くらし情報『水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?』

2017年4月4日 14:30

水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?

ポリタンクや洗濯槽、浴槽など、家の中では様々な場所に水道水を溜められます。ちなみにポリタンクは20リットル、洗濯槽は50リットル、浴槽は200リットルもの水道水を備蓄できます。地震や水害が起こる前に水道水を溜めておけば、生活用水として利用可能です。備蓄した水道水は飲み水としても利用できますが、その際には衛生管理に注意してください。水道から出た水には「塩素」が入っているため、短時間で飲めば安全な水として飲めます。しかし、塩素の効果があるのは常温で3日~7日、冷蔵庫で5日~10日とされています。災害時に菌が繁殖した水を飲んでしまうと、腹痛や発熱、嘔吐を引き起こし、余計に水分を奪われかねません。
水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?


また、備蓄用の水道水ではたとえ飲み水用であっても、一度沸騰させたり、浄水器を通したりしないでください。
煮沸やろ過をすると、塩素がなくなり腐りやすくなってしまいます。塩素除去を行った水道水は、基本的にその日のうちに飲まなければなりません。蛇口に浄水器を取り付けているご家庭では、特に注意してください。そして、飲み水として水道水を使用する場合は、きれいに洗ったペットボトルやポリタンクを利用しましょう。これらの容器は食器用洗剤だけではなく、次亜塩素酸ナトリウムが入った塩素系漂白剤で洗浄します。

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