南半球に位置するオーストラリアの紫外線の量は、日本に比べて5~7倍以上とも言われています。こちらでは、季節を問わず、日焼け止めを塗ることは毎日のルーティーン。世界一皮膚がんの発生率が高いこともあり、強い紫外線から肌を守るためのスキンケア開発が進んでいます。近年では、赤ちゃんにも使えるほど肌に優しいのに、SPF50といった高機能のものが続々登場。今回は、機能性&付け心地に優れていて、価格的にもお得な、オーストラリアで人気の日焼け止めをご紹介します。強力なのに赤ちゃんにも使える!Cancer CouncilPhoto by Cancer Councilオーストラリアの皮膚がん対策協議会(Cancer Council)が販売する、研究に研究を重ねて作られた日焼け止め。黄色い花のマークが目印のCancer Councilシリーズは、とにかく種類が豊富。敏感肌用、デイリー使い用、アウトドア用、キッズ用と細かく分けられています。どれも防腐剤や香料が含まれておらず、皮膚科医の厳しい検査にパスしているため、赤ちゃんが使っても問題がないほど肌に優しいんです。私はランニングの時に『Ultra Sunscreen Range SPF50+』を顔とボディに使用していますが、汗をかいてベトベトしたり、目に入ってきたりということもありません。付け心地が軽いので、たっぷり多めに塗っています。Photo by Cancer Councilスティックタイプの『Zinc Stick Sunscreen Range SPF50+』は、女性の間で人気のアイテム。外出先で手を汚さず、ササッと塗り直すことができるので◎。Cancer Council の日焼け止めは直接サイトから購入することができます。ベストビューティーコスメにも選ばれた!NATIOの日焼け止めPhoto by NATIOオーストラリアのナチュラルオーガニックブランドであるNATIOの日焼け止め『NATIO Ageless Daily Moisturiser UV Protection SPF30+』。紫外線から肌を守ってくれるのと同時に、色素沈着や小じわにも効果が。ローズヒップオイルが配合されているので、普通の日焼け止めに比べると、肌の保湿力が高いのが特徴です。雑誌「Marie Claire」が主催する、今年の「Prix De Marie Claire Beauty Awards 」でオーストラリアで最高のコスメラインにも選ばれただけあり、日焼け止めと同時にスキンケアもできるのが嬉しいところ。私はちょっとオシャレをして出かけたい時の、気分をアゲてくれる特別な日焼け止めとして愛用しています。NATIOのサイトの他、日本の通販サイトGoselectshopからも購入可能です。うっかり日焼けしちゃった時は“アロエベラ”Photo by Amazon (Banana Boat)うっかり日焼けして、肌が赤くなってしまった時に備え、アロエベラも用意しておきましょう。Banana Boatのアロエベラジェルやミストが手軽に使えておススメ。アロエには消炎効果があり、日焼けによる炎症を抑えてくれるそうです。保湿効果も期待できるので、山や海に行く際には、アフターケアグッズとして日焼け止めと一緒に持っていくといいですね。こちらは日本の通販サイトあめりか堂からも購入が可能です。個人輸入においての注意現地の会社から直接購入した場合、Australia Post Officeからの発送となります。配達にかかる日数は6営業日ほど、郵送費は20ドル(約1,600円)くらいです。ただ、可燃性のものは航空便では送れないそうなので、商品によって(アルコール度数が24%以上のもの)は船便での発送になる可能性があります。その場合、到着まで1ヶ月はかかり、郵送費は38ドル(約3,000円)くらいです。また関税は、課税価格が1万円以下の場合、免除となるようですが、詳細は税関のホームページで確認してくださいね。購入する際は、個人輸入代行の日本のサイトで注文する方が安心でしょう。本格的な夏が始まる前に、しっかり準備しておきたい日焼け止め&アフターケアグッズ。この夏ぜひ、取り入れてみてください!
2016年05月31日紫外線が益々気になる季節到来!降り注ぐ紫外線から身を守るには、日焼け止め以外に服装でも対策が必要。「アウトドアブランドから出ているUVカット素材のアイテムも、街着にしやすいデザインが結構あるので、普段から取り入れやすいと思います」(スタイリスト・白男川清美さん)普通のファッションブランドからも、高性能の紫外線対策付きの商品が増えているとのこと。「アウトドア系のファッションをしない人にも取り入れやすいものがあるのは嬉しいですよね。やはり、何かしらの機能がある服を着ておくのが安心。最近出ているものはUVカット率が85%から99%と高機能なものも多いので、好きなデザインを探してみてはどうでしょう」おしゃれで機能性の高いアイテムを幾つかご紹介します!◇傘頭上にすっぽりかぶさるドーム型で完全防御。ストライプ×フリルの一本は、3層構造の生地で紫外線、赤外線、可視光線を100%カット。裏側は黒のポリウレタンフィルムラミネートで照り返しを吸収し、眩しくない。¥13,500(サンバリア100)◇ストール大判ストールは濃紺で遮光効果も。薄くて軽いコットンのストールは、肩や腕にまとうのに十分な大きさ。UV カット加工に加え、濃い色なら涼しさもゲット。縁のタッセルで華やかさもプラス。¥5,300(アフタヌーンティー・リビング)◇帽子ポケッタブルが嬉しい晴雨兼用ハット。広めのつばで首まわりも防御するハットはナイロン製で、紫外線を85%以上カットする機能付き。フルシーム加工で雨にも強い。¥5,500(ヘリーハンセン/ヘリーハンセン原宿店)◇ウエア旅先でも頼りになるUV対策ワンピース。しゃり感のある生地のシャツワンピースは、UV カット率95%以上のUVプロテクト機能付き。着心地は軽く、羽織りにもなる。¥18,000(ザ・ノース・フェイス/ザ・ノース・フェイス3〈マーチ〉)◇しらおがわ・きよみスタイリスト。アウトドアやスポーツ系にも詳しく、本誌ほか多数の媒体で活躍。2児の母で、日常の日焼け対策にも余念がない。※『anan』2016年6月1日号より。写真・水野昭子(商品)
2016年05月25日アディダス ジャパン株式会社が、日焼け止めブランド「ANESSA(アネッサ)」、パナソニック株式会社が展開する「ビューティトレーニング」とのコラボイベント「女性のための“夏の魅せトレ”adidas MeCAMP supported by ANESSA and Panasonic」を、2016年5月28日(土)・29日(日)に東京ミッドタウンで開催。今回のイベントは、夏のトレーニングを楽しみたい女性に向けて、「夏こそ魅せるトレーニング・スポーツ」をテーマに、「adidas」「ANESSA」、パナソニック 「ビューティトレーニング」の3ブランドがコラボレーション。汗や日焼けによってスポーツを避けがちな夏のシーズンを迎えるにあたって、異業種である3ブランドがそれぞれのメソッドを持ち寄り、夏のトラブルを解決するコラボレーションプログラムを提案。トレーニングコンテンツ全般を「adidas」、トレーニング実施前のケアを「ANESSA」、トレーニング中の運動のサポートを 「ビューティトレーニング」が担い、夏のトレーニングシーンをトータルでサポートする。トレーニングコンテンツとして、RUN / YOGA / WORKOUT / SHINDO の4つの"MeCAMP"コンテンツを用意し、各コーチより指導が受けられるほか、3ブランドがオススメする夏のスポーツシーンに最適な商品のタッチアンドトライを楽しむことができる。さらにスペシャルゲストとして、ビーチバレーボール選手の坂口佳穗選手が登場し、RUNコンテンツの担当コーチを務めることが決定。adidas MeCAMP コンテンツ詳細<RUN>アディダスランニングアドバイザーによるランニングプログラム。ランニング前のストレッチと3~4kmのランニングを行う。(6~7分/km)<YOGA>アディダスヨガでは流派を問わず、意識・呼吸・カラダを融合した、メンタルおよびフィジカルを包括するヨガメソッドを提案。脳まで有効に働きかける気の巡りを促し、心もカラダもすっきりクリアになるヨガセッションを体験できる。<WORKOUT>アディダスフィジカルアドバイザーのYUKIさんによる、音楽に合わせながら有酸素運動+体幹トレーニング+ヨガを楽しむプログラム。サーキットトレーニングをもとに、少しハードな刺激を与えることでカラダ全体の血流を良くし、代謝を上げる効果が期待できる。<SHINDO>剣道をベースとした動きを取り入れ、実際に木刀を持って和テイストなハウスミュージックに合わせながら、裸足でリズミカルに動くエクササイズ。脂肪燃焼や筋力アップのほか、体幹部を強化したい方におすすめ。adidas MeCAMP supported by ANESSA and Panasonic概要◆実施日:2016年5月28日(土)・29日(日)◆実施場所:東京ミッドタウン アトリウム【プログラム】<5月28日>・第1セッション11:30~14:00 RUN / ANESSA MAKE UP LESSON*オープニングイベント※坂口佳穗選手が登場いたします。・第2セッション15:00~16:00 RUN / Panasonic Beauty Training・第3セッション17:00~18:00 RUN / Panasonic Beauty Training・第4セッション19:00~20:00 RUN / Panasonic Beauty Training<5 月29日>・第1セッション 11:30~13:30 SHINDO / ANESSA MAKE UP LESSON・第2セッション 14:30~16:30 WORKOUT / ANESSA MAKE UP LESSON・第3セッション 18:30~19:30 YOGA※Panasonic Beauty Trainingによるトレーニングギアのタッチアンドトライは、基本的にRUNコンテンツのみになりますが、YOGAを除くその他のコンテンツ時にもお貸し出しを行っております。【コーチ】・アディダス ランニングアドバイザー:市橋有里氏 尾崎好美氏 (RUNNING)・アディダス フィジカルトレーナー:YUKI氏 (WORKOUT)・アディダス ヨガ契約トレーナー:吉川めい氏(YOGA)・パーソナルトレーナー:花澤清隆氏(SHINDO)【スペシャルゲスト】・坂口佳穗選手(ビーチバレー)▼イベント特設ページ
2016年05月23日紫外線対策を始めている人も多いと思いますが、日焼け止めを塗って、日傘をさせば大丈夫、なんて思っていませんか?実は日傘にも等級があって、「UVカット99.9%」の文字に安心してしまいがちですが、100%じゃないと焼けちゃうんです……!そこで今回は、可愛い100%完全遮光の日傘を3つご紹介したいと思います。絶対焼かない!日傘選びのポイントは?出典:pinterestより日傘には遮光率○%と書かれていますが、99%なら焼けないような気がしてしまいますよね。出典:芦屋ロサブランよりでも、実は99%は等級でいうと「遮光性なし」の基準。なんだかショックですよね。遮光率は0.01%刻みで設定されていて、99.9%と100%でも大きな違いがあるんです。また、安価な日傘は紫外線吸収剤や反射材の処理で遮光性を持たせているので、使うたびに効果が落ちてしまいますが、100%完全遮光の日傘は生地そのものの素材で効果を発揮しているので、破れるまで効果が落ちません。通勤にも!可愛い100%完全遮光日傘3選新しく買い換えたい、長く使える焼けない日傘を探している人のために、100%完全遮光、通勤にも使える晴雨兼用の可愛い折り畳み日傘を3つご紹介します。100%完全遮光フリル2段折り畳み¥11,880(税込)/芦屋ロサブラン出典:芦屋ロサブランより紫外線・可視光線・赤外線も100%カット!フェミニンな傘は女子力も上がりそうですね。遮光率100%カット完全遮光折り畳み日傘¥5,940(税込)/クラシコ出典:クラシコよりアンブレラマスターがいる安心のお店。内側の色がいろいろ選べます。100%完全遮光UVカット日傘¥6,480(税込)/TRIBAL出典:TRIBALよりシンプルで上品なバイカラー。カジュアル、ファーマル選ばすに使えそうなデザインです。遮光率100%の日傘は少し高めですが、その分効果も落ちず、破れるまで使えることを考えると良い買い物になりそうですよ。日傘を買うときは遮光率にも注目して選んでくださいね。
2016年04月30日紫外線はサプリで防ぐこれからの季節、女性を悩ませるのが紫外線対策。毎日何度も日焼け止めを塗り直すのが面倒な人にオススメしたいのが、株式会社ZERO PLUSから4月7日に発売された紫外線対策サプリメント「WHITE VEIL(ホワイト ヴェール)」だ。この「飲む日焼け止め」には、紫外線保護成分「ニュートロックスサン」が配合されている。この成分は南スペイン産のシトラス果実とローズマリー葉から複数のポリフェノールを抽出して作られ、有用成分の99.9%は植物原料。継続飲用後約3か月で、約60%の紫外線に対する保護作用が実証されているという。指の間や足の甲・・・どんなところも守ってくれる1日2粒(目安)を飲むだけで、紫外線による炎症や活性酸素をケア。手足やうなじのケアはもちろん、目から入ってくる紫外線からも守ってくれる。塗り忘れや塗り直しいらずで、全身のケアが可能なのだ。医薬品などの品質管理基準をクリアした、国内GMP認定工場にて製造した国産のサプリメント。小さな粒で飲みやすくするなど、細やかな工夫もされている。1袋60粒入りで7,560円(税込)。キラ★リズム通販のサイトから購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ZERO PLUSプレスリリース・キラ★リズム通販
2016年04月28日オーガニックエキス配合の日焼け止め乳液オプティマルビー株式会社は2014年7月から「アロマエキス&アロマオイルミルクローション」を販売している。そのミルクローションが今年の3月にSPF/PA値を取得し、今月から「日焼け止め乳液」として販売していることを4月15日に発表した。この製品は無香料、無着色で紫外線吸収剤やパラベンを使用していない。しかも、国産のオーガニック乳液というところもポイント。日焼け止めのように肌を乾燥させず、肌をいたわりながら潤いを与える。子供の肌にも安心アロマエキス&アロマオイルミルクローションはいちど使ったらやみつきになるユーザーが多いようだ。その理由は、白浮きせずさらりとした使い心地。また、肌トラブルを防ぐためには日焼け止めを塗ったらしっかり落とすことが鉄則なのだが、この乳液は石鹸で簡単に落とせるところが嬉しい。近年では子供にも日焼け止めを塗る必要性が叫ばれているが、子供の皮膚は薄いためできる限り摩擦を与えたくない親は多く存在する。この乳液ならのびがよく、忙しい朝でもするりと簡単に塗ることができ、石鹸で簡単に落とせるため子供の肌に必要以上の摩擦を加えることはない。それだけでなく、日焼け止め特有のニオイもないため、ニオイに敏感な人も安心して使うことができる。夏が来る前に国産オーガニックエキス配合のアロマエキス&アロマオイルミルクローションを試してみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・オプティマルビー株式会社プレスリリース(@Press)
2016年04月18日新しい季節の訪れとともに、高まる美への感度。夏が近付くにつれて気になるのは、やはり紫外線対策である。今年のトレンドとなるマストハブUVケアアイテムは??伊勢丹新宿店本館1階=化粧品フロアより発行される夏のビューティカタログ「SUMMER BEAUTY TRIBE」には、同店で取り扱いのあるUVケアアイテムの中でも、毎日使いやすい“カラーレス”、肌色のトーンを明るく見せる“カラーベース”、“スキンケア効果”のある下地、ボディやリップの“パーツケア”と目的を4つに定めて掲載されている。FASHION HEADLINEでは全4回に渡る連載にて、目的ごとに特に気になる3つのアイテムをピックアップし紹介する。第4回目はボディ、リップなどフェイス以外のパーツを強い日差しから防ぐべく、“ポイントUV”をフィーチャー。[ section4. ポイントUV ]つい疎かにしがちな顔以外のパーツのUVケアだが、今年は抜かりないプロテクトを心がけたい。付け心地かろやかでまめに使えるアイテムを厳選。■アナ スイ(ANNA SUI)新発売の「フェイス & ボディ パウダー」(22g 全2色 4,500円 SPF10・PA+ ※5月1日生産数量限定発売)は、夏に大活躍するひんやりパウダー。お風呂上がりや外出前にボディに付けると肌はさらさら快適。■スック(SUQQU)紫外線や乾燥などのダメージから守る、唇のための「リップ プロテクター」(3,500円 SPF19・PA+)。フィット感が良く保湿力も備えており、口紅の下地としても役立つ1本。化粧ポーチにサッと忍ばせておけるコンパクトさもgood。■アディクション(ADDICTION)白くならずに肌に薄く均一に伸び、ベタつきのないみずみずしいテクスチャーを備えた「スキンプロテクター フェイス&ボディ」(120g 3,500円 SPF35・PA+++ ※5月6日生産数量限定発売)は、顔にはもちろん首筋や腕、足にも◎。スキンケア効果もあり、なめらかな仕上がりへ。
2016年04月16日UVも蚊も一緒にカット!2016年4月8日、株式会社コスメプランニングは自社が展開するファミリーユースコスメブランド「MAMA-LABO(以下、ママラボ)」から全身用UVマルチスプレーを発売する。このスプレーは白くなりにくい透明タイプであり、さらさらなつけ心地が自慢。しかも、蚊忌避効果を期待できるところも嬉しい。150gという大容量で家族みんなでたっぷり使うことができる。ウォータープルーフタイプで雨の日のお出かけにも使えるのに、いつも使っている石けんやボディソープで簡単に落とせるのもポイント。鉱物油、着色料、アルコール、パラベン、紫外線散乱剤のどれも不使用なため敏感肌の人や子供、お年寄りも安心して使える。みんなが安心して使えるものをママラボはプレママやお母さん世代のために開発されたブランド。家事や育児、仕事に追われている忙しいお母さん世代でも使いやすい製品を創り出している。このブランドは日本人の肌でアレルギーテストを実施している。日本人が使うものであるから日本人の肌でテストをしているのだ。これなら安心して子供の肌にも使うことができる。ただし、全身用UVマルチスプレー以外の製品は、大人の手のひらに製品を出してから子供の肌へ優しく塗布するのがおすすめ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社コスメプランニングプレスリリース(PR TIMES)
2016年04月15日紫外線が多い季節になりましたね。紫外線予防は1年中必要ですが、特に注意する時期は5月~9月です。時間帯でいうと9時~14時が一番危険です。紫外線を浴びるのが3~4分くらいという短い時間であっても、お肌はダメージを受けます。日焼け止め剤のお肌の負担や、効果的な使い方を覚えて、毎日欠かさずに使いましょう。PA+の意味日焼け止め剤は、おおまかに2種類に分類されます。紫外線拡散剤と紫外線吸収剤です。お肌に負担がかからないのは、紫外線拡散剤の方です。レジャーなどで、長時間外に出掛ける場合は、紫外線カット率の高い紫外線吸収剤でも良いと思います。最近では、紫外線吸収剤をシリコンやカプセルなどでコーティングし、肌への刺激を抑える技術なども開発もされています。紫外線にはA波(UV-A)とB波(UV-B)があります。A波は衣服を通り抜けて肌の奥深くまで届き、コラーゲンを破壊します。このA波を防ぐ指標がPAで、+の数が多いほど効果が高いことになります。一方B波は肌表面への影響力が大きく、肌が黒くなる直接の原因とされています。SPFの値が大きい程、お肌への影響を受け始める時間を引き伸ばせます。例えばSPFが15の場合“日焼け止め剤をつけた時間から20分×15=300分”ということになり、日焼けを5時間食い止められるということになります。日焼け止め剤のお肌への負担パッケージに記されたSPFやPAは、数字が大きいものや+マークの多いものを選んだ方が良い気がしますが、値の高いものはその分だけお肌に負担をかけます。日焼け止め剤は数種類用意して、シーンに合わせて使い分けることをお勧めします。肌質別、日焼け止めの剤選び方普通肌・敏感肌の人は、「日焼け止めクリーム」がベストです。クリームタイプの日焼け止めは、保湿効果に優れており、肌によく馴染みます。脂肌の人は、「日焼け止めミルク」です。脂肌の人の場合、マットな感触のミルクローションを使用すると、他タイプの日焼け止めに比べ、肌がサラッと仕上がるのがよく分かると思います。顔の細かい部位や、鼻、目の周囲といった部分を、より丁寧に塗りたい場合には、スティックタイプの日焼け止め剤が使いやすいです。重ねづけをお勧めします。なお、日焼け止め剤の消費期限は、どんなに長く使っても1年以内です。これからの季節、日焼け止め剤を上手に使って紫外線をカットし、お肌を守りましょう。
2016年04月14日“4月の紫外線対策が美肌を制す”というように、紫外線が急上昇する春こそ本格的な対策が必須。今年取り入れたい、マストハブUVケアアイテムは??伊勢丹新宿店本館1階=化粧品フロアより発行される夏のビューティカタログ「SUMMER BEAUTY TRIBE」には、同店で取り扱いのあるUVケアアイテムの中でも、毎日使いやすい“カラーレス”、肌色のトーンを明るく見せる“カラーベース”、“スキンケア効果”のある下地、ボディやリップの“パーツケア”と目的を4つに定めて掲載されている。そこでFASHION HEADLINEでは今回から4回に渡って、目的ごとに特に気になる3つのアイテムをピックアップし紹介する。第1回目は無色な“カラーレスUV”をフィーチャー。[ section1. カラーレスUV ]耳や首筋などつい塗り忘れてしまいがちな部分までしっかりとカバーできるのは、肌に伸ばすと無色になる“カラーレスUV”。今季はSPF50に加え、パワーアップしたPA++++の新アイテムも。強い日差しに打ち勝つために毎日こまめに、しっかりプロテクトしたい。■シュウ ウエムラ(shu uemura)今年2月に新発売した、ロングUV-Aにも対応する新しいUV プロテクター「プランクロマ クロマ 4 UV プロテクター」(40ml 5,000円 SPF50・PA++++)。水に強いウォーターレジスタント効果を持ち合わせながらも瑞々しいうるおい感が特徴で、包み込むように肌を守ってくれる。■キールズ(Kiehl's Since 1851)乳液タイプの日焼け止め「DS UV ディフェンス」(30ml 3,800円 SPF50・PA++++)。スキンケアラインから誕生したとあり、優しいテクスチャーとスキンケア効果が嬉しい。オイルフリーなのにベタつきにくく、さらにファンデーションとの相性も良いので化粧下地にもおすすめ。■ハッチ(HACCI)「HACCI loves バービー アクア UV」(30g 4,800円 SPF50+・PA++++ ※生産数量限定販売)は、瑞々しくピタっと肌どまりの良いストレッチ性はそのまま、皮脂を吸着してメイク崩れを防ぐポリマービーズでできたローズフルーツパウダーを新配合。毛穴カバー、うるおいをプラスした。清々しい柑橘フルーツと可憐なジャスミンやミュゲの香りも魅力的。バービー(Barbie)とコラボレーションした限定パッケージもキュート。
2016年04月13日「noUV」、全国600店舗以上で取り扱い開始株式会社noUVは、体の中からUVケアのできるサプリ「noUV(ノーブ)」の取り扱い店舗を、2016年4月より全国のドラッグストアなど、600店舗以上に拡大することを発表した。2015年5月の発売以来、インターネットを中心に販売していたが、売り上げ好調のため店頭販売に踏み切る形だ。noUVは、シダ科植物由来成分であるPLエキスを主成分とするドクターズサプリ。美容外科「東京イセアクリニック」が監修し、日本で処方されている。時代は「塗る」から「飲む」へ「飲む」ことによって、頭皮や唇など、日焼け止めを「塗る」ことができない部位への対策もでき、更に目から入る紫外線にも効果を発揮する。塗り忘れや塗り直しを気にする必要もなく、肌の乾燥を防ぐこともできて、従来よりも手軽なUVケアが可能だ。持続効果は約2時間。必要な時だけ服用することができる。PLエキスの効果PLエキスを含むシダ植物は、強烈な紫外線が降り注ぐ熱帯地域に自生し、古来何世紀にもわたり、悪性腫瘍治療のために使用されてきた。PLエキスには抗酸化作用があり、日焼けを防ぐにとどまらず、皮膚のダメージによるしわやたるみを軽減する効果などがあり、皮膚がんの予防にも効果的だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・プレスリリース・株式会社noUV 公式サイト
2016年04月07日武藤工業は4月4日、ダブルヘッドとダブルLED-UVランプ搭載の高生産性モデルUVインクジェットプリンタ「VJ-1638UH」の販売を開始したと発表した。同製品はプリントヘッド2個を千鳥配列にし、左右にLED-UVランプを配置することにより最高作画速度22.7m2/hが可能となり、同社の既存機種「VJ-1626UH」と比較して2.4倍の高生産性を実現した。また、高速印刷に対応するためにインクパックカートリッジを8つに増やし、4色(C/M/Y/K)と6色(C/M/Y/K+白、バーニッシュ)の2種類のインク組み合わせを用意。4色インクとバーニッシュインクは220mlに加えて800mlの容量を選択することが可能となっている。VJ-1638UHの最大メディア幅は1625mmで、最大作画幅は1615mm。アルミ複合板、ダンボールなどのほか、塩ビや透明フィルムへの直接印刷に適しているとしている。本体セット価格(税別)は598万円(本体+RIP)となっている。
2016年04月05日素肌より気持ちがいいUVアクアリッチ花王株式会社は自社が展開するUVケアブランド「ビオレさらさらUV アクアリッチシリーズ」の新CMを2016年3月25日より放映開始。「ビオレ さらさらUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス」はなんと4年連続で売り上げナンバーワン。多くのユーザーから「素肌でいるよりも気持ちいい」「素肌よりも塗った肌のほうが好き」という声が届いている。その気持ちよさの秘密は「ウォーターカプセル」だ。ぷるりとしたウォーターカプセルの中にUVカット成分を閉じ込めており、エッセンスを肌にのばした瞬間、肌へ水のようになじむ処方になっている。新商品登場しかも今年は同シリーズに新商品が仲間入り。その新商品とは「ビオレ さらさらUV アクアリッチ 爽快ジェルローション」。UVケアはもちろん、汗を乾かすパウダーを配合することで不快な汗のべたつきを感じさせない。ひんやりとした水のようなテクスチャーが心地よく、屋外スポーツの前後におすすめだ。近年はランニングやウォーキングなど屋外でのスポーツを楽しむ人が増えている。しかし、女性としては紫外線も気になるというのが本音。そんな時にこの新製品を使えば、UVケアだけでなくべたつきまでケアできるため使わない手はない。日差しが本格的に強くなる前にいちど試してみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)
2016年03月29日本格的な紫外線シーズンを迎えるにあたり、UVケアをはじめている人も多いのでは。肌のUVケアは完璧でも、意外と忘れがちなのは「髪」。実は、髪や頭皮が受ける紫外線量は、肌の3倍以上ともいわれているのです。あとで後悔しないためにも絶対にしておきたい、「髪のUVケア」についてご紹介します。髪に対する紫外線の怖い影響髪は「ケラチン」というタンパク質を主成分に、アミノ酸が結合しあってできています。このアミノ酸の結合(シスチン結合)はパーマなどでなければ切断できないほど強いものですが、紫外線はそれを簡単に切断して髪の強度を弱めてしまうのです。また、キューティクルにもダメージを与えてしまうので、ハリやコシ、ツヤが低下したり枝毛・切れ毛を引き起こします。さらに、紫外線は髪の内部にあるメラニン色素(髪を黒くしている色素)も分解するので、髪が焼けたような色に変わってしまうことも。ヘアカラーなどをしている場合は、傷んだ部分から染料が流れでていくため、カラーの持ちが悪くなったり発色が悪くなってしまうそう。髪だけの影響を考えても深刻ですが、頭皮が受けるダメージも相当なもの。紫外線によって毛髪をつくる細胞が破壊され抜け毛や薄毛を引き起こしたり、毛根にある髪を黒くする細胞を損傷し白髪の原因になるといわれています。頭皮は自分で確認するのが難しくダメージを受けていることに気づきにくいため、より注意が必要でしょう。美髪を保ちながら、紫外線シーズンを乗り切るには? 紫外線から髪を守るためには、もちろん日焼け止めを塗ることが一番。最近では、スプレータイプの髪用日焼け止めがいろいろと出ているので、自分の好みにあったものを使ってみてはいかがでしょうか。また、UVカット効果のある洗い流さないタイプのトリートメントやスタイリング剤で髪をコーティングすることも大事。さらに帽子や日傘を使えばバッチリですが、髪を結ぶだけでも紫外線が当たる範囲を狭くできるので予防効果があるそうです。なお、肌用の日焼け止めを髪に使っても問題はないそうですが、髪が白くなってしまうことがあるので専用のものを使うことをおすすめします。日焼けをした後は、キューティクルを保護してくれるダメージケア用のシャンプーやトリートメントでケアすることを忘れずに。摩擦ダメージが大きくなるので、タオルドライやブラッシングの際は注意するようにしてください。髪は肌と違い修復する能力が低く、一度ダメージを受けると回復は難しいため、正しいケアが重要になってきます。色が抜けパサパサになった髪に涙しないためにも、UVケアはしっかりしたいですね。
2016年03月28日ありそうでなかった新しいタトゥーシール株式会社ドウシシャは2016年3月下旬から「UVメッセージフラッシュタトゥー」を発売。フラッシュタトゥーとはこれまでありそうでなかった新しいタトゥーシール。ゴールドやシルバーに輝くタトゥーシールはまるで新感覚のジュエリーだ。海外セレブから人気に火が付き、今では日本国内でも流行に敏感なモデルや芸能人が使用していることから注目が高まっている。使い方はあなた次第この「UVメッセージフラッシュタトゥー」はキラキラと輝くフラッシュタトゥーシールにブラックライトや紫外線で色が変わる機能をプラス。「nanpa(ナンパ)」「omamori(お守り)」「漢字men’s」の3つのデザインが発売される。「nanpa(ナンパ)」は会話のきっかけになりそうな面白ワードのデザイン。「ドSです」や「Free Hugs」などビーチやクラブシーンで注目を集めること間違いなしだ。「omamori(お守り)」は「Always Smile」や海の守り神とされているウミガメのデザインなど、ハッピーで可愛らしいワードデザイン。「漢字men’s」はひと笑いを取りたい男性にぴったり。ほっそりとしたボディに「筋肉隆々」、どう見ても肉食系のビジュアルなのに「草食男子」など、ウケる使い方をマスターしたい。シールを落としたい時はベビーオイルやクレンジングオイルで簡単にオフできるため、安心して楽しめる。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ドウシシャプレスリリース(@Press)
2016年03月25日髪にも使える日焼け止めミスト2016年5月2日、株式会社ハーバー研究所は無添加なだけでなく紫外線吸収剤を使っていないミストタイプの日焼け止め「UVカットミスト」を数量限定で発売する。全国のショップハーバーや通信販売、インターネットで入手可能。これまでノンケミカルタイプの日焼け止めは白っぽくなりがちであったのだが、この製品は透明化に成功した。ベタつかず肌なじみもよいため、夏の肌でも使いやすい。メイクの上からでも使えるため、外出先でも手軽に紫外線対策することができる。体中でいちばん日焼けしやすいのは髪の毛このUVカットミストはなんと顔や体だけでなく髪にも使うことができる。髪の毛ダメージの主な原因は紫外線であると言われている。頭は体のいちばん上にあり、その頭の上にある髪の毛は太陽に最も近い。髪や頭皮に降り注ぐ紫外線量は顔よりも3倍から5倍以上も多いのだ。髪が日に焼けるとキューティクルが剥がれやすくなり、乾燥しやすくなる。その結果、髪のツヤがなくなりパサつく。ヘアカラーの色落ちが早くなり、髪の老化が早くなることも。それを防ぐには髪の日焼け止め対策が必要になる。この日焼け止めはミストタイプであるためムラなく髪のUVカットをすることが可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ハーバー研究所プレスリリース(@Press)
2016年03月22日お肌にも社会にも優しい?「ピュアな花と植物エッセンスから生まれた美と科学」に取り組むアヴェダは、2016年3月10日(木)新たな日焼け止め乳液を発売する。アヴェダは使用成分の大半が植物、ミネラル、水などの天然資源由来であることにこだわるブランド。成分の基準は厳しく、収穫した農場からコミュニティまで遡ることができるほど。全行程を通して、公正な報酬が生産地に支払われるように取り組む社会派だ。紫外線はもちろん、大気の汚れからも肌を守る新製品名は「デイリー ライト ガード フルイド SPF30」。アヴェダの先進技術でミネラル成分に独自のコーティングをすることに成功。肌に優しいのに驚くほど薄くなめらかに広がり、透明感あふれる仕上がり。また紫外線だけでなく、大気中の汚れ、排気ガスなどからも肌を守ってくれる。毎日する紫外線ケアだから、なるべく肌に負担のないものを選びたい。春のスキンケア、まずは日焼け止めをアップデートすると調子があがるかも。(画像はプレスリリースより)【参考】・アヴェダ
2016年03月16日このところ太陽が見える日が増え気温も上昇してきましたよね。いよいよ紫外線対策が本格化するシーズンの到来ですしかし、まだまだ外気は乾燥しているし、室内の空調にも油断はできません。従来の日焼け止めと言えば、なんとなく肌が呼吸していないような感覚や、ツッパリ感が出るのが悩みの種だったのでのはないでしょうか?なんとこの春新発売の日焼け止め下地たちは、この懸念点を払しょくしてくれるものばかりなのです!では、早速見ていきましょう。RMK ロングラスティングUV出典:@cosmeSPF45・PA++++水分をたっぷり含んだテクスチャーがしっかり潤いキープ!日焼け止めにありがちな白浮きもなく、安心してメイクアップベースとして使えます。ひんやりとした清涼感は、これからの季節にピッタリ。ジバンシイ DW10 UV シールド G出典:@cosmeSPF50・PA++++美白の専門家で構成された「DOCTOR WHITE10」シリーズの期待の新商品であるこちらは、なんと「最高レベルのプロテクションを備えた5D多機能シールド。(SPF50・PA++++)」とのこと。ウォータープルーフ処方のため、レジャーシーンでも安心して使用可能。また、透明ラベンダーカラーにより、黄ぐずみを許しません。「日焼け止め乳液」を呼ばれているように、保湿も◎メイクアップフォーエバー UVプライム SPF30出典:@cosmeSPF30/PA+++昨年発売したUVプライム SPF50も大人気でしたが、より日常使いしやすくアジア人にピッタリとなって今年初お目見えしたのがこちら。よりミルキーなテクスチャーで、黄くすみに効果的なピンクの色素を採用。もちろん紫外線UVA、UVBから肌を守り、ヒアルロン酸とゼラニウム、ブルーベリーエキスからなる保湿効果を高める成分も配合しています。ランコム ブラン エクスペール クッションコンパクト 50出典:@cosmeSPF50+・PA+++全5色昨年、コスメ業界に革命を起こしたクッションファンデーション「ブラン エクスペール クッションコンパクト」の第二世代がこちらのコスメ。昨年のものよりカバー力が増し、お色も5色展開とパワーアップしたため、下地というよりオールインワンコスメとして使えそう。「素肌を超える。見つめられたくなる生肌(ロースキン)」を1日中キープしてくれる優れもの。日中、日焼け止めを塗り直すことを考えると、メイクの上から何度でも塗布できるクッションタイプは重宝しそう。アルビオン リペア パーフェクション ベース出典:@cosmeSPF50+・PA++++スキンケア・ベースメイク界のトップを走り続けるブランドといえば、アルビオン。そのアルビオンから、UVカット・スキンケア・メイクアップベースの3役をこなす高機能UVケアアイテムが新発売。アルビオン史上最高値のSPF50+・PA++++に加え、アルビオンだからできた!豊富な美容液成分によるエイジングケアと潤いを可能に。肌のキメを整え、肌色をトーンアップするメイクアップベースとしての機能も余念がありません。まるで美容液を塗っているかのよう、なのに美肌。そんなコスメです。いかがでしょうか?この春は、こんなにもたくさん優秀な日焼け止め下地がデビューします!今紹介したコスメはほんの一部!せひ、お気に入りのコスメを見つけ、これからの季節を楽しんでくださいね。
2016年03月09日【男性からのご相談】今までUV対策には疎かったのですが、20代後半になってから、いきなり日焼けが治らなくなりました。今までは、冬はおろか夏場でも日焼け止めを塗らないでアウトドアライフを楽しんでいたのですが……。去年の夏と今年の夏でたっぷり後悔した私ですが、冬場なら大丈夫……ですよね?●A. お肌の曲がり角は25歳から!こんにちは、ライフライターの鍋谷萌子です。あるアンケートによれば、『お肌の曲がり角は25歳から28歳』と答えている人が3割を超える そうです。実際私も、24歳までは、どれだけ水着の後がくっきり残っていても夏が終わるころにはすっかりきれいになっていました。しかし、25歳をすぎたところ、その日焼けが1年単位で残るように……。相談者さんや私のように、このように、「いきなり残るようになった日焼け」を見てから紫外線対策を考える人も多いのではないでしょうか。●冬の紫外線を侮るなかれ『紫外線』というと、8月が一番多い、というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかしながら、実は紫外線がもっとも多い季節は、5月だと言われています。その次が8月、さらに7月、4月、そして6月と続きます。もちろんこれはデータの1つにすぎませんが、まだまだ春だと思っている5月が一番多く、梅雨の6月なども紫外線は強烈 なのです。それならば、冬はどうか。実は冬もしっかり紫外線が出ています 。12月は6月の5分の3程度、2月だと5分の4程度の紫外線が出ています。つまり、冬の紫外線も決して侮ることができないのです。●日焼け止めと保湿が紫外線防止には有効冬場は夏場とは違い、長そでやコートを着て出歩くことが多いと思われます。そのため、腕や足などはかなり守られている状態です。しかし、『顔』というのは一年を通して露出しているところです。そのため、顔の紫外線対策はしっかり しておかなければなりません。日焼け止めを使うのがもっとも基本的な方法です。また、保湿された肌というのは紫外線が入り込んでくるのを防いでくれます。そのため、保湿に気を配ることも大切です。髪の毛も紫外線で痛むことが多いので、帽子などを使いたいですね。紫外線のダメージというのは、年を重ねてから出てくるものです。十年後、十五年後に後悔しないで済むように、冬場でもしっかりUV対策をしておきましょう。【参考リンク】・年間の紫外線量 | 日本ロレアル株式会社()●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)
2016年03月05日新商品発売株式会社資生堂は自社が展開する日焼け止めブランドである「アネッサ」から汗に強い「アクアブースター技術」を取り入れた日焼け止めと使用部位と使用シーンによって選択可能な新商品を今月21日から販売開始している。今年のキャッチフレーズは「汗は、女の武器になる。」であり、モデルには真木よう子さんを起用。また、アネッサは今月28日に開催される東京マラソン2016に協賛することが決定しており、東京マラソンEXPO2016ではサンプリングをはじめ、ランナーのためのメーキャップショーを実施する。美白ブームと屋外スポーツ人気美白ブームは依然継続中であるが、ランニングやウォーキングなど屋外でのスポーツを楽しむ女性が増えている。この女性たちは「日に焼けて黒くなってもいい」と思っているわけではなく、しっかりと日焼け止めを塗って屋外スポーツを楽しみ、スポーツの後はきっちり美白ケアを行っている人が多い。屋外スポーツをするからといって美白を諦めているわけではないのだ。しかし、これまでの日焼け止めには「汗に弱い」「汗をかくと日に焼けてしまう」という不満が挙げられていた。そこで同社はアクアブースター技術を開発。この技術は、日焼け止めに汗や水が接触すると紫外線をブロックする膜が強くなるという同社独自の技術。この技術があれば汗を女の武器にすることが可能になる。今年はアネッサを使って思いきり屋外スポーツを楽しむことができそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社資生堂プレスリリース
2016年02月25日紫外線による老化は加齢とともに加速し、30代以降シミ、しわ、たるみがぐっと身近になります。では紫外線の何が、どのように体に影響するのでしょうか。正しい対策方法とは?将来の美肌のために、今からできることがあります。■知っておきたい2種類の紫外線紫外線は波長によってUVA(A波)、UVB(B波)、UVC(C波)に分けられ、そのうち私たちに影響を与えるのは、A波とB波の2種類です。A波は物質を通過しやすく、かなりの量が地表に届きます。雲などの影響を受けにくいため、曇りの日も注意が必要。一方B波は大気層(オゾンなど)で吸収され、太陽から届く紫外線の約1割と少なめですが、肌への作用が強く、夏には短時間でも日焼けによる炎症反応を引き起こします。また、炎症やシミの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、体に強く影響をおよぼします。■しわ、たるみの大敵は紫外線「A波」地上に届く紫外線の約9割を占めるA波。雲や窓ガラスも通り抜けて肌に届き、蓄積的なダメージを肌に与えます。B波のような急激なダメージではない分、浴びているという自覚を持ちにくいため、注意が必要です。A波はB波よりも深く、肌の奥にある真皮にまで侵入して、肌のハリや弾力を失わせ、光老化を引き起こします。A波は、ハリや弾力の源となるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞を傷つけるのです。また、すでにできているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。■冬でも必要な紫外線対策すでに述べたように、A波は雲だけでなくガラスも通過するので、家にいても油断はできません。朝起きて洗顔したら、すぐに紫外線防止効果のある乳液を塗る、下地を塗るといった対策を行いましょう。冬になると、紫外線が大気層を通過する距離が長くなるため、B波は夏のおよそ5分の1にまで減ります。ところがA波は夏の半分程度になるくらいで、あまり減りません。そのため、冬でも十分な紫外線対策を行う必要があるのです。最近冬にも日傘をさす人が増えてきたのは、このような事実が知られるようになってきたからかもしれません。UVケアは夏が近づいたら、では遅いのです。■日常の何気ない癖にも要注意日焼け止めだけつけたという日でも、就寝までにはクレンジングと洗顔を行ってきちんと日焼け止めを落としましょう。日焼け止めのオイルやクリームの成分が肌に残ったままにしてしまうと、吹き出物や肌荒れなど、トラブルの原因になる場合があります。特にウォータープルーフタイプは肌に残りやすいので要注意ですが、だからといってゴシゴシと強くこすると、それもまたシミやしわの原因に。毎日優しく、しっかりと落としましょう。正しい紫外線対策を知って、美しい美肌を手に入れましょう!
2016年02月19日女たるもの毎日のメイク、そして就寝前のスキンケアは欠かせないですよね。しかし、これらはベタベタと肌に触れなければならないので、大きな負担がかかっていることは明白です。美肌キープとバッチリメイク、この両立をするのに効果的なのがずばり「塗らないメイク術」!肌への摩擦を極力減らし、負担をかけないようにするその方法をご紹介します。■新常識!?「塗らないファンデ」とはメイクのベースとして欠かせないファンデーション。これを塗るのと塗らないのでは、全体の印象が大きく変わってしまうでしょう。しかし、このファンデーションこそが肌に一番負担をかけているのも事実。素肌に自信のない人ほどベタベタと擦り付けるように塗りたくってしまうので、まさに悪循環と言えるでしょう。そこでオススメなのがスプレータイプのファンデーション。直接吹きかけるだけなので、肌に直接触れる必要がありません。しかも、気になる毛穴の凹凸に粒子が入り込むので、カバー力も抜群。ミストが均一に肌につくのでムラもなく、仕上がりもナチュラルなのです。いいことづくめのスプレーファンデに変えない理由がないですね。今すぐドラッグストアに急げ!■着るだけで美肌になれる下着!?お肌がピカピカしていれば、それだけで美人オーラが漂うもの。スキンケアはもちろん、食事にも気を遣ったり、サプリを摂取したりする女性は多いのではないでしょうか。そんな「肌活」に貪欲な女性に朗報。なんと、帝人フロンティア株式会社より、着るだけで肌荒れを防ぎ、皮膚に潤いを与える「身に纏う下着」が開発され、今年の春頃に発売されることになったのです。この「身に纏う下着」に配合されている水とリンゴ酸が直接肌に染み込み、肌をキレイにする弱酸性の状態に保たれるのだとか。しかも医薬品医療機器法にもとづき、「化粧品」として製造、販売されるそうですよ。これはチェックしないワケにはいきません!■「飲む日焼け止め」とは「色の白いは七難を隠す」ということわざもありますが、肌の白さをキープするために日々努力を重ねている人も多いことでしょう。真冬でも油断ならぬ!と、日焼け止めを塗ることもあるのでは。しかし、spの数値が高ければ高いほど日光を遮断しますが、肌への負担も大きくなってしまいます。白さをとるか、美肌をとるか・・・大変悩ましい問題ですよね。そんなお悩みを一気に解消する、「飲む日焼け止め」こと「ヘリオケア」というサプリメントが最近話題になっています。シダ植物の抽出物から作られており、服用することで紫外線防御効果がみられるのだとか。これなら、体の内側から効いてくれるので肌への負担は一切かかりません。それでも不安ならば、sp数値の低い日焼け止めと併用すると効果テキメンでしょう。肌にハリがあって綺麗ならば、それだけで若く見えるもの。20代のうちはいいかもしれませんが、30代、40代と年齢を重ねるにつれて後悔しないように、今のうちから肌への負担が少ない化粧品を使っていきたいですね。
2016年02月10日みずみずしいつけ心地を実現2016年1月21日、ニベア花王株式会社は2月20日より「ニベアサン」ブランドから「ニベアサンプロテクトプラスUVミルキィ エッセンス」を発売した。近年、ジェルおよびエッセンス剤型の日焼け止めが人気である。このタイプの日焼け止めは伸びの良さと使い心地の良さ、肌に白く残らないところが人気の秘密。また、専用のクレンジングを使わなくてもいつもの洗浄料で洗い流せるところもポイントだ。今回発売の「ニベアサンプロテクトプラスUVミルキィ エッセンス」はするりと肌に伸びるエッセンスタイプの日焼け止め。日焼け止めを塗ると肌の乾燥を感じる人が多いのであるが、同商品は驚くほどのみずみずしいつけ心地を実現した。さすがのニベアサンブランドである。しかも、UVカット効果も最高分類でありUV-A波、UV-B波共にしっかりとブロックし肌を紫外線から守る。汗や水にも強いため、汗をかく季節にも大活躍しそうな予感だ。肌の保湿を忘れずに晴れている日はもちろん、曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいるという事実が巷に浸透してきた。そのため、昔は夏にだけ日焼け止めを使う人が多かったのであるが、最近では1年を通して使う人が増えている。日焼け止めを使うと肌の乾燥を感じる人は多いのであるが、肌が乾燥した状態で日焼け止めを塗ってはいないだろうか。乾燥肌の人は特に、しっかりと肌を保湿してから日焼け止めを塗ると肌の乾燥を最低限に抑えることが可能だ。(画像はニュースリリースより)【参考】・ニベア花王株式会社ニュースリリース
2016年02月01日株式会社資生堂資生堂が販売中の日やけ止め乳液「資生堂 パーフェクト UV プロテクション N」は、2015年の最優秀化粧品賞「プリ・デクセランス」を受賞した。「資生堂 パーフェクト UV プロテクション N」は先端技術である「ウェットフォース」を採用。汗や水を感知すると、紫外線に対する防御壁が強くなる技術だ。「プリ・デクセランス」とは「プリ・デクセランス」は、フランス最大の月刊女性ファッション・美容雑誌である『マリ・クレール』が主催する化粧品の賞。世界において最も権威のある化粧品の賞であり、化粧品業界・流通業界・消費者など幅広く認められている。「資生堂 パーフェクト UV プロテクション N」同商品は、2015年3月1日(日)より世界で販売している日やけ止め乳液。独自技術の「ウェットフォース」を使用することで、紫外線から肌を守る。さらに、独自技術の「スーパーヴェールUV360 TM」を採用しており、肌の凸凹などカバーし、サンスクリーンがムラ無く均一に広がる。「資生堂 パーフェクト UV プロテクション N」は、国内の希望小売価格は4,500円(税込み4,860円)。全国のデパート、資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」で購入可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・先端技術「ウェットフォース」を採用した「資生堂 パーフェクト UV プロテクション N」世界的に権威のあるマリ・クレール最優秀化粧品賞を受賞
2016年01月19日365日のUVケア習慣2016年1月8日、株式会社ハーバー研究所は今年の3月1日より「2016 ハーバーUVカットシリーズ」を販売開始することを発表した。肌の老化に関与する要因はたくさん存在するが、影響力の大きい外的要因は「紫外線」と「乾燥」が挙げられる。晴れの日はもちろん、曇りの日や雨の日も紫外線は降り注いでいる。なんと、曇りの日に雲間から太陽がのぞいている時は雲からの散乱光がプラスされて晴れの日よりも紫外線量が多く観測されることも。特にこれから迎える春は1年の中でも日焼けをしやすい時期と言われている。そこで同社がすすめているのは「365日のUVケア習慣」。そのため、ハーバーのUVケア製品は毎日使っても肌に負担にならない処方で作られている。肌に優しいUVケア製品通常、UVケア製品には紫外線を肌へ到達させないよう紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が使われている。散乱剤に比べて吸収材はUV効果が高く使用感がよいとされているが、化学合成された成分であるため肌に刺激を与えることもある。同社のUVカットシリーズは紫外線吸収剤無添加。それでも今年の製品はなんとSPF50だ。SPFの数値が高くなるほど肌が乾燥しやすくなるため、スクワランだけでなく黄金海藻エキスやヒアロキャッチなどのうるおい成分を加えて保湿力をアップ。うるおいと強力UVカットの両立を実現した。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ハーバー研究所プレスリリース(@Press)
2016年01月11日日本の人気ゲームを原案として2002年より公開された映画『バイオハザード』シリーズ。この度、その最終作となる『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』の撮影中であるローラから日本へメッセージが届いた。『バイオハザード』シリーズは、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で、2012年に公開された前作の『バイオハザードVリトビューション』までの5作品で全世界累計9,000億ドル以上、日本でも160億円以上の興行収入を記録している世界的大ヒットシリーズ。今回ローラさんが演じる役柄は、アメリカのラクーンシティで発生した人々をアンデッド(ゾンビ)化してしまうT-ウィルスの流出事件を生き延び、その開発元である巨大企業アンブレラ社とアンデッド達の大群を相手に、ミラ演じる主人公のアリスと共に最後の戦いを挑む女戦士コバルト役。主人公のアリスと共に物語の行く末に大きく関わる重要人物だ。当時ミラが第2子を妊娠していることもあり、撮影が延期されていた本作。今回解禁された映像は、現在南アフリカのヨハネスブルクとケープタウンでの撮影に参加中のローラさんが日本のファンに向けてコメントした映像。最初の撮影を終えて「すごく緊張するかと思ったんだけど、本当に楽しかった」とローラさんらしい一声。「共演者のみんなも優しくて休憩中はみんなでワイワイ話した」と撮影は意外にも和やかなよう。さらに「お昼はチキンを2個食べた」と現地でもローラ節炸裂。SNSで「ハリウッド映画にでることはわたしの夢で英語も演技もずっと練習をしていたから合格してほんとうに嬉しい」と喜びのコメントもだしているが、今回の映像で、本作の出演決定話を聞いて「10秒くらい固まった」と話す。「仕事の前に2時間とか英語のレッスンを入れてたり」と毎日英語の勉強もしていたそう。さらに今回大変だったことは実はあまりないと語るローラさん。でも「日焼けどめをわせれてきたことが1番」と話す。また、役にもすぐ入り込めたしとにかく楽しかったとコメントしている。映画製作プロデューサーは「彼女は、驚くべき美貌と人を惹きつける強烈な個性、強い意志をもった女性。 今回のコバルトは彼女が適役でした。」とローラさんを起用した理由について語っている。『バイオハザード』シリーズの完結を迎える本作品。ローラさんとミラの二人がどういったアンサンブルを魅せてくれるのか、続報に注目したい。『バイオハザードI:ザ・ファイナル』は2017年1月より全世界にて公開予定。(cinemacafe.net)
2015年09月25日夏休みはレジャーで海や山に出掛けるなど、外で過ごす機会が多いため、特に紫外線が気になる季節だ。だが、きちんと日焼け止めを塗っていたのに、なぜか日焼けしてしまったという経験がある人も意外に多いのではないだろうか。そして、夏の終わりと共に紫外線対策も終了……ではいけないのだ。本稿では、南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長である服部英子医師の解説を基に、知っているようで意外と見落としがちな紫外線の基本について紹介しよう。○UV-AとUV-Bの特徴の違いを理解するそもそも地表に届く紫外線は、波長の長さによって「UV-A(A紫外線)」と「UV-B(B紫外線)」に分けられ、その約9割がUV-Aと言われている。波長の短いUV-Bは「レジャー紫外線」とも呼ばれ、肌に強く作用する。大量に浴びると、赤く炎症を起こし、シミやしわの原因になる。一方、波長の長いUV-Aは「生活紫外線」とも呼ばれる。雲や窓ガラスを通過して肌に到達してすぐに肌を黒くし、しみやたるみの原因になる。特に日常生活で思わぬ量を浴びており、少しの量でも積み重なると肌ダメージが蓄積されてしまうUV-Aには要注意だ。月別の紫外線量にも違いがある。UV-Bは、冬になると夏の5分の1程度の量まで落ち込むため、4月~9月に注意が必要。対してUV-Aは、冬でも夏の半分程度の量があり、年間を通して注意が必要と言える。時間帯別に見ると、UV-Aは朝から徐々に増えて正午前後が最も強くなり、午後の遅い時間になっても減らない。UV-Bは朝9時を過ぎると急速に量を増やして、正午前後でピークを迎える。UV-Aは朝から夕方まで降り注いでいるため、日中は油断ができないと言えるだろう。○PA・SPFに加え、第3の指標となる光安定性日焼け止めに表示されているPAとSPFは、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標。それぞれ数値が大きくなるほど、効果が高いことを意味している。PA(Protection Grade of UV-A)は、UV-Aを防ぐ効果を表す目安。肌が黒くなる、つまり一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌のハリを失わせるUV-Aを肌から守る効果の強さを示している。最高レベルはPA++++(フォープラス)だ。SPF(Sun Protection Factor)は、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすいUV-Bから肌を守る効果を示す指数となっている。最高レベルはSPF50+。この2つに加え、最近注目されているのが、日焼け止めの「光安定性」だ。日焼け止めの安定性とは、紫外線効果の持続性のこと。「光安定性が悪い」という言葉は、紫外線照射によって日焼け止めの中に含まれる紫外線吸収剤が劣化し、その効力が減退することを意味する。同じSPF値でも、日焼け止めによって光安定性は異なる場合があるため、光安定性の良しあしが防御効果に影響する。日焼け止めの選定には、使用場面に適したSPF値やPA値のみでなく、光安定性も重要な条件となることを覚えておこう。ただ、紫外線対策で一番重要なのは、やはりじかに素肌を日光にさらさないことだ。日焼け止めをしたうえで、洋服や帽子、日傘を併用するなど工夫して、日ざしを防ぐようにしよう。衣類などは、濃い色で厚手の素材である方が紫外線を通さず、より効果的にブロックしてくれる。○曇り空でも、晴天時の6割の紫外線が強い日差しが出ていない日でも、油断は禁物。曇りの日でも、晴れた日の6割強の紫外線が地表に届いているからだ。また、紫外線は頭上から降り注ぐだけでなく、壁や地面にあたって反射もする。海やスキー場では、特に反射する紫外線にも注意するようにしよう。登山やハイキング時も要注意だ。標高が高いと紫外線が大気中で散乱される距離が短くなる。そのため、地上に降り注ぐ量が多くなるので、紫外線への万全な対策を心がけるようにしよう。そのほか、日常シーンでたった数分日焼け止めをつけずに外出しただけで、紫外線の影響をうけてしまうことも。特に以下のようなシーンではケアを怠りがちなので、意識するようにしよう。■ランチタイムの外出■洗濯物を屋外に干す■ゴミを出しに行く■公園でこどもを遊ばせる■レストランや列車、会社の窓際の席■車の運転○「うっかり日焼け」へのレスキュー方法紫外線を多く浴びた際は、紫外線の影響の度合いによって肌状態が変化する。自分自身の肌をしっかり見極め、状態にあわせたお手入れをすることが重要となってくる。肌が赤くなり炎症を起こしている場合は、やけどと同じような状態なので、水や氷などで肌を冷やし、石けんや化粧品の使用は避けるように。炎症が治まったら、肌を刺激しないよう、カーマインローションやアフターサンケア化粧品でほてりをしずめながら肌を整える。ほてりがしずまると肌が乾燥しごわつく。そのため、化粧水・乳液などで足りなくなった水分・油分を補給するなど、スキンケアを丁寧に行い、うるおいを保つようにしよう。写真と本文は関係ありません○記事監修: 服部英子(はっとり ひでこ)東京女子医科大学卒業。皮膚科専門医。日本皮膚科学会、日本レーザー学会、日本臨床皮膚科学会、日本アレルギー学会に所属。大学卒業後に東京女子医科大学病院やJR東京総合病院の皮膚科に勤務した後、2005年より南青山皮膚科 スキンナビクリニックの院長を務める。
2015年09月03日野外イベントも多い夏は、日焼け対策は必須!とはいえ、強い日差しの下では、肌ダメージを避けるのは難しいものです。紫外線を完全にシャットアウトするのは難しいけれど、内側からダメージを減らす対策をしませんか?紫外線を浴びると、体内の活性酸素が増加し、コラーゲンの減少やシミにつながると考えられています。日焼け後の肌ダメージから回復するには、活性酸素への対策、つまり「抗酸化」が大切なポイントです。抗酸化対策は、体内からしか行えないもの。特に、有効なのがビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つ。全部を並べて「ビタミンACE(エース)」とも呼ばれています。ビタミンCの美肌効果はよく知られるところですが、残る2つも大事な役割があります。例えば、ビタミンEはビタミンCの働きを補助してくれるもの。ビタミンCが活性酸素を抑える仕事をスムーズにできるよう、リサイクルの役割をしています。そして、もうひとつのビタミンAは、活性酸素をやっつける酵素を活性化してくれます。このビタミンACEをしっかり摂ることで、内側からの紫外線対策ができると言えそうです。ビタミンAが豊富なのは、魚のタラ。ウナギにも多く含まれるので、土用の丑の日に食べるのは、昔からの知恵と言えます。また、にんじんやブロッコリーといった緑黄色野菜に含まれるβカロチンもビタミンAに変わる栄養素です。ビタミンEが豊富なのはナッツ類。油分に溶ける性質なので、油抜きダイエットをしている人は不足しがちなので注意して。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれますよ。さらに、プラスして摂りたいのが、アスタキサンチン。ポリフェノールの効果で抗酸化力を発揮するとされています。赤い色が特徴的で、シャケやエビに多く含まれますよ。美肌食材を取り入れて、日焼け後の肌をケアしてあげましょう。
2015年08月25日夏の大敵と言えば日焼け。気になる人も多いのではないでしょうか?女性に限ったことではなく、子を持つお母さんも、最近では男性でも気になるそうです。みんなが気にする日焼けに、どう立ち向かうか考えなくてはいけませんね。紫外線は100%防げない現在はたくさんの日焼け止めグッズが販売されています。日焼け止めクリームをはじめとした化粧品、UVカットのサングラスや衣服、日傘など、多彩なグッズがあるおかげで、昔よりも日焼け対策がしやすくなっているのは周知のことです。しかし、紫外線はどんなに頑張っても100%防ぐことは難しいものです。それでもある程度は防がなくてはいけません。そして、もうひとつ大切なことがあります。それは、「紫外線に負けない肌を作る」ことです。日焼け→シミになる理由日焼けをすると誰でも肌が黒くなります。これは、皮膚を紫外線から保護するためにメラニン色素が作られるから。紫外線を浴びる量が減ると、メラニン色素も作られなくなります。そして、肌のターンオーバーで自然とメラニン色素は排出され、日焼け前の肌色に戻っていきます。ところが、肌の新陳代謝が悪く、ターンオーバーのサイクルが乱れていると、部分的にメラニン色素を作り続けてしまい、シミとなってしまうのです。日焼けに強い肌を作るにはそこで、日焼けに強い肌を作ることが必要になってきます。日焼けに強い肌を作るには、まず肌のターンオーバーのサイクルを整え、メラニンの排出をしっかりとしなくてはいけません。メラニンは活性酸素を基にして作られるので、抗酸化作用の高い食べ物を積極的に摂ることが効果的と言えます。また、お肌の新陳代謝を高めるための食べ物も必要になります。<抗酸化作用が高い食べ物>アセロラ、キウイ、焼き海苔など、ビタミンCが多く含まれているものがあげられます。活性酸素を抑制するといわれているリコピンを多く含む食べ物も良いでしょう。(トマト・にんじん・かぼちゃなど)<代謝を高める食べ物>ホウレンソウやモロヘイヤ、豆類、海藻類があります。これらの食べ物にはビタミンB群、特に葉酸が豊富です。葉酸は細胞が分裂して新しい細胞を生み出すのにとても重要な役割を担っています。さらに細胞は、構成要素の多くが、水分とたんぱく質で占められています。70%が水分で、たんぱく質が15%、そのほかは脂質や糖質、電解質などからできています。そのため、水分とたんぱく質をたくさん摂る必要があるのは言うまでもありません。肉にはたんぱく質だけでなく、脂肪も糖質、鉄などの電解質、ビタミンも多く含んでいるので積極的に食べたいですね!ただし、これらは今日1日多く食べたからと言って、すぐに効果が現れるわけではありません。毎日バランスよく、続けて食べることが重要です。場合によっては、市販のサプリで補うのもよいでしょう。女性は「血」のトラブルに要注意東洋医学的には肌の老化、シミなどは「気」と「血」の巡りが悪くなっているからだと考えられています。気が生命力、血は栄養と潤いを与えてくれるので、流れが悪くなると肌の弾力や透明度に影響が出てしまいます。特に女性は血の生き物といわれ、血のトラブルが多いもの。血行不良が原因でシミ、そばかすは作られやすくなるので要注意です。食事は抗酸化作用のある食材+水分、たんぱく質を食べて、さらに血行を良くする適度な運動をしましょう! 丁寧な呼吸を心がけ、全身くまなく動かす運動がおすすめです。やはりウォーキングが、手軽にできて良いでしょう。有酸素運動は気・血の流れをスムーズにし、新陳代謝も上がり、老廃物が排出されやすくなります。さらに、食べた栄養を隅々まで染み渡らせることもできます。毎日のちょっとしたケアの積み重ねが紫外線に強く、健康な肌を作ります。これから秋~冬へと紫外線は強くなっていくので、今からしっかりと対策をしていきましょう。
2015年08月19日どんなに頑張っても、なかなか完璧に防ぐことが難しい紫外線。特にいまの時期は温度と湿度が高く、日焼け止めを塗っても汗と一緒にドロドロ流れてしまうことも。その結果「気づいたらなぜか日焼けしている」「シミができた」ということが、しばしば起こってしまいます。だからこそ、大事なのは日焼け後のケア!特に、日焼け止めをこまめに塗っていなかった、日中に外を出歩いていたという時は必ずケアしましょう!日焼けダメージは食べ物で回復!まず試したいのがインナーケア。特に日焼けダメージに効果が期待できる成分は、ベータカロチンとビタミンCです。抗酸化作用があるベータカロチンは体内に入るとビタミンAとなり、活性酸素を取り除いてシワを防いでくれます。ベータカロチンを含む食材は、人参、かぼちゃ、ほうれん草、ピーマンなどの緑黄色野菜。ベータカロチンは、油を加えて加熱することで吸収率が高まるそうなので、人参やピーマンを入れた野菜炒めや、ほうれん草のバター炒めなどにすると効果的に摂取できるでしょう。抗酸化作用だけでなく、メラニンの色素沈着を防いでくれるビタミンCはシミ対策に◎。紫外線に対する抵抗力もつけてくれるとか。ビタミンCは、パプリカ、パセリ、カリフラワー、じゃがいも、キウイ、柿、いちごなどに含まれています。熱に弱く、生で摂るのが効果的だそうなので、おすすめはキウイなどフルーツを食べて摂取すること。また生野菜には必ずパプリカやパセリを加えたり、どうしても加熱したい場合は加熱時間を短くするなど工夫をしてみてください。韓国美白美女の常識!グリーンティーは飲んでもつけても◎おなじみの緑茶には、美容成分がいっぱい!ベータカロチンやビタミンCだけでなく、抗酸化作用のあるビタミンE、タンニンを含み、日焼けで赤くなった肌を鎮静させてターンオーバーを促進してくれます。緑茶のすごいところは、飲んでも肌にのせても効果があること!美白大国である韓国では、美肌で有名な女優コ・ヒョンジュンも行っている緑茶パックが美容の常識。緑茶パックのやり方は、肌に緑茶で湿らせたコットンを20分間ほどのせるだけ!使用済みの緑茶のティーバッグでもOKだから、経済的にも◎。冷たい緑茶や冷やしたコットンを使うと、とってもさっぱりして気持ち良いですよ!ダメージ肌への刺激は老化を早める!意外に知られていないのが、肌への過剰な刺激は老化を引き起こすこと。例えば、肌を叩きながらコスメをつけたり、強くマッサージをしたり、洗顔ブラシやメイクのブラシを強くこすりつけたり。こうした刺激は肌に炎症を起こし、慢性化すると肌の老化を早めてしまうのです。特に、紫外線ダメージを受けて弱った肌ならなおさら!老化を防ぐなら、まずはスキンケアの時に肌をこすったり、叩いたりしないことが大切。使用するアイテムも、敏感肌用やシンプルな処方のものにチェンジしましょう。何をつけてもピリッと感じてしまうなら、ココナッツオイルで保湿をしてみて。また洗顔ブラシを使わない、ファンデーションを手でつけるなど、これ以上肌を刺激しないように気をつけましょう。日焼けのダメージを感じたら、すぐに内&外からのケアでダメージをリセット。ビタミン類をいっぱい摂り、刺激しないことで、さらなる美肌&美白を目指しましょう!
2015年08月16日