アイドルグループ・SixTONESの松村北斗と、女優の森七菜がW主演を務める映画『ライアー×ライアー』が現在公開されている。金田一蓮十郎氏による同名コミックの実写化となる同作は、三角関係のラブコメディ。潔癖症の地味系女子大生・湊(森)が、普段と違うギャルメイクで街に出たところ、両親の再婚で義理の弟になった同い年でイケメンの透(松村)と出会い、とっさに別人の“女子高生・みな”と名乗る。それを信じた透はJK姿の湊=“みな”に一目惚れし、猛アプローチをかけてくる。初の実写映画主演でヒロインとなる森は、アニメ映画『天気の子』(19年)のヒロインに抜擢され注目を浴びると、映画『ラストレター』(20年)、NHK連続テレビ小説『エール』(20年)、ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)など立て続けに話題となり、今もっとも旬の若手女優。今作では女子大生の”湊"と、ギャルJKの"みな"、まるで1人2役のような演技にも挑戦した森にインタビューした。○■W主演の松村北斗は「この人のことが、わからない!」――今回『ライアー×ライアー』出演を聞いた時の感想をお聞かせください。元々原作が好きだったので、まさか私が演じることになるとは思いませんでした。当時は中学生でしたが、どこか特別に感じていた作品だったので、その特別感が証明されて嬉しかったです。――W主演となった松村さんの印象はいかがでしたか?初めてお会いしたときに、すごく威厳のある方だなと思いました。それでいて、透になった時には“デレ”の部分もまるで本当の気持ちかのように演技されて、アドリブもすごく出てくるから、「この人のことが、わからない!」と不思議な気持ちになってしまって(笑)。尊敬が大きかったです。きっといろんな顔を持たれているのだと思うと、松村さんが透を演じたことに納得というか、「松村さんじゃないとだめなんだ」という気持ちになりました。――現場では仲良くなれましたか?お芝居を中心に打ち解けた感覚はあります。シーンを重ねていくにつれ「こういう切り返しをしても大丈夫なんだ」という信頼が生まれて、ふだんカメラの回ってないときにもお芝居の話ができました。実は、初めてお会いしたのは『ミュージックステーション』なんです。衣装で「ファーコートを着ている人がいるな」というのが第一印象でした(笑)。どちらの姿も見たことがあるからこそ、本当に尊敬できると思いました。どちらにも芯を置いてらっしゃる方だったので、何でも相談させてもらいました。――実写映画としては初主演になりますが、これまでと違う意識などはありましたか?「観ているお客さんと一緒に旅するのは私なんだ」と思ったから、まずお客さんに愛してもらえるキャラクターでいるということが1つの目標でした。でも原作の湊が愛おしいキャラクターだから、そこを忠実に演じていけば大丈夫だという気持ちで、原作を信じて演じました。――『青くて痛くて脆い』撮影や、今回の『ライアー×ライアー』撮影でも晴れを呼ぶ“天気の子”っぷりを発揮されてたそうですね。でも実は、渋谷のシーンは、2回目の撮影なんです。1回目はせっかく3時に起きたのに、雨が降ってしまって……。「天気の子」として、恥ずかしかったです。でもことあるごとに私が「天気の子」と言うので、松村さんに「それもう1年前だぞ! いつまで引っ張るんだ」と怒られました(笑)。効力が切れたのか、天気に振り回された撮影になりました。○■「もう落ちてもいいや」からの逆転劇――森さんは「オーディションに強い」と話題にもなりまして、何かコツみたいなものはあるんでしょうか? 「こういうところが良かったよ」と言われるようなことはありましたか?コツは、まったくわからないです(笑)。でも、数百名規模のオーディションに受かった時に言っていただいたことは、印象に残っています。そのオーディションでは「手をパン! と叩いたら一気に笑ってください、次に叩いたら泣いてください」と言われて、私は「もう無理だ!」と思ってしまったんです。「もう落ちてもいいや、受かっても私にはできない役なんだ」と開き直ってその場にいたら、そのオーディションに受かって。あとから聞いたら「『ああいう子、クラスにいるよね』という話になったんだよ」と(笑)。「大丈夫、なんとかなる」と思うことが私らしさなので、自分を出したことによって、選ばれることもあるんだ、大事だなと思いました。――そういう「森さんらしさ」がオーディションでも見られているんですね。一方で今回はギャル姿にもなりましたが、ご自身で見てみていかがでしたか?鏡を見るたびに、いつも「誰、これ?」とびっくりしていました。別人になったようでしたし、自分を騙せるほど変われたことが嬉しかったです。実写化するにあたって「透がみなに気づかない」という設定が、1番大きなハードルだと思っていたので、色々工夫はしましたが、脚も出すし、爪も長いし、すごく大変でした。プライベートではずっと校則を守っていて、スカートも膝丈だったし、家族は新鮮に思うだろうなあ(笑)。自分でメイクをしたこともないので、「いつからメイクをしようかな」とか、大人になることが楽しみです。――普段の生活で、自分の姿にギャップを感じるようなことはありましたか?今まで大分に戻ったら高校生、東京に来たら大人という生活を送ってきて、そこのギャップに苦しいと感じたこともありました。大分で大人っぽくしたら、素直に高校生活を楽しめないし、どっちつかずで難しかったんです。でもだんだん、楽しむときは楽しむ、お仕事はお仕事、と切り替えることが得意になったし、それが今回活かされた部分もありました。これからもずっと“女の子”と“女性”を行き来するような大人になりたいので、そこの基盤が作れたことにはすごく感謝しています。○■意外な恋に憧れ…!?――今までに演じられた役の中で、「こういう恋愛に憧れるな」と思ったのはどんな相手でしたか?朝ドラ『エール』の岡部(大)さんです。私が演じた梅は、(岡部が演じる)五郎さんが修行をして1人前になるまで、7~8年待っていたので、すごいなと思いました。その人がやりたい仕事を応援してずっと待っていられるなんて、素敵な関係で憧れます。――岡部さんというよりも関係性に憧れがあるということですか?岡部さんも好きですよ!(笑) でも、関係性に憧れました。――この1年で色々な作品に出られるようになり、何か変化などはありましたか?朝ドラに出たときに、祖父がくれた手紙に「梅ちゃんへ」と書かれていたんです。「見てくれてるんだな」「役が定着している作品があって嬉しいな」と思いました。でも手紙に「歌を書いておくので、作曲してください」と書いてあって、「梅は作詞する人なの!」とつっこみつつ、曲を考えてます(笑)。――森さんとのコラボ曲が…!?できるかもしれないです。ただ、詩がちょっと古文のような感じなので、発売は難しいかもしれません。今の人には刺さりにくいかも(笑)。――では、最後にメッセージをいただけたら。こんな世の中で自由にできないこともあるんですが、いつかこういう我慢が報われることを信じています。そこに向かって頑張ることでどこかに見てる人がいると思うので、一緒に頑張りましょう!■森七菜2001年8月31日生まれ、大分県出身。行定勲監督によるWebCMで芸能活動を開始し、映画『心が叫びたがってるんだ。』(17年)で映画初出演。ドラマ『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(18年)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(19年)などに出演後、19年に公開されたアニメ映画『天気の子』のヒロインに抜擢され注目を浴びる。その他にも『東京喰種トーキョグール【S】』『最初の晩餐』『地獄少女』(19年)、『ラストレター』(20年)などに出演。近作に、NHK連続テレビ小説『エール』(20年)、ドラマ『この恋あたためますか』(20年)、映画『青くて痛くて脆い』『461個のおべんとう』(20年)がある。
2021年03月04日●「やっぱり女優さんをやりたい」芸能活動休業中に芽生えた思いあらゆる映画、ドラマで確かな演技力と存在感を発揮し、ネクストブレイク女優の筆頭となった21歳の吉川愛。ディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』では、ヒロインのラーヤ役で声優初挑戦を果たしている。天才子役として知られたのち、一時は芸能界を離れていたが、今や女優業に快感を覚えているという彼女。休業中に芽生えた思いや、「私、夢がなくて」と微笑む真意。「そのときにやりたいと思ったことを一生懸命にやる。それがモットーです」という吉川流、女優道の歩み方を教えてもらった。本作は、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く物語。『初めて恋をした日に読む話』(TBS)のエトミカ、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)のナース役など人気ドラマでの好演が話題を呼び、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)の方言女子も注目を集めている吉川が、本作で日本版声優にチャレンジ。大のディズニー好きという彼女だけに、オーディションを通じてディズニーUS本社にも認められてラーヤ役を射止めた喜びは格別だ。「受かったと聞いたときには『これは現実なのか?』と信じられなかったです。不安や緊張もありましたが、精一杯やるしかない!と、思い切り演じました」と声優の特訓にも励み、ディズニーの新たなヒロイン・ラーヤに命を吹き込んだ。ラーヤの印象は、「芯の強い女の子」とのこと。「ある出来事で父親を失って、誰も信じられなくなった女の子。もう自分しか信じられないという状況の中、旅に出たことで、いろいろな仲間との出会いを果たします。『自分が信じたら、相手も信じてくれるんだ』ということを知って、ラーヤが成長していく姿に、とても胸を打たれました」としみじみと語る。自身も「ラーヤと同じように、慎重になってしまう性格」だそうで、「初めて会った人などには、慎重になりすぎてしまうところがあって。なかなか自分の思ったことが言えなかったりすることがあります」と照れ笑い。「ラーヤが成長していく姿を見て、“信じ合う心”ってとても大切だなと思いました。私ももっと積極的になりたいなと感じましたし、ラーヤに心寄せる部分も、声のお芝居に乗せることができたらいいなと思っていました」とラーヤから刺激も受けたという。3歳で芸能界入りし、ドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)や『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)などで、天才子役として活躍した吉川だが、2016年に一度は芸能界を離れたこともある。芸能界から離れていた時期は、「好きなだけ日焼けすることもできるので、半袖で外に出られるのはうれしかったです!虫刺されも気にしなくていいし(笑)。髪をバッサリ切ったりもしました」とアルバイトや学校生活を満喫しつつも、「テレビを観ていると、自然と『こういう役をやってみたいな』とか、『この役を私がやったらどうするだろう?』と考えている自分がいて。『やっぱり女優さんをやりたいのかな?』という思いが芽生えてきました」と述懐。「街で『ドラマ観ていたよ、もうやらないの?』と声をかけていただくこともあって、すごくうれしかったんです。『誰かを喜ばせたりできるお仕事ってステキだな。私はそういうお仕事をしていたんだな』と気づくことができました」と改めて自分の心と向き合う機会になったそう。●「夢がない」も個性“目の前のことに全力”がモットー旅の過程で新たな仲間と出会い、自分自身と対峙しながら成長していくラーヤと同じように、吉川も力強く女優道を邁進している。大きな転機は、天海祐希と共演したドラマ『緊急取調室』(テレビ朝日)だと語る。吉川が演じたのは、取調官・真壁(天海)と心理戦を繰り広げる、被疑者の未亜役。不気味な存在感で視聴者を釘付けにしたが、「ゲームをしているような気持ちというか、やっているうちに、どんどん、どんどん楽しくなっていって。未亜を通して『こんな気持ちが沸き起こるものなんだ』とか、すごく不思議な感覚になりました。天海さんは小さな頃にお見かけして一目惚れして以来、憧れの女優さん。未亜は真壁に『土下座しろ!』と言うんですよ。憧れの方にそんなセリフを言うときが来るなんて思ってもみませんでした(笑)。天海さんだからこそ、思い切りぶつかることができたと思いますし、終わった後には温泉から上がったような、サッパリした気持ちになりました」と、女優としての喜びをたっぷりと味わった作品だったという。「『おちょやん』では方言、本作では声優という新しいチャレンジをさせていただいて。女優さんは、毎回『難しいな』『大変だな』と感じるお仕事」と話すように、女優業はあらゆる壁が立ちはだかる職業でもある。「それでも、終わってみると『やってよかったな』と思います。私は“褒められて伸びるタイプ”なので(笑)、作品を観た方に『よかった』と言ってもらえると、ものすごくうれしい!」と大きな笑顔。さらに「いろいろな役柄を演じることで、『こういう自分もいるんだ』と発見できることも、面白いです。ラーヤならば、『私もラーヤと同じで慎重な性格だな』と照らし合わせてみたり、『自分って、こういう人間なんだ』と気づくこともできる。ものすごく楽しいし、これからも新しい自分を発見してみたい」と充実感をみなぎらせる。子役からのスタート、休業、復帰を経て、実りのときを迎えている吉川。「人生、なにがあるかわからないなと実感しています」とふわりと微笑み、「だからこそ自由に、確かな目標を決めずに、目の前のやりたいことに向き合っていきたいなと感じています。私、夢がなくて。すると『ええ!?夢がないの?』と言われることもあるんですが、それも個性だと思うし、そのときにやりたいと思ったことを一生懸命やっていれば、それだって夢をかなえていることになるのかなと思うんです。強いて言うならば、かっこいい女性になりたいです」と語る表情は、キラキラと美しく輝いている。目の前のことに熱中し、それが未来につながるーー。“今”を大事にする吉川愛に、これからも注目だ。『ラーヤと龍の王国』は、3月5日より劇場公開、ディズニープラスプレミア アクセスにて配信スタート。■吉川愛1999年10月28日生まれ、東京都出身。3歳で芸能界入り、子役として芸能活動を開始。『愛してたって、秘密はある。』(NTV)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS)、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)などさまざまな作品に出演。ヒロインを演じた映画『ハニーレモンソーダ』(7月9日公開)も公開待機中だ。
2021年03月04日5歳の頃から舞台に立つ歌舞伎俳優であり、大ヒットドラマ『半沢直樹』をはじめ、映像の世界でも活躍を見せる尾上松也だが、意外なことに、映画での主演はまだだった。そんな松也が、“金魚すくい”を題材にした人気マンガを基に発想を飛ばし、歌やダンス満載の摩訶不思議な世界へと誘う映画『すくってごらん』で、満を持しての初主演。東京本社から異世界のごとき田舎町へと左遷された銀行員・香芝誠に扮している。そして香芝がやってきた町の、謎の金魚売り・王寺昇に扮しているのが、劇団四季出身で、舞台のみならず、こちらも連続テレビ小説『エール』ほか、現在、映像世界でも活躍する柿澤勇人。舞台人として元々交流のあるふたりが、映画初共演を果たした本作の印象や、撮影期間のエピソードなどを語り合った。脚本を読んだ段階では、「何がしたいんだ?」と(笑)。(松也)── とてもユニークでオリジナリティのある作品です。原作マンガおよび脚本を読んだときの印象は?松也原作は、今までにない“金魚すくい”というテーマを扱っていて、金魚をすくっている瞬間とか、いわゆるマンガらしさを発揮している部分がすごく良かったです。キャラクターの存在感もとても面白かった。映画の方は脚本を読んだ段階では、正直、想像がつかなくて、「何がしたいんだ?」と、とにかく衝撃でした(笑)。── 歌やダンスが満載でした。脚本にも、「ここで歌う」などと書かれているのですか?松也書いてありました。「ここ音楽入る」とか。「金魚すくい」というテーマが大きくあるにも関わらず、なぜここまで複雑にして表現しようとするのか、全く分かりませんでした(笑)。でも、そこが面白いと感じて惹かれたんですよね。柿澤僕は、真壁(幸紀)監督から「原作は読まなくてもいい。あまり囚われないでほしい」と言われていたんです。読んではみましたが、確かに王寺はぶっとんじゃってるし、中性的で可愛らしくて、謎めいていて、そこに寄せ過ぎると、あまりにも現実味がないキャラクターになってしまう。どうやってアプローチしようかと考えました。それに松也が言ったように、脚本を読んでも「どうなるの?」と(笑)。よく分かりませんでした。でも、歌や、僕の場合はピアノや踊りもありましたが、クランクイン前に、納得いくまでリハーサルができましたし、あとは現場に行ってからだと思っていました。観客が共感できる“普通”の人と、実際にいるようでいない謎めいた人── 香芝と王寺を演じるにあたって、どんなところを心掛けましたか?松也香芝は、王寺くんなんかに比べると、とても普通のキャラクターですが、突然英語でラップを始めたり、感情の表現は突飛なんです。ですが映画を観る方に共感していただけないといけない人物ですので、なるべく変に作り込まず、できるだけ“普通”という感覚を大切にしていました。アクセルを踏むときには踏みつつ、共感できる普通の人物であるようにと。柿澤僕の場合は、マンガが中性的で可愛らしい役だから可愛らしくやるかというとそうでもなくて、自分が持っているパーソナルな部分と合わせていきました。香芝くんは、数字を求めて生きてきて、エリート街道を外れてしまった人。王寺は、“金魚すくい”を通して、そんな香芝くんにイライラを解き放って、もっと楽しい感情を知ってもらいたかった。別に恩着せがましく何かを言う人ではないし、謎めいた人ですが、そこをそのまま謎めいてやっても変な人になってしまうので、実際にいるようでいないみたいな微妙なラインを狙いました。最終的にマンガには囚われませんでしたし、それがよかったと思います。何度も出かけた食事で、共演者たちとの仲もばっちり── ヒロインの吉乃を演じた百田夏菜子さん、香芝に急接近する明日香を演じた石田ニコルさんら、他の共演者のみなさんとは、どうコミュニケーションを?松也僕もかっきー(柿澤さん)も、舞台では座長を何度も務めていますが、映画はまた違いますし、どうやってみんなをまとめていったらいいのか手探りしながらクランクインしました。遠慮しながら撮影していくのも違うと思ったので、時間があるときには率先して声をかけてご飯に行っていました。元々僕は、コミュ力がないんですけどね(苦笑)。でも、かっきーが入る前から、入りやすい空気を作っておきたかったので、みんなで何度か食事に行っていました。柿澤ほんと、結構みんなでご飯に行ったよね。松也1週間くらいしてかっきーが合流してくれたときには、本当に嬉しかったですし、頼もしかったですね。共演者のみなさんともとてもフランクに接してくれて。かっきーは練習しなくてはならないことが多くて、僕よりも大変だったにも関わらず、現場を明るくしてくれました。今回、現場の雰囲気がとてもよくて、それはかっきーをはじめとしたみなさんが、一緒にそうした空気感を作ろうとしてくださったからだと思っています。本当にみんなでしょっちゅうご飯に行っていましたし、最終的にはほぼ毎日、ホテルの僕の部屋に集まって、朝まで帰らなかった(笑)。柿澤あはは。そうだったね。完成した作品を観て、「みんな、芝居うま!」となりました(笑)(柿澤)── 今回、香芝は“金魚すくい”が盛んな町に入り込みましたが、どこか不思議な町に行けるなら、どんなところに行ってみたいですか?松也僕はL.A.に行きたいです。柿澤L.A.?そうなの?(笑)松也いや、僕、いまスニーカーにドはまりしてて(笑)、L.A.って、驚くほどスニーカーがあるんですよ。柿澤それは日本では買えないの?松也買えないものもあるね。だから、壁中スニーカーがぶわ~って並んでる凄い店に行って、買いあさりたい!柿澤へえ。僕はなんだろう。全く浮かばない。松也かっきーはアルコールのプールに飛び込みたいんじゃないの?泳ぎながら飲んで、50メートルくらいのときにはもうベロベロっていう。柿澤あはは!それイイ!アルコールの町に行って、プールで思いきり泳ぎたいです(笑)。── 作品が完成してみていかがですか?松也印象に残っているのは、自分がいなかったシーンです。あと、美術でも作ってはいますが、ロケした元々の町並みが、非常に幻想的だったんです。すごく魅力的で、そこがきちんと映し出されているので、見どころのひとつかなと思います。あとは苦労して深夜まで撮影した最後のシーンが印象深いですし、実際、本編でもとても良かったです。みんな総出で撮ったお祭りのシーン。すごく楽しかったですし、お気に入りです。柿澤僕は芝居でのやりとりは、主に松也と百ちゃんのふたりだけだったので、あまり絡みのなかったニコルちゃんのシーンなんかが新鮮でした。そしてとにかく全員のキャラクターと芝居が完全にハマっていて、浮いている人がひとりもいないのがすごいと思いました。「みんな、芝居うま!」と(笑)。かついい音楽がある。それぞれの歌に個性が強く出ていながら、全体のピースがぴったりハマっている。全員のキャラクターが実に上手くハマった作品だと感じました。『すくってごらん』3月12日(金)公開取材・文:望月ふみ撮影:川野結李歌尾上松也さん、柿澤勇人さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=6394ad38-6ef8-4801-80d9-6abc330677b4&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年03月03日成田凌と清原果耶がW主演し、『婚前特急』『わたしのハワイの歩きかた』の監督・前田弘二、脚本・高田亮コンビによるオリジナルストーリーとなる映画『まともじゃないのは君も一緒』。本作は「普通に結婚して、普通に暮らしたい」と思うも、世間に馴染めず、自分の何が“普通”と違うのか分からないでいる独身・彼女なし、いわゆる“世間の普通から全くズレた男”の予備校講師・大野(成田さん)と、実は恋愛経験ゼロなのに自分を恋愛上級者と思いこみ、大野を“普通じゃない”と指摘する唯一の相手である教え子の香住(清原さん)の全く気が合わない2人のユーモアにあふれた掛け合いが見どころの一つ。今回は、どんな役でも確実にこなす“振れ幅MAX”俳優の成田さんの魅力と役柄に迫った。成田さんといえば、映画『スマホを落としただけなのに』で狂気の連続殺人犯を演じると「怖すぎてヤバい」とその怪演が話題になり、詩人・中原中也を彷彿とさせる文学青年を演じた『ビブリア古書堂の事件手帖』と合わせて2019年の日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。『愛がなんだ』では現代的な青年を、自身の初主演作となった『カツベン!』では大正時代の“偽”活動弁士としてドタバタ喜劇をもこなし、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」でも大正・昭和初期の青年を演じるなど、時代設定や役どころに関わらず、どんな役でも説得力を感じさせる成田さん。そして本作では、女性にデートに誘われ「あなたの普段行っている所に行きたい」と言われて、お洒落なお店ではなく本当に行きつけの定食屋に行ったり、女性に“好きです”と告白されても「それ定量的にいってくれるかな?」と数学用語を真顔で言ってしまう大野を好演。そんな大野について、成田さんは「素直に生きている人だと思うんです。素直に分からないことは、分からないと言う。その分からないポイントが普通とは違うので変だと言われますが、人としては変ではないと思います」とコメント。さらに「コメディに振り切ろうとしてしまうと危険な作品なんですが、(清原さんも)同じくらいの危機感を持ってやってくださったと思います」と、演じる上であえて誇張した演技をしないように意識したそうで、清原さんとの掛け合いは不安もなくスムーズにできたという。また、劇中でも印象的で、予告編でも描かれている大野の独特な笑い方は、前田監督と成田さんでいくつか案を出し合って完成した笑い方だそう。恋愛経験・コミュ力ゼロ、普通に恋愛をしたい大野としての存在に説得力を感じさせるのは、「歩き方、走り方で人柄って出ると思うので、そういう細かい演技をやっていこうと思ってます」と話す成田さんの緻密な演技の賜物。本作でも、役に憑依した成田さんの演技力に目を奪われることになりそうだ。『まともじゃないのは君も一緒』は3月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:まともじゃないのは君も一緒 2021年3月19日より全国にて公開©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
2021年03月02日BUMP OF CHICKENの新曲「なないろ」が5月スタートのNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』主題歌に決定した。『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち「森の町」同・登米で青春を送る清原果耶演じるヒロイン永浦百音が、気象予報士という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けてゆく希望の物語。今回の発表と共にBUMP OF CHICKENメンバーのコメントと、メンバーが楽曲制作に際しその熱量に心を打たれたというドラマ制作スタッフからNHK 吉永証氏のコメントが届いている。■BUMP OF CHICKENコメントこの度はNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌を担当させて頂く事になりまして、大変光栄に思います。昨年の夏頃、楽曲の制作に取り掛かる前に、ドラマの制作スタッフの皆様の作品づくりにかける思いを聞かせて頂く機会があり、その熱量に一同強く心を打たれ、共感しました。このドラマを視聴者の皆様の朝にお届けする時に僕らの楽曲「なないろ」が少しでもそのお役に立てたらと思います。放送を楽しみにしています。■『おかえりモネ』制作統括NHK 吉永証氏コメント撮影の準備で忙しくしていたある日、BUMP OF CHICKENさんから主題歌のデモが送られてきました。心地よくて優しい歌声、スキップしたくなるような軽快なリズム、心にじんわり沁みる歌詞。繰り返し、繰り返し聞きたくなる魂(ココロ)のこもった曲で、とても感激しました。そして何よりも曲の世界観がドラマで描こうとしていることを、いみじくも表現していてびっくり、改めてBUMP OF CHICKENさんの音楽の凄さを実感しました。いただいた主題歌の力をお借りして、毎朝「おかえりモネ」を見て、たくさんの人が元気に幸せになってもらえたらと、心より願っております。関連リンクBUMP OF CHICKENオフィシャルサイト楽曲ストリーミング連続テレビ小説『おかえりモネ』公式HP
2021年03月01日蓮佛美沙子主演ドラマ「理想のオトコ」の配信・放送が決定した。本作は、LINEマンガにて連載がスタートし、現在までの累計閲覧数が380万回を突破したチカの同名漫画が原作。ヒロインたちの感情に共感者が続出し、等身大のリアル過ぎるストーリーとして人気となった本作は、仕事に恋に、そろそろ将来を真剣に考え始めた男女が繰り広げる心の葛藤が描かれる。蓮佛さんが演じる主人公は、恋愛から久しく遠ざかっている独身の美容師・小松燈子(32)。30歳を過ぎても全く男っ気がなかった燈子だが、ある日、編集者の友人からこれから授賞式に登壇するという10歳年上のマンガ家の身なりを整えてほしいと頼まれる。そのまま授賞式を訪れた燈子は、かつて親しくしていた高校の同級生と再会。この日を境に、人生一番のモテ期が始まる。今回、テレビ東京のドラマ初出演にして初主演を務める蓮佛さんは「ここまでド直球な恋愛ドラマに参加するのはおそらく初めてなので、オファーをいただいた時は『役を通してどんな気持ちに巡り合えるんだろう』ととてもワクワクしました」とオファーを受けた際の心境を明かし、演じる主人公については「表情豊かな、嘘がつけない等身大の女性という印象です。立ち止まったり悩んだりしながらも、ナチュラルに自分の気持ちを大切にできる人だなと思いました」と印象を明かす。そして「“好き”だけでもだめ、好きじゃないのももちろんダメ。そうやって、年齢とか、立場とか、安心できる未来とか、いろんなものが頭をよぎって前に進めない大人たちの、真っ直ぐで自然体な恋愛ドラマです。『理想のオトコ』というタイトルの意味を、ドラマを観終わった時改めて考えてもらえる作品になるといいなと思っています」と言い、「キュンとしたりハラハラしたり落ち込んだり、燈子と一緒に楽しんでもらえますように」とメッセージを寄せた。一方、原作者のチカさんは「漫画制作時、私の脳内では漫画の形でのイメージというよりも映像作品としてイメージしながら作っていたりします。それがイメージではなく本当に映像作品として観る事が出来るようになるんですね」とドラマ化を喜び、「感情だけでは動けない『現実』を知ってしまったからこそ悩んでしまう大人の恋愛模様、たくさんの方に楽しんでもらえましたら嬉しいです。私も楽しみにしております」とコメントしている。脚本は、連続テレビ小説「どんど晴れ」の小松江里子。監督は、『あのコの、トリコ。』の宮脇亮をはじめとし、北川瞳、吉野主が参加する。ドラマParavi「理想のオトコ」は4月7日(水)テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて放送。※BSテレ東でも放送予定Paraviにて3月31日(水)21時~毎話独占先行配信。(cinemacafe.net)
2021年02月25日●ポカリCMで学んだ“表現の大切さ”「今の演技にも…」2019年にポカリスエットのCMで注目を集め、その後、モデル・女優として活躍の幅を広げている茅島みずき(16)。同CMと同じく“人気女優の登竜門”と言われている女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルにも就任し、2月1日発売の3月号より誌面に登場した。同誌は、永野芽郁や広瀬すず、清原果耶など、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の主演を多く輩出。茅島も「朝ドラ出演」を目標に掲げている。小学2年生からゴルフを始め、プロを目指していた茅島。だが、小学6年生のときに優勝を目指していた全国大会で挫折を味わったという。その落ち込んでいるタイミングで、母から勧められて受けた「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。事務所のレッスンを受けていくうちに芝居の楽しさを感じるようになり、女優を目指すことに決めた。抜群のスタイルを生かし、2019年3月に「東京ガールズコレクション」でまずはモデルデビュー。そして、2019年4月にポカリスエットのCMに出演し、一躍脚光を浴びた。「いまだに『ポカリのCMに出られていましたよね?』と声をかけていただくことがあります。当時学校で『ポカリ』とあだ名をつけられるなど、反響は大きかったです」と自身も反響を実感。ちなみに、事務所に入った頃のあだ名は「アミューズ」だったという。その後も有名企業のCMに多数出演し、最近では三菱パワーのテレビCM「サステナブルドッグ」篇、積水ハウスの「少女の成長」篇、ワイモバイルのWEBCM「スマホ持つか持たないか裁判」に出演。「テレビで自分が流れると、まだ不思議な気持ちになりますが、うれしいです」と照れ笑いを浮かべた。女優としてはBS日テレドラマ『恋の病と野郎組』でデビュー。映画『青くて痛くて脆い』で映画初出演も果たし、テレビ東京ドラマ『メンズ校』ではヒロインに抜てきされ、現在放送中のNHKドラマ『ここは今から倫理です。』でも存在感を放っている。作品を重ねていく中で女優の面白さをさらに感じているそうで、「お芝居の魅力は、正解がないところだと思っています。演じる人によってその役が全然違う感じになるし、台本との向き合い方も人それぞれ違う。正解がないからこそ、役について考えている時間は、大変ですが一番楽しいです」と語る。「どの作品も勉強になることが多く、今まで出演させていただいたすべての作品が今の自分につながっている」と言うが、『青くて痛くて脆い』は特に学ぶべきものが多かったそう。「そうそうたるキャストの方々とお芝居させていただき、現場での立ち振る舞い方や、役への切り替え、監督と役について話し合っている姿など、みなさんからたくさんのことを学ばせていただきました」『青くて痛くて脆い』出演後は、わからないことがあったら自分から監督に質問できるように。また、「自分の役でいっぱいいっぱいになりがちですが、みなさんのように周りが見える人になりたいと心がけるようになりました」と意識の変化を明かした。また、原点ともいえるポカリスエットCMが、今も生きているという。「ポカリスエットのCMでダンスに初挑戦したのですが、振りを覚えるだけでなく、感情を出さないといけないというのがすごく難しくて、表現力ってこんなに大変なんだなと感じました」と振り返り、「そのときに表現力の大切さを学び、今の演技にもつながっていると思います」と語る。●『半分、青い。』で朝ドラに感動「私もいつか…」舞台『ロミオとジュリエット』(3月29日より上演)でジュリエット役を演じることも発表され注目を集めているが、『Seventeen』の専属モデルにも就任。「芸能界に入ったときに初めて手にした雑誌が『Seventeen』で、専属モデルになりたいとずっと憧れていたので、すごくうれしい」と喜んでいる。『Seventeen』の魅力をどう感じていたか尋ねると、「当時、三吉彩花さんや中条あやみさんを見て、純粋にかっこいいなと。みなさんキラキラ輝いていて、個性もしっかり、一人ひとり色があるのがいいなと思いました」と答え、「私も自分らしさを出していけたら。負けず嫌いなところや、好きなことは誰よりも努力するところが自分らしさだと思っているので、表情やポージングを研究して一生懸命頑張りたい」と語る。そして、「同世代の方と撮影する機会が今までなかったのでセブンティーンの撮影現場はとても新鮮で、同世代ならではの空気感が楽しかったです。洋服も全部かわいくてワクワクしました」と初めての撮影を回顧。「どんなテイストの洋服も着こなせるといいなと思っているので、クールに見られがちですが、『ガーリー系のお洋服も着れるんだ』と思っていただけるようになれたら。そして、『この子が着ているお洋服がほしい』、『この子みたいになりたい』と憧れてもらえるモデルになりたいです」と意気込んでいる。『Seventeen』は、『あさが来た』の波瑠、『半分、青い。』の永野芽郁、『なつぞら』の広瀬すず、そして、5月17日スタートの『おかえりモネ』の清原果耶と、多くの朝ドラ主演を輩出するなど、“人気女優の登竜門”と言われている。茅島も「『Seventeen』で表紙や連載企画をやりたいという目標もありますし、いつか朝ドラに出演したいという気持ちがあります」と朝ドラ出演を目標に。「朝ドラはお母さんもおばあちゃんも大好きで、朝から見ている人に感動や元気を与えられるってすごいなと。私も『半分、青い。』を見たときにすごく感動しました。一日の始まりに『今日も頑張ろう』と思えるのが朝ドラの魅力だと思うので、私もいつか出演したいです」と朝ドラへの思いを語った。クールビューティーで大人っぽい印象だが、まだ16歳の高校1年生。昨年5月に地元・長崎から東京に引っ越し、都内の学校に通っている。「最初は電車の乗り換えに苦戦しましたが、今は問題なくできるようになりました」とすっかり東京生活に慣れたようだが、「お仕事と学校の両立は大変です。空いた時間に勉強しないとテストの点数がとれないので…」と大忙しだ。高校生活も楽しみながら、モデル・女優として大きく羽ばたいてほしい。■茅島みずき2004年7月6日生まれ、長崎県出身。2017年に「アミューズ 全県全員面接オーディション2017 ~九州・沖縄編~」でグランプリに輝き、芸能界入り。2019年3月に「東京ガールズコレクション」でモデルデビュー、同年4月にポカリスエットのCMで話題に。その後、BS日テレドラマ『恋の病と野郎組』(2019)で女優デビューし、映画『青くて痛くて脆い』(2020)やテレビ東京『メンズ校』(2020)、NHK『ここは今から倫理です。』(2021)などに出演。3月29日に開幕する舞台『ロミオとジュリエット』ではジュリエットを演じる。また、女性ファッション誌『Seventeen(セブンティーン)』の専属モデルに就任した(2月1日発売の3月号より登場)。
2021年02月23日俳優の中川大志と、ウルフルズのボーカル・トータス松本が、ヤマハミュージックジャパンの企画「おかえり、おんがく。」で初共演。17日、中川のサクソフォン、トータスの歌でセッションするスペシャルムービーと、対談の様子が公開された。コロナ禍の生活に再び音楽を取り戻したいという思いのもと立ち上げられた同企画では、音楽の素晴らしさや、演奏をすること、聴くことで得られる喜びを特設サイトから発信。中川は昨秋からサクソフォンに初挑戦し、レッスンを受ける様子や練習に励む姿が公開されていた。今回は本企画の趣旨に賛同したトータスが中川と初共演。「ドレミファソーラファミ・レ・ド」というメロディでおなじみの「池の雨」をモチーフに作られたオリジナル曲「おかえり、おんがく。」を演奏した。中川のイントロ演奏から始まり、レコーディングスタジオでのトータスの歌声、キーボード、ギター、ドラム演奏をするミュージシャンや音楽愛好者たちが奏でる音から1つの曲をリモートで紡いでいく映像になっている。レコーディング後の対談では、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で中川を知ったトータスが「あの人と会うのか」と共演を楽しみにしていたこと、一方の中川は喜びと共にプレッシャーを感じ「とにかく死に物狂いで練習するしかない」と感じたことや、2人の音楽にまつわるエピソードが明かされた。そんな今回の演奏について、トータスは「僕自身コロナの影響を経て『今なんのために歌っているのか』とか、目的をより考えて歌うようになりました。今回もそんな想いでこの曲を歌っています」と語る。中川は「トータス松本さんとの初共演。こんなご褒美のような、貴重な経験ができたことに感謝しています」と述べ、「音楽は元々好きなので、今回新しいことに挑戦することは、あらためていいなと思い、ワクワクしました。やはり僕にとって音楽は毎日を鮮やかにしてくれて、力をくれる存在です」とコメントを寄せた。
2021年02月17日2019年秋上演の舞台「不機嫌な女神たち プラス1」以来のタッグとなる脚本家・岡田惠和と演出家・田村孝裕がおくる新たな舞台「パークビューライフ」が4月より、東京・大阪・愛知の3拠点で上演されることが決定した。本作は、とある無名画家と、彼と共に暮らすアラサーシングル女性たちのちょっとヘンテコで温かい日々を綴った人間ドラマ。風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季といった個性豊かで演技派の俳優陣が集結する。NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』『ひよっこ』など、数多くの国民的ヒットドラマを手掛けてきた岡田が書き下ろす脚本と、笑いの中に人生の悲哀を描き出す田村の演出。出演が決まった風間が「物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです」とコメントしているように、コロナ禍を生きる私たちにエールを送ってくれそうな作品になりそうだ。舞台「パークビューライフ」は4月7日(水)~4月18日(日)に世田谷パブリックシアターにて東京公演を行った後、大阪公演をサンケイホールブリーゼにて、愛知公演をウィンクあいち大ホールにて上演する。地方公演の詳細は追って公開。チケットの先行発売は、2月18日(木)18:00よりスタートする。そのほか、公演の詳細は公式HPにて随時更新されるとのことなので、発表を待とう。<出演へ向けてのコメント>◆風間俊介台本になる前の、『こういう物語になりそうです』というプロットを読ませて貰いました。その物語に、僕は一瞬で心を奪われ、この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。台本を、自分が演じる為だけでなく、とにかく読みたいと思いました。多くの人が、踠き、必死に生きている、今。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです。◆倉科カナ岡田惠和さんが、自分が以前に出演していた舞台を観てくださった事が切っ掛けでオファーを頂き光栄に思っております。パークビューライフは4人の会話劇になると伺っており、風間俊介さんの演じる男性を囲むアラサーの3人の女性の絡みが岡田さんの脚本でどのように描かれるのか楽しみにしていてください!4月の桜の頃に上演される公演なので、新しく芽吹く季節の始まりでもあるので、是非、会場に足を運んで頂ければと思います。◆中川翔子ストレートプレイ初挑戦になります!これから稽古に入っていきますが、今からどんな作品になるのか私自身も楽しみです!大変な状況ではありますが、舞台というエンターテイメントを通じて皆さんに元気を届けられたらと願っています!そして役者としての大先輩な皆さまから経験値を得てスキルアップできる素晴らしい機会、全力で楽しみたいと思います!◆前田亜季会いたい人達にもなかなか気軽に会えないようになり、寂しさを感じたり、生きていく事って大変なんだな、と思う日々。岡田さんの書く世界には、大変な時にも優しくて温かな目線があり、心がほぐれる瞬間があるように思います。どんな世界が描かれるのか、私もわくわくする気持ちで待っています。このタイミングでめぐり逢うご縁を楽しんで、キャストスタッフと共に、明日もちょっとがんばろう、と心の栄養になるような舞台をお届けできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。◆脚本家・岡田惠和2021年、春。頑張って前や上を向いてばかりいるのはしんどくて、うつむいて歩いてしまいがちだけど、うつむいているからこそ道路にそっと咲いてる花を踏まずにすむかもしれない。ほんの小さな隙間に咲く花のような彼らの人生に、光がさしこむ世界になりますように。風間さん、倉科さん、中川さん、前田さんが集まってくれました。嬉しくて楽しみで筆も走りまくります。四人だけの会話活劇楽しんでいただけたらと思います。◆演出家・田村孝裕一昨年の9月に岡田さんとご一緒させていただきました。それがまた実現する。こんなに光栄なことはありません。ただ、あのときとは状況がまるで違います。演劇は今、コーナーポストに追い込まれ、相手のパンチを必死に凌ぐ毎日です。どうにかカウンターをお見舞いできないかと思案して参りましたが、岡田さんやこのキャストの皆さんがいれば、どデカイパンチをお見舞いできる気がしてなりません。大一番に挑む心持ちで参ります。【公演概要】舞台 「パークビューライフ」出演:風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季作:岡田惠和 / 演出:田村孝裕公式HP: <公演日時 / 会場>・東京:4月7日(水)~4月18日(日) / 世田谷パブリックシアター・大阪:未定 / サンケイホールブリーゼ・愛知:未定 / ウィンクあいち 大ホール<チケット料金>・東京公演:S席 9,500円(税込) / A席 8,000円(税込) ※未就学児童入場不可
2021年02月12日2月15日(月)よりドラマスペシャル「神様のカルテ」がスタートする俳優の福士蒼汰が、本日2月12日(金)に自身のデビュー10周年を記念したフォトブックを発売する。2011年、「美咲ナンバーワン!!」で初のドラマ出演を果たして以降、「仮面ライダーフォーゼ」では主演、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」ではヒロインの相手役に抜擢。その後も数々の作品で主演を務め、幅広い世代に支持され活躍し続けてきた福士さんが、今年1月、ついにデビュー10周年を迎えた。今回発売されるフォトブックは、ファンクラブ内で「どんな福士蒼汰が見たいか」というテーマでアンケートを募集して撮影したもの。動物好きな福士さんが犬と戯れる姿、苦手な料理に奮闘する姿、長身のスタイルが際立つスーツ姿など、ファンだからこそ知っている福士さんのパーソナリティが盛り込まれたリクエストが多数集まった。フォトブックでは10周年を迎えた凛々しい表情に加えて、飾らない自然体な姿も見ることができ、福士さんの魅力が詰まった記念すべき作品に。福士さんは「振り返ってみると本当にたくさんの刺激をいただいた1年1年でした。そんな節目の年なので、いつも応援してくださるファンの皆様になにか恩返しできないかとイベント等を考えていましたが、この状況で叶わず。そこでまずは、皆様のリクエストに応えてフォトブックを作れないかと今回の企画をしました!」と明かし、「皆様に設計図を作っていただいたような感覚で、温かみのあるものになったと思います」と自信を込める。そして「これからも皆様と一緒に、楽しいものを作っていけたら嬉しいです。そして、今後もさらに刺激のある道を歩んでいけたらと思っています」と、今後についても力強くコメント。福士さんといえば、昨年は「DIVER-特殊潜入班-」でのダークヒーロー役や、舞台「浦島さん」でのコミカルでぶっ飛んだ役柄を熱演。これまでの爽やかなイメージを覆し、大きな反響を呼んだ。10周年を迎えて役者としての新境地に挑む福士さんにも期待が高まる。福士蒼汰デビュー10周年 ファン参加型フォトブック「Sota Fukushi 10th Anniversary Photo Book」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2021年02月12日音楽を独自の視点で解釈し、そこから紡がれる物語をショートドラマ化する新たな形、ミュージックストーリーシリーズ「Music Story produced by ABEMA」が始動。第1弾は、「SEKAI NO OWARI」の「YOKOHAMA blues」のドラマ化を配信する。“音楽にはドラマが宿っている”のコンセプトのもと、人生の岐路に立つ機会の多い20代男女に向け、様々なアーティストの楽曲を再解釈し、オリジナルのストーリーをのせてドラマ化していく「Music Story produced by ABEMA」。第1弾となる「YOKOHAMA blues」は、本日リリースのベストアルバム「SEKAI NO OWARI 2010-2019」にも収録されている楽曲。ドラマでは、切ない歌詞とメロディにのせて、望むものは手に入れても、本当に愛する人だけは手に入れることのできなかった男による、“あと一歩届かなかった恋”をポエティックに描く。ドラマの主演を務めたのは、恋愛リアリティーショー「オオカミくんには騙されない」に出演するKaitoと、連続テレビ小説「エール」や「この恋あたためますか」に出演、豪華キャストが出演することで話題の「コントが始まる」への参加も決定している若手女優の古川琴音。夢を叶え順風満帆な生活を送るものの、最後まで本心を伝えることのできなかった女性の結婚式に参列するアーティストの役を演じたKaitoさんは「まずはこの『YOKOHAMA blues』を沢山聴き込んだ上でこのドラマを観ていただけると、曲の世界観がより鮮明になって皆さまの心に届くのではないかなと思います」と見方を提案し、「自分自身最大のリスペクトを持って作品に参加させていただきました。至らない部分もあるかもしれませんが、この『Music Story produced by ABEMA』を観て、聴いて、少しでも多くの人の気持ちを動かせる作品になっていれば幸いです」とメッセージ。また、気持ちに気づきながらも、別の男性(西垣匠)との結婚を決めた新婦役を演じた古川さんは「2人の想いがすれ違い、時を経て答え合わせする様が切なかった」と作品の印象を明かし、「サビに向けて畳み掛けていくようなテンポ感が好きだったので、AメロBメロで加速していって、サビでは時間が止まったようなそんな感じがお芝居にも出たらいいなと意識していました。常に、このシーンはどこの音、どこの歌詞で使われるというのを意識して演じていました」と撮影をふり返る。なお本作は、Kaitoさん演じる男性目線ver.と、古川さん演じる女性目線ver.を視聴することで、それぞれの気持ちに寄り添うことができる仕掛けに。男性目線ver.は「ABEMAビデオ」、女性目線ver.はSEKAI NO OWARI公式YouTubeチャンネルにて配信される。古川さんは「胸がきゅっと締め付けられるような世界観のある作品になったと思うので、元々好きな方達にも、初めて知る方達にも楽しんで頂けたら嬉しいです。是非2つの視点、両方のバージョンを見てください!」とコメントしている。「Music Story produced by ABEMA」第1弾は2月10日(水)19時~ABEMAビデオ、SEKAI NO OWARI公式YouTubeチャンネルにて配信。(cinemacafe.net)
2021年02月10日女優の清原果耶がイメージキャラクターを務めるシチズン時計「wicca」の新Web動画「続・ときめく予感」が10日に公開された。清原が就活生を演じる新動画は、うたた寝をしていた清原が桜の花びらに気付き表情がほころぶ「桜のしるし」、花が咲いたサボテンに微笑む「小さな花」、リクルートスーツに身を包む「上を向くだけで」、運命の出会いにドキッとする「動きだす時間」の全4本。合わせてメイキング動画と、撮影の感想やバレンタインの思い出、今後の抱負を語るインタビューも公開された。バレンタインの思い出について清原は「小学生の頃、徹夜をして70個くらいのバレンタインチョコを作りました。1人で作るにはあまりにも数が多くて、母親に手伝ってもらった思い出があります」と驚きのエピソードを披露。また、1月30日に19歳の誕生日を迎えた清原に、18歳の1年を振り返ってもらうと「色々な物事にしっかりと向き合おうとした1年でした。幸せだと思えることも、ひとつひとつの不安にも、よりクリアな心で触れられた気がします」と語り、19歳については「今撮影中の『おかえりモネ』を無事に撮り切れるようスタッフ・キャスト一同、健康に気を付けて丁寧に作り上げていければいいなと思っています。頑張ります」とNHK連続テレビ小説のヒロイン役に奮闘中であることを述べた。
2021年02月10日中川大志が、2012年に上演されて大反響を呼んだ飯塚健監督のオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY」の映画化に主演することが決定。併せてティザービジュアルと特報が解禁となった。「FUNNY BUNNY」は、映画『ステップ』『虹色デイズ』『荒川アンダー ザ ブリッジ』などで知られるマルチクリエーター・飯塚監督によるオリジナル戯曲。2012年に上演された舞台版では“現在”“2年後”“4年後”という構成で時空を軽やかに移動し、謎が謎を呼ぶという緻密なプロットが演劇ファンを熱狂させ、全公演がSOLD OUT。のちに飯塚監督自らの手によって小説化もされている。上演中から再演、映像化の問い合わせが殺到し、今回満を持して映画化される本作は、舞台の設定がさらに進化し、大胆な構成のもと、音楽と映像による総合芸術作品に仕上がった。主演は、『虹色デイズ』や『坂道のアポロン』ほか数多くの作品で着実に経験を積み、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で国民的人気を得た中川大志。自殺志願者を見分けることができる能力を持つ自称小説家の主人公・剣持聡を演じる。「世界を救うのはいつだって、想像力だ」と豪語する、クセのあるアクの強いキャラクターだ。「サルバドール・ダリの生い立ち」や「ニルヴァーナの足跡」など、様々なロジックを散りばめた“剣持語録”を含め、隅々に至るまで小ネタ満載でエッジの利いた新感覚エンターテインメント作品となっている。中川さんは「僕が演じた剣持というキャラクターは、人の痛みが分かるからこそ寄り添えて、現実を知っているからこそ寄り添うだけではない残酷さも持ち合わせている、まさにダークヒーローなんだと思います。映画を観てくれたお客様が劇場を後にする時、ウサギが一羽二羽と増殖していったら良いな、なんてワクワクしてます。一緒に、FUNNY BUNNYしましょう」とコメント。飯塚監督とは、ドラマ「REPLAY&DESTROY」や映画『全員、片想い』『虹色デイズ』、ライブエンターテインメント「コントと音楽vol.2」に続くタッグ作。「初めてウサギを被って図書館に立った時、あぁ本当に実現したんだと実感し、剣持と1つになれた感覚がありました」と本作主演に感慨深げ。「私にとって、『FUNNY BUNNY』は特別な作品だ。作り手としてやっていけるかどうか、悩んでいた時期に書き殴った。そういう意味で、登場人物はすべて飯塚だ」と語る飯塚監督は、「『想像しろよ』が口癖の厄介な男、剣持聡を託すならと考えた時、浮かんだ顔は一つでした」と中川さんについて言及、「きっと剣持聡の哲学に毒され、仲間になりたくなるでしょう」とメッセージを寄せている。ウサギの着ぐるみが図書館を走り回る、意味深でミステリアスな特報映像とビジュアルも気になるばかりだ。『FUNNY BUNNY』は春、公開。(text:cinemacafe.net)
2021年02月10日フォークデュオのさくらしめじ(田中雅功、高田彪我)のカレンダー『さくらしめじオフィシャルカレンダー2021.4→2022.3』(SDP 2,000円)が、3月19日に発売されることが決定。合わせて、表紙と収録カットが公開された。3月10日にミニアルバム『ボタン』をリリースし、4月4日には東京・中野サンプラザでワンマンライブを開催予定のさくらしめじ。田中が昨年12月に『302の音』で小説家デビュー、高田が春放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で主人公の幼馴染役というメインキャストに大抜擢されるなど、個人でも活動の幅を広げている。カレンダーをプロデュースするのは、日本のモード界で注目されているファッションブランド「kudos(クードス)」「soduk(スドーク)」を手掛ける工藤司氏。デザイナー、フォトグラファー、スタイリストとして活動し、最近では出版レーベルも立ち上げた新進気鋭のクリエーターだ。さくらしめじ側からオファーしたところ、もともとファンだったという工藤が快諾し、コラボレーションが実現した。表紙は少し背伸びした表情の2人が、kudosのスーツを身にまとい不思議の国に迷い込んだようなファンタジックなイメージで撮影。収録カットからは、温泉旅行をしているかのようなリラックスした表情を見せつつも大人の色気が漂う着崩した浴衣姿、息の合ったかわいい2ショットが公開された。結成当時中学1年生だったさくらしめじも昨年高校を卒業し、2021年度には20歳に。少しずつ大人へと向かっている2人の青春ともいえるような、“オトナ未満、コドモ以上。”のきらめく瞬間を工藤氏が捉えたカレンダーとなっている。田中は「今までの成長と、これからの期待を全て、時と共にカレンダーという形で表現しました」とカレンダーに込めた思いを話し、「僕達だけでは気づけなかったものや表現しきれなかったことを工藤さんに引っ張ってもらいながら最高の形で残すことができました」と工藤氏に感謝した。「僕たちが20歳に向かって進んでいく、そんな1年を工藤さんと共にカレンダーに投影しました」と語った高田は、「これからも様々な挑戦を繰り返し、さらに前へ進んでいきますので、ぜひこのカレンダーを手に取って広がっていく可能性を感じていただけたらうれしいです」と呼びかける。工藤氏は「カメラを向ける前の2人は本当に少年と大人を行き来した空気を持つ普通の男の子たち。洋服を着替え、一度カメラを向けたらそこにはさっきとは別人かと思うほどに、とびきり魅力的なさくらしめじがいた」と撮影を振り返り、「12カ月の彼らの奇跡みたいなキラキラを“きのこりあん”にぜんぶ届けられたらいいなと思いながらシャッターを切りました」と、さくらしめじのファンである“きのこりあん”へメッセージを送った。(C)SDP
2021年02月09日「敦が演じてる父親のことを、全国の皆さんが一体どんな気持ちで見ているのか、気が気でないです」そんな心配の声を聞かせてくれたのは、ウルフルズのトータス松本(54)の実父である。敦とは、トータスの本名。NHK連続テレビ小説『おちょやん』でトータスが演じている主人公の父親・テルヲが視聴者の間で話題になっているのだ。トータスの実父は続ける。「ひどい父親やなとビックリしてもうたんです。一回、話の筋から消えて、また再登場したときに“今度は多少マシな父親に変わってるんじゃないか”と期待してたんです。そしたら、前よりもさらにひどい極悪な父親になってて……」実父の戸惑いも無理はない。トータスが演じるテルヲは、ろくに働かないだけなく、酒癖も悪い。娘を邪魔に思い奉公に出したかと思えば、金を無心するために再び娘のもとへ。そして、通帳を盗む――。その素行の悪さゆえ、気づけば“朝ドラ史上最悪の父”の異名を取るまでに……。トータス本人も、ただでさえ初の朝ドラ出演で「正直言えば、躊躇した」というこの役どころ。1月29日に『あさイチ』にゲスト出演した際には、「一生懸命お芝居しているだけなのに、こんな言われ方を……」と苦笑もしていた。実父とともに本誌の取材に対応してくれた実母は、朝ドラが始まってからの息子トータスとのやりとりについて教えてくれた。「コロナもあって、あの子とは2年半ほど会えてないので、朝ドラで毎朝顔が見られるのを楽しみにしていたんです。第1回を見て、敦に《元気な姿を見て安心しました》とLINEしました」トータスからも《ありがとうございます。これからもがんばります》との返信があったという。しかし、その後については「連絡してません」とぽつりと言う母。「本当は朝ドラについていろいろ書いて送ろうと思ってたんです。でも始まってみたら……。まさかこんな役とは思いませんでした。だから何を書いて送ったらええのやらわからなくって。よかったとも言えへんし、悪いって言うのもあれやし(笑)」それでも実父は「『おちょやん』を毎日、それも朝昼と2回見てます」と明かす。なぜ2回?「朝1回見てダメな父親やったけど、『昼見たらもしかしてちょっとはマシな父親に見えるかも?』と昼も見るんです。それでも、やっばり朝と一緒で、当たり前なんですが、ダメ親父なんです(笑)。いつもね、嫁さんと『今日もアカンかったな』『そやな、今日も悪い親父やったな』『いや、今日のは特別アカン。ダメが2つ重なる“ダメダメ親父”やで』とか言いながら、毎日2回見てるんです(笑)」■母が『あさイチ』前のトータスに贈った言葉ご両親なりになんとかポジティブに捉えようともしているようで……。「インパクトが強すぎたけど、多くの人に覚えてもらったらいい。今は爪痕を残せたらええと思わないと仕方がないです(笑)」そう話す実母だが、最近になって息子の“名誉挽回”のチャンスを見つけ、トータスに第1話オンエア日以来、久しぶりのLINEを送ったそうだ。29日放送の『あさイチ』(前述)に息子がゲスト出演することを知ったからだった。「『あさイチ』は絶対に“名誉挽回”のチャンスやと思いました(笑)。ダメで悪い父親役のせいで、敦までおんなじやと思われそうですけど、実は違うんですよ、と(笑)。『番組で一生懸命説明したらわかってもらえるはずだから、全力で頑張ってほしい』と伝えましたね」そんななか、テルヲに胸打たれた回もあったという。それは第37話、映画の主演に決まらなかった千代を思いテルヲが激怒するシーンだ。そこでテルヲは撮影所の社長に「おっさん、見る目ないのう!」と啖呵を切っていた。「テルヲにも娘に“なんとかなってほしい”という気持ちがあるんだなと伝わってきました」(実父)「なんぼ“のんだくれ”でばくち打つ親でも、子供を思う気持ちは一緒なんやなと……」(実母)テルヲに垣間見えた“なんとかなってほしい”と子を思う気持ちは、ご両親がトータスを見守ってきた気持ちと重なるようだ。かつて、音楽をやると言いだした息子に父は「好きなようにせい。でも25歳までやで。芽が出なかったらあきらめて帰ってこい」と言い聞かせたという。「25歳になる直前に東京に行ってしまったけれどね。“なんとかやってくれんとあかん”と思って見ていました」(実母)そうして“なんとかなった”今も、その評判を心配。子を思う親心は不変、ということだろう――。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日鶏の父親から生まれた“千代猫”が、未知なる世界に繰り出すかわいらしいオープニング映像。じつは、アーティスト夫妻による“共同制作”だった!夫妻が明かす『おちょやん』オープニング制作秘話ーー。犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。犬ん子「オープニングで千代猫はモノトーンの世界から、ささ舟に乗り旅立っていきます。その千代猫を照らすガラス玉のような月は、チャンキーさんによる貼り絵。“希望の光”をイメージしました」ささ舟に乗りながら、華やかな場所に流れつく千代猫。だが、その華やかさはあくまで川面に映る夢……場面はモノクロに一転し、千代猫は居場所を追われてしまう。チャンキー「テーマ曲である秦基博さんの『泣き笑いのエピソード』になぞらえています。この“泣き”の場面から千代猫が成長して、後半はカラフルな“笑い”の世界へ飛び回っていくんだよね」犬ん子「うんうん。ヒロインのモデルとなる浪花千栄子さんについては、描き始める前から調べていて。大変な人生を歩まれた方ですし、黒澤明監督の映画にも主演されていると知ったので、どんどん“黒澤映画”のようなトーンになってしまった(苦笑)。チャンキーさんから『いつもより絵が重くなっているから、明るさを出していこう』とアドバイスを受けて、いまの千代猫ちゃんになったんです」2人が最後までこだわったのは、オープニングで際立つ“色”だったという。チャンキー「いまやテレビも8K時代。キレイな色を出すのに、スタッフの方たちと何度もチェックを重ねました。朝ドラのオープニングを手がけるのは初めてだったし、犬ん子はプレッシャーを感じていたみたいで。放送の1週間前から、不安で眠れていなかったよね」しかし、放送が始まるや、千代猫のかわいらしさは大きな反響を呼んだ。映像の終盤にうつる緞帳にはポスターがちりばめられており、「浪花千栄子さんの出演作品を基にしているのでは?」と、“小ネタ”を楽しむ視聴者の声も。犬ん子「みなさん、アニメーションに隠されたものを解明してくれていますが、まだまだ気づかれていないものもあります。じつは、橋の上にはテルヲのような鶏が、そして電車の中には生き別れた弟(ヨシヲ)のような男の子がいるんです」チャンキー「ええ!?それは僕も気づかなかった(笑)。じゃあ、僕からもネタを。千代猫がお手玉をするシーンがあるんですけど、そのお手玉ははじめ頭にあった3つのたんこぶなんです」浪花千栄子さんといえば、「軟膏」を手にもつCMに出ていたことで有名だが……。犬ん子「ぜひ、緞帳の絵の中から探してみてください。それっぽい絵があるはずです(笑)」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。チャンキーさんと犬ん子さんは、これまでも絵本『ちんどんや ちんたろう』『おかめ列車』や、インディーズのミュージックビデオのアニメーションを2人で作ってきた。夫婦でともに作品を作るのは、「お金がかからないから」と犬ん子さんは笑う。犬ん子「それは冗談で(笑)。夫婦だからこそお互いの作品について、本音で言い合える。私は絵を描くことにのめりこんでしまうから、チャンキーさんからのアドバイスに気づかされることがとても多くて……」チャンキー「僕は、テルヲみたいに、言いたいことを言っているだけやけどね(笑)。でも、一生懸命に絵と向き合って、『もうあかんわ』と疲れ果ててから、彼女の描く線はさらによくなるんですよ。その姿は、ひたむきに転んでも立ち上がる千代と重なるんです」2人の出会いは、26年前にさかのぼる。チャンキー「犬ん子はたばこを吸っていた時期があって。僕と出会ったとき、下の前歯が1本抜けていたんです。若い女性がたばこをその抜けたところに入れていて、ぷは~と吸っている姿は衝撃でした」犬ん子「私のこと好きになったの、ソレやんな~(笑)。私は、友達の家で見かけた、顔を真っ赤に塗っていちご模様にしたチャンキーさんの写真を覚えていて。初めて会ったときに、『あっ、いちごの!』って(笑)」チャンキー「それが阪神・淡路大震災の起こる1年ほど前やったね」犬ん子「当時、被災した友達が本当につらいはずなのに『家が半分崩れてドリフターズみたいやったわ、笑うしかないわ』と報告してきて。つらいことも苦しいこともしんどいことも、笑っていくことで傷を乾かす。千代もそうだけど、関西人にはそんな逞しさがあるよね」チャンキー「そうやね。犬ん子の作品にもそんな“泣き笑い”がつねにあると思うから、『おちょやん』は、犬ん子の経験の集大成ともいえるんじゃないかな」コロナ禍のいま、遠方のスタッフとオンラインで打ち合わせを重ねながらという工程作業も、2人にとっては初めてだった。チャンキー「作る難しさはありましたが、犬ん子と動画の谷本(雅洋)さんと3人で、密度の濃いものができたと思います。関西風味のええだしの取れた作品を、ぜひ楽しんでください」犬ん子「いまの時代、大変なことも多いけれど、『あと一歩頑張ろう』と感じてもらえたらうれしいです」千代のように前向きにーー。オープニングには、そんなメッセージがこめられている。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日2021年度後期連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」において、ヒロイン・上白石萌音が演じる橘安子をとりまく出演者12名が発表された。連続テレビ小説第105作目となる本作は、「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。本作は史上初の3人ヒロインとなっており、上白石さんをはじめ、2代目ヒロインを深津絵里、3代目ヒロインを川栄李奈が演じることが決定している。今回新たに発表されたのは、岡山編の出演者たち。まず、連続テレビ小説初出演となる松村北斗(SixTONES)と村上虹郎が、雉真繊維の社長、千吉の長男・稔と次男・勇を演じる。大学生の稔は、英語が堪能な好青年で、彼との出会いが安子の運命を動かしていく。演じるにあたり「キャラクターとして演じる稔と僕自身は大きく違います。しかし、台本を読んだ段階からこの役を満喫できる確信がありました!皆さんの朝の楽しみの一要因になれれば幸いです」とコメントしている。一方、村上さん演じる勇は、安子の小学校からの同級生で、甲子園を目指している野球少年。安子へ好意があるのか素直に優しくできず、いつも何かと安子にちょっかいを出すキャラクター。村上さんは「朝ドラに参加させて頂くのは初めてなので各話のキュッとした尺とリズムをすぐにつかめるものなのか未知の世界ですが、それも含めて楽しめたらなと思います」と意気込んでいる。また橘家の人々には、安子の両親を甲本雅裕と西田尚美、兄を濱田岳、祖母を鷲尾真知子、祖父を大和田伸也。商店街の人々として、豆腐屋「水田屋とうふ」の娘で安子の幼なじみ・水田きぬを、「共演NG」「親バカ青春白書」の小野花梨が演じ、連続テレビ小説初出演。きぬの父をお笑いユニット「ザ・プラン9」浅越ゴエ。さらに雉真家の人々として、雉真繊維の社長・千吉を段田安則、千吉の妻・美都里をYOU、雉真家の嫁・雪衣を岡田結実が演じる。今回の発表を受けて、上白石さんは「あまりにもすてきで心強い顔ぶれに、何度もキャスト表を読み直しては心を躍らせています」と喜び、「顔を見合わせて岡山ことばのセリフを交わせる日が、今から待ち遠しいです。胸をお借りして、たくさん勉強させていただきます。出来たての和菓子のように温かくて幸せな空気感を、ぜひ楽しみにお待ちください」と呼びかけた。なお、本作の音楽を金子隆博が担当することも決定した。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」は2021年度後期放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月04日歌手の秦基博が3月17日、弾き語りにフォーカスしたアルバム『evergreen2』をリリースする。収録内容の発表と共に、新アーティスト写真と本人コメントが到着した。秦にとって音楽スタイルの原点である弾き語り。2014年10月にリリースされた前作『evergreen』に続く弾き語りベストアルバムの第2弾は、スタジオで新たにレコーディングした全21曲を収録する。DISC1には、映画『あん』の主題歌「水彩の月」から、現在放送中のNHK連続テレビ小説『おちょやん』の主題歌であり最新シングルの「泣き笑いのエピソード」までの代表曲を網羅。さらに東京海上日動CMソングに採用された新曲「Tell me, Tell me」も。“みんなと作る evergreen2”と題したDISC2はこれまでのカップリング曲、アルバム曲、提供曲の中から楽曲リクエスト企画を実施し、ランキング上位の10曲が収録された。投票で1位となった、映画『さよならくちびる』の劇中に登場する小松菜奈と門脇麦のギターデュオ・ハルレオへの提供曲「さよならくちびる」のセルフカバーや、人気バラード曲「綴る」が選ばれている。また、初回限定盤Blu-rayには、新型コロナウイルスの感染拡大により配信ライブで開催となった「HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2020 -コペルニクス-」のフルサイズ映像が。同ライブでは最新アルバム「コペルニクス」全楽曲のほか、代表曲「ひまわりの約束」や「鱗(うろこ)」が披露された。秦は、「前回の『evergreen』から7年、『evergreen2』を皆さんに届けられることが、とても嬉しいです」と喜びをあらわにし、リクエストで楽曲が決まったDISC2については「皆さん、たくさんのリクエストありがとうございました」と感謝。そして「約1年かけて作ったこの2枚組の作品に、今の秦基博の弾き語りが詰まっていると思います。是非、聴いてください」と呼びかけた。
2021年02月04日現在放送中の「ペンションメッツァ」で主演する小林聡美が、2月11日(木・祝)放送のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」に初出演することが決定した。小林さんが出演するコントは、内村光良と夫婦役で共演する「呼び出しベル」。酔っぱらって帰宅した妻が持って帰ってきてしまったフードコートの呼び出しベルをめぐる会話劇となっている。収録は和やかなムードの中行われ、収録後、内村さんは「(自分のアドリブも軽やかに受け止め)さすがでした!」と感想を語った。また同日には、若き日のうっちゃんを中川大志、相方・なっちゃんを山田裕貴が演じるスピンオフドラマ「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第2話も放送。少年時代を描いた第1話に続き、第2話では1990年代初頭のコントバラエティ全盛期、ゴールデン初冠番組を持つことになった「うっちゃんなっちゃん」が数々の人気コントキャラクターを生み出していく日々が描かれる。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は2月11日(木・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年02月02日女優の吉川愛が、ディズニー・アニメーション最新作『ラーヤと龍の王国』のヒロイン・ラーヤ役で声優に初挑戦することが1日、明らかになった。本作は、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く物語。幼い頃のある出来事により父を失い、他人を信じることをやめて、たった1人で生きてきた孤独なヒロイン、ラーヤ。聖なる龍の力が宿るという“龍の石”の守護者一族の娘である彼女は、伝説の“最後の龍”の力を蘇らせ、バラバラになった世界を再び一つにするため、王国の“最後の希望”として一人旅立つ。そんなラーヤの日本版声優に吉川愛が決定。ディズニーUS本社のオーディションを経て射止めた。3歳で芸能界入り、子役として芸能活動を開始した吉川。昨今では『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ)、『初めて恋をした日に読む話』(TBS)、『恋はつづくよどこまでも』(TBS)など人気ドラマでの好演が話題を呼び、現在は連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)にも宇野真理役で出演するなど、大きな注目を集めている。大のディズニー好きだという吉川は、「絶対に受からないと思っていたので、受かったと聞いた時には『これは現実なのか?』と信じられなかったです。はじめは喜びの方が大きかったのですが、初めて声優をやらせていただくのがまさかのディズニーさんということもあり、だんだん緊張の方が増してきました」と、初の声優の仕事でディズニー作品へ参加できた喜びと同時に、プレッシャーを感じたことを明かした。吹替の演技については「普段ドラマや映画だと、表情や動きでうまく表現することができるんですが…。声だけで表現するというのはものすごく難しい」と、普段とは異なる苦労もあったという。また、ラーヤと自身の重なる部分については「私自身、初めてお会いする方に対して慎重すぎるところがあって、そこはラーヤに共感できるなと思いました。ラーヤのように過去に何かがあったわけではないのですが、大人になるにつれ慎重になっていき…」と語る一方、武術に長けたラーヤに対して「私は運動神経がよくないほうなので、羨ましいなって思いながら吹替をやっていました(笑)」と笑顔を見せた。また、「一緒に旅をするトゥクトゥクが特に癒されるキャラクターですが、どのキャラクターも本当にかわいいです」と吉川も語るように、ディズニー・アニメーションならではの数々の魅力的なキャラクターも注目されている本作。様々なキャラクターが登場する中で、作品のメッセージは“信じあう心”だと言う。そして、「ひとつになるには『お互いを信じあうことが大事なんだよ』と教えてくれる、『自分が信じたら、相手も信じてくれる』と、そんな風に自分を変えることができるような、ものすごく素敵な作品だと思います」と作品の魅力を語り、今回の経験を「一生の思い出で、一生の宝物」と表現した。なお、世界を救う鍵となる“最後の龍”シスー役には、アニメーション作品から映画の吹替まで数々の話題作の声を務める高乃麗、ラーヤの父親ベンジャ役には、ディズニー作品『ズートピア』(16)でニック役も担当した森川智之など、実力派声優陣が脇を固める。『ラーヤと龍の王国』は、3月5日に劇場公開。同時に、ディズニープラス プレミア アクセスにて配信(※プレミア アクセスは追加支払いが必要)。(C)2021 Disney. All Rights Reserved. (C)2021 Disney and its related entities
2021年02月02日3月5日(金)より、劇場&ディズニープラス プレミア アクセス公開される映画『ラーヤと龍の王国』の日本語吹替キャストが発表された。本作は、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描く壮大なスペクタクル・ファンタジー。幼い頃のある出来事により父を失い、他人を信じることをやめて、たったひとりで生きてきた孤独なヒロイン、ラーヤ。聖なる龍の力が宿るという<龍の石>の守護者一族の娘である彼女は、伝説の“最後の龍”の力を蘇らせ、バラバラになった世界を再び一つにするため、王国の“最後の希望”として一人旅立つ。そんなラーヤの日本版声優を演じるのは、『初めて恋をした日に読む話』『恋はつづくよどこまでも』など人気ドラマでの好演が話題を呼び、現在は連続テレビ小説『おちょやん』にも出演中の吉川愛。ディズニーUS本社のオーディションを経て射止めたこの『ラーヤと龍の王国』のラーヤ役で、声優初挑戦となる。孤独を背負いながらも、“最後の龍”を探し出し世界を救うことを諦めない芯の強さをもつラーヤは、“最後の龍”シスーや仲間たちとの出会いを冒険によって次第にその心にも変化が生まれていくという役どころ。大のディズニー好きだという吉川は今回のラーヤ役抜擢について、「絶対に受からないと思っていたので、受かったと聞いた時には『これは現実なのか?』と信じられなかったです。はじめは喜びの方が大きかったのですが、初めて声優をやらせていただくのがまさかのディズニーさんということもあり、だんだん緊張の方が増してきました」と、初の声優の仕事でディズニー作品へ参加できた喜びと同時に、プレッシャーを感じたことを明かした。吹替の演技については「普段ドラマや映画だと、表情や動きでうまく表現することができるんですが……。声だけで表現するというのはものすごく難しい」と、普段とは異なる苦労もあったという。また、ラーヤと自身の重なる部分については「私自身、初めてお会いする方に対して慎重すぎるところがあって、そこはラーヤに共感できるなと思いました。ラーヤのように過去に何かがあったわけではないのですが、大人になるにつれ慎重になっていき…」と語る一方、武術に長けたラーヤに対して「私は運動神経がよくないほうなので、羨ましいなって思いながら吹替をやっていました(笑)」と笑顔を見せた。また、「一緒に旅をするトゥクトゥクが特に癒されるキャラクターですが、どのキャラクターも本当にかわいいです」と吉川も語るように、ディズニー・アニメーションならではの数々の魅力的なキャラクターも注目されている本作。様々なキャラクターが登場する中で、作品のメッセージは“信じあう心”だと言う。「ひとつになるには『お互いを信じあうことが大事なんだよ』と教えてくれる、『自分が信じたら、相手も信じてくれる』と、そんな風に自分を変えることができるような、ものすごく素敵な作品だと思います」と作品の魅力を語る。今回の経験を「一生の思い出で、一生の宝物」と何事にも代えがたい経験であったことを力強くコメントを寄せた。また、世界を救う鍵となる“最後の龍”シスー役には、アニメーション作品から映画の吹替まで数々の話題作の声を務める高乃麗、ラーヤの父親ベンジャ役には、ディズニー作品『ズートピア』でニック役も担当した森川智之など、実力派声優陣が脇を固めている。『ラーヤと龍の王国』3月5日(金)映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス 同時公開
2021年02月02日「脳出血で倒れた清原翔さん(27)の回復状況が今回、初めて所属事務所より発表される2カ月以上前、成田さんには『清原さんが目を覚ました』といった連絡が定期的に伝えられたそうです。成田さんは家族のように清原さんのことを心配していましたから…」(成田の知人)現在、朝の連続テレビ小説『おちょやん』で杉咲花(23)演じる千代の幼馴染みであり、後に運命の相手となる天海一平役を演じている成田凌(27)。成田と清原は2013年に男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』でモデルデビューした同期であり親友。清原が出演予定だった昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)では、昨年6月に病で倒れた清原の代役を急遽引き受けた間柄だ。2月1日、清原の所属事務所は彼の病状についてこう発表した。《清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。これまでファンの皆様ならびに関係者の皆様から励ましのお言葉、お手紙、千羽鶴などの贈り物をいただきまして誠にありがとうございます。清原も皆様のあたたかいお気持ちに大変深く感謝しております。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです》感染性心内膜炎とは、溶血性連鎖球菌やブドウ球菌などの菌が、何らかの原因で血液中に侵入し、心臓内部に感染巣が形成される病気。その感染巣が血流に乗り、脳などの身体の別の部位に運ばれて、末梢血管を閉塞させる塞栓症状が現れることもあるという。原因菌が早急に発見され、適切な治療をすれば予後は良好だともいわれている。前出・成田の知人はこう語る。「成田さんは早いうちから清原さんのお見舞いに行くことを強く願っていたようですが、コロナ禍のうえ、『おちょやん』がNHK大阪局制作につき、大阪に滞在することが多く、なかなか実現できていないことをひどく残念がっています。2人が意気投合したのは、ただ単に同期だからという理由だけでなく、“芸能界入りを親に反対されていた”という共通項があるそうです。それゆえ、『役者として良い作品に出て、周囲から早く認めてもらいたい』という意識が強いのでしょう。清原さんが一昨年の朝ドラ『なつぞら』に出演が決まった際は、成田さんは実の兄弟のように喜んでいましたから…」成田は昨年8月10日、自身のインスタグラムで「5年前の今日、清原に撮ってもらった写真」というコメントとともに、2枚の写真を投稿。原っぱで、赤いチェックのシャツを羽織った成田が映った静と動のカットで、右下に「15.8.10」と日付が入っている。昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ』に代役出演する際、成田はこんなコメントを出している。《唯一の同期として、友として、清原の回復を心から願っています。祈っています》『おちょやん』で好演する成田の姿は、清原の励みにもなっているという。2月2日には清原は28歳の誕生日を迎える。今はただ、彼の回復を願うばかりだ――。
2021年02月01日ベビーカレンダーが2月生まれの男の子6,968名の名前を調査! 2月生まれの男の子に人気の名前ランキングTOP10をご紹介します! 男の子の名前は、よみに「と」、「た」を止め字に用いた男らしい「大和ネーム」が人気です。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続年間ランキング首位の「蓮(主なよみ:れん)」、絶対的人気の名前です。蓮(はす)の花は、仏教で用いられる花としても有名で、落ち着いた安らぎのある印象を受けるよう。男らしく力強い名前が多い「一文字ネーム」の一つでもあります。さらに昨年から漫画・アニメ・映画と国民的大ブームを引き起こしている「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」にも用いられており、より身近な漢字として、これからもますます注目されそうです! 2位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年の名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2019年、2020年と漢字ランキング首位の「翔」と、2位の「大」の人気漢字を組み合わせたイマドキな名前でもあります。「〇〇と」とよむ男らしい「大和ネーム」です。 壮大で大らかなイメージのある「大」と、空を羽ばたくような印象を受ける「翔」を用いることで、「大空を羽ばたくように世界で活躍するような人になりますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 3位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインしている名前。「陽」がつくことで、ポカポカとした太陽を思い浮かべるようです。 真冬の2月にあたたかな春を待ち望むような気持ちが込められているのかもしれませんね。「太」を用いることで、男らしくたくましい印象を受けるようです。 4位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年の名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。「結」という漢字は男女ともに人気の漢字で、2020年の男の子の漢字ランキングでは24位、女の子では3位にランクイン。 「人とのご縁」「結果が実を結ぶ」「植物が実をつける」などを意味し、や行の音でやさしい印象を受けるような名前です。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は2019年に引き続き2020年も名前ランキング4位にランクインした名前です。漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続18位でした。 「大樹」「樹木」などにも使われる「樹」という漢字からは、「大きくて太い樹木のように、たくましく力強く育ってほしい」という願いが感じられそうです。 6位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2019年の名前ランキングでは8位、2020年は2位に急上昇した「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続9位にランクインしています。 「蒼」という漢字からは青々と力強く生い茂る草をイメージするようで、年間を通じて人気の高い名前です。明るく開放的で、おおらかな印象の「あ行ネーム」の一つでもあります。 7位暖 (主なよみ: だん、はる)1月は37位でしたが、2月は7位へ人気が急上昇した「暖 (主なよみ: だん、はる)」。寒さの厳しい2月に暖かい春を待ち望む様子がダイレクトに伝わるような名前です。 「暖」には「豊かで不自由しない」という意味もあることから、「精神的にも金銭面でも不自由することなく、おおらかであたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位大和(主なよみ:やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2019年の名前ランキングでは9位、2020年は17位の名前です。「大和魂」「大和男児」などにも使われ昔から親しまれており、男らし印象があります。名前のよみが「と」で終わる「大和ネーム」の代表格です。 たくましさや雄大さを感じさせる「大」と、安心感のある「和」を組み合わせた名前で、「大らかでたくましく、周囲を安心させるような人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位湊(主なよみ:そう、みなと)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。2019年、2020年と2年連続の漢字ランキングで14位にランクインする人気漢字でもあり、「みなと」というよみは2020年のよみランキング2位するなど、近年人気の名前です。 「湊」は船や人が集まる場所を指し、世界中に広がる海を連想することからグローバルに活躍する印象を受ける名前ですね。 10位湊斗(主なよみ:みなと)本ランキング9位の「湊」と同じよみで、同じ漢字を用いた「湊斗(主なよみ:みなと)」。2019年名前ランキング14位から、2020年は8位へと大きくランクアップしました。 さわやかな「湊」に、冬の夜空に輝く北斗七星を連想するような神秘的な印象を受ける「斗」を組み合わせた美しい名前。「明るく社交的で人を引き付ける魅力のある輝く人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位陽向(主なよみ:ひなた)1月は14位でしたが、2月は10位へランクアップした「陽向(主なよみ:ひなた)」。年間ランキングでも2019年の20位から2020年は11位へと大きくランクアップしています。 「陽」という漢字や「ひなた」というよみから、本ランキング3位の「陽太」や7位の「暖」と同様、厳しい寒さの中あたたかな春を待ち望む様子が伝わるようですね。 10位律(主なよみ:りつ)「律(主なよみ:りつ)」は2019年名前ランキングでは5位、2020年は9位にランクインした名前。2017年はTOP100圏外でしたが、2018年に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」で佐藤健さんが演じた役柄に用いられたことから人気が急上昇し、その後人気の名前の一つとして定着したようです。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味がある一方、「旋律」「調律」などの音楽に関係する熟語にも使われることから、賢く芸術的な印象を受ける名前です。 2020年2月生まれの男の子の名前は、TOP10に7つの「大和ネーム」がランクイン! 男の子らしい「と止めネーム」と「た止めネーム」のよみでありながら、漢字は今っぽいところがポイントです。また2月生まれの男の子の名前には、「暖」や「陽」といった春を待ち望むようなあたたかさを感じさせる漢字を用いた名前も目立ちました。男の子の名前を考える際は、ぜひご参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年2月1日(土)~2020年2月25日(火)調査件数:6,968 件(男の子) 文/福島絵梨子
2021年01月27日2020年生まれの男の子81,896名を対象に、『2020年の名づけトレンド』を調査したところ、人気の名前TOP10のうち4つ、が二音からなる「二音ネーム」でした。あの大人気アニメに関する名前もランクイン! ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキングから、男の子に人気の「二音ネーム」TOP10をご紹介いたします。1位蓮(主なよみ:れん)2018年から3年連続で人気の名前ランキング首位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。「れん」というよみは、2020年よみランキング19位にランクインしています。「蓮(はす)」は仏教の花としても知られていることから、どことなく落ち着いたイメージのある名前です。 また、「蓮」という漢字は空前の大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌「紅蓮華」にも含まれており、これからますます身近な漢字として定着するかもしれませんね。 2位蒼(主なよみ:あお)2019年の名前ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした「蒼(主なよみ:あお)」。「あお」というよみも2019年の60位から、2020年は38位へと大きくランクアップしており、注目の名前ということがわかります。 明るく開放的でおおらかな印象を受ける「あ行ネーム」の一つで、「草木が生い茂る」という意味から、特に春夏生まれの赤ちゃんに人気が高まる傾向があります。さわやかで健康的なイメージを受けるようですね。 3位湊(主なよみ:そう)2019年2位、2020年は5位にランクインした「湊(主なよみ:そう)」。「そう」は2020年のよみランキングで61位にランクインしています。「湊」は海や水辺を連想させるようなさわやかな名前です。 船や人が集まる場所を意味することから、「周囲の人に愛され、人気者になりますように」などの願いを込めて名づけてもいいですね。 4位律(主なよみ:りつ)2019年5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。「りつ」は2020年よみランキングで33位にランクインしています。イマドキでかっこいい印象を受ける「ら行ネーム」の一つです。 2018年に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた役名として使われたことがきっかけで、すっかり人気の名前の仲間入り。「旋律」「調律」などにも使われていることから、どこか芸術的なイメージを持つ名前です。 5位新(主なよみ:しん)2019年名前ランキングで12位、2020年は16位にランクインした「新(主なよみ:しん)」。事の始まりや最初という意味のある「新」は、新鮮で生命力に溢れている印象を受ける名前です。 「しん」という潔い響きから、どこか強くたくましい男の子というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。 6位碧(主なよみ:あお)2019年名前ランキング35位から、2020年は19位へと大きくランクアップした「碧(主なよみ:あお)」。「あお」というよみも2019年の60位から、2020年は38位へと大きくランクアップしています。 新緑が青々と茂る様子や、紺碧に輝く海を連想させることから、春から夏にかけて人気が高まりました。「碧」は自然界の美しい青緑色を意味し、どことなく神秘的で力強いイメージを受けるようです。 7位暖(主なよみ:だん、はる)2019年29位から、2020年は20位へとランクアップした「暖(主なよみ:だん、はる)」。「はる」はよみランキング16位、女の子のよみランキングでも46位にランクインしており、男女ともに人気の高い名前です。 「暖」という漢字のとおり、暖かな春を待ち望む様子を連想することから、寒さの厳しい時期に特に人気が集まる結果となりました。「周囲を元気づけるあたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2019年の年間ランキング93位から、2020年は24位へと人気が急上昇した「凪(主なよみ:なぎ)」。風や波が静まることを意味する漢字です。女の子の名前ランキングでも55位から27位へとランクアップするなど、男女ともに人気が急上昇した名前です。大人気アニメ『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前でもあり、映画が爆発的大ヒットをしていることも人気急上昇の後押しになっているのかもしれませんね。今後もますます「鬼滅ネーム」が増加していきそうです。 9位陽(主なよみ:はる)2019年名前ランキングでは23位、2020年は26位にランクインした「陽(主なよみ:はる)」。本ランキング7位の「暖」も同じ「はる」とよめることから、「はるネーム」の人気の高さがわかりますね。 印象的な「一文字ネーム」で、あたたかさやおおらかさが感じられる名前です。月間漢字ランキングでも季節関係なくTOP10にランクインしており、年間を通して人気の漢字です。 10位颯(主なよみ:そう)2019年名前ランキングでは23位、2020年は26位にランクインした「颯(主なよみ:そう)」。「そう」は、よみランキングで61位にランクインしています。 「颯爽」という言葉にも使われることから、爽やかなイメージ。「元気の良い、はつらつとした男の子になりますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年、男の子の「二音ネーム」では、「蓮」「蒼」「湊」「碧」「凪」など、どこか自然を感じさせる名前が多く見受けられました。「蓮」や「凪」など、大人気アニメ『鬼滅の刃』に関する名前も人気も上位にランクイン! これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文/福島絵梨子
2021年01月26日「(杉咲)花ちゃんは、撮影前に行う台本の読み合わせから、方言のお芝居を完璧にこなしていました。東京出身にもかかわらず、リハーサル、本番ともにミスが全くないので、方言指導の先生はちょっと気が楽だと思いますよ(笑)」こう語るのは、NHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK大阪制作)に出演している女優の楠見薫さん。ヒロイン・千代を演じる杉咲花(23)の突出した演技力には「会うたびに驚かされている」と明かす。楠見さんが演じるのは、千代を見守る女中頭のかめ。大阪・道頓堀にある芝居茶屋「岡安」で、お茶子(女中)の修業をする千代に見せた初登場時の厳しい顔つきは、視聴者にインパクトを与えた。じつは楠見さん、“朝ドラ”への出演は『おちょやん』で9作目。女優のなかでは最多の記録を持っている。ファンの間では「女中頭の役といえばこの方!」と言われるほど、NHK大阪制作の作品には“常連”の役者なのだ。現在共演している杉咲について、「周りの人を大切にしてくれる女優」だと語る。「花ちゃんは、スタッフ全員に『おちょやん』のオリジナルTシャツを作ったんです。スタッフさんたちに『お名前はどうお呼びすればよろしいですか?』と花ちゃんは前もって聞いていたようで、Tシャツの袖にはその名前が直筆で書かれていましたね。段ボール数箱ぶんにもなる量だったので、花ちゃん本人も『全部書くのに1カ月くらいかかりました』と言っていました。このドラマに関わる全ての人のことを考えているコなんだな、と……」そんなTシャツを受け取ったスタッフは大喜び。共演者にとっても、大勢いるスタッフの名前を覚えるのに、オリジナルTシャツは一役買ったようだ。さらに、楠見さんが杉咲に“メロメロ”になった出来事があったという。「出演者の多くが集まるシーンを撮影したときのこと。待ち時間も出演者同士が“密”になってしまうといけないので、私は周りに悟られないように「この張り紙は何を書いているのかなー?」とさりげなくその場を離れたんです。花ちゃんには、私の気持ちがお見通しだったようで……ニコニコしながら私の手を引いて『こっち来て座りまひょ』と人が集まっていないところに連れて行ってくれたんです。もう、ほんとにかわいいでしょ?」(取材・文:インタビューマン山下)「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月24日「LIFE!」座長・内村光良の半生をモチーフにしたフィクションドラマ「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第2話が2月11日(木・祝)の「LIFE!」内にて放送されることが決定した。「うっちゃん」は、少年期・青年期・そして50代と、それぞれの時代を1話15分で描くオムニバスドラマ。故郷熊本・人吉を舞台に初恋のエピソードとお笑いへの目覚めを描いた第1話は、昨年12月に放送されたが、続く今回の第2話は、1990年代初頭のコントバラエティ全盛期、ゴールデン初冠番組を持つことになった「うっちゃんなっちゃん」が、数々の人気コントキャラクターを生み出していく日々を映し出していく。若き日のうっちゃんを中川大志、コンビを組む相方なっちゃんを山田裕貴が演じる。内村さんの伝説的コントキャラを彷彿とさせる「肥後もっこすん」や「虫乃息蔵」を演じることとなった中川さんは、内村さんの過去のコント映像を見て徹底的に研究し収録。内村さん自ら立ち会い、キャラクターの動きを事細かに指導する場面もあり、中川さんはリスペクトの気持ちをこめて全身全霊で挑んだ。また今後、最終話を含めた全3話を一夜限りのスペシャルドラマとして一挙放送する予定だという。「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」第2話は2月11日(木・祝)21時~総合「LIFE!」内にて放送。(cinemacafe.net)
2021年01月21日元・タカラジェンヌで、女優としても活躍した大路三千緒さんが亡くなった。100歳だった。各メディアによると昨年11月、脳こうそくで倒れた大路さん。1月12日に息を引き取ったという。1920年生まれの大路さんは、39年に宝塚歌劇団の初舞台を踏んだ。在団中も56年の映画「世にも面白い男の一生 桂春団治」や79年のドラマ「阿修羅のごとく」に出演。80年に定年で退団した後も83年の連続テレビ小説「おしん」や90年の大河ドラマ「翔ぶが如く」(すべてNHK総合)などで印象に残る演技を見せた。大路さんの死を悼み、ネットでは《『おしん』での心優しいおばあちゃん役の姿が、とても印象に残っています》《表現を通じて、私達を楽しませ、考えさせてくださってありがとうございました》《大往生でしたね。ご冥福をお祈りします》との声が上がっている。「大路さんはタカラジェンヌOGの中で最高齢。伝説のシャンソン歌手・越路吹雪さん(享年56)とは同期という間柄でした。大路さんは公演の合間を縫って外部仕事に精を出していたので、多忙な日々を過ごしていたと聞きます。退団以降も後輩育成に携わり、90歳まで演劇指導を行っていました。『今の子はスタイルがいい』と誉めることもありましたね」(スポーツ紙記者)そんな大路さんは19年9月、本誌の取材に応じている。5ヵ月後に100回目の誕生日を控えていた大路さんは「100歳だなんてとんでもない!私はまだ80代ですよ」と笑いながら話していた。兵庫県宝塚市内の介護付き老人ホームで暮らしていた大路さんだったが、同取材で「なんでもよく食べますが、お肉が好きですねぇ」と話すなど、まさに元気そのもの。「長いこと宝塚にいたわ。宝塚の舞台は飽きないの」と“宝塚愛”を語ると、続けてこんな夢も明かしていた。「いい役がくれば、またやりたいわ!自分に合った好きな役がきたら、またね」最期まで演じることへの情熱を絶やさなかった大路さん。その女優魂は永遠に不屈だ。
2021年01月20日YOASOBIが、今年4月から朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)の新テーマソングを担当することが決定した。コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。彼らの楽曲にはすべて原作があり、今回初となる情報番組テーマソングの原作小説もソニーミュージックが運営する小説投稿サイト「monogatary.com」にて募集する。「monogatary.com」は、日々追加される「お題」に対してユーザーが自由に「物語」を投稿できるサイト。これまで「夜に駆ける」をはじめとする多くのヒット曲が、このサイトに投稿された小説を原作として制作されてきた。今回は「夜遊びコンテストvol.3 withめざましテレビ」と題したコンテストで、4月からの新テーマソングの原作小説を募集。「おはよう。」というお題に1万文字以内の物語を投稿するだけで誰でもチャレンジが可能なので、どしどし応募してほしい。■YOASOBI コメントikura「私たちYOASOBIが4月からの『めざましテレビ』テーマソングを担当させていただくことになりました!『めざましテレビ』といえば、“めざまし占い”の結果は1日のモチベーションになりますよね。私もいろいろな方の1日の始まりを彩ることができるような歌を歌えたらと思います。よろしくお願いします!」Ayase「学生時代『めざましテレビ』を見ながら朝の準備をすることが習慣になっていたので、今回のお話をうれしく思います。『めざましテレビ』を見てお仕事や学校へ行く方も多いと思いますし、たくさんの方が1日の始まりに聴く曲になるので、“今日も頑張るぞ!”と思ってもらえるような、パワフルな楽曲にしたいです。ikuraちゃんも気合を入れて最高の歌を歌ってくれると思います。頑張って良い曲を作りますので、よろしくお願いします!■チーフプロデューサー・高橋龍平(フジテレビ情報制作センター)コメント「当たり前だった日常が去り、朝起きて出かけたくない、先が見えない、という方が増えています。それでも、どんなにつらくても、「おはよう。」の一言から一日が始まり、テレビをつけると変わらず『めざましテレビ』がやっていて、“日本の今”を伝えている。そして次第に「今日も一日頑張ろう。」と“心のスイッチ”が入る…。視聴者にとって、そんな番組でありたいと願っています。テーマソングの原案の選考に関わらせて頂くのは、27年の歴史がある『めざましテレビ』にとっても初めての挑戦です。どんな物語が創作され、どんなテーマソングが出来上がるのか、楽しみにしています」実施概要「夜遊びコンテストvol.3 with めざましテレビ」・募集期間:1月18日(月)6:00~2月8日(月)14:59・応募方法:お題「おはよう。」に則した1万字以内の短編小説をmonogatary.com( )に投稿・結果発表:3月15日(月)にmonogatary.com上で発表その他詳細な応募要項や注意事項はmonogatary.comにてご確認ください。関連リンクYOASOBI Official Site: Twitter: YouTube Channel: TikTok:『めざましテレビ』公式HP:『めざましテレビ』公式Twitter:『めざましテレビ』公式Facebook:『めざましテレビ』公式Instagram:『めざましテレビ』公式LINE:『めざましテレビ』公式YouTube:
2021年01月18日累計発行部数250万部突破の名作少女コミックを、ジャニーズJr.(美 少年)の浮所飛貴主演で映画化する『胸が鳴るのは君のせい』から追加キャストが解禁。併せて、キャストコメントも到着した。主人公・有馬(浮所さん)の中学時代の同級生であり、いつも女子に囲まれている長谷部泰広を演じるのは、『ソロモンの偽証』『初恋ロスタイム』の板垣瑞生。昨年は連続テレビ小説「エール」などに出演、今年も主演ドラマ「FAKE MOTION-たったひとつの願い-」の放送が控えるなど、その高い演技力で引っ張りだこの実力派俳優だ。そんな板垣さんが演じるのは、最初は面白半分でつかさ(白石聖)を茶化していたが、有馬を一途に想い続けるつかさの姿に徐々に惹かれていくという役どころ。つかさを気に掛ける有馬とのバトルも予感させる、原作でも人気のキャラクターを感情豊かに繊細に描き出す。さらに、泰広のいとこであり有馬の元カノ、お嬢様女子高に通う美少女・長谷部麻友役には、2016年のCX系ドラマ「朝が来る」で注目を集め、『罪の声』では物語のカギを握る中学生の少女役を演じたことでも大きな話題となった原菜乃華が抜擢。有馬の転校を機に別れてしまったが、いとこの泰広が有馬と同じ高校と知ったことで有馬に対する思いが再燃してしまう麻友。これまで演じてきた役は闇を抱えていたりどこか暗い一面を持っていることが多かったという原さんだが、本作では、熱い想いを秘めた美少女というこれまでとはガラッと変わった役柄を、抜群の存在感で力強く生き生きと演じる。同じく有馬に思いを寄せるつかさとの関係にも注目が集まる。■キャストコメント板垣瑞生(長谷部泰広役)長谷部はいじわるでチャラくて一見嫌な男にみられがちですが、心に抱えた闇、明るさ、チャーミングさ、素直さ、多面的な魅力があります。普段はチャラいのにいざ正面から向き合った時のピュアさは長谷部のかわいいところだと思いますし、真正面から生きられない長谷部の“弱さ”みたいなことも観て下さる方々に伝わったらいいなと思います。恋愛青春映画なので、キュンとするようなシーンがたくさん詰まっていますが、それと同時に、高校生のリアルな部分だったり、人を好きになることやその辛さもちゃんと描かれている作品です。ストーリーを楽しんでいただくのは勿論、ぜひ、我らが座長の浮所飛貴を映画館に観に行ってください。本当にかっこよくてすてきなので、ぜひよろしくお願いします!原菜乃華(長谷部麻友役)キラキラした少女漫画原作映画に出演するのが一つの目標だったので、今回この願いが叶って麻友を演じられて、すごく嬉しかったです。麻友を演じるにあたって、一途に恋をしている女の子であることを忘れないよう意識して現場に入ろうと思い、恋愛ものの作品をヒロインのライバルの目線から見返しました。ライバルの女の子も、ちょっといじわるに見えてしまうだけで純粋に相手のことを思っているんだと気付いて、麻友の見方もちょっと変わりましたし、麻友も恋する気持ちはつかさと変わらないので、そこは無くさないようにしようと思いました。とてもキュンキュンできる作品で、恋愛に対して怖がらずに前向きになれる作品だと思います。『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:胸が鳴るのは君のせい 2021年6月4日より全国にて公開
2021年01月14日