●ウッチャンに"動の司会"を今、注目を集めるテレビ番組のディレクター、プロデューサー、放送作家、脚本家たちを、プロフェッショナルとしての尊敬の念を込めて"テレビ屋"と呼び、作り手の素顔を通して、番組の面白さを探っていく連載インタビュー「テレビ屋の声」。第5回の"テレビ屋"は、フジテレビのバラエティ番組『優しい人なら解ける クイズやさしいね』の企画・演出を手掛ける木月洋介氏。同局に入社後、長くお昼のバラエティ番組『笑っていいとも!』を担当していたが、ここで学んだというバラエティにおける"予定不調和"の重要性を、淡々とした語り口ながら繰り返し説いていく――。――まずは、入社してから、テレビマンとしてのご経歴を教えてください。フジテレビはみんな最初『FNS27時間テレビ』をやるんですけど、僕の時は2004年の『めちゃイケ』がメインの回ですね。それから『笑っていいとも!』『ココリコミラクルタイプ』のADをしばらくやって、ディレクターは5年くらいやった『いいとも』が長いです。そのまま最終回とグランドフィナーレの演出もやったので、タモリさんの番組をずっとっていう感じですね。――現在ご担当している番組は何ですか?『痛快TVスカッとジャパン』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』『キスマイBUSAIKU!?』『人生のパイセンTV』『久保みねヒャダ こじらせナイト』ですね。これに、4月からは『勝手にホメテレビ』(仮 ※1)と、『超ハマる! 爆笑キャラパレード』(※2)という新番組を2つ始めます。(※1)『勝手にホメテレビ』(仮)いま話題の芸能人の周囲を徹底リサーチし、本人が思いもしなかった「意外な成功の秘訣」をホメるトークバラエティ。出演はくりぃむしちゅー、タカアンドトシ、柳原可奈子。毎週火曜19時~19時57分。(※2)『超ハマる! 爆笑キャラパレード』「キャラ芸」を持つ芸人たちが、"周りにいそうなキャラ"を次々に演じていくお笑い番組で、ウッチャンナンチャンの南原清隆、陣内智則、ピースの綾部祐二がレギュラー出演。毎週土曜19時~19時57分。――まずは『優しい人なら解ける クイズやさしいね』について伺っていきたいのですが、企画・演出の木月さんの業務範囲は?ディレクターにロケは任せますけど、VTRの台本を作るところから、クイズをどういう並びにするかまで。最後の番組パッケージの編集もやりますし、スタジオでカンペも出します。この番組は現場で生まれるものがとても多いので、それをコントロールするには、やっぱりスタジオのフロアにいた方がいいんです。――制作のスケジュールはどのようになっているのですか?隔週で収録があるので、それまでに会議を重ねて形にしていきます。会議には「クイズ会議」というのがあって、そこで、どんどんクイズを出していくんです。――レギュラー放送で出題されるクイズは5問ですが、クイズ会議にはどれくらいの数のクイズが上がってくるのですか?だいたい100問くらいは出ますね。――えーっ! 放送されているのは、その中から選ばれし問題なんですね。ところで、この番組はどのような経緯から誕生したのでしょうか?まず、MCの内村光良さんと『スカッとジャパン』を一緒にやらせていただいている中で、内村さんと違う番組を作りたいなというところから始まり、その中で1つ「クイズ」という題材がいいと思ったんです。で、新しいクイズは何だろうと考えたときに、子供の頃に見ていた『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ)のような、知識がなくても解けるものの方が楽しかったなと思い出したんです。――この"優しい人なら解ける"というコンセプトは新しい切り口だと思うのですが、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか?レストランで放送作家の方と話をしていたら、伝票入れの筒が斜めにカットされているのを「なぜだか知ってます?」と聞かれたんです。正解を聞くと「実は転がっていかないようにしてるんですよ」と言われて、「あ、やさしいですね!」と。――これは実際に放送でもクイズで出題されたネタですね。はい。知識の有無を問うのではなく、推理して考えたら解けるというのが面白いと思ったんですよね。「やさしい」という切り口にしたら、今までのクイズも全部新しく見えるなと考えついたんです。――昔は『平成教育委員会』(フジ)の渡嘉敷勝男さんや岡本夏生さん、少し前で言うと『クイズ!ヘキサゴン』(同)の羞恥心など、間違ったおもしろ解答をする人たちは「おバカタレント」と括られてきましたが、これが「やさしい」という切り口になると、そのタレントさんたちを見る側も見られる側も、すごく温かい気持ちになりますよね。そうですね。それから正解した時にうれしさが違うんです。坂上忍さんも「知識があって頭いいねって言われるより、『やさしい』って言われる方が気持ちいい!」と言っていたんですけど、そういうのが面白いですよね。――で、そのMCが"芸能界一やさしい"と言われる内村光良さん。拝見していると、蛭子能収さんなどに対して、やさしくない場面も多々見られますが(笑)そこが内村さんの面白いところなんですよ(笑) 全てがやさしいかと言われると、厳しい部分もある。このメリハリをうまくやってらっしゃるんですよね。"静の司会"と"動の司会"があるとすると、『スカッとジャパン』はどちらかというと"静の司会"だと思うんですよ。――他局の番組でもそうですね。テレビ全体が今そういう傾向なんですけど、そんな中で、動きのあるクイズ番組があると面白いなと考え、やってみようと思ったんです。――内村さんはこの番組で、解答者の答えを見るのに、その人のところまで行くなど、スタジオをグルグルと動いていますよね。考えてみれば『なるほど!ザ・ワールド』(フジ)の愛川欽也さんもそうでした。ああいう動きをしていただくようになって、すごくハマったなと思うことがあったんです。大声を出すときの内村さんって、ものすごく面白くないですか?――分かります分かります。コントの時とかもそうですよね。そうそう、コントですよね。ある大物芸人さんが「内村さんは声量がすごい」とおっしゃっていたんです。あんなに声が出る人はいないと。だから、あの声量を自然に出していただけるようにするには、どうしたら良いだろうというのを考えて、スタジオにある工夫をしたんです。何だと思いますか? クイズです(笑)――これ、やさしい人なら解けますか?いや、関係ないです(笑)●『いいとも!』『ヨルタモリ』『やさしいね』共通点は…――ん~…解答者席が2段になっていますよね…。そうですそうです。なぜ2段にしていると思いますか?――うーん……あっ! 舞台に立っているような感覚にするためですか!?正解です! 段をつけることによって、お客さんがいて、舞台があって、自分が板に立って演じているのと、同じ心境になるんです。そしてお客さんとの距離も近くしています。この距離は、『笑っていいとも!』をやっていたアルタと同じような近さなんですよ。――なるほど!そういう舞台を作っておくと、演者のみなさんが生き生きして、その場で予定してなかったことが起きるんです。最近、予定調和な番組が多いじゃないですか。そこをいかに"予定不調和"に崩すかというのが内村さんはうまいし、ハマったなという感じです。内村さんも言ってました。「紀伊国屋ホールのような感じでした。俺、紀伊国屋ホール出たことないけど」って(笑)――(笑) 最近内村さんの番組がまた増えてきましたけど、何か物足りないなと感じていたのは、これだったんですね。昔やってらっしゃった『内村プロデュース』(テレビ朝日)とかも、結構動きのあるやり取りをしてたじゃないですか。『スカッとジャパン』で1つ"静"の内村さんをやっているので、今度は"動"の内村さんのものをやってみたいという狙いもあったんです。――内村さんがすごく生き生きしている印象です。そうですよね。だから僕もスタジオのフロアにいるんです。こうなるともう戦いですよね。内村さんの目を見ながら、こちらは次にどう動いていくか。――内村さんが解答を見ていく順番は、どのように選んでいるんですか?あれはフロアの僕から提案と、内村さんの意思との「あうんの呼吸」です。――ある日の放送では、ほとんどの問題で、だいたい不正解の人が指名される最初の順番で、佐藤栞里さんのところに行ってました(笑)流れができていたので、これは1番・佐藤栞里しかないな、と。こういう流れのきっかけを内村さんが作ってくれるので、それを見てフロアもこうしようかなと考えたりして、フロアとMCの掛け合いですよね。これって実はフジテレビらしい作り方だと思っているんです。『ヨルタモリ』(※3)もその場で「さぁこう来ましたよ。どうする?」というような掛け合いでやってたんです。あの番組は、台本がありながらもほとんど意味無いんで(笑)(※3)『ヨルタモリ』『笑っていいとも!』終了後初めてのタモリのフジテレビレギュラー番組。2014年10月~2015年9月に放送され、宮沢りえ演じるママが仕切る東京・湯島のバー「WHITE RAINBOW」に、タモリが架空の人物にふんして客として来店し、ゲストや常連客とトークを繰り広げる。途中、タモリが出演するショートコントも流れる。――そういえば、ますだおかだの岡田圭右さんが、スタッフから「解答でくだらんボケはやめてください」と注意されたと放送で言ってましたが、これはほかの出演者のみなさんにも言っているのですか?芸人さんには言ってますね。――その狙いは?これも"予定不調和"を狙っています。芸人であっても、真剣にやさしい気持ちになって考えた結果、それが外れている方が面白いのであって、そこにボケようボケようという予定調和はいらないんですよ、とお伝えしているんです。――天然系の解答が多い平愛梨さんや佐藤栞里さん、蛭子能収さんには、何か言っているんですか?その方々には何も言ってないです(笑) どうぞご自由にという感じですね(笑)――この"予定不調和"というのは、やはり生放送の『笑っていいとも!』で学んだイズムなのでしょうか?そうですね。本当にあの番組は"タモリ学校"でしたね。毎日生放送で、自分が提示したものがウケた、ウケないと、すぐ反応が来て、じゃあ来週どうしよう、あのコーナーを変えるか? でも企画を考えなければいけない…という日々でしたから。――コーナーもすぐに終わってしまうものがありましたよね。1週や2週で終わるものなんて、いくらでもありましたからね。そういうとき、タモさんは常に「とりあえずやってみよう。ダメならやめればいい」って言うんです。"予定不調和"という言葉では直接言われないですけど、やっぱりそこですよね。『ヨルタモリ』もそうでしたし、その場のセッションなんです。――ジャズですね。そうです。『やさしいね』もジャズなんです。だからフロアにいて、演者さんたちとやり取りをするんです。自分でも流れは100%想定しておきますけど、その想定を越えた150%が出ると、一番面白いんですよね。●もう一度、夢とウソのあるテレビを――この連載にも登場していただいたマイアミ・ケータ(萩原啓太)さんが演出を担当している『人生のパイセンTV』ではプロデューサーを務めていますよね。萩原は『キスマイBUSAIKU!?』などで、ずっと僕のもとにいたんですが、この番組は僕の中で"萩原に演出させてあげましょうプロジェクト"なんです。――なんですかそれは(笑)萩原ってバランスが取れていない人間で、素直で真面目なんですけど、とにかく趣味にものすごくお金を使っちゃって、それでお金がなくなっちゃうんです。ひどいんですよ(笑) で、「おまえなにやってんだよ」と言うと、「でもかっこいいっすよ!」みたいなことを言って。普通、そんな生き方って「バカだなぁ」と思うんですが、1ミリくらい「そんな人生あっても良いなぁ」って思うことあるじゃないですか。――分かります。そういう価値観が最近少なくなってきたような気がしていて。そんな人は世の中にいっぱいいるので、その人物を紹介していく番組があったらいいなと思ったんです。ただしバカにして終わるのではなくて、1ミリくらいでいいからその人物をリスペクトするという番組を。――ということは、パイセンの第1号は、マイアミさん自身なんですね。そうです。編成の方に「萩原が萩原みたいな人を紹介する番組をやりたい」と言って口説いて始めたんです。――プロデューサーの立場から見て、マイアミさんの働きぶりはいかがですか?僕は別にああしろこうしろ細かく言わない放任主義なので。ハッハッハッハ(笑)――この4月の改編で枠が深夜に下がってしまいますね。ここは踏ん張りどきですね。いっぱしの演出家になってもらうためもあって作った番組なので、ちゃんとやってほしいなと思いますね。――今回、木月さんを紹介していただいたテレビ東京の佐久間宣行さんは『ヨルタモリ』のようなおしゃれな番組が作れて、すごくうらやましいとおしゃってました。本当に惜しまれつつ終了した番組ですが、現場としてもどこかで復活したいという思いはありますか?機が熟せば…という感じですね。いろいろなものがそろえばやるし、やらないのかもしれないし…分からないですね。でも、ああやってパッと終わるのは、番組の質も保たれますし、むしろあれを10年やってたらおそらく僕が頭狂いますから(笑)――タモリさんのミニコントも毎週3本くらい作らないといけないですもんね。番組って、長く続けた方がいい番組と、そうじゃない番組がありますからね。ドラマは終わりが決まっていますし、バラエティでもそういうものがあって、いいんじゃないかという気はしますけどね。――今後、こんな番組を作っていきたいというような構想はありますか?"フィクション"をやりたいなと思います。――"フィクション"とは?今、ウソがなかなか許されない時代になって、リアルなものばかり求められますよね。ドキュメントバラエティとか、それはそれで面白いと思うんですけど、本当はテレビって、夢の世界をウソで作ってた部分があったと思うんです。今はその裏を見せていくという手法がすごい多い気がするんですけど、あえてもう1回、夢のあるウソのあるテレビにしたいんですよね。佐久間さんがやってた『SICKS』とか、良かったですよね。『ヨルタモリ』も実はそうで、タモさんの「あそこで飲んでる酒以外は全部ウソだ」っていう名言があるんです(笑) あの番組って、タモさんが誰かに扮して出ていただいて、その場で言ってることもウソか本当か分からなかったじゃないですか。そういうフィクションをやっていくテレビを、もっと面白がれる余裕が世の中にあるといいですよね。――4月から始める『爆笑キャラパレード』も、それを意識しているんですね。この番組では、コント番組とショートネタ番組の間のようなことをやりたいと思っています。どうしてもコントをやろうとすると、作る方も見る方も構えちゃうんですよね。オチはなんだとか、ストーリーはどうだとか。そうならないように、「こういう人いるよね」というキャラクターを作って演じる「演技力のある」芸人さんがすごく多い中、そういった力をもっと生かせることができればいいなと思いまして、ショートネタでキャラが続々と出てくるような番組をやろうと思っています。――ところで、最近よく言われる"テレビ離れ"というのは感じますか?特に感じないんですよ。『スカッとジャパン』をやっていると、本当に若い子が見てくれてるというのが分かります。初回の視聴率を見たとき、「イヤミ課長」(※4)のところで、キッズ・ティーンの視聴率がものすごい上がっていて、これは一体なんだ!?と思ったのですが、これをきっかけに「キャラだ」と思いました。(※4)「イヤミ課長」『スカッとジャパン』で木下ほうかが演じるキャラクター。部下に対してネチネチと嫌みを言い、言い終わった際の締めの一言「はい、論破」は、2015年の流行語大賞にノミネートされた。――子供たちが自分たちの周りにいない人種を、もの珍しさで見てるんですね。もともとこの企画は、悪役をスターにしたいというところから始まったんです。僕は大学の時に演劇をやっていたのですが、普通の主人公をやるよりも、悪役をやる方が、演じ手としては絶対的に面白いんですよ。その理由は、極端な演技ができるからなんです。やっぱり『スカッと』の演者さんも「悪役を演じるのは面白いですね」と言ってくださる方は多くて、それに子供たちの反応を見て、キャラ化の拍車がかかってきたという感じですね。そういう意味では、テレビ離れというのは感じていなくて、まだ若い子は面白いものをいろいろ探そうとしているなというのを感じますね。――それにテレビが応えていないのでは、ということですか?そうですそうです。若い子の方がやはり新しい物に食いついてきますよね。そこから年齢の高い人にもジワジワ広がって、だんだん多くの人が見てくれる。今はそのやり方しかないかなと思いますね。――テレビマンを志すにあたって、影響を受けた番組はなんですか?いろいろあるんですけど……3つ挙げられるなら『とんねるずのみなさんのおかげです』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『ダウンタウンのごっつええ感じ』(いずれもフジ)です。これはもう、あの時代のコントを中心とした芸人さんの冠番組ですよね。そういうものを作りたいと思ってフジテレビに入社しました。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。最後に、木月さんの気になっている"テレビ屋"をお伺いしたいのですが…日本テレビで『イッテQ』『月曜から夜ふかし』『嵐にしやがれ』などをやってる古立善之さんですね。あれだけ特徴のある作り方をされているのに、しっかりゴールデンで戦っているというのが、すばらしいと思うし、尊敬に値しますね。■プロフィール木月洋介(きづき・ようすけ)1979年11月10日生まれ。神奈川県出身。東京大学を卒業後2004年にフジテレビジョンへ入社。『笑っていいとも!』『ココリコミラクルタイプ』などをへて、現在は『痛快TVスカッとジャパン』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』『キスマイBUSAIKU!?』『人生のパイセンTV』『久保みねヒャダこじらせナイト』を担当。この4月からは、新たに『勝手にホメテレビ』(仮)と、『超ハマる! 爆笑キャラパレード』の企画・演出を担当。●影響を受けたテレビ番組:『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系、1988年~1997年放送)『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系、1990年~1993年放送)『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系、1991年~1997年放送)"お笑い第三世代"と呼ばれたとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンがそれぞれメインを務めていた、90年代フジテレビ・ゴールデンタイムの冠バラエティ番組。それぞれ「仮面ノリダー」「マモー・ミモー」「AHOAHOMAN」といったコントのキャラクターが人気を集めた。
2016年04月05日当代随一の人気声優として活動しながら、アーティスト活動も盛んな女性声優・花澤香菜が、自身初の地上波テレビ音楽番組に出演することが決定。4月11日(月)NHKホールにて開催される「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」公開収録に登場するという。花澤さんは、「PSYCHO-PASS」主人公・常守朱をはじめ、「デュラララ!!」「東京喰種トーキョーグール」「監獄学園」「寄生獣 セイの格率」など話題作でメインキャラクターを多数演じる超人気声優。その活動はアニメ作品にとどまらず、映画『君がいなくちゃだめなんだ』では実写で主演を務め上げ、松井愛莉が初主演を務めた深夜ドラマ「空腹アンソロジー」ではナレーションを担当。夏からは、土屋太鳳&山崎賢人の共演で話題を呼んだ人気作のアニメ版「orange」で主人公を務める。音楽活動は2012年の「星空☆ディスティネーション」でデビュー。以来、9作のシングルと3作のアルバムはすべてチャート上位にランクインし、昨年は自身初の日本武道館ワンマンライヴを成功させた。人気と実力を兼ね備えた声優アーティストの花澤さんが、この度、地上波のテレビ音楽番組に“初”出演することが決定。これまで、情報番組への生出演はあったが、音楽番組は初めてであり、そのパフォーマンス披露に注目が集まる。花澤さんは、4月11日(月)にNHKホールにて行われる、若い世代に向けたNHK総合の新音楽番組「シブヤノオト」と「NAOMIの部屋」の公開収録に出演予定。「シブヤノオト」では、ヒットチャートを賑わす最新ナンバーを中心に、人気アーティストたちがライブパフォーマンスを繰り広げ、最先端の音楽シーンを発信する。「NAOMIの部屋」では、テーマを設けて、そのジャンルに特化したアーティストたちの楽曲が紹介されるという。花澤さんの記念すべき出演番組がどちらになるのかは、後日追って発表される。また、ファン待望の新曲10thシングル「あたらしいうた」のリリースが6月1日(水)に決定。ソロデビュー以来、花澤さんの音楽活動をサポートしてきた北川勝利(ROUND TABLE)が作曲、そして作詞は花澤さん自身が担当。花澤さん本人作詞の楽曲がシングル表題曲となるのは、これまた本楽曲が“初”。これまでに、3月24日放送のラジオ番組「花澤香菜のひとりでできるかな?」にて初オンエア、さらに3月25日~27日に開かれた「Anime Japan 2016」では試聴が実施され、ネット上では早くも「作詞すごくよかったでっせ!」「花澤さんの声も23歳感というか素っぽい女の子っぽい感じが出ていてぼくの好きな感じだった。とてもいいと思う!」「早くフルで聴きたい!」と、彼女の“あたらしい”魅力を絶賛する声が上がっている。「シブヤノオト」は4月24日(日)17時5分~、「NAOMIの部屋」は4月30日(土)25時25分~放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日株式会社三越伊勢丹は、株式会社BSジャパンとの新規プロジェクトとして共同で制作する新感覚のテレビ通販番組『真夜中の百貨店 ~シークレットルームへようこそ~』(毎週火曜、午後11時から午後11時30分まで)を4月5日から放送する。今回の両社の取組目的は、百貨店内における「リアルなエピソード」に沿った「ストーリードラマ」を通じて、視聴者の「モノやコトを購買する喜びや発見」を喚起し、視聴者の「新しいライフスタイル」を提案していくというもので、バーチャルとリアルが融合した新しいタイプの通販番組となっている。毎回放送では、真夜中の百貨店に特別な客が一人招かれ、伝説のコンシェルジュたる“精霊”が、ゲストが抱える悩みから、「ゲストの人生を切り開く商品」を紹介していくという設定。精霊役は、同番組で主演を務める大塚明夫。紹介される商品は、雑貨(婦人・紳士)、衣料品(婦人・紳士)のファッションアイテム、美容グッズ、ゴルフ、家具などのリビング用品、食品まで様々。これらは三越伊勢丹バイヤーがセレクトした限定商品となる。販売方法は三越伊勢丹ECサイトまたは電話注文からで、詳細は番組内で案内される。なお、初回4月5日放送分は電話注文のみ受け付けるという。
2016年03月05日ジャニーズのアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の伊野尾慧が、4月からフジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」に毎週木曜日にレギュラー出演することが決定。番組冒頭から終了まで全時間帯に登場することが分かった。伊野尾さんは、明治大学理工学部建築学科卒業という経歴を持つ「理系男子」ならではの独特な世界観や、25歳の普通の男の子としてのナチュラルな感性などで、不思議な魅力を放つ存在として人気を博す。「Hey! Say! JUMP」メンバーとしてアイドル活動はもちろん、これまで、ドラマ「戦う!書店ガール」出演や舞台「カラフト伯父さん」では主演を務めるなど役者業でも活躍。現在はメンバーとともにフジテレビのバラエティ番組「いただきハイジャンプ」に出演中だ。今回、自身初の朝の情報番組のレギュラー出演が決定。エンタメ・スポーツ・社会現象やトレンドまで、幅広い情報を網羅する「めざましテレビ」に、木曜レギュラーとして全時間帯に出演するという。番組では、冒頭の5時25分から伊野尾さんがプライベート情報を写真付きで公開!ニュース・スポーツ・エンタメコーナーでは25歳の伊野尾さんの等身大のコメントが述べられ、さらには伊野尾さん本人が取材に出かける企画コーナーも準備されるという。伊野尾さんは「小学生の頃から毎朝見ていた番組に出演できることに驚きましたが、とてもうれしく楽しみです。朝の情報番組ということで責任を持ちながらも自分らしさを出して、いろいろな方から愛されるよう頑張りたいと思います」と意気込みを寄せた。伊野尾さんが出演する「めざましテレビ」は4月7日(木)5時25分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月03日『図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように伝える技術』(天野暢子著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、ニュース番組の内容や文字をチェックする「校閲」の仕事を通じてテレビと関わっているという人物。ふだんはプレゼンテーションの現場で指導にあたっているそうですが、数年前からその仕事に関わってから、大切なことに気づいたのだといいます。それはずばり、映像をはじめとして音声、音楽、文字、地図、図解などさまざまな情報が詰め込まれているテレビの可能性。テレビは、視聴率10%で視聴者が約1,000万人といわれています。つまり、1,000万もの人たちが一瞬で内容を理解できるように極限まで工夫されているだけに、いわばテレビは「見せる」「聞かせる」「理解させる」ことを研究しつくした、究極のプレゼンテーションだというのです。だとすれば、テレビで用いられている手法の数々は、ビジネスのさまざまな場面で応用できるということにもなるはず。そこできょうは、すぐに応用できそうなポイントをひとつご紹介したいと思います。■大切な3つのキーワードいうまでもなく、テレビは視聴者が気まぐれに見るメディア。だとすれば当然のことながら、いつチャンネルを変えられるかわからないわけです。だからこそテレビ制作側は、視聴者が一度スイッチを入れたら、チャンネルを変えさせない工夫を重ねているのだといいます。そこで必要となるのは、「楽しい」「ためになる」「好きなタレントが出ている」など、視聴者を引きつけるためのフック。そして、その際の重要なキーワードが「お得感」「意外感」「期待感」の3つなのだそうです。これについては、思い当たることがあるのではないでしょうか?たとえば情報番組内で、松阪牛のハンバーグ・ランチで大繁盛しているお店を紹介するとします。そのとき、映像を番組内で流すにあたって重要な要素は、司会者の言葉とテロップ(字幕)。具体的には「次は、あの高級肉がたったの1,000円で食べられる店を突撃取材です!」とコメントし、画面上には「銀座に大行列そのワケは?」と短いテロップを出すわけです。コーナーがはじまる前の数秒だけで、「高いお肉がたったの1,000円で食べられるらしい」という「お得感」をアピールし、「高級店の多い銀座にそんな激安店が?」という「意外感」も伝え、さらに「それはどんなメニューなんだろう?」という「期待感」も視聴者にインプットするわけです。別な表現を用いるとすれば、そうやって視聴者を囲い込んでいくということでもあると著者。■プレゼンにも必要不可欠そして同じように、プレゼンで最初から相手の心をつかむためにも、この手法を応用することが可能だといいます。やはり最初から押さえておくべきポイントは、「お得感」「意外感」「期待感」の3点の「つかみ」。逆にいえば、これらが存在しないプレゼンには、だれも興味を示してくれないということ。だからこそ、もしもない場合はあとづけでもかまわないので、考えて加えることが大切だというのです。そしてこの3点の「つかみ」に対し、それぞれ次のような「あおりキーワード」を組み合わせます。(1)「お得感」のあおりキーワード:激安、無料、行列、完売、殺到、穴場(2)「意外感」のあおりキーワード:秘密、秘話、マル秘、珍◯◯、涙、潜入(3)「期待感」のあおりキーワード:話題、仰天、驚きの、豪華、絶品、逸品つまり、これらを組み合わせて、表したスライドのタイトルで目立つように見せることが大切。なお、これらをレイアウトやフキダシを利用してキャッチコピーやサブタイトルのように使ってみたり、本編の見出しや図解の表題などに使ってみたりしてもいいといいます。*このように、紹介されている数々の手法はとてもシンプル。しかも大きな効果が期待できるだけに、プレゼンの機会が多い人は特に、ぜひとも本書に目を通しておきたいところです。B5サイズなので大きくて見やすく、イラストなどの図版もふんだんに盛り込まれているので、気軽にページをめくることができます。(文/書評家・印南敦史)【参考】※天野暢子(2015)『図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように伝える技術』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年02月21日私たちにとって身近な「テレビ番組」にまつわるデザイン。各社、各番組が美術セットやテロップ、アニメーションなどに趣向を凝らしており、アナログからデジタルまで幅広いクリエイティブを見ることができる部分です。特に日本ではバラエティ番組が多いため、華やかな配色や目を惹く形状などを目にする機会が多いことでしょう。そこで日本在住の外国人20名に「日本のテレビ番組の演出やテロップ、スタジオなど全体のデザインはどう思いますか?」と質問してみました。■いろいろな色を使ってあるので、面白くてかっこいいと思う。(フィリピン/40代前半/女性)■とてもカラフルで文字が多い。(イギリス/20代前半/女性)■いいと思います。わかりやすくてインパクトがあるので。(スウェーデン/40代後半/女性)■だいたいは鮮やか。(オーストラリア/40代前半/男性)■マンガみたいだと思います。(韓国/40代後半/男性)■きれいです。(ベトナム/30代前半/女性)■明るくてかわいいですが、詰め込んだ感じがします。(中国/20代後半/女性)■流れがいい。(台湾/40代前半/男性)■かなりいい。(ロシア/20代前半/女性)■いいと思います。(ドイツ/40代前半/女性)■楽しい、おもしろい。(タイ/30代後半/女性)■すごくすてきだと思う。お金をかけていると感じる。(イスラエル/30代後半/女性)約3分の2が肯定的な回答だった今回のアンケート。セットはもちろんですが、テロップは色が変わったり動いたりなどの効果も含め「カラフル」という印象を持つ人が多いようです。アメリカ人お笑い芸人の厚切りジェイソンさんが、日本語を勉強する上でお笑い番組のテロップを見て勉強したというのは有名な話。カラオケのようにセリフに沿って文字色が変わる加工がとても役立ったのだそうですよ。ちなみにこのテロップを最初に使ったのは、関西ではおなじみの「探偵ナイトスクープ!」という番組。VTR内でナレーションの代わりとして要約やツッコミのために始められたと言われています(今のお笑い番組やバラエティ番組でのテロップは、当時の使われ方とは少し変化しています)。■派手すぎる。(スペイン/30代後半/男性)■登場人物よりも派手でどの番組も同じに見えます。(マレーシア/30代前半/男性)■80年代っぽくてよくないと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)テレビのセットはレンズを通して見られるもの。そのため、セットをデザインされる美術さんは、そのレンズの厚さまで計算して図面を作成するといいます。小さな画面でも奥行きや動きを感じさせるため、また画面に重ねられるCG効果などとのバランスを取るため、比較的派手やかで鮮やかな色味が選ばれることが多いのかもしれません。トーク番組やニュース番組など、抑えた印象の美術セットやテロップデザインもありますが、バラエティではにぎやかさを求める傾向が強いため、どうしても派手な印象が残ってしまうのでしょう。■あまりお金をかけていない印象です。(アメリカ/20代後半/男性)■つくり話っぽいので好きではありません。(トルコ/30代前半/女性)■テレビ局に仕事でよく行きますが、意識したことがないので何とも言えません。(チュニジア/40代後半/男性)■普通だと思います。(ペルー/30代前半/男性)否定的な印象もちらほら。レギュラー番組では、収録が終わるとセットをバラし、収録前にまたセットを組めるような仕組みになっています。それだけにデザインや強度、組み立てが容易な構造などさまざまな部分で工夫された形にする必要があるため、実はとてもお金がかかっているんですよね…。トーナメント番組では対抗心をあおる効果が加えられたり、テーマにこだわったバラエティ番組ではそのセットから内容を伝えたり。テレビ番組関連のデザインは、五感に対してさまざまな形で補足情報を与えているとも言えます。そう考えると、厚切りジェイソンさんの例に違わず、海外の方にとっては番組を理解する手がかりとして役立っているのかもしれませんね。
2016年01月27日電通は1月19日、テレビ番組やCMの放送内容をリアルタイムで認識し、抽出したオンエア・データを即時に外部事業者に提供するというソリューション「TV Live Meta Module(β版)」(テレビ・ライブ・メタ・モジュール・ベータ版)を開発し、実証実験を開始したと発表した。同ソリューション開発の背景として同社は、番組を視聴しながらスマートフォンやタブレットなど「セカンド・スクリーン」を併用して楽しむ視聴者の増加があるといい、具体的には番組やCMに関連した情報の検索やSNSなどによる発言の増加や、番組・CM起点のEコマースの広がりを挙げる。同社は、2013年9月から放送と連動したセカンド・スクリーンの利用について研究する「セカンドスクリーンプロジェクト」を推進いるといい、新ソリューションはその成果の一つとのこと。テレビ番組の内容を字幕情報から取得して特定キーワードを抽出したり、地上波テレビで流れるCM画像から広告主や商材を特定したりする運用を高速で自動化し、それらの情報を外部のサービスと繋げる仕組みを構築したという。番組で取り上げた情報の取得・運用を自動化したことから、外部事業者は既存のサービスに付加価値を加えるコンテンツを提供したり、新たなマネタイズにつながるサービスを開発したりといったことが可能になるとしている。同ソリューションの外部事業者への提供はAPIで行い、「シンクロCMモジュール」「テレビライブワードモジュール」「テレビライブワード連動広告モジュール」の3つのモジュールを提供する。これにより、番組やCMとタイムリーに連動したコンテンツを、視聴者のスマートフォンやタブレットなどに素早く届けられるようになるという。ソリューションの提供先としては、ポータル/SNSのプラットフォーム事業者や広告配信事業者など、テレビ番組やCMに連動・関連するサービスを提供している事業者を想定している。なお、同ソリューション利用の第1弾として同社は、マルチスクリーン放送協議会が運用するセカンド・スクリーン向けアプリケーションである「SyncCast(シンクキャスト)」と連携したサービスの実証実験を開始した。SyncCastは現在、番組に連動して表示する情報を放送局が事前に準備する必要があるため対応番組が限定されてしまうという課題を抱えているという。今回の実証実験では同ソリューション、とりわけテレビライブワードモジュールの利用による対応番組の拡大と、利用者の利便性・使用感の向上を検証するとのこと。同社は今後、同ソリューションを利用する番組連動の広告ビジネスや各種リアルタイムサービスの開発、及びその事業性の検証を推進していくという。
2016年01月20日●子どもからテレビを取り戻せ!?2015年の年末を迎えた。子供の頃より、年末年始になるとテレビ番組が特別編成になるのが楽しみで仕方がなかった。映画やスペシャルドラマ、バラエティ番組、そして年一回のドキュメンタリーなど見逃せない番組は目白押し。ビデオデッキが自宅に導入されてから(30年近く前のことだ)、新聞のテレビ欄やテレビ情報誌とにらめっこしながら、録画する番組を決めるというのが、年末年始の恒例行事となっていた。それは大人になってからもずっと続いていた。○お父さんにも番組を見る時間を!しかし、子どもに恵まれてから、そのスタイルは継続できなくなった。5歳を筆頭に3人の娘のいる我が家のリビングでは、「妖怪ウォッチ」「ポケットモンスター」「アンパンマン」「かみさまみならい ヒミツのここたま」「Go!プリンセスプリキュア」「いないいないばぁっ!」などなど……、多くの子ども番組がひっきりなしに、子どもたちの奪い合いで、再生されている。親が見たい番組を見る時間はなかなかとれず、録画済み番組はたまっていくばかりなのだ。7月分や9月分の録画番組さえ消化できていないこの状況で、年末年始の特別番組を録画しても、到底見ることはできない。そこで、発想を転換し、録画番組を見る機会を大きく増やす方法を考えた。それがポータブルテレビの導入だ。選んだのは東芝のREGZAポータブルテレビ「10WP1」。10.1V型の液晶画面を採用し、防水に対応しているため、キッチンや浴室でも安心してテレビ視聴が可能。さらにWi-Fi機能を搭載しており、リビングなどにあるレコーダーで録画した番組をネットワーク視聴できるのだ。実際に10WP1を導入してから、録画番組の消費効率は一気にアップした。筆者だけが見たい番組は仕事場に10WP1を持ち込んで、作業中にながら視聴をしている。もちろん、真剣に原稿を書いているときはテレビは見られないが、経理処理などの雑務を行っている時間なら問題ない。また、奥さんと一緒に見たい番組はダイニングテーブルで視聴。となりでは子どもたちがアニメなどを見ており、同時にそれぞれ好きな番組を見ることができるのだ。●レグザサーバーとの組み合わせで使い勝手はアップ○レグザサーバーとの組み合わせで使い勝手はアップ10WP1は本体にロッドアンテナが内蔵されており、それを伸ばすことでワンセグ放送やフルセグ放送をリアルタイムで受信できる。また、本体背面に外部アンテナを接続するための端子も用意している。筆者宅はスカイツリーから遠い郊外で、さらに建物の角度や窓の位置が悪いため、残念ながら内蔵アンテナではワンセグ放送しか受信できなかったが、状態のいいエリアでは、窓際に設置してフルセグ放送を受信できるという。筆者宅ではフルセグをリアルタイムで視聴するためにはアンテナケーブルを接続する必要があるのだが、それでは10WP1のポータブル性が活かせなくなる。そこで利用したいのが、同じ東芝製のREGZAブルーレイ/サーバ-だ。他社製レコーダーとのネットワーク接続では、録画番組は視聴できても、ライブチューナーの利用はできない。しかし、REGZAブルーレイ/サーバーとの接続であれば、ライブ番組も視聴できるのだ。ネットワーク経由で視聴するため、実際の放送から2、3秒遅れて表示されるが、見比べない限り違和感はなかった。この方法を使えば、内蔵アンテナでは受信が難しい浴室などでも、ライブ放送の視聴が可能だ。REGZAサーバーには、さらにメリットがある。それが東芝製テレビ/レコーダーの売りの機能である、タイムシフトマシン視聴や「ざんまいプレイ」ができることだ。スタートメニューの「ホームネットワーク」を選ぶと、そこに「タイムシフト過去番組表」と「ざんまいプレイ」アイコンが並ぶ。「タイムシフト~」を選択するとレグザサーバーと同じ、過去番組表が表示されるのだ。10WP1を利用することで視聴場所が自由になり、さらにタイムシフトマシン機能によって、視聴時間も自由になる。また、いちいち録画予約などを行う必要もない。年末年始の特別番組は通常の録画予約では、録り漏らしてしまうこともあるが、REGZAサーバーなどの全録機ならその心配もない。大人なら、録画失敗はあきらめもつくが、子どもはそれを理解してくれないため、無駄に子どもが癇癪を起こすといったトラブルも防げるのだ。REGZAポータブルテレビ「10WP1」とREGZAサーバーを組み合わせれば、子どもにリビングテレビを独占されてしまったお父さんたちも、安心して録画番組やライブ番組を楽しむことができそうだ。●(番外編) ネット動画を大画面で楽しむ○(番外編) ネット動画を大画面で楽しむ番外編としてもうひとつ、動画を楽しむ方法を紹介したい。最近では、映画などを楽しむ選択肢として、定額のネット配信サービスが広がっている。とはいえ単に「タブレットでネット動画を視聴しましょう」というのではつまらない。そこで試したみたのが、プロジェクター機能を搭載したタブレットを利用して、寝室の天井に照射してしまおうという作戦だ。利用するのはレノボの「YOGA Tab 3 Pro 10」。10型液晶とプロジェクター機能を搭載したAndroidタブレットだ。前モデルではプロジェクターのレンズが側面に付いており、天井に照射するのは難しかったが、今回のモデルからスタンド部正面に移動。さらにスタンドが180°に開くようになったため、天井照射が簡単にできるようになったのだ。筆者は定額動画配信サービス「dTV」の公式アプリをインスイールして、映画やドラマを天井に映して楽しんでいる。70cmほどの高さのテーブルにタブレットを置いて、160cmほど上の天井に映像を映し出すと、映像を40型オーバーのサイズで映し出すことができた。投影解像度は854×480ドットとHDには満たないため、解像感は高くないが、真っ暗な中で映画を見る分には問題なし。また、4つのJBLスピーカーも搭載しており、サウンド面でも十分な迫力が楽しめる。こんなスタイルで寝正月を過ごすのもよさそうだ。
2015年12月25日最近、「テレビでコント番組を見て、お腹の底から笑ってないな」って思いませんか?それもそのはず。現在、全国の地上波放送で誰もが見られるテレビ番組に「コント」というジャンルの番組は残っていないのです。バナナマンやサンドウィッチマン、東京03などコントを得意とする芸人の数は多いのに、披露の場はほとんどがライブやDVDのみとなっているということ。スタジオに大掛かりなセットを組み、人気芸人が本気になって衣装とメークを施し、アドリブか計算しつくされたのかわからないくらい絶妙な間でセリフを畳みかける……、そんなコント番組が、いまはもう存在しないのです。■NHKの内村光良コント「series-3」が終了なぜかというと、NHKで放送されていた『LIFE!~人生に捧げるコント~』の「series-3」(2015年4月2日~9月24日)が幕を閉じ、次の「series-4」の予告がされていないため。人気キャラクターを忘れさせないように再放送や未公開コントを放出する番組などは随時続いているため、きっとまた内村光良さんを中心に新シリーズがひょっこり始まるのでしょう。しかし『LIFE!―』は、唯一レギュラー放送されているコント番組だったのです。現在放送中のバラエティー番組で、コントのコーナーを積極的に取り入れているのはおそらく『SMAP×SMAP』(フジ、1996年~)のみではないでしょうか?コント好きの筆者は、改編期に年数回で放送される『志村けんのバカ殿様』(フジ、1986年~)が愛おしく思えるほどです。しつこいようですが、1週間の嫌なことを吹き飛ばすほどの笑いのパワーをくれたコント番組が、今や0本なのです!そこにどんな理由があるのか、調べてみました。■10年以上も続いたコント番組は2つだけ!コントだけで構成する番組にとって、10年以上続けるというのは至難の技。・『8時だヨ!全員集合』(TBS、1969~1985年)16年間・『ドリフ大爆笑』(フジ、1977~2003年、98年以降は総集編など不定期放送)26年間なんと、この2番組しかありませんでした。国民的なお笑いグループ、ザ・ドリフターズがどれほど偉大なことを成し遂げていたかがわかります。『オレたちひょうきん族』(フジ、1989年終了)でも8年間、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジ、1997年終了)だって8年間、ネタ見せバラエティーともいえますが『エンタの神様』(日本テレビ、2010年終了、以降特別版あり)も7年間しか続いていないのですから。■コント番組が続くために必要な3つの要素制作の手間がかかるコント番組を続けるにあたって必要となるのは、第1に「出演者のスタミナ」、第2に「企画力の継続」、そしてなにより重要なのが「番組制作費の確保」ではないでしょうか。(1)出演者のスタミナ現在、多くのお笑い芸人に求められるのはフリートーク術になっています。コントだけでなく、テレビで漫才やネタを見せられる番組が減っているといわれていますが、トーク番組でおもしろい話をして、ドカンと場の空気をさらっていくような芸人がひっぱりだこになり、売れっ子芸人といわれています。一発当てて人気の出る芸人も1年経てば別の顔になっていますし、芸人さんたちが長い時間をかけて、じっくりとコント番組をつくれるような環境が少ないのかもしれません。(2)企画力の継続これも、放送規制の厳しい現在では大きな問題ではないかと思います。一昔前ならば、銭湯のシーンなら裸のお姉さんが登場し、ケーキに顔を突っ込んだりしても、視聴者は皆笑って見ていました。が、いまはBPO(放送倫理・番組向上機構)が眉をひそめる時代です。もちろん、悪質なやらせがあったり、品のない番組や人を傷つけるようなシーンがあったりする番組は注意されるべきでしょう。が、お笑い番組をつくる人々が自由につくりたいものをテレビの電波に乗せられないというのも、コント番組が減ってしまった理由のひとつではないでしょうか。(3)番組制作費の確保トーク番組などと違い、コント番組をつくるのには、美術費や衣装代、あらゆる制作費がケタ違いに高いといわれています。多くの国民に愛されて視聴率がよく、スポンサーもたくさんついてくれるような番組でないと、厳しい時代になったのです。*インタ―ネット動画で誰もが番組をつくれる時代といわれていますが、やっぱり大掛かりなセットで、豪快に笑わせてくれるコント番組が恋しいです。翌日に会社や学校で話題になるような、家族みんなで揃って見られるコント番組が再び作られる日は来るのでしょうか?(文/中田蜜柑)
2015年11月17日予測不能、そして偶然。そんな笑いを追求する男たちがいます。編集部が今注目するテレビの作り手のひとり、高橋弘樹さんに番組作りのこだわりを聞きました。「実は、テレビ局に入る前、全然テレビ好きじゃなかったんです(笑)。ただ、何かものを書く仕事がしたくて、テレビ局だったら台本書けるし、あと何か自分が興味があることや知りたいことを、仕事で追求できるかな?ということで、テレビ局を志望しました。でも軒並みどこも落ちまして、唯一拾ってくれたテレ東に入社。いま入社11年目なんですが、ずっとバラエティ畑にいますね」学生時代などに、バラエティ番組はあまり見なかったという高橋さん。今も昔も見るのは、ドキュメンタリーや旅番組などごくごく一部だそう。そんな彼が作るバラエティ番組は、現実の中で偶然起きる笑いをピックアップするという、やはりどこかドキュメンタリーの要素がある。「笑い自体はもちろん大好きなんですが、“面白いこと言ってますよ~”とか、“笑わせてあげますよ~”的な空気の中で生まれる笑いが好きじゃなくて。予定調和ではない、突発的なこととか、本人たちは本気でやってるんだけどなんかズレてる、あるいはナチュラルに違和感があるという状況から出てくる驚きと、笑いが好き。つまり、ノンフィクションの中から生まれる笑いですね」現在放送中の『家、ついて行ってイイですか?』は、まさに高橋さんの好きな笑いが凝縮されている。終電を逃した人に、タクシー代を出すから家までついていってロケをさせてくれ、という番組だ。「昔から、自分の知らない世界や、異なる常識を見るのが好きでした。それは日本と全然違う暮らしをしている国の文化でもいいし、知らないおじいさんの意外な裏の顔でもいい。そういうものを見ると、驚くし、同時にすごく面白いと思うんですよ。さらに、この番組はMCがいるんですが、トークの場面は毎回、一般の方のご自宅をお借りして撮影しています。同じセットで撮ってると、笑いは生まれるけど予定調和になるんですよね。でも、毎回別の場所、しかもそのお宅の住人の方も一緒にトークに参加するとなると、その方のほうがズバズバ言うので、絶対予定外のことが起こる。でもそこで生まれる笑いは、やっぱり面白いんですよ。これからも、バラエティの手法でノンフィクション的な笑いを追求していきたいですね」◇たかはし・ひろきテレビ東京プロデューサー。過去に手がけた番組は、『ジョージ・ポットマンの平成史』『空から日本を見てみよう』など。趣味は銭湯と温泉巡り。※『anan』2015年11月18日号より。 写真・松木宏祐
2015年11月13日日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は26日、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を開始した。「TVer」は、在京民放5社が展開する見逃し配信サービス「日テレ無料TADA!」、「テレ朝キャッチアップ」、「TBS FREE」、「ネットもテレ東キャンペーン」、「フジテレビ+7」が集約されたサービス。各局、1週間に10本から15本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。番組は、タイトルやタレント名からも検索可能。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載されている番組関連情報も「TVer」上で提供していく。対応OSは、iOS 7.0以降(iPhone 4S以降)、Android 4.1以降。サービス開始当初の主な配信コンテンツは以下の通り。日本テレビ偽装の夫婦徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました有吉反省会SENSORSMOCO’S キッチンほかテレビ朝日科捜研の女遺産争族さまぁ~ず×さまぁ~ずくりぃむナンチャラブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!ほかTBS下町ロケット結婚式の前日にマツコの知らない世界ニンゲン観察バラエティ モニタリングがっちりマンデー!!ほかテレビ東京YOUは何しに日本へ? (傑作選)所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!ゴッドタン空から日本を見てみよう+よそで言わんとい亭ほかフジテレビ無痛~診える眼~オトナ女子TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY久保みねヒャダ こじらせナイト所さんの世田谷ベースほか
2015年10月26日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は10月26日、広告付きでテレビ番組を無料配信するサービス「TVer(ティーバー)」をスタートした。パソコンやスマートフォン、タブレットでコンテンツを視聴できる。TVerは、在京民放5社が初めて連携した公式テレビポータル。見逃しなどリアルタイムで番組を視聴できなかった人向けに、放送後から次回放送までの原則1週間限定で無料配信する。サービス開始当初は各局10コンテンツ程度、合わせて50~60コンテンツの配信を行っていく。スマートフォンアプリの対応端末は、iOS 7.0以上を搭載するiPhone 4S / 5 / 5c / 5s / 6 / 6 Plus / 6s / 6s Plus、iPod touch、Android 4.1以上を搭載するスマートフォン。タブレット向けアプリはiOSとAndroidの両OSとも近日公開予定とされている。
2015年10月26日BSスカパー!では、テレビ史上初となる「おっぱい」に特化した画期的なバラエティ番組『おっぱいボヨヨ~ン!!』を10月23日に放送する。テレビ局の自主規制により、もはや地上波ではまったくと言ってよいほど見られることが無くなった「おっぱい」。この番組はそういった状況を憂慮し立ち上がった、まさに「おっぱい」による「おっぱい」のための「おっぱい」バラエティー。出演者はオリエンタルラジオ・藤森慎吾、品川庄司・庄司智春、シソンヌ・長谷川忍、イジリー岡田、そしてお手伝い役のグラビアアイドル・星乃まおり。番組では「おっぱいサイキック~おっぱいを見せたくなる催眠術をものにしたい~」「おっぱいガールを探せ!」などのおっぱい満載の企画で、おっぱいをこれでもかとフィーチャーし、その真髄に迫っていく。藤森は「この番組ではたくさんのおっぱいが出てくるので、"おっぱい麻痺"してきましたね。普通のおっぱいじゃ満足できなくなっちゃうかも(笑)」とコメント。妻帯者である庄司は「今回のおっぱいロケは妻には報告しません。今後もこの番組が続いたら出演させて下さい。スタッフがいてカメラがあるので、いやらしいおっぱいを見ることが合法ですからね。ここじゃないとはしゃげませんから、今後も長いお付き合いをお願いいたします」と、すっかり番組が気に入った様子だ。そしてイジリー岡田は「長い間おっぱいが出る番組から遠ざかっていたので、自分に免疫が 無くなっていることに気づきましたが、収録時間が6時間すぎたあたりから吹っ切れました。いろんなカップを渡り歩いてきましたが、理想のオッパイはBカップですね。安心感があります」と貫禄のコメントと共に、おっぱいにエールを贈った。『おっぱいボヨヨ~ン!!』はBSスカパー!にて10月23日(金曜 24:00~)放送。
2015年10月22日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、テレビ番組を広告付きで無料配信するキャッチアップサービス「TVer(ティーバ)」を10月26日より開始する。サービス自体は2015年7月に発表しており、今回は提供日や続報が告知された。キャッチアップサービスとは、放送を見逃したユーザーや、再度視聴したいユーザーに向けて、番組放映後の一定期間、番組を再配信する放送局公式の無料動画配信サービス全般を指す。TVer開設の背景として、情報通信技術の発展、インターネットサービスの多様化、スマートフォンやタブレットなどデバイスの普及など、放送を取り巻く環境の変化を挙げている。また、違法動画の配信サイトでテレビ番組を不正に配信する事例が増えていることも理由。在京民放5社では2014年秋から公式の無料番組配信サービスを検討し、「TVer」を開始することとなった。公式としてサービス提供することで、違法な動画配信の撲滅も狙いのひとつ。新たに始めるTVerでは、リアルタイムで視聴できなかったユーザーに向けて、番組放送後から次回放送までの1週間限定で動画を配信。各局10番組程度、全体で50~60番組を配信する予定。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載している情報も提供し、番組関連の話題もチェックできる。配信動画は、PCがWebブラウザから、スマートフォンとタブレットが専用アプリ(iOS/Android)からの視聴に対応。現時点で配信予定の主な番組は以下の通り。・日本テレビ「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」、「有吉反省会」・テレビ朝日「科捜研の女」、「遺産争族」・TBSテレビ「下町ロケット」、「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」・テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、「ゴッドタン」・フジテレビ「無痛~診える眼~」、木曜劇場「オトナ女子」
2015年09月29日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、テレビ番組を広告付きで無料配信するサービス「TVer(ティーバ)」を10月26日より開始する。対象デバイスはPC、スマートフォン、タブレット。TVerは、各局のテレビ番組を無料で視聴できる動画配信サービス。番組放送後から次回放送までの1週間、リアルタイムで視聴できなかったユーザー向けに、期間限定で配信する。ドラマやバラエティなど、各局10番組程度、全体で50~60番組を配信する予定。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載している情報もTVerで提供され、動画視聴と合わせて番組関連の話題も確認できる。配信動画は、PCがWebブラウザから、スマートフォンとタブレットが専用アプリ(iOS/Android)から視聴できる。配信を予定している主なコンテンツは以下の通り。日本テレビ:「徳井と後藤と麗しの SHELLY が今夜くらべてみました」、「有吉反省会」テレビ朝日:「科捜研の女」、「遺産争族」TBSテレビ:「下町ロケット」、「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」テレビ東京:「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」、「ゴッドタン」フジテレビ:「無痛~診える眼~」、木曜劇場「オトナ女子」
2015年09月29日日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を10月26日より共同で開始すると発表した。「TVer」は、在京民放5社で放送されているドラマやバラエティを広告付きで見逃し配信するサービス。各社、1週間に10本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。また、全局連携テレビ情報アプリ「ハミテレ」に掲載されている情報も「TVer」上で提供するため、番組関連の話題も確認できる。対応を予定するデバイスは、PC、スマートフォン、タブレット。サービス開始時の主なコンテンツは以下の通り。日本テレビ徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました有吉反省会テレビ朝日科捜研の女遺産争族TBSテレビ下町ロケットニンゲン観察バラエティ モニタリングテレビ東京所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!ゴッドタンフジテレビ無痛~診える眼~木曜劇場 オトナ女子
2015年09月29日LGエレクトロニクス・ジャパンは2日、同社の有機ELテレビと液晶テレビが、定額制映像配信サービス「Netflix」に対応したことを発表した。Netflixは、世界50カ国以上で6,500万人以上の会員を抱える、定額制の映像配信サービス。日本国内では9月2日からサービスを開始し、「デアデビル」などのNetflixオリジナルコンテンツのほか、ドキュメンタリー、長編映画などをストリーミング配信する。月額料金は、標準画質(SD)のベーシックプランが650円、高画質(HD)のスタンダードプランが950円、超高画質(UHD 4K)のプレミアムプランが1,450円(すべて税別)。LGエレクトロニクス・ジャパンのNetflix対応テレビは、2014年および2015年に発売されたwebOS搭載モデル。対象テレビは配布済みのソフトウェアにより、ホーム画面のランチャー上にあるアイコンからNetflixを利用できるようになっている。対象テレビの詳細は以下のとおり。なお、下記以外の機種も、2015年度中のアップデートでNetflixに対応する予定だ。○有機ELテレビ - 2015年モデルEG9600シリーズ(65EG9600/55EG9600)EC9310シリーズ(55EC9310)○液晶テレビ - 2015年モデルUF9500シリーズ(65UF9500/55UF9500)UF8500シリーズ(60UF8500/55UF8500/49UF8500)UF7710シリーズ(55UF7710/49UF7710/43UF7710)UF6900シリーズ(49UF6900/43UF6900)LF6300シリーズ(55LF6300/49LF6300/43LF6300/32LF6300)○液晶テレビ - 2015年モデルUF9500シリーズ(65UF9500/55UF9500)UF8500シリーズ(60UF8500/55UF8500/49UF8500)UF7710シリーズ(55UF7710/49UF7710/43UF7710)UF6900シリーズ(49UF6900/43UF6900)LF6300シリーズ(55LF6300/49LF6300/43LF6300/32LF6300)
2015年09月02日子ども向けのテレビ番組には、人それぞれ思い出があるもの。幼稚園に行く前に毎朝見ていたとか、学校を休んだ日にだけ見てもいいなど、各家庭のルールがありましたね。ところで、子どもに人気の番組は、一度ヒットすると長寿番組になっていく傾向にあるようです。そこで、現在も放送中の「子ども向け長寿番組トップ10」を調べて、なぜロングヒットが続くのか分析してみました。栄えある1位に輝いたのは、「子ども番組といえばコレ!」というアノ番組です。■10~7位:『しぜんとあそぼ』、『えいごであそぼ』、『おはなしのくに』、『てれび絵本』(すべてNHKEテレ)・・・25年4か月1990年4月から始まったNHKEテレの4番組が同率でトップ10を下支え。Eテレには子どものみならず大人の心も捉える個性的な番組が多いですが、四半世紀以上も続くのは自然観察と語学、そして童話の読み聞かせという典型的な教育番組。これは、親や先生からの支持が高いからではないでしょうか。テレビを見せておくだけで、子どもたちに教養や豊かな感性が身につくのであれば、見せたい番組として残るの当然です。■6位:『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ)・・・26年10か月1988年10月にスタートした正義のヒーローの物語。幼い子にも理解しやすく、「人生で初めて認識したキャラクターがアンパンマン」という子も少なくありません。原作のやなせたかし先生は2013年に94歳で逝去されましたが、アニメ放送は継続。「単独のアニメーションシリーズでのキャラクター数」として登場キャラの多さもギネス世界一に認定されています。番組だけでなく、関連商品の売り上げも高く、全国に5か所ある「アンパンマンこどもミュージアム」への来場者も途絶えることはありません。■5位:『ドラえもん』(日本テレビ→テレビ朝日)・・・累計35年1973年に日本テレビで半年間放送され、のちに現在のテレビ朝日に放送権が移りました。ドラえもんは、アンパンマン同様に赤ちゃんや子どもの心を掴んで離さないキャラクター。そして藤子・F・不二雄の描くちょっと不思議で夢のある世界観は、大人になった〝元子どもたち〟からの信頼も厚いですよね。6位までの番組の記録を大きく離す35年という長さにも納得です。■4位:『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日)・・・累計39年3か月1975年4月に「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まったいわゆる“戦隊モノ”。初めてのアニメが「アンパンマン」ならば、初めてのドラマは戦隊モノという人も多いのでは?番組が続く理由のひとつに、各シリーズが1年で放送を終了するということがあるでしょう。次々と新ヒーローが誕生するので、子どもたちが飽きずに視聴でき、どハマリできるというわけ。大人になって「俺ら、○○レンジャー見ていたよね?」という同世代トークが盛り上がる番組といえます。■3位:『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ→BSフジ)・・・累計42年子どものころ、民放朝の帯番組といえばコレでした。1973年以来、ガチャピン、ムックと仲間たちがテレビの前のおともだちに話しかけ、楽しい歌で朝から明るく元気な気持ちになったものです。日本でいちばん売れたシングル盤「およげ!たいやきくん」などヒット曲が数多く生まれたことでも有名。「ポンキッキーズ」などと名前を変え、現在は「beポンキッキーズ」としてBSフジにて放送中(月~金朝7:30)。鈴木福くんと谷花音ちゃんらが、元気な朝を届けています。■2位:『サザエさん』(フジテレビ)・・・45年10か月子ども向けの番組とくくることに違和感が出るほど、全国民にお馴染みのアニメ。1969年の開始から「もっとも長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録に認定されており、声優の加藤みどりさん(73)は第1回からずっとサザエさん役を演じ続けています。ここまで来ると、放送終了の日は大騒ぎになるかも。■1位:『おかあさんといっしょ』(NHKEテレ)・・・55年10か月1959年10月に始まった、まさに子ども番組の母なる存在!出演者のおにいさん、おねえさんには「自動車の運転はダメ」「子どもに悪影響を与える行動はしない」、おねえさんにはさらに「結婚・妊娠しちゃダメ」などの禁止事項があるとか。健全な番組づくりを徹底しているからこそ、子どもに見せても安心できる雰囲気になるのでしょう。これからもずっと、子どもと一緒に見たい番組として永遠に続いてほしいものです。*みなさんにも思い出の番組や、番組で聴いた歌などがあることでしょう。いまもテレビをつければ、あのころの自分に戻れる番組が放送中。久しぶりに見てみてはいかがでしょうか?(文/中田蜜柑)
2015年08月28日シャープは8月20日、液晶テレビ「AQUOS R30シリーズ」を発表した。ラインナップは32型の「LC-32R30」と40型の「LC-40R30」で、発売は9月10日。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、LC-32R30が150,000円前後で、LC-40R30が180,000円前後(いずれも税別)。R30シリーズは、2013年6月にリリースした「DR9シリーズ」の後継モデル。ブルーレイディスクドライブと容量1TBのHDDを内蔵したオールインワンタイプで、内蔵HDDへの番組録画、ブルーレイディスクへの録画、ブルーレイディスクの再生が行える。DR9シリーズで2基備えていた内蔵チューナーは3基に増加し(3波対応)、内蔵HDDへの2番組録画と、デジタル放送の視聴が同時に行えるようになった。また、内蔵HDDの容量も500GBから1TBに増加している。画質面では、スポーツ番組などの動きの速いシーンをくっきりと表現する「倍速液晶技術」と、再生中のシーンに応じてコントラストや色を自動調整する「高画質アクティブコンディショナー」を搭載。バックライトにはLEDを使用している。音響面では、実用最大出力20W(10W×2)の前向きボックススピーカーを備える。ネットワークにも対応しており、インターネット動画サービスなどを提供する「AQUOS City」を利用できる。また、DLNAプレーヤー機能を搭載しており、ホームネットワーク内のレコーダーやテレビなどに保存した動画や音楽、写真を再生する。このほか、番組情報とネット番組を一覧表示する「ビジュアルモーションガイド」を採用しており、見たいコンテンツを直感的な操作で探すことができる。入力端子はHDMI×2、D×1、RCAピンジャック×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声×1。そのほかの接続端子は、HDD接続用のUSBポート×1、LANポート×1だ。本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。
2015年08月20日日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民放5社は16日、テレビ番組の広告付き無料配信サービス「TVer(ティーバー)」を2015年10月から共同で開始すると発表した。視聴デバイスはPC、スマートフォン、タブレットなど。「TVer」は、ドラマやバラエティなどのテレビ番組を、広告付きで無料配信できるキャッチアップアービス。配信対象番組は各社10番組程度で、テレビ放送終了後から次回放送までの1週間程度、インターネットを介して再配信。各社の自社サービスや「TVer」からのサービスのほか、提携配信会社からのサービスも含めるとする。運営はプレゼントキャスト。公式が無料配信サービスを提供することで、増加している違法動画を撲滅する狙いもあるという。
2015年07月17日日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビの在京民放5社は、パソコンやスマートフォンなどに、無料でテレビ番組を配信するキャッチアップ(見逃し配信)サービス「TVer」を10月より共同で開始する。「TVer」は、在京民放5社で放送されているドラマやバラエティを広告付きで見逃し配信するサービス。各社、1週間に10本程度の番組をラインナップし、テレビ放送終了後、約1週間視聴できる。5社は、公式のサービスを拡大することで、違法動画配信の撲滅にもつながるとしている。サービスの提供開始は10月を予定しているが、ティザーサイトはすでにオープンしており、メールアドレスを登録すると、サービス開始に関する案内がメールで届く。対応デバイスは、PC、スマートフォン、タブレット端末を予定する。
2015年07月16日データセクションは7月7日、テレビ番組に関するTwitter上の発言を分析できるサービス「TV insight」の提供を開始した。同社はこれまで、ソーシャルとテレビの融合を加速させることを目的に、2015年6月よりコンシューマ向けサービス「みるもん」の提供を行ってきたが、今回、法人向けサービスとしてソーシャルテレビ分析に特化したサービスの提供に至ったという。同サービスでは、全番組の反応度合を色の濃淡で表現する番組表型の一覧画面により、分析対象番組と裏番組の反応を俯瞰的に捉えることができる。また、番組内での出来事や、視聴者の印象をツイート内容から把握可能で、話題の多くを占めるキーワードをランキング形式で表示。同社独自のロジックで番組と無関係なツイートを排除するため、純粋な番組の話題量や質の把握が可能だ。同社は今後、番組ごとの視聴者像(クラスタ)分析や、CMとの相関関係分析などの機能を実装し、バージョンアップを随時行っていく予定となる。
2015年07月08日ハードコア・パンクバンドのBRAHMAN(ブラフマン)が、8月10日放送のNHK BSプレミアム『The Covers』(毎週月曜23:15~23:45)で、テレビの音楽番組に初出演することが3日、明らかになった。同番組は、ジャンルや世代を超えたアーティストたちが、影響を受けた曲や思い出深い曲をアレンジでカバーするという内容。8月10日の放送では、結成20周年を迎えたBRAHMAN が、彼らのルーツや、現在、これからへの思いが詰まった楽曲を披露する。パフォーマンスを披露するのは、ゴダイゴの「CHERRIES WERE MADE FOR EATING ~君は恋のチェリー~」(1977年)、ソウル・フラワー・ユニオンの「満月の夕」(1995年)。そして、自身のオリジナル曲「其限~sorekiri~」(2015年)も披露する。司会は、リリー・フランキーと、夏菜。
2015年07月03日プラットイーズは6月8日、メディアキャストのデータ放送システム「DataCaster M3」を利用してテレビの番組情報をデータ放送で提供する番組レコメンドサービス「OSUSU・me」(おすすみー)を発表した。ケーブルテレビ事業者向けに、2015年夏より提供を開始する予定だ。新サービスはDataCaster M3と密接に連携し、同社が入力した番組情報をタイムリーにデータ放送で表示できるという。視聴者はリモコンの操作で各チャンネルの番組情報を取得でき、自分の好みに合わせて表示する番組ジャンルを選択可能とのこと。見たい番組を「お気に入り」に登録すると、リマインド機能により視聴機会を逃さないとしている。番組編成の急な変更や突発的なイベント関連番組の追加、速報などのタイムリーな情報などにも迅速に対応可能という。番組探しから視聴までの操作はリモコン1つで完結するため、視聴者の利便性も向上させることができ、視聴の促進や解約防止、加入の促進に寄与するとしている。第1号ユーザーとして、香川県の中讃ケーブルビジョンが導入を決定しており、2015年夏から視聴者へのサービスを開始する予定という。
2015年06月09日6月6日に福岡ヤフオク!ドームで行われる『AKB48 41stシングル 選抜総選挙』を記念して、CSチャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」では、テレビ初放送となる『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014』など、特集番組を続々編成する。総尺444分におよび"楽曲の総選挙"とも呼ばれる『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト200 2014』は、6月6日から4週にわたって、毎週日曜日17時から放送(再放送は6月9日から毎週火曜深夜2時~)。さらに、6月7日は、12:00~24:00の12時間にわたり、AKB48、SKE48、NMB48、HKT48の関連番組を放送。ミュージックビデオ特集や、カラオケ特集、過去に放送した特別番組のアンコール放送などで構成する。
2015年05月08日パナソニックは4月27日、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズのコンパクトモデル「プライベート・ビエラ」として、「T5」シリーズと「E5」シリーズ、「F5」シリーズを発表した。T5シリーズの15V型「UN-15T5」、10V型「UN-10T5」、E5シリーズの15V型「UN-15E5」、10V型「UN-10E5」、F5シリーズの19V型「UN-19F5」を用意。発売は6月12日で、価格はオープン。推定市場価格はUN-15T5が81,000円前後、UN-10T5が61,000円前後、UN-15E5が65,000円前後、UN-10E5が45,000円前後、UN-19F5が50,000円前後(いずれも税別)。プライベート・ビエラは、近年増加している書斎や寝室などパーソナル空間でのテレビ視聴ニーズに応えた小型液晶テレビ。解像度は19V型が1,366×768、15V型が1,354×760、10V型が1,024×600だ。T5シリーズのチューナー部は地上/BS/110度CSデジタルチューナー×2基。1基が視聴用で、もう1基が録画用だ。500GBのHDDを内蔵しており、最大約675時間分の番組を録画できる。外付けHDDも接続可能だ。E5シリーズとF5シリーズのチューナー部は地上/BS/110°CSデジタルチューナー×1基。HDDは内蔵していないが、外付けHDDへの録画に対応している。T5シリーズのハードディスクに録画した番組を、モニター内のmicroSDカードに無線でダビングできる「おでかけ番組」機能を追加。外出先でも録画番組を視聴できる。1時間の番組であれば、約8分でダビングが完了する。T5シリーズとE5シリーズは、IPX6/7の防水仕様となっており、浴室やキッチンでも使える。硫黄や塩分を含んでいない入浴剤にも対応。キッチンでの使用時に、油汚れなどが付いた場合でも、食器用中性洗剤で洗い落とせる。3シリーズとも「お部屋ジャンプリンク」に対応。「お部屋ジャンプリンク」サーバー機能を備えたHDDレコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズで録画した番組を、ホームネットワーク経由で視聴できる。また、「外からどこでもスマホ視聴」機能も持つ。無料の専用アプリ「Panasonic Media Access」を使用することで、録画番組や現在放送中の番組を、外出先からもストリーミング視聴できる。UN-19F5以外のモデルはすべてバッテリーを内蔵しており、電源の取れない場所でも使用できる。バッテリーでの動作時間は約3時間30分。サイズは、UN-15T5がW388×D15.9×H249mm、UN-10T5がW264×D13.9×H184mm、UN-15E5がW391×D35×H260mm、UN-10E5がW267×D30.3×H189mm、UN-19F5がW452×D38.2×H298mmだ。
2015年04月27日気が付いたら、最近あまりテレビを見ていない。なぜだろうか。「見れる時間帯に家にいない」「録画しても家で見る時間がない」「在宅中にテレビをつけても見たい番組がやっていない」、このあたりに原因がありそうだ。ではもし、通勤・帰宅の移動時間に、外出中のちょっとした空き時間に、あるいは家でくつろいでいる時間に、風呂に入ってのんびりしている時間に、パッと見たい番組が試聴できたら? テレビの見方が変わるかも知れない。そんなわがままを叶えてくれそうな製品が、NTTドコモから発売される。「dTVターミナル」と呼ばれる製品だ。ドコモでは、定額制動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」を刷新し、新サービス「dTV(ディーティービー)」として、4月22日より提供を開始する。これにあわせて、あらたに提供するのが、dTVターミナルだ。dTVターミナルは、dTVの開始にあわせて発売される製品。自宅のテレビに接続すれば、dTVの約120,000作品、dアニメストアの約1,200作品(約20,000話)の中から、話題の注目作品を自宅のテレビで視聴可能になる。例えば、外出中にスマホやタブレットで見ていた作品の続きを、帰宅後に自宅の大型テレビで視聴。続きを風呂で防水スマホを使って視聴し、風呂上がりにもう一度テレビで続きを視聴、なんて使い方もできる。加えて、キャリアフリーのサービスであることもポイントで、ドコモ以外の利用者でも契約できる。本体価格は、一括購入の場合は7,538円。分割払いも可能で、その場合は月額314円 /月となる。このほかdTVの契約費が月額525円かかる。なお、dTVターミナルを購入しdTVでデバイス登録をした利用者の中から先着30万名にdTV専用のレンタルクーポンを毎月1枚(500円相当)最大14かカ月提供する「dTV×dTVターミナルスタートキャンペーン」を実施する。同キャンペーンを利用すれば、実質314円 /月でdTVが利用できることになる。主な仕様は、次の通り。サイズは約100×100×22mm、重さは約214g。CPUは1.5GHz・デュアルコアの「Hi3719C」、内蔵メモリは4GB/1GB(ROM/RAM)。OSはAndroid 4.2を搭載する。通信機能は、IEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)のWi-Fi、10/100 Base-T Ethernetの有線LANをサポート。対応テレビはHDMI端子搭載のテレビ(HDMI1.4推奨)。このほか、Miracast、マイメディア、お手軽プレイヤー(For YouTube)などのアプリケーションを搭載する。さて、同製品を使って楽しめるdTVについて、もう少し詳しく紹介しておきたい。dTVは、国内外の映画やドラマ、BeeTVの番組など、約12万作品を月額540円(税込、以下同)で視聴できるサービス。スマートフォンやタブレットで視聴できるので、いつでもどこでも気軽に映像コンテンツを楽しむことが可能。dTVの特徴は大きく3つある。まず、アプリを立ち上げるとすぐに映画やドラマの予告編が自動再生される「ザッピングUI」を採用した点。これにより利用者はテレビのチャンネルを変えるようにコンテンツを選択できるようになる。続いて、先に触れたdTVターミナルにより、実現した自宅のテレビでの視聴。最後はdTVでしか視聴できないプレミアム作品の配信だ。イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督らのdTVオリジナル作品を提供するほか、実写版「進撃の巨人」のdTVオリジナルドラマも制作するという。詳しくはマイナビニュースの別稿で確認いただきたい。***本稿で紹介したdTVターミナルは4月22日より、全ドコモ取扱店・ドコモオンラインショップで購入可能。すでに全国のドコモショップにて事前予約が開始されている。先述のdTV×dTVターミナルスタートキャンペーンは先着30万名に限られるので、気になる人は早めにドコモショップでチェックしてみると良いだろう。
2015年04月08日夏の風物詩ともいえる日本テレビ系番組「24時間テレビ愛は地球を救う」。今年のメインパーソナリティーが人気グループ「V6」と「Hey! Say! JUMP」に決定。同番組史上初の“2世代パーソナリティー”が誕生した。5日(日)放送の番組「DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦」で発表されたメインパーソナリティ。「V6」からは1998年に森田剛がチャリティーマラソンランナーとして同番組に参加。2000年には「V6」6人で番組パーソナリティを務めており、今回が15年ぶり、2回目となる。一方「Hey! Say! JUMP」はこれが始めてのパーソナリティであり、さらに「V6」と番組で絡むのも初めてだそう。この発表に対しSNSでは「まってまってまって!!!!ヘイジャン、V6と一緒に24時間テレビのメインパーソナリティーになるんだね!!これは、24時間テレビ見なきゃ」「V6とヘイジャンで新たな24時間テレビ頑張ってください」「ヘイジャンがパーソナリティーとか感慨深いものがあるね。スーツでびしっと決めて、ね。頑張った欲しいね、同年代としては」と、初パーソナリティの「Hey! Say! JUMP」を応援する声や、2グループのコラボを楽しみにする声が続々と上がっている。さらに、「学校のカイダン」や舞台「NARUTO」我愛羅役での好演が話題を集める俳優の須賀健太が、今回のニュースを受け「ぬぇぇぇぇー!24時間TVのパーソナリティーV6!?すごい!!みよう」と驚きのリアクションを自身のツイッターに上げた。またファンの間では「チャリティーマラソンランナーは一体誰になるのか?」「今年のドラマの主演は?」「深夜の時間帯には誰が出るの?」と、様々な憶測が飛び交っており、早くも続報が待ち望まれている。併せて発表された今年のテーマは「つなぐ~時を超えて笑顔を~」ということで、家族、友達、命や伝統などつなぎ、そこにある様々なストーリーを紹介するとのこと。大人世代と若い世代の代表として選ばれた2グループがどのようにつながりを表現していくのか、期待して夏を待ちたい。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日テレビ番組の話題になった途端、自分はテレビ見ない派だと宣言する人、いませんか?この人に「空気を読めよ」と思ってしまいませんか?心の中で毒づいてしまうのは、筆者だけでしょうか……?いいえ、きっと他の人もイライラしているはず!そこで、全国300人の男女を対象に「“私、テレビ見ない人なんです!”発言に、イラッとしたことありませんか?」というアンケート調査を実施。すると、12%の人が「ある」と回答!ざっくり、10人に1人の割合。少数派ではありますが、やっぱり不快に感じる人はいました!男女別に見てみると、男性は10.6%、女性は13%という結果に。男女差はそんなにありませんでした。しかし、どんな時にイラついたのかを質問すると、男女共に意見はほぼ一致していました。それは、「見ていない」という事実ではなく、その言い方や態度に腹を立てている、ということ。今回、具体的にムカつくタイプを3パターンにまとめてみたので、一緒に見ていきましょう!この記事を読んでいるあなたは、絶対に同じことをしないでくださいね!■1:高飛車な態度に腹が立つ男女共に共通して、多くの声が寄せられたのがこのタイプ。「オシャレな美人が、“私はテレビを見ないオーガニックな生活をしている”感が出ていると無性にイラつく」「テレビ見ないのがカッコイイと思っているっぽいところが鬱陶しい」「NHKしか見ない発言がウザかった」「職場の仲間と好きな男性芸能人の話になった時、“私、テレビ見ない人なんですよね~”と言って“ふふっ”と笑った。“いかにもバカにしたようなその笑いは何なの?”とイライラしていた」あ~これはわかります。何となく、「あなたと私は違う!」と見下された感じが腹立つんですよね。今話題のマウンティングです。でも、逆にこんな意見もありました。「ドラマばっかり見ている人が、見ない人に対して“ドラマ見ないで家で何しているんですか~?”と言っているのを見た時、カチンときたことがある」自分のしていることを真っ向から否定されると、誰しもイラッとしますよね。あなたもつい、こんなことをしていませんか?嫌われる原因なので、気を付けていきましょう。■2:空気読めない態度に腹が立つまた、筆者と同じく「もうちょっとその場の空気を読んでよ……」という意見も多く見られました。そんな主張をすること自体、大人げないですよね。「その一言で話が続かなくなる……」「テレビネタは誰とでも話しやすいネタなので、あまり仲良くない人とするが、そういう相手が見てないと、もう話すネタがないので困る」「テレビ見てないアピールをされても、どうしてほしいのかがわからない。会話する気ないなら、入ってこないでほしい」話が盛り上がったところに、見てないアピールをされたら話が途切れてしまいますよね。例え見ていないとしても、そこは大人ですから、雰囲気を壊さないようにうまく受け流していきましょう。■3:嘘っぽい言動に腹が立つあと、“テレビ見ていないアピール”をしておきながら、話に食いついてくる感じに「嘘つけ!」とイラッとする人達が目立ちました。わざわざ「見ない!」と断言してはいるものの、「本当は気になっているんでしょ?」と突っ込みたくなるタイプです。「どっちなんだよ!」とイラつく気持ち、わかります。「テレビを見ないのに、お笑いに詳しい奴は明らかに矛盾していてムカつく」「ふとテレビの話題になり、“毎回録画している”と言ったら、“見せて!”と言ってきた。“テレビ見ないって言っていただろうが!”と言いたい」「“民放つまんないし、受信料払いたくないからテレビがない”と言っていた上司。ちょっとビックリした」「“見ない”と言いながら反応する奴が……」「“ニュースしか見ない!”と言ってる奴ほど、誰もいないところではバラエティーを見ていることが多い」やっぱり、どんな場面においても、言い方による不快感ってありますよね。要するに、“テレビを見る=娯楽”的な印象が強く、テレビを見ないとアピールする人は心のどこかで「テレビなんか……」といった見下す感が出ているのでしょう。上記の通り、「私は見ないから!」という自己アピールは不快感を与える行為であることは間違いありません。そもそも、否定的な主張はどんな場面においても、相手を不快にさせやすいです。何気なく発したつもりでも、「何?この嫌な奴」なんて思われないように、マイナスな物の言い方はやめましょうね!(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2015年2月25日(水)調査対象:全国30代の男女300名
2015年03月10日トランスコスモスは1月19日、日本テレビのテレビショッピング番組「日テレ ポシュレ」が「オムニチャネルサポートPowered by LINE ビジネスコネクト」を活用したと発表した。オムニチャネルサポートPowered by LINE ビジネスコネクトは、LINEに登録した企業アカウントとユーザーとが「友だち」になり、LINE上で双方向のコミュニケーションができるサービス。従来LINEユーザーが企業アカウントと友だちになると、企業が発信した情報を得られるが、ユーザーが企業にコメントを送ることができない。トランスコスモスのサービスを活用した日テレ ポシュレでは、LINEのアカウントを介してテレビショッピングを観た視聴者からの問い合わせに対応。テキストや画像を通じて双方がやり取りすることで、商品確認がスムーズになったほか、コンタクトセンターの電話対応にかかる負荷を減らすことに成功した。また、これまで友だちに追加した視聴者の7割と実際にコンタクトでき、半数以上の視聴者に購入ページを紹介できたことなど、サービスによって新たな顧客の取り込みにも一定の成果を上げられたとしている。LINE ビジネスコネクトは、公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIを提供し、各企業がカスタマイズして活用できるLINEが提供するサービス。これを活用することで、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができる。また、企業の持つ既存のデータベース、システムとLINEアカウントを連携させることで、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能となっている。
2015年01月20日夫婦の危機
義父母がシンドイんです!
モラハラ夫図鑑