遺族の気持ちに寄り添って。意外と知らない喪服のマナー【女性編】
ファンデーションなどのベースメイクはマットな質感に仕上がるものを選び、ラメが入っているものやツヤの出るファンデーションは避けましょう。ツヤ感が出ないベージュ系の化粧下地を塗り、その上にファンデーションを薄く付けていくと、マットな質感の肌を作れます。チークやハイライトなどは顔にメリハリが出てしまうため、弔事の際は避けた方が無難です。どうしても付けたい場合には、肌色に近いベージュ系のものを使うようにしましょう。アイシャドウは基本的に使わないことがベストですが、自然で派手にならないベージュやブラウンのものであれば使用しても構いません。ただしファンデーションと同じく、ラメの入っているものは使わないことが原則です。アイラインやマスカラは涙で落ちることがあるため、付けない方がいいでしょう。口元にはツヤの出るグロスは使わず、ベージュやブラウンなどのナチュラルなものを使います。
マットな質感が出ることが理想的ですが、難しい場合には口紅を塗った後にティッシュオフすることで、マットな質感を作れます。
【季節ごとのマナー】季節に合わせたマナーにも気を付けましょう。訃報は真夏でも真冬でも関係なくやってきます。季節に合わせつつも、遺族に失礼にならないようなマナーが大切です。