2017年12月27日 08:00
【2018年トレンド予測】自分でDIYが増える?リフォームブームはさらに追い風
と住生活産業の活性化として、「既存住宅流通・リフォームの市場規模を倍増」を具体的な目標に設定しています。
2018年もこの方針の延長線上にあるため、市場としては追い風がある、と捉えてもよいでしょう。
中古買取再販事業の活性化。住まいの選択肢の充実
平成30年度税制改正大綱では、住宅関連の多くの制度が延長されるなか、「買取再販で扱われる住宅の取得に係る特例措置」については拡充要望が出ています。
具体的には買取再販事業者が既存住宅を取得し一定のリフォームを行う場合、敷地に係る不動産取得税を減額する、というものです。これまで住まい選びは新築か中古かがまずあり、ここ数年はこれに「中古を買ってリノベーション」という選択肢が浸透してきました。買取再販事業は「リフォームした中古」というまた別の選択肢です。
2017年12月には買取再販事業の最大手のカチタスが東証一部へ上場しています。
買取再販という形でリフォームが行われる物件は、今後増加していくことが予想されます。
消費者への提案で差別化を図るリフォーム会社
リフォームの現場では消費者への提案内容や情報提供の仕方に各社の特徴が表れています。
例えば大京リフォーム・デザインでは、リフォーム予定の実際の室内に立ちVRゴーグルを使用すると、現状の部屋が一瞬でリフォーム後に変わるような感覚を体験できる「バーチャルリフォーム」