12人の未成年たちが廃病院で集団自殺を確実に実行すべく奮闘する問題作『十二人の死にたい子どもたち』(原作:冲方丁 監督:堤幸彦 以下『シニコド』)が公開中。集団自殺を誰かが阻止しようとする物語はよくあるが、この話には、死にたい人しかいない。放っておけば、すぐにそろってジ・エンドのところ、なぜかメンバーがひとり多く、13人いたうえに、その13人めはすでに死んでいた。ルールに沿ってないことに不安や不信を抱いた12人が13人めの死の謎を探っていくと、思いがけないことが待ち受けている……。いわゆる予想の斜め上をいく展開の映画で、その魅力のひとつに、十二人が新鋭ぞろいということがある。新田真剣佑、北村匠海、黒島結菜、杉咲花、高杉真宙、竹内愛紗、橋本環奈、萩原利久、坂東龍汰、渕野右登、古川琴音、吉川愛(50 音順)U25俳優の選りすぐりで構成された座組による瑞々しい芝居が心を震わせる。生と死に引き裂かれる若者の叫びに満ちた2時間強。そのなかのひとり、北村匠海はノブオ役。12人は皆、死にたいと思いつめているだけあって、見た目や言動にちょっとワケあり感が漂うが、そのなかで最もそつなく見える人物だ。だからこそあやしいともいえるのがこの手の物語のお約束だが、はたしてノブオは?○イケメン3人のメガネの奥にはノブオは逼迫した状況でも余裕の笑みをいつも浮かべているが、この映画には、微笑み男子がふたりいるところがポイント。高杉真宙演じるサトシと、ノブオである。若き俳優の演技バトルを見どころのひとつにしている『シニコド』において、このサトシとノブオの笑顔対決も見逃せない。ちなみに、シンジロウ役の新田真剣佑も入れて三つ巴の眼鏡対決もある。なぜかイケメンと言われる3人が全員、眼鏡。3人の個性が出た眼鏡を見比べつつ、その奥の瞳の繊細な感情もしっかり見たい。眼鏡もいろいろ、笑顔もいろいろ。ノブオとサトシの笑顔はまるで違う。高杉は最初、サトシを笑わない人物かと思っていたら、堤監督に笑うように指示されて、集いのリーダーとしてミステリアスな微笑みを終始浮かべている。対してノブオは安心感をもたらす微笑み担当。基本、12人が集まって喧々諤々話し合ったり、廃病院をうろついたりする場面が多いのだが、初めて顔を合わせた者同士、本心を隠し、相手のことを探りあう。そんな中で、ノブオはつねに穏やかな微笑みを浮かべている。とりわけ、ある人物のその笑顔に対するリアクションに注目。現場で堤監督がこのリアクションを足していた。なにもかもうまくできそうに見えるのに、この人はなぜ死にたいのだろうかと気になる。丸メガネに、麻のジャケット、身につけているものはいまふうのもので、おしゃれに気を使っている設定のノブオを、北村匠海はじつにさらりとやっているように見える。私は映画のオフィシャルライターで現場に入って、コメントももらったのだが、質問に対する回答がすらすらとよどみない。パンフレットでは、堤監督と誕生日が同じで共感するところがある(大意)と言っていた。ものの見方のことを言っていたようだが、インタビューで、どんな質問にも間を空けず、すらすらと答える反応の良さが、堤監督に少し似ている気がした。○ネタバレのない演技北村匠海は主に、青春ものの映画やドラマで活躍している。ブレイクのきっかけは、初主演作『君の膵臓をたべたい』(17)。病気の少女を想う少年の揺れる心を描く作品をみごとに演じることは、若手演技派の登竜門となる。さらにこの映画には、大きなドンデン返しがあるので、そのときの演技もすごく大事。そのへんもうまいこと演じていたと思う。とかく脚本を最後まで読んで展開がわかっているうえでの演技だから、図らずとも先を計算して演じてしまう、要するに、自らネタバレしている感じ(私は振られます。私が犯人です。私が最後に死にます、など)が大なり小なりありがちだ。でも、北村匠海にはそれがないように見える。つねに、いま、ここ、のような、いい意味のラフさがある。テレビドラマ『隣の家族は青く見える』(18)では、ゲイの役を演じた。昨今、LGBTの役を社会的背景なども学んだうえでしっかり演じると、演技派として認められるという傾向がある。北村が演じた役は、パートナーは性的指向を隠したいが、当人はオープン。その違いでふたりが悩み苦しむ。基本、あっけらかんとして、欲望に正直な人物を、北村は魅力的に演じて、人気を博した。このときも、ゲイだからといってなにかを変えて演じるのではなく、あくまで自然体なところが良かった。プレスシートによると堤幸彦監督は北村匠海のことを、「イケメンの顔の内側に硬い信念や、独特のリズムがあっておもしろい」と評価しているから、きっと俳優として人として、ちゃんと考えているのだろうけれど、それを、他者に押し付けない柔らかさがある。自意識で自分と他人の境界線という輪郭を描かないような俳優。『シニコド』でも、監督のある意味無茶振りにも、淡々と応えていた。リアルな人生、先が見えないもの。いつなんどき何が起こるかわからない。北村匠海の演じる役は、先の見えない道に立っている感じが見る者をひきつけて止まない。役の先は見えないが、当人の未来は大物になる予感が……。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年01月31日関西ジャニーズJr.の高橋恭平さんが1月29日放送の『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系、火曜夜7時〜)にゲスト出演しました。高橋さんといえば、関西ジャニーズJr.内で2018年10月に結成された7人組ユニット「なにわ男子」メンバーのひとり。なにわ男子には高橋さん以外に、朝ドラ『ごちそうさん』に出演して注目を集めた西畑大吾さん、沢尻エリカさん主演ドラマ『母になる』(日本テレビ、2017年)で息子役を演じて話題になった道枝駿佑さん、大西流星さん、長尾謙杜さん、藤原丈一郎さん、大橋和也さんがいます。高橋さんはこれまでドラマ出演もなく、地上波の番組に出る機会も少なかったため、今回の放送はファンにはたまらない時間だったようです。今回の出演を機に、高橋さんの魅力を丁寧にプレゼンするファンの姿も!2014年11月にジャニーズ事務所に入所した高橋さん。次の2月でまだ19歳。これからどんな飛躍を見せてくれるのか楽しみですね。画像/Shutterstock
2019年01月29日5年ぶりの恋愛映画となる登坂広臣といま最も注目される女優・中条あやみを迎えた『雪の華』。この度、タイムリミットが決まっている2人の最初で最後の恋を温かく見守る、田辺誠一、高岡早紀、浜野謙太といった実力派キャストの役どころが明らかになった。美雪(中条さん)の体調を気遣いつつ、後悔をしない生き方ができるように支える医師・若村役に、現在はドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」に出演し、映画や舞台、バラエティにと多方面で活躍する田辺誠一。普段から明るく接してくれる若村に全幅の信頼を寄せている美雪は、まるで友達と話すかのように、悠輔(登坂さん)と100万円で契約したこと、フィンランドに行きたいことなど詳細に伝えていく。病状が進行していく中で、最後に芽生える美雪の「オーロラを見たい」という夢には、医者として一瞬、苦悩を見せつつも懸命に応援することに。美雪と深い絆で結ばれている母親・平井礼子役には、昨年ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で悪母役を好演し、演技の幅が改めて評価されている高岡早紀。美雪の体調を心配するあまり厳しい口調になってしまうものの、ときには友達のように美雪の恋に気づくなど、病に冒されていく娘を温かく見守っている。「――頑張ったんだよ、私。一生分頑張った」。余命が迫る美雪が抱く想いを母親として受け止める場面は、涙なしには見られない1シーン。そして、悠輔の勤務するカフェの先輩・岩永役には、朝ドラ「まんぷく」や新作映画『九月の恋と出会うまで』など名バイプレイヤーとして圧倒的な存在感を見せる浜野謙太。橋本光二郎監督によると、「カフェの撮影シーンは浜野さんのおかげで終始リラックスモードで進行していきました。浜野さんの演技の70%はアドリブだと思ってください。登坂くんは笑わないように我慢しているのですが、最後には我慢できず笑ってしまうこともありました」とのこと。カフェで悠輔と岩永が親しげに会話する様子からは、2人の仲の良さも伺えるシーンとなっている。『雪の華』は2月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:雪の華 2019年2月1日より全国にて公開©2019映画「雪の華」製作委員会
2019年01月27日●山田孝之の涙にも気づかない集中力12歳の時に受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界入り。清原果耶は、女優デビュー作となったNHK連続テレビ小説『あさが来た』をはじめ、映画『3月のライオン』など、オーディションを経て数々の大役に巡り会ってきた。オーディションという限られた時間と空間の中で、清原と対面したスタッフたちはなぜ彼女に引きつけられたのか。1月26日公開の映画『デイアンドナイト』では、『3月のライオン』と同じく約500人規模の候補者の中からヒロインに抜てきされた。初の全面プロデュースに挑んだ山田孝之は、オーディションでの清原の演技に胸を打たれ、涙を流したという。「人間の善と悪」という重いテーマを軸に、愛する人の命を奪われた者たちが、自らの善悪に葛藤する姿を描く『デイアンドナイト』。家族を殺された主人公・明石を阿部進之介が演じ、清原は孤独な少女・奈々として対峙する。完全オリジナル作品であるため、目安となるものは何もない。撮影を終えた今、内なる情熱を注ぎ込んだ奈々をどのように捉えているのか。彼女の言葉に耳を傾けていると、16歳という年齢を忘れてしまう。俳優・女優のターニングポイントに焦点を当てるインタビュー連載「役者の岐路」の第4回は、清原果耶の魅力に迫る。○■演じる役を落とし込む努力――オーディションで出演が決まったそうですね。劇中の1シーンの台本を頂いて、オーディションに臨みました。会場には藤井(道人)監督、阿部(進之介)さん、山田(孝之)さんがいらっしゃって、数人のグループでの合同オーディション。計2回あって、1人ずつお芝居をしていく形式でした。――山田さんは清原さんの演技に心打たれて、涙を流されたと聞きました。私はそのことについて全く知らなくて、山田さんが「泣いてしまった」とおっしゃっているインタビュー記事を読んで知り、『デイアンドナイト』の取材でご一緒させていただいた時にもおっしゃっていて。オーディションは芝居に集中しているので、全く気に留めていませんでした(笑)。――山田さんが涙を流していたのは目の前で?そうみたいです。後から知って、ビックリしました(笑)。――オーディションの課題がそういう断片的なシーンの場合は、どのような準備をされるんですか?頂いた台本がたとえ1ページでも、それを読み込んで、自分が演じる役を落とし込む努力をします。ただ、奈々の場合はそれが全く通用しませんでした。奈々という人物をどこから解いていけばいいのかつかめなくて。もちろん、オーディションの時は自分なりのビジョンや工夫があって演じますが、奈々は現場に入っても何が正解なのかつかめないままお芝居をしていたので、日々、現場で感じたことをぶつけていました。藤井監督も、「奈々のキャラクター難しいよね」とおっしゃっていましたが、現場に入ってからは私なりに演じた奈々を監督をはじめキャストの皆さまが受け止めてくださいました。●野田洋次郎の提供曲で痛感した恐怖と悔恨――中でも、共演シーンが最も多かったのが主演の阿部進之介さんでしたね。奈々がこのように難しい役だったので、正直、撮影中は自分のことでいっぱいいっぱいだったんです。周りのことが見えてなかったかもしれない中で、阿部さんに私が思う奈々をお芝居を通してぶつけた時にすごく温かく拾ってくださって。休憩中にお話をする時でも、「奈々と明石」の距離感を保ってくださいました。藤井監督も、「清原さんが思う奈々を演じてくださって大丈夫です。僕はそれを見て、何かあったら言います」と支えてくださるような方で、すごくお芝居がしやすい環境を作っていただきました。――そして、今回は主題歌「気まぐれ雲」の担当という大役もありました。ブログには心境がとても丁寧につづられていました。はじめは実感が全く湧かなくて、歌や音楽が大好きなので素直にうれしかったです。自分が出演した作品で主題歌まで担当させていただけることなんて、そうそうありません。でも、レコーディング当日、そして終わってからいろいろと……全く声が出ていなかったことや「自分がこうやって歌いたい」という世界観の中でしか動けていないことに気づいて、自分の無力さを痛感しました。「映画主題歌を担当する」という責任の重さもありますが、私自身が音楽や歌が好きでずっと今まで生きてきて、そういう自分の世界観が通用しないことの悔しさもあって。今まで大切にしてきたものが、途端に怖くなったりすることへの恐怖。それがレコーディングを終えた自分に降り掛かってきて……でも、今はそういった経験がとても貴重だったという実感が勝っていて、その機会をいただいたことに感謝しています。――レコーディングの時、作詞・作曲・プロデュースの野田洋次郎さんやプロデューサーである山田孝之さんから声を掛けられて、記憶に残っている言葉はありますか?山田さんは無言で見守っていてくださって、野田さんは「力を抜いて歌ってください」ぐらいしか言われなくて(笑)。レコーディング中に私が「ダメだな……」と内にこもってしまいそうになった時に山田さんがフラッと私のところまで来てくださって、「最近組んだバンドで歌ってるんですけど、僕も歌いたいように歌えないこともある。でも、100%じゃなくてもいいということに最近気づきました」と。私のことを思っておっしゃってくださっていることは重々承知の上で、負けず嫌いなので「悔しいです」ということは伝えさせていただいて。その悔しさが大切であることもおっしゃっていただきました。――これから同じような機会があったら、どうしますか?もちろん、挑戦します。怖いですが、怖がっていても仕方がない。そういった機会をいただけるのは本当に貴重なことなので、その時の私の全力を注ぎたいと思います。○■「負けず嫌い」の源は「楽しい」――清原さんはオーディションでデビューし、朝ドラをはじめ、その後も大役をオーディションで勝ち取って来た方です。その柱、秘訣となるものは何だと思いますか?私の柱……お芝居が好きな心だと思います。私は、どのような役でも楽しんだり追求できる根性があって、そういう姿勢を保つ努力は惜しみません。そして、それが良い作品へとつながるように。お芝居が好き。それが私の主軸だと思います。――それは、デビューしてから経験を重ねるにつれて実感してきたことですか?いろいろな経験をさせていただく中で、ずっと変わっていない部分だと思います。「楽しい」という気持ちがベースにないと何事も展開していかない性格で、私は演じることが心の底から好きだからどんな壁にぶち当たっても頑張ろうと思えるし、「負けず嫌いの心を持っていよう」と思うこともできる。役によってハードルを乗り越えた達成感だったり、充実感はありますが、言葉として表現できる「感情」はなくて。達成感や充実感が身についていればいいと思います。●朝ドラ『あさが来た』大抜てきデビューの本音――その最初のハードルが朝ドラでしたね。プレッシャーや責任感を感じる余裕すらありませんでした。「セリフを覚えないと!」「次はどんなシーン?」という思いでずっと撮影していて。すべてを終えて、「乗り切れたんだ。よかった……」とようやく思えたというか。今振り返ると、気負ってしまって空回りするより、それで良かったんじゃないかなと思います。たくさんのことを学ばせていただいて、「お芝居が好き」という自分を見つけられた大切な作品です。――今日お会いしてあらためて思いました。ブログの文面もそうですが、言葉選びが巧みというか。16歳とは思えません(笑)。どこで養われたんですか? 読書?本当ですか(笑)? 本はたまにしか読みません。国語は好きです。言葉であれば……『愛唄-約束のナクヒト-』(1月25日公開)という映画で詩を書く女の子を演じさせていただいて、それがきっかけで詩集を読むようになりました。言葉は簡単なようで、いろいろな意味を含んでしまう難しいもの。映画を通して学んだことが、もしかしたら無意識に自分の言葉選びにも影響しているのかもしれません。――出会う作品ごとにさまざまなことを吸収できる職業。役者の醍醐味ですね。「吸収できたらいいな」「成長できたらいいな」という思いで、作品に参加させていただいています。――そういう期待を込めて臨んでいらっしゃるんですね。期待というか、願いに近いかもしれません(笑)。――それでは最後に。葛藤しながらも演じた『デイアンドナイト』が教えてくれたことは何ですか?役者1人で作品は成立しません。相手役の方がいらっしゃって、そこで受け取ることをいかに嘘がなく、リアルに表現できるか。奈々は自分が透けて見えるような役で自分ともリンクするところがあって、それを一番近く、濃く感じたような作品でした。これまでにはない、貴重な体験です。■プロフィール清原果耶2002年1月30日生まれ。大阪府出身。2014年、12歳で受けた「アミューズオーディションフェス2014」で3万2,214人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビュー。2015年から2018年まで『nicola』、2018年から『Seventeen』の専属モデルを務めている。2015年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューを飾り、『精霊の守り人』(NHK)、『セトウツミ』(テレビ東京)、『透明なゆりかご』(NHK)など数々のドラマに出演。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』でスクリーンデビューし、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ちはやふる-結び-』(18)に出演するなど、映画界でも活躍している。
2019年01月24日草なぎ剛が主演する映画『台風家族』が6月に公開決定。本作は、『箱入り息子の恋』の市井昌秀監督と、そのスタッフによる最新作。草なぎさんのほか、新井浩文、中村倫也、尾野真千子ら豪華俳優陣が出演する。■ストーリー2000万円の銀行強奪をし、一時世間を騒がせた鈴木一鉄とその妻・光子の夫婦。2018年夏、その事件から10年経って、鈴木家のきょうだいが集まることを決めたのは、事件後行方不明になった両親の仮想葬儀で財産分与を行うためだ。どんな仕事も長続きしない小鉄が妻の美代子と娘のユズキを引き連れて10年ぶりに実家へやってきた。しばらくすると長女の麗奈がやってくる。遅れて次男の京介がやってきた。そして始まる見せかけだけの葬儀。居間の中には大きな空っぽの棺が2つ。待てど暮らせど末っ子の千尋はやって来ない。とうとう葬儀が終わったとき、ドアの外にチャラチャラした男が立っていた――。■長男・草なぎはじめ、“めまぐるしい家族”の真夏のたった1日の物語本作は市井監督が12年間の構想を経て、自身のオリジナル脚本によって映像化が実現した、ブラックユーモアあふれるある一家の真夏の1日の物語。たった1日の中に、苦笑と共感、そして衝撃の愛のラストが凝縮されている。一家の“長男”・小鉄を演じるのは、最近、YouTuberとしても人気を博す草なぎさん。「僕が演じた小鉄の役は、本当にダメダメな奴なんですけど。逆にそういうところが魅力的で、愛くるしく、むしろ愛すべき人物だな、と思えました」と今回演じた役柄について明かす草なぎさんは、「ラストカットの撮影は、なんかすごいジーンときちゃいましたね。映画を観てくれた人には、必ずあの真夏の暑さと、僕らの“パッション”がスクリーンの中から『ぶわ~ん』と伝わると思います!」とアピールしている。■兄弟に豪華顔ぶれ!また“次男”の京介役には、日本映画界に欠かすことの出来ない俳優・新井浩文。鈴木家兄弟の3番目、“長女”の麗奈役にはMEGUMI。“三男”の千尋役には、朝ドラ「半分、青い。」や『孤狼の血』、「今日から俺は!!」に出演し、いま大人気の俳優・中村倫也。新井さんは「MEGUMIさんのすっぴんと、うちの顔は非常に似ているので、兄妹設定は説得力があるかと思われます」と意外な共通点を明かし、一方のMEGUMIさんは「エンディングに向かうにつれて分かりやすく役者陣やつれていきます笑。それくらい汗かいて、ぶつかって、剥き出しで演じました」と体当たりで演じたとコメント。また末っ子を演じる中村さんは「映画のタイトル通り、気温も湿度も風速も高い『濃ゆい』作品に参加できて、思い出の多い夏を過ごすことができました。ワケありまくりの暗雲立ち込める鈴木家に、果たして台風一過は訪れるのか。ぜひご期待ください」とアピールしている。■尾野真千子、草なぎ剛と2度目の夫婦役!兄弟キャストのほかにも、豪華な面々が登場。小鉄の妻・美代子役には、『クソ野郎と美しき世界』でも共演し、草なぎさんと2度目の夫婦役となる尾野真千子。小鉄の一人娘・ユズキ役には、ファッショニスタでジャズピアニストの甲田まひるが抜擢。尾野さんは「共演者との真夏での撮影、大変でしたが助け合いながら和気藹々と楽しい撮影でした!」とふり返り、「草なぎさんとの2度目の夫婦役、また違った草なぎさんに出会えてもっともっと違う草なぎさんに会いたくなりました!」と共演を語っている。さらに甲田さんは「父親を嫌悪する女の子の役がすっと自分の中に入ってきて、自然にユズキとしてその空間にいることができたと思います」と演技初挑戦した感想を語っている。■MEGUMIの彼氏に若葉竜也長女・麗奈の彼氏・佐藤登志雄役には、『曇天に笑う』『パンク侍、斬られて候』「ブラックスキャンダル」の若葉竜也。本作で重要な人物として観客を驚かせる存在となる謎の女・富永月子役には、蜷川幸雄演出作品に過去多く出演し確な演技力を評価される長内映里香。さらに、鈴木家兄弟の両親、光子と一鉄役を、榊原るみと藤竜也が演じる。自身、5人兄弟の三男だという若葉さんは「なかなか僕が出てる映画を観てくれない兄や弟にも、観てほしいなぁと思う作品」と自信をみせ、長内さんは「皆さんのエネルギーをバシッと受けて、その後の作品への姿勢に影響するほど、有難い現場でした」とコメント。劇中では「初めてのノーメークで、髪も白髪を増やして、よりリアルな役作りをしてみました」と明かす榊原さんは「ラストに近いシーンでは、私達の世代にとって憧れの藤竜也さんに手を握ってもらうカットがあったのです。NGが出たお陰で、なんと3回も握って頂き、まあ、嬉しくて、心臓がドキドキ、ドキドキ」と嬉しいシーンもあったとか。一方、藤さんは「草なぎさんをはじめ、良い俳優さんたちとの現場は楽しかったですね。ひさしぶりに殴り合いのシーンなんかあって昔を思い出しましたよ。試写を観たんですが、とても短く感じました。面白い映画の証拠ですね」と興奮気味に語っている。『台風家族』は6月初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年01月22日2018年放送のドラマをふり返ってみると、白黒ハッキリつけるのがどうにも苦手な“脱力男子”の存在が目立っていた気がします。中でも注目を集めたのが、「おっさんずラブ」のはるたんこと主人公・春田。優柔不断と言ってしまえばそれまでですが(笑)、彼らには、知らぬ間に人々の心を虜にする不思議な力がありますよね。そこで今日は、1年間のドラマ作品を総ざらいすると共に、話題の“脱力男子”――その魅力について改めて考察していきましょう。無意識に惹きつけられる、生粋の“ピュア”男子春田創一(田中圭)/「おっさんずラブ」2018年最も話題を集めたこちらの作品。SNSを中心に「おっさんずラブ」が一大旋風を巻き起こしました。物語は、決断力に欠ける性格が元で恋愛から遠ざかる主人公・春田(田中圭)が、ある日突然、未曽有のモテ期に突入することから始まります。渋メン上司(吉田鋼太郎)やキュートな後輩(林遣都)から思わぬ愛の告白を受けることになり…人生が一転していくというもの。何に対しても基本あまりやる気のない引け腰な春田ですが、その魅力は心根の“ピュアさ”にあると言えるでしょう。直面した問題に悶絶する姿を見ていると、つい「助けてあげたい」「彼の笑顔が見たい」と世話を焼きたくなる――放っておけない愛すべき“脱力男子”。性別を問わず、彼の虜になる人が続出しました。ドラマでは後輩・牧とのハッピーエンドに終着したとあって、「その後の展開が気になる」との声が殺到。2019年は待望の映画化が決定!さらなるはるたん旋風に注目が集まります。脱力しているのに“スマート”抜群のバランス感朝井正人(中村倫也)/「半分、青い。」彼の姿を見ない週はなかった?!――「ホリデイラブ」「崖っぷちホテル」「ドロ刑」など、今年数多くの作品に登場した中村倫也さん。中でも“脱力男子”として世の女性たちをメロメロにした朝ドラ「半分、青い。」を忘れてはなりません。岐阜×東京を舞台に、ヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)が七転び八起きで駆け抜ける半生を描いた本作。佐藤健さん演じる律の親友・まーくんこと正人は、ふわっとした雰囲気でつかみどころがなく、誰にでも優しい。絶えず複数の女性に言寄られているという、クール系“脱力男子”。常に会話の三歩先を読んで、リスク回避を念頭に言葉を発する“スマート”な一面も相まって…とにかくそのバランスが絶妙なんです!彼の言動に、世の女性たちの甘い溜息が響き渡っていました。草食な恋愛が多いと懸念される昨今を象徴するかのような、リアルなモテキャラクター。まだ見ていないという方は、是非チェックしてみては?“敢えて”の脱力系! 心の奥底には、熱い一面も…根元恒星(松田龍平)/「獣になれない私たち」最後はこの人。つい先日最終回を迎えた話題の恋愛ドラマ「獣になれない私たち」で注目を集めた、世渡り上手な毒舌税理士・根元恒星(松田龍平)です。“脱力男子”の代表格とも言える彼の特徴は、何とも言えない“敢えて”感。「敢えて、深入りしない」「敢えて、キツイことを言い自分から遠ざける」――本当は真面目で、面倒見の良い兄貴肌だからこそ、“敢えて”それを隠そうとしている。傷つくのが恐いから、脱力することで自分を傷つける全ての者から必死で身を守っている。とても現代らしい、人間味のあるキャラクターと言えるでしょう。「けもなれ」の愛称でこの冬を盛り上げてくれた本作。2018年ラストを締めくくるのに最適な名作ドラマでした。以上、いかがでしたか?来年は、一体どんなキャラクターが登場するのでしょう。いまからとても楽しみです。(text:Yuki Watanabe)
2018年12月27日「博多華丸・大吉」の2人とNHKアナウンサー・近江友里恵が司会を務める朝の情報番組「あさイチ」に女優の満島ひかりが出演。朝ドラ「まんぷく」ヒロインの安藤サクラとの“関係”なども率直に語る満島さんのトークに視聴者から大きな反響が巻き起こっている。「まんぷく」のヒロイン役・安藤さんとは「特別な関係。人生の節目節目でお互い連絡し合う“戦友”」のようだと語る満島さん。安藤さんの姉、安藤桃子に招かれて高知の祭りに出向いた際の写真などが紹介された。小学生時代から「Folder」として活動、歌番組などにも出演。当時のメンバーでソロアーティストとして活動してる三浦大知らが抜けた後、女子メンバーで再編成された「Folder5」も彼女が高校時代に実質解散、その後女優に転身した満島さん。2011年放送の「それでも、生きてゆく」以降、「Woman」「カルテット」などでタッグを組んできた脚本家の坂元裕二がVTRで登場。「それでも、生きてゆく」では当初3回オファーを断られ、それでも諦められず自分で直接出演交渉に向かうも、実際に満島さんと会うと出るつもりがない雰囲気を漂わせていて、「このままじゃまずい」と手が震えてしまったという当時のエピソードを披露。「テレビは自分の名前が知られてしまう、それが怖かった」という満島さんだが、手を震わせ出演交渉に来た坂本さんの様子を見て出演を決めたという。これに「坂元さんにそこまでさせた満島さんもそこまでした坂元さんも凄いなあ」「満島さんも坂元さんも繊細な人同士って感じするなあ」など視聴者からの感想ツイートが寄せられる。また現在は事務所を独立しフリーで活動する満島さん。大吉さんは「フリーだとドッキリが仕掛けられない」と“不満”を漏らすと、「今回も“誰にインタビューしますか”とプロデューサーさんに聞かれました」と解答。そこから話題はフリーになった経緯に。忙しくなると周囲に“火を飛ばす”自分が気になって、自分と向き合う時間が欲しかったからフリーになったという満島さんだが「マスコミにいっぱい書かれた。信じないでください」「サクラちゃんとも仲良いです」と、フリーになったタイミングで巻き起こったマスコミ報道について“反論”。「サクラちゃんとも仲いいし(そこ大切)」「敢えてそれに」「触れて自分の言葉で説明する姿勢、潔いと思った」「自らゴシップに喝を入れる満島ひかり氏、推せる」など、率直に自分の言葉で語ろうとする満島さんの姿に多くの視聴者から声援が送られていた。(笠緒)
2018年12月21日ある共通点を持ったゲストを招きMCとゲストがトークを繰り広げる日本テレビ系「今夜くらべてみました」。その12月19日(水)今夜の放送に映画『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』から大泉洋、三浦春馬、高畑充希がゲスト出演する。演劇ユニット「TEAM NACS」を率い、北海道で絶大な人気を誇る「水曜どうでしょう」で注目を集め全国区へ進出。『探偵はBARにいる』シリーズや『恋は雨上がりのように』などの映画から朝ドラ「まれ」、大河「真田丸」まで幅広く活躍中の大泉さん。映画『恋空』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き「ブラッディ・マンデイ」に主演、実写版『進撃の巨人』のエレン役から大河「おんな城主 直虎」の井伊直親、「オトナ高校」では童貞エリートの主人公をコミカルに演じ俳優として大きな成長を遂げた三浦さん。ミュージカル「ピーターパン」で8代目ピーターパンを務め、朝ドラ「とと姉ちゃん」のヒロインに抜擢され一躍広い世代に知られるように。不器用だが一途なヒロインを演じた「過保護のカホコ」や堺雅人演じる主人公の妻役で出演した『DESTINY 鎌倉ものがたり』などが印象深い高畑さん。『こんな夜更けにバナナかよ』で共演する3人が「今くら」のスタジオに登場。様々なことにこだわりが強めだという大泉さんへの後輩芸人や周辺スタッフからの様々な“クレーム”を紹介。すると三浦さんにも驚きのこだわりが発覚!?さらに高畑さんの謎の行動を竹内涼真さんが暴露!?3人の意外な一面をお楽しみに。そのほか「日テレ女子アナウンサー大忘年会」と題し、日テレアナウンサー7名が一挙登場、2018年の反省点からハマったことなどをふり返る。大泉さんが主演を務め三浦さん、高畑さんが共演する『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』は、幼少期から筋ジストロフィーという難病を抱えながらも、病院を抜け出し多くのボランティアと風変わりな自立生活を送った鹿野靖明という実在の人物を大泉さんが演じ、三浦さんと高畑さんは靖明をサポートするボランティア役で出演する。『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』は12月28日(金)より全国にて公開。「今夜くらべてみました」は12月19日(水)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年12月19日映画『春待つ僕ら』の公開記念舞台あいさつが15日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の土屋太鳳をはじめ、北村匠海、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、平川雄一朗監督が出席した。前日に公開初日を迎えた本作の公開記念舞台あいさつに、キャスト陣と平川監督が勢揃い。主演の土屋は「卒業式に参加する気分です。朝ドラが終わってからキラキラとした青春映画が多く、制服を着させていただきました。その集大成というか、この映画が卒業作品と思いながら撮影させていただいたので、無事皆さまにお届けできて本当にうれしいです」とあいさつ。印象に残ったシーンについて「作文を読むシーンです。監督と一緒に言葉を選ぶところから関わらせていただき、監督も真正面からぶつかってくださいました。あのシーンは集大成というか、自分が制服を着て感じたことを込めたので、卒業文集のような気分でとても印象に残っています」と振り返ると、平川監督も「使われている部分は少ないですが、原稿用紙5枚もありました。その裏の努力がありましたよね」と文章を一緒に考えた土屋の労をねぎらった。舞台あいさつの最後には、撮影中にも行ったという"ワードウルフ"を登壇者全員で実施。トークをしながら1人だけ違うワードを渡されていた"ウルフ"を当てるというもので、1人だけ違う"ダンクシュート"と渡された北村を当てたのが北村自身と平川監督だけ。代表して土屋が罰ゲームを受け、劇中のセリフでもある「大事な者なんて見つからないと思っていた」というセリフを小関に面と向かって言うことに。最初は思わず笑ってしまった土屋だったが、ここ一番はしっかりと小関の目を見て同セリフを披露。それを受けた小関は「役じゃないところだと緊張しますね(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。あなしん原作の同名人気少女漫画を、土屋太鳳主演で平川雄一朗監督が実写映画化した本作。なかなかクラスに馴染めない女子高生・春野美月(土屋太鳳)と男子バスケットボール部の面々の成長を描く。
2018年12月16日「40歳のときに雑誌の表紙に出るのはもうやめようって決めたんです。だけど今回は10代のころからお世話になってきた『女性自身』さんの60周年ですから」と、吉永小百合(73)。対談企画を提案したところ、吉永がその相手に希望したのが、’05年公開の主演映画『北の零年』で母子役として共演した石原さとみ(31)だった。なんと13年ぶりの再会という、ビッグ対談が実現!吉永「今年、さとみちゃんから届いた年賀状に“また母上と呼びたい”と書いてあったのが、印象的でした。ずっと会いたいと思っていたから、今日は本当にうれしいの」石原「私もずっとお会いしたくて。たぶん、’06年の日本アカデミー賞の授賞式でお会いしたのが最後で……」吉永「最近の活躍も、自分のことのように喜んでいますよ。少女だったさとみちゃんがどんどん大人になってきて、その成長ぶりがものすごくきれい!清潔で、だけどほのかな色気もあって。いつも素敵だなって思って見ています」石原「小百合さんに気にかけていただけているなんて、本当にうれしいです……」吉永「『北の零年』のとき、撮影の合間にいろいろ相談をしてくれたでしょ?大学に進むべきかどうかとか。まるで本当の娘のように感じていたんですよね」■当時のさとみちゃんが昔の自分と重なって……石原「私はデビューのころからずっと、小百合さんが憧れなんです。もともと両親が小百合さんの大ファンで、特に母は小百合さんと同い年で。当時からどのインタビューでもいつかお会いしたいと話していて。『北の零年』のお話をいただいたときは呆然としました」本誌「初対面は覚えていますか?」石原「『朝ドラ(’03年放送、石原主演の『てるてる家族』)見てます』って声をかけてくださったんです。しかも、小百合さんは共演者全員の作品をチェックして感想を伝えていて。子どもながらに、なんてすごい方なんだろうと、感じました」吉永「さとみちゃんはとにかく懸命に役に取り組んでいましたよね。乗馬のシーンもあって大変だったと思うんだけれど。でも、本番に強いから、いつもばっちりだった」石原「それは、小百合さんが何度も練習に付き合ってくださったからです。馬に乗っていると、同じ箇所が擦れてものすごく痛かったんですけど、それをお話ししたら馬具を一式プレゼントしてくださって。『こう使うと痛みが軽くなるから』と教えていただきました。覚えてらっしゃいますか?」吉永「ええ?そうでしたっけ?」石原「当時のマネージャーさんには、ふつうここまでしてくれる人はいないよ、って言われて」吉永「でもそれは、私も日活時代に先輩にやってもらったことですね。特に芦川いづみさんという素晴らしい先輩に、ファンデーションをいただいたり、おうちに呼んでいただいたり。15歳でこの世界に飛び込んで、どうしたらいいかわからない部分もあったんですけど、私は先輩のおかげで乗り切れて。10代のさとみちゃんが、そういう昔の自分と重なったのかもね」■忘れることのできない小百合さんの言葉石原「共演当時のことで鮮明に覚えていることがあるんです。ある役者さんが小百合さんとのシーンでずっとNGを出されていて。その方は小百合さんの大ファンで、手が震えていて。そのとき“母上”が『大丈夫ですよ、何回でもやりますから』と声をかけていたんです。それを見て、なんて優しい方だろう、と思いました。私も年齢を重ねて、年下の女優さんにファンだって言ってくれる方が現れて。彼女が緊張してセリフが出てこないことがあったんですが、『何回でもやるよ』って言えたんです。そのときに小百合さんの思い出がフラッシュバックして、うれしかったですね」本誌「吉永さんは、そのときのこと、覚えていますか?」吉永「いえ、覚えていない(笑)」石原「誰かが落ち込んでいるときに、相手の心に寄り添った的確な言葉で励ましてくださる、というか。その一言で、心が軽くなったり踏ん張れたりして、乗り越えられたあとにも『よかったね』と言ってあげられる。私も、そういう人になれたらいいなと思います」本誌「吉永さんには憧れの女性はいらっしゃるんでしょうか?」吉永「おこがましいかもしれないんですけど、私の憧れは皇后さまです。本当に素敵で、日本に暮らす私たちのことをいつも考えてくださって。お優しいけれど、いろいろなことをきちっと見てらっしゃる。ああいう方をお手本にしていきたいと思っていますね」
2018年12月06日「神部の魅力は、やっぱり人の懐ろにすぐ入れる人間力に尽きると思います。そこは僕自身、すごく羨ましいところです。僕はどちらかというと構えちゃうほうで、打ち解けるまで時間がかかってしまうので」そう話すのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』で萬平を慕い支える神部茂を演じている瀬戸康史(30)。神部は戦争で家族も家も失ってしまったが、今では「塩軍団」のリーダー的存在に。塩づくりの撮影は今年の夏に行われたそう。「40度近くの日もあって、こんなに日本の夏って暑かったっけ?って思いながら撮っていたんですが、今はもう寒い。時がたつのはあっという間ですね」(瀬戸・以下同)そんな時間を共にする、『まんぷく』共演者のエピソードを瀬戸が教えてくれた。■福子役・安藤サクラ「サクラさんは本当にタフで、元気を皆に振りまいています。子育てをしながらの撮影で、本当に大変なのにもかかわらず、笑顔で接してくれる。ヒロインなので一番多忙ですし、せりふをたくさん覚えないといけないのに、疲れた顔を見たことがありません。現場にもいちばん大きな声で『おはようございます!』と入ってきますし。だから僕も負けじと大きな声で挨拶を。サクラさんには元気をもらっています。きっと視聴者の皆さんもそうなんだろうなあ」■萬平役・長谷川博己「『瀬戸君のお芝居、すごく好きだな』とか『いいよね』とか、長谷川さんはすごく褒めてくださいます。先輩の役者さんに褒められるなんて、めちゃくちゃうれしいです!ちゃんと見てくださっているんだなって。朝ドラはひとつの役を長い期間で撮り、15分という尺におさめる。そんな役についての悩みを打ち明けてくれることもあります。僕も思ったことがあれば伝えたりしていて、距離の近い関係になれたのが、すごくうれしいです」■鈴役・松坂慶子「松坂さんとは『あさが来た』で共演して、そのあとCMでもご一緒させていただいて、そして今回。一緒のシーンが多くて楽しいです。優しい方ですし、癒しのオーラをお持ちなんです。先日は空き時間に、着物のままでY字バランスをされていました(笑)。『体、(どうして)そんなに柔らかいんですか?』って聞いたら、毎日、柔軟体操をされている、と。ポジティブなエネルギーにあふれている方です」『まんぷく』の神部としての、今後の見どころを瀬戸はこう語る。「萬平さんと福子さんとはまた違う、タカちゃん(岸井ゆきの)との若いキュンキュン感みたいなのも楽しんでいただけるかと。神部はめっちゃ鈍感なんです」最後に、少し気が早いものの今年を振り返ってもらいつつ、2019年の抱負を聞いてみた。「俳優としては素敵な作品に出合えましたし、アーティストブックでは自作の絵本を描いたりと、2018年はすごく充実していました。来年もいろいろ新しいことに挑戦できれば」
2018年12月03日福山雅治プロデュースによる日テレの“朝ドラ”として注目を集めている「生田家の朝」の制作発表会見が12月2日(日)に行われ、福山さんをはじめ、脚本のバカリズム、出演者のユースケ・サンタマリア、尾野真千子らが出席した。■福山雅治「何かやりましょう」のひと言から始まったドラマに驚き!朝の情報番組「ZIP!」内で放送される本ドラマ。1話7分、全13話で都内に暮らす生田家の慌ただしい朝ごはんの模様が様々なトラブルと共に描き出される。もともと、日テレ開局65周年を記念して福山さんに「何かやりましょう」と話が持ち込まれ、福山さんが「じゃあ、ドラマですかね」と返したことから始まったというこちらの企画。福山さんは「『何かやりましょう』というのはよくあるんですけど、ここまで大掛かりなプロジェクトになるとは…」と驚いた様子。■尾野真千子、福山雅治による主題歌の題材になり大喜び!福山さんは主題歌の「いってらっしゃい」を書き下ろしているが、こちらもドラマと同時進行で、脚本とリンクさせつつ制作するという、普段とは違うプロセスの中で作られている。歌詞には、慌ただしくも幸せそうな朝の家族の様子が描写されているが、福山さんは「朝ドラと決まって、『朝、何をやりましょうか?』『食べ物を扱ったドラマにしましょうか』という話になりまして。何気ない毎朝を面白く描いていく――これは何なのか?毎日、同じように朝がやってきて、同じことが繰り返されていくって、実はすごく大切で、幸せなことなんだというのが、このドラマの目指すところなのかなと思いました。それを下支えしてるのは誰か?ママじゃないかいうことで、ママ目線の曲になっています」と曲に込めた思いを明かす。これに大喜びしていたのは一家のママ・早苗役の尾野さん。「やりましたね!誰にとっても夢ですよね自分が題材になるなんて」と感嘆!周囲からの「真千子じゃなくて(役の)早苗でしょ!」というツッコミにもめげず「福山さんの中で“早苗=真千子”になってるの!」と言い張り、満足そうな笑みを浮かべていた。■バカリズム脚本に「天才は俺以外にもいるんだな」?そして、会見で不規則発言を連発し誰よりも目立っていたのが一家の“父”を演じるユースケさん。バカリズムさんの脚本について「こういうのを天才って言うんだな」と称賛したかと思えば「俺以外にもいるんだなって思いました」と付け加え、福山さんから「そういうこと言うとウソっぽくなるから(笑)!」とたしなめられる。尾野さんがショートヘアで本作に臨んだことについても「腰まであった髪をバッサリ切りました。切った髪は売ったそうです」と話をおおげさに盛り、尾野さんは「(短くしたのは)このドラマのためではないです(笑)」と否定。さらに、会見で語られたバカリズムさんの実家が弁当屋さんだったというエピソードに対しても「オリジン弁当です!」と勝手に断定し、こちらも本人が「違います(笑)」と即否定。報道陣向けの写真撮影の際にも、架空の番組名を連呼したり「僕が出演している『ボヘミアン・ラプソディ』。歯を抜いて臨みました!」などと妄言を繰り返し、福山さんらを苦笑させていた。「生田家の朝」は12月10日(月)より日本テレビ「ZIP!」内にて7時50分ごろより放送(全13回)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バカリズム THE MOVIE 2012年5月26日よりシネマート六本木にて公開© 2012 バカリズム THE MOVIE製作委員会
2018年12月03日「売り場名を言葉にしたときの音は、言霊といって非常にパワーがあるんです。億を招く音を持つ売り場名であること。そこに運気のいい販売員がいて、地元の神様ゆかりの品があれば最高です」(島田秀平)本誌ではこれまでさまざまな角度で「億招き」の秘訣を紹介してきたが、今回は占い芸人として大ブレーク中の島田秀平(40)が登場。全国1万店以上ある宝くじ売り場から、今年の年末ジャンボ1等・前後賞合わせて10億円に向け、ここぞという「全国推し売り場10」を選んでもらった。そのポイントは、“億名”だ。【岩手県】宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター最新「億」実績:’13年宝くじの日記念1等と前賞2億7,500万円強運売り場名ポイント:一等行こうは全国ここだけ【岩手県】ジョイス久慈チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:ジョイ(喜び)のくじ【栃木県】宝積寺バイパスチャンスセンター最新「億」実績:’14年サマー1等・前後賞6億円強運売り場名ポイント:文字どおり宝を積む【東京都】池袋西口地下街東武ホープセンター最新「億」実績:’16年オータム1等・前後賞5億円強運売り場名ポイント:東武=当富のホープ(希望)【大阪府】大阪駅前4ビル特設売場最新「億」実績:’18年サマー1等と後賞6億円強運売り場名ポイント:大きな特=得がある【岡山県】大安寺宝くじ売場最新「億」実績:’17年ハロウィン1等と後賞4億円強運売り場名ポイント:文字どおり大安【岡山県】藤田ダイキチャンスセンター最新「億」実績:’16年サマー1等・前後賞7億円強運売り場名ポイント:まさかのダイキチ【広島県】吉川たばこ店最新「億」実績:’13年年末1等7億円強運売り場名ポイント:吉がたばと読める【長崎県】ゆめタウン夢彩都チャンスセンター最新「億」実績:’17年サマーミニ1等2本合計2億円強運売り場名ポイント:夢がダブル【鹿児島県】新栄サンキューチャンスセンター最新「億」実績:’12年ドリーム1等1億円強運売り場名ポイント:栄えてサンキューと読める岩手県「宝くじ神社一戸イコオチャンスセンター」は一戸町のスーパーにある売り場。島田の眼力は「一戸=1等、イコオ=行こう」と読み解いた。「“1等行こう”という音の売り場は全国でここだけ。そのパワーか、5年前には2億7,500万円の大当たりという実績も」(島田)岩手県「ジョイス久慈チャンスセンター」は「ジョイ(喜び)のくじ」売り場。久慈市は5年前にNHK朝ドラ『あまちゃん』の舞台となり、販売員が海女の衣装で販売したところ、ジャンボ1等が2本続いたことで話題に。「売り場名のパワーと人気ドラマのパワーが合体して、億招きした結果かも。今後も期待大」(島田)栃木県「宝積寺バイパスチャンスセンター」は、見てのどおり「宝を積む」ありがたい名前。’14年サマー6億円が出たときのことを、橋本達矢店長はこう話す。「売り場近くにある鷲子山神社は、宝くじの御利益で有名。たまたま販売員が当せん祈願したところ大当たり。それから毎ジャンボごとにお参りしています」昨年ハロウィン1等と後賞4億円が出た岡山県「大安寺宝くじ売場」。10年前に売り場オープンの際、おめでたい名前のほうが縁起がいいと、隣接する「大安寺町」の町名を売り場名に借用したとか。その御利益か、’10年年末で2等1億円が出るなど大当たりが続く。同じ岡山県から選ばれた「藤田ダイキチャンスセンター」。よく売り場名を見ると「ダイキチ」だ。JR岡山駅から車で30分もかかる立地にもかかわらず、’06年オープン以来、総額14億円が出ている。島田から指摘されるまで“億名”と気付かなかったという秀働章彦店長はこう漏らす。「私も前から、なぜこの売り場はこんなに当たるのか不思議でした。今年の年末は9,000円以上購入した方に、地元の神社で当せん祈願した絵馬をプレゼント。“億名”+絵馬パワーで10億円を狙います」広島県「吉川たばこ店」は’13年年末1等7億円が出るなど、福山市内でよく当たると評判の売り場。「読んで字のごとく『吉が束』。当たりがたくさん出て不思議はありません」(島田)しかも店主の名が吉川幸枝さん。ここはダブル福名売り場だ。長崎県「ゆめタウン夢彩都チャンスセンター」は、オープン以来18年間で総額10億円の大当たりを出している人気売り場。「宝くじは夢をかなえるためのもの。『夢』がダブル売り場名なのは、全国でここだけ」(島田)最後は鹿児島県「新栄サンキューチャンスセンター」。中村久雄店長がこんな話をしてくれた。「新栄は町名、サンキューは併設のスーパー名なんですが、たしかに運がある売り場です。’16年ドリームミニで常連の男性が1等7,000万円を当て大喜びしたんですが、先日、その家族の方が見えて『残念ながらその後、病気で亡くなりました。でも、新しく建てた家を残してくれてありがたかった』と、しみじみ語ってくれて。こうした運を今後も地域に配れるようがんばります」(中村店長)奇跡の大当たりを呼ぶ「億名」売り場。あなたもあやかってみてはいかが?
2018年11月30日NHK朝ドラ『半分、青い』でブレイクした人気俳優・中村倫也(31)が11月25日放送の日本テレビ系トーク番組『おしゃれイズム』に出演。好きなタイプや、初恋について語った。MCを務めるくりぃむしちゅー・上田晋也(48)から「どんな人がタイプなの?」と聞かれた中村は「シャイな人が好きですね。よそに見せない顔を僕に見せてくれるときゅんとします」と語った。つづけて初めて付き合ったのは「中学校2年生くらい」だと告白。「どういう流れでお付き合いすることになったの?」という質問に「スキー合宿みたいなので長野県に行ったんです。そこで友達と夜風呂上りにだべっていたら、クラスメートのある子がお風呂上がりで髪がつややかでまだ濡れたままの、ドライヤーをちゃんとしてない状態で歩いてきたんです」と当時を回顧。「それを見た瞬間にもうバーンっとなって。初めておかん以外の女性の……」と衝撃を受けたという中村。ふだんから「かわいらしい子」だと思っていたと振り返り、「そこにウェッティが乗ってきたんで、鬼に金棒なわけですよ」と独特のワードセンスでスタジオを沸かせた。「これが恋か」と一瞬で恋に落ち、「次の日、戻ってきてサッカーの練習に行った帰り道に公衆電話から電話をかけて、ほとんど喋ったことはなかったんですけど、“好きだから付き合ってくれ”って言った」と告白したと明かした。相手から「うん」とOKの返事をもらい、初めての彼女になったそう。「向こうも僕の濡れ髪を見ていた可能性も」と付けくわえ、笑いを誘った。放送を見たファンからは「濡れ髪好きとかかわいい(笑)」「初恋エピソードがかわいすぎ」「中村倫也さんほんと癒し」と中村のピュアな初恋にときめいたという反応があがっている。
2018年11月26日演技派女優、渡辺えり(63)&キムラ緑子(57)コンビによる舞台「有頂天」シリーズの新作『喜劇有頂天団地』(新橋演舞場にて12月1~22日まで、京都四條南座にて’19年1月12~27日まで)公演が決定!今回のテーマは「隣人戦争」。私生活でも仲よしな2人の、爆笑“井戸端会議”をどうぞ!■舞台で、現場で、ドラマで……あのイケメンに胸キュン!キムラ「昨日、朝ドラ『半分、青い。』で知り合った俳優さんが所属する『劇団男魂(メンソウル)』の舞台を見てきたの。すごくよかった!」渡辺「イケメンなの?」キムラ「個性的な役者さんがそろってて、座長さんが色っぽかった。すごくオススメ!」渡辺「ドリちゃん、前に西島秀俊さんとも共演してたでしょ。一緒にお風呂入るシーン撮ったとかで」キムラ「10年も前のことですよ」渡辺「かっこいい!とか言ってたじゃない」キムラ「ずいぶん前だから忘れちゃった(笑)。私、最近のこともよく覚えてないの」渡辺「私が今オススメなのは伊藤健太郎くん。かっこいいわよね。去年、大阪公演のとき、彼の出演してたドラマ『アシガール』(NHK)が放送されてたの。ドラマ見たさに、舞台が終わったらみんなと飲まずにすぐホテルに帰ってた。健太郎くんに恋しちゃったら、(相手役の)黒島結菜さんが私に見えてきちゃって。キュンキュンしてたわ~(笑)」キムラ「21歳の黒島さんに(笑)」渡辺「彼にぜひ、お会いしたい。でも、共演できても恋人役はこないわよね」キムラ「あら、私はドラマ『僕のヤバイ妻』(フジテレビ系)で高橋一生さんと夫婦役やりましたよ。偽装でしたけど。でも、最後は愛されちゃうの。いい役だったわ」渡辺「一生さんて何歳くらい?」キムラ「37歳。一生さんて、いい意味で、ちゃんとハッキリ自分の意見を言う人。私たちがずっと困っているけど言いにくかったことを『それってダメですよね?』ってサラッと代弁してくれて」渡辺「かっこいい~!」キムラ「それも嫌な感じではなくてね。若いのにステキなの。ブレークするのは当然だと思う」渡辺「彼がまだ若手のときに、私が演出した舞台『瞼の母』に出演してくれて、おとなしくて真面目な人だな、って印象だった。私のこと『怖い人』って勘違いしてたけど、ちゃんと訂正してくれた?」キムラ「ちゃんと話してますよ。えりさんの話をすると盛り上がるから、つい、いろいろ話しちゃう」■前澤社長みたいな、お金持ちと知り合いたい渡辺「ZOZOTOWNの人とか話題になってるじゃない。前澤社長」キムラ「今すごく気になる人。アーティストを月に連れていくとか言ってた。不思議な人ですよね」渡辺「何人か連れていくって?」キムラ「1人100億円で8人」渡辺「え~?どうやってそんなに稼いでるの?」キムラ「ITで、洋服を売ったりしてますよね」渡辺「うちの劇団に寄付してくれないかしら。1億、2億だけでもいいから」キムラ「月よりも先にお願い、って感じですよね」渡辺「そんなお金持ち知り合いにいないからね。周りは貧乏人ばっかり(笑)」キムラ「おかしい~~(爆笑)」渡辺「お金持ちの友達がいたらこんなに苦労してないし。前澤さん、よろしくお願いします!」
2018年11月26日12月10日(月)より「ZIP!」内で“朝ドラマ”「生田家の朝」が放送されることが決定。ユースケ・サンタマリアと尾野真千子が夫婦役で出演し、“どこにでもいるフツーの家族”の朝の話を描く。いまは年の瀬も迫った2018年12月。東京・多摩地区と思わしき、でも日本の何処にでもあるような、ごく普通の家庭の朝の風景。極く普通のサラリーマン家庭・生田家が住む新築一戸建て。夫・浩介はまるでテレビドラマに出てくるようなマイホーム生活に秘かに憧れていた。しかし…「ダイニングテーブルの生活感問題」「ソファーもほぼ死んでいる問題」「毎朝フレッシュジュースを作る筈のジューサーが使われない問題」etc.、小さいけれど気になる人にはとっても気になる「家庭の問題」など、どんな家族の朝の時間にもある「あるある」を、独特のユーモア感覚で描き出すオフビート・ホームドラマ。日本テレビが開局65年を機に立ち上げたこのプロジェクト。ドラマ主題歌と企画プロデュースを福山雅治にオファーし、“主題歌から生まれるドラマ制作”を提案。さらに、バカリズムをプロジェクトメンバーに誘い、ドラマ脚本はバカリズムが担当する。オファー時はとても驚いたと語る福山さんだが、「私は主題歌を担当させていただきます。1日が気持ちよくスタート出来るような楽曲を目指します。ご期待ください」とメッセージを寄せ、今回の脚本を担当し、福山さんが「僕的にいま最も、いや、常にお仕事させていただきたいクリエイターNo.1」だというバカリズムさんは、「たぶん面白いんじゃないかなと思います。キャストはユースケさん、尾野さんという大好きなお2人に演じていただくことが決まったので、僕的にはもう8割方成功です。とにかく毎朝観て下さい」と控えめなアピールをしている。7分ほどの本ドラマでは、お茶の間とテレビの中がまるで合わせ鏡のように同じ時間軸で進む朝のドラマで、日常に起こる小さな事件…小さな幸せを描く“どこにでもいるフツーの家族”の朝の話だ。ユースケさんが極々普通のサラリーマン・生田浩介を演じ、家族思いで優しいが、妙に理屈っぽく夢見がちな面もある人物を好演。そして尾野さんが、“サバサバ母さん”妻・早苗役を演じる。さらに、中1の娘・美菜と小1の息子・悟役に、オーディションで選ばれた関谷瑠紀と鳥越壮真が参加する。「とにかく前例がないので、気が楽」と話すユースケさんは、「これが第2弾とか第3弾で、前回、評判が良かったとかだったら、受けないですよ(笑)。まあ、ある意味ちょっとした実験台みたいなものかなと」とコメント。ドラマについては、「見ている人は台本があるってわからないと思います。芝居を超えた、ある種ドキュメンタリーのような。俺たちが適当にしゃべってるのをなんとなく撮ってるって思いますよ。それぐらい自然です」と話している。一方、尾野さんは「見ていてホッとするようなドラマになると思います」と言い、「本当に気を付けて見ていないと分からないような些細なことをテーマにしていますけど、結果『分かる!分かる!』ってなると思います。乞うご期待です!」とコメントを寄せている。「生田家の朝」は12月10日より月~金曜日、日本テレビ系「ZIP!」内7時50分頃~放送(全13回)。(cinemacafe.net)
2018年11月20日NHK連続テレビ小説『まんぷく』の咲役で、改めてその美貌に注目が集まっている内田有紀(42)。記者が間近で見ても、シミ、シワひとつなく、感動モノの美しさ!美の秘訣を聞いた。――過去のインタビューでは半身浴されているとおっしゃっていましたが……。「昔はしていたけど今はしていないんです(笑)。最近は本当に自分に時間をかけません。短い時間できれいになりたいと思っています(笑)。肌や体のケアなど基本的なことはもちろん心がけています。もっと自分に時間をかけるなら、美味しいものやいい景色を食べるために遠くに行ったりして、いろんなことを楽しんで、内面からきれいになっていきたいですね。自分に時間をたっぷりかけて、っていうのは30代のときの方がしていたかもしれない。40代になってからは、短い時間で終わりにして、たくさんのことを楽しみながら経験しようとしています。早い時期から化粧水を塗りなさい、って言ってくれていたのは母でした。美に対してたくさん教わりました。母は私と会うだけのときでも、必ずメークしています。私より全然上手い(笑)。昔、私はすっぴんでいることが多かったので、私が元気がないときは『必ずメークしなさい、口紅でもいいから塗りなさい』って言ってくれるんですよね。母は憧れでもあり尊敬する女性です」――食べ物については気をつけていますか?「野菜はたくさん食べます。なるべくドレッシングをかけずに。もちろんお肉も、お魚も、炭水化物もバランスよくとります。最近は食べるときに、私の元へ来てくれるまでの過程を感じて、食べ物に心から感謝して『ありがとう』と言っていただくと味も深みも変わってくるのを実感してからは、いつもそうして食べています」――最後に。『まんぷく』では内田さん演じる咲役が10月12日放送分で、結核のため亡くなってしまいましたが……。「今後も、夢枕で出てきます。咲自身のことばというより、みんなが思っていることを代弁するようなイメージです。ちょっと不思議な存在ですね。『あ、今日は咲が出てきた!』ってたまには喜んでもらえるとうれしいです。朝ドラも初、関西弁でしゃべるのも初めて。貴重な経験で楽しいです。それこそ、ヒロインの安藤サクラさんも今まで演じたことのないはつらつとした役を演じていますし、妹役の松下奈緒さんは朝ドラ経験者なので心強いですし、母親役の松坂慶子さんはもう、安定した美しさと可愛らしさで。みなさん、朝らしい顔、明るくて清々しい作品になってます。松坂さんは、大好きな先輩なんです。『蒲田行進曲』の松坂さんと同じ役を、昔、私が舞台でやらせていただいたご縁もあって。当時のメークのことや現場の雰囲気など、こぼれ話を聞かせていただいたりしています(笑)」
2018年10月30日「無我夢中で駆け抜けてた時期ですね」取材現場に置かれた20歳時の自分の写真を見るなり、そう笑う内田有紀(42)。放送中のNHK連続テレビ小説『まんぷく』出演で、いま改めて注目が集まる彼女に話を聞いた。――トップアイドルとして活躍していた90年代。そのころを振り返っていま思うことはありますか?「当時は、休みはほとんどなかったような……。今思えば、忙しさに心と体を追いつかせるのに必死でした(笑)。今は穏やかに規則正しく過ごせていて、ナチュラルにいられている気がします」――42歳になっても変わらぬ若々しさにも注目が集まっています。学生時代の同級生の方といまも仲良くされていると聞きましたが、「若い!」と言われませんか?「あまり自分だとわからないんですが……。でも、周りの同い年の友達、みんな若いかもしれません。肉体的には、多少歳を重ねたので、老いというものとは切っても切り離せませんが、みんな気持ちが若い。それはたぶん私たちより上の世代の先輩の女性たちがみなさん、輝いているから。素敵なお手本がいるから、歳を重ねることにあまり不安を抱いていないんだと思います」――その先輩の女性というのは、親交の深い加賀まり子さんや天海祐希さん?「そうですね。よく話に出させていただいているんですけど(笑)。2人とも、私より若いところがある方です。考え方でも、好奇心でも、人との接し方でも。すごくパワフルで、優しくて、柔軟性があって。心の豊かな方々で、尊敬できる先輩です」――年齢を重ねて、10代や20代のころと内面的に変わったことはありますか?「明るく清潔感のある人でいたいと思うようになりました。若いときは、ちょっと影のある感じがかっこいいって思いがちでした。でも、年を重ねた今は、わかりやすくて明るくて爽やかなほうがどれだけ素敵かと思います」――でも、明るくいられないときもありますよね?どうやって明るさを維持させていますか?「それが、歳を重ねてからはちょっと落ち込むことがあっても、立ち直りが早くなりました。落ち込みから抜け出す方法は、ためないですぐに話すこと。1人で抱えない。すごく変わりましたね。自分でも昔は悩むことの方が大事なんじゃないか、人は悩むものなんだ、って思ってたけど、今は、違うかな……、と。早く抜け出したほうが人生は豊かになるって思います」――転機はあったのでしょうか?「ここ数年なんですが、自分を見つめ直してみて、悩みに気持ちが奪われてる時間がもったいないと思うようになって。たぶん素直になったんですよね。歳を重ねてよかったのは、素直になれたことですね。これからもっともっと歳を重ねるけれど、さらに素直になっていって、灰汁がどんどん抜けていけばいい、真白になるくらい突き進めたらと(笑)。一方で、濁った感情は、女優として必要なものだと思うところもあるので、感情の引き出しとして、自分の中にしまっておいて、必要なときに、衣替えのときにでも出すような気分で、役に準じて引き出せていけたらと思っています」――素敵に年齢を重ねる方法ってなんだと思いますか?「少なくとも楽に生きる方法は、1人で抱え込まないことだと思っています。何でも言える家族や友達を作ることが大事。いろんな話ができるお茶のみ友達を探すことが素敵な生き方じゃないかな、と」――そういうお友達、いっぱいいそうですよね?「いえ、とんでもないです。いっぱいはいないんです。今は3人くらい。昔は交友関係を広げてみんなで遊んでいた時期もありましたが、徐々に疲れていてしまって……。仕事で全力を出し切るために、プライベートと仕事を切り離して、自分の時間で自分らしくいようと、より濃厚な時間を作るようになりました。自分の心をさらけ出せる友達と運よく出会えているのは、幸せなことだとこの年齢になるとより身にしみます。高校の同級生ですが、その子がいてくれるから頑張れるという存在ですし、お互いにいろいろ叱咤激励しています。演技のことなど気持ちいいくらいズバズバ言ってくれるので、身を引き締められます。だから、やっぱり正しいことを教えてくれる人がいないと。本当の言葉は友達から聞きますね」
2018年10月30日「(『半分、青い。』と『義母と娘のブルース』の)両方を見てくれて、両方楽しんでくれた人がいることが本当にうれしいです。朝ドラは長かった分、寂しさが大きい。『ぎぼむす』はパン屋さん、『億男』では昼は図書館司書ですが、夜はパン工場で働いて。最近なぜかパンにご縁があります(笑)」こう語るのは、出演する作品がたて続けに大ヒットの佐藤健(29)。公開中の最新主演映画『億男』では、兄の借金を返済しながら働く一男を演じている。ある日、一男は宝くじを当て3億円を手にする。使い方を親友で億万長者の九十九(高橋一生)に相談するも、九十九と3億円は姿を消し……。世の中が“佐藤健”フィーバーのいま、本人の胸のうちは――『億男』について、30歳を迎えることについて、話を聞いた。『億男』で演じているのは愛と友情とお金、すべてを失う一男。自分だったら3つのうち、いちばん失いたくないのは?「そんなの愛に決まってるじゃないですか。愛がなくなったら僕自身なくなっちゃうみたいなところありますから(笑)」(佐藤・以下同)劇中では絶望に陥る主人公が描かれる。自身が最近絶望を感じたことは?「ポケモンGOをかなりやっているんですけど。サンダーっていうポケモンが欲しいのに、卵から4連続でフリーザーが生まれて。絶望しました(笑)」『億男』のモロッコでの撮影については?「初めて行く場所で、基本的に全てが新鮮。特に砂漠はすごい景色でした。いい機会でしたね。ラクダはけっこう揺れたな。でも確かにラクダに乗らないと砂に足をとられて歩くの大変なんですよ!行ったことのない国は基本的に行きたいという気持ちがあるんですが、いま特に行きたい場所を挙げるとしたら南極かな。南極を舞台にした映画に出たいですね。ストーリーは“ペンギンと暮らす男の一生”とかかな(笑)」劇中のように3億円が手に入ったら?「物欲がないので保存する。本当に欲しいものができるまで使わないかな」お金で変えるもの以外で欲しいものは?「存在しないものでいうと、これはずっと前から言ってるんですが、毎度毎度水を足さなくてもいい加湿器。『半分、青い。』の律が作りそうですけど(笑)。ほかにも歩きながら目の前に地図が現れる眼鏡とかもあったらいいなあ」来年3月で30歳。20代のうちにやっておきたいこと、30代でやりたいことは?「まさに『半分、青い。』の律みたいな役はやっておきたかったんです。ここ最近はそういう感じで役を決めていました。今後は特殊メークする役をやってみたいですね。ビジュアルから変えるくらいしないと、新しいことを表現できないのかなと思ったり」最後に、30歳の抱負を。「今年、本気出すって決めていて、ドラマに2本出たりと、仕事をたくさん入れさせていただきました。それもあるし、どうしても30代になると落ち着いていくと思うから……。来年は、ほぼテレビに出ないかもしれないです。“いったんさよなら”ですね(笑)」
2018年10月29日「玉枝さんは、いろいろな事情があって、覚悟と切なさの両方を持って歩んできた人なのだろうなと」そう語るのは、5年ぶりの映画出演となる『あいあい傘』(10月26日全国公開)で、母親でもあり、内縁の妻という複雑な立場の女性・玉枝を演じる原田知世(50)。カメラマンのさつき(倉科カナ)は25年前に姿を消した父・六郎(立川談春)を捜し、田舎町に降り立つ。六郎は、その地で内縁の妻・玉枝と暮らしていて……。「玉枝さんの笑顔に人が寄ってくる、包容力がある人。私も人が思い出したときに笑顔を思い浮かべてもらいたいので、見習いたいなと思います」(原田・以下同)朝ドラ『半分、青い。』でヒロインの幼なじみの母親・和子を演じ、変わらない透明感が話題を呼んだ原田。その秘訣について聞いてみると--。「日々を楽しみながら過ごしていくことが大事だと思います。あとは悩み込んだり、マイナスの気持ちを持ち越さず、さっと流していく。そういうことに気をつけています」静かで優しい声でそう話す彼女が、次に演じて見たい役は?「うーん……魔女とか(笑)。和子さんをやっていて、すごく不思議な人だったので、楽しかったんです。面白くてユーモアをすごくたくさん持っている魔女。ヒロインを助けたり、恋の悩みを聞いてあげたり、そういう魔女をやってみたいですね(笑)」
2018年10月29日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では“秋のファンタジー祭り”と題し様々なファンタジー映画を放送予定。10月26日(金)今夜はその第1弾となる「2週連続 秋のジブリ」初週は宮崎駿監督の『もののけ姫』をノーカットで放送する。本作は宮崎駿監督による長編映画。1997年夏に公開されると爆発的ヒットとなり長期間にわたって公開が延長され、193億円という驚異的な興行収入を記録。日本映画界に燦然と輝く大記録を打ち立てた。宮崎アニメといえば実写の大作でもなかなか見られないような豪華な俳優陣が声優を務めることも見どころの1つ。本作でも「逃げるは恥だが役に立つ」や「BG~身辺警護人~」などで活躍する石田ゆり子のほか、「Woman」や「anone」の田中裕子、「おんな城主 直虎」や「ハゲタカ」の小林薫、「真田丸」や『殿、利息でござる!』の西村雅彦、「やすらぎの郷」などの上條恒彦、朝ドラ「花子とアン」のナレーションなどでも知られる美輪明宏、舞台「放浪記」で45年にわたり主役を演じ続け国民栄誉賞にも輝いた森光子、数多くの作品に出演、文化勲章を授与されている森繁久彌といった面々が顔を揃えた。北の果てに住む青年・アシタカ(松田洋治)は“タタリ神”に姿を変えたイノシシから村を守るため、タタリ神に矢を放ったことで死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探すため旅に出たアシタカは道中、謎の男・ジコ坊(小林さん)と出会い、精錬所“タタラ場”と全ての生命を司る“シシ神の森”にまつわる話を聞き、タタリ神となったイノシシの体から出てきた鉄の玉がタタラ場で作られたものと考えたアシタカは、タタラ場を目指すことに。その後、犬神に襲われて川岸に倒れていた甲六(西村さん)を救出したアシタカは、犬神に育てられ人間を嫌う少女・サン(石田さん)と出会う。タタラ場に着いたアシタカはタタラ場を率いるエボシ御前(田中さん)らに歓迎されるが、エボシ御前は女性や病人など世間から蔑まれていた人間が生きていくための独自のコミュニティを築いたのと引き換えに、森を切り倒したことでサンと彼女を育てた犬神・モロの君(美輪さん)の怒りをかっていた。そしてエボシへ復讐を果たすためサンがタタラ場を襲撃…。アシタカとサンは大きな運命の渦に飲みこまれていく…。なお次週11月2日(金)は1992年公開の『紅の豚』をこちらもノーカット放送する。金曜ロードSHOW!『もののけ姫』は10月26日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:もののけ姫 1997年7月12日より公開
2018年10月26日10月19日発売の写真週刊誌FRIDAYで、のんが元所属事務所・レプロエンタテインメントを訪れていたと報じられた“のん”こと能年玲奈(25)。記事によると彼女が事務所側に謝罪を申し入れ、さらには再びマネジメント契約を結ぶべく話し合ったという。さらには来年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』でNHKにカムバックという仰天プランも。タイトルには「和解」の文字が大きく打たれ、話し合い後に笑顔で手を振る彼女の写真も掲載されていた。しかし同日、レプロはこうコメントした。「能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、何ら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります」のんといえば13年のNHK朝ドラ「あまちゃん」でヒロインに抜擢され、一躍大ブレークを果たした。だが、15年4月に独立騒動が勃発。一部週刊誌は、彼女が事務所の対応や仕事を入れてくれないことに不信感を募らせていると報道。「私は仕事がしたいです」と訴えるコメントも掲載されていた。両者の話し合いが平行線をたどるなか、16年6月に独立を強行。芸名を「能年玲奈」から「のん」に変え、活動を再開していた。そんな彼女が、なぜ今になって古巣へ戻ろうとしているのか。そこには、抱え続けていた“苦悩”があったという。「のんさんは公式サイトで今も“女優”と名乗っています。しかし独立騒動後にやっていることといえば、アーティスト活動や広告の仕事。主要なテレビドラマや映画には1本も出演しておらず、女優業は開店休業状態になっていました」(芸能関係者)16年11月公開のアニメーション映画『この世界の片隅に』で声優を務めたほか、音楽やアート方面でも活動。CM出演も果たしていたが、女優としては思うような結果が出ていなかった。いっぽうで同世代の“朝ドラ女優たち”は、次々と活躍の場を広げていた。「有村架純さん(25)は『あまちゃん』のヒロインオーディションに落選しましたが、小泉今日子さんの青春時代を熱演。17年に『ひよっこ』でヒロインに返り咲き、日本を代表する女優に成長しています。それ以外にも波瑠さん(27)や高畑充希さん(26)、吉岡里帆さん(25)など多くの同世代女優たちが朝ドラ出演をきっかけにブレークしています。そんな中で、のんさんだけがもう4年近くもテレビや映画でのオファーがない状態。14年の映画『海月姫』が最後となっていました。それはかつて『あまちゃん』で日本中から脚光を浴びた彼女にとって、耐えがたいことだったようです」(テレビ局関係者)そして意を決し、元事務所の門を叩いたのん。だが前述のとおり、レプロ側は密会の一部始終が漏れたことに対して不信感を抱いているよう。今後についても、そう簡単には進まなさそうだ。「実際、大河の話はまったく進んでいません。事務所との話し合いもあれが最初で、これからという段階だったそうです。にもかかわらず情報が漏れたことで、今後の話し合いにも影響が出そうです。和解どころか、暗雲が立ち込めています」(スポーツ紙記者)ふたたび女優としての彼女を見られる日は、果たしていつになるのだろうか――。
2018年10月24日ジャンルにとらわれずに多方面で活躍する3人のゲストが、それぞれの立場から自由気ままに語り合う「ボクらの時代」。10月21日(日)のオンエアは映画『億男』で主演を務める佐藤健と高橋一生、同作の原作者・川村元気が語り合う。「ROOKIES」「メイちゃんの執事」などで人気若手俳優として注目され、その後『るろうに剣心』シリーズや『バクマン。』などを大ヒットさせたほか、最近では同時期に放送された朝ドラ「半分、青い。」と「義母と娘のブルース」で全く違う役柄を演じ分け、その演技力も高く評価される佐藤さん。毒舌総理秘書を演じた「民王」で注目されると、昨年はTBS系「カルテット」やNHK大河「おんな城主 直虎」、朝ドラ「わろてんか」に月9「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などバラエティに富んだ作品に出演、広い年代にわたる支持を獲得。この秋放送の「僕らは奇跡でできている」も話題を呼んでいる高橋さん。映画プロデューサーとして『電車男』『モテキ』、250億を超える興収を記録した『君の名は。』などを手掛けるほか、作家としても「世界から猫が消えたなら」が130万部突破、映画化もされるなど、多方面で活躍する川村さん。映画『億男』が結びつけたこの3人が本番組に出演、同じ作品にそれぞれの立場から関わった彼らのてい談は必見だ。映画『億男』は2015年「本屋大賞」ノミネート、累計発行部数76万部突破の川村さん原作の話題作を大友啓史監督が映画化。ある日突然3億円の宝くじに当選した主人公が、その後の人生について大学時代の親友の億万長者に相談するも、その親友は3億円と共に姿を消す…という物語で、宝くじに当選する主人公・一男を佐藤さんが、その親友で起業して億万長者になった九十九を高橋さんが演じるほか、黒木華、池田エライザ、沢尻エリカらが共演する。『億男』は全国東宝系にて絶賛公開中。「ボクらの時代」は10月21日(日)7:00~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会
2018年10月20日広島県東広島市の銘醸地・西条を舞台に、幻の日本酒造りと恋を巡る『恋のしずく』で、日本酒の蔵元の息子・莞爾を演じている小野塚勇人。劇団EXILEのメンバーであり、『仮面ライダーエグゼイド』の九条貴利矢/仮面ライダーレーザー役ではお茶の間でも注目を浴びた彼が、役作りのほか、父子役で共演した大杉漣への熱い思いなどを語った。あまり馴染みのなかった“蔵元の息子”の役作りにあたり、撮影数日前に西条に入り、実際に酒蔵での酒造りの工程を学んだ小野塚。「酒造りを肌で感じてからクランクインできたことは有難かったですし、酒蔵のリアルな跡継ぎ事情も聞くことができたのも、役作りの参考になりました」と語る彼だが、本作ではあえて今の若い世代が使っている広島弁にも挑戦している。また、NHK朝ドラ『マッサン』の監修も担当した杜氏・石川達也から直々にレクチャーも受け、共演者らとともに、ほぼ毎晩のように日本酒を飲みに行ったことにより、「僕ら世代にありがちな日本酒は悪酔いするイメージは、勘違いだったことが分かりました」とも。杜氏役の小市慢太郎からは「お前、どんどん莞爾になっていくな」とも言われ、「この映画を通じて、日本酒のいいイメージを与えられたらと思うようになった」と語るように、役に対する、作品に対する思いは次第に膨らんでいったようだ。劇中、莞爾と確執が生じている父親を演じたのは、本作が遺作となった大杉漣。「監督のスタートからセリフを言われる間に、大杉さんの背中から覇気というか、オーラみたいなものが出ているのを感じ、鳥肌が立ったんです」と、今まで感じることのなかった経験を経た彼だが、大杉のアップ日に行われたバーベキューではお互いの趣味であるサッカーの話をすることもできた。「とてもいい想い出になりましたし、大杉さんのような背中で語ることのできる俳優になりたい、という新たな目標ができました」という言葉には、彼の強い意志を感じた。“貴利矢ロス”現象が起こるほどの人気から、異例の復活劇を遂げた『仮面ライダーエグゼイド』。放送終了から1年以上経った今も、自身にとって「大きな変化はない。街でも電車でも、まったく気づかれませんから」と笑顔で語る小野塚。「ひとつひとつの現場で、自分の爪痕を残すんじゃなく、少しでも作品が良くなる、面白くなるように頑張りたい」その気持ちは、ずっと変わっていないんです」という謙虚な姿は、さらなるブレイクを期待させる。そんな彼の初主演ドラマとなる『妖怪! 百鬼夜高等学校』が本日10月18日(木)より放送開始(BS日テレ23:30~)。妖怪たちの“日常”を捉えたシュールなコメディで、生徒会長の天狗役を演じている。「僕が主演とかいうことはあまり考えずに、たとえ撮影が深夜になっても、キャストのみんなが楽しく、おバカにやれることで、作品を面白くできれば、と思っています!」と意気込みを語る彼だが、すでに来年には同作舞台版の公演も決定。さらなる座長としての一面を見せてくれそうだ。『恋のしずく』10月20日(土)より公開『妖怪!百鬼夜高等学校』10月18日(木)よりBS日テレで放送取材・文:くれい響撮影:源賀津己ヘアメイク:鵜飼祐輔(TRON)衣装協力:CALEE INC.
2018年10月18日映画『万引き家族』で演技が世界的に評価された女優・安藤サクラさん(32)が、ついに連続ドラマ小説『まんぷく』(NHK総合)に主演として登場した。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、サクラさん。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。「朝ドラ、ヒロインのオファーが来ちゃった」サクラさんが、おどけた調子で両親に打ち明けたのは、昨年の秋ごろだった。「えーっ!すごいじゃないって私たち、叫んだんですけど、『できない』って言ったんです」と、語るのは、サクラさんの母でエッセイストの安藤和津さん(70)。俳優で映画監督の父・奥田瑛二さん(68)もうなずき、「でも本当は、背中を押してもらいたかったんだろうね」と続けた。「ものすごく、覚悟がいることだから。一時的に大阪に移住しなきゃならないし、旦那さん(俳優・柄本佑・31)や子どもをどうするかとか……」(和津さん)朝ドラ『まんぷく』は、NHK大阪放送局の制作だ。撮影期間中、東京を離れることになる。サクラさんに、NHK側から打診があったのは昨年10月の初旬。長女を出産して、3カ月ほどしかたっていないころだった。「子どもを産んだら、お仕事はほとんどしないつもりだった」というサクラさんは、うれしい以前に、念願の仕事ができないと思い、悔しさでいっぱいになったという。そこで、まず夫の佑さんに打ち明けると「できるかもしれないよ。できると思って考えてみたら」。夫に励まされたサクラさんは両親に相談にきたのだった。奥田さんは即座に勧めた。「絶対やったほうがいい。子どものことは任せておけ!じぃじとばぁばで育てたっていいんだ」和津さんも言った。「心配しないで!一日中べったり一緒にいなくても、濃い時間をしっかり持てば大丈夫」と説得。映画監督で、自身も3歳7カ月の娘を持つ姉・安藤桃子さん(36)のプッシュも効いた。「子どものためにもやってみれば」家族一丸となった支えを得て迎えた1月31日、ヒロイン決定の記者会見で、サクラさんはこう言って、涙を見せた。「このお話をいただいてから、すごくたくさんのことを考えて、たくさんの時間を使って、悩んで、覚悟を決めてきました。そうして、ここに立っていることが、なんてありがたいことなんだろうと思って、ちょっと泣けてきました」『まんぷく』のオファーを受けて以来、サクラさんは、大阪で部屋を借り、娘さんと暮らしながら、連日の撮影に臨んでいる。サクラさんは毎朝早くに起きて、娘さんにご飯を食べさせる。NHKのキッズルームにいるときは、撮影の休憩時間のたびに親子の時間も作れている。和津さんは月に一度、大阪のサクラさんと孫が暮らしている家を訪れるが、そのとき懐かしいものを見つけた。「桃子とサクラが小さいときに、DIYが好きな奥田が段ボールで家を作ってくれたんです。私がお菓子の袋を屋根や部屋の内側に貼って、子どもたちの遊び場にしていたの。遊びながらお菓子をはがして食べて、本当に楽しそうだった」それと同じ家が大阪の部屋にあったという。「サクラが作った段ボールの家は結構地味目だったけど。先日、奥田が手伝って完成させました。受け継がれているんです。自分がすごく楽しかったことを、子どもにしてあげている」そんな両親の愛情と助けに支えられているからか、毎日を心配した和津さんが「大変じゃないの?」と聞くと、サクラさんはケロリとこう言った。「東京にいるときに比べたらずっと楽。暮らしがシンプルだから。仕事と子育てだけで、日常生活の中に無駄な選択肢がないし、NHKのみなさんのサポートもあるから。旦那さんのご飯の支度も洗濯もしなくていいんだもん(笑)」とはいえ、朝ドラは長期にわたる撮影で、独身の若い女優でも泣くことの多い過酷な現場だ。しかし、サクラさんは、子育てをしながら、特別な気負いもなく、ヒロインという大役をこなしているように見えた。「子どもといて困ったら『助けて!床がクレヨンだらけなの!お母さん、ちょっと拭いてほしい!!』とか、ふだんどおり。サクラと佑って両方で主演をやっていても、何も変わらないんです。日常生活を普通に生きてる。そのまま現場に行って、現場でそれぞれ役に変わるんだと思う。そこがスゴイと思うんです」(和津さん)現在、大阪で『まんぷく』の撮影真っただ中のサクラさん。両親や姉のサポートを受けて、全国に笑顔を届け続ける!
2018年10月11日10月5日(金)今夜のフジテレビ系「ダウンタウンなう」はオトナの土ドラ「結婚相手は抽選で」から女優・高梨臨が、『僕の帰る場所』からは主演を務める津田寛治が、さらにV.I(from BIGBANG)もゲスト出演。「本音でハシゴ酒」でダウンタウンらを語り合う。毎回様々な有名人や大物芸能人が出演、ダウンタウン、坂上忍らと酒を酌み交わすなかでテレビではあまり聞くことのできない本音トークを繰り広げていく本番組のメイン企画「本音でハシゴ酒」。その内容がメディアを騒がせることも多い本企画に今回は3人の豪華ゲストが参加する。朝ドラ「花子とアン」で吉高由里子演じるヒロインの友人役を好演、「不機嫌な果実」では友人の夫と不倫する女性役などを演じ女優として注目されると、「恋がヘタでも生きてます」では恋愛が長続きしないスマホゲーム会社のプロデューサー役を主演で演じ、放送中の大河ドラマ「西郷どん」にも出演中の高梨さんはプロサッカー選手・槙野智章との“結婚秘話”などをトーク。また2006年に韓国でデビュー、その後2009年には日本でもデビューを飾り数多くのヒット曲を世に送り出してきた「BIGBANG」からはV.Iさんが登場。本業より稼ぐという“副業”について、またメンバーの兵役事情も激白。さらに『ソナチネ』や『キッズ・リターン』などの北野武監督の映画をはじめ90年代にスクリーンを中心に活躍、最近では大河ドラマ「花燃ゆ」「西郷どん」に朝ドラ「ひよっこ」、映画では『シン・ゴジラ』や『空飛ぶタイヤ』など幅広く活躍する津田さんの本音トークにも注目だ。高梨さんがヒロイン役で出演する「結婚相手は抽選で」は少子高齢化社会に歯止めをかけるため政府が「抽選見合い結婚法」を制定、強制的にお見合いをしなければいけなくなった社会を舞台にしたドラマ。内気でオタクで潔癖症の主人公を野村周平が演じ、高梨さんはじめ大谷亮平、佐津川愛美らが共演する。「結婚相手は抽選で」は10月6日(土)23時40分~フジテレビ系で放送開始。津田さんが主演する日本・ミャンマー合作映画『僕の帰る場所』は、ある在日ミャンマー人家族に起きた切なくも心温まる感動の実話を描いて15か国25以上の国際映画祭で絶賛された“越境ホームドラマ”。『僕の帰る場所』はポレポレ東中野にて10月6日(土)公開、その後全国順次公開。「ダウンタウンなう」は10月5日(金)今夜21時55分~フジテレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年10月05日管理人のymstです。なかなか記事を書けないでいました。面白い記事を書きたい!跳ねる情報をピックアップしたい!自分の欲求ばかりという目先の目標ばかりが先走って何を書いたら、取り上げたらいいか、、最近わからなくなってました。。苦笑ちょっとした憂うつな時期に入っていたのか。。実はここ数年朝ドラを良く観てるんですが、トト姉ちゃんとか、あさが来たとか、わろてんかなどなど。。今は北川 悦吏子さん作の「半分青い」を観ていて、物語は佳境を迎えもうあと数回で終了です。ネットニュースではこの「半分青い」のストーリーに意見が色々あったようですが、結果私はこのままいくと最後まで観てしまうようです。このドラマには、主人公が漫画家となり、物語を考え自身の恋愛感情を削ってうみだしたり、実家で営む料理屋さんの2号店を出店するのに看板犬キャラクターを作ったり、はたまた今度は主人公の母親のために、そよ風の扇風機を0ベースから作ったりと、さまざまなクリエイティブ心をくすぐる要素が盛り込まれています。それらに共通していることがあって、全てにおいて誰かのために作っている、ということなんですよね。。ここ最近の私は目先の数字にばかりとらわれていて、、読んで頂いているユーザーさんのことは二の次だったのかも知れません。 実は、10周年のアニバーサリーイヤーだったプティローブ ノアーの展示会に行った時に、そのことに改めて気づかされました。 展示会で振る舞われた美味しいマカロン。プティローブ ノアーの定番カラーのピンクが可愛い展示会では、アーカイブ作品も多数展示されています。 2009年のアーカイブ作品をアレンジしたもの(現在は販売されていません) こちらは2010年のアーカイブ作品をアレンジしたもの(現在は販売されていません) 1年目からそのポップでインパクトのあるデザインとそれでいて上品な印象がある、、そのセンスと言ったらたまらないのですが、2年目3年目とちょっとづつマイナーチェンジしつつ、核となる遊び心は忘れてない。。この余裕がきっと10周年も続けていくための魅力なのかもしれないですし、やっぱり、ちょっとづつ変化して身につけて頂くお客さんのことを考えて、いつ行っても欲しくなる。。 アパレル類も素敵です。 幅広いスタイリングに対応してくれそうなトレンチコート。 プティローブ ノアーは、その時々の気分をうまくすくってデザインされているような気がします。今回私がその展示会で購入したのは、2018年に展開されたこのイヤリング。そして、2019年SSのイヤリングもつけてしまいました。。単純に仕事のストレスを物欲で発散している自分にも気づきましたが、今回はちょっとプティローブ ノアーの展示会で、デザイナー阿部好世さんのクリエイティブな心に触れて、自分の切羽詰まったカサカサの心を少し潤してくれました。笑 透明感があって身につけた時、揺れる感じも上品。こちらは2018年春夏の人気アイテムで現在も発売中。 ファッションとか、ビューティーとか、おしゃれ心って、こんなふうに寄り添ってくれてるのかも知れないですよね。みなさんの心のよりどころになるファッションツールって何ですか? ちなみにそよ風ファンを作った『BALMUDA』(バルミューダ)は他にもスタイリッシュデザイン家電を生み出しています。素敵です! デザインだけじゃなく機能も◎。部屋に置くなら〈バルミューダ〉の空気清浄機「AirEngine」 蒸気の力でとびきり美味しいごはんを。 中までふっくら炊きあがる『BALMUDA』の炊飯器 コーヒーを淹れるのがもっと楽しみになる。『BALMUDA』の電気ケトルで、今日からドリップ上手
2018年09月28日NHKの朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」で、ヒロインの祖父・仙吉が焼き上げるおいしそうな五平餅。作品の舞台にもなった、岐阜県・恵那市にある岩村町本通りで食べられることをご存知ですか。地元で人気の五平餅のお店「みはら」は、仙吉を演じる中村雅俊さんが五平餅の焼き方を習った場所。ドラマと同じ、わらじ型のふっくらとおいしい五平餅を味わってみませんか。朝ドラの舞台に佇む五平餅のお店「みはら」岐阜・恵那市にある五平餅が人気の「みはら」。NHKで放送されている朝の連続ドラマ小説「半分、青い。」の舞台のひとつ、ヒロインの故郷・ふくろう商店街のモデルとなった岩村町本通りに佇むお店です。藍染ののれんをくぐると、五平餅の香ばしいおこげの香りと、人懐っこい笑顔のおかみさんが出迎えてくれます。祖父・仙吉が五平餅の焼き方を習ったお店「半分、青い。」は、2018年4月~9月まで放送されているNHKの連続ドラマ小説で、岐阜と東京を舞台にヒロイン・楡野鈴愛の出生から、病気を乗り越え一大発明を成し遂げるまでの物語を描いた作品。鈴愛の生家・つくし食堂は、五平餅を看板メニューとするお店。五平餅づくりの名人である祖父・仙吉を演じる中村雅俊さんに、おいしい五平餅の焼き方をレクチャーしたのが「みはら」なんです。「みはら」の看板メニュー「五平餅」ツヤっとするまで練ったお米を、手作業で一つひとつ型に入れていきます。味の決めてとなるタレは、ごまやピーナッツが入ったお店特製の味噌ダレ。たっぷりつけて、こんがり焼き色がつくまで丁寧に焼き上げます。「みはら」の五平餅は、ドラマで登場するものと同じくふっくらとしたわらじ型。食べごたえもばっちりです。ごまダレとネギ味噌の2種類の味付けがあります。プラス料金で定食にもできる五平餅だけでは物足りないという方は、プラス150円で定食にできますよ。野菜炒めや和えもの、お吸いものなど五平餅との相性抜群のセットで、箸がすすむこと間違いなし。ちょっとしたデザートも付いています。五平餅単品でも、イートインの場合は和えものをおまけしてくれるそう。おかみさんのちょっとした心遣いに、うれしい気持ちになれますね。リーズナブルな価格も魅力!朝ドラの影響で話題沸騰中のお店「みはら」。五平餅1本200円というリーズナブルな価格も魅力的です。 定食にグレードアップしてもワンコイン以下と、とてもお得に絶品五平餅を堪能できます。「みはら」は、明知鉄道「岩村駅」から徒歩で8分ほど。朝ドラ散歩のシメにぜひ立ち寄ってみてはいかがですか。スポット情報スポット名:みはら住所:岐阜県恵那市岩村町799-1電話番号:0573-43-2731
2018年09月27日「実家は酒屋なのでビシッとスーツを着た会社員には縁遠かったのですが、“ザ・サラリーマン”の代表作といえる『黄昏流星群』の主役をやれたのは、今年50歳の大台を迎え、いい経験になりました」10月スタートの連続ドラマ『黄昏流星群』(フジテレビ系)の打ち上げが、放送開始前の9月18日に行われた。東京湾を巡る屋形船を貸し切る会場で、冒頭の挨拶をしたのが主役の佐々木蔵之介(50)だ。押しも押されもせぬ人気俳優の佐々木だが、50歳になった今もなお独身。そして先日、そんな彼が“終活”を始めたと告白したことが話題になっている。《実は、父が亡くなってから、自分の終活についても少しずつ意識するようになりました。たとえば私は結婚していないので、生命保険の受取はどうするか》(『ソナエ』18年9月13日発売号)父の勝也さん(享年83)が16年10月に胃がんで急逝してから2年。尊敬してやまない父の死が、生き方を見つめ直すきっかけになっていたのだ――。本誌は、彼の実家が営む京都の酒造会社「佐々木酒造」を訪れた。店頭に杉玉が吊るされ、創業125年の歴史を誇る店構えだ。近所に住む一家の知人は、酒蔵の当主だった父・勝也さんと蔵之介の親子関係についてこう明かす。「長男は建築の道に進んだため、次男の蔵之介さんが後を継ぐものと本人も周囲も思っていました。お父さんは『神戸大学の農学部に入って、醸造のことを勉強してるんや』と、蔵之介さんのことをうれしそうに話していたんです。それが突然、蔵之介さんが役者になると言い出して……。もちろん、お父さんは大反対。周囲には何も言わなかったけれど、とても寂しそうでしたね」(前出・知人)勝也さんの反対を押し切り“勘当同然”となった佐々木は、一心不乱に芝居に打ち込んできた。「佐々木酒造と縁を切るからには、どんな苦労をしても役者をまっとうする――。その一心で、売れない時代も歯を食いしばってきたのでしょう。いつか父に認められるようにと、わき目もふらず芝居一筋の日々。だからこそ、結婚しないまま50歳を迎えることになったんだと思います。数年前には雑誌のインタビューに『当分の間、結婚はしません』と口にしたこともありました」(演劇関係者)役者として大成するまで、結婚はしない!突然の“終活告白”のカゲには、そんな“父との約束”があったのだろうか。役者デビュー以来父と疎遠だった佐々木だが、00年のNHK朝ドラ『オードリー』出演をきっかけに父子関係は変化したという。「蔵之介さんが朝ドラに出て一躍有名になられて、お父さんは題名と同じ『オードリー』というお酒を売り出したんです(笑)。以来、蔵之介さんの舞台があれば、お父さんは全部観に行かれていました。店には出演作のポスターをいつも貼っていて、息子の活躍が嬉しくて仕方なかったのでしょう」(近所の住人)そんな勝也さんが病に倒れてからは、佐々木の孝行息子ぶりが目撃されている。「家の前で蔵之介さんがお父さんを乗せた車椅子を押している姿をときどき見かけました。入院後は、仕事の合間を縫っては京都に帰ってきて、お父さんのお見舞いに来ていたそうです」(前出・近所の住人)佐々木は雑誌のインタビューに、父と自分の“共通点”をこう語っている。《酒も、じっくりと発酵させ、そこから幾つもの工程を積み重ね、時には失敗もあって、それを乗り越えた先にようやく美味いと思えるものができる。そう考えると、酒造りに一生を注いだ父の生き方は、僕が理想とする役者人生そのものなんです》(『週刊現代18年1月13日号』)この日の打ち上げでは、役者として、そして男としての“発酵”を祝して、天国の父と盃を交わしていたのかもしれない――。
2018年09月25日俳優の佐藤健が9月20日(木)、都内で行われた主演作『億男』の完成披露試写会に出席。最近、身近に起こった“ラッキー”を問われ、連続テレビ小説「半分、青い。」と先日最終回を迎えた“ぎぼむす”こと「義母と娘のブルース」について言及した。■佐藤健、最新主演映画のテーマは「ダサ面白い」!?佐藤さんは「半分、青い。」でヒロインの幼なじみ・萩尾律を、そして「義母と娘のブルース」でベーカリー店主の麦田章をそれぞれ好演。これについて「同じ時期に、違う役柄を演じただけで、謎の評価をいただける。僕らにとって(演じ分けるのは)当たり前のこと」と俳優としての矜持を披露。「たまたま、同じ時期に放送しているだけで。なので、棚からぼたもち。こりゃラッキーですよ」と笑顔で語っていた。映画プロデューサー・川村元気の同名ベストセラー小説を映画化した本作。佐藤さんは宝くじ3億円当選というラッキーが舞い込みながら、その大金を起業して億万長者となった大学時代の親友に持ち逃げされてしまう主人公・一男を演じている。どこか情けないキャラクターで、佐藤さん本人も「演じる上でのテーマは、ダサ面白いだった」とふり返っていた。■初共演の高橋一生、「健くんは本当に…、滑稽」完成披露試写会には佐藤さんをはじめ、一男を翻ろうする親友・九十九を演じる高橋一生、一男の妻・万佐子役の黒木華、池田エライザ、沢尻エリカ、北村一輝、藤原竜也、大友啓史監督(『るろうに剣心』シリーズ、『3月のライオン』)が出席した。豪華キャストがクセの強いキャラクターを演じる本作について、佐藤さんは「みんな、怪演し過ぎ!」と思わず本音。特に、初共演した高橋さんを「ここもまた怪演で(笑)、すごく難しい役どころ。僕だったら、絶対にできないし、お手上げな役を飄々と成立させていて、衝撃と感動を覚えた」と絶賛した。この発言に、高橋さんは「健くんにそんなこと言っていただけるなんて」と恐縮しきり。佐藤さん演じる“ダサ面白い“一男については「今回の健くんは本当に…、滑稽ですよ!」とファンの期待をあおった。『億男』は10月19日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:億男 2018年10月19日より全国東宝系にて公開©2018映画「億男」製作委員会
2018年09月21日