ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (306/346)
我が家は、実家が遠方で、夫が単身赴任なので、何かの時に子どもを預ける先がありません。ですので、基本的に幼稚園行事などは3歳の息子も同伴させてもらって参加しています。先日も、幼稚園で娘のはじめての音楽会がありましたので、息子連れで参加したのですが…。暑くて暗くて人のたくさんいる会場で、息子が大人のようにまじめに音楽鑑賞なんてできるはずもありませんでした。いったん会場を後にし、次の娘の出番(3時間後)まで、園庭で遊んで待つことにしました。本来は親の事は気にせず行事に集中するべきですが、娘にとってははじめての音楽会だったので、しっかりやっている姿を見せたくてはりきっていたのでしょう。最後まで私の姿を見つけられなかった娘は、もぬけの殻のような顔をして演奏していました。なんだか、娘にも息子にもかわいそうなことをしてしまったなと思いました。これまでは一緒に連れていくしか選択肢がないように思っていましたが、場合によっては一時預かりなどを利用した方が、・娘のためにも(こちらの姿を確認して、演奏に集中できる)・息子のためにも(静にじっとしていなくてもいいし、会場でもみくちゃにならずにも済む)・夫のためにも(しっかりビデオに記録でき、離れていても子どもの成長を感じられる)・自分のためにも(娘の行事に集中できる)よかったのかぁと思いました。ただ、まだ一度も預かり保育を経験したことのない息子なので、またいつか来るであろう「預けた方がいい状況」になる前に、何度かお試しお預けをやっておこうと思いました。また、最後になりましたが、スペースがあるならば三脚があるとすごく重宝しますので、これから発表の場に行かれる方にはぜひとも持って行っていただきたいアイテムです(もちろん、禁止されていない場合は、です)!私は初めての音楽会だったので持っていきませんでしたが、みんな当然のように持参していました。三脚があれば、ビデオの画面揺れのストレスからも開放されるし、下の子にも構えるので、一緒に発表会に集中できますよ。
2018年01月05日私事ですが、先日第3子となる次男を出産いたしました!!4キロ超えの超ビッグな赤ちゃんでしたが、安産で、しかもおなかがすいたとき以外はずっと寝ている親孝行な子です(笑)。ということで今回は、私が臨月のころ、ママ友と出産話をしたときのお話です。わたしは第1子、第2子ともに普通分娩で出産したのですが、周囲のママ友の帝王切開話を聞くたびに、「お、おなか切るの怖い…!!」と思っておりました。まず、麻酔の注射が怖い…!!麻酔が効かなかったらどうしよう!!切った後がずっと痛いんじゃないだろうか!?なんか、毛も剃られるんだよね??第3子を妊娠中、胎児がとても大きかったので、「もしかしたら帝王切開かもしれない…」と思っていました。しかし、帝王切開を2回経験したママ友は、「え…下から産むほうが怖いよ!!」と。「だって、会陰切開とかあるやん!!」「お股裂けちゃったりするんでしょ!?」た、たしかにそうだけど…。どうやらお互いにすごいと思っているみたいです。帝王切開も普通分娩も、どっちも大変でどっちもすごい…!!お産の話をしていると、最終的に行き着くのは…最後は「無事に産まれてくればなんでもいい!!」というところに行きつきます。おなかに傷を作っても、お股が裂けても、赤ちゃんを守るために母親はみんな命を懸けて産んでいるんですよね…。安産でも難産でも、悲しいお産でも。そんな彼女たちを見ていると、女の人の強さをひしひしと感じるのでした。
2018年01月04日前回、私たち子育て中のママたちがなぜ漠然とした窮屈さを感じているのかを自分なりに考えてみました。その結果、これまで推し量ることしかできなかった「周囲の人」の本音が、SNSの普及によってブワッと表面化したことで、いままでになかったためらいや心配が増えたからじゃないかというところに行き着きました。私はブログをやっていることもあり、いままでに何千、いや、何万もの感想や意見を受け取ってきています。おそらく普通に生活してるだけでは考えられないほどのたくさんの意見にさらされ続けているのですが、これだけたくさんの意見を受け取っていると、そのうち意見の本質や、何を言おうとしているか、何を装っているのかが見抜く力が備わったように思います。なぜ、この話を持ち出したのかというと、おそらく、どのママも大なり小なり私と同じような経験をしたことがある、もしくはいまその真っ最中なんじゃないかな? と思うからです。SNSだけじゃなく実際の生活においても、「誰かの意見」に心揺さぶられたり「誰かの子ども」と比べてしまうことってありませんか?私もたくさんの誰かの意見にブワァァァァ~~~ッとさらされて色々ともがいてきたタイプなので、「自分がどうしたいのか」「自分はどう思うのか」よりも、誰かの意見に引っ張られて「自分の考えは間違ってるのかな?」とよくわからなくなっしまうことがありました。私は自分の子育てが正解かどうかなんてわかりませんし、きっと多くのママがそうだと思います。いま一生懸命子どもたちを育てていますが、究極のところ子どもたちが大きくなってみないと分かりません。自分の子育てに絶対の自信がないからこそ、誰かの意見って心を揺さぶられるんですよね。■母の心を揺さぶる「もう◯歳」「まだ◯歳」たとえば、母親の心を揺さぶるキーワードに「もう」と「まだ」があります。この2文字って本当によく出てくるんです。たとえばうちの三男は現在3歳なのですが、同じ3歳でも「まだ3歳」「もう3歳」2通りの意見があるわけです。先日、9歳の長男がおやつを食べている時に、3歳の三男が横からパッと横取りをしたんです。一瞬の出来事だったので私も長男も止めることができなかったのですが、横取りされた長男がキレて、三男の顔をグーパンチしたんですよね。続けざまにガンガンと鼻頭を叩いたため、三男の鼻から鼻血がブーー!と出てしまいました。私は3歳に容赦なく手をあげた長男を叱りました。横取りされて腹が立つ気持ちはわかりますが、やはり鼻血が出るほど3歳の小さな弟を叩いちゃいけないし、社会ではいかなる理由があろうと最初に手を出してしまった方が結局は負けになってしまうと思うからです。ですが、ここでも人それぞれによって「私ならどう対応するか」が分かれてくるわけです。寄せられた意見は3つに分かれました。私と同じ手を出した方をまずは叱る派、そもそも先におやつを横取りした三男をまずは叱るべき派、どっちもどっちだから静観する派。そしてここで、「まだ」と「もう」にも分かれてきます。「もう3歳なのだからおやつを横取りしちゃいけないって分からないといけない年」だという意見もあれば、「まだ3歳だから横取りしちゃうこともあるよね」という意見もあります。また、「もう3歳なんだからきちんと教えればできます」という意見もあれば、「まだ3歳だから何回同じことを言ってもなかなか…」という意見もあります。これ、どちらも間違っていないと思います。しかし、どっちが正しいともいえないことを、どうしてこんなに言い切れるのかというと、あくまで「自分はそう思うから」なだけです。これは私も含めて、自分がそう思うからそう言ってるだけのことです。■「◯歳はこうあるべき」正しい基準なんてない「もう3歳ならこれができなくちゃおかしい」とか「まだ3歳なんだからこれはできなくても仕方がない」なんて明確に決められているわけではありません。歩行や言語など発達面では臨界期が決まっていますが、おやつを横取りしちゃダメとか、ちょーだいと言えないとおかしいとかなんかはどこにも基準がありませんよね。私は「まだ3歳派」なのか「もう3歳派」なのかといわれれば、「まだ3歳派」です。もちろん一概には言えませんけど全体的にこの世に生まれてまだ3年しか生きてないんだから、同じ失敗をしても仕方がないと思っています。何回も何回も何回も言い続けていずれ徐々に改善していくこともたくさんあると思っています。ただ、私はこういう考えで育てていますが、そこに「もう3歳なんだから言えば分かる歳ですよ」という意見も当然あるわけですし、そこを否定してはいけません。その逆も同じです。このように普段交わらないで済む自分と違う考え方が関わってきたとき、ぐらぐらと心が揺らぐわけです。私も、昔はそうでしたが、いまは違います。たくさんの意見にさらされてさらされてさらされまくって、行き着いたところは、これでした。「私とあなたは違う」と思うようにすることです。■「私とあなたは違う人間」と思えば楽になるえ? そんなこと? って思うかもしれませんね。でーーーも。すごく当たり前の答えに思うかもしれませんが、これが簡単なことのように思えて実は難しい。自分のことならまだしも、母親は子どものことが絡むとちょっと理性から離れてしまう面がありますから。「私とあなたは違う人間」こう思えるようになるまでにはすごく体力を使いましたし、いろんな失敗もしました。そして、こう思えるようになれたら、すごく楽になりました。たとえば「うちの子は同じ3歳だけど、もう◯◯できますよ。言えばきちんとわかりますよ」って言われたとしたらやっぱり落ち込みますよね。でも一方で相手側からすれば「あの子はうちの子と同じ3歳なのに○○ができてないなんて、甘やかしてるからじゃないの」と一種の不快感を抱いてることになるわけです。結局、どちらにせよサンプルは「自分の子ども」かせいぜい「自分の周りで知ってる子ども」ぐらいしかいないわけです。こういう場合私は「あなたのおうちの3歳はできるのかもしれないけれど、できない3歳だっている」と思うようにしてます。こう書くと開き直りだと捉えられがちなのですが、それとはちょっと違います。だって同じように教えたとしても習得できるまでどれぐらい時間がかかるかって本当に人それぞれなんですもん。あなたのお子さんがおとなしく静かに座っていられる3歳だったとしても、うちの子はまだそれができないんです。年齢なんてひとつの数字にすぎません。そわそわしちゃう3歳もいれば、奇声をあげちゃう3歳もいれば、眠くなって寝ちゃう3歳もいます。同じ子は1人としていませんよね。こういう類いのことは、実の親や義理の親との間にも起こりうることかな? と思います。たとえば、うちの母は自分たちの子ども、つまり私たち兄弟が(姉・姉・弟)手がかからず3人とも静かなタイプだったんです。だから孫の3兄弟がとにかくチョロチョロ動き回るのをみて、「あんたたちはこんなんじゃなかった!」と私に嘆いていましたが(笑)。まぁそりゃ当然ですよね。だって同じ3人の子どもでも同じ人間なわけじゃないですから。そこで「私の育て方が悪いのかな」なんて悩む必要ないと私は思います。一生懸命子育てしていると、よくも悪くも、自分の子どもを中心に見てしまいます。自分の子どが(もしくは誰々さんちの何々くんが)3歳の時にはこれができていたから、3歳になればできるようになるもんだ。と思いがちなのですが、決してそんなことはありません。1回言えば分かる3歳もいれば、2万回言ってようやく分かる3歳もいます。1人1人違うんだ、違って当然なんだということを、頭においておけば不用意に心が揺らぐことはずいぶんと減ります。よく考えたら、「もう」だの「まだ」だのってものすごくあやふやだと思いませんか?「もう3歳」「まだ3歳」の境界線って誰が決めたんでしょう。たかだかその人の身の回りで起きた出来事や、どこかの本で仕入れた知識や、ひとつの体験や主観でしかないような気がします(もちろん「この時期を過ぎたら習得が難しい」とされる発達上においての臨界点はありますが今回に話題はそのことを指していません)。いろんな情報や意見が溢れかえっているいまだからこそ、「よそはよそ」「うちはうち」「あなたと私は違うんだ」ということをもう一度自分に言い聞かせるととても楽になりますし、逆も然りです。「自分はこうだからあなたもこうあるべき」と押し付けることが、より自分を窮屈にしてしまっているということに気づけたら、もっと楽になるんじゃないかなと私は思っています。
2018年01月04日2018年を迎えました。子育て家庭において、今年も家事や育児は必須ですが、みなさんはどちらに時間をかけたいですか? ママたちが家事と育児どちらに重きを置いているのか調べてみると、子育て世帯が大切にしているものが見えてきました。■統計からわかった「家事時間」の減少と「育児時間」の増加昨年9月に総務省が発表した調査によると、6歳未満の子どもを持つ妻が家事にかける時間は1日平均4時間8分から3時間7分と、この20年の間に1時間1分減っています。一方、育児にかける時間は2時間43分から3時間45分と、1時間2分増えていることがわかりました。統計を取り始めた1996年以降、初めて育児が家事にかける時間を上回ったのです。共働き世帯が増加していることを考慮し、共働き世帯だけについても調べたところ、やはり家事が3時間35分から3時間16分と19分減少、育児が19分から56分へと増加していました。統計を見ると、子育て家庭においてこの20年の間、子育て家庭において家事時間が減っているのに対して、育児時間が増加していることがわかりました。■なぜ家事にかける時間が短くなっているのか?まず、この20年間の間に家電が大いに発達したということは周知の事実ですが、家事時間の減少に一役買っていると考えられます。例えば食器洗い機の普及率が上がったことや、調理家電の機能が向上したことにより、調理時間の短縮が可能に。ロボット型のクリーナーが発売されたことなどから、掃除の時間を短くできた人もいることでしょう。また洗濯機も機能が増え、乾燥機能を使って干す手間を省いている家庭もあると思います。また、夫の育児時間が増えていることもあり、家事をわずかながらでも委託できるようになったという背景もあるでしょう。次に育児にかける時間が増えている要因として、子育て世代の思いがあるのではないかと考え、ママたちに話を聞いてみました。■育児時間の増加は「育児は今しかできない」という思いが背景に公務員として働く30代の女性(3歳の男の子ママ)は、「平日は保育園に行かせているから、家にいる時間はできるだけ一緒に過ごそうと思っています」といいます。長男が1歳のときに仕事復帰して以降、時短勤務を続けていますが、繁忙期には残業することもあるとのこと。どうしても困ったときは近くに住む祖父母の力を借りますが、基本的には自力でやりたいと考えています。「育児できるのは今だけだから、そこに時間を使いたいです。家事はいざとなったら外注もできるし、料理に凝りすぎたり、ほこり一つないほど掃除したりするくらいなら、子どもと遊ぶ時間を作りたい」。また、会社員として働く40代の女性(0歳の女の子のママ)も、「できるだけ家事にかける時間は減らして、特に休日は子どもと遊び、触れ合う時間を大切にしています。夫が家事を手伝ってくれるので、育児に時間をかけられているのかもしれません」と話していました。一方でこのような意見もあります。専業主婦の30代の女性(4歳の男の子と2歳の女の子ママ)は、「本当は子どもの遊び相手をするなど育児にもっと時間をかけたい」といいます。核家族で周りに頼れる親せきなどはおらず、長男が生まれてからずっと平日はほぼ一人で家事と育児を担ってきました。「でも、現実は家事に追われて時間がないんです。『遊んで』と言ってくれる今の時期にたくさん楽しい思い出を作りたいところなのに、毎日しなければいけないことに追われている現実があります」。また、夫の仕事で海外に暮らす専業主婦の30代の女性(4歳と1歳の女の子ママ)も、「できるだけたくさん子どもと触れ合って、成長を逃さずに見たいです。家事にはこだわりがないので、自分じゃなくてもできるのかなと思う部分もあります。しかし、実際は家事をしなければならず、子どもと触れ合える時間が少ない現実があります」と話しています。家事と育児に加えて、仕事も担うことが増えた子育て中の女性たち、その生活は年々変化していると言えます。核家族で周りに頼れる人がいない世帯も多く、ママたちにタスクが集約されている場合も多いですよね。2017年は育児も家事も一人で担う「ワンオペ育児」という言葉が広まり、社会の関心も高まったと言えるでしょう。近年の育児時間の増加は、忙しい毎日の中でママたちが出した「子どもとの時間を大切に」という結論だと考えられるかもしれません。筆者も2人の幼児を育てながら、仕事と家事と育児のバランスに悩む一人の母です。頼れる親族も周りにいないため、試行錯誤しながら毎日の生活を何とか回しています。それぞれの立場で、家事とのバランスを取りながら、どうやって子どもたちとの時間を確保すればいいのか、私たち母親の試行錯誤は続きそうです。【参考リンク】・平成28年社会生活基本調査 ・パナソニックリリース 食器洗い乾燥機生産累計1,000万台を達成
2018年01月04日寒さが厳しい冬は「風邪をひかないように」と子どもの服装にも気をつかいますよね。でも、防寒のために身につけたアイテムが、思いがけない事故を引き起こすことも。遊びのシーンでは、子どもの服装にもしっかり注意しましょう。■危険その1.遊具に引っかかって大きな事故に「フード・ひも付きの服」外遊びのシーンで気をつけたいのが、フードやひものついたパーカー・コート類。何かの拍子でフードやひもが引っ張られると、首がしまってしまう危険性があるのです。特に、滑り台やジャングルジムなど遊具で遊んでいる時にフードなどが引っかかると、大事故につながってしまうことも。また、首回りだけでなく、ウエスト部分やズボンの裾についたひもも、引っかかったり踏んでしまったりで転倒などの原因になることがあります。保育園や幼稚園でも「通園の際は、フードやひものついた服は着せないでください」と、あらかじめ決められていることも多いようです。子ども同士が引っ張り合ってケガの原因になることもあるので、小さいうちはできるだけ避けた方が良いでしょう。■危険その2.自転車に乗る時は絶対NG! 「マフラー」防寒のためには首元をあたためるのは大切なこと。今の時期、マフラーは欠かせない防寒アイテムですよね。でも、子どもの場合、時にはマフラーが危ないことも。気づかないうちにどこかに引っかかってしまうと、フードなどと同じように首がしまってしまう危険性があります。特に、自転車・三輪車など車輪の付いた乗り物に乗る時は要注意。万が一ほどけたマフラーが車輪にからまったら、大きな事故につながります。小さな子どもにはマフラーは避け、輪っか状になっているネックウォーマーやスヌードなどを活用するのがおすすめです。 ■危険その3.転倒の危険も! 激しい運動には不向きな「ブーツ」冬の足元の定番アイテムといえば、ブーツ。最近では子ども用ブーツもかわいらしいデザインのものがたくさん出ていますよね。でも、底の硬いブーツで走ったりすると、大人でも転びやすいもの。左右のブーツが当たったり、ブーツの中で足がずれたりして、子どもの転倒リスクも高まってしまいます。あたたかくてかわいいムートンブーツも、靴の中で足の“あそび”があり、足首の動きが制限されるため、意外とバランスを崩しやすいものです。子どもにブーツをはかせるのは長時間歩かないおでかけや買い物などにとどめ、公園遊びで走り回るときには避けるなど、シーンによって使い分けをすると良いですね。■危険その4.フローリングでは滑りやすい「靴下・タイツ」冬の時期は「足先が冷えないように」と、室内でも靴下やタイツをはかせてあげたくなりますよね。家の中でおとなしく遊んでいる分には、靴下をはいていても特に問題はないかもしれません。でも、活発に遊べる児童館や子ども広場などのフローリング床では、靴下やタイツをはいていると、すべって転びやすくなってしまいます。子ども用の靴下はすべり止めがついていることも多いですが、必ず転倒を防げるわけではなく、フローリングの床ではかえってつまづきの原因になってしまうことも。室内遊び場などでは、できるだけ裸足の方が安心です。脱ぎ着させにくいタイツはレッグウォーマーやスパッツで代用するなど、工夫してみると良さそうですね。子どもは思いがけない動きをすることも多く、大人では想像できない意外なアイテムが事故の原因になることもあります。普段からしっかりと気をつけて、ケガや事故のリスクを防いでいきたいですね。
2018年01月03日男の子って戦いごっこや正義の味方が大好きですよね。我が家でも日常生活のいろんな場面で、子どもたちがヒーローとなって現れます。炎の戦士は熱さにも寒さにも強いみたいです(キャラ設定の相違)。冬に出現率の高い炎の戦士ですが、だいたいいつも鼻水垂れてるので戦闘能力は低め。しかし、ヒーローになりきることでその場の困難を乗り越えようとする子どもたちには感心します。私も炎の戦士になって、年末年始で蓄えた脂肪を燃焼させたいです!
2018年01月03日昨年の大晦日の話です。毎年、夫の実家で年末年始を過ごす我が家。親族一同が居間で盛り上がる中、子ども達を寝室へ連れて行き、寝かしつけタイム。興奮状態だった兄姉達も寝付き、残るは当時の末っ子、1歳の三男。 大好きなショベルカーのおもちゃを握りしめ、『ざっくん!ざっくん!(ショベルカーが土を掘り起こす音)』と言ってなかなか寝ません。延々遊び続けることおよそ1時間。私の方が先に力尽きて寝落ち。三男も私と共にようやく就寝。ハッ!! と気がついたときには、もう年が明けていました(笑)。今年こそはテレビ見ながらカウントダウンしたい!
2018年01月03日お正月の子どもの楽しみの一つがお年玉。赤ちゃん時代は親が管理していたお年玉も、子どもが大きくなると「自分で使いたい」と言い出すこともあります。でも、親戚などが集まるお正月は、普段のお小遣いよりも多い金額をお年玉としてもらうことも。子どもが小学生くらいまでは、「まとまった金額を子どもに管理させるのは心配」というママも多いかもしれません。子どもがもらったお年玉、ママ達はどのような管理をしているのでしょうか。■子ども名義の口座開設で「全額親が管理派」「お年玉は全て親が管理しています。ただ、子どもが『お年玉をママにとられちゃった』という気持ちにならないよう、本人名義のお年玉専用口座を一緒に開設しに行き、毎年そこに貯金。欲しいものはクリスマスや誕生日のプレゼントでもらっているせいか、今のところとくに不満はないみたい。もう少し大きくなったら本人に管理させようかな、と思っています」(小2男の子のママ)お正月に親戚一同が集まると、子どもがもらうお年玉も結構な金額に。子どもがお金の使い方をよく分からないうちは、親の管理も必要ですよね。でも、ただ「ママが預かる」というと「お年玉を取り上げられた」とマイナスイメージを持ってしまう子もいるかも。専用口座をつくるなど「ちゃんと貯金している」アピールをするのはいい方法かもしれません。■一番の多数派は「一部子どもに渡し、残りは貯金派」「うちは親戚の数も多いため、子どもがもらうお年玉は合計で数万円になることも。そんな大金を管理させるのはまだ不安なので、お年玉の中から3,000円だけ本人に渡し、残りは貯金しています。渡したお金の使い方に親は口出ししません。欲しいものをあれこれ考えて自由に買い物するのが楽しいみたいです」(小3女の子のママ)子どもが大きくなるにつれて、「お年玉の中から一部だけ子どもに渡し、残りは親が管理」という家庭が増えてくるようです。渡す金額は3,000円や5,000円など家庭によってさまざまですが、「普段のお小遣いより少し多め」というのがポイントのよう。まとまったお金で自由に買い物ができるのも、子どもにとっては楽しいイベントになりそうです。 ■お金の勉強にもなる「子ども本人に管理させる派」「子ども名義の口座をつくって、もらったお年玉は本人に管理させています。その代わり、月々の決まったお小遣いはなし。『全部使ってしまうのも、欲しいもののために貯金するのも自分次第。計画を立てて使いなさい』と、事前にしっかり話し合いました。お金の管理を学ぶ機会になれば…と思っています」(小5男の子のママ)子どもの年齢が上がってくると、徐々にお金の使い方や管理の仕方も学んでいってほしいですよね。お年玉は、お金について親子で話し合う良い機会かも。子ども本人に管理させる場合は、使い方のルールなどもあらかじめ話し合っておくとよいですね。■こんなお年玉管理法も! 「番外編」「わが家は2人兄弟。上の子は昔からムダ遣いせずにコツコツためる性格なので、お年玉も自分で管理させています。一方、下の子は、あればあるだけ一気に使ってしまうタイプ。まとまったお金を管理させるのは心配なので、必要な分だけ渡して、あとは親が貯金しています。子どもの性格によって、お金の管理法も変わりますよね」(小3男の子・小1男の子のママ)「お年玉は原則、子ども名義の口座に貯金。テーマパークなど、まとまった金額がかかるレジャーの時には、子どもの分はお年玉貯金から自分で出させるようにしています。それをきっかけに、レジャーの計画も子どもを交えて家族みんなで企画するようになりました」(小5女の子のママ)お年玉の管理方法には、それぞれの家庭によって違いがあるようです。もらうお年玉の金額や子どもの性格によっても、適した管理法は変わってきますよね。子どもも親も納得して、計画的に使えるように、親子でルールを話し合ってみてはいかがでしょうか。
2018年01月02日あけましておめでとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。今回は、自分が子どもの頃の年末&お正月を思い出して描きました。年末は父はいつもギリギリまで仕事で、大掃除と買い出しは、母と私たち姉妹の仕事でした。母がリーダーとなり、姉妹に掃除場所を割り振って、みんなでわあわあ言いながら掃除をした寒い年末の空気をいまだに覚えています。正直、掃除は面倒だったけれど、やる気に満ちあふれた母と年末のウキウキ感に助けられ、毎年なんとか掃除を手伝うことができました。そして、お正月当日…。大晦日は、大掃除を済ませてすがすがしい気持ちで家族で夕食を食べ、紅白を見て、除夜の鐘が鳴ったら家族で初詣に行くのが常だったように記憶しています。寒くて眠かったけれどとても楽しい、毎年の行事でした。深夜に帰宅し姉妹みんな同じ部屋で床につき、「初夢はどんなだろうね」と話しながら眠り、朝になったら誰も初夢を覚えていなかったこと、朝起きて綺麗な新しい服を着るうれしさ、寝坊する父、すがすがしい空気に満ちた台所、お正月だけみることができる母の着物姿、海老を焼く香ばしい香り…。今でも懐かしく思い出します。私の両親の実家が遠かったためか、里帰りしてお正月を過ごしたことはほとんどありませんでしたが、今はほぼ毎年夫の実家でにぎやかにお正月を過ごさせていただいています。新幹線に乗るウキウキ感、普段あまり会わない従姉妹や親戚に会える恥ずかしさやうれしさ、初詣の人混み、きっと子どもたちの大切な思い出になっているんだろうなと思います。
2018年01月01日保育園入園希望を出すしたからといって、簡単に入園できるのかというとまさかそんなわけではない。東京は待機児童問題が山積み。わたしの周りでも待機児童は多いし、夫婦で自営で仕事をしているわたしたちにとってこの問題は苦しいものだった。0歳から入園希望を出したわけではなく、1歳児クラスからの入園希望。自営業夫婦のハードルたるや、組織に勤めている人よりのはるかに高いのである。とにかく点数を稼ぎたい……。はて、どうしたものか。もし受からなかったら、わが家はどうなる。東京での暮らしは費用がかかる。二人で仕事に励まなければ、生活だって苦しくなりかねない。20代、結婚に憧れ、結婚をしたら出産に憧れ、こうして夢が叶った今、わたしはこどもを保育園に預け仕事をしようとしている。もしかしたら、息子はずっとわたしたちと一緒にいたいのかもしれないのに。きっと寂しがるだろうな……。わたしも寂しい。息子が泣いている姿を想像しただけで泣けてきた。心の中で葛藤が続くも、わたしは仕事をストップしないことは、きっと家族にとって一番大切なことだと考えるようにした。でも結局は結果が全て。受からなかったら、それはそれで仕方ない。そういう運命だったと思うしかないな。その時は息子とべったり、夫婦で協力して育児と仕事を両立するしかない!保育園に入れるか、入れないかで、わたしたちの未来は大きく変わってしまう。幼稚園までの辛抱といえども、コツコツ仕事を続けてきたわたしにとって仕事がストップすることは恐怖だ。この想い、どうにか伝える方法はないか。いろいろ悩んだ末、わたしたちは自分たちの活動と、想いをまとめ、資料として申込書にあわせて同封することにした。もちろんこれで合否が変わることはないかもしれない。しかし、このどうにもできない歯がゆさを伝えるには、これしか思いつかなかった。プロフィールに、これまでの仕事の紹介、これからの展望、入園希望の理由を手紙にしたためた。その枚数は全部で10枚以上になり、こんなもの読まないだろうな、と思いつつも、どうにか願いが届いてほしいと祈るような気持ちで区役所に申請しに行った。結果は2月の初旬に届くという。申請をしてから約4ヶ月後だ。数ヶ月の間、毎日のように入園結果を気にしていた。毎年、年末になると来年の目標を掲げているわが家では、結果次第でAとBという2通りの希望を書いていた。どちらに転んでも納得できるように心の準備をする。あれから数ヶ月が経ち、ある日、ポストに区役所から1通の封書が届いた。「あれ?思ったより薄い……」。中には紙1枚しか入っていないように見える。部屋に入り、胸に手をあて大きく深呼吸……。「あぁ、神様……」心の中で「受かれーー!」と叫ぶわたしがいる。「保育園、入園内定のお知らせ」わーーーーー、受かった!!!!込み上げてくるものがあり、私は封書を抱きしめながら泣いた。しかも、区立の認可保育園に内定が決まったのだった。入園先は、希望していた中でも一番最後の方に書いていた園ではあったものの、めでたく、息子は4月から1歳児クラスに入園することになった。諦めなくてよかった。落ち着きを取り戻したころ、嬉しさの反面、息子と離れることが決まった今寂しさも同時にこみ上げてくる。息子を抱きしめ、頬ずりをして、「一緒に頑張ろうね。お母さん、お仕事頑張るから」と、どうにか笑顔を保ち、声をかけた。つづく次回「おかっぱちゃんの子育て奮闘日記 vol.50 初めての保育園生活。頑張る! 働くお母さん」をお届けします。※認可保育園の提出書類に資料に同封することは、東京都で義務付けられているわけではありません。また、作者の意思で行ったことであり、実際の合否との関係性はありません。
2017年12月31日年末年始のおやすみに入ると、ママとパパの夜寝る時間がついつい遅くなってしまい、子どもも一緒に夜更かししてしまいがちですよね。「年末年始は特別だから…」と生活サイクルを崩したまま過ごしてしまうと、年明けに保育園や幼稚園が始まってもなかなか元に戻せず、体調を崩してしまうことも。できるだけ子どもの生活サイクルはキープしたいところです。そこで、夜更かししがちな年末年始に、子どもの生活サイクルを崩さないようにするコツをご紹介します!■朝起きる時間を同じにしておくことが大切夜更かしをしても、朝起きるのはいつもと同じ時間にしましょう。せっかく寝坊できる日に平日通りの時間に起きるのは、ママとパパにとってつらいところではあるのですが、朝起きる時間を一定にしていれば多少夜更かしをしてしまっても生活サイクルが大きく乱れることはありません。また、朝いつも通りに起きると、子どもは自然と夜寝るようになります。夜が遅くなったから、と朝遅くまで寝かせてしまうと余計に夜寝なくなってしまうので、いつもの時間より遅くとも1時間以内に起きるようにして、生活サイクルを保つようにしましょう。 ■「今日だけはOK」という日をあらかじめ決めておくなるべく夜更かしさせないように寝かせていても、年末年始はおもしろいテレビ番組もたくさんありますし、親戚が集まっていて楽しげな雰囲気のなかでは、子どもも寝るのを嫌がります。そんな日は「今日だけはOK」としてしまっても大丈夫です。1日夜更かししたからといって、子どもの成長が止まってしまうわけではありません。ただ、気をつけておきたいのが「今日だけはOK」という特別な日が何日も続いてしまうこと。ついつい年末年始の空気に押されて連日「今日も、まぁいっか」としてしまえば生活サイクルが乱れてしまい、年明けの日常が戻ってきた時に苦労します。その場その場で判断すると、毎日が特別になってしまうので事前に「大みそかだからこの日はOK」「親戚がみんな来る日だから◯日だけは夜更かししても目をつぶろう」と決めておくのがおすすめです。わが家でも大みそかと、親族が集まる元旦か2日のどちらか、この2日間だけは寝る時間をうるさく言わないようにしています。大みそかに限っては「年が明けるまで(0時まで)起きていてもいいよ」と言っていますが、昼寝までして迎えた大みそかの夜、頑張っても23時ころには子どもたちは寝てしまっています。そんな姿も可愛いものですよ。■できれば体力回復日を設けてあげよう年末年始に楽しく過ごした子どもはとても疲れています。できれば、日常が始まる前の1日を体力回復日として、生活サイクルを元に戻す日にしてあげましょう。朝はいつも通りに起きて、疲れているなら昼寝をさせてあげて夜もいつもの時間に寝る。この1日を設けると、年明けすぐから体調を崩すことも少なくなるはずです。年明けに体調を崩すのは、遊びすぎて疲れていて体力が落ちているところに、ウイルスが入ってきてしまうことが原因のひとつとされています。万全の体調で保育園・幼稚園に向かうためにも、体力回復日を取れるように予定を調整してみてくださいね。楽しいことがたくさんある年末年始。夜更かしも気になりますが、特別な日を設けてあげながら、朝はしっかり起きて生活サイクルが大きく乱れないよう注意して過ごしましょう!
2017年12月30日ぐっちぃ家のほうでは、子供たちが小学生にあがったら「お年玉」をあげようというルールがなんとなく決まっているのですが、今年こまめとのまめ、そして妹の子の姪っ子ちゃんが1年生になりました。姪っ子甥っ子自分の子全員で6人いるのですが、その中でわたしの妹の上のお姉ちゃん(ややこしい)が今年6年生になりまして、ひとりちょいと大きいのです。久しぶりに会ったら背も高くなってて(もともと大きいほうだったんだけど)、腰の位置が思ったところと違う高さにあったりと、びっくりだらけのお姉ちゃんでした。さすがに1、2年生と6年生同じ金額じゃだめだろ…と思ったんだけど、ここでお姉ちゃんに払ってしまった金額はのちの6年後、こまめやのまめ、姪っ子ちゃん(妹)などにも支払う金額になるわけで、さらに考えると今の6年生の姪っ子ちゃんはもっと大きくなってるわけで…。私と弟とで、作戦会議(笑)。(実際はLINEで)誕生日やクリスマスでお金が飛んでいく12月からのお年玉はきつい!ちなみにお年玉の相場で6年後を計算すると26,000円!さらに、こまめのまめ世代の子供たちが全員高校生になったら…!く…苦しい…!なんか口だけはでかい男が言ってますけど!結局あんまり先のことを考えてもどうなるか分からないってことで、普通に渡したんですけど、お年玉あげる側になるとけっこう大変ですね。まだくまさん側に姪っ子甥っ子がいなかっただけでも良かったのかも…。(今後は分からないけど)ちなみに私自身、母親のきょうだいからはお年玉もらっていませんでした。(父方は会えばくれる程度)だからなんとなくあげなくていいものだと認識してたけど、やっぱり母親のきょうだいが異例だったんかな?
2017年12月30日2016年に出版した『「賢い子」に育てる究極のコツ』が10万部を超えるベストセラーになった脳医学者・瀧靖之先生。16万人の脳の画像データを診断し、賢い子どもを育てる秘訣は「好奇心」にあると考える先生は、5歳の息子さんのパパでもあります。好奇心を持つ子どもに育てるために、親は何をどうがんばればいいのでしょうか。先生ご自身の子育てのお話もうかがいながらアドバイスをいただきました。■「やらせる」ではなく「一緒に」で育つ、子どもの好奇心─ 子どもの好奇心を育てることがとても大切だそうですが、ご自身の子育てではどのようなことを意識されていますか?とにかく子どもと一緒に楽しむこと。博物館も一緒に見に行ったり、NHKスペシャルの科学や生物番組も一緒に見たりしています。そして、本や図鑑だけは、子どもが欲しいと言えば買います。おもちゃは誕生日とか記念日の時だけにしていますが、本だけは買いますね。漫画は基本ダメなんですが、科学漫画の「サバイバル」シリーズ(朝日新聞出版)だけは買っています。図鑑はほぼ無条件で買っていますね。─ただ図鑑を与えるだけではなく、一緒に図鑑を見たり、図鑑を親子で楽しんだりすることが大切なんですね。私は図鑑の内容をクイズにして、子どもに時々質問します。わざと答えられないくらい難しいクイズを出して、子どもに考えさせます。でも、難しければ難しいほど、子どもはがんばりますよ(笑)。子どもって機械的に暗記することは大人以上に優れているので、驚くほどすごいんです。NHKの番組「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説」とかで珍しい鳥や魚が出てきたら、「これ、あそこに載っていた」と言って図鑑を広げて持ってきますからね。─ 親が子どもと一緒に楽しむと、子どももどんどん楽しくなるんですね。とにかく親も一緒に、ということが大切ですね。僕が徹底しているのは極力、何をするにも子どもだけでやらせないようにしています。図鑑も一緒に見ますし、ピアノも30分ずつ一緒に習っています。あと英会話や空手も一緒です。忙しくても必ずそういうところは一緒にやります。─ 子どもだけでやるのと、親が一緒にやるとでは、何が変わりますか?全く違うと思いますよ。物への向き合い方が変わります。重要なのは、親ががんばっている姿を見せるということ。そうすると、子どももがんばります。例えば、ピアノ。うちの場合、先に自分が弾きたいという気持ちがあるので、子どもが弾かないなら「お父さんが弾くぞ!」とピアノを占領してしまうんです。そうすると子どもは「僕も!」ってやりたくなるから、ちょうどいいんです。■親のもうひとがんばりで、何歳からでも子どもは伸びる─ 共働き家庭が増える中で、子どもと関われるのは平日の夜と土日くらいという親も増えています。どうすればいいでしょうか?土日とか、やれる時にがんばればいいんです。子どもが小さい時に一緒にがんばって基盤を作ったほうがラクですよ。中学生、高校生になってがんばるのは、子どもも親も大変ですから。─ 「今」というのは何歳くらいを指しますか?小さければ小さいほうがいいですが、何歳でもいいんです。子どもの頃にいろいろなことに好奇心を持って取り組んでいれば、勉強は勉強と思わず生きますし、仕事を仕事と思わず生きます。とにかく楽しんで勉強や仕事ができる人間が育つ。だからいかにそれを早い段階で始めるかですね。─ ごはんを作って、子どもを園に送って、というように毎日の生活でいっぱいいっぱいのお母さん、お父さんも多いと思います。そこは、もうひとがんばりすれば、後で大きな効果があるんですね?その通りです。本当にうちなんかも「子育てってこんなに大変なのか!」って感じますが、そこでもうひとがんばりするか、しないかだけだと思います。ただし、あくまでも親ができる範囲で。親が悲壮感を漂わせながらがんばってもしょうがないので。─ 親の悲壮感は子どもにも伝わってしまいそうですね。結局は、親がどれくらい一緒に楽しむかです。何かさせようと思っても、子どもはやらないですからね。親が楽しんでやれば子どもも楽しむので、わが家ではそこを徹底していますね。─ それでは、親も生まれ変わって自分の好奇心を広げるつもりでやればいいでしょうか?子どもの好奇心や学力を伸ばそうと思ったら、親が自分で努力するしかないんです。でも、それを子どもが小さいうちにやっておけば、後は子どもが自分で走り出すので、費用対効果はいいですよ。僕も、子どもの頃に望遠鏡や顕微鏡を買ってもらって、親に手伝ってもらいながらいろいろなことをやりました。やっぱり子どもの頃に自分が興味を持ったことは面白くてしょうがないから、後は自分でどんどん勉強していきました。だから最初だけ、きっかけ作りだけ、親ががんばればいいんです。─ 最初だけ、とにかくちょっと親ががんばればいいんですね?そうですね。でも、自分も興味を持ちだすと楽しくなりますよ。一緒に博物館に行っても、わかる・わからないで、面白さは全然違います。前もって子どもと一緒に本を読んでいれば、嫌でも恐竜のことなど詳しくなりますから、そうすると見るのも楽しくなります。─ 親が「これだったら一緒にハマれるかも」っていうのでもいいんですか?それで全然いいんですよ。そこから広げればいいので。図鑑を全部一緒に読んで、博物館行って、図書館行って、水族館行って…って理想的な関わりができるのならいいですが、現実には難しいですよね。僕もそうしていますが、子どもと一緒に体験することをできるだけ優先するように努力できていればいいんです。 ■「もっと知りたい!」欲求が生み出す、正のスパイラル─ やはりバーチャル(知識)とリアル(現実)が結びつく体験を親子で楽しんですることがとても重要なんですね?「これが、これなんだ」という五感にうったえる体験をすると、知れば知るほど楽しくなる正のスパイラルに入ることができます。知識が増えてくると「これはどうなっているの」「あれはどうなっているの」とますます知りたくなりますから。逆に何も知らないと、興味が持てない、つまらない、と負のスパイラルに陥ってしまいます。─ 知ることで、どんどん人生が好転する正のスパイラルになるんですね?やっぱり人間って最低限の知識が必要だと思うんです。それがあれば、社会をわたって行くうえで、すごくラクになるんですよ。おそらく勉強も仕事も。その知識を得るのも、イヤイヤやるのではなくて楽しんでやるのが重要。やはり、そこで生きてくるのが、知的好奇心をいかに子どものうちから伸ばすか、です。そのために図鑑と体験で、バーチャルとリアルを結びつける。最終的にはここに帰するんです。─ そのために親がした方がいいことがあるんですね?子どもが「好きだ」ということには、どんどん背中を押してあげることです。自分が無理矢理引っぱるのではだめ。もし、引っぱるのであれば、そのお膳立てはさりげなく、しっかりしておくことが大切です。─ お膳立てですか?ストラテジー、戦略を覚えるのはすごく大事です。何かを極めようとするとまず本を読む、もっと難しいことがあると人に聞く、みたいな感じです。僕の場合は蝶だったんですが、極めようとするといろいろなものが無限にあるわけですよ。そのうち洋書の図鑑を買ってきたり、あるいはいろいろな人に聞いて調べたり、全然違う植生学や地理を勉強したり。そうすると、どんどんいろいろなことがわかってきます。そして、結局は勉強につながります。どうやったら点数がよく取れるのか。その次に、今度は仕事につながるんです。どうやったら、研究がうまくいくのか、営業がうまくいくのか、会社の経営がうまくいくのか、とか。ストラテジーは全部同じです。─ そのストラテジーを覚えるための手助けを、最初は親がするんですね。僕も子育てやっているからわかりますが、子育て世代って時間がないうえに仕事も忙しい時期じゃないですか? だから本当につらい。だけど、そのつらいところでもう一歩だけでも努力する。「バッターボックスに立たないとホームランは絶対打てない」とよく言われますけど、やらないと絶対できません。─ では、忙しい中でも一定期間と思ってがんばればいいんですか?いや、一定期間とは考えずに、日々、もう少しがんばる。そのうち、子どもは自分で走りだすから、その時期まで続ければいいんです。そうすれば自分も知識が増えて生活が楽しくなるから。─ そうですよね。子どもと何かやると世界が広がりますよね。もう一回自分も育っているような…。全くそうですよ。図鑑なんか見ていると幸せです。昔の図鑑と比べて今のはすごいですから、隔世の感があります。図鑑を見ているだけで本当にうれしいですよ。子どものおかげだなあって。─ もう一度こんな図鑑の世界が味わえたっていう?本当にそうです。子どもがいなかったらこんなことはできなかったって思うと、もう非常にありがたいです。ただ、そうは言ってもお父さん・お母さんは日々忙しくて、それどころじゃないのもよくわかります。ちょっと頭の片すみに入れておくだけでもいいんです。1時間なかったら30分、30分なかったら10分、10分なかったら3分と、子どもの好奇心を伸ばす種をまくといいですね。多忙な研究活動の中、お子さんとの時間を優先していらっしゃる瀧先生の子育て生活に驚きました。「親が悲壮感を漂わせず、楽しめる範囲」で、でも「ちょっとだけきっかけ作りをがんばれば後で大きなリターンがある」という先生のお話は、お子さんを大切にして子育てに向き合っている父親としての姿と、脳医学者ならではの合理的な視点の両方を感じました。ただでさえ大変な現代の子育て。その中で、子どもの好奇心を育てるタネを巻く、ということは、「やらなければ」と思うとつらくなってしまいそうですが、「親子で楽しもう」と思えば、楽しんでいるうちに親も子どもも「もっといろいろなことを知りたい」と思えそうです。「何歳からでも遅くない」と言っていただいたので、もう子どもが小学生のわが家もできる範囲で、今から好奇心のタネまきを親子でしようと思いました。先生によると好奇心は認知症予防の特効薬の可能性もあるとのこと。40代の筆者も自分の好奇心もついでに育てて、認知症の予防をしようと密かにもくろんでいます。瀧靖之 プロフィール1970年生まれ。医師。医学博士。 一児の父。東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長・加齢医学研究所 教授。東北大学加齢医学研究所及び東北メディカル・メガバンク機構で脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIはこれまでに16万人にのぼる。「脳の発達と加齢に関する脳画像研究」「睡眠と海馬の関係に関する研究」「肥満と脳萎縮の関係に関する研究」など多くの論文を発表。学術誌はじめ新聞・テレビなど、マスコミでも数多く取り上げられ注目を集めている。『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は10万部を超えるベストセラーに。編集協力: 「#のびるこラボ」 株式会社ベネッセコーポレションが運営している、誰でも参加できるFacebookの公開グループ。「伸びる子」のヒミツを学者・保育士・専門家と一般の方々とで徹底解明していきます。幼児期に伸ばしたい一生役に立つチカラと自信を育むために親として何ができるか、考えるきっかけ作りをしていきます。取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
2017年12月29日インスタグラムで人気のグラハム子さんによる育児絵日記。上履きに関する思い出深いエピソードがあるのだとか。大切なことは、日々の些細な、そしてかけがえのない思いでとともに心に残るものなのかもしれません。我が子にも伝えたい。心に残る上履き洗いの思い出こんにちは、グラハム子です。もう今年も終わりですね。1年なんてあっという間。今年も色々なことがありました。4月には息子の入園式がありました。最初は朝泣いていたりもしましたが、今ではすっかり園生活を楽しんでいるようです。毎週金曜日には園で履いている上履きを持って帰ってきます。晴れている日は庭にタライを出して、皆で上履きを洗うのが毎週のお決まりになりました。 私は上履き洗いにちょっとした思い出があります。それは私が小学校1年生の時のこと…。生活科で上履きを洗う授業がありました。大きなビニールプールに水を張って、クラス全員で輪になって自分の上履きを洗いました。そして洗い終わると、先生がこんな話をしてくれました。 こんな何気ない思い出なのですが、20年以上経った今でもよく覚えています。人間も水と一緒でクルクル流れて当たったり返ってきたりしながら上手く生きていくんだなぁ、と子どもながらに感じました。良い機会だから私もこの話を子どもたちに伝えよう!と思いました。 …うちの子たちにはまだこの話は早すぎたようです。でもまたもう少し大きくなったらもう1度ちゃんと伝えたいです。それまでこれからも一緒に上履き洗おうね。
2017年12月29日2016年出版の『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文嚮社)が10万部を超えるベストセラーになった脳医学者・瀧靖之先生は、5歳の息子を子育て中のお父さん。16万人の脳の画像データ診断をした経験から、賢い子どもを育てる秘訣は「好奇心」にあると考え、自ら「好奇心を育てる子育て」を実践中です。瀧先生によると、好奇心は脳の最高の栄養素。そして子ども時代だけではなく、生涯を通して健康な脳を維持して幸せに生きるための秘密兵器と言えるそうです。どのような子育てをすれば子どもの脳が育つのか、仙台の東北大学加齢医学研究所にお邪魔して、瀧先生にお話をうかがいました。■好き嫌いが生まれる前に、いろいろなことに触れて「脳の道路工事」を─ 著書で人間の脳を道路工事に例えられていましたが、イメージがわきやすかったです。脳はまず工事をしてどんどん道路(ネットワーク)を拡張した後に、今度は使わない部分をどんどん壊していき、脳の効率を上げるんですね。赤ちゃんの頃はあらゆる物に興味を持ちます。石や草など何を見ても反応している時期がありますよね? 脳内では道路工事(ネットワークづくり)をさかんに行って道路を拡張していきます。しかし、次第に興味を持つ対象が限定されていき、「使わない部分」が出てくるとそれを壊して、脳を効率的に使うようになります。─ まだ個人的な好き嫌いが出ていない時期、つまり使わない道路が増えないうちに、いろいろなことに触れておくことが大切なのですね?一度どこかで触れておくと、中学や高校で同じ経験をしたとき、それがすっと入ってくるんですよ。これはまさに親密度というか。物事って最初になんでも見たり聞いたりする時は障壁がありますが、小さい頃に一度触れておけば、成長してからもずっと楽に理解できます。─ なるほど! 一度触れておけば、忘れているように見えてもどこかに残っているんですね。そうです。だから子どもの頃にたくさんのことに触れておくことが大切です。■好奇心を育てるには「図鑑」が一番という理由─ 好奇心が賢い子どもを育てると考え、好奇心を育てるのに瀧先生は図鑑を特にすすめていらっしゃいますね。図鑑のいいところは、いつ見ても新発見の宝庫であるところです。何歳になっても図鑑は好奇心を刺激してくれます。─ 先生は赤ちゃんへのプレゼントにも図鑑をおすすめしています。図鑑は動物や虫、鳥、星など身近な自然科学のテーマが多く、自然はどこまでも奥深いからです。例えば、恐竜だって単に名前を覚えるだけではなく、ジュラ紀や白亜紀といった時代、その中で肉食恐竜がどうだったか、アジアからアフリカにわたったらしいとか…好きになるともう知りたいことはいくらでも出てくるんですよ。どうやって恐竜に羽毛が出てきて、そこから鳥類に進化したとか、もう無限です。ゲームやスマホは面白いので一度はどの子どももハマりますが、自然は人間の作ったものより深いことにいずれ気づきます。ゲームにハマる前に自然科学に触れさせておけば、自然の面白さに必ず戻ってきます。■子どもの脳を育てるのは、バーチャルとリアルが結びついた時のワクワク─ 図鑑で見た電車を実際に見に行くなど、本の知識を実際に確かめる体験をすすめていらっしゃいますね。大切なのは、バーチャル(本などで得た知識)をリアル(現実の体験)と結びつけること。電車図鑑を買って読んだ後は実際に電車を見に行く、深海魚図鑑を見たら博物館に行くなどです。「これが本で見たあれなんだ!」とバーチャルだった知識がリアルな体験に結びつくと、子どものワクワクは大きくなり、「知ること」が楽しくなって、どんどん知りたくなります。─ そして、バーチャルとリアルを結びつけるには、時には道具を使うのがいいんですね。どのような道具がいいのでしょう?虫が好きな子どもには虫取り網、星が好きな子どもには天体望遠鏡などです。必ずしも必要なわけではありませんが、道具があることで子どもがより熱中することもあります。子どもが図鑑で夢中になっているものをもっと楽しく体験させてあげたい。そのために何か道具が必要かな。そうやって親が一緒に考えてあげるのは、とてもいいことだと思います。 ■まずは身近なテーマから、初めての図鑑選び─ ちなみに、本屋さんに行くと図鑑がたくさん並んでいます。どうやって選べばいいでしょうか?親でも子どもでも興味を持つものがあれば、どんな図鑑でもいいと思いますが、子どもって身近にあるものに興味を持ちますよね? 虫、動物、魚、植物など身近にあるものから始めるのがいいのではないでしょうか。─ 子どもが生活の中でも出会いやすいものからですね?そうですね。ただ子どもって不思議なものが大好きなので、恐竜とか深海魚とか、そういうものでも子どもが興味を持ったらいいと思います。ただ身近なものの方が親も関わりやすいし、バーチャルとリアルを結びつけやすいですよね? ─ ウェブでもいろいろな情報が見られますが、やはり紙の図鑑がいいのでしょうか?ウェブはまだ年月が経っていないので難しいところですが…。パっと見ていろいろ調べられるところはウェブのいいところです。逆にいろいろなところにリンクで飛べるので、注意散漫になり、集中して見るのが難しい、というような意見もありますね。─ ウェブは、子どもの好きなものへの気持ち、好奇心が育ちにくい面があるのですか?まだはっきりとはわかってはいません。ただ一長一短なのは確かです。紙の図鑑は重すぎて出かける時に持って行けないから、そういう場面ではウェブの図鑑を利用すればいいと思います。だけど、目が疲れず、必要のないページに飛ぶ心配がない、注意散漫にならない、というのが紙の図鑑のいいところですね。─ やっぱり好きなだけ集中する、というのがものすごく大事なんですね?熱中体験は重要です。僕自身、家の隣の空き地で蝶取りをしていたのが、全ての原点になっていますから。■子どもの好奇心を広げて伸ばすのが親の役目─ 親は図鑑を子どもに与えて好奇心が芽生えるきっかけを作り、その後はどうすればいいのでしょうか?例えば、恐竜が好きな子どもには恐竜だけで終わらせるのではなく、そこから爬虫類や鳥類に興味を向けさせたりしましょう。恐竜は鳥類が進化したもので、そこから脊椎動物や哺乳類へ…といったように、親が子どもの興味や知識を広げてあげるといいですね。子どもは物事をふかんして見られないので、そこは親が背中を少し押してあげましょう。─ 先生のご両親も図鑑で好奇心を育てる子育てを実践されていましたか?うちの親のいいところは図鑑を惜しまず買ってくれたことですね。「図鑑を買ってほしい」と言うと、それだけは買ってくれました。読み終わって次のが欲しいと言ったら、また本屋で買ってくれて。それでどんどん知識が広がり、親の書斎にあった百科事典も見るようになり、もうボロボロになるまで読みあさりましたね。─ 同じことを今、5歳の息子さんもなさっているんですか?うちの息子も漢字をルビなしで読みます。それは、漢字の勉強をしたわけでもなんでもなくて、単に図鑑を読んでいると漢字が目に入ってくるから、嫌でも覚えちゃうんですよ。それこそ究極の勉強。私から見てもびっくりするような文章をルビなしで読みます。やっぱり好きだから覚るんですね。─ 最初の頃は先生が読み聞かせをしていたんですか?いやいや。ルビがある普通の図鑑を読んでいるうちに、大人が読む百科事典のような図鑑を一人で読み始めて。それこそ僕が父の書斎でやったみたいに、うちの息子も僕の書斎に入ってきて、本当はあまり折り目をつけて欲しくないような大切な本も勝手に持ち出して見ています(笑)。─ そういう意味では「子どもには子ども用とは思わないで、興味を持ったらどこまでも」ですね。子どもの興味、好奇心をどこまでも突き抜けさせるべきです。子ども用でごまかしてしまったら、「世の中こんなものか」と子どもも感じて面白くなくなってしまいます。ルビがあろうがなかろうが関係ないんです。うちの子もなんだか難しい本を買っていますよ。─ 先生ご自身も子どもの時に読んだ図鑑が後の勉強に役立ったとか?僕も幼稚園の時に図鑑を読みあさっていたので、中学生で惑星などの勉強になった時、「幼稚園の時に覚えたことを、なんでこんなに大きくなって、もう1回やるんだろう」って不思議なくらいでした。受験勉強も、すでに小さい頃に覚えたこと、理解したことにいろいろ肉付けしていくだけですみます。数学はちょっと異なりますが、自然科学、歴史、地理などは子どものうちに頭へ入れておくと、その教科で出てくる言葉への親密性が高くなります。─ うちの子はもう小学生ですが、今すぐ図鑑を買いたくなりました。早ければ早い方がいいですが、何歳からでも大丈夫。遅すぎることはありませんよ。新しい情報に触れれば、脳は何歳からでも刺激を受けて成長します。 第一線で脳科学の研究をしながら、自ら「好奇心を育てる子育て」を実践されている瀧先生。脳はそれぞれのエリアの働きに適正な時期があり、好き嫌いが出る前にいろいろなことに触れておく大切さを実感しました。今赤ちゃんを育てている方はぜひ、この「図鑑で好奇心を育てる子育て」を試していただきたいと思いました。2000円~3000円する図鑑は決して安くはありませんが、いろいろなことに好奇心を持てる子どもが育つのなら費用対効果は十分に感じます。すでに子ども2人が小学生の筆者は、「もっと早く知っていれば」と後悔する反面、「何歳からでも遅くない」という先生の言葉を励みに、今日からできることを実践していこうと早速図鑑を購入してみました。瀧靖之 プロフィール1970年生まれ。医師。医学博士。 一児の父。東北大学大学院医学系研究科博士課程卒業。東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長・加齢医学研究所 教授。東北大学加齢医学研究所及び東北メディカル・メガバンク機構で脳のMRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達、加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIはこれまでに16万人にのぼる。「脳の発達と加齢に関する脳画像研究」「睡眠と海馬の関係に関する研究」「肥満と脳萎縮の関係に関する研究」など多くの論文を発表。学術誌はじめ新聞・テレビなど、マスコミでも数多く取り上げられ注目を集めている。『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)は10万部を超えるベストセラーに。編集協力: 「#のびるこラボ」 株式会社ベネッセコーポレションが運営している、誰でも参加できるFacebookの公開グループ。「伸びる子」のヒミツを学者・保育士・専門家と一般の方々とで徹底解明していきます。幼児期に伸ばしたい一生役に立つチカラと自信を育むために親として何ができるか、考えるきっかけ作りをしていきます。取材・文/まちとこ出版社 石塚由香子
2017年12月28日私、子育てブログを書いてるんですけど、先日、「お昼寝して晩ごはんはスーパーの惣菜、朝8時に回した洗濯を夜9時に干したほどのグダグダな日、でも子どもたちと美味しいって笑いながらごはんを食べたからそれでよし!」っていう話を書いたら、めちゃくちゃ反響があったんですよ。こんなろくでもない1日でしたわ~と自虐のつもりで書いたんですけど、意外にも「読んですごく気が楽になりました」とか「こんな私でもいいんだって思えました」といった感想がとっても多かったんです。みなさんが一様に言っていたことは「ホッとした」ということでした。私としては、こんなに反響があるとは思ってなかったのですが、裏を返せばそれだけ「こんな自分じゃダメだ」と思っている隠れ頑張り屋さんが多いということだと思うんです。みんな「周りの人はもっと頑張ってるはず。」「こんなダラダラしてる母親はきっと私だけだ」と思って過ごしている中で自分と同じように手を抜いてる人がいる~! って知ってホッとしたんだと思います。しかも、ほとんどの人が誰かに「もっとちゃんとしなさい」と指摘されたわけじゃないんですよ。言われたわけでもないのに、自分の中に作り出してしまったもう一人の自分が「頑張らなくちゃ」「ちゃんとしなくちゃ」って首をしめてくるんです。この気持ち、よ~~~くわかります。むしろ誰よりもその気持ちが分かるからこそ、自分のろくでもない姿を公開することでどこかの誰かの気持ちが楽になればいいと思っている節さえあります。■SNSをやることで、自分に厳しいママが増えたこのことからも分かるように、今のママたちってきちんとした母親でいなくちゃいけないみたいな強迫観念に駆られているところがあるんですよ。じゃぁそれがなぜなのかというと、私が思うに、SNSに一因があるような気がします(あくまで一因です)。いろんな情報や感情・意見が溢れ返っているせいで、すごく疲れてしまうんです。もちろんSNSをいっさいやっていないママもいますが、もはや現代においてスマホやSNSは私たちの生活に深く入りこみ、切り離せない存在になっています。「SNS疲れ」という言葉もあるようにネガティブな側面もありますが、元気をもらったり、私だけじゃないんだって癒されたり、うまく表現できなかったモヤモヤを誰かに言語化してもらってスッキリしたり、子育ての合間に息抜きできる良いツールでもあると私は思っています。ただ、一方でいろんな情報や人を目にする分、まるで自分が誰かに採点されているかのような気持ちになってきて、十分頑張っているのに、まだまだだ、全然ダメだ…ってとにかく自分に厳しくなっていく人が多いような気がします。■「苦情が出ない子育て」を強いられるママのプレッシャー直接言われたわけでもないし、指摘されたわけでもないのだけれど、私たち現役ママたちはいつのまにか漠然とした過干渉と不寛容に囚われています。苦情やもめごとを防ぐために、あらゆるリスクに対処して、その中で許されることだけをして子育てしなくてはいけないようになっているような気がします。「それは迷惑になる」「これも迷惑になる」これは都会と地方でも違うと思います。地方に暮らしてる方は「そんなに気をつかったことがない」と感じるかもしれません。でも、誰かに迷惑をかけてしまうことを必要以上に気にしてしまうママは本当に多いなと感じます。私も心のどこかで常に気を張り巡らせています。苦情が出ない子育てをしなくちゃいけない。批判を受けない子育てをしなくちゃいけない。多くの人に受け入れてもらいやすい子育てをしなくちゃいけない。そもそも誰にも迷惑をかけないで子どもを育てるなんて無理な話なのに…迷惑をかけないようにしなくちゃいけないんだというプレッシャーがすごくすごく重く肩に乗しかかっています。■息子たちが赤ちゃんだったころ…たとえば・・・我が家のおむつはずしの話をひとつします。我が家のトイレトレーニングは3人とも「いきなりオムツを脱がせてしまう」方法でした。 ある日突然オムツをパッととってしまって強行突破するという技です。ただ当然おもらしをしちゃうわけです。 昨日までオムツをしていたのに今日になったらいきなりオムツしないわけですから。遊んでる間に床におもらしをしちゃったり 畳の上にうんちがボトッと落ちてしまっていたりします。 そりゃぁ〜まあとにかくすごい回数!!その度に私は拭いてトイレに連れていき、「ここで用を足すんだ」と教えました。しかし、そんな簡単にはいきませんよ〜〜。何回教えても、何度トイレにつれていっても毎日毎日何度も何度も漏らし続けるわけです。そして私はせっかくだからトイトレの様子やお漏らし大事件をブログ に書いたりしながら楽しんでました。この話を聞いてどう感じますか?ある人は「あるある」と感じるかもしれませんし、ある人は「汚い」と思うかもしれません。ある人は「今だけだもの」と理解を示すかもしれませんし、ある人は「どうなの?」と思うかもしれません。子育てひとつの話にしても、受けとる側の価値観によって 感じ方は別れます。 そして昔はただ感じただけで終わっていたものが 今はどう感じたかを個人個人が発信することができるし さらにその発信を誰もが読むことができます。■受けとる側の価値観によって感じ方はさまざまきっとこういうところなんじゃないかな?と思うんです。SNS がうんぬんとか、炎上がどうこうとかそこを言いたいわけじゃありません。そもそも SNS にこんなことをアップしなければ済む話ですし、SNS を使っていないママだってたくさんいると思います。昔だったら「こんな子育てしてる人もいるんだな。うちには関係のないことだけど」で終わっていたのが、今はよくも悪くも、 見たこともないどこかの誰かの子育てがすごく気になる時代なんですよね。■SNSで「ママ(子ども)に対する周囲の本音」が見えるようになったもうひとつ例えですが、満員電車の中で赤ちゃんがずっと泣いていたとします。そこでAさんが心の中で「うるさいなぁ…」と思ったとします。でも、たとえ心のなかでそう思ったとしても口には出さずに黙っています。この状況で「うるさいなぁ」と口に出して言うことが、大人として好ましくないことがわかっているからです。ごくまれに「泣きやませろ!」とか口に出す人もいるかもしれませんが、だいたいの大人は黙っています。赤ちゃんの泣き声をどう感じるかは人それぞれなので、心の中で「うるさいなぁ」と感じることが悪いわけでは決してありません。うるさいと感じるもかわいいと感じるも個人の自由です。でも、実生活においては口に出さずに我慢していた感情が、SNSだと我慢せずに呟くことができちゃうんです。「赤ん坊がずっと泣いてる。迷惑」「こんなラッシュ時に乗せんなよ」と、パッと匿名で発信できます。このひとつの「思考」を受け取る読み手側においても反応はさまざまでしょう。「そんなこと言うなんて!」と嫌な気持ちになる人もいれば、逆に「同じこと思ってた」と賛同する人もいると思います。SNSがなかった頃には、人が心の中で何を思っているかはあくまで「推し量るもの」でしたが、SNSが普及してからは今まで隠されていた本音が表面にぽんっと顔を出してきて、なおかつ誰でもそれを知ることが出来るようになったんです。■「すみません」と頭を下げまくるママたち今まで隠されていた「人の本音」がブワッ! と目に見えるようになったことによって、安心や共感も増えましたが、逆に、「人がどう思っているのか」にものすごく敏感になってしまうようになりました。今まではベビーカーで電車に乗ることにためらいもなかったのに、ベビーカーで電車に乗ってくる子連れを迷惑だと感じる人がいる、ということを知ってからは妙に気になってしまって、「ベビーカーで電車に乗ったら迷惑だからやめておいたほうがいいかな…でも、ないと困るしな…でも、迷惑だと思われたらどうしよう…」と今までなら気づきすらしていなかったためらいや心配が増えました。混雑時にベビーカーで電車に乗ることが「迷惑だ」「赤ちゃんがかわいそうだ」と感じる人もいれば「公共の乗り物なんだからいろんな人が乗って当然」と思う人もいるわけです。がしかし、私たちママはどうしても前者の意見に引きづられがちです。ただでさえ「いいお母さんでありたい」「いいお母さんに見られたい」と思って頑張ってる中ではポジティブな意見よりもネガティブな意見のほうがより印象強く残るからです。「そういう人もいる」というだけなのに「たいていの人がそう思っている」かのように変換して捉えてしまいがちなんです。このような理由から、現役子育て中のママたちは、「迷惑だと思っている人がいるかもしれない」から「いるにちがいない」と思って、赤ちゃんが泣いたらすみません。子どもが走り出したらすみません。手をさしのべてもらってもすみません。あっちですみません。こっちですみません。一歩外に出れば、ペコペコペコペコ頭を下げまくっています。ここに私たち子育て世代が感じている、得体の知れない窮屈さが潜んでいるんじゃないかと私は思います。次回(1/4UP)に続きます。※内容に不備があったため一部修正し更新しました。2017年12月29日 10時現在※内容を一部新たに追加しました。2017年12月29日 11時現在【お知らせ】前回の 「帰りが遅い夫「フラリーマン」を変えるには? 妻の上手な伝え方」 の記事下アンケート「Q. 夫が変わってくれた! という効果のあったアプローチ方法があったら教えてください」のアンケート結果はこちら↓
2017年12月28日口マネブーム中の三男。夫が某冒険バラエティー内で出てくるセリフを言ったところ、上手にまねっこ。ツボにはまったのか、二人して大盛り上がり!盛り上がりが最高潮に達した頃、夫が全身全霊で『ナイッス~!』をしたところ…。なんと息子は無視!マネするどころか見てすらいませんでした(笑)。完全にスベってましたね…。年の暮れ。2歳の息子に弄ばれた夫でした。
2017年12月27日忙しい日常を過ごしていると、子どものちょっとしたいたずらにイライラしてしまうもの。つい大きな声で怒ってしまっては反省の繰り返し……というママも少なくないはず。そんな子育て中のストレスを少しでも軽減できる方法はないのでしょうか? 今回、幼稚園経営などを手がける教育活動家のいぬかい良成さんに、子育てがちょっとラクになるヒントを聞きました。教育活動家のいぬかい良成さんは、それまでのご自身の教育メソッドをまとめた著書『子どもは「悪い子」に育てなさい 天才児が育つ7つの習慣』を2016年に上梓。このタイトルに驚く方も多いかもしれません。だって、誰でもわが子には「良い子に育って欲しい」と願うものですよね。いぬかいさんが著書の中で言う「悪い子」とは、なにも暴力をふるったり非行に走ったりする子どものことではありません。いったいどういうことなのか、詳しくお話を伺ってきました。■子どもを「悪い子」に育てるワケとは?いぬかいさんは、親の言うことを聞かず「悪い子」と呼ばれる子どもであっても、自分の考えを貫いて自己表現できる子にこそ、未知の可能性が潜んでいると考えます。自分の興味のままに突っ走れる子や、自由な発想や独自の考え方が出来る子……。大人の思う「良い子」に育てようと型にはめてしまっては、子どもは育ちません。とはいえ、毎日のあいさつや履物を揃えるなどの“マナー”はしっかり教えましょう。土台となる生活習慣を身につけたうえで、子ども自身が自分で考えられるように親が促す。これが自立した子どもを育てるのに大切なことなのです。■ヒント1 「怒る」のではなく「叱る」ってどういうこと?しかし、子育てとは思い通りにならないことの連続。つい大きな声で「なぜ片付けられないの」「どうして食事中に遊ぶの」などと怒ってしまうことも……。どうすれば冷静な声かけができるのでしょうか? いぬかいさんによれば、怒るというのは、自分の感情をそのまま子どもに向けている状態とのこと。「子どもと会話ができるようになっていれば、“なぜできないか”ではなく、“どうやったらできるか”を聞いてあげてください。起こってしまった出来事に対して“なぜ”と問われても、子どもは答えられません。しかし、親がアドバイザーとして、今後はどうやっていくかを促せば、自分で答えを出せるはずです」。なぜ=whyではなく、どうすればできるか=Howを聞く。自分で出した答えなら、できるかどうかは分からないまでも、達成するための努力をするはずです。答えを促す声かけが“叱る”ということ。■ヒント2 子育て中の“イライラ”はちっとも悪いことじゃないストレスがたまっていたり、疲れていたり。親だからといって、いつも冷静な声かけができるわけではありません。いぬかいさんは、子育て中のママ100人にアンケートを取ったことがあるそうです。すると、なんと100%のお母さんが子育て中に何らかのストレスを抱えていると回答しました。「子どもの寝顔を見ながら、怒ってイライラをぶつけてしまったと自分を責めて泣いてしまう人もいるでしょう。でも、そうではなく、イライラも自分の感情のひとつだと認めてください。イライラを悪いものだと捉えると、もっと苦しくなってしまいます」。イライラしたのは仕方がない、あの時はそういう感情だったと受け止める。それが結果的にマイナス思考を遠ざけ、自分自身の状態を整えることにつながるのです。■ヒント3 自分を大切にすること子育て中に限らず、イライラやマイナスの感情は、自分自身が整ってないから発生します。自分を大切にすれば、そのベクトルが自然と子どもに向くといぬかいさんは言います。「自分をもっと愛してください。みなさん、子どものことを愛しているかと聞くともちろんと答えます。でも、同じように自分も大事にしてください。カラカラの乾いた自分にならないように、なんでもいいから夢を持ってください」子どもへの接し方にちょっと余裕がないな、イライラしているなと思ったときは、まず自分が楽しく過ごせているかどうか考えてみませんか。親が幸せを感じていれば、子どもも幸せになれるはずです。いぬかい良成さん学校法人SEiRYO学園 理事長・日本ペアレンティング協会 代表理事1968年、東京都太田区生まれ。世界十数カ国の教育現場から実際に学び、イタリアの「レッジョエミリア・アプローチ」や日本の「おもてなしの心」などを取り入れる。「SEiRYOメソッド」を確立。著書に 子どもは「悪い子」に育てなさい 天才児が育つ7つの習慣 (サンクチュアリ出版)。
2017年12月26日わが家の長女・3歳のイチコは、ときどき謎の嘘をつきます。■テレビを見ていると…その嘘、何の意味が…!?この「おしごとで○○した」というのはイチコが嘘をつくときの定番です。そしてまた別の日。朝、幼稚園に行く前のことです。■「わかってる!」幼稚園に行くようになってから、この「わかってる!」をよく言うようになったのですが…。嘘つけー! 8割…いや、9割わかってないやーん!このほかにも、テレビの情報番組を観ながら「イチコ知ってた」という嘘や(絶対空き巣対策とか知らんよね!?)、「こっちのおへやにオバケいた~」という嘘(ほんまにおったらあなたそんなニヤニヤしませんよね?)など、ちっちゃい嘘をつきます。空想レベルのかわいい嘘なので騙されたフリをして話に付き合うのですが…。いつか、ついてほしくない嘘もつくんでしょうね。ああ怖!
2017年12月25日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま! こんにちは! かわベーコンです。今日はうちのお風呂タイムのお話。そういえばうちではわりと寝る時とお風呂タイムの時におもしろいことが起こる率が高い気がします…。私はお風呂に入るころには疲れが出てきてぐだっとしてしまうことが多いのですが…。何故かお風呂から出るころには子供たちと同じテンションになっているんですよね。お風呂パワーしゅごい。(湯冷めには注意です)息子はまだ自分で体がふけないので私がやるのですが、弟がやってもらっていると「私にもして!」と言ってくる娘…。息子のお着がえが終わった後にすると娘の体がすっかり冷えている…なんてことがあったので、荒業に出ました。たいへんなへんたい湯冷めオカンのできあがりです。というかバスタオルまいておけばいいのでは…とこれを書きながら今更思う母なのでした…。
2017年12月25日サンタさんからのクリスマスプレゼントを心待ちにするヒヨくん。どうやら、夏から欲しいものは決まっていたようです。まだ夏だというのに息子は毎日サンタさんを待つようになってしまいました。毎日毎日プライム(おもちゃの名前)のことを考えてた息子、レゴでプライムを作ったり、「あのね、プライムが好きなの」と耳元でささやいてきたり…これだけ楽しみにしていたクリスマスがすぎてしまったら、どうなるのでしょう…。燃え尽きてしまわないか心配です(笑)。12月1日、私がツリーを出したら「やったー!クリシュマシュ!シャンタしゃん!」と大喜びしてしまって、「いや、まだ、もうちょっと先なんだ…」と興奮を冷ますのが大変でした。
2017年12月24日子どもの素朴な疑問について、その分野の専門家たちが本気で答えてくれるNHKの人気ラジオ番組『夏休み 子ども科学電話相談』が冬休みに初進出! 『冬休み 子ども科学電話相談』として、12月25日(月)から放送が始まります。『夏休み 子ども科学電話相談』は1984年から続く長寿番組で、大人でも「へぇ~」とタメになることが盛りだくさん! ただし、電話の相手はあくまで子ども。先生も驚くような質問や、聞いているコチラも思わず吹き出してしまうほどのやりとりが繰り広げられることもしばしば…。親子で楽しめる『冬休み 子ども科学電話相談』について、その魅力を解説しちゃいます。■子どもの素朴な疑問に有識者が全力回答番組の特長といえば、なんといっても発想力豊かな子どもたちの質問。「どうしてパンツをはかなきゃいけないの?」「どうして茶わんに盛ったごはんより、おにぎりのほうがおいしく感じるの?」など、子どもらしい質問がぞくぞく登場します。それに対して先生が知識を駆使してやさしく回答しようとしても、子どもは「わからない」とピシャリ。「そっかぁ…」と、先生のほうが意気消沈してしまうというのもお決まりのパターンです。あいさつは元気だったのに、質問になると急にトーンダウンしてしまう子がいたり、電話の後ろで赤ちゃんがギャンギャン泣いていたりと、作り込まれていない自然体な感じも魅力。予測不能な子どもたちの言動に振り回されながら、先生たちが試行錯誤して回答していく様子もまた、たまらなくおもしろいのです。■先生たちの回答にツッコミどころが満載電話で答えてくれる先生たちはみなさん専門家ですが、子どもたちに説明するのは難しい模様。電話のやりとりのなかには、聞いているこちらが思わずツッコミを入れたくなるような内容もありまして…。『トウモロコシの実は、なぜ一列に並んでいるの?』(2017年7月24日放送回)先生の回答は“実のもととなる花が、一列に並んでいるから”だったのですが、おもしろかったのはそれを調べる方法。「トウモロコシの花を栽培してる人に1本むしらせてもらうか、自分で育ててみてください」と。これには思わず「人のトウモロコシはむしっちゃダメでしょ~」とニヤけてしまうのでした。『セミの抜け殻は食べられますか?』(2017年8月1日放送回)先生は「食べられる」ことを前提に、セミの抜け殻の成分などについてしっかりと説明。そして「油でパリパリに素揚げして、塩をかけたらビールに合うんちゃうかな」というまさかの回答。最後は「中身が入っているほうがおいしいと思うよ」という衝撃の展開に。さらに「食べるなら、おうちの人にお願いして火を通してからにしてね」と先生は楽しそう。反対に、質問者の女の子が若干引いているような…。こんな風に、先生のほうが盛り上がってしまうパターンもあるあるです。■心温まる先生たちの名言科学的に証明されていることについて専門家が説明してくれるのはもちろんですが、そうではない事柄について、先生たちがそれぞれの感性で答えてくれるところも『子ども科学電話相談』の醍醐味(だいごみ)のひとつ。子どもたちの未来を思う回答には、心が温まります。『人間は、AIにいつか負けるって本当ですか?』(2017年8月24日放送回)先生は「かけっこや計算など、いろんなことですでに人間は機械やコンピューターに負けています」と説明。その上で「それでも、われわれは不幸になっているわけじゃないんだよね」とフォロー。人間がいる意味がなくなるのではと心配する人もいるけど、人間が簡単にできることがAIにはできなかったり、AIにできることが人間にはできなかったりもする。だから「AIと人は助けあえるんじゃないかと思います」という希望に満ちた回答には、納得しかありません。『月が追いかけてくるのはなぜ?』(2017年8月30日放送回)「電車に乗ったとき、近くにあるおうちはどんどん小さくなって離れていくけれど、遠くにあるお山は大きいままで、動いていないように見えるよね」と説明。つまり、月が遠くにあるから、動かずに付いてきているように見えるということ。そして先生は「この質問をする子は、お月様をよく見ている子。だからきっと、これからも〇〇くんの後を、お月様もずっと付いてきてくれるよ」とコメント。先生の知識と優しさがあいまったすてきな回答に、ホッコリするのでした。■今年の冬は、家族で科学を学ぼう!子ども向けでありながら、子どもだましではない回答で、親子の会話も盛り上がる『冬休み 子ども科学電話相談』は、12月25日朝8時5分からスタート。冬休みの午前中、親子で楽しみながら科学を学んでみてはいかがでしょうか?ちなみに先生への質問は、電話またはメールで受付け中。気になる方は、公式サイトをチェックしてみてくださいね!『冬休み 子ども科学電話相談』2017年12月25日(月)~29日(金)2018年1月4日(木)、5日(金)、8日(月)<NHKラジオ第1放送>前8:05~11:49※29日(金)は「15時間 オリエンタルラジソン」の中で、“心と体”ジャンルに絞った「冬休み 子ども科学電話相談 スペシャル版」を放送。公式サイト:
2017年12月24日すやすや寝ているわが子の寝顔をみて、ふと「そろそろ枕が必要かなあ」と思った私。寝るときは枕をしていても、朝にはどこかへふっとんでいるはず…と思い、これまで枕導入のタイミングがつかめずにいました。そもそも枕って、何歳から必要なのでしょう? そこで今回は枕が必要な理由、導入のタイミング、枕選びのポイントについて、枕の専門家にお話をうかがいました。■そもそも、枕はどうして必要なの?今回、お話をうかがったのは、2002年から「枕外来」を開設し診察を続ける16号整形外科院長の山田朱織先生。大学との共同研究で睡眠の基礎となる研究を続けてきた枕のスペシャリストです。―― 先生、そもそも枕ってどうして必要なんですか?「直立歩行をする人間には、約4~6kgの頭の重さが首にかかっています。首を真に休められるのは横になって寝ているときだけ。適切な条件で首を休められる状態にするために、枕が必要なのです」―― 私、たまにちゃんと寝たのに首や肩が痛かったり、朝から頭がガンガンしたりします。「適切な条件」で、ちゃんと首を休めていなかったからなんでしょうか。「例えば、交通事故のむち打ち症や、頚椎椎間板ヘルニアなど、首の病気の整形外科に入院する患者さんにとって、適切な枕は重要な治療となります。一般の方でも、朝起きると肩がこっている、頭痛がする、手がしびれる、夜中に下になった肩が痛くて目が覚める、夜中寝心地が悪く枕をはずす…といった経験がある人もいますよね。これらは、合っていない枕で寝ていることが原因という可能性が高いんです。枕なしで寝るのはおすすめできません。適切な枕は肩こり、首こり、腰痛、手のしびれ、不眠、無呼吸やいびきの改善につながると考えています」■子どもの枕、いつから使うのが正しいの?―― 私の使っている枕は、残念ながら「不適切な枕」の可能性が高そうですね(泣)。私の息子は今8歳で、まだ枕を使っていないのですが、いつ頃から使い始めるのが理想的ですか?「少なくとも小学校低学年から必要と考えています。それは寝相が悪く、体に負担をかけて寝ているケースが多いからです。整形外科的には運動器といって骨、関節、筋肉などが大人に近づいていく時期であり、逆にいうと身体の柔軟性は徐々に低下していきます。つまり寝ている間に負担をかけることで大人同様の症状が出現します。逆に小学校低学年までは身体の柔軟性が非常に高く、枕がなくても体動(寝返りを含めた体の動き)が頻繁なので、枕は必要ないでしょう。通院する患者さんのなかには、小学生のお子さんもいます。そのお子さんは吐き気がするほどの肩こりで通学が困難でしたが、正しい枕の指導で吐き気が改善し、通学ができるようになりました。また、寝相が悪く、毎夜毎夜、就寝中にお父さん・お母さんをけってしまう兄弟がいました。それが、正しい枕で寝てもらったら、枕の上で寝返りはしても「布団から落ちる」「180度回転する」といった昨夜までの大暴れがなくなったのです。これは、あくまで一例ですが、このようなことは大人でもあります。寝相が悪いとおっしゃる方について正しい枕を指導すると、枕の上で寝返りをしながら、きれいに寝られるようになります」―― うちの息子も寝るときは頭が上だったのに、翌朝は反対の姿勢になってます。正しい枕を使うと、寝る姿勢が改善されることもあるんですね! ■子どもの枕、選ぶポイントは?―― では、子どもの枕を選ぶときはどんなことに気をつけて選べばいいのでしょう?「枕を選ぶ基準は、基本的に子どもも大人も同じです。具体的には以下の条件を満たす枕を選ぶようにしましょう」1.ジャストサイズ個人の体格で適合する高さは変わってきます。寝るときに重要なのが「枕の高さ」です。1人1人に最適な枕の高さは違います。自分で選ぶときは後述する枕メンテナンスのポイントを基準に、慎重に正確にジャストサイズの枕を探しましょう。注意点は体の柔軟性です。子どもは覚醒状態と、寝て体の緊張がとれたときのリラックス状態との差が大人より大きくなります。一度合わせた枕を過信せず、もし翌朝枕から頭が落ちていたりしたら少し枕の高さを上下し、再度試してみてください。2.フラット構造自然な寝返りと首(頚椎)の安定は、素材と形状で決まります。寝たとき、頭が沈み込む素材や、仰向け時に顎が上がる形状は、首に無理がかかります。形状はフラット、そしてジャストサイズの高さを保つ素材でなければいけません。3.メンテナンスジャストサイズでフラット構造の枕を使っても、枕を取り巻く環境は常に変化しています。枕の形や固さの変化、寝る人の体格変化、寝具の変化に応じて、枕は適宜見直しが必要です。変化に対応するための定期的なメンテナンスは必要不可欠です。―― ジャストな高さ、頭が沈み込まないフラットな素材と形、そしてメンテナンス! メンテナンスが大事とは想像していなかったので、驚きました。「子どもは大人より体の柔軟性が高く、個人差も大きいので、一旦決定した高さで一晩二晩寝てみて、朝起きたとき頭が枕にきちんとのっているかを確認するなど、微調整が大切です。子どもの枕は、特に「3、メンテナンス」がとても重要になります。なぜなら、子どもには成長があるからです。身長体重の成長とともに、枕も高くしていかなければなりません。大人の方であれば通常2年ごとの見直しをすすめていますが、子どもの成長は目覚ましく、半年で全く体格が変わることも少なくありません。合わない枕は拷問といってもいいでしょう。このメンテナンスを、お父さん・お母さんにしていただきたいと思います」―― 成長するスピードが早い分、「寝づらい枕になっていないか」を見てあげたほうがいいんですね。でも、具体的にどんなところをチェックすればいいんでしょうか?「ポイントは以下の通りです。1.仰向けに寝て、のどや首筋に圧迫感がなく、後頭部から肩にかけて力が抜けているか。2.力を抜いて横向きになった時、顔の中心線が布団と平行になっているか。3.手を胸の前でクロスし、寝返りが左右スムーズに打てるか。この3つの計測方法で正しい枕の高さを都度、確認していただきたいですね」―― なるほど…。もし、クリアできていないポイントがあれば、それが枕を見直すタイミングと考えたほうが良さそうですね。買っただけで満足せず、定期的にこうしたポイントをチェックしていこうと思います。今回取材させていただいたことで、「正しい枕選び」は健康と深く結びついていることがわかりました。子どもに毎日元気でいてもらうために、親である私が正しい枕を選ぶ。その具体的な方法を、今回知ることができました。子どもの枕について疑問に感じていた方はぜひ、参考にしてみてくださいね!<取材先>整形外科医 山田朱織先生 16号整形外科 院長、 株式会社山田朱織枕研究所 代表取締役社長。2002年より、整形外科の診察として16号整形外科内に特殊外来「枕外来」を開設。治療の一環として、オーダーメイド枕、オーダーメイドベッドおよび寝具・寝装の研究開発・製造販売・サポート・睡眠環境の改善のための情報提供・コンサルティングなどを行う。
2017年12月24日23、24とくまさんが仕事だったので我が家は今日クリスマスパーティをしました。(2016年のお話です)で、昨日の時点で「手巻き寿司にしよう」って決めててその素材を買いにいったんですけど、私が想像する「手巻き寿司」と子どもたちが考える「手巻き寿司」の具の違いがひどい(笑)。肉ばかりリクエストされるから、即手巻き寿司の企画変更しました(笑)。絶対回転寿司の影響だよなぁ~。未だにシャリの上に肉が乗ってるのは違和感あるけど、子どもたち大好きだもん。年齢がアラフォーに近づくと(アラフォーに近づくってなんだw)、肉よりも寿司などのさっぱり系をついつい選択してしまうんだけど、今日くまさんも「寿司が食いたい」って言ってたから私だけじゃなかった…!で、クリスマスイブの夜は寝る前にのまめがサンタさんのためにワインを用意してくれて、こまめとのまめ2人でお手紙を書いてました。なぜにワイン? と思ったんだけど、去年もらったこの絵本↓ さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ) レイモンド・ブリッグズ (著) 福音館書店ここでサンタさんがワインを飲んでるイラストが載ってるんです。たぶんその影響!聞いた話によると牛乳とクッキーを置くんだそうで、フランスは温かいココアとクッキーなんだって! 日本にも風習があるのか分からないけど来年はアルコールがないのもいいかなと思ってる。途中まで楽しそうだったけど、やっぱりこまめはサンタさんが怖くて、どうしても寝室には来て欲しくない! と震えはじめたので子供部屋にそっと置いてもらいました(笑)。
2017年12月23日子どもにとって小学校は学びの場です。もちろん、勉強を教えてもらうために通うんだけど、もうひとつ大事なことがあると思うのよ。それは、「社会生活を知る」ということ。世間というものを肌で感じる第一歩が小学校なんじゃないかしら? 自分の力ではどうにもならないことがあると知るのもこのくらいから…。社会というものを子どもながらに学んでいくんですね。この「社会性を身につける」というのは、とても大事なことなの。人は、人間社会の中でしか生きられません。どんな形であれ、必ず人と関わり合いながら生活していくことになります。社会人として、きちんと生きていけるよう訓練する場所が学校なんですね。幼稚園や保育園はあくまでもその準備段階で、本格的に社会と向き合うようになるのは小学校だと思います。そこでは当然、イヤな経験をすることもあり、子どもに強いストレスがかかることもあるでしょう。そこで重要になってくるのが家庭。たとえ小学校でイヤなことがあっても、家に居場所があれば子どもはがんばれるんですね。そのうち、自分自身の力で何とかやっていけるようになります。やはり幼稚園とは勝手が違うし、初めての経験ばかりで子どもは不安なの。でも、自分を丸ごと受け入れてくれる温かい家庭があれば安心できます。 イヤな思いを味わうことも社会勉強。避けて通ることはできません。子どもの代わりに人間関係を築いてあげるなんて、いくら親でもできっこないでしょう? 子ども自身がつまずきながら社会性を身につけていくしかないのよ。親は、そんな子どもを遠くで見守ることしかできません。特に、二黒土星のお母さんは心配性なところがあり、子どもの学校生活のすべてを知りたがります。でもね、根掘り葉掘り聞き出そうとすると、かえって子どもは口を閉ざしてしまいますよ。ほどほどにしましょうね。子どもが成長していくためには、良いことも悪いことも経験する必要があります。傷つき、悩むこともあるでしょう。そんな子どもたちに何よりも必要なのが温かい家庭です。がんばっている子どもたちが安心して戻れる場所をつくってあげてくださいね。 ※もうすぐ!※あなたの運命が動き出す◆今から準備しておくべきこと
2017年12月22日人形を使ったり、自分がなりきったり。うちの姉妹・サク(姉)とカエ(妹)はごっこ遊びがお好きな訳ですが、どうやら今回は配役で揉めたようです。相手を思いやり譲り合う心。これとても大切。でも、譲りすぎて姫不在。せっかくなので姫役を母自ら立候補し、務めさせていただきましたが、王子同士で戦いごっこして終わりました。姫いらんのかい!
2017年12月22日以前、 「企業が残業を廃止して、帰宅時間を早めたとしても、果たして時間通りに帰ってくる夫はどれだけいるだろうか」 という話を書いたのですが、今、そういう夫たちに名前がついてるらしいですね。フラリーマンって言うんですって!会社が定時に終わってもまっすぐ家に帰ろうとしないでその辺をふらふらしてから帰る夫たちのことをそう呼ぶらしいです。ネーミングセンス抜群ですよね(笑)まっすぐ家に帰ろうとしない理由はさまざまでしょうが、「妻がイライラしてる」「家に帰っても落ち着かない」といったところが多いでしょうか。その中でも、「自分なりに家事を手伝おうとするのだけれど、やり方が違うと妻に怒られるので、だんだんとやる気が失せてきてそのうち帰る気も失せてきた」というような意見も見かけました。今、ネット界では妻たちの夫への不満が大暴発しているので、こんなフラリーマンには「甘い!」「子どもか!」といった厳しい声が飛び交いそうですが…。この風潮にあえて「待った!」をかけたいと思います。■フラリーマン批判よりも、妻が夫にすべきこともし手伝ってくれたら批判する前に、まずは「ありがとう」を言うべきだと思います。正しいやり方を厳しく指摘するよりも、ありがとうと言って感謝を表すほうが結局はうまくいく、急がば回れだと思うのです。いろいろ思うことはあるでしょうけど、なぜ私がそう言うかというと、実は我が家も昔は夫が帰らない人だったんです。自分の意志であえて家に帰ろうとしないフラリーマンとは少しニュアンスが違いますが、うちの夫もまぁ~たいがいヒドかったです。これは今となっては本人も「昔はヒドかった」と自覚しています。今だから言える話ですが「家に帰りたくないなぁ」と思う日や、早く帰れるのにパチンコに行って帰ってこなかった日もあったようです。あれは、三男が赤ちゃんの時です。■子どもの一大事なのに帰ってこない夫三男は気管支が弱くて喘息(ぜんそく)気味でした(一歳になる頃には治っていたので結果的に言うと軽い方だったのですが)。夜は咳がいちだんとひどくなるので布団に寝かせると咳込んでしまい、私も三男も0歳代は寝られない生活を送っていました。そんなある日、三男がいつものように布団の上で咳き込み始めてしまったのですが、唾液が気管に入ってしまったようで咳が止まらなくて大変なことになってしまったんです。顔を真っ赤にして息つく間もないほど咳き込む三男を前に、暗闇のなかで呼吸が止まっちゃうんじゃないかとうろたえる私。私は急いで夫に電話をかけました。自分1人じゃ心細かったからです。しかし、この日、夫は会社の同僚たちとバーベキュー中!!夫が楽しくワイワイとナイトバーベキューに興じている一方で、妻は家で息子が今にも死ぬんじゃないかと半泣きで電話をかけているわけです。嘘じゃないですよ。本当に半泣きになって涙声で電話をかけたのです。結果からいって、夫の言う通り、しばらく経てば治まったのですが…。夫が帰ってきたのは、とどこおりなくすべてのバーベキューを終えてからでした。深夜です。正直、夫が帰ってきたからといって何になるわけでもないですが、早く帰ってきてほしかったです。1人で過ごす不安な気持ちをわかってほしかったです。またある日は、次男が熱性痙攣(けいれん)を起こして救急病院に搬送されました。この痙攣は二回目だったのですが、家には大人が私1人しかおらず、痙攣した子どもと残りの子ども2人を1人で病院に連れていくことが無理だと判断したため、救急車を呼びました(熱性痙攣における救急車要請可否は自治体によっても違うらしいのでそれぞれ確認してください)。しかし、救急車の定員オーバーになってしまったため、長男は近所のお宅に預かってもらうことになり、私は夫に連絡をいれ、そのまま病院に向かいました。病院について、念のためMRIを取っている間に、夫に電話したんです。がしかし、夫はというと…飲み会に行っておりました~~~!!!!(笑)もう、ひっくり返るでしょう!? えぇ。どうぞひっくり返ってください。しーんと静まり返る受話器の向こうから聞こえる居酒屋の音。しかも、経過報告を聞いて、そのまま飲み会を続行する気でいるような…? え?嘘~~~!! そのまま飲んで帰ってくるつもりぃぃぃ~~~!? いやいやいや、さすがに帰ってきてくださいよ!!長男を近所のお宅に預かってもらっていることを伝えると、すぐに帰ってきたのですが…。はい。うちの夫、どうしようもありませんね~~(笑)。 この気の利かなさっぷり!ここで夫にわめき散らしたり、泣いたり、怒鳴ったり…は、性格的に私にはできなかったのですが、その代わり、夫がいなくても自分1人でなんでもできる! と鋼の女化しました。夫なんていてもいなくても一緒。お金さえ稼いできてくれればそれでいい、期待するだけ無駄。期待するからしんどいんだ、ATMととらえよう、と思おうとしました。■「夫はATM」…そう諦めかけたときに気づいた大切なこときっと今、同じように思っている妻たちもたくさんいると思います。でも、ここで忘れてはいけないあることに気づいたんです。この人と結婚しようと決めたのは自分。この人の子どもを生もうと決めたのも自分。この人と人生をともに歩んでいこうと決めたのも自分なんですよね。つまり、それを選んだ自分の「目」にも責任があるということを。運・不運も絡んでくると思いますが、どんなことにおいても「そうなることを見抜けなかった自分」にも責任があります。夫婦においてもそうです。でも逆に「この人なら大丈夫」と一度は信じた自分の目を、再度信じることもできるわけです。私自身夫にたいして「こんな人と思わなかった」って何回も思いました。けれども、「こんな人だと見抜けなかった自分にも責任がある」ととらえるようになってからは、今こんな状態にさせてしまっているのには自分にも少なからず責任はあると思うようになったのです。■夫に一番合った「伝え方」を見極めるそこから、「自分の目に狂いはなかった」ということを証明するために、賢くなろうとしました。私が選んだ人なんだから、きっと大丈夫だと、自分が求める行動を相手に取ってもらえるように、伝え方やアプローチの仕方を考えるようになりました。相手に求めるより自分が変わったほうが早いといいますが、それは自分の気持ちを押さえ込むことではありません。相手によって伝え方や動き方を変えることだと思います。そして、どのアプローチ方法がいいかは人によって本当にそれぞれだと思います。うちの夫の場合は、注意したり、指摘したりするのは向いておらず、かといって何も言わずに背中で見せて学ばせるなどということも全く効きませんでした。口に出せば理解してくれますが、かといって感情に任せて泣いたりわめいて訴えてしまっては逆効果です。わかりやすく、ちょっとおもしろく、笑えるように地団駄を踏んで訴えるのが一番素直に聞いてもらえました…。まぁ、これはうちの場合ですよ。うちの場合はシリアスになりすぎないようにしつつ、本音をまじえて地団駄を踏むというのが一番円満に伝わる方法でしたが、人それぞれだと思います。泣くことがガツーンときく人もいれば、皿の一枚でも割るのがきく人もいるのかもしれません。■愚痴や文句を言ってはいけないということではない夫への不満や不平もたくさんあると思います。愚痴や文句を言ってはいけないということを言いたいわけではなくて、それを言ったところで夫が変わってくれるのならどんどん言うべきだと思います。ただ愚痴や文句を聞かされて、「よ~し! なにくそ~~!」と頑張れるタイプの人がどれだけいるかと言うと、はなはだ疑問ですし、逆に背中を見て学べる人がどれだけいるかというとそれも謎です。基本的に男の子は空気を読めませんし(男の子=夫)、口に出して言われないとわかりませんし、口に出してしかられたとしても一瞬で忘れます。子どもの面倒だけでも精一杯なのに、なんで夫の教育までしなくちゃいけないんだ! とかつての私は思っていたのですが、私の場合、この人を選んだ自分の目にも責任があるのを自覚した上で、どう動けば自分の望んでいるものを手に入れられるのか、結果を得るためにはどう動けばいいのか、その手段を考えました。そうすることで、うまく回り始めました。かつては、こんなはずじゃなかったのに。とばかり思っていた夫にたいして、「ありがとう!」と素直に思える毎日になりました。できれば、あと数年早くにこの状態を整えられていたら、子育てが一番大変な時期をもっと平和に過ごせたのになと思うこともありますが、あのときがあってこその今だと、過去を水に流せるのも私の取り柄だと思っています。【お知らせ】前回の 「忘年会シーズン! 夫が飲み会に行っても妻が不機嫌にならずに済む方法とは?」 の記事下アンケート「Q. ココだけは変わって欲しいと思う夫の行動があれば教えてください 」のアンケート結果はこちら↓
2017年12月21日男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをウーマンエキサイトでご紹介!今回は、平太郎君(3歳6~7ヶ月)と九二郎君(1歳4ヶ月)の頃の、大掃除の時のエピソードをご紹介します。■大掃除大掃除はちょこちょこ子どもたちとやるスタイルでいこうと思い、まず窓ふきをやってみました。拭くときから息子たちは窓ガラスに手をつけてやるので、どうしても手垢(指紋など)が残っちゃいますね。 拭き終わった後も、「わーきれいー」(平太郎)と言いながら触っておりました。今後も結果よりみんなでがんばったことを尊重していくスタイルで、大掃除を乗り切りたいと思いました!<園田・花・ヨウさんプロフィール>長男平太郎(へいたろう)君と、次男九二郎(きゅうじろう)君との日々をつづったコミックエッセイをアメブロにて執筆中!「脅える? 子育て日記」
2017年12月20日不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談をシリーズでお届けします。卵を大きく育てるための注射を定期的に打たなければいけないこてつさん。どうやら、その注射はとっても痛いらしいのです。妊娠するための試練!? 恐怖の注射卵巣嚢腫も問題ないとされ、その日から点鼻スプレーを始めることになりました。卵の発育を均一にするのと、自然に排卵しないように抑制するために使用するそうです。朝・昼・夜の3回。だいたい8時間おきに鼻にスプレーの先を差し込んでプシュッと投薬します。プールで鼻に水が入ったときのつーんという感じと、苦い味がして、美味しくはなかったです(笑)。これもピル同様、携帯にアラームをかけて投薬忘れを防止しました。ピルを予定日数飲み終わると3~4日で生理がきます。その後、7~10日間、卵を大きく育てるための注射が始まります。この注射については前々から恐怖を感じていました。なぜなら、経験者の友人みんなに「痛いよ~」と脅されていたからです(笑)。誰一人「痛くないよ」とは言ってくれません。みんな「痛いけど頑張ってね」と応援してくれるので、ビクビクしていました。 生理が来ました。生理5日目から注射が始まりました。採血後、処置室に入ると、初めての看護師さんでさらに不安になります。(これまでの経験で、痛みは看護師さんでも違うのではと疑っていました(笑)。)どこにしますか~と聞かれて、迷ったあげく右尻をチョイスしました。頭の中で「超痛いよ~ぉぉぉ!」という誰かの言葉がリフレインします。「刺しますね♪」と看護師さん。いちいち言わないでいいよぉ~(涙)。ブスッ。「(注射液を)入れますね♪」と看護師さん。だから、いちいち言わないでいいよぅ~(涙)。液が入ってくると、じわじわと痛みが大きくなってきて、ぬうぉぉ!痛い!!本当に一瞬、クラッと気が遠くなりました。でも、これで質のいい卵がたくさんできるのだから…我慢我慢。この注射があと7~10回あるのね…ふごーーっ(痛みでおかしくなりました(笑))。クリニックへは高速を使って1時間半かかります。毎日通うのは困難な場合、地元の産婦人科でも注射できると言われました。地元の産婦人科なら車で10分弱です。絶対楽に決まっています。でも、産婦人科。…妊婦さんいっぱい。落ち込まない自信があるだろうか、私…。知らない病院・先生よりいつものクリニックのほうが絶対リラックスできるだろうなぁ。体の楽をとるか、心の楽をとるか…。が、ドクターに「注射だけのために遠くからくるなんてもったいないよ」とバッサリ切られ、翌日からの注射は地元の産婦人科で受けることになりました。そうだよね、自分の体が疲れちゃ何にもならないものね。妊婦さんの妊娠菌を吸い尽くすくらいの勢い(笑)で行こう。翌日からは、左右の腕・お尻、と場所を変えながら打ちました。注射後はよく揉まないと、後にがちがちに硬くなってしいます。なので待合室には腕を揉みまくる女性たちがよく見られました。そしてどんなに揉んでも打ち身のような痛みは残ります。そこにまた翌日注射針を刺すのは辛すぎる…ということで私はそうしていました。クリニックの帰りに、腹巻を購入しました。薄手なので普段の服の下にも着られます。カイロを入れるポッケ付きです。「移植したら、着よう。」辛い治療を頑張ったら、その見返りは当然あるような気がして、いつのまにか体外受精を楽しみにしている自分がいました。※痛みの感じ方には個人差があり、上記はあくまで私の感想です。全ての方が同じような痛みを感じるとは限りません。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2017年12月20日もうすぐクリスマスですね! どこに行ってもクリスマスムード一色で、私も子どもたちもワクワクしています。今回はクリスマスのイルミネーションを見た、わが家の子どもたちの面白発言を紹介します。去年は赤ちゃんだった次男はともかく、長男はクリスマスのこと分かっていると思ってたのですが「派手な装飾=誕生日」だと認識したようです。そこら中で目にする「Merry Christmas」も「Happy Birthday」も子どもにとっては同じように見えますよね。分かる、分かる。この後キリストさんの誕生日について説明してみましたが、私の知識がなさすぎて断念しました。長男が大きくなったら自分でググって欲しいです。それでは皆さま、楽しいクリスマスをお過ごしください♪
2017年12月20日やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
モチコの親バカ&ツッコミ育児
たんこんちは ボロボロゆかい