50歳を超えた私ですが、まだ子育ての終盤にいます。結婚と出産が遅かったこともあり、義母の認知症が始まったときには、2人目の子どもがまだ2歳になったばかりでした。子育てに介護に仕事にと慌ただしくしているうちに、15年近くが過ぎ去りました。その後、義母を見送り、そろそろ身の回りの整理をしていこうと片付けを始めたときのエピソードです。物に埋もれて生き埋めになりそう!!わが家は築40年以上と古く、昔からの物もたくさんあります。私が嫁いだときには、私の嫁入り道具を入れるために、夫が頑張って曽祖父母の遺品を整理してスペースを作ってくれたようでした。それから約20年が経過。その間に家族が増えたり介護用品が増えたり……。当然のように現在はさらに物があふれている状態です。片付けが苦手な家族は、その一方で物を集める・ためることは得意。しまう場所もないのに次々と物を買ってしまうので、物が床に山積みとなり、結果として自分たちの居住スペースがだんだんと物に追いやられて狭くなっています。足の踏み場もないほどの物で埋め尽くされてしまっている部屋が、納戸以外になんと3部屋もあります。スッキリした環境でストレスフリーになりたい更年期となった私は、そんな状態が我慢できなくなりました。ただでさえイライラすることが増え、ささいなことにも一喜一憂する毎日です。家の中でくらいゆっくりと気持ち良く過ごしたいのです。義母が生きている間は、どうしても義母の物を整理することができませんでした。「まだ生きているのにお義母さんの物を処分することなんて嫁の私にはできない」。そう思うと、さすがに気が引けてしまっていたのです。でも、義母の死をきっかけに、生きている家族が気持ち良く生活していくため思い切って整理することに。休みの日のたびに、朝から少しずつごみの分別をして、片付け始めました。物を捨てたら、思い出がよみがえった手始めに、おしゃれが好きだった義母の洋服をごみ袋に入れたところ、10袋を超えることになりました。捨てるのもひと苦労です。それから、部屋の中に積み上げられたいろいろな物を家族で協力して分別しながらごみ袋に入れていきました。「ずいぶん畳が見えてきたね」「こんな写真もあったんだ」と思い出話も交えながら、片付けを進めていきました。たくさんの物が山積みになった環境で育ったせいで、すっかり片付けが苦手になってしまった子どもたちも片付けに参加してくれました。すると、埋もれていた物から発掘した思い出をもとに、日々の夕食時にいろいろな話が出てくるようになったのです。家族の会話が増えたことで、家の中の見た目だけでなく心の中も明るくなっていきました。まとめ思ったことを心の中にため込んでしまうとイライラするように、家の中に物をためてしまうとイライラの原因になるのだと今回の片付けで気付きました。また、埋もれていた思い出を取り戻し、家族の会話に花を咲かせることもできました。これからは物をため込むことのないように心がけていきたいと思います。スッキリすることで、更年期のイライラもラクになると思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/サトウユカ著者/かのんそら(51歳)大学1年生と高校2年生の子どもを持つ50代の主婦。現在は高校生の下の子と、夫、夫の父プラス柴犬と暮らしている。肩や腰の痛みと、老眼に近づいて小さい字が見づらくなった日々に奮闘しながら接客業で働いている。気が向くと小説などを書いたりすることも。
2024年04月23日収納グッズ選びに迷っている人はいませんか?お部屋をすっきりさせたい、模様替えをしたいと思っている人もいるかもしれませんね。 そこで今回は、筆者が愛用している『無印良品』の収納ボックスと、その活用術についてご紹介します。細々したものをざっくり収納「やわらかポリエチレンケース」©寒川あゆみ細々した雑貨、食品、書類などをざっくり収納したり、すっきりとした見た目にすることができる「やわらかポリエチレンケース・ハーフ・大」です。©寒川あゆみ筆者はキッチンエリアに活用していて、袋タイプの調味料やインスタント麺などの使う頻度の高いストックアイテム、定期的に必要になる浄水器のカートリッジなどのキッチングッズを収納しています。食品類はそのまま置いているとごちゃついて見えたり、生活感が丸出しになりやすいですよね。そのため、すっきりとして見えるもの、取り出しやすく何が入っているか見えやすい形の収納アイテムがおすすめ。 汚れても洗いやすい素材なのも嬉しいポイントですね。「やわらかポリエチレンケース」シリーズにはさまざまな形、サイズがあるので、幅や高さなどに合わせて選んでみてください。【商品情報】無印良品「やわらかポリエチレンケース・ハーフ・大」価格:¥690サイズ:約幅18×奥行25.5×高さ24cm衣類収納に「ポリプロピレン収納ケース・引出式」©寒川あゆみクローゼットの収納スペースが少ないときや、余ったスペースを活用したい、シーズンオフの衣類を収納したいときなどに便利なのが「ポリプロピレン収納ケース・引出式」です。©寒川あゆみ筆者はクローゼットのスペースを測り、高さの違う深、大、小を組み合わせています。使用頻度順に分類して入れているのですが、引き出しタイプなので衣類を取り出しやすく、分類しておくことで洗濯後の片付けも簡単です。衣替え時は中身を入れ替えるだけなので便利ですよ。「ポリプロピレン収納ケース・引出式」シリーズにもさまざまなサイズがあるので、スペースに合わせて選んでみてください。【商品情報】無印良品「ポリプロピレン収納ケース・引出式」深/大/小価格:¥1,490~無印良品「ポリプロピレン収納ケース用キャスター」4個セット価格:¥390メイク用品、スキンケアストック、文具は「ポリプロピレンケース・引出式」©寒川あゆみメイク用品やスキンケアアイテム、アクセサリーなどは細々していて散らかりやすいですよね。キレイにディスプレイしたり、ほこりなども被らず整った状態を維持できれば良いですが、毎日使っているとどうしても乱れやすい……。そこで筆者は「ポリプロピレンケース・引出式」で管理しています。©寒川あゆみ筆者はメイク用品を使う順番ごとに収納しています。また、アクセサリー、ネイルグッズ、スキンケアのストック、文房具や書類なども一緒に収納して、普段メイクや作業をする場所に置いています。使ったらすぐ元に戻せるので部屋が散らかりにくく、ほこりも被らないので掃除の手間も少ないですよ。「ポリプロピレンケース・引出式」にもさまざまなサイズがあるので、用途に合わせて選んでみてください。【商品情報】無印良品「ポリプロピレンケース・引出式」深型/浅型/深型・2個(仕切付)/浅型・2個(仕切付)価格:¥¥1,290~新生活で収納に迷っている人、整理整頓をしようと思っているけれど、どういった収納グッズを使えば良いか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。【参考】『無印良品』公式サイト筆者情報寒川あゆみ大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty文/寒川あゆみ
2024年04月06日日々中身が入れ替わる冷蔵庫。買ったものをあちこちに詰め込むだけでは、あっという間にごちゃごちゃしてしまうだけでなく、フードロスの原因になりがちです。今回は、整理収納アドバイザーである筆者が失敗を経てたどり着いた、冷蔵庫の整理収納術をご紹介します。詰め込みすぎをやめて余白をつくる©木村孝子冷蔵庫に思いつくまま食材を入れて、どこに何があるかわからない状態は、詰め込みすぎかもしれません。まだ消費していないものを必要以上に買ってしまったり、奥から賞味期限切れの食材が出てきたりした経験がある方もいるのではないでしょうか。特にファミリーサイズの冷蔵庫は奥まで詰め込んでしまうと、見づらくて取り出しにくいですよね。冷蔵庫の整理収納で意識したいのは、”余白”をつくることです。筆者宅の冷蔵庫は、下段や上段に何も置かないスペースを確保しています。とっさに鍋ごと冷蔵庫に入れたい場合やケーキの箱をしまいたいときも、空いているスペースに入れられるので、ものを寄せる作業が必要ありません。何より余白があると、ぱっと見ただけでどこに何があるかを把握しやすいため、ムダ買いやフードロスを減らすことにつながりますよ。定番品はケースを使って住所を決める©木村孝子「我が家の定番」のような、好んでいつも購入する食べものはありませんか?そんな定番品を中心に、ケースを使って食材の”住所”を決めると、取り出しやすくスッキリした冷蔵庫になります。筆者の場合、ほぼ毎日食べる納豆だけを入れる専用ケースを用意しています。納豆を購入後、冷蔵庫に入れる前に包装のフィルムを外し、賞味期限が見えるように立ててケースに収納。他には、朝食用のパンを食べるときに使うジャムやチーズをひとまとめにした「パンセット」をつくっています。ケースを食卓に出すだけで済み、忙しい朝の家事を少しでもラクにできるのでおすすめですよ。ちなみに使用するケースは、どこに何があるか把握するためなら、中身が見える透明なものがおすすめ。ラベルをつければパートナーや子どもにもわかりやすく、元あった場所に戻してくれるため、家事負担を減らすことにもつながります。「仕切る」「立てる」収納で取り出しやすく冷蔵庫から食材を取り出すときは、庫内の温度が上がらないよう、なるべく時間をかけないようにしたいところ。ごちゃごちゃしやすいドアポケットは、100均の仕切れるアイテムを使って、見やすく取り出しやすい立てる収納がおすすめです。©木村孝子筆者宅で愛用しているのは、『セリア』で購入した「ドアポケット用仕切り」。開封済みのふりかけやごまなどを袋のまま収納するのに使っています。仕切りを使えば倒れることがなく、見やすく取り出しやすい収納になりますよ。【商品情報】イノマタ化学株式会社「ドアポケット用仕切り 2P」価格:¥110※筆者が『セリア』で購入した際の価格©木村孝子マヨネーズやソースなどの倒れがちなボトルには「マヨケチャホルダー」を活用しています。ボトルを逆さにして収納できるため、中身が少なくなったときに絞り出しやすいのもメリットのひとつ。200~500gまでのチューブボトルに対応しているとのことです。【商品情報】株式会社小久保工業所「マヨケチャホルダー」価格:¥110※筆者が『セリア』で購入した際の価格©木村孝子©木村孝子冷凍室では、冷凍食品を立てて収納するために「フリーザーエンド」を使用。2つ使用するとスライド式のスタンドになり、立てたいものの量に合わせて幅を調整できるので便利です。また、開封済みの冷凍食品は深めのケースにまとめて手前に入れています。開封したものを早めに食べるように意識できるのでおすすめです。引き出しタイプの冷凍室は、仕切りを使って立てることで、上から見て全体が見渡せるようになりますよ。【商品情報】イノマタ化学株式会社「フリーザーエンド」価格:¥110※筆者が『セリア』で購入した際の価格食材の買いすぎをやめる©木村孝子節約や買い物時間の短縮のためにまとめ買いをする人は多いでしょう。筆者は、冷蔵庫の食材がないと不安になり、必要以上に購入していた頃がありました。しかし、野菜を腐らせてしまったり、賞味期限切れの食品が冷蔵庫の奥から出てきたりすることもしばしば。もったいないことをしていたと反省しています。同じような方もいらっしゃるのではないでしょうか。必要以上の食材を買わなければ、冷蔵庫内の管理はラクになります。家族の人数やライフスタイルによって必要量は異なりますが、冷蔵庫にギュウギュウに詰め込まないといけないのであれば、購入方法や買い物の頻度を見直したほうがよいかもしれません。現在は冷蔵室と野菜室は調味料を除いて1週間、冷凍室は1か月を目安に消費しきれる量だけ購入するようにしています。ネットスーパーで1週間分の食料をまとめ買いし、牛乳やパンなど日持ちしないものは、週の半ばに近所のドラッグストアで買い足すのが毎週のルーティンです。スッキリとした冷蔵庫を保つためには、”入ってくる食材の量”をコントロールすることも大切。フードロス削減や節約にもつながりますよ。次の買い物のときは、ぜひ意識してみてくださいね。「やめる」心がけと整う仕組みづくりでスッキリをキープ!詰め込みすぎや買いすぎをやめる心がけをすれば、冷蔵庫内の空間に余白が生まれて、今ある食材を使い切ることを意識できるようになるでしょう。そして、ケースや仕切りなどの便利なアイテムを使って整う仕組みをつくれば、ラクにスッキリを保てますよ。今回ご紹介した方法を参考に、冷蔵庫の整理をしてみてはいかがでしょうか。【参考】『イノマタ化学株式会社』『株式会社小久保工業所』筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年04月01日春からの新生活に向けて引っ越ししたり、気分を一新するために、模様替えをするのはワクワクしますよね。一方で、部屋が狭くてなかなかスッキリしない、もっと広くのびのびと感じるお部屋にしたい、と日頃から悩んでいる人もいるかもしれません。そこで今回は、整理収納アドバイザーでシンプルなお部屋づくりのプロである筆者が、「広くて明るく見えるお部屋の共通点」を解説いたします。低い家具で揃えて、広々とした活動スペースに©のぞみ筆者宅では、高さが低い家具で揃えることを意識しています。目線より背が高い家具だと、圧迫感が増して活動スペースが狭く感じやすくなることも。リビング全体の家具の高さを低めに統一すると、白い壁の見える範囲が広くなり、お部屋がより明るく広々と見えますよ。【ポイント】目線よりも低い家具が置いてある家具の高さが揃っている元々は肩くらいの高さの大きな本棚を置いていましたが、地震発生時の安全対策も考え、大きな本棚は手放しました。代わりに、棚にほこりが溜まりにくくするため、引き戸タイプで腰高の低い本棚に変更。開き戸だと、開閉時の扉の可動スペースを手前に確保する必要がありますが、引き戸だと省スペース。扉をしめれば、本棚のゴチャゴチャ感もスッキリ隠せるところもポイントです!リビングには“よく使うモノだけ”を置くのも手!「低い家具だと収納力が心配」と感じる方は、リビングにはよく使うモノだけを置いて、それ以外は他に収納することを検討してみましょう。例えば、本棚の中にも隙間時間にさっと読みたい本リビングでじっくりリラックスして読みたい本永久保存版できちんと管理しておきたい本など、さまざまな目的の本が並んでいるはず。すぐ読む本は可動式のワゴンにまとめる、保存版の本はクローゼットにしまう……など、読むタイミングや目的に合わせて収納場所を分けて考えることで、すべての本を収納する大きな本棚は不要になるかもしれません。必要以上に家具を置かず、床を広く見せる©のぞみお部屋の開放感を演出するには、床がより広く見えるような家具を選んだり、必要以上のインテリアを直置きしないこともポイントです!ソファやテレビ台は脚が高いタイプを選ぶことで、見える床面積が広くなり、お部屋全体の抜け感がアップしますよ。【ポイント】脚が高い家具にするローテーブル、サイドテーブルを常設していない©のぞみ筆者宅では、ローテーブルやサイドテーブルは常設せず、必要なときだけサイドテーブルと兼用できるスツールを愛用中。床が広く保たれていると、掃除やモップ掛けがスムーズにできて、お部屋の清潔感を無理なくキープしやすくなります。インテリアをあれこれ飾るより、ツヤツヤで明るい床が見えることが、のびのびと開放感のあるお部屋づくりに繋がると感じています。窓からの光をしっかり取り入れて、開放感を演出する©のぞみ【ポイント】明るい色のカーテンを選んでいる窓の前に何もモノを置いていないカーテンの色は、白・アイボリー・ライトグレーなど明るく淡い色を選ぶと、膨張色として窓がより広く見えて、解放感のあるお部屋を演出できますよ。筆者宅では、カーテンの開け方も一工夫しています。リビングに2つある窓のカーテンは、部屋の端に向かってカーテンをそれぞれ片寄せにします。すると、窓の真ん中に空間ができて、窓全体が広く明るい印象に。片寄せにすることで、カーテンを左右両方に留める作業が1回で済むのもメリットです。部屋の明るさを左右するのは、窓からの明かりもとても重要です。窓がしめっぱなしだったり、モノが置かれていて光を遮ってしまうと、お部屋全体が暗くて狭い印象になってしまう場合も。窓を開けて自然光をたっぷり取り入れると、体のリズムが整って健康にもよい影響を与えてくれると感じています。また、窓の前にいつもモノがあると、窓の開閉がしづらく空気の入れ替えが不便になってしまうかもしれません。窓の前にはなるべく家具を置かず、閉塞感を減らすようにしましょう。間接照明で、のんびりとリラックスした雰囲気に©のぞみ【ポイント】部屋の隅に間接照明を取り入れている照明の色を統一しているリラックスしたオシャレな雰囲気のあるお部屋に、ぜひ取り入れたい間接照明。家具を買い替えるのは費用や手間もかかりますが、間接照明は手軽に取り入れやすく、お部屋の模様替えにはぴったりです!間接照明を選ぶポイントは、間接照明の色を「電球色」で統一すること。バラバラの電球色を使用するとお部屋の統一感がなくなり、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。筆者宅では、部屋の隅にそれぞれ小さな間接照明を取り入れました。隅に配置することで、明かりが壁全体に反射してお部屋をやわらかく包み込み、ふんわりと落ち着いたイメージになります。壁が明るくなると、より部屋も広く見えますよ。間接照明の失敗例筆者が過去に間接照明で失敗したと思ったのは、電球が見える照明を取り入れたことです。電球が丸見えのライトは、暗めの電球を使用したとしても予想以上に眩しく感じてしまい、結局手放しました。カバーやシェードが付いていて、光源が直接見えない照明を選ぶのがおすすめです!まとめお部屋を広く見せるには、以下の4つのポイントが重要です。低い家具広い床窓の明るさ間接照明家具や家電の配置は、コンセントの位置も考慮に入れてからじっくりシミュレーションしてみてくださいね。窓の良さを活かしたお部屋になると、風の流れがスムーズになり運気も良くなりそう!今回ご紹介した内容が、広々とリラックスできる素敵なお部屋づくりの参考になればうれしく思います。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2024年03月29日生活をしているとモノはどんどん増えてしまうため、意識して手放すのが理想的。そうわかっていても、「また使うかも」「もったいない」という気持ちに負けて、ずるずる置きっぱなしにしていませんか?今回は40代主婦が手放してよかったと思うモノをご紹介します。数か月以上前に買った雑誌愛読している雑誌は、毎月増えていくもの。愛読書が複数ある場合、月に増えるペースが2倍、3倍となることも。雑誌はかさばるものが多く、気がつけば収納に収まりきらなくなることもあるのではないでしょうか。購入から〇か月後、と処分ラインを設けて、期限が過ぎたものは捨てる習慣をつけることをおすすめします。筆者は半年以上前に設定し、古紙回収日に処分するようにしています。1年だと多すぎると感じるためこの期限にしましたが、購入量や収納スペースに応じて、ベストと思う時期に設定するとよいでしょう。また見返したいページがあって捨てられない場合は、そのページを撮影しておきます。切って保管する手間を省けるうえ、データ保管なら場所もとらず便利ですよ。私的使用としてだけなら、雑誌を撮影しても著作権を侵害することはありません。1年以上使っていないダイエット器具お部屋の場所をとるものの一つが、ダイエット器具。やる気を出すためにステッパーや振動マシン、エアロバイクなどをリビングの目に入る場所に設置する方が多いですが、1年以上使っていない場合は処分を検討してみてはいかがでしょうか。筆者も使わなくなったエアロバイクを置いていましたが、どれだけ目につく場所に置いていても次第に風景として慣れてしまいます。暑さを理由にダイエットを中止したものの、涼しくなってもやる気がわかずそのまま1年以上経過したため手放しました。ダイエット器具を見るたびに罪悪感に駆られるだけならば、リビングの貴重なスペースをいつまでも占有するのはもったいないです。お部屋も気分もすっきりさせて、次のダイエットに向けて切り替えたほうがよいでしょう。念のために保管してあるベビーグッズ二人目、三人目の子どもを考えている場合、次の妊娠に備えてベビーグッズを保管してあるご家庭も少なくないかもしれません。こちらもある程度の時期を設けて処分するのも一つの選択ではないでしょうか。筆者宅は娘一人なので、当初は二人目も考えていたことから念のためにハイローチェアを置いていました。しかし、場所をとるので屋外倉庫に保管することに。数年経って次第に古ぼけていったので処分しました。そのほか、搾乳機や哺乳瓶の消毒グッズなども置いてあったので、まとめて手放したことを覚えています。赤ちゃんのために置いておいても、いざ生まれたら古ぼけたものを使うのは抵抗を感じる可能性も。子宝に恵まれて必要になった場合は、友人やママ友から譲ってもらえることもあるでしょう。子ども関連のものは成長のたびに増える一方でキリがないので、潔く捨てることも大切です。モノごとに手放すラインを設けてお部屋をすっきりとお部屋のスペースには限りがあります。もったいないという気持ちで置いておけばおくほど、貴重なスペースが失われていくでしょう。モノごとに手放す時期を決めて定期的に捨てるようにすると、お部屋がすっきりして気持ちも前向きになります。ぜひご自身が納得いくラインを設けて、不用品を精査する習慣をつけてみてくださいね。©New Africa/shutterstock ©Cozine/Adobe Stock ©White bear studio/Adobe Stock筆者情報古賀令奈京都在住の美容ライター。日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ。お悩みに寄り添ったメイク方法を中心に、さまざまな美容記事を執筆。メイクテクニックやスキンケア方法、コスメレビューなど、気になる美容情報をわかりやすく解説。文/古賀令奈
2024年03月24日あなたは、うっかり食器を落として割ってしまったことはありませんか。割れたガラスは、素手で拾うことが危険なのはもちろん、一般的な綿の軍手も細かい破片が繊維に入り込んでしまい、ケガをする可能性があります。食器や窓ガラスが割れた時の対処法警視庁警備部災害対策課(以下、警視庁)のX(Twitter)アカウントは、割れた食器や窓ガラスを安全に処理するためのアイテムを紹介しています。こちらの投稿をご覧ください。割れた食器や窓ガラスを片付ける時は怪我をする恐れがありますので、アラミド繊維を使用した手袋がお勧めです。アラミド繊維は、高強度・耐切創性・対疲労性・耐熱性等に優れているので、キャンプ等でも使用すると便利です。薄手タイプなら千円以下で購入出来ますので、ぜひ試してみてください。 pic.twitter.com/0qqWy4bsdq — 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 18, 2024 警視庁が紹介したのは、アラミド繊維の手袋です。アラミド繊維は鋭利な物による切れにくさがあり、割れたガラスの処理に適しているのだといいます。なお、薄手タイプなら千円以下で購入でき、困った時に役立つこと間違いなしでしょう。警視庁の投稿に「知らなかった。すぐ買わなきゃ」「助かります。これでケガを心配しないで済みますね」などの声が寄せられました。安全に割れたガラスの処理ができるアラミド繊維の手袋。ホームセンターなどで購入できるので、一家に1双は用意しておくべきアイテムでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月21日冬はエアコンに加えて、さまざまな暖房アイテムを使っていた方も多いのではないでしょうか。そろそろ暖かい日も増えてきて、少しずつ防寒グッズを仕舞い始める家庭も多いでしょう。電気毛布や電気湯たんぽなど、室温や個別の体感にあわせて使う暖房アイテムは、カバーが洗濯可能なものも多くあります。今回は、片付けとお掃除のプロである筆者が「洗える暖房アイテムの冬仕舞い」について解説します。電気毛布©のぞみ筆者宅の暖房は、部屋全体を暖める「床暖房」と、個別に狭い範囲を暖める「電気毛布・USBホットマット・充電式電気湯たんぽ」を組み合わせていました。そろそろ暖かくなる時期。洗えるものはすっきり洗濯してから「冬仕舞い」をしていきましょう!お使いの商品の仕様にもよりますが、最近の電気毛布は手洗いや洗濯機の手洗いモードで洗えるタイプが多いです。ただし、たたき洗いをするドラム式洗濯機は、生地や本体内部のヒーターを傷めるおそれがあるため、洗濯不可の場合があるため、しっかり確認しておきましょう。洗濯表示を確認しよう「政府広報オンライン」より新しい洗濯表示の見方とポイントは?(※1)まずは、洗濯表示を確認してみましょう。本体に縫い付けてあるタグや取扱説明書をチェックしてください。洗濯表示は2016年に日本独自の表示規格から、国際規格にあわせた表示に変更になったことはご存じでしょうか?新しい洗濯表示は「5つの基本記号+付加記号・数字」の組み合わせでできています(※1)。5つの基本記号洗濯、漂白、乾燥、アイロン仕上げ、商業クリーニングの5つの基本記号があります。強さ、温度、禁止を表す付加記号洗濯作用(機械力)の強さ……「線」の数で表記する。なしは通常、1本は弱い、2本は非常に弱いアイロンや乾燥の温度……「点」の数で表記し、1つは低温、2つは中温、3つは高温数字……家庭洗濯での洗濯液の上限温度を表わす禁止……バツ印で表記し、基本記号との組み合わせで禁止を表わすお持ちの暖房製品の表示をしっかり確認してみてくださいね。電気毛布の洗濯方法(1)コントローラーを外し、畳んで洗濯ネットに入れる©のぞみ筆者宅では、本体プラグ部分を内側に折り込んでからジャバラ状に畳み、洗濯ネットに入れておきます。他の洗濯物とは別にして洗ってください。(2)「毛布洗いコース」を選択して、洗濯スタート洗濯ネットに入った毛布は「毛布洗いコース」か、「手洗いコース」「おしゃれ着洗いコース」などの弱流コースを選択。洗剤:液体の衣類用洗剤(中性)洗濯時間:~12分以内脱水時間:30~60秒程度脱水は1分程度と短いため、まだ水分の多い状態ですが、ねじったり絞ったりするのはNG。本体内部のヒーターがねじれて、よれたり重なってしまうことがあるからです。ヒーターがねじれてしまうと、重なった部分が高温になり、低温やけどの原因になる可能性があるそうです。【手洗いの場合】ドラム式洗濯機を使っている場合や、お使いの電気毛布が洗濯機使用不可の場合は、手洗いをしてみましょう。まず、コントローラーを外して折りたたみ、洗面台や洗濯桶に洗濯表示にある温度の洗濯水を溜めて、やさしく押し洗いをします。次に、きれいな水に変えて十分にすすぎをして、静電気防止のため、柔軟仕上げ剤でもう一度すすぎます。本体プラグに洗剤が残らないよう、プラグも最後にしっかりすすいでください。脱水は、浴槽のふちなどにかけて水を切るか、洗濯機を利用する場合は洗濯用ネットに入れた状態で行いましょう。(3)日陰で干す©のぞみ脱水後、すぐ洗濯機から取り出し、物干し2本を使って「M字」に干しておくと風の通りがよくなります。水分が多く重たいので、途中で表裏をひっくり返すのがおすすめです。電気毛布は、乾燥機の使用はできませんのでご注意ください。洗濯表示に「日陰の吊り干し」と指定があれば、色褪せや変色を防ぐため、日陰で自然乾燥をしてくださいね。電気毛布が乾いたら、光に透かしてヒーターにねじれがないか確認します。もしねじれてしまった箇所がある場合はメーカー窓口に相談し、必要に応じて修理を依頼しましょう(※2)。(4)次のシーズンまでの保管方法電気毛布の収納方法は、電源コードと一緒に収納ケースに入れて、湿気の少ないところに保管しておきます。その際、ナフタリンや防虫剤はコードやコントローラーを傷める可能性があるため、使用しないよう注意してください。USBホットマット©のぞみ今年の冬に新しく購入し、デスクワーク中に大活躍したUSBホットマット。薄くて小さめな電気毛布のようなもので、パソコンのUSBにつないでスイッチを押すと、ひざや腰回りを暖めるのにとても役立ちました。ホットマットも、電気毛布と同様にネットに入れて洗濯可能なものがあります。お使いの方は、製品の取扱説明書を必ず確認してみてください。筆者が使用しているものの場合、洗濯の際はUSBプラグに保護キャップを付けて、マットのポケットに収納しファスナーをしめます。ネットに入れて洗濯し、脱水後は強く絞らず、風通しのよい場所で干しましょう。電気湯たんぽ©のぞみ電気湯たんぽの保温カバーも、電気毛布と同様に洗濯表示を確認してから洗濯します。電気式ではなくお湯を入れるタイプの湯たんぽの場合、水分が残ったまま長期間保管すると、カビが発生する可能性も。シーズン終わりには湯たんぽに入っている水分をすべて出して、中までしっかりと乾燥させておくようにしましょう。まとめ暖房の節約のためには、暖めたい場所にあわせて、電気代が少ない暖房アイテムを上手に使い分けていきたいですね。電気毛布や湯たんぽは、電気代を抑えて暖かく過ごすためにぴったりのアイテムです。しかし、それらを洗濯せずに汚れたまま仕舞ってしまうと、ダニや虫が発生してしまったり、汚れが付着した部分にカビや嫌な臭いがついてしまうかもしれません。来年も気持ちよく使うためには、洗濯表示や内部ヒーターに注意する洗濯方法をきちんと知って、正しくお手入れしておくことがとても大切です。各製品の取扱説明書をしっかりご確認の上、お手入れをしてみてくださいね。【参考】※1 政府広報オンライン.衣替えの季節です。あなたは正しく洗濯していますか?※2 Panasonic.電気毛布の洗濯のしかたは筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2024年03月20日4月は新生活や新年度を迎え、なにかと忙しくなる時期。春から活動的に外出したり、年度初めに新しいものが増えたり、いろいろと変化の多いタイミングです。3月のうちに不要なものを処分して収納スペースを整えておくと、スムーズに春を迎えられるはず。そこで今回は、春の片付けで大切な2つのポイントを、片付けのプロである筆者が解説いたします。子どもの学用品春休みは学校から持ち帰った学用品、教科書や溜まったプリント類が子どもの机の周りに溢れがち。時間がある春休みのうちに、スッキリと整理しておきましょう。教科書©のぞみ新学期が始まると、新しい教科書やドリルがたくさん増えます。学用品の収納スペースがいっぱいのままだと、新旧のものが混在したり、科目ごとに必要なものがわかりにくくなり、通学準備も上手くいきません。今のうちに収納スペースを見直しておくと、4月からも余裕がもてますよ。わが家では、前学年分だけ取っておき、2学年前の教科書は処分してしまいます。名前シールは剥がし、学校名や氏名が書かれている部分は個人情報保護のスタンプで隠します。特殊印面パターンのローラータイプのスタンプは、一気に塗りつぶせるのでおすすめです!プリントや図工の作品©のぞみ学習プリントや図工の絵・作品は、子どもの気持ちを確認しながら処分を検討していきましょう。小学5年生の息子は、毎学期ごとに自分でプリントの整理をしています。グループ学習でまとめたプリントや先生からのメッセージなど、学校生活の思い出だと思うものは残す。間違え直しや振り返りが済んでいるプリントは、すでに学習済みとして処分する。というように、どのような基準で分別していくかを事前に子どもと話しておくと、迷わず一人で片付けが進められるようになります。習い事アイテム塾で使用しているバッグや文房具、習い事のシューズやウェアなども、新学期前に見直しておくのがおすすめです。お知らせやプリントが、バッグの底にぐちゃぐちゃに突っ込まれていませんか?また、習い事アイテムは、サイズが小さくなっていたりほつれていたり、劣化していることも。いつも使っているとつい見逃してしまいがちですが、新学年の区切りを前に、子どもと一緒に点検してみましょう。コスメや日焼け止め春になると新色のコスメや新しい日焼け止めアイテムが、たくさん発売されますよね。気温が高くなり肌の露出が増える前に、早めに日焼け止めを準備しておきましょう。こんなコスメや日焼け止めは要注意!©のぞみ以前購入したコスメや日焼け止めでも、買ってみたけれど肌に合わなかったトレンドと思っていたけれど似合わなかった年齢と共に似合わなくなってきたと感じている似たようなアイテムが複数あって使い切れないなど、「まだ使えるから」「もったいないから」と、いくつも溜め込んだままになっていませんか?新しいものを購入する前に、まず古いものを処分するのがおすすめです。一度開封した化粧品や日焼け止めを長期間放置していると、いつの間にか中身が劣化している可能性もあります。使用期限にかかわらず、以下のようなものは劣化しているサインです。変色している変なにおいがする分離している質感が変わっているなにかが沈殿しているこのような異変があるものを使ってしまうと、肌荒れやトラブルの原因になる恐れがあります。もう使う予定がなさそうなものや、去年使い残したコスメ・日焼け止めは、今のうちに中身を点検しておきましょう。コスメや日焼け止めの処分方法化粧品の基本の処分方法は、中身と容器を分けて捨てることです。液体は、キッチンペーパーや不要な布に染み込ませて、燃えるごみとして捨てています。容器はお住まいの自治体の処分方法に合わせ、プラスチックやビンなどに分別して処分しましょう。例えば、アイシャドウやパウダー類も中身はケースから取り出して燃えるゴミへ、ケースはプラスチックや金属などに分類します。まとめ新しい出会いが増えて、明るく活動的になる春。今手元にあるアイテムが必要かどうか見極めて、3月中にぜひ整理整頓してみてくださいね。©Pixel-Shot/Adobe Stock筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2024年03月14日急な来客があるとき、散らかっているものをあちこちに動かして、なんとか片付け完了!という人も多いはず。ですが、一見きれいな状態にできても、その場しのぎの片付けであることがバレてしまっていることも…。今回は整理収納アドバイザーである筆者が、「普段は片付いてなさそうな部屋」の特徴と、片付けのポイントをご紹介します。「普段は片付いていない部屋」の特徴3つものを端に寄せているだけ©のぞみ机の上やキッチンカウンターの上に載った雑貨や書類を端っこに寄せているだけ。ものの住所が決まっておらず、いつも適当にこのあたりに置いていることが分かってしまいます。とりあえず隠す©のぞみゴチャゴチャな子どものおもちゃに、布をかけて目隠ししたり、畳むのが面倒で放置していた洗濯物を、空いている部屋に避難させたり…。一部を見えないようにごまかしてみても、周りがまだゴチャついていて、実は完全には隠しきれていない場合も多いのです。いったん詰め込む©のぞみ隙間なくみっちり突っ込まれた本棚、洗面所の棚にぎっしり詰まった化粧品。入りきらないアイテムが溢れて出しっぱなしになっているなど、覚えはありませんか?第三者が見ると、ものの量の管理がうまくできないタイプと思われてしまうかもしれません。上記のように、来客前に慌ててする片付けは、見えているものを見えなくすることだけで終わっていませんか?「あとでやろう」「いつかなんとかする」と片付けをいつも後回しにしていると、以下のように散らかり具合を冷静に判断できなくなることもあります。散らかっている状況を当たり前に感じてしまうホコリや汚れのひどさに鈍感になりやすいきれいな状態を上手にイメージできなくなってしまうきれいな状態がイメージできないと、「目の前にあるものを、今だけなんとかする」ことだけに集中してしまい、換気やニオイ、明るさなどお部屋全体の清潔感を整える余裕はなくなりがちです。また、来客前に慌てて一部だけ片付けることは、ただの「ものの移動」になってしまい、その後にまた元に戻すのも大変です。結局なんだか気持ちがすっきりしないなと感じる方も多いかもしれません。片付けは他人軸ではなく自分軸で考えてみよう「他人に見られてどう思われるか気になるから」「オシャレなお家だと思われたいから」など、人によく見られたいからと一時的に片付けるのは避けましょう。家族や自分の持ち物を大切に使いたい、疲れを癒してリラックスできる空間にしたい…など、「その家で暮らしている自分自身が気持ちいいから」という理由で片付けられるとよいですよね。他人軸が目的で片付けるよりも、自分軸で片付けに取り組む方が、毎日自分のために継続しやすくなります。本当に心地のよい家のイメージもはっきりと分かりやすくなり、片付けへのモチベーションもぐんと上がるはずですよ。自分自身も大切にできる片付けを目指そう!来客時に慌てて見栄えだけをよくするのでなく、自分自身も大切にできるお片付けは、「小さく続けられて、アクション数が少ない仕組みづくり」だと筆者は考えます。小さく続ける©のぞみ片付けと言えば大掛かりで時間がかかりそうと感じる方も多いかもしれませんが、引き出しひとつ分、棚一段分など、狭いスペースからまず始めてみましょう。例えば、キッチン周りだとアイテム別で見直してみたり、洗面所ではタオル類だけ取り出して肌触りを確認したり。スペースにあるものを一気にすべて片付けなくても、小さなところから手を動かしてみることがおすすめです。自分の手で少しずつ進めていくことで片付けスイッチが入ってきて、なかなか続けにくいと感じやすい片付けも継続しやすくなります。アクション数を減らす©のぞみものを置きっぱなし、やりっぱなし、開けっ放しにして散らかってしまうのは、出したりしまったりするアクション数が多いことも大きな原因のひとつです。例えば、上着をリビングに置きっぱなしにしてしまう場合、「クローゼットに持っていく、扉を開ける、ハンガーにかける、ハンガーを戻す、扉をしめる」といった、しまうまでに5つのアクションが必要です。面倒なアクション数を減らすには、玄関に上着用のフックを付ける玄関に上着を入れるカゴを用意するクローゼットの扉にフックを付けるなど、手間がかかるアクションをひとつでも減らすにはどうしたらいいかな?と、自分の行動に合った片付け方に変えてみるのもよいでしょう。「~しっぱなし」をひとつずつ改善していくことで、常に散らかった状態からいつもすっきりとしたきれいな家へと、着実に変化を起こせるはずです。来客に限らず、自分自身も気持ちよく迎えられるお部屋を目指してみましょう!まとめ来客前にお部屋をきれいにすることは、とても大切なことです。しかし、ものを「寄せるだけ」「隠す」「突っ込む」だけでは、散らかっている部屋の根本的な解決にはなりません。本当であれば、その家で暮らしている自分自身が居心地のよい清潔なお部屋にしておくことで、誰が来ても慌てず落ち着いて気持ちのよいおもてなしができるでしょう。自分もお客さまも心地よく、一緒に過ごす時間を大切にできるお部屋を目指して、小さく続けてラクに行動できるお片付けの仕組みづくりを考えてみてくださいね。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2024年02月28日キッチンは調理用のツールや調味料など、こまごまとしたものでゴチャゴチャしやすい場所。スッキリと整ったキッチンにできれば、作業がスムーズになって家事の時短につながりますよ。今回は、整理収納アドバイザーである筆者が実践する、キッチンの整理収納術をご紹介します。キッチンの整理収納術3選種類別にまとめるのをやめる©木村孝子同じ種類のキッチンツールを複数個持っている場合、種類別にまとめるのではなく、ツールの用途によって収納場所を分けると、作業効率が上がります。たとえば菜箸は、料理の取り箸にも、炒め物を作るときにも使うことがあるでしょう。筆者宅では、扱いやすい割り箸サイズの菜箸を取り箸や和え物を作るときに使っており、調理台真下にある引き出し上段に入れています。一方、炒め物や揚げ物用として30cm程の菜箸も持っていて、収納場所はフライパンや圧力鍋と同じコンロ下の引き出しの中です。同じ菜箸であっても、それぞれの使いみちによって収納場所を分けています。同じ種類のものはまとめて収納しがちですが、用途がはっきりと分かれている場合は、別の場所に収納すると作業効率が上がりますよ。使う場所のすぐそばに収納する©木村孝子キッチンで使うものをキッチン内にしまうのはもちろん、ツールをどこで使うかを考えて収納場所を決めるようにしましょう。筆者宅では、おたまやヘラなどをコンロの真下にある引き出しの中にツールスタンドを入れて収納しています。おたまは汁物を取り分けるとき、ヘラは炒め物や煮込み料理を作るときに使うため、いずれもコンロで使うことがほとんど。コンロで使うツールは、コンロ下に収納すると決めると、調理中の作業がとてもスムーズです。調理中にキッチンツールを使いたいときに、一歩も動かずに取り出せるところに収納しておけば時短になり、忙しい家事時間も少しラクになりますよ。調理中にあちこちからツールを集めてきている場合は、収納する場所を見直してみてくださいね。同じタイミングで使うものはセットで収納する©木村孝子特定の料理を作るためのツールなど、同じタイミングで使うものが複数ある場合、まとめて一緒に収納するとよいでしょう。筆者宅では、泡立て器とシリコンベラは同じ収納スペースにしまっています。泡立て器とシリコンベラを使うのは、たこ焼きやホットケーキの生地を作るときが多いためです。使いたいときにすぐに準備できるよう、”粉もん作りセット”として収納しています。おやつ作りが好きなら”お菓子作りセット”、毎日お弁当を作るなら”お弁当セット”など、暮らしに合ったセット収納を考えてみてはいかがでしょうか。キッチンでの動きに合わせた整理収納を!キッチンの整理収納は、「キッチンでどのような動きをするか」や「どのように動けばスムーズに作業できるか」を考えることがポイントです。キッチンに立ったとき、キッチンツールを取り出す動きを最小限にできれば、家事の効率化になります。キッチンの整理収納を実際に行うときは、はじめにシンク、調理台、コンロ、それぞれの場所でどんな動きをするか考えます。シンクは水まわりで使うもの、調理台は調理や盛り付けなどに使うもの、コンロは加熱に使うものを収納するとよいでしょう。以下は、シンクや調理台、コンロに収納するものの一例です。シンク…スポンジ、洗剤、タワシ、ブラシ、包丁、まな板、ざる、ボウル、鍋調理台…キッチンバサミ、ピーラー、スライサー、はかり、計量スプーンコンロ…フライパン、フライ返し、おたま、ヘラ、油、常温保存の調味料配置を考えたら、使っていないものがないかを確認しながら整理をしていきます。このとき、キッチンに置く必要のないものがあれば、別の場所に移動させてくださいね。毎日使うツールは目線から腰高くらいの取りやすい場所へ、頻度が少ないものは吊り戸棚や収納スペースの奥側に入れるなど、使いやすさを考えて収納場所を決めます。収納場所が決まったら、取り出しやすくなるようケースやカゴなどの収納グッズを活用できると良いでしょう。毎日快適に効率よくキッチンを使えるように、今回の整理収納術をぜひ参考にしてみてくださいね。筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年02月24日1日の疲れを癒すお風呂の時間を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、お風呂場がたくさんのものでゴチャゴチャしていたら、あまりリラックスできないかもしれません。お風呂をきれいで癒しの空間にするために、整理収納アドバイザーである筆者が実践している「お風呂の整理収納術」を4つご紹介します。1.石鹸ケースを置かず、ネットで吊り下げ収納©木村孝子筆者宅はお風呂で固形石鹸を使うのですが、泡立てネットに入れて吊り下げ収納をしています。以前は、100均で購入した石鹸ケースを使っていましたが、水切りを忘れて石鹸を溶かしてしまったり、ケース自体のぬめりが気になったりとプチストレスを感じていました。泡立てネットで収納するようになってからは、ストレスなく、むしろ使い勝手がよくて気に入っています。筆者宅で愛用している『無印良品』の「洗顔用泡立てネット」にはフックがついているので、S字フックをバーに引っ掛けて使います。石鹸を泡立てネットで収納するメリットは以下の3つです。簡単に泡がつくれて使い勝手がよい石鹸が小さくなっても最後まで使える乾きやすくぬるつきなし泡立てネットと収納を兼ねているので、お風呂に置いておくアイテムも減らせておすすめ。固形石鹸派の方は参考にしてみてくださいね。2.シャンプー類は浮かせる収納でぬめり知らず©木村孝子シャンプーやコンディショナーなどのボトルを水の抜けにくい棚や床に置くと、ぬめりが気になることがありますよね。そこで筆者宅では、バーに引っ掛けられるラックにシャンプー類を入れて収納しています。ラックの底面は、約2cm間隔の目の粗い網になっているので、水切れがよくぬめりとは無縁です。ただ、せっかく浮かせる収納をしても、ラックにシャンプー類をたくさん詰め込んでしまうと、水切れが悪くなってしまいます。お風呂に置くアイテムは毎日使うものだけに厳選して、余白のある収納ができるとよいですね。3.お掃除グッズはマグネットでくっつけて収納©木村孝子お掃除グッズを清潔に保つためには、使い終わった後に干しながら収納できる、浮かせる収納がおすすめ。筆者はマグネットのついたお掃除グッズを選んで、壁にくっつけて収納しています。以前はバーにS字フックをつけて、柄の長いスポンジやブラシを引っ掛けて収納していました。しかし、子どもがイタズラで、お湯を溜めた浴槽にお掃除グッズを入れて遊んでいることがあり、お風呂場に置くことができなくなってしまったのです。そこで見つけたのが『アズマ工業』の「sm@rtシリーズ」のお風呂掃除グッズ。マグネットで壁にくっつけられるため、バーのない高い位置でも収納可能です。高い位置にお掃除グッズを置くと、体を洗ったり湯船に入ったりする間に視界に入らず、よりリラックスできるのでおすすめですよ。4.お風呂のイスは浴槽に引っ掛けるタイプをチョイス©木村孝子お風呂のイスを濡れた床に置きっぱなしにすると、カビやぬめりの原因になってしまいます。そこで筆者宅では、浴槽に引っ掛けて収納できるイスを選んで使っています。イスを引っ掛けて収納できると、水切れがよいことはもちろん、床掃除がしやすくて便利です。筆者の場合、イスや洗面器などの小物、浴槽をブラシでササッとこすり洗いした後に、イスを引っ掛けてから床の順番で掃除をしています。床掃除の際にイスがジャマにならないので、毎日のお風呂掃除も続けられています。お風呂の整理収納3つのポイントお風呂の整理収納のポイントは以下の3つです。お風呂に置くアイテムは毎日使うものだけにする床に直置きしない接地面は最小限にするお風呂に置いてあるものが多い場合は、最後にいつ使ったかを確認しながら、「お風呂に残すもの」を選びます。あまり使っていないアイテムがあれば、他の場所に移動させて、使うときだけお風呂に持っていくようにしましょう。「床に直置きしない」のは、空間をきれいに保つためには大切なポイントです。お風呂は特にカビの生えやすい環境なので、掃除のしづらい直置きはやめましょう。接地面を極力少なくするには、浮かせる収納がおすすめです。「吊り下げ」「引っ掛け」「マグネット」など、浮かせるアイテムがたくさん販売されています。マグネットのつかない壁なら、100均でも買えるステンレスプレートなどを活用してみてください。お風呂は体を清潔にする場所であるからこそ、きれいな状態をキープしておきたいですね。お掃除をラクにできて、水切れをよくしておけば、お風呂のきれいは保てます。今回ご紹介した整理収納術をぜひ参考にしてみてくださいね。【参考】『無印良品』『sm@rt』公式サイト筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年02月18日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪家の片付けを始めるとき、どこから手を付ければいいのか迷いますよね。ただやみくもに始めてしまうと、かえって散らかってしまうこともあります。今回は効果的な片付けの順番を紹介します。これさえ押さえれば、迷うことなく片付けが進められます。1. 家の中の片付けには順番があった!家全体を片付けるときは、最初にどの場所から始めるかが重要です。まずはキッチンや洗面所、風呂場などの水回りの収納から片付けましょう。これらの場所は生活雑貨の分別がしやすく、用途ごとに整理整頓もしやすいです。次に寝室の片付けに取り組みましょう。寝室は収納スペースが少ないため、物をすぐに収納することが大切です。家の中の片付けは一部屋ずつ終わらせることが鉄則です。2. 汚い部屋の片付けを効率よく行う方法毎日の忙しさで部屋が汚くなってしまうと、片付けする気力もなくなってしまいます。しかし、そのまま放っておくとさらに悪化してしまうため、片付けに対するモチベーションを上げることが大切です。目標を立ててモチベーションを高め、部屋を細かくエリア分けして片付けましょう。また、物を種類別にまとめることで整理整頓がしやすくなります。3. 引っ越し前後の部屋はどこから片付ける?引っ越し前後の片付けは普段の片付け以上に多くのことがあります。効率よく片付けを進めないと、新しい生活に影響が出てしまうかもしれません。引っ越し前は使用頻度の低いものから荷造りを始めましょう。そして引っ越し後は、場所を決めてから段ボールを開けていくことが大切です。部屋ごとに段ボールを置き、片付けの手順を確実に進めていきましょう。片付けは順番を守ることが大切です。まずは目についた場所ではなく、効率的な順番で片付けましょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月18日そろそろ春服の準備をはじめたい時期ですが、その前にクローゼットへしまうべき冬物を見直してみてはいかがでしょうか。今回は、くたくたになったインナーを手放す基準や筆者なりのマイルール、見直すタイミング、再利用方法についてご紹介します。古いものを手放すだけではNG!©桐生奈奈子インナーの選別において、単純に「古くなったものから手放す」ことはしません。まだまだ状態の良いものがあるかもしれないので見極めが大切です。こちらのユニクロのインナーは2年前のものですが、まだまだ新品同様にきれいなのでキープ!同じ色は最新のもの以外を手放す自分の持っているインナーと似た色を新しく購入し、新しいインナーばかりを愛用している場合、古いインナーは手放しどきかも。そのインナーを見たときに、「見せるインナーとして活躍させたい」「保温性が高いので愛用している」など、そのインナーを持っている理由が明確に思い浮かばない場合は、来年も活躍する可能性は低めでしょう。インナーの伸び、繊維の毛羽立ちは手放すサイン©桐生奈奈子生地のフィット感も大切です。インナーはピタッと密着してこそ温かさを感じられるはず。そのため、生地が伸びていると感じたら手放す対象にしてみましょう。よく見ると、何年も前から愛用しているインナーは繊維が毛羽立っていた!ということもあるのではないでしょうか。捨てるタイミングは「燃えるゴミの日」なお、筆者がインナーを捨てるタイミングにしているのは、「燃えるゴミの日の朝」。地域によって指定されている有料のゴミ袋に少し余裕があるときに、「なにか捨てるものはなかったか」と探すときがあります。筆者の場合はそんなとき、役目を終えたインナーを使ってキッチンの床をパパッと拭きあげしてから捨てています。ゴミを捨てるリミットもあり、ジャッジに迷いがなくなるのもポイントです。手放すインナーはウエスにして再利用©桐生奈奈子タオルよりも毛羽立ちが少ないインナーは、小さくカットしてウエスにすると、ボロボロになりにくく感じます。ただ、細かな繊維はあるので、鏡やガラスを掃除するのにはおすすめできません。また、インナーは化学繊維でできた素材が多いと思いますが、吸水にはすぐれない印象です。鍋の吹きこぼしなど水分を吸って欲しいときは、不要になった綿素材のもので拭き取るのがおすすめです。来年の冬にワクワクするインナーだけをクローゼットへまた使うかわからないという曖昧な気持ちでクローゼットにしまっても、来年の冬がきたときに同じことを思うのは想定できるはず。クローゼットにしまうものは、手に取ったときにワクワクするようなアイテムだけを厳選したいものです。ぜひ今回の記事を参考に、「気がついたら増えていた」となりがちなインナーの整理をはじめてみてはいかがでしょうか。筆者情報桐生奈奈子ファッションやライフスタイルジャンルを執筆するフリーライター。プチプラファッションの人気アイテムを記事化することでWEB記事の影響力を体感。流行がめまぐるしく変わる早さに寂しさを感じ、価格を問わず長く愛用できるものについて発信できるようになりたいと模索中。パンとコーヒーが大好き。Instagram @ happynanako0111文/桐生奈奈子
2024年02月10日家がなかなか片付かないとき、美容関係のグッズが家の中の相当なスペースを占めてしまっていることがあります。そこで今回は時短美容家の並木まきが、片付かない人の家に必ずある!と言っても過言ではないアイテムをご紹介します。1:ショッパーコスメショップで買い物をしたときに付属するショッパー(紙袋)は、コスメ好きほど手元に残りやすいグッズのひとつと言えます。オンラインの公式ショップで買い物をしても未使用のショッパーが付いてくることがあり、未使用のまま処分するのはもったいないからとそのまま取っておくパターンも多いはず。しかしショッパーを使うシチュエーションは、ありそうでなかなか訪れないもの。少量ならともかくとして、気づけば大量のショッパーが収納スペースを占拠していた…となると、あっという間に片付かない原因になるでしょう。「保管しておくショッパーはこの量だけ」と自分であらかじめルールを設けておくと、ショッパーが増えすぎることもありませんね。2:ギフトボックスや空き箱ギフト包装をしてもらったボックスや、コスメそのものの空き箱も、片付かない家に置いてあることが多いグッズと言えます。スタイリッシュでかわいいデザインのものが多いので、何かに使うかもしれないと思うと捨てたくなくなりますよね。しかし空き箱は、空箱のままにしても中に何かをしまったとしても、数が多くなるほど相当な収納スペースが必要になります。「いつか使うかも」と取っておくと、際限なく増え続けてしまいがち。用途を決めて使ったものからどんどん処分していくようにすると、増えすぎずに有効活用しやすいでしょう。3:新製品パンフレットお気に入りブランドでもらう新製品のパンフレットは、ため息が出るほど美しい装丁のものもあるだけに、処分するのはためらってしまいます。そのときにしか手に入らないものでもあるので、コレクター魂に火がついてしまい、何年分や何十年分と取っておきたくなる人もいるでしょう。けれど、実際に見返す機会はなかなかないもの。また、集めれば集めるほど収納スペースを必要とするグッズなので、よほど収納に余裕がなければ片付かない原因になりがちです。どうしてもすぐに処分したくない場合には、「よほど気に入っているものや、最新のものを何年分だけ残す」といったルールを設けて保管するとスッキリしますよ。4:紙やプラスティック製のポイントカードあまり行かないブランドの紙・プラスティック製のポイントカードを持ち続けているのも、片付かない人ほどやりがちなパターンです。最近ではデジタルのポイントカードに移行しているブランドも少なくないなか、過去にアナログなポイントカードを受け取ったまま使う機会がなく、財布や引き出しに入れっぱなしになっていませんか?長期にわたって使用していない場合は、すでに有効期限が切れている可能性も。カード類は定期的に見直しをしてスッキリさせましょう。5:サンプルコスメのサンプルは、旅行や出張の際に大活躍しますが、たくさん溜めすぎると片付かない原因になりかねません。一つずつは小さなパウチやボトルでも、数が多くなればかなりのスペースを取りますよね。しかも長期間にわたって保管しておいたサンプルは品質の低下も気になるので、もらったら早めに使うほうが安心です。いつか使うかも、あれば便利かもと思って取っておきたくなるものではありますが、具体的に使用するシチュエーションが定まっていないなら、デイリーケアでどんどん使い切っていったほうが家は片付きます。大のコスメマニアというわけではなくても、いつの間にか家の収納を圧迫している美容関連グッズは意外と多いもの。一つひとつが小さなものだったとしても、数が多ければそれだけ収納スペースを必要とします。まずは今必要なものを見定めて、使うシーンが思い浮かばないものは潔く処分したほうが、部屋も心もスッキリしますよ。©bogdanvija/Adobe Stock ©chihana/Adobe Stock ©M-Production/Adobe Stock文/並木まき
2024年01月31日雑貨や食器、収納グッズなど何でも揃う100円ショップ。新商品でも手軽に試しやすい価格なので、お店に行くたびについ買いすぎてしまう方もいるのではないでしょうか?筆者も昔から大好きな100均ですが、今考えると「買わなきゃよかった」「100均じゃないほうがコスパがよかったかも」と感じるものも…。今回は、整理収納アドバイザーである筆者が「100均で買わなくなったもの」をご紹介します。100均で買わなくなったもの3つ台所用スポンジ©木村孝子以前は、100円ショップで売っている5個入りのネットスポンジを使っていました。「消耗品はとにかく安いものを選ぶべき」と考えていたからです。しかし、あるときスポンジのストックがなく、急いで近所のドラッグストアに駆け込み1個200円ほどのスポンジを購入。使ってみると、今まで使っていた100円ショップのスポンジより泡立ちがよいと感じました。そして、それまで使っていたネットスポンジは2週間ほどでへたってしまうのに比べて、200円のスポンジは1か月経ってもよい状態をキープ。200円のスポンジをきっかけに「消耗品は値段に応じて、使いやすさや消耗具合が変わる」「値段より価値でものを選ぶべき」という考えに変わりました。現在は『無印良品』の「ウレタンフォーム三層スポンジ」をリピート中。暮らし上手さんにも愛用者が多いようで、SNSでもよく紹介されています。泡立ちと水切れのよさで使い勝手のよいスポンジですよ。【商品情報】無印良品「ウレタンフォーム三層スポンジ」サイズ:6cm×12cm×3.5cm価格:¥150食品の保存容器©木村孝子残ったおかずやごはんなどを冷蔵庫で保管するのに使う保存容器。主婦になりたての頃の筆者はこだわりがなかったため、パートナーが使っていた100均のプラスチック製の保存容器を使っていました。しかし、使い続けるなかでプチストレスが続出。溝に水が溜まって乾きづらい食品のニオイが残るカレーなどの色がうつるお悩みを解消するために購入したのが『iwaki』の「パック&レンジ」シリーズでした。本体は耐熱ガラスでできていて、冷凍やレンジで使用可能。食品のニオイや色うつりがなく、清潔に保てます。「パック&レンジ」シリーズにはたくさんのサイズとカラーがあります。筆者はサイズ違いで3種類が2個ずつ入ったセットを購入し、かれこれ5年以上愛用中です。【商品情報】iwaki「パック&レンジグリーン」価格:¥880(200ml)、¥1,100(450ml)、¥1,430(800ml)※他にもサイズ違いの商品あり洗濯ネット©木村孝子100均の洗濯ネットは、かわいいデザインや用途別でたくさんの種類があり、筆者も最近まで使っていました。しかし、ファスナーがすぐに壊れたり、洗濯中に中身が出てきてしまったりして、買ってから後悔したことも一度ではありません。そこで、試しに『無印良品』の「ポリエステル両面使える洗濯ネット(丸型/大)」を使ってみると、100均のもので感じていた不満は一切なくなりました。両面使えるうれしいリバーシブル仕様で、忙しい家事時間もストレスフリー。丈夫なつくりで、今のところ壊れる気配もありません。【商品情報】無印良品「ポリエステル両面使える洗濯ネット(丸型/大)」サイズ:約52cm×35cm×35cm価格:¥490もう後悔したくない…片付けのプロが100均で購入する注意点片付けのプロとなった今だからわかる、「100均商品を買うときに注意すべきポイント」を3点ご紹介します。消耗品は多少使い勝手が悪くても使い切れるか家事で使う「道具」を選ぶならかなり慎重に収納グッズは事前の「採寸」と「シミュレーション」がマスト片付けのプロとしては、無駄なものを増やしたくない思いが強いため、100均であっても慎重に選びたいところです。最近100均で購入するものといえば、あまりこだわりのないメモ帳やポリ袋などの消耗品が中心になりました。キッチンや掃除で使う「道具」自体がイマイチだと、家事自体がストレスになってしまいますよね。自分のライフスタイルに合っているかを見極めて、購入するか決めましょう。便利そうな収納グッズも、衝動買いは失敗の元。置き場所と中に入れるものを事前に決めてから購入したいですね。かくいう筆者も、100均商品の購入で失敗を繰り返してきた一人。失敗から学ぶこともたくさんありました。プロの注意点を参考にしつつ、トライ&エラーを繰り返しながら、ぜひお買いものを楽しんでくださいね。【参考】『無印良品』『iwaki』公式サイト©ponta1414/Adobe Stock筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年01月16日私は物を捨てるのが大の苦手。生まれてから40年以上、生粋の「片付けぎらい」です。結婚してからこれまでに計3回の引っ越しを経験しましたが、毎回、荷造りと片付けがストレスとなり、ひどい引っ越しブルーに。そんな私が本気で片付けについて考えたのは、母が亡くなったことがきっかけでした。げんなりするほど多い母の持ち物数年前、母が小脳梗塞(しょうのうこうそく)で倒れ、意識が戻らないまま病院で亡くなりました。四十九日を終えようやくひと息ついたころ、初めて「そろそろ荷物の整理をしなくては」と父と話しました。母は、ミニマリストとは対極にあるような生き方をしてきた人。新しい物好きで買い物好き。私も幼いころから常にさまざまな物に囲まれ、まるで物に守られるように育ってきたせいか、その環境が妙に落ち着きます。しかし、いざ「遺品整理」という目線で母の持ち物を見てみると、物の多さに改めてがく然としました。何か1つのカテゴリーに偏って物が多いというのではなく、服・かばん・靴・キッチングッズ・手芸道具・本などあらゆる物が多いのです。引き出しや扉を開くたびにげんなりする状態でした。「これはかなり時間がかかりそうだ」と覚悟しましたが、実家は自宅から在来線と新幹線を利用して片道4時間ほどかかるところ。片付けのためだけに頻繁に帰省することはできません。しばらくは正月や夏休みに帰省するたび遺品整理をすることになりそうだなと思いました。遺品整理を通して感じたこと実家には年に2回ほど帰省しており、1回につき4~5泊ほど滞在しています。しかし、子どもたちも一緒に帰省するので、滞在中ずっと片付けをしているわけにもいきません。集中して効率よく片付けられれば良いのですが、そもそも物を捨てるのが苦手な私。扱いやすいカテゴリーからと思って手を付けても、ちょっと進めては悩み、ちょっと進めては思い出にふけりと、なかなか進みません。さらに追い打ちをかけるように「寂しいからあまり捨てないでくれ」と父からのひと言。こちらは善意で片付けているのに! とつい喧嘩腰に。でも、帰省するたび母のたんすの引き出しに、新しい防虫剤が追加されているのは知っていました。父が入れていたのです。普段はひとりで暮らしている家から、母の存在を感じる物が急になくなってしまったら本当に寂しいのかもしれないと、また作業のスピードが遅くなりました。結果、現在も母の荷物は完全には片付いていません。この出来事を通じて私は周囲の人のためにも、自分の持ち物は自分が元気なうちにしっかり整理しておかなくては!と強く感じたのです。自分と家族のための片付け相変わらず片付けは得意ではないけれど、母が亡くなって遺品整理を経験した今、“自分と家族のため”を意識して少しずつ片付けに取り組むようにしています。物を捨てるのに迷ったときには、インテリアコーディネーターの友人の「片付けとは、自分の決めた生き方に必要な物かどうかを見極める作業。結果的に物がたくさん残っても、今の自分が快適な生活を送るのに必要であればすぐに捨てる必要はない」という言葉を思い出すようにしています。その考え方によって私にも少しばかりの心の余裕が生まれ、「今は必要だ」と感じるものを残す勇気と、「あまり必要でない」と感じるものを捨てる勇気が持てました。まだまだ片付けは苦手ではあるけれど、少しずつコツコツと進めていきたいと思います。それが、いつか来るお別れの際に、「大切な人の物を捨てなくてはならない悲しみ」や「整理の大変さ」を自分の大切な人たちに味わわせないで済むことにもつながっていくのかなと思うのです。まとめ数カ月前、“願わくば最後”となる引っ越しを終えました。4人家族の荷造りをするのは想像以上にストレスで、引っ越しが終わっても1カ月以上、必要最低限の段ボールしか開封していない状態に陥るほどでした。ただ今回の引っ越しは、常に母の遺品整理のことが念頭にあり、荷物を大量に処分する良い機会になりました。まだまだ荷物が多すぎるわが家ですし、子どもたちはこれからも物を増やし続けるのだろうと思います。でも、家族のライフステージの変化に合わせ、家族も巻き込みながらコツコツと片付けを続けていこうと思う今日このごろです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/山口がたこ著者/わくい(42歳)「人生やっぱわくわくしなくちゃ」をモットーに、漁港のある小さな港町で、子どもたちと全力で遊ぶ日々。
2024年01月14日「終活」というと、シニア層がやることで、30代や40代の方にはまだ早いと考えていませんか? しかし、もしものことは誰にも予想ができません。仮に今、自分にもしものことがあったら…。身の回りのモノが整理されていれば、遺された大切な人たちの負担を軽くできる、立派な「終活」ではないでしょうか。今回は整理収納アドバイザーである筆者が、30代からはじめる終活のポイントや、モノを整理するコツをご紹介します。30代の終活は身の回りの整理から終活といっても、葬儀やお墓の検討やエンディングノートの作成ばかりではありません。30代は身の回りを整理することからはじめるのがいいでしょう。大切な人たちの負担を少しでも軽減するためにも、終活として身の回りのモノを見直して整理していくことをおすすめします。今の自分に大事なモノを選びとるモノを整理するときに意識したいのは、「今の自分にとって大切にしたいモノを選びとる」ということです。手放すことを前提とするのではなく、大切なモノやお気に入りを残すように考えると、片付けが苦手な人も気持ちがラクになるのではないでしょうか。今の自分にフォーカスすれば、以前は使っていたけど今は使っていないモノや、なんとなく持っていたモノが不要と判断できるようになります。お気に入りや大切なモノに囲まれて生活すると気分よく暮らせそうですね。さらに大事なモノだけに整理された状態なら、結果的に遺された人の負担を減らすことにつながるはずです。管理できる量にスリム化する増えがちなモノは種類ごとにまとめる書類衣類食品や日用品ストック本や雑誌これらはいつのまにか増えがちなモノですが、ひとまとめにして収納するだけでも、管理しやすくなります。特に各種契約に関する書類は、わかりやすく誰が見てもわかるように収納しておけば、遺族も解約手続きがスムーズになるでしょう。©木村孝子書類の収納方法はたくさんありますが、今回はコスパよく簡単にできる方法をご紹介します。用意するモノは、クリアファイル・インデックスシール・ファイルボックスのみ。すべて100円ショップで購入可能です。©木村孝子同じ種類の書類をクリアファイルに入れ、インデックスシールに何の書類かわかるように書くだけ。ファイルボックスに入れるときは、必ず左側から入れるようにしましょう。古い書類が右側に集まるので、書類が増えてまた整理するときに便利です。口座やクレカは必要最低限にする現在使っていない金融機関の口座やクレジットカードについても、必要なモノだけを残して整理しましょう。退職した会社で指定された給与用の口座や、以前よく行っていた商業施設で作ったクレジットカードなど、今使っていないモノがあれば解約してください。SNSやサブスクも忘れずにとりあえず登録してみたSNSや、利用頻度の少ないサブスクリプションサービスも、忘れずに整理しておきましょう。特にサブスクリプションは、亡くなったあとも料金を請求し続けられる恐れがあるため、よく使うサービスだけを残すようにしたいですね。誰にも見られたくないモノはなるべく処分仲の良い家族やパートナー、友人であっても、見られたくないモノは誰でもあるのではないでしょうか。日記や手紙、写真など、人に見られると恥ずかしいけど、思い入れがあって手放せないモノもあるかもしれませんね。終活として整理をするのであれば、なるべく早めに処分しておきたいところ。亡くなったあとは言い訳できないので、見られてもよいモノだけ残しましょう。まとめ30代で死を意識して終活をはじめることは、これからの生活を快適にすることにもなると筆者は感じています。今回紹介したことを面倒に感じるのなら、「今自分がいなくなったら」と想像してみませんか。できるところからでいいので、少しずつ身の回りを整えてみてくださいね。©Pormezz/Adobe Stock©Syda Productions/Adobe Stock筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2024年01月07日新しい年を迎えましたが、そろそろ通常モードに戻る人も多いこの時期。今年も毎月気持ちよく過ごすために、年間の家事スケジュールを立ててみるのがおすすめです!季節に合わせて、やり忘れやすい掃除や時間がかかる家事をいつするか事前に決めておくと、効率よく家事を進められますよ。今回は整理収納アドバイザーである筆者の実例と、年間家事計画の立て方をご紹介します。年間の家事スケジュールを組んでみる寒い時期の大掃除はとても大変だった…後でやろうと思っていた掃除、以前やったのはいつだったっけ?いざ掃除をしようと思っても、どこから始めていいか分からない…と思ったことはありませんか?年末の大掃除が大変だったり、家事がなかなかスムーズにできないと感じる場面もあると思います。忙しいと感じるときほど、事前に家事のタイミングを決めておくことが重要。計画を立てておくと、以下のようなメリットがあります。寒い時期の大掃除の負担を減らせる©のぞみ年末に換気扇掃除やお風呂掃除などの大掃除を行うと、水が冷たくて体力的にも辛いですよね。また、油汚れの掃除は、水が冷たい時期ではなく、気温が高くて水が温かい時期に行う方が、汚れを落としやすくて負担も少なくなります。家事の優先順位を決められる週末や時間のあるときに家事をやろうと思っていても、「どこをやろうとしていたっけ」「どれくらい時間がかかるかな……」と迷うことはありませんか?結局他のことを優先してしまって、予定していた家事をできないことが続くと、きれいな状態をキープすることが難しくなってしまいます。やるべき家事を事前にスケジュールに組み込んでおくと、優先順位の高いものや、かかる時間を考慮しながら効率的に進められますよ。年間計画を立てるポイント年間の家事計画を上手に立てるには、以下の2つが大切なポイントです。余白のある計画を立てる©のぞみ平日は忙しくて週末にまとめて家事をしようと思っていても、なかなか実行できなかったという経験はありませんか?仕事が入ったり外出したり、子どもの学校行事があったりと、休日に時間をとって家事ができない場合もあるでしょう。予定が詰まっていることが事前にわかる月は、あらかじめ家事を少なめにしておくとよいでしょう。自分と家族の予定に合わせて余白を持ったスケジュールを考えておくと、無理なく実行しやすくなります。家事の感想や来年へのメモを残しておく計画していた家事ができたらチェックを入れて、どれくらい時間がかかったか、掃除ならどんな洗剤を使ったかなどをメモしておきましょう。来年の自分への申し送り事項としてとても参考になり、来年の計画を立てる際にも役立ちますよ。毎月の家事スケジュールの例ここからは、筆者の2024年家事計画の例をご紹介します。子どもの受験や進学で忙しくなる1~4月と、慌ただしくなりやすい12月は家事負担を減らし、「予備の月」としました。忙しい月は家事を少なくして、無理のない計画を立てておくことが大切です。ワックスがけやカーテンの洗濯など、1年のうち数回しかしない頻度が低い家事もしっかりと計画に入れておくと、お手入れを忘れずに行えますよ。1月書類整理取説や保証書の整理、デジタルでの保存に変更することを検討します。2月薬箱の点検体調を崩さないよう、健康管理に気を付けます。3月文房具や子ども部屋の片づけ新年度の前に、1年間のプリントや学用品の整理をします。©のぞみ4月玄関掃除花粉が気になる季節なので、玄関周りをこまめに掃除します。5月衣替え、クローゼット整理春夏ものを出し、コートをクリーニングに出して、クローゼット内を整理します。冬物家電や寝具の片づけ暖房器具をきれいにしたり、冬物の寝具を洗濯します。カーテンの洗濯、通気口フィルターの交換花粉の時期が終わるころにカーテンを洗濯して、通気口フィルターの交換をします。6月洗面所、洗濯機周りカビが発生しやすい梅雨は、水回りの掃除を重点的に行います。エアコン掃除夏の使用前にフィルター掃除をしておきます。7月お風呂場のカビ対策筆者宅では6月に浴室乾燥をよく使うため、梅雨が終わった後に湿気対策をしてカビ取り掃除をしています。8月キッチン、換気扇掃除換気扇掃除は、気温が高くて油汚れがゆるみやすい夏場がおすすめです。防災グッズの点検防災の日を前に、防災グッズや食品の賞味期限の点検を行います。9月ベランダ、網戸掃除台風の時期が過ぎた後に、汚れたベランダや網戸をきれいにします。衣替え、クローゼット整理冬物への衣替えや、不要な洋服の処分を検討します。©のぞみ10月食器やカトラリーの整理食欲の秋に合わせて、食器の整理や割れているもの、欠けているものを処分します。カーテンや布団、大物の洗濯秋晴れの天気が良い日に、カーテンやソファなど大物の洗濯をします。11月暖房器具の準備、エアコン掃除寒くなる前に暖房器具の点検をしたり、エアコン内部のカビが気になるようなら、プロのクリーニングへ掃除を依頼する予定です。フローリングのワックスがけ天気が良く乾燥した日にワックスがけをします。12月消耗品の買い替えタオル類を一気に買い替えます。冷蔵庫の整理気温が低い時期は、冷蔵庫の中身を全部出して一気に掃除するタイミングにぴったり。年末年始にたくさんの食材をいれる前に、すっきりしておきましょう。こちらは筆者宅の一例ですので、ご家庭の予定や旅行など事前に分かっていることを考慮しながら、負担の偏りがないように計画を立ててみてください。今年一年の家事の流れが見通せると、「いつかやらなきゃ」と家事に追われることも少なくなり、気持ちもとてもラクになります。ぜひご参考にしてみてくださいね。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2024年01月04日12月も中旬が過ぎ、新年に向けて大掃除を少しずつ始めている方や、年末にまとめてキレイにしようと計画をしている方も多いでしょう。今回は整理収納アドバイザー、クリンネスト1級のお掃除のプロである筆者が、今年買ってよかったお掃除グッズ2つと、買い替えて便利になったもの2つを厳選してご紹介します!買ってよかったお掃除グッズ2つシートたわしのぞみシンクが水あかで白っぽくなったりくすんだり、なんだかいつも水回りがすっきりしないなと感じていませんか?クレンザーで時間をかけて磨くのは面倒ですが、普段から簡単にキレイにできたらいいなと思い、筆者はシート状のたわしを購入しました。一見キッチンペーパーのように見えますが、表面がザラザラしていてやや固めの肌触りです。大きさはちょうど手を広げたくらいのサイズ。ポリプロピレン製なので力を入れてこすっても簡単に破れたりせず、何度も洗って繰り返し使えます。のぞみ筆者が使用している『サクラク』の「シートたわし」は研磨剤を含まないため、ガラスコップにも使用可能とのこと。食器洗いのついでに台所洗剤をシートたわしにつけてシンク内をこすると、クレンザーを使用しなくても白っぽいくすみがとれやすいですよ。スポンジだと隙間に油や汚れが入り込んで取りにくいこともありますが、シートたわしなら汚れが染み込みにくく衛生的で愛用しています。油っぽい料理の後の食器洗いではスポンジ代わりとしても使えるほか、洗面所や浴室周りの水あか対策にも便利。汚れが落ちにくくなったときは、気軽に新しいものに交換できます。マイクロファイバークロスのぞみ汚れが落ちにくくなったら、使い捨てできる「マイクロファイバークロス」がおすすめ。今年購入して、とても便利だと感じました。繊維の断面が細かいので吸収性が良く、タオル地の雑巾よりも軽い力で汚れを拭き取れます。筆者は『ニトリ』で購入したものを愛用中。薄手の生地なのでティッシュのように取り出せて、手洗い後も乾きやすいですよ。リビングキッチン洗面所浴室玄関ベランダといった流れで使い切り、そのままポイっと捨てれば、一日であちこちが一気にキレイになります。拭き掃除の雑巾洗いが面倒で掃除頻度も少なくなりがちな方に、ぜひ使ってみてほしいです!買い替えて便利になったもの2つ洗剤自動投入の洗濯機のぞみ洗濯機から時々異音が聞こえるようになり、そろそろ寿命かもしれないと感じたため、新しい洗濯機に買い替えました。洗剤自動投入タイプの洗濯機を選び、洗剤の入れ忘れがなくなる洗剤を近くに置いておくスペースが不要になる洗濯物の量と洗剤のバランスを気にしなくてよい家族も迷いなく洗濯できるなど色々なメリットを実感しました。のぞみ洗剤がこぼれてベタベタになることもありません。洗剤の適量に毎回悩まない仕組みは、小さなことですが毎日の積み重ねで朝家事がぐんとラクになりました。ステンレス製の排水トラップのぞみヌメリやニオイが気になりやすいキッチンの排水口。ゴミ受けの奥にある排水トラップは、入居してからずっと備え付けのプラスチック製のものを使っていました。プラスチック製はニオイやヌメリ、着色汚れが落ちにくいのが難点。漂白剤でこまめに掃除していましたが、長年の着色汚れが落ちにくくなったため悩んでいました。のぞみステンレス製の排水トラップがあることを知って早速購入してみると、ステンレスのつるんとした表面にはヌメリが付きにくく、ニオイ移りもないと感じました!ゴム手袋をした手で毎日軽くこすり洗いする程度で、キレイな状態をキープできています。排水口のゴミ受けをステンレスタイプに替えている方は多いかもしれませんが、排水トラップもぜひステンレスのものに替えることをおすすめします。筆者も、もっと早く買い替えればよかったです!まとめ年末の大掃除は、今までたまった頑固な汚れを一掃するチャンス!ただ、スポンジや雑巾を繰り返し洗いながら掃除するのはとても大変ですよね。濡れても乾きやすく、汚れたらしっかり使い切って気持ちよく捨てられる掃除道具を選ぶと、大掃除のハードルが下がりますよ。今回ご紹介したアイテムなどを活用して、より手軽に年末の大掃除に取り組んでみてくださいね。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年12月24日清々しい気持ちで新年を迎えるため、年内に大掃除や整理整頓に取りかかる家庭は多いと思います。しかし、年末は何かと慌ただしく、「細かい収納までは手が回らなかった…」という人も多いかもしれません。特にからまったコード類をまとめる作業は面倒に思いますよね。先日、かさばりがちなコード類がすっきりとまとまる便利な商品を『無印良品』で見つけました。それは、『ミシン目入り結束テープ』。価格は税込み190円です。色はホワイトグレー、ダークグレー、オレンジの3色展開です。筆者はオレンジを購入しました。このテープは、5mmピッチごとにミシン目が入っていて、手で切れます。手で切る際は、ミシン目でしっかり折り目を付けると切りやすいですよ。少し力を入れる必要があったため、手で切るのが難しい人はハサミを使用するとよいかもしれません。実際に『ミシン目入り結束テープ』を使用し、コード類をまとめてみましょう。写真の通り、かなりごちゃごちゃの状態です…。かさばっていたコード類が、『ミシン目入り結束テープ』でとてもすっきりました!マジックテープになっているので、取り外して繰り返し使えるのもポイント。価格も安く、かなりコスパのよい商品です。しっかりと整理整頓をして、気持ちよく年越しをしたいもの。コード類の収納に困っている人は、ぜひ試してみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年12月19日株式会社TSUMUGIは、新サービス「片付け侍」を2023年12月12日にオープンしました。引っ越し、遺品整理や生前整理、ゴミ屋敷片付け等に伴う、不用品回収や粗大ゴミの処分、不用品の買取など、片付けに関するすべてのサービスを全国エリアで行ってまいります。「片付け侍」について当社では創業以来、ゴミ屋敷片付けから汚部屋清掃、遺品整理、不用品回収、買取など様々なお助けサービスを展開しており、自分自身ではできない不便を電話1本で解決してまいりました。特にご年配の方は、身体の調子が悪く生活に支障をきたすことや、不便さを感じる場面は多々あります。「片付け侍」は、代表自身が、亡き祖母に恩返しができなかったことを悔やんだのがきっかけで実現されたサービスです。今後も多くの人々に便利と安心をお届けしいたします。【サービス概要】サービス名: 片付け侍営業時間: 9:00~19:00 年中無休内容: ゴミ屋敷片付け・不用品回収・遺品整理・生前整理・粗大ゴミ回収・汚部屋の片づけ・不用品の買取など対応エリア: 47都道府県・日本全国に対応【お助けご希望の方はこちらから】フリーダイヤル: 0120-361-090(9:00~19:00)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2023年12月13日年末が近づき、「そろそろ大掃除の計画を立てなくちゃ…」と思っている人は多いはず。今回は20代~30代の女性が集まるanan Beauty+ clubのメンバー約100人に、大掃除の反省点や掃除のコツを聞いてみました。掃除のプロが実践する予防掃除のテクニックも紹介するので、きれいなお部屋で年末を迎えたい人はチェックしてみてください。「大掃除の反省点」はありますか?anan Beauty+ clubのメンバーに「大掃除」についてアンケートを実施。女性たちに「大掃除で反省したことはあるか」を聞きました。※anan Beauty+ club…美容・健康・エコ好きな女性たち約100名が集まるanan Beauty+の読者組織。もっと早く始めればよかった「いまいちやる気が起きず、とりあえず目に見える範囲をちょこっと頑張った程度。11月くらいからコツコツ始めればよかったなと毎年後悔しています」(32歳・会社員)「年末は仕事が多かったこともあり、窓拭きなどが間に合わなかったこと」(25歳・会社員)12月は何かと忙しい時期。気づけば年末で焦った方も多いのではないでしょうか。毎年のように「来年は早くから大掃除を始める」と目標を立てている方、少なくないはず!中途半端になってしまった「まだ物が多くて、掃除する余地あり」(35歳・会社員)「やり残しが気になる…」(32歳・会社員)掃除を始めるとあれもこれもと気になりだし、すべてに手をつけることができないまま新年を迎えた人も。やはり思っているよりも少し早めに始めたほうがいいのかもしれません。こまめに掃除しておけばよかった…「換気扇はこまめに掃除すべきと反省」(35歳・自営業)「お風呂の排水溝を徹底的に掃除したらすごく大変でした。毎日ちゃんと掃除しておけばよかった」(29歳・会社員)汚れは日々の積み重ね。日頃から掃除をしていれば、大掃除で苦労することもないわけです。大掃除に頼り切らず、毎日コツコツ掃除しておけばよかったという声もありました。※ 文・比嘉桃子※ 2022年1月27日配信女性約100人調査! 掃除の手間が減る簡単なコツanan Beauty+ clubのメンバーに、日常の掃除で心がけていることや、プチ大掃除をするポイントを聞いてみました。Q.大掃除の手間を省くためや、汚れが最小限にすむように工夫していることを教えてください!コツコツ掃除をして汚れをためない「毎日少しずつ簡単な掃除をするようにしています」(30歳・会社員)「こまめに掃除や片付けをしておく」(32歳・会社員)「とにかく手に届くところにお掃除グッズをインテリアのように置いて、気が向いたらやるようにしている!」(25歳・会社員)「週に1回水回りを掃除する。月に1回排水口は泡で掃除できる洗剤を使っている」(30歳・会社員)「お風呂の排水口の蓋を開けておきます」(35歳・専門職)捨てられるフィルターやシートを活用!「換気扇やレンジフードにはフィルターをつけています。一気に大掃除すると大変なので、なるべく気づいた時に掃除するようにしている」(35歳・会社員)「レンジフードには必ずフィルターを、お風呂場やトイレの換気扇には不織布フィルターをつけています」(29歳・主婦)「換気扇にフィルターをつける」(33歳・会社員)「クローゼットの床にシートを拭いて、そのままシートを捨てる」(34歳・会社員)マスキングテープで汚れをカバー「巾木の上にはすべてマステを貼っています。トイレはトイレの隙間フィルム、排気口はフィルターをつけ、キッチンのコンロ周りも色を合わせてマステ、コンロカバーももちろん使っています。さらに家の水栓は全部自動水栓にして、全部オートディスペンサーです。また、キッチンの収納は滑り止めも兼ねてマットを引いてから食器を置き、棚とか掃除が大変なものは極力減らしてます」(35歳・専門職)「巾木や浴室にマスキングテープを貼る」(32歳・会社員)アウトソーシング「手間を省くと言って良いかわかりませんが、ハウスクリーニングを頼みます」(34歳・会社員)物をあまり置かない「マットやペーパーホルダーなど、トイレには何も置かない」(33歳・主婦)巾木(はばぎ)とは、壁と床の境目に取り付ける部材のことです。交換するだけでキレイになる、フィルターやシート、マスキングテープを活用している人が多いことがわかりました。その他、毎日コツコツ掃除をしておくことで汚れをこびりつかせないのが、掃除を楽にするポイントのようです。日常の掃除機がけが苦手な筆者は、お掃除ロボットに一任。お掃除ロボットが働きやすいように、マット類は一切置かず、足の高いソファやテレビ台を購入し直しました。そのおかげで、時々フローリングワイパーをする程度と簡単です。そもそも汚れが溜まりやすいものを置かない、または一度アウトソーシングでキレイにするのも良さそうですね。Q.定期的にルーティンとしているプチ大掃除はありますか?定期的なカビキラー「お風呂は2か月に1回、カビ予防の煙が出るカビキラーをする」(30歳・会社員)「トイレ、お風呂は、週1回以上はカビキラーなど特殊な洗剤を使う」(34歳・会社員)「浴槽、浴槽周りは週1でカビキラー」(34歳・専門職)水回りはこまめに掃除「キッチンや洗面台などの水回りは気になった時に時間をかけて磨く」(34歳・会社員)「お風呂あがりにスクイーパーをしている」(32歳・その他)「お風呂とキッチンの排水口の掃除は、月1以上やっています」(32歳・会社員)トイレの汚れをためない「トイレはトイレスタンプが無くなりそうになったら掃除をし、1か月に1回は大掃除をします」(30歳・会社員)「定期的な掃除とは別に、1〜2か月に1度程度、トイレの床や壁をウタマロで磨き上げたり、お風呂の床のオキシ漬けや、窓のサッシ掃除などを行っている」(35歳・会社員)「トイレは週1~10日に1回程度でがっつりと掃除をし、お風呂は毎日拭きあげているので、大掃除の必要なし」(35歳・専門職)キッチン周りもこまめに「汚れがたまらないうちに掃除する派です。ガスコンロ周りは週1くらいでピカピカにします」(29歳・主婦)「コンロは2、3日に1回軽く掃除をするようにしています」(30歳・会社員)カビや汚れがたまりやすい、お風呂、トイレ、キッチンなどの水回りをこまめに掃除している人が多いことがわかりました。その他、「天井もウェットシートで拭く」(34歳・会社員)、「玄関のたたきを水拭きする」(33歳・会社員)、「半年に1回は巾木の上のほこりをすべて取って、拭き掃除もします」(35歳・専門職)という人も。※ 文・三谷真美※ 2022年11月14日配信プロがやっている「予防掃除のテクニック」掃除が苦手な人こそ事前に汚れを防ぐ「予防掃除」を取り入れると、年末の大掃除がグッとラクになりますよ。今回は整理収納アドバイザーの筆者が、汚れやすいところを中心に、少ない手間で簡単に取り入れられる“予防掃除のコツ”をご紹介します。1.レンジフード・冷蔵庫の上にラップをかけておくキッチン周りは意外と遠くまで油汚れが飛んでしまうスポット。ホコリと油汚れが絡まってたまるとベタベタ汚れになってしまい、掃除がとても面倒に。そこでレンジフードと冷蔵庫の上は、アルコールで拭き掃除してからラップを敷いて、汚れの付着を防いでおきましょう。なかなか手が届きにくいところだからこそ、汚れたラップを取り換えるだけにしておくと、こまめに掃除する必要がなくなりラクになりますよ。2.調味料の下にキッチンペーパーを敷く盛れた液体が固まって頑固な汚れになりやすい調味料入れ。そこで冷蔵庫内やキッチンの引き出しなどに置いている液体調味料の下には、キッチンペーパーを敷いておきましょう。液漏れや油が垂れても、ペーパーを敷いておけば安心!汚れたらこまめに取り換えるだけで、簡単に汚れを予防できます。3.キッチン周りのコーキングにマスキングテープを貼るコンロ周りのコーキングには、『ダイソー』の「カビ予防マスキングテープ」が便利!油ハネやホコリが溜まりがちな隅っこは、一度汚れがつくと拭き取りにくくなってしまうことも。汚れが付着する前にマスキングテープで防いでおくと、テープを外すだけで汚れを一気に取り除けます。ただ、テープを貼ったままにするとベタついて取れにくくなることがあるので、2~3か月おきに張り替えるようにしましょう。4.脱衣所とトイレの換気扇にフィルターを貼る脱衣所やトイレは衣類の脱ぎ着をするので、意外にホコリが多い場所。換気扇はいつのまにかホコリが溜まりやすく、気づくと分厚いホコリや汚れがぎっしり!なんてこともありますよね。そこで事前にフィルターを貼って、1か月に一度張り替えることでホコリ汚れを予防しましょう。ホコリが溜まりすぎると換気が悪くなってしまうので、毎月1日に取り換えるなど交換する日を決めておくと忘れないですよ。5.お風呂場の排水溝・洗濯機の蓋は開けておくお風呂場や洗濯機は毎日濡れる場所。濡れた状態で蓋をしたままにしておくと、すぐにヌメリやカビが出てきてしまいます。なので、筆者は洗濯機の蓋は、使用したあと内側にアルコールスプレーをかけてから、蓋を開けっ放しにしています。洗濯前の脱いだ衣類は、洗濯かご代わりに洗濯槽へ入れない方が良いでしょう。また、お風呂場の排水溝も、毎日髪の毛を取り除き、蓋を開けておくのがベター。シンプルで簡単な習慣ですが、するとしないとでは掃除のときに大きな差が出てきますよ。※ 文・のぞみ※ 2021年11月3日配信日々のプチ掃除で大掃除の手間を減らそう!掃除を後回しにしていると、大掃除がどんどん辛くなることも……。日々のプチ掃除や予防掃除のテクニックを取り入れれば、大掃除の手間をグッと減らせますよ。anan Beauty+ clubメンバーや掃除のプロが実践する「掃除のコツ」を参考にしてみてくださいね。©Carlina Teteris/bloodstone/gettyimages ©ImageFlow/Adobe Stock文・比嘉桃子、三谷真美、のぞみ 再編集・Natsu
2023年12月02日部屋を片付けたつもりが、なぜかまたすぐに散らかってしまう…と悩んでいませんか?物が散乱していて思うように掃除ができない状況であっても、年末までには家のなかを整えて、新しい年を迎えたいですよね。今回は整理収納アドバイザーである筆者が、「部屋が汚い人の意外な共通点」を3つご紹介します。1.家で鍵をなくしがち家のなかで鍵が行方不明になってしまうのは、”物の定位置”を決められていないためです。物ひとつひとつの住所を決めないと、使った物を置きっぱなしにする癖がつき、たちまち部屋は散らかってしまいます。上着のポケットに入れたままカバンに入れっぱなし洗面所にちょい置きしたままこちらは鍵の定位置をつくっていない人の行動パターンの一例です。次に外出するタイミングで鍵を探すはめになることが容易に想像できますね。鍵以外の他の物に置き換えて考えると、部屋が散らかってしまうのも当然といえます。おすすめの置き場所は…鍵を置く場所としておすすめなのは、玄関。物の定位置を決めるときは、使う場所の近くにしまうのが好ましいからです。帰宅時、使った鍵をすぐに玄関に置くようにすれば、部屋のなかで行方不明になることはありません。収納の仕方としてはトレーに置いたり、フックに引っかけたりする方法があります。筆者宅では靴箱の1段にケースを置き、鍵と一緒に財布や印鑑などを入れていますよ。2.財布に1か月前のレシートが入っている財布の中身を確認してみてください。レシートで財布がパンパンな状態になっていないでしょうか?1か月以上前のレシートが入ったままのようなら、要注意です。これは、”不要な物を捨てる”ことを習慣にできていない証拠。財布のような小さいスペースを整理できない人は、部屋も同様に散らかってしまいがちです。そもそもレシートは貰うべき?レシートは自分にとって必要なのかを考え、もらうべきか断るべきかを決めましょう。最近は“レシ活”などのためにレシートを集めている人もいるかもしれません。レシ活とは、レシートの写真を撮ってアプリで送り、ポイントを貯めるポイ活の一種。また紙の家計簿をつけていて、レシートを保管するなら、レシートはなくてはならない物ですね。一方でキャッシュレス決済をよく利用していて、他の方法で記録が残るのであれば、レシートはいらないかもしれません。レシート1枚にしても「とりあえずもらっておく」のではなく「もらう必要があるのか」を意識していきたいですね。レシートを溜め込まないためにはレシートを溜め込まないためには、レシートをもらってから捨てるまでの一連の流れを、毎日のルーティンにするのがおすすめです。例として、筆者が家族と決めているルールをご紹介します。レシートをもらう家族で共有している家計簿アプリに入力するレシートを捨てるとても単純な流れですが、習慣にすればレシートを溜め込まないようになりますよ。なるべくその日のうちに財布からレシートを出して、捨てるところまで一気にできるといいですね。3.未開封のダンボール箱がある節約のためにまとめ買いをしたり、ECサイトを利用したりしていると、日常的に家にダンボールがあることも多いのではないでしょうか。ここで注意したいのは、ダンボールを開けずに、玄関や廊下の”床に置きっぱなし”にしてしまうことです。ダンボールを開けずに放置すると…ダンボールを未開封のまま部屋に放置してしまうと、だんだん見慣れた光景になり、片付ける気が起こらなくなります。そして、床置きしたままなのが当たり前になると、その周りにも行き場のない物が置かれていくようになります。床に物があると掃除がしづらく、ますます部屋が汚くなってしまうのです。筆者の汚部屋時代の話なのですが、はじめての出産後は体力も気力もなかったため、片付けに手が回らずいつも部屋は散らかったまま。当時ネット通販でベビー用品や飲料品をまとめ買いしていたのですが、すぐに使わないときはしばらく開封せず、玄関の床に放置してしまうことが多々ありました。すぐ開けるor一時置きスペースを確保する購入した物はダンボールからなるべく早めに開封するか、一時的に増えた物を置けるスペースがあるといいですね。もし収納スペースに置けないのならば、物の持ちすぎかもしれません。まとめ買いの頻度や、一度に購入する量の見直しをしてみましょう。まとめ部屋が汚いとすでに自覚のある人は、今回紹介した3つを改善することから始めてみましょう。小さなことですが「モノの定位置をつくる」「不要なレシートは捨てる」「ダンボールはすぐ開けるor一時置きスペースに置く」を必ず守るようにしてみてください。少しずつ意識が変わり、部屋が散らかりにくくなるはずですよ。新しい年を気持ちよく迎えるために、大掃除の前に取り組んでみてくださいね。©Paylessimages/Adobe Stock ©New Africa/Adobe Stock筆者情報木村孝子整理収納アドバイザー・住宅収納スペシャリスト・ライター。元汚部屋の住人。大量のものを手放したのちに手に入れた感動から、整理収納を本格的に学ぶことに。ズボラでも無理なく片付く仕組みづくりを伝えるべく、活動中です。Instagram@otaka_home文/木村孝子
2023年11月28日毎日忙しい日が続くと、ついつい片付けを後回しにしてしまいがち。「片付けは疲れる、時間がかかる」という行動のハードルを減らすことで、少しずつ心理的ストレスを軽減できるはずです。整理収納アドバイザーである筆者が、「片付けを難しく考えないポイント」と「ここだけ片付ければOKな2か所」を解説いたします。片付けを難しく考えない! 部屋が散らかる人に知ってほしい3つのポイント1.捨てるものではなく「本当に必要なもの」を選ぶものが多すぎて収納に収まらない、片付けが進まないと悩んでいる場合は、「ものをたくさん捨てなくちゃ」と考える方も多いでしょう。不要なものを手放せば部屋はある程度スッキリしますが、ものを捨てれば暮らしの不自由さをすべて解決できるわけではありません。片付けの目的は「捨てること」だけでなく、「今必要なもの、大切にしているものを選び取ること」も重要です。不要なものを溜め込みすぎず、必要なもの・気に入っているものに囲まれていることで、自分に合った快適な暮らしを実現できます。2.要不要の2択ではなく「保留」にしても大丈夫要不要の判断が何度も続くと、ストレスを感じてしまうこともありますよね。しかし、必ずしも「要不要の2択」だけで即決しなくても大丈夫です。一旦保留にするものがあったとしても、「今必要なものは何か」を知ることが大切です。「不要なもの探し」にフォーカスするのではなく、「今必要なもの、大切にしているもの」を見つめなおすことで、自分にとってどんな暮らしが快適なのかを改めて考えるきっかけにもなります。3.不要なものを「どうやって手放すか」を決めておくいざ片付け始めても、「まだ使えそう」「他の人が使うかも」など、ものを手に取るたびに立ち止まってしまうことも少なくありません。粗大ごみ?不燃ごみ?捨て方がわからない……次のゴミの日はいつだっけ?一旦保留にしておきたいけれど、どこに置いておこう?と、不要なものの扱いにもいちいち悩んでいると、片付けがなかなか進まなくなってしまいます。捨てるタイミングや捨て方をたびたび悩んで手が止まってしまわないよう、捨てる手順や保留にしておくマイルールを先に考えておきましょう。以下のように捨てるための次の行動をあらかじめ決めておくと、「必要なものを選び取ること」に意識を集中できます。もう不要だと思ったもの今すぐゴミ袋に入れる粗大ごみの日を調べて、すぐに依頼する分別法を調べて、次のゴミの日にすぐ出せる状態にする不要だと思うけど迷うものゴミ袋や紙袋など、他の場所に移動して保留にする…とりあえずとっておこうと、元の場所に戻さない保留期間を決める…1か月~半年以内に判断すると決めておく“メルカリに出すBOX”にいれる…BOXがいっぱいになったら、メルカリに出すこれからの暮らしに必要なものを使いやすく戻しやすい収納にすることが、片付けをするうえでとても大切な目的です。必要なものの定位置や使いやすい動線を決めるだけで、散らかりやすくなることがグンと減らせますよ。今すぐスッキリ見えが叶う! まずは2か所だけきれいにしよう最初に片付けるとスッキリ見えやすい場所は、玄関とテーブルの上です。玄関は家の顔であり人目に付きやすく、スッキリしていると来客や自分自身にとっても好印象になります。そしてテーブルの上は、部屋の中で最初に目につく場所。ここがきれいだと、他の場所もきれいにしようと自然と行動しやすくなりますよ。玄関の片付けテク何足もの靴が出しっぱなしだったり、傘立てに傘が何本もささっていたりしませんか?玄関が整理されていないと、外出時に靴を選びにくかったり、出しっぱなしの靴から嫌なにおいがしたりして、清潔感がなく暗い印象になってしまいます。まずは靴と傘の数を見直しましょう。出しておく靴は、一人1足のみにする汚れが落ちない靴や、1年以上履いていない靴は手放す家族の人数以上の傘を持たない重たい傘、壊れている傘は今すぐ処分する不要な靴を手放してから玄関にあふれている靴をしまえば、新たに収納棚を増やすこともなく、今ある収納だけで収められることがほとんどです。捨てるかどうか迷う場合は一旦ゴミ袋に入れて別の場所に置き、期限付きで保留にしておきましょう。玄関をスッキリさせると、郵便や突然の来客でも慌てませんし、家の外からいい運気も入ってきそうですよね。テーブルの片付けテクチラシ、未開封のDM、レシートや明細書、学校からのプリントなど、ちょい置きするのにちょうどよい高さのテーブルの上は、気が付くとさまざまなもののたまり場になりがちです。散らかった場所がいつまでも放置されていると、その周りにどんどんものが積み重なって、散らかっていることが当たり前の環境になりやすくなります。ものの置きっぱなしが一つでもあると、翌日にはもう一つ、次の日にはさらにもう一つと、ものが溜まってしまうことも。テーブルの上に常駐させるものはなるべくなくして、持って帰ってきたものはテーブルに置く前に仕分けをしましょう。食事や読書、子どもの勉強など、必要なときに必要なものをテーブルに持ってきて、使い終わったら戻すことが大切です。少なくとも、夜寝る前にはリセットできるよう心がけてみてくださいね。まとめ玄関とテーブルの上だけはきれいな状態をキープ!片付けが苦手な方や、なかなか継続できない方も、この2か所の片付けだけを1か月ほど続けてみてください。ゴチャゴチャ感のある暮らしのノイズを減らすことで、「面倒くさい」「あとでいいや」といったネガティブな気持ちも少しずつ軽減していくはずですよ。年末までの残り1か月、ぜひ取り組んでみてくださいね。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年11月24日お部屋を快適に整えたいけど、なんだかすっきりしない。ゴチャゴチャしがちだけど、原因がわからない…と悩んでいませんか?よかれと思って置いているモノが、実はゴチャゴチャ感の原因になっているかもしれません。今回は整理収納アドバイザーである筆者が、置かないほうが「部屋がすっきりする」「きれいに見える」と感じて手放したモノを3つご紹介します。1.床に置くモノキッチンマット玄関マットバスマットトイレマット、トイレスリッパサニタリーボックス床に置いていたこれらのモノは、すべて手放しました。厚手なマット類は洗濯後も乾きにくく、晴れてしっかり乾きそうなときにしか洗濯ができません。トイレスリッパやサニタリーボックスも、床に置いておくといつの間にかホコリがたまってしまい、掃除がしにくいと感じていました。マットをやめると拭き掃除がラクになり、清潔な空間をキープしやすくなりました。また、サニタリーボックスは中身が見えない使い捨てのジップ袋に変えることで、床に直置きするより邪魔にならず、トイレ掃除の時間短縮にも繋がっています。2.とりあえず置き場レターラックカゴファイルケース郵便物や文房具、使いかけの化粧品や食べかけのおやつ、使いかけの電池など、「とりあえず今だけここに置いておこう」とモノを溜めがちな場所はありませんか?とりあえずの「ちょい置きケース」は、お部屋がすっきりしない大きな原因になっていることもあります。筆者も以前はちょい置きケース内のモノを、結局そのまま放置してしまいがちでした。溜まった量の多さにうんざりしたり、整理をはじめても判断に時間がかかったり…。いつも余計な労力がかかってしまい、見た目も気持ちもなんとなくすっきりしません。雑多なモノが溜まった風景が日常になると、家の中の散らかった状態を当たり前に感じてしまい、こまめに整理整頓をする習慣がつきにくくなると感じました。今はレターラックをなくし、届いた郵便物は手続きや保管が必要かどうかを開封時にすぐ判断しています。大切な書類や手紙が行方不明にならないよう、後回しにしない行動に変えました。こまめに判断する時間がないと感じる場合は、以下のように仕組みを整えておくのがおすすめです。ゴミ箱の近くで開封する開封しやすいはさみを用意しておく宛名を黒塗りで隠せるスタンプを使い、不要な紙を捨てやすくする不要なDMが送付されないよう手続きしておく使いかけの文房具やおやつなども、ケースにいっぱいになったら一旦すべてモノを出ようにしています。毎月1日に種類ごとに仕分けするなど、定期的に見直すタイミングを決めておくと「とりあえず置き場」に溜めっぱなしになることを防げますよ。3.収納グッズや衣装ケース散らかったものを整頓するために揃えていた収納グッズやケース自体が、実はものが余計に増えてしまう原因になっていることもあります。収納グッズが多すぎることで、いつまでも持ち物を見直さないまま、ずっと不要なものを持ち続けてしまう可能性も。収納に収まっていれば大丈夫と安心して、「残す」「捨てる」の判断を後回しにしてしまうこともあるでしょう。突っ張り棒S字フック100均の収納ケースすき間を活用するグッズ大きな衣装ケース例えば、クローゼットに入る最大限の数の衣装ケースを詰めている、洗面所下の空間を突っ張り棒や収納ケースですき間なく埋めていている、なんて場合も要注意。たくさんの収納グッズでぎっちり揃えてしまうと、空気の巡りが悪くなり、いつの間にかカビが生えてしまうことも……。スペースに余白がなく、モノが取り出しにくいため在庫管理も難しくなります。いつの間にか小さな不便が積み重なって、なんとなく暮らしにくいと感じることもあるかもしれません。収納用品を取り入れる前に、まずはモノの要不要をしっかり考えること。次に、必要なモノだけを効率的に使えるような収納方法を検討してみてください。この順番がとても大切だと言えるでしょう。筆者も、モノの仕分けや整理を行った際に、不要な収納ケースがたくさん出てきました。便利そうな収納グッズを先に買う前に、使っているモノをしっかり選びましょう。使っていないモノを、いつまでもしまったままにしていないか、今一度チェックしてみてください。きっと多くの収納グッズを手放せるはずですよ。まとめ「あとでやろう」とモノを置きっぱなしにしがち、掃除をこまめにできない……。そんなふうに、暮らしのお困りごとがある場合は、モノの選び方や仕組みを見直してみましょう。マット類を手放すことで、掃除時間を短縮する「とりあえず置き場」をなくして、すぐ仕分ける仕組みをつくるモノの要不要を決めてから、収納グッズを選ぶこれらをしっかり整えておくことで、日々の行動がぐんとはやくなり、お部屋を快適にキープできる習慣が身につきやすくなるはずです。「今の整理収納になんとなく不満がある」という場合は、ぜひ見直してみてくださいね。©kostikovanata/Adobe Stock ©smile/Adobe Stock筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年11月08日「片付ける時間やスペースがない」「上手な収納方法が分からない」など、片付けが苦手な方の特徴は色々ありますが、意外と気が付かない特徴のひとつとして、「同じものを複数持っている」ことが挙げられます。そこで今回は、整理収納アドバイザーである筆者が、秋冬の季節の変わり目に見直しをおすすめする「ダブリ持ちNGパターン」を詳しく解説します。片付かない人が気づかない、複数持ちのデメリット同じものを複数持っていても、ひとつひとつが小さな物だったり、たくさんあることがずっと当たり前と思っていると、減らしたり処分する対象になりにくくなります。「うーん、なんだか不便だな」と思っていても、いつまでも改善点に気が付かない場合もあるのです。みなさんは、以下のアイテムの中で複数持っているものはありますか?実はワンサイズでも問題なかったり、少ない方がムダなく使えたりすることに気が付くかもしれません。ダブリ持ちNGパターン4つ(1)同じアイテムが複数あって、いつまでもすっきり使い切れないこれからの季節によく使うリップクリーム。使ってすぐ部屋のあちこちに置きっぱなしにしたり、ポケットの中に入れたままにしていると、また使うときに見当たらなくなりがちです。もう一本買い足すうちに、気が付くとひと冬に3~4本も持っていたことはありませんか?家用、外出用と使い方を明確に分けている場合には問題ありません。しかし、見当たらないからとつい気軽にもう1本買ってしまうと、それぞれ中途半端に使いかけが続き、いつまでたってもスッキリと使い切れません。「使い切る」感覚は、ものを多く持ちすぎないためにとても大切です!使いかけばかりが残ってしまうと、「まだ使える」「捨てるのはもったいない」と感じて、ついものの量が多くなってしまいます。小さなアイテムでもあちこちに置きっぱなしにしない・使ったものは元に戻すとてもシンプルな行動で、探し物はグンと減らせます。また同じものを買うための余計なお金も減らせますので、ぜひ意識してみてくださいね。(2)使い分けのために複数持つと、在庫の管理が面倒になるキッチンでよく使うラップ。使い分けのために大中小の複数サイズで揃えている方も多いかもしれません。しかし筆者宅では、中くらいのミニサイズのみで十分だと感じています。普段よく使うお皿は20cmが多いため、22cmサイズの使用頻度が一番高く、ワンサイズでも十分足りるからです。もし大きいものを包む場合は、2枚ずらして使用すればOK。ラップの場合は「小でも大を兼ねる」ことができます。もののダブリ持ちを減らすためには、サイズ別の使い分けを手放して、よく使うサイズのみでも対応できるか、普段の暮らしで試してみることがおすすめです。・実家はいつも使い分けていたから・使い分けたほうがピッタリ使えるから・収納ケースには複数本が十分に収まるから…と思っていても、よく使うワンサイズに絞ると在庫管理がとてもラクになります。本当にすべてのサイズが必要か、今一度見直してみましょう。(3)いつ使うかはっきりしないもののために、余計な収納スペースが必要いつか再利用しようと溜めているレジ袋。例えば収納ケースにざっくりと入れている場合、上の方から取ってばかりだと奥にあるものがずっと溜まっていく一方で、いつまでたっても減らない状況ではありませんか?・一度使ったレジ袋をきれいに畳むのが手間・使う順番に整えて置くのも面倒・肉や魚が入ったポリ袋を再利用することは衛生的に心配そう感じている筆者は、レジ袋、ポリ袋は再利用しないと決めています。普段使うバッグごとにエコバッグを一つずつ常備して、そもそも外出先からレジ袋を「もらわない」「買わない」「家に持ち込まない」ルールをつくっています。再利用する機会よりもらってくる回数が多ければ、レジ袋の在庫は溢れてしまいがち。「いつか使うかも」のためではなく、他の使用頻度の高いものを優先して収納スペースを活用できるよう、レジ袋の再利用ストックをしないと決めてみることも、ひとつの手ですよ。(4)複数持っていることで、逆に使いにくくなっているクリーニング店でもらったものや、必要になるたびに買い足してきたさまざまな種類のハンガー。ハンガーはたくさんあっても困らないと思うのは、実はNGです。ハンガーが多すぎるクローゼットは、その分スペースの容量以上に洋服がパンパンに詰め込まれている場合が多くあります。・取り出しにくい・選びにくい・アイテムが把握できない・風通しが悪いと、日ごろから頭を悩ませがちな場合も多いでしょう。クローゼットの使い勝手や見やすさを向上させるためには、バーの長さに合わせたハンガーの適量を知ることが大切です。バーの長さ(cm)÷1着ごとの厚み(3cm、厚手のものは5cm)×0.8(2割のゆとり)目安ではありますがハンガーの適量を知っておくと、思った以上に持ちすぎていることに気が付くこともあります。これから衣替えの季節。洋服の整理と共に、余計なハンガーを処分して、洋服のサイズや形状に合ったハンガーに買い替えを検討してみるのもよいタイミングです!暮らしの最適化のために、ぜひ一緒に見直してみてください。まとめ片付けがうまくできない方は、収納方法が間違っている以前に、ものの量、数の見直しができていないかもしれません。上記以外にも、傘、カトラリー、文房具など、同じアイテムを複数持っているものは意外とたくさんあります。季節の変わり目の衣替えや秋冬アイテムを入れ替えるタイミングで、身の回りのものの数や使い方を再検討するために、参考にしていただければうれしいです。筆者情報のぞみシンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。クリンネスト1級。「暮らしもこころもかろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram@non.karoyakani文/のぞみ
2023年10月12日「家の中を片付けてスッキリさせたいのに、なかなかキレイにならない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「部屋や家を片付けられない理由に関する意識調査」を実施。そのデータをランキングにしています。部屋や家を片付ける頻度は「週1回」が最多片付けが苦手な人500人に「部屋や家を片付ける頻度」を聞いたところ、最も多かったのは「週1回(36.8%)」でした。片付けが苦手でも、週1回は定期的に片づけをしている人が多いようです。「家事や仕事が忙しく、毎日片づけるのは難しい」という人も、休日に気になる箇所の片づけをすれば、スッキリした気持ちで過ごせるでしょう。片付けをすれば、掃除もしやすくなりますね。片付けるのが苦手な部屋・場所1位は「クローゼット・収納」「片付けるのが苦手な部屋・場所」の1位は「クローゼット・収納(126人)」。2位「寝室・自室(114人)」、3位「リビング(108人)」、4位「キッチン(61人)」と続きます。「収納スペース」の片付けに困っている人が多いとわかります。そもそも物が多い場所なので、うまく収納しないと「どこに何があるかわからない」「使いたいときに取り出しにくい」といった状況になるからでしょう。また「寝室」は快適な睡眠のためにスッキリさせておきたい場所ですが、収納スペースに入りきらない物があふれ、寝室に置くしかない状態になる家庭もあるようです。「リビングに置いておくと、子どもが触ったりお客さんが来たときに気になったりする」などの理由で、寝室が「他の場所に置けない荷物の避難場所・仮置き場」になっているケースも多そうですね。「リビング」「キッチン」も物が多くなりがちで、散らかりやすい場所といえます。片付けられない理由1位は「とにかく物が多い」続いて「片付けられない理由」を聞いたところ、1位は「とにかく物が多い(153人)」、2位は「物を捨てられない(135人)」でした。物を溜めこんでしまって片付けられない人が多いとわかります。また、3位「面倒で後回しにしてしまう(90人)」、4位「片付ける時間がない(77人)」などの理由で、片付けたいのになかなか実行に移せない人もいるようです。<1位とにかく物が多い>・衝動買いが多いので物が多く、ストック癖もある(40代 女性)・食材や調味料など、物が多すぎて収納には入りきらず溢れているからだと思います(50代 女性)・収集癖があるため、本やCDラジコンなどであふれている(60代以上 男性)収集癖やストック癖があると、物の量に対して収納スペースが足りなくなり、片付きにくくなります。衝動買いしてしまうタイプの人も、収納スペースのことを考えずに買ってしまい、片付けられなくなりがちです。食品でも服でも、買い物する際に計画を立てることが大切でしょう。<2位物を捨てられない>・服や物を捨てられない(20代 女性)・着ないとわかっていても捨てられない服が多い(30代 女性)・基本的に「捨てるのがもったいない」と思って、少しずつ物が増えていきます(50代 男性)「いつか使うかも」「もったいない」「思い入れがある」などの理由で、物を捨てられない人も多数。整理整頓しようと動き始めても、物を捨てられなければ収納スペースが空かず、結局部屋がスッキリしないことも。また古い物を処分しないで新しい物を買い足せば、物はどんどん増えていきます。捨てられないことが物の増加につながり、片付けを阻んでいるようです。<3位面倒で後回しにしてしまう>・動くのが面倒(30代 女性)・片付けようと思っても、ご飯を作ったり洗い物をしたりしていたら、面倒くさくなる(40代 女性)・掃除と片付けが一番苦手でめんどくさい。片付けって結構体力を使うので、やりたくない(50代 男性)片付けには「理想の状態をイメージする」「不要品を捨てたり売ったりする」「物の場所を決める」などの作業があります。考えることが多く、時間と労力もかかるため、面倒と感じることも少なくありません。「仕事や家事で疲れている」「片付けるべき場所が多い」という場合には、やる気が出なくて当然でしょう。<4位片付ける時間がない>・育児や家事に追われて時間がない(20代 女性)・日中遅くまで仕事をしていて、時間がなく疲れているため、なかなか実行できない(30代 女性)・片付ける時間がもったいない。他にやりたいことがたくさんある(60代以上 男性)仕事や家事・育児で忙しく、片付けまで手が回らない人も多いとわかります。ただ「忙しいから」と片づけをおろそかにしていると、散らかりすぎて手が付けられない状態になってしまう可能性も。片付ける時間がない場合は、片付けのプロに依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。<5位収納スペースが足りない>・クローゼットが小さく、押し込んで収納してしまっているため(20代 男性)・収納場所が少ない(30代 女性)・棚やラックなどの収納グッズにお金をかけられない(40代 女性)収納スペースや収納グッズが足りておらず、クローゼットがキツキツになったり物があふれたりしている家もあるようですね。ワンルームやデザイナーズだと、備え付けの収納が少ない物件も多くみられます。収納場所を増やすか物を減らすかしないと、片付けは難しいでしょう。部屋をキレイに保つためにできることは「物を増やさない・減らす」最後に、片付けが苦手な500人に「部屋をキレイに保つためにできること」を聞きました。その結果、圧倒的1位は「物を増やさない・減らす(245人)」でした。「物が多い」「捨てられない」ことが原因で片付かない家庭が多いので、納得の結果と言えます。また、2位「こまめな掃除・整理整頓(133人)」、3位「物をもとの位置に戻す(68人)」、4位「物の定位置を決める(45人)」など、普段から散らからないよう工夫することを挙げた人も多数。こまめな片付けは、快適な住環境を保つためのコツです。<1位物を増やさない・減らす>・不要なものを部屋に入れない(20代 男性)・物をできるだけ減らすことと、物をできるだけ増やさないこと(30代 女性)・物があるから散らかるんだと思うので、要らない物は捨てる。使わなさそうなものは買わない(40代 女性)家を片付いた状態で維持したいなら、買い物の際は吟味して、不要なものを家に入れないことが大切。そして不要になったり、同じ種類で新しいものを買ったら、古い物は処分して物を増やさないようにしましょう。まだ使える状態なら、フリマアプリやリサイクルショップで売ったり、知り合いに譲ったりすれば「捨てる罪悪感」は薄まります。なかなか物を手放せない人は、愛着や思い入れを無視し「2年着ていない服は捨てる」などの判断基準を決めましょう。<2位こまめな掃除・整理整頓>・スキマ時間を見つけてコツコツやること(20代 女性)・今日出したものは今日片づけること(40代 男性)・こまめに「捨てるか保管するか」を判断する(50代 男性)片付ける場所を1ヶ所に絞れば、毎日こまめに続けられます。家全体を一気に片付けると確かに気分はいいですが、かなりの時間と労力を要します。また一度片付けても使っているうちにまた乱れてくることもあるので、こまめに見直す方が「いつもキレイな状態」を保ちやすくなります。<3位物をもとの位置に戻す>・使ったらもとの場所にすぐ戻す(20代 女性)・出したら元の場所に片付けること。わかってるんですけどできないです(50代 男性)物を出して使った後、もとの場所に戻さないで出しっぱなししていると、部屋は散らかります。もとの場所に戻すのが難しい人は、「置くだけ・入れるだけなど、簡単に戻せるようにする」「使う場所の近くに収納する」などの工夫をしてみましょう。<4位物の定位置を決める>・散らばらないように置く場所をまとめること(30代 男性)・物の収納場所を予め決めておく(40代 男性)・物の住所を決める(50代 女性)物の定位置が決まっていると、片付けはもちろん、物を取り出すときもラクになります。ひとつの引き出し・収納ボックスに「日常よく使うこまごましたもの」をまとめてしまってもOKです。定位置を決めるときは「同じものや一緒に使うものは同じ場所に」「使う場所と近い場所に」収納することを意識してみてください。<5位片付け・掃除をルーチン化する>・片付け・掃除を習慣化する(10代 男性)・一週間の掃除ルーティンをだいたい決めること(30代 女性)・掃除や整理整頓する日を週に一度は決めて、定期的に手入れすること(40代 女性)片付けや掃除の日を「週1回」などと決めている人が多数。週末に気合いを入れて片付けをするという人も多いかもしれません。また「寝る前にキッチンを片付ける」「リモートワークが終わったら、デスクの上を片付ける」など、毎日できる習慣もあります。例えば帰宅後のルーチンとして「鞄は鞄かけにかける」「腕時計やアクセサリーは引き出しにしまう」と決めてしまえば、テーブルやデスクの上は散らかりにくくなるでしょう。調査概要調査対象:片付けが苦手な人調査期間:2023年9月29日~10月3日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性358人/男性142人)回答者の年代:10代 1.6%/20代 19.8%/30代 39.0%/40代 24.6%/50代 12.0%/60代以上 3.0%出典URL:(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅火葬式の参列マナーは大丈夫?恥ずかしい経験をした人も!いったいどんな失敗だった?✅【喪中はがきのマナー】出す時期に要注意!?いつ出すのが正解?送る際に必要な気遣いとは✅住んでみたいアニメ作品の家、「サツキとメイの家」「のび太の家」に圧倒的差をつけて1位に輝いたのは?/Strong>
2023年10月10日「実家の物が多い問題」に直面しています。親がもう使わない物や着ない服を捨てようと片付けに取り組んだところ、実母からの「これはまだ使える」攻撃に、片付けがなかなか進まない! 思わぬ関門に悩んだ体験談を紹介します。父の死去で家の中のものを整理することに掃除好きで整理整頓が得意だった父が亡くなり、父の遺品を整理するついでに、家の中の不要なものも一緒に整理しようと思い立ち、母にその旨を相談しました。母は、こういうときだからせっかくだし、不要なものを捨てて、これからひとりで暮らす家の中をすっきりさせたい、と私の申し出を快諾してくれました。しかし、いざ父の遺品を整理しようとしたところ、こうなることを予測していたのか、なんと父の遺品はカラーボックス1つにまとめられ、押し入れに入れられていたのです。洋服やバッグ、靴などは状態がきれいなものは、兄弟や甥、父方の親戚が欲しいと言うものがあり、使ってもらえるものは喜んで譲りました。というわけで、あっけなく終わってしまった父の遺品整理。物の管理に関しては徹底している人なんだなあと、つくづく父のきっちりした性格に驚かされました。父の遺品整理が終了し、次に取り掛かるのは、実家にたっぷりある大量のモノ! モノ! モノ! 父も整理しきれなかったものを整理しようと、母と押し入れやたんす、棚から物を取り出しましたが、出てくる出てくるあらゆるものが……! さて、捨てるか~とゴミ袋を手にどんどん不要な物を捨てていこうとしたところ「これ使うかも……」「これは捨てないで!」と横から私の手を阻む声が・・・そう、母が物を捨てることを惜しみだしたのです。母が物を捨てることを反対!計画が頓挫母が捨てようとしたものを捨ててほしくないと言いだし、サクサク進む予定だった整理整頓計画の雲行きが徐々に怪しくなってきました。特に母が捨てたくないとかたくなに処分を拒んだのが、大量の洋服や靴です。 母は昔から洋服を買うのが大好きだったこともあり、たんすやクローゼットの中はほぼ母の服で埋め尽くされています。伸びたり着古している洋服や、体形に合わないサイズアウトしたもの、今後絶対着ないであろうデザインのものなどは、本人に納得させて処分。靴もヒールがあるものやサイズが合わないものなどは処分することに。そして、なぜかわが実家は壁にいろいろと飾りがちだったため、壁に飾っているけれどそれいる? となる古い絵画や木彫りのパネルなどはすべて取り去りました。しかし、やはりそれでもまだまだ捨てるのを拒むものが大量にあり、これ以上無理に捨てると喧嘩になってしまうため、一旦、整理整頓計画は中断となりました。産後の里帰りで実家の思わぬ悩みが浮上実家の整理整頓計画が頓挫し、数年たったあるころ、私は出産の里帰りで実家に滞在することになりました。子どものちょっとした表情をスマホで撮影しようとしたときのこと。ふと家の中にあるものが映り込むのです。それは家の中どこでも。ソファに座れば、ソファの横に置いてあるカラーボックスの物が映り込み、リビングでは、積み重なっている本や新聞、テーブルの上にもこまごまと物が置かれています。そう、家の中で子どもの写真を撮ると、必ず何か映り込み、映える写真が撮影できないのです……。子どもの赤ちゃんのころの写真がこれでは、人にも見せられない……。日中は母は仕事で不在だったため、私は母に内緒で明らかに使っていない物をポイポイ捨てることにしました。また、古びたカラーボックスや統一感のない100均のカゴなども勝手に買い替えるなどし、整理整頓を強行しました。まとめ実家の整理整頓に関しては、今のところまだ完全にはうまくいっていませんが、私の強行により、だいぶ物が減りました。また、母にもわずかながら「物を減らさなければいけない」という気持ちが生まれたのか、少しずつ不要な物を捨てていっているようです。 実家の物が多い問題は、多くの家庭が抱えているようですが、わが家も少しずつ歩み寄ることで、解決できればいいなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。マンガ/さくら著者/IWON(46歳)小学生の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
2023年09月17日相変わらず、色んなものを出しっぱなしにしていることが多い小5・次男くん。次男だけに限らずですが、【あとで・絶対】という言葉ほど信用できないものはなくて…。よほどその場すぐ片付けさせない限りは、何度言ってもそのまま放置されてることが多いんですが、先日、珍しく次男に【片付けスイッチ】が入った日。弟達にも指示を出してあちこち片付けていて…。私は待っていました。彼がこの言葉を発する瞬間を。普段は【促される立場】ですが、この時は【促す立場】になったわけです。何度言っても片付けない。片付けても片付けても散らかっていく様を、次男がいつもの私目線で感じた瞬間です。私は次男に『分かった? つまり、そういう事だよ。その感覚をしっかりと覚えておいてね』と伝えました。ただただ口うるさく言われ続けるより、こうして相手の立場になって相手の目線で物事を見る方がきっと色んなことに気がつけると信じて。次男と同じく、でっかい長男(夫)も普段色んなものを出しっぱなしにするんですが、自分のスペースを片づけた時は必ずこう言うので、次男に諭すのと同じように夫にも同じセリフを言ってあげます(笑)次男も夫も、言ったところでしばらくすると結局また同じことを繰り返すのですが、それでも彼らが相手(私)の立場になった瞬間を見逃さず、今後も伝え続けようと思います!
2023年09月13日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。片付けができない夫日頃から片付けができない夫に頭を悩ませていた主人公。何度言っても直らないため、もう何も言わないようにしていたのですが…。夕飯準備中なのに…出典:CoordiSnap夕飯準備中、お風呂から上がった夫から「水を持ってきて」と要求が。怒りを抑えながらお風呂場まで水を持って行くと…。問題さあ、ここで問題です。主人公と一緒に風呂場へ向かった娘。そこで娘が放った言葉は何でしょうか?ヒント娘も夫のだらしなさに呆れていました。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:CoordiSnap正解は「パパは赤ちゃんみたいだよね」でした。娘の発言は、夫の胸にグサリと突き刺さり…。夫は少しずつ自分のことは自分でやるようになったのでした。(CoordiSnap編集部)
2023年09月12日