01 美術館でみる・感じるアート作品シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展神奈川県 ポーラ美術館:Ken Kato「シュルレアリスムと絵画」展 会場入口神奈川県箱根町・ポーラ美術館で、2019年12月15日〜2020年4月5日まで、「シュルレアリスムと絵画」展が開催されています。この展覧会はシュルレアリスムが誕生した1920年から100年にわたる変遷をたどるもので、日本でのシュルレアリスムの展開や今日に至るまでの影響についてなど、実際の作品を通して紹介していきます。Photo:Ken Kato束芋作品展示風景シュルレアリスム独特の抽象表現や不条理な世界観は、現代日本の映画・漫画界へも大きく影響を与えた概念。「シュール」という不思議で不可解、なのに魅力的な感覚について感じ・考える展覧会です。トークイベントやワークショップも開催Photo:Ken Kato束芋と本展のために描いたウォールドローイング展覧会の開催に合わせて、ポーラ美術館では以下の日程でトークイベントやワークショップも実施。2020年は年明けからどっぷりアートに浸かってみてはいかが?2020年1月11日(土)新春!シュルレアリスム ヒットパレード ―シュールの笑いを分析する―アートや美術をわかりやすく、そして面白く解説するアートテラーのとに~さんと、ポーラ美術館の学芸員である東海林さんが対談形式で行うクロストーク。「シュールな状況や出来事はなぜ笑いにつながるのか―」をテーマに、20世紀において最も影響をおよぼした芸術運動である「シュルレアリスム」を源泉とする「シュールな世界観と笑いの関係」に迫るイベントです。日時:1月11日(土)14:00 – 15:30定員:先着100名様参加費:無料(要当日入館券)講師:とに~(アートテラー)×東海林 洋(ポーラ美術館本展担当学芸員)2020年1月12日(日)第8回ギャラリートーク駅伝ポーラ美術館のある箱根名物・箱根駅伝にちなみ、学芸員がタスキをつなぐように、1回30分のトークを10回連続で行うギャラリートーク駅伝。2020年1月12日はフランスで生まれたシュルレアリスムの絵画への広がりや、日本で独自に発展した「シュール」という世界観への変遷、ダリやデ・キリコなどの作品を通して紹介。印象派のモネやルノワールなど、ポーラ美術館を代表する名画も登場します。作品の見どころや魅力を紹介するトークイベントです。日時:1月12日(日)往路10:00-12:30(計5回)/ 復路13:30-16:00(計5回)定員:各回30名様参加費:無料(要当日入館券)★各回参加者全員にポストカード1枚プレゼント!2020年3月20日(金・祝)シュルレアリスムの技法を楽しむ ワークショップ当時、シュルレアリスムの画家であるマックス・エルンストが発明したフロッタージュ(こすり出し)やグラッタージュ(けずり出し)といった技法とともに、コラージュ(糊付け)やデカルコマニー(転写法)といった技法も駆使した絵画が数多く制作されました。これらの技法は、美術の知識や技量に関わらず、誰もが感覚的に実践できることが特徴だそう。エルンストに代表されるシュルレアリスムの画家たちが実践した絵画技法を学び、それらを使った作品を自由に制作するワークショップを開催。日時:2020年3月20日(金・祝)14:00—15:30講師:内呂 博之(うちろ・ひろゆき/ポーラ美術館本展担当学芸員)定員:20名様*要事前申込:会場:ポーラ美術館講堂参加費:500円(要当日入館券)2020年3月21日(土)香水作りワークショップ「香りの教室」「モードとアートの香水瓶」展にちなんだオリジナル香水づくりのワークショップ。展示の舞台である1920年代~1940年代に流行した香りや香料の特徴をはじめ、現代で香水を選ぶ時のコツなども教えてくれます。初めての人でも失敗しない調香の法則で特許を取得しているポーラ化成工業から講師を招いて実施する、オリジナル香水づくり。(※作った香水は持ち帰り可)日時:2020年3月21日(土)14:00—15:30講師:山本 めぐみ(やまもと・めぐみ/ポーラ化成工業株式会社横浜研究所 研究員)会場:ポーラ美術館講堂定員:20名様*要事前申込:参加費:1,500円(制作したオリジナル香水をお持ち帰りいただけます)協力:ポーラ化成工業株式会社【企画展概要】シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」展会期:2019年12月15日(日) ~ 2020年4月5日(日)会期中無休 / 開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)*詳細はボーラ美術館公式HPから ミュージアムショップでさわる・ふれるアート作品SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMUROテキスタイルを切って生まれるストーリー国立新美術館内ミュージアムショップスーベニアフロムトーキョー内SFT GALLERY東京・六本木の国立新美術館内のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」のSFT GALLERYで、2020年1月8日(水)〜3月9日(月)までの間、テキスタイルデザイナー氷室友里さんによる作品展示販売会「SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー」が開催されます。「YURI HIMURO」はテキスタイルデザイナーである氷室友里さんが主宰する、テキスタイルブランド。日本とフィンランドでテキスタイルを学び、人と布との関わりを通して「日々に驚きや楽しさをもたらし、豊かにしていくこと」をテーマに遊び心あふれるデザインを生み出しています。テキスタイルデザイナー 氷室友里さん会場では「YURI HIMURO」の代表作である「SNIP SNAP」の壁に飾れるアートパネルを中心に展示販売します。「SNIP SNAP」は、ハサミで表面の糸をカットして柄をアレンジできる生地。デザイナーが自ら柄をカットするアートパネルシリーズは、アトリエで一つひとつ手作業でつくられるため、同じ生地でも表情が少しずつ異なる一点もの。好きな表情のアートパネルを選ぶのも、展示販売会ならでは楽しみ方!SNIP SNAP アートパネルは各4,500円〜39,000円(税別)また、2020年1月25日(土)には、氷室さんと一緒に「SNIP SNAP」の生地ハギレを使って18×14cmサイズのファブリックパネルに貼り込むワークショップも開催。参加は事前予約制で受付しています。(2020年1月8日(水)10時から申し込み開始)美術館でのんびりしながら、いろいろなアートに触れる1日もいいですね!2020年1月25日(土)「テキスタイルデザイナー氷室友里さんと一緒に、ちいさなアートパネルをつくろう」ワークショップ日時:2020年1月25日(土)14:00~(所要時間約50分)場所:国立新美術館 B1 スーベニアフロムトーキョー参加費:2,200円(税込)*当日お支払ください。現金のみ対応。定員:6名申込み方法:2020年1月8日(水)10時から電話で受付(03-6812-9933:スーベニアフロムトーキョーまで)*先着順で定員が埋まり次第終了。【企画展概要】SNIP SNAP WALL ART MUSEUM BY YURI HIMURO テキスタイルを切って生まれるストーリー会期:2020年1月8日(水)〜3月9日(月)10:00 – 18:00(国立新美術館の開館時間に準じます)*毎週金・土曜日は20:00まで。定休日:毎週火曜日(祝日又は休日に当たる場合は営業し、 翌日休み)*詳細は公式HPから ギャラリーアートに癒されるうつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)ギャラリー「うつわ祥見」が鎌倉に新規OPENしたギャラリーカフェ鎌倉にあるうつわのギャラリー「うつわ祥見」が、常設の新店舗「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」をオープン。「うつわ祥見」は2002年鎌倉の高台に一軒家のプライベートギャラリーとしてスタート。2009年に鎌倉市御成町、2017年には鎌倉駅至近の小町に新しいギャラリーをオープンしています。鎌倉で三店舗目となる「うつわ祥見 KAMAKURA concierge (コンシェルジュ)」は店内に、鎌倉市長谷より移転した、日本古来の暦に寄り添う菓子を提案する菓子ギャラリー「かまくら七十二 (しちじゅうに)」を併設。こだわり素材と丁寧に焼き上げるお菓子・季節の食材でつくる甘露煮やジャムなど、添加物を使わない安心安全なお菓子をセレクト。また、東京・代官山の「私立珈琲小学校」が監修するカフェスペースも設置して、作家がつくるうつわの使い心地・育ち方をゆったりとした時間の中で楽しむことができるスペースとしています。店名の”concierge”には「心満たすものを伝える」というコンセプトがあり、日々のうつわをより丁寧に提案することで、その美しさや使う喜びを感じてほしいとの想いが込められています。約30人の作家による日常使いのうつわを手に取り、眺め、心を満たし、温かいお茶でほっとひと一息。居心地よく過ごせるギャラリーを一つ知っているだけで、毎日の生活がちょっと豊かになるような、そんな気がしてきます。鎌倉を訪れた時はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?【ギャラリー詳細】うつわ祥見KAMAKURA神奈川県鎌倉市小町1-6-13 コトブキハウス2F営業時間:12:00~18:00定休日:火曜日アクセス:JR線下車徒歩1分tel & fax:0467-23-1395/mail:info@utsuwa-shoken.com公式HP:アートが楽しめるのは美術館だけでなく、ミュージアムショップ、ギャラリーカフェなど、どんな時間を過ごしたいのかによっても異なり、いろいろな場所があります。作品に触れ、時に体感し、日常をふと忘れる瞬間をおもしろがれるよう、いろいろな場所に出向いてみるのがおすすめです!ショートトリップを兼ねて、ぜひ足を運んでみてください!text:Mizuki Igarashi
2019年12月30日埼玉県立近代美術館では、『ニューヨーク・アートシーン —ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで—滋賀県立近代美術館コレクションを中心に』展が、2020年1月19日(日)まで開催されている。第二次世界大戦後、画期的な表現を次々と生み出して注目を集めたニューヨークのアートシーン。大戦中、戦火を逃れてヨーロッパから移り住んだ多くの美術家たちによって伝えられた近代美術がアメリカの若者たちを刺激し、新しい意欲的な表現が次々と生み出された。同展は、そんなニューヨークという都市で繰り広げられたアメリカ美術の半世紀を紹介するもの。改修のため休館している滋賀県立近代美術館が所蔵する日本屈指の戦後アメリカ美術のコレクションを中心に、国内の美術館に所蔵される優品を加えた約100点の作品が並ぶ。展示は全6章で構成。「新しいアメリカ絵画—抽象表現主義」「デュシャンとその末裔—ネオ・ダダとフルクサス」「パクス・アメリカーナの夢—ポップ・アートとスーパー・リアリズム」「最後の絵画—ポスト・ぺインタリーアブストラクション」「限界における美術—ミニマル・アートとコンセプチュアル・アート」「ポスト・モダン以後の表現—ニュー・ぺインティングとアプロプリエーション・ アート」と、年代やジャンルごとに区切りながら、世界のアート・シーンを席巻した戦後ニューヨーク美術が総覧できる。マーク・ロスコ、ジャスパー・ジョーンズ、フランク・ステラ、アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキアなど、時代を彩ったアーティストたちの数々の名品を、この機会に堪能したい。【開催情報】『ニューヨーク・アートシーン —ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで— 滋賀県立近代美術館コレクションを中心に』2020年1月19日(日)まで埼玉県立近代美術館にて開催【関連リンク】 埼玉県立近代美術館()アーシル・ゴーキー 《無題(バージニア風景)》 1943-44 年頃 油彩、カンヴァス 滋賀県立近代美術館蔵モーリス・ルイス 《ダレット・ペー》 1959年 アクリル、カンヴァス 滋賀県立近代美術館蔵
2019年12月22日箱根のポーラ美術館では、20世紀から現代までの香水瓶の軌跡を辿る「モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール」展を、12月15日から翌年4月5日まで開催する。香水瓶 「ショッキング」1937年 スキャパレッリ バカラ社製フランスでは、ファッションデザイナーのポール・ポワレが1908年に創設した香水ブランド「ロジーヌ香水」を発端に、オートクチュールメゾンが香水を販売し始め、1920年代には各メゾンの世界観を演出するために香りが重要な役割を担うようになった。多くのメゾンが香りはもちろん、ボトルの形にも工夫を凝らし、時にはルネ・ラリックやシュルレアリストなど同時代の芸術家たちもその造形に携わった。同じく12月15日に開幕する同時開催の企画展「シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本のシュール」展の関連企画として開催する本展では、メゾンの世界観を表現した香水瓶を、芸術家たちが手がけた作品を中心に紹介。香水瓶約80点に絵画、広告等の資料を加え、シュルレアリスムが世界で展開した1920年代から1940年代にかけて制作された香水瓶に焦点を当て、20世紀から現代までの香水瓶の軌跡を辿る。ルネ・ラリック 香水瓶「ダン・ラ・ニュイ(夜中に)」原型制作:1924年、ウォルト会場は、第1章「オートクチュールメゾンによる香水のはじまりと発展」、第2章「20世紀における香水メゾンの戦略」、第3章「モードとシュルレアリスムの出会い」、第4章「戦後から現代へ続く香水瓶」で構成。ラウル・デュフィとテキスタイルのデザインなどでコラボレーションしたポワレを起点とし、ダリを始めとするシュルレアリスムのメンバーと親交を持ち、彼らの前衛的な表現をとり入れたエルザ・スキャッパレッリ、そしてボトルデザインが定番として発表当時から現代まで続いているクリスチャン・ディオール等の香水瓶を展示。ファッションの新たな表現媒体として発展した香水瓶とアートの出会いを紐解く。香水瓶「パリ、クリスマス用」1940年頃 コティなお、同時開催の企画展「シュルレアリスムと絵画 ―ダリ、エルンストと日本のシュール」は、2019年がシュルレアリスム誕生から100年の節目となることから開催。フランスで誕生したシュルレアリスムは、理性を中心とした意識では捉えきれない新しい現実を表現することを目指して始まった。この100年で変遷を遂げたシュルレアリスムの展開と、フランスから日本、そしてアメリカ、アジアにいたるまでのシュルレアリスムの広がりを、約100点の絵画、版画によってたどる。【展覧会情報】モードとアートの香水瓶―ポワレ、スキャパレッリ、ディオール会期:12月15日〜2020年4月5日会場:ポーラ美術館住所:神奈川県⾜柄下郡箱根町仙⽯原⼩塚⼭ 1285時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)料金:大人1,800円、シニア(65歳以上)1,600円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料会期中無休
2019年12月04日アートの領域を越えたさまざまなプロジェクトや作品から、近未来のヴィジョンを考察するユニークな展覧会『未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命—人は明日どう生きるのか』が、森美術館で11月19日(火)に開幕。2020年3月29日(日)まで開催されている。近い将来、私たちの生活に大きな変革をもたらすであろう、AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)などの最先端テクノロジー。同展は、それらに影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築を通して、近未来の都市、環境問題からライフスタイル、そして社会や人間のあり方をともに考えることをテーマにした展覧会だ。会場は、「都市の新たな可能性」「ネオ・メタボリズム建築へ」「ライフスタイルとデザインの革新」「身体の拡張と倫理」「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成。国内外から参加した64のアーティスト、プロジェクトによる100点以上の作品が紹介される。「都市の新たな可能性」では、最先端の都市計画や、アーティスト、建築家が描くユニークな都市像を紹介。環境を汚染する排出物を出さないエコシティや、海上に浮かぶ都市、自然と融合した都市など、SF映画に出てきそうな都市が、実現可能な形で提示されている。森美術館( /target=)
2019年11月21日森美術館で11月19日、「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」が開幕した。会期は、3月29日まで。森美術館はこれまで現代美術と歴史的・科学的資料を組み合わせたジャンル横断型のテーマ展を企画してきたが、「未来と芸術展」は「医学と芸術展」「宇宙と芸術展」に続く第3弾となるもの。今回は、更に領域を広げ、AI、バイオ技術、ロボット工学、AR(拡張現実)など最先端のテクノロジーとその影響を受けて生まれたアート、デザイン、建築などを通じて近未来の都市、環境問題からライフスタイル、社会や人間の在り方などを考察する。前日の18日には、開幕に先がけてプレスプレビューを開催。展示と概要を公開した。100点を超えるプロジェクトや作品を紹介する今回。展覧会は「都市の新たな可能性」、「ネオ・メタボリズム建築へ」、「ライフスタイルとデザインの革新」、「身体の拡張と倫理」、「変容する社会と人間」の5つのセクションで構成されていて、都市から建築、ライフスタイル、身体とマクロからミクロのスケールに移っていく展示構成になっている。スタートは「都市の新たな可能性」のセクション。展覧会の冒頭に展示されているのは、中東アブダビに建設中の、太陽光など自然のエネルギーを使用した環境にやさしい未来型都市。既に一部は竣工している未来型都市を紹介することで未来が現実に始まっているということを示している。その他にも、都市のセクションでは、砂漠、海、空中に浮かぶ都市など、新しい住環境、環境問題、コンピューターを使用した情報都市の3つを切り口に、プロジェクトを選んでいる。建築セクションの「ネオ・メタボリズム建築へ」では、エコ・ロジック・スタジオの3Dプリンタで作られたものの中にミドリムシがジェル状になって生息することで、光合成によって空気を浄化する作品や、ミハエル・ハンスマイヤー(Michael Hansmeyer)のコンピューター制御のロボットがカットした1,400本以上のチューブで作られたという、イスラム建築の装飾からインスパイアされたインスタレーションなどを展示。建築セクションでは、工法とマテリアルがポイントになっていて、ロボット、3Dプリンタ、ドローンなどを使ったものや、ミドリムシやキノコなど環境に優しいマテリアルの提案などを中心に紹介している。また、ライフスタイルセクションの「ライフスタイルとデザインの革新」では、衣食住という生活に直結したものを紹介。バイオアーティストでもあるエイミー・カール(Amy Karle)の人間の神経や肺などの臓器や体内組織をモチーフに服を作るプロジェクトからの3体の他、ユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)のコレクションや、食がテクノロジーによってどう変わるのか、寿司のデータを編集し、世界中どこでも3Dプリンタを使って寿司を食べられる未来の寿司などを展示している。また、身体のセクションとなる「身体の拡張と倫理」では、身体の変容・拡張に関して、ロボット工学的な拡張とバイオテクノロジーを使った拡張の2つを紹介。ゴッホの父系と母系の末えいから細胞のDNAを提供してもらい、ゴッホが生前に切り落とした耳を現代に再現した作品など、バイオアートに関する作品では、アーティストがバイオテクノロジーを使って実験出来るような環境を展示室の中に作るという試みも行っている。また、ロボット工学的拡張では、違った画風を持つ5台のロボットアームが来場者の顔を写生する。最後のセクションとなる「変容する社会と人間」は、人間について、幸福や生きる意味などについて考察するもの。「オルタ3」の実機と新作の映像を始め、部屋の中に入ると顔が壁に映し出され、複数の場合、関係性を示すなど、監視カメラと顔の画像認識技術を活用したインスタレーションなどを展示している。展覧会の最後は、トルコに建てられた遺跡をモチーフに、文様や周囲の環境を解析し、抽象的な動画に変換した映像インスタレーション。データの海だけに生きていてこれからどうなるのかを問いかけ、展覧会が終わるという流れになっているという。プレス説明会で、の南條史生館長は「今までにやってきたことを総合的に検討した上で、この展覧会を作った。未来は今我々が行う判断で作られる。この展覧会を見て、考えたり議論したりしながら楽しんでもらえれば」などと話した。【イベント情報】未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか会期:11月19日〜2020年3月29日会場:森美術館住所:六本木ヒルズ森タワー53階時間:10:00~22:00(最終入館21:30)※火曜日のみ17:00まで(最終入館16:30)※ただし11月19日(火)、12月31日(火)、2月11日(火・祝)は22:00まで(最終入館21:30)料金:一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子ども(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円会期中無休
2019年11月19日アジア最大級のアートイベント・デザインフェスタは、プロアマ・国籍・年齢・性別は一切不問。オリジナル作品であれば無審査で参加することができるアートの祭典。春・夏・秋の年3回開催し、今年で25周年を迎える歴史の長いアートフェスです。ここでしか出会えないアート作品・手づくり品の宝庫イベント会場となる東京ビッグサイトには約5,000近い手づくり品のブースエリアをはじめ、ショーステージ、ライブペイント、ワークショップエリア、フード&パフォーマンスエリアなどさまざまなジャンルのアート作品が勢揃い。多種多様なスタイル・ジャンルのクリエイターやアーティストの作品を直接購入できるリアルなプラットホーム、通称「デザフェス」。今秋は11月16日(土)・17日(日)に開催です。クリエイターと直接対面し会話することで、一つひとつの作品への想いを肌で感じることができるでしょう!デザフェス史上最大規模での開催!1994年にスタートし第50回目の開催となる今回は、東京ビッグサイトの西展示棟全館に加え、南展示棟1・2ホールを追加した過去最大数となる4,500ブース・13,000人を超えるアーティストが出展します。前回に引き続き、会場の照明を消して暗さを活かした「暗いエリア」も登場。キッチンカーも20台以上が出店してカフェエリアも充実。1日では回り切れないボリュームです!暗さを活かしたアート作品が楽しめる「暗いエリア」は独特の雰囲気。夏開催のVol.49では野外に目移りする数のキッチンカーがずらり。ジャンルやスタイルにとらわれず「自由に表現できる場」として、国内外で活動する全てのクリエイターと、アート好きな来場者のためのデザイン祭。表現することの楽しさを五感すべてで感じるアートの祭典、ぜひ足を運んでみては?-イベント概要-デザインフェスタVol.50開催場所:東京ビッグサイト西展示棟全館+南展示棟1・2開催日時:2019年11月16日(土)・17日(日) 両日11:00~19:00出展ブース数:4,500ブース公式サイト: チケット情報-・1日券前売:800円 / 当日:1,000円・両日券前売:1,500円 / 当日:1,800円
2019年11月14日「ストラスブール美術館展 印象派からモダンアートへの眺望」が、兵庫・姫路市立美術館 企画展示室にて2019年11月12日(火)から2020年1月26日(日)まで開催される。フランス最大規模のコレクションを誇るストラスブール近現代美術館フランス北東部アルザス地域圏の中心都市ストラスブールは、ドイツ国境に近く、仏・独の文化が融合した独自の文化が発展してきた地域。その街並みはユネスコの世界遺産に認定されている。ストラスブール近現代美術館はフランスでも最大規模のコレクションを誇り、約18,000点の近現代美術作品を所蔵。「ストラスブール美術館展 印象派からモダンアートへの眺望」では、その中から絵画作品を中心に近現代の名品約100点を紹介する。モネやシスレーなど印象派からピカソのキュビスムまで会場には、モネ、シスレーといった印象派の画家が描いた風景画から、20世紀のモダンアートを代表するピカソのキュビスム、カンディンスキーの抽象絵画、マルグリットのシュルレアリスムまで、印象派から現代美術に至るまでの潮流を感じられる多彩な作品が集結。さらに、アルザス出身でダダイストとして名を馳せたジャン・アルプやマルセル・カーン、アルザスの写実主義の画家たちなど、ストラスブールゆかりの画家の作品も展示される。姫路市立美術館所蔵のルノワールやマティスもまた、姫路市立美術館では、國富奎三コレクション寄贈25周年を記念し、印象派の巨匠・ルノワールの《母性》や、モダンアートの旗手・マティスの連作版画本『ジャズ』の全点を公開するコーナーを特別に設置。関西で唯一の開催会場となる、姫路市立美術館ならではのラインナップを楽しめる。【詳細】ストラスブール美術館展 印象派からモダンアートへの眺望会期:2019年11月12日(火)~2020年1月26日(日) ※年末年始も月曜日以外は休まず開館開館時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)休館日:月曜日(ただし1月13日は開館)、1月14日(火)※年末年始も月曜日以外は休まず開館。会場:姫路市立美術館 企画展示室住所:兵庫県姫路市本町 68-25TEL:079-222-2288料金:一般 1,200(900)円、大学・高校生 600(400)円、中・小学生 200(100)円※( )内は20名以上の団体・前売料金※未就学児は無料※インターネット割引:それぞれの料金から100円引き(11月12日より割引券を姫路市立美術館公式ホームページに掲載)■前売券 ※販売期間 ~2019年11月11日(水)取扱い場所:姫路市立美術館友の会、兵庫県立歴史博物館、中井三成堂※前売券および当日券は、会場窓口以外ではABC ぴあ、チケットぴあ(P コード 769-951 0570-02-9999)、ローソンチケット(L コード 52732 0570-084-005)、CN プレイガイド(0570-08-9999)、イープラス、セブンチケット、阪神プレイガイド梅田店
2019年11月03日「青参道アートフェア2019」が、青山、表参道、原宿の対象ショップ23店舗にて2019年10月22日(火・祝)まで開催される。「青参道アートフェア2019」は、今回で13回を迎えるアートイベント。ブティックやカフェ、美容室などが並ぶ、青山通りと表参道を繋ぐ“青参道”を中心に、アート展示を楽しんだり、現代アーティストの作品をショッピング感覚で気軽に購入したりすることができる。ランプ ハラジュク(Lamp harajuku)やデ・ドゥエ アッシュ・ペー・フランス(D-due H.P.FRANCE)といったファッションストアや、Cafe Madu 青山店といったカフェが参加し、そのまま展示スペースとなる。hpgrp GALLERY TOKYO(エイチピージーアールピー ギャラリートウキョウ)では、現代アーティスト・キーニュ(Keeenue)の個展「Story in Story」を開催。田名網敬一に師事した後に独立し活動するキーニュは、デジタルとアナログを併用しながら、自由な線と独特な色彩構成によってユニークな世界観を描き出すアーティストだ。その他、フランス人アーティストのナタリー・レテや、Izumida Lee、池平徹兵など多数のアーティストが参加。さらに、「青参道アートフェア2019」会期中は、ブルーアガベ100%のテキーラカクテル「サウザクーラー」が参加各店舗にて無料配布される。カクテルを片手にしながら、クオリティの高いアートを身近に楽しむことができる。また、アッシュ・ペー・フランス全国主要店舗では、10月31日(木)まで「アート マターズ(ART MATTERS)」を開催。アート作品の展示販売等を行い、「アート感のある暮らし」に関わる企画を実施する。【開催概要】青参道アートフェア2019開催日程:2019年10月18日(金)~10月22日(火・祝)開催場所:青山、表参道、原宿の対象エリアのショップ23店舗■参加アーティスト愛☆まどんな / 浅間明日美 / アメリ・ジョー / アルフレド・オルメド / 飯田淳 / 池平徹兵 / 市野雅彦 / Izumida Lee / Keeenue / 桑田卓郎 / 鈴木夏菜 / すまあみ / 高橋生也 / 高畑早苗 / 田中麻記子 / ナタリー・レテ / にゅう / ハンナ・フシハラ・アーロン / 帆苅祥太郎 / 安田ジョージ / やましたあつこ / 吉田花子 / ラ スフルリー / ルイーサ・フレイサス / 渡辺愛子■参加ショップadditional gallery / Bazar et Garde-Manger / Cafe Madu Aoyama / DaB omotesando / D-due H.P.FRANCE / duvetica aoyama store Tokyo / GANZO本店 / H.P.DECO / H.P.FRANCE BIJOUX 表参道 / hpgrp GALLERY TOKYO / HUYGENS TOKYO / JAMIN PUECH / Juana de Arco 表参道 / Lamp harajuku / Le monde de Nathalie / Pretty Ballerinas Aoyama / SERGE THORAVAL / TRICO FIELD TOKYO / Valmuer / WALL原宿 / 3doo omotesando / 水金地火木天冥海 / 利菴アーツコレクション■キーニュ個展「Story in Story」会期:2019年10月5日(土)~11月2日(土) 12:00~20:00場所:hpgrp GALLERY TOKYO(東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B1F)※青参道アートフェア期間中は休まずオープン。■アート マターズ会期:2019年10月1日(火)〜10月31日(木)開催場所:全国のアッシュ・ペー・フランス主要店舗・ナタリー・レテ「usagi ningen 原画展」巡回展会期/場所:2019年10月19日(土)~27日(日)/アッシュペーブチック(兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-5)11月1日(金)~30日(土)/Le monde de Nathalie(東京都渋谷区神宮前4-28-15 Lamp harajuku B1F)
2019年10月24日アート集団・チームラボによるアートの展覧会「チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020」が、高知県高知市の高知城にて開催。会期は2019年11月8日(金)から2020年1月13日(月・祝)まで。日本三大夜城・高知城で最新アートを夜景観賞士の投票を元に決定される“日本三大夜城”の1つであり、天守閣をはじめとする数々の建造物が国の重要文化財に指定されている「高知城」。そんな「高知城」を舞台にした、チームラボによるアート展が2018年に引き続き、2019年も開催する。会場には、人々の存在によって変化するインタラクティブな9つのアート作品を展示。高知の街を象徴する歴史的建造物が建ち並ぶ敷地を、光のアート空間へと変化させる。呼応する木々と自立しつつも呼応する生命城跡に展示する『呼応する木々と自立しつつも呼応する生命 / Resonating Tree and Autonomous Resonating Life』。展示エリアに自立する卵形体は、人に押され倒れかけると、光の色が変化。色特有の音色を響かせながら、放射状に近隣の卵形体と木々に伝播していく。世界はこんなにもやさしく、うつくしい - 高知城の石垣『世界はこんなにもやさしく、うつくしい - 高知城の石垣 / What a Loving, and Beautiful World – Kochi Castle Stone Wall』は、高知城の石垣を使ったインスタレーション作品。映し出される文字に人々が近づくとその文字を表した世界が壁に出現する。さらに相互的に影響し合い、石垣に様々な景色を描き出す。Waves of Light of Kochi Castle日本で唯一全体が現存している「高知城」本丸から、二ノ丸へ伸びる渡り廊下の襖を使った『Waves of Light of Kochi Castle』。“波”とそれを構成する“水”の粒子の挙動をコンピューターで再現し、平面に映し出した映像作品となっている。【詳細】チームラボ 高知城 光の祭 2019-2020会期:2019年11月8日(金)~2020年1月13日(月・祝)開催時間:17:30~21:30(最終入場21:00)会場:高知城・高知公園住所:高知県高知市丸ノ内1-2-1入場券販売場所:全国のコンビニエンスストアおよび現地※前売り券はコンビニエンスストアのみでの販売。※天守入館券は当日現地販売のみ。※『Black Waves of Kochi Castle』は、2019年11月8日(金)~12月19日(木)の期間展示。『Waves of Light of Kochi Castle』は、2019年12月20日(金)~2020年1月13日(月)の期間展示。<入場料>■展覧会入場券・前売券大人 1,000円、中・高校生 700円、小学生 400円・当日券大人 1,100円、中・高校生 900円、小学生 500円■天守入館券大人 400円※前売り券は2019年10月15日(火)から11月7日(木)までの販売。※天守入館券は当日販売のみ。※小学生・中高生は、展覧会入場券のみで天守への入館が可能。※未就学児入場無料。※小学生以下は要大人同伴。※天守入館券は混雑状況によって販売を中止する場合あり。※各種手帳持参者およびその介護者1名については展覧会入場券半額。【問い合わせ先】チームラボ 高知城 光の祭 コールセンターTEL:088-854-7100
2019年10月06日展覧会「お菓⼦の箱でつくる夢の世界展」が、池袋パルコにて2019年10⽉26⽇(⼟)から11⽉11⽇(⽉)まで開催される。展覧会「お菓⼦の箱でつくる夢の世界展」は、お菓⼦の空箱からアート作品を製作している空箱職⼈「はるきる」による“空き箱アート”の展覧会。まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのような「はるきる」の作品の数々は、多くの⼈々を魅了。各お菓⼦メーカーからも製作の依頼がくる程の話題を呼んでいる。会場には、「プリングルズ」の空き箱を使用したフィギュアのような作品や「オレオ」の空き箱から作った飛行機、「アルフォート」の空き箱で作られた船の模型など、これまでの作品の中から厳選した30点以上が集結。お菓子の空き箱から作ったとは思えない繊細さと、なるべく元のパッケージデザインを生かしつつ作られた、ユーモアにあふれる表現が魅力だ。また、作品展示の他、トートバッグやクリアファイルなどの記念グッズを販売。作品で使用されたお菓子も一緒に販売される。【詳細】お菓⼦の箱でつくる夢の世界展期間:2019年10⽉26⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⽉) 10:00〜21:00※最終⼊場は閉場30分前 ※最終⽇は18:00閉場会場:池袋パルコ 本館7F・パルコミュージアム住所:東京都豊島区南池袋1-28-2⼊場料:⼀般 800円、⼩・中学⽣ 500円(⼩学⽣未満無料)※画像はイメージ。※作品の空箱は製作当時のもの。※展⽰、イベント内容は変更になる場合あり。※商品は品切れになる場合あり。■「はるきる」来場イベント来場日時:・10⽉26⽇(⼟)〜10⽉27⽇(⽇)・11⽉1⽇(⾦)〜11⽉4⽇(⽉祝)・11⽉9⽇(⼟)〜11⽉11⽇(⽉)※各日13:00〜18:00(予定)※会場にて書籍または2,000円(税込)以上グッズを購⼊した人に、サインを実施。※サインは1人1点。※会場内ショップで購⼊した商品に限る。
2019年10月05日「バスキア展」が東京・森アーツセンターギャラリーにて11月17日(日)まで開催中だ。1980年代のアートシーンに、彗星のごとく現れたジャン=ミシェル・バスキア。わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた3,000点を超すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残した。同展は世界各地から集めた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された、日本オリジナルで、日本初となる本格的な展覧会となる。バスキアは、今日までアートやファッション、カルチャーに大きな影響力を及ぼし、近年でもロンドンやパリをはじめ、欧米の著名な美術館で相次いで展覧会を開催。「Yen」のようにバブル景気を迎えていた80年代の日本の世相を反映したモチーフや、ひらがなを作品に取り入れ、度々来日してこれまで6回の個展や10のグループ展を開催。同展では、バスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハート氏が、こうしたバスキアと日本との多方面にわたる絆、そして日本の豊かな歴史や文化がその創作に及ぼした知られざる影響を明らかにする。来場者全員に音声ガイドを無料で提供。音声ガイドは女優・吉岡里帆が担当。また、ご来場いただいた方は、もう一度ご来場、鑑賞が可能となる美術展史上初の特別キャンペーンも実施。(詳細は、会場でのご案内および公式サイトをご確認ください)芸術の秋にバスキアの世界をたっぷり堪能してはいかがだろうか。チケットは発売中。
2019年09月27日花の体感型アート展「世界遺産登録25周年記念 フラワーズ バイ ネイキッド(FLOWERS BY NAKED) 2019 ―京都・二条城―」が、京都・元離宮二条城にて開催される。期間は2019年10月26日(土)から12月8日(日)まで。花々と“鳳凰”のきらびやかな世界「フラワーズ バイ ネイキッド」は、クリエイティブカンパニーのネイキッド(NAKED Inc.)が手掛ける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展。2018年に引き続き、世界遺産である元離宮二条城で開催される「世界遺産登録25周年記念 フラワーズ バイ ネイキッド 2019 ―京都・二条城―」では、“鳳凰”をコンセプトにしたデジタルアートを展開する。歴史的建造物を光で演出今回は、元離宮二条城のユネスコ世界遺産登録25周年を記念して実施。屋内外の演出も2018年よりパワーアップする。重要文化財・唐門をプロジェクションマッピングで彩った「秋風」をくぐれば、伝統的な空間とデジタルアートが織りなす鮮やかな世界へと誘われる。会場内では、国宝・二の丸御殿を秋色に色付ける「立秋」、特別名勝・二の丸庭園のライトアップをはじめ、歴史的建造物がプロジェクションマッピングで鮮やかに彩られる。さらに、華道家元池坊との新作コラボレーションも登場。立体的な生け花とデジタルアートの融合作品「鳳凰」が、光の世界をいっそう華やかに演出する。関連イベントもなお、10月11日(金)からは「世界遺産登録25周年記念 フラワーズ バイ ネイキッド 2019 ―京都・二条城―」の開催に先駆け「二条城まつり 2019」を開催。城内全域に散りばめられたポイントをめぐる歴史謎解きラリーをはじめ、茶会や通常見ることのできない収蔵品の公開など、様々なイベントが開催される。詳細世界遺産登録25周年記念 FLOWERS BY NAKED 2019 ―京都・二条城―期間:2019年10月26日(土)〜12月8日(日)開催時間:17:30〜22:00(入場開始 17:45/最終入場 21:00)場所:元離宮二条城住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541入場料金:<早割販売>大人(中学生以上) 1,000円、小学生600円(2019年9月17日(火)〜10月25日(金))<一般販売>大人(中学生以上)1,400円、小学生800円(2019年10月26日(土)〜12月8日(日))※未就学児は入場無料※障がい者割引チケットは半額※障がい者割引チケットは、身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、精神障害者保健福祉手帳等持参者は本人及び介護者1名までが対象。入城改札口にて上記証明書を提示。※早割販売は各種プレイガイドと全国のセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートにて購入可能。※チケット取扱いプレイガイド:セブンチケット(セブンコード:079-796)/ローソンチケット(Lコード:53646)/イープラス/チケットぴあ(Pコード:992-494)/CNプレイガイド/楽天チケット【問い合わせ先】京都市文化市民局元離宮二条城事務所TEL:075-841-0096(8:45〜17:00)
2019年09月20日「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」が、2020年1月27日(月)まで、横浜駅直通の複合型エンターテイメントビル・アソビルで開催される。光溢れる“深海世界”を巡るストーリー「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」は、「フラワーズバイネイキッド」などを手掛けてきたクリエイティブカンパニーのネイキッド(NAKED Inc.)による、最先端の映像演出を駆使した没入型デジタルアート展。海底6,500mの光溢れる“深海世界”を巡るという、ストーリー性の高い演出が特徴で、日本に先駆けて開催された上海では、連日行列ができるほどの人気ぶり。中国の全大手チケット販売サイトにおいては、<展覧会・演出カテゴリ>部門で首位をキープし続けた。海底へと潜り浅瀬へ、全8エリアで構成全8エリアで構成される横浜会場は、一歩進むごとに海底へと潜り、ラストは波の中を潜り抜けて浅瀬に打ち上げられるという仕組み。その途中には、カラフルなクラゲのアート演出や光の魚群が織りなすショーなど、海の中のファンタジックな世界観を楽しむことができる。エリア1:エントランスエントランスでは、命なきものに命を吹き込む“生命の起源”となる海をデジタルアートによって表現。エリア2:トゥーザシー「オーシャン バイ ネイキッド」の世界の幕明けとなるエリア2では、まるで水に包まれているかのようなリアルな体験が可能。流れる水音も広がり、神秘的な海の世界へと誘われていく。エリア3:フルイドウォール続くエリア3は、クラゲにフォーカス。身体の95%が水分でできたクラゲが、海の中で生まれ、流れるように消えていく、儚き様子をフルイドアートに重ねて表現する。海流を表現したカラフルなフルイドを混ぜることで幻想的な空間を作り出した。エリア4: ショール オブ シャドウズ巨大な魚群が動き出すダイナミックなインタラクション。自分の影までも魚化し、魚群の一部になる不思議な体験ができる。エリア5:イントゥ ザ ディープ現実では人間が決して立ち入ることのできない深海の世界へ。光の届かない深海世界にあふれる生命の輝き、そして特殊な環境だからこそ誕生した生き物たちの美しさに触れることができる。エリア6:パラダイス広大な海の世界に没入することで、海の生き物たちが織り成す幻想的なストーリーを体験することができる。エリア7:ディープ シー トンネル深海から浅瀬へとつながる海中トンネル。海上から神秘的な光が差し込み、「オーシャン バイ ネイキッド」はいよいよフィナーレへ。エリア8:サーフNリーフ自然が生み出す奇跡の造形チューブライディングをバーチャル体験。波の中を通り抜け、海の世界から陸上へと上がっていく。“触ると”新海生物が現れる仕掛けまたメインとなる深海エリアには、様々な海域から集まった海洋生物たちが優雅に泳ぐオアシスのような空間が出現。映し出された海中世界に来場者が触れると、メンダコやテマリクラゲなど、深海にすむ生物たちが生み出されるというインタラクティブな演出も施されている。雪の結晶が降り注ぐクリスマス限定演出もさらに、クリスマスの期間限定で、バーチャルで創り出された雪の結晶やダイヤモンドダストによるロマンティックな演出が、エリア3「フルイドウォール」とエリア6「パラダイス」に登場。降り注ぐ雪の中に隠れるハート型の結晶を撮影するとプレゼントがもらえるキャンペーンも実施するので、是非探してみて。また、12月1日(日)から12月25日(水)までの期間、アソビル 1階 横浜駅東口 POST STREET駅側入り口には、「OCEAN BY NAKED 光の深海展」と連動した巨大海中クリスマスツリーが出現。極彩色に彩ったデジタルアートが楽しめるほか、相性占いが出来るスペシャルコンテンツを用意。友達や恋人とスクリーンの前に設置されたフットステップに立つと、中央にあるサンゴが積み重なったクリスマスツリーが変化し、その人との相性率が表示される。カラフルタピオカでティータイムまた、新しい海のエンターテインメントだけでなく海にまつわるショッピングや食事、ティータイムが楽しめるのも「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」の魅力。1Fカフェでは、シュワシュワとはじける炭酸とタピオカをあわせた「OCEAN BY NAKEDオリジナルフルイドタピオカ」や、カラフルなクラゲのフルイドアートをイメージしたタピオカドリンク「OCEAN BY NAKEDオリジナルフルイドタピオカ」を発売する。物販コーナーでは、神魚(かみざかな)のマスコット付きボールペン、「オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展」のノートやマスキングテープなどのグッズを展開。自分へのご褒美にも、友人へのプレゼントにもピッタリなアイテムが揃っている。【詳細】オーシャン バイ ネイキッド 光の深海展期間:2019年10月11日(金)~2020年1月27日(月) ※会期中無休(12/31、1/1、1/2は除く)場所:横浜駅直通「アソビル」2F住所:神奈川県横浜市西区高島 2-14-9入場料:<平日デイパス(入場時間 10:00~17:30)>大人 1,400円、高校・大学生 1,200円、小学・中学生 1,000円<平日ナイトパス(入場時間 18:00~20:30)>大人 1,200円、高校・大学生 1,000円、小学・中学生 1,000円<土日祝ホリデーパス(入場時間 10:00~20:30)>大人 1,700円、高校・大学生 1,500円、小学・中学生 1,000円■当日販売<平日デイパス(入場時間 10:00~17:30)>大人 1,700円、高校・大学生 1,500円、小学・中学生 1,000円<平日ナイトパス(入場時間 18:00~20:30)>大人 1,500円、高校・大学生 1,300円、小学・中学生 1,000円<土日祝ホリデーパス(入場時間 10:00~20:30)> 大人 2,000円、高校・大学生 1,800円、小学・中学生 1,000円※小学生未満無料。※チケットは全て税込価格。※前売販売は入場前日23:59まで、当日販売は当日0:00から開始。※空き状況次第ではアソビルで当日販売。※入れ替え制ではない。※各パスに表記された入場時間に入場すること。【クリスマスハッシュタグキャンペーン】キャンペーン期間:12月1日(日)〜12月25日(水)応募方法:1)作品内に出てくる「ハート型の雪の結晶」を撮影/2)NAKED Inc. Instagram アカウントをフォロー/3)光の深海展、oceanbynaked、京王プラザホテル樹林のハッシュタグをつけて投稿内容:「OCEAN BY NAKED 光の深海展」の作品に出てくる深海に降り注ぐ「ハート型の雪の結晶」を見つけて撮影し、インスタグラムにハッシュタグをつけて投稿。参加した人の中から抽選で、京王プラザホテル「キャンドルディナー collaborated with NAKED」のペアチケットが当たる。当選連絡:インスタグラム ダイレクトメッセージ※ハッシュタグは「光の深海展」「oceanbynaked 」「京王プラザホテル樹林」の3つを記載。※インスタグラム非公開アカウント設定をオフにしている必要がある。
2019年09月07日「鏡の国の靴下展 Vol.3」が、2019年10月12日(土)から11月17日(日)まで、大阪・上新庄「select shop sunsun -スンスン-」で開催される。靴下と鏡の展示販売を行う「鏡の国の靴下展」は今回の開催で3回目。会期中は、イベント期間限定のデザイナーズ靴下や、クリエイターによる1点物の靴下など、レアなデザインの靴下が一堂に集結する。さらに、鏡ブランド「ミーエスページョ(MIII ESPEJO)」の華やかなウォールミラーも登場し、乙女心をくすぐる鏡と靴下がコラボレーションした、アートな世界観を楽しむことができる。その他、メイドイン台湾の靴ブランド「hanamikoji」のシンプルなシューズの販売や、会場となる「select shop sunsun -スンスン-」から徒歩1分の「喫茶シフク」とコラボレーションしたスイーツ「鏡の国のカボチャプリン」など、靴下・鏡以外のコンテンツも用意する。10月12日(土)には、鏡ブランド「ミーエスページョ」によるアクセサリーのカスタムオーダー会を開催。「ミーエスページョ」のセレクトしたパーツの中から好みの組み合わせを選んで、オリジナルのブローチやピアス、イヤリングを作ることができる。【詳細】鏡の国の靴下展 Vol.3会期:2019年10月12日(土)~11月17日(日)会場:select shop sunsun -スンスン-住所:大阪市東淀川区豊新1-13-27 1F開館時間:13:00〜19:00定休日:水・木・その他■参加クリエイター・ブランドMIII ESPEJO(mirror)、RORO(socks)、COQ textile(socks)、+10 テンモア(socks)、2nd PALETTE(socks)、BANSAN(socks)、aosansyo(socks)、pop.pop.pop(socks)、bisQ38(socks)、i-mai-main(socks)、lovecycle(socks) ~10月29日・前半のみ、ソックスはきこ(socks) 11月1日~・後半のみ、hanamikoji(shoes)■ミーエスページョ アクセサリーのカスタムオーダー会開催日:2019年10月12日(土)時間:13:00~19:00 価格:ブローチ 3,500円+税、ピアス・イヤリング 6,800円+税■喫茶シフク×sunsun 期間限定コラボスイーツ場所:喫茶シフク 住所:大阪市東淀川区豊新 2-6-27(sunsunより徒歩1分)時間:7:30~18:00 / 定休日:金 ※コラボスイーツは11:00~、喫茶シフクにて提供。・鏡の国のカボチャプリン 500円
2019年09月07日AR技術を活用したアート展「あなたが動かすアート展〜おくびょうキュリオと孤独な絵描き〜」が、2019年8月31日(土)から9月29(日)まで東京・池袋パルコにて開催される。AR技術を駆使したパズルゲーム型のアート展池袋パルコの開業50周年を記念して開催される本展は、館内を舞台に行われるパズルゲーム型のAR(拡張現実)アート展。館内の複数箇所に展示されるアート作品にはAR技術を駆使した仕掛けが施されており、専用アプリを起動してスマートフォン越しに作品を覗き込むと立体パズルが出現。パズルをクリアしながら、とある”絵描き”の物語を知るとある孤独な絵描きと、その絵描きが描いた絵に宿ったキュリオという名のこども。参加者は、展覧会のバックグラウンドに用意された彼らの物語を読み解きながら、パズルを解き明かしていく。見事パズルをクリア出来れば、最終地点付近のフォトブースで写真を撮影しSNSに投稿することで、クリア特典として池袋パルコで利用できる500円分の買物券がプレゼントされる。■体験の流れ1.池袋パルコ本館8Fの特設会場受付でチケットを購入し、専用アプリをダウンロード。2.受付でスタッフから説明を聞き、ゲームに参加。3.館内に掲載されているアート作品を探そう。4.カメラで覗き込むとARで出現する立体パズルに挑戦。5.全てのアート作品を周りながら、物語を楽しもう。6.最終地点付近のフォトブースで写真を撮り、SNSにアップしてクリア褒賞のお買い物券をゲット。ストーリー売れない孤独な絵描きがいた。自分を理解してくれる存在がほしい…そんな中、絵描きがふと書いた一枚に命が宿る。絵描きは好奇心旺盛な子でいてほしいという願いを込めて、その絵に「キュリオ」という名前をつけた。感受性の強いキュリオを喜ばせたい一心で、絵描きはたくさんの絵を描いた。ある日、絵描きは病におかされる。死期を悟った絵描きは、キュリオに伝えたいメッセージを5枚の絵に残しこの世を去るが、最後までキュリオがその絵を見ることはなく、世の中から忘れ去られた...そんな絵描きの展示会が池袋パルコで開催。未公開だったキュリオの絵と5枚の絵が展示されることに。展示会のガイドアプリをダウンロードしたところ、ひょんなことから絵描きのメッセージを受け取ってしまったあなた。そこには、キュリオのともだちになってほしいこと、メッセージをキュリオに伝えてほしいという文字が。絵描きの思いを受けどうにかキュリオと出会うが、絵の世界に閉じこもっていたキュリオは警戒し、おびえっぱなし…はたしてあなたはキュリオと友情を深め、絵描きのメッセージを全て伝えることができるのか?開催概要「あなたが動かすアート展〜おくびょうキュリオと孤独な絵描き〜」開催期間:2019年8月31日(土)〜9月29(日)開催時間:11:00〜21:00(最終受付20:00)所用時間:40~60分受付会場:池袋パルコ本館8F 特設会場チケット料金:980円(税込) ※事前予約の場合100円引きクリア特典:クリア後の写真にハッシュタグ「#おくびょうキュリオ」を付けてSNSに投稿すると、池袋パルコで利用できる買物券(500円分)をプレゼント※有効期限:〜2019年12月31日(火)プレイ形式:場所 屋内、スタート形式 随時チケット販売:〈事前予約〉2019年8月22日(木) 11:00〜(予約サイトから予約可能)〈一般発売〉2019年8月31日(土) 11:00〜(本館8F受付にて購入可能)
2019年08月29日箱根のポーラ美術館では、初となる現代アートの企画展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展を、8月10日から12月1日まで開催。展覧会にあわせて制作された新作や、本展でしか鑑賞できないインスタレーション作品を公開する。オリヴァー・ビア《悪魔たち》(部分)2017年 16個の器、音響機器フォーリンデン美術館蔵(ワッセナー、オランダ)Image courtesy of the artist and Galerie Thaddaeus Ropac © Oliver Beer Photo: Stephen White「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」は、ポーラ美術館の企画展としては初めての現代美術の作家たちを本格的に紹介する展覧会。展覧会タイトルである「シンコペーション」(切分法)とは、音楽において、軸となる拍の位置を意図的にずらし、リズムを変化させることで楽曲に表情や緊張感をあたえる手法だ。今回の展覧会にあわせ、立地環境を活かしたインスタレーションや、ピカソ、セザンヌなど同館のコレクションにインスピレーションを受けて制作された新作が展示される。空間全体に広がるインスタレーション、音、映像作品、野外展示など、現代の作家たちによる多様な表現は、過去の巨匠たちの作品に今日的な光を当て、感覚を揺さぶるさまざまなリズムをもたらす。セレスト・ブルシエ=ムジュノ 《クリナメン v.7》 2019 年 Installation view: Pola Museum of Art© Céleste Boursier-Mougenot 写真:木奥惠三セレスト・ブルシエ=ムジュノの《クリナメン v.7》は、展示室内の窓から箱根の緑を望む空間に作り出した円形のプールに、大小の白い陶磁器を浮かばせ、偶然の衝突を誘発する作品。印象派のクロード・モネが、画家を志したころから水に注目し、後半生には自宅に睡蓮の浮かぶ池を造成して水面を繰り返し描いたように、水の流れや動きには、古今東西を問わず、思想、文学や美術において、「時のうつろい」の感覚が託されてきた。ここでは、2人の作家がそれぞれの時代に造りあげた環境の中で、久しくとどまることのない水面のうつろいが捉えられている。アブデルカデル・バンシャンマ 《ボディ・オブ・ゴースト》 2019 年 Installation view: Pola Museum of Art写真:木奥惠三ダイナミックな大地のヴィジョンをモノクロームのドローイングで表現するアブデルカデル・バンシャンマ。一方、バンシャンマが敬愛するクールベは、地殻変動の跡があらわな岩山や、起伏のある土地を画題に求めて森を探索した。アブデルカデル・バンシャンマ × ギュスターヴ・クールベの作品では、自然界の持つ底知れぬ生命力に魅せられたアーティストたちが、その魔力を筆にのせて驚くべき風景を描き出す様を感じられる。また、描くことの原点、さらにはリアリティを追究する主題として、画家たちが挑んできた肖像。渡辺豊は、ピカソ、セザンヌ、フジタとそのモデルたちの「名前」をインターネット上に求め、真偽の混じるいくつものイメージを参照しつつ、「キュビスム」を想起させるポートレートを制作。渡辺の探究の成果として、リアルでユーモラスなポートレートの現在形が呈示されている。スーザン・フィリップス《ロング・ゴーン》2006年 2チャンネル・サウンド・インスタレーションInstallation view: Aspen Art Museum, 2008 Photo: Susan Philipsz同美術館の森の遊歩道には、楽器や環境音、自身の歌声などを用いて、空間と物語、音に関する作品を制作するスーザン・フィリップスのインスタレーションが設置される。音楽の印象派とも称される作曲家ラヴェルの歌曲を題材とすることで、同美術館のコレクションの核をなす印象派絵画との共鳴を生みだした。第一線で活躍する12組の現代作家たちと、モネやピカソら近代芸術の巨匠とのセッションにより生み出される、新たな共鳴と響きを堪能してみては。【展覧会情報】「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展会期:8月10日~12月1日会場:ポーラ美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山 1285時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)※会期中無休
2019年08月21日アートといえば、春と秋のイメージですが、夏も注目の美術展が多数開催されています。東京だけでなく、休日にちょっと足を伸ばして見に行きたい展覧会もご紹介。見逃せない話題のアート展を厳選してお届けします。<東京>閉幕間近!クリスチャン・ボルタンスキーの回顧展《ミステリオス》(展示風景)2017 / ビデオプロジェクション(HD、約12時間)、3面のスクリーン / 作家蔵 © Christian Boltanski / ADAGP, Paris, 2019, Courtesy Power Station of Art, Shanghai, Photo by Jiang Wenyiフランス現代美術を牽引するクリスチャン・ボルタンスキーの回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」が、東京の国立新美術館で9月2日まで開催中。ボルタンスキーは、1960年代後半から短編映画を発表、1980年代に入ると、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡といったものをテーマに据え、世界中で作品を発表。今回は、初期作品から最新作までを時代順に紹介するのではなく、個々の作品を組み合わせ、一つの大きなインスタレーションとして構成される。詳しくはこちら。また、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京でもボルタンスキー個展「アニミタスⅡ」が開催中。六本木と表参道でボルタンスキーの世界を堪能できる。詳しくはこちら。クリスチャン・ボルタンスキー ―Lifetime会期:6月12日~9月2日会場:国立新美術館 企画展示室2ECHRISTIAN BOLTANSKI - ANIMITAS II会期:6月13日〜11月17日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京巨大インスタレーションが異例の人気!塩田千春展は見逃せない塩田千春 《不確かな旅》 2016年 鉄枠、赤毛糸 展示風景:「不確かな旅」ブレイン|サザン(ベルリン)2016年 撮影: Christian Glaeser国際的な活躍が目覚ましい日本人アーティスト、塩田千春の20年の活動の全容に迫る、最大規模の個展「塩田千春展:魂がふるえる」が、東京・六本木の森美術館にて10月27日まで開催中。会場に糸を張り巡らせるなど、没入型のインスタレーションで知られる塩田千春。大規模なインスタレーション6点を中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、20年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会となる。詳しくはこちら。会期:2019年6月20日~10月27日会場:森美術館ジュリアン・オピーの単純化された世界観も必見Julian Opie. Telephone. 2018. Patinated bronze with stone base. Largeイギリスを代表するアーティスト、ジュリアン・オピー(Julian Opie)の日本の美術館では11年ぶりとなる大型個展が、9月23日まで東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。点と線という最小限の視覚言語によって、生き生きとした人物像や風景を表現する作風で知られているジュリアン・オピーは、現代美術を語るうえで欠かせない重要なアーティスト。今回の個展は、自選による絵画、彫刻、映像など、本展で初めて公開される新作を中心に構成。BGMのように聴こえてくる会場内の音楽も、オピーの作品の一部となっている。詳しくはこちら。会期:7月10日〜9月23日会場:東京オペラシティ アートギャラリー佐藤卓ディレクションの「虫展」隈研吾らが参加隈研吾建築都市設計事務所+江尻憲泰 新作イメージ東京・六本木ヒルズにある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2では、企画展「虫展 −デザインのお手本−」が11月4日まで開催中。知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試み。展覧会ディレクターにグラフィックデザイナーの佐藤卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり。デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示する。詳しくはこちら。会期:7月19日〜11月4日会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2<神奈川・静岡>彫刻の森美術館のピカソ館がリニューアルオープンピカソ館内観©2019 - Succession Pablo Picasso - BCF(JAPAN)箱根にある彫刻の森美術館が、開館50周年を記念してピカソ館を全面リニューアル。2021年3月頃まで、テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」を開催している。ピカソ館は、20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソの作品を専門に紹介するために1984年に開館。以来、陶芸を中心とした319点のピカソ・コレクションを順次公開している。開館から35年を経て、初めてのリニューアルとなる今回は内装と設備を一新。内装は床、壁、天井をすべて変え、自然豊かな箱根にあうようにナチュラルで明るいイメージにとなった。箱根観光の新たな見所になりそう。詳しくはこちら。会期:7月27日~2021年3月(予定)会場:彫刻の森美術館 ピカソ館クレマチスの丘でミッフィーに会う2つの美術館でディック・ブルーナの展覧会開催静岡県長泉町のクレマチスの丘では、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)の2つの展覧会を9月29日まで開催。ベルナール・ビュフェ美術館では、「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」を、ヴァンジ彫刻庭園美術館では「ミッフィーのたのしいお花畑 ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展」が行われている。ベルナール・ビュッフェ美術館は、1997年に出版された『うさこちゃん びじゅつかんへいく』の絵本の内容にそって、ミッフィーと一緒にビュフェの作品を見ていく内容の企画展。2つの企画展を合わせて鑑賞することで、ディック・ブルーナの表現をより深く知ることができるとともに、作品や身近な自然を、新たな視点で楽しむことができる。詳しくはこちら。会期:4月20日〜9月29日会場:ベルナール・ビュフェ美術館/ヴァンジ彫刻庭園美術館<京都>ルイ・ヴィトン、コム デ ギャルソンからユニクロまで京都国立近代美術館でドレス・コードを紐解く展示ジェフ・クーンズ×LOUIS VUITTON 2017年京都服飾文化研究財団所蔵、畠山崇撮影京都国立近代美術館では、「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展が、10月14日まで開催されている。18世紀の男女の宮廷服や20世紀初頭の紳士服など歴史的な衣装類から現代の衣服まで、京都服飾文化研究財団(KCI)が収蔵する衣装コレクションから精選した約90点を中心に紹介。シャネル(CHANEL)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)、ディオール(DIOR)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)など、多数のブランドの作品が一堂に会する貴重な機会。詳しくはこちら。会期:8月9日~10月14日会場:京都国立近代美術館
2019年08月15日ユニークなフォルム、ドラマティックな素材、自由な感性で描かれたアート。力強いアティテュードを放つ、アート性の宿るドレスやバッグに思わず目を奪われて、装う瞬間再び恋に落ちる。FASHION HEADLINEの8月のテーマは「アート」。今回はアートとしての側面を秘めたファッションアイテムをピックアップ。装うアート。思わず目を奪われたアーティーなアイテムLOEWE_________プロペラのような半円の羽がアシンメトリーにあしらわれたロエベの2019-20年秋冬新型バッグ。一目で誰もが愛おしさを覚える印象的なフォルムはジョナサン・アンダーソンならではの遊び心。このユニークなプロペラはスカルキャップへも形を変えて、今季ロエベのランウェイでは注目の的に!バッグ「ポスタル ウィングス スモール バック」(H13.5×W17×D8.5cm)27万5,000円 / ロエべ(ロエベ ジャパン カスタマーサービス TEL:03-6215-6116)CELINE_________エディ・スリマンと新進気鋭のアーティスト、アネリ・サナイエ・ヘンリクソンの感性の融合により生まれたセリーヌのウォレット。アネリのシグネチャーである“目”と“唇”をモチーフにしたアートワーク「TELEPATHIC LOVE」のエネルギッシュなスピリットを感じて。ウォレット(H9×W11cm)6万2,000円 / セリーヌ バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン TEL:03-5414-1401)BOTTEGA VENETA___________________新クリエイティブ・ディレクター、ダニエル・リーが手掛けるボッテガ・ヴェネタの新コレクションより、ミラノにある建築物のドアノブをモチーフにしたバッグが登場。メタルのインダストリアルな質感と構造的なフォルム、まさにバッグそのものがアート作品。バッグ(H11.5×W21.5×D4cm)41万6,000円 / ボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966)MARC JACOBS________________1940年代ヴィンテージを彷彿とさせるマーク ジェイコブスのワンピースは、マークの長年の友人でもあるソフィア・コッポラが愛したマーク ジェイコブスのアーカイブのリバイバル。プリントは、ソフィアとマークのイニシャルを掛け合わせた「SC x MJ」の文字を取り入れたモチーフに。ちなみにネームにある“SOFIA LOVES”の文字はソフィア本人の直筆だとか。ワンピース 8万6,000円 / マーク ジェイコブス(マーク ジェイコブス カスタマーセンター TEL:03-4335-1711)MARNI________白シャツをキャンバスに、アニメーターの巨匠ブルーノ・ボゼットがデザインした恐竜モチーフを大胆にプリント。マルニの2019年プレフォールコレクションは、まるで1976年のアニメ映画『Allegro non troppo(邦題“ネオ・ファンタジア”)』の世界に迷い込んだよう。シャツ 8万3,000円(参考価格) / マルニ(マルニ 表参道 TEL:03-3403-8660)Christian Louboutin_____________________思わず目を奪われるメタリックな装いと、デコラティブなヒール。70年代のインテリアデザインに着想を得たクリスチャン ルブタンのパンプス。PVC仕立たてのローカットヴァンプ、波打つようなヒールカウンターが美しいラインを描く。シューズ(H5.5cm)10万9,000円 / クリスチャン ルブタン(クリスチャン ルブタン ジャパン TEL:03-6804-2855)--staff--photography : Kazuki Satostyling:Mai Sakai
2019年08月05日すみだ水族館にて、「金魚 ♡(LOVE)展」が2019年8月16日(金)から10月31日(木)まで開催される。金魚アートに彩られる展示空間約20品種の金魚を様々な角度から鑑賞できる日本最大級の金魚展示エリア「江戸リウム」で開催されているイベント「東京金魚ワンダーランド2019」に新展示が登場。「江戸リウム」の円柱型水槽の底板や外観が、展示されている金魚をモチーフとした金魚アートで彩られる。金魚作家とコラボレーション演出を手掛けるのは、2017年開催の金沢21世紀美術館「金魚美抄 展-金魚を描くアーティストたち-」に参加した、金魚絵師・深堀隆介をはじめとする6名の金魚作家たちだ。アーティストの視点で描かれた金魚と実際の金魚を見比べつつ金魚鑑賞を楽しむことができる。また、深堀隆介の代表作の1つである樹脂作品《金魚酒》の新作のほか、水彩画や油絵、羊毛フ ェルト作品など、金魚作家たちの新旧の作品も専用展示コーナーにて鑑賞することができる。ワークショップも実施秋の特別ワークショップとして、「羊毛フェルトで作るふわふわ金魚」と「プラバンで金魚ブローチをつくろう」も実施。金魚作品を見るだけでなく、自分の手でつくることもできる。詳細コラボレーション展示「金魚♡(LOVE)展」展示期間:2019年8月16日(金)〜10月31日(木)展示場所:すみだ水族館 5階「江戸リウム」住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F営業時間:9:00~21:00※入場受付は閉館の1時間前まで※気象状況および貸切営業等により営業時間を変更する場合あり料金:・一般大人 2,050円(税込)、高校生 1,500円(税込)、中・小学生 1,000円(税込)、幼児(3歳以上) 600円※中学生、高校生の人は、チケット売り場で生徒手帳の提示が必要※障がい者手帳を持参者とその同伴者1名は、一般料金の半額・一般団体(20人以上) 大人 1,850円(税込)、高校生 1,350円(税込)、中・小学生 900円(税込)、幼児(3歳以上) 540円(税込)■秋の特別ワークショップ「羊毛フェルトで作るふわふわ金魚」開催日程:2019年9月14日(土)開催時間:17:00~18:00、18:30~19:30開催場所:5階 アクアアカデミー参加対象:すみだ水族館 年間パスポート会員(18歳以上)参加方法:電話にて事前受け付け。8月下旬より受け付け開始予定。参加料金:無料 ※水族館入場料別途参加定員:各回先着5名 ※定員になり次第終了「プラバンで金魚ブローチをつくろう」開催日程:2019年9月15日(日)開催時間:17:00~18:00、18:30~19:30開催場所:5階 アクアアカデミー参加対象:すみだ水族館 年間パスポート会員(小学校3年生以上)小学生は保護者同伴参加方法:電話にて事前受け付け。8月下旬より受け付け開始予定。参加料金:無料 ※水族館入場料別途参加定員:各回先着10名 ※定員になり次第終了
2019年08月05日特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」が、大阪・国立民族学博物館にて開催される。期間は2019年8月29日(木)から11月26日(火)まで。世界の霊獣・幻獣・怪獣が集結特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」は、世界の霊獣・幻獣・怪獣を、絵画、書籍、民族資料など約630点の資料と共に紹介する展覧会。ヨーロッパや中東では、犬頭人、一角獣といった不可思議ではあるが実在するかもしれない“驚異”が、自然誌の知識の一部として伝えられてきた。また、東アジアでは、奇怪な現象や異様な物体を説明しようとする心の動きが“怪異”を生み出した。この展覧会では、そんな常識や慣習から逸脱した「異」なるものをめぐる人間の心理と想像力の働き、言説と視覚表象物の関係を解明するとともに、人間の想像力と環境の相関関係を探っていく。人魚、龍、天狗などを紹介展示構成は第一部と第二部からなる。第一部「想像界の生物相」は、国立民族学博物館の民族資料を中心とした展示品から、“想像界の生物多様性”を垣間見ることができる内容。人魚、龍、河童、天使、天狗、獅子、狼男といった想像界の生物たちを、「水」「天」「地」の3つのカテゴリーに分類して解説する。現代アーティストによる作品も第二部「想像界の変相」は、「聞く」「見る」「知る」「創る」といった4つのカテゴリーで“驚異と怪異”の文化史を辿る。注目は現代のクリエイターたちが「創る」、空想上の妖怪やモンスターにまつわる作品。ヤン・シュヴァンクマイエル、江本創などによるアートや、五十嵐大介のマンガ、ゲーム「ファイナル・ファンタジーXV」の映像などが展示される。【詳細】特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」会期:2019年8月29日(木)~11月26日(火)※期間中一部展示替えを行う。会場:国立民族学博物館 特別展示館住所:大阪府吹田市千里万博公園10-1TEL:06-6876-2151(代表)開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:水曜日観覧料:一般 880円(600円)、大学生450円(250円)、高校生以下 無料※本館展示も観覧可能。※()内は、20名以上の団体、大学等(短大・大学・大学院・専修学校の専門課程)の授業での利用、リピーター、満65歳以上の料金。
2019年08月02日アート集団・チームラボによるデジタルアートの展覧会「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が、佐賀県武雄市の御船山楽園で開催。会期は2019年7月12日(金)から12月8日(日)まで。遺跡と廃墟が点在する御船山楽園を舞台にチームラボが毎年開催する「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が2019年も開催。昨年まで夜間のみだった開催時間を昼間からに拡大し、50万平米にも及ぶ敷地に新作含む22の作品群を展示する。廃墟の湯屋にあるメガリス昼から夜にかけて見られる作品の中でも注目が『廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins 』。廃墟と化した湯屋の中には、立方体のオブジェが群立。オブジェの表面にはコンピュータプログラムによるグラフィックがリアルタイムで描き続けられ、その場にいる人々を感知しながら瞬間ごとに異なる表情を呈する。森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森『森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Summer Forest』も、昼夜問わず鑑賞できる展示作品の一つ。鏡張りの部屋の中に無数に吊るされたランプが、人々の存在に合わせて色を変え、幻想的な空間を作り上げる。小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング夜のみの展示となる『小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond』は、水面に美しく泳ぐ鯉、それに呼応する光の線を描く。水面はまるでキャンバスのように、自由に泳ぐ鯉たちの辿った線によって彩られていく。かみさまの御前なる岩に憑依する滝夜の展示では、自然の岩を使ったデジタルアートが複数登場する。『かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock』は、空から岩に白糸の滝が降りてくるような、非現実的で神秘的な光景を再現した。【詳細】チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology開催期間:2019年7月12日(金)~12月8日(日)開催時間:11:30~22:30(最終入場22:00)、昼の部 11:30~17:00会場:御船山楽園住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100※11月5日(火)から7日(木)は休み。※11月8日(金)から12月8日(日)までの期間は、昼の部のみの展示。<チケット情報>・通常チケット価格:大人 平日 1,200円/土日祝日および特定日 1,400円、中高生 全日 800円、小学生 全日 600円、未就学児 無料・昼限定チケット価格:平日 大人 500円/中高生 400円/小学生 300円、土日祝および特定日 大人 700円/中高生 600円/小学生 500円※特定日は8月13日(火)・14日(水)・15日(水)・16日(木)※未就学児無料。※チケットは御船山楽園およびローソンチケットで販売。※11月8日(金)から12月8日(日)までの期間分のチケットは御船山楽園でのみ販売。<スケジュール>・夜のみの展示作品7月12日(金)~9月12日(木) 18:30頃から、9月13日(金)~10月11日(金) 17:30頃から、10月12日(土)~11月4日(月) 16:30頃から・昼限定チケット観覧時間7月12日(金)~9月12日(木) 11:30~18:00、9月13日(金)~10月11日(金) 11:30~17:00、10月12日(土)~11月4日(月) 11:30~16:00※最終入場は終了30分前まで。【問い合わせ先】御船山楽園TEL:0954-23-3131
2019年07月14日企画展「蜷川実花・蜷川宏子 二人展ー 写真とキルトが生み出す極彩色の世界 ー」が、福井・金津創作の森 アートコアで開催。会期は、2019年7月20(土)から9月29日(日)まで。“写真×キルト”母娘でコラボレーション写真家、デザイナーとしてだけでなく、『Dinerダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』など、映画監督としても近年活躍している蜷川実花と、母親であり、人気キルト作家として活動する蜷川宏子がコラボレーション。母・宏子が一針一針縫い進めた、チャーミングなアイディアに満ちたパッチワークキルト作品と、娘・実花による艶やかな写真を融合させた作品群が会場を彩る。艶やかな満開の花々、まばゆいばかりの極彩色、絢爛豪華な世界観。作品には、そんな蜷川実花特有の印象的な色彩感覚が映し出されると同時に、それらが母・宏子から受け継がれたものであるということに気付かされる。異分野でありながらも、同じDNAを引き継いだ2人が織りなす“蜷川母娘の世界観”を是非会場で堪能してみてはいかがだろう。オープニングトークも開催なお開催日初日は、蜷川実花と蜷川宏子本人が登壇し、オープニングトークを開催。参加は無料で、先着200名限定となっている。詳細【詳細】会期:2019年7月20(土)~9月29日(日)時間:10:00~17:00(最終入場16:30)会場:金津創作の森 アートコア休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)観覧料:一般 800円(600円)、高校生・大学生 400円(300円)、中学生以下無料65歳以上・障がい者 各半額、障がい者の介護者(当該障がい者1人につき1人) 無料※( )は20名以上の団体料金。※リピート割:半券で2回目が「半額」料金適用。受付で係員の指示に従うこと。65歳以上・障がい者は半額料金のため、リピート割の適用不可。■蜷川実花・蜷川宏子 オープニングトーク日時:7月20日(土)13:00~14:00会場:アートコア ミュージアム-2料金:無料(要入場整理券)定員:定員200名 全席自由※当日11:00から「入場整理券」をアートコア アプローチ(屋外)で配布。先着200名。詳しくは公式HP参照。©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2019年07月14日デジタルアート展「チームラボ 宇部市ときわ公園 2019 世界を旅する植物館 水の道 光の道」が、2019年8月9日(金)から11月4日(月)までの期間、山口県宇部市のときわ公園にて開催される。本展は、ときわ公園内の植物館「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」と「イベントホール」の2つの会場で開催。人の存在を感知しインタラクティブに変容する、3つのデジタルアート作品を展示する。植物館では、「The Way of the Sea in the Botanical Garden - Colors of Life」と、「呼応する植物館 / Resonating Botanical Garden」の2つを展示。「The Way of the Sea in the Botanical Garden - Colors of Life」では、フロアに泳ぐ魚を投影。魚たちは人々を認識し、ぶつからないように人々を避けてフロア上を回遊する。泳ぐ魚は人が手で触れることで色が変化し、その魚の近くを通った魚もその色に染まっていく。それが連続することで様々な色の魚でフロアが彩られる仕組みだ。「呼応する植物館 / Resonating Botanical Garden」は、植物館に展示されている珍しい植物が自律した光で輝く作品。植物の光は人が近くを通ると色を変化させ、特有の音色を響かせる。そして、その光は放射線状に周りの植物に伝播し、美しく広がっていく。「イベントホール」では、「世界はこんなにもやさしく、うつくしい / What a Loving, and Beautiful World」を展示。壁に投影される文字に人が近づくと、その文字に対応したアニメーションが壁に出現。出現したアニメーションは各々で相互的に影響し合い、空間に様々な景色を描き出す。【詳細】チームラボ 宇部市ときわ公園 2019 世界を旅する植物館 水の道 光の道会期:2019年8月9日(金)~11月4日(月)会場:ときわ公園内「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」「イベントホール」住所:山口県宇部市野中3-4-29入場料:一般 500円、高校生以下無料※イベントホールおよび植物館のどちらか一方を観覧する場合300円。<開催スケジュール>・イベントホールのみ全日 9:30~17:00(最終入館 16:30)・イベントホールおよび植物館8月9日(金)~9月8日(日) 19:30~22:00(最終入館 21:30)9月9日(月)~9月29日(日) 19:00~22:00(最終入館 21:30)9月30日(月)~11月4日(月) 18:30~22:00(最終入館 21:30)<休館日>9月3日(火)/10日(火)/17日(火)/24日(火)、10月1日(火)/8日(火)/15日(火)/23日(水)
2019年07月01日猫の合同写真展&物販展「ねこ休み展」のスピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」が、東京・浅草のギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」にて開催される。期間は2019年7月26日(金)から9月1日(日)まで。「まるごとホイちゃん展」は、人気の甘えん坊猫“ホイップ”こと、通称“ホイちゃん”にフォーカスするもの。今回は、「夏祭り」をテーマに新作展示やグッズを展開する他、国内外で活躍するペインティングアーティスト・チョーヒカルが描くホイちゃんのトリックアートも登場する。また、来場者には先着特典としてヨーヨー釣りチケットがプレゼントされる。会場では、「ねこ休み展」ゆかりの作家陣とのコラボレーショングッズも販売。アップルココが制作した「ホイちゃんキーホルダー お座りver」や、marucoro chanの浴衣をまとった「ホイちゃんこけ)」など、夏祭り限定バージョンでラインナップする。【詳細】ねこ休み展スピンオフ企画「まるごとホイちゃん展 in 夏祭り」開催日時:2019年7月26日(金)〜9月1日(日)11:00〜19:00休館日:毎週月曜日※ただし8月12日(月)は開館、振替休日なし会場:TODAYS GALLERY STUDIO(東京都港区東新橋1丁目8台東区浅草橋5-27-6 5F)入場料:500円/3歳以下は入場無料※東京ドームシティで開催中の「ねこ休み展 夏 2019」のチケット半券持参で、オリジナルポストカードプレゼント。※本展覧会のチケット半券を「ねこ休み展 夏 2019」で提示すると、入場料200円引き。※上記は予定のため、内容は変更になる可能性がある。グッズ例:・<アップルココ>ホイちゃんキーホルダー お座りver 1,900円・<marucoro chan>ホイちゃんこけし(浴衣) 2,500円・<空木>ホイぺろ新作ポーチ 2,350円※限定グッズは数量限定で無くなり次第終了。【問い合わせ先】株式会社BACONTEL:03-5809-3917
2019年06月29日西岡ペンシルによる作品展「文字と文様 ~「あ」より「あい」~ 展」が、2019年6月28日(金)から7月7日(日)までの期間、東京のギャラリーALにて開催される。西岡ペンシルは、数多くの広告やロゴマークの制作で知られるクリエイター。和様の美から受ける刺激を、グラフィックデザインやアートとしてアウトプットし独自に文様を創作している。これまでに、和様とポップなパターンが効いた私立恵比寿中学のアートワークなど、ユニークな表現活動で注目を集めてきた。本展は、西岡ペンシルにとって約3年ぶりとなる個展。「文字」の深さに着目し文字と文様を融合させた作品の数々が並ぶ。展示するのは、これまで制作し続けてきた文様作品に加え、「文字」の深さに着目したオリジナルのかな「オルタナかな」を制作し、文字と文様の融合を試みた作品。それらのほとんどが、新作や未公開のものとなる。また、私立恵比寿中学の関連ビジュアルも展示する他、文様を和紙にプリントしたアートワークやドローイングなど、大小30点あまりを展示・販売。さらに、オリジナルデザインのハンカチや、京友禅の老舗による型染めが施された浴衣なども販売する。【詳細】西岡ペンシル 文字と文様 ~「あ」より「あい」~ 展会期:2019年6月28日(金)~7月7日(日) ※会期中は無休会場:ギャラリーAL住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17開館時間:12:00~19:00 ※最終日のみ~18:00
2019年06月08日お笑い芸人、俳優、そして粘土作家としても知られる片桐仁の「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」が、6月7日(金)より台湾・華山Laugh & Peace Factoryで開催される。『ギリ展台湾』展示風景同展は、片桐が約20年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で制作してきた作品の中から、選りすぐりの作品約120点を展示したもの。会場となった台湾・華山Laugh & Peace Factoryは、カフェや映画館、ショップなどが集まる人気スポット華山文化創意園区内にあるイベントスペース。開幕前日に行われたレセプションでは、片桐は『ギリ展』用に作ったというド派手な特攻服を着て登場。会場に詰めかけた20社を超える台湾メディアから熱心な質問を浴びせられた。レセプションにて現地メディアの取材に応じる片桐仁片桐は「ようやく『ギリ展』の海外進出が実現して本当にうれしい。台湾展のために新たな作品やグッズを制作したり、撮影可能なインスタスポットを作ったり、日本での『ギリ展』にはなかった新しい試みも行っているので、ぜひ多くの人に観に来てほしいです」とコメント。台湾にちなんで制作した新作《TAIWAN》(魚のタイの形をしたお椀)などを披露し、そのダジャレ的創作センスと精巧な出来栄えで大きな注目を集めていた。同展は6月30日(日)まで開催されている。開催情報「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」6月7日(金)〜6月30日(日)台湾・華山Laugh & Peace Factoryにて開催
2019年06月07日伊勢丹新宿店メンズ館2階のギャラリースペース「ART UP/アートアップ」で、6月5日からフォトグラファー、マーク・ヴァサーロ(Mark Vassallo)の作品展「Emptiness is Form」がスタートする。イギリス・ロンドン出身のフォトグラファー、マーク・ヴァサーロ。1971年に生まれ、セントラル・セント・マーチンで美術を学んだ後、1992年に来日。現在は、東京をベースにモード写真家として様々な企業の広告ビジュアルなどを手掛ける一方で、静岡県下田の白浜に構えたアトリエにて写真や陶芸といった自身の制作活動を行う。彼の制作のインスピレーションとなっているのは、日本のミニマルな美意識。花を被写体にした写真作品は、極度にズームアップされ花々の美しさ、瑞々しさを繊細に捉えている。マーク・ヴァサーロは近年写真だけでなく陶芸作品も手掛けている。本人の手によって形作られた陶芸コレクションは、白浜のビーチの砂を釉薬と混ぜ合わせたユニークなテクスチャーや、木々を燃やした炭を練り込んだ深い黒の色合いなど、ありのままの自然の要素を内包する。本展のタイトルとなる「Emptiness is Form」とは、マーク・ヴァサーロが大切にする禅の考え方に由来しており、「色即是空・空即是色」の英訳「Every form in reality is empty, and emptiness is the true form.」がもととなっている。ギャラリースペースでは、古き良き日本の美学とされる“陰影”に着目しセレクトしたモノトーンの写真作品と陶芸コレクションを展示・販売する。【イベント情報】「Emptiness is Form」会期:6月5日〜27日場所:伊勢丹新宿店メンズ館2階=メンズクリエーターズ内 “ART UP”時間:10:00〜20:00
2019年06月04日ドキュメンタリー映画『アートのお値段』が2019年8月17日(土)より、全国で順次ロードショー。アートの値段はどうやって決まるの?バンクシーのアートが都庁に飾られ、企業の社長はこぞって買い求め、ジェフ・クーンズの作品「ラビット」は9000万ドル(約100億円)以上、ダ・ヴィンチ(?)の絵は500憶円以上の値段で落札された。そう、今アート作品が高騰しているのだ。株や不動産のような投資対象としての熱が年々高まっている。日々ニュースに流れる高額落札を聞くと、誰が何のために買っているのだろう?と疑問を持つ人もいるはず。そんな疑問を、美術界の人々に投げかけていく。最も高く売れるアーティスト、ジェフ・クーンズも出演映画には、もっと高く作品の値段がつくと言われるジェフ・クーンズ、現代アートにおいてもっとも重要な画家と呼ばれるドイツのゲルハルト・リヒター、若くして成功したナイジェリア出身の女性アーティスト ジデカ・アクーニーリ・クロスビーらが登場。サザビーズも紹介オークションハウスのサザビーズは、2018年に総売上64億ドル(約7000憶円)を記録した。映画では、そんなニューヨークのサザビーズ・オークションで、アート作品が売買されるオークションの様も紹介される。そこにはアートバブルだという評論家や、熱狂的なコレクターなど様々な思惑が入り混じっていた。なお、『マイ・アーキテクトルイス・カーンを探して』でアカデミー賞にノミネート経験のあるナサニエル・カーンが監督する。ZOZO社長の前澤友作のバスキアが落札される瞬間も2019年9月に開催の森アーツセンターギャラリー「バスキア展 MADE IN JAPAN 」で展示れる予定の、ジャン=ミシェル・バスキアの「 Untitled 」がサザビーズ で落札される映像に収められている。作品情報映画『アートのお値段』公開時期:2019年8月16日(土)原題:THE PRICE OF EVERYTHING監督:ナサニエル・カーン出演:ジェフ・クーンズ、ゲルハルト・リヒター、ラリー・プーンズ、マリリン・ミンター、ゲルハルト・リヒター配給:ユーロスペース
2019年05月24日ついにスタートした10連休の長いお休み。展覧会やギャラリーを巡って、アートにどっぷり浸かって感性に磨きをかける過ごし方もおすすめ。国際的なアート展や話題の展示など、開催中の様々なアートスポットから、ゴールデンウィークに楽しめる情報をピックアップしてご紹介!国際的なアート展◆3年に1度の瀬戸内国際芸術祭、2019年春に開催! 田根剛×塩田千春の作品やレアンドロ・エルリッヒのコインランドリーなど(4/26〜5/26、7/19〜8/25、9/28〜11/4)妹島和世+西沢立衛 / SANAA 「海の駅『なおしま』」◆「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019」、京都の歴史的建造物にフォトグラファーの新作を展示(〜5/12)ヴェロニカ・ゲンシツカ《Untitled #1》from the Traces series, 2015–2017. Courtesy of the artist and Jednostka gallery話題の展示をチェック◆奇抜な作品で知られるトム・サックスが茶道をテーマにした企画展を東京オペラシティで開催(〜6/23)◆クリムトやシーレ、ウィーン世紀末美術を紐解く待望の展覧会が東京&大阪で開催(東京:〜8/5、大阪:8/27〜12/8)メゾンのギャラリーも見逃せない◆銀座メゾンエルメスでアーティスト湊茉莉の日本初個展、鮮やかな色彩で描かれる移ろいゆく時間と文明の痕跡(〜6/23)Utsuwa * The preparatory study of the facade painting | 2018 | © Baptiste François◆エスパス ルイ・ヴィトン東京で今は亡きアーティスト、ヘスス・ラファエル・ソトのインスタレーション展示(〜5/12)アニメやキャラクターの展示も要チェック◆ジブリの“言葉”に焦点を当てた「鈴木敏夫とジブリ展」が神田明神にて開催(〜5/12)◆ムーミンの原画やスケッチなど約500点を展示する「ムーミン展」が六本木で開催(〜6/16)
2019年04月28日アザラシの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」が、名古屋のTODAYS GALLERY STUDIO NAGOYAで2019年6月29日(土)から7月21日(日)まで、静岡パルコで2019年7⽉21⽇(⼟)から8⽉12⽇(⽉・祝)まで開催される。アザラシと言えば、アニメにもなって人気を博した"ゴマフアザラシ"や水族館でも見ることができる"アゴヒゲアザラシ"を思い浮かべる人も多いだろう。諸説あるが、実は全世界には18種のアザラシが存在するとも言われている。「あざらしラッシュ!!展」は、そんなアザラシにフォーカスした合同写真展&イラスト展&物販展。写真とイラストの融合展示や立体物販物、アニメーション作品などを楽しむことができる。出展する写真作家は、カナダなどでアザラシの赤ちゃんを撮り続ける動物写真家・小原玲など。会場では小原玲が過去30年間撮り溜めた作品を厳選して展示する予定だ。見るものを圧倒するほど美しく、愛らしいアザラシの姿を目にすることができる。イラストレーションは、インスタグラムでフォロワー数3万人を誇るぽんたによる“流氷からアザラシたちが昇り立つような大型作品”をはじめ、癒し系イラストが人気を博す植月えみりによる新作展示、初のアニメーション作品も公開予定。また、静岡会場では特設ブースを設置し、植⽉えみりの会場限定アニメーションやほわころくらぶのほっこり映像を公開する。約1,000種以上のグッズ販売にも注目。日本キャンドル協会認定キャンドルアーティスト作家による「流氷ごまキャンドル」、羊毛フェルトハンドメイドの「アザラシさんのパンケーキタワー」、食べ物とアザラシがコラボレーションした「あざらし寿司マスキングテープ」などが展開される。会場限定の新作グッズも並ぶのでファンは要チェックだ。【詳細】あざらしの合同写真展&イラスト展&物販展「あざらしラッシュ!!展」■名古屋開催日時:6月29日(土)~7月21日(日) 11:00~18:00休館日:月・火曜日(但し、7月15日(月)海の日は開館、17日が振替休日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA(愛知県名古屋市中区新栄1-17-12-1F)入場料:600円/3歳以下は入場無料出展者:25組※来場者には先着2,000名限定で、イラストレーター・ぽんたが無数のアザラシを描いた特製オリジナルポストカード「ぎゅうぎゅうあざらし」をプレゼント。■静岡開催日時:2019年7⽉27⽇(⼟)〜8⽉12⽇(⽉・祝) 10:00〜20:00休館⽇:なし会場:静岡パルコ 3階特設会場(静岡県静岡市葵区紺屋町6-7 静岡パルコ3F)⼊場料:400円/⾼校⽣以下300円/ペア⼊場700円/3歳以下⼊場無料出展者:23組※来場者には先着1,000名限定で、⾬宮菜々⼦特製のオリジナルポストカード「ぽよざらしのポストカード」をプレゼント。グッズ例:・流氷ごまキャンドル 1,600円+税・アザラシさんのパンケーキタワー 2,500円+税・あざらし寿司マスキングテープ 580円+税・コッペパン列車マスキングテープ 580円+税<新作・会場限定>・あざらしクリームソーダトートバッグ 1,600円+税<新作・会場限定>
2019年04月27日