くらし情報『「え? 肩凝りも更年期症状なの?」首や肩の凝りがひどいときはどうする?【更年期の基礎知識5】』

2023年8月18日 11:10

「え? 肩凝りも更年期症状なの?」首や肩の凝りがひどいときはどうする?【更年期の基礎知識5】

自分が試してみたい、気持ちが良いと感じるものを受けてみましょう。

医療機関を受診するなら何科でどんな治療?

整形外科や内科、婦人科を
受診のイメージ


セルフケアをおこなっても改善しない、頭痛で毎日の生活に支障を来すような場合には、整形外科や内科、婦人科を受診してみましょう。整形外科では鎮痛剤、筋弛緩剤のほか、赤外線、ホットパックなどの温熱療法、脊椎を伸ばす牽引法などで治療していきます。

婦人科や内科では、首や肩の凝りの症状に合わせた漢方薬が処方されます。葛根湯は風邪薬のイメージがあると思いますが、肩凝りにも効くとされます。また、肩凝り・頭痛は漢方学的に瘀血・水毒の所見とされ桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)も効果的です。

さらに凝りがひどい場合は、麻酔科(ペインクリニック)での治療もあります。痛みを起こす部分(トリガーポイント)に神経ブロック注射をおこない痛みをなくします。
ブロック注射は局所麻酔と同様なので、本当に激しい症状のときにおこなう治療法です。

・整形外科で鎮痛剤、筋弛緩剤、温熱療法、牽引法など
・婦人科や内科では漢方薬が処方される

起こりやすい病気と注意したいこと

肩凝りと勘違いしやすい五十肩に注意
薬を塗る女性


この時期に肩凝りと勘違いしやすい症状に、五十肩(肩関節周囲炎)

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