歌手で俳優の星野源(38)主演映画「引っ越し大名!」の主題歌をユニコーンが担当すると発表された。あわせて星野が、ユニコーン愛を炸裂させたコメントを披露。かねてからユニコーン好きとして知られており、ファンの喜びもひとしおのようだ。8月30日に公開が予定されている「引っ越し大名!」。星野が高橋一生(38)や高畑充希(27)といった豪華俳優陣と共演するとあって、すでに大きな話題を呼んでいた。そして今回、ユニコーンが提供する楽曲は「でんでん」。各メディアによると星野演じる主人公・春之介の渾名が「カタツムリ」であることにちなんで、ユニコーンは「でんでん」というタイトルに決めたという。星野は「まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは」と絶賛。「『UNICORN MOVIE2 1/2』のVHSを擦り切れるほどに観ていた、幼少の自分に伝えてあげたいです」とコメントしたという。同日、Twitterでは「引越し大名」がトレンド入りするほどの大反響。《星野源主演で主題歌ユニコーンだなんてもう鼻血出るわぁ》《星野源 主演!!ユニコーン 主題歌!!めっちゃ ナイスーーー》といった声が。さらに星野が大のユニコーン好きであると知られているため、《自分の主演映画で、ユニコーンが歌ってくれるって嬉しいだろうなぁ~》《源さん飛び上がるほど嬉しかったんだろうな》とファンが喜びの声を上げている。「星野さんは小学生のころからユニコーンの大ファン。奥田民生さん(54)と雑誌で対談した際も、まるで少年のようなキラキラとした目をしていたそうです。自身がリーダーを務めたバンド・SAKEROCKは個性豊かなメンバーの揃ったバンドでしたが、それはユニコーンをお手本にしたそうです。またラジオでもたびたびユニコーン愛について語っているので、星野さんがキッカケでユニコーンのファンになる若い人も増えています」(音楽関係者)星野が歓喜した神コラボ、スクリーンでも大いに話題となりそうだ。
2019年05月15日“引っ越し”!(国替え)をテーマに描く星野源主演映画『引っ越し大名!』から、本予告編が到着。さらに、主題歌が「ユニコーン」の書下ろし新曲に決定したことも分かった。今回到着した映像では、引っ越しの総責任者に任命され、困惑する星野さん演じる春之介の姿からスタート。超難関プロジェクトを成し遂げるため、鷹村源右衛門(高橋一生)、於蘭(高畑充希)ら姫路藩士と共に、春之介が奮闘する様子が描かれる。さらには、仕分けにリスト、パワハラ…と、現代にも通じる問題も発生。ナレーションと相まって、コミカルさが際立つ映像となっている。また、映像では今回発表された主題歌、「ユニコーン」が本作のために書き下ろした新曲「でんでん」の一部音源も解禁。「でんでん」は、主人公の春之介のあだ名がカタツムリであることにちなんだもので、本楽曲について「ユニコーン」の奥田民生は「映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、『でんでん』っていう感じになってます(笑)」と明かし、時代劇好きだという川西幸一は「本当は(映画に)出たいくらいだった。脚本も読ませてもらったけどすごく良くて、(春之介に)降りかかってくる運命みたいなものを受け入れて、邁進していく、その努力というのはすごく大事なんだなって思いました」とコメントしている。そんな春之介を演じる星野さんは「人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした」と絶賛。また「まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは。月並みな言葉になってしまいますが、『UNICORN MOVIE2 1/2』のVHSを擦り切れるほどに観ていた、幼少の自分に伝えてあげたいです」と語っている。『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年05月15日俳優・ミュージシャンの星野源主演の映画『引越し大名!』(8月30日公開)の主題歌を、ユニコーンが務めることが15日、明らかになった。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。主演の星野は、周囲から「かたつむり」と呼ばれ、読書好きで書庫番として引っ越し奉行に任命される引きこもり侍・片桐春之介を演じる。春之介の幼馴染であり武芸の達人・鷹村源右衛門には高橋一生、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭を高畑充希と、実力が時代劇初出演を果たした同作。主題歌が、ユニコーンが書き下ろした新曲「でんでん」に決定した。曲名の「でんでん」は、主人公の春之介のあだ名が「かたつむり」であることに因んだ。2019年はグループに関する様々な周年が重なり、「ユニコーン100周年」を掲げる同グループが、実写映画主題歌としては8年ぶりとなる新曲で、同作を盛り上げる。合わせて解禁となった本予告では、冒頭から引っ越しの総責任者に任命され、困惑した春之介の姿が。人数10,000人、移動距離600Km、予算なしという状況の中、超難関プロジェクトを成し遂げるため、個性豊かな姫路藩士とともに奮闘する様子が描かれている。主題歌の「でんでん」も同予告で一部披露された。○川西幸一 コメントもともと時代劇が好きだから、本当は(映画に)出たいくらいだった。脚本も読ませてもらったけどすごく良くて、(春之介に)降りかかってくる運命みたいなものを受け入れて、邁進していく、その努力というのはすごく大事なんだなって思いました。○奥田民生 コメントでんでん」という曲を(主題歌に)使ってもらってるんですが、映画の内容を踏まえて、今回は詞から先に書きました。曲も、「でんでん」っていう感じになってます(笑)。○星野源 コメント人間と日本と季節を感じる、『引っ越し大名!』にぴったりの素晴らしい主題歌でした。まさか自分の主演映画にユニコーンの皆さんが、しかも奥田民生さん川西幸一さんという大好きなお二人が主題歌を書き下ろしてくださる日が来るとは。月並みな言葉になってしまいますが、「UNICORN MOVIE2 1/2」のVHSを擦り切れるほどに観ていた、幼少の自分に伝えてあげたいです。○犬童監督 コメントユニコーンが書き下ろしをしてくださることになり、メンバーを前に、『引っ越し大名!』という映画で何をしようとしているのか、お話することになりました。若く新しい世代が、「自分たちのやり方」で、理不尽なできごとを必死に切り抜けて行く姿。その中で、星野源さん演ずる春之介がリーダーとして、人として大きく成長する姿を描きたい」。ストーリーはもちろん、脇役のキャラクターまで一生懸命話しました。皆さんは真剣に聞いてくれました。終わり近く、奥田さんから、質問がありました。「映画の最後に聞くこの歌はどんな風に響いて欲しいですか?」私は、考え、答えました。「祝福して欲しいです。自分たちのやり方で、最後までやり通した春之介や、若者たちを」奥田さんは、少し考え静かにうなづきました。そして、生まれたのが「でんでん」。最高です。「目指すは新天地、何もないところ」。なんと、明るくありきたりでない希望を感じさせてくれることか!「引っ越し大名!」とユニコーンの幸福な出会いに感謝です。○矢島孝プロデューサー コメント江戸時代の壮大な引っ越しに思いを馳せたとき、すっと頭に浮かんだのがユニコーンでした。出来上がった楽曲は「この映画にはこの曲しかない!」と思わせる素敵な曲です。一歩一歩進んで行くしかなかった、当時の“旅”を感じさせる空気を持つ「でんでん」という曲が『引っ越し大名!』を数段持ち上げてくれたと思います!
2019年05月15日矢沢永吉が7月6日(土)に千葉・幕張メッセ国際展示場 4-6ホールにて、「E.YAZAWA SPECIAL EVENT ONE NIGHT SHOW 2019」を開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】5月1日の令和初日に全国ツアー「ROCK MUST GO ON」の開催を発表し、今年も攻め続けながら音楽を届けようとしている矢沢が「一夜限りの祭りをしようぜ!」という想いのもと熱い男たちが集結する。タイトルは1979年に発表され、今もライヴの人気曲として君臨する「ワン・ナイト・ショー」にちなんでいる。出演は矢沢永吉をはじめ、氣志團、KREVA、東京スカパラダイスオーケストラ(Guest奥田民生)、MIYAVIといったアグレッシブなメンバー。熱い“ワン・ナイト”を見逃すな!現在プレイガイド最速で、先行抽選プレリザーブを実施中。受付は5月21日(火)午後11時59分まで。■E.YAZAWA SPECIAL EVENT ONE NIGHT SHOW 20197月6日(土)幕張メッセ国際展示場 4-6ホール(千葉県)出演:矢沢永吉 / 氣志團 / KREVA / 東京スカパラダイスオーケストラ(Guest 奥田民生) / MIYAVI
2019年05月10日7月13日(土)・14日(日)に北海道・いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)で開催される野外フェス「JOIN ALIVE」。同フェスの第1弾出演アーティストが発表された。出演が決まったのは、初日の7月13日(土)に奥田民生、KEYTALK、スキマスイッチ、BARBEE BOYS、MONOEYES。2日目の14日(日)にGODIEGO、SUPER BEAVER、10-FEET、ヤバイTシャツ屋さんなど40組。初日はサカナクション、2日目は[ALEXANDROS]がヘッドライナーを務め、「JOIN ALIVE」10回目を記念したスペシャルMCとして徳光和夫が出演する。チケットの一般発売に先駆けて、通し券が一般発売価格より2,000円お得なオフィシャル先行1次(先着)を実施。受付は4月13日(土)午前10時から29日(月・祝)午後11時59分まで。■JOIN ALIVE日程:7月13日(土)・14日(日)会場:いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)(北海道)
2019年04月12日ピエール瀧容疑者の逮捕を受け、当該出演箇所を撮り直し、差し替えることが発表されていた映画『居眠り磐音』。この度、奥田瑛二が代役として“宍戸文六役”を務めることが正式発表された。松坂桃李が主演を務める時代劇『居眠り磐音』。今月14日に、「ピエール瀧容疑者の逮捕を受けて、関係者で協議の上、当該出演箇所を撮り直し、差し替えることと致しました。」と映画ウェブサイトが発表し、その後の動向に注目が集まっていた本作。そんな中、配給元の松竹が「映画『居眠り磐音』宍戸文六役のキャストについて」という書面にて、「この度、宍戸文六役として奥田瑛二さんにご出演頂く事が正式に決定したことを、ここにご報告致します。」と発表した。本作は、“平成で最も売れている時代小説”シリーズとして多くの時代小説ファンの心を掴んだ佐伯泰英の最高傑作にして初の映画化作品。松坂さんが時代劇初主演を務め、新境地を見せているほか、Wヒロインの木村文乃&芳根京子、柄本佑、杉野遥亮、佐々木蔵之介、陣内孝則、谷原章介ら豪華キャストが揃う。瀧容疑者が演じた宍戸文六は、関前藩国の家老という役どころだ。なお、本作の公開日は予定通り。『居眠り磐音』は5月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:居眠り磐音 2019年5月17日より全国にて公開©2019映画「居眠り磐音」製作委員会
2019年03月29日撮影は立ち位置を決めるジャンケンから始まり、見本誌を渡せばみんなで星占いのページで盛り上がる。日本のロックを’80年代から牽引してきたキャリアと功績のあるバンドでありながら、今も音楽とバンドに無邪気に向き合うユニコーンの5人。インタビューでは、彼らの楽しい雰囲気の中にある揺るぎない関係性や芯の強さが窺い知れた。――今年はユニコーン100周年だそうで、おめでとうございます。奥田民生:ありがとうございます(笑)。EBI:嬉しいね。――その100周年の“内訳”をひもときながら、お話を伺っていきたいんですが。まずは再始動から10周年。この10年で変わったことって何かありますか?奥田:まず年が違うよね、活動してなかった16年の間に老け込んでるから。川西幸一:久しぶりに会った時、テッシー(手島いさむさん)なんて誰かと思った!――1993年の解散以降は、お互いに会ったりする機会はなかったんですか?奥田:そんなになかったね。時々どこかの現場で見かけるくらい。解散当時は川西さん以外はまだ20代だったんですよ。EBI:だから30代はまるまるお互いを知らなくて。手島いさむ:その間に心持ちが広くなったというか。再始動後は以前よりも仲が良くなった感じがします。奥田:仲が良いっていうか、「助けてくれ」みたいなことですよね。手島:お互いにね。――ニュー・アルバム『UC100V』でも5人それぞれが曲を書いて歌も歌い、皆さんがやりたいことをバランスよくバンドの中で昇華している印象を受けました。奥田:そうですね。昔と比べて今は役割分担というか、誰かが代わる代わる音頭を取る感じが自然にできているので楽です。ABEDON:それぞれ実力があるので、やる気がある時に力を出してもらうのが一番。やる気を出せる時間はそれぞれに短いので(笑)、「この人が今がんばってるから僕は休んでいてもいいや」とランダムに誰かがやる気を出していればいい。あとの人は、その人が好きにできるようにバックアップをするように心がけています。――信頼関係のなせる業ですね。そして、今年のもうひとつの節目として、ABEDONさんの加入後初となったアルバム『服部』から30周年です。大事なターニングポイントだと思いますが、その頃バンドはどういう状況でしたか?ABEDON:僕が加入した時は、すでにユニコーンのメンバーとは一緒にレコーディングしたりしていたんです。奥田:それでそのままメンバーになってもらった感じ。ABEDON:ただ、それまで僕自身はユニコーンほど表に出る仕事をしてなかったので戸惑いました。その頃のユニコーンはミュージシャンでもあり、ちょっとタレントみたいな部分もありましたから。でも基本的には5人いるので、そんなに自分が背負わなきゃいけないこともないですし、みんなの胸を借りるようなつもりで加入しました。――そうだったんですね。ABEDON:当時、ユニコーン自体は音楽で実験的なことをやりたいという趣があるにもかかわらず、違うイメージに持っていこうとする世の中の流れもあり。でも、本当にみんな音楽が好きで…という雰囲気がその頃はあった気がします。僕はその橋渡しのような役割になるのかなと思っていました。――アイドル的人気もあったからこその、葛藤。奥田:そうよ、大変だったんだから(笑)。今は時代の流れも業界自体も変わって環境が違うので、当然、以前のようにできないことも多いですけど。僕らが音楽でやってることはそんなに変わってないです。だから周りのスタッフにも、なるべく環境が変わらないようにお願いしてます。――音楽と向き合う時の変わらない熱量がやっぱり大事なわけですよね。EBI:そこが変わったら、やってないですよ僕たちは。ABEDON:ほんとそうよ!――いろんな時代を経て、今年は川西さんが還暦を迎えられたことで60周年。それをプラスして計100周年となります。川西さん、ドラムを始めた当初は60歳まで叩くと思ってました?川西:いやいや、僕が音楽を始めた頃なんて天才はみんな27歳くらいで死んでたんで。こうしてずっと活動できることが幸せです。手島:天才じゃなかった、ってことだな!川西:うん、もう60ですよ(笑)。EBI:いろんな人がきっと、「こんな60歳もいるんだ」って励まされますよね。――本当にそうですね。手島:すごく元気だし、特殊な60歳かも。年下の僕らにとっても、いい見本です。「あそこを通過すればいいのか」って。ABEDON:もしくは「あそこを通過するまい」。全員:あははははは!川西:でも矢沢(永吉)さんも今年70歳であんなすごいステージをするわけでしょ。昔だったらミュージシャンも年を重ねるとどんどんやめていったけど、今は別にそんなこともないですよ。1枚目写真左から、ABEDON、奥田民生、川西幸一、手島いさむ、EBI。1986年に広島で結成、翌年デビュー。「大迷惑」や「働く男」「雪が降る町」など数々の名曲を生み、’93年に解散。その後はそれぞれ別の活動をしていたが、2009年に再始動を発表。実力と個性を兼ね備えた5人からなる日本屈指のロックバンド。アルバム『UC100V』は、ヘビーなギターに乗せてジム通いの回数をコミカルにカウントする「365歩のマッチョ」や、ユニコーン史上初となる奥田民生とABEDONのツインボーカル・ソング「OH! MYRAD10」など聴きどころ満載の全11曲を収録。DVDには再始動からの10年を追ったドキュメント映像を収録。【初回生産限定盤CD+DVD】¥4,800【完全生産限定盤(アナログ盤)】¥3,500【通常盤CD】¥3,000(Ki/oon Music)※『anan』2019年4月3日号より。写真・野呂知功(TRIVAL)スタイリスト・小川恭平ヘア&メイク・国沢 拓風間麻衣(共にsakura)インタビュー、文・上野三樹(by anan編集部)
2019年03月27日奥田瑛二(68)が朝の連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合)に出演すると2月7日に発表された。96年「ひまわり」と07年「どんど晴れ」といった朝ドラに出演している奥田だが、実の娘・安藤サクラ(32)のヒロイン作品に出演するのは初めてのことだ。各メディアによると奥田が演じるのは、元食糧庁の長官で食品業界に大きな影響力を持つ衆議院議員の土井垣隆三役。安藤との絡みはなく登場シーンも少ないが、制作統括のチーフ・プロデューサーは「強烈な説得力とインパクトがほしいと思い、お願いした」と告白。奥田も今回の出演についてこうコメントしたという。「まさか、まさか……『まんぷく』に呼ばれてビックリ!演じてビックリ!疲れた、笑った……僕の心はまんぷくだ!!」奥田は3月上旬に登場する予定。Twitterでは、まさかの親子共演を喜ぶ声が上がっている。《親子共演、凄過ぎる演出の遊びゴコロが好きだわ》《間違いなくディープインパクトですよ!》《なんだったら柄本家の皆様にも総出で!!是非》「安藤さんが小学校の学芸会で主役を射止めた際、奥田さんは演技指導をしたそうです。『学芸会みたいな芝居をしてるんじゃない!』と思わず叱ったともいいます(笑)。いっぽうで安藤さんが本格的に女優を志したころには、あえて手を差しのべませんでした。そうすることで、自発的に安藤さんは自らの道を切り拓いてきたのです。大女優となった娘との国民的ドラマでの共演は、奥田さんにとってさぞ意義深いものでしょう」(テレビ局関係者)
2019年02月08日アンアン読者にとっては、お父さんと同世代であろう奥田瑛二さん。“渋みのある大人の男”のイメージがありますが、実は’80年代には、“トレンディドラマ”と呼ばれた若者の恋愛模様などを描いたテレビドラマで、女性たちをメロメロにした過去があるのです…。――30年以上ずっと“かっこいい奥田瑛二”をキープしてこられたのに、2月に全国公開の映画『洗骨』では、情けなく、かっこ悪い男性を演じていますね。そう。僕が演じた信綱という役は、最愛の妻を亡くし、酒に溺れ、世捨て人のように暮らしている男。ここ5~6年よく演じていた、検事や刑事、会社の重役といった役とはまったく違うタイプの男。まあね、年齢的にそういう役回りなんだろうけれども、恫喝したり、あるいは経済や政治に関する専門用語をバーッとまくしたてたりすることが多くて、こっちは年をとるのに覚えるセリフはどんどん増えるわけだから、正直ちょっと疲れちゃってさ(笑)。それで一昨年の夏に、“もうそういう役、やーめた”って思ったの。それで今後は、父親でもいいし、もちろんジジイでもいいんだけど、人の心にある喜びや悲しみ、痛みに寄り添うような役柄をやろうって決めて。そんなときにこの話をいただいた。脚本を読んですぐに監督に会いたいって思って、渋谷のルノアールで話を聞いたんだよね。――照屋年之監督、ガレッジセールのゴリさんですね。うん。笑えるところがあって、切なくなって、また笑えてまた涙が出て。読み終えたとき、それこそ珠玉のため息が出たんです。脚本を読んで、自分から監督に会いたいと思ったのなんて、それこそ25年ぶりくらいじゃないかなぁ。それで「なんで僕なんですか?」って聞いたんですよ、監督に。――監督はなんと?「目です」、と。――ほう…。その時点で、“こいつ、俳優を殺しに来やがって…”って脳裏で思ったんですけど(笑)、さらに続けて「奥田さんの目の奥にある眼差しには、悲しみと切なさがあるのがいい」と。おいおい、倍かけて口説いてきてるよって。もう僕が女性だったら、すぐに相手のものになっちゃうくらい、すごい口説き方だったんです(笑)。承諾して、家に帰る道すがら、今まで積み上げてきた〈俳優・奥田瑛二〉を取っ払うんだろうなぁと思いつつ、自分を再構築したいと思っていたところだったから、もう一度原点に立ち返るのにはすごくいいタイミングだったんですよ。――作品の舞台は沖縄の粟国島。そこで奥田さん演じる信綱は、家に閉じこもって酒浸りの日々を生きているわけですが、先ほど「人の痛みに寄り添う役をやりたかった」とおっしゃいましたけれど、ここまで情けない男を演じることに、躊躇はなかったんですか?まったくなかったよ。ファーストシーン、信綱はケツのたるんだダルダルのブリーフにくたびれたランニングで登場するんだけど、衣装合わせのときに伸び切ったブリーフをはいたらさ、「おぉ~、これだこれだ!」って。自分はもちろん監督も、いわゆる〈奥田瑛二〉を崩していくことが、結構楽しかったんだと思います(笑)。――奥田さんがここ最近演じてきた役柄として挙げたのは、検事や刑事といった職業でしたが、信綱はもはや職業もない“ただの沖縄の離島の男”ですよね。役作りのアプローチは異なりますか?うん、違うね。まず、その役に対しての責任の度合いが違うんだよな。そこに生きている人を演じるって、すごく責任が大きいんだよ。もちろん検事をやるときにも、実際に検事の方にお会いして話を聞いて、リサーチを重ねるわけだけど、信綱のような男はもっと土着性が必要になる。なんだろうね、その土地に溶け込む才能っていうのかな。今回は1か月ちょっと粟国島や沖縄本島に住んでロケをしたんだけど、島の土、風、自然、人々、すべてに好奇心を持って近づき、そのあとは一切考えないようにして、ネイティブの空気感を身につけるんだ。こういう役は形より、心を掴むことが大事。そういう意味では、今までで最も難しい役どころだったかもしれないね。おくだ・えいじ1950年生まれ、愛知県出身。’79年『もっとしなやかに もっとしたたかに』で映画初主演。’86年のドラマ『男女7人夏物語』を機にブレイク。’89年の映画『千利休 本覺坊遺文』で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。映画監督としても活躍しており、’06年『長い散歩』でモントリオール世界映画祭でグランプリを含む3冠を受賞した。『洗骨』死んだ人を一度土葬あるいは風葬したあと、縁深き人たちの手により骨をきれいに洗うという風習、“洗骨”。4年前に妻を亡くし、沖縄の粟国島で世捨て人のように暮らす信綱の元に、島の外にいる娘と息子が帰ってくる。家族の思いがすれ違う中、洗骨の日が近づいてきて…。共演に、筒井道隆、水崎綾女、筒井真理子ら。沖縄で先行公開中。2月9日より、丸の内TOEIほか全国公開。※『anan』2019年2月6日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)インタビュー、文・河野友紀(by anan編集部)
2019年02月01日●『木更津キャッツアイ』以来の共演『来る』この冬注目のホラー映画『来る』が、12月7日より全国で公開される。第22回日本ホラー小説大賞を受賞した、澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)を、中島哲也監督が実写映画化した同作は、得体の知れない「あれ」への恐怖と、人間の業、ミステリーのような展開に、予想のつかない迫力シーンなど、見どころがいっぱいの怪作となっている。主演の岡田准一は、オカルトライター・野崎を演じ、久しぶりの現代劇で、髭面&ド派手な柄シャツ姿に。また「あれ」に怯え家族を守ろうとする会社員・田原秀樹を演じる妻夫木聡とは、久しぶりの共演で、初めてじっくりと同じシーンで絡むこととなった。20年以上も第一線で活躍し続ける同い年の2人は、今回の作品で互いについてどのように感じたのか、インタビューした。○「人間の業」描く魅力――今回はホラー作品ですが、人間の怖さが描かれているのかと思いました。お二人が考える怖さや、ホラーの魅力はどういう点でしょうか?妻夫木:昔はホラーって、「うわあ、怖かったね」と言って、そのあとはご飯を食べて寝て終わり……という感覚だったと思うけど、今は余韻を残して、考えさせられるような作品が多くなっているように思います。死ぬまで考えていかなければいけない、人間の業に焦点が合ってきているのかな。岡田:……まさにね! その通りだと思いました。ジャンルにカテゴライズされて、好きなものばかり集まる時代になる中で、壁を壊してジャンルフリーになるものを作っていくことを、作り手は問われているんだと思います。監督ご自身も、世間や物事をまっすぐ見てない方だと思うので……と言ったら、怒られるかもしれませんが(笑)妻夫木:断定しちゃって(笑)岡田:でも、オファーをいただいた時点で「人間の怖さがある中に、ホラーの要素を足したい」と伺っていましたし、それを前提としてお話を受けました。最後の方の”祓い”のシーンは、監督が「観る人がライブを観ているような感覚になればいい」とおっしゃっていましたけど、エネルギーが混ざり合ってる感じで、日本映画でこういうことができるのは中島監督ならではの面白さですよね。――『木更津キャッツアイ』以来久々の共演、しかも同年齢というお二人ですが、昔の印象と現在の印象の違いなどはありましたか?妻夫木:岡田くんは”深度”が、深まったと思います。僕よりも全然前から活躍されてた方だし、いっぱい主演もやっていて、本当にお芝居が上手な方だなと思って観ていたし、芝居に対する真摯さがどんどん深くなっているんだろうな、と。どんどん、”ストイック”じゃ片付けられない深さが出てきてる。『木更津キャッツアイ』では共演しましたけど、シーンも一瞬で、車の中での掛け合いくらいでしたからね。いきなり車に乗せられて、何をしゃべればいいのかわからない、という感じでした(笑)。岡田:妻夫木くんが演じていたリトル山田とは、昔は仲良かったけど今は疎遠で、という設定だったよね。リトル山田は現在は成功してる、という役柄で。妻夫木:昔はすごいダサかったのに……という。犬みたいな柄のニットを着てた(笑)岡田:懐かしいですね(笑)。リトル山田は、プロ野球選手になったんでしたっけ?妻夫木:そうそうそう!(笑)岡田:僕は、妻夫木くんのことを昔から知っていて、同い年なのでシンパシーもあるけど、2人とも主演をやるようになると、なかなか共演できなくて。でもずっと観てきたし、身近に感じています。「誰と同い年ですか?」と聞かれたら、「妻夫木くん」と言っていましたし、裏で「ブッキー」と呼んでますから(笑)。普段は言わないけど、裏では「ブッキーね」って。妻夫木:俺は「岡田くん」なのに……(笑)岡田:裏ではね(笑)。だから今回初めてちゃんと共演できて、楽しかったですね。互いに探ってる感じが役柄にも合ってた。監督もすごく気に入ってくれてましたし、遠いようで近い、同じ歴史を見てきた感覚があります。●20代にはできない、監督へのツッコミ――具体的に刺激を受けあった、というような点はあったのでしょうか?妻夫木:そういうところがないから、楽しかったのかな。そわそわした感じはあったんですよ。それが役に通じた部分もあって、「噛み合ってるような、噛み合ってないような」という空気が面白かった。でも積み重ねてできることではないし、仕掛けてやることでもない。作品をやっている中で生まれた、自然現象だと思います。仕掛けてやると面白くならないし、監督が「面白かった」と言ってくれたのも、僕たちの空気感についてだったのかも。岡田:役者としてのあり方は、羨ましくも思ってます。幅を広げて、自由に飛び回れるつながりを作って、楽しんで役を演じられてることが素敵だなと思いました。――今回岡田さんが演じた野崎は、原作だと欠落を抱えていますが、映画では真逆の立場にいるのかな? と思いました。その印象の違いなど、どう感じて演じられていたんですか?岡田:そうですね。なので、原作者の方にお会いするときは「変えたのは僕じゃないんです、監督なんです! 監督なんです!」というオーラを出します(笑)。でも今回は監督を信じていましたし、監督がイメージしているものを演じられたら、と思っていました。自分を空っぽにして、実際に衣装を着てみて、妻夫木くんと顔を合わせて、初めて「こういう感じなんだ」と。ホン読みもなかったです。妻夫木:あれ? 俺、1回あった。(黒木)華ちゃんと、ムネ(青木崇高)と3人で。でも、中島監督も「人生で初めて」と言ってました。「もう2度とやんねえ」とも言ってましたけど(笑)岡田:僕らは、全くなかったです。妻夫木:いや、いらないと思う。本番で全く違うこと言ってたよ!(笑)岡田:もう、衣装合わせの時に「後は現場で!」という感じでした(笑)。でも、空っぽで行こうかな? と思って。それでいいかなと思える監督で、それは監督の才能に溺れている、ということなのかもしれません。「この方が監督だったら、なんとかしてくれるだろう」という安心感がありました。○監督のすごさに「幸せ」――ちなみに妻夫木さんがホン読みに参加しての印象はいかがでしたか?妻夫木:本番で「全然逆じゃん!」と思うことばかりでしたよ!(笑) でもきっと、その時にやっていることが全てで、すごく直感的に動いている方なんでしょうね。全然寝ないし、根っからの映像好きな監督です。だから段取りもなしに、「はい、ここから"あれ"がくる、驚く、スタート!」みたいな感じで(笑)。岡田:こういう大事なシーン(恐怖する岡田)も朝一で撮影してますから!(笑)妻夫木:細かいつながりについて、「家に入る時、靴どうします?」とか、こっちが聞くところから始まるから(笑)。でも上がりも面白いし、編集もすごいので、岡田くんの言う通り、僕たちはできるだけ空っぽの状態で行って、監督色に染まれた方が、より人物が冴え渡る。それくらい群像劇としてはっきりしているので、余計なことをするよりも、良いのだと思います。岡田:幸せですよね。妻夫木:でも今回は、自分以外のシーンを楽しみにしてたところもありました。僕は、松(たか子)さんに会ったの、打ち上げですから。松さんと電話で話すシーンもあったんですが、全部助監督の声だったので、ほんときつかったです。しかも、電話越しじゃなくてすぐそこにいるから、全然臨場感ない!(笑)岡田:しかも、わざとなのか、棒読みだったよね。あれ、すごくうまい人だったらやりやすいのかな?(笑)妻夫木:めっちゃ手抜いてていいから、松さんの声だったら感情を入れやすいんですけど、1回「今俺はこういう世界に入ってるんだ」と言い聞かせないと、助監督の声にしかならないので、大変でした(笑)。――共演のシーンについて、何か印象的だったことはありましたか?岡田:あっという間に終わったよね。女優さんには細かく指導しているのを見たんですが、「監督、僕らに興味ないな」と(笑)。妻夫木:たまに「OK」すらも言わないから、「あ、今のOKなんだ」って(笑)。岡田:僕らは年上の方とやるのに慣れてるんです。なので、妻夫木くんがいいタイミングで監督をいじったりしてるのを見ると、「さすがだな」「ベテランの域だな」と思っていました。絶対に向こうが怒らないタイミングで、言葉を挟み込んでいくなんて、20代には絶対できないことですね。妻夫木:(木村)大作さんとかもそうでしょう?岡田:そうそう。経験だと思うんですけどね。妻夫木:でも、結構大事なんですよね。そういうのがないと、現場がピリピリしすぎて窮屈になるから。5秒に1回くらい「つまんねー!」とか言うので、こちらがちょっとツッコミ入れるだけで、ホッとするじゃないですか。岡田:周りがクスッとできるよね。ガーッと言われて、「またまた〜!」と返せる世代だから。自分もやってたりすることもあるし、同じ年で同じ時を過ごした経験が見えて、さすがでした。■岡田准一1980年11月18日生まれ、大阪府出身。1995年にV6のメンバーとしてCDデビューし、歌手活動以外にもドラマ・映画・ラジオ・バラエティなど多岐にわたって活躍。2002年、ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS)が人気を集め、2度映画化される。14年には、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』にて主演・黒田官兵衛を演じた。第40回、第41回の日本アカデミー賞で続けて優秀主演男優賞(『海賊とよばれた男』、『関ヶ原』)を受賞。2018年は今作のほか『散り椿』に主演し、2019年に『ザ・ファブル』の公開も控えている。5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』(テレビ朝日)が2019年放送予定。■妻夫木聡1980年12月13日生まれ、福岡県出身。1997年「超ビッグオーディション」の第1回グランプリを獲得し、芸能界デビュー。1998年、テレビドラマ『すばらしい日々』で俳優デビュー。2001年、映画『ウォーターボーイズ』で映画初主演し、第25回日本アカデミー賞では優秀主演男優賞・新人俳優賞をW受賞し、以来国内外のさまざまな賞を受賞、2009年にはNHK大河ドラマ『天地人』で主演を果たす。近年は映画『愚行録』(17)、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(17)主演、「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」(18)、ドラマ『イノセント・デイズ』(18)、舞台『キネマと恋人』(16)、『贋作・桜の森の満開の下』(18)などに出演。
2018年12月06日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)が、10月で放送10年目に突入する。この連載では、番組に携わる構成作家のチェ・ひろし、奥田泰、藤井青銅、ディレクターの石井玄、そしてパーソナリティのオードリーにインタビューをする他、番組密着やイベントレポートも行う。第2回は、構成作家の奥田泰にインタビューを実施した。○オードリーとの出会い――奥田さんがオードリーさんの番組につかれたきっかけをお聞かせください。芳樹さん(宗岡芳樹)がディレクターの頃に、ネタコーナーを強くしたいとなって、声をかけてもらいました。――確かに奥田さんはナイナイさんのオールナイトニッポンで常連のハガキ職人でしたよね。芳樹さんとは元々接点があったのですか。芳樹さんが営業から制作に異動になって、『チュートリアルのオールナイトニッポンR』で最初に仕事をしました。その後、ナイナイさんの番組本の制作で一緒にじっくりやらせてもらって、という感じです。――オードリーさんの番組につかれた時期はいつですか。13年の1月です。サンドウィッチマンさんがゲストに来られたスペシャルウィーク(12年12月12日放送)の後の、切りが良いタイミングでしたね。前任の長永(拓也)さんと入れ替わりでした。――オードリーさんとはその以前から接点があったのですか。お2人は覚えていないと思うんですけど、『ヤンピース』(ニッポン放送/06年~08年)という番組に作家として入っていたんですが、若手芸人だけがゲストで来る1週間があって来ていただきました。――以前からご存じだったんですね。オードリーさんへの印象は、ラジオに携わる前と後で変わりましたか。こういう印象だと最初から決めつけていたわけではないので、あまりないですね。ただ、春日さんがあんなに人見知りだとは思いませんでしたけど(笑)。無言でずっといられる方ですしね。○ブース内で"基本しゃべらない"理由――奥田さんは放送中、オードリーさんと一緒にブースに入られています。放送ではよく奥田さんの笑い声が聞こえてきますが、例えば「オチ前で笑わないように」など、意識していることはありますか。それは思うんですよ。春日さんのツッコミの前に笑わない方がいいなとか。我慢することもありますが、素直に面白いと笑っちゃいますね(笑)。若林さんは、僕らにしか分からないことをたまに言ったりするんですよ。さっきの楽屋の話が前提だったり、あとは同世代だからこそ分かることだったりとか。――奥田さんとオードリーさんの2人は同年代ですよね。若林さんも春日さんも微妙なラインをついてくるんですよ(笑)。『キン肉マン』の話でも「ヘル・ミッショネルズ」とかは俺らの世代でもパッと出てこないワードなんです。「ネプチューンマン」や「ビッグ・ザ・武道」とかはすぐ出てくるんですが。そこがちょっと面白いというか、聞いたら絵が出てくるんで、思わず笑っちゃいますね。――他の番組ではブースの作家さんが補足的にしゃべることもあったりしますが、奥田さんはほとんどしゃべられないですよね。そこは意識されているのですか。そうですね。そっちの方がいいと思ってますし、基本しゃべらないですね。ただ、言った方がいいときは、オンエアで聞こえる声じゃなく言ったり、書いたりはしています。例えば、「ここからはありでここからはなし」と名前を挙げていくトークをたまにするじゃないですか。そういったときは、2人が後から見ながらしゃべれるように、言ったことを僕がパーッと書き留めますね。○放送前、春日俊彰が必ず行う"仕事"――フリートークの内容について、お2人から事前に相談されたりするんですか。いや、トークには一切かかわらないです。ただ、若林さんとは本番前にしゃべっていますけどね。だからトークは生放送で全部初めて聴くんですよ。――若林さんとはどんなお話をされているんですか。ここでは言えない話が多いですね(笑)。――春日さんとは話されないんですか。「しんやめ」(コーナー「死んでもやめんじゃねーぞ」)を持っていて、「お願いします」だけです(笑)。春日さんだけ会議室が別なんですが、春日さんの仕事として、お菓子の袋を全部開けるという作業があるので、それは今でもやってもらっています。だから1回はこっちの会議室に必ず来られますね。――そんなルールがあるんですね(笑)。どういう経緯でそうなったんですか。分からないです。昔からそうなんですって。春日さんが全部袋をガンガンガンって開けていきます。だからお菓子を食べたくても、春日さんのところに行って、「すみません、開けてもらっていいですか」と言いにいきますね(笑)。○採用されやすいネタメールとは――話は戻りまして、ブースに入られる以外に、作家としてどんなお仕事をされているか、お聞かせください。主なところではネタメールの最初の粗選びですね。やはり一定レベルに達したものでないと、放送にはのせられないので。そこまで絞ったものを若林さん、春日さんにお見せします。後は本人たちがに好きなように選んでもらえばいいと思っているので。――どんなメールを省くのか、基準があればお聞かせください。まず、放送に適してない表現のあるものですね。後はお2人に合ってない内容のものです。例えば下ネタは読む人によって使えるワードが変わるので、「しんやめ」で春日さんが言って大丈夫かどうか、判断します。おぎやはぎさんなら言ってもいいけど、他の芸人さんだとキツイことがあるじゃないですか。――確かに、おぎやはぎさんの2人が言うから、許されていることもありますよね(笑)。それと芸能人ネタであれば、他のラジオやテレビのバラエティでよくネタにされる人は、新しい触れ方であればはじかないですね。例えばクロちゃんなどをネタにしても、どうしても後追いになってしまうので。後は、言い回しが長すぎてキレが悪すぎるものやオチが先にきちゃってるものでなければ、基本的にははじかないです。――となると、あまり作家側では省かないんですね。こっちの趣味、僕が好みかどうかでははじかないです。だから客観的に見て成立さえしていれば、お2人に持っていきます。――オードリーさんは放送前、ご自分たちでかなり選ばれているんですね。そうですね、2人とも選んでいますよ。芸人さんのラジオのよくある光景だとは思いますね。――それでは最後に、『オードリーのオールナイトニッポン』は10周年イヤーに突入しましたが、奥田さんの中でこの番組はどういう位置づけですか。ブースで好きなように笑って、1週間をリセットする感覚ですね。だから日曜日は仕事がないとうれしいです(笑)。
2018年10月19日映画『カツベン!』が2019年12月13日(金)に全国で公開される。監督は周防正行、主演は成田凌。周防正行による4年ぶりのオリジナル映画周防正行監督による、『舞妓はレディ』以来4年ぶりとなるオリジナル映画『カツベン!』。物語は、今からおよそ100年前、映画=活動写真がまだサイレントでモノクロだった時代を描く。そのため、観客たちを映画の世界へと導く役割を担っていたのが、“活動弁士”、通称“活弁(カツベン)”。彼らは、楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語を進行し、日本の映画界を盛り上げていた。活動弁士と日本映画の始まりを描くノンストップエンターテインメント主人公は、そんな“活弁(カツベン)”を夢見る青年。とある小さな町の映画館に流れついたことからすべての物語が始まる。超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、やがて事態は誰もが予想もしなかった展開へ……。日本映画の始まりを題材に、アクション×恋×笑いの要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメントが繰り広げられる。主演は成田凌、ヒロインは黒島結菜“活弁”を目指す主人公、俊太郎を演じるのは、雑誌『メンズノンノ』専属モデルとして活躍し、映画『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』にも出演している、若手俳優の成田凌。『カツベン!』で映画初主演を果たす。ヒロインは、映画『サクラダリセット』などにも出演している若手女優、黒島結菜が務める。永瀬正敏、高良健吾、井上真央など豪華キャストさらに、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊といった実力派俳優や、竹中直人、渡辺えり、小日向文世をはじめとする周防作品おなじみのキャストが物語を盛り上げる。竹中直人は成田演じる俊太郎が働く町の小さな映画館館主を、渡辺えりはその妻を演じる。その他キャスト池松壮亮…映画黎明期を支えた実在の映画監督・二川文太郎役。成河…主人公の俊太郎が働くことになる町 の映画館、靑木館の映写技師。酒井美紀…ヒロイン梅子の母親役。山本耕史…日本映画の礎を築いた“映画の父”として知ら れる牧野省三役。無声映画を完全再現!当時の映画界をリアルに映し出した本作は、当時主流だった“無声映画”を忠実に再現したこだわりのシーンもみどころのひとつ。例えば、パリの社交界を舞台に、“椿姫”と呼ばれる高級娼婦と純情な青年の悲しくも美しい愛の物語を描いた名作『椿姫』は、草刈民代×城田優のタッグで実現。作品の象徴となる情熱的なキスシーンを、当時の映像をもとに忠実に再現している。そのほか当時一大ムーブメントを起こした『金色夜叉』をはじめ、今回の為に制作されたオリジナル無声映画『南方のロマンス』も、人気キャストが揃う豪華映像と共に楽しむことができる。エンディング曲に奥田民生エンディング曲を手掛けたのは、ロックバンド 「UNICORN」 の一員として活躍し続けている奥田民生。今回は大正7年に発表されたのち、“パイノパイノパイ”というコミカルな歌詞で瞬く間にブレイクした「東京節」を、脚本の片島章三が『カツベン!』用に書き換えた楽曲「カツベン節」を担当する。レコーディングで熱の入った歌声を披露した奥田は、「子供の頃、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います。」とコメントを寄せている。ストーリー一流の活動弁士を夢見る青年・俊太郎は、小さな町の映画館「靑木館」に流れつく。隣町のライバル映画館に客も、人材も取られて閑古鳥の鳴く靑木館に残ったのは、「人使いの荒い館主夫婦」、「傲慢で自信過剰な弁士」、「酔っぱらってばかりの弁士」、「気難しい職人気質な映写技師」と曲者揃い。雑用ばかり任される俊太郎の前に突如現る大金を狙う泥棒、泥棒とニセ活動弁士を追う警察、そして幼なじみの初恋相手!俊太郎の夢、恋、青春の行方は・・・!俊太郎の活弁がうなるとき、世紀のエンターテイナーの物語がはじまる。詳細映画『カツベン!』公開日:2019年12月13(金)全国ロードショー監督:周防正行脚本・監督補:片島章三出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、小日向文世、竹野内豊エンディング曲:奥田民生
2018年10月01日◼︎大人の女性におすすめのマンガ原作映画をご紹介!DRESS読者のみなさん、こんにちは。DRESSで新作映画のご紹介をさせていただいております、映画ライターの古川ケイです。突然ですがみなさん、最近マンガは読んでいますか?大人になると段々読んでいたマンガの新刊を追えなくなってしまっていたり、読みたいマンガが少なくなってしまったりしていませんか?私自身、マンガも大好きで、今でも月に10〜15冊程度の新刊を購入しておりますが、新しいマンガに出会う機会が少なくなってきてしまったように感じています。本日は、DRSSSの9月特集「今夜は、漫画を抱きしめて」にちなみまして、週に2〜3本、年間100〜150本ほどの新作映画を観ている私が、DRESS読者のみなさんに自信を持っておすすめしたいマンガ原作の実写映画5選をご紹介したいと思います。今回は、映画だけでなく、原作コミックも大人の女性でも十分に楽しめる作品のみをご紹介しておりますので、ぜひ映画だけでなく、原作マンガも合わせて楽しんでみてくださいね。■おすすめNo.1『ちはやふる』まず1本目にご紹介するのは、言わずと知れた少女マンガの金字塔『ちはやふる』です。2008年から連載が続いている末次由紀さんによる原作マンガ『ちはやふる』。コミックスはまだ続いていますが、映画は2016年に公開された『ちはやふる -上の句-』『ちはやふる -下の句-』、続く2018年公開の『ちはやふる -結び-』で完結しております。この作品の見どころは、迫力のかるたシーンと、主演の若手俳優たちの今だからこその輝きをギュッと閉じ込めたかのようなキラキラ感。観始めたらすぐに、あなたもきっと青春時代にタイムスリップしてしまうことでしょう。◼︎おすすめNo.2『3月のライオン』そして次におすすめしたいのが、2017年に公開された『3月のライオン』です。こちらも原作はまだ続いておりますが、映画では【前編】【後編】の2部作で完結を迎えます。手に汗握る迫力の将棋シーンが満載で、『ちはやふる』と一見似たテイストに見える本作ですが、『ちはやふる』が青春のキラキラを全面に実写化しているのに対し、『3月のライオン』は深い人間ドラマに仕上がっているのが特徴。9歳のときに交通事故で両親と妹を失い、17歳でプロ棋士となった主人公・桐山零(神木隆之介)。周りよりも早く大人にならざるを得なかった彼の孤独や葛藤にもスポットが当たります。◼︎おすすめNo.3『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』次にご紹介するのは、モテキの大根仁監督による『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』です。原作は渋谷直角さんによる同名マンガ。ゆるめの絵のタッチと、それと対照的な際立ったストーリーが魅力です。映画版でとにかく注目していただきたいのは、”狂わせガール”天海あかりを演じる水原希子ちゃんの可愛さです!また、邦画では珍しい、大人向けのラブコメディに仕上がっているため、大人の女性が身につまされるような”恋愛あるある”が豊富な点も見逃せません。■おすすめNo.4『帝一の国』次にオススメしたいのが、高校生による生徒会長選挙の攻防を描いた学園コメディ『帝一の國』です。原作マンガの作者は古屋兎丸さんで、コミックスは全14巻で完結していますので、そちらもすぐに手にとっていただけます。菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太郎、志尊淳、千葉雄大と今をときめく若手イケメン俳優が集結していることはもちろん、その爆笑必至な展開からも、元気をもらえる一本です。◼︎おすすめNo.5『海街diary』最後にご紹介するのは、2013年のマンガ大賞を受賞した吉田秋生さんの原作マンガを、『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した是枝裕和監督が映画化した『海街diary』です。「月刊フラワーズ」(小学館)にて連載されていた原作は、先日最終回を迎え、約12年の連載に幕を下ろしました。本作で描かれるのは、鎌倉で暮らす三姉妹と、その三姉妹と一緒に暮らすことになる、腹違いの妹・すず。鎌倉の美しい風景と、四姉妹となった姉妹の絆に深く癒される一本です。いかがでしたか?観てみたい作品はありましたでしょうか?もし興味が湧いた作品がありましたら、映画と原作コミックを合わせてぜひチェックしてみてくださいね!
2018年09月21日寺岡呼人25周年プレゼンツとして、寺岡呼人、奥田民生、斉藤和義、浜崎貴司、YO-KING、トータス松本ら全員50代のフロントマンによるスーパーバンド「カーリングシトーンズ」が誕生。デビューライブを2018年9月23日(日)にZepp Tokyoで開催する全員ボーカル&ギターの異色編成、ドリームマッチ!それぞれ異なるレコード会社、プロダクションに所属していながらの結成となる「カーリングシトーンズ」。日本の音楽シーンに例を見ないロックンロールバンドと言っても過言ではないだろう。この豪華面々がバンドで担う、演奏パートも面白く、寺岡呼人(Vo.G.B.KEY.)奥田民生(Vo.G.B.Dr.)斉藤和義(Vo.G.B.Dr.) 浜崎貴司(Vo.G.)YO-KING(Vo.G.B.Dr.)トータス松本(Vo.G.)となる、ツインドラムの4人ベース、そして全員がボーカル&ギターという異色の編成だ。また自身のレパートリーのみならず、オリジナルソングまでも制作するという。今回のバンド結成は、お祭り的なオールスターゲームではなく、“本気の公式戦ドリームマッチ”なのだ。ライブ情報寺岡呼人25周年 presents カーリングシトーンズデビューライブ!開催日:2018年9月23日(日)会場:Zepp Tokyo時間:会場 17:00、開演 18:00出演:カーリングシトーンズ(寺岡シトーン、奥田シトーン、斉藤シトーン、浜崎シトーン、キングシトーン、トータスシトーンチケット:前売り 8,800円(税込)、当日 9,300円(税込)※ドリンク代別途500円<チケット販売詳細>・イープラス プレオーダー申込期間:7月28日(土)12:00~8月1日(水)23:59当落確認期間:8月4日(土)13:00~8月8日(水)20:00URL:・プレオーダー2次申込期間:8月11日(土)12:00~8月14日(水)23:59当落確認期間:8月17日(金)13:00~8月21日(火)20:00・一般発売発売開始日時:8月25日(土)10:00~※要イープラス無料会員登録。
2018年07月14日映画『純平、考え直せ』が2018年9月22日(土)より全国ロードショー。主演は野村周平、ヒロインに柳ゆり菜を迎え、直木賞作家・奥田英朗の人気小説が実写化される。奥田英朗の人気小説、待望の実写化原作は、『イン・ザ・プール』『サウスバウンド』『ガール』など数多くの人気作を生み出してきた直木賞作家・奥田英朗の同名小説。過去に奥田英朗の作品は何度となく実写化されてきたが、『純平、考え直せ』は、映画業界が実写化を熱望しやっと実写化が決まった注目作である。主演・野村周平がチンピラ役に主演は『ちはやふる』シリーズ、『帝一の國』、『ラブ×ドック』など話題作に立て続けに出演している野村周平。これまでは爽やかでどこかやんちゃなイメージであったが、映画『純平、考え直せ』ではこれまでとは一変大人の男の魅力を見せつける。主人公は、新宿・歌舞伎町のチンピラ坂本純平。21歳、いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら雑用に追われる毎日を送っている。そんな純平のもとに1つの命令が下された。「対立する組の幹部の命を獲ってこい」。渡されたのは、拳銃一丁と数十万円の支度金だ。人生を覆されるほどの命令ながらも「これで一人前の男になれる」と、頑なに兄貴分や親分との仁義を守ろうとする。ヒロインは柳ゆり菜そんな純平のもとに現れたのは、柳ゆり菜演じる山本加奈。偶然、純平と出会った加奈は一夜を共にし、彼の秘密を知ることとなる。「鉄砲玉?なにそれ、ウケるね」と答えた彼女は、退屈しのぎに純平と3日間を過ごすことに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。限られた3日間を刹那に駆け抜ける若い男女が進む先に待つものとは!?純平との恋を育むヒロイン役に挑む、柳ゆり菜は、初グラビアクイーンとして人気を集め、2014年公開『うわこい』で映画初主演。新人女優ながら、本作では髪を切るシーンでは、実際に地毛を切ることを自ら申し出るなど、強い女優魂を見せつけている。その他、主⼈公・坂本純平と師弟関係になる兄貴分に『北の桜守』『去年の冬、きみと別れ』『万引き家族』などの話題作にも出演している毎熊克哉、加奈の職場の上司に岡⼭天⾳、歌舞伎町のコインランドリーで知り合うゲイの男⼦に、ドラマ『陸王』に出演していた佐野岳、純平と同じ組の仲間として、『ラブ×ドック』『虹⾊デイズ』『⾛れ!T校バスケット部』『⻘の帰り道』と2018年に公開される4本の映画に出演を果たしている⼾塚純貴が登場。その他、お笑い芸人のやしろ優なども出演し多彩なキャストが物語を盛り上げる。森岡利行監督、新宿歌舞伎町ロケ決行監督は、『女の子ものがたり』『上京ものがたり』の森岡利行。ロケは新宿歌舞伎町で敢行されたという。主題歌はthe pillows「眩しい闇のメロディー」主題歌は、オルタナロックバンドのthe pillowsが手掛ける「眩しい闇のメロディー」。2018年9月19日(水)に発売されるアルバム「REBROADCAST」に収録される。現代を生きる若者たちを激しくもみずみずしく描いた青春物語をより一層盛り上げる。ストーリー新宿・歌舞伎町のチンピラ、坂本純平(野村周平)21歳。いつか〝一人前の男〟になることを夢見ながら、組の雑用に追われる日々だ。そんな純平、ある日、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられる。「これで一人前の男になれる」と気負い立つ純平は、偶然出会ったOLの加奈(柳ゆり菜)と一夜を共にし、つい〝鉄砲玉〟になることを洩らしてしまう。手元には拳銃一丁と数十万円の支度金。退屈を持て余していた加奈は、時代錯誤な純平の情熱に呆れながらも不思議な胸の高鳴りを覚え、決行までの三日間、純平と行動を共にすることに。新宿を見降ろすホテルに泊まり、大好物の焼肉をたらふく食べ、思い切り笑い、そして孤独と不安を慰め合ううちに、ふたりは惹かれ合っていく…。「鉄砲玉なんかやめて、一緒に逃げようか」と言う加奈に、「男が一度決めたことだから」と純平は聞く耳を持たない。そこで加奈はSNSに相談。すると、忠告や冷やかし、無責任な声援がネット上に飛び交い出した!加奈の想いと、ネット住人たちとの交流が、純平の決意を揺るがし始めるが、決行の日は迫り――さぁ、どうする、純平!詳細映画『純平、考え直せ』公開日:2018年9月22日(土)より全国ロードショー出演:野村周平、柳ゆり菜/毎熊克哉、岡⼭天⾳、佐野 岳/ ⼾塚純貴、佐藤祐基、藤原季節、⽇向寺雅⼈/森⽥涼花、⽊下愛華、やしろ優/下條アトム、⼆階堂智、⽚岡礼⼦原作:奥田英朗『純平、考え直せ』(光文社文庫刊)監督:森岡利行 / 脚本:角田ルミ、木村暉、吉川菜美配給:アークエンタテインメント
2018年06月05日松田龍平が主演を務める映画『泣き虫しょったんの奇跡』が、2018年9月7日(金)に全国の映画館で公開される。将棋界に本当に起きたサクセスストーリーを実写化日本将棋連盟のプロ棋士養成機関・奨励会。奨励会には満26歳の誕生日を含むリーグ終了までに四段になれなかった場合は退会という鉄の掟が存在する。負けが重なり他人と距離を置く者、焦りを抑えきれず対局中に声を荒げる者など、人生のすべてを将棋に捧げる様々な者達が、日々将棋の世界を生き抜くために勝負を繰り広げている。映画の主人公となるのは、そんな厳しい世界で半生を送る"しょったん"こと瀬川晶司棋士。掟に従い奨励会を退会せざるを得なかった彼が、アマチュア将棋界で再起奮闘、そしてプロ編入という史上初の偉業を成し遂げるというドラマチックなサクセスストーリーが今回初めて映画化。第42回モントリオール国際映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に正式出品されることも決定している。主演に松田龍平大きな挫折の苦悩と絶望から再起を図る瀬川晶司を演じるのは、『羊の木』、『探偵はBARにいる3』など話題作への出演が絶えない俳優・松田龍平。奇しくも映画が公開される2018年には瀬川がプロ棋士編入の偉業を成し遂げた時の年齢と同じ35歳。瀬川の心の機微と変遷を丁寧に表現した演技に注目が集まる。野田洋次郎がライバル役、染谷将太や妻夫木聡など豪華キャストが集結瀬川晶司の親友かつライバル・鈴木悠野役には、『君の名は。』では劇中の全音楽を担当し、『犬ヶ島』に声優として参加するなどますます活躍の幅を広げている他、主演の松田龍平とは公私ともに交流があるRADWIMPSの野田洋次郎が抜擢。その他のキャストにも、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』では主演を務めた染谷将太、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』への出演も記憶に新しい妻夫木聡、『青い春』で松田龍平と共に主演を務めた新井浩文など豪華俳優陣が集結する。さらに、『君の名は。』でヒロインの声を演じ、『羊と鋼の森』にも出演する上白石萌音や『夜空はいつでも最高密度の青色だ』で主演を務めた石橋静河をはじめ、板尾創路、藤原竜也なども登場し、物語を盛り上げる。監督は自身も奨励会在籍経験のある豊田利晃指揮を執る監督は、実際に9歳から17歳まで奨励会に在籍していた経験のある豊田利晃。映画『火花』の脚本なども務めた豊田だが、本作は監督生活20年目の節目にあたる年に挑んだ作品。「将棋を描くなら、『人生の縮図=将棋そのもの』な世界にたどり着きたい」という思いを込め、入念な将棋指導を施して挑んだ対局シーンをはじめ、自身も身を置いていた世界を描くからこその徹底した演出で、迫力のある盤上の戦いをスクリーンに収めた。ストーリー26歳。それはプロ棋士へのタイムリミット。 小学生のころから将棋一筋で生きてきた"しょったん"こと瀬川晶司の夢は、年齢制限の壁にぶつかりあっけなく断たれた。奨励会退会後、将棋とはしばらく縁を切り平凡な生活を送っていたしょったんに突然訪れた父親の死…。親友・悠野ら周囲の人々の支えによって父の死を乗り越え、再び駒を手に取ることに。プロを目指すという重圧から解放され、その面白さ、楽しさを改めて痛感する。「やっぱり、プロになりたい――」。35歳、しょったんの人生をかけた二度目の挑戦が始まる。作品情報映画『泣き虫しょったんの奇跡』公開時期:2018年9月7日(金)出演者:松田龍平、野田洋次郎、永山絢斗、染谷将太、渋川清彦、駒木根隆介、新井浩文、早乙女太一、妻夫木聡、松たか子、美保純、イッセー尾形、小林薫、國村隼監督・脚本:豊田利晃音楽:照井利幸原作:瀬川晶司『泣き虫しょったんの奇跡』(講談社文庫刊)
2018年06月02日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「夏フェス」です。高校生のころは毎年、男友達4人でサマソニ(編集部注:8月に千葉/大阪で開催される都市型ロック・フェス「サマーソニック」の略称)に行ってましたね。休み時間に教室の隅で静かに洋楽聴いているタイプの男子の集まりなんで、フェス行くといっても「ウェーイ!」とちょけることもなく、初めて知る“モッシュ”にクソびびって逃げ出したり…。エンター・シカリっていうイギリスのハードコアバンドが好きでそのステージ観に行ったとき、一緒に行った中村くんの顔面に白人の方の肘が当たって思い切り鼻血出して「これは危ない!」と思いました。いい思い出です。ミュージシャンになってからは、ありがたいことにフェスに呼ばれる側になりました。去年、最高やったのは石垣島のフェス。海、最高にやばかったです。僕よりスタッフがはしゃいでましたね。でも、そうやってフェスのために遠出するのもいいですよね。泊まったり観光もしたりして地方経済の活性化にもなりますから。フェスで旅、おすすめです。あとは、バックステージの話をすると普通にきゃりーぱみゅぱみゅさんが歩いていたり、奥田民生さんがごはんを食べていたりしていて、今でもドキドキします。僕はあまり自分から声かけることができないんですけど、それでも楽屋前のパラソルの下で座っていたり、ひとりで転がっているサッカーボールなんかをリフティングしてたりすると、いろいろな方が話しかけてくれます。そうやって、少しずつミュージシャンの知り合いが増えていくのはうれしいです。参加しているみんなもそういう交流ってきっとありますよね。フェスは、同じ音楽の趣味を持つ友達を作るいいチャンスだと思います。ひとりで参加している人も多いと思うんで、そういう人同士で「このバンド好きなんですか?」とか声かけあったり、もちろんグループ同士でも一緒に盛り上がって仲良くなるとかもありやと思います。それと、参加するときにはあまりタイムテーブルに縛られないほうが面白いと僕は思いますよ。もうね、どのステージ観に行くかなんてサイコロでもふってその場で決めればよろしい。フェスは音楽の見本市、でっかいショーケースライブなんですよ。初見のバンドを観て、新しい音楽をどんどん吸収してほしい。ライブ観て、ええなと思ったら直売所でCD買う。そういう音楽との出合いも楽しんでほしいです。おかざき・たいいく2016年メジャーデビュー。4月25日に全曲タイアップ(?)アルバム『OT WORKS』が発売に。現在、全国ワンマンツアー中。※『anan』2018年4月25日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年04月20日‘17年は、小田和正や奥田民生らが楽曲をリアレンジ&リプロデュースしたアルバムをリリースし、対バンツアーも敢行。また、山崎まさよしらオフィスオーガスタ所属のアーティストからなるスペシャルユニット「福耳」の一員としてシングルをリリースするなど<交流試合>が多かった印象のスキマスイッチ。“等身大でありたい”という今の僕たちがしっかり入っています。15周年を迎える今年は一転、2人組であるスキマスイッチをストレートに打ち出した、3年ぶりのオリジナルアルバム『新空間アルゴリズム』をリリースした。今作で二人が掲げたテーマは“原点回帰”だ。「昨年、たくさんの刺激をもらっていたからこそたどり着けた答えだと思います。もう15年もやっているわけで、テクニックや理論先行で楽曲を作ることもできるし、最近はそういう玄人的な追求を詰め込みすぎて、聴き手のことを置きざりにしているんじゃないかと思う瞬間もあった。でも、それよりも今大事なのは、もっと純粋なものなんじゃないかと感じて。原点に立ち返ってみようと二人で話したんです」(大橋)「今回のアルバムは、こういうメロディいいよねとか、こういう歌詞を入れたいとか、二人で徹底して話し合いをしましたね。顔をつき合わせてデモからじっくりと作っていく感覚は、デビュー当時を思い出すものがありました」(常田)スキマスイッチの強みである、爽快感溢れるポップネス。それを存分に味わいつつ、ドラマティックなメッセージソングやピアノと歌だけのシンプルで美しいバラードなど、彼らの円熟味に泣かされる楽曲も多数。「僕たちはこれまでも、“自分たちの身の丈に合う、等身大の歌を歌おう”と決めていて。その範囲が、年齢や経験を重ねるごとに広がっていると思うんですよね。今回のアルバムのひとつの要であるバラード曲『未来花(ミライカ)』。この曲の<僕は死ぬまでいったい何回隣に居るあなたの名前を呼べるのだろう>なんて、20代の時には思いつかない歌詞だし、歌っても説得力が出なかったと思う。今の僕たちだからこそ歌える歌、それがこのアルバムにはしっかり入っています」(大橋)「今回のアルバムの成果は、そういう今のスキマスイッチの可能性を改めて感じることができたことなんじゃないかと思います。二人になった時、こんなに面白いんだって心の底から思えた。レコーディングでも、毎日、笑っていて。出前なにとる?とか話し合うだけでもすごく楽しかったです(笑)」(常田)アルバムの最後に収録された「リアライズ」の歌詞は、「ここからなんだ」で終わる。「率直なメッセージすぎて照れくさいとも思ったんですけど、まだまだ楽しんでできそうだぞ、と。そういうことですよね」(常田)「今まで、“スキマではエレキギターを使わない”とか、縛りを作っていた。でも、今作でそういうこだわりがなくても自分たちらしさが出せるんだって気付けた。15年続けたことでカラーが自然とついたんです。これからその自由の中で何をするか、自分たちも楽しみですね」(大橋)7th Album『新空間アルゴリズム』【初回限定盤CD+DVD】¥3,700DVDにはシングル曲のビデオクリップやライブ映像、インタビューを収録。【通常盤CD】¥2,950(オーガスタレコード/ユニバーサルミュージック)大橋卓弥(右)、常田真太郎(左)。ソングライター2人のユニット。2003年デビュー。代表曲に『奏(かなで)』『全力少年』など。4月からアルバムを引っさげ全国ツアーがスタートする。※『anan』2018年3月21日号より。写真・小笠原真紀文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年03月17日映画『来る』が、2018年12月7日(金)に全国で公開される。『告白』の中島哲也による“最恐”エンターテインメント本作は、映画『嫌われ松子の一生』や『告白』など、数々のセンセーショナルな名作を生み出してきた日本映画界の鬼才・中島哲也による最新作。『渇き。』以来およそ5年ぶりとなる待望の作品だ。原作となったのは、「第22回日本ホラー大賞」にて大賞を受賞した、澤村伊智による小説「ぼぎわんが、来る」。”得体の知れないものが忍び寄る”という王道の恐怖と、”今まで正義に見えていた人が角度を変えると全く別人に変わる”という人間の中に潜む恐怖という、2重の恐ろしさを描きだし宮部みゆきらの大絶賛コメントを浴びた。人間の闇をエンターテインメントに見事に昇華させる鬼才・中島と本小説のタッグに期待が高まる。岡田准一主演&黒木華、小松菜奈など豪華キャスト平凡で幸せな夫婦に、得体の知れない”それ”がある日突然影を現し、迫り来る。本作は、まるでこちらに忍び寄って来るような恐怖を描いている。”それ”に立ち向かうのは、映画『海賊とよばれた男』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した岡田准一。その恋人で強い霊感を持つ女性に映画『坂道のアポロン』や『恋は雨上がりのように』に出演する小松菜奈が抜擢された。そして、夫婦役は 映画『ビブリア古書堂の事件手帖』の黒木華と映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の 妻夫木聡が務める。また、青木崇高、柴田理恵、伊集院光、太賀、お笑い芸人・レギュラーの西川晃啓・松本康太、ピスタチオの小澤慎一朗といった面々も出演。豪華かつ個性的な俳優陣にも注目だ。野崎(岡田准一):主人公のフリーライター田原香奈(黒木華):田原の妻。比嘉真琴(小松菜奈):野崎と共に“それ”と戦うことになる。野崎の恋人。比嘉琴子(松たか子):真琴の姉で、国内一の霊媒師田原秀樹(妻夫木聡):イクメンパパ。正体不明の“それ”に狙われるきっかけとなった津田大吾(青木崇高):自称・秀樹(妻夫木聡)の親友であり“民俗学者”逢坂セツ子(柴田理恵):TVで有名な“タレント霊媒師”高梨重明(太賀):“あれ”に遭遇してしまう秀樹の“後輩社員”ストーリーオカルトライター・野崎のもとに相談者・田原が訪れた。最近彼の身の回りで、超常現象としか言い様のない怪異な出来事が連続しており、妻・香奈と幼い一人娘・知紗に危害が及ぶことを恐れていると言う。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴とともに調査を始めるのだが、田原家に憑いている「何か」は、想像をはるかに超えて強力なものだった。民俗学者・津田はその「何か」を、田原の故郷の民間伝承に由来する、人ならざるモノ、「※※※※」ではないかと言う。対抗策を探すため、記憶を辿る田原。幼き日。「お山」と呼ばれる深い森。片足だけ遺された赤い子供靴。名を思い出せない少女。誰かがささやく声。その声の主、・そ・う・か!・あ・れ・の・正・体・は、・あ・い・つ・だ!あれの名を呼んではならない。あれは人の声と形を真似て、人の心の闇に、来る。エスカレートする霊的攻撃に死傷者が続出。真琴の姉で日本最強の霊媒師・琴子の呼びかけで、日本中の霊媒師が集結。かつてない規模での「祓いの儀式」が始まろうとしていた。彼らは、あれを止めることができるのか!?詳細映画『来る』公開日:2018年12月7日(金) 全国ロードショー監督・脚本:中島哲也出演:岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡、青木崇高、柴田理恵、太賀、志田愛珠、蜷川みほ、伊集院光、石田えり配給:東宝
2018年02月16日2011年に韓国で驚異的大ヒットを記録し、日本でもリピーターが続出し異例のロングランヒットとなった『サニー 永遠の仲間たち』をこの度、大根仁監督が日本キャスト陣で映画化することが決定。併せてキャストには篠原涼子、広瀬すずら豪華女優陣が集結していることが明らかになった。阿部奈美、40歳。仕事ができる夫と高校生の娘を持つ専業主婦。家族の世話に明け暮れる生活に不満はないが、心のどこかで物足りなさも感じている。伊藤芹香、39歳。カリスマ性あふれる独身女社長。ガンで余命1か月。ある日、奈美と芹香が約22年ぶりに再会。芹香は奈美に告げる。「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。高校時代の仲良し6人グループ“SUNNY(サニー)”は、約22年前、「ある事件」がきっかけで音信不通になってしまった。「絶対にまた集まろう。私たちの友情は永遠だ!!」奈美は闘病中の芹香のために“サニー”のメンバーを捜し始めることに…。先日公開を迎えたばかりの『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』で監督を務めた大根仁が映画化を熱望し続けたという本作。舞台を日本に移し、90年代の珠玉のJ-POPや流行のファッションを散りばめて再構築し、監督・脚本を担う。企画・プロデュースには『モテキ』『バクマン。』で大根監督とタッグを組んだ川村元気が抜擢。“コギャル”のことはいつか物語にしたいと思っていたという大根監督は「女優だらけの映画を熱望していた僕にとっても『SUNNY』は最良の題材。ベスト&ゴージャスなキャスティングに武者震いしていますが、恋しさと切なさと心強さに溢れた、最高に楽しいパーティームービーを目指します!」と意気込みを語っている。そんな“ゴージャス”なキャストには、サニーのメンバーを再集結するために奮闘する平凡な専業主婦の主人公・奈美に篠原さん。その奈美の高校時代を、同世代の中でも圧倒的な人気・実力を誇る広瀬さんが演じる。ミニスカートやルーズソックスなど90年代のコギャルファッションを披露することに。また、サニーのメンバーたちには、奈美の人生の転機となる、サニーのリーダーで闘病中の芹香役を真木よう子。高校時代は口が悪く、お笑い大好きな女子高生だったが、現在は整形手術を施し、口の悪さ・素行の悪さを封印してセレブなマダムとして暮らしている豊胸セレブ妻の裕子役を小池栄子、90年代の女子高生ブームを謳歌していたが、現在は夫と離婚し、生活苦から風俗で働いている心役をともさかりえ、一重まぶたがコンプレックスの自称グループの副リーダーだったが、現在は二重まぶたを手に入れ、不動産営業として働くも仕事の成績はさっぱりなポンコツ不動産営業の梅役を渡辺直美が演じる。■キャストコメント篠原涼子(阿部奈美役)大根監督とは2001年にドラマでご一緒させて頂いた事があったのですが、あれから時が経ち今度は映画でご一緒させて頂くことになりました。少しは成長した自分を監督にお見せ出来たらと思っております。脚本も大根監督ならではの演出が満載で原作のノスタルジックな雰囲気を残しつつ、日本版としてのアレンジが加わって、更にカッコ良くキラキラとした主人公たちになっております。そんな主人公たちを豪華な共演者の方々と一緒に作って行けるということで嬉しさと、楽しさと、心強さでいっぱいです。広瀬すず(女子高生時代の阿部奈美役)もともと原作映画が大好きで、リメイクされるなら絶対にこの役をやりたい!って思っていたので、出演のお話を聞いたときは、嬉しくて叫びました!しかも大根監督、楽しみでしかないです。3年前に大根組のオーディションを受けたことがあり、それからずっと映画でご一緒したいと思っていたので、念願叶って本当に嬉しいです。篠原涼子さんの高校時代の役は、とても光栄なのですが…かなりプレッシャーが…大切に、大切に演じさせていただきます。私は1998年生まれなので、生まれた時代の女子高生を演じるのはわくわくします。いま、90年代の女子高生について猛勉強しています(笑)。ミニスカートやルーズソックスなどの90年代のコギャルファッションに挑戦するのも楽しみです。真木よう子(芹香役)原作の大ファンでしたので、今回、日本でのリメイクの出演はとても楽しみです。原作とはまた違った日本版サニーに加勢出来ることに喜びを感じています。これまで何度も縁があり起用していただいている大根監督ですので、大根版サニーが素晴らしい作品になって皆様にお届け出来ると確信をしておりますし、私自身監督を信頼し、良い作品作りに加われる事を楽しみにしております。小池栄子(裕子役)自分の高校時代にドンピシャな脚本で読みながら当時にタイムスリップしました!根拠なき女子高校生最強マインドでコギャルファッションに身を包み、毎日がリズミカルで最高に楽しかったです。大根監督の手にかかれば、最高にファンタジーで魅力溢れる作品になること間違いないと思い、撮影がとにかく楽しみです。可愛くて、カッコよくて、マブい共演者とあの時代に戻り、もう一度、青春を体験できるのは最高の喜びです。ともさかりえ(心役)台本を読み、リアルに青春時代を過ごしてきた世代としては、懐かしさと恥ずかしさとで複雑な気持ちです。15年ぶりに大根監督とご一緒できること、このメンバーの一員になれること、そんなのワクワクしないわけありません。渡辺直美(梅役)大好きな作品だったので、出演出来て嬉しいですし、豪華な俳優さんたちとご一緒に出来ることを光栄に思います!初めての40歳役ですが、頑張ります!!『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は2018年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月02日桑田佳祐(61)の出場が“当確”と言われる今年のNHK紅白歌合戦。もうひと組注目されているのが、これまで出場してこなかったB’zだ。初出場となれば、大きな話題となる。 「毎年のように名前は挙がりますが、B’zの2人は“年末年始は休み”と決めており、これまでオファーを出しても断られ続けてきました。しかしB’zは来年、デビュー30周年を迎えます。稲葉浩志さん(53)と松本孝弘さん(56)にはこの記念イヤーをさらなる“飛躍の年”にしたいという強い思いがあり、それをこれまでにない層にアピールできる紅白はうってつけの舞台なんです。12月31日は名古屋ドームでのライブがあるため、ライブ終わりに生中継というかたちで出演することになりそうですが、B’zサイドとNHKの思惑は一致しています。初出場でいきなりの“大トリ”もあるかもしれません」(音楽関係者) そして、女性歌手ではこんな意外な名前もーー。 「今年、ソロデビュー30周年を迎えた工藤静香さん(47)の名前が挙がっています。8月には12年ぶりにアルバム『凛』をリリースし、『SONGS』にも出演。これまで共演が難しいといわれたこともあるSMAPが解散したいま、NHK側もオファーを出しやすくなっています」(NHK関係者) もし実現すれば、じつに19年ぶりの紅白出場となる。他にも、いまだに出場経験のない奥田民生(52)の出演計画も。また今年7月に亡くなった平尾昌晃さん(享年79)を偲んで、小柳ルミ子(65)が彼のヒット曲『瀬戸の花嫁』を披露するプランも浮上しているという。 さらに今年大ブレークして日テレ『24時間テレビ』のマラソンランナーにも起用されたブルゾンちえみ(27)も、企画枠での出場が有力だという。そして目下、最大の注目は1年後の引退を発表した安室奈美恵(40)の動向だ。 「21日にあった彼女の“引退発表”ですが、NHKには前もって情報が入っていました。そのため公式の発表とほぼ同時にNHKも速報を出せたのです。昨年は、NHKのリオ五輪テーマソングを担当したにもかかわらず紅白不出場。彼女は“自分のファンの前でしか歌わない”という強い信念を持っているため、紅白出場は断ったと聞きます。ですが引退が発表されたいま、彼女にとって今年が最後の紅白。NHKは昨年のSMAPのようにギリギリまで出演交渉を続ける構えです。出場となれば大トリが濃厚です」(前出・NHK関係者) 例年、紅白出場者の発表は11月。今回名前が挙がった人気者が全員出場したら、歴代最高視聴率、81.4%超えだって夢じゃない!?
2017年09月29日「セクシーに生きる - Just be yourself」をコンセプトに、女性の新しいセクシーさを追求し、ワンランク上のスペシャルな商品を提案するランジェリーブランド「Ravijour(ラヴィジュール)」は9月21日より、映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』劇中で登場するランジェリーVol.2を全国直営店やオフィシャルWebストアにて販売しています。■商品情報◯MONOTONE FLOWER ブラセット¥6500+税カラー展開:ブラックストラップレスでも谷間をきれいにキープできるブラセット。ブラは、カップとアンダーはレース、ディテールにサテンを使用。刺繍が際立つレースの配色がポイント。ストラップレスで着用可能。ボトムは、前身はレース、後ろ身は柔らかいトリコット素材で着け心地抜群。○SEXY FRILL ブラセット¥6500+税(劇上着用ランジェリー:ネイビー)カラー展開:ネイビー/ピンク/ブラック高級感のあるサテンと繊細なレースのブラセット。バスト中央とボトム前後の辛口なクロスデザインに、ウエストのフリルで甘さをプラスした大人かわいいデザイン。ブラ全体は艶やかなサテンと、カップの上辺にはヌーディなレースを使用。レース切り替えがカップのラインと平行に入っているので、カップが浅めに見えてセクシー。■映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』について人気コラムニスト・渋谷直角のレジェンドコミックを、『モテキ』の大根仁監督が映画化。“力まないカッコいい大人”=奥田民生、に憧れる雑誌編集者が、男を狂わすファッションプレスの女に一目ぼれ。恋の喜びや絶望を味わい、もがき苦しむ抱腹絶倒のラブコメディです。詳しくはこちらの記事を。(お問い合わせ先)株式会社ベリグリTEL 03-6451-1688
2017年09月25日日本全国の一般の人々の姿にスポットを当てたロケとゲストのトークで楽しむバラエティ「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の2時間SPが9月20日(水)今夜放送され、俳優の妻夫木聡と女優の石原さとみがスペシャルゲストに登場する。今回が本番組初登場となる妻夫木さんは演技の幅の広さゆえか街頭インタビューではあれこれ言われ放題。そんな妻夫木さんが「冷蔵庫に欠かさないモノ」として“納豆”を挙げ、納豆を使ったこだわりの料理も紹介。ドラマや映画では見られないありのままの姿をお楽しみに。一方「なりたい顔ランキング1位」の大人気女優・石原さんは、家具のベストの配置が定まらず3年間模索し続けているという本人も赤面のエピソードのほか、“地味にスゴイ!”こだわりなど意外なキャラを明かしてくれる。今回のゲスト、妻夫木さんが主演している映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は現在大ヒット公開中。渋谷直角による人気コミックを映画化した同作。妻夫木さんが演じているのは奥田民生を崇拝する33歳の雑誌編集者・コーロキ。おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキが、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意。そんなとき仕事で出会った水原さん演じる美人ファッションプレス・天海あかりに一目惚れ。この出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのであった…というストーリーが展開する。もう1人のゲスト、石原さんは昨年放送され大人気となったドラマ「地味にスゴイ!」のSP版「地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子」が9月20日(水)今夜、「笑ってコラえて!」終了後の21時~日本テレビ系にて放送。ファッション誌の編集者を夢見ながら校閲部で働くオシャレ大好きな河野悦子を石原さんが演じて主演、菅田将暉、本田翼、和田正人、江口のりこら連続ドラマからのキャストに加え、木村佳乃、佐野ひなこらが新キャストとして参加連続ドラマから1年後を舞台に「Lassy」にやって来た凄腕新編集長・二階堂(木村さん)が「Lassy」廃刊とウェブへの完全移行を発表。二階堂の方針に反対した悦子はクビを言い渡されてしまう。一方、悦子との交際も順調な幸人(菅田さん)は新しい担当編集者・花恋(佐野さん)と出会い、幸人の大ファンだという彼女が幸人に急接近する…というお話。「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」2時間SPは9月20日(水)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年09月20日9月18日(月・祝)今夜放送の日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」に大ヒット公開中の映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』に出演している妻夫木聡と水原希子、さらに本田翼がゲストとして出演。番組MC陣と様々なトークを展開する。『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は渋谷直角による人気コミック「奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール」の映像化作品。同作で奥田民生に憧れる雑誌編集者・コーロキを演じている妻夫木さんと、超絶美人なファッションプレスの天海あかりを演じている水原さん。大人気の2人が今回揃って「しゃべくり」のスタジオに来訪。「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の番組MCたちと様々なトークを繰り広げる。「しゃべくり」メンバーたちのおもちゃとなってしまう妻夫木さんは苦手な女性を告白。モデルとしても大人気の水原さんは下着写真にノリノリダンス披露ともう誰も止められない!?“天真爛漫”ぶり。果たして収拾はついたのか。オンエアをお見逃しなく。また番組MCの「くりぃむしちゅー」有田哲平が主演ドラマでヒロイン役を務めた本田さんもゲスト出演。“役者”モードで有田さんが本田さんに送った“ガチすぎるプレゼント”など、有田さんの恥ずかしすぎるエピソードも次々明らかにされていくほか、本田さんと「チュートリアル」徳井義実によるラブラブコントも行われるということでこちらもお楽しみに。妻夫木さんと水原さんが共演している映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は、奥田民生に憧れるうだつのあがらない雑誌編集者・コーロキを妻夫木さんが演じ、“男を狂わせるガール”あかりを水原さんが演じて共演した作品。奥田民生を崇拝する33歳・コーロキ。おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意する。そんなとき、仕事で出会ったファッションプレスの美女・天海あかりに一目ぼれ。その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのであった…というストーリー。現在全国東宝系にて大ヒット公開中。妻夫木さん、水原さん、本田さんと3人の俳優、女優がゲスト出演する「しゃべくり007」は9月18日(月)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月18日『モテキ』の大根仁監督による最新作『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』の初日舞台挨拶が9月16日(土)、都内にて行われ、出演する妻夫木聡、水原希子、大根監督が登壇した。とっても大胆な胸&腹チラファッションで場内の度肝を抜いた水原さんは、「気合いをいれるためにこの格好で来て、朝から刺激が強すぎたかな(笑)?」とキュートに微笑み、観客まで狂わせていた。人気コラムニスト・渋谷直角による同名コミックを映画化した『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は、タイトル通り、奥田民生のような力まない格好いい大人になりたいと憧れる男子の物語。奥田民生を崇拝する、オシャレライフスタイル雑誌編集部に異動したコーロキ(妻夫木さん)は、ファッションプレスの美女・天海あかり(水原さん)にひとめぼれ。あかりに釣り合う男になろうと努力するコーロキは空回り続きで、いつしか身も心もズタボロになっていく。水原さんの服装を見た妻夫木さんは、「すごいオープンですよね!びっくりしたんですけど、私服なんですって!」と話し、これには観客もどよめいた。さらに笑顔になった水原さんは「普通の服、持っていないんですよ。一応ジャケットも持っていたんですけど、今日はドーンといこうと思って!」と健康美を見せつけ、スーツ姿の妻夫木さんは「地味めになっちゃった…」とやや後悔顔(?)を覗かせていた。そんな妻夫木さんと、撮影中もその後のプロモーションでも終始いい空気感だったという水原さん。妻夫木さんはどんな存在かと尋ねられると、水原さんは「たくさん時間を過ごしたんですけど、本当に気を遣わせない方で、でも子どもみたいな、子犬みたいな笑顔を振りまいてくれて、こっちがキュンとする!皆さん、わかりますよね?優しくて格好よいお兄ちゃんです」と稀有な存在だと明かした。大根監督も、「これだけいっぱい主役をやっているのに、主役オーラがない。どんな役でもやれるということなので素晴らしくて、なかなか日本にいないタイプです」と絶賛し、会場からも温かい拍手が起こっていた。この日は妻夫木さんにサプライズで水原さんから花束が贈られ、さらには奥田さんの直筆サイン入り・奥田民生モデルギターもプレゼントされ、「本当にうれしい、本当にうれしい」と終始ニコニコの妻夫木さんだった。『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2017年09月16日俳優の妻夫木聡が16日、都内で行われた『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(9月16日公開)の初日舞台挨拶に、水原希子、大根仁監督とともに登場した。同作は渋谷直角によるコミック『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』(扶桑社)を大根監督が映画化。奥田民生に憧れ、ライフスタイルマガジン『マレ』の編集者で主人公のコーロキ・ユウジを妻夫木、出会った男をすべて狂わせてしまう魔性のファッションプレス・天海あかりを水原が演じる。映画化のきっかけとなった妻夫木は「緊張しますね。これでヒットしなかったら東宝さんは二度と仕事してくれないんじゃないかって危機感がありながら。自分が言い出しっぺなのでね」と心境を吐露。「今日やけに(所属事務所の)ホリプロの人間が多いなと思ったらそういうことかなって」と生々しい事情を語ると、大根監督も「そもそもブッキーが映画化したいと手を上げてくれたことから始まったから責任感もひとしお」と解説した。大根監督は妻夫木について「これだけ主役をやってるのに"主役オーラがないボーイ"」と表現。「素晴らしいことだと思うんですよ。どんな役でもやれるということなので」と称賛すると、妻夫木も笑顔を見せていた。さらに大根監督が水原について「狂わされたいガール。今世はたまたまこういう関係性で知り合ってしまったので、生まれ変わったら希子ちゃんに狂わされたい」と言うと、妻夫木が「願望じゃないですか!」とツッコミで掛け合いを見せた。また、「奥田民生さんみたいな大人になりたい」という妻夫木に奥田民生サイン入りギター(ギブソン社製奥田民生モデル)がプレゼントされると、妻夫木は「え、まじで!? 超嬉しいんだけど!!」と驚き、「びっくりしすぎて言葉が汚くなってきちゃいましたね」と苦笑。少し爪弾いて見せたものの「そんなに弾けないんで」と謙遜した妻夫木は、「弾かずに飾っておきたいですね。手垢とかつけときたくない感じです。嬉しすぎてどうすればいいのかわかんなくなってきちゃった」と喜びで動揺していた。
2017年09月16日女優・モデルの水原希子が16日、都内で行われた『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(9月16日公開)の初日舞台挨拶に、妻夫木聡、大根仁監督とともに登場した。同作は渋谷直角によるコミック『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』(扶桑社)を大根監督が映画化。奥田民生に憧れ、ライフスタイルマガジン『マレ』の編集者で主人公のコーロキ・ユウジを妻夫木、出会った男をすべて狂わせてしまう魔性のファッションプレス・天海あかりを水原が演じる。ビキニのような水原の上半身に観客の視線は集中。水原は「昨日もドキドキして眠れなかったんですけど、気合いを入れるためにこの格好をしてきて、ちょっと朝から刺激が強すぎたかなと思ってるんですけど」と照れた様子を見せた。「撮影は楽しかったですよ」と振り返った水原。雰囲気がよく、大人の現場だったために「ちょっとエッチなシーンとかはあったんですけど、特に『んっ』て緊張するよりは、オープンな感じでできた」と語ると、大根が「そもそも希子ちゃんがオープンなので、セクシャルなシーンとかも緊張する必要がない」と説明した。妻夫木も「すごいオープンですよね」と頷き、「1番びっくりしたのこれ、私服らしいんですよ」と今日の衣装に驚き。水原は「普通の服持ってないんですよ」と苦笑し、「一応ジャケットも持ってたんですけど、やっぱり今日は初日だし、ドーンと行こうと思って」と理由を明かした。大根監督もハーフパンツで肌を見せていたために、「ブッキーも脱ぐ?」と促された妻夫木は、自身の格好を見て「地味目になっちゃった感じ」と反省していた。また、水原がサプライズで妻夫木をイメージして用意したという黄色とオレンジを中心とした花束が手渡され、2人は固くハグ。さらに大根監督の提案で、最後に3人が振り向いて投げキスをすると、観客も拍手で盛り上がっていた。
2017年09月16日◼︎水原希子演じるヒロイン・天海あかりのかわいさは事件級「希子ちゃんが、こんなにかわいいなんて……!」本作を観たあとに、このように感じる方もきっと多いのではないでしょうか。もちろん、以前からファンだった方も少なくないかと思いますが、正直、本作のヒロイン・天海あかりのかわいさは、事件級です。『モテキ』で長澤まさみを魅力たっぷりに撮った大根仁監督は「希子ちゃんが断ったら企画は下ろそう」「『モテキ』の長澤まさみより、もっとかわいくてエロいヒロインを撮るぞ」と語っていたほど。「出会う男すべて狂わせるガール」は、水原希子の存在なくしてはきっと説得力のないものになったに違いない。そう感じるほどの爆発的なかわいさは、本作の一番の魅力です。◼︎『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』ストーリーとある晴れた日。おしゃれライフスタイル誌『マレ』の編集長・木下(松尾スズキ)の自宅で行われた編集部一同が集まるホームパーティーで、おしゃれ意識の高い会話についていけないコーロキ(妻夫木聡)は居心地の悪い時間を過ごしていた。33歳で「マレ」へと異動になったコーロキは、力まないスタイルでいつも自然体な奥田民生を崇拝し、いつか彼のようなカッコいい大人になりたいと思いながらも、うだつがあがらない日々を送っているのだった。そんなある日、会社の先輩・吉住(新井浩文)から引き継いだ仕事で、レディースファッションブランドのプレス・天海あかり(水原希子)と出会ったコーロキは、彼女にひとめぼれ!あかりに嫌われないようにと仕事に精を出すものの、ファッションライター・倖田シュウ(リリー・フランキー)のせいで、あかりとの仕事でミスを犯してしまう。必死に挽回し、なんとかあかりとの初デートにこぎつけたコーロキだったが、あかりの自由奔放な言動には振り回されてばかり。身も心もズタボロになりながらも、あかりを手に入れようと必死にもがくコーロキ。だが、あかりは、その超絶かわいい見た目と、掴みづらい性格で、出会う男すべてを狂わせる魔性の持ち主で……。◼︎カップル「あるある」ネタも満載!恋愛映画としても楽しめる繰り返しになりますが、水原希子演じる天海あかりのかわいさは、現実離れしているレベル。一方で、ふたり(コーロキとあかり)のやりとりは、実際のカップルあるあるを感じさせるように描かれています。とくに、コーロキを振り回すあかりの言動には「あーこういう子いるよね……」「こんなワガママ言ったことある……」など、身につまされる人も少なくないかもしれません。突然手を握ったり、オーバーに褒めたりと、いわゆるモテテクを披露しながらも、女子会では毒を吐き、自分の選んだ道を突き進むあかり。そんな彼女の姿には、ある種の強さや爽快感をも感じます。あかりに振り回される情けない男・コーロキを演じる妻夫木聡の演技も必見!思わずクスリと笑ってしまうようなケンカのシーンもお見逃しなく。◼︎お仕事ムービーとしても見逃せない!本作は、おしゃれライフスタイル誌『マレ』で働くコーロキの成長ムービーとしても楽しめます。奥田民生のようなカッコいい大人に憧れながらも、ミスをしてばかりのコーロキ。ですが、編集長・木下からのサポートや、仕事での経験を通じて一歩ずつ成長していく姿も描かれています。最初は、フリーのファッションライター倖田シュウ(リリー・フランキー)とのやりとりに四苦八苦していたコーロキですが、『マレ』で長期連載している人気コラムニスト・美上ゆう(安藤サクラ)とのやりとり(どちらも、爆笑必至!)では、圧倒的な成長を見せてくれます。ハードな仕事を通じて、人が成長していく姿を見せてくれる本作は、お仕事ムービーとしても見応えがあります。邦画では珍しい、大人向けのラブコメディに仕上がっている本作『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は、きっとDRESS世代の大人たちにとっても、満足のいく一本になっているのではないでしょうか。ヒロイン・天海あかりのかわいさだけでも必見の本作。気になった方は、映画館へ足を運んでみてくださいね。◼︎『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』公開情報『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』9月16日より全国東宝系にてロードショー原作:渋谷直角『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』(扶桑社刊)監督・脚本:大根仁出演: 妻夫木聡、水原希子、新井浩文、安藤サクラ、松尾スズキ配給:東宝上映時間:99分公式サイト: 「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会
2017年09月16日“奥田民生になりたいボーイ”という言葉の破壊力の凄まじさよ…!どんなに世の中が「ナンバーワンよりオンリーワン」と叫ぼうが、「私以外私じゃないの」と歌おうが、男たちは奥田民生になりたくて、奥田民生のように生きたくて仕方がないのだ。じゃあ、奥田民生って何なのか――?ロールモデル?カリスマ?カルチャー・アイコン?そんな気どった言葉はどうもしっくりこない…。「奥田民生は、ただ奥田民生を生きている」――妻夫木聡が口にした、そんな言葉がざっくりと全てを表しているように思える。映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』はタイトルそのまま、奥田民生の生き方に人生の啓示を受け、奥田民生のようになろうと奮闘する男の悲喜こもごもを描く。主人公・コーロキを演じ、自身も“奥田民生になりたいボーイ”であると語る妻夫木聡、コーロキの先輩編集者・吉住を演じた新井浩文、そして大根仁監督の鼎談が実現!――まず、いったいなぜ、みんなそんなに奥田民生になりたいのか?その魅力とは何なのか?ということを伺いたいんですが…。新井:ちょっと待って! ウチは奥田民生さんの存在はもちろん知ってるけど、曲とかまでは詳しくないよ(苦笑)。妻夫木:いや、僕も全曲知っているわけじゃなく、深く語れるほどは詳しくないよ。それでも、この作品に出会う前から“奥田民生になりたいボーイ”ではあるけど(笑)。――まさに、熱烈なファンじゃないけど、その存在に憧れる…。それってどういうことなんでしょう?「奥田民生、なんかいいよね」という空気と言うか…。妻夫木:うそがないってところだと思う。自分に対しても他人に対しても。「カッコつけたい」とか「モテたい」って気持ちは民生さんにもあったろうけど、それでもテキトーな格好してTVとか雑誌とかに出ちゃうし、ギター片手にひょいと全国を回っちゃう。――映画の冒頭でも、象徴的な話として、ラーメンの汁で汚れたズボンのまま「Mステ」に登場し、タモリさんに突っ込まれても「汁こぼしちゃって」と語ったエピソードが出てきますね。妻夫木:そういうのが「らしい」ってなる。突き詰めれば“ユルさ”とかって言葉に言い換えられるのかもしれないけど…なんか、そういうのが当てはまんないで「民生らしさ」ってなって、そこに惹かれちゃう。普通の人がやったら「ただのダサいオッサンじゃん」ってことも、民生さんがやるとカッコよく見える。――もちろん、ミュージシャンとしての実力があるからこそですが、“なりたいボーイ”が惹かれるのは、その生き方ですよね。妻夫木:ユニコーンでの活動があった上で、ソロとして全然違う音楽性を打ち出して…とか背景はあるけど、その中で、偉ぶらない、カッコつけない、自分の生き方にうそをつかない。それが理想なんでしょうね。だって、腹が出てても「カッコいい」って言われちゃうんだから。普通、腹の出たオッサンとかダメでしょ?でもそれが許される。みんな、そうなりたいんですね。新井:「色あせない」ってイメージがあるよね。「今年のファッションは…」って感じの流行モノじゃなく、「奥田民生」ってものがずっとある感じ。ウチはお会いしたことないけど、ユルそうだよね(笑)?ブッキーは会ってるんでしょ?妻夫木:うん、全然、緊張させない人。ファンだったけど、初めて会ったときもこっちを緊張させない空気を出してるっていうか。それって結構、できないことだよね。“奥田民生”ってブランドを守るためじゃなく、奥田民生はただ奥田民生として生きてるんだなって。――鎧をまとわずに?妻夫木:僕も、自分では単なるひとりの人間・妻夫木聡として生きてるつもりだけど、この仕事のせいか、どこかで“俳優・妻夫木聡”というのが、僕の中にもあるんですよね。カッコつけたいって思いも捨てきれないし、相手によく思われたいって気持ちもあって、それが表面に出ちゃう。でも民生さんは、奥田民生として淡々と生きてるんだなって。新井:ウチの周りで言うと、浅野(忠信)さんとか、そういう感じかな。何を気にするでもなく、まんま生きてるっていうか。大根:わりと僕らの周りの仲良くさせてもらっている憧れの先輩って、そういう空気をまとっているなというのは感じる。リリー(・フランキー)さん然り。新井:大根さんと民生さんって同世代?大根:民生さんのほうが3歳年上。3つ違うと、世代で言うと「上の人」って意識が強いかな。この映画に入る直前、偶然、飲み屋でお会いしたんです。まあ、リリーさんも一緒だったし、偶然ってわけでもないんだけど。「(映画のこと)よろしくお願いします」って挨拶したら「何もしないけど、楽曲は好きに使ってください!」って(笑)。いい人だなって思ったし、まさにうそがない人だなって。――大根監督の奥田民生像は?大根:もういい中年になって、大人としてどう仕上げていけばいいのか?そういう意味で、周りに気を遣わせず、手は抜かないけど力は抜いて仕事に臨む――というのが俺の民生像なのかな?今回の映画で言うと、“民生愛”みたいのは、ブッキーに任せて、俺は民生的に現場にいて、どっしり構えて全体を俯瞰しようと…。新井:よう言ったな(笑)。あんだけ水原希子ちゃんの撮影に入れ込んどいて!どこが「全体を俯瞰」だよっ(笑)!大根:希子ちゃんのシーンは、音楽で言うところのギターのソロパートだね(笑)。そこは熱く!でもブッキーを撮るのは、歌唱シーンみたいなもので、そんなにエモーショナルにならず平常心なの(笑)。――妻夫木さんと新井さんは、過去に何度も共演されていますが、大根監督から見てこのお2人は…。大根:芝居の相性がいいから、安心してずっと見てられるんですよね。新井くんは、俺の映画には必ず出るという悪魔の契約をなぜか勝手に結んでて…(笑)。新井:だって、ウチが出ないとコケちゃうからさ(笑)。ウチの中では、大根さんとブッキーが一緒にやるってことにすごく惹かれたね。台本読んで、大根さんがこの話を軽~い感じで撮って、ヒロインが水原希子ちゃんで、あくまでイメージでウチは本人のこと、知らないけど、男を転がす感じが「なんなんだ!このドンピシャ感は!」って。迷わず「やります!」って。――企画として、30代半ばの男たちが女の子に入れあげて…というラブコメは最近では貴重ですね。妻夫木:面白いじゃないですか。最近、少女漫画原作の恋愛モノは多いけど、男側の勝手な意見を言わせてもらうと、恋は夢見るよりもバカでありたい(笑)。こういう映画があるからこそ、恋愛を経て、大人の男として出来上がっていくというか。最近、なかなかないどストレートなラブコメで、でもちゃんと人生が見えてくるっていいなって。新井:いまの少女漫画原作の実写化の企画は、もちろん制作側が、ある程度の数字を見込めるからこそこれだけ作られてるんだけど、逆に言うと、その数字が計算できなくなったらなくなるでしょ。でも、この映画みたいな作品は、絶対になくならないし、強いでしょ。妻夫木:意外としっかりと残る映画になってる。新井:ただ、大根さんの現場は長いから、ブッキー大丈夫かな?飽きちゃわないかなって心配だったけど(笑)。妻夫木:なんでよ(笑)。大根:というか、長い現場なんていくらでも経験してるでしょ?大河ドラマとか。照明待ちで何時間とか。妻夫木:大根さんの現場の長さって、そういうんじゃないでしょ?いや、別にイヤじゃないんですよ(笑)。新井:大根さんは、同じシーンを頭から何回もやるんですよ。妻夫木:いい言い方をすれば「こだわりがある」だけど、言い方を変えれば「しつこい」(苦笑)!大根:言い訳するなら「グルーヴが生まれるのを待っている」のかな。妻夫木:なんかカッコいい(笑)。大根:舞台なら、同じとこを何度も稽古で繰り返して、いつの間にかグルーヴが生まれるけど、映画だと事前のリハーサルさえできるような作品は少ないし、その日の現場で全部やらないといけない。もちろん、個々の役者はうまいけど、役者同士の絡み合いを含めた総合的なものだから。人と人の真ん中に“うねり”が生まれないといけないの。新井:なんか、いい監督っぽいこと言ってるな。それでいて、編集で結局、一発目の芝居使ったりするんでしょ(笑)?大根:結局、繰り返してすり減っちゃったなって(笑)。妻夫木:あぁ、やっぱりあのシーン、カットされてる!とかね(笑)。――映画の中で、コーロキはバリバリ仕事に力を傾けつつ、魔性のヒロインとの恋に引きずられていきますね。いわゆる「仕事と私、どっちが大事なの?」的な…。そういう恋愛、コーロキの姿については…。妻夫木:まあ僕も新井くんもそうだろうけど、そもそも、そんなこと聞いてくる女の子とは付き合わないでしょ(笑)。新井:「仕事があってこそ、いまの自分がある」って人と、コーロキみたいに仕事と恋が天秤に掛かっている状態の人といるけど。(後者は)やっぱり、男にとっても相手にとってもよくないよね。大根:でも30歳くらいまで、あんな感じじゃない(笑)?いまはスマホとかあるから、なおさらコンタクトが取りやすくて、ああいう状態に陥りやすいんだろうね。新井:大根さんの映画って、いつも実は「働け!」ってことがテーマだよね?大根:そうだね。結局はいつも「仕事せよ!」ってことを描いてる。――それでも、否応なく、恋愛のあれこれに引きずられてしまって…ということはないですか?妻夫木:まあ、僕はそれがあったら結婚してないし(笑)。新井:でも過去の経験ってことで言うとあるよ。タイトルは言えないけど、昔、ある作品のラストシーンの撮影を前に、電話で別れ話されて…。妻夫木:…(笑)新井:「ちょ、ちょっといま、現場だから。あとで掛けるから!」って。これからラストシーンなのに、どうしよう?ってなって、セリフを口にしつつ、言えてない(苦笑)。そりゃメンタルぶれるでしょ!大根:役者に限らずスタッフもあるよ。こないだ、ある現場で普段は全然、元気ない助監督のひとりが「(叫ぶように)本番!」とか言い出して「ど、どうした…?」って聞いたら「さっき、彼女にフラれました!」って。妻夫木:いいね。コーロキっぽいな(笑)。――先ほど、妻夫木さんからも少しお話がありましたが、“俳優”という大衆のイメージがどうしても先行しやすい仕事をしている中で、ご自身でもイメージを気にし過ぎたり、自分を作ってしまうようなことはありますか?妻夫木:20代とか、特にそうでしたね。大人になりたかったんですよね。30歳を超えてみて「あぁ、30代って意外とコドモなんだ…」ってわかって、何も考えなくなったところもあるけど。――自分を年齢や実際の姿よりも“大人”に見せようとした?妻夫木:ありがたいことに主演をやらせていただく機会も多くて、「座長としてどうあるべきか?」とか考えたり、恋愛でも「男として」とか「相手に対してどうあるべきか?」とか「大人として結婚を見据えて」とか…。なんであんなに責任を背負いたがってたのか…勝手に(苦笑)。大根:じゃあ、若い頃はもっと“座長!”って感じがあったんだ?妻夫木:座長として、気を遣ってみんなとコミュニケーションを取ろうとか。もちろん、作品のためなんだけど。でも結局、いい芝居することが一番必要なことなんですよね。気を遣うことで、よくなる部分もあるとは思いますけど。でも、大事なのは芝居だってシンプルにどこかで思えたんですよ。新井:ウチは、もともと周りのイメージとか気にしたことないな。青森の田舎にいると、誰がケンカ強いとか、カワイイとか、誰と誰が一緒になったとか、一瞬で広まるのよ。妻夫木:いやだな、それ(笑)。新井:すぐウワサが立つの。でも知らない人に何を言われてもどうでもよかったな…。結局、ウチもあれこれイメージするけど、その自分の考えを信頼してないから。会ってみないとわかんないでしょ?だから、人と会って「うわ、意外!」ってことも少ない。大根:そういう意味で、変わんないけど、仕事のスタンスは変わったよね?初めて会った頃は「縫い(※同時期に掛け持ちで複数の作品に出演すること)はしない!」ってこだわってたけど…。新井:あったね、そういうの。掛け持ちはしないって。いまは何もこだわんない。だって、そうしてても良いことなかったもん。10年やって気づいた。特にメリットないなって。大根:俺、その話、大好きなの(笑)。ただ、そのあたりから、お茶の間の人気も出始めたよね?妻夫木:ユルくなったんだね。大根:やってる役も、昔はほぼ犯罪者とかだったのに(笑)。新井:いやいや。若い頃にブッキーと共演した『さよなら、クロ』でも生徒会長とかやってるからね!バイク事故で死んじゃうけど…(笑)。要は、言いたいのはイメージはしょせん、イメージだってことね(笑)!(text:Naoki Kurozu/photo:Nahoko Suzuki)
2017年09月15日9月16日(土)公開の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』では自身の名前がそのまま映画のタイトルになるなど、世代を超えて愛されているミュージシャン・奥田民生が、「ボクらの時代」に初出演。妻夫木聡&岸田繁を対談相手に迎え、ここでしか聞けない貴重なトークを繰り広げた。「ボクらの時代」は、毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトークドキュメンタリー番組。俳優やミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合う。9月17日(日)放送の本番組に出演する奥田さんは、20代はロックバンド「ユニコーン」、30代からはソロアーティストとしてのみならず、他アーティストとのコラボ、楽曲提供、プロデュースなど、幅広く活躍を続け、多くのアーティストからリスペクトされる存在だ。そんな奥田さんのファンを公言する妻夫木さんが、奥田さんと、こちらも番組初出演で奥田さんとバンド「サンフジンズ」を結成している岸田さんに声をかけたことから、今回の対談が実現。収録はおよそ2時間に及んだという。テレビが苦手と語る奥田さんに、視聴者を代表して、1人のファンとして妻夫木さんが名インタビュアーぶりを発揮!奥田さんが語る“力まないかっこいい大人”誕生エピソードや、ミュージシャンとして最近感じるキーの変化などが明かされる。岸田さんが、奥田さんの“ベテラン感”について問うと、「セルフプロデュースですよ!解散するまでバンドの仕事が忙しかったんです。すごくね。解散して1回ソロになったから、なるべくそのいっぱいの仕事の中から、楽なやつだけできればいいなと思って。なんていうのかな、やりやすくするために、写真撮られるのが嫌いなんですよねとか言ってみたり」と語り、音楽に集中するために自らベテラン感を演出したエピソードを披露。妻夫木さんは“民生ラブ”の熱い思いを、本人を前に力説!「僕も含め、一般のかたはお2人を天才だと思っている」と話すと、岸田さんは「民生さんが特にベースを弾くとき、うわっ!天才や!」と思うと語る。それを聞いた、奥田民生の反応とは!?そして話題は、自分の名前がついた映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』へ。奥田さんは、実際に映画を見て面白かったと話すが「映画は勘弁してほしかったよー。フルネームだよ。しかも本名だよ」と笑わせた。収録を終えて、奥田さんは「テレビは苦手で、避けて通ってきているのですが、今回はお招きをいただきありがとうございます。普通に座ってみてください。テレビに出るっていうのは、出るプロの方がいて、そうでない人が出ると、素人的におもしろいことがある。ぼくはそっちなんで(笑)」とコメント。妻夫木さんは「この2人が揃われてトーク番組に出演するのは、まずあり得ない!カープ応援番組ならあるかもしれないですけど。(笑)」と興奮した様子で、「今回は、視聴者を代表して、聞き手になりました!でも、お話をして、改めて、お2人のこと好きだなと思いました!人間として大好きだな!と。生い立ちについても聞いたので、楽しみにしてほしいです!」とファンへ期待高まるコメントを寄せた。「ボクらの時代」は9月17日(日)7時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月15日