子どもの成長って、毎日確実に階段を一段一段のぼる(そして後ろには戻らない)イメージでした。だけど、子育てをしてみると、実際には急に一段飛ばしてみたり、散段降りてみたり…の繰り返しのような気がします。(当たり前かもしれませんけど…)それを繰り返しているうちに、「結構のぼっている」…みたいな。子どもとずっといっしょにいると、そのことをつい忘れそうになるので定期的に思い出すようにしています、というお話です。■娘は「しっかりしている」と言われるタイプ■「できる」と思い込まず、今の娘と向き合うおとなのような言い回しや行動も含めて4歳らしさなのかもしれませんね。あれもこれも出来るようになり日々成長する娘に、つい安心(油断)して、突き放してしまいそうになるときがあります。(忙しいタイミングで抱っこをせがまれたときとか…)そんなときのために、時々こんなことを考えて、忘れないように胸に刻んでいます。
2020年05月19日子供の成長は、とても早いですよね。子育てをしている人は、日々の子供の成長が1番の楽しみなのではないでしょうか。そんな子育てについて、キタハラナナエ(@pina_engei)さんが描いた、『娘との生活を漫画にしました』という投稿がTwitterで話題となっています。(3/3) pic.twitter.com/HIC6UVhbvz — キタハラナナエ (@pina_engei) May 4, 2020 自然の中でさまざまなものに興味を持ちながら成長していく娘。日々の成長を楽しみにしているけれど、「そんなに早く大きくならないで」とも思う、母親の裏腹な想いにじんわりと心が温まりますね。この漫画には多くのコメントが寄せられました。・自分の娘と重なる部分が多くてつい、涙が出てしまいました。・かわいくてキュンとしました!うちの子もイヤイヤ期で困っていましたが、この漫画を読んで気持ちが軽くなりました。・嬉しいはずなのにどこかさびしいような気持ち、分かります。子供は、かけがえのない存在ですね。中には、「自分の母親も、私を育てている時にはこんな気持ちだったのかなと、母親に会いたくなりました」というコメントもありました。子を育てる親の、温かな気持ちに気付かせてくれる素敵な作品ですね。母の日や父の日には、「ありがとう」と感謝を伝えたいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年05月08日生後6ヶ月になりスクスク成長中の娘。でも最近ちょっと悩んでいた事がありました。それは…まだ寝返りをマスターしていない! という事。今回は娘の「寝返り」についてのエピソードです。■寝返りしそうな気配はあったけれど…3人目ともなると、つい上の子たちと比べてしまうのですが、上のお兄ちゃん2人は4ヶ月になるころにすでに寝返りをマスターしていました。なので今回も勝手にその頃には寝返りしてるんだろうなー、3人目だしむしろもっと早く寝がえりしちゃいそうだなーと思っていました。でも娘のぴーちゃんの場合は…もう少しで寝返りしちゃうじゃん!! って時期があったと思ったら5ヶ月になった頃からそんな気配もなくなり…(笑)6ヶ月になった今は…、体は良く動かしまくっているし、うつ伏せにしてあげるとすごく喜ぶのですが、自分からしようとする様子が全然なくなっていました。■ゆっくりペースでいい、と思いながらも心配に…3人目でおそらく最後の赤ちゃんライフなので…なんでもできるようになるのはゆっくりでいい! まだまだ赤ちゃんの姿のままでいればいいんだよーと思いつつも、寝返りできるようになるのかなーと心配な思いも芽生える複雑な心境になっていました。そんなとき友達や先輩ママにこの話をしてみると、娘よりもっとゆっくりだった赤ちゃんや、むしろ寝返りしたっけ?? と言うエピソードまで聞くことができて、心配が吹き飛びました!赤ちゃんには赤ちゃんのペースがあって、遅くても早くても、今は立派に成長している先輩ママ達のお子さんの姿を見て安心しました。最近の娘はようやくまた寝返りをマスターしようと頑張り出しています。なかなか思うように体が動かせなくて、ムキィーーー!!と怒っていますが、そんな姿も今しか見れない貴重な時間なので、微笑ましく見守っています。
2020年03月10日娘の成長はもちろんうれしいのですが、それと同時に突きつけられる自分の小ささ…! ちょっと切なかった成長の記録です(泣)■スマホの充電器がなぜか子ども部屋にこの後、充電器やスマホ類は100円均一で購入した大きなガラスジャーに放り込んで管理することになりました。ムギももうすぐ1年生。かんしゃくもほとんど起こさなくなり、きまぐれに片付けなんかもしてくれて、頼もしい限りです。ホントにありがとう…!■トランプで母子対決、勝者はもちろん…?こんな感じなので、毎日こどもと遊ぶ保育士さんたちは、素晴らしすぎるなと思います。もし、私が保育士さんだったらこのストレスでどうにかなってしまうんじゃないか…?娘とスピードをしながら、そんなことを考えていました。
2020年03月04日あけましておめでとうございます! イラストレーターのコイズミチアキです。今回は長女ムギのお話です。■子は親の背中を見て育つ、というけど?人はこうやってオタク化していくんだな…と、成長をそばで見守るのがとても楽しいです。ARゲームアプリで遊んだり、オタクトークをしたり、仲間が増えたようでうれしかったのですが…。■オタク的ノリにつき合ってくれるのはぼっちオタク歴が長いので、素でノッてきてくれた娘に対して「こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの」みたいになりました。親が楽しみながら「この物語のここがいい!」とか、「このキャラのこんなところがかっこいい」と話すのは、結局、我が子に布教活動しているようなものなんですよね。オタク仲間として対等に語り合える日がくるのかもしれないと思うと、ついつい、その作品の良さを語ってしまう日々です。
2020年01月01日一緒に歯磨きをしていて、またひとつ娘の成長に出会ってしまったぐっちぃさん。子育ての嬉しさと寂しさが詰まったエピソードです。■ハミガキ中に切なくなるの巻いつの間にか大人用を使ってた……!我が家もまだ仕上げ磨きしています(忙しいときは自分たちで終わらせるけど)。なのに、大人用歯磨き粉に切り替わってたことに気づかなかったよ~(汗)。ちょっと前までは「からい!無理!」って言ってたのになぁ。成長なのね。
2019年11月16日妊娠28週に1,000g未満の超低出生体重児で生まれた三女は、2歳になった今でも成長曲線の正常の範囲内に入っていない、小さな女の子です。とはいえ、三女はとっても元気に成長し、ゆるやかに成長曲線に近づいています。母子健康手帳の成長曲線の枠外からスタートした三女の成長と、ママとしての葛藤を振り返ります。 まさか! 成長曲線枠外からのスタート 妊娠28週に緊急帝王切開で生まれた三女。出生体重は800g台という小さな赤ちゃんでした。母子健康手帳にある成長曲線のグラフの最小目盛は、1,000g。1,000g未満だと、印刷されているグラフの枠外になります。早く小さく産んだだけでも三女に申し訳ない気持ちでいっぱいなのに、成長曲線の枠外に点を打つことで更にみじめな気持ちになりました。 身長も頭囲も枠外からのスタートでしたが、生後1カ月を過ぎるとようやく1,000g台になり、グラフ内に点が打ててうれしかったです。成長曲線のグラフに添って順調に体重が増えていたので、いつか成長曲線の正常の範囲内に入るだろうと思っていました。 頭囲が成長曲線に入った!三女は退院後も順調に成長しているものの、離乳食が進まず、あまり体重が増えなくなっていました。最初に成長曲線の枠内に入ったのは頭囲。生後9カ月(修正月齢7カ月※実際に生まれた日ではなく、出産予定日を基準にした月齢)の計測で、成長曲線上に点を打つことができました。 1つ成長曲線に入ったことで、少しだけ心が軽くなった気がしました。一方で、身長と体重はまだまだ成長曲線の枠の下。1歳半くらいで成長曲線の枠内に入ってほしいと思っていましたが、食が細いことと活発に動くこともあってか、体重はなかなか増えません。とはいえ、1歳・1歳半・2歳の現在と少しずつ成長曲線に近づいています。身長と体重も成長曲線に入る日もそんなに遠くはないはず! と思っています。 長い目で成長を見守ると決意!未熟児センター退院後、三女はフォローアップ健診のため毎月1回通院していました。毎月の計測が楽しみな反面、枠外からスタートした成長曲線のグラフを見ると、みじめな気持ちがフラッシュバックしてくるようでした。 1歳を過ぎると、フォローアップ健診も3カ月に1回へと回数が減り、2歳になった現在は半年に1回の健診に。成長曲線のページへの記入する回数も減ったこともあり、あまり成長曲線のことばかり気にならなくなっています。早く小さく生まれた子どもは、すぐに追いつく子、少ししてから追いつく子、ずっと追いつかないままの子の3パターンあるそうです。成長が止まったままではないので、長い目で成長を見守っていきたいです。 三女は、早産になったことで成長曲線の正常の範囲から外れていますが、とっても元気に成長しています。毎月の成長を記録した成長曲線は、私にとってトラウマでもありましたが、小さな体で頑張った大切な記録。あまり成長曲線のグラフにとらわれず、長い目で成長を見守ることが大切だと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト:(c)chicchimama著者:小林更紗中1・小4・2歳の三姉妹の母。通関士資格保有。長女が小学生になるタイミングで、勤めていた通関業者を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月05日あなたが成長できないのは、心にブレーキがかかっているから。その“自分ブレーキ”を外したら、今度は“成長アクセル”を踏むこと。数多くの企業の人材育成に関わってきた吉田行宏さんにお話を聞きました。心のブレーキを外したら、アクセルを踏んでさらに成長させる!自分を成長させるにはブレーキを踏まないことと同時に、もう一つ必要になってくるものがある。「“自分ブレーキ”を踏まない覚悟ができたら、今度は成長をさらに加速させるために、アクセルを踏むことを意識しましょう」(吉田さん)自分の意識や行動を前向きに引っ張る、いわば起爆剤となる“成長アクセル”は、2つある。「1つ目は“こだわり・自分軸”になります。人生やライフスタイルにおいて譲れない価値観、将来の夢やビジョン、目的などです。2つ目は“動機”で、仕事やさまざまな行動で重視しているモチベーションのこと。この2つの“成長アクセル”を明確に持てるようになると、行動の指針が定まって、成長スピードを速めてくれます」まずは、自分の成長アクセルは何なのか、考えてみよう。1つ目のアクセル:自分の方向性を決め、目標設定をしよう! 「こだわり・ 自分軸」人生で迷った時に支えとなるのが、“こだわり・自分軸”というアクセル。「つまり、自分は、どう生きたいのか?もっと具体的に言えば、たとえば、仕事や決めた目標はとことん極めたい、でも仕事も大事だが家族との時間もしっかり持つでも構いません。自分軸がしっかりしていれば、人生が横道に逸れそうになってもブレません。このアクセルを強く踏み込むには、こだわりや軸を自分だけでなく誰かのためなど、他者利益も含めて考えられると、より強くなります」2つ目のアクセル:動機の大きさが成長のアクセルになる。「動機」“動機”には大きく4つのゾーンがある。自分が何を仕事や毎日の行動のモチベーションとして重視しているか、あらためて見つめ直そう。「自分はなぜ働くかの日々の原動力です。4つのどれが正解かはありませんが、自分が選んだものが最初の目標になります。そして、目標があることでそこを目指す心理的なアクセルを踏めるのです。最終的な目標は、すべての動機をバランスよく強く持てるようになること。そうすれば成長スピードを大きく上げられます」よしだ・ゆきひろ若手リーダーの育成支援を行う会社アイランドクレアを設立。著書に『成長マインドセット心のブレーキの外し方』(クロスメディア・パブリッシング)。※『anan』2019年7月31日号より。イラスト・いいあい取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2019年07月29日何をやっても停滞感があったり、自分が成長できていないと感じる時、どうすれば現状を変えられるのか?成長できないのは、心の中にあるブレーキを踏んでいるから。心の中の“自分ブレーキ”を解除。成長アクセルを踏み込む技術。たとえば、勉強しても身につかない、仕事で努力しても望んだ結果が得られないなど、自分の成長が止まって停滞しているような気持ちになるのは、よくあること。「成長が止まっているように感じられる理由はいろいろありますが、まずお伝えしたいのは、自分が人生の主役だと自覚できていないから、ということです。人に命じられたり、顔色を窺って生きている限り、主役にはなれません。誰かにやらされるのではなく、自分でやりたいことを決めることが大切。主体的な生き方をすれば、仕事だけでなく人生そのものが楽しめ、大きなブレイクスルーにつながります」と、数多くの企業の人材育成に関わってきた吉田行宏さん。その一方で、人には主役より脇役の方がラク、という意識もあるもの。見方を変えればそれは、主役になるほど自分の成長に向き合えていない、ということかも…。「自分が主役!」と自信を持って言い切るためにはどう成長すればよいのか?“自分ブレーキ”をキーワードに詳しく解説します!あなたが成長できないのは、心にブレーキがかかっているから。仕事にせよ、自分磨きにせよ、目先の成長を求めてやみくもに頑張ったとしても、なかなか結果は伴わない。実は、成長を妨げているものは、自分の心の中にある。「自分の殻を破って成長したいと思っているのに、なかなか成果が出ない…。それは、無意識のうちに心の中で“自分ブレーキ”をかけてしまっているからなんです。もちろん努力も必要ですが、まずはそのブレーキを外さないと、成長のための努力も実を結びにくい。人は誰しも悩み、失敗することや、自分のプライドが傷つくことを恐れます。その悩みや葛藤がブレーキとなって、行動を抑制してしまい成長を妨げています。僕はこれを、心の中の2つの“自分のブレーキ”と呼んでいます」では、心の中にある2つの“自分ブレーキ”とは、どんなもの?1つ目のブレーキ:自分の意思や行動では制御できない…。「コントロールできない悩み」たとえば、太っていることが悩みだとしたら、それは食生活を見直せば改善できるかもしれない。改善できれば悩みではなくなるし、そのための努力は成長につながる。その一方、改善しようがない悩みは解決策もなく、悩めば悩むほど行動することができない。すなわち、成長するための意識を持てない、負のスパイラルに。“コントロールできない悩み”との向き合い方1.悩みを自覚する。まずは、自分がコントロールできない悩みを抱えているかどうか確認。もし悩んでいたら、自覚することだけでも、ブレーキを外しやすくなる。2.悩まない覚悟を決める。それでも人はついつい悩み、ブレーキをかけてしまうもの。ひとまず半年や1年など期間を決めて、そのことでは悩まないと覚悟を決めてみよう。3.悩みを他人のせいにしない。人のせいにしていればプライドは傷つかないが、自分にできることを考えて行動する思考を身につけると、悩みづらくなるし、自身の成長にもなる。4.結果で悩まない。最善の選択をしたとしても結果は選べない。どうなるかわからない結果について気をもむより、そこまでの過程に集中した方がいい結果に結びつく。5.他人事の悩みで悩まない。相手の機嫌や他人がする噂話など、自分ではどうにもできない問題で悩んでいても仕方がない。他人のことに振り回されなくなるとラクになる。2つ目のブレーキ:見た目は立派な大人だけど中身は幼い子供のまま!?「大きな子供」ブレーキの2つ目は“大きな子供”と呼ばれる。いい大人なのに、注意されると過剰に反応したり、自分の考えがなく優柔不断…。自覚していなくても、自分の中にもそんな大きな子供がいるかも?「感情や精神の一部が子供のままで、大人同士のコミュニケーションでは出ない部分が顔を出している状態のことです。これが発動すると怒りや恐れ、見栄など負の感情に囚われ、論理的思考力が低下し、成長を妨げる原因になります」。大人に育てるには、まずは存在を自覚して。あなたの中に大きな子供はいませんか?妙に一つのことが気になる。他人にNOと言われるとカチンとくる。他人の趣味に興味がない。嫌いと思うと近寄るのもイヤ。他人の真逆の意見にもすぐ納得する。自分はいつも正しいと思っている。その場しのぎのウソや言い訳をする。人から指示されないと動けない。大きな子供を大人に育てる3つの方法1.自分の中の大きな子供の存在を認識する。誰しも、大なり小なり子供っぽい部分を持っているもの。まずは、自分にもあるものだと理解しておくと、そういう心境になりそうな状況でも、落ち着いて対応できる。2.もう自分は子供じゃない、大人になったんだと言い聞かせる。自覚できるようになれば、大きな子供ブレーキが出そうになっても、今はもう小さくて無力な存在の子供ではないと、繰り返し自分に言い聞かせることでストップがかかる。3.周囲の大きな子供も、愛情を持って大人に育てる。自分の中にいるのだから、周りの人にもいて当然。周りの大きな子供にも、同じように愛情を持って接することが、自分の中の大きな子供を大人にするということを意識しよう。よしだ・ゆきひろ若手リーダーの育成支援を行う会社アイランドクレアを設立。著書に『成長マインドセット心のブレーキの外し方』(クロスメディア・パブリッシング)。※『anan』2019年7月31日号より。イラスト・いいあい取材、文・岡井美絹子(by anan編集部)
2019年07月28日生後7カ月のころ、正座のような変わったおすわりをしていた娘。親が手で押さえていると赤ちゃんらしい座り方もするのですが、やっぱり正座がいいようでした。ちょっと心配してしまった、わが家の娘の成長過程をお伝えします。 なぜ?ヒザでコツコツ歩く娘ちょっと変わったおすわりをしていた娘は、1歳になると歩き始める兆候が見られました。ところが、ハイハイからむくっと起き上がったものの、ヒザから下は床につけ、ひざでコツンコツンと音をたてながらどんどん進むようになったんです。 「こんな成長過程あった?」と気になりつつも、そのまま過ごしていました。1歳3カ月になると普通に歩くこともできるようになりましたが、室内ではハイハイやひざで進むほうが得意でした。 保育士さんに「めずらしいね」と言われ……そのころ、ちょうど保育所に通い始めました。高速コツコツ歩きをする娘の姿を見て、たくさんのお子さんを見ているであろう保育士さんに「めずらしいね~」なんて言われてしまったので、私は「もしかして足首が弱いのかな?」と心配に。 そこで小児科を受診して医師に相談したところ、「歩いたり走ったりできるようなら、当面の心配はない」と言われ、レントゲンなどの検査はしませんでした。ひとまず、ほっとすることができました。 現在も問題なく過ごせている1歳半くらいまでは頻繁にひざ歩きをするので、眠れないほど心配したこともありましたが、足や体が弱いということはなく、娘はすくすくと成長していきました。個性の1つだったのかなと、今では考えています。 6歳になった娘にその話をすると、体重が重くなったからかゴツンゴツンと音を立てて、そのヒザ歩きを再現して見せてくれます。ヒザが丈夫なのか、痛くないようです。逆上がりやかけっこもできますし、運動面でもとくに心配はなさそうでよかったです。 発達の目安はあくまでも「目安」であるということを知っておくと、余計なストレスを抱えなくて済むかもしれません。そのうえで心配なことは保健センターや小児科などで相談することで安心できるのではないかと思います。 イラスト:imasaku著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年06月24日パピマミをご覧の皆さま、こんにちは。おませな7歳娘と、自由人の4歳息子を育ているずぼら母のぺぷりです。子どもが生まれてから、やたらとイベントごとに力を入れるようになりました。それまでは、「え?今日こどもの日だったの?忘れてた~」ということもざらでしたが、不思議な変化です。七夕のになると、色んな七夕飾りの作り方を調べては子どもたちとつくってみたり、お月見になると子どもと一緒に月見団子を作って食べたり・・・とにかく、イベントを楽しむようになりました。また、これまで作り方をよく知らなかった新聞紙で作る兜なんかも、子どもが生まれてから作れるようになりました。そして迎えた今年のこどもの日。最近忙しかったのもあり、今年は事前に準備ができていませんでした。これまでは私が全部お膳立てしていたイベントでしたが、今回は娘が・・・!そして、娘のいつか母になった時に、その子どもに受け継いでいくのかな・・・と嬉しくなった出来事でした。●ライター/ぺぷり
2019年06月19日ウーマンエキサイトをご覧の皆さんこんにちわ、М子ママです。もうすぐ1歳半になる娘は1歳を過ぎてもなかなか歩いてくれず、高速ハイハイベビー時代が長く続きました。しかしそんな娘も今では元気に歩いたり走ったりるんるんでお散歩するようになったのですが、今回はそんな娘が歩き出すようになったきっかけになった出来事をお話ししたいと思います。■なぜか外ではハイハイしかしない娘ママ友にけーちゃんのことを話してみたところ、ママ友ベビーと公園で遊ばせてみることになりました。同年代ベビーと公園で遊ばせてみると…けーちゃん、お友達ベビーをひたすら這って追っかけ続けること数十分…お隣に住むママに、「2人目はお姉ちゃんをみて歩きたい欲がすごくてすぐに歩いたんだけど、1人目の時はのんびりさんだったんですよ~」なんて言葉を聞いたんです。そうか~そういうもんなのかぁ~と思ったけど、こういうことだったのか! と納得しました。兄妹がいなくても歩ける同年代のお友達と遊ばせるだけでこんなにも突然の成長を見せてくれるなんて!そんなことがきっかけで今までが嘘のようにどんどん歩いてくれるようになった娘。■娘の歩く意欲を掻き立てるアイテムピコピコと音が鳴るシューズを履かせるとなぜだか歩く速度が2倍くらいになりました。普段絶対手なんて繋いでくれないのに繋いでくれたりする。歩くたびにピコピコ鳴ることで歩く意欲を掻き立てられるのか…それからというものこのピコピコシューズを履かせて定期的にお友達ベビーと遊ばせることで発達を促しています。
2019年06月18日ある日、私が用事で朝から出かけていた時のお話です。娘が起きる前に家を出てしまったので、起きてきた娘はママがいないという事にすぐに気がつきました。 夫は『これは泣くかな〜…』と思いドキドキしながらも、しっかりママがいない事を伝えたそうです目次 1 娘が取った行動とは…娘が取った行動とは… それを聞いた娘は、何故か踏み台をいそいそと運び始めました… そして戸棚から何やらゴソゴソと取り出し… ママの雑誌や本の収納からゴソゴソ更に取り出し… 朝から好きなお菓子を食べ、普段はあまり使わせない(むしろ隠してあったはずの)タブレット端末で好きなだけ遊ぶ…。 普段ママからダメと言われがちな事、つまり大人で言う所の『グータラ』をここぞとばかりに始めたのです!!(笑)パパなら許してくれる!むしろパパも一緒に遊べば大丈夫!おかしも少しは分けてあげれば良いだろう!!なーんて考えていたんだろうなぁ…と帰ってきた私に夫がつぶやいていました。3歳を目前にもの凄い成長を感じた(?)出来事でした。●ライター/マメ美(イラストライター)
2019年06月12日■母のうっかりに、小3になった娘たちは…頼もしいとしか言えないクラスのお友達が学校始まってすぐ道具を持ってきていたから自分も持って行ったんだって。親に言われずとも自主的に持っていく娘たち…! あんたたち一体誰に似たの!? と言いつつなんとなく母として寂しいので、毎朝「忘れ物ないの!? ハンカチティッシュは持った!?」と声かけは忘れません(笑)。1~2年生のときはこんなしっかりしてたかな…すごいぞ…3年生…。
2019年04月20日子どものおもちゃを選ぶとき、どのような基準で選んでいますか?筆者の娘は先日2歳になりましたが、振り返って思うのは、子どものおもちゃ選びはとても難しいということ。「子どもに長く使ってほしい」「子どもの成長を促したい」という思いだけでおもちゃを買ってしまうと、思ったように役立たないこともあります。筆者が0~1歳の娘には早すぎたと思うおもちゃを紹介します。遊び方が理解できなかった…木製知育玩具娘が生まれて間もないころ、知育玩具という響きにひかれて購入した木製のおもちゃ。指先でビーズを動かして遊ぶものですが、遊び方を理解するのが難しかったのか、最近まで放置されていました。自宅に子どものおもちゃが増えていく中、使わない知育玩具の置き場所に困ったものです。こういった知育玩具は子どもの指先が器用になって、小さな物を掴めるようになる1歳半ごろからでも遅くないと思いました。ちなみに2歳になった現在は、少し興味を持ち始めたようで、ビーズをつまんで動かして遊んでいます。子どもが食べてしまう…ソフトブロックと紙のおもちゃスポンジのようなソフトブロックは子どもがぶつかっても痛くないのが利点。ですが、簡単にちぎれる素材のために、1歳の娘がかじって食べてしまうこともありました。商品の注意事項には「対象年齢3歳以上」と書かれており、口に物を入れる月齢の子どもには早すぎたようです。娘の1歳の誕生日に買った紙のおもちゃも、舐めたりかじられたりして、すぐにボロボロになってしまいました。子どもが何でも口に入れてしまう期間に使うなら、誤飲の危険性が低いプラスチック製のブロックがいいかもしれません。クレヨンも子どもに食べられてしまう恐れがあるため、注意が必要です。実際、娘も何度かクレヨンを口の中に入れてしまったことがありました。クレヨンは100円ショップでも買えて手軽ですが、0〜1歳の子どもには水で描けるペンやお絵かきボードのほうが安全。色のバリエーションはないものの、娘は2歳を過ぎてからも遊んでおり、息が長いおもちゃです。ぬいぐるみと絵本は種類を選んで!■ぬいぐるみ娘はがっしり抱けるような大きなぬいぐるみが好きで、小さなぬいぐるみにはあまり興味を示しません。筆者も小さいころは大きなぬいぐるみのほうが好きで、成長するにつれて小さなぬいぐるみを集めるようになりました。ぬいぐるみのサイズに関しては好みもあるかもしれませんが、筆者のまわりの0~1歳の子どもを見ても、大きめのぬいぐるみのほうが好きな気がします。小さなぬいぐるみが活躍するのは、もう少し後になってからかもしれません。■絵本絵本には厚紙と薄紙のタイプがありますが、薄紙の絵本は子どもに破かれてしまうのが難点。筆者もせっかくプレゼントでもらった絵本を破かれてしまったことがあり、泣く泣くテープで修繕しました。子どもが自由に絵本を手に取って見られるようにしたい場合は、厚紙絵本をオススメします。薄紙の絵本は子どもが成長するまでは手の届かないところに保管しておき、ママやパパが読んであげるときだけ取り出すのがよさそうです。対象年齢に合ったおもちゃを選ぶことが大切わが家では娘が0歳のとき、汚れてもすぐ洗える布のおもちゃが活躍しました。1歳になってからは、はめこみ・形合わせの知育玩具でよく遊ぶようになり、娘の成長を感じました。娘が1歳前に買った乗用玩具は、今も現役で遊んでいて、3歳の友達にも人気があります。ひとつは持っておいて損がないと思うおもちゃです。こうして娘の動向とおもちゃの関係を見ていると、改めておもちゃに表記されている対象年齢はやはり的確だと感じます。背伸びして対象年齢が上のおもちゃを買うと、子どもが食べてしまって危険だったり、興味を持たれずに放置されてしまうことにも。わが子や贈り物におもちゃを選ぶときは、対象年齢を参考にして選ぶことをオススメします。<文・写真:フリーランス記者奥汐紀>
2019年03月19日娘が生まれて6年半。娘が赤ちゃんのころのことが、今でも昨日のことのように思い出せます。はじめての赤ちゃんに、はじめての育児。大変なこともたくさんあったけれど、娘の可愛いしぐさや表情にはいつも助けられてきました。そんな娘もこの春からもう小学生!時が過ぎるのは本当に早いなぁ。そんな娘の成長を感じたエピソードを2つご紹介します。■言葉が持つニュアンスの違いが感じ取れるように…ある日のこと…同じ言葉でも、ちょっとした言い回しによって含まれるニュアンスっていうのがあって、大人はそういう微妙な違いを自然に使ったりするものだけど、子どもはなかなかわからないものだと思っていたのですが…。娘なりの捉え方にハッとさせられる出来事でした。もうそんなことを感じて生きているんだ…と。そして、もう1つのエピソードが…■集団生活を目の前に現れた娘の変化と成長これまでは、周りの目は気にせず、自分の好きなものを貫いてきた娘。クリスマスも、周りのお友達が可愛いぬいぐるみを買ってもらう中、ゼルダの伝説の専門書みたいなごつい図鑑を買ってもらったり…お友達とお絵かきをしている時も、みんなウサギを描いている中、一人ド〇クエのキャラの落書きをしていたり…でも、今は、そういう「周りと違う自分」を隠しはじめるようになりました。好きなものは好きなものとして、個人的に持つのは持ちたいのだけれど、小学校とか集団生活になると周りに合わせるようになってきたようなのです。春から小学生になるんだもんな…。赤ちゃん時代からすると、小学生っていったらものすごい大きいお姉さん! そのお姉さんに、娘がもうすぐなるんだと思うと感慨深いものがありました。こうやって、だんだん大人に近づいていくんだろうな。どんどん赤ちゃんから離れていくようで、成長は嬉しい反面ちょっぴり寂しい母心でした。春からは新生活。新しい環境で慣れるまでは大変だけれど、楽しい小学校生活になりますように、母はかげながら見守っています。
2019年03月15日こんにちは。1歳の娘を育てていますワーママのみさこです。子供の成長を感じる瞬間はいろいろありますよね!今日は以前「簡単☆材料費0円で子どもが喜ぶオモチャの作り方」の記事で紹介した、ペットボトルのフタで作ったマラカスオモチャで感じた娘の成長についてお話しします。娘が生後5か月の頃このオモチャを作ったのは娘が生後5か月の頃でした。その頃はマスカラオモチャを持って口に入れるだけの遊び方でした。娘が生後8か月になって娘が生後8か月になった頃にはマスカラオモチャを振って音を出したり、ふたつをぶつけて音を出したりして音を楽しむ遊び方ができるようになりました!娘が生後11か月になって娘が生後11か月になる頃にはフタをしていない容器の中にマスカラオモチャを入れたり出したりして遊ぶようになりました。入れた後に容器をひっくり返してマスカラオモチャが落ちてくる様子がとてもおもしろいらしく、いつも爆笑していました!現在の娘の遊び方は娘は現在1歳2か月になりました。そんな娘のマスカラオモチャの遊び方はというと……ついに容器のフタの開いている穴にマスカラオモチャを通せるようになりました!少し前までは通すのに時間がかかっていましたが、今では上手にストンと通すことができるようになり、成長を感じています!はじめは口に入れるだけだったオモチャが、今では頭を使って遊べるようになった娘に成長を感じた出来事でした。今後はマスカラオモチャを積み上げていく遊び方をするようになるかもしれません。これからの娘の成長もとても楽しみです!●ライター/みさこ
2019年01月23日【幼年期】初めての“支援者”との出会い私が初めて“支援者”の方と出会ったのは娘が2歳の時です。乳幼児健診のときには特に指摘を受けなかった娘ですが、私は同世代の子どもとの違いや育て辛さを感じ、自治体の子育て相談センターに相談をしました。そこで教えてもらった児童発達支援センター(療育センター)に娘を連れて面接に行ったときのこと。相談員の方に娘の成育歴を聞かれた私は、気がつくと2時間近くも話をしていました。これには自分でも驚きました。そして自分の母親ほどの年齢の“支援者”の方に「お母さん、今まで頑張ってきたのね」と言われたとき、思いもかけず涙が出たことを今でも鮮明に覚えています。「どこへ行っても肩身の狭い思いをしていたこと」や「障害児を育てる孤独や不安」を“理解してくれる人”に、初めて出会えて嬉しかったのだと思います。当時の私の日記には「気がついたら2時間もしゃべっていた。こんなに話したいことがあったんだと自分でもビックリ。今まで子育てでほめられることがなかったから嬉しかった。そうか、私はほめられたかったんだ」と書いてあります。私たち親子は、その支援センターでその後6カ月間、月2回のペースで親子グループ保育に通いました。親子で一緒に体を動かしたり、同じ悩みを持つ保護者同士で話をしたり、支援者の方にちょっとした生活上の工夫を教えてもらったりしながら、穏やかで楽しい時間を過ごすことができたのです。【小学校時代】支援の狭間で悩む日々主人の仕事の関係で私たちは幼稚園卒業と同時に引っ越しをしました。引っ越した先でも療育センターに通いました。下の子の出産もあり、しばらく通えない時期はあったものの、小学校高学年になるにつれ、勉強面や友人関係が難しくなり、相談に通う回数は増えていきました。しかし療育センターの面談では…Upload By 荒木まち子「自閉傾向」「グレーゾーン」といわれていた娘。この頃は支援の狭間に陥っていて、もどかしさを感じることが多い時期でした。このまま何もしなかったら状況はどんどん悪化してしまうと感じた私は、自らも障害に対する勉強をし、積極的に地域資源を活用して公の相談機関以外にも娘に合った支援先を探そうと思い始めました。【中学校時代】ともかく情報を求めていた時期Upload By 荒木まち子小学校の半分の期間しかない中学校時代、私は娘が3年間をドロップアウトせずに過ごすことと、娘に合った進路先を探すことに必死でした。【高校時代】自らヘルプを出すスキルを高校生ともなると親と過ごす時間よりも学校や部活など、家庭以外で過ごす時間が増えます。それに伴って子どもの悩みの内容も家庭では解決できないものが増えていきます。私は娘の成人後も見据えて、それまでの娘が親に悩みを相談↓親が娘の悩みを支援者に伝える↓環境改善という構図を徐々に「娘が自分で相談先を選び、自らが支援者に相談」に変えていきたいと考えていました。しかし、受動型の娘にはそれが難しく、苦労をしました。【社会人】小学校時代まで遡り、過去の支援者行脚をした娘学生から社会人になることは、それまでのどんなものとも比べものにならないほど大きな環境の変化です。慣れない環境や仕事、人間関係、見通しが立たない不安もあり娘は体調を崩しました。ジョブコーチの勧めで会社を休んだ娘は、休みの間に過去にお世話になった支援者に会いに行きました。小学校の頃から支えてくれた家庭教師の先生。中学校の特別支援コーディネーターの先生。中学・高校時代の居場所となったNPO法人の先生。高校時代の地域コーディネーターの先生や地域活動ホームの相談員さん。障害のある子は「自分を本当に支えてくれる人」や「自分に好意的に接してくれる人」が本能的にわかるようで、娘が会いに行った支援者の方々は娘を受け入れ、寄り添って下さいました。過去を振り返り、変わらず見守ってくれている支援者の方から安心と知恵とパワーをもらい娘は再び前を向くことができたようでした。【そして今】一番身近な相談先とはジョブコーチは娘が入社当初から支援機関との連携に積極的で、娘の体調や気持ちの変化をしっかりと見極め絶妙な距離感で彼女を支えて下さっています。地域の相談員さんはジョブコーチや過去の支援者を交えたカンファレンスを開いて下さいました。今娘は“支援者”に『親に対する不満』を言うようにもなり、高校時代の課題も徐々にクリアーしつつあるようです。“親の支援”より“子ども自身の支援”をメインに今私が望むのは、子どもが幼年期のときのような“親に寄り添ってくれる支援者”ではなく、“子ども本人の意思を尊重し支えてくれる支援者”です。娘を支援者に丸投げにするわけではなく、連携をとりながら共通の目標に向かって共に歩んでいけたらと思っています。「子どもの幸せ」こそが親の一番の願いなのですから。
2019年01月09日娘が小学生になると、計算や漢字の読み書きなどだんだんできるようになったり、習い事も上達したり、目に見えて成長を感じることがあります。発言も急に大人びてきて、ドキッとすることも。しかし、娘が急成長中であっても、幼児期と同じように声かけをするというパパもちらほら…。小学1~3年の娘にどのようにほめたり叱ったりすれば効果的なのでしょうか? パパはどんな点に気をつければいいのでしょうか?発達心理学にくわしい小野寺敦子先生に教えていただきました。お話をうかがったのは…小野寺敦子(おのでら・あつこ)先生心理学博士。目白大学人間学部心理カウンセリング学科教授。主な著書に『小学生のことがまるごとわかるキーワード55』(金子書房)、『「エゴ・レジリエンス」でメゲない自分をつくる本~ego-resilience~』(一藝社)、『親と子の生涯発達心理学』(頸草書房)、『手にとるように発達心理学がわかる本』、『ゼロから教えて発達障害』(ともに、かんき出版)など。■娘のほめ方「すごいね!」だけではほめられた気がしない小学校低学年女子――日ごろ娘の宿題を見たり、学校であったことを聞いたりするなかで、ママは娘の成長を感じるわけですが、多くのパパはたまに見たり聞いたりするくらいです。パパが娘の成長に無頓着な場合、保育園や幼稚園のころと同じように娘をほめたり叱ったりするのはよくないのでしょうか?小野寺敦子先生(以下、小野寺先生): そうですね。なるべく発達に合わせた言葉をかけてあげたほうが、効果的です。とくに女の子は言葉に敏感なので、パパは声をかけるときに気にかけてあげるといいですね。ほめるときに、幼児のころは「すごいね!」と言えば、娘は満足そうな表情を浮かべていたでしょう。でも、小学生になるとそれだけでは心に響きにくくなります。具体的な「ほめ」が大切になってきます。たとえば、お手伝いをしてくれたとき、「みんなの食器を下げてくれてありがとう。パパもママもとても助かったよ」などと具体的にほめてあげましょう。感情のこもったほめ言葉なら、娘の反応は良くなるはずです。――「すごいね~」だけだと、小さいうちは無邪気に喜んでいますが、大きくなってくると「何が? 何をほめているの?」と疑問に思うのかもしれませんね。小野寺先生:どこまで思っているかはわかりませんが、具体的なほうが伝わりやすくなります。勉強や習い事で上達したことをほめるときには、前よりも進歩していることを伝えてあげると効果的ですね。「こないだよりも計算が早くなっているね」「一生懸命練習したから、間違えないでピアノを弾けるようになったね」といった具合に、ほめてみましょう。頑張っていることがあれば、応援してあげるといいですよ。きちんとほめてあげることで、娘の自己肯定感はぐんぐん高まっていきます。■娘の叱り方「〇〇しなさい」パパの命令口調はNGワード――「ほめ」の積み重ねが大事なのですね。叱るときはどういうことに気をつければいいのでしょうか?小野寺先生: NGワードの一つは「〇〇しなさい」という命令口調です。子どもであっても、威圧的な印象を受けます。早熟なタイプの娘なら「命令しないで!」と反発されるかもしれません。また、娘のわがままな発言にカッとなって感情的に叱るのも当然良くないですね。親子でヒートアップしてしまいます。――宿題しない娘にパパが厳しく言ってくれたほうがやりそうですけど、そうではないのですね。感情的になるのはパパもママも気をつけたいですね。小野寺先生:はい。そのうえで、叱るときにはいくつかポイントがあります。娘にも自分なりの主張がありますから、「頭ごなしに否定をしない」ことが大切です。たとえば、ケンカをして娘が下のきょうだいに手を出してしまったとき。「たたいちゃだめだよ」ではなく、「なにがあったのかな?」と言い分を聞き出しましょう。肯定できる部分は「そうだね」と相づちを打ちます。聞いてみると、「〇〇ちゃん(妹)にプレゼントしようと折り紙で作ったのに、途中で取られてぐちゃぐちゃになったから、たたいちゃった…」など理由を言うはずです。――親としてはつい叱ってしまいそうになりますが、グッとこらえるわけですね。小野寺先生:そのうえで、「なぜ叱るのか」を伝え、「問題の原因となったことだけを叱る」+「さわやかに主張する」ようにしましょう。さきほどのたとえなら、「イヤだったんだね。でも、たたくのは良くないと思うな。そういうときは、言葉で『やめて』と伝えてみようか」という感じで言えればいいですね。間違っても「昨日もたたいたよね。いつもすぐに手を出すからだめなんだ」など関係のないことや、娘の人格を否定するような発言にはくれぐれも気をつけたいですね。また、パパは悪気なく言ってしまいがちなのですが、たとえば娘が九九を覚えるのに苦戦していたとしましょう。そのとき「お姉ちゃんは、すぐに覚えたのになぁ」など誰かと比較することを言ってしまうと、娘の心をじわじわと傷つけるので気をつけたいですね。とはいえ、あまり難しく考えないでください。ほめるのも叱るのも、自分なりの言葉でいいんですよ。■パパの役割「父娘で“特別な場所”へおでかけ」が娘の好奇心を引き出す――ママでも参考になる、ほめ方と叱り方ですね。この時期の娘にパパだからできることはありますか?小野寺先生:小学校前半の娘は、幼児期と比べてできることが格段に増えるので、パパと娘のふたりで遠くに出かけたり、さまざまなことに挑戦できるようになったりします。好奇心の引き出しを増やしてあげるのもパパならでは。休日などを利用して、普段は行かない「特別なところ」に連れて行ってあげるといいでしょう。たとえば、博物館や美術館に行ったり、ボランティアをしたり、登山やキャンプをしたり。パパの得意分野である場所や体験がいいと思います。遠くではなくても、たとえば雪が積もったら、雪合戦を思いっきりやってみるのもおすすめです。後になって、進路選択や就職のときなどキャリア形成に影響を与えることもあります。パパとの思い出は娘の記憶にしっかりと残りますから、思春期になる前に娘と楽しい時間を過ごしてくださいね。 次回 は、「思春期にさしかかって親離れしていく小学校4~6年生の娘への接し方」について、引き続き小野寺先生に教えていただきます。参考図書: 『パパのための娘トリセツ』 (講談社)パパにとってはナゾだらけな、女の子の子育て。幼児期、小学校から社会人になるまで、娘はどういう発達段階なのか、どう接すればいいのか、ほめ方やNGワードなど著者の心理学博士・小野寺敦子先生がくわしく解説しています。
2019年01月02日成長時期に自然と分泌される成長ホルモンは、大人になると減少しますが、大人になってもそのホルモンの分泌を促すことは可能なのです。そんな成長ホルモンはアンチエイジングにも効果が期待ができ、美肌や体づくりにも効果があると言われています。いつまでも若々しさを保ちましょう。成長ホルモンの分泌を促す方法をご紹介します。出典:byBirth成長ホルモンと聞くと、子供の成長時期のみのホルモンと勘違いされがちですが、成長ホルモンは通称“若返りホルモン”とも言われており、大人だからこそ分泌を促したいホルモンで、加齢とともに減少はしてしまいますが分泌が全くされないというわけではありません。20代後半辺りから少しずつ老けを感じ始めるかと思いますが、その老化は自然な現象であったとしても、成長ホルモンの分泌を促すコツを知るだけで、その老化を極力抑える事が可能なのです。出典:byBirth肌のハリやたるみ、痩せにくい体など、年齢と共に美容の悩みは増え続けるかと思いますが、成長ホルモンの分泌を促進させ、なるべくその老化を遅らせるようにしましょう。成長ホルモンとは出典:byBirth成長ホルモンは特に思春期時期に必要なホルモンで、13歳~17歳までにピークを迎え、背が伸びるなどの体の成長に大きく影響すると言われています。骨や筋肉の合成などに大きく関わりがありますが、この他にも体のエネルギー源として使える物質に変える代謝としての働きがあり、身体に蓄積される脂肪の量などのバランスを保とうとしてくれます。成長ホルモンによる影響骨や筋肉を保持する蓄積された脂肪が燃えやすくなる代謝の状態を維持する記憶力を高める筋肉が成長する精神的な安定を保つ意欲がわく新陳代謝を促しターンオーバーを促すなど深い眠りと成長ホルモン出典:byBirth成長ホルモンが最も多く分泌されるタイミングは睡眠中と言われており、特に寝入ってからの30分~60分後ぐらいのノンレム睡眠と呼ばれる深い眠り時に、成長ホルモンの分泌がピークに達します。睡眠中の成長ホルモンは、肌の新陳代謝を高める働きや、血行促進、肌の老廃物を取り除くなど美肌維持をする為には欠かせないので、途中目覚める事のない質の良い深い眠りが必要と言えるでしょう。出典:byBirth昼間に熟睡しても睡眠ホルモンであるメラトニンは分泌されにくく、質の良い深い眠りをとる事が出来ない為、成長ホルモンの分泌にあまり期待が出来ないと言われています。夕方から夜にかけてメラトニンの物質量は増えるので、お昼まで寝すぎたり、昼寝をしすぎないように心がけましょう。そして、寝不足は成長ホルモンの分泌を減らしてしまうので、肌荒れなどを引き起こす原因にもなります。なるべく毎日決まった時間に睡眠を取るようにし、自然と夜になると眠気が来るよう、睡眠のリズムを保ち、質の良い深い眠りを取る事が大切です。出典:byBirth他にも、深い眠りを自然と誘ってくれる入浴も欠かせません。熱すぎることのない温度で、湯船に浸かり身体を温めリラックス出来るようにしてあげましょう。入浴後は体温が高いですが、1時間後には自然と体温が下がるので、心地の良い眠気がおとずれるでしょう。そのタイミングと共にベッドに入る事が大切です。お腹が本当に空いてから食べる出典:byBirthお腹が空いていないのに、食事を摂ってしまったり、間食などのお菓子をちょこちょこと食べていると、あまり成長ホルモンの分泌に期待ができません。成長ホルモンが活発的に分泌されるよう、空腹になってから食事を摂るようにしましょう。成長ホルモンは、血糖値が下がる時に促進されるので、血糖値が下がっている空腹時に食事を摂るようにし、なるべく一定の食事間隔を保つ事が大切です。出典:byBirth人間は空腹になると、グレリンというペプチドホルモンが分泌され、そのグレリンの分泌が脳下垂体を刺激することによって、成長ホルモンの分泌を促進させる働きがあります。ですが、血糖値が低い時に、GI値の高い食事から摂って血糖値を急上昇させ、大量のインスリンを分泌させてしまうと、かえって太りやすくなる為、食事選びには気をつけるようにし、なるべく腹八分目で食事を抑えるように心がける事が大切です。そして過度の飲酒は良い眠りを遠ざけてしまう為、あまり飲み過ぎのないようにする事も大切でしょう。ゆっくりとした運動で筋肉に負荷をかける出典:byBirth睡眠、食事、そして最後に運動のこの3つは、成長ホルモンの分泌を促す効果がありますが、この運動に関してはリズム運動などの有酸素運動を行うのではなく、ゆっくりと筋肉に負荷をかけるような無酸素運動をする事が大切です。有酸素運動よりも、このような筋肉に負荷をかける筋力トレーニングの方が、成長ホルモンの分泌を促す効果が期待できると言われています。出典:byBirth筋肉を作るには、まず筋力トレーニングをし筋肉を壊す事が必要で、その修復をしようと成長ホルモンが活発的に分泌されます。なので、なるべく乳酸が多く分泌される、太もも周辺や大きな筋肉があるところを中心に、ゆっくりとしたスクワットなどで筋肉に負荷をかけ、途中途切れることのないような筋力トレーニングを行うようにしましょう。しっかりと筋肉を使うことを意識しながら、運動すればするほど、成長ホルモンの分泌は促進される為、出来れば15分程度を目安に軽い筋力トレーニングを行うようにしてみましょう。出典:byBirth成長ホルモンは年齢と共に減少してしまいますが、睡眠、食事、運動で分泌を促す事は可能になります。規則正しい生活を心がけ、老化を遅らせる成長ホルモンの分泌を促進させ、体型も美肌も若々しさをキープ出来るようにしましょう。
2018年12月10日あげまん女性ってカッコ良くて素敵ですよね。そんな女性と付き合いたいと男性も思うのではないでしょうか。あげまんの女性にはどんな特徴があるのか、どうすればあげまんになれるのかを見ていきましょう。何でもしてあげすぎないことが大切!男性の自立心を鍛えよう!女性の中には、何もかもしてあげることが男性の為だと勘違いしている人もいます。実際には、すべてを女性がしてしまうと、男性は彼女に甘えて自立心がなくなってしまうのです。尽くす女は健気で可愛らしいイメージがありますが、実は尽くしすぎると「さげまん」になる可能性があることを知りましょう。あげまん女性は、してあげるべきことと彼に任せることをきちんと使い分けています。例えばデートの計画を毎回自分が立てていませんか?たまには彼にもデートプランを立ててもらわなければ、彼は常に彼女に頼り任せっきりになってしまいますよ。女性をリードする力や物事を計画する力を付けるためにも、たまには彼にデートの計画もお願いしてみましょう。もしくは、二人で一緒に相談しながらプランを練るのもいいですね。何もかも自分でやらずに、たまには上手に彼に頼ってみること。これは男を成長させることにもつながるのです。余計なストレスを作らないために。いつも笑顔で彼を癒してリラックスさせてあげよう。男性が仕事などに集中して頑張れるためには、あなたとの関係においても安定していることが大切です。わがままばかり言って喧嘩が絶えないようでは、相手に余計なストレスを抱えることになってしまいます。そもそも既婚者の男性でも、家庭がうまくいってるからこそ仕事も頑張れるというものです。男を成長させるには、まずは自分自身がいつも笑顔で彼と接するようにしましょう。たとえ彼が疲れていても癒してあげることができれば、また明日から彼は頑張ることができるはずです。素敵な笑顔と、そして彼の話を聞いてあげること。この2つはあげまんになるために欠かせません。彼にとってリラックスできる場を作ってあげることができる女性になりたいですね。ポジティブ思考であることは男の成長にもつながる!一緒にいる彼女がポジティブであれば、男性もいつも明るく前向きな気持ちでいられるものです。例えば彼氏が仕事でミスをして落ち込んでいるときでも、「大丈夫だよ。自信持って!」とポンと背中を押してあげることができる彼女であれば、彼も本当に大丈夫な気がして立ち上がれることでしょう。彼女の発する言葉は、彼にも多かれ少なかれ影響を与えるものです。何かがあったときに、ポジティブな言動ができる女性はあげまんではないでしょうか。そういう女性は芯も強くてしっかりしていて、男性の運気も上げることができるはずです。
2018年09月23日マイペースな広汎性発達障害の娘、幼稚園の運動会で毎年親はドキドキ…幼稚園入園時、言葉がほとんど出なかった娘。年少さんのときは、先生の指示もほとんど聞き取れず、補助の先生に手を引かれながらの運動会でした。感想を聞いても、会話にならず、運動会というのをわかっているのか?というような状態でした。Upload By SAKURA年中さんになると運動会というものをしっかり理解した様子の娘。1年前とはうって変わってやる気満々。整列、行進、競技などは、笛の合図にきちんと反応し、想像していたより頼もしい姿を見ることができました。Upload By SAKURAしかし、たびたびマイワールドに入ってしまう状態で、先生の声掛けはまだまだ必要でした。年長さんの運動会では組体操に挑戦するのに、大丈夫なの⁉︎そして、幼稚園最後の運動会。娘の幼稚園では、年長さんが運動会で必ず『組体操』をすることになっていました。この組体操…娘が年少さんのときに初めて見た私は、難易度に驚きました。Upload By SAKURA「これを…2年後に…あーさんが…」と想像してみたものの…「指示に従えず、みんなの足を引っ張ったりするのではないか」という考えばかりが浮かび、できるわけがないと思いました。それから2年…ついに娘が、組体操に挑む日がやってきました。Upload By SAKURA事前に先生から「あーさんの横には、補助が付きます」と言われていたので、少し安心していたのですが、実際出番になり、娘を見ると、補助の先生がいませんでした。一人で笛の指示だけで動けるの!?と動揺していた私をよそに、演技は始まりました。不安的中、泣き出した娘にハラハラ私は、ハラハラしながら見守りました。娘は笛の合図だけで、移動、技をこなし、隊形移動も迷いなく動いていました。途中、集団技のときに、前の子が倒れこんで来て、娘にぶつかりました。Upload By SAKURA泣き出した娘を見て、私は娘が演技をやめてしまうと思いました。しかし、娘は顔をしかめ、涙を流しながらも、自分でその涙をぬぐい、立ち上がって演技を続けました。気がつくと…私は、泣いていました。Upload By SAKURA私の頭には、年少さんの頃の娘の姿が浮かんでいました。指示が聞き取れず、フワフワしていた娘。あの頃の娘は、目の前にはもういません。他の競技でも娘は、一人で動いていました。少し離れたところから見た娘は、とても大きくたくましく見えました。演技終了後、先生に話を聞くと、「練習のときは補助が付いていたのですが、補助が全然必要なく、しっかりしていたので、本番は補助なしにしました!」と言われ、先生からも信用してもらえたことに、さらに成長を感じました。「娘には無理」と思う日もあったけど年少さんの頃、できるわけがないと思った『組体操』でしたが、2年後、娘は、突然のアクシデントあっても、肩を震わせながら…涙を流しながら…演技を最後までやり切りました。それまでで私が一番、娘の成長を感じた瞬間でした。痛かっただろうに、やめたかっただろうに…それでも演技を続けた娘の姿を見て、胸が熱くなりました。娘の成長が嬉しくて、涙が出ました。運動会のことに限らず、幼稚園でのことや、家でのこと…いつになったら会話ができるんだろう…と今までいろんな心配ごとで頭を抱え、「できるわけがない」と思ったこともたくさんありました。しかし、娘は「できるようになった姿」を何度も何度も私に見せてくれました。Upload By SAKURA「できないの壁」にぶつかったとき、心を軽くしてくれる合言葉今現在も、娘には難しい…できない…ということ、たくさんあります。何度繰り返してもできずに、気持ちが沈んでしまったとき、私はあの日、成長を実感し、嬉しくて泣いた日を思い出すようにしています。そして、「できるわけがない…」と思ってしまったとき、"今は"とつけ足します。"今すぐ"を期待するのをやめ、今は難しいけど、2年後は?3年後は?と、考えることで、焦りをなくすように心がけています。「今やっていることは、数年後にきっと生きる」。それが、娘の子育てと療育の中で、私が学んだことです。Upload By SAKURA
2018年09月12日子どもが成長し、いろんなことができるようになると、さまざまな体験をさせてあげたくなるのが親心。そんな体験型のお出かけをしてみたい家族に、名古屋市にある体験商業施設「メイカーズ ピア」をご紹介したいと思います。メイカーズ ピアとはものづくりや体験教室を楽しむことのできるエンターティメント商業施設。たくさんの店舗がそれぞれのオリジナリティを出しながら、いろんな体験教室を提供してくれています。たとえばピザ屋さんならピザ職人体験、おそば屋さんならそば打ち体験など。小さな子どもから大人まで体験できるプログラムが準備されています。入り口にあるウェルカムセンターで、催されている体験教室の案内をしてもらえます。全部で20前後ある体験の中から、わが家は「小さな子でもできる体験教室」を案内してもらいました。・オリジナル海老せんべい作り:海老せんべいに絵を描いて自分のせんべいを作る。・ハンコ作り:機械を使って、自分のスタンプを作る。・オリジナル帽子作り:布に絵を描いて自分の帽子を作る。わが家の娘はまだ2歳。できるものは少ないかと思っていましたが、3つも候補を挙げてもらいました。私たちは海老せんべい作りをすることに!オリジナル海老せんべい作りは楽しいお絵描き体験教室は1人1枚600円。海老せんべいに絵を描き、焼いてもらうというもの。娘は絵を描くことが大好きなのでピッタリの体験です。3色の絵の具を使って海老せんべいに色を付けていきます。つたない絵筆さばきではありましたが、一生懸命塗っていました。迷いなく塗っていくさまは頼もしくも。焼きの手順は係りの方がやってくれるので、子連れでも安心。最後に袋に詰めてもらって完成です。2歳の娘の体験を通して感じたこと小さな子どもがどれくらいのことができるのか、最後までできるだろうかと少し心配していました。しかしこちらの心配をよそに、本人はいつも以上の集中力で海老せんべいを制作。出来上がったときのうれしそうな表情はほほえましく、おやつに早速食べましたが、いつもよりおいしい海老せんべいに感じました。親が思っているよりも子どもは成長しているものかもしれません。もっといろいろなことを一緒に楽しみたいと思いました。できた!という体験の積み重ねに、メイカーズ ピアへお出かけしてみてはいかがでしょうか?取材協力/「メイカーズ ピア」<文・写真:フリーランス記者幸森 陽子>
2018年06月21日自分を成長させてくれるパートナーに出会える確率は、きっとそう高くはないはず。だからこそ、そんな彼を見つけたい!今回は、気になるあの人があなたを成長させてくれる人なのか、見極める方法をご紹介します。今度こそ、素敵な彼を見つけましょう!「あなたは私を成長させてくれる?」出典:byBirth20代になると、恋愛に対する考え方が少しずつ確立されていきます。彼への“好き”にプラスして、リスペクトできるかどうか、仕事への理解はどうか、などパートナーに求めるモノが見えてきます。それは、自分の生活を固める意志が芽生え始めるからでしょう。恋愛をするメリットは、やはり人として「成長できる」ことではないでしょうか?もちろん、彼との時間は楽しいし癒しだけれど、ときには寂しさや嫉妬といったマイナスの感情を生むこともあります。それでもやっぱり私たちが恋愛を手放さないのは、恋愛ほど成長できるものはないと分かっているから。彼に求めるモノはただひとつ。私を成長させてくれるかどうか。今回は、気になるあの人があなたを成長させてくれる理想的なパートナーかどうか見極める方法をご紹介します!1. 大きな夢を語り合える出典:byBirth誰しも、ひとつぐらい大きな夢を持っているはずです。それは、普段は心の中の宝箱に大切に閉まってあるもの。あなたを成長させてくれる彼は、あなたの大切な宝物を決して笑ったりなんかしません。今さら夢を語り合うなんて、と思う方もいるでしょう。しかし、私たちは人生の旅の途中にいるのです。どれだけ大きな夢だって、抱えきれずに置いてくることなんてできません。お互いの夢を語り合い、手を取り合うことができる彼となら、良い関係を築けるはず。パートナーには、ポジティブな気持ちに加え、やる気や努力を引き出してくれる彼を選びましょう!2. 素直な気持ちを話してくれる出典:byBirth好きだから我慢するなんて考えは、とうの昔に捨ててきた。ずっと一緒にいたいからこそ、素直な気持ちを話してくれなきゃ満足できない!本音をぶつけてこない彼には、あなたのレベルをアップさせてもらうことは望めないでしょう。しかし、彼にだって言い分があるはずです。彼が自分の気持ちを打ち明けることができないのは、もしかしたらあなたを信用してよいのか迷っているからなのかもしれません。あなたは、彼に自分の気持ちを打ち明けたことがありますか?本音で話すのは、勇気がいることです。けれど、あなたを成長させてくれる彼ならきっと、話し始めてくれるはず。ゆっくりでも、自分の言葉で。3. 綺麗でいたいと思わせてくれる出典:byBirth女性なら、いつでも綺麗でいたいと思うもの。でも、彼がデートにもスウェットで現れるようでは、せっかく時間をかけて用意したヘアアレンジやメイクが台無しですよね…。あなたを成長させてくれる彼は、TPOに合わせたファッションを心得ています。オシャレに敏感なため、あなたのちょっとした変化にも気付いてくれるでしょう。彼の前では、あなたの努力が無駄になることはないのです。気になる彼なら、デートにどんな服装で現れるか想像できますか?大人の恋愛には、最低限身だしなみを整えることは必須項目なのです。4. 満たされていると思える出典:byBirth悲しい恋をしていると、いつもどこか欠けているような気持ちになります。あなたは今、心から満たされていると感じることができていますか?人が成長するには、とても大きなパワーが必要です。つらくても踏ん張ったり、怖くても進んでいかなければならないときだってあるでしょう。そんなとき、心が満たされていなければ、最後の力を絞り出すのをためらってしまうのです。彼といると、満たされる。もっと、頑張ろうと思える。そんなパートナーなら、あなたはどこまでも成長できるのです!もう1歩、成長した自分になる!出典:byBirth男女の関係は、複雑だし悩みも尽きない…。けれど、そこから自分の新たな一面を見つけることができるのではないでしょうか。彼に甘えるばかりではなく、お互いに刺激し合って成長できる関係が築けたら、ひとりのときよりずっと豊かな生き方ができるでしょう。お付き合いが長くなり、好きの気持ちが情に移っていると感じたら、今回ご紹介した4つの項目をぜひチェックしてみてください。彼は、あなたを成長させてくれていますか?彼に求めるモノは、たったひとつ。けれど、とても大事なモノ。素敵なパートナーに出会い、輝く女性が1人でも多く誕生することを願っています。
2018年05月09日「つきあいたい」という気持ちとは、「この人となら一緒に成長していける」という気持ちのことです。■■おおいなる恋愛のマジック「つきあいたい」という気持ちが、「この彼となら、一緒に成長していけると思えること」だとは、夢にも思わない人もいるでしょう。それはそれでいいのでしょう。だってとくに若いころの恋愛って、「かっこいい」とか「かわいい」から入って当たり前といえば、当たり前です。「かっこいい」「かわいい」抜きにつきあうのって、ノンアルコールビールとか、ニコチンが入っていないタバコとか、なんかそういうものでは?でも、「一緒に成長できなかったこと」が原因で別れることになるカップルは大勢います。恋はその入り口において、「成長」なんてキーワードを見せてこず、ただ「かっこいい」とか「わたしの理想の彼氏の条件に合う」ということしか見せてこなかったにもかかわらず、恋の終わりは「成長」というキーワードを見せてくるという、おおいなる恋愛のマジック。**わかりやすい例を挙げると、大学時代からつきあっている彼と、そのまま社会人になってもつきあい続ける人って少ないですよね、ってことです。それくらいの年齢だと、一般的に女子のほうが、精神年齢が高いとされているので、彼は卒業後も彼女のことが好きであっても、彼女のほうは会社で出会った年上の男子と恋に落ちて・・・・・・ということになったりしますよね。まさしく彼女が社会に出て成長し、彼は彼女の成長のスピードに追いつくことができなかった、ということでしょう。■■きれいごとは通用しないです、たぶんここでおそらく「彼女のほうが成長のスピードがはやいのであれば、彼女は彼が追いついてくるまで待ってあげよう」と言うのは、きれいごとです。もちろん待つことができる彼女だっているはずですが、多くは待てない(待たない)でしょう。オトナになって、たとえば結婚していてもおなじです。旦那の稼ぎが悪くなったから離婚する人がいますが、そういう奥さんは「旦那がふたたび稼げるように成長するまで待とう」とは思えなかった人でしょう(べつに待たなくってもかまわないわけですが)。あるいは性格の不一致が理由で離婚する夫婦がもっとも多いですが、相手の性格が変わる(いいふうに言えば相手が成長する)まで、相手のことを待てなかった、ということでしょ?(べつに待たなくってもかまわないわけですが)。■■学友と彼氏っておなじかもしれない一緒に変化できそうな相手(一緒に成長できそうな相手)かどうか、という視点って、彼氏選びにおいてすごく大切です。だからたとえば「理想の彼氏像」なんて、持たないほうがいいのです。理想の彼氏像とは、むずかしい言い方をすれば、あなたの心のなかの「止まっている点(定点)」です。たとえば「やさしい彼氏が理想」というのは、あなたの心のなかの止まっている点です。彼は、あなたに対してやさしいときもあれば、たとえば仕事でテンパって冷たいときもある、つまり変化します。彼の変化を、あなたのなかの定点だけで測ると、「彼氏、冷たい、別れたい」としか思えないでしょう。話がむずかしいですか?もっと簡単に言えば、学校の友だちって、だからいいんです。1年生から卒業までともに成長してきた仲間は、学校という「枠縛り」ゆえ強制的にであったにせよ、ともに成長したから、いつまでも仲がいいのです。だから学校時代ダラダラして、なんら生産的なことをしなかった人は、「学校の思い出なんて、なにもない」としか言えないのです。恋愛もそれとまったくおなじです。(ひとみしょう/文筆家)(ハウコレ編集部)
2017年12月09日子どもが園や学校で集団生活を行うようになると、避けられないのがけんかです。けんかが起こると穏便にすませたいからと大人が口出しをしてしまいがちですが、口を出さずに子どもに考えさせることは成長するための良い機会となります。大人が極力介入を控え、子ども自ら解決する力を育てるにはどうしたらよいでしょうか。けんかを自ら解決する3カ条ある保育所では、けんかした場合に園児が自主的に座るテーブルとイスが用意されています。そこに当事者が座って話し合うことで、仲直りへと導きます。「仲直りする場」を別の場所に設けることで、けんかの場から離れて心が落ち着き、落ち着いて話し合うことができます。テーブルの横に書いてある3カ条は以下の通りです。・あいてのはなしをさいごまでしっかりきこう・はなしをきくときはあいてのかおをみよう・じぶんのきもちをことばでいおうこういった場所を設置することは園などの施設でないと難しいでしょうが、3カ条については参考になりますね。まずは親が見本を。けんかになった際の対処法特に3歳くらいまでの子には、まずは親が見本を見せることで解決力を育みましょう。全てを理解するのは難しいでしょうが、相手の気持ちや状況について説明してあげます。その繰り返しが、自分で解決する力をつけていきます。例えば、子どもが他の子のおもちゃを取り上げて相手が泣いてしまった時。「謝りなさい」と頭ごなしに叱ってはいけません。おもちゃを取った子は単純に使いたくて取っているだけで、悪いという気持ちがないのにただ謝るという行為をすることはその場しのぎとなってしまいます。まずは「取られた子が悲しくて泣いているよ」と相手の気持ちを伝え、子どもの目の前で相手の子に大人が謝ります。その姿を見て子どもは徐々に、相手の気持ちとその際の対処法を学びます。おもちゃを取った子の気持ちを分かってあげることも大切です。「欲しくなっちゃったんだね。じゃあ使い終わるまで待とうか」「今はあの子が使っているから、似たので我慢してみようか」など対処法を教えると、次に似たことが起こった際に子どもが自ら考えて行動に移せるようになります。小さい頃から他人と関わり、トラブルがあれば見本を見せることで、子どもが自ら解決する力を育むことができます。けんかすることを恐れずに親としてはけんかが起こるとハラハラしてしまいますが、専門家はけんかを肯定的に捉えています。人と関わらずに生きていくことはできないのですから、対立や衝突をすることで対処法を学び、問題を起こさない子に育っていくのです。相手の気持ちを考えて尊重できるようになること、さらに自分の思いも伝えられる子に育つには、けんかの経験が不可欠です。小さい内には衝突を恐れて地区センターなどに行かないママも増えていますが、けんかすることを恐れずに体験を積み重ねていきましょう。暴力や言葉で相手を傷つけることは絶対にしてはいけないと教えなければいけませんが、それ以外のけんかについては、相手がどう思うか、どう対応したらいいのか、を自分で考えさせ親が口出しをしないようにしましょう。私の息子は年長になり、クラスの子と対立して帰ってくることが増えました。大体は言われたりやられたりする側なのですが、その場合には「どんな気持ちだったか?」を考えさせ、同じことを他の人にしないようにしようね、という話をしています。親がけんかの全てを把握することは難しいでしょうが、普段から話してもらえるようなコミュニケーションを取ることも大切だと感じています。何かあったら親子でよく話すという習慣をつけておくとよいですね。
2017年07月06日松田聖子(55)と神田正輝(66)の娘で女優の神田沙也加(30)が26日、自身のインスタグラムで俳優の村田充(39)と結婚することを発表した。 インスタには父・神田と村田との3ショット写真を掲載し、幸せそうな笑顔。「仕事の面もより一層充実させていけるよう精進してまいります。温かく見守っていただけたら幸いです」とつづっている。 父・神田は所属事務所を通じ「ありがとうございます。うれしく思っています。お騒がせしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします」とコメント。娘の結婚を祝福した。 「母・聖子とはよく会っているという沙也加。神田とはあまり会っているという話も聞こえて来なかったが、昨年秋から村田と交際をスタートさせ早い段階で父に紹介していたようだ」(スポーツ紙記者) 聖子と神田はまだ沙也加が11歳だった97年に離婚。沙也加は02年5月に華々しく歌手デビューするも、しばらくは鳴かず飛ばずだった。 しかしミュージカルや舞台で着々と演技力と歌唱力を磨き、14年に日本で公開されたディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」では王女・アナ役の日本語吹替えを好演。大ヒットに貢献し、各方面から最大限の評価を受け一躍脚光を浴びた。 「昨年のある飲み会の席で顔なじみの記者がおそるおそる神田に沙也加の話題を切り出した。その記者は『沙也加さんは一流のミュージカルスターですよ!』と絶賛。酔いも手伝ってか、神田は『そうだよな。ありがとう!』と記者の手を握って男泣きしたという。心から娘の成長がうれしかったのだろう」(芸能デスク) 娘の結婚発表にも男泣きしたのかが気になるところだ。
2017年04月27日発達障害の娘は、2歳半になっても言葉を発することがなく…Upload By SAKURA娘の発達に初めて遅れが見られたのは2歳半の頃。「ママ きて」などの単語をつなげた二語文はおろか、単語さえほとんど話さない状態でした。このことを相談したカウンセラーの先生からは「たくさん話しかけて、たくさんの言葉に触れさせるようにしてください」と言われます。この言葉を聞いて、「私の普段の話しかけが足りないのかもしれない…」と思った私は、毎日、たくさん娘に話しかけました。この状況をなんとか変えたい一心で、娘を毎日外に連れ出し、いろんな刺激が得られるようにしました。Upload By SAKURAしかし、私がいくら話しかけても反応なし。娘が話すことはありませんでした。何をしても無駄なのでは…?疲れ果てた私に先生がかけてくれた言葉。Upload By SAKURA私の必死な話しかけは全く効果を見せず…。もう毎日の努力に疲れてしまいました。そんな時、言語の先生に「何をしても無駄な気がしてきました…。」と、今の正直な気持ちを打ち明けたのです。すると先生は、「響いてないように感じるかもしれないけど、ちゃんと届いてるから、話しかけることをやめないで!」「水と一緒でね、今は溜めてる時期なの。そのうちにあふれてくる時期が来るから。水を止めてしまったら溜まらないから、こぼれないでしょ?だから水を出すこと(話しかけること)をやめないでね!」と言ってくれました。この言葉に励まされ、私は考え方を変えることができたのです。「すぐに効果が出なくてもいい」と思えるように。Upload By SAKURA私は、すぐに結果を求めようとすることをやめました。そして、「今やっていることは、何年も先に響いてくるんだ!」と自分に言い聞かせ、反応がなくても、とにかく娘に話しかけ続けました。花を見て…「お花、きれいだね~」と言い、毎日毎日、娘に「大好きだよ」と言い続けました。そして、3年がたった今では…Upload By SAKURAたくさん話しかけることを始めてから3年が経った現在。娘は花を見ると必ず「おはなきれいね~」と言い、1日に何度も何度も「ママだいすき」と言ってくれるようになりました。あの時、たくさん話しかけるのをやめないで、あきらめないで本当に良かったと思います。そして、今も続けている言語の訓練。この訓練もきっと、3年後、4年後につながると思いながら、気長に続けています。
2017年03月15日ある日、私が発達ナビを見ていると…Upload By 荒木まち子娘が自分の障害を知った日。そして月日は流れ…出典 : 娘自身が医師から障害告知を受けたのは今から3年前、中学2年生の時でした。診断を受けた後の娘は、「本当は周りの友達と同じになりたい」と泣いた時期もありました。「親の言いなりになりたくない」と親の意見全てに反抗したり、どんなに努力してもどうしてもできないことがある自分に対し、イライラしたり、落ち込んだりしたこともありました。その後、振り子のように揺れる気持ちに翻弄されながらも、自分自身に向き合い「自分の特性を認める」という辛い工程を経た上で、長い長い時間をかけ、ようやく最近「障害があることも含めて全て自分なのだ」と受け入れたのだと思います。親の望みと子どもの成長との狭間で感じること出典 : 親は子どもの問題行動を「減らしたい」とか「治したい」と考えがちです。それは至極当然の思いであって、「我が子の障害を治せるものなら治したい」と考えるのが親心というものなのかもしれません。でも、娘の言葉を聞いて、親が本当にするべきことは●子どもの障害を認め、理解すること●本人の困り感を減らす工夫を、考えていくことなのだと、改めて感じました。時には、子どもの声も尊重しつつ出典 : 「まだ子どもだから…」といって、親の考えや価値観を重視した支援ばかりをしていては、子どもが大きくなった時に歪みが生じ、二次障害につながってしまうかもしれません。「親の考える幸せ」は「本人にとっての幸せ」とは違うかもしれない…ということを、常に心の片隅に置いておきたいものですね。発達障害ということに気づかなかったり、気づいていても適切なサポートを受けられずにいると、周囲に理解されず叱咤や非難を受けたり、失敗体験を積み重ねるなどして、本人の自尊心ややる気が失われ、新たな障害が生じることがあります。これを、いわゆる「二次障害」ともいいます。
2017年01月22日不登校のまま中学生になった娘は、この先将来どうなるのだろう…出典 : 娘が全く学校に行かなくなったのは小学校3年生の9月からです。家では勉強を一切せず、パソコンとゲーム三昧の日々。長い間、鉛筆を握ることすら嫌がり、2ケタの計算やお金の概念もよくわかっていない、字はひらがなもおぼつかない…という状態が小学校時代は続きました。お金の概念は、お小遣いのやり取りや、ネットショッピングの代金引き換えを娘に払ってもらうことで、中学生になる頃には次第についてきました。その後、中2になって支援を受けられるようになり、日記を書くこと、九九を覚えることを始め、字もしっかりして進歩は見られるようになりました。だけど言語能力は高いものの、書くこと、計算することが極端に苦手な娘を見ていると、「この状態で本当に高校に進学できるのだろうか?」「進学したとしても仕事をすることができるのだろうか?」と正直不安でした。娘は、「高校へ行きたい」「できれば大学へも行きたい」「あまり無理しない程度に働きたい」と言っています。ただ、それは私を気遣って言っているのか、本心から望んでいるかはよくわからないな…と感じるのです。本当のところ、娘は将来についてどう思っているの?出典 : パソコンを持っていた娘は、パソコンで様々なニュースを見ていました。そして小6くらいから「働くこと」について、ネットでいろいろな情報を得るようになりました。そして不安から、こんなことをふとつぶやくようになりました。「コンビニの店長が借金苦に自殺したって。コンビニってブラックやんなぁ。バイトしようと思ってもブラックなとこばっかりやなぁ。でも私も考えてるんやで。高校入学の時までには計算できるように勉強しようと思ってるねん。バイトするには計算できなあかんもんな。プログラマーだけにはなりたくないけど、私にはこんな仕事しか無理かもしれない。」ブラック企業のことを知って、「学校に行っていない自分にはブラック企業しか行くところがない」と言っていたこともあります。出典 : そして今年、中2になって働いている人と話す機会を持つようになった娘は、ますます「働く」ということについて、自分の考えをしっかり持ちながら考察するようになっていきました。先日のことです。娘「来年、中3になるの?嫌やなぁ。もう1回中学生やりたいな。」私「え、6年間中学生やりたいわけ?」娘「そう。だって働きたくないねん。」私「小学校のときは働きたいって言っていたのにね」娘「何も知らなかったあの頃と、ブラック企業のことや、『どうやら自分はこの社会で楽しく働けそうにない』ってわかってしまった今と一緒にせんといて」この頃は、「自分には9時5時という働き方ができるとは思えない」「もっと短い時間で働きたい」と自分を分析したうえで、仕事のことを考えていた娘。「働きたくない」と言うのも無理はないなぁと思いました。振り返ってみて、娘はとても現実を正確にとらえているな、と感じました。そして、今の社会の生きにくさをしっかりと感じ取っています。それは思考停止状態でとりあえず前へ進むよりも、辛いけれど素晴らしいことだと私は思っています。母娘2人きりの家庭。不安を抱く娘を前に、親としてできることとは出典 : 娘が働くことやブラック企業のことを意識し始めてからは、「勉強はいくつになってからも挽回できる」、「いったん就職したからすべてが決まるわけじゃない。ダメだと思ったら何度でもやり直せばいい」と伝えていました。ただ、不登校の娘は、母である私の姿から社会を見ているところがあります。私はアスペルガー症候群の診断を受け、それは娘にも伝えています。どの職場でもイジメに遭い、だんだんと追い込まれてうつ状態になった末に退職する私の姿を、娘は側で見ているのです。それでは働くことに希望を持つことも難しいでしょう。だけど、発達障害者にとっての現実を見るのも大切なことだと思っています。社会が変わらない限り、同じような困難が待っているのは本当なのですから。そのかわり、失敗して終わりではなく、障害者職業センターに行って学んだことを娘に話したり、障害者雇用について「普通の働き方が辛い人には、こんな働き方があるよ」とさりげなく伝えています。娘自身にも障害があることはまだ本人に告知していませんが、同じ障害を持つ娘が抵抗なくそういう生き方もあると肯定的にとらえられるように気を配っています。不登校の子どもに親として与えるなら、不安ではなく安心を出典 : 私の娘にはアスペルガー症候群の診断がおりていて、小2から不登校になりました。同じような境遇の親御さんもおられることでしょう。「この子はこのままで大丈夫だろうか?」と思う気持ちは痛いほどわかるつもりです。でも、その不安を直接お子さんにぶつけるのはやめてあげて欲しいのです。なぜなら、不登校の子どもも「このままで将来どうなるんだろう」「自分が生きている意味はあるんだろうか」と真剣に悩んでいるからです。そして、その答えを親に求めてくることがよくあります。そんなとき、「だから学校に行かなければならないよ」「もっと勉強しなさい」「世間は甘くないんだよ」とつい言いたくなるのが親心ですが、そうした「やらなくてはならないこと」は子ども自身が一番よくわかっているのです。それができずに悩んでいるのです。ですから、そうした言葉は親からは決して聞きたくないと思うのです。ただただ、子どもの言葉に耳を傾け「あなたはそう思うんだね」としっかりと受け止めてあげて欲しいと思います。私も娘のつぶやきにはただ「そうか…。」と話を聞くだけに留めるようにしています。親としては焦りや不安もあると思いますが、子どもたちの不安をまずは払拭してあげたいものです。できるだけのことはしてあげて、口は出さない。それが自立への早道になると私は考えています。
2016年12月23日