既婚男性がみせる…怪しい発言3選「あるとき、マッチングアプリをしていた夫の『本名でやってる』アカウントを発見しました。私も別人の写真でなりすまし、マッチングに成功しました。既婚者でありながら遊び相手を探そうとしていたことに腹が立ち、夫に『マッチングアプリやってるよね?』ときつめに釘をさしました。」(30歳女性)女性であれば誰しも、恋愛において浮気は避けたいと願うものです。特にパートナーが既婚者であれば、さらに慎重になる必要があります。今回は、既婚男性が不適切な関係へと誘導するときに発しがちな言葉を紹介します。「あなたがパートナーなら最高だったのに」「ある時、年上の男性友人から『君みたいな子と結ばれていたら…』と頻繁に言われたことがあります。具体的に彼の奥さんの欠点を挙げ、私と比較して過剰に褒め称えるので、素直に嬉しく感じてしまいました。しかし、友達にその話をすると『それって明らかに誘ってるよ』と指摘されて気がつきました」(25歳女性)相手に優越感を感じさせて喜ばせようとする男性は危険信号。その言葉には裏がある可能性がありますので、警戒が必要です。「私に相談して欲しい」「『特別な相談がある』と言われ、何かと思って二人きりで会ったら、家庭の不満を述べながら涙を見せ…。同情してしまい、その流れで不適切な関係を求められてしまいました」(27歳女性)摂心に聞こえる話で近づく男性は少なくありません。何か疑問を感じたら、すぐに距離を置くことをおすすめします。「あなたと話すと前向きになれる」「『君との会話は元気が出る』『また力をもらえた』などと言われ、話の相手を続けていました。しかし『次は二人だけで会いたい』と言われ始めた時、彼の目的は浮気だったことに気づいて接触を避けるようにしました」(24歳女性)浮気を企てる男性は、直接的なアプローチを避けることが多いのです。自分に対する態度を注視し、適切な距離感を保つことが肝心です。怪しいサインには注意深く防御態勢を備えていても、いつの間にか誘いに乗りそうになるケースもあります。不適切な関係には、断固とした「NO」の意思を示す能力を磨きましょう。(Grapps編集部)
2024年04月22日4月7日深夜に放送された『オールスター後夜祭’24春』(TBS系)で、タレント若槻千夏(39)の本名が明かされる場面があった。「『ちはるじゃないのは?』との質問に(1)タレント・ちはる、(2)新山千春、(3)TRFのETSU、(4)若槻千夏の四択が示されました。会場の答えは(4)の若槻さんに集中したのですが、正解は(3)。司会の有吉さんが『若槻さんはね、本名が千春さんでございます』と説明して、スタジオがどよめいていました。かつて別の番組で若槻さんが話していたのですが、彼女の母親が松山千春さんの大ファンで、“千春”と名付けたとか。若槻さんが初めて松山さんと共演して生歌を聞いたときは感極まって号泣していました」(テレビ誌ライター)この1年で、意外な本名を明かしてネットニュースになった芸能人は少なくない。その一人がきゃりーぱみゅぱみゅ(31)だ。昨年10月、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で番組冒頭、中居正広(51)に「きゃりーさんの本名、出てないですよね。名字だけ教えてもらえますか?」と聞かれ、「(芸名に)結構、入ってるんです」と返答。そのうえで「私は桐子と言います」と本名を初めて語った。芸名になった経緯については「きりこ→きゃりこ→きゃりー」となったと続け、本名の由来を、「お母さんが病院で出産する時に病院の窓から桐の木が見えていて。悪い虫がつかない、元気な子に育ってほしいってことで、桐子にしたって言っていました」と明かしていた。また、ダンスボーカルグループ・MAXのNANA(48)は昨年12月、『翔んで埼玉プレゼンツ日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』(フジテレビ系)に出演した際、沖縄には難読の苗字が多いと紹介された後、自らの中学時代の卒業アルバムを初公開。そこには「澤岻奈々子」の文字が。「私の本名は『たくし・ななこ』です!」と発表したのだ。「上京当時、NANAさんはタクシーの予約をとろうと電話したら、名前を聞かれて『たくしです』と答えたら、『あっ、ハイ』と“タクシー”と繰り返したと思われ、苗字だとなかなか認識されなかったと苦笑いしていました」(前出・テレビ誌ライター)有名芸人の本名もSNSでバズることが。「今年2月に放送された『ジョンソン』(TBS系)では、過去1カ月のWikipediaの閲覧数を比較する企画で、トム・ブラウンが予想外に上位ランク入りしていました。それは、みちお(39)の本名が『道音雄太(みちおと・ゆうた)』であることがネット上で話題となったと紹介されたのです。昨年4月にも霜降り明星の粗品さん(31)が自らのSNSで彼の本名が記載された“給与明細”のファイル名を公開。そこには《佐々木直人2023.4.25お支払書》と書かれていました。その後も度々、“給与明細”のファイル名が登場しています」(前出・テレビ誌ライター)本名が公開されて話題になる次の芸能人は誰になるのかーー。
2024年04月09日私の息子が写った写真を、勝手にSNSへ投稿したママ友。顔がはっきり写っているし、本名までも記載……。やめてほしいと伝えたところ、ママ友はまさかの発言をしてきて……。 そんな理由で子どもの写真を…!?ママ友と子どもを連れて一緒に遊びに行ったのですが、そのときに撮った子どもたちの写真をSNSに無断で投稿されてしまいました。しかも、写真の中には加工アプリのかわいい文字で、子どもたちの名前まで入れられていて……。さらに、ママ友の子どもがお腹を出して写っている写真まで載っていました。 SNSに対してそれぞれ考え方があるとは思いますが、子ども達の顔を隠さないどころか、名前まで公表していること、まだ小さな子どもの写真とは言え、肌の露出があるものを平気で投稿していることが信じられなかった私。「うちの子の写真を勝手にSNSに投稿するのはやめて! あと、どんな人が見ているのか分からないんだから、自分の子どもの写真を載せるときもいろいろ注意したほうが良いと思うけど……」と伝えますが、「だってこういう写真を載せるといいねをたくさんもらえるし、フォロワーも増えるんだも〜ん」と言われ、わかってもらえませんでした。 結構強めにやめてと言ったのに軽く流されたことや、子どもの写真をいいねやフォロワー稼ぎの手段として使っていることから考え方が合わないと感じたため、その後はそのママ友と子どもを連れて遊びに行くことを控えるように。今では当たり障りのない関係を保っています。 作画/さくら著者:中島 愛
2024年02月29日1月15日放送のバラエティ番組『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)に、ミュージシャンでタレントのDAIGO(45)が出演。そこで本名について語り、ネットで話題となっている。この日の同番組では、DAIGOの思い出のひとや場所を訪ねていた。そこに小学5年と6年の2年間、DAIGOのクラスメイトだった女性が登場し、出演者であるKis-My-Ft2の玉森裕太(33)や千賀健永(32)、サンドウィッチマンは当時の卒業アルバムを見せてもらうことに。子供時代のDAIGOの写真を見て、伊達みきお(49)は「ヤンチャな感じだね」「かわいいね」と言い、富澤たけし(49)も「やっぱり、ちょっと面影あるなぁ」と述べた。そんななか注目を集めたのが、DAIGOの本名だ。写真の下には「内藤大湖」と書かれており、伊達は「え、ダイゴって大っきい湖って書くの?」と質問。すると、DAIGOは「そうなんですよ!」といい、こう明かした。「大きい湖のように、広い心を持った人間になれって」さらに伊達が「ご両親がつけたんですか?」と聞くと、DAIGOは「はい」と返答。思わず、伊達は感嘆していた。伊達が驚いたように、確かに大湖と書いてダイゴと読む名前は珍しい名前のように思われる。そこで両親のネーミングセンスが話題となり、ネットではこんな声が上がっている。《確かに珍しいとは思いますが、漢字で親の願いがわかる良い名前だと思います》《由来も含めてすごく素敵な名前だと思いました》《大きな湖のように広い心を持った人になるように、とのご両親の想いが込められたお名前のとおりの人になられましたね》
2024年01月16日2023年12月5日、タレントのギャル曽根さんがInstagramで誕生日を迎えたことを報告。誕生日ケーキに書かれた本名に、注目が集まっています!ギャル曽根、誕生日ケーキに添えられた本名が話題に同月4日に38歳の誕生日を迎えた、ギャル曽根さん。「おいしそうなケーキが2つあったから、今回は2つとも買ってきてくれたらしい」とつづり、夫が買ってきてくれたという誕生日ケーキの写真をアップしていました。 この投稿をInstagramで見る ギャル曽根♡(@galsone_1204)がシェアした投稿 『38』の形をしたろうそくが添えられた、華やかなケーキですが、注目が集まっているのはケーキの上のプレート。よく見ると、「お誕生日おめでとう、なつこ」と、ギャル曽根さんの本名が書かれています!これまでもInstagramやテレビ番組で本名を公表していた、ギャル曽根さん。しかし、多くの人に親しまれている『ギャル曽根』のイメージが強いことからか、本名を初めて知ったファンも多いでしょう。「#なつこは私です」とハッシュタグで説明を添え、改めて本名を明かしたのでした。また、ろうそくについて「#なんで38?」「#26だよ」とお茶目にツッコミ!投稿を見た人からは、ギャル曽根さんの本名に注目する声や、誕生日を祝うコメントが相次ぎました。・曽根ちゃん…いや、なつこさん、お誕生日おめでとうございます!なんて素敵なパパ!・私もなつこです!・38歳に見えない!若い!・2つも買ってきてくれる夫は優しいですね!素敵な1年になりますように。また、同年11月には第3子を出産した、ギャル曽根さん。「出産もおめでとうございます!」「嬉しいことが続いてもう幸せですね」といった声も寄せられました。きっと誕生日当日には、家族が増えて一層にぎやかになった一家での団らんの時間を過ごしたのでしょう。幸せな雰囲気が伝わってくるギャル曽根さんの投稿に、多くの人が笑顔になりました![文・構成/grape編集部]
2023年12月07日歌手やタレント、ファッションモデルとしてマルチに活躍している、きゃりーぱみゅぱみゅさん。ファッションから楽曲まで、ポップでかわいらしい世界観が印象的です。そんなきゃりーさんは、2023年10月29日に放送された、バラエティ番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)に出演し、自身の本名を明かしました。きゃりーぱみゅぱみゅ、意外な本名を明かす番組冒頭、MCであるタレントの中居正広さんが「きゃりーさんの本名は、世の中に出ていないですよね」と切り出し、話題はきゃりーさんの本名に。きゃりーさんは、唐突な質問に笑みを浮かべながらも、名字はみんなが知っているようなものだと話しました。その後、改めて中居さんから下の名前を聞かれると…。私はですね、きりこといいます。一応、きりこ、きゃりこ、きゃりーみたいな感じで。まつもtoなかいーより引用きゃりーさんは、自身の本名を『きりこ』だと告白。芸名である『きゃりーぱみゅぱみゅ』の『きゃりー』の部分は、本名の『きりこ』に由来しているといいます。同じくMCである、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんから、どんな漢字を書くのか聞かれ『桐子(きりこ)』だと説明しました。自身の名前について「けっこう和風」と話す、きゃりーさん。続けて、名前の由来が、母親が病室で見かけた桐の木からきていると語りました。お母さんが病室で寝ていた時に、出産する時に、病院の窓から桐の木が見えてて。悪い虫がつかない、元気な子に育ってほしいっていうことで、桐子にした。まつもtoなかいーより引用番組を見た人からは、さまざまなコメントが寄せられています。・和風ネームで素敵ですね!・予想外な名前に驚きました。・名前もかわいいなんて、うらやましいです!芸名の由来にもなっている本名を、初めて明かした、きゃりーさん。ポップな芸名とは少しギャップのある、古風な本名に、多くの人が驚いたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年10月31日2023年10月19日に放送のバラエティ番組『トークィーンズ』(フジテレビ系)に、お笑いタレントのハリウッドザコシショウさんが出演。芸歴30年目にして、普段のバラエティ番組では絶対に見せない、真面目なエピソードの数々を披露しました。ハリウッドザコシショウの本名と私生活事前撮影の取材VTRが流れたのち、同番組ではナレーションとともに、改めてハリウッドザコシショウさんについてテロップで紹介。お笑いタレントとしてではなく、素の人間性を紹介する番組の趣旨にあわせてでしょうか。そこには、年齢と本名が書かれていました!49歳本名 中澤滋紀(しげき)「本名、わざわざ出さんでよくない?」とつっこむハリウッドザコシショウさんを、スタジオ一同は「滋紀ー!」「滋紀、いい男だわ~」といじり、盛り上がりを見せます。番組の終盤では、結婚13年目で『双子の娘さんたちの父親』という一面を持つハリウッドザコシショウさんが、家族との楽しい日常について明かしていて…。ロケとか収録があって、なかなか遊んであげられないんですけど、子供が僕の休みの時を見計らって来るんですよね。さっきの福山の眼鏡をかけて、「パパよりうまくできる」って。2人ともかけてきた時はもうめっちゃ嬉しかったです。で、「お笑いショーをやるからパパ来て」っていわれて。「私たちが司会をやるから、『みなさんの大好きなハリウッドザコシショウさんです』っていったら、出てきてネタやって」っていわれて。あと「明暗転もパパやって」っていわれて、音響、照明と、出演者もやってんねん。教えてもないのになんで分かんねんって話なんですけど。トークィーンズーより引用ハリウッドザコシショウさんが、歌手の福山雅治さんのモノマネをする時に使用する、目が飛び出たデザインのパーティー眼鏡で遊ぶ娘さんたち。父親が大好きなことが伝わるエピソードは、多くの人の胸を温めました。SNSには「本名がかっこよすぎる。中澤滋紀のエピソードが知れてよかった」「『シゲちゃん』って呼ぼう」という声が上がっています。ネタはもちろん、中澤滋紀さんとしての一面も、もっと見たくなりますね![文・構成/grape編集部]
2023年10月14日出会いのきっかけによっては、パートナーとなる相手の素性がわからないこともあるでしょう。ときには、本名から年齢まで嘘ばかりだったケースもあるようで……。今回は実際にあった「パートナーの理解できなかった言動」エピソードをお届けします。33歳、会社員Eさんの場合……マッチングアプリでの出会いから交際に発展した元彼。交際開始から3ヶ月が経過した頃、彼の誕生日を迎えました。ラブラブな時期だったので、全力でお祝いをしたくて、プレゼントとメッセージカードを渡したのですが、「ごめん、俺の本名を教えるね。あと、年齢9歳若く伝えてた」と……。その後は、次から次に嘘が発覚。3ヶ月間偽名を使われていたこと、年齢をサバ読みされていたこと、婚姻歴を詐称していたことなどが発覚し、とてもショッキングな日となりました。その時どう感じましたか?「私は誰と付き合っていたのだろう?」「誰宛のバースデーカードを書いていたのだろう?」と思いました。元彼は、なんでもないようにカミングアウトをしてきましたが、「何を思って嘘をついていたのだろう?」とパニックに陥りました。そして、私の気持ちは一切考えられていないように感じ、落ち込みました。その後話し合いはしましたか?いったん言葉を受け入れようと向き合う努力をしましたが、彼が急に横柄な態度をとるようになり……。受け入れる前にお別れに至りました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。公園で夫の発言にイラっと……実際の体験談をもとに描かれた、サレ妻さくらこ(@o_usootto)さんの人気漫画『最低な旦那への逆襲』では、夫と娘の3人で公園に行くと、たった1時間で夫が「もう帰ろう」と言い出します。原作:さくらこさん(@o_usootto)漫画:サクライ様(@sakurai_koi77)夫の言葉に……この後、夫はせっかくの休日なのにクラブへ向かいます。そして実はこのクラブで浮気相手と密会していたことが後に判明するのでした……。こんな時どうする?パートナーの理解できない行動に対し、Eさんは彼とは別れ、漫画の主人公である妻は夫を責めました。あなたなら、こんな時どうしますか?本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。(イラスト/@sakurai_koi77)(MOREDOOR編集部)
2023年09月30日バンドグループ『Awesome City Club』でボーカルを務めるPORINさんは、2023年7月9日に放送された、バラエティ番組『ドーナツトーク』(TBS系)に出演しました。番組内で、自身の珍しい本名を明かし、反響を呼んでいます。PORIN珍しい名字ゆえの悩みも…スタジオでは、名前にまつわるエピソードトークを、出演者がそれぞれ披露しました。PORINさんは、鷲見玲奈アナウンサーから「芸名の由来は?」と聞かれ、こう答えます。本名が美帆で、下の名前が。ミポリンからミを削ってPORINになりました。ドーナツトークーより引用芸名の由来を説明すると同時に、PORINさんは本名が『美帆』であることを話しました。『美帆』は、俳優の中山美穂さんを好きだった父親が付けた名前なのだとか。名字が土志田っていうんです。3文字で、土に志すに田んぼって書いて。聞き取ってもらえないので吉田っていっています。ドーナツトークーより引用続けて、自身の名字が、あまり聞き馴染みのない『土志田(どしだ)』であることを明かすPORINさん。珍しい名字のため、電話越しだと、うまく聞き取ってもらえないとのこと。そのため『どしだ』と発音がよく似ている、『よしだ(吉田)』と名乗っているそうです。PORINさんのエピソードトークに対し、スタジオでは共感の声が上がっていました。【ネットの声】・わたしも珍しい名字なので共感!・だいたい電話口で「えっ?」っていわれる…。・私も聞き取ってもらえないから『佐藤』って名乗ってます。『佐藤』や『鈴木』など、認知度が高ければ、電話越しでもすんなりと伝わるもの。珍しい名字の場合、自分の名前を正しく伝えるのにも苦労するようです。今回のトークによって、『土志田』の名字がより認知され、PORINさんの悩みが解消されるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年07月14日ミュージシャンや俳優、音楽プロデューサーなどマルチに活躍している、Chara(ちゃら)さん。2023年6月5日に自身のInstagramで、本名と芸名の由来を明かし、話題を呼んでいます。Charaの本名は?「別に隠してないけど」自宅の2階から、ビワを収穫する様子を投稿したCharaさん。小さい頃から、ビワのことが気になっていたようです。なぜかというと…。私の名前がミワなので小さな頃から何となく、響きが似てますシリーズで気になる存在chara_official_ーより引用Charaさんの本名は『ミワ』さんだったため!本名について、「別に隠してないから」とコメントしたCharaさん。『Chara』という芸名については、「3年生からあだ名がチャラなだけ」と、子供の頃のニックネームが由来であることを説明しました。「チャラチャラしてるからチャラじゃないんだぜーー、しゃらっとしている、から来てます」と、チャーミングにつづっています。 この投稿をInstagramで見る Chara(@chara_official_)がシェアした投稿 さらに、コメント欄では「私は美しい平和の和で、美和です」と漢字表記が『美和』であることも明かしたCharaさん。これには、多くのファンから反響の声が寄せられました。・私も同じ名前で嬉しいです!・Charaも美和さんも素敵な名前。・理由から何から全部素敵!素敵な本名と、芸名の由来を公開したCharaさん。これからも、独特の世界観と唯一無二の歌声で多くの人を魅了することでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年06月07日坂口健太郎が主演する「Dr.チョコレート」の第7話が6月3日放送。お互いの本名を教え合う“チョコレート・カンパニー”の面々…古川雄大演じる出川の本名にSNS上は「想像の斜め上だった」など驚きの声があふれている。どんな手術でも必ず成功させる医療界のバンクシー“Dr.チョコレート”…メスを執る条件は現金1億円、秘密保持契約。そしてチョコレート。その正体はなんと10歳の天才少女だったというノンストップ・ドクター・エンターテインメントとなる本作。Dr.チョコレート=唯の代理人として患者との交渉にあたる野田哲也=Teacherに坂口健太郎。天才心臓外科医の父と遺伝子研究者の母との間に生まれた“Dr.チョコレート”寺島唯に白山乃愛。唯がDr.チョコレートだと知ってしまった新聞記者で、哲也に惹かれていく奥泉渚に西野七瀬。唯の手術をサポートする“チョコレート・カンパニー”のメンバーで、こっそり一人で愚痴を配信している臨床工学技士・ギルベルトに葵わかな。若くして結婚した団地主婦で一児の母でもあるオペ看護師・足湯に鈴木紗理奈。コンビ名「レントゲン」でお笑い芸人をやってる放射線技師のお笑いに前田旺志郎。5年前失踪してホームレスになった兄がいた出川に古川雄大。ギャンブルによる借金が原因で離婚した元妻と娘がいる麻酔科医・残高に小澤征悦。ホストクラブが趣味で無類のうなぎ好きなオペ看護師チーフ・うなぎに斉藤由貴。2年前、唯の両親が亡くなった事件を担当した城南警察署刑事の与田太一に平子祐希(アルコ&ピース)。与田の同僚でDNAタトゥーを入れている薮下穂乃花に石川恋。“め組”の一員で唯の両親を殺害した実行犯の沢入徹に福山翔大といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。Teacherは奥泉に対し与田と合わせるよう頼み、居酒屋のカウンターでTeacherと与田は再会。与田は2年前、Teacherが言ったことが正しかったと認め、唯の両親が亡くなった事故の捜査資料が所轄からも本庁からも跡形もなく消えたことを告白。再捜査されたら困る人間が警察内にいると話す与田は、沢入を釈放した警察幹部の名も明かす。Teacherと奥泉が店を出た後、与田は近くの席で話を聞いていた薮下に「言われた通りにしたぞ」と告げ、彼女の腕を取ると「じゃあ教えてもらおうか。このくそダセぇタトゥーの意味」と、薮下の腕に彫られたDNAタトゥーについて問いただす…。その後、チョコレート・カンパニーのなかで孤独感を感じていたギルベルトが沢入に騙され、唯の居場所を話してしまったことで、唯とカンパニー、患者、唯のクラスメートに命の危険が迫ることに。しかしTeacherの活躍で危機はいったん回避、患者の手術も無事終了する。その後、唯はカンパニーの皆の前でTeacherの本名を明かし、ギルベルトのことも本名で呼ぶ。すると呼応するようにカンパニーの他のメンバーも自らの本名を明かしていくのだが、その際、出川が自分のことを“デイビッド幸太郎”と名乗ったことにネットが大きく反応。「ちょっと待った、、、、、、デイビッドって言った?」「出川さんの本名まさかのデイビッド幸太郎でしたね笑」「予想以上というか想像の斜め上だった」「TLのみんなもデイビットに引っ掛かってるw」などの感想が続々とタイムラインに流れている。【第8話あらすじ】ショッピングサイト「DOUZO」の配送センターが炎上、巻き込まれて海王病院に搬送された重症患者の中にめ組の堤(佐野弘樹)がいた。堤は唯の両親の殺害に関与している可能性があり、死なれると事件の真相がまた遠ざかってしまうと考えたTeacherは、堤を救うため自ら依頼人としてカンパニーに堤のオペを依頼。だが、誰にも知られずにオペができる場所はカンパニーのアジトしかなく…。「Dr.チョコレート」は毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年06月04日2023年5月5日に放送されたトーク番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)。番組のサブMCを務める、お笑いコンビ『千鳥』の大吾さんとノブさんが、本名と芸名にまつわるエピソードを明かしました。『千鳥』大吾とノブの本名は?芸名の由来も明かす番組では、名前の由来にまつわるテーマで、トークが展開されます。大吾さんは自身の本名が『早川信行』であることと、芸名を『ノブ』にした理由を語りました。『早川信行』っていう名前があるんですけど。大吾とコンビを組んで、これから何十年とお笑いをやっていくうえで、『早川信行』にしたら、(大吾が)「早川」って呼ぶことになるじゃないですか。「早川」って呼ぶのが気持ち悪くて。ずっと出会った時から、学生時代から「ノブ」なんですよ。俺も、(大吾のことを)「山本」って1回もいったことない。「だいくん」だったんですよ、ずっと。人志松本の酒のツマミになる話ーより引用ノブさんが本名を使わず、芸名を『ノブ』にした理由は、同級生である相方の大吾さんに、「早川」と名字で呼ばれるのが嫌だったから!確かに、親しい相手に一度も呼ばれたことのない呼び方をされると、違和感がありそうです。ノブさんは、大吾さんの本名が『山本大吾』であることにも触れ、学生時代も名字を呼び捨てにしたことはなく、ずっと「だいくん」と呼んでいたことを明かしました。一方、大吾さんは、ノブさんのことを「ノブりん」と呼んでいた時期もあったのだとか。コンビの仲のよさが伝わってくるエピソードに、ネット上ではさまざまな反応が上がっています。・知らなかった!・ノブさんの本名、かっこいい。・「ノブりん」「だいくん」と呼び合う2人、かわいすぎるだろ。2000年にお笑いコンビを結成してから、20年以上続く『千鳥』は、2023年現在、テレビで見ない日はないほどの活躍を見せています。ノブさんの予想通り、現在の芸名は、何十年と使う呼び名としてバッチリだったといえそうですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月06日2023年5月3日に放送された、バラエティ番組『天才たちのドッキリ 叡智のムダ使い』(TBS系)。心理学などを使って、さまざまな芸能人にドッキリを仕掛ける企画が人気の番組です。番組内で、ファッションモデルやタレントとして活躍するJOYさんが自身の本名を明かし、話題となっています。JOYの本名に「かっこよすぎる」の声JOYさんは、夜の学校で鬼ごっこを行う『鬼なし鬼ごっこでターゲット全員捕まえろ!』という企画に登場しました。同じ企画に参加していた、お笑いタレントの、みなみかわさんから「JOYさんって、本名なんですか?」と聞かれた際に、JOYさんは、こう答えます。僕、ジョゼフです。グリーンウッド・ジョゼフですからね。天才たちのドッキリ 叡智のムダ使いーより引用JOYさんの言葉に、みなみかわさんは「めっちゃかっこいい名前じゃないですか!」と反応。番組を観ていた視聴者からも、次のようなコメントが相次ぎました。・かっこよすぎるだろ…!・えっ、知らなかった!波紋とスタンドが使えそう。・JOYが本名を明かすところで、笑ってしまった。今日一番の衝撃だわ。JOYさんの本名に驚いたのは、みなみかわさんだけではなかったようです。ジョゼフという名前から、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するジョセフ・ジョースターを思い浮かべた人もいました。普段よく耳にする芸名に慣れ親しんでいるぶん、本名を知った時の新鮮さが増しますね![文・構成/grape編集部]
2023年05月05日今後は本名である"キャッスル・キャサリン"としてRIZINガールの活動以外にもテレビ出演やグラビア活動YouTube含めたSNS領域など形にとらわれず幅広く活動予定RIZINガール2022 キャシー(キャッスル・キャサリン)LeoManagement株式会社( 本社:東京都渋谷区:代表取締役:荻原聡志 )は『RIZINガール2022』 水色担当で唯一のハーフとして活躍するキャシー(キャッスル・キャサリン)とマネジメント契約を締結した事をお知らせします。●キャッスル・キャサリンプロフィールアメリカと韓国のハーフ 愛知県名古屋市出身生年月日:2001年6月18日(21歳)身長:168cm趣味:筋トレ、旅行、コスプレ2022年日本最高峰の格闘技イベント『RIZINガール2022』 水色担当に選出。現在の格闘技ブームや「RIZIN」の人気と共にRIZINガールへの注目も高まりフォロワーも増え続け海外を含めた格闘技ファンから注目度が高まっています。●RIZINガールとは日本最高峰の格闘技イベント「RIZIN」の公式ラウンドガール『RIZINガール2022』として活動。歴代のRIZINガールは就任後、多くのメディアに取り上げられ、コンテストの受賞、幅広い芸能活動のオファーなどスターの登竜門となり注目度が年々上がっている。▼本人コメントコメントを読んで頂きありがとうございます。RIZINガールはキャシーで活動しますが、今後は本名のキャッスル・キャサリンとしてありのままの自分を表現し、幅広い領域に活動の場を広げより多くの方に応援頂けるよう精一杯努力しますのでよろしくお願いいたします。▼キャッスル・キャサリンSNS各種■Instagram ■TikTok ■Twitter ●お仕事に関する問い合わせ※お仕事のご依頼は詳細と共にお願い致します info@leo-mgmt.com ♦レオマネジメント株式会社について唯一無二の価値提供をコンセプトにインフルエンサーマーケティング戦略などを活用しクライアントに合わせ顧客の様々な問題を解決する。日本のクリエイティブな力を世界に届ける為に"SAMURAI NFT STUDIO"を2022年設立。多くのインフルエンサーや様々なアーティストのマネジメントや育成、プロデュースを行い現在多くの共創プロジェクトを進行中。会社概要会社名 : LeoManagement株式会社代表取締役社長: 荻原 聡志所在地 :東京都渋谷区神宮前1-11-11 グリーンファンタジアビル503号室本件に関するお問合せメール info@leo-mgmt.com キャッスル・キャサリン 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月24日お笑いコンビ『霜降り明星』の粗品さんが、2023年4月20日にTwitterを更新。給与明細書を通じて、本名を明かしました。同日、4月ぶんの給与明細書を所属事務所のスタッフから渡された粗品さん。メッセージアプリ『LINE』で送られてきたファイルの名前に、本名が書かれていたのです。うん税金払われへんバイバイ pic.twitter.com/N9dgFNNhDM — 粗品(霜降り明星) (@soshina3) April 20, 2023 ファイル名に書かれた、『佐々木直人』が、粗品さんの本名であることが分かります。粗品さんは、もらえる給与額よりも、引かれる各種税金の負担が大きく困っているようです。これまで、粗品さんの本名を知らなかった人は多かったようで、「かっこいい名前!」「芸名はどこから来ているんでしょうか」といった反応が続出。粗品さんはかつて、お笑いコンビ『次長課長』の河本準一さんのYouTubeチャンネルに出演した際、芸名の由来を語っていました。相方である、せいやさんとコンビを結成する前、1人で活動していた粗品さんは、芸名にある想いを込めていたのです。「本名でやるとなんかのぺっとしてるな」と思って、芸名は付けたかったんですけども。それで粗品にしました。謙虚にお笑いをやりたいということで、「つまらないものですけどよろしくお願いします」みたいな意味を込めて粗品にしました。河本じゅんちゃんねるーより引用自身の本名について「のぺっとしている」と思い、『粗品』という芸名を考えたといいます。粗品さんの独特な芸名も、人気な理由の1つかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2023年04月21日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「簡単おいしい!基本の炊き込みご飯 by 山下 和美さん」 「巾着卵」 「大根の合わせみそ汁」 の全3品。 具だくさんの炊き込みご飯に、食べ応えのある煮物と赤だしを合わせました。 【主食】簡単おいしい!基本の炊き込みご飯 by 山下 和美さん 鶏肉とゴボウの入った簡単炊き込みご飯です。冷めてもおいしいので、おにぎりもおすすめです。 調理時間:1時間10分 カロリー:349Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) <具> 鶏もも肉 75g ゴボウ 1/4本 ニンジン 1/8本 シメジ 1/4パック お米 1合 <調味料> 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 薄口しょうゆ 小さじ2 だし汁 150~170ml 貝われ菜 適量 【下準備】 お米は炊く30分以上前に水洗いし、ザルに上げておく。鶏もも肉は細かく刻む。 ゴボウはタワシでこすりながら水洗いし、ささがきにして水に放ち、水気をきる。ニンジンは皮をむき、細切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。 【作り方】 1. 炊飯器に洗い米を入れ、<調味料>の材料を加え、お米1合分の目盛りまでだし汁を足す。<具>の材料をのせてスイッチを入れる。 2. 炊き上がったら、器によそって貝われ菜をのせる。 【副菜】巾着卵 半熟の黄身があふれ、油揚げからはジュワッとお出汁が染み出ます。 調理時間:15分 カロリー:324Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 油揚げ (いなり用)4枚 卵 4個 小松菜 1/2束 <合わせだし> だし汁 300ml 酒 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ1 薄口しょうゆ 大さじ2 【下準備】 油揚げはめん棒で軽く押さえ、1辺を切り落として袋状に開く。小松菜は根元を切り落とし、長さ4cmに切る。 【作り方】 1. 油揚げに卵を入れ、つま楊枝で留める(4個作る)。小鍋に<合わせだし>の材料を入れて中火にかける。 2. 煮たったらそっと油揚げを入れ3分程煮る。裏返してさらに5分程煮る。残った煮汁で小松菜にサッと火を通し、器に盛り合わせる。 【副菜】大根の合わせみそ汁 いつものみそ汁に赤みそをプラス。コクが出ます。 調理時間:10分 カロリー:48Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 大根 2cm 白ネギ 1/4本 だし汁 400ml みそ 大さじ1 赤みそ 大さじ1 七味唐辛子 適量 【下準備】 大根は皮をむき、棒状に切る。白ネギは斜めに切る。 【作り方】 1. 鍋にだし汁と大根を入れて中火にかけ、大根が透明になったら、白ネギを加える。 2. 煮たったら弱火にしてみそと赤みそを溶き入れ、器に注ぎ、七味唐辛子を振る。
2023年02月27日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「ピリ辛タレでお箸が止まらない!鶏もも肉のネギまみれ by 山下 和美さん」 「ゴマ油香る!カニカマの中華風卵焼き by 山下 和美さん」 「セロリの漬物」 の全3品。 ゴマ油のきいた中華の献立。ビールが飲みたくなりそうです。 【主食】ピリ辛タレでお箸が止まらない!鶏もも肉のネギまみれ by 山下 和美さん ジューシーな鶏もも肉をフライパンで焼いて薬味のきいたたっぷりのネギでいただきます。ピリ辛のタレが食欲をそそります! 調理時間:15分 カロリー:698Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 鶏もも肉 2枚 塩コショウ 少々 片栗粉 適量 青ネギ 1束 塩 少々 <タレ> 砂糖 小さじ2 しょうゆ 大さじ1.5 酢 大さじ1.5 ゴマ油 大さじ1.5 ラー油 少々 ショウガ (すりおろし)1片分 サラダ油 適量 糸唐辛子 適量 【下準備】 鶏もも肉は余分な脂を取り除き、食べやすい大きさに切って塩コショウし、全体に片栗粉をまぶす。青ネギは小口切りにする。 【作り方】 1. 抗菌袋に青ネギと塩を入れ、袋の上から軽くもんでしんなりさせる。<タレ>の材料を加えて混ぜ合わせる。 2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、皮を下にして鶏もも肉を並べ入れ、両面をこんがりと焼く。器に盛って(1)をかけ、糸唐辛子をのせる。 【副菜】ゴマ油香る!カニカマの中華風卵焼き by 山下 和美さん カニ風味かまぼこが入った卵焼きの中華風アレンジ。ゴマ油で焼くと風味もアップ!お弁当にもぴったりです。 調理時間:10分 カロリー:145Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) 溶き卵 3個分 カニ風味カマボコ 2本 ネギ (刻み)大さじ1 <調味料> だし汁 大さじ2 砂糖 小さじ1/2 塩 少々 ゴマ油 適量 【下準備】 カニ風味カマボコはほぐす。ボウルにゴマ油以外の材料を全て入れて混ぜ合わせる。 【作り方】 1. 卵焼き器を中火で熱し、ゴマ油を薄くひき、卵液の1/3量を流し入れて全体に広げる。周りがかたまってきたら奥側から手前に巻き、巻き終わったら奥側へ寄せる。 2. 再びゴマ油をひき、同量の卵液を流し入れ、同様に焼く。残りの卵液も同様に焼く。巻きすで形を整え、食べやすい大きさに切って器に盛る。 【副菜】セロリの漬物 急いでいる時は、セロリを薄く切れば味がしみやすくなります。 調理時間:5分+冷やす時間 カロリー:65Kcal レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美 材料(2人分) セロリ 1本 塩 少々 ゴマ油 大さじ1 ニンニク (すりおろし)1/4片分 赤唐辛子 (刻み)1本分 【下準備】 セロリは筋を引き、幅1cmの斜め薄切りにする。 【作り方】 1. 抗菌袋に<調味料>の材料とセロリを混ぜ合わせて袋の外からもみ、しんなりするまで冷蔵庫で冷やし、器に盛る。
2023年02月26日2月に長野・まつもと市民芸術館小ホールと東京・東京芸術劇場シアターウエストで上演される舞台『博士の愛した数式』より、脚本・演出の加藤拓也と「博士」役・串田和美のオフィシャルインタビューが到着した。湖に手を入れたら毒がついていた。そんな美しさがある舞台『博士の愛した数式』が上演される。原作は、第1回本屋大賞を受賞した小川洋子のミリオンセラー小説。脚本・演出は、気鋭の演出家として高い評価を受ける劇団た組の加藤拓也が務め、事故によって80分しか記憶が持続しない「博士」を串田和美が演じる。51歳差の2人の演劇人が名作にどう挑むのか。稽古に入る前の胸の内を語ってもらった。――加藤さんと串田さんは劇団た組の『今日もわからないうちに』(2019年)で初めてご一緒されました。そのときに印象的だったことはなんですか。串田僕にはないものをいっぱい持っていて、それが興味深く感じられましたね。たとえば、加藤くんの作品は、ごく普通に日常にあるものを淡々と描いているようで、そこからだんだんありえない世界が生まれてくる。僕はどちらかと言うと、途方のないものを描いているようで、よく見たらこれって誰もが知っているものだったというタイプなので。自分とまったく違うところがとても面白かったです。加藤串田さんが自分の台詞を全部書かれていて。そうやって覚えるんだっていうのが印象的でした。串田それは作家の書いた言葉を自分のものにしたいからなんですね。自分で書いた台詞は、自分の思考を通って出てきたものだからすっと出てくるんですよ。でも他人が書いた言葉はそうじゃない。自分ではこう言わないというような台詞がたくさんあるわけ。そういうものを、さも自分が思いついた言葉のように思い込もうとするために書くんです。――それで言うと、加藤拓也という作家の言葉はいかがでしたか。串田自分からは距離のあるものでした。でもそれが面白いんですよね。自分から遠い言葉がすっと出る人になろうとする努力が役者の楽しみだから。そういう意味でもとても楽しい公演でした。――そんな加藤さんにとって、小川洋子さんという作家の文体や言葉はどう映りましたか。加藤惚れ惚れしますよね。文章のリズムとか、言葉のチョイスとか、僕にはないものがたくさんあって、そこに非常に魅力を感じながら上演台本にさせていただきました。まるで湖の中にそっと手を入れてみて、水面が揺れないようにゆっくりと手を抜くと、手のあたりに毒がついちゃっていたような、そういう美しさを小川洋子さんの文章には感じます。――湖、というのは今回の演出を語る上でキーになるフレーズでしょうか。加藤なるかもしれないですね。僕は小川洋子さんの小説の美しさを人に説明するとき、常に湖と毒というワードを使っています。そういうイメージが僕の中にはありますね。――では、上演台本にするにあたって、そこに自分のカラーを注入したいという気持ちは。加藤まったくなかったです。結局演劇として構成していくときに、僕が演出をするので僕の主観が入るし、俳優の主観、美術や音響、照明みんなの主観が入ってくるから、やっぱり別の形になるんですね。だから、無理に自分の色を出そうとか、そういうことは一切考えていないです。いかに庭の石のようにそこにいられるか――音楽は、これまで加藤さんが何度も組んできた谷川正憲さんが務めます。谷川さんのギターの生演奏は、加藤さんの演出の特徴の一つです。加藤谷川さんは空気に敏感な人です。今まではずっと俳優から受け取ったものを谷川さんが音にして出すというつくり方をしてきました。でも今回はその逆をやろうと。お芝居をつくる段階から谷川さんに入ってもらって。たとえば、読み合わせからちょっと音を鳴らしてもらったり。そういう遊びを交えてつくりたいなと考えています。――それはなぜそうしたいと思ったんですか。加藤どうなるかわからないからです。俳優の感情がまだ何もできてないときに音が入ると、それに引っ張られることもあると思うんですけど、それが全部ダメなわけではないかなと。今回はもっと自由にアクティングを立ち上げたいなという気持ちがありますね。串田じゃあ稽古だから流す音楽もあるということ?加藤そうですね。本番は流さないということもあります。もちろんぐちゃぐちゃになるかもしれない。でも、俳優だけではなく、みんながこの原作に持っているイメージを1回見てみたいんですよね。『博士の愛した数式』ビジュアル――最後に、お2人はこの作品の中で描かれる「博士」と「私」と「ルート」の関係性についてどんなことをお感じになりますか。加藤すごく不思議な関係ですよね。家族という関係でもなければ、職業的な関係でもないし、非常に美しい関係だなと思います。野生の動物だと、子どもを自立するまで育てる動物もいれば、産んだらぽいってしちゃう動物もいるじゃないですか。じゃあ、どこからが家族なんだろうと考えると、結構不思議で曖昧です。人間のルールだなっていう感じがしますね、家族って。3人は、そこにとらわれてないところが美しいなと思います。串田このお話は、「私」が感じ取らなければ何も起こらなかった。彼女の感性がとても素晴らしいんですよね。特別な人でもなんでもない彼女が、「博士」という人を受け止めたから関係が動いていく。そして、「ルート」はそんな彼女を母親に持ったからこういう子どもになったんだなと頷ける瑞々しい感性の持ち主。逆に言うと、「博士」は何も動かないんです。ただ庭の石のようにじっとしているだけ。そんな「博士」を見て「私」が動くお話です。だから、僕としてはいかに庭の石のようにそこにいられるかが今回のテーマですね。文=横川良明<公演情報>『博士の愛した数式』原作:小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫刊)脚本・演出:加藤拓也音楽・演奏:谷川正憲(UNCHAIN)出演:串田和美/安藤聖/井上小百合/近藤隼/草光純太/増子倭文江 【松本】日程:2023年2月11日(土)~16日(木)場所:まつもと市民芸術館小ホール【東京】日程:2023年2月19日(日)~26日(日)場所:東京芸術劇場シアターウエスト問合せ:まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)TEL 0263-33-2200FAX 0263-33-3830公式サイト:
2023年01月28日俳優の有村架純さんが、2022年11月28日放送のバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演し、自身の本名を明かし反響を呼んでいます。「初耳」「今までいったことあったっけ?」の声も人気占い師が、一般人や芸能人を占う『突然ですが占ってもいいですか?』に、俳優の大泉洋さんとともに出演した有村さん。同日の放送では、生年月日、名前、血液型、出生地から占う『天星術』という占いを受け、その中で、有村さんが芸名ではない、自身の本名について、明かすシーンがありました。漢字がひと文字だけ違うんですよ。突然ですが占ってもいいですか?ーより引用そういって、画面上には『有村架澄』と、有村さんの本名を紹介するテロップが。読み方は同じではあるものの、漢字のみが違い、有村さんを占った占い師の星ひとみさんは「本名の字画がとてもいい」と絶賛し、さらに「永遠に女優さん」と続けます。収録前、大泉さんに自身が今後も仕事を続けられるのか悩みを抱いていたという有村さんは、占いの結果に安心したのか「よかった」と笑みを見せるひと幕も。一方、視聴者が注目したのは、今回明かされた、有村さんの本名。プライベートが謎に包まれている印象が強い有村さんだけに、視聴者の反響も大きく「知らなかった」「初耳」とのコメントが寄せられました。・有村架純ちゃんって、自分の本名をテレビ番組でいったこと、あったっけ?・芸名でひと文字だけ変えるって、素敵。それだけで仕事モードに切り替えられるのかな。・『有村架純』が本名だと思ってた!『架澄』と書く本名も、めっちゃかわいい。番組の中では、「必ず幸せをつかむ名前」ともいわれ、「親に感謝」と笑顔を浮かべていた有村さん。「絶対幸せになってほしい」という視聴者からのコメントも目立ち、改めて有村さんの好感度の高さがうかがえます。俳優という職業柄、プライベートが公になることはないものの、有村さんの活躍はもちろん、私生活での幸せを願ったファンは多いことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年12月04日9月30日(金) より開幕する舞台『スカパン』演出・主演の串田和美と、元オンシアター自由劇場のメンバーでもある小日向文世の対談動画が公式ホームページにて公開された。動画には、和やかな雰囲気のなか二人がリラックスした表情で熱く語る演劇論、そして自由劇場時代の話などを収録。また、串田和美のライフワークとも言える本作についての串田のロングインタビューも到着した。松本を皮切りに水戸、北九州、横浜で上演される舞台『スカパン』。松本城大手門枡形跡広場での野外公演(10月6日〜10日)では、東欧の民族音楽に室内楽の視点を取り入れた全く新しいアンサンブル「ISOLATION ORCHESTRA」の出演が決定。ギデオン・ジュークス(Tuba)、竹内理恵(Sax&Cl)、松本みさこ(Acc)、ふーちん(Per)4人が、開演前と舞台の終盤で生演奏。繊細さと野生味を合わせ持った音楽で舞台を盛り上げる。なお、この特別演出は、野外公演のみのとなっている。『スカパン』串田×小日向インタビュー<串田和美ロングインタビュー>ライフワークに再び挑戦。二世代が揃うユニークな座組み――『スカパン』の原作である、モリエール『スカパンの悪だくみ』の舞台は港町ナポリ。若者たちの恋の手助けをするため、頭の回転が早い召使いスカパンがひと肌脱ぎ、金持ちを手玉に取ったり、威張った主人をとっちめたり……という喜劇です。まずはこの戯曲と串田さんの出会いから伺えますか。串田僕がまだ俳優座の養成所にいた19歳か20歳の頃、戦後初となるコメディ・フランセーズの来日公演(1962年)で観たのが最初です。スカパンを演じたロベール・ウィルシュという俳優が、確か足元はスニーカーで、ぴょんぴょんとはね回りながら曲芸のように芝居をやっていて、とても新鮮だったんですね。その当時モリエールやシェイクスピアといった古典は、言葉を重視した、台詞の言い回しによって客席から拍手が起こるような演技が主流で、この身体的なスカパンは衝撃的でした。余談ですが、養成所の同期、(その後一緒にオンシアター自由劇場を結成する)佐藤信も同じ公演を観ているんです。彼も感動して、終演後に「誰かと話したい」という思いにかられたのに、友達みんながスッと帰っちゃったらしい。がっかりしながらふと横を見たら同じように「誰かと話したい、この気分」という顔をした僕がいて(笑)、夜通し喋った……なんて懐かしい思い出もあります。――串田さんがタイトルロールを演じる『スカパン』の初演は、1994 年シアターコクーンでした。串田もとは喜劇だけど、スカパンという一人の人間が“生きのびる知恵”として口八丁、手八丁で喋りながら動いているというか、人物の根っこや息遣いがうまく出せないかなと考えたのが初演。古い翻訳調の言葉ではなく、内藤俊人さんという大森博史さんの知り合いに新しく訳してもらって、そのテキストをもとに半分オリジナルの脚本を作りました。再演以降は僕が演出してますが、初演は(オンシアター自由劇場のメンバーだった)真名古敬二さんに演出してもらって、劇団みんなで試行錯誤しながらつくったんです。――以前お話を伺った時も「親知らずが奥でうずいているみたいな戯曲」と表現していましたが、串田さんの『スカパン』は、ただ底抜けに楽しい喜劇ではありません。いたずらしたり大騒ぎしたり、スカパンは人々と一緒にいる時は明るく振る舞っていますが、家に戻って一人で食事をする場面などに彼の孤独が垣間見えたり……原作にはない、底辺で暮らす男の「生活感」を感じさせる場面が印象的に挿入されます。串田僕にとってこの作品は、喜劇でなきゃいられないというか、必死で喜劇であろうとする感じがあるというか、奇妙な憂鬱感が感じられる戯曲なんです。スカパンの源流はおそらく、イタリアで16世紀ごろに生まれた喜劇「コメディア・デラルテ」の召使いで、道化役のザンニ、アルレッキーノですよね。ザンニの黒いお面は炭鉱の町出身であることを表していると本で読んだこともありますし、労働者でベルガモ訛りの田舎っぺ……こういったキャラクター造形にはどこか差別的なニュアンスも感じ取れます。そんなことも考えながら、こき使われながらも、たくましく生き抜く術を身につけたスカパンの背景を想像していきました。――原作ではハッピーエンドですが、串田版の終盤でスカパンは、騙されていたことを知った父親二人に雇われた男に襲われてケガを負います。串田原作ではスカパンは死にそうな「フリ」をして主人に赦しを乞いますが、僕の『スカパン』は裏切った仲間に殴られて、最後は孤独の中に死んでいきます。これは『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン作)の幕切れの場面をイメージしているんです。――そうなんですね!串田瀕死の重傷を負っていることを(長年恋心を抱いていた)ロクサーヌに隠しながら、落ち葉が散る中で死んでいくシラノ……あれも痛切な最期ですよね。『シラノ・ド・ベルジュラック』の台詞に、モリエールの名前が出てくるじゃないですか。――上演ではカットされることも多いですが、確かに戯曲には「モリエールがシラノの作品をパクってる」(※)と茶化したようなユーモラスな会話があります。なるほど串田版『スカパン』のラストシーンには、作家であるモリエールに関連する趣向が引用されているのですね。串田さんはこの作品を何度も上演していますが、繰り返しやりたいと感じる魅力を教えてください。※17世紀に実在したシラノ・ド・ベルジュラックとモリエールは同時代の文化人。『スカパンの悪だくみ』に、シラノが書いた戯曲『愚弄された衒学者』から拝借した台詞があることは広く知られている串田スカパンという人物像、生き方、性分が好きなんでしょうね。いつも一生懸命で、人を面白がらせたり、困った若い人がいると「しょうがないな」と助けてあげる。しかも正義感からではなく、そうせざるを得ない性格というか。ずっと動き回る役なので、僕もいつまで演じられるかわからないけど(笑)、スカパンがすごく年をとったバージョンもありえるかな?なんて考えてみたり。ライフワークと言える作品です。――今回は、元オンシアター自由劇場のメンバーである、大森博史さん(アルガント役)と小日向文世さん(ジェロント役)が参加します。息子たちに翻弄される父親たちですね。また串田さんのご子息・串田十二夜さんがジェロントの息子レアンドル役、小日向文世さんのご長男の小日向星一さんがアルガントの息子オクターヴ役として出演。なんと今作では、2組の親子共演が実現します。串田なんだか歌舞伎みたいになってきちゃいました(笑)。大森さん、小日向さんとは、お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。稽古が楽しみです。子どもたちの世代もいつの間にか知り合いになっていて、知らない間に一緒に芝居をしていたり、僕のワークショップに参加したり。不思議ですよね。FESTA 松本 2022での『スカパン』上演――これまでの『スカパン』についても振り返ります。初演の翌年、1995年にシアターコクーンで再演し、同年フランス・アヴィニョンでも上演。2015年にルーマニア・シビウ国際演劇祭にも招待され、ブカレストでも上演と海外でも上演されています。串田アヴィニョンでは、古い教会に自分たちで座席を組んで上演しました。初日の公演が終わって楽屋に戻ったら、客席の方からガタガタっと崩れるような音がしたんです。「客席が壊れた、どうしよう!」と思って舞台に戻ったら、観客が立ち上がって足踏みをしていたという(笑)。あちらの観客は、感動を足踏みで表現するなんて知らなかったので驚きました。ルーマニアでは、近年日本でも演出を手掛ける演出家のシルヴィウ・プルカレーテが「これがスカパンだ!」なんて言ってくれました。国が変わっても通じることがあるんだと、嬉しい思い出も詰まった作品です。――2004年「まつもと市民芸術館」のこけら落とし公演、2013年には芸術館10周年記念の1本にも選ばれ、串田さんの演劇人生と並走する作品に成長しました。2015年、シビウ国際演劇祭の凱旋公演では、信濃毎日新聞社の松本新本社ビル建設予定の更地で“Flying Theatre 空中劇場”と称した仮設舞台、ピカデリーホール(現上土劇場)、松本市美術館の芝生の中庭の3カ所で上演。野外公演はまた格別な楽しさ、生活に身近な感覚があります。今年の松本公演も、まつもと市民芸術館(小ホール)に加え、松本城大手門枡形跡広場で上演されます。串田僕は、「触っちゃいけません」と言わんばかりの近寄り難い作品をつくるのではなく、常に演劇で「事件」を起こしたいと考えているんです。と言っても殺人事件とか物騒なものではなく(笑)、何年か経った後に観客の中で「あの時観た、あの感じ」を思い出してもらえるという意味での事件。「野外公演は、観客側も参加しているみたいな感覚が味わえる」と言ってくださる方もいますし、上演する場所にはこだわりたいですね。もちろん劇場でも事件は起こせますが、道端で投げ銭でやるような芝居にだって事件が起こせると思っています。そうそう、松本に来る直前の2003年の1月から2月にかけて水戸芸術館で毎週末『スカパン』を上演したこともあります。その時は水戸の役者にも参加してもらいました。今年また水戸で出来るのも、なんだか不思議な縁を感じます。――以前『スカパン』の取材で串田さんと、フランスの演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン(太陽劇団)が監督した映画『モリエール』のお話をしたことがありますが、あの映画でも、モリエールが野外でお芝居を上演する場面が出てきますね。串田そうそう、野外劇の舞台が風に飛ばされていったりね(笑)。あの時代、モリエールが旅をしながら芝居をしていると、物見遊山の人たちが集まってきたり、訳もわからず眺めている人がいたり。野外はそういった雑多な感じがいいんですよね。1966年に東京・西麻布の硝子店の地下に劇場をつくって僕の演劇人生がスタートしたわけですが、シアターコクーンでやるようになっても「自由劇場のあの感じ」を700人の客席でどう表現できるか、そのことはいつも頭にありました。近頃は、演劇が商品のように扱われている演劇が増えている気がして、それを全否定はしないけれど、「僕が長い人生をかけてやってきたことは、そうじゃないんだよなぁ」とは感じます。こうしたことは、松本で芝居づくりを始めてからより深く考えるようになりました。――今回の『スカパン』は、串田さんが総合ディレクターを務める《FESTA 松本 2022》での上演になります。同フェスは昨年コロナ禍の中でスタートしました。串田《FESTA 松本 2021》を体験してくれた木工家の三谷龍二さんが文章に「共に生きる演劇という印象を持った」と書いてくださったんですが、「フェスタ=お祭り」がなぜ生まれたかを歴史に照らし合わせて考えてみると、災害が起きた時に天に祈ったり、困難な状況の中にあっても未来のことを考えて、元気を出すためですよね。昨年コロナ禍の大変な中で動き出した時も、豪華でなくていいから、とにかくみんなが楽しめるようなものを……との思いでスタートしました。必ずしも演劇に特化せず、道端で絵を描いている人がいてもいいし、路上とか、広場とか、今年もできるだけお金がかからない方法で、市民のみんなが参加してくれる形を見つけたいと思います。――先ほど話題にも出た「商品化された演劇」ではないですけど、観客数や話題性、数字だけを求めた“経済化”ではなく、偶然、その日、その時を一緒に過ごした人たちが熱をもらえるような演劇。串田熱量は数字で測れないからどうしようもないけど(笑)、僕はそういうものが演劇だと思っています。ノーベル賞の授賞式を欠席したボブ・ディランが、「私はパフォーマーとして5万人の前でも、50人の前でも演奏したことがありますが、50人の前で演奏することの方が難しい。5万人の人格はひとつともいえるけど、50人はそうはいきません」と言っていて、なるほどボブ・ディランはいいこと言うな(笑)、と思いました。数字にできないことってね、あるんですよ。文=川添史子<公演情報>『スカパン』『スカパン』メインビジュアル【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出演】串田和美 / 大森博史 / 武居卓 / 小日向星一 / 串田十二夜 / 皆本麻帆 / 湯川ひな / 細川貴司 / 下地尚子 / 小日向文世【松本公演】■まつもと市民芸術館 小ホール9月30日(金) 19:00 ※プレビュー公演10月1日(土) 15:0010月2日(日) 13:00■松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)・8日(土)・9日(日)・10日(月・祝) 全日16:30問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター 0263-33-2200(10:00~18:00)【水戸公演】2022年10月15日(土)~16日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場問い合わせ:水戸芸術館 ACM 劇場 029-227-8123(10:00~18:00 月曜休館)【北九州公演】2022年10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場問い合わせ:北九州芸術劇場(093-562-2655(10:00~18:00))【神奈川公演】2022年10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
2022年09月26日串田和美が主宰する劇団「オンシアター自由劇場」で1994年に初演され、その後、串田のライフワークとして上演を重ねている『スカパン』。串田の80歳の節目に上演される今回、自由劇場時代からの盟友である小日向文世の出演が決定した。さらに共演者には、同じく盟友の大森博史や、ふたりの息子・串田十二夜と小日向星一といった顔ぶれも。そこで串田と小日向に、昔話にも花を咲かせつつ、今回の上演に寄せる想いを語り合ってもらった。自分じゃないなにかに、催促されるような感覚――上演回数も多い串田さんの代表作『スカパン』ですが、このタイミングでの上演を決めた理由は?串田まつもと市民芸術館の杮落とし公演や10周年記念プログラムなど、これまで節目、節目で上演してきました。そういう意味では今年度末にまつもとの総監督を退任することがひとつと、あとは80歳になったことがひとつ。そこに初演時に一緒やった、コヒ(=小日向)と大森(博史)とも久しぶりに出来たらいいな、というアイデアがフッと浮かんだんです。――串田さんの中で、『スカパン』の再演を重ねる理由はどんなところにあるのでしょうか?串田若いころは次々と新しいもの、今までにやったことのないものを探すのが楽しかったんです。でもだんだんとやり残したことが体の中に溜まっていって、自分じゃないなにかに、「あれもう一回やってよ」と催促されるような感覚が出てきて。ほら、舞台って生き物だから、いつも同じようには出来ないですよね。この時代、この肉体、外側の条件も内側の条件も折り合いをつけながらやっていくもの。でもだからこそ面白い現象が起きるんじゃないかと思います。――小日向さんにとっては約30年ぶりの『スカパン』になりますが、当時特に印象に残っていることは?小日向まだ少年だった中村七之助(当時11歳)くんが出ていたんですが、彼いつも平気な顔で、本番前も全然緊張していなかったんですね。でもある日突然ビクビクしているから、「どうしたの?」と聞いたら、「今日お父さん(=故中村勘三郎)が観に来る」って(笑)。串田(笑)。小日向七之助くんにとっては客前に立つより、お父さんのほうがよっぽど怖いんだなと。それが一番印象に残っている出来事ですね。――いかに勘三郎さんが厳しい父親だったかがわかるエピソードですね。串田うちは全然怖がられていないと思いますけど(笑)、そちらはどうですか?小日向うちもどうかな~(笑)。演出も美術も出来る串田の一番は、実は役者――今回はそれぞれのご子息、串田十二夜さんと小日向星一さんが出演されることも大きな話題です。小日向星一も結構舞台のお話をいただいているようですが、串田さんの作品に参加するのは初めて。彼にとっては今までにない稽古になるでしょうから、きっといろいろ戸惑うと思うんです。でも本当にいい機会だと思いますし、絶対に経験しておくべきことだと思います。『スカパン』出演者:上段左から)串田和美、大森博史、小日向文世中段左から)小日向星一、串田十二夜、皆本麻帆、湯川ひな下段左から)武居卓、細川貴司、下地尚子串田十二夜は初舞台からまだ1年経っていないですからね。ただ這っているころからずっとお芝居を見て育ってきたわけで(笑)、これは役者としてなかなか面白いパターンではないかなと思います。小日向十二夜くんの芝居を観るの、すごく楽しみです!――串田さんは80歳にしてタイトルロールのスカパンを演じられるわけですが、小日向さんから見た役者・串田和美の魅力とは?小日向串田さんは演出も美術も全部自分で出来る人ですが、一番は実は役者だと思うんです。いつも嬉々としてやっていますし、コロナになった時もひとり公園で芝居(※2020年6月、長野県内にある公園の四阿で串田が上演したひとり芝居『月夜のファウスト』)をやり始めたでしょ?やっぱりこれだよなと。僕にそんな勇気はないですけど、串田さんはいつでもどこでもやっちゃう。串田バカだね~(笑)。小日向いやいや。本当にすごい人だと思いますよ。――そんな串田さんにとって、改めてスカパンという役を演じる面白さとは?串田毎回新しい発見があるんですよね。再演って面白いもので、役や脚本が自分よりも成長しているのか、それとも自分が成長出来ているのか、その競争みたいなところがあって。だから自分の成長がそのお芝居に見合っているのか、ちょっとドキドキする。それはコヒに関しても同じで、嬉しい、懐かしいって気持ちと共に、ちょっと緊張する感覚もあるんです。小日向僕もそうですよ。串田さんには絶対に“冴えてない”と思われたくないですし、やっぱり串田さんを喜ばせたいなと思います。役と共に年を重ね、目指すは90歳のスカパン!?――小日向さんとは劇団(※オンシアター自由劇場)時代から長いおつき合いになりますが、役者としての魅力とは?串田コヒは面白いですよ。最近昔の動画を見るようになったのですが、コヒが出て来ると面白くなる。大森も面白いし、もちろん笹やん(=笹野高史)も面白い。これに僕と吉田日出子さんも入れた5人がいれば、十分だなって思いますね。小日向当時よく言いましたよ!研究生はもう入れなくてもいいんじゃないですか?って。でも新しい人を入れないと淀むからダメだって。串田えっ、そうだった?(笑)――そういう意味で今回は、串田さん、小日向さん、大森さんと精鋭がそろいますね。小日向いや、みんな年取ったからわかんないですよ(笑)。串田でも自分が年を取るのと同じように、スカパンはちゃんと役も年を取ってくれるからいいなと思うんですよね。小日向僕は今回ジェロントを演じますが、自由劇場に在籍していた時のような、面白い人物像を作っていきたいです。面白いっていうのは愛すべきとか、興味深い人物という意味で。あとは若い人を羨ましがらせたいですね。あれがあるから早く自分も年を取りたい、そんなふうに思わせるなにかを見つけられたらいいなと。70近い俳優がやる素敵さを見せたいですね。串田そうだよ。クリント・イーストウッドなんて90越えてあのカッコ良さだよ。小日向だよね!串田さん、まだ10年あるじゃない(笑)。串田90歳とかで、杖をつきながらスカパンやるのもいいかもしれないね(笑)。――10年後の『スカパン』も期待しつつ……、この作品を通し、今のお客さまにはどんなことが伝えられたらと思いますか?串田わからないことや人と違うことを怖がらないで欲しいですね。逆にそれを自慢するくらい、それぞれの違いを面白いものとして興味を持ってもらえたらいいなと。教わることは、なにも偉い人からだけじゃない。わからないことや違うことから学ぶこと、感動することはたくさんあるんだと、この作品が発見させてくれるのではないかと思います。取材・文=野上瑠美子撮影=源賀津己<公演情報>『スカパン』【松本公演】2022年9月30日(金)~10月10日(月) ※9月30日プレビュー公演会場:まつもと市民芸術館 小ホール、松本城大手門枡形跡広場【神奈川公演】2022年10月26日(水)~2022年10月30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオほか、水戸公演(10月15日・16日)、北九州公演(10月23日)あり
2022年09月05日『天才 柳沢教授の生活』ほか人気作品の原画など約150点を紹介する『漫画家・山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル』が7月30日(土)より世田谷文学館にて開催される。自身の父親をモデルに、Y大学経済学部の柳沢教授と周囲の人々との悲喜こもごもを描いた『天才 柳沢教授の生活』や、時間と空間を自由に超える少年の目を通して「人間とは何か」を問いかける『不思議な少年』など、人間の本質に迫る作品で知られる山下和美。2021年には、世界と断絶した山村を舞台に描いた『ランド』で第25回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞している。一方で山下はデビュー直後の作品から、人間が暮らし集う場所としての「家」にも並々ならぬこだわりを持って描いてきた。その思いが募り、日本の伝統的な建築様式で書院造りに茶の湯のための茶室(数寄屋)を取り入れた、数寄屋造りの自宅を建設することに。その完成に至る顛末を『数寄です!』『続・数寄です!』にコミックエッセイとして綴っている。また、2019年には、世田谷区豪徳寺にある明治時代の洋館(旧尾崎邸)を保存するため建築家らとともに行動し、そのドキュメントを『世田谷イチ古い洋館の家主になる』で紹介。さらに最新作『ツイステッド・シスターズ』でも同洋館をモデルにした館を舞台とするなど、「家」に重心を置いた山下作品は進化を続けている。同展では、山下のライフワークである『天才 柳沢教授の生活』『不思議な少年』、『ランド』、そして世田谷の自宅と洋館にまつわる『数寄です!』『続・数寄です!』『世田谷イチ古い洋館の家主になる』『ツイステッド・シスターズ』の原画を展示するほか、柳沢教授のモデルとなった父・古瀬大六撮影の写真、先に漫画家デビューしていた姉たちの作品、さらに学生時代に描いた漫画やイラスト、創作資料や手塚治虫文化賞受賞記念トロフィーまで、約150 点の作品と資料を公開する。『天才 柳沢教授の生活』原画(C)山下和美『続・数寄です!』原画(C)山下和美【開催概要】シーズン展示『漫画家・山下和美展 ライフ・イズ・ビューティフル』会期:2022年7月30日(土)~9月4日(日)会場:世田谷文学館1階文学サロン時間:10:00~18:00(ミュージアムショップは17:30まで)休館日:月曜(祝日の場合開館翌日休)料金:無料展覧会公式サイト:
2022年07月12日フランスの劇作家・モリエールの喜劇『スカパンの悪巧み』を串田和美が独自の解釈と脚色で作り上げた伝説の名作『スカパン』が、10月1日(土)からまつもと市民芸術館 小ホールにて上演開始となる。1994年、串田自身が主宰する「オンシアター自由劇場」として当時、芸術監督を務めていたシアターコクーンにて初演された『スカパン』。翌95年には本国フランス・アヴィニョン演劇祭で上演、芸術監督(当時※現・総監督)を務めるまつもと市民芸術館では2004年の柿落とし記念公演、13年には同館10周年記念プログラムの大きな柱としても再演。さらに15年には、シビウ国際演劇祭に正式招聘され、凱旋公演では松本市内3カ所、屋外でも上演するなど、串田にとってライフワークとも言える人気作品だ。今回の公演でも、串田自身がスカパンを演じる。またオクターヴの父親アルガント役に国内外さまざまな演出家の作品で独特な存在感が光る大森博史、そしてレアンドルの父親ジェロント役をオールラウンドプレーヤーにして、実力派俳優として幅広い世代から支持される小日向文世が演じる。かつて串田が主宰していた「オンシアター自由劇場」でしのぎを削りあい、初演時にも出演した3人の再びの共演となる。さらに串田の息子で昨年、本格的な舞台デビューをはたした串田十二夜がレアンドル役、そして小日向文世の長男で俳優として舞台、大河ドラマ等にも出演、活躍の場を広げる小日向星一がオクターヴ役として出演する点も注目だ。なお、小日向親子の舞台での共演は本作が初めて。ほかにも武居卓、皆本麻帆、湯川ひな、細川貴司、下地尚子と個性豊かなメンバーが集結している。<串田和美・コメント>まだ僕が俳優学校に通っていた19歳か20歳の頃、フランスのコメディ・フランセーズによる来日公演『スカパンの悪だくみ』を観た思い出は、今でも記憶に残っています。それから数十年後、自分なりのスカパン像をつくり上げて演じたのが1994年のシアターコクーン。モリエールの芝居には、喜劇と言い切れない不思議な憂鬱感が漂っていて、そこを面白がることで現代性を発見できたような手応えがありました。その後、フランスのアヴィニョンやルーマニアのシビウ、水戸芸術館など国内外で上演を重ね、芸術監督を務めるまつもと市民芸術館のオープニングでもこの作品を選びました。このライフワークとも言える作品に、今回、オンシアター自由劇場で一緒に芝居をつくっていた大森博史さんと小日向文世さんが参加してくれます。お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。しかも小日向さんの息子である星一くん、僕の息子十二夜も出演し、二世代が揃うユニークな座組みになりました。この一座で、FESTA松本を皮切りに、水戸芸術館、北九州芸術劇場、KAAT神奈川芸術劇場をまわります。スカパンはいつも一生懸命で、人を面白がらせたり、「しょうがないな」と言いつつ若者たちのために一肌脱ぐ人間。正義感とも違う「そうせざるを得ない性分」なんでしょう。この生き様は何度演じても飽きないですし、また演じられることに、大きな喜びを感じています。■舞台情報『スカパン』原作:モリエール『スカパンの悪巧み』潤色・演出・美術:串田和美出演:串田和美、大森博史、武居卓、小日向星一、串田十二夜、皆本麻帆、湯川ひな、細川貴司、下地尚子 / 小日向文世<松本公演>10月1日(土)~10日(月・祝)会場:まつもと市民芸術館 小ホール、他<茨城公演>10月15日(土)・16日(日)会場:水戸芸術館<北九州公演>10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場<神奈川公演>10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ公式サイト:
2022年06月09日串田和美が総監督を勤める「まつもと市民芸術館」が3月、『KING LEAR ―キング・リア―』を上演。末娘の真の愛情を見抜けず、その姉たちの甘言に惑わされたことに端を発する老王の悲劇を描いたシェイクスピア劇を、串田が45年ぶりに主演するのが話題だ。60年代から演劇界の先端を走ってきた彼が今、『リア王』、日本の演劇界、そして松本での活動について思うこととは。近年、最も注目される演出家の一人で、屈指の“シェイクスピアおたく”としても知られる木村龍之介との対談をお届けする。また未発表だった配役も発表となった。――お二人はどんなきっかけで出会われたのですか?木村龍之介(以下・木村)「2017年に僕らのカンパニー(カクシンハン)で『タイタス・アンドロニカス』を上演した時、串田さんが観に来て下さったんです。串田さんの優しさだと思うのですが、終演後“面白かったです”と言ってくださって、嬉しかったです」串田和美(以下・串田)「いろんな人と仕事をしたいなと常にアンテナを張っているのだけど、『タイタス~』は僕の家の近くで上演されていて、行きやすかった(笑)。その翌年、オンラインのシェイクスピア講座でご一緒して、その時、“何か(シェイクスピア劇を)やりましょう”という話をしたんですよね」木村「僕は大学時代、駒場東大前から渋谷まで、電車代を節約するためによく歩いていて、その途中に「シアターコクーン”という劇場があるぞ!」と知っていろいろ見るようになったのですが、串田さんが演出したコクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』を立見で観てびっくりしたんです。最後にパトカーが現れたりして、なんて粋で自由なんだろう、と。まるで“魔法使い”のような演出家だし、俳優としてもいい意味でのへそ曲がりというか(笑)、魅力に溢れたかっこいい方で、まさかご一緒できるようになるとは思っていませんでした」――お二人にとって、シェイクスピア劇とはどんな存在でしょうか?木村「高校三年生の時に9・11(アメリカ同時多発テロ)が起こり、いったい世の中どうなっているんだろう、と僕は衝撃を受けました。大学に入れば何か答えが見つかるかと思いましたが、勉強すればするほど謎が深まるばかり。それがある日、大学図書館で何気なく『マクベス』に出会いまして。冒頭の魔女の台詞を読んで、僕が抱いていた謎が解けるのではないかと思えて、シェイクスピア戯曲を読むようになり、自分でも演出するようになりました。これまで14、15作演出していますが、シェイクスピア劇は面白いとしか思ったことはないです」串田「僕も出会いは『マクベス』。かつて自由劇場という劇団をやっていて、一回目の解散というか、主要メンバーがだーっといなくなってから初めてやった作品です。当時は“本当に芝居やるの?”というような俳優ばかりだったから(笑)、そのままじゃできないと思って、エチュードみたいなものを入れて『阿呆劇 マクベス』というタイトルでやりました。その後、演劇集団・円にいた家高勝さんの演出でシェイクスピア劇をいろいろやって、まだ30ちょっとだった時に(注・34歳)、『リア王』もやりましたね。シェイクスピア劇は難しいという人もいて、確かに人名はややこしい。『マクベス』なんてマクベスにマルカムにマクダフ、なんでみんな“マ”なんだ!って思うでしょ(笑)。でも、話の中身はわかりやすいし、今に通じることがたくさんあります。ギリシャ悲劇もそうだけど、この行き詰った世の中にあって、シェイクスピア劇に触れると“おっ”と思えるような気付きがある。昔の人の作品から世界や人間を読み取り直すことができ、面白いんです。この古典をどれだけ今のもの、僕らみんなのものに出来るか考えながら、これからもシェイクスピア作品に関わっていきたいと思っています」――今回、『リア王』を選ばれたのは…。串田「僕から提案したんだっけ?(笑)」木村「僕が選ぶとしても、やっぱり『リア王』ですね。年齢的に串田さんにぴったりということもありますし、稽古をしながら“今やるべき作品”だな、とますます感じます。世代間で価値観が対立したり、閉塞感があったり、王様の発言に対して取り巻きや家族が物申すようなところにも“今”を感じますね。“良い時代は過ぎ去った。”といった台詞も今っぽいし、(当時流行した)ペストとコロナの流行という相似性、あらすじ、全て含めて、総合的に立ち上る雰囲気として、“今の物語”ととらえてもおかしくないと感じます。僕はいつも、もしシェイクスピアの脳が現代まで保管されていたら、今の風景を見てどう書くだろうと思いながら演出に取り組んでいます。『リア王』はイギリスが“ブリテン”と呼ばれていた時代の話だけど、シェイクスピア自身はこの時代についてあまり詳しくなかったらしく、ある種のファンタジーとして書かれています。僕は今回、この物語を“崩壊しつつある世界の王の物語”として描いていきたいと思っています」串田「一般的に、“主人公”って正しいものを提示していそうだな、と思うでしょう? でもこのリア王は間違ったこともいっぱいしているし、悪役に思われている娘たちの言い分のほうが、現代人には当然に聞こえるかもしれません。昨日も稽古で、最初からリア王がいい人で娘たちが悪者と見えないようにやろう、という話をしていました。そんな迷惑をかけたり過ちをおかした人が、やけくそになって嵐の中に飛び出したりするうち、いろんなものが見えてきます。世の中はいい人だらけならいいけれど、決してそうはならない。それはなぜなのか。私たちが生きて行く上でのヒントのようなものが見えてくる作品だな、と稽古しながら思っています」今回の『リア王』でまた新しい発見がある(串田)――稽古の手応えはいかがでしょうか?串田「何日か本読みをやってそこからは立ち稽古、という感じではなく、立ち稽古の途中で本読みもやり、今やっているところから少し離れた場面もやり、といろんなことがミックスされた稽古で、僕が演出する時と似た作り方です。ひょっとして開幕間際まで“ここ変えようか”と言われるかな、と思っていますよ。『リア王』は30代でも一度やったけれど、今回の稽古で新たな発見は多々ありますね。微妙だけど、(言葉の意味合いの)深さはこっちの方にあったんだな、とか。黙って本を読むだけではわからないことに、集団で(台詞を)発しているうち気づける…というのが、お芝居の面白さ。キャスティングが違えば気づかなかったこともあるだろうし、そのあたりも楽しみながら作っています」木村「串田さんが台詞を発することによっていただくインスピレーションも多々ありますし、松本で創作しているということ自体、僕にとっては刺激になっています。皆でたくさんの扉をノックしながら、どういう形になっていくかな、していこうかな、と試行錯誤していて、ものすごくいい稽古をさせていただいていると感じています。あと、まつもと市民芸術館は僕が東京で芝居をやっている時の環境より段違いに素晴らしく、小道具部屋一つとってもずらりと揃っていて、楽しくて仕方がないです。だからこそ、きちんとした形にまとめあげないとと思っていますが、今のところ、とてもいい創作の旅をしています」一筋縄ではいかない串田和美のリア王(木村)――串田さんの“リア王”像、いかがですか?木村「一筋縄ではいかない人物ですね。シェイクスピアはきっと、人間とは一筋縄ではいかない存在だ、ということを描こうとしていたと思うのですが、串田さんのリア王はまさにそれが、串田さんの肉体、感性を通して滲み出ています。芝居ってそういう“人間”を観るものであって、押し込めるのは違う作業だと思うので、残りの稽古でさらに串田さんの中からふわふわと出てくるものがあるといいなと思っています」串田「劇中、“80歳を超えて…”という台詞があるのだけど、シェイクスピアの時代(16世紀)に80過ぎまで生きる人って、なかなかいなかったですよね。ある意味幻想的というか、80過ぎの人物を主人公とする感覚って、ちょっとSF的だと思うんです。今で言えば、200歳とは言わないまでも、120歳でまだ駄々をこねている親父。僕も今年の夏に80になるけど、自由に生きたいとは思いつつ、(周囲に)迷惑はかけたくない。『リア王』はこの、リアリティに欠けた部分に何かがあって、そこが面白さなんだな、と感じています」――先日、木村さんは今回の上演に関連したレクチャーで、シェイクスピアの原動力の一つには、当時、“熊いじめ”という残酷な見世物が非常に人気を集めており、それがエンタメの主流になってしまうことへの反抗心があったかも、と指摘されていましたが、お二人は今の日本で演劇を上演することの意義をどうとらえていらっしゃいますか?木村「“熊いじめ”だけに熱狂するというのは、あるべき人間の姿ではないと思っていますが、僕ら人間はつい、そういったもので社会を満たしてしまう危うさがあると思います。いっぽう、演劇は全く別のもので空間を満たします。“熊いじめ”的なものより、演劇のほうがもっといいんじゃないかと感じてほしいし、世の中から“熊いじめ”的なものがなくなっていくように、演劇を広めていきたい。そんな思いを持って活動しています」串田「1966年に演劇活動を始めた頃、僕はいつか、東京にたくさん劇場が出来たらいいなと思っていたけれど、だんだんそうなってきた今、理想像とどこか似て非なるものがあります。どういうことかというと、演劇に限らず文化って、多数決で評価するものではないはずですよね。絵や音楽も、その時評価されなくても後で再発見されることもあるし、メジャーはそれぞれにある筈です。僕らが若かった頃も、皆でお小遣いを貯めて芝居をやって、そういうものの中から強い影響力を持つ作品が生まれました。失敗しても、こんな割の合わないことに情熱を燃やしていたんだという自負を持って皆でバイトをしたりしていたけど、今はそういうことに向ける視線が薄れてしまって、多数決主義、商業が中心。個人の努力ではどうにもならない部分があるような気がします。それがいい悪いではなく、もう少し違う価値観があった筈じゃないかな、と思うんですね。調べてみると、シェイクスピアの時代も僕らの体験した“あの頃”に似ていて、彼の一座は劇場が燃えたり追い出されたり、テムズ川をわたって別なところに劇場を立てたり。シェイクスピアもそんなことをやっていた時代があって、どこか親しみを感じます。最後には世間に認められるようになっていくけど、最初の頃の志は忘れないでやっているんですよね。それで地方でもの作りをするのはどうだろうと考えていた時に、ここ(松本)の話をいただいたんです。もちろん東京でも演劇はできるけど、地方都市で何かが見つかるかな、と思って芸術監督をお受けしました。まだまだ(理想には)辿り着いていない気がするけれど、こちらに来て、市民の税金で成り立っている公共劇場なので、芝居をご覧になる方はもちろん、観にいらっしゃらない方からも“ここにこの劇場があっていいね”と思ってもらえるようにならないといけない、ということを発見しました。演劇って刹那的で、映像で記録したとしても、あの“生(なま)”の時間は(終演と同時に)消えてしまう。だからこそ、これから生まれる人たちにも、とっくに亡くなった人たちにも届くようなものを作りたい、と切実に思っています。これを実現するには、あと3回くらい生きないと辿り着かないかもしれないけれど(笑)、そのことに気が付いて、こういうところで喋ったり、次の人にバトンタッチできればいいのかもしれません。公共劇場の役割ってそういうところにあるのかな、と思っています。松本で作った芝居を全国や海外で上演したい(串田)串田「来年度の3月でここの総監督は終わりで、あと1年で何をしようかと考えていますが、松本産のリンゴを自慢するように、もっと松本で作った芝居を全国や海外で上演できたら、と思っています。東京では作れない、地方ならではの舞台。それが本当にひと味違うということが広まっていったら、全国的にも意味があるんじゃないかな。過疎化している町が(演劇によって)元気になるかもしれないし、温泉やお城がなくても大丈夫だよということになるかもしれません。人間の生き方も、経済ばかりを追う風潮も変わるのではないでしょうか。僕らの若い時は“発展”という言葉は素晴らしく聴こえたけれど、今はあまり魅力的ではない、と多くの人が気づいている。そういう中で、ここ松本には芝居という自慢がある。ここに来てからそういうことをたくさん考えるようになりましたね。すぐに出来ることではないけれど、長い旅の一歩、二歩目くらい歩ければと思っています」松本の空、松本の劇場で感じたことで新しい『リア王』が生まれてきている(木村)木村「僕はこれまで生きてきて、“これがいい”と周囲で言われているものがいいと感じられず、演劇をやってきました。シェイクスピア劇をやるというのは、僕にとっては(人間としての)“脱皮”のプロセスで、今回、松本に来て創作しているのもそういうイメージがあります。僕自身、この劇場で何度か観劇していますが、東京での観劇体験とは確実に違いますね。より、演劇の面白さに身を包ませることが出来るような気がします。ここだから見える俳優の姿だったり、世界観というものも間違いなくあります。僕も今回、松本の空、松本の皆さんから感じたもので、これまでにない『リア王』が生まれてきていると感じています。皆さんに御覧いただいて、人間って面白いねと感じていただけるといいなと思っています」串田「今回は松本だけでの上演になるので、もしかしたら首都圏から観に来て下さる方もいらっしゃるかもしれません。もしかしたらチケット代より高い交通費と時間をかけていらっしゃる人もいるかもしれない。いい空気と芝居を体験できた、行って良かったと感じられるものを作らないと、という緊張感は僕らにもあります。きっと何かを感じ取っていただけるんじゃないかな。ぜひ楽しんでいただきたいです」(取材・文=松島まり乃)<公演概要>【公演名】KING LEAR -キング・リア-【日時】2022年3月12日(土)~16日(水) 全5回【会場】まつもと市民芸術館 小ホール【作】W.シェイクスピア【翻訳】松岡和子【演出】木村龍之介【出演】リア王串田和美コーンウォール公爵岩崎ⅯARK雄大フランス王 オズワルド大山大輔コーディリア加賀 凪エドマンド串田十二夜ケント伯爵近藤 隼リーガン下地尚子グロスター伯爵武居 卓道化深沢 豊オールバニー公爵細川貴司エドガー堀田康平ゴネリル毛利悟巳【チケット料金(整理番号付き自由席・税込)】一般:4,000円、U18:2,000円(枚数限定)※未就学児入場不可【お問い合わせ】まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)TEL:0263-33-2200KING LEAR -キング・リア- | まつもと市民芸術館 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月28日1994年5月に演出家・串田和美と十八世中村勘三郎がタッグを組み幕を開けた“コクーン歌舞伎”。古典歌舞伎を現代に通じる新たな解釈を取り入れた斬新な演出で、話題作を生み出してきた同シリーズの第十八弾『天日坊』が2月1日、渋谷・Bunkamuraシアターコクーンにて開幕した。演出・美術の串田和美と脚本の宮藤官九郎によって練り上げられ、河竹黙阿弥の隠れた名作を現代に蘇らせた本作は観る者の胸に刺さり大きな反響を呼び、2012年の初演時、千穐楽には当日券を求める人々が列をなすほど大変好評を博した。<ストーリー>ふとしたきっかけから将軍頼朝の落胤になりすまし鎌倉を目指す法策(後の天日坊)。旅の途中で盗賊・地雷太郎とその妻・お六と出会い、思いもよらぬ自分の運命を知る・・・「俺は誰だあっ!」狙うは天下! 若者たちは壮大な野望と純粋な希いを胸に疾駆する。彼らの人生を賭けた大勝負がはじまる―開幕に際し、法策(後の天日坊)を勤める中村勘九郎、人丸お六を勤める中村七之助、地雷太郎を勤める中村獅童のコメントと舞台写真が到着。【中村勘九郎】法策という人物を一言で表すなら“無”結局最後まで自分が誰なのかわからない。そうした精神的な複雑さに加えて、ずっと出ずっぱりな上に衣裳も重い。もう毎回、ぐったりでした。今まで生きたなかで一番疲れた役です。その法策としてまた生きる。もう一度“無”になってその場その場で感じることを大切に、その一方でビジュアル部分もしっかりと見せていきたいと思います。【中村獅童】前回ご覧くださった方の中には、コクーン史上最高傑作とおっしゃってくださる方もいらして、再演を望む声も多く本当にうれしかったです。その期待に応えられるよう、今回はさらに進化したものをお見せしたいと思います。江戸時代のアウトローのかっこよさを感じていただけたらと思います。【中村七之助】初演はちょうどスカイツリーがオープンした年でエレベータ―を降りたところに浮世絵が飾ってあったんです。マーメイドドレスのようなシルエットで髑髏柄の着物を着た女性の絵を見ると「人丸お六」と書いてあったんです。衣裳や小道具はそれを参考に作らせていただきました。前回は時間的に間に合わなかった部分もありましたので、今回はこだわっていきたいと思っています。以上、第十八弾「天日坊」本公演プログラムより抜粋公演は2月26日(土)まで、東京渋谷のBunkamuraシアターコクーンにて。
2022年02月02日2022年1月22日に放送された、バラエティ番組『人生最高レストラン』(TBS系)に、俳優のディーン・フジオカさんがゲスト出演。番組内で本名を明かし、ネット上で話題になりました。ディーン・フジオカの本名に「渋い」番組の冒頭で、ディーンさんは自身が福島県で生まれたことを明かします。番組のMCを務める加藤浩次さんが、「ディーン・フジオカっていうのは、本名ではないんですよね?」と尋ねると、ディーンさんはこう答えました。あの、僕『藤岡竜雄』っていうんですよ。本名は。人生最高レストランーより引用これまでは、海外で生活する期間が長かったというディーンさん。芸名の由来について、次のように説明しました。簡単にいうと、アメリカ時代にホストファミリーと生活させてもらってたんですけど、ホストファーザーに『ディーン』という名前をもらいました、と。ただその時は使わなかったんですよ、学生だったんで。流れ着いて香港に行ったんですけど、そこでこの業界の仕事を始めて、すごくこう厳しい世界だったんですね。まあどこの世界でもそうだと思うんですが…。「少しでも覚えていただけるといいな」と思って、『DEAN FUJIOKA』という名前で活動を始めました。人生最高レストランーより引用多くの人に名前を覚えてもらうために、『DEAN FUJIOKA』という名前で活動を始めたという、ディーンさん。その後、日本に活動の場を広げたところ、気が付けばカタカナ表記の芸名になっていたのだとか。ディーンさんは「カタカナ表記には、いまだに納得いっていないです。ずっと抗議してるんですけど…」と、本音を明かし、共演者たちの笑いを誘いました。視聴者からは、ディーンさんの本名や芸名の由来について、さまざまなコメントが上がっています。・意外!渋いお名前ですね。・初めて知った。本名もかっこいい。・本名は知っていたけど、芸名がカタカナ表記になった経緯は、初めて聞いた。クールな印象の芸名はもちろん、渋い魅力のある本名も似合っていて、素敵ですね!ディーンさんが明かした本名や芸名の由来は、多くの人を驚かせました。[文・構成/grape編集部]
2022年01月29日まつもと市民芸術館総監督を務める串田和美がシェイクスピア四大悲劇の「リア王」を演じる舞台『KING LEAR -キング・リア-』の宣伝ビジュアルが公開されました。44年前、自由劇場時代に「リア王」を演じ、その後も多くのシェイクスピア作品を手がけてきた串田自らが舞台に立ち、全身全霊で挑むーその舞台を演出するのはシェイクスピア作品を上演し続けてきたカクシンハンの木村龍之介。裏切られ狂気に囚われていく孤独な老王リア。誰もが知る本作で、互いにシェイクスピアを追求し続ける木村龍之介×串田和美がどのような化学反応を起こすのか…ご期待ください!串田和美 コメント「リア王」は、当時、何を考えていたのか思い出せないくらい昔、今から44年前の自由劇場時代に演じたのですが、その時とはまた違う解釈が沸いてきて、長く生きていくのは良いことだなぁと感じています。この作品は若いころに感じた魅力とは全然違う、かといって歳を重ねたから悟れるものじゃない。分からないものは分からない、怒りはさらに沸いてくるし、それが虚しいことも感じながら、それでも怒りしかない。そんな風に感じていて、そう感じさせるシェイクスピアは、すごい作家だと改めて思います。演出の木村さんは、僕が育った時代のおっかない演出家とは違い(笑)紳士的でとても丁寧。でもきっとそういう人ほど、芯が強くて心の奥の方には絶対に譲らないものを持っていると思っています。老王リアが娘たちに裏切られていく話です。騙したり、騙されたり、そしてそこに「怒り」を覚え、その先に悲しみがある・・・そういう物語は、現代でも実感できると思います。今までにはない新しい舞台が生まれると思います。是非、ご期待ください。串田和美プロフィール1942年生まれ。俳優、演出家、舞台美術家。まつもと市民芸術館総監督。TCアルプ座長。1966年、劇団自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。『上海バンスキング』など数々の作品で人気を集める。85年~96年まで東京のBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督を務める。2003年4月、まつもと市民芸術館館長兼芸術監督に就任(08年から芸術監督、21年より総監督)。まつもと市民芸術館での主な作品は『信州・まつもと大歌舞伎』『空中キャバレー』『K.テンペスト』など。劇場を自由自在に使いこなす演出や地域を巻き込んだ企画など、“松本ならでは”の事業を次々と実現。16年には「Flying Theatre 空中劇場」、17年「トランクシアター」シリーズを始動し、劇場以外での上演にも精力的に取り組んでいる。07年に第14回読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。08年に紫綬褒章、13年に旭日小綬章を受章。15年には代表作のひとつである『スカパン』がルーマニアのシビウ国際演劇祭に正式招聘され、同年にシビウ・ウォーク・オブ・フェイム賞を受賞。木村龍之介プロフィール1983年生まれ。演出家・作家。カクシンハン主宰。東京大学で英米文学を専攻し、シェイクスピアを研究。シェイクスピアシアター、蜷川カンパニー、文学座附属演劇研究所などで俳優・演出を学び、劇団カクシンハンを立ち上げ、『ハムレット』『夏の夜の夢』『リア王』『タイタス・アンドロニカス』『薔薇戦争 〜ヘンリー六世 + リチャード三世〜』『マクベス』など、シェイクスピア作品を連続上演し、全作品の演出を務める。外部作品では、『新作能 鷹姫』や『ローマ帝国の三島由紀夫』を演出。公演概要【公演名】KING LEAR -キング・リア-【日時】2022年3月12日(土)~16日(水)全5回公演【会場】まつもと市民芸術館 小ホール【作】W.シェイクスピア【翻訳】松岡和子【演出】木村龍之介【出演】串田和美/岩崎MARK雄大、大山大輔/加賀 凪、串田十二夜、近藤 隼、下地尚子、武居 卓、深沢 豊、細川貴司、堀田康平、毛利悟巳【チケット料金(整理番号付き自由席・税込)】一般:4,000円、U18:2,000円(枚数限定)※未就学児入場不可【チケット一般発売日】2022年1月29日(土)10:00~【お問い合わせ】まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)TEL:0263-33-2200KING LEAR -キング・リア- | まつもと市民芸術館 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月21日2021年9月23日に放送されたバラエティ番組『秘密のケンミンSHOW極』(日本テレビ系)では、沖縄県民の名前について特集。沖縄県には『佐藤』や『鈴木』といった名字の人が少なく、『比嘉』という名字が多いと話題に。大阪府出身で、お笑いタレントのケンドーコバヤシさんは、幼少期から本名がコンプレックスだったことを吐露しました。僕、小林じゃないですか。(小林という名字の人は)多いじゃないですか。実は、下の名前『友治』っていうマイルドな名前なんですよ。小っちゃい時からすごいコンプレックスで、俺の憧れここにいました。比嘉龍二(りゅうちぇるさん)。秘密のケンミンSHOW極ーより引用タレントであるりゅうちぇるさんの本名『比嘉龍二』という名前に憧れを持つというケンドーコバヤシさん。視聴者からは、ケンドーコバヤシさんの本名に反響が上がりました。・知らなかった。マイルドでコンプレックスなんだ…。・ケンコバさん、友治っていうんだ。・友治だったんだ。ケンドーはどこから来たんだろう…。また、ケンドーコバヤシさんが出演する、ラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)では、『小林友治』という名前を隠すことなく公表しており、「ラジオを聞いているから知っていた」という声も上がっていました。地域によって、多い名字はそれぞれ異なります。結婚をして名字が変わる人もいるでしょう。さまざまな考え方が広がっている現代では、必ずしも仕事などで本名を名乗らなくてはならないということもありません。タレントが芸名で活動するように、名前にコンプレックスを持っていても嫌な思いをせずに暮らせる世の中になってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年09月25日芸能界で活躍する人たちの中には、本名ではなく芸名で活動している人が一定数います。よくテレビ番組で見かける俳優やタレントが、芸名で活動していることを知り、「本名じゃなかったの!?」と驚くことは多々あるでしょう。タレントの滝沢カレンさんは、2021年8月17日に放送されたバラエティ番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で芸名であることを明かし、ネット上で「知らなかった」などの声が多く寄せられました。滝沢カレン、本名を明かす芸名の話になった際に、司会である明石家さんまさんから「カレンちゃんも本名やもんね」と振られた滝沢さん。すると、「私は本名じゃない。本当のウソの名前なので…」と、持ち前の独特ないい回しで『滝沢カレン』という名前は芸名だと明かしたのです。「本名はいっていいの?」と明石家さんが尋ねると、姓か名のどちらかなら明かしてもかまわないといいます。滝沢さんは、姓ではなく名のほうを選択。「かわいい」といった声が上がった名前は…。下が「まりな」っていいます。踊る!さんま御殿!!ーより引用本名は『まりな』ということを明かした滝沢さん。ネット上では突然の滝沢さんの本名公開について反響が上がっていました。・芸名だったんだ!知らなかった。まりなちゃんもかわいい。・イメージと違った!そうなると名字も気になる。・そうだったんだ…。本名も芸名もかわいいな。名前だけ明かされた滝沢さんの本名。気になる名字も今後明かされるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年08月19日2021年3月20日に、お笑いタレントの山田花子さんがブログを更新。「親ばかです!」というコメントとともに公開された写真に、反響が上がっています。山田花子の本名が話題に2児の母親である、山田さん。ある日、4歳の次男が吉本新喜劇の台本である紙の裏に、ローマ字を書いていたといいます。息子さんが書いたのは、両親の名前です。山田さんが褒めたという、息子さんの字がこちら!とても上手に書けていますね。息子さんのほほ笑ましい行動に心が和む人が続出する一方で、注目をあびたのは、山田さんの本名でした。そう、山田さんは『花子』ではなくて…。KYOKOとは、私の本名です山田花子オフィシャルブログーより引用『きょうこ』がどんな漢字を書くのかは明かされていませんが、山田さんの可憐なイメージにピッタリの名前ですね。ちなみに、書いてあったローマ字を山田さんが褒めると、息子さんは喜んで「先生に見せる!」といいながら、園の連絡袋に入れようとしたとのこと。仕事の台本を持って行かれそうになった山田さんは「やめて!」と抗議したのでした…。【ネットの声】・本名を初めて知りました。かわいい!・親ばかでいいと思います。我が子にこんなことをされたら、嬉しいですもん!・4歳でこんなに書けるのはすごいですね。両親を大好きなことが伝わってきます。山田さん親子の、ほのぼのとしたやり取りにクスッとさせられた人が多かったようです。息子さんにとって、山田さんは世界に1人しかいない、大好きな『きょうこママ』なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年03月24日