『jouer avec moa?』は、デザイナーの鈴木かおりさんが手掛けるハンドメイドのアクセサリーブランド。一見すると、海外のアンティークジュエリーかと見間違えてしまうほど、時を経たような佇まいが魅力です。 アクセサリーの中はパールやアンティークレース、ビーズ、時計の針、クリスタル…など小さく繊細なパーツがコラージュされており、それらを美しく樹脂で封じ込めています。時間の経過とともに透明な樹脂が飴色に変化していくそのさまは、まるで一緒に時を重ねていくかのようでファンの心を魅了しています。 トランプをイメージした、joker シリーズjoker シリーズより。ネックレス“クイーンの鏡”¥17.900+税 透明の樹脂だけでなく、それを独特のカラーリングでオリジナル着色したアイテムも人気です。「joker(ジョーカー)」というトランプをイメージしたシリーズは、青と少しの黄色で着色され、なんともいえない愁いを帯びた雰囲気を醸し出しています。ドライフワラーがパーツの中に封じ込まれているのも素敵。 joker シリーズより。ブレスレット“5カード”¥16,900+税jouker シリーズより。ピアス・イヤリング“ジョーカーの誘惑”¥17,900+税 ブライダルの受注品も好評ブライダルシリーズより。ネックレス“讃美歌”¥22,900+税 結婚式はもちろん、2次会、入学式、発表会、お食事会…などなど、少し華やかな場面でとっておきのアクセサリーを身に着けたい!という方におすすめなのが、このブライダシリーズ。受注品のため、多少アレンジも可能なのがうれしいですね。 ブライダルシリーズより。ブレスレット“舞踏会”¥18,900+税ブライダルシリーズより。ピアス・イヤリング“祝福の舞台”¥20,900+税 ブライダルシリーズは、定番商品の用意もあるそう。なので、急ぎで必要な場合はそちらを購入できますのでご安心を。。 フランスの写真家Sarha Moon(サラ・ムーン)のcircusという写真集からインスパイアを受け立ち上げたブランド『jouer avec moa?』。ちなみに、この耳に残るブランド名は“ジュエ・アヴェック・モア?”と読み、”あたいと一緒に遊ばない?”という俗語。(本来はmoiと表記しますが、あえてmoaとすることで「あたい」という訳になっています)フランスの絵本の中でピエロが子供たちに語りかける言葉だそうです。 「朽ちたもの、儚く繊細なものに美しさを感じ、時と共に飴色に変化する樹脂を使い5年10年かけて少しづつアンティークのような風合いになるアクセサリーです。心にぽっと明かりが灯るものづくりができたら…と思っています」とデザイナーの鈴木さん。4月には一般のお客様に向けた展示&販売会もあるそうなので、興味ある方はぜひ実物をご覧いただき、その世界観を堪能してみては? [ jouer avec moa? x YodaHidemi exhibition ]開催:2019年4月6日(土)~7日(日)会場: シェアスペース「marmelo」住所: 東京都渋谷区神宮前4-16-12 青山ビル201時間: 13:00-19:00入場無料。展示販売会&受注オーダー会となります。 jour avec moa?のホームページはこちらから→ text : Mikiko Akiyama
2019年03月25日皆さんは長野県の下諏訪町ってご存知ですか?諏訪湖のほとりに広がる風光明媚な町なんです。下諏訪といえば温泉や7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭が有名ですが、あの岡本太郎が絶賛した万治の石仏も一見の価値ありだったりします。そんな町で古材を使ったリノベーション体験ツアーがあるという情報が編集部へ飛び込んできました。古材もリノベも大好物な編集部。これ幸いとばかりに、真冬の下諏訪町でリノベ作業を体験してきましたよ。今回はリノベ体験レポートと下諏訪町の情報をお届けします。■ KEYWORD1.「街」 おしゃれスポットも点在する歴史ある街諏訪といえば諏訪湖。温泉や釣り、御神渡りなどで有名。夏も冬も楽しめるレジャースポット下諏訪町は諏訪湖の北側に広がる人口2万人あまりの町。古くから甲州街道と中山道が交わる下諏訪宿として栄えた宿場町なんです。味わい深い建物もあちらこちらに残っていますし、下諏訪温泉の共同浴場が街中にいくつもあって、なんと230円で誰でも入浴できる。そんな温泉でひと風呂浴びて、宿場町の面影を色濃く残す町並みを歩けば、下諏訪という町の懐の深さに魅せられているかもしれませんよ。中山道の下諏訪宿。今でも昔の面影が残っています町の商店街にはこんなレトロな雰囲気の小間物店が。何周か回ってオシャレ!■ KEYWORD2. 「作家にやさしい」 アトリエやショップを開きたい若者を商店街もバックアップ町の中心は御田町(みたまち)商店街。一見地方によくあるレトロな雰囲気の商店街ですが、移住して開業したい人のウェイティングリストがあるほど人気商店街なんです。古い店と新しいものづくりの工房が混在する商店街を移住者が開いたカフェや雑貨店、工房などが取り囲み、下諏訪は今、あらゆる世代が活気にあふれた場を形づくっています。「マスヤゲストハウス」は築106年以上?の旅館をリノベした宿泊施設。こちらのオーナーも移住組カナダから移住したエリックチャンさんが営むオシャレなカフェ「Eric’s kitchen」賃貸の一戸建てをリノベして、生活雑貨専門のセレクトショップ「Bappa4.5」と一級士建築事務所「Layer Architects+Design」を営む宮澤さん夫妻■ KEYWORD3.「温泉」 共同温泉もあちこちに。温泉のお持ち帰りもできる!今も温泉の共同浴場が多く営業しているので、地元の人はもちろん、ここを訪れた人たちも利用することができます。入浴料は230円と激安。下諏訪の町の中心にある菅野温泉は明治19年創業のレトロな雰囲気。街のあちこちに温泉が湧出しているので、ペットボトルやポリタンクに汲んで持ち帰る人の姿もちらほら。ちなみに下諏訪温泉の湧出温度は高く、今回のリノベ作業で疲れた体もちょっとハードに癒してくれました。町の中心部にある「菅野温泉」。明治19年創業のレトロ感がたまらない町のあちこちに温泉が湧出。お持ち帰りも可の大判振る舞い■ KEYWORD4. 「移住交流スペース mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)」下諏訪町に興味を持ったら、ぜひここを訪れてみてください。mee mee center Sumeba(ミーミーセンター スメバ)は御田町商店街にあるコミュニティスペース。観光情報や就労情報、空き家情報などを提供してくれます。地域おこし協力隊のスタッフ、綿引遥可さんと小林由香里さんがここを訪ねてくる人に親切に対応してくれるんです。ふたりとも移住者ですが、すっかり地域にとけ込んでいました。商店街の中ほどにあるmee mee center Sumeba。こちらも古い商店をリノベしていますフレンドリーな綿引遥可さん(左)と小林由香里さん(右)は、旅行者や移住希望者の強い味方では次からリノベ作業の実際を見てみましょう。■ いよいよリノベーション作業へ!リノベーションは今が旬!今回のツアーでは、ペンキ塗りと古材を使った床張りを体験できました。諏訪市のリビルディングセンタージャパン(略して「リビセン」)のスタッフが分かりやすくレクチャーしてくれましたよ。「リビセン」は古い建築物から仕入れた古材や建材を使っても新築やリノベーションを手掛ける会社。あわせて古家具の販売やカフェを運営する、地元でも一目置かれる今注目の事業所なんです。古材屋兼古道具屋兼カフェ、イベントスペースはオシャレ偏差値が高くて、見学していると帰れなくなりそうな場所でした。リビセンの内部。古い建具を組み合わせてカフェと展示スペースを仕切っています正面玄関。ショップの中では宝探しをするような気分になれますよ今回リノベーションするのは町の高台にあるしごと創生拠点施設「ホシスメバ」の一部です。「ホシスメバ」とは、下諏訪氏が運営する移住者の居住スペースと起業のためのワークスペースを備えた大型施設。居住スペースはオシャレな共用キッチンやワークスペースを備えたシェアハウス。15平米の居住スペースに、なんと月額2万円で入居できます。ただし、起業創業を目指す人や移住希望者のための支援施設なので期限に条件はついているのでご注意を。「ホシスメバー!」の掛け声で気合満々のツアー参加者たち。足の緑部分は、靴の甲を養生しているから「ホシスメバ」の居住スペース廊下にはDIYのための工具がカッコよく配置されています共用のキッチン、ダイニング。一人一人が自由に過ごすこともできれば、皆でワイワイ楽しむにも十分なスペース。もちろんリノベ済みです居住スペースはこんな感じ。Aさんは珈琲焙煎ショップを開くべく奮闘中だそうです■ 初日は壁のペイントで日が暮れるリノベツアーは2泊3日のプログラム。初日は壁と天井のペイントです。「リビセン」スタッフがあらかじめ養生などの準備を整えてくれたので、参加者はバケツとローラー片手に、ひたすら壁と天井を塗り上げてきます。一度塗りの段階では「ホントに大丈夫かな」と心配になるくらいムラだらけだった壁が、二度、三度と重ね塗りをするとキレイに仕上がりました。私もローラー片手に壁塗りにトライ。うっかりスイッチが入ってしまい夢中でローラーを動かすことに。日が暮れる頃には筋肉痛が……。「ペイントイットホワイト!」塗って塗ってまた塗って、丁寧に仕上げていきます隅っこも丁寧に塗り込まないと。仕上がりが違ってくるんです■ 2日目は古材を使った床張りに挑戦翌日は床張りです。使用する古材を大量に搬入。ここからちょうどいい按配の木材をセレクトします。色合いが異なる古材をどうレイアウトしたらバランスがよくなるかを考えるのがポイント。規則性がありすぎるとわざとらしくなるそうですよ。センスの問われる作業ですね。古材とはいえ、家の床に使用するため裸足でもけがをしない程度に整えておく必要があるため、ささくれなどはサンダーで削ります。削りすぎると古材の風合いが消えてしまうので要注意です。レイアウトが決まったらコンプレッサーから圧縮空気で、釘を打つエア釘打ち機で床板を固定。シュパン!シュパン!とリズミカルに打っていくのがうまくいくコツだとか。いかにも「わたしたち、施工してるなぁ」とちょっとした快感を味わえますよ。そこで問題は筋肉痛。しかし、わたしたちには温泉という心強い味方がいるんですけどね。古材はそれぞれ表情が違うので、多めに搬入しておくにこしたことはありませんささくれはサンダーをかけて除去。ただし削りすぎには注意が必要古材をレイアウト。様々な組み合わせを試していきますくぎ打ちをしているときの工事してる感がすごい。快感です■ 3日目はいよいよ仕上げにかかります最終仕上げはオイルの塗布。汚れを落とし、軽く乾かしてから自然派オイルをたっぷり塗布しました。使われた歴史の分だけほこりをかぶって色が変わった古材は、浸透性のオイルを塗って磨き上げると、重厚な雰囲気はそのままに、生き生きとした表情を取り戻すんです。その表情は、新しい素材ではお目にかかれません。これこそ古材の醍醐味です。廃材寸前の古材がこんなカッコいい床に変身しました養生を外してフィニッシュ。「ココ施工したよー!」と満足げな参加者たち今回のリノベ体験では壁塗りのコツやカッコいい床の貼り方のヒントをたくさんもらいました。またリノベーションにも力を入れている長野県下諏訪町の魅力も堪能。このリノベーションツアー体験記事は「住まいの設計2019年4月号」に掲載されています。そちらも参考にしてみてくださいね。【協力】※下諏訪町mee mee center Sumeba(ミーミーセンタースメバ)※リビルディングセンタージャパン撮影/山田耕司(扶桑社)住まいの設計2019年4月号豊富な実例ときめ細やかな情報で快適・便利な住スタイルを提案。家作りの夢が広がる!住まいのお役立ちマガジン【巻頭特集】「家族のシアワセのときが流れるキッチン&バスルームあります」 【第二特集】「HOUSE with SMALL SHOP小さなお店のある暮らし」
2019年03月23日神奈川・横浜のアソビル2F「ALE-BOX(エールボックス)」内にて、2019年3月15日(金)より「うんこミュージアム YOKOHAMA」が期間限定でオープン。イベントの内容やみどころをご紹介します。「うんこミュージアム YOKOHAMA」開催決定!「うんこミュージアム YOKOHAMA」は、“うんこ”をテーマにした世界初のアミューズメント空間です。4つの空間で“ウンターテインメントコンテンツ”を展開。うんこをただ見るだけでなく、触って、叫んで、戯れて、撮影もできる、新感覚の体験型展示です。開催期間2019年3月15日(金)~7月15日(月)開催場所神奈川県横浜市西区高島2-14-9アソビル2F ALE-BOX内詳細2019年3月15日オープン!遊べる駅チカビル「アソビル」「横浜駅」の東口に直結した複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」が、2019年3月15日(金)にオープンします。ただお買いものをするだけでなく、大人もわくわくできるようなこれまでになかった体験に出合えるスポットです。B1F:PITCH CLUB“上質な大人の遊び場”をコンセプトにした、アミューズメントバーラウンジ「PITCH CLUB」。ラグジュアリーなアート空間で、お酒を片手にビリヤードなどを楽しめます。1F:横浜駅東口 POST STREET「横浜駅東口POST STREET」は、“横浜が好きな人による、横浜を好きになってもらうための場所”のテーマのもと、18の飲食店が集まるグルメストリート。フロアの一角にはステージがあり、音楽ライブなどを楽しみながら食事をとることができます。2F:ALE-BOX“厳選されたエンタメ体験のセレクトショップ”をコンセプトにした常設体験イベントフロア「ALE-BOX」では、最新のテクノロジーや斬新なアイデアを活かした「脱出ゲーム・展示イベント・VR・スポーツコンテンツ」などが展開される予定です。※ALE-BOXにて期間限定で「うんこミュージアム YOKOHAMA」がオープン。3F:MONOTORY「MONOTORY」は、陶芸・アクセサリー・革小物・キャンドル作りなど、「ものづくりワークショップ」が毎日行われる国内最大級のハンドメイド体験フロアです。開催ワークショップは、20ジャンル200種類以上を予定。道具が揃うショップも完備されます。4F:PuChu!“ポストAI時代に必須の「アート思考」「サイエンス思考」「感性」を遊びながらに学べる”をコンセプトに設計された、新時代の子どものための屋内キッズパーク「PuChu!(仮称)」。子どもが自由に楽しみながら、自然と脳・体・感覚が刺激されます。RF:マルチスポーツコートフットサル・バスケットのコートがそれぞれ1面ずつとれる、ビル屋上の「マルチスポーツコート」。一流アスリートによるスクールやイベントが開催されます。バブルサッカーやアーチェリーハントなどの「ファンスポーツイベント」も開催予定です。「うんこミュージアム YOKOHAMA」4つの展示エリア「うんこミュージアム YOKOHAMA」には4つの展示エリアがあります。国籍や年齢に関係なく、うんこを通じた新しい体験をそれぞれのエリアで楽しむことができます。うんこ広場(ボルケーノ)「巨大うんこオブジェ」からは、定期的にうんこが噴火します。子どもたちに人気のエリアになりそうですね。ウンタラクティブ エリア地面に映し出されたうんこを踏んづける「体感ゲーム」など、子ども心をくすぐるゲームが揃ったエリア。大人も、童心に返って全力で楽しめるエリアです。ウンスタジェニック エリアふつうのSNS映えでは満足できない方たちの心を満たす、フォトジェニックな空間です。カラフルに光り輝くうんこなど、さまざまなうんこを撮影してみましょう。ウンテリジェンス エリア世界のうんこの歴史や、著名人が描いたうんこ絵画を鑑賞する知的空間。自分のうんこを描いたり、世界のうんこグッズを眺めたりすれば、知的好奇心を刺激されるはず。「うんこミュージアム YOKOHAMA」潜入レポ2019年3月13日、ルトロン編集部が「うんこミュージアム YOKOHAMA」に潜入!うんこと戯れる新感覚の体験型ミュージアムということもあり、まずは入り口で産み落とした“マイうんこ”をGET(笑)。各展示エリアのレポートをたっぷりお届けします。「うんこミュージアム YOKOHAMA」オリジナル楽曲「うんこミュージアム YOKOHAMA」のテーマソングは、完全書き下ろしのオリジナル楽曲。「水曜日のカンパネラ」のトラック制作を手がける「ケンモチヒデフミ」さんとポップバンド「Frasco(フラスコ)」のボーカル「峰らる」さんが担当しています。「うんこミュージアム YOKOHAMA」での体験をより盛り上げる、ハウスをベースとしたポップな仕上がり。ぜひ館内で確かめてみてくださいね。チケット予約受付中!「うんこミュージアム YOKOHAMA」のチケットは、当日売り切れている可能性もあるため、オフィシャルサイトまたは各種プレイガイドで事前に購入するのがおすすめです。3月15日(金)〜3月17日(日)来場プレゼント2019年3月15日(金)〜3月17日(日)の間に来場すると、会場で全員に「うんこミュージアム YOKOHAMA」のオリジナルグッズをプレゼント。ぜひ早めに予約をして、うんこグッズをゲットしてくださいね。イベント情報イベント名:うんこミュージアム YOKOHAMA催行期間:2019年03月15日 〜 2019年07月15日住所:神奈川県横浜市西区高島2-14-9アソビル2F ALE-BOX内「うんこミュージアム」で固定概念を水に流せ!“「うんこ」というテーマを通じて、お客さまの固定観念を覆す、今までにはない体験をしてもらいたい”という思いから誕生した「うんこミュージアム YOKOHAMA」。今まで見たことのないユニークで斬新な体験を通じて、新しい発見に出合ってみてはいかがですか。
2019年03月18日「工具マニアのエリー」による、手作りアイテムのイラスト解説コーナー。第15回目は「初心者がそろえておきたい測る道具」について簡単に解説していきます!長さを計測する道具は「メジャー」と呼ばれることが多いですが、用途によってさまざまな形状のものがあります。初心者がそろえておくと便利な測る道具はどのようなものでしょうか?そしてどんな用途に適しているのでしょうか?さっそく見てみましょう!測る道具はいろいろ!測る道具といえば、プラスチックや金属、竹などの細長い板に目盛りがついた「ものさし(定規)」が思い浮かぶものです。しかし、DIYに挑戦するなら、測る道具も用途に合わせていくつかそろえておくことが大切です。それでは、初心者はどのような道具を持っておくといいのでしょうか?ものさし以外にそろえておきたい、基本の測る道具をご紹介します!ビニールタイプの巻尺は洋服のDIYにおすすめ「メジャー」とひと口に言っても、さまざまな種類のものがあります。代表的なメジャーは、メモリ部分がビニールタイプのもの。テープ状のものと、持ち運びしやすい巻き取り式のものがあります。巻き取り式のメジャーは「巻尺」とも呼ばれます。ビニールタイプのメジャーは、手芸や洋裁などで採寸するときに使うのが便利。サイズは1.5〜2mのものがいいでしょう。洋服のちょっとしたお直しを自分でやるときも活躍します♪コンベックスはDIY全般で大活躍!一方でメジャーには、金属タイプで巻き取り式のものがあり、こちらも「巻尺」と呼ばれたり「コンベックス」と呼ばれたりしています。コンベックスは長い距離も折れたり曲がったりせず、まっすぐ正確に測れるので、DIY全般で活躍する道具。長さはいろいろありますが、家具や部屋のサイズを測るなら、5〜10mのコンベックスを持っておくと安心です!ちなみにコンベックスといえば、先端のツメの部分が少し動くのをご存知の方も多いでしょう。それは、ツメを押し当てて使ったときと、引っ掛けて使うときのサイズの誤差を無くすため。コンベックスは、こういったところにも正確に測るための工夫が施されているのです。差し金は木工DIYで幅広く使える!そして意外と見落としがちなのが「差し金」。差し金は直角の線を引けるだけでなく、木板の幅を等分したり、平行線を引いたり、角度出しにも使える便利なアイテム。差し金を使いこなせるようになるだけで、DIYのレベルも一気にアップしますよ♪道具を使って、測り上手になろう!DIYで精度の高いものづくりを目指すなら、測る道具は必要不可欠。まずは基本の道具を手に入れて、使い方を身につけましょう!●イラスト・ライター工具マニアのエリー幼少期からDIY好きの父に連れられてホームセンターに通い、手作りのための道具や工具に慣れ親しむ。「自分でできることは自分でやってみる」というDIYマインドは祖父の代から受け継がれ、ちょうどいいものがないときは自分でつくるように。最近ハマった工具はコンベックス。
2019年03月12日“誰かのためになる製品”とは?社会貢献にまつわる用語を正しく理解してやさしさの循環を意識してみれば、消費がきっと意義あるものになるはず。RECYCLE(リサイクル)リサイクルとは「再循環」の意味で、廃棄物=ゴミとして出たものを再び資源として使ったり、別の製品の原料として形を変えて再利用すること。「リサイクルの目的は大きく2つ。一つは『資源を有効活用すること』、もう一つは『ごみの量を減らすこと』です。資源や原料として再利用することで、石油や貴金属など限りある資源を有効利用できます。また、ごみ処理場の数や処分量に限界があるなか、ごみそのものを減らすことは、持続可能な社会に不可欠なのです」(環境ジャーナリスト・中野博さん)【余り糸を再利用した表情豊かなブランケット。】スコットランドで70年以上にわたって家族経営を続けるブランケットメーカー『スタッグ&ブルース』。ごみを出さないというサステイナブルな考え方のもと、英国産の100%ピュアウールの余り糸をリサイクルしたブランケットを限定で生産している。糸の色を見てからデザインを考案するというだけに、色柄、サイズともに個性たっぷり。ブランケット¥22,800(LABOUR AND WAIT TOKYO)【デスクまわりをやさしく彩るアイテム。】新聞や雑誌、段ボール、牛乳パックなどの古紙を集めて再資源化したパルプモールドでつくられたペントレイ。卵パックにも使われているというやさしい質感と色合いが魅力で、デスクスペースの整理にぴったり。木の端材を再利用して作られた家型の鉛筆削りも、あわせて使いたい。紙成形ペントレイ¥1,200(PH/PAPIER LABO. TEL:03・5411・1696)鉛筆削り¥1,400(PAPIER LABO.)【リサイクルコットンを使った鮮やかなお守り。】オーガニック、ハンドメイド、リサイクルをコンセプトにしたブランド『ドーサ』による、リサイクルコットンのお守り。インドのベンガル地方に伝わる織物、ジャムダニの生地が使われている。細かなステッチやアップリケなどが施された素朴な存在感が魅力。ブローチやネックレストップとして活躍しそう。アミュレット、左・中央 各¥3,600右¥3,800(以上dosa/QUICO TEL:03・5464・0912)【IDEE×無印良品によるリサイクルプロジェクト。】大量に生産される素材や、ものづくりの過程で生まれるハギレや端材を使って、新たな価値のある商品を生み出すリサイクルプロジェクト「POOL」。家具の製造時に発生した端材をベース部分にリサイクルしたランプは、障がい者アーティストによるドローイングを施し、シェード部分には『無印良品』の残り布を使用した。ランプ¥40,000(POOL/イデーショップ 六本木店 TEL:03・5413・3455)【リサイクルガラスならではの独特の色と風合いが魅力。】リサイクルガラスを使用したスクエアジャー。グリーンともブルーともいえない、やさしいカラーリングと独特の風合いは、リサイクルガラスならではのもの。ぽってりとした重厚感と肉厚なルックスが印象的で、キッチンからリビングまで幅広い用途で活用できそう。口が大きく、モノの出し入れがしやすいのもポイント。スクエアジャー¥1,900(The Tastemakers & Co.)【やさしい色合いと軽やかな存在感がアクセント。】絶妙な色合いを施したリサイクルプラスチックを使い、グアテマラで手織りされたかごバッグ。イタリアとグアテマラをルーツに持つデザイナー、ハーチェチリーア・ピラーニによるブランドで、グアテマラの伝統的なかごを現代のライフスタイルに合わせてデザインしている。耐久性が高く、シーンを問わず活躍しそう。トートバッグ、左¥19,000右¥16,000(共にPALOROSA/Pili)中野 博さん環境ジャーナリスト、エコライフ研究所所長。企業のエコブランディングや講演活動を行う。『あなたがきらめくエコ活!』(東京書籍)など著書も多い。※『anan』2019年3月13日号より。写真・山口 明スタイリスト・野崎未菜美取材、文・宮尾仁美リサーチ協力・長坂磨莉撮影協力・AWABEESTITLESUTUWA(by anan編集部)
2019年03月12日チャリティや社会貢献って、なんとなく小難しく捉えてしまいがち。でも、普段のショッピングのときに少し意識を変えるだけで、生産者の生活や活動を支援したり、環境にやさしい社会の循環をサポートすることができるのです。「社会貢献や環境保全など、購入することで誰かを支援することにつながる製品は、ここ数年でより身近になってきています」と、環境ジャーナリストの中野博さん。しかも見た目も機能性も優れたものが増えているから、私たちの生活にも取り入れやすいのだそう。そこで、かわいくて誰かへのやさしさにもつながるアイテムを厳選。ものづくりの背景を知れば、さらに愛着も湧いてくるはずです。「これらの雑貨や食料品などは、大きな視点で見れば私たちの毎日の何気ない営みに連動しているものばかり。そういったアイテムを購入したり、使ったり、広めたりすることは、ささやかですが確実に誰かのためになっています。そう考えることで、いま世界で起きているさまざまな問題が少しだけ身近に感じられるようになるのではないかと思います」ここでは、“オーガニック”なアイテムに注目します!ORGANIC(オーガニック)農薬や抗生物質、成長ホルモンなどを使用することなく栽培された原材料を用いて、染色や加工の際も有害物質を使うことなく生産された製品のこと。数ある製品のなかでも代表的なのがオーガニックコットン。「綿花は栽培時に大量の農薬や殺虫剤を使用するため、土地の汚染や生産者の健康被害などが特に問題になっています。オーガニックコットンは、刺激が少ないため、使う人の肌にやさしいだけでなく、それを選ぶことで地球環境や生産者の健康までをも守ることができるのです」【1】繊細な肌が喜ぶ、やさしいマスク。オーガニックコットンのフロンティアカンパニーによるブランド『sisi FILLE』のマスク。表面シートにオーガニックコットンを100%使用したやわらかな肌触りが特徴で、肌が弱い人も安心して使用できる。繊維のオーガニック国際規格であるGOTS(Global Organic Textile Standard)を取得した原綿100%を使用。マスク¥500(sisi FILLE/L’ANGELIQUE NEWoMan新宿 TEL:03・6380・1051)【2】天然原料にこだわったソープ。オーガニックオイルをベースに、クレイや高山で採取された蜂蜜、エッセンシャルオイル、海藻などを加えたソープ。100%ナチュラルのこだわりに加え、地球環境に配慮して動物実験を行わず、パラベンやシリコン、化学香料や着色料、遺伝子組み換え原料を使用していないのが特徴。ソープ、上・pavot soap¥1,900下・cedre soap¥1,900(共にcousu de fil blanc/L’ANGELIQUE NEWoMan新宿)【3】綿に包まれているような心地よさ。着る人だけでなく、関わるすべての人を元気にしたいという思いから生まれた衣料ブランド。誰もが着やすいオーガニックを目指して、シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションを展開する。レース部分までオーガニックコットンを使用し、やさしい肌あたりに。ブラトップ¥6,300別売りブラパッド¥800ショーツ¥3,800(以上MILFOIL/ORGANIC LIFESTYLE MILFOIL TEL:046・874・9820)中野 博さん環境ジャーナリスト、エコライフ研究所所長。企業のエコブランディングや講演活動を行う。『あなたがきらめくエコ活!』(東京書籍)など著書も多い。※『anan』2019年3月13日号より。写真・山口 明スタイリスト・野崎未菜美取材、文・宮尾仁美リサーチ協力・長坂磨莉撮影協力・AWABEESTITLESUTUWA(by anan編集部)
2019年03月11日「高輪 桜まつり2019」が、ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪にて2019年3月17日(日)から4月7日(日)まで開催される。約210本の桜、夜桜ライトアップも「高輪 桜まつり2019」では、日本庭園の17種類にもおよぶ約210本の桜を見頃の時期に楽しめる。会期中は、桜にちなんだメニューや宿泊プラン、夜桜のライトアップに加え、日本庭園にて和太鼓や三味線、琴の和楽器演奏等、日本文化に触れるイベントも実施する。京都の文化を体験また、今回は京都市の「京都館プロジェクト2020」と初めてコラボレーション。京都の文化、日本の文化について、体験を通して学べる、様々なプランやイベントを用意する。京都老舗店による宇治茶の基本を学ぶ体験や、匂い香づくり教室、風呂敷の包み方を学ぶワークショップの他、和ろうそくへの絵付け、金箔ペーパーウェイト作り等、京都伝統工芸職人のものづくりを体験することができる。こたつ&花見料理を桜の下でレストランでは、より一層花見を楽しくするメニューを用意する。ホテルの日本庭園内には、トンネルのような桜の下のこたつ付き特別席「桜桟敷席」を設置。神戸牛のステーキや鮑とタラバ蟹のソテー、伊勢海老国産湯引き、黒毛和牛の焼き寿司やステーキサンド等華やかなメニューを盛り込んだ特別コースが提供される。また、桜の繊細な香りや風味を味わえるロールケーキやレアチーズといったスイーツ、ピンクが鮮やかな「桜まつりカクテル」なども、ホテルのラウンジやバーに登場。さらに、プライベートな花見を満喫できる弁当付き宿泊プランも販売され、様々な花見の楽しみ方を提案する。詳細高輪 桜まつり2019開催期間:2019年3月17日(日)~4月7日(日)場所:ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪住所:東京都港区高輪3-13-1■ワークショップ例・京都を感じる京都老舗のワークショップ開催日:2019年3月16日(土)、17日(日) 各回1時間程度場所: グランドプリンスホテル高輪「茶寮 惠庵」内容:五感で楽しむ宇治茶のきほん 世界にひとつだけのMyお茶を味わう、匂い香づくり教室、簡単便利なふろしきバッグの作り方体験参加人数: 各回10名■桜桟敷席場所:鉄板焼 しゃぶしゃぶ ステーキハウス 桂 「桜桟敷席」グランドプリンスホテル高輪(日本庭園内)時間:11:30~/15:00~/18:00~料金:1名 39,000円 ※予約制 ※雨天の場合は休止■桜スイーツ場所:ラウンジ 光明(グランドプリンスホテル高輪)、Lounge Momiji(グランドプリンスホテル新高輪)、リストランテ カフェ チリエージョ(ザ・プリンス さくらタワー東京)スイーツ例:桜と抹茶のレアチーズ、桜のヴェリーヌ、桜のロールケーキ 各800円【問い合わせ先】・イベント・宿泊プランに関してグランドプリンスホテル高輪 TEL:03-3447-1111・レストランに関してレストラン予約係 TEL:03-3447-1139(受付時間 9:30~20:00 ※土・休日は19:30まで)
2019年03月11日子どもが1歳を迎える少し前に購入したわが家。狭いマンションだけど大事にしようと決意したはずなのに、子どものおもちゃ遊びや大人のうっかりなどで、フローリングが4年の間に傷だらけに…。特に、カウンターキッチンとダイニングテーブルまわりは、プレイマットを敷いていないこともあり、落としたモノなどで傷ついた跡でみっともないありさま。フローリングは劣化すれば張り替えるしかないと思っていたのですが、傷だけを直す補修という方法があるのを知り、依頼してみることにしました。トミカの手転がしなど、子どもの遊びで傷だらけに…見積もり依頼、意外に値段の開きが…見積もりで送った画像。1センチ以上の傷が30個も!さっそく、リフォームや修繕を請け負っている自宅マンションの分譲会社の子会社と、近所のフローリング補修の専門業者の2社に、見積もりを依頼してみることに。だいたいでいいので傷の数を教えてほしいと言われたので数えてみたら、大きめの傷が30個!4年間でよくここまで傷がついたものです…。それぞれの会社に傷の数と傷の深さなどを伝えると、分譲会社の子会社からは5万5000円、専門業社からは3万2000円との回答が。アフターサポートを考えると、分譲会社の子会社の方が安心かもと思いましたが、専門業者がサンプルとしてホームページに掲載している写真が綺麗で、職人技と思わせる仕上がりにすっかり関心してしまい、値段が安いことも後押しになり、専門業社に依頼してみることにしました。傷だらけだったフローリングがあっという間にキレイに補修当日、大工さんのような方が来るとばかり思っていたら、来てくださったのは大学生のような青年。世間話ついでに聞いてみると、以前は大工さんがフローリングの補修を行っていたそうなのですが、より高い技術が求められるようになり、ここ10年ほどで専門業者が出てきたそう。また、細かい技術が求められるため、美大などでものづくりの経験がある方が多く働いているそうです。早速、傷を見てもらうと、まず傷の箇所を削って平らにしたあと埋めて補修するので、小さかったり薄かったりする傷はすぐ取れてしまうため、オススメしませんとのこと。というわけで大きめの傷だけ補修してもらうことに。だいたい2~3時間で30か所ほどあった傷がすべてキレイに。フローリング以外の、気になっていたドアや柱の傷も補修ができるか見てもらったのですが、「補修できるので一緒にやりますよ!」と一緒に補修してくれました。今回直してもらった中で一番大きなキズ。これが…目を凝らしてもよくわからないほどキレイに!フローリングになるべく傷がつかないように、プレイマット以外で乗り物のおもちゃを禁止したり、子どもが食事の時にフォークを落とすとついため息が出たりしていましたが、こんなに手軽に補修ができるなら、ガミガミ言うことなかったかも…と反省。私は業者にお願いすることにしましたが、最近は、フローリングの補修の技術を学べる一日講座や、フローリング用の補修キットの販売もあるので、自分でも直すのもアリ。フローリングの傷で悩んでる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。<文・写真:フリーランス記者芳賀千歳>
2019年03月05日金沢といえば…みたいな話しから「おでん」への流れは自然かもしれませんが、ここは市内からも離れている場所。地元の人に聞いても、なかなか行かない場所ですね〜って、言われるくらい離れたところにありました。しかしながら、昔から続く老舗「若葉」。とても美味しかったです。 で、翌日立ち寄ったのが「benlly’s & job」(ベンリーズアンドジョブ)さん。1994年7月に金沢の新竪町商店街にオープンした小さな雑貨屋さん。地元のセレクトショップのパイオニアです。主には、日常生活で使用する道具を中心に、インテリア雑貨やファッション小物などを扱っています。 商品はワールドワイドなセレクトで、国やスタイルは限定していませんが、近年では、国内のオリジナル商品や、職人的な視点でものづくりをされていらっしゃる方々のプロダクトにも注目し紹介しています。 シンプルなものからデザイン的にも良さそうなものなど。 キャンプ道具もありますが、タウンユースで使う人も多くなったとか。確かに小さいタンクとかは、筋トレとかにも使えそう(笑)いやいやドイツ製のオシャレタンクです。サイズバリエーションもありました。 コーヒーブームは衰えるどころか、スタンダードになりつつありますね。そんなコーヒーを嗜むツールも揃ってます。 チェコにあるJIPO社の実験用磁器いろいろ。キッチンでの何か器としても使えそうですね。国内の安全基準も許諾済みだそうです。デザインもシンプル! アトリエペネロープさんのバッグは、帆布をはじめとした使い込むことによって味わいが増すオリジナルの国産素材を使用したもの。こだわりの素材にオリジナルのカラーバリエーションを吹き込むことで、流行にとらわれないシンプルでありながら独自の世界観を発信しています。 最近は一眼デジカメを、持ち歩く人も多く見かけますね。重いカメラでもへっちゃらなオリジナル「レザー」カメラストラップ。しかも斜めがけ出来るそうです。街歩きや自転車に乗っても大丈夫な感じですね。金具は真鍮なので変色してもそれは「アジ」として風合いを楽しめそう。標準では105cm~130cmまで約3cmおきに調整可能ですが、希望の長さで作れるそうなので気になる人は聞いてみて。ここでは、ショップオリジナル商品もたくさん作られています。 可愛らしいスノードームや、 北欧チックな食器やジャムなどもあるので、友人や家族へのギフトにも良さそうです。 見るところいっぱいで、あれこれ欲しくなってしまいました。それはおそらく、型にはまらない柔軟さが「benlly’s&job」の魅力なのかもしれません。オーナーのお眼鏡に叶ったモノはデザインもよくいいモノばかり。それは、モノを通してとても伝わってくるので、きっと何度も足を運んでみたくなるのかもしれません。そう、なぜなら金沢に行くと必ず立ち寄ってしまうから。オススメのショップです。 ☆benlly’s&job☆石川県金沢市新竪町3-16TEL / 076-234-5383 営業時間 / 11:00~19:00 定休日 / 毎週水曜・第2火曜日駐車場 / 商店街を出てすぐの交差点角にコインパーキングがあります。
2019年03月01日古くから繊維街として知られ、近年ではアートの街としても注目を集めている馬喰町にミナ ペルホネンの新しいショップ「minä perhonen elävä 」が2月にオープンした。elävä(エラヴァ)はフィンランド語で「暮らし」を意味。日々の暮らしの中で、長く大切に愛せるものや、丁寧なものづくりをされている作り手との出会いの場所として歩みはじめた。minä perhonen elävä Ⅰスターネット東京がリノベーションして営業していた馬喰町の古いビルを引き継いだそう。エラヴァIは、器と食品の販売。2階のショップ兼ギャラリースペースでは、作家の個展を不定期に開催。エラヴァ I は、器と食品がメインの店。日常使いの食器、作家の器やアートピース、オーガニック野菜や果物、ナチュラルワイン、調味料、缶詰、乾物、焼き菓子など、こだわりのアイテムをセレクト。はじまりは、益子のセレクトショップ、スターネット東京が閉店をする際に、その場所を残したいというデザイナー皆川 明さんの思いから。スターネット東京がリノベーションを手掛けた空間の一部は設えそのままに、エラヴァIを開店した。郡司製陶所による日常使いの器。ブルーの縁どりが効いたシンプルな器は重ねた姿も美しい。上段のオブジェは、岐阜の陶芸家、吉田次郎の作品。中段は、陶芸家、小前洋子による花器。沖縄の大嶺工房、岐阜の陶芸家 吉田次朗、沖縄の陶芸家 宮城正幸など、人気作家の作品が並ぶ。缶詰、ピーナッツバター、蜂蜜、調味料など、拘りのセレクト。Ome Farmの無農薬のサツマイモ 紅はるかとぽんかん。石垣島ペンギン食堂の島こしょうと、フランスの老舗缶詰メーカー、ラ・ベル・イロワーズのオイルサーディン。福田商店の干し芋と、皆川さんのお姉様がつくっている生味噌。ともにパッケージは皆川 明デザイン。櫻井焙茶研究所によるエラヴァ オリジナルブレンドの茶葉と、陶作家 安藤雅信がミナ ペルホネンのために手掛けた花茶杯。山形 タケダワイナリーの白ワイン、サン・スフルと、オーストリアのワイナリー、グート・オッガウのオーガニックワイン。器は、作家によりつくられた毎日の暮らしに役立つ日常使いの食器と、1点で存在感のある作品などを展開。またアートピースとして、陶芸家のオブジェや花器も揃える。独特の存在感を放つ小前洋子の作品は、皆川さんも自宅に置いているそう。東京都青梅市にあるOme Farmは、西洋野菜や日本の伝統野菜を有機農法で栽培。オイルサーディンは、ブルターニュの漁港で獲れた新鮮な魚介と良質の植物オイルのみを使用し、伝統的なハンドメイドでつくられる。静岡の干し芋専門店、福田商店の紅はるかの干し芋は、皆川さんもよく召し上がっているそう。サン・スフルは、山形でつくられた無添加の辛口発泡性ワイン。グート・オッガウは、さまざまな年齢、性別の架空の人物が描かれたエチケットに注目。葡萄の樹齢や土壌の個性などを反映している。minä perhonen elävä Ⅱ真鍮製のノスタルジックなサインが目印。ヴィンテージの什器に並ぶアートピース。服と家具を線引きせずに、どちらも暮らしの一部として捉える、という皆川さんの思いから、ヴィンテージ家具とミナ ペルホネンのアーカイブコレクションを同じ空間に並べているという。エラヴァⅡは、北欧を中心に集められたヴィンテージの家具をメインに、アートピースやビンテージのテーブルウエア、書籍、ミナ ペルホネンのアーカイブコレクションが並ぶ。丁寧につくられた昔からのいいものを次世代につなぎたいという思いで集められたヴィンテージは、出会った姿のまま店頭に並べている。そのままの状態で使うもよし、希望があれば張り地のカスタマイズをはじめ、さまざまなリペアの相談にも乗ってくれるそう。アルテックのチェアが積まれたインスタレーションのようなコーナー。北欧のヴィンテージシェルフ。ミナ ペルホネン オリジナルの張り地を選んで家具をカスタマイズすることもできる。シャルロット・ペリアンのサイドチェア、フィン・ユールのチェア、アルテックのティートロリー、フィンランドのアーティストによるモビール。フィンランドのガラス作家、オイバ・トイッカによるガラス製のバード。カイ・フランクによるカルティオグラス。上段の洋書も購入可能。フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックの名作チェアは、無地のシートの他に、ミナ ペルホネンのファブリックを張ったチェアも展開。デンマークの巨匠フィン・ユールのチェアは曲線の美しさが秀逸。シャルロット・ペリアンのサイドチェアは、誕生から50年経った今でも色褪せないシンプルで力強いデザイン。皆川さんがフィンランドで出会った作家ミラ・ヴァーテラが手がけるモビールは斬新でモダン。ミラ・ヴァーテラの展示会は3月末にエラヴァⅡで開催予定。フィンランドでも入手困難と言われているイッタラのカルティオグラスやピッチャーは、ヴィンテージならではの繊細な薄さと美しい色味に惹かれる。informationmina perhonen elävä Ⅰ東京都千代田区東神田1-3-903-6825-3037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)minä perhonen elävä II東京都千代田区東神田1-2-11 201号室03-6825-8037Open 11:00-19:00日曜定休(展覧会開催期間は無休)
2019年02月28日ナチュラルな素材を使用したカッティングボードはまな板としての役目はもちろん、テーブルウェアとしても今らしい居心地のいいダイニング作りに欠かせないアイテム。ガラス製のグラス、セラミックのプレートに組み合わせればテーブル上に温かな調和が生まれ、ビストロにいるような気分に。 キッチングッズの新たな定番として、今回ご紹介したいのはフランスの老舗ブランドが作るオリーブの古木を使用したカッティングボード。一枚あればさまざまなシーンで活躍してくれそうです。 古木を使用した、サステナブルなものづくり フランス発の『BERARD(ベラール)』はオリーブウッド製品を1世紀以上にわたって作り続ける歴史あるブランドで、ナチュラルな素材へのこだわりや森林保護を意識したサステナブルなものづくりに共感する人が多くいます。カッティングボードには何十年もオリーブ畑で育ててきた巨木で果実を付けなくなった古木を使用し、職人の技によってまた新しい役割へ。オリーブの木材は丈夫で硬く、刃物などの傷が残りにくくキッチンツールとして最適で、プラステッィク製のまな板と比べても衛生面で優れているそうです。 日々のケアで長く使えるアイテムへ 右からオリーブカッティングボード(大)¥5,200、(中)¥3,800/BERARD(ZUTTO) お手入れは定期的にオリーブオイルを表面に塗ることでひび割れを防ぎ、木目の美しさをキープ。木の優しい質感は使い込むほどに味わいが増し、育てる楽しみがあります。長く使ってほしいという願いが込めらられたアイテムなので、結婚や新居など祝い事のギフトにもオススメです。 ZUTTO:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Momoko Yokomizo
2019年02月25日マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)が、ミズノとコラボレーションしたスイムウエアとナイロンジャケットを2月に発売する。2017年秋冬コレクションで、はじめて発表されたミズノとのコラボレーションによるシューズは、ショーでも多くのスタイリングに用いられてきた。今回のコラボレーションでは、日頃からエクササイズをするデザイナーのマーガレット・ハウエルが考える、スタイルやフィット、カラーにこだわりスペシャルカスタマイズされたアイテムが登場する。SWIMSUIT 1万3,000円LAUNDRY BAG 3,000円マーガレット・ハウエル×ミズノは、共通する物へのこだわりや、その歴史への敬意とモダンな時代感覚を織りなして生まれたシリーズ。コラボレーションについてマーガレット・ハウエルは、「エクササイズとしてのスイミングが好きなので、自然な流れで機能や性能に優れたものづくりをしている会社と組んでデザインがしたいと思ったのです。ミズノにはその技術があり、実用的なディテールにもこだわりがあります」とコメントしている。
2019年02月21日エイトン(ATON)の2019年春夏コレクションルック。原材料から仕上がりに至るまで、生産者との密なコミュニケーションを大事にし、目に見える生産背景できっちりとしたものづくりを行うブランド。スタンダードながら、美しく着心地のよいシルエットのアイテムを展開している。
2019年02月20日マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)の2019年春夏メンズ&ウィメンズコレクションから、ミズノとのコラボレーションアイテムが登場。メンズ&ウィメンズのスイムウェアなどが、2019年2月より発売される。マーガレット・ハウエルとミズノのタッグは、2017年秋冬に発売された別注スニーカーに端を発し、2018年にもシューズを展開してきた。今シーズンは、自身も水泳を日課としているというマーガレット・ハウエルが、スタイルやフィット、カラーにこだわりスペシャルカスタマイズした水着や、スポーティーなナイロンジャケット、ランドリーバッグなどが展開される。いずれのアイテムも落ち着いた色をベースに、ミズノのブランドロゴを控えめに配した、ミニマルなデザイン。ミズノが創業よりこだわってきた"スポーツの発展"のためのモノづくりと、マーガレット・ハウエルが生み出すモダンなデザインが融合したアイテムが完成した。マーガレット・ハウエルはコラボレーションについて、「エクササイズとしてのスイミングが好きなので、自然な流れで機能や性能に優れたものづくりをしている会社と組んでデザインがしたいと思ったのです。ミズノにはその技術があり、実用的なディテールにもこだわりがあります」とコメントしている。【詳細】マーガレット・ハウエル×ミズノ発売時期:2019年2月展開店舗:全国のマーガレット・ハウエル直営店舗、オンラインストアアイテム例:・スイムスーツ 13,000円・スイミングトランクス 12,000円・ジャケット メンズ 36,000円、ウィメンズ 36,000円・ランドリーバッグ 3,000円【問い合わせ先】アングローバルTEL:03-5467-7864
2019年02月11日展覧会「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」が、東京ステーションギャラリーで2019年4月27日(土)から6月16日(日)まで開催される。その後、伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター、岐阜県現代陶芸美術館などにも巡回する予定だ。ルート・ブリュックは、北欧・フィンランドを代表するアーティスト。名窯アラビアの専属アーティストとして、約50年間活躍し、版画の技法を応用して独自の釉薬や型の技術を開発するなど、クリエイティビティを発揮した。1点物のレリーフを中心に、陶板から膨大なピースを組み合わせた迫力あるモザイク壁画まで、幅広い作品を手掛けている。ブリュックの多彩な作品を網羅した日本初の展覧会となる「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」では、約200点のセラミックやテキスタイルなどをダイナミックな展示構成で紹介。活動初期から後期に至るまで、ブリュックの活動の軌跡を辿る。活動初期には、果物や鳥、建物など日常的なモチーフを表現した陶板を制作していたブリュックだが、晩年にはタイルを手作業で組み合わせて大型壁画を手掛けた。その劇的に変化していく作風は、本展で注目したい見所の1つだ。ブリュックのものづくりにおけるインスピレーション源は、独自の文化や生命観をもつフィンランドの風土。伝統技術と手仕事によるクリエーションを貫いたブリュックの作品からは、繊細で詩的な感性が感じられる。ロマンティックな雰囲気ながら、どこかスピリチュアルな世界観は、“明るく、愛らしい”といった北欧への既存のイメージをアップデートしてくれそうだ。【開催概要】ルート・ブリュック 蝶の軌跡会期:2019年4月27日(土)~6月16日(日)会場:東京ステーションギャラリー住所:東京都千代田区丸の内1-9-1開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで休館日:4月29日、5月6日、6月10日をのぞく月曜日、5月7日(火)入館料:一般1,100(900)円/高校・大学生900(700)円/ 中学生以下無料※( )内は前売料金[2月16日(土)から4月26日(金)まで販売]※20名以上の団体は、一般 800円、高校・大学生 600円※障がい者手帳等持参の場合は100円引き(介添者1名は無料)※2019年~2020年にかけて、伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター、岐阜県現代陶芸美術館ほか全国数会場の美術館で開催予定。
2019年02月09日「2019年のゴールデンウィークは10連休!」という方もいますよね♪せっかくの大型連休だから、家族や友人とおでかけするもよし、ゆっくり体を休めるもよし、アクティビティを楽しむもよし……今からどうやって過ごそうかワクワクしてきます♡でも、世間がお休みということは、人気のおでかけ先や宿泊施設は予約が埋まりやすい時期でもあります。事前にしっかりとプランを練って、やりたいことを思う存分楽しんじゃいましょう!ゴールデンウィークにどんな過ごし方があるのか、全国のおすすめスポットや宿と合わせて5つご紹介します♪GWの過ごし方その1. やっぱり外せない!【遊園地&テーマパーク】家族や友人同士で遊ぶなら、やっぱり外せないスポットが遊園地やテーマパーク!冬の厚着から解放され、夏本番ほど熱くない5月は、全国的にも過ごしやすい気候になる場所が多いのではないでしょうか。外の風を感じながらアトラクションやライドを体験して、気持ちのいい一日を思いっきり楽しんじゃいましょう♪飲食物の持ち込みがOKのスポットなら、みんなでお弁当を持ってでかけるのもいいですよね。そこで今回、全国の遊園地&テーマパークからおでかけ部がおすすめするのは、〔横浜・八景島シーパラダイス〕。大人から子どもまで楽しめる複合型アミューズメントパークなんです!「シーパラ」の愛称で親しまれている、〔横浜・八景島シーパラダイス〕。園内に日本最大級の水族館やアトラクションを有し、フリーパスを使えば両方の施設を満喫できるのがポイントです♡遊園地エリアでは、海上を走行する爽快感満点の「サーフコースターリヴァイアサン」や、絶叫系が苦手でも地上90mの360℃パノラマを体感できる「シーパラダイスタワー」などさまざまなライドが楽しめますよ♪水族館エリア「アクアリゾーツ」には4つの水族館があり、700種類、12万点の生きものたちに出会えます。中でも人気なのは、イルカやセイウチなど海の生きものたちと触れ合える「ふれあいラグーン」♡その息づかいをぜひ間近で感じてみてください♪〔横浜・八景島シーパラダイス〕のプランを見る!一日遊んでも時間が足りないほどの〔横浜・八景島シーパラダイス〕。アトラクションと水族館で2日間に分けて攻略するのもおすすめです!また、横浜エリアには他にも見どころがたくさん。お泊まりで観光を楽しむなら、こちらのホテルはいかがでしょうか?横浜方面に行くなら一度は泊まりたいのが、山下公園すぐのロケーションにある〔ホテルニューグランド〕。「日本を代表するクラシックホテル」と名高い、横浜では唯一のクラシックホテルです。「本館」と「ニューグランドタワー」に分かれており、タワー側のスタンダードルーム客室は、うれしいことにすべてハーバービュー。横浜港を一望する客室からの眺めは、夕暮れどきや夜景など移り変わる景色の表情も美しく、時間を忘れて見入ってしまうかも……♡館内のレストランやバーも利用して、プレミアムなひとときを過ごしたいですね。宿泊予約サイト〔一休.com〕では、〔横浜・八景島シーパラダイス〕のチケットがセットになったプランが掲載されていることもあるので、行きたい時期のプランをぜひチェックしてみてください。〔ホテルニューグランド〕の宿泊プランを見る♡の過ごし方その2. ゆっくり羽根をのばしたい♡【日帰り温泉&お泊まり温泉】せっかくの大型連休、日ごろの疲れを存分にリフレッシュしたいですよね。そんなときにおすすめの過ごし方といえば、ゆったりと温泉に漬かること♡気軽に行ける日帰り温泉への入浴なら、遊んだ帰りにサッと立ち寄れるので、ゴールデンウィークにたっぷりと遊び尽くしたい方にもぴったりです。また、日常の喧騒から離れ、時間を気にせずのびのびと過ごせる温泉旅館への宿泊も魅力的。全国にはたくさんの温泉や温浴施設があるので、こちらの記事も合わせてチェックしてみてください♪【東京・神奈川編】ママ友、親子でほっと一息つきたい♡気軽に楽しめる関東の日帰り温泉5選【埼玉・千葉編】日帰りでプチ旅行気分♪家族や友人とおでかけしたい日帰り温泉6選【北関東編】家族やママ友と♪ぷらっと楽しめる日帰り温泉5選♡お得なWebチケット情報も掲載!【茨城・栃木・群馬】【大阪編】家族や友人と「湯ったり」♪気軽に行けちゃう日帰り温泉5選!今回は、日帰り温泉シリーズでまだ紹介していないところからおすすめをご紹介します!まずは日帰り温泉から。老舗旅館を思わせる外観が印象的な〔上方温泉一休京都本館〕は、京都府城陽市にある日帰りの温泉施設です。JR「京都駅」、JR「奈良駅」からはいずれも1時間ほどのアクセス。男女週替わりで、「滝」と「松」の2種類の露天風呂をそれぞれ楽しめますよ♪お風呂には、別名「美人の湯」「美肌の湯」とも呼ばれるアルカリ性単純温泉を使用。「松泉乃湯」を源泉とする、100%天然温泉です♡湯船からあふれ出たお湯は再利用せず完全に排水しているので、常に新鮮なお湯での入浴が楽しめますよ。また、館内には岩盤浴も併設されています。高雄山に面した豊かな自然の中に佇む〔上方温泉一休京都本館〕で、ゆるりと旅行気分の一日を過ごしたいですね♪〔上方温泉 一休 京都本館〕のプランを見る!だんだんと温泉に入りたくなってきましたか?(笑)まずは京都府の日帰り温泉をご紹介しました!普段はなかなか旅行へ行けないという方も、連休ならば少し遠出もしやすいですよね。関西エリアで日帰りと言わずゴールデンウィークの宿泊先に選ぶなら、日本三名泉のうちのひとつ、兵庫県「有馬温泉」へ足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。兵庫県神戸市の有馬温泉エリアにある、〔有馬温泉月光園鴻朧館〕。敷地内に自家泉源をもち、緑豊かな絶景を望む露天風呂では、有馬温泉らしい褐色の「金泉」を楽しむことができます。ひろびろとした内湯には大きなガラス窓があり、目の前にそびえる落葉山の雄大な自然を見ながらゆったりと漬かれば、旅の疲れも癒やされそう♡また、館内には有料で利用できる3種類の「貸切風呂」があるので、家族や夫婦で一緒に入浴ができるのもうれしいですね。お部屋のタイプによっては、客室露天風呂付きのお部屋もあるので、滞在の目的に合わせて選ぶのがおすすめです♪観光経済新聞社主催の「人気温泉旅館ホテル250選」にて、5年連続で「5つ星の宿」に認定された〔有馬温泉月光園鴻朧館〕。宿泊予約サイト〔一休.com〕では、すでに予約が埋まり始めているプランも!ゴールデンウィークに泊まるなら、ぜひお早めにチェックしてみてください。〔有馬温泉月光園鴻朧館〕の宿泊プランを見る♡の過ごし方その3. 思い出を持ち帰ろう♪【ものづくり体験】ゴールデンウィークにやってみたいこと、3つめの提案は「ものづくり体験」です。全国の「あそび」情報サイト〔asoview!(アソビュー)〕には、陶芸やガラス細工、サンドクラフトなどいろいろな体験が掲載されているので、興味があるものを探すのも楽しいですよ♪自分好みの作品を作る工程にワクワクして、できあがったら完成品を持ち帰ることができるので楽しさも二倍♡おうちに帰ったら実際に飾ったり使ったりできるのもうれしいですよね。今回はそんなものづくり体験の中から、「ガラス細工体験」をピックアップしてご紹介します。本格的な吹きガラス体験でコップ作りに挑戦できるのは、〔軽井沢ガラス工房〕。ていねいに教えてもらえるので、初心者さんでも安心して体験できちゃいますよ♪オシャレなコップやグラスは世の中にたくさん売られていますが、「自分の手になじむ」「色合いまで好み」のものは、いざ探すとなると意外に巡り合えなかったりしますよね。自分好みに作ったマイグラスなら愛着もひとしお♡ぜひチャレンジしてみてください。ちなみに、こちらの〔軽井沢ガラス工房〕で選べる色ガラスの色はなんと50種類以上!オプションで金箔、銀箔などを入れることも可能です。「星箔」と「雪箔」は暗い場所でほのかに光り、まるで本物の星空や雪景色を眺めているかのような気持ちにさせてくれるのだとか……♡なお、作品を窯から取り出せるのは体験の翌日。送料を払えば配送もしてもらえるそうですが、詳しくは公式サイトにて確認してみてくださいね。〔軽井沢ガラス工房〕のプランを見る!ガラス細工を体験したら、自然に囲まれた軽井沢エリアを散策してみては?高原の涼しい風の中を歩くのも気持ちがいいですよ♪もしも宿泊を考えているなら、こちらのホテルがおすすめです。フランス語で「犬(ル・シアン)」という意味が込められた〔ルシアン旧軽井沢〕。愛犬家のみなさんにうれしい、ペットと一緒に泊まれるホテルなんです♡ワンちゃん同士の相性や性格を考慮して、こちらでは宿泊可能なワンちゃんの種類があらかじめ決められています。楽しい旅にするためにも、予約の際に必ずホテルへ確認してみてくださいね。もちろん、ペットの同伴がなくても宿泊が可能!軽井沢の大自然の中で、のびのびとした時間を過ごすのもまたステキですよ♪館内には「スタンダードルーム」と、ペット同宿OKの「ペットルーム」など全6タイプのお部屋があります。屋外ドッグランやドッグサロン、バーラウンジなども併設されているので、家族それぞれで思い思いの時間が過ごせますよ♡ひろびろとしたレストランはワンちゃんの同伴も可能。朝起きてから眠るまで、たくさんの思い出が作れる〔ルシアン旧軽井沢〕にぜひ訪れてみては?〔ルシアン旧軽井沢〕の宿泊プランを見る♡の過ごし方その4. 家族みんなで夢中♡【動物園】4つめの提案は、ご家族連れなら外せないスポット「動物園」♪普段見ることのできない猛獣を観察したり、小型の動物たちと触れ合ったり、お好みの過ごし方に合わせて目的地を選ぶのもありですよね。動物の体調や時期によっては展示がお休みになっていることもあるので、お目当ての動物がいる方はおでかけの前に公式サイトをチェックしたり、問い合わせて確認しておくと安心かもしれません。全国には珍しい動物を展示している動物園や、植物園と一体になった広大な動物園などさまざまな施設がありますが、今回は「サファリ形式」の動物園に焦点を当ててご紹介します!岩手県にある〔岩手サファリパーク〕。その名の通り、動物たちが放し飼いにされているエリアを車に乗って巡る「サファリ形式」での観察を楽しめる動物園です。野生に近い環境でのびのびと暮らす動物たちを間近で見られるとあって、その迫力は満点!ライオンやトラなどの猛獣に圧倒されたり、草食動物エリアではキリンやシマウマへのエサやり体験ができちゃいますよ♡なお、〔岩手サファリパーク〕のサファリゾーンには自家用車での入園はできないので、専用の《サファリバス(※別料金)》に乗って巡ることになります。園内では珍しいホワイトタイガーやホワイトライオンなどのほかに、アミメキリンや人気のカピバラ、触れ合いを楽しめるおサルさんの仲間たちなど、たくさんの動物に出会うことができます。また、ゾウさんの背中に乗れる《ゾウライド》が楽しめるというのも魅力のひとつ♡《ゾウライド》は体験できる人数や時間、対象年齢などが決まっているので、興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください!また、スケジュールを調べて行けば、あざやかな色合いのベニイロフラミンゴたちが織りなす《フラミンゴショー》も見られちゃうかも!?ぜひ家族みんなでおでかけしてみてくださいね♪〔岩手サファリパーク〕のプランを見る!そして、岩手県に行くならば、ぜひ行ってみたいのが「花巻温泉郷」。〔岩手サファリパーク〕からは車で1時間半ほどの旅路です。向かうルートによっては、黄金に輝く「金色堂」で有名な〔中尊寺〕に立ち寄ることができるかもしれませんね。山あいに位置する緑いっぱいの花巻温泉エリアで、心身ともにリフレッシュしませんか?そこでおすすめしたいお宿はこちらです。周辺を緑に囲まれた、〔山の神温泉優香苑〕。岩手県花巻市にある花巻温泉エリアのお宿です。魅力のひとつである源泉かけ流しのお風呂では、露天と内湯で2種類ずつ、計4種類のお湯が楽しめるのが特徴。中でも「とよさわの湯大露天風呂」は男女合わせて50畳と、花巻温泉郷でも最大級の広さを誇ります。深呼吸しながらゆったりと手足を伸ばして、とろみのついたお湯の感触を楽しみたいですね♡宮大工さんらによって作られたという〔山の神温泉優香苑〕の内装には、格天井(ごうてんじょう)の中でも上級品である折り上げの格天井や、襖の細工など細部にも特徴的なところが。こだわりが散りばめられた情緒ある空間で、日ごろの疲れを忘れ、くつろいでみてはいかがでしょうか♡〔山の神温泉優香苑〕の宿泊プランを見る♡の過ごし方その5. ワイワイ楽しんじゃう?【アクティビティ】最後にご提案する過ごし方は、「アクティビティ」!ゆったりと体を休めるのもステキですが、次の日のことを気にせず遊び回れるのも連休のいいところ。ゴールデンウィークはせっかく気温も暖かくなってくる季節なので、キラキラと輝く海の景色を楽しめるマリンレジャーに興じてみませんか♪日本国内で美しい海が見られるスポットといえばいろいろありますが、今回おすすめしたいのは沖縄県。リゾート地で思いっきり羽根を伸ばせば、楽しくないはずがありませんよね♡沖縄県北部の水納島、瀬底島エリアでマリンスポーツを楽しみたいときに利用したいのが〔オーシャンスタイル〕。キレイなお魚や海中の景色に癒やされるボートシュノーケリングや、スリル満点のバナナボートをはじめ、いくつかのアクティビティを組み合わせて体験できるプランが掲載されていることもあります♪「いろいろなアクティビティを体験してみたい!」「自分であれこれツアーを回るのは面倒」という方におすすめです。プランによって集合場所や時間が異なるので、予約ページから事前にしっかりと確認しておきましょう!せっかく楽しみに向かったのに、誰もいなかった……では悲しすぎますからね。〔オーシャンスタイル〕のプランを見る!〔オーシャンスタイル〕での体験の集合場所は、プランにもよりますが基本的に沖縄県北部のようです。同じ方面のエリアで宿泊するなら、こちらのホテルを検討してみては?沖縄県北部、〔美ら海水族館〕から徒歩約7分という、周辺観光にもアクセス良好な〔ホテルオリオンモトブリゾート&スパ〕。目の前には〔エメラルドビーチ〕が広がり、その素晴らしいロケーションとスタッフさんのおもてなしが評判のホテルです。客室には全室バルコニーが設置されており、海風を感じながらまったりと流れる“沖縄タイム”を満喫できますよ♡また、客室は「オーシャンウイング」と「クラブウイング」に分かれており、「オーシャンウイング」は全室オーシャンビューというのもうれしいポイントです。また、〔ホテルオリオンモトブリゾート&スパ〕館内には3つのプールがあります。「アウトドアプール」「インフィニティプール」は4月~10月までの期間限定なので、ゴールデンウィークに宿泊するならぜひ遊んでいきたいですね♪通年利用可能な「インドアプール」もあるので、オフシーズンや雨の日でもホテル内での滞在を楽しめそう。リゾート感あふれる、空の抜け感満点の景色もステキです!〔ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ〕の宿泊プランを見る♡おでかけプランを練ってステキなゴールデンウィークを♡ゴールデンウィークにやってみたいこと、行ってみたい場所は見つかりましたか?全国にはさまざまなおでかけスポットや宿泊地があるので、ぜひお好みの場所を調べてみてくださいね。人気の施設はすでに予約が埋まり始めているところもあるので、絶対に叶えたいプランがある方はお早めの行動がおすすめです!ゴールデンウィークに向けてワクワクしつつ、楽しい思い出を作るための準備も抜かりなくしちゃいましょう♡みなさんの連休がステキなものになりますように!※掲載している情報は2019年2月上旬時点のものです。臨時休館、施設移転などが発生する場合がありますので、おでかけの前には各施設公式サイトにて、最新情報をご確認の上おでかけください。
2019年02月06日国産オーガニックにこだわるブランドプロダクトブランド「HEY!LUCY」を立ち上げた株式会社KAIN PRODUCTS(カインプロダクツ)が、第1弾製品のクラウドファンディングを2019年1月20日(日曜日)より「CAMPFIRE」で開始しました。国産のオーガニックコットンにこだわっている「HEY!LUCY」は、オーガニックに興味を持っている人たちに「ゆるいオーガニック」を提案するブランド。生産工場と直接取引を行うことで手に届きやすい適正な価格と持続可能なものづくりを実現し、消費者が環境課題に参加できる仕組みを創出していきます。ワークショップの開催など、製造・販売にとどまらない活動も特徴です。第1弾製品である「オーガニックコットンランジェリー」はネイビー、フジイロの2色展開。柔らかくなめらかな肌触りが心地良い100パーセントオーガニックコットン生地を使用し、シンプルでありながら女性らしいデザインとなっています。食事会に参加できるコースもありクラウドファンディングのプロジェクト名は「“特別じゃない”可愛くてゆるーい、オーガニックコットンランジェリー」。コースは1000円から20000円まで。3000円以上のコースを選ぶと「オーガニックコットンランジェリー」現品や「オーガニックコットンハンカチ」、製造過程や裏話を記したストーリーペーパーなどのリターン(返礼品)がプレゼントされます。7000円コースを選ぶと、2019年3月23日(土曜日)には表参道・青山エリアで開催される「ゆるいオーガニックな食事会」の参加権をプレゼント。オーガニックやものづくり、パラレルワークなどについてのお話を聞きながら、素敵なオーガニックレストランでのお食事を楽しめます。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社KAIN PRODUCTSのプレスリリース/ValuePress※株式会社KAIN PRODUCTS※HEY!LUCY
2019年02月06日ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が、2019年12月上旬シアター・イメージフォーラムほか全国の劇場で順次公開される。是枝裕和の愛弟子・広瀬奈々子よる最新作『つつんで、ひらいて』は、現在75歳の装幀者・菊地信義の仕事を約3年間追いかけたドキュメンタリー映画。2019年1月に柳楽優弥主演の映画『夜明け』が公開された、是枝裕和の愛弟子・広瀬奈々子よる最新作となっており、今回の作品では監督だけでなく、編集、撮影も務める。装幀者・菊地信義の仕事に迫る菊地信義は、広告代理店などを経て、独立から40年、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみなど、1万5000冊以上の本の装幀を手がける装幀者。日本のブックデザイン界をリードし続けてきた存在だ。紙と文字を触りながら、あくまで"手作業"で本を1冊ずつデザインしている。『つつんで、ひらいて』は、菊地の指先から、印刷、製本に至るまでの工程を見つめ、ものづくりの原点に迫っていく。インターネットが日常のものとなった今だからこそ、物への愛着、紙の手ざわりに焦点を当てた作品となっている。菊地は、約3年間にわたる撮影を許可した理由について、「紙の本。その装幀という仕事を撮りたいという。言葉を、目から手へ、そして心にとどける仕事。思い掛けない若い監督の、本への思いに絆された。撮られる事で、新たに意識化できることもあるはず。どうあれ、紙の本の魅力を伝えるためにと引き受けた。」と語っている。広瀬奈々子コメント広瀬は、映画の公開にあたり次のようにコメント。「初めて菊地さんとお会いしたのは、銀座の樹の花という喫茶店でした。『僕は映像は好きじゃない』と言われて意気消沈して帰ってきたのを覚えています。言葉のプロで、ある意味演出家でもある相手に毎回何をどう撮りたいのか説明し、説得するのには大変苦労しました。この映画に映るもの全てが菊地さんとの共作です。今もなお菊地さんへの尊敬の念は深まるばかりですが、これは菊地信義を賞賛するための映画ではありません。本とは何か、自問自答するための映画です。言葉と五感に対する欲求は、作り手にとってだけでなく、誰にとっても重大な問題なのだと思います。」【詳細】ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』公開時期:2019年12月上旬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開監督・編集・撮影:広瀬奈々子企画制作:分福配給:マジックアワー
2019年02月04日2017年4月に事業デザインファーム〔theTandem〕を創業し、東京都大田区山王の閑静な住宅街に事務所兼自宅を構えるコピーライター・銭谷侑(ぜにやゆう)さんと、アートディレクター・松永ひろのさん。「自分たちの暮らしを大切に、ものづくりを通して人生を良くすることに向き合っていきたい」と話すご夫婦の“生きる”と“つくる”を融合させた《タンデムファクトリー》にお邪魔してきました。1F『WELCOMEルーム』江戸時代以前から景勝地として有名だった大田区山王。銭谷さんと松永さんの事務所〔タンデムファクトリー〕がある高台の地区は、文学者や多くの著名人が住む邸宅地として発展し、古くからの屋敷が立ち並ぶ、緑に包まれた閑静な住宅街です。クラシカルな佇まいに赤いギャンブレル屋根がとてもかわいい築35年のテラスハウス。ここはもともとドイツ人が設計した、ふたりは今年の8月にここを借り、自分たちでDIYし、事務所と自宅にしました。玄関のドアを開けると、白い塗り壁を基調に木の色をプラスした、明るさと温もりを感じる空間が広がります。ふたりはDIYをするにあたり、友人の空間コーディネーター・寺田陽香さんに企画から施工を手伝ってもらったのだそうです。「自分たちで手を加えて、ここを自分たちの価値観を表すものにしたいなと思いました。お客さんが来たときに、自分たちのことを、空間として全身で伝えることができたらいいなと。DIYというと、自分たちでゼロからすべてを行うというイメージが強いかもしれませんが、寺田さんに協力してもらい第三者の視点を入れ、私たちの暮らしたい姿や生きたい姿を引き出してくれました」(銭谷さん)「寺田さんに自分たちの価値観を客観的に見てもらうことができて良かったです。自分たちにカスタマイズされた住まいがあるということは、これから先、仕事においても生活においても、いい暮らしができるのではないかと思っています」(松永さん)こちらは1F・ウェルカムルーム。家の形をしたモニュメントが目を引きます。「B1と1Fを事務所に、2Fと3Fをプライベート空間にすることにしました。そしてこの1Fは、自分たちの価値観が伝わる象徴的な場所にしました。このモニュメントは、私たちのビジョンを表しています。ゼロから1をつくり出す。“人生を良くする価値”をゼロから生み出すことの象徴です。タンデムファクトリーにいらした方を、家のスケルトンモニュメントがお迎えします」(銭谷さん)銭谷さんと松永さんは現在、このタンデムファクトリーで、それぞれの得意技である“ことば”と“デザイン技術”を活かし、企業のブランディングや商品・サービス開発の戦略からアウトプットまで、幅広い分野で活動をしています。ここ、ウェルカムルームには、そんなふたりがこれまでにつくった数々のプロダクトが並べられています。もともとふたりは電通(広告代理店)出身。銭谷さんは8年間、松永さんは7年間、クリエイティブ・プランニング局に籍を置き、銭谷さんはコピーライター、松永さんはアートディレクターとして、多くのミッションを抱え、ふたりで組んでよく仕事をしていたそうです。「新しいクリエイティブを開拓するという部署にいたので、チャレンジも多く、やりがいも感じていました。その一方で、広告領域以外で、ことばの力を活かして何かをつくりだしてみたいと思うようになりました。それと、自分たちの人生をよくするためのものづくりをしていくことに可能性を感じていました。ものづくりをする上で、自分たちの人生をコンテンツするとか、人生から価値を発見して変換していくことがいちばん良いなと思って。それで、1つの会社に属して動くより、複数の主体をもちながら働くと新しい変化がありそうな気がして、ふたりで独立をしました」(銭谷さん)会社では、夫婦がそろって辞めるのは初めてのことで、周囲からは「どうして辞めるの?」「ふたりで辞めなくても良いのでは?」という声もあったそう。松永さんは、ふたりで辞めることに多少の不安はあったけれど、それ以上に、これから始める自分たちの仕事に強い興味がわいていたそうです。「広告代理店では、クリエイティビティな力でもって、クライアントの課題解決をすることが主な仕事でした。やりがいのある仕事ではあったのですが、自分たちの人生のために、この課題解決力を使ってみたいと思いました。自分たちの人生を起点にした“人生発想のものづくり”です。それは例えば、どういうものがあったら、自分たちがより幸せになれるのかという発想でものづくりをすることです。その延長線上に、多く人の人生を豊かにするアウトプットがあるのではないかと感じています。自分たちの暮らしを大切に、ものづくりを通して人生をよくすることに向き合っていきたいと思ったのです」(松永さん)写真・左の書籍は、2017年4月に発売した『松永家のこどものことばアルバム』。新しい子育て文化を広げたいという思いからふたりで立ち上げたプロジェクトの中から生まれたものの1つだそうです。「私の母は15年間、私たち兄弟のことばをノートに書き留めていました。それを私が中学生になったときにそのノートをプレゼントしてくれました。ことばのひとつ1つを読んでいくと、忘れていた小さい頃の記憶が蘇るという経験をしました。私がその時々に感じたことを、私の主語で切り取られているので、写真とは違った力があるんだなあと思いました。それで、日常の子どものことばを書き留めておくような文化があればいいなと考え、この本をつくりました」(松永さん)ふたりのプロダクトを並べているこの棚は、こちらに越してくる前から使っていたものを利用。展示台になるよう、天板を取り付けたそうです。天板は、廃材を磨き、白く塗装しています。「ここをつくるにあたっては、DIYのコツを教えてもらいながら、自分たちでできることは自分たちで行いました。人生で初めて電動ヤスリをかけ、装飾もみんなでやり、3日間で完成しました。難しいところはプロにお任せしましたが、自分たちもつくることに参加することで、愛着がより高まるんだなあと思いました」(銭谷さん)「インテリアについては、いい空間であったらいいなあという感じで、寺田さんには『ちょっとだけスタイリッシュにしてもらえますか』とお伝えしました。かっこいい空間をつくって、背伸びする、みたいなのは、私たちの思う、人生をよくすることとは違うかなって。なので、私たち相応なものにしています」(松永さん)家のモニュメントは、釘が表に出ないように繋ぎ合わせる部分に苦心したそうです。「築35年なので、古い箇所もたくさんあります。でも、こうして自分たちでつくったことで、そこさえも愛せるようになりました。ここに来る前は新築のマンションに住んでいましたが、いまの方が愛着を感じています。新築マンションの価格が高騰しているなかで、古い物件を安く手に入れて、自分たちで手を入れて暮らすというのは、有効な手段かなと思います」(銭谷さん)お客さまを迎える家のモニュメント。ふたりで時々ここに座り、何を話すでもなく、過ごすこともあるそうです。「私たちの“象徴”であるモニュメントなので、ブレそうになったとき、これを目にすることで原点に立ち返ることができます。ふたりの文化や価値観を表すものを1つ、つくっておくと、ケンカしたときなどに、ふたりの価値観に戻れる“聖地”のような場所になって良いなあと感じています。ふたりがなぜ夫婦、あるいは家族という関係を続けるのかという理由を言語化して具現化するというのは、関係を持続させ、向上させていく上で有効的だと思います」(銭谷さん)ここは、ふたりにとって、自分たちの生きたい姿を思い出させてくれる場所でもあるようです。B1F『ミーティングルーム+ガーデン』1Fのウェルカムルームを奥へ進み、階段を降りたところがB1Fです。手前にキッチン、奥にふたりのワークスペースがあります。「半地下のようなかたちなのですが、ここがB1Fで、私たちが仕事をする場所です。お客さんとの打ち合わせをここですることもあります」(銭谷さん)大きな窓からはやわらかな陽の光が差し込みます。窓の外には庭があります。越してきた時は一面、雑草だった庭をふたりで畑にしました。畑では今、大根、水菜、春菊を育てているそうです。「土いじりはいいですね。ちょっと疲れたなと感じたら、すぐに畑いじりをします。何も考えずに、ふたりで土を触って無心になります。考える仕事ほど、考えない場所をつくることは大切ですね。ゼロから何かを生み出したい人には、思考をゼロにできる“ゼロプレイス”をつくることが大きな力になると感じています」(銭谷さん)「土いじりって、本当にリフレッシュになるんだなあという発見がありました。私は、朝起きてから寝るまでの1日の中で、途中に家事を挟んだり、土いじりを挟んだり、いろんなリフレッシュをちょこちょこと挟みながら、仕事に向かう時間を持続させています」(松永さん)ここワークスペースでは、思い思いの場所でパソコンを広げ、作業をします。モニターやプリンター、スキャナーなどを置いている台も、以前に使っていた机を利用し、天板をのせて作ったそうです。プライベートな空間のキッチンと、ワークスペースを分けるために木の柵で目隠しをしました。「完全にカチッとは分けませんでした。それとなく、分ける感じです。物が出ているのは好きではないので、できるだけものを収納するようにしました」(松永さん)広々としたキッチン。廃材を利用して電子レンジとトースターを置く棚板に。外国の方が設計した家だけあって、日本の建築様式ではあまり見ることのないデザインが随所に見られます。2F・3F 『暮らしの空間』2Fへあがると、そこはふたりのプライベート空間です。寝室、お風呂、洗面所があり、さらにもう1つ階段をあがると、3Fに畳の敷かれた和室があります。2F(寝室)の隣、アコーディオンカーテンの向こうがお風呂、洗面所、トイレです。6畳ほどの和室。ここはテーブルのみを置き、シンプルな空間にしています。「以前は、ここで絵を描いたりしていたのですが、いまは本当に、一人きりになって、リセットしたいときに来ています。押し入れに大量の本をしまっているので、たまにチラチラと眺めたりして」(松永さん)「オンとオフの切り替えは、自然にやっていますが、畑、事務所、寝室、和室と、ゆるやかにフロアが分かれているので、それが切り替えスイッチになって良いのかもしれないですね」(銭谷さん)生きることとつくることを融合させた銭谷さんと松永さんの「タンデムファクトリー」。ふたりはここで、毎日を楽しく暮らしたいという共通の想いを胸に、どのような未来を思い描いているのでしょう。「クライアントワークでも、theTandemの自分たちの事業でも、毎日を楽しくするような、人生をよくする商品やサービスをゼロからつくりたいというのがあります。自分たちが、何もしなくても稼ぎ続ける、人生発想のブランドがあるといいなと思っていて。そこをつくっていきたいと考えています。」(銭谷さん)「私は、イラストレーターになりたいと思っていた頃があって、今、またイラストに興味を持ち始めているので、イラストやマンガを描くことを増やしたい。もう少しそこを伸ばしてみたいなと思っています。それと、自分たち独自のブランドをつくるというところを、完全にできているわけではないので、やりきりたいですね。多くの人を幸せにしたり、人生が豊かになるような、そんなプロダクトを作ってみたいです」(松永さん)【Profile】theTandemコピーライター・銭谷侑とアートディレクター・松永ひろの、夫婦で経営する事業デザインファーム。2017年に夫婦で電通を退社し、4月に創業。「人生を良くする」をテーマに、商品・サービス・企業のブランド開発などを行う。国内外のクリエイティブアワードの受賞歴多数。公式サイト公式ブログ●写真・文/忍章子
2019年01月27日女優の吹石一恵が、27日放送のテレビ東京系経済番組『ガイアの夜明けサンデーSP ~メイドインジャパン 新たなる進撃~』(16:00~17:55 ※通常放送 毎週火曜22:00~)でナレーターを務める。同番組は、幅広いビジネスにスポットを当て、そこで懸命に働く人たちに密着、普段は目にすることのないメーカーやサービスのリアルな姿や苦悩に迫るビジネス番組。今回は放送開始以来、初めて"サンデースペシャル"を放送する。レギュラーナレーターの杉本哲太に加え、声の出演を果たす吹石だが、同番組16年の歴史の中で、女性ナレーターが出演するのは初めて。野田雄輔チーフ・プロデューサーは「ガイアを休日にじっくり見たい、女性ナレーターでも見たい」という視聴者の声があったことを明かした。SPでは、トヨタで開発に携わってきた技術者が、新たに作り上げた「日本初(発)電気自動車メーカー」、ソフトバンクのペッパー開発にも携わったエンジニアが新たに生み出したのは、「仕事を一切しない」という「前代未聞のロボット」、メイド・イン・ジャパンにこだわり、年間100種類以上の商品を開発する100均のヒットメーカーによるオーストラリア向けの新商品開発などを紹介する。○吹石一恵 コメント『ガイアの夜明け』という長く続いているプログラムで初の女性ナレーターを務めること、とても光栄です。素晴らしい取材の結集に、少しでもお役に立てたらと思っております。○井上雅晴プロデューサー コメント1月27日放送のサンデースペシャルでは杉本哲太さんに加えて、吹石一恵さんがナレーションに参加されたことで、火曜日の夜とはまた一味違う雰囲気の『ガイアの夜明け』を楽しんでもらえるのでは…と考えています。テーマは「メイド イン ジャパン 新たなる進撃」。日本のものづくりは以前ほど元気がないと言われる中にあって、すごいものを作ろうとしている人たちが登場します。それぞれの主人公が、大手企業を飛び出したり、強いこだわりを持っていたり…いろんな想いの中でものづくりに取り組む熱いヒューマンドラマの部分をぜひ観ていただきたいですね。また、新しいものを作っているが故に、予期せぬトラブルがリアルに発生して、そこをどう乗り越えていくのかも見どころです。
2019年01月26日過去最多1万人以上来場予定!日本最大級の子どものプログラミング体験イベント!2019年2月9日(土)と10日(日)の2日間、日本科学未来館で開催される「ワンダーメイクフェス」は、プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといったテクノロジーを活用したIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」が主催するイベント。子どもたちと社会との接点を増やすことを目的に、通塾生の作品発表会として毎年、開催しています。体験型プログラムも盛りだくさんで、通塾生に限らずたくさんの子どもたちに親しまれています。当日は、■ITやものづくり系企業やスクールによるワークショップ・展示■子どもたちによるゲームやロボットのプレゼン発表■プログラミングのプチ体験&相談コーナーなど、遊べるコンテンツが盛りだくさんです♪2015年の初めての開催から回を重ねるごとに、内容・規模ともに大きく進化しており、今年で5回目となる今回は来場者1万人以上、発表者1,000名以上を見込んでいます。子どもの個性を見て、その子らしい成長機会をつくるLITALICOワンダーUpload By LITALICOニュースLITALICOワンダーは、幼児から高校生を対象として、試行錯誤することを通じて「創造力」を育むことを目的に、2014年4月、渋谷に開校しました。IT×ものづくりの機会を通して、子どもたちが創造力を解放してその子らしい世界を拡げられる社会をつくることを目指しています。発達障害のある子どもたちも多く通塾していますが、教室では年齢や特性などによるクラス分けはなく、どの子もフラットに通っています。好きなものを通じて、できることが増え、自信や自己肯定感が高まる子どもたちもたくさんいます。テクノロジーを見て、聞いて、触れるイベント!今年のワンダーメイクフェスは、これまでよりさらにスケールアップして2日間にわたって開催!見どころを紹介します。Upload By LITALICOニュース年長・小学生~高校生の子どもたちによるプログラミングやロボット製作などのプレゼンテーションや展示が、ワンダーメイクフェスの目玉プログラムです。ITやものづくり系のクリエイターの方からの作品へのフィードバックもあり、プログラミングを学ぶ子どもたちにとっての社会への発表の場となっています。Upload By LITALICOニュースITやものづくり関連の企業や専門学校などによる、テクノロジーツールの展示や体験もあります。子ども向けのIT教材やツールの最新事情をいち早く体験することができます。専門学校や通信制スクールによるカリキュラム紹介・進学相談コーナーなども行われるので、将来の進学先を考えるきっかけにもなりそうです。<協賛企業・学校>ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社/株式会社デジカ/株式会社イーケイジャパン(エレキット)/株式会社キッズスター/XYZプリンティングジャパン株式会社/クラーク記念国際高等学校/学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部etcUpload By LITALICOニュースLITALICOワンダーによる遊べるコンテンツが盛りだくさんのコーナーです。プログラミングのプチ体験など、はじめてプログラミングに触れるという子どもたちでも楽しめるコンテンツを多数用意しています。■サインラリー発表会場内を巡ってサインを集めよう!■友だちと協力バトル※通塾生による紹介が必要ですScratch(スクラッチ)のゲーム制作プチ体験&プレイ!■ワンダー説明&相談コーナー(プログラミングのプチ体験コーナーあり)「プログラミングとは?」「子どもの将来にどう繋がるの?」そんな疑問に答えながら、LITALICOワンダーの特長をご紹介!そのほか、子どもたちがデザインした作品を展示・オンライン購入できるブースやU-18限定のプログラミングコンテストなど、子どもたちが「IT×ものづくり」を1日しっかり楽しめるコンテンツを多数用意しています。保護者の方にとっても、具体的にイメージしづらいプログラミング教育やICT教育やその事例に触れることができます。また、ワンダー説明&相談コーナーでは、プログラミングやロボットの習い事を検討している方のご相談も受けつけています。『ワンダーメイクフェス5』開催概要◇開催日時2019年2月9日(土) ~ 10日(日)10:00~17:30(9:30 開場)入退場自由◇開催場所日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分◇参加費無料※日本科学未来館の常設展・企画展をご覧になる場合は別途入場料が必要です。◇参加・申し込み方法下記の特設サイトより入場申し込みをお願いします。当日は混雑が予想されるため、事前に入場申し込みをするとスムーズに入場できます。※当日参加も可能です。
2019年01月23日「クラフト×ショップ×カフェ」をテーマにしたコミュニケーションスペース、〔NishitokyoCRAFTBASE〕にお邪魔して、店長の小菅亜美さんが視察したというDIYの本場・ポートランドの風と温もりを感じてきました。クラフトが盛んなアメリカで一番住みたい街って……?〔Nishitokyo CRAFT BASE〕外観突然ですが、アメリカの都市・ポートランドでクラフトが盛んなことをご存知ですか?西海岸の北部に位置するオレゴン州の街で、2013年には全米1住みたい街に選ばれたこともあります。そこにはDIYの精神が根付いており、現在でも暮らしやすい街として人気は衰えていません。30代後半〜40代の女性の憩いの場〔Nishitokyo CRAFT BASE〕内観そんなポートランドのDIY精神を受け継いだコミュニケーションスペース、〔NishitokyoCRAFTBASE〕(以下、CRAFTBASE)にお邪魔してきました、というのが本題です。コンセプトは、「ものづくりのワクワク感をシェアしよう!」ということで、シェア工房やカフェ営業、ワークショップの開催等を行っています。2016年10月にオープンして以来、地域の人々、特に30代後半〜40代の女性の憩いの場として、欠かせない存在になっています。店長はカナダへの留学、ポートランドへの視察経験あり〔Nishitokyo CRAFT BASE〕店長・小菅亜美さん店長の小菅亜美さんは、ポートランドの街づくりや働き方を視察できるツアーに参加した経験から、〔CRAFTBASE〕を立ち上げました。大学生時代にカナダに1年間の留学経験があったことから、カナダの国境から遠くない場所にあるポートランドへのツアー参加に、抵抗はなかったそうです。現地では、DIYの精神から、流動的な場作りが展開されていました。「何屋さんだから何々をやらなきゃいけない」ということはない。ものづくりと暮らしの自由度の高さに魅力を感じたと言います。大工さん的な動作が一通り体験できるワークショップが好評ワークショップで作れるスツール〔CRAFTBASE〕の大きな柱の1つが、ワークショップです。毎月2〜5回ほど開催されており、小菅さんはもちろんのこと、地域のクリエイターさんが講師を務めています。THE・木工といったスツール作りや、珍しいポーセラーツ体験など、初心者でも気軽に楽しめるさまざまなワークショップがラインアップ。木工ワークショップの場合は、大工さん的な動きが一通り体験でき、作ったものへの愛着もひとしおです。早起きママが集うカフェカフェカウンター火曜金曜の5:30〜7:00頃は、早朝カフェの営業も行っています。農家さんから直接仕入れている豆を使った、スペシャリティコーヒーや自家製シロップの月替りドリンクなど、こだわりのメニューがラインアップ。早起きして自分の時間を作る、地域のママたちには嬉しい営業です。クラフト雑貨やDIY商材の販売もDIY商材《KINO つくるキットおやこさじ》また、クラフト雑貨やDIY商材の販売も行っています。こちらのアイテムは、木彫りのカトラリーがDIYできるキットです。素材の木は、多摩地方の杉やヒノキの間伐材を使用しており、東京の山や森について考えるきっかけになりますね。あなたの街に「リビング」はありますか?ワークショップで作れるハーバリウムやツリーワークショップのない通常営業時間は、シェア工房として道具等を使うことができます(要ワンドリンクオーダー)。また、不定期でマルシェ等のイベントの開催/出展も行っているので、ワクワクが止まりません。DIYやものづくりを通じて地域とつながる、「まちのリビング」、それが〔CRAFTBASE〕。楽しい暮らしへの妄想は膨らむばかりですね。【NishitokyoCRAFTBASE】●住所東京都西東京市富士町4-5-151F●電話042-461-4943●営業時間平日13:00~17:00、土曜日9:00〜12:00●早朝カフェ営業時間火曜・金曜5:30〜7:00●定休日水曜・日曜〔Nishitokyo CRAFT BASE〕HP
2019年01月22日三宅一生の創造の現場、三宅デザイン事務所(MIYAKE DESIGN STUDIO)の仕事を紹介する「OBI KONBU」展が、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で2019年1月19日(土)から2月18日(月)まで開催される。“素材作り”から始まる三宅デザイン事務所のものづくり三宅デザイン事務所のものづくりは常に、リサーチと研究開発を重ね、素材を作ることからはじまる。製造現場に足を運び、現場の人々と直接のコミュニケーションを通して、共に新しい可能性を見出していくことが、ものづくりのあるべき姿だと三宅は常に考えてきた。そして、その姿勢が三宅デザイン事務所の根幹となっている。本展では、このようなものづくりのアプローチから生まれたイッセイ ミヤケの新作バッグ「OBI」と「KONBU」を紹介。と同時に、2つのバッグが完成するまでの製造工程を紹介する映像や、パーツのパネルを公開する。「OBI」「OBI」は、平面に畳まれたときの形状が、帯のように見えることから名付けられた。熱を加えると硬化する特殊な糸を用いたジャージ素材をバッグの形に裁断縫製し、折り畳んで熱プレスをすることでこの形状が保たれている。今回の展示では、その過程を解体標本、部分的に熱プレスを加えた「OBI」テキスタイル、そしてイメージ映像などによって紹介する。このひとつのアイテムだけでも、素材の特性が現れており、熱が届きにくい内側はジャージの柔らかさが残り、熱が直接伝わる外側にはハリと光沢が生まれている。その特性がゆえに、畳まれた長方形のバッグは、広げるとふっくらとしたシルエットへと変化する。アイテムは、トートバッグとバックパックの2型で、それぞれ日本の伝統的な色をイメージした漆の朱、漆の黒、紫紺の3色が展開されている。KONBU肌触りの良い滑らかさと立体的な形状を保つ硬さをあわせもつ「KONBU」は、その絶妙な質感と鮮やかで深みのある色が特徴。これは、特殊な複数の細い糸を編み上げて大きなバッグをつくり、それを4分の1のサイズに縮ませた後に染色するという、独自の製法によって生まれたものだ。想像しただけでも多くの時間と手間を必要とすることが分かる「KONBU」の製造工程は、最初に編み立てたバッグと4分の1に圧縮されたバッグ、そして製造工程映像を見ることでよりその惜しみない手間が感じられるだろう。また、鮮やかな全21色のカラーバリエーションにも心打たれるはずだ。【開催概要】「OBI KONBU」展 MIYAKE DESIGN STUDIO 新作シリーズ①会期:2019年1月19日(土)~2月18日(月)会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウンミッドタウン・ガーデン休館日:火曜日開館時間:10:00~19:00入館料:無料■OBI素材:ポリエステルサイズ:バックパック W約20cm×H約62cm、トートバッグ W約20cm×H約53cm価格:バックパック 46,000円+税、トートバッグ 42,000円+税■KONBU素材:ポリエステル、ナイロンサイズ:大 W約44cm×H約54cm、小 W約33cm×H約40cm※性質上、色によってサイズが若干異なる。価格:大 20,000円+税、小 16,000円+税
2019年01月22日ものづくりブランド〔SOLCION〕の《PATATTO》シリーズから、コンパクトに収納・持ち運びができるイス、《PATATTOμ》を筆頭に《NEWPATATTO》、《PATATTOTABLE》をご紹介します。超コンパクトでリーズナブルなイスがあったらいいな……折りたたんで持ち運べるイス。そう聞くと、まずはアウトドアブランドの商品を思い浮かべるかと思います。アウトドアはもちろんのこと、自宅でも急な来客用に使い勝手が良いですよね。でも、どんなに小さいものでも、それなりにサイズがあります。もっと、コンパクトに収納できないでしょうか……。〔SOLCION〕の《PATATTO》シリーズに最新モデルが爆誕!そんな妄想を具現化してくれたのが、〔SOLCION〕の《PATATTO》シリーズです。上の写真で女性が腰掛けているネイビーのスツールが、その最新モデル《PATATTOμ》。発泡ポリプロピレンとスチールで作られており、本体の重さ200gと軽量ながら、耐荷重は100kg。組み立てサイズは幅290×奥行170×高さ175mmで、座面の高さは150mmです。折りたたむと驚異のA4サイズにそして、肝心の折りたたみサイズですが、幅290×厚さ20×高さ205mmと、A4サイズになるという驚きのコンパクト仕様!これならば、まるでノートを扱うように、ちょっとした隙間に収納したり、カバンに入れて持ち運びもラクラクできちゃいます。見せる収納にしてもカワイイ付属のS字型カラビナで、リュックやベルトループにつけて携帯できますし、この写真のように見せる収納としてもカワイイです。価格は1,274円(税込、以下同)で、全国のコンビニエンスストア約800店舗の雑誌コーナーと書店約200店舗で販売されています。このお値段でこのコンパクトさ、見かけたらマストバイなアイテムですね♪《PATATTOμ》商品ページサイズ展開の《NEW PATATTO》も新登場《PATATTOμ》よりも大きいサイズのものや、違う色のものがほしい人は、同じく新モデルの《NEWPATATTO》シリーズに注目です。《PATATTO180》《PATATTO250》《PATATTO320》の3種類があり、それぞれ高さが18・25・32cmとなっています。厚さ約3cmとこちらもコンパクト3種類ともに、折りたたんだときの厚みは約3cmです。この写真のように、ソファの後ろの壁との間など、《PATATTOμ》同様にちょっとした隙間に収納できます。《PATATTO180》ならば、折りたたみサイズも幅375×高さ245mmと、大きめのカバンに入れて持ち運べるサイズ感です。5色展開でインテリアにも馴染みやすいカラーは、オリーブ・テラコッタ・ネイビー・ブラック・レッドの5色展開です。インテリアに合う、好みの色を選べるのが嬉しいですね。価格は、《PATATTO180》が1,598円、《PATATTO250》が1,944円、《PATATTO320》が2,700円とリーズナブル。これら《NEWPATATTO》は《SOLCION》のオンラインショップを始めとして、全国のショッピングモールや家電量販店、商店などで販売されていますよ。《NEW PATATTO》商品ページテーブルもラインナップ!イスがあったら、テーブルも欲しくなっちゃいますよね。〔SOLCION〕には、《PATATTOTABLE》という商品もラインアップしています。組み立てサイズは幅780x奥行370x高さ460mm。一般的なローテーブルと同じくらいのサイズなので、パーティーテーブルや子どものお絵描きテーブルにも最適です。折りたたむと約5cm以下の厚みに組み立てはワンアクションでラクラク。スナップボタンを外したら、ハンドルを握って押し込むだけです。折りたたみサイズは幅930x奥行40x高さ590mm。重さも約2kgと軽いので、持ち運びにも便利です。価格は7,992円。《SOLCION》のオンラインショップや全国のヨドバシカメラ、オートバックスなどで販売されていますよ。《PATATTO TABLE》商品ページイスもテーブルもパタッといこう!※奥は《PATATTO TABLE mini》です外出先ではもちろんのこと、室内でも折りたためばちょっとしたスペースに収納できて便利な《PATATTO》シリーズ。コンパクトなフォルムのかわいさもインテリア向きです。ちなみに、〔SOLCION〕には《PATATTO》シリーズ以外にも、アイデア商品が目白押し。気になった方はHPをチェックしてみてはいかがでしょうか。〔SOLCION〕HP
2019年01月19日2019 年は平成最後の年明けとしても大きな話題となりましたが、さまざまな思いを胸に新年を迎えたという人も多いはず。そんなときにオススメしたい映画は、心に大きな傷を抱えた青年と罪の意識を抱えながら生きていた男を描いた注目作『夜明け』です。そこで、こちらのおふたりに作品の見どころについて伺ってきました。それは……。写真・大嶋千尋(柳楽優弥・小林薫)柳楽優弥さん&小林薫さん!【映画、ときどき私】 vol. 209謎めいた悩める青年シンイチを演じたのは、現在ドラマに映画にCMに大活躍中の柳楽優弥さん。そして、偶然シンイチを助けることになった哲郎を幅広い作品で唯一無二の存在感を放ち続ける小林薫さんが演じています。今回は豪華な2ショットインタビューが実現し、撮影秘話からそれぞれの役者観についても語っていただきました。―まずは、本作への出演を決めた理由から教えてください。小林さんひとつは監督や共演者が若いということに興味があったからですね。年齢を重ねていくとどうしてもいろんなことが硬くなってしまうからね。こういう現場に入ることでいろいろな要求をされたり、とまどって大変なこともありますが、そもそも映画ってそういうものなんじゃないかな。柳楽さん広瀬(奈々子)監督は是枝裕和監督のもとで監督助手をされていた方で、しかも初監督作品。それだけでおもしろそうだなというのもありましたが、実際に台本を読ませていただいて共感できる部分もあったので、ぜひやりたいと思いました。撮影以外の雰囲気も作品に反映できた―この作品では土地も大事な要素のひとつとなっていますが、現場はどのような雰囲気だったのでしょうか?小林さん今回は撮影中に自宅へは帰らなかったこともあり、現場にもそういう空気がなじむ感じもありました。それは、自宅に毎回帰って撮る仕事とはまた意味合いがちょっと違うものなんですよ。現場の近くには3、4軒しかお店がなかったので、順番に回って毎晩みんなで飲みに行っていたんですけど、こういうことも東京だと撮影後に共演者とバラバラになってしまうからできないですしね。それが自分たちでも気がつかないところで“化学反応”を起こすこともあるので、そういうところが楽しいなとは思いました。柳楽さんいまお話にあったように、今回は千葉でまるまる1か月間の撮影だったこともあり、薫さんが僕と共演者の鈴木常吉さんやYOUNG DAISさんたちをいつも食事に連れて行ってくださいました。そんなふうに撮影していないところでの雰囲気みたいなものが映画にもすごく出ていると感じました。答えが出ないことと向き合う難しさがあった―脚本を読んでから、役作りはどのようにされたのでしょうか?小林さんわかりやすい部分とやっていくうちに難しいなと思う部分とありましたが、話自体はシンプルなものだと感じました。ただ、「親子なのになぜうまくいかないんだ」という親子の問題は答えが出ないものであって、それこそ2000年も前のオイディプスの書かれた時代から言われていること。解決する術はないんですよね。だから、人間だけにあるこの試練というのは一体何なんだろうって思うわけですよ。でも、この映画はそれがいいとか悪いとか、そういうことを言いたい作品でもない。だからこそ、僕らはどうしたらいいのかなと考えなければならなかったので、実は難しい題材なんだなと思いながら演じていました。こんな難しいテーマを若い監督がよくやるなとも思いましたね。―では、そういう疑問や葛藤をつねに抱えながら現場にいらっしゃったということですか?小林さん答えが出ないことだからね。それが難しさのひとつでもあったのかなとは思いました。ただ、自分たちがやったことに対しては、ああも考えられたとか、こうもできたとかをいまさら言ってもしょうがないし、正解だったと言わざるを得ないですよね。だって、あれがあのときの全力だから。―柳楽さんは微妙な心の動きを求められるような難しい役だったと思いますが、どのようにして挑まれましたか?柳楽さん難しいなとは感じましたが、まずは自分のなかで信じたものと監督に言われたことに従って演じようと思っていました。今回、撮影に入る前に僕が思っていたのは、僕がキャスティングされた意味。それは是枝監督の『誰も知らない』でデビューしたという流れもありますが、僕の持つ“生命力”というものを出せたらいいなと思っていたので、そこは意識するようにしていました。変な先入観を持たずに観て欲しい―実際に完成した作品を観たときはどのように感じましたか?小林さんもっと気楽な映画も作れたのに、30歳の若い監督がこんなに難しくて渋い映画をよく撮ったなと(笑)。でも、広瀬監督は東日本大震災のあと、コミュニケーションの在り方に悩む時期があったということもあり、映画との出会いがひとつの救いだったのかなとは思うんですよ。だから、そういうところに近いテーマなのかもしれないですね。あとは、監督自身が「答えはこうです。マル」みたいなわかりやすい映画を作りたいわけじゃないというのもある。カメラマンにしてもドキュメンタリーを中心に撮ってきた人を採用しているから、劇用のカメラマンとは違いますしね。―特に違いを感じた瞬間などもありましたか?小林さんたとえば、木工所に「おはよう」って入ってくる人がいてもカメラはそっちを向いていない。もちろんセリフを言う側にだけドラマがあるわけじゃないけど、それを聞いている側がどう聞いているかを撮りたいんだなと思ったんです。だから、僕らもいわゆる劇用の映画ではないんだなという思いを感じ取りながら演じていたので、そういう意味ではいろいろな “違和感” も含めて「なるほどな」と思うところもあっておもしろかったですね。柳楽さん最初はどういう作品に出来上がっているんだろうと、怖さやワクワクもありました。僕自身はいろいろな方の感想を聞きながらいまも考えているところはありますが、だからこそ観ていただく方には変に先入観をつけたくないなというのがあります。観た人の心にどう残るかという可能性にかけている映画だなと思いました。―ラストシーンも非常に印象的ですが、どのように受け止めていますか?柳楽さん「生きる」という感じですね。人生を一回あきらめようとしたシンイチが哲郎さんと出会い、助けてもらったおかげで、ゆっくりではあるけれど真っ暗なトンネルから少しずつ歩み始めることができたんだというふうにとらえています。今回の現場だからこそあのシーンが生まれた―劇中ではシンイチと哲郎の関係性について描かれていますが、実際の柳楽さんと小林さんはどのような関係性なのですか?小林さんお互いに余計なことは言わず、「このシーンはどうしようか」というのもあまり相談しないようにはしていました。それは広瀬監督の作品が持つ性質もあるとは思いますが、2人で納得して答えが出ちゃったらつまらないじゃないですか。そこにはわからなさの不安があるんだけど、わかることをやってもしょうがないからね。ただ、今回すごくよかったなと思ったのは、台所でシンイチが初めてある重大な告白をするシーン。僕は台本を読んだとき、体に力が入っている状態だとこのセリフは出てこない気がして、「僕が受け止めるから、体を預けて脱力した感じでやるのはどう?」と提案してみたんですよ。そしたら、柳楽くんも「それはありがたい」ということになったので、実際にそのような形で本番を迎えました。それは最初からプランがあったわけでもなかったんですけど、広瀬監督の現場と千葉で合宿をしていた環境のおかげで、役のことをふと考えたときにそうなったのかなとは思います。それは計算とかではなくて、神様がふわっと降りてきたような感じがいまでもしていますね。―それはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』での共演を経て、おふたりの間に強い信頼関係があったからこそできたことだったのではないでしょうか?小林さんそんなきれいなものじゃないと思うけど(笑)。でも、そういう関係みたいなものがふと成立するときというのがあるんだよね。だから、あのシーンについては、僕もいまだにそう思っているし、監督も周りで見ていた人たちからも、あのときの哲郎とシンイチの雰囲気がよかったとほめてもらいました。―柳楽さんにとって、小林さんはどういう存在ですか?柳楽さん難しいことが多い現場でしたが、ドラマで1年近くご一緒させていただいた薫さんがいてくださったからこそ、少し落ち着くことができたところもありました。あとは、現場以外でも自然とキャラクターと同じような感じでいてくださったので、それは作品にとっても僕にとっても助けられていた部分だったと思います。役者という仕事に対する思いとは?―小林さんから見て、柳楽さんの魅力はどのようなところでしょうか?小林さん役を演じる以前の役者としての在りようというところで、すごく悩んでいるというか、ためらいがある人なのかなという印象。ただ、それはこれからも続けたほうがいいと思っているんです。というのも、僕らは腰を据えて落ち着いてしまったら、それはそれでつまらなくなっちゃうものだからね。俳優というのは、その妙な居心地の悪さみたいなものを抱えていく職業なのよ。しんどいと思うけど、そこを卒業しないでやっていってもらいたいなという気はしますね。だから、僕らは死ぬまで答えの出ないことをやっていると思いますよ。僕も最近は方法論も含めて、正しいことってわからなくなってきちゃっているからね。―小林さんでさえもそのように感じているのは、みなさん意外に思うのではないでしょうか。小林さんたとえば「役者とはこういうものだ」と言って人を納得させている人がいたら、「いいこと言うな」と思うのと同時に「お気楽でいいね」と心のなかで皮肉も出てくるんですよ(笑)。何が正しいかわからなくなってくる “居心地の悪さ” みたいなものは、ずっと続くんじゃないかな。だから、柳楽くんも役者としての在りようとか、役をつかむ方法とかをどうしたらいいかというのをずっと考えていくしかないと思うんだよね。「こういうことね」っていうのは絶対ない気がするから。―それでは最後に、柳楽さんから今後に向けて一言をお願いします。柳楽さん答えがあるエンターテインメント性の高いメジャーな作品も大好きですが、今回はこういうインディペンデントなものづくり感のある現場で、同世代の監督とご一緒できてよかったなと思います。ただ、まだ自分は満足とはほど遠いところにいるので、薫さんにおっしゃっていただいたように、これからもそれに耐えてがんばっていきたいです!インタビューを終えてみて……。ときおり少年のような笑顔を見せる柳楽さんと、大人の色気が漂う小林さんというそれぞれの魅力に釘づけとなった今回の取材。作品や役者という仕事に対して真摯に向き合い続けるおふたりだからこそ、ひと言ひと言にも重みを感じました。柳楽さんと小林さんの圧倒的な演技は、ぜひ劇場でご覧ください。「生きるとは何か?」と向き合う!親子や人間関係のなかで生じる葛藤や苦悩も、すべては生きているからこそ感じるもの。人は答えの出ない問いと向き合いながら、つねに新たな一歩を踏み出す選択を求められているのかもしれません。心のなかに抱えているものがあるのなら、シンイチとともに“人生の夜明け”を探し求めてみては?ストーリー地方の町で木工所を営んでいた哲郎。ある日、河辺で倒れていた青年を助け、自宅で介抱することとなる。偶然にも、その青年は哲郎の亡くなった息子と同じ「シンイチ」という名前だったのだ。自分のことを語らないシンイチだったが、周囲の温かさに触れるうちに心を開き、哲郎の家に暮らしながら木工所で働くようになる。時が経つにつれて、哲郎に対し父親のような感情を抱き始めるシンイチと徐々にシンイチに執着をし始める哲郎。親子のような関係の2人だったが、そんななか数年前に起きたある事件の噂が流れ始めることに……。胸がざわめく予告編はこちら!作品情報『夜明け』1月18日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー出演:柳楽優弥/YOUNG DAIS鈴木常吉堀内敬子/小林薫監督・脚本:広瀬奈々子配給:マジックアワー©2019「夜明け」製作委員会
2019年01月17日遅ればせながらですが、みなさま明けましておめでとうございます。マッハ55のプレスの森です。今年もどうぞよろしくお願いいたします! 今回はSS19コレクションのおススメ新作アイテムを一点、ご紹介したいと思いますっ! UKブランドColenimoより、SSですがコートがめちゃくちゃおススメなんです。2月発売なので、春はもちろん、真夏以外は通年着まわしがききます。英国製のヴィンテージ生地を用いたコートで、形がめちゃくちゃきれいです、、パッと目をひく素敵な柄だと思いませんか? 生地違いでツイルのシリーズもあります。よりクラシックで落ち着きのある万能コート。後姿もめちゃくちゃキマリます。後ろ姿も最高です。そして丈の長さも絶妙です。 英国製の生地やボタンを使用し、かつ英国でものづくりをしているブランドはこれからもっと貴重になってくると思っています。今も、これからも持っていたいアイテムです。 UK繋がりで、昨年メイドインジャパンブランドのMASTER&Co.はイギリスに輸出を開始いたしました。ジャパンメイドにこだわったものづくりがよりたくさんの方の手に届いていったらハッピーだなーと思っています。 そんなこんなで、明日1/17現地時間18:30~21:00、イギリス、ロンドンにて初のMASTER&Co.のプレゼンテーションのような、OPENING NIGHTを催します。 イギリスに在住の方、丁度ご旅行中の方、下記住所となりますので是非足を運んでみてください。 EDIZIONI DOMESTICI1B SALTOUN ROADBRIXTON,LONDONSW2 1EN どなたでもご来場いただけます。また後日、レポート記事も書かせてもらえたらなあと思っております。私も今からどきどきです!! 1/17~1/24の10:00~18:30に同住所にて展示会も開催しております。今年はよりみなさまがわくわくできるような、多方面な情報をお届けできるよう、アンテナをはりめぐらせていきたいと思っております。本年もどうぞよろしくおねがいいたします!! MACH55 Ltd. Instagram : @mach55official / @masterandco.official
2019年01月17日木材の持ち込み加工やワークショップの開催などを行っているシェア工房、〔みんなの木工房DIY好き。〕。製図台を使った設計図の描き方も指導してくれる、頼りになる“グッジョブ”さんに会いにいこう!DIYに設計図?アイデアが思いついたらその場にあるもので気軽にDIYするのも楽しいですが、アイデアをじっくり寝かせてからDIYするのも楽しいですよね。ホームセンターへ行って、材料を選んで、木材を切って、道具を用意して……そんな風にしっかりと準備して行うDIYに欠かせないのが、「設計図」です。でも、「設計図って本格的にやろうとすると難しそうだし、適当に描けば十分じゃないかな」と、思っていませんか?実際にやってみると、設計図を描くのは決して難しいことではなく、むしろ描くことによってアイデアがより良くなったりします。特徴的な工房名に胸が高鳴る今回お邪魔したのは、そんな設計図の書き方も指導してくれる、至れり尽くせりのシェア工房です。その名も、〔みんなの木工房DIY好き。〕。「DIY好き。」の部分は、「だいすき」と読みます。果たしてどんな空間が広がっているのか。工房のドアを開けると、地下へと続く階段が目に飛び込んできました。この先に、作業スペースがあるようです。仕事や家庭のことを忘れて、趣味の世界へ誘われるようで、ワクワクします。階段を下ると、地下にはとてつもなく素敵な空間が広がっていた階段の先には、大きく2つのスペースがありました。こちらの作業スペースは広々としていて、ありとあらゆる道具や機械が整然とそろっています。しっかりと集塵しているようで、埃っぽさもなく快適です。テーブルソーに向かって木材カットをしている男性が、こちらの代表のようです。すみませーん、ちょっと設計図の書き方を教わったりしたくて来た者なんですけれど〜。代表の名前も個性的♪作業の手を止め、安全のためのゴーグルを外し、笑顔をみせてくださったのが、代表でDIYアドバイザーの堀口“Good”丈夫さん。通称・グッジョブさんです。どんなに下手くそなDIYをしても、「GoodJob!」と言って肯定してくれそう!グッジョブさんが〔DIY好き。〕(以下、だいすき)を始めたのは2001年。もともと、お父さまが建具屋さんだったので、小さい頃から家にあった端材を通してものづくりに慣れ親しんで育ち、工芸高校を卒業。大学は建築学科に進み、新卒で入った建築会社などで働いたのちに独立しました。上の写真の《ままごとキッチン》は、グッジョブさんが作成したもの。ほれぼれしてしまうルックスですが、つくり自体は難しくなく、誰でもマネできるようです。「設計図」を忘れなければ……!「製図台を使って、設計図を描く」という技術と愉楽というわけで、本題に入っていきましょう。楽に設計図を描くには、上の写真のような製図台を用います。絵描きがイーゼルにキャンバスをセットするように、設計図を描く際は製図台に方眼紙をセット。ほかに使うものは、シャープペンシル(鉛筆)と消しゴム、そして三角スケールです。三角スケールには6つの縮尺の目盛りが付いているので、実寸で方眼紙に収まりきらないサイズのものを製図することが簡単にできるようになります。製図台には、アームによって自由自在に動き回るスケール(定規)が付いています。縦と横の定規を上下左右、角度を左手だけで調節することができるため、作業効率が格段にアップ。このアームを手懐けられるようになれば、すっかりプロ気分です♪製図は、必ずしも方眼紙1枚で完成させるものではありません。まず、上の写真のように、真ん中に正面図・右に側面図・上に上面図を描いていきます。そのほかに、木材をどのように切るかを示す、割付図を始め、場合によっては、断面図や部分詳細図を描く必要があるかもしれません。これらの設計図を描くことで、完成イメージがより具体的になっていきます。ところで、最近はPCで設計図等が描けるソフトも出ています。〔だいすき〕では、《caDIY3D.+(キャディースリーディープラス)》というソフトをいじることもできます。3Dで見ることができるのでイメージがしやすかったり、木取り図(割付図)作成機能があったりと非常に優秀。手描きは十分という人も、このソフトで楽しく設計図が描けますよ。ここでしかできないことがある〔だいすき〕のシェア工房は、10分につき200円〜(税別、以下同)と、短時間の利用に対応している嬉しい価格設定。製図の書き方指導は2時間につき5,000円。スプーン&フォークや旋盤で作る木のお皿などの初心者向けワークショップは、2時間につき5,000円〜。また、木材カットの依頼も受け付けています。リノベーション物件のDIYでお困りの方など、気になることがあったら、まずはグッジョブさんに相談してみると良いかもしれません。そうした際にも、もし設計図があると、言葉だけでは分かりにくいことも伝わったりしますよ。【みんなの木工房DIY好き。(だいすき)】●住所東京都世田谷区世田谷1-5-10●電話03-3439-2022●営業時間10:00~18:00(昼休み12:00〜13:00)●定休日火曜・隔週水曜〔みんなの木工房 DIY好き。〕HP
2019年01月15日暮らしを見つめ直したとき、肌触りはとても大切だと気づきます。肌触りと聞くと、肌に直接触れる下着や衣類を想像してしまうけれど、実は家の中には肌に触れるものがたくさんあります。それが、毎晩触れるベッドのシーツやブランケットに、体や手を拭くタオル。 糸からはじめるものづくりを大切にする『YARN HOME』は、ベッドルームやバスルーム、リビングルームやキッチンなどで使える、心地いいファブリックを取り扱うブランド。「UKIHA」と名付けられたシリーズは、医療用の脱脂綿をガーゼで挟んでキルトをかけた生地が特徴。早速その魅力をご紹介します。 使うほどにふんわり育つブランケット。UKIHA ブランケット(140cm×200cm)¥23,000/YARN HOME「UKIHA」シリーズは、福岡県うきは市の『pasima(パシーマ)』という、赤ちゃんや肌の弱い人でも安心して使えるように開発された生地を使用。医療用脱脂綿とガーゼで作られていて、キルトのような見た目。最初はブランケット?と思うけれど、使うほどに生地が馴染み、柔らかさと膨らみが増していきます。 吸収性と放湿性に優れている、というのもおすすめの理由。冬場は、脱脂綿が空気を含むから優しい温もりに包まれる感覚。夏場は、寝汗も吸い取ってくれるうえに、肌当たりがさらりとしているから寝苦しさもありません。ブランケットですが、シーツやマットとして使ったり、ソファのカバーにもなってくれるから、家中で大活躍してくれます。もちろん、洗濯機で丸洗い可能です。 サイズ違いで揃えたい至福のタオル。UKIHA バスタオル¥5,400、UKIHA フェイスタオル各¥2,600、ハンドタオル¥1,600/すべてYARN HOMEブランケットだけでなく、タオルだって揃っています。しかも、3種類という充実ぶり。バスタオルは、60㎝×120㎝のサイズ。軽く触れるだけで水分を吸収してくれ、洗い上がりの肌や髪にも優しいというところも魅力です。パイルのタオルに比べて乾きも早く(UKIHAは約2時間半で乾くそう!)、室内干し派の人も大喜び間違いなし。 一番の人気は、34㎝×80㎝サイズのフェイスタオル。家庭だけでなく、スポーツやアウトドアシーンでも活躍してくれる万能選手です。 34㎝×35㎝のハンドタオルは、持ち運びに便利なサイズ。赤ちゃんにも安心して使えるので、ママバッグの中の必需品となりそうです。 詩的な情景が浮かんできそうな、美しいカラーは全部で4色。深い青の「インディゴ」、ペールグレーの「ドリズル」、薄いピンクの「カーム」、もくもく広がる雲のような「クラウド」。単色で揃えてもいいし、家族それぞれの色を選んでも楽しそう! 心地いいブランケットとタオルを手に入れて、お家時間をもっと健やかなものにしましょう。 YARN HOME
2019年01月15日2017年から開催され、毎回中身の濃いプログラムで多くの参加者を集め大きな反響を呼んだ「スクール・ナーランダ」。仏教を軸に、科学者、エンジニア、芸術家など多様な分野の講師が出会い、毎回予想を超えた化学反応が起きているのだそうです。 西本願寺・御影堂 とはいっても、参加するにはちょっとハードル高そう。。 でも、プログラムを見たらイメージ変わるかも! 4回目となる今回のテーマは、「十人十色の価値観が表現できる社会を真剣に想像してみる。」 「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー皆川明、日本を代表するコンテンポラリー・ ダンサーの一人である島地保武、進化論や科学技術と社会のあり方を研究する佐倉統、Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となっているフリーライターの夏生さえり、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶という、今回も多様な講師陣の授業と鼎談に加え、通常非公開の世界遺産で国宝の西本願寺を見学するツアー、仏教にゆかりのあるお香や念珠づくりが体験できるワークショップなど、プログラムも盛りだくさんです。 皆川 明(minä perhonen代表、デザイナー) Photo:takashi okano 島地 保武(ダンサー、振付家) Photo:ryu endo 夏生 さえり(フリーライター) お昼は、西本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理が食べられます。 西本願寺の「お斎(おとき)」 そして、参加者と同年代の若者が「チーム・ナーランダ」として、企画運営に参画しているのも大きな特長です。 参加者同士のディスカッションも毎回白熱(2017年京都・ 西本願寺でのスクール・ナーランダの様子) 教室となるのは、国の重要文化財、伊東忠太がデザインした「伝道院」 多様な価値観の中で、自分の「ものさし」を作るのが難しい時代。でも、そのヒントになる智恵や人との出会いの場になるはずです。こころの「軸」を一緒に探してみませんか? 「スクール・ナーランダ vol.4」日 時:2019年2月9日(土)・10日(日) 9:30~17:00 会 場:西本願寺、伝道院(京都市下京区堀川通花屋町下る)アクセス:講 師:〈2/ 9〉皆川 明(デザイナー)、島地保武(ダンサー/振付家)、藤丸 智雄 (浄土真宗本願寺派僧侶)〈2/10〉佐倉 統(科学論研究者)、夏生さえり(フリーライター)、武田正文(浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)定 員:60名/日対 象:10~20代参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き)※学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)●申込み方法:申込みフォーム(、もしくは「浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室」宛に、メール(goen@hongwanji.or.jp)かFAX(075-351-1211)にて。●申込み締め切り:2019年1月30日(水)※先着順。定員になり次第、締め切り 詳しくは、facebookでチェック!◎スクール・ナーランダFacebookページ 年12月に開催の「スクール・ナーランダ特別編」の記事はこちら→ 主催&お問合せ:浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室URL:
2019年01月12日ひとり暮らしで選ぶことの多いワンルーム、1Kの間取りではスペースも限られているので、置く家具の選択も悩みものです。あれも欲しい、これも置きたいと夢は広がれどすべて叶えるのは難しく、収納できたり場所を取らなかったりと部屋をいかに有効活用できるかという現実的なポイントも大切!そんな吟味をした結果、ソファなし椅子なしで暮らしている人も多いかと思います。ひと昔前の日本の家庭も畳の上にちゃぶ台を置き、床に座って食卓を囲んでいましたよね。そこに必ずあったのが座布団です。座り心地のよさは言わずもがなですが、おばあちゃんの家にあるようなザ・昭和感は否めませんでした。かつてのイメージを払拭し、フローリングやカーペットにマッチする今らしいデザインで生まれ変わった座布団が『loomer(ルーマー)』の“zabton”です。 床にもソファにもマッチする、進化系座布団 『loomer』は、天然素材を中心としたオリジナルのテキスタイルを生産している機屋Tacca incとalpha co.,ltdのクリエイティブディレクターの南貴之さんの協業により生まれたファブリックブランド。ラインナップに新たに仲間入りした“zabton”は伝統的なものづくりを進化させ、今の暮らしにマッチするおしゃれなスタイルに。 表地にはデッドストックの見本生地を使用し、飾り糸の配色をアクセントに見立てています。ソファ派もクッションのように置いておけば、床でも使えて便利ですよね。 ずっと座っていたくなる快適さ そして座布団のストロングポイントは、なんといっても座り心地のよさ。“zabton”では中綿(綿70%、ポリエステル30%)にこだわることでより座りやすく進化しました。たとえば綿が100%だと、肌ざわりはいいかもしれませんが吸湿性が高すぎてしまったり、使い込むとペタンコのせんべい布団になりやすかったりデメリットが。反対に安価で耐久性のあるポリエステルを100%にすると、密度が低いため座ったときに沈みすぎる感触や吸湿性の低さから座面が汗ばむデメリットがあるそう。混合にすることで最も快適な機能性を引き出しました。 またサステナブルなアイテムなので打ち直しすると新品のような座り心地に戻り、大事に再利用していくことができます。ソファよりもかなりお手頃ながら家での時間を豊かにしてくれ、今改めて注目したいアイテムです。 (トップ画像)右から時計回りに zabton 生成¥15,000・チェック¥15,000・ストライプ¥18,000/すべてloomer(アルファ PR) loomer(アルファ PR) photograph:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext : Momoko Yokomizo
2019年01月11日