水ってどれくらい必要?地震や水害などの緊急事態でも安心できる備蓄量とは?
きちんと消毒しておくことで、いざというときの細菌感染リスクを回避できます。そのほか、細菌は空気のある環境で繁殖するため、容器の注ぎ口ギリギリまで水道水を溜めることも大切です。これらの衛生管理が難しければ、市販のミネラルウォーターの購入を検討しましょう。水道水を飲み水として利用する方法は、コストはかかりませんが手間が少しかかります。
■ローリングストック法で飲用水を確保する
ローリングストック法とは、備蓄している食品を「賞味期限、消費期限が近い物」から順に食べて、食べた分だけ買い足す方法です。内閣府も推奨しているほど、ローリングストック法は便利な備蓄テクニックです。期限切れの心配がなく、管理も煩わしくありません。ぜひ、飲用水にもローリングストック法を取り入れてみてはいかがでしょうか?例えば家族4人の3日分の飲み水として、「2リットルのミネラルウォーターを2ケース(6本入り×2)購入した」と仮定します。
この備蓄用のミネラルウォーターを普段の生活でも使用して、「1ケース無くなりそうになったら新たに1ケース買い足す」という仕組みです。ただし、必要最低限の量でローリングストック法を行うと、タイミングによっては足りなくなってしまいます。