坂口健太郎が警察官役でテレビドラマ初主演を果たす、4月スタートの新ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」。この度、本作に北村一輝、吉瀬美智子、渡部篤郎が出演することが明らかになった。本作は、謎の無線機を通じて“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事が協力し、未解決事件の謎に挑むヒューマンサスペンスドラマ。今回出演が明らかになったのは、坂口さん演じる警察官・三枝健人をに関わるキャストたち。■北村一輝、坂口健太郎と時空を超えて交信!坂口さん演じる“現在”を生きる刑事に対し、“過去”を生きる刑事として、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」『テルマエ・ロマエ』『今夜、ロマンス劇場で』などで幅広い役柄を演じ分けてきた北村一輝が出演。北村さん演じる大山剛志は、健人と時空を超えて無線機で交信する城西警察署刑事課の刑事で、誰よりも不正を憎み、周囲の迷惑や警察のメンツ、慣例などにはとらわれることなく、思う存分に捜査にのめり込む性格。ある日突然収賄容疑をかけられ、その後失踪してしまう…。今回共演陣について北村さんは、「渡部さんとは久しぶりに密度の濃いお芝居ができそうで、現場でお目にかかるのが楽しみです。坂口さん吉瀬さんは前作とは違う新しい役どころで、観ている方に受け入れられる関係性が築けると嬉しいです」とコメント。また「“続きが気になる深みのある作品になれば”と撮影が始まることを楽しみにしています。皆さんも、放送を毎週楽しみにしていてください」と視聴者へメッセージ。■吉瀬美智子、約8年ぶりに刑事に! 坂口とタッグ!吉瀬美智子が演じるのは、健人が城西警察署管内の交番に勤務していた際、女児誘拐殺人事件をきっかけに出会った城西署刑事課の刑事・桜井美咲。新人時代、指導係だった大山の厳しい教えを受け、多くの事件と向き合うことで優秀な刑事に成長。強気でクールだが、誰よりも事件解決への思いが強い。長期未解決事件捜査班のリーダーに任命され、健人とタッグを組み事件を捜査する。「久しぶりの刑事の役です。格好よく演じたいと思っています」と語る吉瀬さん。「いまをときめく俳優の坂口健太郎さんとご一緒できて嬉しいです。北村一輝さんはお兄ちゃん的な存在なので、今回も助けていただけたらと思います。渡部篤郎さんはダンディーなイメージとバラエティーのときのギャップが面白くて素敵な方だと思います」とそれぞれ共演者の印象を明かし、「プレッシャーもありますが、頑張りたいと思います」と本作への意気込みを語っている。■渡部篤郎、冷酷非道なヒール役そして、警視庁の刑事部長として絶大な権力をふるう中本慎之助役で、これまで様々な刑事役を演じてきた渡部篤郎が出演。警察の裏の顔ともいうべき存在で、数々の政治家や大企業に絡む隠ぺい工作を行うなど、汚い手を使って現在の地位にのし上がってきた、手段を選ばない冷酷非道な警察キャリアを演じる。オリジナル作品を見たという渡部さんは、「一視聴者として引き込まれ、素晴らしいエンターテインメント作品だと感じました。そのような作品に参加させて頂くことになり、心より感謝しています」と感想を述べ、「素晴らしい原作ですが、日本版もきっと良い作品になると信じています」とコメントを寄せている。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は4月期、毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年02月28日「きれいね」「あら、かわいい……」と楽しそうに笑みを浮かべながら美智子さまがご覧になったのは、絵画や雑貨、織物、アクセサリーなど、約4千点が出展された工芸展。 美智子さまを魅了したこれらの作品はすべて、特別支援学校「旭出学園」の生徒や関連する福祉施設利用者の手作りだ。2月1日午前、美智子さまは日本橋三越本店にお出かけになった。 「知的障害を持つ子どもたちのために設立された『旭出学園』では2年に1度、百貨店で工芸展を開催しています。美智子さまは、皇太子妃だった’76年に初めて工芸展を訪れて以来、学園の視察もなさり、42年間にわたって交流を続けていらっしゃいます。次の工芸展は再来年ですから、今回が皇后として最後のご訪問でした」(皇室ジャーナリスト) 展示品は販売されており、美智子さまはお買上げになった品々をご自身で大切にお使いになったり、愛子さまや悠仁さまへプレゼントされたりしている。にこやかに展示をご覧になった美智子さま。「鳥とヒマワリ」と題された絵の前で立ち止まり、前出の保谷さんに尋ねられた。 「この絵を描いた方は、おいくつくらいの方ですか。お元気でしょうか?」 美智子さまは、’14年にはこの絵がプリントされたタンブラーを、’16年にはポストカードを購入されていた。 「前の絵葉書は、今も御所のサンルームに飾っています。ひまわりは、震災からの復興の象徴ですから」 美智子さまがこう語られたように、大切にされている「鳥とヒマワリ」の絵。作者は下田亮介さん(39)だ。この創作を支援したのは、『板橋区立徳丸福祉園ワークハウス』の村松こずえさん。 「あの絵は、下田さんが約1年間かけて完成させたもので、下田さん自身、初めて納得できた自信作なのです。筆圧を調整することが難しい下田さんは、クレヨンを折ってしまったり、水彩画を描こうとしても紙を破いてしまったり、『もう僕には描けない』と絵を諦めかけたこともありました。でも、そうして完成させた作品を、美智子さまが気に入ってくださったと聞いた下田さんは、さらに創作意欲が湧いて、今回も新作を出展できたのです」 障害を持つ方を応援するお気持ちで、作品を購入されてきた美智子さま。今回の工芸展では、「お引っ越しが控えているので増やせないわ」とおっしゃっていた。 それでも、小さな貝の皿(250円)、桜の花びらの箸置き5個セット(950円)、カエルの木のバッジ(350円)、モザイクタイルのふくろうの壁掛け(2,800円)、和紙で作った折り鶴のアクセサリーチャーム(800円)と、5種類13点のお買い物をされた。折り鶴は、今回はじめて出展された作品なのだという。 「折り鶴を制作したのは、50代の女性施設利用者です。彼女が唯一作れるものを、何とか作品にできないかと考え、樹脂でコーティングして型崩れしないようにしました」(前出・村松さん) 折り鶴は、平和と核廃絶の象徴として知られている。昨年10月、83歳のお誕生日を迎えられた美智子さまは、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」のノーベル平和賞受賞と、被爆者たちの核廃絶運動に言及された。 「両陛下は、3月27~29日のご日程で沖縄に訪問されることも決まっています。譲位後は、国民の前に姿を見せる機会さえも非常に限られます。皇后としての残された時間、どうにか国民へ平和へのメッセージを伝えたい――。“最後”のお買い物に折り鶴のチャームを選ばれたのも、そうした思いがあってのことでしょう」(前出・宮内庁関係者) 購入した折り鶴のチャームは3羽。ご自分用と、愛子さまと悠仁さまへのお土産なのだろう。折り鶴とともにお孫さま方に受け渡されるのは、平和、核廃絶への祈りに違いない。
2018年02月09日教会の礼拝堂に安置された棺。横たわっていたのは70年もの歳月をともに過ごした友人だった。美智子さまは、静かに2輪の白い花を棺の前に手向けられた――。 11月27日、絵本研究家で元国際児童図書評議会(IBBY)会長の島多代さんが逝去した。享年80。島さんは、美智子さまにとって聖心女子学院の3学年後輩にあたる。 「12月1日に、東京都港区のカトリック高輪教会で葬儀が営まれました。美智子さまは83歳。これまでも多くの知人との別れを経験されています。“偲ぶ会”などに出席されることは多いのですが、葬儀会場に足を運ばれることは異例といえます。それだけ島さんは美智子さまにとって特別な存在だったのでしょう」(宮内庁関係者) 美智子さまと島さんの強い絆を育んだのは、絵本や児童文学を通じての交流だった。幼いころから、膨大な量の作品に親しまれてきた美智子さま。 “子供時代の読書の思い出”をテーマに講演をされたこともある。 《読書は私に、悲しみや喜びにつき、思い巡らす機会を与えてくれました。本の中には、さまざまな悲しみが描かれており、私が、自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした》 講演はビデオにおさめられ’98年のIBBYニューデリー大会で公開され大きな反響を呼んだが、この大会でIBBY会長に選出されたのが島さんだった。 “絵本や児童文学によって、世界の子供たちに想像力の翼を与えたい”、島さんはそんな美智子さまの思いを世に伝えるために尽力した。いわば島さんは親しい後輩というだけではなく、美智子さまの人生を変えた同志であったといえるだろう。島さんと交流があったメディア・プロデューサーの渡邊満子さんはこう語る。 「詩人、まど・みちおさんが’90年の『国際アンデルセン賞』の候補となり、’94年に日本人として初めての受賞となりました。まどさんの作品を各国の選考委員に読んでもらうために、英語への翻訳が必要だったのですが、それを皇后さまに依頼したのも島さんだったのです」 渡邊さんによると、かつて美智子さまは島さんについて、こう話されていたという。 「あの大きな目で、ひたむきに頼まれると、イヤとは言えなくなるの。学生時代からそうだった」 島さんの告別式と同じ日に開催された皇室会議で、天皇陛下が19年4月30日に退位されることが決まった。上皇后になられる美智子さまは、陛下のご退位後、どのように過ごされるのだろうか。 「上皇后として、ご公務はなさいません。しかし、美智子さまにとって絵本の普及やピアノを通じてのご交流はライフワークです。時間に余裕が生まれるぶん、むしろ2つのライフワークには、力をお注ぎになることでしょう。“時間ができたら、子供たちのために、こんな活動も……”、島さんと過ごされた病室では、そんな夢もいっしょに紡がれていたと思います。島さんの逝去は、美智子さまにとって本当に残念なことだったでしょう」(宮内庁関係者) 天国に召された盟友のぶんまで……。お別れの日、美智子さまはそう誓われたに違いない。
2017年12月13日女優の吉瀬美智子が30日、東京・表参道で行われた「Epson presents 表参道イルミネーション2017」(12月25日まで開催)の点灯式に出席した。「Epson presents 表参道イルミネーション2017」の点灯式に出席した吉瀬美智子点灯式が行われた表参道には、買い物や散歩などプライベートで来ることが多いという吉瀬は、思い出に残っていることを聞かれると「私にとって表参道は、地元の福岡から出てくるキッカケになった街なんです。表参道がなかったら、今ここでこういう仕事をしていなかったんじゃないかなと言えるくらいの場所です」と打ち明け、「思い出というよりは、なければならなかった街じゃないかなと思います。(そんな表参道で) 素敵なイルミネーションの点灯式に出させていただくというのは、点と点で繋がっているのかなという風に思います」としみじみと語った。また、同所のイルミネーションを見たことがあるか尋ねられると、「もちろん! 今だから言えることですけど、若いときはデートとかで(笑)。もちろん主人とも来ましたよ」と告白し、「でも人がたくさんなので、芸能界のお仕事をしていたときは、車の中からだったり、こっそり通ったりしていました」と回顧。そんな思い出のイルミネーションを自身の手で点灯させると「素晴らしくて、変装もなしでこの街並みを見られるのはすごく新鮮です。嬉しいです」と目を輝かせた。2010年のクリスマスに入籍し、2児の母でもある吉瀬は、クリスマスの過ごしたかを聞かれると「毎年、24日は家族で過ごして、25日はたくさんの方を呼んで鍋会をしていますね」と明かし、子どもへのプレゼントについては「まだリクエストを聞いていないんですけど(笑)、たくさんの要望があると思いますので、"プリキュアかな?"と思いながら、今から考えたいと思います」と母の顔を覗かせた。さらに、自身がプレゼントをもらうなら、どんなものがいいか聞かれた吉瀬は「実は今回、一足お先にセイコーエプソンの社長様から、こちらの(腕)時計をいただきました」と声を弾ませた。同イルミネーションは、神宮橋交差点から表参道交差点のケヤキをはじめ植栽帯の低木150本に、シャンパンゴールドのイルミネーションを点灯させ、表参道の街をクリスマスムードに染める。表参道1.1km全域でのイルミネーション実施は7年ぶりの開催となる。
2017年12月01日『セシルのもくろみ』第8話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第9話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)の元に由華子(吉瀬美智子)が訪れ、新しく立ち上げる雑誌のカバーモデルを奈央に頼みたいと話す。新雑誌は大手IT系企業が手がける女性誌『ジョワイユ』。由華子の案内で『ジョワイユ』の創刊準備室へ行くと、そこには洵子(板谷由夏)がいた。洵子は晴海書房を辞め、『ジョワイユ』の編集長となっていたのだ。由華子はモデルとして『ジョワイユ』に関わるのではなく、新人編集者として働くと知り、奈央は驚きを隠しきれなかった。一方、『ヴァニティ』の元編集長・南城(リリー・フランキー)も晴海書房を辞めており、『ヴァニティ』編集部内では、南城も洵子と由華子の新雑誌に加わるのではと不安の声が上がっていた。舞子(長谷川京子)がカバーモデルになった『ヴァニティ』8月号は過去最高の売り上げを叩き出したが、9月号はリニューアル前より販売部数が落ちるという危機的状況になっている。由華子たちの新雑誌は『ヴァニティ』編集部にとって強力なライバルになると懸念された。奈央は由華子たちの誘いを受けるか悩み続け、江里(伊藤歩)に相談しようとした。しかし江里もどこかから声をかけられており悩んでいる様子だった。奈央と江里は自分で悔いのない答えを出そうと、それぞれ悩みながら決断を下す――。■『セシルのもくろみ』第9話の感想ついに最終回となってしまいました。観終えてみると、各登場人物がそれぞれの道を歩み、希望と幸せを掴んでいこうとしている姿がとても印象深かったです。洵子と由華子は新雑誌立ち上げで奈央を誘っていましたが、そのときのふたりの楽しそうな表情がなんとも眩しかった。今までできなかったこと、やりたかったことをここでできる……笑顔に希望が溢れていて、こちらも楽しい気持ちになりました。こんな笑顔を浮かべながら仕事に取り組んでいきたいと感じます。奈央は結局『ヴァニティ』に残ってしまいました。「もったいない!」と思う気持ちもあったけれど、このほうが奈央らしいかもしれません。売り上げが落ちて舞子も編集部内も暗い雰囲気になっていましたが、奈央が新雑誌に誘われたにも関わらず『ヴァニティ』に残ること、そして奈央が必死でみんなとコミュニケーションをとろうとしたことで、編集部も明るくなりました。初心を思い出し「また『ヴァニティ』を盛り上げていこう!」と気合いを入れ直すシーンは、くじけてはいけない、諦めてはいけないことを感じさせてくれます。さて、個人的に一番驚いたのは奈央のパートナーとしてがんばっていた江里のことです。どこかからお誘いがある雰囲気は出ていたので、奈央と同じく、由華子たちから声がかかっていたのではと思っていました。しかし、そうではなくまさかの「フェローニ」からのお誘い。江里にとって「フェローニ」は思い入れの強いブランドである分、こんなめったにない機会は絶対に逃せません。江里なりの気持ちがあってすぐに返事はできなかったものの、最後には「フェローニ」のお誘いを受けました。新天地で挑戦しようとする姿もカッコいいなと思えます。予想外すぎたのは『ヴァニティ』元編集長・南城がカレー屋さんを開業したことです。奈央たちとは違い、まったく別の世界へと進んでしまいました。大胆なチャレンジに驚きを隠せません。こうしてみると、奈央たちはそれぞれ自分の決めた道を進み始め、自分なりの希望や夢に向かって、前向きに挑戦していっています。彼女たちは自分で考えた幸せを自分の手で決めました。普通はどうとか、こちらのほうが安泰だとか、そういう風に考えるよりも、自分にとってなにが幸せなのか?どういうことをしたいのか?それらを考え、そしていくつになってもチャレンジをしていく。そういう奈央たちの生き方は見習いたいものです。この作品を通して、私は改めて「自分にとっての幸せとは?」と考えるようになりました。作中の女性たちは独身や既婚、子どもがいる、いないなど、さまざまな立場の女性がそれぞれ輝いています。どの立場なら幸せかというより、自分が幸せだと思う道へ進みたい。幸せは自分の心で決めればいいのです。彼女たちのように、笑顔でチャレンジできる女性になりたいものです。『セシルのもくろみ』は終わってしまいましたが、奈央たちがどう成長していったのか気になるところ。全9話で終了してしまったこともあり、続編やスピンオフ作品ができたらなぁなんて考えながら、奈央たちのように自分なりの幸せを追いかけていこうと思います。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第9話(最終回)9月7日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年09月08日『セシルのもくろみ』第7話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第8話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は『ヴァニティ』の新しいカバーモデルとなった舞子(長谷川京子)のお披露目を兼ねたトークショーで、モデルを辞めようとした理由を問われた。奈央は「モデル“なんか”より大事なものがあると気づいた」と発言し、この失言にファンはざわつく。舞子が助けを出し、その場はなんとか収まったが、今度はレイナ(芦名星)が妊娠と『ヴァニティ』の卒業を発表し、ファンのみならず何も知らなかった編集部も驚いた。トークショーを終えたあと、奈央は江里(伊藤歩)から編集長の南城(リリー・フランキー)の異動と、由華子(吉瀬美智子)がカバーモデルになる予定だった新雑誌創刊の話がなくなったことを聞かされた。一方『ヴァニティ』編集部は、雑誌の方向性をこれまでの共感路線ではなく、もっとハイクラスなものにしようと新編集長の平林(石田佳央)が話す。これには舞子の意向が大きく関わっているらしいと編集部員たちは判断した。そんなある日、奈央は古書店でとてもおしゃれな老婦人を見かける。奈央は印象に残ったその老婦人のことをトモ(徳井義実)に話したところ、ハナちゃん(大方斐紗子)と呼ばれているちょっとした有名人だと判明。『ヴァニティ』の企画としてハナちゃんを起用したいと考えた奈央と江里は、ハイクラス路線とは違う企画を立て……。そんな折、奈央と江里は南城から呼び出され、高級中華料理店へと向かう。そこには南城ではなく、由華子や舞子、洵子が姿を現した。そして女5人の食事会が始まった――。■『セシルのもくろみ』第8話の感想前回の「モデル“なんか”」発言にひやひやしていましたが、舞子の助けでなんとか乗り切りました。と言っても意地悪な質問を仕掛けてきたのは舞子なので、あまり感謝したい気持ちにはなりませんが……。奈央はモデルより大切なのは家族と答えました。奈央らしい答えですが、舞子は仕事にプライベートを持ち込むことには否定的でした。食事会では離婚で世間を賑わせた由華子についても、舞子はプライベートを切り売りして仕事に利用していることだとして、チクチクと嫌味めいた言葉を言っていました。あぁ、なんて嫌な女!と最初は思っていたのですが、舞子は舞子なりに考えがあってのことのよう。そもそも舞子は、子どもができなかったことを理由に離婚した経験があるとのこと。その情報がどこかから漏れて、同情されたり「かわいそう」と言われたり、心ない言葉をぶつけられたり……。舞子は「モデルは憧れの対象であるべき」だと考えています。だからこそ同情されることに耐えられないし、プライベートを公開し、同情を買って共感を得ることが許せないと。これは舞子なりのプロの姿勢なんだな、と思いました。憧れの存在であるためにはプライベートのすべては公開しない。プライベートで見せる部分があるとするなら、みんなが憧れるような面だけなのでしょう。女5人の食事会は波乱に満ちたものになるかと思いきや、それは最初だけでした。お酒も進みいつしか5人は独身・既婚、子どもがいる・いない、再婚・バツイチなど、それぞれの立場の悩みや幸せについて話し始めました。独身は「結婚は?」と聞かれるし、子どもがいない既婚は「子どもは?」、子どもがいる既婚は「ふたり目は?」、バツイチは「再婚は?」など……それぞれ他人の言葉によって、ちょっとずつ傷つきながら生きています。筆者も周囲から「結婚は?」「そろそろ結婚して子ども産まないと年齢的にね……」なんて言葉を投げつけられるときがあります。あぁ、ご心配ありがとうございます!今の生き方が気に入っているのでどうぞお構いなく!という気持ちです。結婚して子どもを産んで……という女の幸せだと言われているテンプレートに当てはまらない人は不幸である、なんてことは絶対にない。奈央たちも言っていますが、何が幸せかなんて、自分にしかわからないんです。そして自分が幸せだと思えるのなら、それでいいじゃないですか。幸せは自分で決めるものです。奈央たち5人はそのことで意見が一致し、なんだかんだで有意義な食事会になったようです。さて、物語ラストでは洵子が退職、由華子が新雑誌立ち上げ、さらに奈央はその雑誌のカバーモデルになってくれないかと由華子から依頼が……!怒涛の展開に驚きを隠せません。次週はついに最終回。この急展開がどのようにまとまるのか、今からドキドキしています。物語が終わるのは寂しいですが、しっかり見届けようと思います。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第8話8月31日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年09月01日「TOKIO」城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人が毎回ゲストを迎え、さまざまなゲームやトークを展開する「TOKIOカケル」。その8月30日(水)放送回にドラマ「セシルのもくろみ」から真木よう子と伊藤歩がゲスト出演する。映画『モテキ』やドラマ「問題のあるレストラン」『MOZU』シリーズなどに出演。そのクールな美貌で注目を集め、2014年には『さよなら渓谷』では第37回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をダブル受賞するなどその演技力も高い評価を受ける真木さん。そして『スワロウテイル』で16歳にして第20回日本アカデミー賞新人俳優賞、優秀助演女優賞を受賞。坊主で撮影に挑んだ『リリイ・シュシュのすべて』や『ふくろう』などで女優魂を見せつけるような演技を披露。最近では上戸彩、斎藤工、吉瀬美智子らと共演、ドラマ、映画ともに話題を呼んだ「昼顔」シリーズや公開中の『関ヶ原』も好調な伊藤さん。この2人をゲストに招いて今夜行うのは番組で人気の「生まれて初めて聞かれました」。「TOKIO」の5人が事前に考えたゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入、ゲストがカードを1枚ずつ引いてそこに書かれた質問に答えていくこの企画では、ゲームを続けていくうちにゲストの意外な一面などが引き出されていくのも見どころ。果たして今夜2人のどんな一面が引き出されるのか。放送をお楽しみに。また、真木さんと伊藤さんが男を斬る!一口ちょうだい男…お前と呼ぶ男…酔った時だけ電話してくる男…貴女は許せる?真木さん、伊藤さんが出演して好評放送中のドラマ「セシルのもくろみ」は、ファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことで人生が一変、ファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を真木さんが演じて主演。伊藤さんをはじめ吉瀬美智子、板谷由夏、長谷川京子、徳井義実、リリー・フランキーら豪華キャストたちが脇をかためている。木曜劇場「セシルのもくろみ」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送中。「TOKIOカケル」は8月30日(水)23時~フジテレビにて放送。(笠緒)
2017年08月30日『セシルのもくろみ』第6話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第7話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は、『ヴァニティ』の顔・ハマユカこと由華子(吉瀬美智子)から『ヴァニティ』の卒業を告白される。『ヴァニティ』から去るもののモデル業を辞めるわけではなく、編集長の南城(リリー・フランキー)から40代キャリア女性向けの新雑誌でカバーモデルをしてほしいと依頼されたという。「この歳でまた新しいことを始められるなんて、幸せなことだと思わない?」と、由華子は奈央に優しく微笑みかけた。由華子の最終撮影日には、南城や洵子(板谷由夏)などの編集部スタッフをはじめ、奈央や専属モデルたちも最後の撮影を見届けた。撮影終了後は由華子から別れのあいさつと、『ヴァニティ』の新カバーモデル・舞子(長谷川京子)の紹介が行われた。舞子は過去にも『ヴァニティ』でモデルを務めたことがあり、当時はNo.2のポジションだった。舞子は由華子が去ったあと、奈央たち専属モデルを集めて「自分には読者を増やす責任がある」と宣言。そして奈央たちに、いつどこで誰に見られても『ヴァニティ』の名に恥じない振る舞いをするよう求めた。さらに、「ついてこられない場合は自分から降りてほしい」と言い放つ。これは奈央に向けて言われた言葉だった。そんな中、専属モデル5人と江里(伊藤歩)たちライター陣でWeb企画を行うことになった。専属モデルの素の魅力を伝える企画で、人気投票1位に輝いたモデルは舞子のお披露目を兼ねたトークショーに登壇できる。奈央はいつも通り江里と組むと思っていたが、編集部から指定されたライターは江里ではなく……。■『セシルのもくろみ』第7話の感想モデルに限らず、人から見られる仕事って大変だなぁ……とつくづく思ってしまいます。雑誌の中の奈央は間違いなくモデルの奈央ですが、普段はモデルと程遠い言動をする女性です。程遠いどころか、モデルとは真逆の女性かも?人に見られる仕事をしている以上、街中で奈央を知っている誰かに見られている可能性があります。実際に奈央は、パート先の惣菜屋で読者から声をかけられました。奈央に出会えた読者は、出会えた喜びとともに「(雑誌と実物では)雰囲気が違う」と言いました。奈央は特に気にせず笑っていましたが、これってけっこう重要な指摘だと思います。舞子も言っていましたが、『ヴァニティ』のモデルである以上、すべての言動が『ヴァニティ』の印象へとつながってしまうのです。おしゃれできれい、女性として洗礼されているはずのモデルが、実際はプライベートで汚い言葉を使い、おしゃれもせず、行動もがさつ……となれば、「憧れていたのに!」とショックを受ける読者もいるでしょう。由華子のように、プライベートでもハマユカとして生きていく覚悟もその気もない奈央には、なかなか難しいことです。奈央は自分らしくありたいと主張しますが、ここで事件が発生。奈央の言動の悪さがはっきりわかる動画がママ友たちの間に流れてしまいました。奈央ひとりなら、「なんだ、こんなもの!」で終わらせられたかもしれません。しかし、問題は大切な息子のこと。この動画のせいで学校での息子の立場が悪くなったら大変です。奈央の息子はなんでもないふりをしていますが、実際には嫌な思いをしたはず。奈央は一番大切なものを傷つけてしまったショックで、モデルをやめようと考えました。もともと奈央が望んでこの世界へ入ったわけでもないし、奈央にとって優先したいものはモデル業よりも家族。ここでモデルをやめるという決断をするのは、家族思いの奈央らしいなあと思いました。以前も同じような「やめる」騒動があったような気もしますが……。結局は江里の励ましでなんとかモデルの継続を決意し、話し方のレッスンやトークショーの模擬練習を行うなど、奈央は必死でモデルとしての自分を作り上げようとします。元気ハツラツの奈央もいいですが、モデルとして落ち着いた話し方をする奈央にも別のよさを感じます。ひたむきにがんばる奈央の姿がなんとも魅力的です。しかし、話し方もモデルらしい立ち居振る舞いも、すぐに身につくわけではもちろんありません。トークショーでボロが出ないかどうか、とても心配でした。なにせ、奈央を快く思っていないモデルも一緒に登壇するのですから。案の定、トークショーでは奈央の心を揺さぶるように、舞子から「なぜモデルをやめようと思ったのか?」とファンの前で質問されてしまいます。言葉に詰まる奈央。こっそり笑うレイナ。返事を待つファンたち。由華子のようなプロのモデルならサッと切り返せると思いますが、奈央にはまだそこまでの力はありません。トークショーの客席にいる息子と目を合わせ、ゆっくりと答えた奈央のセリフは「私にはモデル“なんか”より大切なものがあると思ったから」。スタッフもファンも一気にどよめきます。モデル“なんか”と言ってしまいましたから。せめて「モデルよりも」「モデル以上に」などの言葉ならまだよかったと思うのですが、よりによって“なんか”という言葉を選んでしまうなんて……。このあとの展開は来週に持ち越し。“なんか”発言で奈央の人気が落ちてしまうのか、それとも挽回できるのか。できればいい方向へと流れてほしいです。そして、由華子の今後も気になるところ。新雑誌の話がなくなって涙する由華子にも、奈央同様明るい未来が待っていてほしいものです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第7話8月24日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月25日『セシルのもくろみ』第5話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第6話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は読者モデル企画の廃止に伴い、『ヴァニティ』を卒業した。一方、『ヴァニティ』の顔であるハマユカこと由華子(吉瀬美智子)は、離婚後シングルマザーとしての生活を開始した。数カ月後、江里(伊藤歩)が奈央の元に現れる。『ヴァニティ』の専属モデルとして奈央を起用することになったため、奈央を迎えにきたのだ。読者モデル企画廃止後、『ヴァニティ』の売り上げ部数は少しずつ落ちていた。洵子(板谷由夏)は打開策として奈央を専属モデルにと、編集長の南城(リリー・フランキー)に申し出る。毎月の読者アンケートで、奈央がいなくなったことを惜しむ声が届いていたことも、奈央を押した理由のひとつだった。専属モデルとなった奈央は、6月号のワンピース特集に参加することとなった。モデルとしてまだまだ未熟な奈央を成長させようと、江里やトモ(徳井義実)は特訓に協力する。しかしいざ撮影となるとうまくいかず、奈央はカメラマンや専属モデルのレイナ(芦名星)をイライラさせてしまった。奈央が落ち込んでいるなか、『ヴァニティ』が有名海外ブランド「フェローニ」の日本上陸50年を記念した3誌限定のタイアップ企画に選ばれる。「フェローニ」は江里にとって思い入れの強いブランドであったため、江里はいつも以上に気合いを入れて企画に取り組んだ。モデルはレイナになるかと思いきや、「フェローニ」は「イメージが合わない」としてレイナを起用せず、代わりに無名のモデルを求めた。南城と洵子は、奈央を推薦することにしたが――。■『セシルのもくろみ』第6話の感想読者モデルの奈央が、いよいよ専属モデルとして登場しました。「おめでとう!」と言いたい気持ちでいっぱいです。……とはいえ、喜んでばかりはいられません。読者モデルとは段違いの厳しさが漂う現場で、素人同然の奈央がプロのモデルとして仕事をするなんて、かなり厳しいことです。江里は緊張している奈央をかばうように「今日が初めての撮影で……」と弁解しますが、カメラマンは「だから?」の一言。そう、初めてだろうとなんだろうと、プロを名乗る以上そんな言い訳は通用しません。それはモデルに限らず、どの業界でもそうでしょう。見ている側は、もう「プロ」として見ていますからね。プロ意識といえば、江里が奈央に放った言葉が印象的でした。「基礎を学ばずにオリジナリティを出そうなんてずうずうしいんだよ」です。奈央はファッション雑誌に登場するモデルたちを、以前から「この人たち、絶対自分のことキレイだって思ってるじゃん」と言い、真似することは拒否していました。奈央のように、ファッション雑誌のモデルの真似をするのが嫌という人もきっといるでしょう。私は私らしくいたい、というのもわかります。しかし江里が言うように、基礎を学ばずしてオリジナリティというのは無茶もいいところ。プロである以上、このあたりも奈央にはしっかり学んでもらいたいです。ということで、身近な超・プロといえばハマユカこと由華子です。由華子のような大物と気軽に会話できるのが奈央のいいところ。奈央は由華子からモデルとしての動き方やポーズを学び、どんどん成長していきました。「ゼロ」の状態だからこそ、伸び代もあり、おまけに素直に学びとる姿勢が、彼女を伸ばしていったのだと思います。由華子の指導と奈央の努力により、不安要素の強かったフェローニの撮影では、「今までの奈央はどこへいったの?」と思うくらい見事なモデルっぷりを発揮しました。おかげで撮影は大成功。ここまではよかったのですが……何ごともスムーズにはいかないものです。この後、女の怖い攻撃が待ち受けていました。フェローニに起用されなかった専属モデルのレイナが、奈央のふりをして、奈央のインスタにフェローニを批判する投稿をしてしまいました。そのせいでフェローニの企画はなくなり、フェローニに思い入れのあった江里は退場を余儀なくされました。本来ならここで諦めてしまうところですが、そうはさせないのが奈央。「諦めるな!」と江里に活を入れ、フェローニ企画の記事を書かせて洵子に提出。その記事のクオリティが高く、見事に認められました。あぁ、諦めなくてよかった……そう思えた瞬間です。江里と奈央のハイタッチが力強くてなんとも眩しい。大人になると物分りもよくなって、「仕方がない」で済ませてしまうことが多いと思うんです。企画が潰れたから仕方ない、ミスしたから仕方ない……。でも、諦めなければ夢が叶うことだってあります。もちろんどうしても無理なことはありますが、だからといって諦めるのももったいない。どうしても、というときは必死に食いつくくらいがちょうどいいと思います。今回は奈央の専属モデルデビュー、そして江里・奈央の友情が見ものでした。いい話だった……と余韻にひたる暇もなく、ラストでハマユカが『ヴァニティ』を卒業すると告げてきました。モデルの大先輩・憧れの存在だったハマユカの卒業に、奈央はどう思うのでしょうか……。来週も目が離せない展開となりそうです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第6話8月17日(木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月18日『セシルのもくろみ』第4話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第5話のあらすじ(ネタバレあり)奈央(真木よう子)は突然、『ヴァニティ』の卒業を余儀なくされた。読者モデルの企画そのものを考え直すことになったと、読者モデル担当の洵子(板谷由夏)は話す。江里(伊藤歩)は「ミヤジをちゃんと卒業させたい」と思い、ラストの「ミヤジ改造計画」企画を懸命に練り直す。なんとか洵子からOKを得られた企画は、奈央が寺修行をするというものだった。しかし、掲載されるかどうかはあくまで仕上がり次第。奈央、江里はカメラマンの山上(金子ノブアキ)を連れて、修行先の寺へと向かった。テーマは「内面を磨く」。モデルは見た目だけでなく、内面も磨き、美しくあろうというものだった。一方、『ヴァニティ』の顔・ハマユカこと由華子(吉瀬美智子)が晴海書房のスタジオで撮影待ちをしていたところ、雅美(小野ゆり子)から新たな専属モデル・レイナ(芦名星)を紹介される。レイナはハマユカの大ファンだと言い、お互いに笑顔であいさつを交わした。レイナが去ったあと、ハマユカは洵子に読者モデルの企画をやめるというのは本当か確認をとる。洵子は頷きつつ、「ヴァニティも変わっていかなければいけない」と答えた。その後、奈央は2016年11月号をもって『ヴァニティ』を卒業。これで終わりだと奈央が実感していた頃、マスコミを大きく騒がせる記者会見が行われ――。■『セシルのもくろみ』第5話の感想まさか、今日が最終回?と思わせるような展開でした。『ミヤジ改造計画』の最終回は寺修行。山登りや掃除などの修行をこなしていく奈央でしたが、私が一番印象に残ったのは奈央と江里が住職と会話するシーンです。奈央の読者モデル、江里のフリーライターという仕事に対し、住職は「多くの方に夢を見させる仕事」と言いました。えぇ、まさにそう。特にモデルは読者の憧れの対象といえる仕事だと思います。しかし、江里は「自分の仕事は消費行動をあおっているようなこと」だと思っており、どこか後ろめたい気持ちもあるよう。住職はそれを聞いて、「あなたがたのおかげで助かっている人もいる」「皆さんの心を豊かにするお手伝い」だと諭します。それで江里の心もすっきり晴れたようで、ホッしたような笑顔を浮かべました。物事の捉え方ひとつで、気持ちって大きく変わりますよね。後ろめたい気持ちで仕事はやりたくないもの。自分の仕事に自信と誇りを持てるように、ネガティブな気持ちになったときは、物事を違う角度から見てみる。他者の視点から見てみる。そんな風に心がけたいものです。寺修行が終わったあと、江里と奈央はお別れモードへと切り替わりました。仕事じゃなくても会っていいのでは?と思うのですが、このふたりは仕事以外で会うようなことはしないそう。せっかくいいコンビだったのに……。ふたりが目をうるませながら河原で抱きしめ合うシーンは、ただの仕事仲間というよりも、”女の友情”という一面のほうが強く感じられました。さて、今回は奈央と江里のお別れ以外にも、胸を熱くするシーンがありました。それは奈央の家族が、読者モデルを卒業した奈央のためにケーキを用意していたことです。クラッカーを鳴らして「お疲れさま!」という夫と息子。目の前にはホールのケーキ。この温かい家族を見て、なんて素敵なの!と叫ばずにはいられません。奈央、いい家族を持っているなぁ……としみじみ思います。家族といえば、今回はラストで大きな出来事が起きました。ハマユカの離婚です。これからはシングルマザーとして生きるというハマユカ。「ハマユカ、第二章」の幕開けでしょう。洵子は「ヴァニティも変わっていかなければいけない」と言っていましたが、『ヴァニティ』の顔であるハマユカまで変わってしまうなんて……!読者モデルの廃止、ハマユカの離婚など、『ヴァニティ』は怒涛の変化を起こしています。おまけに、ラストに登場した『ヴァニティ』元No.2モデルの舞子も、なんだか良からぬことを考えていそうな雰囲気。激動していくストーリーのなか、次回も気になる展開となっています。奈央が読者モデルを卒業して普通の主婦に戻ったと思ったら、今度は専属モデルに昇格するのです。ハマユカだけでなく、奈央のモデル人生も第二章に突入です。ますます目が離せない展開になってきました。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第5話8月10日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月11日『セシルのもくろみ』第3話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第4話のあらすじ(ネタバレあり)『ヴァニティ』の新専属モデル2名のうち、1名は手島レイナ(芦名星)に決定した。読者モデルから専属モデルへの昇格を夢見る奈央(真木よう子)と江里(伊藤歩)だったが、もうひとりとして選ばれたのは葵(佐藤江梨子)だった。葵に決まったのは、葵が発案したメイク企画が読者アンケートで反応が良かったからだと説明されたが、江里は副編集長の石田(眞島秀和)と葵が抱き合っているところを目撃し、葵の抜擢に疑問を持つようになる。江里はこの件を編集部に告げ口しようと考えるが、奈央は「そんなやり方で専属になんかなりたくない」と言って江里を止めた。一方、読者モデル担当の洵子(板谷由夏)の元に、差出人不明で石田と葵がホテルに入っていく様子が撮られた写真が送られてくる。と同時に、江里からも連絡が入り不倫のことを報告された。洵子は編集会議の場で石田と葵の不倫を報告。編集長の南城(リリー・フランキー)は、洵子を副編集長代理に任命し、石田にはしばらく有給をとるように勧めた。その後、奈央は新企画として、夫とデートをすることになった。江里や由華子(吉瀬美智子)と一緒にデート服を選んで楽しんでいた奈央だったが、撮影当日に急な仕事で夫がドタキャンしてしまう。夫不在の状態だが、とにかく撮影現場へと急ぐ奈央。現場には夫の代役が待っていて――。■『セシルのもくろみ』第4話の感想さぁ、待ちに待った(?)女同士のバトルが勃発しました。不倫を告発された葵は、現場を見ていた江里が犯人だと決めつけて、怒鳴りつけてきました。葵は江里のスマホに証拠写真が残っているはずだと言い、江里のスマホを勝手に見ようとしますが、もちろん江里はそれを必死に止めようとします。画像があろうとなかろうと、スマホを見られるなんて嫌ですよね。江里に平手打ちをした葵は、続いて迫ってきた奈央も押し倒してしまいました。奈央は倒れた拍子に、そばにあったクーラーボックスの水を運悪くかぶってしまいびしょ濡れに。その様子をみて仲介に入ったのは同じ読者モデル仲間の萌子。セレブでかわいらしい女性ですが、葵に「インスタババア!」と言われてしまいました……。どうやら萌子のインスタフォロワー10万人は、萌子がお金で買ったフォロワーとのこと。そのことを罵られ、萌子の怒りも頂点に。取っ組み合いながら「えせセレブ!」「尻軽!」と罵り合う姿は本性というか、素が出ていて迫力満点でした。もしも目の前であんなケンカが起きたら、フリーズしてしまいそうです……。女を使って専属モデルにのし上がることも、お金を使ってフォロワーを増やすことも、他人に認められたい、そして自分の存在価値を得たいという承認欲求が招いてしまったことなのでしょう。葵たちとは違い奈央は承認欲求と無縁に思えていましたが、実はそうではないよう。街で「モデルですか?」と訊かれたときに自分のことだと勘違いしたこと、バイト先の惣菜屋で奈央特製のポテトサラダが人気なこと……そういったことで、奈央はだんだん承認欲求について理解を深めてきたようです。そして、今回最大の見どころだと思ったシーンは、奈央がモデルとして覚醒した瞬間です。夫とデートというコンセプトの撮影では、奈央は珍しく女性らしいワンピースを着用。濃紺のシンプルなワンピースと琥珀色のストールが、普段の元気はつらつな奈央をエレガントな雰囲気に変えています。とはいえ、服装が変わっても中身は少年っぽい奈央のまま。撮影でも相変わらずの様子でしたが、変化が訪れたのは奈央を見ていた一般人の言葉がきっかけです。「モデルさんだ!」「きれい!」など、奈央をモデルとして認め、憧れの視線と賞賛の言葉をつぶやいていました。それを聞いた奈央は、ゆっくりと背筋を伸ばしていきました。そしてストールを脱ぎ、大胆に開いている背中を披露します。それからの奈央はまるで別人。やんちゃなイメージは消え去り、姿勢がよく、愛しい人へ向けて微笑むような自然な笑顔をするようになりました。カメラに向けて楽しそうに笑う姿には、いままでになかった上品さが漂っています。いったい、奈央になにがあったの……!?と思うくらい、一瞬のうちに起きた出来事でした。人から見られること、きれいと言われること、モデルとして認識されること……きっと、奈央のなかにあった承認欲求が刺激されたのでしょう。承認欲求がいい方向に動いた瞬間だと思います。今回は前半が承認欲求ゆえのトラブル、後半が承認欲求からの成長のストーリーでした。これからモデルとして承認欲求を満たしていくのか?それとも、承認欲求にとらわれて破滅してしまうのか……?と期待し始めた途端に、洵子からヴァニティ卒業のお達しがきました。いったい、どういうことなのか?せっかく開花した奈央のモデル意識はいったいなんだったのか?いろいろな疑問が沸き起こり、次回が待ち遠しくてたまらない気持ちになっています。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第4話8月3日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年08月04日「日野原さんは美智子さまの父・正田英三郎さんの主治医を務めたことがご縁で、美智子さまが皇太子妃に内定されたときも健康診断をしました。皇室との交流は長く続いており、昨年7月、日野原さんが企画した韓国人のテノール歌手、ベー・チェチョルのコンサートを美智子さまもご鑑賞されました。お帰りの際はお二人でハグされていたほど。日野原さんが守り続けた聖路加(せいるか)が“日本一のブランド病院”と言われる所以でしょう」(皇室担当記者) 聖路加国際病院(以下・聖路加)の名誉院長・日野原重明さんが、7月18日に105歳で逝去した。医療担当記者が日本の医学界に与えた功績を讃える。 「日野原先生は、病気への認識を高めるために『成人病』を『生活習慣病』という言葉に置き換えるよう提言したことでも有名です。さらに健診を定着させるために『人間ドック』を日本で初めて開設し、予防医学の礎を築きました」 1911年、山口県で生まれた日野原さんは父親が牧師だったこともあり、信仰深いクリスチャンだった。京都帝国大学を卒業し、聖路加国際病院の内科医となったのは1941年。以来、半世紀以上に渡りメディアに登場するなど、聖路加の顔として活躍してきた。 「生涯現役を標榜しており、2020年のスケジュールがすでに入っていたそうです」(前出・医療担当記者) そんな日野原氏にまつわる“超人エピソード”は、医学界から数多く聞こえてくる。 「人間離れした、神様みたいな人。患者が亡くなったとき、『先生が口に水を含ませると、遺体の目からつーっと一筋の涙が流れた』という逸話があります」(聖路加国際病院看護師) 「海外の学会に出席するとき、移動の飛行機の中で本1冊分の原稿を書き上げてしまうそうです」(医療雑誌編集者) 「睡眠時間は4時間半で、週に一度は徹夜。さすがに96歳で睡眠時間を5時間にしたそうです」(親交のある医師) 「以前は週に1回、病棟回診していました。入院患者さんからも大人気で、特に女性相手には相好を崩して積極的に握手をしたり、一緒の写真撮影に応じたりしていました」(元聖路加国際病院医師) 90歳のときも70代に見えたという日野原さんだが、5年ほど前から、病院で見かける事は少なくなったという。 「最後にお見かけしたのは、昨年の秋ごろ。聖路加に入院していた知人の方のお見舞いだったと思います」(聖路加国際病院A医師) 昨年10月、日野原さんの105歳の誕生日会が台湾で行われた。日野原さんが会長を務めていた「新老人の会」奈良県支部の澤美穂さんが振り返る。 「5年に1度、台湾で講演会をしていた縁で、現地の医療健診学会が誕生日会を開催してくれたんです。先生は洋風にアレンジされた中華料理や、ステーキをおいしそうに食べていました。それにバースデーケーキに飾られた『105』という数字の形をしたろうそくを元気よく吹き消して、ケーキも召し上がっていて、とても楽しそうに過ごされていました。でも、あれから半年後の今年3月、先生が風邪を引いて体調を崩したときいて、心配していたんです」 冒険家で、アメリカの実業家であった故ロッキー青木さんの妻・恵子さんは、晩年の様子をこう語る。 「日野原先生とは家族ぐるみのお付き合いでした。夫は9年前に亡くなりましたが、東京の葬儀の弔辞は先生に読んでいただきました。がんの診断や宣告もすべて日野原先生からでした。今年の5月末にご自宅に行って、昼食をご一緒したのが最後になります。トマトサラダの簡単なランチくらいしか食べられませんでしたね。先生はベッドに横になって、お庭に向かって『○○さん元気ですか。さようなら』と独り言をつぶやいていました。娘さんに聞くと『知り合いの人に最後のお別れをしているようなんですよ』とおっしゃっていました」
2017年07月28日『セシルのもくろみ』第2話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第3話のあらすじ(ネタバレあり)『ヴァニティ』の専属モデルふたりが解雇されてしまった。空いた穴を埋めるため、読者モデルが専属モデルになれる可能性が出てきた――奈央(真木よう子)と江里(伊藤歩)はこのチャンスを逃さないよう、奈央の企画である「ミヤジ改造計画」のアイデアを考え続けた。その矢先に、『ヴァニティ』の顔であるハマユカこと由華子(吉瀬美智子)がものもらいになってしまい、予定していた1週間分の撮影がすべて延期となってしまう。編集長の南城(リリー・フランキー)は、編集部員たちを集めて由華子が抜けた場合の代案を練り始めた。読者モデル担当の洵子(板谷由夏)は、由華子が抜けたページを読者モデルに任せてほしいと提案。在籍読者モデル15名、さらに街頭スカウトなどでモデルを追加すればカバーできると主張する。南城はその案を採用し、洵子は江里や早紀(石橋けい)など各ライターにモデル探しを依頼した。一方、奈央は由華子を心配し、葉山にある由華子の家を訪れた。出迎えた由華子は眼帯をして片目を隠していたが、奈央は眼帯を強引に外し、ものもらいではなくケガだと確認する。それも、由華子の夫・和真(神尾佑)のDVによるケガだった。奈央は警察に行くことを勧めるが、由華子はそれをきっぱりと拒否。奈央は警察へ行くことを諦め、代わりに由華子と夕飯作りをすることに決めた。その後、『ヴァニティ』にとってもハマユカにとっても大きな影響を与え兼ねない事件が発生し――。■『セシルのもくろみ』第3話の感想『ヴァニティ』の顔として10年がんばってきたハマユカこと由華子。そんな彼女のプライベートは実際どんなものだったのか。モデルとして世間に顔を晒しているわけで、街中でもヴァニティのモデルらしくない行動はできないかもしれません。きっとプライベートで過ごしているときも、ヴァニティのモデルとして、優雅で魅力的な女性でいたことと思います。だって世間は、由華子をヴァニティのハマユカとして見ているのですから。そう考えると、とても息苦しい。ヴァニティの顔である以上は、ヴァニティのイメージに反する言動ができないのです。そして今回、ハマユカに事件が起きてしまいました。夫がアル中でDV男だということが週刊誌に取り上げられそうになったのです。もちろんヴァニティ編集部は騒然。ハマユカがヴァニティの顔でいられるのももうないかも……という雰囲気が漂います。とはいえ最終的に記事にはならず、ハマユカの秘密は世間に流れずに済みました。奈央は「いっそのこと雑誌に真実が掲載されて、離婚したほうがいいのでは?」と考えますが、それがハマユカにとっての幸せかどうかはわかりません。もしもハマユカが一般人なら、アル中でDV夫なんてさっさと離婚したほうがいいでしょうし、そうしたと思います。でも、ハマユカは家庭もヴァニティも手放すつもりはないと断言する女性。離婚するとヴァニティのモデルとしてのイメージを損なってしまう、と考えているからです。「ハマユカなしに浜口由華子はないの」「幸せで完璧な女性として憧れられる存在であることが……私が選んだ道」と言うハマユカは、どれだけの覚悟を持って「ハマユカを演じている」のかと考えさせられます。現代はSNSで「幸せな私」を演出することに否定的だったり、笑いの対象にしたりすることがあると思います。でも、幸せな私を演出することで誰かが憧れてくれたり、誰かの目標にされたりすることは、悪いことではない。奈央がハマユカに憧れるように、誰かの希望になるかもしれませんから。さて今回はハマユカのほかに、奈央のモデルとしての姿が印象に残るシーンがありました。撮影現場で軽快な音楽が流れ、それに合わせて奈央が身体を動かして撮影するシーンです。奈央は撮影時、いつもぎこちない動きばかりでした。ポーズもとれず、表情もいまいち。それが今回、スタッフが音楽をかけた途端にノリノリで動き始めたのです。カメラに向かって楽しそうに笑う姿は、素の奈央そのものです。そのときに撮れた写真は本当にいい表情をしています。ちょっとしたことをするだけでこんなにも大きな変化が出るのなら、なにか悩み事ができたときも工夫次第で乗り越えられるのかなぁ……なんて希望を持てました。来週は女同士のバトルがいよいよ始まるようです。予告映像に流れる女同士のケンカの数々……。モデルたちは、そして奈央はどうなるの?次回も目が離せない展開となりそうです。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第3話7月27日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年07月28日最近の女性は40代になっても若々しい人が増えてきているように感じますが、とりわけ芸能界には圧倒的な美を持つ40代がたくさんいますよね。そんな彼女たちを見て、「こんな40代になりたい」と憧れる人も少なくないでしょう。そこで今回は、2017年7月25日〜7月26日の間、パピマミ読者の皆さんに『こんな40代になりたいと思う女性芸能人』についてアンケートを取ってみました!121人の方にご回答いただいたので、その結果を発表したいと思います。●1位:石田ゆり子『逃げ恥にも出てて「キレイだなぁ」と思ってたけどアラフィフと聞いてビックリ!こんな40代、奇跡すぎる』(37歳女性/販売)『47歳って普通「オバサン」だけど、この人の場合は「お姉さん」が正しい 。こんな40代になりたいです』(35歳女性/事務)第1位は『石田ゆり子』さんで26%(32人)となりました。女優として多くのドラマや映画に出演している石田さんですが、40代とは思えないその美貌がたびたび話題になりますよね。2016年に大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』にも出演して「いつまで経ってもキレイ」と評判を呼びましたが、47歳という年齢に驚いた人も少なくないでしょう。2016年10月から開始したInstagramのフォロワーの数は100万人に到達しており、40代女性芸能人の中ではトップクラスの人気を誇っています。多くの人が「こんな40代になれたら……」と感じるのも無理はありませんね。3年後には50歳になる石田さんですが、その美貌が衰える様子はまだまだありません。●2位:篠原涼子『若作りせずにナチュラルな感じなのに、ずっと若々しいのがうらやましい!ドラマの“オトナ女子”がすごくハマってた』(38歳女性/編集)『2児の母なのに若いころからずっと変わってない 印象がある。どうやって若さを保っているんだろう……やっぱ持って生まれたものなのかな?』(39歳女性/主婦)第2位は『篠原涼子』さんで21%(25人)となりました。篠原さんも40代には見えない若々しさを保っていますよね。かといって無理に若作りをしているわけでもなく、自然体な感じなのが人気の秘訣なのかもしれません。ドラマやCMなどでもそういった役柄が多いですよね。また、篠原さんは2児の母でもありますが、美し過ぎてとても子どもを育てるママとは思えないです……汗。2017年10月からはフジテレビの“月9”にて初主演を務める篠原さん。今後もどんどん活躍していってほしいですね。●3位:吉瀬美智子『吉瀬美智子が42歳と知って衝撃でした!セシルのもくろみを見ていますが、本当にキレイな人だと思う』(38歳女性/事務)『“カッコいい40代”で言うとダントツで吉瀬さん !私にはない魅力があって憧れます』(36歳女性/保育士)第3位は『吉瀬美智子』さんで15%(18人)という結果になりました。吉瀬さんは32歳から女優デビューをした“遅咲き”の人ですが、そのクールで知的な美貌が評判を呼び、一気に人気女優となった方ですね。デビュー当時からあまり変わっていない印象がありますが、現在なんと42歳!ザ・“大人の女性”という感じでカッコいいですよね。現在はドラマ『セシルのもくろみ』に出演中の吉瀬さんですが、その40代とは思えない美貌に注目したいですね。----------いかがでしたか?今回上位にランクインした方々は、“若作りせずナチュラルな美人”という印象がありますね。年相応で堂々としている女性の方が憧れられるのかもしれません。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜12位)】こんな40代になりたいと思う女性芸能人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年07月27日いくつになっても、若々しさと愛らしさを忘れたくない女性。でも、年齢に応じて似合う服は徐々に変化していくものです。年齢は関係ない! と意固地になって好きなブランドの服、好きなファッションスタイルを10年近く変えないままだと、どうしても違和感を覚える原因にもなり得ます。 そこで、アラサーが目指すべきモテ女子、大人かわいい系女性の進化板「大人清楚系」についてご紹介いたします。イラスト、文・角侑子【スタイリストのファッション恋愛術】vol. 41キャンキャン世代だった女性が向かう先とはパステルカラーのシフォン系トップスにふんわりしたスカート。ゆるフワの巻き髪にモテを意識した愛され系メイク。今のアラサー世代が女子大生だった時代のファッションは、当時CanCam専属モデルだった “エビちゃん” こと蛯原友里さんにインスパイアされた方も数多かったですよね。そんな愛され系で通してきた女性も今や20代後半…。そんな女性たちが今、路線を大幅に変更させずにクラスアップするならば、やはり目指すべきは “大人清楚系ファッション”。かわいいとされていたファッションアイテムは脱ぎ捨てつつも、当時のままの透明感を忘れないファッション・ヘアスタイルへさりげなくスタイルチェンジしていきましょう。ヘアは「ゆるふわ」→ 「大人ボブ」へ移行今もなお、人気の高い巻き髪スタイル。アラサー世代が20代前半だった数年前は毛先をくるんと巻くスタイルが主流でしたが、現在は細いコテでトップから全体にウェーブをしっかり入れるスタイルが流行しています。この流行に乗って私達もゆるふわスタイルを楽しみたい所…ですが、大人清楚系は一転して巻き髪を早くも卒業!大人清楚系は、20代前半の頃のかわいさ・若々しさとは違って、大人の女性の品格・美しさ・洗練さを表現するもの。あえて髪を巻かずに男性好みのサラサラストレートでいきましょう。特に30代以降に人気が高いのはロングより、ボブスタイルが人気。吉瀬美智子さんや田丸麻紀さんのような媚びないカッコ良さと女らしさをたずさえるボブスタイルを意識してみてはいかが?服の色は「パステル」→ 「スモーキィ」へパステルピンクやイエロー、オフホワイトでふわふわとかわいい女性らしい印象が強いモテ服。もちろん、顔立ちや肌の色とマッチするならば年齢に関わらずこのような愛らしい色のアイテムを身につけていても良いものです。しかしパステルカラーに、フレッシュさや初々しさを感じる方も少なくありません。大人らしい落ち着いた印象を周囲に与えたい時は、パステルカラーは封印! 代わりにスモーキィカラーに身を包みましょう。スモーキィカラーとは、スモーク(煙)がかったようにどことなく灰色みを感じる色のことです。昨今アラサー世代に人気の “くすみ色” というのもスモーキィカラーのことです。通常の色よりも深みがあって少し暗い印象になる色をうまくファッションに取り入れることで大人の深みが増していきます。シルエットは「Aライン」→「ストレートライン」ファッションには、“かわいさを演出するシルエット” と “大人っぽさを演出するシルエット” というのが存在します。例えば、ふんわりスカートとタイトスカートは同じスカートではありますが、よりかわいさを感じるのはどちらのシルエットでしょうか? きっと多くの方が “ふんわりスカート” とお答えになりますよね。私たちは子供の時に憧れた “お姫様” のスタイルにかわいらしさと愛らしさを感じるようにインプットされています。反対にそれとは違うスタイリッシュなシルエットには大人っぽさと色気を感じるようになっているのです。トップスがフィットしていて、ボトムがふわっと広がるAラインシルエットもまたかわいさの象徴。なので、いつもこうしたAラインコーデが多い方は反対にトップスとボトムのボディラインに変化のないストレートラインを意識して着こなしを考えてみると良いですよ。ワンピースもAラインではなく、ストレートラインで媚びない美しさを表現することを意識すれば自ずと周囲のアナタに対する印象も変化していきます。“大人清楚” は媚びないのに、なぜかモテる!今回は3つのポイントから大人清楚へのスタイルチェンジをご紹介しました。これまでは普通の清楚系女子だった方も大人になるにつれて、年齢に見合う形の清楚系を演出する時がきっとやってくることでしょう。しかも嬉しいことに、大人清楚系はそのスタイルそのものに媚びている印象がありません。さりげなく女らしく、清潔感も兼ね備えている。だから、男性だけでなく女性にも人気が高いというのが嬉しいところ! このように年齢に応じてファッションスタイルに深みと幅が広がるなんて、すごく楽しいですよね。ぜひ、みなさんもそろそろ今のスタイルにマンネリを感じたら大人清楚を目指してみてはいかが?(C) elgreko/Gettyimages(C) iprogressman/Gettyimages
2017年07月26日『セシルのもくろみ』第1話のレビュー・あらすじ■『セシルのもくろみ』第2話のあらすじ(ネタバレあり)雑誌『ヴァニティ』の読者モデルとなった宮地奈央(真木よう子)は、フリーライターの沖田江里(伊藤歩)が奈央のSNSを勝手に開設・運用していたことに激怒した。奈央は自ら企画を放棄したが、カリスマメイクの安原トモ(徳井義実)からの説得もあり、自分の正義を貫き通すため、周囲に認めてもらおうと決意する。ある日、奈央は“ハマユカ”の愛称で知られる人気モデルの浜口由華子(吉瀬美智子)と遭遇。由華子から「自宅に遊びにきて」と言われ、奈央は遠慮なく誘いに乗った。葉山にある由華子の家はセレブそのもので、奈央は豪邸や広い庭に圧倒される。しかし生活環境がまるで違っても息子同士が同じ学校ということもあり、ふたりは仲良くおしゃべりを楽しむことができた。帰る前に奈央は由華子からたくさんの洋服をもらう。由華子への憧れを強めた奈央は、「ハマユカになる!」と張り切り始めた。そんな中、『ヴァニティ』の専属モデルふたりが大げんかをする。けんかは殴り合い寸前までいったため、ふたりは解雇される可能性が出てきてしまった。編集デスクで読者モデルの担当である黒沢洵子(板谷由夏)は、解雇された場合に備えて読者モデルを専属モデルとしてひとり推薦しようと検討中だと、江里たちライターに話した。前代未聞のことに江里たちは驚くが、江里はチャンスだと奈央に伝える。奈央は巡ってきたチャンスを手に入れようと気合いを入れるが……。■『セシルのもくろみ』第2話の感想誰かに憧れて、その人になりたくて、その人の真似をする……これは珍しいことではないでしょう。奈央も由華子に憧れて真似を始めました。由華子からもらった服を身につけ、由華子が飲んだドリンクを飲み、エステにも通い、それらをSNSにアップする……。喜々として由華子の真似をする奈央のがんばりは微笑ましくもありますが、そこに奈央らしさはまったく感じられません。奈央は体育会系のおてんばな女性、由華子はセレブで上品な女性です。ここまでタイプが違うと、奈央がどれだけ由華子の真似をしても、活発なイメージはなかなか覆せないでしょう。由華子になるには無理があります。案の定、洵子から「奈央らしさがない」「SNSのフォロワーも減っている」とダメ出しを受けました。どれだけ由華子になりたくても、由華子以外の人間が由華子になることはできません。その代わり、奈央には奈央の良さがあるんです。無理して憧れの人になろうとしなくても、自分の持ち味を活かして自分らしく振る舞うほうが、本来の魅力が開花していくはずなのに。洵子に怒られてからは、やっと活発でおてんばな奈央らしさが戻りました。自分らしくありつつ、かといって由華子への憧れは消えていません。由華子から盗めるものは盗もうと、由華子の撮影にまで顔を出して研究を怠らないところは、奈央の愚直なまでの真面目さであり、長所だと感じられます。さて、完璧に見える由華子ですが、物語の最後では不穏な空気を漂わせていました。奈央が由華子宅へ二回目の訪問をしてみると、門の前には泥酔した由華子の夫が……由華子が介抱しようにも、姑から拒否されてしまいます。由華子が人気モデルとして世間への露出が増えれば増えるほど、家にいられる時間は減ってしまいます。それは家庭としてはよくなかったのでしょう。由華子と姑の間には明らかに溝があります。姑は由華子の仕事に理解がないのかもしれません……。人気モデルとして完璧な女性だと思える由華子でも、見方を変えれば不安定な家庭環境に悩むひとりの主婦なのです。こういう姿を見てしまうと、実は私の憧れているあの人も完璧ではないのかも……?なんて思えてきます。人間ですから、見えていない部分に暗い面もあるのだと、由華子を通して改めて実感させられました。由華子はモデルとしては成功、家庭面では問題が……と考えると、奈央はまさにその逆です。モデルとしてはいまいちでも、家庭は円満。性格といい家庭といい、奈央と由華子は対照的です。次回は由華子の家庭環境について、より詳しいことがわかりそう。憧れの由華子の暗い部分を知った奈央はどう思うのでしょうか……?来週も待ち遠しくてたまりません。■『セシルのもくろみ』作品概要おしゃれから程遠い、ごく平凡な主婦があるきっかけで読者モデルデビューを果たす。専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど、それぞれの生き方をする女性たちが嫉妬や葛藤し、そして何かをもくろみながら幸せを探し求めていく――。人から幸せそうだと思われることは幸せなことなのか?幸せに見られたいか?ファッション誌の世界を舞台に展開される女性たちの物語。第2話7月20日 (木)22時〜放送分■『セシルのもくろみ』キャスト真木よう子吉瀬美智子伊藤歩板谷由夏長谷川京子金子ノブアキ徳井義実リリー・フランキーほか
2017年07月21日7月13日木曜日10時からスタートする新ドラマ『セシルのもくろみ』の見どころを紹介。原作は『STORY』で2008年から2010年にかけて連載されていた唯川恵作の小説だ。今回、ドラマ化にあたり豪華女優陣たちがキャスティングたことでも注目を浴びている。5人の女たちがファッション誌を舞台にバトル主演の真木よう子演じる宮地奈央は、埼玉県北春日部出身の着飾ることすらしない34才専業主婦。人気女性ファッション誌『ヴァニティ』の編集デスクに読者モデルとしてスカウトされたことから見知らぬ世界へ足を踏み入れることになる。主人公の憧れでありライバルである浜口由華子を演じるのは吉瀬美智子。『ヴァニティ』カリスマモデルであり通称ハマユカと呼ばれる彼女は、“幸せに見え続けること”が自らの使命として生きてきた女性だ。一方、主人公とタッグを組むのが伊藤歩演じるライターの沖田江里。彼女は元々ファッションブランドのPRとして働いていたものの、職を失い、ファッションライターに転身したばかり。菜央とともに必死な毎日を送ることになる。そのほか、奈央をスカウトした元モデルの編集デスク・黒沢洵子は板谷由夏が演じ、『ヴァニティ』の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子は長谷川京子が演じる。脇を支える男性陣の魅力にも注目!ファッション誌が舞台で女同士のバトルがメインでありながらも、その脇にいる男性陣も魅力的だ。まずは『ヴァニティ』を仕切る敏腕編集長・南城彰はリリーフランキーがじっとりと構える。そのほか、輝かしいファッション誌を支えるカメラマンを金子ノブアキが、ヘアメイクをチュートリアルの徳井義実が演じる。ミュージシャンに芸人という、俳優以外を本職にしながらも色気のある男を演じさせるにもってこいの2人だ。とくに徳井のジェンダーレスヘアメイクのビジュアルが超好みという女子は多数いた。ドロドロ腹黒系ドラマが好きな人にはたまらない見るまえからドロドロしているのがわかる設定にSNSでも、「このドラマおもしろそう」「腹黒ドラマけっこう好き」「女たちのバトル、かなり怖そう…」などの声があがっている。実際の人間関係のドロドロは勘弁だけど、架空の世界のドロドロは好きという人も多いようだ。また、女の嫉妬や野心、見栄や裏切りなどは怖いもの見たさというか、自分にも多少なりともあるものだからこそ、ドラマを見てスカッと解消したい気持ちもあるのかもしれない。初回の宮地奈央のファッションはとにかく「ダサい」らしい。そんなダサい真木よう子が成り上がっていくシンデレラストーリーを見て、この夏の暑さを吹き飛ばそう。
2017年07月11日真木よう子を始め、豪華女優陣が出演する作家・唯川恵原作の新ドラマ「セシルのもくろみ」。いよいよ7月13日(木)に放送スタートとなるが、今回この第1話のスペシャルゲストに、作家の阿川佐和子、美容家の君島十和子、元サッカー日本女子代表キャプテンの澤穂希、ファッション雑誌「STORY」カバーモデルの稲沢朋子ら著名人がドラマ冒頭に華を添える“語り部”として登場することが決定した。本ドラマはファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演を務める真木さんが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子、徳井義実、リリー・フランキーら豪華キャストたちが顔を揃えている。そして今回初回放送に出演が決定した著名人たちは、それぞれが本人として登場し、ドラマのテーマである「女性としての生き方」「女性が輝く瞬間」などについて、それぞれの人生観を自らの言葉で語る。キャスターとしてテレビで活躍するかたわら、ミリオンセラーの「聞く力」を始めエッセイや小説など多数の著書を出版し、今年5月に結婚を発表し話題を集めた阿川さんは、ドラマ内で「理想の女性像」を打ち明ける。また、なでしこジャパンのドイツワールドカップ優勝とロンドン五輪での銀メダル獲得に貢献し、FIFA女子最優秀選手賞を受賞した日本を代表する元アスリートの澤さん。2015年に結婚し現役を引退、現在1児の母でもある澤さんは、「私は決して人と比べることはしなかった」と自らを輝かせるための「オンナの生き方」を語る。さらにモデル・女優業を経て、芸能界を引退後は自身の化粧品ブランドを立ち上げるなど、多くの女性たちから支持されるカリスマ美容家の君島さんは、「女性の“美”」について。一般主婦から読者モデルを経て、専属モデルへと羽ばたいていく本作のストーリーをそのまま体現した実在のモデル・稲沢さんからは、「女性としての“人生の岐路”」が語られる。異なるステージで活躍する4人の女性たち。“オンナとしての生き方”をいかに語り、どのようなメッセージを届けるのだろうか?木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年07月11日明石家さんまと強烈キャラクター評論家軍団とパネラーたちによる爆笑トークが人気のバラエティー番組「ホンマでっか!?TV」。7月5日(水)の放送はこの夏放送がスタートするドラマの出演者たちをゲストに迎えた2時間スペシャルでお届けする。人の見分け方を学びつつ人間性を理解していこうという「ホンマでっか!?人間性診断」コーナーには、7年ぶりの新シリーズとなる月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」から山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介が登場。「嫌いな人が同じ空間にいるときに、その場所から離れずにそこを我慢してとどまるか?」という質問では意見が大きく分かれ、ある人間性が明らかに。さらに山下さんと浅利さんが初対面した約9年前の意外なエピソードも披露され、山下さんから思わず“本音”が漏れる場面も。「寝るときに抱き枕や布団など、何か抱きながら寝ますか?」という質問に対しては、山下さんだけほかのメンバーと違う回答。この質問から「恋愛に関するあること」がわかるというのだがそれは一体!? そのほか「桃太郎の悪口をできるだけ多く書いてください」の答えから将来のあることがわかるというが、診断を聞いたスタジオではさまざまな意見が飛び交い激論が巻き起こる。山下さんら豪華俳優陣の意外な“心の内”をお楽しみに。また「ホンマでっか!?ランキング“モテ仕草”」コーナーでは「コード・ブルー」チームに加え、火曜ドラマ「僕たちがやりました」から窪田正孝、永野芽郁。新木曜劇場「セシルのもくろみ」から真木よう子、吉瀬美智子。日曜ドラマ「警視庁いきもの係」から渡部篤郎、橋本環奈も参加。「夏に使える男性を落とす女性のモテ仕草ランキング」では、女優陣が男性が“ドキドキ”するモテ仕草を次々と実演。山下さんが思わずドキッとしたという戸田さんの“モテ仕草”とは!?また「ある決め顔」に苦戦している永野さんにはさんまさんが直接指導。窪田さんも大テレした永野さんの“とっておきモテ顔”もお見逃しなく。さらに真木さんがみせるオトナの色気あふれる演技や、さんまさんも思わず悩殺された新垣さんの“モテ仕草”など、今回のスペシャルならではの女優・俳優たちの“モテ仕草”をお楽しみに。「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は7月17日(月・祝)より毎週月曜日21時~放送開始。おなじみの「コード・ブルー」メンバーが7年ぶりに集結。それぞれの道を歩みだした彼らの新たな活躍が描かれる。「僕たちがやりました」は7月18日(火)より毎週火曜21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。イタズラ心からの復讐計画が爆破事件に発展、突然逃亡者となった彼らの姿をハラハラドキドキの展開で描く青春逃亡サスペンスとなる。「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。作家・唯川恵の小説を原作に、ファッション雑誌業界で専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語となる。「警視庁いきもの係」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~フジテレビ系にて放送(初回15分拡大)。渡部さん演じる警視庁総務部総務課・動植物管理係の須藤友三と、橋本さん演じる新米巡査・薄圭子が動物の生態をもとに事件を解決するコミカル・アニマル・ミステリーとなり、フジテレビ連続ドラマ初主演の渡部さんと、連続ドラマ初ヒロインを務める橋本さんの初共演&コミカルなバディぶりと、毎週登場するゲスト動物も見どころだ。「ホンマでっか!?TV豪華新ドラマ俳優、女優陣禁断モテテク披露スペシャル」は7月5日(水)21時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年07月04日女優の真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子が2日(日)、都内で行われたフジテレビ系連続ドラマ「セシルのもくろみ」の制作発表会見に出席した。ファッション誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーら様々な立場のオンナたちが“もくろみ”、ぶつかり合いながらも幸せを探していくストーリー。嫉妬を感じる瞬間を聞かれた真木さんは「女性に対して嫉妬することはない」というも「媚びを売れる人は羨ましい。そういうすべを知っている人。私はそういうのが全然できないので、器用な人がうらやましい」と告白。また一児の母親でもある真木さんは、同じく一児の母親である演じた主人公に「愛している人間が幸せで生きていることが一番の幸せ、というところは共感する。同じようなセリフが一話にあるけれど、元のセリフが伝わりにくいと思ったので、私が考えてちょっとだけ変更してわかりやすくしました」と母親としての思い入れを明かした。また真木さんは二児の母である吉瀬さんから「真木ちゃんが結構なお腹具合で、それを見てカッコいいと思った。どういう風に腹筋を作っていったのか、撮影現場で検証したい。そのくらい凄い。見事」と美ボディ絶賛。それに真木さんは「腹筋は前からずっとある。腹筋も50回連続で出来るので。中学の陸上3年間が効いているのかな?いま現在何をしているわけでもない」と淡々と解説していた。最後に真木さんは「これだけの美人女優が揃い、『またこのパターンね』と思われている方もいるかもしれないけれど、その想像の斜めの斜めの斜めの斜めの斜めの上を行く、ぶっ飛んだ面白いドラマ。最初から最後まで見てもらえればわかってもらえるはず」と自信を口にした。「セシルのもくろみ」は、7月13日より毎週木曜22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月02日作家・唯川恵の小説を原作に、真木よう子、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華キャストを迎えドラマ化する新木曜劇場「セシルのもくろみ」。この度、本作に登場する男性キャストが決定。金子ノブアキ、「チュートリアル」徳井義実、リリー・フランキーが、主人公をそれぞれサポートしていく役どころで参加することが分かった。本ドラマは、ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦、独身、共働き、シングルマザーなど、様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも、幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演を務める真木さんが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル・浜口由華子役を吉瀬さん、「ヴァニティ」のライターとして奈央とタッグを組む沖田江里役を伊藤さん、奈央をスカウトする「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷さん、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子役を長谷川さんが扮する。そしてこのほど発表された3人が演じるのは、“オンナのもくろみうごめく”ファッション誌業界で、一般主婦から読者モデルへと羽ばたき成長していく奈央をそれぞれサポートしていく役どころ。まず、人気ロックバンド「RIZE」のドラマーとしてだけでなく、「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」や先日放送終了した「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」クライマックスで、“最強の敵”として登場した金子さんが演じるのは、女性ファッション誌「ヴァニティ」の専属カメラマン・山上航平。イケメンで乗せ上手にして、プロ意識の高いモテ男という役どころだ。また、お笑い芸人として活躍する一方、バラエティ番組のMCや、俳優としても活動する徳井さんが演じるのは、奈央の良き理解者である“ジェンダーレス”のカリスマヘアメーク・安原トモ。奈央にとって絶対的な味方であり、現場で絶大な信頼を寄せる特殊な存在。そして、エッセイスト、デザイナー、俳優など様々な肩書を持つリリーさんが、女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集長・南城彰役を。「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-2nd season」「最後から二番目の恋 2012秋」に出演してはいるものの、フジテレビ系連続ドラマにレギュラー出演するのは今回が初となる。今回の出演に関して「本当に楽しみです」と心境を語る金子さんは、「いろいろな場面で素晴らしいカメラマンと幾度も出会ってきました。いいキャラクターを作り上げることで、彼らへの敬意を表すことができればと思っています」とコメント。実は“シェンダーレス”な役は前からやってみたかったと言う徳井さんは、取材で「演じたい役柄は?」と聞かれたときは“オネエの殺人鬼”と答えたと話し、今回は「うっすらそこに近づいたかなと。面白そうな役だと思います」と期待。これまでにもコントで女装をすることも多かったと言う徳井さんは、「女性的な身のこなしなどはこれまでにも意識はしてきました。そういった部分を生かしてやっていきたいですね。女性の身のこなしの演技も嫌いではないので、もう準備はできているかもしれません(笑)」と気合十分だ。また、これまで様々な作品に参加してきているリリーさんだが、「これまでフジの連続ドラマには少しの出演はあるものの、全話を通して出ることがなかったもので、今回のドラマは自分の中では新しい経験です。また、出演者に女性がこんなに多いのも今回が初めてですね」と心境を語り、「編集長役はこれまでにも何度かやらせていただいていますが、変わった編集長役が多かったので、今回のようなしっかりした役は初めてですね。女性誌の編集部で“世渡りの上手い毒気の抜けたオジサン編集長”として、“男”を強く出さないように演じていきたいですね」と役作りについてコメントしている。そのほか、「ヴァニティ」の編集部員役に小野ゆり子、リリーさん演じる編集長の言動に右往左往する副編集長役に眞島秀和、セレブ主婦ライター役に石橋けい、安原と共に主人公を支えるスタイリスト役に伊藤修子、奈央の同期で“美脚美人”な新人主婦モデル役に佐藤江梨子、“セレブ風美人”な読者モデル役に藤澤恵麻、奈緒の夫役に宇野祥平、中学生の一人息子役に佐藤瑠生亮、奈央と学生時代からの地元の友達役に加藤雅人の出演も決定した。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月22日真木よう子が主演を務め、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら豪華女優陣が共演する新木曜劇場「セシルのもくろみ」。この度、本作のポスタービジュアルが完成。人気イラストレーター・maegamimami(マエガミマミ)のイラストとコラボし、独創的なビジュアルに仕上がっている。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説が原作。ファッション雑誌業界を舞台に、専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちが、ぶつかり合いながらも幸せを探していくオトナの女性たちの物語。主演の真木さんが、日々の小さな幸せに満足していた体育会系の主婦だったが、ある日ファッション誌の読者モデルにスカウトされたことから人生が一変、これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れる宮地奈央役を演じるほか、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデル・浜口由華子役を吉瀬さん、「ヴァニティ」のライターとして奈央とタッグを組む沖田江里役を伊藤さん、奈央をスカウトする「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷さん、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する安永舞子役を長谷川さんが扮する。このほど公開されたポスタービジュアルには、赤い衣装を身にまとった真木さんら女優陣5人が写り、そのバックにはイラストで描かれた5人の女性が。このイラストは、いま若い女性を中心に人気を集めるイラストレーター・maegamimamiさんが担当。2013年よりmaegamimamiの名で活動を開始し、女性をモチーフにしたイラスト作品を数多く手掛け、女性誌、ウェブ、広告、ブランドとのコラボレーションを中心に活躍。さらに、その独創的なセンスを生かし、クッションなどの刺繍作品の制作や店頭ディスプレイを行うなど活躍の場を広げているmaegamimamiさん。近年では、ドラマ「カルテット」のポスタービジュアルのイラストデザイン及び、主題歌「おとなの掟」のジャケットの制作も手掛けている。“いい匂いのしそうな女の子が描きたい”というmaegamimamiさん本人のこだわりと、“女性としての生き方”を描いたドラマのテーマがマッチングし実現した今回のコラボポスター。女性ならでは嫉妬や策略、幸せそうに見られたいという虚栄心などがmaegamimamiさんの独創的かつ繊細でしなやかなペンタッチによって表現。美と欲望を体現した豪華女優陣の背景に大胆で毒気のある女性たちのイラストが描かれることで、密かにうごめく“オンナたちのもくろみ”が見え隠れしたポスタービジュアルとなっている。maegamimamiさんは、「いまや多くの女性たちが憧れてやまない“読者モデル”という存在。彼女たちが生きるファッション雑誌業界の中で繰り広げられる世界は、それを手に取る女性たちの目にどう映り、そして影響するのだろうかと興味が湧きました。作品に参加でき、光栄です」と今回の参加を喜び、「嫉妬も野心も、独占欲も好奇心も。ゴチャゴチャうごめく女の本性は、欲深くて時に残酷。誰の中にも潜んでいるであろうこの残酷さを“セシル”という架空の5人の存在に託しました」と思いを語る。また「架空の(イラストの)セシルという存在が、アートディレクター・吉良氏のセンスで見事に実写と絡み合い、素敵なビジュアルに仕上がりました。ドラマと共に、この夏の記憶の一部になっていただければ幸いです」とコメントした。また、本作のPRスポット動画では、maegamimamiさんが描く“一人の女性”が、真木さんら5人の女優たちと共演。ビジュアルとはまた違った、動きのあるmaegamimami作品も一緒に覗いてみて。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月13日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月20日「ドラマの結末について、批判もありましたが、それも1つの反響……それだけ皆さんがちゃんと見てくれていたと受け止めました。同時に私の中でも、『あれでは終われない。2人のその後を書いてみたい』と思ったんです」 そう語るのは脚本家の井上由美子さん(55)だ。「昼顔妻」と呼ばれる、平日の昼間に夫以外の男と恋に落ちる主婦をテーマにしたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(’14年フジテレビ系)は、世の女性たちの心を釘づけに。また「昼顔」は、その年の流行語大賞にもノミネートされた。 ドラマの最終回で、上戸彩演じる紗和は、夫とも、恋人の北野(斎藤工)とも別れ、ひとりに。そして北野は妻の元へと戻っていった……。あれから3年。紗和と北野の“禁断の恋”の完結編となる映画『昼顔』(全国東宝系)が、6月10日に公開。脚本は、今回も井上さんの手によるもの。上戸もインタビューで「本当に井上由美子さんの本が好き」と、絶大の信頼を寄せている。 井上さんは、’10年『同窓会~ラブアゲイン症候群』(テレビ朝日系)でも、夫がいながら恋に落ちる女性を描き話題を呼んだ。“禁断の恋”を描く理由についてこう語る。 「昔は“昼メロ”という、恋に落ちてすべてを失う女性を描くドラマがありました。見ている人はドラマのなかで“疑似恋愛”を楽しんで、そして静かな日常に戻る……。しかしいま、そんな恋愛物語がないと思ったんです」 女性のさまざまな側面からの本音を描きたかった、と語る井上さん。執筆にあたり、主婦でありながら恋に落ちた経験のある女性たちの話も聞いた。 「実際、不倫をしている女性は、『不倫はあくまで不倫』と割り切るか、子どもを捨てそうなほどハマってしまうか、という2つに分かれています」 昨今さまざまな「不倫騒動」が報じられているように、禁断の恋は“夢物語”ではない。ドラマ終了から映画化までの3年間で、井上さんは女性たちの“変化”を感じていた。 「以前は、“昼顔妻”の友人・利佳子(吉瀬美智子)のように、夫に満たされず、恋に走る女性が多かったのですが、いまでは、夫に問題はなくても不倫に手を出してしまう女性が増えた気がします。二股や複数恋愛する女性も増えていますし、女性が“オス化”したのかもしれませんね」 しかし他方で、「不倫なんて馬鹿みたい」と唾棄する人も増えているのも事実だ。放送中のドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)でも、波瑠が演じる元同級生と不倫する主婦像が、「あまりにも不倫に対して考えが軽すぎる!」とネットでバッシングを受けたことも話題になった。 「最近、ドラマで不倫を描くことについて批判する人もいます。昔なら、ドラマはあくまでドラマの世界、と捉えていた人が多かった。いまは、物語として客観的に捉えられずに、感情的な反応を起こす人が増えてきているのかもしれません。夫の不倫が原因で離婚するとき、訴訟に持ち込む女性も増えているとか。これも“オス化”の一面のように思えます」
2017年06月03日6月10日公開の映画『昼顔』の女性限定特別試写会が30日、都内で行われ、試写会後の舞台あいさつに上戸彩、斎藤工、吉瀬美智子が出席した。2014年夏にフジテレビ系で放送されたドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。平日の昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる人妻の人生を狂わせる内容で、流行語大賞にノミネートされるなど、大きな話題を集めた。そんな同ドラマの劇場版となる本作は、ドラマの叙情的な世界観を映画ならではの美しい映像と音楽、深く綿密に紡がれた物語のカタルシスで描き出す。主演の上戸は「この映画を一番初めに工くんと見たんですが、映画が始まる前はいつも通りオチャラケ話をしていたんです。でも見終わったら無言でお尻が重い感じでした」と独自の表現で感想を述べ、斎藤も「この作品は贖罪がテーマになっていると思うので、それなりの締めくくりをしたんじゃないかと思っています」と作品の出来には満足げ。また、この日は本作に出演していないもののドラマ版でもう一人の主人公・利佳子を演じた吉瀬美智子がサプライズゲストで登場し、「この映画に利佳子が出ていなくて寂しい…。今彩ちゃんと工くんにお会いしたら、紗和(上戸)と利佳子のコンビが見たくなっちゃった(笑)」と続編に期待を寄せた。上戸が演じる紗和が惹かれた相手・北野の魅力について「母性をくすぐる子供っぽさがある人」と回答した上戸は、北野を演じた斎藤の魅力について「変態です。さらっと爽やかな変態で(笑)」と即答。吉瀬も「さわやかな変態(笑)。やっぱりそこは変態だよね」と同調した。また、この日は3人の「愛の依存度診断心理テスト」を実施。斎藤が愛の依存度40%で「スイッチオンで暴走特急」の乃里子(伊藤歩)タイプ、吉瀬が愛の依存度10%で「引っ込み思案な冬眠中の熊さん」の紗和タイプ、上戸が愛の依存度90%で「自分本位で貪欲な愛のハンター」の利佳子タイプと診断され、上戸は「これ本当? 当たってるのかな?」と納得いかない様子だったが、斎藤と吉瀬は「ご飯に関してはそうかもね。尋常じゃないぐらいハンターですから」(斎藤)、「ちょっと逃げだすところがあるよね」(吉瀬)と納得顔だった。映画『昼顔』は、6月10日より全国公開。
2017年05月31日2014年放送の大ヒットドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の映画化『昼顔』の「公開直前!女性限定!平日午後3時の特別試写会」が5月30日(火)、スペースFS汐留にて行われ、ゲストにW主演を果たした上戸彩、斎藤工、さらにサプライズゲストでドラマ版でもうひとりの美しい平日昼顔妻・滝川利佳子を演じた吉瀬美智子が登場し、集まった『昼顔』ファンを沸かせた。吉瀬さんの登場を知らされていなかった上戸さん&斎藤さんは、ゲスト登場をほのめかされると「え?北村一輝さん?」「(木下)ほうかさん!?」と、ドラマより縁のある出演者の名前を続々と挙げた。いざ吉瀬さんが笑顔で現れると、上戸さんは弾ける笑顔で「みっちゃんー!」と駆け寄り固いハグを交わした。すると、斎藤さんは羨ましい表情で「イチャイチャするな!」と声をかけた後、吉瀬さんに向かって「信じられないくらいキレイですね」と褒めそやすと、上戸さんに「何でそういうの言うんだよ~(笑)」と嫉妬の表情(?)で睨まれていた。『昼顔』は、互いに結婚していながらも惹かれ、愛し合っていた紗和(上戸さん)と北野(斎藤さん)が別れてから3年後の物語。海辺の町で慎ましく暮らしていた紗和だったが、とある講演で偶然北野に再会してしまう。どちらからともなく、また逢瀬を重ねていく2人に未来はあるのか――。吉瀬さんにとってドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の出演は特別だったとふり返り、「彩ちゃんと工くんと知り会えて、素敵な出会いがありました。この映画に利佳子が出ていないのが寂しくて。いま会ったら、紗和と利佳子コンビが見たくなりました」と胸の内を告白した。イベントで、「愛の依存度診断心理テスト」をすることになった3人。診断結果で、上戸さんは愛の依存度90%、斎藤さんは40%という結果になったが、吉瀬さんは10%で「引っ込み思案な冬眠中の熊さん」と診断された。すると、吉瀬さんは「合っていると思う!私、利佳子じゃないもん。実は利佳子より紗和ちゃんタイプって前から言ったもんね?」と上戸さんに同意を求めた。上戸さんは、「でも両方持っている気がする!普段みっちゃんと遊んでいるときは利佳子さんっぽい。アドバイスをくれるお姉さんっていう感じです」と笑みを交わし、終始仲睦まじい雰囲気だった。『昼顔』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年05月30日女優・真木よう子が、フジテレビ7月クールの木曜劇場「セシルのもくろみ」で主演を務めることがこのほど決定。真木さんのほかにも豪華女優陣が集結し、ファッション雑誌業界を舞台に専業主婦・独身・共働き・シングルマザーなど様々な立場の女性たちがぶつかり合いながらも幸せを探していく女性たちの物語を描いていく。本ドラマは、ファッション誌「STORY」で2008年から2010年にかけて連載され、多くの共感を呼んだ唯川恵の同名小説。運命のいたずらで読者モデルとなった女性が、一流のモデルとして成功の階段を駆け上っていく物語だ。タイトルにある“セシル”とは、フランスの小説家フランソワーズ・サガンの名作「悲しみよこんにちは」の主人公・セシルが由来。原作では、かわいい顔をして恐ろしい“もくろみ”をもった少女が抱く女性の悩み、葛藤、思惑など女性自身の中に潜む“オンナ”という意味で使われている。また、劇中では作家などの文化人やスポーツ選手ら様々な分野で活躍する実在の女性たちが複数出演し、ドラマのテーマである“女性としての生き方”、“人から幸せそうに見られることの虚栄心”など、視聴者へ問いかけ投げ掛けるシーンが登場する。今回主演の真木さんが演じるのは、金型仕上げ工の夫と中学1年生の息子との3人暮らしの生活をしている、“美”から遠ざかっていた専業主婦・宮地奈央役。しかしある日、人気女性ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクにたまたま読者モデルとしてスカウトされたことから、生活が一変。これまで読んだこともなかったファッション誌の世界に足を踏み入れることになる…という役どころ。真木さんは、「自身がやりたい仕事に挑む野心。愛する我が子を笑顔で幸せにしたい親心。これを両立させるが故に発生する、苦悩、葛藤。本(台本)には非常に共感いたしました。しかしながら、私はこの作品を通し、男女関わらず、本当に美しく格好の良い人間とはどういった姿勢で己の道を歩んでいくのか。その様な姿を多くの方に微力ながらもお見せできればと思っております」とコメントしている。また、奈央の憧れにして最大のライバルとなる「ヴァニティ」のカバーモデルで、女性のすべての要素を兼ね備えたパーフェクトな女性・浜口由華子役を吉瀬美智子、「ヴァニティ」のライターとして半信半疑で読者モデルの奈央とタッグを組むことになる沖田江里役を伊藤歩、奈央をスカウトし、ファッション業界へと引き込む「ヴァニティ」の編集部デスク・黒沢洵子役を板谷由夏、「ヴァニティ」の元No.2モデルで、現在はテレビコメンテーターとして活躍する個性の強い安永舞子役を長谷川京子と豪華女優陣が扮する。吉瀬さんは、「リアリティーのあるお話に期待感が膨らみました。モデル・雑誌業界の裏側が描かれ、モデル経験者としても楽しみです」と話し、経験を生かして演じていきたいとコメント。豪華共演陣との撮影にいかまら楽しみと期待を抱く伊藤さんは、「恋愛やキャリアが崖っぷちであっても、好きな仕事や信念は貫き通す。そんな沖田江里の諦めない情熱をこの夏!精一杯演じ切りたいと思います!」と意気込み、板谷さんは「女たちのこころを知りたい!と欲を出す夏になりそうです。欲深く役を満喫したいです」と語り、後半戦の“鍵を握る役”を演じる長谷川さんは、「私自身どのように皆さんと絡んでいくのか楽しみであり、また、作品のラストスパートを一気に加速させる起爆剤になれたら良いなと思います」と話している。木曜劇場「セシルのもくろみ」は7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年05月24日インスタグラムで約25,000人のフォロワーを抱えるカリスマ的存在感を持つヘア・メイクアップアーティスト藤原美智子が、自らが手掛ける初のライフスタイルブランド「MICHIKO.LIFE」を立ち上げた。5月9日(火)より公式ブランドサイトにて、藤原美智子プロデュースによるコスメアイテムや、暮らしを豊かに彩るセレクトアイテムを販売する。「MICHIKO.LIFE」は、「全ての大人の女性に生き生きと美しい日々を」をコンセプトに、外見だけではなく内面から輝きたいというすべての女性に向けて、美容の枠だけにとらわれず大人の美・衣・食・住をトータルにサポートしていくライフスタイルブランドを目指し、商品やブランドサイト等を通してそのメッセージを発信していく。さらに、将来的には海外市場も視野に入れ事業展開を行う。「MICHIKO.LIFE」オリジナル商品の第1弾には、美容カテゴリーでは目元ケアにフォーカスした3アイテムが登場する。日中の眉毛ケアにも着目した美容成分配合のアイブロウペンシル「エッセンスブロウペンシル」、眉毛のスキンケアからコーティングにまで使える眉毛美容液「アイグロウイングセラム」、ヒアルロン酸マイクロニードルが角質層にダイレクトに浸透し、気になる目元・口元にハリを与える機能性ポイントシート「ヒアロニードシート」がラインナップした。また静岡の下田で週末を過ごし、丁寧な暮らしを心がけている藤原美智子自身が日々の暮らしの中で実際に愛用しているモノやお勧めしたいアイテムをセレクトして販売する「MICHIKO’S SELECTION」では、「fog linen work」の吸水性と速乾性に優れた北欧・リトアニアのリネン「キッチンクロス」、普段使いのモノがおしゃれに収納できるハンドメイドのワイヤーバスケット「デスクバスケット」、天然の木を使って削り出し、着色は一切されていない作家・佐々木 貴充さん手作りの「fuuukei カトラリー」の3アイテムを紹介し販売している。公式ブランドサイトでは今後、商品の紹介や販売以外にも、藤原美智子の日々の暮らしをコラムにて掲載し、幸せな毎日を過ごすヒントが見つけられるようなコンテンツを発信していく。(text:cinemacafe.net)
2017年05月23日たった3g、1円玉わずか3枚分の重さのストールが空に舞う様は、羽衣という言葉そのもの。蚕が吐き出した生糸が作り出した繭から糸口を探す。そしてその糸口から、生糸を撚糸することなく蚕が吐き出したままの超極細の状態のまま、生糸1本1本糸を引き出していく。まさに、身体中の神経を集中させて丁寧に糸と向き合い、織りあげていくことで羽衣のように空を舞うストールが生まれた。神業とも言えるわずか3gのストールは、完成までに約90日を要したという。そのストールを織りあげたのが、今回沖縄で訪ねた繭織工房の上原美智子さんだ。ふわりふわりと空を舞う3gのストールには、上原さんの自然が生み出した素材への敬意と、染織に対する熱意が詰まっている。ふわりふわりと空を舞う3gのシルクストール沖縄で生まれ育ち、幼児教育の勉強をするために上京した上原さん。沖縄を出てはじめて「沖縄について何も知らない自分に気がついた」という。若き頃の上原さんが、故郷である「沖縄のことを知りたい」という一心で通ったのが東京・駒場にある日本民藝館だった。そこで焼き物や織物を見ているうちに「自分でも染織をやってみよう」という気持ちが芽生えていく。彼女を染織の道に導いたのは、民藝の父・柳宗悦氏の甥である柳悦博氏だった。その当時、すでに多くの弟子を抱えていた柳氏の工房だったが「沖縄にとてもお世話になったから、沖縄への恩返しのつもりで」と上原さんを弟子として迎え入れる。上原さんは柳氏の元で、染織のいろはを2年半かけて学んだ。そこで上原さんが学んだのは「1に素材。2に素材。3、4がなくて5に素材」というくらい、とにかく織物は素材に尽きるという柳悦博氏からの教えだった。「市販の糸を買ってきては、糸の撚りを戻したり、ふたたび合糸をしたり…」。柳氏の工房で過ごした2年余の歳月で、素材が生み出す風合いを肌で感じ、自然の生み出す素材が持つ素材感を覚えていったのだという。そして「沖縄に帰ったら、ちゃんと沖縄の仕事をして欲しい」という柳氏との約束通り、74年に帰沖。ただ、東京にいる時には恋いこがれていた故郷・沖縄だったにも関わらず、いざ沖縄の地に居を移してみると「右を見ても、左を見ても沖縄という状況にうんざりしてしまったんです。伝統工芸にも関心が持てなくなってしまって…。私がやりたかったことは、これじゃないって」と上原さん。「服地を織ってみたり、今の時代にあった染織とは何だろう」と、様々な視点から思案する日々があったのだという。そこでもう一度、自分がこだわってきた素材感に立ち返って染織を考えてみようと思った。通常160デニールから200デニール程の太さになるよう合糸された糸から着物などに使われる反物は織られていく。ある時、上原さんは27デニールの着物を織る前の原糸を手にする機会を得る。その時から「この糸1本で織ってみよう」と極細糸を用いた作品を織りはじめた。そして、空気をはらんだような繊細な風合いの「あけずば織」が誕生した。「あけず(トンボ)」と「ば(羽)」を指す“あけずば”という言葉は、古くから伝わる琉球舞踊の唄の中にも登場する言葉。琉球舞踊の唄の中では「愛しいあの方に、とんぼの羽のように薄い薄い着物を織って差し上げたい」と唄われているのだそう。あけずば織「染織は、人と自然の共同作業」沖縄で上原美智子さんに会いに。--後編【ENcounter vol.3】に続く。
2017年02月12日レプロエンタテインメント創立25周年プロジェクト「浅草九劇(あさくさきゅうげき)」製作発表会見が行われ、こけら落とし公演に出演する羽田美智子、川島海荷、内田理央、「ベッド&メイキングス」の福原充則と富岡晃一朗、「カンパニーデラシネラ」の小野寺修二、「ONEOR8」の田村孝裕、「劇団子供鉅人」の益山貴司が登壇した。「浅草九劇」とは、ホテルと飲食店などの複合施設として来春オープンする「浅草九倶楽部(あさくさここのくらぶ)」の核となる新劇場。【チケット情報はこちら】こけら落とし公演・第一弾で川島が出演するベッド&メイキングスの『あたらしいエクスプロージョン』について脚本・演出の福原は「この国にキスの文化を広めた人間たちを描いた作品です。この劇場が新しく文化の出発点になり広がっていくイメージを持って、キスがここまで一般的になって、キスから始まって結婚して子供が生まれて…と広がることをテーマに創りました」と解説。富岡が「毎回違うメンバーを集めてはいますが、劇団という形をとって公演しているので、劇団員として働いてもらいます。海荷ちゃんにも劇団員としてやってもらいたい」と話すと、川島は「私もがんばって劇団員として働きたい」と笑顔。「舞台は直で伝わるものが大きいので、パワーも声も出してがんばります!」と話した。こけら落とし公演・第二弾を担うカンパニーデラシネラの小野寺は「浅草は外国の方もいらっしゃいますが、僕は言葉を少なめにした身体の表現(パントマイム)をやっているので、観てご理解いただけるのではないかと思います。がんばります」と話した。来年11月に内田出演で公演を行う劇団子供鉅人の益山は「血に飢えた演劇集団の我々にとって、こけら落としというのはかっこうの餌食ですので、全力でしとめにいきたい。一番若い劇団として積極的に汗をかく芝居をしていけたら」。この場で“女子プロレス”の作品になると聞いた内田は「想定外です。運動が苦手なので身体を鍛えるところから始めたいです!」と驚きながらも気合を入れていた。来年12月に羽田出演で公演を行うONEOR8の田村は「うちの劇団員が子役の頃に羽田さんと共演し、待ち時間1時間ずっとじゃんけんをし続けたというエピソードがあって(笑)。そういう羽田さんにあて書きしていく作品になると思います」。舞台出演は12年ぶりの羽田は「今から恐れてはいるんですけど(笑)、ずっと『映像の人』だと言われ続けてきたその殻を破りたい」と熱く語った。『あたらしいエクスプロージョン』は2017年3月3日(金)から21日(火)まで、カンパニーデラシネラの公演は3月24日(金)から31日(金)まで東京・浅草九劇にて上演。取材・文:中川實穗
2016年12月01日女優の吉瀬美智子(41)が1日、自身のブログを更新し、第2子となる女児を出産したことを報告した。吉瀬は「当初の予定日より早まりましたが、10月26日に第2子である2848グラムの女の子を無事出産いたしました。母子ともに元気に過しております」と報告。「赤ちゃんと対面した長女が姉ぶりを発揮しとても頼もしく思えます」とつづった。そして、「家族の絆を大切に、笑顔と愛情溢れる家庭を築いて行ければと思います」と決意を新たにし、今後について「体調を見つつ、徐々にお仕事を再開していければと思っております」と説明。「いつも応援して下さる 皆さま、 関係者の方々、温かく見守って下さり ありがとうございます。心より感謝致します」と感謝の思いを伝えた。吉瀬は2010年12月、一般男性と結婚。2013年7月に第1子となる長女を出産した。
2016年11月01日兄の連れてきた婚約者は…
いきすぎた自然派ママがこわい
義父母がシンドイんです!