【初心者向け】ウェルスナビとは?仕組み&メリット・デメリットを金融の専門家が解説
しかし、一時的な下落の不安に耐えて長期投資を続けていれば、結果的に利益になっています。短期的な値動きに一喜一憂することなく、長期的な資産運用をウェルスナビで続けるようにしましょう。
自分で取引するのと比べてコストがかかる
ファンドラップなど他の運用一任サービスと比べれば、ウェルスナビのコストは低く設定されていますが、自分でETFを購入して運用する場合に比べ、手数料は割高になっています。
たとえば、SBI証券で100万円分のETFを購入すると、535円(税込)の手数料負担で済みます。一方ウェルスナビでは年間1万円のコストがかかります。
ただ、手数料負担だけで見るとウェルスナビのコストは高いと感じるかもしれませんが、SBI証券で購入する場合は、ETFの銘柄選びから売買タイミングまで、すべて自分で行う必要があります。
マーケットを見る時間があり、自分でポートフォリオを組める投資家はいいのですが、投資初心者や時間がない人がそこまでするのは大変です。
ウェルスナビではコスト負担があっても、自動で資産運用を任せられるというメリットがあるのです。
自分で銘柄の選定から売買までできるのかどうかということを考え、ウェルスナビで資産運用するのかどうか決めるようにしましょう。