春の陽気が待ち遠しい今日このごろ。3月、4月は、暖かな風とともに、さまざまな動物がスクリーンいっぱいに集合して大活躍する映画が3本、連続で公開される。春は出会いと別れもある季節。動物たちを通して自分を見つめなおし、にっこりと前向きになれる、そんな映画をご紹介。■認知症の母と女優を目指す娘のハートフル・コメディ『話す犬を、放す』3月11日(土)公開「PFFアワード」グランプリなど若手監督の登竜門で入賞を重ねてきた気鋭の女性監督・熊谷まどかが、自身の経験から着想を得た商業長編映画デビュー作。パーキンソン病のような症状や幻覚・幻視といった症状が出る認知症のタイプ、レビー小体型認知症という病いをモチーフに、夢を追求すること、介護という問題、“生きる”ことなどを、独特のユーモアを交えながら温かく見つめ、人間賛歌へと昇華させたハートフル・コメディ。女優を目指しながら病気の母と自分の人生に揺れ動く主人公を演じたのは、『桜の園』『ちはやふる下の句』などのつみきみほ、幻視に悩みながらも明るく生きようとする母を演じるのは、『人間の約束』などのベテラン、田島令子。母娘それぞれが抱える“あったかもしれないもう一つの人生”への葛藤も見つめる本作について、熊谷監督は「私が生み出したものが、何か形をかえて、どこかにつながっていることを信じたい」と語る。劇中で母親の幻視の象徴として現れるのが、雑種犬のチロ。監督が雑種にこだわって探し出し、耳がぴょんと横向きに立つのがキュートなワンコ。愛くるしい姿を見せながらも、躍動感あふれる演技を見せ、作品にとって大きな役割を担っている。■動物たちの歌のオーディションに興奮!『SING/シング』3月17日(金)公開『ペット』『ミニオンズ』のイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション『SING/シング』。人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界を舞台に、コアラの劇場支配人バスター・ムーンの発案のもと、ゾウ、ゴリラ、ハリネズミ、ブタなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、歌のオーディションに参加する!英語版ではマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソンら、日本語吹替え版では内村光良、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)ら豪華キャストが声優を務め、レディー・ガガ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、「ビートルズ」、フランク・シナトラなど新旧ヒット曲を披露する。■大人気アプリがまさかの実写映画化『ねこあつめの家』4月8日(土)公開1,900万ダウンロード達成という人気ゲームアプリが主演・伊藤淳史、ヒロイン・忽那汐里でまさかの実写化に。人気作家から、現在はスランプに陥ってしまった小説家の佐久本勝。不思議な占い師からの予言を受けた佐久本は不動産屋の勧めから、片田舎の古民家に逃げるように移り住むことに。途方に暮れ、縁側で庭をながめる佐久本の前に1匹の猫がふらりとやってきた。そこから、不思議でのどかな猫との共同生活が始まり…。この春、犬や猫、さまざまな動物たちに会いに、映画館に出かけてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.話す犬を、放す 2017年3月11日より有楽町スバル座ほか全国にて順次公開(C) 2016 埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
2017年02月06日塚田僚一(A.B.C-Z)主演パルコ・プロデュース『サクラパパオー』の上演が、2017年春に決定した。本作は、夜の競馬場を舞台に小さな奇跡が起きるワンナイト・コメディ。喜劇の名手と言われる鈴木聡が主宰する劇団「ラッパ屋」が1993年に初演、95年に再演し、2001年にはパルコ・プロデュースとしても上演された(すべて作・演出:鈴木)。16年ぶりの上演となる今作は、演出を中屋敷法仁(劇団「柿喰う客」代表)が手掛け、新しいコメディとして生まれ変わる。舞台『サクラパパオー』チケット情報主演の塚田に話を聞いた。出演について「すごく嬉しいです。でもそれだけじゃなくて、観に来てくださるお客さんやファンの方々に楽しんでもらえないと意味がないと思っているので、浮かれてる場合じゃないぞって思っています。天使と悪魔的な(笑)」と喜びと気合を滲ませる。本作の印象は「競馬場の馬券売り場の話ですが、競馬を知らなくても楽しめると思います。登場人物は借金を抱えていたり女性問題があったり、第一印象はけっこうネガティブなんですけど、観ていると、みんな愛くるしいというか、かわいらしさがあります。物語が進むにつれてそういうのがわかって、明るく開けていく、みたいな。終わったころにはみんな素敵だなという印象を持ちました」。その中で自身が演じる田原俊夫(たばらとしお)という役は「嘘がつけない人なんですけど、そこがすごく自分と似てるいると感じました。田原は恋人に対してなんですけど、自分だったらテレビに出るときに、がんばろうって思えば思うほど見栄をはっちゃう。こういう自分でありたい、と。でもそこで空回ったり、口だけで行動が示せてなかったりするんです。(田原のように)好きな人の前ではがんばっちゃうのは、自分もそうだろうな、と思いました」。演出の中屋敷とは同世代で、今回が初タッグ。「いろんな作品を幅広く演出されていると聞いて、すごく楽しみです。ジャニーズは初めてになるんですよね。初めてって嬉しいです」。鈴木の作品も初めて演じるが「鈴木さんの作品はずっと観ていて、ジャニーズだと稲垣(吾郎)さんのイメージがあります。身近なお話が多くて、あと、すごくおしゃれだと思います。雰囲気が感じられて」。共演者とは「みんなで競馬場に行ってみたいですね」。「ファンの方は自分のいろんな姿を観てくれてると思うんですけど、この『サクラパパオー』は、その経験をしてきたうえでの『サクラパパオー』。新しい自分が絶対に出ると思うから、楽しみにしてもらいたいです!」公演は、2017年4月26日(水)から30日(日)埼玉・彩の国さいたま芸術劇場、5月10日(水)から14日(日)東京国際フォーラム ホールCほか、宮城、愛知、大阪にて。埼玉、東京公演については、電話抽選先行の申込エントリーを特別電話0570-02-9975にて2月6日(月) 23:59まで受付中。取材・文:中川實穗
2017年02月01日『ピッチ・パーフェクト』シリーズや『イントゥ・ザ・ウッズ』などの“歌ウマ女優”として知られ、現在公開中の『ザ・コンサルタント』ではベン・アフレックとの共演が話題を呼んでいるアナ・ケンドリックが本格アクションに挑戦した『Mr.Right』が、『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』として5月に日本公開されることが決定した。ダメ男とばかり付き合い、失恋を繰り返すちょっと変わった女の子マーサ(アナ・ケンドリック)。ある日突然、彼女の前に“理想の男”フランシス(サム・ロックウェル)が現れ、急速に惹かれあっていくが、彼は人殺しが許せず依頼人を殺す…という変わったヒットマンだった。世界中の殺し屋から狙われるフランシスと行動を共にしていく中、マーサは自分では気づかなかった“最強の殺し屋”としての素質に目覚めていき…。『クロニクル』『エージェント・ウルトラ』で注目を集める脚本家マックス・ランディスが手掛けた最新作は、恋に落ちた女の子が殺し屋の能力に目覚める“覚醒ラブ・アクション”。デイン・デハーン主演『クロニクル』では、超能力を手に入れたオタク男子高校生の行く末を描いて一躍脚光を浴び、ジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートが恋人同士を演じた『エージェント・ウルトラ』でも、コンビニバイトが実はCIAの凄腕エージェントだったというアイデアで話題に。そして今回の本作では、二股をかけられた失恋女子が、伝説の殺し屋と恋に落ちることで暗殺能力が覚醒する、という奇想天外なストーリーが繰り広げられる。ダメ男ばかり好きになってしまうマーサを演じるのは、『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『トワイライト』シリーズや『ピッチ・パーフェクト』シリーズで人気者となったアナ。本作では、これまで演じてきた歌ウマ&キュートな印象とは違い、銃やナイフを使ったアクションに挑戦!コメディも得意な彼女が、“イタイ女子”ד殺し屋”という2つの顔を併せ持つニューヒロインを演じるのは楽しみ。そして、マーサの暗殺能力を覚醒させてしまう“理想のカレ”を演じるのは、ダンカン・ジョーンズが長編初監督を務めたSFドラマ『月に囚われた男』やブラックユーモアあふれるアクション映画『セブン・サイコパス』ほか、『グリーンマイル』『アイアンマン2』の悪役の怪演でも知られるサム・ロックウェル。「殺人は悪いこと」という理由で、暗殺を依頼してきた人物を“逆に殺してしまう”というちょっとひねくれた伝説の殺し屋を、愛すべきキャラクターとして軽快に演じている。『バッド・バディ!私と彼の暗殺デート』は5月13日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月30日米西海岸時間1月24日(火)早朝、ついに今年のアカデミー賞候補のラインナップが発表された。本来であれば前回お約束した「ノミネーションで必ずきそうな俳優~女優編~」のはずなのだが、ノミネーション発表済みということで、主演女優賞にノミネートされた5人の女優たちを分析、現地目線のオスカー獲得度を交えてお送りする。1.レースの大穴!ゴールデン・グローブ賞で女優賞を獲得したフランス人女優イザベル・ユペール『エル(原題)』先日行われたゴールデン・グローブで映画の部ドラマ部門女優賞を受賞し、界隈の下馬評を覆したイザベル・ユペール。その予想外の受賞を皮切りに彼女の勝算が急上昇中。生粋の外国人女優がオスカーを獲得するということはそうそうあることではないものの、いずれの年にも例外はある。今年がその年になるかどうかは見てのお楽しみといったところ。☆ 現地目線オスカー獲得度:80%2.“人種多様性”を掲げるアカデミーの証ルース・ネッガ『ラビング愛という名前のふたり』まだ人種差別が平然と行われていたころのアメリカで、差別に立ち向かった白人男性と黒人女性のカップルを描いた本作でヒロインを演じたルース・ネッガ。去年は「白人すぎるアカデミー」などと揶揄されたことから、今年は日本の渡辺謙を含む世界各国多人種の著名映画人683名を新メンバーとして招待したアカデミー。加入メンバーの多様性が広がったことから投票にもその結果が反映されたと見え、難しい役柄を見事に演じあげたルースのノミネーション入りとなった。ただ、実際に受賞となると果たしてどうなるか。☆ 現地目線オスカー獲得度:20%3.『ブラック・スワン』以来の再受賞なるか!?ナタリー・ポートマン『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』暗殺されたジョン・F. ケネディ元大統領の妻ジャッキーを悲痛なまでに再現したナタリー。ファッションはもちろん、さりげない身のこなしや話し方までジャッキーにそっくりなナタリーの熱演は、まるで今は亡きファーストレディに取り憑かれたかのよう。『ブラック・スワン』での受賞がなければナタリーの主演女優賞はほぼ確実ともいえるほどの名演技だが、今回の主演女優賞レースでは、初めてノミネーションを受けた強力なライバルが控えているため、ナタリー受賞はやや厳しめかも。☆ 現地目線オスカー獲得度:50%4. ゴールデン・グローブ映画女優賞もいただき済み、業界のお気に入り候補!エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』「アメイジング・スパイダーマン」シリーズでピーター・パーカーの恋のお相手グウェンを演じたときはポップでライトウエイトな女優なのかと思いきや、去年の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』ではアカデミー助演女優賞候補になったほどの演技派で、話題沸騰中のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』では歌って踊れて演技も抜群という素晴らしい才能の持ちぬし。今年のアカデミー賞レースで先頭を走る有力候補。☆ 現地目線オスカー獲得度:85%5.ハリウッドの女王ふたたび降臨!、はたして実際の受賞はいかに!?メリル・ストリープ『マダム・フローレンス!夢見るふたり』1977年作品『ジュリア』で映画デビューして以来、ハリウッドを代表する演技力と記録的なアカデミー賞ノミネート回数から、まさに“女王”と呼ばれるにふさわしいメリル・ストリープ。『マダム・フローレンス~』では、実在した“音痴の歌姫”として知られる社交界の大物マダムを好演してくれたメリルだが、これまでの統計から見てドラマディ(コメディタッチの軽めのドラマ)に冷たい感ありのアカデミーなだけに、今回メリルは苦戦を強いられるのでは…?☆ 現地目線オスカー獲得度:40%(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年01月28日『ピッチ・パーフェクト2』など女優としてのみならず、シンガーやモデルとしても活躍する二十歳のセレブスター、ヘイリー・スタインフェルドがゴールデン・グローブ賞にノミネートされた青春映画『The Edge Of Seventeen』が、『スウィート17モンスター』として4月22日(土)より日本公開されることになった。ネイディーン(ヘイリー・スタインフェルド)は、キスさえ未経験のイケてない17歳の高校生。恋に恋する妄想だけがいつも空まわりして、教師のブルーナー(ウディ・ハレルソン)や情緒不安定な母親(キーラ・セジウィック)を困らせてばかり。たった1人の親友クリスタ(ヘイリー・ルー・リチャードソン)だけが自分のすべてだと思っていたのに、コンプレックスの種である人気者の兄ダリアン(ブレイク・ジェンナー)とクリスタがなんとつき合うことに。疎外感から、世界にたった1人取り残されたような気持ちになったネイディーンは、とんでもない行動に出るのだが…。コーエン兄弟監督『トゥルー・グリッド』(’11)でジェフ・ブリッジスやマット・デイモンらと共演し、当時14歳にしてオスカーにノミネート、『はじまりのうた』(’13)ではマーク・ラファロの娘役を好演し、『ピッチ・パーフェクト2』(’15)ではその伸びやかな歌唱力を見せつけた、若手実力派のヘイリーが主演を務める本作。Fワード全開のマシンガントークで、自己中心的でありながらどこか憎めない、等身大の愛すべきイタい17歳像を演じ、第74回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされるなど、高い評価を受けている。また、全米映画批評サイト「ROTTEN TOMATOES」でも95%フレッシュという高数値を獲得。ウェス・アンダーソンやキャメロン・クロウという比類なき才能を見出してきた名プロデューサー、ジェームズ・L・ブルックスが新たに発掘した才能、ケリー・フレモン・クレイグが監督を務め、初監督・脚本にもかかわらず、ニューヨーク映画批評家協会賞第一回作品賞受賞ほか4受賞、17ノミネートの快挙を達成している。また、『ハンガー・ゲーム』シリーズや『グランド・イリュージョン』シリーズなどで知られるオスカーノミネート俳優ウディ・ハレルソンや、海外ドラマ「クローザー」でゴールデン・グローブ賞を受賞しているキーラ・セジウィックが、青春をこじらせかけた主人公に寄り添い見守りながらも、自身も“大人になりきれない大人”に。M・ナイト・シャマラン×ジェームズ・マカヴォイ『スプリット』のヘイリー・ルー・リチャードソン、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』で主演を務めたブレイク・ジェンナーといった、若手の有望株も出演する。“あの頃”のリアルなイタさを描いた本作は、誰もが一度は通るエゴと純粋さを併せ持つ17歳の甘酸っぱい、青春こじらせ物語。ヘイリーが体現する自意識カジョーで自己チューなあの頃を思い出す、共感率100%の物語に引き続き注目していて。『スウィート17モンスター』は4月22日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月27日全米人気No.1コメディエンヌ、エイミー・シューマーが主演&脚本を手がけ、オスカー女優ブリー・ラーソン、ティルダ・スウィントンらと競演する全米大ヒット作『TRAINWRECK』(原題)が『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』とのタイトルで日本公開されることが決定した。舞台はニューヨーク。幼いころ母と離婚した父から、「一夫一婦なんて悪だ!」と教えられて育ってきたエイミー(エイミー・シューマー)。その影響で、恋愛はせず男性とは一夜限りの関係と割り切り自由奔放に生きていた。そんな生活にマンネリ感を持ち始めたころ、仕事でスポーツ外科医のアーロン(ビル・ヘイダー)の記事を執筆することになり彼を取材する。アーロンとの出会いをきっかけに、エイミーは自身の恋愛感や人生を見つめ直し生きていこうと決心するが…。恋愛恐怖症の主人公エイミーがある男性との出会いをきっかけに、自身の恋愛観や人生をこじらせながらも見つめ直していくロマンチック・コメディとなる本作。『40歳の童貞男』『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』、海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」などのクリエーターとして知られるアメリカ・コメディ界の雄ジャド・アパトーが監督を務め、脚本をエイミー自らが執筆。恋愛できないまま大人になってしまった主人公の成長が、現代の恋愛に悩む女性たちの共感を得て全米で1億ドル突破の大ヒットとなり、昨年の第73回ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル/コメディ部門)作品賞、主演女優賞2部門にノミネートされた。共演には、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントン、同じくニューヨークのこじらせ女子を描いた『 マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』のビル・ヘイダーほか、映画ファンをあっと言わせるゲストも特別出演するという。このたび解禁となった予告編は、「一夫一婦制は悪だ」と父親に諭され、同じようにその言葉を繰り返す幼い女の子2人の映像からスタートする。そんな父の影響で、完全にこじらせ女子と化してしまった主人公エイミー。さまざまな男性と一夜限りの関係を持ち、だが決して“お泊まり”させず、ことが終われば家に帰し、デートに誘われれば「もう会わない」と一方的に関係を断ち切るエイミー。いいアパートに住み、いい友人もいる、仕事も充実している。そんなエイミーのもとにスポーツ医の紹介記事の執筆がまいこむ。スポーツ医のアーロンと出会い、2人でバスケ鑑賞や馬車に乗ってはしゃぐ姿など、幸せそうな一面がうかがえる中、一夜を共にしたことをきっかけに関係がぎくしゃく!?本当の恋愛を知らないエイミーと、恋愛経験が少ないアーロンの思いがすれ違う。2人の不器用すぎる電話でのやりとりなども、実にコミカルだ。あわせて解禁されたポスタービジュアルは、道路の真ん中でシーツを身にまとい、まるで一夜をすごした男性から逃げているかのようなエイミーの姿が!彼女は、こじれにこじれた「Trainwreck(大惨事、悲惨な状態)」な恋愛事情から抜け出すことができるのか、乞うご期待!『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』は3月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方 2017年3月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2015 UNIVERSAL STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.
2017年01月24日奪略婚した夫を前妻に、まさかの返却…!?ニューヨークに暮らす男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を描くハートフル・コメディ映画『マギース・プラン 幸せのあとしまつ』が、1月21日(土)より全国で公開されます。これに先立ち、1月18日(水)にコラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーさん、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんのトークショーが行われました。とその前に…■どんなストーリー?一言で言うと、ダメ夫を前妻に「お返しします」という、かなり奇想天外なヒロインの活躍を描いた物語。主人公マギーを『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグ、前妻ジョーゼットをジュリアン・ムーア、2人の間で揺れるダメ夫ジョンをイーサン・ホークという魅力あふれる俳優陣が演じています。大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ち、ジョンは仕事ばかりで家庭を顧みない大学教授の妻ジョーゼットとの離婚を決意。自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚することに。数年後、娘も生まれて幸せなはずが、マギーは仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安でいっぱい。そんな折、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見たことから彼女と親しくなり、ジョーゼットが今でもジョンを愛していることに気づいて…。メガホンを取ったのは、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラー。実力派俳優3人が繰り広げるコミカルなやりとりがなんとも愛しくて、三角関係にも関わらず、観るとなぜだか元気をもらえる1本です!■「女の敵は女」ではない!こちらの作品で、最もジェーン・スーさんの心に残ったのは「通常なら対立構造になり、お互いを憎み合うであろうマギーとジョーゼットが、なぜかいい友達になる」部分だとか。確かに、夫を奪略された前妻と奪った今の嫁が仲良しって、普通に考えたら不思議なことですよね。立場から言えば、仲たがいせざるを得ない2人だけど、気が合えば敵対しなくてもやっていける可能性がある…これはもしかしたら、人類の歴史におけるものすごい発見かもしれません。ちなみにジェーンさんいわく「無意識のうちに“女の敵は女”と言う人は多いし、私も前はそう思ってた時期もあったけど、これはよく考えると変な話。男性同士の意見が対立したときに“男の敵は男”と言う人、誰もいないじゃないですか」とのこと。つまり、敵対するのは女同士だからではなく、単純に個人対個人として仲が悪いから。「女同士だから足を引っ張り合う、というようなことは言わないほうがいいなと思っていたところに、この映画は“そうじゃないよ”ってことをちゃんと物語で見せてくれたので、すごく感激しました」と話していました。■自分の人生の主人公は「私」『マギース・プラン幸せのあとしまつ』の中でジェーンさんのお気に入りの台詞は、前妻ジョーゼットの「私は夫を奪われた悲劇の妻でいるつもりはないわ」。そして元夫ジョンに対する「あなた、いつまでも被害者面でいるつもり?」なのだそう。「彼女は絶対に人生の脇役にならないんですよね。自分の人生の主人公になるってことに徹底的にこだわっている。これは私たちが自分の人生を進めていくうえで、すごく大事なことだと思うんですよ」とジェーンさん。SNSで手軽に発信できるようになった今は、誰もが「人生の主人公=自分」だと感じやすい時代ですが、それは自分でつかみ取ったものではなく、人の手によって作られたもの。一方、ジョーゼットは「自分の人生の主人公は自分である」ということに対しての意識が、人一倍強い女性です。なんとなく周りに流されてるな…と感じている女性は、本当に自分らしく生きるためにもジョーゼットの生き様に学び、ここらで一度、自分の在り方を見直してみるといいかもしれません。■正直になるのは難しくてみっともないなお、ジェーンさんは人から「この映画ってどんな話?」と聞かれたら何て答えようと考え、「大人が正直になるのってすごい難しくてみっともないけど、いいことだなっていうのがわかる話」と結論づけたそうです。大人になると、どうしても建て前論が強固になり、本音は後回しになりがちですが、この作品の登場人物たちは「自分に正直でいたい」と願い、実際に正直であろうとします。「いろいろなことに辻褄が合わないのを我慢するのが大人」であり、もし常に正直でい続けようといしたら、私たちは今、手にしているものを全て失ってしまうかもしれません。それでも、建て前ばかりで生きていたら息苦しくなってしまうし、心も失ってしまう…。そんなギリギリのところで生きているはずの大人たちが、正直に本音を語る。そのことが「この映画を面白くしてる大きな要因の一つ」とジェーンさんは語ります。正直であるのは「大人にとって難しいタスク」ですが、自分らしさを保つためには大切なこと。みなさんもこの作品を通して、「自分に正直でいる」ってどういうことか、「自分らしい生き方」とは何かを改めて考えてみてはいかがでしょうか。【STORY】NYの大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、忙しいジョーゼットの子供たちの面倒を見るうち彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく知的で魅力的で、今でもジョンを深く愛していると気づく。ジョンはジョーゼットと一緒にいたほうが、きっと幸せになれる…そう思ったマギーは【夫を前妻に返す】という、とんでもない計画を思いつく―。1月21日(土)より全国ロードショー監督・脚本:レベッカ・ミラー出演:グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア、他配給:松竹(C)2015 Lily Harding Pictures, LLC All Rights Reserved.
2017年01月20日ニューヨークで暮らす等身大ヒロイン・マギーを中心に、現代の恋愛と結婚、家族の幸せを描く『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。この冬1番のハートフル・コメディから、5分超えのキャスト・製作陣のインタビュー&メイキング映像、メイキング写真が一挙に解禁となった。妻がダメ夫を前妻に返すという不思議な三角関係を、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラーが繊細に、キュートなユーモアたっぷりに描く本作。『フランシス・ハ』で一躍注目され、本作ほか賞レースで話題の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『20センチュリー・ウーマン』から『トッド・ソロンズの子犬物語』まで引く手あまたのグレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演。『マグニフィセント・セブン』も控える実力派俳優イーサン・ホークが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして今回解禁となったのは、グレタ、イーサン、ジュリアンに、マギーの友人役のマーヤ・ルドルフ、本作監督のレベッカ・ミラー、プロデューサーのレイチェル・ホロヴィッツ&デーモン・カーダシスといった面々によるインタビューとメイキングが合体した約5分もの贅沢な映像。“前妻に夫を返す”このユニークなストーリーとマギーの実直すぎるキャラクターについて監督のレベッカは、「本作は決して罪悪感がテーマの話ではないの。マギーは正しいことをしたいだけ。だからこそオリジナリティあふれるキャラクターになっていると思うわ」とコメント。レベッカはそんなマギーを演じれるのはグレタしかいないとも語っていたが、グレタ本人も「まるで自分が書く物語のように私の一部となってるわ」と言うほど、まさにハマり役。また、“デキる女”の前妻を演じたジュリアンについて、グレタは「ジュリアン演じるジョーゼットに圧倒される役なんだけど、実際彼女には圧倒されるわ。決して威圧的ではないわ。本当に優しくて素晴らしい女性なの。ただ、物凄い女優な上に今回は天才の役だから(笑)」と語り、尊敬の念を込めている。「いまを輝く女優陣もいたから即決だったよ」と本作への出演が決まったときの心境を語るのはイーサン。「物語を伝えることに全力な人たちに囲まれて仕事ができるのは最高なことだよ」とコメントしており、それぞれがお互いをリスペクトしていることがよく分かるインタビュー映像となっている。また、メイキング映像に合わせて、メイキング写真も一挙解禁。撮影の合間に談笑したり、演出について意見を交わしたりと、冬のニューヨークの寒さを感じさせないとても穏やかな雰囲気が伝わるものばかり。出演者、スタッフが「最高の現場だった」と声を揃えるのも納得の舞台裏となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日第74回ゴールデン・グローブ賞において作品賞、および主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたアネット・ベニング主演『20TH CENTURY WOMEN』の邦題が、『20センチュリー・ウーマン』に決定。6月に日本公開される。本作は、前作『人生はビギナーズ』(’10)で、自身のゲイの父親を描き絶賛を受けたマイク・ミルズ監督が、今度は自身の母親をテーマに描いた6年振りの待望の新作。主演のアネットは、思春期の息子ジェイミーの成長に悩む愛情あふれるシングルマザーの母親ドロシーを熱演し、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞でノミネート。また、ジェイミーの同級生役で『ネオン・デーモン』『夜に生きる』のエル・ファニング、ドロシーの家に間借りするパンクな写真家役に『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のグレタ・ガーウィグと、いま旬の注目女子も顔を揃える。アネットは、過去に『アメリカン・ビューティー』『キッズ・オールライト』などでアカデミー賞に4度ノミネートされるも受賞に至らず、オスカー無冠の名女優として知られている。本作ではキャリア最高の演技と絶賛されており、5度目のノミネートにして、ついに念願の初受賞となるのか、いまから期待がかけられている。1979年のアメリカ・サンタバーバラを舞台に、アネット、エル、グレタが体現する“20世紀を生きた女性たち”の物語にこれからも注目していて。『20センチュリー・ウーマン』は6月、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の試写会イベントが1月18日(水)、都内にて開催され、コラムニストでラジオパーソナリティのジェーン・スーが音楽ジャーナリストの高橋芳朗を相手に作品の魅力を語った。略奪婚した夫を前妻に返そうとする現在の妻、夫、前妻の不思議な三角関係を描いて話題の同作は、ダメ夫を前妻に“お返しします”という、なさそうでありそうな(?)ヒロインの活躍を描くハートフル・コメディ。『フランシス・ハ』のグレタ・ガーウィグがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派俳優イーサン・ホークが2人の女性の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを演じる。メガホンをとったのは、『50歳の恋愛白書』で年の差がある男女の恋愛描写が高評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。ニューヨークの大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ちる。ジョンの妻ジョーゼットは教授としてバリバリに働き家庭を顧みない。ジョンは離婚を決意し、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚した。数年後、娘も授かり幸せに見えたジョンとマギーだが、マギーは、仕事を辞めて小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じる。一方、マギーは忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見るうちにジョーゼットと親しくなり、ジョーゼットがいまでもジョンを愛していることに気が付く。トークショーは女性たちが多く詰めかけた会場で行われた。ジェーンさんは、最初の話題として、イーサン・ホークがある時期から「男の情けなさみたいなもの」を上手に演じる俳優として磨きが掛かってきていると指摘し、「今回も、益々、その情けなさに磨きが掛かっておりました」と声を弾ませた。続けて、ジェーンさんは、同作が広義のラブコメディーであるものの「いままでになかったような内容」と紹介。「一番心に残ったのは、(いままでなら)前の嫁のジョーゼットとマギーは対立構造にしか絶対ならないのです。お互いを憎み合ったりとか、嫌い合ったりとか」といい、「何を思ったのかこの2人が、いい友達になってしまう」と目を輝かせた。ジェーンさんは、「男の敵は男」という言葉は聞かない一方で、「女の敵は女」という言葉がよく使われていることを例にして、「女は一枚岩でなければいけない」とする通念が存在することや、一枚岩を壊した(=略奪婚などをした)女性が悪く言われることを指摘。ジェーンさんはそんな通念や現象に疑問を感じていたところで同作と出会ったそう。「『そうじゃないよ』ということをちゃんと、映像で、物語で見せてくれたので、そこはすごく感激しました」と、「女は一枚岩でなければいけない」などという通念に対して同作から「そうじゃないよ」というメッセージを受け取り感動したことを実感を込めて語った。ほかにも、「私は夫を奪われた悲劇の妻でいるつもりはないわ」などの劇中の印象的なセリフを紹介。また、観終わってニューヨークに行きたくなったそうで、「こういう映画を観ちゃうと、住んでいる人のふりをして、斜め掛けのバッグでポケットに手を突っ込んで」などと願望を語るなど、同作の魅力がたっぷりと語られた。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2017年01月19日ライアン・ゴズリング、エマ・ストーンが主演を務め、第74回ゴールデン・グローブ賞(以下GG賞)で史上最多7冠を達成したことも記憶に新しい『ラ・ラ・ランド』。現在公開中の全米では、GG賞後に興収ランキング2位に急浮上している本作から、ミュージカル・エンターテインメントの魅力が詰まった本ポスタービジュアルが解禁となった。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。ミア(エマ・ストーン)は映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指していたが、オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾く、セブことセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて2人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セブが友人キース(ジョン・レジェンド)率いるバンドに加入したことから、2人は少しずつすれ違い始める――。先日のGG賞にて、ミュージカル/コメディ部門作品賞・主演男優賞・主演女優賞ほか、監督賞、脚本賞、作曲賞、主題歌賞の最多7部門を受賞する歴史的快挙を達成した本作。全米製作者組合(PGA)賞や英国アカデミー賞、全米映画俳優組合(SAG)賞などでも多数ノミネートをされており、いまアカデミー賞に最も近い作品といわれている。そんな中、解禁となった日本版の本ポスターは、夢見る街“LA”で恋に落ちたエマ演じるミアとライアン演じるセブの姿を中心に、見ているだけで胸が高鳴り、いまにも壮大な音楽にのせて2人が動き出しそうな、華やかで躍動感あふれるデザインに。青みがかかった幻想的な光とあざやかな色彩、そしてとびきりの音楽で夢追う2人の恋物語を描く本作が、いっそう楽しみになるポスタービジュアルとなっている。来週1月24日(火)に発表されるアカデミー賞ノミネートにも注目だ。『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月18日米BOX OFFICE MOJOは1月13日~1月15日の全米週末興業成績を発表した。17位から2位へと前週大躍進した、アメリカ人宇宙飛行士ジョン・グレンを支えたNASAの黒人女性たちを描いたノンフィクション作品『Hidden Figures(原題)』が首位に。2位には前週5位の『ラ・ラ・ランド』、3位は前週同様『SING/シング』がランクイン。前週まで4週連続トップに立った『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、5週目にしてついに4位に後退した。5位は初登場の『The Bye Bye Man(原題)』がランクイン。アメリカのホラー作家ロバート・デイモン・シュネックの短編小説を映画化した作品で、3人の大学生を軸に名前を知っただけで呪われてしまう怪人の都市伝説を描く。6位の『Patriots Day(原題)』は前週30位から急上昇で、公開4週目で初のトップ10入り。2013年に発生したボストンマラソン爆破テロ事件をテーマにした作品で、『ベリー・バッド・ウェディング』のピーター・バーグが監督、マーク・ウォールバーグが主演を務めている。その他、モンスターが住み着いたトラックがカーチェイスを繰り広げるアクション・コメディ映画『Monster Trucks(原題)』が7位に、ジェイミー・フォックスが誘拐された息子を探し回るハードボイルドな警察官を演じるクライムアクション映画『Sleepless(原題)』が8位に初登場している。
2017年01月16日先日開催された第74回ゴールデン・グローブ賞にて、作品賞(コメディ/ミュージカル部門)、監督賞をはじめ歴史的快挙となる最多の7部門を受賞したミュージカル・ラブストーリー『ラ・ラ・ランド』。このほど、本作で主演を務めたライアン・ゴズリングと監督のデイミアン・チャゼルの来日が決定!ライアンは『きみに読む物語』以来、実に13年ぶり、チャゼル監督は念願の初来日を果たすことになった。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて2人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから、2人はすれ違い始める――。ゴールデン・グローブ賞ではコメディ/ミュージカル部門の作品賞、主演男優賞、主演女優賞ほか、監督賞、脚本賞、作曲賞、主題歌賞とノミネートされていた7部門を全制覇する快挙となった本作。また、ストーリーも楽曲も完全オリジナルで本作を作り上げた現在31歳のチャゼル監督は、1972年に『ゴッドファーザー』で受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督(当時32歳)の記録を塗り替える歴代最年少での監督賞受賞となった。1985年、アメリカ・ロードアイランド州生まれのチャゼル監督。2014年、『セッション』がサンダンス映画祭でグランプリと観客賞のW受賞を果たして、たちまち注目を浴び、アカデミー賞では作品賞や自身の脚色賞を含む5部門にノミネート。J・K・シモンズの助演男優賞を含む3部門で受賞し、日本を含む世界各国で大ヒットを記録した。初めて監督を手掛けた作品は、ハーバード大学在学中に制作したミュージカル映画『Guy and Madeline on a Park Bench』(’09)で、同作もメディアから高い評価を受け、「LAウィークリー」には「2010年のベストデビュー作」、「タイムアウトニューヨーク」からは「いとも簡単に、ここ数十年の中で最高の作品としてのし上がった」と絶賛。イライジャ・ウッド主演の『グランドピアノ~狙われた黒鍵~』の脚本や『10クローバーフィールド・レーン』の共同脚本でも知られる。今回はファン待望の初来日となる。また、1980年、カナダ・オンタリオ州生まれのライアンは、子役から活躍していたが、『きみに読む物語』(’04)が世界的大ヒットとなり一躍人気を獲得。その後、『Half Nelson』(’06)でアカデミー賞に初ノミネートされ、続く『ラースと、その彼女』(’07)、『ブルーバレンタイン』(’10)、『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(’11)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされる。エマ・ストーンとは『ラブ・アゲイン』『L.A.ギャングストーリー』で過去に2度共演。今年は『ナイスガイズ!』や『ブレードランナー2049』ほか、テレンス・マリック監督の『Song to Song』(原題)も控えている。アカデミー賞に最も近いといわれる本作。2人が日本で何を語ってくれるのか、また1月24日(火)に発表されるアカデミー賞ノミネートの行方にも引き続き注目していて。『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月14日ゴールデン・グローブ賞「コメディ/ミュージカル部門 主演男優賞」の候補者の中には、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングと、『デッドプール』のライアン・レイノルズの2人のライアンがおり、“ライアンズ”の戦いの行方に注目が集まった。“レイノルズ”の隣には妻のブレイク・ライヴリー、もう片方には「ドラマ部門」の主演男優賞でノミネートされていたアンドリュー・ガーフィールドが座っていた。勝利は“ゴズリング”の手に。プレゼンター・ゴールディ・ホーンが「ライアン・ゴズリング」の名前を読み上げると、うれしそうに舞台へと上がっていく“ゴズリング”。しかし、その間、客席が何やら異様な盛り上がりを見せていた。その理由は、惜しくも賞を逃した“レイノルズ”の方のライアンが、隣に座っているアンドリューと突如キスを交わしたからだった。お互いが頬に両手を添えてのアツいキスだった。これには“レイノルズ”の妻ブレイクも大爆笑!アンドリューの元彼女のエマ・ストーンは、授賞式後にこの騒動を耳にし、「え?まさか…あの2人がキスをするわけないわ」と一笑に付すも、インタビュワーに証拠映像を突きつけられると、「本当にしたのね!」と大笑い。残念ながらアンドリューも主演男優賞を獲得することはできなかったが、2人のキスはゴールデン・グローブ賞授賞式後も話題をさらっている。(Hiromi Kaku)
2017年01月10日1月8日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された第74回ゴールデン・グローブ賞授賞式。各賞のノミニーたちはもちろん、参加した女優たちはレッドカーペットでも美を競い合った。最多7部門受賞作『ラ・ラ・ランド』でコメディ/ミュージカル部門女優賞に輝いたエマ・ストーンのドレスは「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュール。パウダーピンクのプランジネックのデザインにはシルバーの星が無数に散りばめられていた。ブレイク・ライヴリーのブラックにシルバーをあしらった「アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)」、ジェシカ・ビールの「エリ・サーブ(Elie Saab)」も、胸元を深カットしたプランジネックで、今年のトレンドの1つだった。ドラマ部門女優賞を受賞したイザベル・ユペール(『ELLE』原題)はペールブルーの「ジョルジオアルマーニ(GIORGIO ARMANI)」。『Fences』(原題)で映画部門の助演女優賞を受賞したヴィオラ・デイヴィスは目の覚めるような鮮やかなイエローのワンショルダーのドレス。マイケル・コース・コレクションから選んだ1着だ。今年の人気カラーは断然イエローで、映画のドラマ部門女優賞候補だったナタリー・ポートマン(『ジャッキー/ファーストレディ最後の使命』で)が選んだ「プラダ(PRADA)」のヴィンテージもそう。現在第2子を妊娠中の体型をすっきりと見せるデザインに、「ティファニー(TIFFANY)」のアクセサリーを合わせた。リース・ウィザースプーンは「アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)」、「ゲーム・オブ・スローンズ」のメイジー・ウィリアムズ、モデルのエミリー・ラタコウスキーが選んだ胸元のカットやスリットが大胆に入った「リーム・アクラ(REEM ACRA)」のベアバックのドレスもイエローだった。メタリック調のドレスも毎年人気で、今年も多くの女優がチョイス。映画のドラマ部門女優賞候補だったルース・ネッガ(『ラビング愛という名前のふたり』)は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、エイミー・アダムス(『メッセージ』)は「トム・フォード(TOMFORD)」、助演女優賞候補のナオミ・ハリス(『ムーンライト』)は「アルマーニ・プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVÉ)」、テレビの部でリミテッドシリーズ/テレビムービー部門女優賞を受賞したサラ・ポールソン(「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」)は「マーク・ジェイコブス(MARC JACOBS)」を着用。テレビの部でドラマ部門女優賞のクレア・フォイ(「ザ・クラウン」)も「アーデム(ERDEM)」のメタリックなピンクのドレス。ペールブルーのベルトがアクセントになっていた。リリー・コリンズは「ズハイル・ムラド(ZUHAIR MURAD)」のピンクのドレス。髪をアップして、凛々しい眉に赤いリップというクラシカルなスタイルはオードリー・ヘプバーンにちょっと似ている。プレゼンターで登場したフェリシティ・ジョーンズも「グッチ(GUCCI)」のピンクのドレスをチョイス。大人世代の女優たちには、肩を出しながらも腕は隠す変化球のショルダーオフのデザインが人気。『LION』で助演女優賞候補だったニコール・キッドマンは「アレキサンダー・マックィーン(ALEXANDER McQUEEN)」のシルバー、ドリュー・バリモアは「モニーク・リュイリエー(Monique Lhuillier)」のドレスに「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」のダイヤモンドのイアリングとリングを合わせた。サラ・ジェシカ・パーカーは「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」の白を着たが、なんとこれはウエディングドレスだとか。こちらは若手だが、『The Edge of Seventeen』(原題)で映画のコメディ/ミュージカル部門で女優賞候補だったヘイリー・スタインフェルドが選んだ「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」のラベンダー・カラーのドレスも袖が似たような趣向だった。毎回、レッドカーペットでの装いに定評のあるミシェル・ウィリアムズ(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で映画部門の女遠女優賞候補)は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の総レースのオフショルダーのドレス。ひときわ目を引いたのは、「アルトゥザラ(ALTUZARRA)」黒のジャケットとフレアパンツにボウタイ付きの白いブラウスというマニッシュなスタイルで登場したエヴァン・レイチェル・ウッド。レッドカーペットでこの日のスタイルについて聞かれた彼女は「授賞式にはいままで6回参加したけど、毎回ドレスを着ていたの。私はドレスが大好きだし、ドレスに抗議しているんじゃない。でも、若い女の子たちや女性たちに、それが決まりではないと伝えたかったの。着たくないなら着なくていい。自分らしくすればいい。あなたの価値はそれ以上なんだから」と語った。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月10日第74回ゴールデン・グローブ賞が8日(現地時間)、ロサンゼルスのビヴァリーヒルトン・ホテルで発表され、最多7部門で候補になっていた『ラ・ラ・ランド』が作品賞、監督賞、男優賞、女優賞など全部門で受賞を果たした。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって決定するもので、毎年約1か月後に決定するアカデミー賞の行方を占う賞として注目が集まる。最多ノミネート作からそのまま最多受賞作となった『ラ・ラ・ランド』はロサンゼルスを舞台に、売れないジャズ・ピアニストと駆け出し女優の恋を描く。『セッション』のデイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリングとエマ・ストーンを主演に迎え、オリジナル曲で構成するミュージカル作品で、今期の賞レースでも勢いがあり、このまま一気にオスカーへ王手をかけそうだ。ドラマ部門作品賞は、『ラ・ラ・ランド』に次ぐ6部門で候補になっていた『ムーンライト』に輝いた。ミュージカル/コメディ部門男優賞を受賞したライアン・ゴズリングはこれが初のゴールデン・グローブ賞受賞。受賞について、投票者たちが自分と仲良しで同じく男優賞候補になっていたライアン・レイノルズ(『デッドプール』)を混同したのかも、というジョークで始まったスピーチは、第2子を妊娠しながらの子育てに実兄の闘病が重なるつらい時期にも関わらず、自分を支えてくれたパートナーのエヴァ・メンデスへの感謝の言葉になり、最後に闘病の末に亡くなったエヴァの兄、フアン・カルロス・メンデスに賞を捧げた。今年はコメディ/ミュージカル部門の『ラ・ラ・ランド』が前哨戦で快進撃を続けているが、ドラマ部門は『ムーンライト』と『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が競い合う混戦状態。俳優賞では『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の主演で前哨戦でも健闘しているケイシー・アフレックが順当に授賞したが、ドラマ部門の女優賞に至っては、候補者全員の出演作が作品賞候補になっていない。しかも受賞したのは英語作品ではない『Elle』(原題)のイザベル・ユペール。ドラマとコメディ/ミュージカルのカテゴリー分けがされていないアカデミー賞に向けて、まだまだ激戦が続きそうだ。ハリウッドへの功績を讃えて贈られるセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープは「ハリウッドはアウトサイダーや外国人がうようよしている。だから、もし私たち全員を追い出したら、見るものはフットボールとマーシャル・アーツだけになってしまうでしょう」「無礼は無礼を招き、暴力は暴力を招きます。権力者がその地位を他者へのいじめに使ったら、私たちは全員負けです」と、まもなく新しい政権がスタートするアメリカをはじめ、世界に向けたメッセージを語った。そして「友人で、いまは亡き愛しいレイア姫」のキャリー・フィッシャーが遺した「傷ついた心からアートを生み出しなさい」という言葉でスピーチを締めた。授賞結果は以下の通り。■映画部門ドラマ部門作品賞:『ムーンライト』男優賞:ケイシー・アフレック(『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)女優賞: イザベル・ユペール(『Elle』原題)ミュージカル/コメディ部門作品賞:『ラ・ラ・ランド』男優賞:ライアン・ゴズリング(『ラ・ラ・ランド』)女優賞:エマ・ストーン(『ラ・ラ・ランド』)助演男優賞:アーロン・テイラー=ジョンソン(『Nocturnal Animals』原題)助演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス(『Fences』)監督賞:デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)脚本賞: デイミアン・チャゼル(『ラ・ラ・ランド』)作曲賞:ジャスティン・ハーウィッツ(『ラ・ラ・ランド』)アニメ作品賞:『ズートピア』外国語映画賞:『Elle』(フランス)主題歌:「シティ・オブ・スターズ」(『ラ・ラ・ランド』)■TV部門ドラマ部門作品賞:「ザ・クラウン」男優賞:ビリー・ボブ・ソーントン(「弁護士ビリー・マクブライド」)女優賞:クレア・フォイ(「ザ・クラウン」)ミュージカル/コメディ部門作品賞:「ATLANTA」(原題)男優賞:ドナルド・グローヴァー(「ATLANTA」(原題)女優賞:トレイシー・エリス・ロス(「BLACK-ISH」原題)リミテッドシリーズ/TVムービー部門作品賞:「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」男優賞:トム・ヒドルストン(「ナイト・マネジャー」)女優賞:サラ・ポールソン(「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」)助演男優賞:ヒュー・ローリー(「ナイト・マネジャー」)助演女優賞:オリヴィア・コールマン(「ナイト・マネジャー」)(text:Yuki Tominaga)
2017年01月09日女優・二階堂ふみ、脚本家としても活躍する芸人・バカリズム、そして「オードリー」の若林正恭が同じマンションに住んでいる…という新たな“シットコムドラマ”「住住(すむすむ)」。芸能人だって一般人と同じ!?とばかりに異色の3人のリアルな日常を描く本作が1月よりスタート、その映像が番組公式サイトにて初公開された。都内の某マンションの住人、バカリズムと「オードリー」若林。2人は同じ階に住んでいて、バカリズムはよく若林の部屋に遊びに来る。芸能人でありながら派手に遊ぶこともなく地味な独身生活を送る2人。ある日、このマンションに女優の二階堂ふみが住んでいることが発覚。いつのまにか、二階堂ふみも彼らの仲間に入り、同じマンションで暮らす、芸能人仲良し3人組が誕生する!?「素適な選TAXI」「世にも奇妙な物語」「桜坂近辺物語」「黒い十人の女」など、脚本家として俳優・監督から高い評価を受けている、バカリズムさん。大喜利日本一・独自の世界観のコントで知られる彼が日本テレビで仕掛けるのは、リアルな日常ドラマ「住住」。共演には、昨年は『SCOOP!』『何者』から『蜜のあはれ』『ふきげんな過去』など多彩な作品に出演、若手実力No.1女優の二階堂さん。また、漫才はもちろん、司会・俳優業でも活躍する芸人「オードリー」の若林さん。夢のような3人が揃ったドラマのテーマは、ずばり「芸能人の私生活」。“バカリズムがバカリズム役”“二階堂ふみが二階堂ふみ役”“オードリー若林がオードリー若林役”を演じ、それぞれが抱えていたり、起こしてしまった“芸能人っぽい”悩みや問題を解決していくという、本当にありえそうな摩訶不思議なバカリズムワールドが展開する。さらに、二階堂さんがスタイリストをつけず私服で出演することもポイント。バカリズムがリアルとフェイクの狭間を描く芸能人の何気ない日常を、楽しみにしていて。<キャストコメント>■バカリズム(この企画の原点は?)3人が出演するこの企画の想定は2、3年前からあって、こういうワンシチュエーションでなら、本人役の方が面白いんじゃないかなと思っていました。視聴者の方に、リアルな感じで本当に住んでいるのかと思わせたい。ベースは特に事件性もなくて、変に派手にせず、コントやドラマでもない間のところをついていきたい。■二階堂ふみ(オファーを受けての感想)私でいいのかなーと。“笑い”もとれないですし…。コメディが課題というか、その自分にとっての課題がきたのかなと。でも、意外と脚本を読んでみると、しっくりきます。自分が無理せず挑める芝居なので、有難いなと思いつつ、お2人が面白いので、つい笑っちゃうんですけど。(本人役での演技は難しい?)私の要素を脚本に取りいれてくださっているので、それほど、難しくはないです。■若林正恭(オードリー)芝居の流れで色々と話が膨らんでいったりするので、めちゃくちゃ(3人は)相性がいいんじゃないですかねー。自分でもオンエアの状態が、ぜんぜん想像できない。パソコンで感想を検索しようと思ってます。(笑)いろいろな媒体から持ち上げられると思いますよ。新しいって。(本人役での演技は?)本人役は、楽しくやりやすいです。普通に思いついたアドリブ言えるんで…。「住住(すむすむ)」は1月24日(火)より毎週火曜25時29分~放送、※地上波放送終了直後、Huluにて先行配信(1話、2話は同時配信)。(text:cinemacafe.net)
2017年01月04日年が明け、いよいよ本年度アカデミー賞に向けた映画賞レースは本格化。とはいえ、日本公開がまだまだ先の作品が多く、現状ではピンときていない人も多いのでは?いまのところ、ライアン・ゴスリング×エマ・ストーン×『セッション』監督で贈るミュージカル『ラ・ラ・ランド』、ブラッド・ピット製作総指揮で貧困やドラッグ、LGBTに斬り込んだヒューマンドラマ『ムーンライト』、マット・デイモン製作総指揮で盟友ベンの弟ケイシー・アフレック主演の『マンチェスター・バイ・ザ・シー』といった作品が前哨戦を牽引しているが、本年度アカデミー賞はとりわけ女優部門が華やかとなりそうなのだ。日本でも高い人気を誇る若手演技派から、注目の新星、ベテランまで混戦模様となっている。■主演女優賞には人気実力派がひしめくまず、主演男優賞では、『Manchester by the Sea』のケイシーや『ラ・ラ・ランド』のライアン、『Hacksaw Ridge』(原題)のアンドリュー・ガーフィールド、『ラビング愛という名前のふたり』のジョエル・エドガートン、『Fences』(原題)のデンゼル・ワシントン、『はじまりへの旅』のヴィゴ・モーテンセン、『ハドソン川の奇跡』トム・ハンクスといった顔ぶれが、おおかた揃いつつある。ライアンと並んで数多くのノミネートを受けているのが、『ラ・ラ・ランド』エマ・ストーンだ。一昨年は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。トム・ハンクスが『ハドソン川の奇跡』の記者会見中にもかかわらず絶賛したことでも話題を呼んだ同作は、エマが「ヴェネチア映画祭」で女優賞を受賞し、快進撃が始まった。「キャバレー」でブロードウェイデビューも果たしているエマでも、歌とダンスを猛特訓したという。L.A.を舞台にし、オーディションに落ち続けても女優になる夢をあきらめないという役柄は、アカデミー会員でなくても共感を集めること必至。そんなエマと、おそらく対抗することになりそうなのが、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン。ノミネートされれば、自身が受賞した『ブラック・スワン』以来、2度目。誰もが一度は目にしたことがある1963年11月22日のJFK暗殺のその後、ファーストレディとして、妻として、母としての“ジャッキー”の4日間に迫っていく。ナタリーは外見はもちろん、英語のアクセントや歩き方まで見事“ジャッキー”を再現しているという。だが、『ザ・マスター』など4度の助演女優賞+『アメリカン・ハッスル』での主演女優賞ノミネートを誇る、『メッセージ』エイミー・アダムスにもそろそろオスカーを獲らせてあげたいような…。ゴールデン・グローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)は2年連続受賞しているが、オスカーが無冠なのは意外ですらある。同作では、『ブレードランナー』も控えるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもと、突然飛来した謎の知的生命体とコミュニケーションを試みる言語学者に。多様性を受け入れない“不寛容さ”が世界的問題となる中、どんな“メッセージ”を彼女が伝えようとするのか、気にならずにいられない。■今年は何か違う!?多彩な顔ぶれに注目さらに、無冠のベテランにも注目したい。まず、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描いた半自伝的作品『20TH CENTURY WOMEN』(原題/6月公開)のアネット・ベニング。激動の70年代を軽やかに生きた女性を体現したアネットは、キャリア最高の演技と絶賛を受けている。アカデミー賞にノミネートされれば、『キッズ・オールライト』以来6年ぶり実に5度目。加えて、ポール・ヴァーホーヴェン監督初のフランス語映画『Elle』(原題/夏公開)から、フランスの実力派イザベル・ユペールの初ノミネートもあるかも。作品はカンヌをはじめ高い評価を得ているが、アカデミー外国語映画賞の候補からは漏れてしまったため、イザベルのノミネートに期待する。また、昨年は「白いオスカー」と物議を醸し、ボイコット騒動などもあったが、今年は少し風向きが異なりそうだ。『ラビング愛という名前のふたり』で夫(ジョエル・エドガートン)と深い愛で結ばれた妻を演じた新星ルース・ネッガは、まず主演女優賞候補に入るだろう。デンゼルの監督&主演作『Fences』で妻を演じたヴィオラ・デイヴィス、作品賞候補の筆頭株『ムーンライト』のナオミ・ハリス、さらにNASAに協力していた天才黒人女性を描く『Hidden Figures』(原題)から主演タラジ・P・ヘンソンほか、助演にオクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイのうち誰かがノミネートされるかもしれない。ちなみに同作の音楽は、ファレル・ウィリアムズが務めている。助演女優賞といえば、ほかに『マンチェスター・バイ・ザ・シー』からミシェル・ウィリアムズ、『LION/ライオン~25年目のただいま~』からはニコール・キッドマン、『20TH CENTURY WOMEN』からはグレタ・ガーウィグなど、世代も個性もさまざまな女優たちが揃いそう。助演男優賞候補としては、『ムーンライト』で主人公の少年の面倒を見る麻薬ディーラーを演じたマハーシャラ・アリ。続いて、Netfilx配信中『最後の追跡』からジェフ・ブリッジスとベン・フォスター、『LION/ライオン』デヴ・パテルなどが上げられる。(text:cinemacafe.net)
2017年01月03日オリバー・ストーン監督が史上最大の内部告発劇“スノーデン事件”の全貌に迫った衝撃の問題作『スノーデン』。2017年の幕明けに、主演ジョセフ・ゴードン=レヴィットの“メガネ男子”の新場面写真がシネマカフェに到着。スノーデンの恋人役を演じた共演者のシャイリーン・ウッドリーからもコメントが届いている。本作は、元CIA職員 のエドワード・スノーデンが国家の機密事項を暴露した“スノーデン事件”を描いたヒューマン・ドラマ。これまでアカデミー賞監督賞を2度受賞している巨匠オリバー・ストーンが、この人物を独自の視点で描き切る。本作の主人公、エドワード・スノーデンを演じたのはハリウッドきっての若手俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。愛国心のある平凡な若者だったスノーデンが、アメリカ政府による個人情報監視の実態を知り、自身の理想が打ち砕かれていく過程を見事に演じている。ジョセフといえば、これまで、日本でも多くの映画ファンを魅了したロマンティック・コメディ『(500日)のサマー』では“運命の恋”を信じるナイーヴな青年を、『メタルヘッド』では長髪に半裸の謎のヘビメタ男、『ダークナイト ライジング』では正義感の強い熱血警官を演じるなど、作品によってまったく異なる表情を見せ、その演技力の高さはハリウッドでも随一といえる。近年の『ザ・ウォーク』でも、ワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ1本でつないで命綱なしの空中闊歩を敢行した、実在の人物フィリップ・プティを演じた際、仏語のイントネーションやスタントにも強いこだわりを見せていた。そして本作でのジョセフは、スノーデン本人と見まがうほど瓜ふたつの風貌、声色、仕種を完全にマスター。恋人役を演じた共演者のシャイリーンも「エドワード・スノーデンに命を吹き込むジョセフを見て感動したわ。彼はスノーデンの声で話し、スノーデンの歩き方で歩き、スノーデンの動き方で動く。俳優が誰かの中に入り込み、ほんの些細な個人のマンネリズムさえも習得していくのを見ると、いつも驚かされる」と語り、ジョセフの“憑依”ぶりに驚嘆している。シャイリーンが言う“些細”な箇所は、劇中レヴィットが着用するメガネにも表れている。役作りのために、入手可能なスノーデンに関する書籍を読み、彼のビデオを見てクセを研究したは、スノーデンの兵役時代、除隊後時代、CIA時代、NSA時代で4種類のメガネを使い分けている。ジョセフのメガネ姿にも、ぜひ着目してみて。『スノーデン』は1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月03日菅田将暉は2016年、最も忙しい若手俳優の1人だった。出演映画は9本、もちろんいずれも主演クラス。連ドラは「ラヴソング」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」と話題を呼んだ2作に参加。CMも、“鬼ちゃん”としてau「三太郎」シリーズに多数出演したほか、「グランブルーファンタジー」「ファンタ」「メンズビオレ」など7本に出演。“その顔を見ない日はない”超売れっ子俳優となった。また、新たな胸キュン男子の名をほしいままにするかと思えば、朝ドラ「とと姉ちゃん」で全世代にファンを広げた坂口健太郎、『ちはやふる』や『ミュージアム』などで演技の幅を見せた野村周平、予想どおり2016年随一のブレイク男子となった竹内涼真らも、文字どおりこの1年を駆け抜けた1年となった。■菅田将暉の2017年は“戦国イケメン”&シンガー&声優!?菅田さんの大躍進は、2013年『共喰い』で注目を浴び、『そこのみにて光輝く』や『海月姫』などで、演者としてさらにひと皮むけたことから始まった。加えて、au「三太郎」CMの“鬼ちゃん”は彼をお茶の間にも知らしめ、一見チャラいが、飾らず正直で子だくさんという設定も「気持ちのいい人だなぁ」という空気感が伝わり、人気を呼んだ。ユーモアを愛する関西人でありつつ、福田雄一監督が「情熱大陸」で迫ったように“洋服づくり”にハマるなど、ストイックで凝り性な面もまた、放ち続ける色気とのいいギャップを生み出している。髪型や髪色の変化から、さまざまな役柄に挑んでいることは伝わってきたが、2016年の出演映画は1月の『ピンクとグレー』に始まり、3月の『星が丘ワンダーランド』『暗殺教室~卒業編~』、5月の『ディストラクション・ベイビーズ』、6月の『二重生活』、7月の『セトウツミ』、10月の『何者』『デスノート Light up the NEW world』、そして11月の『溺れるナイフ』といずれも話題作ばかり。特に、革新作といえる『ピンクとグレー』での前半と後半の豹変ぶり、『ディストラクション・ベイビーズ』の想像の上をいくサイテーな小心者ぶりは“事件”ですらあった。かと思えば、『セトウツミ』では池松壮亮と男子高校生に扮し、ユルくて深い青春会話劇で笑って泣かせてくれた。池松さんと東出昌大と挑んだ『デスノート Light up the NEW world』、佐藤健を主演に有村架純、二階堂ふみ、岡田将生、山田孝之と共演した『何者』と、日本を代表する若手実力派たちとがっつり組んだ作品でも存在感を発揮してみせた。『溺れるナイフ』では小松菜奈とともに、鋭く、煌めいた青春の刹那のラブストーリーを体現。神主一族の跡取りを熱演した菅田さんは、華奢な体つきではあるものの、決して芯は細くないことを感じさせる姿だった。意外にも恋愛映画は初主演だったが、“壁ドン”や“顎クイ”などはなく、“顔ベロォ”や“ツバ吐き”がある(!)という、いわゆる“胸キュン”映画とは一線を画すものに。また、ドラマ「地味にスゴイ!」のラストでも、菅田さん演じる幸人と石原さとみ演じる悦子が、自分とお互いのために選んだ答えが好感を持って受け入れられている。いずれも、真摯に役に向き合った菅田さんの好演が光っていた。そして1月28日(土)からは、すでにその歌声が話題となっている松坂桃李とW主演の映画『キセキ ーあの日ソビトー』が公開。横浜流星、成田凌、杉野遥亮と劇中で結成した「グリーンボーイズ」としてCDデビューも果たす。auのCMでもサッカー日本代表応援ソング「見たこともない景色」を熱唱しているが、2017年は若手実力派俳優としてだけでなく、“歌手・菅田将暉”も話題となるかも。また、ついに大河ドラマにも名を連ねることになる菅田さん。柴崎コウ主演「おんな城主 直虎」で、戦国の“イケメン”といわれた虎松/井伊直政を演じるというだけに期待は高まる。「まさかでしょ?」と目を疑った実写版『銀魂』も、先日の“そっくり”ビジュアルや解禁映像を見るかぎり、(ほっと胸をなでおろしつつ)期待値は上がるばかり。コメディ部分の要となる、菅田さんが演じる“新八”のツッコミは楽しみだ。そのほか、故・寺山修司原作の『あゝ、荒野』では韓国の鬼才ヤン・イクチュンとともにボクサー役に挑み、さらに岩井俊二の初期作で根強い支持を集める「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」のアニメ化にて声優にも初挑戦。監督は『バクマン。』の大根仁、共演には広瀬すず、宮野真守と鉄壁の布陣だ。菅田さんの快進撃と挑戦は、2017年も続いていく!■映画界のネクスト世代ー坂口健太郎&竹内涼真&野村周平月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」から始まった坂口さんの2016年。火10ドラマ「重版出来!」に続いて、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロイン・常子(高畑充希)の相手役でさらに人気を集めた。「とと姉ちゃん」で演じた星野武蔵は、植物を愛する真面目で不器用な姿が多くの朝ドラファンをキュンとさせ、“葉っぱのあんちゃん”として親しまれることに。その一方、『64 -ロクヨン-』では警察署付きの記者というこれまでにない硬派な役柄、スペシャルドラマ「模倣犯」では初の悪役を務めて話題となった。2017年は、坂口さん演じる“一途男子”・長谷川陸が、事故に遭った恋人(miwa)を救うため、すべてを投げ打ちタイムリープを繰り返すラブストーリー『君と100回目の恋』(2月4日公開)が控えている。また、ドラマ「東京タラレバ娘」での、吉高由里子演じる30歳独身のヒロインと関わる金髪のイケメンモデル役という、これまでありそうでなかった役柄にも注目だ。ドラマ「下町ロケット」(’15)で一躍脚光を浴びた竹内さんは、その勢いのまま2016年へ。「臨床犯罪学者 火村英生の推理」「時をかける少女」「THE LAST COP/ラストコップ」など人気ドラマへの出演が途切れることなく、まさしくブレイクを遂げた。自身は大学のスポーツ推薦を得るほどのサッカー選手だったが、土屋太鳳と共演した『青空エール』の甲子園を目指す野球部員の、まっすぐで熱い姿は彼のキャラクターにもマッチ、多くの涙を誘ったことも記憶に新しい。GWには、唐沢寿明&窪田正孝とともに「THE LAST COP/ラストコップ」の映画化(5月3日公開)に挑む。野村さんの2016年は、『ライチ☆光クラブ』では変貌した“光クラブ”を憂うリーダー、『ちはやふる』では競技かるたチームのエース、『森山中教習所』では超マイペースな大学生と、タイプのまったく異なるキャラクターが続いた。小栗旬と刑事役でコンビを演じる現在公開中の『ミュージアム』では、衝撃の最期を迎えることでも話題沸騰。また、ブレイクのきっかけの1つとなった「恋仲」から1年ぶりに、月9ドラマ「好きな人がいること」に参加した。桐谷美玲、山崎賢人、三浦翔平ら最旬キャストが勢ぞろいする中、野村さんは女子にやさしくお調子者、BMXを華麗に乗りこなす三男という、最も“素”に近い(!?)役柄で人気に。中国語が堪能なだけに台湾での同作スピンオフにも主演し、大活躍を見せた。そんな野村さんや竹内さんも出演する、菅田さんの主演作『帝一の國』には、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大など注目俳優&ネクストブレイク候補が顔を揃える。やはり、イケメンの豪華競演は見逃すわけにはいかない。(text:cinemacafe.net)
2016年12月31日N.Y.に暮らす男女3人の、ちょっと”こじれた”三角関係を描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。注目女優グレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演する本作から、美しい真冬のニューヨークのロケーションの写真が解禁となった。文化人類学者ジョンと出会い、恋に落ちたマギー。ジョンの妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり、幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活にマギーは不安を感じ始める。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒も見るうち、彼女とも親しくなったマギーは、“夫を前妻に返す”ことを決め…。本作の舞台は、いままで何本もの名作が撮影されてきたニューヨーク。本作でも、ほとんどのシーンをロケで撮影しており、ニューヨークの美しい景観が話題を呼んでいる。マギー(グレタ・ガーウィグ)とジョン(イーサン・ホーク)が並んで歩くシーンは、ワシントン・スクエア・パークで撮影。メグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』『恋におぼれて』など、ニューヨークを舞台にした恋愛映画では欠かせないロケ地であるこの公園は、美しい芝生や緑いっぱいの木々、また劇中にも登場するようにストリートパフォーマーが芸を披露している、地元の人にとっての憩いの場所。また、マギーとジョンが初めて会うシーンはニュースクール大学。数多くの芸術家を輩出している名門であり、ブラッドリー・クーパーやマーロン・ブランドなど俳優の卒業生も多く、本作の監督であるレベッカ・ミラーの母校でもある。さらに、マギーとジョンが子どもとスケートを楽しむシーンはプロスペクト・パーク。2014年公開のジョン・タトゥーロ監督&主演、ウディ・アレンも出演した『ジゴロ・イン・ニューヨーク』や、2015年公開のアン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ共演『マイ・インターン』もこの公園で撮影されており、ワシントン・スクエア・パークと並んで人気を誇るロケ地。ブルックリン区最大の公園であり、自然のままの森や草地、渓谷や湖を生かしたダイナミックな造形が魅力。毎年11月から3月ごろまでスケートを楽しめる。人々の生活が息づくニューヨークの街も、本作で楽しんでみては。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日株式会社双葉社より、コミックス「男子高校生とふれあう方法」が12月28日(水)に発売。これを記念し、発売日に著者である、地球のお魚ぽんちゃんのサイン会の開催を予定している。最高クールで超絶キモい、ほんのりあったか男子高校生「沼」コメディ「男子高校生とふれあう方法」は「DKO」と呼ばれる謎のオンナが、男子高校生とふれあうため、ある時はサッカーボールに、またある時は自転車になったりと、世にも奇妙な行動を繰り広げるとってもアブナイ沼コメディ。DKOのターゲットは、男子高校生オンリー。本書には他にも、アレな感じの漫画や4コマ、特別付録「男子高校生とふれあうスゴロク」など描きおろしを多数収録している。■著者 地球のお魚ぽんちゃんのTwitterアカウント書籍詳細■書名ACTION COMICS『男子高校生とふれあう方法』■著者プロフィール:地球のお魚ぽんちゃん下品です。男子高校生が好きです。絵や漫画を描きます。twitterアカウント@bakanoakachan■発売日:2016年12月28日(水)■定価:本体600円(税抜)■ISBN:978-4-575-84907-3■コミックス装丁:シマダヒデアキ+浅見ダイジュ(Local Support Department)【サイン会】■日時:2016年12月28日(水)14:00~■場所:ヴィレッジヴァンガード 下北沢店店内奥イベントスペース※特製ポストカードプレゼントもあり
2016年12月24日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日本年度アカデミー賞大本命の極上ミュージカル・エンターテイメントとして注目を集める『ラ・ラ・ランド』から、待望の日本版の本予告映像が解禁となった。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾く、セブことセバスチャンと最悪な出会いを果たす。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。偶然にも2度目に出会ったときは、セブはふてくされながら80年代ポップスをプールサイドで演奏していた。初めての会話でぶつかり合う2人。そんな2人はやがて恋におち、お互いの夢を応援するようになるが…。古き良きハリウッドのミュージカル映画を彷彿とさせながら、最高にカラフルでロマンチックなラブストーリーでもある本作。先日発表されたゴールデン・グローブ賞ノミネーションでは、ミュージカル/コメディ部門の作品賞、女優賞、男優賞ほか、監督賞、脚本賞、作曲賞、主題歌賞と最多7部門にノミネート。トロント国際映画祭で観客賞を獲得するなど、アカデミー賞の大本命として話題を呼んでいる。今回解禁となった予告編では、切なく物悲しいピアノの音色とともに、女優を目指すもオーディションに落ち続けるミア(エマ・ストーン)と、自分の思い通りの演奏ができないジャズピアニスト、セブ(ライアン・ゴズリング)の出会いの場面が描かれる。次の瞬間、アップテンポな楽曲とともに、徐々に深まる2人の関係性をダンスと音楽が彩っていく。そして観る者は、美しいロサンゼルスの風景とともに、圧巻の映像美の幻想世界へ。ミアとセブの熱烈キスが合図となるかのように、ロサンゼルスを見下ろす丘の上でのタップダンス、車の上の群舞、プラネタリウムの無重力ダンスなど、その多くの場面がワンテイクで撮られたという“途切れることのない現実”が続いていく。さらに『セッション』のJ・K・シモンズや、『エクス・マキナ』の日系女優ソノヤ・ミズノ、グラミー賞シンガーのジョン・レジェンドの姿もちらりと映る。ライアンとエマは猛特訓の末、歌やダンス、ピアノの演奏を全編吹き替えなしで挑んでおり、2人の新たな魅力が開花する姿は必見。観る者の感情を揺さぶり、予想だにしない大仕掛けが待つ本作を、まずはここから実感してみて。『ラ・ラ・ランド』は2017年2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日大人気海外ドラマ「glee/グリー」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」を手がけるライアン・マーフィーのもと、エマ・ロバーツ、リア・ミシェル、アリアナ・グランデら若手スターたちが勢ぞろいしたTVシリーズ「スクリーム・クイーンズ」がついに日本上陸。その予告編がシネマカフェに到着した。本作は、大学の女子学生クラブ(ソロリティ)を舞台にしたホラー・ブラック・コメディ。シャネル・オバーリンが支配する“カッパハウス”は、新入生なら誰もが憧れる超エリートだけが入れる社交クラブ。しかし、ここで連続殺人事件が巻き起こり…!?主人公のシャネルを演じるのは、ライアン製作の「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演し、主演映画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』の日本公開も控えるエマ・ロバーツ。さらに「glee/グリー」でお馴染みのリア・ミシェル、『リトル・ミス・サンシャイン』から美しく成長したアビゲイル・ブレスリン、圧倒的人気を誇るシンガー、アリアナ・グランデにニック・ジョナスらが参戦。“元祖スクリーム・クイーン”として知られるベテラン、ジェイミー・リー・カーティスも出演する。全米放送時には、おしゃれなセレブファッションに身を包むキャストたちの真似をする人が続出。スタイルを真似たファンたちが思い思いにアップしたSNS投稿がトレンドにも上がるほど。シーズン2にはテイラー・スウィフトのゲスト出演も決定、そのほか男性ポップスターの出演もうわさされているという。まだ、FOXチャンネルなど、どのチャンネルでも放送されていない日本初上陸の本作を、まずはこちらから確かめてみて。「スクリーム・クイーンズ」は2017年3月3日(金)よりレンタル&セルリリース、2月3日(金)よりデジタル先行配信開始。セルDVD:10,400円+税発売元20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日大人気海外ドラマ「glee/グリー」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」を手がけるライアン・マーフィーのもと、エマ・ロバーツ、リア・ミシェル、アリアナ・グランデら若手スターたちが勢ぞろいしたTVシリーズ「スクリーム・クイーンズ」がついに日本上陸。その予告編がシネマカフェに到着した。本作は、大学の女子学生クラブ(ソロリティ)を舞台にしたホラー・ブラック・コメディ。シャネル・オバーリンが支配する“カッパハウス”は、新入生なら誰もが憧れる超エリートだけが入れる社交クラブ。しかし、ここで連続殺人事件が巻き起こり…!?主人公のシャネルを演じるのは、ライアン製作の「アメリカン・ホラー・ストーリー」に出演し、主演映画『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』の日本公開も控えるエマ・ロバーツ。さらに「glee/グリー」でお馴染みのリア・ミシェル、『リトル・ミス・サンシャイン』から美しく成長したアビゲイル・ブレスリン、圧倒的人気を誇るシンガー、アリアナ・グランデにニック・ジョナスらが参戦。“元祖スクリーム・クイーン”として知られるベテラン、ジェイミー・リー・カーティスも出演する。全米放送時には、おしゃれなセレブファッションに身を包むキャストたちの真似をする人が続出。スタイルを真似たファンたちが思い思いにアップしたSNS投稿がトレンドにも上がるほど。シーズン2にはテイラー・スウィフトのゲスト出演も決定、そのほか男性ポップスターの出演もうわさされているという。まだ、FOXチャンネルなど、どのチャンネルでも放送されていない日本初上陸の本作を、まずはこちらから確かめてみて。「スクリーム・クイーンズ」は2017年3月3日(金)よりレンタル&セルリリース、2月3日(金)よりデジタル先行配信開始。セルDVD:10,400円+税発売元20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日ニューヨークに暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作で、ヒロインのマギーを演じるグレタ・ガーウィグの、“愛さずにはいられなくなる”場面写真がシネマカフェに到着した。「夫を前妻にお返しします」という前代未聞のもつれまくった夫婦関係と、不思議な三角関係を描く本作。『50歳の恋愛白書』でも、年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーがメガホンをとり、実力派俳優イーサン・ホークが前妻と“イマ妻”の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが彼の前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして、アメリカの“インディペンデント映画の女王”として知られるグレタが演じるマギーは、自分の夫は前妻といたほうが幸せになれる、というまさかの決断を下すヒロイン。まず、自分には恋愛は向いていないと、結婚を飛ばしてシングルマザーになることを決めていたマギー。自分の意見をはっきりと持っており、それを簡単には曲げない。やがて、ジョンと結婚し、念願だった子どもも授かり、順風満帆…のはずだったが、結婚生活に不安を覚え始め、むしろジョンは元妻であるジョーゼットと一緒にいたほうが幸せなのでは?と思い始めるように。自分自身の幸せよりも、大切な人たちの幸せを願い、それを行動に移しながら本当の自分を探していくマギーの姿に、笑いながら共感し、彼女のようにたくましく、潔く生きていけたら…と思わずにはいられない。解禁された写真では、おどけた笑顔を見せるマギーと娘、音楽に合わせ1人で踊っているマギーと、自由に人生を楽しみながら子どもに愛情を注ぐ姿に思わずほっこり。イーサンやジュリアンにも負けないぐらいの存在感とインパクトを見せる、愛すべきマギーを演じるグレタから目が離せなくなりそうだ。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日ネット配信サービス「Netflix」のコンテンツラインナップ発表会が12月14日(水)に都内で開催され、国内外の制作会社、スタジオとタッグを組んでのオリジナル作品の配信を、今後も増やしていく方針が改めて発表された。Hulu、dTV、ビデオパス、Amazonプライムビデオなど、同様の映像配信サービスとの競争が進む中で、先日、Netflixは「動画ダウンロード機能」の追加を発表。オフラインでのコンテンツの視聴=すなわちスマホのデータ量や、移動先のネット状況などを気にせずに、これまで以上にいつでもどこでも視聴を楽しめるようになった。この日の会見では、「2020年までに世界一を」との目標を掲げ、前年の倍以上のオリジナルコンテンツを製作・配信していくと発表した。これまで、マーベル作品の「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」、「デアデビル」などを配信してきたが、今後、「アイアンフィスト」が配信となり、さらにこの4人のヒーローが集結してニューヨークを守る「ディフェンダーズ」も配信となる。このほか、ハリウッド作品としては、ドリュー・バリモア出演の初のドラマシリーズとなる「Santa Clarita Diet」、「スタートレックス:ディスカバリー」、デヴィッド・フィンチャーによる「ハウス・オブ・カーズ」に続くサスペンスシリーズ「Mindhunter」、学歴のない女性がイカに成功を掴んでいくかを描いたコメディ「Girlboss」などが製作される。さらにフィクション作品以外の新たな試みとして、シルヴェスター・スタローンのプロデュースで、日米韓など6か国の代表者たちが肉体を駆使して障害物コースに挑むスポーツバラエティ「Ultimate Beastmaster」もスタートする。来年以降、こうしたリアリティショーも、オリジナルコンテンツで続々と製作していくことになるという。日本国内で製作されるオリジナルコンテンツとしては、今年は又吉直樹(ピース)による芥川賞受賞の大ベストセラーを原作とした「火花」を連ドラとして製作し、世界中に配信し、大きな話題を呼んだが、来年以降も続々と新作が控える。“食”をテーマにしたドラマは近年、民放でも次々と製作された買い人気を誇っており、Netflixでも「深夜食堂」をオリジナルドラマで配信したが、新たに竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美という実力派を揃えて、「孤独のグルメ」の久住昌之の原作による「野武士のグルメ」を製作。また、明石家さんまが企画・プロデュースを務め、TVの黄金時代の80年代を舞台に、自身とジミー大西の実話をもとに描く「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」が配信となる。ジミー大西を中尾明慶が、明石家さんまを小出恵介が演じ、すでに撮影は8月から11月にかけて行われたとのこと。ジミーさんが才能を開花させ、画家としても世界へと飛び出していく過程、そしてさんまさんが国民的スターへとのぼり詰めていくさまが綴られており、話題を呼びそうだ。このほか、アニメ、映画などでもオリジナル作品の企画が着々と進んでおり、このオリジナルコンテンツ攻勢が、日本国内でのネット配信サービスのマーケットにどのような影響を与えることになるか、注目を集めそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年12月14日2017年公開映画の中から、話題の邦画作品を紹介。人気コミックの実写化、アニメ作品など、気になるものを一気にチェックしてみてほしい。話題作映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』ジョジョの奇妙な冒険が実写化される注目作・映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。19世紀末のイギリスを舞台にした“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリーの中から、第4部「ダイヤモンドは砕けない」にフォーカス。今後はシリーズ化されていく予定となっている。主演の山﨑賢人ほか、神木隆之介、小松菜奈など豪華キャストが揃う。公開日:2017年夏>>詳細はこちら映画『銀魂』空知英秋の人気コミックを実写化する映画『銀魂(ぎんたま)』。思わず笑ってしまうギャグ、壮絶なアクション、熱血感でグッとくる痛快エンターテイメント。主人公の万事屋(なんでも屋)の坂田銀時を演じるのは小栗旬。銀時が営む“万事屋”で働く志村新八役を菅田将暉、宇宙最強を誇る絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女・神楽役を橋本環奈が演じる。公開日:2017年夏>>詳細はこちら映画『鋼の錬金術師』漫画家・荒川弘の代表作で、国民的超人気コミックと言っても過言ではない「鋼の錬金術師」を実写映画化。亡くなった母に会うために行った錬金術の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険ファンタジー。エドワードを山田涼介、ウィンリィ・ロックベルを本田翼が演じる。公開日:2017年12月>>詳細はこちら映画『亜人』桜井画門による漫画を実写化した映画『亜人』。原作では“殺しても死なない”“何度でも命をリセットできる”というセンセーショナルな設定が人気。『るろうに剣心』シリーズの佐藤健を主演に迎え、監督は本広克行、また、るろ剣のアクションチームも参加している。公開日:2017年中>>詳細はこちら映画『昼顔』平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる“昼顔妻”の人生とその人間関係を描く映画『昼顔』。2014年放送の連続ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』の続編で、その3年後、出逢ってはいけない2人が、遠く離れた海辺の町で再び出会ってしまうところから始まる。主演は上戸彩と斎藤工。公開日:2017年初夏>>詳細はこちらドラマ&コメディ編映画『3月のライオン』羽海野チカ原作の漫画を実写化する映画『3月のライオン』。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町に暮らす17歳の棋士、桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描いていく。主人公の桐山零役を神木隆之介が、ライバルであり“心友”の二海堂晴信役は染谷将太が演じる。公開日:2017年3月18日(土)>>詳細はこちら映画『彼らが本気で編むときは、』かもめ食堂やめがねを手掛けたの荻上直子監督の最新作・映画『彼らが本気で編むときは、』女性として人生を再出発しようとしているトランスジェンダーとその恋人のもとに、少女が引き取られてきた、3人の奇妙な共同生活を物語の中で描いていく。主役のリンコ役に生田斗真、そのパートナーであるマキオ役を桐谷健太が演じる。公開日:2017年2月25日(土)>>詳細はこちら映画『サバイバルファミリー』ある日、地球から電気が消えた!という異色な設定の『サバイバルファミリー』。スマホにPCいった電化製品はもちろん、電車、ガス、水道まで、電気を必要とするあらゆるものが、完全にストップ。廃墟寸前となった東京を、ひとつの家族が脱出。果たして、家族は生き残れるか?『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』を手がけた矢口史靖監督の新作。主演は小日向文世。公開日:2月11日(土)>>詳細はこちら『咲-Saki-』ヤングガンガンにて連載中の漫画「咲-Saki-」。麻雀競技人口が1億人を超える世界を舞台に、女子高生たちが全国大会を目指し麻雀に打ち込むという青春スポ根作品。2016年12月から2017年1月にかけて全5話を放送。そして2017年2月に映画版が公開される。主人公・宮永咲役に浜辺美波、原村和を浅川梨奈が演じる。公開日:2017年2月3日(金)>>詳細はこちら恋愛編映画『トリガール!』空飛ぶ青春ラブコメディ『トリガール!』。滋賀県の琵琶湖に面した水泳場で開催される、鳥人間コンテストにすべてを懸ける大学生たちの恋と青春を描く。主演は土屋太鳳、共演には、間宮祥太朗、高杉真宙、池田エライザ、矢本悠馬と注目の若手が集結する。公開日:2017年9月>>詳細はこちら映画『先生!』別冊マーガレット人気となったコミックを実写化する映画『先生!』。主人公の”先生”、伊藤貢作を演じるのは、生田斗真。そして伊藤に人生初めての恋をしてしまう女子高生、島田響役に広瀬すず。原作者・河原和音は『青空エール』や『俺物語!!』なども世に送り出した人気少女漫画家。公開日:2017年秋>>詳細はこちら映画『覆面系ノイズ』福山リョウコ原作の人気恋愛コミック『覆面系ノイズ』を映画化。登場人物全員が、伝えられない想いを抱き、それぞれの片思いがバンドの音と共に紡がれていく切ない片恋ラブストーリー。主演は中条あやみ。公開日:2017年秋>>詳細はこちら映画『一週間フレンズ。』コミック・シリーズ累計150万部を突破した葉月抹茶のコミックを実写化する映画『一週間フレンズ。』月曜日になると友達のことを忘れてしまう少女・藤宮香織と、彼女に惹かれ、何度忘れられても思い切って「友達になってください」と思いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹が織りなす切なくも淡い恋物語。山崎賢人と川口春奈がW主演。公開日:2017年2月18日(土)>>詳細はこちらアクション&ミステリー編映画『氷菓』米澤穂信による小説を実写化する映画『氷菓』。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする”省エネ主義”の高校一年生・折木奉太郎と、好奇心のかたまりのような少女・千反田えるを中心とした、ほろ苦くも眩しい謎解き青春学園エンタテーメントだ。仲間たちによる、の。主演には山﨑賢人と広瀬アリスを迎える。公開日:2017年中>>詳細はこちら映画『新宿スワンⅡ』新宿歌舞伎町を舞台にスカウトマンの成長と、裏社会を描いた同盟の人気コミックを実写化した『新宿スワン』。その続編として映画『新宿スワンⅡ』の公開が決定。今回は横浜を舞台に壮絶なバトルを繰り広げる。主演は綾野剛。浅野忠信。園子温監督の最新作だ。公開日:2017年1月21日(土)>>詳細はこちら映画『無限の住人』沙村広明による原作「無限の住人」は、1993年から2012年に「月刊アフタヌーン」で連載され、圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼んだ。映画『無限の住人』はそれを実写化したもの。主演は、木村拓哉。そのほか福士蒼汰、戸田恵梨香、市川海老蔵ら出演する。公開日:2017年4月29日(土・祝)>>詳細はこちら映画『アウトレイジ 最終章』シリーズ累計興収22億円超を記録している人気シリーズの最新作・映画『アウトレイジ 最終章』。北野武監督手掛ける、裏社会の男たちの抗争を描いたバイオレンス・エンターテインメント。最終章で描かれるのは、『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”。公開日:公開時期未定(2017年中)>>詳細はこちら映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』美しき殺人犯の手記めぐるサスペンス映画『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。阪神大震災や地下鉄サリン事件、混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。22年後、時効を迎えてしまった事件の犯人が書き綴った殺人手記が出版される。その出版記念会見に美しき殺人犯・曾根崎雅人が現れる。日本中を巻き込むことになる彼の「告白」が、新たな事件のはじまりとなった。主演は藤原竜也と伊藤英明。公開日:2017年6月10日(土)>>詳細はこちらアニメ編映画『名探偵コナン から紅の恋歌』前作(20作目)の『純黒の悪夢』は歴代最高ヒットを記録。待望のシリーズ21作目となる映画『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』は、江戸川コナン(工藤新一)と服部平次の高校生探偵が揃い踏みするファン垂涎のストーリーだ。大阪・京都を舞台にする。公開日:2017年4月15日(土)>>詳細はこちら『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』東のエデンの神山健治監督による最新作『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』。東京オリンピックを3日後に控えた夏の日、父親と二人で暮らす女子高生・森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られていた。そして、ある時、いつも同じ夢を見ていることに気づく。ココネが知らない両親の秘密。リンクする夢と現実、温かな家族の絆を描いていく。高畑充希が主人公ココネの声を担当する。公開日:2017年3月18日(土)>>詳細はこちら映画『劇場版 ソードアート・オンライン』川原礫・原作の小説「ソードアート・オンライン」はシリーズで累計発行部数1,150万部を突破(全世界1,670万部)を突破。それをアニメで映画化したのが『劇場版 ソードアート・オンライン』。架空の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描く。公開日:2017年2月18日(土)>>詳細はこちら映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』岩井俊二による伝説的な傑作テレビドラマを現代的な要素を加え長編ならではの壮大な物語として新たにアニメ化した映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。“物語の舞台は、夏休みのある一日。繰り返される夏の一日”の恋の奇跡を描く感動のラブストーリーが描かれる。声の出演は、広瀬すずや菅田将暉。公開日:2017年8月18日(金)>>詳細はこちら映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』ドラえもんシリーズ最新作『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かった南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。その下に閉ざされた、巨大な古代都市をめぐる冒険が描かれる。公開日:2017年3月4日(土)>>詳細はこちら
2016年12月13日2015年末、中国全土が沸いた大ヒットドラマ「太子妃 狂想曲<ラプソディ>」が日本上陸することが決定。女好きプレイボーイが過去にタイムスリップ、心はそのまま、その身体は皇太子妃になってしまい、イケメン皇子たちとまさかのラブストーリーを繰り広げるという本作から、予告編映像が到着した。プレイボーイの張鵬(チャン・ポン)はパーティーで美女を物色中、彼に恨みを持つ女たちから命を狙われる。プールに落ちた美女を救うため、果敢にプールへ飛び込む張鵬だったが、翌朝、目覚めると自分の体が女になっていることにがく然。なんと彼は古代にタイムスリップしただけでなく、チャン・ポンポンという皇太子妃になっていた!その夫である皇太子、斉晟(チー・ション)は、ポンポンが張家の令嬢であるため正室としてめとってはいたものの、実は遠縁で趙王に嫁がされてしまった江映月(ジャン・インユエ)のことを想っており、ポンポンに対しては冷たい態度をとっていた。一方、斉晟の弟・九王は、チー・ションとはライバル関係にあり、昔からポンポンのことを思っていた。現代に戻れないと悟ったチャン・ポンは、仕方なく皇太子妃として生きることにするも、やはり中身はプレイボーイ、普通の妃では考えられないような言動をとっていく。突然、人が変わったかのようなポンポンに、次第にチー・ションは興味を持ち始め…。染谷将太主演、阿部寛、松坂慶子らが出演するチェン・カイコー監督の日中合作映画『空海ーKU-KAIー』にも出演する張天愛(チャン・ティエンアイ)が主演を務める本作は、2015年の中国で大きな話題をさらったドラマ。インターネット放送では、放送開始2週間の再生回数が2億回を突破し、中国版Twitter「微博」での関連閲覧数は2.3億回以上。さらに、辛口評価サイトでも高得点を獲得し、ネットドラマの規制強化まで引き起こした社会現象作。コメディ要素満載のラブ史劇でありながら、外見は美しい皇太子妃でも中身はプレイボーイという斬新な設定とストーリー展開にどっぷりハマった視聴者が続出した。キャストは全員1990年代生まれというフレッシュな顔ぶれだが、本作放送後、出演者の知名度は一気にアップし、ブレイクすることに。また、DVDには、中国では未公開だったセクシーショットも収録されるという。「太子妃 狂想曲<ラプソディ> 」は2017年3月2日(木)よりレンタル開始、4月12日(水)よりセル コンプリートDVD-BOX(全19話)。発売元/販売元:ポニーキャニオン(C) 2015 LeYoung Media All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日