皆さんは、パートナーの浮気に困ったことはありますか?今回は「妻が浮気をしていた話」とその感想を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言浮気をしていた妻会社員の主人公は、妻と娘2人の4人家族です。妻は専業主婦ですが家事が苦手で、家事全般は主人公がしています。ある日、上の娘の運動会をきっかけに妻の浮気が発覚したのです。さらに下の娘と主人公は血がつながっていないということまでわかり…。復讐を決心した主人公は証拠を集めました。そして、運動会のビデオ鑑賞という名目で両親と義両親を呼びます。娘の一言で…全員の前で、主人公が妻の浮気を暴露すると…。「家事と子育てが忙しくてストレスがたまっていた」と反論してくる妻。しかし上の娘の「ママは家事しないよ」という一言で場が凍りつきます。出典:モナ・リザの戯言上の娘の口をふさぎ「余計なことを言わなくていい」と言う妻。そんな妻を見て義父は激怒します。妻は「今のは違うの!」と焦りますが…。「離婚して慰謝料を払いなさい!」と義両親に一喝されてしまいます。悔しみながらも「財産分与があるから」と余裕の様子の妻でしたが…。その後、主人公から聞かされた財産分与の内訳に、妻は絶望することになるのでした。読者の感想家事全般を主人公に任せているなかで、浮気をしていたとは衝撃ですね。しかも、下の娘が主人公の子どもではなかったことにも驚きです…。離婚と慰謝料を求められるのは仕方ないと思いました。(30代/女性)家族のために仕事や家事をしていた主人公にとって、ショックな展開だったと思います。主人公の頑張りを、娘がしっかり見ていたことが唯一の救いですね…。主人公と子どもたちの幸せを願いたいです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年11月10日皆さんは、夫の言動に困ったことはありますか?今回は「財産狙いを疑われた女性の話」とその感想を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言御曹司と結婚主人公は、憧れだった御曹司の先輩と結婚します。結婚後は家庭を守ってほしいと考える夫に従い、主人公は仕事をパートに変更しました。それなのに夫は「財産狙いじゃないって納得させろ」と突然言い出したのです。夫が勝手に借りた高級マンションの家賃も割り勘にされ…。パートでの収入しかない主人公はカツカツです。贅沢をする夫の横で主人公は質素な生活を余儀なくされます。ついに限界がきてしまい…出典:モナ・リザの戯言「こんなの全然折半じゃない!」と主人公は夫を怒鳴りつけました。そして「子どもができたらどうするの?」と尋ねますが…。夫は「そのとき考える」と言って能天気に笑うだけ。大人っぽいのは外見だけで頭の中は子どもだと、夫の正体に気づく主人公でした。読者の感想財産狙いなんて思っていないのに、すべて折半にされるなんてきつすぎます。しかも贅沢する夫の横で苦しい思いをしないといけないなんて、ひどい話だと思いました。(30代/女性)パートでの収入しかないのに、夫と同額出すのは難しいですよね。主人公が怒ってしまうのも理解できるなと思いました。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(Grapps編集部)
2023年11月09日皆さんはお金のことでパートナーと揉めたことはありますか? 今回は「遺産」にまつわる物語を紹介します! ※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。 ※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。 ※この物語はフィクションです。イラスト:今日のLINE『父の遺産10億円を相続した結果』妻の金銭感覚にうんざりしていた主人公。人並み以上に稼いでいるが、妻は「足りない!」と言い散財していました。そんなある日、父が亡くなり10億円の遺産を受け取ることになった主人公。すると妻は「やったー!夢みたい!遺産は私が管理するから!」と言って、大喜びしました。妻の態度に不安を感じた主人公は「不備があってまだ振り込まれていない」と言い、遺産を受け取ったことを黙っていました。その後、仕事帰りに帰宅した主人公は、家の前で義両親の姿を見かけます。帰宅して妻に話を聞くと、どうやら義両親と家を建てるための会議をしていたようで…。主人公の遺産をあてにした義両親が、すでに借金で頭金を支払ったと聞いた主人公は唖然とします。自分勝手すぎる妻に、我慢の限界を感じ…。離婚を決意出典:今日のLINE離婚を突きつけると、妻は逆ギレしながらも同意しました。妻は、遺産が財産分与の対象になると思っていたため、離婚に同意したのです。しかし遺産は財産分与の対象にならないことを伝えると、妻は顔面蒼白になり、自分の言動を後悔したのでした。(lamire編集部)
2023年10月31日皆さんはパートナーとの価値観の違いを感じたことはありますか? 今回は「父の遺産10億円を相続した結果」を紹介します!イラスト:今日のLINE『父の遺産10億円を相続した結果』妻の散財癖に困り果てていた主人公。妻は人並み以上にある主人公の給料を、すぐに使い切ってしまっていました。そんなある日、父が亡くなり主人公は10億円の遺産を受け取ることに。すると大喜びした妻は「やったー!遺産は私が管理する!!」など不謹慎な発言ばかりするようになりました。主人公はそんな妻に愛想が尽き、離婚を決意します。「価値観が合わない」と離婚を突きつけると、妻は逆ギレして…。言いたい放題の妻出典:今日のLINE遺産も財産分与の対象になると思っていた妻は「金を払え」と主人公にしつこく迫ります。しかし遺産は財産分与の対象にならないと主人公が説明すると、妻は顔面蒼白になり、今までの自分の言動を後悔したのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※この物語はフィクションです。(lamire編集部)
2023年10月28日主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。加奈子は夫に離婚したいと伝えるものの夫と意見がかみ合わず、仕方なく加奈子が妥協すことに。しかしその後、夫が浮気をしているということを息子から聞かされたのです。加奈子はすぐに探偵に浮気調査を依頼。すると、すぐに浮気の証拠写真が集まったのでした。自分を裏切った夫に強い悲しみと怒りが込み上げた加奈子は、夫の会社の懇親会で浮気の写真をビンゴの景品のくじの封筒に紛れさせ、会社の人たちに夫の失態を知ってもらうことを思いつきます。そして懇親会当日、それを実行することに。 すると、加奈子の想定通り、会場は一時騒然に!夫の信頼は地に落ちてしまいました。そして懇親会後、家に帰ってこなかった夫でしたが、1週間が経過すると突然離婚届を持って現れたのです。 加奈子が離婚届にサインをすると、夫は「もう帰らない」とひと言。さらに、振り向くと同時に「今の加奈子、俺にそっくりだよ」と言ってきたのです。その後は、離婚話がスムーズに進行。タイミングを見計らうと、宝くじの当選金を受け取りに銀行を訪れたのでした。 手渡された通帳には、3億円に記載がされていて… 加奈子は通帳を見つめながら、夫に「離婚を諦める」と伝えた日の夜のことを思い返していました。 その夜、財産分与についてリサーチしていた加奈子。 すると、離婚前に3億円を換金してしまうと、半分かそれ以上を夫に取られてしまう可能性があることを知ったのです。 当選金の時効は1年――。 (1年以内に離婚して、お金は全部私がもらう……!) あの日の夜、心の中でそう強く決意していたのでした。 ◇◇◇ 当選金の時効を意識し、それに間に合うように離婚へのアクションを起こしていた加奈子。先を見越して、かなり計画的に動いていたことが伺えますね。ひとまず無事に3億円すべてが加奈子の手に渡ったので、計画は成功したと言えるでしょう。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月08日「Elles Films株式会社」代表取締役・粉川なつみさん。ウクライナで制作された1本のアニメーション映画を劇場公開するため、勤めていた会社を辞め「ほぼ全財産をなげうって」日本での配給権を獲得し、たった一人で「Elles Films」を設立。その後もクラウドファンディングの実施から製作委員会の設立、日本語吹替版の制作、宣伝業務など、映画公開に向けた作業の中心を担ってきた。そんな粉川さんの情熱に突き動かされる形で、多くの賛同者が集まり、アニメーション映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』が先日より公開中だ。もともと映画が好きで、映画業界で働くことを志し、その念願かなって宣伝会社で働き始めたという粉川さんだが、そんな彼女が20代半ばにして、自ら会社を設立してまで同作を公開しようと思ったのはなぜなのか? 粉川さんにたっぷりと話を伺った。映画宣伝へ入社、配給会社への転職――「Elles Films」を設立する以前から、映画宣伝会社で働いていらしたそうですね。映像業界で働くようになった経緯を教えてください。大学時代、ゼミの先生のツテもあって、映画宣伝会社「ガイエ」でインターンをしていて、そのまま入社することになりました。もともと、映画の美術監督になりたくて、それを学べる大学に進学したんです。ただ、実習で美術スタッフとして映画の現場に行くとものすごい激務で「これはちょっと自分には無理だなぁ…」と挫折しまして…。ただ、大学では現場のことだけでなく、映画のビジネスについても学ぶことができて、その授業がすごく楽しかったんです。当初は映画ができるまでの仕事をしたいと思ってたんですが、徐々に完成した映画をいかにお客さんに届けるか? という部分に興味がわいてきて、ガイエでインターンをさせてもらうことにしたんです。インターン初日に行ったのが、柳沢慎吾さんが『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の公開アフレコをするという現場だったんですが、イベントを仕切ったり、マスコミ向けのリリースを執筆したり、その様子をSNSで拡散している会社の先輩たちの姿がすごい大人に見えました。インターンからその後、アルバイトになって、新卒のタイミングで入社しました。業務は映画のパブリシティ(※作品について、新聞や雑誌、テレビ、WEB媒体などのメディアで紹介をしてもらうための宣伝業務)、特にWEBを担当していました。公開される新作映画についてのリリースを作成して媒体さんに配布したり、マスコミ向けの試写会の対応、イベントの手伝いやライターさんやWEB媒体の編集者さんに作品をPRなどをしていました。――実際に映画業界で働き始めて、いかがでしたか?どんな業界、お仕事でもそうだと思いますが、中に入って、実際にやってみないとわからないことがたくさんありました。例えば、私はリリース(※作品の公開決定や、キャストの発表、舞台挨拶のレポートなど、マスコミなどに配布するための文書)を書くのがものすごく苦手でして(苦笑)。大学でも卒論を書いたりしていますし、文章を書くこと自体、決して苦手意識を持っていたわけではないんですけど、仕事のリリースが本当に書けなくて…。苦労して書いて、先輩に提出すると真っ赤になって戻ってくることの繰り返しでしたね。パブリシティの業務は1年ほどやらせていただいて、その後、タイアップ営業の部署に異動となりました。結局、ガイエにはアルバイト時代も含めて3年ほど在籍していたんですが、人事、パブリシティ、営業といろんな部署に関わらせていただきました。その後、2021年に映画の企画・制作からアニメ作品やアジア映画の配給・宣伝などを行なっている「チームジョイ」という会社に転職しました。――お話しできる範囲で、転職することになった経緯についても教えてください。コロナ禍で、映画業界もいろんなことがしばらくストップしてしまったんですよね。私がいたタイアップの部署も、全てのタイアップ案件が飛んでしまって…。会社も方向転換を余儀なくされた部分があって、どこまで映画に関わっていけるのか? という思いはありました。その時期、コロナでヒマだったこともあって、私はなぜか「OCTB -組織犯罪課-」という香港ドラマにめちゃくちゃハマってしまったんですね(笑)。別に以前からアジア系のドラマや映画が好きだったというわけでは全くないし、キラキラの恋愛ドラマでもなく、香港警察とマフィアの攻防を描く渋いドラマなんですけど…。そこから、中国語ができるようになりたいなと思って勉強を始めたりして「やっぱり、エンタメって面白いな」という気持ちになったんです。こういう作品に携われるような企業はあるかな? と思って、いろいろ調べて行き着いたのがチームジョイでした。――アジア系の作品の配給・宣伝だけでなく、企画や制作、グッズの販売など幅広く行なっていますね。まさにそこに惹かれました。映画の宣伝って、私がやっていたようなWEBの宣伝やタイアップだけでなく、本当にいろんな業務があるんですよね。それを最初から最後まで見られるのは配給会社だなと思っていました。ちょうどその時期、コロナ禍にもかかわらず、チームジョイの担当していた『羅小黒戦記ぼくが選ぶ未来』も大ヒットしていて、勢いも感じて応募しました。――転職されてみていかがでしたか? チームジョイではどんな業務を担当されたんでしょうか?チームジョイでの日々はめちゃくちゃ濃かったですね。実質、在籍したのは1年半くらいだったんですが、5年くらい働いていたんじゃないかって思うくらい。入社後は『羅小黒戦記』のグッズの輸入・販売に始まり、アニメーション映画『白蛇:縁起』の日本語吹替版制作パッケージ制作、宣伝と本当に何でもやっていましたね。入社して驚いたんですが当時、チームジョイには私のほかに中国系の社長を含めて、4人の社員がいたんですが、社長が中国のテレビ局の日本支社でジャーナリストをしていた経験がある以外、過去に映画業界で仕事をしたことがある人はひとりもいなかったんです。海外の映画を1本買うにしても、普通なら映画祭のマーケットに行ったり、セラーに連絡したりするんでしょうけど、そんなノウハウを誰も持っていない状況でした。そんな中、社長から「今日中にタイの映画で買えそうな作品をリストアップして」みたいなことを言われて…。私は英語もろくにできないし、日本に入ってきてないタイ映画をどうやって調べたらいいんだろう? という感じで(苦笑)。スマホに「HelloTalk」という語学系のアプリをインストールして、タイ語に設定して、タイで日本語を勉強したいという人たちを集めて「最近、おススメの映画を教えて」と聞いたりしたり、現地の大使館に直接、電話してみたり…。めちゃくちゃ非効率なんですけど、何とかやり方を探すという感じで、すごく鍛えられましたし、逆に通常のやり方を知らないからこそ、既存の方法にとらわれずにいろんな新しいことを試すこともできたのかなと思います。ウクライナのアニメ映画を日本で公開「私がやらなきゃ誰がやるんだろう?」」――ウクライナのアニメーション映画である『ストールンプリンセス』に巡り合うことになったのも、そうしたお仕事の中で?まさにそうで、『羅小黒戦記』も『白蛇:縁起』もヒットして、中国以外の作品もやってみようということになって、リサーチする中でウクライナのアニメーション映画の存在を知りました。――その後、会社を辞めて、自分で配給会社を設立して、『ストールンプリンセス』の日本での興行権を購入することになるまでの経緯について、教えてください。チームジョイでの日々は本当に楽しかったんですが、仕事をする中で、「自分だったらこういうこともするのにな」とか「将来、独立してみたいな」という気持ちが少しずつ芽生えてもきていました。先ほどもお話しましたけど、チームジョイは社長も自由で面白過ぎて、それを見ているうちに「私にもできるんじゃないか?」みたいな気持ちがわいてくるんですね。そんな中、ロシアによるウクライナ侵攻が始まったんです。正直、それまで世界情勢にものすごい関心を持っていたわけではなかったんですけど、21世紀にもなって大国が他国に侵攻して戦争が始まったということにものすごい衝撃を受けました。自分に何ができるか? と考えた時、ふとウクライナのアニメの存在を思い出したんです。調べてみたら、これまでウクライナのアニメーション映画が日本で劇場公開されたことはなくて、もしそれができれば映画業界としてウクライナ支援ができるんじゃないかと思ったんです。そこでウクライナの制作会社に「お問い合わせフォーム」から連絡してみました。連絡を取って、それこそ、いまどういう状態なのか? というところの話から始まって、スタッフのみなさんがポーランドやイギリス、フランスに散らばりながらも元気にやっているということで、最初は『MAVKA the forest song』という作品を買い付けたいと思ったんですが、まだ完成もしていない状況で、それとは別に『ストールンプリンセス』という作品もあるよという話になったんです。チームジョイでこの作品を配給できないかと思い、社長に相談したんですが、会社の規模的にひとつの作品の公開に全社員を注入するという感じなので、スケジュール的にいま、買ったとしても公開できるのはかなり先になってしまうので、難しいだろうということだったんですね。それをウクライナのスタジオにお伝えしたんですが、ウクライナって実は日本のアニメの人気が高くて、アニメEXPOみたいなものが開かれるくらいで「もし日本でウクライナの映画が公開されたら、これまでのような一方通行ではなく双方向の交流が生まれることになったので、残念だね。明るいニュースを届けたかったんだけど…」ということをおっしゃられたんですね…。それを聞いた時「これは私がやらなきゃ誰がやるんだろう?」という使命感に駆られてしまいまして…(笑)。そこから、会社で製作委員会を組んで配給できないか? など、いろんな方法を検討したんですけど、なかなか難しくて…「じゃあ、辞めようか」って。――そこで会社を辞めてまでやろうと決断できたのはなぜだったんでしょう?そこは本当にいろんな人に相談しました。だいたいみんなに反対されたんですけど、ガイエの元社長で、「映画.com」の編集長をされている駒井(尚文)さんにも話を聞いてもらったら、駒井さんは賛成してくれたんですよ。駒井さんご自身も30代で起業されたんですけど「もし(いまの粉川さんと同じ)20代半ばに戻れるなら、即起業してるよ」って言われました。配給権を買うのは自分のお金を使うつもりだという話をしていたんですけど「もしダメだったとしても、借金を背負うわけではないし、作品の権利も持ってるわけだから、それを持ってどこか別の配給会社に入社してもいいんだし、何とかなるよ。だからそんな不安に思わず、軽い気持ちでやってみな」と。経験やコネがないことが不安だという相談もさせていただいたんですけど「経験は、やっていくうちについてくるし、会社を作って自分で“社長”を名乗れば、相手方も社長クラスが出てくることが多くなるし、コネも向こうからやってくるよ」とおっしゃっていただいて、背中を押されました(笑)。そこでまず、ウクライナのスタジオに「私が買います」と連絡しました。――それから「Elles Films」を設立されたんですね。「会社を作る」となると、こまごまとした事務的な仕事などもあって大変そうなイメージがありますが、いかがでしたか?私、メッチャ雑なんです(苦笑)。正直、ギリでしたね。これ以上、あれこれ細かいことがあったら、無理だったろうなと思います(笑)。とはいえ、昔と違って起業自体はしやすくなってますし、ネットの情報も増えているので、何とかやれましたね。映画公開を実現させた“人との繋がり”――その後、映画の日本公開に向けて、どのような仕事があり、どうやって進めていったのかを教えてください。『ストールンプリンセス』の配給権は自分で買って、会社も設立したんですけど、日本で公開をするとなるとP&A費(プリント代と広告費用)がかかるんですね。広く日本で観ていただくには、吹替版であることはマストだと思ったので、日本語吹替版の制作費用も必要でした。最初は融資を受けることを考えて、計画書を持って銀行を回ったりもしたんですが、なかなか難しく…。そこでクラウドファンディングをすることを決めました。2022年の9月から11月にかけて、約2か月で目標金額は1,700万円だったんですけど、最初の1か月くらいは40万円くらいしか集まらず「これは終わったな…」と思いました(苦笑)。それでも、あきらめきれず、地方も含めていろんな媒体のお問い合わせフォームにニュースとして取り上げてほしいと連絡を入れて、そこから少しずつ取り上げていただけるようになり、最終的に950万円が集まりました。それでも足りなかったので、製作委員会を組むことにして、朝日新聞さん、KADOKAWAさん、ねこじゃらしさん(※『ドライブ・マイ・カー』の製作などにも参加している映画・映像コンテンツ製作会社)、ユナイテッドシネマさんの協力を得られることになりました。当初、1700万円で小規模での公開を考えていたんですが、5社のご協力によって、予算を増やして、日本全国で公開しようということになりました。――劇場公開の見込みが立ったわけですね。それ以外の日本語吹替版の制作についてはどのように進めていったのでしょうか?今回、ありがたかったのは、製作委員会方式を取ってはいるんですけど、日本語吹替のキャストなどに関して、委員会の意向などが入ってくることが全くなくて、こちらから相談したいことがあれば、アドバイスをいただくという形で、すごく自由にやらせてもらえたんですね。なので、日本語吹替版の制作は基本的に私が中心に進めさせていただきました。日本語版を制作する上で、まずは制作会社に当たって見積もりを取ってみたんですが、これがかなり高くて…(苦笑)。そんな時、クラウドファンディングに参加してくださった方で東北新社にお勤めされている方がいて、ある日、ご連絡をいただいて「東北新社で、できる限り値段を抑えて日本語版を制作できます」と言っていただけたんです。打ち合わせに伺うと「こういうやりかたをすれば、予算を抑えられるんじゃないか?」といろいろご提案をいただきまして、本当にありがたかったです。日本語版の台本に関しても、ウクライナの大使館のイベントのブースにクラウドファンディングのチラシを置かせていただいたんですが、それを見た方で翻訳を仕事にされている方が「もし協力できることがあれば」とご連絡をくださったんです。最初「タダでいいです」とおっしゃってくださったんですが、プロの方に仕事としてお願いするわけですから、ささやかではあるんですが報酬はお支払いしたんです。そうしたら、その額をそのままクラウドファンディングに出資してくださって…。キャスティングに関しては、日本語版の制作にあたっては、声優の方だけでなく、いろんな人に参加してもらって、より多くの人に興味を持ってもらえるような作品にしたいと思い、アイドル、芸人さん、YouTuberやVTuberなど、いろいろリサーチしました。東北新社さんからも「この役はこの方はどうでしょう?」などといったご提案をいただいて、進めていきました。――劇場回りのことや宣伝業務はどのように?劇場公開の規模に関しては、私が希望を出した上で、KADOKAWAさんが全国の劇場に営業をしてくださいまして、ユナイテッドシネマをはじめ、全国の劇場で公開されることになりました。宣伝は「紙・電波」と「WEB」でそれぞれ、フリーランスのパブリシスとの方にひとりずつ入っていただいてます。――予告編はどうやって制作されたんですか?予告編は大学時代の同級生にお願いしました。大学時代の友人たちは、制作の現場で働いている人が圧倒的に多いんですね。なので「映画をつくるなら手伝うよ!」と言ってくれる友人は多いんですが、映画完成後の仕事に関しては、残念ながら、あまり手伝ってもらえる人が少なくて…(笑)。そんな中でも、その友人は、テレビや映画の編集を仕事にしていて、助けてもらいました。――いろいろな人のつながりが…。本当に今回、多くの方に助けていただきました。どうしても少人数なので手が回らない部分も多いんですが、映画のポスターやチラシの配布についても、SNSでサポーターを募集して、ご厚意で配っていただいたり。本当にありがたいです。「軽い気持ちで(映画業界に)入ってきちゃえばいい」――ちなみに今後『ストールンプリンセス』以外の新たな作品の展開なども考えられているんでしょうか?めちゃくちゃ考えてます。既に2作目の配給は決まっていて、決して映画制作が盛んとは言えないシンガポールで、日本のコンテンツにも影響を受けたという監督が11年の歳月をかけてつくった映画がありまして、その配給と宣伝の委託を受けています。他にも韓国のアニメーション映画を交渉中で、今後は映画配給を中心に展開しつつ、他のエンタメ事業も色々考えています。銀行の融資を受けようとしたというお話をしましたが、どうしても映画って水モノで波があるものなんですよね。担当の方からは「低くてもいいから、安定した収入があれば…」みたいなことを言われて、その時はすごく腹が立ったんですよ。「それがあれば苦労しないし、そんなこと言う人がいるから映画という文化が…!」って(笑)。でも、冷静に考えたら、本当にその通りなんですよね。映画は好きなので、映画配給は継続的にやっていきたいけど、そのためにも一定の安定した収入がなくてはいけないなと。――最後に映画業界で働くことを志す人たちにメッセージをお願いします。私は映画にそこまで詳しいわけではなく、例えばゴダールをちゃんと見てるかというと全部見てないし、そんな自分に自信がなかったんですよね。でもここまでやってきて、感じたのは、私が楽しければ、きっとみんなも楽しいし、それでいいんだなということなんですよね(笑)。映画ってたくさん見てないと「映画好き」と名乗ってはいけないし、映画業界で生きてはいけないと思う人もいるかもしれませんが、そんなことは決してありませんし、映画だけでなく「エンタメが好き」という人がどんどんこの世界に入ってきてほしいなと思っています。――中途入社されたチームジョイでの仕事も、単に“映画好き”という視点ではできなかったことが多かったでしょうね。本当にそうで、チームジョイって良い意味で「お金好き」の人が集まった会社なんですよね(笑)。普通、そんなことしないでしょ? ってことをどんどんやってるし、「いままで、やったことのない仕事をどんどんやりなさい」という教えをいただきました。とりあえず、軽い気持ちで(映画業界に)入ってきちゃえばいいと思っています。(黒豆直樹)
2023年10月05日メネフネさんが運営する「メネフネchannel」。メネフネさんは23歳上の男性と結婚し、2018年に男の子を出産。2021年に離婚したシングルマザーです。YouTubeチャンネル「メネフネchannel」では、息子くんとの日常生活を公開しています。今回は離婚について視聴者から寄せられた質問について、メネフネさんが丁寧に答えている離婚後1カ月目に撮られた動画を紹介します。 離婚について教えて! 離婚で1番大変だったことは?離婚したあとのお金のことや養育費のことについて話し合っているときが1番つらかったです。感情的になってしまうと冷静に話し合えないので、感情を抑えることに気をつけていました。そのせいか、話し合いが終わったあとは震えが止まりませんでした。話し合いのたび、心がすり減っていくようで精神的に大変でした。 戸籍や苗字はどうしましたか?私も息子も、前の夫と同じ苗字のままです。戸籍は、私の実家がある岐阜県に本籍地を置いて、私が筆頭者になり新しく戸籍を作りました。まだ、がいはパパの戸籍に入っているので、私の戸籍に入るようにこれから手続きをしていきます。 旦那さんのお店で働いていたと思うのですが、仕事はどうしましたか?2022年3月まで、元夫がやっているお店の経理をしていました。今は事務のパートの仕事をしています。 公正証書は作りましたか?公正証書は作りました!夫が養育費を払い続けてくれると信じていますが、何かあったときの保険と思って作りました。離婚には間に合わなかったので、あとから作成しました。 私は、自分で公正証書の原案を作ることができないと思ったので、行政書士さんにお願いして44,000円かかりました。メールや電話でやり取りをして、原案の作成、公証役場の予約、夫の代わりに一緒に公証役場へ行ってもらいました。 子どもとの面会は自由で、制限は設けないと公正証書にも書きました。 財産分与については、財産分与の項目があると手数料が高くなると言われて文面上はなしにしました。その代わり、約4カ月分の家賃と当面の生活費を一括で支払ってもらいました。養育費も公正証書に記載して、定額で支払ってもらっています。 離婚理由は?お互いに一緒に住むことができなくなってしまった、性格の不一致が1番の理由です。不倫などが原因ではないので、スムーズに離婚できたのかなと思います。私たちは23歳差ですが、歳の差が離婚の理由ではないと思っています! 新しく住む場所の条件として重要なことは?以前住んでいた家が1Kで10万円だったので、同じくらいの家賃で、息子の保育園や学校などを考えて探しました。 その結果、同じ区内で1DK・家賃が約10万円のマンションに引っ越し、保育園は引っ越し先の近くに移りました。最近、今とほぼ距離が変わらない場所にある区営住宅に当選したため、2Kで家賃3万円のマンションに引っ越し予定です。 離婚を考えてから、離婚するまでの期間は?離婚を切り出したのは私からでした。どうしても我慢できない出来事があり、感情的に「離婚したい」と元夫に伝えました。その後、冷静になるために1カ月間実家に帰り落ち着いたころ、離婚には踏み切れないと思い始めて「東京で家族として頑張ろう」と思い直した矢先に、元夫もつらかったようで「別れた方がいいと思う」と向こうから言われました。 そこからは話し合いを開始。本格的に話し始めたのは2021年9月後半から。約一カ月ほど話し合いを重ねて離婚しました。 自分の中で納得のいく離婚条件を考えて、話し合いの際に伝えました。元夫が条件をのんでくれたので離婚に踏み切ることができました。 子どものためには離婚しないのが一番だと考えましたが、自分のことも大切です。保育園の先生に相談したときに「お母さんが笑顔でいられるのが大事ですよ」と言われて、すごく納得しました。自分と向き合った結果「離婚」でした。子育てをするには自分が心も体も健康でいることが大事だと思います。笑顔で話しているメネフネさんですが、時折つらそうな表情が垣間見れました。離婚への葛藤がリアルに伝わってきます。メネフネさんには、動画を通して視聴者からたくさんの応援コメントが寄せらていました。 著者:ライター 廣瀬尚子
2023年09月27日ある日、通帳に記帳をした主人公は、残高が異様に減っていることに気づきました。妻に確認してみると靴とバッグを買ったからだと言われましたが、あまりの高額に驚きます。主人公の稼ぎを当てにして、きれいで居続けるためにと妻はお金を使い続けていて…。浮気をしたうえに見下してくる妻に愛想が尽きた主人公は、離婚届にサインをしました。提出する前に弁護士と財産分与や慰謝料請求について取り決めたことを話したいと伝えると、妻は上機嫌で…。≪HPはこちら≫妻は慰謝料請求する気に出典:Youtube「Lineドラマ」上機嫌な妻に…出典:Youtube「Lineドラマ」現実を突きつけた出典:Youtube「Lineドラマ」離婚の原因は妻の浮気出典:Youtube「Lineドラマ」すべてを合わせると…出典:Youtube「Lineドラマ」財産分与されるのは出典:Youtube「Lineドラマ」妻は強気で…出典:Youtube「Lineドラマ」浮気相手に期待はしない方が出典:Youtube「Lineドラマ」その理由は…出典:Youtube「Lineドラマ」状況が掴めない妻出典:Youtube「Lineドラマ」慰謝料請求する権利は自分にあり、財産分与も含めお金が入るので豪遊できると浮かれる妻。しかしそんな妻に主人公は、慰謝料請求される側である現実を突きつけます。妻の浮気が原因で離婚することに加えて散財の事実も含めるとかなりの金額の慰謝料請求になると知り、うろたえる妻。それでもまだ、浮気相手が支払ってくれるからと強気でいるのでした。しかし主人公はすでに浮気相手とも話をしており、妻とは縁を切るという証言をとっていたのです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(愛カツ編集部)
2023年09月24日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言浮気した妻ひょんなことから妻の浮気が発覚た主人公。主人公が証拠を義家族に見せると、妻と主人公は言い合いになります。妻は「夫は何もしてくれなかった」と言い訳しますが…。それを聞いた娘が「ママは家事も育児もしてないよ」「ママはご飯も作らないし…」と暴露。娘の暴露出典:モナ・リザの戯言その暴露に義両親は大激怒し、離婚の流れとなりました。浮気がバレると思っていなかった妻は、財産分与して今の家をもらおうと考えますが…。問題さあ、ここで問題です。この後、主人公から聞かされた衝撃の事実とは何でしょうか?ヒント妻の思う通りにはいきませんでした。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「家は主人公の父の名義で購入されていた」でした。事実を知らなかった妻は愕然としますが…。その後、主人公は妻の浮気の情報提供をしてくれた妻のママ友に連絡をします。するとママ友は「私も一通りの地獄は見せました♪」と意味深な言葉を放つのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。(CoordiSnap編集部)
2023年09月23日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「遺産が欲しくてたまらない夫と義母の末路」を紹介します。夫の健司(けんじ)と義母から奴隷のような扱いを受けている亜由美(あゆみ)。追い打ちをかけるように、入院していた亜由美のお母さんが危篤状態になってしまいます。ひどい扱い危篤状態のお母さんのもとにいる亜由美に、夫の健司から「飯を作りに帰ってこい」という非情な連絡が入りました。 日頃から亜由美に対し、「何もできないお前を家に置いてやってる」「離婚しないでやってる」と威圧的な態度をとる健司と義母。 「親の死に目にすら私は立ち会えないの?」とついこぼしてしまった亜由美に対し、健司はここぞとばかりに「俺に逆らったら離婚する」「俺はいつでもお前を捨てられるんだからな」とまくしたてます。 結婚後、義母の言いなりになってどんどん冷たくなっていく健司に対し、いつしか亜由美の気持ちも冷めてしまっていました。「ごめん、お母さんの親戚の人たちがきたから挨拶してくる」と話を切り上げますが、健司はなお「いいから早く帰ってこい」と言い続けるのでした。 転がり込んだ母の遺産数日後――。 にやにやしながら亜由美の遺産について尋ねる健司。一方の亜由美は、健司と義母が遺産の話ばかりをして、お母さんの葬儀を台無しにしたことを腹に据えかねていました。 実は、亜由美のお母さんは資産家の娘だったのです。亜由美のお父さんとは駆け落ち同然で結婚していたため、亜由美はそのことを知る由もありませんでした。お母さんがもらっていた莫大な遺産が入ると知っても、母を亡くし、その母の葬儀を夫と義母に荒らされた亜由美の心は晴れません。 一方、健司は葬儀中に、亜由美が受け継いだ遺産をどう使おうかと、義母とプランを立てていた様子。「一軒家を建てるか、タワマンに住むか」「高級車もほしい」など、自分たちの欲望を亜由美に話し続けます。 悲しんでいる亜由美に寄り添うこともなく、「遺産の話はすぐにこっちに回せよ」とお金のことしか口にしない健司。2週間後に控えた遺産の話し合いに向けて、実家にしばらく泊まると言った亜由美に、健司は「家事サボってる分は遺産でチャラにしてやるからな」とどこまでも傲慢な態度なのでした。 「もう赤の他人です」2週間後――。 「遺産の話し合い終わった?」「うちにはいくら入るって?」「うちに?私たちもう離婚してますけど」 遺産の話し合いを終えた亜由美から、遺産額を聞き出そうとした健司。しかし、亜由美から告げられたのは「もう赤の他人です」という一言。 実は、亜由美は話し合いの前に離婚届を役所に提出していたのです。その離婚届は、「亜由美が反論したらいつでも出すぞ」と健司が脅しで用意したものでした。 健司や義母からの暴言や命令にずっと耐えてきた亜由美。今回のことをきっかけに、ようやく覚悟を決めたのです。 一方の健司は、「とにかく一度戻ってこい」としどろもどろの様子。財産分与を理由に、亜由美に話し合いの場を設けることを約束させたのでした。 数日後――。 どうやら健司と義母は亜由美に謝罪したいようですが、亜由美は「一人であなたたちに会うつもりはない」「弁護士を同行させる」と切り捨てます。 「この間まで家族だったろ?」「母さんはお前に一人前の主婦になって欲しかったんだよ」と亜由美の情に訴えかける健司。 しかし、都合の良い家政婦として扱われてきた亜由美は、いくら謝られても気持ちが変わることはありません。遺産が財産分与に入らないことを知った健司が慌てて連絡してきたことまでお見通しでした。 早々に話を切り上げようとする亜由美に、「待ってくれ!」と追いすがる健司。実は、健司と義母は、遺産をあてにして豪遊していたのです。「このままじゃ借金地獄になる」と悲壮感を漂わせる健司でしたが、亜由美は迷うことなく突き放すのでした。 その後――。 亜由美は、早々に実家を引き払い、遠くへ引っ越します。健司と義母はカードローンなどの支払いに追われ、毎日罵り合っているようです。 母の遺言である「好きに生きなさい」という言葉を噛み締め、現在留学に向けて準備をしている亜由美。遺産は無駄遣いせず、きちんと収入をつくり、自分の本当にやりたかったことをひとつずつこなしていこうと考えています。 母の残した言葉をきっかけに、夫と義母からの呪縛から解き放たれた亜由美。今後は自分なりの幸せを新たに見つけていけるといいですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年09月18日パートナーが浮気をしたら、自分の非を認め、心から謝罪してほしいですよね。もしあなたのパートナーが反省どころか、離婚に伴う金銭を気にしてきたら……?今回は実体験をもとに描かれた、サレ妻マリコさん(@kusodan_gotohell)の漫画【信じていたのに、結婚してから豹変した夫】の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!・漫画家名:サレ妻マリコ・原作:リンさん(マリコのInstagramから応募)・漫画:白米お米結婚後に豹変した夫……大学を卒業してすぐに夫のマサルと結婚するも、彼の“隠れた本性”を次々と目の当たりにするリン。ある日、友人がマッチングアプリでやり取りしている男性が夫だと判明。友人とともに証拠集めに乗り出すことにしたリンは弁護士に相談しに行き、離婚準備を進めることに!そんな中、友人をデートに誘い、ホテルに行こうとする夫。そこに満を持してリンが夫の前に現れ、浮気の証拠を突きつけます。そして夫に“今すぐ離婚”か“調停離婚”の2択について考える猶予を与えます。翌日、「離婚しないで」と懇願してくる夫を突き放すと、慰謝料減額を要求、さらには財産分与について言及してきて……!?ここでクイズです!この後、夫のケチさに呆れたリンは“ある言葉”を言い放ちます。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、立場をわきまえず要求ばかりする夫とこれ以上話をしたくなかったようです……。リンが放った言葉とは……?正解は「調停離婚に持ち込みます」要求を飲めないなら、調停離婚に持ち込むと宣言したリン。慰謝料だけでなく、財産分与も渋るとは情けないにもほどがありますね。その後、夫はリンに突き放されながらも、必死に離婚を回避しようともがくのでした……!こんなときどうする?夫はリンと離婚したくないのか、お金を渡したくないのか……。どちらなのでしょうね。その後の話でリンは、お互いの家族を巻き込んだ末、ようやく夫との離婚にこぎつけます。お金のことばかり気にする浮気夫……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/白米お米)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年09月14日リアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル『ぴっとく』から、「遺産に目の色を変えた夫と義両親の末路」を紹介します。菜穂子(なほこ)と篤史(あつし)は共働きの夫婦です。菜穂子は亡くなった父から不動産を相続します。すると、篤史と義両親の態度が豹変して……?遺産に目の色を変えた夫菜穂子は、父の葬儀後、マンションの一室と一軒家を相続しました。どちらも古いものの、価値は5,000万円ほど。 その話を聞いて、最初は「すごい」と喜んでいた夫の篤史。しかし、菜穂子が相続した不動産はすでに賃貸として他人が住んでいる物件でした。菜穂子に売る気がないことがわかると、「お金は入ってこないってこと?」「期待してたのに」と篤史は態度を豹変させます。 菜穂子は「私、お父さんを亡くしてるのに、そういう言い方はないんじゃない?」と篤史をたしなめました。そして、菜穂子の母が「落ち着いたら旅行に行こう」と言っていたことを篤史に話します。 すると、また篤史は「海外にする?」「うちの両親も連れて行っていいかな」と一人で勝手に大盛り上がり。菜穂子は自分たちで貯めたお金で篤史の両親に温泉旅行をプレゼントする方が良いのではないか、と提案しますが、篤史は聞く耳を持ちません。 それどころか、「菜穂子が5,000万もらったなら、お義母さん(菜穂子の母)はもっともらったんだろ?」と言い出す始末。菜穂子は「期待しないでね」「遺産のことは誰にも話さないでよ」と篤史に釘を刺すのでした。 この親にしてこの子あり数週間後――。 義両親から遺産のことで連絡を受けた菜穂子。「誰にも言わない」と約束した篤史がバラしていたのです。菜穂子は篤史を問い詰めますが、「うちの両親は家族だしいいだろ」と開き直ります。 さらに、篤史の義両親も「お金を援助しろ」「家を貸せ」など自分勝手な欲望を菜穂子に突き付けます。父の遺産を当てにするなと抗議する菜穂子に、篤史は「お前が無理ならお義母さん(菜穂子の母)に頼む」と言い出すのでした。 それから1カ月後――。 菜穂子の母のもとへ行ったり、電話したりを繰り返す篤史。菜穂子は何度も「やめて」と言いますが、篤史はせせら笑うだけ。 そればかりか、篤史と義両親は結託して、菜穂子に嫌がらせをします。菜穂子の会社に迷惑電話をかけたり、車に犬の糞を付けたりとエスカレートする一方。 「菜穂子のお父さんだって俺たち家族に使ってくれた方が喜ぶ」などと暴論を振りかざし、自分の行いを一切反省していない様子の篤史と義両親。仕事中にも義両親からお金を無心され、休日には篤史と義両親から「金に汚いクソ嫁」と罵られていた菜穂子はついに離婚を切り出します。 意外にも素直に離婚に応じる様子を見せた篤史。菜穂子からの財産分与を条件に、二つ返事で頷きました。「強欲女と別れられて、しかも金も入ってくるとかサイコー!」と煽る篤史に、菜穂子は「今後同じことをしたら嫌がらせとして警察に相談します」と淡々と告げました。 お金に目が眩んだ哀れな義一家1週間後――。 篤史から菜穂子へ、「明日の離婚の話し合い、俺の両親も参加するから」という連絡がきました。篤史は菜穂子を煽る調子でさらに続けます。 「お前の相続した家燃えたらしいな」「金にがめついから罰が当たるんだよw」「監視カメラに全部映ってたよ?」 実は、一軒家を貸している住人から、篤史や義両親から嫌がらせを受けていると連絡をもらっていた菜穂子。対策として監視カメラを設置していましたが、そこには放火する篤史と義両親がしっかりと映っていたのです。 菜穂子が監視カメラの映像を警察や消防に渡していたことを話すと、篤史は途端に慌てふためき、「ごめん」「ちょっとお前を困らせたかっただけなんだ……」と一気にしおらしい態度に。 さらに、「実行した母さんが一番悪いよな?」「俺は手伝っただけだし……」と自分だけ罪を逃れようとする篤史に、菜穂子はほとほと呆れるのでした。 菜穂子は「私の相続した遺産は財産分与には入らないからね」ととどめを刺します。ぽかんとする篤史に「あんた達なんて絶対に助けないし、助けられない」「私の知る限り一番ろくでもない人間だからね」と菜穂子は言い捨てるのでした。 その後――。 菜穂子の言った通り、篤史と義両親は逮捕され、刑務所に入ることに。菜穂子は一軒家の住人に謝罪するとともに十分な引っ越し資金を渡し、知り合いの物件を紹介しました。その一軒家を売却した菜穂子は、実家に戻って母と穏やかに暮らしています。 お金は人を変えるもの。軽い気持ちで放火した義一家には塀の中でしっかりと反省してほしいですね。 ぴっとく記事をまとめて読む▶著者:ライター ぴっとくリアル修羅場トーク系人気YouTubeチャンネル【ぴっとく】で投稿されたエピソードを紹介!YouTube:ぴっとく
2023年09月14日歌手ブリトニー・スピアーズ(41)の結婚生活は14カ月で終わりを告げるようだ。夫のサム・アスガリ(29)が、「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請したとTMZが報じている。’16年、アスガリがスピアーズのMVに出演したことをきっかけに2人は交際をスタートさせた。アスガリは精神的に不安定なスピアーズを支え続け、昨年6月に結婚。ウェディングパーティにはマドンナやパリス・ヒルトン、ドリュー・バリモアら錚々たるゲストが招かれた。だが、結婚生活は平穏なものとは言えなかった。スピアーズはInstagramに半裸で躍る動画を連日投稿。結婚指輪をしていない姿とともに、夫婦の不仲を取り沙汰する記事などがたびたびメディアを賑わせた。そしてついに先月28日にはアスガリが自宅を出て、2人は別居状態にあったことがTMZの取材で明らかとなった。アスガリがスピアーズの浮気を疑い、口論になったことが別居の発端になったともTMZは伝えている。またアスガリ側は配偶者扶養費と弁護士費用を要求しているが、財産分与については、「スピアーズ自身の財産は夫婦共有のものとしない」という内容の婚前契約にアスガリはサインしているという。
2023年08月17日「6月7日、田中美佐子さん(63)と、深沢邦之さん(56)がそれぞれのSNSで離婚を発表しました。結婚当初、田中さんがトップ女優ということもあって“100倍格差婚”ともいわれましたが、2002年には子供も授かり、おしどり夫婦とみられていました。お嬢さんが成人を迎えたことで、夫婦のあり方を見つめ直すきっかけになったのかもしれません」こう分析するのは、芸能レポーターの菊池真由子さんだ。5月には、香坂みゆき(60)と元タレントの清水圭さん(61)との離婚が報じられたばかり。こうした結婚生活20年以上の“熟年離婚”は増加傾向にある。厚生労働省の人口動態調査によると、全離婚のなかで熟年離婚が占める割合は、1990年には約14%だったのが、2020年代に入ると20%を超えるようになった。『別れても相続人』(光文社)の共著本もある、夫婦問題診断士協会代表理事の寺門美和子さんはこう語る。「夫婦の価値観の違いは、若いうちは魅力であっても、年齢を重ねズレが大きくなるとストレスになります。子供の独立、夫の定年退職、親の死など、シニアには大きなライフイベントがありますよね。その際、“このままこの人と一緒の人生でいいんだろうか”と、離婚マインドになりやすいんです」しかし、気分だけで離婚した結果、経済的に困窮したり、親子関係がギクシャクする人も……。「一方、うまく離婚したおかげで、いきいきしたシニアライフを送る人も多くいます」(寺門さん)それでは“成功する熟年離婚”の秘訣を芸能人に学んでみよう。■田中美佐子に学ぶ「仕事はやめない」「田中美佐子さんは、出産の時期を除き、女優としてずっと活躍し続けています。経済的自立ができていることは、離婚後の生活に大きな安心感を与え、精神的にも前向きになれます」(寺門さん)前出・菊池さんも語る。「離婚後にSNSで《これからは1人飯!とか娘と2人飯!とか言っていいんだなー》と、長女と2人でラーメンを食べたことを発信していました。離婚をプラスに捉えているようです。また、趣味の釣りに関する発信もしています。仕事もプライベートも順調でますます輝くのではないでしょうか」経済的基盤をしっかり作っておくためにも、仕事がある人は続けておく必要があるのだ。■鈴木保奈美に学ぶ「万全の準備する」「とはいっても、すでに仕事を辞めている人もいるでしょう。経済的な不安から離婚できない人は、鈴木保奈美さん(56)を参考にしてほしいです」(寺門さん)“豪邸なのに自室がない”“深夜外出禁止”など、厳しいルールが課せられていたという保奈美。「石橋貴明さん(61)の意向もあったといわれ、女優から専業主婦に。また、過去のインタビューでは、女性が『誰かのママ』『誰かの奥さん』と呼ばれることに疑問があるとも語っていました」(菊池さん)こうした窮屈さがあったのだろうか。保奈美は2011年ごろから本格的に女優業に復帰すると、年々仕事を増やしていき、離婚前には自分名義のマンションを購入していたと報じられている。「かなり前から準備していたのかもしれませんね。やはり離婚は3~5年スパンで、貯蓄したり資産を運用したり、離婚後を見据えてじっくり準備するものです」(寺門さん)最初はパートでいい。離婚を考えている人は準備を始めてほしい。■香坂みゆきに学ぶ「財産分与はしっかりと」「昨年、清水圭さんが芸能界引退を発表しました。一方で香坂みゆきさんは、歌手活動を再開しています。お互い“芸能界”に対しての考え方の相違が大きくなったのも、離婚の原因のひとつかもしれません」(菊池さん)財産分与でもめるのは定番だが、香坂は清水さんとの間では冷静に話し合いがもたれたともいわれており、離婚前に自宅の所有権が香坂に移ったという。「住む場所の確保は重要です。家賃が払えず、生活レベルを落として後悔する熟年離婚の経験者も多いんです。私の相談者のなかに、退職金は元夫に譲るかわりに、自宅をもらったため、少ない収入でも、経済的な心配がなく生活している人がいます」(寺門さん)一刻も早く離婚したいと思っていても、未来の自分のために、財産分与の協議はしっかりしよう。■河野景子に学ぶ「子供を味方につける」元夫の貴乃花光司(50)が突然、相撲部屋を廃業するなどしたことが発端で、離婚に至ったといわれる河野景子(58)。「娘の白河れいさん(21)は、情報番組にレギュラー出演されることが発表された際に、母には応援されているが、父には3年ほど会っておらず、報告もしていないと告白していました」(菊池さん)長男の花田優一(27)も、母とは良好な関係を築いている一方、父とは没交渉になっていることを明かしている。離婚後に関係がギクシャクする親子も多いが、景子と子供たちの関係は良好なようだ。「熟年離婚の場合、年齢的にも親は高齢で相談しにくい。一方で成長した子供に寄り添ってもらうと心強いものです」(寺門さん)離婚後、景子はあらたな恋人との交際が報じられたが……。「子供が味方であり、理解が得られれば、離婚後の新たな恋愛にも応援する立場に立ってくれるケースも多いんです」(寺門さん)■つちやかおりに学ぶ「元夫と交流を保つ」離婚して夫婦関係が終わっても、子供の母親と父親という関係は変わらない。「もう孫がいるつちやかおりさん(58)。家族で集まるときは元夫のふっくん(布川敏和、57)も参加していて、写真などもSNSにアップしています」(菊池さん)もちろん離婚原因がDVやモラハラなどであれば交流を持つ必要などない。しかし、“顔を見るのも嫌”というほどでもなければ、交流を続けてもいいかもしれない。「夫婦ではなくなっても、お互いが親として、祖父母として“細く、長く付き合う”のは、理想的な熟年離婚後の関係性です。離婚後も、子供や孫の教育、相続などについて話し合うことはあるので、連絡が取れる状態にしておくといいですね」(寺門さん)人生100年時代。50代、60代でも、まだ長い人生が待っている。夫との生活が耐え難いものになっている人は、“成功した”芸能人の法則を念頭に、熟年離婚を考えてみてもいいかもしれない。
2023年06月22日『週刊文春』が広末涼子(42)とシェフ・鳥羽周作氏(45)のW不倫を報じてから10日以上が経過したが、騒動は鎮火の気配がない。埼玉県戸田市は6月15日に鳥羽氏のPR大使の退任を発表した。また19日には六甲バターが鳥羽氏との間に結んでいた契約を解除したことを発表している。しかし仕事への悪影響は鳥羽氏よりも広末のほうが甚大だという。広末の所属事務所が無期限謹慎処分を発表したことで、すでに降板ドミノが始まっていた。広告代理店関係者によれば、「広末さんをCMに起用していたキリンビールや日本和装などの4社が公式サイト上から動画や写真を削除しています。今後の対応については協議中とのことですが、契約解除は避けられないでしょう。広末さんのCM出演料は1社4千万円ほど。CMや広告を取り下げた時点で日割り計算し、出演料を返金することになります。それとともに契約によっては賠償金が発生するケースもあります。CMを差し替える場合、新たに撮影したCM制作費用を請求されることもありますし、貼り出される予定だったポスターの製作料や出演できなくなったイベントなどに関する損害が請求されることもあるのです。キリンビールの『本麒麟』は5月に新しいテレビCMの発表会を行ったばかり。それからわずか1カ月での放送見合わせですから、違約金を請求される可能性もあります」彼女は近日中に高知ロケも行われるはずだった主演映画も降板している。「共演者やスタッフたちのスケジュールも1カ月ほど押さえていたそうです。その人たちのギャラの補償も必要となりますし、滞在する予定だったホテルのキャンセル料も発生しているようです。広末さんほどの女優ですから、それ以外にも未発表のドラマや映画があった可能性は高いです。賠償金や違約金は、おそらく4億円ほどになると思われます」(前出・広告代理店関係者)■ハイテンションの広末が高知城に!6月18日、広末の夫であるキャンドル・ジュン氏は急きょ都内で会見を開いた。その場で広末から離婚を切り出されていたことを明かしたうえ、自らの思いを次のように語った。「自分の幸せはこの12、3年近くですが、2年に1回くらい仕事のことで彼女の心の安定が崩れること以外は、自慢できる幸せな家族だったと思っています。できればそのころに戻りたいなと思っています」キャンドル・ジュン氏本人は離婚を否定したが、“夫婦関係の修復は難しいのでは”との声もある。離婚となれば、慰謝料や財産分与という問題も浮上する。弁護士法人「ユア・エース」代表弁護士の正木絢生さんは次のように語る。「離婚慰謝料は、一般的には100万~300万円ほどの幅のなかで決められます。ただ傷心の夫が、高額な慰謝料請求を行い、妻が自分の行いを悔いてそれに応じるというケースもあります。財産分与は、現在夫婦が所有している財産を分ける制度です。一般的には貯蓄などを半分ずつ分けることになります。ご自宅はお子さんたちの通学のために購入したそうですが、広末さんがそこに住み続け、半分に相当する金額をキャンドル・ジュンさんに支払う可能性もあると思います」一家の自宅は広末名義で’17年に購入されている。高級住宅街の50坪ほどの土地に立つ物件で、価値は2億5千万円ほどになるようだ。「広末さんの年収は5千万円ほどといわれており、昨年はテレビでドル貯金をしていることも明かしていました。3人のお子さんもいますし、数億円レベルの貯蓄をしていると思われます。無期限謹慎がいつとけるかは不明ですが、イメージは悪化しており、もとの収入に戻すのは至難の業です。仕事の違約金、自宅・貯蓄の財産分与に加え、失われた将来の収入を考えれば損失は10億円以上になるでしょう」(芸能ライター)報道によれば、広末が鳥羽氏に再会したのは今年3月下旬だが、3月末には生まれ故郷の高知県で目撃されている。「桜の季節で、女性スタッフといっしょに高知城を訪れていたそうです。とてもテンションが高く、跳びはねるように階段をのぼったり、うれしそうに桜を撮影しては誰かに写真を送ったりしていたとか……」(テレビ局関係者)“生涯で経験したことのない恋”の予感に胸を躍らせていたのだろうか。だが金銭的な損失ばかりではなく、仕事関係者からの信用も失い、家族も苦悩……、奔放不倫の代償がこれほどまでになるとは想像もできなかっただろう。
2023年06月20日ダブル不倫疑惑が報じられ否定していた女優の広末涼子(42)とミシュラン一つ星シェフ鳥羽周作氏(45)。14日、ともにSNSで一連の報道を認めるコメントを発表し謝罪した。広末はこの日、マネジャーによるインスタグラムで直筆の声明を投稿し《鳥羽様との関係は記事の通りです》と報道内容を認めた。また所属事務所も公式サイトで改めて謝罪し、広末を「無期限謹慎処分」にすると発表。鳥羽氏も同日に自身のツイッターで《報道された内容は概ねその通りです》と謝罪し、記事の内容を認めた。8日発売の「週刊文春」によると、2人は今年3月下旬から会うようになり、今月上旬には、鳥羽氏の宿泊する高級ホテルに広末がチェックインしたと報じていた。一方、同誌の直撃に対しては、双方とも不倫関係を完全否定していたが、一転して認める形となった。広末はキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン(49)と10年10月に再婚し、現在は3児の母だ。前夫との間に生まれた19歳の長男のほか、キャンドル氏との間には11年に次男、15年に長女を授かっている。キャンドル氏は11日、福島県で行われた復興イベントの挨拶で「自分自身の家族はいま、大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」と発言。この“けじめ”が今回の広末の謝罪を意味するのか、別の選択を指しているのかはまだ明らかにされていない。仮にキャンドル氏が“けじめ”をつけて離婚を選択した場合、子どもの親権や慰謝料はどうなるのだろうか。離婚問題に詳しいアリシア銀座法律事務所代表の竹森現紗弁護士に話を聞いた。まずは親権について次のように解説する。「不倫をしたからといって親権が取れないということはありません。子どもの親権については、父母のどちらが親権者となるのが子どもにとってふさわしいのかという観点から判断されます。具体的にはこれまでの監護の実績、健康状態、居住環境、経済力、子どもとの結びつき、子どもの意思などが総合的に考慮されます。広末さんの場合、長男は19歳で成人していて父母の親権には服さないので親権の対象ではありません。これまでどちらが主に監護をしていたかが重要になってきますが、次男は10歳を超えているので、子どもの意思もある程度尊重されるのではないかと思います」どちらが育児をよりメインで担当していたかが争点のひとつになるという。「仮に広末さんが普段から主体となってお子さんの面倒を見ていて、キャンドルさんがほとんど子育てに参加していなかったという話であれば、いくら不倫したとしても広末さんが親権をとる可能性が高いと思います。しかし、実は蓋を開けてみたら、日常的にお子さんの面倒を見ていたのはキャンドルさんだったという話であれば、また話が変わってきます。出張の多いキャンドルさんに代わって、広末さんがワンオペで育児をしていたことが多いといった事実があって、主に監護していたのが広末さんだった場合、彼女が親権を取る可能性が高いと思います。ただし、今後もし広末さんが不倫相手と再婚して、環境がガラッと変わることが予定されているのであれば、そういう点も考慮されます。かたやキャンドルさんが“今住んでいる家で普通に今のまま子どもの環境を変えず引っ越しもせずに暮らしていけます”と主張した場合は、キャンドルさんの親権が認められることも考えられるでしょう。子ども達の意見も確認すると思いますし、実態がわからないので、蓋を開けてみないとわからないですが、親権については、何か一つではなく、色々なことが総合的に考慮されて、決まることになります。もちろん、以上のことは、双方が親権を争って、夫婦の話し合いでは解決できなかった場合の話なので、双方が話し合って、お互いの合意ができる場合には、この限りではありません。子どもの意思を尊重して、親権を争わない場合や、再婚を想定していて、次の人生のために、親権を求めない場合などもありますので、離婚する全ての人が親権争いをするとは限らないです」また慰謝料についてはどうだろう。「不倫の慰謝料の相場は一般的には50万〜300万円と言われています。慰謝料はそんなに高額ではないので、広末さんの場合、問題になるとしたら財産分与ではないでしょうか。財産分与とは、結婚してから離婚するまでに増えた財産を半分にしましょうという制度です。広末さんの方が収入が多いとしたら、広末さんがキャンドルさんに払うことになります。原則は半分なのですが、どちらかの特殊な才能で資産形成がされた場合などには、そのパーセンテージが変更されることがあります。広末さんの場合は芸能人という特殊な職業なので2分の1ルールは変更される可能性もあるでしょう」また、鳥羽氏の妻が広末に慰謝料を請求することも可能だという。「不倫相手の妻から訴えられた場合も慰謝料の相場は50万〜300万円です。広末さんがいくら稼いでるかは関係ありません。ただし、慰謝料については相場といっても一般的にはそう言われているというだけの話で、もっと高額な判決や低額な判決になることもあります。なお、不倫が原因で離婚した方が離婚しない場合に比べて慰謝料は高くなる傾向にあります」子どもの親権問題、二重にのしかかる慰謝料、そして財産分与ーー。不倫の代償は大きそうだ。
2023年06月15日恋しているときは、相手の主張や考え方がとてもよく思えたりすることもありますよね。しかしいざ結婚してみると、違和感を覚えたり嫌悪感を抱くことも……。今回は、登録者数90万人超えの大人気Youtubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で配信された創作漫画動画『“夫婦別財布”の耐え難い結婚生活』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!離婚話で……“夫婦別財布”という考えに共感しヒイラギと結婚したカリン。しかし、もはや友人のような関係性になっていたうえ、病に伏せっていた母に対する暴言に我慢できず、離婚することにしたのですが……。ここでクイズです!財産分与のため、貯金額の話を始めたカリンはこのあと唖然とします。そては一体なぜでしょうか?ヒントは、カリンとヒイラギの貯金額の差が桁違いです……。夫の貯金は……正解は、結婚前も結婚後も0円!このあと、身勝手な言い分で離婚を免れようとするヒイラギに、堪忍袋の緒が切れたカリン。なんとか離婚し、その後新しい幸せをつかむのでした。こんなときどうする?あれだけお金のことについて語っていたのに、貯金していないとは呆れますよね。今回のカリンは、自分のことしか考えないヒイラギに対し、コツコツ貯めた貯金を財産分与してまですぐ離婚するよう迫りました。身勝手な言い分を並べる夫……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年05月22日■前回のあらすじ男尊女卑が激しい家庭で育った千佳は、ずっと苦しんできた。それもあって、モラハラに苦しむ義姉を助けるが、宏樹から疑われてしまう。なんとか義姉をかくまっていることは知られぬまま乗り切ったが、兄と義姉の離婚交渉は暗礁に乗り上げてしまい…。 >>1話目を見る 【千佳sideSTORY】兄によって不幸となってしまった私の親友。彼女を救えなかった罪悪感から有佳里さんと関わることになったのですが、結果的に家族との絶縁を決意でき、私自身が救われたような気がしています。いまでも私と有佳里さんは、お互いの家を行き来しながら暮らしています。兄とも家族とも連絡を絶ったので、現在の兄の状況はわかりませんが、新しい被害者が出ていないことを願ってやみません。私と有佳里さんは苦しんだけれど、それでも自分の手で生き抜く力をつかみ取ることができた経験は、きっとこれからの人生を明るくしてくれると信じています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ タキノユキ
2023年05月06日■前回のあらすじ退院しても家には戻らずに施設に入るという義母。それに怒った義父は自分は施設に入るお金は払わないと言ってくる。また義妹は由貴たちに、義母を見捨てるのかとかみつくが、由貴が協力しているのは義母の希望だった。そして、義母は施設に入るお金は自身で払うと言うのだが…。 >>1話目を見る お義母さんが自宅の名義の話をあえて私たちの前でしたのは、きっと理由があるのでしょう。息子である景士をバカにして、自分が一番家族の中で偉いとみせてきたお義父さん。でも実際には自宅はお義母さんが払ってきたものでした。その事実を突きつけることで、お義父さんの態度をいさめたかったのだと思います。そしてもう2度と一緒に住むことはないお義父さんに対して、少しでも老後を安心して暮らすためのお義母さんなりの最後の優しさだったのかもしれません。次回に続く(全12話)毎日更新! ウーマンエキサイトのTwitterをフォローしてこの話の続きを先読み! ※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ ふゆ
2023年04月14日自分の子どもを亡くしたら何よりも悲しみが先にくるものだと思いますが、中にはそうではない人もいるようで…。 そこで今回は、息子の遺産を嫁から不当に全て奪おうとする義両親を描いた漫画「息子の遺産を不当に奪おうとした義両親の末路」を紹介します!『息子の遺産を不当に奪おうとした義両親の末路』主人公のソラは、若くして夫を失ったばかり。夫を亡くした悲しみに暮れる矢先、義両親が「息子の財産を全部よこせ!」と言ってきました。ソラは、幼い娘もいるし、夫本人の遺言もないので2人に相続権はないことを説明しますが、何度言っても聞く耳を持たない義両親。それから一年半が経ったある日、義両親から衝撃の話を聞かされます。なんと、夫に浮気相手と隠し子がいたことが判明。まだ幼い浮気相手との子のために遺産を譲るように言われます。内緒で浮気相手を作っていたことに初めはショックを受けるソラでしたが、義両親の話を聞くうちにつじつまの合わないことがいくつもあり…。子どもは義父と浮気相手との子であることが判明出典:Youtube弁護士に調査を依頼した結果、子どもの父親はソラの夫ではなかったことが判明。息子が大変な時期に浮気をし、その罪を亡くなった息子に着せて遺産まで奪いとろうとしていたことが分かり、怒りで震えるソラ。その後の処理は弁護士に任せて、ソラは義両親とは絶縁することになるのでした。卑劣な義両親の末路息子の死を悼むどころか、何も言えないのをいいことに遺産まで奪おうとしていたなんて信じられませんね。夫の汚名を晴らし、遺産を守ることができたのが何よりの救いです。(イラスト/モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月07日サラリーマンの夫・ワカトがある日急に会社を辞職。求職活動をする予定が結局家でダラダラ。いつの間にか義母も居座り、妻・パニ子は我慢の限界!スカッと系人気YouTubeチャンネル『パニコレ』から、「わがままで自分勝手な夫と義母が迎えた悲惨な末路」を紹介します。30歳の兼業主婦・パニ子はサラリーマンの夫・ワカトと一軒家で2人暮らし。幸せに暮らしていたのですが……。 退職したのに求職活動をしない夫と、勝手に家にくる義母ある日ワカトは「会社の業績が悪いから退職する」と急に言い出しました。最初は求職活動をしていたものの、1週間もするとマンガやゲームばかりで、家の中は荒れ放題! 結婚を後悔し始めたころ、パニ子が家に帰ると義母が上がり込んでいました。 パニ子は、非常識でゴミ屋敷のように汚い家に住んでいる義母が苦手。逝去した義父の遺産が尽きても、義母は働かずに借金生活をして実家を売ったそう。 義母の従姉で、いくつか会社を持っているマリコおばさんに泣きつき、マンションの一室を格安の家賃で借りています。その家賃も、毎月借金して渡しているのだとか。 「ワカトにLINEしたら、今求職中で家にいるっていうから遊びに来たのよ。今日の夕食、私も御馳走になっていくからね♪」と言ってくる始末。 「出張中に仕事を探しておく」という約束だったけれど我慢の限界に達したパニ子は「求職活動をサボっている上に、義母もあんな感じ。もう私、限界だから離婚して」とワカトに話しました。慌てたワカトはパニ子が明日から1週間出張に行っている間に必ず仕事を見つけると約束。パニ子は信頼できるマリコおばさんに、離婚のことを相談しました。マリコおばさんは「いつだって、パニ子ちゃんの味方だから! 私にできることがあったら言ってね!」と心強い言葉……! 離婚を決意したパニ子は、離婚届をもらって自宅へ。するとパニ子の部屋の前には、パニ子の物が入れられた段ボールが山積み! そしてワカトが「俺、母さんと住むから。嫌なら出て行け」と……! この家の名義、誰だと思ってる?出張中に仕事が見つかったワカトは、よく考えてみると仕事が見つかれば生活の心配をしなくていいと思ったよう。義母は家を引き払い、パニ子の家に越して来ようとしています。 「お前が離婚したいって言うなら、離婚するしかない」と言い放ち、義母は「あなたのベッド、もらってもいいわよね?」と聞いてきます。 そんな二人に一言、「この家の名義、私なんだけど?」。 家を購入する際、ワカトはローンの支払い管理ができないだろうからと、パニ子名義にしていたのです。一気に形勢逆転! 2人に出て行くように言います。 わがまま放題だった2人の悲惨すぎる末路借金の限度額がいっぱいの義母は、住む家がないことに大慌て! 貯金がないワカトは思わずパニ子に土下座をしますが、許すはずがありません。 ちょうどそのとき、マリコおばさんが怒りながら訪ねてきました。どうやら、義母に貸した部屋がゴミ屋敷のまま返され、激怒している様子。部屋のクリーニング代を義母へ請求しにきたのでした。 結局2人は5日間寝ずに掃除をさせられ、その間にパニ子は離婚の手続きを済ませました。住むところがないと相談されたマリコおばさんは、住み込みの仕事を義母に紹介。とてもきつい職場環境の中、働いているそうです。 そしてワカトが再就職した会社は、とんでもないブラック企業だったとのこと。逃げ出したワカトは悪事を働いてしまい逮捕。今ごろ後悔しても後の祭りです。 一方、パニ子はきれいなマンションで一人暮らしを始めました。マリコおばさんともとても親しくしてもらっていて、幸せな日々を過ごしていますよ♪ 注)婚姻中に購入した家の場合、離婚の際、家は財産分与の対象となります。離婚時に夫婦どちらの名義であっても、夫婦が話し合って財産分与の方法を決定します。著者:ライター パニコレ
2023年03月22日ファイナンシャルプランナーの大野先生が、離婚する前に知っておきたい、離婚にまつわるお金の話やシングルマザーやひとり親が受けられる制度について詳しく教えてくれました。知っているといざという時に助かる制度もありますよ。また、離婚を考える状況になった時に、お金についての準備や計画など今後のライフプランの検討はとても大切なことです。ぜひ確認しておきましょう。 厚生労働省が公表している『令和4年度 離婚に関する統計の概況』によりますと2020年(令和2年)の離婚件数は約19万3千組で、離婚そのものは珍しいことではありません。弁護士とは異なり、ファイナンシャルプランナーは法律の専門家ではないため、離婚そのものを専門的に扱っているケースは少ないのですが、離婚前に財産の整理や今後のライフプランについてご相談される方も増えています。そこで今回は、離婚前に知っておきたいお金に関する準備や制度についてお伝えして参ります。 1.離婚する前に共有財産の確認をしましょう結婚している期間に夫婦で作った資産は離婚する際に分配をしますが、このことを財産分与と言います。結婚後に貯めた預金は配偶者名義の口座だからと言ってすべてが配偶者のものというわけではありません。その一方、結婚前から貯めている預金は個人のものですので財産分与の対象になりません。預貯金以外に不動産、自動車、家電や家具等の家財、株や投資信託等の有価証券、貯蓄性のある生命保険・損害保険なども対象となります。相手に暴力や不貞行為などの離婚原因がある場合は、財産分与とは別に慰謝料が請求できる場合があります。また、未成年の子どもがいる場合に、子どもと一緒に暮らす場合は、財産分与・慰謝料とは別に養育費を請求することができます。二人で納得できる金額であれば、弁護士等の相談や仲介は不要ですが、主張が折り合わない場合等には弁護士に頼ることも検討されると良いでしょう。 2.離婚後に必要な資金の準備やライフプランの作成をしましょう離婚をする場合には、生活環境も変わるため新生活に必要な費用を確認し、準備をしましょう。主なものは、①引っ越し費用、②住居費用(敷金・礼金・仲介手数料・前家賃等)、③家財(家具・家電等)、④休職や転職をする場合には当面の生活費などが該当します。実家に帰るか住まいを新たにするか、仕事を継続するか転職をするかなどで用意する金額も異なりますので、大目に見積もっておくと安心です。また、ご自身やお子さんを引き取る場合には、家計も離婚前とは大きく変わるケースが多いので、少なくてもお子さんが社会人になるまでかご自身が退職をするまでのライフプラン(収入・貯蓄の推移と大きく支出のあるライフイベント)は大まかにでも作成すると良いでしょう。お仕事や大きな支出の優先順位などをどうするかを決めることで、経済的な面で離婚できるかどうかを検討する材料にもなります。 3.養育費の不払いを防ぐ財産開示手続とは養育費がしばらくして支払われないケースが多いと耳にすることあると思いますが、それを防ぐ手段として財産を差し押さえる必要があります。その差し押さえができず養育費が支払われない理由の一つとして、「相手にどのような財産があるか分からない」ことがありましたが、相手の財産が分かるようするために「財産開示手続」をすることができます。この財産開示手続が2020年以降の法改正により養育費不払いを理由とした場合、今までよりは容易に手続きができ、強力な内容となりました。また、本人以外に勤務先や金融機関等から情報が得られるようになりました。なお、この制度を利用する場合に一人で手続きすることもできますが、難しい場合には弁護士に相談すると良いでしょう。 4.児童扶養手当の対象になるか確認をしましょう児童扶養手当は児童手当とは異なる制度です。子どもが一般的に高校を卒業するまで(正式には18歳に達する日以降の最初の3月31日まで)か、20歳未満の障害者の養育者に対し、児童扶養手当が支給されます。保護者の所得や対象となる子どもの人数によって支給額が異なります。例えば、対象の子どもが1人で、所得の要件が基準内の場合には、最高額で月額43,070円が支給されます。詳細な支給要件や手続き方法については、お住まいの市区町村のホームページ等で確認をしてください。 5.年金分割の手続きをしましょう配偶者より年収が少ない場合や、扶養になっている(第3号被保険者)期間がある場合には、離婚後に手続きをすることによって、将来受け取れる年金額が配偶者の年金から分割して受け取れます。2つの制度がありますので、概要をご紹介します。なお、いずれも結婚している期間の年金額が対象となり、結婚前・離婚後の期間は対象外です。 ①合意分割制度合意分割制度とは、離婚後に以下の条件に該当したときに、請求により、結婚をしている期間中の厚生年金記録(標準報酬月額・標準賞与額)を当事者間で分割することができる制度です。 ・婚姻期間中の厚生年金記録(標準報酬月額・標準賞与額)があること。・当事者の合意または裁判手続きにより按分割合を定めたこと。(合意がまとまらない場合は、一方の請求によって裁判所が按分割合を定めることができます。)・請求期限(原則、離婚をした日の翌日から起算して2年以内)を経過していないこと。 ②3号分割制度3号分割制度とは、離婚後に以下の条件に該当したときに、扶養されていた人(国民年金の第3号被保険者であった人)からの請求により、2008年(平成20年)4月1日以後の結婚をしている期間中の第3号被保険者期間における相手方の厚生年金記録(標準報酬月額・標準賞与額)を2分の1ずつ、当事者間で分割することができる制度です。なお、「3号分割制度」については、当事者の合意は必要ありません。 ・婚姻期間中に平成20年4月1日以後の国民年金の第3号被保険者期間があること。・請求期限(原則、離婚等をした日の翌日から起算して2年以内)を経過していないこと。 離婚について具体的に話し合ったり、手続きをしたりする場合に、準備をあまりしないで進めてしまうケースも少なくないのですが、ある程度時間を掛けられる場合には、お金についての準備や計画をしながら、制度についても利用できるものがないか確認しましょう。離婚をする場合には、事前の準備と行政の制度によって、経済的な面ではカバーできることもありますので、今回お伝えしたことをご確認いただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志<p><span style="font-size:12px;">1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。</span></p>
2023年03月17日妻・洋子は看護師の仕事で懸命に家計を支えていたものの、義母との同居や夫・アキラのモラハラに苦しみ離婚を決意。2人の子どもたちを連れて家を出ました。別居後に夫が浮気をしていたことが発覚。夫はお金をあるだけ使っていたのに、妻が「子どもたちのために」と貯金したお金を財産分与するように主張してきました。アキラは「裁判をする」とまで言い出し難航していたものの、ある日突然、「財産分与なし、養育費なし」という洋子の希望条件通りで、アキラが離婚を受け入れたというのです。 そのような結論を出すために、アキラの弁護士が働きかけてくれたようでした。なぜそのような働きかけをしてくれたのか、そこには家のリフォーム代支払いの件が関わっているのでは⋯⋯と洋子は過去を振り返ります。強引すぎる自宅リフォーム、お金のアテは? アキラが自営業を始めたころ、「心機一転、事務所兼自宅にするためのリフォームをする」とアキラが言い出します。 しかし義実家には部屋が余っている状態。リフォームする必要はありません。いくら反対してもアキラは勝手に進めてしまい、結局自宅のリフォーム代に2000万円がかかりました。ところがアキラは自営業を始めたばかりで、ローンが組めません。 「俺にいい考えがある」と提案したのは、なんと洋子の両親にお金を借りること……! アキラは洋子の両親の前で土下座をし、無利子で1000万円を借ります。そして母親に200万円をもらい、残りの800万円は結局洋子がキャッシュで支払うことに……。 この件を調停でアキラは、「洋子の親のお金だから、洋子が払うのが筋だ」と言っていたようです。 それに対し、「常識がなさすぎる」と怒りと悔しさでいっぱいになる洋子なのでした。 妻の親に土下座をしてまでお金を借りる夫……洋子の両親も心配になったことでしょう。そのお金を、「洋子の親のお金だから洋子が払うのが筋」と言ってしまう神経には驚きます。このお金は、きっちりアキラに返済してもらいたいところですね。著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち
2022年12月06日看護師の仕事で懸命に家計を支え、義母と同居生活をしていた洋子。しかし夫・アキラと義母からのモラハラによる体調不良に悩み、離婚を決意。2人の子どもたちを連れて家を出ました。離婚調停がスタートするとアキラはなんと財産分与を主張し、調停はなかなか進みません。離婚調停がスタートすると、アキラはなんと財産分与を主張し、調停はなかなか進みません。子どもたちの将来のために貯めたお金を渡したくない洋子。アキラは「裁判をする!」とまで言い出します。しかし裁判に進むと、確実に財産分与を渡さなければならなくなるため、洋子が損をする結果になってしまう、と弁護士から助言を受けます。離婚調停は行き詰まっていました。まさかの急展開! どうにかして財産分与を手に入れようと必死なアキラ。裁判に進めば自分が損をするのは確実。これ以上妥協案を出せない洋子は、行き詰まってしまいます。 もうなす術がない⋯⋯と思っていた6度目の調停で、急展開を迎えます。それは、アキラが離婚の意思を示したという知らせでした。 しかも、「財産分与はなし、養育費もなし」という、最初に洋子が提案していた妥協案がそのまま通ったかたちになりました。なんと、アキラ側の弁護士が洋子に不利にならないように働きかけてくれたのでは、と言うのです。 アキラの弁護士のおかげで、無事長い戦いが終わりました。感謝と達成感から、洋子は涙が止まりません。しかしなぜ、アキラの弁護士がそのような働きかけをしてくれたのか⋯⋯。洋子はその理由を探ります。 浮かない顔をしていたアキラの弁護士がどのような働きかけをしてくれたのかはわかりませんが、洋子の希望どおりの条件で離婚が決まってよかったですね! リフォーム代を請求されていた事実も明かされましたが、数年前に一体どんなことがあったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち
2022年12月05日看護師の仕事で懸命に家計を支え、義母と同居生活をしていた洋子。夫・アキラと義母からのモラハラにより体調不良に悩み、離婚を決意。2人の子どもたちを連れて家を出ました。離婚調停がスタートしたものの、お互い意見を曲げず平行線を辿ったまま。そんななか、アキラは財産分与をもらう権利を主張してきます。 「洋子が働きに出ている間、義母が孫の世話を押し付けられていた。だから亡くなった母のためにも嫁からお金をもらう必要がある!」という、マザコンぶりを発揮したアキラの陳述。それに対し、洋子の反撃が始まります。アキラのとんでもない言い分に、洋子が反論開始! 孫のお世話をしてきた亡き母のためにと、お金を要求するアキラに、洋子も反論します。 「家族会議の結果、承知のうえでお世話をしていただいていたので、押し付けたわけではありません」「毎月1万円、年2回のボーナス時には3万円を義母に渡していました」と事実を語ります。 洋子は給料から天引きするかたちで、子どもたちのために必死に貯金してきました。一方、アキラは自分の給料は毎月全部使い切っており、貯金を勧めても「俺が俺の金をどう使おうとお前には関係ねえだろ!」と反論していたのです。 貯金はしない、養育費も払わない、でも死んだ母のために財産分与は請求する……。そんなアキラを見て、とんでもない男だと改めて憎しみを感じる洋子なのでした。 離婚調停はまだまだ難航しそうですね……。アキラがもっとボロを出し、洋子に有利に動いてくれることを願います。 著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち
2022年11月30日看護師の仕事で夜勤をして懸命に家計を支え、義母と同居生活をしている洋子。夫・アキラと義母からのモラハラを受け続け、不眠症に悩まされれるように。そのことを友人に打ち明け「私、別れたかったんだ」と自らの本心に気づき、離婚することを決意しました。その後洋子はさっそく行動し、離婚届をアキラと義母に突きつけ、別れを切り出します。 アキラは「俺とママがお前に何をしたって言うんだ!」「感謝の気持ちとして金一封を渡せ!」などと反論してきますが、洋子は「弁護士を通してやりとりします」と家を出ました。 その言葉どおり、弁護士を通して養育費を請求するものの、アキラの返答は思ってもみないもので……!?離婚の意思を告げ、別居開始!しかし…… 離婚を切り出し、家を出た洋子。そのまま子どもたちを迎えに行き、親子3人で新たな生活をスタートさせます。 その後弁護士を通してアキラに養育費を請求するものの、アキラの返答は「夫婦だったんだから貯金は俺の貯金でもある! 財産分与しろ!」という想定外のものでした。 悔しいと思いつつも、早く離婚するために洋子はアキラの言い分を飲みます。 笑顔が絶えない子どもたちの様子を見て、この選択は間違いじゃなかったと確信する洋子。 しかし、やりとりはなかなか話が進まず、養育費は払わないのに財産分与は請求され、頭を悩ませていました。そんなとき、職場の同僚からある事実を告げられます。 養育費を払うことは拒否するのに、財産分与は請求してくるアキラ……。やっぱり父親としての自覚はなかったのでしょうか。洋子の立場を考えるととても悔しいと思いますが、早く縁を切りたいと思ってしまうのも無理ありません。子どもたちの笑顔を守るためにも、頑張ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 川本もち
2022年11月24日■前回のあらすじ義父の葬式から1週間後にやってきた義姉。しかし父親のせいで人生が台無しになったと憤る義姉。その分を取り戻すために、財産分与することを要求し始めて…。 >>1話目を見る まさか財産分与の話をいきなり出されると思っていなかったお義母さん。お義姉さんが自分のことが心配でこんな話を持ち出していると思おうとしたみたいですが、どうやらお義姉さんは本気で財産をもらおうとしていたようです。そしてまだお義母さんが住んでいる土地に目星をつけたのですが、経費や手続きなどの複雑さで断念。一番手っ取り早くもらえるお金に的を絞って交渉をしてきて…。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2022年11月14日■前回のあらすじ通夜と葬儀で接待する人数の多さにへとへとになった千里。それもなんとか終わった葬式一週間後、突然義姉がやってくる。そして仏前にお参りをしたあとに口にしたのは財産分与のことで…! >>1話目を見る 夫とお義姉さんはあまり仲良い姉弟という感じはしませんでしたが、それでも相続争いなんて起こるとは思っていませんでした。しかもお義父さんから溺愛されていると思っていたお義姉さんが、ここまでの感情を持っていたなんて思いもせず…。私はどうすることもできず、ただ成り行きを見守るだけでした…。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 日野光里 /イラスト・ 玄米(監修:アトリエPP合同会社)
2022年11月13日飲食店経営者の奈々恵さん(仮名・35歳)は、相性が抜群な直弘さん(仮名)と結婚。専業主夫になり妻の仕事をサポートしていた直弘さんと不自由のない生活を送っていました。しかし、奈々恵さんは若い経営者の和弥さん(仮名)と出会って不倫に堕ちてしまいます。セレブ不倫を満喫していた奈々恵さんは、その後どうなったのでしょうか……。仕事もプライベートも充実「家のことは、専業主夫となった直弘さんがしっかりとやってくれていたので、私は仕事に集中することができました。さらに経営を拡大して、店舗を増やす計画なども出始めるように。また、不倫相手の和弥さんとも良好な関係が続いていました。仕事もプライベートも充実し、すべてが順調に進んでいるように感じていましたが、終わりのときは突然やってきました……」調査報告書を突きつけられ……「仕事から帰ると、直弘さんが“話がある”と言うんです。そして、複数の書類を出してきました。そこには調査報告書と書かれ、なんと、直弘さんは私の不倫を疑い、興信所に依頼して私の行動を監視させていたのです。和弥さんと会っているところや、スポーツカーに乗っているところ、ホテルに入っていくところまで、写真とともに詳細に記載されていました。完璧な証拠を突きつけられたのですが、動揺もあって私は逆ギレしてしまい……。今思い返せば、従順な直弘さんを下に見ていたところがあったんだと思います。直弘さんに向かって、“誰が稼いでると思ってるの?”と言ってしまいました」夫の反撃「直弘さんは、何も言いませんでした。ただ、悲しそうな目で私をじっと見るばかり。しばらく沈黙が続いたのち、“離婚しよう”と言われたんです。そして、慰謝料の話になりました。私としては、払うのは仕方ないという思いもありましたが、直弘さんは不倫相手の和弥さんにも払ってもらいたいと言うのです。でも、私は和弥さんに迷惑をかけたくなかったので、“和弥さんにも一応相談してみる”と口では言いながらも、最終的には私が多く支払うことで直弘さんに納得してもらいました。離婚が決まり、慰謝料の支払いに合意して話は終わるかと思いきや、そうはいきませんでした……」マンションまで奪われそうに……「直弘さんは、住んでいるマンションについて“自分にも半分権利がある”と訴えてきたのです。でも、マンションは私がひとりで購入したもの。“それはおかしい”と言い返しました。翌日、弁護士に相談したら、結婚後に購入したものは夫婦の共有財産とみなされ、財産分与の対象になるとのこと。直弘さんが“権利を主張するのは間違っていない”と言われてしまったのです。とはいえ、今住んでいる家なので、売るわけにはいきません。そこで、マンションの現在の価格を査定してもらい、その半分の額を直弘さんに支払うことになりました。そんなことがあったので、和弥さんとの関係も終わらせました。仕事はなんとか現状を維持していますが、直弘さんには今でも財産分与の金額を支払い続けています」“年下彼氏との不倫に堕ちた女性経営者の告白”をご紹介しました。献身的に支えてくれていた相手を裏切ったのですから、これぐらいの代償を払うのは当然なのかもしれません。しかし、ちょっとした過ちで家庭を壊し、慰謝料を払い続ける人生になるなんて、不倫に陥るのは本当に怖いことですね。©Kiwis/Halfpoint Images/gettyimages文・塚田牧夫
2022年11月02日不倫関係の末に略奪を画策する人はいますが、一見順調に進んでいても、最終的に悲劇的な結末を辿ることも多々あります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚寸前で人生が大きく狂ったという30代女性のエピソードをご紹介します。2年におよぶ不倫の末に… 彼が離婚をすることに奈緒さん(仮名)は29歳のときから、2年間にわたり5歳年上の男性と不倫。出会いは職場だったそうですが、不倫の噂が社内に飛び交い、噂から逃げるように奈緒さんは転職をしたのだそう。そのあとも不倫相手との関係を続けてきたと言います。「運命の出会いと言っていいくらい、私は不倫相手に夢中でした。前の職場では、付き合って半年も経たないうちに私たちの目撃情報が増えてしまって、これ以上は不倫を隠せないと判断したので私が転職をして噂をおさめた形です。彼にはその職場で仕事を頑張ってほしかったし、私が職場から消えればそのうち噂はおさまるだろうと思っての決断でした」“本気モード”で不倫相手に恋していた奈緒さんは、前職を退職する際、不倫相手に対して「自分は遊びではなく、本気で愛しているからこそ転職までする。だからあなたもそこまで遠くない未来に離婚をして、私と結婚すると約束してもらいたい」と迫りました。不倫相手もこれを了承し、妻と離婚して奈緒さんと再婚する前提で、不倫交際を続けていたそうです。「不倫をして2年を迎える直前に、彼が離婚の意思を固めてくれました。妻との間に子どもはおらず、夫婦仲も悪いと聞いていたので、彼が離婚の決断をしたら進展は早いだろうと思っていました。実際、彼が離婚を申し入れたところ『私もあなたとは一生一緒にはいたくない』と言われたそうで、その日から離婚に向けての話し合いをスタートさせたと聞いています」財産分与の話し合いが難航する彼… しかし信じて待っていた先には不倫相手の離婚話は、財産分与の部分で難航。離婚には双方が合意しているものの、離婚後の生活に経済的不安を感じていた妻が「もっと私にください」と主張し、なかなか話し合いがまとまらずにいたそうです。「彼は私が結婚したがっていることをよくわかっていたので、しばらくすると『もう全て妻に渡してでも離婚しようかな』と言い出し、私も了承しました。“全部を渡す”ということは、彼が一文なしになって私のもとへ来るということですが、それでもいいから私は早く彼と結婚をしたかったのです」そして、次の話し合いでおそらく協議離婚がまとまるだろうとなったタイミングで、まさかの事態が起きました。略奪婚を夢見る不倫女性は、少なくないかもしれません。しかし略奪は成功せず、深く傷ついて不倫を終える人も多いでしょう。奈緒さんのように略奪婚に向けて着々と進んでいるように見えても、最終的に幸せが待っているとは限りません。むしろ「不倫をしていた代償」は忘れた頃にやってくることも…。誰かを傷つけた先に自分だけが幸せになることを望めば、その代償も大きなものとなって不思議ではありません。どんなに相手のことが好きでも、不倫の道には足を踏み入れるべきではないでしょう。©west/Virojt Changyencham/gettyimages文・並木まき
2022年09月04日