お笑い芸人・ゴリけん(50)が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。“名付け親”である大物ミュージシャンとの2ショット写真を公開した。ゴリけんの肩を抱きニッコリほほ笑んでいたのは、ロックバンド・HOUND DOGのボーカリスト、大友康平(68)。写真は「大友さんに名前をつけてもらった時」の「1999年6月19日」のもので、6月にゴリけんとして25周年を迎えると知り感慨深げな様子だった。この投稿に対し、ファンからは「わっか!」「これは感動的!!」「素敵な写真」「頑張れゴリさん!家族で応援しています」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年04月24日「ミュージシャンのNから性加害を受けた」という告白が波紋を呼んでいる元女優の若林志穂さん(52)が3月18日、再びNへの怒りをあらわにした。’09年に芸能界を引退した若林さんは昨年9月にXアカウントを開設し、同年11月に行った動画配信で「ミュージシャンのNから性加害を受けた」と告白。若林さんによるとNと映画で共演することとなり、2人きりでセリフ合わせを行ったところ、Nが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃。その後Nに監禁され、性的暴行を受けた上に「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる」などと脅迫されたという。その結果、複雑性PTSDになった若林さんだったが、後年Nに謝罪を要求したものの「会いたくない」と言われ、断られたとも説明していた。これまで若林さんに対して気遣う声やエールが相次いできたが、いっぽう一部では若林さんを誹謗中傷する声もあるようだ。そのため若林さんは再三にわたり、心無い声に対しXで非難してきた。そんななか18日の17時ごろ、Xでライブ配信を行った若林さんは「今朝ライブ配信をやらせていただいて。その時に来たコメントが、『みんな朝忙しいのに、そういう風に勝手に人の時間も気にすることなく、ライブ配信するなんておかしい』とかあったんですよ。それで『あなたは自分が傷ついたみたいなことを言ってるけれども、Nさんのファンをあなたは傷つけているんだ』と(いうコメントがあった)」と明かした。そういった心無い声に対して、若林さんは「全然筋違いのことを言っている」「(Nの行動によって)複雑性PTSDという病気にされたので、『これは黙ってちゃいけないでしょ』ってことなんですよ」と反論。さらに「NさんがNさんのファンを裏切ったんですよ」「ファンを裏切って心を傷つけてるのは、Nさんなんですよ」と力強く語った。また若林さんはNに対して「『謝ってください』ってその時、謝ってれば、私は言わなかったですよ」といい、「だから私はチャンスをあげたのに、そのチャンスを自分のものにできなかったのはNさん、あなたですよ」と発言。「『あなたはNさんのファンを傷つけてる』って、私は傷つけてないですよ。Nさんにされたことを言っただけですよ。履き違えてますよ。Nさんは何十年ってファンになってくれている人を、Nさんがファンを傷つけているんですよ」と述べた。いっぽうNを擁護して自身を誹謗中傷する人に対して「(Nの)ファンを何十年とやってて、『これは裏切られた』って思っている人いると思うんですよ。それを自分の中で消化するっていうのは、すごく大変な作業だと思う」と若林さんは慮り、「だから、私がNさんのファンを傷つけてるんじゃなく、Nさんというミュージシャンがファンの人を裏切る行為をしてるんですよ」と念押しした。「私は嘘ついてないし、やられたことはちゃんと正直に言って、警察にも相談して弁護士さんにも相談しました。『じゃ、もういいや』と。『30分会って、謝罪してくれれば結構です』って、『それでいいです。許します』って言ったのに。『会いたくない』って(Nに言われた)」と明かした若林さんは、「謝ってくれれば’23年から’24年にかけて、(性加害の件を)言わなかったですよ。’10年に謝っとけばよかったんですよ。Nさんの選択が間違ってましたよ」と語った。そして「ファンの人を裏切って傷つけたのはNさんです。それを消化し切れてないかたが私にぶつけてくるんだと思ってますんで」「難しい作業かもしれないけども、苦しい作業かもしれないけども、私に誹謗中傷という形でぶつけてこないでください」と諭した。
2024年03月19日「ミュージシャンのNから性加害を受けた」と告発した元女優の若林志穂さん(52)が、Xで改めてNに対する怒りを綴った。’09年に芸能界を突如引退した若林さんは、昨年9月にXアカウントを開設。そして同年11月に動画配信を行うと、そこでミュージシャンのNから性加害を受けたことを47分間にわたり告白した。若林さんによると映画の共演者であるNとセリフ合わせをしていたところ、Nが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃することに。その後Nに監禁され、性的暴行を受け、「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる。俺の周りにはそういうことができるやつがいるんだ」と脅迫されたという。その結果、複雑性PTSDになったと述べた若林さんは「『あの時は申し訳なかった』と謝罪してくれれば、私はそれでいいので」と涙をこらえながらにNに呼びかけていた。今年1月にはいって、この配信がネット上で大きな注目を浴びることに。その後、若林さんは、映画の話や日々の生活についてのポストの合間に、Nへの怒りを投稿してきた。しかし、これまでN側からの反応はないようだ。2月24日の23時ごろにも、Xにこう綴っている。《歌う前にあなたの誠意を見せて下さい!レイプは魂の殺人です。あなたは人の魂を殺しておいて、人の魂で歌を生み出し歌っているただの怪物ですよ。自分が周りからどう見られるかだけしか考えていない低俗な人間です。自分の思い通りに動かない人間に対して、罵倒、脅迫、レイプ、あなた大丈夫ですか?》そして《このままあなたが雲隠れを続けるのならば、謝罪だけでは済まされなくなりますよ》と綴ると、こう続けた。《あなたは、自分で思っている程素晴らしい人ではありませんから。周りの人間があなたを怒らせないように気を遣ってるだけですから。許すか許さないかはもう変わってきてます。あなたの誠意を見せて下さい!》そして《もう時期分かると思いますよ。少々お待ち頂けたら、滑稽にさらさる可能性が大いになります。フラッシュバックではありませんので、ご安心下さいませ》(原文ママ)といい、《今日はこの辺にしておきますね!》と結んだ。ファンから「急に思い出すのですか?心配です」と尋ねられ、《いえいえ。なるべく抑えていただけです》と明かした若林さん。普段は抑えているという心の痛みが、癒えることはあるだろうか?
2024年02月26日あるミュージシャンから性加害を受けたことを告発した元女優の若林志穂さん(52)が1月25日、自身の元に寄せられた批判に対してXで苦言を呈した。’84年に中学1年生で芸能界デビューを果たした若林さん。’85年にアイドル歌手としての活動もスタートし、’91年からは大家族ドラマ『天までとどけ』シリーズ(TBS系)で岡江久美子さん(享年63)演じる母親・定子の長女である待子を演じて人気を博した。しかし、’09年に芸能界を引退し、昨年9月にXアカウントを開設した。同年11月、若林さんはXで動画配信を行い、ミュージシャンのNから性加害を受けたことを告白した。とある映画でNからオファーを受け共演した際、セリフ合わせに誘われることに。業界内でNが暴力をふるうと有名だったため、断ったら「ボコボコ」にされるのではないかと思い、しぶしぶ部屋に呼んだという。するとNが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃した上に、その後Nに監禁され、性的暴行も受け、「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる。俺の周りにはそういうことができるやつがいるんだ」と脅迫を受けたことを告発した。「それで(複雑性)PTSDになっちゃったんですよ」と語った若林さんは、性的に暴行された身体を証拠として残すためにヘアヌード写真集『S』を出版したと告白。さらに家の近所で発生した殺人事件に巻き込まれたため、「PTSDだから一致しちゃったんです。Nさんが『俺の周りにはそういうことができるやつがいる』と言って、(殺人事件の犯人も)覚せい剤をやっていたから、『私もしかして殺されるんじゃないか』と思って」と言い、そうして引退を決意したと明かした。LIVE配信では47分にわたって自身の苦しい経験を語り、Nに対して「『あの時は申し訳なかった』と謝罪してくれれば、私はそれでいいので」と涙をこらえながら話すシーンもあった若林さん。しかし動画内で時折、笑顔を見せていたことを批判する声もあったようだ。25日にXでこう綴った。《LIVE配信を観た方で、私がカメラ目線で髪の毛を意識しながら話しておかしいとか、笑いながら話してるのがおかしいと言ってますがもっと想像力を働かせて動画を見ろ!って言いたいです。ハンカチで涙を拭いながら今でも死ぬほど辛いんですって姿を見せた方が良かったんですか?》さらに若林さんは《警察に被害届を出せばいいのにとか言ってますが、私がどんな行動をしたかここでお話しをしてしまったら、加害者に手の内見せてるのと同じじゃないですかwww もっと頭と心をフル回転して想像力を働かせて下さいね!》と呼びかけた。また《今もDMが来ましたが、表で言えないからDMで言ってくるのは弱虫》《数年前にN氏のファンの女性から『N氏と○ック○が出来たなんてN氏ファンとしては羨ましい』って言われました はいはいって感じ》と明かしたいっぽうで、《すいません。パワー全開になってました。皆様に、嫌な思いをさせてしまってごめんなさい》とコメント。そして、《譲れる事と譲れない事がありますからね》と述べた。
2024年01月26日何かがきっかけで人生ががらりと変わることもありますよね。もし売れないミュージシャンの彼氏が、自分名義のスマホでゲームに課金していたら、あなたはどうしますか?今回は携帯ショップ店員と客の間に起こった体験談を描いた、はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの漫画『携帯ショップで警察沙汰になった話』をご紹介します。※この漫画にはデートDVの表現がありますのでご注意ください。もしデートDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。女性客が来店……携帯ショップで働く須磨さん。ある日、女性客から、彼氏が使用する自分名義のスマホを解約したいと言われます。契約内容の確認をしてみると、月の利用料金が10万円を超えていることが発覚……。須磨さんはフィルタリングを提案し、女性客と彼氏のなれそめを聞きます。彼は売れないミュージシャンで、10年前の路上ライブで知り合い……。彼氏を支え続け……別れればいいのに……最後に説明をし……心配しながら見送る……長年彼氏を支え続けてきた女性客に、フィルタリングの注意事項を説明して見送った須磨さん。女性は帰宅すると、彼氏が寝ている間にフィルタリングのアプリを入れ、管理できるよう設定します。その後、彼氏のスマホを解約しますがすぐにバレてしまい、再契約させられそうになったところを友人の通報で警察が助けに来てくれたのでした。彼女名義のスマホでゲームに課金しまくる彼氏……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月22日アジアのミュージシャンを中心としたサーキットイベント『BiKN shibuya 2023』(読み:ビーコンシブヤ)が、11月3日(金・祝) に東京・渋谷のライブハウス7カ所で開催されることが決定した。『BiKN shibuya 2023』チケット情報はこちら!()本イベントは、“アジアで注目を集めるアーティストが一堂に介するショーケース”という日本では過去に例を見ないコンセプトのもと、初開催ながらアジア各国から個性豊かなアーティストが参加予定。ライブイベントのほかに、飲食エリアやフォトスポット、オリジナルグッズ売り場なども展開される。併せて第一弾アーティストとして、Say Sue Me(韓国)、淺堤Shallow Levée(台湾)、Stars and Rabbit(インドネシア)、Max Jenmana(タイ)、そして日本からはCody・Lee(李)、She Her Her Hersと5カ国計6アーティストの出演が発表された。最速先行早割チケットは8月22日(火) まで先着販売中。<イベント情報>『BiKN shibuya 2023』開催日時:11月3日(金・祝) 開場11:00 / 開演12:00会場:Spotify O-EAST / Spotify O-WEST / Spotify O-nest / Spotify O-Crest / duo MUSIC EXCHANGE / CLUB asia / 7th floor『BiKN shibuya 2023』告知画像【出演】Say Sue Me(韓国) / Cody・Lee(李) / Max Jenmana(タイ) / She Her Her Hers / Stars and Rabbit(インドネシア) / 淺堤Shallow Levée(台湾)and more……【チケット価格】⼀般:8,900円(税込)最速先行早割チケット『BiKN SUPER HEADS』:7,900円(税込)■最速先行早割チケット(先着)受付期間:8月22日(火) 23:59まで()オフィシャルサイト:
2023年08月15日映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が2024年5月17日(金)に公開される。伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーとは?ボブ・マーリーは、全世界アルバム売上7500万枚以上を売り上げ、「ロックの殿堂」入りも果たした、ジャマイカ出身の伝説のレゲエミュージシャン。伝説的なベスト・アルバム『レジェンド』は、アメリカのビルボード誌のカタログ・アルバム・チャートで最長ランク入りという記録を打ち立て、世界で最も売れたレゲエ・アルバムにもなっている。また、グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞受賞、グラミー殿堂賞受賞、“Hollywood Walk of Fame”への殿堂入りなど数々の偉業を残した。そして1981年5月11日、病気により36歳という若さでこの世を去った。ボブ・マーリーの波乱万丈な生涯を描く映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』は、そんな伝説のレゲエミュージシャンであり、“レゲエの神様”と称されるボブ・マーリーの波乱万丈な生涯を描く作品。天才的な音楽センスの裏に隠された知られざる苦悩と葛藤、そして“レゲエミュージックの歴史そのもの”と言っても過言ではない彼の人生を映し出す。監督は『ドリームプラン』のレイナルド・マーカス・グリーン監督は、第94回アカデミー賞で作品賞をはじめとする6部門でノミネートされ、主演のウィル・スミスが主演男優賞を受賞した映画『ドリームプラン』のレイナルド・マーカス・グリーン。主人公ボブ・マーリー役は、『あの夜、マイアミで』でマルコムXを演じたキングズリー・ベン=アディルが務める。登場人物ボブ・マーリー…キングズリー・ベン=アディル“レゲエの神様”と称される伝説のレゲエミュージシャン。バンド、ザ・ウェイラーズを率いる。ドレッドヘアがトレードマーク。「レゲエは民衆のための音楽」「人々のためなら命は惜しくない」と、レゲエで世界が良くなると信じている。リタ・マーリー…ラシャーナ・リンチボブ・マーリーの妻。さらに、リタ・マーリー本人や、ボブとリタの子どもセデラ・マーリー、ジギー・マーリーなど、近くでボブを見守ってきた家族たちが監修として参画する。全米週末興収ランキング1位アメリカでの週末興行収入ランキングは、初登場から2週連続で1位を獲得(2024年2月14日に公開)。ボブ・マーリー出身地のジャマイカでは、公開初日史上最高興行収入で、週末の興行収入の90%以上を『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が占めている。映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』あらすじ1976年、カリブ海に浮かぶ小国ジャマイカは独立後の混乱から政情が安定せず、対立する二大政党により国民は分断されていた。僅か30歳にして国民的アーティストとなっていたボブ・マーリーは、彼の人気を利用しようとする国内の政治闘争に巻き込まれ、同年12月3日に暗殺未遂事件が起こる。僅か2日後、ボブは怪我をおして、その後伝説となった「スマイル・ジャマイカ・コンサート」のステージに立つが、身の危険からすぐにロンドンへ逃れる。ロンドンでは「20世紀最高の名盤(タイム誌)」と評されるアルバム『エクソダス』の制作に勤しみ、ヨーロッパ主要都市を周るライブツアーを敢行。かのザ・ローリング・ストーンズやザ・クラッシュと肩を並べ、世界的セレブリティの階段を駆け上がる。一方母国ジャマイカの政治情勢はさらに不安定化し、内戦の危機がすぐそこに迫っていた。深く傷ついたジャマイカを癒し内戦を止められるのはもはや政治家ではなく、アーティストであり国民的英雄であるこの男だけだった。【作品詳細】映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』公開日:2024年5月17日(金)監督:レイナルド・マーカス・グリーン脚本:テレンス・ウィンター、フランク・E ・フラワーズ、ザック・ベイリン、レイナルド・マーカス・グリーン出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ原題:Bob Marley: One Love配給:東和ピクチャーズ全米公開:2024年1月12日
2023年07月15日いまやスマホやパソコンで映画を楽しむ人は増えていますが、それでも最高の映画体験に欠かせない場所といえば映画館。そこで、ミニシアターを舞台にした映画愛が詰まった注目作『銀平町シネマブルース』をご紹介します。今回は、現在公開中の本作に出演しているこちらの方にお話をうかがってきました。藤原さくらさん【映画、ときどき私】 vol. 564シンガーソングライターとして精力的に活動し、高い人気を誇っている藤原さん。劇中では、時代遅れの映画館「銀平スカラ座」でバイトとして働く足立エリカを演じています。映画初挑戦となった本作で感じたことや現場での思い出、そして自身を支えてくれている存在などについて語っていただきました。―まずは、オファーがきたときのお気持ちからお聞かせください。藤原さんいままで映画には出演させてもらう機会がなかったので、お話をいただいたときはとってもうれしかったです。主演の小出恵介さんはじめキャストのみなさんもスタッフのみなさんも、個性豊かな素敵な方たちばかりで楽しみでした。―今回が初めての映画出演となりましたが、これまで経験されていたドラマの現場と比べてみていかがでしたか?藤原さん監督によるかもしれませんが、時間が押したりすることもなく、すごくサクサクと撮影が進んでいった印象です。特に城定秀夫監督は、長回しで撮ることが多かったので、最初に何度かリハーサルをして、本番が決まったら1発で終わりというシーンもありましたね。自分のなかにある映画好きな部分を自然に出したかった―最初に脚本を読んだとき、ご自身の役どころはギャルだと思われたとか。役作りはどのようにして現場に挑まれましたか?藤原さんまず脚本からは、イマドキの女の子なのかなという印象を受けました。あとは、純粋にすごく映画が好きな子なんだと。私自身も映画が好きなので、今回は自分のなかにもあるそういう部分を自然に出せたらいいなと考えました。「事前にがっつり役作りしなきゃ」というよりは、演じやすい役どころでしたね。―本作には個性豊かなキャストの方々が集まっていますが、現場の様子はどんな感じだったのでしょうか。藤原さん最初は誰も知り合いがいなくて緊張していましたが、みなさん本当に気さくに話してくださる方ばっかりだったので、すごく居心地のいい現場でした。キネマ座では、常連メンバーが並んでおしゃべりしていましたね。なかでも、ミュージシャンの黒田卓也さんはすごくおもしろい方でした。ちなみに、実は黒田さんに関しては、最初に顔と名前が頭のなかでつながっていなくて、俳優さんかと思っていたんです。そしたら劇中で演奏しているトランペットがすごすぎて、「え!?どういうこと!?」って衝撃を受けました。日本人として初めてブルーノートと契約した方ですから、うまいに決まっていますよね(笑)。その後、音楽の仕事でもご一緒できて、すごくうれしかったです。現場では、ハプニングが起きたこともあった―ほかにも、印象的だったエピソードといえば?藤原さんハプニングと言ったら、撮影中に監督が骨折してしまったことでしょうか。あれはびっくりしましたね。ある日、監督が現場にいらっしゃらなくて、みんなで「どうしたんだろう?」と話しながら待っていたところに報告が入ったんですけど、吹越満さんとか宇野祥平さんとかが「やっぱり……。不吉なことが起こると思っていたんだ」と。聞いてみると、前日にホテルでお湯が出なかったとか、変な音がしたとか、そういったことがあったらしく、嫌な予感がしていたみたいです(笑)。―ある意味、映画みたいな出来事ですね。また、日高七海さんとは本作での共演がきっかけで、Podcastの番組も始められました。そういう意味でも、思い出深い作品になったのでは?藤原さんそうですね。七海ちゃんとは地元が同じ九州というのもありますし、波長やスピリットが合うんです。「学校でクラスが一緒だったら友達になっていただろうな」という空気感があったので、Podcastに誘いました。七海ちゃんと出会えて良かったです。出会った人や映画が蓄積されて、新しい言葉が生まれる―俳優としての経験が、音楽活動にも影響を与えていると感じることはありますか?藤原さんやっていることは違うものの、表現としては近いところもある気がしています。出会った人たちや役が与えてくれた気持ちが自分のなかに蓄積されて、新しい言葉が出てくることもあるのかなと思っています。そういう意味でも、『銀平町シネマブルース』は自分の創作活動にも影響を与えてくれた作品になりました。今後も、音楽活動と相談しつつ、ご縁があったらまた映画に出られたらいいなと思います。―実際、完成した作品をご覧になったときは、いかがでしたか?藤原さんはじめは客観的に観れなくて緊張しましたが、何回も観ていくうちに、映画愛に溢れた本当にいい作品だなと思いました。私の家族も地元の素敵な映画館へ観に行ってくれたのですが、泣いて笑ったと感想をくれたほどです。映画好きな人にとっては思わず合掌したくなるようなたまらない仕上がりになっているので、こういう映画に参加できてよかったなと改めて感じました。それから、撮影していたのは2021年でコロナ禍だったこともあり、ミュージシャンとしても時間が止まってしまったような時期を過ごしていたなと振り返った部分もあったかもしれません。無気力になってしまったり、どうしたらいいかわからなくなってしまったりしても、前に進めるのが人生だし、誰でもリスタートできるんだという気持ちになりました。映画館での体験は何ものにも代えがたい―劇中の登場人物たちにとっては映画館が心のよりどころにもなっていますが、藤原さんにとって心のよりどころは何ですか?藤原さん私にとっては、犬ですね。自分が実家に帰ってきただけで喜んでくれる姿を見ると愛を感じます。私は動物が好きなこともあって、牧場や水族館などで生き物と一緒にライブをすることもありますが、動物がいるとすごく気持ちが穏やかになるんですよね。無になれるというか、「かわいい」という感情しかなくなります(笑)。あとは、映画館もよりどころではあるかもしれませんね。映画館で映画を観ると、すごくリフレッシュできるので。いまはスマホでも映画が観れてしまう時代ですが、わざわざ映画館に行き、自分の五感を映画に捧げて作品の一部になるという体験は何ものにも代えがたいことですよね。―そうですね。もし映画館にまつわる思い出などもあれば、教えてください。藤原さん10代の頃には、時間がたくさんあったこともあって、ポイントカードを作るくらい映画を見に行っていました。―そのなかでも、ご自身の人生に影響を与えたような作品もありましたか?藤原さん昔の映画も観るほうではありますが、すごく好きな作品は『ブルース・ブラザース』(80)。やっぱり音楽が関わっている映画は好きですね。ほかにも、ザ・ビートルズとか、自分が好きなアーティストのドキュメンタリー映画はよく観ます。あとは、ミュージカル映画もいいですよね。ファンの方がいるだけで、大丈夫だと思える―本作では、人生に迷っている主人公の姿が描かれていますが、ご自身もどうしていいかわからなくなるような経験をされたことは?藤原さんもちろんあります。いまはツアーで各地を回れていますが、コロナ禍のときはライブができなかったり、曲を作っても聞いてもらう場所がなかったりして、私だけでなく多くのミュージシャンがそういうことを感じていたのではないでしょうか。でも、そのときに物事のとらえ方次第で気持ちが変わることを改めて実感しました。コロナ禍をただの悲しい出来事にするのではなく、そんななかでも自分に成長を与えてくれたいい機会にもなったと受け止めたほうがいいのかなとか。すごくいろんなことを考えさせられた時期で、私にとっては転機になったと思います。―つらい思いをしていたとき、藤原さんにとって支えとなっていたのは何ですか?藤原さんやっぱりそれは、ファンの方々の存在です。自分が落ち込んでいるときには一緒になって悲しんでくれますし、「大丈夫だよ」と声を掛けたりしてくれますので。すごく支えてもらっています。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。藤原さん自分に余裕がなくなってしまうと、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。そういうときこそ映画を観に行ったり、好きな音楽を聴いたりして息抜きをしてください。これからも、一緒にがんばりましょう!インタビューを終えてみて……。透明感のある肌と柔らかい笑顔が印象的な藤原さん。そして、心地よい声はいつまでも聞いていたいと思ってしまったほどです。撮影中にはチャーミングな表情も見せていただき、現場では「かわいい」の声がわき上がりました。本作では、音楽活動のときとはまた違う藤原さんの魅力に注目してください。物語は、まだ始まったばかり!映画の素晴らしさと、どん底にいてもやり直せるチャンスは誰にでもあることを改めて思い出させてくれる本作。“人生”という名の映画は、自分次第でどんな物語にでも書き換えられると感じるはずです。写真・幸喜ひかり(藤原さくら)取材、文・志村昌美ヘアメイク・筒井リカスタイリスト・岡本さなみストーリーかつて青春時代を過ごした銀平町に帰ってきたのは、一文無しの青年・近藤。行く当てもないまま町で過ごしていると、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤と映画館「銀平スカラ座」の支配人・梶原と知り合う。映画館でバイトを始めることになった近藤は、同僚のスタッフや老練な映写技師、個性豊かな映画館の常連客との出会いを経て、かつての自分と向き合い始めるのだった。温かい気持ちになる予告編はこちら!作品情報『銀平町シネマブルース』3月31日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次公開中配給:SPOTTED PRODUCTIONS(C)2022「銀平町シネマブルース」製作委員会写真・幸喜ひかり(藤原さくら)
2023年03月29日2023年3月18日、歌手のKANさんが、がんと治療による同年4月に予定していたツアーの中止を発表しました。KANさんは、ウェブサイトを通じて、「突然ですが、どうにも洒落にならない御報告です」とがんの詳細を明かしています。私KANの音楽活動を応援してくださる皆さま、いつもありがとうございます。突然ですが、どうにも洒落にならない御報告です。「がん」が見つかりました。昨年秋に発症した腹痛が数週間継続したので病院に行き、検査を繰り返すうちにだんだん深刻な雰囲気になり、大きな病院に移って、更に多様な検査の後、組織摘出手術を行い、病理検査の結果、『メッケル憩室癌』と診断されました。KAN オフィシャルウェブサイトーより引用また、KANさんはファンに向けて明るいコメントもつづりました。私KANの音楽活動を応援してくださる皆さまには、どうか、心配ではなく、どうぞ、楽観していただければと思います。皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています。この件をサラッと洒落にしながら演奏する日を常にイメージします。KAN オフィシャルウェブサイトーより引用1990年にリリースされた『愛は勝つ』などで知られる、KANさん。同曲の「信じることを決してやめないで」という歌詞のような、力強く前向きな姿勢を感じる発表に、ファンからは応援のコメントが続々と寄せられています。・報告がおしゃれすぎて、さすがですが心配でもあります。よくなって帰って来られるのを待ってます!・言葉を失いました。焦らずにゆっくりと…。・KANさんらしい優しいメッセージだなと思いました。楽観しつつ、1日も早い快復を願っています。治療を優先するため演奏活動は当面休止となるものの、KANさんがMCを務めるラジオ番組には、継続して出演するとのことです。KANさんが、がんに打ち勝ち、洒落にしてくれる日を、多くの人が待ち望んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月18日『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレスが製作総指揮を務めた『グレート・グリーン・ウォール』より予告編が解禁された。本作は、マリ出身のミュージシャン、インナ・モジャが音楽で人々をつなぎ、壮大なアフリカン・ドリームの実現のため、気候変動の最前線へと旅する音楽ドキュメンタリー。舞台となるアフリカのサヘル地域は砂漠化が進む地球上で最も脆弱な場所の一つ。その影響は、干ばつ、食糧不足、紛争などの問題を引き起こしている。加速する気候変動を食い止めるため、アフリカ大陸を8,000kmにわたって横断する人類史上最大規模の植林プロジェクト、グレート・グリーン・ウォール(緑の長城)計画。予告編では、気候変動の問題を解決し、壮大なアフリカ・ドリームを成功させるため、世界的ミュージシャン、インナ・モジャがアフリカ横断の旅へ出て、各地のミュージシャンと共に楽曲を制作したり、ライブをする様子が捉えられている。セネガルからエチオピアまでの道中、セネガルのヒップホップの創始者ディディエ・アワディ、マリのブルース・バンドの「ソンゴイ・ブルース」や、ナイジェリアのポップスターで紛争の影響を受けている少女や女性を支援するワジェなどと楽曲を制作し、各地でライブを重ねていくインナ・モジャ。「紛争で危険にさらされるのは常に女性」だからと、特に女性支援に情熱を燃やす彼女は、紛争孤児の少女たちと出会うなどして、現実の過酷さに衝撃を受けつつも、「夢を信じてほしい」と、夢を抱けるアフリカのためにメッセージを発信していく。『グレート・グリーン・ウォール』は4月22日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレート・グリーン・ウォール 2023年4月22日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開© GREAT GREEN WALL, LTD
2023年03月04日日本時間2023年1月12日、イギリス出身のミュージシャンのジェフ・ベックさんが、細菌性髄(ずい)膜炎により、亡くなったことが分かりました。78歳でした。On behalf of his family, it is with deep and profound sadness that we share the news of Jeff Beck’s passing. After suddenly contracting bacterial meningitis, he peacefully passed away yesterday. His family ask for privacy while they process this tremendous loss. pic.twitter.com/4dvt5aGzlv — Jeff Beck (@jeffbeckmusic) January 11, 2023 ベックさんは、その卓越したギタープレイにより、『世界3大ギタリスト』とも称されてきた、ギターの神様。イギリス国内はもちろん、その知名度は日本でも高く、世界的人気を誇りました。突然の訃報に、ベックさんの家族はもちろん、世界中が悲しみにつつまれ、別れを惜しむ声が寄せられています。・心の準備ができていない。受け入れるには、あまりにもつらすぎる。・えっ…。言葉が出ない。・彼が世の中のミュージシャンに与えた影響は計り知れない。世界は大切な宝を、また1人、失った。数えきれないほどの名曲を世に送り出してきた、ベックさん。彼の功績、そして影響力は、これからも色あせることなく、音楽史の中で輝き続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年01月12日はぐれもの姉妹弟ミュージシャン・ねーちゃんと僕。が、エンタメでマーケティングを加速する会社『GLUE STANCE株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役:福岡 広一朗)』より、2022年12月24日(土)にデビュー&Firstアルバムをリリースすることをご報告いたします。ジャケット写真メンバー1人1人が、デビュー寸前で白紙になったり解散したり、いつもいいところでチャンスを逃し、挫折し夢を諦め地元に。そんな3人の姉妹弟が共同生活を経て、再びユニットを結成。社会人として、何かが足りない・欠けている「はぐれもの」そんなようなレッテルを貼られても、3人のいいところを集め補い合えば、世の中に与えられる影響がきっとある。自分達の活動が、自分を「はぐれもの」だと思い落ち込んでいる人たちの励みになっていけたら幸いです。右を見れば夢を叶え、左を見れば就職。夢を追うとは、苦悩と葛藤の真っ只中にいてもただひたすらに前を向いて歩くようなものなのかもしれません。年齢の限界、夢の賞味期限、明日への不安。「君にはきっと無理」「やっても後悔する」そんな言葉を他人からも自分からすらも投げかけられ俯いている人たちへ、まだもう一歩・もう少し先へ踏み出したいと思えるような、そんな歌を届けたいと思っています。≪アルバム/アーティスト紹介≫■1st Album:『Four Sweet』 ねーちゃんと僕。で作る初めての作品です。ジャケット写真のイラストから、それぞれ枝分かれしたストーリーがあり、それぞれのストーリーを甘酸っぱさや苦さのように味で表現したり、ちょっぴりネガティブな事も可愛く表現したりしています。誰もが心のどこかで共感できる歌詞や内容、そして可愛い世界観を是非楽しんでください!■ねーちゃんと僕。 プロフィールねーちゃんと僕。 姉妹弟3人組の音楽グループ『ねーちゃんと僕。』。共同生活をきっかけに活動開始。挫折、葛藤、不安それぞれが社会人として生きてきたからこそ、それに立ち向かえる勇気や希望、不安な明日へ向かう社会人たちへの明日を少しでも輝かせる歌詞を書いてます。・YouTube ・TikTok ・TuneCone ・公式HP ■ねーちゃんと僕。 メンバー紹介・かいくん。かいくん。幼少の時にアメリカ留学で世界の音楽に触れ沢山のルーツの音楽をもとに個性的かつJPOP特有のキャッチーさやオールドなサウンドを融合させた唯一無二の楽曲などを制作している。現在は作詞作曲そして現在はねーちゃんと僕。の主に編曲作曲担当。弟。ー 2015年 LDHとavexによる大型オーディション番組“Project Taro”参加ー 2022年 avexによる大規模オーディションドキュメンタリー“WARPs DIG”参加・あり。あり。2014年より四国や大阪東京等で路上ライブをしてきた叩き上げシンガーソングライターオリジナルで作った曲は100曲以上。透き通った声で人々を魅了している。現在はねーちゃんと僕。の作詞担当。姉。・いり。いり。ねーちゃんと僕。の総合プロデュース。音響や動画編集、撮影演出など担当。妹。≪GLUE STANCE株式会社 サポートの背景≫・GLUE STANCE株式会社についてGLUE STANCE株式会社GLUE STANCE株式会社は「昨日よりも一歩ワクワクする世界へ」を企業理念に掲げる、マーケティング企業です。マーケティング業界出身のCEOと漫画クリエイターのCDOが中心となり、漫画・アニメーションを使ったマーケティング活動支援、IP制作、映像制作、楽曲制作、メディア運用など「コンテンツ」を主軸においたマーケティング施策で企業や個人の方の活動をご支援しております。・サポートの背景「ねーちゃんと僕。の「不安な明日へ向かう社会人たちを支援したい」「はぐれものでも何かできると世の中に伝えたい」そんな活動理念に共感し、この度ご支援をさせていただくことになりました。弊社としましても、企業理念として「ワクワク」「GLUE(接着する)」というキーワードを設けており、「固定概念に縛られることなく新しい道を切り開くチャレンジを続けること」「人のいいところに着目をし接着をして、チームとして大きく・強くなること」を掲げています。同じ思いを持つ仲間として、この活動が社会の大きなムーブメントとなり・誰かの夢を紡いでいく力となればと強く願っております。」(代表 福岡)・GLUE STANCE株式会社が目指すワクワクする世界とは(1)ワクワクの起点「未知数の選択」良くも悪くも想像ができる世界は楽しくない。未知数があるから世の中は面白い。「自分の人生はきっとこうなる」「自分はここまでの人間だ」自分の目の前に広がる無数の道、無限の奥行きに対して、決めつけを行うことなく、自分で選択を行える状態が、ワクワクの1要素であるのではないかと考えています。(2)ワクワクのスイッチ「未知へ踏み出す勇気と自信」目の前に無限の可能性があったとしても、未知の道・暗闇へ進むのは怖いものです。そんな未知数に対して臆することなく踏み込めるのは、どんな状況に対しても対処できると思える、努力とそれに裏付けられた自信があると考えています。(3)ワクワクの原動力「未知を楽しめる仲間」未知の道に進むことはとても暗く苦しいことであると考えています。そんな大変な状況も楽しいと思える価値観の一致する仲間がいて、苦難も喜びも笑って享受できる環境が、ワクワクを継続させる原動力であると考えています。GLUE STANCE株式会社では、「未知への挑戦する仲間」「ワクワクを享受する仲間」を募集しております。従業員・パートナー・アーティスト、どんな形でも構いません。もし活動にご興味持っていただけましたら、ご連絡いただけますと幸いです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月23日人気お笑いコンビ“どぶろっく”と、ミュージシャンによるエンターテインメントイベント「掟破りのガチンコマッチツアー」が、2023年2月より東京・名古屋・大阪にて開催される。公演は、2月24日(金)東京・渋谷WWWX、3月8日(水)大阪・umeda TRAD、3月9日(木)愛知・名古屋CLUB QUATTROにて。どぶろっく チケット情報浅井企画所属で、下ネタやあるあるを題材とした歌ネタを得意とし、テレビ番組などで活躍する“どぶろっく”は、ミュージシャンとしても活動中。東京は“石崎ひゅーい”、大阪は“キュウソネコカミ”、名古屋は“MOROHA”がそれぞれ参戦し、東名阪の3公演ともに結末が予想できない、まさに「掟破りのガチンコマッチツアー」となる。チケットは、12月24日(土)12:00から1月8日(日)23:59までチケットぴあにて最速先行受付が実施される。通常チケットのほかに、特典としてどぶろっくと写真撮影+サイン入りゴールデンボールがついてくる。
2022年12月23日皆さんは「LINEで相手の浮気が発覚した…!」なんて経験はありますか? ウソのようなホントの話で、経験ある方も多いみたいです…。今回は実際に募集した「LINEトラブルエピソード」をご紹介します。路上ライブ中…私の元カレはミュージシャンでした。ライブ活動の合間、ときおり路上パフォーマンスをすることがあり、時間があるときはいつもそのパフォーマンスを見に行っていました。とある日、いつものように彼のパフォーマンスに聞き入っていると、立って弾き語りをしている彼の足元に置いてあるスマホが明るく光りました。なんとなくそこに目をやると、彼に届いたLINEが画面にポップアップで表示されていました。彼はそのLINEに気付いているのかいないのか、ほかのギャラリーもいたので歌うのをやめることもできず…。私はじっくりとそのLINEを眺めることが出来ました。出典:lamireそのLINEには「◯◯たんの大好きなシチューの材料買ってきた!明日待ってるね♡」と見事に真っ黒なLINEが…。私はそのまま静かにその場を去り、彼が歌っている間に別れのLINEを送りました。(女性/自営業)付き合う前でよかった…私の妻がまだ独身のときの話です。妻が友達と、ネットで話題の女性に優しい起業家の人の講演会を見にいったとき…。講演会のあと、その友達と妻がその起業家の人から声をかけられたそうで…。妻は「自分は女性の気持ちがよく解かる」と、言っているその彼の言葉を信じて、LINEの交換をしました。そのあと「また講演に来ないか」という誘いがあったり「どこそこで、スイーツを食べてる」というLINEがあったり、色々と話をしていたようです。ある日その彼から「先日はたのしかったね」というLINEが。一緒にいたこともないのに…と思い、友人に聞いたところ、起業家はそのいろんな女性に声をかけているらしいということがわかりました。(男性/会社員)パートナーや気になる人の誤爆で浮気や2股が発覚…なんてケースも少なくないようです。相手の浮気を知ってしまうのは辛いですが、これを機に相手との関係を見直し、新たな一歩を踏み出せるといいですね。以上、LINEトラブルエピソードでした。次回の「LINEトラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。LINEのやりとりの画像に関しては、エピソードをもとに編集部で作成したものになります。"
2022年07月02日コロンビアに住むダンサーのワラ・リコさんは、自宅の窓から町の様子を眺めていました。すると、彼の目に1人のストリートミュージシャンの姿が飛び込んできます。その男性は信号待ちをしている車やバイクの運転手に向かって、一生懸命に歌を披露していました。周りの人たちはそんな男性を眺めていますが、誰一人チップをあげる人はおらず、信号が青に変わるとみんな走り去って行きます。男性はそのまま歩道へと移動。遠目で見ても落胆している様子がうかがえます。誰も自分のパフォーマンスを喜んでくれる人がいないというのはやりきれないはず。しかし、そこで唯一の『ファン』が彼を温かく出迎えてくれたのです。 この投稿をInstagramで見る Wara Rico. 69 (@wara_rico69)がシェアした投稿 まるで「お疲れさま。かっこよかったよ!」というように、男性に抱きついた1匹の犬。犬は男性が歌っている姿を歩道からずっと見つめていました。その様子を撮影していたワラさんは感動し、すぐに外に出て行って男性に声をかけました。ウェブメディア『The Dodo』によると、歌っていた男性はアンダーソンさんで、彼を見守っていたのは愛犬のマイテといいます。プロのミュージシャンを目指すアンダーソンさんは生活に余裕がなく、路上で歌って少しでもお金を稼ごうとしていたのです。彼はどんなに経済的に苦しくても、マイテのことは絶対に手放したくないのだそう。事情を知ったワラさんは、自分の愛犬であるネグリタとマイテを一緒に動物病院に連れて行ってあげることにしました。診察の結果、2匹とも健康そのものだったということです。 この投稿をInstagramで見る Wara Rico. 69 (@wara_rico69)がシェアした投稿 それからワラさんは、少しでもアンダーソンさんの助けになればと思い、彼のストーリーを自分のSNSでシェアすることにします。すると動画が拡散され、メディアにも取り上げられて、アンダーソンさんのSNSのフォロワーは一気に数千人も増えたそうです。 この投稿をInstagramで見る @rebelmusic23がシェアした投稿 アンダーソンさんとマイテが抱き合う動画には、たくさんのコメントが寄せられています。・なんてピュアな愛情!・美しい瞬間ね。泣いてしまったわ。・最初は悲しい気持ちになったけど、最後で感動した。 この投稿をInstagramで見る @rebelmusic23がシェアした投稿 ワラさんのおかげでアンダーソンさんの暮らしは上向きになっているそうです。すっかり仲よくなった2人の友情は続いていて、お互いのInstagramには一緒に写った写真や動画がいくつも投稿されています。必死で頑張っていても努力が報われなかったら、やりきれない気持ちになることもあるでしょう。そんな時に自分を愛してくれる家族や応援してくれる友人の存在は大きな支えになるはずです。いつでも精一杯の愛情で癒してくれるマイテと、ワラさんの優しさによって、アンダーソンさんは救われたことでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月23日入江陽@irieyoo(Twitter)#ミュージシャン#33歳#東京都出身「【カレーレストラン シバ】のカレーが好きすぎて、東京から千葉に引っ越してきちゃいました」と驚きの行動力を発揮する入江さん。多いときは週に3回、少なくても月1欠かさずに通っているそう。店の近くに引っ越したくなるほどのカレーとは……。現在はコロナ対策をしながらの通常営業に加えて、テイクアウトもおこなっています店内は1~4名様掛けのテーブル席。ひとりでも訪れやすい雰囲気です稲毛駅から徒歩1分。【カレーレストランシバ】のカレーのコンセプトは、“1食で6味(甘酸塩辛苦渋)をバランス良く食べられて、身体にすっと馴染むこと”。辛すぎず、濃すぎず、素材の旨味と栄養が詰まっていて、体も心も満足するような味わいです。ビーフカレー、シュリンプカレー、ラムカレーなどメニューが豊富ですが、その中でも特におすすめしたいのが、入江さんのやみつきグルメ『ドライひじきカレー』。『ドライひじきカレー』1,380円(税込)ライスには大量のひじきとひよこ豆、高菜、たまご、かんぴょうが混ざっています。それだけ食べてもおいしく、シンプルな炒飯のよう。そこに、野菜がごろっと入ったベジタブルカレーをかけていいただくと、さっぱりとした味わいになります。セットでついてくる2種類の小さいカレールーをベジタブルカレーと混ぜて食べても◎。インパクトがある見た目とは裏腹に、あっさりとしていてヘルシー。自分流の食べ方で、何通りも楽しめる唯一無二のカレーです。※動画のバックミュージックは、「スターウォーズ」を使用しています。トウルシーのクッキーも入江さんのお気に入り通っているので、店主のシバさんとも顔見知りこの後も、楽しいシバのカレー愛をたくさん聞かせていただきました。【カレーレストラン シバ】 への想いはとどまるところを知りません。そんな入江さんを魅了する『ドライひじきカレー』、ぜひ食べてみてください。カレーレストラン シバ【エリア】稲毛【ジャンル】インドカレー【ランチ平均予算】1000円 ~ 1999円【ディナー平均予算】2000円 ~ 2999円
2020年11月17日パリ在住のカメラマン、松永学さんによるイケメンコラム。新型コロナウイルスが蔓延しているいま、あのパリのイケメンたちはどうしているのか?ミュージシャンのフィリップは自宅にこもって音楽制作中とのこと!イケメン番外編です。写真・文 松永学【番外編】フィリップ 25歳 ミュージシャンミュージシャンのフィリップはFuckUrGoodMoodという名前で活動しています。音楽作りはこもっての作業が多いので、以前は体力作りのために毎日のようにジムに通っていました。フィリップとのQ&Aーー1. ロックダウンの状況で、家で何をしていますか?家でできるスポーツをしたり、自宅でたくさんの音楽を作っています。ーー2. 現在、在宅勤務していますか?もちろん。私は国の決まりを守って、できるだけ家にいます。ーー3. 現在の食生活は?普段と同じくらいの運動をすることができないので、いつもより食べる量は少ないかもしれません。ーー4. 自宅でのストレス解消法は?ストレスを和らげるために瞑想を始めました。また、外出の許可1時間以内で考えごとをしなから散歩をしています。ーー5. 自宅でできるスポーツとは?これまでは毎日のようにクロスフィットをしていましたが、ジムに行けないのでダンベルを使った筋肉トレーニングと、いくつかの弾性バンド(抵抗バンド)を使ってトレーニングしています。ーー6. 最近、自宅で何の映画を見ましたか?『バッドボーイズ フォー・ライフ』と『バイキング』シリーズを全て見ました。ーー7. いまよく聴く音楽は何ですか?外出制限になってからは、自分の作ったオンライン上での音楽を再確認するために聴いています。それ以外の場合は、『LULU』や『Alchemist』の最新アルバムがお気に入りです。「The New Toronto 3」は最高ですよ。ーー8. こんな状況で恋人と会っていますか?残念なのか幸運なのか? 現在ガールフレンドはいません。ーー9. この状況が終わった後、最初に何をしたいですか?自分の人生、生活をを元通りに再開したいです。ーー10. 自由に出かけたら何を食べたいですか? どのようなレストランで?レピュブリック広場近くにあるお気に入りのU.S.A.風レストラン『Baba Zulu』に行きたいです。ーー11. この状況が改善されたらどこに旅行に行きたいですか?絶対にニューヨークに行きます!以上、こもっていても自宅でできることをし続けているフィリップからのレポートでした。
2020年04月27日かつてはボカロPとして活躍していた米津玄師をはじめ、ネット発のミュージシャンが日本の音楽シーンを盛り上げている現在。神山羊はボカロPとしての活動を経て、昨年からシンガーソングライターとしての活動を開始。投稿した楽曲「YELLOW」はYouTubeの再生数が3000万回を突破するなど既に絶大な支持を得ている。ネット発、クールな温度感のポップが生む熱狂。「もともとはバンドをやっていたんですが、やめて就職をして。でも精神的に参って働けなかった時期に、ボカロや打ち込みで音楽を作れることを知りました。それまでニコニコ動画やボカロなどのカルチャーに触れてなかったんですが、人と繋がる術がなかった時に、作品を通じて自分の居場所を見出したんです」彼にとって音楽が純粋に大切なものであるからこそ、「再生回数で曲の評価が決まるとは思わない」と言う。でも、こんな野望がある。「僕は今あるJ-POPをもっと面白いものにしていきたい。それこそ山口一郎さんや星野源さんは洋楽テイストなトラックや難易度高めな音楽を歌謡曲にすることでいろんな人に愛されて評価されている。そういうことをするのが音楽が好きな人間としての役割だと思う」『ゆめみるこども』はエッジの利いたポップ感と、クールな温度感を持つメッセージ性とのバランスが絶妙。「SMAPが好きで、’90年代に彼らの曲を作った作家陣に影響を受けた」と語るのも納得の、華やかでダンサブルな「bunny」も聴きどころ。一方「アイスクリーム」はバンドサウンドで届ける。「僕は日本のロックバンドが大好きなんですけど、海外のトラックを意識して曲作りをする人が増えたぶん、ノスタルジーと色気のあるギターサウンドの曲が減ってきてる。だからこそ今あえて、自分のバランス感覚で作れば届くと思ったんです」家の中で一人きりで始まった音楽は今、多くの人の心を動かしている。「今後はライブでもタイアップでも、いろんな領域に飛び込んでアクティブな活動をしていきたいです」かみやま・よう2014年、有機酸として投稿した「退紅トレイン」でボカロPデビュー。’18年、神山羊名義での活動をスタートさせ、DAOKOなど他アーティストへの楽曲提供も話題に。前作『しあわせなおとな』と対になる2作目。2nd mini Album『ゆめみるこども』【通常盤CD】¥2,000【初回数量限定「CUT」盤CD+Tシャツ】¥5,000【初回数量限定「アイスクリーム」盤CD+DVD】¥3,000※『anan』2019年11月6日号より。写真・井出野下貴弘取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年11月02日伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を描いた、タロン・エガートン主演の映画『ロケットマン』が、2019年8月23日(金)に公開される。エルトン・ジョンの人生を描いたミュージック・エンターテイメント映画『ロケットマン』は、ミュージック・エンターテイメント作品。音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞し、「ローリングストーン誌が選ぶ歴史上最も偉大なアーティスト100組」にも選ばれた“エルトン・ジョン”に焦点を当て、その波瀾万丈な人生を描く。ボヘミアン・ラプソディxキングスマンの制作陣が集結監督は日本でも大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー。同じ音楽を題材にした映画だけに余計に期待が高まる。そして『キングスマン』シリーズの監督を務めていたマシュー・ヴォーンがプロデューサーとして参加した。なお、エルトン・ジョン自身もプロデューサーとして映画に関わっている。エルトンを演じるタロン・エガートンエルトン・ジョン役を演じるのは『キングスマン』シリーズのタロン・エガートン。両親から満足な愛情を注がれずに育った少年時代から、並外れた音楽の才能を認められ、瞬く間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていったエルトン・ジョンの青年時代を演じる。また過酷なボイストレーニングを経て、エルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで歌いきったという渾身の美しい歌声にも注目だ。豪華キャスト勢主役の脇を固めるのは、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベル、『ジュラシック・ワールド』シリーズのブライス・ダラス・ハワード、『シンデレラ』のリチャード・マッデンといった実力派キャスト勢の顔ぶれが揃う。カンヌでエルトン×タロンカンヌ国際映画祭でも『ロケットマン』は上映され、映画が終わると約5分以上のスタンディングオベーション。主演のタロン・エガートンとエルトン・ジョンのツーショットも見られた。タロン・エガートンはエルトンの曲について、「自分の人生の思い出の一部」と話していた。エルトン・ジョンとタロン・エガートンが共演した新曲「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が『ロケットマン』のエンドロールを飾る。『ロケットマン』詳細映画『ロケットマン』原題:ROCKETMAN公開日:2019年8月23日(金)監督:デクスター・フレッチャー脚本:リー・ホール製作:マシュー・ヴォーン出演:タロン・エガ-トン、ジェイミー・ベル、ブライス・ダラス・ハワード、リチャード・マッデン全米公開:2019年5月31日(予定)配給:東和ピクチャーズ■特典付きムビチケカード発売日:2019年6月7日(金)※チケット1枚につき豪華台紙付きのコレクターズ・ミュージック・カード1枚が付属。
2019年04月28日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「米津玄師」です。平成最後の紅白歌合戦で故郷・徳島から歌声を届けた米津玄師さん。実は、僕と米津くんには共通の趣味があるんです。それはニコニコ動画のゲーム実況動画を観ること。僕はYouTubeの公式チャンネルで自分がプレイするゲーム実況も配信していますが、他の方の面白いゲーム実況を観るのも好きなんです。で、米津くんも、同じ実況プレイヤーさん(ナポリの男たち)を推していて仲良しだったんですね。それで、その方々が「今度、米津さんとごはんに行くからよかったら岡崎さんも来ませんか」と誘ってくれた。それが昨年の5月のことです。よく覚えているんですが、ええ雰囲気の個室で、米津くんだけ遅れてやってきたんです。初対面だったし、僕はとにかく緊張して待っていて…。米津くんは、扉を開けて入ってきた瞬間、そりゃもう米津やったんですよ。これはもう間違いなく米津や、というアーティスト感漂う雰囲気をバリ醸しだしていた。だけど、ふっと席に座ったら、なんと米津がなくなったんです!米津とれたんです!!これにはびっくりしました。気難しさみたいなものがまるでなくて、まあ、気さくなお兄ちゃん。また、お酒が進めば進むほど陽気におしゃべりしてくれる。しかも人のことを褒めまくる。僕のことも「ネタ曲と真面目な曲のバランスがいいですよね」とか、めっちゃいいこと言ってくれる。僕はひたすら「ありがとうございます」と言っていましたね。僕のことをちゃんと知っていてくれたこともうれしいし、繊細なイメージから一転、気さくなええ人というめちゃくちゃいい裏切りでちょっとキュンとしてしまいました。僕も僕で米津くんのことはずっと気になっていたんです。彼は、もともとハチという名前でニコ動に楽曲を投稿していた。僕もニコ動にインディーズ曲を投稿していた時代があったんです。デビューまでの道のりは違いますが、地方在住のSNS世代でネットに音楽を投稿して、それを広い世界の人たちに見てほしい、評価してほしいというところにルーツを持つところは似ているのかなと勝手に親近感を持っていました。だから、二人で音楽の話をできたのはとてもうれしかったですね。米津くんとは、それ以来お会いしていないんです。また会いたいなあ。飲んだときの米津玄師さん、面白いもんなあ。せっかくだから『anan』で対談企画とかやってくれたらええのになあ…。どうですか、編集長?おかざき・たいいくオリジナルサードアルバム『SAITAMA』発売中。6/9、さいたまスーパーアリーナにて、単独公演「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」開催。※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2019年02月03日ファン待望のニューアルバム『History In The Making』について、DEAN FUJIOKAさんにお話を伺いました。ニューアルバムは僕の変化や成長を綴った日記のよう。俳優やモデル、映画監督などいくつもの肩書を持つDEAN FUJIOKAさん。‘19年は、そのミュージシャンとしての側面が大きく光を浴びそうだ。『Cycle』のリリースから約3年、待望のニューアルバム『History In The Making』が到着。「まるでドキュメンタリー作品のよう」と話す今作には、フューチャーベースやヒップホップ、EDMなどバラエティ豊かなサウンドが詰まっている。「1曲目の『History Maker』に始まり、14曲目まで、実際に制作した順に収録されています。意図的にというよりは、結果的にそうなったわけですが、並べてみると音楽的変化や成長がよくわかって、僕のここ2~3年の日記をみんなで共有するような感覚ですね」その過程で、制作方法も変化した。「前作はほとんどの曲を生活拠点であるジャカルタで作ったのですが、今作は東京で作ったものばかり。おかげさまで映画やドラマ、情報番組のタイアップ曲が多かったので締め切りがあったのと、俳優業との同時進行で移動が多かったため、落ち着いた環境で、作りたい時に自由に曲を作るというのが難しくなってしまった。さすがに、ギターやキーボードを背負って移動するわけにもいかないし(笑)。そこで、それまで自分がやっていた手作りの作業を重ねるDIYのようなスタイルから、ラップトップ(PC)をメインにした、システマティックで最先端の技術を取り入れたスタイルに、作り方を変えざるをえなかったんです」しかし、このミニマルなスタイルが自身の環境に、日々の生活や仕事のスピードにぴたりとハマった。「膨大な容量のサンプリング音源は、外付けハードディスクではなく、クラウド・コンピューティングの機能をフルに使って持ち歩き、移動中はその中から使いたい音をピックアップしておく。ラップトップを広げられる場所に行ったら、それらを音源制作ソフトに入れてプリプロ(デモ音源制作)をする、というスタイルに。これによって僕の頭にある楽曲のイメージや、その輪郭がボヤけることなく、伝えやすくなりました。それが、『Let it snow!』あたりから。それからこれは考え方次第ですが、自分の時間軸で自由に音楽を作っていたころは、やめ時が決められずにやりすぎちゃっていた部分があって。それがこのアルバムに収められている楽曲には締め切りがあったので、効率よくストレートにゴールまで到達できるようになりました。いい経験でしたね」どんな環境におかれても、柔軟に自身をアップデートしていくあたり、さすが世界を股にかける男である。「俳優からミュージシャンへ…どこかに切り替えスイッチがあるというよりも、僕は、光が当たる角度によって俳優にもミュージシャンにも見えたりする球体みたいなものだと思います。それを踏まえた上で、多くの人に楽曲を聴いてほしいですね」『History In The Making』1/19スタートの土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』(テレ朝)の主題歌「Maybe Tomorrow」を含む全15曲のフルアルバム。【通常盤】CD+Artist Edition28Pブックレット付き¥3,000そのほか、2タイプの初回限定盤(¥4,500)をリリース。(A-Sketch)ディーン・フジオカ1980年8月19日、福島県生まれ。ミュージシャン、俳優。宮城県を皮切りに、「DEAN FUJIOKA1st Asia Tour 2019“Born To Make History”」ツアーがスタート。日本全国、香港、台湾を回る。ニットブルゾン¥120,000Tシャツ¥58,000スウェットパンツ¥90,000(以上ジー ゼニア/ゼニア カスタマーサービスTEL:03・5114・5300)※『anan』2019年2月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Ison Kawada(impannatore)ヘア&メイク・RYOインタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2019年02月01日「フォーブス」誌が、2017年6月から2018年6月までの推定収入(税引き前)をランキング化した「最も稼いだ女性ミュージシャン」リストを発表した。トップはケイティ・ペリーで約94億円(8300万ドル)。集計期間中にワールドツアー「Witness: The Tour」を80公演ほど行っており、1公演で約1億円の売り上げがあったことが大きいという。また、リブート版「アメリカン・アイドル」の審査員を務め、約23億円のギャラを手にしたとも言われている。2位は長らくケイティと犬猿の仲にあったテイラー・スウィフトで約90億円(8000万ドル)。最新アルバム「Reputation」は世界で初週2億枚を売り上げ、ワールドツアー「Reputation Stadium Tour」のチケットの売り上げも絶好調。1位を逃した理由はそのツアーの日程の半分以上が集計期間外に行われているため。3位はビヨンセで約68億円(6000万ドル)。昨年6月に双子を出産したビヨンセは、例年よりは活動が控えめだったものの、今年4月にはコーチェラ・フェスでヘッドライナーに。6月から夫のジェイ・Zと「On the Run II Tour」で北米やヨーロッパを回ったが、テイラーと同様こちらも集計期間外のため、来年のリストに反映される。■世界で最も稼いだ女性ミュージシャントップ101位ケイティ・ペリー約94億円2位テイラー・スウィフト約90億円3位ビヨンセ約68億円4位ピンク約59億円5位レディー・ガガ約57億円6位ジェニファー・ロペス約53億円7位リアーナ約42億円8位ヘレーネ・フィッシャー約36億円9位セリーヌ・ディオン約35億円10位ブリトニー・スピアーズ約34億円(Hiromi Kaku)
2018年11月22日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ミュージシャンとバラエティ番組」です。お笑い芸人さんやYouTuberが音楽活動されることがよくあります。ダウンタウンさんが坂本龍一さんプロデュースで楽曲を出されたこともあったし、宮迫博之さんと山口智充さんが「くず」として作詞作曲も手がけてヒットしたこともありました。今では、YouTuberが自身の楽曲を配信して、それが話題になり「Mステ」に呼ばれるなんてことも。そういうことがあるとミュージシャンとは一体何なのか?と、つい思ってしまいます。芸人さんが音楽番組に歌手として出演することはあっても、その逆はなかなかできないですから。ミュージシャンがバラエティ番組に出演して、芸人さんと渡り合うのはなかなか難しいですよね。僕もたまにバラエティ番組に呼んでいただくことがあります。そうすると芸人さんたちはとても温かいなと思います。ダウンタウンのお二人とか、めっちゃ優しかったですね。それはきっと僕がミュージシャンだからそう感じるんだろうなと思います。話を振られたときに受け答えをして、ツッコんでもらって笑いが起きて、最終的には芸人さんがいい感じのオチをつけてくれる。これが、ミュージシャンでなく同じ芸人だったら、もっと前に出て笑いをとれよとか、難しいタイミングでも笑いをとらないといけないとか、任されることが大きくなる。僕にはそこまでのことはできないと思うので、ミュージシャンという枠はありがたいものです。そうではあるけれど、僕がやっている音楽はユーモアが多め。お客さんの好リアクションを求めてついつい「笑い」を入れてしまいます。その系統ゆえ、やはりテレビ番組のコメントでも面白い発言を求められてしまいます。そろそろ、みなさん気づいていいころだと思うんですけど、実際の僕はすごくシャイですごく真面目なんです。「俺、面白いで!」とぐいぐい前に出るタイプでは決してないですし、大勢の前で自ら率先しておしゃべりするのも苦手です。そのことを理解して起用してもらいたいものです。高校時代、授業中に大声で先生にツッコミいれてクラス中の笑いをさらっていた藤本くんや中山くんより、休み時間に一人ぼそっと妙なことつぶやいていた倉田くんの笑いが好きなタイプだったし。僕の“笑い”の原点のひとつは彼だと思います。倉田くん、めっちゃいい視点もってたもんな。今、なにやってんねやろ…?おかざき・たいいく『テンゴちゃん』(NHK総合 毎月1回土曜深夜)がレギュラー番組に。JINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」11/17(土)埼玉・三郷市文化会館から全国7か所にて。※『anan』2018年10月3日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年09月30日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「彼氏にしたいミュージシャン」です。これね、めっちゃ考えたんですけど、僕のミュージシャン交友録の中では今のところ1人しか思いつきません。基本的にミュージシャンという職業は、お付き合いをするのに向いていないと思っていただいたほうがよいです。女にだらしないとか、金にだらしないとか、もう単純に全部だらしないとか、そういうタイプがどうしても多い気がします。これはすでに答えの出てしまっていることですね。みなさん、あきらめてください。唯一この人は!と思いついたのがw-inds.の橘慶太さんです。6月にw-inds.と岡崎体育で対バンをさせていただきました。そのご縁で仲良くさせていただいています。よく一緒にオンラインのゲームをしていて、いろいろおしゃべりします。もう合計で100時間以上しゃべっていると思うんですけど、慶太さんってまったく人としての“粗”がないんです。完璧なんです。僕はこういう性格なので、ついつい人の粗探しセンサーが働いて「あ、今のひと言、性格悪いとこ出たな」とか「今の発言まったく心こもってないやん」と感じとってしまうんですが、慶太さんとトークしていてそういうことを思うことがただの一度もない。奥様と12年にわたる交際の末にご結婚されているというのも誠実な感じがして素敵ですし、実際にお話ししていても子煩悩なんやなと思う瞬間もたくさんあります。音楽的な才能も素晴らしいですし、すごく努力もされている。一緒にサッカーゲームをしていて「慶太さんのキャラ、めっちゃ足速いですね」って話をしたら、「俺、実際も足速いよ」と返ってきて、「お!?これ、自慢きたか!?」といよいよ粗が出るかと良からぬ期待をしたら「肉体改造して6年かけて100mのタイムを10秒5まで縮めた」とか、それ本気ですごいやつやん!めっちゃ努力してはるやん!と……。しかも、性格もとても穏やかで優しいんです。だからもはや彼氏にしたいというより人間としてこの人、最高傑作ちゃうか……と思います。僕が言いたいのは、こんなできた人は滅多におらんから、ミュージシャンとは付き合わないほうがええってことです。でも、楽器持つと魔法にかかっちゃうんですよね。パートとして女子に人気あるのは意外とボーカルやギターよりベース。ベースの男はモテますし、女たらし率もなぜか高い。かくいう僕もバンド時代はベースでした。……またベースしよかな。おかざき・たいいくJINRO presents 岡崎体育ホールワンマンツアー「エキスパート」が開催決定!11月17日(土)埼玉・三郷市文化会館から、’19年1月25日(金)東京・NHKホールまで、全国7か所にて。※『anan』2018年9月5日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年09月04日演技派女優のミシェル・ウィリアムズが、極秘に結婚していたことを「Vanity Fair」誌に明らかにした。お相手は「マウント・イアリ」名でミュージシャン活動をしているフィル・エルヴラム。ニューヨーク州・アディロンダック山地のリゾートでごくわずかな友人たちとお互いの子どもが見守る中、結婚式を挙げたという。フィルは2016年に当時の妻で絵本作家のジュヌヴィエーヴ・カストレイを膵臓がんで亡くしており、娘が1人いる。「私は愛を諦めたことがなかった。(娘の)マチルダにいつも言ってるの。『あなたのパパは、ママがみんなに才能があるとか、かわいいとか、素敵なファッションだとか認められる前に愛してくれたのよ』ってね」とヒース・レジャーとの恋愛を振り返ったミシェル。ヒースが亡くなってからもスパイク・ジョーンズ監督や俳優のジェーソン・シーゲル、金融コンサルタントなどとの交際が伝えられていたが、ついに運命の人と出会えたようだ。「彼はほかの誰とも違う」、「マチルダには『自分が自由だと感じられることが大事』という教育をしてきたけど、私もやっとそう感じさせてくれるような人に愛してもらえたわ」とフィルに対してのろけている。結婚や恋愛観などについて語る気は全くなかったというミシェルだが、自分が語ることで誰かの助けになるかもしれないと心変わりしたそうだ。「諦めないで。監獄にいるような気分になったり、つらいと思ったり、痛みを感じるようなことを受け入れないで。もしそれが愛だと感じられないなら、愛じゃないのよ」と恋愛アドバイスをした。(Hiromi Kaku)
2018年07月27日本誌で好評だったシンガーソングライター・加藤ミリヤさんの連載「28」が単行本としてついに刊行!発売を記念して、ミリヤさんと同い年の浅田舞さんとのスペシャル対談が実現しました!悩みはあるけど明るく前向きに解決する、それがガールズパワー。加藤:はじめまして、加藤ミリヤです。浅田:浅田舞です、よろしくお願いします。妹の(浅田)真央が、夏に村上佳菜子ちゃんと一緒にアイスショーに出た時、ミリヤさんの「旅人」という曲を使わせてもらったり、ライブにもお邪魔しているんですが、私はちらっとテレビ局でお見かけしたぐらいで…。加藤:そうなんですね。今回、私の小説にちなんで同世代の方とぜひお話ししたくて、舞さんをリクエストさせていただいたんです。浅田:うれしいです。小説、読ませていただきました。加藤:ありがとうございます!浅田:登場人物の5人と私は違うタイプだけど、生活スタイルやそれぞれの悩みがすごくリアルに描かれていて、わかる、わかる!って一気に読んじゃいました。加藤:わー、うれしいです。浅田:この悩みって自分だけじゃないんだ、って前向きになれたし。このような物語を書こうと思ったきっかけは何ですか?加藤:私が28歳になった時、27歳の時とは周りが変わったのを感じたんです。たとえば、結婚する子が途端に増えたりして。浅田:そうそう!SNSを開けば、婚約、結婚、妊娠、出産のラッシュで…、だからそっと静かに画面を閉じる、みたいな(笑)。加藤:あははは(笑)。それで28歳って変化する年なのかな、って思ったんです。大学を卒業して社会に出て、仕事を頑張ってきたところで一区切り、ちょうど変化を求めたくなる時期というか。浅田:なるほど。私の場合は、結婚って遠くにあった話だったのに、気づいたら現実的に考える年なんだ、って実感しました。加藤:そうなんですよね。で、それがまず一つあったのと、小説の出版はこれで5作品目なんですが、これまでは自分の内側の話ばかりで、私にはそれしか書けないと思っていたんですね。でも一方で、今の時代だからこそ、女性のエンぁと思って。そこから生まれたのが、裕福な専業主婦の夢、同性の恋人がいる渚、ファッション誌の編集者の愛、1児の母となった円、快楽主義を貫くさくらの5人。同じ28歳でも、置かれた立場や環境は違うし、それぞれに悩みを持っているんだけど、結局は自分の力で、そして同世代のガールズパワーで解決して、みんなが幸せになればいいなっていうような。浅田:それにしても、5人のキャラがリアルすぎるんですが…。どうやって書いているんですか?加藤:いろんなSNSを見ながら、ほとんど想像で作りました。もともと人をよく観察するタイプで、空想癖もあるので…。曲の歌詞は家、新幹線、飛行機で書くと決めていて、小説は若者のいなさそうな喫茶店で書いてます(笑)。“結婚、出産をすれば偉い”ではないんですよね。浅田:5人それぞれの悩みも、すごくよくわかりますが、とくに私が共感したのは、お母さんとの確執を抱えていた愛ちゃんです。私、小さい頃からずっとフィギュアスケートしかやってこなかったし、家族の生活もフィギュアがメイン。長女の私は、母の前では常にいい子でいないと、という気持ちがあって、思春期の頃は、自分の思っていることを母に何も言えなかったんです。加藤:そうなんだ…。浅田:母は6年前に他界してしまったんですが、元気な時にちゃんと私の思っていることを伝えられたのかな、って考えると後悔しかなくて…。だからケースは違うんだけど、愛ちゃんの、お母さんに対する思いとか確執みたいなものから生まれる感情が何となくわかるんです。それから、人気インスタグラマーの主婦・夢ちゃんにも共感するところがあって。加藤:へえ〜!浅田:みんなに憧れられるようなセレブな生活をしていながら、人に話せない悩みを持っている夢ちゃんを見ていると、“結婚することが偉いわけじゃないし、幸せそうに見えていても誰にも言えない悩みがあるんだなあ”とも思って。私も、最近「今すごくいいね」って褒めていただくことが増えたんですね。でも、華やかそうに見えているかもしれないけれど、秘めた悩みもあるわけで。加藤:よくわかります。そんな中、28歳の終わりに、結局、みんな誰かを羨ましいと思っているんだけど、その人になりたいか、というとまた別で、これが自分の人生だよねってところに腹が落ちるもんじゃないかな、とも思ったんですよね。浅田:そうなんですよ。私は最近、フィギュアの仕事以外にもこうやって対談をさせてもらったり、バラエティ番組に出たりといろんなことにチャレンジできているんだから、もっと仕事の幅を広げて楽しみたいなって思いました。よく、「もうアラサーだから」なんて言う人もいるんだけど、これから学べることがたくさんあると思っているので、どんどん走り続けていきたいな。ただ、結婚に焦りがないって言っちゃうと、どんどん婚期が遠のきそうだから、大声では言えないけど…。加藤:あははは(笑)。私がこの小説を通して伝えたいのは、ひとことで言えば、ありきたりだけど“Enjoy my life”なんですよね。20代前半は、自分には何ができるんだろうとか、仕事どうしようって考えすぎている気がして。それが28歳ぐらいでスパークして、人生って色々あるけど、これからもっと楽しみたいな、ってシンプルに思える日がくるし、頑張っている女性にこそ、そう思ってほしい。だから、舞さんからどんどん走り続けたいなんて聞くと、すごい救われます。今日、最高の対談だった!ありがとう。浅田:こちらこそ!結婚している28歳も、結婚したくない28歳も、私のようにいずれ結婚したいけど今は仕事が楽しいという28歳も、誰が読んでも共感できる作品だと思います。加藤:単行本では、連載であまりフォーカスされなかった円やさくらのその後を描いているので、ぜひこちらも読み比べてもらえたら嬉しいです。女性のエンパワーメントを一つのキーワードにしたかった本誌にて連載された、ミリヤさん渾身のガールズ小説が単行本に。連載では描かれなかった円やさくらのエピソードなども加わり、読みごたえアップ。ポプラ社1200円あさだ・まい1988年7月17日生まれ。元フィギュアスケート選手。引退後は、スポーツキャスターやタレント、女優として幅広く活動中。最新情報は公式HPをチェック。ニット¥15,000(レイ ビームス)スカート¥16,000(ビームス ライツ)ブレスレット¥13,000(メゾン ボワネ)イヤリング¥6,500(ジュールクチュール) 以上ビームス 新丸の内TEL:03・5288・7670かとう・みりや1988年生まれ。シンガーソングライターとして16歳でデビュー。本小説にインスパイアされた新曲『新約ディアロンリーガール feat.ECD』が12/6発売。※『anan』2017年12月6日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・武政(浅田さん)ヘア&メイク・遠藤郁子(SHISEIDO/加藤さん)momo(浅田さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2017年12月04日「Forbes」誌が、毎年恒例の「最も稼いだ女性ミュージシャン」ランキングを発表した。収入の集計期間は2016年6月1日から2017年6月1日の1年間とのこと。1位は昨年のテイラー・スウィフトを破り、約118憶円(1憶500万ドル)を稼いだビヨンセ。昨年4月にリリースしたアルバム「Lemonade」が爆発的ヒットを放った。また、昨年4月から10月に北米とヨーロッパで行ったツアー「Formation World Tour」のチケットの売り上げも莫大であったが、ツアーの開催期間がランキングの集計期間から外れている部分もあったということで、売り上げがすべて含まれているわけではないという。2位のアデルは、ツアーで1公演につき億単位を稼ぎ出すことが結果的に収入約77億円(6,900万ドル)へとつながった。3位は昨年から2ランクダウンのテイラー・スウィフトで約49憶円(4,400万ドル)。つい最近発売されたばかりの新作アルバム「Reputation」は、集計期間の対象外なので含まれていない。すでに今年最も売れたアルバムの1位として確実視されているので、来年は再び「最も稼いだ女性ミュージシャン」トップの座を奪還する可能性も高いだろう。4位はセリーヌ・ディオンで約47憶円(4,200万ドル)、5位はジェニファー・ロペスで約43億円(3,800万ドル)だった。(Hiromi Kaku)
2017年11月21日新風、貫禄、色気、味わい、再始動…。ドラマもバラエティも、CMも音楽も、“大人の男”抜きではもはや成立しないほど。その2017年の活躍ぶりをイラストエッセイスト・犬山紙子さんと、日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員・品田英雄さんと共に振り返ります。今やCMにも不可欠、大人のブランド力遠藤憲一さんや松重豊さんなど、脇役としても渋さを放つ大人の男が、今年もCMでは引く手あまた。「最近はCMがシリーズ化する傾向があり、出演者に演技力が求められるように。その結果、実力のある俳優さんを起用するケースが増えています。また、普段のイメージとは違う、振り切れていたり、かわいらしい演技を見せることも多い。そんな姿を見て、“ここまでしてくれるんだ!”と、視聴者の好感度もアップ」(品田さん)「ドコモの綾野剛さんや、アフラックの西島秀俊さんなど、夫役を演じることも増える30代後半以降。“こんな夫が家にいてほしい…”と女性の深層心理に訴えかけるのは、大人の安心感や包容力が漂っているから」(犬山さん)【2017年上半期男性タレントCM起用社数ランキング】10社…相葉雅紀(嵐)、錦織 圭、9社…松本 潤(嵐)、遠藤憲一(56歳)、8社…櫻井 翔(嵐)、二宮和也(嵐)、DAIGO(BREAKERZ)(39歳)、7社…イチロー(44歳)、斎藤 工(36歳)、菅田将暉、長瀬智也(TOKIO)(39歳)、西島秀俊(46歳)、松坂桃李、松重 豊(54歳)、山崎賢人※調査期間:2017年1月1日~2017年6月30日対象局:日本テレビ/テレビ朝日/TBS/テレビ東京/フジテレビ(東京地区民放5局地上波オンエア分)日本モニター調べ※年齢は2017年11月8日現在。ベテランミュージシャンがぞくぞく活動再開。昨年から今年にかけて、’90年代を中心に活躍していたアーティストたちの復活が相次いでいる。「新しい音楽を真剣に求めていたミュージシャンたちばかりで、そのメロディは今聴いても色あせていません。当時を知らない若い人たちもカッコいいと感じているはず。また、みなさん現役感があって、“意識さえ高ければ、いつになっても素敵でいられるんだ”と思わせてくれるのも、彼らが支持される理由でしょう」(品田さん)「年を重ねたうえで、もう一度何かを始めるという熱い想いを持っていることや、実際に行動に移すエネルギッシュな姿が素敵。それに、大人の男が作る曲は、音楽だけでなく詞にも色気があふれていて、胸を打たれます」(犬山さん)【再始動した大人のミュージシャン】Hi‐STANDARD…2016年10月リリース(16年ぶり)、THE YELLOW MONKEY…2016年10月リリース(15年ぶり)、小沢健二…2017年2月リリース(19年ぶり)、コーネリアス…2017年6月リリース(11年ぶり)、T‐BOLAN…2017年8月リリース(21年ぶり)犬山紙子さんイラストエッセイスト。『ごごラジ!』(NHKラジオ第1)にレギュラー出演中。本誌の連載でもおなじみ。近著に『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)がある。品田英雄さん日経BP総研マーケティング戦略研究所上席研究員。『日経エンタテインメント!』創刊編集長。エンタメを専門にTVや講演で活躍。著書に『ヒットを読む』(日本経済新聞社)。※『anan』2017年11月15日号より。イラスト・粟津泰成文・重信 綾(by anan編集部)
2017年11月10日ジャズミュージシャンだけでなく、シンガーやタップダンサーなどともジャンルを超えて共演し、その度に新しい音の世界を見せてくれる、ピアニストの上原ひろみさん。最新アルバム『ライヴ・イン・モントリオール』についてお話を伺いました。運命の出会いをしたふたりの情熱的なジャズセッション。最新アルバムでは、ハープ(アルパ)奏者のエドマール・カスタネーダと熱いセッションを繰り広げている。「彼の演奏を聴くまで、ハープという楽器についてあまり知らなかったのですが、そのパッションに引き込まれました。同時に、音楽上で話している言語が共通だと直感的に思い、共鳴できるものを感じました」という出会いが昨年のカナダ・モントリオールでのフェス。その後、ひと月も経たないうちにNYで共演し、今年、世界ツアーが進行中だ。「一緒にやりたいと思ったら、私、行動が早いんです(笑)。彼と実際に一緒に演奏すると想像以上にすごい化学反応が生まれましたね。今まで知らなかったのが不思議なくらい。運命的な出会いを感じています」アルパとは、主にコロンビアとベネズエラで演奏される楽器で、クラシック用の大きなハープとは別物。プレイヤーの演奏次第でギターにもベースにもパーカッションにもなる、多面的な楽器なのだとか。「このプロジェクトでツアーをするなら、曲を書きたいと思いました。ハープの特性上、コード進行に制約があるのですが、逆にその制約を可能性にして、新しいドアを開くことが作曲者としてすごく面白かったですね。ふたりで演奏している場面を想像しながら書き上げました」と話すオリジナル作品「ジ・エレメンツ」は自然を題材にした4部構成。本作のメインともいえる作品だ。「エドマールはハープ用に曲を提供されること自体はじめてだったそうで、とても喜んでくれました。こんなに多彩な色合いの曲を書いてくれてうれしい、ありがとう、って」1年前の6月30日にモントリオールで初対面し、1年後の同日に録音されたというこれまた運命的な『ライヴ・イン・モントリオール』。ピアノ&ハープのジャズセッションの、日本初お披露目も楽しみだ。上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ『ライヴ・イン・モントリオール』【初回限定盤CD+DVD】¥3,300DVDにはツアードキュメンタリー等を収録。【通常盤CD】¥2,600(ユニバーサルクラシック&ジャズ)うえはら・ひろみ世界を舞台に活躍するジャズピアニスト。9月24日に横浜赤レンガ倉庫特設ステージで開催される「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2017」で、カスタネーダとの日本初公演を行う。※『anan』2017年9月20日号より。写真・小笠原真紀文・北條尚子(by anan編集部)
2017年09月19日10歳にして日本クラシック音楽コンクール全国大会グランプリを獲得し、その後世界各国の音楽コンクールで1位に輝いてきた藤田真央さん。昨年、特別特待生として東京音楽大学に入学した藤田さんにお話を伺いました。みんなの反応が知りたいから緊張するよりも早く弾きたい。インタビューの直前に行われたコンサートでは超絶技巧の曲を笑顔で弾き、ユーモラスなMCでも会場を魅了した藤田さん。彼は、舞台で緊張したことがないという。「3歳でピアノを始めてから、舞台に立つのが楽しくて仕方がありませんでした。ガチガチに緊張している他の子供たちを見て、何でだろう?私なら人前で弾くために練習していたのだから早く弾きたくてしょうがないし、お客さんの反応が見たいのに…って」適度な緊張を楽しむ度胸は、幼少期から変わらない。自分の演奏に納得するのはどんな時かという質問には「納得はしません。演奏に満足してしまったら、ピアノを続ける意味がないから」と笑う。とても丁寧で、おっとりとした口調で話すが、ストイックな答えだ。「ピアニストを仕事として意識したのは、最近のこと。難しい曲のリクエストが増えて、より高い水準の練習が必要になりました。そのぶん、例えばベートーヴェンとショパンなど、全く異なるタイプの曲を同じプログラムに入れて弾き分け、それを感じ取ってくれたお客さんから的確なコメントをいただいた時なんかは、意図するものが伝わって嬉しいし、ピアノがより面白く感じます。とはいえ自分の終わった演奏は全く振り返らないし、昔からミスはすぐに忘れるタイプ。褒められたことはよく覚えているんですけどねぇ」練習で重視しているのは、美しい音色と響き。一音に命を懸ける覚悟で演奏する。「2時間ものリサイタルに備えてジムで筋トレをしているピアニストもいますが、私の場合は筋トレをする時間も、ピアノを弾いていたい。これまでピアノしかやってこなかったので、リサイタルが終わった後でも、翌日でも、他にやることがないので結局ピアノを弾いているか、もしくは、自分の人生設計を立てています。モーツァルトもシューベルトも短命だったので、一応私も、30代で終える用~80代で終える用まで、色々なバージョンを作っているんですよ(笑)」ふじた・まお1998年生まれ。東京音楽大学ピアノ演奏家コース・エクセレンスに在学中のピアニスト。2009年、日本クラシック音楽コンクール全国大会を皮切りに、世界各国の音楽コンクールで1位に輝く。また、国内外の音楽祭から招待を受けることが多く、精力的にリサイタルを行っている。※『anan』2017年9月6日号より。写真・内山めぐみ取材、文・若山あや撮影協力・eplus LIVING ROOM&DINING(by anan編集部)
2017年09月02日