『ロゼッタ』『ある子供』などの作品で知られ、世界中に熱狂的なファンをもつジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の最新作『サンドラの週末』が来年5月に日本公開されることが決まり、最新ビジュアルが公開になった。本作ではオスカー女優マリオン・コティヤールを主演に迎えている。その他の写真『ロゼッタ』『ある子供』でカンヌ映画祭パルム・ドールに輝き、『息子のまなざし』『ロルナの祈り』『少年と自転車』など新作を発表する度に世界各地の映画賞と映画ファンから賛辞をおくられてきたダルデンヌ兄弟が3年ぶりに発表した新作が『サンドラの週末』だ。本作の主人公サンドラは体調不良による休職から復帰することが決まっていたが、金曜日に上司から解雇を言い渡される。夫と共に働いて家族を養おうと考えていたサンドラは上司を説得しようとするが、上司は「職場の過半数の同僚がボーナスを諦めたら、解雇を免れることができる」という。そこで月曜日にサンドラの解雇か、ボーナスを諦めるか職場で投票が行われることになり、サンドラは週末をかけて同僚たちを説得して回る。本作もすでにカンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品され、アカデミー賞外国映画賞のベルギー代表に選出されるなど好評で、コティヤールはニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞、ボストン映画批評家協会主演女優賞など多くの賞を受賞している。ちなみに本作にはファブリツィオ・ロンジォーネ、オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌらダルデンヌ作品の常連俳優たちも出演している。『サンドラの週末』2015年5月 Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー
2014年12月26日高級シャンパーニュの代名詞といえば「ドン ペリニヨン」。その歴史は17世紀末、オーヴィレール大修道院の修道士ドン・ピエール・ペリニヨンによって独自の技術が構築され、世界最高のシャンパーニュとして世に送り出されたことに始まる。その意思と探究心は現シェフ・ド・カーヴ(醸造最高責任者)のリシャール・ジェフロワに受け継がれ、白ぶどうのシャルドネと黒ぶどうのピノ・ノワールという2種類のぶどうをアサンブラージュ(ブレンディング)し、デリケートで神秘的なバランスを完璧に仕上げながら絶え間なく刷新。明確なドン ペリニヨンのスタイルを継承するビンテージを毎年リリースしている。そんな比類なきメゾンから、新商品「ドン ペリニヨンP2-1998」(750ml 5万円)が誕生。早くも話題を集めている。通常シャンパーニュは一定の品質を維持するため、様々な年のぶどうをアサンブラージュ(ブレンド)してバランスを均一に保っている。ドン ペリニヨンの場合、単一年に収穫したぶどうからのみ造られる。つまり、ビンテージシャンパーニュしか存在しない。そのぶどうも、シャンパーニュ地方の八つの特級畑(グランクリュ)を中心に、17のグランクリュを使用する。そして、世界最高たらしめるのがプレニチュード(熟成)。ドン ペリニヨンはビンテージシャンパンに設けられている醸成期間3年の基準をはるかに超え、最低でも7年以上の歳月を掛けて熟成される。更に「P2」に至っては、少なくとも16年の時を経てから現れ、エネルギーが最高潮に達するという第2のプレニチュードを待って、長期熟成。幾年の月日を経てようやくお披露目の時を迎えた。1998年のぶどう栽培は極端に変化に富んだ気候だったが、同メゾンでは季節の個性に新しい解釈を付加。それぞれのビンテージに少しずつ違った潜在能力を与え、希少な味わいを造り出している。力強くふくよかな輝きのあるブーケ、噛みしめることが出来るほどクリーミーで、先鋭的ながら丸みを帯びた波のような香りの余韻が堪能できる。その比類ない味わいはもとより、確固たる地位に甘んじることのないあくなき探究と革新の姿勢こそ、“キングオブシャンパーニュ”と称される所以。5感を刺激し、感性を揺さぶる味わいをこの冬、堪能してはいかがだろう。
2014年12月21日2013年10月から今年9月までテレビ朝日系で放送された特撮TVドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』が、Vシネマとして復活を果たすことが明らかになった。『鎧武外伝 仮面ライダー斬月/バロン』のBlu-ray&DVDは、2015年4月22日に東映ビデオより発売される。テレビ本編終了後も根強い人気を集めており、12月13日には『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』も公開された『仮面ライダー鎧武/ガイム』だが、今回の主役は、久保田悠来が演じる仮面ライダー斬月/呉島貴虎と、小林豊が演じる仮面ライダーバロン/駆紋戒斗。本編でも特に人気が高い両者の、TVシリーズ20話後相当を舞台として、今まで描かれることのなかった真実が明らかになるという。また、佐野岳が演じる本編の主人公・仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰をはじめ、仮面ライダー龍玄/呉島光実(高杉真宙)、仮面ライダーデューク/戦極竜馬(青木玄徳)、仮面ライダーマリカ/湊耀子(佃井皆美)、仮面ライダーシグルド/シド(波岡一喜)、仮面ライダーブラーボ/凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(吉田メタル)、仮面ライダーグリドン/城乃内秀保(松田岳)、高司舞(志田友美)など、TVシリーズ本編の主要キャストも集結。さらには、新フォーム&新ライダーも登場し、劇場版に匹敵する豪華な内容となっている。脚本は仮面ライダー斬月編をニトロプラスの鋼屋ジン氏、仮面ライダーバロン編を毛利旦宏氏が手がけ、監督はともに金田治氏が担当する。なお、Blu-ray&DVDの初回生産限定の『ロックシード版』には、Vシネマオリジナルの「DX 禁断のリンゴロックシード」とスペシャルライナーカードを同梱。通常版との共通特典としてメイキング、イベント、PR集、データファイル、オーディオコメンタリー(小林豊、久保田悠来、金田監督)の収録も予定されている。現在、東映の公式Youtubeでは特報も公開され、主演の久保田と小林が意気込みを語っている。(C)2015石森プロ・テレビ朝日・ADK・バンダイ・東映ビデオ・東映(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2014年12月13日今年の冬は、高級ブティックや百貨店が軒を連ねる銀座で、シャンパン片手に優雅なクリスマスを体験してみませんか?平日の会社帰りや休日のデートを素敵に彩る、とっておきのイベント情報をお伝えします!最高級のクリスマスに、心が踊る!!今年で開業145周年を迎える松屋銀座は、アジア最大級のルイ・ヴィトンや、オシャレ女子憧れのハイヒールで有名なクリスチャン・ルブタンを始め、名だたる高級ブランドを構える老舗デパートです。そんな松屋のクリスマスは、本物志向を追究!正面入り口ショーウインドウに飾られた「ロシア皇后の燭台」(1基 2,160万円)や、館内へ一歩足を踏み入れると、クリスタルの高級ブランド「バカラ」のシャンデリアなど総額約3,500万円相当のゴージャスな煌めきが、非日常の世界へと誘います。直径約7メートルの大ぶりなリースと、祝祭感溢れる「赤」をテーマにした館内の装飾が、クリスマス気分を盛り上げてくれますね!「姫気分」が味わえる豪華イベント!期間限定の豪華イベントも見逃せません!13日(土)には、1日限りのアトラクションブースやおもてなしブースが登場する「クリスマス ドリームデー」が開催されます。赤色のものを身につけて来場すると、「赤いプチギフト」がもらえちゃいますよ(先着500名)!また、当日午後には「クリスマスミュージックライブ」も予定しています。彼や友人を誘って参加すれば、ゴージャスなひとときが過ごせそうです!25日(木)までの期間限定で、ギフト選びに最適な「クリスマスアクセサリーズ2014」も開催しています。29ものブランド出店があるため、目移りしてしまいそう!13日(土)・17日(水)・22日(月)の夕方に訪れた来場者には、「モエ・エ・シャンドン」のシャンパンと「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンのサービスも(各日先着100名)!このほか、誰かと一緒に過ごしたくなるイベントを多数予定しています。会社帰りに同僚や友人と立ち寄ってみてはいかが?抽選でクリスマスケーキがもらえる「フォトコンテスト」シャンデリアやリースを始め、会場にはSNSに投稿したくなるオブジェがいっぱい!館内で撮った写真をご自身のインスタグラムに「#松屋銀座のクリスマス」 というハッシュタグをつけて投稿、さらに松屋銀座公式インスタグラムアカウントをフォローした人のなかから、抽選で 5名の方にクリスマスケーキが当たるフォトコンテストを実施中です(~17日まで)。松屋銀座は銀座駅と直結しているため、天気の悪い日でも雨に濡れることなく足を運べるのもうれしいですね。ショッピングに疲れたら、館内にあるショコラ専門店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のショコラ・ショーやエスプレッソで温まってみてくださいね。これで気分はパリジェンヌ!?穏やかな時間の流れが、上質なひとときを約束してくれるはずです。※参考: 松屋銀座 MY PREMIUM CHRISTMAS、松屋銀座公式インスタグラムImage photo by Pinterest
2014年12月12日アカデミー賞女優マリオン・コティヤールが、カンヌ常連のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟のもと主演した『Two days, One Night』(英題)が、『サンドラの週末』として2015年5月に日本公開されることが決定。アカデミー賞の前哨戦といわれる各賞で「主演女優賞」を続々受賞していることが分かった。体調不良から仕事を休職していたサンドラ(マリオン・コティヤール)。ようやく復職できることになった矢先のある金曜日、職員のボーナスを捻出するため、ひとり解雇せねばならないとして、解雇を言い渡される。サンドラが解雇を免れる方法はただひとつ、過半数の同僚たちが自らのボーナスを諦めること。彼らはサンドラを解雇し、ボーナスをとるのか、それともサンドラにいてほしいのか!?月曜日に迫った投票に向け、サンドラは夫に支えられながら、週末の2日間、同僚たちの説得に回ることに――。本作は、『ロゼッタ』『ある子供』で2度のカンヌ国際映画祭最高賞「パルムドール」に輝くダルデンヌ兄弟が、オスカー受賞後も『ダークナイト ライジング』『君と歩く世界』『エヴァの告白』など、常に前進し続けるマリオンを起用した最新作。体調不良から復帰し、手に入れたマイホームを守るために、家族を養おうとしていた矢先の解雇。愛とかすかな希望を抱いて、同僚たちのもとを回るサンドラの長い週末を、ダルデンヌ兄弟は淡々と優しい視点で描き出していく。強さと繊細さを持ち合わせた等身大の主人公、サンドラを熱演するマリオンは、第80回ニューヨーク映画批評家協会賞「主演女優賞」に続き、第35回ボストン映画批評家協会「主演女優賞」および「外国語映画賞」、さらに第15回ニューヨーク映画批評家オンライン賞、第3回ボストン・オンライン映画批評家協会賞でも「主演女優賞」「外国語映画賞」を受賞するなど、日本での公開を前に、数々のアカデミー賞前哨戦で絶賛を受けている。また、そのほかのキャストには、ダルデンヌ兄弟監督作品では常連のファブリツィオ・ロンジォーネ、オリヴィエ・グルメ、モルガン・マリンヌらが出演しており、作品により深みを与えている。マリオンの『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』以来となるアカデミー賞「主演女優賞」受賞への期待も高まる本作に、ぜひ注目していて。『サンドラの週末』は2015年5月、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月11日「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はデザイン・マイアミ2014で、家具デザイナーのピエール・ポランが手掛けたデザインを再現した家具を発表した。フランスを代表する家具デザイナーのピエール・ポランは、72年にオフィス家具を手掛ける「ハーマンミラー」の住宅用プロジェクトに参加している。このプロジェクトでは人が周囲との関係を支配することで、よりパーソナルに利用出来るような空間構成を追及。外の世界から流入する情報について、その大部分を意図的に遮断することを目的としていた。しかし、プロジェクトは結局一度も成果を見せることなく、現在ではパリの総合文化施設ポンピドゥーセンターに展示された模型にのみその姿を見ることが出来る。この模型は全6フロアに分けて配置されており、1階部分には基礎となるモジュール群を展示。その他、五つのフロアで家具の組み合わせ例が紹介され、自分なりのファニチャーの配置例を思い描けるような内容となっている。そのプロジェクトを同ブランドが現代に再現。合わせて、イメージティザームービーも公開している。
2014年12月05日FASHION HEADLINEを始め、雑誌・新聞などでファッションジャーナリストとして活躍する清水友顕さんは、ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』や書籍『パリのヴィンテージファッション散歩 』などの著者としても知られる、パリのビンテージのスペシャリスト。約20年前、ファッションを学ぶ学生だった時にファッションのネタ探しのために蚤の市に通い始め、今では週5日通うこともあるほど。長年の経験から培われた審美眼と独自の感性でセレクトされたビンテージアイテム達は日本にも届けられ、日本各地で開催されるポップアップショップはいつも大盛況。毎回心待ちにしているファンも多い。今回、そんな清水さんの蚤の市散歩(買い付け)に同行。清水さんのビンテージワールドの舞台裏をレポートする。取材当日は 9時半にパリ8 区のモンソー公園に集合。そこから 5分ほど歩いて、清水さんとの待ち合わせ場所であるトレラール通りに到着した。高級住宅街で開催されるこの蚤の市は、プロが少なく、住民による出店が多いのも特徴。「蚤の市というより、地域住民によるバザーといった方が正しいかも」と清水さん。食品以外は何でも売っていいことになっているという。「お金持ちが多い地区だから良いものが出てくる可能性がある」と清水さん。先祖が撮影したのではと推測される古いスナップ写真から、子供が昔遊んだおもちゃ、家具など、様々な商品が並ぶ。魚屋の店先では、昔店で使っていた魚の形の陶器や皿などが売られていた。インテリアを扱う店先では、 1950年代のデザイナーズランプなどを日本のビンテージショップにも卸しているという。清水さんは、コレクターズアイテムであるキノコのキャニスターを発見。ホーローの水差しやレースを購入。次に向かったのは、シャンピニー・シュール・マルヌのマーケット。 2,000件以上が出店する大規模なもので、月1回の開催。地元の人や、古物業者が芝生の上に軒を連ねる。ここでは、18世紀から20世紀初頭に掛けての食器などを中心に物色。洗剤やスニーカーなど、新品の日用雑貨などの店も多く、うっかり通り過ぎてしまいそうだが、そんな店の片隅にも、お宝もののアンティークアイテムがこっそり隠れていたりするから面白い。そして、次はモントルイユ市へ向かう。パリからメトロでも短時間でアクセスできるモントルイユは、最近クリエーター達にも人気の都市。パリの地価高騰を避けて引っ越す人が増え、ニューヨークで言うブルックリンのような立ち位置なのだそう。クロワ・ドゥ・シャヴォーは、そんなモントルイユの駅のそば、下町にある蚤の市。元々泥棒市のようだったとのことで、がらくた市のような雰囲気。が、清水さんはさすがプロ。おもちゃの山から発見したのは、シュタイフ社製のクマのぬいぐるみ。蚤の市散歩は、本当に宝探しのようだ。モントルイユ駅から少し離れ、住宅街で開催されていた蚤の市へ。ここも住民が多く出店するバザーのような雰囲気。取材で到着したのは夕方近くで店仕舞い直前。こんな時は正に残り物に福ありで、値引きのチャンスタイムでもある。最後は、モントルイユ駅前の広場での、エマウスによる特別開催の蚤の市へ。ホームレスの救済のためピエール神父が創設した慈善団体「エマウス」は、古着や日常品を扱うショップをパリ市内で運営している。郊外では家具なども扱うことがあり、今回のような家具の市も開催されている。シャンデリアやソファなどが日本円にして1 万円からそろう。不定期開催とあってか、このチャンスを逃すまいとお客さん達も真剣勝負だ。五つの蚤の市を回って集められたアイテム達を並べてみると、見事に“友くんワールド”が誕生していた。これらは清水さんの自宅で大切にケアされて、日本へ届く。後編では、清水さんに、蚤の市散歩の魅力や、出掛ける前に知っておきたいルールなどをお聞きします。
2014年12月03日「女性そのものを感じさせる、女性のための香りを」ーーそんなガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)の想いから、物語を紡ぎ始めたシャネルNo5。複雑に構成された花の香りは独創的で、永遠の女性らしさを表現しています。その広告やTVCMを彩ってきたミューズたちもまた、世界中の女性たちが憧れ、理想とする女性らしさに満ちていました。女性が社会的地位を手にするようになった近年。“女性らしさ”の定義もまた変遷してきました。美貌はもちろん、ファッションや佇まいなどビジュアルへの憧れが強かった以前とは異なり、自立した女性像が理想とされ、その “生き方”までもが羨望の的となったのです。現代の女性らしさを数々のストーリーとして紡ぎ出したのは、幾人もの映画界の巨匠たち。たとえば、『レオン』や『トランスポーター』シリーズで知られるリュック・ベッソン(Luc Besson)監督もその一人。グリム童話の「赤ずきん」をモチーフにした世界を描き出し、No5のイメージを刷新しました。元シンクロナイズドスイミング選手であるエステラ・ウォーレン(Estella Warren)が女優の道を歩むきっかけになった作品とも言われており、真っ赤な衣装を纏った彼女の健康美はまさに2000年代の始まりにふさわしいもの。新しい人生の扉を開こうとする前向きな女性像が数分間の映像に投影されていました。2004年のミューズは、二コール・キッドマン(Nicole Mary Kidman)。『ムーラン ルージュ』の世界観そのままに表現したのは、バズ・ラーマン(Baz Luhrmann)監督。恋を捨て仕事に生きる女性を描いた作品は、自分らしさを模索しながらも輝かしいキャリアを手にしたいと願う女性たちを映し出す鏡のようでした。2009年に発表されたジャン=ピエール・ジュネ(Jean-Pierre Jeunet)監督の作品では、また違った女性像が描かれます。『アメリ』でもタッグを組んだ女優オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou)が旅の中で恋する女性を演じたもの。色彩豊かなショートムービーのような作品の中で、1人旅を楽しむ自立した女性が自らの想いに素直に恋愛と向き合う姿は、仕事も恋も楽しみたいという新たな女性像といえるでしょう。そして2014年の最新作では再びバズ・ラーマン監督が現代を象徴する理想の女性像を描きます。ミューズはジゼル・ブンチェン(Gisele Bundchen)。サーフィンをひとり楽しむ時間、子供と笑顔で過ごす時間、スポットライトの下に立つ時間……それぞれが描き出される数分間の映像美。愛する人々だけでなく充実したキャリアまでも手にした女性が自分自身の想いと向き合う姿は、仕事と家庭の両立に悩む現代女性の憧れそのもの。私生活でもモデル、女優、母、慈善活動家、そして女性実業家と様々な顔を持つジゼルはまさに今の時代のミューズなのです。■Inside CHANELについてブランドの発展の軌跡をショートフィルムで紹介する公式ウェブサイト、Inside CHANELの第1章でも、No5の伝説が紹介されており、そちらでも過去の広告写真やムービーを見ることができます。
2014年11月28日JALは11月20日のボージョレー・ヌーヴォー解禁日限定で、国際線機内(一部路線を除く)および国内主要空港ラウンジにて、ボージョレー・ヌーヴォーを提供する。特に羽田空港国際線ラウンジでは、日付が変わると同時に提供を予定している。○ラウンジでは解禁と同時に提供JALは11月20日のボージョレー・ヌーヴォー解禁日限定で、国際線機内(一部路線を除く)および国内主要空港ラウンジにて、ボージョレー・ヌーヴォーを提供する。特に羽田空港国際線ラウンジでは、日付が変わると同時に提供を予定している。今回提供するボージョレー・ヌーヴォーの造り手であるピエール・フェロー社は、1882年創業の長い歴史と経験を誇る名門。年による品質のむらがなく、信頼のおける造り手として高く評価され、世界40カ国以上で親しまれている。なお、今年のボージョレーは「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい仕上がり」となっている。ボージョレー・ヌーヴォーの提供に合わせ、昨年に引き続き今年もメゾンカイザーによるJALオリジナルパン「PAIN AU BEAUJOLAIS (パン・オ・ボージョレー)」を用意。通常のパンの製造工程では水を使用するが、今回提供する「PAIN AU BEAUJOLAIS」は水をボージョレー・ヌーヴォーに替えて、この日のためだけに作り上げた特別なパンとなっている。なお、これらの品はなくなり次第、提供を終了する。ボージョレー・ヌーヴォー対象商品: ボージョレー・ヌーヴォー -ピエール・フェロー社-機内サービス対象路線: 日本とシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、サンフランシスコ、ホノルル、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、マニラ、ハノイ、ホーチミン、バンコク、香港を結ぶ各路線(往復)対象クラス: ファーストクラス、ビジネスクラス対象ラウンジ: 成田空港(国際線)、羽田空港(国内線/国際線)、関西空港(国内線/国際線)、伊丹空港、中部空港(国際線)、新千歳空港(国内線)、福岡空港(国内線)JALオリジナルパン対象商品: 「PAIN AU BEAUJOLAIS (パン・オ・ボージョレー)」 -メゾンカイザー-機内サービス対象路線: 東京(成田・羽田)とシカゴ、ボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバー、サンフランシスコ、ホノルル、ロンドン、フランクフルト、ヘルシンキ、パリ、シドニー、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリー、マニラ、ハノイ、ホーチミン、バンコク、香港を結ぶ各路線(片道)対象クラス: ビジネスクラス(洋食コースのパンのひとつとして提供)対象ラウンジ: 成田空港(国際線)、羽田空港(国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ/国際線)
2014年11月18日『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』が日本でも公開され、好評を博している。中でも本作の“3D表現”に高評価が集まっているそうで、ジュネ監督自身も3Dに徹底的にこだわって撮影を進めたという。このほど、監督の熱意が伝わる特別映像“3D映画の制作”が公開になった。メイキング映像映画は、弟の死を機に家族がバラバラになってしまい「自分がいなくなればよかった」と考えている天才少年のスピヴェットが、権威ある科学賞の授賞式に出席するため、家族に内緒でアメリカを横断する様を描いている。本作はライフ・ラーセンの小説『T・S・スピヴェット君傑作集』を映画化したものだが、書籍には注釈や図版、イラストが随所に登場する。そこでジュネ監督は本作で3Dの効果を使って小説の物語だけでなく、図版や注釈までも“映画化”することを決め、『ヒューゴの不思議な発明』を手がけた立体写真家のディミトリ・ポーテリをチームに招いた。このほど公開された特別映像ではポーテリとジュネ監督が登場し、ふたりの出会いや、3Dに対するこだわりを語るほか、カメラの配置やセットの構成まで徹底的に考え抜いた上で進められた撮影の模様が登場。最新の技術を駆使して完成した“まだ誰も観たことがない3D”の魅力の一端を垣間見ることができる。『天才スピヴェット』公開中(C)2013 Epithete Films - Tapioca Films - Filmarto - Gaumont - France 2 Cinema Jan THIJS (C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
2014年11月18日「ぴあ」調査による2014年11月14日、15日のぴあ映画初日満足度ランキングは、虚淵玄(ニトロプラス)と水島精二監督がタッグを組んだ初のオリジナル劇場作品『楽園追放-Expelled from Paradise-』がトップに輝いた。2位にベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞したリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』が、3位に『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督による3D映画『天才スピヴェット』が入った。その他の写真1位の『楽園追放…』は、電脳世界に住むヒロインが戦闘スーツを身にまとい、初めての地上でサバイバルを繰り広げる様を描くオリジナル・アニメーション。出口調査では「機械と人間について描いた作品でメッセージ性があり、エンディングがすごくよかった」「戦闘シーンでのロボットの動きや、電脳空間のイメージがよく伝わってきた。可能性と希望を感じるストーリーに満足」「登場人物は少ないがキャラが魅力的で、繰り返し観て新たな発見が得られる作品だと思う」「ダイナミックな戦闘シーンが印象的。現実世界から放れてSF世界を堪能できた」など、10代から50代までの観客から支持を集めた。2位の『6才のボクが、大人になるまで。』は、6歳の少年とその家族の変遷を、同じキャストで12年に渡り撮り続けた画期的な人間ドラマ。観客からは、「主人公と一緒に同じ時間を過ごした感覚になった。人生の在り方を教えているよう」「少年の成長過程において、生きていく環境や年齢相応の悩みに強く共感した」「リンクレイター監督は時間軸でひとりの人間の人生を描くのが上手だ。体の変化ではなく心の変化と成長をカメラに収めていて、他者と関わる難しさを改めて実感した」「12年間撮っただけあってリアルタイム感が半端ない。ニクイ演出もあって自分の過去とリンクした」などの声が寄せられた。(本ランキングは、11月14日(金)、15日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年11月17日「エルメス(HERMES)」とレザーの絆をテーマとしたエキシビション「レザー・フォーエバー」が12月2日から東京国立博物館 表慶館にて開催される。23日まで。このエキシビションは、馬具工房として生まれたエルメスによる革の歴史をたどるもの。バッグやオブジェなどの展示を時代と共に追うことで、職人達がものづくりを探求してきた姿を垣間見ることが出来る。会場ではアトリエの職人によるバッグ製作のデモンストレーションを開催。カッティングに始まり、縫製、ステッチなど、バッグの製作にかかわる技巧の数々が披露される。また、エキシビションの開催を記念した、特別バッグコレクションの展示も行われる予定。イベントの開催に先駆け、エルメスのアーティスティックディレクター務めるピエール=アレクシィ・デュマ氏は、「私は時折、祖先のティエリ・エルメスが、設立したばかりの1837年当時のパリのアトリエで、馬具に用いるレザーの香りを吸い込んだり触れたりしながら目を輝かせている姿を思い描く。その香りは今もなお私をわくわくさせるもの」とコメントしている。【イベント情報】エルメス「レザー・フォーエバー」会場:東京国立博物館 表慶館住所:東京都台東区上野公園13-9会期:12月2日から23日時間:9:30から17:00(3日から7日は20:00まで)休館日:月曜日入場無料(入場引き換え券を右記より取得の上、東京国立博物館正門の専用窓口にて携帯・スマートフォンの画面を提示)
2014年11月14日『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』が間もなく公開になる。これまで数々の傑作をおくりだしてきたジュネ監督は、世界各地に熱狂的なファンをもつ映像作家だが、本作では「新しいことにチャレンジしたかった」という。その他の画像映画は、弟の死を機に家族がバラバラになってしまい「自分がいなくなればよかった」と考えている天才少年のスピヴェットが、権威ある科学賞の授賞式に出席するため、家族に内緒でアメリカを横断する様を描いている。本作はライフ・ラーセンの小説が原作になっているが、ジュネ監督は「この小説を映画化することで、今まで自分がやったことがない新しいことにチャレンジできると思った」と振り返る。「英語のセリフで撮影すること、アメリカの大自然をロケで撮ること、感情というものに真正面から向き合うこと、そして原作本の余白に描かれた絵を3Dを使って描くこと……今までやったことがない新しいことができると思ったのです」。その中でも“3D撮影”は監督の中で大きなウェイトを占めていたようだ。「私は子どもの頃から“ビューマスター”という立体視の玩具で遊んできたので、3Dに親しみがあるし、立体視が大好きだったんです。この映画では最初から3Dで撮影することを前提に脚本を書いたし、ストーリーボードも作成しました。iPhoneの中にストーリーボードを全部入れておいて、撮影現場ではすぐに見せて説明できるようにしたのです」。そこまでして監督が3Dにこだわったのは単に“美しい3D映画”を撮ろうとしたからではない。「もちろん、3Dではカメラに変な光やノイズが入ってしまうと観ていて頭が痛くなってしまうから、そのような部分は徹底的に修正して、頭が痛くならない3D映像にしました。しかし、私が最も興味があったのは、3Dの美しさや面白さではなく、3Dを使って“今までにない映画表現をすること”でした。そのことがずっと念頭にありましたし、そのために研究や実験もしました」。監督の語る通り、本作では3D技術を駆使して、今までにない映像表現とストーリーテリングに挑んでいる。それは、奥行きや没入感を感じさせるだけでなく、観る者の想像力を刺激し、登場人物の感情をより深く表現するための3D表現だ。ジュネ監督は「私の仕事は例えるなら料理のシェフのようなもの。まずは自分が食べて美味しいものを作りたいと思うし、自分を第一の観客だと思っている」と語るが、『天才スピヴェット』の新しい3D表現を日本の観客がどう観るのか気になるところだ。『天才スピヴェット』11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
2014年11月14日『アメリ』の記録的大ヒットで知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が贈る、待望の最新作『天才スピヴェット』。このほど、主人公・スピヴェットの母親で風変わりな昆虫博士の役を務めるヘレナ・ボナム=カーターから、ジュネ監督との初タッグについて喜びのコメントがシネマカフェに到着した。10歳の天才科学者スピヴェットが、権威ある科学賞の授章式でスピーチをするため、アメリカ大陸を横断するという、壮大なスケールの家出を描く本作。主人公を取り巻く家族は、身も心も考え方も純度100%のカウボーイである父、アイドルを目指す姉、昆虫の研究に人生を捧げる母という少々変わった面々だが、スピヴェットの双子の弟を事故で亡くしてしまったことで、心に空いた大きな穴を抱えて暮らしている。“普通じゃない”ことや人が好きだというヘレナは「『アメリ』を観たとき、『何で私はこれに出演しなかったの?』って思ったわ。彼の美学が好きなの」とジュネ作品の大ファンであることを明かし、本作についても「魅力的で、悲しくて、おかしくて、希望と好奇心についての話で、何よりこの天才少年の世界の捉え方、描き方、物事がどのように作用するのかについて考える様子が好きだったわ」と絶賛。さらに「いままでに観たことのない3D映画で、この映画の本題にとてもマッチした3Dの使い方で、全く新しく、オリジナリティーが溢れているの」と熱く語り、ジュネ監督の手腕に心底ほれ込んでいるようだ。対するジュネ監督も「下手なジョークを言っても笑ってくれて、監督としても仕事のしがいのある女優さんだった」とヘレナを称え、「女優として大好きだ!」とその実力に絶大な信頼を寄せている様子が伺える。『アリス・イン・ワンダーランド』の赤の女王や『ハリー・ポッター』シリーズのベラトリックス・レストレンジなど個性的な役柄を演じることが多いヘレナは、“変人”と言われるバートン監督とおしどりカップルとして知られているものの、最近ではバートン監督の浮気が発覚したり、来年公開の監督作『ビッグ・アイズ』ではヘレナの出演がなかったりと、ふたりの関係は気になるところ。ジュネ監督もまた”変人”として知られているだけに、ひょっとして“変人”から“変人”への乗り換え、なんてこともあるかも…?と勘繰りたくなるのは、それほどヘレナとジュネ監督の初タッグが相性抜群だということなのかもしれない。『天才スピヴェット』は11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天才スピヴェット 2014年11月15日シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開(C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
2014年11月11日『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』が間もなく公開になる。本作は、ライフ・ラーセンの小説を映画化した作品だが、ジュネ監督は原作に深く共感し、じっくりと時間をかけて映画化したようだ。このほど原作者も登場する特別映像が公開になった。特別映像映画は、弟の死を機に家族がバラバラになってしまい「自分がいなくなればよかった」と考えている天才少年のスピヴェットが、権威ある科学賞の授賞式に出席するため、家族に内緒でアメリカを横断する様を描いている。これまで数々の奇抜な物語を描いてきたジュネ監督は本作では当初から“既存の物語”に基づいて作品を作ることを決めていたという。一方、『T・S・スピヴェット君傑作集』の著者ライフ・ラーセンは、ハリウッドの関係者に「映画化されるとしたら誰に監督してもらいたいですか?」という質問に5人の監督の名を挙げ、その中にジュネ監督の名前があったと振り返る。このほど公開された映像にはジュネ監督が小説を映画の脚本にしていく作業が丁寧に描かれ、監督とラーセンのメールのやりとりや、ふたりの対談が登場する。ふたりは生まれも年齢も異なるが、ジュネ監督はラーセンが書いた物語とスピヴェット少年の造形に圧倒的な“共感”をおぼえたようで、ラーセンもジュネ監督が作り出した映画について共感と満足感を得ているようだ。これまで“独自の作風”や“唯一無比”と称されることが多かったジュネ監督が、誰かが書いた物語を描くとどうなるのか? 公開が楽しみだ。『天才スピヴェット』11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開(C)2013 Epithete Films - Tapioca Films - Filmarto - Gaumont - France 2 Cinema Jan THIJS (C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
2014年11月11日国内最大の自転車フェス「CYCLE MODE international」は今年で10年目を迎えた。毎年、3日間開催で3万5,000人を魅了する会場では、今年も各メーカーの最新モデルや試乗会、自転車著名人のトークショーなど、自転車をテーマにしたありとあらゆるもの・ことが集結していた。そんな中、各メーカーにコストパフォーマンスの高いイチオシ本命バイクを紹介してもらった。○初めてのロードバイクを15万円~で各メーカーの方には、「初めてロードバイクを買う」「15万円~25万円が目安」を条件して最新モデルを紹介していただいた。最近の傾向としては、「自転車通勤」よりかは「週末にロングライドがしたい」というニーズが多いという。ロードバイクはクロスバイクと違って、前傾姿勢になりやすいフレーム構造が基本なのだが、エントリーモデルなどはより上体を起こせるフレーム構造になっているものもある。また、アルミニウムより軽量なカーボンを選ぶなど、フレーム素材そのものも予算や目的に合わせて選択することも大切になる。今回はカーボンバイクのほかアルミバイクも紹介してもらったので、ぜひ参考にしていただきたい。InterMax(インターマックス)「決して安く見えない、カッコいいカーボンフレームの自転車を」を目指して開発されたのが、InterMaxが展開するKUOTA(クオータ)「KOBALT(コバルト)」。オールラウンドで活躍するエントリーモデルで、コンポーネントは105またはティアグラのみというフルアッセンブルとなっている。マットブラックのフレームからは高級感が漂うものの、20万円を切る価格設定というのが魅力的な一台。カラー: ホワイトブラック、グレーブルー、グレーイエローサイズ: XXS(407)、XS(437)、S(469)、M(503)、L(522)重量: フレーム1,090g、フォーク470gフレーム: カーボン価格: ティアグラ完成車19万7,800円、105完成車21万9,800円PINARELLO(ピナレロ)振動吸収性を高めるために、フロントフォークとシートステイにカーボンを用いたPINARELLO「NEOR(ネオール)」は、上位モデル「PRINCE(プリンス)」から続くピナレロ・ロードバイクの基本形。同社の代名詞的な美しい曲線はそのままに、快適さを高めたモデルになっている。なお、フルカーボンの「RAZHA(ラザー)」(完成車25万3,000円)には、小柄な女性も楽しめる「RAZHAEZ Fit」(完成車25万3,000円)も展開している。カラー: ホワイト、ブラックレッドサイズ: 44SL、46SL、50、52、54、56、58、60、62(C-C)フレーム: アルミニウム、カーボン価格: ティアグラ+105 10S 完成車19万9,000円DE ROSA(デローザ)DE ROSAが「初めて20万円台のロードバイクを展開した」というのが「AVANT(アバント)」。2007年に"ブランドの中核を担う次世代のカーボンフレーム"として開発された一台が、最新のカーボンモノコックフレームの完成車として復活した。なお、このモデルは日本市場限定となっており、最小サイズの36.5は身長が150cm前後の小柄なライダーにも適応する。カラー: ブラックレッドサイズ: 36.5SL、39SL、42SL、45SL、48SLフレーム: カーボン価格: 105完成車25万円RIDLEY(リドレー)RIDLEYでは、プロツアーチームが実際に石畳のクラシックレースで使用したカーボンバイク「FENIX(フェニックス)」と同形状のフレームで作られたアルミバイク「FENIX AL」がオススメ。硬くなりがちなアルミフレームでありながら、衝撃吸収や横方面の剛性も確保している。サイクルモードの会場では新デザインのRetoro14Am ロット・ベリソルのレトロクラシックカラーと、FLAN15 フランドリアンカラーが発表された。カラー: Retoro14Am、FLAN15サイズ: XXS、XS、S、M重量: フレーム1,230g、フォーク560gフレーム: アルミニウム価格: 105完成車18万5,000円LOUIS GARNEAU(ルイガノ)LOUIS GARNEAUでは、2015年からのニューモデルである「AXIS(アクシス)」がオススメ。アップライトなジオメトリーになっているためロングライドでも疲れにくく、優れた安定力をもたらすロングホイールベースで、ハンドリング性も高めている。パステルカラーを刺し入れたホワイトは女性にもぴったり。フロントフォークにはカーボンを使用。カラー: ホワイト、グレーサイズ: 410、440、470、500、530mm(C-T)重量: 8.85kg(440mm)フレーム: アルミニウム、カーボン価格: 105完成車15万5,000円Wilier(ウィリエール)アルテグラ仕様のカーボンバイクで25万円以下なのが、Wilierの「Izoard(イゾアール) XP」。快適性を重視した乗り心地を確保し、ロングライドからレースまでを幅広く対応する。コンポーネントはアルテグラ、105、ティアグラの3つから選ぶことができる。カラー: ブラック/イエロー、マットブラックサイズ: XS、S、M、L、XL重量: フレーム1,170g±5%フレーム: カーボン価格: ティアグラ完成車18万2,000円、105完成車20万6,000円、アルテグラ完成車24万3,000円LOOK(ルック)「15万円~25万円が目安」という条件からは外れてしまうが、他社に先駆けてカーボン一筋で展開してきたLOOKは、数量限定の「566」を2015年モデルに投入。トップチューブをより太く拡大することでヘッド周りの剛性を高め、専用に開発されたフロントフォークはブレーキ性能とハンドリング性能を兼ね備えた快適仕様になっている。カラー: フローサイズ: XS、S、M、L重量: 8.15kgフレーム: カーボン価格: 105完成車28万円LAPIERRE(ラピエール)デザインで選ぶアルミバイクなら、LAPIERREの「AUDACIO(アウダシオ) 300 FDJ CP」を。ワールドツアーで戦うフランスのチーム「FDJ.Jr」のプレミアムカラーデザインは、フランスらしいトリコロール。フロントフォークにはカーボンを、コンポーネントにはソラを使用している。カラー: 「FDJ.Jr」のプレミアムカラーサイズ: 46、49、52、55フレーム: アルミニウム、カーボン価格: ソラ完成車14万9,000円MASI(マジィ)デザイン重視ならこちらもオススメ。MASIの「GRAN CORSA(グランコルサ)」は、一度目にしたらなかなか忘れらないデザイン・カラーリングに仕上げられている。マジィの上位モデルと同様、フロントフォークにはカーボンを使用し、気軽に街乗りも楽しめるようにアップライトポジションとなっている。カラー: チームグリーンサイズ: 47、50、53、56フレーム: アルミニウム、カーボン価格: 105完成車16万9,000円※価格は全て税別
2014年11月11日『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作『天才スピヴェット』が間もなく公開になる。主人公のスピヴェットはタイトル通りの天才少年だが、ひと足早く観賞した観客からは「自分の子どもの頃を思い出した」という声が多く寄せられているという。その他の画像映画の主人公スピヴェットは、モンタナの牧場で暮らす10歳の天才科学者。家族は、虫に恋する昆虫博士の母と、100年遅れのカウボーイの父、アイドルを夢見る姉、強くて活発な双子の弟の5人。父や姉とあまり上手くコミュニケーションがとれないスピヴェットは、家族から愛される弟のようになりたいと思っていたが、ある日、突然、弟が死んでしまう。悲しみにくれる家族の心はバラバラになり、自分がいなくなればよかったと思う日々を過ごすスピヴェットの元に、権威ある科学賞受賞の知らせが届き、彼は家族に内緒でアメリカを縦断して授賞式のある博物館をめざす。スピヴェットは天才的な頭脳をもち、永久機関に関する研究で専門家たちを驚かせる存在だが、それ以外はいたって普通の10歳の少年で、劇中には子どもの頃に誰もが感じる孤独感や、劣等感、親に対する想いが丁寧に描かれる。公開前に実施されたモニター試写会では「スピヴェットの気持ちの変化や心のうちが伝わってきて、子どものような心で見られた」「自分が家出したときのことを思い出した」「映画を観ながら何年も忘れていた気持ちがよみがえってきて驚いた」「彼は天才だけど、悩みをひとりで抱え込んでしまうところはみんなと同じ子どもなんだと思った」などの声が寄せられているという。劇中でスピヴェットは家の外に広がる世界を見つめ、様々な人々に出会い、遠く離れることで改めて自身の家族について想いをはせる。映画は3Dを駆使したワクワクする映像で主人公の冒険が綴られるが、同時に「子どもの頃に同じことを思った!」という気持ちになれる作品になっているという。また、先のモニター試写会では「子どもの頃、こんな家出がしてみたかった!」という声もあがっているそうで、本作は主人公の冒険を一緒に体験することで、自身の忘れていた想いや冒険心を思い出させてくれる映画になっているようだ。『天才スピヴェット』11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開(C)2013 Epithete Films - Tapioca Films - Filmarto - Gaumont - France 2 Cinema Jan THIJS (C) EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA
2014年11月10日ホテルニューオータニはこのほど、「クリスマス宿泊プラン」6種の予約受付を開始した。「Coming Santa Claus(カミングサンタクロース)」(1日限定5室/朝食付)は、グリーンランド国際サンタクロース協会公認のサンタクロースが、部屋にクリスマスプレゼントを届けるプラン。あらかじめ預けたプレゼントを届けるため、子どものいる家庭はもちろん、プロポーズなどのサプライズとしても利用できる。同プランの宿泊期間は12月22日~24日。部屋タイプは「ザ・メイン デラックスルーム(45平方メートル)」。1名の料金は、1室2名で宿泊の場合は3万円(税別) 、1室3名で宿泊の場合は2万3,000円(税別)。予約は電話予約のみとなり、宿泊日前日までの受付となる。なお12月24日には、宿泊者限定イベント「Tour of Illumination with Santa!(ツアー オブ イルミネーション ウィズ サンタ!)」を開催。公認サンタクロースと一緒に、ライトアップされた日本庭園とホテル内のクリスマスツリーを散策するというもの。開催時間は18時45分から19時30分まで。限定12名(予約制)で、参加費は無料。雨天の場合は中止となる。このほか「ピエール・エルメ・パリ」の特製クリスマスケーキを届ける「Sweet Christmas(スイートクリスマス)」や同ブランドのオリジナルクッキーをプレゼントする「Christmas Gift(クリスマスギフト)」をはじめ、「Christmas Dinner&Stay(クリスマスディナー&ステイ)」「みんなでクリスマス」(3~4名で宿泊)「『サントリーホール クリスマスオルガンコンサート2014』鑑賞券付宿泊プラン」を用意する。各プランの宿泊期間および予約方法は公式ホームページより確認できる。
2014年11月06日サンローラン(SAINT LAURENT)は、クリスマスに向けたエクスクルーシブな「ホリデーコレクション(HOLIDAY COLLECTION)」を11月下旬に発売する。ブランドを象徴するブラック&ホワイトを基調とした「ダッフル(DUFFLE)」の新色、アイコニックなスタッズや光沢感あるパイソンを用いた「モノグラム・サンローラン(MONOGRAMME SAINT LAURENT)」が、モノクロームの世界を演出する。エディ・スリマンが自身のトラベルバッグから着想を得て製作したダッフルは、新生サンローランを象徴するアイコニックなバッグ。2012年にスリマンがロサンゼルスとパリ間で使用するためにサンローランのアトリエで制作したことから始まり、二つ目はピエール・べルジェ、三つ目はグウィネス・パルトローに贈られた。控えめにブランドロゴがデザインされたクラシカルながらもデイリーに使えるデザインで、三段階に調節可能で取り外しも出来るショルダーストラップとキーリングが付属し、ラグジュアリーなスエードライニング、フロントのマグネット付きポケット等、機能面でもクラフトマンシップが感じられる。ケイト・モスやアン・ハサウェイ等のセレブも愛用。今回は「ベイビー ダッフル(BABY DUFFLE)」(14万5,000円)、「ダッフル6(DUFFLE 6)」(19万9,000円)の白いバージョンが登場する。13-14AWに登場したモノグラム・サンローランは、メゾンを象徴するYSLカサンドラのゴールドメタルロゴをフロントに配し、カーフやスエード、メタリック素材等を使用。チェーン、クラッチ、トート等の幅広いデザイン展開。今回は、ブラックのボディにスタッズを配したタイプ(18万5,000円)、光沢感ある白いボディからゴールドのタッセルが垂れ下がるタイプ(21万円)のハンドバッグ2型が登場する。
2014年10月31日伊勢丹メンズ館の新タータン柄「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」が10月29日、デビューした。それに伴い、同館1階プロモーションスペースに同柄をあしらった限定アイテムが多数登場する。同スペースでのプロモーションは、11月11日まで。29日朝のプレス向けイベントでは、巨大なブラックウォッチ/イセタン柄のショッピングバッグの中から、同柄にデコレーションされた「THE NEW MINI 5DOOR」の特別仕様車「The New Blackwatch MINI」(非売品)が披露された。この車は11月4日までの期間中、伊勢丹メンズ館正面玄関入り口脇にて展示される。また、新柄を採用した限定アイテムとして、背裏部分にスコットランド・ロキャロン社製の「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」生地を使用した「マーガレット・ハウエル(Margaret Howell)」のジャケット(6万9,000円)、全面に配した「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」のパッカブルコート(4万4,000円)などのウエアから、表面に同じく同柄を配した「スピングルムーブ(SPINGLE MOVE)」のスニーカー(1万8,000円)や、レザーとコンビネーションした「ヒロシ ツボウチ(HIROSHI TSUBOUCHI)」のスニーカー(2万7,000円)などをラインアップ。また、イセタンメンズオリジナルグッズとして小物トレー(2,000円)、ペンケース(3,500円)、A4ファイル(4,000円)などのステーショナリー小物も登場。その他にも、「ポーター(PORTER)」の定番型ショルダーバッグ(1万5,120円)や、「トゥート(TOOT)」のボクサーブリーフ(4,300円)、更には「ニコライ・バーグマン( Nicolai Bergmann)」のプリザーブドフラワーボックス(S9,000円、M1万6,000円)、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」のマカロン詰め合わせ(6個/2,400円)までもが同柄をあしらったスペシャルなボックス仕様になっている。また、イセタンメンズオリジナルグッズとして小物トレー(2,000円)、ペンケース(3,500円)、A4ファイル(4,000円)などのステーショナリー小物も登場。10月からNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で主人公のモデルとなっている日本ウイスキーの父、ニッカウイスキーの創業者・竹鶴政孝氏の孫にあたる竹鶴孝太郎氏も会場を訪れた。竹鶴政孝氏は単身、タータンの故郷スコットランドに渡り、本格ウイスキーの製造技術を身につけたスコットランドと縁の深い人物。同日より、昨年秋にリニューアルした伊勢丹新宿店の本館で主に使用されている「マクミラン/イセタン」と新しい「ブラックウォッチ/イセタン」柄を採用した限定品を集めたプロモーションが同店本館1階ザ・ステージでも開催される。限定商品の一部は伊勢丹オンラインストアでも販売される。
2014年10月29日――“美しさ”とはなんだろうか?こと映画の中でいえば、その佇まいであり、匂い立つような色気であり、それでも失われない自然体の雰囲気といえるだろう。先日、“Beau Garcon(ボー・ギャルソン=美しい男)”と呼ばれ注目を集める、フランスの俳優ピエール・ニネが主演作『イヴ・サンローラン』を携えて来日した際に、ファッション通の女子たちが軒並みハートを奪われたのは記憶に新しい。しかし、“美の国”フランスが世界に誇る俳優はもちろん男子だけではない。むしろ、フランス出身の女優たちこそ今、ハリウッドを始め世界中が注目しているのだ。今回は、フランス映画界に咲いた美しき3人の“新星”女優をご紹介!まずは、今週末より公開されるフランス映画『美女と野獣』(公開:11月1日)で主演を務める、レア・セドゥ。誰もが知るファンタジーの名作を実写化した本作で、レアは野獣の城に囚われの身となるヒロイン・ベルを演じている。若手女優の中でも群を抜く実力派で、出演作『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭で史上初となる女優として「パルムドール(最高賞)」を受賞した。また、その妖艶なミステリアスな魅力でフランスのみならず、数々の話題作に出演し、ハリウッド進出作となった『イングロリアス・バスターズ』以降も、『007/スカイフォール』『ミッドナイト・イン・パリ』『マリー・アントワネットに別れをつげて』『グランド・ブダペスト・ホテル』など大作~ミニシアターまで幅広い役柄で、さらに『007』シリーズの最新作では『Bond24』(原題)ではボンドガールに抜擢されており、今後も注目必至の女優となりそうだ。次に紹介するのは、そんなレアと共にカンヌ「パルムドール」受賞で世界を沸かせたのが、若干20歳のアデル・エグザルコプロス。さらに、初の長編映画となったのがジェイン・バーキンが監督作というのだから、その魅力は間違いないだろう。巨匠に見い出されたという点においては、フランス映画界の旗手フランソワ・オゾン監督が新たなる“美の女神(ミューズ)”として大抜擢した、マリーヌ・ヴァクトを外すことはできないだろう。「イヴ・サンローラン」や「ルイ・ヴィトン」など名だたるブランドの広告モデルとして活躍してきたモデル出身の女優だ。カトリーヌ・ドヌーヴやリュディヴィーヌ・サニエなどの才能を見抜き、スクリーンの中で“女”そのものとして撮りあげるオゾン監督が彼女を起用した映画『17歳』がカンヌで上映されて以降、「ELLE」や「VOGUE」といったハイ・ファッション誌を始め、カルチャー誌や映画誌など世界中のマスコミがマリーヌに飛びついた。その見目麗しい容姿と肢体がスクリーンに映えることは言うまでもなく、2015年にはマチュー・アマルリックらと共演した映画『Belles familles』(原題)が公開される予定だ。表情豊かなフランスのスクリーンに咲く女優たち。彼女たちのほかにも、「世界で最も美しい顔100人」の常連にして、アカデミー賞「主演女優賞」の栄冠に輝いたことのあるマリオン・コティヤールを始め、ラース・フォン=トリアー監督が描く官能映画『ニンフォマニアック』で注目を集めるステイシー・マーティンや、いまや国際女優となったメラニー・ロランなどなど、その畑を見渡してみれば豊作が続くフランス映画界。美と実力を兼ね備えた彼女たちのこれからに要注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年10月28日第27回東京国際映画祭での上映に合わせた、ジャン=ピエール・ジュネ監督と主演を務めた“天才子役”カイル・キャトレットの来日で日本のファンを沸かせた『天才スピヴェット』。今回、カイル君が演じた主人公・スピヴェットの“天才ぶり”が伝わる本作の劇中シーン映像が到着。そこでは、普通の大人以上の見事な分析力を発揮していることが分かった。本作は、権威ある科学賞の授賞式でスピーチするため、10歳の天才少年がアメリカ大陸横断をするという“壮大なスケールの家出物語”。類稀な映像作家として讃えられるジュネ監督が、本作では独特の“毒味”は抑えめに感動作として新境地を切り開いたことでも注目を集めている。到着した映像は、天才科学者・スピヴェットの頭脳を駆使した分析能力を見せる授賞式会場でのワンシーン。会場で待機する“10歳の天才科学者”に興味津々に群がる大人たちの眼差しからは、物珍しさへの好奇や疑心暗鬼な気持ちが見え隠れ。そこでスピヴェットは、フランス神経学者ギヨーム・デュシェンヌが発見した“作り笑いと本当の笑顔の違い”の法則を用いて、すかさず大人たちの“笑顔”を分析。頭の中で自分なりに彼らの顔の筋肉の動きを当てはめ、“本当の気持ち”を察する姿は、文字どおり大人も顔負け…。あどけない表情からは予想だにしない、大人以上の分析力には脱帽だ。また、この映像では、スピヴェットが頭の中でする分析を図表で描いている。実はこの図表、本作の原作であるライフ・ラーセン著書「T・S・スピヴェット君傑作集」で常にページに添えられているイラストと図表満載の注釈を、そのままストーリー全体に盛り込んでいるのだ。スピヴェットの考えたものはこれらの図表で、また幻影や夢で見たものは3Dで表現されているのも、本作の特徴のひとつだ。ジュネ監督が「原作の世界観と私の世界観が似ていることに驚いた」と語るように、徹底して作り込んだアイデア溢れる映像に原作の世界を詰め込み、3Dで最大限に魅力を引き出した本作は、まるで飛び出す絵本のよう。「物語自体が非常に感動的であることに大きな衝撃を受けた」というジュネ監督が贈る、少年の心の成長物語には、大人も絵本を読むように夢中になるに違いない。『天才スピヴェット』は11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日『アメリ』で日本でも人気のジャン=ピエール・ジュネ監督が新作『天才スピヴェット』が第27回東京国際映画祭で上映されるのに合わせ、主演で天才子役と称されるカイル・キャトレットと共に来日。10月27日(月)に舞台挨拶に臨んだ。ジュネ監督が3Dに挑戦した本作。生まれついての天才ながら、周囲に理解されず孤独を抱えた少年・スピヴェットの心の成長を描き出す。ジュネ監督は自ら見出したカイルくんについて「絶対に現場で『疲れた』と言わないし、アクションも全て自分でやってます。小さいけど立派なスターです!」と紹介。そのカイルは「コンニチハ、カイル・キャトレットです」と日本語で挨拶したかと思えば、劇中のスピヴェットさながらに6か国語で自己紹介をして会場を沸かせた。ジュネ監督は満員の客席を見渡し「日本に私のファンが少しはいらっしゃるというのは知ってます(笑)。モンマルトルのカフェの近くに住んでるんですが、そこのカフェには『アメリ』のポスターが貼ってあり、日本から来た観光客の女性がよく写真を撮っているので。『すいません、写真を撮るのでどいていただけますか?』とよく言われるんです」といたずらっぽい笑みを浮かべる。アメリカを舞台にした本作だが、ジュネ監督は“反ハリウッド”を掲げており「カナダとフランスの共同制作による“ニセアメリカ映画”です」と語る。「なぜか?フランスには自由があります。自由の素晴らしいところは、全てが私の責任だということ。この映画をみなさんが気に入ってくれようと、つまらないと思っても、その責任は全て私にあります」と反骨精神を垣間見せる。この日は、ゲストとしてカイルくんと同い年の日本が誇る人気子役の鈴木福が来場!「映画の中のスピヴェットくんを意識した」というオールバックとタキシードでビシッと決めて登場し、花束を手渡した。カイルくんは7歳以下の武道選手権で3年連続のチャンピオンという経歴を持っており、この日は三節棍、剣にヌンチャクを使って華麗なアクションパフォーマンスを披露。福くんも負けじと、いま学校で流行っているというけん玉の腕前を見せてくれたが、惜しくも大技に失敗し「カッコいいところを見せられず、負けちゃいました。緊張しまくっててヤバいです!」と苦笑い。それでも、ジュネ監督が2人の天才子役を大絶賛し「次はけん玉で戦う少年とヌンチャク使いの少年の脚本を書きたいと思います」と語り、福くんも「ぜひお願いします!」と笑顔を見せた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。『天才スピヴェット』は11月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が新作『天才スピヴェット』を携え、開催中の第27回東京国際映画祭のために来日し、主演のカイル・キャトレットくん(10歳)と共に舞台あいさつに臨んだ。イベントにはゲストとして鈴木福くんも来場した。その他の写真芸術性の高い映像で支持を集めるジュネ監督が3Dに挑戦した本作。生まれながらの天才でありながら、家族にもなかなか理解されずに孤独を抱えた少年が、ある発明による科学賞の授賞式に出席するための旅路の中で、様々な出会いを通じて成長していく姿を描く。日本でも人気のジュネ作品をひと足早く観られるとあって会場は満席。ジュネ監督は「私のファンが日本にも“いくらか”いらっしゃるというのは知ってます。私はモンマルトルのカフェの近くに住んでいて、そのカフェに『アメリ』のポスターがあるんですが、日本人の女の子が来て写真を撮ろうとして『ちょっとどいてもらえますか?』とよく言われるので(笑)」とユーモアたっぷりに語る。今回、3Dで作品を製作したことについて「子供の頃、のぞくと映像が3Dになるオモチャを持ってて、それが大好きだったんです。今回の脚本を読むと3Dで撮るにピッタリの作品でした」と語った。そのジュネ監督から「絶対に現場で『疲れた』と言わず、アクションも全て自分でこなしたスター!」と紹介されたカイルくんは「コンニチハ、カイル・キャトレットです」と日本語であいさつし、さらに劇中のスピヴェットさながらに6カ国語で自己紹介を行ない天才の片鱗を見せつけた。福くんは「スピヴェットを意識した」というタキシード姿で登場。カイルくんの演技について「(演技は)初めてと聞いたんですが、たくさん出ているように見えるくらい素晴らしい演技だったし、アクションもかっこよかったです!」と絶賛する。カイルくんは10歳以下の武道選手権で3年連続優勝経験を持つが、この日はその腕前を披露!三節棍(※3本の棒が鎖などでつなげられた武器)と剣、そしてヌンチャクを使い分け、巧みな演舞を見せて会場をわかせた。一方の福くんは、最近、学校で流行っているというけん玉の腕前を見せたが、大勢の観客を前に「緊張して足が震えてます…」と苦笑い。大技にチャレンジするも惜しいところで失敗してしまったが、ジュネ監督はふたりの天才子役を称賛し「次はけん玉の少年とヌンチャクを使う少年のシナリオを書きます!」と語っていた。『天才スピヴェット』11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
2014年10月27日フランスが誇るNO.1若手女優レア・セドゥをヒロインに迎え、ディズニーでアニメ化もされた傑作ラブ・ストーリーを実写映画化した『美女と野獣』。このほど、フランスの美意識漂う本作から、レアが劇中で着用する豪華絢爛なドレスのビジュアルが初公開された。レアが本作で演じているのは、バラの花を盗んだことで「命を差し出せ」と言われた父の身代わりに、野獣(ヴァンサン・カッセル)の城に囚われの身となった美しい娘・ベル(レア・セドゥ)。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい過去に気づき始める…。ベル役のオファーを受けた際に、「これはまさに私のための映画だ」と確信たというレア。さらに「私は全ての映画がコスチューム映画だと思っているの」と独自の見方も明かしている。そんな彼女に特に「すばらしかったわ!」と言わしめたのは、本作の衣装(=ドレス)だ。本作では衣装デザインにも意見を出したそうで、メガホンを握ったクリストフ・ガンズ監督とは「衣装の面では、彼はエンパイア・スタイル(簡潔で直線的なスタイルの婦人服で19世紀初頭にフランスで流行した)にこだわっていたの。それはとても可愛いと思ったけれど、私は一つの時代だけに幅を狭めてしまうのはもったいないって言ったの。プリンセス・ドレスに近いスタイルにも挑戦するべきだってね」と熱いディスカッションを重ねていたそうだ。レアが「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」と語るとおり、本作の衣装にはそれぞれのシーンで意味をもつものとなっている。衣装を担当したピエール=イヴ・ゲロー(『ココ・シャネル』『クラウド アトラス』など)は、監督から今回の衣装に関する条件として提示されたのは「エレガントで、息をのむような、素晴らしく、上質で色に富んでいること」――つまり、“最高の衣装をよろしく”ということだったそうだ。映画の中での“最高の衣装”とは、まさにレアの語った「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」の言葉に集約されているだろう。そして、特に本作ではドレスの形状だけでなく、色に込められているとピエールは語っている。「野獣がベルに贈るドレスについては、とても具体的な色のイメージがありました。1点目はアイボリーのドレス、2点目は青、そして緑、赤と続きます。制約ではありませんでしたが、脚本で明記されていたので僕はそれを考慮したムードボード(イメージを集めたコラージュのようなもの)を提案しました」。そうしてシーンに併せたドレスの色使いについて、こんな解説をしてくれた。「ベルの1つ目のガウンは、とても厳しいスペインの処女着や芸者のような拘束衣であり、細かい刺しゅうやレースが施された、さらにオートクチュール的な要素が求められました。(2つ目の)青いドレスは、輝いていなくてはならない上、たくさんのアクション中に着用するので水の中や氷の上で動きやすくなくてはなりませんでした。熟練の腕でつくられた折り紙のようなフリルが施された、(3つ目の)ベルベットの緑のドレスは野獣の領土の豊かな緑と一体にならなければなりません。そして、とても繊細で洗練されている(4つ目の)赤いドレスがありました。このドレスが一番変化の激しいシーンやアクションシーンで使用されました」。野獣との出会いから、ベルの心の移り変わりと共に変化していくドレスにも注目してみて。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日10月23日(木)より開催される第27回東京国際映画祭に特別招待作品として上映される『天才スピヴェット』。ジャン=ピエール・ジュネ監督の新境地といわれる本作は、日本でも驚異的大ヒットを記録した『アメリ』の“少年版”のようだと、早くも話題となっている。本作は、10歳の天才科学者スピヴェット(カイル・キャトレット)が権威ある化学賞の授賞式でスピーチをするため、アメリカ大陸横断という“壮大なスケールの家出”をする物語。独特でユーモラスな世界観を極めた、ジュネ監督初の3D上映としても注目を集めている。ジュネ監督といえば、仏誌「ELLE」(日本版)で「好きなフランス映画1位」に選ばれるなど、公開から13年経ったいまでも根強い人気を誇る『アメリ』が一番の代表作。情緒あふれるモンマルトルを舞台に、空想の世界が唯一の遊び場だった内気な女の子“アメリ”(オドレイ・トトゥ)が初めての恋に奮闘する姿を描いたチャーミングなコメディは、多くの観客を魅了し、フランス映画史上No.1という大ヒットを記録。ジュネ監督の「観た人が幸せな気分になるような映画を作りたかった」という言葉のとおりに、温かな気持ちを世界中に届けた。本作『天才スピヴェット』をいち早く鑑賞した日本の著名人たちの中にも『アメリ』ファンを公言する声は多く、本作の原作者であるライフ・ラーセン自身も「『アメリ』を観て、まるで誰かが私の頭の中をくまなく引っかき回したかと思った」と語り、影響を受けたことを明かしているほど。そのためか、ジュネ監督最新作である本作を“少年版『アメリ』”と捉える人が続出しているという。少女のような内気な女性・アメリと、想像力豊かな天才科学者の少年・スピヴェットには、確かにいくつか共通点がある。心に孤独を抱え、自分の居場所を模索し、自分で決めたことには不器用だがとことん進む姿は2人とも同じで、観る者の胸を熱くする。それに対し、ジュネ監督は「『アメリ』は僕の最もパーソナルな映画だ。そして今回のスピヴェットもまさに僕そのものさ!感情について初めて真正面から取り組んだ作品だ」と語る。「自分の想像力のおかげで成功し、素晴らしい賞を受賞したのに、注目を浴びていることに気づくと、早く家に帰りたいと願う。フランスで映画を監督していたときでさえ、自分が正しい場所に居ると思えなかった」と語るジュネ監督と、スピヴェットのいつも妄想ばかりで、自分に興味を持ってもらうと戸惑う姿、受賞を契機とし自分を理解しない家族から離れて旅に出る姿が、それぞれ彼自身に重なるようだ。ジュネ監督の想いを等身大で描いた本作は、観る者全てをまたもや幸せな気分に包み込んでくれそうだ。『天才スピヴェット』は11月15日(土)よりシネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日カレーの有名店は数あれど、「カツカレーの有名店」って意外とよく知らないですよね。そこで東京都内でカツカレーがおいしいと評判のお店をまとめてみました。旅行で訪れた際は、土産話にこんな場所で「ザ・東京」なカツカレーを味わってみては?■グリルスイス銀座本店/キッチンスイス築地店昭和22年創業の「カツカレー発祥の店」と呼ばれる老舗カレー店。当時巨人軍にいた千葉茂氏の「カレーにカツをのせてくれ」という一言で生まれたカツカレー、その名も「千葉さんのカツカレー」は、今でもグリルスイス・キッチンスイスの人気メニューです。その他に元祖カツカレーや、銀座本店にはたまカツカレー、ヒレカツカレーもあります。(グリルスイス銀座本店)東京都中央区銀座3-5-16地下鉄・有楽町駅約7分(キッチンスイス築地店)東京都中央区築地2-8-4地下鉄・築地駅約3分平均予算:~1,000円■日乃屋昔からの食べ慣れた「日本のカレー」にこだわりがあるカレー店。カレーの激戦地・神田で行われた2013年の「神田カレーグランプリ」では見事1位に選ばれました。その日乃屋「名物カツカレー」は、ご飯の上に大きな揚げたてカツがのり、その上から豪快にルーをかけた見た目にも迫力のある品。一度は食べてみたい味です。(日乃屋本店)東京都文京区湯島2-2-1東邦深澤ビル1階御茶ノ水駅聖橋口約6分(日乃屋カレー神田店)東京都千代田区鍛冶町2-11-16神田駅約2分(日乃屋カレー国分寺)東京都国分寺市本多2-1-14国分寺駅北口約8分(日乃屋カレー新宿御苑店)東京都新宿区新宿1-18-15スワダビル1階地下鉄・新宿御苑前駅約4分(日乃屋カレー新井薬師店)東京都中野区上高田3-19-10恩田ビル1階新井薬師前駅約2分平均予算:~1,000円■カレー店般゜若(ぱんにゃ)タレントやコラムニストなど、さまざまな顔を持つ芸能人・松尾貴史さんのカレー店。インドカリーをベースにだし、しょうゆ、バターが入れられており、日本人の舌に合うよう工夫されたカレーです。「特別なカツカレー」のカツには熟成肉専門店・中勢以(なかせい)のお肉が使用されています。住所:東京都世田谷区北沢3-23-23下北沢シティハウスⅡ1F最寄り駅:東北沢駅約6分平均予算:1,000~2,000円■東京駅 ドンピエール エクスプレスカレー東京駅を訪れたら、これを食べないと始まらない?、と人気の「プラチナポーク カツカレー」があるお店。アジアの香辛料とフレンチのソースが融合したルーと、白金豚を使ったサクサクのカツのコラボレーションが見事。住所:東京都千代田区丸の内1-9-1東京駅八重洲北口1Fキッチンストリート内最寄り駅:東京駅八重洲北口約1分平均予算:1,000~2,000円■飾りじゃないのよカレーは三田本店名前にかなりインパクトがあるお店ですが、提供するメニューは至ってシンプルで「飾りじゃないのよ」という名前通り。お店名物は大量の玉ねぎやさつまいもなどの野菜と、牛すじ・軟骨コラーゲンが入ったWコラーゲンスープのルー。重そうですが意外と軽く、カツと合わせてもサクッといただけます。住所:東京都港区三田3-1-2北村ビル1F最寄り駅:田町駅、地下鉄・三田駅約5分平均予算:~1,000円■カレーの店サカエヤ「待ち時間0分」という売り文句を看板に掲げる、上野の名物カレー店です。ただカツカレーの場合は揚げたてカツを提供する都合上、少々待つことがあるとか。8時間かけてじっくり炒めた具に、同様8時間かけてとったスープをのばしてひと晩寝かせたルーは、本格的な「日本のカレー」の味わい。揚げたてカツとの相性も抜群です。住所:東京都台東区東上野1-6-3最寄り駅:新御徒町駅約1分平均予算:~1,000円■モンスナック昭和39年創業の元祖サラサラカレーのお店。壁には有名人・著名人の色紙がずらりと並び、古くから多くの人に愛されてきたお店だということがわかります。カツはオーダーを受けてから揚げてくれます。揚げたてサクサクのカツはもちろんですが、食べ進めていく内に、スープカレーのようなルーにひたり、しなっとしてくるカツもまたおいしい。住所:東京都新宿区新宿3-17-7紀ノ国屋ビル地下1階最寄り駅:新宿駅東口約5分東京都にはカレーの有名店が数多くあり、「カツカレーのおいしいお店」もまたたくさん。上記以外にも有名店はたくさんあるので、ぜひ自分至上ナンバーワンの「カツカレーがおいしいお店」を東京で探してみてください。(※メニューは店舗や季節により異なる場合があります)(画像は本文と関係ありません)
2014年10月09日「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」が10月3日、ピエール・エルメ・パリ 青山で今秋冬の新作発表会を開催した。2015年新作コレクションのテーマ「Passages(移行)」は“躍動の場”や“伝達”という意味を含む。テイスト本来の素晴らしさを重視するに留まらず、スイーツにまつわる美的要素に「演出家」の役割を果たさせることで、作品(スイーツ)の魅力を一層奥深いものにするという、ピエール・エルメが掲げるコンセプトがここに根づいている。かくして、4人の優れた演出家たちが独自の視覚からあらゆる解釈をもってピエールエルメの作品を豊かに表現した。造形芸術家のファビアン・ベルサール(Fabien Verschaere)、写真家のセルジオ・コインブラ(Sergio Coinbra)、イラストレーターのニコラ・ヴィアール(Nicolas Vial)。そして注目されるのが、昨年に続き実現された東信とのコラボレーションだ。東はマカロンの「2015年ジャルダンシリーズ」のビジュアルを担当。今年6月に来日したピエール・エルメ立ち会いのもと、3日間に渡り東のアトリエで撮影は行われた。今回のシリーズではエルメでは初の試みとなる、マカロンにクローバーを載せたフレーバーも登場。新しいジャルダンシリーズの醸し出すユニークな印象と、フラワーアーティスト“東信”の芸術的嗜好とを絶妙にマッチングしたキービジュアルが完成した。そして今回の「PIERRE HERME × AZUMA MAKOTO - LES JARDINS」でのコラボレーションを記念し、色鮮やかな花々や草木を使い東が空間演出した“庭園”がピエール・エルメ・パリ 青山に期間限定で出現。これに伴い同店では、2015年発売予定の新作マカロン「ジャルダン ド ノルデスト/ノルデステの園」の先行販売を含むジャルダンシリーズ特別マカロンギフト(10個入り・3,500円)を、東信監修パッケージで10月13日までの期間限定で販売している。会期中には、購入者に庭園に咲く花を一輪プレゼントするサプライズも。発表会に登場した東氏は、「先月パリで作品披露を行ったが、今回はギフトといった形式での発表をさせてもらった。ピエール・エルメの作るマカロンの味や感覚を、花を使ってビジュアルに落とし込んだ作品となるので多くの皆さんにご覧頂ければ」とコメントした。
2014年10月09日「ギャップ(Gap)」は、アートファッション誌『ヴィジョネア(VISIONAIRE)』とのコラボレーション企画によるファイナルコレクションを10月18日に発売する。このコレクションはシルクスクリーン、フォトプリント、デジタルプリント、総柄プリントなどを使用し、VISIONAIREが取り上げるテーマやアートを題材としたアートワークを施したもの。雑誌初のTシャツコレクションとして人気になった、シルバーのホイルスタンプを使用した「メタル(METAL)」、紫外線感光インクを使用した「ソーラー(SOLAR)」に続く、コレクターズ向けの限定コレクションとなる。今回新たに発表されたのは、デザインにゴールドホイル加工を取り入れたTシャツコレクション「ゴールド(GOLD)」と、著名アーティストたちがVISIONAREの既刊号から得たイメージをスウェットシャツやTシャツに投影した「アート(ART)」の二つ。GOLDコレクションとコラボしたアーティストは以下の通り。アレキシス・ロックマン(Alexis Rockman)、サイモン・ペリトン(Simon Periton)、ブルマーズ&シャムウィズナターシャ・ポリ(Blommers & Schumm with Natasha Poly)、ジェイムズ・ネアーズ(James Nares)、フランソワ・バーソード(Francois Berthhoud)、ピーター・サヴィル(Petter Saville)、ウーゴ・ロンディノーネ&ジョン・ジョルノ(Ugo Rondinone & John Giorno)、マーク・ロマネク(Mark Romanek)、ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari with Lea T)、アダム・ファス(Adam Fuss)、サム タイラー・ジョンソン(Sam Taylor-Johnson)、フィリップ・ターフェ(Philip Taaffe)、ヴィック・ムニーズ(Vik Muniz)、ジョン・バルデッサリ(John Baldessari)、クレイグ・マックデーン(Craig McDen)。一方、ARTコレクションとコラボしたアーティストはこちら。アリシア・クワテ(Alicia Kwade)、アナ・ブレスマン&ピーター・サヴィル(Anna Blessman & Peter Saville)、ツァイ・グオチャン(Cai-Guo Qiang)、キャサリン・チャルマース(Catherine Chalmers)、クリストファー・バックロー(Christopher Bucklow)、デヴィッド・アームストロング(David Armstrong)、ダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland)、グレッグ・フォーリー(Greg Foley)、マルコ・ブランビリア(Marco Brambillia)、マッシモ・ヴィターリ(Massimo Vitali)、ピエール・エ・ジル(Pierre & Gilles)、ルーベン・トレド(Ruben Toledo)、シャロン・エリス(Sharon Ellis)、スティーブン・クライン(Steven Klein)。日本ではGapフラッグシップ原宿店で取り扱われる。
2014年10月07日今年も気づけば残りわずか!秋も深まれば、クリスマスのプランを考え始めてもいい頃合いとなる。東京・赤坂の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」2階にある、ミシュラン3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏がプロデュースするテイクアウトショップ「ピエール・ガニェール パン・エ・ガトー」では、10月1日(水)からクリスマスシーズンに向けたホテルメイドケーキや特製ローストチキンなど全15品の予約受付をスタートした。前衛的でアーティスティックなスタイルのモダンフレンチで知られるフレンチの巨匠、ピエール・ガニェール氏が贈る今年のクリスマスケーキは2つ。マロンのムースにミルクチョコレートとヨーグルトを合わせ、中にしのばせたマロンコンフィの食感とアマレナチェリーの酸味がアクセントになった「ビュッシュ・ド・ノエル マロン」(6,480円)と、ピスタチオ風味のタルトの上に、マンダリンオレンジ&プラリネのムースとピスタチオ&フランボワーズのムースを赤いチョコレートのプレートでつなげてクリスマスリーフをモチーフにした「ピスターシュ マンダリン」(6,480円)が登場。どちらも洗練された色彩感覚を感じさせるアーティな逸品に仕上がり、大人たちの聖夜のひとときを盛り上げてくれる。ケーキのほかにも、鹿児島県産赤鶏さつまを使用し、まるごと焼き上げたホテル特製ローストチキン(4名用6,800円)や自然の牧草だけで育ったニュージーランド産牛ロースを使用したジューシーなローストビーフ(4名用8,200円)など、パーティーを盛り上げるスペシャルメニューも合わせてチェックしたい。いずれも販売は予約限定で、12月12日(金)までの予約受付となる。(text:Miwa Ogata)
2014年10月03日