って言われてましたから(笑)。――ウドさんのツッコミにツッコミがいりますね(笑)。天野さんはウドさんと距離を置いていたのに、なにがきっかけで打ち解けることになったんですか?天野:次に会ったときにウドちゃんが両指で鼻ほじってて。それで話しかけたの。そしたらウドちゃんに「今、集中しているから話しかけないで」って言われて(笑)。「あっ、この人は筋金入りのバカだ」って思って。そこから話すようになったの。――それからどうなってコンビを組むことになるんですか?天野:俺も前のコンビを解散して、そのときに作家の山中伊知郎さんに「じゃあ二人でためせば」と言っていただいて。でもウドちゃんは、コンビ別れをしたときが余りにも切なくて「もう一人でやろう」って決めてたの。ウド:僕がだらしなくて自分のせいでコンビ解散したんで「一人でやる」って心に決めたときだったんですよ。――それがなぜ組むことになったんですか?ウド:一人でやったら全然ウケなかったんです(笑)。天野:ウドちゃんがやったショートコントが15分あって(笑)。――ショートじゃないじゃないですか(笑)。天野:それでウドちゃんが「続きまして」って言ったときにお客さんが倒れたの。もうオンステージ(笑)。ウド:それで周りから「やっぱり一人じゃダメだな」という声が直接聞こえて来て。――直接言われたんですね(笑)。周りからなんとなくとかではなく。ウド:それで「どうしたもんかな」というときに山中さんに「コンビを組んでみたら」って言っていただいて。天野:それでウドちゃんから電話がかかってきて。ウド:一世一代のことなんで僕は寝ないで考えて決心して、正座して天野君に家から電話したんです。「もしもし!天野君ですか!ウド鈴木です!僕と!コンビを!組んで!もらえませんでしょうか!!」って言ったら天野君が「(めんどくさそうに)はいはいはいはい、わかりました、はいはい」って。天野:なんかウドちゃんの温度の上がり方が怖かったの。俺、ゲームやってたし(笑)。■「なんの意味があるんだ」天野が仕事を拒否する一方、ウドは…――天野さんとやすさんが初めて会ったのは?やす:僕が最初に会ったのは前のコンビでネタみせに行ったときでした。ウドちゃんはあんまり変わってないけど天野君は尖ってました。なんかギラギラしてて話しかけられない感じで。天野:当時、ナインティナインと初めて会ったときに、岡村(隆史)君に俺が言ったのが「お笑いなのにダンスやってる人だよね」って(笑)。――尖ってますね(笑)。ナイナイさんは当時『天然素材』というお笑いユニットグループでダンスをやっててアイドル的な人気もありましたから。天野:よくケンカにならなかったよね。岡村くんは俺のことを「やな人だな」って思ったって(笑)。岡村君がキャーキャー言われてたから…今考えたら単なる嫉妬だよね。やす:天野君は当時、会話はお笑いが全てみたいな…。「君、話してるけど、どうやってオチをつけるの?」みたいな感じなの。だから俺はなんにも話せなかったんです。飯尾:それはやすの話があまりにも全部普通の話だったからじゃない?やす:あ~うっかり!コラ!俺の話がひどすぎたのか(笑)。後、天野君は給料制になったときに事務所に「これぐらいもらわないとやらない」って金額を提示したりとか…もう俺と全然感覚が違うの。でも「俺は能力がある」という、この天野君の自信がすごいなと。天野:お笑いライブ1本しか出てないころなのに「大卒と同じぐらい給料もらえないと、やれないですね」って(笑)。そしたら専務が社長に話してくれたのよ。――いい事務所ですね。若手のころ天野さんは『アイドル水泳大会』の仕事に不満を持っていたそうですが。天野:あったね。アイドルが乗る発泡スチロールを水の中から持つ係で。「この仕事になんの意味があるんだ」と。それで楽屋に閉じこもって「こんなことをやるのは本当に嫌だ。俺は行かない」ってマネージャーに言ってて。それで楽屋のモニターを見たらウドちゃんが「これがやりたかったです!」見たいな感じで発泡スチロールをノリノリで持ってて(笑)。ウド:アイドルの人たちとプールに入るのが俺は夢だったんですよ。そんな機会はないんですから。天野:「プールの水、飲んじゃったよ」なんて言ってんの(笑)■連泊で仲を深めたコンビ結成前のずん――やすさんが飯尾さんと初めて会ったときはどうでしたか?やす:ライブで何回かは顔を合わせていたんですが、アニマル梯団のおさるさんと飲んでるときにおさるさんが「今から飯尾君の家に行こうよ」って。それで家に行ったらいて。今まで会ったことのない柔和な顔でほんわかした不思議なオーラで。「なんなんだこの人はっ」て感じ。それでしゃべったら「面白いな~」って、一発でファンになって。飯尾:その日二人とも泊まって、おさるは次の日帰ったんですよ。やすはそこから2泊ぐらしていったんだよな。やす:俺は当時風呂なしだったんですが、一軒家で風呂があるんですよ。「やす、風呂入っていけばいいじゃないか」って言ってくれて。飯尾:そしたらそこから「帰らないな、こいつ」みたいな。――やすさんは今では優雅な日常を送っているそうですがやす:恵比寿のホットヨガに行って、そのあと表参道のヘッドスパ、足ツボマッサージのリフレクソロジー行って、行きつけのカフェでアッサムティを飲む。最近はそれに学芸大学の水素吸入も加わりました。(笑)天野:CEOの生活じゃない(笑)。ウド:やすぼんはトレンドをとらえてる感じがしますね。やす:トレンドとかじゃなく好きなことをやってたら…たまたまですよ。天野:気づいたら意識高い系の生活してたの?やす:そうです。天野:ふざけるな!常温で水道水飲んどけよ(笑)。
2024年06月02日「もう34年も前の作品ですか!当時は30代半ばで、職場の若い先輩役から課長役が増えていったころですね」こう振り返るのは宅麻伸さん。80~90年代は、とにかく女性にモテる役が多かった印象だ。「でも、20代の若いころは新人刑事役が多かったし、戦争を扱う作品では丸刈りになっていたし、わりと泥くさい感じだったんです。それが『抱きしめたい!』のスペシャル版(1989年、フジテレビ系)で、いきなりタキシード姿でピアノを弾いたりする役に。生まれて初めてモテる役を演じたのはこのときです」こんな経緯が『クリスマス・イヴ』の脚本家、内館牧子さんの目に留まったのだろう。「ボクにとって内館先生の作品は同作が初めてでした。たしかに“モテる上司”としては描かれているのですが、さらに“女たらし”の要素も加わっていました。どうも内館先生のボクに対する印象は、女性にだらしない男性のようです。その後、内館先生の作品に出演したのは『都合のいい女』(1993年)ですから(笑)」『クリスマス・イヴ』では吉田栄作の上司を好演した。「撮影の待ち時間に、栄作君はよく『アメリカで勝負したい』と言っていました。大きな夢を語る好青年という印象で、その後、本当に渡米するのだからすごいなと思いました」銀行員役だったため、現場の吉田はスーツ姿だったが、撮影を終えて現場から帰るときにはTシャツ&ジーパンに。「そう、爽やかで“やっぱり、栄作君はコレだよな”と思っていました。ボクもこんな“爽やか路線”で行きたかったのですが、台本を読むと、どんどん女たらしに拍車がかかるんです」妻(羽田美智子)がいるにもかかわらず、職場では清水美砂演じる愛人と不倫関係。しかも、吉田の恋人役・仙道敦子にも手を出してしまうのだ。「今でも忘れられないのが、ボクの自宅でこの3人が一堂に会するシーン。“どうやって演じるの、これ!”って。プロデューサーや演出家の方々の案だと思うのですが、妻役の羽田君が気まずい雰囲気が流れる室内で、くるみを黙々と割り続けるんです。それがものすごく緊迫感を与えて、役を忘れておびえてしまいました」こうした役どころがハマり、代表作となる『課長島耕作』(1993~1998年、フジテレビ系)でも“モテ男”“課長”ぶりを存分に発揮することになったのだ。『クリスマス・イヴ』(TBS系・90年~)大手都市銀行の総合職社員・藤井剛(吉田栄作)と一般職の女性(仙道敦子)の行内結婚を巡る恋愛模様を描く。エリートの象徴が都銀の総合職だったり、結婚と仕事の2択に悩んだり、クリスマス・イヴが一大イベントだったり、できる上司がすぐ不倫したりと、バブルみの強い作品。【PROFILE】たくましん1956年、岡山県生まれ。1979年、『七人の刑事』の刑事役で本格的に俳優デビュー。『どうする家康』のような渋みのある役から、『勇者ヨシヒコと魔王の城』のユーモラスな役まで幅広く活躍している。
2024年06月02日ほぼ同期で年齢も近く30年来の付き合いのキャイ~ン(天野ひろゆきさん・ウド鈴木さん)、ずん(飯尾和樹さん・やすさん)。4人は所属事務所(浅井企画)も同じでデビュー当時から苦楽を共にして来ました。そんな仲よしな4人がエッセイ集『キャイ~ン ずん 作文集 ほぼ同じで、ぜんぜん違う』(徳間書店)を刊行。下積み時代の思い出の地巡りや、4人での旅行の模様、ボケとツッコミが飛び交う座談会、4人それぞれの思いが書かれた作文集など盛りだくさんな内容となっています。2012年、やすさんはバラエティ番組のロケで大けがに見舞われました。新潟のスキー場でゴムボートに乗って滑走し、タイムを争うコーナーで腰を強打し骨折。病院に搬送され手術を受けるという事態になったのです。今回はやすさんが大けがを負った、当時の皆さんの心境についてインタビューマン山下が聞きしました。■「息子は腹をくくっているはず…」――相方の飯尾さんは、さぞかし驚かれたのでは?飯尾:そうですね。その日のロケが、やすも面白くて全員ウケてたんですよ。やす:俺はそのとき、「ずん、売れるな」と思ったんです。それで僕が最後のレースでガァー―! って行っちゃったんですよね。飯尾:やすは放送されないと思ったから「これ俺だけ編集でカットできないかな」って言ってて。「いや、それはいいよ。おまえは治ることだけ考えろよ」って。そしたらやすが「万が一車椅子になったとき…」とか言うから。やす:このケガは「もう無理だろうな」と思ったんで。飯尾:そこから言い合いですよ。「いい、そんなこと考えなくて、歩くことだけ考えとけ」って。天野:やすは腹のくくり方がすごいんですよ。やす:自分でおもいっきり突っ込んだんで「しょうがない」と思って。天野:普通そこまでならないって。飯尾:やすのお父さんもすごかったね。手術がうまくいって、後はリハビリ次第だってときに、宮崎からお父さんが病院に来たんですよ。お父さんがまた、薄い黄色いサングラスかけて迫力あるんです。「マフィアかな」ってぐらいの(笑)。それで番組の関係者や上層部の10数人がエレベーターの前でお父さんを待ってて。「大事なお子さんにケガさせてしまって申し訳ございませんでした」って。そしたらお父さんが「いや、靖英(やすひで)も覚悟して仕事をしてると思うんで、どうなろうともう大丈夫です。あいつは」って。天野:すげぇお父さんだな。普通だったら「ウチの息子をどうするんだ」ってテレビ局とか、みんなに文句いいますよね。飯尾:みんなが「いやいやお父さん」って言ってたら「いや、息子は腹くくってると思いますから」って。■「やすぼんはスーパーマン」――ウドさんはそのときどう思ってたんですか?やす:ウドちゃんも何回もお見舞いに来てくれて。助かりましたよ。ウド:やすぼんの体が良くなることを願ってました。その中で僕ができることは「見舞いに行っておバカな話や、自分のドジな話をして、やすぼんに少しでも笑ってもらうことだなぁ」と思っていました。そういう日々の中ある日、夜に面会に行ったとき、病室にやすぼんの姿がなかったんです。「いったいどこに行ったんだろう?」と探したら、灯りが少しおちた廊下の奥のリハビリ器具が置いてあるところで、一人黙々とリハビリをしていたんです。その姿を見たときに「やすぼんは何てスゴイ人なんだ!」って。――復帰に向けて努力してたんですね。ウド:リハビリは辛くて切なくて、諦めたくなると聞いていましたが、やすぼんは自らを発奮させて、時間を惜しんで努力する。男として人間として惚れました。名医のお医者さんに手術をして頂けたことや、病院の皆さんの愛情と励まし…しかも看護師さんがみんな可愛くて。飯尾:看護師さんが可愛くて?ウド:すごい丁寧にやすぼんのことを思ってくれているから、よかったなと。飯尾:ウドは看護師さんに会いにきてたんだろ!(笑)やす:そういえばウドちゃん、看護師さんと話がはずんでました(笑)。ウド:でも全員が可愛かったんですよ。――「だからしょうがないでしょ!」じゃないんですよ(笑)。ウド:やすぼんが元気になったのはその看護師さんのおかげもあると思うんです。そしてやはり、やすぼんの清らかな精神とたゆまぬ努力や「みんなの思いに感謝して応えたい」というまっすぐで優しい強い気持ちが奇跡を起こしたのだと思います。やすぼんは、正に、スーパーマンです!そう!やす~パ~マン!です!■「いつ何時も笑いを忘れるな」。お見舞い大喜利大会が始まった――当時は冗談が言える雰囲気もあったんですか?天野:俺は冗談が言える空気じゃないときに「やす、大丈夫か?骨が折れて大変なんだろ?」ってアロンアルフアを持って行きましたから(笑)。やす:「骨がくっつかなかったら、これで」って。「くっつくか!」(笑)。天野:いつ何時も笑いを忘れるなという明石家さんま師匠の教えを守って。やす:後、腰をケガしてるのにお見舞いにフラフープ持ってくるやつもいたし。しかもそれが二人いたんですよ。天野:そのお見舞い大喜利、かぶりたくないな。飯尾:出川(哲朗)さんがお見舞いに来てくれたんですけど、出川さんはロケとかで全身ケガしてるじゃないですか。それで家に置いてあった今まで自分がケガしたときにつけてたギブスを、病院の1階で全部付けて。やす:両足、両手ギブスで松葉杖をついて出川さんが病室に入ってこられたんですよ。飯尾:それで出川さんが「やす、甘いこと言ってじゃねぇぞ」って言ってたんですけど、やすが剣道の銅みたいなバカでかいコルセットを付けているのを見て「やす、それには勝てないわ~そのコルセットは持ってないわ」って(笑)。
2024年06月02日6月に入り、大詰めを迎えつつある春ドラマ。今期も多くの魅力的な作品が登場し、最終回が待ちきれないという人も多いだろう。脚本や演出もさることながら、ドラマの見応えに大きく影響を与えるのはやはり出演する俳優たちの演技力だろう。そこで、プライム帯放送の春ドラマに出演する主演俳優・女優について、500人を対象にアンケート調査を実施。“演技が素敵、上手い!”と思うのは誰なのかを聞いた。今回は、主演女優について発表する。3位に選ばれたのは、『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)で主演を務める杉咲花(26)。杉咲演じる川内ミヤビは、優秀な若手脳外科医だったが、不慮の事故で過去2年の記憶を喪失してしまったうえ、今日のことを明日には忘れてしまうという後遺症を負ってしまう。本作で共演する若葉竜也(34)は、WEBメディア「Real Sound」のインタビューで、杉咲について「彼女の背中を見て手を抜ける人っていないと思うんです。なぜかと言うと、同じ現場にいたらわかるんですが、誰にも見えないところで血の滲むような努力をしているから」と語り、杉咲の演技への真摯さを絶賛している。その熱意は画面越しに、しっかりと届いているようだ。アンケートでは杉咲に対して、「自然体で何も違和感がない」「台詞がない場面での演技が上手い」など、静かでリアルな演技に賞賛が集まった。また、「昔から演技が上手いと思っていたが今見たら更に上手く話に凄い引き込まれる」など、杉咲自身の成長を感じる人もいた。演技派として高い評価を受ける杉咲。‘16年の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』では、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。‘20年後期のNHKの連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインを務めた。今年3月には映画『市子』で「第78回毎日映画コンクール」の女優主演賞に加え、「第47回 日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞するなど、その実力を如実に示してきた。毎日映画コンクール受賞に際するWEBメディア「ひとシネマ」のインタビューでは、撮影の際に意識していることを「矛盾なんですけど、表現しないことです」と語っていた杉咲。その自然な演技は「アンメット」でも視聴者の心を掴んでいるようだ。2位に選ばれたのは、『9ボーダー』(TBS系)で主演を務める川口春奈(29)。川口演じる大庭七苗(おおば・なな)は自身と同じ29歳。仕事ぶりが評価され最年少で副部長に抜擢されるが、その間元カレや友人たちが結婚や出産をしていくことに複雑な思いを抱えている。という役どころ。木南晴夏(38)演じる七苗の姉・六月、畑芽育(22)演じる妹の八海とのテンポの良い掛け合いは見どころの一つ。姉妹の苦悩を自身の人生と重ねる視聴者も多いが、川口自身もその役柄に共感することがあるという。そのためか、アンケートでは「喜怒哀楽の絶妙な演技が秀逸」「年代毎の悩みや葛藤を上手く描いているドラマだと思いますが、川口春奈さんが主演だからこその良さが出ているドラマだと感じたからです」「切なさや葛藤などリアルな気持ちが伝わる演技」など、川口の等身大な演技に好感を持つ声が相次いで寄せられた。‘20年に放送されたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で、急遽沢尻エリカの代役を務めた川口。NHKはその起用について「確かな演技力がある」と発表していた。その後、’22年のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演したほか、主演を務めた同年のドラマ『silent』(フジテレビ系)は大きな話題を呼ぶなど、着々と評価を高めている。今回の配役も、川口のキャラクターとマッチしていたことも相まって、心を動かされる視聴者が続出したようだ。そして栄えある1位に選ばれたのは『Destiny』(テレビ朝日系)で主演を務める石原さとみ(37)。演じるのは「横浜地方検察庁」中央支部の検事・西村奏役。亀梨和也演じる大学時代の恋人と12年ぶりに再会したことをきっかけに、青春時代のある事件が甦り、運命の波に翻弄されていくことになる。‘22年に第一子を出産した石原。本作は3年ぶりの連続ドラマ復帰作となった。子育てに追われる石原は、本作のセリフを子供の寝かしつけをしながら覚えたという。また、大学時代を自ら演じたことも話題となった。アンケートでは、「大学生役や検事など全然違うが、演技が上手くて見入ってしまうから」安定した演技力を評価するだけでなく、「結婚を機に演技に磨きがかかったと思う」「母親になっても益々綺麗になり観ていても美しさに見とれてしまう」と、ライフイベントを経てその魅力に磨きがかかったと絶賛する声が多く寄せられた。石原といえば、現在公開中の映画『ミッシング』での演技も話題になっている。映画では、これまでの”石原さとみらしさ”を封印し、失踪事件で娘を失い心を失った母親を演じた石原。憔悴した母親役を演じるため、ボディーソープで髪を洗い、リップクリームも塗らないという徹底ぶりを見せたという。実際、その生々しい演技に圧倒される人が続出。各所から絶賛の声が寄せられている。今回のアンケートでも、「現在公開中の映画とはまた全然違う演技をしていらっしゃるので」と、『ミッシング』との役柄の差に驚く声も寄せられた。役者としての幅を広げている石原。その活躍が今後も期待される。
2024年06月02日【前編】学生出産、看護師を経て48歳で出家…“駆け込み寺”の庵主さん「自分を好きになる方法」より続く兵庫県姫路市網干区。瀬戸内海もほど近い場所に、その寺はある。山門をくぐると、出迎えてくれるのは、2匹の猫と柔和な表情の庵主(あんじゅ)さん。ここは悩める女性の駆け込み寺、不徹寺だ。これまで多くの人の悩み相談を受けてきた庵主さん。看護師として終末医療に向き合いながら、シングルマザーとして二女を育て上げたのち、48歳で仏門に入った異色の尼僧だ。『駆け込み寺の庵主さん』(双葉社)の著書も出すなど、その見識は広く知られている。この日も寺を訪れた女性たちが。不徹寺の一泊二日の修行体験に密着した。■赤ん坊に立ち返ったら悩みも消える「泊まりがけの修行体験に備え、張り切って家でストレッチしていたら、かえって腰を痛めてしまいました。ご迷惑かけますが、今日からよろしくお願いします」4月13日(土)の正午前、兵庫県姫路市にある臨済宗妙心寺派・松壽山不徹寺の本堂で、主婦の梶田有紀子さん(73)が言えば、「私も含めみなさんいいお年で、あちこち痛いとこばかり。互いにいたわり合っていきましょう」誰からも親しみを込めて尼寺の主を意味する“庵主さん”と呼ばれている、25代住職の松山照紀さん(61)が笑顔で応じる。不徹寺は、江戸時代に女流俳人の田ステ女が創建してから300年以上にわたり、代々、尼僧が守り続けてきた、門跡寺院を除けば日本唯一の禅寺だ。この日は午後から、女性限定、携帯や化粧はご法度の「1泊2日の修行体験」が行われることになっており、梶田さんは大阪から同世代の友人と参加したのだった。「今年1月に妹をがんで亡くすなど、立て続けに身内に不幸があって、うつ状態になりました。私は自分より家族のことで悩んで仏教の本も読み尽くしましたが、余計にわからなくなりました。今は知識を増やすより、助けてほしいという思いが正直あります」それを聞いた庵主さんが、おでこの辺りを指さしながら、「なまじ学ぶと、ココで考えるようになってしまいがちです。この本堂の壁に、『不生』という墨文字の額がありますね。ふしょう、と読みます。ごく簡単に言えば、あなたそのものが仏だから生まれたままの姿でいい、との意。赤ん坊に立ち返ったら、恐れもない、欲もない、それは幸せなことじゃないかと。そこを忘れて、自分というものを立ち上げたばかりに、あれが欲しい、これは嫌だ、となる。今日と明日とで、そんな教えの一部でもかじってみてください」そこへ、ふらりと1匹の黒猫が現れ、庵主さんの膝へ。「この織部は、座禅などしていると、『しっかりやってるか?』と覗きに来ますが、知らん顔しといてください(笑)。もう1匹の白ちゃんも夕方には帰ってきます」この2匹の寺猫が登場する同寺のX(旧ツイッター)も大人気だ。「先日は、夫のDVに苦しむ女性がやってきて、私と話したあと、しばらく縁側で織部と日なたぼっこをして、『また報告に来ます』と言って戻られました」山門は朝4時から開かれ、電話相談も無料で受け付けるなど、いまや不徹寺は女性たちにとって現代の駆け込み寺であり、「人生リセット寺」の別称もあるほど。参加者らの許しを得て修行体験に同行した。■「“お母さん”や“奥さん”という名前の女性はいない」午後3時になると「作務」の時間となり、これも300年の歴史を持つ禅堂である宝林堂の前庭で修行体験の梶田さんたちは草取りを始めた。「作務とは、禅の奉仕労働です。しばらくの間、何も考えず、作業に没頭してみてください」そう説明する庵主さんに、梶田さんが問いかける。「60歳を過ぎたころより、ふだんから何かに集中しようとしても、頭のどこかに、常に生きていく不安があります。誰もが、こんなに悩んでいるものでしょうか」うなずきながら聞いていた庵主さんは、静かに語り始めた。「子育て、病気、不倫、嫁姑問題など女性からの電話相談はほぼ毎日で、ときには夜中に『眠れないんです』と泣きながらかかってくる。一人暮らしじゃないんです。家族がいても、『寂しい』と言うんですね。実は今朝も、この修行体験が始まる前に、関西から50代後半のご夫婦が訪ねてこられました。“夫の定年後の生活プランに夫婦で食い違いが生じて困っている”と」夫は会社生活から解放されたら、今度は夫婦の時間を楽しみたいと考えている。一方の妻は、「60代、70代を前に自分の体のメンテナンスだけで精いっぱいなのに、もう主人の面倒まで見る気力はありません。気がつけば、この人の世話ばかりしてきた。子育ても終えて“私の人生っていったい何だったんだろう”って、つい考えてしまうんです」庵主さんが言う。「双方の話を聞いてわかったのは、とにかく奥さんの心身が、もういっぱいいっぱいだということ。だから私、『一回、離れてみてはどうですか』と助言しました。夫婦の問題だけじゃありません。何事もそう。疲れたら、一回、全部やめてみる、降りてみる、捨ててみることも大事」だから、「夫婦は仲よく」「相手を恨むのはよくない」など、耳ざわりのよいだけの言葉を簡単には口にしない。「私は『ぶり返す悩みは、とことん吐き出しなさい』と言います。その代わり、心の粗大ゴミは、いったん捨てたら追いかけないこと。いまや人生百年時代で、定年してからが長い。相手の人生を尊重して干渉しないのは互いのためでもあるんです。あとは、おふたりが別居期間の後に、どう判断するか。いっそ別れるか、イヤイヤながらも生活できそうならばそれもよし。あくまで決めるのは、あなた自身。“お母さん”や“奥さん”という名前の女性はいません。素敵なあなただけの名を思い出して、自分らしく生きる時間を大切にしてください」ただし、庵主さんは自身の体験から、離婚には相応の覚悟も必要なことも必ず付け加えるという。「妻たちには、はっきり言います。『離婚して、家庭からいわゆる主人と呼ばれる存在がいなくなると、日本の社会は非情なものですよ』と。私自身、離婚後に世間の冷たい風にさらされたときは、『女と思ってなめとんな』と、自分を奮起する材料にしましたけど」このあと、草取りの作務を終えた梶田さんたちは、手作りうどんの薬石(夕食)と写経を済ませ、明朝の4時起床に備えて、早くも21時には消灯となった。■“人生リセット寺”で庵主さんと寺猫がいつでも待っている「すごく気持ちよかったです」「一瞬ですが、初めて、何も頭にない無の状態を味わえました!」修行2日目。朝8時からの宝林堂での座禅会を終えた梶田さんら参加者がすっきりとした表情で言うのに答えて、庵主さん。「足がしびれませんでしたか(笑)。座禅も写経も、行為の意味を考えるのではなくて、ただ座る、ただ書くことが大事なんです」この後、梶田さんたちは庵主さんから人生指南の法話を聞き、続いて斎座(昼食)では禅宗の作法にのっとっての精進料理を体験し、すべての修行メニューを終えた。これら修行の進行をサポートしたり、寺のSNSの編集などを3年前から担当しているのが、秘書兼広報担当の“ツイ担さん”(40)。「庵主さんは、とにかく元気で明るい方です。最近、早朝4時半からの読経をフェイスブックで生配信する『朝のおつとめ』が好評ですが、これでいちばん元気をもらっているのは、実は庵主さん。お経を終えた5時半ごろが一日のなかでいちばん元気かも(笑)。本当に修行好きなんです。3秒で寝落ちできる方なので健康面は安心ですが、貧乏寺で修理のため屋根や塀に自ら上られるのでケガだけは心配ですね」今年1月に起きた能登半島地震では、直後から「被災地の女性を寺で受け入れます」というメッセージを発するだけでなく、月2ペースで庵主さんやツイ担さんが現地を訪問しての支援も続けている。さらに庵主さんには今後、看護師や看取り士のキャリアを生かして取り組みたいことがある。「僧侶である私のライフワークとして、終末期看護や在宅看取りのお手伝いもしていきたい。また、男女平等の時代ですが、不徹寺の歴史を考えても、私はあえて女性のための寺を打ち出していきたいと思ってます」そして午後1時過ぎ、梶田さんたちを山門で見送る。この2日間をふり返って、梶田さんは、「私は家族のために悩んでいたつもりでしたが、見方を変えると、私のほうが家族依存で恩着せがましくなっていたかもしれません。庵主さんに言われたように、これからは、まず自分に目を向けて生活していきたい。すぐには変われないかもしれませんが、修行体験でその練習ができました」梶田さんたちが山門を出ようとするまさにそのとき、2匹の寺猫たちも出てきて、一緒にお見送りする。彼女たちの背中に向かい、庵主さん、「織部も白ちゃんも『おつかれさま』と言ってます!また、いつでも、うちの寺に心の粗大ゴミを捨てに来てください」悩める女性たちの居場所である不徹寺を訪ねれば、いつも庵主さんの笑顔と、気ままな寺猫たちが出迎えてくれる。(取材・文:堀ノ内雅一)
2024年06月02日兵庫県姫路市網干区。瀬戸内海もほど近い場所に、悩める女性の駆け込み寺として知られる尼寺・不徹寺がある。300年以上続くこの寺を守るのが、25代住職の松山照紀さん(61)。“庵主(あんじゅ)さん”と呼ばれる照紀さんは、これまで多くの人の相談を受けてきた。悩める女性の心がわかるのは、庵主さんも“そう”だったから。『駆け込み寺の庵主さん』(双葉社)の著書もある庵主さんの数奇な人生を教えてもらった。■二女に恵まれるも、夫から突然の離婚要求が「うちは両親と祖父母が農業と養鶏を営んでいて、私も中学に入ると、兄と一緒に早朝3時から収穫を手伝っていました。幼いころの私は、野山を駆け回る、ただのじゃじゃ馬でしたね(笑)」1962年(昭和37年)8月5日、福岡県筑紫野市に生まれた庵主さんは、地元の小中学校を経て、九州女子高(現・福岡大学附属若葉高)から九州産業大学商学部へ。先生になりたくて教職課程も選択した。「入学後に、中学から続けていた卓球サークルに入り、ここで1歳上の男性と出会って交際がスタート。2年生の冬に妊娠します。内緒にしたまま、大きなおなかで、成人式にも親の用意してくれた振り袖を着て出席しました」成人式を終え、両親に妊娠を打ち明けると父親は激怒したが、結婚後に大学を中退して20歳で長女を出産すると、状況は一変。「典型的な九州男児の父も、孫にはデレデレのおじいちゃんになり和解します。その後、会社員となった夫の転勤で、私たち家族は神奈川県平塚市に転居しました」翌年には第2子の妊娠がわかり、里帰り出産での帰省中に、父親が55歳で突然死する。これを機に九州に戻り夫の実家での同居が始まるが、突然離婚を切り出されるのは、結婚8年目のことだった。「夫は、『自分は結婚には向かないタイプだった』と。つい、『はあ!?』と口から漏れてしまうような理由でした。もちろん納得はしませんが、子供をどちらが育てるかという話し合いのなかで、彼が『どっちでもいいよ』と投げやりに言うセリフを聞いて、ああ、この人にとって家族とはそれほどのものだったのかと、決心がつきました」27歳で離婚して実家に戻ったが、これ以降、90代の祖母、70代目前の母親に、7歳と4歳の幼女という、女ばかり5人の生活がその肩に重くのしかかる。何のキャリアも資格もなくパートの面接にも落ち続けていたとき、台所で洗い物をしていて割れたコップで手を切った彼女は、手際よく処置をする看護師を見てひらめいた。「そうだ。“手に職”で、看護師の資格を取ろう」働きながら准看護師の資格が取れる看護学校へ入学し、午前中は見習い看護師として働き、夜勤もあるハードな日々が始まった。直後に学校の図書館で出合うのが、当時、上智大学教授だったアルフォンス・デーケン氏らが編者となった『生と死を考える』。「生だけでなく死を考えることがよりよい人生につながるという内容に出合った瞬間、頭が真っ白になるくらいの衝撃でした。すぐに東京のデーケン先生の勉強会にも通うようになりました」さらに同じころ、憧れていたマザー・テレサがインドのコルカタで運営していた慈善施設「死を待つ人々の家」でのボランティアも敢行。「インドでは、マラリア、エイズなどで重篤な患者さんも多かった。2週間ほどの滞在でしたが、多くの死の現場に立ち会うなかで、死に関しては誰も平等なんだと知ったことは、その後の私の生き方のひとつの軸となりました」30歳で准看護師となって、3年ほどが過ぎたときだった。「激しい倦怠感と微熱が続き、結核性胸膜炎との診断で即入院。この病床で、自分の魂をあの世に持っていかれそうな体験をします。病状よりショックだったのは、いざ死と直面したとき頭に浮かんだのが、家族の心配より『まだ死にとうない』という恐怖だったこと。5年近くも真剣に死生学を学んできても、そんなもんは何の役にも立たんと知り愕然としたんです」35歳で正看護師の資格を取得。老人ホームで働く一方、ホスピスでのボランティアをするうちに、もっと日本人の死生観を学びたいと、母校の九産大に再入学して民俗学を学び始めた。そして1999年春、人生の転機が訪れる。「卒論も執筆がうまくいかずモヤモヤした思いで過ごしていたとき、太宰府の観世音寺の前を通りかかったんです」いつもは通り過ぎていた道だったが、なぜかその日は車を降りた。「立派な本堂ではなく、吸い寄せられるように奥へと行くと、ほーっ、こんな所にも小さなお寺が、ほーっ、院というんやと、そんな出合いでした」さらに、ふと門前の掲示板に目が留まる。「座禅会のお知らせがあって、参加費500円だと。そのとき、なぜかすんなりと、『次の日曜は参加しよう』と思ったんです。これが、私のお坊さんとしての第一歩でした」■見つけた運命の場所。気づけば、日本中の女性が集う寺に「お坊さんへの第一歩で、戒壇院で座禅をしても、モヤモヤとした気持ちが一気に晴れることはありませんでした。ただ、心が静まっていく感覚はたしかにあって、私はハマっていくんですね」この後、有料老人ホームの活動を通じて知り合った柴田久美子さん(日本看取り士会会長)に誘われ、島根県・隠岐の離島で柴田さんが設立した看取りの施設「なごみの里」にて看護師として働いた。多くの看取りの現場も体験して7年後に福岡に戻り、再び座禅会に熱心に通い始める。やがて戒壇院の住職からも強く勧められ、2010年11月3日に得度し、晴れて僧侶となる。48歳だった。「子供たちも独立していたし、で丸坊主になるのも、なんの抵抗もありませんでした。私の決意を知ってましたから、出家のときも、娘や孫、母まで駆けつけてくれました」そこから岐阜県の天衣寺にて、俗世とのつながりを一切断ち、雲水(修行僧)として3年半の厳しい修行を重ねた。そして、「同期の尼僧さんが挨拶回りをするというのに同行して姫路方面に来て、ふらりと不徹寺の山門をくぐった瞬間、『ここだ!』と、まさに直感が降りてきたんです」30年近く僧が不在の無住状態となっていたこの寺に、まさに導かれるようにしてたどり着いた。「2016年11月、私が正式に庵主を務めるようになったとき、ここはを持たない地域の寺で、訪れる人もほとんどいませんでした。近所の老師から、『よくぞ、この貧乏寺に来てくれた』と喜ばれたのを覚えてます(笑)。では、私は何をしていたかというと、読経などのおつとめと、あとは千坪の庭がありますから掃除したり、壊れた壁を修理したりでした」黙々と作務をこなす姿を目にした近所の住人と挨拶を交わすようになると、やがて気取りのない人柄にふれた人たちが、「うちの主人が」「うちの子が」と立ち話や相談をするようになっていく。「さらに座禅会や写経会を開いたり、娘に聞いてSNSを始めたあたりから、日本中の女性たちが電話してきたり、訪ねてきたり。コロナ禍のときも、うちは催事をストップしませんでしたから、むしろこの時期に多くの声がかかるようになりました」いまや、現代の駆け込み寺の主として、多くの女性たちの悩みや孤独を受け止める日々だ。「私はいつも、まずお相手の話をじっくり聞くことから始めますが、ほとんどの悩みに共通しているのが、過去の自分に縛られていること。『あのときなんでこんなことをしたんだろう』『なぜあんなことを言ったのか』と。よくないとわかっていても、ついつい考えてしまう、というやつですね」そんなとき、庵主さんはこう語りかける。「過去のイヤなことを思い出したら、そのたびに『あれはあれでよかったんだ』と、ひとつひとつ判子をつきなさい、花マルを付けていきなさい。過去は変えられないんです。今は年を重ねてしまって悔やんでいるけど、当時はその行為があなたにとって精いっぱいだったはず。ならば、変えられない過去にも、今の自分にも、おっきな花マルを付けて『こんな私でもいいや』と思えると、初めて自分を好きになれる。すると自然にまわりも愛することができます」特に50代以降の人に、早く気付いてほしいという。「これから私たち、人生の総決算です。もう、腹立たしい他人や過去のことを考えているヒマはないはず。時間というベルトコンベヤーに乗って、棺おけのほうにまっすぐに突き進んでいる状況。だったら、人のことで悩むより、自分にエネルギーを注がないと、もったいない。苦悩しているさなかは、目の前しか見えてません。でも、ちょっと顔を上げたら、あんなに青空が広がっている。そんな習慣をつけましょう。落ち込んだら、空を見たり、ときにはコーヒー一杯飲んで、『まっ、いいか』と口に出してみる。もっともっと、自分よがりになっていいんです」【後編】“駆け込み寺”の庵主さん語る女性のあり方「あなたの名前は“お母さん”でも“奥さん”でもありません」へ続く(取材・文:堀ノ内雅一)
2024年06月02日皆さんは、遺産を相続した経験はありますか? 今回は「母の遺産を相続した姉」にまつわる物語とその感想を紹介します。母の葬儀を終えて会社を経営していた母が亡くなり、葬儀を終えた主人公。そこへ10年近く実家に顔を出していない姉から連絡が来ました。すると姉は、葬儀にすら来なかったにもかかわらず、母の遺産の話をしてきます。主人公がとても抱えきれる額ではないため、遺産相続は放棄するつもりだと伝えました。そして姉も相続権を放棄したほうがいいと話すと…。姉は、主人公の反対を押し切り、自分がすべて相続すると宣言したのです。その後、主人公は夫に遺産はすべて姉が相続することになったと伝えます。すると夫は「お前の姉さんと結婚するから別れよ」と、突然離婚を宣言したのです。夫の態度に愛想を尽かした主人公は「わかった」と離婚を受け入れます。その後、夫はすぐに姉と再婚しますが…。2ヶ月後…出典:Youtube「Lineドラマ」2ヶ月後、主人公のもとに慌てた様子の元夫から連絡が来ます。姉が相続した遺産3億円がすべて手に入ると思っていた元夫。そんな元夫に、主人公は「実はあれ…」と3億円の財産のほかに、7億円の借金があることを告げたのです。そのことは主人公が事前に姉に渡していた資料にも明記されていて、税理士からも説明を受けていたはずなのですが…。資料をよく読まず、話もきちんと聞いていなかった元夫は「へ?」と衝撃を受けるのでした。読者の感想資料をよく確認しないまま遺産を相続した姉と元夫に呆れました。2人が借金の返済に苦しむことになっても、自業自得だと思います。(30代/女性)お金に目がくらんで、平気で主人公を捨てて姉と結婚する夫には、とても腹が立ってしまいました…。遺産相続は事前にしっかりと内容を把握して判断したいですね。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2024年06月02日LINEは間違いなく好きな人との距離を縮める便利なツールです。その使い方次第で、2人の距離がぐっと近づくこともあるでしょう。ここでは、好きな女性からのLINEで男性がテンションが上がると感じるメッセージを紹介します。愛情を形にして伝える「恋愛モードに入ると小さなことでも気になり始め、相手からのハートマークを見るだけで大きくテンションが上がるんです。男性も結局は単純ですからね(笑)」(23歳/男性)絵文字やスタンプのハートマークを使うことは、恋愛モードを高めるシンプルだが有効な手段です。信頼関係が築かれているのであれば、愛情を込めたハートマークを気軽に使ってみるのもよさそうです。通話でより深い関係へ「ただメッセージを交換するだけの関係から一歩進め、通話をすることで相手との親しみが増します。電話を通じた会話は、相手への関心をより一層強めることができます」(27歳/男性)メッセージだけのやり取りに物足りなさを感じたら、通話を提案してみてもいいかもしれません。ただし、相手の様子を見ながら適切なタイミングで提案することがポイントです。嫉妬をほんのりと散りばめて「例えば『今夜の飲み会は誰と?』という少し不安そうなメッセージを受け取ったとき、その純粋な嫉妬にとても嬉しく感じます」(32歳/男性)程よい嫉妬は、愛情の表れとも受け取られます。しかし、度が過ぎた嫉妬は重荷になりがちですので、可愛らしさを保つよう心掛けましょう。誘いを自ら積極的に「自分からはなかなか誘うのが苦手なタイプです。そんな私に対して、女性から飲みや食事へ誘ってくれると本当に嬉しいですね」(25歳/男性)男性にも自分から誘い出すのが得意でない人がいます。そのような方々に対して、先手を打って誘いをかけることで、2人の距離がぐっと縮まる可能性があります。最終的に重要なのは、あなたらしさを大切にしながら心を込めたコミュニケーションを取ることです。これが2人の関係を発展させる鍵となりそうです。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日LINE返信のスピードも愛の鍵男性は、とくに恋愛に対して奥手なタイプが多いことが知られています。そういった男性は、LINEでのやりとりにおいても女性からの反応を非常に気にします。もしも返信が遅れがちになると「もしかして他に好きな人がいるのでは?」や「自分は彼女にとってそんなに大切じゃないのかな?」などとネガティブな考えに駆られがちです。返信の速度を意識することで彼の不安を和らげ、より安心感を提供することができるでしょう。明るい未来を約束するファッション女性は、自分に合ったファッションを見つけるためにさまざまなスタイルに挑戦することがよくあります。しかし、いきなり大人びたスタイルに変わったり、いつもと違う髪型にすると「彼女が変わった理由は何だろう?」と男性は思いがちです。このような変化は、彼らに「他に気になる人ができたのかな?」と不安にさせることも。なるべくシンプルで身近なスタイルを心掛け、彼の心を安定させましょう。男性との距離感には注意を男性は、自分のパートナーが他の男性とどのような関係を築いているのか、非常に敏感です。とくに、あなたが年上の男性と親しげにしていると見たとき「自分にはあのような安定感は無い…」と自己評価が下がり、恋愛を諦めてしまうかもしれません。あなたが他の男性とどのように接するかに注意し、彼が自信を持ってアプローチできるような環境を整えましょう。既に恋人がいる?思わせぶり振る舞い女性からの些細な行動が、彼の中で大きな不安を引き起こすケースもあります。たとえ単なる友人との旅行の荷物であっても「もしかして他に好きな人が?」と疑心暗鬼になることも。これらの勘違いを防ぐためにも、彼に誤解を与えかねないようなふるまいは控えましょう。恋愛においては、明るい未来への第一歩として彼が不安に感じる要素を極力取り除くことが肝心です。これは、あなたがどれだけ彼を思いやり、安心させることができるかが試される瞬間でもあります。愛する人との関係をより深く、長く持続させたいのであれば、こうした配慮を怠らないよう心がけることが望ましいでしょう。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日大人気マンガシリーズ、モナ・リザの戯言さんの『夢を叶えた途端に豹変した母』を紹介します。主人公にはデビュー前から付き合っている彼女がいます。しかしその存在を公には内緒にしていました。ところがあるとき、週刊誌に主人公と彼女の熱愛報道が載せられてしまい…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:モナ・リザの戯言#3夢を叶えた途端に豹変した母出典:モナ・リザの戯言母親がコメント出典:モナ・リザの戯言その夜出典:モナ・リザの戯言主人公のために…?出典:モナ・リザの戯言迷惑料を求める母親出典:モナ・リザの戯言今月分は渡したばかり出典:モナ・リザの戯言仕方なく了承出典:モナ・リザの戯言この先も取り立てが続く…出典:モナ・リザの戯言次回予告出典:モナ・リザの戯言熱愛報道の記事に母親のコメントが載っていることに気づき、困惑する主人公。その夜、母親に連絡すると、母親は「迷惑料として10万円払いなさい」と言ってきました。主人公は仕方なくそれに了承しますが、この先も母親からの取り立てが続くと思うとうんざりしていたのです。イラスト:モナ・リザの戯言※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日恋愛において「友達から彼女へ」といった変化を望む女性は多いものです。しかし、実際には想い通りに進まないこともしばしばあります。そういった状況に陥ってしまう女性たちには、一般的な特徴や行動パターンが見られることがあります。清潔を保つことの大切さ女性にとって、身体や心の清潔感は非常に重要です。身近な例として、不快感を与えてしまうような体臭や見た目の汚れはもちろん、髪の毛のケアやスキンケアの怠りも恋愛対象外とされる要因となり得ます。これらの基本的な部分が疎かにされていると、男性からの視線は冷ややかなものになりがちです。彼らは、知らず知らずのうちに女性の外見だけでなく、内面の美しさにも惹かれることがあるようです。信頼を損ねる嘘やコロコロ変わる意見誠実さは、恋愛関係において欠かせない要素です。嘘をつくことや、人によって意見を変えることは、相手からの信頼を失う速道となります。とくに男性は、こうした行動を受け入れがたいと感じることが多く、これが原因で「ただの友達」止まりで恋愛関係へと発展しないことが考えられます。理解されにくい謎めいた態度魅力的に見える「ミステリアス」さが、実は恋愛の障壁となることもあります。例えば、自分の感情をあまりにも隠したり、何かと体調不良を訴えたりすることが多いと、相手からすれば理解し難い存在となってしまいます。こうした行動は「手がかかる人」とのレッテルを貼られ、避けられる原因にもなりうるでしょう。彼の自慢のパートナーになる秘訣自分自身を彼の「自慢できる彼女」へと変貌させることが、友達から恋人への関係へ進む近道となる可能性があります。日々の小さな行動や意識の変化から、自分を磨き上げることが求められます。そうすることで、彼もあなたに対する見方が変わり、より深い関係へと進むことが期待できるでしょう。結局のところ、恋愛関係へと発展するかどうかは、多くの場合、自分自身の日々の積み重ねによって左右されると言えるかもしれません。(CoordiSnap編集部)
2024年06月02日周囲に対する過度の行動は相手を悩ませてしまうかもしれません。ここではそんなやりすぎが引き起こしてしまう可能性のあるNG行動を紹介しましょう。度がすぎる贈り物「仕事仲間から毎日のように手作りのスイーツをもらっていた。はじめはありがたいと思っていたけれど、その頻度にちょっと負担を感じてしまった」(26歳)贈り物も、度がすぎると相手にとっては重荷になることがあるのです。稀に差し入れる軽食やドリンクで、ささやかな感謝を示す方がよい関係を築けるかもしれません。過度な褒め言葉「毎回の行動を高く評価されすぎると、逆に心地悪さを感じてしまう」(29歳)過度な褒め言葉ではなく、適切なタイミングで心からの称賛を送ることが、相手にとっても有意義なはずです。自分の規準でお説教「遠方からの参加を勘案して結婚式の交通費を負担したが、宿泊費の不足を指摘され、長い説教を受けた」(30歳)友人のマナーや行動に指摘を加えるのは時に必要ですが、自分の規準に沿ってお説教をするのは控えた方がよいでしょう。心ない態度や振る舞い「初めて義実家に訪問したときに、ご飯を一緒に食べることになったのですが…私の分の皿だけ用意されておらず。自分の皿を準備しようとすると、義母から『あなたは外で好きなものを食べてきて』と言われました。義母の心ない態度に言葉を失いました」(20代女性)過剰な行動は、相手を苦しめ不快感を与えます。適切な気配りと、それを示すタイミングを見極めることが、良好な関係構築に繋がります。(Grapps編集部)
2024年06月02日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:ほや助【ヒトコワ体験談漫画】(@hoyahoyasuke)≪HPはこちら≫レジのお金が4万円不足していた理由主人公は飲食店で働いています。ある日の営業終了後、1人の社員が「レジ金が4万円足りてない…」と言いました。まさかの事態にその場が騒然とします。4万円も不足している出典:Instagram不安に思ったことは…出典:Instagram店長からの仕打ち出典:Instagramすると1人のバイトが「えっ、知らないんですか?」と衝撃の一言を告げました。ここで問題バイトが告げた衝撃の一言とは?ヒント!主人公は耳を疑いました。店長が持ち出していた出典:Instagram正解は…正解は「店長が持ち出している」でした。なんと店長は当然のようにお店のお金を持ち出しているようで…。パワハラ店長のまさかの行動に、愕然とする主人公なのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※記事内の行為は不法行為です。絶対に真似をしないようにしてください。(愛カツ編集部)
2024年06月02日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:kiki***迷子センターでアルバイト主人公は迷子センターでアルバイトをしていました。この日も迷子になった子どもを保護しています。出典:愛カツその後、休む間もなく「泣いてる子いるよ」と声をかけられ…。主人公は「承知しました!」と慌ただしく働いていました。ここで問題その日はどんな日だったのでしょうか?ヒント!主人公は疲労困憊でした。[nextpage title=""]休日は迷子が多く出典:愛カツ正解は…正解は「休日で迷子が多かった」でした。主人公に「この子お願いしたいんですけど」と声をかけてきた女性。すぐに「保護しますね」と返答し、詳しい状況を尋ねました。しかし女性は「とにかく預かって」とだけ言い残し、立ち去ってしまったのです。そのまま男の子を保護しますが、やけに落ち込んでいる様子に違和感を覚えた主人公。とりあえず男の子から名前を聞き出せたため、アナウンスをかけて待ってみることに。他の迷子のお迎えは来るものの、その子だけお迎えがないまま時は過ぎ…。結局、母親が迎えに来た時には預かってから約5時間が経過していたのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年06月02日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。※この物語はフィクションです。イラスト:mmmiyoバーコード決済を断った結果オープンして半年のパン屋を営む主人公。パンがおいしいと評判で、常連も増えていました。そんなある日、1人の男性客が店にやってきたのですが…。人気のパン屋を営む主人公出典:愛カツ1人の男性客が来店出典:愛カツパンを選んだ男性客がレジに来たため「630円です」と告げる主人公。すると男性客は「ん」とスマホを差し出し、バーコード決済を求めてきました。しかし主人公の店はバーコード決済に対応していません。主人公が「そちらは非対応で」と断ると、男性客は衝撃の発言をしたのです。ここで問題直後、男性客の衝撃発言とは?ヒント!バーコード決済できないことに男性は怒り出します。男性客の衝撃発言出典:愛カツ正解は…正解は「何で使えないんだよ!」でした。男性客は血相を変え、バーコード決済ができないことに激怒したのです。さらに「使えないなら最初から言えよ!」と怒鳴る男性客。主人公が店前に決済方法を表示していることを説明しても…。「知らねーよ」と騒ぐ男性客に「なんなのこの人」とうんざりする主人公でした。(愛カツ編集部)
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