「Netflix」にて配信される映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』。この度、本作の配信時期に合わせて、5月下旬に主演兼プロデューサーであるブラッド・ピットと、デヴィッド・ミショッド監督が来日することが分かった。「Netflix」とブラッドが代表を務める制作会社プランBの共同製作である『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』。これまでプランBは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ワールド・ウォーZ』、さらに本年度アカデミー賞作品を受賞した『ムーンライト』などを手掛けた、ハリウッドで最も勢いのある制作会社。「Netflix」でもドラマ「The OA」をはじめ、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に「Netflix」史上初めて正式出品されることが決定したポン・ジュノ監督の『オクジャ』も制作しており、挑戦的でハイクオリティな作品を次々と作り続けている。本作は、ジャーナリストの故マイケル・ヘイスティングスによる実在の人物を描いたベストセラーの原作から発想を得たオリジナル映画で、ひとりの将軍の栄光と衰退を描きながら、戦争の不条理さと人間の滑稽さを映し出した、新しいスタイルの戦争アクション・エンターテインメントだ。戦争の不条理に翻弄される主人公をブラッドが熱演するほか、ティルダ・スウィントン、ベン・キングスレーなどのオスカー俳優陣が顔を揃えている。そして今回、ブラッドとミショッド監督の来日が実現。ブラッドの来日は、2014年公開のデヴィッド・エアー監督作『フューリー』以来2年6か月ぶりで、今回でなんと11度目となる。日本で2人は、プレミアイベントと記者会見を行う予定だ。『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』は5月26日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年04月21日俳優のブラッド・ピットが、主演とプロデューサーを務めたNetflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』を引っさげ、デヴィッド・ミショッド監督とともに5月下旬に来日することが決定した。ブラッド・ピットの来日は、『フューリー』以来2年6カ月ぶり、11度目。2人はプレミアイベントと記者会見を行う予定だ。5月26日より全世界同時オンラインストリーミング配信となる本作は、実在の人物を描いたベストセラーの原作から発想を得たオリジナル映画で、ひとりの将軍グレン・マクマホンの栄光と衰退を描きながら、現代の戦争の裏側に迫る衝撃作。主演のブラッド・ピットをはじめ、ティルダ・スウィントンやベン・キングスレーなどのオスカー俳優陣も参加する一級の大作となっている。本作は、Netflixとブラッド・ピットが代表を務める制作会社プランBが共同製作。プランBは、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、『ワールド・ウォーZ』、そして本年度アカデミー賞作品を受賞した『ムーンライト』などを手掛けたハリウッドで最も勢いのある制作会社。Netflixでもドラマ『The OA』をはじめ、今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門にNetflix史上初めて正式出品されることが決定したポン・ジュノ監督の『オクジャ』なども制作している。Netflixでの映画製作に関してブラッド・ピットは、「Netflixでしか実現できないようなエキサイティングな映画を作ることができ、また最先端のコンテンツを使って世界中の視聴者にお届けできる機会に恵まれてとてもうれしいです」と話している。
2017年04月21日WOWOWは、演劇とミュージカルの世界最高峰、第71回トニー賞授賞式の模様を今年も独占生中継。スタジオでは、今年も案内役に宮本亜門と八嶋智人、さらにスペシャル・サポーターに井上芳雄を迎えて授賞式の模様をお届けする。トニー賞といえば、映画界のアカデミー賞、音楽界のグラミー賞のように、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に毎年贈られる。今回の第71回トニー賞授賞式は、6月11日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され、俳優のケヴィン・スペイシーが初の司会を務めることになった。スペイシーは、1991年にニール・サイモン演出の「ロスト・イン・ヨンカーズ」でトニー賞演劇助演男優賞を受賞しており、その後、アカデミー賞においても『ユージュアル・サスペクツ』で助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』で主演男優賞を受賞している。歌にダンス、抜群の演技力で俳優として幅広く活躍するほか、映画製作も行い、近年はドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の主演・プロデューサーとしてもおなじみ。日本のスタジオからは、今年も案内役に宮本さん、八嶋さんを迎え、スペシャル・サポーターの“ミュージカル界の貴公子”井上さんが授賞式の楽しみ方を紹介していく。昨年は、トニー賞受賞者でコメディアン&俳優のジェームズ・コーデンが司会で、『モアナと伝説の海』の音楽を手がけたリン=マヌエル・ミランダが主演・脚本・音楽を務めた「ハミルトン」が最多11部門を受賞し話題を呼んだ。豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つの“ショー”になっているトニー賞授賞式に、今年も注目だ。<以下、コメント>■宮本亜門現在の激動のアメリカで、人種を超えて色々な人に感動を与えてきたブロードウェイが、あらたに作品を選ぶということにすごく意味があると思います。今年のトニー賞は、次のアメリカを象徴するものになるのではないか、いつも以上に興奮に満ちたトニー賞授賞式になるでしょう。■八嶋智人毎年、案内役はしておりますが、最前線で知ることができる観客として楽しみにしております。今年も多くのいい作品を、出演者の皆さまと楽しくお伝えできたらいいなと思っております。■井上芳雄今年もトニー賞授賞式の季節がやってきます!3月には東京で、初のトニー賞公認コンサートもやらせていただき、僕自身もブロードウェイの風を確かに感じました。僕たちも追い付け追い越せの気持ちを持ちつつ、素晴らしい新作を楽しみ、賞の行方を見守りたいと思います。また歌っちゃったりもするかも!?「生中継!第71回トニー賞授賞式」は [同時通訳] 6月12日(月)8時~/[字幕版] 6月17日(土)21時~、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日主演のイザベル・ユペールが、第89回アカデミー賞に初ノミネートされ、第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞するなど、賞レースを席巻した『エルELLE』が、8月に日本公開。このたび、劇場版予告よりも、さらに刺激的なWEB限定予告とポスタービジュアルが解禁となった。新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、猫と暮らす瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、留守中に誰かが侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲にいる男たちを怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった――。フランスの至宝とされるイザベルと、『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督がタッグを組み、『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』の原作者フィリップ・ディジャンによる小説を映画化した異色のサスペンス。さまざまなドラマを生んだ本年度の賞レースで、ひときわ異彩を放ちながらも、125ノミネート64受賞(4月13日時点)と驚異的な数の賞をさらっている。フランスの大女優にして、年を重ねる度に活躍の幅を広げ、常に新しい顔を見せてくれるイザベルは、ハリウッドのA級女優たちが断り続けたこの難役をぜひ自分で撮ってほしいと立候補して勝ち取ったという。第42回セザール賞では作品賞と主演女優賞をW受賞、第74回ゴールデン・グローブ賞でもドラマ部門・主演女優賞と外国語映画賞のW受賞となり、イザベルはアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートを果たした。ジャン・リュック=ゴダール、クロード・シャブロル、ミヒャエル・ハネケをはじめとする錚々たる巨匠たちと仕事を重ねてきたイザベルの長い女優キャリアの中でも、「最高峰の素晴らしい演技」と絶賛されている。解禁されたWEB限定予告では、ゲーム会社の女社長で妖艶な魅力を放つミシェルが、自宅で覆面の男に突然襲われる衝撃的なシーンから幕を開ける。だが、その事件を契機に彼女を取り巻く人々――別れた夫や現在の恋人、会社の部下、家族のある隣人、そして母親、さらにはミシェル自身の壮絶な過去と恐るべき本性が明らかになっていく。成功を収めた大人の女性としての気品に満ちながらも、「一番危険なのは君だ」という言葉と不敵な笑みを浮かべるユペールに、“変態的”という本作の唯一無二な魅力を感じられる映像となっている。刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合った、異色のサスペンスを見逃さないで。『エルELLE』は8月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日東京発のショートフィルムの祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2017」の特別記者会見が4月18日(火)、都内にて行われ、SSFF&ASIA代表の別所哲也とフェスティバルアンバサダーのLiLiCoが出席した。冒頭、涙目で現れたLiLiCoさんは、会見開始前までショートフィルムを観て泣いてしまったと言い、さらに思い出し泣きを始め、別所さんに「人の心に入り込む作品は長さじゃないんだなって思う」と共鳴していた。「SSFF&ASIA」は、日本で唯一、米国アカデミー賞公認の短編映画祭。開催19回目となる本年は、世界140を超える国と地域から、2016年の5,455本をはるかに超えた約9,000本もの作品応募があり、その中からおよそ250作品が厳選されラインナップされることが発表された。作品は、部門ごとに優秀賞を決定する9つのコンペティションと、そのほか作品カテゴリー毎に分けられた15のスペシャルプログラム内で上映される。このたび、新たな取り組みとして、ダイバーシティとインクルージョンをイメージしたショートフィルムをプログラム化し、渋谷区とタイアップした「Shibuya Diversity Award」も設立。実は渋谷区の観光協会名誉理事を務めているという別所さんは、「渋谷は、僕が18歳で静岡から出てきたときからストリートカルチャーで、道から学ぶというか、そういう人が集う。スクランブル交差点に象徴されるように、世界の人がまず訪れたい場所」であると話し、「これからも新しいカルチャーや生き様を、どんどん生み出していくエネルギーが出てくるんじゃないかな」と、未来に思いを馳せた。「私は葛飾区の大使だから(笑)」と葛飾を背負っていると別所さんに宣言したLiLiCoさんだったが、「応援したいと思います」と笑顔を見せた。LiLiCoさんの出身地、スウェーデンはのどかな土地だそうで、初めて渋谷に訪れてスクランブル交差点を見たときは度肝を抜かれたという。LiLiCoさんは、「初めて日本を見たと思いました。最初、戦(いくさ)かと思いましたけど(笑)。歩く人たちがどういう物語を背負っているか、スクランブル交差点で聞くのはどうですか?」と新たなショートフィルムのアイデアを別所さんに伝えていた。2016年のグランプリ作品『合唱(Sing)』が第89回米国アカデミー賞短編実写部門で受賞したことで、兼ねてより別所さんが掲げていた「ショートフィルムの監督から1億円プレーヤーがいずれ出るだろう」という機運が高まっているともいえる。別所さんは、「その感じはあります。日本でもHIROさんを含め、これから生まれていくと思います。この映画祭からも応援していきたいと思います」と、熱い思いを伝えていた。「SSFF&ASIA2017」は6月1日(木)~25日(日)まで開催。(cinamacafe.net)
2017年04月18日記憶に新しい「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をはじめ、デヴィッド・フィンチャー製作「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、女子刑務所を舞台にした「オレンジ・イズ・ニューブラック」、日本発では又吉直樹による芥川賞受賞の大ベストセラーのドラマ化「火花」など、数々の“社会現象”ドラマを生み出してきたNetflix。そしていま、歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたNetflixオリジナルのドラマ「13の理由」が、Twitterを中心に話題沸騰中だ。3月31日から世界同時ストリーミング配信されると、同作に関するツイート数は1週間で350万件を突破。100万件強(もすごいが)だった「フラーハウス」などの人気作を大きく上回り、1週間で最もツイートされたNetflixドラマとなった(Fizziology調べ)。高校生クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)のもとに、彼が秘かに想いを寄せていたクラスメイトで、2週間前に自殺したハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)の声が録音されたカセットテープが届けられる。カセットテープには“彼女が自ら命を絶った13の理由”が残されていた。「このテープを聴いているってことは、あなたもその理由の1つよ」と、テープの中でハンナは語りかける。そのテープを聴きながら、ハンナが死を選んだ理由、そして彼女の死の引き金となった人物たちに迫っていくクレイ。クレイ自身も、彼女に“何か”をしたのだろうか?ハンナがいた“過去”とクレイが謎解きする“現在”の2つの物語を通して紡がれる真実に、観る者は驚愕し、彼女の絶望に打ちひしがれる――。ジェイ・アッシャーによるベストセラー同名小説を原作にした「13の理由」は、セレーナが原作と出会ってから6年以上の歳月をかけ、ついに映像化を実現させた渾身作。製作にはセレーナの母マンディー・ティーフェイ、そしてアカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督らが関わっており、さらにセレーナ自ら、80年代の名曲のカバーソング「Only You」など2曲をサウンドトラックに提供している。Twitterはおよそ4,700万人、インスタグラムは1億1,700万人という膨大なフォロワーを世界中に持つセレーナ。SNSのネガティヴな部分をイヤというほど知っているはずの彼女だが、本作に関しては、主演2人との3ショットや予告映像のほか、配信開始後もキャストたちとの画像をアップし、積極的にPR。キャストとお揃いで、自殺防止のシンボルとされる“セミコロン”(;)のタトゥーを入れたことも伝えられている。セレーナがキャスティングに関わったという、個性も人種も豊かな若手俳優たちは、いずれも劇中でみずみずしい演技を見せており、いまやメディアに引っ張りだこ、ネクストブレイクは必至だ。主人公クレイ役には、「プリズン・ブレイク」「スキャンダル」「エージェント・オブ・シールド」などの海外ドラマで活躍し、大ヒット作『ドント・ブリーズ』『グースバンプスモンスターと秘密の書』にも出演したディラン・ミネット。ハンナ役のキャサリン・ラングフォードは、これからが楽しみなまさに新星女優。さらにケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘ソシー・ベーコンら注目の若手ほか、「プライベート・プラクティス」の実力派ケイト・ウォルシュが娘ハンナを失った母親役で出演している。日本でも社会問題化している若者の自殺、ネットいじめ、セクシャリティ、大切な人を失った悲しみとの向き合い方など、深くシリアスなテーマが描かれているとはいえ、本作を貫くリアルすぎる痛みと、そして贖罪と優しさに心をつかまれる人が増殖中。ドラマの内容さながらに、SNSからまた新たな社会現象ドラマが生まれようとしている。Netflixオリジナルドラマ「13の理由」は配信中。(text:Reiko Uehara)
2017年04月18日8月4日(金)に公開を控えるシリーズ最終章の第一弾『トランスフォーマー/最後の騎士王』から、トランスフォーマーの歴史を紐解く新たな予告映像が解禁。監督を務める“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイと、謎の英国人を演じるアンソニー・ホプキンスからコメントが到着した。幾度となく人類を救ってきたオプティマス・プライムが地球を去った後、メガトロン率いる悪の集団ディセプティコンたちは勢力を伸ばし続けていた。正義の集団オートボットの新リーダーになったバンブルビーは必死に地球を守ろうとするが、世界は荒廃していき壊滅的状況に陥る。そんな中、オプティマスが地球に帰還し平穏が訪れるかと思われたが、彼は仲間であったバンブルビーと人類に刃を向け…。今回解禁となった新たな映像では、人類の守護神だったはずのオプティマス・プライムが目の前に現れた“創造主”と呼ばれる存在に拘束され、「お前は故郷を破壊した。償いを求めるか?」と迫られている。瞳の色が変化したオプティマスは、“創造主”に服従を誓う…つまり、トランスフォーマーが生き残るために、人類を滅ぼすように洗脳される、というショッキングなシーンがお目見え。また、冒頭で謎の英国老人(アンソニー・ホプキンス)がトランスフォーマーと人間との繋がりは、1,000年以上前から始まり、独立戦争、ナポレオン戦争、第1次世界大戦など歴史のターニングポイントに、トランスフォーマーが深く関わっていたことが判明するシーンも加わっている。さらに、神話のアーサー王と円卓の騎士伝説が歴史上に実在した出来事として登場し、現代でも語り継がれる“何か”が人類を脅威から救うことのできる唯一の可能性であることが示されるなど、シリーズ最大の謎にも迫っている。トランスフォーマーと人間の戦いが避けられない絶望の中で、唯一の希望は“選ばれし者”の存在だと知った主人公ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)。オクスフォード大学の女教授(ローラ・ハドック)、謎の少女(イザベラ・モナー)との出会いを経て、イェーガーは人類最大の危機を救うために立ち上がる。今回の新予告では、それぞれのキャラクターたちのシーンも増え、本作のストーリーが徐々に見えつつある。これまで10年にわたり本シリーズのメガホンをとってきたベイ監督は、「いままでのシリーズとは全く違う新しい作品さ。スティーヴン・スピルバーグは今回の脚本を“シリーズ最高”と言ってくれたんだ」と明かし、あのスピルバーグも絶賛するほどの作品に自信を見せている。また、日本で公開を待ち望むファンに向けて「日本のファンは常に僕の作品を支えてくれた。日本で会おう!」と来日を匂わせる発言も!さらに、『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ホプキンスは、本作への参加に「マイケル・ベイと仕事をする機会を逃したくないと思っただけさ。私にとって未知の領域だったが、マイケルは一緒に仕事をするのに素晴らしい人物だ」と、ベイ監督こそが出演の決め手だったことを明かす。監督をはじめ超豪華キャストによる“驚異の映像革命”シリーズは、本作では人類vsトランスフォーマーという局面を迎えてしまう。ホプキンス演じる老紳士が語る言葉に注目しながら、最新映像を確かめてみて。『トランスフォーマー/最後の騎士王』は8月4日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマー/最後の騎士王 2017年夏、全国にて公開(C) 2016 Industrial Light & Magic, a division of Lucasfilm Entertainment Company Ltd., All Rights Reserved
2017年04月18日映画『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』が2017年7月29日(土)より全国でロードショー。マクドナルドを世界的な企業にしたファウンダー”レイ・クロック”世界中の人々の胃袋を満たす言わずと知れたファーストフードチェーン「マクドナルド」。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、そんな”世界最強のハンバーガー帝国”を築きあげた男、レイ・クロックの物語。若くして成功する起業家が目立ちがちだが、レイ・クロックに転機が訪れたのは、既にキャリアの終盤とも言える50歳を過ぎた頃だった。アメリカ中西部の片田舎でマック&ディック兄弟が経営していたマクドナルドの仕組みを、その革新的な手法にチャンスを感じる。タイトルの”ファウンダー”にあるよう、創始者が、はなりふり構わず競争社会の頂点にのし上がっていく様を描いていく。10億ドル規模の大企業・マクドナルドの誕生の裏に潜む、ある情熱をたぎらせた1人の男の野心や戦略、そして裏切りから成功まで、そのドラマチックでリアルな物語を映し出す。キャリアの後半でさらに輝くマイケル・キートン主人公レイ役を務めるのはマイケル・キートン。バットマンシリーズで人気を不動のものにしながらも、その後、大きくは目立っていなかった。それでも近年の活躍は目覚ましく、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』や『スポットライト 世紀のスクープ』などでアカデミー賞作品に出演し、再び注目を集める名優。どこか人間くささ溢れる演技を魅力とする彼が、ギラギラとした野心に燃えるレイを演じる姿には注目だ。レイの妻役には『ジュラシック・パーク』シリーズで知られるローラ・ダーン、マクドナルド兄弟にはニック・オファーマン、『テッド2』のジョン・キャロル・リンチら実力派俳優たちが脇を固める。監督はジョン・リー・ハンコック。映画『しあわせの隠れ場所』などの代表作では、誰もが温かな気持ちになるような人と人との間に通う深い愛情を描き出した。今回は、お金や欲望をめぐる複雑な人間関係や競争という対照的なテーマに挑む。ファウンダーのあらすじ1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シャイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。そんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった。合理的な流作業の”スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフィランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。次々にフランチャイルズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決へと突き進んでいくーー。作品情報『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』 (原題:The Founder)公開日:2017年7月29日(土) 全国ロードショー監督:ジョン・リー・ハンコック主演:マイケル・キートン、ニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ、ローラ・ダーン配給:KADOKAWA(c) 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年04月17日人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情を描き、観る者の心を大きく揺さぶる『ムーンライト』。本作で主人公の母親を演じ、アカデミー賞助演女優賞に初ノミネートされたのは、インディペンデント映画から『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『007』シリーズなどハリウッド大作で重要な役を演じ、幅広く活躍する英国女優のナオミ・ハリス。本作の撮影と『007 スペクター』のプレスツアーの時期が重なり、わずか3日間の撮影期間ながら、強烈な印象を残したナオミのインタビューがシネマカフェに到着した。第89回アカデミー賞にて、『ラ・ラ・ランド』を抑え作品賞を獲得した本作。劇中でナオミが演じるポーラは、息子シャロンを愛する気持ちはもちろんありながらも、麻薬中毒に陥り、育児放棄をしてしまう母親。息子が偶然出会い、父のように慕っているフアンから麻薬を買っている。ナオミは、問題を抱えた複雑な役柄を熱演し、アカデミー賞はじめ各賞で助演女優賞にノミネートされた。そんなポーラの役柄について、ナオミは「シングルマザーで1人で息子を育てている彼女はドラッグ中毒を隠しているの。でも次第にドラッグのせいでひどく自身を見失っていく。それでも最終的に自分を取り戻して立ち直るのよ」と語る。そもそも多忙を極める中、本作に出演したきっかけは、「エージェントから持ち込まれた台本を読んで、ものすごくきれいな物語に深く感動したの。バリー・ジェンキンスの初監督作品もすばらしく、ぜひ参加したいと思ったの」と言う。「まず思ったのは、愛を探し求める物語で、愛を切に求める人間が美しく描かれていることよ。そして、登場人物たちが自分たちの居場所を探し求め、他人を通してそれを見出していく過程もとても美しく描いているの」と、ジェンキンス監督が紡いだ物語の美しさに大きく惹かれたことを告白する。また、主人公がもがきながら生きていく様子を3つの時代で綴った本作は、少年期・青年期・成人期で主人公を演じる俳優が変わっている。ナオミは1人で3つの時代の母親を演じており、3人の息子役と共演しているが、「皆とても素晴らしかった、そのうち2人は演技が初めてだったのに。3人とも賢くて献身的だったわ。お互いよく分かりあえるほど時間がない中、たったの3日間だけ撮影に入った私によく付き合ってくれたわ」と、3人の“子どもたち”アレックス・ヒバート、アッシュトン・サンダース、トレバヴァンテ・ローズの献身と柔軟性を称えている。麻薬中毒者という難しい役柄ではあったが、「役のためにたくさんリサーチをしたわ。まずは、ドラッグ中毒から調べて、コカイン依存症を描いたドキュメンタリーをネットで何本も見て、ポーラのような女性を調べていて、だんだん役への糸口が見えてきたの」と語り、ドラッグはもちろんのこと、アルコールもタバコもやらない彼女なりの真摯な役作りの秘訣を明かした。さらに、ナオミ自身が台本を読み、ぜひこの人と仕事がしたいと思ったというジェンキンス監督については、「バリーは才能のある監督で美しい作品を作る人よ。ただの才能のある監督ではなくて、本物の紳士なの。自分の目指すものや明確なビジョンをしっかり持ってブレずに追及する強さがあって、やさしく穏やかに話してくれるからセットにいて安心感があるの。だから、バリーとの仕事はのびのびできるわ。そういう環境だと俳優たちは奇跡を起こせるの。ベストの力が発揮できるから」と、若き監督を大絶賛。本作を見事にアカデミー賞作品賞に導いた監督の才能と俳優たちの力を引き出す力に、絶大な信頼を寄せていたことを語っている。『ムーンライト』はTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2016 A24 Distribution, LLC
2017年04月15日映画『トゥームレイダーファースト・ミッション』が、主演アリシア・ヴィキャンデルで2018年3月21日(水・祝)に公開される。アリシア・ヴィキャンデルが、21世紀のトレジャー・ハンター“ララ・クロフト”に誕生から20周年を迎え、世界的人気を博すゲームシリーズ「トゥームレイダー」。2001年、2003年には、アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じ、日本を含め世界的大ヒットを記録した。新生『トゥームレイダー』では、主人公に女優・アリシア・ヴィキャンデルを迎えて始動する。アリシア・ヴィキャンデルは、主演は『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞、2015年に『コードネーム U.N.C.L.E.』、2016年に『エクス・マキナ』など数多くの注目作に出演してきた。アリシア・ヴィキャンデルは次のように話す。「この作品でララを演じられて本当に幸運です。子供の頃から大掛かりなアクションをやってみたかった。ララは信じられないほど賢くて自立しているから大好き。この冒険で彼女はどんなことにも立ち向かうんですよ」鍛え抜かれた美ボディ鍛え抜かれたアリシアの美ボディは、まさにララ・クロフトそのもの。スウェーデン王立バレエ学校にも通っていた経験もあるのだが、トゥームレイダーのために体を鍛え続けた。ジャングルを駆け抜けたり、濁流に流されたり、嵐の海へダイブしたり、荒野のなか縦横無尽に走り回って追手と戦ったり…。手に汗握るアクションを披露している。監督は、『コールドプレイ』、『THE WAVE/ザ・ウェイブ』などを手掛けてきたローアル・ユートハウグが務める。ララ・クロフトが父から託されたミッションに挑む世界をまたにかけるトレジャー・ハンター“ララ・クロフト”は、父が亡くなる前に遺したモノから鍵を見つけ、その鍵によって地下室へと導かれる。部屋には父が生前に残したと思われるビデオレターがあり、「邪悪な力を持つ墓を見つけた。秘密組織(トリニティ)に渡れば世界は滅びる。謎を解いて秘宝を守ってくれ」というミッションが吹き込まれていた。資産家で冒険家の父親が遺した彼女への最初のミッションは、世界を滅ぼす “幻の秘宝”を封印すること。世界を救うため、次々に降りかかる謎と幾重にも仕掛けられた罠を突破し、ララは誰よりも早くその“幻の 秘宝”にたどり着くことは出来るのか!?日本版主題歌はE-girlsの「DYNAMITE GIRL」日本版主題歌は、イー・ガールズ(E-girls)の「DYNAMITE GIRL」。『トゥームレイダー ファースト・ミッション』のために書き下した楽曲だ。主人公ララが、強く、賢く、どんな困難にもくじけずに立ち向かっていくところが描かれているが、そんなララを応援したいと思うと同時に、E-girlsの新曲で映画『トゥームレイダーファースト・ミッション』をパワフルに、そして美しく盛り上げていきたいとコメントを発表している。日本語吹き替え版キャストとして、主人公ララを甲斐田裕子、ララ・クロフトと共に壮大なアドベンチャーに出るルー・レン役に中村悠一、ララを狙うマサイアス・ヴォ―ゲル役には諏訪部順一が決定した。ストーリー『トゥームレイダーファースト・ミッション』で描くのは、人生の目的も夢中になれるものも見つからず、バイク便のライダーとして働きながらギリギリの生活を送っている21歳の女子大生の物語。彼女が10代になるかならないかで失踪してしまった冒険家であった父の死の真相を解明しようと旅に出る。父親の最後の目的地、それは日本の沖のどこかにあるらしい神話上の島の伝説の墓。果たして彼女はその島にたどりつけるのか。【詳細】『トゥームレイダーファースト・ミッション』公開時期:2018年3月21日(水・祝)キャスト:アリシア・ヴィキャンデル、ドミニク・ウェスト、ウォルトン・ゴギンズ、ダニエル・ウー監督:ローアル・ユートハウグ配給:ワーナー・ブラザース映画©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2017年04月15日『パンズ・ラビリンス』の製作スタッフのもと、世界的ベストセラー小説を映画化したダークファンタジー『怪物はささやく』。リーアム・ニーソンがモーションキャプチャーで“怪物”を演じていることでも話題の本作から、感涙必至の本予告が解禁となった。余命わずかの母親と2人で、裏窓から教会の墓地が見える家に暮らす13歳の少年コナー。ある夜、コナーのもとに怪物がやってきて、こう告げる。「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」。しかも怪物は、コナーが隠している“真実”を語れと迫るのだ。頑なに拒むコナだったが、その日を境に夜ごと怪物は現れ、物語の幕が上がることに…。スペインのアカデミー賞といわれる「ゴヤ賞」にて本年度最多の9部門を受賞した本作。『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーと、『インポッシブル』で高く評価され『ジュラシック・ワールド』次回作の監督を務める次世代監督J.A.バヨナがタッグを組み、英文学の最高傑作を映画化。その原作は、カーネギー賞作家2人による異色の“コラボ”作で、47歳の絶頂期にこの世を去ったイギリスの作家シヴォーン・ダウドの未完の遺作を、パトリック・ネスが引き継いで完成。英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞を果たし、世界的ベストセラーともなっている。このたび公開された本予告では、余命わずかの母親と暮らす孤独な少年コナーの姿を映し出すが、ある日、家の裏に生えるイチイの木が怪物(リーアム・ニーソン)となって現れ、不気味な音を轟かせながら家の壁を突き破り、その大きな手でコナー(ルイス・マクドゥーガル)を連れ去っていく。ちらりと見える怪物の姿は、ダークな雰囲気が特徴的な原作の挿し絵がデザインの基となっており、原作ファンを裏切らない姿形だ。また、冷酷そうな祖母を演じるシガニー・ウィーバーや、不治の病と闘うコナーの母に扮するフェリシティ・ジョーンズのベリーショート姿と迫真の演技も必見。怪物との駆け引きにコナーがひとり涙し、叫ぶ姿には、思わず目頭が熱くなっていく。さらに、本作の見どころとなる<3つの物語>のアニメーションにも注目。ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務め、2017年のアニー賞3部門に輝いたTVシリーズ「トロールハンターズ」を手掛けたヘッドプロダクションが製作しており、そのファンタジックな質の高い映像にはすでに多くの絶賛の声が届いている。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日2014年にアメリカで公開され、翌年、日本でも公開されたウィル・グラック監督作『ANNIE/アニー』。この度、本作が5月5日(金)のこどもの日に金曜ロードSHOW枠にて地上波初放送されることが決定した。アニー(クワベンジャネ・ウォレス)は、4歳の頃両親に置き去りにされた女の子。彼女は、補助金目当てで身寄りのない子どもを育てている、元歌手のミス・ハニガン(キャメロン・ディアス)の家で、似た境遇の子どもたちと一緒に暮らしている。一方、携帯電話会社スタックス・モバイルのCEOを務めるウィル・スタックス(ジェイミー・フォックス)は、潔癖症の仕事人間。子どもが大の苦手で、たった一人で豪華な部屋に暮らしている。そんな正反対のふたりを結びつけるのは、スタックスが立候補していた市長選。交通事故に遭いそうになったアニーを助けたことで、スタックスの支持率が急上昇!それに目を付けた選挙参謀の手引きで、スタックスとアニーは一緒に暮らすことに…。日本でも毎年公演が行われることで有名な「アニー」だが、本作ではその物語を“現代風”にアレンジ。ニューヨークを舞台に、両親を探す女の子・アニーと、市長選に挑むIT長者・スタックスとの交流を描いている。また、製作はウィル・スミスとショーン“ジェイ・Z”カーター。キャストには、『ジャンゴ 繋がれざる者』『アメイジング・スパイダーマン2』のジェイミー・フォックス、『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』でアカデミー賞「主演女優賞」候補となったクワベンジャネ・ウォレス、さらにキャメロン・ディアス、ローズ・バーンらが出演している。この物語の魅力は、とにかく“ハッピー”であること。ひたすら明るくて、どこまでも前向きなアニーの姿は、観る人に勇気と希望を与えてくれる。アニーと一緒に笑って、泣いて、歌って…最後には大きな感動に包まれること間違いなし。GWに家族で観るのにぴったりの名作だ。金曜ロードSHOW!『ANNIE/アニー』は5月5日(金)21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2017年04月14日第89回アカデミー賞で作品賞をはじめ、8部門にノミネートされた感動作『メッセージ』を引っさげ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が4月14日(金)、都内で来日記者会見を行った。会見には、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前田真宏監督が参戦し、「『未知との遭遇』の系譜にありながら、21世紀の文法にアップグレードされている」(樋口監督)、「知的で刺激的なSF映画。本当にハートに迫る」(前田監督)と本作を絶賛した。樋口監督は、持参したヴィルヌーヴ監督の前作『ボーダーライン』のブルーレイに直筆サインをおねだり。ヴィルヌーヴ監督が“friend(友だち)”と書いてくれたことに感激していた。映画は言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)が、巨大な飛行物体に乗り、地球にやって来た謎の知的生命体が発するメッセージを解読しようと奮闘する感動のヒューマンドラマ。アカデミー賞音響編集賞を受賞し、各地の映画賞でも47受賞、153のノミネートを果たした。ヴィルヌーヴ監督は「映画監督にとって、同業者は最もタフな観客であり、批評家なので、国境や文化を超えて、お二人に何かが伝えられたのなら、非常にうれしいし光栄」と感激しきり。「恐らく人類史上最大の出来事を扱いながら、あくまで1人の女性の視点から描き、あまり見せ過ぎない演出を意識した。見えないものほど恐ろしいし、観客の想像力は力強いですから。その点では『ジョーズ』を参考にしました」と語った。『ブレードランナー 2049』(10月27日公開)でもメガホンをとり、さらには一大SF叙事詩『砂の惑星』のリブートに大抜擢されており、樋口監督&前田監督も興味津々。ヴィルヌーヴ監督は「現在、ポストプロダクションの真っ最中。私自身、『ブレードランナー』の大ファンなので、あの世界観を自分なりにアレンジすることは、興奮するチャレンジであり、とても怖い経験でもありました」と進捗を報告していた。『メッセージ』は5月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開
2017年04月14日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞にノミネートされ、この夏には敵役として『スパイダーマン:ホームカミング』にも出演するマイケル・キートンの主演最新作『The founder』(原題)が、邦題『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』として公開決定。今度は、誰もが知る世界最強のハンバーガー帝国“マクドナルド”の創業者を演じている。1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台もの大量オーダーが入る。どんな店なのか興味を抱いて向かうと、そこはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>だった。合理的な流れ作業のスピード・サービス・システムや、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに商機を見いだしたレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、マクドナルド兄弟を説得、契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくが、利益を追求するレイと、兄弟との関係は急激に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、兄弟との全面対決への道に突き進んでいく――。『バードマン』で第87回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、第88回アカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』でも好演を見せたキートンが、『ウォルト・ディズニーの約束』『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督とタッグを組む本作。“元バットマン”でもあるキートンといえば、『スパイダーマン:ホームカミング』ほか、ティム・バートンが監督を務める実写『ダンボ』にも出演する見込みで、完全復活を果たした、いまノリに乗っている実力派俳優。その彼が演じるのは、世界中の企業家たちに絶大な影響を与える世界最大級のファーストフードチェーンの創業者(ファウンダー)、レイ・クロック。サラリーマン人生も半ばを過ぎた50代にして、ディック&マックのマクドナルド兄弟と出会い、手段を選ばず資本主義経済や競争社会の中でのし上がっていくレイは、まさに現代のアメリカン・ドリーム!?ギラギラとした野心と圧倒的な情熱を持ち、アクは強いが人々を魅了するレイを、キートンは見事に体現する。また、レイの妻役には『わたしに会うまでの1600キロ』のローラ・ダーン、マクドナルド兄弟には『ロング・トレイル!』のニック・オファーマン、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のジョン・キャロル・リンチらが脇を固める。あわせて解禁されたポスタービジュアルは、あのお馴染みのマークを背負ったキートンの姿が!思い描いた壮大な夢はきれいごとだけでは叶わない。冴えないセールスマンだった男が、情熱のかぎりに突き進み、10億ドル規模の巨大企業のトップに上りつめていく姿は、“英雄か”、“怪物か”。誰もが知っているマクドナルドの誰も知らない誕生のウラが暴かれる本作に、引き続き注目していて。『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は7月29日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日「ハリー・ポッター」シリーズ新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編に登場するダンブルドア校長の青年時代を、2度のアカデミー賞ノミネートを誇るイギリスの名優ジュード・ロウが演じることがわかった。原作者のJ・K・ローリングがオフィシャルサイト"ポッターモア"12日に突如発表し、世界中のファンたちが突然の吉報に騒然となっている。ハリー・ポッターたちが学んだホグワーツ魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアは、J・K・ローリングの「ハリー・ポッター」シリーズで世界中から最も愛されるキャラクターの一人。ジュード・ロウが演じるのは、ダンブルドアが魔法学校の校長として魔法使いの象徴のような存在になるより何十年も前に、変身術の魔法の先生として魔法学校で教えていた時代のダンブルドアだ。続編では、マグルやノー・マジ(魔法が使えない普通の人間)よりも魔法使いのほうがすぐれているという思想を持った闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドがカリスマ的な力を持ち、魔法界に闇が広がっていた時代に、魔法動物学者の主人公ニュート・スキャマンダーとその仲間たちが自分たちの信念で立ち向かう物語が描かれることから、グリンデルバルト役での出演が決定しているジョニー・デップとの直接対決がみられるのではないかと憶測を呼んでいる。『コールド・マウンテン』(2003)と『リプリー』(1999)でアカデミー賞にノミネートされ、『リプリー』ではBAFTA(英国アカデミー賞)助演男優賞を受賞しているジュード・ロウについて、「ハリポタ」&「ファンタビ」シリーズの監督を務める鬼才デイビッド・イェーツは、「ジュード・ロウは驚異的な才能を持つ役者で、役者としての彼にずっと憧れを抱いていました。彼とついに一緒に作品を作れることを大変楽しみに思っています。J・K・ローリングが明かす、これまでとは全く違う時代のダンブルドアの意外な面々をすべて素晴らしく演じてくれるだろうと思います」と期待を語った。また、ワーナー・ブラザース本社のトビー・エメリッヒも「ジュード・ロウがファンタビのキャストとして参加してくれ、世界中で愛されているキャラクターを演じてくれることに大変ワクワクしています。ジュードは何年もわが社の映画に出演してくれた家族のような存在であり、彼とともに新しい冒険を始められることに興奮しています」とコメントしている。世界中で約900億円の興行収入をたたき出し、日本でも73億円の大ヒットとなった『ファンタスティック・ビースト』の続編。脚本は、1作目に続き、「ハリポタ」シリーズの生みの親、J・K・ローリングが執筆。撮影は今夏開始される予定となっている。(C)2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) JKR.
2017年04月14日エディ・マーフィー(左)とチャーリー・マーフィー(右)写真:ロイター/アフロ エディ・マーフィの兄で、コメディアンのチャーリー・マーフィーが米国時間12日、白血病で死去した。57歳だった。 エディは家族を代表して声明を発表した。 「息子であり、兄であり、父であり、叔父であり、友人だったチャーリーを失い、私たちの心は重く沈んでいます。チャーリーは家族を愛と笑いで満たしてくれました。彼の存在を恋しく思わない日は決して来ないでしょう。たくさんのお悔やみと祈りに感謝します」 家族は、チャーリーが白血病と闘っていることは当然知っていたが、回復すると信じて疑っていなかったという。それだけに、チャーリーの突然の死がもたらしたショックは甚大だ。 チャーリーは俳優として数多くの映画、テレビ番組に出演した他、エディの主演映画『マッド・ファット・ワイフ』の脚本家や、デイヴ・シャペルのコント番組「Chappelle’s Show」の作家としても活躍。その才能は誰もが認めるものだった。 偉大なコメディアンの死を、多くの有名人が悼んでいる。 コメディアンのケヴィン・ハートはTwitterで「おい……ウソだろ。安らかに眠ってくれとしか言えない。友達としてだけじゃなく、俺がまだひよっこだったときに俺を信じてくれてありがとう。彼の書くストーリーは伝説的で、信じられないほど素晴らしくて、心に残るものだった。あなたと知り合えて俺はラッキーだった。そして、友達になれたことは本当に本当にラッキーだった。あなたがいなくて寂しいよ」と心に迫る追悼文を公表。 昨年のアカデミー賞授賞式で司会を務めたクリス・ロックは「俺たちは、世界で最高に面白い兄弟の1人を失った。チャーリー・マーフィー、安らかに」。シンガーのジャネール・モネイも「あなたの献身は、決して忘れられることはない。来世で会いましょう」と別れの言葉を贈った。
2017年04月13日ケイシー・アフレックがアカデミー賞主演男優賞に輝き、ケネス・ロナーガン監督が脚本賞を受賞した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。このほど、プロデューサーのマット・デイモンをはじめ、キャストのケイシー、ミシェル・ウィリアムズらのコメントと本編映像で構成された特別映像が到着した。本作は、ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公リー(ケイシー・アフレック)が、兄の死をきっかけに故郷“マンチェスター・バイ・ザ・シー”へと戻り、16歳の甥パトリック(ルーカス・ヘッジズ)の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく物語。リーの絶望と再生を、時折ユーモアを交えながら丁寧に紡ぎ出した珠玉の人間ドラマだ。そんな本作の発案者は、誰あろう、マット・デイモン。彼は当初、監督・主演もつとめる予定だったが、スケジュールの都合により監督をロナーガン、主演をケイシーと、それぞれ信頼する友人へとゆだねた。裏方としてプロデューサーに徹したマットは、「これは、人々の心にずっと残る映画だ。力ある役者と脚本、演出によって、この映画は忘れられないものになった」と、そのすばらしい出来に感激のコメントを寄せている。今回の特別映像では、本編映像を交えながら、プロデューサーのマットや主演ケイシーらが本作について語る。「甥の面倒を見るために、故郷に戻る男のとても美しい物語だ」と本作を語るマットは、「人物描写が緻密で実在する人物のように思える」とロナーガンの脚本を絶賛。ケイシーも「物語と登場人物の人生にすっかり引き込まれたよ」と語り、主人公リーの元妻ランディを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたミシェルは「ケネスの作品に出演できると聞いてとてもうれしかった」と、かねてから監督の作品に出演を熱望していたことを明かしている。本編の映像では、予告編よりさらに踏み込んだ内容が紹介されており、兄が遺言で自分を甥の後見人に指名していたことを知って動揺するリーや、2人の女の子と同時につき合っている現代っ子の高校生パトリックとリーとのぎこちないやりとり、過去の悲劇を乗り越えることができないリーに思いをぶつける元妻ランディの姿など、登場人物たちのさまざまな表情が映し出され、本作が持つリアリティと豊かなユーモアを感じ取ることができる。また、舞台となったマンチェスター・バイ・ザ・シーの海でのシーンや美しい景色も印象的に切り取られたものとなっている。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は5月13日(土)、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンチェスター・バイ・ザ・シー 2017年5月13日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開(C) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.
2017年04月12日2014年公開されたベルギー・フランス合作の映画『地獄愛』が、7月より日本公開が決定。本作は、アメリカに実在した殺人鬼カップル、レイ&マーサをモデルに、出会い系サイトで知り合った結婚詐欺師・ミシェルとシングルマザー・グロリアの狂気的な恋愛模様を映し出した物語。この度、本作の予告編と場面写真が到着した。シングルマザーのグロリアは、出会い系サイトを通じてミシェルという男に出会う。ミシェルは寂しい女性を夢中にさせ、女性の性的欲求を満たすことで生計を立てる結婚詐欺師であった。グロリアはミシェルに出会った途端深い恋に落ち、ミシェルが結婚詐欺師だと知ってもその恋は冷めることはなく、娘を放棄するほどミシェルを付け回し、2度と自分から離れないように強要。最初はそんなグロリアを恐れていたミシェルも、いつしかその異常な愛を心地よく感じ、兄妹と偽り共に結婚詐欺をする道を選ぶ。しかし、そんな2人の歪んだ愛は、やがて未亡人を次々と殺す狂気へと変わっていく――。「オースティン・ファンタスティック映画祭2014」にて最優秀作品賞など4冠を果たし、ベルギーのアカデミー賞といわれる「マグリット映画賞2016」で3部門を受賞した、狂気のラブストーリー『地獄愛』。『ネオン・デーモン』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が審査員長を、『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督が審査員を務めた「第6回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」では、見事審査員賞を獲得している。監督を務めたのは、デビュー作『変態村』でカンヌを始め全世界に騒然と熱狂を以ってその名を轟かせたファブリス・ドゥ・ヴェルツ。監督は、そんな『変態村』と本作『地獄愛』を含めた「ベルギーの闇3部作」を製作予定で、「魅力的な文脈と俳優たちと戯れ、罪深く、不気味で詩的な映画を作り上げたい」と語っている。このほど公開された予告編では、殺人鬼カップルへと化す2人の出会いからスタート。徐々にミシェルに惚れ込み、嫉妬と寂しさに苦しみ、狂気が芽生えるまでのグロリアの表情が印象的な仕上がりに。また、最後にはテーブルの上に横たわる裸体をのこぎりで…というシーンで終了するという、何とも衝撃的な予告編となっている。『地獄愛』は7月1日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年04月12日オスカー女優アリシア・ヴィキャンデル主演で新たに人気ゲームシリーズを映画化する『トゥームレイダー』(原題)が、2018年に日本公開されることがこのほど、明らかになった。また、アリシア演じる主人公ララ・クロフトのビジュアルも公開された。2001年、2003年には、アンジェリーナ・ジョリーが強く美しい主人公ララ・クロフトを演じ、日本を含め世界的大ヒットを記録した『トゥームレイダー』。新たに、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシアを主演に映画化される。監督は、『THE WAVE/ザ・ウェイブ』のローアル・ユートハウグ。現在、南アフリカとイギリスで撮影を行っている。本作は、まだ人生の目的も夢中になれるものも見つからず、バイク便のライダーとして働きながらギリギリの生活を送っている21歳の大学生のララ・クロフトが、10代になるかならないかで失踪してしまった冒険家の父親の死の真相を解明しようとする物語。父親の最後の目的地、それは日本の沖のどこかにあるらしい神話上の島の伝説の墓だった。公開されたビジュアルでは、トレードマークのタンクトップに身を包み、泥だらけで荒野にたたずむララ・クロフトの姿が見られる。
2017年04月12日アンジェリーナ・ジョリーが強く美しい主人公ララ・クロフトを演じ、日本を含め世界的大ヒットとなった『トゥームレイダー』。このたび、新たにオスカー女優アリシア・ヴィキャンデルを主演に迎えたシリーズ最新作が、2018年に日本公開されることが決定し、初披露となるビジュアルも到着した。昨年、誕生から20周年を迎えた、世界的人気を博すゲームシリーズ「トゥームレイダー」。アンジェリーナを主演に迎え、2001年、2003年と映画化された本作が、2017年、新たに始動。今回、主人公のララ・クロフトを演じるのは、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を受賞、AIロボットを演じた『エクス・マキナ』からマイケル・ファスベンダーとの共演作『光をくれた人』などまで、幅広い作品でその演技力を見せつけるアリシア・ヴィキャンデル。監督は、ノルウェー出身の気鋭監督ローアル・ユートハウグ(『THE WAVE/ザ・ウェイブ』)が務め、現在、南アフリカとイギリスで撮影が行われている真っ最中という。そんな本作から、トレードマークのタンクトップに身を包み、泥だらけで荒野にたたずむ、アリシア演じるララ・クロフトの姿が初お披露目。本作では、まだ人生の目的も夢中になれるものも見つからず、バイク便のライダーとして働きながらギリギリの生活を送っている21歳の大学生の彼女が、10代になるかならないかで失踪してしまった冒険家の父親の死の真相を解明しようとする物語に。父親の最後の目的地は、日本の沖のどこかにあるという、神話上の島の伝説の墓だった…。果たして、彼女はその島にたどりつけるのか。彼女の武器はその鋭い頭脳、信じる気持ち、そして生来の頑固さ。この危険な冒険から生還するために、彼女は自分の限界を超えていく――。そのほか『マネーモンスター』「アフェア~情事の行方~」のドミニク・ウェスト、『ヘイトフル・エイト』で強烈な印象を残したウォルトン・ゴギンズ、『ウォークラフト』『香港国際警察』のダニエル・ウーらの参加が決まっている。『トゥームレイダー』(原題)は2018年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年04月12日先週末、ハリウッドの「マダム・タッソー蝋人形館」にゾーイ・サルダナの蝋人形が仲間入りし、レディー・ガガやウィル・スミスらスーパースターと肩を並べることになった。お披露目会に母、祖母、夫を連れてやってきたゾーイは「私のために闘い、私を誇りに思ってくれ、殻を破るチャンスを与えてくれた家族やチームとここに来られてうれしい」と感謝し、「夢が叶ったわ。『死ぬまでにやりたいことリスト』にチェックマークを付けることができたという感じ!」と興奮を語った。ゾーイの蝋人形は、2015年のアカデミー賞授賞式で着用した「ヴェルサーチ(Versace)」のピンクのドレスを着ており、「このドレスは双子を生んだあと初めて公の場で着た思い出のある特別なドレスなの。自分を美しく見せてくれると思えたし、女性、母親としての私をやさしく包み込んでくれるとも感じた」とふり返った。ゾーイは自分の蝋人形に「Hi!」と語りかけたり、ハグするなど、終始うれしそうな様子を見せた。夫のマルコ・ペレゴが蝋人形にキスするという一幕も。『アバター』で一躍売れっ子になったゾーイは、出演作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編がまもなく公開。『アベンジャーズ』や『アバター』の続編にも引き続き出演する。(Hiromi Kaku)
2017年04月11日モーガン・フリーマン&マイケル・ケイン&アラン・アーキンという平均年齢80歳以上の3人が、どん底から這い上がるべく大勝負に打って出る痛快コメディ『Going in Style』が、早くも邦題『ジーサンズ はじめての強盗』として6月に日本公開されることが決定した。つつましくも、幸せな老後生活を送っていたウィリー、ジョー、アルの3人。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。なんとしてでもいままでの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を送り続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが…。40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された揚げ句、年金は打ち切り、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態となってしまった、おじいさん3人組。そんな彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗!?先週末4月7日より北米公開された本作は、当初の期待値を大きく上回る初日3日間で1,250万ドルという大スタートに。劇場に足を運んだ観客層の90%が35歳以上、特に50歳以上の観客から驚異的な支持を集めているという(Box Office Mojo調べ)。ウィリーを演じたのは、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ショーシャンクの空に』『インビクタス/負けざる者たち』などでも高い評価を得ているモーガン・フリーマン。近ごろ体の不調が気になる、孫にメロメロの実直ジーサンは、アメリカ映画界で最も尊敬される俳優の1人であるモーガンにピッタリ!?また、ジョーを演じるのは、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞に輝くマイケル・ケイン。『ダークナイト』シリーズの執事アルフレッド役や『キングスマン』のアーサー役でも知られる彼は、本作では銀行強盗を企てる冷静沈着な知能派ジーサンに。さらに、アルを演じるのは、『リトル・ミス・サンシャイン』でのおじいちゃん役が絶賛され、アカデミー賞や英国アカデミー賞を受賞、ベン・アフレック監督の『アルゴ』でもアカデミー賞にノミネートされたアラン・アーキン。サックスプレイヤーであり、心配症で気難しい“モテ”ジーサンに扮する。体力以外は誰にも負けない(?)最強の3人は、いずれもアカデミー賞俳優で、内外から高い支持と尊敬を集めるハリウッドのレジェンドたち。この名優たちが体を張ったアクションで挑むのは、年金、住宅ローン、病気という身近な問題やリタイア後の生活など、現代の社会問題を軽妙に描きつつ、大切な家族や仲間との愛もにも触れた一発逆転ストーリー。「こんな破天荒なジーサンたちに会いたかった!」と元気がもらえること請け合いの痛快コメディを、期待して待っていて。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月11日全世界累計興行収入が3,800億円を超える、全世界待望の人気アクション超大作『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』。この度、日本公開が近づき期待高まる本作の日本語吹き替え版キャストとして、小野大輔、田中敦子、高木渉、福山潤の新参加が決定。さらに、楠大典ら“ワイスピ”お馴染み吹き替えキャストも再集結することが分かった。ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソンをはじめとするお馴染みのキャストに加え、アカデミー賞女優シャーリーズ・セロンやヘレン・ミレン、そして巨匠クリント・イーストウッド監督の息子スコット・イーストウッドらが出演する本作。今回は、凍てつく氷の大地・アイスランドから、シリーズ初上陸のニューヨーク、ハリウッドメジャー大作としては初となるキューバなど、またも空前のスケールで物語が展開。これまでのシリーズを打ち壊す(BREAK)ほどの新展開やサプライズが待ち受けているという。吹き替え版には、ヴィン演じるドム役の楠さん、ドウェイン演じるホブス役の小山力也、ミシェル・ロドリゲス演じるレティ役の甲斐田裕子、タイリース・ギブソン演じるローマン役の松田健一郎、クリス・リュダクリス・ブリッジス演じるテズ役の渡辺穣。また、ラムジー役の坂本真綾、エレナ役の坂井恭子、デッカード役の山路和弘、ミスター・ノーバディ役の大塚芳忠と、“ワイスピ”ファミリーが再集結。シリーズ4作目『ワイルド・スピード MAX』からドムの吹き替えを担当している楠さんは、「もちろんド派手なカーアクションも健在で、これまでの作品では、金庫を引きずったりだとか、空を飛んだりだとか、色々ありましたが、今回もすごいことが起きています(笑)金庫時々空、後に…何でしょう?ということで。ご期待ください」期待を煽る。『ワイルド・スピード MEGA MAX』から参加のホブス役、小山さんは「しかしまさか、アイツと組むハメになるとはな!気に入らねえがやるしかねえ!最終兵器を止めるしかねえ!あのドでかい化け物をぶっ潰すしかねえ!〇〇に〇〇をぶちこむぜ!おっとベイビーが来ちゃったぜ!どんなもんだい!吹き替えでブッ飛びだぜ!」とコメントを寄せた。そして、新参加キャストの吹き替えメンバーがこのほど決定。ミスター・ノーバディの部下リトル・ノーバディ役を、アニメ「黒執事」セバスチャン役や「ジョジョの奇妙な冒険」空条承太郎役、「おそ松さん」松野十四松役でお馴染みの小野さん。謎のサイバーテロリスト、サイファー役を「攻殻機動隊」草薙素子役や海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」オードリー・レインズ役の田中さん。サイファーの部下ローズ役を、「名探偵コナン」の小嶋元太役などアニメ作品や海外作品の吹き替えはもちろん、近年大河ドラマ「真田丸」や「A LIFE~愛しき人~」などに出演し俳優としても話題を集める高木さん。ドムのいとこフェルナンド役を、「暗殺教室」「おそ松さん」や「ハイスクール・ミュージカル」シリーズの福山さんが担当し、“ワイスピ”ファミリーの仲間入りを果たす。今作から参加する小野さんは、「『ワイルド・スピード』の新たなファミリーになれたことを光栄に思っています」と喜び、田中さんは「シャーリーズ・セロンの圧巻の美しさと邪悪さに終始圧倒され、ドムを追い詰めるシーンでは彼女の冷徹さに震えるほどでしたが、その感覚をそのまま台詞に活かせたと思っています。悪女の中の悪女はまず美しくなくては。完璧なまでの悪女、サイファーに翻弄されるワイルドな時間をどうぞお楽しみに」とふり返る。また高木さんは、「今回の『ワイルド・スピード』もスリル満載迫力満点!もうこれでもか!ってくらい車が飛びます。期待して観てください!」と呼びかけ、福山さんは「ワタクシが担当させて頂きましたシーンはオープニングからになりますので始まりましたらもうお見逃しなく!人物としてはちょっとヘタレ感のある青年で楽しく演じさせて頂きました!参加させて頂けただけで光栄ですのでファミリーの一員という響きは何とも身に余りますが、作品を彩る一助になれていれば幸いです!」とコメントした。なお本作は、日本語吹き替え版でもIMAX(R)3Dの上映が決定。オリジナル&吹き替え版の両バージョンを、最高の環境で楽しむことができる。『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワイルド・スピード ICE BREAK 2017年4月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) Universal Pictures
2017年04月11日インド発の法廷映画『裁き』が、2017年7月より、渋谷・ユーロスペースほか全国の劇場で順次公開される。本作は、“自殺を扇動する歌”を歌ったという不条理な容疑で逮捕された歌手と、彼の運命を握る裁判官、検事、弁護士が織りなす法廷攻防、そしてそれと並行する彼らの私生活を、独特の視点とカメラワークで描いた異色の法廷劇。監督は、ムンバイを拠点としながらもボリウッドと一線を画し、独自のスタイルで作品を作り上げているインドの新世代監督チャイタニヤ・タームハネー。米経済誌フォーブス「アジア エンターテインメント&スポーツにおける30歳以下の30人」、米業界誌ハリウッド・レポーター「世界で最も将来が期待されている30歳以下の映画監督の一人」に選出されるなど、世界の映画界に新風を巻き起こしている監督の一人だ。インド独自の社会システムを背景に、国家権力などの問題にも踏み込んだ本作でも、階級、宗教、言語、民族など、複雑な社会環境の中に身を置いている彼らそれぞれの日常と、法廷の中での一つの裁きが多層に重なっていく複雑な人間ドラマを、ユーモラスかつ洞察力に富んだ視点で描き出している。なお本作は、ヴェネツィア国際映画祭で2部門を受賞、アカデミー賞外国語映画部門でもインド代表として選出されている。【作品情報】映画『裁き』公開時期:2017年7月 ユーロスペースほか全国順次ロードショー監督・脚本:チャイタニヤ・タームハネープロデューサー:ヴィヴェーク・ゴーンバル撮影:ムリナール・デサイ編集:リカヴ・デサイ音楽:サンバージー・バガト出演:ヴィーラー・サーティダル、ヴィヴェーク・ゴーンバル、ギーターンジャリ・クルカルニー、プラディープ・ジョーシー原題:COURT【ストーリー】ナーラーヤン・カンブレ、65才、歌手。罪状は自殺を煽る歌を歌ったこと―ある下水清掃人の死体が、ムンバイのマンホールの中で発見された。ほどなく、年老いた民謡歌手カンブレが逮捕される。彼の扇動的な歌が、下水清掃人を自殺へと駆り立てたという容疑だった。不条理にも被告人となった彼の裁判が下級裁判所で始まる。理論的で人権を尊重する若手弁護士、100年以上前の法律を持ち出して刑の確定を急ぐ検察官、何とか公正に事を運ぼうとする裁判官、そして偽証をする目撃者や無関心な被害者の未亡人といった証人たち。インドの複雑な社会環境の中で、階級、宗教、言語、民族など、あらゆる面で異なる世界に身を置いている彼らのそれぞれの私生活と、法廷の中での一つの裁きが多層に重なっていき…
2017年04月11日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)では、「EXILE TRIBE」とShortShortsによるコラボ企画「シネマファイターズ」として全6作品を上映。この度、すでに発表されている山田孝之と石井杏奈(E-girls)初共演作『パラレルワールド』(監督:河瀬直美)のほか5作品が発表され、豪華俳優陣の出演が明らかになった。「シネマファイターズ」は、数々のメジャーアーティストの作詞を手掛ける小竹正人の世界観を具現化する、音楽と映像の新しいプロジェクト。山田さんや石井さんが出演する『パラレルワールド』に続き、新たに5作品の情報が発表された。「Flower」の楽曲「白雪姫」を基にした『キモチラボの解法』。A.T.が監督を務め、EXILE AKIRAをはじめ小林喜日、駒井蓮、水崎綾女が出演。「キモチラボ」という、人々の感情を解放するクリニックが舞台となる。「E-girls」の「Mr.Snowman」を基にした『Snowman』には倍賞美津子、「劇団EXILE」鈴木伸之、藤井美菜、村井國夫が出演。メガホンを取るのは萩原健太郎。不治の病に罹った夫をコールドスリープカプセルで冷凍保存し、新薬の開発を待つことを決意する妻。10年後には治療薬が開発されるという主治医の言葉を信じて待つのだが…というSFラブストーリー。また、Dream Amiさんと鹿賀丈史が出演する『色のない洋服店』(齋藤俊道監督)は、Dream Amiの「ドレスを脱いだシンデレラ」が基に。色を失ってしまった世界で、小さな洋服屋を営む女性・由衣(Dream Ami)が、謎の放浪画家(鹿賀丈史)との出会いをきっかけに、変わっていく様子を描く。常盤司郎監督は、「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の「花火」を基に、ずっと出会うことのない登場人物たちのモノローグで綴られる、男女の心の奥底を問う痛く儚い愛の物語『終着の場所』を描く。「劇団EXILE」町田啓太、玄理(ヒョンリ)らが出演。「三代目J Soul Brothers/EXILE」岩田剛典と桜庭ななみが出演する『SWAN SONG』(落合賢監督)では、未曾有の大寒波“ディープフリーズ”に襲われ、終焉を間近にした地球を舞台に、名前も知らない女性に恋をしたギタリストのアサヒが、その人の為に作ったスワンソング(人生最期の曲)を聴いてもらうために旅をする物語が展開。「EXILE」の「Heavenly White」が基になっている。そしてキャスト陣からコメントが到着。EXILE AKIRAさんは、「小竹正人さんが作詞を手掛けた『白雪姫』(Flower)という切なさや恋愛をストレートに感じられる素敵な楽曲と、A.T.監督が描く作品の化学反応にご期待ください」と呼びかけ、ショートフィルム初挑戦だと言う岩田さんは、「短い時間の中でストーリーが完結するところがショートフィルムの魅力だと思います。1カット1カットが命のようなもので、それを積み重ねていく作業を続けた3日間の撮影はタイトなスケジュールだったけれど、濃厚で充実していました」とふり返った。さらに「『ドレスを脱いだシンデレラ』がこんな風に表現されるとは想像していなかった」とびっくりしたと言うDream Amiさんは、「曲自体は恋心を歌っているのですが、今回のこの作品はもっと根本にあるもの、生きていく上でずっと課題になる問題をテーマにしています。この歌がこんなに大きな意味を持つとは、驚きと新たな発見で嬉しかったです」と語り、「自分の知らなかった自分に出会うことの出来た3日間でした。短い分数の中に、大切なことがギュッと込められていて、短時間で全てを把握できる、ショートフィルムに魅力を感じました」と新鮮な撮影だったようだ。なお、本作は6月1日(木)の「SSFF & ASIA2017」のオープニング作品としてプレミア上映されるほか、開催期間中は各会場にて上映が予定されている。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」は6月1日(木)~25日(日)、東京・表参道ヒルズ スペース オーほか、横浜・ブリリア ショートショート シアターにて開催。(cinemacafe.net)
2017年04月10日Carter Wilkerson(@carterjwm)のTwitterより 米国のファストフードチェーン「Wendy’s」と、あるTwitterユーザーが、お互い負けられない闘いに挑んでいる。 事の発端は、ネバダ州在住のカーター・ウィルカーソンという男性が、ウェンディーズのオフィシャルアカウント宛てに送ったあるツイートだった。 「何回リツイートされたら、1年間チキンナゲットがタダになる?」 ウェンディーズはすかさず、そして簡潔に回答した。 「1,800万回」 これまでに、最もリツイートされた投稿は、2014年のアカデミー賞授賞式におけるエレン・デジェネレスの超豪華セルフィーで約300万回だ。ウェンディーズはその6倍をサラリと要求したのである。 ウィルカーソンは「受けて立とう」と返信し、早速行動に出た。一連のやり取りのスクリーンショットを添えて、「助けてください。チキンナゲットがかかってるんです」と、全世界のユーザーに支援を呼びかけたのだ。 彼の無謀とも言える挑戦は異様なまでの勢いで拡散され、投稿後わずか2日で100万リツイートを突破。ウェンディーズのアカウントも「100万!?!? はっきり言って動揺しています」と言いながらも、リツイート数の増加に貢献。10日まで210万回を超えており、1,800万回も夢ではないかもしれない。
2017年04月10日第69回カンヌ国際映画祭にて公式上映されるや大絶賛を受け、第89回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたドイツ映画『ありがとう、トニ・エルドマン』(原題:Toni Erdmann)。引退表明をしていたジャック・ニコルソンが自ら撤回して名乗りをあげ、ハリウッド・リメイクも決定した本作から、待望の予告編が解禁された。悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘・イネスとあまり上手くいっていない。たまに会っても、仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。そんな娘を心配したヴィンフリートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストを訪れることにする。父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間を一緒に過ごし、父はドイツに帰っていった。ホッとしたのも束の間、今度は彼女のもとに、“トニ・エルドマン”という別人になった父が現れて…。「スクリーン・インターナショナル」「カイエ・デュ・シネマ」など各国の有力誌がこぞって2016年の映画ベスト1に選んだのは、『ムーンライト』でも『ラ・ラ・ランド』でもなく本作。ワールドプレミアとなったカンヌでは、本作の話題で持ちきりに。「スクリーン・インターナショナル」の星取りでは歴代最高得点3.7(4.0満点)を獲得し、主要賞は逃したものの国際批評家連盟賞を受賞、「観客と批評家にとってのパルムドール」ともいわれた。すでに公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、アカデミー賞ノミネートをはじめ、各国の映画批評家協会賞の外国語映画賞を受賞。ヨーロッパ映画賞では作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞と主要賞を総なめに。また、アメリカ公開の際に本作を観てすっかり惚れ込んだジャック・ニコルソンが、ハリウッド・リメイクを熱望!引退表明を撤回し、リメイク版で自ら父親役を演じるという。アカデミー賞の常連である大物俳優の心をも鷲づかみにした。到着した予告編では、仕事に追われるキャリアウーマンの娘イネスを心配した父ヴィンフリートが、変なカツラに入れ歯の“トニ・エルドマン”という別人になって見守る姿がユーモラスに描かれていく。“トニ・エルドマン”が巻き起こす、予想を超える展開は奇想天外。しかし、そこから浮かび上がる父と娘の真実の愛が垣間見える、温かなものとなっている。互いに思い合っているにも関わらず、いまひとつ噛み合わない父と娘の普遍的な関係を、温かさと冷静な視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。世界を魅了したその世界観をここから確かめてみて。『ありがとう、トニ・エルドマン』は6月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月09日エディ・レッドメインが主人公の魔法使い、ニュート・スキャマンダーを演じる『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。4月19日(水)よりリリースされる本作のブルーレイ&DVDに先駆け、エディをはじめキャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドルのメインキャスト4人が仲睦まじく撮影時をふり返る映像が到着した。世界的人気を誇る大ヒットファンタジー『ハリー・ポッター』の新シリーズ1作目となる本作。アカデミー賞俳優のエディが演じた主人公の魔法動物学者ニュートをはじめ、キャサリンが演じたヒロインの魔法使いティナ、その妹クイニーを演じたアリソン、人間(ノー・マジ)のジェイコブを演じたダンの魅力的なキャラクターたちが人気を集めた。今回到着したのは、本作のブルーレイ&DVDに収録される、この4人のキャストに迫る特典映像「新たな魔法時代の幕開け」の一部。本映像からは、メインキャスト4人がセット内で仲睦まじく撮影時をふり返る模様を見ることができる。その場所は、ゴブリンのナーラックが経営する隠れ酒場ブラインド・ピッグだ。ヒロインのティナを演じたキャサリンは、メインキャラクターの中で唯一人間のジェイコブを演じたダンとの共演について、「魔法使いと人間という対照的な存在を楽しく演じたわ」とふり返る。さらにキャサリンが、ティナが使った魔法を見て驚くジェイコブの演技の再現すると、皆から笑みがこぼれ、そのときのユニークなシチュエーションを思い浮かべることができる。そして、シリーズの原作者J.K.ローリングは、そんな彼らに「最高のキャストよ」と太鼓判を押し、「『ハリー・ポッター』のときよりも自身がキャスティングに関わった」と明かす。また、エディも「すばらしい共演者に恵まれて最高だった」と語り、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンは「彼らは4人で1つのチームなんだ」と語っている。彼らのベストなチームワークと醸し出される“化学反応”は、やはり本作を特別なものにしているようだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』ブルーレイ&DVDは4月19日(水)より発売・レンタル開始/デジタルレンタル配信開始。※デジタルセル先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年04月09日この世にはわずかだが「優れた続編映画」が存在する。『ダークナイト』『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』といった名作をはじめ、『トイストーリー』や『スパイダーマン』の続編も成功例だ。そしてこの春、『T2 トレインスポッティング』がその仲間入りを果たした。同作は1996年に公開された青春映画『トレインスポッティング』の約20年ぶりとなる続編。ダニー・ボイル監督を筆頭に、脚本を手がけるジョン・ホッジ、主演のユアン・マクレガーらが再集結し、前作から20年後の新たなる群像劇を繰り広げる。その時点で、続編映画として他に類を見ない“奇跡”であり、リアルタイムで前作に触れたファンなら誰もが興奮と郷愁を同時に噛みしめ、「こんな完ぺきな続編ある?」とうなってしまうはずだ。主人公のレントンが、スパッド、サイモン(=シック・ボーイ)、ベグビーを出し抜き、麻薬取引で得た大金を持ち逃げしてから20年。彼らが故郷スコットランドのエディンバラで再会すれば、きな臭いトラブルが巻き起こるのは時間の問題だ。若かった20年前に比べて、見た目は老けても、中身がまったく成長していないという男の悲しい性(さが)。一方、奔放な女子高生だったダイアンが、いまや敏腕弁護士なのだから、女性は聡明でたくましい。前作で描かれたエピソードや登場人物、さらに実際のシーンが絶妙なポジションに配置され、ノスタルジーを刺激しながら(イギー・ポップの“Lust for Life”が流れる瞬間がシビれる!)、後悔してもしきれない過去/結局は閉塞したまま現在/いまだにお先真っ暗な未来という、中年だからこそ感じてしまう容赦ない時間の残酷さを突きつける本作。20年後を描いた20年ぶりの続編、という重みがあるからこそ成立するドラマ性が最大の武器だ。歳月の経過に思いをはせれば、前作が30週以上にわたりロングラン上映された渋谷のシネマライズが閉館し、“Lust for Life”をプロデュースしたデヴィッド・ボウイ、薬物を注射したレントンが奈落に沈むシーンで流れる“Perfect Day”のルー・リードもこの世を去った。かたや、ボイル監督は『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞を制覇し、ユアンはジェダイ騎士としてライトセーバーを振り回したのだから、人生はわからないものである。(text:Ryo Uchida)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年04月08日『ハリー・ポッター』で世界的に知られるエマ・ワトソンを主人公ベル役、英国ドラマ「ダウントン・アビー」でブレイクしたダン・スティーヴンスを野獣役に迎え、ディズニー・アニメーションの不朽の名作を実写映画化する『美女と野獣』。このほど、本作の吹き替え版で野獣役を務める山崎育三郎が、本作のために書き下ろされた新曲「ひそかな夢」を歌い上げる本編映像が解禁となった。3月17日に全米公開を迎えた本作は、オープニング3日間興行成績1億7千万ドルをたたき出し、『ハリー・ポッター』シリーズを超える記録的成績で2017年公開作品NO.1の大ヒットスタートに。日本をはじめ、まだ公開していない国があるにもかかわらず、全世界興行収入はすでに9億ドルを突破している(BOX OFFICE MOJO調べ)。快進撃を続ける本作を支えるのが、『美女と野獣』『アラジン』『リトル・マーメイド』などで数々の名曲を生み出し、アカデミー賞に8度ノミネートされ、作曲賞・歌曲賞をそれぞれ4度受賞した稀代の作曲家アラン・メンケンによる楽曲だ。今回は、吹き替え版の野獣役を務めるミュージカル界の実力派、山崎さんが歌う「ひそかな夢」の一部が解禁。この楽曲は、ベルへの恋心を確信しながらも、彼女を愛するがゆえに自分の想いを抑え、父親のもとへ返そうと決心をした野獣が、城から去ってゆく彼女の姿を見つめながら歌う切なすぎるバラード。アニメーション版では、作品賞にくわえ、歌曲賞に同作から3曲ノミネーションという歴史的快挙を成し遂げているが、今回の新曲「ひそかな夢」も、早くも来年度アカデミー賞が期待されている。ビル・コンドン監督はこのシーンについて、「野獣は彼女の姿を見続けようと、できる限り高いところに登ってゆきます。彼はこれでもう一生彼女の姿を見られなくなることを知っているからです。つまりここでは、塔を登ってゆきながら、同時に彼が心の底から歌うことが何よりも重要でした。アランとティム(・ライス)は間違いなくスペクタクルに満ちた歌を作り上げていますよ」と自信を覗かせている。“本当に愛するがゆえにベルを自由にする”という野獣の複雑な思いを込める「ひそかな夢」は、本作でも最も表現力が重要となる楽曲の1つ。映像からも、山崎さんが日本のミュージカル界トップクラスともいわれる歌唱力と表現力で、感情豊かに歌い上げていることが分かる。ベルを思って父のもとに帰しながらも、「愚かと知りながら、ひそかに夢見る」とベルへの捨てきれない想いを歌いあげる歌詞の1つ1つに山崎さんの感情が注ぎ込まれ、観客の心を揺さぶる名シーンに仕上がった。なお、4月9日(日)OA予定のテレビ朝日「題名のない音楽会」では、ひと足早く山崎さんが「ひそかな夢」を披露。収録では、野獣の心に寄り添いながら歌っていた山崎さんが感極まって涙してしまうひと幕もあったそう。本作の公開前に、山崎さんの歌声を堪能してみて。『美女と野獣』は4月21日(金)より全国にて公開。「題名のない音楽会」は4月9日(日)9時~テレビ朝日にて放送予定、4月16日(日)23時~BS朝日にて放送予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年04月08日