「僕にとってヒーローは人生そのもの」こう話すのは4人組エンターテインメント集団「祭nine.」の寺坂頼我。幼少期からヒーローを愛し憧れ続け、ヒーローになることを目標にしてきた。そして、ついに夢を叶えることにーー。今年25周年を迎える『ウルトラマン』シリーズ最新作『ウルトラマントリガー』の主演・マナカ ケンゴ役へ抜擢されたのだ。今回は、元気いっぱい、笑顔いっぱいの寺坂から、ヒーローに対する積年の思いや自身が目指すヒーロー像について語ってもらった。夏の暑さにも負けない寺坂のヒーローへの情熱に注目!「夢を追いかけ続けてきて良かった」ーー「ヒーローになることが一番の夢だった」という寺坂さん。『ウルトラマントリガー』の主演が決まった時の率直なお気持ちを、改めてお聞かせください。率直に、めっっっちゃ嬉しかった……!ずっと思い続けていた夢が念願叶ったことは、すごく幸せで泣くくらい嬉しくて。夢を追いかけ続けてきて良かったです。また、俳優の活動をしていく中で特撮の撮影にすごく興味があって挑戦してみたいと思っていました。ウルトラマンはヒーローであり特撮作品でもあるので、より感激しました。ただ、初めて主演が決まったと聞いた時は、「信じられない!」という気持ちが強かったです。今回はオーディションだったのですが、事務所の社長からサプライズ発表される形で結果を知って。選ばれたと言われた時は、第一声が「嘘じゃないっすよね!?」でした(笑)。ーー嬉しさ以上に驚きがあったんですね(笑)。プレッシャーみたいなものはなかったのでしょうか。最初はプレッシャーより驚きと嬉しさが勝っていたのですが、時間が経つにつれてジワジワと……。『ウルトラマン』は基本的に一人で敵と戦うヒーローだから、演じることへ責任の大きさを感じました。4月に僕がトリガーを演じると発表があった際、『ウルトラマン』ファンの方々から声をいただくこともあって。長い歴史を感じ、その歴史も背負って頑張らなければいけないと強く感じました。責任を果たすためにもプレッシャーは必要な気持ちだと思うので、プレッシャーもプラスに変えて撮影に取り組んでいます。ーー『ウルトラマントリガー』は『ウルトラマンティガ』(1996年放送)の原点を踏襲しているとのことですが、1999年生まれの寺坂さんは『ウルトラマンティガ』をご存知でしたか?知っていました。というのも、初めてアイドルグループの活動をしながら特撮ヒーローになったのが、ティガの主演を務めたV6の長野(博)さんだったので。自分もそうなりたい!と一目置いていました。だから、トリガーが『ウルトラマンティガ』の系譜作品であることも嬉しかったです。ヒーローは僕の原動力ーーヒーロー作品は子どもの頃から見ていたんですか?見ていました!7歳の時、いとこと一緒に『ウルトラマンメビウス』を見ていたのを覚えています。「仮面ライダー」や「スーパー戦隊」はもちろん、歳を重ねてからは「マーベル」など海外のヒーローも見ていますし、ずっとヒーローに憧れていました。僕にとってヒーローはすごく夢を与えてくれた存在であり「人生そのもの」なんですよ。僕が活動を続けていく原動力にもなっています。ーー寺坂さんの考える理想の「ヒーロー像」とは?「誰かのために行動する」だと思いますね。ーーそういう意味では寺坂さんの芸能活動も「ファンのために行動する」なので、ヒーローと繋がっている部分もありますよね。めちゃめちゃ繋がっていると感じます。特にトリガーで僕が演じるケンゴは、リンクするところがすごく多くて。いつも明るく笑顔で、優しさを持っていて、キラキラ感の強いヒーローなんですよ。「地球を守ることで、みんなを笑顔にする」という目標にすごく共感ができました。だからこそ、絶対に演じたい!と思っていましたね。マナカ ケンゴとの共通点は「抜けているところ」ーーケンゴの「いつも明るく笑顔で」という点は寺坂さんのイメージそのものだと感じたのですが、ご自身の中でケンゴと共通していると感じる部分はありますか?まず年齢が一緒ですし、笑顔と優しさをモットーにしているところ、ケンゴは植物が好きで僕は生き物が好きなところなど、共通していることがたくさんあります。中でも、ケンゴのキャラクター紹介に書かれていた「時々抜けているところがある」「お茶目な一面がある」は、周りから「まんま!そっくり!」と言われましたね(笑)。なので、ケンゴはほぼ僕だと思っています(笑)。ーー抜けているんですか?よく「抜けている」と言われるんですよね。変なところで躓いたり、すぐ物を失くしたり。特に切符を失くしがちで、人の倍は交通費を払って生きています(笑)。仕舞う場所を決めても失くすんですよね……。ーーそこまで頻繁に失くしてしまうのも不思議ですね……。そうなんですよ……落としているのかなぁ?でも、ICカードに変えてスマホケースに入れるようになってからは減りました!ただこの前、スマホケースと間違えて、ずっとキーケースを改札機にタッチしていて……全く気付かずに通れないな~とタッチし続けていた時はめっちゃ恥ずかしかったです(笑)。そんな感じで普段から抜けているところがあります(笑)。ーーあはは(笑)。そこまで共通点が多いと、自然体で演じることができそうですね。そうかもしれません。性格面は一緒なので、僕のベースを活かしながら、役づくりはしていますね。とはいえ、ケンゴは「スマイル、スマイル♪」が口癖だったり仕草に可愛らしさがあったりと、僕とはまた少し違った面もあるので、ケンゴの持つキャラクター性を強めて演じています。(c)円谷プロ(c)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京(c)円谷プロ (c)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京『ワッショイダー』の経験が活かされたアクション面ーー2018年には『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』でヒーローのご経験がありますが、『ウルトラマントリガー』に経験が活かされていると感じますか?オーディションで特に感じましたね。変身口上(変身の際の決め台詞)を言った時に監督から「変身したね!」と言っていただけて。経験があって良かったなと思いました。あと、アクション面での経験が活きていると感じています。オーディションで「受け身をしてください」と言われて臆せず受け身をしたら「慣れているね」と言われることも。もちろんまだまだ下手くそですけど、『ワッショイダー』で度胸はすごく備わったなと。オーディションの時から「君をそういう面では心配していない。大丈夫だね」と言っていただけました。ーーでは、『ウルトラマントリガー』でのアクションシーンも期待大ですね。ケンゴは新人隊員でそこまで実力がないから、最初はアクションシーンも少なめかと思います。でも、徐々にアクションが増えていくので、毎話見ていただき、ケンゴの成長とともに僕の成長も楽しんでいただきたいですね!ーーということは、絶賛、体づくり中ということでしょうか。絶賛!そこまでムキムキになる予定はないですけど!(笑) 僕の所属する祭nine.がもともとアクロバットを得意とするグループで、筋肉量は割と多いタイプだったから、体型を維持しながら体づくりしている感じです。ーー寺坂さんは『ウルトラマントリガー』で、どんなヒーローを目指したいと考えていますか?僕の理想のヒーロー像である「誰かのために行動する」はもちろんなのですが、『ウルトラマントリガー』を演じていて「歴代のヒーローの中で最も愛される存在になりたい」と思いました。まずは愛してもらえるような、思わず応援したくなるようなヒーローを目指します。もちろんそれだけでなく、憧れてほしいし「ヒーローになりたい」とも思ってほしいです。小さい頃から目標だったヒーローになる夢を、僕は『ウルトラマントリガー』で叶えられたので、今度は僕が「ヒーローになりたい」と夢を見てもらえるような、ヒーローの夢を見ていた子が「絶対にヒーローになる!」と思ってもらえるような存在になりたいです。そして、歳を重ねて現実を見るようになった人たちにも、「子どもの頃ヒーローに憧れた」という気持ちを思い出してもらいたい。次世代のヒーローたちに向けて、エネルギーを発信したいと強く思っています。「役者としての経験値が一気に上がるかも」ーー主演、さらには歴史ある『ウルトラマン』を演じるにあたり、自身の成長に期待することがあれば教えてください。今回、いろんな監督さんが毎話演出を担当してくださるので、いろんな現場にいるような感覚になれるんですよ。それぞれの撮り方を学んだり、それぞれのイメージを表現できたり。役者としての経験値が一気に増えるのではないか、成長できる!と期待しています。また、『ウルトラマントリガー』に出ることで、僕自身のヒーローっぽさをどんどん強めていきたいと思っています。最終話にはみんなに認めてもらえるようなヒーローになっていると自分でも期待しているので、みなさんにも期待していただきたいです。体の動かし方、表情の見せ方、一つひとつに期待していただきたいなと思っています!(キメ顔)ーーキメ顔ありがとうございます!また、寺坂さんが「役者として活躍するために、この世界(芸能界)に入ってきました」とコメントしているのを拝見しました。『ウルトラマントリガー』への出演が役者としてのキャリアにどのような影響があると感じているか、最後にお聞かせください。いい影響しかないと思っています。アクションや銃の使い方など知らなかったことをたくさん学べているので、全部が今後のキャリアに繋がるし、絶対に繋げていきます。そして、「ウルトラマン俳優」として一生認知されると思うので、僕自身もそれをベースに活動していきたいです。『ウルトラマントリガー』では「スマイル、スマイル♪」なケンゴのイメージが定着すると思いますが、今後全く違う雰囲気の作品に出演した時は、イメージを覆すようなお芝居をしていきたいです!【『ウルトラマントリガー』 作品概要】◆放送開始日:2021年7月10日(土)◆放送時間:毎週土曜日 午前9:00~9:30◆放送局:テレビ東京系6局ネット 他]◆製作:円谷プロダクション・テレビ東京・電通◆番組公式サイト: ◆作品公式サイト: ◆作品公式Twitter: ◆公式ハッシュタグ:#ウルトラマントリガー◆出演:寺坂頼我、豊田ルナ、金子隼也、水野直、春川芽生、高木勝也、宅麻伸ほか◆メイン監督:坂本浩一(c)円谷プロ (c)ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京寺坂頼我さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=cc35cca1-f8c1-448b-8245-22dcd51c321b&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。撮影/友野雄、取材・文/阿部裕華
2021年07月07日マーベル・スタジオの新たなヒーローの誕生を描く最新映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』から、“最強”ゆえにその力を封印したヒーロー、シャン・チーの活躍に期待が高まる本予告映像が初解禁された。今回解禁された映像では、マーベル・スタジオの新たな時代を築く新ヒーローシャン・チーの秘密が少しずつ明らかになってきた。かつて父が率いる犯罪組織で、子どもの頃から苦しい修行の毎日だったシャン・チー。誰にも負けないほど“最強”の存在として鍛えられた彼は、組織の後継者になることを期待されていた。しかし、優しすぎる彼は、自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出したのだった…。過去の自分を捨て、アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていくはずだったシャン・チー。だが、悪に染まった父が伝説の腕輪“テン・リングス”を操り世界を脅かすとき、シャン・チーは封印していた力を解き放つ。本映像内では、自らの宿命に抗おうとするシャン・チーが再び父のもとへと呼び戻される様子が描かれる。過去と決別して平穏に生きることを誓ったシャン・チーと、彼を手塩にかけて育てた父親との一筋縄ではいかない葛藤のドラマにも注目だ。また、鍛え抜かれた肉体から繰り出される度肝を抜くアクションシーンも披露。本作では、まさにマーベルヒーローの新境地ともいえるマーシャル・アーツを大胆に取り入れた巧妙な戦闘シーンが続々登場!目を見張る迫力抜群のアクション、世界の未来をかけた壮大なストーリー展開にも期待が高まる。『アイアンマン』(08)など、これまでのマーベル作品にも随所に登場してきた“テン・リングス”の正体も明らかになるのかもしれない。主演シャン・チー役には、本作の主演に大抜擢された最注目俳優シム・リウ。シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演。さらには、女優に、ラッパーに、脚本家にとマルチな才能を発揮し話題を集めるオークワフィナ、『クレイジー・リッチ!』『イップ・マン外伝マスターZ』などのベテラン、ミシェル・ヨーなど豪華俳優陣が脇を固める。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2021年06月25日日常のなかで、「困ったな」「助けてほしいな」なんてときもありますよね。そんなとき、フォローをしてくれる「ヒーロー」のような男性が現れたら嬉しいと思いませんか?そこで星座別に、「あなたにとってのヒーロー的男性」のイニシャルを占ってみました。今回は、前編のご紹介です。さっそくチェックしてみてくださいね。■ おひつじ座(3/21~4/19)……イニシャル「K」の男性思い立ったら突っ走ってしまうため、失敗やちょっとしたミスからピンチになりやすいおひつじ座さん。助けてくれるのは、イニシャルが「K」の男性です。ミスをフォローしてくれるだけでなく、物ごとを進める具体的な計画を立ててくれたり、アイデアを現実化させる方法などを教えてくれたりもするでしょう。■ おうし座(4/20~5/20)……イニシャル「E」の男性大きなミスや失敗は少ないものの、意地を張ってしまって自らピンチを招いてしまうことがあるおうし座さん。そんなときに助けてくれるのは、イニシャルが「E」の男性です。やんわりと注意をしてくれたり和ませてくれたりすると同時に、納得できる妥協案を出してくれるでしょう。■ ふたご座(5/21~6/21)……イニシャル「Y」の男性コミュニケーション能力が高く知識欲もあるので、ミスがあっても臨機応変に対応できるふたご座さん。でも「言動が軽い」「反省していない」などと誤解されて、ズーンと落ち込むことも。そんなメンタル面でのピンチを救ってくれるのは、イニシャル「Y」の男性です。温かな励ましの言葉で、心を救ってくれます。■ かに座(6/22~7/22)……イニシャル「A」の男性世話好きで、ムードメーカーとしても人気があるかに座さんですが、心配性なところがあり、いざというときに対応できずにピンチを招くことも。明るく前向きなイニシャル「A」の男性が、助けてくれるでしょう。何かのときに背中を押してくれるだけでなく、挑戦するきっかけも作ってくれます。■ しし座(7/23~8/22)……イニシャル「J」の男性プライドが高めのしし座さんは、助けてほしいと思っていても素直にお願いできないタイプ。イニシャル「J」の男性は雰囲気を察することが得意なので、何も言わなくても「手伝うよ」と声をかけてくれます。頭の回転もいいため、さっと先回りしてくれるはず。とても頼りになるでしょう。■ おとめ座(8/23~9/22)……イニシャル「H」の男性周囲にいる人のミスでピンチに陥りがちなおとめ座さん。自らピンチを招くことが少ないからこそ「なんで……?」と呆然として、動けなくなってしまいがち。そんなときに助けてくれるのは、希望ややる気を与えてくれるイニシャル「H」の男性です。一緒にピンチを乗り越えてくれます。■ あなたのヒーローはどこにいる?どんなに注意深い人でも、ピンチが絶対に訪れないとは限りません。いざとなったとき、頼れる相手がいると分かるだけで気持ちが楽になるはず。この占いを参考に、早速周囲にいる男性のイニシャルを調べてみてくださいね。(マーリン・瑠菜/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年03月15日こんにちは、マメ美です!少しずつ暖かくなってきて、じわじわ花粉にやられ始めております(^_^;)今年は下の子も授乳中だし、酷くなる前に病院に行こうか検討中です…。そんな中。少し前まで赤ちゃん返りが激しかった長女のあーちゃんですが、最近すっかりお姉ちゃんの顔になってきました。今回はそんなお姉ちゃんの顔のあーちゃんをお届けしたいと思います(^^)■どこからともなく現れるヒーロー鼻吸われるのが大嫌いな次女、みーちゃん。毎回大泣きで嫌がるのですが、その度にどこからともなく現れては全力で阻止してくるあーちゃん。もうですね、外で遊んでいてもすっ飛んで阻止しにきます。すっかりお姉ちゃんだなぁ…と微笑ましいものの、毎回必死に説明しつつ、阻止されながらも頑張って鼻を吸っています…(^_^;)■言い方にも気をつけろ!そして最近は…とにかく妹への言い方や接し方にもいろいろと厳しい!(笑)いやめちゃくちゃ普通に接してますからーーー!!どうやら「ダメ」や「やめて」という否定的な言葉を妹に使って欲しくないようです(^_^;)しかし…いや自分はいいんかーい!…と色々思うところはありますが、しっかりお姉ちゃんになってくれてママは嬉しいです(笑)
2021年03月12日メリッサ・マッカーシーとオクタヴィア・スペンサーが親友役で、スーパーヒーローとなって大活躍するNetflix映画『サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~』から予告編が解禁された。Netflixでは1月、「2021年は毎週新作映画を配信する」として豪華俳優陣たちが紹介する予告動画を公開していたが、本作もその中の1本。舞台は、超能力を持つ悪者たちがはびこる現代。リディアのかつての親友で、喧嘩別れをした幼なじみエミリーは、普通の人間にスーパーパワーを与える研究に成功していた。街を守るため、再会した2人が“スーパーヒロインズ”となって立ち上がる。うだつの上がらないリディア役を演じるのは、『ある女流作家の罪と罰』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『ゴーストバスターズ』や『デンジャラス・バディ』『SPY/スパイ』などのアクションコメディでも活躍してきたメリッサ・マッカーシー。そして、エミリー役には『魔女がいっぱい』も記憶に新しく、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、『ドリーム』『シェイプ・オブ・ウォーター』でも同賞にノミネートされたオクタヴィア・スペンサー。2人がスーパースーツに身を包み、悪と闘う姿は必見!共演には『アントマン』のボビー・カナヴェイル、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のポム・クレメンティフほか、予告編には“カニのハサミ”を持つジェイソン・ベイトマンの姿も。監督・脚本は、メリッサと『タミー/Tammy』などでタッグを組み、実生活のパートナーでもあるベン・ファルコーンが務める。『サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~』は4月9日(金)よりNetflixにて配信開始。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年03月05日寒さの厳しいイギリスで勇敢な男性によって1匹の犬の命が救われました。2021年1月、ポーラ・タウンさんはウエスト・ヨークシャー州にあるポンテフラクト公園を訪れていました。海外メディア『Yorkshire Evening Post』によると、ポーラさんが公園に着いた時、凍った湖の中に1匹の犬がいたのだそう。氷の割れ目に落ちた犬は必死に氷の上に這い上がろうとしますが、その度に水の中に落ちてもがいていたといいます。それを見たポーラさんはパニックになり、近くに救助用の浮き輪がないか探しますが見つからなかったのだとか。するとたまたまジョギング中に通りかかった男性が、迷うことなく湖に入って行ったのです!What a hero, this complete stranger rescued this families dog when it got into trouble in Pontefract Park.Posted by Paula Town on Saturday, January 9, 2021What a hero, this complete stranger rescued this families dog when it got into trouble in Pontefract Park.Posted by Paula Town on Saturday, January 9, 2021男性の名前はダーシー・ペルさん。ダーシーさんは湖の氷を割りながら犬がいるところまで泳ぎ進み、無事に犬を救出しました。犬とダーシーさんが湖から引き上げられると、様子を見守っていた人たちから拍手が沸き起こりました。その人たちの中に犬の飼い主もいたようです。ずぶ濡れになったダーシーさんですが、この後友人からジャケットを借りて、何事もなかったかのようにジョギングを再開。感動したポーラさんが動画をFacebookに投稿すると、ダーシーさんへの称賛の声が上がりました。・なんて素晴らしい男性!彼はヒーローだ。・涙が出たわ。・相当冷たかったに違いないのに、すごい男性ね。実はダーシーさんはトライアスリートで、寒中水泳の経験があったのだそう。だから、ためらわずに凍った湖に入ることができたのですね。Posted by Darcy Pell on Thursday, June 25, 2020Posted by Darcy Pell on Thursday, June 25, 2020ダーシーさんは『Yorkshire Evening Post』の取材に「僕はヒーローなんかじゃないです。ただ困っている犬がいたので助けただけですよ。大したことじゃないです」と謙虚に語っています。また彼は「寒中水泳の経験がない人は危険ですので、僕のマネをしないでくださいね」と注意喚起しています。凍った池や湖に犬が入っていき、氷が割れて水の中に落ちてしまう事故は珍しくありません。そのような場所を散歩する時は必ずリードをつけるなど、飼い主が十分に気を付ける必要があります。偶然にもダーシーさんが通りかかったおかげで犬が助かってよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月18日本日1月16日は「ヒーローの日」。アニメや映画の世界における“ヒーロー”をさらに多くの人に愛してもらい、その存在を世の中に浸透させることを目的として、「1(ヒ)1(ー)6(ロー)」と読む語呂合わせで認定された記念日。“ヒーロー”といえば、世界中から愛されている<アベンジャーズ>を思い浮かべた方も多いのでは?いまでこそ、人類を守るために戦う最強ヒーローズという印象の強い彼らだが、そんな彼らもかつてはごく普通の存在であったり、葛藤を抱えていたりした過去がある。そこで本日は、日本でも絶大な人気を誇るアイアンマンやスパイダーマンなど、最強ヒーローの活躍で世界中を熱狂させてきたマーベル・スタジオが贈り出したファン待望の最新作「ワンダヴィジョン」で注目の2人のヒーローの成長ストーリーにスポットライトを当ててみた。復讐者からマーベル史上最強のヒーローに!人体実験で生み出された超能力者ワンダ・マキシモフスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、幼いころ両親を奪われた復讐を果たすため、自ら悪の組織の人体実験に志願し、パワーを得た。同じく人体実験から能力を得た双子の弟・ピエトロと共に、最初はヴィランとして登場。両親の仇をとるため“アベンジャーズ”の強敵ウルトロンの協力者だったが、次第に真の敵が誰なのかを知り、アベンジャーズと共に悪に立ち向かった。これまでの想像を絶する体験から、彼女は人を容易には信じることができない一面があった。また、マインド・ストーンから得た人並外れた強靭なパワーを持っていることを理由に、何も知らない人々には恐れられがち。しかし、同じくマインド・ストーンから能力を得たヴィジョンだけは葛藤している彼女の気持ちに共感を示し、優しい言葉で励ましてくれた。次第に、ヴィジョン以外のアベンジャーズのメンバーにも心を開くようになったワンダは、大切な仲間を守るため、強靭だったパワーをさらに増幅。復讐のために得た強大なパワーを、人々を守るために使うヒーローへと成長していく。アイアンマンを支えたAIをアップロード究極ボディの人造人間ヴィジョンヴィジョンは、人工知能を究極の人造ボディに宿した人造人間である。もとは、世界平和実現のため天才実業家トニー・スターク/アイアンマンによって生み出された人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャービス)で、身体こそ持たないが、悪の組織に立ち向かうトニーを支える存在だった。地球の侵略を目論む宇宙からの敵に対抗するため、トニーは同じく天才のバナー博士と共に人工知能による完璧な平和維持システム・ウルトロンを密かに開発していた。しかし、自我を持ったウルトロンは地球を脅かす唯一の存在=人類を抹消しようと動き始める。そんなウルトロンを止めるため、ウルトロンが準備していた究極の人造ボディに強大なパワーを持つマインド・ストーンを融合させ、J.A.R.V.I.S.をアップロードしたことで生まれたのが、最強の人造人間=ヴィジョン。一瞬で情報処理や高度な計算が可能であるほか、額に埋め込まれたマインド・ストーンのパワーも相まって、超人的な腕力、スピード、持久力、俊敏性を持ち、高速で飛行できる。その優れた能力で次々と悪に対抗するヴィジョンだが、人の心の機微を理解できない一面があった。しかし、次第に惹かれ合い恋人となるワンダの葛藤を受け止め、アベンジャーズの仲間たちとの戦いを通じて生まれた絆を通じて、次第に人間性を持ち始める。ストーンから得た強力なパワーと、AIゆえの先を読む判断力に加え、人を思いやる心が生まれたことで、最強ヒーローが結集する“アベンジャーズ”を支える、仲間想いの優しいヒーローに成長したのだ。いよいよ配信スタート!マーベル・スタジオが贈る最新作「ワンダヴィジョン」でついに結ばれた2人だが…各々葛藤を抱えながらも、大切な人たちとの出会いや経験を通じて成長した2人は、互いを思いやり、次第に惹かれ合っていった。しかし、そんな2人が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)にて壮絶な別れを経験することとなる。悲しい結末を迎えたかに見えた2人だが、昨日公開を迎えたマーベル・スタジオの最新作「ワンダヴィジョン」に揃って登場。2人が夢にまで見た結婚生活が描かれているという…。ヴィジョンが命を落とした『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』よりずっと後の世界なのに、死んだはずのヴィジョンが登場?それってどういうこと?なぜ彼はここにいるのか、この後どんな展開が待ち受けているのか、謎は深まるばかり。フェーズ4の幕開けを飾る重要作として今後の映画作品との繋がりを期待するファンが続出し、世界中から熱い視線が注がれている本作。ワンダやヴィジョンをはじめとしたヒーローたちのストーリーに要注目だ。ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで配信中。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はディズニープラスで配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年01月16日マーベル・スタジオ映画作品の世界を楽しめるイベント「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ(MARVEL STUDIOS:A UNIVERSE OF HEROES)」が、2021年10月23日(土)から2022年1月2日(日)までの期間、埼玉・EJアニメミュージアムにて開催される。その後、2022年1月9日(日)から3月27日(日)まで北海道のサッポロファクトリー3条館3階に巡回する。マーベル・スタジオ映画作品のイベント2008年に公開された映画『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。マーベル・スタジオは、アメリカン・コミック「マーベル・コミック」に登場するヒーローたちのストーリーを描き、時にはクロスオーバーさせながら、大ヒット作品を製作してきた。特に、2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、世界歴代興行収入トップの座につくなど、大きな話題を呼んだ。「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」は、そんなマーベル・スタジオ映画作品に登場するヒーローたちを象徴するアイテムを身近に展示し、その世界観の中で写真を撮りながら楽しめる体験型のイベントだ。注目は、『アイアンマン』の主人公トニー・スタークのラボに格納されたアーマー群がずらりと並ぶ圧巻の展示。間に立って写真を撮れば、映画の中に紛れ込んだような気分を味わえそうだ。また、『ドクター・ストレンジ』の"魔術"を映像で体験できる迫力ある展示や、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場するキュートなルックスのアライグマ・ロケットの相棒・グルートと一緒にダンスできるユニークな展示も用意する。その他、イベントに合わせたグッズ販売も行われる予定だ。詳細「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」■埼玉会場期間:2021年10月23日(土)~2022年1月2日(日)時間:10:00~18:00会場:EJアニメミュージアム住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム3F入場料:大人 1,500円、小学生 1,000円、大人ペア券 2,600円※入場料は当日料金。前売券は各券種100円引き。大人ペア券は前売りのみの販売。※前売券は10月22日(金)23:59までの発売。※チケットは土日祝日は日付指定制。(10月23日(土)・24日(日)のみ1時間ごとの日時指定)※毎月第1・第3・第5火曜日は休館。(祝日の場合は開館・翌日閉館)■北海道会場会期:2022年1月9日(日)~3月27日(日) ※1月9日(日)、10日(月・祝)は日時指定会場:サッポロファクトリー3条館3階住所:北海道札幌市中央区北2条東4丁目※東京・大阪・福岡・名古屋会場は終了
2020年12月07日すべてのヒーローがマントを着ているわけじゃない!こんな言葉とともにTikTokに投稿された動画が話題になっています。動画を撮影したのはカナダ・トロントに住むマーレンカ・エイドスさん。彼女が交通量の多い市街地を歩いていた時のことです。道路の真ん中で1台のタクシーが止まり、運転手が降りてきたのです。その理由は…。@marlenkaaidosNot all heroes wear capes! ##hero ##toronto ##funny ##birds ##pigeon ##taxi ##kindness ##rescue♬ original sound - Marlenka Aidos道路で立ち往生していたハトを救出!動画にはこの運転手の男性に対する多くのコメントが寄せられています。・真のヒーローに乾杯。・なんて優しい世界だ。・涙目になっているのは私だけ?・鳥を愛する者として、お礼をいうよ。ありがとう。たいていの鳥は車が近付くと飛んで逃げますが、なぜかこのハトはずっと車道の真ん中にいたようです。ハトのすぐそばをほかの車がどんどん通りすぎていますので、このままあの場所にいたら轢かれていたかもしれません。助けてもらえてよかったですね。心優しいタクシーの運転手さんの行動に、たくさんの人が幸せな気持ちになれました。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日子供たちに「大きくなったら何になりたい?」と尋ねたら、さまざまな職業の名前が返ってくることでしょう。カナダ・トロントに住むウルフギャング(通称:ウルフィー)くんにも憧れの職業があります。それは『ゴミ収集車の作業員』。ウルフィーくんはゴミ収集トラックとそれを運転する作業員の人たちの大ファンなのです。新型コロナウイルス感染症の影響で家で過ごすことが多くなって以来、ウルフィーくんはゴミ収集のある毎週金曜日を心待ちにするようになったのだとか。DJさんとドリューさんという作業員の男性と仲よくなり、2人に会えることが何よりの楽しみなのだそうです。誕生日に『スーパーヒーロー』がサプライズ!2020年9月9日は、ウルフィーくんの3歳の誕生日。そこで母親のジュリアさんは誕生日の数週間前に「今年はパーティーができないから、お友達を1人か2人呼んで一緒にケーキを食べようね。誰を呼びたい?」と彼に聞きました。するとウルフィーくんは迷うことなく「DJさんとドリューさん!」と答えたのです。誕生日当日は水曜日のためゴミの収集はありません。そこでウルフィーくんの願いを知った祖母が「孫の誕生日に2人を招待したいのですが」とトロント市宛てに手紙を書いたのだそう。しかしそれから3週間、トロント市からは何の返信もなかったといいます。ところが誕生日当日、ウルフィーくんに最高のサプライズプレゼントがやってきました。Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020なんとドリューさんが、仲間を連れて4台のゴミ収集車でお祝いに駆け付けたのです。残念ながらDJさんは休暇中でこの日は来られませんでしたが、ウルフィーくんはドリューさんから彼らとおそろいの作業員の制服をプレゼントされて大喜び!Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020The COVID-19 pandemic brought together an unlikely friendship: a toddler and some garbage collectors. When Wolfgang...Posted by CBC Vancouver on Sunday, September 20, 2020The COVID-19 pandemic brought together an unlikely friendship: a toddler and some garbage collectors. When Wolfgang...Posted by CBC Vancouver on Sunday, September 20, 2020ウルフィーくんがゴミ収集車にかける情熱は相当なもので、お気に入りのおもちゃはゴミ収集車、ハロウィーンはゴミ収集作業員の仮装をし、将来の夢はもちろん『ゴミ収集作業員になること』なのだそう。そんな彼にとってドリューさんやDJさんはまぎれもなくスーパーヒーローなのです。ジュリアさんはお祝いにきてくれた作業員たちに感謝をつづっています。4台のゴミ収集車がクラクションを鳴らしながらやってきたのを見て、ウルフィーは喜びのあまり言葉を失っていました。彼らはプレゼントを持ってきて、息子と遊んでくれただけでなく、ウルフィーにクラクションまで鳴らさせてくれたんです!幼い子を笑顔にするためにご自身の時間を割いてくれた心優しい作業員のみなさんと、この困難な時に働いてくれているすべてのエッセンシャルワーカーのみなさんを心から尊敬します。Julia Readerーより引用(和訳)一方、作業員たちもウルフィーくんとの交流を楽しんでいるそうです。ドリューさんは『CBC Vancouver』の取材にこう語りました。ウルフィーくんはとても素晴らしい子です。大好きですよ。彼らは次の世代を担う子供たちですから、毎日の生活の中で僕らがこのような単純作業でも情熱を持って行っているのを見てもらうことは意義があると思います。僕もとてもいい気分です。CBC Vancouverーより引用(和訳)Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020Posted by Julia Reader on Wednesday, September 9, 2020ゴミ収集車や消防車などの『働く車』が好きな子供は多いものです。それらを自在に操る人たちはとてもかっこよく見えるのでしょう。憧れのヒーローたちにお祝いしてもらえた3歳の誕生日は、ウルフィーくんにとって一生忘れられない思い出になることでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月30日ソニー・ピクチャーズが作るマーベルのスーパーヒーロー映画の監督に、オリヴィア・ワイルドが決まった。キャラクターが女性いうこと以外、何もわかっていないが、ソニーということで、スパイダーウーマンが中心になるのではないかと憶測されている。プロデューサーはエイミー・パスカル、脚本家はケイティ・シルバーマンで、女性チームだ。この3人は、ユニバーサル・ピクチャーズのプロジェクトでも組んでおり、そちらが先に進められると見られる。ワイルドは今週末日本公開となる『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』で監督に初挑戦した。女優としての最近作は『リチャード・ジュエル』。文=猿渡由紀
2020年08月21日ミュウミュウ(MIU MIU)から、アメリカンコミックスの女性スーパーヒーロー“ワンダーウーマン”にフィーチャーした「ワンダーウーマン(Wonder Woman)」カプセルコレクションが登場。2020年7月下旬より、ミュウミュウ直営店及び、公式オンラインストアにて発売される。世界中で愛される「ワンダーウーマン」ワンダーウーマンがアメリカンコミックスに初登場したのは、1941年のこと。母親のヒッポリタ女王によって形作られ、ギリシャの神々から不思議な能力を授けられた彼女は、“最強”の女性スーパーヒーローとして一躍人気に。今日に至るまでアニメ化や実写化も実現されるなど、世界中から愛されているキャラクターだ。プリントTシャツ全3型そんなワンダーウーマンに注目したミュウミュウは、彼女を主役したユニークなプリントTシャツを発売。アマゾン族の不可思議なアスレチックポーズや、原始的な遊びを楽しむピンナップ、恐竜を相手にしたファイティングシーンといった、全3種類を展開する。ヴィンテージライクなデザイン&ブランドロゴもいずれのTシャツもポップなプリントながらも、大人の女性に似合うヴィンテージライクなデザインが魅力的。またプリントの中央には、ブランドロゴをさり気なく重ねているのもポイントだ。詳細「ワンダーウーマン」カプセルコレクション発売時期:2020年7月下旬展開店舗:ミュウミュウ直営店(一部店舗を除く)、公式オンラインストア価格:各70,000円(予定価格)【問い合わせ】ミュウミュウ クライアントサービスTEL:0120-451-993
2020年07月30日「本物の勇気とは、何をすることが正しいかを知っていて、自分が傷つくかもしれないと分かっている時でも行動できることだ」ハリウッドの人気ヒーロー映画シリーズ『アベンジャーズ』に出演していた俳優たちが、アメリカに住む6歳の少年に賛美のコメントを贈り、反響を呼んでいます。犬から妹を守った少年に称賛の声6歳のブリッジャーくんは、攻撃的な犬が妹を襲っているところを目撃。自ら間に入って妹を守り、犬の隙を突いて一緒に逃げ出したそうです。この勇敢な行動により、妹は無傷で済みましたが、ブリッジャーくんは顔や頭に大きな傷を負ってしまいます。しかし、ブリッジャーくんはこの出来事の後、自らの行動の理由について家族にこう話したそうです。「もし誰かが死ぬのなら、それは妹でなく僕であるべきだと思った」ブリッジャーくんの叔母のニッキーさんは、妹のために大ケガをした甥っ子を励ましたいと考え、彼の物語をInstagramに投稿。そして、スーパーヒーローを演じた俳優たちに、「ブリッジャーくんのことをぜひ知ってほしい」とメッセージを送りました。アベンジャーズ俳優から届いたメッセージすると、ニッキーさんの呼び掛けに次々とアベンジャーズ俳優たちが応答。ブリッジャーくんに励ましや称賛の言葉を贈りました。最初にメッセージを返したのアベンジャーズシリーズで、『超人ハルク』ことブルース・バナー博士を演じたマーク・ラファロ。ニッキーさんの投稿のコメント欄に、次のようにつづっています。敬愛なるブリッジャー。君になにがあったのかを知り、これをいいたくて連絡をしました。ほかの人の幸せを、自分のそれよりも優先できる人々は、私が知っているなかでもっともヒーローらしく、思慮深い人たちです。私は君の勇気と心に、本当に尊敬し感心をしています。本物の勇気は、人を支配したり、人と戦ったり、タフな男のフリをして歩いている人たちのことではありません。本物の勇気というのは、何が正しいかを知っていて、それをすることで自分が傷付くかもしれないと分かっている時でも行動できることです。君は、私が今まで見てきた人たちの中で誰よりも素晴らしい。賛美を込めて、マーク・ラファロnicolenoelwalkerーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Nikki Walker(@nicolenoelwalker)がシェアした投稿 - 2020年 7月月12日午前8時53分PDTまた、『キャプテン・アメリカ』役を演じたクリス・エヴァンスは、なんとビデオメッセージでブリッジャーくんに称賛の言葉を伝えています。 この投稿をInstagramで見る Nikki Walker(@nicolenoelwalker)がシェアした投稿 - 2020年 7月月15日午後4時36分PDTやあ、ブリッジャー。キャプテン・アメリカだ。友よ、僕はきみのストーリーを見て、このメッセージを送っている。きみはヒーローだ。君がしたことはとても勇敢で無私だった。妹はきみのようなお兄ちゃんがいて本当に幸せだよ。きみの両親も君を誇りに思うに違いない。後で本物のキャプテン・アメリカの盾を贈るよ。だって、きみはそれにふさわしいからね。nicolenoelwalkerーより引用(和訳)このほかにも、スパイダーマン役のトム・ホランドや、アベンジャーズ以外でも『THE FLASH / フラッシュ』で主役フラッシュを演じたグラント・ガスティンなどヒーロー役を演じた俳優たちから続々と温かいメッセージが届いているとのこと。【ネットの声】・この話に涙が出た。彼こそアベンジャーズにふさわしい。・本当のヒーローは『考えるより先に体が動いた』というらしい。それだね。・生きていてよかった。早くケガがよくなりますように。・もし、誰かが傷についてバカにしても、恥じたり悔いたりしないでほしい。その傷は妹の命を救った大切な勲章なのだから。ハリウッド俳優たちの思いやりあるメッセージは、きっとブリッジャーくんにとって宝物になったことでしょう。小さな少年の命がけの行動に、多くの人が心を打たれました。[文・構成/grape編集部]
2020年07月17日丸3ヶ月という息子の長い休園生活。毎日の楽しみは息子と一緒に、大好きな特撮ヒーローをゆっくり見ることだ。■テレビを見ていると縮まる息子との距離すっかり2人で夢中になる。息子はテレビを見ている最中、隣同士に座っていても、大体いつの間にか私のひざに座ってくる。そして夢中になってくるとだんだんと…技をかけられた。息子はテレビを見ているとき、どうしても体が動きがちになる。それでも息子の目だけは、しっかりとテレビに向いている。■ついに母の頭までのぼってくる息子…見えぬ!! 母は見えぬが、息子の目はしっかりテレビである。アクロバティックだがとてもくつろいでいる様子の息子。でも母だって…たった5分の間によくぞここまでグルグルと体勢を変えられるよな…と思うが、息子本人は落ち着いて、真剣に見ているようである。信じられない。でも母だって落ち着いて見たい! 息子の体勢が気になって、テレビの内容がまったく頭に入ってこない!もう息子が寝たあとにゆっくり見ようかな…とも思ったが。家族がみんな寝たあと、夜な夜な特撮ヒーローを真剣に見る自分の姿を想像すると、ちょっとシュールなのでやめておく…。
2020年06月07日2020年4月19日現在、日本では新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響を受け、全国の都道府県に向けて『緊急事態宣言』が発令されています。多くの地域で不要不急の外出自粛が呼びかけられる中、秋田県のローカルヒーローがTwitterに投稿したメッセージが話題です。『おらから県民のみんなへ』秋田県にかほ市を中心に活動し、地産地消を発信しているヒーロー『超神ネイガー』(@neiger_akita)さん。秋田県民に対し、次のような呼びかけを行いました。おらから県民のみんなへ。 #緊急事態宣言 pic.twitter.com/YEZ30XBY1g — 超神ネイガー (@neiger_akita) 2020年4月17日 『超神ネイガー』が訴えたのは、「呼ばない」「行かない」「帰省しない」という3つの行動でした。その理由をイラスト付きで分かりやすく説明したうえで、こんなメッセージをつづっています。いろいろとつらいだろうが、今が踏ん張り時だ。ここで一人ひとりがちゃんと対応できねえとマジで日本どころか世界が終わる…。みんなの良識ある行動に期待してるぞ。へばな。※『へばな』は方言で「さらば」「じゃあね」の意味。投稿はTwitterで拡散され、県民を始めとするたくさんの人々からコメントが寄せられました。・さすが秋田のヒーロー!これぐらいハッキリいってくれたほうがいい。・これは拡散してほしい。自分は県外の者ですが、教えをちゃんと守りたいと思った。・「おめだぢ大概死ぬぞ」というパワーワード!いやでも本当にその通りよ…。・ありがとう!コロナウイルスが収まったら、秋田に帰省するだ。コロナウイルスの感染拡大を防ぐには、一人ひとりが教えを守り、「感染しない・させない」という徹底した行動を取ることが大切です。地元で暮らす大切な人と、気兼ねなく会える未来をつくることができるかどうかは、私たちの行動にかかっています。【『超神ネイガー』にまつわるほかの記事はこちら】不要不急の外出自粛に『あるヒーロー』が神発言!「その通り」「ハッとした」[文・構成/grape編集部]
2020年04月19日2020年3月31日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染したことが判明した俳優の小宮璃央さん。小宮さんは特撮番組『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)で、主役のキラメイレッド役として出演しており、その報道に多くの人が衝撃を受けました。キラメイレッドが無事に退院同年4月9日、小宮さんは自身のTwitterで無事に退院したことを報告。関係者やファンの子供たちへのお礼とともに、自身が感じた症状について語っています。私、小宮璃央は本日4月9日に退院致しました。今後は2週間の自宅待機を致します。ファンの皆様、この度は大変なご心配をおかけしました。また、関係者の皆さんにはご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。キラメイジャーを応援して楽しみにしてくれている皆さんをはじめ、数々の温かいメッセージに凄く励まされました。特にいつもキラメイジャーを応援してくれる子供達!お手紙やSNSでのメッセージ、本当に勇気づけられたし本当にパワーもらえました!ありがとう!僕自身、藤浪選手の嗅覚異常のニュースを見て、もしかしたら自分も…と気づけたので、僕が感じた症状を伝えられればと思います。あくまで僕の場合ですが、・鼻は詰まってる感じはしないのに匂いが分からなくなったり味がせず、ただ固形物を食べてるようにしか感じませんでした。・コーヒーの苦い味ですら水のように感じました。・発熱等はなかったのですが、身体が動きにくかったり重い荷物を背負ってるような感覚がありました。若い僕でも感染しましたし、誰もが感染するリスクがあると改めて感じてもらうキッカケになればと思います。皆さんも気をつけて外出自粛、手洗いうがいなどできることやりましょう!必ず元気なキラメイレッドとして、皆さんの前に戻ってきますので、もう少しだけ待っていてください。小宮璃央@komiyario_1119ーより引用 pic.twitter.com/bqIEXzxjOp — 小宮璃央 (@komiyario_1119) 2020年4月9日 番組を見ている子供たちの応援がパワーになったという小宮さん。幸い発熱もなく、軽症で済んだとのことですが、嗅覚や味覚異常、身体のだるさがあったといいます。17歳という若さにも関わらず、感染してしまったという点に、改めてコロナウイルスの恐ろしさを感じてしまいますね。この投稿に、ネット上でもたくさんの応援メッセージが寄せられました。・本当に心配していました。今は心と身体のことを考えてゆっくり休んでください。そしてまた最高の『ひらめキング』を聴かせてください。・子供と放送を楽しみにしています。無理をせずに少しずつ頑張ってください!・暗いニュースばかりな中、一筋の光が見えてきた気がします!応援しています。コロナウイルスに打ち勝ち、戻ってきたヒーローに、全国の子供たちは希望を感じることでしょう。体調に気を付けながら、またテレビで元気に活躍する姿を見せてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月10日2020年4月現在、全国的にまん延している、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。感染すると、発熱や咳、呼吸困難などを起こす人がいる一方、無症状でウイルスを持っている場合もあり、誰が感染源になってもおかしくない状況です。ヒーロー『超神ネイガー』の考え方に、称賛の声感染防止のため、不要不急の外出自粛が呼びかけられている中、あるヒーローの発言が、話題になっています。秋田県にかほ市を中心に活動し、地産地消を発信するローカルヒーロー『超神ネイガー』(@neiger_akita)さん。コロナウイルスで不要不急の外出を控えなければならない状況に対し、同年3月29日に、ヒーローらしい意見をTwitterに投稿しました。それがこちらです!発想の転換な。まず自分は『既に無症状感染している』という前提で考えてみる。何をしてはいけないかが掴めてくるはずだ。外出しただけで他人の命を奪ってしまうかもしれない…。つまり『不要不急の外出を控えることで、他人の命を救い続けている』という訳だ。これはもはやヒーローだべ?へばな。— 超神ネイガー (@neiger_akita) March 29, 2020 自分が『感染者』になったつもりで行動することが大切だとつづる、超神ネイガーさん。「外出を控えることが、他人の命を救い続けている」と、ヒーローらしい言葉で締めくくりました。超神ネイガーさんの考え方は称賛され、多くの『いいね』とコメントが集まっています。・さすがヒーロー!考え方に納得し、思わずうなずいてしまいました。・素晴らしい発想力!これなら子供たちも理解してくれそう!・大切な人を守るためにも、超神ネイガーさんのような意識改革が大切ですね。超神ネイガーさんはその後の投稿で「さーてと、地球救っちゃいますか」とつづり、自室に消えた様子。しっかりとオチをつけ、人々に笑顔を届けました。ま、ヒーローだし仕方ねーか…。さ〜てと、地球、救っちゃいますか(自室に消える) #外出禁止がポジティブになるコピー — 超神ネイガー (@neiger_akita) March 29, 2020 会いたい人に会えなかったり、行きたい場所に行けなかったりと、外出できず、つらい想いをしている人は少なくないでしょう。しかし、外に出ないことで、自分や周りの大切な命を守ることができるのなら、今は耐え忍ぶべきなのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年04月02日《text:宇野維正》先日、マーティン・スコセッシがEmpire誌のインタビューでスーパーヒーロー映画全般について「あれは映画じゃない。正直言って、自分が一番近いと思うのはテーマパークだ。人間の感情や心理的な経験を別の人間に伝えるものではない」と批判して話題になった。その批判の内容自体は別に目新しいものではない。結局のところ、重要なのは「何を言うか」ではなく「誰が言うか」だ。早速、ジェームズ・ガン、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・ダウニーJr.といった、これまでスーパーヒーロー映画に貢献してきた映画人たちがその批判にリアクションをした。もっとも、そのスコセッシの新作『アイリッシュマン』も、旧来の意味での「映画」として観客が劇場で観ることができる機会は限定されている。贅沢なセット美術、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシらの出演料、そして彼らを若返らせる(物語は彼らが30代の時代から描かれる)ためのVFXに費やされた1億7,500万ドル(約190億円)という製作費を出資したのはNetflixだ。スコセッシでさえも(あるいはスコセッシだからこそ)、もはや本当に作りたい映画を作れる場所は現在のハリウッドにはない。『ジョーカー』がこの時代に生み出された意味『ジョーカー』について語る際にふまえるべきなのは、本作がそのようにかつて「映画」と呼ばれていたアートフォームの足場そのものが大きく揺らいでいる2019年という時代に生み出された作品であるということだ。今年、映画興行のあらゆる記録を塗り替えることとなった『アベンジャーズ:エンドゲーム』の公開時には、それぞれのスーパーヒーローの出演時間を集計した表がソーシャルメディアで拡散されたが、ほぼすべてのシーンにジョーカー(=アーサー・フレック)が顔を出す『ジョーカー』ではストップウォッチを握る必要はない。ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスが本作で披露しているのは、典型的なメソッドアクト(役者がキャラクターになりきる演技法)で、キャラクター造形が役者の資質に寄りそっている近年のスーパーヒーロー映画とは真逆のやり方だ。トイレが近い人は、「旧来の映画」のように作品が約2時間で終わることに歓喜するだろう。『ジョーカー』には、過去の映画からの「オマージュ」と呼ぶのも憚られるような直接的な引用や影響が全編に放り込まれている。なかでも(他でもない)スコセッシの『タクシー・ドライバー』(1976年)と『キング・オブ・コメディ』(1983年)は作品の骨格そのものを形作っていて、両作品で主演を務めたデ・ニーロの本作での確信犯的起用法を含め、監督のトッド・フィリップスはスコセッシからの影響を作品にそっと忍ばせるようなそぶりさえ見せない。優れた映画は過去の映画のレファレンスから生み出されるというのは、(作り手も観客も含めた)映画好きにとって自明のことではあるが、作品の時代設定である1981年に使用されていたワーナーのオープニングロゴで始まる『ジョーカー』に関しては、それを一つ一つ指摘していくのがバカらしくなるほどすべてがあからさまにおこなわれていく。スコセッシ作品と並んで本作の精神的な支柱となっているのは、チャールズ・チャップリンの『モダン・タイムス』(1936年)だ。同作はドナルド・トランプ的な「政界に足を踏み入れる成功したビジネスマン」の象徴として描かれているトーマス・ウェインが主賓の上映会で、そのままスクリーンに映し出され、チャップリン自身が作曲した劇中歌「スマイル」は本作のテーマソング的な役割まで担っている。1981年に『モダン・タイムス』の上映会がこんなものものしくおこなわれているのも少々奇妙だが、客席を埋めた裕福で高齢な白人たちは、主人公が工場労働の単調さから「発狂して精神病院送り」になったり「デモの扇動者と間違えられて拘置所送り」になったりするこの作品を、手を叩いて笑いながら楽しんでいる。そもそもトーマス・ウェインは自身の市長選が控えているゴッサムシティに不穏な空気が充満しているにもかかわらず、何故か映画ばかり観ている。『モダン・タイムス』上映会の数日後、ピエロの仮面をつけた民衆による暴動が予告されていた夜に、彼はわざわざ妻と一人息子(ブルース・ウェイン)を連れて『ミッドナイトクロス』(1981年)と『ゾロ』(1981年)が上映中の劇場に足を運び、映画を観た後に街に放り出されることになる。物語の設定を1981年にした二つの理由フィリップスは本作の設定を1981年にした理由を二つ明らかにしている。一つは、他のDC作品と完全に切り離すため。確かに、本作のジョーカーが「あのジョーカー」だとしたら(そこにも解釈の余地は残されているが)、現在進行中の各DC作品とは作品のテイストだけでなく時代的にもまったく辻褄が合わない。ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した直後には、他のDC作品との関わりだけでなく、本作の続編製作についてもまったく考えていないと念押ししている。つまり、マーベル作品に代表される現在のスーパーヒーロー映画の常套手段である「映画のユニバース化」だけでなく、現在のハリウッド大作の主流である「映画のシリーズ化」までをも完全に否定したところから生み出されたのが、今回の『ジョーカー』なのだ。もう一つの理由は、まさにスコセッシが言うところの「人間の感情や心理的な経験を別の人間に伝える」映画がまだ普通にハリウッドで作られていた、70年代後半から80年代初頭までのアメリカ映画への深い愛着だ。『ハングオーバー!』シリーズ、『デュー・デート』、『ウォー・ドッグス』のようなコメディ作品が並ぶフィリップスのフィルモグラフィーを見渡した時、その無防備なノスタルジーはいささか唐突なものにも思えるが、スーパーヒーロー映画という「口実」でもなければ、現在のハリウッドでこのような映画愛がダダ漏れの作品を実現するのは難しいということだろう。フィリップスは「ジョーカー」のキャラクターの映画化権を獲得するまで、ワーナーとの再三にわたるタフな交渉があったことも明かしているが、報じられている本作の製作費は5,500万ドル(約59億円)。3億ドル(約321億円)以上かかったとされている同じDC作品の『ジャスティス・リーグ』の5分の1以下ではあるものの、この企画が通ったこと自体が現在のハリウッドにおいては「快挙」であり「事件」だった。『ジョーカー』は未来を切り開く存在になるか?2020年以降、マーベル・シネマティック・ユニバースは映画とテレビシリーズの垣根を完全に超えて、ディズニーの新しいストリーミングサービスから新作を次々に発表していく。昨年のアルフォンソ・キュアロン『ROMA』に続く今年のスコセッシ『アイリッシュマン』の成功によって、映画というアートフォームにおいても、ハリウッドからストリーミングサービスへとその主戦場は確実に移行していくだろう。そんな時代に、フィリップスは『ジョーカー』を「あまりにも映画的モチーフが込められすぎた2時間の単独作品」として仕上げ、スーパーヒーロー映画を、ハリウッドを、ヨーロッパの歴史ある映画祭を、ハックしてみせた。『ジョーカー』のクライマックスでは「持たざる者」たちであるゴッサムシティの民衆が蜂起する様子が描かれているが、『ジョーカー』という作品はこれまでのような環境を失いかけている「旧来の映画」の蜂起でもあるのだ。『ジョーカー』自体の発展性はフィリップスやフェニックスをはじめとする本作の主要スタッフによって否定されているが、アカデミー賞も射程に収めたいま、ここから一体どんな火がつくかはわからない。『ジョーカー』が一回限りの暴動として終わるのか、この暴動の後の荒地から他の映画人たちが映画の未来を作っていくのか、固唾を飲んで見守っていきたい。(text:宇野維正)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月11日インド発のアクション・ヒーロー・エンターテインメント『Mard Ko Dard Nahin Hota』(原題)が『燃えよスーリヤ!!』の邦題にて公開されることが決定。併せて、ビジュアルと予告が解禁となった。主人公スーリヤは何の変哲もない青年。ただし、彼はどんな痛みも感じないという特別な体質の持ち主。幼い頃に祖父から渡されたカンフー映画に衝撃を受けて以降、街の悪党を倒すことを目標として独自にカンフーの特訓を積んできた。ある日、スーリヤは離ればなれになっていた幼なじみのスプリが街を牛耳る悪の組織に狙われていることを知り、カンフーと痛み知らずの身体を武器に悪の組織との全面戦争を決意する――。第43回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて観客賞を受賞した本作。監督は『めぐり逢わせのお弁当』の製作に携わり、本作で長編監督2本目となるヴァーサン・バーラー。主人公スーリヤを演じるのは本作で銀幕デビューとなるアビマニュ・ダサーニー。今回解禁された予告編では、子ども時代のスーリヤがいじめに遭うも痛みを感じず、無理やり「イテッ」と言う様子が映し出される。じいちゃんに渡されたVHSを再生すると、胴着の男が片足で「百人組手」に挑むアクションが映し出され「かっけえええ!!」と絶叫。アクション映画に影響を受け、カンフーヒーローになる道を歩み始める。成長し、大人になったスーリヤは相も変わらず痛み知らずだったが、ヒロインである幼なじみのスプリとの再会で胸に痛みが走る。それが恋だと気づいた彼は愛する彼女を守るため、憧れの格闘家マニ、その弟子でもあるスプリと共に街を牛耳る悪の組織との壮絶な戦いに挑む。ナレーションを担当するのはカンフー界のヒーロー、ジャッキー・チェンの吹き替えを長年務める石丸博也。スローを多用したVFX満載のアクションシーンでは、どんな攻撃を受けても動じないスーリヤの心の声を代弁するように石丸さんが「痛くなーーーーーい」と絶叫。新たなスーパーヒーロー誕生を期待させる映像に仕上がっている。予告編と同時に解禁となったポスターでは、ブルース・リーをオマージュしたカンフースタイルのポーズを決めるスーリヤをはじめ、スプリ、マニ、悪の組織のボスであるジミー、スーリヤにアクション映画で英才教育をたたき込む強烈な祖父ら個性溢れるキャラクターたちが、漫画を意識したコマ割りの中で思い思いのポーズをとっている。「痛みを知らずに悪を討つ!」のコピーとともに悪の組織に立ち向かう意気込みが溢れだす構図となっている。『燃えよスーリヤ!!』は12月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月25日世界的人気を誇るマーベルのヒーロー映画『アベンジャーズ』が『アベンジャーズ:エンドゲーム』で映画史に残る大ヒットを遂げ最終章を迎えた2019年。アメコミファンの心を休ませることなく、全く違った視点でファンを夢中にさせているコミック原作のドラマがある。Amazon Prime Videoで7月26日から配信開始したR18指定のアンチヒーロードラマ「ザ・ボーイズ」だ。Amazon Originalドラマとしては配信開始2週間で史上最高の視聴数を記録と公式発表もされた今作は、これまでのヒーロー作品とは一線を画したアプローチでヒーロー像を描く。憧れたヒーローが実は…特殊能力を持ったヒーローが悪者から救ってくれることが一般化した世の中が舞台の「ザ・ボーイズ」。「セブン」と呼ばれる(どこかで見たような)7人の最強ヒーローを集めたドリームチームが存在し、日夜彼らは人々の生活の安全に寄与している。一見、これまで私たち視聴者が見てきた多くのヒーローもの作品にあるような展開に思えるが、それは1話目開始5分間までの話だ。ヒーローが大好きなオタク青年ヒューイの彼女がある日突然“交通事故的に”、ずっと憧れていたヒーローAトレインにひき殺されてしまう衝撃的な展開をいきなり迎える。テレビの会見を通して謝罪はあるものの事実と異なるAトレインの供述。ヒューイに対する直接の謝罪もない。そこで登場するのが、Aトレインの裏で糸を引いているヴォート社というヒーローのエージェント企業だ。特殊能力を持った人々をオーディションし、エージェントとして契約。ただの特殊能力を持った人ではなく、人気ヒーローとして社会的地位を得るよう戦略的にプロデュースするのが彼らの役目だ。かつて憧れていたとはいえ、理想のヒーロー像と現実のギャップに打ちのめされるヒューイ…と私たち視聴者。そう、ここまでの設定はまだ第1話の序盤であるが、『アベンジャーズ』などに心躍らせたヒーロー映画ファンにとっては気が気でないストーリーの幕開けである。女性スタッフの声が新たなヒーロー作品を生み出す現在シーズン2の撮影真っただ中の「ザ・ボーイズ」、原作は同じくAmazon Prime Videoで配信中のドラマ化「プリーチャー」で知られるガース・エニス。今回、彼の作品の大ファンであるエリック・クリプキ(「スーパーナチュラル」など)がクリエーターを務めている。登場するほぼすべてのキャラクターがこれまでヒーロー映画で描かれてきた側面をシニカルに描く役割を果たしているが、特筆すべきは女性キャラクターたちの「#Metoo」運動の時代に即した設定である。公式の予告で、日系アメリカ人俳優・福原かれん(『スーサイド・スクワッド』)演じるキャラクターには「The Female」=女性と表示されている。劇中で名前は出てくるが、ヒーロー作品で男性ヒーローのお飾りとしてだけ登場する女性像を揶揄した表現にも思える。このほかにも、エリザベス・シュー(『ベスト・キッド』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など)演じるヴォート社の副社長マデリンは、いわゆる典型的な仕事と母親業を両立させるスーパーバリキャリウーマンであり、ある意味一番現実的な憧れの人物像である。が、しかし、雑誌の表紙を飾りそうな成功した女性であるマデリンにも当然ながらかなり黒い裏がある。極めつけには、特殊能力を持ち、社会から愛されているはずのセブンのメンバーであるクイーン・メイヴ(演:ドミニク・マケリゴット)とスターライト(演:エリン・モリアーティ)でさえ、男社会であるヒーロー界で生きていくには定めだと言わんばかりの、華やかな表舞台とは裏腹に見るに堪えない性差別やハラスメントに晒されている。これらはすべて、決して笑えない問題だからこそ、キャストを含めた製作に関わる女性スタッフ達と、この話題をヒーロー作品に組み込むべきか、組み込むならどうするべきか、幾度となく話し合いを重ね、彼女たちの経験談や意見取り入れながら描き上げた結果だとエリックは「The Hollywood Reporter」のインタビューで語っている。単純に女性のヒーローをかっこよく描くのではなく、いまを生きる女性たちの、自己投影としてのキャラクターが「ザ・ボーイズ」には登場するのだ。ヒーローに壮大な喧嘩を売る“一般人”無実の人を殺したのにも関わらず、ビジネス上の判断から十分な謝罪のないまま蔑ろにするような行動をとるヴォート社とヒーローたち。そんな彼らに怒りと憤りを抑えられないヒューイの姿を見せつけられる私たち視聴者は、新たなヒーローの出現を願って止まない。ただ、ここでも期待を裏切られる。ヒューイのもとに登場するのは特殊能力を持った新たなヒーローではなく、カール・アーバン演じる見るからに怪しい、やたらとスパイスガールズに詳しい謎のイギリス訛りの男ビリー・ブッチャーだ。彼によれば年間に数百人単位で一般人がヒーロー活動の二次的被害に遭い殺されているというのだ。そう、被害者はヒューイの彼女だけではなかったのだ。新たなヒーローを期待したのに、裏切られるどころか新たな事実を突きつけられる。しかも、過去に観たヒーロー映画から、二次的被害で亡くなった人たちを容易に想像できてしまうのが余計につらい。数々のインタビューで“ヒーロー作品だから難しいトピックを語ってはいけないということではない”と語るクリエーターのエリック。『アベンジャーズ』だけでなく、これまでの多くのヒーロー映画では、ヒーローが善であり、悪に立ち向かう救世主であり、一般人はただ逃げ惑うか、敵の雑魚キャラとして描かれてきた。「ザ・ボーイズ」では、決して裕福ではない、ブルーカラー層の、善人と呼べない行為をしている一般人がアンチヒーローとして、ヒーローに殺された人たちのために立ち向かうのである。ヒューイはブッチャーに加担し愛する彼女の復讐を果たすのか、そもそも一般人がヒーローに勝てるのか、そしてヒーローへの疑念持ってしまった私たちヒーローファンの視聴者は一体どうすればいいのか…。数か月前『アベンジャーズ』で心を躍らせていた視聴者の気持ちを、これでもかと掻き乱しながら怒涛の展開を見せる全8話は一気見必至だ。(キャサリン/Catherine)
2019年08月27日東京ドームシティプリズムホールにて開催されている『Wヒーロー夏祭り』は、毎年子供から大人まで大好評のいまや夏の風物詩となっているイベントだ。歴代の仮面ライダーとスーパー戦隊が一堂に会する本イベントは、大人気アクションステージ『仮面ライダースーパーステージ』をはじめ、親子や友達同士で楽しめるプレイランド、景品がもらえる縁日コーナー、ヒーローが日替わりで場内に登場するヒーローグリーティングなど盛りだくさんの内容となっている。今回は8月9日に開幕したばかりの真夏のヒーローの祭典に、昨年『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』でルパンイエロー/早見初美花を演じた工藤遥がオフィシャルレポーターとして初日に突撃し、見どころを徹底解説してくれた映像が届いたのでご紹介したい。『Wヒーロー夏祭り2019』解説映像ルパンイエローを演じただけでなく、子供の頃からヒーローが大好きだという工藤は、会場に展示された約100体のヒーローの立像を見て終始大興奮の様子。自分が子供の頃に好きだった『仮面ライダー』や『スーパー戦隊』を懐かしんだかと思えば、最新シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の立像の前では、「また会いたいな~!」とルパパトファイナルライブツアー以来の共演を熱望し、後輩のスーパー戦隊の姿に感慨深い表情を浮かべる一幕も。さらに、ヒーローグリーティングのコーナーではルパンレッドとパトレン1号が登場!久しぶりの再会に喜ぶのもつかの間、事態は思わぬ展開に!?これを見れば、『Wヒーロー夏祭り』を100倍楽しめること間違いなしの特別動画をお見逃しなく!『Wヒーロー夏祭り2019』■会期:8月9日~8月22日(木)■開催時間:9:30~16:30(最終入場 16:00)※5回公演時(8/10、11、12)は、9:00~17:00(最終入場16:30)■会場:東京ドームシティ プリズムホール料金(税込)・入場券(仮面ライダースーパーステージ 最前列指定席付)〈全券共通〉¥3,200・入場券(仮面ライダースーパーステージ S指定席付)〈共通〉大人¥2,800 〈共通〉こども¥2,400・入場券(仮面ライダースーパーステージ 自由席付)※〈前売券〉大人¥1,900/こども¥1,600※〈当日券〉大人¥2,100/こども¥1,800※発券されるチケットは1枚で、プレイエリアへの入場及び『仮面ライダースーパーステージ』1公演の観覧が可能。※大人は中学生以上。こどもは、3歳~小学生です。※3歳以上はチケットが必要。3歳未満でも座席の必要な方はチケットをご購入ください。※『仮面ライダースーパーステージ』を座席指定にてご観覧希望の方は、入場券(最前列指定席付)または入場券(S指定席付)をお買い求め下さい。※最前列指定席はステージ前方1列目になります。※入場券(自由席付)はイベント会期前日まで前売料金、イベント会期中は当日料金となります。※自由席は座席に限りがございます。混雑時には立ち見もしくはご希望の日時にご観覧できない場合がございますので、予めご了承下さい。
2019年08月13日『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーパーソンとしても話題の新たな女性ヒーローの活躍を描いた『キャプテン・マーベル』。この度、7月3日(水)に発売するMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、主人公キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースを演じたブリー・ラーソンが、役作りについて語る貴重なボーナス映像が解禁となった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』公開前に上映が終了し、再上映を熱望する声も多かった本作は、いまなら劇場で『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る前に本作を楽しむことができる。今回解禁となった映像では、ブリーが、クリー人でもあり人間でもある自身が演じたキャラクター、ダンヴァースについて「自分を探り続けてる。彼女の心の葛藤は演じていて面白いわ」と語る。別のインタビューでも、感情と論理のどちらを優先させるか悩む現代の人々にとって共感しやすいキャラクターだとも話しており、その内なる葛藤が作品を面白くしている明かす。さらに、今回の役作りのために“ヒーローにしか答えられない質問”を伝説のヒーローにして助言をもらったと言う。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の撮影現場ではアイアンマン役ロバート・ダウニー・Jrや、キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、ブラックウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンと話す姿も!伝説のヒーローたちの質疑応答がどんな内容で、どのように役作りに反映されたのか気になるところだが、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギも「何年も手掛けたキャラクターが目の前にいるなんてすごいよ」と、ブリーが演じたキャプテン・マーベルに太鼓判を押している。ブリーが「今までの経験すべてが、今、このキャラクターを演じることにつながった。過去最高にダイナミックな役をもらえて感謝しているわ」と役への思いを語るように、様々な人の思いが込められたキャラクター、キャプテン・マーベルの活躍をぜひ堪能してほしい。『キャプテン・マーベル』は先行デジタル配信中、7月3日(水)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年06月14日YouTuberのHIKAKINと日清ヨークの乳酸菌飲料「ピルクル」とのコラボ第2弾が実現。ヒーローに扮したHIKAKINが描かれた「ピルクル おなかまヒーローズ」パッケージが5月下旬より順次登場する。これに先駆け、後楽園周辺での駅貼りポスターやヒカキンボイスも聞けるスペシャルWebサイトなどが、24日より期間限定で展開される。昨年実施した第1弾「ピルクル HIKAKIN パッケージ」は、ピルクルを「世界一おいしい飲み物」と絶賛したHIKAKINをパッケージデザインに起用し、子どもたちを中心にSNS上でも店頭でも大きな話題に。この第1弾コラボの反響を受け、ピルクルをより多くの子どもたちに手に取ってもらい、子どもたちの健康をおなかの中から支えたいという思いから第2弾コラボが実現した。第2弾コラボでは、HIKAKINが子どもの頃に夢見ていたヒーローに扮した姿を載せた合計12種のパッケージを、5月下旬より順次店頭切替で発売(※一部65ml×12の増量パックは7月上旬より順次店頭切替)。また、24日よりさまざまなプロモーションが展開され、悪と戦うヒーローとなる架空のストーリーが楽しめるWebサイトがオープンする。さらに、ヒーローの聖地である後楽園にて、ヒーローになったHIKAKINパネルと一緒に撮影ができるフォトブースが設置される。撮影は2月某日に行われ、撮影現場に来たHIKAKINは、ヒーロー衣装の出来栄えに大満足。おなかの調子を整えて、真剣に撮影に臨んだ。HIKAKINの代名詞である変顔も多用し、終始楽しい雰囲気で撮影が行われた。HIKAKINは「子どもの頃の夢はヒーローになることだった。保育園の卒業アルバムにも書いていたんですよ」と明かし、「ぜひ、後楽園に来てくれた子どもたちには、僕ちんがやってる正義の味方のポーズと写真を撮ってSNSで発信してほしいですね!! ピルクルを飲んで、僕と一緒に、この世界とおなかの調子を整えよう!!」とメッセージ。さらに、「屋外広告になるのは久しぶりで、ヒーローHIKAKINパネルと自撮りしたい。いつ訪れるかは内緒だけど、現地で会えるといいね」と話している。
2019年05月24日ザッカリー・リーヴァイが“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーロー・シャザムを演じる最強コメディ・アクション・エンターテインメント『シャザム!』の本編映像がシネマカフェに到着した。■ザッカリー・リーヴァイ、公開2週連続全米興行収入1位に「みんなに感謝を言いたい」4月5日(金)に全米4,217劇場で公開され、オープニング3日間で全米興行収入5,675万ドルを記録し、全米初登場No.1の好スタートを切った本作は、公開2週目の週末も勢いそのままに2,514万ドルをたたき出し、2週連続全米No.1の大ヒットを記録した。全世界での興行収入は2億5,800万ドルを突破し、全米3週連続No.1への期待も高まっている。本作で見た目はオトナ、中身はコドモのスーパーヒーロー・シャザムを演じたザッカリー・リーヴァイは自身のInstagramで、「『シャザム!』がいよいよ公開2週目となるけど、みんなに感謝を言いたい。僕たちを支えてくれ、信じてくれてありがとう。そして、この映画を観た後も作品に沢山の愛を注いでくれてありがとう。もし、まだこの映画を観ていなかったら、心から観て欲しいし、映画を観て新たな気持ちが芽生えたり、笑顔になってもらえることを願ってるよ」と、感謝のコメントを寄せた。公開前に日本で実施されたマスコミ試写会でも、「DC映画史上一番面白い映画!」「ただ楽しいだけじゃなくて、友情や家族との絆も詰まっていてエモい!」といった絶賛の声が寄せられ、一般試写会でも毎回拍手喝さいが起きる異例の事態が起きている。■リーヴァイとジャック、息ぴったりの掛け合いに注目!今回到着した本編映像は、スーパーヒーロー・シャザムの姿になったビリーとフレディのコミカルな映像が収められている。ある日突然手に入れたスーパーパワーのせいで急に大人の姿になり困惑するビリーは、同じ里親のもとで暮らす親友・フレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)に助けを求めるが、元の姿に戻る方法すら分からずシャザムの姿のまま自宅へ帰ることに。深夜のリビングルームでビリーの帰りを待つ里親のバスケス夫妻に気づかれないように、こっそり2階の寝室へと向かうが、筋肉ムキムキのシャザムになったビリーが足を乗せると階段がきしんで静寂を破ってしまう。物音に気づいた夫妻にフレディが「トイレに」とごまかすも、夫人に「おやすみ」と言われ、うっかりビリーが大人の声で返事をしてしまう。誰がいるのかと疑われ、慌てたフレディが「ビリーだ、疲れてる。咽頭炎だ」とごまかすが、病気だと夫妻が心配して部屋まで来ることを恐れたビリーが咎めるような表情を見せると、フレディは更に苦しい言い訳を重ねる…。果たして、スーパーヒーローになったビリーは自分の正体がばれずに済むのか?里親に正体がバレそうになるという、スリリングでありながらシャザムとフレディのやり取りに思わず笑ってしまいそうなカットとなっている。本作では、この2人の軽快なリズムのやり取りも魅力の1つ。ジャックは、「僕たちの共演はうまくいったと思う。彼は素晴らしい俳優で、一緒に演じるのは楽しかった。とても良い友達になれたし、楽しいこともたくさんしたよ。彼が大好きでとても面白い人なんだ。セットに来る時はいつも音楽を聴いていて、とてもいいプレイリストを持っているんだ。みんなを笑顔にして、踊らせたり笑わせたりしていたね。セットの中でも楽しい明るい人だったよ。とても素晴らしい人だね。一緒に働けて本当にラッキーだった」とコメントを寄せている。GW最大の爆笑作になること間違いなしの本作。エモくて笑える新たなDCヒーローの活躍を是非劇場でチェックしてみて。『シャザム!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャザム! 2019年4月19日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2019年04月21日ハリウッド発のスーパーヒーロー映画が次々と公開される中で、映画『シャザム!』では最も“子供の心”を持ったヒーローが大活躍する。なぜそう言い切れるかというと、見た目は大人でも、その正体は魔法の力を授かった14歳の少年だから。しかもアメコミ映画史上最年少の主人公だけあって、お調子者でバカでダサくて一生懸命な“ダサかわ”ヒーロー。そんなシャザム繰り出す奇想天外な“魔法”の数々を、文字通り“体験”できるのが4DX上映だ。まずはシャザムのコスチュームに注目して欲しい。胸のあたりに黄色いイナヅママークが光っているのがわかるはず。数あるスーパーパワーの中でも雷はシャザムのトレードマークで、「シャザム!」のかけ声とともに変身する際には、必ず天空からドカンと雷が落ちてくる。変身シーンをカッコよく盛り上げてくれて、場合によっては武器にもなるこの雷を、フルパワーで表現してくれるのが4DX効果のひとつ「フラッシュ」。スクリーンの映像だけではまだまだ物足りないでしょうとばかりに、客席中がまばゆい光に包まれるのだ!4DXにはいくつもの特殊な効果が備わっているが、「フラッシュ」はピンポイントのおまけとして活用されることがあっても、作品の世界観を支えるような出番を与えるのは難しいエフェクトだった。そもそも暗いところで画面を見るのが映画なのだから、あまりビカビカと光られても困るのである。しかし『シャザム!』は違う。なんたって主人公が使うのが、まばゆい光を放つ魔法なのだ。もちろん雷が落ちる時には轟音が鳴り響き、4DXシートもズドンと振動するので、まるで落雷のど真ん中にいるような感覚を味わえる。この「なんかスゴいこと起きてんじゃん!」という気持ちは、主人公ビリー=シャザムの興奮そのものであり、観客側のテンションも上がらずにはいられない。ほかにも両手から放たれる雷ビームや“超高速飛行”を使ったアクションシーンなど4DXならではの効果が真価を発揮するシーンが満載。まさにシャザムのパワーで映画館全体が動き出すような臨場感が楽しめるのだ。4DXの効果とは別の話になるが、今回4DX上映されるのは、『銀魂』の福田雄一監督が演出を手がけ、シャザムの声を菅田将暉が演じたことが話題になっている吹替版。本職の声優ではない著名人の吹替はとかく批判の対象になりがちだが、「見た目は大人だけど中身はイタズラっ子のガキ」というシャザムのキャラに菅田将暉の声が想像以上にマッチしている。そのおかげもあって、字幕版とは一味違った可笑しさと愛らしさが生まれているので、二つのバージョンを聞き比べてみるのも一興ではないだろうか。『シャザム!』4月19日(金)公開取材・文:村山章
2019年04月18日これまでのディズニー作品にはなかった、全く新しい“ダーク・ヒーロー”が主人公となる『アルテミスと妖精の身代金』(原題:Artemis Fowl)が2019年秋、日本公開されることが決定。監督は実写版『シンデレラ』を大成功に導いたケネス・ブラナーが務める。■全世界2,500万部超!壮大なファンタジーを映画化原作となるアイルランドの小説家オーエン・コルファーによる「アルテミス・ファウル」シリーズは、全世界で発行部数2,500万部を超える児童文学の大ベストセラー。伝説的な犯罪一家に育った12歳の天才少年アルテミス・ファウル2世と、魔法とハイテクノロジーを駆使する妖精たちとの戦いを描いたファンタジー作品だ。2001年の刊行開始当初は3部作の予定だったが、人気によって続刊。2012年に発表された8巻目「Artemis Fowl:The Last Guardian」で完結した。世界40か国以上で翻訳され、「ニューヨーク・タイムズ ベスト・セリング・シリーズ」など様々な賞も受賞している。■監督は『シンデレラ』『マイティ・ソー』のケネス・ブラナー注目の監督は2015年にディズニー実写版『シンデレラ』を手がけ、大成功を収めたケネス・ブラナー。監督、脚本家、俳優として映画、舞台、TVに活躍するケネスは、1989年に映画『ヘンリー五世』でアカデミー賞監督賞と主演男優賞にノミネート。1995年には『世にも憂鬱なハムレットたち』でヴェネチア国際映画祭の脚本賞である金オゼッラ賞を獲得。シェイクスピア俳優としても名高い。近年ではマーベルスタジオ『マイティ・ソー』、自身が主演した『オリエント急行殺人事件』など多彩な作品も手掛けており、そのクオリティに期待が高まる。■少年が妖精を誘拐して身代金を強奪!前代未聞の冒険ファンタジー本作の物語は、1本の電話から始まる。ある日突然、アルテミスのもとにかかってきた電話――それは行方不明の父親を誘拐した犯人からのものだった!要求された身代金は1トンにも及ぶ“フェアリー・ゴールド”。父親を取り戻すべく、アルテミスはその天才的な頭脳で妖精たちの財産強奪を企てるのだが…。いまだかつてない、新たな冒険ファンタジーの幕が上がる。『アルテミスと妖精の身代金』は今秋、公開(8月全米公開予定)。(text:cinemacafe.net)
2019年02月20日マーベル初の女性ヒーロー単独主演映画『キャプテン・マーベル』。本日1月16日の「ヒーローの日」に合わせ、名だたるマーベルヒーローの中でも大人気のキャプテン・アメリカと、2019年を代表する“顔”となりそうなキャプテン・マーベルという2大ヒーローに注目した。本作の主人公は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクション・エンターテインメントは、アベンジャーズ誕生のきっかけになる最強ヒーローを描く。本日1月16日は、語呂合わせで「1(ひ)1(い)6(ろ)」と読めることから、“ヒーロー”という存在を世の中化することを目的として日本記念日協会より認定された「ヒーローの日」。日本でも絶大な人気を誇るアイアンマンやスパイダーマンなど、最強ヒーローの活躍で世界中を熱狂させてきた「アベンジャーズ」シリーズのために誕生したような記念日だ。今回、平成最後のヒーローの日に合わせて、今年話題となること間違いなしの2人のマーベルキャラクターに迫った。■“キャップ”としてお馴染み!絶対的安心感の兵士1人はマーベルを代表する日本でも人気のヒーロー、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)。彼はアイアンマンやソー、ハルクと共にアベンジャーズの一員として活躍し、個性派ぞろいのチーム内でも強いキャプテンシーを発揮し、チームを導いてきた。かつては小柄で病弱な少年だったが、その強い正義感と自己犠牲の精神を買われ、第二次世界大戦時のスーパーソルジャー計画の被験者に選ばれ、誕生した史上最強の兵士。凍った海の中で70年近くもの間、仮死状態だったが無事発見され、現代に蘇ることになったまさにレジェンドと呼ばれるキャラクターだ。昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの危機を救うために颯爽と登場し、ファンを大興奮させたが、彼らと共にワカンダでサノスの軍勢を迎え撃つも、サノスを前に為すすべなく、結果的には全宇宙の生命の半分を失うことに…。そして4月26日(金)に公開を迎える『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告映像では、彼が涙を流すシーンや、後がない状況の中、唯一の突破口を見出そうとする姿も印象的だった。『インフィニティ・ウォー』にはなかった胸元の星のマークを付け(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のスーツか)、無精ひげも剃ったキャップの姿に多くのファンが心躍らせた。■アベンジャーズ結成以前のヒーロー!過去に隠された秘密とは?もう1人は、本作に登場する主人公キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)だ。舞台は1995年、アベンジャーズが結成される前で、当然アイアンマンも誕生しておらず、キャプテン・アメリカに至ってはまだ氷の中で眠っている。そんな時代に、突然地球に“降ってきた”キャプテン・マーベルは特殊なパワーの持ち主ではあるが、過去の記憶を失っているというミステリアスなキャラクター。身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされ、その記憶に隠された秘密を解き明かそうとする。そんな彼女の秘密を狙う正体不明の敵が狙うものとは?そして彼女の過去に隠された秘密とは?■キャプテン・マーベルとキャプテン・アメリカには共通点が!未だ多くの謎に包まれている彼女だが、キャプテン・アメリカとは共通点がいくつかある。ひとつはその名前に“キャプテン”とつくところ。キャプテン・アメリカはかつてアメリカ軍の象徴として先頭に立って戦った、文字通りアメリカを代表するソルジャーだ。一方、キャプテン・マーベルはというと、一見マーベルキャラクター全体の代表ともとれるが、名詞marvel(マーベル)が意味する“驚くべきこと、驚異”を象徴する人物と受け取ることもできる。これは予告映像で映し出された、彼女が持つ特殊なパワーから来ているのかもしれない。それはどれほどのパワーなのか、気にならずにいられない。また、2人を象徴するシンボルも似ている。キャプテン・アメリカは胸元に星条旗をイメージした星のマークが施されており、キャプテン・マーベルのスーツにも、形は違うものの同様に星のマークが胸にあしらわれている。このキャプテン・マーベルの星が何を象徴しているかは現時点ではわからないが、これに関しても劇中で語られることになるかもしれない。そして、2人の境遇にも共通点がありそうだ。キャプテン・マーベルはおそらく宇宙から地球にやってきたため、異世界でもある地球に戸惑うというシーンも当然描かれることとなりそう。方や、キャプテン・アメリカは第二次世界大戦後から70年もの間氷漬けになったせいで、目覚めたころには当時の街の面影は全くなく、まるで異世界となったアメリカに戸惑う姿もこれまでに描かれてきた。周囲からは計り知れない孤独を抱えているのがキャプテン・アメリカだ。ならば、地球に降り立った直後のキャプテン・マーベルがどんな反応をするのかも見逃せない。これらの共通点を持つ2人の“キャプテン”は、『キャプテン・マーベル』の直後に公開される『アベンジャーズ/エンドゲーム』で出会うことはあるのだろうか…。そして、キャプテン・アメリカ率いるアベンジャーズの救世主ともいわれているキャプテン・マーベルは、一体どんな秘密を抱えているのか。それは『エンドゲーム』につながる重要なポイントとなりそうだ。『キャプテン・マーベル』は3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2019年01月16日マーベル初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』。これまでもブラック・ウィドウやワスプをはじめ女性ヒーローは数多く登場してきたが、彼女は何が違うのか。その魅力に迫った。キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)は過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローだ。映画は、彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクション・エンターテイメントとなるだけでなく、“アベンジャーズ”誕生のきっかけとなるマーベル最重要ヒーローの始まりが描かれる。キャプテン・マーベルは、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに悩まされている。その背後には、彼女の記憶に隠された秘密を狙う、自在に姿を変える正体不明の敵の姿が。彼女は自らの記憶をめぐる戦いに立ち向かうため、最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”を結成する以前の若きニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)と協力することに。先日予告編が公開され、スーツを身に纏って堂々と立ち構える姿は、映像を待ち望んでいたファンを熱狂させた。これまでのヒーロー映画でも、キャプテン・マーベルのように強い女性キャラクターたちが目覚ましい活躍をしてきた。例えば、確かな戦闘能力とタフな精神を持つエージェントのブラック・ウィドウ、セクシーかつクールな“美女戦士”として華麗に戦う姿が魅力的なワンダーウーマンや、派手な衣装とメイクでハロウィンでも爆発的な人気を誇ったハーレイ・クイーンなど、ここ数年で活躍する女性キャラクターも多くなり、その美しさと強さを兼ね備えた姿は世界的人気を博している。しかし、キャプテン・マーベルには彼女らが持たない魅力があるのだ。■すべてのヒーローは美しく、魅力的いままでの女性キャラクターも“戦う美しい女性”たち。彼女たちの中には名前に“ウーマン”や“ガール”が入っていたり、露出の多い格好をしていたりと、強さや能力以外にまず“女性”であることが重要視されていたのかもしれない。しかし昨年来、ハリウッド女優陣や俳優の中でも広がった、「#Me too(私も)」運動によって社会においての女性の権利やジェンダー意識が見直され、“女性だから”“男性だから”という考え方は通用しなくなってきている。その中で、キャプテン・マーベルは露出の多い格好もしていなければ、ウーマンでもガールでもない“キャプテン・マーベル”。女性としての美しさはもちろん、凛々しさもあり、失われた自らの記憶を解き明かす中で、何度転んでも立ち上がる姿が逞しい。そんなキャプテン・マーベルは、ひとりの人間として“かっこいい”という憧れを感じさせるところが魅力でもあり、男性だろうが、女性だろうが関係なく“すべての戦うヒーローは美しく、魅力的”ということに気づかせてくれる。彼女は、現代の社会背景を前に降臨した全く新しいヒーローなのだ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の予告編も公開され、いよいよMCUも最高潮を迎える中、このキャプテン・マーベルの活躍からも目が離せない!『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キャプテン・マーベル 2019年3月15日より全国にて公開ⒸMarvel Studios 2018
2018年12月30日「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」が、2019年2月17日(日)まで大阪・グランフロント大阪 ナレッジキャピタルにて開催されている。「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」チケット情報本展は、アベンジャーズやスパイダーマンなど人気ヒーローを生み出してきたマーベルの、日本初となる大型総合展。全国6都市を巡回し、この大阪会場がファイナルとなる。数多くの魅力的な人気作品とヒーローたちの日本初公開となる貴重な資料、コミック、衣装や小道具など、約200点を展示し、世相を反映しながら過去から現在まで進化を遂げるマーベルとその世界観を余すことなく紹介。多くの文化や人々に影響を与えるマーベルの魅力に迫る。会場内にある公式ショップでは、そこでしか手に入らない展覧会限定商品やグッズが多数用意されているのも魅力的だ。チケットは発売中。
2018年12月20日マーベルが、アジア人のスーパーヒーローでカンフーマスターのシャン・チーを主役とする映画の製作に着手したという。「Deadline」が報じた。アジア人のスーパーヒーローが主役となって活躍するマーベル映画はこの作品が初めて。すでに脚本家は中国系アメリカ人のデイヴ・キャラハム(『GODZILLA ゴジラ』)に決定。キャラハムは、今後公開予定の『ワンダーウーマン 1984』(原題)、『ゾンビランド2』(原題)、マーベルのCGアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編の脚本も担当している、いま旬な脚本家。監督もアジア系で探しているという。マーベルはシャン・チーの映画に、伝統的なアジアとアジアン・アメリカンのどちらのカルチャーも取り入れたいと考えており、キャストも製作陣もそのようなバックグラウンドを持つ人たちを起用する意向を示している。シャン・チーは、スティーヴ・エングルハートとジム・スターリンが生み出し、1973年12月に発売の「スペシャル・マーベル・エディション #15」に初登場したキャラクター。このコミックは10年以上売れ続け、アメリカでマーシャル・アーツがブームになったきっかけの1つともいわれている。シャン・チーの映画は2006年から企画がスタートしたが、10年以上を経てついに本格的に製作が始まる。(Hiromi Kaku)
2018年12月04日