2022年1月27日 10:00
【妻、小学生になる。第1話 感想】第1話から名シーン炸裂、演者の揺るがぬ演技力が光る注目作
Twitterで人気ドラマの感想をつづり注目を集める、まっち棒(@ma_dr__817125)さんのドラマコラム。
2022年1月スタートのテレビドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。
ある日突然、最愛の人と二度と言葉を交わすことができないと知ったら、人はこの先の人生に何を願うのだろうか。最愛の人がいない世界で何を希望として生きていけば良いのだろうか。
今作は、妻を亡くし生きる希望をなくした愛妻家の男と大人になりきれない娘に訪れた、家族の愛の物語である。
『妻、小学生になる。』最愛の人を亡くし、ゾンビと化した父親と娘
新島圭介(堤真一)は妻・貴恵(石田ゆり子)を愛してやまない愛妻家。
二人には引っ込み思案な性格の一人娘、麻衣(蒔田彩珠)がいるが、貴恵はそんな娘と夫をいつも太陽のような笑顔で優しく包み込む存在だった。
ある日三人は、菜園で収穫を終え、車で家へ帰る。
「君と出会った瞬間から、僕の人生の主人公は君だ」
「君が牛丼なら僕は紅生姜だし、君がミートボールなら僕はパセリ…」こんなクサい台詞でもこれが圭介なりの妻への向き合い方であり、精一杯の愛を伝えようとした結果なのが何より愛おしい。