2021年8月17日、TBSで放送される10月期の秋ドラマが発表されました。毎週火曜22時に放送されている、火曜ドラマ枠では漫画が原作の『婚姻届に判を捺しただけですが』を放送。恋人はいないけれど、一緒に飲んでくれる友達はおり、独身を謳歌している27歳の大加戸明葉(おおかど・あきは)役に、俳優の清野菜名さんが抜擢されました!清野菜名さんがTBSの火曜ドラマでヒロインを務めるのは初めてなのだとか。また、とある理由から『既婚者』の肩書きを手に入れるため、30分前に出会ったばかりの明葉に偽装結婚を申し込む、広告代理店に勤める30歳のサラリーマン・百瀬柊(ももせ・しゅう)役に俳優の坂口健太郎さんが決まりました。『森田デザイン』で働く中堅デザイナーの大加戸明葉。いつか独立して広告で賞を取ることを目標に、やりがいを感じる日々を過ごしています。明葉がこれまで付き合ってきた恋人はダメ男ばかり…。結婚を意識した相手は過去に1人もおらず、現在恋人はいません。ある日、明葉は飲み会で出会ったばかりの百瀬から突然プロポーズされます。百瀬は、偽装結婚の相手として明葉に狙いを定めていたのでした。百瀬が偽装結婚をする本当の理由はなんなのか、一つ屋根の下で暮らすうちに、2人に変化が生まれるのか…今から放送開始が楽しみですね。清野菜名さん、坂口健太郎さん、原作者の有生青春さん、そしてスタッフからのコメントが届いています。【清野菜名さんコメント】原作を読んで、それぞれの条件を持ちながら偽りの結婚生活を続ける中での、ちょっとしたすれ違いにキュンとさせられました。2人の気持ちがどう変化するのかとても楽しみです。私が演じる大加戸明葉は、何事にも一生懸命で前向きな気持ちの良い女性です。私自身、見習いたいなって思うくらい明葉に憧れる部分があります。6年振りの共演とは思えないくらいフレンドリーな雰囲気を作ってくださる坂口さんと、火曜の夜10時という時間帯を楽しいものにできるよう頑張りますので、ぜひご覧ください!【坂口健太郎さんコメント】僕が演じる百瀬柊は、未熟で子どもっぽいところがある男性です。最初は何を考えているんだろうと感じる方も多いと思いますが、彼の不器用さだったり可愛らしさだったりが徐々に出てくると思うので楽しみに待っていてください。また、“偽装”と名の付いた結婚ではありますが、ひとつ屋根の下で暮らす2人の姿がとても可愛らしく見える作品です。僕が感じたそんな空気感をお芝居で表現できたらうれしいです。心地良くて風通しの良い雰囲気を持つ菜名ちゃんと一緒に、「明日も頑張ろう!」という気持ちになってもらえる作品にできたらいいなと思います。【原作者・有生青春さんコメント】ドラマ化!! うれしいです。大人になってもこんなにわくわくできること、また素晴らしいご縁に恵まれたことに感謝しかありません。1人でも多くの方にドラマを通して笑顔になってもらえますことを原作者として願いつつ、一視聴者として毎週火曜日を全力で楽しみにしております!【プロデューサー・松本明子さん、編成・宮﨑真佐子さんコメント】今秋お届けする火曜ドラマは、ちょっと奇妙な偽装夫婦の物語です。おひとり様最高! な大加戸明葉と変人カタブツイケメンの百瀬柊。価値観も性格も正反対の2人が共同生活をしていくうちに、お互いの想いや考えが変化していきます。このドラマを通して「夫婦とは何か? 幸せとは何か?」を考えていただけたらうれしいです。そんなちょっと奇妙な偽装夫婦を清野菜名さんと坂口健太郎さんに演じていただけることになり、今からとてもワクワクしております!清野さん演じる明葉はイマドキの等身大の女性で、清野さんならではの魅力的でキュートなキャラクターは視聴者の皆様に共感していただけると思います。そして坂口さんが演じる百瀬はイケメンだけどちょっと性格が残念な男性。おそらく今まで見たことのない坂口健太郎さんのこじらせに、なぜかキュンとしてしまうこと間違いなしです!視聴者の皆様に、火曜の夜を笑って楽しんでいただき、そしてとびっきりの胸キュンをお届けできるようにキャスト・スタッフ一同頑張ります! 火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』ぜひご覧ください!!10月スタートの火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』は、毎週火曜夜22時から放送です![文・構成/grape編集部]
2021年08月17日映画監督の山田洋次氏がメガホンをとり、俳優の渥美清さんが「フーテンの寅さん」こと車寅次郎を演じた国民的大ヒットシリーズ『男はつらいよ』。その第1作目『男はつらいよ』(1969)から、50周年記念作『男はつらいよ お帰り 寅さん』(2019)まで全50作が、dTVにて一挙配信される。日本中を旅する寅さんが、故郷の柴又に戻ってきては、家族やその時々に恋した女性を巻き込んで起こす奔放な騒動を描き、長きにわたって愛され続けてきた同作。特に『男はつらいよ お帰り 寅さん』は、50周年を記念したメモリアルな1作だ。主人公は寅さんの甥っ子で、吉岡秀隆が演じてきた満男。小説家となり、中学生の娘の父親となった満男が、寅さんとの思い出を偲びながら、迷いを乗り越えて生きていく姿が描かれる。また、寅さんの妹で満男の母・さくら役の倍賞千恵子、父・博役の前田吟、寅さんが愛した女性・リリー役の浅丘ルリ子らお馴染みのキャスト陣に加え、後藤久美子が満男の初恋の女性・イズミ役で久しぶりの女優復帰。さらに、大の寅さんファンである桑田佳祐が、主題歌「男はつらいよ」のカバーで映画のオープニングに華を添えている。
2021年07月13日俳優や歌手として活躍中の崎山つばささんは、神社検定3級を取得するほど、神社をこよなく愛している。神社は心がフラットになる場所。毎日を丁寧に生きることの大切さを知った。「ミュージカル『刀剣乱舞』の石切丸をはじめ、神社に関連する役が続いたことで、神社を深く知りたいと思うようになったのがきっかけです。開運や願いを叶えるためというよりは、神様に日頃の感謝を伝えるために行くことが多いです」そんな崎山さんが神社に必ず持っていく“三種の神器”があるそう。「手水舎で使うハンカチ、境内を撮影する高画質のカメラ、それとご朱印帳です。ご朱印を見返すことで、神社の情景やその時感じた気持ちを思い出すことができるんです。神社を定期的に訪れることで、日常の中の小さな幸せに、より気づけるようになり、一日一日を大切に生きようと思うようになりました」【田無神社】ご利益の効果が5倍に!?五柱の龍神様を祀る。鎌倉時代創建で、商売繁盛、金運、縁結び、子宝など、さまざまな神様が祀られる。「龍神にゆかりのある神社で、境内には赤龍・青龍・白龍・黒龍・金龍が鎮座し、ご神徳がそれぞれ異なるので、五龍神様にお参りします。お清め塩もあり、僕は赤龍神の塩を自宅の南方にお供えして、邪気を払っています」たなしじんじゃ東京都西東京市田無町3‐7‐4TEL:042・461・4442西武新宿線田無駅から徒歩6分境内には七福神の恵比寿様、大黒様も。【小野照崎神社】東京下町の願掛けのパワースポット。俳優の渥美清さんが「禁煙するから、大きな役をください」と、ここの神様に願掛けしたところ、『男はつらいよ』のオファーが来たと伝わる。「願掛けはあまりしないのですが、ここでは誓いを立て、それに向かって精進しています。ご朱印も素敵。人生の指標を与えてくれています」おのてるさきじんじゃ東京都台東区下谷2‐13‐14TEL:03・3872・5514地下鉄入谷駅から徒歩3分博学広才として知られた小野篁を祀る。【品川神社】昇り龍と降り龍が刻まれた双龍鳥居が圧巻。祈願成就の神様として親しまれる神社。「昇り龍は水蒸気となって天に昇る水、降り龍は雨となって大地に還る水で、自然の循環を表しています。双龍鳥居は都内に3社しかなく、特にこの鳥居から大きなエネルギーを感じます」。お金に水を注ぐと、金運を引き寄せるという「一粒萬倍の御神水」も立ち寄りたい。しながわじんじゃ東京都品川区北品川3‐7‐15TEL:03・3474・5575京浜急行新馬場駅から徒歩1分平安時代の末に源頼朝が創建。【箱根神社】芦ノ湖畔に佇む、関東総鎮守。源頼朝をはじめ、多くの武将から尊崇された名社。「僕の崇敬する神社で、年2回、ごあいさつに行きます。箱根神社だけでなく、近辺の九頭龍神社(本宮)と、駒ヶ岳山頂の箱根元宮を巡る『箱根三社参り』が地域に根付いており、豊かな自然に触れながら参拝すると、より清らかな気持ちになります」はこねじんじゃ神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80‐1TEL:0460・83・7123小田急線箱根湯本駅からバスで元箱根下車、徒歩10分さきやま・つばさ1989年生まれ、千葉県出身。作詞も手がけた3曲の新曲を収録した全6曲のミニアルバム『latte』が好評発売中。※『anan』2021年6月16日号より。取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2021年06月13日ビームス(BEAMS)と日清カップヌードルがコラボレーション。2021年1月16日(土)より「日清カップヌードル × ビームス」のTシャツ・バッグなどのユニセックスアイテムが、ビームス ジャパン、ビームス ジャパン 渋谷・京都ほかで発売となる。日清カップヌードルがTシャツに野口宇宙飛行士のISS搭乗を記念して、ビームスと日清カップヌードルのタッグが実現。おなじみの日清カップヌードルのロゴをファッションの世界に落とし込み、ユニークなTシャツやバッグ、バンダナなどのアイテムを完成させた。メタリックカラーやスターモチーフなどを取り入れて、宇宙を彷彿させるデザインに。ショルダーストラップ付きのバッグは、全面をシルバーカラーで染め上げて、フューチャリスティックにまとめた。胸元にコラボレーションの証となる「SPACE BEAMS」と「スペースカップヌードル」のロゴを配したロングTシャツは、バックスタイルに“カップヌードルの作り方レシピ”をあしらうことで遊び心あふれるスタイルに仕上げている。ミニカップヌードル&カップヌードル専用フォークをプレゼントまた、アイテム購入者には、特別パッケージデザインの非売品ミニカップヌードルをプレゼント。さらに、店頭での購入者には“無駄にこだわったカップヌードル専用フォーク”「カップヌードル THE FORK by nendo」もプレゼントされる。ノベルティは数量限定なので、気になる人は早めにチェックを。【詳細】「日清カップヌードル × ビームス」発売日:2021年1月16日(土)取扱店舗:ビームス ジャパン、ビームス ジャパン 渋谷・京都、ビームス公式オンラインショップ※購入者向けノベルティはなくなり次第終了。<アイテム例>・ロングスリーブTシャツ 6,500円+税サイズ:S/M/L/XLカラー:ブラック、ホワイト・Tシャツ 4,800円+税サイズ:S/M/L/XLカラー:ブラック、ホワイト・Tシャツ 4,800円+税<ウィメンズ>サイズ:1サイズカラー:レッド、ホワイト・トートバッグ 4,800円+税カラー:レッド、ブルー・ポーチ 3,800円+税・バンダナ 2,000円+税・カップ 2,800円+税
2021年01月15日ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)とセイコー プロスペックス(Seiko Prospex)、映画『男はつらいよ』のトリプルコラボレーションによる腕時計が登場。2020年11月20日(金)よりビームス ジャパンなどで発売される。『男はつらいよ』初期作品の劇中で、寅さん役の渥美清が着用していたセイコーの国産初ダイバーズウォッチ「セイコー1965メカニカルダイバーズ」。今回のコラボレーションでは、そんな「セイコー1965メカニカルダイバーズ」の復刻モデルをビームス ジャパンが別注した。注目は、コラボレーションならではのスクリューバックデザイン。ファーストダイバーズの特徴である“イルカマーク”を寅さんのハットとトランクでアレンジした、特別なグラフィックが刻印されている。その周りには、ビームス ジャパン、『男はつらいよ』のロゴ、限定数量を示すシリアルナンバーを並べた。ストラップは、1965年発売当時のデザインを可能な限り再現した強化シリコン製バンドを採用。カラーはブラックのほか、寅さんの代名詞ともいえるベージュのセットアップをイメージしたカラーも同梱する。また文字盤は、映画館の劇場内が暗転された際の高揚感にインスパイアされたブラックダイヤルを搭載するなど、細部にまでこだわり抜いたウォッチに仕上がっている。【詳細】セイコー プロスペックス×男はつらいよ×ビームス ジャパン発売日:2020年11月20日(金)※ビームス公式オンラインショップで10月1日(木)より先行予約スタート。店頭予約は10月16(金)よりスタート。取り扱い店舗:ビームス ジャパン、ビームス ジャパン(渋谷・京都)、ビームス公式オンラインショップ価格:480,000円+税※限定300本(シリアルナンバー入り)【問い合わせ先】公式オンラインショップカスタマーサービスデスクTEL:0120-500-574受付時間:11:00~19:00(土日祝、年末年始を除く)
2020年10月04日株式会社ビームスの店舗「ビームス ジャパン」は、セイコーウオッチ株式会社のブランド<セイコー プロスペックス>と、映画『男はつらいよ』とのコラボレーションウォッチを発売します。1965年に誕生した国産初のダイバーズウォッチである『セイコー1965メカニカルダイバーズ』 の復刻モデルを<ビームス ジャパン>が別注。 国民的映画『男はつらいよ』初期作品の劇中で、寅さん役の渥美清がオリジナルモデルを着用 していたことでも知られ、映画公開から半世紀の時を経て『セイコーダイバーズ』と『男はつらいよ』が<ビームス ジャパン>とのコラボレーションにより再び共演を果たしました。当時のデザインを可能な限り忠実に再現しながらも、素材や内部ムーブメント等は現代の高級機に相応しい仕様へアップデートし、アイテムの随所にコラボレーションならではのギミックが落とし込まれています。時計ファンのみならず、寅さんファンにもたまらないこのスペシャルアイテム、是非ご期待ください。文字盤を、映画館の劇場内が暗転された際の高揚感にインスパイアされたブラックダイヤルに変更。ファーストダイバーズの特徴であるスクリューバックの“イルカマーク”に寅さんのハットとトランクを加えたスペシャルデザイン。<ビームス ジャパン>ロゴと『男はつらいよ』ロゴも特別に配しました。ダイバーズウォッチとしてのスペックと美 観を追求する一方で、粋な遊び心を内面に潜ませました。また、数量限定の証としてシリアルナンバー(001/300~300/300)が記されています。1965年発売当時に装着されたラバーストラップのデザインを可能な限り再現した強化シリコン製バンドを採用。更に、寅さんの代名詞ともいえるベージュのセットアップをイメージした交換用オプションバンドも同梱。 気ままに旅をした寅さんのように、 その時々の気分に応じてのバンド交換が可能です。■商品情報発売本数:300本(シリアルナンバー入り)価格:48万円+Tax■商品発売概要発売日:11月20日(金)※ビームス公式オンラインショップで10月1日(木)より先行予約をスタート。URL: また、店頭予約は10月16(金)よりスタート。取り扱い店舗:ビームス ジャパン(1F)住所:東京都新宿区新宿3-32-6ビームス ジャパン 渋谷住所:東京都渋谷区道玄坂一丁目2番3号 東急プラザ 2Fビームス ジャパン 京都住所:京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1Fビームス公式オンラインショップURL: 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月02日10月6日(火)、清 竜人初となる配信ライブ「ミッドナイト・カバーソング vol.1」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】「ミッドナイト・カバーソング」とは、清 竜人YouTube Official Channelにて公開されているコンテンツで、すでに32本の映像が公開されている。夜中に清 竜人の元に電話が入り、その電話の相手からリクエストされた楽曲を清 竜人がピアノ弾き語りでカバーするというコンセプトになっている。今回の配信ライブもそのコンセプトで進行しつつ、カバーソングだけでなく清 竜人自身の楽曲も演奏される予定だ。また、生配信ならではの演出も楽しみな内容となっている。視聴サイトはPIA LIVE STREAMで、視聴券もチケットぴあにて販売中。<清 竜人 配信ライブ「ミッドナイト・カバーソング vol.1」>配信日時:10月6日(火) ※アーカイブあり開場/開演:20:30/21:00料金:2,500円チケット販売期間:9月26日(土)21:00〜10月7日(水) 19:00まで見逃し配信期間:~10月7日(水) 21:00まで※チケットをお持ちのお客様は視聴可能期間であればいつでも見逃し配信をお楽しみ頂けます。※ライブ中はチャットも開設します。※投げ銭機能あり。
2020年09月28日おとな向け映画ガイド今週も、これは、という3本を選りすぐってオススメ。ぴあ編集部 坂口英明20/7/05(日)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の新作は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。うち全国100スクリーン以上で拡大公開される作品が『私がモテてどうすんだ』『透明人間』の2本、ミニシアター系の作品が15本です。その中から、これは、という3本をご紹介します。『バルーン 奇蹟の脱出飛行』成功するとわかっていてもドキドキする、スリリングなサスペンスタッチのドラマです。冷戦下に東ドイツから西ドイツへ、小さな子どももいるふたつの家族が、なんと手作りの気球に乗って国境を越えるという、破天荒な、でも実際にあった脱出行の映画化です。1979年、ほんの40年前のできごとです。ベルリンの壁崩壊はその10年後。捕まったら銃殺覚悟の亡命が、まだその頃あったのです。主人公のひとりは、長髪でベルボトムのジーンズを履いています。東ドイツでも『チャーリーズ・エンジェル』が隠れた人気で、話題にでてきます。インターネットの時代ではありませんが、テレビ電波は越境していたわけで、西側の生活を垣間見ることができたはず。それと比べるとかなり過酷な、息詰まる日常があったのでしょう。気球の故障で一度失敗。秘密警察に追われる中、家族のひとりが兵役を6週間後に控えている、そういった差し迫った状況での再チャレンジ。高さ32メートル、面積1,245平方メールもの気球用布地の調達と縫製、近所の目をしのぶ密かな準備、10代の子どもたちは秘密を守れるか……。いくつものハードルを劇的に飛び越える姿は圧巻です。この事件は1982年にディズニーが『気球の8人』として一度映画化。36年の時を経て、本国ドイツで作られました。今年2020年は統一から丁度20年です。『透明人間』タイトルでイメージすることを見事に裏切ってくれると思います。新趣向の“透明人間”です。なるほどこれは、不可能じゃない、かも知れないと思わせてくれます。支配的に同棲していた恋人に逃げられ、悲嘆のすえ、富豪の天才科学者が自殺。その恋人には遺言により多額の遺産が転がり込むのですが……。その後、彼女の身近で起きる怪事や、誰かにストーキングされているような感じは何?ひょっとして自殺したはずの……。気配があるその感じ、気持ち悪さを、どう説明しても周囲は信じてくれない。彼女の精神は崩れだし、そして賭けに出るのです……。SFというよりはホラーサスペンス。しかもスタイリッシュなんです。マッドサイエンティストにふさわしい冷たく、金属的な邸宅、張り詰めた映像、キレそうなヒロインを矢継ぎ早に襲う恐怖。狙われた女性の視点で描いたというのもユニーク。きっちり冷んやりさせてくれる映画です。『マルモイ ことばあつめ』日本統治下の朝鮮半島。日本語を強要され、名前さえ日本式に変えさせられた時代に、母国語を守ろうと、”マルモイ(ことばあつめ)”を続け、辞書を作ろうとした人たちがいた、という史実をもとにできた韓国映画です。物語は、辞書作りのリーダーで小さな出版社を営むジョンファン(ユン・ゲサン)と、街で彼のバッグをひったくろうとしたことからつながり、やがて同士として活躍するお調子者のパンス(ユ・ヘジン)を軸に進みます。パンスは学校に通ったことがなく、読み書きを知らない、逃げ足とムショ仲間の人脈は強く、喜怒哀楽豊かな、愛すべきキャラクターです。演じているユ・ヘジンは、韓国映画の庶民派スター。日本でいうと、『男はつらいよ』以前の渥美清さんのような感じ。40歳をすぎた彼が、辞書製作に関わりながら、文字を覚えていきます。ハングルを読めるようになると、街の看板もわくわくする楽しみに変わります。そして、初めて小説を読んで涙し、子供たちに手紙を書くのです。映画のなかでは、いくつかの韓国のことばの語源が象徴的に使われます。「言葉は民族の精神を持った器」、抑圧された時代のなかで、ことばが市井の人々をひとつにまとめていく、感動のドラマです。『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本を担当したオム・ユナの監督作品。出演のユ・ヘジンや同作のプロデューサーが名を連ねています。首都圏は、7/10(金)からシネマート新宿他で公開。中部は、7/10(金)からイオンシネマ鈴鹿、7/25(土)から名古屋シネマテークで公開。関西は、7/10(金)からシネマート心斎橋他で公開。
2020年07月05日「寂しいお別れですけど、やっぱり立派な方って背負っていくんだなって。お別れしないほうが本当はいいけど。コロナっていうことがあって、みんなに『気を引き締めて!こういうふうになんなないように!』ってやってねって。最後まで立派な方だったなって……」3月に新型コロナウイルスで亡くなった志村けんさん(享年70)を、こう悼むのは今年で芸能生活40周年を迎える山田邦子(60)だ。2月に開始したYouTubeチャンネル「山田邦子クニチャンネル」でのぶっちゃけトークが好評を集めている山田。次々と暴露動画を公開するいっぽうで、一切広告をつけずに先に旅立った“先輩”をしのぶことも。志村さんが亡くなると、追悼動画を公開し、冒頭のように思い出を振り返っていた。今年4月に新型コロナウイルスでこの世を去った岡江久美子さん(享年63)には特別な思いを抱いているようだ。「私が当時やっていた番組のスタッフと『はなまるマーケット』(TBS系)のスタッフが一緒だったので、第1回のゲストに呼ばれたんです。ドラマでもご一緒しましたし、すごくさばさばしていてスカッとした先輩。乳がんを患ったことも私と一緒です。今は女性の平均寿命も延びて岡江さんなんてまだまだバリバリの現役世代。子育ても終わって、これから仕事に、プライベートに、とエンジョイできる。そんないちばんいい時期だったのに……。本当にコロナが憎いです」最後に今後の目標について聞くと、交友関係を生かした豪華ゲストの登場を企画しているようだ。「親友でイケメン演歌歌手の山内惠介くん(37)は第一候補ですね。惠ちゃんはプリンが大好きなので、一緒にプリンを作って食べてみたい。あとは大先輩・倍賞千恵子さん(78)。倍賞さんには渥美清さん(享年68)や高倉健さん(享年83)の話を聞いてみたいですね」40周年を迎えても、衰えを見せない山田。令和の“邦ちゃんブーム”はすぐそこまで来ている。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月28日俳優の生田斗真(35)と女優の清野菜名(25)が5日、ジャニーズ事務所を通じて、結婚したことを発表した。生田斗真と清野菜名2人は連名で「私共、生田斗真と清野菜名はこのたび結婚致しました事をご報告させて頂きます」と報告。「世界中が大変な状況になり、このような時に結婚をすべきか迷いもございましたが、お互いを支え合いながら共にこの危機を乗り越え、より一層俳優業に邁進して参りたいと決意致しました」と結婚を決意した思いを明かした。続けて、「未だ未熟な二人ではございますが、今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます」と呼びかけ、「新型コロナウイルスの感染拡大が1日でも早く終息する事を、心よりお祈り申し上げます」と結んだ。2人は、2015年に放送されたTBS系ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』で共演した。
2020年06月05日新型コロナウイルス感染症のまん延により外出自粛が呼び掛けられ、大半の人は自宅で過ごす時間が増えています。芸能人も例外ではなく、その中には家での過ごし方を発信している人たちも。タレントやユニセフ親善大使などマルチに活躍している黒柳徹子さんも、自宅で過ごしている姿をInstagramで公開。2020年5月11日には、驚きの著名人との思い出話を投稿して人々を驚かせました。森茉莉の自宅に寄った黒柳徹子自粛生活の間、自宅で運動や動画観賞、読書などをしているという黒柳さん。今は森茉莉(もり・まり)さんの著書『贅沢貧乏』を読んでいるといい、書籍を手にしながら、森さんの印象を動画で語りました。森さんといえば、文豪・森鴎外の長女で、日本の『ボーイズラブ小説』の先駆者!「森さんと仲がよかった」という黒柳さんは、動画の投稿とともに、コメントで森さんとの思い出の詳細をつづりました。 View this post on Instagram A post shared by Tetsuko Kuroyanagi (@tetsukokuroyanagi) on May 11, 2020 at 2:29am PDT森茉莉との出会い森さんのことを繊細でインテリ風な女性かと思っていた黒柳さんは、あるパーティーで対面して親しみやすさに驚いたそうです。パーティー会場を出た後は2人でレストランへ。その後、黒柳さんが運転する車で森さんを家まで送ったところ、「2分だけ」と誘われて森さんの自宅に入ることに。そこには、予想外な光景が広がっていました。部屋に入り電気をつけると、ゴキブリが2~3匹ササーッて逃げた!茉莉さんは、まだ玄関にいる私に向かって「徹子さん、コーラ、お飲みになる?」と、、、、、。ドラマで、もし、あの部屋を再現するとしたら、どのくらいの新聞紙と、雑誌と紙屑が必要だろうか?と考えながら、私は、部屋の中を見回しながら「コーラ頂きます」と答えた。冷蔵庫は、小さい台所の茉莉さんの座ってる横長の椅子の後ろにあった。冷蔵庫の扉は、椅子の背で塞がれていた。茉莉さんは、凄い力で椅子を動かし、冷蔵庫の扉を開けた。冷蔵庫の中には、何もなくコーラが1本だけが入っていた。tetsukokuroyanagiーより引用雑然とした部屋に踏み入った黒柳さんは、部屋を埋め尽くす新聞紙や雑誌などの量に驚きます。一方の森さんは、コーラを冷蔵庫から取り出してくれたのですが…。「栓抜き」と私が言うと、茉莉さんが「どっかにあるはず」とおっしゃって、私は流し台だの、テーブルの上の何も入っていない食器戸棚など、あらゆる所に頭を突っ込んで探した。やっと見つけて「あった、あった」と私たちは大喜び。「半分ずつ飲みましょうね」と茉莉さんがおっしゃったので、私は流し台にあったお湯呑茶碗を持って行き、茉莉さんは襖を開けて、なんかベッドの方から「あった、あった」とグラスを持ってきて、私たちは半分ずつにして乾杯をした。あんな素敵な乾杯を、それ以後あまりした事が無いように思う。「2分だけ!」が、お話ししながら、4時間経っていた。tetsukokuroyanagiーより引用楽しいひと時を過ごし、黒柳さんにとって忘れられない思い出となったようです。三島由紀夫も認める森茉莉の作品また、黒柳さんは文豪・三島由紀夫さんと食事した時のこともつづっています。話題に森さんが登場し、三島さんは作品を絶賛していたとか。昔、私達(渥美清さんや杉浦直樹さんや、永六輔さんなど)が、毎晩行ってた、六本木のお寿司屋さん『鮨長』で、ある時、三島由紀夫さんとご一緒になりました。私の隣にお座りになった三島由紀夫さんが「この時代に、あの小説『枯葉の寝床』『恋人たちの森』を書いた森茉莉はスゴイ!」と大絶賛していらした。そして、「もし、映画化するのならば、主役は、岡田真澄(ハーフの美青年)、相手役の少年は太田博之(当時、誰もが認める美少年)がいいんじゃないかな」っておしゃっていたのが印象的でした。tetsukokuroyanagiーより引用黒柳さんの明かしたエピソードに、仰天する人が続出。「ものすごく貴重な話」「思い出話にさらっと史上の人物が出てくる凄さ」などのコメントが多数寄せられたほか、「森さんの書籍を読んでみたくなりました」という声も。外出自粛の間、普段読めない本を読んだり、思い出を振り返ったりするのもいいものだと思えますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月12日映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』の公開記念舞台あいさつが26日、都内で行われ、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、笹野高史、夏木マリ、浅丘ルリ子、山田洋次監督が出席した。山田監督は「渥美清さんはこの世の人じゃないんだけれども、この映画の主役は渥美清です。この作品は、渥美さんを中心にした大勢の俳優さん含め、50年という時代が主役になっているんじゃないかなと思いますね。この映画を見ながら、若い人なりにご年配の人なりに、今日までの自分の人生を振り返って、色んなことを考えたりすることができるんじゃないかと、そういう映画であって欲しいですね」としみじみと語った。寅さんの妹・さくら役の倍賞千恵子は「50年前から本当に長い長い映画を撮っていて、やっとできあがって明日封切られます。そこにお兄ちゃんがいたらどうだったのかと思うんですけど、どこかで見ていて、『おー! 山田さんよく頑張ったな! さくらもよく頑張ったな!』と見てくれている気がして撮影してました。だからお兄ちゃんもきっと喜んでいると思います」と語った。続けて「一生懸命作りました。私にとってこの映画は、社会とか世間とか女優とか別にして、人間として学ばせてもらった映画だと思っています。この映画に出演できて生きていて良かったなと思いますね」と感慨深げだった。そんな倍賞の横にいた吉岡は「大丈夫ですよ。見守っていてくれています」と優しい言葉をかけながら、「『満男! こんなこと公衆の面前で口にするな!』と言われる気がしますが、あれから随分風に向かっておじさんの名前を呼んだんですけど、一行に現れてくれないんじゃないのおじさん! と。そしたらおじさんが『満男! 側にいたんだよ。だから50作が出来たんだろうと言ってくれるような気がします」と渥美清氏を偲んでいた。国民的人気を誇った映画シリーズ『男はつらいよ』の第50作目となる本作は、1997年公開の『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、実に22年ぶりの新作。寅さんの甥の満男(吉岡秀隆)と、満男の初恋の相手イズミ(後藤久美子)のその後の物語を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そして「くるまや」を囲むいつもの面々のいまが描かれる。
2019年12月27日12月末に50作目の公開を控える『男はつらいよ』シリーズの人気作15作品がデジタル修復版で上映される。どの作品も映像や音質を公開時と同等かそれ以上に洗練させたバージョンで、日本中が愛した車寅次郎がスクリーンに帰還する。渥美清が主演を務める『男はつらいよ』は、テレビシリーズとしてスタートした後に映画館に活躍の場を移し、1969年に映画第1作目が公開になった。大ヒットを記録した本作は、山田洋次が全作品の原作と脚本を担当。数本を除いてほぼ全作を山田が自ら監督し、映画会社の人気シリーズになるだけでなく、日本のお正月や夏の風物詩として人々から愛されるようになった。渥美がこの世を去ったことでシリーズは終了したが、その人気は衰えることがなくビデオやDVD、テレビ放送での人気は現在も高い。誕生50周年を迎える2019年にシリーズ50作目『男はつらいよお帰り 寅さん』が公開されることが決まると大きな話題を集めた。今回の特集は、長い時間をかけて4Kデジタル修復された全49作の中から15作品をセレクト。公開時の映像や音響を再現するだけでなく、山田監督も驚くほどのクオリティで修復が行われたそうで、どの世代が観ても楽しめる映像で上映が行われる。そのほか、本シリーズは初のBlu-ray化、葛飾柴又寅さん記念館リニューアル、寅さんサミット、落語のスペシャルイベント、企業とのコレボレーションなど、様々な取り組み/プロジェクトが進行している。「男はつらいよ4Kデジタル修復版上映」10月25日(金)から11月7日(木)まで東京・角川シネマ有楽町11月22日(金)から12月5日(木)まで2020年1月10日(金)から1月23日(木)まで名古屋・ミッドランドスクエアシネマ大阪・なんばパークスシネマほか全国の劇場にて順次公開予定※2020年春以降、全49作(特別篇を含む)の4Kデジタル修復版上映も予定『男はつらいよお帰り 寅さん』12月27日(金)公開
2019年10月24日監督・山田洋次×主演・渥美清による国民的人気シリーズ「男はつらいよ」。自由奔放で惚れっぽく、迷惑ばかりかけるけれど憎めない~そんな主人公の寅次郎が作品を重ねるごとに人気を呼び、ついには“寅さん”が作品の代名詞にもなっている昭和を代表する名作シリーズだ。第1作目の公開から50周年となる今年、記念すべき第50作目となる最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』が12月27日(金)に公開される。新たに撮影された<現在>のエピソードを軸に、4Kデジタル修復された寅さんがスクリーンに登場。再び日本を【笑いと涙】で包み込む。今回は「入門編」として、はじめての人でもこれを知っていたらより楽しめる“寅さんのこれまで”をふり返ってみよう。ギネスブックにも認定!幅広い世代に愛される『男はつらいよ』とは?葛飾柴又・帝釈天の門前にある草団子屋「くるまや」を舞台に、“フーテン(=風来坊)の寅”こと車寅次郎が、妹・さくらほか周囲の面々を騒動に巻き込みながら織り成す人情ドラマ『男はつらいよ』。第1作目は1969年に公開。以来、お盆やお正月の時期に新作が上映され、着実にシリーズを重ねてきた。寅さんを演じた昭和の名優・渥美さんは病気により1996年に亡くなっているが、公開からの26年間で製作されたのは『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)までの48作品。この前人未到の偉業は、1983年の段階で「ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズ」としてギネスブック認定もされている。その後、第25作目のリマスター版に新エピソードが盛り込まれた『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』(1997年)が加わり、現在シリーズは全49作品となっている。映画版の前身となったテレビシリーズもともとは1968年にテレビドラマ(全26話)として放映されていた“寅さん”。脚本を務めた山田監督が、テキヤに憧れた渥美さんの少年時代の思い出からインスピレーションを得て、定職を持たずにぶらぶらしている“フーテンの寅”というキャラクターを創り上げたという。しかしドラマの最終話では、ハブ狩りで一儲けしようとたくらんだ寅さんがハブに咬まれて死んでしまう。その衝撃のラストにお茶の間から大ブーイングが巻き起こったことをきっかけに、山田監督が自ら映画化を企画。その後、日本を代表する映画シリーズへと成長していくのだ。映画が描く、旅から旅へ~寅さんの放浪人生父親と喧嘩をして家を飛び出してから早20年、風の向くまま気の向くまま放浪生活をしていたという寅さんが、郷愁にかられ、妹・さくら(倍賞千恵子)に会いに「くるまや」に帰ってくるところから全ての物語は始まる。この後寅さんは、さくらのお見合いの席で大失敗をやらかし、玉の輿とも言える良縁をぶち壊しに。以降の作品でも、旅からフラっと戻ってきてはあちらこちらで騒動を起こすため、「くるまや」のおじちゃん&おばちゃんたちからは“厄介者”とか“不良”と呼ばれてしまう。おまけに美人を見るとすぐ惚れてしまう寅さん。困っている“マドンナ”のために、ある時は人手が足りない豆腐屋に住み込んで手伝い、またある時は二日酔いでダウンした住職に代わってお経をあげたりしたことも…。だが結局いつもフラれてしまい、また放浪の旅に出るというのがシリーズを通じてのお決まりのパターンなのだ。最新作『男はつらいよお帰り 寅さん』そんな寅さんを慕うのは、さくらと博(前田吟)の息子・満男(吉岡秀隆)だ。子どもの頃は運動会の応援に来てくれるという寅さんをやんわりと拒絶したこともある満男だったが、大学を浪人中だった彼が恋に悩んだ時に、親身になって話を聞いてくれたのは寅さんだった。それ以来、寅さんは満男の恋を見守り続け、2人は強い絆で結ばれた関係だ。22年ぶりとなる最新作では、満男はサラリーマンを辞めて念願だった小説家としてデビュー。妻を病気で亡くしてからは、中学三年生の娘と2人で暮らしている。夢をかなえたものの新作の執筆に乗り気になれない彼は、いつも味方でいてくれた寅さんとの懐かしいエピソードを次々と思い出していく。2人の「マドンナ」が登場そんな折、満男はサイン会でかつて寅さんに相談に乗ってもらった初恋の相手・イズミ(後藤久美子)と偶然の再会を果たす。そして2人は寅さんのかつての恋人・リリー(浅丘ルリ子)が営むジャズ喫茶へ行き、リリーが語る“寅さんとの恋の真相”に耳を傾ける。寅さんが恋をしてきた総勢40人の女性たちの中でも最も近い存在だったリリーと、満男が結婚の約束までしながらも結ばれなかったイズミ。記念すべき第50作品目では、満男と寅さんに深い関わりがあるマドンナ2人が登場して、結ばれなかった恋についてしみじみと想いを馳せる。シリーズにオマージュを捧げるこの粋な計らいには、思わずニンマリするファンもいることだろう。オープング主題歌は桑田佳祐また『男はつらいよ』では、主題歌もまた寅さんを表現するファクターの1つとして重要な役割を担っている。歌の冒頭は「私生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天でうぶ湯をつかい、姓は車、名は寅次郎。人呼んでフーテンの寅と発します」という寅さんの名フレーズの1つである“テキヤの仁義”で始まる。そして「俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ。分かっちゃいるんだ妹よ~」と、自らの不甲斐なさを歌い上げ、最後はまた口上で締められる。このちょっぴり切ない歌詞では、普段は陽気で明るい寅さんの心の裏に潜む本音が垣間見え、より映画の情感を高めることに一役買っている。そして最新作ではオープニング主題歌を桑田佳祐が熱演&熱唱! こちらも楽しみにしていて欲しい。破天荒で変わり者だが性根は優しい~どこか憎めない“愛されキャラ”の寅さん。毎度のトラブルは笑いを誘うが、その一方で苦労人でもある寅さんが、ふとした瞬間に見せる「思いやりの心」や「がんちくに富んだ一言」には誰しもジンワリと心が温められることだろう。令和の時代になっても悩める現代人の心に寄り添い、背中を押してくれる“寅さん”。最新技術で甦った彼に会えるのはもうすぐ!(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2019年10月21日7月22日、ぴあ株式会社より、映画『男はつらいよ』シリーズ50周年を記念したMOOK本『50周年! 男はつらいよ ぴあ』が発売された。これは主人公・車寅次郎(渥美清)が歩んだ全49作を、プレイバックできるものだ。2019年、第1作公開から50周年を迎える国民的映画シリーズの魅力とは何なのか?『渥美清と車寅次郎』『マドンナ』『寅さんの旅』『葛飾柴又』など、シリーズを構成するあらゆる要素を、ユニークな切り口で徹底解説する1冊となっている。また、山田洋次監督や、倍賞千恵子、前田吟、美保純、浅丘ルリ子ら、シリーズに関わるキーパーソンの最新独占インタビューも掲載。さらには、全作品のストーリーとデータをぎっしり詰め込んだ、特別別冊付録『男はつらいよ シリーズ全ガイド』付きで、“寅さん”愛に溢れたページが盛りだくさんの内容だ。読めばもっと寅さんが好きになることは間違いない。特別アンケートには、立川志らく、清水ミチコ、三田寛子、桂雀々、黒谷友香、中川敬(ソウルフラワーユニオン)、白鳥久美子(たんぽぽ)という著名人たちが、今なお色褪せない寅さんの魅力を綴っている。さらに、佐藤蛾次郎による『源ちゃん柴又に帰る 柴又お散歩ガイド』と題したほんわかロケ企画を8ページにわたって掲載。精神科医・名越康文による『寅さん生き方分析』、快楽亭ブラックの寄稿『俳優・渥美清の映画』、コミックエッセイ『寅さんの聖地訪問記』など、読み応え抜群だ。あらすじ、見どころのほか、公開日や上映時間、マドンナ、ゲスト、スタッフ、主な旅先、同時上映などの詳細なデータまでをも網羅。本誌から切り離せるので、この全ガイドを持って“寅さん”のように旅に出ることも可能だ。■出版概要タイトル:『50周年! 男はつらいよ ぴあ』発行:ぴあ株式会社発売:7月22日 定価:1,667円+税判型:A4判、本体96ページ、付録32ページ書店、BOOKぴあほかネット書店にて販売
2019年07月23日日清食品は24日、バーチャルYouTuber・輝夜月(かぐやるな)を乗せた「日清焼そばU.F.O.」を宇宙へと打ち上げ、世界最高高度からの生配信でギネス世界記録に挑戦する「日清焼そばU.F.O. SPACE CHALLENGE」を実施。これまでの記録だった高度18.42kmを上回り、見事ギネス世界記録を達成した。1976年に発売した「日清焼そばU.F.O.」について、ブランド名から連想される“宇宙”にまつわる様々なキャンペーンやプロモーションを展開してきた日清食品。今回、世界で初めてUFOが発見されたという6月24日“UFOの日”に、“宇宙”を目指すプロジェクトに挑戦した。同プロジェクトは、2016年にHUAWEI社が樹立した「スマートフォンによる中継を行った最高到達高度」のギネス世界記録(高度18.42km)の更新を目指し、高高度気球を用いて宇宙を目指すというもの。安全に配慮して世界一人口密度が低い国であるモンゴルの中でも、より人口密度が低いトゥブ県で行った。都内で行われた中継イベントでは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記、作家・JAXA宇宙教育センター指導員の吉田巧氏、そして、宇宙へと旅立った機体「U.F.O.1号」に使用された割り箸を提供したロックバンド・マキシマム ザ ホルモンが駆けつけ、その模様を見守った。そして、ギネス世界記録認定の条件、「18.42km以上の高さでスマートフォンを使って撮影」、「最低でも30秒間ビデオのライブストリーミング(中継)を行うこと」をクリアした瞬間、「打ち上げ成功!!」と発表。立ち会っていたギネス公式認定員の審査もクリアし、見事ギネス新記録に認定された。「頑張るよー!」と意気込んでいた輝夜月は、「やったー!」「ありがとうございます!」と大喜び。見守っていたマキシマム ザ ホルモンや吉田アナも「すげー!」「すごい」「感動する」と大興奮だった。また、輝夜月は「地球は青いです」と話し、吉田アナから「パクリ」とツッコまれると爆笑していた。
2019年06月24日日清食品は24日、バーチャルYouTuber・輝夜月(かぐやるな)が搭乗する「日清焼そばU.F.O.」を宇宙へと打ち上げ、世界最高高度からの生配信でギネス世界記録に挑戦するプロジェクト「日清焼そばU.F.O. SPACE CHALLENGE」を実施する。1976年に発売した「日清焼そばU.F.O.」について、ブランド名から連想される“宇宙”にまつわる様々なキャンペーンやプロモーションを展開してきた日清食品。そして今回、世界で初めてUFOが発見されたという6月24日“UFO の日”に、「日清焼そばU.F.O.」が長年想い焦がれていた“宇宙”を目指すプロジェクトに挑戦する。ギネス世界記録挑戦の模様は、24日11時30分より「日清焼そば U.F.O.」公式ツイッターアカウントのTwitterLIVEと、輝夜月公式YouTubeチャンネルで生配信。あわせて、打ち上げ場所であるモンゴルと中継を結び、打ち上げ前の輝夜月の様子や、「日清焼そばU.F.O.」発射の瞬間も伝える。
2019年06月24日サラダ以外にも応用できるドレッシング日清オイリオグループ株式会社は、「日清ドレッシングダイエット」から、新しい風味のドレッシング『ごま油香るチョレギ』、『スパイス薫るイタリアン』を2月21日(木)に発売する。税込み価格は、185ml入りで216円。「日清ドレッシングダイエット」は、同社の従来品と比較して使用油分が1/3のローオイルタイプであり、コレステロールはゼロとなっている。油のコクと素材のうま味を追求した調味料であり、サラダ以外の料理にも応用できるドレッシングである。食事の油を気にする人におすすめ『ごま油香るチョレギ』は、ごま油の風味とさっぱりとした酸味があり、にんにくやコチュジャンのコクが特徴。チョレギサラダのほか、ナムルや春雨サラダなどにもよく合う風味となっている。『スパイス薫るイタリアン』は、イタリア料理のよく使われるバジルや、ペッパーなどのスパイスが効いた、すっきりとした口当たりのドレッシングである。カプレーゼ、魚介のカルパッチョ、野菜のマリネなどにもよく合う風味となっている。これまで「日清ドレッシングダイエット」は、『クリーミーシーザー』、『まろやかごま風味』、『うまくち和風』、『あっさり和風』、『すっきりコールスロー』、『ごま香るうま塩味』、『黒酢たまねぎ』の7タイプだった。今回のラインアップの拡充により9つの風味となった。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース 日清オイリオグループ株式会社
2019年01月14日女優の池脇千鶴(37)ら13人が映画「男はつらいよ50 おかえり、寅さん(仮)」(来年12月27日公開)の新キャストとして発表されたと、一部スポーツ紙が報じた。96年に亡くなった渥美清さん(享年68)主演の国民的映画の22年ぶり新作で、シリーズ50作目。吉岡秀隆(48)演じる寅次郎の甥・満男が主人公で、後藤久美子(44)が23年ぶりに女優復帰することでも話題を呼んでいる。池脇は、小説家になった満男を担当する編集者役。山田洋次監督が以前から「仕事をしたいと思っていた女優」だったという。「今やすっかり演技派のイメージが定着している池脇さんですが、デビューは意外にも1997年のリハウスガールオーディション。当初は、清純派女優のイメージで売っていました」(芸能プロ関係者)しかしある作品がターニングポイントとなり、演技派女優の道をまっしぐらに突き進むことになったという。「04年公開の映画『ジョゼと虎と魚たち』で、妻夫木聡さん(38)とのベッドシーンに挑戦。そこで、女優魂に火がついたようです。実際、いわゆる“汚れ役”を演じた14年公開の『そこのみにて光輝く』では『第38回日本アカデミー賞』優秀主演女優賞など多くの国内映画賞を受賞。そこでさらに自信が深まったと聞きました」(映画ライター)「寅さん」シリーズ最新作でも、存分に持ち味を発揮してくれそうだ。
2018年12月23日9月に22年ぶりの新作映画の始動が発表されると、「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがTwitterでトレンド入りするなど話題を呼んだ『男はつらいよ』シリーズ。10月31日(水)、シリーズ50作目となるその新作『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)の製作会見が行われ、山田洋次監督に倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、浅丘ルリ子といった錚々たる俳優陣が登壇。さらに公開日が2019年12月27日(金)に決定した。1969年8月27日に第1作が劇場公開された映画『男はつらいよ』シリーズ。第1作の公開から50周年を迎える2019年、“寅さん”こと車寅次郎を演じ続けた渥美清の亡き後に製作された1997年の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来となる新作は、先日10月20日にクランクインし、現在撮影中という。■懐かしい顔ぶれが再集結!山田監督「集大成となる映画にできれば」実に22年ぶりとなる新作への期待感から、会見場が熱気に包まれていた本作。公開日が発表された後、山田監督やキャスト陣が登壇した。まず山田監督は「撮影が進んでいる中で、記者会見をやっていただき、興奮させられております。寅さんという映画は、ある人が“映画を見に行くというよりも寅さんに会いに行くんだよ、映画館にね”とスクリーンを通して、渥美清を見に行くのではなく、渥美さん演じる寅さんの活躍やセリフの先にある、人間はいかに自由であることが素晴らしいのか、あらゆるものから解放されてのんびり生きることがどんなに大切かを映画から巡り合える作品で、それを寅さんに会いたいという言葉で表現していることに納得した」と、渥美さん演じる寅さんへの思いを吐露。「思い返してみれば、それをテーマにして僕らはこの映画を作っていて、今回集大成となる映画にできればと思います」と熱い想いを口にした。また、寅さんの妹・“さくら”こと倍賞さんは、「またさくらに会えるとは思っていなかったですし、まさかと思いました。ただ今日衣裳をつけてセットに入って本当にちょっとホっとしました。これからどうなるのかが楽しみです」と語り、さくらの夫・“博”こと前田さんは「4人の孫が寅さんが大好きで、“じいちゃん映画館でみせてくれ!”という言葉を実現できて安心しております。孫に恥じぬよう一生懸命頑張りたいです」と喜びを噛み締めるように語った。■後藤久美子も23年ぶりのスクリーン復帰へ!「とても光栄」寅さんの甥・“満男”こと吉岡さんは「平成の世も終わろうとしている秋の空の下で、監督の一言、一言をつむぎながら、道しるべにして寅さんを探す旅にみんなで出ている気持ちです。僕らの旅が無事に終わるよう見守ってください」と、穏やかな口ぶり。さらに、23年ぶりの銀幕復帰となったのが、満男の初恋相手・“イズミちゃん”(今作ではイズミ・ブルーナ)を演じる後藤さん。「また山田組に呼んでいただけたのはとても光栄で、嬉しい気持ちでいっぱいです。敬愛する大好きな渥美清さんに想いを馳せながら、思い出話を咲かせながら、撮影を続けております。どうぞみなさまお楽しみに」と想いを明かした。また、第43作『寅次郎の休日』のマドンナ、イズミちゃんの母・“礼子”こと夏木さんは、「今回はイズミちゃんが登場ということでもれなくついてくるということで宜しくお願いいたします(笑)この20数年、礼子さんは何をしていたのだろうと思って妄想しているのが楽しい時間です」と笑顔でコメント。寅さんが最も想いを寄せたマドンナ・“リリー”役で知られる浅丘さんは、「私はまたリリーさんをやれると思っておりました。ずーっとリリーさんは仕事をしながら寅さんを想いながらずっと1人でいるんだって、2日間撮影をさせていただいて、しばらくぶりにみなさんにお会いできて、とても懐かしいです」と、それぞれが新作への想いをそれぞれの言葉で語った。■物語の幹は満男とイズミの恋!?後藤久美子が出演を決めた理由とは?山田監督は新作の構想について、「この第50作の物語の幹は満男が20数年ぶりにイズミに再会して、もう一度恋の炎が燃えあがるけれども、それぞれが家庭を持っている中で葛藤しながら別れていく、それが主軸になっていきます。その満男が思春期から大人へ成長する中で寅さんというおじさんがいたことで満男はどんなに救われたかわからないし、おじさんの役割や大切さを今にして思う。そういう思い出をスクリーンの中に展開できればと思います」と激白。その後の質疑応答で、23年ぶりのスクリーン復帰を決心した理由を問われた後藤さんは、「自宅に山田監督からお手紙が届きまして」と回答。「こういう作品を作りたい。だから君が必要だと、どうにか考えてもらえないだろうかと長い手紙を読んでいる時に山田監督の『男はつらいよ』という作品への大きな愛情と新作への情熱というものをひしひしと感じられて手紙を読み終えるころには、はいと一つ返事で行くしかないという想いでした。久々というのはなくて、“おかえり”、“ただいま”という感覚です」と胸中を語った。■「いまの若い方たちに寅さんを知ってほしい」そして、“寅さん”を知らない世代や観たことがないという方に向けたメッセージを、と問われた山田監督は「若い人たちにも見れば必ず何かを感じてもらえるだろうと思います。ある時は大笑いしたり、ある時はほろっと泣いていただいたり。一生懸命に作ればきっと若い人たちも見てくれるだろうという思いです。心の中では今の若い方たちに寅さんを知ってほしいという思いは強いです」と語り、それぞれの“寅さん”愛と想いが詰まった会見は和やかな雰囲気のまま幕を閉じた。『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)は2019年12月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよ50おかえり、寅さん(仮題) 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2018年11月01日東京・丸の内のライブレストラン、コットンクラブのステージに立つ歌手・前川清(70)。この日は「My Favorite Song Live 2018~Oldies~」と銘打ったコンサート。なじみのスーツを脱ぎ捨て、虎の刺しゅうが施されたサテンのシャツにサングラスというロックないでたちで、青春を彩ったエルビス・プレスリーやクリフ・リチャードの名曲を軽快に歌い上げた。前川は、’69年に「内山田洋とクール・ファイブ」のボーカリストとしてデビュー。以来、半世紀もの長きにわたって芸能界の第一線を走り続けてきた。デビュー曲の『長崎は今日も雨だった』以降、『そして、神戸』『東京砂漠』『雪列車』……数多のヒット曲を持つ。「いや~、それにしても藤圭子さん、素敵な女性でした」古いファンなら誰もが知る芸能史の1ページ。デビューして間もない’71年に結婚、翌年すぐに離婚した元妻の名を唐突に挙げたかと思ったら、前川は続けて、マイクに向かって、こうつぶやいた。「娘がねぇ、もし宇多田(ヒカル)さんだったら……いまごろ僕、もう、働かなくていいんですよねぇ」ゴシップを逆手に取った鉄板ネタに、客席がドッと沸いた。涙を流し大笑いするファンを見て、前川も「フフッ」と満足そうに笑みを漏らす。そして……。「これから本物の娘、呼ぼうと思いますけどね、デビューしたころの僕と同じ、バンドのボーカルやってるんですけど、0.1トンもあるんですよ、体重が(苦笑)」ここで一息つくと、前川は神妙な表情になって、客席に向かってこう問いかけた。「しかし、こうして親子で出るってどうなのかなと、僕なんか思っちゃうんですけどね。『仲よくていいね』というお客さんもいらっしゃると思いますけど、なかには『なんだ、乳離れもできてないのか!』と思う方もいると思うんですよ。どうですか?」客席から温かな、万雷の拍手。「ありがとうございます。おい、侑那、ほら、お客さまからお許しいただいたから、出ておいで」父に呼ばれて、丸々とした体を弾ませるように次女・前川侑那(27)がステージに駆け上がった。「どうも~、はじめまして~」。黒い衣装に包んだ大きな体が舞台に映え、堂々として見える。その横で少々照れくさそうな父は、娘のためにモゴモゴと曲紹介。「ビートルズの曲、一応、私も覚えてるんですけど……いや、本当は歌詞見ないと歌えないんですけどね(笑)。それを、侑那も歌ったことあるっていうんで、ちょっと歌わせてみようかと思います」ここで侑那は改めて客席に向かってペコリと頭を下げる。そして前川は、すっかり大きくなった愛娘の背中を、少し後ろから優しく見守っていた。歌謡界の大御所の娘が、父とはまるでジャンル違いのロックバンドでメジャーデビューを目指していると、一部メディアで話題に上がっていた。しかも、体重が100キロ超の“大型”新人と聞きつけ、本誌は早速会いに来たのだ。終演後、本誌はバックステージで父娘のツーショットを撮影。「お疲れさまでした!」。興奮冷めやらぬキラキラした目で、撮影に応じた侑那。その瞳からは、これから芸能界という荒波に身を投じる緊張感も伝わってくる。いまやたくさんの2世が活躍する時代。娘の将来に決して小さくない期待を抱いているはず、と撮影の合間、「娘さん、将来が楽しみですね?」と前川に声をかけた。すると、先ほどの優しいまなざしとは打って変わって、意外なほど、そっけない答えが返ってきた。「まあ、無理でしょ。まず無理だと思います」もちろん、親として娘の夢を応援してやりたい気持ちはある。だからこそ、自らのコンサートで共演するなど機会を与えてもきた。「2世というのは、得な部分と損な部分、両方あるんでしょうね。一般の方よりも最初にもらえるチャンスは多いんでしょう。侑那が今回、記事にしてもらえるのも、やっぱり2世だからでしょ。その代わり、何をやっても親と比べられたり、ちょっとつまずいたら『やっぱり2世はダメだ!』となるでしょ。とはいえ、やっぱりうちの子どもたちは、彼らがどう感じていようと恵まれてると思いますよ。僕とでは、時代が、環境が決定的に違う。子どもたちはシビアさ、ハングリーさをね、もうひとつ持ててない」そして、前川はこう続けた。「侑那は不思議な子でね。歌も悪くはないけど、何より驚くのはステージに上げても緊張しないんですよ。それで堂々と『歌手になる!』でしょ。だからね、そのへんのシビアさが、僕とは決定的に違う。もちろん応援したいですよ。だけど、もう僕も70歳。いつ、かじれるスネがなくなっちゃうかもわからないんだから。本音を言えば、歌に固執せず、食える仕事を見つけてほしいと思ってるんです。それこそ、侑那なんて力仕事でもいいんじゃない(笑)」
2018年09月29日女優の清野菜名が26日、自身のインスタグラムで金髪にイメチェンした姿を公開し、話題を呼んでいる。今月29日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の親友・ユーコ役を演じ、注目を集めている清野。同ドラマでは黒髪ヘアで登場していたが、インスタグラムではガラリと印象が変わった金髪姿を披露した。公開されたのは、金髪姿の清野がトランポリンで楽しそうに技を披露する動画や、大自然をバックに撮影した写真。「おつかれーらいす」「see you there」と一言ずつコメントを添えた。イメチェン金髪姿に、ファンからは「髪型とてもお似合いです!」「金髪!新鮮ですね」「金髪も最高」「金髪!!!?!?かっこいい」「金髪やー!かわいい!」「金髪カッコイイ!」「金髪かっこえー」「金髪!?びっくり!!笑」などと、驚きや称賛の声が続々。また、「ゆうこちゃん…嘘だと信じたいです」「ゆうこちゃ~ん生きてて欲しかったです」「ゆーこちゃん泣」「今週、また会えると思っていたのに まさかの展開でした。半分、あおい」「半分青い ユーコちゃん悲しいです」と、朝ドラでのユーコの展開を悲しむ声も寄せられている。View this post on Instagramsee you there ♡ 清野菜名さん(@seinonana)がシェアした投稿 - 2018年 9月月26日午前3時28分PDT
2018年09月27日“国民的人気コメディ映画”『男はつらいよ』。この度、シリーズ50作目となる最新作の製作を行うことが9月6日の昨日、都内で行われた会見で明らかになった。『男はつらいよ』シリーズは、1969年8月に第1作が劇場公開。特別篇を含む全49作が製作され、“寅さん”こと車寅次郎は、時代も世代も超えて愛され続けている。来年、記念すべき50周年を迎える本シリーズだが、これを記念し、『男はつらいよ』50周年プロジェクトの始動が決定。本プロジェクト発表会見では、50年目にして、50作目となる22年ぶりの新作を製作することが明かされ、「10月中旬から撮影所や柴又など、寅さんゆかりの地で都内ロケ開始」「主演は渥美清さん」「倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆を始めとしたくるまやお馴染みの人物が登場」という概要も発表された。今回の新作決定に、「一体、どうやって…!?」「まさかの50作品目が来年みれるとは」「男はつらいよの新作は何にしても楽しみ」と期待する投稿が寄せられている。また、Twitterでは「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがトレンドに上がり、このタグを付け、「魔界編」「寅さん公務員になるの巻」「寅さんがセリフの中にしか登場しない」「寅さんがゾンビ化して源公を襲う」「男はつらいよ寅次郎vs桃次郎」「ずっとTwitterしてる寅さん」「エンディングでアクションのNGシーンが流れる」などと想像力豊かなツイートもされている。会見に登壇した山田洋次監督は、「フランソワ・トリュフォー監督が『大人は判ってくれない』のジャン=ピエール・レオーを20年後に起用して青春映画を作っていたが、『男はつらいよ』は毎年毎年、継続して年に2回ずつ成長の記録を追いかけてきた。一人の少年の精神世界の成長を描いて大人になってしまうまでを、なんとかして映画にして、面白く伝えられないか。何年も前から考えていたことが、50周年を機に実現できる」と新作への思いを明かし、「主演はあくまでも渥美清であることが大事。その上で、いま、僕たちは幸せかい?との問いかけが、この作品のテーマになるんじゃないかと思う。新作の中で、この映画の全ての登場人物に観客は出会えるんじゃないかと思っている」とコメントしている。一方、シリーズで諏訪さくらを演じた倍賞千恵子は、「新作のお話を聞いたときに、『えっ、お兄ちゃん(寅さん)いないのに、どうするんだろう?』と驚いた」と心境を明かしつつ、「もしお兄ちゃんがどこかで見ていたら、『おい、さくら、まだ山田監督と映画を作るんだよ』と言っているような気もするんですね」と話し、「23年ぶりに諏訪家のみんなと映画を作ることができて嬉しいです」と喜びを語った。なお、新作製作のほかにも、これまでの全49作の4Kデジタル修復やテレビ放映、展覧会、小説の出版などの数々のプロジェクトも始まるようだ。『男はつらいよ』50作目となる最新作は、2019年全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年09月07日「男はつらいよ」ゆかりのお店東京・柴又。石畳の帝釈天参道沿いにある「高木屋老舗(たかぎやろうほ)」は、昔ながらの瓦屋根の日本家屋で営まれており、大きな看板が目を惹きます。店先で持ち帰り用の商品を購入することも可能ですが、時間が許すなら店内で団子を味わいたいもの。店の中には、木のテーブルと椅子の席がずらりと並んでいます。壁には映画「男はつらいよ」シリーズの主演である渥美清さんをはじめ、出演者の写真がかけられており、見ているだけでも飽きません。よもぎ団子を作り、評判になったことで誕生した店明治元年(1868年)の創業以来、100年以上地元で愛されている和生菓子屋の始まりは、江戸時代にまでさかのぼります。かつて柴又は、田園が広がり農家が多く住んでいた地域でした。収穫したお米のうち良いお米は年貢として納め、手元に残ったお米でよもぎ団子を作っていました。その団子は評判を呼び、縁日の時などに茶店を開いたのがお店のルーツです。当日に挽いた上新粉でつくる、風味豊かな「草だんご」「草だんご」はお店の創業以来、人気の高い逸品。お米は特選のコシヒカリを用いており、お米を挽いて作る生の上新粉は、傷みやすく虫も付きやすいため鮮度が命。当日挽いた上新粉でつくるだんごは柔らかく、もちもちとした食感が自慢です。生よもぎを沢山用い、美しい緑色と豊かな香りを出した草だんごは、機械で練っているためとてもモチモチしています。だんごの上に乗ったあんこは、北海道の小豆を蒸気窯でふっくらと炊き上げて作りました。窯で炊くことで、全体に均一に火が通るので、小豆もふっくらとした仕上がりです。時間が経っても柔らかな食感の「焼きだんご」「焼き団子」も、お店がおすすめする人気メニューのひとつ。戦後から同じ味を守り続けて作られています。串に刺されて香ばしく焼き上げられただんごに、醤油やみりん、砂糖と水だけで作る甘じょっぱいタレを絡めて仕上げた逸品です。戦後から提供を開始し以来変わらぬ味を守り続けている焼きだんごは、時間が経っても柔らかな食感を残しており、手土産としても重宝します。柴又の良い思い出と、おいしい和菓子を提供するお店「外国の方や若い人にお店で作っているお菓子を楽しみ、柴又で良い思い出を作ってもらいたい」との思いから、2017年から和菓子作り体験を開始しました。開始から半年ほどの間に300名ほどの方が体験をし、思い出を作っています。また「男はつらいよ」の撮影時に、休憩場所や着替えの部屋を提供したことから、出演者や山田洋二監督との交友が始まったという「高木屋老舗」。映画のゆかりの品や写真を見ながら、昔ながらの風味豊かな和生菓子がいただけます。お店は、京成金町線「柴又駅」から徒歩3分程の場所にあります。帝釈天参道沿いにお店があるので、観光と合わせて訪れたいものです。あなたも高木屋老舗で、100年以上愛されているお店の風味豊かなだんごに舌鼓をうちませんか。スポット情報スポット名:高木屋老舗住所:東京都葛飾区柴又7丁目7−4電話番号:03-3657-3136
2018年08月30日現在公開中の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)で、映画主演作が120本という節目を迎えた吉永小百合さん(73)。この作品は、『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)に続き壮大な北海道を舞台に描かれる“北の三部作”の完結編でもある。 吉永さん演じる“江蓮てつ”は、出征した夫の形見のようにして庭の桜を守っていた。太平洋戦争末期には樺太から息子と共に北海道に引き揚げる。戦後は極貧の生活を送りながらもたくましく生きていく。息子役で堺雅人、その妻に篠原涼子、夫役で阿部寛らが共演している。 映画デビューして59年。節目で支えてくれた“共演者”について、吉永さんは印象に残っているエピソードを語ってくれた。 ’62年の『キューポラのある街』では史上最年少(18歳)でブルーリボン賞主演女優賞にも輝き、日本中に“サユリスト”を生んだ。一方で、20代に入っても、清純派のイメージが消えずに、吉永さんは女優としての方向性に悩み、スランプに陥った。 このころに、共演したのが渥美清さんだった。 「私自身、女優として大人の表現を模索していた時期でした。同時に、テレビにもたくさん出るようになり、心身に疲れがたまっていたのでしょう。あるとき突然、声が出なくなってしまったんです。そんなときに、『男はつらいよ柴又慕情』(’72年)のお話をいただくんです。まず、あの渥美さん独特の淡々としたたたずまいに圧倒されて。そうしたら撮影の合間に、渥美さんがアフリカロケに行ったときの話をしてくださって」(吉永さん・以下同) 《夜空を見上げりゃ、満天の星が無数に瞬いていて、これが降ってくるようでねーー》 「例の名調子で語って、最後に『役者なんて、さだめのないものなんだよ』と。ポツリと、おっしゃったとき、ああ、いまの生活を変えなきゃと思うんです。で、当時、のちに夫となる男性とお付き合いしていたんですが、ちょうど『女性自身』さんに見つかって(笑)。それが逆によかったといいますか、もう結婚するしかないと、私から押しかけて、生活を変えることができました」 山田洋次監督(86)も「とらやに遊びにくるような気持ちで、セットに入ってください」と、温かく受け入れてくれたという。 「このとき感じたのですが、私、山田監督には予知能力があると思っているんです(笑)。というのも『柴又慕情』で演じたのが、当時の私と同じように思い悩んだのちに結婚する女性だったんです。監督に相談はしていませんから、本当に不思議な気持ちでマドンナを演じていました」 15歳年上のテレビ・プロデューサーの岡田太郎さんとの結婚は、渥美さんとの共演のちょうど1年後だった。女優として最もつらい時期を支えてくれた夫との結婚生活は、今年で45年目となる。 「夫は退職後、朝にはコーヒーを入れてくれたり。というのも、私、朝がぜんぜんダメなんですよ、寝坊で(笑)。夜も、彼が好きなワインに合わせた料理を作ってくれたり。結婚当初はお茶も入れない人でしたから、まさかこの年齢になって“主夫業”をやってもらえるとは、本当にありがたいですねえ(笑)」 “寅さん”との出会いや結婚を経て、再び映画への情熱を取り戻した吉永さん。やがて高倉健さんと『動乱』(’80年)で初共演する。 「最新作の『北の桜守』の舞台は北海道ですが、『動乱』でも、北海道ロケの思い出があります。サロベツ原野で、私が長襦袢一枚で雪原に倒れるシーン。昼休みには極寒に耐えられなくて、ロケバスに駆け込みました。ふと外を見ると高倉さんが一人、吹雪の中に立っていらして。二・二六事件の将校の役作りで、ご自分の気持ちを持続させるためだったんですね。この北海道での撮影の日々を通じて、高倉さんの映画作りにかけるストイックな姿勢を見せていただいたことは、その後の私の女優人生でも貴重な体験でした」 名優2人の演技は高い評価を得て、早くも2年後には『海峡』(’82年)で2度目の共演を果たした。 「たしか青森県の竜飛崎での撮影後に、結髪さんの部屋で茶話会みたいになって。すると、高倉さんは前のときとは打って変わって、とても冗舌におしゃべりされてたんですね。ですから、その流れで、高倉さんに『腹筋は1日に何回やれば、その体形を維持できますか』と尋ねたんです。そうしたら、『100回やれば、キープできますね』と。以来36年間、今日まで、私も腹筋100回を続けています。ただ最近は、トレーナーの指導を聞いて、十数回やったら30秒休むという、私なりのやり方に変わりましたが」
2018年03月16日「ハロウィン仮装スナップ」を特集。2017年は平日にも関わらず、昨年同様大きな賑わいをみせた東京・渋谷。ファッションプレスはその一部を撮影。様々な仮装やコスプレを紹介する。スパイダーマン×デッドプールマーベルシリーズからは、映画『スパイダーマン ホームカミング』の公開が記憶に新しい「スパイダーマン」と、2016年に公開された映画『デッドプール』から「デッドプール」が登場。スパイダーマンのコスチュームに合わせて、足元は赤いアシックスのランニングシューズに。こうなると、アシックスのブランドロゴも、蜘蛛の巣柄のスパイダーマンの身体の一部に見えてきそう。ジャック・スパロウ今年7月にシリーズ最新作が公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」から、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。ルックスはもちろん、アンニュイな表情、絶妙な姿勢の反り具合とかなりのクオリティーだ。マリオ&ルイージ何に仮装しようか迷った時に、重要視するのは仮装のしやすさ。そんな選考基準を十分に満たした、マリオとルイージの人気は今年も健在。こちらのグループは、傷メイクやハイソックスなどでオリジナリティを演出していた。マリオシリーズ新作の「スーパーマリオ オデッセイ」も発売されたばかりと、時事性も◎。ジョーカー&ハーレイ・クインクリストファー・ノーラン版バットマンのジョーカー&昨年公開の映画『スーサイド・スクワッド』で大活躍のハーレイ・クイン。映画間の壁を超えた共演は、ハロウィンならではの楽しみである。Dr.スランプ アラレちゃん定番のキャラクターやお化けに扮する人たちと並んで多かったのが「アラレちゃん」。その中でも、3つ子がアラレちゃんのコスプレをしたのかと思わせるほどの統一感を見せた3人組がこちら。キョンシー加藤一二三今年テレビで引っ張りだことなった将棋界のレジェンド・加藤一二三。“ひふみん”の愛称で親しまれる同氏のチャームポイント(?)であるすきっ歯もしっかり再現。ヤンキー一口でヤンキーと言っても様々なジャンルがある。特攻服を身に纏った彼女たちはツッパリ系暴走族ヤンキーといったところだろうか。鮮やかなピンクは夜の渋谷の街に映える、まさに「スケバン」なコスプレだった。セーラームーン気軽に性別を超えた格好ができるのもハロウィンの醍醐味。彼らの"月に代わるおしおき"は敵に大ダメージを与えること間違いなしだろう。ちなみに、期間限定のセーラームーンカフェが全国で順次開催中。彼らを見てセーラームーンの世界を体感したくなった人は是非チェックしてみて。ビールの売り子ファンタジーなキャラクターが多い中でこんなユニークなアイデアも。満面の笑みが眩しいこちらの2人は「本物の売り子さんですか?」とつい声をかけてしまいそうなクオリティに仕上がっていた。with B今年のトレンドを行く仮装も多数。その中の1つがこちら。ちなみに彼らは、ブルゾンちえみ抜きの純粋な(?)「with B」。是非、ハロウィンの渋谷でブルゾンちえみを見つけて欲しいところだ。寅さん『男はつらいよ』シリーズで渥美清が演じた寅さんも、時代を超えて渋谷に出現。過去には、パリコレに進出したファッションブランドのビューティフル ピープル(beautiful people)が同氏をモチーフにしたセットアップを発売するなど、実はファッション界でも注目が高い(?)人物である。みやぞん今年大ブレイクを果たした、お笑いコンビANZEN漫才・みやぞんが何故か集団で登場。どこか憎めない彼の笑顔を模した、お手製マスクの再現性はかなりのものだ。
2017年11月03日8月27日は「『男はつらいよ』の日」。1969年の今日、山田洋次監督、渥美清主演『男はつらいよ』の第一作が公開されたことから制定された記念日です。『男はつらいよ』の主人公・寅さんといえば、日本が誇る不器用男子の代表格。ほれっぽいけど、照れ屋&恋愛下手で応援したくなる…今回はそんな寅さんにちなんで、不器用男子について分析していきます。◆不器用男子とは?不器用男子というのは、一般的には、好きな女子がいてもなかなか恋愛に発展しない。非モテでいつも友達止まり、でもいい人…。そんなキャラですが、お付き合いしてみたら、実は最高の相手かもしれません。ここでは不器用男子を4つのタイプに分けて解説していこうと思います。◆[1] 男子カルチャー不器用男子プロレス、格闘技、戦闘映画、ゲームなど、女子がちょっと話に入りづらい趣味を持つタイプ。必然的に、周りには男子ばかりが集まりがち。また女子にはどんな会話がウケるのかもよくわかっていません。【攻略法】彼の趣味の世界を学び、ある程度知識をつけたうえで質問を。そうすると距離がググッと縮まります。なお、趣味は違ってもマニアックなものが好きな女子は、結構楽しく付き合えるでしょう。◆[2] 女性と接点がない不器用男子理系、男子校育ち、女きょうだいがいない、男性ばかりの職種など、女性と接する機会に恵まれなかった男子です。接点がないため、どうやって女子と接していいのかわからない人が多いよう。【攻略法】知人のツテをたどって紹介してもらいましょう。実は一人知り合うと芋ズル式に大勢知り合えたりします。そこでまず友達から始めてみては?彼女いない率が高いのも特徴。明るくて社交的な女子とは好相性です。◆[3] マッチョ不器用男子見た目も中身も男らしい、平成の世に現れた武士のような男子。魅力的ですが、女性の扱いが下手すぎるという意味ではちょっと厄介なタイプです。モテるけど超鈍感。女子を自分とは違う生き物だと思っていて、相手の気持ちを汲むのも苦手。【攻略法】鈍感さに腹を立てるのはNG。告白は、誤解のないよう女子サイドからストレートにしましょう。そこまでやらないと理解してもらえません。◆[4] 紳士的すぎ不器用男子友情、世間体、チーム内の和などを重んじる不器用男子です。コミュニケーションスキルは高いのですが、「同僚とそんな関係になるなんて…」とか「サークルでみんな楽しくやってるのに、そこに恋愛を持ち込むなんて…」と周囲を気にするあまり、女性と縁遠くなるタイプですね。【攻略法】最重要課題は女友達からの脱却です。仲良くなるのは簡単ですが、そこから先に進むのは至難の業。諦めずにアピールする、たまにギャップで驚かせる、などしてみて。◆青い鳥はすぐそこに?意中の彼に当てはまる「不器用男子」タイプはありましたか?不器用男子の共通点は、彼女ができるとすごく大切にする人が多いこと。あなたも身近な不器用男子に注目してはいかがでしょうか?青い鳥は近くにいた!って感じで、幸せをゲットできるかもしれませんよ。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2017年08月27日日清食品は8月21日、「日清麺なしラーメン 豚骨豆腐スープ」「日清麺なしラーメン担々豆腐スープ」(各170円・税別)を全国で発売する。同商品は、食事で糖質を意識する消費者が増えている中、麺は使わずに、濃厚なラーメンスープと独自開発した大きくなめらかな食感の豆腐を組み合わせた商品。糖質を意識しつつも、こってりした食事を食べたくなる人にぴったりとのこと。麺が入っていないため、カロリー・糖質とも低く抑えることが可能になった。「日清麺なしラーメン 豚骨豆腐スープ」は、旨味のある濃厚豚骨スープに大きくなめらかな食感の豆腐、味付豚ミンチ、ネギを組み合わせた。糖質3.6g、熱量67kcal。「日清麺なしラーメン 担々豆腐スープ」は、ごまの旨みが特長の濃厚な旨辛担々スープで、具材には大きくなめらかな食感の豆腐とミンチ肉、ネギを使用した。糖質3.2g、熱量76kcal。8月22日からは、Twitterプレゼントキャンペーンを実施する。Twitterアカウントから、 日清麺なしラーメン公式アカウントをフォローし、"#意志が弱い人向け"を含んだ公式アカウントの投稿をリツイートした人の中から、抽選で100名に両商品を各1ケース(6食入)ずつプレゼントする。キャンペーン期間は9月1日まで。
2017年08月21日警察小説の旗手・堂場瞬一が手掛ける小説「検証捜査」が、仲村トオル主演、共演に栗山千明で7月5日(水)テレビ東京系にてドラマ化されることが決定した。神奈川県警で起こった冤罪事件…!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」とし、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出した。しかしそこに集まったのは、脛に傷を持つワケアリの刑事たちだった。 警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)に、出頭命令が来る。特命班として招集されたのだ。メンバーは警察庁の理事官、大阪府警の監察官、福岡県警や埼玉県警の刑事など。その中には性犯罪捜査のスペシャリストで北海道警捜査 一課の刑事・保井凛(栗山千明)の姿もあった。特命の内容は、2年前に神奈川県警の戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された容疑者にまもなく無罪判決が出るという。なぜ冤罪は起きたのか?寄せ集めの混成チームによる検証捜 査が始まった――。原作は、「刑事・鳴沢了」「失踪課」「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出している警察小説の旗手・堂場氏が手掛ける同名小説。「科捜研の女」や「相棒」の櫻井武晴が脚本を担当し、「アナザーフェイス」の内片輝が監督を務める。主演を務めるのは、「あぶない刑事」など人気シリーズに出演し、2003年には韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞映画祭で最優秀男優助演賞を外国人として初受賞するなど、国外でもその実力が認められる仲村さん。彼が今回演じるのは、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、ある事件がきっかけで伊豆大島署へ左遷される神谷悟郎。2年半の間、島では大きな事件も起こることなく釣り三昧の日々を送っていたが、いきなり神奈川県警の冤罪事件の捜査を検証するため、呼び戻され…という役どころだ。台本を読んで“暗い話”と率直な感想を述べた仲村さんは、「登場人物の多くが過去に何らかの失敗をしたり、傷を負っている。僕が演じる神谷も、刑事としても人間としても自分の中では取り返しのつかない大失敗をしているんです。でもそれをずっと人に見えるような形で引きずっているわけではなく、内片監督の『(例えばこの神谷という役を)渥美清さんが演じた寅さんが演ったらどうだろう』というアドバイスも参考に、“暗い”方向とは違う方向で演じることで、キャラクターがより魅力的に見え、ドラマとしても面白くなるかな、と考えたりしました」 とコメント。また「スーパーマンでもスーパーウーマンでもない登場人物たちが、力強く新たな1歩、2歩を歩き出すというところが多くの人に共感していただけるといいなと思います」と話している。そして現在公開中の『無限の住人』に出演するほか、様々な映画やドラマに出演する栗山さんが演じるのは、性犯罪捜査のスペシャリスト・保井凛。仲間に対しても簡単に心を開かず、クールで厳しい姿勢を崩さない人物なのだが、実はその心に深い傷を抱えているという役柄。「こんなに刑事らしい刑事は初めてかも」と話す栗山さんは、「凛は名前の通り凛としていて、きつく見えるのですが、それを徹底してやることによって後半に事実が分かったときに、複雑な想いを背負っていたことや、仲間にもきつく当たっていたことも含めて視聴者に理解をしてもらえるのではないかと思っています」と語り、「その分、序盤は特にその厳しい女性というのをなるべく意識して演じました。そんな凛が神谷さんたちに心を開いていく過程も見ていただけたらと思います」と見どころをアピールした。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月29日女優の清野菜名が、16日から全国で放送される「アクエリアス クリアウォーター」の新テレビCM「渇き・スッキリ」編でアクロバティックな宙返りを披露している。特技はアクション・バク転という清野は、中学時代には陸上の全国大会に出場した運動神経の持ち主で、普段からアクションの稽古やランニングを行う様子をSNS等でも公開している筋金入りのアクティブな女性。同CMは、ジムでのボクササイズやアクションの稽古で汗を流し、渇いた喉をすっきり潤す清野の、とある一日を切り取ったアクティブなストーリーを通じて商品を訴求していくもので、アクロバティックな宙返りも披露している。撮影は3月末に都内および千葉県の某所で実施。アクションの練習シーンから撮影を開始し、マットに片膝立ちの状態から前方にくるっと一回転して立ち上がる動きと、伸身にひねりを加えた前宙、抱え込みの前宙という3種類のアクションに挑戦した。躍動感あふれるアクロバティックな演技に、現場では「カッコイイ」という声が上がり、スタッフの視線を釘付けに。全てのアクションにOKが出ると、清野は「イエーッ!!」と拳を高く突き上げたという。本格的なアクションを習得するため、専門の養成所で訓練を受けていた17歳の頃、毎日のようにボクシングの練習をしていたという清野。ボクササイズのシーンではその経験をいかんなく発揮し、およそ3分間で300発以上のパンチを繰り出した。清野は、アクションに目覚めたきっかけについて、「『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチの女性らしさと、女性ならではのカッコよさに憧れて、アクションを習い始めました」と説明。「ハリウッド映画にアクション女優として出たいというのが、ずっと持ち続けている一番の目標です」と話している。
2017年05月11日