アイドルグループ・V6のメンバーで俳優の岡田准一が22日、大阪・TOHOシネマズ梅田で行われた主演映画『海賊と呼ばれた男』(12月10日公開)の舞台挨拶に、山崎貴監督とともに登場した。同作は、百田尚樹による同名小説を実写化。原作・監督・主演を大ヒット映画『永遠の0』と同じ布陣でそろえた。石油の将来性を予感し石油業に進出、敗戦後も欧米の石油会社としのぎを削った国岡鐡造(岡田)の半生を描く。超(スーパー)ひらパー兄さんとして、大阪府・枚方市の遊園地「ひらかたパーク」(ひらパー)の園長を務めている岡田。舞台挨拶でも「大阪の皆さんに『おもろいで~』『ひらパー兄さん頑張ってたで~』と周りの方に勧めて頂けたら嬉しいです」とアピールした。岡田はさらに「ひらパー兄さんをやっていると、大阪では兄さんの方が親しまれているのがわかります。兄さんの知名度には自分でもびっくりします」とひらパートークを展開した。この日はひらパーで凱旋イベントも行ったが「イベントに出るのも初めてだったので、今日は嬉しかったです。映画もぜひ大阪の皆さんに応援してほしいです」と”ひらパー愛”を炸裂させた。「ひらパー兄さんとして誰かを連れてきたかった」という岡田は、「こんな有名な監督(山崎監督)を連れて来られて嬉しい。有名監督を連れて来られたことを誇りに思って喜びたいです」と、故郷への思いを表した。大ヒット映画のチームが再集結したため、岡田は「『永遠の0』と比べられるのは当たり前」と語る。「比べられるようなものを作った方と、また一緒に作品を作ることが出来て嬉しいです」と率直にコメントし、「大阪だけでも『永遠の0』を超えてくれると信じています」と笑顔で期待を寄せた。山崎監督も「『永遠の0』をライバル視はしていないです」と頷く。そして「比べられることはよくあるし、比べられると思うけれど、違うものになったと思います。どちらも好きです。今回もみんなで成し遂げたものは大きいと思います」と、新作への自信を見せた。
2016年11月23日アイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子が10日、自身のブログを更新し、ハロウィンのコスプレ姿を公開した。百田は「たこやきさん」というタイトルで更新。「すごい遅くなっちゃったけど、なんで今!?って感じだけど 載せるね ハロウィン(笑)」と、ハロウィンのコスプレオフショット2枚をアップした。お披露目されたのは、大阪の看板人形・くいだおれ太朗の柄の"たこやきコスプレ"と、メンバーの佐々木彩夏との"ドラえもん&のび太"2ショット。「大阪万歳!のたこ焼きと、ドラエもんてへ」とお茶目に報告した。この投稿に、「かなこ最高だね」「思わず、笑っちゃったよ(笑)」「衝撃的な仮装だったね~!!笑」「たこ焼きのコスプレ奇抜すぎて面白かったw」「かわいい!にあってる!!!」「たこ焼きさんかわいい!!」「似合ってる!たこやきさんとか発想が(笑)」「たこやき可愛かったよ」と多くのコメントが寄せられている。
2016年11月10日百田尚樹の大ベストセラー小説を原作に、「V6」岡田准一主演で実写化する『海賊とよばれた男』。この度、本作の予告編映像が劇場と公式サイトにて公開され岡田さんが60代の姿になるため、特殊メイクを施していることが分かった。。主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予見していた若き日の国岡鐡造(岡田准一)は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ちふさがり、行く手を阻んだ。しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える“事件”が発生する。石油メジャーから敵視され、圧倒的な包囲網によりすべての石油輸入ルートを封鎖された国岡鐡造が、唯一保有する巨大タンカー「日承丸」を、秘密裏にイランに派遣するという“狂気”の行動に打って出たのだった。イランの石油を直接輸入することは、イランを牛耳るイギリスを完全に敵に回すこと。しかし、イギリスの圧力により貧困にあえぐイランの現状と自らを重ね合わせた鐡造は、店員の反対を押し切り、石油メジャーとの最大の戦いに臨む。果たして、日承丸は英国艦隊の目をかいくぐり、無事に日本に帰還することが出来るのか?そして、国岡鐡造は、なぜ“海賊”と呼ばれたのか?その答えが明らかになる――。第10回本屋大賞を受賞し、現在までに上下巻累計発行部数400万部を超える大ベストセラーとなった「海賊とよばれた男」。本作は、明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく主人公・国岡鐡造の姿を描いた、実話を基にした壮大な大河エンターテインメントだ。そして今回の映画化にあたり、『永遠の0』のチームが再結集。監督には『永遠の0』を始め、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなど多くの感動作を世に生み出してきた山崎貴。主演には岡田さん。さらに、これまでの山崎監督作品を彩ってきた吉岡秀隆、染谷将太、堤真一といった実力派俳優陣に加え、本作で初参加となる綾瀬はるか、鈴木亮平、小林薫など、まさに日本映画界を代表する豪華キャストの競演が実現している。このほど公開された予告編では、岡田さん演じる主人公・国岡鐡造の60代の姿が映像初解禁!本作では青年期から90代までを1人で演じた岡田さん。今回登場する60代を演じるにあたって、施された特殊メイクに要した時間はなんと3時間!映像からは、どんな絶望的な状況でも決して諦めずに道を切り開いていった“海賊とよばれた男”・国岡鐡造の男泣き、笑顔、怒り、そしてその生き様が垣間見え、日本最高峰のVFXで描かれる、空襲により廃墟と化した東京、イランへと向かう大型タンカー・日承丸の勇姿、さらに、綾瀬さん演じるユキを嫁に迎えるという場面で、国岡鐡造が顔を赤らめるというコミカルなシーンも盛り込まれ、予告編ながら見応えのある映像となっている。また、本編で鐡造は自身が興した国岡商店店員より“店主”と呼ばれているが、撮影中から岡田さんは店主キャラになりきり、役柄同様の北九州弁を使い、撮影現場でもほかキャスト・スタッフから店主と呼ばれ親しまれていたという。岡田さんは「自分が店主としていることによって皆さんのテンションが少しでも上がって良い現場になってくれたらと思っていました」とこのことについてこうコメント。さらに、そんな店主の熱い想いに応えるように、吉岡さん演じる国岡商店店員・東雲忠司の「店主の言ったことはやり遂げたいんだよ!」というセリフから、店員からの絶大な信頼、鐡造のカリスマ性が伺えるようだ。『海賊とよばれた男』は12月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月17日今年の夏休みはどこに行きましたか?暑い夏も、残りあと数日ですね。外出も十分楽しんだし、あとは家でゆったり過ごしたい!そんな時は、クーラーの効いた涼しい部屋でゆっくり読書してみるのはいかがでしょうか?今回は、夏にぴったりな本をいくつかご紹介します。ゆっくりとお部屋で本を読むのも良いかもしれませんよ!『真夏の方程式』東野圭吾Photo by amazon東野圭吾さんの人気シリーズである『ガリレオシリーズ』の一作で、福山雅治さん主演で映画化もされました。夏休みを海辺の旅館で過ごすことになった、小学生の男の子の物語です。親戚の経営する旅館に泊まることになった少年。夏休みの自由研究を通して、主人公湯川教授と少年の交流も描かれます。海辺の旅館、花火、自由研究と、子供の頃の夏休みを少し思い出すような要素がたっぷりです。殺人という重いテーマを扱っているので、結末については賛否両論あるようですが、いろんな人生や思いが交錯していて一気に読める傑作ミステリーとなっています。『一瞬の風になれ』佐藤多佳子Photo by amazon神奈川県の陸上部が舞台の青春小説。サッカーで挫折を味わい、陸上を始めることになった主人公の陸上部でのライバル関係や友情、恋などが描かれています。陸上を通じて、主人公が成長していく様子を応援したくなるような作品です。文章の表現力が素晴らしく、その世界にどんどん引き込まれてしまいます。『イチニツイテ』『ヨーイ』『ドン』の3部作で、3冊もあると長いようですが、スピード感のあるストーリー展開で一気に読めてしまいます。爽やかな青春小説で、夏休みにぴったりの作品です。『永遠の0』百田尚樹Photo by amazon放送作家として活躍しながら、数々のヒット作品を書き上げている百田尚樹さん。その中でも『永遠の0』は100万部を超える大ベストセラーとなり、岡田准一さん主演で映画化もされたので、本屋で目にしたりご存知の方も多いと思います。特攻隊のパイロット教官だった宮部久蔵は、妻と子供のために必ず生きて帰ると心に決めていました。しかし戦争で命を落とす若者を目の当たりにして、久蔵の決心が揺らぎ始めます。妻と子のために生きて帰りたいという気持ちと、生き残ることへの罪悪感との葛藤。途中からは涙が止まりません。まだ読んでいないという方はぜひ読んでください。戦争について、生きるということについて改めて考えるきっかけを与えてくれる本です。『夜のピクニック』奥田陸Photo by amazon2005年の本屋大賞受賞作品です。455ページとちょっと長めなので、数日かけてゆっくりと読んでみてください。読み進めるうちに夢中になって、読み終わるのがもったいなくなってしまうと思います。全校生徒が24時間かけて80キロを歩くという高校生活最後のイベント「歩行祭」。登場人物の思いにふれながら、ふと自分の学生時代を思い出すような小説です。学生時代に感じていたことや思い描いていた将来など、いろんなことを思い返してみるのもいいかもしれません。『もものかんづめ』さくらももこPhoto by amazon『ちびまる子ちゃん』の原作者としてもお馴染み、さくらももこさんのエッセイ第一弾です。ちびまる子ちゃんに登場するおじいちゃんやお母さんも出てきて、さくらさんの幼少期や学生時代のエピソードが短編形式で書かれています。とにかくユーモアのセンスがあふれていて、笑えるエッセイとなっています。短いエピソードがまとまっているので、普段本を読まない人でも読みやすいと思います。気軽にゆるく読書を楽しんでみたい人におすすめです。この作品の後もたくさんエッセイが発売されているので、気に入った方は他のエッセイもぜひ読んでみてください。涼しい部屋でごろごろとエッセイを読んで、疲れをとりながらゆっくりと過ごしてみてくださいね!
2016年08月24日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(42)が、13日に生放送されたTOKYO MXの情報番組『週刊リテラシー』(毎週土曜17:00~17:55)で、共にMCを務めていたジャーナリスト・上杉隆氏(48)が降板したことについてコメントした。冒頭で降板の経緯と番組サイドの見解がテロップ表示され、その文章が男性によって読み上げられた。テロップ明けに淳は、「MXテレビさんのおっしゃっていることと上杉隆さんがおっしゃっていることは真反対の意見」とし、「弁護士さんの預かるところになっているということなので、その話し合いは弁護士さん、もしくは話がもつれにもつれれば裁判所というかたちになるんでしょうけども」と説明した。また、「僕たち出演者は今、残された契約期間、まずは視聴者のみなさんのために上杉隆さんがいなくなった番組を少しでも面白くお届けできるように頑張って参りたいと思います」と意気込みを述べ、「よろしくお願いいたします」と頭を下げた。そしてこの日のゲスト、作家の百田尚樹氏と憲法学者の木村草太氏を紹介しながら、「すみません。お二人には全く関係のないことなんですけども」「重苦しい空気がドンと乗っかって参りましたが」と明るく詫びて笑いを誘っていた。上杉氏は先月12日、都知事への出馬を表明。同31日に選挙は終了したものの、上杉氏のブログによると今月5日に契約終了通知書が届いたという。12日付けのブログでは、「17年間のジャーナリスト人生で最も思い入れのあるテレビ番組『淳と隆の週刊リテラシー』のプロデューサーから、突如、契約途中での降板を言い渡されたのは東京都知事選の真っただ中でした」と振り返り、「局側からの一方的な通告で、私自身もいまだ事情を理解できない」「今回の番組降板の経緯に関しては、既に法的な対応が不可避な段階に達しており、すべての交渉を代理人弁護士に委ねていますので、今の段階で言及することは避けます」などとつづられている。■番組冒頭のコメント全文「週刊リテラシー」の出演者でありました上杉隆氏の番組降板につきまして、視聴者の皆様へご報告させていただきます。上杉氏には、本番組のメインMCを約2年間勤めていただきましたが、先般、上杉氏より、東京都知事選挙に立候補する旨の報告があったため、当社は、本番組から上杉氏に降板いただくという判断をいたしました。法律上、政治的公平性が要求される放送局として、公職へ立候補された上杉氏を本番組のメインMCとして起用し続けることは、放送基準等に照らして困難と判断し、やむなく降板という判断に至ったものです。上杉氏にもその旨をお伝えしており、降板についてご了承いただいております。本番組につきましては、今後も政治・経済・事件・芸能等の世の中の注目ニュースを様々なアングルから徹底解説をするという姿勢は変えずに、放送を継続してまいります。視聴者の皆様には、変わらずご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2016年08月13日V6・岡田准一が主演を務め、山崎貴監督がメガホンを取る映画『海賊とよばれた男』(12月10日公開)の初の映像となる特報が28日、映画公式サイトにて公開された。本作は、主人公・国岡鐵造(岡田)が明治、大正、昭和といった激動の時代を舞台に、名もなき青年から1人で身をおこし、戦後の日本に勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく様を描く。百田尚樹氏による原作は、2013年度本屋大賞で第1位を獲得している。映画化にあたっては、同じく百田氏原作の映画『永遠の0』(13年)のチームが再集結。岡田のほか、吉岡秀隆、染谷将太、堤真一、綾瀬はるか、鈴木亮平、小林薫らが登場する。特報は、丸メガネをかけ旗を手にした鐵造の「船出せー!」の掛け声からスタート。続いて、"国岡商店"の船が波を切って進むシーンや巨大な蒸気機関車が街に到着する場面など、ノスタルジックなカットが次々に映し出される。時代は進み、戦後が描かれると「あんた昔"海賊"と言われてたんだってな」と語りかける言葉も。船の上で風を受けながらも凛々(りり)しい表情を見せる鐵造の横顔も捉えられており、鐵造の意志の強さ、そして全体から漂う懐かしさが感じられる仕上がりになっている。なお、この映像は29日より全国の劇場で上映される。(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会 (C)百田尚樹/講談社
2016年07月28日百田尚樹著の大ベストセラー小説を、岡田准一主演で『永遠の0』などで知られる山崎貴がメガホンを取り映画化する『海賊とよばれた男』から、待望の本編映像が公開された。明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく主人公・国岡鐡造の姿を描いた本作。2013年に第10回本屋大賞を受賞し、現在までに上下巻累計発行部数380万部を超える大ベストセラーとなっている。本作の映像化にあたり、2014年年間邦画興行収入ランキング第1位に輝いた国民的大ヒット映画『永遠の0』のチームが再結集。監督は『永遠の0』をはじめ、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『STAND BY MEドラえもん』など、これまでに多くの感動作を世に生み出してきた稀代のヒットメーカー・山崎さん。主演の国岡鐡造役には、第38回日本アカデミー賞にて、史上初となる最優秀主演男優賞(『永遠の0』)、最優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)のW受賞の快挙を成し遂げた岡田さん。まさに『永遠の0』の感動を再び感じられるであろうタッグが再び実現した。さらに、これまでの山崎監督作品を彩ってきた吉岡秀隆、染谷将太、堤真一や、本作で初参加となる綾瀬はるか、鈴木亮平、小林薫など、まさに日本映画界を代表する豪華キャストの競演が実現している。そんな注目すべき本作から、主人公・国岡の人生が垣間見える本編映像が映画公式サイトにて解禁された。30秒という長さながら、豪華キャストの面々や、雄大な海の姿に圧倒される映像となっている。『海賊とよばれた男』は12月10日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日実生活ではまずお近づきになれない超絶イケメンや大富豪、天才はたまた関わりたくないダメ男。だけど、活字の中なら十分に堪能できちゃう!っということで、『anan』編集部の本好きスタッフがわれこそはと、超私的好きな男について激論。結果、異様に偏りのある変なチョイスになりました…(笑)。参加したのは、割と活字中毒の編集M、ダメ男の小説が大好物のライターK、本誌書評ページ担当。純文学からエンタメまで、読書量ハンパなしな編集N、そして、コミックスにも詳しいカルチャー系女子のライターTの4人です。***編集M:恥ずかしながら告白すると、私の想い人は『鬼平犯科帳』の、長谷川平蔵!編集N:キターー!!江戸の色男。編集M:清濁あわせのむ器のデカさがいいの。情けをかけるべきところはかけ、極悪人は冷徹に斬り捨て、見どころがある相手なら更生させて“自分の犬”にしちゃう。そのくせ、出がけに夫の身を案じる妻の耳元に不意に口を寄せて、「心配するな」みたいなことを言ったりするの~~。はぁ…。ライターT:そんな粋なことしてくれる男、平成にはいない…。編集N:自分の正義感をしっかり持ってる男って、いいよねぇ。ライターK:わかる。長谷川平蔵の火付盗賊改はもちろん、刑事とかも惹かれちゃう。さらに探偵だと、ちょっとミステリアスな感じもあって、いいですわ~。じゅる。破天荒に生きる男に惹かれちゃうのはなぜ…。ライターT:あ、それでの『LAヴァイス』か。確か主人公が探偵だったよね?でもあの探偵は、正義とかいう以前に…。ライターK:アハハ(笑)。’69~’70年にかけてのLAが舞台で、常にマリファナでラリってる私立探偵のドックが主人公。元カノからの依頼を受けちゃうことで話が始まるんだけど、妄想と霊感を頼りに調査しちゃうような天然男で…。せせこましい時代に生きる私たちからすると、めちゃくちゃに生きてる男って惹かれるのよね。編集M:でもそういう男、実際付き合うとろくでもないよ?ライターK:だから本の中で恋するくらいがちょうどいい(笑)。編集N:それでいうと私も、アウトローな男に夢中…。ライターT:誰?誰?編集N:『モンスター』に出てくる、崎村っていう風俗の経営者。ライターK:は?!Nちゃんが風俗経営者の男のことが好き?!編集N:でも、超絶いい男なの。ブスだった主人公の女が整形費用を稼ぐために風俗に入店し、そこで崎村と初めて出会い、以降も主人公のターニングポイントで崎村は関わってくる。彼はヤクザだから乱暴もするけど、それもなかなかスマートだし、主人公と接する時は根底にすごく優しさが流れているというか…。編集M:ベタ惚れだよ(苦笑)。編集N:で、物語の後半で、主人公の女に、過去も含めて全て受け入れるから、俺と一緒に来てくれって言うんだけど、主人公は断るわけ!その時の引き際も鮮やかで、かっこいい…。ライターT:イメージは誰?編集N:遠藤憲一さん!私だったら絶対一緒になるのになぁ。寂れた田舎で一緒に暮らしたい~。ライターK:でもわかる~。アウトローっていいのよねぇ。◇『鬼平犯科帳』池波正太郎全24巻文春文庫1巻560円◇『LAヴァイス』トマス・ピンチョン栩木玲子+佐藤良明 訳新潮社3600円◇『モンスター』百田尚樹幻冬舎文庫724円※『anan』2016年6月15日号より。イラスト・ふじのあきこ文・河野友紀鳥澤 光
2016年06月12日『永遠の0』のチームが再結集した映画『海賊とよばれた男』の製作報告会見が11月28日に撮影中のスタジオで開催され、主演の岡田准一をはじめ、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、小林薫、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、メガホンを握る山崎貴監督が顔を揃えた。『海賊とよばれた男』製作報告会見その他の写真『永遠の0』の百田尚樹の本屋大賞受賞の同名小説を映画化。名もなき青年から石油事業を興し、戦後の日本経済の発展を支える大事業へと成長させていく国岡鐵造の姿を描き出す。岡田をはじめ、キャスト陣は役衣装で登場。メガネを掛け“國岡商店”と書かれた半纏姿の岡田は日本アカデミー賞で最優秀作品賞を獲得し、自身にも最優秀主演男優賞をもたらした『永遠の0』超えへの意気込みを問われ「(『永遠の0』を)超える感動を届けられるのではないかと頑張っている最中です」と力強く語った。鐵造を支える店員として、山崎監督の『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『寄生獣』に主演した吉岡、染谷も参加しており、山崎監督は「山崎組『アベンジャーズ』みたいになってます(笑)。心強い味方を得ました」とうなずく。吉岡は「『永遠の0』がライバルと聞いて三丁目から駆け付けました」と語り、染谷は「よく『死んだ目をしている』と言われますが、今回は生き生きとした目ではつらつとやってます!」と楽しそうに語った。綾瀬は、鐵造の最初の妻を演じるが、男性ばかりの現場とあって山崎監督は「綾瀬さんが来た時のみんなのハシャぎっぷりがすごかったです」と明かすが、綾瀬はそんな現場の雰囲気に「男気あふれる熱い作品になると確信しました」と手応えを口にした。会見後には、撮影が行われている“国岡商店”の前で写真撮影が行われたが、この店の前の道路を走る路面電車がCGで加えられる予定になっているなど、山崎組の特徴であるCG映像の精度の高さも大きな注目を集めそう。キャスト陣からも「完成した映像を見るとビックリする」(岡田)という期待の声が相次いだ。『海賊とよばれた男』2016年冬 全国東宝系トードショー
2015年11月28日岡田准一主演で『永遠の0』チームが再結集した映画『海賊とよばれた男』の製作発表会見が11月28日(土)、撮影中の東宝スタジオで開催され、岡田さんをはじめ、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、小林薫、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧に山崎貴監督が出席した。『永遠の0』の原作者でもある百田尚樹が2012年に上梓し2013年の本屋大賞に輝いた360万部超のベストセラーを映画化。実話を元に、戦前から戦後にかけて、れから石油の時代が来ることを見越して事業を興し、国内の反発、既得権益を持った海外メジャーと戦っていく男の一大叙事詩を綴る。キャスト陣は役柄の衣裳で登場し、主人公・国岡鐵造が創業した国岡商店のセットも公開された。現在は鐵造の若き日のシーンの撮影が行われており、岡田さんは「國岡商店」「石油販賣」と書かれた半纏にメガネ着用で現れ「この豪華なキャスト陣と一緒にこの作品に取り組めることが嬉しいです」と笑顔を見せた。岡田さんにとっては、日本アカデミー賞最優秀賞(作品賞、監督賞、主演男優賞ほか)を獲得した『永遠の0』がライバルにもなるが「(『永遠の0』を)超える感動を届けられるんじゃないかと頑張っている最中です」と力強く語った。メガホンを握る山崎監督は『永遠の0』の岡田さん、『寄生獣』の染谷さん、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの吉岡さんと、自身の実写作品の3人の主人公がそろったことに触れ「山崎組アベンジャーズみたいになってる(笑)。心強い味方を得ました」と語る。吉岡さんは「三丁目から駆け付けました!」と語り、染谷さんは「普段、『死んだ目をしている』と言われること多いですが、今回は生き生きとした目でハツラツとやってます」とコメント。山崎組初参加の鈴木さんは「山崎組『アベンジャーズ』に新加入したヒーローのつもりで頑張ります!」と語っていた。鐵造の妻を演じる綾瀬さんは、まさに“紅一点”だが、男性陣の撮影の様子を振り返り「男気あふれる熱い映画になると確信しています」と語った。会見の様子からも和気あいあいとした現場の空気が伝わってきたが、特にキャスト陣の中でイジられていたのが野間口さん。小林さんから「気配を消したら日本一と言われている野間口くんが、喫煙所や裏で存在感を発揮している(笑)」と評したが、野間口さんは自身の存在感のなさについて「みなさんの資料にもしかしたら『山崎組初参加』と書いてあるかもしれませんが、『ALWAYS』にも出てます。吉岡さんも監督も覚えてなかったんですが…」と苦笑交じりに暴露し、吉岡さん、山崎監督は「失礼しました…(笑)」と平謝り。ちなみに『ALWAYS』では吉岡さんに呼びかける記者役とのことだが、吉岡さんはそのシーンでの野間口さんについて「(記憶が)全くありません!」と苦笑。この日、ちょうど野間口さんのインタビュー記事がYahoo!のトピックで取り上げられており、ピエールさんからは、それをネタに「35歳までバイトをしてた人(笑)」と呼ばれるなど、会見中、何度も野間口さんが話題に上がり、笑いを誘っていた。10月上旬にクランクアップし、この先も撮影は続くが、岡田さんは「信頼感がある現場になっています。鐵造は店員を愛し、国を愛し、ひとりもクビにすることがなかった男ですが、見ていただくみなさんの信頼を得られるように、作品を撮影しています」と語り、会見は幕を閉じた。『海賊とよばれた男』は2016年冬公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月28日「V6」の岡田准一を主演に迎え、百田尚樹・著の老若男女問わず幅広い人気を博すベストセラー小説「海賊とよばれた男」が映画化されることが決定した。1945年、B29の群れが東京上空を覆いつくし、無数の焼夷弾が落下してくる。迎撃するために燃え盛る東京をバックに離陸していく戦闘機「月光」。しかし燃料不足により、機数も少ないうえに上昇力も弱い月光は、あえなく迎撃されてしまう。その地獄のような光景を国岡鐡造はただ見つめているしかなかった。玉音放送が響く中、奇跡的に焼け残った国岡商店ビルから聞こえる鐡造の声。「愚痴をやめよ、戦争に負けてすべてを失おうとも日本人がいる限りこの国は再び立ち上がる。日本は石油を求め、石油をめぐる戦いに敗れた。今後この国が復活するためには石油が必要になる。だからこそ我々が働かなければならない!」。主要燃料が石炭だった時代から、石油の将来性を予感して石油業にまい進してきた鐡造は、戦後、石油の販売ができないときにもラジオ修理などあらゆる業種に仕事を見出して店員たちを鼓舞し、誰にも屈することなく独自の経営哲学とその行動力により、石油販売網を拡大していく。そんな戦後の情勢下で日本の復興に向かって闘う男たちの物語――。原作は「2013年度本屋大賞」第1位を獲得し、上下巻累計発行部数364万部を突破している百田さんの同名小説。老若男女問わず幅広い人気を博すベストセラーとなり、発表から3年の時を経てついに実写映画化が決定した。主人公・国岡鐡造を演じるのは、「2015年日本アカデミー賞」にて、『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をダブル受賞した日本を代表する俳優のひとりである「V6」の岡田さん。国内外の圧力に屈せずに、石油事業を通して日本人の誇りを追求する情熱を持ち続け、自らを支える仲間たちとの絆を何よりも大事にした熱き男の、“海賊”と呼ばれた青年期から、数々の困難を乗り越え“侍”と恐れられた老年期までを好演する。そんな岡田さんは「オファーをいただいたときは正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう』とおっしゃって下さいました。山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思いますし、主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています」と喜びと撮影への意気込みを語った。そして本作の監督を務めるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞し圧倒的なストーリーセンスで人気を博している山崎監督。本作では単独で脚本も手がけている。山崎監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男たちが居たと言うことへの驚きが原動力です。その背景を探求したくなったのです」と映画化へのきっかけを語り、主演に岡田さんを起用したことについては「一人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しか居ないと思いました」と期待を込めたコメントを寄せた。また、そのほかスタッフにも、興行収入87.6億円を突破し2015年アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか計11冠を記録した『永遠の0』で日本中を感動の渦に巻き込んだチームが再集結する。ほかの俳優陣など続報にも期待だが、若い時代から壮年までをひとりで演じる岡田さんがどんな演技をみせてくれるのか注目したい。『海賊とよばれた男』は2016年冬、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月05日V6の岡田准一が、作家・百田尚樹氏のベストセラー小説の実写映画『海賊とよばれた男』(2016年冬公開)で主演を務めることが5日、分かった。山崎貴監督がメガホンを取り、日本アカデミー賞で11冠を獲得した『永遠の0』(13年)の主演、監督、原作者が再集結する。本作は、主人公・国岡鐵造が明治、大正、昭和といった激動の時代を舞台に、名もなき青年から1人で身をおこし、戦後の日本に勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく様を描く。原作は、2013年度本屋大賞で第1位を獲得。上下巻累計発行部数は364万部を突破しており、発表から3年を経て、実写映画化されることとなった。国内外の圧力に屈せず、石油事業を通して日本人の誇りを追求する情熱を持つ鐵造役を務める岡田は、「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう。』とおっしゃってくださいました」と回顧。「山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変うれしく思いますし、主人公の国岡鐵造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたら」と意気込んでいる。劇中では、"海賊"と呼ばれた青年期から、幾多の困難を乗り越え"侍"と恐れられた老年期までを演じ切るという。一方の山崎監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていた時に、とんでもないことをしでかした男たちがいたということへの驚きが原動力」と映画化のきっかけを明かし、原作の魅力について「逆境の中でももがきにもがいて、少しでも前に進もうとする人間たちの素晴らしさ」と語る。岡田の起用理由については、「1人の役者で若い時代から壮年まで通したいと思いました」と前提した上で、「それを実現できるのは岡田君しかいないと思いました」と太鼓判を押した。一方で、「『永遠の0』がライバルとなってしまうので大変です(笑)」とも漏らしながら、「(『永遠の0』に)ちゃんと対抗できる作品に育てたい」とアピールした。山崎監督も話すように、本作には興行収入87億6,000万円を突破、2015年アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞ほか計11冠を記録した『永遠の0』チームが再結成。空襲に寄って廃虚と化した東京や、イランへと向かう大型タンカー・日承丸など、VFXを駆使した映像を見せる。先月中旬にクランクインしており、2016年1月のクランクアップを予定している。(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会
2015年11月05日百田尚樹のベストセラー小説『海賊とよばれた男』が、岡田准一主演、山崎貴監督によって実写化されることが明らかになった。同コンビによる大ヒット作『永遠の0』のスタッフが再集結する本作。岡田は「山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思います」とコメントを寄せた。その他の情報『海賊とよばれた男』は、明治・大正・昭和の激動の時代を舞台に、主人公・国岡鐡造が、名もなき一青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく姿を描いた一大抒情詩。山崎監督は、単独で脚本も手がける。監督は、岡田の起用理由を「一人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しか居ないと思いました」と説明。岡田は「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう。』とおっしゃって下さいました」と明かし、「主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています。激動の時代を生き抜いた人物をしっかり演じられるように頑張ります」とコメント。映画化について監督は「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男達が居たと言うことへの驚きが原動力です。その背景を探求したくなったのです」と話し、「『永遠の0』がライバルになってしまうので大変です(笑)。戦中から戦後へ……この作品はある種『永遠の0』と対になる作品になるのではと思っていますので、ちゃんと対抗出来る作品に育てたいと思っています」と語っている。本作は、10月中旬にクランクインしており、来年1月にクランクアップし、8月下旬の完成を目指す。『海賊とよばれた男』2016年冬 全国東宝系ロードショー
2015年11月05日ハイブリッド書店サービス「honto」を運営するトゥ・ディファクトは、20代~30代の男性400名(月に1冊以上本を読む男性と、1冊以下の男性各200名)を対象に実施した、「読書と恋愛傾向」に関するアンケート結果を発表した。調査期間は2014年12月8日~10日。○男性に最も読まれているジャンルは「小説・文学」調査ではまず、毎月一冊以上の本を読む男性を対象に、どんなジャンルの本を読んでいるのか質問したところ、「小説・文学(66.5%)」が断トツ1位となった。次いで「経済・ビジネス(29.5%)」「趣味(18.0%)」と続いたものの、仕事のためのビジネス書よりも、趣味の小説を読む人のほうが圧倒的に多いことがわかった。○好きな作家1位は「東野圭吾」、2位「村上春樹」続いて、「好きな作家」を教えてもらったところ、最も人気が高かったのは、ベストセラー作家「東野圭吾」だった。彼の推理ミステリー作品は、テレビドラマ化や映画化された作品も多いため、そのことが影響しているとも言えそうだ。次いで人気が高かったのは、ノーベル文学賞候補として世界にも名を馳せる「村上春樹」で、文学好きに根強い人気があるよう。また、本屋大賞の受賞などで注目を集めた「百田尚樹」や、『半沢直樹』のドラマで社会現象を起こした「池井戸潤」の作品も読者に支持されていた。○読書男子は、「ロマンチック」で「1人の人を長く愛せる」本を読む男性と読まない男性の恋愛傾向について比較してみた結果、「本を読む男性」は、読まない男性と比べて「1人の人を長く愛せる」「ロマンチックな方だ」「デート代の支払いは奢る方だ」「レディファーストを心掛けている」と回答した人の割合が多く、彼氏や結婚相手に向いていると言える結果となった。また、「どんなに好きな人がいても1人になる時間が必要だ」という項目でも「本を読む男性」のほうが多く、本を読まない男性よりも一人の時間を大切にしたい傾向があることが伺えた。同調査ではほかにも、さまざまな項目で本を読む男性と読まない男性の比較を行っており、調査の詳細は「honto」の専用ページで見ることができる。
2015年03月09日V6の岡田准一主演の映画『永遠の0』が、第38回日本アカデミー賞で11部門において優秀賞を受賞した記念として、全国14劇場で凱旋上映を行うことが、このほど発表された。本作は2013年12月に公開され、興行収入は87.6億円を記録。第38回日本アカデミー賞では、作品賞、主演男優賞、助演男優賞など主要部門を含む11部門にて優秀賞を受賞。さらに主演の岡田は、一般投票によって選ばれる話題賞にも選ばれている。同作は、累計280万部を突破した作家・百田尚樹の同名小説を原作に、岡田をはじめ、三浦春馬、井上真央らが出演し、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られる山崎貴監督がメガホンを取った。太平洋戦争時、"悪魔のゼロ"と呼ばれアメリカ軍を震え上がらせさせたパイロット・宮部久蔵(岡田准一)。天才的な技術を持ちながらも、誰よりも生きて帰ることを望んでいたことから"臆病者"とも呼ばれていた。26歳の青年・佐伯健太郎(三浦春馬)は、戦死した宮部が実の祖父と知り、彼をとりまく謎を究明していくうちに、ある驚愕の事実にたどり着く。上映は、東京・品川プリンスシネマ(2月28~3月13日)、大阪・TOHOシネマズ梅田(2月28~3月6日)、愛知・TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(2月28~3月6日)、ほか全国14劇場にて行われる。
2015年02月23日カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「2014年に関するアンケート調査」の結果を発表した。18~69歳までの男女1,408名のT会員を対象に、10月17日から22日にかけてインターネットを通じて行ったもの。「今年は充実していたか?」を聞いたところ、「充実していた」「まあ充実していた」と答えた人は55%となった。男女別に見ると、男性(49%)と比べて女性(60%)の方が1割以上多い結果となった。「今年、やり残したことがあるか?」を聞いたところ、「たくさんある」「少しある」と答えた人は78.3%だった。この結果を性年代別で見てみると、10~20代男性では「やり残したことがたくさんある」と回答した人が4割に及んだ。「今年、やり残したことがある」と回答をした1,103名の人に、それが何であるのかをフリーアンサーで聞いたところ、一番多かった答えは「旅行」で「仕事」「勉強」が以下に続いた。1位に選ばれた「旅行」について、「国内旅行と海外旅行では、それぞれ具体的にはどこへ行ってみたいか?」をフリーアンサーで聞いたところ、国内では、1位「北海道」2位「沖縄」3位「京都」が選ばれた。続いて海外では、1位「ハワイ」2位「台湾」3位「韓国」が上位にランクインした。「今年中に観ておきたい映画」「今年中に読んでおきたい本」について、「TSUTAYA年間ランキング」の上位作品から複数回答で選択をしてもらったところ、映画の1位には、記録的大ヒットとなった「アナと雪の女王」がランクイン。続いて2位は「永遠の0」、3位は「清須会議」という結果となった。本の1位には、映画でも上位にランクインした百田尚樹さんの「永遠の0」が選ばれ、続いて2位には同じく百田さんの著書であり、2013年の「本屋大賞」にも選ばれた「海賊とよばれた男」が入った。続いて3位は、湊かなえさんの著書で今年映画化もされた「白ゆき姫殺人事件」が選ばれた。「今年中に買っておきたい家電は?」を複数選択で聞いたところ、1位は「ふとんクリーナー」、2位は「iPhone6」、3位は「スマートフォン」が選ばれた。最後の質問として、「今年中に捨てたいモノは何か?」をフリーアンサーで聞いたところ、1位はモノではなくコトとして「たばこ」が選ばれ、健康志向が高まりつつあることがわかる結果となった。続いて2位は「洋服」、3位は「家(部屋)の片づけ」となった。
2014年11月13日このところテレビで見かけることの多くなった百田尚樹さんの『モンスター』を読みました。確か高岡早紀さん主演で、映画にもなった作品です。主人公の顔は、かつて畸形的なまでに醜くかった。その子が小学校の高学年になったとき、「バケモン」だけでなく、「怪物」「ブルドッグ」「半魚人」「ミイラ女」など、様々なあだ名をつけられて、教室中の笑い者となります。前半は主人公の恋愛話や高校に入学した頃のお話で、まぁ、何てことない段取りですが、中盤部分から、俄然、おもしろくなってきます。整形をはじめるのです。まず、目、それから鼻、そして唇と、顔全体をやりはじめます。<生まれながらにして絶世の美女なんて滅多にいるものじゃない。モデルたちがさらに美しくなるのを目指すように、私もまた私なりに美しくなるように頑張っているのだ>途中、こんな風に書いてある場面がありますけど、わかる気がするのです。だって、誰だって「絶世の美女」に生まれてきたら、と思うことはありますものね。だけど、この未帆(整形する前は和子と言います)はしあわせです。英介という最愛の人と巡り合ったのですから。それで、桐野夏生さんの『グロテスク』を読んでみたくなって、上下巻を読み返しました。1997年3月に起こった東京渋谷の円山町で起きた事件を元にした物語で、脚色されていますが、この話がやたらとおもしろい。被害者は慶応大学経済学部を卒業し、東京電力という一流企業に勤務する39歳のキャリア女性で、夜は売春をしていた、という実話を元に作られています。「東京電力」と聞くと、私はこの被害者のことが頭に浮かぶくらいです。容疑者もこのあいだ「冤罪」で釈放になりました。ユリコというそれこそ類まれな美少女が出てきて、そこからQ女子校の話が俄然、おもしろくなってきます。ユリコは「怪物」と言われるほど、美しい(Q女子校というのは、ヒエラルキーの頂点みたいな学校です)。<誰か声をかけて。あたしを誘ってください。お願いだから、あたしに優しい言葉をかけてください。綺麗だって言って。可愛いって言って。お茶でも飲まないかって囁いて。今度、二人きりで会いませんかって誘って>これはグロテスクの中の「佐藤和恵」。それこそ東京電力に勤めていただろうと思える女性の言葉です。この話には、救いがない。男が女をどう見ているか、女はどう生きていけばいいのか、そもそも女とは何なのか、ということを考えさせてくれます。それでいて、読後感は爽快です。読んでみない手はないと思います。今度の連休にでも、手に取ってみてはどうでしょうか。「モンスター」と「グロテスク」、どちらも似た題名ですよね。さてあなたは、モンスターでしょうか、それともグロテスク?どちらも違う!と言えるのなら、あなたはカメレオンかもしれません。※引用『モンスター』(百田尚樹)幻冬舎文庫&『グロテスク』(桐野夏生)文藝春秋Photo by Pinterest
2014年04月21日映画『永遠の0(ゼロ)』が12月21日(土)に公開初日を迎え、主演の岡田准一、三浦春馬、井上真央、原作者の百田尚樹、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇し、約900名もの観客にスタンディングオベーションで迎えられた。原作は、刊行から7年で470万部突破の大ベストセラー。「原作がこれだけ読まれているのは、時代に求められているから」と語った岡田さんは、「苦しい役でした。山崎監督が本当に神がかっていて、『どうしようかな?』と思うことがあると、自分から言わなくてもアドバイスしてくれる。心を読まれていると思うほど心が通じていて、監督についてこれてよかったです」と山崎監督に感謝。さらに、井上さんも「私は(撮影期間の)最初と最後に撮影があったので、時間を置いてからまた現場に行ったのですが、監督たちが神がかった感じでした」と、山崎監督始め撮影現場の鬼気迫る様子を明かすと、この日、客席で映画を観ていたという百田さんも、「これが7回目の鑑賞でした。試写室は小さいですから、大画面で観て本当に感動しました。最高の映画でした。山崎監督は日本一の監督です!」と山崎監督を大絶賛した。それに対し、山崎監督は「僕が原作を読んだ頃はまだ文庫になる前でそんなに売れていなかったのに、映画をやらせていただくことが決まってからどんどん売れてプレッシャーに。エラいものに手を出してしまったと思いました(笑)。脚本を書き始めたのが2012年のクランクインの1年前なので、ここまで長かったです」と、笑って回想。三浦さんが「どんどん成長していく健太郎を演じていて、すごく頼もしかったし、気持ち良かった。自分が今ここにいる意味を知りたくなるようなパワーが込められた映画なので、僕と同じ世代の人にこそ観てほしい」と力強く語りかけると、岡田さんも「時代を積み重ねた愛のある作品。劇場で愛を体験してほしい」と笑顔で呼びかけた。なお、2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で岡田さんが、2015年の大河ドラマ「花燃えゆ」で井上さんがそれぞれ主演を務めることから、来年の抱負を聞かれた岡田さんが「井上さんにいいパスが出せれば」と語ると、井上さんが「いいパスではなく、そこそこのパスをいただければ。いいパスだとプレッシャーがかかってしまうので(笑)」と返す一幕も。大河主演俳優のエール交換に会場は拍手と笑いに包まれていた。『永遠の0(ゼロ)』は全国東宝系にて公開中。(小島弥央(cinema名義))■関連作品:永遠の0 2013年12月21日より全国東宝系にて公開(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年12月21日俳優の岡田准一が22日、都内で行われた主演最新作『永遠の0』の完成報告会見に出席した。本作で“海軍一の臆病者”と呼ばれた謎多き天才零戦パイロットという難役に挑み「重たい役ですし、眠れない日々が続きました。襟を正して丁寧に演じた」と述懐。劇中では丸坊主も披露し「戦争を描いた作品ですし、(坊主になるのは)わかっていたので。ぜひ記者の皆さんには『気合いの表れ』と書いていただければ」と余裕も見せた。その他の写真会見には共演する三浦春馬、井上真央、メガホンを執った山崎貴監督、原作者の百田尚樹氏が出席した。100万部を突破したベストセラー著書を映画化した本作は、現代を生きる青年(三浦)が、太平洋戦争の時代を生きた祖父(岡田)の足跡をたどり、60年間封印されてきた真実に迫る。以前から山崎監督とのタッグを熱望していたという岡田は「細かい描写まで、とにかくこだわりがすごい。他の監督からは『CGが多いと、芝居の技量も出るぞ』と言われたが、監督の的確な演出のおかげで何とか乗り切れた」と振り返った。一方、岡田演じるパイロットの妻を演じた井上は「作品を観て感動と衝撃を受け、私自身は女優として幸せを感じている。映画に描かれる愛と真実が、若い世代にも受け継がれれば」と感無量の面持ちだった。また、三浦は「役者として成長できた。それにこの作品をきっかけに、自分の祖父が(特攻隊の)予備学生だったと知った。ぜひ自分のルーツを知る機会にしてもらえれば」とアピール。劇中では今年5月に亡くなった故夏八木勲さんと共演しており「素晴らしい時間を過ごさせていただいた。現場ではとてもパワフルで、ご病気を抱えている素振りは一切見せなかった。ですから、この映画を観終わった後は、言葉にならない思いを感じましたし、空に向かって感謝の気持ちを放ちました」と故人をしのんだ。山崎監督は「以前から特攻に関しては関心があり、映画監督としても一度戦争と向き合い、取り組んでみたいと思っていた」と本作への思いを語り、「素晴らしい原作の感動に負けないように、いつもよりハードルを上げ、CGスタッフにはかなり厳しいことを言ったが、本当によくやってくれた」と手応え十分。百田氏は「これまで映画化のオファーは、ずっと断り続けてきた」といい、それだけに「こんな素晴らしい作品に仕上がり、感無量。試写では隣に岡田さんがいるのに、ボロボロ泣いてしまって…」と感激しきり。岡田は「隣に百田先生がいるので緊張していたが、涙を見て安心しました。涙のせいで、ちょっと集中できませんでしたが(笑)」と安堵の表情だった。『永遠の0』12月21日(土)、全国東宝系ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2013年07月22日岡田准一(V6)主演で百田尚樹の同名ベストセラーを映画化した『永遠の0(ゼロ)』の完成報告記者会見が、7月22日(月)に行われ、岡田さん、百田さんに共演の三浦春馬、井上真央、監督の山崎貴が出席した。「海賊とよばれた男」で本屋大賞を受賞した百田さんのデビュー小説を、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎監督が映画化。現代を生きる青年が、誰よりも「生きて帰りたい」と願いながらも戦場に赴き、いまの自分と同じ年で特攻に散った祖父の人生について調べ上げていくさま、60年の時を超えて明かされる深い“愛”を壮大なスケールで描き出す。天才飛行機乗りでありながら、“帝国海軍一の臆病者”と称された宮部久蔵を演じた岡田さん。宮部を「人の人生のために生きる大きな愛を持った人物」と評し、「重い役であり、眠れない夜、考える日々があったしプレッシャーも感じた」と役を引き受ける上での苦悩を明かした。軍人を演じる上で当然、頭を丸めなければいけなかったが、「この役をやらせていただけるなら」と岡田さん自身は全く気にしなかったようで、「“気合いの表れ”と書いていただければ(笑)」と集まった報道陣に“注文”し笑いを誘った。原作者の百田さんはこれまで幾度も本作の映画化、ドラマ化の話を断ってきたそうだが、今回の山崎監督による脚本を見て映画化を承諾したという。完成した作品を観て「気がついたらボロボロ涙が出ていた」そうで、「隣りに岡田くんがいたんですが、『始まってすぐに泣いてらっしゃいました』と言われました(笑)」と照れくさそうに明かす。岡田さんは「百田さんがいて集中して観れなかった(苦笑)」と語りつつも、その号泣ぶりを見て「安心しました」とホッとした表情を見せた。三浦さんは、祖父・宮部久蔵について調べていく青年・健太郎を演じたが「この作品に出会って、役者として成長できたと思います」と手応えを口にする。また本作をきっかけに、もしかしたら戦闘機乗りになっていたかもしれなかったという自身の祖父についても知ることができたと告白。撮影では、自身の出演シーンがないにもかかわらず「少しでも役が膨らむのではないかと思った」と岡田さんの撮影現場にも足を運んだそうで、役柄・作品に対する真摯で強い思いを伺わせた。井上さんは久蔵の妻を演じたが、大変だったシーンとして久蔵が束の間、家に帰ってきて共に過ごしたシーンを挙げる。決して長いシーンではなく、また岡田さんとゆっくりと言葉を交わす時間もなかったそうだが、2人の距離を縮めてくれたのが娘の清子役の赤ちゃん!「監督の『よーい!』で泣き出してなかなか笑顔を見せてくれないので、いかに泣かせずに笑顔を見せるかで、心が一つになりました」と述懐。岡田さんも「そんなに話す時間はなかったけど、(赤ちゃんを)あやすことで役作りになりましたね」と楽しそうにふり返っていた。メガホンを握った山崎監督は「一度、戦争というものに取り組んでみたかった」と語り、「襟を正して真面目に取り組んだ」と真剣な表情。零戦や空母「赤城」などが監督の代名詞とも言える緻密なVFXで再現されているが、「特にCGのハードルが高い作品だった。CGが作り物っぽいとそれは失礼でもあるし、(役者の)仕事を台無しにしてしまうので。時に厳しいことも言いましたが、スタッフはいい仕事をしてくれたと思います」と満足そうに頷いた。『永遠の0』は12月21日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:永遠の0(ゼロ) 2013年、公開予定(C) 2013「永遠の0」製作委員会
2013年07月22日特殊メイクで驚きの大変身女優の高岡早紀が、来年の初夏公開を予定する主演映画「モンスター」で、目をそむけたくなるほど醜い女子高生から、美容整形を繰り返して絶世の美女になっていくという人物を演じることが分かった。自身7年ぶりの主演映画となる作品でみせる、その変身ぶりが話題を呼びそうだ。高岡演じる女子高生は、醜い容姿で同級生たちからも「バケモノ」と呼ばれる。だが、主人公はそこから美容整形を繰り返し、美女に変身してその運命も変容していくというストーリーだ。作品は、作家百田尚樹氏の同名小説が原作で、外見の美醜にとらわれる人間の愚かさをテーマに、独特の世界を描いている。直視できないほどのすごさ!体当たり演技も注目醜い女子高生への特殊メイクは、2時間以上をかけて制作された力作だとか。観客の拒否反応も心配されたが、そこは緩めることなく、徹底的に“醜”を追求したそうだ。ロケ現場を見学した原作者の百田さんも、その仕上がりぶりのすごさには、思わず二、三歩後ずさりしてしまうほどだったとか。メイクと知っていても、直視できないほどのインパクトだったという。醜い容姿で家族にすらも愛されることのなかった、壮絶な女性の人生。美容整形もテーマに織り込み、高岡早紀が、高校時代から30代までを、ひとり、体当たりの演技で演じきっているそうだ。女性の生き方、人間の生、容姿、美醜とは、といった問題を改めて感じさせられる作品となっているようで、公開が待たれるところである。元の記事を読む
2012年12月23日2006年の発行以来、幅広い世代の男女から支持を集め、累計100万部突破のミリオンセラーとなった百田尚樹の小説「永遠の0」が、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督により映画化されることが決定!主演に岡田准一(V6)、共演に三浦春馬、井上真央と引く手数多の人気俳優陣が集結する。原作は太平洋戦争を題材にした戦争小説にも関わらず、その斬新な内容で発売以来じわじわと口コミで人気に火がつき、20代から高年齢層まで幅広い男女に支持されベストセラーとなった。現代に生きる青年・健太郎が戦時に生きた祖父の足跡をたどるというミステリーを軸に、時代を超えて感動を呼ぶ壮大なラブストーリーが展開する。本作で主人公・宮部久蔵を演じるのは、『SP』シリーズ、『天地明察』と幅広い役をこなす岡田准一。この宮部という男は、妻と娘を愛し、生きて帰ることを望んだ強さ、優しさ、温かさを持つ人物であり、仲間には“海軍一の臆病者”、“何よりも命を惜しむ男”という証言がある一方で、“とんでもない凄腕のパイロット”とも語られる、謎多き零戦パイロットである。岡田さんは「(山崎)監督と以前からご一緒にお仕事をしたかった」と語っており、山崎監督からのラブコールに即座に快諾したのだとか。さらに、「戦争を実体験していない私たち世代にも、家族のために“生きる”ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じとっていただける作品にできるよう、撮影に臨みたいと思います」と意気込みを語る。クランクインに向けて、軍事教練や現存する零戦パイロットたちへのヒアリングを重ね、リアリティを求め、徹底した役作りに没頭しているようだ。岡田さん扮する祖父・久蔵の驚愕の真実を解き明かしていく現代の若者・佐伯健太郎役には、「ごくせん」や『君に届け』など映画にドラマにと話題作への出演が続く三浦春馬。久蔵が生涯愛し続けた妻・松乃役には、『八日目の蝉』でアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した井上真央と、若手実力派の共演が実現。「山崎監督が作り出す世界の中で『永遠の0』という作品がもつメッセージを、僕のようなリアルに戦争を知らない世代の方々にも感じとっていただけるよう、誠実に真剣に役に臨みたい」(三浦さん)、「語り継ぐべき真実や大きな愛をいまの時代を生きる方たちに広く知ってもらいたい」(井上さん)と、共に“体当たりで挑む”気迫がうかがえる。山崎監督は原作で描かれる壮大なラブストーリーに加えて、戦闘シーンではCG技術をフル活用して徹底再現することを掲げており、「原作の持つダイナミズムに負けないよう、映画で戦っていきたいと意気込んでおります。戦争の臨場感を映像でリアルに表現し、戦争や零戦、特攻というテーマをこの作品で伝承していければ」と言及している。撮影は6月よりクランクインし、鹿児島県奄美大島などで大規模な撮影を行うほか、アクロバティックな空撮も行うなど、3か月間に及ぶ壮大な撮影が敢行される予定。『永遠の0』は2013年春頃に完成、同年公開を予定している。■関連作品:天地明察 2012年9月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「天地明察」製作委員会永遠の0 2013年、公開予定© 2013「永遠の0」製作委員会■関連記事:岡田准一をアカデミー賞『おくりびと』滝田監督が大絶賛「仕事への姿勢素晴らしい」岡田准一と宮崎あおいが夫婦に!本屋大賞映画化『天地明察』で2度目の共演
2012年05月21日市原隼人、高良健吾らが5月22日(土)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで、映画『ボックス!』(李闘士男監督)の初日舞台挨拶を行った。高校のボクシング部を舞台に、やんちゃな天才ボクサー・カブ(市原さん)と気の弱い優等生タイプのボクサー・ユウキ(高良さん)の幼なじみ2人の友情と成長を描く物語。原作は作家・百田尚樹氏の同名小説。内容にひっかけ、カブのように直感で動くか、ユウキのようにコツコツ努力するか、どちらのタイプ?とMCから質問。主演の市原さんは「直感です」と即答し「最初に思った1%を大事にしたい。歳を取ってくると、情報にまみれて目の前のことがキレイに見えなくなるから」とイッチ―節。高良さんは「僕は考える方ですね。でも意識したことがないから分からない。『あ、いま直感で動いた』とか『いま、考えて動いているな』とか」と天然ぶりを披露。共演の筧利夫は「直感でコツコツと動くタイプです」と持ち前のユーモア感覚全開で、共演陣と観客を大爆笑させた。司会が「聞きたいことある方います?」とファンサービスし、挙手した女性客が「劇中で(カブが)行っていたメイド喫茶に行ったことありますか?」と質問。市原さんは「行ったことがないので、一度行ってみたい」。高良さんが「自分、1回行ったことあります」と答えると、観客は爆笑。同客から「何頼んだんですか?」と突っ込まれると、「え、オレンジジュースとか。(出身地の)熊本で地元の友達みんなで行ったんで、あんまり覚えてないけど」とまた天然ぶりを見せた。一方、李監督は激やせして登場。関係者によると「医者に『このままだと死ぬよ』って言われて、炭水化物ダイエットした」という。『ボックス!』は全国東宝系にて公開中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:市原隼人“初ライヴ”で初ダイブ「夢、あるだろ!」『ボックス!』市原隼人×高良健吾熱く、鋭く…交錯する2つの才能市原隼人、『ボックス!』試写会で『ROOKIES』“安仁屋”口調で悩み相談!市原隼人、高良健吾が拳に青春をかける!『ボックス!』試写会に50組100名様ご招待市原隼人、高良健吾トークショー付『ボックス!』中高生限定試写会に25組50名様ご招待
2010年05月22日市原隼人がボクシングに本格初挑戦する映画『ボックス!』(李 闘士男監督)の撮影現場の様子が2月下旬、茨城・つくば市の桜総合体育館で公開された。高校のボクシング部を舞台に、幼なじみの天才タイプのアウトロー少年・鏑矢義平(かぶらや・よしへい=市原隼人)と努力型の優等生・木樽優紀(きたる・ゆうき=高良健吾)の挫折と成長を描く青春ストーリーで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手がける放送作家、百田尚樹氏の同名小説(太田出版刊)。この日は、国体予選で鏑矢がライバル・稲村和明と因縁の対決に挑むクライマックスシーンが撮影された。観客役のエキストラ数百人が見守る中、リング上で稲村を演じる現役プロボクサー、諏訪雅士と対峙。機敏なフットワークで素早いジャブを繰り出す。朝9時から夜遅くまで終日続いた“決戦”で、市原さんの拳が火を噴いた。昨年11月から、日本ウェルター級&スーパーウェルター級元チャンピオンの田端信之氏の下で本格的にトレーニングを積み、昨年公開の映画『ROOKIES−卒業−』の頃よりも胸板の厚さを増して筋肉質の引き締まった体に“改造”した。「最初は動き方も足の使い方も分からなかったけど、面白いです。ジャブひとつでも、やり方で全然違う」と声を弾ませたが、「毎日ボクシングのことを考えて、飯を食ってボクシングをして、生活も自分じゃなくボクサーの生活になる…鳥肌が立つ」とストイックに役柄に入り込んでいる様子。撮影のちょっとした合間も「シュッ!シュッ!」とシャドーボクシングにいそしむ。本作を企画した武田吉孝プロデューサーは、「天真爛漫な魅力で誰にでも愛される市原くんと、繊細で内に情熱を秘めたイメージを持つ高良くんが揃わなかったら成立しなかった」と惚れ込んでキャスティング。内容にも「勝ち負けを追うエンターテイメントではなく、自分なりの栄光の掴み方、カブ(鏑矢)が負けて立ち上がるところを見てほしい。現代特有の閉塞感の中にいる悩める若者たちに見せたいという思いがあります。アメリカ映画『ロッキー』で、くすぶっていたボクサー、ロッキーが試合には負けたけど人生には勝利しましたが、そういう意味では“和製ロッキー”とも言えます」と人間臭さたっぷりのドラマを目指している。「ストイックばかりの内容ではなく、カブの元気でひょうきんな部分も描いて、笑って泣いて強くなる映画にしたい」といたずらっぽい笑顔で付け足した。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)シネマカフェ撮影現場レポート特集■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:Twitter旋風やまず『ボックス!』完成披露試写会の応募に“フォロワー枠”を創設『ボックス!』主題歌でRIZEと市原隼人のコラボが実現!熱いラップ披露あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ
2010年04月15日映画『ボックス!』の主題歌がRIZEの新曲「LAUGH IT OUT」に決定し、主演の市原隼人がボーカルとして同曲に参加することも発表された。百田尚樹の同名小説を原作に、ボクシングに青春をかける高校生たちの姿を瑞々しく描いた本作。市原さんは天才的なボクシングセンスを備えた高校生・カブを演じている。以前から市原さんはRIZEのファンを公言。ライヴにも足繁く通っており、共通の友人を通じてJESSEと出会ったのをきっかけに、その後、公私にわたる交流を続け、時に共に楽曲制作をするまでに親交を重ねてきたという。そんな中、RIZEに本作の主題歌の依頼が届き、“RIZE with 隼人”という形で市原さんがボーカルとして参加することが決まった。「LAUGH IT OUT」は映画の内容にフィットした、ストレートなロックチューン。デビュー10周年を迎え、RIZE史上最もポップな楽曲に仕上がった。特にJESSEと市原さんの聴きごたえ十分の息の合ったラップは注目!市原さんはミュージックビデオにも出演しており、映画、楽曲とあわせてこちらも話題を呼びそうだ。RIZE with 隼人による「LAUGH IT OUT」は5月19日(水)より発売。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:あのシーンも原作の種田そのまま!『ソラニン』高良健吾の落書き顔公開市原隼人の“セクシー半裸”画像を携帯待受にゲット!『ボックス!』前売特典亀田興毅が映画デビュー!市原隼人主演『ボックス!』で友情タッグ【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年04月08日プロボクサーの亀田興毅が、市原隼人主演の映画『ボックス!』(李闘士男監督)でスクリーンデビューすることが明らかになった。同作は、高校のボクシング部を舞台に、やんちゃ坊主ながら天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢(かぶらや)義平(市原隼人)と幼なじみで努力型の優等生・木樽優紀(高良健吾)の交流とそれぞれの挫折、苦悩から立ち上がる姿を追う青春ドラマで、原作は「探偵!ナイトスクープ」などを手掛けてきた放送作家・百田尚樹氏の同名小説。亀田さんはクライマックスの国体予選で鏑矢が宿敵・稲村との試合に挑むシーンで、稲村を視察するため観戦に来たプロボクサーの本人役で出演する。2人は、市原さんが一昨年3月、亀田選手の試合でリングアナを務めたことをきっかけに同い年ということもあり親交を深め、同作への主演を機に市原さんが亀田選手の本作への出演を提案。亀田選手もそれを快諾し、WBC世界フライ級王者の映画デビューが実現した。撮影は茨城県内の体育館で行われた。入場し、リング脇の席に座った亀田さんは、リング上の熱戦に見入り真摯な表情。展開が白熱すると興奮気味に体を揺らし、稲村のパンチが飛ぶと「いけ!いけ!」と熱く声援を送った。撮影が終わり、市原さんと対面した亀田さんは「難しいし慣れないことをするのは恥ずかしい。めっちゃ緊張したわ」と苦笑い。スクリーンデビューの感想を聞かれ「ホンマにチョイ役で、『いけーっ』としか言うてへんからなぁ」と映画のデビュー戦の手応えを明かした。市原さんは出演をオファーした心境を「同い年だし、2人でいろんなことを経験したら楽しいし、お互い違う自分を探し出せればと思った」と説明。亀田選手の俳優のセンスについて聞かれると「分からないですが、ボクシング以外にもいろいろなことができそう。これから何か弾けるんじゃない?」と期待を寄せた。8月からボクシングのトレーニングを積んできた市原さんに、亀田さんは「数か月であれぐらい動けるなら、結構練習したんちゃう?普通こんだけの動きはできへん。プロテストくらい受けたら?受けて1回試合したらごっついボクシングも盛り上がるんちゃう?」とリング上の“競演”ラブコール。市原さんの印象を「見たまま熱い、ヤケドするわ。イッチーじゃねえな、アッチーやわ」などと笑わせ、市原さんも「器用にやる大人というより、真っ直ぐで人思いで優しい人」とお返し。ヘビー級の好相性をうかがわせていた。『ボックス!』は5月22日(土)より全国東宝系にて公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committee■関連記事:【文豪を演る】インタビューvol.2 優香 as お慶太宰に敗北感味わわす女に快感?市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集
2010年03月03日太宰治、芥川龍之介といった近代文学の巨匠の手による短編作品を映像化した「BUNGO-日本文学シネマ-」がBS-TBSにて放送中。今後、DVDならびに劇場公開も控える。初回を飾ったのは太宰の自叙伝的な短編小説「黄金風景」。主演、すなわち太宰治を演じた向井理のインタビューに続いて、本作の“ヒロイン”と言うべきか、太宰の幼少時代、彼の家で女中をしていたお慶を演じた優香のインタビューをお届け!太宰の幼少時代にも深く関わり、彼にとって“忘れられない女”を演じた気持ちは――?「最初は演じるのが怖かった」とオファーが届いた当初の気持ちを明かしてくれた優香さん。「文学作品ってあまり読んだことがなくて、台本も1回読んだくらいじゃ分かりそうもないな…と。太宰さんの名前は知ってましたが、気持ちを理解するのは難しい!最初は周りにもそう言ったんです。でも、チーフマネージャーが文系なんですが、太宰さんについて説明してくれて、その太宰に影響を与え『負けた』とまで言わせてしまう人を演じるなんて面白い!優香、できるよと言われ、乗せられてしまいました(笑)」。では実際に演じてみて、太宰の気持ちは理解できたかというと…。「いやー、太宰の気持ちは難しい!繊細だし、だからこそ書くことでその気持ちを表現する人だったんだろうなと。いまの時代を生きていたら、すごく生きづらかったと思います」。お慶は太宰の生家の女中で、幼い太宰から散々な仕打ちを受ける。やがて同郷の男の元へ嫁ぎ、ひょんなきっかけから東京で成人した太宰と再会する。“太宰治”と聞くと、一般に次から次へと女性と心中を試みた、というイメージを持っている人も多いのでは?その中でお慶は、ある意味で太宰に深く関わりつつ、己の幸せをつかんだ人物と言える。「最初は監督に『少し、おバカな感じで』と言われたんですがこれが難しい。やりすぎると変だし(笑)。でもおバカというのを、一生懸命過ぎて目の前のことしかできない人と理解しました」。お慶がいま、幸せに生きていることを知った太宰の胸には“敗北感”とも言うべき感情が押し寄せる。太宰を演じた向井さんは、その心理を太宰のかつての“恋心”から来るものと解釈していたが、優香さんはどう見ているのか?「えー!?難しい質問ですね(苦笑)。子供の太宰がお慶に抱いていた気持ちは間違いなく恋だと思うんです。器用ではなくて失敗ばかりのお慶が気になって…気になるから意地悪したくなる。でも、『負けた』と思ったのは“恋”ではないような…うーん、お慶の“存在”に『負けた』という感じですかね?」様々な解釈を想起させるお慶をフワリと不思議な魅力で演じている優香さん。“女優”としての側面と共に、司会者やバラエティ番組などでの活躍も目立つが、優香さんにとって“演じる”というのはどういうことなのか?すごく楽しんでいるように見えるが…。「その質問、よく聞かれます(笑)。飽き性なので、同じことをずっとしてられないんですよ。だから、いろんな仕事をしているからこそ、そこで得たエネルギーをまた違うところで活かしている、という感じですね。その中で、『この役は優香で』と言っていただけるならやりたいです。以前は現場に緊張してなじめなかったんですが、最近、演じることが面白くなってきました。違う人になったりするのは楽しいですよ」。最後に、文豪たちの作品を原作としたこのシリーズに因んで優香さんの読書体験について。優香さんにとって、これまでで忘れられない一冊は?「基本的に、本でも漫画でも映画でも、恋愛モノよりも友情モノ…しかも男同士の友情のお話が好きです。女の子ってどこか距離があったりして、その点、男の子って殴り合ったりぶつかり合えるじゃないですか。女の子にはそれができないので惹かれますね。そういう意味で、大好きなのが『ボックス!』(百田尚樹著/太田出版刊)。親友同士なんだけど、一人はエリートでもう一人は努力家という2人のボクサーの戦いアリ、友情アリの物語です。私は、“青春”て言えるものを送ってないので、その部分も憧れます!」向井さん×優香さんの2人から、あなたはどんな解釈を導き出す?短い時間の中での2人の交錯を楽しんでほしい。(stylist:宇賀愛<オフィスロック>/hairmake:今野真樹<maroonbrand>)「黄金風景」向井理インタビュー「魔術」塚本高史インタビュー coming soon「檸檬」佐藤隆太インタビュー coming soon「高瀬舟」成宮寛貴インタビュー coming soon「グッド・バイ」水川あさみインタビュー coming soon<BS-TBS>2月20日(土)より毎週土曜放送中/全6話・各話30分予定BUNGO-日本文学シネマ- 黄金風景価格:2,993円(税込)BUNGO−日本文学シネマ− DVD-BOX価格:13,125円(税込)発売日:6月19日(土)公式サイト:■関連作品:ボックス! 2010年5月22日より全国東宝系にて公開© 2010 BOX! Production Committeeストリングス 〜愛と絆の旅路〜 2007年4月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて順次公開■関連記事:市原隼人と共演できる!『ボックス!』クライマックス・シーンでエキストラ大募集香取慎吾デザイン『ストリングス 〜愛と絆の旅路〜』タンブラーを5名様にプレゼント『エヴァンゲリオン』の庵野秀明×長塚圭史が魅せる人形ファンタジー『ストリングス 〜愛と絆の旅路〜』試写会に5組10名様をご招待
2010年02月25日