浜辺美波と横浜流星がW主演した「私たちはどうかしている」が9月30日の放送で最終回を迎えた。樹殺しの“真犯人”に驚きの声があふれるなか、観月ありさ演じる今日子への同情の声と、演じた観月さんへの賛辞も多数寄せられている。18年前、老舗和菓子屋「光月庵」で当主・樹が亡くなり、住み込みの和菓子職人をしていた女性・百合子が容疑者として逮捕される。女性の娘・七桜は母の無実を信じ、それから15年後、初恋相手だった当主の息子・椿と再会、その妻として「光月庵」に戻る。当主の死の真相を調べるなかで椿が実の息子ではなく、七桜こそ「光月庵」の血を引く者だったことが判る。「光月庵」の大旦那・宗寿郎は椿と七桜に跡取りを賭けた“御菓子対決”を命じる…。浜辺さんが七桜を、横浜さんが椿をそれぞれ演じるほか、七桜の母・百合子に中村ゆり、椿の父・樹に鈴木伸之、大旦那・宗寿郎に佐野史郎、女将・今日子に観月ありさ、長谷栞を岸井ゆきの、多喜川薫に山崎育三郎といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では除夜祭の日、七桜と椿が光月庵を賭けて御菓子対決。宗寿郎は椿の菓子を選び後継者となる。そして椿の父が多喜川の父だったこと、さらに樹を刺したのも多喜川だったことが判る。今日子を殺そうとする多喜川を七桜が制し多喜川は逮捕、その後今日子は車に轢かれ死亡し、その角膜は椿に移植される。手術は成功し七桜と椿は再び結ばれる…というラストだった。放送後にはW主演を務めた浜辺さんと横浜さんに「横浜流星と浜辺美波ちゃんのおかげで毎週水曜日は心が洗われました」「着物姿、本当に素敵でした」「これだけは言える。浜辺美波と横浜流星の絵面最強」と多くの反応が。また七桜と椿のラブストーリーの結末と共に、樹を殺した真犯人は誰なのかにも注目が集まった本作。多喜川が“真犯人”だったことに「真犯人衝撃すぎた…。最後までドキドキ」「真犯人は予想外でびっくり!」「真犯人まさかすぎてやばい」など驚きの声も。椿の目の異常に気付き、密かに角膜移植の手続きを行っていた今日子には「ただの意地悪な母では終わらなかった」「1番可哀想なの女将だよね」など同情の声が寄せられ、今日子を演じた観月さんにも「観月ありささんが怖いくらい演技が凄くて、樹が「百合子」って言った後のあの顔はしばらく忘れられない」「観月さんと言えば『眉毛の演技』って私は思ってる。表情もだけど、あんな心情をうまく出せる眉の動きできない」と、その演技を讃える声が多数集まっている。(笠緒)
2020年09月30日山崎育三郎、尾上松也、城田優による「IMY歌謡祭」が、Streaming+とPIA LIVE STREAMにてライブ配信されることが決定した。日本のミュージカル・演劇シーンをリードする山崎育三郎(I)、尾上松也(M)、城田優(Y)の3名が、日本初の新しいエンターテインメントを生み出すべく昨年立ち上げたプロジェクト「IMY」(アイマイ)。昨年4月には、第1弾公演として「IMY 旗揚げコンサート~まだ色々曖昧なトリオの明確な門出~」を開催。今回の歌謡祭は、第2弾公演となる。ライブ配信するのは、夜公演。昼公演とは少し企画内容が異なっている。なお、チケットは10月2日(金)10時~11日(日)20時まで販売される。「IMY歌謡祭 ライブ配信」は10月10日(土)Streaming+、PIA LIVE STREAMにて配信(19時開演)。※アーカイブ配信期間(見逃し配信)10月11日(日)0時~23時59分(cinemacafe.net)
2020年09月28日浜辺美波と横浜流星のW主演で贈る日本テレビ水曜ドラマ「私たちはどうかしている」が、いよいよ次回9月30日(水)の2時間スペシャルで最終回。このたび、山崎育三郎と高杉真宙、岸井ゆきののクランクアップ写真が公開された。浜辺さん演じる才能にあふれる和菓子職人・花岡七桜と、横浜さん演じる創業400年の老舗和菓子屋の跡取り息子・高月椿が、15年前の和菓子屋「光月庵」の当主殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも強く惹かれ合う本作。今回のクランクアップ写真は、七桜の母・百合子(中村ゆり)の手紙を届けた出会いから、献身的に七桜を支えてきた多喜川を演じた山崎さん、一時は女将・今日子(観月ありさ)の手先となって七桜を陥れようと暗躍した見習い職人・城島を演じた高杉さん、そして破談になっても椿を慕い、常に寄り添う元婚約者・栞を演じた岸井さんのもの。第7話で、大旦那(佐野史郎)に自分の正体が“さくら”だと明かし、両親が愛した光月庵で御菓子を作りたいと切なる願いを訴えた七桜。大旦那は七桜と椿に、来月12月31日の除夜祭の日、より美しく魂を震わす御菓子を作ったものに光月庵を譲ると告げる…。いよいよ最終回、七桜と椿の光月庵を賭けた対決が始まる。2人の恋の行方は?そして、椿の本当の父親は?当主殺害事件の真犯人とは?女将・今日子のみが知る、新たな事実が存在するのだろうか…?職人・山口耕一役の和田聰宏とともにクランクアップした山崎さんは(中央は女将・今日子役の観月さん)、「この作品でいろいろ感じるところもあり、勉強させてもらいました」とコメント。「びしょ濡れのシーンの撮影から始まって、日本舞踊だったり、回想シーンで最後かもしれない高校生をやらせていただいたり(笑)、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました!」と、話題を呼んだシーンについて語った。そして、城島役の高杉さんは「最初の撮影は3月でしたが、そのあと久しぶりに撮影に臨んだ日、カメラの前に立つと緊張して全然思い通りにセリフが出てこなかったのが、すごく記憶に残ってます」と苦笑しながら振り返り、「ずっと忘れられない作品になるんじゃないかな」と語った。また、栞役の岸井さんも「最後まで終えられて、とってもうれしい」とコメント。「白無垢から始まって、椿さんにはフラれてしまいましたが、でも最後、ちょっと素敵なことも起こったみたいで良かったです」と明かしている。第8話あらすじ血縁ではなく、より素晴らしい御菓子を作る者を次期当主にするという大旦那(佐野史郎)の決断の元、絶対に負けられない対決に挑むことになった七桜(浜辺美波)と椿(横浜流星)。すべてをかけて大晦日の除夜祭の準備に励む。しかし、プレッシャーから、御菓子作りに初めて恐怖を感じる七桜。その弱気な姿を見た多喜川(山崎育三郎)は、七桜を励ます。一方、栞(岸井ゆきの)は、椿の子を妊娠したのが嘘であることを城島(高杉真宙)に告白。城島に親の愛を気づかされた栞は、自分の気持ちを押し殺して椿のために心を注ぐ七桜を眩しく思い、ずっと言えなかった真実を話そうと城島と2人で「花がすみ」を訪れる…。その頃、なんとしても椿に光月庵を継がせたい今日子(観月ありさ)は、栞の妊娠が嘘であることを見抜きながらも、椿との結婚話を無理矢理進めようとしていた。そんな中、3年前のすれ違いに気づいた七桜と椿。和菓子対決が終われば、勝っても負けても二度と会えなくなる…たまらずお互いの元へと走るが…!?「私たちはどうかしている」最終回2時間SPは9月30日(水)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年09月27日浜辺美波と横浜流星が共演、老舗和菓子店を舞台にした「私たちはどうかしている」の7話が9月23日放送。3年後の椿に訪れる“悲劇”に「不憫すぎる」といった声が殺到。山崎育三郎の“バックハグ”も話題を呼んでいる。浜辺美波と横浜流星のほか、高杉真宙、山崎育三郎、岸井ゆきの、中村ゆり、鈴木伸之、佐野史郎、観月ありさらが出演。老舗和菓子屋・光月庵で若旦那・樹(鈴木さん)が何者かに殺害され、女性職人・大倉百合子(中村さん)が逮捕されたことで、百合子の娘の七桜と樹の息子・椿はお互いに初恋に相手であったにも関わらず容疑者の娘と被害者の息子となり、憎み合ったまま離ればなれに…。それから15年、母の才能を受け継いで独創的な若き菓子職人となった七桜(浜辺さん)は、母の無実を証明するため椿(横浜さん)の妻として光月庵に戻ってくる。女将・今日子(観月さん)の執拗な嫌がらせに耐えながら、七桜が突き止めたのは、自分が光月庵の血を引く樹の娘だったというもの。そして七桜は椿のもとを去る…というのがこれまでの物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3年後、七桜は多喜川(山崎さん)の力を借り自らの店「花がすみ」を開き、光月庵の仕事を奪うように。新春園遊会の御菓子の座を争うことになる選定会で七桜は椿と再会するが、彼の目が見えなくなっていることに気づく。七桜は光月庵を手に入れることで、椿を呪いから解放しようと考えていた…というのが今回のおはなし。火事の後遺症で失明の危機にあるなか、3年かけてやっと再会した七桜から「ママを殺人者にした人のこと、好きになるわけない」と冷たく言い放たれ、別人のようなそのふるまいに「これは…誰なんだ」と衝撃を受けたのもつかの間、さらには多喜川から“今の七桜は自分のパートナー”と追い打ちをかけられる椿。その姿に「椿が不憫すぎる」「つらいつらい流星のあんな顔見たくない」などの反応があふれる。その一方、椿が失明の危機にあることを知り苦悩する七桜に「僕だけはずっと君のそばにいる」と“想い”を打ち明ける多喜川。その優しげなバックハグに注目する視聴者も続出。また次週の最終回に向け「真犯人は山岡さんだと思う」「私は山口さんだと思ってる」「溝口さん怪しさしかないけど」「多喜川さんが犯人だったら泣く」など樹殺しの真犯人の予想合戦も白熱している。(笠緒)
2020年09月24日浜辺美波と横浜流星がW主演する和菓子屋を舞台にしたラブミステリー「私たちはどうかしている」。この度、本作第7話(9月23日放送)のシーン写真が到着した。距離を縮めていった七桜(浜辺さん)と椿(横浜さん)だが、先週の第6話、大旦那(佐野史郎)が主催する茶会の当日、七桜は当主殺害事件が起こった現場で、自分が百合子の娘であると今日子(観月ありさ)に宣言。それを椿に聞かれてしまい、再び悲しい別れが訪れ、第一部が終幕した。第7話は、そんな茶会から3年――。七桜の横にいるのは多喜川(山崎育三郎)。椿との関係を気にかけながらも七桜の背中を押し、支え続ける。「花がすみ」という店を構えた七桜の「いまの光月庵には消えてもらう」という言葉の真意に注目。そして、結婚を破談にし、椿を追いかけ家出してきた元婚約者・栞(岸井ゆきの)が、消せない恋心を胸に、光月庵で働きながら椿を支えようと健気に振る舞う。全ての因縁の発端となった当主殺害事件。第7話は、その真実に近づくヒントが数多く散りばめられている。第7話あらすじ新進気鋭の店「花がすみ」に仕事を奪われた「光月庵」。椿は店の名誉挽回をすべく、新春園遊会の選定会に向けて久々に自分で御菓子を作ることに。そんな中、週刊誌の記者が椿の元を訪れ、樹(鈴木伸之)の死の真相を嗅ぎ回る。一方、栞に遭遇した七桜は、光月庵には負けないと告げる。そして選定会の日。テーマである月をもとに、椿は繊細で美しい御菓子を作り上げる。一方、七桜も“雲一つない空に輝く月”を表現した御菓子で選定員を魅了。勝敗を前に椿の姿を見つけた七桜は、声をかけようと近づいて行く。しかし、七桜は椿が厨房から遠ざかっていたある理由に気づき、心乱される。そんな中、どうしても「花がすみ」が気になる椿は、ある予感を抱いて店を訪れる。七桜と椿、運命の2人の再会を機に、椿を想う栞、七桜を支える多喜川の想いが交錯していく…。「私たちはどうかしている」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年09月21日コンテンポラリーダンスという言葉が流通する遙か以前から、勅使川原三郎は、どのジャンルやスタイルにも属さないオリジナルな身体表現を確立し、日本はもとより、世界中のダンス・バレエ界から注目を集めてきた。錯覚かと見紛うほどの高速ステップから、時間の堆積を感じさせるスタティックな動きまで。空間の質量を自在にコントロールするシャープな身体は、大ベテランであり、愛知芸術劇場の芸術監督となった(2020年4月に就任)現在も、まったく衰えとは無縁。むしろ、より研ぎ澄まされ、パフォーマーとして最強のフェーズに入った感さえある。制約の多いコロナ禍による自粛期間の前後も、自身が主宰するKARASのスタジオで、次々と新作やリニューアル作を精力的に上演し、絶好調ぶりをキープしている。そんな勅使川原メソッドの最高の体現者である佐東利穂子も、重力を感じさせない軽みとしなやかさに加え、求心的かつ気品漂う佇まいで魅了する、類い稀な優れたダンサーだ。この二人が、それぞれ圧巻のソロと、絶妙な距離とタイミングによるデュエットを繰り広げる舞台空間は、さらに勅使川原自身による、光と影の変化やオブジェの質感を活かしたソリッドな美術・照明を得ることで、完璧なアートとなる。古今東西の文学作品からインスパイアされた作品も多い勅使川原だが、なかでも宮沢賢治については、その詩作をイメージの源泉とする『DAH-DAH-SKO-DAH-DAH』『春と修羅』を発表しており、「言葉やイメージは勿論、自然や時空について考える新たな機会を得た」と、その影響の大きさに言及している。『銀河鉄道の夜』の詩的世界は、きっと勅使川原を、さらなる自由な高みに導くことだろう。夜空の天の川に遊ぶジョバンニとカンパネラに、二人の天才ダンサーの姿を重ねるのが楽しみだ。勅使川原三郎ダンス公演『銀河鉄道の夜』原作:宮沢賢治構成・振付・演出・美術・照明・衣装:勅使川原三郎出演:勅使川原三郎 / 佐東利穂子9月19 日(土)19:309月20 日(日)19:309月21 日(月・祝)16:009月22 日(火・祝)16:00会場:シアターX(カイ)文:伊達なつめ
2020年09月19日浜辺美波と横浜流星のW主演で贈る「私たちはどうかしている」の6話が9月16日放送。ついに椿が七桜の正体を知り、2人が離れ離れになって物語は3年後に舞台を移す。浜辺さん演じる七桜と横浜さん演じる椿の3年後の“新ヘア”に視聴者から大きな反応が集まっている。老舗和菓子屋・光月庵で若旦那・樹が何者かに殺害され、彼の息子・椿の証言から住み込みで働いていた女性職人の大倉百合子が女性職人が容疑者として逮捕される。百合子の娘・七桜と椿はお互いに初恋に相手であったにも関わらず、容疑者の娘と被害者の息子となり、憎み合ったまま離ればなれになった。それから15年、2人は再会。椿は七桜を幼なじみと気づかぬまま、 再会したその日にプロポーズ。七桜は母の無実を証明するため椿の妻として光月庵に帰ってくる。そして七桜は自分が樹の娘だったことを知る。一方、光月庵の血を引かない椿をなんとしても跡取りにしたい女将・今日子は七桜に執拗な嫌がらせを続ける…。母の才能を受け継いだ、人の心を掴む斬新で思いやりのある御菓子を作る花岡七桜を浜辺さんが、創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿を横浜さんがそれぞれ演じ、七桜の母・大倉百合子を中村ゆり、椿の父・樹を鈴木伸之、大旦那・宗寿郎を佐野史郎、女将・高月今日子を観月ありさ。また、椿に婚約破棄された長谷栞を岸井ゆきの、七桜の真実を知る多喜川薫を山崎育三郎といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は、年に一度開かれる大旦那の茶会「夕ざりの茶事」当日、宗寿郎の目を盗んで遺言書を始末しようとしていた今日子と宗寿郎が鉢合わせし、揉み合いになった末、宗寿郎は倒れて頭を打ち、さらに畳に火が燃え移る。そんななか、七桜は今日子に自らの素性を明かし、それを椿も聞いてしまう。衝撃を受ける椿だが、光月庵は火事に。火事の騒乱のなか七桜は激しい腹痛に見舞われ、煙に巻かれた椿も意識を失う。一足早く目覚めた七桜は椿のもとを去り、それから3年が経つ…というのが今回のストーリー。SNSでは「3年後の椿さま髪型変わってる 更に色気増してない?」「椿の髪型変わってて流星くんめちゃカッコよかった」「椿様は3年後の髪型の方が好き ちょっと内側に入ってるの良い」など椿の“新ヘアスタイル”に視線が集中。一方の七桜は多喜川とともに自らの店を立ち上げ、「今の光月庵には消えてもらうから」と椿らへの“反撃”を宣言。強い意志を胸に秘め目力も増した3年後の七桜にも「七桜は前髪を分けて綺麗さが増しキリッと目つきも変わってる」「髪型とメイクで強気感出てて覚醒感強くてしびれた」「最後の七桜の髪型すきすぎて、うるってきた」などの声多数。「来週まで楽しみで待ちきれない」「面白すぎて早く来週になってくれ~!」と次週からの新展開にも期待が集まっている模様だ。(笠緒)
2020年09月17日浜辺美波と横浜流星が初共演でW主演する「私たちはどうかしている」の5話が9月9日放送。今回は浜辺さんとのキスシーンでみせた横浜さんの手の美しさに話題が集中。さらに山崎育三郎演じる多喜川の学生服姿に再びSNSが盛り上がっている。15年前、老舗和菓子屋・光月庵で若旦那が何者かに殺される。彼の息子が犯人と指さしたのは、住み込みで働いていた女性職人。容疑者として逮捕されその後亡くなった彼女には幼い娘がいた。その娘・七桜と若旦那の息子・椿は互いに初恋の相手だったにも関わらず、事件がきっかけとなって離れ離れに。それから15年、修行中の和菓子職人となった七桜は椿と再会。椿は七桜の正体に気づかぬままプロポーズ、七桜は母の無実を証明するため椿の妻として光月庵に乗り込むが…というストーリーの本作。浜辺さんが花岡七桜を演じ日本テレビドラマ初主演を果たすほか、クールだが不器用さもあわせ持つ高月椿に横浜さん。そのほか見習い職人の城島裕介に高杉真宙、椿に婚約破棄された長谷栞に岸井ゆきの、七桜の素性を知る多喜川薫に山崎育三郎、七桜の母・大倉百合子に中村ゆり、殺害された若旦那の樹に鈴木伸之、光月庵の大旦那・宗寿郎に佐野史郎、七桜に執拗な嫌がらせを繰り返す光月庵の女将・高月今日子に観月ありさといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は七桜に妊娠が発覚、結婚式に七桜の母を演じていた夕子(須藤理彩)を呼びたい椿の姿を見た七桜は、椿にすべてを打ち明けようと決めるが言い出せないまま、椿は東京に出張に向かう…というストーリーが展開。東京に向かう前、「俺に付き合ってくれ、行っておきたいところがある」と椿は七桜をある場所に連れていく。そこではたくさんの蛍が舞っており、自分の素性を明かそうとする七桜に椿は“お互いを少しづつ知っていけばいい”と自らの想いを語ると「1つだけ、今言っておきたいことがあった」と続け、「七桜、お前が好きだ」とキスをする。SNSではキスシーンで波辺さんの後頭部を抱き寄せる横浜さんの手の美しさが話題に。「キスするときの手まで綺麗すぎてズルい」「キスシーン手が良すぎた」「頭支えてる右手がいい!」「横浜さんの指綺麗すぎ」「指がお綺麗」などの声が殺到。その後、自分が樹の娘であることを知った七桜は、椿が自分を憎む理由もまた理解し、光月庵を出ていくことに決め多喜川のもとを頼る。すると多喜川は15年前を振り返って、もっと百合子のことを知ればよかったと後悔の念をにじませる…回想シーンで再び登場した高校時代の多喜川の姿にも注目が集まってた。(笠緒)
2020年09月10日連続テレビ小説『エール』(NHK総合にて毎週月〜土曜8時〜再放送中。9月14日より本放送再開)がついに放送再開決定!作中屈指の人気キャラといえば、主人公・裕一(窪田正孝)の幼なじみでキザなセリフが特徴の山崎育三郎(34)演じる、佐藤久志。「僕が演じる久志はキラキラしたプリンスで、女性がその場にいるだけでスイッチが入ってかっこつけちゃう。彼は僕自身にというよりは、皆さんがイメージする山崎育三郎に近いかもしれません。ふだんの僕は全然キラキラじゃないです。家を一歩出たらプリンスですけど(笑)」(山崎・以下同)本来の彼は男4人兄弟でずっと野球をやっていて、人前が苦手でおとなしかったそう。「小さいころの僕を知っている人からは、『あのいっくんがこういうお仕事に!?』って、もう、びっくりされます。今回この役をやるうえで、キラキラなイメージにあて書きしていただいている部分はあるんじゃないかなと思います」ミュージカル界のプリンス・山崎は、ドラマと舞台の違いをこう話す。「ドラマと舞台の違いは、お芝居をするうえではあまり感じていないですけど、お客さんがいないというのがいちばん大きいですかね。『エール』ではミュージカル俳優の仲間とカメラに囲まれて、観客がいないなかでお芝居をする。ちょっと不思議な感じがするときもあります」そして、コロナ禍のいま、彼が思うことはーー。「いま、先が見えない状況ではありますが、ミュージカルがホームグラウンドだと思っているので、もちろんこれからも続けていきたいです。ドラマ、舞台、いろんなチャレンジはまだまだしていきたいですね」「女性自身」2020年9月15日 掲載
2020年09月07日現在放送中の浜辺美波&横浜流星W主演、老舗和菓子屋を舞台にしたラブミステリードラマ「私たちはどうかしている」。この度、9月9日(水)放送の第5話から新キャストとして、吉沢悠が登場することが分かった。過去に椿(横浜さん)の証言で若旦那を殺した罪を着せられてしまった七桜(浜辺さん)の母。15年の時を経て、七桜と椿は運命の再会を果たすが、七桜は母の無実を証明するため、正体を隠したまま“偽りの結婚”を利用して、光月庵に乗り込む。そこで、女将(観月ありさ)をはじめ、職人・城島(高杉真宙)、大旦那(佐野史郎)、七桜の正体を知る男・多喜川(山崎育三郎)、七桜の母親を演じる夕子(須藤理彩)など、敵なのか味方なのか判然としない人物ばかりが登場する。そんな中、第5話で新たに怪しいキャラクターが登場。それは、吉沢さんが演じる地元の有力者である市議会議員・溝口真之介。夕子が営む小料理屋を突然訪れた今日子と、たまたま客として現れた溝口との会話からは、2人の浅からぬ仲が伺え――。今回出演が決定した吉沢さんは「15年前の、世間に知られてはいけない『光月庵の秘密』を知る市議会議員の溝口真之介として、ストーリーのラストまで掻き乱して行きますよ!!」と言い、「高月今日子役の観月ありささんと、オトナの怪しい雰囲気で、若い2人の恋路にお邪魔して行きたいと思います。乞うご期待ください」とコメントしている。「私たちはどうかしている」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年09月06日浜辺美波と横浜流星が共演、老舗和菓子店を舞台に繰り広げられる「私たちはどうかしている」の3話が8月27日放送。今回は横浜さん演じる椿の“ツンデレ”ぶりに多くの視聴者が注目。高杉真宙演じる裕介と山崎育三郎演じる多喜川にも多数の反応が集まっている。累計発行部数200万部超の人気コミックをドラマ化する本作。母親の才能を受け継ぐ修業中の和菓子職人・花岡七桜には日本テレビドラマ初主演の浜辺さん。創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿には横浜さん。また、「光月庵」の見習い職人・城島裕介を高杉さんが、椿から婚約を破棄された長谷栞を岸井ゆきのが、七桜の正体を知る多喜川薫を山崎さんが、故人となった七桜の母・大倉百合子を中村ゆりが、何者かに殺害された椿の父・樹を鈴木伸之が、椿の祖父で光月庵の大旦那・宗寿郎を佐野史郎が、「光月庵」の女将・高月今日子を観月ありさがそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。七桜の素性を知った今日子は、七桜の正体を暴こうと追い詰めるが、そこに七桜の母親を名乗る女性が現れ七桜はピンチを免れる。知人から頼まれたと言う女性の話から、七桜は多喜川が自分を助けたのではないかと考える。一方、椿は自分たちの結婚式で出したい御菓子があると七桜を物置に連れていき、いきなり閉じ込めてしまう。多喜川に会いに行きたい一心の七桜は食事を運んできた椿に“不意打ち”キスをして逃げ出すが、何者かが椿の頭上に壺を落とし、とっさに七桜をかばった椿は手をケガしてしまう…。翌日、金沢屈指の茶道の流派・草薫会(そうくんかい)から椿に御菓子の依頼が入るが、手をケガしている椿は断ろうとする。しかしその言葉をさえぎって依頼を受ける七桜。怒る椿だが七桜の説得で、2人で力を合わせ御菓子作りを始める…というのが今回のストーリー。七桜をかばって手をケガした理由を「助けたわけじゃない、弱みを握られたくなかっただけ」と言ってみたり、七桜が裕介と楽し気に話す姿を見て「お前は笑ったりしないんだと思ってた。俺は見たことないからな」とやきもちを焼いてみたり、茶会に緊張し「少しだけ、落ち着くまで待ってくれ」と七桜をバックハグしたりと…椿の“ツンデレ”ぶりに多くの視聴者が注目。「椿様のツンデレ最高ですもっとお願い致します」「横浜流星ツンデレすぎてかわいい」「ああいうドSツンデレめっちゃタイプ」などの声がSNSにあふれる。一方、裏で今日子と繋がっていたことが発覚した裕介には「本性現した高杉くんもだいぶ好き」「高杉真宙演じる城島の二面性がすきなんだよなあ」といった声。多喜川は回想シーンで高校時代の姿も描かれ「まさかの高校生いっくんに出会えるなんて…嬉しすぎ」「高校生姿まで拝めるなんて最高」など多くの視聴者が反応をみせている。(笠緒)
2020年08月26日浜辺美波と横浜流星の共演で人気コミックをドラマ化する「私たちはどうかしている」の2話が8月19日放送。横浜さん演じる椿と浜辺さん演じる七桜との“和服手つなぎ”にときめく視聴者が続出。横浜さんの和服姿にも数多くの反応が集まっている。「BE・LOVE」(講談社)連載中の同名コミックを原作に、浜辺さんが可憐で才能にあふれる和菓子職人・花岡七桜を、横浜さんが老舗和菓子屋のクールな跡取り息子・高月椿を演じW主演。15年前に起こった和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも強く惹かれ合っていく2人を中心に描かれるラブミステリー。七桜とすぐに打ち解け、互いに励まし合い次第に距離を縮めていく見習い職人の城島裕介に高杉真宙。結婚式当日に椿に婚約を破棄されてしまう名家のお嬢様・長谷栞に岸井ゆきの。七桜の前に突然現れる謎の男・多喜川薫に山崎育三郎。今は故人となっている七桜の母・大倉百合子に中村ゆり。何者かに殺害された椿の父・樹に鈴木伸之。椿の祖父で光月庵の大旦那・宗寿郎に佐野史郎。椿の母で老舗和菓子屋「光月庵」の女将・高月今日子に観月ありさといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。光月庵で暮らし始めた七桜は城島の話から、15年前、先代の樹が亡くなった事件の後、光月庵の従業員が総替わりしたことを聞き、事件当時のことを知る古参の客から話を聞こうと、昔からの得意先である呉服店“白藤屋”から注文があったと偽り、御菓子を届けるため一人白藤屋を訪れる。だが、届けた御菓子は今日子によってすり替えられており、得意先を失う危機に…というのが今回のストーリー。母の仇として憎しみを抱き続けてきた椿の和菓子に対する真剣な思いに触れ、気持ちが揺れ動く七桜。七桜が城島と楽しげにしている様を見てやきもちを焼くなど、七桜に惹かれていく椿…。再び最中を持って再び白藤屋へ赴いた帰り道、道行くカップルを見て「やってみるか、一度夫婦らしいこと」と椿が差し出した手を取った七桜。2人の“和服手つなぎ”に「めちゃくちゃキュンキュンする」「めちゃくちゃ好きなタイプの少女漫画要素が詰まっとる」などの声が続々。また横浜さんの和服姿に「横浜流星が好きで和装ってだけで頭ショートしそう」「和装が似合うし所作も綺麗」「和装が本当によく似合うよね」「私がどうにかしてしまったわ」などの声も殺到している。(笠緒)
2020年08月20日浜辺美波と横浜流星が初共演でW主演、講談社「BE・LOVE」にて連載中、累計発行部数200万部超の人気コミックをドラマ化する「私たちはどうかしている」が8月12日から放送開始。浜辺さんと横浜さんに「漫画そのまま」「イメージに合ってる」などの声が集まっている。住み込みの和菓子職人だった母親の才能を受け継いで、人の心を掴む、斬新で思いやりのある御菓子を作るが、和菓子愛が強すぎて周りが戸惑うほど熱く語るなど“和菓子バカ”の一面も持つ、修業中の和菓子職人・花岡七桜(はなおか・なお)役には、日本テレビのドラマ初主演となる浜辺さん。一見、クールで傍若無人だが、それは和菓子や店に対する強い思いがあるがゆえ。母や祖父から愛情を受けてきておらず実はとても不器用な、創業400年の老舗和菓子屋「光月庵」の跡取り息子・高月椿(たかつき・つばき)を横浜さんがそれぞれ演じる。2人を取り巻く人々として高杉真宙、岸井ゆきの、和田聰宏、岡部たかし、前原滉、草野大成、山崎育三郎、須藤理彩、中村ゆり、鈴木伸之、佐野史郎、観月ありさらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では、15年前、母・百合子(中村さん)と光月庵に住み込むことになった七桜が、椿と出会い和菓子作りの面白さに目覚めるも、ある朝、母屋で血まみれの椿とその足元で息絶えた椿の父・樹(鈴木さん)の姿を発見。椿が百合子を犯人だと証言したことで母と家を失った七桜が、15年後、修行中の和菓子職人となり再び椿と再会。七桜は彼女の正体に気づかない椿から「俺と結婚しない?」と言われ、それを承諾。約束の日時に光月庵に行くと、そこでは椿の結婚式が行われており、その場で椿は七桜との結婚を宣言。そのまま七桜は光月庵に住み込むことになるところまでが描かれた。1話を見た視聴者からは「私的には七桜と椿が漫画のそのままイメージ」「横浜流星くんも浜辺美波ちゃんも椿と七桜のイメージに合ってる」「マジで二人とも少女漫画から飛び出してきたのか…?」など、浜辺さんの七桜と横浜さんの椿に好評価が続々。特に横浜さん演じる椿には「椿が横浜流星なのめっちゃマッチしてて好き」「横浜流星くんが椿くんの役なのほんと似合いすぎ」などの声が多数寄せられており、主演の2人に原作ファンからも大きな支持が集まっている。(笠緒)
2020年08月12日浜辺美波と横浜流星の共演による日本テレビ水曜ドラマ「私たちはどうかしている」。このたび、浜辺さん演じる七桜と横浜さん演じる椿が、15年ぶりに再会する第1話のシーン写真が初公開された。講談社「BE・LOVE」で連載中、累計発行部数200万部超の原作漫画(安藤なつみ著、既刊12巻)をドラマ化。浜辺さん演じる才能にあふれる和菓子職人、花岡七桜と、横浜さん演じる創業400年の老舗和菓子屋の跡取り息子、高月椿が、15年前に起こった和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも、強く惹かれ合う物語。15年前、光月庵の跡取りである椿の証言で、若旦那を殺した罪を着せられてしまった七桜の母。七桜と椿は幼なじみで初恋の相手でありながら、"容疑者の娘"と"被害者の息子"となってしまう…。そんな2人が15年の時を経て再会。今回のシーン写真は、椿との和菓子対決に挑むことになった七桜が、椿と再会した際にいきなり腕を掴まれる場面。本来憎むべき相手なのに、互いに惹かれ合う“どうかしている” 2人の波乱に満ちた運命が動き出す瞬間となっている。なお、現在、浜辺さん演じる七桜や横浜さん演じる椿ら「キャラクター紹介動画」がYouTube日テレ公式チャンネルで配信中だ。第1話あらすじ花岡七桜(浜辺美波)は和菓子作りに情熱を注ぐ若き職人。ある日、贔屓の客から結婚式の引き出物を決めるための和菓子対決を受けてほしいと頼まれた七桜は、相手が金沢の老舗和菓子屋“光月庵”だと聞き絶句。15年前、光月庵の和菓子職人だった七桜の母・百合子(中村ゆり)が若旦那・高月樹(鈴木伸之)を殺した罪を着せられたことで七桜の人生は一変。何もかもを奪われてしまったのだ。和菓子対決を辞退する七桜だが、住み込みで働いていた店を突然解雇される。雨の中、行き場もなく途方に暮れていると見知らぬ男・多喜川(山崎育三郎)に母から預かっていたという手紙を渡され…。今は亡き母の思いを知った七桜は長い髪を切り、光月庵との和菓子対決に挑む覚悟を決める。対決当日、七桜の前に現れたのは、15年前、百合子が殺人犯だと証言した光月庵の跡取りで幼なじみの椿(横浜流星)。冷たく自信に満ちた椿を前に怖気づく七桜だが、持ち前の“食べる人への想いを込めた和菓子”で対決に挑む…。水曜ドラマ「私たちはどうかしている」は8月12日(水)22時より日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2020年08月10日2020年7月21日に、俳優の横浜流星さんが新型コロナウイルス感染症に感染したことを発表。横浜さんは、同年8月から始まる予定の連続ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)の主演を務めています。そのため、ドラマの撮影は一時中断し、共演者やスタッフらはPCR検査を受けるなど、対応に追われました。山崎育三郎が横浜流星にエール同年7月28日に、同ドラマに出演している俳優の山崎育三郎さんが、Instagramを更新。休止していたドラマの撮影再開を報告し、現場で撮影した写真を公開しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 山崎 育三郎 Ikusaburo Yamazaki(@ikusaburo_yamazaki)がシェアした投稿 - 2020年 7月月27日午後11時54分PDT山崎さんが投稿したのは、手のひらの上に紫色の折り鶴を置いた写真。実は同日現在、横浜さんのファンがネット上で紫色の折り鶴を用意し、彼の回復を願う活動を行っています。そういった活動を知り、山崎さんは紫色の折り鶴の写真を投稿したのでしょう。山崎さんは、投稿の最後で横浜さんへエールを送りました。ご心配おかけしました。今日から撮影が再開します。前に進みます。多喜川さん頑張ります!流星まってるよー!ikusaburo_yamazakiーより引用投稿に対し、ネット上ではさまざまな反響が上がっています。・紫色の折り鶴を見て、涙が出るほど嬉しかったです。ありがとうございます。・素晴らしいスタッフと共演者に恵まれて、流星くんは幸せだと思います。・撮影再開したんですね、嬉しいです!早く流星くんの体調が回復しますように。心身ともに大変な思いをしているであろう横浜さんにとって、こういった周囲の反応には救われることでしょう。感染対策予防をしていても、誰しもが感染してしまう可能性があります。もしも周囲の人が感染した場合は、必要以上に恐れず、正しい知識を持って対応したいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月30日椎名林檎率いる東京事変が、新マキシシングル『赤の同盟』を2020年8月12日(水)より配信。新曲の「赤の同盟」は、日本テレビ系新水曜ドラマ『私たちはどうかしている』主題歌に決定している。2020年閏年に“再生”を表明し、今春8年ぶりの新作となるEP『ニュース』を発表した東京事変。続く今回の新曲「赤の同盟」は、累計発行部数200万部超の「私たちはどうかしている」を浜辺美波と横浜流星で実写化する、日本テレビ系新水曜ドラマ『私たちはどうかしている』の主題歌となる。「私たちはどうかしている」は、浜辺美波演じる可憐で才能にあふれる和菓子職人、花岡七桜(はなおか・なお)と、横浜流星さん演じる創業400年の老舗和菓子屋のクールな跡取り息子、高月椿(たかつき・つばき) が、15年前に起こった和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄される物語だ。楽曲は、ドラマ制作スタッフからの主題歌制作のオファーを受け、東京事変が制作。幼なじみで初恋の相手でありながら、"容疑者の娘"と"被害者の息子"となってしまった2人が、15年の時を経て再会。愛憎入り乱れ“どうかしている”関係性を艶やかに描く。また、新マキシシングル『赤の同盟』には、伊澤一葉作曲の「名実共に」、浮雲作曲の「玉座の罠」も収録。いずれも作詞は椎名林檎が担当している。【詳細】東京事変 新曲「赤の同盟」リリース日:2020年8月12日(水)<収録曲>1. 赤の同盟 作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉 編曲:東京事変2. 名実共に 作詞:椎名林檎 作曲:伊澤一葉 編曲:東京事変3. 玉座の罠 作詞:椎名林檎 作曲:浮 雲 編曲:東京事変■「私たちはどうかしている」番組概要原作:安藤なつみ「私たちはどうかしている」(講談社「BE・LOVE」連載)放送枠:2020年8月12日スタート!水曜ドラマ (水曜22時)出演:浜辺美波、横浜流星、高杉真宙、岸井ゆきの、和田聰宏、岡部たかし、前原滉、草野大成、山崎育三郎、須藤理彩、中村ゆり、鈴木伸之、佐野史郎、観月ありさ
2020年07月23日夢に向かって音楽の道を歩む、裕一や音たちの姿に心打たれるNHK朝の連続テレビ小説『エール』。放送の再開が待ち遠しい……との声に、そのタイトルどおり、2人を、視聴者を勇気づけた名ゼリフを振り返ります。【第24話】「私は音楽と出合って救われた。自分の存在を認められた。あなたには私みたいなつらい思いをしている人たちに力を与える曲を作ってほしいの」ーー御手洗清太郎子どものころ「男なら男らしくしろ」と学校の先生に殴られ、泥水を飲まされたりと、つらい経験をした音の歌の先生である御手洗(古川雄大・32)は、ドイツ留学で世界観が変わったことを告白。イギリスへの留学を控えた裕一に期待をかけた。【第28話】「割れなきゃ、何べんでもかむの!大事な人のためなら、向こうがあきれるほどやるの!」ーー関内光子留学が世界的な不況で取り消しになった裕一の才能を生かすため、音はレコード会社に売り込みを続ける。結果が得られず諦めかけたとき、光子が雷おこしをかじりながら頼もしく激励を。【第47話】「だからなんで売れなかったときのこと考えんだ。それよりも売れたときの幸せを想像してみたらどうだい?」ーー佐藤久志初めてのレコードが売れず、このまま売れないとクビだと嘆く裕一の姿を見て幼なじみの久志(山崎育三郎・34)は「何事も気の持ちよう」と励ます。【第49話】「プロってね、たとえ子どもが死にそうになっていても、舞台に立つ人間のことを言うの。あなた当然、その覚悟は、あるのよね?」ーー双浦環東京帝国音楽学校でオペラ『椿姫』のヒロインを勝ち取った音だが、のちに妊娠が判明。周囲が困惑するなか、オペラ歌手の双浦環(柴咲コウ・38)はプロの厳しさを伝える。【第50話】「その夢僕に預けてくんないか?君がもう一度夢に向き合える日がちゃんと来るまで、僕がその夢預かって大事に育てるから」ーー古山裕一妊娠中で発声がうまくいかない音。子どもにも会いたいし歌も諦めたくないと心境を吐露すると、裕一は自分が作った曲をいつか歌ってほしいと伝える。その後、音は無事に女の子を出産した。【第55話】「お前らのおかげで、いい人生だった。ありがとうな」ーー古山三郎末期の胃がんで死期を悟った三郎は、息子2人それぞれへ思いを伝える。裕一が音楽の道に進むことができたのは、三郎の応援があったからこそだった。【第57話】「負けを認めるってことは大切なことだ」ーー関内安隆あの世で宝くじにあたり現世への旅を許された安隆。作家を目指す三女・梅(森七菜・18)が、友人の文芸誌新人賞受賞にショックを受けている姿を見て、含蓄のある言葉を。そんな『エール』の今後の注目ポイントは……。ひょんなことから裕一が弟子を取ることに。そして音の妹、梅は作家デビューが決まる。裕一、久志、鉄男の福島三羽ガラスもいよいよ本格的に始動。みんなの活躍に期待です!※連続テレビ小説『エール』はNHK総合にて月〜土曜8時〜再放送中(出演者による解説放送〈副音声〉もお楽しみください)。「女性自身」2020年7月14日号 掲載
2020年07月05日歌手の山崎まさよしが、7月12日20時から無料生配信ライブ『山崎まさよしLive Online ~Thanksa million~supported by uP!!!』を開催する。エンタメサイト・uP!!!とAugusta Campは、コラボ配信企画を実施。その第1弾として、今年で22年目を迎える野外ライブイベント「Augusta Camp」で特に人気の高い6年分の過去ライブ映像を、7月6日から11日まで「uP!!!特別ダイジェスト版」として1日1本無料配信する。また、第2弾は、今年9月にデビュー25周年を迎える山崎が「たくさんの感謝の気持ちを込めて」ライブを生配信。これを記念して、「山崎まさよしサイン入りグッズ」がauスマートパスプレミアム会員の中から抽選で3名にプレゼントされる。各映像は、auスマートパスプレミアム会員、またはauIDを無料作成するとuP!!!にて視聴可能。山崎は、YouTubeにアップされたティザー映像を通じて、「約4カ月半ぶりのライブとなりますので楽しみです」と喜びを伝え、「ぜひご覧ください」と呼びかけている。
2020年06月29日俳優の山崎育三郎が、ストリーミングサービスを利用した生配信ライブ『山崎育三郎 Special Live “YOU & I” 〜 ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス 〜』を開催することが26日、明らかになった。現在放送中の連続テレビ小説『エール』(NHK総合 月曜~土曜8:00〜)では、オペラ「ドン・ジョバンニ」や「故郷」を美声で披露するプリンス・佐藤久志役を熱演、今夏スタートのドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系 毎週水曜22:00〜)では、ミステリアスな多喜川薫役を演じる山崎。新型コロナウイルスの影響により、主演予定だったミュージカル『エリザベート』公演も中止となってしまったが、7月18日日に初の生配信ライブを開催する。マチネ(15:00〜)とソワレ(19:00〜)で内容を変え、“エール”を込めたライブを届けるという。チケット代は各2,500円(税込)で、オフィシャルファンクラブ会員限定で撮りおろしの「特典ライブフォト」と「動画メッセージ」が見れる特設ページも公開される。○山崎育三郎 コメント今回の新型コロナウイルスの影響で、僕自身もミュージカル、コンサート、ディナーショー、イベント、様々なエンターテインメントが次々と中止になり、ステージ上で歌を歌う機会を多く失いました。どうにか今の状況の中で歌を届けたいという思いから、初めて生配信でのライブをやらせて頂くことになりました。ピアニストには多彩なアレンジと繊細かつドラマティックな演奏スタイルを持つ、宗本康兵さんによるグランドピアノでの生演奏。セットリストには、出演ミュージカル作品の楽曲、ディズニー楽曲、オリジナル楽曲、更に今回は朝ドラ『エール』が放送休止期間に入ってしまうため、佐藤久志がドラマで歌っている楽曲など、幅広い音楽を届けたいと思います。オンライン上で、皆さんからのコメントを読み上げ、リクエストに応えて即興で歌うシーンも考えています。
2020年06月26日連続テレビ小説「エール」で二階堂ふみ演じるヒロイン・音の“ミュージックティーチャー”として話題になった俳優・古川雄大が、本日6月24日(水)に“スター御手洗”として再登場した。本作は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)とその妻・音(二階堂ふみ)を描いた物語。古川さん演じる御手洗清太郎は、4月に放送された第4週「君はるか」で音の歌の先生として登場すると、その個性的なキャラクターが話題の的に。「ミュージックティーチャーと呼んで」と言いかけているところを途中で切られてしまったり、普段の明るい振る舞いとは裏腹に、自身の辛い過去を裕一に告白して涙を誘ったりと、登場回数は少ないながらも強烈なインパクトを残した。音が上京してからは、豊橋で暮らす御手洗の姿が見られることはなかったため、御手洗の再登場を心待ちにしていたファンも多い。本日24日(水)の放送で、新人歌手募集オーディションに参加するため上京し、音や裕一と再会した御手洗。裕一の親友であり、“福島三羽ガラス”のひとりである“プリンス”佐藤久志(山崎育三郎)も同じオーディションに応募することになり、初対面にして最強のライバルとなる。古川さんは、ミュージカル「エリザベート」においてミュージカルスターの登竜門といわれる“皇太子ルドルフ”役を2012、2015、2016年と3度務め上げ、以降「ロミオ&ジュリエット」「黒執事」などミュージカルを中心に精力的に活動、2018年「モーツァルト!」ではヴォルフガングとして帝国劇場初主演を務めた。また、2018年日曜劇場「下町ロケット」では農林協の職員という悪役、今年は日本テレビ系1月期土曜ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」では脳外科医が集うバーのマスター・来島達也を好演。映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』では大富豪・フウ家の長男を演じ、近年は映像作品でも存在感を発揮する。そんな古川さんだが、地上波で美声を披露したことはまだない。明日25(木)の放送ではオーディション当日が描かれるため、古川さん演じる“スター御手洗”の熱く響く歌声が初披露。果たして、オーディションに合格することはできるのか、注目していて。「エール」は月曜~土曜NHK総合8時~ほか放送中(※土曜は1週間をふり返り)。(text:cinemacafe.net)
2020年06月24日笑福亭鶴瓶と藤ヶ谷太輔のダブルMCとなった「A-Studio+」の5月22日(金)放送回は、番組史上最多の“写真”出演回数を誇る俳優・ムロツヨシが登場。自宅からの出演となったムロさんと過去の登場回をふり返りながらトークが進行する。鶴瓶さんと藤ヶ谷さんがそれぞれの切り口、テーマでゲストの家族や親友など関係者を極秘取材。視点と感性が異なる2つの方向からのアプローチでゲストのありのままの素顔を引き出していく本番組。今回のゲスト、ムロさんは舞台を中心に活動するなかで出演した『サマータイムマシン・ブルース』以降、『踊る大捜査線』シリーズや「勇者ヨシヒコ」などで注目され、「スーパーサラリーマン左江内氏」『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで大ブレイク。今年も1月クールの「病室で念仏を唱えないでください」で“ヒールキャラ”を演じ、新たな顔をみせたほか、『ヲタクに恋は難しい』など次々と出演作が放送、公開されている。そんなムロさんは自身もゲストとして出演しただけでなく、小泉孝太郎、要潤、黒木華、山崎育三郎、内村光良、柴咲コウ、堤真一といった豪華ゲストたちの“取材先”として登場。これまでの11年におよぶ番組の歴史で鶴瓶さんの取材を最も多く受けてきたそう。今回は芸能界屈指の幅広い交友関係を持つ“愛され男"ムロさんの素顔に改めて迫るべく、鶴瓶さんと藤ヶ谷さんが自宅のムロさんとビデオ通話をつなぎ、トークを進めるとすっかりリモート飲み会のような雰囲気に。ムロさん取材回を3人でふり返りながら、後日談やさらなるエピソードを聞いていく。現在も日々インスタライブなどを発信、俳優としてクリエイティブな姿を見せ続けるムロさんの、ありのままの姿と愛される理由に迫る今夜の放送をお楽しみに。「A-Studio+」は5月22日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年05月22日5月16日、ドラマ『古畑任三郎』3rd season「最も危険なゲーム 前編・後編」(フジテレビ系)が関東地区で再放送された。警部補・古畑任三郎の久々の登場に、喜びの声が上がっている。同番組は、1994年から2006年にかけて放送された三谷幸喜氏脚本の刑事ドラマ。田村正和(76)演じる警部補・古畑任三郎がゲスト俳優演じる犯人の完璧なアリバイやトリックを巧みな話術と卓越した推理力で崩し、真相を解明していく人気シリーズだ。ツイッターなどでは再放送を喜ぶ声が多数あがったことはもちろん、関東地区のみの再放送であったことを残念がるツイートも。またネット上では自身の「古畑最強回」を紹介するコメントなども相次いた。《古畑任三郎トレンド入りしてたのでめっちゃテンション上がった。名シーンは数えきれないから全話再放送してほしい、、》《東京で古畑任三郎再放送されてたの!?ズルいズルいズルい!!!関西でもやってw》《私が一番好きなのは“古畑任三郎vs SMAP”あれは半端なく面白かった!!皆がリアタイで古畑最強回を紹介してる笑!やっぱり皆の心に残る作品なんだなぁ…》また三谷氏が朝日新聞に連載している「三谷幸喜のありふれた生活」の特別版で、全4回の小説「一瞬の過ち」内でも、古畑任三郎が刑事役そのままで登場している。これは“新型コロナウイルスの影響で家でじっとしている人達に楽しい話題を提供しよう“という三谷氏の強い想いから発案された企画で、三谷氏自身も犯人役として登場。小説内で古畑警部補と対決する構造となっている。この企画にも、読者を中心に大きな反響が上がっている。そんななかで再放送されたことで、三谷氏に続編の脚本を期待する声が高まっているのだ。《今日古畑任三郎やってたね!ちなみにいま三谷幸喜さんが新聞のエッセイで(普段は直近の舞台について書いてるんだけど)コロナのタイミングもあって、三谷さん本人が犯人役で古畑任三郎書いてて面白い!これそのままテレビで放送して欲しいんだけどww》《お昼にフジテレビで古畑任三郎の再放送2時間分もやってくれて、大事に録画して今見た。やっぱり古畑任三郎大好きだわー。ほんと色あせない。基本的に田村正和も三谷幸喜も好きだけど、その中でも古畑任三郎は秀逸。永遠に放送し続けてほしいなー》不朽の名作『古畑任三郎』は果たして、復活となるのだろうか。
2020年05月17日明日5月10日に母の日を迎えるにあたって、NHK 連続テレビ小説『エール』出演の子供たちによる、“母に贈るエール”と題したGReeeeNの新曲 「星影のエール」リモートカバー動画が公開された。GReeeeNの「星影のエール」は、人と人との繋がり尊さを描いた楽曲。3月30日からスタートした連続テレビ小説『エール』の主題歌に起用され、好調なドラマ視聴率と合わせて、NHKのYouTubeチャンネルにて公開中の オープニング映像() も120万回再生を突破するなど、この楽曲にも注目が集まっている。この度公開された動画で「星影のエール」を歌唱しているのは、『エール』で主人公・裕一の子供時代を演じた石田星空、ヒロイン音の子供時代を演じた清水香帆。そして裕一の幼馴染・佐藤久志の子供時代を演じた山口太幹、村野鉄男の子供時代を演じた込江大牙の4人。伴奏は「星影のエール」の編曲を担当した島田昌典が担当している。この心あたたまるリモート歌唱動画をチェックして、自分の母親、そして母親だけでなく大切な人へ感謝の気持ちとともにエールを伝えよう。「星影のエール」は5月11日に主要音楽サイトにて配信リリース。詳しい情報は GReeeeN オフィシャルサイト() まで。「星影のエール」について GReeeeNコメント今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です。来年、2021年は東日本大震災から10年となります。戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌「星影のエール」も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。そばにいる大事な人との人生を照らしあえる星影であれますように。2020年度前期連続テレビ小説『エール』【出演】窪田正孝、二階堂ふみ、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、中村蒼、山崎育三郎、森山直太朗、佐久本宝、松井玲奈、森七菜 / 柴咲コウ、風間杜夫、唐沢寿明ほか【放送】2020年3月30日(月)放送スタート(月)~(土)NHK総合前8 : 00~ほか ※土曜は一週間を振り返ります
2020年05月09日「登場人物たちが当時の歌で元気づけたように、僕たちもエールで日本の皆さんを元気づけられたらと思います!」そう語るのは、連続テレビ小説『エール』(NHK総合・月~土曜8時から放送中)で、村野鉄男を演じている中村蒼(29)。ガキ大将の鉄男が、詩を愛する新聞記者に成長。裕一が作曲、鉄男が作詞、久志が歌と、幼なじみの3人はのちに「福島三羽ガラス」として音楽の道へ。そんな幼なじみの素顔を、中村が明かしてくれた。■古山裕一(窪田正孝・31)「窪田さん演じる裕一さんはおどおどした感じで背中を押されるタイプですけど、窪田さんご自身は男らしくて、そのギャップがすごいなと思っています」(中村・以下同)■佐藤久志(山崎育三郎・34)「育さんは、久志さんのようなキラキラした雰囲気をまとっていて、優しい頼れるお兄さん的な存在。すごく安心感があります」そして、中村は自身が演じる鉄男についてこう話す。「鉄男は友達のために怒り、ひとの幸せを自分のことのように感じられる人。自分もそういう人間でありたいので憧れます」「女性自身」2020年5月12・19日合併号 掲載
2020年05月07日浜辺美波と横浜流星のW主演で安藤なつみの漫画「私たちはどうかしている」を夏にドラマ化する。この度、高杉真宙、岸井ゆきの、山崎育三郎、鈴木伸之ら個性豊かな登場人物たちを演じる11名のキャストが発表された。本作は、可憐で才能にあふれる和菓子職人・花岡七桜(浜辺さん)と、創業400年の老舗和菓子屋のクールな跡取り息子・高月椿(横浜さん)が、15年前に起こった和菓子屋「光月庵」主人の殺害事件を巡り、過酷な運命に翻弄されながらも、強く惹かれ合う。老舗和菓子屋を舞台にした、クールジャパンなラブミステリー作品だ。そんな中、今回新たに11名の出演者が一挙発表。「賭ケグルイ」『見えない目撃者』などに出演する高杉さんが演じるのは、七桜の同僚として「光月庵」で働く見習い職人・城島裕介。七桜とすぐに打ち解け、互いに励まし合い次第に距離を縮めていく。『愛がなんだ』で主演を務めた岸井さんは、結婚式当日に椿に婚約を破棄されてしまう名家のお嬢様・長谷栞を演じる。控えめで自己評価が低いが、まっすぐで芯が強く、ややおっちょこちょいな一面も。高杉さんは「少女漫画としての七桜と椿の関係性、そして少女漫画とは思えないほどのミステリー要素に惹かれ台本を読むページが止まらずあっという間に読み進めてしまいました」と原作の印象を明かし、「城島君がどのようにしてこの光月庵で絡んでいくのか、人一倍明るく元気な子に演じていけたらと思います」と意気込む。岸井さんは「ドラマチックな始まりですがその先を生きる彼女がどう成長していくのか。それぞれに復讐や陰謀があり、どうかしていると自覚している狂気はしたたかで、和菓子と相まって鮮やかだと思いました。視覚的にも楽しんでください!」とコメントしている。また、七桜の前に突然現れ、付かず離れず七桜を温かく見守る謎の男・多喜川薫役を山崎さん。七桜の母、大倉百合子役に中村ゆり。何者かに殺害されてしまう椿の父・樹役に鈴木さん。小料理屋の女将・宮部夕子役に須藤理彩。椿の祖父であり光月庵の大旦那・宗寿郎役を佐野史郎が演じる。山崎さんは「お茶や日舞など、日本の文化を愛する多喜川を演じる上で、美しい所作、日舞も学んでいきたいと思っています。この魅力的な役を楽しみながら、自分なりにしっかりと向き合っていきたいです」と意気込み、鈴木さんは「高月樹役を通して原作のイメージに近く演じられたらと思っております。和菓子だけでなく、茶道の世界も描かれていますので、先日茶道指導も受けさせてもらいました。是非そちらの方も楽しみにしていただけたらと思います」と呼びかけている。そのほか、「光月庵」の職人役として、和田聰宏、岡部たかし、前原滉、草野大成が決定した。<キャストコメント>高杉真宙今回、「光月庵」で働く新人菓子職人、城島裕介役で参加させて頂きます。少女漫画としての七桜と椿の関係性、そして少女漫画とは思えないほどのミステリー要素に惹かれ台本を読むページが止まらずあっという間に読み進めてしまいました。椿役の横浜さん、七桜役の浜辺さんとは再共演ということで読みながら「こんな感じかな?」と想像していたのですが、和菓子作りの練習時や撮影での立ち姿が凛とされていてまた違った雰囲気で自分も役で現場に溶け込むことが楽しみです。城島君がどのようにしてこの光月庵で絡んでいくのか、人一倍明るく元気な子に演じていけたらと思います。岸井ゆきの15年前のある事件をきっかけに人生をくるわされた人たちによって、決められた結婚を全うするはずだった長谷栞もまた、予想外の人生を突きつけられます。ドラマチックな始まりですがその先を生きる彼女がどう成長していくのか。それぞれに復讐や陰謀があり、どうかしていると自覚している狂気はしたたかで、和菓子と相まって鮮やかだと思いました。視覚的にも楽しんでください!和田聰宏"職人"という響きに憧れがありました。子供の頃、大工や佐官職人が自然と周りに多かったせいもあり、プロフェッショナルな仕事ぶりが好きでした。そんな憧れの職人、しかも和菓子職人を演じさせて頂く事になり、二重の喜びと共に、プレッシャーも感じでいます。「光月庵」という老舗和菓子店の職人として、繊細な部分を表現しつつ、人間模様をしっかり演じていきたいと思います。よろしくお願いします。岡部たかし和菓子と聞くと、歴史伝統、様式格式、四季調和などなどを想像し美しい。この美しさを伝承し築きあげてきたのは人間ですが、如何せん人間は美しさだけでなく醜さも持ち合わせているからややこしい。ややこしいことが起きる。でも僕はややこしいことはイヤなので和菓子職人として美しさだけを追求したい。と思っている。前原滉安部大吾役で出演させていただきます前原滉です。こんなに早く「あなたの番です」チームの方々と再びお仕事ができるなんて幸せです。そして、このチームで再びミステリーということは、次こそは犯人なんじゃないかとドキドキしております。原作ファンの方にも、未読の方にも、皆さんに楽しんで頂けるよう頑張ります!草野大成皆さま初めまして!杉田綾人役、草野大成です!今回、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さまが関わる『私たちはどうかしている』に出演できる事を心から幸せに感じております。初めてやる役柄なので、役と共に成長していきたいと思います。皆さんに遅れをとらないように少しでも自分の良さを出して行きますのでどうぞよろしくお願いします!山崎育三郎この度、着物姿に髭が印象的な多喜川薫役を演じさせて頂きます。七桜と出会い、いつも彼女を見守り寄り添う心優しい男ですが、どこか繊細で掴みどころがなくミステリアスな部分も感じています。そして、お茶や日舞など、日本の文化を愛する多喜川を演じる上で、美しい所作、日舞も学んでいきたいと思っています。この魅力的な役を楽しみながら、自分なりにしっかりと向き合っていきたいです。「美しい和の世界」の一員になれる事をとても嬉しく思います。須藤理彩タイトルにある「どうかしている」。その名の通り、若い2人のどうかしている愛の形。憎しみ。裏切り。復讐。どうかしてます。そして、登場人物もほぼどうかしている人達です笑。そんな中、私演じる夕子は、数少ないどうかしてない人のはずです笑。真っ黒な腹の内を覆い隠す様な、豪華絢爛なお着物。そして、美しい和菓子も見どころのひとつです。ザ・日本!も満喫頂けるはずです。この夏、とことんドロドロとした愛憎復讐ドラマ。ぜひ楽しんで頂けたらと思います。1日も早くコロナが終息し、エンタメが皆様の力になる日常を取り戻しますように。。。中村ゆりこの度七桜の母、大倉百合子役を演じさせていただきます。和菓子、という自分が心から打ち込める職業と出会い、本来なら純粋にその道を探究していくべき人であったはずなのに…謎を残したまま散っていってしまった人ですが、天使のような娘を授かれた事、そんなかけがえのない輝いた時間を、忘れられない記憶として繊細に演じられたらと思います。鈴木伸之高月樹役で出演させていただきます!!原作を読ませていただきましたが、一つ一つの漫画のタッチが、すごく繊細で綺麗な印象を受けました。高月樹役を通して原作のイメージに近く演じられたらと思っております。和菓子だけでなく、茶道の世界も描かれていますので、先日茶道指導も受けさせてもらいました。是非そちらの方も楽しみにしていただけたらと思います。佐野史郎いつか和菓子屋さんの世界を演じてみたいとずっと思っていました。舞台となっている金沢は私の故郷、松江に似ています。日常、和菓子を食べお抹茶をいただく習慣があります。受け継がれてきた伝統を守ろうとする和菓子屋の大旦那の心情が自分自身とも重なります。古きをたずねて新しきを知る……。今の世に一番大切なことかもしれません。お菓子は心を癒し、お茶は身体の免疫力を高めるともいいます。みなさまも是非、ご一緒に!!佐野史郎「私たちはどうかしている」は7月期日本テレビ系水曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年04月27日幼少期から大人にバトンタッチした、第3週のNHK連続テレビ小説「エール」。その第15回が4月17日(金)に放送され、窪田正孝演じる主人公・古山裕一の幼なじみ・村野鉄男役を務める中村蒼の本格登場にネット上では反響が続々。さらに、20日(月)より放送の第4週のあらすじと場面写真も公開された。本作は、全国高等学校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や阪神タイガース応援歌「六甲おろし」など、数々の名曲を手掛けた作曲家・古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。主演を窪田さん、ヒロインを二階堂ふみが務めている。「待ってた」愛称の“乃木大将”でトレンド入りも幼少期より視聴者の心を鷲掴みにしていた雄一の幼なじみ・鉄男に扮する中村さんの本格登場に、視聴者からは「待ってたよ、中村蒼さん」「成長乃木大将かっこよ…」「ガキ大将きたー ! 嬉しい ! 」「鉄男がどんな人生歩んできたか気になる」「乃木大将推し ! 」「やっぱり乃木大将は根性あるいい男だ」「男っぷりが増して言葉がぐいぐい入ってくる」「筋を通す男、鉄男の登場痺れる」「裕一の言葉が鉄男の支えになっていて、今度は鉄男の言葉が裕一の支えになるの良き」などの反響が相次いだ。“鉄男”がリアルタイム検索上位、鉄男の愛称でもある“乃木大将”がトレンド入りするなど、注目度の高さがうかがえる。中村さんが演じる村野鉄男は、主人公・裕一の同級生で魚屋「魚治」の長男で、幼少期編から数々の印象的なエピソードを残している。幼少期の鉄男(込江大牙)はケンカが強く村一番のガキ大将で、周りの子どもたちからは日露戦争の名将にちなんで“乃木大将”と呼ばれ、一目置かれる存在。そんな鉄男は家業を手伝い、魚を売り歩く日々を送っていた。鉄男がいじめっ子から裕一を助ける第5回では、視聴者が歓喜しTwitterで“乃木大将”がトレンド入り。さらに第6回。鉄男に本を届けに来た裕一だったが、鉄男は怒りに任せて裕一のカバンを取り上げ地面に叩きつけ、裕一のハーモニカを壊してしまう。その翌日、カバンと壊れたハーモニカを直して裕一に渡した鉄男は、「俺は筋を通す男だ…悪かった」と深々と頭を下げたのだ。ガキ大将の素顔は、詩を愛する優しい少年実は鉄男は、「古今和歌集」を愛読する詩を愛する少年だった。「詩で飯は食えねえ」という鉄男だったが、鉄男が書いた詩に曲をつけると約束する裕一。しかし、「魚治」は不況の影響を受け、鉄男一家は借金取りに追われるようになり、夜逃げをしてしまう。約束通り鉄男の詩に曲をつけ、それを「浮世小路行進曲」と名付けた裕一だったが、その鉄男へのエールは直接鉄男に届けることはできなかった。そんな中でも、鉄男は担任の先生である藤堂先生(森山直太朗)に言われた「頼ることは恥ずかしいことじゃない。自分の才能から逃げるな、一生後悔する」と言われたことを思い出していた。正義感が強く、優しい鉄男の姿には多くの人が涙し、共感を寄せることに。裕一と鉄男の距離が近付いた温かくも切ない展開に「乃木大将の厳しい環境に泣かずにはいられない」「まっすぐな眼差しの奥にある優しさに泣けてしまう」「言っている事に筋が通っている、一言一言が胸に響く」「孤高で無類のかっこよさを誇る乃木大将(鉄男)」「鉄男ロス、乃木大将ロス」「いろんな意味で乃木大将が圧倒的」といった声が寄せられ、時に涙を誘う子どもたちの演技に引き込まれ、今後にも注目が高まっていたところだった。中村蒼演じる大人になった鉄男がついに初登場そして第15回。鉄男は藤堂先生の紹介で、地元紙の新聞配達から始めて現在は記者になっていた。鉄男は、「しがみつけば必ず道は開く」と子どもの頃に裕一から言われた言葉を信じて、いまも詩を書き続けていたのだ。再会したものの、「音楽は? なんで銀行なんかに勤めているんだ?」と音楽を辞めた裕一を問いただす鉄男。裕一からの言われた言葉が、子どものころに唯一励まされた言葉だったからこそ、いまでも詩を書き続けていた。自分が詩を書き、裕一が曲を作る、その歌がレコードになりみんなが聴く、そんな夢を描いていた鉄男だったが、裕一と自分の現状の違いに落胆する様子も…。まっすぐで正義感に溢れた鉄男の本格的な登場には、これからも多くの“エール”が送られることは必至だ。そんな鉄男について、中村さんは、「僕自身、ガキ大将という人生を歩んでこなかったので、役柄を聞いた時は驚きましたが、鉄男は、男らしく、ずるくなく、素直に他人の幸せを喜べる人で、僕もこういう人間でありたいと思いながら演じています」と語る。裕一と再会した鉄男の物語は新たな展開へ「音楽の力を再認識していく」4月20日(月)より放送の第4週「君はるか」では、裕一を訪ねてきた鉄男が、国際作曲コンクールの募集広告が載った雑誌を見せて挑戦するように話す。だが、ちゃんと見ようともしない裕一。勤め先の銀行の同僚にも励まされ応募を決意する裕一だったが、ブランクが長すぎたのか、曲は一向に作れず苦悩することに…。裕一と共に音楽の世界へ羽ばたく鉄男と、佐藤久志(山崎育三郎)との友情も大事なテーマの一つである本作。3人のシーンについて、「すごい才能の持ち主なのに、自信の持てない裕一を支える鉄男と久志。そんな鉄男や久志も夢があって、未来を語り合う前向きなシーンが多くて楽しいですね。音楽を通して人に喜んでもらえることを3人で知って、音楽の力を再認識していくシーンも印象的でした」と中村さん。成長した鉄男が、幼なじみの裕一、久志と今後どのような関係を築いていくのか。この組み合わせが後に「福島三羽ガラス」と呼ばれ、ヒット曲の数々を生み出していく、これからの展開に期待したい。第4週あらすじ将来の目標が見えない日々を送っている裕一(窪田正孝)。ある日、鉄男(中村蒼)が訪ねてきて「国際作曲コンクール」の話をする。一方、豊橋の関内家では音(二階堂ふみ)が幼少の頃に出会った双浦環(柴咲コウ)のような歌手になることを夢見て、御手洗清太郎先生(古川雄大)から声楽のレッスンを受けていた。音の姉の吟(松井玲奈)はお見合いを重ね、妹の梅(森七菜)は作家を目指していた。そんな関内家にある知らせが届くが…。連続テレビ小説「エール」はNHK総合8時~、再放送12時45分~、BSプレミアム・BS4K 7時30分~にて放送中。※土曜は1週間を振り返り(text:cinemacafe.net)
2020年04月18日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では劇場版名探偵コナンを2週連続で放送。4月17日(金)今夜はシリーズ第23弾として昨年劇場公開された『名探偵コナン 紺青の拳』を本編ノーカットでテレビ初放送。シンガポールを舞台にコナンたちが伝説の秘宝を巡る謎と事件に挑む。1997年からシリーズ化されている劇場版『名探偵コナン』は2017年公開の21作目『名探偵コナン から紅の恋歌』が興行収入68.9億円を記録し同年の邦画No.1ヒットに。続く劇場版22作目『名探偵コナン ゼロの執行人』はその上をいく興行収入91.8億円を記録。本作も前作をさらに上回る記録を樹立し、7年連続シリーズ最高興行収入の記録を更新する快挙を成し遂げた。また昨年夏には4Dアトラクション上映も行われるなど、新たな試みもなされた作品でもある。19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア“紺青の拳”。現地の富豪が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズにて殺人事件が発生。現場には怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた。一方、シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦するため、蘭と園子は現地を訪れていた。パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドに従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服など全て奪われ変装することに。その正体に気づいていない蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライ(!?)と名乗る。やがて、キッドはある邸宅の地下金庫にブルーサファイアが眠っているという情報を得る。いとも簡単に侵入成功したと思われたが、危険すぎる罠がキッドを待っていた。立ちはだかったのは、400戦無敗の最強の空手家・京極真。キッドの命運は――!?ゲスト声優には舞台となる“シンガポールの名探偵”と呼ばれる犯罪行動心理学者にして実業家のレオン・ロー役で山崎育三郎。レオンをサポートする美人秘書のレイチェル・チェオング役で河北麻友子が出演。毎回大物アーティストが担当する主題歌は「三代目 J SOUL BROTHERS」の登坂広臣が、“HIROOMITOSAKA(登坂広臣/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)”名義のソロとして担当。こちらも大きな話題を呼んだ。金曜ロードSHOW!『名探偵コナン 紺青の拳』は4月17日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年04月17日ダンサー、振付家、演出家として唯一無二の存在感を放ち続ける勅使川原三郎。1996年より勅使川原振付の全グループ作品に出演しているダンサー、佐東利穂子。そして日本を代表するバイオリニストのひとり、庄司紗矢香。2012年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(勅使川原と庄司)、2014年のイタリア「ヴェネチア・ビエンナーレ」、2017年のフランス「ラ・フォル・ジュルネ」と共演を重ねてきた3人が、本日3月6日に開幕する新作『三つ折りの夜』で待望の日本初共演を果たす。演出・振付・照明・美術を手がける勅使川原によれば、本作は「3人の芸術家による詩、音楽、ダンスの三要素からなる創作」であり、「フランスの詩人ステファヌ・マラルメの詩『三つ折りのソネ(ソネット)』から着想を得た、『日没の夜』『深夜』『有明の月』の三夜の空気歌曲」。3人のコラボレーションに期待が高まる。『三つ折りの夜』は、3月6日から8日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。文:町田麻子
2020年03月06日今年で25回目を迎える「横浜ダンスコレクション」。今年のプログラムでは、2017年の同コレクションのコンペティションIで審査員賞を受賞した黒須育海が率いる「ブッシュマン」が世界初演となる新作「けむりでできたぞう」を上演。黒須育海に新作披露への意気込み、そして横浜ダンスコレクションの意義について話を聞いた。【チケット情報はこちら】まず今回の新作「けむりでできたぞう」について。「動物の象は、重くて大きくて、ものや人を運んだりする。どこか哀しいイメージで、僕の中で、人間に使われているという印象がすごく強いんですよね。一方で煙は象とは真逆の軽くてフワフワしたイメージ。『重いけど軽い。軽いけど重い』――そんなイメージでこのタイトルをつけました。コンセプトとしては、いままで自分が作ってきた作品は、人間の欲望や本質、感情的なものを元に、そこから広げていったものが多いんですが、今回はもう一歩、“外”の視点を取り入れて、社会問題だったり小説などから情報を取り入れて作っていきました」2015年には横浜ダンスコレクションで、香取直登との共作でシビウ国際演劇祭賞、Touchpoint Art Foundation賞をW受賞。そして2017年には単独で審査員賞に輝いたが、黒須にとって横浜ダンスコレクションは多くの若いダンサーにとってそうであるように「ひとつの大きな目標」であったと同時に、もうひとつ、ある強い思いを抱いていたという。「当時、僕は常勤の教員をしていたんですが、若いダンサーにとって、ダンスというのはフリーターなどで何とか生活しながら続けていくものという認識があって…、でもそうじゃないだろうって思いをずっと持っていたんです。日本でダンスをする方法として、ちゃんと働きながらでも続けていけるということを結果を出して示したいという思いがありました」まさに結果でもって、新たな道を切り拓いたわけだが、改めて黒須は横浜ダンスコレクションを「その時代、その年ごとに合った新しいダンスが発掘されていく場」であると語り「日本だけでなく海外からも多くのダンサーが参加して、新しい時代のダンスを味わうことができる。自分も含めて新たな作品を作り続けて、提示していくことが大事だなと思っています」と意気込みを口にする。2018年からは近藤良平率いる「コンドルズ」に参加するなど、精力的に活動の場を広げているが「コンドルズへの参加は刺激の極みですね。個性の塊、刺激の塊の中でダンサーとしてだけでなく舞台に立つ人間、表現者として勉強させてもらっています」と声を弾ませる。一方で、自らが率いる「ブッシュマン」は「日本のコンテンポラリーはもっといろいろな作品があっていいと思います。コンドルズのようなみんなに愛される作品は勿論大好きな僕ですが、ブッシュマンでは独特な世界観と異形な身体を発信していきたいと思います」と語る。新たな才能の発掘と共に黒須のパフォーマンスにもぜひ注目したい。「けむりでできたぞう」は2月10日、2月11日、横浜にぎわい座 のげシャーレにて上演。取材・文:黒豆直樹
2020年02月07日ダンサーで振付家の勅使川原三郎が今年の4月より愛知県芸術劇場の芸術監督に就任することになり、1月30日に都内で記者会見が行われた。就任に際し勅使川原は「責任の明確化」と「継続性」の重要性を説き「自分が退任後も存在する価値のあるプロジェクトを始めることができれば」と意気込みを口にした。【チケット情報はこちら】同劇場が芸術監督を設置するのは今回が初めてのこと。任期は2024年3月までの4年間となる。今回の芸術監督就任を「誇りに感じている」と語る勅使川原。2年ほど前に就任の打診があったそうで、当初は「戸惑いがありました」と明かしたが、それまでも自身の創作だけでなく、教育的なプロジェクトや企画の立案などに携わってきた経験もあり「創作者、アーティストとしての立場ではないところに身を置いて、自分に何ができるのか? どんな考えを持つことができるのか? ということに興味を抱き、面白い機会になりうるかもしれない」と考え、引き受けることを決意したと説明した。勅使川原は「“劇場“の主役は実はスタッフであり、優秀なスタッフがいるところには、必ずいい結果が生まれる」と持論を述べ、これまでに何度か公演を行なってきた同劇場の印象について「東京の劇場でも二の足を踏むような激しい作品をやらせてもらいました。様々な発想を引き受ける精神を持っている劇場であり、スタッフの熱気を感じました」と語る。自身が芸術監督に就任しても「責任の所在をはっきりさせた上で」これまでと同様にプロデューサー陣、スタッフを尊重していくと明言。「自分の趣味、自分の色に染めるためにこの仕事を引き受けたわけではなく、プロデューサー陣のこれまでの仕事を継続的に発展させるのが私の役割」と語る。今後の具体的なプロジェクトについては「劇場は“使いこなす”ということが大事」と語り、地元・愛知県内のバレエ団による合同プロジェクトを形にしたいと意欲を燃やす。一方、自身の海外での知名度を活かし「既にヨーロッパの複数のアーティストとも話し合いを進めています」と海外アーティストとの企画が進行中であることも明かした。なお、芸術監督就任記念プレ事業として、勅使川原とダンサーの佐東利穂子、バイオリニストの庄司紗矢香のコラボレーションによるダンス・コンサート『三つ折りの夜』が同劇場コンサートホールにて3月12日(木)に上演される。
2020年02月05日