2月19日、お笑い芸人の志村けんが自身のブログで68歳の誕生日パ−ティーを行ったと報告。豪華芸能人が集まるなか、タレントのマツコ・デラックス(45)の普段とは違う“カジュアルな私服姿写真”が公開され反響をよんでいる。 この日、志村は「68歳誕生日」と題したブログを更新。「明日68歳誕生日です 17日にパーティやってもらいました」というコメントとともに、3枚の写真を投稿。なかにはお笑いコンビのタカアンドトシやタレントの島崎和歌子(44)や中山秀征ら(50)に混ざって、ニット帽にカジュアルなジャンパー姿のマツコ・デラックス(45)の姿も写っていた。 このパーティに出席したタレントのモト冬樹(66)も「志村さん集合写真に写る奇妙なもの」と題したブログを更新。「志村けんさんの誕生日会若手芸人からベテラン芸人いろいろな業界の方達が集まっての集合写真よく見ると奇妙なものが写っている」と志村を中心に集合写真が投稿されている。 「左下のザブングルの松尾君の肩になにか肉布団のようなものがなだれかかっているこれなんだと思いますか?」とお笑いコンビ・ザブングル松尾洋介(41)の後ろで、写らないよう身をかがめ隠れている大きい人物の姿が写っている。モトは続いて「実はこれ素顔のマツコ・デラックスです ジャンジャン」とマツコの正体を明かした。 これに対し「マツコ・デラックスさんもしかしています??」「えっ マツコ・デラックスさん素顔なんですか〜」「肉布団?マツコさんなんですか?素顔 どんなんでしょう」「志村けんさんのブログに素顔のマツコ・デラックスさんが出てましたよ。そんなに違和感はなかったです」「志村さんのお誕生会素敵ですね皆さん本当に楽しんでますね(笑)〜♪私はマツコさんも大ファンです!」などの反応を見せている。
2018年02月19日人間国宝・志村ふくみと長女の志村洋子が手掛ける紬織(つむぎおり)ブランドアトリエシムラ(atelier shimura)と、ミナ ペルホネン(minä perhonen)による帯の展示販売「シムラの着物ミナの帯」が開催される。場所は、南青山のTOBICHI2で、期間は2017年12月8日(金)から17日(日)まで。前回に続き、第2回目となるコラボレーションイベントは、アトリエシムラの新作を含む着物約10反と、オリジナルの帯5点を中心に展示販売される。帯のうち2点は、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明が特別にデザインを手がけた。帯は、アトリエシムラの植物で染めた糸をアクセントに、ミナ ペルホネンが得意とする繊細で立体的な刺繍が施される。2つのブランドの世界が混ざりあうことで、やわらかな色合いと上品な仕上がりが実現した。すべて1点ものとなる作品は、日本の伝統美を新しい形で表現した逸品だ。また、トークショーなどのイベントも用意。「ほぼ日刊イトイ新聞」の糸井重里、ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明、アトリエシムラの代表志村昌司ら豪華ゲストが登壇し、それぞれのブランドの魅力や日本のものづくりについて語る。【詳細】「シムラの着物ミナの帯」会期:2017年12月8日(金)〜17日(日)日時:・12月8日(金) 11:00〜17:30・12月9日(土)、10日(日) 11:00〜18:00・12月11日(月)〜15日(金) 11:00〜19:00・12月16日(土) 11:00〜17:00・12月17日(日) 11:00〜19:00場所:TOBICHI2住所:東京都港区南青山 4-28-26価格帯:着物は60万円+税~、帯は10万円~※すべて一点もののため、購入者が決まり次第終了。展示終了後に引渡し。■関連情報・トークショー「手仕事、物づくりのこれから」糸井重里氏(ほぼ日)×皆川明氏(ミナ ペルホネン)×志村昌司氏(アトリエシムラ)日時:12月8日(金) 19:00〜・ギャラリートーク「シムラの着物ミナの帯を纏う人たち」日時:12月16日(土) 18:00〜※参加方法は、いずれも各イベント当日に11:00から整理券を配布。会場はいずれもTOBICHI2にて開催。
2017年12月11日少しずつ秋の気配が漂ってくると、しんみりした気持ちになり、故郷や離れて暮らす家族へと思いをはせる人も多いはず。そんなときにオススメしたい感動のミステリーとは、まもなく公開を迎える話題作『望郷』。そこで、今回ダブル主演を務めたおふたりに撮影を通じて感じた思いや見どころを聞いてきました。それは……。貫地谷しほりさん&大東駿介さん!【映画、ときどき私】 vol. 114本作は人気作家である湊かなえさんの連作短篇集「望郷」のなかから2作が映画化されており、貫地谷さんは「夢の国」で古いしきたりに縛られる女性の夢都子を演じ、大東さんは「光の航路」で死別した父親の姿を追いかける中学校教師の航を演じています。今回は役作りで意識したことや30代を迎えた心境などについて語ってもらいました。ファンの多い原作の映画化ということで、プレッシャーはありませんでしたか?貫地谷さんこれまでの私は、元気で明るくておっちょこちょいでたまにマイナス思考みたいな役が多かったので、こういうふうに私自身も共感する部分がある悩みを持った普通の女性というのは新しい挑戦だなとは思いました。大東さん僕はこの作品が湊さんの故郷で撮影できると聞いて、『望郷』のあるべき形で作ることができるんだなと思ったので、プレッシャーというよりも、そこに対する好奇心のほうが大きかったです。実際に映像を見たときには、すごくノスタルジックで、つねに自分に何か返ってくるものがある映画になっていると思いました。それぞれのエピソードでは、母と娘、父と息子の関係が描かれており、おふたりも自分の子ども時代を思い出したそう。映画と比べてみて、ご自身の親子関係はどう思いますか?貫地谷さん私はここまで縛られてはいなかったですけど、やっぱり誰しも自分でこういうものなんだというルールを勝手に作ってしまうところはあるなと思いました。例えば子どものときに週末はお友達の家にお泊りに行きたいけど、絶対にダメって言われるから、お母さんに言えないとか。でも、ちゃんと言えばきっといいよって言ってくれたこともたくさんあったと思うんですよね。そういうふうに自分で縛っていた部分というのは、この作品のなかだけの特別なことではなくてすごく共感できましたし、同性の親子と男女でもまた違うものがあるんだろうなとも感じました。大東さん僕は自分と役が似ているところはいつもあまり意識しないんですけど、今回はわりと重なりましたね。実は、8歳か9歳くらいから親父と会っていなくて、結局25年以上会わないまま3年くらい前に亡くなってしまったんです。ただ、亡くなる1年前にふと親父に会おうかなと思って、ちょうど親父を意識し始めていました。それで、会うか会うまいかと迷っているうちに亡くなってしまって、本当に会えなくなってしまったんですけど、そこから親父の存在を感じるようになって、「どんな人だったんだろうか」と興味を持つようになったので、この作品とすごくリンクしているんですよね。航は父親と同じ職業を志して、そこからどういう人だったのかというのを感じ取っていますが、僕は役者になって、自分の出会った作品で親父と向き合うことになり、そこで会ってなかった時間を埋めたというのがおもしろいですし、これ自体が親父が与えてくれたことなのかなと思っています。あと、最近知ってすごく驚いたのは、実は親父が昔ちょっと役者をやっていたらしく、その話は全然知らなかったので、遺伝子レベルで親父のあとを追ってるんだなって感じましたね。では、役作りで意識したことはありますか?貫地谷さん私は監督がずっと細かく見てくれていたので、監督に導かれるまま向かって行った感じで、役作りというよりも現場でたどっていった感じですかね。大東さん僕もまったく一緒ですね。あとは、スタッフさんはじめこれに関わった全員がそれぞれの『望郷』をちゃんと持っていたので、役作りだけで自分ひとりが背負うおこがましさみたいなものも感じていました。なので、ニュートラルに向き合っていればいいんだという安心感がありましたね。おふたりは東京と大阪という都市の出身ですが、小さな島で過ごしてみて感じたことはありましたか?貫地谷さん外から見ているとそこにいる人のことはわからないというのは感じました。それから、私は島の出身ではないですけど、やっぱり自分のなかには閉塞感のようなものがあるので、それはどこにいてもあるものなんだなと思いましたね。今回、レモン農家を訪れたときに美しくてキラキラしていたのが印象的でしたけど、私は島に行って、すごく尊いものを見たなという気分になったので、どこにもあって、どこにもないものがそこにはあるんだと感じました。大東さんたしかに尊いものは僕も感じましたね。都市で育つと建物も新しく立て直されていくので、過去がどんどん書き直されている感じがするんですよ。たまに故郷に帰っても、面影ないなって思うことがあるんですけど、因島では造船が盛んだったときの港町の歓楽街みたいなところが残っていて、そのときの時間がそのまま存在しているんです。そこには間違いなく息遣いがあるので、建物に記憶が残っているというのはすごく魅力的だなと思いました。劇中で十字架の入った石を見つけたら願いが叶うというシーンがありましたが、いま叶えたい願いはありますか?貫地谷さん何でもありなら、私は中学生に戻りたいです(笑)。というのも、もっと違うやり方があったんじゃないかと思うところがあるんですよね。もし、自分のままでいられるなら、同じ道かもしれないですけど、もう一回中学生からやり直して、運動をする癖をつけるとか、何かそういうことをしたいなと思います(笑)。大東さん僕も自分を変えなくていいから、DVDを観るように過去の自分とか子どもの頃を見たいかな(笑)。おふたりとも現在31歳ですが、30代に入って心境の変化はありましたか?貫地谷さん女子はお母さん役とか、明らかに役柄が変わってくるので感じますね。大東さん確かにそうかもね。僕は30代に入ってから視野が広がった感じがしていて、周りの人ともすごく蜜に接するようになった気がします。貫地谷さん今回の撮影でも、島の人たちとすごく仲良くなって、島のアドバイザーみたいになってたもんね(笑)。大東さんそうそう、レモンの流通の仕方についてレモン農家の人と話し合ってたんですよ(笑)。前はもっと、自分や他人の付加価値を意識していた気がしていて、「自分はもっとこうしないといけない」とか、「もっとちゃんとしないといけない」とか思っていたんですけど、いまはそれよりもひとりの人としていられている気がしているかな。肩の力が抜けたけど、同時にすごく視野が広がったというのが違いかなと思います。30代で挑戦したいことなどあれば教えてください。貫地谷さんいっぱいあるんですけど、どうしても自分の思っている自分に当てはめがちなところがあるので、そうじゃないところも選択していけたらなと思います。30代は仕事においてもプライベートにおいても、もっと冒険して、自分の好きなものを突き詰めて行けたらなと思います。あと、最近体力が続かなくなってきて運動を始めたんですけど、そしたらこんなに変われるんだと実感することができて楽しいので、これからも続けたいですね。大東さん僕は基本的に運動するほうなので、先月もアメリカにハーフマラソンを走りに行ったくらいなんですよ。そうやって走るのもいいですけど、1週間くらい山に泊まり込むとかも挑戦してみたいなと。30代は登山をしてみたいですね。インタビューを終えてみて……。とても仲のいいおふたりということもあり、和気あいあいと楽しいお話をたくさん聞かせてもらいました。そのなかで、おふたりにとって、この作品がいかに大切なのものなのかという熱い思いも伝わってきたので、作品に込められたそれぞれの思いを感じながら、みなさんにもご覧いただきたいなと思います。胸の奥に熱いものが込み上げる!言葉には出さなくても、誰もが内に秘めている故郷や家族への思い。夢都子や航とともに過去を振り返り、そして乗り越えることで、未来への光を感じられるはず。因島の美しい景色とともに心に広がる感動に浸ってみては?ストーリー古いしきたりを重んじるお屋敷で育った夢都子。本土にあるドリームランドに遊びに行くことも許されず、いくつになっても、故郷に縛られる生活から離れられずにいた。月日は流れ、家庭を築いた夢都子だったが、憧れだったドリームランドの閉園がきっかけとなり、長年秘めてきた思いを語り始めるのだった。いっぽう、中学校の教師になった航は、本土からの転任で9年ぶりに島に戻ってきていた。ある日、同じく教師だった亡き父の教え子と出会い、航は父親を誤解していたことを知ることになる。ある島で起こる二組の親子の感動物語とは……。目が離せない予告編はこちら!作品情報『望郷』出演:貫地谷しほり、大東駿介、木村多江、緒形直人監督:菊地健雄原作:湊かなえ「夢の国」「光の航路」(『望郷』文春文庫所蔵)主題歌:moumoon「光の影」(avex trax)制作・配給:エイベックス・デジタル9月16日(土)新宿武蔵野館ほか全国拡大上映©2017 avex digital Inc.写真・大嶋千尋(貫地谷しほり、大東駿介)
2017年09月15日アラサー女子にとって楽しみのひとつといえば、何といっても気心の知れた友達との女子会。仕事や恋愛の悩みからオシャレまで話は尽きないものですが、今回は女子の共感が止まらないAmazonオリジナルのドラマ『東京アリス』をご紹介します。そこで、主人公を演じ、女優としてもモデルとしても絶大な人気を誇るある方にお話を聞いてきました。それは……。女子の憧れの的である山本美月さん!【映画、ときどき私】 vol. 113本作は、シリーズ累計210万部を突破しているベストセラーコミックを実写化したドラマですが、タイプの異なる同級生の女子4人が繰り広げる物語。そのなかで、山本さんはお買い物が大好きなOLの有栖川ふうを演じています。「CanCam」卒業後初となる連ドラ主演を務めた心境や自身の恋愛観などについて語ってもらいました。今回、この作品で主演が決まったときのお気持ちは?山本さん少し前に女子高生の役をやっていたので、等身大の役をやらせていただけることになってうれしかったですし、私が演じたふうちゃんはちょっぴりオタクで、お買い物が好きで、オシャレも好きで、自分と似ている部分も多かったので、こんなに共通点がある役柄をいただけてよかったなと思いました。でも、ふうちゃんの動きや言い回しが独特ですごく難しかったので、そこは毎日全力でしたね。OLの役を演じてみてどうでしたか?山本さん楽しそうだなと思いました。特に、社内恋愛とかはすごくうらやましいですね(笑)。なんか学校で恋愛するのと少し似ているのかなと感じました。お買い物が大好きな役でしたが、ご自身はどんなときにしますか?山本さんたまにオフがあるので、ひとりでゆっくりしたいなってときにパッと行って、ガッと買います(笑)。なので、基本的にはお買い物は、ひとりで行きますね。あと、私もふうちゃんのように、「これかわいい!」と直感で買っています。どのくらいの頻度でお買い物しますか?山本さん1か月に1~2回程度ですね。ただ、1回に買う分量が多いんですけど……。でも、お仕事もがんばったし、いいかなと思いながら買っていますね(笑)。最近買ったもので、一番気に入っているものがあれば、教えてください。山本さん花柄でベロアっぽいタイトスカートを買ったんですけど、それがいまのお気に入りです!普段はどのような服装が多いですか?山本さん好きなものを着ている感じなので、けっこうバラバラで、特に系統はないですね。ほっこりしたのも好きだし、辛口なのも好きだし、おそらく独特だとは思います。今回は仲良し4人組で女子会をしているシーンもありましたが、山本さんも女子会は好きですか?山本さん人数がたくさんいるとなかなか話せなかったりするので女子会というよりは1対1でご飯に行くことの方が多いです。中学からの仲いい友達や編集部のお友だちと会うことが多いので、仕事の話もできるし、何でも話せるので、そこで全部吐き出している感じです。今回、ふうの幼なじみとして登場するのは、駆け出しの漫画家である羽田みずほ、生粋のお嬢様の円城寺さゆり、クールな女医の桜川理央というそれぞれタイプも恋愛観も違うアラサー女子たち。ご自分の恋愛観に一番近いと思うのは誰ですか?山本さん私も意外とひとりはあまり好きじゃなかったりするので、ちょっと寂しがり屋な感じとかはみずほに似てるかな。ひとりで家にいるのは好きだけど、ひとりでいすぎると寂しいなと思ったりするので。でも、ベッタリしたいというわけでもないんですよね(笑)。他のキャラクターだと、私はふうちゃんほど天真爛漫ではないし、さゆりみたいにエロスに溺れてみたいとは思わないし、理央みたいに特殊な恋愛観もないかなとは思います。ドラマだけでなく、映画やCMなど、とにかく忙しい生活が続いている山本さん。そんななかで、どうやって美肌やスタイルを維持しているのかはぜひとも聞いてみたいところ。何か続けていることやハマっていることはありますか?山本さんとにかくすごく寝ます(笑)。休みの日は昼過ぎまでは寝ていますね。そのほかは、特に何かをやっているわけじゃないんですけど、なるべく週1回はジムに行って、ダンベルを持ち上げたり、体幹を鍛えるような運動をしたりしています。食べ物で気を付けていることは?山本さん全然気を付けてないんですよ。ただ、それはよくないと思うので、そろそろ考えなきゃなとは思っています。でも、そもそも油っぽいものがあまり好きじゃなくて、間食もそんなにしないので、それがいい影響を与えているのかもしれないですね。とはいえ、肉食なのでお肉はすごい食べています!疲れたときはすぐに焼肉屋さんに行ってお肉を食べたり、最近は辛いものが食べたくて、スープカレーを食べに行くことが多いですね。ご自分でも料理はされますか?山本さん自炊はしてますけど、あまり大したものは作ってないですね。最近はゴーヤにハマっているのでゴーヤチャンプルとか冷やし中華みたいな簡単なものを作っています。これから挑戦したいことや始めてみたいことは?山本さんまずは食生活を見直すことですね(笑)。いまは帰って座ったら面倒くさいと思っちゃうので、料理が苦じゃない女の子になりたいです!仕事面では、刑事とかキャラクター性の強い役をやりたいなと思います。もし、アニメの実写化なら、年齢的にちょっときついかもしれないですけど、魔法少女になれたら幸せだなと思うので、クリィミーマミをやってみたいですね。自分なりのストレス解消法があれば、教えてください。山本さん趣味の時間に没頭するようにしています。家でダラダラご飯を食べながらひとりでアニメを観る時間ですが、そのときが一番幸せです(笑)。すごくいいアニメに出会うと、悩みもどうでもよくなっちゃうんですよね。ananweb読者に向けてメッセージをお願いします!山本さん20代半ばは転職を考えたり、すごく悩む時期だとよく聞くんですけど、私も同じで仕事や恋愛に悩んだりしています。今回、同世代のトリンドル玲奈さん、朝比奈彩さん、高橋メアリージュンさんと一緒に撮影をして、みんなも同じようなことで悩んでるんだとわかったら、すごく気持ちが楽になったんです。なので、みなさんにもそういう感じで『東京アリス』を観ていただきながら、私たち世代の悩みを共感して、少しでも楽になってもらえたらなと思います。インタビューを終えてみて……。お人形さんのようなかわいらしさと完璧なスタイルには、思わず見とれてしまいましたが、その姿はどこから見ても、まさに女子たちの理想そのもの。うらやましい限りです!そんな山本さんの魅力は劇中でも全開なので、ファッションも含めてぜひ参考にしてみてください。アラサー女子なら胸キュンポイント満載!仕事や恋愛に疲れているときこそ、同じ悩みを抱えている女子たちと一緒に一喜一憂してみれば、明日からもがんばれる元気をきっともらえるはず。複雑に絡み合う恋愛模様と合わせてお見逃しなく!ストーリー人生の岐路に立つアラサー女子の同級生ふう・みずほ・さゆり・理央。そんな仲良し4人組が代官山のシェアハウスで一緒に暮らすことになる。恋愛や仕事、ファッションなど、悩みを抱えながらもそれぞれの幸せを追い求めて動き出すことに。はたして、次々と巻き起こる波乱万丈な出来事を乗り越え、4人は自分らしい幸せを見つけることができるのか……。ドキドキの予告編はこちら!作品情報Amazonオリジナル『東京アリス』配信:Amazonプライム・ビデオ出演:山本美月、トリンドル玲奈、朝比奈彩、高橋メアリージュン、大谷亮平ほか原作:稚野鳥子『東京アリス』(講談社Kissコミックス)監督:瀬田なつき、菊地健雄製作・著作:ファインエンターテイメントAmazonプライム・ビデオにて独占配信中©FINE Entertainment写真・大嶋千尋(山本美月)
2017年09月13日いくつになっても忘れずにいたいものといえば、好きなものへとまっすぐ突き進む情熱。そこで、そんな気持ちを盛り上げてくれる話題の青春ラブコメ映画『トリガール!』をご紹介します。さらなる見どころを探るため、主人公の運命を大きく変えてしまう重要な役を演じたあの方にお話を聞いてきました。それは……。テレビに映画に大活躍の高杉真宙さん!【映画、ときどき私】 vol. 111今年だけで公開作品が6本にもなるという高杉さんは、現在大注目の若手俳優のひとり。鳥人間コンテストに挑戦する大学生たちのアツい姿が描かれている本作では、人力飛行サークルの部長で、イケメンの先輩役を演じています。そこで今回は、現場の様子や21歳を迎えたばかりの心境などについて語ってもらいました。以前から鳥人間コンテストを見ていたそうですが、きっかけは?高杉さん上京したときにたまたまテレビを付けたらやっていて、見始めたら鳥人間コンテストだったんです。最初は「何をしているんだろう?」とかいろいろと疑問だったんですけど、見ていくうちに、みなさんがあまりにまっすぐで情熱的でインパクトがあったので、僕の記憶のなかにも強い印象として残りました。なので、この作品の題材が鳥人間コンテストだと聞いて「あれをやるんですか!?」とびっくりしたのを覚えています。そんなふうに何かに熱中している人には憧れますか?高杉さんそうですね。僕は学生時代に1年だけバスケ部にいましたが、幽霊部員だったのでそういう経験がなく、自分のなかの劣等感をくすぐられる感じがしています。あんなに熱意を持って青春を送っていて、みんなでひとつの目標に向かっているというのはすごく素晴らしいなと思いますね。僕にとっては、撮影現場がそれに似ていると思うんですけど、学生時代に同じ年代の人が集まって一緒に熱い日々を送るというのは、やっぱりステキだなという感情が湧いてきます。今回演じた役は理系男子でしたが、高杉さんご自身は何系男子ですか?高杉さんあえていうなら、理系かなと思います。数学と化学と理科が好きで、特に数学は「勉強して、覚えて、解く」という単純な作業がすごく好きでなんです。だから、こんな仕事をしていますけど、文系では絶対にないんですよ(笑)。あと、空手をやっていましたが、ゲームみたいな感覚でやっていたので、体育会系で運動が得意かと言われたらちょっと……という感じですね。練習をすれば少しはできるようになるかなというくらいの運動神経です(笑)。では、役作りで意識したところはありましたか?高杉さん監督に言われていたのは、「周りの間に乗っていかない」ということでした。つまり、みんなの間の取り方やノリを壊していくという役目だったんですけど、実はそれがけっこう怖かったんです。でも、そういうキャラクターなんだと理解してやっていたので、「これでいいんだ!」と思ってやっていました。あとは、他の理系男子に比べるとひとりだけオシャレだったので、ちょっとズルいんじゃないかなとは感じていましたね(笑)。実は泳げないということで、琵琶湖で泳ぐシーンは大変だったそうですが、実際はどうでしたか?高杉さん以前は、25メートルは泳げたんですけど、足がつかないところで自分がどのくらい泳げるのかがわからなくて……。そしたら進まないんですよ、全然(笑)。でも、一応泳げるんですよ!映画では間宮祥太朗さんが泳げないキャラで、僕が泳げる設定でしたが、間宮さんは水球もやっていたし、余裕で泳げるんです。だから、僕が間宮さんを助けに行かないといけないシーンなのに、必死になってしまって、実際は僕が間宮さんに乗っかっちゃってました(笑)。なので、あのシーンは緊張しましたね。もし、人力飛行機で飛べるとしたら行ってみたい場所はありますか?高杉さん森を上から眺めて飛んでみたいですね。いつも飛行機に乗ると、おもちゃを見ているみたいな不思議な感覚になるので、窓の外を見るのが好きなんです。もう少し低い位置からだとそういうのがよく見れそうなので、いいかなと思います。あとは、雪景色もいいかもしれないですね。現在、さまざまな作品に引っ張りだこの高杉さんですが、演じる役は幅広いキャラクターの数々。たくさんの役を演じるなかで、役へのアプローチはどのようにしていますか?高杉さん台本が教科書だと思っているので、まずはそこからどんどん見つける感じです。ありがたいことにいまは役のキャラクターがかぶることもないですけど、逆にどんどんかぶってくるぐらいたくさん作品をやりたいと思っています。そのなかでどうやってそれぞれのキャラクターを演じわけられるかというのを楽しみたいです。それと、役を演じるときは、自分と繋がるところから見つけようとすると、「自分だからこう思っているのか」それとも「この役がこう思っているのか」というのがわからなくなることがあるんです。なので、できるだけ自分のなかからは見つけないようにしていますね。もちろん、似ている部分はあると思うんですが、僕ではなくて、この役の人だったらどうするんだろうと考えるように心がけています。21歳を迎えてから、どんどん大人の雰囲気も出てきましたが、やってみたい役は?高杉さんまだもう少し先かもしれないですけど、20歳過ぎてから「大人っぽくなったね」って言われるようになって、学生ではない役に憧れが出てきたので、大人の役というのもやってみたいなと思えるようになってきました。大人の役とは具体的にはどんな役ですか?高杉さん昔からずっとやってみたいのは、戦時中の役ですが、身近なところでいうと先生とかサラリーマンとかですね。「あと何年したらできるんだろう」というところまできたので、そういう役に憧れはあります。逆に20代前半のうちにやっておきたいことはありますか?高杉さん何歳になってもできないことはないんじゃないかなって思っているので、あんまりないですね。もちろん、30歳くらいになってヒゲで制服着る役とかは無理だと思うんですけど(笑)。そういう意味では、学生役というのはこれから一番できなくなっていくものだと思うので、いまのうちにいっぱいやりたいです。あと、スポーツをやっている役とかもいいですね。成人してから、心境や日常の過ごし方は変わりましたか?高杉さん日常に大きな変化というのはないですけど、ただ自分のなかで「がんばって男らしくなりたいな」と思うようになりました。もともと男らしいということに憧れがあるので、大人になっていくうちに、自分が考えるカッコイイ男性像に近づけていけたらいいなと思います。小学校6年生の頃には、なんと女の子に間違えられてスカウトされたという高杉さんですが、ここ最近グッと男らしさが増しているので、そんな姿にキュンとしている女子も多いはず。ちなみに、男らしくなるために何か意識していますか?高杉さんなんとなくイメージだけなんですが、筋トレをしています(笑)。あとは、大人の男性がどういうものを持っているのかをチェックして、見た目を意識したりもしているところです。高杉さんにとって理想の大人像とは?高杉さんいまは自分が思う理想の男性像にはほど遠いんですが、いろいろなことに余裕のある男の人になりたいです。自分はまだバタバタしていて慌ただしいので、ピシっとした大人の男性に対しては憧れが強いですね。今後の目標があれば教えてください。高杉さん中学生で仕事を始めたころからずっと松山ケンイチさんにすごく憧れていて、いつも映画や舞台を拝見させていただいていますが、松山さんの演技は毎回本当にインパクトがあって、印象に残るので、自分のなかの記憶に強く刻まれているんです。なので、僕もそういう人になりたいなと思っています。インタビューを終えてみて……。まるで少女マンガから出てきたような高杉さんの爽やかで涼しげな笑顔には、思わず夏の暑さも吹き飛んでしまうほど。少年らしさと男らしさが絶妙なバランスで共存しており、年下から年上まで幅広い女子の心をますます鷲掴みにしそうです。これからも、役ごとにさまざまな表情を見せる高杉さんから目が離せません!まずは、本作でみせたモテ系メガネ男子からお楽しみください。トキメキこそが人生のスパイス!仕事でも趣味でも、何かに夢中になること、そして他人と力をあわせて目標を達成することで感じられる喜びは何にも代えがたいもの。最近、トキメキ不足を感じている人は、まっすぐな学生たちのアツさから刺激をもらってみては?そうすれば誰でもきっと、新しい世界へと飛べるはず!ストーリー周りに流されてなんとなく生きてきたゆきなは、一浪して理系の大学に入学するも、理系のノリにカルチャーショックを受ける日々。そんなある日、イケメンの圭先輩の殺し文句に誘われて、人力飛行サークルに入部してしまうのだった。そこでは、二人乗り人力飛行機で鳥人間コンテストを目指しており、ゆきなはパイロット班の圭先輩と一緒に大空に羽ばたく夢を見ていた。しかし、なぜか大嫌いなヤンキーかぶれの坂場先輩とコンビを組まされることに。はたして、2人は無事に空を飛ぶことはできるのか。最高に熱いドキドキの夏がいよいよ始まった!心も浮かれる予告編はこちら!作品情報『トリガール!』絶賛公開中!配給:ショウゲート©2017「トリガール!」製作委員会スタイリスト:荒木大輔シャツ¥8,000/プラスターナ(株式会社 プラスターナ TEL_03-6804-4350)その他スタイリスト私物ヘアメイク:堤紗也香写真・大嶋千尋(高杉真宙)
2017年09月06日やることが山積みになると、「時間よ、止まれ!」なんて誰もが思ってしまうものですが、もしも本当に時間が止まったらどうしますか?そこで、信じられないような “異空間” を見せてくれる注目作『隠された時間』をご紹介します。今回は、本作が繰り広げる独特の世界観を体感したある方にこの作品の魅力や撮影秘話を伺ってきました。それは……。主演を務めた韓国の超人気俳優カン・ドンウォンさん!【映画、ときどき私】 vol. 106モデルとしてパリコレも経験したことのあるドンウォンさん。韓国では恋人にしたい男性第1位に輝いたこともあるほど甘いマスクで、多くの女性たちを虜にしており、いまや韓国映画界をけん引するトップスターです。今回は、ある出来事がきっかけで時間が止まってしまった異世界に閉じ込められ、そこで大人になってしまった少年ソンミンを演じています。心は子どもながら、容姿は大人という難しい役どころを見事に表現していますが、本作で感じた思いなどを語ってもらいました。まずは、役作りで苦労した点はどんなところでしたか?ドンウォンさん閉ざされた世界から15年間ぶりに戻ってきた少年という設定で、その感性を表現しなければならなかったので、今回演じたキャラクターは簡単ではありませんでした。それに、撮影の日程がとてもタイトで、あまり余裕がある環境ではなかったので、そういう意味でも大変なところもありましたが、撮影自体はとても楽しくできたと思います。本作では、時間が止まっている様子が描かれており、すべてが一時停止しているような状態で映し出されているのは、見どころのひとつ。実際に出来上がった作品を観たときの感想はいかがでしたか?ドンウォンさん時間が止まっている場面では、CGを入れる前に撮っていることもあり、水滴やネコが空中に浮かんでいるシーンなどは何もない状態で撮っていたんです。なので、でき上がったものを観て、とても新鮮に感じましたし、CGがとてもキレイに仕上がっているなと思いました。心が少年ということで、自身の子ども時代を参考にしたことはありましたか?ドンウォンさん特に自分を反映させて演じたということはなかったですね。ちなみに、僕の子ども時代というのはすごくいたずらっ子で、活発な性格でした。でも、ある瞬間からあまり話さなくなって、寡黙になったんですが、それは「男はあまり多くを語るべきではない」という教育が影響していたんだと思います。ただ、大人になってみて、「男は本当にこうあるべきなんだろうか」という疑問がふと湧いて、そういう気持ちになってからは、また口数も多くなっていきましたよ(笑)。監督からは、「成人でありながら少年っぽさを失わない俳優には、ドンウォンさんしか頭に浮かばなかった」というのがキャスティングの理由として挙げられていますが、まさにその言葉通りのハマり役。自分のなかにある子どもらしさとは、どんなところだと思いますか?ドンウォンさん僕のなかにまだ少年らしさが残っているとしたら、昔からいままで一貫してあることは、子ども時代に学んだ正義と常識で、それらはいまも変わらずに維持されていると思います。そのほかは、子どものときに好きだった遊びや趣味はまったく変わってしまっていて、前はサッカーが大好きだったのに、最近は野球が好きでよく見ているくらいです(笑)。なので、20代に比べるとずいぶん変わったなと思いますが、特に30代に入ってから、ターニングポイントがあったように感じていて、大人になろうとしているんだなと自分でも感じています。そのターニングポイントとは何ですか?ドンウォンさんそれは、2014年の『群盗』という作品を撮っているときですね。監督や演出家スタッフなどが同年代でしたが、そういう同世代の作り手の方たちと仕事をしたことがすごく転機になった気がします。いま、作品を作るなかで意識していることはありますか?ドンウォンさん以前はアジアで何かを作って、アジアのマーケットに送り出していくという使命感のようなものがありましたが、最近は考え方にも少し変化が出てきているように感じています。というのも、媒体の特性がいまは変わってきていますよね。つまり、昔は映画というのはスクリーンだけで見るものでしたけど、最近はデジタル環境の変化や普及、さらには家のテレビのサイズも大きくなってきているので、韓国では映画が劇場で公開されるだけではなくて、ストリーミングで家でも同時に観られるような時代になっているんです。では、これからは世界に向けて発信したい気持ちがありますか?ドンウォンさん最近は、もう少しワールドワイドに考えたほうがいいんじゃないかなと思っています。つまり、アジアだけで公開する作品を作るということに囚われないないようにしようということです。実際に僕の周りの人たちもグローバルな視点で物事を考えている方たちが多くなりました。それもあって僕の関心も徐々にそっちのほうに向かっていますし、それが可能になった時代だと思います。昔は西洋の文化と東洋の文化は切り離されていましたけど、最近の若い世代のなかでは、これらがどんどん融合されているとも感じているので、僕ももっとグローバルなプロジェクトができたらいいなと考えています。あと、最近は英語圏に行った場合には、自分ができる範囲ですが、通訳を通さずに英語で答えるようにもしているんです。日本語はまだまだですけど、日本語でも同じように心がけていますよ。最後に、観客へ伝えたいことがあればメッセージをお願いします。ドンウォンさん作り手というのは、作品にいろんな世界観やメッセージを込めて作っていますが、観てくださる方はリラックスして、観ていただきたいなと思っています。特に今回は、新しい題材の映画でもあるので、みなさんで劇場に行っていただいて、気軽に楽しんでもらえればうれしいです。インタビューを終えてみて……。なんと日本語も話せるというドンウォンさんは、「まだまだレベルが……」と謙遜しつつも、流暢な日本語を時折交えながら、いろんな思いを語ってくれました。物腰柔らかな優しさと爽やかさがあふれ出ていて、世の女性たちをメロメロにしているのもうなずけるほど。この作品でも、いろいろな表情を見せるドンウォンさんをぜひ楽しんでください。時間は止まっても、観客の好奇心は止められない!どんなに時間が経っても変わらないのは、人と人の絆が持つ強さ。そして、時間の持つ重みと大切さを改めて思い知らされるはずです。ファンタジーもサスペンスもラブストーリーも味わえる本作で、“隠された想い” を感じてみては?ストーリー最愛の母を亡くし、義父とともに離島に引っ越してきた少女スリンは、どこにもなじめず孤独な日々を送っていた。そんなときに親のいない少年のソンミンと出会い、2人は友情を育んでいたが、いつしか淡い恋心が芽生え始めていくことに。ところがある日、ソンミンを含む3人の少年が謎の失踪をとげた事件が発生。その後、残されたスリンの前に見知らぬ男が現れ、「時間と空間の止まった世界に閉じ込められていた。僕はソンミンだ」と主張するのだった。不可思議な事件の全容が明らかにされるなか、ソンミンとスリンが迎える衝撃の結末とは……。胸騒ぎがする予告編はこちら!作品情報『隠された時間』8月19日(土)、シネマート新宿ほか全国順次公開配給:ハーク© 2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.カン・ドンウォン公式ファンクラブ
2017年08月12日テレビバラエティ番組「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」の囲み取材が3月4日(土)、都内にて開催され、「ザ・ドリフターズ」の志村けん、加藤茶、仲本工事、高木ブーの4人が12年ぶりとなるテレビ共演の感想を語った。「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」では、「中居正広のテレビ50年名番組だョ!全員集合笑った泣いた感動したあのシーンをもう一度夢の総決算スペシャル」(2005年10月/TBS系)以来12年ぶりに、「ザ・ドリフターズ」の4人が揃ってテレビに登場。4人が参加したコントを披露し、4人でトークコーナーも行う。ほか、特別ゲストを招いてのコントや、変なおじさんら名物キャラクターも登場。揃って集まったのも久しぶりという4人。コントの感想を尋ねられると、高木さんは開口一番、「楽しかったですよ。やはり、ドリフターズですよ」とにっこり。「5人揃えば一番いいのですけど」と、「ザ・ドリフターズ」のリーダーだった故いかりや長介さんを悼みながら、「ほかの3人はすごいよ。それなりのものは持っているからね。俺はいつも、長さんに、『お前はいつも外から見て笑っているんじゃねえよ』と言われていて」と懐かしんだ。「昔もそうだったのですけど、今回見て、おかしいもん。わかっていておかしいから」と表情をほころばせた。仲本さんは「始まるとテンションが上がって行って、『ほっといたら、ずっとやっているのではないかな』というような気持ちになってきます。時代に逆行したということで、若さがみなぎってきます。気分がいいですね」と嬉しそう。「僕は67歳で、この中では一番年下」という志村さんも「初めのうちはどうかなという気持ちがあったのですが、いざ始まってみると、昔のタイミングとか間(ま)とかがだんだん蘇って来て、『これだ!これだ!』という、いい意味の自信が付きました」とふり返った。加藤さんは「4人集まると、気持ちが高ぶって、年を取った自分を忘れる。これはすごくいいことですね。年に1回は、仕事ではなくて集まって、酒でも飲もうかと。集まったほうがいいのではないかな」と4人での共演を堪能した様子。「長さんがいなくてもできたということは、もともと、いらなかったのかもしれない」と加藤さん流のトークを炸裂させると、志村さんもすかさず「飾り物で置いておかないと。一応、リーダーですから」と志村さん流のツッコミを披露した。今回の4人の共演は志村さんの呼びかけで実現したそう。志村さんは「いま、コントをやる人が少ないので。昔はグラビアアイドルとかいっぱいいたのですが。優香も結婚しているしね」などと笑いを誘いつつ、「セットでコントをやる人が少なくなっているので、ドリフはこういうことをいままでずっとやっていたのだということを、もう1回、再確認してもらおうかなと思って、集まってもらいました」と胸の内を明かした。4人での共演の話を聞いた際の心境を、加藤さんは「『やった!』と思いましたね」と回顧。続けて、「長さんが亡くなってから4人で(コントを)やることがなかったので。年を取った相応の4人を見せられたらいいなと思ったのですが、集まってやってみたら、昔とあまり変わらない感じでした」と収録を終えたコントに自信をのぞかせた。仲本さんも「みんなバラバラで仕事をしているから、何かひとつ足りないというストレスがあるんだよね。でも、こうやって集まって、やってみると、そういうものが全部、すっ飛んじゃう。爽快!気分がいい!」と目を細めた。高木さんが「ドリフターズですよ、これが。そう思っていただければ」と頷くと、仲本さんが「締まったね!」と声を掛け、絶妙の掛け合いを披露した。体調面については、志村さんは「年相応にもの覚えが悪いですね。人の名前が覚えられなくて(笑)」といい、加藤さんも「セリフが覚えられない(笑)」と同意。しかし、仲本さんは「それでも、わかっちゃうからね。『あれ』でもわかっちゃうから。グループだからね」と笑顔。最年長の高木さんが「いまのところ何ともないです」と体調面の不安がないことを告げると、志村さんは「元気だよね。84歳には見えないよな」と驚きを交えて感心した。コメディアンとしての目標を尋ねられ、加藤さんは、「目標は、死ぬまでやりたいですね。死んでも、棺桶に入っても、笑ってもらいたいというものはありますよね。昔の人で、自分の棺桶の中に花火を入れて、ドカーンとたいた人もいたのですけど、そのくらいのことをやってみたいですね」とまんざらでもない様子でコメント。志村さんが「棺桶の側に行かない方がいいね。危ないからね」と怯えた様子を見せ、そのやり取りが会見場を笑いの渦に落とし入れた。テレビバラエティ番組「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」は、フジテレビ系にて、3月15日(水)19:00から20:54まで放送。(竹内みちまろ)
2017年03月05日女優の長谷川京子が、本日12月26日(月)放送の「となりのシムラ#6」に初登場することが分かった。「となりのシムラ」は、志村けんが“座長”を務めるコント番組。志村さん演じる“どこにでもいそうな普通のおじさん”が、笑いと感動を巻き起こす大人のコメディーで、従来の志村さんのコントとは異なり、ドラマスタイルとなったコントが好評を得ている。これまで山本美月や笛木優子、吉田羊、染谷将太、中村蒼ら豪華キャストたちが出演してきた本番組だが、今回初登場するのは、今年は「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「ふれなばおちん」など様々な作品で活躍した長谷川さん。今回彼女は「飲まない人」のコント内で女性社員役として、「一杯だけ」のコントではバーの女性客を演じるという。志村さんとの共演に長谷川さんは、「まさかご一緒させてもらえる日が来るとは思いもしなかったので、とても嬉しかったです」と喜び、「志村さんから出て来るアドリブの数々に、そして子どもの頃から聞き慣れているギャグが出る度に思わず叫んでしまいました。また、ご一緒させてもらいたいです」と大興奮の様子。先日、自身のインスタグラムにも志村さんとの2ショット写真がアップされ、ファンからは「ステキ」「放送楽しみにしてます」「絵になる2ショット」などコメントが寄せられ、反響を呼んでいる。長谷川さんのほかにも、原日出子、小林聡美、野間口徹、波瑠、浜野謙太、萩原聖人、川栄李奈らも参加する。「となりのシムラ#6」は12月26日(月)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月26日女優の長谷川京子が、きょう26日(22:00~)に放送されるNHK総合のコント番組『となりのシムラ』で、お笑い芸人の志村けんと初共演を果たす。この番組は、志村演じる「どこにでもいそうな普通のおじさん」が、笑いと感動を巻き起こすというコメディ。今回、長谷川は、「飲まない人」と「一杯だけ」というコントに出演し、それぞれ女性社員、バーの客を演じる。長谷川は、志村との初共演に「まさかご一緒させてもらえる日が来るとは思いもしなかったので、とてもうれしかったです」と大喜び。「志村さんから出て来るアドリブの数々に、そして子供の頃から聞き慣れているギャグが出るたびに、思わず叫んでしまいました」と感激の様子で、「また、ご一緒させてもらいたいです」と再共演を熱望している。先日には自身のインスタグラムに志村との2ショット写真を掲載しており、ファンからは「ステキ」「放送楽しみにしてます」「絵になる2ショット」といった反響が寄せられている。
2016年12月26日人間国宝・染織家の志村ふくみとその長女で染織家の志村洋子の芸術精神を継承する、新ブランド「アトリエシムラ(atelier shimura)」が、2016年11月3日(木・祝)よりスタートする。志村の芸術精神を広く次世代に伝えたいという想いから「アトリエシムラ(atelier shimura)」を誕生させた。商品は着物を中心とし、ストール、茶道具、額装、名刺入れ、書籍など幅広く展開。どれも世界にひとつだけの一点もので、作り手の想いが込められている。京都・嵯峨の工房で作られた着物は、蚕の繭から得た絹を植物で染め、人の手によって織り上げたもの。植物の命が感じられる色味は、自然の深さを体感させてくれる。合わせる帯締め・帯揚げも同様に植物染料で仕上げた。ストールは、無農薬・有機農法にこだわり、最高級のオーガニックコットンと絹を用いている。和装だけでなく、デイリーウェアとも相性がよく、男性・女性問わず纏えるのがポイントだ。展開は、ブランドローンチの2016年11月3日(木・祝)よりオンラインショップをスタート。翌2017年には、京都・岡崎にショップをオープンする予定だ。【詳細】アトリエシムラ(atelier shimura)ブランドオープン日:2016年11月3日(木・祝)取り扱い店舗:オンラインショップ(2016年11月3日オープン)※2017年、京都・岡崎にショップオープン予定。<全商品展示販売会 @ifs未来研究所 WORK WORK SHOP>※着物をはじめとする全商品を紹介。開催日時:2016年11月3日(木・祝) 14:00〜18:002016年11月4日(金)〜6日(日) 11:00〜18:00<新ブランド販売イベント @TOBICHI②>ストールなどの販売、ワークショップ、トークショー。開催日時:2016年11月3日(木・祝)〜6日(日) 11:00〜18:30<企画販売@代官山蔦屋書店>志村ふみと志村洋子の作品集やエッセイ、アトリエシムラ(atelier shimura)の小裂の画帖や小裂の額装を販売。開催日時:11月7日(月)~18日(金)7:00~26:00【問い合わせ先】アトリエシムラ(atelier shimura)TEL:075-762-2500
2016年10月17日タレントの志村けんが15日、都内で行われた湖池屋のスナック菓子『わさムーチョ』新キャラクター就任式に出席した。先月19日に肺炎で大阪市内の病院に入院し、同31日に退院後、初の公の場となった志村は、体調を聞かれると「だいじょうぶだぁ」と持ちネタで切り返して笑いを誘い、1日3箱吸っていたタバコも「あまり吸いたくないんです。部屋に置いておいても吸わないですね」と変化を告白。しかしお酒はやめられないそうで、「飲み屋は好きですね。それだけはやめられませんね」と語った。志村は先月19日に大阪・新歌舞伎座での座長公演「志村魂」の初日終了後に肺炎のため入院し、翌20日と21日の公演が中止に。体調を崩した原因について志村は「たぶんスケジュールがきつかったんです」と話し、「1カ月半舞台をやるのに、その前に溜め撮りなどいろんなものが重なり、ステージも長いし、2回公演の日が体力的に相当きつかった」と回顧。名古屋から大阪への移動日に病院に行き、ドクターストップがかかったことを明かし、「初めての大阪で、3日間のチケットもない(完売)状態で、何とかして行かなきゃと思って大阪の病院に泊まって、1回はやったんですけど、あとはきつかったですね」と休演を決断。「来年からは休演日など、体力的なことを考えてスケジュールを組んで行こうかなと思います」と語った。また、長きにわたる芸能生活で、舞台を休演することは初めてだったそうで、入院時の心境を聞かれると「体もしんどいですけど、待っているお客さんのことや、スタッフや共演者のことを考えましたね。一番心配だったのは、チケット買っているのに見られなかったというのは辛かったですね」と吐露し、「来年ですかね。(大阪に)行きます」と宣言した。今回、新しいムーチョブランドの顔として、志村けん扮する「ひとみおばあちゃん」が就任。感想を聞かれた志村は「"ひとみばあさん"というのは僕の好きなキャラクターですから、コラボしたということは、食べながら"ひとみばあさん"のマネをしたり、楽しい空間が起きるんじゃないかなと期待しています」とニッコリ。同キャラが誕生して30年以上経ったそうだが、CMキャラクターに選ばれたのは初だそうで「長いことかかりましたね」と感慨深げに語っていた。
2016年09月15日肺炎のために入院していたお笑いタレントの志村けん(66)が8月31日、退院したことを自身のブログで報告した。志村は、「この度は皆さんに心配掛けました 今日退院しました」というタイトルで更新。冒頭で「大阪新歌舞伎座の公演来られる予定の方本当にすいませんでした次の機会に必ず頑張りますので」と謝罪した。そして、「なかなか連絡 出来なくて ずっと病院で安静してました」と明かし、「3日前から散歩出来る様になり久しぶりに東京タワーの下です」と東京タワーの写真を添えてコメント。「これからも頑張ります宜しくお願いします」と呼びかけた。志村は今月19日、大阪での座長公演『志村魂』の初日終了後、体調不良で緊急入院。20日、21日に予定されていた公演は中止となっていた。
2016年09月01日タレントの志村けんが座長を務める舞台『志村魂(シムラコン)』に出演していたタレントの磯山さやかが24日、自身のブログを更新。19日に肺炎のため緊急入院した志村についてコメントした。磯山は「突然の形となりましたが、志村魂11の公演が終わりました!!」と報告。「最後の地、大阪公演の残り3公演が中止になってしまいまして私達もどうしていいかわからなかったですし、楽しみにしていたお客様には残念な形になってしまいましたが、何よりも志村座長の体が第一と思います」とし、「一番残念で悔しく、色々な想いをもっているのは志村座長です」とつづった。そして、「途中から体調を崩していてしんどそうでしたし、大阪公演の時には、なんとか気力で舞台に最後まで立ち続けていました。裏で見ていて、大阪の初日を最後まで出来たのは本当に驚くほどです」と入院直前の志村の様子を明かし、「今は静養されているということですが元気な姿を早く見られることを祈るばかりです」と回復を願った。最後に、「すべてのお客様に感謝です。今年も楽しく頑張れた舞台でした。ありがとうございました!」と感謝の思いを伝えた。
2016年08月24日大御所・志村けんが、「KEN from EVM」として「東京スカパラダイスオーケストラ」に期間限定で加入し、メンバーと一緒に三味線を披露するコラボレーションWebムービーが公開。7月12日(火)よりTVCM「あたらしくいこう 志村けん」篇も放映されることが分かった。「氷結(R)」は、2016年のコミュニケーションコンセプトとして「あたらしくいこう」を掲げてさまざまなプロモーションを実施。本Webムービーは、「GYO」ことさかなクンが、2月に期間限定で「東京スカパラダイスオーケストラ」に加入しSNS上で話題沸騰となった企画の第2弾。今回は、志村さん扮する謎の三味線奏者「KEN from EVM」が出演している。「KEN from EVM」は、ティザーの時点で、EVM(East Village Mountain=東村山市)が出身地に由来していることやスカパラメンバーが第一印象について、口を揃えて「変なおじさん」と答えたことから、「あの大御所志村けんでは?」と話題に。今回のムービーでは、CMの収録スタジオに「バカ殿」がひょっこり現れ、ドラムを手で叩いたり、サックスに手を突っ込んだりと、 慣れない様子でコミカルに楽器を触っていたところ、突如「本番!」の声がかかると場面は一転し、「東京スカパラダイス オーケストラ」と紋付袴姿の“素”の志村さんによる「Paradise Has No Border」の演奏が始まるというもの。「東京スカパラダイスオーケストラ」に期間限定で加入した志村さんは、「ついに、僕の出番が来ましたね。これまで密かな趣味として、腕を磨いてきた大好きな三味線を披露する機会を探していました」と明かす。また、「スカパラさんのナウいバンドと僕の渋い三味線による新しくてかっこよくてアイ~ンなコラボレーションが生まれました。それぞれ音楽のジャンルが違うから、今回のようなコラボレーションはなかなか見れないし、だからこそ絶対面白い」と自信をみせ、「話が来たときはすごく嬉しかったです。ぜひ、お楽しみください。惚れちゃや~よ。だっふんだ」とメッセージを寄せた。バカ殿姿とは異なる志村さんの三味線と、向き合う真剣な眼差しや醸し出すオーラには、これまでのイメージとは違う“大人の渋さ”が漂っているよう。アップテンポな曲調の中に、絶妙に融合した三味線独特のリズムや、三味線特有の掛け声からなる「オーケストラ×和」の“あたらしい”音色をぜひ楽しんでほしい。また、TVCM「あたらしくいこう 志村けん」篇(15秒ver、30秒ver)は7月12日(火)より放映開始。(cinemacafe.net)
2016年07月12日京都国立近代美術館で3月21日まで開催中の人間国宝・志村ふくみの回顧展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」。草木染めの名匠であり、紬織では重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された志村ふくみは、91歳の今も昔と変わらぬ技法で作品を織り続けている。志村は、本展覧会に向け昨年より新たに16点もの新作を発表。同展のタイトルでもある「母衣」に込められた思い、そして見どころをお伝えしたい。■「母衣(ぼろ)」に込められた志村の思い貧しくて糸が手に入らない頃、残り糸を紡いで織ることを「屑織(くずおり)」や「ぼろ織」という。その材料となる「裂」の美しさにかねてから魅了された志村。志村の母は老女に頼んで短い糸を紡ぎ合わせて残したその糸玉を、勿体なくて40年間少しずつ大切に使ってきたという彼女。この作品「母衣(ぼろ)」の制作にあたり「この年にして、いつまで織れるだろう」という念が心をよぎったことが契機になったと彼女は記している。その貴重なつなぎ糸を用いて織られた作品が、同展の入り口で一際目を引く「母衣曼荼羅(ぼろまんだら)」である。「ぼろ」の文字を「母」の「衣」と表現し、母の影響で織物を始めた志村の思いや、死者や生き倒れた人々の衣を洗い清められた「ぼろ」が、同作品に込められているのだ。そして「ひとつ織り上げるとこれが最後のような気がしている」と語る志村。その糸玉を全て使用し作品に残すという強い決意が示された同作品は、「ぼろ」に再び命が宿り生き生きとしているように映る。その糸の力強さと精彩を放つ作品に強く感銘を受けた。母衣曼荼羅■まだ見ぬ色「幻の色」を求めて草木や玉葱、梅など自然染料によって染められた糸で織り上げる作品においては、今もなお一筋縄ではいかない「幻の色」を追求し続けている。例えば桜色に染色したい時、誰もが花から染められると考えるが、実は桜の花びらから染めると灰色がかった緑色に染まるという。桜色を染め出すには、桜の小枝を煮出すことで、ほんのりとした桜色が生まれるのだという。そして、桜の枝を切り倒したその先は、色として生き続ける。それを志村は「植物の生命の色」という。その言葉や作品からにじみ出るように、彼女はその命ある植物に常に感謝の念を持ち続け、植物と会話をしている様にも思えた。■90歳を越え、なお新作を生み出してゆく新たに制作された16の作品では、前述の「母衣曼荼羅」の他に、志村が大切にしている色「藍」「白」「黄金色」で織られた三部作と、「志村の色」を表現した目にも美しい、12色の無地着物が展示されている。また、「光の經(みち)」では、織機にピンと張られた經糸を43色の糸で表現したインスタレーションを展示。生命の色がもたらす色糸が美しいグラデーションとなり、色糸による幻想的で力強い經(みち)を作った。光の經(みち)■染織と共に生きた60年におよぶ創作の歩志村誕生の地である、滋賀県琵琶湖をイメージして機織された作品は『月の湖』『水門』『冬の湖』など美しい藍色を用いて表現された。また、源氏物語から着想を得た「源氏物語シリーズ」では、各帖のタイトル『若紫』や、登場人物である『明石の姫』などの作品が展示されている。その他、文学シリーズや、志村の出発点でもある民藝に学んだ作品など、60年に及ぶ創作の歩みを展示している。源氏物語シリーズ今回話を伺った京都国立近代美術館学芸課長の松原龍一さんは、この展覧会を開催するにあたり、志村のアトリエに何度も出向きたくさん話をしたという。「志村さんの作品には嘘がない」と話す松原さんの言葉がとても印象的であった。染色から紬織全ての工程において、60年間納得がいくまで何度も作業を繰り返し、今もなお自分の色を探し続ける。正直な心で物を生み出す志村の姿勢と、全ての物に感謝の念を持ち続け、次の作品に対して常に意欲的に取り組むその姿は、志村が染める糸のようにとても美しいものである。■志村ふくみ1924年に滋賀県に生まれ、母・小野豊の影響で織物を始める。57年第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞を重ねる。そして、90年には紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。2015年文化勲章を受章。同年「VOGUE JAPAN WOMAN OF THE YEAR 2015」受章。参考文献:志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―【イベント情報】文化勲章受章記念「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」会場:京都国立近代美術館 3階企画展示室住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町会期:2月2日~3月21日時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(ただし、3月21日は開館)料金:一般900円、大学生500円、高校生・18歳未満は無料「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」は京都国立近代美術館を皮切りに、沖縄県立博物館・美術館、世田谷美術館で順次開催する。
2016年03月09日NHK発のコント番組「となりのシムラ」で、中村蒼がコント界の人間国宝と称される志村けんと初共演を果たし、番組内でコントに挑戦することが明らかとなった。「志村けんが、ちょっとずれた普通の人を演じる」擬似ドキュメントコメディとして、どこにでもいそうな“普通”のおじさんを志村けんが演じ、ちょっとした日常の勘違いを描く本番組。いまそこにある日常の空間を“笑い”に変えた、ドキュメントドラマのようなコント番組だ。中村さんは、「かぶき者 慶次」「洞窟おじさん」「本棚食堂」など、昨年はNHK5作品に出演し、「無痛~診える眼~」(フジテレビ)では、“先天性無痛症”と“無毛症”を患う青年という難しい役どころを演じるなど、今後の活躍が期待される若手演技派俳優。今回は、麻生祐未や貫地谷しほりと共に、「家出」というコントに出演し、“売れない役者の彼氏”を演じるという。収録を終えた中村さんは、「今回初めて『となりのシムラ』に参加でき光栄です」と喜びを語り、「一言にコント番組と言ってはいけないような作品で、現場ではなんとも言えない緊張感の中お芝居をやらさせてもらいました。座長の志村さんは本番で一気に爆発する感じでその熱量に自然と引っ張られました。ただカットがかかると穏やかな志村さんでもっともっと色んな表情を持ってらっしゃるんだろうなと思い、またご一緒出来れば良いなと思いました。とにかく僕も完成した作品を観るのが今から楽しみです!」と志村さんとの初共演を振り返っている。近年確実に活躍の幅を広げていく中村さん。今回のコントでも新たな彼の一面を覗くことができそうだ。「となりのシムラ」は3月26日(土)22時~NHKにて放送。(cinemacafe.net)
2016年02月12日人間国宝である染織作家・志村ふくみの大規模な回顧展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」が2月2日より、京都国立近代美術館で開催される。志村の作品は草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられており、国際的な評価も高い。2014年には「民衆の知恵の結晶である紬の創作を通して、自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家」として第30回京都賞(思想・芸術部門)を受賞し、15年には文化勲章を受章した。文化勲章受章記念として開催される同展では、代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示。60年におよぶ創作の歩みを紹介するとともに、志村の魅力と芸術の核心に迫るものとなっている。会期中の2月13日には志村と熊倉功夫(静岡文化芸術大学学長)との対談「紬の着物を着て茶室に入ること」、3月6日には志村による講演会「母衣(ぼろ)への回帰」、2月20日と3月12日にはキッズプログラム鑑賞ツアー「これはどんな色?」が開催される。【イベント情報】文化勲章受章記念「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰―」会場:京都国立近代美術館 3階企画展示室住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町会期:2月2日~3月21日時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)休館日:毎週月曜日(ただし、3月21日は開館)料金:一般900円、大学生500円、高校生・18歳未満は無料
2016年01月07日『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の公開アフレコが12月2日に都内のスタジオで行われ、ゲスト声優を務める志村けんと島崎遥香(AKB48)が出席。人気キャラクターの“ジバニャン”は「とっても上手で、良かったニャン! こんなにたくさんの人の前では、おれっちなら緊張してできないニャン」とふたりの声優ぶりを絶賛していた。その他の写真主人公のケイタが、仲間の妖怪ウィスパーやジバニャン、新たに出会ったフユニャンとともに60年前の世界にタイムスリップし、突然消えてしまった妖怪ウォッチの行方を追う。数々のヒット作で知られるレベルファイブが昨年に発表したゲームを原作に、コミックやアニメも含めたクロスメディア展開で、社会現象を巻き起こしている『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメだ。志村が演じるのは、神秘のエネルギー“ホース”を使いこなす伝説の猫老師で最強とうたわれる妖怪マスターニャーダ。いざ、マイクに向かうと「老眼だから、メガネがあると台本が見えないし、でもメガネをかけないと画面が見えない!」と悪戦苦闘していたが、一発OKが出ると「うまい」と自画自賛。「妖怪が人気者になるなんて、最近のことだよね」と世の『妖怪ウォッチ』人気に驚きの様子だった。一方、主人公ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿ユキッペを演じた島崎は、「緊張しました」と初めての声優挑戦を終えて、安どの表情。ジバニャンが「おれっちのこと、好き?」とすり寄ると、「あ~、ちょっと。うちの弟は『妖怪ウォッチ』大好きです」と塩対応だった。7月19日から全国の劇場で発売されている前売り鑑賞券は、84万枚を突破し(11月23日現在)、東宝映画史上最高記録を更新中。現在も週間約3万枚を売り上げ、どこまで記録を伸ばすか注目が集まっている。また、早くも劇場版第2弾が2015年冬に公開されることが決定している。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』12月20日(土)全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年12月02日タレントの志村けん、歌舞伎俳優の片岡愛之助、人気アイドルグループ・AKB48の島崎遥香の3人が、12月20日に公開されるアニメーション映画『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』のゲスト声優に起用されることが8日、明らかになった。本作は、現在、小学生を中心にゲーム、アニメ、玩具とクロスメディアで展開され、爆発的な人気を誇っている『妖怪ウォッチ』初のアニメーション映画。劇場前売券販売枚数はすでに66万枚を突破しており、これまで展開されたコンテンツ同様に期待の高さがうかがえる。映画では、突然消えてしまった「妖怪ウォッチ」を求めて、ケータとウィスパー、ジバニャンとフユニャンがタイムスリップ。60年前の過去で「妖怪ウォッチ」誕生の物語がはじめて明かされることになる。志村けんが演じるマスターニャーダは物語の鍵を握る妖怪で、神秘のエネルギー「ホース」を使いこなす伝説の猫老師。どんな声で演じればいいのかわからなかったという志村は「私がコントでやる"おじいちゃん"、"おばあちゃん"のような声でいいとのことだったので助かりました」と安堵しつつも、"バカ殿様"も"変なおじさん"も妖怪みたいなものですけどね。とても面白い映画になりそうです!」と期待を寄せている。子供向け作品としては、今年7月に公開された特撮映画『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯(カップ)!』への出演も記憶に新しい愛之助は、ケータたちの前に立ちはだかる怪魔たちを束ねるモトジメ様・ウバウネ役を担当。アニメ声優初挑戦について「個性的なキャラクターでぜひ出演させていただきたいと思いました。初めての経験でしたので難しかったです。でもだんだん楽しくなって、自然に『ウバウネ』になっていきましたね」と振り返り、「妖怪ウォッチ」が消えてしまった原因である、悪の親玉を難なく演じることができたという。そして、ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿であるユキッペを演じる島崎は、愛之助と同じくアニメ声優初挑戦。自身の弟が『妖怪ウォッチ』を大好きなこともあり、「このお仕事のことを聞いたときはすごくうれしかったです」と喜びをあらわに。方言で話すユキッペに難しさを感じつつも「とても楽しかったです。今度は妖怪の役でも出てみたいですね。ジバニャンより人気がでちゃいそうな」と意欲を見せていた。なお本作のエンディングでは、TVアニメでも大人気の楽曲にあわせて、観客も一緒に歌って踊れる企画も決定。12月公開へ向けて10月より振り付け動画をネット配信していくという。(C)LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2014
2014年10月08日志村けんといしのようこが5月30日、「志村けん一座第8回公演 志村魂 -「先づ健康」再び!-」の記者会見を行った。志村魂は2006年よりスタートした、志村が主演する舞台。毎回公演は1部と2部で分かれており、1部はバカ殿やテレビで人気のキャラクターも登場するコント、二部は志村による津軽三味線の生演奏と、一座による松竹新喜劇の芝居という構成。出演者はダチョウ倶楽部、磯山さやか、桑野信義といったお馴染みのメンバーが志村の脇を固めるのに加え、昨年より「志村けんのだいじょうぶだぁ」などで志村と息の合った掛け合いを見せていた、いしのようこが引き続き出演。志村といしのはこの舞台が20年ぶりの共演とあって、話題を呼んだ。会見では昨年の共演について志村が「20年ぶりという感じはしなかった。相変わらず怖かった」と言うと、負けじといしのも「やる前はどうかなっていう気持ちがあったけど、合わせてみたら何も変わってなかった」と話し、志村に「進歩がねえみたいじゃねえか」と掛け合いを見せ、会見場は笑いに包まれた。志村魂では2部の松竹新喜劇は2年連続で同じ演目を行うのが通例となっており、「先づ健康」は今年が2年目。志村は「毎回、自分の中で芝居は1年じゃ完成しないものなんですが、今回の「先づ健康」は去年の終わり頃、福岡あたりで完成形に近づいたかなって思いがあります。なので、昨年、東京の最初の方で見ていただいた方には、今年見ると良い変化に気づいてもらえるんじゃないかと思います」と今年の仕上がりに自信をのぞかせた。また、志村が毎回披露している津軽三味線についても「見ている皆さんには気づかないレベルで変えている所があるんですが、そこが一番難しい」と演奏の難しさを語った。また、タイトルの「先づ健康」にかけて、志村自身の健康について報道陣から質問が飛ぶと「大丈夫ですよ。あれは俺がブログに書いたからいけないんだ、酔っ払っていてね。分かっているんだけど、ちょっと人恋しくて」と志村。ただ医者の「休肝日を作れ」という指示には「1日5杯までにしてます」と志村流の認識で通しているようで、これにはいしのも「この前私が見たときは5杯以上飲んでたよね?本当に人の話聞かないんだから」と突っ込み、このやりとりも会場を沸かせていた。志村魂は6月27日(木)東京・天王洲銀河劇場よりスタートし、その後神戸・名古屋・金沢・福岡にて行われる。チケットは発売中。
2013年06月03日日本語吹き替え版の完成報告会が3日、都内で行なわれ、“ロラックスおじさん”の声を務めた志村けんをはじめ、トータス松本、宮野真守、山寺宏一、京田尚子、LiLiCo、しずくちゃんが出席した。その他の写真本作は、環境が破壊され自然がなくなってしまった人工の街に住む少年テッドが、好きな女の子の「本物の木を見たい」という願いを叶えるために、街を飛び出し運命に立ち向かっていく姿を描いた作品。志村が演じたのは、物語の鍵を握る不思議な森の住人“ロラックスおじさん”だ。志村は「どうも私がロラックスおじさんです」とあいさつしつつ、「このおじさんは、哀愁があって、心が広く、凄く良いおじさんで、下ネタ関係がなかったのでそのへんがさびしかった。どんな評価が出るのか楽しみです」と話し、笑いを誘った。洋画吹き替え初挑戦にして、アドリブもこなしたという志村に対して、宮野、山寺、京田の共演者たちは「ご一緒することができて嬉しい。“志村節”で数秒間もたせるその表現は凄い」(宮野)、「“笑いの神様”ですからね。(ロラックスおじさんは)志村さんのために作られたキャラですよね? 計算じゃなく、キャラが活き活きとしていてもう凄かった。勉強になりました」(山寺)、「(ロラックスおじさんは)キレイで透き通った邪気のない目をしていて、志村さんにピッタリ」(京田)と絶賛した。志村との共演シーンが多かったというトータスも「何回も持っていかれそうになった。ロラックスおじさんと志村さんが一体化していて、笑いを堪えるのが大変だった」と振り返った。この日は、キャスト全員に、しずくちゃんが種を植えた鉢植えをプレゼントするひと幕もあり、しずくちゃんは「ロラックスおじさん、みてね!」とPR。そんなしずくちゃんの姿に志村やキャストは終始、笑顔だった。『ロラックスおじさんの秘密の種』10月6日(土)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年09月03日“変なおじさん”こと志村けんが不思議な森のおじさん、ロラックスおじさん役でハリウッド映画の声優に初挑戦する3Dアニメーション『ロラックスおじさんの秘密の種』。この絶妙なキャスティングで話題の本作で、志村さんに続き歌手のトータス松本ら新しい面々がゲスト声優を務めることがこのほど発表された。全米では『マダガスカル3』、『メリダとおそろしの森』を抑えて大ヒットを記録している本作。環境が変化し、すべてが人工のプラスチックと偽物で造られた街を舞台に、本物の木を求める少年・テッドが森の番人であるロラックスおじさんに導かれながら奮闘する姿が描かれる。今回、新たな声優として発表されたのは役者としても活躍するミュージシャン、トータス松本さん、『カラスの親指』の公開を控える若手注目株・能年玲奈、子役のしずくちゃんの3人。本作で3人共に声優デビューを果たす。トータスさんはギター片手にその歌声で物語を導くワンスラーというキーマンを演じるが、劇中は5曲も演技をつけて歌わなければならない難役とあって不安もさぞかし大きかったはず。だが、初の声優挑戦を決めた理由を聞くと、「決めたのにはいくつかの理由があります。まず、ワンスラーというキャラクターは“歌うたい”じゃないとできないということ。ギターも弾くし、これはもう僕にぴったりだと思いました。そして、志村さん!なんせドリフ世代ですから(笑)」と本人は本作に強い運命を感じた様子。能年さんが演じるヒロイン・オードリーには、オリジナル版では歌姫テイラー・スウィフトが初声優を務めたことでも話題となったキーキャラクターだが、「以前から声だけのお芝居というものにも凄く魅力を感じていました。パワフルで楽しい、こんなに素敵な作品に出させていただけるなんて、興奮で心臓が止まりそうです!」と緊張どころか、この大抜擢に大喜び。さらに人工の街に住む少女・マリーを演じるのは、現在4歳にして錚々たるメンツと共演を果たしてきた注目子役、しずくちゃん。「グリーンダカラ」のTVCMに出演し、“かわいすぎる”笑顔で話題沸騰中の天然美少女である。「ロラックスおじさんと早く会っていっぱい遊びたい!」と何とも可愛らしいコメントを寄せている。映画の公開は10月とまだ少し先。この個性あふれる3人が、本作でどんな活躍を見せてくれるのか、期待して待ちたい。『ロラックスおじさんの秘密の種』は、10月6日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年07月10日お笑いタレントの志村けんが、アメリカで大ヒットを記録しているアニメーション映画『ロラックスおじさんの秘密の種』でアニメの声優に初挑戦。6月12日(火)にアフレコ収録の模様を報道陣に公開した。アメリカで2週連続No.1を獲得し、すでに興行収入2億ドルを超える大ヒットとなっている本作。プラスチックと偽物で造られた街で、本物の木を求める少年・テッドの奮闘を描く。志村さんが演じるのは、森の守護者で木々の代弁者である毛むくじゃらのロラックスおじさん。“日本のおじさん”として志村さんに白羽の矢が立てられたが「僕の場合、“変なおじさん”ですからね(笑)」ととぼけた口調で笑いを誘う。62歳での声優初挑戦について「やったことないので『どうなるかな?できるのかな?』と思った」と正直な心情を明かし、「近眼と老眼なので台本の字も画面も見れなくて困りました」と苦笑を浮かべていた。ロラックスおじさんについて「優しくてちょっとおっちょこちょいなところがある。でも、やらしいところがないのはおれと全然違うね(笑)。アニメでも絡みがあればと思ったけど全然ない」と還暦を超えてもまだまだお盛んな様子で、スタジオは笑いに包まれた。劇中で主人公の少年・テッドは、憧れの女の子のために本物の木を手に入れるべく奮闘するが、志村さんが大切な人のために頑張った経験は?と尋ねられると「いろんな品物をあげたけど、結果は出なかった」と苦笑いを浮かべた。ちなみに最も高価なプレゼントは「車ですかね」と驚きの告白。しかも車種は「ベンツ」!報道陣からの「誰に?」という問いかけを「それは言えないでしょ!ずいぶん昔ですよ」と笑って煙に巻き、さすがの大物ぶりを見せつけた。『ロラックスおじさんの秘密の種』は10月6日(土)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。■関連作品:ロラックスおじさんの秘密の種 2012年10月6日よりTOHO シネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
2012年06月12日