映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』(6月18日公開)初日舞台挨拶が18日に都内で行われ、岡田准一、木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗、江口カン監督が登場した。同作は南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。2019年6月に映画『ザ・ファブル』が公開され、累計130万人以上動員のヒット作となり、今回続編&シリーズ化が決定した。岡田は「今日は『ザ・ファブル』の公開、そして『ヒノマルソウル』もございます」と、同日公開の別作品にも言及。「(主演の)田中(圭)君とは昔バディを組んで」と『図書館戦争』に触れ、今のバディは木村さん、そしてもっと前は堤さん」と『SP』の話題も。「そんな力強いバディを組ませていただいた方々とまたここで再会できて作品を作れた方が幸せですし、戦って作った作品を届けられる幸せを感じていました」としみじみとしていた。イベントには「ナタデココ」というTシャツで登場した江口監督だが、実は平手からのプレゼントだったという。「ずっと現場でナタデココを飲んでいたり、タピオカの中でもトッピングでナタデココを入れるくらい大好きだっておっしゃってたので、これはナタデココだなと思って、調べて注文して」という平手。岡田は「めっちゃ気に入ってますよね。ほぼ毎日着てますよ。いただいてから毎日着てるんじゃないですか?」と指摘した。また、岡田は平手について「今日めっちゃ緊張してるっぽいんですけど、朝にラジオ収録があって、その時は髪を下ろしてて。(平手は)悲しいことがあると下ろすんですけど、収録の後に『上げた方がいいよ』と言ったら、上げてきた」と嬉しそうにする。平手は「そうやって言われるのいやだったんです」と苦笑するが、岡田は「偉いなと思って」とフォローし、平手は「言うことを聞きました」と笑顔を見せた。堤はそんな2人について「もう岡田がお父さんみたいになってた」と明かし、岡田は「"お父さん"と呼ばれてるし、『ごはん食べなさい』とか『髪の毛上げなさい』とか、ずっとお父さん」と表す。堤は「最初は(平手が)緊張してたから、なるべく話をするようにしてたけど、撮影があいて合流したら(岡田が)ほとんどお父さんになってた。その頃には親子関係をすっかり築かれていたんで、安心しました」と語った。一方、木村は「撮影中に膝に乗ってくれたり、一緒に写真撮ろうと言ってくれたりするわりに、連絡しても返事くれないんですよ。まだガードをとけていなくて」と抗議。平手は「本当に、遅いのはごめんなさい。なかなか開かないんですよ。夜中だったりするので、『こんな夜中に返していいのかな』とか悩んだりする」と弁解する。さらに佐藤は「堤さんが平手さんと取材をされてたときに、廊下で会って挨拶して、目礼だけしたんです。その時の平手さんが僕の顔を見て、まるで怪物を見たように『はっ!』となってて、『これ、顔なのか』『人なのか』と思ったのかな」と尋ねると、平手は「普通に『挨拶しなきゃ!』という顔だった」と明かし、佐藤は「覚えといて下さい、人ですからね」と強調していた。
2021年06月18日俳優の佐藤健が主演を務める『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』が、2部作合わせて興行収入50億円を突破したことが18日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。17日『The Final』の累計動員数は266万人、興行収入は37.5億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は89万人、興行収入は12.7億円を突破し、2部作合計で観客動員数は356万人を超え、興行収入も50億円を突破した。SNS上では両作を鑑賞したファンから、「『るろうに剣心 最終章 The Beginning』を観ると『るろうに剣心 最終章 The Final』が観たくなる。両方観ると心に沁みる」「『The Beginning』見てからの『The Final』は縁と剣心の闘いが違ってみえました。そしてまた、『The Beginning』が見たくなる…」「『The Beginning』観てから『The Final』観るとまた全然見方変わるし気付きもあってまた違って楽しめたから、両方観た方で再度The Final観るか迷っている方には全力でオススメしたい」など、2部作を両方観ることで、両作の感じかたがまた違って見えるという声が多く上がっている。主演の佐藤健は「『るろうに剣心 最終章』は2つで1つ」、そして大友啓史監督が「コインの裏表のような作品」と語っている。また興行収入50億円突破を記念して、キャスト・スタッフのオフショットも公開。4日に開催された、『るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning』グランドフィナーレイベントの舞台裏で撮影されたもので、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』より、撮影に帯同し現場でスチールを撮り続けてきた菊池修が撮った。『最終章』の現場でも計50万枚以上のスチールを撮影し、チーム『るろうに剣心』のメンバーの様々な表情を捉え続けてきた菊池が、キャスト、スタッフ陣の自然な表情をフレームに収めている。『The Final』のオフショットには佐藤健、武井咲、青木崇高のお馴染みの神谷道場メンバーに加え、『るろうに剣心 京都大火編』からシリーズに参加した土屋太鳳、シリーズ全作品に出演する江口洋介、そしてシリーズ全作品のメガホンをとった大友啓史監督が、『The Beginning』のオフショットは和服に装いを変えた佐藤健に加え、『The Beginning』で初出演となった和服姿の有村架純、村上虹郎、北村一輝、そして新選組時代を演じた江口洋介、大友啓史監督が、それぞれ写されている。このグランドフィナーレイベントは、リクエストに応え18日22時より『The Final』、19日22時より『The Beginning』を48時間限定で緊急配信することが決定した。配信は佐藤健公式YouTubeチャンネルと、ワーナー・ブラザース映画公式YouTubeチャンネルにて行われる予定だ。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月18日岡田准一主演、6月18日(金)より公開される映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』。本日5月30日(日)は原作者・南勝久の誕生日ということで、南による映画ポスタービジュアルの特別描き下ろしイラストが公開となった。本作は、2019年6月21日に公開され、累計130万人以上を動員した大ヒット作『ザ・ファブル』の続編。南勝久による人気同名コミックを原作に、佐藤アキラという偽名を使い一般人のフリをしてデザイン会社・オクトパスでバイト暮らしをしている伝説の殺し屋“ファブル”の物語を、世界基準のアクションと笑い、そして豪華キャストで送り出す。2014年に連載がスタートし、累計発行部数900万部を突破する超人気コミック『ザ・ファブル』(講談社「ヤンマガ KC」刊)。2017年には講談社漫画賞一般部門も受賞し、”今一番面白いマンガ”と称され、前作に引き続きシリーズ第2弾となる本作に出演している佐藤二朗も出演オファーがある前に「あまりに面白かったので、ツイートしようと思った」とコメントするほど、熱狂的なファンが多数いる人気作だ。2019年に公開された前作『ザ・ファブル』でも南による映画ポスター再現イラストが話題となったが、新たに描き下ろしとなったイラストでも、本作に登場する主演の岡田准一扮するファブル / 佐藤アキラはもちろん、頭の上に乗ったペットのインコである“カシラ”、そして手に持った“ジャッカル飴”までが忠実に再現されている。さらに南は「何もかもが前作を凌駕した身体能力と格闘センスに脱帽」と、岡田演じるファブルやそのアクションを絶賛。また、本作から参戦したウツボやヒナコに対しても「堤真一氏のウツボは原作よりも、さらに人間味が溢れていた。平手友梨奈氏のヒナコは、原作では表現しきれなかった闇の感情が、よりヒナコになっていたと思う」と映画ならではの魅力に感心を寄せる。さらに「それぞれのキャラと立ち位置をしっかりと組み上げた江口カン監督の所業に感服」と、監督の手腕にも賛辞を贈った。また本情報解禁に合わせて、5月30日正午~5月31日(月)正午までの24時間限定で、映画公式サイトのファブルがイラストバージョンに差し変わる。映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』6月18日(金)公開
2021年05月30日映画『はるヲうるひと』(6月4日公開)の完成報告会見が28日に都内で行われ、山田孝之、坂井真紀、今藤洋子、笹野鈴々音、佐藤二朗監督が登場した。本作は、佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、 2014 年に再演され演劇界からも絶賛された舞台を映画化した作品。至るところに「置屋」が点在する架空の島を舞台に、置屋の三兄妹を中心とした物語を描く。佐藤監督は「一切おちゃらけることなく、監督らしい感じで進めていけたらなと思っています」と宣言。ふだんのイメージとは違い統合失調症や近親相姦も描かれる同作について、演出家の鈴木裕美から「俳優の芝居が見たい、顔が見たい、という欲求が勝っちゃってるから一線は越えちゃうんだね」と言われたという。「ものすごい魂を揺れる状態を演じられなくて何が俳優よ、という思いがあって書いたんだと思います」と自身を分析した。主演の山田については「どうしようもないチンピラを山田孝之にやってもらいたかった。そんな山田孝之を見てみたかった」という佐藤監督。一方の山田は「本当に脚本を読んで、本としてめちゃくちゃ面白かったということと、(演じる)得太がかわいそうで仕方なかったので、誰か寄り添ってあげなきゃなと思ってやることにしました」と明かす。山田は最初の脚本では関西弁の役だったために断ったが、映画『50回目のファーストキス』の撮影中に「標準語なら出られるかもしれない」と言ったことから佐藤監督が脚本を書き直した、というエピソードも飛び出した。山田は「今は低気圧のせいでぼーっとしてるだけです。低気圧の影響を受けた中での答えになってしまいます」と断り、撮影中の話についても「適当にあることないこと書いてもらって大丈夫ですよ」と真顔でジョークも。実際は「本当に辛かったですね。客観的になれてきた部分はありますけど、思い出したくもないししゃべりたくもない」と振り返った。佐藤監督は、山田のあるシーンについて「ずーっと泣いてる。俺が近づけなかったくらいだからスタッフも皆近づけなかった。そんなこと初めてです、そんな状態になったのは」「1日中ずっと泣いてる感じで。カチンコなって芝居するってところしかしらないから、あのシーンは、孝之としてはもうそのやり方しか出来なかったんだと思います」と様子を語る。山田は「切り替えてやったりも出来る場合もあるんですけど、一度スイッチを切ってしまうと絶対に出来ないと思っていたので」と告白。「楽しかったときのことを思い出せば出すほど勝手にそうなっていく。ずっとつらかったんですよね、3週間くらい。撮影は3週間でしたけど一生分を共に生きるので」と説明した。最後に佐藤監督は「孝之が『見といた方がいい映画だと思います』と言ってたのがすべて。そして山田孝之と僕を見て『ヨシヒコと仏』(『勇者ヨシヒコ』シリーズ)と思う人たちは、1人残らずこの映画をみやがれ」とメッセージを送った。
2021年04月28日「King & Prince」平野紫耀と橋本環奈が恋愛頭脳戦を繰り広げる、人気漫画の実写映画。その続編にして“ファイナル”となる最新作の正式タイトルが『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』に決定。特報映像とティザービジュアルが同時解禁となった。平野さん、橋本さんら前作から続投のキャスト陣に加え「日向坂46」影山優佳を迎えることが発表され、話題となったばかり。今回、待望の続編製作で「(仮)」とされていたタイトルが正式決定。“続編”であり“ファイナル”であることが明らかになった。秀知院学園史上最も白熱する戦いとなった「第68期生徒会長選挙」を経て、新体制となった生徒会から物語が始まる。前作では互いに好き合いながらも相手に“告白させる”ことに囚われ、想いを伝えることが出来なかった白銀(平野さん)とかぐや(橋本さん)。ファイナルとなる今作で、“今度こそ”どちらかが告白させ、恋愛頭脳戦に決着をつけることができるのか!?さらに特報&ティザービジュアルも同時解禁。本編初解禁となる映像は、白銀とかぐやの“最終決戦”の壮大さを表す音楽と共に、スケールアップした恋愛頭脳戦の模様が垣間見えるシリアスな仕上がりに。まさか2人の戦いは、海を越え、遂に世界へ!?神妙な面持ちの白銀、不敵な笑みを浮かべるかぐや、果たして「仕組まれた罠」とは?かぐやが発する「さよなら、会長」の意味とは!?前作を上回る、怒涛のストーリー展開が期待できる。さらに、前作に引き続き堀田真由がかぐやに仕える近侍・早坂愛役で出演し、かぐやの命を受け白銀に急接近するなど恋愛頭脳戦で暗躍。同じく続投となる佐藤二朗は世界的名医・田沼正造役を再び演じると共に、今作でもナレーションを務める。そしてティザービジュアルも同時解禁。前作と同じ構図を取りつつも、今作では白銀は剣を、かぐやは刀を構え、両者の目からはひと筋の涙が…。ぶつかり合う2人の刃からはハートの火花が飛び散り、恋愛頭脳戦“最終決戦”の激しさを物語っている。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』は8月20日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル 2021年8月20日より全国東宝系にて公開ⓒ2021『かぐや様は告らせたい2』製作委員会ⓒ赤坂アカ/集英社
2021年04月19日映画『かぐや様は告らせたい』続編の正式タイトルが、『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』に決定。あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。2015年5月より、『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までにシリーズ累計発行部数 1,500万部超えを記録(2021年4月時点)、TVアニメも第三期製作が決定するなど高い人気を誇るラブコメ漫画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(赤坂アカ/集英社)。2019年9月には生徒会会長・白銀御行役をKing & Princeの平野紫耀、生徒会副会長・四宮かぐや役を橋本環奈によって実写映画化され興行収入22.4億円、観客動員数180万人を超える大ヒットを記録した。続編となる本作では、女優として映画初出演となる日向坂46の影山優佳が生徒会会計監査・伊井野ミコ役に抜擢されている。本作では、秀知院学園史上最も白熱する戦いとなった『第 68 期生徒会長選挙』を経て、新体制となった生徒会から物語が始まる。前作では互いに好き合いながらも相手に“告白させる”ことに囚われ、想いを伝えることが出来なかった白銀とかぐや。ファイナルとなる今作で、 “今度こそ”どちらかが告白させ、恋愛頭脳戦に決着をつけることができるのか。本編初公開となる今作の特報(30秒)は、白銀とかぐやの“最終決戦”の壮大さを表す音楽と共に、スケールアップした恋愛頭脳戦の模様が垣間見えるシリアスな仕上がりに。ふたりの戦いは、海を越え、遂に世界へ!?神妙な面持ちの白銀、不敵な笑みを浮かべるかぐや、果たして「仕組まれた罠」とは?かぐやが発する「さよなら、会長」の意味とは。さらに、前作に引き続き堀田真由がかぐやに仕える近侍・早坂愛役で出演。かぐやの命を受け白銀に急接近するなど恋愛頭脳戦で暗躍。同じく続投となる佐藤二朗は世界的名医・田沼正造役を再び演じると共に、今作でもナレーションを務める。あわせて公開されたティザービジュアルでは、ゴールドに輝く「ファイナル」の文字が施された映画タイトルを境に、前作と同じ構図を取りつつも、今作では白銀は剣を、かぐやは刀を構え、両者の目からは一筋の涙が。ぶつかり合うふたりの刃からはハートの火花が飛び散り、恋愛頭脳戦“最終決戦”の激しさを物語っている。さらに今作でも背景には互いの溢れる想いがびっしり綴られ、コピーには「今度こそ告白していただきます。」の決意表明が記されている。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』8月20日(金)公開
2021年04月19日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀と女優の橋本環奈が出演する映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』(8月20日公開)の特報映像が19日、公開された。同作は赤坂アカによる同名コミックの実写映画化作。将来を期待されたエリートたちが集う私立・秀知院学園で、頭脳明晰・全国模試上位常連の生徒会会長・白銀御行(平野紫耀)と、文武両道で美貌の持ち主・大財閥の娘である生徒会副会長・四宮かぐや(橋本環奈)が互いに惹かれ合っていたが、高すぎるプライドが邪魔して、告白することが出来ず、「いかにして相手に告白させるか」という恋愛頭脳戦を繰り広げていた。これまでタイトルは仮だったが、この度正式タイトル『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』が発表され、今作が“ファイナル”となることも明らかに。秀知院学園史上最も白熱する戦いとなった『第68期生徒会長選挙』を経て、新体制となった生徒会から物語が始まり、前作では互いに好き合いながらも相手に“告白させる”ことに囚われ、想いを伝えることが出来なかった白銀とかぐや恋の行方が描かれる。特報(30秒)は、白銀とかぐやの“最終決戦”の壮大さを表す音楽と共に、スケールアップした恋愛頭脳戦の模様が垣間見えるシリアスな仕上がりに。2人の戦いは海を越え、世界へ広がっていく。神妙な面持ちの白銀、不敵な笑みを浮かべるかぐやや、かぐやが泣きながら発する「さよなら、会長」という意味深な言葉など、怒涛の展開が繰り広げられる。さらに、かぐやに仕える近侍・早坂愛(堀田真由)はかぐやの命を受け白銀に急接近するなど恋愛頭脳戦で暗躍、世界的名医・田沼正造役の佐藤二朗は今作でもナレーションを務める。同時に公開されたティザービジュアルにはゴールドに輝く「ファイナル」の文字が施され、前作と同じ構図を取りつつも白銀は剣を、かぐやは刀を構え、両者の目からは一筋の涙が流れる。ぶつかり合う2人の刃からはハートの火花が飛び散り、恋愛頭脳戦“最終決戦”の激しさを物語っている。(C)2021 映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』製作委員会 (C)赤坂アカ/集英社
2021年04月19日2021年4月12日に行われたイベント『サントリー「ボトルtoボトル」ペットボトルリサイクル取り組み発表会』に、俳優の佐藤二朗さんと子役のムギちゃんが出席。ムギちゃんからの「素敵な大人になるのに必要なことはなんですか?」との質問に、佐藤二朗さんが答える一幕がありました。佐藤二朗、『素敵な大人になるためには』にガチな回答この日、佐藤二朗さんとムギちゃんは息の合った掛け合いを見せ、笑いを取りながら場を和ませていきます。そんな中、イベントの企画で、ムギちゃんは佐藤二朗さんにこのような質問をしました。今、私は9歳ですが、佐藤さんのような素敵な大人になるために必要なことはなんですか。「これだけはしておきなさい」ということがあれば教えてください。これまで、笑いをとることを気にしていた佐藤二朗さんがですが、少し表情を引き締め「9歳のあなたにいうことではないけれど」と前置きした上で、このように語ります。ものすごく楽しいこととか嬉しいこととかたくさんあるだろうけど、ものすごくつらいこととか悲しいこともたくさんあるので…。大事なのはつらいことや悲しいことがあった時に、いかにそれを頑張れるかといいますか。再生できるかというか。つらい時にどれだけ頑張れるかっていうことで人の真価が問われる。分かる?佐藤二朗の言葉にムギちゃんは「はい!」と元気よく、納得したようでした。現在では大人気の佐藤二朗さんですが、ブレイクのきっかけとなった2011年放送のテレビドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(テレビ東京系)に出演するまでは、なかなか芽が出ない下積み時代を送っています。そういった経験が、今回の言葉につながっているのでしょう。佐藤二朗さんのこれまでの苦労と努力が垣間見える、素敵な言葉でした。[文・構成/grape編集部]
2021年04月12日映画『はるヲうるひと』が6月4日(金)に公開となる。この度、本作より本予告映像が公開された。本作は佐藤二朗が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で2009年に初演、2014年に再演され演劇界からも絶賛された舞台を約5年を掛けて映画化したもの。佐藤は今回も原作・脚本・監督を手掛け、自らも出演している。彼によると、この作品は「架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」だという。主演には山田孝之、共演には仲里依紗や坂井真紀ら豪華キャスト陣が集結。2019年度「第35回ワルシャワ映画祭」の1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)への正式出品に続き、第2回「江陵国際映画祭」(2020年11月開催)にて最優秀脚本賞を受賞している。佐藤監督と共に日本映画界が誇るマエストロ男優・山田、日本映画界屈指のカメレオン女優・仲里らがフィルムに刻み込んだ「映画を超えた魂の記録」とは。そして“笑え、殺したいほど憎くても。”というコピーが表す、切なくも壮絶な世界観を予告から味わってほしい。『はるヲうるひと』6月4日(金)公開
2021年04月01日2021年3月8日、俳優の佐藤二朗さんがTwitterを更新。つづられた内容に、反響が上がっています。佐藤二朗のメッセージに、胸を打たれる多くの人が利用する、SNS。匿名でも気軽に交流できるとあって、自分自身の考えを気軽に投稿したり、誰かに送ったりすることができます。佐藤さんは、その特性に理解を示しつつも、「それでもつぶやく意味がある」と、ある想いを明かしました。こんなことを呟くと必ず「そうじゃない場合もある」「別に頼んだわけじゃない」等々の意見がある。当然その通りだと思う。が、それでもこれを呟く意味を思う。そして僕が少年や青年の頃にこんな呟きを目にした時の気持ちを思う。だからあえて呟く。君は、君の母親が命懸けで生んだ命だ。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) March 8, 2021 「自身が青少年の頃に、こんなつぶやきを目にした時の気持ち」を想像しながらつづったという、佐藤さん。この投稿の前日、佐藤さんは、母親に電話をかけた際のエピソードを投稿しています。6年前、孫と写ったこの写真の頃と変わらぬ元気な声が電話で聞けたことに心から感謝する。83回目の誕生日おめでとう。電話じゃ足りないのでここに記す。 — 佐藤二朗 (@actor_satojiro) March 7, 2021 きっと、命がけで産んでくれた母親に対する、感謝の気持ちがあふれたのでしょう。誰かに否定されたり、拒まれたりしても、佐藤さんは「君は君の母親が命がけで産んだ命だ」という言葉を、多くの人に伝えたかったのです。母親への愛情や、命の尊さが伝わってくる内容は、多くの人の心に刺さりました。・まさに今日、数十年前の母親が命がけで私を産んでくれた日です。大切なことに気付かせてくれて、ありがとうございました。・思わず涙ぐんでしまった。出産は、母子ともに命がけ。だからこそ子供は、元気でいることが一番の親孝行ですよね。・産まれた立場であり、産んだ立場。その狭間で押しつぶされた今日、佐藤さんのこのツイートに出会えたのは運命だと思いました。親からもらった、尊い命。しかし、私たちに与えられている人生の時間が限られているのも事実です。悔いのない人生を歩むのはもちろん、親への感謝の気持ちを忘れずにいたいと、改めて思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月09日俳優・佐藤二朗が原作・脚本・監督を手掛け、自らも出演する映画『はるヲうるひと』の新たな公開日が6月4日(金)に決定したことが分かった。佐藤監督が主宰する演劇ユニット「ちからわざ」の舞台を映画化した本作。主演を務めるのは山田孝之。また、仲里依紗、坂井真紀らが共演。佐藤監督曰く、「架空の島の売春宿で、生きる手触りが掴めず、死んだ様に生きる男女が、それでも生き抜こうともがく壮絶な闘いのおはなし」となっている。また本作は、2019年度第35回ワルシャワ映画祭の1-2コンペティション部門(長編監督2作目までの部門)に正式出品され、第2回江陵国際映画祭では最優秀脚本賞を受賞と、海外でも注目を集めている。昨年4月に公開延期が発表されていた本作だが、ついに公開されることが決定し、佐藤監督は「本当に、撮影期間中、役者それぞれが、簡単には登れないような山にそれぞれ生傷を抱えながら、自分が生きる為に必死に登り詰める、そんな芝居を役者全員がした、奇跡のような作品だと思っています」と思いを語り、「映画館という日常とは違う何物にも代えがたい空間でご覧頂きたい」とコメントを寄せている。『はるヲうるひと』は6月4日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:はるヲうるひと 2021年6月公開予定© 2020「はるヲうるひと」製作委員会
2021年02月11日2月もさまざまな話題作の公開が控えていますが、そのなかでもオススメの映画は、シカゴ国際映画祭で観客賞と最優秀演技賞の2冠に輝いた『すばらしき世界』。日本が誇る名優・役所広司さんと国内外で高く評価されている西川美和監督が初タッグを組んだことでも注目を集めている作品です。そこで、本作の魅力について、こちらの方々にお話をうかがってきました。仲野太賀さん&長澤まさみさん【映画、ときどき私】 vol. 356劇中で仲野さんが演じたのは、罪を償って刑務所から出たばかりの男・三上に取材と称して近づいていくテレビマンの津乃田。そして、取材対象として三上におもしろさを感じ、言葉巧みに津乃田をそそのかすやり手プロデューサーの吉澤を長澤さんが演じています。今回は、本作の現場を通してお二人が得たものやお互いに対する思いについて、語っていただきました。―まずは、この物語のどのあたりに惹かれたのかを教えてください。仲野さん脚本を最初に読んだとき、セリフも展開もすばらしい作品だなと思いました。西川監督の作品は、いつも人間がいかに複雑で、矛盾を抱えているかという多面的な描き方をされていますよね。それを今回も感じましたし、いまの僕たちが日常生活で身につまされることもテーマにしているので、それをこのタイミングで西川監督が撮るということにものすごく意義があると思いました。長澤さん私も生きているなかで時代の移り変わりというのを感じていますが、そのなかですごく疑問に思っていたのは、時代の流れに合わせて人が変化していくことがはたして常識なのか、正義なのか、ということ。この作品にはそういうことが詰まっているので、すごくいい作品だなと思いました。それでいて、登場人物たちが持つ人間味がすごくリアル。そういったところにも心を動かされましたが、取ってつけたような価値観ではないので、そのあたりも共感できたところです。作品を観終わったあとにはちゃんと問いが生まれますし、満たされて温かい気持ちにもなりました。それくらい自分のなかに残る作品になったという印象です。意識したのは、観客と映画の“橋渡し”になること―仲野さんは撮影前に監督といろいろディスカッションをされたそうですが、どのようなことを意識して演じられたのでしょうか?仲野さんお話をいただいたときから西川監督に言われていたのは、「津乃田は一番共感性の高い役だから、観客とこの映画の“橋渡し”になってほしい」ということ。僕が求められていたのは、津乃田に寄り添いながら、三上と観客に向き合い、そのうえで俗っぽさを出すことでした。三上がいろいろな表情を見せてくれるので、津乃田としてそれにどうリアクションしていくのか、という部分は大事にしたところです。―監督が長澤さんにオファーした理由について、「きれいな女優さんはヒール役を受け入れるのに時間がかかるが、いまの長澤さんならこれくらいの悪役は跳ね返してくれると思ったから」とコメントされています。ご自身ではそういう感覚はありましたか?長澤さん吉澤のように自分の性を仕事でうまく使うというのも、ひとつの知恵かもしれませんが、彼女の根本にあるのは「一番いいネタを持っていこう」という熱意。なので、あえて悪く演じるのではなく、とにかく仕事にまっとうしている人ということを意識しました。あとは、監督に求められていることに応えたいという気持ちが強かったですね。現場でも細かく足したり引いたりする提案をしてくださったので、それがおもしろくて、監督がおっしゃる通りにがんばろうという思いで現場に挑みました。太賀くんの表情がステキすぎて、いまでも忘れられない―仲野さんは、「あと15回くらい津乃田を演じたい」とおっしゃっていると聞きました。それほど今回の現場が充実していたということだと思いますが、西川組の魅力はどのようなところですか?仲野さんワンシーンを撮ることの丁寧さも、一日一日を過ごすことの丁寧さもそうですけど、西川組は時間の流れ方が全然違うんですよね。それは監督がものすごく時間をかけて入念な準備をしていて、それでいざ撮影という感じなので、スタッフのみなさんもそれをわかったうえで現場に入っているからだと思います。それくらい作り込みの丁寧さが違うのかなと。今回は撮影監督の笠松則通さんをはじめ、これまで日本映画をずっと支えてきた超一流の方々ばかりがそろっていたので、僕にとっては“日本映画の聖域”のような現場でもありました。そこにいられるだけで幸せだったので、あと15回とは言いましたが、正直あと30回は演じたいですね(笑)。長澤さん私が太賀くんをすごいなと思ったのは、三上が若者のことを叱って喧嘩になるシーンの撮影が終わったあと。現場と支度場所が遠かったこともあって、車が来るのを待ってたんですけど、そのときにすごくうれしそうに達成感に満ちあふれた顔をしていたんです。それを見て、「本当に映画を愛している人なんだな」と思いましたし、「これから映画界を担っていく人になるんだな」とも感じました。太賀くんは今回もちゃんと現場の一員になっていましたけど、それは太賀くんがしっかり努力してそこに追いついているから。そういうたたずまいが本当にステキだなと思って、ずっと見ていました。少年のようでも大人のようでもあるその表情があまりにもよかったので、いまでも忘れられません。西川監督からは、俳優に対する深い愛情を感じられた―その様子を長澤さんに見られていたことはご存じでしたか?仲野さん全然自覚はなかったですけど、喜びと充実感が出ちゃってたんですね(笑)。おそらくそれは、スタッフやキャストのみなさんがこれまで自分が影響を受けてきた憧れの方々だったので、その場所に自分が携われている喜びもあったんだと思います。長澤さんあんな顔、本当にいままで見たことなかったよ。仲野さんそうですか(笑)?でも、そういうふうにいられたのも、やっぱり西川組のすごさかなと。なぜなら僕の肌感として、“自分の居場所”をみなさんがちゃんと作ってくださっていたからです。「ここにいていいんだよ」と託してくださっているというか、受け入れてくださっている懐の深さみたいなものを現場で感じることができました。―では、長澤さんにとっての西川組とは?長澤さん西川監督は自分の作品に出ている俳優に対して、とても深い愛情を持ってくださるので、すごく大切にされている感じがあってうれしかったです。もちろん、がんばらなくちゃという責任もありましたが、そういう監督の愛をいただけたのも、西川監督の現場の好きなところでした。長澤さんは、心が温かくて尊敬できる人―お二人はこれまでも共演経験がありますが、お互いのことをどのように思っているのかを教えてください。長澤さん私は太賀くんに信頼しかないですね。仲野さんうれしいですね(照)。長澤さん本当に、年下の俳優さんで一番信頼している人なので、一緒にお芝居するのも楽しいし、太賀くんの作品を観るのも楽しみなんですよ。だから、「太賀くん、どんどんいっちゃってー!」って感じです(笑)。今回、西川監督も陰で「太賀くん、いいよね」とずっと言ってましたから。太賀くんは本当にそれくらい愛される人なんですよ。以前一緒に共演した佐藤二朗さんも、山田孝之くんも同じことを言っていましたが、太賀くんを嫌いになる先輩俳優はいないと思います。仲野さんいやー、本当にうれしいです!長澤さんやっぱり人間性もいいんだと思います。仕事ができるのは、見ての通りみんなわかってますからね。本当にいい子なんですよ。仲野さんありがとうございます!僕が長澤さんと初めてちゃんとお芝居をさせてもらったのは、映画『50回目のファーストキス』での姉弟役だったんですけど、最初に対面したときに、絶大な懐の深さみたいなのを感じたんですよね。「おっ!弟が来たな!」みたいな。長澤さんちょっと、それじゃあ、おっさんみたいじゃない?仲野さん(笑)。でも、本当にそんなふうに受け入れてくれたのがすごく印象深くて。それは言葉とか態度とかではなく、心をバンッと開いてくれた感じがしたんですよね。それ以来、ご一緒させていただくことも続いているので、ご縁もある方だなと。長澤さんが僕のことを肯定してくださっているのが伝わってくるので、僕も年上の女優さんのなかで一番信頼しています。距離も近いと勝手に感じていますが、長澤まさみさんといえば超トップランナーでもありますから、そういう尊敬もありながらどこまで心の温かい人なんだろうと思って、いつも感謝しかありません。長澤さんありがとう!役所さんの姿から、学ぶことはたくさんあった―では、主演の役所広司さんとご一緒されてみて、役者として、人として感じた役所さんの魅力やすごさを目の当たりにした瞬間があれば、教えてください。仲野さん役所さんを語るには、まず僕自身が持ち合わせている言葉では足りなすぎるんですよね。それくらい偉大な方だと思っています。日本映画の大黒柱でもあるので、偉大すぎて恐れ多かったです。今回、役所さんが演じられた三上のなかには、喜びも悲しみも怒りも寂しさも全部入っていて、それがいくつも重なっている魅力的な人物でしたが、役所さんが演じることによって、人間の奥深さや複雑さが表現されていると感じられました。本当に役所さんは底知れないというか、僕にとっては背中が大きすぎる方です。長澤さん大半の人は役所さんに緊張してしまうと思うんですけど、それは決して役所さんが威圧的ということではなくて、私たちが勝手に役所さんにたじろいでしまうだけなんですよね。役所さんは若手にもすごく気を遣ってくださったので、私も緊張感に負けないようにがんばらなきゃと思いながら向き合いました。それでもやっぱり緊張してしまう自分がいて、そういう葛藤が生まれてしまう難しさはあったと思います。でも、役を体現されている先輩の姿を見て、教えられることはたくさんありました。学びをくださるとても優しい先輩でもあるので、次に共演させていただくときは緊張せずにのびのびとできたらいいなと思っています。私は数日しかご一緒できませんでしたが、その空気を味わえただけでもよかったですし、役所さんの現場でのあり方はシンプルで、向き合い方も画面に出るものだと改めて気づかされました。自分を見つめ直すことで、幸せの価値が変わった―この作品を撮影していた2年ほど前と現在とでは、世界も一変してしまいましたが、お二人が考える“すばらしき世界”に必要なものは何だと思いますか?仲野さんそもそも僕は欲深い人間なので、「あれがほしい」「これがほしい」「もっとこうありたい」と言っては自分の首を絞めたり、人に当たってしまったりすることが普通にありました。でも、自分の生活を一回見直したときに、「僕は自分が思っている以上にモノを持っているぞ」と。そのときにこの世界がすばらしいと言えるほどのものが、実は身の回りにはけっこうあるんだということに気づかされました。―こういう状況に陥ったからこそ、そう考えるようになったということですか?仲野さんコロナだけではなくて、いろいろな映画を観ても気づいたことですね。そう思うようになってからは、「いまあるモノにもっと幸せの価値を見いだせたらいいな」と考えています。モノでも人でも何でもいいと思いますが、そうしたほうがいまの時代は幸せになれるんじゃないかなと思うようになりました。それはこの映画で描かれていることにも通じていますが、自分のことを見つめ直すと、意外とそこには“すばらしき世界”があるんじゃないかなと。それまでは新しいことやもっとすごいことをしたいと必死になっていましたけど、その歩みが一回止まったときに、「いや、待てよ。いまだって十分に幸せじゃないか」という気づきを得られたんだと思います。それもあって、最近は身近なところに目を向けてみようというマインドになってきている気がしますね。一生懸命がんばって生きることほど楽しいことはない―長澤さんも心境の変化はありましたか?長澤さん私も「満たされていることはみんな知っていたのに、忘れていたんだな」ということに気づかされることはたくさんありました。あと、これは年々感じていることですが、「真剣に一生懸命がんばって生きることほど楽しいことはない」ということですね。ただ、私は器用なほうではないので、いつも必死なんですけど、それをこれからも続けていきたいですし、感情的な部分を大事にしていきたいです。今回の現場で役所さんや太賀くんを見て思ったことでもありますが、自分が決めたことに対して一生懸命向き合って、チャレンジ精神を持って前に進んでいる人は魅力的ですから。手を抜くことは簡単にできますけど、私はその先にある自分の感情というか、値のつかないものに対する欲が高まっているので、そうやって自分の可能性を伸ばしていきたいなと思います。インタビューを終えてみて……。相手への信頼感と尊敬、そして仲の良さがこちらにも伝わってくる仲野さんと長澤さん。若手のなかでもいまや日本映画界に欠かせない存在であるお二人から語られるお話は、どれも興味深いものばかりで引き込まれてしまいました。そんなお二人が愛した現場で生まれた傑作をみなさんもぜひ映画館でご覧ください。魂が震え、込み上げる感情を抑えられない実在した男をモデルに、社会が抱える不寛容さや生きるとは何かに迫っている本作。葛藤を抱え、生きづらさを覚えている人も多い現代だからこそ、不器用ながらもまっすぐ生きようとする三上とそんな男を囲む人々の姿には誰もが大きく心を揺さぶられるはず。自分にとっての“すばらしき世界”を知り、さまざまな問いと向き合うためにも、まさにいま観るべき1本です。写真・北尾渉(仲野太賀・長澤まさみ)取材、文・志村昌美仲野太賀 スタイリスト:石井大/ヘアメイク:高橋将氣長澤まさみ スタイリスト:Makiko Gibson Miura /ヘアメイク:小澤麻衣(mod’s hair)Outfit credits ストライプシャツ¥32,000、ジャンプスーツ¥49,000 MEIMEIJ(エスケーシー 06-6245-3171)ブレスレット¥33,000、リング¥16,000(共にFLYNK/WORLD STYLING 03-6804-1554)シューズ ¥79,000(セルジオ ロッシ/セルジオ ロッシ カスタマーサービス 0570-016600)ストーリー下町の片隅にひとりで暮らしている三上は、強面で短気だが、まっすぐで優しく、困っている人を放っておけない男だった。人生の大半を刑務所で過ごしてきた元殺人犯でもある三上は、13年ぶりに出所。社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘していた。そんな三上を番組のネタにしようと近づいてきたのは、若手テレビマンの津乃田とプロデューサーの吉澤。ところが、三上の壮絶な過去と現在の姿を追ううちに、津乃田は思いがけないものを目撃してしまうことに……。心に訴えかける予告編はこちら!作品情報『すばらしき世界』2 月 11 日(木・祝)全国公開配給:ワーナー・ブラザース映画©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会写真・北尾渉(仲野太賀・長澤まさみ)
2021年02月09日2021年2月5日に、俳優の佐藤二朗さんがTwitterを更新。友人とのエピソードを明かし、反響を呼んでいます。同日現在、佐藤さんは、家族と離れて単身で地方のビジネスホテルに滞在しながら、とある作品の撮影をしているのだそうです。作品の役柄は、佐藤さんいわく「底なしの暗さ」を身にまとったキャラクター。役作りに励む中、知人の訃報を耳にして、佐藤さんは暗い気分から抜け出せなくなってしまいました。「これはいかん」と思った佐藤さんが、ある友人にメールを送ると、相手からは返信ではなく直接電話がかかってきたそうです。知人の訃報、今やってる作品の役の底無しの暗さ。地方のビジネスホテルで、どんどんダウナーになるから、これはいかんと友人にメール。友人は返信ではなく、電話をしてきた。向井理という友人に感謝を。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 4, 2021 暗い気持ちに引きずられそうになっていた佐藤さんを救ったのは、同じ俳優として活躍する、向井理さんでした。向井さんは、メールの文面から佐藤さんの異変に気付いたのでしょう。すぐさま電話をしてきてくれたのです。一連のエピソードに対し、「向井さんは中身もイケメンすぎる」「何かあった時にすぐ連絡をくれる友達の存在は貴重だと思う」「素敵な友情にグッときた」といったコメントが寄せられています。自分がつらい時や道に迷った時に、そっと手を差し伸べてくれる存在は、案外多くありません。お互いが相手を気遣い、思いやりの気持ちを持ってこそ、信頼関係は築けるもの。佐藤さんと向井さんの絆に、心が温まりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月06日2021年1月21日、俳優の佐藤二朗さんがTwitterを更新。ある悲劇に見舞われたことを報告し、ファンをざわつかせました。佐藤二朗を襲った『悲劇』スマホではなくガラパゴス携帯(通称:ガラケー)を愛用し続けていることで知られている、佐藤さん。しかし、同日、そのガラケーが故障してしまったというのです。関係各位へ。ガラケーが壊れた。連絡は届かぬ。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) January 20, 2021 このツイートを見たファンからは心配の声が上がるとともに、「佐藤さんもいよいよか…」「いい機会ですね」など、『スマホデビュー』を予想するコメントが寄せられました。約1週間が経過した同月28日、佐藤さんは「たくさんの心配の声をいただいた」と、無事に携帯を買い替えたことを報告。はたして、ファンの予想は的中したのでしょうか…。実際の投稿をご覧ください。先日、ガラケーが壊れたというツイートをしたら、随分たくさんの方々から心配の連絡を頂いた。申し訳ない。中には「まさか、スマホに変えるのでは?」と別の心配(?)をされる方もいた。ご報告。無事に買い換えました。新たなガラケーに。現場からは以上です。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) January 28, 2021 なんと佐藤さんは、ふたたびガラケーに買い替えたというのです!ガラケーの使い心地がいいのか、はたまたこだわりなのか…真相は分かりませんが、佐藤さんの『ブレない姿勢』に、さまざまなコメントが集まりました。・ガラケーにしたのですね!予想が外れたー!・令和の時代に新品のガラケーとは、粋ですなあ。・さすがです。ここまできたら、佐藤さんにはずっとガラケーを使用し続けてほしい…!携帯キャリアによって異なりますが、ガラケーで使用されている通話やデータ通信を行う『3G回線』は利用者数の減少により、2022〜2026年にかけて徐々にサービスを終了するそうです。佐藤さんは、ガラケーが使えなくなるその日まで、愛用し続けるのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月02日岡田准一主演のシリーズ第2弾『ザ・ファブル殺さない殺し屋』が公開延期されることが決定した。来月2月5日(金)より公開される予定だった本作は、岡田さんが、殺しを禁じられて一般人として普通に生きる伝説の殺し屋・ファブルを演じるシリーズ第2弾。木村文乃、佐藤浩市、佐藤二朗、山本美月らが続投するほか、新キャストに堤真一、平手友梨奈、安藤政信が参加。今作では、誰も殺さず、最狂の偽善者から訳ありの少女を救出するミッションに挑んでいく。配給元である松竹株式会社は、今回の延期決定について「新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、慎重に検討を重ねました結果、一人でも多くの方により良い環境でこの作品を届けたいとの想いから公開を延期することを決定致しました」と経緯を説明。また、購入済みの前売ムビチケカードは、延期後の上映時でも使用が可能。新たな公開日については、決定次第、映画公式サイト、公式SNSにて発表される予定だ。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル殺さない殺し屋 近日公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2021年01月22日映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』が、前作に引き続き平野紫耀と橋本環奈を主演に迎え、2021年8月20日(金)より公開される。告白したら負け!?人気の学園ラブコメ漫画、続編映画へ2015年5月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載がスタートし、現在までにシリーズ累計発行部数1,500万部超えを記録(2021 年4 月時点)、TVアニメも第三期製作が決定するなど高い人気を誇る漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」。日本を代表する良家の子女と子息が通う私立秀知院学園を舞台に、生徒会会長・白銀御行(しろがね・みゆき)と、生徒会副会長・四宮かぐや(しのみや・かぐや)が、互いに惹かれ合いながらも「自分から告白したほうが負けである―――!」と、いかにして相手に告白させるか、そのことだけに日々の大半を捧げるという斬新な切り口のラブコメディーだ。2019年9月には実写映画化。白銀御行をKing & Princeの平野紫耀が、生徒会副会長・四宮かぐやを橋本環奈が演じた。“ファイナル”となる続編で恋愛頭脳戦に決着をつけることはできるのか!?その第1弾の人気を受けて、続編であり“ファイナル”となる『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』が公開へ。物語は、秀知院学園史上最も白熱する戦いとなった『第68 期生徒会長選挙』を経て、新体制となった生徒会からスタートする。前作では互いに好意を寄せながらも相手に“告白させる”ことに囚われ、想いを伝えることが出来なかった白銀とかぐや。『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』ではどちらかが告白させ、恋愛頭脳戦に決着をつけることができるのか!?監督は河合勇人、脚本は徳永友一を再び迎え、笑いあり、胸キュンあり、そして涙あり?なラブストーリーを届ける。平野紫耀×橋本環奈のタッグ再び!佐野勇斗、浅川梨奈らも続投映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』では、平野・橋本に加えて、生徒会会計・石上優役に佐野勇斗、生徒会書記・藤原千花(ふじわら・ちか)役に浅川梨奈(なな)が前作より続投。また、かぐやに仕える近侍早坂愛役を堀田真由が、世界的名医・田沼正造役を佐藤二朗が再び演じる。伊井野ミコ役を日向坂46・影山優佳映画初登場となる新キャラも見どころ。非常にまじめで頑固者な上、強い理想主義を掲げる‟原作の裏ヒロイン”生徒会会計監査・伊井野ミコ役には、日向坂46・影山優佳が抜擢された。女優としてスクリーンデビューを飾る影山は、「もともと原作もアニメも大好きな作品なので、お話を頂いたときは“こんな奇跡あるんだ!” と驚きと嬉しさでいっぱいでした!」と喜びのコメントを寄せている。学園のマドンナ“つばめ先輩”に福原遥また学園のマドンナであり、体育祭の応援団副団長を務める秀知院学園高等部3年・子安つばめ(通称:つばめ先輩)は、アニメ版の声優も担当した福原遥に決定。その美貌を活かして実写化にも挑む福原は、「アニメだけでなく実写にも出演することが出来るなんて凄く光栄ですし、大好きなつばめちゃんを演じられる喜びを全身で感じています。」とコメントを寄せている。その他、新キャスト勢も続々と解禁。秀知院学園高等部3年で、体育祭で応援団長を担う風野役に板橋駿谷、中等部時代の石上と同級生だった荻野コウ役に高橋文哉がそれぞれ抜擢された。また、前作に続き、白銀たちの同級生カップルとして池間夏海が柏木渚役を、ゆうたろうが田沼翼役を続投する。主題歌はKing & Princeの「恋降る月夜に君想ふ」に決定!主題歌は前作に引き続きKing & Princeが担当。前作主題歌「koi-wazurai」の作家陣が再集結し、新曲「恋降る月夜に君想ふ」が制作された。前作では「運命のはじまり(運命にわずらう二人)」をイメージしていたが、今作では「その運命の行く先(運命に身を委ねる二人)」にフォーカスしている。さらに、主題歌を使用した新たな特報映像も解禁に。白銀とかぐやの両者企み合うようなシーンからスタートする映像では、学園の2大イベントである“体育祭・文化祭”を舞台に繰り広げられる、波乱万丈な恋愛頭脳戦の様子が露わに!また、謎の犯行声明や急接近する白銀と早坂のシーンも公開されるなど、本作への期待が高まる内容となっている。【詳細】『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』公開日:2021年8月20日(金)原作:赤坂アカ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(集英社・週刊ヤングジャンプ連載中)監督:河合勇人脚本:徳永友一出演:平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈、佐野勇斗、浅川梨奈、影山優佳(日向坂46) ほか配給:東宝㈱『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』<物語概要>恋愛は戦—。「好きになったほうが負け!」の恋愛頭脳戦”がついに決着!!日本を代表する良家の子女と子息が通う、私立・秀知院学園。その最高ランクに位置する生徒会において、学園史上最も白熱する戦いとなった『第68 期生徒会長選挙』。白銀御行(平野紫耀)と四宮かぐや(橋本環奈)の選挙戦は終結したものの、二人の恋愛頭脳戦には決着がつかないまま幕を閉じたー。新メンバー・会計監査の伊井野ミコを加え、再び集結された生徒会。変わらず好き合っているが、告白できずにいる白銀とかぐやは、未だ、「自分から告白したほうが負けである――!」という呪縛から逃れられず、神聖なる生徒会室で“いかにして相手に告白させるか”の恋愛バトルを繰り広げていた...。今度こそ相手に“告らせる”ことができるのか?!果たして、二人の恋の結末はー!?
2021年01月09日俳優の佐藤二朗さんが、2020年12月21日の夜にTwitterを更新。当時、酒に酔っていたようで『ある失態』を犯してしまいました。佐藤二朗、酒に寄って全世界に配信してしまった内容とは佐藤さんといえば、愛妻家で自身のTwitterにもたびたび家族の話を投稿しています。この日、Twitterを更新し、全世界に配信したのも妻に関することでした。その内容は…。愛してるよ。これ以外のしっくりくる言葉が思いつかんのよ。好き。大好き。これだと俺の思いの丈を正確には言い表せてない気がするのよ。愛してるよ。なんだよ、それ。アホか。バカか。そう。アホでバカだなあ。君ら二人を宇宙の果てまで、愛してるよ。酔ってるよ。でも本当に、愛してるよ。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 21, 2020 突然、この上ないほどの、妻への愛の言葉を送った佐藤さん。「大好き」「愛してる」を連呼して、家族を愛する気持ちをTwitterの文字数制限ギリギリまで表現したのです。しかし、この投稿の8分後、佐藤さんは焦った様子でこのように投稿しました。ちょ、待てえええい!!!さっきの呟き、あげるつもりなかったのに間違ってボタンをををを押してしまったあああああ!妻にいいいいい!妻にマウントををを!取られるうううう!消したいがああああ!もはや消せぬうううう!いや、ま、いっか。陽は東に昇り西に沈む。大切な人を大切に。いい年末年始を。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 21, 2020 妻への愛の言葉を、間違って全世界に配信してしまった佐藤さん。多くのフォロワーがいる佐藤さんは、「消したいけど、もはや消せぬ」と今さら多くの人の目に触れた上では消せないと思ったのでしょう。「ま、いっか」と状況を受け入れ、「大切な人を大切に」とフォロワーに言葉を送りました。佐藤二朗、酔いが醒めても愛は止まらない翌日、酔いが醒めた佐藤さんは、投稿を見直して思ったことがあったようです。なんたる。シラフで見ると半狂乱になりそうな昨夜の呟き。ケッと思われた方、ごめんね。大丈夫。俺でもそう思う。そして温かなリプの数々、深謝。そして、シラフで面と向かって言ったらのご指摘ご提案、感謝。が、大丈夫。それ、385回ほど、実行済み。ぎゃあぁああぁ恥の上塗りぃイいイぃィイ!!— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 22, 2020 佐藤さんの『ノロケ』ともいえる投稿には、温かい返信がたくさん寄せられたといいます。また、「酔っていない時に面と向かっていえばいいのに」といった指摘も来たのだとか。しかし、佐藤さんはすでに「385回ほど、実行済み」と、普段から直接愛を伝えていることを明かしました。一連の投稿に、たくさんの称賛の声が寄せられています。・「大切な人を、大切に」という言葉が心に響きました。・最高か!こうやって言葉で愛を伝えてくれると嬉しいよね。・なんて素敵なの…!佐藤さんと結婚したかった。2020年の年末は、思うように出かけたり、楽しんだりすることができないでしょう。ですが、そんな時だからこそ近くにいる大切な人のことを想い、愛を伝えてみるのもいいかもしれません![文・構成/grape編集部]
2020年12月24日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の大ヒット感謝舞台挨拶が23日に行われ、大泉洋が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム呉の周瑜を賀来賢人、孫権を岡田健史、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。公開2週目で17.8億円を超え、『キングダム』を上回るロケットスタートとなった同作。大泉は「『キングダム』に勝ったんですか!? あの私が出たかった!? うわ〜嬉しい。絶対『キングダム』からオファーないと思うんで。出れそうな役ないですもんね。よかったこっちに出といて」と喜ぶ。「いかに日本国民が馬鹿な映画が好きかって言うね」と苦笑していた。自身でも「娘が見たいと言うから公開2日目に行きました」という大泉は、「さすがに公開2日目に見に行ってるってバレたくないから厳戒態勢で、相当な帽子とマスクとサングラスで娘を連れて、娘を甲斐甲斐しく世話することによって顔を下げられるからずっとこう」と、様子を再現する。「隣は若いカップル。もう耳、ダンボですよね。悪口なんて言われたらどうしよう、劉備気持ち悪いとか言われたらどうしようと思ったわけ。終わったあとに女の子が『面白かった〜。カッコよかったね』って始まったんですよ。最後の劉備かっこいいですから『あ、そう』と思って私嬉しくなって」と期待するも、「『マジカッコ良かった〜孫権!(岡田健史)』って言うんですよ。やっぱりなと思いました。俺の名前1回も言わなかったね」とがっかりしていた。同作のヒットについては「すごいことなんですよ! スマッシュヒットしてるにも関わらず、なんですか『鬼滅の刃』は。あいつのせいで全然目立たねえ! 同じ東宝だろ! なんか新しいの配っとるやろ!」と、興行収入300億円を超える『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に嫉妬。「いいんだってもう炭治郎は! 何新しいグッズ配ってるんだって! そりゃ入るって! せめて『新解釈・三國志』でも配りなさいよ、『鬼滅の刃』のグッズを」と要望し、「鬼滅を見なくても『新解釈・三國志』を見ても、もらえるよって言えば」と斬新な提案をしていた。また、MCから「大泉さんは何の呼吸ですか」と聞かれると、「俺? 何の呼吸ってどういうこと?」と戸惑いつつ、「天パの呼吸」と回答。「すっごい滑った! (全国のライブビューイング)111館見てんだぞ! こえーわほんと!」と怒りつつ、最終的には「来週、『鬼滅の刃』見に行きます」と宣言していた。
2020年12月23日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の大ヒット感謝舞台挨拶が23日に行われ、大泉洋、福山雅治(ビデオメッセージ)が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム呉の周瑜を賀来賢人、孫権を岡田健史、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。公開2週目で動員110万人、興行収入17.8億円を突破し、大ヒットとなっている同作の舞台挨拶に、1人で登場した大泉だったが、サプライズで主題歌「革命」を手掛けた福山からのメッセージ映像が流れた。映像で福山が「ここまで大ヒットな映画の主題歌を担当させていただいたのは、『コナン』(『名探偵コナン ゼロの執行人』)以来でございます」と明かすと、大泉が「『コナン』やってんじゃねえか!」とつっこむ。福山はさらに「僕は『零 -ZERO-』という曲を書き下ろさせていただいたんですけど、日本全国のコナンファンの方々、安室(透)ファンの方々が頑張って頑張ってくれて、日本国内だと90億強、全世界での興行収入だと100億を超えた」と語り続け、大泉は「これ、『コナン』の話してません!? 先生、『コナン』の話長い!」と驚く。最終的には、福山が「大泉さんを100億の男にすべく、さらなるロングヒットを期待しています」「年明けの100億ヒットと、紅白お疲れ様の会をしましょう。会えるといいけどね。会えなかったとしても何かしら連絡もします」とメッセージを送った。大泉は「あんなの(映像)もらってたんだ。あれだけの大きさで福山さんを見てると、すごい自分がちっぽけに思えますね」と感心。「ただちょっと『コナン』のコメントが長すぎましたね。何であんなに『コナン』の話必要だったのか」と苦笑し、「この映画が100億当たっても、私には対して入らないんですけどね」とぼやいていた。
2020年12月23日岡田准一主演映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』より、公開に先駆けて、岡田さん扮するアキラのバイト先、オクトパスでのメイキング映像が公開された。どんな相手も6秒以内に仕留めるという伝説の殺し屋“ファブル”だが、ボス(佐藤浩市)の命令により、誰も殺さず一般人として普通に生きるため、佐藤アキラという偽名を使ってデザイン会社「オクトパス」でアルバイト生活を送っている。今回到着したメイキング映像は、ロングヘアーからショートカットにイメチェンしたミサキ(山本美月)に対してリアクションする、「オクトパス」の仲間たちの和やかなシーンだ。社長の田高田(佐藤二朗)は「まっ!眩しいぃ!太陽かいな~!!」と大げさに褒め、社員の貝沼(好井まさお)も「似合ってんな~!」と一言。しかし一方で、世間とはズレた感覚を持つアキラはというと、「ブラジルサンゴヘビと同じカラーリングや」と髪型に気づくどころか、ミサキのカラーニットから独特な表現で言い表し、「とても綺麗な毒蛇なんだが…」となぜかうっとりした表情を浮かべるのだった。さらに、どこまでがセリフでどこからアドリブなのかまるでわからない佐藤さんの一人芝居が繰り広げられ、ミサキのことを手にとったチラシと呼び間違え「チラシ~!」と呼ぶNGシーンには、山本さんも笑いを隠せなかった様子。山本さんは「相変わらずアドリブだらけですごいなと思います(笑)」と撮影をふり返り、岡田さんはオクトパスのシーンを「オアシス」と呼び、このシーンまでに数々の過酷なアクションシーンを撮影してきた江口カン監督も「やっとオクトパスのシーンになった~!!」と朝イチで喜びを口にしていたとか。前作から同じ顔ぶれが揃ったチームワーク抜群のコミカルな掛け合いは本作でも必見のようだ。そして、2020年TSUTAYA年間レンタルDVDランキング、レンタル(邦画)部門で第1位を獲得した前作『ザ・ファブル』が、本日からHuluとAmazon Prime Videoにて配信されることも分かった。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会ザ・ファブル殺さない殺し屋 2021年2⽉5⽇より全国にて公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2020年12月18日2020年現在、現実やネットの世界を問わず、さまざまな場面で問題となっている誹謗中傷。特に、匿名で特定の人や著名人などを批判したり悪口を書き込んだりできてしまうSNSでの誹謗中傷は、悪質極まりない行為といえます。佐藤二朗の『つぶやき』に、考えさせられる同年12月16日、俳優の佐藤二朗さんがTwitterを更新。SNSに匿名で投稿する際の考えを、次のようにつづりました。全部、その名前を、己の名前に置き換えたらいい。己は顔も名前も伏せ、いや、それはいい。それで言いたいことを言えるのはSNSの利点だろうし、昭和にはなかった得難いことなんだろう。だけど、すべて、その名前を己の名前に置き換えて、それでも自分の大切な人に誇れる行為と思うなら、呟けばいい。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) December 16, 2020 「匿名で言葉を連ねられるのは昭和にはなかった得難いこと」と、SNSのよさをつづった佐藤さん。その上で、「SNSに書き込む時は自分の名前を公表してもいいという意識を持って、大切な人に誇れる内容なら投稿すればいい」と持論を展開したのです。佐藤さんがこの内容を投稿した日は、22歳でこの世を去った木村花さんをSNSで誹謗中傷していた男性が書類送検されたことが報じられました。木村花さんを誹謗中傷していた男性書類送検の発表に「素晴らしい」「本当によかった」佐藤さんは、不特定多数の人から誹謗中傷を受けていた木村さんの死を振り返り、改めて心を痛めたのかもしれません。佐藤さんの持論に、称賛の声が上がっています。・本当にその通り。顔や姿が見えないからこそ、直接話すときより慎重になるべきだと思います。・SNSは便利なようで、恐ろしくもある。人を傷付けない、いわれた側の立場になるなどを考えて発信することが大事だと思う。・同感です。匿名だからといって、何をいってもいい訳ではない。今一度気を付けていきます。一時の感情にまかせて発言したりSNSに書き記したりした言葉は、時に他人の心を深く傷付ける可能性があります。たとえよかれと思った内容でも、言葉の使い方次第では、相手に不快感を与えたり、悲しませたりしてしまうでしょう。相手や周りに自分の考えや思いを伝える時は、自分の言葉が適切かどうかを今一度冷静に考える時間を設けるといいかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2020年12月17日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の公開前夜祭 オンラインイベントが10日に行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬、福田雄一監督が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。完成報告会見では大泉とムロ以外全員パネルだったが、今回キャストが集まり、大泉は「なかなかね、旬ちゃんが忙しくて来れなかったから。ずっと『来ないの?』と言ってたんですけど、やっと来てくれて。でも来たら来たで小栗旬の映画に見えちゃうからね!」とぼやく。ムロも「来てほしいと思ってたんですけど、ツーショットも洋さんと旬ちゃんになっちゃうから。今まではずっと洋さんとムロだったんですよ! 急に旬になった! 旬と洋になっちゃったから!」と訴えていた。小栗は「来れて良かったです。大泉さんはかなり久しぶり」と喜びつつ、「僕、誰も撮影で会ってない。映画見て、みんなこんなことしてたんだなあって」と苦笑する。大泉と共演した『救命病棟24時』を思い出し、「当時は楽屋も2人で一緒で」と言う小栗に、大泉は「『洋ちゃん、鍵置いてくね。先帰るから』って言ってたんだ」と懐かしんでいた。福田組初参加となる岩田は「コメディ自体初めてのチャレンジだったんですけど、すごく難しいなという感想がありつつ、現場で共演者の皆さんに助けていただきながら、楽しく撮影できました」と振り返る。毎回バックライトとスモークを背負う演出のため、大泉から「岩ちゃんが出ると撮影が押すんだよな。明かりがつくのに時間かかるから」と暴露されていた。イベントは韓国・台湾・香港ともつながっており、「キャスト全員人気が高いですよ」と言う香港サイドに、大泉が「とはいえ、キャストの中で一番人気があるのは誰ですか?」と尋ねると、「1番人気があるのはやはり大泉洋さんです」という回答に。大泉は「素晴らしい! 香港行きたいな〜! 気持ち良くなっちゃった! わかってる!」と大喜びとなる。また、台湾では上映会も行われ、質問コーナーには渡辺演じる貂蝉のコスプレをした気合の入ったファンも。「大泉洋、小栗旬、大好き〜!」と日本語で叫んだファンは、「どうして渡辺直美さんはいらっしゃらなかったんですか!?」とまさかの質問でキャスト陣は爆笑。大泉が「あの人ニューヨークなのよ」と答えると、ファンも「そうですか」と納得していた。
2020年12月10日映画『新解釈・三國志』(12月11日公開)の公開前夜祭 オンラインイベントが10日に行われ、大泉洋、ムロツヨシ、賀来賢人、岩田剛典、小栗旬、福田雄一監督が登場した。同作は、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏・呉・蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた『三国志』を、新解釈で描く歴史エンターテイメント作。大泉が「蜀」の武将・劉備玄徳を演じ、チーム蜀の諸葛亮孔明をムロツヨシ、関羽を橋本さとし、張飛を高橋努、チーム暴の黄巾を山田孝之、呂布を城田優、董卓を佐藤二朗、チーム妻の黄夫人を橋本環奈、小喬を山本美月、チーム舞の趙雲を岩田剛典、貂蝉を渡辺直美、チーム魏の曹操を小栗旬、荀彧を磯村勇斗、夏侯惇を阿部進之介が演じる。ムロは最初の挨拶で「いよいよ日本では明日12月11日公開ということで、それに合わせまして、先ほど18時に結婚の方を発表させていただきましたけど、本当にこれからどんどん幸せになっていきます。映画に合わせての発表となりました」と語り、周囲は爆笑。「結婚したの?」と聞かれると、ムロは「先ほど、戸田恵梨香さんと松坂桃李さんが……とぅーりーが」と説明し、大泉が「あんたじゃないでしょ?」と尋ねると、「僕じゃないけど、一応この映画に合わせたということで。おめでとうございます」と乗っかっていた。ムロと戸田は2018年のドラマで共演し、夫婦役に。それ以来バラエティ番組などでも仲の良い姿を見せていた。
2020年12月10日同名の人気コミックを原作に、岡田准一主演で2019年に全国公開された映画『ザ・ファブル』の続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が、2021年2月5日(金)に公開される。この度、作品の新たな場面写真が公開された。どんな相手も6秒以内に殺すという“伝説の殺し屋”ファブル(岡田)。勘が鋭く、危機察知能力に長け、圧倒的な格闘の強さと拳銃の操作術を持ち、裏社会で誰もが恐れる存在だが、現在はボス(佐藤浩市)からの「一年間、誰も殺すな。“普通”に暮らせ」という命令に従い、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い、佐藤アキラとして「プロの一般人」を目指すべく、とあるデザイン会社でアルバイトをしている。子供のような天才的な画才を発揮しながら「時給900円の最強お兄さん」として社長の田高田(佐藤二朗)や社員のミサキ(山本美月)らのもと平和に暮らしていた。物語はアキラがかつて助けられなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と再会するところから物語が始まる。しかし、その影には、表向きは子供を守るNPO代表だが裏では若者を平気で殺す危険な男・宇津帆(堤真一)や、凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)が。彼らが織りなすドラマに注目となる。公開された場面写真は、ファブルを狙う宇津帆一派の一家団欒(?)な風景が映し出されている。ワインを片手に、何やら熱弁している井崎を見つめる宇津帆の笑みを浮かべる表情には危険さが隠しきれない。暗い表情で空を見つめるヒナコ、目を伏せて何か別のことを考えているような鈴木。どうやら全員が、一筋縄ではいかない面々の様子だ。前作をはるかに超える日本映画の限界突破アクション×笑い×衝撃ストーリー×超豪華キャスト。大作エンタテインメント作品として期待がさらに高まる。『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』2021年2月5日(金)公開
2020年11月30日2020年11月27日、俳優の佐藤二朗さんは、Twitterを更新。同年12月9日に放送される音楽番組『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)に出演することが決まった佐藤さんに、ある人物から『励ましの電話』が入ったそうですが…。FNS歌謡祭での歌唱のニュースを受け、昨夜ある人物から電話があり、自分の時はああであったこうであった、やれ失敗は許されない、やれ生涯で一番緊張した等々、嬉しそうに不安材料ばかりを聞かされたので、当日はビビるどころか失禁しながら歌うことになるかもしれず、ゆ、ゆ、許すまじ、M谷K喜。— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) November 27, 2020 「ゆ、ゆ、許すまじ、M谷K喜」自分が番組に出演した時を振り返り、不安を煽ってきた人物とは、三谷幸喜さん!三谷さんは2013年に『FNS歌謡祭』に出演し、AKB48とのコラボ楽曲で歌とダンスを披露しています。この時、ぎこちないダンスと歌がネット上で話題になり「空気をぶち壊していて笑った」「破壊力がハンパない」などの声が続出していました。そんな過去のちょっと恥ずかしい思い出もあって、三谷さんは佐藤さんを元気付けたいと思ったのかもしれません!ネット上では、投稿にさまざまなコメントが寄せられています。・M谷さんの嬉しそうに話す顔と、二朗さんの泣きそうな顔が目に浮かぶ。・佐藤さんが粗相していないか、見守っています。頑張って!・きっと愛の助言をしたのでしょう。当日が楽しみです。・M谷K喜さんの歌、衝撃だったので覚えています。日本中の人が見守る中、佐藤さんがどんなパフォーマンスを披露してくれるのか、楽しみですね!緊張している様子もまた、お茶の間を和ませてくれることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月27日岡田准一が再び主演し、ファイトコレオグラファーも務める映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』。この度、岡田さん演じる“伝説の殺し屋”ファブルが一般人“佐藤アキラ”として働くバイト先【デザイン会社・オクトパス】の山本美月、佐藤二朗、好井まさおといった前作から続投する仲間たちの新場面写真が到着した。ボス(佐藤浩市)から「一年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられたことから、佐藤アキラという偽名を使って相棒・ヨウコ(木村文乃)と共に暮らしているプロの殺し屋・ファブル。そんなアキラが“プロの一般人”を極めるべくアルバイトを始めるが、デザイン会社・オクトパスの仲間たちもまた強烈そのものだった!アキラの同僚で、素直で優しい幸薄ガール・ミサキ(山本さん)は、前作のロング姿からショートカットへとイメージチェンジを果たし、可愛らしさ倍増。アキラの天才的なセンスで描かれたイラストについて優しくフォローしながらも、無自覚にも辛辣なツッコミをいれる姿や、クセ強な社長との絶妙な掛け合いからは脅威のポテンシャルを感じさせている。佐藤さん演じる脱力系タコ社長・田高田は、世間とはズレた感性を持つアキラを良き理解者(?)として温かく見守りながらも、自身もクセの強さが溢れ出てしまうキャラクター。そして、ミサキと同じく同僚のオクトパス社員・貝沼(好井さん)は、ミサキに惹かれており、なにかとアキラを敵対視する不気味な男。本作では彼の存在も、事件に巻き込まれる鍵となっている。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル殺さない殺し屋 2021年2⽉5⽇より全国にて公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2020年11月27日2022年放送予定の小栗旬主演大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。先程発表された源義経役の菅田将暉に続き、新たなキャストが明らかになった。三谷幸喜脚本で描く本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に権力の座を巡る男たち女たちの駆け引き、源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした二代執権・北条義時を描く物語。小栗さんが北条義時を演じるほか、これまでに小池栄子、佐藤二朗、中川大志、小泉孝太郎、杉本哲太らの出演が発表されている。本日11月20日明らかになったのは、菅田さんに加え、小林隆、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋の5名。小林隆/三善康信役“13人”の1人で、義時たちの運命を変える人物。<コメント>伯母が源頼朝の乳母であった関係で頼朝の平家打倒の挙兵に大きな役割を果たし、京都朝廷の官から鎌倉幕府草創期の政務を支える存在となる三善康信。そのドラマチックな人生を生きることが楽しみでなりません。平安時代末期から鎌倉時代初期へ、貴族中心の世界から武士中心の世界へという歴史の大きな転換期を、朝廷勤めで培った文官としての能力を武器に、思う存分生き抜きたいと思っております。「13人」の一人として。中村獅童/梶原景時役“13人”の1人で、寝返り重臣筆頭となる謎の敵将。<コメント>歌舞伎では「梶原平三誉石切」という演目や、その他さまざまな演目にもたびたび登場し私自身も演じたことがあります。その人柄は、大悪人といわれることも多い、悲劇の武将「梶原景時」。でも三谷さんのことだからただの悪人というわけではないはず……。諸説ある歴史背景とともに、三谷さんがどのように描いてくださるか今からワクワクしています。宮沢りえ/牧の方役義時の継母。<コメント>牧の方というと、悪女というイメージがありました。あまり悪い女を演じたことがない私にこの役をオファーしてくださったことに、驚きと喜びを感じております。主役の小栗さんをはじめ、一筋縄ではいかないすばらしい役者さんたちの中で、惜しみなく牧の方を愛し、演じようと思います。大泉洋/源頼朝役一族を平家に滅ぼされた流罪人で、義時を右腕に天下を狙う人物。<コメント>源頼朝といえば、征夷大将軍であり鎌倉幕府を開いた英雄でありますが、そこに到るまでの平家との因縁や弟・義経との確執、妻・政子との物語など歴史の教科書では語られない人間頼朝をすばらしい共演者の皆々様と共に丁寧に演じていけたらと思っております。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年11月20日菅田将暉が小栗旬主演、三谷幸喜脚本の2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、悲劇の天才武将・源義経役に決定。先ほど三谷幸喜から発表された。本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。小栗さんが源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした鎌倉幕府二代執権・北条義時を演じる。連日、第一次出演者が三谷さん自身の口から発表されていた本作。その最終日となる今回、源氏を語るには外せない頼朝の弟で、次々と奇跡を起こす天才軍略家、源義経を菅田さんが演じることに。「おんな城主 直虎」(2017)以来、2度目の大河ドラマ出演を果たす。出演が決まった菅田さんは「「悲劇の武将」と言われ、ドラマティックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く実体がよくわからないところが演じる上では興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは、“血の通わせ方”“綺麗事では終わらせない”ということ。特に義経は綺麗なイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです。」とコメントを寄せている。SNSには「菅田将暉キター!!」「菅田さんがまた時代劇で見られるなんて」「期待しかない」という声や、「小栗旬さんのご指名かしら」「ぎ、銀魂…佐藤二朗さんもいるし」とキャストとの交流に触れる声も上がり、まだ明らかになっていない頼朝役にも注目が集まっている。なお、先んじて、義時(小栗さん)の生涯の盟友、三浦義村役に山本耕史、義時の妹の阿波局役に宮澤エマ、義時の父・北条時政役に坂東彌十郎、頼朝の息子で義時の甥となる二代将軍・源頼家役に金子大地らの出演も発表されている。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月20日同名の人気コミックを原作に、岡田准一主演で2019年に全国公開された映画『ザ・ファブル』の続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が、2021年2月5日(金)に公開される。この度、本作で主演を務める岡田岡田准一のメイキングカット、そして江口カン監督とプロデューサーからのコメントが公開された。どんな相手も“6秒”以内に殺すという“伝説の殺し屋”ファブル(岡田)。勘が鋭く、危機察知能力に長け、圧倒的な格闘の強さと拳銃の操作術を持ち、裏社会で誰もが恐れる存在だが、現在はボス(佐藤浩市)からの「一年間、誰も殺すな。“普通”に暮らせ」という命令に従い、相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い、佐藤アキラとして「プロの一般人」を目指すべく、とあるデザイン会社でアルバイトをしている。子供のような天才的な画才を発揮しながら「時給900円の最強お兄さん」として社長の田高田(佐藤二朗)や社員のミサキ(山本美月)らのもと平和に暮らしていた。本作は、アキラがかつて助けられなかった車椅子の少女・ヒナコ(平手友梨奈)と再会するところから物語が始まる。しかし、その影には、表向きは子供を守るNPO代表だが裏では若者を平気で殺す危険な男・宇津帆(堤真一)や、凄腕の殺し屋・鈴木(安藤政信)がいて……。本作で岡田は、主演としてのみならず、ファイトコレオグラファーとしてアクション制作にも初期段階から参加。アクション映画の世界基準”超え”を目指した。「岡田さんに初期段階からアクション作りに参加してもらったおかげで、岡田さんの持っているアクションセンスをフルに発揮してもらうことができた」と語るプロデューサー。メガホンをとった江口監督も「アクションは岡田さんから多くを学びました。それを誇りとして、これからもいろんな作品を撮影していけるなと思っています。僕にとっての師匠ですね」と敬意を表し、現場では”岡田師範”とも呼んでいたという。「教えるのがめちゃくちゃうまいんですよ。見ていると自分もやりたくなるし、できるんじゃないか?って気になるんです。教えている様子そのものが面白いです」とアクション指導をしていた岡田の姿を振り返っている。難度の高いアクションでは、緊迫した空気が漂うも、そんなときこそ岡田は現場を盛り上げ、監督やスタッフを励まし続けたという。また、劇中に登場する、上半身裸に赤ネクタイという強烈なビジュアルが話題の“笑いの中学一年生”ことジャッカル富岡。彼はファブルが唯一感情をあらわにして爆笑するお笑い芸人だが、そんな“ジャッカル富岡”のTikTokアカウントが開設される運びとなった。また、今後TikTokで投稿されるであろう映像がダイジェストで公開され、TikTokトレンドに挑戦するジャッカル、日常生活に溶け込むジャッカルなど、今後の展開が要注目な映像となっている。映像内で“フォロワーが1億人を突破したらドラマ主演が決まる”などと豪語しているが、果たしてジャッカル渾身のネタはファブル以外の人々に受け入れられ、見事主演ドラマを勝ち取ることができるのか。今後の“ジャッカル富岡TikTok”展開にも注目が集まる。『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』2021年2月5日(金)公開
2020年11月18日小栗旬を主演に迎える、鎌倉時代を舞台にした2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。現在、本作の脚本家・三谷幸喜が5日間連続でキャストを順次発表中だが、新たに中川大志や小泉孝太郎、南沙良らの参加が明らかになった。三谷さん脚本による本作は、華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。源頼朝に全てを学び、武士の世を盤石にした二代執権・北条義時(小栗旬)。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲーム。義時は、どんなカードを切っていくのか――。本日11月17日に明らかになったのは、中川大志(大河出演4回目)、小泉孝太郎(大河出演4回目)、南沙良(大河初出演)、野添義弘(大河出演5回目)、杉本哲太(大河出演8回目)の5人。16日には義時の姉・北条政子に小池栄子(大河出演2回目)、兄・北条宗時(大河出演3回目)に片岡愛之助、平清盛に松平健(大河出演8回目)、頼朝の側近・比企能員に佐藤二朗(大河出演3回目)が発表されていた。鎌倉幕府が誇る若武者・畠山重忠 役/中川大志畠山重忠と名前を聞いてもあまりピンとこず、なじみのない武将だったので、初めて知ることばかりで、楽しく勉強しています。知勇兼備で武士の鑑とも呼ばれた男ということで、大河ドラマであまり戦に参加したことのない僕は、ようやく戦えるのか!とワクワクしています…。そのあたりの準備もしっかりとしていきたいです。偉大な清盛の後継・平宗盛 役/小泉孝太郎僕が初めて大河ドラマにオファーをいただいた作品が「義経」でした。そのとき平宗盛は鶴見辰吾さんが演じられていました。偉大な清盛の後継者である、宗盛。二代目の苦悩、そして父親として家族への純粋な愛情を持っている宗盛の姿が印象的でした。宗盛は弱々しいイメージがある人物として描かれることが多いですが、今回の「鎌倉殿の13人」では、三谷さんにどのように描かれるのかとても楽しみにしております。源頼朝の愛娘・大姫(おおひめ) 役/南沙良今回、大姫を演じさせていただくこととなりました。錚々たるキャストの皆様とご一緒できることに、とても感謝しています。過酷な運命を辿った大姫ですが、これから演じていく中で私の中に出来上がる大姫が、どのように仕上がるのか、不安よりも期待の方が大きくなっています。歴史はひとつでも、その時代を生き、駆け抜けた大姫の物語に正解はなく、演じる物語は未来の私の一部になると思います。今回の役を通じ、皆様にお届けする大姫を楽しんでもらえるように精いっぱい、演じていければと思います。源頼朝の従者「13人」の1人・安達盛長 役/野添義弘安達盛長は頼朝の流人時代から仕えてきた最古参の御家人なのですが、13人の中でも郎党という異色の存在。頼朝のために奔走し人生を捧げ、頼朝が最も信頼し本音を語れる人物という印象です。三谷さんの作品はどの作品も斬新かつ繊細でそれぞれに違ったおもしろさがあり、出演している俳優さんを羨ましく思い、指をくわえて見ていました。今回、三谷さんが描かれる作品なので、老練で寡黙ながらもおもしろ味のある、安達盛長を演じることができればと思います。野心家といわれた頼朝の叔父・源行家 役/杉本哲太今回、頼朝の叔父である源行家を演じることになりました。この行家という人物は、かなりの野心家だったからか、敵も多かったよう……エネルギッシュにいろいろな欲望を滲ませられたらと思っています。大河ドラマに出演させていただくのは、今作品で8作品目。いつも思うのは、スタジオのセットもさることながらオープンセットの壮大さです。また三谷さんの作品には初参加なのでとても緊張しております。とにかく役を楽しみながら演じられたらと思っています。義時の姉にして源頼朝の妻・北条政子 役/小池栄子北条政子を演じさせていただけるとは、、、。女として、母として、強く、愛に生きた政子は、「一途」という言葉がぴったりな最高にカッコイイ女性だと思います。1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせていただきたいと思います。「猛女」とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆様の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね!義時の兄・北条宗時 役/片岡愛之助また三谷幸喜さんの大河ドラマに出演させていただけると伺ったときは素直にとてもうれしかったです。北条宗時は私とは真逆の人間。夢に生き、夢に散った男だったと知りました。打倒平家に燃えたその夢想家の熱意は相当なものだったと想像がつきますし、今回はその熱量をいかに表現できるかに懸かっていると感じています。自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることに今からワクワクが止まりません!とはいえ、宗時は歴史文献にもあまり記録が残っていない人物。その宗時が三谷さんの脚本でどう描かれるのか、非常に楽しみです!源氏の宿敵・平清盛 役/松平 健〈平清盛〉は、700年続く武家政権の祖です。地下人から太政大臣まで上り詰めながら、貴族化していく姿は源氏への戒めの姿でもあると思います。源氏の遺児たちの命を奪わなかった情が、自らを窮地へ導く――〈清盛〉の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したいと思います。北条家と権力闘争「13人」の1人・比企能員 役/佐藤二朗僕が演じるのは「13人」の一人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げた比企能員(ひき・よしかず)という人物です。一歩間違っていたら、執権は北条でなく比企だったかもしれません。歴史の裏には必ず、涙を飲んだ悲運の敗北者がいます。そうした歴史の表舞台に立てなかった人物を演じるのは、ある意味役者冥利に尽きます。精いっぱい、歴史の裏側、影を輝かせたいと思います。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は2022年1~12月、NHKにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月17日