出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、市場を知りつくし買い物を楽しむ女性「築地での買い方を知っている女」になりきり。まずは、近所の魚屋さんと話すところから始めよう!私が出演している『王様のブランチ』もそうですが、テレビ番組などで観光地を紹介するコーナーがありますよね。その中で市場が紹介された時に、“旅先で生の魚を買ってどうするんだろう”ということをいつも考えていました。生ものを持ったまま移動するのは大変だろうし、自宅に送るとしても、自分でどう食材を活用すればいいのか、さっぱりわからなかったんです。以前友だちから「築地で何か適当に買うけど欲しいものある?」と聞かれたことがあります。私は何が適当なのか、そもそもなんと答えれば正解なのかもわからずにいたら、彼女はえんがわやマグロのサクを買ってきました。それをお刺し身にしたり、ネギトロにする姿を見て驚くと同時に、こんなふうに市場の活用術を知っている人って素敵だなと思いました。魚のほかにも大量の唐揚げを買ってきて、それも市場に詳しい人ならでは。きっと、築地にあるお店の位置をちゃんと把握しているのだろうし、店員さんともいろいろ話をしているはず。変化していく出世魚の名前、値段の高騰のことまでもきちんと知っていたりと、食材にまつわる知識も豊富なこと間違いなし。そういう人には憧れずにはいられないですよね。いきなり市場に行くことはハードルが高いと感じる人もいると思うので、まずは、家の近くの商店街にある魚屋さんに行ってみるのはどうでしょうか。店員さんに魚のことを聞くことができるし、加工されていない姿を見ることもできます。慣れてきたら、旅先で市場を訪れて、その土地の魚について学ぶのもいいですよね。加工されたものではなく、食材そのものを自分で調理して楽しめる人は、本物を知っている感じがするし、人生が豊かになりそう。すごくカッコいいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2020年1月27日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年01月25日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、一歩引くという美学を持つ女性、「覚えているのに伝えない女」になりきり。覚えているという嬉しさを抑えることも、時には大事。とても残念なことなのですが、私が結婚式をあげた場所であるアニヴェルセル 豊洲が今度、閉館することになりました。先日、それを受けて行われたイベントに行ってきました。私と旦那が歩いたバージンロードで娘をはいはいさせたり、とても楽しかったんです。スタッフの方がかけてくださる「おかえりなさいませ」という言葉もすごく嬉しいものでした。そんな中、見覚えのあるスタッフさんがいたので、「お会いしたことありますよね?」と聞いたら、「お打ち合わせの時にマンゴージュースをお出ししていました」と言われたんです。たしかに、私たち夫婦は行くたびにマンゴージュースを何杯もおかわりしていて、それを運んでくださった方でした。それだけでなく、寒い時期にはココアを飲んでいたことも覚えていてくれたんです。私たち自身も忘れていたのに…!覚えていてくれたことが嬉しいと思ったのと同時に、こちらから話しかけるまではその話をせず、ずっと見守っていてくれたことに感動しました。今回の他にもイベントはあったけど、その時にも言わなかったようです。距離感の取り方が上手だし、恩着せがましくなくていい。「覚えていますよ」と言うと、覚えていた自分を自慢するような空気が出ちゃうこともありますよね。でも、その人は嫌な感じがまったくなく、見事だなと思いました。マンゴージュースやココアというエピソード選びもほっこりしていいですよね。まずは、一歩引くという美学について考え、意識をすることで、いい距離感を掴めるようになるのではないでしょうか。たとえ、覚えていることを言いたいと思っても、その気持ちをグッと抑えて待ってみる。それが気遣いにつながることも多いと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。※『anan』2021年1月20日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年01月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、さりげなく渡せる贈り物を選ぶ女性、「手みやげをいらないと言える女」になりきり。気を遣わせないことに気を遣える人は素敵。友だちとお互いの家を行き来することが何度か続いた時に、手みやげのことで悩んだことがありました。毎回、違う種類のものを探して準備するのが難しいし、“お金がかかるじゃん!”と思ったんです。お店に行ってお金がかかるのは納得できるけど、家なのになんでなんだろうって。そんなある日、チョコレートプラネットの松尾さんの家に遊びに行ったのですが、「これでもう、手みやげはなしにしよう」と言ってくれたんです。たしかに、もう何度も家を行き来していたし、それまでに何回か「手みやげやめようか」という話は出ていたのですが、この日を境に渡さないルールができました。すると、めちゃくちゃ楽な付き合いになったんです。これまでにも「いらないよ」と言ってくれる人はいたのに、私はそれを社交辞令だと思い込んで、「とはいっても必要じゃん?」となかなか甘えられなかった。でも、今思うと、本当にいらなかったんだろうし、むしろ、気を遣わせていたんだなと思いました。もちろん、一番最初に遊びに行く時はあったほうがいいけれど、ある程度の関係性が築けたと思ったら、「今日は手みやげないのよ~」とか、「これでやめよう」と提案してみるのもアリだと思いました。それでも、手みやげを持っていかないことを実践するのは、最初はなかなか難しいと思うんです。なので、相手に気を遣わせないような、ちょうどいいアイテムを見つけるところから始めてみるのはどうでしょうか。「ここに来る途中で見つけて買ってみたよ」「おすそわけしたくて」「すごく美味しかったから」など、買う理由付けができるものを選ぶと、気兼ねなく受け取れるはず。気を遣わせないことに気を遣うことができる人こそ、いい女ですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月30日‐2021年1月6日合併号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2021年01月05日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、青春時代の気持ちを忘れていない女性「影の写真を撮る女」になりきり。影を見ることで月日の流れを感じられます。もともと芸人をしていた、10年前から知っている友だちがいます。その子は、カフェやカメラが好きでセンスがいい。最近も、“どこで見つけてくるの?”と思うような、とてもオシャレなカフェに連れていってくれて、あらためてすごいと感じたばかりでした。先日、そんな彼女と一緒に遊びに行った時、私が気づかないうちに写真を撮っていたんです。それは、私と友だちが歩いている時にアスファルトの道路にできた影を写したもの。それを見た瞬間、10年前にもこの子が影の写真を撮っていたことを思い出しました。影の写真を撮るのは青春ぽいですよね。だからこそ、今の年齢になっても影の写真を撮っている彼女を素敵だと思ったし、“自分がエモい存在の一つになれるなんて!”と嬉しくなりました。私は顔を写すことで精一杯なのに…。影では顔や表情はわからないけど、髪型や服のシルエットで誰かということは一目瞭然だし、影の長さで撮られた季節もわかります。今、子どもたちを抱いて写っている影を見て、“なんて素敵なんだろう!”と思えたと同時に、“こんなに月日が流れていたんだ”と気づきました。彼女のスマホには、きっと影の写真だけを集めたフォルダがあるのでは。「夕陽を見に行こうよ!」と人を誘い出し、太陽に照らされて生まれたシルエットを見て楽しんでいそうですよね。まずは、そもそもですが影を作るために日の当たる場所に出ていってみましょう。その友だちもよく子どもと公園に遊びに行ってます。あと、自然のもので遊ぶ習慣を身につけるため、インテリアにおしゃれな木の椅子や観葉植物を取り入れてみるのもよさそう。きっと誰もが、影を写真に撮っていた若き日があったはず。その時のことを思い出してみてください!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年12月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、オーブンレンジを上手に活用する女になりきり。素材の味を堪能できるおしゃれなおやつ。このあいだ、私が養成所時代に唯一、「コンビになろうよ」と誘ったことがある友だちの家に遊びに行きました。突然、すごく良い匂いがしてきたと思ったら、3時のおやつとして焼き芋が出てきたんです。美味しいし、季節のものだし、腹持ちもいい。子どもにも安心して食べさせることができます。昔からあるおやつですが、一周回って、とても気の利いたおしゃれなものに感じました。そこにはないはずの暖炉が見えたし、窓からの光も、焼き芋のある空間をほっこりと温かく演出していると感じるほど素敵なものに思えたんです。彼女は焼き芋をオーブンレンジで作っているのですが、なんと、わざわざメニューボタンに焼き芋があるオーブンレンジを選んで購入したというのです。焼き芋をピンポイントで意識して買うことにめちゃくちゃ驚きました。我が家ではいまだに一人暮らし用のものを使っているし、メニューボタンも使わないものがほとんどです。いっとき、すごく反射するからと、オーブンレンジの扉の表面を鏡として使っていた時期もありました。と、さまざまなオーブンレンジの使い方をする人がいることを思うと、彼女の家にあるレンジは幸せですよね。彼女の旦那さんも、買った甲斐があるだろうし、いろいろな人にこの話をするんだろうなと思いました。焼き芋もそうですが、とうもろこしなど、加工されていない素材そのものを、ふかしたり焼いたりと調理して、おやつにしてみるところから始めてみましょう。フルーツジュースや梅シロップを自作してみるのも、素材の味や旬を知ることができるのでよさそうです。今の季節は、蜜がたっぷりのさつまいもは、美味しい種類もたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年12月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、「まあいいか」では決して済ませない女性「核心に迫る女」になりきり。後悔しないよう、気になることを確かめるのが大事。いま話題になっている『バチェロレッテ・ジャパン』を見たのですが、バチェロレッテの福田萌子さんを見て、こんなに物事の核心に迫れる人がいるんだと驚きました。芯が強く、結婚相手候補である男性にとにかく詰め寄ります。たとえば、仕事が大好きだという男性に対して、「仕事は大好きなんですよね。ではなぜ、この企画のために仕事を2か月も休めるんですか?」というようなことをズバリと聞いたり。「友達がいないんです、あはは」と言うと、笑って流したりなどせずに「なんでですか?」と問い詰める。あまりの鋭い質問に、“たしかに!”と思わずにはいられませんでした。もし、私が同じことを思ったとしても、“私のことが好きだから無理して来てくれたのかな”などと、自分の中で勝手に理由をつけて、相手には聞けないと思います。女性が気になりながらも聞けないことを必ず聞いてくれる萌子さんは、見ていて気持ちがよかった。彼女のようなタイプは、友達の背中を押すのも上手そうです。恋愛で悩んでいたら、「好きなんだったら付き合えばいいじゃん」とはっきり言ってくれるはず。とにかく筋を通す人なんだなと思いました。萌子さんのような人は、“なんでこの商品は他のものより安いんだろう”など、日頃から疑問を持って生きていそう。衝動買いなどは絶対にしないと思います。だからこそ、まずは常に物事に対して疑問を持つようにして、そのまま放置せず、きちんと確かめるようにする習慣をつけるといいのではないでしょうか。萌子さんは、振った相手に「あんな気の強い女性、いないですよ」というようなことを言われていたけど、面倒くさいと思われるのを恐れないタフなメンタルを身につけることも大事だと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年12月04日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手が喜ぶポイントを知る女性になりきり。意外な角度からの感謝の言葉に胸を打たれました。以前、夫と一緒に旅館へ宿泊した時のこと。そこは、割烹料理が名物のひとつで、しっかりとした食事がついてきます。夕飯を楽しみ、翌日に朝ごはんを美味しくいただいていたら、宿の女将さんに「昨日はきれいに食べてくださってありがとうございました」と言われたのです。たしかに、食事がすごく美味しく、釜に入った白米が一人ひとつついてくるのですが、私はしゃもじにしゃぶりつくような勢いで食べていました。でも、本来ならば、こちらが「美味しい料理をありがとうございました」と言う場面であるはずなのに、そんな感謝の仕方をされると思っていなかったので驚いたし、同時に、すごく嬉しい気持ちになったんです。食事を残さず食べて褒められるなんて、子どもの時くらい。私からの「美味しかったです」というメッセージをちゃんと受け取っていただけたんだと思ったし、自分の行動を褒められて気分が上がるランキングで、かなり上位に入るものでした。また、そんなふうに喜んでいただけた姿を見て、生産者の方が手塩にかけて作った野菜が流通に乗り、この旅館へ来て料理長の手により美味しい食事になるという、料理ができるまでの重みまで感じることができました。そんなふうに、いろいろな思いを伝える言葉を、さらりと言うことができる人は素敵ですよね。まずは、自分の手料理を誰かに食べてもらった時に、“食事を楽しんでもらえたのなら嬉しいな”という気持ちを込めて、「きれいに食べてくれてありがとう」というフレーズを言ってみるところから始めてみましょう。相手から、「美味しかったよ」と言ってもらいやすくなる、先手を打つセリフにもなりそう。この一言が言えたら、ワンランク上の人間になれた気がするはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、普段使う調味料にこだわる女性、「こだわりの醤油がある女」になりきり。お醤油の種類はさまざま。料理に合わせて選んでみて。先日、友だちのお祝いにお肉を贈ろうと思い、百貨店へ行きました。すると、店員さんに「このお肉が一番美味しく食べられるのは、あのお店のアボカド用のお醤油ですよ」と薦められたんです。“どういうこと?”“すごい連携プレーだな”と思いながらも、同じフロアにあるお醤油の専門店に行ってみることにしました。するとそこには、アボカドはもちろん、ステーキや目玉焼き、サラダなど、さまざまな料理に合う、全国各地のお醤油が並んでいたんです。私にとって醤油は、まだ足を踏み入れていない領域のものだったので、こんなにさまざまな種類があるんだと驚くと同時に、テンションが上がりました。たしかに、最近、鯖寿司をテイクアウトしたことがあったのですが、それについている醤油を使うと、家の醤油で食べるよりもすごく美味しく感じました。やっぱり、料理に合った醤油を使うことは大切だし、こだわってみるのもいいなと思いました。ギフトにするのもいいですよね。実際、友だちにお肉と一緒に贈ったところ、「すごくうれしい!」と喜んでくれました。しかも彼女は、「香川県に行ったらこれを買おう」と、旅のお土産にお醤油を買う人だったようで、ぴったりの贈り物ができたこともうれしかったです。私も食べてみたのですが、めちゃめちゃに美味しくてびっくりしました。やっぱり、お醤油を使う料理といえば和食。今、あまり作らないという人は、なんでもいいから和食を作ってみると、お醤油に触れる機会は増えますよね。冷や奴からでもいいと思います。すると、「この料理にはこういう醤油もいいかも?」と、自然とこだわりが芽生えてくるのではないでしょうか。日本人に欠かせないものだからこそ、意識をしてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、情報を上手に収集している女性、「図書館に行く女」になりきり。“インプットする日”を作ってみることが大事!先日、住んでいる自治体から、赤ちゃんに一冊の絵本をプレゼントしてくれるブックスタートのお知らせが届き、受け取るために図書館へ行きました。学生以来の図書館だったのですが、朝9時という早い時間にもかかわらず、人がたくさんいたことに驚いたんです。みんな、自治体のお金で買われた本を活用して勉強をしたり、活字で情報を得ているんだと思うと、そこにいる人がみんな知的に見えて、すごいなと思ったんです。自分の子どもも、こんなふうに図書館で時間を過ごすような人に育ってほしいと感じました。本には、さまざまなことが書かれていて、自伝を読んで会ったことのない人の人生を知ったり、脳の活性化をすることもできます。私の場合は、絵本の面白さや魅力に気がつくことができました。本以外にも、CDや雑誌などの貸し出しを行っている図書館もあって、お金をかけずに、さまざまな情報を得られる場所は他にないし、活用しない手はないと思いました。あと、本を借りたら、当然ですが返却しなければいけません。期限を守って本を読み、返せる人にも憧れずにいられません…!図書館と親しくなる第一歩としては、まず、自宅近くの図書館を探してみるのがよさそうです。引っ越しの時に意識してみてもいいですよね。そして、利用カードを作ってみましょう。一度に借りられる冊数や返却期限など、図書館のルールを知り、興味のあるものを借りてみる。それを何度か繰り返すうちに、図書館に行くことや、本を読むことが習慣づくのではないでしょうか。週末や連休の一日を“インプットの日”と決めて、図書館で過ごしてみるのもよさそう。大きな声でしゃべれない場所なので、今のご時世的にもぴったりだと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、風通しのいい空間を作る女性、「邪気を払う女」になりきり。お清めをすると場も心もすっきりします!このあいだ、場を清めるためにパロサントという木をたくことが流行っているという情報を聞きました。爽快感のある香りが部屋に満ち、そのあとに部屋の換気をするのだそうです。私は、昔から“邪気を払う”という言葉が好きなこともあり、そうした習慣が身についている人っていいなと思いました。“邪気を払う”という言葉は少し強いけれど、そうして場の空気を入れ替えることで気持ちがよくなりますよね。番組の収録をしている時に、スタッフさんが「今から換気タイムです!」と、スタジオや楽屋の窓やドアを開けてくれるのですが、空気はもちろん、メンタル面でもすっきりしてポジティブになれるし、人間関係の風通しまで良くなる気がします。まずは、邪気を払う習慣をつけるために、日頃から実践できるお清めの方法を探してみるのがよさそうです。パロサントに限らず、同じく空気を浄化するといわれるホワイトセージをたいてみるのもいいし、お伊勢さんなど神社で手に入るお清めスプレーのようなものを使ってみてもよさそうです。手軽なところでは、自分の好きなアロマの香りをディフューザーで取り入れるのも気分が変わりますよね。私の場合は、塩を一掴み入れた熱いお風呂に入ると気分がすっきりして前向きな気持ちになれます。人にどんな方法で邪気を払っているか聞いてみるのも面白そう。あとは、自分の厄年をきちんと把握して、厄払いに行くところから始めてみるのもいいのではないでしょうか。神社で行われるきちんとしたお祓いをしてもらうことで、邪気を払うことの大切さに気づけそうですよね。手軽なものから正式なものまで、お清めの方法は千差万別。自分に合う、ストレスなくできるものを見つけて実践してみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、おトクな情報を人と共有する女性、「クーポンをくれる女」になりきり。クーポンをすすめる相手の見極めが大事です!先日、マネージャーさんと一緒にマクドナルドに立ち寄ったのですが、その時に「夏子さん、これ使ってください」と、クーポンをサッと出してくれました。私がお金を出したのですが、おごる側からすると、クーポンは出しづらいもの。すごくありがたかったし、“えー、好き!”と思いました。しかも、出し方がさりげなくスマートで、いやらしく見えないところもよく、こんなふうに気遣いができるなんてすごいなと尊敬してしまいました。以前、食材を宅配してくれる「オイシックス」を使い始めた時には、ママ友が安くなるクーポンをくれて嬉しかったこともありました。こういうことができるのは、日々、おトクな情報を集めているからこそ。クーポンはもちろん、クレジットカード会社と提携した安くなるお店なども知っているはず。住んでいる地域で使えるお買い物券などの存在もきちんとわかっていそうです。まずは、身の回りにあるおトクな情報やアイテムに敏感になることから始めてみるとよさそうです。そうしてきちんと準備をしたうえで、人に使うことを促してみましょう。この時に大事なのが、相手の人柄をきちんと見極めることだと思うんです。たとえば、プライドが高そうな人に対して「クーポンありますよ!」とすすめた時に、“お金がないと思われているのかな?”などと、ネガティブにとらえられる可能性があるからです。また、仕事の上司など目上の人に対して使うのも注意が必要ですよね。友だちなど気を使わなくていい相手に対して提案してみるとよさそう。「クーポンあるよー!」と、明るくあっけらかんとした感じで伝えると、もらったほうも気軽に使えるのではないでしょうか。せっかくおトクになるアイテムがあるのだから、活用しましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、気の利いたギフトを贈れる女になりきり。入浴剤がお風呂時間を楽しいものに変えます!お世話になっている、鍼灸師の先生がいるのですが、先日、その方から出産祝いとして紅茶と入浴剤をいただきました。紅茶は中国のもので、体の血行をうながしてくれるもの。そして、入浴剤は、高麗人参など漢方で使われる成分が入っており、とても高貴な香りがしてセレブのような気分を味わえました。「体の不調を治しますよ!」という気合が湯気から伝わってくるようでした。入浴中はもちろん、お風呂を上がってからも体がポカポカし、お肌はすべすべに。この日は、21時くらいにスッと寝てしまいました。以前、死海のバスソルトをもらったこともあるのですが、入浴剤は、すごくいいプレゼントになるとあらためて感じました。特別感があるし、普段は面倒くさいと感じるお風呂に入りたくなりますよね。いくつあっても困らないものだし、たくさん種類があるものだから、いただいた人の個性を感じられるのも楽しいポイントです。また、温泉のある旅館に泊まった時には、その温泉の入浴剤を売っていることもあり、お土産にしてもすごく喜ばれそうです!まずは、お風呂や温泉に、どんないい効能があるかということを勉強してみると、お湯や入浴剤に対する興味がわきそうだと思いました!温泉に行った時には、「生き返る~!」とのんびり浸かるのもいいですが、効能をきちんと見て分析したり、湯治に挑戦し、お湯の力を理解してみるのもよさそうです。お風呂に入って温まると血行がよくなって健康にもいいし、今日あった嫌なこともリセットされるはず。お風呂は、家で自分をメンテナンスできる、エステサロンのような場所だと思います。そんな、美容や健康を作るお風呂だからこそ、時間がある時はちゃんと浸かりましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月22日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の本編映像が19日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回公開されたのは、一目惚れし、授業中も似顔絵を描き続けていた南先生(岡田将生)との間に事件が起き、ちひろが涙を流すシーン。親友のなべちゃん(新音)は「あいつ性格悪いね」とハンカチを差し出し、なべちゃんの彼氏の新村(田村飛呂人)は「どうしたんだよ?」と尋ね、ちひろは「公園で見た怪しい人、うちの親なんだ」と打ち明ける。ちひろは、両親が水をかけたタオルを頭にのせると風邪をひかないと信じていることを説明し、なべちゃんと新村がそれぞれの反応を見せるという内容になっている。芦田は、ちひろを演じるにあたり、「ちひろは宗教や両親のことで悩むときもありますが、学校に行けば心許せる友だちがいてつらい思いを打ち明けられたり、ちひろの多面的な部分を表現したいと思いました」と語る。芦田は学校シーンの撮影について、「なべちゃんや新村くんと一緒にいるときは、本当に学校にいるような感じで、毎日、笑いが絶えない楽しい現場でした」 と振り返り、永瀬正敏も田村のシーンが「居がちな感じで(笑)、良かった」と気に入ったようだった。
2020年10月19日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、家のストックを把握している女性、「使い切る女」になりきり。家にあるかも、と思ったらいったん我慢して確認を。私はつい、化粧品や洗剤など、まだ使えるものがあるにもかかわらず、余計なものを買ってしまうタイプです。ストックがあるのに、新作を見ると「試してみよう!」と手を伸ばしてしまうし、リップなどをプレゼントでもらった時は、いま使っているアイテムがあるのに、我慢できず新しいものを使っちゃう。一生なくならないリップたちが家にたくさんあります。最近は、毎日コーン茶を飲んでいるのに、そば茶を買ってしまったし、漂白剤も2本ある。そんなに必要がないのに、パッケージのかわいさにつられてジャムを買ってしまうことも…。家を整理するために、断捨離であったり、今流行っている1日に1個、物を捨てることに挑戦する人もいると思うのですが、私の場合は、それ以前の問題。とにかく“使い切る”ことが先なのではと思ってしまいます。まずは、つい欲しくなってもらった、家にたまっている試供品を使うところから始めてみるのがいいのかなと考えています。“旅行の時に便利そうだし”と思って置いていても、結局、使わないままに終わっていることがほとんど。洗剤などの場合は、目につく場所に置いたり、いま使っているものやストックを写真に撮っておくと、余計な買い物をせずにすみますよね。“家にあるかも?”と思ったものに関しては、いったん買わずに家に帰ってチェックしてみるのもよさそうです。もし、かぶりの食材がある場合は、在庫処分を念頭に置いて料理を作ってみると、スッキリするのではないでしょうか。そして、最後まで使った時には、お別れの儀式じゃないですが、きちんと感謝を伝えて捨てるようにすると、さらに“きちんと使い切ろう”という思いが強くなるはずです!一つ一つのアイテムにちゃんと向き合ってみましょう~。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月15日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食べ物の栄養素を意識している女性、「原材料を見る女」になりきり。体の中に入れるものを理解するのが大事。子どものミルクを買う時に、私は、“商品として売っているものだから大丈夫だろう”と思って、成分や入っているものを、そこまできちんと確認せずに買っていました。でも、ちゃんと調べてみると、カゼインやDHA、タウリンなど、さまざまな栄養素が入っていて、それぞれにどんな効果があるのかがわかったんです。単に“たまねぎは体にいい”と思うより、“たまねぎは血がサラサラになるから体にいい”と、その効果を意識しながら摂るほうが、体によさそうな気がしませんか?筋トレをする時にも、“この筋肉に効いてる”と意識しながら鍛えるほうがいいといいますが、それに似ているように感じます。以前、施術を受けた美容鍼の先生は、肌に詳しいこともあり、栄養素や成分についての知識が豊富で、憧れました。自分の体の中に入ってくるものをしっかりとチェックして把握しておくと、自分の体の状態に合わせて、“今はこれを食べたほうがいいな”と必要なものもわかりますよね。“ビオチンが欠乏すると脱毛が起こりやすくなる”と知っておくと、対応ができます。それに、食べ物の成分を知っていると、会話のきっかけが生まれることもあるはず。管理栄養士やフードコンサルタントなど、食にまつわる仕事も多く、知っておいて悪いことはありませんよね。まずは、食品のパッケージに書かれている原材料を意識的に見る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。暇つぶし代わりに見ることで、“一番最初に書かれている原材料が一番多く入っているんだ”と、意外な発見ができることも。食べ物のほかに、化粧品の成分や服の素材をチェックするのも習慣が身につく一助になるはず。体を作るものだからこそ、しっかりと理解できるようになりましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月12日10月10日、11日の全国映画動員ランキングは、公開4週目の『TENET テネット』(全国362館)が先週2位から再び首位に立った。公開2週目の『浅田家!』(全国343館)は先週1位から2位に。公開4週目の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(全国153館)は先週3位のまま変わらず好調。『検察側の罪人』の雫井脩介によるサスペンス小説を、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶らで映画化した『望み』(全国350館)は初登場4位に入った。公開5週目の『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(全国364館)は先週4位から5位になった。また公開10週目の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(全国347館)は先週7位から順位をあげて6位に。公開3週目の『ミッドナイトスワン』(全国150館)は先週8位から変わらず。そのほか新作では、今村夏子による、野間文芸新人賞を受賞した同名小説を、芦田愛菜主演で大森立嗣監督が映画化した『星の子』(全国192館)が初登場10位に。韓国で130万部突破のベストセラーとなり、日本でも翻訳され話題を呼んだ小説をチュン・ユミとコン・ユの共演で映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』(全国132館)は初登場11位につけている。次週は『薬の神じゃない!』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『スパイの妻』『みをつくし料理帖』『夜明けを信じて。』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『TENET テネット』2位『浅田家!』3位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』4位『望み』5位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』6位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』7位『事故物件 恐い間取り』8位『ミッドナイトスワン』9位『トロールズ ミュージック★パワー』10位『星の子』
2020年10月12日大森立嗣監督が、今村夏子の小説を芦田愛菜主演で映画化する『星の子』。この度、芦田さん演じる主人公ちひろの繊細な揺らぎを写し出した場面写真と、各界著名人から絶賛のコメントが到着した。「Mother」「マルモのおきて」などに出演し子役として活躍。本作ではさらに進化し、才能と輝きあふれる映画女優としての姿を見せ、その表現力が話題の芦田さん。演じているときは「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と言う芦田さん。本作でも一日中ずっと、ちひろのことを考えていたそうで「撮影が進むほど、私の部分がどんどん少なくなって、ちひろの部分が多くなりました」と話し、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」と撮影をふり返っている。今回大森監督が映画化にあたって挑戦したのは、少女の心の繊細な揺らぎを撮ること。さらに、「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることの一つです」とコメント。芦田さんについては「セリフのない一人でいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」と語り、「恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」と絶賛した。今回到着した場面写真では、一人佇むシーンや涙目の横顔など、そんな女優・芦田愛菜の一端が垣間見える。また、各界著名人は本作について「原作に描かれた、淡い覚醒を前にゆれうごくヒロインのまなざしが、スクリーンにみごとに再現されていて感動しました」(鴻巣友季子/翻訳家・エッセイスト)、「芦田愛菜ちゃんとは一緒に番組をやらせて頂いていますが、この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました」(サンドウィッチマン富澤たけし/お笑い芸人)、「愛菜ちゃんとは、バラエティで共演させて頂いてますが、それとはまた違う…彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました」(サンドウィッチマン伊達みきお/お笑い芸人)。「芦田愛菜さんの小さな頃から変わらぬ素晴らしさに感慨深いものがありました」(鈴木福/俳優)、「笑える理由はこの世なのか、この世に生きる自分なのか。素晴らしく完成度の高い物語と登場する人々。全ての行動と言動の動機が理解できるから笑ってしまう。しかしずっと笑ってもいられない。芦田愛菜さんのお芝居がそうさせる。この映画、全部凄い」(山田孝之/俳優)などとコメントを寄せている。『星の子』は10月9日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:星の子 2020年10月9日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「星の子」製作委員会
2020年10月06日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)に著名人がコメントを寄せた。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ドラマデビュー作『Mother』から10年、映画女優としての姿を見せている芦田。演じているときは、「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と表す。本作でも一日中ずっと、ちひろのことを考えていたため、「撮影が進むほど、私の部分がどんどん少なくなって、ちひろの部分が多くなりました」と明かし、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」 と撮影時を振り返った。大森立嗣監督は、映画化するにあたって挑戦したのは「少女の心の繊細な揺らぎを撮ること」「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることの一つです」と語る。芦田については「セリフのない一人でいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」「それに恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」と評した。また、宇野維正、恩田泰子、川島小鳥、鴻巣友季子、佐々木敦、サンドウィッチマン、SYO、鈴木福、はるな檸檬、平松洋子、光浦靖子、南沢奈央、山田孝之が同作を見てコメントを寄せる。そして女優・芦田愛菜の一端が垣間見られる場面写真として、一人佇むシーンや涙を目にいっぱいためた横顔など、繊細な揺らぎが映し出されたシーンが公開された。○富澤たけし(サンドウィッチマン) コメント芦田愛菜ちゃんとは一緒に番組をやらせて頂いていますが、この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました。人間にはいくつもの感情があり、そのベクトルの中を時に傾きつつ、引っ張りあうバランスの中で『自分』を形成し、保っている生き物だと思います。引っ張られる先にあるのは自分の置かれている状況や、家族、友達、先生といった人間関係、信じている物。バランスが欠けると片方にふっ飛んでいってしまう。宇宙における星同士のように。何かを『諦めること』で人は大人になる。何かを『諦めないこと』で人は成長する。ちょっと何言ってんのかわからなくなりました…。○伊達みきお(サンドウィッチマン) コメント愛菜ちゃんとは、バラエティで共演させて頂いてますが、それとはまた違う…彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました。娘をもつ親としての目線だったり、大友康平さん演じる伯父さん目線…更に、懐かしい中学時代の友達関係や教室の雰囲気等、様々な感情で深く映画を観る事が出来ました。個人的には、授業中…イケメン教師の似顔絵を書いていて叱られるシーンで、ちひろの友達が『似顔絵は先生じゃない……』○鈴木福 コメントちーちゃんの信じる強さ、まーちゃんの自分を信じる強さ、2人の揺らぐ姿に人の深い部分を感じました。何かを信じること、素直に信じることの難しさを考えさせられる作品です。芦田愛菜さんの小さな頃から変わらぬ素晴らしさに感慨深いものがありました。○光浦靖子 コメント正しいから信じるんじゃなくて、信じてるから正しい、になるかもしれないから、人は信じることを躊躇し、怖がるんだと思います。「海路さんが焼きそば作ってるぅ」「きゃー」と女の子たちが群がる短いシーンが、印象的でした。彼女らのいろんな感情や状況が想像されて、見ちゃいかんもんを見ているようで、胸がぎゅうとなりました。○南沢奈央 コメント美しいはずの星空が、こんなにも不気味に見えてくるとは……。すごい余韻。物凄いものを渡されて終わる。自分の見ているものが、他のみんなにも見えてるものなのか。この映画を観終えた今、わたしはそこに立ち返って、立ち尽くしてます。○山田孝之 コメント笑える理由はこの世なのか、この世に生きる自分なのか。素晴らしく完成度の高い物語と登場する人々。全ての行動と言動の動機が理解できるから笑ってしまう。しかしずっと笑ってもいられない。
2020年10月06日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手に罪悪感を持たせない女になりきり。手元にドリンクがあるだけで遅れた人の気持ちは楽に。友だち何人かとごはんを食べる時、誰かが集合時間に遅れてくることってありますよね。なかには、「先に食べてて!」と連絡をくれる人もいるのですが、そんな時、“どこまで注文しようかな…”と悩んでしまうんです。自分が遅れた場合も同じことを言うし、先に食べていてくれると気が楽だしありがたいので、食べようとは思うものの、具合がよくわかりません。だからこそ、その見極めがうまくできる人はいいなって思うんです。何も頼まずにじっと待っているよりも、遅れた側の罪悪感を減らしてあげることができる。どのくらい遅れてくるかにもよりますが、上手な人はドリンクと、サラダのような前菜的なものを頼み、メインに差し掛かるあたりで注文をストップ。そして、遅れてきた人が到着した時に、「メインを迷っていたんだけど何がいいと思う?」と尋ねるなど、スマートな対応をしてくれる。2人の場合でも、「先に飲んでいるね~」と伝えておくだけで、遅れた人は約束に間に合わなかったことに対する「ごめんね」は言う必要があるかもしれないけど、待たせたことへの「ごめんね」は言わせずに済みますよね。そうした判断ができるというのは、相手の気持ちをちゃんと考えられている証拠です。どのくらい先に食べているかを迷った時は、まず、飲み物を頼んで待ってみる。遅れた人が到着した時に、みんなの手元にドリンクがあるだけでも、感じるプレッシャーはだいぶ違うと思います。その後は、「料理、頼んでおく?」とみんなに声をかけたり、「あと5分待ってから頼もうか!」と、時間を決めるような提案をしてみるのもいいですよね。相手のことを考えて先回りし、行動できる人になれるよう、うまく見極めるようにしたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月05日女優の芦田愛菜さんが、久しぶりにスクリーンに戻ってきました!6年ぶりの主演映画は、『星の子』。未熟児として生まれた主人公・ちひろ(芦田)。あらゆる手を尽くそうとした両親は、ある日“金星のめぐみ”という水に巡り合い、それをきっかけに新興宗教に心酔。嫌気が差した姉は家出、両親は宗教にのめり込むあまり家はますます貧しくなる。中学3年になったちひろの、家族や友人など信じているものへの思いが徐々にゆらぐ様子を描く物語。「両親に守られて育ったからか、ちひろは純粋、疑うことを知らない。自分の考えや意見はしっかり持っているのですが、一方それを表現するのは苦手なタイプ。彼女を理解するには、どう育てられてきたか、また友だちとどんな時間を過ごしているのか、そういうところが大きなヒントになりました。永瀬正敏さんと原田知世さんが演じる両親から、ちひろは本当に大切に扱われていて、こういうふうに育てられたからこそ、あの純粋な心が生まれたんだなと、強く実感しました」さまざまな役を演じてきた芦田さんですが、ちひろのような等身大の役は、演じやすくもあり、難しい部分もあるのだそうで…。「年が近い分、心の動きや感情には共感できるところがたくさんあります。特に、親に話せない悩みを友だちに話すようなシーンは、リアルだなあと思いながら演じました(笑)。でも一方で、SFなどの非日常を舞台にした作品とは違い、ストーリーやキャラクターに特別な“濃さ”があるわけではないので、つい“素の芦田愛菜”が出てしまいそうになる。自分と似ている部分があるとしても、素に戻る瞬間はあってはいけないと思うんですよ。特に、どう演じたらいいんだろうとか、セリフなんだっけとか、迷いがあるとき、“自分”が顔を出しそうになるので…。自分的には、役の気持ちを理解すれば、自然に行動やセリフがついてくると思っていて、脚本を頭に入れるというよりは、役の気持ちの動きを掴むことを大切にしました…といっても、なかなか難しいんですけどね(笑)」学校の先生への淡い恋心、他者から奇異の目で見られる両親への思い、そしてあたりまえのようにそこにある宗教…。映画の大きなテーマである“信じること”の意味を、芦田さんに聞いてみました。「信じるとは、“期待すること”だと思います。人でも物でも、“こうあってほしい”と期待するものですが、その期待とは異なるものが見えたとしても、その対象を信じ続けることができるかどうか…。不安だからこそ、人は“信じる”という言葉を口にし、その言葉にすがりたくなるのかも、と思ったりします」『星の子』宗教にのめり込む両親から愛情を持って育てられたちひろが、中学3年になり世界を疑い始め…。原作は芥川賞作家・今村夏子の小説。監督&脚本を手掛けたのは、『日日是好日』などの大森立嗣。10/9(金)より公開。©2020「星の子」製作委員会あしだ・まな女優。2004年生まれ、兵庫県出身。’10年、ドラマ『Mother』で注目を浴びる。『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。実写映画の主演は6年ぶり。ワンピース(ズッカ/エイ・ネット TEL:03・5624・2626)※『anan』2020年10月7日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)スタイリスト・浜松あゆみヘア&メイク・久慈拓路(KIBI)インタビュー、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年10月04日映画『星の子』(10月9日公開)の公開直前大ヒット祈願イベントが29日に都内で行われ、 芦田愛菜が登場した。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。イベントでは、原作者である今村からのメッセージや、ちひろが一目惚れする南先生を演じた岡田将生からのビデオメッセージも。ちひろはノートに南先生の似顔絵を描き続ける日々を送るが、南先生に泣かされてしまうシーンがある。岡田は「自分も心がものすごく痛くて、だけど南先生という役を全うして演じさせていただいた」「申し訳ない気持ちはありましたが、泣かせるつもりでお芝居させてもらったので… …すみませんでした」と謝罪。「観ていて複雑でしたが、芦田さんの演技に本当に魅了されました」と続け、「信じることは何なのかを考えるきっかけになる映画なので多くの方に観てもらいたい」とアピールした。最後まで謝罪モードだった岡田に、芦田は「役ですから。岡田さんも私も全力で演じたので全然そのようには思っていないです」と笑顔を見せる。「ちひろはそれまで人の悪意を知らずに生きてきた。好きな人に初めてひどい言葉を投げかけられ衝撃的で心に刺さったと思います。教室で怒鳴られるシーンはみんなの前で存在を否定された気持ちになり、一番演じていてつらかったです」と岡田とのシーンを語った。休憩中は「岡田さんは数学の先生だったので『どうやって解くんだっけ?』って聞いてくださったり、すごくフランクにフレンドリーに接してくれました」と振り返り、「次は仲がいい先生と生徒役で共演したさせていただきたいです」と岡田にメッセージを送った。また、会場にたくさんの「星」を輝かせる点灯式も行われ、芦田は「“信じるとはなにか”について結論は人それぞれ違うと思います。映画を観てくださったみなさんが、“信じる”ってなんなんだろう、と考えたり、信じたいと思えるような大切な方のことを思うきっかけになってもらえたら嬉しいです」 と、語った。○原作者・今村夏子コメント一人で考え続け、歩き続ける小柄なちひろの姿が、映画を見終わった今も、目に焼き付いて離れません。執筆中はあまり意識することのなかった、ちひろの危うさのようなものが芦田愛菜さんの演技を通じて痛いほどに伝わってきました。その一方で、彼女が時折り見せる力強いまなざしに、この子はきっと大丈夫だ、とこちらに思わせてくれるような、一筋の希望を見ることができました。鑑賞中は原作者であることを忘れ、この悲しくてあたたかい物語にずっと浸っていました。
2020年09月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手に気を使わせずにゴミを集める女性、「ゴミをもらう女」になりきり。広告の紙で作ったゴミ箱が今、我が家では活躍中!ごはんを食べている時や仕事中などに、「ストローのゴミもらうよ」と、手を出して、ちょっとしたゴミをもらってくれる人がいます。決して、“ゴミを捨ててあげます”“働いてます”という感じを出すわけではなく、軽やかに、自然にゴミを引き取り、他のゴミとまとめて捨ててくれるんです。ヘアメイクさんの中には、私が口をふいたり、はなをかんだものを「もらいますよ」と言ってくださる方もいます。さすがに申し訳ないと思うのですが、そういう場合は手のひらにティッシュペーパーを置いてくださっていることが多く、“それならいいかな”と渡してしまいます。この、「ゴミもらうよ」という言葉は、言われると思わず頼りたくなってしまう、魔法のような言葉だと思いました。しかも、「ゴミ捨てようか」よりも、「もらうよ」と言う方がポジティブな感じがするのもいいですよね。それが言えるというのは、周りがよく見えていて、相手に気を使わせないスキルを持っている証拠。それに、ちょっとでもゴミが出たらすぐ捨てられるように、自然とゴミ箱近くのポジションにいることも多いはずです。まずは、すぐにゴミを捨てる習慣をつけるために、小さい袋を持ち歩いたり、ポケットがあるバッグを選ぶなど、ゴミを入れられるアイテムを活用するといいのではないでしょうか。そう、この間、おばあちゃんから広告の紙で作ったゴミ箱が送られてきたのですが、我が家でものすごく活躍しています!ゴミを捨てるために立ち上がるのが嫌でしょうがない私にはぴったり。ちなみに私は20個もらったのですが、全部で1000個ほど作ったそうです。レジ袋が有料になり、ゴミ用の小さな袋を確保することが難しくなった今、作ってみてはいかがでしょうか?よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月28日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の本編映像が24日、公開された。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。今回解禁となるのは、中学3年生となったちひろが、始業式で新任の数学教師・南隼人(岡田将生)に一目惚れするシーン。スーツ姿のイケメン先生に女子生徒たちが歓声をあげる中、ちひろも声には出さないが、瞬きを忘れたかのように南先生をじっと見つめている。その後、ちひろは南が顧問を務めるテニス部に入りたいと、中学3年にしての入部申し込み。「ちひろで3人目だよ。あのね、3年生の応募は受け付けてないの」と諭され、「えっ……」と固まる姿が切り取られている。テニス部入部はかなわなかったが、授業中も南先生の似顔絵を描き続け、仲のよい友だちからは、ストーカーとからかわれるほど南先生に夢中になり、心ときめかせながら学校生活を送る。だが緑のジャージを着て夜の公園で奇妙な儀式をするちひろの両親を南先生が見てしまったことから、事態は動き出し、予告編ではちひろに「迷惑なんだよ!」「その変な水もしまえ!」と怒鳴る南が映し出される。岡田は演じた南について「若さゆえの勢いもあって、善と悪が分からなくなる、空気が読めなくなる先生」と説明するが、ちひろに怒りをぶつけるシーンは「難しかった」と語る。大森立嗣監督から「もう少し感情的になってもいい」「子供っぽくなってもいい」とアドバイスを受け演じきり、「こういう役は新鮮で、そういう意味では楽しい役でした」と振り返った。
2020年09月24日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、信頼できるサポート力を持つ女性、「歯科助手の女」になりきり。縁の下の力持ち。アシスタント力を養うには?私はこれまで虫歯になったことがなかったのですが、先日、親知らずを抜きに歯医者さんへ行きました。そこで、唾液を吸う器具の扱いが、ものすごく上手な歯科助手さんに出会ったんです。“この人に唾液の分泌を操られているんじゃないの?”と思うくらい、すごくいいタイミングで吸引をしに入ってきてくれる。それに、ちょっと血が出たなと不安に思っていたら即座に「大丈夫ですよ~」と声をかけてくれる。口の中を見るための鏡も見えやすい位置にスッと入れてくれるし、同時にライトの場所も動かしてくれました。最後に、「抜いた親知らずはいりますか?」と聞かれてどうしようかと悩んでいた時には、「みなさん、結構、持っていきますよ」と、アドバイスまで…!先を読みながら、いくつもの手を持っているかのような手さばきで、身の回りのお世話をする神業ぶりに感動しました。しかも、先生にも気を使わなければいけないお仕事。“助ける手”と書いて助手ですが、まさにそうだと思いました。前に出すぎず、でも仕事を全うして、物事をスムーズに運んでいく。人間力を感じたし、団長より副団長がモテるのと同じ原理で、人にも愛されそう。歯科助手には漠然ときらびやかなイメージがあったけど、こういうお仕事だったんだと、あらためて知ることができました。サポート力を学ぶには、料理番組で見切れるスタッフさんの動きを見るのがいいと思います。以前、『きょうの料理』に出演した時には、ディレクターさんが準備や後片づけを先回りしてくれるスタッフさんのことを天使と呼んでいたのですが、たしかに出演者が移動するだけで料理ができていく様子を見て、“なるほど”と思いました。世のアシスタントさん、本当にすごいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ストーリーをうまく解説できる女性、「ドラマの予告のようにしゃべる女」になりきり。広報担当の気持ちで見ると大事な要素が見えてくる!このあいだ、ドラマ『愛の不時着』を見てすごく面白かったのですが、人に説明しようとした時に、まったく上手にできませんでした。相手は「え、そのドラマの何が面白いの?」と思ったはずです。少し前に再放送をしていた『愛していると言ってくれ』を見た時も、旦那に「どういう話なの?」と、抜き打ちテストのように聞かれて困ってしまいました。見るのは2回目なのに…!登場人物を説明すると、役名と演じている俳優の名前がごっちゃになってしまうし、ストーリーのかいつまみ方もわからなくて、「まあ、最後にはこの二人がくっつくんだけど」と、オチを言っちゃったり。落語家には絶対になれません。だからこそ、「続きはどうなるの?」と相手に言わせたり、その作品を見たくなるように思わせるトークスキルを持っている人を見ると、尊敬せずにはいられません。物語の筋道を立てて話すのがうまいのは、脳内のデスクトップがきちんと整理されているからですよね。説明上手な私の友人は、“そこらじゅうが痛いっていうおばさん”など、キャラクターの特徴をもとに、うまいあだ名をつけていて、関心してしまいました。映画やドラマの作品名で検索をすると、短く、わかりやすくまとめられたあらすじがヒットします。まずはあらすじを読んで、ストーリーをうまくかいつまんで説明するスキルを学ぶといいかもしれません。また、“自分がこの作品をPRする広報担当だったら?”という視点で作品を見ると、人に伝える時に盛り込むべき特徴やエッセンスが見えてきそう。作品のことを聞かれた時に、「感動するドラマだよ」と言うだけで終わらず、ストーリーや、一体何に感動したのかということをちゃんと伝えられるよう頑張りま~す!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、午後の時間を余裕を持って過ごせる女性、「午前中に済ませる女」になりきり。心穏やかな時間に、作業を済ませておこう!テレビ番組の『セブンルール』にスタイリストの百々千晴さんが出演されていたのですが、その中で「午前中にトイレ掃除を済ませる」とおっしゃっていました。その、「12時まで」という考え方がいいなと思ったんです。午後の時間を有効に使えて充実感が得られるし、心に余裕があるので爽やかな気持ちで過ごすことができます。「朝のうちに」というルールを設定してしまうと、寝坊をした時点で目標が達成できず、やる気もなくなってしまいますよね。「できそうだな」と思える、ちょうどいい首の絞め方が、「12時まで」だと感じました。「12時までに玄関掃除をしよう」というと、できそうな気がしますよね。それに、朝起きた瞬間は、生まれたてのような気持ちで邪念がありません。それが、時間が経つにつれてだんだんとネガティブな気持ちが蓄積していくからこそ、心穏やかな午前中に作業を済ませるといい感じです。「夏休みの宿題は午前中に終わらせなさい」と親に言われていたことを思い出しました。まずは、時間をきちんと意識できるように、大きなアナログ時計を買うといいと思います。「1、2、3」という時間だけじゃなく、小さな目盛りも書いてあるものだと、ひと目で時間がわかりますよね。もしくは、自分の好きなかわいいデザインのものを選ぶと、何度も見たくなっちゃうはず。「午前中のシンデレラになる!」という気持ちで、「12時まで」の締め切りに挑んでみましょう!そう、最近、スマホのタイムラプス機能の使い方を覚えたのですが、子どもを撮っている後ろで家事をすると、再生した時に忙しく働いているように見えることに気がつきました。それを人に見せて、「忙しく頑張ってるんだね」と思ってもらうように仕向けています(笑)よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月04日2020年9月3日、映画『星の子』の完成報告イベントに主演の芦田愛菜さんが出席。その際に語った言葉が「大人だ」と反響が上がっています。芦田愛菜の思う『信じる』映画『星の子』は、芥川賞作家・今村夏子さんの同名小説を実写化。映画のテーマを受け、芦田さんは『信じること』について持論を展開しました。あやしい宗教を信仰する両親に育てられた中学3年の少女・ちひろの葛藤と成長を描く物語。テーマである「信じる」について芦田は「『その人を信じる』というのは、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とする人物像に期待してまっていることなのかな」と考えたと明かし、「だからこそ人は、裏切られたとか言うけれど、それはその人の見えなかった部分が見えただけであって、そのときに『それもその人なんだ』って受け止められる揺るがない自分がいることが信じられることなのかなと思った」と持論を展開した。サンケイスポーツーより引用(原文ママ)「裏切られたのではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ」という言葉は印象的です。芦田さんは、人々があえて「信じる」と口に出すことについて、次のようにも語りました。続けて「だからこそ人は『信じる』って口に出して、不安な自分がいるからこそ成功した自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました」と締めくくると、父親役の永瀬は「しっかりしてるでしょ?」と“まな娘”を絶賛した。サンケイスポーツーより引用芦田さんのいうように、人は寄りかかる先を求めて「信じる」といってしまいがちなのかもしれません。まだ16歳とは思えない深い言葉に、多くの人が感銘を受けています。・見習いたい考え方。・芦田さんは読書家だから、達観するのも納得!・『自分の都合のいいようにしか考えられない大人』な自分が恥ずかしくなった。・『信じる』ということをもう一度見つめ直すきっかけになりました。寄りかかるための『信じる』なのか、それとも相手を受け入れる準備ができた『信じる』なのか…。発言する前に、ひと呼吸おいて考えたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月04日映画『星の子』(10月9日公開)の完成報告イベントが3日に都内で行われ、 芦田愛菜、永瀬正敏、原田知世、大森立嗣監督が登場した。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子の同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。6年ぶりの主演作となった芦田だが、大森監督は「さすがでした」と感嘆。「1番すごかったのは、目に涙が溜まっているシーンで、『今の涙、映ってました?』と言われたところ。確かに溜まってた。本を読む力もすごくあるし、的確な演技力もある」と絶賛する。監督からは「現場の会話で生まれるものを大切にしてほしい」というオーダーがあったようで、芦田も「楽しかったです。すごく。2人ともフレンドリーに接してくださって、待ち時間とかは本当の家族みたいに他愛もない話をさせていただきました」と両親役の永瀬と原田に感謝した。イベントでは、作品のテーマに合わせ「信じるとは?」という質問も。芦田は「『その人のことを信じようと思います』という言葉をけっこう使うと思うんですけど、どういう意味なんだろうと考えた時に、"その人自身"を信じてるのではなくて、自分が理想とする"その人の像"に期待してしまうことかなと感じて」と語る。「『裏切られた』『期待してたのに』と言うことがあるけど、それはその人が裏切ったわけではなくて、見えなかった部分が見えただけであって、『それもその人なんだ』と受け止められる、揺るがない自分がいることが、信じられることなのかなと思ったんです」と持論を展開した。さらに芦田は「でも、揺るがない自分の軸を持つのは、難しいじゃないですか。不安な自分がいるからこそ、人は『信じる』と口に出して、成功した自分だったり、理想の人物像にすがりたいんじゃないかなって思いました」と締めくくる。16歳の芦田の理知的、かつ深い話に会場は一瞬静まり、大森監督が「難しいよ~!」と驚くと改めてざわつく。永瀬も「しっかりしてるでしょ、これ以上の答えはないんじゃないか」とぼやくなど、大人たちもたじたじとなっていた。一方、「流れ星にお願いしたいこと」というテーマでは「猫と話したい」とかわいらしいお願いも。「最近飼い始めて、私のことをどう思ってるのか聞いてみたいですし、『ふだん困ってることない?』『楽しく生活できてる?』『ごはん、何にしてほしいの?』とか、色々聞きたいことがあるので、1日だけでいいから話してみたい」と希望した。
2020年09月03日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、空間の使い方と距離のとり方が上手な女性、「脚をかわす女」になりきり。自分が使えるスペースを即座に判断する訓練を!ネイルサロンへ行った時、向かい合わせに座っているネイリストさんの脚が当たらないなと思っていたら、なんと、脚を大きく開いて避けてくれていたんです。もちろん、“お客さんだからぶつからないようにしよう”という気持ちがあるのだと思うのですが、“私があなたの脚をお守りしましょう”という、まるで侍のような頼もしさを感じました。ずっと開いたまま施術をするのは大変だろうし、そもそも、脚をぐっと開くことができる股関節の柔らかさを持っているところもすごい。きっと、座る時の周りにいる人との距離感のとり方も上手に違いありません。電車のボックス席のように、向かいの席との距離がやたら近い椅子に座った時も、上手に脚を逃しているはずです。自分の体のサイズをしっかり把握できているんでしょうね。大人数が参加しているお花見でも、いい距離感で座るだろうし、4人席に5人で座る時には小さな空間にきちんと収まることができる。社会の中における自分が使っていいスペースがきちんとわかっていて、周りに配慮できる人。冷静ですごいですよね~。私のように、テーブルに脚をぶつけて揺らしてしまう…なんてミスをすることは絶対にないはず。彼女のような人はきっと、自分がこれから入る空間を客観的に見ていると思います。なので、ある場所に到着したら即座に自分に与えられたスペースを計算し、把握するというトレーニングをしてみるとよさそうです。その力が身につくと、自分が座っている椅子が、その後ろを歩く人の邪魔をするというような出来事も減るだろうし、自宅でも自分が心地よく動ける生活の動線をきちんと確保できそうです。空間の使い方が上手になって、インテリアスキルもアップしそうですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月27日女優の芦田愛菜が主演を務める、映画『星の子』(10月9日公開)の新キャスト及び予告映像が18日、明らかになった。同作は、最新作『むらさきのスカートの女』で令和初の第161回芥川賞を受賞した小説家・今村夏子による同名小説の実写化作品。監督・脚本は『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣が務める。大好きな父(永瀬正敏)と母(原田知世)から愛情たっぷりに育てられたちひろ(芦田)だが、その両親はちひろが生まれたときの病気を奇跡的に治してしまった「あやしい宗教」を深く信じてしまっている。思春期を成長していくちひろは、生まれて初めて、両親と暮らす自分の世界を疑い始めて行く。ちひろが一目惚れする“南先生”役には、岡田将生が決定。学校で一番人気のイケメン先生だが、後にちひろの運命を大きく左右する。岡田は芦田との共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」と表した。ちひろの両親の目を覚ませる為に、ある事件を企てる“雄三おじさん”役で大友康平が出演し、高良健吾と黒木華が宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”を演じる。ちひろの姉の“まーちゃん”役に是枝裕和監督に見出された蒔田彩珠(まきたあじゅ)、美人でかっこいいちひろの親友“なべちゃん”役に映画『まく子』(19)でヒロインに抜擢された新音(にのん)と、今後の活躍が気になるキャストも。公開された予告編では、幼少期に病弱だったちひろを救った“金星のめぐみ”と呼ばれる奇跡の水を信じ、水を浸したタオルを頭に載せて暮らす父と母の姿が映し出される。学校では大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と水の真偽を指摘されるが、ちひろが夢中なのは新任でやってきたイケメンの南先生。ある日、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうが、自宅前の公園で、全身緑のジャージで頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまう。「気づく時がくる」「空も飛ぶようになる」とちひろを諭そうとする宗教団体の幹部、両親の洗脳を解こうと作戦を企てる雄三おじさん、この家族の現状はちひろのせいだと言い切る姉のまーちゃんの姿が続き、少しずつ揺らぎ始める自分とちひろは闘い始める。(C)2020「星の子」製作委員会
2020年08月18日