2022年上半期に誕生した新生児(女の子)の名前を大調査! 約3万人超の赤ちゃんの名前の調査結果から、いま人気の名前ランキングを紹介します。女の子の名前は、近年古風で日本的な名前「レトロネーム」が人気! 今年の上半期ランキングでも、多数の「レトロネーム」がランクインしています。 1位陽葵(主なよみ:ひまり)2022年上半期生まれの女の子にもっとも多く名づけられた名前は「陽葵」(145人)でした! 2021年の名前ランキングでは3位、2020年は1位と、近年特に人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 2位凛(主なよみ:りん)「凛」が139人の女の子に名づけられ、2位にランクイン。2021年の名前ランキングでは2位、2020年は3位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。また、寒いという意味を持つことから、冬生まれの女の子に特に多く名づけられる名前でもあります。 3位芽依(主なよみ:めい)上半期132人の女の子に名づけられた「芽依」。 2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位に入っています。「芽依」は5月(英語でMAY)生まれの女の子に毎年多く名づけられており、5月の月間ランキングでは2年連続で1位となっています。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 4位結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)131人に名づけられ、4位に入ったのは「結菜」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年では6位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで2位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 5位詩(主なよみ:うた)5位にランクインしたのは「詩」。上半期に118人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは、22位にランクインしています。 「詩」は、感情をリズムに乗せて言葉にしたもの。「自分の気持ちをうまく表現できる人になってほしい」「美しい言葉を使える人に育ってほしい」といった、パパ・ママの願いが感じられます。また、「うた」という古典的なよみも魅力的です。 6位葵(主なよみ:あおい)6位にランクインしたのは「葵」。上半期には110人の女の子に名づけられました。2021年の名前ランキングでは4位、2020年では7位と、近年トレンドの名前の一つです。 「葵」は、アオイ科の植物を指します。太陽に向かって育ち、可憐な花を咲かせることから女の子の名づけに人気です。 7位紬(主なよみ:つむぎ)「紬」が上半期に106人の女の子に名づけられて7位にランクイン。2021年の名前ランキングでは1位、2020年では2位と、近年大人気の名前です。 「紬」は高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 8位結愛(主なよみ:ゆあ)8位にランクインしたのは、上半期に101人の女の子に名づけられた「結愛」。2021年・2020年ともに、名前ランキングでは12位に入っています。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 9位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2022年上半期に100人の女の子に名づけたれた「陽菜」が9位にランクインしました。2021年の名前ランキングでは9位に入っています。 日の当たる丘を表す「陽」に、春に可愛らしい黄色の花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、明るく親しみやすい印象に。「ひな」というよみも可愛らしいです。 10位心春(主なよみ:こはる)10位にランクインしたのは「心春」。上半期に98人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは23位、2020年で42位にランクインしており、近年注目度が高い名前です。 「心」に「春」を組み合わせることで、心のあたたかさや思いやり、穏やかで落ち着いた性格などがイメージできます。「こはる」という響きが、どこか古風で日本的な「レトロネーム」の一つでもあります。 11位莉子(主なよみ:りこ)「莉子」が、11位にランクイン。上半期に96人の女の子に名づけられました。2021年の名前ランキングで10位、2020年は8位と人気の高い名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 12位咲茉(主なよみ:えま)12位にランクインしたのは、2022年上半期に91人の女の子に名づけられた「咲茉」。2021年の名前ランキングでは16位、2020年は25位と、これからさらに人気が高まりそうな名前です。 「笑う」「咲く」ことを表す「咲」という漢字に、ジャスミンを表す「茉莉花」の「茉」を組み合わせた名前。ジャスミンは白く可憐で香り良い花を咲かせることから、「美しく笑顔の多い人でありますように」というパパ・ママの願いが感じられます。 13位結月(主なよみ:ゆづき)13位にランクインしたのは、「結月」という名前。上半期に90人の女の子に名づけられています。2021年の名前ランキングでは8位にランクインしています。 「結」は結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す漢字。そこに光り輝く「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な名前になっています。 13位楓(主なよみ:かえで)同率で13位にランクインしたのは「楓」。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしています。 「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられますが、今回は上半期ランキングにも上位にランクインしています。 15位琴葉(主なよみ:ことは)上半期に89人の女の子に名づけられた「琴葉」。2021年の名前ランキングでは17位にランクインしています。 「琴」は弦楽器の一種で、美しい音色を奏でます。凛とした美しさや、古風な印象を与える漢字です。また、「葉」という漢字を止め字に用いることで、若葉のような生命力やみずみずしさも感じられます。 このほか、16位から30位までの【上半期名前ランキング】の結果は、以下の通りです。 2022年上半期に名づけられた女の子の名前は、自然の美しさや可憐さ、あたたかさを感じさせる名前が多くランクインしていました。また、「詩」「紬」「心春」「莉子」といった古風で日本的な「レトロネーム」人気は、今年も継続しているようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!
2022年07月30日2022年上半期に誕生した新生児(男の子)の名前を大調査! 約3万人超の赤ちゃんの名前の調査結果から、いま人気の名前ランキングを紹介します。近年、男の子の名づけでは「ジェンダーレスネーム」がトレンド。実際に名づけられた人気の名前とは? 1位陽翔(主なよみ:はると)2022年上半期の男の子でもっとも多かった名前は、142人に名づけられた「陽翔」でした! 2021年の名前ランキングでは2位にランクインしており、引き続き人気の高い名前です。さらに、2021年の漢字ランキングでは「陽」が4位、「翔」が1位になっており、人気漢字を組み合わせたトレンドネームになっています。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。 2位碧(主なよみ:あお、あおい)2位にランクインしたのは、上半期138人に名づけられた「碧」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年は19位と、年々人気が高まっている注目の名前です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて名づける親御さんが多いようです。また、男女どちらにも名づけられている「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。 3位蒼(主なよみ:あお、あおい)「蒼」が、上半期の男の子の名前3位にランクイン。2位の「碧」とは2人差となる136人に名づけられていました。2021年の名前ランキングでは4位にランクインしています。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。「蒼」も「ジェンダーレスネーム」の人気の名前の一つです。 4位蓮(主なよみ:れん)4位に入ったのは、上半期133人の男の子に名づけられた「蓮」でした。2021年・2020年ともに名前ランキングで1位となっている、大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 5位蒼空(主なよみ:そら)2022年上半期、117人に名づけられ、5位にランクインしたのは「蒼空」でした。2021年の名前ランキングで18位ですが、2020年は41位。いま人気が高まっている、注目の名前です。 青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」に「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前に。「そら」のほか、「あおい」「そうすけ」など様々なよみで名づけられており、それぞれ印象が異なるのもユニークです。 6位結翔(主なよみ:ゆいと)6位にランクインしたのは、2022年上半期112人に名づけられた「結翔」。2021年の名前ランキングでは10位、2020年では13位と、近年安定した人気のある名前の一つです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2021年漢字ランキングで男の子21位、女の子2位と、男女問わず人気の漢字です。 7位悠真(主なよみ:ゆうま)7位にランクインしたのは「悠真」。2021年の名前ランキングで9位、2020年は7位と、こちらも安定した人気のある名前のひとつです。 はるか遠く、のんびりとした様子を表す「悠」という字に、嘘や欠目がないことを表す「真」という字を組み合わせ、真っ直ぐ伸びやかにすくすくと育つイメージの名前になっています。 8位伊織(主なよみ:いおり)「伊織」が102人の男の子に名づけられ、上半期8位にランクイン。2021年の名前ランキングでは13位に入っています。さらに2021年女の子の名前ランキングでは163位に入っており、今注目のジェンダーレスネームです。 「伊」は元々神様を呼び寄せる聖職者を表す漢字であることから、名前に使うと知的で賢い印象に。そこに、細やかな模様が織り込まれた柔らかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。 8位陽向(主なよみ:ひなた)同率で8位にランクインしたのは「陽向」。2021年の名前ランキングでは21位にランクインしており、「ひなた」というよみはよみランキング11位に入っています。 日の当たる丘を表す「陽」という漢字に、ある方向に進むことを示す「向」という漢字を組み合わせることで、明るい方向に進んでいくこと、輝かしい未来を連想させます。 10位颯真(主なよみ:そうま)2022年上半期の10位は、96人の男の子に名づけられた「颯真」でした。2021年の名前ランキングでは11位に入っています。 「颯」は、風がさっと吹く様子を表した漢字。「颯爽」の熟語を連想させるため、きりりとした爽やかな印象を抱きます。2021年漢字ランキングでは10位に入っており、近年人気の漢字です。 11位湊(主なよみ:みなと)「湊」が、上半期95人に名づけられて11位にランクイン。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は5位と、毎年男の子の名前ランキング上位に位置し、定番人気となっている名前です。 水上航路の集まる「湊」という漢字を用いることによって、「友人が集まってくるような人気者になれるように」という願いが込められていそうです。また、海を連想させるることから、毎年夏生まれの男の子に特に多く名づけられています。 12位律(主なよみ:りつ)12位にランクインしたのは、上半期92人に名づけられた「律」。2021年は16位に、2020年は9位にランクインしています。 「律」は掟や定め、法則に従うことを示す漢字。「真面目で誠実な人に育つように」という親御さんの願いも込められていそうですね。「りつ」という二音の響きも新鮮で、洗練された印象になります。 13位大和(主なよみ:やまと)13位にランクインしたのは、上半期91人に名づけられた「大和」でした。2021年は12位に、2020年は17位と、毎年安定した人気を誇る名前です。 「大和」は日本の古称であり、日本特有の事柄を示す熟語。「和」には「なごむ「やわらぐ」といった意味もあり、どこか古風で日本らしく、大らかな印象を与える名前です。 14位朝陽(主なよみ:あさひ)「朝陽」が14位にランクイン。上半期、90人の男の子に名づけられました。2021年の名前ランキングは5位、2020年は10位と、毎年人気の高い名前です。 「太陽」の「陽」に「朝」を組み合わせることで、爽やかでやさしい陽射しを連想させます。また、新たなスタートを感じさせる名前です。 15位樹(主なよみ:いつき)2022年上半期「樹」は89人の男の子に名づけられていました。2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位と、毎年人気の高い名前です。 「樹」という漢字を一文字で用いることで、丈夫で立派な木を連想させます。「芯の通った、真っ直ぐ丈夫な人に育つように」といった願いが感じられますね。 このほか、16位から30位までの【上半期名前ランキング】の結果は、以下の通りです。 2022年上半期に名づけられた男の子の名前には、海や空、風、樹といった、この時季」「伊織」「陽向」など男女の性別にとらわれない「ジェンダーレス」な名前がトレンドとなっていることがわかりました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月~6月、各月1日~25日調査件数:調査件数:61,218件(男の子:31,038件/女の子:30,180件)
2022年07月29日ベビーカレンダーは毎月赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。6月生まれの女の子、男の子の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を発表します。6月生まれの女の子の「夏」を用いた名前が増加! また、男の子の名前は男女どちらにも多く名づけられている「ジェンダーレス」な名前が人気となっていました。 【女の子】6月生まれの名前・漢字・よみランキング 名前ランキング:6月にぴったりの「葵」を用いた名前2つが同率1位6月生まれの女の子の名前ランキング1位は「葵(あおい)」・「陽葵(ひまり)」でした。どちらも「葵」という漢字を使用しており、「葵」という名前は5月の20位から大きく順位を上げ、6月に1位となりました。 「葵」とはアオイ科の植物を指します。なかでも6月ごろに美しい花を咲かせる「立葵(たちあおい)」は「つゆあおい」とも呼ばれ、陰暦6月の異称を「葵月」ということからも、6月生まれにぴったりです。葵は様々な色や形の花が咲くことから、「個性を大切に、美しく育ってほしい」という親御さんの願いも感じられます。 ▲立葵(たちあおい) 漢字ランキング:「夏」ネーム人気急上昇!6月猛暑の影響か、前月比+2.4倍増!漢字ランキング1位は「花」、2位「結」、3位「菜」となっており、TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしていました。6月で増加していたのは、名前ランキングで人気が高かった「葵」。4月は24位(93名)、5月は20位(118名)、6月は13位(148名)へと増加していました。 また、「夏」は5月60位(41名)から6月は23位(100名)へ、人数は2.4倍増となっていました。ちなみに、2021年6月に「夏」を用いた名前の女の子は73名となっており、今年は30名ほど増えています。今年の6月は、統計開始以来最も梅雨が短い地域があったほか、記録的な猛暑となりました。夏の到来を感じる猛烈な暑さにより、「夏」を名づけに用いる親御さんが増えたのかもしれません。 「夏」を用いた名前は、「夏帆(かほ)」、「夏芽(なつめ)」、「小夏(こなつ)」、「瑠夏(るか)」など69種類のバリエーションがありました。よみランキング:「二音ネーム」がトレンド!よみランキング1位は「えま」、2位「みお」、3位「めい」という結果でした。4位「ゆい」、7位「さな」、8位「りお」とTOP10のうち6つのよみが「二音ネーム」でした。呼びやすくて愛らしい印象があり、イマドキな雰囲気のある二音のよみが好まれているようです。 【男の子】6月生まれの名前・漢字・よみランキング 名前ランキング:「ジェンダーレスネーム」がトレンド!男の子に人気の名前、6月の月間ランキングは1位「陽向(ひなた)」、2位「凪(なぎ)」、3位「陽翔(はると)」でした。「陽向」は「ひなた」というよみからも、太陽が照り付けるあたたかさや明るいイメージがあり、毎年夏ごろに増加する名前の一つです。5月は21位でしたが6月に人気が急上昇し、今回初めて月間ランキング1位を獲得しました。「凪」も5月24位から、6月は2位へと大きくランクアップ。月間ランキングで過去最高順位となっています。また、「陽向」、「凪」のほか、5位「蒼(あお・あおい)」・「碧(あお・あおい)」といった男女どちらにも名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」が上位にランクインしていることも特徴です。 漢字ランキング:「海」を用いた名前が増加!漢字ランキングTOP3は1位「翔」、2位「陽」、3位「大」でした。TOP10は年間を通して人気の高い漢字がランクインしていますが、6月に増加していたのは「海」。5月34位(56名)から、26位(70名)へとランクアップしており、こちらも夏になると毎年増加する人気の漢字です。 「夏」を用いた名前は「匠海(たくみ)」、「海翔(かいと)」、「海音(かいと)」、「海(かい)」など41種類のバリエーションで名づけられていました。 よみランキング:「五黄の寅」の影響か、今年は「たいが」が人気!よみランキングのTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「ひなた」でした。1位の「はると」は2021年11月から8カ月連続で月間ランキング1位の座を譲っていない圧倒的人気ナンバーワンの名前です。 6月の月間ランキング10位にランクインした「たいが」は、2021年の年間ランキングで39位でしたが今年人気が高まっており、初めてTOP10入り。「大雅」「大河」「大賀」「太賀」など23種類の名前で名づけられていました。運気が良いとされる「五黄の寅」にあやかったのか、2022年は「虎」「琥」を用いた名前が増加しています。トラ(英語でtiger:タイガー)にちなんで、「たいが」とよむ人気も高まっているのかもしれません。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年6月1日(水)~6月25日(土)調査件数:10,150件(男の子:5,232件/女の子:4,918件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年07月20日名前のよみに濁音がつく「濁音ネーム」は、赤ちゃんの名づけでトレンドとなっています。レトロでやさしい雰囲気の名前が特に人気です。今回は、56,948件の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、名前のよみに濁音がついた、女の子に人気の「濁音ネーム」TOP10を紹介します。 1位 紬(主なよみ:つむぎ、ゆず)2021年に最も多く名づけられた女の子の濁音ネームは「紬(つむぎ、ゆず)」でした。名前ランキングでは2021年に1位、2020年に2位と、近年女の子に大人気の名前です。「つむぎ」はよみランキングでも3位と人気ですが、「つむぎ」「ゆず」の他には「ゆう」というよみでも名づけられていました。 「紬」は、紬糸で織った絹布を表す漢字。より合わせたものを意味する「糸」と、中から引き出す意味を持つ「由」が組み合わさった漢字で、「物事の糸口を引き出す」といった意味もあります。 2位澪(主なよみ:しずく)2021年の名前ランキング5位にランクインしている「澪(しずく)」が、濁音ネームの2位に。2020年の9位からランクアップしており、これからもさらに人気が高まりそうな名前です。「しずく」の他には、「みお」「れい」といったよみで名づけられています。 「澪」は、水の流れの作用を表す漢字。みずみずしく爽やかな印象を与えます。さらに「しずく」というよみは一粒の水滴をイメージさせ、神秘的で美しい印象も受けます。 3位結月(主なよみ:ゆづき、ゆづ)2021年の名前ランキングで8位に入った「結月(ゆづき、ゆづ)」が、濁音ネームの3位に。「ゆづき」というよみは、よみランキング24位にもランクインしています。 「結」という漢字には、「結ぶ」「物事をまとめて締めくくる」「植物が実をつける」などの意味があり、女の子の名づけに人気です。「結」は漢字ランキング2位、「月」は18位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた旬な名前になっています。 4位杏(主なよみ:あんず)2021年の名前ランキング15位にランクインしている「杏(あんず)」が、濁音ネームの4位に。2020年も15位に入っており、安定した人気のある名前です。「あんず」というよみの他には、「あん」「こう」というよみでも名づけられているようです。 「杏」はあんずの木や実を表します。可愛らしい花とおいしい実がなることから、女の子の名づけに人気です。 5位楓(主なよみ:かえで)5位にランクインした濁音ネームは「楓(かえで)」。女の子の名前ランキングでは17位、男の子の名前ランキングでは37位にランクインしており、近年注目のジェンダーレスネームです。「かえで」の他には、「ふう」「いろは」というよみでも名づけられていました。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹の一種。実に翼が付いていることから、「自立して羽ばたいてほしい」という願いが込められいるようです。「木」と「風」という漢字の成り立ちは、爽やかな印象も与えます。 6位美月(主なよみ:みづき)「美月(みづき)」が女の子の濁音ネーム6位にランクイン。名前ランキングでは19位に入っているほか、漢字ランキングでは「美」が10位、「月」が18位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。「みづき」のほか「みつき」というよみでも名づけられています。 「月」という漢字は、凛とした輝きや神秘的な印象を与えます。さらに「美」という漢字を組み合わせることで、美しく光り輝く月を連想させます。 7位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)7位にランクインしたのは「凪(なぎ、なぎさ)」という濁音ネーム。2021年女の子の名前ランキングでは24位に入っていますが、男の子の名前ランキングでも19位に入っており、近年男女ともに人気が高い名前です。 「凪」は、風が止み波が穏やかになる海の様子を表す漢字。爽やかで穏やかな印象を与えるほか、「浮き沈みのない安定した人生を送れるように」「穏やかな心の持ち主となるように」という願いが感じられます。 8位柚葉(主なよみ:ゆずは、ゆづは)「柚葉(ゆずは、ゆづは)」が濁音ネームの8位にランクイン。名前ランキングでは26位に入っており、よみランキングでも39位に入っています。「柚」は漢字ランキング23位、「葉」は16位と、名前・よみ・漢字すべてに人気が詰まった名前になっています。 「柚」はミカン科の木で、香り高い実がなることで知られています。また、「葉」は草木の葉っぱを表す漢字。二つの漢字が組み合わさることで、みずみずしさや生命力を感じさせる名前になっています。「ゆずは」「ゆづは」以外には、「ゆうは」というよみでも名づけられています。 9位紬希(主なよみ:つむぎ、むぎ))濁音ネームの9位には、「紬希(つむぎ、むぎ)」という名前がランクインしました。名前ランキングでは34位に入っています。1位の「紬」に「希」という漢字を組み合わせたものですが、「つむぎ」「むぎ」の他には「つき」というよみでも名づけられているようです。 紬糸で織った絹布を表す「紬」という漢字に、「願う」「まれ」という意味がある「希」を組み合わせることで、より貴重で尊い存在であることを表しているようです。 9位柚希(主なよみ:ゆずき)同率で濁音ネームの9位にランクインしたのは、「柚希(ゆずき)」という名前。名前ランキングは34位ですが、「柚」は漢字ランキング23位、「希」は17位と、人気漢字を組み合わせた名前です。 「ゆず」はヤ行でやわらかく優しい印象に、「き」はカ行でキリッとしたスタイリッシュな印象になり、それらを組み合わせることでバランスの良い響きになっています。「ゆずき」の他には、「ゆの」「ゆき」といったよみでも名づけられていました。 9位朱莉(主なよみ:じゅり)さらに同率で濁音ネームの9位にランクインしたのは、「朱莉(じゅり)」。「じゅり」というよみの他には、「あかり」「しゅり」というよみで名づけられているようです。 「朱」という漢字は、高貴な赤色を指します。また、「莉」はジャスミンを意味する「茉莉花」という単語に使われる漢字。高貴な色と香り高い植物を表す漢字が組み合わさっており、美しく可憐な女の子に育つようにという願いが感じられます。 人気の「濁音ネーム」は、「つむぎ」「ゆず」「しずく」など古風でレトロな雰囲気のある響きを持つ名前が多かった点が印象的でした。また、自然にまつわる漢字を用いたやさしい雰囲気のある名前が多く、人気となっているようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948名(女の子)
2022年07月18日名前のよみに濁音がつく男の子の名前は、力強くたくましい印象になります。今回は、58,739名の男の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、人気の「濁音ネーム」TOP10を紹介いたします。 1位 樹(主なよみ:じゅり)2021年に最も多く名づけられた男の子の「濁音ネーム」は、「樹(じゅり)」でした。2021年の名前ランキング6位に入っており、漢字ランキングでは20位に「樹」という字がランクインしています。 樹木を表す「樹」という漢字をあえて一字のみで用いることで、強い生命力や凛とした姿を連想させます。「じゅり」というよみの他には、「いつき」「たつき」といったよみで名づけられているようです。同名の有名人では、ジャニーズ事務所のアイドルグループSixTONES・田中樹(じゅり)さんが活躍されていらっしゃいます。 2位大和(主なよみ:だいな、ひろかず)名前ランキング12位にランクインしている「大和(だいな、ひろかず)」が、濁音ネームの2位に。2020年の17位からランクアップしており、「だいな」「ひろかず」の他には「やまと」というよみで名づけられています。 「大和」は日本特有の物事を表す言葉。そのため、古風で日本的な印象を持ちます。「和」という漢字には「和み」「和らぎ」といった意味もあり、大らかでゆったりとしたイメージも与える名前です。 3位暖(主なよみ:だん)濁音ネーム3位は、名前ランキングで15位に入った「暖(だん)」がランクイン。2020年の20位からランクアップした注目の名前です。漢字ランキングでも「暖」は57位に入っており、2020年の76位から大きくランクアップしています。 ぬくぬくとあたたかい様子を表す「暖」という漢字は、あたたかい心の持ち主になるように、周囲を元気づけられるような存在になるように、という願いが感じられます。「だん」の他には、「はる」「ひなた」というよみで名づけられているようです。 4位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)濁音ネーム4位の「凪(なぎ、なぎさ)」は、男の子の名前ランキング19位、女の子の名前ランキング24位にも入っている、人気のジェンダーレスネーム。どちらも2020年度よりランクアップしており、男女ともに近年注目されている名前です。 「凪」は、風が止み波が穏やかになる海の様子を表す漢字。爽やかで穏やかな印象を与えるほか、「浮き沈みのない安定した人生を送れるように」「穏やかな心の持ち主となるように」という願いが感じられます。 5位陽向(主なよみ:ひゅうが)5位にランクインした濁音ネームは、「陽向(ひゅうが)」。名前ランキングでは21位に入っているほか、「陽」は漢字ランキング4位、「向」は74位にランクインしています。「ひゅうが」の他には、「ひなた」「ひなと」といったよみで名づけられているようです。 「陽」は日の当たる丘を表し、あたたかく明るい印象になる漢字。そこに「向」という漢字を組み合わせることで、明るい方向へと進んでいくようなイメージになります。「ひゅうが」というよみは、力強く洗練された印象です。 6位新(主なよみ:はじめ)6位にランクインしたのは「新(はじめ)」という濁音ネーム。名前ランキングでは22位に、漢字ランキングでは81位にランクインしています。「はじめ」の他には、「あらた」「しん」というよみで名づけられています。 「新しい」ことを意味する「新」という漢字を1文字で用いることで、新鮮で生命力溢れるイメージに。「はじめ」というよみがより一層「始まり」を感じさせ、明るくフレッシュな印象を受けます。 7位朔(主なよみ:はじめ)7位にランクインした濁音ネームは「朔(はじめ)」。2021年名前ランキングでは27位にランクインしています。「はじめ」の他には、「さく」「るいと」というよみで名づけられているようです。 「朔」は月の最初の日、つまり1日を表す漢字。新月の意味も持ち、神秘的なイメージもあります。漢字ランキングでは37位に入っており、2020年の50位から大幅にランクアップ。近年人気上昇中の、注目の漢字です。 8位楓(主なよみ:かえで、かなで)「楓(かえで、かなで)」が濁音ネームの8位にランクイン。男の子の名前ランキングでは37位に、女の子の名前ランキングでは17位に入っており、男女ともに人気の高い名前です。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹の一種。実に翼が付いていることから、「自立して羽ばたいてほしい」という願いが込められいるようです。「木」と「風」という漢字の成り立ちは、爽やかな印象も与えます。 9位一颯(主なよみ:いぶき、かずと)2021年名前ランキングで42位の「一颯(いぶき、かずと)」が、濁音ネームの9位にランクイン。「いぶき」「かずと」のよみの他には、「いっさ」というよみでも名づけられているようです。 「颯」という漢字は、風がさっと吹く様子を表す漢字。「颯爽」という単語を連想させ、きりりと爽やかな印象を与えます。2021年男の子の漢字ランキングでは10位にランクインしている、近年人気の漢字です。 10位岳(主なよみ:がく)名前ランキング53位の「岳(がく)」が、濁音ネームの10位。「がく」というよみの他には、「たける」というよみでも名づけられています。 「岳」は「山岳」という単語にも使われるように、高い岩山を表す漢字。また、高山のように尊敬すべきものも表します。スケールが大きく、たくましい男の子に育つようにという願いが感じられます。俳優の濱田岳(がく)さんも同名で活躍されています。 男の子に人気の「濁音ネーム」は、漢字1文字の名前が10個中7個という結果でした! 自然を連想させる漢字が多かったのも印象的です。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年07月17日6・7・8月の夏生まれの女の子の名前ランキングのなかから、夏生まれにぴったりの名前を紹介。夏の自然を感じさせる、爽やかでスケール感の大きい名前をピックアップします。昨年8月の月間漢字ランキング1位は「夏」! やはり夏生まれは「夏」を用いた名前が増加します。そのほか、海や水をイメージする名前が人気です。 夏帆(主なよみ:かほ)夏になるとやはり増えるのが「夏」という漢字を用いた名前。2021年女の子の漢字ランキングでは21位に入っており、その人気ぶりが伺えます。 「帆」は、風をはらんで船を進める布を表す漢字。海を連想させるので、より夏らしく開放感のある名前になります。「ほ」というよみが穏やかで可愛らしい印象も与え、漢字ランキングでは35位にランクインしています。女優の「夏帆」さんが同名で活躍されています♪ 葵(主なよみ:あおい)「葵」は、太陽に向かって咲く植物を表す漢字。6月は別名「葵月」とも呼ばれ、梅雨時から夏にかけて特に人気になる名前です。 2021年の名前ランキング4位、2020年7位と近年非常に人気が高く、男の子の名前ランキングでも51位にランクイン。近年人気の「ジェンダーレスネーム」でもあります。「葵」は漢字ランキングでも、女の子14位、男の子30位と人気です。 柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚」は冬に実をつける木として知られていますが、葉や花は夏に茂り、「柚の花」は6月の季語とされています。そのことから、「柚葉」や「柚花」は夏にも増加する名前です。 「柚」は、2021年の漢字ランキング23位にもランクインしており、名づけに人気の漢字。香り高い実であるのに料理の味を引き立てることから、「個性的でありながら協調性もある子に育ってほしい」というパパ・ママの願いが込められているようです。 凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)「凪」は、風が止み海の波が穏やかになる様子を表す漢字。海のイメージや、爽やかな風を連想させることから、夏生まれの女の子に特に人気です。 2021年名前ランキングでは、女の子24位、男の子19位と、男女ともに人気の高いトレンドな「ジェンダーレスネーム」。漢字ランキングでも、女の子31位、男の子51位と、その人気の高さが伺えます。 葉月(主なよみ:はづき)「葉月(はづき)」は、8月の別名。青々とした葉や、くっきりと空に浮かぶ月を連想させ、雄大で美しい夏の自然をイメージさせる名前です。 「葉」は2021年漢字ランキング16位、「月」は18位と、人気漢字を組み合わせた名前でもあります。のびのび・すくすくと育つ「葉」に、優しく幻想的な光を放つ「月」を組み合わせることで、「健康で、やさしさと美しさを兼ね備えた子に育つように」というパパ・ママの願いが感じられます。 七海(主なよみ:ななみ)「七海(ななみ)」は2021年名前ランキングでは74位にランクインしていますが、数字の「七」を用いていることから特に7月に多くつけられる名前です。 世界の七つの海である、太平洋(南太平洋、北太平洋)、大西洋(北大西洋、南大西洋)、南極海、北極海、インド洋をイメージすることができる、スケールの大きさを感じさせる名前です。一方で、「ななみ」という響きが、明るくやさしい女の子の印象も与えます。 千夏(主なよみ:ちなつ)「夏」という漢字に「千」を組み合わせた「千夏(ちなつ)」という名前は、毎年8月に増える傾向にあります。 「千」は数字の1,000を表すほか、数が多いことから長寿や豊かさも表し、縁起が良い字とされています。「ち」ではじまるよみが親しみやすく、呼びやすい名前にもなります。タレントの若槻千夏さんも同名で活躍されています。 帆夏(主なよみ:ほのか、ほなつ、はんな)「帆夏(ほのか、ほなつ、はんな)」も、例年夏になると増える名前です。1位の「夏帆」と同様、風をはらんで船を進める布を表す「帆」を用いていることから海や船を連想させ、爽やかでスケールの大きい夏のイメージが湧きます。 「ほのか」というよみは、穏やかで可愛らしい印象に。「ほなつ」は、新鮮で爽やかな印象の名前に。「はんな」は、個性的で洗練された印象の名前になります。 夏菜(主なよみ:かな、なつな)「夏」に、菜の花を表す「菜」を組み合わせた「夏菜(かな、なつな)」も夏の名づけに多い名前です。 「菜」は女の子の名前の止め字として、年間を通してよく用いられる漢字。2021年漢字ランキングでも、5位にランクインしています。「〜な」というよみが、明るくあたたかみのある印象になります。同名で活躍している著名人として、タレントの「夏菜」さんが挙げられます。 夏芽(主なよみ:なつめ)「夏芽(なつめ)」も「夏」という漢字を用いた人気の「夏ネーム」の一つ。「め」で止めるよみが、個性的で洗練されたイメージになります。 「芽」は草木の芽を表すほか、新たな兆しも表す漢字。名前に用いることで、新たな始まりや生命力、発展性を漢字させます。2021年女の子の漢字ランキング32位にランクインしています。 雫(主なよみ:しずく)「雫(しずく)」は、水が滴り落ちる様子を表す漢字。「雨」の「下」と書くことや、その水のイメージから、特に梅雨や夏の時期に人気になる名前です。 雨が滴り落ちる様子を連想させ、どこかアーティスティックで癒されるような雰囲気を持つ「雫(しずく)」。2021年女の子の名前ランキングでは53位にランクインしており、毎年安定した人気を誇る名前です。 6~8月に多かった女の子に人気の「夏ネーム」。海や風、植物などの自然を連想さえる漢字を使った名前が多かったほか、「夏」という漢字を用いた名前も多数挙がりました。これからの名づけの参考にしてくださいね♪<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年6月1日(火)~2021年6月25日(土)、2021年7月1日(木)~2021年7月25日(日)、2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:15,052件(女の子)
2022年06月26日近年の「レトロネームブーム」により、「~たろう」というよみの名前が増加中。そこで今回は、2022年5月生まれの男の子5162名の名前から、特に人気だった9つの「〜たろう」ネームご紹介します。9つの名前のうち、なんと3つの名前が「虎」「琥」にちなんだ名前でした! 1位虎太郎(主なよみ:こたろう)2022年5月生まれの男の子でもっとも多かった「たろうネーム」は、7人に名づけられた「虎太郎(こたろう)」でした! 「こたろう」というよみは、2021年よみランキングでは97位に入っており、やはり「たろうネーム」の中では一番人気となっています。 「虎」は、猛々しく勇敢なものの象徴。しなやかでたくましい子に育つようにと、男の子の名づけに人気の漢字です。一方で「虎」を「こ」とよみ「こたろう」いう響きになることで、どこか日本的で愛らしい印象にもなります。 2020年、2021年は上位100位圏外だった「虎」。今年は名づけに多く用いられています。2022年は「五黄の寅年」と呼ばれ、36年に一度となる強い運勢をもつ年であることから、名前に「虎」を取り入れている親御さんが増えているのかもしれませんね。 2位琥太郎(主なよみ:こたろう)2位にランクインしたのは、5月に6 人の男の子に名づけられた「琥太郎(こたろう)」でした。1位の「虎太郎(こたろう)」に続き同じ「こたろう」というよみの名前のランクインですが、「こ」の部分の漢字が異なっています。 「琥」は、トラの形をした玉の器、または黄色・黄褐色の玉を表し、「琥珀」の「琥」としても知られます。「虎」という漢字に「王」がつき偉大な印象。その意味は美しく芸術性を感じさせる漢字です。 3位咲太朗(主なよみ:さくたろう)5月に5人の男の子に名づけられた、「咲太朗(さくたろう)」が3位にランクイン。「咲」という漢字は2021年女の子の漢字ランキング9位に入っていますが、男の子の漢字ランキングでも98位に入っており、近年は男女ともに人気の漢字となっています。 「咲」は、元々「笑う」という意味を持つ漢字。笑顔が絶えない日々を送れるように、才能が開花するようにというパパ・ママの願いが名前に込められているようです。 3位朔太郎(主なよみ:さくたろう)こちらも2022年5月に5人に名づけられ、同率3位となった「朔太郎(さくたろう)」。「朔」という漢字は2021年漢字ランキングで37位にランクインしており、2020年の50位から大幅にランクアップしている注目の漢字です。 月の第一日目、四季の最初の日を表す「朔」は、物事の始まりを表す縁起の良い漢字。「常に新しい気持ちで物事に取り組めるように」といったパパ・ママの願いが感じられるほか、わが子とともに新たなスタートを切ろうとする心情も反映されていそうです。 5位虎汰朗(主なよみ:こたろう)2022年5月、2人に名づけられ5位にランクインしたのは「虎汰朗(こたろう)」でした。1位の「虎太郎」とは「太」「汰」、「郎」「朗」という漢字が異なる。 「汰」は、勢いよく水を流す様子や、不良なものを流して選別することを指す漢字。「良くないものを流す」という意味から、縁起が良いので採用するパパ・ママが多いよう。姓名判断で「太」では吉画数にならない場合に、「汰」を使うケースもあるようです。 5位倫太朗(主なよみ:りんたろう)同率で5位にランクインしたのは、「倫太朗(りんたろう)」でした。2021年のよみランキングでは130位にランクインしており、これから人気が上がりそうな名前です。 整った人間同士の関係、仲間などを表す「倫」という漢字は、「友人に恵まれるように」と名前に採用するパパ・ママが多いよう。「りん」という響きは、みずみずしく新鮮な印象になります。 5位蓮太朗(主なよみ:れんたろう)さらに同率で5位にランクインしたのは、「蓮太朗(れんたろう)」。2021年の名前ランキングで1位に輝いている「蓮(れん)」という名前の漢字を取り入れ、トレンドと古風な印象がうまくミックスされています。 「蓮」は泥水の中から育ち、夏に美しい花を咲かせる植物。周囲に染まらない清らかさや強さを感じさせることから、近年名づけに人気です。2021年漢字ランキングでは、27位にランクインしています。 5位凛太朗(主なよみ:りんたろう)こちらも同率で5位にランクインした、「凛太朗(りん)」。「凛」という漢字は2021年女の子の漢字ランキング36位、男の子の漢字ランキング80位にランクインしている人気漢字です。 キリッとしていて身が引き締まる感じを表す「凛」という字は、「りん」という洗練された響きからも人気。「人に頼らず、自分の人生を毅然とした態度で歩んで欲しい」というパパ・ママの願いも感じられます。 5位昊太郎(主なよみ:こうたろう)さらに「昊太郎(こうたろう)」も同率で5位にランクイン。「昊太郎」は2021年名前ランキングでは圏外ですが、これから人気が出そうな注目の名前です。 「昊」は、夏空や大空を表す漢字。「夏の空のように明るく広い心を持った子に育つように」と、パパ・ママの願いが込められていそうです。ほかには「ひろし」「そら」といったよみでも用いられる漢字です。 2022年5月につけられた男の子から、「〜たろう」というよみの名前をご紹介しました! 「ろう」の漢字には、若い男の子を意味する「郎」、または明るく朗らかな様子を表す「朗」がすべての名前に用いられており、「郎」のほうが多く用いられています。これからの名づけの参考にしてくださいね♪<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年5月1日(日)~5月25日(水)調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)
2022年06月25日2022年5月生まれの女の子5,076名の名前の大調査! 毎年5月に人気の名前が今年も1位にランクイン。し「桜」や「春」といったよみや漢字を用いた「春ネーム」もランクイン。バラエティに富んだランキングになっていました。 1位芽依(主なよみ:めい)2022年5月生まれの女の子でもっとも多かった名前は、28人に名づけられた「芽依(めい)」でした! 2021年の名前ランキングでは6位、2020年は4位に入っており、5月生まれの名前としては2年連続で1位になりました。 「芽」は、新たな始まりや生命力、発展性を感じさせる文字。新緑の季節にぴったりの漢字です。また「依」は、「よりどころ」「頼りにする」といった意味があり、信頼感や包容力を感じさせます。 2位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた、ひな)27人に名づけられ2位にランクインしたのは、「陽葵(ひまり、ひなた、ひな)」。2021年の名前ランキングでは3位、2020年は1位と、近年特に人気の高い名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また「葵」は草花のアオイを表し、葉が太陽のほうを向く植物として知られています。「明るく健やかに、すくすくと育つように」といったパパ・ママの願いが感じられます。 3位凛(主なよみ:りん)「凛(りん)」が25人の女の子に名づけられ、3位にランクイン。2021年の名前ランキングでは2位、2020年は3位と、安定した高い人気を誇る名前です。 「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という、パパ・ママの願いが感じられます。「りん」という響きの可愛らしさ、呼びやすさも人気の理由のひとつです。 4位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな、ゆうな)23人に名づけられ、4位に入ったのは「結菜(ゆいな、ゆな、ゆうな)」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年では6位と、毎年安定した人気のある名前です。 「結」は、結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表し、「菜」は菜の花の意味。「結」は2021年漢字ランキングで2位に、「菜」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 5位咲良(主なよみ:さくら、さら)5位にランクインしたのは、「咲良(さくら、さら)」でした。2022年5月に21人の女の子に名づけられた「咲良」、2021年・2020年の年間名前ランキングではともに14位にランクインしています。 「咲」は、もともと「笑う」を表す漢字。そのため、明るく華やかな印象を与えます。「才能が開花するように」という願いを込めて用いるパパ・ママも多いようです。「さくら」という響きから、例年春に多く名づけられる「サクラネーム」でもあります。 5位紬(主なよみ:つむぎ)同率で5位にランクインしたのは、「紬(つむぎ)」。2021年の名前ランキングでは1位、2020年では2位と、近年大人気のトレンドネームです。 「紬」は、高級な絹織物のこと。繭から糸を引き出すことを表す漢字の成り立ちから、物事の糸口を引き出すという意味もあります。どこか古風で、日本的な美しさを感じさせる名前です。 5位美桜(主なよみ:みお)こちらも同率で5位にランクインした、「美桜(みお)」。2021年の名前ランキングでは21位ですが、2020年は30位にランクインしています。 日本を象徴する花である「桜」に「美」を組み合わせることで、より美しく万人に好まれる存在をイメージさせます。「咲良」に続き、例年春に多く名づけられる「サクラネーム」です。著名人では、女優の今田美桜さんが同名で活躍されています。 5位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(りこ)」が、同率で5位にランクイン。2021年の名前ランキングで10位、2020年は8位と、近年人気が継続している名前です。 「莉」は植物のジャスミンを表す「茉莉花」の一文字。夏に可憐で香り良い花を咲かせることで知られています。可愛らしく新鮮な印象の「莉」に「子」を組み合わせることで、古風で日本的なイメージもプラスされた名前です。 9位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)9位にランクインしたのは、2022年5月に20人の女の子に名づけられた「結愛(ゆあ、ゆいな)」。2021年・2020年ともに、名前ランキングでは12位に入っています。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」に、「愛でる」「かわいがる」ことを意味する「愛」を組み合わせています。「愛し愛される人になるように」と、パパ・ママの愛が感じられる名前です。 9位心春(主なよみ:こはる、ここは、ことは)同率で9位にランクインしたのは、「心春(こはる、ここは、ことは)」という名前。2021年の名前ランキングでは23位、2020年で42位にランクインしており、近年注目度が高い名前です。 「心」に「春」を組み合わせることで、心のあたたかさや思いやり、穏やかで落ち着いた性格などがイメージできます。「こはる」という響きが、どこか古風で日本的な印象です。「春」という漢字を用いていることから、例年春に名づけられることの多い名前でもあります。 2022年5月につけられた女の子の名前は、「芽依」が今年も圧倒的な人気で第1位に。「さくら」というよみや「春」「桜」という漢字を用いた名前もランクインしており、桜ネームや春ネームが季節問わず人気であることを実感できるランキングでした! これからの名づけの参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年5月1日(日)~5月25日(水)調査件数:10,238件(男の子:5,162件/女の子:5,076件)
2022年06月24日2022年5月生まれの男の子5162名の名前の大調査! 初夏を感じさせる漢字や、ジェンダーレスな響き、漢字一文字の名前がトレンドです。2022年5月生まれの男の子の名前ランキングは、同率1位の名前が4つ! 1位伊織(主なよみ:いおり)2022年5月生まれの男の子でもっとも多かった名前は、23人に名づけられた「伊織(いおり)」でした! 月間ランキングでは今年に入ってTOP10入りが増え、3月36位、4月15位と順位を上げ、5月ついに初の首位となりました。 2021年の名前ランキングでは13位、2020年は18位に入っており、年々人気が高まっています。さらに2021年女の子の名前ランキングでは163位に入っており、今注目のジェンダーレスネームと言えます。 「伊」は元々神様を呼び寄せる聖職者を表す漢字であることから、名前に使うと知的で賢い印象に。そこに、細やかな模様が織り込まれた柔らかい絹織物を指す「織」を組み合わせ、どこか古風で凛とした男の子をイメージさせます。 1位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう)同率で1位に輝いたのが、「蒼(あおい、あお、そう)」。2021年の名前ランキングでは4位、2020年は2位と、近年特に人気の高い名前です。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。5月の新緑の時期にぴったりの漢字です。「蒼」は2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。「あお」というア行が続く響きが、おおらかで開放的な印象も与えます。 1位碧(主なよみ:あおい、あお、りく)こちらも同率で1位となった「碧(あおい、あお、りく)」。2021年の名前ランキングでは7位、2020年は19位と、大幅にランクアップした近年人気の名前です。 「碧」は、自然が生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、美しく輝く人生を歩めるようにと、願いを込めて用いるパパ・ママが多いようです。こちらも5月の爽やかな雰囲気にぴったりの漢字です。 1位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま、ゆうしん)こちらも2022年5月に23人に名づけられ、同率1位となった「悠真(ゆうま、はるま、ゆうしん)」。2021年の名前ランキングでは9位、2020年では7位と、毎年安定した人気を誇る名前です。 遥か遠い様子、のんびりしている様子を表す「悠」に、嘘や欠け目のない「真」という漢字を組み合わせることで、スケールが大きく真っ直ぐと育つようなイメージに。おおらかさや伸びやかさを感じさせる名前です。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)2022年5月、22人に名づけられ、5位にランクインしたのは「陽翔(はると、ひなと、ひなた)」でした。2021年の名前ランキングでは2位、2020年では3位と、ここ数年大人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘を指す漢字。また、「翔」は羽を広げて大きく飛び舞うことを表します。この2つの漢字を組み合わせることで、明るく大きく育ち、世界に羽ばたいていくようなイメージを持ちます。「陽」は2021年漢字ランキング4位、「翔」は1位と、人気漢字を組み合わせた名前でもあります。 6位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)6位にランクインしたのは、2022年5月に20人に名づけられた「結翔(ゆいと、ゆうと、けいと)」。2021年の名前ランキングでは10位、2020年では13位と、近年安定した人気のある名前のひとつです。 結ぶこと、物事をまとめて締めくくること、植物が実をつけることなどを表す「結」という漢字は、2021年漢字ランキングで男の子21位、女の子2位と、男女問わず人気の漢字です。 6位蒼空(主なよみ:そら、あおい、そうすけ)同率で6位にランクインしたのは「蒼空(そら、あおい、そうすけ)」。2021年の名前ランキングで18位ですが、2020年は41位。現在人気が高まっている、注目の名前です。 青い草木が生い茂る様子を表す「蒼」に「空」を組み合わせることで、陸の青と空の青が融合した美しい名前に。「そら」「あおい」「そうすけ」と様々なよみがあり、それぞれ印象が異なるのもユニークですね。 6位陽太(主なよみ:ひなた、ようた、はるた)こちらも同率で6位にランクインした、「陽太(ひなた、ようた、はるた)」。2021年の名前ランキングで23位、2020年は15位 に入っています。 あたたかく明るい印象の「陽」という漢字に「太」を組み合わせることで、どっしりと安定感のあるイメージに。「太陽」を連想させ、「明るく心あたたかい人に育つように」といった願いが感じられます。 6位蓮(主なよみ:れん、れお、りん)「蓮(れん、れお、りん)」が同率で6位にランクイン。「蓮(れん、れお、りん)」は、2021年・2020年ともに名前ランキングで1位となっている、現在大人気のトレンドネームです。 「蓮」は、夏に花を咲かせる植物のハスのこと。泥水の中から育ち、美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさと強さを感じさせます。「れん」という響きが、洗練されて都会的な印象も与えます。 10位律(主なよみ:りつ、おと)2022年5月に19人の男の子に名づけられ、10位に入った「律(りつ、おと)」。2021年名前ランキングでは16位、2020年では9位にランクインしており、2021年漢字ランキングでも34位に入っています。 「律」は、おきてや定め、物事の法則を表すほか、音の高さやその規定を表します。そのため知的な印象でありながら、どこか芸術的な雰囲気も感じさせます。「りつ」という響きも新鮮で、アーティスティックな印象を与える名前です。 2022年5月につけられた男の子の名前はジェンダーレスネームが1位となり、「蒼」や「碧」といった5月の爽やかな自然や気候を連想させる漢字も多く使われていました。漢字一文字の名前も、近年のトレンドとして継続しているようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)
2022年06月23日ベビーカレンダーは毎月赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。5月生まれの女の子、男の子の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を発表します。5月生まれの女の子に人気の名前1位は「芽依(めい)」! MAY(5月)にちなみ、2年連続で5月の人気ランキング1位となっています。 【女の子】5月生まれの名前・漢字・よみランキング名前ランキング5月生まれの女の子の名前ランキング1位は「芽依(めい)」、2位「陽葵(ひまり)」、3位「凛(りん)」でした。 「芽依」はここ数年、年間名前ランキングTOP10常連となっている通年人気の名前ですが、特に毎年5月に急増する傾向にあり、今年の5月も「芽依」が1位となりました。昨年5月ぶりとなります。5月の英語表記である「MAY(めい)」にちなみ、5月に多く名づけられる傾向にあるようです。 春らしい「サクラネーム」「春ネーム」がTOP10に3つランクイン。5位「咲良(さくら)」「美桜(みお)」、9位「心春(こはる)」が人気でした。5月の漢字ランキングでは7位に「桜」、よみランキングでは4位に「こはる」、7位に「さくら」といった季節を感じさせる漢字、よみが多く名づけられていました。 よみランキングよみランキングのTOP3は、1位「みお」、2位「えま」、3位「めい」でした。5月に人気の名前1位となった「芽依」のよみ「めい」が3位にランクインしています。漢字ランキングでは、1位「花」、2位「菜」、3位「愛」が人気でした。 【男の子】5月生まれの名前・漢字・よみランキング 名前ランキング男の子に人気の名前、5月の月間ランキングでは「伊織(いおり)」「蒼(あお・あおい)」「碧(あお・あおい)」「悠真(はるま)」と4つの名前が同率1位という結果でした。 「伊織」は年間名前ランキングで2020年は18位、2021年は13位と人気が高まっている名前の一つです。月間ランキングでは今年に入ってTOP10入りが増え、3月36位、4月15位と順位を上げ、5月ついに初の首位となりました。よみランキングでも「いおり」は4月30位、5月18位とランクアップしています。また、同じく1位の「碧」も昨年から特に多く名づけられるようになっている名前です。今年の3月から3カ月連続で月間ランキング3位をキープしています。 漢字ランキング漢字ランキングのTOP3は、1位「大」、2位「翔」、3位「陽」でした。人気の名前1位「碧」の漢字は、4月18位、5月14位と順位を上げています。 また、2020年、2021年と上位100位圏外だった「虎」が今年は名づけに多く用いられています。5月は25位、73名に名づけられていました。2022年は「五黄の寅年」と呼ばれ、36年に一度となる強い運勢をもつ年であることから、名前に「虎」を取り入れている親御さんが増えているのかもしれませんね。 よみランキングよみランキングのTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「ゆいと」。1位の「はると」は2021年11月から7カ月連続で月間ランキング1位の座を譲っていない圧倒的人気ナンバーワンの名前です。このほか、7位「はるき」、10位「はる」の3つの「春ネーム」がランクインしていました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年5月1日(日)~5月25日(水)調査件数:10,238件(男の子:5,162件/女の子:5,076件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年06月22日2022年3月生まれの女の子4,654名の名前の大調査! 春らしい漢字を用いている名前、春らしいよみの名前をご紹介します。女の子の春ネームには花を表す漢字が人気で、優美さや愛らしさを表現している名前が多いようです。 1位心春(主なよみ:こはる)3月に22名の女の子につけられた「心春(こはる)」が、女の子の春ネーム1位に。「心春」は2021年名前ランキングでは23位に入っており、これからさらに人気が高くなりそうな注目の名前です。 「春」に「心」を組みあわることで、明るくあたたかい心の持ち主になるようにというパパ・ママの願いが感じられます。「こはる」というよみはどこか古風で日本的な印象があり、2021年女の子のよみランキング9位にもランクインしています。 2位さくら2位の春ネームは、3月に16名の女の子につけられた「さくら」。日本の春を象徴する「桜」を連想させ、鮮やかで麗しい名前に。「さくら」とひらがな表記にすることで、優しさややわらかさも感じさせます。 「さくら」というよみは、2021年女の子のよみランキングでは20位にランクイン。サ行で始まる名前は爽やかで上品なイメージにもなり、気品高い女の子に育ちそうな名前です。 2位咲良(主なよみ:さくら)「さくら」に続き、2位にランクインしたのは「咲良(さくら)」。こちらは漢字表記の「さくら」で、「咲良」は2021年女の子の名前ランキングで14位にも入っています。 「咲」は「咲く」ことを意味するほかに、「笑う」を表す漢字でもあります。そこに「良い」「優れている」ことを表す「良」という漢字を組み合わせることで、前向きで清らかな人を連想させます。有名人では、アイドルの宮脇咲良さんが同名で活躍されています。2位陽菜(主なよみ:ひな・はるな)「さくら」「咲良」と同様、3月に16名の女の子に名づけられて2位にランクインしたのが「陽菜(ひな・はるな)」。2021年女の子の名前ランキングでは9位に入っており、毎年安定的な人気のある名前です。 太陽のあたたかさ、明るさを意味する「陽」に、菜の花の「菜」を組み合わせることで、春らしく可愛らしい印象に。「陽」は2021年女の子のよみランキング11位に、「菜」は5位に入っており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。同名では元AKB48でモデルの小嶋陽菜さんが活躍されていらっしゃいます。 5位ひなた5位は、3月生まれの女の子15名に名づけられた「ひなた」。「ひなた」というよみの名前は男の子にも人気で、男の子の「春ネームランキング」にも3つランクインしている「ジェンダーレスネーム」です。 「ひなた」は「日向」を連想させ、日が当たっている場所を示す言葉。春のあたたかい陽射しや、のんびりとした陽気が感じられます。「ひなた」とひらがな表記にすることで、より優しく柔らかい雰囲気になっています。 6位咲茉(主なよみ:えま)3月に13名の女の子につけられた「咲茉(えま)」が、6位に。「えま」というよみは、2021年女の子のよみランキング1位にも輝いている、近年人気の名前です。 「茉」は「茉莉花」の1文字で、ジャスミンという花を指す漢字。美しい花が咲く様子を表す名前であることから、春らしさを感じさせます。 6位紗菜(主なよみ:さな)「咲茉」と同様6位にランクインしたのは、「紗菜(さな)」という名前。春に可愛らしい黄色の花を咲かせる「菜の花」の1文字が入っていることから、春を連想させます。 「紗」は織物を表す漢字で、繊細で美しい印象を与えます。サ行で始まり2文字のよみの名前ということから、爽やかで可愛らしく、呼びやすい名前になっています。 6位椿(主なよみ:つばき)「咲茉」「紗菜」に続き、「椿(つばき)」という名前も3月に13名の男女の子につけられ、春ネームの6位に。2020年、2021年と女の子の名前ランキング100位以内には入っていない名前でしたが、2022年3月には18位と大きくランクアップ。今大注目の名前です。 「椿」は美しい花を咲かせる木の名前で、木偏に春がつくことから春の名付けにも用いられます。冬枯れしない強い生命力があり、美しい花を咲かせることから、日本では古くから愛されてきた植物です。 9位美桜(主なよみ:みお)9位には、3月に12名の女の子につけられた「美桜(みお)」がランクイン。「美桜」は2021年女の子の名前ランキング21位に、「みお」というよみは2021年女の子のよみランキング2位にも入っています。 日本の春の象徴である「桜」に「美」という漢字をつけることで、より桜の花の美しさや鮮やかさを表現した名前に。また、「みお」というよみがみずみずしい印象も与え、全体として麗しい春ネームになっています。同名では、女優の今田美桜さんが有名です。 10位一華(主なよみ:いちか)3月に10名の女の子につけられた、「一華(いちか)」が10位にランクイン。「いちか」というよみは、2021年女の子のよみランキング8位にも入っています。 「華」は「花」や「華やかさ」を表し、優美な印象になる漢字。そこに「一」をつけることで印象的な一輪の花を連想させ、凛とした美しさや唯一無二の存在感をイメージさせます。 2022年3月に多かった女の子の春ネームには、「桜」「菜」「茉」「椿」「華」など、花を表す漢字を使った名前が多数ランクインしていました! これからの名付けの参考にしてみてくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)
2022年05月31日ベビーカレンダーが毎月調査・発表している「赤ちゃんの名前ランキング」。今回は4月生まれのお子さん10,142名を対象に調査した『4月生まれベビーの名づけトレンド』を発表します。4月生まれの女の子、男の子の名づけで多かった名前・漢字・よみの人気ランキングTOP10を発表します。4月は春らしさを感じさせる「スプリングネーム」が多く名づけられていました。 毎年春生まれに急増する「スプリングネーム」って?「スプリングネーム」は、春生まれの赤ちゃんに多く名づけられる「サクラネーム」・「春ネーム」の総称。毎年3月、4月生まれの赤ちゃんに急増する傾向にあります。 ■「サクラネーム」:春に見頃を迎えるサクラをイメージさせる名前のこと。サクラは日本の国花。「桜」という漢字を名前に用いたり、「さくら」とよむ名前などを指す■「春ネーム」:「はる」というよみが入った名前、「春」という漢字を用いた名前、春をイメージさせる漢字や音を使用した名前のこと 【女の子】4月生まれの名前・漢字・よみランキング名前ランキング4月生まれの女の子の名前ランキング1位は「凛(りん)」、2位「心春(こはる)」、3位「咲良(さくら、さら)」という結果でした。春生まれの赤ちゃんは、「はる」というよみが入った名前や「春」という漢字を用いた「春ネーム」、サクラをイメージさせる「サクラネーム」という二大「スプリングネーム」が毎年増加します。「春ネーム」のなかでも特に人気の高い「心春」は、2021年の年間ランキングでは23位でしたが、4月生まれでは2位となっており、増加していることがわかります。「咲良」は2月87位、3月11位へ急上昇し、4月は3位へと急増しています。「サクラネーム」では「咲良」のほか、13位「さくら」・「美桜(みお)」、22位「咲来(さくら)」、35位「桜菜(さな)」、38位「未桜(みお)」、50位「桜(さくら)」、などTOP100に12個の「サクラネーム」がランクインしており、季節感を取り入れた名づけが好まれていました。漢字ランキング漢字ランキングでは、1位「菜」、2位「花」、3位「桜」とTOP3すべてが花にまつわる漢字がランクイン。春に見頃を迎える菜の花を意味する「菜」が1位でした。「桜」は、2月22位、3月12位、4月3位と春に向けて人気が上昇。4月は245名に名づけられていました。「桜」を用いた名前では、上記の名前のほか、「里桜(りお)」、「桜都(おと)」、「茉桜(まお)」、「凛桜(りお)」など、「桜」を「お」と読ませた二音ネームが人気でした。よみランキング4月生まれに人気の名前のよみは、1位「えま」、2位「こはる」、3位「さくら」でした。7位の「りん」に注目。近年、年間ランキングでも上位にランクインする人気のよみですが、現在6カ月連続でTOP10入りしており人気上昇中。名前ランキングでも、4月は1位「凛(りん)」、9位「凜(りん)」と、同じ意味を持つ異字体の漢字で2つの名前がTOP10入り。その人気ぶりがうかがえます。5月は毎年「MAY(めい)」ちゃんが増加する傾向となっています。5月のランキングもぜひチェック! 【男の子】4月生まれの名前・漢字・よみランキング名前ランキング4月生まれの男の子に人気の名前ランキング1位は「陽翔(はると)」、2位「蒼空(そら)」、3位「碧(あお・あおい)」でした。年間ランキングで2020年に41位、2021年には18位だった「蒼空」の人気が高まっています。また、4月に増加した名前では、「琉生(るき)」が3月36位から4月は7位へ、「悠真(はるま)」が3月12位から、4月は4位へランクアップしています。 漢字ランキング漢字ランキングでは、1位「翔」、2位「陽」、3位「大」という結果でした。「陽」や「悠」といった「はる」と読む漢字を用いた名前は、3月よりも増加しており、ともに順位を上げていました。「桜」は3月40位から、4月は20位へ大きくランクアップ。「桜」を用いた名前では、「桜丞(おうすけ)」、「一桜(いお)」、「桜大(おうた)」、「桜弥(さくや)」、「桜李(おうり)」、「桜河(おうが)」など59種類のバリエーションで名づけられていました。 よみランキング4月生まれの男の子に多く名づけられたよみは、1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「はるき」、4位「はる」・「りく」。上位に「はる」と読むよみを用いた「春ネーム」が集中しています。5月以降は毎年「スプリングネーム」が落ち着いていき、夏に向けて海や太陽などをイメージさせる名前が増えていくのが毎年のトレンド。5月の名づけにも注目です! ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年4月1日(金)~4月25日(月)調査件数:10,142名(男の子:5,204名/女の子:4,938名) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年05月31日2022年3月生まれの男の子4,663名の名前の大調査! 春らしい漢字を用いている名前、春らしいよみの名前をご紹介します。あの人気漢字を用いた名前が多数ランクインしています!あの人気漢字を用いた名前が多数ランクインしています! 1位陽翔(主なよみ:はると)3月に20名の男の子につけられた「陽翔(はると)」が、男の子の春ネーム1位! 「陽翔」は2021年の名前ランキング2位、「はると」というよみは2021年のよみランキング1位にランクインしている人気の名前です。 「陽」は、日の当たる丘、太陽を指す漢字。日だまりのようなあたたかさを感じられる文字で、名づけに人気です。また「翔」は、大きく羽ばたくことを意味する漢字で、2021年漢字ランキングで1位。人気漢字を組み合わせた旬の名前と言えます。 2位陽向(主なよみ:ひなた)2位の春ネームは、3月に18名の男の子につけられた「陽向(ひなた)」。「ひなた」は日が当たっている場所を指す言葉。そのため、春のあたたかい日差しを感じさせます。「ひなた」というよみは、2021年よみランキング11位にも入っています。 太陽を意味する「陽」に、ある方向に進むことを意味する「向」を組み合わせることで、明るく前向きで意志の強さをも感じさせる名前になっています。 3位暖(主なよみ:だん)3位にランクインしたのは、3月に17名の男の子につけられた「暖(だん)」。2021年名前ランキング15位にランクインしています。 「暖」は、ぬくぬくとあたたかい様子を表す漢字。春のあたたかさを感じさせ、心あたたかく思いやりのある子に育ちそうな名前です。「だん」というよみには濁点が入り、力強く潔い印象になっています。 4位陽大(主なよみ:ひなた、はると)3月に15名の男の子に名づけられた「陽大(ひなた、はると)」が、春ネームの4位に。2021年漢字ランキング4位と2位の漢字を組み合わせた、人気ネームです。 太陽のあたたかさ、明るさを意味する「陽」に、大きく立派な様子を意味する「大」を組み合わせることで、あたたかさと大らかさを感じさせる名前に。「大きく伸びやかに成長してほしい」という、パパ・ママの願いも込められていそうです。 5位遥斗(主なよみ:はると)5位は、3月生まれの男の子14名に名づけられた「遥斗(はると)」。ここでも「はると」というよみの名前がランクインし、その人気ぶりが表れています。 「遥」は、はるか彼方にあることを表す漢字。スケールの大きさを感じさせる漢字です。「斗」はひしゃくを意味する漢字で、「北斗七星」などに使われます。そのため、美しく神秘的なイメージがある漢字。2021年漢字ランキング3位にもランクインしています。 6位晴(主なよみ:はる)3月に12名の男の子につけられた「晴(はる)」が、6位に。気候の良さや春のあたたかさが感じられる名前です。 雲が去り空が澄む様子。そして、明るい陽射しが感じられる「晴」という漢字を大胆に一文字だけ使い、明るく穏やかな人に育つようにという願いが感じられます。「晴」は、2021年漢字ランキング11位にもランクインしています。 7位蒼空(主なよみ:そら)7位には、3月に11名の男の子につけられた「蒼空(そら)」がランクイン。春の青空を連想させる名前で、2021年名前ランキング18位にも入っています。 「蒼」は、草木が生い茂る様子を表す漢字。「空」を組み合わせることで、大地と空どちらの青さも感じさせる自然豊かな名前になっています。「蒼」は2021年漢字ランキング9位にもランクインしています。 8位伊吹(主なよみ:いぶき)「伊吹(いぶき)」という名前が3月に10名の男の子につけられ、春ネームの8位に。「いぶき」というよみが「息吹」を連想させ、春の芽吹きや生命の誕生を連想させます。 「伊」は男女ともに名前の先頭字として使われることが多く、古風で賢いイメージに。「吹」は息を吐く、風が動く様子を表す漢字。春の心地よい風が感じられそうな名前です。 8位空(主なよみ:そら)「伊吹(いぶき)」と同様、3月に10名の男の子につけられた「空(そら)」が8位に。「そら」というよみの名前は、「蒼空」に続いて2つめで、2021年よみランキングでは13位にランクインしています。 「空」を一文字で用いることで、よりスケールが大きくロマンあふれるイメージに。春の晴れやかな空も連想させ、明るく伸びやかな雰囲気も感じさせます。 10位陽(主なよみ:はる、ひなた)10位には、3月に9名の男の子につけられた「陽(はる、ひなた)」がランクイン。「陽」という漢字を用いた名前がランクインするのは、これで4つめ。人気の高さがうかがえます。 「陽」を1文字で用いることで、大きな太陽やその明るさをダイレクトに感じられる名前に。「はる」というよみが「春」を、「ひなた」というよみは「日向」を連想させ、どちらもあたたかい名前になっています。 3月生まれに多かった「春ネーム」には、太陽の明るさやあたたかさ、空の青さなどを連想させる名前が多数ランクインしていました! 漢字では「陽」が圧倒的人気で、10個中4個の名前に用いられています。男の子の名づけの参考にしてみてください♪<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)調査件数:4,663件(男の子)
2022年05月30日近年名づけに人気の「レトロネーム」。和歌や四字熟語に使われる漢字を用いたり、古風な響きを持たせたりする名前がトレンドです。今回は、56,948件の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、女の子に人気の「レトロネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 紬(主なよみ:つむぎ)2021年に最も多く名づけられた女の子の「レトロネーム」は、「紬(つむぎ)」でした。名前ランキングでは2021年に1位、2020年に2位と、近年女の子に大人気の名前です。2021年女の子のよみランキングでも3位に入っています。 「紬」は、日本古来からある丈夫な絹織物を表す漢字。古風で日本的な印象があり、「つむぎ」「つむぐ」というよみは、口を閉じて発音する文字が重なることで、品があり落ち着いた印象を与えます。 2位葵(主なよみ:あおい、めい、あお)2021年の名前ランキング4位ににランクインしている「葵(あおい、めい、あお)」。2020年の7位からランクアップしており、近年注目の人気ネームです。 「葵」は、草花の「アオイ」のこと。葉が太陽のほうに向かって育ち、きれいな花を咲かせる植物です。すくすくと明るく育つように、というパパ・ママの願いが感じられます。 3位澪(主なよみ:みお、れい、しずく)2021年の名前ランキングで5位に入った「澪(みお、れい、しずく)」が、レトロネームの3位に。こちらも2020年の9位からランクアップしており、トレンドなレトロネームになっています。 「澪」は、水路を表す漢字。みずみずしく爽やかな印象を与え、「みお」というよみは可愛らしさも感じさせます。よみランキングでも2位と、女の子に人気の響きです。 4位莉子(主なよみ:りこ)4位にランクインしたのは、2021年名前ランキング10位に入った「莉子(りこ)」という名前。「子」がつく名前は人気ランキングTOP100のなかで唯一「莉子」のみとなっています。 「莉」は、ジャスミンを表す「茉莉花」に使われる漢字。夏に香り良く可愛らしい花を咲かせる植物で、近年女の子の名づけに人気です。漢字ランキング4位にもランクインしています。 5位彩葉(主なよみ:いろは、あやは、さわ)5位にランクインしたレトロネームは「彩葉(いろは、あやは、さわ)」。2020年名前ランキング18位から、2021年は13位にランクアップしています。 「彩」は「いろどり」を表す漢字。多彩な魅力を持った美しい女の子に育つようにと、女の子の名づけに人気の漢字です。漢字ランキングでは12位に入っています。 6位琴葉(主なよみ:ことは)「琴葉(ことは)」が女の子のレトロネーム6位にランクイン。名前ランキングでは17位にランクインしており、5位の「彩葉」に続いて「葉」がつくレトロネームとなっています。 「琴」は、美しい音色を奏でる弦楽器。そこに「葉」をつけることで、爽やかでみずみずしい印象もプラスしています。26位には「柚葉」という名前もランクインしており、「葉」がつくレトロネームは名づけのトレンドになりつつあります。 7位楓(主なよみ:かえで、ふう、いろは)7位にランクインしたのは「楓(かえで、ふう、いろは)」というレトロネーム。女の子の名前ランキングでは2020年21位から、2021年は17位にランクアップしています。男の子の名前ランキングでも37位に入っており、男女ともに近年人気の名前です。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹の名前。実に翼がついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。 8位詩(主なよみ:うた、こと)「詩(うた、こと)」がレトロネームの8位にランクイン。2021年名前ランキングでは、22位に入っています。 「詩」は、感動をリズムに乗せて表現したもの。女の子の漢字ランキング48位にもランクインしています。豊かな感性や美しい言葉をイメージさせ、ロマンチックな雰囲気のレトロレームです。 9位心春(主なよみ:こはる、ここは、ことは)「心春(こはる、ここは、ことは)」が、レトロネームの9位にランクイン。2021年名前ランキングでは23位に入っており、2020年の42位から大幅なランクアップです。 精神や思いやりを表す「心」と、暖かく麗らかな季節を表す「春」を組み合わせることで、心あたたかく優しい人に育つようにという願いが感じられます。また、「こはる」という響きも愛らしく、よみランキングでは9位にランクインしています。4月生まれの女の子に特に多く名づけられています。 10位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)10位は、「凪(なぎ、なぎさ)」という結果に。2021年の名前ランキングでは、女の子の24位に。そして男の子の19位にもランクインしている、人気ジェンダーレスネームでもあります。 「凪」は、風が止んで波がなくなり、海面が静まる様子を指します。そのことから、穏やかで爽やかな印象を受ける漢字です。海を連想させることから、夏生まれの赤ちゃんに特に人気のある名前です。 人気のレトロネームは、「紬」「葵」といった漢字1文字の「一文字ネーム」が半数以上を占めました! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948名(女の子)
2022年04月30日ベビーカレンダーが毎月調査・発表している「赤ちゃんの名前ランキング」。今回は、2022年3月生まれの赤ちゃんに多く名づけられていた人気の名前について紹介します。3月生まれのお子さんの名前を調査したところ、男女ともに春らしい季節感を取り入れた名前が急増していました。漢字「春」を名前に用いたり、よみに「はる」を使った「春ネーム」や、名前に漢字の「桜」を用いたり、「さくら」とよむ「サクラネーム」が増加しました。3月に増加!人気の「春ネーム」 <春ネーム/女の子>■春(漢字・名前)女の子の漢字ランキングでは2月81位(33名)から、3月は37位(62名)へ増加しています。昨年の3月は48位(55名)。今年の3月は、より多くの女の子に名づけられています。 名前ランキング3位「心春(こはる)」は、2月58位から大きくランクアップ。「春」を用いた名前は「心春」のほか、「小春(こはる)」、「彩春(いろは)」、「春香(はるか)」、「琴春(ことは・こはる)」といった名前で名づけられていました。 ■こはる(よみ)「こはる」は2021年の年間ランキング9位、2020年は12位と近年人気の高い名前のよみですが、昨年の5月ぶりに月間ランキングTOP10入り! 春になると毎年増加するよみで、2月11位(49名)から、3月は2位(72名)と約1.5倍増に。 「こはる」とよむ名前は、3位にランクインした「心春」のほか、「心陽」、「心晴」、「小春」、「心遥」、「こはる」、「瑚悠」など24種類のバリエーションで名づけられていました。 <春ネーム/男の子>■春(漢字・名前)「春」は男の子の漢字ランキングで2月100位圏外(18名)でしたが、3月は52位へ人気急上昇! 「春」を用いた名前は89位「春輝(はるき)」のほか、「春斗(はると)」、「春(はる)」、「春樹(はるき)」、「春澄(はると)」、「春翔(はると)」など40名に、24種類のバリエーションで名づけられていました。 また、女の子は「〇春」と名前のうしろに春を用いる名前が人気、男の子は「春〇」といった形で一文字目に用いられていました。 ■はると・はるき・はる(よみ)3月生まれの男の子のよみランキング1位は、ここ数年の年間ランキングでも1位をキープしている絶対王者「はると」! 通年人気のよみですが、特に春生まれに多く名づけられる傾向があり、2月は100名でしたが3月は126名に増加していました。 7位は「はるき」、11位は「はる」と上位に3つの「はる」をよみに使った名前がランクインしていました。 3月に増加!人気の「サクラネーム」<サクラネーム/女の子>■桜(漢字)女の子の漢字ランキング12位「桜」は、2月22位(100名)から人気急上昇!「桜」を使った名前は、22位「美桜(みお)」、62位「桜(さくら)、「実桜(みお)」、81位「里桜(りお)」、99位「愛桜(まお・あいら)」、「心桜(みお)」など146名の名前に用いられていました。毎年春生まれに多く名づけられています。 ■さくら・咲良(名前)女の子の名前ランキング11位には「さくら」・「咲良」が同率でラインクイン。「さくら」は2月58位から、「咲良」は2月87位から、どちらも3月は11位へと人気が急上昇していました。 ■さくら(よみ)よみランキング5位の「さくら」は、2月42位から大きくランクアップ! 2月は25名でしたが、3月は58名に名づけられており、2倍以上に増えています。 <サクラネーム/男の子>■桜(漢字)「桜」は2月の漢字ランキング100位圏外(16名)から、3月は40位(49名)へ、なんと3倍に増加していました。「桜」を用いた名前では、「桜虎(おうが)」、「蒼桜(あお)」、「大桜(たお)」、「一桜(いお)」、「桜都(おと)」、「桜佑(おうすけ)」など40種類の名前で名づけられていました。 3月生まれの赤ちゃんに人気の名前・よみ・漢字ランキング名前ランキング3月生まれの女の子の名前1位は「凛(りん)」、2位「結菜(ゆいな)」、3位「芽依(めい)」・「心春(こはる)」でした。1位の「凛」は2021年12月以降4カ月連続で1位を獲得しています。男の子の名前1位は「蓮(れん)」、2位「蒼(あおい・あお)」、3位「碧(あおい・あお)」・「湊(みなと)」という結果でした。男の子の名前はTOP3のほか、7位「新(あらた)」・「暖(だん)」、9位「朔(さく)」などTOP10のうち7つが、漢字一文字の「一文字ネーム」でした。 よみランキング女の子のよみでは、「えま」が2021年7月以降8カ月連続で1位! 昨年の年間よみランキング1位と人気のよみが、今年も人気。「こはる」や「さくら」といった春を感じる名前がTOP10入りしました。 男の子のよみでは、「はると」と「はるき」、2つの「はる」とつくよみの名前がランクイン。昨年の年間よみランキングで13位だった「そら」が、2021年8月以降TOP10入りし続けており、今年さらに人気が高まっているよみと言えそうです。 漢字ランキング漢字ランキングでは、女の子の1位は「菜」。菜の花の開花時期に合わせ、毎年春生まれに特に多く用いられる漢字の一つです。2月の7位(205名)から、3月は1位(241名)へ増加しています。また、2位「花」、3位「莉」と「艹(くさかんむり)」を用いた植物をイメージする「ボタニカルネーム」が好まれていたことがわかります。 男の子の1位は近年人気ランキング1位の座を譲っていない絶対王者の「翔」。月間ランキングでも1年以上1位をキープしています。「春ネーム」「サクラネーム」が増加していた3月。毎年春生まれに多く名づけられていますが、今年も人気は継続中のよう。赤ちゃんの名づけ、ぜひ参考にしてみては。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年04月27日2022年3月生まれの女の子4,654名の名前の大調査! 毎年春になると赤ちゃんの名づけに多く用いられる「桜」。2022年の漢字ランキングでも1月から徐々に増えてきています。日本の文化や美しさを象徴する「桜」という漢字を用いた女の子の名前には、どんな名前がつけられているのでしょうか? 名前に「桜」を用いた「サクラネーム」を紹介します! 美桜(主なよみ:みお)3月に12名の女の子に名づけられた「美桜(みお)」。2021年女の子の名前ランキング21位にも入っている、人気の名前です。有名人では女優の今田美桜さんが同名で活躍活躍されており、今田美桜さんも3月生まれということです。 「美」という漢字を「桜」に組み合わせることで、より麗しく華やかな印象の名前に。また、「みお」というよみがやさしく温かみのある響きで、明るく周りを癒やすようなイメージになります。桜(主なよみ:さくら)3月に7名の女の子に名づけられていた「桜(さくら)」。2021年女の子の名前ランキングでは、73位にも入っています。 「桜」は女の子の名づけに毎年人気の漢字で、2021年女の子の漢字ランキングでも19位に入っているほど。「桜」と一文字にすることで、凛とたたずむ桜の木を連想させます。皆に愛される美しい女の子に育つようにと、パパ・ママの願いが感じられます。 実桜(主なよみ:みお)3月に「桜」と同様62位、7人の女の子につけられた「実桜(みお)」。「みお」というよみは、2021年女の子のよみランキング2位にも入っています。 草木の実や果実を表すほか、中身が詰まっている様子や真心も意味する「実」という漢字。実り多い人生や、実のある人に育つことを願って用いるパパ・ママが多いようです。2021年女の子の漢字ランキングでは、21位にランクインしています。 里桜(主なよみ:りお)3月に6名の女の子につけられた「里桜(りお)」。 ふるさとや山里を表す「里」を「桜」に組み合わせることで、豊かな自然のなかでのびのびと健やかに育った桜をイメージさせます。「りお」というよみは、2021年女の子のよみランキングで11位にランクイン。漢字は素朴で穏やかな印象に、よみは美しく麗しい印象を受ける名前です。 愛桜(主なよみ:あお)3月に5名の女の子につけられた「愛桜(あお)」。ほかに、「あいら」「める」「まお」というよみ方も見られました。 愛し愛される女の子になるようにと、女の子の名づけに人気の「愛」という漢字。2021年女の子の漢字ランキング3位にもランクインしています。「あお」というよみはジェンダーレスな印象。これから注目の名前です。 心桜(主なよみ:みお、こはる)3月に5名の女の子につけられた「心桜(みお、こはる)」。 「桜」に「心」という漢字を組み合わせることで、見た目だけでなく、心の美しさや精神的な健やかさに対する願いが感じられます。「心」という漢字は、2021年女の子の漢字ランキング8位にもランクインしています。 女の子の「サクラネーム」には、定番人気の漢字を組み合わせた名前が多いという結果になりました! これからの名付けの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金) 調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)
2022年04月24日2022年3月生まれの男の子4,663名の名前の大調査! 毎年春になると赤ちゃんの名づけに多く用いられる「桜」。2022年の漢字ランキングでも1月から徐々に増えてきています。日本の文化や美しさを象徴する「桜」という漢字を用いた男の子の名前には、どんな名前がつけられているのでしょうか? 名前に「桜」を用いた「サクラネーム」を紹介します! 桜虎(主なよみ:おうが)3月に3名の男の子につけられた「桜虎(おうが)」。 「虎」は、堂々と勇敢なもののたとえとして使われる漢字。美しく儚い印象の「桜」に、「虎」を組み合わせることで、威風堂々としたたくましさを感じさせます。さらに「虎」を「が」と読むことで名前に濁点が入り、より力強いイメージに。「おうが」という響きと「桜虎」という漢字が、日本的な印象も与える名前です。 蒼桜(主なよみ:あお)「桜虎」と同様、3月に3名の男の子につけられた「蒼桜(あお)」。 「蒼」は、青い草木が生い茂る様子を表す漢字。淡いピンクの「桜」と青々と茂る草木の対比が、鮮やかで春らしい名前です。「蒼」は2021年男の子漢字ランキングで9位に入っており、近年名づけに人気の漢字となっています。 一桜(主なよみ:いお)3月に2名の男の子につけられた「一桜(いお)」。 「一」は、「ひとつ」「1番目」「すべて」などを表す漢数字。「桜」に「一」を組み合わせることで、尊い命や強い生命力、凛とした姿を感じさせます。「いお」という響きはジェンダーレスで、みずみずしく新鮮な印象です。 桜都(主なよみ:おと)3月に2名の男の子に名づけられた「桜都(おと)」。 「都」は大きな町を表すことから、「人が集まる」という意味も持ちます。「桜」に「都」を組み合わせることで、春になると桜の下に集ってきた日本人の文化を表しているようです。「おと」というよみも併せて、古風で日本的な名前になっています。 桜佑(主なよみ:おうすけ)3月生まれの男の子2名に名づけられた「桜佑(おうすけ)」。 「佑」は、「たすける」という意味のある漢字。やさしく人を助けられるように、天の助けに恵まれるようにと、パパ・ママの願いが込められていそうです。また、「すけ」という音が古風で粋な印象を与えます。 大桜(主なよみ:たお)「一桜」「桜都」「桜佑」と同様、3月に2名の男の子につけられた「大桜(たお)」。 大きく立派な様子を表す「大」をつけることで、より力強く美しい桜の木を連想させます。「大桜」という漢字はシンプルで古風な印象である一方、「たお」という響きは新鮮でジェンダーレス。これからさらに注目されそうな名前です。 「桜」を使った名前は、「おう」や「お」というよみ方で春生まれの男の子にも多く使われています。特に「あお」「いと」「おと」「たお」といった性別を感じさせないジェンダーレスなよみ方も多いようです。これからの名づけの参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年3月1日(火)~3月25日(金)調査件数:9,317件(男の子:4,663件/女の子:4,654件)
2022年04月23日性差を感じさせず、性別に関わらず名づけられている「ジェンダーレスネーム」は、年々人気が高まっています。 2022年2月の統計より、男女どちらにも名づけられていた「ジェンダーレスネーム」TOP10をご紹介いたします。※()内は主なよみ 1位 蒼(男:あおい、あお、そら、そう/女:あおい、そら)2022年2月に最も多く名づけられたジェンダーレスネームは、「蒼(男:あおい、あお、そら、そう/女:あおい、そら)」でした。「蒼」は、2021年男の子の名前ランキングでも4位に入っている人気ネームです。 「蒼」は草木が生い茂る様子を表し、すくすくと育つ植物を連想させる漢字。「あおい」というよみはすべてア行からなり、おおらかで開放的な印象を与えます。 2位葵(男:あおい/女:あおい)2番目に多かったジェンダーレスネームは「葵(男:あおい/女:あおい)」。こちらは2021年の名前ランキングで女の子4位、男の子51位にランクインしている名前です。 「葵」は、草花の「アオイ」のこと。葉が太陽のほうに向かって育ち、きれいな花を咲かせる植物です。すくすくと明るく育つようにと、近年男女ともに人気です。 2位楓(男:かえで/女:かえで)「楓」と同率で2位にランクインしたのは、「楓(男:かえで/女:かえで)」。2021年の名前ランキングでは、男の子の37位、女の子の17位にランクインしており、近年男女ともに人気です。 「楓」は、秋に美しく紅葉する落葉樹の名前。実に翼がついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも込められていそうです。 4位凛(男:りん/女:りん)4位に入ったジェンダーレスネームは、「凛(男:りん/女:りん)」という名前。2021年女の子の名前ランキング2位に入っている、大人気の名前です。 「凛」は「凜」の異体字で、意味は一緒。凛々しくきりっとした様子を表す漢字です。自分の人生を毅然とした態度で歩んでいけるようなイメージと、「りん」という響の可愛らしさが魅力です。 5位蒼空(男:そら、あおと/女:そら)5位にランクインしたのは、「蒼空(男:そら、あおと/女:そら)」。2021年の名前ランキングでは、男の子の18位に入っています。 1位にも登場した「蒼」は、すくすくと育つ草木を表す漢字。そこに「空」を組み合わせることで、より大らかで伸びやかなイメージの名前になっています。男の子では「あおと」というよみもあり、よりたくましく男の子らしい印象です。 6位碧(男:あおい、あお/女:あおい、あお)「碧(男:あおい、あお/女:あおい、あお)」が、2022年2月のジェンダーレスネーム6位にランクイン。2021年の名前ランキングでは男の子の7位、女の子の48位にランクインしています。 「碧」という漢字は、緑や青、自然が生み出す美しい青緑色を意味します。海が紺碧の輝きを放つように、「美しく輝く人生を歩めるように」と、近年名づけに人気の漢字です。 7位陽葵(男:ひなた/女:ひまり、ひまわり、ひなた)7位にランクインしたのは、「陽葵(男:ひなた/女:ひまり、ひまわり、ひなた)」というジェンダーレスネーム。2021年女の子の名前ランキングでは3位、2020年では1位に入っている人気ネームです。 「陽」は、日が当たる丘を表す漢字。そこに、太陽に向かって育つ「葵」を組み合わせることで、より明るくすくすくと育つ印象の名前になっています。 8位朝陽 (男:あさひ/女:あさひ)「朝陽 (男:あさひ/女:あさひ)」が、ジェンダーレスネームの8位にランクイン。2021年男の子の名前ランキングでは5位に入っています。 太陽の明るさ、あたたかさを意味する「陽」に「朝」をつけることで、よりやさしい光やぬくもりを感じられる名前に。「あさひ」というよみが新しい1日を表し、希望や生命力も感じさせます。 9位紬(男:つむぎ、つむぐ/女:つむぎ)9位には、「紬(男:つむぎ、つむぐ/女:つむぎ)」がランクイン。「紬」は、2021年女の子の名前ランキング1位の大人気ネームです。 「紬」は、日本古来からある丈夫な絹織物を表す漢字。古風で日本的な印象を与える名前になります。「つむぎ」「つむぐ」というよみは、口を閉じて発音する文字が重なることで、品があり落ち着いた印象を与えます。 10位柊(男:しゅう/女:ひいろ、ひいらぎ)「柊(男:しゅう/女:ひいろ、ひいらぎ))」が、ジェンダーレスネームの10位に。2021年男の子の名前ランキングでは、99位にランクインしています。 「柊」は、晩秋〜初冬に花を咲かせる常緑樹。「冬」という漢字が入っていることから、冬生まれの赤ちゃんに人気の漢字です。男の子には「しゅう」というよみが人気で、潔く爽やかな印象になります。 ジェンダーレスネームは、10個中7個が漢字1文字の「一文字ネーム」という結果でした。また、「あおい」「あお」とよむ名前が多くランクインしています。これからの名づけの参考にしてみてくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2022年2月1日(火)~2月25日(金) 調査件数:10,440件(男の子:5,233件/女の子:5,207件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年04月02日よみに「ん」が入った「撥音ネーム」は、リズムよく愛らしい印象になります。今回は、56,948件の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、名前のよみに「ん」がついた、女の子に人気の「撥音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 凛(りん)2021年に最も多く名づけられた女の子の撥音ネームは「凛(りん)」でした。名前ランキングでは2021年に2位、2020年に3位と、近年女の子に大人気の名前です。 「凛」は「凜」の異体字で、意味はどちらも一緒。凛々しくきりっとした人をイメージさせる漢字で、自分の人生を毅然とした態度で歩んでほしいという願いが感じられます。 2位杏(あん、あんず)2021年の名前ランキング15位にランクインしている「杏(あん、あんず)」が、撥音ネームの2位に。2020年も15位に入っており、安定した人気のある名前です。また、「あん」はよみランキングでも78位にランクインしています。 「杏」はあんずの木や実を表します。「あん」という響きは愛らしく、外国でも使えることから近年人気に。同名では女優の「杏(あん)」さんが活躍されています。 3位凜(りん)2021年の名前ランキングで20位に入った「凜(りん)」が、撥音ネームの3位に。1位の「凛」は「凜」の異体字となっており、どちらも毎年女の子の名づけに人気です。 「りん」というよみは2021年よみランキング17位に入っており、漢字・よみともに近年大人気。ラ行の音はみずみずしい印象を与えるほか、「りん」という響きが愛らしい鈴の音も連想させ、美しさと可愛らしさを兼ね備えた名前です。 4位美桜(みおん)4位にランクインしたのは、2021年名前ランキング21位に入った「美桜(みおん)」という撥音ネーム。漢字ランキングで「美」は10位、「桜」は19位に入っており、人気漢字を組み合わせた名前です。 「桜」は日本を象徴する花。万人に好まれる桜のように、美しくやさしい人に育つようにと願って名づけるパパ・ママが多いようです。春生まれの女の子に特に人気の名前です。同名では女優の「今田美桜(いまだみお)」さんが活躍されています。 5位莉緒(りおん)5位にランクインした撥音ネームは「莉緒(りおん)」。名前ランキングでは27位にランクインしており、2020年の37位から大きくランクアップしています。 「莉」は、ジャスミンを示す「茉莉花」に使われる漢字。夏に可憐な香りの良い花を咲かせる植物です。「緒」は糸の端を指し、物事の始めや引き出される感情を表す漢字。この2つを組み合わせることで、美しく情緒あふれる印象になっています。 6位花音(かのん)「花音(かのん)」が女の子の撥音ネーム6位にランクイン。名前ランキングでは33位ですが、漢字ランキングでは「花」が1位、「音」が13位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 見た目の美しさや可愛らしさを連想させる「花」と、響きの良さを感じさせる「音」という漢字を組み合わせることで、感性豊かな印象の名前に。「かのん」という響きも愛らしいです。 7位蘭(らん)7位にランクインしたのは「蘭(らん)」という撥音ネーム。2021年名前ランキングでは37位に、2020年は45位にランクインしています。 美しく甘い香りが漂う蘭の花をイメージさせ、気品高く魅力的な女性に育つようにと名づけるパパ・ママが多いよう。ラ行の名前はみずみずしく新鮮な印象も与え、より美しさを助長させています。 8位杏奈(あんな)「杏奈(あんな)」が撥音ネームの8位にランクイン。名前ランキングでは38位に入っており、2位の「杏」に「奈」をつけた名前です。 「奈」は漢字ランキングの7位に入っており、女の子の名づけには定番の漢字。「奈良の都」を連想させ、古風な印象も受けます。元々は大きな実のなる木を表す漢字で、実り多い人生を願って使う漢字です。 9位鈴(りん)「鈴」は名前ランキングの49位にランクインしています。「りん」とよむ名前のランクインは、「凛」「凜」に続き3つ目です。 「りん」という響きそのものが鈴の音を表しているようで、可愛らしく華やかな印象に。漢字ランキングでは69位に入っています。 10位結(ゆん)撥音ネームの10位は、「結(ゆん)」という結果に。名前ランキングは51位ですが、漢字ランキングでは「結」は2位にランクインしています。 「結」は、結ぶこと、植物が実をつけることを表し、そのやさしい響きからも名づけに例年人気。良縁に恵まれるように、という願いも込められているようです。 2021年・女の子の人気撥音ネームは、花や植物にまつわる漢字を使ったものが半数以上という結果に! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948名(女の子)
2022年03月30日よみに「ん」が入った男の子の名前は、リズムよく元気な男の子をイメージさせます。今回は、58,739名の男の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、人気の「撥音ネーム」TOP10を紹介いたします。 1位 蓮(主なよみ:れん)2021年に最も多く名づけられた男の子の「撥音ネーム」は、「蓮(れん)」でした。名前ランキングでは2021年、2020年ともに1位に輝いている、近年大人気の名前。よみランキングでも「れん」が20位と上位にランクインしており、今もっとも旬な撥音ネームと言えます。 「蓮」は、夏に花を咲かせる「ハス」のこと。泥水の中から育ち美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかさやたくましさを感じさせます。そして「れん」という響きが、涼しげで洗練されたイメージです。 2位悠真(主なよみ:ゆうしん)名前ランキング9位にランクインしている「悠真(ゆうしん)」が、撥音ネームの2位に。2020年は7位で、近年安定して人気のある名前です。 「悠」は遥か遠く、のんびりしている様子を表す漢字。また、「真」は、嘘や欠け目がなく充実している様子を表します。この2つの漢字を組み合わせることで、広い心や包容力を感じさせる名前になっています。 3位暖(主なよみ:だん)撥音ネーム3位は、名前ランキングで15位に入った「暖(だん)」がランクイン。2020年の20位からランクアップした注目の名前です。漢字ランキングでも「暖」は57位に入っており、2020年の76位から大きくランクアップし、多く名づけられています。 ぬくぬくとあたたかい様子を表す「暖」という漢字は、あたたかい心の持ち主になるように、周囲を元気づけられるような存在になるように、という願いが感じられます。また、「だん」というよみは濁点が入ることで力強く、男らしい印象の響きになっています。 4位新(主なよみ:しん)撥音ネーム4位の「新(しん)」は名前ランキング22位に、漢字ランキングでは82位に入っています。 「新」は、新しい物事、始まりを表す漢字。この漢字を使うことで、新鮮で生命力に溢れたイメージになります。また、「しん」というよみは潔く爽やかな印象です。 5位旭(主なよみ:かん)5位にランクインした撥音ネームは、「旭(かん)」。名前ランキングでは2021年、2020年ともに30位に入っており、安定した人気のある名前です。漢字ランキングでは89位に入っています。 「旭」は、朝日を指す漢字。きらきらと輝いている様子を表します。そのため、力強く明るいイメージを持つ名前に。また、「かん」というよみは、カ行のはっきりした響きと「ん」を組み合わせることで、リズムよく元気な印象の名前になっています。 6位怜(主なよみ:れん)6位にランクインしたのは「怜(れん)」という撥音ネーム。名前ランキングでは51位に、漢字ランキングでは68位にランクインしています。また、女の子の漢字ランキングでも71位にランクインしており、男女ともに人気のある名前です。 心が澄んでいて賢い様子を表す「怜」。そのため、清らかで賢い子に育つようにという願いが感じられます。「れん」とよむことで、洗練された印象に。 7位仁(主なよみ:じん)7位にランクインした撥音ネームは「仁(じん)」。2021年名前ランキングでは59位にランクインしています。「じん」というよみはよみランキングで84位に入っており、男の子に例年人気のある名前です。 「仁」は、隣人愛や同情する心を持った人を指す漢字。思いやりのあるやさしい人に育ってほしい、という願いを込めてつけるパパ・ママが多いようです。「仁」という漢字は、漢字ランキング22位にも入っています。 8位絢斗(主なよみ:けんと)「絢斗(けんと)」が撥音ネームの8位にランクイン。名前ランキングでは60位に入っています。また、「けんと」はよみランキングで55位、「絢」は漢字ランキング91位、「斗」は3位に入っています。 「絢」は、色糸をめぐらせて取り巻いた美しい模様を表す漢字。また、「斗」は、ひしゃくを意味する漢字です。この2つの漢字を組み合わせることで、美しく幻想的でロマンチックな印象の名前になっています。 9位善(主なよみ:ぜん)2021年名前ランキングで74位の「善(ぜん)」が、撥音ネームの9位にランクイン。よみランキングでは73位に入っており、2020年の圏外から大幅にランクアップしています。 良いことや優れていること、正しいことを表す「善」という漢字。この1文字だけを使うことで、正しい道を真っ直ぐに進む芯の強さが感じられます。 10位廉(主なよみ:れん)名前ランキング88位の「廉(れん)」が、撥音ネームの10位に。「れん」とよむ名前のランクインは、「蓮」「怜」に続いて3つめとなります。 「廉」は、潔いこと、清く正しいことを指す漢字。「清廉潔白」という四字熟語もあるように、清らかで誠実、そして強い責任感や真面目さも感じさせる名前です。 10位健(主なよみ:けん)「廉」と同率で10位に入ったのが、「健(けん)」。「廉」と同様に名前ランキングの88位にランクインし、「健」は漢字ランキング60位にも入っています。 「健」は、元気で力が強い様子を表します。健康で元気いっぱいに育つようにと、男の子に例年人気の漢字です。「けん」というよみは、より快活な印象になります。 2021年・男の子の人気撥音ネームは、漢字1文字&二音ネームが11個中8個という結果に! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年03月28日春になると、「はる」のよみが入った名前が毎年人気になる傾向に。今回は、56,948件の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、名前のよみに「はる」がついた、春生まれの赤ちゃんに人気の「春ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 陽菜(主なよみ:はるな)2021年に最も多く名づけられた女の子の「春ネーム」は、「陽菜(はるな、ひな、はな)」でした。名前ランキングでは2021年に9位、2020年に10位と、毎年人気のある名前です。 「陽」は日の当たる丘や太陽を表し、あたたかく明るいイメージのわく漢字。そこに、春に可愛らしい黄色の花を咲かせる菜の花の「菜」を組み合わせることで、より鮮やかで明るい春を連想させる名前になっています。 同名の芸能人では、元AKB48メンバーでモデルの小嶋陽菜さんが活躍されています。小嶋さんも4月の春生まれだそうですよ。 2位心春(主なよみ:こはる)2021年の名前ランキング23位にランクインしている「心春(こはる、ここは、ことは)」。2020年は42位となっており、2021年に一層人気になった名前です。 季節の「春」に「心」をつけることで、心のあたたかさ、明るさ、豊かさを感じさせる名前に。「こはる」というよみが、古風で奥ゆかしい印象も与えます。 3位心陽(主なよみ:こはる、みはる)2021年の名前ランキングで28位に入った「心陽(こはる、みはる、ここは)」が、春ネームの3位に。2位の「心春」とは「春」の漢字が異なり、こちらは「陽」を使っています。 「陽」という漢字は女の子の漢字ランキング11位、男の子の漢字ランキング4位に入っており、男女ともに大人気の漢字。また、「心」も女の子の漢字ランキング8位に入っており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 4位花(主なよみ:はる)4位にランクインしたのは、2021年名前ランキング32位に入った「花(はる、はな)」という名前。「花」は女の子の漢字ランキング1位の漢字でもあります。 「花」は植物の花を指すほか、花のようにきれいなもの、さまざまな色や形が混じった模様を表す漢字。美しさや可愛らしさを連想させ、女の子の名付けに毎年人気の漢字です。 5位華(主なよみ:はる)5位にランクインした春ネームは「華(はる、はな)」。4位の「花(はる、はな)」と漢字違いです。 「華」は、「華やか」を意味する漢字。色艶の良い様子や優れた良いものを指すこともあり、優美な印象を与える漢字です。女の子の漢字ランキングでは20位にランクインしています。同名では女優の黒木華(はる)さんが活躍されています。黒木さんも3月の春生まれだそう♪ 6位心晴(主なよみ:こはる)「心晴(こはる、ここは、このは)」が女の子の春ネーム6位にランクイン。名前ランキングでは58位にランクインしていますが、2020年の72位から14ランクもアップしています。 「晴」という漢字は、雲が去り空が澄んだ状態を表します。晴れた空のように。明るくすっきりとした心の持ち主になってほしい、というパパ・ママの願いが感じられます。 7位心咲(主なよみ:こはる)7位にランクインしたのは「心咲(こはる、みさき、こころ)」という春ネーム。「こはる」とよむ名前のランクインは、「心春」「心陽」「心晴」に続き、4つめです。 「咲」は「花が咲く」、そして「笑う」という意味もある漢字。華やかで美しく、笑顔の絶えない人生が送れるようにと「咲」を使うパパ・ママが多いようです。また、「才能が開花するように」という意味も込められていそうです。 8位陽(主なよみ:はる)「陽(はる、ひなた、ひより)」が春ネームの8位にランクイン。2020年名前ランキングでは圏外だったものの、2021年は113位に入っています。また、「陽(はる)」という名前は男の子の名前ランキングでも33位に入っており、人気の「ジェンダーレスネーム」でもあります。 「はる」というよみは2文字で呼びやすく、キュートな雰囲気に。「ひなた」「ひより」のよみは、「ひ」で始まる3文字がやさしく伸びやかな印象の名前になります。 9位千晴(主なよみ:ちはる)「千晴(ちはる)」が、春ネームの9位にランクイン。2021年名前ランキングでは120位でした。 「千」は、数が多いことを表します。そのことから縁起の良い文字とされ、長寿や豊かさを願ってつけることの多い漢字です。「晴」を組み合わせることで、たくさんの希望や笑顔をイメージできる名前です。 10位陽彩(主なよみ:はるあ)10位は、「陽彩(はるあ、ひいろ、ひな)」という結果に。2021年は138位に入っています。 「彩」は「いろどり」を表し、色を取り合わせた様子を指す漢字。多彩な魅力を持った美しい女の子に育つようにと、女の子の名づけに人気の漢字です。漢字ランキングでは12位にランクインしています。 10位遥(主なよみ:はるか、はる)「陽彩」と同率で10位に入ったのは、「遥(はるか、はる、かなた)」という名前。2021年は138位に入っています。 「遥」は、はるか彼方にある様子、遠く長い様子を表す漢字。「遥」と1文字で使うことで潔さとスケールの大きさを感じさせながら、「はる」というよみが親しみやすい印象を与えます。 2021年・女の子の人気春ネームは、あたたかさや明るさ、美しさを感じさせる漢字を使ったものが多い印象でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948名(女の子)
2022年03月12日名前に「はる」の入ったよみの名前は、近年多数上位にランクインしています。今回は、58,739件の男の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、名前のよみに「はる」がついた、春生まれの赤ちゃんに人気の「春ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 陽翔(主なよみ:はると)2021年に最も多く名づけられた男の子の「春ネーム」は、「陽翔(はると、ひなと、ひなた)」でした。名前ランキングでは2021年に2位、2020年に3位と、近年大人気の名前。よみランキングでは「はると」が2021年、2020年ともに1位にランクインしており、今もっとも旬な男の子の名前と言えます。 「陽」は日の当たる丘を表し、あたたかく明るいイメージのわく漢字。そこに「大きく羽ばたく」という意味のある「翔」を組み合わせて、より雄大でスケールの大きい名前になっています。 2位朝陽(主なよみ:ともはる)2021年の名前ランキング5位にランクインしている「朝陽(ともはる、あさひ)」が、春ネームの2位に。2020年の10位からランクアップし、相変わらずの人気を誇っています。 「朝」は、はじまりや希望を感じさせる言葉。「陽」と組み合わせることで、朝のやわらかく美しい自然光をイメージさせます。「ともはる」という4文字のよみは、真面目で落ち着いた印象も与えます。 3位大翔(主なよみ:はると)春ネームの3位は、2021年名前ランキングで8位に入った「大翔(はると、ひろと、やまと)」がランクイン。2020年の6位から若干ランクダウンしているものの、近年上位をキープしている人気の名前です。 羽を大きく広げて飛び舞う様子を表す「翔」に「大」を組み合わせて、よりダイナミックで力強い印象の名前に。「翔」は男の子の漢字ランキングで、2021年、2020年ともに1位に輝いている人気漢字です。 4位悠真(主なよみ:はるま)4位にランクインしたのは、「悠真(はるま、ゆうま、ゆうしん)」。2021年の名前ランキングでは9位に入っており、「悠」は漢字ランキング8位、「真」は6位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 「悠」は、大きなスケールを感じさせる文字。そこに「本当」「真実」などを表す「真」を組み合わせることで、「広い心を持って真っ直ぐに育つように」というパパ・ママの願いが感じられます。 5位暖(主なよみ:はる)5位にランクインした春ネームは「暖(はる、だん)」。2021年の名前ランキングでは15位に入っており、2020年の20位からランクアップしました。漢字ランキングでは、「暖」は57位に入っています。 「暖」は、「あたたかい」「あたためる」を指す漢字。その意味から、愛情やぬくもりを感じられる名前です。「はる」と読むと、ジェンダーレスでやさしい印象に。「だん」と読むと、元気で快活な印象になります。 6位陽太(主なよみ:はるた)6位にランクインしたのは「陽太(はるた、ひなた、ようた)」という春ネーム。2021年名前ランキングでは23位にランクインしています。 こちらは「太」という漢字を組み合わせることで、元気で力強く、豊かなイメージの名前に。反対に読むと「太陽」になり、明るく健康な印象を与える名前です。 7位悠人(主なよみ:はると、はるひと)7位にランクインしたのは「悠人(はると、はるひと、ゆうと)」という春ネーム。2021年名前ランキングでは26位にランクインしています。「はると」というよみの名前は1位の「陽翔」、3位の「大翔」に続き3つめのランクインです。 「悠」は大らかでのんびりとしたイメージ、そして大きなスケールを感じさせる漢字。そんな男の子に育ってほしい、というパパ・ママの願いが込められていそうです。 8位悠斗(主なよみ:はると)「悠斗(はると、ゆうと、ひろと)」が春ネームの8位にランクイン。2021年の名前ランキングでは28位に入っています。「悠」がつく春ネームは、4位の「悠真」、7位の「悠人」に続き3つめです。 「斗」は、ひしゃくを意味する漢字。「北斗七星」を連想させる「斗」を組み合わせることで、美しく神秘的な雰囲気を持たせています。 9位陽大(主なよみ:はると)2021年名前ランキングで30位 の「陽大(はると、ひなた、ようた)」が、春ネームの9位にランクイン。6位の「陽太」とは「太」の部分が変わり、こちらは「大」になっています。 明るい陽射しを連想させる「陽」と「大」を組み合わせた名前は、「明るく大きく健康に育ってほしい」という、シンプルな願いが感じられます。 10位陽(主なよみ:はる)名前ランキング33位の「陽(はる、ひなた、よう)」が、春ネームの10位に。「陽」を使った名前のランクインは、「陽翔」「朝陽」「陽太」「陽大」に続き、5つめとなりました。 「陽」は2021年漢字ランキングで4位、2020年は5位と、毎年人気の漢字。その「陽」を1文字で使うことで、シンプルで潔く、インパクトのある名前になっています。 2021年・男の子の人気春ネームは、「陽」という漢字を使った名前が半数になりました! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年03月11日ベビーカレンダーは毎月、赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。今回は『2022年2月生まれベビーの名づけトレンド』について、紹介します。 2月のイベントと言えば「節分」と「バレンタイン」! 2月生まれにぴったりの名前を調査しました。「節分ネーム」:「柊」を使った名前が人気★「節分」は魔除けとして柊(ヒイラギ)と鰯を飾り、豆まきをして災いを祓い、福を呼び込むという伝統行事の一つ。この「柊」は、クリスマス飾りとして飾られることも多く、漢字のつくりに「冬」を含むことから、特に冬生まれのお子さんの名づけに多く用いられる漢字です。 2月の漢字ランキングでは男の子10位(120名)、女の子73位(38名)。特に男の子に多く名づけられており、2月の名前ランキングでも3位(19名)と上位にランクインしています。実際に名づけられた「柊」を含む「節分ネーム」では、男の子3位「柊(しゅう)」、45位「柊真(とうま)」、85位「柊羽(しゅう)」「柊斗(しゅうと)」「柊弥(しゅうや)」「柊翔(しゅうと)」など56種類、120名に名づけられていました。女の子では、「柊花(しゅうか)」「柊華(しゅうか)」「柊里(しゅり)」「柊奈(ひな)」など21種類のバリエーションで、37名に名づけられていました。 「バレンタインネーム」:「愛」を用いた名前、人気は?次に、「バレンタイン」にちなみ「愛」を用いた名前を調査! 2月生まれの女の子242名、男の子20名、合計262名の赤ちゃんに名づけられていました。 2月生まれの赤ちゃんに実際に名づけられた「愛」を用いた名前「バレンタインネーム」は、女の子7位「結愛(ゆあ)」、30位「愛菜(まな)」、39位「愛茉(えま)」「莉愛(りあ)」、67位「愛梨(あいり)」「愛莉(あいり)」、87位「乃愛(のあ)」など、TOP100に7つもの名前がランクイン。なんと124種類ものバリエーションで名づけられていました。男の子では、「愛翔(あいと)」「愛斗(あいと)」「愛琉(あいる)」「斗愛(とあ)」など19種類の名前で名づけられていました。赤ちゃんの名づけにはその時期や季節ならではの行事やイベント、植物、季語といった季節感を取り入れることが多く、2月も多くの赤ちゃんにイベントネームが名づけられていたようです。冬生まれに人気の「凛」が3カ月連続1位、男の子は「蒼」が人気女の子:1位は「凛」2月生まれの女の子に人気の名前TOP3は、1位「凛(りん)」、2位「陽葵(ひまり)」、3位「芽依(めい)」でした。「凛」という名前は、昨年の人気ランキング2位の人気名前ですが、もともと「寒い」「冷たい」という意味をもつため特に冬生まれの女の子に多く名づけられます。例年通り、12月以降3カ月連続で1位をキープしています。同じ意味を持つ「凛」の異字体「凜」も14位と上位にランクインしています。 男の子:1位は「蒼」2月生まれの男の子に人気の名前TOP3は、1位「蒼(あおい)」、2位「蒼空(そら)」、3位「朝陽(あさひ)」、「柊(しゅう)」、「悠(ゆう)」「悠真(ゆうま)」という結果でした。「蒼」を用いた名前が2TOPとなっています。 「蒼空」は2020年41位、2021年18位にランクインした近年増加傾向にある名前で、2月は月間ランキング最高順位の2位となりました。冬生まれに増加する名前として「柊」が1月4位からランクアップし、3位となっています。「えま」「はると」が1位!「桜」が増加傾向に 女の子:よみ1位「えま」が8カ月連続1位独走中!2月生まれの女の子の名前のよみTOP3は1位「えま」、2位「りお」、3位「めい」。「えま」は2021年人気ナンバーワンとなったよみで、2021年7月以降8カ月連続、月間ランキング1位をキープしています。 漢字ランキングは定番の人気漢字がTOP10入り。注目は漢字ランキング22位だった「桜」。毎年春生まれの赤ちゃんに多く用いられる漢字で、1月29位から順位を上げてきています。3月は例年TOP10入りしており、今年も春が近づき、徐々に名づけに使われていることがうかがえます。 男の子:1位「はると」、「と止めネーム」人気男の子の名前のよみTOP3は1位「はると」、2位「ゆいと」、3位「はるき」でした。「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が人気で、12個の名前のうち6つの名前が「と止めネーム」でした。人気漢字上位は「翔」「斗」「大」といった「と」と読む名前がランクインしています。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年2月1日(火)~2月25日(金)調査件数:10,440件(男の子:5,233件/女の子:5,207件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年03月08日女の子の二音ネームは、名前ランキング上位の人気ネームばかり! 今回は、56,948名の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングより、特に人気の「二音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 凛(りん)2021年に最も多く名づけられた女の子の「二音ネーム」は、「凛(りん)」でした。名前ランキングでは2021年に2位、2020年に3位と、近年大人気の名前。よみランキングでも17位にランクインしています。 「凛」は「凜」の異体字で同じ意味を持ちますが、近年名づけでは「凛」のほうが人気。「凛々しい」という言葉から、きりっと心が引き締まるようなイメージと、「りん」という可愛らしい響きも人気の理由です。ら行の名前はみずみずしく麗しい響きが魅力。「寒い」「冷たい」という意味があることから、特に冬生まれの女の子に多く名づけられる傾向があります。 2位陽葵(ひな)名前ランキング3位にランクインしている「陽葵(ひな)」。2020年の1位からはランクダウンしたものの、根強い人気です。よみランキングでは16位に入っています。 「陽」は、陽のあたる丘を意味する漢字。明るくあたたかい印象を受けます。また、「葵」は草花のアオイを指し、葉が太陽に向かって育つ植物。「陽」と「葵」を組み合わせることで、すくすくと明るく育つイメージの湧く名前です。 3位葵(めい、あお)名前ランキングで4位に入った「葵(めい、あお)」が、二音ネームの3位に。名前ランキングでは、2020年の7位からランクアップしています。「あお」というよみの名前は近年男女ともに大人気で、男の子の名前ランキング51位にも「葵」がランクインしています。 さらに「葵」という漢字は、漢字ランキングで2021年、2020年ともに14位にランクイン。いま注目されている、性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」の一つです。 4位澪(みお、れい)4位にランクインしたのは、名前ランキング5位に入った「澪(みお)」という名前。「みお」はよみランキング2位にもランクインしており、毎年女の子に人気の響きです。 水の流れの作用を表す「澪」という漢字には「令」が入っており、令和になってから名づけに増え始めた漢字。ま行で始まる「みお」はやさしい印象に、ら行の「れい」は洗練された印象になります。 5位芽依(めい)5位にランクインした二音ネームは「芽依(めい)」。名前ランキングでは6位、よみランキングでは5位と、ランキング常連の人気ネームです。 「芽」は草木の芽、新たな兆しを表す漢字。そのため、始まりや生命力を感じさせる字です。「依」には「頼る」「助ける」といった意味があり、調和を感じさせる漢字。またマ行で始まる名前は、優しくあたたかみのある印象にもなります。 6位結菜(ゆな)「結菜(ゆな)」が女の子の二音ネーム6位にランクイン。名前ランキングでは7位にランクインしています。「ゆな」とよむ名前が100位以内に3つランクインしており、よみランキングでも22位と、女の子に人気の名前です。 「結」という漢字には、「むすぶ」「実をつける」「締めくくる」といった意味があります。そのことから、「良縁に恵まれるように」「努力が実をむすぶように」「成功するように」と願いを込めて名付けに使うパパ・ママが多いようです。 7位結月(ゆづ)7位にランクインしたのは「結月(ゆづ)」という二音ネーム。2021年名前ランキングでは8位にランクインしています。また、「結」は漢字ランキングの2位、「月」は18位に入っています。 夜空に輝く「月」を名づけに使うことで、神秘的で美しい印象に。「結」と組み合わせることで、やさしくあたたかみのある響きになっています。 8位陽菜(ひな、はな)「陽菜(ひな)」が二音ネームの8位にランクイン。2020年名前ランキング10位、2021年は9位と、安定的に人気のある名前です。2位の「陽葵(ひな)」とは漢字が違うものの、「な」の部分に草花を指す漢字を使うという共通点があります。 「菜」は漢字ランキング5位に入っており、こちらも毎年人気の漢字。早春に黄色の可愛らしい花を咲かせる菜の花を連想させ、朗らかで愛らしい印象になります。 9位莉子(りこ)2021年名前ランキングで10位 の「莉子(りこ)」が、二音ネームの9位にランクイン。二音ネームランキングの中で、唯一「子」がつく名前です。よみランキングでは21位にも入っています。 「莉」は、ジャスミンを表す「茉莉花」に使われる漢字。夏に小さく香りの良い花を咲かせることから、新鮮で可憐な印象を持たせる字です。 10位結衣(ゆい)名前ランキング11位の「結衣(ゆい)」が、二音ネームの10位に。2021年、2020年ともに名前ランキングの11位に入っており、よみランキングでは2021年4位、2020年1位と、毎年人気のある二音ネームです。 「衣」は、「ころも」「きぬ」を表す漢字。美しい着物を連想させ、古風で気品のある雰囲気が出る字です。同名の芸能人では、女優の新垣結衣さんが活躍されていらっしゃいます。 女の子に人気の「二音ネーム」は名前ランキング上位のものばかり! その人気ぶりを実感させられる結果になりました! これからの名づけの参考にしてみてくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948名(女の子)
2022年02月27日二音の名前は潔く洗練された印象になり、近年男女どちらにも人気です。今回は、58,739件の男の子の名前を調査した2021年名前ランキングより、人気の「二音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 蓮(れん)2021年に最も多く名づけられた男の子の「二音ネーム」は、「蓮(れん)」でした。名前ランキングでは2020年に続き2021年も人気の名前1位、よみランキングでは20位にランクインしており、今男の子の名前で特に人気のある名前の一つです。 「蓮」は植物の「ハス」を指す漢字。泥水の中から育って夏に美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない強さと清らかさを感じさせます。 2位湊(そう)2021年の名前ランキング3位にランクインしている「湊(そう)」。2020年の5位から2ランクアップし、相変わらずの人気を誇っています。 「湊」は「みなと」を意味する漢字。水上航路の集まってくる場所を指すことから、人気者になるように。そして、良い友人に恵まれるようにと願いを込めてつけるパパ・ママも多いようです。 3位蒼(あお、そう)2021年の名前ランキングで4位に入った「蒼(あお)」が、二音ネームの3位に。2020年は2位と、近年上位をキープしている人気の名前です。 「蒼」という漢字は、草木が生い茂る様を表すもの。青々とした草木が茂るイメージは爽やかで、すくすくと健康に育ちそうな名前です。「あお」のように「あ」で始まる名前は、開放感があり明るいイメージになります。4位碧(あお)4位にランクインしたのは「碧(あお)」。2021年の名前ランキングでは7位に入っており、2020年の19位から大きくランクアップ。今注目の名前です。 「碧」は、自然の生み出す美しい青緑色を表す漢字。海が紺碧の輝きを放つように、「美しく輝く人生を歩めるように」という願いが込められていそうです。 5位暖(だん、はる)5位にランクインした二音ネームは「暖(だん、はる)」。2021年の名前ランキングでは15位に入っており、2020年の20位からランクアップしました。また、よみランキングでは「だん」は116位、「はる」は15位に入っています。 「暖」は、「あたたかい」「あたためる」を指す漢字。その意味から、愛情やぬくもりを感じられる名前です。「だん」と読むと、元気で快活な印象。「はる」と読むと、ジェンダーレスでやさしい印象になります。 6位律(りつ)「律(りつ)」が男の子の二音ネーム6位にランクイン。名前ランキングでは16位です。よみランキングでは37位と、近年継続して人気のある名前です。 「律」という漢字には「さだめ」「おきて」といった意味があるほか、音楽の調べや音階を表すことも。「約束を守る正しい人」「強い意志を持つ人」「美しく芸術的な人」といったイメージの湧く漢字です。 7位颯(そう)7位にランクインしたのは「颯(そう)」という二音ネーム。2021年名前ランキングでは「律」と同じく16位にランクインしています。 「颯」は風がさっと吹く様や、きびきびとした動きを表す漢字。そのことから、物事にこだわらず爽やかな印象の人になるようにと願いが込められているようです。きりりとしたイメージも好感を持てる名前です。 8位蒼空(そら)「蒼空(そら)」が二音ネームの8位にランクイン。2020年名前ランキング41位から、2021年は18位に大躍進しています。よみランキングでも13位と、大人気の名前です。 草木が生い茂る様子を表す「蒼」と、広い「空」を組み合わせることで、大地の青と空の青が融合したイメージに。雄大で爽やかな印象の名前です。 9位凪(なぎ)2021年名前ランキングで19位の「凪(なぎ)」が、二音ネームの9位にランクイン。女の子の名前ランキングでも「凪(なぎ)」は24位に入っており、男女どちらにも人気の名前です。 「凪」は、風がなく穏やかな海の状態を表す漢字。そのことから、「安定し、落ち着いた状態を歩めるように」と願いを込めて命名する親御さんが多いようです。海や風を連想させることで、爽やかな印象もあります。 10位蒼大(あお)名前ランキング22位の「蒼大(あお)」が、二音ネームの10位に。「あお」というよみの名前は、3つめのランクインです。 「蒼」は、漢字ランキング9位にランクインしている人気漢字。そこに「大」をつけることで、よりおおらかで伸びやかな印象を持たせる名前になっています。 2021年男の子に人気の「二音ネーム」は、自然や海、空などに関連する漢字を使ったものが多かったのが印象的でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年02月26日濁音が含まれる名前は、重厚感のある響きになって印象的な名前になります。今回は、58,739名の男の子の名前を調査した2021年よみランキングTOP100より、人気の「濁音ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 いぶき最も多く名づけられた「濁音ネーム」は「いぶき」でした。よみランキングの27位に入っています。「一颯(42位)」「伊吹(67位)」をはじめ、「惟吹」「維吹」「勇吹」などの漢字が使われています。 「いぶき」は女の子にも用いられるよみで、性差を感じさせない名前「ジェンダーレスネーム」の一つでもあります。 息づかいや呼吸を意味する「いぶき」という単語は、生命力、凛とした力強さを感じます。 2位たいがよみランキング39位にランクインしている「たいが」。「大雅(84位)」をはじめ、「大河」「大賀」「太賀」といった漢字が用いられていました。 大きな川を意味する「大河」や、英単語の「Tiger(虎)」を連想させるため、強く男らしい印象の名前です。有名人では、俳優の仲野太賀さんが活躍中です。 3位なぎよみランキングでは58位に入った「なぎ」は、2020年の61位からランクアップ。女の子のよみランキングでも66位に入っており、「ジェンダーレスネーム」として近年人気の名前です。漢字では「凪(19位)」をはじめ、「渚」や「梛」が用いられています。 「凪」とは、風がやんで波が止まり、海面が静まる状態を指す言葉。そのため、大らかで穏やかな印象を与えます。海を連想させるため、夏生まれの男の子に名づけられることが多いようです。 4位がくよみランキング65位にランクインした「がく」。2021年は196名に名づけられています。「岳(53位)」や「楽」「雅空」「樂」「岳玖」といった名前で名づけられていました。 「岳」はごつごつした山、高い山のように尊敬すべきもの、という意味があります。高い岩山のようにスケールの大きい人になってほしい、という願いを込めてもいいですね。有名人では、俳優の濱田岳さんが活躍しています。 5位ぜん5位にランクインした「濁音ネーム」は「ぜん」。2020年はランク外のよみで、2021年に一気に人気になった名前です。名前ランキングでは74位の「善」のほか、「禅」「然」などが入っています。 「正しい」「立派な」という意味がある「善」。「心が動揺することのなくなった状態」を示す「禅」。「あるがまま、自然な」という意味を持つ「然」。どの漢字も良い意味があり、響きもかっこいい名前です。 6位じん5位にランクインしたのは「じん」。名前ランキングでは「仁(59位)」のほか、「迅(91位)」「心」などが入っていました。 「じん」という響きが、男らしく潔い印象。「仁」は他人を大切に想い、慈しむ感情を指す言葉であることから、男の子の名づけに人気の漢字です。漢字ランキングでは22位にランクインしています。 7位みずき「みずき」という「ジェンダーレスネーム」が、「濁音ネーム」7位にランクイン。女の子では133位のよみです。名前ランキングを見ると、「瑞生」「瑞樹」「瑞」「瑞季」「瑞稀」「瑞貴」など、多数の「みずき」が存在。 「瑞」という漢字には「宝石」「めでたいこと」などの意味があり、美しく幸せに育つよう願いを込めてつけることが多い文字。みずみずしい響きも魅力です。 8位なぎと8位にランクインしたのは「なぎと」。2020年ランク外から、2021年のよみランキングでは87位に入りました。「梛」「凪音」「凪人」「凪翔」「凪杜」と、「なぎ」と同様に「凪」を使った名前が多いようです。 男の子の名づけで人気の「と」止めにすることで、男らしく安定感のある名前になります。 9位だいち「だいち」が「濁音ネーム」8位にランクイン。年代問わず、定番人気の名前です。名前ランキングでは「大智(61位)」をはじめ、「大知」「大地」などが入っています。 広大な土地を意味する「大地」を連想させ、どっしりとたくましい印象に。また、「智」や「知」という漢字を用いると、知的で賢いイメージになります。有名人では歌手の三浦大知さんが活躍されています。 10位あおば2020年ランク外から大躍進し、よみランキング94位だった「あおば」。女の子でも169位に入っており、注目の「ジェンダーレスネーム」です。「蒼葉」「葵葉」「蒼波」「碧葉」などが漢字として用いられており、「あお」という響きの漢字が人気であることがわかります。 みずみずしい自然のイメージや、これからすくすくと成長していく生命力などを感じさせる名前です。 11位ゆずきこちらも2020年ランク外から、2021年よみランキング97位にランクインした「ゆずき」。女の子のよみランキングでは57位にランクインしており、男女どちらにも人気の名前です。「悠月」「柚希」「結月」「柚稀」などが名前ランキングに入っています。 「柚」や「月」という漢字が多く用いられており、美しく神秘的なイメージ。「柚」には「健康美」という花言葉があり、健やかな成長を願ってつけることも多いよう。秋〜冬に生まれた赤ちゃんに名づけることが多い名前です。 男の子に人気のよみランキングTOP100のなかに、11の「濁音ネーム」が入っていました! そのうちの半数が、男女どちらにも人気のある名前「ジェンダーレスネーム」でした。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:58,739件(男の子)
2022年02月11日ベビーカレンダーは毎月、赤ちゃんの名前ランキングを調査しています。今回は『2022年1月生まれベビーの名づけトレンド』について、紹介します。1月生まれの男の子の名前で夏から20倍増した「柊」。寒さを意味する「凛」が1位となるなど冬らしい名前が人気となっていました。 1月生まれ名前ランキングTOP101.「虎」を用いた「干支ネーム」1.6倍増!「柊」を使った名前も人気に2022年の干支は寅年。1月生まれの男の子は「虎」を用いた名前が増加! 2020年、2021年のどちらも年間漢字ランキングでは100位以下の圏外だった「虎」。昨年1月は月間漢字ランキング91位、25名の名前に使われていましたが、今年の1月は58位、40名と1.6倍に増加! 「虎太郎(こたろう)」「虎(とら)」「虎次郎(こじろう)」「虎和(とらかず)」など33種類のバリエーションで「干支ネーム」が名づけられていました。(ちなみに、「寅」を用いた名前は0名でした!) 1月生まれの男の子に人気の名前TOP3は、1位「碧(あおい、あお)」、2位「蓮(れん)」、3位「陽翔(はると)」でした。毎年冬生まれの男の子に特に多く名づけられる名前「柊(しゅう)」は、11月20位、12月10位、1月4位と徐々に順位を上げ、寒さを増す季節になるにつれて今年も多く名づけられています。 「柊」を用いた名前では、「柊斗(しゅうと)」(40位)、「柊真(しゅうま)」(67位)、「柊太(しゅうた)」(95位)、「柊翔(しゅうと)」(95位)と5つの名前がTOP100にランクインしており、人気が高まっていました。 2.女の子は寒さを意味する「凛」が1位!1月生まれの女の子に人気の名前TOP3は、1位「凛(りん)」、2位「結菜(ゆいな)」、3位「楓(かえで)」でした。1位の「凛」は近年人気の名前で、年間ランキングでも2020年3位、2021年2位と上位です。しかし、「凛」はもともと「寒い」「冷たい」という意味があり、冬生まれにぴったりの名前です。漢字ランキングでも「凛」は12月43位から、1月は36位へランクアップしています。 また、1月に人気急上昇したのが「六花(りっか)」。2020年、2021年の年間ランキングでは100位以下の圏外でしたが、12月57位(8名)から、1月は12位(18名)へランクアップし、1月に特に増えた名前と言えます。「六花」とは雪の異称のこと。雪が降る日に生まれた赤ちゃんに多く名づけられたのかもしれませんね。 「柚」を用いた名前「柚葉(ゆずは)」が4位にランクイン。12月20位から人気が急上昇しています。ゆずは冬に旬を迎えることから、冬生まれの女の子に多く使われます。15位「柚希(ゆずき)」、34位「柚乃(ゆの)」、40位「柚月(ゆづき)」、53位「柚羽(ゆう)」など、45種類の名前で147名に使われていました。2021年7月に「柚」を用いた名前の女の子は71名。冬は約2倍に増加しています。 3.男の子の「柊ネーム」夏の20倍増、女の子は「二音ネーム」が大人気! 1月生まれの男の子のよみTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「あおと」でした。1月に増加したのは「しゅうと」(85位⇒53位)、「とうり」(91位⇒57位)、「ゆずき」(75位⇒60位)でした。「しゅうと」は「柊」を用いた名前の人気により増加しており、「とうり」は「冬理」「冬莉」といった冬らしい名前で多く名づけられています。「ゆずき」は冬に増加する「柚」を用いた名前で人気となっています。漢字ランキングでは、冬らしい名前「柊」が10位にランクイン。「柊」を用いた名前は、夏場の7月には7名でしたが、1月は143名と20倍以上に増えていました。1月生まれの女の子のよみTOP3は、1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「みお」です。「えま」は2021年のよみランキング1位。月間ランキングでは、2021年7月からなんと7カ月間1位を守り抜いている、今一番人気のよみです。TOP10のうち8つの名前が、イマドキな響きの「二音ネーム」となっており、「みお」や「ゆい」、「りん」など現代的な音が好まれています。漢字ランキングは定番の人気漢字がTOP10を占め、「柚」「楓」「凛」「柊」「椛」などが増加していました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2022年1月1日(土)~1月25日(火)調査件数:10,931件(男の子:5,544件/女の子:5,387件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2022年02月08日「バレンタインデー」があることもあり、毎年2月生まれの赤ちゃんの名づけは「愛」という漢字を用いた名前が増加する傾向に。「愛」は2020年漢字ランキング5位、2021年3位と、近年人気が高まっている漢字です。今回は、56,948名の女の子の名前を調査した2021年名前ランキングTOP100より、「愛」を用いた「バレンタインネーム」TOP6をご紹介いたします。 1位 結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ、ゆいな)2021年に最も多く名づけられた「バレンタインネーム」は「結愛」でした。2021年・2020年ともに名前ランキング12位に入っており、「ゆあ」というよみは、2021年よみランキングの18位にもランクイン。「結」は2021年の漢字ランキング2位、「愛」は3位と、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 「結」は、「むすぶ」という意味以外にも、「物事をまとめて締めくくる」「植物が実をつける」などの意味がある漢字。「愛」と組み合わせることで、両親の愛や良縁を願う気持ちなどが感じられます。 2位乃愛(主なよみ:のあ)2021年名前ランキング45位にランクインしている「乃愛」が、バレンタインネームの2位となりました。2020年の97位からランクを大きく上げており、近年注目の名前です。さらに、「のあ」というよみは、2021年のよみランキング28位にも入っています。 「乃」はやさしく古風な雰囲気のある漢字で、女の子の名前の止め字として定番。近年は先頭字や中間字としても人気です。漢字ランキングでは6位にランクインしています。 3位莉愛(主なよみ:りあ、りま、りの)3位には「莉愛」という名前がランクイン。名前ランキング58位ではあるものの、「莉」という漢字は2021年、2020年ともに漢字ランキング4位に入っており、近年人気の漢字を組み合わせた名前になっています。 「莉」はジャスミンの花を意味する「茉莉花」に使われる漢字で、香りが良い花として知られています。そのイメージからか、新鮮で可憐な印象を持つ漢字として、女の子の名づけで近年人気となっています。 4位愛莉(主な読み:あいり)4位の「愛莉」は、3位の「莉愛」の漢字を前後を入れ替えた名前。よみランキングでは「りあ」が63位、「あいり」が57位と、「あいり」のほうが多い結果に。 「愛」という漢字を「あい」と読む名前は、4位にして初という結果に。「あ」で始まる名前は開放感と広がりがあり、明るく社交的なイメージになります。同名では、女優の松井愛莉(あいり)さんが活躍しています。 5位愛茉(主なよみ:えま)5位にランクインしたのは「愛茉」。こちらも「莉愛」や「愛莉」と同様、ジャスミンの花を意味する「茉莉花」の一文字を使った名前になっています。また、「えま」というよみは2021年のよみランキングで1位になった、今大注目の名前です。 「えま」は外国でも「Emma」として女の子の名づけに人気で、ボーダレスな名前。国内外問わず人気の名前をつけることで、ワールドワイドに成長してほしい!という願いも込められているのかもしれません。 6位愛菜(主なよみ:まな、あいな、えな)「愛菜」がバレンタインネームの6位にランクイン。「菜」は2021年漢字ランキング5位、2020年2位と、毎年女の子の名づけに人気の漢字。著名人では、女優の芦田愛菜(まな)さんが同名で活躍されています。 「菜」は、早春に黄色のかわいらしい花を咲かせる「菜の花」を連想させる漢字。「菜」をつけることで朗らかで明るく、季節感のある名前になっています。 「愛」を用いたバレンタインネームは、2021年女の子の名前ランキングTOP100の中に6つランクインしていました。「愛」のつく名前は、これからも人気が続く予感。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948件(女の子)
2022年02月04日濁音が含まれる名前は、みずみずしく存在感のある名前になります。今回は、56,948名の女の子の名前を調査した2021年よみランキングTOP100より、人気の「濁音ネーム」TOP11をご紹介いたします。 1位 つむぎ2021年に最も多く名づけられた「濁音ネーム」は「つむぎ」でした。よみランキング2位に入っており、2020年の5位からランクアップしています。名前ランキングでは「紬(1位)」「紬希(34位)」「つむぎ(93位)」と、100位以内に3つの「つむぎ」がランクイン。近年急増中の注目ネームです。 「紬」は、紬糸で織られた絹織物のこと。古風で美しい響きが特徴です。「つなげる」という意味合いもあるため、「命をつなぐ」「人をつなぐ」というような意味を込めて名づけることも多いようです。 2位ゆづき2021年のよみランキング24位にランクインしている「ゆずき」。2020年も23位にランクインしており、安定的に人気のある名前です。名前ランキングでは、「結月(8位)」「柚月(69位)」「結葵(86位)」などがランクインしています。また、男の子のよみランキングでも107位に入っている「ジェンダーレスネーム」でもあります。 「ゆづき」に多く用いられている「結」は女の子の漢字ランキング2位に入っている人気漢字。「月」も18位に入っており、人気漢字を組み合わせた名前になっています。 3位なぎさ2021年のよみランキングで29位に入った「なぎさ」は、2020年の63位からランクアップ。漢字では「凪(24位)」をはじめ、「凪咲(63位)」「凪紗(67位)」「渚(91位)」が用いられています。 「凪」とは、風がやんで波が止まり、海面が静まる状態を指す言葉。そのため、穏やかでやさしい印象を与えます。海を連想させるため、夏生まれの女の子に用いられることが多いようです。 4位ゆずは4位にランクインした濁音ネームは「ゆずは」。2021年のよみランキングでは39位に入っており、2020年の43位からランクアップしました。2021年の名前ランキングでは「柚葉(26位)」「柚羽(86位)」のほか、「柚花」「柚巴」などが入っています。 「いろは」「ことは」など、近年人気になってきている「は止めネーム」のひとつで、レトロな印象のある名前でもあります。 5位ゆずき5位にランクインしたのは「ゆずき」。2021年の名前ランキングでは「柚希(34位)」「柚月(69位)」などが入っていました。「柚」を用いた名前が多いようです。 2位の「ゆづき」より「ゆずき」のほうが少ないのは意外なところですが、「月」を「つき」と読むことから「ゆづき」のほうが多くなったようです。 6位すず「すず」が女の子の濁音ネーム6位にランクイン。よみランキングでは61位にランクインしています。名前ランキングを見ると、「鈴(49位)」「すず(78位)」が圧倒的多数のようです。 鈴の音を連想させる、可愛らしい響きのレトロネーム。同名の有名人では、女優の広瀬すずさんが活躍しています。 7位なぎ7位にランクインしたのは「なぎ」という濁音ネーム。2021年よみランキングでは66位、男の子では58位にランクインしている「ジェンダーレスネーム」です。漢字は「凪(23位)」のほか、「梛」を使うことも。 「梛」は神木とされることもある常緑樹で、縁起の良い植物。近年注目の漢字です。 8位かえで「かえで」が濁音ネームの8位にランクイン。2020年よみランキング91位から、2021年は76位に大躍進しています。名前ランキングでは「楓(17位)」や「楓夏」などが入っています。 紅葉が美しい樹木として知られる楓は、秋〜冬生まれの女の子の名づけに人気。2021年11月の月間名前ランキングでも、「楓」が1位でした。 9位しずく2021年よみランキングで80位 の「しずく」が、濁音ネームの9位にランクイン。「澪(5位)」「雫(53位)」のほか、「雫月」と書くものも。 みずみずしい印象を与える響きで、毎年人気の名前。自然の潤いを感じさせる名前です。 10位ゆずよみランキング96位の「ゆず」が、濁音ネームの10位に。「ゆず」という響きがつく名前は3つ目のランクインです。名前ランキングでは、「紬(1位)」をはじめ、「柚」「優杏」などが入っています。 「柚」には「健康美」という花言葉があり、健やかな成長を願ってつけることも多いようです。 11位すずかよみランキング96位にランクインしていますが、2020年ランク外だった「すずか」。「涼花」「涼楓」「鈴花」などが名前ランキングに入っています。 レトロネームとして人気の「すず」に「か」をつけることで、華やかで気品のある印象になります。 2021年のよみランキングTOP100のなかに、11の濁音ネームが入っていました! 「ゆず」「ゆづ」という響きが人気のほか、「レトロネーム」も3つランクインしていました。これからの名づけの参考にしてみてくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:56,948件(女の子)
2022年01月27日2021年生まれの男の子の赤ちゃん58,739名を対象に「2021年の名づけトレンド」に関する調査を実施しました。 今回調査したのは、男の子の「一文字ネーム」。覚えやすい名前で、近年大人気です。2021年生まれの男の子に人気だった「一文字ネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年以降、4年連続で男の子の名前ランキング首位を獲得した「蓮」。「蓮」は仏教の教えの中でも用いられている花であることから、清らかなイメージを受けるようです。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも用いられたことから、多くの人に親しまれている漢字でもあります。 2位湊(主なよみ:みなと、そう)2020年の5位から、2021年は3位へとランクアップした「湊」。漢字ランキングでは2020年、2021年と2年連続14位にランクインしていました。「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、人望厚く人気のある子になりますように、と願いを込めてもいいですね。 3位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう)2020年2位だった「蒼」が、2021年は4位にランクイン。「あおい」というよみは、男の子のよみランキングで9位、女の子では6位にランクインするなど、男女どちらにも人気です。「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味することから、「植物が生い茂るように、すくすくと成長してほしい」という願いをこめて名づけてもいいですね。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき、じゅり)2020年4位だった「樹」が、2021年は6位でした。漢字ランキングでは2020年に18位、2021年は20位にランクインするなど、男の子の名づけで多く使われる漢字の一つです。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味する漢字。「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするようです。「たくましくのびやかに育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位碧(主なよみ:あおい、あお)「碧」は2020年の19位から、2021年は大きく順位を上げて7位にランクイン。2021年の男の子の漢字ランキングでは19位に、女の子では83位など、男女どちらにもよく使われます。「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようですね。 6位暖(主なよみ:だん、はる、ひなた)2020年20位から、2021年は15位へとランクアップした「暖」。「ひなた」というよみはよみランキングで11位、女の子では23位にランクインするなど、男女ともに人気のあります。「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味があります。「だん」というよみは、力強さを感じる「濁音ネーム」の一つです。 7位律(主なよみ:りつ)2020年に9位だった「律」が、2021年は16位に。「りつ」というよみは、よみランキングで37位にランクインしており、特に近年男の子に多く名づけられています。2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前に仲間入りした「律」。「規律」「旋律」などの熟語に用いられることから、賢さと芸術的センスの良さを感じるような名前です。 7位颯(主なよみ:はやて、そう、はやと)「颯」は2020年26位でしたが、2021年は16位にランクインしました。風がさっと吹くさまを意味し、きびきびした動きを連想させる「颯」。「爽やかな印象を与える人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 9位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2020年の24位から、2021年は19位へとランクアップした「凪」。「なぎさ」というよみは女の子のよみランキングで29位、「なぎ」は66位にランクインするなど、女の子にも多く名づけられています。「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味し、「穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 10位新(主なよみ:あらた、しん、はじめ)2020年に16位、2021年は22位にランクインした「新」。「新」はその字の通り、「物事の始まり」「最初」を意味し、新鮮で生命力に溢れエネルギッシュなイメージを受ける漢字です。 「これからの新しい時代に、希望ある未来を切り開ける子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。俳優の井浦新さんが同名で活躍されています。 2021年の男の子の一文字ネームでは、「蒼」「凪」「ひなた」など、女の子にも名づけでも人気の名前が上位にランクインするという結果になりました。「ジェンダーレスネーム」を意識した名づけがされているのかもしれませんね。これから男の子の名づけを考えられている方の参考になりますように。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)
2022年01月26日