ジャニーズ事務所は7日、都内で会見を開催。藤島ジュリー景子前社長、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦が出席した。ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が先月29日、調査結果報告書を提出。ジャニー氏による性加害を事実と認定するとともに、ジャニーズ事務所がとるべき対応を提言した。これを受け、ジャニーズ事務所は会見を開催。ジュリー氏は、ジャニー氏の性加害について「性加害はあったと認識しております」と認め、「被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。そして、9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任し、新たな代表取締役社長に東山紀之が就任したことを発表した。東山は「このたび新しく事務所の代表となりました東山紀之です」と挨拶し、「まずは喜多川氏の性加害を認め、謝罪させていただきます」と謝罪。「今後はこの事実に真摯に向き合うため、私は年内をもって表舞台から引退します。今後の人生をかけて、この問題に取り組んでいく覚悟であります」と決意を述べた。
2023年09月07日ジャニーズ事務所は7日、都内で会見を開催。藤島ジュリー景子前社長、新社長に就任した東山紀之、ジャニーズアイランドの社長を務める井ノ原快彦が出席した。ジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が先月29日、調査結果報告書を提出。ジャニー氏による性加害を事実と認定するとともに、ジャニーズ事務所がとるべき対応を提言した。これを受け、ジャニーズ事務所は会見を開催。ジュリー氏は、ジャニー氏の性加害について「性加害はあったと認識しております」と認め、「被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。そして、9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任し、新たな代表取締役社長に東山紀之が就任したことを発表した。会見には、ジャニーズ事務所の顧問である弁護士の木目田裕氏も出席した。
2023年09月07日ブログやSNSでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。芸能事務所の買収と、ゲーム事業を大成功させたハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)。ハルの次の目標はネットテレビへの参入だった。ハルはガク、凛々(福本莉子)とともに番組制作会社を口説き落とし、祁答院(けどういん、吉川晃司)の芸能事務所のタレントを使うことで、トリリオンTVはついに開局。順調にユーザー数を伸ばしていく。一方、ドラゴンバンクはトリリオンゲーム社を潰すため、外資大手配信サービスのD-REX社を買収、黒龍キリカ(今田美桜)が社長に就任する。巨大なライバルとの競合に、ハルはゲーム事業の売上を『報道』にオールインだと宣言した。元ジャパンテレビの報道プロデューサー・功刀(くぬぎ、津田健次郎)と、人気女子アナ・白虎あかり(百田夏菜子)が加わり、ハルたちトリリオンゲーム社と黒龍一真(國村隼)と黒龍キリカ父娘のドラゴンバンクとの全面対決が始まった。このドラマは、情熱的だが少しつまずいている若者たちだけではなく、社会で大きな挫折をした大人たちの姿も描かれてきた。祁答院一輝、蜜園社長、蛇島透。そして今回登場の功刀。みな、かつてはハルたちのように希望を持って社会で頑張ってきた人たちだ。しかし、社会の中の様々な軋轢で一度は膝を折ってしまい、仕事に対する情熱も真剣さも失ってしまっていた。功刀もその一人で、かつて大手テレビ局にいたときに独占スクープを手に入れたものの、スポンサー絡みの圧力で報道できなかった過去があった。ハルはそれを調べ上げ、彼に思い通りの報道ができるようにすると約束する。ハルと話す功刀は一見報道に対する情熱を失っているように見えた。大人たちは社会に出て長い分、いろんなしがらみが見えてしまっている。功刀がテレビ局を辞めて小さな番組制作会社へ移動したのも、大きな組織の中で頑張ったところで限界があることを分かってしまったからだろう。だが、ハルは大きなものへの戦いを恐れない。報道ネットワークに入ってないトリリオンTV報道部はニュースソースが弱いのが弱点だが、逆転の発想で視聴者からニュースを有料で集めることを提案する。ガセネタへの対応はガクの画像解析AIで対応可能。また、あかりを強引に取材しようとしたYouTuberのオサバキ(谷恭輔)と、チャンネル配信の三倍の報酬で契約し、彼の配信仲間のネットワークで立てこもり事件の独占スクープを取ることもできた。まさにセキュリティチャンピオンシップの時と同じ手法だ。一人ひとりの力は小さくても、集まれば大きなものも倒すことができる。功刀は、若者たちの報道における新しい発想にワクワクしていたのではないだろうか。なんといってもハルたちの覚悟が見えたのは、トリリオンTVの大口スポンサーである、ミスリルフォン工業の不具合のニュースだ。凛々は社長として、例えスポンサーといえど、このニュースは報じることを、はっきりと宣言した。ハルは、押しかけてきたミスリルフォン工業の鉱(あらがね)社長(矢島健一)に、「一旦は報道を止める」といってなだめつつも、連れて行った中華料理店で、隣室にいるオサバキへのリークをちらつかせながら交渉し、結局は鉱社長にリコール宣言させてしまい、トリリオンTVで報道することに成功。結果的には不具合を隠さなかったことでミスリルフォン工業の評判も上がった。真実の報道は逆にスポンサーも救ったのだ。実は隣室には誰もおらず、全部ハルのハッタリだと知ったときの功刀の渾身の「ゲッスやなあ!」は彼への最高の賛辞だった。報道に真摯に向かい合ってきた功刀やあかりが報われた瞬間だったのだ。ハルのハッタリ、凛々の正義、そしてガクの技術。これら全部が噛み合うことでトリリオンゲーム社はどんどん強くなるに違いない。ところで、中華料理店でのハルと鉱社長の緊張感あふれる交渉シーンでの「酢豚」のリレー、声を出して笑ってしまった。ここのシーンは何度見ても面白い名シーンだったと思う。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年08月30日ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、都内で会見を開催。事前に公表された調査報告書に沿って説明が行われ、ジャニー氏による性加害を認定するとともに、今後同事務所がとるべき対応について提言した。5月26日に組成された特別チームは、元検事総長である林眞琴氏(座長)、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士の齋藤梓氏で構成。ジャニーズ事務所に資料の提出を要請し検証を行うとともに、被害者にヒアリングを実施するなど調査を行ってきた。報告書では、「ジャニー氏は、古くは1950年代に性加害を行って以降、ジャニーズ事務所においては1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と事実を認定。ジャニーズ事務所がとるべき対応として、「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」などと記し、ガバナンス不全の最大の原因の一つである同族経営の弊害を防ぐためにも、現在の代表取締役社長である藤島ジュリー景子氏の辞任も提言した。質疑応答では、ジャニー氏の名前に由来するジャニーズ事務所の企業名を維持する是非について問われ、林氏は「同族経営の弊害を解消・防止する策はここで述べていますが、名称を変更するかどうかは、この提言を受けたジャニーズ事務所において考えるべきことで、同族経営の弊害を防止するためには名称を必ず変えなければいけないというところまでは私たちは認定していませんので、名称問題については今後ジャニーズ事務所において判断されるべきことだと思います」と答えた。
2023年08月29日ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、都内で会見を開催。事前に公表された調査報告書に沿って説明が行われ、ジャニー氏による性加害を認定するとともに、今後同事務所がとるべき対応について提言した。5月26日に組成された特別チームは、元検事総長である林眞琴氏(座長)、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士の齋藤梓氏で構成。ジャニーズ事務所に資料の提出を要請し検証を行うとともに、被害者にヒアリングを実施するなど調査を行ってきた。報告書では、「ジャニー氏は、古くは1950年代に性加害を行って以降、ジャニーズ事務所においては1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と事実を認定。「ジャニーズ事務所は、これまで、ジャニー氏の性加害に関する週刊文春の特集とそれに関する裁判、暴露本の出版、BBC からの取材要請等があったが、ジャニー氏の性加害の事実を調査するなどの適切な対応をしなかったことが認められた」とした。そして、ジャニーズ事務所がとるべき対応として、「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」と提言した。また、ジャニーズ事務所の現在の代表取締役社長である藤島ジュリー景子氏について、「取締役就任時頃には、ジャニー氏の性加害の疑惑を認識していたと認められる。それにもかかわらず、ジュリー氏は、ジャニー氏存命時の取締役当時はもちろん、自身がジャニーズ事務所の代表取締役社長に就任した以降ですら、性加害の事実の調査等をせず、取締役としての任務を懈怠した」などと指摘。「ジュリー氏が経営トップのままでは、役職員の意識を根底から変え、再出発を図ることは、極めて困難であると考えられる」とした。続けて、「ジャニー氏の性加害の事実を巡る対応についての取締役としての任務の懈怠があることも踏まえ、ジャニーズ事務所が解体的な出直しをするため、経営トップたる代表取締役社長を交代する必要があると言わざるを得ず、ジュリー氏は代表取締役社長を辞任すべきと考える」と辞任を提言。「これにより、ジャニーズ事務所におけるガバナンス不全の最大の原因の一つである同族経営の弊害も防止し得ることとなる」との見解を示した。
2023年08月29日ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害問題を巡り、同事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」が29日、調査報告書を公表した。故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は3人の専門家による「外部専門家による再発防止特別チーム」を5月26日に設置。元検事総長である林眞琴氏(座長)、精神科医の飛鳥井望氏、臨床心理士の齋藤梓氏で構成され、ジャニーズ事務所に資料の提出を要請し検証を行うとともに、被害者にヒアリングを実施するなど調査を行ってきた。報告書では、「ジャニー氏は、古くは1950年代に性加害を行って以降、ジャニーズ事務所においては1970年代前半から2010年代半ばまでの間、多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」と事実を認定。「ジャニーズ事務所は、これまで、ジャニー氏の性加害に関する週刊文春の特集とそれに関する裁判、暴露本の出版、BBC からの取材要請等があったが、ジャニー氏の性加害の事実を調査するなどの適切な対応をしなかったことが認められた」とした。そして、ジャニーズ事務所がとるべき対応として、「組織としてジャニー氏の性加害が事実であることを認め、被害者に真摯に謝罪し、すみやかに被害者と対話を開始してその救済に乗り出すべきである」と提言。被害者の救済措置制度については「ジャニーズ事務所は、被害者に対し、被害回復のための適正な補償をする『被害者救済措置制度』を直ちに構築すべきである」とした。さらに、「ジャニーズ事務所は、国際的に見て他の企業の模範ともなるべき人権方針を作成した上で、それを国内外に公表し、今後は、その人権方針を遵守し、二度と少年に対する性加害をはじめとする人権侵害を行わせないと明確に表明すべきである」と記している。
2023年08月29日ミュージカル『キャメロット』の制作発表会見が29日に都内で行われ、主演を務める坂本昌行、桐山照史(ジャニーズWEST)、唯月ふうか、入野自由、今井清隆、演出の宮田慶子氏、松竹・山根成之取締役副社長が登壇した。同作はアーサー王伝説を描いたT.H.ホワイト氏の『永遠の王』を原作とし、『マイ・フェア・レディ』の名コンビであるアメリカの脚本家アラン・ジェイ・ラーナー氏と作曲家フレデリック・ロウ氏によって書かれた名作ミュージカル。日本初上演となる今回、主演のアーサー王を演じるのは今年2度目の読売演劇大賞優秀男優賞(第24回・第30回)を受賞し、確かな演技力と歌唱力で活躍する坂本昌行。円卓の騎士ランスロットには、テレビドラマやバラエティ番組をはじめ、舞台の経験も著しい桐山照史(ジャニーズWEST)、アーサー王の妻グィネヴィアには、舞台を中心に話題作への出演が続き、女優として活躍の場を広げる唯月ふうか、アーサー王の隠し子で謀反を起こすモルドレッドには、声優はもとより、ミュージカル界でも存在感を示す入野自由、そして、キャメロットに流れ着いた辺境の騎士ペリノアには、劇団四季退団後もミュージカル俳優としてその風格ある演技と歌声で魅了し続ける今井清隆と多彩な実力派キャストが揃った。今回、円卓の騎士・ランスロットを演じる桐山は「僕自身、ミュージカルっていうのがすごく久しぶりで、もうすでにいろんな苦戦をしています。頭の中に曲が流れて本当に寝れない」と苦労を語る。「桐山がやったランスロットもよかったなと思ってもらえるように演じたいなと思います。先輩の坂本くん主演の中でやらせていただけるので、大船に乗ったつもりで最後までがんばりたい」と意気込んだ。オファーがあった際に演出の宮田氏と坂本の名前を見て出演を即決したという桐山は、「僕がまだジャニーズWESTになる前に、坂本くんがラジオで『ライバルは誰ですか?』っていうワードが出た時に、僕の名前を挙げてくださったんです」とジャニーズJr.時代のエピソードを披露。続けて「僕、たまたまそのラジオを聞いてて。覚えてくださってだけでも嬉しかったのにライバルと言ってくださって。それからいつか共演させていただきたいとずっと思っていました」と坂本との共演を切望していたことを明かした。このエピソードを坂本も覚えているそうで、「当時(桐山が出演している)作品を観たときに“素晴らしい後輩だな”と思った」と回顧するが、「まぁそのときは少し膨らましてライバルって言ったんですけど……」と裏話を告白する。これには桐山も「えぇ! そうやったんですか? 今、真相がわかりました(笑)」と驚きの表情を見せ、坂本も「ごめんね」と謝罪し、笑いを誘った。しかし、改めて坂本は「後々ライバルになって欲しい。なるであろうという気持ちを込めて言いましたけど、こうして同じ作品に出演するということが、僕が望んでいたことですし、ライバルは絶対に必要」と真剣に語り、「特に後輩から同じ場所に立ってプレッシャーをかけてもらったほうが僕も成長できると思っていますし、これからもいろんな後輩にミュージカル・舞台に出てもらって共演したい」と思いを明かした。そして、桐山に「もうライバルです! 盛ってないです!」と伝えていた。
2023年08月29日ブログやSNSでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。トリリオンゲーム社に大人気ゲームドラ娘のプロデューサー蛇島透(鈴木浩介)が、社外アドバイザーとなって参加することになった。早速、桜(原嘉孝)とゲーム作りを始めるが、ゲームはハートが重要と考える桜と、ゲームは金儲けが大事だと考える蛇島と衝突する。ガク(佐野勇斗)は二人をなだめようとするが、早くもゲーム作りに暗雲が立ち込める。一方、ハル(目黒蓮)は祁答院(けどういん、吉川晃司)とともに、ゴップロ株主総会で神星夜社長(塚本高史)を退陣させるため委任状を集めようと株主を回るが、こちらも断られるばかりだった。このままではゴップロも買収できず、ゲーム制作の資金もなくなってしまう。果たしてハルとガクはこの窮地から逆転することができるのか。ハートとお金。一見すると相反するように思えるワードだ。ゲームは面白さこそがすべて、お金儲けのためじゃないという桜には、「いやビジネスなんだから」と言いたくなるし、蛇島のいうゲームはお金儲けと言われると、「いかにも集金が目的なゲームなんてやりたくない」と言いたくもなる。面白いゲームは儲からないのか。儲かるゲームは面白くないのか。このドラマが提示した答えはとてもシンプルだ。ゲームに課金したくなるのは、人の心が揺れる瞬間。ゲームのビジネスの場では、面白さとお金は密接に関係しているのだ。それは、ゲームはお金儲けという蛇島にとっても、心が揺れることは大事なことではないか。ガクはちゃんと見抜いていた。ハルのゴップロ株主会議に対する暗躍に、ついにドラゴンバンクの黒龍一真(國村隼)が動き始めた。彼のやり方は、他人が努力して大きくなったところを金と権力で奪い取ること。人の苦労を金の力でそのまま搾取する。黒龍も神社長も部下たちを力づくでも自分たちの思い通りにしないと気がすまないのだ。だがこうやって人を無理やり思い通りにしようとすれば、必ず反発が起こる。黒龍に脅された蛇島は、一度は彼の命令に屈してドラゴンバンクに戻ることになった。しかし、蛇島は桜たちとぶつかり合いながらもゲームを作っていたときの『心が揺れる』瞬間を思い出して、トリリオンゲーム社に戻ってくることになった。ゴップロの株主総会でも、神社長は黒龍の助けを借りて、騙し討ちまでしてハルたちを陥れようとした。人を思い通りに動かすコミュ力を持ったハルにとっては、そこが逆に付け入る隙だった。ずっと神社長に圧力をかけられてきたヒムロ(曽田陵介)が過去の不祥事の真実を暴露すると宣言した。追い詰められた神社長は、ガクのシステム乗っ取りとハルの話術によって言いなりにならざるをえなかった。祁答院の言うように、所詮、小心者の神社長では何度も窮地を乗り切ってきた腹の座ったハルとガクのコンビに勝てるわけがないのだ。ソシャゲ事業で一度は対立したハルとガクだが、ガクが本気でハルとケンカをしたことでより一層強い絆が生まれ、株主総会での大逆転になった。もしガクがハルの言いなりになっていたら、ゴップロ買収は例えハルと祁答院といえど失敗していたかもしれない。ハルとガク、蛇島と桜の対立が並行して描かれたのは、意見や考え方が違うことを恐れる必要はないということだ。彼らが自分の意志をしっかりと持ち、時には対立することがあっても、互いの間に強い信頼と絆があるのなら、道は必ず拓けるのだろう。トリリオンゲーム社はゴップロ買収による広告効果によって、ついにソシャゲ事業を大成功させ、50億円の売上を達成。そして、ハルとガクは黒龍一真をついに本気にさせたようだ。今回、黒龍キリカ(今田美桜)は傍観者の立場だったが、ある意味ハルたちを手助けした形にもなっている。彼女の目的はどこにあるのだろう。余談だが、今週のソーシャルゲームの仕組みの解説は、なるほどな…とうなずけるものが多く、蛇島の話すガチャ戦略にはちょっとドキっとしたのである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年08月25日好評発売中のセカンドアルバム「POPMALL」を引っ提げた全国アリーナツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2023 ‘POPMALL’」を10月末まで開催中のなにわ男子。昨年のデビューツアーを上回る全9会場44公演のステージに立つライブから8月13日(日)横浜アリーナで行われた灼熱のステージの模様をお届けします。なにわ男子のPOPMALLはサプライズが盛りだくさんなハッピー空間!なにわ男子が作り上げる架空のショッピングモール「POPMALL」をテーマに繰り広げられたコンサートが開幕。オープニングは、ピンクを基調としたPOPでカラフルなセットで、メンバーが「POPMALL」で新発売されるアクリルスタンドとなって登場!ポッピン・クルーのダンサーたちと共にアルバムリード曲「Poppin’ Hoppin’ Lovin’」を披露した7人がキュートな手振りダンスと、こぼれるキラキラ笑顔で盛り上げる。夢の世界を再現したような「POPMALL」の開店に会場のボルテージが一気に加速!「Let’s go!!」の叫び声で始まった「Super Drivers!!」では巨大なチェッカーフラッグがステージ中央に登場。ミニバギーに乗り込み、会場のファンの目の前を走り抜けながら歌う7人。ワクワク感を最高潮に高めた後は西畑大吾さんが「どうもなにわ男子の西畑大吾です。POPMALL、開店したぞ~! 声を出していいんだぜ。声を出していいんだぜ。オッケー、その調子で最後までついて来て下さい。天最高!!」と挨拶を。続いて大西流星さんが「どうも大西流星です。僕はめちゃくちゃ元気です。みなさん元気ですか?もっと!! 生のなにわ男子、可愛いですか? カッコいいですか? ぜひご堪能あれ、よろしく」。天高く指差しして叫んだのは道枝駿佑さん。「どうも道枝駿佑です。横浜アリーナ、イエーイ、ラストだぜ~!センター、アリーナ、スタンド!!」。高橋恭平さんは、「どうも~、みなさんいらっしゃいませ!!高橋恭平です。みなさん盛り上がっていますか? 盛り上がる準備はできていますか? 俺たちと愛し合う準備はできていますか? 今日は高橋恭平が。みなさんをメロメロにして帰ります!」と自信たっぷりに宣言。長尾謙杜さんは「どうもなにわ男子長尾謙杜です。みなさん僕たちに会いたかったですか?もっと!!みなさん、手をピースしてください。みんな、可愛い」とピースで会場が一つに。“こんにちなにわ”というフレーズで挨拶していたのは藤原さん。「こんにちは。なにわ男子の藤原丈一郎です。こんにちは。こんにちなにわ!!こんにちなにわ。オッケー。横浜ラスト、なにわ男子に絶対、負けんなよ!」。大橋和也さんはおなじみの「どうも~、プリン食べすぎてお尻プリンプリン!!」から始まり、「なにわ男子のリーダー、大橋和也です。みんなの声が聞きたいから俺のマネしてよ。Say、Ho~? めちゃくちゃ声出てるやん。なにわ男子、POPMALLスタートです!」とリーダーらしくライブの舵を切る。MCは「ちゅきちゅきハリケーン」でバランスボールを使用したキュートなパフォーマンスを披露した流れで、そのままバランスボールに座ったスタイルで進行。横浜アリーナラスト公演ということから、連日の猛暑で水分補給は大切という話に。藤原さんが「ホンマにね、『水分補給大事だよ』って言っても、『いや、私大丈夫ですから』って思う人いるじゃないですか。そんな時に水分補給を促してくれる、あの方が来てくれています。水分補給マスター、高橋恭平!」と高橋さんにパスを振る。高橋さんは、「じゃあ、みなさん。飲み物を持っている手を上に挙げてもろて。挙げました?もう1つの手も挙げちゃってください。せーのっ、万歳!!」と、会場一丸となって乾杯するかと思いきや、万歳をさせるというおちゃめなボケを。これには道枝さんと長尾さんが「めっちゃおもろい」とツボに入りまくり!?さらにはこの日、ケータリングの朝食を食べる時の道枝さんのチャーミングなエピソードを藤原さんが暴露。「朝ご飯食べようと思って、『あ、いっぱい今日も美味しいご飯あるわ』って並んでいたんですよ。そしたら、みっちーが来て、『うわ、めっちゃ美味しそうな餅や』って言うてたけど、それ、揚げ豆腐やねんか。その後も『うわー、味噌汁食べて~』って言うてて、それは味噌汁じゃなくて、えのきと白菜のお吸い物やねんか。味噌1個も入ってないのに寝ボケてんのにもほどがあるわ(笑)」。鋭いツッコミに道枝さんは「違うね。寝ボケてるわけじゃないよ。でも、お吸い物は味噌入ってないなと思ったから全然ちゃうなと。揚げ豆腐は、小豆がかかったお餅やと思って。甘いやつきたなあと思ったけど、全然違かった(笑)」と、全ては見間違いだったことが判明!?MC中、バランスボールに座りながら足を上げて、絶妙にバランスをとっていた高橋さんが「バランスボール、楽しい」と笑顔を見せると「マジですごい」と口を揃えるメンバー。そこから全員でバランスボール大会を開催し、長尾さんが絶妙なバランス感覚を発揮。「ライブ帰り、みんなバランスボール欲しくなるよね。“バランスボールでちょっと『ちゅきちゅきハリケーン』踊ってみた”ってやりたくなるかも」という話で盛り上がる一幕も。今回のツアーで初お披露目となったのが9月13日(水)にリリースする新曲「Make Up Day」と「Missing」の2曲。大西さんの主演ドラマ『紅さすライフ』の主題歌でもおなじみ「Make Up Day」ではスタイリッシュなダンスでカッコいいなにわ男子を見せつける。西畑さん主演ドラマ『ノッキンオン・ロックドドア』の主題歌「Missing」は、切ないナンバーでちょっぴり大人の雰囲気を醸し出す7人。色っぽい表情にも注目だ。氷が吹雪いたブリザードな世界に一変したのは、「ちゅきちゅきブリザード」。なにわ男子の定番ポーズとなった“ちゅきちゅきポーズ”が盛り込まれた楽曲「ちゅきちゅきハリケーン」の続編ソングとなっているこの曲は、西畑さんが作詞、大西さんが振付を考案。笑顔を封印してクールな表情でポーズをとる7人が新鮮。手にしていたブリザードフラワーをメンバーが投げつける場面もあり、「ちゅきちゅきハリケーン」が陽なら「ちゅきちゅきブリザード」は真逆の陰の世界で、ちょっぴりクールななにわ男子をお届け。メンバーがありのままの今の気持ちをファンに語ったのは、ラストの挨拶。トップバッターで語ったのは長尾さん。「みなさん、今日1日楽しかったですか?最高!俺もめちゃくちゃ楽しかったです。こんな時間が作れているのは、みなさんのおかげだと思っていますし、僕にとって最高の思い出であり、宝物です。こんな時間をみなさんとこれからもずっとずっと過ごせるようになにわ男子7人、なにふぁむのみんなと頑張っていこうと思います。これからも応援よろしくお願いします」。「本日はご来店頂き、本当にありがとうございました。楽しかった? なにわ男子に会えて嬉しかったですか?」と、マイクを会場に向けたのは道枝さん。「その声が励みになっています。本当にあっと言う間でした。それほど横浜アリーナが充実していたと思っています。またね、これから次、いつ会えるか分からないですけど、僕たちのYouTubeだったり、曲を聴いて、僕たちのことを思い浮かべてもらいたいです。僕たちもみなさんに会えるように日々お仕事を頑張りますので、なにわ男子をよろしくお願いします」と、まっすぐ前をみつめる。会場を見渡しながらキュートな笑顔で挨拶したのは大西さん。「みなさん、POPMALL堪能できましたか? なにわ男子堪能できましたか? ありがとうございます。本当にみなさんの声がすごく大きくて。パワーも愛も伝わってきて、めちゃくちゃ元気が出るライブでした。みなさんは優しくて素敵な人たちだらけで、本当にそんな大好きなみなさんと、コンサートやいろんな所で会えたらと思います。そのために僕たち頑張りますし、みなさんの毎日がハッピーでポップになるように、僕たちも応援していきますので、これからも一緒に頑張りましょう」。高橋さんもこの場に来てくれた感謝の言葉を口にしてから、「みなさん楽しかったですか?幸せでしたか?俺たちカッコ良かったですか?僕からも恩返しで、ラスト叫ばせて頂きたいと思います。マジでマジで大好き~!!はい、ありがとうございます。みなさんの声を聞けるのは嬉しいですし、活力になっています。僕たちはみなさんのことを超がつくくらい、超超超がなんぼあっても足りんくらい大好きです。みなさんも僕たちのことが大好きでここに集まってくれていると思います。この両想いの感じを忘れずにですね、ずーっといろんな場所でいろんな形で遊んでいけたらいいなと思いますので、僕たちの応援これからもよろしくお願いします」とファンへの愛を語る。「フゥー!! めちゃくちゃいい声出すやん。もうちょっと声聞きたいから、俺のマネをしていい?」と会場にコール&レスポンスを求める声から始まったのは、大橋さん。「和くん、大好き~!! なにわ男子、大好き~!! もう宇宙の人、みんな大好き~!!ありがとうございます。ホンマに。宇宙の人っていうのは、一人一人みなさんのことですし。自分も入っていますから。みんな、自分を好きでいて、みんなを好きでいて下さい。そして、今の公演でもうちわを一生懸命手作りしてくれてありがとうございます。その想いがひしひしと伝わって、ステージに立ってるだけでめちゃくちゃ楽しいです。この楽しさをみなさんにお送りして、みなさんの笑顔や幸せが増えるように僕たち頑張りますので、みなさん応援のほどよろしくお願いします。イエーイ!!」。最後は両手を広げて、一礼を。大橋さんの「イエーイ!!」を受けて、西畑さんの挨拶も「イエーイ!!」からスタート。「みなさん楽しかったですか?その声だったり、元気だったり、 笑顔だったりが、なにわ男子を強くしてくれているなとすごく感じます。これからもみなさんにいただいたものを恩返しできるようになにわ男子精一杯頑張っていきますので、ぜひなにわ男子、これからもよろしくお願いします。本日はみなさん天才でしたね。最高でしたね。天最高!」と、自らが生み出した“天最高”という特別な言葉で締めくくる。時折胸に手をあてながら、終始熱く観客に語り掛けくれたのは、藤原さん。「なにふぁむ、改めて聞かせてください。俺たちのこと大好きですか?大好きですか? 俺たちも大好きだぜ~!今日はたくさんのなにふぁむたちが横浜アリーナに来てくれました。センター席、アリーナ席、立ち見のみんな、スタンドのみんなも本当にありがとうございました。僕たちはこれからも見たことのない景色をなにふぁむとずっと見ていきたいので、僕たちのそばを離れず、ずっとずっとついて来て下さい。よろしくお願いします。改めてになりますけども、このライブは9会場全44公演、約4か月のライブです。夏です、暑いです。疲れる時があるんです。ただその時に、なにふぁむの一人一人の応援が僕たちの元気になります。なかなか会えない時あるよね?けど、その時は絶対、心と心がつながっているから、みんな寂しい思いをせんで、大丈夫だから。俺たちと一緒にこの夏、これからもずっとずっと幸せな景色を見ていきましょう」。ファンへの心温まるメッセージを愛情たっぷりに放った後は、「それでは最後の曲です。なにふぁむに特別な1日を。聴いてください。『ハッピーサプライズ』」と、遂にラストソングへ。傘のステッキを持ってキュートにダンス。すると、天井からカラフルなカラーボールの雨が降り注ぐ。その数はなんと約10万個というからビックリ。「幸せの雨や~!!」と叫ぶ大橋さん。ステージがレインボーカラーのPOPな雨でいっぱいになるというサプライズに、観客は感激の嵐。「絶対、また会おう」と、なにふぁむと再会を約束する7人。なにわ男子のPOPな世界は、一瞬も止まらない恋を歌う「ハッピーサプライズ」のようにサプライズと疾走感満点のステージ。大団円を迎えたライブから一体、次はどんな驚きとドキドキを届けてくれるのか、好奇心の世界へと誘われる。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年08月21日東西ジャニーズJr.が総出演する「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」の最終公演が20日、東京ドームで開催された。「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」は、7月16日・17日に京セラドーム大阪、8月19日・20日に東京ドームで開催し、最年少出演者6歳~28歳までの総勢約200人の東西ジャニーズJr.が出演。ジャニーズJr.単独での東西ドーム公演は、2000年10月15日以来23年ぶり。東京ドーム公演は2019年8月8日以来、4年ぶりの開催となった。生配信も行われた最終公演。各グループがオリジナル曲を披露する場面では、それぞれのグループの持ち味を存分に発揮し観客を魅了した。少年隊やSMAP、嵐ら先輩たちの名曲なども披露。シャッフルコーナーでは、各グループの選抜メンバーでパフォーマンスした。MCコーナーでは、高橋優斗(HiHi Jets)と正門良規(Aぇ! group)が進行を担当。Go!Go!kids、SpeciaL、Boys be、少年忍者、AmBitious、7 MEN 侍、Lil かんさい、美 少年、HiHi Jets、Aぇ! groupの順に挨拶し、フレッシュなジャニーズJr.も元気にアピールした。今回の公演で、「みんなの距離が近くなった」と話すジャニーズJr.たち。グループの垣根を超えた友情も芽生えているという。福本大晴(Aぇ! group)は、猪狩蒼弥(HiHi Jets)と食事に行ったエピソードを披露し、「東京で1人が仕事があって外食するやん。どうせ外食するなら誰かと食べたいと思って、ある男に連絡したらすぐ来るって。それが今回新しく友達になった猪狩蒼弥くん」と話した。猪狩は「すぐは行ってないから! 暇なヤツみたい(笑)。お仕事させていただいていて、そのまま行けたから行ったの」と訂正。また、福本から連絡があった直後に、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦からも食事の誘いがあり、福本と食事に行くと伝えたら「俺も行っていい?」と言われ、実際に3人で食事をしたと明かした。8月19日の公演でジャニーズJr.の公式インスタグラム開設が発表されたが、この日は終演後にジャニーズJr.の公式サイトを開設することを発表。高橋は「皆さんに楽しんでいただける企画があるみたいなので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。公演のラストでは、高橋が「ここにいる皆さん、配信を見てくださった皆さんが我々にエネルギーをくれました。ありがとうございます」と感謝。そして、「俺たちが!」という掛け声で、観客とともに「ジャニーズJr.」と声をそろえ、会場は一体感に包まれた。
2023年08月20日東西ジャニーズJr.が総出演する「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」の最終公演が20日、東京ドームで開催。8月19日の公演でジャニーズJr.の公式インスタグラム開設が発表されたが、この日は終演後にジャニーズJr.の公式サイトを開設することが発表された。高橋優斗(HiHi Jets)と正門良規(Aぇ! group)が進行を務めたMCコーナー。高橋が「初出しなんですけど、ジャニーズJr.の新しいホームページができます。いろいろと皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを企画してくれているのかな」と発表した。直前のトークで末澤誠也(Aぇ! group)は、シャッフルメドレーで組んだ井上瑞稀(HiHi Jets)、岩崎大昇(美 少年)らとのグループメールで、岩崎が末澤の写真を送って誰も反応しないと言い、「俺がスベっているみたいになっている」とボヤいていた。ジャニーズJr.の公式サイトでどんな企画が展開されるのかという話になると、末澤と岩崎の話を聞いていた福本大晴(Aぇ! group)が「誠也くんの自撮り写真」と提案し、「公式にスベろう」とニヤリ。末澤は「嫌や!」と拒否していた。そして、高橋は改めて「皆さんに楽しんでいただける企画があるみたいなので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」は、7月16日・17日に京セラドーム大阪、8月19日・20日に東京ドームで開催し、最年少出演者6歳~28歳までの総勢約200人の東西ジャニーズJr.が出演。ジャニーズJr.単独での東西ドーム公演は、2000年10月15日以来23年ぶり。東京ドーム公演は2019年8月8日以来、4年ぶりの開催となった。
2023年08月20日ブログやSNSでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。ハルは祁答院(けどういん、吉川晃司)に、トリリオンゲーム社を巨大なメディア帝国にする一歩として、『ゴップロ』こと、大手芸能事務所のゴッドプロモーションの買収を持ちかける。祁答院と、ゴッドプロモーションの社長の神(じん、塚本高史)と、人気俳優のヒムロ(曽田陵介)との間には、隠された過去があった。「ソシャゲはダミー」とハル(目黒蓮)から告げられ、ショックを受けるガク(佐野勇斗)だが、ゲーム事業には全く興味のないハルにガクは何も言えなかった。一方、ゲーム事業の開発資金の20億円がハルによって口座から勝手に引き出されていることを知った凛々(福本莉子)は、怒りのあまりハルのところへ押しかけていこうとする。彼女を必死で止めるガクだが、彼や桜(原嘉孝)たちのことを真剣に思っている彼女の言葉に心を動かされ、ゲーム事業で最高のゲームを作ることを決意する。「これがぼくのハルくんとのケンカの仕方」桜たちにすべてを話したガクは、心のなかで、ある行動を起こす決意をしていた。それはガクらしくない危険な賭けでもあった。ハルとガク、ここに来るまでずっと二人で一つみたいなものだった。ハルの人たらし能力とガクの技術力、この二つが合わさって、試練の数々を乗り越えて、トリリオンゲーム社を大きくしてきた。そこにはお互いに対する強い信頼と友情があり、進んでいく道に疑問はなかったのだ。だが、ガクは桜たちのゲーム作りに対する熱意を知ってしまった以上、ハルから「適当にやっといて」と言われても受け入れることはできない。かつての気弱なガクなら、ハルとケンカなんて考えもしなかっただろう。だが、ハルとともに様々な困難を乗り越え、凛々のような仲間ができて、トリリオンゲーム社を大きくしてきたガクには、1人でハルに向かい合う自信がついてきたのだ。それでいてガクの持つ真面目さや誠実さは変わらない。人気ゲームの『ドラ娘』の制作スタッフを引き抜くため、ドラゴンバンクのサーバーをハッキングしたにも関わらず、結局クリエイターたちの気持ちを考えて何の情報も引き出せなかった。それどころかサーバーの脆弱性を修正してしまったのだ。ハルのようなワルになれないお人好しなところこそ、ガクの一番の長所であり魅力なのだ。キリカ(今田美桜)とのデートで、観覧車で対峙した時も、以前の面接時のおどおどしていたガクとはもう違っていた。冷静なやり取りに、相手の顔を潰さないような駆け引き。キリカの「うちに来ない?」は多分本気だったと思う。キリカは最初の面接での出会いからガクのポテンシャルを見抜いていて、ハルとガクのコンビが持つ力をよく知る人物なのだから。ところで、ガクと桐姫の遊園地デートで二人が楽しんでる中、真顔で遊具に乗っていたり、お化け屋敷でお化けより怖い顔で睨みつけている長瀬(竹財輝之助)の顔芸が面白すぎた。長瀬はずっといい味を出している。そして凛々からガクのキリカとのデートとドラゴンバンクへのハッキングや、『ドラ娘』の開発者情報を聞き出したと聞いたときのハルの笑顔は眩しかった。今回のハルはずっとワルい微笑みばかりだった。だが、この時のハルはガクが自分の予想を越えてくることに心の底から喜んでいるのが伝わってきた。ハルと祁答院の『ワル二人コンビ』がゴップロに乗り込むシーンはとてもかっこよく頼もしかったが、ハルとガクの二人は、善と悪、光と闇の正反対の二人が手を組むからこそ、まさに最強の二人になっているのだ。ハルの芸能事務所買収、ガクのソーシャルゲーム事業と、二人は別々の事業を手掛けることになったが、完全に道が分かたれたのではなくお互いに影響し合いながら大きなものを手に入れようとする道筋が見えてきた。二人はケンカを通して、より強い友情を手に入れ、トリリオンゲーム社のさらなる飛躍を予感させるが、その前に立ちはだかる黒龍一真(國村隼)はあまりにも巨大だ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年08月17日元ジャニーズJr.の大東立樹が、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した事務所「TOBE」の所属となったことが16日、同事務所の公式サイトと公式X(Twitter)で発表された。サイトとXでは、「この度、大東立樹とともに新しいエンターテイメントの形に挑戦することになりました」と報告。大東のオフィシャルページも立ち上がった。なお、7月2日に元V6の三宅健、7月7日に元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太、7月14日に元IMPACTorsの佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我による7人組グループ・IMP.が同社の一員として活動していくことが発表されている。(C)TOBE Co., Ltd.
2023年08月16日関西ジャニーズJr.がTOKYO DOME CITY HALLで8月10日(木)~30日(水)まで「Summer Paradise 2023 ~関西だし魂味~」を開催中。本番直前の9日(水)に行われたフレッシュなパワーに溢れたゲネプロの様子をレポートします。関西ジャニーズJr.のライブは旨味たっぷりな関西だし魂味(そうるあじ)!!大勢いる関西ジャニーズJr.の中でも日々進化を続ける注目のメンバーが集結した「Summer Paradise 2023 ~関西だし魂味~」。Lil かんさいから嶋﨑斗亜さん、當間琉巧さん、AmBitiousから真弓孟之さん、永岡蓮王さん、Boys beから伊藤篤志さん、池川侑希弥さん、角紳太郎さんの7名が参戦。BSフジで放送中の「まいど! ジャーニィ~」のメンバーが揃っての晴れ舞台だ。「ホンマに~、やったるで~!!」と7人が横一列になって元気いっぱいに登場。1曲目は、関西弁のフレーズが耳に残る関西ジャニーズJr.おなじみのナンバー「浪速一等賞!」から。歌の途中、嶋﨑さんが勢いたっぷりに「どうも~、関西ジャニーズJr.です。僕たちが作る関西だし魂味、楽しんでいってください」と叫ぶも、途中で噛んでしまい、ちょっと照れた表情を浮かべるのが可愛らしい。ラストで一等賞と人差し指を天高く掲げる7人。勢いたっぷりにジャニーズWESTの「Big Shot!!」を歌った後は、嶋﨑さんが「どうも嶋﨑斗亜です。関西ジャニーズJr.、東京に来たぞ!」と挨拶。真弓さんは「前髪切りすぎて~、オン真弓!」など、ちょっとユーモア溢れた自己紹介を。伊藤さんはマスコミに向けて、「今日は僕のビジュのいい写真をいっぱい撮ってください」とキュートにはにかみ、池川さんは「本日は最後まで盛り上がっていただけるように頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」と丁寧な挨拶を。永岡さんは「どうも、オレ!レオ!永岡蓮王です。僕たちの可愛い姿をいっぱい撮ってくれたら僕たちめちゃくちゃ喜びます」、角さんは「仕事のこと忘れちゃって、盛り上げてください」、當間さんは「シャッターチャンスやります」と決めポーズするなど、七人七様の個性を猛アピール!グループに分かれての歌唱もあり、Boys beの伊藤さん、池川さん、角さんは、関西ジャニーズJr.の「Dial up」で切ない表情でいつもよりちょっぴり大人の表情を覗かせ、真弓さんと永岡さんは、AmBitiousのオリジナル曲「Reach for the sky」で疾走感溢れるダンスパフォーマンスを軽やかに披露。嶋﨑さんと當間さんはLil かんさいのオリジナル曲「碧空」で本領発揮のキラキラオーラを振りまきながらジャンプしたり、パフォーマンスをカッコよく決め、ラストにVサイン!これから関西ジャニーズJr.の夏の鉄板ソングになること間違いなしの新曲「KANSAIサマー」を歌うと、ステージ上でお祭りを開催!嶋﨑さんが「いや~、夏祭り楽しいなぁ」とハイテンションで言うと「楽しい~!!」と息ぴったりに声を揃える6人。「俺たち浴衣、似合いすぎ」「いっぱい女の子が行列になっちゃったりして」「こんなに格好良く着こなしちゃったら」と大ハシャギ。最高の夏の思い出を作るために夏祭りの屋台を楽しむ彼らの様子が、新喜劇のコントのように堪能できる。どっちが多く風船を割れるか勝負する、ダーツまとあてゲームでは、當間さんが屋台の店主となって仕切り、“ひょろひょろのお兄ちゃん”の永岡さんと“顔が濃いお兄ちゃん”の角さんが対決。角さんのダーツが耳に刺さると「鋭利な~鋭利な耳かき~イテッ」と歌うおふざけギャグでおどける嶋﨑さん。面白い輪投げ屋さん屋台では、當間さん的屋役、真弓さんが店員役で伊藤さんと池川さんが輪投げにキュートに奮闘して、皆で祭りを謳歌しまくり。「いや~、この祭り、広すぎちゃって皆とはぐれちゃったな~」という嶋﨑さんがみつけたのは、パリピに扮して、ある先輩の名曲を歌った真弓さん。オリジナルのギャグも炸裂するのでこれから参戦する人はお楽しみに。角さんはカレーを手に持ち、オリエンタルな衣装のインド人に扮装し、NEWSの「チュムチュム」を踊る姿が激ハマり(ちなみに當間さんと永岡さんが福神漬け役で登場)。これにはこれには「本場感ありますねぇ」と皆、大絶賛!?関西ジャニーズJr.らしい笑いの世界を生み出す。DJメークの盆踊りコーナーでは、浴衣を着て関ジャニ∞の「浪速いろは節」をはじめとした夏ソングメドレーが展開。太鼓を叩く當間さん、他のメンバーは“祭”と書かれた内輪を持って歌い踊る。祭りが盛り上がると同時に當間さんが「もっと盛り上がろうぜ」とDJに変身。内輪に電飾が灯るとあつ~いサマーパーティの始まりだ。記者がいるMCということで、「どうしても自分たちの言った言葉を見出しにしてほしい」(嶋﨑さん)と、どれだけキャッチーなことを言えるか「見出し選手権」を繰り広げることに。トップバッターは當間さんで「関西ジャニーズJr.東京進出味濃すぎ」。「こういうこと、こういうこと!!」と喜ぶ嶋﨑さん。続いて角さんが「産毛濃いねーん」と絶叫。「脱毛かなんかのチラシ?」と笑う一同。嶋﨑さんは「関西ジャニーズJr.東京でお祭り大騒ぎ」とシンプルな見出しを。永岡さんは「まさかの東京で関西だし魂味」とタイトルにかけた見出しに。真弓さんは本日の公演の嶋﨑さんの最初の一言にかけて「嶋﨑斗亜、出だし甘噛み」。伊藤さんは「関西ジャニーズJr.浴衣でダンスパキバキ」。池川さんが「関西ジャニーズJr.東京に火種を巻きに来た」と言うと當間さんが「2年前にさ、“狼煙”をあげたけど、今回は火種なんや」突っ込む一幕も。続いては7人個人戦で獲得ポイントを競うジャニーズソングでイントロドン。V6の「MUSIC FOR THE PEOPLE」で真弓さん、嵐の「Truth」で當間さんが正解するなど、好成績をゲット。罰ゲームのセンブリ茶を回避するための勝負もあり、わちゃわちゃが止まらない。そんなゲームコーナーの後は、公演ごとのシャッフルコーナーも。関西盛り上がりメドレーは、観客のすぐ目の前でのパフォーマンスがみどころ。そのセットリストには長年歌い継がれてきた「バンバンッ!!」の他、関ジャニ∞の「ズッコケ男道」やムービングステージで披露したジャニーズWESTの「ええじゃないか」、可愛らしいちゅきちゅきポーズを見せつけた、なにわ男子の「ちゅきちゅきハリケーン」など関西の先輩の楽曲がズラリと並ぶ。ラストスパートはもちろん関西ジャニーズJr.のオリジナル曲で畳みかける。ラスト曲前に嶋﨑さんが「この7人でポーズで以心伝心をやりたいと思います」と提案。「テーマはジャニーズ! ジャニーズっぽいポーズをして下さい。せーの」で思い思いのジャニーズポーズを。毎公演どんなテーマで以心伝心のポーズをとるのか注目だ。関西ジャニーズJr.の一等賞を目指す彼らのステージは、タイトルの関西だし魂味の通り、パンチの効いた出汁がクセになる関西魂味。関西の看板を掲げた「Summer Paradise」公演は、お祭り騒ぎが似合う7人のフレッシュな姿が眩く、最高の夏の思い出に。癖になる魂味(そうるあじ)は忘れられない味わい。彼らの関西だしは、さらに色濃く旨味たっぷりに進化していく予感!写真・小池理恵 取材、文・福田恵子
2023年08月13日ブログやTwitterでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。ドラゴンバンクによって『ヨリヌキ』のサービスをパクられてしまった『蜜園フラワー』は、大企業ならではの大掛かりなメディア戦略により窮地に追い込まれる。そんな中、ハル(目黒蓮)はガク(佐野勇斗)と凛々(福本莉子)にソーシャルゲームを作るためゲーム会社を買収することを提案。早速ゲーム会社を回り始める。どこからも、けんもほろろに断られ続けてしまったハルたちだが、小さなゲーム会社『SAKUSAKULAB』の桜心護(原嘉孝)に出会い、彼らと意気投合し、ゲーム業界へ参入することになる。そしてゲームの成功のために、ハルはドラゴンバンク社の人気ゲーム『ドラ娘』のプロデューサーの、世界の堀本(岩崎う大)を引き抜こうと画策する。だがそこには、ガクや凛々、桜たちの知らないハルの予想外の思惑があった。ハルたちは、AIを使ったオンラインショップから、今度はソーシャルゲームの世界へと参加することになり、「ゲームはハートだ」という桜に出会う。桜のゲームへの情熱はとても強いのだが、逆にそれが仇になっているのか、作るゲームは全然売れず、ほとんどの社員に逃げられてしまっていた。資金不足の桜にとって、ハルからの誘いは自分のゲームが作れる起死回生のチャンスでもあったのだ。しかし、『ドラ娘』のプロデューサーである、世界の堀本が参加することで仲間たちはまだ会ってもいない彼のことばかり持ち上げるため、ついに桜はへそを曲げてしまう。心配したガクが彼を連れ戻しに行き、ここに至るまでのトリリオンゲーム社とハルとの経験を話す。ガクはもう、おどおどして自信のない彼ではなかった。自分の仕事の価値と仲間たちとの信頼の尊さを知って大きく成長していたのだ。ガクの大きな成功体験から来る真実の言葉が、桜の気持ちを大きく動かした。今度はもっと大きな仕事をしようと二人で意気投合するところはガクの成長を感じられて、とても熱かった。ところが、ハルが連れてきた世界の堀本には驚くべき正体があったのだ。『ヨリヌキ』のAIが、実は裏に凛々がいる人力AIだったのに対し、今度は逆にハルがSNSの匿名性をうまく利用して、世界の堀本という存在しない世界的ゲームクリエイターをゼロから捏造してしまったのである。SNSでは、たくさんの真偽不明な情報が流れているが、そのすべての真偽を見抜くのは実際難しい。今回も時間をかけて調べれば気づけたかもしれないが、パーティ会場で自称本人が現れ、蜜園社長(余貴美子)も「聞いたことがある」「私も(投資に)のるわ」と言ったら、疑いなく信じてしまうだろう。ネットとリアル…そこにハルの畳み掛けるような見事なトークで20億円の出資金を引き出させた手腕は鮮やかだった。ついにトリリオンゲーム社は億の世界に足を踏み入れたのだ。だからこそ、パーティが終わり、ハルとガクが二人きりになったところで明かされた真実は衝撃だった。「ソシャゲは金を集めるためのダミー」ガクに真実を語るハルから、いつもの屈託のない笑顔は消えていた。黒龍一真(國村隼)の巨大な力に、もう二度と同じ負けは食らわないというハルの厳しい表情は、おそらく初めてガクに見せる、そしてガクだけに見せた本気のものなのではないか。夜の街を一人歩いていくハルの後ろ姿には、例えガクの信頼を失ってでも世界一のワガママを貫き通すという、強い決断を背負っているように見えた。ガクは、桜たちと作るソーシャルゲームの仕事に意欲を燃やしていたところだ。果たしてハルの言葉をそのまま飲み込んで、桜たちに嘘を吐いたままでいられるのか。来週予告の「ハルくんとの喧嘩」という言葉、ガクが今まで頼っていたハルに対して意地を見せるのだとしたら、それは単なる仲間割れにならないだろう。ハルの大きな野望に対する、ガクの仲間への誠実さ。二人の本気の友情が試される展開が楽しみである。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年08月10日ブログやTwitterでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。オンラインショップの『ヨリヌキ』を成功させたハル(目黒蓮)、ガク(佐野勇斗)、凛々(福本莉子)の三人。ハルはトリリオンゲーム社の次の一手として、『ヨリヌキ』を祁答院(けとういん)一輝(吉川晃司)の紹介で『蜜園フラワー』へ売却しようとする。社長の蜜園雫(余貴美子)は購入の条件として、一ヶ月の売上で二千万を達成するよう三人に告げる。フラワー業界で一番大きくお金が動くのは、夜の街、新宿・歌舞伎町だと知ったハルとガクは、ホストクラブに潜入し、『ヨリヌキ』を売り込もうと計画するのだった。そこでハルは店のナンバー1の座をヒロト(黒羽麻璃央)から奪うと宣言する。一方、『蜜園フラワー』は多額の負債を抱えて経営の窮地に立っており、黒龍キリカ(今田美桜)にドラゴンバンクへの買収を提案されていた。『ヨリヌキ』は蜜園にとっても起死回生の最後の希望でもあったのだった…。今週の見どころはなんといっても、ホストクラブに潜入したハルとガクの奮闘っぷりだろう。ハルの方は予告編を見たときから予想していた通り、ホストにはとても向いていて、指名をどんどん増やして順位を上げていったものの、意外なことにあと一歩、『ヨリヌキ』の顧客を掴むことができずにいた。ハルの人たらしであざといトークだけでは、ヒロトが「歌舞伎町の客は義理堅い」と語ったように、客の壁を壊すにはあと少し決め手が足りなかったのだ。さて、一方のガクの方は、これまた予想通りホストの仕事についていけない。ホストと客の暗黙の了解が理解できず、親切心からお客を慰めようとしてかえって怒られてしまったり、ヒロトの客を奪おうとしたと誤解されて暴力を振るわれかけて、ハルに助けられたりと散々な状況だ。ヒロトから「ホストは夢を売るのが仕事」と言われ、ガクがお客に寄り添い始めてから見えるものが変わっていく。客との会話から、彼女たちがどんなものを求めてるのか知ることで、『ヨリヌキ』の新しいサービスを次々と思いつき、凛々の花に対する知識とデータ集めもあって、サイトがよりきめ細やかな顧客のニーズに応えたものにバージョンアップしていったのだ。ハルの宣伝力とガクの技術、凛々のデータ収集と接客。三人揃って初めて、歌舞伎町の人たちの壁を破る決め手となった。「パソコンで何かを作ることは、僕の地味な趣味だったのに、こんなに価値があるって思われて」二千万円の売上を達成し、ガクが自分の仕事の意味に気がついて涙を流すところがとても良かった。彼がパソコンに向き合うときの作業は一人であり、自分の技術が誰かの役にたったことは今までなかったのだろう。おそらく、ガクはこれまでパソコン趣味は「地味」「暗い」と評価されずに来たのではなかろうか。こうして人と会い、話し、仲間と協力し合うことで、自分の技術が誰かの役に立つ価値があることを、ガクは初めて実感できたのだ。彼の技術は、誰かを喜ばせ、それが大きな報酬となる。ハルがガクをホストクラブに連れて行ったのは、部屋で一人パソコンに向き合ってるだけでは見えないものを見せようとしたから…なのかもしれない。ハルはおそらくガク自身よりもずっと彼の技術を高く信頼している。ハッタリも嘘も多いハルの言動だが、ガクに対しての優しい態度や評価だけは間違いのない真実に違いない。地味に見えても、誰にも理解できなくても、人にはそれぞれの秘められた能力がある。その能力はいつかどこかで誰かのために目覚める日を待っているはずだ。ハル、ガク、凛々と三人の力が上手く噛み合うことで、トリリオンゲーム社は大きな利益を出すことができた。彼らの確かなチームワークが掴んだ勝利だったが、喜びもつかの間、トリリオンゲーム社も『蜜園フラワー』も。ドラゴンバンクの黒龍一真(國村隼)によって窮地に追い込まれる。果たしてトリリオンゲーム社はここから逆転する方法があるのだろうか。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年08月03日アイドルグループ・ジャニーズWESTの最新音楽映像作品『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関⻄から-』が、3日発表の最新「オリコン週間映像ランキング」にて、初週売上DVD:4.0万枚、Blu-ray Disc(以下BD):8.4万枚で、「週間DVDランキング」と「週間BDランキング」ともに初登場1位を獲得した(オリコン調べ・集計期間7月24日~7月30日)。同作は、音楽作品のDVDとBDを合計した「週間ミュージックDVD・BDランキング」においても、初週売上12.4万枚で初登場1位を獲得し、映像3部門同時1位に。なお、ジャニーズWESTの「週間ミュージックDVD・BDランキング」1位獲得は、今回が13作連続・通算13作目。 これで「ミュージックDVD・BD連続1位獲得作品数」と「ミュージックDVD・BD通算1位獲得作品数」はいずれも歴代1位タイとなった。
2023年08月03日若手やJr.含めジャニーズタレントの活躍が目まぐるしい2023年も、いよいよ後半に突入。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニオタである霜田明寛さんに、下半期とくに活躍が期待できるジャニーズタレントを3人挙げてもらった。■菊池風磨4月期の『隣の男はよく食べる』、7月期の『ウソ婚』と2クール連続で連ドラ主演を務め、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍ぶり。これまでは2番手の“報われない男”を演じることも多かった菊池さんですが、『隣の男はよく食べる』では色っぽさを、『ウソ婚』では二枚目感も得意の三枚目感も出せて、多彩な魅力が伝わってきます。また、グループとしても絶好調で、Sexy Zoneは今年もドームツアーの開催を発表。バラエティでは中島健人さんとの不仲だった時期をぶっちゃけるなど、結成12年のいまだからこそ出せる絆の深さも感じられます。アイドルもバラエティも俳優も、マルチな活躍がこれからも続くと思います。■亀梨和也8月に4年ぶりのソロシングル『Cross』をリリースする亀梨さん。野球選手をはじめとするアスリートたちの思いを自ら歌詞に綴り、作曲は布袋寅泰さんが担当。10年以上スポーツ界で取材してきた経験が音楽活動でも生かされていて、どんな曲になっているのかいまから楽しみです。また、7月16、17日に開催された、ジャニーズJr.約200人が出演する「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! In Dome」で演出を担当したことも話題になりました。これまで演出を担当するのは堂本光一さんや井ノ原快彦さんなど、亀梨さんより一世代上の先輩たちでした。それが、いよいよ亀梨さんの代にも降りてきた感がある。演者としても演出家としても、期待が高まります。■ラウールパリコレ出演をはじめ、これまでのジャニーズタレントとは毛色の違った活躍を続けるラウールさん。今年に入ってから、ドラマや映画に出演するなどの日本での目立った個人活動がこれといってないにも関わらず、Instagramでクオリティの高いハイセンスな写真やダンス動画をアップするたびに話題になっています。そのダンスは、木村拓哉さんも「ラウールがやってる動きを見ていると、俺できないって思う」と称賛するほどです。6月の誕生日でハタチになったばかりと思えない存在感で、これからもアイドルの枠に収まらない、ワールドワイドな活躍を見せてほしいです。
2023年07月29日若手やJr.含めジャニーズタレントの活躍が目まぐるしい2023年も、いよいよ後半に突入。そこで、『ジャニーズは努力が9割』の著者であり、自身も大のジャニオタである霜田明寛さんに、下半期とくに活躍が期待できるグループを3つ挙げてもらった。■Aぇ! group彼らには“デビューしそうな勢い”を強く感じますね。ジャニーズJr.には「デビューできるかも」と本人たちもファンも期待している一定の時期にしか出せない、独特のキラキラ感がある。いままでは、このある種の“勢いあるフレッシュさ”を出せるのは、基本的には10代のJr.だけだと思っていたんです。でも、彼らはこれを20代で出せているからすごい。最年長の末澤誠也さんは28歳ですが、大人の色気も醸し出しながらこのフレッシュさもある。各個人のバラエティ能力も高く、『ラヴィット!』(TBS系)や『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)などのバラエティでも先輩や芸人たちにかわいがられて重宝されています。TOKIOや関ジャニ∞も20代の頃からバラエティで重宝されてきましたが、彼らのように、テレビ出演を通して今後ますますお茶の間の人気者になっていくんじゃないかと思います。■NEWS今年デビュー20周年のNEWS。8月19日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに全国ツアー「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO」が始まります。同時期に発売されるベストアルバムには、過去の楽曲を3人で歌い継いだものが収録されますし、「METROCK」というフェスなど新しい場所にも登場したりと、「3人体制のNEWSを再構築していく」という気概を感じました。メンバーそれぞれが得意分野でクリエーションに参加した昨夏リリースのアルバム『音楽』もそうですが、音楽面で新しい挑戦を続けています。加藤シゲアキさんが書いた文章を松たか子さんが朗読し、武田鉄矢さんが作詞したことでも話題になりました。彼らは長年やってきたからこその人脈も豊富に持っていますし、自分たちにしかできないことを作品づくりに活かそうとする信念が感じられます。若手ジャニーズばかりが注目されがちですが、もはやベテランの域に差し掛かった彼らにしか出せない新しい魅力を再発見していきたいです!■King&Prince先日開催された初のファンミーティングも大好評で、2人体制になって初のシングル『なにもの』もハーフミリオンを達成。「2人体制のキンプリを応援したい!」というファンが増えているようですね。TOKIOの松岡さんがジャニーズタレントの集まる食事会に髙橋海人さんを呼んだところ、髙橋さんがずっと泣いていたというエピソードを披露していましたが、ジャニーズの先輩たちも2人になった彼らを応援しようという空気を感じます。また、KinKi Kidsの2人から「(俺らと同じ)2人になったね」と切り出されたり、中居正広さんから「どっちがキンちゃんで、どっちがプリちゃん?」と質問されるなど、2人体制になったことを先輩たちが笑いに昇華してくれていたのも、なんだかほっこりしましたね。堂本光一さんが「これから楽屋が広くなるよ。弁当も選びたいの選べる。いいこともいっぱいあるから」とエールを送っていましたが、スケジュールが5人のときより合わせやすいなど、2人組のメリットはたくさんあると思います。そんなメリットを生かして、二人三脚で頑張ってほしいですね。
2023年07月29日HiHi Jetsがこの夏、宮城、東京、大阪をまわる初の全国3都市アリーナツアー『HiHi Jets Arena Tour 2023 BOOOOOST!!』を開催中。11公演で13万5千人を動員予定のライブから7月23日(日)13時開演の東京有明アリーナのステージの模様をお届けします。ダイナミックなローラーパフォーマンスで唯一無二のHiHi Jetsワールドを構築!全員がジャニーズ入所から8年以上というキャリアを持ち、ジャニーズJr.の先頭に立つ存在だ。この夏は、東西Jr.200名が集結する「ALL Johnny’s Jr. 2023 わっしょいCAMP! In Dome」でドームのステージに立ったり、レギュラー番組TX「もう1クールでハイ上がれ!」の第二弾に出演したり、勢力的に活躍中。彼らの止まらない勢いを目の当たりにできるのが、アリーナツアー『HiHi Jets Arena Tour 2023 BOOOOOST!!』。定刻の13時を迎えるとローラーバンクがHiHi Jetsらしいメインステージに、威風堂々登場した5人。赤色のナポレオンジャケットの衣装のその足元は、もちろんローラースケート!クレイジーすぎる止められない衝動を歌うオリジナル曲「JET」で激しくステップダンスを踏むと会場は熱狂の渦に包まれる。勢いよくバンクを滑り出したのは、2曲目。疾走感溢れるダイナミックなローラーパフォーマンスがHiHi Jest最強の武器だ。髙橋優斗さんの「有明、楽しんでるかい?盛り上がってんのかい?OK!今回のライブは声出し解禁です、皆さん。声出せんのかい?楽しめるのかい?俺たちHiHi Jetsの名前を大きな声で呼んで下さい」の声でコール&レスポンスがスタート。HiHiコールでひとつになった後は、HiHi Jetsのファン=H・A・F(ハフ)のH・A・Fコールで盛り上がる。猪狩蒼弥さんがラップでメンバー紹介する「だぁ~くねすどらごん」では、ひとりひとりのキメ台詞が炸裂。井上瑞稀さんは「瑞稀、ピーナッツが好き~」と愛くるしい表情に。猪狩さんは「よくできました」、髙橋さんはキリッとした顔で「今日も皆、可愛いね」と照れ笑い。橋本涼さんはかけていたサングラスをずらして、「愛しとーよ!」とキメ顔。作間龍斗さんは「好きだ、バ~カ」とツンデレな愛の告白をして、会場のボルテージはもはやヒートアップ状態に!?ここで改めてメンバーそれぞれが挨拶。まずは作間さんが「Hey!有明~!元気かーい?元気かーい。OK、その元気、最後までそのままでよろしく」。井上さんが「どうも、リーダーの井上瑞稀です。有明会いたかったか~?俺たちと最後まで愛し合おうぜ、よろしく」と男らしく叫ぶ。爽やかに「どうも~髙橋優斗で~す」と挨拶をした髙橋さんは、真ん中から半分を髙橋チーム、もう半分を猪狩チームに分けて、「盛り上がっていけんのかーい?」と声出し対決を。もう半分のチームを仕切る猪狩さんは「Hey!皆盛り上がってるかい?楽しんでるかい?今日は仕事休みかい?俺らめっちゃ仕事~。仕事だと思ってないですけどね(笑)。こっちチームも負けらんないよね。調子はどうだい?」と声出しで盛り上げる。橋本さんは「HiHiのライブ最高だよなぁ?上のほう、さみしい思いすんなよ。楽しめるよな?下に負けないよな。声出せるよな?下も上に負けねぇよな?楽しめるよな?」とスタンド席から目の前の席まであおって最高のライブをファンと共に作り上げていく。今回は髙橋さんなら、優斗コーナーと題して、メンバーそれぞれのコーナーも。優斗コーナーでは、ソロ曲披露の他、ジャニーズの名作夏ソングが詰まった楽曲メドレーを披露。SMAPの「BANG! BANG! バカンス!」では、ステージ上でスイカ割りに挑戦。目隠しをした作間さんが勢いよくスイカにアタックすると見事に一発でヒット。そのスイカを「美味いなぁ」とワンパクスマイルで食べる猪狩さんと髙橋さん。他にも夏祭りソングがてんこ盛りで夏気分を大満喫!MCではそれぞれの個人仕事について報告もあり、井上さんが主演するTXドラマチューズ! 「なれの果ての僕ら」の話に。「こちらの主題歌『ロベリア』を我々担当させて頂いておりまして。ぜひチェックをお願いします。この曲はバンドやっている方たちからすごく評判良くて。Aぇ! groupのこじけん(小島健)とか、(7 MEN 侍の中村)嶺亜とかバンドグループに音楽的に刺さっているみたい」と喜ぶ井上さん。井上さんのドラマを観た髙橋さんは「結構、エグい。地上派のギリを攻めてるよね」と驚きつつ、2話でLilかんさいの西村拓哉さんのシーンについて「西拓が廊下に呼ばれんじゃん。あのシーンの真相は?」と興味津々の様子!?これには井上さんは「えー、真相は聞いてないよ。お前、そういうとこあるよね。『DIVE!!』の俺のキスシーンの時にさ、『あれキスした?』って聞いてきたし(笑)」と、わちゃわちゃトークを繰り広げる場面も。HiHi Jetsのオリジナル楽曲は、明るく元気な「Pika Pika」のような曲からインパクト大なカッコいい系の「CEO」などバラエティに富んでいてふり幅が広い。新境地開拓な1曲でドラマティックなHiHi Jetsが堪能できるのが、「なれの果ての僕ら」の主題歌でもある新曲「ロベリア」だ。ダークなドラマの世界観にリンクした楽曲で胸を締め付けるようなエモーショナルな5人の歌声が魅力。切ない表情で歌い上げる彼らに引き込まれる。ピアノ演奏が得意な作間さんが演奏を始めるとグランドピアノの周りをローラーで滑る猪狩さん。しっとり優しい時間が流れる。猪狩さんも作間さんの隣に並んで連弾で演奏。するとそのピアノから立ち上がる炎。そんな予想できない驚きの演出の中、新曲「BOOOOOST UP!!!!!」を。HiHi Jetsの止まらない勢いを表現しているかのような激しく花火が吹きあがる華やかなステージは圧巻だ。ラストソングの前にメンバーそれぞれが近況を交えつつ、今の気持ちをたっぷり語る場面も。まずは猪狩さんのコメントからご紹介。「昨日、美 少年が夜公演を観に来てくれて、公演終わりに岩崎大昇と2人でご飯行ったんです。メイクだけ落としてすぐに出て、ちょっとよさげのお店に入って。そしたらお店の方が僕の(ツアーグッズの)ボディシールを見て、ヤバい人かと驚いてたんで、ちゃんとシールだと伝えました。皆さん、この後に高級レストランで予約がある方は気をつけてください。首元に“東京極楽”のシールはやばすぎるので(笑)。今回、そのボディシールは僕らがそれぞれデザインしました。そうやって年々、僕らのやりたいことができて、皆さんに純度高く楽しんで頂ける環境になってきて嬉しいです。やっぱり僕は自分至上主義で今至上主義、ハッピーエンド至上主義なので、皆さんもね、幸せな方に流れていけばと心から思ってます。で、僕らがそのサポートをします。僕ら全力でございます。報われるかどうか別として、僕らを好きになって頂いて大丈夫です。だから皆さん、楽しく生きていきましょう」。猪狩さんの話の流れで井上さんも前日の公演後の話に。「昨日の夜のライブが終わって、 5人でダメ出し終わった後、トレーナーさんにちょっと足をストレッチしてもらおうと思って行ったら、もう誰か寝ていて。マッサージって、下向きに顔が出るじゃないですか。誰かなと見たら岩﨑大昇でした(笑)。ま、それはさておき。楽しかったですか?皆さん以上に、僕自身もすごく楽しんでいます。やっぱりホームなんで。僕、極度の人見知りなんですよね。『わっしょいCAMP!』もありましたけど、『うわあ、大阪の方々や~』なんてね、人見知りしてしまうんですけど。今HiHiを観に来てくれている方たちなら、思い切って手を振れます。指ハートだってしちゃいます(笑)。それくらい皆さんと関係性ができているし、それくらい皆さんのことを大事に思っています。今回は、宮城、東京、大阪ですが、これからももっともっといろんな場所を増やしていきたいです」。ファンと大好きな先輩への愛を語ったのは橋本さん。「自分のソロで『愛を歌います』って言ってましたけど、本当にいろんな愛の形がありますよね。メンバーだったり、家族だったり、友達だったり。こうやってファンの皆さんとライブやっているこの時間も愛の形だと僕は思っています。個人的にね、好きな愛の形は男同士の友情みたいな愛の形。自分の大好きなね、先輩がいて、その先輩への思いも愛。10個以上離れてるけど、なんでこんな遊んでくれんのかなとか、こんな楽しい時間くれるなんて嬉しいなって思う時があるんですよ。ま、今日来てるんですけど…北山宏光です。名前出すとツンデレだから怒られちゃう(笑)。ま、ずっといろんな愛の形が続いていけばいいなと本気で思っております」。独特な例えでファンへの思いを伝えたのは作間さん。「昨日のライブ終わりに、横浜家系ラーメンに1人で食べに行きました。結構混んでいて、4人くらい並んでる状況でしたね。食券を買って通されたのが1番端っこの、店員さんが『あ、後ろ失礼しますね』って言わなきゃ通れないところに座ったんですけど。その後に来た、ふたり組の仕事終わりの方がいらっしゃって、『仕事頑張ってからのラーメンは最高だわ』って言ってて。いやね、なんかもう、僕も分かるっすね。こうやって皆さんの前で力をふり絞って、皆さんに楽しんでいただいてから食べるラーメンって最高なんですよね。僕はね、今この会場にいる皆さんに、僕がラーメンだと思ってもらえるように頑張ってます。日頃の仕事やら学校やら頑張って、チケット取って、ここにやっと来れた。…うわーっ、仕事と学校の後のラーメン最高っていうのと似てません?(笑)。今日もね、最後まで全力で楽しんで帰っていただければ」。ラストは髙橋さん。昨晩のエピソードを話すもメンバーから「無理に昨日の話をしなくていい」と突っ込みが入るヒトコマも。「昨日終わった後は『27時間テレビ』観ました。面白かったです。なんか、ローションボーリングみたいなのをやってたんですけど、今度やりたいなと思いました(笑)。こうやって僕たちのファンの皆さんが集まって下さるのってすごく嬉しいこと。事務所に入る前に全く想像もできなかった人数の人たちに囲まれて、パフォーマンスを披露して、アホなトークをして、ベイスターズの話をして。一緒に楽しんでくださる皆さんがいるっていうことが、当たり前じゃないなっていうのは、俺もライブを行うごとに感じています。ひとり一人ね、上の方もね、しっかりと見えてますから。本当に端から端まで感謝しています。これからも、僕たちを応援して下されば嬉しいです。また来て下さい」。アンコール後、ラストに猪狩さんが「有明、楽しかったかい。最後みんなの声を聞いて終わりたいなと思います。俺がなんか言ったら、「HiHi(ハイハイ)」って返事してください。分かりましたか?」。「HiHi」と返すファン。「今日は楽しかったですか?」(HiHi)、「赤ちゃんが歩く?」(HiHi)、「今日この日のことずっと覚えててくれますか」(HiHi)に続いて、「俺たちも絶対この日のこと忘れないから。皆のこと、愛してるよ」(HiHi)、「これからも俺たちのこと、ずっと愛してくれますか」(HiHi)で最後、今日イチの声の大きさで「HiHi」の声が会場に響き渡る。そんなHiHi Jetsとファンの絆を改めて再確認するような感動的なやりとりは胸アツ!構成は猪狩さんを中心に考案するというHiHi Jetsのライブは、タイトル通り勢いの感じられる唯一無二のHiHi Jetsワールド。ツアーは8月16日(水)、17日(木)の大阪城ホールとまだまだ続き、今年はライブ三昧の夏を送ってるHiHi Jets。ラストソングの「Eyes of the future」で歌う彼らの瞳に映る未来とは一体…!?夢のままもう終われないと、前を向く5人の未来は希望に満ち溢れている。写真・小池理恵、取材、文・福田恵子
2023年07月27日ブログやTwitterでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。『トリリオンゲーム』(TBS系)の第1話で、セキュリティチャンピオンシップにて優勝即失格になったハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)だが、二人の前に祁答院(けどういん)一輝(吉川晃司)と名乗る胡散臭い男と秘書の女子高生・水樹風華(あかせあかり)が現れ、3千万円を出資すると持ちかけてくる。祁答院の出した『パワハラー』な出資の条件もハルは軽々とクリアして、出資金をゲット。二人は会社名に『トリリオンゲーム社』と名付け、まずは人材確保をしようとする。ハルの出した求人広告とステマのおかげでたくさんの応募者が押し寄せた中、ガクは面接での生真面目で公平な姿勢の高橋凛々(福本莉子)に好感を持ち、彼女を採用する。凛々の入社歓迎会の席、ハルは彼女に対し、いきなりトリリオンゲーム社の社長になるように言う。第2話では出資金も手に入れ、ハルとガクの会社が本格的にスタートを始める。新しく登場した祁答院は、チャラチャラした雰囲気でいかにも怪しげな男だ。靴の裏にハートマークが入っているのがトレードマーク。仕草もキザが身についている。まだ経験の浅いハルとガクの会社経営に酸いも甘いも噛み分けたような大人の思惑が入ることで、どんな化学反応が起こってくるのだろう。祁答院の秘書の水樹は現在ガクの秘書になっているようだが、ハルのスカウトを一度は断っているのに一体なぜ…?そしてもう一人の登場人物、高橋凛々も忘れてはいけない。彼女は堅物と言われるぐらい、公平さを守り、真面目で努力家だ。ハルは目的を達成するのに手段は選ばないのに対し、凛々は逆にズルをするぐらいなら目的が達成できなくても構わないまっすぐな人間だ。ハルとはまさに正反対の性格である。ハルからすれば自分と全く違う凛々の真面目さは、彼のやり方の邪魔になる可能性もあるだろう。しかし、ハルは面接で出した問題の模範解答をした人物を採用するか迷うガクに、「面接は一緒に仕事をしたいかどうかだ」と、本音では凛々を雇いたい彼の背中を押すような発言をしている。キリカから「堅物」と指摘されて、凛々が自分の判断の真面目さを卑下したときにも、ガクとともにハルが言う凛々が持つ「真面目さ」への強い肯定に、こちらも胸が熱くなった。「真面目さ」というのは本来長所のはずだ。でも、凛々は常々その真面目さを評価されず、就活では仇にすらなっていた。キリカの言うように、経営者にはときに狡さもしたたかさも必要なのだろう。しかし、ユーザーを騙そうとする経営者より、ユーザーをまず第一に思う誠実な経営者から、人はものを買いたいのではないだろうか。彼女の地道な努力で作り上げたデータと知識、ユーザー重視の誠実な視点があったからこそ、トリリオンゲーム社はヨリヌキという新事業で、祁答院に約束した目標の売上を達成することができたのだ。ハルとガクの「バカ正直な性格の凛々が必要だ」という言葉は、真面目さを笑われながらも一生懸命頑張って社会を支えている人たちに届いてほしい言葉だと思う。もしかすると、ハルにとっては自分とは違う人間であるガクと凛々こそ、必要としてるのかもしれない。ハルと同じ種類の人間…となると、やはりそれは黒龍キリカ(今田美桜)だろうか。キリカはなんとしてもハルとガクを手に入れようとしており、対等のビジネスパートナーになるのではなく、出資金にしてもECサイトの協力にしても、彼女が主導権を握ろうとしている。ハルとキリカ、お互い世界一のワガママで似た者同士だからこそ、好意があっても手を結ぶことはできない。支配するかされるか。まさに戦い合うのが運命のような男女なのだ。さて、先週のハルは神主スタイルで視聴者もガクも呆然とさせてくれたが、今週のハルはなんとヲタクスタイルでキレッキレのヲタ芸を披露してくれた。…と思いきや、ラストはホスト!しかも今度はガクを巻き込んでいる。ハルにとってホストは似合いすぎてこちらの期待に応えてくれそうだが、逆にガクとホストという相性最悪な状況もとても楽しみな来週だ。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年07月27日Summer Paradise 2023『Make 侍 Noise』でグループとして有観客では初めてのサマパラ公演が実現した7 MEN 侍。7月23日(日)~8月8日(火)までTOKYO DOME CITY HALLでの本公演に先駆け、7月22日(土)に行われたゲネプロの模様を囲み取材のコメントを交えながらレポートします。7 MEN 侍が目指すのは変幻自在に進化していくグループ!真夏のこの時期、TOKYO DOME CITY HALLで行われるジャニーズの恒例ライブイベントとしてすっかりおなじみの『Summer Paradise』(通称サマパラ)。2020年に配信公演で初めてグループで出演した7 MEN 侍が今年、有観客でステージを開催。昨年秋には単独ツアーをZeppで行うなど、バンド演奏ができるグループとして活躍中の彼ら。今年のサマパラのタイトルは、『Make 侍 Noise』。6人がどんな歌声を届けてくれるのか期待が高まる。今回のセットリストの大枠や全体の構成は、佐々木大光さんが主に担当。7 MEN侍と観客の皆の声で世界にひとつしかない楽譜を作り上げるステージだ。それにはファンの歓声が必要不可欠。始まる前からスクリーンには、サムライコールでひとつになる仕掛けが用意される中、ライブがスタート。1曲目は彼らのオリジナル曲「サイレン」。ゴールドを基調とした煌びやかな衣装に身を包んだ6人がムービングステージに乗って登場。絵を描くことが得意で知られる中村嶺亜さんがデザインを手掛けた拡声器を持って歌う場面も。ステージの端に中村さんが腰かけるなど、それぞれが思い思いの見せ方をしながら、胸の高鳴りを歌声で伝える。続いて菅田琳寧さんが振付を担当したSnow Manの「Grandeur」を。6人がズラリ横一列にステージに並んでオリジナルのアグレッシブなダンスを披露。菅田さんは夏のライブで1曲振付の構成を考案するのは定番なのだそう。通常は1か月かけてじっくり作る振付を1週間もないスパンで考えたとは思えないほどの仕上がり。指先のしなやかなダンスまで息ぴったりだ。グループ初のクランプスタイルの振付に挑戦したのは、SixTONESの「Outrageous」。この曲は佐々木さんが中心となってダンスをリードしていく。佐々木さんが「この曲を踊った動画を井ノ原快彦さんに送ったら、7 MEN侍の新しい色が出て来たね」と褒められたというエピソードを明かしていた通り、下半身のウェーブが特徴でダンスが新鮮。もともとクランプを習っていた佐々木さんがリードしてたった2日の特訓でメンバーが振りを修得したのだとか。体力には自信ある菅田さんでさえ「筋トレしているような感じで大変」、本髙克樹さんが「今までやった楽曲の中でも、1番運動量が多い曲」と断言していたので、ハードなダンスもみどころ。この日集まったマスコミに向けてのトークが繰り広げられたMC。中村さんが「きっとこれから来てくれるファンの皆さんも、久々の声出しなので、なかなか慣れない方もいると思うんですけど。それをぶち壊していけるように僕たちを盛り上げていきたいなと思っています。こんぴーはどう?」と今野大輝さんにライブへの想いを尋ねると「TDCっていう昔から先輩のバックでつかせてもらっていた俺らがさ、メインでやれるっていう…感慨深いよね」と、しみじみ。『Summer Paradise』というイベントタイトルになる以前の『SUMMARY』のHey! Say! JUMPの他、Sexy Zone、A.B.C-Zの『Summer Paradise』のバック時代から、夏のこの時期、TDCのステージに立ってきて、単独でライブができることは感慨深いというメンバーたち。中村さんは「過去のステージと比較されても負けないように、頑張りたい」と意気込みつつ、「この後、このステージで何やると思っていますか?何を期待されていますか?もしかして、水着Jr.を期待されていますか(笑)」とマスコミ勢を見渡し、笑わせる。佐々木さんは「こんなにゲネプロで皆さんが笑ってくれたことって今までなかったよね?」と喜び、7 MEN 侍のトークの腕が上がったと湧く6人。これからライブ参戦する方にとって見逃せないのが6人6様の個性が光るソロ曲。随処に彼らが会場を所狭しと縦横無尽に駆け抜け、ファンのすぐ目の前に登場する場面もいっぱい。矢花黎さんはコミカルな楽曲を選曲。歌唱の途中、「2番もやると思ってました?」など、絶妙なアドリブで会場に呼びかける場面が多々あり、コメディセンスが光りまくり!恋人にしたいJr.ランキングで1位に輝く中村さんは、甘いラブソングでのパフォーマンスもさすが。ハートマークを指で描くなど、可愛らしさ全開だ。キーボード担当の本髙さんは、得意のピアノソロ演奏でしっとり聴かせるコーナーとまたそれとはギャップを感じられるエレクトリックな曲の2曲の見せ場がある。今野さんはスタンドマイクを前にセクシーにギターをかき鳴らす楽曲、菅田さんはコール&レスポンスが楽しい可愛らしい曲をチョイス。まるで最終兵器のようにラストスパートでようやく披露するのがバンド演奏だ。やはり7 MEN侍のライブで外せないのはバンド。佐々木さんは今回のライブを作るにあたって、井ノ原さんに「僕ら7 MEN 侍らしさってどんなところですかね?」と電話で相談したという。井ノ原さんからは「自分たちらしさは10年、20年かけて見えてくるもの。ジャニーズJr.の今はそれをずっと探す道のりだ」という有難い言葉を頂いたそう。「それで今回、ラストスパートまでバンドをやらないというちょっと新しいことをしてみました。井ノ原くんの言葉あって、こういうライブが作れました」とゲネプロ後、佐々木さんがセトリ作りの裏側を語っていた。目玉のひとつは、終盤に披露した7 MEN 侍の新曲「Hot Night」。この曲をプロデュースしたのがSexy Zoneの菊池風磨さん。スポーティなユニフォーム風の赤色のセットアップ新衣装も菊池さんのアイディアで新しい彼らの魅力を引き出している。どこか挑発するようなダンスにセクシーさが感じられる楽曲で菊池さん案ならではの新曲に。ゲネプロ後にステージ上で行われた囲み取材では、ライブへの意気込みを語ってくれた6人。トップバッターで語った中村さんは「先輩たちのバックで育ってきたこのステージ。久々に声出しができるライブということで、本当に心から楽しみにしてますし、 皆さんの声が聞けるのも楽しみ。僕たちのオリジナル曲に掛け声のパートがあって、実際に皆さんの声で、ということはやったことがないですからね。今回は、僕だったらデザイン、大光は構成と振り付けなど、それぞれ責任を持って作った作品。皆さんと最高の夏の思い出を作りたいです」と、最年長らしく頼もしいコメントを。「Grandeur」の振付を担当した菅田さんは「TDCホールで、有観客でやらせてもらうっていうのは初めて。3年、4年ぶりの声出しライブなので、皆様の温かい歓声、皆さんの声がないとライブが完成しないっていうくらい(笑)。やっぱり久しぶりにね、声を出して、コール&レスポンスやコミュニケーションが取れるのは本当に楽しみ。公演数はとても長いですけど、1人1人、楽しんで帰ってもらえるようなライブにできるように頑張りたいです」。今野さんは「僕ら、昨年Zeppツアーをやらせて頂いたんですが、それぶりの単独ライブということで、僕らも、お客さんもかなり気持ちの上がったライブになるかなと思いますので、熱を上げてやっていきたいです。今回、グッズでジャンボうちわを初めて出させていただくので、その辺もぜひチェックして頂ければと思います」とグッズにも注目してほしいと柔らかな笑顔でアピール。構成を担当した佐々木さんは「今回、『Make 侍 Noise』というタイトルがついていますので、 その通りお客さんに叫んでもらいたいっていう気持ちと……声を出して、僕たちがライブを作り上げて、1枚の空白の楽譜を作っていくというコンセプトになっているので、本当に一体感のあるライブを作れたらなと思っています」と最年少とは思えないほどグループとライブを引っ張る存在と判明。今回の『Make 侍 Noise』というタイトルを考案した本髙さん。「おそらくここにいるほとんどのメンバーが、『SUMMARY』などでJr.マンションの一室で踊っていて。こうしてメインでやらせて頂けるっていうことが、何よりも感慨深いです。今回のライブタイトルだけ聞くと、いっぱいバンドやるのかなと思いきや、蓋を開けてみたら、1番今まででバンドが少ないんじゃないかっていう位にね、結構最後の最後まで溜めています。とはいえ、タイトルにある通り、皆さんに声を出して頂きたいという思いで、ライブ全体を作っていますので、 やっぱり皆さんの声をね、僕らは1番聞きたい。この声がより大きくなっていって、いつかはこの隣にある、東京ドームに7 MEN侍でも立てるようになれたら嬉しいです」。矢花さんは「僕が自信を持って言えることが1つ。間違いなく、ジャニーズJr.で1番『Summer Paradise』に出ている自信があります。『SUMMARY』から『Summer Paradise』になった2015年、2016年もほぼ全部出ていましたし、17年、18年も…。1番出てきた人間として、遂にメインを張れるのは非常に感慨深いです。僕らの1番最初のオリジナル曲が『サムダマ』という曲で、コール&レスポンスが入っている曲。それを初披露したのもこのTDCホールでの配信ライブ。やっと声を出して、皆さんとオリジナル曲を楽しむことができるっていうことも非常に感慨深いです」と、これまでのTDCのステージを振り返る口調が熱い。本公演にて初披露曲もあり、参戦したファンにとって特別な夏の思い出になりそうな7 MEN侍のサマパラ公演。今回はゲネプロだったが、このステージはファンがいてこそ完成するもの。全体的に一緒にクラップしたり、コール&レスポンスが求められる曲もふんだんに盛り込まれ、一体感と彼らとのコミュニケーションを存分に味わえる魅力的なライブになっている。この日、中村さんが語っていたのは、グループの展望。「僕たちってバンドのイメージがありますけど、バンドもやるし、ダンスもやるし、変幻自在に動ける柔軟さを武器にしたい。バンドだけで攻めなきゃと考えず、『7 MEN侍ってすごい変化があって面白いよね』って言って頂けるようにその時その時の変化を恐れずに変わってくのが強みにしていきたい。そういう意味では、今回のライブは勝負できたかな」と、笑顔を覗かせていた。今後も変幻自在に魅せる7 MEN侍ワールドに期待大!写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年07月25日Sexy Zoneがニューアルバム『Chapter Ⅱ』を引っ提げたサマーツアー「SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ」を開催。梅雨明けの真夏の太陽が照り付ける7月21日(金)、横浜アリーナで行われた日本でいちばん熱いステージの模様をレポートします。3大ドームが決定したSexy Zone第二章の幕開けは攻めのダンスからスタート!今年11月16日にデビュー12周年を迎えるSexy Zone。メンバーそれぞれがドラマや映画、バラエティ番組で勢いたっぷりの活躍ぶりを見せる中、行ったサマーツアーは今の彼らを表明するようなステージ。若者の流行の発信地である東京・渋谷の街並みをイメージしたセットの前に4人が登場すると今までの彼らのライブでは想像もつかない激しい攻めのダンスナンバーからスタート!ほとばしる情熱をまき散らしながらパフォーマンスする4人の姿から、前へ前へと突き進もうとするSexy Zoneの新章が幕開けしたことが1曲目からビシバシ感じられる。今回のツアーは、最新オリジナルアルバム『Chapter Ⅱ』を引っ提げたステージ。前作『ザ・ハイライト』の懐かしい空気感もありながら、サウンドの幅が広がって新たな彼らの表現が堪能できる楽曲ばかり。メンバー全員で話し合って決めたというタイトルには、“Sexy Zone第二章”という想いが込められたもの。ライブでは、等身大の大人な楽曲を鋭い感性でエネルギッシュに歌い、とにかく踊りまる“攻めのSexy Zone”に圧倒されっぱなしだ。イントロと共にファンの「ワーッ!!」という凄まじい期待の声が巻き起こったのは、9月20日発売のニューシングル「本音と建前」。現在放送中の菊池さん主演ドラマ「ウソ婚」の主題歌で椎名林檎さんが作詞作曲を手掛けた曲だ。ドラマのテーマである“ウソから始まる甘酸っぱくて大人のラブストーリー”を彷彿とさせる世界観で新鮮なSexy Zoneの魅力を開示。彼らのいつになく色気たっぷりな声色と耳に残るメロディで心を掻き立てられるような大人なナンバーを表情豊かなパフォーマンスで届ける。そして、新曲のカップリングであり、中島さんが主演吹き替え声優を務める映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』の日本語吹き替え主題歌「Try This One More Time」も披露。映画の舞台が90年代ということでその時代のちょっと懐かしいヒップホップの曲調とラップがアクセントに。男らしくワイルドなラップで新たなSexy Zoneに触れられる一曲で会場が同じタテノリのリズムを刻み、一体になる。「極東ダンス」のステージの立ち位置のミスを中島さんが「Sexy Sorry!」と謝罪したMC。「熱気がすごいですね、皆さん」と声出しが解禁してファンの歓声のすごさにしみじみしていた松島さん。じつは、声援が全部“聡ちゃん”に聴こえて反応してしまうそうでメンバーから「アイドルの鏡じゃん」と褒められる場面も。「ていうか、勝利くん、髪いいっすね」と菊池さんが佐藤さんの髪型について切り出したことから盛り上がったのは、メンバーの最新髪型事情。ウルフヘアからサイドを少し切って、男っぷりが増したニューヘアに「結構好き」「大好き」と盛り上がるメンバー。照れた佐藤さんは「聡くんもね、今日の髪型は結構、飛ばしていて。クールに見えるし、なんかよく見るとキラキラしてる?ラメ?」と松島さんの編み込みヘアを絶賛。前髪アップヘアは、心境の変化なのか問われると「北海道公演で(前髪を上げた髪型に)歓声を頂いて。また歓声が欲しくなっちゃって(笑)」と理由を明かす松島さん。この日、サラサラストレートヘアだった中島さんは「ライブで結構、楽なんだよね。皆、自然な俺が好きでしょ?ほどほどにしとけよ、お前ら!!」と煽ると会場のファンは絶叫。これには「危険な男だ」とメンバーも認めるデンジャーぶり!?中島さんは「ポイズンよ、俺」とドヤ顔をして、菊池さんのドラマの役作りヘアに触れると、そこからそれぞれの出演ドラマやバラエティ番組の話で約15分のトークタイムが終了!それぞれ自分の言葉で、ありったけの今の想いを感動的に語ってくれたのは、ライブ終盤のあいさつ。まずは中島さんが「喉、乾いた~。皆は大丈夫そう。乾いてる?まあ、俺の存在…、俺らの存在で、少しでも潤すことができたらなって」とトップバッターで語り始める。「皆さんの声援、黄色い声援をいつもエネルギーにステージに立っています。 そして、ライブに立つごとにこう思います。日々、生きていく中で、すごく人生の緩急みたいなものがあるんだけど、なんかその緩急があって、上がり下がりしている中で皆に会えると、どんなに落ち込んでいても、1人の人間としても、アイドルとしても、強くなれる気がしていて。本当はエネルギーを与えなきゃいけない立場なのに、いつも皆さんから、ライブやメディア、SNSを通じて、エネルギーをもらっています。ありがとう。音楽、パフォーマンスに今の自分の全力、今のSZの全力を注いで、これからもステージに立って、皆さんと一緒に前に進みたい。その先にあるバラのつぼみを一緒に探しに行きましょう」。ポエムのような美しい言葉を放った後、ラストは指をクルクル回しながら、「セクシーサンキュー!!」の言葉で締めるのが言葉の魔術師・中島さんらしい。続いて、深々と頭を下げてからひとつひとつの言葉を噛みしめるように丁寧に語ったのは、佐藤さん。「『Chapterz Ⅱ』、“第二章”と題してツアーをまわっています。今回は“攻める”ってことをテーマにしてずっとやっているんですけど、ずっと攻めていたい。『これからずっと攻める』って言ってきたと思うんですけど、まぁ、何をしたいかって言ったら、逆に聞こえるかもしれないけど、守りたくて。攻めることで今のSexy Zoneが守られると思うし、攻めることで前向いているように見せられると思うし。それで Sexy Zoneがずっと前向いて前に進んでいけると思う。だから、攻める、攻めるって言っているけど、僕はやっぱSexyZoneを守るためにそうしたい」と、まっすぐに前をみつめる。攻めることでSexy Zoneを守り続けたいと力強く宣言してから、頼もしい表情でこう語る。「そして、皆のこと守らせてください。どんどん、どんどん上を目指して攻めていきます!ずっとずっとついてきて欲しいなと思います」。マイクを会場のファンに向けながら、「声を出せますか? やってみる?行くよ!」とコール&レスポンスでコミュニケーションを楽しむことから始まった松島さんのあいさつ。「ケンティー」「風磨」「勝利」「聡ちゃん」「マリ」「Sexy Zone」とメンバーの名前を客席に投げかけ、ファンとひとつに。「お母さんみたいな眼差しで見てくる(笑)」と自分をみつめる眼差しの優しさが“お母さん”みたいと笑う。「こうやって声を出すことができて、皆さんのエネルギーを直接もらうことができて、ホントに嬉しかったです。ずっと笑っていたいですよね。楽しいことを、みんなといろいろ共有できたらいいなっていうのは、いちばん伝えたいことです。人の心に寄り添う方法って、たくさんあると思うんですけど、僕たちの場合は、音楽とか、こういったパフォーマンスとか、文章など、いろんな表現方法があると思うんですけど、その1つ1つを今日この会場に来て下さっている皆さんもそうですし、今日来られなかった、今回のツアーに来られないよっていう全てのファンの皆さんに、 愛をいろんな形で届けていきたいなって改めて思いました。きっと皆さん、自分自身で乗り越えなきゃいけないこともきっとたくさんあると思うし、 仲間と共に乗り越えなきゃいけないこともたくさんあると思うんですけど、決して自分1人だけだと思わず、僕らもいますし。セクシーファミリーとして、お互い支いあえたらいいなって思いました。今日はホントに素敵な時間をありがとうございました」。最後は菊池さん。「皆さん、本日は本当にありがとうございました。『ChapterⅡ』と題したにはワケがありまして。まずは、皆さんのおかげでドーム公演を昨年完成することができました。長い時間、待たせてしまいましたが、皆さんと一緒に5人でドームに立てたことは僕たちの宝物だと思っています。ただ、それでまた燃え尽きることはなくて、ここからもう1回帯を締め直して、また新章開幕、幕上げと行きたいなという意味を込めて、『ChapterⅡ』というツアーとアルバムにしました」。そうタイトルに込められた想いを説明してから、語ったのは、大切な仲間のひとりマリウス葉さんについて。「5人から4人になって、マリウスさんが卒業して今、インスタグラマーとして頑張っていますし。(インスタを)覗いてみてほしいですけどね。ちょっとね、彼はパリピっぽいですけど(笑)。それぞれの道を、それぞれが歩いていく中で、僕たちも皆さん1人1人の新たな背中を押せる存在になれればいいなと日々、尽力して参りたいと思います。また、大きい夢を見るため、今はまだ夜明け前かもしれませんが、夜明けのきれいなオレンジを見に行くべく、この曲で皆さんと1つになりたいと思っております」と、グループの輝かしい未来に思いをはせ、次の曲紹介へ。この日いちばんの大歓喜に包まれたのは、アンコール。まずは菊池さんが「俺らのライブってアンコールで撮影、ダメなんだっけ?」と切り出す。中島さんが「えっと、イノッチ社長に聞いてください(笑)」とやんわりNGを出しつつ、「セクシーラバーズの皆さん、今日、俺らと会えて嬉しかったですか?横アリ初日最高の時間になりました。楽しかったか?叫び切ったの?まだまだ叫べる?最後に俺らの名前叫べる?」と、繰り返しファンをあおりまくる。ラスト、「We are Sexy Zone」とグループ名をみんなで叫ぶ場面で、「俺たちの名前、全力で叫んでください。行きますよ。せーの!!」と意気込んだ途中で、いきなり中断!?すると、ステージのスクリーンにSexy Zone初の3大ドームツアーの日程が発表され、ファンの嬉しい悲鳴と大きな拍手が巻き起こる。菊池さんは「Sexy Zone、3大ドーム、ぶっかまし~!!」と叫び、最高の笑顔に。鳥肌が立った松島さんを見て、中島さんは「鳥肌がすごすぎて羽根が生えそうなレベル(笑)」は大騒ぎ。そして、昨年のドームライブ発表では、佐藤さんが体調不良でステージに立てなかったため、ファンと一緒に感動の瞬間を味わえなかったことが話題に。画面越しでその瞬間を見守っていたそうで、「去年のドーム発表を画面越しで観ていて、すごいなと思ったけど、やばいね、興奮が。俺、去年は(ステージ上でこの感動を味わうことを)叶えられなかったから、これだけ盛り上がってくれてありがとう」と特上の笑顔でお礼を言う佐藤さん。2大ドームから3大ドームと会場をひとつ増やせたことに「1個、レベルアップしたぜ~!」と、嬉しさを噛みしめる4人。そして、東京ドームの日程はクリスマスシーズンということで、「えー、ちょっと。また一緒に過ごせちゃうのね」と松島さんは大興奮。中島さんは「すごいよね。どのアーティストも、アイドルもさ、クリスマスにドームで絶対ライブやりたいじゃん? …俺らがクリスマスに雪降らします!!(笑)」、みんな、「サンタコスプレしたい!」などプランを語り、ハイテンション。サプライズ成功の記念に松島さんが「写真を撮っておく?」と提案。「いや~、写真はダメなんですって。ちょっとSNSがダメで」と言いながら、自分のスマートフォンをステージ上にスタンバイさせていたのは菊池さん。そこからは、「撮っちゃえ!!」と4人だけの撮影タイムに突入。松島さんは帽子をかぶりながらも前髪を必死で整える姿が可愛らしい。「じゃあ、自撮りは面倒臭いから、撮ってくんない?」と、オフィシャルカメラマンをステージに上げて撮影。カメラマンに「マリウスじゃないよね?」と確認する松島さん。「あんな襟足、長くないだろ。今のマリウスの新しい髪型かっこよくね?」と盛り上がる一同。そのはしゃぎぶりが微笑ましい。「テンションが上がっていて、今、いろいろトラフィックジャムですけど(笑)」とパニックになりつつ、インスタ用の写真を撮影し、最後に「3大ドーム、決まりました!!絶対来てくれよな」。会場のファンを入れて、メンバーの記念用の写真もパチリ。そんなわちゃわちゃ写真タイムの後は、「Sexy Zone、3大ドームも決まったってことで、さらなる愛で俺たちの名前を叫んじゃってください」と今度は全員揃って「We are Sexy Zone!!」とパワー全開で叫ぶ。思わぬサプライズに会場の興奮が冷めやらぬまま終わったこの日のステージ。佐藤さんがSexy Zoneを守るためには、攻めて突き進まなくてはいけないと語っていた通り、攻めのパフォーマンスからは、歩みを止めない力強い覚悟が感じられた。菊池さんの言葉を借りて言うなら、夜明けの美しく感動的な光景のようにまだまだ彼らは見たこともない景色をたくさん見せられる可能性に満ち溢れている。Sexy Zoneは、今からがさらに面白い。写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年07月24日ブログやTwitterでドラマの感想や情報を発信して人気を博している、蓮花茶(@lotusteajikkyou)さん。2023年7月スタートのテレビドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)の見どころを連載していきます。ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)が金曜10時からスタートした。最初に感想を言ってしまうけど、めちゃくちゃ面白かったー!まだ何者でもないハル(目黒蓮)とガク(佐野勇斗)のコンビが次から次へと襲い来る試練を大胆な発想と行動力で破っていく展開が小気味よい。気がつけば画面の前で前のめりに夢中になって視聴していた。全てを手に入れると豪語する自称『世界一のわがままな男』天王寺陽(ハル)と、内向的だが、パソコンの能力は天才的な平学(ガク)が、1兆ドル稼ぐ大金持ちを目指していく。中学時代に初めて出会った二人は、偶然日本でもトップのIT企業である『ドラゴンバンク』の最終面接会場で再会する。しかし、面接の結果、ガクは不合格。落ち込む彼のもとに、内定式を蹴って颯爽とハルが現れた。自分のようなコミュニケーションの得意な人間にはガクのように技術力のある人物が必要だから、一緒に起業しようと誘う。ガクは途方もなく大きな夢を語るハルに魅せられ、彼と起業することを決意する。ハルは早速資金集めに、個人投資家を回るが、結果は思わしくない。そこでドラゴンバンクの最終面接で会った社長令嬢の、桐姫こと黒龍キリカ(今田美桜)のところへ出資を依頼に行くのだった。桐姫からの「目隠しをしてビリヤードの球をすべてポケットに落とせ」という無茶振りに、イカサマを使って勝利したハル。彼女はハルとガクの有能さを面接時に見抜いており、彼らに持ち株51%を条件に1億円出資する。ハルとガクをなんとしても手に入れようとする桐姫に対し、ハルは彼女からの出資を餌にして新たな出資者を見つけようと画策。その時、ドラゴンバンク主催のセキュリティチャンピオンシップが開催されることを知り、自分たちを売り込むチャンスとばかりに、二人は優勝を狙うことになるが…。さて、このドラマの見どころは、何と言っても目黒蓮演ずる、ハルの破天荒で大胆不敵なキャラクターだろう。しかし彼の大言壮語は、予想外の発想と恐るべきコミュニケーションスキルで次々と実現していく。彼は「世界一のワガママ」と自称するものの、相棒であるガクを決しておろそかに扱うことはない。それどころかガクをとても大切にしており、時には彼に尽くしているようにすら見える。例えば、起業してお互い10万円ずつ出し合った出資金を、ハルはまず最初にガクが座るための高級な椅子に使ったのだ。セキュリティチャンピオンシップへ参加したときも、問題を解き続けるガクの横で大量の激辛チャーハンを作り…まではともかく、キーボードを叩き続けるガクに甲斐甲斐しく食べさせてあげている。ガクの勝利は二人の起業と投資家を集めるために必要なことだ。ハルが持ち前のコミュニケーションスキルと悪魔的な発想でガクを助けるのは当然としても、彼の行動にはガクの技術に対する強いリスペクトを感じるのだ。就職市場に置いて、いや、現代社会では、人間の持つ様々な長所を無視し、異常なまでに『コミュニケーションスキル』を求められる。確かにコミュニケーションスキルは必要だろうが、それを活かすのは確かな技術力あってのことだろう。ハルは常に笑顔を絶やさず、ハッタリを効かせた調子のいいことを喋り続けている。しかしふとした瞬間に、笑顔ではなく切なさを含んだような表情を何度もよぎらせている。その彼がいう、「世界一の大金持ちになって全てを手に入れる」は単に物質的なものの話なんだろうか。第1話で映し出された、ドラマの現在の時間軸のシーンで、ガクは世界長者番付に乗るほどの大金持ちになっている。だが、彼の隣にハルはいない。ハルのいう「強すぎる友情パワー」がどうやってガクをこの場所へ連れて行くのか、二人の痛快な躍進に目を輝かせている桐姫のごとく、期待を持って見守りたい。ドラマコラムの一覧はこちら[文・構成/grape編集部]
2023年07月20日ジャニーズWESTの藤井流星が主演を務める舞台『NOISES OFF』が上演されることが19日、わかった。同作はイギリスの劇作家マイケル・フレインによって書かれ、1982年にマイケル・ブレイクモアの演出により、ロンドンで初演。1992年にはピーター・ボグダノヴィッチ監督により映画化され、その後もウエストエンド、ブロードウェイはもちろん、世界各地で繰り返し上演されてきたシチュエーションコメディだ。今回、戯曲を鋭く緻密に読み解くことで知られる森新太郎が演出を担当し、最近では『正しいロックバンドの作り方 夏』や『ハロルドとモード』で舞台経験を積んでいる藤井が、今作で舞台単独主演に初挑戦する。同舞台は、11月4日~11月12日に大阪・森ノ宮ピロティホール、11月16日~11月29日に東京・EX THEATER ROPPONGI、12月4日~12月10日に福岡で上演される。コメントは以下の通り。■藤井流星『NOISES OFF』の出演が決まったと聞き、舞台の出演は久し振りな上に単独主演としては初めてとなるので嬉しかったです。この作品は僕が演じる役、そしてその役が演じる役があります。舞台上でお芝居が進行しながらも同時に舞台裏の話も進行しているという二重構造の脚本を初めて読んだので最初は読み方に苦労しましたが、同時進行する舞台上、舞台裏の両面でのドタバタ劇がどういう風に表現出来るのか楽しみです。そして、森新太郎さんに演出をしていただけるとのことで、同じくジャニーズWESTのメンバーの小瀧(望)が『エレファントマン』でお世話になっていて、色々学んでいる姿、話を聞いていたので、僕も、色々と学ばせて頂きたいと思っております。コメディ作品なので、観に来てくださる皆様に楽しんで笑ってもらえるように全力でがんばりたいと思います。劇場でお待ちしております!■森新太郎これまでも数多くの演劇人によって上演されてきたドタバタコメディの金字塔的作品です。あまりにもドタバタが過ぎて、終盤の狂いっぷりにはもはや不条理劇の凄みすら感じます。 私はそこに強く惹かれました。おそらく初の試みだと思いますが、今回の『NOISES OFF』では関西弁が大いに飛び交います。果たしてどんなことになるのか、一言で言って「未知」です。かつてなく軽妙、そして馬鹿馬鹿しいエネルギーに満ちた『NOISES OFF』になれば良いのですが! どうぞお楽しみに!
2023年07月19日「出演者のラインナップを見て驚いたのが、Jr.時代から切磋琢磨してきた同世代ジャニーズが多いこと!Sexy Zoneをはじめ、Snow ManやSixTONESという、今のジャニーズの中核を担う世代の活躍が、ドラマでも見られるのは本当にうれしいことです」こう語るのは、『ジャニーズは努力が9割』の著者・霜田明寛さん。今年の夏ドラマでも、ジャニーズが大活躍!そこで「今期も見逃せない作品ばかりで、ワクワクが止まりません」という霜田さんに、注目ポイントを聞きました♪■Sexy Zone 菊池風磨(28)/ Snow Man 渡辺翔太(30)『ウソ婚』(フジテレビ系・火曜23時~)「『ウソ婚』では、菊池風磨さんご本人の色気を存分に発揮した演技が期待できますし、ふだんから仲よしの渡辺翔太さんとの共演にも注目です。ラブコメということで、二枚目も三枚目も器用に演じられる菊池さんには、もってこいの作品ではないでしょうか。渡辺さんがどんな演技を見せてくれるかにも注目したいですね」■SixTONES 松村北斗(28)/ なにわ男子 西畑大吾(26)『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系・土曜23時~)「2人とも朝ドラ経験のある演技派俳優ですし、知的な雰囲気が探偵という役柄にピッタリですよね。松村さんと西畑さんは初共演ですが、雰囲気が似ているところがあるので、現場で仲よくなってくれたらうれしいですね。堤幸彦監督の独特な演出にもハマりそうです!」■なにわ男子 大西流星(21)/ Sexy Zone 松島聡(25)『紅さすライフ』(日本テレビ系・月曜深夜24時59分~)「なにわ男子からは、大西流星さんも『紅さすライフ』で主演を務めます。美容男子というご本人のキャラクターを生かせるハマり役ですし、松島聡さんと兄弟役というのも、ジャニーズ好きとしてはテンションが上がります!大西さんをはじめ、キャスティングがピッタリですよね。ストーリーも現代的ですし、メッセージ性のある作品なので、多くの方の心に響くのではないかと思います」■Snow Man 目黒蓮(26)『トリリオンゲーム』(TBS系・金曜22時~)「『トリリオンゲーム』の目黒蓮さんは、今までの誠実なイメージを覆して、新たな魅力が見られる。真面目で繊細なイメージの強い目黒さんの“オラオラ系”演技が今から楽しみです!かなり挑戦的な役柄ですが、俳優として大きく飛躍するきっかけになるかもしれません」【PROFILE】霜田明寛WEBマガジン「チェリー」編集長。過去にはジャニーズJr.オーディションを受験した経験もある。著書に『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)など
2023年07月18日5月25日をもってジャニーズ事務所を退所したIMPACTorsの7人が14日、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した会社「TOBE」の公式YouTubeチャンネルで行われた生配信に登場。同社に合流し、グループ名「IMP.」として活動していくことを発表した。生配信に登場した佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の7人。佐藤は「僕たちはTOBEの皆さんとともに活動することになりました。そして、僕たちの新しいグループ名はIMP.となります。よろしくお願いします」と挨拶した。すでに同社に合流している元V6の三宅健、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太も登場。神宮寺が「あんまりお話しする機会もなかったので楽しみ」と言うと、平野も「めちゃめちゃ楽しみ。仲間の門出を一緒に送れるってすごいうれしいですね」と声を弾ませ、三宅も「どんどん仲間が増えていく感じで楽しいよね」と笑顔で話した。IMP.はツイッターとインスタグラムの開設も発表。横原がSNSのコツを尋ねると、平野は「俺とじんは数日前に始めたばっかりだから」と言うも、三宅が「すごい上手。面白いもん」と称えた。そして平野は「でもすっげー楽しいよ。超楽しい! どうでもいいものもあげたくなっちゃう。自分が愛用しているコップとか、誰も興味ないだろうけど。我慢してます」と話し、三宅から「あげたらいいんじゃん」と言われると、「あげていいんですか!? そういうのも自由ってことですよね」と返した。三宅はIMP.に対しても「みんなのありのままを出せばいいんだよ。自由に」とアドバイスし、IMP.は「ありがとうございます」と感謝していた。
2023年07月14日5月25日をもってジャニーズ事務所を退所したIMPACTorsの7人が14日、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した会社「TOBE」の公式YouTubeチャンネルで行われた生配信に登場。同社に合流し、グループ名「IMP.」として活動していくことを発表した。生配信に登場した佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の7人。佐藤は「僕たちはTOBEの皆さんとともに活動することになりました。そして、僕たちの新しいグループ名はIMP.となります。よろしくお願いします」と挨拶した。すでに同社に合流している元V6の三宅健、元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太も登場。平野が憧れている人を尋ねると、佐藤は「僕いろんなところで言わせていただいているんですけど、本当に平野くんがきっかけで……」と明かし、すぐさまお辞儀した平野は「知ってたんですよ。もともと新くんが俺のことを憧れてくれているって知っていたうえで聞くのってすっごい恥ずかしい。恥ずかしくてお礼しちゃったけど」と照れた。そして平野が「どこが?」と尋ねると、佐藤は「歌とかダンスはもちろんなんですけど、初めて見たときにスターだと思って、雷が落ちて、履歴書を書いてこの業界に入りました」と説明。平野は「あんまり接点なかったんですよ。これからどんな形で絡めるかわからないけど一緒にできたりしたらいいね」と話しかけると、「俺も緊張してきた。告白された感じ」と吐露していた。スクショタイムに平野と佐藤の2ショットも実現。平野に腕をつかまれると佐藤は「手が震える」とファンの顔になっていた。
2023年07月14日5月25日をもってジャニーズ事務所を退所したIMPACTorsの7人が14日、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立した会社「TOBE」の公式YouTubeチャンネルで行われた生配信に登場。同社に合流し、グループ名「IMP.」として活動していくことを発表した。7人そろってジャニーズ事務所を退所した佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我。佐藤は「僕たちはTOBEの皆さんとともに活動することになりました。そして、僕たちの新しいグループ名はIMP.となります。よろしくお願いします」と挨拶した。なお、今月2日には元V6の三宅健、7日には元King & Princeの平野紫耀と神宮寺勇太が同社の一員として活動していくことが発表された。3人もこの日の生配信に登場した。
2023年07月14日King & Princeの永瀬廉さんと髙橋海人さんが初めてのファンミーティング『King & Princeとうちあわせ』を開催。2023年7月2日(日)、有明アリーナに集まった1万5千人に全国アリーナツアー決定のお知らせをサプライズ報告して、会場が笑顔に包まれた昼公演の“うちあわせ”の様子をご報告します。ファンと触れ合ったKing & Prince初のファンミーティング2人体制になったKing & Princeの最新シングル『なにもの』が初週売り上げ54.3万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。2人になって初めてファンと触れ合う機会となったファンミーティング『King & Princeとうちあわせ』。定刻の13時を迎えると、「King & Princeとうちあわせ、始まるよ~!!」というふたりの声が有明アリーナの会場いっぱいに響いて、永瀬廉さんと髙橋海人さんがポップアップで登場!まずは、“気負わずに今を楽しむこと”を歌う「なにもの」を会場に集まった1万5千人を前に歌うふたり。この日を待ちわびたファンが白色と黄色の2色のペンライトを揺らす。時に手を振ったり、背中合わせになったりして歌い、ラストに一礼。そして、「僕たちがKing & Princeです。よろしくお願いいたします」と、挨拶。永瀬さんが「こんにちは~!」と叫ぶと「僕たちが~…」とまた声を揃えて挨拶を繰り返そうとする髙橋さん。すると食い気味で「ちゃうちゃうちゃう。自己紹介したくないのよ?(コール&レスポンスでファンの皆さんに)返して欲しいのよ。もう声を出していいもんね」と永瀬さんが突っ込むというのっけから漫才コンビのようなやりとりを繰り広げ、笑顔に包まれる。久しぶりのファンとの再会に「元気でした?」と喜びの表情を覗かせると「皆、体調良さそうな顔してるなぁ。ここ、駅から遠いんでしょ?若干。歩かせてしまったけど、暑さを吹き飛ばしましょ、今日は」(永瀬さん)「もし暑かったら、(うちわで)自分あおいじゃって!」(髙橋さん)と会場を見渡し、呼びかける優しさに、ほっこり。そして、前日に出演した音楽特番でのファンの声援を思い出したという髙橋さんが「やっぱりファンが目の前にいるのは、本当に素晴らしいこと」と、しみじみ語ると、「お客さん入っているのって何か久しぶりな感覚あったよね。ちょっとグッときたね」と、永瀬さん。「今出て来た時みたいに皆が“キャー”って言ってくれるのが本当に幸せ。夢みたいな…」と目をキラキラと潤ませ、言葉を詰まらせる髙橋さん。続いて昨日見た夢について話し始める。「今日の夢を見て。(天気は)土砂降りで会話もダダ滑り…っていう夢を見て、泣きそうになりながら起きたの。でも、外見たら“真っ天気”じゃん?」。夢とは裏腹に快晴の天気だったうえ、登場時にファンが温かく皆が出迎えてくれたことに「もう今日、勝ったなって思ったね(笑)」と独特な言葉で喜びを炸裂させる。初めてのファンミーティングでファンに喜んでもらおうとふたりが試行錯誤して用意したのは、3つのゲーム。ひとつめは、台車に乗って、100ポイント超を目指す「花道チキンレース」。まずは髙橋さんが「自分のパワーを信じて…。よし、行きます!!」と自力で100ポイント獲得宣言するも、ラインオーバー。「ちょっと皆の応援、浴びすぎたわ。追い風が強すぎた(笑)」という結果になり、永瀬さんをお姫様だっこしてスクワット5回の罰ゲームをやることに。この日のために気合いを入れてジムに行ったため、筋肉痛と前置きしてから、永瀬さんを抱きかかえるも「廉がいくら細いとはいえ男の子…いや~、無理!!」と髙橋さんは額に汗ビッショリに浮かべる。続いての永瀬さんの「花道チキンレース」チャレンジは、髙橋さんのチャレンジを踏まえて「力はあんまそこまでいらん系の感じや」と参考にしながらもオーバーライン。その結果に「めちゃくちゃ俺より強かった。どういうこと?何が起きたの?」と突っ込みを入れる髙橋さん。罰ゲームで、永ちゃん用おしゃぶりをくわえるハメになった永瀬さんは「めっちゃ落ち着くぞ、これ」と意外にもおしゃぶりが気に入った様子。3回目はふたりで台車に乗って100点獲得を狙うが、またもや0点…。ということで、罰ゲームで大きなバルーンが大爆発。緊張感からの冷や汗を流しながら、「テッカテカ、ビショビショやん!!」と、仲良く汗だくになるふたり。ふたつめのゲームは、「ウソをついているのはどっち?」。ビリビリマシーン装置をつけて習字を書いているのはどっちなのか、お客さんがペンライトで判定するというもの。ビリビリマシーンは経験者というふたりだが、「何回やっても痛い!!」(髙橋さん)とのこと。好きな漢字を書くことになり、永瀬さんは筆がなかなか進まないなか、“永瀬”と書き上げ、髙橋さんは“幻”という一文字を。“幻”の仕上がりを「ちょっとビリビリの揺れの味が出ていていいと思います」と褒める永瀬さん。ファンのペンライト判定ではビリビリ装置をつけていないと予想したのは、永瀬さんが多かったが、なんとビリビリをつけていたのは永瀬さん。2問目は、「激クサドリアンのにおいをかいでいるのはどっち?」。こちらもドリアンのにおいを実際にかいでいたのは永瀬さんにも関わらず、ファンがお芝居をしているのは永瀬さんとペンライトで判定。2度の不正解に「当ててよ~。ちょ、待って!普段の俺の行動、ほぼウソっぽいと思われている可能性あるよね?」(永瀬さん)と複雑な表情に!?会場がウソを見抜けたらふたりの“ガチLINEトーク画面”をスクリーンで大公開するはずだったものの、不正解の連続。しかし、1つだけオマケで公開されたのは、髙橋さん出演のドラマ『だが、情熱はある』の9話を見たという永瀬さんの報告LINE。そこから永瀬さん出演の『ラストマン-全盲の捜査官-』のワンシーンを見たという髙橋さんの話で盛り上がり、続いてのゲームへ。ラストゲームは、なんと有明アリーナを使用しての壮大な借り物競争。永瀬さんがバナナ、髙橋さんが納豆巻きを客席から制限時間の8分間でより多く集めるというもの。「今からキンプリのファンミ行くから、バナナ買おうってならないでしょ(笑)」と不安を抱きつつスタートしたふたり。しかし、開始早々、会場のあちこちで持っているとペンライトで合図するファンの姿が。バナナを持っているファンがいるブロックは協力してペンライトを振るというチームワークを見せた。アリーナはもちろん、スタンドの上のほうまで有明アリーナを駆け回る永瀬さんと髙橋さんを見守るファン。結果、バナナ1本、バナナ柄のポーチにバナナキーホルダーを拝借した永瀬さん。本物は1個という結果に。髙橋さんは、なぜか食パン&クロワッサンと制限時間ギリギリで見つかった納豆巻きで2個のカウントで髙橋さんの勝利に。ここでMCタイム。永瀬さんが着替えのために髙橋さんが一人でスタートさせたMCでは、「聞きたいことある?」と、ファンの質問に回答することに。大きな声で「好きな食べ物!!」と質問を叫ぶファンに、「カレー。さっき食べたカレーが美味しかったから」。「好きな星座は?」という質問には「ペテルギウス!!」など、アットホームなやりとりが繰り広げられ、「いいよ、この距離感。ありがとうね、皆。じゃあ、俺が着替えてくるわ」と永瀬さんとバトンタッチ。永瀬さんは、「メッシュかっこいい!」とメッシュヘアを褒められたファンに「乳歯かっこいいって聞こえた。ごめんな」と聞き取りづらかったことを謝ると「1人ずつ行こうや。じゃあ、あなた、どうぞ」と、ご指名して質問に答える姿も。そして、「皆さんお待ちかねだと思うので。歌わせていただきましょうか」と「Magic of Love」を。この曲は、醒めない魔法が解けぬまま、愛おしい人への想いを歌うラブソング。会場をみつめるふたりの眼差しは、もちろんファンが彼らに向ける眼差しも優しく、温かい。会場が一気に柔らかな空気に包まれる。スタンドトロッコで会場をぐるり一周しながら歌ったのは、「名もなきエキストラ」。目の前のファンひとりひとりの声援に応えるように笑顔で手を振るふたり。会場のテンションがますます加速し、梅雨明けを前に真夏本番のアツさ全開に!ラスト曲はこれまで幾度と歌ってきたKing & Princeの大切な楽曲「Lovin’ you」。センターステージでふたりのバージョンでダンスパフォーマンスは、覚悟を持って次の一歩踏み出したということを改めて実感させられるほど、眩い輝きを放つものに――。何年先も愛している、君のそばにいよう…と、まっすぐに誓うラブソングを自分たちに愛を注ぐファンに向けて、ありったけの想いを込めて歌うふたり。永瀬廉と髙橋海人だからこそ生み出せる柔らかな空気感を見せつけた。そして、ラストに嬉しいビッグニュースを発表!5枚目のアルバム『ピース』が8月16日に発売決定。2人が気負わず、今歌いたい曲にこだわった1枚がリリースされるという。さらにはKing & Princeとして5度めとなる全国アリーナツアーの開催決定を発表。思わぬサプライズに歓喜に湧く会場。髙橋さんは皆の喜びぶりから「ありがとう」と言ってくれているのが伝わってくると話し、「本当にこちらこそありがとうね」と感慨深い表情に。永瀬さんが「本当にありがとうございます。来て下さいね、皆さん。頑張りますので。ふたりになって初めての全国ツアーですから、僕らも不安も多いんですけど、今日ちょっとね、皆さんの顔を見たら安心しちゃって…。いい意味でちゃんと俺ららしいことができそうな気がしたよね」と語ると、髙橋さんも「皆で作っていけるんだろうなって安心した。ありがとう」とホッとした笑顔を見せる。このファンミーティングでファンのパワーを借りながら自分たちのスタイルをみつけていけるという兆しを受け取ったふたり。有意義なうちあわせとなった『King & Princeとうちあわせ』は大成功を収め、最高にハッピーな時間に!写真・小池理恵 取材、文・福田恵子
2023年07月05日私、「サレ妻予備軍」になりました。
編集部の「これ、気になる!」
兄の連れてきた婚約者は…