漫画家・水野英子さん(81)といえば、女性が描く少女漫画のパイオニアだ。代表作は『白いトロイカ』『ファイヤー!』『星のたてごと』など、どれも当時の先進的なテーマばかり。そんな水野さんは駆け出しのころ、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごした「トキワ荘」で暮らした。研鑽を積み、その後「赤塚不二夫、石ノ森章太郎と合作で、少女マンガを描きませんか」という依頼を引き受け、迷わず引き受けた。「いまでこそ少女マンガの描き手は女性という認識ですが、当時は男性が描いていたんです」そんな水野さんだが、トキワ荘を出たあと、人気シリーズを数多く手がけつつも思いもよらない逆風にさらされたこともある。『女のくせに生意気だ』という視線は、少なからずあったというのだ。■著作権の勉強会の影響でヒット作は打ち切り。未婚の母になったことに後悔は一度もない7か月過ごしたトキワ荘で十分実力を蓄えた水野さんは、その後、次々に話題作を発表していく。60~62年、『少女クラブ』(講談社)に描いた『星のたてごと』は、少女マンガで初めて、男女の恋愛を描いたと、話題になった。「女性には、タブーだらけの時代です。『女のくせに』『女はこうあるべき』という圧力を常に感じていましたね。なぜ、男性に許されることが、女性は許されないのか、それが不思議で不満でした。少女マンガで恋愛はご法度。男女の手が少しでも触れ合うとか、スカートがめくれる程度でも描き直しを命じられたものです」64~65年には、『週刊マーガレット』(集英社)で、帝政ロシアを描いた少女マンガ初の歴史ロマン『白いトロイカ』を発表。その後に続く歴史マンガの礎となった。衣装も斬新だった。昔の男性作家が描くヒロインは、常に同じ衣装で着たきりだ。しかし、水野さんはキャストによって、ドレスや衣装を絶妙に描き分ける。衣装でもキャラクターを表現した第1号のマンガ家だったのだ。その後の『ブロードウェイの星』では、アメリカを舞台に、人種差別問題やベトナム戦争など、当時の社会的テーマを重層的に描いた。69年、ロックミュージックとカウンターカルチャーをテーマに、『週刊セブンティーン』(集英社)で『ファイヤー!』の連載を開始。当時の洋楽界を席巻したジミ・ヘンドリクスやジャニス・ジョプリンの「現体制をぶっ壊す」という強烈な思想に共感した水野さんは、アメリカやヨーロッパで取材をし、怒濤のように描き続けた。人気投票は常にトップ。70年、小学館漫画賞を受賞する。水野さんは31歳。いつしか少女マンガのパイオニアとして若い世代に慕われる存在になっていた。水野さんはマンガ家を目指す少女やファンが、いきなり自宅に訪ねてきても家にあげ、おおらかに対応する姉御肌。新人からもさまざまな相談ごとを持ちかけられた。マンガ人気の高まりとともに、マンガ家を取り巻く状況が大きく変わり始めた時期でもあった。「雑誌社は当たりそうなテーマとノウハウで、マンガを量産するようになりました。そのために、描ける新人を安価なギャラで囲い込む。ところが『よその雑誌に描いてはダメ』と言いながら、その後の仕事がありません。新人は大勢出ましたが、デビューしても生活できない人が多かったのです」まだ、著作権の考え方が普及していない時代だ。水野さんも、赤塚やちばてつやから著作権の意味を初めて教えられ、驚いたという。「著作権を知ることは、とても大切なことだと思いました」そこで、ごく親しい友人に声をかけ、自宅で著作権勉強会を開くことになった。5~6人の仲間で、赤塚らから話を聞くだけのつもりが、集まったマンガ家は30人を超えていた。「みんな同じ不安を抱えていたんでしょう。家の居間はあふれんばかりの状態でした」ところが後日、この勉強会のことが雑誌社に漏れ伝わり、首謀者は水野さんと決めつけられた。「労働組合を作って、雑誌社に圧力をかけようとしたと捉えられたようです。参加した人は皆、編集に相当絞られ、マンガ家をやめた人もいました。フリーの仕事の私たちに組合なんて作れるわけがなくて。ただの勉強会だったんです」水野さんの『ファイヤー!』も突然、連載が打ち切りになった。「多分、勉強会が影響していたと思います。結局、女がやったから『生意気』ということ。でも、私は悔いていません。男女関係なく権利を主張できる社会になるための先駆けになれた。マンガ界の役に立てたという思いがあります」連載終了後しばらくして妊娠に気づく。「うれしかったです。私にもようやく人間らしいできごとが訪れたという思いが込み上げてきました」72年3月、未婚のまま出産。シングルマザーへの世間の風当たりはいまとは比べものにならないほど冷たく、厳しかったが、水野さんは右手にペン、左手に乳飲み子を抱いて描き続けた。「でも、長男が物心つくまで、長編連載は断念し、短編や短期連載でしのぐしかありませんでした」収入は最盛期の4分の1まで落ち込んだ。「ただ、子どもを持ったことを後悔したことは一度もありません。作風も変わりました。以前は激しく切り捨てるような描写もしていました。ですが子どもと向き合って、全てをゆったりと受け入れるしかないんだなと気づいたのです。日が昇り、日が沈む、ありのままに、自然のままに(笑)」とはいえ、仕事で妥協しない姿勢は微動だにしていない。86年から『別冊婦人公論』で連載を開始した『ルートヴィヒII世』では、ドイツまで3度、自費で取材に赴いた。ライフワークという思い入れもあったが、連載途中で雑誌が休刊。それでも水野さんは屈しない。「自分にしか描けないテーマと筆致がある」そう信じて、00(平成12)年ごろからしだいに自費出版にシフトしていった。10年には、日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞した。「いまでもやりたいことは山ほどあります。プロットが入道雲のように頭のなかに湧いてくる。マンガ家とはそういうものです。描いていれば幸せという人にしか、マンガ家は務まりません」■自費出版でのデジタル処理は息子さんが担当。いまでも描きたいテーマは湯水のように湧いてかつての水野さんが暮らし、手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごしたことで、マンガの聖地となった「トキワ荘」が再現されている「トキワ荘マンガミュージアム」(東京都豊島区)。そのミュージアムの前で水野さんの写真撮影をしていたときのこと。「水野先生ですか?会えるなんて夢みたいです!」高揚した声で近づいてきたのは、2人のファンの女性だった。「私は『白いトロイカ』『すてきなコーラ』『ハロー・ドク』が大好きです。昭和30年生まれで、まさにリアルタイムで読んでいました」恐縮しながら話し続ける彼女たちに、水野さんは気さくにうなずき、求められるままサインをした。キュートな文字の「水野英子」はデビュー当時から変わらない。現在、ミュージアム1階で特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」を開催中。11月7日には、サイン会とオンラインでのトークショーが開かれる。水野さんの後輩にあたるマンガ家の里中満智子さん(73)は語る。「初めて読んだ水野先生の作品は、男性がとても魅力的に描かれて、それまでの少女マンガにはない画期的なものでした。私たち次世代のマンガ家は、水野先生の作品に憧れて、一生懸命描いたものです」里中さんも少女時代、水野さんにファンレターを送った1人だ。「自分で描いたイラストを同封して、マンガ家になれるか相談したら、きちんとお返事をくださった。『作品ができたら送ってね。見てあげる』とあって、ワーッと感激して、さらに懸命に描きました。私がデビューした後も、先生は常に世の中をリードするテーマを手がけ、そのスケールの大きさには、ただ圧倒されるばかりです。ですから、水野先生は、私たちの道を切り開いてくださった、ずっと大切な憧れの存在なのです」昨年、画業65周年の節目に、デビュー当時からの主な作品を収めた『薔薇の舞踏会水野英子画集』(玄光社)が出版された。原画はすでに紛失していたため、掲載誌から起こして、デジタル処理で修復するという膨大な作業の末に完成した画集だった。その修復を一手に引き受けたのが、一人息子の春暁さんだ。美大出身の春暁さんは、樹木洋二のペンネームで、画家、マンガ家、イラストレーターとして活躍。水野さんの自費出版の作品も、HPなどに掲載する際のデジタル処理は、春暁さんの存在なしにはできないことだ。「私が作業中に張りついて、あれこれ注文をつけるので、ときどき侃々諤々(かんかんがくがく)となって(笑)。でも、根気強く付き合ってくれています。家族だから、できることですね」一瞬、優しい母の顔になった。いまでも描きたいテーマは湯水のように湧いてくる。「クラシック音楽をテーマに据えた作品は描きたかったですね。私には、音楽を感じさせる絵を描く自信がある。読者が、どんな音楽か想像するほうが、音が飛躍して、きっと面白いはずです。私じゃなければ描けません」ひとつとして同じ音楽を作らない吟遊詩人が主人公。同じ気概が水野さんのなかで燃え盛る――。
2021年10月31日「本当によく再現されています」玄関のたたきをあがるとすぐに続く木製の広い階段を、ゆっくりと上りながら、水野英子さん(81)は感慨深げにつぶやいた。一段上るたびにギシギシとたわむ階段、ミシミシ軋む廊下の薄暗さ、ガスコンロやブリキのタライ、木製の洗濯板が雑然と置かれた共同炊事場、男女共同のくみ取り式和式便所……。隅から隅まで昭和30年代当時の面影が残る。ここは「トキワ荘マンガミュージアム」(東京都豊島区)。手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、藤子不二雄A、藤子・F・不二雄、寺田ヒロオといった昭和を代表するマンガ家が青春時代を過ごしたことで、マンガの聖地となった「トキワ荘」が再現されている。水野さんは、ここで暮らした紅一点のマンガ家だ。「『ここに女のコが住んでいたの?』と、何度、驚かれたことでしょう。私はずっとジーパンで過ごしていたから、女のコとして見られていなかったのです」老朽化を理由に、1982(昭和57)年11月末、解体されたトキワ荘が、全国のマンガファンの4千筆もの署名や地元商店街の要望で蘇ったのは、昨年7月7日のことだ。元の設計図も何もない状況で、当時を知る水野さんら、かつての住人の記憶を手がかりに、40年ぶりに再現された。2階の中央に広めの廊下、その両側に四畳半の部屋が並んでいる。「私の部屋は石ノ森さんの部屋の真向かいでした。自分の部屋にいても、後ろを振り返ると石ノ森さんが机に向かって描いている姿が見えるという具合でしたよ」「水野英子の部屋」も、もちろんある。机上には、サジペンが置かれていた。「私が使っていたのはこのサジペンです。Gペンは私の次世代の人たちが使ったのですよね」くるりと部屋を見渡すと、開け放されたドアの先には、石ノ森の部屋がたしかに見える。「とにかくみなさん、ドアも開けっ放し。誰でもいつでもウエルカムだった。私も、赤塚さんのお母さんに『寝るときぐらいは鍵をかけなさいね』と言われて、ああ、そうかと思ったくらいでしたね」水野さんは当時18歳。懐かしそうに目を細めた。「本当に贅沢な時間でした」■貸本屋で出合った手塚治虫の『漫画大学』がバイブル。手塚の推薦でマンガ誌デビュー1939(昭和14)年、水野さんは、山口県で生まれた。両親は旧満州で結婚したが、戦況の悪化で、妊娠中の母だけが帰国。故郷の下関市で水野さんを出産している。「満州の高官をしていたという父の写真1葉だけが家に残っていましたが、戦後の混乱で父は帰らず、私には父の記憶はありません」仕事で不在がちな母に代わって育ててくれたのは、祖母と、水野さんより12歳年上の叔父だった。マンガとの出合いは、小学校2年のころ。銭湯の真向かいに貸本屋があり、学校から帰ったらすぐ、カバンを放り出してマンガを借りて帰るのが日課になった。「小学校3年のときに貸本屋で借りた手塚治虫先生の『漫画大学』は衝撃でした。初心者が使いやすい画材など、マンガの描き方が懇切丁寧に説明されていたのです。掲載されていた5~6編の中編マンガもミステリ、西部劇、メルヘン、SFなど、新鮮なテーマのものばかり。悪人も単なる悪人ではなく、その人の背景や人生が深く描かれ、考えさせるものでした」水野さんは、一気にマンガにのめりこむ。小学校5~6年ごろには、『漫画大学』をバイブルに、コマ割りをし、ペンを使って、本格的なマンガを描くようになっていた。「家族みんな絵心があったんです。叔父は美術部でしたし、母も自治会に頼まれて、非常に綿密な紙芝居を作っていた記憶があります」その母も、中学2年生のときに早世してしまい、水野さんはますますマンガに没頭。尊敬する手塚が審査員を務めていた『漫画少年』に投稿を始めた。ほどなく14歳で描いた『赤い子馬』が佳作に選出される。「その作品は雑誌には掲載されませんでしたが、手塚先生が気に入って、家に持ち帰ってくださっていたんです」運命の歯車が回り始めていた。『少女クラブ』(講談社)の編集長・丸山昭氏が、打ち合わせで手塚の仕事場を訪ねたときのこと。 仕事場の天袋に積まれた手塚の漫画原稿のなかに紛れていた『赤い子馬』に目を留めた。「これは誰の作品ですか?」丸山氏が尋ねると、「この子、なかなか描けているから、マルさん、育ててみたら」と、手塚が推してくれたのだ。ほどなく丸山氏から、下関の水野さんに連絡が入った。「もっと、あなたの作品を見てみたいから、送ってほしい」すぐさま送った『赤っ毛子馬』が『少女クラブ』でのデビュー作。16ページの西部劇だ。中学卒業後、水野さんは下関の漁網工場に就職し、魚を取る網を作り、補修する仕事についていた。昼は、40kgもの大網を抱えて階段を上り下りする重労働をこなし、帰宅後、夜半からマンガを描く生活に疲れ果て、マンガ1本に絞ることを決断。57年には初の連載『銀の花びら』が始まり、このころ丸山氏から思いがけない依頼が届く。「赤塚不二夫、石ノ森章太郎と合作で、少女マンガを描きませんか」水野さんは迷わず引き受けた。「いまでこそ少女マンガの描き手は女性という認識ですが、当時は男性が描いていたんです」女性の手による本格的な少女マンガが嘱望されていた。■トキワ荘には赤塚の母など女性も出入りして。24時間マンガ浸りの生活は天国だった水野のM、石ノ森のI、赤塚のA。3人の頭文字をとり、「うまいや」にひっかけた“U・マイア(MIA)”をペンネームに、3人の合作マンガの連載が始まった。すでに、赤塚と石ノ森はトキワ荘の住人だったが、水野さんは下関。メールもFAXもない時代、この遠距離を、郵送と長距離電話のやりとりで埋めつつ、作品に仕上げていたという。「丸山さんと石ノ森さん、赤塚さんが打ち合わせをし、石ノ森さんが構成とネームを担当。コマ割りとアタリ(鉛筆の下描き)を入れ下関に郵送し、私が主人公にペン入れをして送り返すという手順です」まさに離れ業だ。こうして生まれた『赤い火と黒かみ』は、大きな反響を呼び、1作で終わるのは惜しいという声があがる。と同時に、トキワ荘に1室、空きが出た。58年3月、上京を心配する祖母を「3カ月だけ」と説き伏せ、水野さんはバッグ1つで汽車に乗り、トキワ荘の住人となった。おかっぱ頭に丸眼鏡、ジーンズ姿の水野さんを出迎えたのは、色白でほっそりした青年だ。「いらっしゃい。赤塚です」赤塚は、水野さんの部屋を掃除しておいてくれるなど、なかなか気の利く青年だった。石ノ森は顔一面にニキビが満開。手塚治虫にあやかってか、茶色のベレー帽をかぶっていた。「おふたりの作品を『漫画少年』で見ていたためか、初めて会った気がしませんでした」赤塚の母親が何くれと世話をやいてくれ、炊事も担当。時間になると3人分の食事ができている。水野さんはマンガだけに専念できた。「24時間マンガ浸りの生活は天国のようでした。とにかく私は描いてさえいられれば幸せですから」石ノ森の姉、藤子不二雄両氏の母や姉も、付き添っていたという。トキワ荘には思いがけなく多くの女性が出入りしていて、ホッとしつつ、伸び伸びとマンガに没頭できたようだ。「石ノ森さんの部屋はいつも乱雑で、ちゃぶ台もありました。石ノ森さんが机に向かい、私と赤塚さんはちゃぶ台で、顔を突き合わせて描いていました」個室はあったが、四六時中、石ノ森の部屋でマンガを描いて、「そろそろ休んだら?」と、言われて午前2時ごろ部屋に引き揚げる。銭湯へ行くのも3人一緒。いつも先に出た2人が、水野さんを待っていてくれた。気がつくと、トキワ荘の滞在期間は祖母との約束を大幅に過ぎて、7カ月に及んでいた。水野さんは仕方なく一度、故郷に戻ったが、早々に祖母を説き伏せて再上京。しかしトキワ荘に入りたい者は列を作って待っていたため、すでに空室はなく、荘に真っすぐ向かいの目白通りの下宿に住んだ。「トキワ荘で勉強になったことは数えきれません。私たちは、動かない絵で、映画と同じように、物語をいかにドラマチックに表現しようかと日夜考えていました。石ノ森さんは、左右2ページにわたる見開き画面いっぱいに、バーンと見せ場を描いたり、コマを斜めにスパッと切り取ったりと、画面にリズムをもたせる手法を使い始め、目を奪われたものです。あの7カ月で、自分の画力が飛躍的に向上したのが実感できました」トキワ荘で得たものは数知れず。その後続く長い作家人生では『白いトロイカ』『ファイヤー!』などヒット作を連発し、いまなお描きたいテーマは湯水のように湧いてくる。「クラシック音楽をテーマに据えた作品は描きたかったですね。私には、音楽を感じさせる絵を描く自信がある。読者が、どんな音楽か想像するほうが、音が飛躍して、きっと面白いはずです。私じゃなければ描けません」ひとつとして同じ音楽を作らない吟遊詩人が主人公。同じ気概が水野さんのなかで燃え盛る――。
2021年10月31日水野美紀と矢島弘一がタッグを組んで上演する舞台『2つの「ヒ」キゲキ』が10月7日(木)から新国立劇場 小劇場で開幕。初日の舞台に先駆け、ゲネプロ・囲み取材が行われ、水野と矢島に加え、和田雅成、剛力彩芽が公演への意気込みを語った。本作は、水野と矢島が「悲喜劇」をテーマにそれぞれ脚本を書き下ろし、1幕と2幕でひとつの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品だ。矢島が手がける1幕は「パンティーアナキズム」と題した女子高生の物語。この時代に馴染めない桜子は、同級生からはイジメられ、家族とはうまくいかない毎日を送っていた。隕石が衝突して燃え尽きるように、周りの人と衝突し、「私は誰からも支配されたくないし、誰のものでもない」という思いの中に生きていたある日、桜子はクラスメイトのパンティーを手にする。その時から、何かが変わり始める。1幕では、閉塞的な学校生活、そして思春期の悩みや戸惑いが、苦しいくらいにじっくりと描かれた。それは、きっと誰しもが感じたことのある息苦しさで、共感を覚える人も多いだろう。ある出来事をきっかけに、そこから抜け出し、“成長”していく桜子の姿に、自らの生き方も改めて考えさせられる。また、笑顔が魅力的な剛力が、1幕では笑顔を封印し、葛藤し続ける主人公をみずみずしく演じる姿も印象的だ。続く2幕は、水野による「テクタイト」が上演される。本作の舞台は、とある舞台公演の千秋楽。謎に包まれた主演俳優の過去が暴かれ、混乱する中、幕が開く。しかし、ある瞬間から、時間の狭間でみんなが劇場に取り残されてしまう。舞台を観に来た謎の「小田島」と呼び合う集団と主演俳優たち、それぞれの過去や想いが交錯していく。1時間強の作品でありながら、タクトだけでなく小田島たちの過去まで丁寧に描かれ、群像劇のような重厚さを感じる2幕。重くどっしりとした物語が中枢にありながらも、小田島たちのもたらす笑いがスパイスを与える。ドタバタな“おばちゃん”たちの母性と愛が光っていた。また、タクトを演じる和田の熱演も見どころのひとつ。難しい役どころを、表情をコロコロ変えて演じきり、観客の目を惹きつける。脚本・演出/小田島愛役/小田島水役:水野美紀コメント「今回は、矢島さんの作品と私の作品という全く違う毛色の2本を並べて上演するという珍しい試みを行っています。読み応えのある短編小説を2編読んだような、そんな読後感を味わっていただけたらと思います。私は、通常は2時間弱の脚本を書きますが、今回は1時間強に凝縮して詰め込むという挑戦をしています。そのスピード感は今の時代にも合っているのかなと思いますし、きっと楽しく観ていただけるのではないかと思います。脚本、演出、出演を担当したので、ずっと鼻血が出そうでしたし、禿げそうで、切り替えが思うようにいかないことがありましたが、キャストの皆さんに助けてもらってここまで楽しく作り上げられました。とても観やすい尺になっています。劇場に来られるのが難しい方は配信でも、ぜひ観ていただけたらと思います」脚本・演出/舞台監督役:矢島弘一コメント「私の書いた1幕は、校内のヒエラルキーに巻き込まれた女子高生が、とある事件に遭遇し、それをきっかけにして成長していく姿を描いた物語です。主演は剛力さんで、桜子という世間でいうと面倒臭いタイプの女性の役です。彼女は、生きにくい世の中で自分自身がどう生きていこうか、ずっと葛藤しています。世の中に対する皮肉を盛り込んだ作品です。今回、どちらもエネルギッシュな作品になっていると思います。お客さまにはこれが応援歌になるかはわかりませんが、この時代にあった『生きるとはなんぞや』という作品2つが1つになっていると思います。総合して、両方セットで楽しんでいただけたらいいなと思っています」内山正晴役/タクト・望役:和田雅成コメント「矢島さんの作品では、主人公・桜子のクラスメートの男子を演じます。中盤では桜子に影響を与える人物です。矢島さんには、自分たちが隠している嫌な部分や人間のリアルな部分を引き出していただき、人間ってこうだよなというのをお芝居で教えていただきました。水野さんの作品では主人公のタクトを演じています。水野さんはパワーがある方なので、演出されている時も、舞台上にいらっしゃる時も引っ張っていってもらいました。今、僕の持っているものすべてで勝負させていただいている作品になっていると思います」中村桜子役/小田島X役:剛力彩芽コメント「私が矢島さんの作品で演じるのは、常に何かに葛藤している女の子です。それは誰しもが持っている感情だと思うので、バランスよく表現できたらいいなと思います。久しぶりの制服なので、大丈夫かなと思いましたが(笑)、衣装合わせで『全然いける』と言っていただいたので安心して女子高生になりきろうと思います。水野さんの作品の役柄は、難しい役ではありますが、根底にあるものは母性です。今回は、真逆なキャラクターを演じさせていただいているのでやりがいがあります。どちらの作品も感情がきちんと伝わったらいいなと思ってお芝居しています」【公演概要】 タイトル:舞台『2つの「ヒ」キゲキ』脚本・演出:1幕「パンティーアナキズム」矢島弘一2幕「テクタイト」水野美紀キャスト:水野美紀和田雅成剛力彩芽富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩福田ユミ水原ゆき南部麻衣竹内真里久保田武人西野優希永松文太猪俣利成中原果南竹若元博(バッファロー吾郎)日程:2021年10月7日(木)~10月14 日(木)劇場:新国立劇場 小劇場東京都渋谷区本町1丁目1番1号チケット料金:S席12000円A席8000円高校生以下5000円※ご来場特典付き※全席指定・税込【ご来場者特典】本公演は、国が新型コロナ対策として効果を認めている光触媒の抗菌コーティングを提供している、株式会社バベル様にご協力を頂いております。みなさまが少しでも安全に過ごせます様、ご自身でお手軽に抗菌出来る本公演限定ルミコートをご来場特典としてプレゼントさせて頂きます。 * チケット好評発売中!Confetti(カンフェティ): 配信決定!!本公演をPCやスマートフォンでお楽しみいただけます! ※WEB予約のみでの受付となります。カンフェティチケットセンターでの電話受付はございません。<10月8日(金)18:30公演>[配信期間]10月8日(金)18:30~10月15日(金)23:59<10月12日(火)18:30公演>[配信期間]10月12日(火)18:30~10月19日(火)23:59[視聴券販売期間]10月7日(木)12:00~各配信終了4時間前まで※※セブンーイレブン決済時の支払締切は各配信終了3時間前です。公式サイト:2-hi-kigeki.com公式Twitter: お問い合わせ: 2hikigeki@gmail.com 宣伝衣装協力:ISSEY MIYAKE INC.企画・プロデュース:宮下貴浩・水野美紀・矢島弘一共同プロデューサー:中道正彦主催:水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』企画 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月08日女優であり、演劇ユニット<プロペラ犬>の主宰も務める水野美紀と、2016年放送、TBSテッペン!水ドラ!『毒島ゆり子のせきらら日記』(主演:前田敦子)で全話の脚本を手がけ、第35回向田邦子賞を受賞し、その後もドラマ・舞台など多くの脚本を手がける東京マハロの矢島弘一がタッグを組み上演する舞台『2つの「ヒ」キゲキ』。和田雅成、剛力彩芽、富田翔、真凛、椎名鯛造、宮下貴浩ら、注目のキャストが名を連ねる本作のメインビジュアルが公開された。本作は、共通のテーマ「悲喜劇」に応じて、水野美紀と矢島弘一の2人がそれぞれ脚本を書き下ろし、1幕と2幕でひとつの作品として上演。その2つの別々の物語がリンクしていく2作品同時上演作品となる。今回、メインビジュアルとともに、それぞれの作品のタイトルも発表された。1幕は矢島弘一による脚本・演出で、タイトルは「パンティーアナキズム」。そして2幕は水野美紀が脚本・演出を担当する「テクタイト」。キャストはこの2つの物語にそれぞれ異なる役に挑戦する。2つの全く違う脚本が、どのようにリンクしていくのか、注目である。そんな2つの作品の脚本・演出を担当している水野美紀と矢島弘一が、それぞれの作品についてコメントを寄せた。「パンティーアナキズム」脚本・演出矢島弘一コメント「この子は何がしたいのか?この子はどこへ向かうのか?この数ヶ月、この物語の主人公・中村桜子のことばかり考えています。静かに激しい子であり、冷たくて熱い子。流されたいけど泳ぎたくなくて、歌いたいけどマイクは持たない。いつも目には見えない何かと戦っている。向こう側へ行くか、こっち側へ来るか。パンティーを履くか、パンティーを脱ぐか。これは喜劇か、さもなくば悲劇か。」「テクタイト」脚本・演出水野美紀コメント「悲劇と悲劇を重ねてエンタメスパイス放り込んで捏ねて焼き上げたら喜劇になってました。70分に詰め込みまくりました。歌に踊りに殺陣に悲劇、結果喜劇!劇場に集まった複数人の小田島に、カリスマ舞台俳優の隠されていた過去。時が歪んだ劇場で、終演を待つ不気味な影。全員が交じり合い、カーテンコールに向けて再び時が進みはじめた時、皆の抱える心の叫びが溢れ出す。」【公演概要】タイトル:舞台『2つの「ヒ」キゲキ』脚本・演出:1幕「パンティーアナキズム」矢島弘一2幕「テクタイト」水野美紀キャスト:水野美紀和田雅成剛力彩芽富田翔真凛椎名鯛造宮下貴浩福田ユミ水原ゆき南部麻衣竹内真里久保田武人西野優希永松文太猪俣利成中原果南竹若元博(バッファロー吾郎)日程:2021年10月7日(木)~10月14 日(木)【タイムテーブル】10月7日(木)18:3010月8日(金)18:3010月9日(土)12:00/17:0010月10日(日)12:00/17:0010月11日(月)18:3010月12日(火)13:00/18:3010月13日(水)13:00/18:3010月14日(木)11:30/16:00※開場は開演30分前劇場:新国立劇場 小劇場東京都渋谷区本町1丁目1番1号チケット料金:S席12000円A席8000円高校生以下5000円※ご来場特典付き※全席指定・税込【ご来場者特典】本公演は、国が新型コロナ対策として効果を認めている光触媒の抗菌コーティングを提供している、株式会社バベル様にご協力を頂いております。みなさまが少しでも安全に過ごせます様、ご自身でお手軽に抗菌出来る本公演限定ルミコートをご来場特典としてプレゼントさせて頂きます。 * チケット好評発売中!Confetti(カンフェティ): 公式サイト:2-hi-kigeki.com公式Twitter: お問い合わせ: 2hikigeki@gmail.com 宣伝衣装協力:ISSEY MIYAKE INC.企画・プロデュース:宮下貴浩・水野美紀・矢島弘一共同プロデューサー:中道正彦主催:水野美紀×矢島弘一『2つの「ヒ」キゲキ』企画 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月18日中川大志、新木優子、藤木直人が出演する、殺意と恋が入り混じるスリリング・ラブコメディドラマ「ボクの殺意が恋をした」に、鈴木伸之、田中みな実、中尾明慶、水野美紀が出演することが新たに分かった。鈴木伸之が演じるのは、殺し屋のプロ“デス・プリンス”こと八乙女流星。表の顔は世界をまたにかける人気モデル、裏の顔は芸術的な殺し方に強くこだわる天才肌の殺し屋。本作では、かなりのナルシストである彼の決めポーズ&セリフに注目だ。アナウンサーでありながら、「M 愛すべき人がいて」「生きるとか死ぬとか父親とか」などに出演し女優としても注目を集める田中みな実が演じるのは、ドラマの鍵を握るともいえる“大きな秘密”を抱える漫画家アシスタント・水瀬千景。美月(新木さん)のアシスタントを長年している千景は、絶賛婚活中で、仕事中でもやたらとマッチングアプリを気にして男漁りをしているキャラクター。だが、アシスタントとしては極めて優秀。また中尾明慶は、美月の担当編集者・風岡樹生役を演じる。友好的でお調子者ではあるが、鈍感な一面もあり、事態を思わぬ方向へ持っていってしまうことも。そして、警察官なのに殺し屋組織の責任者という、正反対の二面性のある役どころ、綿谷詩織を水野美紀が演じる。警察組織内に秘密裏に存在している、法では裁けない人間を闇に葬り去る殺し屋組織「Secret Operation Service」(通称:SOS)を束ねている彼女は、柊(中川さん)とは幼い時からの顔馴染みであり、何かと柊の面倒を見てきた。心優しい柊を見て、いまならまだ引き返せると殺し屋から身を引くように何度も諭そうとする人物だ。ほかにも、美月の漫画家アシスタントとして、動画配信マニアの江村隼也役で永田崇人、写経LOVEの皆川真希役で小西はるが出演することも決定した。キャストコメント●鈴木伸之殺し屋界のエース、デスプリンスこと、八乙女流星を演じます。流星の役どころについては、まだ撮影スタートしたばかりなので、なかなか、掴めてないところもあるんですが、スタッフの皆さんと、そしていろんなことで自分の役をつかんでいきたいなと思っています。日曜ドラマということで、気楽に、そして笑えて、スリリングさを味わえるような、週に1回の楽しみになったらいいなと思っています。台本を読んでみて、優雅さと、そして、ちょっと人と毛色が違う感じ。殺し屋のプロという、“プロ感”みたいなものが出せたらすごくいい八乙女流星になるんじゃないかなと思ってます。●田中みな実人気漫画家、鳴宮美月のチーフアシスタントで、ある秘密をもつ、水瀬千景を演じます。千景は明るく、感情表現が豊かであるようで、どこか本心がみえない、謎に包まれた人物だと感じました。そこをうまく表現していきたいです。新木さんとは以前も連ドラでご一緒していて、会うなり「みな実さ~ん!これ知ってます??」とオススメの美容グッズをプレゼントしてくれたりして、あまりの可愛さに日々キュンキュンしています。中川大志さんとお芝居の現場でご一緒するのは初めて。仔犬のようにかわいくてみんなの癒しです。和気あいあいとした楽しい現場でこの夏を過ごせることを嬉しく思います。幾度となく殺人を企てるという話なのに、ポップでコミカルで笑えます。物語の奥に潜む謎や陰謀を一緒に解き明かしてください! 日曜ドラマなので、月曜日に職場や学校で「ねぇ、あれって実はこうなんじゃない?」などと皆さんで話題にしていただけたら嬉しいです。●中尾明慶出世命のマンガ担当編集者、風岡樹生を演じます。風岡は、出世命ですが登場人物の中ではムードメーカーといいますか、風岡が出てくるとちょっと変わった面白いことが起きる、そんないい人なんです。出世は考えているけれど、根本的なところで人思いなところがあり、先生のこともすごく想っています。そして周りの皆さんのことも。出世命と言いつつ、そうでもない一面もあったりして、僕は非常に風岡という人間のことが好きです。台本を読んでみて、すごく大きなスケールで、迫力があって、これが日曜日のドラマで皆さんに見てもらえると思うと嬉しいですね。本に描かれているコミカルな感じとかそういったものを体現しなきゃいけないので、演じる側として、プレッシャーはありますけど、非常に楽しみだなあと思いました。日曜日の週末に、みんなでちょっとクスッと笑えて、楽しんでもらえたらなと思っているので、全力でやっていきたいです。●水野美紀殺し屋組織、シークレットオペレーションサービス、通称“SOS”の責任者、綿谷詩織を演じます。表向きは生活安全課の刑事ですが、その裏では警察の中にある殺し屋組織に属して、法で裁けない悪人を退治する、二面性のある役どころです。中川大志くん演じる柊ちゃんの親代わりのように彼の面倒をみている人間で、柊ちゃんとも藤木直人さん演じる丈ちゃんとも特別深いつながりのある人物です。台本はとても面白く、サスペンスの要素もありながら、恋愛の要素もガッツリあり、コメディーの要素もあるという独特のドラマ。展開も早くて、いろんな伏線が仕掛けられています。ジェットコースターのように飽きさせないで、どんどんグイグイ引き込まれて見られるドラマに仕上がると思います。話が進むにつれ、色んな仕掛けが明らかになっていくので、謎解きも楽しめるかと。あと柊ちゃんが子供の頃から間が悪くてドジを踏んじゃうという面白さもたくさんあるので、彼の右往左往、殺さなきゃいけないターゲットに恋をしてしまう面白さに注目していただけたらと思います。「ボクの殺意が恋をした」は7月4日より毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年06月11日2021年5月30日、俳優の水野美紀さんはTwitterを更新。投稿された写真が話題になっています。この日、水野さんは俳優でイラストレーターの夫、唐橋充さんの誕生日を祝ったそうです。水野さんが止めたにも関わらず、唐橋さんは誕生日ケーキに「歳の数だけロウソクを立てたい」と聞かなかったようで…。大変なことになったケーキを写した1枚を、ご覧ください。律儀に歳の数だけ立てなくて良いと言ったんだ私は。大炎上するに決まってるじゃないか唐橋よ。「俺の誕生日なんだから俺の好きにさせてくれ」と言って聞かなかった唐橋よ。 pic.twitter.com/Q9YVI7BBQw — 水野美紀 (@mikimobilephone) May 30, 2021 大炎上…!44歳の誕生日だった、唐橋さん。ホールケーキの上にぎっしりと立てられたロウソクが勢いよく燃えています!水野さんは「大炎上するに決まっているやないか、唐橋よ」とツッコミの言葉をつづっていました。投稿を見た人たちからは「爆笑しました。景気よく燃えていますね」「だ、大胆ですね。お誕生日おめでとうございます」「正気の沙汰じゃないけど、最高」などのコメントが寄せられています。ここまでの火力だと、吹き消すのも大変そうです!夫の大胆すぎる提案に、呆れながらも付き合う水野さんの大らかさが、素敵ですね。夫婦の仲のよさが垣間見れる投稿に、多くの人が和まされたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年05月31日水野良樹(いきものがかり)が、歌詞について、また歌づくりについて14人のクリエイターと語り合った対談本『うた/ことばラボ 「うた」と「ことば」についての14の対話』(小社刊)の発売記念イベントが、5月30日、東京・渋谷のTSUTAYA SHIBUYA8Fイベントスペースにて行われた。テレビのワイドショーの取材カメラも多数居並ぶなか登壇した水野は、書籍発売の感想を問われて、約2年におよんだぴあアプリでの連載が書籍という形でまとめられたことの喜びとともに、コロナ禍という特別な状況のなかで歌がどんなふうに伝わっていくのか、どう伝えていくのかということについてあらためて考えた、ドキュメントのような1冊になったと思う、とその手応えを語った。その後に、「連載が始まったころは僕が太っていたんですけれど、2年の間にだんだん痩せていったという、訳のわからない経過も詰め込むことができて……」と、笑いを誘うエピソードを言い添えるのはいかにも水野流だが、来場者に向けての言葉を求められて「こんなんですみません、以上の言葉が出てこないです(笑)」と話して会場が和んだところで、トークゲストの関取花を迎え入れた。関取は、対談相手のひとりとして連載ならびに書籍に登場しているのに加えて、水野が運営するサイト「HIROBA」でエッセイを連載するなど、水野がその才能を高く評価するシンガーソングライターだが、まさに現役バリバリ、「うた」や「ことば」に日々向き合っているからこそのとまどいや喜びから生まれる質問を、書籍のなかで他のクリエイターたちが語った内容もしっかり踏まえながら投げかけて、まるで書籍で展開された14の対話に連なるボーナストラックのような、中身の濃いトークセッションになった。最初の話題は、書き方の変遷について。以前は、もっぱら自分のために書いていたという関取は、ここ数年の間に「誰かのために」という気持ちが強くなってきたそうだ。結果、出来上がる曲は歌詞もメロディもどんどんシンプルになっているという話に、水野は「カッコいい!」と感心することしきりだったが、関取にしてみると、それもこの本の橋口洋平(wacci)との対話で話されていた「表現をミニマムにしたい気持ちがある」という水野の言葉に共感したからだという。では、何をどう削ぎ落とすのか。そこでものさしになるのは歌ってみての感触、説得力ということだと確認したふたりの話は、他のアーティストへの楽曲提供の際の経験談から、これまたこの本に登場した作詞家、松井五郎の凄さへと続き、さらには「みなさんがそれぞれにもがきながらやっていることを知って勇気づけられた」という関取の一番の感想は「やっぱり、おもしろい人はいい歌詞を書くな」ということだった。もちろん、コロナ禍のなかでの音楽作りについても語られたが、それはコロナ禍ということだけでなく自分が置かれた状況との間合いの取り方という話になり、それがどんなふうに創作に反映されるのかという話へと広がっていった。「これだけいろんな情報がすぐに手に入れられて表現の画素数を上げようと思えばいくらでもできるし、そういう表現がもてはやされがちなのに、どうしてずっと変わらず、みんなが馴染めるメロディで、誰もがわかる言葉を歌うということをいきものがかりはやってくれるんですか」と関取が問うと、水野は「誰もがわかる言葉だと、みなさんがそこに自分の物語を立ち上げることができるから」と答えた。「関取さんが言ってくれたように、『何から何まで全部説明されたものでないと楽しめないよ』という流れがあるのはわかっているけれど、歌がおもしろいのは聴いた人が勝手に自分で解釈できるということだと思うから」。つまり、自分の歌が人のものになっていくことの喜びを水野は語り、関取もまさにそういう喜びが最近ようやくわかってきたと話した。イベントの最後には、来場者からの質問に答えて、「最近のお気に入りは柿ピー」という話やTwitterにおける言葉の作法について語られ、最後は「一緒に曲を作りたいですね」「ぜひ、やらせてください」という話に。ふたりの魅力的なソングライターの、今後の作品にあらためて注目せずにはいられないと思わせる、楽しくも濃密な時間だった。取材・文/兼田達矢『うた/ことばラボ「うた」と「ことば」についての14の対話』
2021年05月31日いきものがかりの水野良樹が15日、東京・銀座のソニーストア銀座で開催している『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』内コンテンツ、「エンタメのブカツ卒業制作展」にサプライズで登場した。いきものがかりがメジャーデビューして15周年の記念日に当たる3月15日から4月4日の期間に、全国5大都市(札幌・銀座・名古屋・大阪・福岡天神)のソニーストアで開催する『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』。ソニーが開発中のVolumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)技術や最新のXperiaスマートフォン等の製品を用いた、ここでしか出来ない体験をいきものがかりの作品とともに展開していく。期間中には、選ばれた中高生がいきものがかりのデビュー曲でもある「SAKURA」を課題曲に卒業制作として制作したミュージックビデオを公開。この日は制作に携わった5人の中高生が来場して自分たちが作り上げたミュージックビデオとその過程に迫ったドキュメンタリー映像を、サプライズとして登場したいきものがかりの水野良樹とともに鑑賞した。鑑賞後に感想を求められた水野は「物語がここに詰まっていると感じましたね。自分も15年前にこの楽曲(『SAKURA』)を書いていきものがかりとしてこの曲の物語をスタートしました。その物語がどこに行くのか全く想像していなかったので、15年後に皆さんが考えている物語をこの曲に詰め込んでくれて皆さんの曲にしてくれたんだと強く感じてうれしかったです」と感謝の言葉。続けて「皆さんは作品ができてこれで終わりと思っていると思いますが、これからがスタート。皆さんがこの作品を作る過程はこれからの人生ですごく大事だと思います。自分で物語を立ち上げるのは難しいですが、皆さんはそれをやり遂げたので、どんどん自分にしかない物語を立ち上げてください」とエールを送った。15年前のこの日は、いきものがかりが「SAKURA」でデビューした日。水野は「普段だったら出会わない世代の人たちと出会うことができて、価値観も違うにも関わらずこんなに素晴らしい作品を繋いでくれて、彼らみたいな人がいてくれることが自分たちの励みになりました。15年とか20年経っても繋いでいけるような作品を頑張って出していかなくてはいけないと今日は気持ちを新たにしました」と中高生に刺激を受けた様子で、「本当に皆さんが一つ一つ悩みながらやっている過程は、背筋が伸びるというか、僕らは悩んでいるのだろうかということを思いました。改めて色んなことを教えてもらった日なので、それを踏まえて頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。
2021年03月16日愛くるしいルックスと抜群のトークセンスで「好きな女性アナウンサー」1位に選ばれた弘中綾香さんの初著書『弘中綾香の純度100%』が発売された。話す職業である弘中さんが「書く」という形を選んだ理由は「自分の言いたいことを100%言い切りたいから」。「SNSじゃ足りないです。精査熟考した長文でないと言い切れた感は感じられなくて。でも最初は公表するつもりもなく湧き上がる思いを自分のためにただ書いていました」エッセイには青春時代のことから働く女性としての現在地まで、飾らない“弘中イズム”が綴られる。「本音すぎて読み返してみると気恥ずかしいです…。だから30年くらい寝かせて『あの頃こうだったな』って懐かしく読み返せたらな」発売日の2月12日は、30歳の誕生日。同書には“人生の先輩”3人との30代をテーマにした対談も。「30代になることには気後れや恐れもあったんです。でも30代、どう生きるべきかを先輩方に伺ってみたら、歳を重ねることは熟す喜びでもあると気づきました。あと30歳は“若い女の子”枠から抜けるタイミング。それもどうなるか楽しみです」「会社員として駆け抜けた」という20代。30代もスピード感をもって変わり続けていくつもりだ。「新しいことに挑戦したいし、同じところにとどまっていたくない。職業や住む国も変えてもいいし、まだこれから何にでもなれる。結婚も、出産も、離婚もあるかも?(笑)」その無限の可能性を感じさせる「なりたかった職業疑似体験」企画(写真は「銀座のママ」体験をする姿)も見応えあり。そして30代の野望はと尋ねると「金髪!」と即答。「ちっちゃくてすみません(笑)。でも落ち着きたくないし、もっと楽しみたいなって思って」好感度は気になりませんか?「全く。当たり障りないことをするなら存在する意味ないです。私は自分が望むことを100%、半端なくやりたいから。…って私、意外と反骨心の塊ですね(笑)」『弘中綾香の純度100%』2019年5月からHanako.tokyoに連載中のコラムを中心に、素顔が垣間見える写真や林真理子さんら「会いたいひと」との対談など、弘中さんのありのままが詰まったフォトエッセイ。マガジンハウス1800円ひろなか・あやか1991年生まれ。テレビ朝日アナウンサー。『激レアさんを連れてきた。』など、同局のバラエティ番組のレギュラー多数。最近はラジオや他局にも活躍の幅を広げている。夢は革命家。※『anan』2021年3月3日号より。インタビュー、文・大澤千穂(by anan編集部)
2021年03月02日個性を楽しみ、活躍する人の、自分らしく輝くハッピー人生論とは?アナウンサー・弘中綾香さんに、自らの人生論を語っていただきました。「周りの方から『すごく楽しそう』とか『言いたいことを言えてすごい』なんて言われるんですが、ずっと自分の意見を言い合う環境で育ったので、自分では自分を特別だと思わないんです」歯切れ良い物言いと愛らしい顔立ちで、絶大な人気を集めている弘中さん。少し前は「嫌われない」ことが美徳と言われがちだったアナウンサーの世界で、「嫌われても仕方ない」とはっきり開き直る弘中さんは異彩を放ち、2年連続で「好きな女性アナ」1位に。好感度の高さは群を抜く。「しなくてもいいと思ったらしないし、意見を曲げない頑固なところもあったりして、自分に正直に生きているとは思います。ただ、自分勝手に発言したり、わがままにやっているわけではないんです。自分を起用してくれた人には、期待以上で応えたい。お互いに有意義に進むことを第一に、最初に『私はこう思います』と言うようにしています。疑問を感じてモヤモヤしながら仕事をしても、いい結果にはならないと思うから」そう考えるようになったのは、テレ朝の老舗番組『ミュージックステーション』のサブMCに抜擢された経験が大きいという。「入社して半年のことでした。ちょっと前まで大学生だった私が、タモリさんの横に座る…。なんでここにいるんだろう、もっとふさわしい人がいるんじゃないか…そう思って、プレッシャーや重圧を感じました。でもやるって決まっちゃったんだから、自信がないとか言っていられないですよね。そこからはもう空自信です。時間は戻せないし、“if”の世界もない。つべこべ言わずにやろうって。誰かと比べて何点取れるかじゃなくて、自分なりのベストを尽くそうって、腹をくくりました。今じゃ完全に開き直っています(笑)」人と自分を比べない持ち前の性格が、アナウンサーという職業で唯一無二の存在感を光らせた。「嘘はつきたくないし、思ってもいないことは言いたくない。さらに、誰にでも言えることを言っていても、制作者が私を選んでくれた意味がないと思うんです。そういう気持ちでオンエア上で発言してたら、『毒舌』とか言われちゃうんですが(笑)。でも当たり障りのない70~80点のコメントで、置きにいきたくない。やらせてもらうからには、自分にしかできないこと、自分にしかできない発言をしたいと思っています。その結果嫌われてしまっても、仕方ない。私の意見は、数あるバリエーションの1つでしかありませんから」勇気のある心意気で、自分らしさを武器に変え、今では4本の番組MCを任され、エッセイの執筆などその活躍は多岐にわたる。「やりたいことをやるためには、口に出すようにしています。ただ、私がやることでどうメリットがあるのか、どう仕事に還元できるのか、アピールすることも大事。会社と自分も、win‐winの関係が一番いいじゃないですか」Hironaka Ayaka’s History・22歳…アナウンサーとしてテレビ朝日に入社。『ミュージックステーション』のサブMCに抜擢。・26歳…深夜バラエティ『激レアさんを連れてきた。』でMC助手に抜擢。・29歳…MCに抜擢された新番組が3つスタート。私をつくるキーワード1、仕事「アナウンサーの仕事にかかわらず、自分の可能性やキャパシティは自分ではわからない。だからもっと自分を最大限使って、仕事していきたいと思っています」2、友人「学生時代から付き合ってきた大切な友達が数人。この人たちがいなかったら、ここまで来るのは本当にムリだったな、って感謝しています」3、ごはん「今は外出できないので、自炊やテイクアウトですが、食べることが大好き。朝昼晩、毎日ちゃんと食べるし、ずっとごはんのことを考えて生きてます(笑)」ひろなか・あやか1991年2月12 日生まれ、神奈川県出身。テレビ朝日のアナウンサーとして『あざとくて何が悪いの?』などの人気番組のレギュラーをいくつも持つ。雑誌『Hanako』(マガジンハウス)で連載中の『弘中綾香の純度100%』が書籍化されて発売中。※『anan』2021年2月24日号より。写真・宮崎健太郎取材、文・若山あや(by anan編集部)
2021年02月21日玉木宏が裏社会から足を洗った専業主夫を演じる「極主夫道」に水野美紀のゲスト出演が決定、コメントが到着した。本作は「くらげバンチ」(新潮社)で連載中のヒットコミックをドラマ化、主演の玉木さんが元極道のスーパー専業主夫・龍、その龍の妻・美久を川口春奈が演じている。毎週、龍ワールド全開で、さらには個性豊かすぎる各キャラクターたちがスパイスを加え、ときに笑いを巻き起こし、ときに涙を誘う、仁義なきヒューマン任侠コメディも残すところ2話。豪華ゲストが“カチコミ”する中、水野さんの出演が決定。数々のドラマで個性的すぎるキャラクターを演じ、話題を起こし続けている水野さんは、滝藤賢一が演じる虎二郎の情報屋・お京として登場するが、その風貌はド派手な花魁姿。龍でさえも「このヤマやばすぎるで!」というお京として登場を果たす。水野さんは「カチコミさせていただきやした。すいません、出オチ感すごいですが、すいません、ワンシーンだけお目汚しお許しください。龍っぁん、虎やん、カッコ良かったです」と、9話に向けコメントを寄せている。「極主夫道」は毎週日曜22時30分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年12月06日キャロル・キングの半生を描くミュージカル『ビューティフル』が東京・帝国劇場にて11月5日(木)に開幕する。主演の平原綾香(水樹奈々とWキャスト)に話を聞いた。本作は、世界的に知られるアメリカのシンガーソングライター キャロル・キングの半生を、その名曲と共に綴るブロードウェイ発のミュージカル。日本では’17年に初演され、今回の再演では平原と水樹、中川晃教、伊礼彼方、ソニン、武田真治、剣幸という初演キャストが続投する。開幕を約一週間後に控え、平原は「初演よりもさらにパワーアップしています」と笑顔。「今回一番違うのは演出チームで、前回は本国からシェリー(・バトラー)が来日してくれて、海外ミュージカルらしさを大切につくりました。今回はコロナの影響もあって(上田)一豪さんが演出リステージされるので、日本の演出家ならではの、より内面に迫るお芝居になっている気がします」。さらに「前回は私にとっては2作目のミュージカルで大変なこともあったのですが、今回で『演じるってこんなに楽しいんだ』とすごく思えるようになりました。音楽で感じてきた“心のやり取り”が、お芝居でもあるんだってことを実感しましたし、稽古場では一豪さんと(キャロルのパートナー・ジェリーを演じる)伊礼さんと演技について奥深いところまで話し、追及できました。自分にそんな話ができるようになったことも嬉しいです」と充実した表情をみせる。コロナ禍という大変な状況での上演となるが、平原はそこに本作と重なるものを感じているという。「私自身もコンサートツアーは延期と中止になり、2日間だけ開催したのですが、あの時はこの状況でしかできないものができたし、歌が歌えたと思います。これはきっと、今に限らずみんなそうだと思うんです。だからこそ生まれる美しいものがある。この作品の冒頭で『人生の面白いところって、望みどおりになる時もあればならない時もある。だけど、望みどおりにならないとき、それでも人は何かを見つける』というキャロルの台詞があるのですが、それはこういうことなのかなって」平原が「キャロル・キングって、いつもニコニコしているイメージがあるし、順風満帆な人生だと思ってしまっていたのですが、実は壮絶だったことをこの作品で知りました。特にジェリーには本当に辛い目に遭わされますが、その彼を許して愛したからこそ『YOU’VE GOT A FRIEND』という曲は生まれたんだとも思う。この作品を観るとやさしくなれます」と語る本作は、11月5日(木)から28日(土)まで帝国劇場にて上演。今作ならではの“美しさ”をぜひ劇場で体感してください。文:中川實穂
2020年11月04日佐藤二朗主演「浦安鉄筋家族」の10話が9月11日オンエア。今回は水野美紀演じる順子と岸井ゆきの演じる娘・桜の“親子愛”に感動の声が集まるとともに、水野さんの演技の振り幅の広さにも改めて注目が集まっている。限りなく東京に近い千葉・浦安…“夢の国”から少し外れたところに住むパワフルでハチャメチャな大沢木家が巻き起こすエクストリーム・ホームコメディとなる本作。タクシー運転手をしている大沢木家の大黒柱、大沢木大鉄役に佐藤さん。パワープレイで一家をまとめ上げてる妻の順子役に水野さん。一家では比較的まともだが恋には盲目な長女・桜役に岸井さん。服がすぐ脱げてしまう天然変態な桜の彼氏、花丸木役に染谷将太。大沢木家の“自宅警備員”にして“迷”発明家な長男の晴郎役に本多力。小学生の次男・小鉄役に斎藤汰鷹。前回宇宙人に誘拐されてしまった小鉄の担任、春巻に大東さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は順子が小鉄が落とした手紙を発見。そこには「2人だけで会いたい」などラブレターのような内容が書かれており、動揺しつつも子供の恋路に興味津々な順子は桜に相談するが、桜は小鉄はまだまだ子どもだと回答。安心する順子だが、そんな桜のスマホに安産祈願の御守りが付いているのを見つけ再び動揺。大鉄との腕相撲対決にも身が入らない(が、確実に勝利し続ける)。桜は花丸木との電話で「やっぱり産むことにした」と“宣言”。桜、小鉄とも日曜日に総合公園で待ち合わせをすることがわかり、意を決した順子は春郎を連れ桜と小鉄を“尾行”。実は桜が“産もう”としていたのはスマホゲームのドラゴンの赤ちゃんで、小鉄の手紙はラブレターではなくライバル小学生の“果たし状”だった。花丸木と2人でスマホゲームのドラゴンの赤ちゃんを誕生させた桜だが、その後“花丸木と家族を作りたい”と告白。順子のような母親になりたいと語る桜に順子は思わず号泣する…という展開。「今日水野美紀さんのお母さんノリがすごい」「今週の回特に好きだな~~心がぽかぽかするドラマ久々に出会えた感じ」「ちゃんと母の背中見とるんや。......くそ、絶対泣かしにくるやん?泣泣泣」など視聴者からも感動の声が上がる。また腕相撲対決で迫真の“顔芸”をみせたかと思えば、桜や小鉄を見守るシーンでは母親の表情ものぞかせる水野さんの演技に「水野美紀さんの喜怒哀楽がこの1話で堪能できた」「水野美紀の最高傑作かも」といった反応が数多く寄せられている。(笠緒)
2020年09月12日毒舌、あざといかわいさ、インスタがフォロワー85万人超え……と、今までのアナウンサーの枠をぶち破り、同性からも支持されるテレビ朝日の弘中綾香(29)。人気の発端となった番組『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系・毎週土曜よる10時10分~)の現場で、自らの激レア半生を聞いてみた。転機は4回。まずは、2013年のテレビ朝日アナウンス部入社だ。「まさか受かるとは思わなかったので、半信半疑でした。基礎が全くできていなかったので、研修は全然うまくいかなくて泣いてばかり。何で入っちゃったんだろう……って。声が高いのもコンプレックスでしたね」(弘中・以下同)それでも、入社半年後には『ミュージックステーション』のサブMCに大抜擢。「甲子園リポートをして会社に戻ったときに急に言われたので驚きました。チノパンにポロシャツ、という汚ない格好のまま、タモリさんにご挨拶したんですよね(笑)。大学生に毛が生えたくらいの私に、タモリさんは『最初だから間違えてもいいんだよ』と温かく支えてくださいました」『Mステ』を5年間務め、’17年には『激レアさんを連れてきた。』研究助手に就任。「『弘中さんが、頑張ってみんなに説明する番組です』とスタッフに聞かされて『え?』とまたびっくり。研究員の若林(正恭)さんは、多才で優しい方、助けられることばかりです」番組での歯にきぬ着せぬ発言などが「毒舌」と言われて注目され、昨年夏には、局をまたいでの『オールナイトニッポン0』への出演が話題となった。「冗談半分に『出たい』と言ったことが実現してしまったんです」昨年末、「好きな女子アナウンサーランキング」の1位にも輝いた。「ありがたいんですが、踊らされてもいけないな、とも思います。気持ちが持っていかれちゃいそうで。『Mステ』のスタッフから『ここがピークじゃダメだよ』と言われたので、もっと頑張らないといけないな、とは思っています。面白いと言われるのがいちばんうれしいんです。外見的なことは普遍的ではないけれど、内面のことは揺るぎない価値だと思うので」芯がしっかりしているからこそ、毒舌もかわいさも共感できるのだ。「女性自身」2020年9月8日 掲載
2020年08月29日博多華丸、長谷川京子、水野美紀が、ジャニーズJr.「美 少年」連続ドラマ初主演「真夏の少年~19452020」に出演することが分かった。本作は、“日本一雷が落ちる町”富室町に暮らす高校生たちが、戦時下からタイムスリップしてきた軍人と出会ったことから始まるひと夏の成長の物語を描く青春ヒューマン・コメディー。そんな終戦間際の大宮島(現在のグアム島)からタイムスリップしてきた軍人・三平三平を演じるのは博多華丸。本作のキーマンとも言える三平は、終戦間際のグアム島で部隊からはぐれてしまい、何かの拍子に現代にタイムスリップ。富室町で高校生たちと出会い、令和2年の世界を体感、謳歌し、誰よりも楽しんでいく。華丸さんは「戦時中の人間と現代の高校生という対比が面白いこの作品ですが、僕個人としては案外、演じていて、現代の高校生のほうに共感していることが多いかも知れません。『ウマイケルジャクソン』というセリフが出てくるのですが、それが印象に残っておりまして…(笑)。どこのシーンか、ぜひ放送を楽しみにしてください」と見どころを説明し、「セリフ量も多く、出番もたくさんいただけて非常に光栄です!そして実際に共演している私が感じている以上に、皆さんにも存分に美 少年の魅力を感じていただければと思います」とコメントしている。また、物語に大きく関わってくる高校生たちの母親役に注目キャストが決定。藤井直樹と金指一世が演じる山田兄弟の母親で、富室高等学校の理事長でもある山田ゲルハルト節子を長谷川京子。本当の姿が徐々に明らかになっていき、そのことが高校生らの生活にも影響を及ぼしていく…。富室高校生徒会長・柴山道史(那須雄登)の母、奈津子役には水野美紀。プライドが高く教育熱心で、道史に異常なまでの愛情と関心を注ぐ、いわゆるモンスターペアレントだ。長谷川さんは「私が演じる山田ゲルハルト節子がある種の“違和感”となり、世界観がさらにふくらむような存在になれたらうれしいです。派手な装いや言動も目を引くと思いますが、周りに流されない芯のある女性をイメージして演じられたらと思っています」と意気込み、「名前からかなり強烈な役柄ですが(笑)、大人たちにも注目して楽しんでいただけたら幸いです」と話す。そして水野さんは「見た目はキチンとしているのですが、言動の端々にちょっと普通ではない感じがはみ出します。すべては息子のために、という気持ちからくる行動なのですが、少し行き過ぎてしまっている人ですね」と役柄について語り、「『真夏の少年』は、セリフが生き生きとしてユーモラスで、ひねりも効いていてとても面白いです。若いエネルギーに満ちた、一味違う青春ストーリーになると思いますので、お楽しみに!」とメッセージを寄せている。「真夏の少年~19452020」は7月31日より毎週金曜日23時15分~テレビ朝日系にて放送(一部地域で放送時間が異なる)。(cinemacafe.net)
2020年07月09日ドラマ「M愛すべき人がいて」最終回に、鬼トレーナー・天馬まゆみ役で大きな話題を呼び、Twitterのトレンド入りを果たした水野美紀が満を持して再び出演することが分かった。第6話では、アユがいよいよトップスターとして活躍をする華々しい栄光の様子や、育まれるアユとマサ秘密の恋、そして窮地に追い込まれたマサの様子などが描かれた本作。最終回ではアユとマサがある重大な決断を下す。平成の歌姫として歩いていく決意を胸に秘めたアユの前に、「油断してたら出るのよ」と突然現れたのが天馬。変わらない天馬節に思わず笑顔になるアユ…。厳しいトレーニングを乗り越えスターになったアユと、いつもアユを気にかけていた天馬の絆に思わず胸が熱くなるストーリーとなるという。ド派手なファッションとクセの強いセリフ、突然のドラム連打などの激しい言動で大きな話題を呼んだ水野さん演じる天馬。第6話では声だけの出演にも関わらず、唯一無二の存在感を見せつけた水野さんが、再び本作に降臨する。なお、マサの秘書・礼香に隠された秘密が明かされていく、田中みな実主演のスピンオフドラマ「L礼香の真実」も1話から4話を「ABEMA」にて独占配信中。最終回あらすじA VICTORY社長の大浜(高嶋政伸)は、会議の場で、ホテルから出てくるアユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の写真が週刊誌に載るのを事前に防いたと発言。本来ならマサは即解雇だが、その代わりに新しい巨大フェスの開発、映画事業の開発、新人の発掘と売出しという3つのビッグプロジェクトを成功させるよう指示する。マサはアユのことを会社全体で守ることを条件に、このプロジェクトを引き受ける。一緒に仕事ができなくなるのではないかと不安になるアユ…。マサは「俺はお前でお前は俺だ」とアユを抱きしめ、これまでに教えた曲作りの知識を生かして、自分がいなくても周りにどんどん意見を言うようアドバイスする。だが、いざプロジェクトが始動すると、分刻みのスケジュールに、連日の接待…と、マサは酒を飲んで朝帰りする日々が続く。一方、アユはマサの右腕として復活した流川翔(白濱亜嵐)のサポートで、どんどん新しいことにチャレンジし、次々とヒットを飛ばしていく。すれ違う日々の中でも、お互いを信じ、思い合う2人。久しぶりに時間が作れそうなマサとランチデートの約束をし、ウキウキするアユ。しかし、そのデートは叶わず、謝るマサにアユは涙ながらにこれまで我慢してきた不安やいら立ちをぶつけてしまう。“仕事”のために、2人は少しずつ引き離されていく。そんなある日、礼香の「アユはマサがいない方がいい歌を作る」というセリフが胸に突き刺さったマサは、ある決意を固め…。自分の気持ちを押し殺し、悲しいシナリオを描き始めるマサ。そして、そんなマサの行動を目の当たりにしたアユがショックのあまり姿を消してしまい…?その後、恩師の天馬まゆみ(水野美紀)、マサが見守る中、アユはステージへ。さらに、アユもまたマサに最後のラブレターを送ろうと決意していて…。アユとマサ、2人が下す決断は?そして神に選ばれた歌姫・アユの運命は――?「M愛すべき人がいて」最終回は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃よりABEMAにて配信。(text:cinemacafe.net)
2020年06月28日展覧会「水野美術館コレクション 美しNIPPON」が、京都駅ビル内・美術館「えき」KYOTOにて、2020年7月4日(土)から8月2日(日)まで開催される。近代日本画のコレクションを展示「水野美術館コレクション 美しNIPPON」では、近代日本画に魅了された、ホクト株式会社の創業者・水野正幸による日本画のコレクションを紹介。水野美術館は、水野正幸が長年かけて蒐集したコレクションをもとにした日本画専門の美術館だ。水野美術館コレクションの中でも、横山大観、菱田春草、上村松園など、近代日本画の巨匠たちによる選りすぐりの名品が集結。春夏秋冬の季節の移ろいが織りなす“日本の美”、四季を彩る女性たちを描き出した作品の数々を楽しめる。形の無い空気や光の存在を感じられる、紅葉と清流を奥行きのある色彩で描いた橋本雅邦の《紅葉白水》など、日本画特有の表現の数々が登場。紙や絹の質感、岩絵具の顔料のきらめき、墨独特のにじみなど、素材を生かした作品が見て取れる。ぼかしの技法である「朦朧体(もうろうたい)」や、狩野派、琳派から伝統を継承する表現にも注目したい。さらに、1つの組み作品に複数の季節を表現した春秋図、上村松園や鏑木清方が築き上げた「美人画」なども展示。日本画の織り成す「和の美」に浸ることができそうだ。※美術館「えき」KYOTOにおける新型コロナウイルス感染防止対策、および入館時の注意事項詳細は、公式ホームページに記載。【詳細】水野美術館コレクション 美しNIPPON会期:2020年7月4日(土)~8月2日(日)会場:美術館「えき」KYOTO※京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階隣接住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:30~19:30入館締切:閉館30分前入館料:一般 900円(700円)、 高・大学生700円(500円)、 小・中学生500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」提示の本人と同伴者1名は、当日料金より各200円割引。前売券販売期間:~2020年7月3日(金)まで販売場所:チケットぴあ(Pコード992-762)、 ローソンチケット(Lコード52651)※美術館チケット窓口での販売はなし。【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
2020年06月25日広い世代にファンを持つ『いきものがかり』のリーダー、水野良樹(@mizunoyoshiki)さん。ソングライターとしても大活躍で、数々の名曲を世に送り出しています。水野さんがNHK 紅白歌合戦に出場した際には、何年にも渡り警備員に止められてNHKに入れなかったという話が広く知られており、自ら「オーラがない」「顔が知られていない」と自虐的な笑いをネタにする一面も。しかし、逆に庶民的な親しみやすさから、親近感の持てるアーティストとして人気があります。私生活でも、水野さんは『いきものがかり公式ファンクラブサイト』にて一般女性と結婚していたことを発表し、その後、2017年に第1子である男の子の誕生を報告しています。そんな水野さんが紹介する息子さんのほんわかしたエピソードに、思わず笑みがこぼれると話題になっています。子供に名前を聞くと?水野さんが息子さんに、自らの名前を聞いた時のこと。あまりにも衝撃的な答えに、Twitterでそのやりとりを公開しました。僕「パパの名前わかる?」息子「えー」僕「下の名前、わかるかなー?」息子「そうじき」僕「‥‥」息子「水野そうじき」吸引力の落ちないただひとりの父親になれるようがんばります。— 水野良樹 (@mizunoyoshiki) June 9, 2020 水野そうじき!!!「き」だけは覚えていてくれたようです…。ほっこりするエピソードに思わず頬が緩みますね![文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年06月25日佐藤二朗主演、水野美紀、岸井ゆきの、染谷将太といったキャストでおくる「浦安鉄筋家族」の第6話が5月15日深夜放送。佐藤さん演じる大鉄と水野さん演じる順子の“夫婦漫才”に多くの視聴者から反応が寄せられている。1993年から連載されている浜岡賢次の同名原作をドラマ化した本作は、限りなく東京に近い千葉・浦安、“夢の国”から少し外れたところに住むパワフルでハチャメチャな大沢木家が巻き起こすエクストリーム・ホームコメディ。キャストは大沢木家の大黒柱、大沢木大鉄に佐藤さん。怒らせると怖い妻の順子に水野さん、一家のなかでは一見まともだが恋には盲目な長女・桜に岸井さん、服がすぐ脱げてしまう天然変態で桜の彼氏の花丸木に染谷さん、大沢木家の長男で“自宅警備員”な晴郎に本多力、クラスが学級崩壊状態な小学生の次男・小鉄に斎藤汰鷹、祖父・金鉄に坂田利夫、小鉄のクラスの担任・春巻龍に大東駿介、大鉄が通うファミレスの店員役で松井玲奈といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は裕太(キノスケ)を金鉄に預けられることになった順子が大鉄と2人で外食へ。しかし最初に向かった店は行列で、次に向かった店は臨時休業で、結局たまたま見つけた中華店で無理やり大食いチャレンジすることになってしまう…という物語。巨大チャーハンを時間内に食べきれたら賞金1万円、残したら罰金1万円…だが口に入れてみると激マズで、さっそく順子がエマージェンシーを発動。大沢木家が集結し一致団結して大鉄の大食いチャレンジを応援するという物語。2人がランチに向かった店は浦安に実在する飲食店で、「行きたい店ランキング1位の銀ダラの店「羅甸」だ!」「孤独のグルメで紹介してた店だ」「ほんとに青山餃子房って浦安にあるんかww」「実在する店舗なのか...(困惑)」などの声が上がる。今回は大鉄と順子2人の場面が数多く、夫婦漫才のようなテンポ感あるやり取りが多くの視聴者の笑いを誘ったようで「佐藤二朗と水野美紀のコンビネーションやばい」「水野美紀とんでもないな。よくこの人と対等に渡り合えるよな」「どこまでアドリブだったんだろう」など、順子役の水野さんに多くの賛辞が送られている。(笠緒)
2020年05月16日清原果耶映画初主演作『宇宙でいちばんあかるい屋根』の新たなキャストが決定。伊藤健太郎、吉岡秀隆、坂井真紀、水野美紀、山中崇、醍醐虎汰朗が、主人公をとりまく登場人物を演じる。本作は、小説すばるで新人賞を受賞した作家・野中ともその同名小説を、『新聞記者』の藤井道人監督が映画化。恋に家族に、様々な悩みを抱えた14歳のつばめと、謎めいた“星ばあ”とのひと夏の青春が描かれる。近年、「今日から俺は!!」や、主人公の息子役を演じた連続テレビ小説「スカーレット」などが話題となった伊藤さんが演じるのは、つばめ(清原さん)が恋するお隣の大学生・浅倉亨。音楽を愛する爽やかな青年で、伊藤さんはブルーグラス音楽には欠かせないバンジョーにも初挑戦する。つばめの両親役には、「Dr.コトー診療所」『男はつらいよ』シリーズの吉岡さんと、「監獄のお姫さま」や連続テレビ小説「ウェルかめ」の坂井さんに決定。娘のつばめを愛情たっぷりに包み込む父・大石敏雄、血の繋がりのない義母だが父と変わらずそれ以上の愛情を注ぐ母・麻子を見事に演じる。また、「浦安鉄筋家族」「M愛すべき人がいて」の出演が話題の水野さんが、つばめの産みの母で水墨画家・山上ひばり。「深夜食堂」の山中さんがつばめが通う書道教室の先生・牛山武彦。『天気の子』で注目を浴びた醍醐さんがつばめの元カレ・笹川誠に扮する。キャストコメント■伊藤健太郎この度、藤井監督と初めてお仕事をさせて頂きました。夏のとても暑い中での撮影だったのですが、1シーン1シーンすごく丁寧に撮影なさっていた事を思い出します。この映画は「温かい」という言葉が1番似合うと思います。皆さん、ぜひお楽しみに!■吉岡秀隆リアルファンタジーとでも言うのでしょうか…。誰もが通るであろう孤独感の中でしか見えない光を、役を演じる清原果耶さんの中に見た気がしています。坂井真紀さんと3人、余りの暑さの中での撮影に笑い合えたことで家族になれた気がしています。■坂井真紀清原さんの母親役をやらせていただくのは2回目で、その時もなかなか激しい親子関係でしたが、今回もまた違った意味での高いハードルがありました。清原さんと夫役の吉岡さんとの日々は、でこぼこしていてとても愛おしく、撮影が終わってしまうのが寂しくてなりませんでした。ぎゅっと抱きしめたくなるような脚本を、藤井監督がきっと素敵に仕上げてくださっているに違いありません。是非お楽しみにしていてください。■水野美紀ファンタジックで優しい作品です。私は主人公「つばめ」の離れて暮らす実母役で1シーン参加させていただきました。藤井監督の並々ならぬこだわりと熱量を感じる楽しい現場でした。衣装や小道具の細部にまで繊細なこだわりと愛が詰まっています。星ばあとつばめの不思議な物語。たくさんの人に観て頂きたいです。■山中崇いまがあるのは、昨日までがあるから。いつかの誰かの言葉があったから、あの出逢いがあったから、あの哀しみがあったから。誰かが自分の屋根になってくれたかもしれないし、自分が誰かの日傘になったことも、もしかしたらあるかもしれない。そして、それらがずっと繋がっていまがある。この作品が、主人公のつばめを通して、明日へ向かうわたしたちに優しく寄り添ってくれるような、そっと背中を押してくれるような、そんな存在になってくれたら嬉しいなと思います。■醍醐虎汰朗藤井道人監督が感情表現のリアリティを追求してくださり、役を作り込むというよりその場で生まれた自然な感情を大切にしてお芝居させて頂いたので、演じていてすごく心地よかったです。役者として一歩成長できる機会になったと思います。主演の清原果耶さんをはじめ経験豊富なキャストの方々とお芝居ができて、とても幸せな時間でした!心温まる優しい世界を、是非映画館で体感してみてください!!『宇宙でいちばんあかるい屋根』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年05月05日女優の水野美紀(45)が4月25日に放送されたドラマ『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、スパルタ鬼講師・天馬まゆみ役として出演。そこでの“怪演”がネット上で大きな反響を呼んでいる。ドラマは歌手・浜崎あゆみ(41)とエイベックス・松浦勝人会長(55)との交際を描いた自伝的小説が原作。放送された第2話で水野は、マサにアユのニューヨークレッスンを命じられたトレーナー・天馬まゆみとして登場した。ロングコートにベルボトム、頭に大量の羽をつけた奇抜なファッションでアユの前に現れた天馬。「ニューヨークってすごいですね!」と話しかけたアユに対し、「Be Quiet!静かにしろ!」とピシャリ。続けて「誰がSpeakしていいって言ったの?Nobody!誰も言ってない!」とジェスチャーを交えた日本語英語で、アユをたしなめた。またレッスン中に不満顔を見せたアユに対し、天馬は全速力で駆けつけてバケツ一杯の水をぶっかける。そして「今度そんな顔したらJapanに突き返すわよ!のしつけてね!」とアユを一喝。鬼講師のスパルタ指導っぷりをいかんなく発揮していた。するとネット上では水野の怪演が大きな反響をよび、リアルタイムトレンドに「水野美紀」がランクイン。天馬の衣装を投稿した水野のインスタグラムにも、多数の“いいね”や絶賛コメントが寄せられた。《水野美紀がキレッキレで、椿鬼奴姉さんにしか見えない件笑》《水野美紀さんにルー大柴やらせるなよw》《水野美紀さんの破壊力すごかった!全部持っていったよなぁ…》先週の第1話も大反響で、今回もツイッターで世界トレンド5位にランクイン。そのため3話目以降の展開・キャストの好演にも、大きな期待が寄せられていた。《M愛すべき人がいてが俄然気になってきている》《M愛すべき人がいてキャストが秀逸過ぎる。個性が強すぎる》《M愛すべき人がいてこんなにもツッコミどころ多くて、わーわー言えるドラマって最近なかったよなと。単純に面白い!》
2020年04月26日安斉かれんと三浦翔平の共演でおくる「M愛すべき人がいて」の2話が4月25日放送。ニューヨークにわたったアユを待ち受ける水野美紀演じるスパルタ鬼講師・天馬まゆみに「待ってた」「だれも真似できない」などの声が相次いでいる。平成を代表する歌姫・浜崎あゆみ誕生の影に秘められた出会いと別れを描いた原作を、ミリオンヒットがチャートを席捲した90年代~00年代初頭の音楽業界の裏側なども織り込みつつ、よりエンタメ性高くアレンジしたストーリーでドラマ化した本作。注目の新星・安斉かれんがアユを、三浦さんが「A VICTORY」急進の立役者、マックス・マサを、白濱亜嵐が「A VICTORY」専務の流川翔を、田中みな実がマサの秘書・姫野礼香を、高嶋政伸が「A VICTORY」の代表取締役社長・大浜を、高橋克典がアユの所属事務所・中谷プロの社長・中谷をそれぞれ演じる。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。アユとマサが会い続けてるのを問題視した大浜は、六本木のディスコ・ベルファインのVIPルームで中谷と会い、マサのふるまいを謝罪するが、そこにマサが現れ中谷に「アユを譲ってください」と頼み込む。土下座までするマサの姿に中谷はついに移籍を認めるのだった。晴れてマサのもとで歌手デビューを目指すことになったアユは、3か月間ニューヨークでレッスンを受けることに。ニューヨークに渡ったアユを待ち受けていたのは、鬼のように厳しい講師・天馬まゆみ(水野美紀)だった…というのが今回のストーリー。前回の田中さん演じる礼香のインパクトにネットがざわついたが、今回は水野さん演じる天馬にまたまたネットが大騒ぎに。「水野美紀降臨ッッ!!!待ってた」「テレビつけたら水野美紀がハジけてた」「初っ端から全開じゃないですかw」などの声が上がる。疲れた表情を見せるアユに水をかけ「ジャパンに返してやるわよ、のしつけてね!」と叫ぶ姿に「やたらカタカナ英語織り交ぜるのに日本くさい言い回しをする」といった感想も。「水野美紀さんの演技ってだれも真似できないところまできてないですかね」など、その振り切りぶりにネットは賞賛の声に満ち溢れている。(笠緒)
2020年04月26日水野美紀が、先ほど初回放送が終了したドラマ「M愛すべき人がいて」の第2話(4月25日放送)にゲスト出演することが分かった。安斉かれんが歌手を目指すアユ、三浦翔平がプロデューサー・マサを演じ、歌姫・浜崎あゆみが誕生するまで、そこに秘められた出会いと別れを描く小説を、鈴木おさむ脚本でドラマ化する本作。歌手を目指すアユとレコード会社A VICTORYのプロデューサー・マサは、ついにデビューを目指して本格的に動き出すが、彼らの前には社長の大浜(高嶋政伸)や秘書の礼香(田中みな実)ら足を引っ張ろうとする邪魔者たちが…。そんな中第2話では、アユの前にさらに巨大な障壁が立ちはだかる!レッスンを受けるためにニューヨークに渡ったアユを指導することになる鬼講師・天馬まゆみの存在だ。この鬼講師を、「奪い愛、夏」での怪演ぶりが話題となった水野さんが演じることに。マサが信頼するニューヨークの名講師であるまゆみは、奇抜なファッションでアユの前に登場。レッスンではアユに「今度『え?』って言ったら燃やすよ?」「Are you stupid?」と暴言連発、バケツで水をぶっかけ、スティックで突然のドラム連打などと、クレイジーな特訓でアユを追い込んでいく。アユの未来を左右するこの重要な役柄。なんと「鈴木おさむさんが私に当て書きして下さったクレイジーな役」だと明かした水野さんは、「どう演じようかと頭の中で捏ねている時間はとても楽しい時間でした。ビジュアルイメージは、ジャニスジョップリンが浮かびました。『セッション』の鬼コーチのエッセンスも入っていたので、圧をかける事も意識しました。作品を盛り上げるスパイスになれればと思い、思い切りやらせていただきました」と演じた感想を述べる。さらに「2話のみ登場のゲストですので、どうぞ温かい目でお楽しみ下さい」と呼びかけている。第2話あらすじ大浜(高嶋政伸)は六本木のディスコ・ベルファインのVIPルームで中谷(高橋克典)と会い、アユを引き抜こうとするかのようなマサ(三浦翔平)の振る舞いを謝罪。するとそこへマサが現れ、中谷に「アユを譲ってください」と許しを請う。アユというダイヤの原石を自分の手で磨くため、個人の資産をなげうつ覚悟をしたマサに心を動かされた中谷は、ついに移籍を認める。そしてマサは、晴れてA VICTORYから歌手デビューを目指すことになったアユに、3か月間ニューヨークでレッスンを受けてくるよう指示。そんなアユを待ち受けていたのは、鬼のように厳しい講師・天馬まゆみ(水野美紀)だった。次から次へとハードなレッスンを進めるがまったくついていけないアユは、自分の実力を目の当たりにして落ち込む。その頃日本では、マサが部下の流川翔(白濱亜嵐)に、ガールズグループのプロデュースを任せることに。メンバー探しを始めた流川は、以前から気に入っていたアユの友人・玉木理沙(久保田紗友)に声を掛ける。「M愛すべき人がいて」は毎週土曜日23時15分~テレビ朝日系24局にて放送、毎週土曜日0時5分頃~ABEMAにて配信開始。(cinemacafe.net)
2020年04月19日「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)連載の人気コミックを佐藤二朗主演でドラマ化した「浦安鉄筋家族」。その2話が4月17日放送。順子役の水野美紀がみせるアクションシーンと、“本人役”でゲスト出演した大仁田厚、アジャコングに視聴者が沸いている。実写化不可能と思われた超絶ギャグマンガをテレビ東京「ドラマ24」枠がドラマ化。限りなく東京に近い千葉、浦安。“夢の国”から少し外れたところに住むパワフルでハチャメチャな家族――大沢木家の日々を描いていく本作。とにかく超テキトーでだらしがない大沢木家の大黒柱の大沢木大鉄に佐藤さん。普段はおしとやかだが怒ると暴走する妻・順子に水野さん。彼氏の花丸木君のことになると盲目になってしまう桜に岸井ゆきの。大沢木家の自宅警備員を務める永遠の浪人生の晴郎に本多力。坊主頭がトレードマークで勉強嫌いな次男の小鉄に斎藤汰鷹。大鉄の父で小鉄達の祖父・金鉄に坂田利夫。肌の抵抗が少なく服が脱げやすい天然変態、かつベテランのいじめられっ子で桜の彼氏の花丸木に染谷将太。生徒の家で飯を食らうのが日課のクソザコサイテー教師で鉄の担任をしている春巻龍に大東駿介。さらに毎回多彩なゲストが登場する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話では息子の裕太(キノスケ)が発熱し、大鉄を起こそうとするも失敗した順子は裕太を連れ病院へ急ぐが、そこに小鉄の友達・フグ夫の両親や生徒指導の先生が立ちはだかる。公園を突っ切ろうとするとそこにたむろする主婦たちが“ベビーファイト”を挑んでくる…。藤田朋子演じる柳梅率いる主婦軍団相手に大立ち回りを繰り広げる順子。身体能力に定評のある水野さんらしいキレのあるアクションが繰り広げられる。このバトルに「まさかベビーファイトがドラマ化されるとはw」「順子のツームストンパイルドライバーはキツイ」「順子ママの強さが前より増してる」「浦安戦場すぎるわwwwwww」「順子の破壊力えぐい」など視聴者から喝采の声が多数。また警官の大谷暑司役で大仁田さん、江戸紫桃代(通称・ボボヨ)役でアジャコングさんもゲスト出演。2人とも本人をモデルにしたキャラクター役での出演となり、「アジャコングと大仁田厚が出る熱いな」「大仁田本人キャスティングは神やな」「警官、ダンプさん?笑笑」「ボボヨ、しかも本人役」「大仁田とアジャコング本人が出るなら、ジャッキーチェンとサモハンキンポーの本人出演もあるな」などこちらにも注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2020年04月18日平原綾香が本日2月19日、東京国際フォーラム ホールCで「第6回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert ~ 顔晴れ(がんばれ)こどもたち ~」を開催する。平原綾香は昨年12月に『Jupiter』(2003年)でのデビューから16年を迎えたが、その人気は現在も衰えることがない。今年は新曲『MOSHIMO』がミャンマーの配信チャートで1位を獲得、さらに6月からの全国ツアー「平原綾香 CONCERT TOUR 2020 ~MOSHIMO~」の開催も決まっている。そして「平原綾香 Jupiter 基金」は2015年に立ち上がった、平原自身が主催する慈善活動。2004年に起きた新潟県中越地震の際に『Jupiter』がラジオで多くリクエストされていたことから着想されたプロジェクトだ。設立に際しては、苦しんでいる人々に音楽で「“顔晴る(がんばる)”力を届けていきたい」と設立に際して自身の声明を発表した。設立以降、毎年1回を目標に同基金にまつわるコンサートが続けられている。それが「平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert ~ 顔晴れ(がんばれ)こどもたち ~」シリーズ。過去にはK、クリス・ハート、吉田山田、山崎育三郎など豪華なゲストが出演している。第6回目となる今夜の客演は森崎ウィン。そして本コンサートの基金はミャンマーにある、こどもたちの施設「Dream Train」に寄付される予定だ。今夜は平原の想いがこもった1年に1度きりのステージ。音楽を堪能すると同時に世界の問題に想いを馳せる機会にしてほしい。■公演情報「第6回 平原綾香 Jupiter 基金 My Best Friends Concert ~ 顔晴れ(がんばれ)こどもたち ~」日時:2月19日(水)開場18:00/開演18:30会場:東京国際フォーラムホールCゲスト:森崎ウィン
2020年02月19日佐藤二朗主演、4月放送のドラマ「浦安鉄筋家族」より、大沢木一家を演じる水野美紀、岸井ゆきの、本多力、斎藤汰鷹、キノスケ、坂田利夫の出演が明らかになった。シリーズ累計発行部数4400万部、実写化不可能といわれた浦安を舞台にパワフルな一家が大暴れする人気ギャグ漫画シリーズを、テレビ東京が地上波のギリギリに挑戦してドラマ化する本作。今回明らかになったキャストたちが演じるのは、佐藤さん演じる大鉄を取り囲む大沢木一家!料理上手で子煩悩、普段はお淑やかだがスイッチが入ると誰にも暴走が止められない大鉄の妻・順子役には、連続テレビ小説「スカーレット」で主人公のよき友人役を演じている水野さんに決定。「意気込みだけしかありません。それ以外はどうすれば良いのか分かりません」と今回の出演に関して正直な感想を述べた水野さんは、「大鉄役の佐藤二朗さんの印象はクレイジー。とにかくクレイジーな印象です。恐ろしいです。このドラマはコンプライアンスに抵触していそうなところが見どころ。岸井ちゃんの入浴シーンもあるかもしれません。ないかもしれません」とコメントしている。そんな水野さんは本作でアクションシーンもあるのだとか。また、大沢木家で一番まとも(!?)に見えるが、彼氏・花丸木くんのこととなると盲目になり、恋人関係を守るためなら全てを捨てて全力奔走するメルヘンかつ現実的な大沢木家の長女・桜役には、『愛がなんだ』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した岸井さんが演じる。岸井さんは「数多くのファンの方がいるこの作品に関わることはプレッシャーが大きく、漫画を読み返しては悩んだりもしました」と不安を明かすも、「台本が届き、読みはじめた瞬間に文字から飛び出す楽しげな大騒ぎとそのハチャメチャさに、今はただワクワクしています」と撮影が楽しみだと話す。さらに、アニメ・発明オタクで大沢木家の自宅警備員を務める永遠の浪人生、長男・晴郎役に、「ヨーロッパ企画」所属で「俺の話は長い」の出演が話題となり、「知らなくていいコト」にも出演中の本多さん。坊主頭がトレードマークで勉強嫌いな次男・小鉄役に、『人魚の眠る家』で篠原涼子と西島秀俊の息子役を演じた汰鷹(たいよう)くん。趣味はロックを聴くこと、祖父・金鉄役に、アホの坂田こと坂田さん。そして三男・裕太役は、某スタッフの愛息子・キノスケくんが演じる。本多さんは「ほんとにどんなドラマになるか想像出来ないですが、とにかくうるさい、いや、騒がしいドラマになるはずです。脚本が同じヨーロッパ企画の上田くん・諏訪さん・酒井くんなので、3人の内に秘めたる騒がしさも現場に伝えられるように大きい声でのぞみたいです」と意気込み、汰鷹くんは「ママが昔、原作のマンガを読んでいたと聞いて気になって読んでみたら、面白すぎて一気に読んじゃいました!!キャラクターが自分とそっくりだったので絶対やりたいと思ってたから小鉄の役が決まった時は『っしゃぁぁぁ!!』って喜んじゃいました!!」と出演決定時の心境を明かす。「こんなにも自分に似ているキャラクターがいるのかと驚きました」と自身もびっくりだったと語る坂田さんは、「佐藤二朗さんをはじめ、共演させて頂く方たちと楽しく、明るく、にぎやかに撮影ができたらと思っています。大沢木家一丸となって視聴者に喜んでもらえるように頑張ります」と意気込んでいる。ドラマ24「浦安鉄筋家族」は4月、毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送予定。※テレビ大阪のみ翌週月曜深夜0時12分~毎週地上波放送終了後、ひかり TV&Paraviにて配信予定(cinemacafe.net)
2020年02月14日「2歳半になるお子さんから玄関で抱っこを求められると、水野さんは“そばにいられなくてごめん”と、いまだに泣きそうになるそうです。“早く会いたくて、新幹線の終電が気になってしまう”と苦笑いしていました」(番組関係者)17年7月に第一子を出産した水野美紀(45)。現在、連続テレビ小説『スカーレット』に出演中。撮影の際には、東京から大阪まで“遠距離通勤”をしているという。彼女を知る舞台関係者は言う。「16年に結婚した当初は『子供はもう無理かな……』と呟いていたんですね。出産後、彼女に会ったら『死ぬ気で産みました!』と満面の笑顔で話していました。お子さんは夜泣きで戸惑っていたそうで、毎日夕方になると『また長い夜が始まる……』と憂鬱になっていた時期も。困った時は同じく40代初産のママ友・坂井真紀さんに頻繁に相談しているそうです」昨年11月、彼女は『水野美紀の子育て奮闘記 余力ゼロで生きてます。』(朝日新聞出版)を出版。《とにかく早く帰りたいです。仕事の現場が押すとイライラします》と本音を綴っている。前出の番組関係者によれば、『スカーレット』の撮影現場では主演の戸田恵梨香(31)が積極的に水野のフォローをしているという。「水野さんの出番の日は、戸田さんがスタッフに『早く終わらせて、飲みに行きましょう~』などと時短収録を明るく促しています。水野さんも『大阪での撮影が心配でしたが、戸田さんの配慮に助けられてます』と話していました」“母親役”の彼女も見てみたい!「女性自身」2020年2月25日号 掲載
2020年02月14日未来の殺人を防ぐために活躍する刑事たちを沢村一樹、横山裕、本田翼らが演じる「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の4話が1月27日に放送。ついに明かされた水野美紀演じる香坂朱里の過去に視聴者から共感する声が寄せられている。あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する“未然犯罪捜査班”(通称・ミハン)の活躍を描く本作。“ミハン”の欠陥をめぐり妻と娘を殺され警察上層部から危険視されるミハンのミハン捜査員リーダー・井沢範人に沢村さん。特殊捜査班から捜査一課を経てミハン入り。今回は監察官として井沢を監視する役目も追う山内徹に横山さん。忌まわしい過去を持ち、生活安全課の女性警官からミハンメンバーとなった小田切唯に本田さん。また今作から伝説のハッカー・加賀美聡介役で柄本明、ミハン新メンバー・吉岡拓海役で森永悠希、法務省からやってきたミハンの法制化を目指す香坂朱里役で水野美紀、法務省官僚の北見俊哉役で上杉柊平らも出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は自殺を考えている人たちの相談に乗っているNPO法人に在籍する“いのちの相談員”杉原佳代(木野花)がミハンの捜査対象に。10年前に起きた無差別殺傷事件の被害者家族である彼女は失踪に見せかける方法について調べていたほか、スタンガンも購入していた。捜査を進めると佳代のシェアハウスで長い間暮らしていた保育士の佐藤奈々(木竜麻生)が、佳代と揉めて3か月ほど前に部屋を出ていったことが明らかに。奈々は無差別殺傷事件の犯人の妹だった。奈々は何者かから誹謗中傷されており、それをあおっていたのが奈々が加害者支援センターで出会った婚約者だった…というストーリー。ミハンの法制化のためにやってきたという香坂。その謎めいた素性がついに明かされた。彼女もまた26年前に起きた事件の犯人の娘だった。香坂の過去を知り「あなたの犯罪を防ぎたいという思いは、僕と同じだ。それが分かって良かった」と彼女を信じる井沢…「井沢さんと香坂さん。被害者遺族と加害者遺族。対比。しんどい」「だから、未然に犯罪を阻止するミハンシステムの確立に拘るのか」などの声が上がる。今回、香坂は奈々に自らの想いを重ね自らも捜査に加わるのだが、そんな2人の姿にも「加害者家族も被害者家族もみんな辛いな…涙が止まらない…」「犯罪は本当に苦しみの連鎖を生むんだなと絶対零度見てると思わされる」など共感の声が多数上がっている。(笠緒)
2020年01月27日滝藤賢一が犯罪が起きる前に防いでしまう“早すぎる探偵”を、広瀬アリスが“5兆円の遺産を継いだ美女”を、水野美紀が“ツンデレ家政婦”を演じて人気となったドラマ「探偵が早すぎる」。そのスペシャル版が2週にわたり放送され、前編が12月12日(木)今夜オンエアされる。誰も死なない。事件を起こさせない。ほんのささいな“違和感”を察知し、犯人を先回り。犯人がまだ仕掛けていないトリックを解き明かして阻止することで“犯罪防御率100%”を誇る史上最速の探偵・千曲川光を滝藤さんが演じ、千曲川が広瀬さん演じる5兆円の遺産を継いだ女子大生・十川一華を守るというストーリーが話題を呼んだ新感覚痛快コメディ・ミステリーである本作。2018年夏に連続ドラマ第1弾が放送されると、滝藤さんの“濃すぎる”芝居と、広瀬さんのコメディエンヌぶり、水野さんの変幻自在な演技で大きな評判を呼んだ。その待望の続編がスペシャルとして放送される。家政婦・橋田(水野さん)の依頼で5兆円の遺産を相続した一華を再び守ることになった千曲川。5兆円を手に入れようとする何者かがまたしても一華の命を狙っていたのだ。橋田は自分が一華の命を狙う人物とその理由を探ると言い、千曲川に一華を守ってほしいと頼む。一華の命を狙うのは、かつて一華を殺そうとした大陀羅グループと緊密な関係にあった東前門グループのトップ・東前門丈一郎だった。東前門は、世界的マジシャン・圭介を刺客に雇い、一華から遺産を奪おうと画策する――というのが今回のストーリー。今回、一華を守る刺客となる圭介を演じるのは『斉木楠雄のΨ難』『雪の華』などの映画や今年1月クールの「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題を呼んだ田辺誠一。圭介を裏で操る東前門丈一郎には『50回目のファーストキス』や話題沸騰中の「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」など数々の作品で知られる大和田伸也を迎える。また一華が一目ぼれするイケメン銀行員役で「ラジエーションハウス」で広瀬さんとの共演経験もある矢野聖人、存在が発覚した一華の義妹の母親役で小林涼子も出演する。「探偵が早すぎる スペシャル 前編」は12月12日(木)今夜24時09分~日本テレビで放送。(笠緒)
2019年12月12日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」の12月8日(日)オンエア回に、俳優の神木隆之介、女優の水野美紀をはじめ、ラグビー日本代表の中島イシレリ、「日向坂46」小坂菜緒、りんごちゃんらがゲスト出演する。今回はMCを東野幸治と市來玲奈アナウンサーが担当。後藤輝基、渡部建、ブルゾンちえみもゲスト出演し「私の休日の過ごし方」をテーマに放送。映画『妖怪大戦争』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』『3月のライオン』『フォルトゥナの瞳』などの映画から、「刑事ゆがみ」「集団左遷!!」といったドラマに出演する神木さん。『千と千尋の神隠し』『君の名は。』といった超ヒット作の声優も務め、子役から現在に至るまで一線で活躍し続ける神木さんが笑いすぎて涙を流すツッコミの達人Kとは!?「踊る大捜査線」シリーズをはじめ「サラリーマン金太郎」などの作品で活躍。最近では「黒い十人の女」「奪い愛、冬」などの作品で見せる悪女キャラで改めて注目され、「探偵が早すぎる」などのコメディに連続テレビ小説「スカーレット」といった作品まで幅広く出演する水野さん。今回は夫婦でのキャンプグッズショッピングに密着、大興奮する水野さんに注目。そのほかラグビーW杯日本代表の中島さんが家族と過ごす休日と、妻とのなれそめに関する話題や、「日向坂46」小坂さんの爬虫類愛に、りんごちゃんの恐怖の休日体験エピソードまで今回も充実したトークでお送りする。今夜のゲスト、神木さんが主演を務める映画『屍人荘の殺人』は「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」と2017年の国内主要ミステリーランキングで1位を獲得、「第18回本格ミステリ大賞」も受賞するなどデビュー作としては史上初の4冠を達成した今村昌弘の人気小説の映画化作品。神木さんが演じるのは“ワトソン役”で主人公の葉村譲。ヒロイン役のミステリー好き女子大生探偵・剣崎比留子には浜辺美波。“ホームズ役”となる明智恭介には中村倫也といったキャストを迎える。『屍人荘の殺人』は12月13日(金)より全国東宝系にて公開。「行列のできる法律相談所」は12月8日(日)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年12月08日