小説家の父と娘のかけがえのない絆を、その娘の成長物語を通して描く映画『パパが遺した物語』が10月3日(土)より公開となる。このほど、父親役を務めたオスカー俳優ラッセル・クロウと、娘役を務めたアマンダ・セイフライドという『レ・ミゼラブル』で共演した二人の起用秘話が明らかとなった。主人公は、過去の事件から心に傷を抱え、愛を見失ってしまったケイティ(アマンダ・セイフライド)。彼女は小説家だった父・ジェイク(ラッセル・クロウ)の大ファンという青年・キャメロン(アーロン・ポール)と出会い、亡き父との思い出を辿り始める。次第に明かされていくのは、父と娘の純粋すぎる愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった理由。娘にはもう自分しかいないと知っていた父と、母に続いていつかは父もいなくなることを恐れていた娘。二人の「この幸せな時間を1秒でも長く」という願いが、やがて交錯する――。ウィル・スミス父子の『幸せのちから』で世界中に感動をもたらしたガブリエレ・ムッチーノ監督が、NYを舞台に描く父と娘の物語となる本作。心に傷を抱え、愛を見失った娘ケイティをアマンダ、小説家だった父のジェイクをラッセルが演じており、大ヒット作『レ・ミゼラブル』以来の再共演を果たしている。ピューリッツァー賞受賞作家という相当な存在感とインテリジェンスが要求される父ジェイクのキャスティングにおいて、まずは4~5人に絞られた候補者の中から選ばれたのがラッセルだったという。その理由として、ムッチーノ監督は「『L.A.コンフィデンシャル』や『インサイダー』、『グラディエーター』が大好きで、是非とも彼と仕事がしたいと思ってね。直接ラッセルに脚本を送ったんだ」と明かし、続けてプロデューサーのクレイグ・J・フローレスは、「ジェイクは繰り返し悲劇に見舞われる男だ。経緯は、『ビューティフル・マインド』を彷彿とさせるだろう?僕は『ビューティフル・マインド』の大ファンなので、彼ならベストだと確信したよ」と語り、このキャスティングに自信を覗かせる。対するラッセルも、脚本を読んだ際にはボロボロに泣いたといい、読み終わった瞬間に参加表明の電話をかけたほど、この役に惚れ込んだそう。本作では製作にも関わっており、ラッセルの豊かな経験が存分に発揮されている。一方、トラウマを抱えた女性という繊細な役柄を演じたアマンダ。プロデューサーのクレイグは、「彼女は演技が自然で、とても美しい目を持っている。彼女の目を見ればすべての感情が伝わってくる上に、もっと知りたいと観客に思わせるミステリアスさも兼ね備えている。今回のケイティ役は、特に悲劇的な過去を持つ役柄だけれども、彼女はそれを目の演技でとてもよく表現してくれた」と語り、彼女の起用もまた大成功であったことを明かしている。そんなラッセルとアマンダは、『レ・ミゼラブル』では任務に忠実な警部ジャベール役と、美しく心優しい娘コゼット役を演じたことでもおなじみ。しかし、若い共演者にちょっかいを出すことで有名な(?)ラッセルは、撮影時、アマンダに口説き迫り、結果的にはアマンダは相手にすらしなかったという噂も!ラッセルは彼女について「彼女は素晴らしい女優だ」と絶賛しており、その彼のひと言もアマンダのキャスティングにつながったというが…。本作では、父と娘として感涙の親子愛を披露する二人。今回の撮影では果たしてどうだったのか!?プライベートでも何かと話題の尽きない二人の演技に、ぜひ注目してみて。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月25日『天才バカボン』や『秘密のアッコちゃん』などで知られるマンガ家、赤塚不二夫。なかでも異色作といわれるのが、この『レッツラゴン』。シュール&ナンセンスの嵐である作品を、演出家の細川徹さんが舞台化。そこに2名のミュージシャンが出演します。渡辺大知さんは現在、NHK連続テレビ小説『まれ』に出演中。そして実はANIさんは6月29日放送の『水戸黄門スペシャル』で漁師役で出演…。“演技づいてる”二人が、満を持して細川作品に登場!* **渡辺:僕は本業はミュージシャンですが、音楽以外もいろいろやってみたい、というスタンスなので、今回もお話をいただいて、「ぜひ!」と参加させてもらいました。ANI:なるほどー。オレの場合は、ほらアメリカだと、ラッパーって結構俳優やってるんだよね、ウィル・スミスとか、ジェイミー・フォックスとか。オレもラッパーだから、その延長ってことで。ウィルに憧れて。ウィル・スミス感覚です(笑)。渡辺:…(笑)。ANI:いや、冗談だよ?オレは、まぁ、今回は荒川良々とか、それこそ渡辺くんとか知り合いもいたんで、なんとかなるかなって思ったんです。『水戸黄門』も、助さんと知り合いだったんで乗り切れました(笑)。渡辺:助さんと?!知り合い?!ANI:うん。原田龍二さん。渡辺:なるほど(笑)。でも、音楽と芝居に垣根はないという意味ではおっしゃるとおりだと思います!ANI:ありがとう(苦笑)。でも、なんか人と作品を作るって、やっぱり楽しいよね。普段はオレは3人で音楽をやってるけれど、舞台はその規模がもっと大きくて、自分がそのパーツの一つになっているっていうことが、なんかすごくおもしろい。渡辺:わかります。僕も、自分一人で作ったものって、ホントしょうもねえって思うんですけど、人と関わると化学反応みたいなものが起こるじゃないですか。特に舞台とかって、この作品のためだけに集結したチームだから、バンドとはまた違う魅力がありますよね。なので僕、今ホントすっごい楽しいんです!ANI:それにしても冷静に考えると、みんな演じることにはベテラン揃いだよなぁ。オレだけほぼ素人…。今この取材受けてて、初めてヤバいって思いました(笑)。頑張ろ…。◇(写真・左)渡辺大知わたなべ・だいち黒猫チェルシーのボーカル。映画『色即ぜねれいしょん』で主役を演じ、日本アカデミー賞新人賞を受賞。(写真・右)ANIアニラッパー。スチャダラパーのメンバー。日本のHIP HOP を語る上では欠かせない存在。◇7月30日(木)~8月9日(日)下北沢・本多劇場原作/赤塚不二夫作・演出/細川徹音楽/スチャダラパー出演/渡辺大知(黒猫チェルシー)、荒川良々、ANI(スチャダラパー)、バッファロー吾郎A 、ラバーガール(大水洋介、飛永翼)、シソンヌ(じろう、長谷川忍)、中村まこと全席指定7000円(税込み)イエロージャップTEL:0422・55・0587※『anan』2015年8月5日号より。写真・小笠原真紀
2015年07月29日石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」と永井豪原作の「デビルマン」が夢のコラボを果たした『サイボーグ009VSデビルマン』。2大ヒーロー衝突ニュースにネット上は騒然、さらに先日「デビルマン」のメインキャストの解禁で注目されたばかりだが、続けて声優解禁第2弾「サイボーグ009」メインキャスト9名が発表。福山潤、M・A・O、前野智昭ら人気声優陣が名を連ねた。日本だけでなく世界的に大きな影響を与えた漫画界の巨匠2人の代表作のコラボにあたり、監督を『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』を手がけた川越淳、そして制作を「ガールズ&パンツァー」などで話題の「アクタス」と「ビーメディア」が担当。また、「デビルマン」メインキャラクターには「東京喰種トーキョーグール」(西尾錦役)の浅沼晋太郎や、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(鶴見知利子役)の早見沙織、「バクマン。」(高木秋人役)の日野聡ら実力派声優が集結し、豪華スタッフ&キャストによって本作の実現が叶った。さらに今回発表された「サイボーグ009」メインキャスト9名にも豪華な顔ぶれが並ぶ。主人公・島村ジョー(009)を演じるのは、「暗殺教室」(殺せんせー)「コードギアス 反逆のルルーシュ」(ルルーシュ役)など主演を多数演じる超人気声優・福山潤。イワン・ウイスキー(001)を、山賊の娘ローニャ(ローニャ役)の白石晴香。ジェット・リンク(002)を、「図書館戦争」(堂上篤役)や「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズ(カミュ役)の前野智昭。フランソワーズ・アルヌール(003)を、声優業だけでなく、女優として映画・舞台に活躍するM・A・O。そして、アルベルト・ハインリヒ(004)を、「黒執事」(バルドロイ役)やウィル・スミスの吹き替えも多数担当する東地宏樹。ジェロニモ・ジュニア(005)を、「うたわれるもの」(クロウ役)の小山剛志。張々湖(006)を、『燃えよデブゴン』シリーズをはじめサモ・ハン・キンポーの吹き替え担当や、テレビ番組のナレーションを務める水島裕。グレート・ブリテン(007)を『ハリー・ポッター』シリーズ(リーマス・ルーピン役)など洋画に多数出演する郷田ほづみ。ピュンマ(008)を、『神☆ヴォイス』ライト役の岡村歩が、それぞれ演じる。主人公に抜擢された福山さんは「連綿と描かれる日本を代表する作品に参加させて頂ける喜びと、今回のタイトルの衝撃が凄まじく、009を演じながらも歴史が作られる瞬間を目撃している心持ちです。皆様が受けた衝撃以上の熱量をお届け出来るよう、魂を込めました。予測不能の衝撃作、存分にお楽しみ下さいませ!!」と熱い意気込みを寄せた。また、今回の新キャストと過去の「デビルマン」「サイボーグ009」の声優陣が登壇しトークショーを繰り広げる「新旧キャストトークバトル」イベントの開催も決定。イベントでは、各作品の1話や、本作の初出し映像などが上映される予定。歴史的な“新旧キャスト声優の激突”と併せてファン必見のイベントとなるようだ。『サイボーグ009VSデビルマン』は2015年10月、新宿バルト9ほか全国にて2週間限定上映。(text:cinemacafe.net)
2015年07月17日イギリスのシンガーソングライター、SAM SMITH(サム・スミス)が11月24日(火)東京・国立代々木競技場第一体育館、11月25日(水)兵庫・ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)で来日公演を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】今年の5月に予定されていた初の単独来日公演を、喉の不調によりキャンセルしていたサム・スミス。活動を休止し静養していたが、今月よりライブを再開。それに伴い来日公演の開催が決まった。サム・スミスは2014年にリリースしたデビューアルバム『In The Lonely Hour』が、全英アルバムチャートで初登場1位を記録。現在までに同作の売上枚数は800万枚を突破。今年の2月に発表された第57回グラミー賞において「最優秀新人賞」を含む4つの賞を獲得するなど、今注目を集める海外アーティストのひとり。チケットの一般発売は9月5日(土)午前10時より。■SAM SMITH(サム・スミス)来日公演11月24日(火)国立代々木競技場第一体育館(東京都)11月25日(水)ワールド記念ホール(神戸ポートアイランドホール)(兵庫県)料金:VIP指定席 14000円 ※グッズ付 / S指定席 8000円(オールスタンディング・税込・別途1ドリンク)※4歳以上はチケット必要。★★以下のリンクより「SAM SMITH(サム・スミス)」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2015年07月16日ウィル・スミス親子共演の『幸せのちから』で父と息子の絆を繊細に描き世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、ラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドという親子を描く最新作『パパが遺した物語』(原題:『Fathers and Daughters』)が公開が、10月3日(土)に決定。併せて、ラッセル・クロウの優しい眼差しが印象的な劇中ビジュアルも公開された。小説家のジェイク(ラッセル・クロウ)は交通事故で同乗していた妻を亡くし、彼自身も入院したことから、溺愛していた7歳の娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と引き離されてしまう。7か月後に退院したジェイクは、ケイティにこれからは「ずっと一緒」と約束する…。25年後、大学院で心理学を学ぶケイティ(アマンダ・セイフライド)は、悲しい経験から人を愛することができなくなっていた。そんなとき、父が自分と娘とのことを綴った遺作を敬愛する作家志望のキャメロン(アーロン・ポール)と出会い、恋におちる。ケイティは過去と向き合い、新しい人生に踏み出そうとするのだが…。本作は、心に傷を持つ主人公のケイティが、ある出逢いをきっかけに、亡き父との思い出を辿り始める物語。次第に明かされていくのは、父と娘の純粋すぎる愛情と、無邪気だったケイティが変わってしまった理由。自分の命が残り少ないと知っていた父と、母に続いて、いつかは父もいなくなることを恐れていた娘。スクリーンからあふれる、「この幸せな時間を1秒でも長く」という2人の願いは、観る者の胸を強く切なく締めつける。成長したケイティを演じるのは、『レ・ミゼラブル』『テッド2』のアマンダ・セイフライド。小説家だった父のジェイクには、『レ・ミゼラブル』『ビューティフル・マインド』などで知られるアカデミー賞俳優ラッセル・クロウ。子ども時代のケイティには健気で愛くるしいカイリー・ロジャーズが扮するほか、キャメロンには海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポール、さらに『ANNIE/アニー』のクヮヴェンジャネ・ウォレスに、ダイアン・クルーガー、ジェーン・フォンダと錚々たるキャストが出演。さらに、時を超えて愛される「カーペンターズ」の名曲「Close to You」が本作を盛り上げる。1枚のビジュアルからも分かる、娘を見守り続ける父の大きな愛情。時を経て明らかになる父娘の愛の絆は、この秋、感動を呼ぶに違いない。『パパが遺した物語』は10月3日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月14日9月22日(火・祝)・23日(水・祝)に東京・TOYOSU PIT / MAGIC BEACHで開催されるフェス「MTV presents SOUL CAMP 2015」。同フェスの追加出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決定したのは、 DJ JAZZY JEFF(ジャジー・ジェフ)。DJ JAZZY JEFFは、現在俳優として活躍するウィル・スミスとのデュオ、「DJ Jazzy Jeff and the Fresh Prince」などの活動で知られ、1988年にはグラミー賞において最優秀パフォーマンス賞を受賞。現在はソロでDJとして活動している。また、9月22日(火・祝)に出演するBIZ MARKIEが、DJとして9月23日(水・祝)に出演する事が決まった。チケットの一般発売は8月22日(土)午前10時より。■MTV presents SOUL CAMP 20159月22日(火・祝)・23日(水・祝)開場12:00開演13:00(20:00終了予定)会場:TOYOSU PIT / MAGIC BEACH(東京都)出演:【9月22日(火・祝)】TOYOSU PIT:COMMON / BIZ MARKIE…and more!!MAGIC BEACH:DJ JAZZY JEFF・・・and more!!【9月23日(水・祝)】TOYOSU PIT:Ms. LAURYN HILL / BLACK STAR…and more!!MAGIC BEACH:BIZ MARKIE・・・and more!!
2015年07月08日1996年7月3日全米で封切られ、世界中で社会現象となる大ヒットとなり、ウィル・スミスをスターダムに押し上げた『インデペンデンス・デイ』 (日本公開:同年12月7日)。このたび、“独立記念日”の前日であり、全米公開日と同じ本日7月3日に、20年の時を経て誕生する続編のタイトルが『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(原題)に決定。2016年中に日本公開となることが決まった。メキシコ州アルバカーキのスタジオにて、6月22日(現地時間)、出演キャスト&スタッフによる製作発表会見が行われた本作。前作に引き続きメガホンをとるローランド・エメリッヒ監督ほか、前作からの続投キャストのジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、ブレント・スピナー、ジャド・ハーシュ、新キャストとなる主人公ジェイク役のリアム・ヘムズワースほか、ジェシー・アッシャー、マイカ・モンロー、セラ・ワードらが一堂に会し、報道陣の前に姿を現した。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』の意味について、エメリッヒ監督は「エイリアンの侵略があった後、共通の敵を相手に世界が1つにまとまっている。これがリサージェンス<復活>の意味だ」と説明。本作の舞台は、前作でエイリアンを撃退してから20年後の世界。人類はエイリアンの侵入を阻止するために、彼らのテクノロジーを利用した防衛システムを構築している、という。ゴールドブラムは、今回、彼が演じる科学者デヴィッド・レヴィンソンは新たな戦略の指揮をとると発言。「前回の戦いを経験した後、世界の国々は1つの目標のもと、素晴らしい形で協力している。国境はいままでのような意味を持たなくなっていて、これはとても素敵なアイディアだ。人類は力を合わせている」と力強く語った。また、この日お披露目されたフォークリフトのような船は、月にある軍事基地で“ムーン・タグ”と呼ばれる新防衛システムのためのマシンだという。本作で主人公ジェイクに抜擢されたリアムが乗りこなすとのことで期待が高まるが、「ジェイクは最初の攻撃で、両親を失い、孤児院で育ったが、軍隊に入って最高の戦闘機パイロットになった。彼は意地を張ったせいで、人命を危険にさらした過去があるが、“ムーン・タグ”に乗るというすごい仕事を手に入れている」と、主人公の過去を交えて明かしている。最近、かつて世界を席巻した超大作の続編や最新作が相次いで製作されている中、いよいよ満を持して始動する本作。2016年の公開を、心して待っていて。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(原題)は2016年6月24日全米公開。2016年、日本公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』『モスト・バイオレント・イヤー(原題)』のJ・C・チャンダーが、『Triple Frontier』の監督候補に上がっている。もともとは、『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグローとマーク・ボールが手がける予定だったが、このコンビは別の作品に集中することに決め、今作を降板していた。ストーリーは明らかになっていないが、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの境界域で活動する犯罪組織を描くものらしい。ビグローが監督する予定だった頃は、トム・ハンクスやウィル・スミスの名前が浮上したが、このふたりが出演する可能性は今もなくなってはいないようだ。ハンクスの次回作は、10月北米公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督作『Bridge of Spies』。スミスの次回作は、12月北米公開予定の『Concussion』。文:猿渡由紀
2015年06月30日今身近にあるものが、どういった経緯でできたのかわかると歴史を知るのが楽しくなります。アメリカのニュースサイト『WVTM』を参考に、年数や年齢などの数字に関する歴史トリビアを10個見ていきましょう。■1:飛行機が出来てから月面着陸まではたったの66年!ライト兄弟が初めて空を飛んだのは、1903年の出来事。それまで人類にとっては夢のまた夢であった空中飛行、それが達成されてからわずか66年後の1969年、アポロ11号は月面着陸に成功したのです。■2:関数電卓はアポロ11号のコンピュータより高性能欧米では数学のテストで電卓使用が許可されることが多いので、子どもにTI-83などの関数電卓を買い与えることが多くあります。この関数電卓、実はアポロ11号の月面着陸ミッションで、案内を務めたコンピュータより高性能だというのです!性能の差は、なんとおよそ6倍。技術の進歩は目を見張るものがあります。■3:今2分で撮られる写真の数は19世紀全体で撮られた写真より多いデジタルカメラやスマートフォンの写真機能が充実した現在では、誰でも気軽に写真が撮れるようになりました。しかし、昔の写真は高級品、撮るためには専門的な技術や専用の装置が必要だったのです。最初の写真が撮られたのは1826年のこと、現代手軽に撮れる写真は技術の進歩のおかげと言えます。■4:オクスフォード大学はアステカ文明よりも歴史が古いアステカ族はテノチティトランという首都を1325年に建設しました。それに対して、オクスフォード大学の礎が築かれたのは1249年、英語圏では最古の大学です。古代文明のイメージのあるアステカ文明よりも、今でも著名人を輩出しているオクスフォード大学の方が歴史は古いということになります。■5:1970年より前に生まれた人は地球の人口が倍に!1970年の時点で、世界の人口はおよそ37億人でした。そして2015年の現在は、約73億人。この45年間の間で、地球上に住む人の数はほとんど倍になっているのです。日本の人口がどんどん減少していることは広く知られていますが、世界人口は増え続けており、2050年には95億人を突破する見通しだとか。■6:今のウィル・スミスはもうフィル叔父さんよりも年上ウィル・スミスの有名なファミリーコメディ『ベルエアのフレッシュプリンス』が初めて放映された時、ウィル・スミスの叔父さん役を演じていた今は亡きジェームズ・エーヴリーは45歳でした。現在のウィル・スミスは46歳、当時の叔父さんの年齢を超えてしまいました。■7:クレオパトラが生きた時代はピラミッドよりピザハットに近い時間感覚が狂いそうな驚きの事実。クレオパトラが生きた時代はクフ王のピラミッドが建てられた時期よりも、ピザハットの1号店がオープンした年の方が近いというのです。ピラミッドの建造は紀元前2540年頃、ピザハットの1号店がオープンしたのは1958年です。クレオパトラは紀元前69年頃と言われているので、クレオパトラにとってはピザハットオープンの方が近い歴史ということになります。■8:ピラミッドができたときにマンモスは生きていた!マンオスが絶滅したのは紀元前1650年頃であると推定されています。ピラミッドができたのは紀元前2540年ですから、マンモスが絶滅したのはピラミッドから約1000年後ということになります。■9:ファックスができたときにアメリカは西部開拓時代ファックスが初めて発明されたころ、アメリカはオレゴン街道を使って西部開拓を行っている真っ最中でした。ファックスの最初の特許が撮られたのは1843年、西部に移住した開拓者が通ったオレゴン街道は1841年から使用が開始されました。その時代にもうファックスができていたのですね。■10:大女優ベティ・ホワイトは食パンよりもお年寄りエミー賞に7回輝いたアメリカの大女優であり、3つのアメリカン・コメディ・アワードを受賞したコメディアンでもあるベティ・ホワイトは1922年生まれの93歳。アメリカの発明家、オット・ローウェッダーが商業用にパンをスライスする機会を作ったのよりも6年も早いことになります。こうやって当時の情勢と現代を比べると、時代の進歩がわかって面白いですよね。歴史と数字は切っても切れない関係。『Suzie』では、誰かに話したくなるような歴史×数字のトリビアを配信していきます。(文/和洲太郎)【参考】※Whoa! 12 facts that will boggle your mind!-WVTM
2015年06月17日ソニー・ピクチャーズが、メディア向けに新作映画を発表するイベント『Summer Of Sony 2015』がメキシコのリゾート地カンクンで現地時間11日から開始になる。今回のイベントでは今年と来年の新作映画のプレゼンテーションが行われる予定で、『007 スペクター』をはじめ、注目作の新情報がこの場で“解禁”になる可能性が高い。その他の写真ソニー・ピクチャーズの大規模なメディア向け発表イベントが行われるのは6回目で、今年はメキシコのリゾート地カンクンにあるリッツカールトン・ホテルで実施される。会期中は様々な会見やプレゼンテーション、パーティが予定されており、まだ誰も知らない情報や発表が、この場で明らかになりそうだ。注目を集めているのは、日本でも12月に公開される『007 スペクター』や、来年公開の超大作『ザ・ウォーク』、女性キャストで新生される『ゴーストバスターズ』、トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に続いてラングトン教授に扮する新作サスペンス『インフェルノ』に関する会見や新情報だ。他にも間もなく公開の『ピクセル』やクロエ・グレース・モレッツ主演のアクション大作『FIFTH WAVE』、メリル・ストリープ主演の『RICKI&THE FLASH』、ジャック・ブラック主演のファンタジーホラー『GOOSEBUMPS』、ジョディ・フォスターが監督を務める『MONEY MONSTER』、ウィル・スミスの主演最新作『CONCUSSION』などの会見や発表が予定されており、会場にはモレッツやブラック、セス・ローゲンらが登場する予定だ。現在、発表になっているのは14タイトルだが、会期中にはメディアがアッと驚く“サプライズ発表”の可能性もあり、世界各地から集まったメディア関係者、記者たちがイベントに大きな期待を寄せている。『007 スペクター』12月4日(金) 全国ロードショー『ザ・ウォーク』2016年1月23日(土)全国ロードショー(C)2015 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. Danjaq. LLC and Columbia Pictures Industries. Inc. All rights reserved
2015年06月12日マイケル・ベイ監督によるヒット映画『バッドボーイズ』の最新作を、ジョー・カーナハンが監督することになるかもしれない。現在、ソニー・ピクチャーズは、カーナハンに脚本のリライトを依頼しており、監督を兼任することも含めて話し合いがなされているようだ。ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの復帰は期待されているが、明らかではない。『バッドボーイズ』1作目は1995年に公開され、全世界で1億4100万ドルを売り上げた。2003年公開の続編『バッドボーイズ2バッド』の世界興収は、その倍の2億7300万ドル。カーナハン監督は、『NARC〈ナーク〉』『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』『THE GREY 凍える太陽』などのアクション映画で知られる。近年は、アメリカで人気のテレビドラマ『ブラックリスト』の監督も務めている。文:猿渡由紀
2015年06月10日主演のジェニファー・ローレンスが“最も興行成績を上げたアクション映画のヒロイン”としてギネス認定され、映画史にその名を刻む人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。その日本公開最新作となる最終章PART1『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』から、自称“音痴”というジェニファーがハスキーボイスで歌い上げ、異例の大ヒットとなった挿入歌の本編映像とメイキング映像が到着した。壮絶な“ハンガー・ゲーム”を生き延びてきた主人公カットニス(ジェニファー・ローレンス)が、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がり、過酷な運命に巻き込まれていく最終章を、2部構成で描き出す本作。炎の少女カットニスはコイン大統領(ジュニアン・ムーア)率いる反乱軍の革命のシンボル=“マネシカケス”となるが、それはパネムとの全面戦争を意味していた――。今回到着した本編映像は、ジェニファー自身が挿入歌「The Hanging Tree」を歌うシーン。以前に出演したトーク番組では、音痴を自称したことでも話題となったオスカー女優のジェニファー。しかし、低めのハスキーボイスで歌い上げた挿入歌は、シングルカットされていないにも関わらず、全米で異例のダウンロード・セールス(全米iTunesで初週ダウンロード数15万)を記録。サントラチャートではなく、シングルチャートでテイラー・スウィフトや「ワン・ダイレクション」、ビヨンセらと肩を並べてのランクインとなり、当初はグラミー賞も期待されたほど。また、全米に留まらず、イギリスやオーストラリアを始め75ケ国でもチャートも席巻していたという。しかしながら、このシーンは、ジェニファーにとって大きなチャレンジであったことが、到着したメイキング映像で明らかになった。「歌うのは本当に苦手だから、とにかくやりたくなくて撮影が始まる直前には泣きだしてしまった」と、彼女は撮影時をふり返る。だが、前作に引き続き監督を務めたフランシス・ローレンスは「参ったよ。彼女は自分の歌のうまさを分かってない。とても味のある声をしているし、心に響く歌だ」と絶賛する。実はローレンス監督は、「エアロスミス」、ジェニファー・ロペス、ブリトニー・スピアーズ、ウィル・スミス、レディ・ガガ、ビヨンセなど多くの人気アーティストのミュージック・ビデオ監督として成功を収めてきた人物。そんな監督から「情感がこもっているし、音色も素晴らしい。とてもいいシーンになったと思う」と太鼓判を押されただけあり、ほかのキャストたちも「彼女の歌は最高だ。何でもできるって腹が立つ」(エルデン・ヘンソン)、「本人は不安がっていたけど本当にうまいから驚いたよ」(エヴァン・ロス)と口を揃える。ジェニファーが歌うのこの歌が、壮大な完結編へのカウントダウンへ向けて、どのような意味を持つのか?これまでのシリーズとはまた別次元のファイナル・ステージに突入する本作が、ますます楽しみになってきた。『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は6月5日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は11月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月29日ポール・スミス(Paul Smith)による序文付きの写真集「SAPEURSthe Gentlemen of Bacongo」が、青幻舎から6月中旬に発売される。本書は「エレガントであることに全てを捧げる」志向を持ったコンゴ紳士の集団「サプール」の全貌を伝える写真集。2009年にイギリスで刊行されて話題となった書籍の日本語版となる。コンゴ共和国首都郊外にあるバコンゴ地区を拠点に活動する「サプール」は、限られた所得の中、独特のファッションセンスで選りすぐったハイブランドの衣服に身を包み、紳士的で優雅な立ち振る舞いによって街中の尊敬を集めている。金銭的には決して裕福ではないが、おしゃれかつエレガントであること、そして紳士的であることに誇りと情熱を持った生き様で、世界中の注目を集めている。ファッショナブルで生き生きとした「サプール」の姿を撮影したのは、イタリア人写真家ダニエーレ・タマーニ。過去数年にわたり、世界のアフリカ人コミュニティーの取材をしてきた写真家自身による「サプール」へのインタビュー記事もあり、ファッション文化史にとっても貴重な一冊となりそうだ。「ー私にとって、サプールたちの装いは驚くべきものだった。パリやロンドンといった世界の首都であっても、あのようにエレガントな恰好をした男性たちは一際目を引くだろう。それが、コンゴなのだー」(※ポール・スミスによる序文テキストから抜粋)【書籍情報】「SAPEURSthe Gentlemen of Bacongo」著者:ダニエーレ・タマーニ出版社:青幻舎言語:日本語ソフトカバー/224ページ/148×210 mm発刊:2015年6月中旬価格:2,300円
2015年05月20日誰もがハッピーになるミュージカル・エンタテインメント『ANNIE/アニー』のブルーレイ&DVDが、本日5月20日(水)に発売されることに合わせ、主人公のアニー役を務めたオスカー最年少ノミネート女優、クワベンジャネ・ウォレスが語る日本だけのインタビュー映像が到着した。本作は、1982年にも映画化された名作ブロードウェイ・ミュージカルを、『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』で史上最年少のアカデミー賞「主演女優賞」候補となったクワベンジャネを主演に、現代風のアレンジを加えて新たに映画化。製作を担当したウィル・スミスとジェイ・Zは、「TOMORROW」などおなじみの名曲はもちろん、オリジナル曲も登場させ、物語をいっそうもり立てている。公開された動画は、今回、日本でのブルーレイ&DVDリリースのために改めて撮影されたもの!撮影時よりもちょっぴり大人になったクワベンジャネが現代のアニーを演じた感想や、彼女なりのハッピーになる方法、撮影時のエピソードなどをたっぷりと語っている。世界中で愛される名作のアニー役を演じたことついて、全てが楽しく、不安はなかったと語るクワベンジャネ。アニーとの共通点を「2 人とも“自分でゲットする派”」と言う。「欲しいものがあれば、自分でとことん追い続け、誰にも邪魔はさせない」と力強く語る。それでも、落ち込んだときには、食べたり、歌ったり、体を動かしてみたり、時には、枕に向かって叫んでみることもあるとか。とにかく「少しでもハッピーな一日を過ごせるように、幸せな気持ちになれる何かを探す」ことを心がけているそうで、その前向きさは、まさにアニーそのもの。また、オスカー俳優のジェイミー・フォックスや、ミュージカル初挑戦となったキャメロン・ディアスら豪華キャストでも話題になった本作。お気に入りのシーンは、「ジェイミー・フォックス演じるスタックスのハゲ頭…」とも明るく語ってくれた。楽しく元気いっぱいのダンスもあれば、切ない気持ちになるしっとりした歌もたっぷりと詰まった『ANNIE/アニー』。あなたも、ハッピーになれるヒントをこの映画から見つけてみて。『ANNIE/アニー』ブルーレイ&DVDは5月20日(水)より発売、レンタル開始。<『ANNIE/アニー』ブルーレイ&DVDリリース情報>【初回生産限定】ブルーレイ4,743円+税【初回生産限定】 DVD 3,800円+税発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(C)2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and Village Roadshow Films North America Inc./Village Roadshow Films (BVI) Limited. All Rights Reserved. Annie and related characters and elements: TM & (C)2014 Tribune Content Agency, LLC.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2015年05月20日今月の「映画ではじめるデートプラン」は、二子玉川に誕生した新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」にフォーカスしてお届け!ここには世田谷区初となるシネマコンプレックスで、「109シネマズ二子玉川」がオープンし、IMAX(R)デジタルシアターを含む10スクリーンを備えた最新設備で映画を楽しめる新スポットとなった。今回は、二子玉川ライズ内でデートにおすすめのお店をチェックしながら、初夏のモールデートをテーマにお届けする。今月ピックアップの映画は、ウィル・スミスが天才詐欺師を演じる映画『フォーカス』。ニッキー(ウィル・スミス)は、人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師。30人ものプロ詐欺師たちを束ね、稼業に励む毎日を送っていた。だが、ニッキーの一世一代の詐欺の現場に、数年前、ニッキーが犯罪のプロとして育てあげた女詐欺師・ジェス(マーゴット・ロビー)が現れ…という、巧みな話術と手さばき、人間行動学に基づいた“騙し”のテクニックが詰まった超一流・詐欺エンターテイメント。恋愛も騙しだまされが常。この映画を観て、“だまし"テクを磨いてみてはいかが?4月24日(金)にグランドオープンした二子玉川ライズは、開業イベント実施期間中の4月24日~5月6日だけでも、約3億円の売上をマークし、好調な滑り出しを見せている。その2F・3Fにオープンした109シネマズの最新館「109シネマズ二子玉川」は、電動リクライニング機能や座席備え付けのハンガーなどを備えたグランド・エグゼクティヴシートなどを用意し、快適な映画鑑賞が楽しめるのでカップルには特におすすめだ。飲食・カフェは6店舗あり、いずれもお洒落で話題のお店が集結。どこに入るか迷ってしまいそうだが、おすすめはスペイン王室御用達の「パステレリア マヨルカ」。パティスリー・ベーカリー・デリカテッセン・マーケット・カフェテリアの5つの顔を持つグルメストアで、モーニングからランチ、ティータイム、ディナーまで使え、マヨルカ自慢の生ハムや焼立てトルティージャなどの好みのタパスチョイスできる。店内はシックで異国情緒にあふれているからムードもいい。スイーツなら、パイ専門店からスタートしたトライベッカ発祥のカジュアルアメリカンレストラン「バビーズ」もおすすめ。また彼と彼女で食べたいものが違う場合は、スープストック トーキョーの運営会社が展開するお洒落ファミレス「100本のスプーン」がベストチョイスかも。ファミレスと言っても、メニューも空間も洗練されていてリラックスできる大人のファミレスなのだ。イチオシは、代表的なメニューをワンプレートに盛り込んだ「リトルビッグプレート」。チェックしておきたいユニークなお店には、関東初出店となる、DIY体験ができるストア「DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA」。販売するほとんどの工具を購入前に店内のワークスペースで試せるほか、溶接やネームプレート作り、暮らしに役立つワークショップなどのイベントも開催される。また、代官山 蔦屋書店を手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブが仕掛ける新ブランド「二子玉川 蔦屋家電」は要チェック。家電と雑誌・書籍、サービスを織り交ぜて、新しいライフスタイルを提案するこれまでにない雰囲気の家電店になっている。ご飯を食べて施設内をぶらついたら、屋上に約6,000平方メートルの広さでめだかの池や菜園広場などを展開する屋上庭園“ルーフガーデン”でひと休み。都心のデートでも太陽の光を浴びながら、緑や水を感じられ初夏にぴったりののんびりスポットだ。(text:Miwa Ogata)
2015年05月19日ウィル・スミス主演最新作『フォーカス』が日本での公開をスタートした。本作はスミス演じる“犯罪のプロ”がダマしダマされの壮絶なゲームを展開する作品で、公開前に行われたモニター試写会では参加者の97パーセントが結末を見抜くことができなかったという。その他の画像本作でスミスが演じるのは、30人の熟練詐欺師を束ねるニッキー。映画はニッキーと彼が育てあげた女詐欺師ジェス、大富豪などが、意地とプライド、そして大金をかけてダマし合いを繰り広げる。“世界最高のスリ師”として知られるアポロ・ロビンスが顧問として映画作りに参加しており、劇中ではスリ師同様に観客の視線を盗み、誘導し、観ている側の思い込みや予想すらも利用してアッと驚くトリックを仕掛けてくる。モニター試写会のアンケートによると参加者は映画がラストを迎えるまでに平均で3.5回も「トリックにダマされた!」と回答。劇中では観客の視線や意識を誘導するミスリードを使ったトリックがふんだんに盛り込まれており、素直に見るとダマされ、ダマされないように注意深く見ていてもそれすらも作り手に利用され、ミスリードされてしまう。スミスは明るくコミカルな役どころが多いが、本作ではこれまでの魅力に加えてクールな一面も披露。「ウィル・スミスの新しい一面が見られた」「この主人公でシリーズをやってほしい」などの感想も出た。また、映画のラストは“驚いた”という感想だけでなく“感動した”という声も。相手の心や信用すらも巧みに利用する犯罪者たちのドラマの結末がなぜ観客の感動を呼ぶのか? 『フォーカス』は観る者の予想を華麗に裏切り、心地よく“ダマされる”映画になっているようだ。『フォーカス』5月1日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2015年05月08日まだ彼氏ではないけれど、その気になれば付き合えそうなくらい仲が良い関係にある男子のことを「ウィル彼」と言うのだそう。実はこの「ウィル彼」、恋に奥手な女子たちから熱烈な支持を受けているんです。今回は、「ウィル彼がいる(もしくは過去にいた)」という女性へのインタビューをもとに、「ウィル彼に対する女の本音」に迫ってみました。■ドキドキよりも「安心感」▽「本当に好きな人だったら頑張ってアプローチするけど、ウィル彼はもう少し熱が冷めたような存在」(25歳女性/IT)「恋人が欲しい」と望んでいても、自分からアクションを起こして恋愛で傷つくのは嫌だと考える人は多いはず。ウィル彼は、そんな奥手女子のちょっとした寂しさを埋めてくれるような存在なのかもしれません。■会いたいときだけ会える「手軽さ」▽「自分の時間を大切にしたいので、恋人は作らない主義。でも、女友達が彼氏とラブラブな様子をみていると、たまにデートしたくなるので、ふらっと遊びに行けるような男友達は数人キープしてる」(21歳女性/大学生)まるでコンビ二感覚。付き合いが深くなると、相手の嫌なところもみえてくるし、独占欲も沸いてきます。お互いに不自由を感じながら付き合い続けるのであれば、最初から一定の距離を保ったウィル彼がちょうどいいのかも。■自分の女性性に自信が持てる▽「ウィル彼だけでなく、セフレやソフレを作る女の子ってみんな自分に自信がない人が多いと思うんです。彼氏みたいな男友達がいると、外見にも気を使うようになるし、テンションがあがる」(23歳女性/ウェブデザイナー)恋愛にがっつかない草食男子が増えたことで、女としての自分に自信を持てない若い女性が増えていると言われています。ウィル彼は、そんな女性たちのぽっかり空いた心の穴を埋めてくれるような存在。いろんな男からチヤホヤされたいという女性の隠れた願望を満たしてくれるそうです。■ネタにされたくない▽「サークルで好きな人がいるけど、付き合うとグループLINEでネタにされそう。今の関係性を壊したくないので、あえて告白はしません」(20歳女性/大学生)友達がみんなSNSでつながっている時代なので、「誰が誰に告白した」「振られた」といった情報が筒抜け状態。だから本能や感情に身を委ねるより、「付き合って起こりうるリスク」を考えてしまうそうです。■おわりに上の世代からは「恋愛には勢いが必要!とりあえず1回やっちゃえよ!」といったツッコミが飛んできそうですが、イマドキの若者は「何度もデートを重ねて、おだやかな関係の中から恋が芽生える」ことが多いよう。恋愛スタイルは人それぞれ。焦らず、ゆったりのんびり、関係を深めていけるといいですね。
2015年05月06日「ぴあ」調査による2015年5月1日、2日のぴあ映画初日満足度ランキングは、坪田信貴によるベストセラーを映画化した有村架純主演の『映画 ビリギャル』がトップに輝いた。2位にペ・ドゥナ主演の『私の少女』が、3位にウィル・スミスが他人の視点(フォーカス)を自在に操る詐欺師に扮したクライム・サスペンス『フォーカス』が入った。その他の情報1位の『映画 ビリギャル』は、実話を基にしたベストセラー書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を原作に、成績学年ビリの主人公さやか(有村)が、ひとりの教師と出会い、“慶應大学合格”を目指し奮闘する姿を描いた作品。劇場には「受験を控えているので興味を持った」(11歳)と話す観客をはじめ、小・中・高校生たちが多く来場。出口調査では「主人公が努力して結果に繋がる姿に感動した。勇気づけられたから、自分も受験をがんばろうと思った」(11歳)、「受験に不安を持っていたけど、勇気をもらえて背中を押しえてもらえるような映画だった」(14歳)、「感動した! 私は高校2年生だけど、今からでも間に合うのかも。習い事や英語をがんばろうと思った」(16歳)、「意志と可能性について熱弁する先生の言葉が胸に響いた。私も頑張ってみようと思った」(16歳)、「自分が受験したときの事を思い出して主人公の姿に共感した」(19歳)などの感想が上がった。一方、子どもと一緒に鑑賞した親からは「子どもの可能性を信じることが大事だと感じた。私も娘を精一杯サポートしたい」「やればできる!と励まされる作品だった。原作を読んだが、映画は家族愛を丁寧に描いていて、心に染みるものがあった」「親子の絆、先生との絆に泣かせられた。特に親の行動は子を思ってのものだということがよくわかり、胸にグッときた」などのコメントが寄せられた。(本ランキングは、5月1日(金)、2日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年05月05日この冬、日本中にハッピーな感動をもたらしたミュージカル映画『ANNIE/アニー』。早くも5月20日(水)にブルーレイ&DVDが発売されることに合わせ、日本版には未収録となる、歌とダンスがたっぷり詰まった貴重なメイキング映像が、シネマカフェにて解禁となった。舞台は、現代のニューヨーク・マンハッタン。携帯電話会社のCEO でNY 市長候補のスタックス(ジェイミー・フォックス)と偶然出会った10歳の少女、アニー(クワベンジャネ・ウォレス)。4歳のころ、両親にレストランに置き去りにされて以来、横暴なハニガン(キャメロン・ディアス)が営む施設で暮らしていた彼女は、毎週金曜日の夜、そのレストランの前で迎えにくるはずのない両親を待ち続けていた。スタックスたちはそんなアニーの境遇を選挙戦に利用しよう考え、超高層ビルのペントハウスで一緒に暮らし始める。アニーもまた、自分が有名になれば両親が名乗り出てくるかも知れないと、スタックスに協力するが…。ウィル・スミス&ジェイ・Zのプロデュース、『ステイ・フレンズ』のウィル・グラック監督のもと、トニー賞7部門制覇の大人気ブロードウェイ・ミュージカルを『ハッシュパピー~バスタブ島の少女~』のクワベンジャネ・ウォレス主演で映画化した本作。『Ray レイ』のオスカー俳優ジェイミー・フォックス、ミュージカル初挑戦のキャメロン・ディアスら豪華キャストが共演したことも話題となった。今回解禁となったのは、US版ブルーレイ&DVDに収録予定の本邦初公開の特典映像“街からスクリーンへ”。新たな『ANNIE/アニー』の世界観をどのようにつくりあげたかを徹底解説、本作のために改めて作られた「ザ・シティーズ・ユアーズ」や「オポチュニティ」含む10 曲以上のメイキングが20分にわたり、たっぷりと紹介されている。クワベンジャネを始め、ジェイミー、キャメロン、スタックスの秘書役ローズ・バーン、参謀役のボビー・カナヴェイルら主要キャスト陣と、監督ら製作スタッフ陣の貴重なインタビューも収録されている。特に、現代風にアレンジされた歌とダンスがどのように作り上げられていったかは必見。クワベンジャネのお気に入りの曲「イッツ・ザ・ハード・ノック・ライフ」をスタッフが「バックにドラムの音が入ることにより今風なビートを刻む楽曲に仕上がった」と解説していたり、ジェイミーの見事な歌声とニューヨークの絶景が見どころとなった「ザ・シティーズ・ユアーズ」について、ジェイミー自身が「既存の曲に新しい曲を加えるのはうまい方法だ。新しい“アニー”だと見せられる」とも明かす様子が収められている。さらに、ミュージカル初挑戦となったキャメロンが、アニーたちの世話を“グチる”「リトルガール」を歌いながらキュートにおどける映像も収められており、 “現代”に蘇ったハッピー・ミュージカルを改めて堪能できそうだ。<『ANNIE/アニー』ブルーレイ&DVDリリース情報>発売日:5月20日(水)※4月22日(水)デジタルセル&レンタル先行配信【初回生産限定】 ブルーレイ¥4,743+税【初回生産限定】 DVD¥3,800+税発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(C)2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and Village Roadshow Films North America Inc./Village Roadshow Films (BVI) Limited. All Rights Reserved.Annie and related characters and elements: TM & (C)2014 Tribune Content Agency, LLC.(text:cinemacafe.net)■関連作品:ANNIEアニー 2015年1月24日より全国にて公開(C) 『ANNIEアニー』
2015年05月04日ハリウッドを代表するNO.1スター、ウィル・スミスが新星女優マーゴット・ロビーとタッグを組み、前代未聞の詐欺師同士の“騙し合い”とラブストーリーを繰り広げる『フォーカス』。本作で、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師を演じたウィルと、その彼のみならずハリウッド中を虜にしたマーゴット、絶妙のコンビネーションを見せた2人のインタビューがシネマカフェに到着した。「ウソをつくことと愛することの間で起こる葛藤が、この映画のテーマだ」とウィルは言う。ハリウッドでもトップクラスの人気俳優であり、日本でも根強い人気のある彼が、主演最新作『フォーカス』で演じたのは、世界の大富豪から大金を騙し取る天才詐欺師ニッキー。「キャリアの転換点かもしれない」とつぶやくと、「思いっきりセクシーに男前に演じたのは今回がほぼ初めてなんだ。子どものころもひょうきん者だったし、恋愛映画に出演してもコメディであることが多かった。役柄もそういった類の役が多かったしね」と、本作ではかつてない新たな面を見せたことに触れる。そんなトップスターの相手役をオーディションで射止めたのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』での好演も記憶に新しく、ハリウッドのニューヒロインとして注目を集めるマーゴットだ。新米詐欺師を演じた彼女は、「とんでもなくオリジナルなラブストーリーよ」と本作を表現する。ウィルといえば、歌手であり俳優であり、どこにいてもその存在感が輝き、誰もが認める真性のエンターテイナーにしてスター。だが、順風満帆に来た自身のキャリアについて、「(前作の)『アフター・アース』で、僕は興行面で失敗をした。それは僕にとって、精神面で大きな苦痛をもたらしたんだ。『なんてこった!(週末興行収入で)No.1になるはずだったのに』ってね」と明るく話しながらも、自分を見つめなおす大きなキッカケになったことを明かす。「自分を興行面だけで評価していたんだ。ほかの人が自分の映画をどう思うかによって自分を定義していたとこに気がついたんだ」と語るウィル。そんな彼が立ち直るキッカケになった作品が、本作だったという。「僕が純粋に惹きつけられ、純粋に面白いと思って作った初めての映画なんだ。だからこの作品が成功するとか、No.1だろうがNo.10だろうが気にしないでいられるし、自分の映画の成功や失敗で、自分自身を決めつけることなんてできないんだからね」。ところが、これまでの興行面を追いかける姿勢を省みて、気持ちを新たに作った本作『フォーカス』は、週末興行収入No.1を見事に獲得。ウィルの人気を改めて証明することになる。一方、マーゴットは、ウィルとの共演を「素晴らしかった。人生で最高の時間を過ごしたわ。終わって欲しくなかった」とふり返る。彼女は、クロアチアでハイキングをしているときに、急きょエージェントから呼び出され、オーディションに参加。バスやボート、飛行機を乗り継ぎ、荷物が紛失し、ボロボロの状態で登場したそうで、ウィルは彼女を見たとき、「メイクもなしだった。何もしていなかった。だから僕の最初の印象は、『彼女はこの仕事を欲しくないんだ』というものだったよ」と笑う。マーゴットも「ウィルの言うとおり、私は実際、上はパジャマで、破れた短パンをはいていて、靴は濡れていたわ(苦笑)」とオーディションについて楽しそうにふり返って語った。だが、いざ演技が始まると、現場は全く違う空気になったという。「マーゴットの前に僕らは多分、10人か15人ぐらいの人に会っていたんだ。格好は…だけど、彼女が(シーンを)やり始めたら、その瞬間に全てがフィットしたんだ。それはとてもマジカルだった。彼女が出て行ったあとプロデューサーは本当に飛び上がって手を叩いていたよ(笑)。でも、マーゴットは23歳だし『ウィル・スミスって誰?』って感じだっただろうね(笑)」と、なかば自虐的に(!?)語り、こちらを楽しませてくれながら、彼女を大絶賛する。マーティン・スコセッシ監督『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではレオナルド・ディカプリオと、リチャード・カーティス監督『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』ではビル・ナイらと共演するなど、大物との仕事が多いマーゴットに、ウィルとの仕事について聞いてみると、「この業界には、大スターにもかかわらず、クールで、まともで、現場でものすごくプロフェッショナルな人はひと握りしかいないの」と語り始める。「プレス用のツアーをやって、そういった質問に心から答えることが出来るのはとてもナイスね。彼は、こちらが期待するすべてを持ち合わせているだけでなく、それ以上なの」と、彼女も大絶賛。まさに、2人の相性の良さが伝わってくるかのようだ。劇中では天才詐欺師と新米詐欺師をそれぞれ演じている2人。最後に、大どんでん返しが待ち受ける本作の見どころを聞いてみた。ウィルは、「我々は簡単に“詐欺”という言葉で片付けてしまいがちだけど、それよりももっと奥深いものだ。人間のマインドの仕組みをとことん掘り下げた強力なテクニック。人間の行動科学だ。だから面白くてエキサイティングなんだ。役者は芝居の芝居をしなければならない。だが、芝居の裏には別の実情があって、観客も登場人物たちと一緒に騙されてしまうんだ」と語る。「でも、映画の根底にあるのはウソと愛は共存し得ないというテーマ。自分の欠点や恐怖心をさらけ出し、一生懸命、格好つけることをやめ、素の自分を見せることができなければ、そうやってあくせくして手に入れようと思っている対象が手に入らなくなる。手に入れたい対象というのは、つまり他者とのつながりだよ」と、実は意味深い本作のテーマに言及した。そして、マーゴットもこう続ける。「私も本当はラブストーリーだと思う。それはジョン(・レクア監督)とグレン(・フィカーラ監督)も言っていたこと。2人はラブストーリーが一番得意だとも言っていた。強盗があったりと、あれこれと賑やかな映画だけど、ちゃんとラブストーリーになっているのでよかったわ。私はラブストーリーに弱いの(笑)」。両監督による『ラブ・アゲイン』が「大好き」で、『フィリップ、きみを愛している』のオリジナリティには「驚かされた」というマーゴット。最後の最後で、あなたも彼らに驚かされ、騙されるに違いない。『フォーカス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーカス 2015年5月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年05月01日4月28日(火)、映画『フォーカス』公開を前に試写会が開催。いま女子高生に大人気の“ダンソン”ブームを巻き起こしている「バンビーノ」が出席したが、映画にちなんだドッキリ企画でバラエティに引っ張りだこの元柔道家・篠原信一も来場し会場を沸かせた。ウィル・スミスが視線(フォーカス)を操り、相手を手玉に取る詐欺師に扮した本作。美しい女詐欺師も絡み、騙すか騙されるかの詐欺合戦が繰り広げられる。「キングオブコント2014」決勝で披露し、話題となったリズムネタ“ダンソン”で女子高生を中心に人気のバンビーノ(藤田裕樹&石山大輔)だが、この日も初っ端からダンソンで会場を盛り上げるも、そこにサングラスにゴージャスな(?)上着を羽織った巨体の篠原さんが登場!予期せぬ人物の到来に石山さんは驚愕するが、すぐさま篠原さんは「ダンソン!」と歌いながら石山さんに近づき“ニーブラ(※ヘッドロック)”をキメる。実は、これは篠原さんと藤田さんが仕組んだ石山さんへのドッキリ!石山さんは「どういうこと?動物よりデカいのが来たし!ニーブラがバラエティの強さじゃない!」とパニック状態で、会場は驚きと笑いに包まれた。藤田さんは、ダンソンでのブレイク後もコンビ間のパワーバランス格差に思うところがあったようで、普段から溜め込んでいた不満をこのドッキリで解消させるべく、石山さんを騙すために緻密に計画を練っていたよう。「企画聞いた瞬間から騙してました。この1週間、石山をホメてホメてホメ続けて、良い気持ちにさせといての今日です!」としてやったりの表情。だが、途中でバレるかと心配になったこともあったようで「3~4日前にも別の現場で篠原さんと一緒だったんですが、篠原さんが僕らが2人でいる時に『火曜日よろしくお願いします』って挨拶に来た(苦笑)」と明かす。その時は、石山さんが全く何のことか分からず、ことなきをえたというが、篠原さんは「そういえば自分、声かけましたね」と挨拶に行ったこと自体も忘れていたよう…。騙し合いが見どころの本作だが、篠原さんは「しょっちゅう、奥さんに騙されている」と告白。スーパーのレジで並んでいる最中に、奥さんが買い忘れたものを探しに列を離れ、最終的にいつも篠原さんが支払いをすることになるとのことで「女詐欺師のようです」と苦笑い。さらに篠原さんは「女詐欺師といえば、この映画でも女詐欺師が出てきます!」としっかりと映画に絡めてアピールし、観客そして、映画会社の人間からの好感度をちゃっかりとUPさせる。バラエティに引っ張りだこで、美しい女優や芸能人と会う機会も多いが、ここでも「基本的に奥さん以上にキレイな人に会ったことはない!」と優等生コメントで笑いを誘っていた。一方、バンビーノ藤田さんが映画の中のスリ集団について「こんなの防ぎようがない!財布をこうやって(手で抱えて)持つようにする」と語るが、すかさず司会者が「財布があったかくなる?」と強引に「クマムシ」の「あったかいんだから」のネタに持って行こうとする。石山さんがそこで「『ちょっと待ってお兄さん』て言いますよ(笑)!」とさらに別コンビ「8.6秒バズーカー」の人気ネタ“ラッスンゴレライ”を持ち出して反撃。藤田さんは「あっためてるんだもん」と微妙に言葉を言い換え、会場は再び笑いに包まれた。『フォーカス』は5月1日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーカス 2015年5月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月28日ハリウッドのトップスター、ウィル・スミスが新鋭女優マーゴット・ロビーと騙し合いをする天才詐欺師を演じる主演最新作『フォーカス』。脚本&監督を務めたのは『フィリップ、君を愛してる!』(’09)や『ラブ・アゲイン』(’11)のグレン・フィカーラとジョン・レクアだ。ラストにドンデン返しがある脚本を得意とする2人が3度目のタッグを組んだ本作では、人間行動学に基づいた“騙し”のテクニックを披露する一方、特殊な世界で生きる男女の恋の行方も注目されている。そんな本作について、2人の監督が語ってくれた。人間行動学に基づき「複数の物事を同時に処理できない」という人間の脳の仕組みを利用した、超一流詐欺師たちを描く本作。かつて仕事を教え、セクシーな詐欺師へとなったジェス(マーゴット・ロビー)と天才詐欺師ニッキー(ウィル・スミス)との恋も気になるところだ。グレン・フィカーラとジョン・レクアにとって『フィリップ、君を愛してる!』以来、詐欺師の世界を描くのは2度目。ジム・キャリーとユアン・ マクレガーで贈る同作は、愛のためなら人はどんなことでもできることを見事に描いた。一方、本作は“信頼が利用される詐欺の世界で生きる2人は本当の恋ができるのか”を軸に脚本を執筆していったという。レクアは「うそだらけの世界に“真実の愛と信頼”を見出すことはできるのか、というコンセプトを掘り下げてみたいと思ったんだ。そして映画の冒頭にある、新人詐欺師がプロと恋に落ちるアイデアと、映画の後半でもはや新人ではなくなった彼女が戻ってくるというアイデアを発展させていったんだ」と明かす。詐欺師同士の恋について、彼は「詐欺師というのは特有の技術を使って人々の心を操り、狙った相手に心を開かせ、最終的には信頼を勝ち取る。その一方、人を信用しないことが詐欺師自身の本質だ。そんな詐欺師の2人が、普通なら恋愛の邪魔になる性質をどう乗り越えるかを探ると面白いんじゃないかと思ったんだ」と言う。人を信用しない詐欺師が、どうやって他人を信頼し、本物の愛を手に入れるのか。映画の前半、詐欺師としてまだ未熟なジェスは、ニッキーを人として尊敬し次第に惹かれていくのだが…。先の全く読めない展開にハラハラさせられることは間違いない。さらに、詐欺と恋愛要素のバランスに苦労したというのはフィカーラ。「詐欺を描く映画の本質は、プロットを成立させるため観客に明かす部分はできるだけ少なくするのだが、恋愛映画ではキャラクターたちの言動の動機を明らかにする必要が出てくる」と言うが、本作では見事にコメディや人間ドラマ、心理サスペンスなどの要素も融合された脚本に仕上がっている。しかし、フィカーラは、脚本が実際に映像としてどう展開されるのか不安になったそうだが、キャストが決まると同時にその不安も消えたそうだ。ニッキー役のウィルについては、「役に充分すぎるほど生命を吹き込んでくれた」と2人は太鼓判を押す。ウィル自身も、スティーヴ・カレルやライアン・ゴズリングが出演した『ラブ・アゲイン』が大好きだったそうで、監督たちが新しい脚本に取り組んでいると聞いたとき、ぜひ出たいと思ったという。本作についても「詐欺のレベルが半端じゃない。こんなのは見たことがないと思う。中盤にこの映画を象徴する特別なシーンがあり、素晴らしい詐欺で、創造性に富み、芸術的。観客は映画を観ながら騙されることを大いに楽しめるはずだよ」と、自身が仕掛けた大掛かりな詐欺に自信を覗かせている。特殊な世界で生きる2人の恋愛にも“フォーカス”した本作。観客を欺く究極のドンデン返しが楽しみだ。『フォーカス』は5月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォーカス 2015年5月1日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年04月12日ジャストシステムは7日、「エイプリルフールコンテンツに関するアンケート」の調査結果を発表した。調査期間は3日~5日、対象は10代~60代の男女600名。○半数が「企業への好感度」が上がると回答「エイプリルフールコンテンツ」の中で、ユーザーが2015年の1位だと思ったコンテンツは「GoogleのGoogleマップ」(11.2%)。今年はGoogleマップ上で「パックマン」がプレイ可能になっていた。2位はさかなくんが新作映画「フォーカス」主演のウィル・スミスにふんした「さかなクンのウィルスミス」(7.7%)。3位は「auの三太郎シリーズ映画化」と「日産自動車とニッセンのコラボレーション『ニッセン自動車』」(共に6.5%)となった。「企業がエイプリルフールコンテンツを公開することによって、その企業への好感度があがるか」という問いに対し、「上がる」と回答した人は20.9%。「やや上がる」(31.0%)と合わせると、51.9%の人が「好感度が上がる」と回答した。一方、「どちらでもない」は40.7%、「好感度はむしろ下がる」は5.1%、「好感度は下がる」は2.3%であった。「企業がエイプリルフールコンテンツに取り組むことをどう思うか」という問いについては、「あまり影響がない範囲なら、やってもいいと思う」66.2%で最多。また、「内容に構わず、どんどん積極的にやるべきだ」との考えを示した人は16.1%という結果となった。一方、「あまりやるべきではない。事故が起きたり、その日の活動が阻害されそうだ」という回答は10.1%であった。
2015年04月08日表参道のポール・スミス スペースギャラリー(Paul Smith SPACE GALLERY)で、フォトグラファーのフランク・ボーボ(Franck Bohbot)によるエキシビション「SWIMMING POOL」が開催される。期間は4月25日から6月28日まで。フランクは映画的なイコノグラフィーの表現をベースに、個と建築の関係性を撮り続けているカメラマン。08年からは公共施設や都会の風景をモチーフに、アーティスティックな作品を発表しており、構図と色のバランスの美しさで高い評価を受けている。中でも、13年に発表された「SWIMMING POOL」シリーズは、国際的な写真コンクール「International Photography Awards」で受賞作品に選ばれている。この作品の撮影にあたり、フランクはパリとニューヨークを回り、美しい輪郭を持つプールを探索。人々が去った後のプールにおいて、都会のオアシスを形成する建物としての美しさを写真に収めた。そこでは、かつては実用的で事務的だった内装が時の経過により変化し、シンメトリーな構造、空間のひずみ、塩素消毒されたブルーの濃淡とともに、独特の空気感を醸し出している。なお、ポール・スミスでは「SWIMMING POOL」とのコラボレーションを展開。6月上旬よりスイムウエア(1万6,800円)を、「ポール・スミス メンズショップ」で発売する。【イベント情報】「SWIMMING POOL」会期:4月25日から6月28日場所:Paul Smith SPACE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-46-14時間:12:00から20:00(土・日曜日、祝日は11:00から)入場無料
2015年04月06日『アイ・アム・レジェンド』『メン・イン・ブラック』シリーズなど数々の代表作を持つ、ハリウッドの実力&人気NO.1俳優ウィル・スミスが、超一流の天才詐欺師を演じる最新作『フォーカス』。本作でヒロインとしてウィルの相手役を務めているのが、若手女優の中でも抜群のセクシーさとキュートな魅力で注目を集めるマーゴット・ロビー。いま、ハリウッド中を虜にする“シンデレラ・ガール”である彼女の魅力に迫った。ウィルが人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、30人ものプロ詐欺師たちを束ねながら一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師、ニッキー役を演じる本作。マーゴットが演じるのは、かつてウィルがプロとして育てあげたが、突然姿を消した女詐欺師・ジェスだ。オーストラリア出身の彼女は、2008年に17歳で女優デビュー。地元のTVシリーズ「Neighbours」(’08~11)に出演し、本国で一気に人気を獲得した。その後、米国のTVドラマ「PAN AM パンナム」(‘11)に抜擢され、注目を浴び始めると突如転機が。賞レースも賑わせたマーティン・スコセッシ監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(’13)で、レオナルド・ディカプリオの妻役を数多くのライバルの中から見事勝ち取り、好演を見せたのだ。同作で披露したセクシーな下着姿は、日本でも「あの美女は誰?」と大きな話題を呼び、マーゴットは一躍トップスターの仲間入りを果たした。そんな彼女は、本作での女詐欺師・ジェスについて、「ジェスは夢のキャラクターよ。映画の中で大きな変化を遂げるんだもの。最初はある意味ダイヤの原石の若い女の子だけど、最後には全く違うところに行き着く。それを演じるのはものすごく楽しかった」と、まさに劇中でも女子の憧れである“シンデレラ・ストーリー”を演じたことを明かす。監督のジョン・レクアは彼女を起用した理由を、「彼女が入ってくるなりその場がパッと明るくなり、僕たち全員がたちまち彼女に惹きつけられた。彼女の知性と意欲満々なところがジェス役にぴったりだったんだ」と、その生まれ持ったスター性を絶賛。オーディションが終わったときには、すでに彼女に心を決めていたと語った。数多くの女優たちの中から、圧倒的な存在感を放ち、オーディションの場にいた全員を一瞬にして虜にしてしまったマーゴット。彼女の明るい性格と、何でも挑戦しようとする前向きな姿勢は、他の誰にも真似できない彼女の魅力のようだ。ウィルも初対面からすぐに打ち解け、冗談を言い合う仲になったという。「彼女はまさにエネルギーの小さな塊みたいだ。僕はどんな撮影の時でも一番エネルギッシュな人間でいられたことを誇りに思ってきた。この仕事を始めて20年以上になるが、スタッフを楽しませ、セットの雰囲気を明るくさせ続けることに関して、初めて僕を降参させたのがマーゴットだったよ」とベタ褒め。ハリウッドのトップスターのウィルを前にしても、彼女は全く気後れせず自信を持って演技に臨み、彼女の輝きは劇中でさらに増した。そんな彼女の姿に大満足し、すっかり意気投合したウィルとは恋の噂が流れてしまったほど。これまでセクシーな役が続いた彼女だが、今後の女優像としてはセックスシンボルではなく「女優として違う方向に踏み出していきたい」と話すマーゴット。その言葉通り、ウィルとの再共演でも話題のデイビッド・エアー監督作『Suicide Squad』(原題/2016年公開予定)では、ジャレッド・レト、トム・ハーディ、カーラ・デルヴィーニュらが演じるDCコミックスのスーパー悪役軍団の中でハーレイ・クイン役を演じることが決まっており、また違った魅力を魅せてくれるはずだ。誰もが驚くようなスピードで階段を駆け上がるハリウッドの“シンデレラ・ガール”は、これからも多くの視線を集めそうだ。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日ポール・スミス(Paul Smith)が4月上旬に、「ポール・スミス ローズ サマーエディション2015 オードトワレ」(100ml/8,500円)を限定発売する。サマーエディションは毎年少しずつ香りを変えながら展開される、同ブランドの限定フレグランス。ブランドのデザインの様にトラディショナルでありながら、コンテンポラリーなひねりを加えることで、新鮮でモダンな香りを生み出してきた。そのオリジナルとなる「ポール・スミス ローズ」でベースに使われているのが、深いピンク色で非常に香り高いバラ「サー ポール・スミス オリジナル ティーローズ」。これは、ポールの妻であるポーリーンが彼に贈るために育てたもので、06年には世界的に有名なチェルシー・フラワー・ショーに出品された。このバラの香りについて、ポールは「イングリッシュ・ローズの香りは唯一無二のものです」と話している。今年のサマーエディションでは、トップノートにポール・スミスならではのひねりを感じさせるティーを使用。ブラックカラントとウォーターメロンのみずみずしくフレッシュな香りとともに、イギリスらしさを引き立てている。一方、ハートノートではティーローズに加え、アイリス、ガマスクローズなどのフローラルな香りが展開。ベースノートに効かせたリッチで温かみのあるシダーウッドとアンバー、ホワイトムスクの香りが、ハッピーで官能的な雰囲気を演出している。ボトルとボックスはピンク色のポルカドットのアクセントで、現代的で洗練された印象に。更に、ボックスにはフレグランスを象徴するバラがあしらわれた。
2015年04月06日ウィル・スミスが天才詐欺師を演じる映画『フォーカス』。この度、4月1日のエイプリルフールに、ネット上でウィルに“似てる”と話題のさかなクンがウィルに扮した本作の激似ポスタービジュアルが解禁された。ニッキー(ウィル・スミス)は、人の視線“フォーカス”を自由自在に操り、一瞬の内に数億円もの大金を稼ぎ出す天才詐欺師。30人ものプロ詐欺師たちを束ね、稼業に励む毎日を送っていた。だが、ニッキーの一世一代の詐欺の現場に、数年前、ニッキーが犯罪のプロとして育てあげた女詐欺師・ジェス(マーゴット・ロビー)が現れ…。本作は、巧みな話術と手さばき、人間行動学に基づいた“騙し”のテクニックが詰まった超一流・詐欺エンターテイメント。今回公開されたビジュアルは、どこからどう見てもウィルにしか見えない(!?)さかなクンver.のポスター。このエイプリルフール限定ポスタービジュアルは、本日4月1日のみ、 公式サイトや新宿ピカデリーで見ることができるという。これにあわせメイキング映像も公開。メイクで徐々にウィルに変身していくさかなクンは、スーツとサングラスを身につけクールにきめて撮影に挑んでいる。さかなクンはこの依頼を受け「いや~もうほんとにギョギョギョギョッ!ものすギョーく嬉しくて、ビックリ!ハッピーでギョざいました♪」と喜びを語り、撮影についても「やっぱりしゃべらないことですね。わたくしはしゃべるのが大好きなので常にしゃべっちゃうんです。なので、撮影の時はちょっとお口にチャックしました」とウィルを意識していたことを明かした。エイプリルフール限定として本作のキーポイントとなる“騙し”に参加したさかなクンは「心が傷んできました。そんなに大きく捉えないで下さいね。やっぱりエイプリルフールにはみんなで『ギョギョギョのギョ~!ハハ~違った!だけど、楽しいな~!』とハッピーになれれば、それが一番でギョざいますね!」とコメント。また、SNSで話題となってた「さかなクンさん」問題についても「できましたら末永く、いや永遠に“さかなクン”でお願いいたします!!皆さまに“さかなクン”と呼んでいただくとが一番嬉しいでギョざいます!!」と明言した。最後に、さかなクンは本作の見どころについて「ギョージャスなウィル・スミス様が、華麗な手さばきで世界中の大富ギョー(大富豪)を次々にギョギョッと騙していくという、非常にわくわくドキドキな大興奮の映画でギョざいます!映画館にレッツギョ~でギョざいますよぉ~!」とメッセージを送った。ラストには観客の“視線(フォーカス)”をも欺く、究極のドンデン返しが待っているという本作。騙すか、騙されるか…こちらからさかなクンとウィルを見比べてみて。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日オリジナルから20年を経て製作される『インデペンデンス・デイ』の続編に、リアム・ヘムズワース、シャルロット・ゲンズブールらが出演することがわかった。オリジナルに出演したジェフ・ゴールドブラム、ヴィヴィカ・A・フォックスも、同じ役で再登場する。本作には、ウィル・スミスは出演せず、テレビシリーズ『Survivor’s Remorse(原題)』で知られるジェシー・アッシャーが、スミスの息子役という設定で主人公を演じる。ローランド・エメリッヒは、続編でも監督、製作、脚本を兼任。北米公開は、来年6月24日の予定。オリジナルの『インデペンデンス・デイ』は、1996年7月3日に北米公開され、全世界で8億ドル以上を売り上げる大ヒットとなった。文:猿渡由紀
2015年03月25日『アイ・アム・レジェンド』『メン・イン・ブラック』シリーズなどでおなじみの俳優ウィル・スミスが超一流の天才詐欺師を演じる主演最新作『フォーカス』(5月1日公開)の予告編が11日、Webで先行公開された。本作は、世界の大富豪を巻き込んだ"だまし合い"を繰り広げるクライムサスペンス。公開された予告編では、ウィル・スミス演じる天才詐欺師・ニッキーの登場や、ハリウッド新世代のマーゴット・ロビー演じる美人詐欺師・ジェスがニッキーの詐欺集団への仲間入りを果たす場面のほか、大金を狙い大富豪に近づくニッキーとジェスそれぞれの緊迫したシーンが収められている。さらに、予告編はさまざまなトリックを巧妙に仕組んで制作されており、「まばたきしてたら、だまされる」と、ウィル・スミスが殴られながら言い放ったかと思うと、ボロボロになって最後に「作戦成功」とつぶやくという、全てを覆すような意味深な言葉で締められている。このように観客も巻き込んだ"だまし合い"を繰り広げる本作のもう一つの注目ポイントは、ウィル・スミス演じるニッキーの衣装の色で、"色の心理学"を導入しているという。専門家によると、青色は水・空など決して変わらないものを象徴し、"信頼"へとつながる事がわかっているが、予告編では各場面でウィル・スミスの衣装には青色が取り入れていることがわかる。ニッキーは相手をだまそう、もしくは相手に信用されたいと思っているのかが、シャツの色から読みとることができるかもしれない。このほかにも、"世界最高の天才スリ師"として著名なアポロ・ロビンスが"だまし"の顧問を務め、人間行動学に基づいた複数の物事を同時に処理できないという人間の脳の仕組みを利用したテクニックをウィル・スミスへ伝授するなど、さまざまなテクニックが詰まった作品に仕上がっている。ウィル・スミスは、自身が演じる超一流の詐欺師ニッキーについて「この映画の面白いところの一つは、ニッキーが悪人か、善人か、観客は映画の終わりに近づいても確信できないということ。その答えが最後の最後でやっと分かると思うよ」と、トリックのヒントを明かしているが、彼の言葉通りラストには観客の視線(フォーカス)をも欺く、ドンデン返しが待っている。(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2015年03月11日不動の人気俳優、ウィル・スミスが超一流の天才詐欺師を演じた最新作『フォーカス』の予告映像が完成し、このほどWebで先行解禁。先日、全米で初登場1位を“盗んだ”本作の予告には、様々なトリックが隠されているという。天才詐欺師・ニッキー(ウィル・スミス)は、プロ詐欺師たちと人の視線を“盗み”、一瞬の間に大金を稼いで稼業に励んでいた。ある日訪れた一世一代の大仕事の機会にニッキーは意気込むが、そこに彼がかつてプロとして育てた女詐欺師・ジェス(マーゴット・ロビー)が現れて…!?予告映像では、ジェスがニッキーの手ほどきを受けて詐欺集団に仲間を果たし、引退できるほどの大金をだまし取ろうとモーターレース会場の富豪を獲物にしようと企む。だが、ニッキーは大富豪と手を組む行動もとり、一方では、セクシーな詐欺師となったジェスも大富豪に近づくことが分かる。映像の最後に「瞬きしてたら、騙される」と言う、ウィル演じるニッキー。殴られながらも「作戦成功」と呟き、なんだかドンデン返しが待っている予感が…。人間行動学に基づき「複数の物事を同時に処理できない」という人間の脳の仕組みを利用したといわれる本作。顧問として務めた“世界最高の天才スリ師”アポロ・ロビンスが伝授した技術を、ウィルは劇中でも披露。“視線(フォーカス)を盗む”詐欺を鮮やかに見せつけている。また、もう1つ注目すべきポイントは、ニッキーが着用するモノの色だ。本作では<色の心理学>も専門家の話を基に導入しており、空や海を連想させ、不変を象徴する意味で「誰かに信用されたい場合(誰かを騙したい場合)は、“青色”を見せる」という色彩のトリックも仕掛けられている。ニッキーのシャツの色から、相手に信用されたいのか、または騙そうとしているのか…?色に注目してみても、何かが分かるかもしれない。このように多くのトリックが隠されている本作、ウィルは演じた天才詐欺師について、「この映画の面白いところの1つは、ニッキーが悪人か、善人か、観客は映画の終わりに近づいても確信できないということ。その答えが最後の最後でやっと分かると思うよ」と明かしている。ラストに隠された観客の<視線(フォーカス)>をも欺くトリックとは?詐欺師たちの騙し合いで、最後の勝利は一体誰のモノに!?あなたも、この映像で騙されてみて。『フォーカス』は5月1日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月11日