往年の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』のイタリア公開30周年を記念して、この度、9月に東京と大阪でシネマ・コンサートが開催されることが決定。『ニュー・シネマ・パラダイス』のシネマ・コンサートは、全世界に先がけて日本で初上演となる。シネマ・コンサートとは、映画のセリフや効果音はそのままに、音楽パートをオーケストラが本編上映に合わせて生演奏するもので、映画をライブ感覚で楽しめるエンターテインメントだ。イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、若干29歳のときにメガホンを取った感動作『ニュー・シネマ・パラダイス』は、1988年にイタリアで公開、日本では翌1989年12月に東京・シネスイッチ銀座で単館ロードショーがスタート。シチリアの小さな映画館“新パラダイス座”を舞台に、トト少年(サルヴァトーレ・カシオ)と老映写技師・アルフレード(フィリップ・ノワレ)の温かい交流に感動の声が続出し、同館で40週に及ぶ異例のロングラン上映となる大ヒットを記録。また、日本国内における単一映画館での興行成績では、未だ破られていない最大動員数を誇っている。そんな本作が絶大な支持を集める理由として、ひとつに数々の映画音楽を手がけた巨匠エンニオ・モリコーネの作った美しい劇中音楽が挙げられる。今回、日本で世界初演されるこのシネマ・コンサートでは、昨年末に日本で開催された「ラブ・アクチュアリー in コンサート」でもタクトを振ったティアゴ・ティべリオが指揮を、演奏は国内屈指の名門オーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」が担当。さらなる感動がコンサートで甦る。本公演のチケットは、7月21日(土)の一般発売に先駆け、すでに先着受付が開始されている。『ニュー・シネマ・パラダイス』シネマ・コンサート東京公演は9月15日(土)、16日(日)東京国際フォーラム ホールAにて、大阪公演は17日(月・祝)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)■関連作品:ニュー・シネマ・パラダイス© 1989 CristaldiFilm
2018年07月01日『ハリー・ポッターと死の秘宝PART 2』を抜く全世界興収歴代9位を記録し、マーベル・スタジオ制作の単体ヒーロー作品としても歴代NO.1を達成する特大ヒットとなった『ブラックパンサー』。全米の「MTVムービー&TVアワード」ではベストムービー賞、ベストヒーロー賞など4部門を受賞する圧倒的人気を誇り、Twitter社が「世界で最もツイートされた映画」と発表するなど、いまや世界的な社会現象となっている。そんな本作の見どころの1つは、韓国・釜山という都市部で大々的に行われた、クールでアツいカーチェイスシーン。映画全体を俯瞰するライアン・クーグラー監督のもと、このシーンを“セカンドユニット”(第2班)監督として担当したダリン・プレスコットが、シネマカフェのインタビューに応じた。■『ブラックパンサー』記録的大ヒットの要因は?漆黒の戦闘スーツを身にまとった“ブラックパンサー”とアフリカの超文明国ワカンダの国王、2つの顔を持つ主人公ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)が祖国の秘密を守る“使命”に葛藤しながら、世界を救うため成長していく姿を描いた本作。「完成した本編をプレミアで初めて観たとき、全身に鳥肌が立つほど感動したのをいまでも鮮明に覚えています」とダリンは語る。「こんな規模の成功は誰もが予想していませんでした。月並みなフレーズとは言え、まさしく“嬉しいサプライズ”といった感じで、この映画に携わった人々は皆、心底興奮しています」と、『ブラックパンサー』の大成功を口にする。その要因としては、「ライアン・クーグラー監督のストーリーテラーとしての並外れた才能に依るところが大きいと思いますね。彼は本作で、マーベル・シネマティック・ユニバースを新たな次元に押し上げたと言っても過言ではありません」とダリン。また、これだけのアフリカ系俳優が主要キャラクターを占めるヒーロー映画は、かつてないこと。「全く新しいタイプの映画が、はたして世界中の観客に受け入れてもらえるだろうか、という不安があったのは確かです。とはいえ、素晴らしくよく出来たストーリーだったので、そうした人種的・文化的背景といったものが、さほど障害にならないだろうという確信もありました」と言う。これまでにも『ジョン・ウィック』シリーズ2作品や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『ベイビー・ドライバー』などの話題作でセカンドユニット監督を務めてきたダリンは、「こうしたある種、実験的とも呼べる映画が、メインストリーム作品として世界中の人々に抵抗なく受け入れてもらえる時代が来たんだな、と、個人的に感慨深いものがありました」と言葉に力を込める。「世界中のあらゆる人々が、先入観や偏見にとらわれることなく、上質な1本の映画として純粋に楽しんで観てくれたというのは実に喜ばしいことだと思っています」。■「最も挑み甲斐、やり甲斐のあるチェイスシーンだった」そんな本作で「最大の見どころの1つだと自負しています」と語り、「よくもあそこまで大掛かりな撮影をやらせてくれた」と笑顔を見せるのが、ワカンダの希少鉱石ヴィブラニウムを盗んだユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)を追うティ・チャラとナキア(ルピタ・ニョンゴ)、オコエ(ダナイ・グリラ)らの釜山でのカーチェイスシーンだ。「アクションの観点から言うと、おそらくいままで携わってきた中で最も挑み甲斐、やり甲斐のあるチェイスシーンだったのではないかという感はありますね」と自信を覗かせるダリン。「実はそもそも、昔からブラックパンサー(原作コミックス)の大ファンだったこともあって、ティ・チャラのキャラクターにも作品自体にも、個人的にひときわ思い入れが強かった」のだという。「それに加えて、クーグラー監督の大ファンでもあったので、大好きなブラックパンサーが主人公の映画でクーグラー監督と仕事が出来る、そんな夢のようなチャンスを逃す手はないと思い、飛びついたわけです。クーグラー監督と一緒に仕事をしたいまでは、以前にも増して彼の虜になってしまいました。この先、彼の監督作だけしか仕事がなくても構わないと思っているくらいです(笑)」と、ベタ惚れのジョークも飛び出すほど。「それはさて置き、この映画はそういった様々な点で、自分のキャリア上最も達成感の得られた作品であると同時に、過去に手がけてきた他のどの映画よりも誇らしく思える、特別な作品になったと言っても過言ではないでしょう。また、先ほども少し触れた通り、人種や文化、年齢や性別など、あらゆる垣根を取り払って退けたという点で、映画界に一種の革命をもたらしたヒーロー映画の金字塔として、映画史に名を刻む作品になるのではないかという期待感もあるんです。『これから何かが大きく変わる』と予感させてくれる、重要で意義のあるこの作品に携わることが出来て、心から光栄に思っています」。■ルピタ・ニョンゴやダナイ・グリラには「感心させられっぱなし」そうダリンが言うように、本作においてはティ・チャラ/ブラックパンサーを取り囲む女性たちの活躍もまた目を見張る。オスカー女優のルピタが演じた女スパイのナキアや、「ウォーキング・デッド」でも知られるダナイが演じた親衛隊隊長オコエといった、本作を象徴する女性キャラクターたちは日本でも大きな注目を集めた。「驚くほど仕事熱心なルピタとダナイとの撮影は、素晴らしい体験でした。2人共とにかくやる気満々で、私たちが当初想定していた以上のスタントをこなしてくれましたよ(笑)」とダリンは明かす。「演技力は言うまでもありませんが、それに加えて身体能力が非常に高いというのも、我々にとって大きなアドバンテージになりました。一般的に考えて、女優さんにはこれはちょっと無理だろう、といった過酷なスタントにも、臆することなく自ら挑戦してくれたので、その分アクションシーンの撮影における、私やスタント・コーディネーターの仕事もラクになりましたよ」と言うほど。2人はカーチェイスシーンでは、スタジオでグリーンスクリーンをバックに撮影を行ったが、「完成本編で見られる通りに、急な坂道を猛スピードで疾走するカーチェイスを、本物の車を使ってリアルに再現すべく努めました。(ブレを補正する)ジンバルを仕込んだランプを使い、道路上の隆起にぶち当たって車がバーンと弾んだり、グラグラ揺れたりする効果を作り出したのですが、実際にその車の屋根に立っていたオコエ役のダナイは、時々振り落とされそうになったりして、大変そうでしたけど(笑)。2人が難しいスタントを見事にこなしてくれたおかげで、真実味のある素晴らしいアクションシーンに仕上がったと思っています」と自信たっぷり。さらに、「監督が何らかの理由で立ち会えず、セカンド・ユニットの監督のもとでシーンやシークエンスを撮影するとなると、俳優らのテンションが一気に落ちる、というケースが多々あるのですが(笑)」と“ハリウッドあるある”にも言及しながら、「彼女たちに限ってはそうしたことも一切ありませんでした」とダリン。「セカンド・ユニットの撮影初日から、『さあ、行くわよ!』といった感じで颯爽と現場に現れましたからね(笑)。そういった仕事に対する姿勢も含めて、2人とも俳優としてだけでなく、人として本当に素晴らしくて、感心させられっぱなしでしたよ」。■圧巻カーチェイスの裏で“猫砂4,000袋”が活躍!?そして、「イースター・エッグとは呼べないかもしれませんが、釜山でのカーチェイスの撮影にまつわる裏話を1つだけ紹介しましょう」と話し始めたのは、まさにその、ナキアが運転するセダンの屋根にオコエが立ち、クロウが乗るSUVを追いかけるシーンについて。そこは「道路というよりは路地に近い、かなり狭い道」で、よりスリリングでダイナミックなショットを目指すべく試行していると、「セダンが垂直に立つほどウィリーしてしまったんです。一瞬空を飛ぶような形で跳ね上がり、着地した際、その衝撃でリアオーバーハングと燃料タンクが破損してしまい、ガソリンがドボドボと漏れ出しました。『これはヤバイ!』と焦る私をよそ目にそのまま走り続け、奇跡的にシーンを撮り終えることができましたが、いま考えたら、あの状態でよくラストまで完走できたと思いますよ」と激白。「本編の完成シーンでは、ドライバーの視点をメインで採用しているため、猛スピードで走る車の窓越しに流れ去っていく風景しか目に映らないとは思いますが、その裏にはそんなヒヤリとするエピソードがあったというわけです。でもさらに大変だったのは、ガソリンを撒き散らしながら走り続けたせいでベタベタになった1km近い路面の原状回復(笑)」。そのために、「釜山中を駆けずり回り、猫トイレ用の砂を4,000袋ほどかき集めた後、現場スタッフ総動員で道に撒いて歩くという、骨の折れる作業」があったのだとか。『ブラックパンサー』随一の見せ場の裏で、まさかそんなことがあったとは!では、もしも日本で可能なら、どんな撮影をしてみたい?と尋ねると、「機会があれば是非やってみたい」とノリノリで応じ、「もし日本でロケ撮影をするならば、雪深い冬の北海道をロケ地に、スノーボードとスノーモービルを使った白銀のハイスピード・チェイスとかにトライしてみたいですね。最高にクールなチェイスシーンになるはず(笑)!考えただけでワクワクしますよ」とダリン。それはどんな作品となるのか、実現するときがいまからも楽しみだ。『ブラックパンサー』は7月4日(水)よりMovieNEXリリース、先行デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年06月30日映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』が、2018年8月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。氷の男vs炎の男、究極の名勝負テニスブームに沸く1980年代、テニス界では“究極の名勝負”と呼ばれる試合があった。一人は、20歳の若さでテニスの聖地ウィンブルドンで初優勝を果たした、ビヨン・ボルグ。彫刻のように美しい容姿で、冷静沈着。そんなボルグは“氷の男”と呼ばれ、テニスに興味のなかった人々さえも虜にした。対して、ライバルのキャッチフレーズは“炎の男”。ウィンブルドンで4連覇を達成し、絶対王者として君臨していたボルグの前に、5連覇を阻止するべく現れたジョン・マッケンローは、不利な判定には怒り狂って審判に野犬の如くかみつくほど、荒々しい人物だった。スベリル・グドナソン、シャイア・ラブーフが出演スポーツ史に刻まれた歴史的な名勝負が映画化。“氷の男”ビヨン・ボルグを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』の続編『蜘蛛の巣を払う女』にも出演するスベリル・グドナソンだ。“炎の男”マッケンロー役は、『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフが担当する。すでに各国のメディアは、「彼以上に荒くれ者のマッケンローに適した役者はいない!」と絶賛するほど。特に、映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』の見所となるのが、当時のふたりの姿に、スベリル・グドナソン、シャイア・ラブーフがそっくりな点だ。臨場感が炸裂するカメラワークで魅せる試合シーンはもちろん、2人の俳優のビジュアルにも注目したい。また、ボルグの才能を見出したコーチのレナート役をステラン・スカルスガルドが演じ、少年時代のボルグを、ボルグ本人の息子であるレオ・ボルグが演じる。ストーリーボルグ vs マッケンロー1980年ウィンブルドン、全世界が注目した、世紀の試合が甦る―― テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着な美しきボルグと、短気で荒々しい悪童マッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ、熱狂と興奮の試合。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る、感動の実話。詳細映画『ボルグ/マッケンロー氷の男と炎の男』公開時期:2018年8月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー監督:ヤヌス・メッツ出演:シャイア・ラブーフ、スベリル・グドナソン、ステラン・スカルスガルド、ツヴァ・ノヴォトニー、レオ・ボルグ
2018年06月26日東出昌大が一人二役に挑戦し、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を濱口竜介監督が実写化した『寝ても覚めても』。この度、本作の本ビジュアルと、tofubeats(トーフビーツ)による主題歌に乗せた90秒予告が公開された。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、海外メディアに絶賛された本作から公開された本ビジュアルには、東出さん演じる男の寝顔を、唐田えりか演じる朝子が幸せそうな顔で見つめている一方、ビジュアル内の場面写真には緊迫した面持ちでお互い見つめ合う様子も映し出されている。果たして、朝子の目の前にいるのは、麦(ばく)なのか、彼と瓜二つの亮平なのか。「愛に逆らえない。」のコピーも合わさり、男女の未来が揺れるデザインとなっている。併せて公開された90秒予告では、朝子への想いを率直に伝える亮平に、戸惑いつつも惹かれていく朝子、恋に落ちていく2人の姿が映し出される。幸せそうな2人だが、「朝子には秘密があった」の言葉と同時に、朝子の過去の恋が明かされていく。8年前、大阪で麦と一生に一度の恋をした朝子。亮平は、その麦に顔がそっくりだったのだ。「似てなかったら、好きにはならなかったってこと?」と友人に問いただされる朝子。「どうして好きになったの?」「あなたの何を愛しているの?」ーー幸せだった2人の関係は思わぬ方向へ。波乱を予感させる予告となっている。さらに、本作の主題歌と劇伴を手がけたtofubeatsの主題歌タイトルが「River」に決定。予告でも使用された主題歌は、彼にしか表現できないセンチメンタルな音に仕上がり、映像と合わさることによって、より一層感情を揺さぶる切なくも深い愛に満ちた珠玉のラブソングとなっている。tofubeatsは本作で初めての映画音楽に挑戦しており、映画の情感を盛り上げる劇伴にも注目したい。なお、「River」のリリース情報については後日発表される予定。『寝ても覚めても』は9月1日(土)よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寝ても覚めても 2018年9月1日よりテアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネパレスほか全国にて公開©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会 / COMME DES CINÉMAS
2018年06月26日2017年カンヌ国際映画祭「ある視点部門」ポエティックストーリー賞を受賞した、パリが生んだ20世紀最高の歌姫“バルバラ”に飲み込まれた女優の激情ドラマ『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』の予告編が、いち早くシネマカフェに到着した。■伝説的歌姫バルバラに飲み込まれた女優と映画監督の不穏な関係今回解禁された予告編映像は、伝説的歌姫“バルバラ”を演じる女優・ブリジットが彼女を知るほどにその存在そのものに飲み込まれていく様が描かれた映像となっている。ブリジットは、バルバラに近づこうとすればするほど彼女の存在と自分自身の区別がつかなくなり、周りに当たり散らす。予告編にも「私の衣装に近寄らないで!」とブリジットが怒りをあらわにするシーンが登場しているが、抱える不安さえもそれが自分のものなのか、バルバラのものなのかブリジットにはわからなくなっていた。そして、そんな彼女にのめり込んでいく映画監督のイヴ。2人が次第に現実との境目を失っていく様子は、世界を熱狂させた魅惑の歌姫の一面を感じさせる。実際のバルバラのステージ映像を交えながら、女優と監督の熱情の愛のドラマを通して、20世紀最高の歌姫バルバラの人生を垣間見ることができる映像だ。監督・脚本・出演は、『そして僕は恋をする』『潜水服は蝶の夢を見る』『007 慰めの報酬』などのマチュー・アマルリック。そして彼の元パートナーのジャンヌ・バリバールが、バルバラという時代を駆け抜けた1人の女性を、まるで乗り移ったかのように熱演している。『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』は11月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バルバラ~セーヌの黒いバラ~ 2018年11月16日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2017 - WAITING FOR CINEMA - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA – ALICELEO
2018年06月25日テロリストに復讐するため、CIAにスカウトされ利用しようとする男の想像を絶する運命を描いたスパイ・アクション映画『アメリカン・アサシン』。このほど、ディラン・オブライエン演じる主人公ミッチ・ラップの衝撃すぎるプロポーズの映像をシネマカフェが独占入手した。■ロマンチックなプロポーズが一転…解禁された映像は、映画本編の冒頭シーン。イビサ島で海にひざまでつかりながら携帯でムービーを取る主人公ミッチ・ラップの姿から始まる。次にポケットからビーズのネックレスに通した婚約指を取り出したミッチが、「君は最高の女性だ」「泣くなよ俺も涙が出るだろ我慢してるんだ」「君を誰よりも愛してる、結婚してくれ」と胸キュンフレーズを連発してプロポーズ。すると、シャルロット・ヴェガ演じる彼女のカトリーナが「イエスよ、ミッチ・ラップ、結婚するわ」とプロポーズを受け、婚約指輪が通ったネックレスをミッチがカトリーナの首へかける。ミッチは自ら幸せ絶頂の様子をスマートフォンで撮影しラブラブの様子。そして、祝杯をあげるためバーへ向かい、ビーチの周りの人からも祝福され幸福に包まれるミッチ。バーカウンターについたミッチは「婚約祝いだ。特別な飲み物を!強い酒にしてくれ」とバーテンダーに注文し、カトリーナの方を振り返る。その刹那、2人の間を引き裂くような不穏な銃声が起こる…という内容になっている。■「どうしてスパイになったのかを目撃するのは面白い」この冒頭映像には、マスコミ試写でも「冒頭シーン!ここはビックリした」「冒頭のビーチのシーンがあるおかげで、ミッチが普通の人であるということで他のスパイ映画と違って楽しめました」と、そのインパクトを絶賛する声が多数寄せられており、ミッチを演じたディランも「この世には多くのスパイ映画がありますが、彼らがベテランになる前にどうしてスパイになったのかを描いた作品は滅多にありません。20代の青年が凄まじい悲劇を経験し、自分を変える新しい道を発見していく。それを目撃するのはとても面白いと思います」と語っている。冒頭の衝撃のシーンだけでなく、スパイ映画としても新たな発見がありそうだ。ここからミッチがどうやってスパイになり、復讐を遂げるのかはぜひ劇場で確かめてほしい。『アメリカン・アサシン』は6月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・アサシン 2018年6⽉29⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開© 2018 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
2018年06月25日エマ・ストーンが実在するテニスの名選手を演じた『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』。アカデミー賞受賞作『スラムドック$ミリオネア』チームが再集結していることでも話題の本作から、この度、特別映像がシネマカフェに到着した。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで世界的に注目を集め、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』やライアン・ゴズリングと共演したミュージカル・ラブストーリー『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞女優となったエマ。女子・現テニス世界チャンピオン・29歳vs男子・元世界チャンピオン・55歳の対決という、全世界が息をのんだ“女と男の戦い”を描く本作で彼女が演じているのは、女子テニスの世界チャンピオンのビリー・ジーン・キング。到着した映像でエマは、「当時のビリー・ジーンを徹底的に調べて撮影に挑んだ」と明かし、また「心を打つ物語よ。女子スポーツの歴史を変える試合になるなんて、彼女に想像できたかしら?」とコメント。“男性優位”主義者たちと力強く戦った“テニスの女王”に思いを馳せた。さらに、ビリー・ジーンとエマは「同じ輝きを持っている」と語る本作の監督、ヴァレリー・ファリスは「仕事への情熱という点で、気持ちが通じ合ってた」とその共通点を語る。そして、ビリー・ジーンの対戦相手となる男子テニスの元世界チャンピオン、ボビー・リッグス役を演じたスティーブ・カレルは、「エマは肉体も仕上げてきていた」と明かし、ジャーナリストであるグラディス・ヘルドマン役のサラ・シルヴァーマンは、「エマは身のこなしも、コート内での歩き方も、自分を誇示しない。ビリー・ジーンそのものよ」とエマの演技を絶賛している。『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は7月6日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年06月24日80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、2人の男性の初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描き、日本でも大ヒット上映中の『君の名前で僕を呼んで』。その端正な甘いマスクで、多くの女性をとりこにしているアーミー・ハマーは、先週末公開の『ALONE/アローン』では頭を丸刈りにし、絶対絶命の窮地に立たされる兵士を演じており、その役どころのふり幅の大きさと、それぞれの作品で見せる心の動きの繊細な演技が見事と話題となっている。『ソーシャル・ネットワーク』や『J・エドガー』『ローン・レンジャー』で脚光を浴び、『コードネーム U.N.C.L.E.』や『ジャコメッティ 最後の肖像』などでは、長身で彫刻のように美しく魅力的な容姿で多く女性を魅了してきたアーミー。『白雪姫と鏡の女王』では“草食系”王子となってコミカルな演技を見せ、『フリー・ファイヤー』では顔の半分ほどもある髭をたくわえたナルシストを演じたこともあった。『君の名前で僕を呼んで』では、ティモシー・シャラメ演じる主人公・エリオと恋に落ちる24歳の大学院生オリヴァーを演じ、本当の自分を隠した表面の輝き、その内に秘めた恋の熱情、喜びと罪悪感など、エリオのようには純粋に恋に溺れることができない、複雑に重なる感情を知的に繊細に演じきり、新たなステージを感じさせる演技力で数々の映画賞の助演男優賞にノミネートされた。6月16日(土)に公開された主演作『ALONE/アローン』では、自身初となるシチュエーションスリラーに挑み、砂漠の地雷原に迷い込み自身も地雷を踏んで絶体絶命の窮地に立たされる兵士役を熱演。主人公の抱える問題やトラウマといった“内面世界”を、真に迫った演技で見せ、初めて頭を丸刈りしたことも話題を呼んでいる。来年には、2008年に起きたインドのムンバイ同時多発テロを描く映画『Hotel Mumbai』(原題)が全米公開予定で、また繊細な演技で魅了してくれること間違いなし。今年相次いで作品が公開され人気がさらに沸騰、いま最もホットな俳優の1人として大きな注目を集めているアーミー。次はどんな姿を見せてくれるのか、今後の活躍に目が離せない。『君の名前で僕を呼んで』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La CinefactureALONE/アローン 2018年6月16日より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか全国にて公開©2016 Mine Canarias Aie Roxbury Enemy Sl Sun Film Srl Mine Film Llc
2018年06月23日チャン・ドンゴン、キム・ミョンミンらが出演し、闇に翻弄される男たちの狂宴を描くパク・フンジョン監督作『V.I.P. 修羅の獣たち』。現在公開中の本作から、この度、初の悪役に挑戦したイ・ジョンソクの本編映像と未公開場面写真をシネマカフェが独占入手!『新しき世界』でセンセーションを巻き起こしたパク・フンジョン監督が放つ本作は、韓国の国家情報院とCIAの企てにより、北から亡命したエリート高官の息子が連続殺人事件の有力な容疑者とされたことから、これを隠蔽しようとする者、捕らえようとする者、復讐しようとする者、それぞれ別の目的を持つ男たちが交錯する、壮絶なクライム・アクション。「君の声が聞こえる」などに出演し、現在、韓国観光名誉広報大使、ロッテ免税店のモデルとしても活躍するイ・ジョンソクが演じるのは、全登場人物が追うサイコパス殺人鬼であり、北朝鮮から亡命させられたV.I.P.、キム・グァンイル。主に海外で暮らす北朝鮮のエリート幹部の息子という設定のため、北朝鮮でのシーンではさっぱりと整えたヘアスタイルに明るいトーンのスーツと、富裕層のイメージを表現。一方で韓国のシーンでは、平凡な衣装で韓国社会に溶け込んでいる。これまでの彼の清楚なイメージとは異なる、悪役っぷりが炸裂する本作だが、今回到着した映像では、韓国で起こった連続殺人事件の容疑者になったグァンイルが取り調べを受けている場面を収録。『ハナ ~奇跡の46日間~』にて、韓国人女性と切ない恋をした北朝鮮の青年役や、「ドクター異邦人」では北朝鮮で育った天才医師役を演じていた彼が見せる、流暢な北朝鮮訛りのセリフは必見だ。また、すでに本作を観賞した人たちからは、「物語の鍵となる北の高官の息子が一ミリの揺るぎも無い胸糞サイコ野郎で残酷描写も容赦なし」「なんとも胸糞悪いVIPであり猟奇殺人者を演じるのが若くてきれいな顔をした好青年俳優イ・ジョンソク。その美しさゆえ胸糞悪さが倍増」「イ・ジョンソクさんの存在感が凄まじかった」など、初の悪役に挑戦した彼を絶賛する声が上がっている。なお、韓国では、2016年4月に中国の北朝鮮運営レストランの女性従業員が集団で韓国に亡命した事件が、実は当時の韓国情報機関である国家情報院が仕組んだ「拉致」であった可能性が指摘されたニュースのほか、米朝首脳会談後、毎日のように新たなニュースが飛び交い、韓国と北朝鮮が平和モードで年内に終戦宣言するのではと騒がれている。分断国家という特性を生かした作品は昔話になるかもしれない、そんないまだからこそ観ておきたい本作をぜひ劇場で。『V.I.P. 修羅の獣たち』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:V.I.P. 修羅の獣たち 2018年6月16日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2018年06月20日現在公開中のシネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつが17日、東京・東銀座の東劇で行われ、市川染五郎、市川團子が出席した。シネマ歌舞伎『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖』の公開記念「父の日」舞台あいさつに出席した市川團子、市川染五郎(左から)歌舞伎の舞台を撮影し、映画館で楽しむ"シネマ歌舞伎"の最新作となる本作は、染五郎は父の市川染五郎(現・松本幸四郎)と、團子は父・市川中車(香川照之)とそれぞれの親子が共演を果たした話題作で、歌舞伎座で大事件に巻き込まれた弥次郎兵衛(市川染五郎※現・松本幸四郎)と喜多八(市川猿之助)のコンビが奇想天外な謎に挑む、というストーリーだ。舞台あいさつには松本幸四郎の息子・市川染五郎と香川照之の息子である市川團子が登壇。父の日ということで、父のことを「変」という一言で表現した市川染五郎は「変な人ですよ。ポテトチップスを野菜のように食べて。もう数え切れませんね」と苦笑いを浮かべれば、香川照之について「昆虫の心を理解している」とフリップに書き記した市川團子は「家に入って手を洗うじゃないですか。洗面所に昆虫の本が置いてあるんです。リビングにも昆虫のものが置いてあったり台所にもあって、ずっと昆虫ばっかり見ていてお父さんのことが思い浮かびません」と明かして会場の笑いを誘った。そんな彼らはそれぞれの父と同舞台で共演している。市川染五郎が「父は挑戦という言葉が似合う役者。代々挑戦している家なので、それを引き継いですごいなと思いました」と語り、同舞台で父・香川照之と初共演を果たした市川團子も「その時の芝居を見て、すごいと思いました。それに最近は『ゆれる』という映画を見て、感情を露わにしてすごい演技をしているなと思いました」と香川の演技を絶賛した。夏芝居の風物詩として好評を博してきている『東海道中膝栗毛』。同シリーズの最新作が今年の夏も上演されるが、今年は歌舞伎座で松本幸四郎、市川染五郎、市川中車、市川團子の4人が同時に歌舞伎座史上初めての宙乗りにチャレンジする。市川染五郎は「去年父がしているところを見て、2人(市川團子と)で近い内にしたいねと話していたので、すごくうれしいです」と笑顔を見せれば、宙乗り自体初めてとなる市川團子も「宙乗りは憧れだったので、それを早い歳でやらせてもらってありがたく思っています」と夏の公演が待ち遠しい様子だった。
2018年06月18日ドキュメンタリー映画『世界で一番ゴッホを描いた男』が、2018年10月20日(土)より、新宿シネマカリテほか全国の劇場で順次公開される。1人の複製画家に迫るドキュメンタリー映画有名画家のレプリカ制作を主な産業としている、中国・深圳市近郊の「大芬(ダーフェン)油画村」。本作は、そんな大芬で生きるゴッホの複製画家・チャオ・シャオヨン(趙小勇)が、“本物のゴッホの絵を見る”という夢を叶えるため、オランダはアムステルダムを訪れるまでを描いたドキュメンタリー映画だ。「大芬油画村」の複製油絵産業世界最大の「油画村」と呼ばれる中国南部深圳市の大芬(ダーフェン)では、ゴッホをはじめとする有名画家の複製画制作が産業として確立しており、世界市場の実に6割の複製油絵が制作されていると言われている。1989年に香港の画商が20人の画工を連れてきたのがこの街の始まりで、画工の数が1万を超える現在、毎年数百万点の油絵がこの街から世界中へ売られていき、その総額は2015年で6,500万ドルを超えている。20年間で10万点以上の複製画を描いた男物語の主人公で、1996年に出稼ぎで大芬にやって来た湖南省出身のチャオ・シャオヨンは、この街で初めてゴッホの絵画と出会う。以来20年もの間、独学で磨いた技術を武器に、毎月600〜700枚、累計すると10万点以上を家族と共に描き、作品を全世界へ輸出している。複製画家は職人か、それとも芸術家か絵を描くのも、寝るのも、食事をするのも工房の中。いつしかチャオ・シャオヨンは、本物の絵画からゴッホの心に触れて何か気づきを得たい、今後の人生の目標を明確にしたいという思いと共に、ゴッホ美術館へ行くという夢を抱く。ゴッホと共に生きる者としての複製画へのこだわりとプライドと溢れる畏敬の念から、「自分はゴッホの複製画制作に命を懸ける職人なのか?あるいは、ゴッホの生き様を今に蘇らせるアーティストなのか?」という葛藤を抱くチャオ・シャオヨン。ついに夢を叶えるためにアムステルダムを訪れた彼は、そこで一体何を思ったのか。知られざる稀代の複製画家に迫った、感動のドキュメンタリー。前売り券は特典グッズ付き前売り券には、嬉しい特典グッズ付き。ゴッホ絵画の特製マグネット(3種ランダム配布)、または特製ポストカード3枚が付属する。なお、販売場所は東京・新宿シネマカリテ、愛知・伏見ミリオン座、大阪・シネ・リーブル梅田の3か所。作品情報映画『世界で一番ゴッホを描いた男』公開日:2018年10月20日(土)より新宿シネマカリテ/伏見ミリオン座ほか 全国順次ロードショー監督:ユイ・ハイボー、キキ・ティンチー・ユイ原題:中國梵高英題:China’s Van Goghs© Century Image Media (China)■前売券情報発売日:8月11日(土)価格:1,400円(税込)取り扱い場所:新宿シネマカリテ、伏見ミリオン座、シネ・リーブル梅田、メイジャー通販特典:劇場窓口:特製マグネット(3種からランダムに1個)※メイジャー通販にて購入の場合は特製ポストカードセット(3枚1組)
2018年06月17日展覧会「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」が京都・美術館「えき」KYOTOで開催される。会期は2018年11月16日(金)から12月25日(火)まで。新出資料など約200点の展示品没後40年を超えてもなお人々に親しまれ続けている画家、絵本作家・いわさきちひろ。本展では、いわさきちひろの生涯に焦点を当て、新出の資料も交えた約200点の展示品を通して彼女の技術や作品の背景を振り返る。第1章第1章では、終戦までのいわさきちひろを追い、画家としての原点と感性の形成を探る。少女期に彼女が経験した出来事や事物が立体的に再構成され、彼女がいかなる時代で育ち、何に出会い、何を吸収したのかを通覧することができる。第2章いわさきちひろが誇りとしていた家庭生活と作家活動の両立の様子を追いながら、同時代における文化史における彼女の位置づけを考える第2章。プロレタリア美術に連なる紙芝居や幻灯、まとまって見られる機会の少なかった油絵など、これまであまり掘り下げられていなかった彼女の1面に迫る。第3章前半の2章を踏まえた第3章では、作品の魅力を分析的に考察。いわさきちひろといえば子どもや花の絵、といった多くの人が抱く印象をより細密にし、彼女の絵における「線」の現れ方など、画面に凝らされた技術にフォーカスする。第4章最終章では水彩画の数々によって、いわさきちひろの開放的な色彩の魅力を示す。また、ちひろグッズ販売コーナーでは、展覧会オリジナル商品や書籍なども多数販売される。福岡も巡回また、同展覧会は、2019年4月20日(土)から5月26日(日)の期間で福岡を巡回予定。遠方で京都会場まで足を運べない人は、こちらもチェックしみて。【詳細】生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。会期:2018年11月16日(金)~12月25日(火)会場:美術館「えき」KYOTO住所:京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~20:00(百貨店の営業時間に準じ変更あり。入館は閉館30分前まで。)休館日:会期中無休入館料:一般 900円、高校・大学生 700円、小・中学生500円■イベント・「モーニング・ミュージアム」開催日:11月26日(月)時間:受付 9:00/開演 9:15/終了 10:00(予定)参加料:1,000円(税込)定員:50名参加方法:10月27日(土)10:00~、電話にて先着順で受付。(TEL:075-342-5692)※1回の受付で2名まで申し込み可能。定員になり次第受付終了。・ドキュメンタリー映画「いわさきちひろ〜27歳の旅立ち〜」開催日:11月17日(土)~30日(金)会場:京都シネマ(四条烏丸下る西側COCON烏丸3F)※料金、上映時間など詳細は、京都シネマ(TEL:075-353-4723)へ。※京都シネマにて、当館の「生誕100年 いわさきひちろ、絵描きです。」入館券提示で、本映画料金が割引。<巡回>・福岡開催期間:2019年4月~5月会場:福岡アジア美術館住所:福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階【問い合わせ】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2018年06月16日韓国初の“企画亡命者”をテーマに扱った『V.I.P. 修羅の獣たち』。監督は『新しき世界』で大ヒットを記録したパク・フンジョン。キャストには、チャン・ドンゴンのほか、パク・ヒスンやイ・ジョンソクといった豪華俳優陣を迎え、話題を呼んでいる本作から、メイキング映像&メイキング写真が到着した。今回公開されたメイキング映像では、本作への思いを語るパク・フンジョン監督のコメントから始まる。“企画亡命者”の説明のテロップが入り、パク監督は「まるで映画のような現実です」と語る。本作では、世界で唯一の分断国家である韓国と北朝鮮の政治的な要素を複雑に絡まり、物語はさらに加速していく。また、米CIA要員ポール・グレイ役を演じる、『ファーゴ』『ジョン・ウィック:チャプター2』などで強烈な印象を残すハリウッド俳優ピーター・ストーメアの出演について、決定当初、パク監督は「本当に彼が出るのか」と驚きが隠せなかったという。共演者たちのコメントとともに、ストーメア自身「パク監督の現場はとても雰囲気が良かった」と撮影現場を振り返った。撮影監督のキム・ヨンホは、それぞれのキャラクターに合う空間づくりへの苦労を明かしている。乾いたイメージの北朝鮮のシーンでは、色彩を強く意識したと語り、実際にコスモスを道端に埋めての撮影の現場も公開された。パク監督に対し、主演のチャン・ドンゴンは「どんなジャンルにも強い監督。今後どんな映画を撮るのか楽しみ」と語っている。同時に解禁となったメイキング写真では、パク監督と綿密に打ち合わせを行うチャン・ドンゴンや真剣にカメラを覗くパク・ヒスンの姿から、時にはピースサインをするイ・ジョンソンや楽しげに会話をする出演者の姿も見られる。「ストーリーもテーマもとても斬新」とチャン・ドンゴン自身も語る本作。世界情勢の中でも、いま最も注目を集める韓国×北朝鮮×米国だからこそ、ますます期待が高まる。『V.I.P. 修羅の獣たち』は6月16日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:V.I.P. 修羅の獣たち 2018年6月16日よりシネマート新宿ほか全国にて公開©2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2018年06月15日イスラエルの映画監督、サミュエル・マオズの最新作『運命は踊る』(原題:FOXTROT)が、2018年9月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国の劇場にて順次公開される。デビュー作『レバノン』で金獅子賞、サミュエル・マオズ監督の長編2作目監督自身も兵士として参加した1982年のレバノン戦争を舞台に、極限状態の4人の兵士を通して戦争の恐怖を描いた『レバノン』で、2009年の第66回ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞を獲得したサミュエル・マオズによる最新作。本作においては、第74回ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ、イスラエル・アカデミー賞2017で最多の8部門を受賞している。『レバノン』に続く長編2作目となる本作でも、自身の体験をベースにした物語を作り上げたマオズ。戦争のために前線に赴いている息子と、その帰りを故郷イスラエルのアパートで待つ両親の3人の視点から、運命の不条理さと人生のやるせなさを緻密に描き出した。あらすじイスラエル・テルアビブのアパートに暮らすミハエルとダフナ夫妻のもとに、息子ヨナタンの戦死を知らせるため、軍の役人がやって来る。ショックのあまり気を失うダフナと、平静を装いながらも役人の対応にいらだちをおぼえるミハエル。そんな中、戦死の報が誤りだったと分かる。安堵するダフナとは対照的に、ミハエルは怒りをぶちまけ、息子を呼び戻すよう要求する。その一方でヨナタンは、戦場でありながらどこか間延びした時間を、ラクダが通る検問所で過ごしている。ある日、若者たちが乗った車が来訪。いつも通りの簡単な取り調べを行うはずだったが…。遠く離れたふたつの場所で、家族3人の運命が、“フォックストロット=社交ダンスの1つ”のステップのように交錯する。作品情報映画『運命は踊る』公開日:2018年9月29日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開監督・脚本:サミュエル・マオズ出演:リオール・アシュケナージー、サラ・アドラー(『アワーミュージック』)、ヨナタン・シライ原題:FOXTROT© Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinéma – 2017
2018年06月07日映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』が、2018年7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国ロードショー。『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』のニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズによる、新作ストップモーション・アニメーションだ。『ひつじのショーン』チーム最新作『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』を生み出した、イギリスのストップモーション・アニメーターとして知られるニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズが新作の舞台として選んだは、まだマンモスがいた先史時代。舞台は先史時代、主人公は原始人のタグ主人公は、タグという名の勇敢な少年ダグで、ユーモラスな部族のメンバーとブタの相棒・ホグノブとともに暮らしていた。しかしある日を境に平和な日々が一変。タグたちが住む谷で採れる青銅を奪うため、暴君ヌース卿が軍隊を引き連れて侵攻してきたのだ。「サッカー」試合で故郷を守る大切な故郷を取り返すためダグたちは「サッカー」で戦いに挑む。果たしてダグたちは強敵を相手に試合に勝つことができるのか――!?槍をボールに持ちかえた”アーリーマン(原始人)イレブン”の笑いと感動のエキサイティングな冒険物語がスタートする。オール英国人キャスト声の出演は、主人公ダグをエディ・レッドメイン、暴君ヌース卿をトム・ヒドルストン、部族の長老ボブナーをティモシー・スポールが担当。英国人キャストが集結し、アードマン・アニメーションズの新作に躍動感とユーモアを吹き込んでいく。あらすじむかしむかし、太古のむかし。まだマンモスがいた頃のお話。勇敢な少年ダグは、ユーモラスな部族のメンバーとブタで相棒のホグノブと一緒に小さな谷間で平和に暮らしていた。しかしある日、ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿が、谷で採れる青銅を奪うため軍隊を引き連れて侵攻してきた。故郷を追われたダグたちは、ブロンズ・エイジ・シティで崇拝されている“サッカー”と呼ばれるスポーツでヌース卿に対抗すべく、チームを作って特訓に励む。果たしてダグたちは愛すべき故郷を取り」戻すことができるのか・・・?!【詳細】映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』公開日:2018年7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国ロードショー監督・製作:ニック・パーク脚本:マーク・バートン、ジェームズ・ヒギンソン声の出演:エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズ、ティモシー・スポール原題:『EARLY MAN』配給:キノフィルムズ/木下グループ
2018年06月07日第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞し、21年ぶりの快挙が話題となっている是枝裕和監督作『万引き家族』。本作に出演する安藤サクラが4日(月)、大阪にて行われた記者会見に登壇し、パルムドール受賞の喜びを語った。■安藤サクラ、 パルムドール受賞時に寝落ち…!?パルムドール受賞後、安藤さんが映画について語るのは今回が初めて。受賞について聞かれると、「この“家族たち”と夜中だけどYouTubeで中継をみようとやりとりをしていて」と準備万端で授賞式の中継を見ていたものの、「いつの間にか眠ってしまいまして…」とまさかの寝落ちをしてしまったことを告白!「そしたら、リリーさんから『サクラ起きろと!』とメールがすごい来ていて、マネージャーさんには、真っ暗にして寝ていた部屋で『パルムドールです!』と言われて…それですぐにTVをつけてニュースが流れているをみて、これは残さなきゃとフィルムのカメラでその画面を撮りました(笑)」と、受賞の瞬間をふり返った。実は、受賞発表前から撮影で大阪にいたという安藤さん。「まだみんなと喜びを分かち合えていないですし、監督にも直接おめでとうございますも言えていない」と言い、まだふわふわとした感じだとも語っていた。■出産後初の撮影に「面白い経験」是枝組には初参加、しかも産後初めての撮影で、国内外からその高い演技力を絶賛された安藤さん。母・信代役について、「台本を読んでいて共感することはなかった」と語りながらも、「フイルムの中にいる信代が過ごした時間は、私自身が“家族”と過ごした時間でもあります。共感というものではなく、私自身がこの“家族”の温度を自分の身体で感じていたので、その温かさがいまもまだ残っています」とコメント。また、「私は正直、妊娠中、出産後はできるだけ仕事はしないし、できるだけ子どもと一緒にいるのがいいと思って、そうしたいと思っていました」と話しつつも、「こうやってこの作品に出会えたことがよかった」「すごく良い時間を過ごせたと思っています。役柄としては自分は真逆だけど、産後初めてあの役を演じるというのは面白い経験でした」とふり返った。■子役・佐々木みゆとは「すごいご縁」カンヌに行ってからは特に、この“家族”がより大事な存在になっていったという安藤さん。本作で夫の治(リリー・フランキー)に拾われ、“家族”の娘になるゆり役を演じた子役・佐々木みゆは、なんと自身の愛娘と誕生日が同じなのだとか。「だから撮影中から、それこそ血の繋がりではない何かの繋がりがあるようなそんな気持ちを感じていました」と明かし、「映画が公開したら、あまりこの“家族”と会う機会がなくなるのかなと思うとすごい寂しい気持ちになって、たまにちょっと泣きそうになります」と語った。■審査員からの賛辞に「粋な誉め言葉」受賞記者会見では、審査員長で大女優のケイト・ブランシェット、審査員のレア・セドゥやクリスティン・スチュワートらが安藤さんの演技を高く評価。是枝監督も帰国後の会見で、彼女の泣くシーンについて、「“今後、私も含め今回の審査員を務めた俳優の中で、今後あの泣き方をしたら、彼女の真似をしたと思って“と仰っていて、その会話から虜にしたんだなとよくわかりました」と語っており、この賛辞について安藤さんは「監督からメールをいただいたんですけど、やっぱりスターの方たちは粋な誉め言葉を使うんだなと思って…」と話していた。なお、全国公開に先駆けて先週末に行われた本作の先行公開では、2日間で興行収入193,709,400円の好成績をあげた。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年06月06日『ボーン』『96時間』『ジョン・ウィック』シリーズに連なる新たなスパイアクション『アメリカン・アサシン』。この度、『メイズ・ランナー』の主役に大抜擢され注目を集めるディラン・オブライエン扮するミッチ・ラップの人物像について、キャスト陣らが語る特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。累計売上げ2500万部を誇るヴィンス・フリンの全米ベストセラー小説、ミッチ・ラップシリーズを初めて映画化した本作は、テロリストへの復讐に燃え、CIAにスカウトされた若き主人公ミッチ(ディラン・オブライエン)と、ミッチを鍛える鬼のような指導官スタン・ハーリー(マイケル・キートン)がバディを組み、ミッチのファースト・ミッションを描く。中でも魅力の一つとなっているのが、ほかのスパイ映画とは違い、ミッチの成長譚でもあるということ。そんなミッチを演じたのは、『メイズ・ランナー』シリーズでトーマス役を演じ、若き日のトム・ハンクスを思わせると話題となったディラン・オブライエン。彼は、人間の心理と猛烈な訓練、そして初めての危険な任務を混ぜ合わせた現代のスパイ活動の中に観客を連れていく本作のアイディアを気に入り、「多くのスパイ映画がありますが、彼らがベテランになる前にどうしてスパイになったのかを描いた作品は滅多にありません。20代の青年が凄まじい悲劇を経験し、自分を変える新しい道を発見していく。それを目撃するのはとても面白い」と語っている。今回到着したのは、その主人公像がどう作り上げられていくのかが分かる、キャストや監督らが語る貴重な映像。まず、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは「本作は主人公ミッチを定義づける作品だ」と言い、「若きミッチの人物像について悩んだ」と明かす。また「繊細過ぎるがゆえに、正義のためなら容赦しない男に一変する」と主人公について前置きし、「ディランはハマリ役」と太鼓判を押した。さらに、「少年のような親しみやすさと凶暴性が共存する俳優」を求めていたというマイケル・クエスタ監督も、「最高」「新型アクションスターの誕生」と彼を絶賛。完全無敵のアクションヒーローではなく、リアルで共感できるまさに新たなアクションスター。早く彼の活躍を目撃したいものだ。ほかにも、ディランについてマイケル・キートンは「良い俳優だ」と言い、テイラー・キッチュも「ハングリー精神旺盛」だと賞賛。そして、ディランも「格闘シーンがすごすぎる」と語るように、本作の見どころでもあるアクションシーンについて、コーディネーターからは「スパイのスキルを一から叩き込んだ」「体格と筋肉作りだけでなく、体の動きも特訓した」とそのこだわりが語られている。さらに併せて、ミッチが怪我だらけの姿で銃を持ち相手を見下ろす姿と、真剣な表情で監督から指導を受ける姿を写した未公開写真も到着した。『アメリカン・アサシン』は6月29日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年06月04日映画『50回目のファーストキス』の公開御礼記念舞台あいさつが3日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、山田孝之、長澤まさみ、福田雄一監督が出席した。映画『50回目のファーストキス』の公開御礼舞台あいさつに出席した長澤まさみ公開2日目の6月2日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた舞台あいさつを皮切りに、2日間で12回の舞台あいさつを行った本作のキャスト陣と福田監督。2日間の最後を飾った同舞台あいさつには、山田孝之と長澤まさみ、そして途中から福田監督が登壇し、この日30歳となった長澤を祝福した。福田監督から花束を手渡された長澤は「ちょっと目頭が熱くなっちゃいました」と目を潤ませて大喜び。そんな長澤に対して福田監督が「日本男性の希望として生きて欲しいですね。日本の宝ですから、このままで居て欲しいです」とメッセージを送り、山田も「これからも元気で生きてください。長澤さんに関しては、心身とも健康で生きてくれたらそれで十分ですよ」と独特の言い回しで長澤を祝福した。30歳を迎えた長澤は「もう楽しく生きようと思っています」と新たな歳の目標は自然体を強調。また、山田について「こんなに喋ってくれるとは思いませんでした。昨日は『明日どうしよう?』と思っていたんですけど、今日は途中から安心しました」と安堵したようで、長年山田を知る福田監督も「舞台あいさつが嫌いで一言も喋ったことなく終わったこともあります。そんな時代の山田孝之を見ているから、俺涙が出そう!」と山田の成長に目を丸くしていた。舞台あいさつ後半では一般客の質問に答えるコーナーも実施。「私はファーストキスを緊張して失敗しました。大好きなゆえに失敗したことは?」という質問に、福田監督は「基本的に好きな人の前にいると失敗するよね」と回答し、それに相槌を打った長澤は「上手くいくことないですよね。私も憧れの人に会うとすごく照れちゃいます。自分が何を喋ったのかも覚えてないし」と答えると、福田監督から「誰? 誰に会ったらテンパった?」と鋭い質問が。すると長澤は「憧れっていうか好きなの。宮崎あおいちゃん! いつもテンパっちゃって、緊張して喋れないんです。他にも緊張する人がいるんですけど、歳の近い人で言うと、宮崎あおいちゃんですね」と告白して山田や福田監督、観客を驚かせた。本作はハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描いた大人のラブストーリー。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演した本作のメガフォンを執ったのが福田雄一監督で、福田監督にとっては初めての本格的なラブストーリーとなる。
2018年06月04日エディ・レッドメインやトム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズらが声を務める『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』。この度、エディやメイジーらが本作に登場する愉快なキャラクターたちを紹介する特別動画が到着、併せて本ポスタービジュアルが公開された。本作は、『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られ、これまでに4 度のアカデミー賞受賞歴を持つニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズが制作する新作ストップモーション・アニメーション。今回到着したのは、登場キャラクターをまねておどける主人公・ダグ役のエディや、ヒロイン・グーナを演じたメイジーのキュートなコメントと、本作プロデューサーのピーター・ロードがアードマンアニメーションならではの愉快な登場キャラクターたちを一気に紹介する特別動画。英国の名バイブレーヤー、ティモシー・スポールが演じるボブナー長老など「アーリーマン」チームの個性あふれる姿が紹介されつつ、エディは人気コメディアン、リチャード・アイオアディが演じる“強く見えて内心怖がり”の原始人トレボーのまねをしておどける姿など、とても楽しそうな収録現場の様子が伝わるもの。また、本ポスタービジュアルでは、人間より賢いダグの相棒のブタ・ホグノブやサッカー選手に憧れる少女・グーナ、ダグたちを利用したサッカーの試合で大儲けを企む「ブロンズ・エイジ・シティ」の暴君・ヌース卿(声:トム・ヒドルストン)のほか、ダグを中心に「アーリーマン」チームがサッカー競技場に勢ぞろい!本編がますます気になるビジュアルとなっている。『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』は7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~ 2018年7月6日よりTOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開© 2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.
2018年06月02日「エビス ガーデン ピクニック(YEBISU GARDEN PICNIC)」が、恵比寿ガーデンプレイス センター広場にて開催される。期間は2018年7月14日(土)から8月26日(日)まで。「エビス ガーデン ピクニック」では、人工芝が敷かれたセンター広場で、様々な企画と共にピクニック気分を楽しむことができる期間限定イベント。メインとなるのは、7月27日(金)から8月19日(日)の毎週金曜、土曜、日曜に、野外で野外の無料上映を行う「ピクニック シネマ(PICNIC CINEMA)」だ。移動映画館のキノ・イグルーが、"雲の向こうは、いつも青空"をテーマにセレクトした『ティファニーで朝食を』や『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、山田孝之と長澤まさみが共演する映画の原案となった『50回目のファーストキス』など12本の映画を上映する。施設内の各店舗では、映画と共に楽しみたいフードやアルコールも販売されるので、上映前に立ち寄るのも良いだろう。イベント期間中は、その他にもヨガイベントや音楽ライブが開催される予定だ。また、イベントカラーの青をテーマとした各レストランとのコラボレーションメニューも登場。海老、牡蠣、帆立貝といったシーフードにスパイスをきかせたSouthの「シーフードプラッター ~BLUE SEA Style~」や、海をイメージした青い塩と自家製タルタルソースで食すSalt Water by David Myersのフィッシュ&チップス「シーフードミックスフライ~シーソルトのブルーラグーン~」などが提供される。【詳細】「エビス ガーデン ピクニック」期間:2018年7月14日(土)~8月26日(日)時間:イベントにより異なる料金:入場無料場所:恵比寿ガーデンプレイス センター広場住所:東京都渋谷区恵比寿4-20※詳細は恵比寿ガーデンプレイスHPで順次公開。荒天の場合、中止することがある。■ピクニック シネマ期間:7月27日(金)~8月19日(日) ※毎週金曜、土曜、日曜開催。時間:19:30~(各日共通)※映画詳細スケジュールは6月上旬に公式HPで発表。【問い合わせ先】恵比寿ガーデンプレイス・インフォメーションTEL:03-5423-7111
2018年06月01日『ルーム』で一躍注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが、『ワンダー 君は太陽』のPRのために来日。同じく『デッドプール2』を引っさげ来日中のライアン・レイノルズを探し回り、ついに対面を果たしたことを、先ほど自身のSNSで報告した。全世界800万部突破の児童小説「ワンダー」(R・J・パラシオ著)を実写版『美女と野獣』の製作スタッフが映画化した本作。ジェイコブは、生まれつき特別な顔を持ち何度も手術を繰り返してきたが、10歳になって初めて学校に通い始める主人公オギーを熱演。彼を見守る両親役のジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソンら実力派が脇を固め、今年イチバンの優しく、温かな涙を誘う感動作となっている。『ルーム』で初来日した際も、自身のインスタグラムを何度も更新していたジェイコブ。今回は、時同じくして憧れの“デップー”ことライアン・レイノルズも日本にいる!とのことで、ライアンが高層ビルから東京の景色をバックに撮った写真をアップすると、すかさず真似っこ。「どこにいるの?! デッドプールハントが始まった…」と自身も高層ビルの窓際から投稿。さらには、東京ディズニーリゾートでも“デップー”探し…。そんなジェイコブくんは、先ほどついに「見つけた!」と念願のライアンとの2ショットをアップ!「信じればやり遂げられるんだね!!!」「ライアン、あなたは最高」と笑顔いっぱいのガッツポーズ。ライアンもその写真をシェアし、同じカナダ・バンクーバー出身のジェイコブとの東京での対面を喜んでいた。日本のファンからも「ジェイコブ君、よかったね!」「可愛すぎるー」「この2ショットはヤバい!!」と歓喜の声が上がっている。『ワンダー 君は太陽』は6月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ワンダー 君は太陽 2018年6月15日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月30日音楽家・坂本龍一が音楽を担当した映画をスクリーンで上映するイベント「坂本龍一映画祭」が、2018年6月4日(月)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催される。2017年11月に公開された坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』のDVD・Blu-ray発売を記念して、坂本龍一が音楽で携わった名作映画の数々がスクリーンに帰ってくる。上映作品は、『戦場のメリークリスマス』(1983)、『シェルタリング・スカイ』(1990)、『ラストエンペラー』(1987)、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)に、前述のドキュエンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』(2017)、200人しか観られなかったプレミアライブの様子を収めた『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』(2018)を加えた全6作品。各作品はそれぞれ1日限り、200席限定での上映となる。【開催概要】「坂本龍一映画祭」劇場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズチケット料金:1,500円※「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async」は通常2,500円で上映しているが「坂本龍一映画祭」に限り、特別価格1,500円で上映。<上映作品・上映日>■『戦場のメリークリスマス』上映日時:2018年6月4日(月)19:00~21:05 終了予定チケット申込み:■『シェルタリング・スカイ』上映日時:2018年6月5日(火)19:00~21:20 終了予定チケット申込み:■『ラストエンペラー』上映日時:2018年6月6日(水)19:00~21:45 終了予定チケット申込み:■『レヴェナント:蘇えりし者』上映日時:2018年6月11日(月)19:00~21:40 終了予定チケット申込み:■『Ryuichi Sakamoto: CODA』上映日時:2018年6月12日(火)19:00~20:45 終了予定チケット申込み:■『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』上映日時:2018年6月13日(水)19:00~20:10 終了予定チケット申込み:
2018年05月28日いま注目の若手イケメン俳優、佐野玲於(GENERATIONS)、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人がちょっとおバカでお騒がせな男子高校生たちを演じる『虹色デイズ』。この度、現在放送中のドラマ「花のち晴れ」の天馬役でも注目を集める中川さんが演じる、チャラモテ男・まっつんの恋模様が垣間見られるビジュアルがシネマカフェに到着した。中川さんが演じるまっつんは、チャラくて女好きなモテ男。一見テキトーに見えるが、実は誰よりも友達想いで、杏奈(吉川愛)に恋するなっちゃん(佐野玲於)を応援するうちに、次第に杏奈の親友のまり(恒松祐里)に惹かれるようになり、懸命にアプローチをする…という役どころ。今回シネマカフェにて解禁された場面写真には、川辺に座ってあんまんを頬張るまっつんとまりの姿や、高校生活最後の文化祭が近づく中、まっつんがまりに対して本気のアプローチをする姿があり、まっつんの男気が存分に感じられる。その一方で、女好きなまっつんと男嫌いなまりの、正反対な2人のやり取りは可愛らしく微笑ましい。これまでとは違う本気の恋にぶつかったまっつんが、どのようにまりとの距離を縮めていくのか、目が離せない。『虹色デイズ』は、7月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年05月28日ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイの共演で日本でも大ヒットとなった『マイ・インターン』の製作スタッフによる最新作『CARRIE PILBY』(原題)が、『マイ・プレシャス・リスト』として10月に日本で公開されることが決定。併せて、日本版の特報とポスタービジュアルが解禁された。■あらすじハーバード大卒でIQ185のインテリ女子・キャリー(ベル・パウリー)は、超天才だけどコミュ力ゼロ。友達もいなければ仕事もなく、いつも1人で読書をして過ごすだけ。ある日、唯一の話し相手であるセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)から、“幸せのリスト”を渡される。そこに書かれた6つの課題をクリアしながら、キャリーは少しずつ他人と関わるようになり…はたして彼女は、「本当の自分」を見つけて幸せになれるのか!?■英国の新星ベル・パウリーがイタい女子に!ヒロインのキャリー役に抜擢されたのは、イギリス出身の女優、ベル・パウリー。初主演映画『ミニー・ゲッツの秘密』がベルリン国際映画祭などで賞を受賞し、自身もゴッサム賞に輝いた彼女は、『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』(’15)のエリザベス女王の妹・マーガレット王妃役でも類まれな演技力を発揮し、いま最も有望な若手として注目されている。そんな彼女がIQ185の“イタい女子”をどう演じるのか、期待が高まる。また、キャリーのセラピスト・ペトロフ役には、『プロデューサーズ』でゴールデングローブ賞にもノミネートされ、声優としても活躍するネイサン・レイン。TVドラマ「イン・トリートメント」のポール役でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞したガブリエル・バーンも共演する。■果たしてリストはクリアできるのか?今回公開されたポスタービジュアルは、舞台となるNY・マンハッタンの街並みのイラストとキャリーのビジュアルが印象的だ。キャリーの顔の下で、金魚が水槽の中で泳いでいる。よく見ると、「GET A PET(ペットを飼う)」の文字にチェックマークが! ほかにも、マンハッタンでリストに挑戦するキャリーがカラフルに描かれている。特報では、「6つの課題をクリアすれば幸せになれる」とペトロフにリストを手渡されたキャリーが「ハーバード卒で引きこもりの私でも?」と聞き返すシーンも公開された。ベル・パウリー演じる等身大のちょっとイタい主人公に、共感してしまう女子も少なくないのでは? リストをクリアして幸せになるべく奮闘するキャリーを、思わず応援したくなってしまうこと間違いなし。『マイ・プレシャス・リスト』は10月20日(土)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マイ・インターン 10月10日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国© 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2018年05月27日石田衣良の恋愛小説を、2016年上演の舞台と同じく“松坂桃李×三浦大輔”のコンビで映画化した『娼年』。現在公開中の本作を観賞した人たちからは絶賛の声が寄せられている中、今回なんと“女性限定”での応援上映の開催が緊急決定した。4月6日に公開を迎え、公開から7週目を迎えた現在でも、幅広い世代の女性を中心に動員。リピーターも多く、土日やレディースデーは満席が相次ぎ、公開6週目には興行収入3億円を突破した本作。ネット上では、「控えめに言って松坂桃李の肉体美しすぎた」「桃季くんの、濡れ場シーンはやばたんだらけでしたがしんみりくるシーンで、泣いてしまいました」「何回見ても、俳優さんの芝居に脱帽する」と絶賛する声や、イラスト共にその衝撃さを表現する人たち、さらに“#おかわり娼年”といったタグも登場。そんな中、「応援上映やりた~い」「娼年を応援上映で見たい」といった応援上映を望む声が相次ぎ、その多数の要望を受け、女性限定での応援上映が実施されることに。R18+指定作品での応援上映は、なんと日本初!発声OK、コスプレOK、サイリウム・光り物使用OK、楽器使用OKのレギュレーション。ゲストには三浦監督の参加も決定した。応援上映開催を受け、ネットでは「娼年の応援上映楽しそう」「めっちゃ気になるぅ~」「特に熱海とかめちゃくちゃ応援しがいがあるので応援上映絶対向いてる」といった反応のほか、「娼年の応援上映、最高にカオスな予感しかしない」「娼年応援上映って何事??」「娼年応援上映どないすんねん笑」「どういう掛け声をかければ…?!」と、戸惑いや“一体どんな上映になる?”という声も多数寄せられているようだ。なお、チケットは26日(土)AM0時よりオンラインチケットを販売、劇場窓口では同日劇場オープン時より販売をスタートする。『娼年』応援上映は5月30日(水)17時35分~池袋 HUMAX シネマズ スクリーン4にて開催。『娼年』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年05月25日モヤモヤを吹き飛ばす! ゆとりのためのフェスが開催。ゆとり女子のためのシネマ野外フェス「地球(ほし)とヒトが‘笑う’映画祭2018」が、京都・南丹市『旧西本梅小学校』にて2018年9月1日(土)~9月2日(日)の期間開かれます。廃校を舞台に学祭気分をもう一度体験できるこのフェスには、好きな映画・笑い・屋台・ビール・キャンプ・星空・森・アウトドアなど大人も楽しめる要素が盛りだくさん。キラキラワクワクが丸ごと詰まった“大人の学祭”は、仕事に追われる日々のなかで忘れてしまった、どこか懐かしい気持ちを思い出させてくれるはず。記憶の引き出しから「こんなことやってたな」なんて気持ちを引っ張り出して、思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。小学校は山間部の集落に位置するため、天気が良ければ満点の星空を見ることも。都会では見ることのできない星空を眺めながら学生だった頃の自分へタイムスリップしてみてください。忘れていた気持ちをもう一度取り戻そう本フェスは「自分らしく楽しむこと」「社会に役立つこと」をモットーにさまざまな企画を展開しています。難民問題をコミカルに描いた映画の上映や、体に優しい地元産野菜の屋台「マルシェ」、夏のイベントには外せない「学校のお化け屋敷」など、各々に合ったイベントに参加して自由に楽しむことも。疲れたら校庭にあるアウトドア感満載のテントサイトでゆったり休むこともできます。食べ物から恋愛、アートまで、何でも揃う「地球(ほし)とヒトが‘笑う’映画祭2018」で、時間を忘れて一晩中思いっきりイベントを楽しんでみませんか。童心にかえることで忘れていた気持ちに気づくことができるかもしれませんよ。イベント情報イベント名:地球(ほし)とヒトが‘笑う’映画祭2018催行期間:2018年09月01日 〜 2018年09月02日住所:京都府南丹市園部町南八田中山17 南丹市立旧西本梅小学校電話番号:075-325-4925
2018年05月23日先日公開された中国での人気がさらなる後押しとなり、世界興収は16億682万9103ドル(約1757億円)、世界興行収入第5位となる驚異的な記録を樹立した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。この度、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスが、アイアンマン役のロバート・ダウニーJr.との関係性などについて語った貴重なインタビューコメントを、シネマカフェが入手した。アメリカ・中国と同様、先日公開された日本でももちろん話題となっており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)史上最速の興収30億円突破を記録し、熱狂の渦に包まれている。そんな我々を熱狂させるMCUは今年で記念すべき10周年を迎えた。このわずか10年の間で映画シリーズとしてはNo.1の興行収入を記録し、数々の人気キャラクターやスター俳優を輩出してきたMCU。その全ての原点ともいえるのが、2008年公開の『アイアンマン』だ。当時、ヒーローのイメージとはかけ離れていたロバート・ダウニーJr.がアイアンマン/トニー・スターク役に決まったことが報道されると、大きなニュースとなったが、いざ公開されてみれば観客からは絶賛の嵐。ロバート本人にとってはもちろん、マーベル・スタジオにとっても代表作となり、それ以後のMCUを軌道に乗せた1本となった。また、トニー・スタークと共にアベンジャーズ結成のころからチームを引っ張ってきたもう1人が、クリス・エヴァンス演じるスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ。スティーブとトニーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で互いの正義感の違いから決裂…。スティーブがアベンジャーズを去っており、2人の関係性は全世界のファンが注目をしているポイントの1つとなっている。■クリエヴァ、ロバートは「ものすごく寛大な俳優」そんなチームを支える2人だが、演じる俳優自身はというと、スティーブ役のクリスはロバートについて「ほかの出演者たちを気づかうという意味で、ものすごく思慮深いんだ。特に僕に対してね」と前置きし、「このシリーズの出だしのころ、僕はとてもナーバスになっていたけど、彼の優しさや温かさや助力のお陰で、僕は色々な意味で助けられたし、自信や方法論やサポートを授けてもらったよ。彼は、ものすごく寛大な俳優で、いつも相手を称賛してくれる」と2人の深い関係性を明かす。また、「彼がこの映画に出ていなかったとしたら、僕はすっかり自分を見失っていただろうね。本当の意味で、まるでこの作品の父のようだよ。この作品を動かしているのは彼さ。その事実は、他の映画以上に今回の映画にとても深く息づいているね」と、本作では特になくてはならない存在だとも。劇中ではたびたび衝突してきた2人だが、俳優自身は強い絆で繋がれているようだ。■「自分がこのクラブの一員になれたと感じられる」さらに、「毎日のように数多くの俳優たちが出入りしているけど、その全員が自分は歓迎されていると感じられるように、彼はしっかり気を配っているんだ」と撮影でのロバートについてもコメント。特に、これまで共演のなかった人々に対しては特に気を配っているそうで、「そういう人々にとって、ほかの映画で見たことのある俳優が20人も30人もいるような撮影現場に足を踏み入れるのは、ものすごく緊張するものさ。だけど、僕らは毎日彼のもとで休憩をとったり、長めのランチをとったりしている。そうすると、すぐに、自分がこのクラブの一員になれたと感じられるんだ」と、現場でも仲間を引っ張るリーダー的存在となっているそうだ。見事なチームワークを気づいてきた彼らだが、今後、再びアイアンマンとキャプテン・アメリカの共闘する姿を見ることはできるのか?見事な連携で敵を圧倒する2人の姿が待ち遠しい。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年4月27日より全国にて公開© 2018 MARVEL
2018年05月23日「撮影するまで、#MeTooについての関心はありませんでした」 こう語るのは、映画「私は絶対許さない」で初主演を務める平塚千瑛(31)だ。12年に開催されたミス・ユニバースジャパンのセミファイナリストにも選出されている平塚は、グラビアやモデルとしての活動が注目されている。 だが、今作では一転。15歳でレイプに遭ったことで、家族にも見捨てられた全身整形のSM嬢を演じる。特筆すべきは、今作は雪村葉子さんという実在する女性の“ノンフィクション”を描いているという点だ。平塚は「雪村さんの半生を演じて、わかったことがあります」と言う。 「性被害に遭った女性が声を上げることは、とても勇気の要ることだと理解しました。女性の意見は、男性社会では埋もれてしまう。そんな中、『おかしいものはおかしい』と勇気を出して声を上げた女性は讃えられるべきです。声を上げた女性が、ときに非難に晒されてしまうということが納得できません。私は#MeToo運動を尊敬しています」 自身も飲食店のアルバイトをしていた際、写真撮影で突然肩を組まれたことがあったという平塚。当初は驚いたが、「これがセクハラなのか、そうでないのか」と苦悩した過去を回想。そして、ひとつの答えを見つける。 「女性の立場が弱いから『肩を組むのは違う』と声を上げることができなかったんだと気づきました。『言ってもムダだ』って、社会が女性に思い込ませているようにも思います。だけど私は、そう思ってほしくないんです。イヤだと思うことに対して、イヤだって言ってもいい。きちんと声を上げる。#MeToo運動などを通して、ひとりひとりが声をあげる。その勇気こそが、女性の地位を高めることに繋がっていくと思います」 衝撃的な内容のあまり“問題作”とも形容される同作だが、今年1月には性犯罪が社会問題であるインドの「ノイダ国際映画祭」で審査員特別賞を受賞。セクハラや女子高生への淫行がニュースを賑わすいま、まさに“真打ち”となる今作。#MeToo運動と共に、「女性の地位向上のために意味のある映画」と平塚は期待する。 「今回の撮影で私は、壮絶な雪村さんの人生に打ちのめされました。演じていて、感情のコントロールが出来なくもなりました。それでも役に没頭できたのは、雪村さんの半生を伝えたいという使命感があったからです。実際に性犯罪に遭った方から、『演じてくれてありがとう』と涙ながらに握手して頂いたこともあります。思わず目を背けてしまうシーンもありますが、最後まで見届けてほしい。一人でも多くの方に観ていただき、雪村さんの心の傷を伝え、いまの社会にヒントを与えることがこの映画の使命だと思います」 東京では口コミが話題を呼び、6週にもわたるロングランヒットとなった今作。平塚も「男性は、雪村さんの体験したようなことがご家族に降りかかったら…と想像して感想を打ち明けてくれます。また女性が半数近くを占める上映日もありました。伝わってるんだなと、嬉しくて思います」とその実感を明かしている。 同作の上映は、大阪の第七芸術劇場や宮城の仙台セントラルホールでは今月25日まで。茨城の土浦セントラルシネマズでは引き続き上映中。以後、大分の別府ブルーバード劇場を筆頭に、京都の出町座、山口の萩ツインシネマ、神奈川の横浜シネマ・ジャック&ベティなど全国を巡映する予定。
2018年05月21日是枝裕和監督の最新作『万引き家族』が、第71回カンヌ国際映画祭にて最高賞のパルムドールに輝いたことを受け、リリー・フランキー、安藤サクラらキャスト陣からも喜びのコメントが到着した。受賞後の公式記者会見で是枝監督は、今回受賞した『万引き家族』で描いた“家族像”について、「『そして父になる』は、“家族は時間なのか血なのか”ということを問いながら作った映画だったんですけど、その先に、産まないと親になれないのだろうかという問いを立ててみようと思いました。今回の物語の中心にいるのは、自分の子どもではない子どもを育てながら父親に、母親になりたいと思う、そういう人たちの話をやろうと思ったのが最初でした」とコメント。「彼らをどういう状況に置こうかというのを考えたときに、ここ数年日本で起きているいくつかの家族をめぐる出来事を、新聞とかニュースで目にしたとき、経済的にかなり追い込まれた状況で、万引きとか年金を不正に受給することでかろうじて生活を成り立たせている家族というものの中に、そういうテーマ、モチーフを持ち込んでみようかなと思ったのが今回の映画になりました」とその経緯を明かしていた。また、審査員長を務めたケイト・ブランシェットが閉会式で「invisible people(見えない人々)」が今回の大きなテーマと語っていたことについて、「『誰も知らない』のときにも、社会から見えなくなっている子どもたちをどう可視化するかということを考えながら撮った」と触れながら、「今回もスタンスとしては同じなので、やはりそれを見過ごしてしまう、もしくは目をそむけてしまいがちの人々をどう可視化するかということ」が監督自身のスタンスと語り、「今回はかなりストレートに反映された映画だったというのは間違いなく思っています。(だからこそ)ブランシェットさんの言葉はすごく嬉しく聞きました」とも現地の囲み取材で語っている。■“万引き家族”からも歓喜のコメント到着!「リリーさんとかサクラさんと子どもたちも含め、トロフィーを持って会えるといいなと思っています」という是枝監督に、キャスト陣からも喜びのコメントが到着している。リリー・フランキー監督、本当に本当におめでとうございます!獲ると信じていましたが、現実になると驚きと感動でじんましんが出ました(実話)。監督、めちゃくちゃカッコいいです!安藤サクラやったー!本当におめでとうございます!!こんな特別な瞬間を共有できること、こころから嬉しく思います!万歳!松岡茉優あの家族はいたのだと肯定してもらったようで嬉しいです。思い出をいつまでも愛しています。樹木希林往きの飛行機の避雷針が雷を受けました。異様な響きと共に私の座席の天井が破け、酸素マスクや破片やゴミや、バラバラッと落ちて来ました。「是枝さんもうくす玉が割れちゃったから賞はおしまい」-----の筈がめでたいことです。子役・城桧吏是枝監督、関係者のみなさま「パルムドール」受賞、本当におめでとうございます!『万引き家族』という作品に出演できて、改めてとても嬉しい気持ちです。監督と家族6人でカンヌへ行けて、一生の思い出になりました。本当にありがとうございました。子役・佐々木みゆやったーーー!!!!!!!!かんとくおめでとうございます!みんなでさつえいがんばったから 、とってもうれしいです。はやくかぞくのみんなにあいたいです!■審査員の公式記者会見コメントケイト・ブランシェットこの作品は演技、監督、撮影、など総合的に素晴らしかった。選ぶにあたって気に入っていた作品を落とさないといけないのはつらかったし、難しかったけど最終的に私たちは意見が合致したの。『万引き家族』はとにかく素晴らしかったわ。ドゥニ・ヴィルヌーブ監督この作品は私たちに深い感動を与えてくれました。とにかく恋に落ちてしまった。上品で素晴らしくとても深い。魂をわし掴みにされた。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月21日第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が日本時間5月20日(日)(5月19日夜)に行われ、是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞であるパルムドールを受賞した。日本時間5月14日(月)に行われた公式上映では、約9分に渡るスタンディングオベーションがおこり、辛口で知られる海外メディアから高評価を得ていた本作。授賞式では、今回の審査員長のケイト・ブランシェットをはじめ、エイヴァ・デュヴァーネイ監督、クリステン・スチュワート、レア・セドゥ、『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ら審査員により発表された。■是枝監督「分かち合いたい」とスピーチ壇上に上がり、ブランシェットから賞を受け取った是枝監督は「さすがに足が震えています。この場にいられることが本当に幸せです」とその喜びを表現。「そしてこの映画祭に参加するといつも思いますが、映画をつくり続けていく勇気をもらいます。そして、対立している人と人を、隔てられている世界と世界を映画が繋ぐ力をもつのではないかという希望を感じます」とコメント。「今回みなさんにいただいた勇気と希望をまず一足早く戻ったスタッフとキャストに分かち合いたいですし、作品が選ばれたにも関わらず、ここに参加できなかったふたりの監督たちとも分かち合いたいですし、これから映画をつくり、ここを目指す若い映画の作り手たちとも分かち合いたいと思います。ありがとうございます」と語った。カンヌ国際映画祭において最高賞にあたるパルムドールの日本映画の受賞は、 1997年・第50回カンヌ国際映画祭にて故・今村昌平監督作品『うなぎ』以来21年振り。コンペティション部門での受賞は、是枝監督『そして父になる』の審査員賞以来5年振り。『誰も知らない』では主演を務めた柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞しているが、今回のパルムドールは監督自身初めて。『万引き家族』は6月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:万引き家族 2018年6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2018フジテレビジョンギャガAOI Pro.
2018年05月20日