人気俳優の中村倫也が出演し、2014年に上演された舞台「青年Kの矜持」が、CS衛星劇場で3月29日(日)にテレビ初放送決定。HDで新たに編集されたバージョンで放送する。本作は、女優・川田希と制作である吉田隆太によるプロデュースユニット「LAUSU」の第1弾公演。連続テレビ小説「あさが来た」で第24回橋田賞を受賞し、来年の吉沢亮主演大河ドラマ「青天を衝け」も担当する大森美香が脚本を担当し、劇団猫のホテル主宰の千葉雅子を演出に迎え、2014年5月に俳優座劇場で上演。物語は、家も金も家族も何もない青年Kを「なんと不幸な人生だったのだろう」と人々は憐れむが、本当は…というあらすじ。青年Kの愛しき不幸な人生、彼が遭遇するめくるめく嵐のような5日間の物語が描かれる。中村さんのほかにも、家納ジュンコ(サモ・アリナンズ)、弘中麻紀、中村舞、美山加恋、小林健一(動物電気)、大村わたる(柿食う客)、松本岳、田中宏輝ら個性的なキャストが集結している。舞台「青年Kの矜持」は3月29日(日)15時30分~CS衛星劇場にてテレビ初放送。(cinemacafe.net)
2020年01月30日4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日中村倫也が1人7役で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”を演じる『水曜日が消えた』。先日解禁された中村さん演じる“7人の僕”のビジュアルが話題となったばかりの本作から、追加キャストが解禁となった。曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”のうち、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく本作。“7人の僕”を知る元同級生・一ノ瀬には、ドラマ「夫のちんぽが入らない」「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」の主演に抜擢され、話題を集めた石橋菜津美。物語の鍵を握る図書館司書・瑞野(みずの)に、元「乃木坂46」のメンバーで近年は今泉力哉監督『愛がなんだ』『パンとバスと2度目のハツコイ』など女優として活躍する深川麻衣。そして名バイプレイヤーとして多数の作品で活躍するきたろうが、“7人の僕”を少年時代から見守る医師に。また、主演作『グッド・ストライプス』で第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞に輝き、中国の名匠ロウ・イエ監督の『サタデー・フィクション』にオダギリジョーらと出演する中島歩が新任医師・新木役で、「ゲスの極み乙女。」のメンバーである休日課長が“月曜日”の友人・高橋役で映画初出演する。石橋さんは本作の脚本について「一度、読んだだけではどんな風に描かれるのか想像がつかない不思議な世界観」と語り、「読めば読むほど自由に想像が広がる作品だと思いました!素直に中村さんの演じる個性的な曜日たちに会えるのが楽しみでした」とコメント。撮影を終えてみて、「中村さんの演じる曜日たちは服装も言葉遣いも立ち振る舞いもみんな違って、それぞれに『はじめまして』と言いたくなるくらい」個性があり、説得力のあるものだったと言う。「おもしろい映像になるだろうなと脚本を読んだ時点で想像できました」と語る中島さんは、「このSF的なアイデアに新鮮さを感じました」と、吉野耕平監督発案の完全オリジナル脚本を絶賛。また、映画初出演となった休日課長さんは、「“日常で在りつつもどこかミステリアスな雰囲気”が撮影現場に漂っていました。そんな中、中村倫也さん演じる火曜日と接する事で、特に意識する事なく、自然と妙な男“高橋”になれた感覚がなんとも言えぬ心地でした」とふり返ってコメント。「今まで触れたことのない新しい世界観にドキドキと想像を膨らましながら」脚本を読んだという深川さん。「人間ドラマであり、ファンタジーでもあり、ミステリーでもあり、SFのようでもあり。吉野監督が生み出すあたたかい世界と映像美、そして圧倒される中村倫也さんの1人7役。撮影期間はあっという間でしたが、この作品に瑞野として参加することができてとても嬉しかった」と撮影について語った。そして、きたろうさんは「中村君との二人のシーンがほとんどでしたが、倫也君の微妙な間に、こいつはただ者じゃないと感心しました」とコメント。「表現する事へのひたむきさ、これが役者です。僕もそうですけど」と、1人7役を務め上げた中村さんを称えている。なお、そんな中村さん演じる“7人の僕”のキャラ解説付きポストカードセットが2月7日(金)より発売されるムビチケの特典に決定。表面にキャラクタービジュアル、裏面にはそれぞれの性格、特徴、趣味などのプロフィールが記載されたもので、さらに、映画公式HP限定販売の前売り特典付きムビチケの販売も3月に予定されている。『水曜日が消えた』は5月15日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水曜日が消えた 2020年5月15日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2020年01月28日1月19日スタートのドラマ『この男は人生最大の過ちです』(テレビ朝日系)、ご覧になりましたか?製薬会社社長・天城恭一(速水もこみちさん)は「僕を奴隷にしてください」と土下座する“ツンデレ”ならぬ“ツンドレ”キャラ。そして派遣社員・佐藤唯(松井愛莉さん)は“隠れドS”。そんな2人が織り成すラブストーリーは、ハッピーなのか悲劇なのか、コメディなのかシリアスなのか…まったく先が読めません。■「相補」と「類似」、どちらが理想?恭一と唯は、まさに「デコボココンビ」。世の中には、凹凸がぴったり合うカップルだけでなく、似た者同士のカップルもいますね。自分にないものがある人を好きになるのは「相補」、自分と似た性格や生き方の人に惹かれるのは「類似」と言います。あなたはどちらに心惹かれるでしょうか。実はこれ、「自己評価」によって変わってくるのです。「自己評価」は2種類あります。◎self-evaluation一般的に知られているのは、自分の行動や発言がどれだけ望む効果をもたらしたかを計った「self-evaluation」。◎self-esteemもう一つは、ありのままの自分をどれだけ受け入れ肯定できるか、その自尊心の度合いを指す「self-esteem」。自分にぴったりな相手を見つけるためのポイントとなるのは「self-esteem」のほうです。■自己評価が高い場合と低い場合◎自己評価が高い人が求める相手容姿が整っている、知性が高い、自分の行動に信念がある…このような人の場合、自己評価が高くなりがち。自尊心があり、自信を持っています。こういう人はよくも悪くも自分が好きなので、「自分に似ている人」を選ぶ傾向が強いでしょう。◎自己評価が低い人が求める相手自己評価が低い人は大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ求める相手が異なります。1.至らないところがあるからこそ、己を磨いて頑張ろうと常に奮起するタイプ2.至らないところがあるのは理解しているが、それも自分の個性と思うタイプ3.至らないところを直したいけれど、ずるずるとそのままでいるタイプ1のように、自尊心が足りていなくても向上心が強いタイプは「自己評価」よりもむしろ「他者評価」が高い人に憧れ、心惹かれやすくなるのです。そのため、多くの人から愛される社会的性格特性を持つ人、簡単に言えばクラスの人気者タイプを求めます。2の場合、自分の欠点は個性であり、コンプレックスでもあるため、真逆の人と一緒になることによって「相補」することを望むのです。例えば、大和リビングのCMで上野樹里さんと中村倫也さんが演じている夫婦は、これにあたります。頼れる妻と怖がりだけれど優しい夫という、デコボコが上手い具合にハマった理想のカップルです。3は、意外かもしれませんが「類似」を求めます。というのも「肯定できない自分を肯定してほしい」という心理が働くから。「似た者」を求め、相手を通して自分を愛そうとします。ただこれは、そもそも恋愛ではないんですよね。相手を求めているようで、結局ゆがんだ「自己愛」を押しつけているだけ。とはいえ、世の中、3のケースが案外多いのです。自分と向き合えない人間が、他人と向き合えるわけがありません。そこに気づけないと、3の人は恋愛のステージに立つことすらできないままでしょう。■まとめあなたが求める相手は「相補」と「類似」、どちらでしょうか。難しいのは、求める相手が必ずしも理想の相手とは限らない点です。「相補」を求めがちだけれど理想の相手は「類似」というパターンはよくあるし、逆もまた然り。でも、なぜ「相補」を求めるのか、あるいは「類似」を求めるのか、そのあたりの心理を紐解くと、自身が恋愛において求めているものが見えてきます。よりよい自分でいるために、求めるものを持っている人…それがあなたの理想の相手なのです。
2020年01月25日累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉洋を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説『騙し絵の牙』が実写映画化。もちろん大泉洋を主演に迎え、6月19日(金)より全国ロードショーされる本作の特報映像が公開し、あわせて場面写真も公開された。本作の監督は、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることになる。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めているのだ。公開された特報映像では、大泉、松岡茉優、佐藤のほか、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼ら日本を代表する超豪華俳優陣の姿が次々と映し出され、重厚感のある映像になっている。廃刊の危機が迫る編集部で、速水は雑誌を立て直そうと奮闘する一方、國村演じる超大御所作家や、佐藤演じる改革派の専務・東松らからは「戦争だな」「狸黙らせろよ」などと、なんとも不穏な雰囲気。さまざまな陰謀が渦巻く様子がうかがえる。一体どんな裏切りや逆転劇が繰り広げられるのか。超豪華な“クセモノ”キャストたちが展開する、仁義なき騙し合いバトルを予感させる映像だ。またあわせて公開されたのは、大泉演じる速水の姿を収めた場面写真。一癖も二癖もありそうな表情から、大泉がどんな演技を見せてくれるのかに期待が高まる。さらに、デスクや資料が乱雑に積まれ、使い込んだ様子のホワイトボードのあるオフィスからも、リアルな編集部の空気感が伝わってくるものとなっている。『騙し絵の牙』6月19日(金)より全国公開
2020年01月23日大手出版社を舞台に、主演の大泉洋が会社のお荷物雑誌の変わり者編集長を演じる『騙し絵の牙』。この度、本編映像初公開となる特報映像、大泉さん演じる速水の場面写真も到着した。今回到着した映像では、廃刊の危機が迫る編集部だが、「まだまだ戦える」と速水は雑誌を立て直そうと奮闘。しかし、一方で超大御所作家(國村隼)や専務・東松(佐藤浩市)からは「戦争だな」「狸黙らせろよ」というセリフも飛び出し、なにやら不穏な雰囲気も感じられる。また、先日発表された超豪華追加キャスト、松岡茉優、佐藤浩市、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、斎藤工、國村隼らの姿も次々と登場。“クセモノ”たちが繰り広げる、仁義なき騙し合いバトルに期待高まる映像となっている。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月23日「罪の声」の塩田武士が、大泉洋を主人公にあてがきし、表紙モデルにも起用した小説を、大泉さん主演で映画化する『騙し絵の牙』。松岡茉優、佐藤浩市に続き、新たに12人の追加キャストが発表された。本作は、雑誌が次々と廃刊のピンチに立たされる大手出版社「薫風社」を舞台に、大泉さんが会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水を演じ、生き残りを賭けた仁義なき騙し合いバトルが繰り広げられる。そして今回、“クセモノ揃い”の豪華追加キャストが発表。ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖役には、「偽装不倫」で注目を集め、『his』がもうすぐ公開を迎える宮沢氷魚。そんな矢代と共に速水率いる「トリニティ」を盛り上げる超人気ファッションモデル・城島咲役には、自身もモデルで「ホクサイと飯さえあれば」『一礼して、キス』など女優としても活躍中の池田エライザ。亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役には、朝ドラ「半分、青い。」や「凪のお暇」が大きな話題に、1人7役を演じる『水曜日が消えた』も注目を集める中村倫也。その惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役に、怪演が度々話題となる佐野史郎。伝統ある薫風社の文芸誌「小説薫風」編集長で速水と敵対する江波百合子役に木村佳乃。江波の部下・三村洋一役に和田聰宏。速水を疎ましく思う「トリニティ」副編集長・柴崎真一役に坪倉由幸。専務・東松(佐藤さん)と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役に斎藤工が決定。ほかにも、新人編集者・高野の父を塚本晋也、高野が接触する謎の男をリリー・フランキー、速水の良き相談相手で文芸評論家・久谷ありさを小林聡美、速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家を國村隼が演じる。『騙し絵の牙』は6月19日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月15日俳優の大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』(6月19日公開)キャストが15日、明らかになった。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。これまでに、「薫風社」の大改革を進める専務・東松(佐藤浩市)、速水に巻き込まれる新人編集者・高野(松岡茉優)の配役が発表されていたが、今回は一気に12人が明らかに。ミステリアスでカリスマ性のある新人デビュー作家・矢代聖に宮沢氷魚、矢代とともに速水率いる『トリニティ』を盛り上げる超人気ファッションモデル城島咲に池田エライザが発表された。また亡くなった「薫風社」社長の息子・伊庭惟高役の中村倫也、惟高の後見人で保守派の常務・宮藤和生役の佐野史郎、伝統ある薫風社の文芸誌『小説薫風』編集長であり速水と敵対する江波百合子役の木村佳乃、江波の忠実な部下である編集者・三村洋一役の和田聰宏、編集長の速水を疎ましく思う『トリニティ』副編集長・柴崎真一役の坪倉由幸、改革派の専務・東松(佐藤)と手を取る大手外資ファンド代表の郡司一役の斎藤工が出演する。さらに、ヒロイン・高野の父で、小さな書店の店主・高野民生役に塚本晋也、高野が接触する謎の男役にリリー・フランキー、速水のよき相談相手であり、お茶の間でも人気の文芸評論家・久谷ありさ役に小林聡美、そして、速水の前に立ちふさがる文学界の大御所作家・二階堂大作役に國村隼と、若手からベテランまで、日本を代表する豪華キャストが勢ぞろいとなった。
2020年01月15日2020年、新しい時代の到来を象徴するような“次に来る”俳優・女優はいったい誰か?これまで山崎賢人、横浜流星、中村倫也、山田裕貴、杉咲花、永野芽郁、桜井日奈子、清原果耶らのブレイクをいち早く予見してきたシネマカフェが、フレッシュなネクストブレイク候補たちを厳選。特に、あの「3年A組」の“卒業生”が大きな飛躍を遂げそうだ。森七菜、朝ドラ&岩井俊二監督作まで誰もが認める2020年のトップランナー新海誠監督の観客動員1,000万人超えの大ヒット作『天気の子』でヒロイン・天野陽菜の声優に起用され、社会現象となった「3年A組―今から皆さんは、人質です―」ではフェイク動画の解析を行った電脳部所属の堀部瑠奈役で注目を集めた森七菜(もり なな)は、現在公開中および待機している作品が話題作ばかり。窪田正孝主演の今年前期NHK連続テレビ小説「エール」では、窪田さんの妻・音(二階堂ふみ)の妹で、小説家を夢見る・関内梅役というブレイクポジションに抜擢。若手女優の登竜門といわれる「全国高等学校サッカー選手権大会」応援マネージャーもつとめている。2001年8月31日、大阪生まれの大分育ち。2016年に大分でスカウトされ、行定勲監督が手掛けたWebCMでデビューする。園子温監督のAmazon Prime Videoオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」(’17)ほか、櫻井翔主演「先に生まれただけの僕」(’17)や、神木隆之介主演「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」(ともに’18)で生徒役を演じ、熊澤尚人監督の実写映画『心が叫びたがってるんだ。』(’17)にも出演した。新垣結衣主演、野木亜紀子脚本の「獣になれない私たち」の回想シーンで、田中美佐子演じる花井千春(田中圭の母役)の少女時代を透明感たっぷりに演じたことで知った人もいるかもしれない。2019年には、『東京喰種 トーキョーグール【S】 』でトーカ(山本舞香)のクラスメイト・小坂依子を演じ、玉城ティナの再現度が話題の『地獄少女』では親友・遥(仁村紗和)のために禁断の決断をする市川美保というキーパーソンに。オーディションから起用された『最初の晩餐』では、戸田恵梨香の少女時代、なんと小学生から高校生までを違和感を感じさせずに演じていた。一転、「ティファニー(TIFFANY)」と「ゼクシィ」のコラボによるショートフィルム「TIFFANY BLUE」では仲野太賀と共演し、学生役を卒業してちょっぴり大人っぽく、カフェで働く女性に。本動画は脚本を川村元気、監督を米津玄師「Lemon」MVでも知られる山田智和が担当している。そして、岩井俊二監督の4年ぶりの新作『ラストレター』では、松たか子の娘と少女時代との二役、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役としてスクリーンで躍動する。同作では、主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューも決定。岩井監督が演出したMVが公開され、そのアートワークは『最初の晩餐』の“父”永瀬正敏が手掛けていることでも話題に。「森七菜さんはもう既に“表現者の女神”に愛されているんだと思う。少しの期間だったけれど、僕はもう何度も彼女に驚かされた」と永瀬さんも大絶賛だ。「エール」では、連続テレビ小説初出演に、「夢だった連続テレビ小説に出演させていただけること、憧れの二階堂ふみさんとお芝居させていただけること、本当に嬉しい気持ちでいっぱい」とコメントしている森さん。親友ポジションや文学少女から、心に影を持つ少女まで演じられる演技力とナチュラルな存在感は、まさしく“2020年の顔”となりそうな予感。なお、そんな森さんと『最初の晩餐』『地獄少女』と共演が続いた新星・楽駆(らいく)も、独特の飄々とした存在感を持っており、彼もまた注目を集めそうだ。神尾楓珠「左ききのエレン」でも好演!作品ごとに成長が加速する「3年A組」の生徒役には子役から活躍していたり、すでに人気のある若手俳優たちも出演していたが、グンと知名度を上げたのが神尾楓珠(かみお ふうじゅ)だろう。ヒットドラマ「アンナチュラル」随一の神回といわれる、第7話「殺人遊戯」の男子生徒役でも知られている。1999年1月21日生まれ、東京都出身。2015年、24時間テレビ内のドラマ「母さん、俺は大丈夫」で俳優デビュー。2017年に映画『兄に愛されすぎて困ってます』で剣道部の鈴木くんを演じ、「シグナル 長期未解決事件捜査班」や深夜ドラマ「恋のツキ」(ともに’18)、映画『うちの執事が言うことには』(’19)などに出演してきた。講談社「ViVi」による「国宝級NEXTイケメンランキング2019下半期」では「なにわ男子」道枝駿佑に続く第2位にランクイン、ブレイク候補として注目されている。上白石萌歌演じる景山澪奈に関係する水泳部のマネージャー・真壁翔役を演じた「3年A組」の後は、「都立水商!~令和~」で初めてともいえるクラス一のお調子者役に挑戦。「HiGH&LOW」シリーズと、不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」がクロスオーバーした『HiGH&LOW THE WORST』の「鬼邪高校・全日制」の中越大役では、かつてないワイルドな一面も披露した。「3A」仲間の鈴木仁、若林時英とはユニバーサルスタジオジャパンの“青春”動画「青春は一瞬で、無限大だ。」でも共演しており、素のような弾けた笑顔も印象的。先日、佐野勇斗主演の「里見八犬伝」にて初めての舞台出演を終えたばかりで、1月21日(火)には多忙な1年となった20歳の神尾さんをとらえたファースト写真集「Continue」が発売される。MBS/TBS系ドラマイズム「左ききのエレン」では、池田エライザとW主演を果たした。池田さんが演じたのが、ザ・サウスポーと呼ばれる天才のエレン。神尾さんが演じたのは、広告代理店に勤務するデザイナー・朝倉光一。エレンとは違い、“天才”になれなかった人代表であり、苛立ちや葛藤を抱え、あるきっかけから“闇落ち”して氷のようなハートの持ち主になってしまう光一を神尾さんは好演。制服姿の高校時代や大学時代のフラッシュバックを挟みながら、いまの若い働き世代を見事に演じ切った。作品ごとに成長を感じさせる神尾さんは、『サラバ静寂』『黒い暴動』の宇賀那健一監督の『転がるビー玉』など話題作が待機する。吉川愛、演技力は実証済み!今年はさらなる飛躍へ映画『転がるビー玉』は、女性ファッション誌「NYLON JAPAN」創刊15周年プロジェクト。今作で、『カメラを止めるな!』と同じワークショップから生まれた『お嬢ちゃん』で主演をつとめ、ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞を受賞した『37セカンズ』にも出演する萩原みのり、「左ききのエレン」にも出演し、女優活動を邁進する元「欅坂46」の今泉佑唯とともに、主演の一角を担うのが吉川愛(よしかわ あい)だ。先の月9「シャーロック」や、「ボイス 110緊急指令室」「緊急取調室」第3シーズン、山下智久と『映画クロサギ』(’08)以来の共演となった「インハンド」など、記憶に残るゲスト出演ほか、横浜流星が大ブレイクするきっかけとなった「初めて恋をした日に読む話」の“エトミカ”江藤美香役でもお馴染み。1999年10月28日生まれ、東京都出身。5歳のころから子役(別名義)として活動し、映画『さくらん』(’07)、「メイちゃんの執事」「ハガネの女」(’10)、「リーガル・ハイ」(’12)、「あまちゃん」(’13)、映画『ルームメイト』「夜行観覧車」(’13)などに出演。『映画ひみつのアッコちゃん』(’12)では綾瀬はるか演じるアッコちゃんの少女時代を演じた。その後、一時俳優業から退いていたが、2017年のドラマ「愛してたって、秘密はある」で復帰。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜さんの主演作『虹色デイズ』(’18)で恒松祐里、堀田真由、坂東希(E-girls/Flower)とヒロインを演じ、若手俳優がしのぎを削った『十二人の死にたい子どもたち』(’19)の金髪ギャル役でも異彩を放った。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の終盤にも登場したほか、「義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル」に新キャストで出演。上白石萌音と佐藤健が共演する新火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」にて、上白石さん演じる新人ナースの同期でライバルとなる役柄を演じる。さらに、オーディションになかなか受からないモデル・愛を演じる『転がるビー玉』は、新しくなった「渋谷パルコ」の「ホワイトシネクイント」にて1月31日より先行公開、2月7日より全国順次公開がスタート、映画初主演・工藤遥や伊藤健太郎、鈴木仁らと共演する『のぼる小寺さん』も控えている。初めての「ファンイベント」も2月に開催されることが決まっており、ついに彼女の時代が来た、のかもしれない。「4マリ」関水渚、『カイジ』完結編&『コンフィデンスマンJP』に大抜擢『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也監督が安藤ゆきの人気少女漫画を映画化した『町田くんの世界』で、細田佳央太と共に1,000人を超えるオーディションから選ばれたのが関水渚(せきみず なぎさ)。「4分間のマリーゴールド」で、主人公みこと(福士蒼汰)の同僚の消防士で救急救命士を目指して勉強中の阿部志乃役を演じたばかりだ。1998年6月5日生まれ、神奈川県出身。第40回ホリプロタレントスカウトキャラバンのファイナリストとなり、2017年に「アクエリアス」のCMでデビュー。『町田くんの世界』が初めて参加した映画のオーディションであり、もちろん初めてのお芝居に初めての映画となった。初々しくも、スクリーンで観る者をとらえて離さない華やかな存在感があり、岩田剛典、高畑充希、前田敦子、仲野太賀、池松壮亮、戸田恵梨香、佐藤浩市ら日本映画界を引っ張る先輩たちとの共演によって、確かな“何か”を掴んだことは間違いない。吉高由里子主演の水曜ドラマ「知らなくていいコト」に後輩役でレギュラー出演が決定。原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーで描かれる藤原竜也主演『カイジ ファイナルゲーム』(1月10日公開)ではヒロインを務め、福士さんや新田真剣佑、山崎育三郎、瀬戸利樹、吉田鋼太郎らと大暴れしてくれそう。さらに、マレーシアにある“伝説の島”ランカウイ島を舞台にした『コンフィデンスマンJPプリンセス編』(5月1日公開)では、ダー子(長澤まさみ)の“子猫”としてチームに新加入するらしいが、解禁画像では“プリンセス風”!?こちらも期待が高まる。また、大抜擢といえば、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」により、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットにて「アジアコンテンツアワード」最優秀新人賞に選ばれた森田望智(もりた みさと)にも注目。下積みが長かった彼女だが、天海祐希主演の日本テレビ系土曜ドラマ「トップナイフ」で脳外科の看護師に、4月にはNHK BSプレミアムのスペシャルドラマ「柳生一族の陰謀」で時代劇に初挑戦するなど、次々と作品が決まっている。鈴鹿央士、鮮烈なデビューで新人賞総ナメか!?デビューのきっかけが、広瀬すずのスカウトだったというシンデレラボーイが鈴鹿央士(すずか おうじ)だ。映像化困難といわれた恩田陸の小説を『愚行録』の石川慶が監督・脚本を手掛けて映画化した『蜜蜂と遠雷』で、突如として現れた天才少年・風間塵は、まさにそんな鈴鹿さんそのもの。100人以上のオーディションから選ばれた新星は、役柄同様、圧倒的ピュアネスと神秘性を放っている。2000年1月11日生まれ、岡山県出身。広瀬さんが『先生!、、、好きになってもいいですか?』(’17)の撮影中、エキストラとして参加していた当時高校2年生の彼に目をとめたのが始まり。その後、「メンズノンノモデルオーディション」で優勝し、2019年にモデル活動をスタート。合わせて、『蜜蜂と遠雷』『決算!忠臣蔵』、広瀬さんがヒロイン・なつを演じたNHK連続テレビ小説「なつぞら」にも「マコプロ」の制作進行・町田役でドラマ初出演を果たし、「おっさんずラブ -in the sky-」の整備士・“ミッチー”道端寛太役を演じるという、新人離れした活躍ぶり。岡村隆史演じる勘定方・矢頭長助の息子役にオーディションから起用された『決算!忠臣蔵』が最も撮影が早かったそうで、中村義洋監督のもと、堤真一や濱田岳、妻夫木聡ら錚々たる面々もそろった初映画は「現場にいるだけで幸せで、本当に参加できてよかった」(シネマカフェインタビューより)と語るほど大きな糧になったようだ。そして『蜜蜂と遠雷』では第44回報知映画賞作品賞とともに新人賞、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞も受賞している。「なつぞら」や「おっさんずラブ」では新人役でワタワタしていたが、実際の彼は腰が据わったマイペースなところがあるらしい。次はどんな役柄を演じてくれるのか、楽しみだ。寛 一 郎、「グランメゾン東京」で注目度上昇中木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」の芹田公一役で「存在感ある」と話題を呼んだばかりの寛 一 郎(かんいちろう)。ゴールデンタイムの連続ドラマにレギュラー出演したのは同作が初めてとなり、幅広い層から注目を集めた。1998年8月16日生まれ、東京都出身。名優・佐藤浩市を父に、故・三國連太郎を祖父に持つ三世俳優なのは、もはや説明不要か。2017年、アニメも大ヒットした『心が叫びたがってるんだ。』で野球部の元エース・大樹役、「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では主人公の幼なじみ・幸平役に抜擢されてスクリーンデビュー。翌年、第27回日本映画批評家大賞新人賞に選ばれている。実際の初演技の場となったのは、クラウドファンディングにより配給・宣伝費が集められ、2018年に公開された『菊とギロチン』だ。『楽園』『64―ロクヨン―』の瀬々敬久監督が構想30年、関東大震災直後の“女相撲”の力士たちと実在したアナーキスト集団「ギロチン社」の交流を描いた意欲作で、新人ながらアナーキストの青年役を演じて存在感を発揮し、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞に選出、第28回日本映画批評家大賞にて助演男優賞を受賞するなど、映画通や批評家から支持された。さらに2019年は、門脇麦、成田凌、玉城ティナ、村上虹郎らと新進気鋭の二宮健監督『チワワちゃん』に出演して青春群像劇の中でも輝きを見せ、『下忍 赤い影』『下忍 青い影』では「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の結木滉星とそれぞれ主人公を演じ、時代劇とアクションにも初挑戦したばかり。『雪子さんの足音』では父・佐藤さんが友情出演も果たしていた。「グランメゾン東京」での先輩に影響を受けながら着実に成長していく、真っ直ぐでハートの熱い青年の姿は、発展途上の寛 一 郎さんとも重なり、今後の活躍にますます期待がかかる。なお、先クールのドラマでは、「俺の話は長い」で生田斗真演じる満を何度も唸らせていた高平陸役の水沢林太郎(みずさわ りんたろう)も、真逆のキャラを演じた「ブラック校則」と掛け持ちしながら両作品で光っていた。11月に「メンズノンノモデルオーディション」で準グランプリを獲得し、新メンノンモデルとなったばかりの、2003年生まれの16歳。彼もまた新世代の旗手となり得るかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会蜜蜂と遠雷 2019年10月4日より全国にて公開(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会決算!忠臣蔵 2019年11月22日より全国にて公開(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会転がるビー玉 2020年1月31日より渋谷パルコ ホワイトシネクイントにて先行公開、2020年2月7日より全国にて順次公開カイジ ファイナルゲーム 2020年1月10日より全国東宝系にて公開©福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会下忍 赤い影 2019年10月4日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会下忍 青い影 2019年11月15日よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開(C)2019「下忍」製作委員会
2020年01月01日1年をふり返ると口コミからのロングランヒットを記録した『愛がなんだ』や、「おっさんずラブ」、「コンフィデンスマンJP」といった人気ドラマの映画化、1969年に公開されてから今も愛され続けている“国民的人気コメディ映画”『男はつらいよ』のシリーズ50作目公開、さらに動画配信サービス周りではNetflixの「全裸監督」が映像業界含め大きな話題を呼びました。そんな2019年、シネマカフェでは今年も映像に関わる方々に取材をしてきました。2019年に掲載したインタビュー記事の中から、多くの方に読まれた人気記事をランキングにして発表します!10位:安達祐実『ゾンビランド:ダブルタップ』年端もいかない子どもの頃から、演じる世界に身を置いた安達さんの言葉は、経験に裏打ちされながらも、実に軽やかだ。出演作はドラマ、映画、舞台と枚挙にいとまがないが、 その数と同じだけ、演じる責任も負ってきた。プレッシャーに押しつぶされる夜はなかったのか?「もう女優なんて嫌だ」と思うことはなかったのか?人目や作品の評価が気になって仕方がないときだってあるのでは?――次々に浮かぶ質問を一蹴するかのように、安達さんは「本当に“強い”とはよく言わるんです」と、さらりと話す。9位:小栗旬×成田凌『人間失格 太宰治と3人の女たち』道ならぬ恋のうわさが絶えず、自殺未遂を繰り返しながらも、憎めない、惹かれずにはいられない魅力あふれる太宰を小栗さんが、そして、成田さんが太宰の行動に戸惑いながらも、才能にほれ込む編集者・佐倉を担当した。関係そのままとは言わないまでも、先輩俳優である小栗さんの魅力や立ち居振る舞いに、成田さんが心を寄せていることに違いはなく、インタビューでも嬉々として語られた。そして、現在俳優としても伸び盛り、本作でも未知の顔を見せ、さらには「MEN’S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する成田さんの才能を、小栗さんも「作品への溶け込み方が優れている」という最上の表現で、さらりと語ったのだ。8位:香取慎吾×白石和彌監督『凪待ち』白石和彌監督の『凪待ち』は、ファーストショットからガツンと来る。「荒んでる」。昼日中の街を行く主人公・郁男を演じる香取慎吾を見て、まず頭に浮かんだ言葉だ。6月28日(金)より公開される『凪待ち』の中で生きる彼の淀んだ表情を目の当たりにすると、いままでずっと見ていた“慎吾ちゃん”という竜宮城が一瞬にして消え去り、ギャンブルにはまる自堕落な男のリアリティが現れる。だからといって、それが40代を迎えた香取慎吾という人の真実かといえば、目の前にいるその人は当然ながら、郁男ともまた違うのだ。7位:杉咲花『楽園』杉咲花、22歳。おいしそうに回鍋肉を食べていた姿が鮮烈だった少女は、いまや紛れもない演技派女優となった。納得の評価に関しては、2016年、『湯を沸かすほどの熱い愛』での最優秀助演女優賞ならびに新人俳優賞の受賞に代表されるだろう。当時の自身のことを「暗かったですよね(笑)。いまは明るくなったんです」とふり返る杉咲さんは、ここ1~2年で転機を迎えているという。6位:窪田正孝『東京喰種 トーキョーグール【S】』物腰や空気感はやわらかいが、自分の意思はきちんと告げる。誰もができそうでできないことを、窪田正孝はさらりとやってのける。演技にも通じるその佇まいは、主演作はもちろん、助演、脇に回ったときにも光り、心のひだに触れる存在感で魅了する。多くの作品に出演し、様々な監督から信頼を寄せられ、リクエストに応え続けている窪田さんは、インタビューにて「もっと貪欲になるべきかな、と思う」と胸中を吐露した。5位:池田エライザ『貞子』撮影期間中はお腹を壊すくらい自分を追い詰め、金縛りにもあった。泣きのシーンでは床が涙でぬれてしまうくらい涙を流したという。演技という範疇を超えた取り組みは「不器用だから。力加減の調整ができないタイプ」と謙遜するが「学生時代に、チケット代高いなぁと思いながら映画の料金を払っていた体験もあるからこそ、中途半端なものを見せてお金を取ってはいけないと思う。中途半端な気持ちでやっているとお客さんに必ずバレます。私の生活もかかっていますから、いただいた仕事にすべてをかけるのは当たり前」。4位:杉咲花×新田真剣佑×北村匠海×高杉真宙×黒島結菜×橋本環奈『十二人の死にたい子どもたち』映画『十二人の死にたい子どもたち』では、本件が最後のそろってのインタビューになるらしいと告げると、出演する杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈は、即座に名残惜しそうなムードを漂わせた。一緒にいることの心地よさと、慣れ合いではない、ほどよい緊張感が彼らを前にすると伝わってくる。それはそれは、実り多く刺激的な撮影現場だったのだろう。キャリアも性格も容姿も性別もバラバラの彼らだが、同世代ということ、こと芝居にかける熱量がほとばしっている点こそ共通項。インタビューでは、互いへの想いを解放してもらい、存分に本音を語ってもらった。3位:中村倫也×木下晴香『アラジン』実写版『アラジン』“プレミアム吹替版”で主人公アラジン&ヒロインのジャスミンを担当したのが、中村倫也と木下晴香。通常、日本語版ではあまり吹き替えられることのない楽曲についても、本作においては本人たちがしっかり歌っているのも大きなポイント。この日、アラジン、ジャスミンを連想させるエレガントな装いで登場してくれたふたりに、喜びに打ち震えたという『アラジン』日本語版声の出演への想いについて、歌唱について、語り合ってもらった。2位:星野源『引っ越し大名!』音楽家としてはもちろん、俳優、文筆業もこなす星野源。その彼の、実に6年ぶりの主演映画が『引っ越し大名!』だ。実際に江戸時代に行われていた国替え=引っ越し。その理由は様々だが、ささいな出来事をきっかけに国替えを命じられた藩のドタバタを描いた本作。“引きこもり”で“コミュ障”という時代劇としてはちょっと特殊な主人公・片桐春之介を演じている。1位:横浜流星『チア男子!!』横浜流星の存在を広く世に知らしめた、まばゆいばかりのピンクの髪色は、この日、透き通るようなアッシュカラーに変わっていた。聞けば、取材日の前日に色を変えてきたばかりだという。スッと伸びた鼻筋、引き締まった口元、物怖じしない瞳によく似合った。伝えると、横浜さんは屈託のない笑みを広げ、「うれしいです!自分でもお気に入りなんですよ!」とサラサラの髪の毛に手をやり、こう付け加えた。「髪色を変えただけでも、ガラッと雰囲気が変わると言われます。毎回“印象が違う”と言われる俳優になりたいんです」と。1位は2019年大活躍となった横浜流星。2位は『引っ越し大名!』で主演をつとめた星野源。3位は実写版『アラジン』のプレミアム吹替版で見事な歌声を披露した中村倫也&木下晴香。そのほか、若手俳優が集結した『十二人の死にたい子どもたち』キャストや『凪待ち』で主人公を好演した香取慎吾と白石監督の2ショットインタビューなどがランクインしました。来年は作り手たちのどんなエピソードが聞けるのか…乞うご期待!(text:cinemacafe.net)
2019年12月31日バナナマンと豪華ゲストがドライブしながらトークする番組「バナナマンのドライブスリー」。12月30日(月)はこれまでの放送から名シーンを集めた「傑作選」をオンエア。中村倫也、小栗旬、佐藤隆太、志尊淳、トータス松本、森山直太朗らのレアトークをお届けする。本番組はバナナマンが運転する車に旬なゲストを迎えて、行きたい場所や知りたい場所、思い出の場所などゲストが気になる3か所をドライブ。その場所にまつわる情報も紹介しつつトークが展開するバラエティ。今回はこれまでの放送から名場面をセレクション。今年も「初めて恋をした日に読む話」での教師役に、「凪のお暇」では“人たらし”イベントオーガナイザーに扮するなど演技派らしい活躍をみせた中村さんは、吹き替えを務め主演した映画『アラジン』の名曲を熱唱し、さらにバナナマン行きつけ中華に大満足、自身の結婚観なども明かすほか、未公開(秘)トークも大公開される。また今年も連続テレビ小説「スカーレット」や「4分間のマリーゴールド」などで活躍した佐藤さんも青春の思い出の名曲を3人で歌い上げるほか、バナナマンの2人と大の仲良しだという森山直太朗は大ヒット曲「さくら(独唱)」を熱唱。トータス松本さんも名曲を歌えば、ジェジュンはドライブでよく聴くバラード曲をしっとり歌い上げる。そして人気お笑いトリオの「東京03」はなんと番組のためにオリジナルテーマ曲まで披露する。今年『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などに出演したほか『天気の子』では声優も務めるなど、幅広い活躍をみせた小栗さんは大好物の“激辛グルメスリー”を堪能。小栗さんが悶絶した激辛料理に注目。志尊さんは“魅惑のお肉スリー”でガッツリ肉料理に大興奮。そのほかIKKOは大好物のぎょうざ、「平成ノブシコブシ」吉村は気になるロケ弁めぐり。Mattの父・桑田真澄との秘話やメイクの(秘)ルーツにまつわるトークも必見だ。中村さんが出演する映画『屍人荘の殺人』は全国東宝系にて絶賛公開中。佐藤さんは2020年1月25日(土)~、東京芸術劇場シアターイーストで上演される舞台「エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~」に出演。2月5日(水)まで公演されたのち全国各地で上演が行なわれる。「バナナマンのドライブスリー 傑作選」は12月30日(月)24時59分~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)
2019年12月30日2020年1月24日(金)より「時を刻むこの星空 with DREAMS COME TRUE」の上映が「コニカミノルタプラネタリウム 天空 in東京スカイツリータウン」でスタートします。時を刻むこの星空 with DREAMS COME TRUEDREAMS COME TRUEとのコラボレーションにより制作された「時を刻むこの星空 with DREAMS COME TRUE」は、2018年12月にオープンした「プラネタリア TOKYO」のオープニング記念作品として上映され、総観客動員数が9万人を突破した人気作品です。DREAMS COME TRUEの膨大な楽曲の中でも人気を誇る「何度でも」をはじめ、名曲の数々が壮大なプラネタリウムで星々との共演を果たします。大人気作品を見逃さないでナレーターを務める俳優・中村倫也の温かく包みこむような声と、優しくも力強いDREAMS COME TRUEの楽曲、壮大な星空の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。上映情報■上映開始日:2020年1月24日(金)■上映場所:コニカミノルタプラネタリウム「天空」in東京スカイツリータウン■上映時間:10:00~/21:00~(2回公演)■料金:三日月シート 一律4,000円/一般シート 大人1,500円 子供900円■お問い合わせ先:03-5610-3043(受付時間 10:00~19:00)スポット情報スポット名:東京スカイツリー住所:東京都墨田区押上1-1-2電話番号:0570-55-0634(ナビダイヤル)受付時間/9:00~20:00
2019年12月30日12月28日、令和初の「第70回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)のリハーサル初日が行われた。そこに、中村倫也(33)が木下晴香(20)とともにステージに登場。映画「アラジン」のテーマソング「ホール・ニュー・ワールド」を歌唱した。白いドレスに身を包んだ木下とは対照的に、眼鏡にニット姿というラフなスタイルで登場した中村。初出場ながら気負った様子はなく、いつものように自然体でステージに登場すると「僕たちは当日どういう順番で出れば」などとスタッフに手順を確認していた。またイヤホンの調整が取れないのか、中村は歌い出すと「あ、ダメだ」と漏らすシーンも。そして、「リバーブをかけてください」と自ら入念にサウンドチェックの指示を出す場面も。音が整うと木下に寄り添うように、息のあったデュエットを披露していた。紅白初出場となる中村。それでも、自然体でクールなスタイルは変わらなかったようだ。
2019年12月28日街ではキラキラとイルミネーションが輝き、おでかけ気分が盛り上がってくるこの季節。冬の寒さを一気に吹き飛ばす見ごたえ十分な冬映画が続々と公開されている。そこで今回は、今年大活躍だった注目の俳優が出演する、ハートを熱くする冬映画を5本紹介!ラブ・ストーリー&ラブ・ドラマ、密室ミステリーに歴史ドラマそしてアニメと、バラエティ豊かなラインアップとなっているので、この冬の映画鑑賞の参考にしてみてはいかが?片寄涼太の「鼻カジ」に悶絶…。『午前0時、キスしに来てよ』みきもと凜による大人気コミックを原作に、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」片寄涼太と橋本環奈のW主演で描く『午前0時、キスしに来てよ』。真面目な女子高生・日奈々と芸能人・綾瀬楓が映画の撮影で偶然の出会いを果たし、恋に落ちる。本作は国民的スーパースターと一般JKのリアルシンデレラLOVEストーリーだ。礼儀正しくてピュアな心の持ち主である日奈々に好意を抱き、積極的なアタックで翻弄する楓。片寄さんは、別世界にいるスーパースターながら、素顔は人懐っこい無邪気な青年を好演している。まだ夢みがちな日奈々を相手に「鼻カジ」で将来のキスの予約をしたり、募る想いを抑えきれず思わず「マスク越しのキス」をしたりするなど大胆なアタックも片寄さんが演じると全く嫌味なし!「壁ドン」を超える激甘アプローチの数々にはキュンキュンさせられることだろう。また本作はロマンティック・ストーリーにして、向上心を持つことの大切さを描いた人間的成長のドラマでもある。様々な困難の果てに2人が選択した“運命の恋”の行き先を、しかと見届けよう。小関裕太が、笑顔が素敵な見習い美容師役に!『“隠れビッチ”やってました。』相手のタイプに合わせてモテるテクニックを駆使し、男性を次々と落としていくヒロインの姿を追った『“隠れビッチ”やってました。』。原作はあらいぴろよの10年間にわたる恋愛遍歴をつづったコミックエッセイで、メガホンをとったのは『植物図鑑運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督。清純系女子を装い、3年間で600人もの男性の恋心を手玉にとってきたヒロイン・ひろみ(佐久間由衣)。相手が告白してきたら逃げてしまう(=隠れビッチ)という迷惑極まりない女性だが、そんなひろみが本気で好きになったのが、小関さんふんする気さくで笑顔が素敵な見習い美容師・安藤だ。小関さんはひろみに恋することの素晴らしさを教え、その一方で心の中に爪痕を残す重要な役柄をくったくのない演技で体現している。相手からの好意を求めるも、肉体関係は結ばないひろみ。チヤホヤされて自分の自信をチャージしたいだけだと彼女は言うが、それは自己肯定感が低いことの裏返しでもある。そんな彼女が気づいた本当の幸せとは? ちょっと過激なラブ・ドラマをどうぞ。神木隆之介&中村倫也が絶妙マッチ『屍人荘の殺人』スリリングで刺激的な体験を求める方はこちら。国内主要ミステリー賞4冠に輝いた今村昌弘の小説を原作とする『屍人荘の殺人』は、湖畔のペンション「紫湛荘(しじんそう)」で起こった連続殺人の謎を追った、笑いあり、恐怖ありの奇想天外密室ミステリーだ。神木さんと中村さんは、神紅大学のミステリー愛好会に所属する“迷”探偵コンビ役。神木さんはミステリーオタクなのに推理が当たらない万年助手・葉村譲、そして中村さんは自信マンマンな自称ホームズの明智恭介にふんしている。着眼点は良いのにどこか抜けている“ホームズ&ワトソン”を演じた、2人の息ピッタリのかけあいは絶品なのでお楽しみに。本作のヒロインを務めたのは美人女子大生探偵・剣崎比留子を演じた浜辺美波。そもそも2人が今回の惨劇の舞台となったロックフェス研究会の合宿に参加したのは、比留子に誘われたこときっかけだ。演じた浜辺さんのキュートなコメディエンヌぶりにもご注目あれ!脅迫状から始まった物語は驚愕の結末へ。容疑者は15人、ネタバレ厳禁の衝撃ミステリーをどうぞ。成田凌の名調子に聞き惚れる『カツベン!』サイレント映画がまだ主流だった時代。日本にはスクリーンの脇で、映画の説明&独自の解釈を加えて語る活動弁士(=カツベン)という存在がいた。『カツベン!』はその道のプロを目指した青年の夢と人生をかけた物語。『Shall we ダンス?』の周防正行監督による5年ぶりの最新作だ。成田さんが演じたのはカツベンに憧れる青年・染谷俊太郎役。初主演作となる本作で特殊技能である活動弁士を演じるにあたり、7か月にわたり毎日3時間もの特訓をこなし撮影に臨んだと語っている。これまでいまどきの若者や猟奇的な役柄を演じる機会が多かった成田さん。本作ではニセ弁士として詐欺に加担するも、心を入れ替えてプロのカツベンになるべく必死に取り組む青年を熱演している。黒の背広に身を包み、名調子を披露する成田さんのカツベン姿はかなり新鮮で、思わずドキっとしてしまうはず。また同じくカツベン役にふんした永瀬正敏、高良健吾によるパフォーマンスも見どころだ。豪華俳優陣で織り成すアクション&笑い&涙&ラブがテンコ盛りの極上エンターテインメントをお見逃しなく。北村匠海の“声の演技”に魅了『ぼくらの7日間戦争』宗田理の不朽のベストセラー小説を劇場アニメ化。宮沢りえのスクリーンデビュー作となった実写版『ぼくらの七日間戦争』(1988年)と地続きとなる物語で、30年後の北海道を舞台に“ぼくら”の新たなる戦いを描く『ぼくらの7日間戦争』。北村さんがふんしたのは、歴史好きで心優しい少年・鈴原守役。片想いをしている幼なじみの千代野綾(芳根京子)が一週間後に引っ越しをすることになり、17歳の誕生日をこの地で迎えたいという彼女の望みを叶えてあげようと家出を計画するという役どころだ。悩んだり、躊躇したりと右往左往する守を演じた北村さんの、心情がにじむ見事な声の演技に魅了される。自分たちの言い分ばかりを押し付けてくる大人へのアンチテーゼを描いた前作のスピリットはそのままに、SNSがコミュニケーションインフラとなっている世の中や社会問題にも切り込んだ本作。守たちがタイ人の不法入国者の子どもと出会ったことで、物語は予想外の展開を迎えることに。喜びや悲しみ、様々な経験を積んで “自分らしく生きよう”と決めた彼らの奮闘に乞うご期待。今回紹介した5作品はただいま劇場にて公開中。ますます寒くなるこれからの季節、まずはハートから温めてポカポカの冬を過ごしましょう。《text:足立美由紀》(text:Miyuki Adachi)■関連作品:カツベン! 2019年12月13日より全国にて公開©2019「カツベン!」製作委員会屍人荘の殺人 2019年12月13日より全国東宝系にて公開©2019『屍人荘の殺人』製作委員会“隠れビッチ”やってました。 2019年12月6日より全国にて公開©2019『"隠れビッチ"やってました。』フィルムパートナーズ/光文社午前0時、キスしに来てよ 2019年12月6日より全国にて公開Ⓒ2019映画『午前0時、キスしに来てよ』製作委員会ぼくらの7日間戦争(2019) 2019年12月13日より全国にて公開©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会
2019年12月28日「ヨーロッパ企画」の大歳倫弘が主宰する「イエティ」の最新作『スーパードンキーヤングDX』が2020年1月から2月に上演される。作・演出の大歳に話を聞いた。【チケット情報はこちら】本作は、2011年に上演された作品『ドンキーヤング』の続編+初演。「『ドンキーヤング』は、ヤンキーがドン・キホーテと間違えてヴィレッジヴァンガードに入り、サブカルに目覚めていくという話だったのですが、今回はその9年後の2020年の世界を描きます。ただ初演は多くの方に観て頂けているわけではないので、両方合わせて2時間弱でみせられたらと思い、このカタチにしました」。『ドンキーヤング』の続編をつくることにしたのは、「ヨーロッパ企画で『サマータイムマシン・ブルース』の続編をやったり、自分が演出した舞台「ナナマルサンバツ」で続編をつくったり、なんか僕の中で続編ブームがきて(笑)。そこにやりがいを感じ、この作品ならできそうだと思いました。それと、初演でもヤンキーを演じた中川晴樹が9年前、“これだったらもう1回やっていいよ”って言ったんですよ!本人は絶対否定しますけど。クールぶってる男なので。そういうこともあって、やってみようかなって」。今作で描くのは、“サブカルヤンキー”の今。「今は当時に比べるとサブカルの勢いが少し弱まっているなと感じていて。そういうとき、サブカルヤンキーはどうするんだろうと思ったんですよね。彼はあの後、怪我をして、目が覚めたら2020年だったという設定で、当時ヤンキーだった奥さんにも大きな変化もある。それで、この10年の間になにがあったんだと掘り起こしていく、ロードムービー的なお話になる予定です」。当時は「サブカルの知識でマウント取り合ってる感じをヤンキーにブッ飛ばしてほしい気持ちで書いたところもあった」という大歳。「でも10年経って、そういうものがなくなったことを寂しく感じるようになってきて。そういうものがあったんだよと伝えたい気持ちもありますし、最近はサブカルの方々のこの10年の苦労が語られるようになり、なぜそこまで苦労しなきゃいけないのかとか…」と語り、そのうえで「サブカルが衰退するのと反比例して某・暮らし系ショップがどんどん力を増しているんですよ。そこを掘りたい!」と大歳ならではの切り口が楽しめそう。「初演でヤンキーが「音楽なんてケータイで聴くもの」と言って笑われるようなシーンがあるのですが、当時と今では見え方も違うと思います。そういう部分も楽しみです」という本作は、2020年1月22日(水)から26日(日)まで東京・小劇場B1、1月30日(木)から2月3日(月)まで兵庫・AI・HALLにて上演。チケットは一般発売中。取材・文:中川實穗
2019年12月27日2020年12月に公開予定の映画『サイレント・トーキョー』の製作発表会見が24日、都内で行われ、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督が出席した。作家・秦建日子がジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされて執筆したという小説『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』を、VFXで日本映画界に新たな時代を切り開いている波多野貴文監督が映画化した本作。 クリスマス・イブの東京を舞台に、クリスマスで沸き立つ群衆を襲うテロの凄まじさと、それに巻き込まれて翻ろうされる人々の心模様を描き出す。公開は来年12月だが、2カ月にも及ぶ撮影が終了。撮影の感想を求められた主演の佐藤は、劇中で事件現場に現れる謎の男役を演じたということで、「監督が余計なことをしゃべるなというアイコンタクトを送ってきたので、中身のことは言えません」と笑いを誘いつつ、「石田ゆり子さんが現場にいてくれると、いい意味で緊張感を緩和してくれるんです。(今回の撮影では)緊張感のシーンをご一緒しましたが、ホッとできるというか、スタッフもそう感じていたと思いますね」と石田に癒やされたという。石田は、劇中で一連の事件に巻き込まれる主婦を演じている。「浩市さんはご一緒するだけでうれしい大先輩。今回は緊張感のシーンばかりでしたが、私も浩市さんの横でこんなに緊迫感のあるシーンをやるようになったのか、と思う瞬間がありました」としつつ、過去に夫婦を演じた西島にも触れて、「だいたい可愛そうな奥さん役が多いんです。常に西島さんの可愛そうな奥さんの役を何度もやってきたんですが、今回全く違ったので新鮮でした」と感想を。西島も「今回の役はプライベートがあまり幸せじゃない刑事なんですけど、今回は奥さんじゃないんだ~と不思議な感じでしたね」と話した。舞台がクリスマスイブの東京ということで、報道陣が「忘れられないクリスマスの思い出は?」という質問に、石田は「クリスマスというと、子どもの頃ですね。親がどれだけ一生懸命子どもたちを早く寝かしつけて、ってこれ、子どもたちが見るのかな? 言っちゃいけない?」と天然ぶりを披露して、「サンタクロースはいますよ! サンタクロースは本当に大変だと思います。そういう思いで早く寝てあげなきゃって思っていましたね。みんな今日は寝ましょう!」と会場の笑いを誘っていた。映画『サイレント・トーキョー』は、2020年12月に全国公開。
2019年12月25日中村倫也が、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”を演じる最新映画『水曜日が消えた』。この度、中村さんが“七変化”を見せる初映像となる超特報が解禁となった。主人公を演じるのは、「日経トレンディ」が選ぶ「2019年 来年の顔」に選出され、ドラマ「凪のお暇」のゴン役や映画『屍人荘の殺人』の名(迷)探偵役も話題を呼んでいる中村倫也。そしてメガホンをとったのは次の時代を担う気鋭の映像クリエイター100人を選出するプロジェクト「映像作家100人2019」に選ばれるなど注目を集める吉野耕平。今回、満を持して自身の完全オリジナル脚本で長編映画デビューを果たし、監督・脚本・VFXを自ら担当している。この度、解禁となった15秒の超特報では、ファッションも髪型も、性格も全く違う、中村さん演じる個性豊かな“7人の僕”が明らかに。物語は、そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく。ウッドベースを演奏したり、絵を描いたり、ドライブに出かけたり“7人の僕”が、各々の生活をエンジョイする様子が収められているが、後半から雰囲気は一転、映像の最後には“僕たちの終わりが始まる”という意味深なコピーで締めくくられている…。同時に解禁となったWEB限定のティザービジュアルでは、水曜日と思われる“僕”の部分が黒く塗りつぶされており、消えた“水曜日”を表現しているのか。その意味とは?謎がいっそう深まるビジュアルとなっている。『水曜日が消えた』は2020年5月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:水曜日が消えた 2020年5月、全国にて公開予定©2020『水曜日が消えた』製作委員会
2019年12月25日2019年も残すところあとわずか。来年はいったいどんな年になるのか、気になりますよね。来年の運勢とか、出会いとか結婚とか…占い師さんに鑑定してもらいたいけれど、師走のこの時期、なかなか時間もとれなかったり。そういう時に、おうちで簡単に占い師さんに相談できちゃうのが「占いビデオレター」!占いビデオレターって?占い師さんを選んで、生年月日と占いたいことを送ると、鑑定結果が動画で届くという「占いビデオレター」。人気の占い師さんが、恋愛・仕事・人生…ちょっと人に言えないような悩みや相談でもズバッ!と教えてくれるというもの。しかも、鑑定するのは、長年の鑑定実績を持つ占い師さんや、メディアでも活躍されている話題の占い師さんばかり。実績は折り紙つきのようです。クリスマスプレゼントに「占いビデオレター」が!そんな「占いビデオレター」を、ちょっと試してみようかなーなんて思っていたところ…。なんとなんと、このサービスを紹介してくれた友人がクリスマスプレゼントに「占いビデオレター」を送ってくれました!しかも、私の大好きな俳優さんが「2020年どうなる?」といった鑑定内容!その俳優さんというのが…世の女性を虜にしている今をときめく中村倫也さん。TVドラマ『凪のお暇』や映画『屍人荘の殺人』など、クセのある役柄を見事に演じる“カメレオン俳優”の彼。ドラマ放送中は、そのほんわかしたキャラクターに毎週癒されておりました…。中村さんの大ファンとしては、来年の活躍や、どんな役に挑戦するのか、そして結婚しちゃわないかとか!とても気になるところ。5分の鑑定でもかなりのボリューム!鑑定してくれたのは阿雅佐先生、メディアとかでも見たことある、「おそ松さん占い」でもおなじみの先生です。阿雅佐先生の語りかけが穏やかで、聞いていて心に染みこんできます。占星術で、ホロスコープのチャートを読み解きながら説明してくれてわかりやすいなと。せっかくなので、占いの内容も一部公開しちゃいます!---阿雅佐:中村さんの場合非常に印象深いのは、太陽が海王星と寄り添っている点です。これはどういうことかといいますと、非常に自由でアーティスティックな感性を持っているということです…---星の配置から、中村倫也さんが冷静な俯瞰力と、自由でアーティスティックな感性とをあわせ持っていることが分かるそう。確かに、演技だけでなく歌唱力もあり、映画『アラジン』の吹替では素敵な歌声を披露していました!中村さんって、今まで熱愛報道もないけど、子ども好きで、結婚願望はあるみたい…そのあたりもちょっと気になる!!とヤキモキしていたのですが、---阿雅佐:恋愛観は、金星が蠍座、火星が魚座にあることから、フィーリングが似ている人と自然に仲良くなって恋に落ちるタイプですね。結婚も「あまりとらわれず、したくなったらする」くらい自由でマイペースな感じです…(略)---…よほど息ピッタリな相手でない限り、そんなにすぐには結婚報道はないかな!とちょっと気を落ち着かせてみたり。---阿雅佐:2020年は、中村さんにとって環境が変わる年になりそうです。これはお仕事も含めてですけど、非常に大きな節目があるようですね。お仕事でも更に発展されるのではないかなと思います。…これは四柱推命で見ても、世間を裏切るようなチョイスをしそうというふうに出てますね…(略)---…2020年は環境が変わる!?仕事も含めてということは、プライベートも?!世間を裏切るようなチョイスってまさか…と占い鑑定を聞きながら、ひとりでハラハラ。すべては紹介できないのですが、このような感じで基本的な性格から、2020年どうなるのかまで、詳細に説明があり、その人にあった内容で占いの結果を語りかけてくれるんです。自分のことを占ってもいいし、プレゼントにも最適!ちなみに、友達が私自身の「2020年の運勢」もプレゼントしてくれたのですが、占い師さんに名前を呼びかけてもらえるのが、その場で鑑定を受けているようで嬉しかったですね。また、占星術だけでなく四柱推命を使ったり、申し込んだテーマに合わせて占い方を使いわけてくれたりするのも嬉しいポイント。聞きたい内容を網羅的に、順を追って話してくれるので、5分の動画とは思えないくらいの充実感があります。自分についての鑑定を受けるのはもちろん、友達や恋人の誕生日にその人の1年を占ってもらう、なんていうのも素敵ですね!この機会に2020年の運勢や、自分の結婚時期、彼との相性など気になることを聞いてみてはいかがでしょうか?
2019年12月24日クリスマス・イブを舞台にした映画『サイレント・トーキョー』の製作発表会見が12月24日、都内で行われ、主演を務める佐藤浩市をはじめ、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督(「SP 革命篇」「SP 野望篇」)が出席した。邦画史上、空前のスケール!渋谷・スクランブル交差点を再現篠原涼子主演「アンフェア」シリーズの原作者である秦建日子の最新作で、ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を映画化。クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した「連続爆破テロ事件」に巻き込まれていく人々の恐怖と思惑が、複数の視点で展開される大型クライム・サスペンスだ。10月28日にクランクインし、都内を中心に撮影が行われたほか、栃木県足利市に再現された渋谷・スクランブル交差点のオープンセットにて、約1万人のエキストラを動員する大規模な撮影も敢行。キャスト陣はすでにクランクアップしており、2020年12月の公開が決定している。ネタバレ厳禁!佐藤浩市「何も言えないんだよ!」佐藤さんは事件現場に現れる“謎の男”朝比奈仁を演じており、「監督から『余計なことをしゃべるな』とアイコンタクトが来た」と戦々恐々。司会者から役柄について、深堀りされると「だから、何も言えないんだよ!」と返答に悪戦苦闘の様子だった。それでも、「大変な撮影でしたね。寒い栃木のオープンセットで、エキストラの皆さんが頑張ってくださった」と感謝を示した。また、来年は俳優デビュー40周年を迎え「40年もやってきちゃったんですね。自分の中では、39年も40年も変わらないですけど、ずっと走って、たまに休んでいたなと(笑)」としみじみ語っていた。波多野監督は「いま、ここにある危機を感じてもらえる作品に仕上げたい」と意気込み。撮影にはステディカムを多用したといい「なるべくカットを割らず、その場(テロの現場)にいるような混乱を味わっていただけると思う」と自信をのぞかせた。石田ゆり子「何気ない日々の生活が、どれだけありがたいか感じる作品」石田さんは一連の事件に巻き込まれる主婦を演じており「もしも東京でテロが起こったら…。自分では想像しきれない恐怖を、落とし込むのが大変でした」と役作りをふり返り、「何気ない日々の生活が、どれだけありがたいか感じる作品になるんじゃないかなと思う。全員が謎めいているので、最後までハラハラできる」とアピール。過去を引きずる刑事を演じる西島さんは、「群像劇なので、まだ見ていないシーンも多くあり、楽しみ」と期待に胸を躍らせ、「台本を最後まで読んで、見事にだまされました」と事件の真相に驚いた表情だった。石田さんと西島さんといえば、夫婦役での共演でも知られ「常にかわいそうな奥さん役でしたが(笑)、今回は夫婦ではないので、また(関係性が)全然違って」(石田さん)、「今回は奥さんじゃないんだと、不思議な気持ちでした」(西島さん)と笑いあっていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年冬、全国にて公開予定Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2019年12月24日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が23日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。浜辺演じる比留子のキュンとくるシーンを聞かれた男性陣。神木は「キスさせせあげる……」と吐息まじりに浜辺の真似をし、浜辺は「ひどい」と苦笑する。「キュンキュンするセリフだと思いますよ」とフォローする神木に、浜辺は「あの時よりも舌を鍛えたので。滑舌も! 鍛えました」と自信を見せた。「もう1回聞きたいくらい」という神木の振りに、なぜか「3回言いますね」と早口言葉風に挑戦した浜辺は「キスさせてあげる、キスさせてあげる、キスさせてあげる」と成功。「リベンジしたいくらいですね」と笑顔を見せた。一方、中村は「必要以上にナポリタンを頬張りすぎるところがいいですね。べーさん(浜辺)の根性が出てますし、ギャップが」と褒める。浜辺は「頬張りすぎて喉がつまっちゃったのを助けてくれたのがお二人でして、思い出深いシーンです。息ができなくなって、止めてくださいとも言えないくらい詰まっちゃった、死にかけたところを助けてくれた」としみじみ。「そのあと中村さんが一口大に『このくらいだったらいけるかね』って分けてくれて、フォークにくるくるってしてくれて、助けてもらいましたね」と明かすと、会場のファンからも歓声が起こっていた。また理想のクリスマスプランがトークテーマになると、「ザ・定番プラン」と掲げた浜辺は、「朝起きたらクリスマスプレゼントが、ツリーの下に。クロースから。サンタのクロースから」と独特の表現で周囲を戸惑わせる。「1日なんとなくいろんなことがあって過ごして、真ん中部分は色々あって。夜は、七面鳥が食べたい。洋画とかでよく出てくる、丸鳥一匹。七面鳥の、てかっとした茶色いアレ、見たことないんですよ。だから、アレが見てみたい」と七面鳥を表現し、中村から「全然美味しそうじゃない!」とつっこまれるも意に介さない浜辺。「夜に『ホーム・アローン』を見たい。あれ見たらクリスマスですね~、はい」と締め、「クロース」呼ばわりについては「"サンタ"が一瞬出なかった」と釈明した。
2019年12月23日「TOKIO」城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が毎回ゲストとゲームやトークで盛り上がるフジテレビ系「TOKIOカケル」。その12月18日(水)今夜放送回に、俳優の中村倫也と柄本時生がゲスト出演。松岡さんも思わず止めに入った2人の赤裸々トークとは!?連続テレビ小説「半分、青い。」への出演で知名度が急上昇。今年も多くの視聴者を虜にした「初めて恋をした日に読む話」や「凪のお暇」で話題を振りまいた中村さんは今回が5年ぶり2回目の本番組出演。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演をはじめ恋に悩むWEBデザイナー役を好演した「わたし、定時で帰ります。」や『宮本から君へ』まで今年も様々な役を演じた柄本さんは今回が初登場。いま大注目の人気俳優2人をゲストに迎え、そのプライベートにTOKIOメンバーが迫っていく今回。世の中の女性がいまさら男子に聞きたくても聞けないことをTOKIOとゲストが答える企画には、クリスマスに関するお悩みに中村さんと柄本さんが30代代表として、TOKIOが40代代表として答えていく。“彼氏へのクリスマスプレゼントは一緒に買いに行く女子? サプライズで用意する女子?“というお悩みでは“一緒に買いに行く女子”派の中村さんから「一緒におでかけできて、会う機会が増えるから」という回答が。さらに「倫也くんは彼女にどうするの?」と尋ねられた中村さんの回答にスタジオが賛辞の嵐。男子も憧れる中村さんの恋愛論は必見。またゲストの知られざる一面を引き出すため、いままで聞かれたことがないであろう質問をTOKIOがぶつけてゲストがNGなしで答える「生まれて初めて聞かれました」では、2人の私生活について迫っていく。国分さんと趣味の共通点が多いことが判明した中村さんは逆に国分さんを質問攻めに。“人生で一番ビビった人は誰?”という質問には中村さんが「いまだに夢にでてくる」と蜷川幸雄氏の、柄本さんは父・柄本明にまつわる同じ俳優として「ビビった」エピソードを語る。中村さんが「TOKIOさんに丸裸にされました」と語るほど恋愛観や私生活が次々と明かされた今回の収録。松岡さんも思わず「そういうのはダメだぞ!」と止めるほどとなった赤裸々トークをお楽しみに。今夜のゲスト、中村さんと柄本さんが共演する映画『屍人荘の殺人』は全国東宝系にて絶賛公開中。「TOKIOカケル」は12月18日(水)今夜23時30分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年12月18日“ホスト界の帝王”と称されるROLANDが16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の実業家・政治家部門を受賞した。トロフィーを受け取ったROLANDは「素直にうれしいです」と喜び、「僕が大事にしている言葉で、『もし夢や目標が語った時に100人中100人にできないと言われたら、あきらめるのではなく100人全員が間違っていると証明すればいい』というのがある。僕が実業家になると言ったときに、『ホスト出身のお前ができるわけない』と言われました。この受賞は100人の人間への1個のアンサーになったのではないかなと思います」と話した。そして、「ちょうど令和になるタイミングと同じくらいのタイミングで社長業を始めたので、今年1年は変化の1年だった。27年生きてきて一番変化が多かった1年だった」と2019年を回顧。今後の活動について「今あるものを大事に成長させることと、世の中の男性をきれいにしたいというモチベーションで出した脱門サロンを、来年は全国展開させて店舗拡大していくことが目標です」と語った。また、来年の流行語にノミネートされるようなキーワードは何になると思うか聞かれると、「来年はオリンピックもありますし、オリンピック関連の…でもROLAND本気を出せば五輪の輪を一つくらい増やせちゃうので、五輪なのか六輪なのかわからないですけど、オリンピックにちなんだに言葉が入ってくるんじゃないでしょうか」と“ローランド節”を炸裂させながら予想。また、今年の自身の漢字は「俺」と発表し、会場から笑いが。俳優部門を受賞した中村倫也やアイドル部門を受賞した日向坂46のメンバーも楽しんでいた。ROLANDのほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、俳優部門は中村倫也、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日俳優の中村倫也が16日、都内で行われたLINE NEWS PRESENTS「NEWS AWARDS 2019」表彰式に出席。2019年を彩る“話題の人”をLINE NEWSが表彰する同賞の俳優部門を受賞した。中村は「素敵な賞をいただきありがとうございます」と感謝。「俳優が話題になるということは、それだけ話題になる作品に出させていただいたということ。こういう作品を作った仲間たちとの出会いや記者のみなさんが作品をプッシュアップしてくれたおかげだと思っています。改めて感謝したいと思います」と感謝した。そして2019年を振り返って、「ありがたいことに忙しくさせていただきましたし、自分の立つ場所が昨年とか一昨年と比べるとメインキャストと呼ばれるポジションを任せていただいた。それによって見える景色も違った一年だった。今まで気づかなかったスタッフたちの働きや努力とか思いを背負いながらいろんな作品に関わらせていただいた1年だったなと思います」と語った。中村のほか、アイドル部門は日向坂46(齊藤京子、佐々木久美、高本彩花)、アーティスト部門はOfficial髭男dism、アスリート部門はラグビー日本代表(稲垣啓太、田中史朗)、芸人部門は夢屋まさる、実業家・政治家部門はROLAND、文化人部門は新海誠監督が受賞。Official髭男dism、稲垣、田中は欠席し、ビデオレター出演となった。
2019年12月16日12月14日、15日の全国映画動員ランキングは、ベスト10に新作が5本ランクインするも『アナと雪の女王2』(全国383館)が公開4週目も首位を守った。ドウェイン・ジョンソンら前作のメンバーが再集結したアクションファンタジーの続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(全国342館)は初登場2位。今村昌弘の同名小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也らで映画化した『屍人荘の殺人』(全国311館)は初登場3位になった。『妖怪ウォッチ』シリーズ第6弾『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』(全国347館)は初登場4位に。『ルパン三世THE FIRST』(全国349館)は先週2位から5位になった。そのほか新作では、“活動弁士“を題材にした周防正行監督の新作『カツベン!』(全国301館)が初登場8位に。『ウォレスとグルミット、危機一髪』に登場する人気キャラクターを主人公にした長編アニメーションの劇場版第二弾『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』(全国168館)は初登場10位に。宗田理による1985年刊行のベストセラー小説をアニメ化した『ぼくらの7日間戦争』(全国200館)は初登場11位につけている。次週は『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』『THE UPSIDE/最強のふたり』『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『テッド・バンディ』『ヒックとドラゴン聖地への冒険』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『アナと雪の女王2』2位『ジュマンジ/ネクスト・レベル』3位『屍人荘の殺人』4位『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』5位『ルパン三世THE FIRST』6位『午前0時、キスしに来てよ』7位『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』8位『カツベン!』9位『決算!忠臣蔵』10位『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
2019年12月16日小説家・今村昌弘のデビューにして、国内主要ミステリー賞を総なめにし、「このミステリーがすごい! 2018年度版」など4冠を達成した『屍人荘の殺人』が映画化され、現在公開中だ。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの明智恭介(中村倫也) と葉村譲(神木隆之介)が、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺美波)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、ロックフェス研究会の合宿で連続殺人に巻き込まれていく。読んだ人が自然と口をつぐみ、ネタバレがあまり出回らない同作の映像化は大きな驚きをもって迎えられたが、映画が完成すると綾辻行人、有栖川有栖ら作家陣も絶賛。今回は同作の主役を務める神木隆之介にインタビューし、作品の面白さについて話を聞いた。○■「普通のミステリーと思ってもらっては困る」――この作品はミステリーですしネタバレ厳禁だと思いますが、その制約の中で面白さを伝えるとしたら、どんな点だと思いますか?原作者の今村さんのお言葉を借りるなら、「イレギュラーさ」です。ミステリーの王道でもあるクローズド・サークル(「吹雪の山荘」「嵐の孤島」など、外界とのつながりを絶たれた状態)があって、さらに、どういう状況になったらパニックになるのか……。もう、「普通のミステリーと思ってもらっちゃ困る」という感じだと思います。「こんなの見たことない」という売り文句はよく聞くと思いますが、本当に本気です! ぜひ期待してほしいです! きっと、原作を知ってらっしゃる方々は「そうだよね」と納得してくださると思います。――ちなみに、神木さんはミステリーに限らず、ネタバレは許せる派ですか? 絶対に許せない派ですか?許します! たとえば僕は『ワンピース』を単行本で集めているんですけど、時々ジャンプで読んでしまいます(笑)。逆に、「どうなってるんだろう?」「こうなるんだ。じゃあどういう過程でこの展開になるんだろう?」という方が、気になるんですよ。積極的に聞きたいです。「どうなった?」って(笑)。――今回は中村さん演じる明智と、浜辺さん演じる剣崎の”W探偵”が登場しますが、神木さんにとって「名探偵」といえば、思い浮かぶのは誰でしょうか?そうですね……やっぱり、『金田一少年の事件簿』の金田一 一。松本潤さんのドラマを見て、子供ながらに、殺され方もトリックもすごく怖かったです。でも、名探偵コナンも好きだなあ。――中村さんとは『3月のライオン』でも共演されていて、その時には撮影中に中村さんが笑わせにかかってくるというお話でした。今回はまた違った雰囲気なんですか?今回は、『3月のライオン』のような毎回のアドリブはないです(笑)。『3月のライオン』の時は、僕が零を演じていたから、笑わせようとしていてくれたみたいで。『屍人荘』では共犯のような空気を感じました。「俺たちが、どうやってしかけていく?」という方向かもしれません。「これくらいやったけど、どうつっこんでくる?」という本番の駆け引きのような……。トモくんが「もっともっと」という目をする時もあって、僕のリアクションを楽しんでいるようなんです。トモくんの演技のスタイルが作品によって違うことを実感して、本当にすごいなと思いました――駆け引きというのは、お二人の掛け合いのシーンで…ということでしょうか?僕がつっこむところで、「どう来るんだろう?」というような楽しい目をして、つっこむと、ちょっと満足そうな目をしたりする。そんな時は「ああ、今のは良かったのか」と思って、アイコンタクトができたことが、楽しかったです。自分から仕掛けていくこともできるし、仕掛けを待つこともできる方なんだなと思いました。――浜辺さんとは初共演ですが、どんな印象でしたか?みーちゃんは、めんま(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)ですし、蛇喰さん(『賭ケグルイ』)ですし、咲(『咲-Saki-』)ですし、僕の好きな作品の実写化作品をたくさんやっているので、最初は「蛇喰さんがいる!!」と、ファンのようなテンションでした(笑)。会う前には上品な方だというイメージがあり、僕はみなさんに気楽に話しかけてしまうタイプなので大丈夫かなと思っていたけど、くだらない話にも優しく笑ってくれて。でもいつも上品さを決して失わない方で、10代とは思えないくらい大人っぽくてしっかりしているところは、芝居での信頼感にも通じるところでした。僕とトモくんが場を振り回そうとしているのに、振り回されない頑固さがあったので、役として向き合ってすごく良かったです。――3人の雰囲気が三兄妹っぽくてかわいい! という声もたくさんあるみたいで。3人のシーンから始まったというのもあるかもしれなかいけど、たしかにすごく仲が良いです。トモくんがみーちゃんと共演経験があったので、打ち解けるのが早かったですね。○■佐藤健が隣にいたらワトソンに――今作ではみなさん事件に巻き込まれる展開になりますが、神木さんはもしこういった事件に遭遇したら、探偵タイプ、助手タイプ、どちらですか?一緒にいる人にもよりますけど、佐藤健くんが隣にいたら、完全に助手です。一緒に脱出ゲームに行ったことがあって、「コナンくんかな?」というくらいに頭脳がキレッキレなんです。僕は足でヒントを探して、健くんに提示して、「これは?」「違うと思う」「じゃあこれは?」「そうだね」という感じで、まさにホームズとワトソン(笑)。でも1人だった場合は、ちゃんと考えます。『屍人荘』の中だったら、葉村くんタイプでしょうね。――では作品のように中村さんと浜辺さんが探偵に…。中村倫也は推理しません! 浜辺美波も推理しません!(笑)――そうなんですね(笑)。となると、もし『屍人荘』のキャスト陣が事件に遭ったら、推理するのは…。僕ですね(笑)。トモくんが遊びそうだなあ。みーちゃんは「私はみなさんにおまかせします」と言いそう。でもイケテツさん(池田鉄洋)がいたら、イケテツさんに全投げですよ。名探偵に仕立て上げる。そして最後は犯人に仕立て上げる。――意外な展開で素敵ですね。イケテツさんがいたら、イケテツさんにつきっきりで推理の話をしている気がします(笑)。みーちゃんとトモくんには、「違和感のあるものを色々探してきて」と指示をしているかもしれないです。■神木隆之介1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。1999年、ドラマ『グッドニュース』に出演。映画『妖怪大戦争』(05年)で第29回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。近年の出演作に、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』、『バクマン。』(15年)、『3月のライオン』(前編・後編)、『フォルトゥナの瞳』(19年)など。公開待機作に映画『ラストレター』(2020年1月17日公開)、ドラマW『鉄の骨』(2020年4月~放送予定)がある。
2019年12月14日ファッションメディア「ELLE」による「エル シネマアワード2019」授賞式が12日に行われ、門脇麦、中村倫也、佐久間由衣、蜷川実花監督が登場した。同賞は文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約40名を迎え、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エルシネマ大賞」に、「エル ベストアクトレス賞」「エル ベストディレクター賞」「エル メン賞」「エル・ガール ライジングスター賞」の4部門を加えたもの。映画ライターのよしひろまさみち、エルの坂井佳奈子編集長がナビゲートを務めた。2019年は映画『あの日のオルガン』『"隠れビッチ"やってました。』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『屍人荘の殺人』に出演し、今後の活躍に期待したい女優に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」に輝いた佐久間。Rick Owensのドレスで登場した佐久間は、スリットから覗かせた圧倒的美脚で会場を驚かせる。「本当に身に余る光栄な気持ちです。作品の数ではなく、ひとつひとつ丁寧に向き合える作品に出会えたことを本当に幸せだなと感じています。このお仕事はどこまでも果てしなく他力本願なお仕事で、その中でこの場所に立てていることを改めて関わってくださった皆さんに感謝したいと思います」と感謝の言葉を述べた。また「19歳の時にこのお仕事をはじめさせていただいて、それまでファッションにはほとんど無頓着で、ぼーっとして生きてきたんですけど、この仕事を始めてから、用意していただいた洋服を着て役作りしていくことで心が豊かになっていくことだったり、それとは逆に自分が選んで洋服を来てそこから気持ちが変わっていくことだったり、ファッションから勉強させていただいた」と心境を吐露。「ファッションと映像のお仕事は切っても切り離せないような関係性にあるなと感じています。これからも両方を自分らしく向き合っていけたらなと思っています」と意気込んだ。○エル シネマアワード2019 受賞一覧エル・ベストディレクター賞:蜷川実花エル・ガールライジングスター賞:佐久間由衣エル・メン賞:中村倫也エル・ベストアクトレス賞:門脇麦1位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2位 女王陛下のお気に入り3位 マリッジ・ストーリー4位 ジョーカー5位 マックイーン:モードの反逆児6位 グリーンブック7位 COLD WAR あの歌、2つの心8位 イエスタデイ9位 ボーダー 二つの世界10位 バーニング劇場版
2019年12月14日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。「令和元年に起こった一大事件」というテーマに答えたキャスト陣。浜辺が「腰」というフリップを掲げ、「腰です。お風呂の途中にちょっと急な用事があって、タオルでちゃんと水を切らずに走ったんですよ」と話し始めると、登壇者たちも「お風呂の途中で急用!?」と驚く。意に介さない浜辺は「小走りしたんです。そしたらアニメみたいに腰から転んで、そこからちょっと調子が悪くて。先日体育座りでずっといるっていう仕事があったんですよ」と話を続け、「体育座りでずっといる仕事!?」とここにも驚くキャスト陣。浜辺は「そこで完全にやってしまいまして、腰を。礼をするとピキッとなるんですよ。これから『あけましておめでとうございます』とかやると思うんですけど、痛い。みなさんよりも挨拶の礼が深いと思います」と苦笑していた。「病院に行ったの?」という質問には「行ってないです」と答え、周囲は「行った方がいい」と正論。浜辺は「整体に行ったんですけど、ちょっと治んなかったです。はい、行きます」と宣言し、一連の話を聞いていた中村は「裸で走り回ってたんだ……」としみじみとしていた。
2019年12月13日映画『屍人荘の殺人』(12月13日公開)の公開初日舞台挨拶が13日に都内で行われ、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督が登場した。同作は今村昌弘の同名デビュー作を映画化したミステリー作品。大学のミステリー愛好会に所属する自称ホームズとワトソンの葉村譲(神木)と明智恭介(中村)だが、2人の前に現れた剣崎比留子(浜辺)という謎の美人女子大生探偵に誘われ、脅迫状が届いたというロックフェス研究会の合宿へ参加すると、連続殺人が起こる。この日は管理人役の池田が役衣装でMCにも挑戦。神木は「本当に優しい方で、現場で僕らがリクエストをしてもなんでもやってくれるんですよ。踊ってるところを動画で撮りたいと言っても、踊ってくれる優しさ」と明かし、監督・神木による池田のインド映画風ダンス動画がスクリーンで流れることに。さらに浜辺と池田のペアダンスも流され、会場からは「かわいい!」と声が上がる。浜辺は神木の"イケテツいじり"について「今『イケテツさん』って言ってますけど、現場では『鉄洋』って呼んでましたからね」と暴露もした。また、令和元年の事件について質問されると、神木は「ウィル・スミスさんに会えた!」というフリップを掲げ、「朝の情報番組でお会いできて。短い時間だったんですけど、『役者として大事なことはなんですか』とか、いろんな質問をさせていただいて。元気の塊というか、人を明るくする人なんですよね。お会いして本当に元気になって、前向きに生きてこうと思ったんです」と振り返る。ちなみに役者として大事なことは「人の気持ちを理解する。自分の気持ちも出し、相手がどう思ってるのかを常に日常から寄り添っていくこと」という回答だったと語った。さらに神木は「昨日、令和最大の疑問があったんです。すっごい関係ないんですけど、なかやまきんに君っているじゃないですか。君ってついてるから、親しみを込めてると思うと、『君』をとった本名は『なかやまきんに』なんじゃないか」と話し出し、本当に関係ない話題のため客席もざわつく事態に。中村は「ウィルでやめときゃよかったのに!」とつっこみつつ、「ウィルも鍛えてるから……」と謎のフォロー。さらに「"きんにちゃん"の可能性もある。"きんにさん"もいるってことですよね」と話を広げた中村は、「僕もウィル・スミスに会いました。なんかこすったら出てきましたね」と、自身が声優を務めた映画『アラジン』をネタにしていた。池田は中村の様子に「倫也君はこの1〜2年で環境が激変したでしょ。昔の倫也君知ってるから! 本当に大スターになったもんね」としみじみ。池田はさらに昔の中村について「生意気だった! 初対面挨拶しても無視したの。作戦で! 最初ツンできて、のちのちデレでになるんですよ。みんな夢中になってました。おじさんキラーなの。大ファンになっちゃいました」と告白する。中村は「箸にも棒にも引っかからない時期があったもので。でも素敵な先輩に少しでも近づきたいと思った時に、まっすぐ行っても通じないなという時があったので、逆の入り口から入ってやろうと、その結果、僕は覚えていないけど鉄洋さんを無視した」と苦笑していた。
2019年12月13日今村昌弘によるデビュー作である同名小説を原作に、神木隆之介、浜辺美波、中村倫也らをメインキャストに迎えた映画『屍人荘の殺人』が本日より公開。山奥に佇むペンションを舞台に連続殺人が起こり、若き探偵たちが謎を解き明かしていくというミステリー作品だ。“このミステリーがすごい!”、“週刊文春ミステリーベスト 10”、“本格ミステリ・ベスト 10”と、2017年国内主要ミステリーランキングの1位を獲得し、その後、“第18回本格ミステリ大賞”も受賞という快挙を成し遂げた小説『屍人荘の殺人』。東野圭吾による『容疑者Xの献身』以来の、そしてデビュー作としては史上初となる4冠を達成した作品だ。本作で描かれるのは、ペンションで巻き起こる連続殺人事件と、その解決に奮闘する若き探偵たちの姿。大学生の葉村(神木)と、その先輩・明智(中村)は、謎の探偵少女・剣崎(浜辺)に誘われ、大学生サークルの夏合宿に参加し、とあるペンションに宿泊することになる。そこで連続殺人事件が起こり……と、ここまではミステリーによくある展開だ。しかし本作では、ネタバレ厳禁な、“想像を絶する”状況が若き探偵たちを襲う。闘うべきは、殺人犯と謎だけではないのだ。ここに本作が、“新感覚ミステリー”である所以が隠されている。本作の主演を務めるのは、『桐島、部活やめるってよ』『バクマン。』『君の名は。』『フォルトゥナの瞳』などの神木。若くして長いキャリアを持つ彼が、ミステリー愛好会に所属する葉村役として、そしてワトソンのごとく探偵の助手として立ち回り、作品を引っ張っていく。ヒロインを務めるのは、『君の膵臓をたべたい』で初主演し、各映画賞の新人賞を総なめにした浜辺だ。卓越した推理力で警察からも信頼され、主人公たちを前代未聞の謎へと誘う女子大生探偵・剣崎に扮し、本作でも愛らしさとミステリアスな魅力をいっぱいに振り撒いている。さらに、あらゆるキャラクターを演じ分けてきた中村が、主人公たちが通う神紅大学の中で“神紅のホームズ”の異名をとり、葉村を振り回すミステリー愛好会の会長・明智役を好演。本作で、『孤狼の血』『台風家族』『長いお別れ』といった作品で演じてきたものとはまったく違う表情を見せている。その他のキャストに、矢本悠馬、古川雄輝、柄本時生、山田杏奈、葉山奨之、佐久間由衣ら注目の若手俳優陣が名を連ね、さらに塚地武雅、ふせえり、池田鉄洋らが脇を固める。このキャストたちによるユーモラスなアンサンブルも見どころのひとつと言えるだろう。監督はドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』シリーズをはじめ、『劇場版 ATARU』や『警部補 矢部謙三』シリーズを手がけた木村ひさし。また、『TRICK』シリーズや、『金田一少年の事件簿』シリーズなど、推理モノの脚本に定評のある蒔田光治が脚本を担当している。話題の小説、人気のキャスト、そしてトップクリエイター陣を擁し、はたしてどんな“新感覚ミステリー”が描かれるのか。ぜひとも劇場で味わって欲しい。『屍人荘の殺人』本日より公開関連楽曲を聴く(dpia-app://browser?urlPath=https%3A%2F%2Fau.utapass.jp%2Fchannel%2Fdetail%2F0qmNce_-3lfztxqZrP%3Fmedid%3Dutps_cpn%26srcid%3Dupass%26serial%3D0196)
2019年12月13日ファッションメディア「ELLE」が主催する「エル シネマアワード2019」が12月12日(木)、都内にて行われ、門脇麦、中村倫也、佐久間由衣、蜷川実花監督が各賞を受賞した。「エル シネマアワード2019」は、日本の映画界で輝く女優と監督に贈る「エル ベストアクトレス賞」、「エル ベストディレクター賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、今後の活躍に期待したい「エル ガール ライジングスター賞」の4つの部門を設けた授賞式。中村倫也「やったら手ごたえを感じた1年」「エル メン賞」を受賞した中村さん。2019年は1月期に放送されたTBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」の出演を皮切りにドラマ2本、映画4本、舞台1本と目覚ましく出演し続け、とどめは『アラジン』の日本語版吹替にオーディションで抜擢され美声も披露するなど、実力をいかんなく発揮した1年となった。「ディオール(DIOR)」のタキシードを身に着けた中村さんは颯爽と現れるも、トロフィーを受賞すると、なぜかお茶目にガッツポーズ。2019年をふり返り、「今年は1個1個着実にというか、すごい不安がいっぱいだったけど、やったら手ごたえを感じた1年でした。そういう実感はなかなか持てるものでもないと思いますし、今後、生涯の財産になるような仕事をさせていただいた」と貴重な年だったと語った。出演作が多かったことについては、「去年までは恋愛ドラマに出してもらっても、恋愛の何角形とか、あれに入れない人をやっていたので、ねえ(笑)?」と苦笑気味。さらに、役との切り替えについて聞かれると、「切り替えはあまり考えていないかもしれないです。現場に行って、衣装やヘアメイクとかの力を借りて」と言いながら、この日のタキシードにも力を借りた様子で「僕は今日5割増しで、これが限界です!」と、かわいらしく微笑んだ。門脇麦「引っ張っていけるような人間になりたい」そして、「エル ベストアクトレス賞」に選出された門脇さんは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュールのドレス、さらには32カラットのエメラルドのイヤリングを纏って華やかに登場。本年は『チワワちゃん』で現代っ子を、『サムライマラソン』では時代劇、小松菜奈とW主演した『さよならくちびる』では『ナミヤ雑貨店の奇蹟』以来、歌にも挑戦し小松さんとともに「ハルレオ」としてCDデビューも果たし、充実の年となった門脇さん。受賞のコメントでは「今年公開の映画は、私よりも年下の若いキャストの方々と仕事の機会が多く、まだ未熟者ですし気持ちは若手ですけど、それでも若手の気分でもいられないというか。早く現場を支えられるような、引っ張っていけるような人間になりたいと強く思った1年でした」と、迫りくる来年の作品についても強い気持ちで意気込んでいた。佐久間由衣「本当に幸せ」、蜷川実花監督「貪欲です」「エル ガール ライジングスター賞」の佐久間さんは、アヴァンギャルドなデザイナーのコレクションで、お腹の部分がざっくり開いたドレスを堂々と着こなし、「パニックですけど、すごく光栄です」と笑顔を見せる。そして「作品の数ではなく、ひとつひとつ丁寧に向き合える作品に出会えたこと、本当に幸せだと感じています」と周りへの感謝を語った。また、「エル ベストディレクター賞」の蜷川監督は、「映画をやっている最中大変だけど、終わるとすぐやりたいってなる。とりつかれたようにやりたくなるものだな、と作品を重ねるほど思います。貪欲ですよ、ほしいものを全部手に入れるために頑張ります」と、女性が広く活躍できる現場になればという願いも込めてスピーチしていた。(cinamacafe.net)
2019年12月12日