くらし情報『水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?』

水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?

今回のケースでは余分に1ケースを買っておくなど、多めに飲用水を確保しておきましょう。

■水の入れ物にも注意

水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?


なぜ市販のミネラルウォーターには賞味期限が記載されているのかご存じでしょうか?それは、ペットボトルの容器が原因で「品質低下」を引き起こしてしまうからです。ペットボトルは、時間の経過とともに空気が通ってしまう構造です。賞味期限切れのミネラルウォーターでは長期間経過すると水が空気に触れて、風味が落ちてしまっている可能性が高いでしょう。さらに空気が混じることで、細菌繁殖のリスクも高まります。市販のミネラルウォーターの賞味期限は、1年~2年が目安です。先ほどご紹介した「ローリングストック法」ならば賞味期限を気にしなくて済みますが、備蓄用としてまとめて置いておきたい方にとっては、「案外期間が短い」と感じるでしょう。なお、ポリタンクやバケツは「生活用水を入れるための物」と思われがちです。
しかし、地震や水害が起きた後に設置される「給水所」では、飲料水目的でもポリタンクやバケツが活躍します。
水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?


ポリタンクを給水所に持っていけば、一度に20リットルも入れられます。緊急時には大勢の方々が給水所に並ぶため、何度も取りに行く時間がありません。

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