「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■「子どもは欲しいと思わない」Bちゃん(既婚・35歳)の場合ヘアメイクのBちゃんは、「子どもは欲しいと思わない。でも、絶対いらない! と キッパリ言える感じでもない」と言う。いつも攻めたファッションをしていて、年に6回は海外旅行に行ってるBちゃん。 趣味に生きていて、その姿が非常に魅力的な女性だ。そんな彼女が子どもを欲しくないと思う理由は、「そもそも子どもがそんなに好きではないし、自分の生活レベルやリズムが狂うのが嫌。経済的、体力的にも自信がない」だそう。「もし、子どもを産んでも働くと思う。きっと自分の時間が欲しくなるし、経済的にも働かなくてはいけない。『産んだらなんとかなるさ〜』って言ってる友人もいるけど、 彼女たちの子どもってまだそんなにお金のかからない小学生くらいだから、鵜吞みにできないしね」ああ、これ、これです。私も、子どもにかかる費用が3000万とかよく聞いて、 めちゃめちゃ不安に思ってる! 自分1人が生きるだけでも精一杯なのに。じゃあ「子どもを産んだ友人を見てどう思う?」と聞くと、「大人だけの時間がなかなか持てなくなるのか……って思ってしまう。自分が本当に行きたいところや食べたいものではなく、子どもの好きそうなほうを選ぶようになるのが、私の場合ストレスになりそう。ただ、みんな子どもはかわいいと言ってるので、産んだら変わるのかも、とも思うけど、試しに産んでみよっかな、とはできない」。ううーん、このBちゃんの気持ちは、かなり私にリンクするものがある。趣味が大事で、子どもがそもそもそんなに好じゃなくて、お金に不安があって……。でも自分の子どもはやっぱりかわいいんだよね? 子どもを産んだ友人は大変そうだけど、 すごく幸せそうに見えるしなあ、と気になっている感じ。私はいま、大好きな趣味があって、趣味に浸かっているその時間が最高に幸せ。 子育てに追われたら、この時間がなくなるかもと思うと、「やっぱり産まない人生の方が、自分には合っているのでは?」と思ってしまう。でも、子どもと趣味を両立させることだってできるかもしれない。子育てしながら、自分の趣味があってもいいんだもんね。どうしたら時間をうまく振り分けられるのか、自分の時間が作れるのか、その方法も考える意味がありそうだ。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月27日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)「そういえば、私の友達で子どもがいる人って少ないなあ」。子どもを欲しいかもと思ってから、ふとそんなことに気づいた。ええと……ここ5年間で仲良くしている女性が30人くらいいて、そのほとんどが子どものいない人(子どもがいる人は3人ぐらい)。飲み会や仕事で集まった時に、何度か子どもについて話したことはあるけど、そういえばお互いに本音はなかなか話せ なかった。彼女たちは、本当はどう思っているんだろう。思い切って、「子どもについて考えていることを良かったら聞かせてほしい。めちゃくちゃプライベートなことを聞くので、もちろん答えなくてもいいからね」と何人かにメールしてみた。■「子どもが欲しい」Aちゃん(独身・30歳)の場合フリーのスタイリストのAちゃんは、「子どもが欲しい」と言う。Aちゃんは海外に渡り、超厳しい有名スタイリストの弟子を6年間やって、日本に戻ってから活躍しまくっている。そんな彼女は「子どもが好きで、家族が欲しい。友人が子どもを産んだ姿を見ると素直に羨ましいし、母親の顔になって子どものために人生を送るって素敵なことと思う」と、はっきりしている。私は自分の仕事に自信がないから、「子どもが生まれたら仕事をセーブしないといけないし、もしかしたらなくなるかもしれない」なんて思ってしまうけど、彼女は何年もかけて自分の仕事を確立させている。その自信が、「仕事がなくなる」という不安を吹き飛ばすのかもしれない。だから、こんなにはっきりと「子どもが欲しい」と言えるのかな。子どもができても働きたい? と聞くと、「もちろん」とのこと。 うーん。Aちゃんのおかげで、自分がいかに仕事に不安があるのか浮き彫りになったな。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月26日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)犬山紙子、 34歳。2014年8月32歳の時に同世代の夫・つるちゃんと結婚した。それからずーーーっと悩んでいることがある。いまは、非常に楽しい。私は小学生の頃から、「一生働きたいな。私が働いて、旦那さんが家事をやってくれるのがいいな」と夢見ていて、ラッキーなことにつるちゃんは、家事をするのを楽しいと、なんでもやってくれている。うん。この生活には心の底から満足しているんです。でもずっと、「子どもを持つかどうか」ってことをめちゃくちゃ悩んでいる。周りから「子どもはどうするの」なんて言われることも増えてきて、焦りもある。でも、自分の本当の気持ちが分からない。だって私、「うおーーー子どもが欲しい 」って思った瞬間が……、一度もないんです。いままでの人生、「漫画読みたい」「彼氏が欲しい」「美味しいご飯が食べたい」「お金が欲しい」「ちやほやされたい」みたいな欲求があって、そのために行動してきた。もともとニートだった私が、4年前、ブログをきっかけに『負け美女』という本を出すことになって、ありがたいことに執筆のお仕事も増えて、いまではテレビのコメンテーターもやらせてもらっている。なんとかいままで、自分のことは、辛くて逃げ出したいこともあるけど、とにかく必死に向かい合ってきました。けど、子どもに関してはそういう感じじゃない。「あれ? 年も年だし産むのならもう産んだほうがいいんじゃないの?」「いま、仕事もプライベートもめっちゃ楽しいから変わりたくない、いまのままでいたい」「でも、健康で仕事が充実してるいまが楽しいのは当たり前で、人生ずっとこのままという保障はない」「フリーだから、産休で仕事を休むとダイレクトに収入がなくなりそう、不安」「友達からは保育園に入れるのもすごく大変って言われる……」「でも、将来子ども産んどきゃ良かったって後悔するのも怖い」「でもでも、子ども産んだら自分の時間、なくなるんでしょ?」「でもでもでも、自分が将来、病気になっても、子どもがいてくれたらどれだけ心強いだろう」「でもでもでもでも、子どもが面倒見てくれるって考え方って、どうなの?」楽しいことよりも、ネガティブな考えがフワフワと現れてはどこかへ行っての繰り返し。目を閉じて老後を想像しても、孫に囲まれてニコニコしている自分は想像つかない。むしろじーさんばーさんで集まって、茶を飲みながら、めっちゃモンハンやってる場面ばっかり思い浮かぶ(これは老後の夢の一つ)。将来のことを考えるのは、実は、ものすごく不安です。だから、分かりもしない未来を想像して、自分勝手な意見で逃げてるだけなのかもしれない。適当な御託並べて、逃げて、逃げて、逃げて、酒吞んで、寝て、忘れて。そんなふうに毎日を過ごしていたある日、地元に帰った時に二人の子どもを持つ姉がこんなことをボソッと言った。「もっと早く産めば良かったなあ。そしたらこの子と一緒に過ごせる時間がもっと長 かったのになあ。自分が死ぬまでしかおられへんねんで。短すぎる」もしかしたらこの姉のセリフは、ドラマや小説なんかで言われていたりして、皆さんは聞いたことがある言葉かもしれない。でも、私にはすごく響いたのです。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月24日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)私は33歳の時に「子ども欲しいかもしれない、でもやっぱり子どもいな くてもいいかもしれない、どうしよう」と思い悩みはじめ、 歳で妊娠して「妊娠しながら仕事大変、どうしよう」とまた思い悩み、 35歳で子どもを産み「子ども産んだけど、どうしよう」とまだまだ思い悩みながら、たくさんの方にお話を聞きまくったり、アンケートをとったりしました。いろんな人の人生の話を聞いてそのことについて考えるのって、結局自分の人生に ついて考えることにつながって、自分の気づいてなかった感情や気持ちがどんどん整理されてゆくんですね。最初は参考になるといいな、偏りたくないなと思いながら聞いていたけど、自分のこれまでの人生や、いまの自分の気持ちと深く深く向き合うことになりました。だからといって、「子どもは産んだほうがいいよ!」とか、そういう答えがあるわけではありません。まあ、当たり前ですよね、子どもを持つか持たないかなんて人それぞれです。良い悪いなんてないものです。私自身、「ああ、この人の話を聞いたから子どもを産むぞ!」とはなっていないです。 子どもができるまでは「やっぱり子ども欲しくないかもしれない、だってお金も不安定だし、自分の時間が本当に大切だもの」って思ったり、「いや、でも子どもがかわいいってどれくらいかわいいのか知りたい」って思ったり、いったりきたりしていました。でも、たくさんの人のお話が「どうしよう」って立ち止まって悩んでいる気持ち を優しくほぐし、人生を一歩踏み出すのに必要な勇気をくれたのです。そして私は、「私は子どもを産むべきか、産まないべきか?」では なく、もっともっと大切なことが分かったのです。それは当たり前のようなことでいて、確信に変わった時に人生がパッと明るくなる ようなこと。なのでいまとってもホクホクしています。良ければ皆さんもぜひ最後までご覧ください。その大切なことは、どんな立場の人にも優しく平等に寄り添って、勇気をくれるものですから。つづく 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月23日こんにちわ。 我が家は子どもが3人いるんですけど、これは結婚当初から私が「子どもは3人欲しい」と希望していたからなんです。 しかし夫はというと「子どもは2人がいい」という希望でした。 3人欲しい私と、2人でいい夫との間で折り合いがつかないまま、なんとなく月日が流れ、次男も1歳半になった頃の話です。 ふとしたことがきっかけで折り入って話をする機会がやってきました!! その時の話を記録していたものがあったので、今日はそのお話を書いていきたいと思います。 ■「3人目が欲しい!」夫に切り出したタイミングこの日私たち夫婦は、ある会話をしていました。 きっかけは、大量にある布オムツのカバー。 次男の布オムツもほとんど使わなくなったので箱の中にしまったままだったんです。それを見つけた夫が、夫:「もう使わないんだったら捨てたら??」 と言ってきました。 私:「ちょとっ!! まだいるしっ!」 夫:「もういらんやろ」 私:「いや、まだ3人目への夢が!!」 心の声:よし、今がチャンス!! この機会を逃すまじ!! 私:「あのさ、ちょっと折り入って話があるんだけど…」 夫:「…なに」(ごくりっ) 私:「あのさぁ…あのさ、あのさ… 今、本気で3人目が欲しいんねんけどっ! お願い! お願い! お願い!!」 (どんなお願い方法だよ!!! 必勝祈願か!!) 夫:「えぇ?!」 私:「違うねん! 秋ぐらいに…って思ってたけど、でたら春に欲しいなーーって思うようになってさ」 夫:「え?! 春に産みたいってこと?」 私:「違う。今、妊娠したいってこと」 夫:「でぇぇぇぇぇーーーーー!!!!」 出た! 妻の大暴走!しかしここから私の猛攻撃開始です!! 私:「お願いっ! お願いっ! お願いーーー!! 100万円あげるからっ!!」 夫:「はぁ? なにを言うてんねん無茶苦茶か!」 私:「お願い! お願い!!」 夫:「えぇーーー!? ちょっと考えさせて…」 私:「じゃぁ、わかった! 1週間考えて!!」 夫:「えぇ!? 1週間? 短かっ!!」 妻:「何よ! 1週間あれば十分でしょ」 夫:「はいはいわかったわかった…」(呆れモード) というわけで、まだ先かと思われた我が家の3人目会議が、妻の気分が変わったために予定より早めで大詰めに~~。 さて、この1週間で果たして吉と出るか、凶と出るか…。 いよいよ運命のとき。ついにやってきました! このあいだの土曜日!! 出張から帰ってきたばかりの夫をつかまえて聞きましたわ。 私:「1週間たったけど答えは出ましたか?」 夫:「…は? なにが?」 私:「……!? …なにがって…3人目どーすんのかって話やんか!!」 夫:「あぁ…忘れてた」 私:「ちょとっ! ちょとちょとちょとーーーーー!! 考えるって言ったのアナタじゃないの!!」 夫:「……そんな暇なかったし」 私:「はい、そんなん絶対ウソだし。考える暇がなかったんじゃなくて、考える気がなかったんでしょ」 夫:「ほんとだってー。じゃぁ、まぁ、……長男に聞いてみ」 おっとここで突然巻き込まれた長男(当時4歳) 私:「なんじゃそりゃ(爆)! 長男に聞いたら絶対欲しいって言うに決まってるやん」 夫:「分からへんやん。聞いてみ?」 私:「長男~~、もう1人、赤ちゃんがいたらいいなぁって思う?」 長男:「うん」 ほらーーーー!!!!(笑) 夫:「ぎゃっ!!!」はい、じゃぁ、いいってことだね! わーーいわーーい! 夫:「え、もうこれで決まりってことなん?」 私:「うん。だって長男がいいって言ったらいいんでしょ?」夫:「わぁーー…えぇ~~~…いいけどぉ~~。いいけどまた赤ん坊かぁーー…大変やぁーーん…」 私:「ちょっと!! なにが大変なんよっ! つわりで苦しむのも私だし、産むのも私なんだから別にあなた大変じゃないじゃん!!」 夫:「いやあーー、俺だって無言の圧力に耐えてるんだから」 私:「なによ。無言の圧力って!」 夫:「なんか感じるやん? ダラダラしてたら、明らかにイラついてる空気みたいなやつ?」 私:「そーーーお!? あたし、できるだけ自由にさせてあげてると思うけど!?」 夫:「そんなこと言ったってイライラしてるときとかあるもん。俺だって怯えながら寝てんねんからー」私:「知らないしっ! 勝手に怯えて寝てるだけやんっ! そんなにイライラしてないしっ!」 夫:「…まぁ、いいや。はいはい、いいよ」 やったーーーー!!! 私:「わーーーい! わーいわーいわーーーい!」 というわけで3人目を作る合意が得られました。パチパチパチ。 なんだかんだ言って、結局最初っから夫の答えは出ていたのだと思う。俺の嫁は譲らないところは譲らないとわかっていたのだと思います。 それだったら、一体なぜ、「ちょっと考えさせてくれ」と言ったのだろうか。とりあえず1回抵抗してみたかったのかな(笑) なにはともあれ、我が家の3人目の許可が下りました。 ■実際に三男が生まれると、夫は…はい、というわけでその1年後、めでたく三男が爆誕したのでございます。今となっては「三男が生まれてきてくれてよかった」とデレデレです。 めでたしめでたし~~~~。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年05月02日皆さまは、生理中の子どもとのお風呂、どうしてますか?私は、基本的には生理中は着衣のまま子どもを洗い、子どもたちが寝てから一人で入るようにしていました。生理のたびに、どうしたものかと思いつつ、一緒に入った場合にうまく隠す自信がなかったため、このような方法をとっていたのですが…。■生理中にお風呂に入ったら…ある日、私が着衣のまま入ることに子どもに抗議され、どうしても一緒に入らないといけないことになりました。こんな日に限って生理二日目…。■子どもにわかりやすく、嫌悪感を抱かせないためにはせっかくの機会だと思って、できるだけ子どもたちにわかるように話を切り出してみました。「女の子はね、大人になると、一ヶ月に一週間くらい、血がでる時があるの。でも別にこれはケガしてるとか、病気とかじゃなくて、とっても自然なことなの」性に関することはこれまであまり触れずに来たため、ドキドキしながら、でも真剣に話しました。「『生理』っていうんだけど、女の子はあなたよりもう少し大きくなると、おなかの中で毎月赤ちゃんのためのベッドを作るようになるの。ふかふかで寝心地のいいベッドをね。でも、毎月赤ちゃんが来てくれるわけじゃないから、赤ちゃんがこなかった月は、ベッドが流されて出てくるの。ママは今、その時期なのよ」とにかく、伝えたいことは伝えた…はず!どんな風に伝えるのがよかったのかはわからないけど、子どもたちも途中で茶化したりせず、真剣な目で聞いてくれていたから、きっと伝わったのだろう。…と思いたい。■性教育は気まずい…でもタブー視できない子どもの性教育って、どうも気まずくて、いままでのらりくらりとかわしていたけれど、子どもたちもいつまでも赤ちゃんではないし、これから広い世界に出るにつれて、自分でいろんな情報をキャッチするのでしょう。そしてその情報は正しいこともあるし、正しくないこともあるでしょう。思春期になるとますます性の話題ってしづらくなる(自分を振り返っても、思春期のときには親からあまり聞きたい話題ではない)と思うので、こんな風に話す機会があったときには、その年齢にあったレベルでお話することもありなのかなぁと思ったりしました。子どもの早熟化が加速しているとニュースでも聞くので、性の話題をタブーにしないためにも、いまくらいから折をみて少しずつそんな話もしていこうかなと思い、『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』という本も購入してみました。娘に渡すのはまだ先だと思いますが、急に質問されたときにも話に一貫性を持たせるために、私もしっかり読んで、何か質問されたときには自信をもって答えられるようにしたいなと思いました(のらりくらりとかわしていた時期は、回答がコロコロ変わってしまうこともあり不信感を抱かせてしまいそうだったので…)。性の問題はとても難しいけれど、成長の中でいつかは向き合わなければいけないこと。だから私は、まだ先入観も抵抗感もない時期から少しずつ話していく作戦でいこうと思っています。<参考書籍> 『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』 (やまがたてるえ著/かんき出版)
2019年04月12日子どもたちはみんなお母さんが大好き。ある日幼稚園のお迎えに行くと、長男の担任の先生から子どもたちがお母さん自慢をしていた話を聞きました。ほんまに…ほんまにやめてほしい!!!美容師のママと張り合うのはもちろんのこと、「1番オシャレ」なんて言われたらお母さん毛玉だらけのニットで幼稚園の送り迎えできへん…!!!お母さん自慢は見た目で判断できにくいジャンルでやってほしい!(足が速いとか、腕相撲強いとか)そして帰り道…いつも制服で幼稚園に通う子どもたちと違って、お母さんは朝の忙しい時間にオシャレしている暇もないけれど、ちょっとは身だしなみに気をつかおうと思いました。
2019年01月23日伝えておいたはずのスケジュールを「あれ、そんなこと言ってたっけ?」と、いつも忘れている。前に話した内容でも「それ、なんの話?」という反応だから、会話がすすまない。まったく話を聞いていない夫にあきれはてている妻は少なくありません。今回は、「話を聞いていない夫」へのストレスを解消する対処法を考えていきましょう。■「話を聞いていない夫」とは? 大きく分けて2パターン話を聞いていない夫。「うちも、うちも!」という悲鳴に近い妻の声が日本中から聞こえてきそうです。「実は今日こんなことがあってね…」と2、3日前にした話の内容をまったく覚えていないため、いちから説明するはめになったり、「週末に実家に行くからね」とあらかじめ伝えておいたスケジュールをすっかり忘れて勝手に予定を入れていたり。「どこまで話を聞いていないんだ!」という妻たちの憤りを私もよく耳にします。あるいは、いくら話しかけても「へえ…」「そう…」と上の空な返事ばかりで、「夫と会話している気がしない」と感じている妻も多いようです。こちらの話を聞いているようで、まったく内容が耳に入っていない夫には、どんな対処をしていけば良いのでしょうか。■「話を聞いていない」には理由がある!?実は「話を聞いていない夫」には、理由があります。人間には大きく分けて「シンプルタスク型」と「マルチタスク型」がおり、人間は男女問わず、どちらかに当てはまる場合が多いようです。シンプルタスク型を簡潔に説明すると「目の前の1つのことに全意識が集中しやすく、同時進行でそれ以外のものに注意を向けるのが苦手なタイプ」です。小学生男子を持つママならイメージしやすいかもしれません。興味のある1つのことに強い集中力を働かせている時、息子さんは「ごはんだよ~」と声をかけてもまったく聞いていない様子ではありませんか?そんな風に、大人でもシンプルタスク型はとにかく1つのことに集中してしまい、ほかのことに気が回らなくなってしまうんですね。一方、マルチタスク型は「同時に2つ以上のことができる器用なタイプ」です。例えば、子どもと会話しながら料理もでき、合間に洗濯物を干したりもできるなど、複数の仕事を同時進行できる人。意識を分散させることができるので、何かしながら見たり話を聞いたりすることができます。この2つのタイプに照らし合わせると、話を聞いていない夫はシンプルタスク型であると考えられます。もちろん、女性にもシンプルタスク型はいますが、比較的、男性のほうがその傾向の強い人が多いといえるでしょう。■「夫が話を聞いていない…」そう感じた時に試す3つの対処法ではシンプルタスク型の夫に「話を聞いてもらう」「内容を覚えてもらう」にはどのような対処をしていけば良いのでしょうか。話をしていて「聞いていないな」と思ったら、夫の近くまでいき「聞いてる~?」と顔をのぞきこむのは「意識を向けさせる」という意味で有効です。すぐに実行しやすいと思うので、ぜひ試してみましょう。また、大事な用事やスケジュールは言葉で伝えるだけではなく、夫が管理しているスケジュール帳やカレンダーにその場で書き込んでもらうという手段も効果的ですね。さらに、聞いてほしい話がある時は、まずは「話だけをする時間」を設けましょう。事前に「このあとちょっと話したいことがあるんだけど、ごはん食べ終わったら時間いい?」と話すためだけの時間を確保し、その時間はお互いにテレビやスマホなどは禁止に。あらかじめ声がけすることで、夫も「なんの話だろう?」と気になり、聞くことに集中しやすくなるのではないでしょうか。■話を聞いていない夫と話すなら「まずは結論」1点集中のシンプルタスク型には「結論や問題を先に話す」話し方もおすすめです。例えば、下記のような話を夫にしたと仮定しましょう。「今日、午前中にお義母さんから電話があって、そのとき電話に出れなくてかけなおしたんだよね。話を聞いてみたら、〇〇な問題が起こったらしいの。それで相談したいから、次の休みに実家に来てほしいって言うんだけど…」上の例では、時系列で起こったことをそのまま伝えていますよね。普通に話をすると、このような形になることが多いでしょう。ではこれを「先に結論や問題を話す」ようにするとどうなるでしょうか。「次の休みなんだけど、実家に来てくれって言われているの。午前中に電話で聞いたんだけど、○○の問題が起こったみたいで…」こんなふうに変わります。下の例では「次の休みに実家へ行く」という主題を先に伝えていますよね。会話の先頭に、一番伝えたい「結論」をもってきて、先に伝えてしまうんです。1つのことに集中しやすいシンプルタスク型には、この話し方のほうが内容が分かりやすくなり、覚えやすいのです。1度話した内容を覚えていない、伝えたスケジュールを忘れている、話をしてもいつも上の空…。そんな夫は1つのことに集中し、まわりに注意を向けられないシンプルタスク型の可能性があります。決して悪気があって話を聞いていないわけではありません。今回ご紹介した方法を試してみることで、うまい対処ができるようになってくるのではないでしょうか。
2018年12月09日夫の愛が冷めてゆく…それは、妻にモンスターワイフの影が見えるから…。「子どもが生まれたら、子ども中心の生活」。それが大多数の夫婦の現実かも知れません。けれど、そんなライフスタイルが、夫婦仲にヒビを入れる可能性があることも忘れてはなりません。自分の子どもがかわいいのは当然です。しかし、子どものことしか見えなくなり、夫との関係をおろそかにしていると…家族の基礎である夫婦仲が、確実にぜい弱化していきます。夢中で子どもを追いかけ回しているうちに、気づけば夫を置いてけぼりにしていた…。夫との間に、決定的な亀裂が入っていた…。今回ご紹介するのは、そんな亜由美さんのケースです。■悲劇は妊活から始まった…“子どもが恋人”ママモンスター誕生「今時モンスター 夫は邪魔者“子どもが恋人”ママ」代表:亜由美(仮名)38歳の場合「はるくん! タマネギもちゃんと食べなきゃダメだぞ~」大好物のナポリタンで口のまわりを真っ赤にした息子の陽翔(はると)に向かって、亜由美は言った。口では怒りながらも、亜由美の顔は満面の笑み。もうすぐ4歳になるひとり息子が、かわいくてかわいくて仕方がない。郊外の住宅街。子ども部屋やリビングのみならず、ダイニングスペースまで亜由美が厳選したおもちゃであふれ返る家。水色のエプロンをした亜由美は、満ち足りた顔で愛情いっぱいのまなざしを陽翔に向けている。陽翔も甘えん坊特有の上目づかいで、亜由美の顔を見つめている。絵に描いたような幸せな食卓…の片隅に亜由美の夫・敬二は、いつもの仏頂面で座っていた。「あら、あなた、食べないの?」敬二の手つかずのナポリタンを見て、亜由美は言った。「あのさあ、何度言わせるんだよ。俺はケチャップ嫌いだって言ってるだろ。それに甘ったるいタマネギも。なのに昨日はオムライス、今日はナポリタンってこれ…」さっきまで笑顔だった亜由美が、キッと鋭い視線を敬二に向ける。そして、そんな様子を息子には気取られまいと、視線とは裏腹の明るい声を上げて言った。「やだ~、パパがそんなこと言ってちゃダメだよねぇ。はるくんは、タマネギ食べれるでしょ? ほ~ら、パパに、お手本見せてあげて!」妻の取ってつけたような高い声と笑顔に、敬二はうんざりして顔を背けた。妻はいつもこうだ。息子のことしか考えていない。俺のことなんてどうでもいいと思っている…いや、そもそも夫のことなんて、なんにも考えていないのだ。昔はこんなじゃなかった。俺たちだって昔は、仲の良い夫婦だったのだ。そう、妊活が始まるまでは…。もちろん息子はかわいい。けれど、今の家庭の状況、夫婦関係を考えるにつけ、敬二は「こんなはずじゃなかった」という思いをぬぐい去ることができなかった。■奥ゆかしかった妻が「排卵日セックス」要求亜由美が大学生、敬二はすでに会社員として働いていた頃に2人は出会った。敬二の仲の良い同期の恋人が亜由美の大学の友人で、ダブルデートをすることになったのだ。5歳も年下の、しかもまだ学生をしている女の子となにを話したらいいんだ? やたらキャピキャピした子が来たらどうしよう?と心配していた敬二。しかし、自分と同じ奥手で真面目過ぎるくらいの亜由美に、一瞬で好感を持った。亜由美のほうも同じだった。それまでまともに男性と交際したことがなかった亜由美だが、誠実で頼りがいのあるお兄さんのような敬二に、どんどんひかれていった。こうして、晴れて付き合い始めた2人。交際は亜由美が中堅企業の一般職に就いてからも順調に進み、亜由美が27歳、敬二が32歳の時に結婚した。亜由美は家庭的なタイプで、子どもも大好き。きっと理想的な妻になってくれるだろうと、敬二は幸せに浸っていた。そして実際、2人の結婚生活は楽しかった。亜由美が30歳の時に、妊活を始めるまでは。心から子どもを望んでいたのに、自分が妊娠しづらい体質であることが分かった亜由美。思うように妊活の成果が出ないとひどく落ち込んだり、感情的になることも増えていった。彼女の穏やかで落ち着いた人柄を愛していた敬二にとって、これはつらかった。けれど、もちろん妻の苦しみは理解できる。だから敬二は、懸命に妻のサポートを続けた。ところが、亜由美の変化はそれだけではなかった。妊活に取り組む夫婦にとって避けては通れない道とはいえ、敬二は亜由美の寝室での変貌ぶりに衝撃を受ける。奥手で恥ずかしがり屋で、奥ゆかしいところがたまらなくかわいらしかった亜由美が、堂々と排卵日セックスを要求。そのうえ、ネットで見つけてきた「妊娠しやすい体位」を事細かに指示してくるわ、事後にも「妊娠しやすいから」と、いつまでも奇妙な姿勢を取っているわ…。分かっている。妻は一生懸命なのだ。必死なのだ。それは自分にだって、よく分かっている。頭ではよくよく分かっているのだ。だから、敬二はなんとか、亜由美と同じだけの熱意をもって妊活に参加しようとした。それでも、なかなか気持ちが追いつかず、排卵日セックスをひどく億くうに思うようになっていった。でも、これも今だけだ。ずっと続くわけじゃない。妊活さえ成功すれば、自分たちは元通りになれる。元のかわいい亜由美が戻ってきてくれるはずだ。そう自分に言い聞かせて、敬二は耐えた。そして2人の努力がついに実り、亜由美は妊娠。これで妻も穏やかではにかみ屋で、いつも自分を頼って慕ってくれていた昔の妻に戻ってくれるはず…敬二はそう信じていた。だが、事態は彼が望む方向へは進まなかった。妊活中、あれほどセックスを要求してきた亜由美が、妊娠後はセックスのセの字もなくなったのだ。■セックス拒否の妻「子どもが生まれれば…」我慢、我慢の日々妊活中の「必要に迫られてするセックス」から解放された今こそ、昔のような2人に戻れるのではないか。子どもが生まれるまでの数カ月間は、夫婦だけで過ごす最後の時間になる。2人で楽しい時間を過ごしたい。子どもが生まれたら行けないような場所にも行っておきたい。セックスだって子どもが生まれたらしばらくは、なかなかできないかも知れない…。そう考えた敬二はある日、リビングのソファでいかにも幸せそうに妊婦向けの雑誌を眺めている亜由美の隣に座り、肩を抱きながら久しぶりに妻を誘った。すると、妻の表情が一瞬にして激変した。「冗談よね?」妻のこわばった、相手を非難するような表情に敬二は困惑した。「え…、いや、安定期に入ったしさ。妊娠が分かってから俺たち、一度もしてないだろ。それに、おなかが大きくなったら、また難しいだろうしさ…。もちろん、絶対に激しくなんかしないし」「なに言ってるのよ!」亜由美は敬二から飛び退くようにして立ち上がり、敬二をにらみつけた。「安定期に入ったからって、赤ちゃんが無事に生まれてくる保証なんてどこにもないのよ! 赤ちゃんに万が一のことがあったらって、不安にならないわけ!? こんな時にセックスだなんて、敬二さん、どうかしてるわ。あなた、それでも父親なの!?」まるで汚いものでも見るような目つき。相手を完全に突き放し、見下した口調。まったく予想していなかった妻からの反応に、敬二は傷つく。と同時に、心には不満も芽生えた。つい数カ月前まで、こっちが引くくらい求めてきたくせに…。子どもさえできれば、俺はお払い箱かよ。俺は精子バンクか。そんな思いを、敬二はグッと飲み込む。4年近い不妊治療の末に、やっと授かったわが子。亜由美がナーバスになるのも無理はない。そうでなくとも、妊娠中の女性は気持ちが不安定になることがあるという。この件に関しては、自分が悪い。子どもが無事に生まれて、少し落ち着いたら、きっと妻も元に戻ってくれるはずだ。それまで自分が夫として、父親として、しっかりサポートしていかなければ。セックスにこだわらず、夫婦仲を良くしたうえで、わが子を迎える日に備える。敬二はそう思うことにした。ところがその後、敬二の心は妻からどんどん離れていくことに。正確には、亜由美が敬二にまったく関心を示さなくなり、敬二も「仲良し夫婦」を目指すのをあきらめてしまった、といった状態だ。亜由美はヒマさえあればあらゆる妊婦向け雑誌やウェブサイトを読みふけり、とにかく生まれてくる子どものことしか眼中にない。2人で並んで座っていても、スマホの妊婦向けアプリに夢中で、敬二が話しかけると露骨に面倒臭そうな顔をする。クレジットカードの請求がびっくりするような額になっていて、敬二が亜由美に問いただしたこともあった。すると妊娠中に食べると良いらしい健康食品をネットで見つけては、あれこれ注文したとのことだった。これまたネットでどこかの国の聞いたこともない教育法の情報を見つけてきては、なにやら高価な材料を取り寄せて、寝具やら知育玩具やらを作り始めたりもしている。正直、敬二はついていけなかった。子どもを迎える準備といえば、夫婦で子ども服やおもちゃを見に行って、ああでもない、こうでもないと、楽しく頭を悩ませるシーンを想像する。ところが実際には、「プロの妊婦」と化した妻がどんなことでもリサーチにリサーチを重ね、完璧かつ最高の条件を用意して子どもの誕生を待ち構えている。そこに敬二が入り込む余地はない。すると今度は「あなたの子でもあるのに、やる気あるの?」と亜由美に責められる。そんな生活に、敬二は嫌気がさし始めた。そうこうしているうちに待望の第一子、陽翔が生まれた。■夫は邪魔者? 息子を溺愛すぎる妻亜由美の母親ぶりは申し分ない。赤ん坊の夜泣きの対応をどちらがするかで夫婦けんかになるなどという話も聞くが、亜由美と敬二の間にそんな問題は皆無。どんなに疲れていても陽翔が少し声を上げれば、亜由美は飛び起きてすっ飛んでいく。「亜由美、疲れてるだろ。俺が見るよ」と敬二が言っても、「ダメ。はるくんには特別なあやし方があるんだから」と言って、亜由美は陽翔を渡そうとしない。妊娠が判明した直後からさんざん育児書を読みあさっていただけあって、亜由美の母親としてのパフォーマンスは最高だった。ところが…敬二の亜由美に対する不満は、息子の誕生後も募る一方だった。亜由美の献身的な母親ぶりには、もちろん感謝している。けれど、今の亜由美は陽翔の母親であって、それ以外の何者でもない。夫のことなどまるで眼中になく、夫の意見など完全スルー。彼女が夫を必要とするのは、子どもにかけるお金が欲しい時だけだ。もはや亜由美には、「妻」らしさがまるでない。夫との関係になど、まったく関心がないように見える。セックスに誘えば「疲れてるから」「はるくんがいつ目を覚ますかわからないから」と、いつもいつも同じ言い訳。そして「こんなに疲れてるのに、一体なにを言い出すのよ」「隣の部屋で子どもが寝てるのに、信じられない」という、軽蔑に満ちたまなざし。産後十分な期間待ったつもりなのに、一体、何度冷たく断られたかわからない。食事も、家の中のあれこれの配置も、生活パターンもすべて息子が中心。そして亜由美は、それを夫にも強要してくる。敬二の好きな和食が食卓に上ることはほとんどなくなり、陽翔の好物の洋食ばかりが用意される毎日。さらに亜由美は「父親がお酒を飲む姿を子どもに見せたくない」と、敬二のささやかな楽しみだった晩酌まで禁止する。シンプルにまとめて居心地の良かったリビングも、今では陽翔の「知育玩具」だらけ。壁にも目がチカチカするような「あいうえお」や「ABC」の表が何枚も貼り付けられている。敬二がこだわって選んだテレビボードに陽翔がシールを貼ってしまっても、亜由美は黙ってニコニコしていた。育児や教育の方針についても、亜由美は絶対君主制を敷いている。陽翔とずっと一緒にいるのは自分だし、自分は育児についてものすごく勉強しているのだから、自分のやり方こそ絶対に正しいと言う。例えば、亜由美が陽翔を甘やかし過ぎている気がして、敬二が少し強い口調で陽翔に注意でもしようものなら、すぐさま亜由美は飛んできて陽翔を擁護する。「叱らない育児」「ほめて伸ばす教育」という類の本を片っ端から読んでいる亜由美は、敬二が陽翔に少しでもきつい口調になると、もう我慢ならない。そして、そんな亜由美の言動について、陽翔のいるところで反論しようものなら、ギロリとにらまれ小声で「後で」と言われる。亜由美は「子どもに両親が言い争う姿を見せてはならない」という主旨の心理学者の記事をネットで読んだらしい。陽翔が起きている間は、意見することすら禁じられるようになった。そして陽翔が寝静まった「後で」2人の関係・問題について話し合おうとしても、亜由美は「疲れてるのよ」と言って、自分もさっさと寝てしまう。「あなたとの関係なんて、どうでもいいのよ」。敬二はそう言われているように感じていた。この家の王様は陽翔で、亜由美はその忠実な従者。そして、自分は…この家庭にとって自分は、ただのATMだ。いつしか敬二はそんな風に感じるようになっていた。■「俺は精子バンクか?」夫の怒りがついに爆発!そんなある日。敬二が寝室に入ると、いつもは先にひとりで寝ている亜由美が、珍しく起きて待っていた。「どうしたんだよ」敬二がいぶかしげにたずねると、亜由美は言った。「ねえ、はるくんももう4歳でしょ。私、もう1人、子どもが欲しいの」そして久しぶりに、本当に久しぶりに、敬二に向かって笑顔を見せた。この笑顔を、俺はずっと待っていた。待っていたはずなのに…。敬二は自分が奥歯をかみしめているのに気づいた。「ねえ、なんとか言って…」亜由美が言い終わる前に、敬二が怒鳴り声を上げた。「ふざけるな!」一瞬にして亜由美の顔から笑顔が消え失せ、目が一気につり上がる。「シッ! ちょっとなんなのよ、はるくんが起きちゃう…」亜由美の言葉をさえぎって、敬二は怒鳴り続けた。「おまえは俺のことなんか、精子バンクかATMとしか思ってないんだよな。さんざん俺を無視しやがって、欲しいものがある時だけ愛想よく笑ってみせて…もう、うんざりなんだよ!」ようやく授かったわが子を溺愛する亜由美さん。母親としては完璧ですが、妻としては…夫に我慢を強要し続け、ついに沸点まで追いつめてしまいました。母親の役目は、確かに大仕事。けれども妻の「完全ママ化」は、夫婦関係の悪化を招いてしまいます。あなたも「母親」としての役割しか見えなくなって、夫を無視して暴走するモンスターに変身してしまう危険性を抱えてはいませんか?幸せな子どもは、幸せな家庭から。幸せな家庭は、幸せな夫婦から。愛するわが子のためにも、夫婦仲をもっと大切にしましょう。その第一歩として、まずは、次回ご紹介する「夫は邪魔者“子どもが恋人”ママ」チェックテストをお試しください。
2018年10月27日「自分の子どもは人の話を聞かない」という悩みを持つママは少なくないと思います。いうことを聞かないならまだしも、話を聞いてすらいない場合、どう対処したらいいのか…。そんな話を聞かない子どもとの接し方について調べました。なぜ人の話を聞かないのか子どもが人の話を聞かないのにはもちろん理由があります。まずはその理由を把握することが大事。例えば本人の性格がのんびり屋なのに、テキパキとした性格のママがしょっちゅう急かすような言葉を投げかけていれば、子どもは親の言葉を聞き流すようになってしまうそうです。また、子どもの言語能力は当然ながら大人ほど高くないため、子どもの理解できない言葉が続くと話の途中で飽きてしまうのだとか。このように、子どもが人の話を聞かないのを「ただ単に性格のせい」と結論付けるのは難しそう。性格以外にも、なにか原因がある可能性をしっかり理解する必要があるようです。聞き流す子どもにさせないために子どもが聞きたくない一番の声はやはり親の怒った声。普段から細かいことまであれこれ指示をしたり、怒ることで自分のストレスだけを発散していては、かえって聞き流すことばかりを習得してしまいます。こういった状況を防ぐには、子どもに対して何かいいたくなっても、9割は飲み込んで、本当に大切な1割だけをいうように意識するのが良いようです。また、片手間で離れたところから話しかけたり、何かをしながら話をすると、子どももまじめに聞かなくなってしまうこともあるので、子どもの近くで話をすることも大切なこと。話し上手は聞き上手言語能力を高めるには、話すことを上達させるのが一番の早道。そのためには、人に伝えることを前提とした会話能力を育ててあげることが大事。それを実現するためには、大人が子どもの話をしっかり聞いてあげることが重要です。子どもが何かを伝えようとしているときには、しっかり目を見て話を聞き、伝わったと子どもが理解できるようはっきりとリアクションをしてあげるようにしましょう。話を聞けない我が子に匙を投げる前に、話を聞ける子にするために親ができることはあるようです。話を聞かない原因をしっかり突き止め、まずは親自身の子どもに対する態度から変えていくことが大事かもしれません。(文・姉崎マリオ)
2018年06月15日ある日、寝る前に戸締りの確認をしていた時のことでした。なぜかお姉さんに全面的な信頼を置いているらしい娘。「悪いことをする人が、必ず悪そうな見た目とは限らないんだよ」と過去の犯罪者の写真を検索して娘に見せました。「こんな優しそうな人も…!?」と怖がる娘。思い返せば、以前こんなこともありました。そう伝えると、娘はとてもショックを受けているようでした。うちの娘だけでなく息子もですが、人見知りがほとんどなく、さらにあまり慎重にならずすぐに行動するタイプなので、優しそうな人に「お菓子あげるよ」なんて言われるとホイホイついていく可能性がとても強いのでいつも心配しています。本当にちょっとした隙に起こるという誘拐事件…そんな話を聞くといつも背筋が凍ります。なので、我が家では、以前インスタグラムのフォロワーさんに教えていただいた『とにかくさけんでにげるんだ』という絵本で子どもたちに防犯について教えています。この絵本は、他人による犯罪はもちろん、こういった防犯に関する本ではあまり描かれることのない親族による性的被害についても書かれてあり、子どもにとってはもちろん、子どもを守る親にとってもためになる本です。万が一こういうことが起こる可能性もあるんだということを心に留めておくのは、決して無駄なことではないと思います。ニュースを見ると、罪のない幼い子どもが被害者となる悲しい事件が後をたちません。我が子は今は2人とも園児なので、子ども1人で行動することはないですが、小学校にあがると登下校や放課後など、1人で行動することが増えてくると思います。なんでも疑ってかかるのはよくないですが、「こんなことが自分にも起こる可能性があるんだ」ということを知っているだけでも違うと思います。「念には念を」の精神で。何か起こってからでは取り返しがつきませんから…。1人1人の防犯意識が高まり、悲しい事件が少なくなることを願っています。
2018年05月11日「真剣に話したいのに、パパがちゃんと話を聞いてくれない…」そんなママの不満をよく耳にします。脳のつくりがそもそも違うとも言われる男女間で、“きちんと”話し合いをするのは意外と難しいもの。「女性の話は、たいていどうでも良いこと」なんて決めてかかっている男性も中にはいるようです。もちろん、仕事で疲れていることはわかります。しかし、子どものこと、親のこと、仕事のこと、お金のこと、将来のことなど、ときには夫婦間の真面目な話し合いも必要。そんなとき、どうすれば夫は“きちんと”話を聞いてくれるのでしょうか?■帰宅した夫にはまず耳に心地良いねぎらいの言葉から 【Aさんの場合】最初に紹介するのは、2人の男の子のママ・Aさんが日々実践しているという工夫です。「『今日も一日お疲れさま』。この一言を添えるだけで、男性はずいぶん気分が違うようです。私はこれを、母から教わりました」大事な話があるとき、以前は夫が帰宅したら「話があるの」とすぐに切り出していたそう。「それをたまたま見ていた私の母が、『あれでは男性は聞く気にならないよ。まずはきちんとねぎらってあげないと』というんです。実践してみると、確かに『お疲れさま』の一言があるだけで、私の話に対する夫の姿勢が違う気がします」疲れて帰ってきたところへ、いきなり「話がある」と言われては、気持ちの切り替えが難しいのかもしれませんね。ねぎらいの一言があれば、「よし、聞くか」という気分になるのかも? 基本中の基本として、覚えておくと役立ちそうです。■タイミングがカギ! 夫の機嫌・不機嫌を先読み【Tさん・Mさんの場合】続いては、話をするタイミングについての工夫を2つ紹介しましょう。「私の夫は空腹時がダメなようです。不機嫌というほどではないのですが、大事な話は内容が頭に入らない様子。いかにも上の空なので、それに私がイライラして『ちゃんと聞いて!』とよくケンカになりました。今は、大事な話はかならず食事のあとに。おなかが満たされているときに切り出せば、案外きちんと話を聞いてくれます」(Tさん)現在、第1子を妊娠中のプレママ・Tさんの体験談です。「そう言えば、ウチの夫も…」と心当たりがあるママは、試してみてはいかがでしょうか。「大事な話は、夫の休日の午前中に話すようにしています。休日の開放感があるのか、夫の気持ちがちょっとおおらか。面倒な話にもつき合ってくれます」(Mさん)こちらは、2児のママ・Mさんの工夫です。日々聞いてもらいたい話はあるものの、なるべく平日には話さないようにしているそうです。このように、自分の夫が不機嫌になる、または機嫌が良くなるタイミングを把握しておくことも大切なポイント。最適なタイミングを見極めて、話を持ちかけてみましょう。 ■雰囲気作りに一役買う「前置きの一言」【Iさん・Hさんの場合】次は、きちんと話を聞いてもらうために、効果的な「前置き」を駆使しているお二人を紹介します。「『意見を聞かせてほしいの』。これがおすすめです。やはり男性は頼りにされるとうれしい様子。特にウチの夫は単純なので、『あなたの意見を聞かせてほしい』と切り出すと、『うん、何々?』と、きちんとこちらを向いて張りきって聞いてくれます」(Iさん)「本当に大事な話をしたいときは、『これから大事な話をします』とかならず前置きしてから話すようにしています。表情も少しキリッとして、いつもとは違う空気を作り出すことがポイント。こうすると、普段は私の話なんて聞いていない夫も、『これは聞かないとダメだな』と察してくれます」(Hさん)このような前置きをしてみると、「何だか、妻が俺を頼りにしているぞ!」「妻の雰囲気がいつもとは違う?」という特別感が、夫の「聞く姿勢」を引き出してくれるかもしれません。■データ・数字に弱い男性には、「裏付け」で勝負【Uさんの場合】「男性は、数字やデータ、専門家の言葉などに弱いようです。夫は、妻の私が言ったことはあまり信用しません。聞き流したり、すぐに反論したりするだけです」そう話すのは、1児のママ・Uさん。そのため、話す内容についての工夫をしているそうです。「具体的な数字・データがあったり、テレビで専門家が解説していたりすると、『そうなんだ!』と夫はアッサリ信じてしまうんです。最近はこれを利用して、夫に何か大事な話をするときは、できるだけ具体的な数字・データを見せたり、情報ソースを伝えたりするようにしています」「また聞きの話」や「噂話」を嫌う男性は多いですから、このように「裏付けのある話」だと強調するのは良い方法かもしれません。「妻の話」は耳に入らなくても、「事実」なら受け入れられる。そんな男性は多いはずです。「話を聞かない夫」にイライラしていては、こちらの時間がムダになるだけ。工夫&コツを駆使して、上手に夫の聞く姿勢を引き出しましょう!
2017年09月15日『ウチの夫は仕事ができない』第7話のレビュー・あらすじ■『ウチの夫は仕事ができない』第8話あらすじ(ネタバレあり)本日から第二章スタート!社内でも注目されている大きなイベントの担当者を任せられた司(錦戸亮)。同僚たちからちょっぴり妬まれながらも、いつも通りのペースで取り組む。一方、沙也加(松岡茉優)はマタ友たちからマイホームの話を聞き、「マイホームがほしい!」と夢を膨らませる。そんななか、小学校の同窓会に出席する司。親友の高杉(和田正人)と再会する。早速、翌日、沙也加と一緒に高杉の家に行くことになり、それが大豪邸だったのに驚く。あまりに立派なおうちに、お土産にと持ってきたおまんじゅうも少し気後れしてしまう。そして、ついにみどり(江口のりこ)が彼氏の田所(藪宏太)が司の家に遊びにくることに……。■『ウチの夫は仕事ができない』第8話の感想 - 「僕が一番なんだ」が吉と出るか凶と出るか任された仕事というのはリゾート会社会長ひとりを喜ばせるためだけのイベント。相手は大口のクライアント。土方からもこれを成功させたら大きい、と言われる。しかし、「やりたいことはやり尽くした」「ほしいものはもうない」という会長。イベントのヒントを得るために会長の故郷に行くが、村はダムに沈んでいて……。そこで高杉にも協力を得て、村で撮ってきた写真と3Dホログラムを利用し、会長が生まれ育った村を再現。思い出の世界へと案内する。優しい司らしい企画だなあ、とほっこり……して終わると思いきや、社長賞をもらうことになり、一気に注目を浴びる。「ウチの夫は仕事が……できる人になった」。ドラマのラスト。なんだか沙也加のナレーションが悲しい。社長賞のお祝いをしようと言っていたのに、司は飲み会のため、帰りが遅くなってしまう。いつもなら必ずしていた連絡もせずに。司はもともと仕事ができない人ではないなあ、という印象だったので、今回の司はこれまでの積み重ねが実った、集大成という感じだった。でも、どの仕事も司の人柄があったからこそ、成功してきたもの。親友の高杉はイベントが終わったあとにこう言った。「人って認められたり、求められたり、賛美の声を浴びたりって快感なんだよ。ここからだよ、おまえの新しいスタートは」。出世や給料に対し、司はあまり興味がないように見えていた。でも、家族が増える、沙也加はマイホームがほしいと言う。高杉は今からでも変われると話す。そんないろいろな要素が司を本当に変えてしまう……のだろうか。30代は出世コースを歩むか否かの分かれ道になる年代だろう。もし、親友が成功して豪邸に住むような社長になっていたとしたら、司は妬むようなことはないだろうけど、さすがに考えるところはあったのかもしれない。■『ウチの夫は仕事ができない』第8話のみどころ - 幸せの形が変わっていく?周囲から話を聞いて、マイホームを持ちたくてたまらなくなる沙也加。戸建てを見学しにいくとテンションが上がり、「家族の幸せを守るためにがんばろうと思った」という司に沙也加も嬉しく思う。しかし、その直後に訪れた高杉の豪邸と、見たばかりの一戸建てをつい比べてしまう。「なんだかんだでお金があるって幸せなのよ。お金があればたいていの悩みは解決するし、たいていのことは叶う」と高杉の恋人(なんだろうか?)のセリフがある。人が何に幸せを感じるかは人それぞれで、モノの大きさでは測れない。お金がたくさんあるからって幸せじゃない。沙也加が1話で、家族がいて、おいしいごはんが食べられて、それで健康だったらお金はたくさんいらない、と言っていた。きっと小林家の幸せってそういう形なんだと思うけれど、それも変わっていきそうでちょっと寂しい。そして、ついに顔を合わせることになった田所と司。お荷物社員のニモちゃんと呼んでいることが沙也加やみどりにバレてしまい、怒らせることに。嫌なヤツだとばっかり思ってたけど、みどりを怒らせてしまい泣いている姿も、ちょっと素直になっている姿もいい。道案内をしてくれる沙也加の荷物をサラッと持ってあげるのも。「今日、僕に兄さんができました」って単純に納得しちゃうのも。来週は「仕事ができる夫」になった司と沙也加の関係に亀裂が……?仕事ができるようになって性格も変わったんだろうか。粘菌をダメにされてぷんぷんしていた司が懐かしい――。■『ウチの夫は仕事ができない』キャスト錦戸亮松岡茉優佐藤隆太壇蜜藪宏太イモトアヤコ柳生みゆ屋敷紘子江口のりこ吉本実憂ほか
2017年09月03日『ウチの夫は仕事ができない』第3話のレビュー・あらすじ■『ウチの夫は仕事ができない』第4話あらすじ(ネタバレあり)テレビ局の夏のイベント準備が進む中、司(錦戸亮)はメインステージの合間に行われる小さな企画、ラップバトルを任される。上司の土方(佐藤隆太)からは隙間責任者と揶揄されるが、司自身は「責任者」という言葉に気合いが入る。世間の妻たちは仕事のできない夫に対して、とても厳しい意見を持っていることを知り、危機感を抱き始めていた司。また、夫婦間でのスキンシップが少なくなっていることもあり、沙也加(松岡茉優)に呆れられているのではと焦りも生まれていた。一方、沙也加はマタ友のあかり(イモトアヤコ)の夫・彦丸(脇知弘)が若い女性と歩いているところを見てしまう。絶対に浮気だと言い張る司の姉・みどり(江口のりこ)に不安をあおられ、沙也加も動揺し……。そして、順調そうに見えたラップバトル企画も、司のミスでイベント直前に相次ぐ参加キャンセルを受けて企画中止の危機に追い込まれる。■『ウチの夫は仕事ができない』第4話の感想 - すべての仕事の基本は報連相である今回の司の仕事はラップバトルの企画。隙間企画とはいえ、責任者として奮闘する。しかし、イベント前日、ラップバトルの出場者に連絡を取ったところ、「テレビに映らないなら出ない」と5人中4人に断られることになる。出場者にメールを送っただけで、きちんと説明していなかったのは確かになあ、とは思う。7年も勤めていてそれができないのだとしたら、確かに仕事できない人なのかもしれない(それにしても『あー、やると思った』って言っている他の社員たちは一言、アドバイスしてやればいいんじゃなかろうか……普通にいじめでは?)。おまけに、黒川(壇蜜)が土方に報告するように言わなかったら、そのままだった可能性もある(とはいえ、黒川がそんなふうに声をかけるようになったのも司の積み重ねではある)。彦丸もラップバトルに出場し、そこであかりへの気持ちを伝えようという計画があったので、懸命に出場者たちに頭を下げて、無事にイベントは行われることに。土方からも「おまえに任せてよかった」との言葉ももらう。個人的には連絡ミスよりも、イベントに彦丸を出したほうが公平性を欠く気がするんだけど、どうなんでしょうね……出場者公募のイベントなのに(司の優しさにせよ!)。■『ウチの夫は仕事ができない』第4話の見どころ - やっぱり何でも話せる夫婦がいいあかりと彦丸の仲がこじれた原因は、「お互いのことを話していなかったから」。彦丸は浮気をしていたのではなく、税理士資格を取ろうとしていて、一緒に歩いていた女性は家庭教師だった。浮気ではないにせよ、大切なことをひとりで決めてしまったことに対し、あかりは腹を立てていたわけだ。一方の小林夫婦である。司は「妻に飽きられているかもしれない」とヒヤヒヤしているのを隠し、沙也加にちょっとでもいいところを見せたくて、ラップバトルについても隙間企画だとは言わずに責任者なんだ、と見得を張る。そんな司に沙也加が、「前よりも好きだよ」と言ってくれたことにホッとして、チャンスを逃しまくっていたキスもできて……。つくづく、司の仕事のモチベーションは沙也加なんだなあ、と実感する。だから、些細なことでも隠すのは良くないし、隠してしまうと罪悪感で、胸がチクチク痛む。実際のところ、世の夫婦たちは、互いにどれくらいの秘密を抱えているのだろう。あかり夫妻は、夫の彦丸が出かけてくる、と言っても特に行き先も聞かない。たぶん、小林夫妻だったら、司が「○○に行ってくる」と言うだろうし、沙也加も「どこに行くの?一緒に行く!」となりそうだ。すべてをさらけ出す必要はないのかもしれないけれど、大切なこと、ひっかかっていることは話していけば、自然といい関係……が築けるのかもしれない。そんな小林家には、実は姉のみどりが頻繁にやってくる。一体どれだけ邪魔しにくるのだろう、と思っていたら、どうやらついに全面対決となるらしい。小姑化しているみどりだけど、ここは司のがんばりどころでは……!?■『ウチの夫は仕事ができない』キャスト錦戸亮松岡茉優佐藤隆太壇蜜藪宏太イモトアヤコ柳生みゆ屋敷紘子江口のりこ吉本実憂ほか
2017年07月30日『ウチの夫は仕事ができない』第1話のレビュー・あらすじ■『ウチの夫は仕事ができない』第2話のあらすじ(ネタバレあり)妻・沙也加(松岡茉優)に「自分は仕事ができない男だ」と伝えた司(錦戸亮)。沙也加にありのままの自分を受け入れてもらえたことに喜びを感じ、妻の笑顔のため、そして生まれてくる子どものためにもう一度がんばることを決意する。チームリーダーである土方(佐藤隆太)は黒川(壇蜜)を司の教育係として指名。黒川は一大イベントのTOKYOおもちゃエキスポを手がけている最中だったが、司にはイベントの仕事を手伝わせるどころか、新人の仕事である弁当発注を任せるのみ。しかし、それでも弁当発注のためにリサーチをするなど、懸命な司の姿を見た黒川は外回りに同行させるようになる。沙也加はというと、マタ友たちから出産・育児費用がかかることを知り、焦り出す。夫は会社で仕事ができない男らしいし、自分の次の派遣先も決まらない。そんななか、書店で見つけたビジネス書『できない男からできる男への道』を購入。その内容を元に司のプレゼン能力を鍛えるために「今日の出来事」を話すことを日課にするが、司の出来はイマイチで、不安は大きくなるばかり。そして、イベント当日。司からおもちゃエキスポのことを聞いていた沙耶加は、マタ友たちと遊びにやってくる。しかし、弁当手配を巡って司が土方から叱られているところを見てしまう。■『ウチの夫は仕事ができない』第2話の感想 – 司の本来の仕事ぶりがわかる!?本来、新人の仕事である弁当発注を7年目の司が任されることになったのだから、それなりに屈辱を感じそうなものだが、「任される仕事があるだけありがたいと思えよ」という黒川の言葉に納得、弁当発注のために、周りにアンケートを取るなど全力投球する。司が考えたのはさまざまな種類のお弁当を用意し、好きなものを選べるようにするというもの。が、これでは予算オーバー。その点を土方に叱責されることになる。怒られ、謝ったあとの司は一言も発しない。でも、手の動き、肩の落とし方、なんだか小さくなったように見える背中、まばたきで気の弱さや、悲哀のようなものが伝わってきて、胸が痛くなる。本人は、食べた人たちが笑顔になったり、午後もがんばろう、と思ってもらえたことで、いい仕事ができたのだと思っていた。だとしたら、どんな思いで土方に頭を下げていたんだろう、と考えると胸が潰れそうだ。そこで言い返さないのが司なんだな……いや、怒られ慣れているのかな、とも思わせられる。結果的に、このお弁当チョイスがクライアントから評価されることになるわけなのだけれど、手柄は後輩に横取りされる始末。もちろん、司がそれは自分がやったのだと言えるはずもなく……。仕事ができる人なら、きっと予算のことも考えて、お弁当でみんなを笑顔にしたい、という目的を達成するのだろうけれど、その両方を叶えられないあたりが、司の足りない部分なのかもしれない。一方、司の教育係となった黒川はTHE・できる女。クライアントとも強気に渡り合うし、決断も早い。で、こう言うのがお決まりでしょ?というふうに「だから結婚できないんだよな~」と噂する男性社員たちもいる(腹立たしい)。彼女自身も「女だからって」という点で苦しんでもいた。冒頭、「がんばりたいと思っています」という司に対して、黒川はこう叱責する。「本気でやるならがんばるって言い切れよ。やります、やってやりますって言い切れ。思ってます、なんて誰でも言えるんだよ。自分の言葉に責任がとれないからって保険かけるな」この言葉が黒川のひとつの信念みたいなもので、これまでどれだけ歯を食いしばって戦ってきたんだろうか、ということが伺い知れる。■『ウチの夫は仕事ができない』第2話の見どころ - できない夫への妻の苛立ち「司さんは理想の夫!」とキラキラしていた沙也加の表情が少し陰るのがこの回だ。プレゼン力を鍛えてみよう!と「きょうの出来事」についてプレゼンさせるが、話は長い、オチはなし、で「あっ、ウチの夫、本当に仕事ができない……!?」と悟る。沙也加のあとをついて回って、「きょうの出来事」を話す司は子犬のようにかわいいが、かわいいだけでは仕事ができるようにはならない。あんなかわいい夫が家にいたら「まあいっか」となりそうだが、それではいけないのだ。さらに、司が土方に怒られているところを見て、沙也加は残念な気持ちになる。マタ友たちに「あの人が私の夫です」と言うこともできなかった。それでも、弁当発注の仕事をしていたときの気持ちや、悔しい思いをしていたのだということを知り、謝る。そうだ、この人はこういう優しい人だったんだ、と。今の沙也加は司にどんな夫になってほしい、と思っているのだろう、というのが少し気になるところだ。1話のときに比べて、司が本音を言ったことで、ふたりが夫婦っぽくなっている気もする。何より夫婦のシーンできゅんと来たのはラスト。話を聞いて、目に涙を溜めながら謝る沙也加を抱きしめる司。そして、ふわっと緊張を緩めて「おなかへった」と言う。沙也加はふふっ、と笑う。夫婦の日常の中で、ケンカして仲直りをして。ケンカはふたりにとって非日常だけど、司はその空気を日常に戻す方法を自然と知っているのかな、とそんなことが垣間見えるワンシーンだった。さて、実は黒川を男だと勘違いしていた沙也加だったが、最後に司を送ってきた黒川と会い、女性と知る。ウチの夫、仕事はできないけど、モテる!?と危機感を抱くことに。そして、イベントの企画を出す、というチャンスをもらった司が、次回以降どのような働きを見せるか注目である。■『ウチの夫は仕事ができない』キャスト錦戸亮松岡茉優佐藤隆太壇蜜藪宏太イモトアヤコ柳生みゆ屋敷紘子江口のりこ吉本実憂ほか
2017年07月17日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男ちゅんたん(小3)・次男ゆいたん(年長)・三男ほーちゃん(年少)の3兄弟の母です。私たち夫婦は18の時に出会ってからというもののそんなに喧嘩をしたことがなく、結婚してからもしばらくはいたって平和に暮らしていました。が、子どもが生まれたらその関係が激変! 不満・不満・不満のオンパレード!長男が1歳ぐらいまでは口を開けば言い合いになってしまうような時期がありました。もっと育児に協力してほしいと何度も訴えましたが夫には響かず、むしろ「俺は精一杯やってる」と堂々としているぐらいでした。そんな小さな歪みが大きな溝になりつつあった時期。本気で夫のことを嫌いになりました。(今は良好な関係を保っているので夫を嫌いになりかけたということになるんでしょうが。)あれは長男のおむつはずしに挑戦中の頃。私ははじめてのトイレトレーニングでしたので手探り状態で、毎日自分なりに研究しては試行錯誤して、あの手この手で頑張っている最中でした。また、同時期にとある資格の勉強中で育児の合間を縫っては勉強に励んでいました。■夫のあるひと言で、ついに爆発!そんなある休日の午後。部屋で遊んでいる長男に、私がトイレにいこうと誘いの声をかけたんです。長男は「やだ」と言いましたが、私はせっかくトイレでおしっこができるようになってきたこのタイミングを逃したくなくて必死に説得していました。そして、その様子をすぐ横で見ていた夫がこう言ったんです。はぁ? 今、なんと??何を手伝うわけでもなく、ただ横でゴロゴロしていただけの夫に「かわいそう」と言われたことに、私は悔しさで震えました。よっぽどのことがなければ泣かない私も、このときばかりは堪えきれず隠れてこっそり泣きました。こんなはずじゃなかったのに…!!私が選んだ人生の伴侶はなんて性格が悪いんだ! とさえ思いました。トイレトレーニングにせよ資格の勉強にせよ、どちらも「そんなに頑張らなくても」「いいじゃん、資格取ったって何になるんだよ」となにかにつけ、引きずりおろそうとする後ろむきな言動が多かったんです。どうしてこの人は頑張ってる人を素直に応援できないんだろうか。私があなたにトイレトレーニングを手伝ってほしいと頼みましたか?私が資格の勉強に没頭して、家事や育児をおそろかにしましたか?子どもの面倒も、家のことも一生懸命やってるのに、どうして何ひとつ協力もしていないあなたに、何も知らないあなたに「かわいそう」だなんて言われないといけないんだ!!あまりにも悔しかった私はしばらく口をきかなかった後、夫にこう言い放ちました。あなたは一切子育てに口出しするな。と。何もやってないくせに文句を言うぐらいなら、金輪際育児に関わらないでくれと啖呵(たんか)を切りました。この子は私が育てるから、あなたはお金だけ稼いできてくれ! というぐらいにまで。がしかし、現実にはやはり私が一人で育てられるわけがありません。夫に頼らざるをえない場面だって出てくるんです。■そんな夫が「1泊2日の子守り」で…資格の試験日が2日連続だったため、私は試験会場の近くに宿泊することにし、長男は夫にお願いすることになりました。それまでろくに子育てしたことのなかった夫がいきなりまる2日間の子守り。でしたが…、長男は慎重派で無口な1才でしたので夫もこの子ひとりぐらい余裕だと思っていたんでしょう。私が出かける頃には余裕しゃくしゃくな様子でした。1日目の夜に電話したときには夫も「大丈夫大丈夫~~」と楽勝な感じで、私自身も拍子抜けしていました。ところが2日目の夕方、家に戻ってみると、ヨレヨレになった夫が泣きつくように出迎えてきました。あの強気な夫はいったいどこへ(笑)そして、一言、絞り出すようにこう呟きました。「仕事のほうがよっぽど楽」よっしゃぁぁーーー!!私はもちろん、心の中でガッツポーーーズ!!ですよ(笑)そうだ!思い知ったか! がははは!!と言いたいところでしたが、理性を保って堪えました。ゼェハァ。どうやら1日目は長男もめったに接しないパパに猫をかぶっていたようですが、2日目からは化けの皮をはいだようで見事に夫を疲れさせたようです。美容院に行く間だけとか、1日だけではおりこうちゃんにできていたのですが、パパと2人きりの夜を共にしてようやく本領を発揮したらしい。この日が、夫がようやく長男の、いや、子育ての現実を知った日でした(デビュー)。それまで言葉の端々に「子育てのどこが大変なの?」「専業主婦って暇でしょ?」とどこか家事と育児を下に見ていた夫が、この日以来、ぐっと子育ての大変さに共感を示してくれるようになりました。共感しようにも子育ての大変さを、我が子の本性を知らないから分からなかっただけ、だったんですね。一度は本気で嫌いになりかけた夫でしたが、こうして少しずつ少しずつお互いの苦労を分かりあい、譲りあい、徐々に徐々に成長してきたと思います。そのきっかけとして、1泊2日で夫に子どもを預けたことが、私たち夫婦の関係にとってもいいカンフル剤となりました。
2017年06月29日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。この春から小3のちゅんたん・年長のゆいたん・年少のほーちゃん、3兄弟の母です。たまにはママも夫に預けて気兼ねなく外出したい!ママにとって一人っきりの時間を捻出しようとするのはなかなか大変なのですが、私だってたまには夫に子どもたちを預けて出掛けたりすることも当然あります。今となっては夫も成長したので信頼して預けられますが、長男が小さい頃にはなかなか安心して預けられませんでした。めったに預けることはありませんでしたが、最初のうちは、夫に預ける時には、何時に何々をして、何時にはどこどこに遊びに連れていって、何時には昼寝をさせてって 、事細かなタイムスケジュールを冷蔵庫に貼って出掛けました。それは日頃、私がこなしている作業であり、私の理想とする動きでもありました。ただでさえ、子守りが苦手な夫にそこまでのレベルが出来るはずもないのに、きっと私の苦労を分かってほしいって思ったんだと思います。いつも大変な息子…でも夫が世話をするときに限って…だがしかーし! 用事を終えていざ家に帰ってみると……。めっちゃくつろいでるっ!!「大変だった?」って聞いても、「いや?別に?」って、なんかイラっとする。笑えーーー! 嘘だぁぁ! おいおい、ちゅんたんよ!「(心の声)いつもみたいに本領発揮しろよぉ!! あの爆音の泣き声聞かせておやりよぉぉ!」せっかく渡したスケジュールも、その通りにやっていないじゃあさ、じゃぁさ、あのリストに載ってた通りに動いてくれた? ちゃんと公園連れてってくれた?子育て支援センターでもいいや。一日一回は、外に出て子ども同士ふれあいさせたいんだよ。「いや~、家でゆっくりしてたー。(ケロッ)」どぅーーーん!!! タイムスケジュール……無意味。(白目)………なにこの感情。預かってくれたのは感謝するし、預かってもらった以上口だしする権利はないのは分かるけど……なんだかモヤモヤする!!!ただ自分のペースにちゅんたんを巻き込んでグータラしてただけじゃん!!! お前には子どものために体を張る、父性がないのかぁ!!!私、子ども生むまでこの人はイクメンになるだろうって思ってた。(節穴か!!) そして、世の中の大半は今時、イクメンなんだと思ってた。(メディアによって作られた幻想)でも、イクメンとはほど遠い人だって一定数存在するのだ。(一番身近に。) 別に子どもに怒鳴るわけでもないし、育児放棄するわけでもないし、何が悪いわけではないんだけど、能動的に動いてくれない。1人目のときは、夫の理解が足りない感じにイライラ。でも時間が経つと…このことに無性に腹が立って、ちゅんたんが小さい頃は、本当にずっっっと夫にイライラしてました。そして過去最大級に喧嘩ばかりしてました。では、どうやって今の夫に変わっていったのかというと……。(今もイクメンではないですが、今で十分です。むしろ私よりきめ細やかにサポートしてくれます。)時間をかけて変わってきました。ありがちな意見で申し訳ないですが、どうやら男と女では時間差があるようです。私は1人目が生まれた瞬間から母親としてトップギアで飛ばしてきたけれど、夫が変わったのは3人目が1歳半すぎた頃から。約6年もの差!(遅)ここが何年になるのかは夫それぞれでしょうが夫は6年。最初っから妻のペースについてこれる夫もいれば、ゆーっくり時間をかけてようやくついてくる夫もいるんですね。そんな夫にかつての事を聞いてみました。夫に当時のイライラの原因と本音を言ってみた&夫の本音を聞いてみた「私がちゅんたんを預けてた時、実は内心イライラしてた。こういう風に動いてほしいって書いておいたのに全然その通りに動いてくれてないし、むしろ読んですらいなかったもんね。笑」それに対して、夫の主張はこうです。「いちいち相手のやりかたに文句を言わない方がいい」はい、いつものごとく最初はカチン! とくるんですよね、夫の意見。でもとりあえず聞いてみましょう。私:「いやいや、そうは言ってもあなたは、この子の父親なわけであって他人じゃないんだからさぁ。」夫:「でも預かって文句言われたら、今度から預かりたくなくなる。男なんて単純なんだから、妻がうまく立ち回ったほうが得たいものを得れる。」出た、正論!私:「でも、分かってほしいじゃん! 私の日頃の大変さをさぁ!」夫:「預ける目的が“私の大変さを分かってほしい”っていうことなら、預けなくてももっと他にやり方があるはず。でも、預ける目的が、“おひとりさま時間を持ちたい”っていうことなら、夫が今度も預かってあげるよ! って快く引き受けてくれるように持っていったほうが勝ちだ。」ぐうの音もでない!!男心もわかるけど、妻が汲んで動くが得策?!夫:「男なんて褒められたら単純に喜ぶ生き物なんだから、褒めて乗せて、次もがんばるぞ~って思わせておけばいい。」夫:「それに夫が妻の大変さを分かってないかというと、そんなこともない。公園に連れていかずに家でウダウダしながら過ごしてたのは、俺には妻のように公園に連れていくスキルがない、と鼻から降参しているから。俺にはできない。妻じゃないとできないって思ってる証拠。」なるほど。わかりづらいけど、どうやら伝わってたようです!(報告)夫側の意見って自分に反論されてるようで一瞬イラっとくるんだけれど、これはこれで男の人の素直な意見だと思います。少々の至らない点には目をつむり、また行っておいで! と心おきなく送り出してもらえるように、妻が一枚上手になってほうが得策だということも一理あると思います。褒めて伸ばしてほしい。子どもと一緒のようです!! 笑
2017年03月23日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。男の子3人(小2・5歳・2歳)のママです。夫に言い出せなかった食事のことウーマンエキサイト=エキサイトなウーマンしか見ていない可能性大なのですが、ワタクシ、ここであえて世のご主人達にお願いしたいことがあるんです。とか言いつつ、 週末になると、土日のどこかしらで外食することが多い我が家。夜ご飯を食べにいくよりかは、お昼ご飯が多いかな。夫自身も、こう申し出てくれるし、ときどき奢ってくれたりもします。夫の気遣いはありがたいけど、実は外食もママは休む暇なしお気遣い、非常に…! ひじょ~~~にありがたいのだけれど、実は外食したからといって楽できるかというとそうでもないんです。いや、語弊があるな。楽なのは楽。洗い物しなくて済むし。ただ、あと一個付け足すだけで、1アップ確実!あのですね。たまには、妻一人で座らせてほしい。我が家では暗黙のルールで最年少の子どもはもれなく私の隣に座るという仕組みになっておりまして。長男が赤ちゃんの頃は長男が私の隣。次男が赤ちゃんの頃は次男が隣。そして今は三男が私の隣。つまり、この8年ずっと私の隣には手助け必要な幼児が。ママの横に手がかかる子どもになりがち最悪な時には、こんな席割りになることもあって。 も……もう、バランスおかしいやん。私、右も左も何食べたんだかよくわかんない。こないだも、ちょうどこの席割りの時がありまして。しかも、よりによってラーメン屋。激務。子ども自身が私の横じゃないと嫌だっ! って言って聞かなかったので仕方がなかったのですが、私がラーメンにありつける頃には、麺びよーーーーーん。(のびのび)外食だけじゃなく、普段の食事も…そもそも外食に限らず、普段の家での食事も、私はまず三男に食べさせてから自分の食事に取りかかる毎日。夫は人生において食にかける情熱が大きく、ごはん中に邪魔されたり、子どもに横取りされたりするのがあんまり好きじゃないタイプ。私は自分のプレートから子どもに分けたり、とりあえず子どもを先に食べさせて残ったものを食べるっていうのが身に付いてしまったので、そういうものだと思って過ごしてきたんだけれど…子どもの面倒を見ているうちに、ママのごはんが冷え…夫気付かずこないだフードコートで、我が家のような家族を客観的に見た時に思ったんですよね。赤ちゃんに離乳食を食べさせてるうちに、旦那さん食べ終わっちゃった!そして、奥さんのごはんはすっかり冷めている。たぶん、旦那さんからしたら気づいてもいないし、奥さんも当たり前のこととしてやってるんだと思うんです。私もこういうもんだと思って今までしてきた事なんだけれど、客観的に見た時に、あぁ~~、たまには、温かいものを温かいうちに食べさせてあげてほしいな。って思ったんだよね。(要するに自分に向けて言いたかったんだと思う。)夫の少しの気遣いに、妻は喜ぶはず!24時間子どもと一緒にいる主婦にとって、3度の食事は常に子どものペース優先。子どもの残り物食べずに自分は自分で食べればいいじゃんって言われそうですが、そうもいかないんです。というわけで世のご主人達。休日の楽しい外食、たまには、「子どもは僕が食べさせるから君一人で先に食べなよ」って言ってくれたら、こんなに嬉しいことはないです。泣いて喜びます。うちのように8年間も同じ状況が続く事にならないよう…今ならまだ間に合う!?是非、言ってみてください。
2017年03月02日発達障害のある子どもたちと同じくらい、凸凹がある夫出典 : 我が家の子どもたちは、発達に凸凹があります。あいまいな言葉や長い説明が苦手なので、子どもたちに何か伝えるときは、できるだけ細かく具体的に言う必要があります。ただ、この「細かく具体的に伝える」というのは、子どもたちが生まれる前から私の習慣の1つでした。それは、子どもたちに負けず劣らず、私の夫は凸凹のある人だからです。今回は、まだ子どもが生まれる前、私が夫に「なんでそーなるの!?」と衝撃を受けたときのお話です。出産間近の私が入院しているとき、夫に買い物を頼んだ出典 : 第一子の出産が予定日を超え、陣痛前に入院した時の事です。病室に入って落ち着いた頃、私は夫に雑誌と、ジャスミンティーの2リットル入りペットボトルを2本買ってくるようにお願いしました。その時は「病院から近い入り口から地下街に入ったところの食品店があるでしょ。あそこなら売ってるから、ジャスミンティーの大きいペットボトルを2本、その先のビルの本屋さんで〇〇の△月号を買ってきて。置いてある場所は何処其処で、表紙は誰々で、メインテーマは□□だから。先にジャスミンティーを買うと重たいから、先に本屋さんへ行って、帰りにジャスミンティー買ってくるといいよ。」といった感じでした。私の伝え方があまりに細かいので、側で見ていた私の母は「子どもじゃないんだから、そんなに細かく言わなくても…」と夫に対して失礼だと言わんばかりの表情でした。それから1時間後。買い物から帰ってきた夫が手にしていたものは…出典 : 時間後、帰ってきた夫が持っていたのは一体なんだったでしょう。指定通りの雑誌と、ジャスミンティーのティーバッグ20個入りを2箱!「どうして?私『2本』って言ったよね?『重たいから…』って言ったよね?病室で誰がティーバッグでジャスミンティー淹れんの?!しかも40パック…考えたら分かるよね?!」なんて思いました(笑)私の母も、その様子を目の当たりにして「だから細かく伝えるんだ」と納得したようでした。夫は、2つ、3つの話題があると、最後の方のキーワードが頭に残り、最初の内容を忘れてしまうようでした。それ以来、夫に何か頼む時は細かく細かく念を押して伝えるだけでなく、・1つの作業が終わってから次を依頼。2つ一緒には依頼しない・できるだけメモに書いて依頼するという工夫をするようになりました。「大人なんだから、考えれば分かるはず」という思いこみ出典 : どうしてこんなことが起きるのか考えてみました。私は、何か言葉を聞いたり言ったりするとき、頭の中には映像や画像が思い浮かびます。病院から出て道を歩き、地下街の入り口から地下街、そしてお店の中の様子、陳列の様子などが、ストップしたり、数倍速になったりしながら浮かびます。ですが、夫の場合はどうなのかを尋ねてみると、どうやら映像は浮かばず「言われたままを変換もなく記憶する」という感じのようです。私には夫のやり方はできませんし、想像することすら難しいです。言葉から何を思い浮かべるかは、人によって想像を超えるほどに違うものだということが分かりました。この違いがあるため、私には夫の間違いが信じられなかったのだと思います。普段、子どもだけでなく夫婦や家族でこういったすれ違いをしてしまう方も多いのではないでしょうか?「大人なんだから…」「考えればわかる」とついつい思ってしまうものですが、この出来事のおかげで「自分はこの伝え方で分かるから、他の人にも伝わるはずだ」という自分の思い込みに、気付くことができました。
2016年09月11日出産後、妻が子育てに夢中になって夫が浮気に走った、お互いに異性として見られなくなった、という話をよく聞きます。子どもができても、夫と仲良く暮らすためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。私自身の経験や、周囲のママたちの話や様子を元に、その秘訣を考えてみました。■夫にも育児にがっちり参加させる周囲を見回すと、出産後も夫婦仲が安定している家庭は、いずれも夫の育児への参加度が高め。二人で協力しながら和気あいあいと育児を楽しんでいる印象です。一方、子どもができてから夫婦関係が悪化する家庭では、妻ばかりが育児と家事の負担を背負い込んでいるケースが多いようです。結果、妻には疲れとストレス、夫への不満がたまり、夫は孤立感を強めて、次第に夫婦仲は険悪に…。客観的に見ると、当然の流れかもしれませんね。そこで一番の解決策として提案したいのは、夫にも最初からどんどん育児や家事をさせること。「仕事がハードなのに、これ以上負担が増えるとかわいそう」なんて思う妻もいるようですが、夫の睡眠時間が少しくらい減ったとしても、育児にまったく参加できず、あとあと妻から愛想を尽かされる方がずっとかわいそうです。沐浴や外出時の抱っこ、食事を食べさせる係、保育園へのお迎えなど、できることは夫の担当と決めてしまうのがおすすめです。家庭内で子育てチームの一員としての役割があれば、夫が疎外感を感じることもありませんし、妻の側も、夫が一瞬でもいなくなると生活に支障をきたすので、別居や離婚なんて考えにくくなるでしょう。 ■夫のイクメンぶりを人前で褒めまくる夫に気持ちよく育児や家事に協力してもらうには、人前で夫のイクメンぶりを褒めるというワザも有効です。もちろん、夫の育児の仕方をけなすなんてもってのほか。育児スキルの高いタイプの妻の場合、夫の手際の悪さが気になることもあると思いますが、そこはガマンのしどころです。むしろ、自分の実家や友人宅などで、わざと夫に子どものお世話をさせて「私よりダンナの方がうまいのよ~」と持ち上げておきましょう。単純な男性は、みんなに褒められるとますます調子に乗って、育児や家事に精を出すようになります。妻もますますラクができて、夫婦仲も円満に。■月に一度は夫婦でデート夫によそ見をさせないためには、妻が最低限の女らしさをキープしておくことも必要です。美容院やエステサロン、マッサージに行きたいときは、夫に子どもを預けて堂々と一人で出かけましょう。美容は夫のためでもあるのですから、遠慮は禁物です。あとは、夫婦の時間をつくることも大切です。毎日、協力し合って子どもを早く寝かしつけた後は、夫婦でゆっくりお茶でも飲みながら会話できるといいですね。さらに月に一度くらいは、親や信頼できる知人、保育施設などに子どもを預けて、二人で映画やディナーを楽しむようにするといいでしょう。ここまで、出産後も夫婦が良好な関係でいるための秘訣をいくつか紹介しましたが、中でも「夫の育児参加」は大きなカギと言えそうです。育児は大変ですが、楽しい面もたくさんあります。子育てを通して苦労もハッピーも分かち合えば、夫婦の絆はむしろぐっと深まるのではないでしょうか。
2016年05月06日サンコーは、音声を別人の声に変化させる「にじいろボイスチェンジャーZ」を発売した。直販価格は税込7,800円。付属のヘッドセットが集めた音声を「ロボット」「とても高い女性声」「高い女性声」「女性声」「男性声」「低い男性声」「とても低い男性声」の7種類から選んで変化させるボイスチェンジャー。パーティーグッズや勧誘電話対策などへの使用を想定している。電源は内蔵のリチウムイオン電池で、充電はUSBケーブルで行う。バッテリー駆動時間は約40時間。本体裏にクリップを装備し、ベルトなどに取り付けることもできる。最大出力は15W。本体サイズはW82×D103×H48mm、本体重量は255g。
2016年03月02日●南極の話をKDDIが子どもたちに教える理由電子マネーの雄である交通系ICカードの「Suica」。2014年1月時点で4500万枚の総発行枚数を誇り、PASMOなど相互利用先を含む1日あたりの決済件数は500万件を超えているという。そのSuicaの右下にいる可愛い動物、それがペンギンだ。実はこのペンギン、特に愛称が定められておらず、単に「Suicaのペンギン」、「ペンギン」と呼ぶらしい。このペンギンは、南極に生息する実在の「アデリーペンギン」がモチーフ。南極にはほかに、「コウテイペンギン」も生息している。Suicaのペンギンは、アデリーペンギンがモチーフなんだよ――。そんな話を、各地の講演会で子どもたちに教えているのが、KDDI 技術企画本部 電波部 管理グループ マネージャーの大越 崇文氏だ。「なんでKDDIが南極なんだ」「auWALLETって電子マネーを運営しているのに、Suicaの宣伝をしていいのか」といったツッコミがあるかもしれないが、後者の疑問はひとまず置いておこう。KDDIが南極の話をする理由……それは、南極に日本が設置している「昭和基地」にある。昭和基地は、日本から1万4000km離れた南極大陸の端に位置する。ただし、正確には南極大陸には存在しておらず、大陸の岸から4km離れた「東オングル島」という島に位置している。もちろん、真冬の時期は島と大陸が氷続きとなるため、大雑把には「南極大陸の昭和基地」で問題ない。昭和基地が1957年に建てられてから、すでに50年以上が経過している。基地は大小60~70の建物で構成されており、気象観測棟や発電棟、居住棟、衛星を受信する通信棟などが存在する。そう、その通信を行う機能こそ、同社の社員の役割というわけだ。過去、11名が、観測隊として参加しており、現在は56次隊が南極で生活している。○協力しながら生活をする南極という地KDDIの総務部 CSR・環境推進室で室長を務める鈴木 裕子さんは、こうした活動を「とても意義があること」と話す。同社からは通信技術者を派遣しているが、通信技術者以外にも、施設の整備担当者、医師、研究者など、様々な職種の人物が互いに協力して南極での1年4カ月にも渡る生活を送っている。「社内でも『南極で仕事ができる』と何人も手を上げていますが、もちろん通信技術者の派遣は一人だけになります。もちろん、技術だけでなく、南極で生活していく上で、人格も重要な要素。色んな仕事といろんな仕事をやる必要があるわけです。こうした活動に会社として携われること自体も誇りです」(鈴木さん)南極に向かう観測隊の隊員は、国立極地研究所の所員として現地で活動を行う。繰り返しになるが、南極では、生物や気象観測、天体観測など、自然にまつわるありとあらゆる研究を行っている。そうした情報は、衛星通信を通じて、瞬時に日本に送ることができる。もちろん、インターネットの利用も可能だが、こうした通信設備が故障せぬよう、そして故障時にすぐに復旧活動が図れるように同社の社員がいるわけだ。●南極からのメッセージで子どもたちに伝えた意義54次隊で南極へ向かった大越氏は、こうした体験を今年に入ってから毎月のように子どもたちに伝えている。今回取材した毎日メディアカフェでは、小学校低学年の子どもたちが南極にまつわる様々な話を真剣な眼差しで聞いていた。特に、国立極地研究所の協力のもとに持ち帰ってきた「南極の氷」の体験コーナーでは、氷に水をかけて、氷の中に閉じ込められた2万年前の空気が弾ける音を、わいわいみんなで楽しみながら聞いていた。筆者も体験したのだが、純真な心を失ったためか、音を聞くことができなかったことだけ付け加えておきたい。また、まさに"通信"を使った、56次隊とのライブ中継も行われた。KDDIから参加している第56次日本南極地域観測隊の隊員 田村 勝義氏は、子どもたちの「今の気温は何度ですか?」「なんで隊員になろうと思ったんですか?」といった疑問に答えたのち、中継の最後に「メッセージ」を送った。「私は南極に来るのが夢でしたが、みんなも夢をたくさん持ってると思う。夢は強く願えば叶うものなので、諦めずに頑張ってほしい。もう一つは、人間は一人で生きられないということ。今も、基地で26人が頑張っています。(生活するための)水を作る人、機械を整備する人、お医者さん、みんなが協力しあって生活しています。夢も同じで、周りの人の理解がないと実現できません。そのためには、身の回りの人たちを大事にして、夢を叶えてください」(田村氏)鈴木氏も、田村氏の言葉こそ、KDDIとして子どもたちへ届けたいメッセージだと話す。「南極での仕事、宇宙飛行士のしごともそうだけど、私達の生活からすれば非現実的なお仕事。そうしたお仕事でも、夢を諦めずにやれば叶うというメッセージを、子どもたちに伝えたかったし、こうした取り組みを通じて伝えられたかなと思います。通信事業者として、『笑顔や思いを繋げる』ということを、ライブ中継を通しても伝えたかったし、子どもたちも具体的なイメージが湧いたかなと思います。1年4カ月という長い期間、家族と離れていて、数少ないメンバーで協力しながら生活をしている。そうした中で、家族とのコミュニケーションという大切な時間を守るために私達は通信を守っていますし、1万4000kmを超えて、リアルタイムで繋げる役割を担っています」(鈴木氏)なお同社では、19日にau SHINJUKUで南極の様子を伝える夏休みプチ体験教室を行う予定だという。
2015年08月04日20日(現地時間)にイベント出席した際、顔立ちが別人のように変わっていて世間を驚かせたレニー・ゼルウィガー。本人は悪びれることなく変貌を認め、「ハッピーよ」と語っている。20日、レニーはロサンゼルスで行なわれた「ELLE」主催の「第21回ウィメン・イン・ハリウッド」授賞式に出席したが、眉と目の間隔が以前よりずっと狭くなり、目尻にはしわがある一方、頬のあたりはこわばったようにも見えて、ネット上で「まるで別人!」と大騒ぎになった。現在45歳のレニーはこの騒ぎについて、「みんなが、私が別人に見えると思ってくれてうれしいわ!私の人生は変わったの。前よりハッピーで満ち足りた生活を送っていてうれしいから、きっとそれが外見に現われたのね。友達からも穏やかになったと言われているの」と「PEOPLE」誌に語った。かつては無理を重ねたうえ、疲労を隠すために間違った選択をしていたが、いまはより健康的なスローライフを楽しんでいるというレニー。恋人のドイル・ブラムホールとの関係も順調。「私の外見は変わったかもしれない。でも、加齢で変わらない人なんている?私は変わった。私は幸せよ」と、世間のうわさなどまるで気にしていない様子だ。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月23日