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子どもがベッドやソファから落ちて頭を打ってしまった! そんな経験は多くのママがしていると思います。頭の中は切り傷などと違って目には見えないので、このまま様子を見るべきか、すぐ病院に連れていくべきか、悩みますよね。 今回は、子どもがベッドから落ちて頭蓋骨にヒビが入るケガをしてしまったママ・Tさんから聞いた体験談を紹介したいと思います。 意識を失って、その直後に嘔吐この体験をしたTさんは、3人の子どもを持つママ。事故が起きたのは、三女が2歳のとき。小学生のお姉ちゃんたちと子ども部屋で遊んでいた三女が、三段ベッドの上から落ちてしまったのです。 リビングにいたTさんは「ドスン!」という音を聞いて、慌てて子ども部屋に飛んでいきました。すると床の上に倒れて泣いている三女がいて、お姉ちゃんたちが「ベッドから落ちた!」と顔面蒼白になっていたのです。 Tさんが三女を抱きかかえて「大丈夫?」と聞くと、「痛い痛い」と言いながら頭を触っていました。はじめは大きな声で泣いていて言葉も発していた三女でしたが、数分ほどして意識を失うようにすうっと眠ってしまい、その直後に今度は嘔吐。「頭を打って眠ったり嘔吐をしたりするのは危険な症状」という知識があったため、すぐに近くの救急病院へ向かいました。 頭蓋骨にヒビが2つ入っていた車の中から病院に連絡し、頭を打った状況を説明しました。すると病院の入り口で看護師さんが待機していて、そのままストレッチャーに乗せられて三女は処置室へ。その間もずっと意識はなく眠ったままでした。 そして頭のCT検査などをした結果、脳には異常はなかったのですが、頭蓋骨にヒビが2つ入っていると判明。「どうやって治療をするんですか?」と聞いたところ、先生からは「放っておくしかない」という答えが。子どもの頭は骨がやわらかく、しかも毎日少しずつ大きくなっているので、1カ月もすれば自然とくっついて治るというのです。 脳には異常がなく無事に退院!三女は意識を取り戻しておらず、その後の経過を見守るために入院することになりました。そしてベッドから落ちて14時間経過した翌日の朝、三女は目を覚ましたのです。 看護師さんが「○○ちゃん、誰かわかる?」と両親を指して聞くと、「ママとパパ」との答えが。そしてTさんが「大丈夫? 頭痛くない?」と声をかけたら「おなかがすいた」といつも通りの声が返ってきて、皆ホッとしたと言います。 脳には異常がないということで、その日の午後には退院。通院が必要かと思っていたら、先生からは「変わったことがなければもうこなくても大丈夫」と言われ、これにて治療はおしまいとなりました。 その後、1カ月は転んで頭を打たないように気を付けて生活をしていましたが、一度も頭を痛がることもなく元気いっぱい。先生の言うように、いつの間にかヒビも治っていました。 こうした事故は、家の中や公園など、どこででも起こりえます。今回のように、頭を打った直後に眠ってしまう、嘔吐してしまうなど、普段とは違う症状が出たらすぐに病院に連絡して適切な処置を受けたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。
2020年05月16日ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! 8歳と5歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。自粛中の運動不足解消のためトランポリンを購入したり、出している家庭も多いと思います。うちも子どもの運動不足解消の為に出しています。今日はトランポリンで思いがけないケガをしてしまった長男の話です。■掃除中、突然叫び声が…!今から3年くらい前の事だったと思います。トランポリンはリビングの隅に置いていたのですが、掃除機をかけるために壁に立てかけていました。この日は日曜日。家には子どももいました。キッチン周辺に掃除機をかけていると、長男の叫び声が聞こえました。長男を見ると…■顔面血だらけの長男が…!何事かと思って振り返ると顔面血だらけだったんです…!そしてそこには立てかけてあったはずのトランポリンが倒れていました。頭の傷口はぱっくりと開いており、物凄い血の量で焦りました。日曜日だし近くの病院はやっていないので、大きい病院の救急センターに問い合わせてすぐに向かいました。病院に着く頃には出血も落ち着いていたので少し安心。傷口は医療用のホッチキスで2ヶ所留めてもらいました。帰宅してから長男に詳しく話を聞くと、トランポリンを立てかけてあるすぐそばで寝転がって遊んでいたそうです。その時にバタバタさせていた足がトランポリンに当たって倒れ、トランポリンの内側の金具が頭に直撃したようです。でもトランポリンを見てもどこに当たったのかよくわかりませんでした。掃除機をかけ終わった時点ですぐにトランポリンを元に戻せば良かったと反省しました。そして、子どもにももう少し注意の目を向けていれば…と思いました。もっと大きなケガをしていた可能性もあるし、2針程度で済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれません。このケガ以来、掃除をしたらすぐに戻し、トランポリンの足が緩んでいないかなどの安全点検を定期的にしたり、子どもが危ない使い方をしないよう、よく言い聞かせています。我が家みたいなケースは稀だと思いますが、思いがけないケガに繋がる事もあるのでお気を付けください…!
2020年04月23日娘が生後9カ月のとき、リビングのソファでつたい歩きをしていたら転んで顔を3針縫うケガをしてしましました。顔に傷をつくってしまい、痕が残らないかとても心配しました。事故を防ぐことはできなかったのか……。家具の配置などを工夫すればよかったのでは……と後悔した体験談を紹介します。 つたい歩きをしていたら…娘が思わぬケガをしてしまったのは、生後9カ月のときでした。夜、寝る前にリビングのソファでつたい歩きをしていたら転倒!! ソファの横にあった本棚の角に顔をぶつけて目の上を切ってしまい、流血!! 娘は大泣きしました。かなりの出血だったので、私はパニック状態。 落ち着かなければ……と自分に言い聞かせ、こわごわ娘の顔を確認すると、目の上に2cmほどのパックリ切れた傷が! 洗面所で目の中に入った血を洗い流してきれいにして、止血のためにガーゼで傷を覆って圧迫しました。しばらくすると出血はおさまり、痛みも弱くなってきたのか、娘は寝てしまいました。 夫の帰宅を待ち、急いで病院へ出血はおさまったものの、傷が深そうだし、病院に連れて行こう! と思いましたが、当時2歳の上の子もすでに寝ていたので、2人抱っこして病院に行くのは無理。車通勤の夫は仕事中のため、家には車がない状態。もうすぐ夫が帰宅する時間だったので、帰ってくるまで待つことに。待っている間に、夜間救急で診療してもらえる病院を電話で確認しておきました。 その後22時ごろに夫が帰宅し、夫に息子を預けてやっと病院へ向かうことができました。病院の先生に診ていただくと、傷が深いので縫合が必要とのこと。大泣きする娘を処置室に残して、待合室で待っている時間がとても長く感じました。結局3針縫って処置は完了。案外、その後の娘はケロッとしていました。 傷はきれいに治るのか?翌日からは紹介してもらった近所の病院で、消毒してもらうことになりました。顔の傷痕を心配する私に先生は、「多少は傷痕が残るかもしれないけど、とてもきれいに縫ってもらっていますよ」と言ってくださり、ひと安心。 数日後、抜糸をして、その後は傷を保護するテープを半年間貼り続けました。その結果、傷痕はよく見ないとわからないほど、きれいになりました。処置してくださった先生方に感謝です。 何の危険もないと思っていたわが家で、こんな事故が起こるとは想像していませんでした。テレビ台の角にはコーナークッションをつけたり、娘には後頭部を守るヘッドガードリュックを背負わせたりしていて、それで安心だと思っていました。今回のことで、赤ちゃんの動線をもっとよく考えて家具を配置すべきだったと反省。今は可能な限り危険な場所を減らすように努力しています。 著者:西 さくら3児の母。2級建築士・整理収納アドバイザーの資格を取得。自身の体験をもとに、インテリアと子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年01月08日出産前は意識していませんでしたが、子どもは急な発熱やケガなどのトラブルがつきものです。そんなもしものときに慌てずに対処できるように、私がおこなった緊急連絡先の洗い出しや小児科のリサーチなど、役立った3つのことをお伝えします。 近所の小児科をリサーチしておく私がまず出産前におこなったのは、近所の小児科のリサーチでした。Googleマップで小児科を探して、一軒ずつ口コミや行き方を調べました。診察時間や、予約の方法がネット予約なのか直接行かないといけないかなど、いろいろ調べることができます。ストリートビューの機能を使って、実際に子どもを連れて行く道順を確認したりもできるので、いざ子どもを連れて行くとき、道に迷ったり予約方法を探したりする手間が省けました。他にも休日診療の小児科を確認したり、かかりつけにする予定の病院が休みだったときのために、他の病院は何曜日休みなのかもチェックしておきました。 救急車を呼ぶときの手順を確認呼ぶ機会がないことを願いますが、救急車の呼び方も調べました。特に1歳未満は高熱や熱性けいれんなどで、状況によっては救急車を呼ぶ必要があると知りました。そこで、救急車を呼んだときに聞かれる内容や持ち物(保険証、医療証、お薬手帳、母子健康手帳、おむつなど)をリストにして冷蔵庫の目立つ場所に貼りました。さらに、いざとなったときにパニックになる自信があった私は、読み上げる用に家の住所と電話番号も一緒に書いておきました。実際、長男が2歳のときに救急車を呼ぶことになり、このリストは本当に役に立つことになったのです。 夜間救急やサイトも登録子どもが深夜に熱を出したときなどに、対処法を相談できるサイト「こどもの救急」も事前に調べブックマークしておきました。その他にも、こども医療でんわ相談(#8000)や、住んでいる場所での夜間休日救急の問い合わせ先(電話番号・住所)もスマホに登録しておきました。地域のこういった情報は、市のホームページなどから簡単に調べることができます。また、わが家には当時、自転車も車もなかったので、移動手段としてタクシー会社も調べて登録しておきました。 お伝えしたリサーチがわが家では大いに役立ちました。特に近所の小児科は病気やケガだけではなく、予防接種などで長く通うため、時間に比較的余裕のある産前にじっくりと調べることができてよかったです。 著者:竹内優実5歳と2歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2019年12月01日ハル・ベリーが監督デビュー作で総合格闘技をテーマとした『Bruised』(原題)の撮影中に、ケガを負ったという。撮影地のニュージャージー州のメディア「NJ Advance Media」が伝えた。ハルは同作で主演も務めており、製作総指揮のブライアン・ピットによると「ファイトシーンで軽いケガを負った。彼女は疲れていて、休みが必要だった」とコメントしているという。ケガの度合い、詳細は語らなかったが、「シリアスなものではない」とのこと。「少し(撮影の)スケジュール調整が必要かもしれない」と、一定期間の撮影休止を示唆した。初めての監督作品とだけあって、ハルのこの作品にかける情熱はすさまじかった。今月に入って撮影がスタートしてからは、インスタグラムにこの作品に関連した投稿が増えた。9日には引き締まって割れた腹筋を披露。「ゴールを決めて達成するほど気持ちのいいことって、ない。『Bruise』のために割れた腹筋を目標にしていたんだけど、今日ついに手に入れた。信じられない」と興奮を綴った。ハルが同作で演じているのはMMA(総合格闘技)の元選手。5年のブランクを経て復帰を果たすという内容で、以前「メッセージ性のある作品。女性に聞いてもらいたいメッセージが」と語っていた。(Hiromi Kaku)
2019年11月19日ウーマンエキサイトの読者のみなさんこんにちは! 8歳と4歳のやんちゃ兄弟を育児中のなーみんです。やんちゃな子どもを育てていると、いつもケガと隣りあわせ。転んで擦り傷、ぶつけてアザができるなど日常茶飯事。親がどんなに気を張っていても、子どもがケガをしてしまうときってありますよね…!でも、時にそれが”大ケガ”につながることも…。うちの長男は頭を2回、次男は鼻を1回縫っています。どれも「まさか」の出来事でした。今回は、長男が3歳の頃、初めて頭を縫ったときのエピソードです。■長男が初めて頭を縫ったときのエピソードアトピーで入院していた長男の退院の日の出来事でした。ちょうど院内には、看護師研修中の学生さんがたくさんいました。どの学生さんも小さい長男にやさしくて、長男は学生さんが大好き。学生さんが来るたびにテンションが上がっていました(笑)退院の前にシャワーを浴びるため、病室で待っていると、ひとりの学生さんが長男の様子を見に来てくれました。この時、長男は病院の服を着ていたんですが、少しサイズが大きくて、ズボンの裾が床についていました。(危ないのでズボンの裾は折っていましたが、折った部分が元に戻ってしまっていたと思います)■学生さんと話しているうちに、長男のテンションが上がり…学生さんと話しているうちに、だんだんと長男のテンションが上がり…変なダンスを踊り始めた瞬間。ズボンの裾を踏み、運悪くテーブルに頭を強打!長男は大泣き!!頭を打っただけかと思いきや…よく見ると頭に「穴」が開いていたんです!どうやらテーブルの角にブツけてしまったらしく、3ミリくらいの穴のような傷が。例えていうなら、リンゴを机の角にブツけたときに、凹んだような状態でした。すぐに学生さんが医師を呼んできてくれました。医師に診せると「院内の出来事だから、このまま帰すわけにはいかない」と、すぐに院内の外科へ。外科の診断の結果「縫ったほうがいいね~」と言われ、血の気がサーッと引きました。ちょっと待って…心の準備が…!しかし「大した傷じゃないけど、縫ったほうが治りが早いから」とのことで、処置をお願いしました。 ■麻酔から長男は大泣き何をされるのかわかっていない長男は、ベッドに寝かされると「フフッ」と笑っていましたが、つぎの瞬間、麻酔をされて…ぎゃあああああと大泣き。その後も「痛いぃぃやめてぇぇぇぇ」と泣いている長男。カーテンの向こうで処置されている長男を想像すると、私もつらくなりました。縫ったのは1針でしたが、それでも痛々しい傷跡でした。退院でやっと家に帰れると思った日のまさかの出来事。このケガは、ズボンの裾をちゃんとチェックしていれば、防げたかもしれません。でも、子どもは大人が予期せぬときに、ケガをしてしまうこともあります。裾を折っても、すぐ戻ってしまうようなズボンを子どもに履かせる際は、お気をつけくださいね!
2019年10月24日男の子ママのみなさま、男の子って…本当にケガが絶えませんよね。わが家の男の子も、しょっちゅうケガをします。今回は男の子育児3年目の私が、息子のケガから学んだお話です。■男の子あるある? ケガが絶えない息子第1子が女の子(現在8歳)、第2子が男の子(現在3歳)のわが家。男の子が活発であることは知っていましたが、娘は小さいころからケガがほとんどなかったため、息子が生まれてから、その活発さに驚きました。走っていて転び、豪快にひざをすりむいたり…激しく踊ってバランスを崩し、ベッドに歯茎をぶつけたり…高いところに登って、落ちたり…歩けるようになってから、とにかく息子はケガが絶えませんでした。私は息子がケガをしないように、危ないことをやめさせたり、上がるテンションを落ち着かせたり、走り回る息子に、黒子のようについて回ったりしていました。しかし、息子は何度もケガを繰り返します。そのたびに、私はヒヤヒヤしていました。■大量の血にパニック! しかし…1歳のころ、息子は玄関の段差に顔面からつっこみ、唇を切り、流血してしまったことがありました。思った以上の血の量に、私はパニックになりました。しかし旦那は、冷静に血をふき始めました。血をぬぐうと、傷はそこまで大きくなく、涙とよだれで血が多く見えることがわかりました。そのとき、男の子のケガはある程度は仕方ない…、落ち着いて軽傷か重症かを判断しなければならない…と学びました。しかし、大ケガになるような行為は黙認できない!今日も私は、息子を追いかけています(笑)
2019年10月17日どうもこんにちは、のばらです! 前回 の続きです。おでこにケガをし、病院で処置をしてもらった息子。すっかり元気になりましたが、改めて家を見まわしてみると…。いかんですね。毎日必死に見守っているけれど、3人目という経験からくる余裕からか、1人目のときの緊張感が、3人目のときにはすっかり薄れておりました。家の中でも何があるかわからない、と今回改めて痛感…!軽いケガなら経験してどんどん強くなってほしいけど、大きな事故に繋がらないよう、しっかり見守っていきたいです…!!
2019年09月20日子どもがケガをするのは一瞬ですね。あれは幼稚園のお迎えのあと、ママ友さんに挨拶をしていたときのこと…え?泣き声?なにごと~~?と見てみると次女が階段でこけてました!そもそも帰り道で階段に上る必要はないのに~!なんで?どうした?と私も多少パニックに。階段のふちにおでこが当たったようです。頭のケガはたいしたことなくても、結構な血が出るから…たいしたことないといいけど…!と祈るような気持ちで病院へ。結局2針ぬうことになりました。小学生になった今でもその時の傷がうっすら残っています。次女本人はそのときのことを武勇伝のように語っていますが…
2019年09月14日どうもこんにちは、のばらです!前回の続きです。家の中でおでこパックリのケガをした息子。夜間診療で応急処置をしていただき、後日改めて病院へ行くことに。もうね、ドア越しにママを呼ぶ息子の絶叫ったらもう…!全て終えて出てきた息子と涙の抱擁を交わしましたよ!ちなみに、縫合の直前に看護師さんに「モモくんの着替えは持ってきてますか?」と聞かれたのですが…、なるほど。縫合を終えて出てきた息子は、全力で抵抗したのが容易に想像できるほど、大量の汗で全身ぐっしょりになっていたのでした。よく頑張った! 息子よ!!
2019年09月13日昨今の公園や広場では、ケガや事故の予防のために、さまざまな禁止事項が設けられています。もちろんケガや事故を避けることは大切ですが、子どもには思う存分身体を動かして遊んでほしいものですよね。そんな元気なお子さんにおすすめなのが「プレーパーク」です。今回は、プレーパークの概要や、おすすめのプレーパークをご紹介しましょう。プレーパークってどんな場所?プレーパークとは、子どもが自由に遊べる野外広場のことで、冒険遊び場とも呼ばれています。1943年にヨーロッパで生まれたプレーパークは、近年日本各地に広まっており、現在全国400カ所以上設置されているのだそう。乳幼児、小学生、中高生、その親や祖父母、地域の人々など、さまざまな年代の人々が訪れる場所で、場合によっては保険料がかかることもあるようですが、入園料はかからないことが多いようです。最近は、多くの公園でボール遊びや木登りなどが禁止されているもの。しかし、プレーパークでは禁止事項をなるべく設けず、子ども自身が責任を持ちながら何かに挑戦したり、冒険したりして自由に遊ぶことがコンセプトになっています。そのため、ボール遊びや木登りはもちろん、たき火や泥んこ遊び、手作りの遊具などで思いっきり遊ぶことができるのが特徴です。NPO法人 日本冒険遊び場づくり協会の代表・関戸博樹氏は、「遊ぶ」という自発的で主体性をもつ行為こそ、子どもが社会に出てどう生きるかの土台となっており、人の心身の育ちに直結しているといいます。関戸氏いわく、地域の中に「子どもの都合」を守れるプレーパークを創り出すことによって、子どもたちがそこで仲間を探して遊びを生み出し、さらには自らと自らの持つ力に向き合いながら育っていくことができるそうです。プレーリーダーって?プレーパークには、プレーリーダーというスタッフがいます。プレーリーダーの役割は、プレーパークに危険物がないかチェックしたり、一緒に遊具を作ったりして子どもたちの遊びをサポートすること。遊び方がわからない子どもや、慣れない場所に緊張しているような子どもがいた場合には、声がけし、プレーパークを楽しめるようにリードしてあげることもあるのだそう。また、遊びを通して子どもたちとプレーリーダーの間に信頼関係が生まれ、親や先生にはなかなか話せないような悩みを相談するケースもあると言います。愛知県にある「てんぱくプレーパーク」のプレーリーダーで、保育士の経験もある雪岡抄代子さんいわく、プレーリーダーの役割は「子どもたちが思いついたこと、やりたいことを試行錯誤しながら実現できる環境を考えていくこと、手出し口出しをせず見守ること」だそうです。本当に危ない局面では大人がすぐにストップをかけますが、プレーパークでは、「危ない」「汚い」「やってはダメ」「早くしなさい」と言った口出しはNGなのだとか。小さな危険やケガから学べることあまり禁止事項を設けておらず、子どもが自由に遊べるプレーパークですが、「ケガをしないか心配」という保護者の方もいるかもしれません。しかし、「てんぱくプレーパーク」代表の沢井史恵さんは、次のように述べています。「危険を測るのは経験値、感覚。たとえば小さいときに転んだ経験がないと、大きくなって転んだとき、受け身がとれなくて大ケガをしてしまうかもしれないですよね。火を使った遊びにしてもそう。慣れている子は火の怖さも知っています。火に慣れていない子は、上手な子の手元をしっかり見て、扱い方を学んでいくんです」(引用元:COE LOG中部電力|心と体を解き放つ、子どもの「やりたい!」をかなえるプレーパーク)全国のプレーパークづくりを支援している特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会によると、人間は危険から自分の身を守る本能を持っており、特に子ども時代には小さなケガをしながら、大きな事故を避けられるような勘や、身のこなしを覚えていくのだそう。そのため、プレーパークは、実体験を通して「こうすると危ないから、もうやらないようにしよう」という危機管理能力を自然と身につけていく場ともいえます。イギリスで冒険遊び場作りに尽力したアレン・オブ・ハートウッド卿夫人は“Better a broken bone than a broken spirit”(心が折れるより骨が折れる方がマシ)というモットーを掲げていたそう。骨が折れるのも良くないですが、身体面のケガにばかり注意を払っていては、「やってみたい」「遊んでみたい」という気持ちがポッキリと折れてしまうかもしれません。もちろん、本当に危険なことをしようとしていたり、ケガをしたりした場合にはプレーリーダーがすぐに対応してくれるので、さほど心配はいらないと言えるでしょう。関東のおすすめプレーパーク3つ最後に、関東のおすすめプレーパークをご紹介します。●渋谷はるのおがわプレーパーク東京・渋谷区の代々木公園のすぐ近くにあるプレーパークです。タープを張ってくれるため、雨の日でも遊ぶことができます。ベーゴマ&くぎさし大会や、季節の遊びなどを行なうおしゃべりカフェといった、定例イベントも開催されています。●プレーパークせたがや東京・世田谷区の世田谷公園の一角にあるプレーパークです。乳幼児向けのイベントもあり、夏には手作りのウォータースライダーも楽しめるそう。同系列のプレーパークに「羽根木プレーパーク」「駒沢はらっぱプレーパーク」「烏山プレーパーク」もあります。●川崎市子ども夢パーク神奈川県・川崎市高津区にあるプレーパークです。水遊びやたき火ができる野外広場のほか、楽器の練習ができるスタジオ、屋上や屋根裏、ログハウスなどさまざまなスペースがあります。また、乳幼児向けの絵本の読み聞かせも行なっているそう。最寄りのプレーパークはこちらから検索してみてくださいね。→全国冒険遊び場検索マップ***子どもに遊ぶことの楽しさを実感してもらえるだけでなく、自主性や危機管理能力が育つことにもつながるプレーパーク。休みの日に、ぜひ親子で訪れてみませんか。文/田口 るい(参考)学研キッズネット|思いきり自由に遊べる「冒険遊び場(プレーパーク)」を知っていますか?学研キッズネット|自分の責任で自由に遊ぶ、冒険遊び場「プレーパーク」~‟こがねい子ども遊パーク“インタビュー~特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会|冒険遊び場とはCOE LOG中部電力|心と体を解き放つ、子どもの「やりたい!」をかなえるプレーパークプレーパークせたがや|イベント(TOP)渋谷はるのおがわプレーパーク川崎市子ども夢パーク特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会|全国冒険遊び場検索マップConobie|「心が折れるより、骨が折れたほうがマシ」子どもの育ちを促す“危険”と向きあおう
2019年08月09日小さな子どもにケガや失敗はつきものだとわかってはいても、つい危険から遠ざけてしまうのが親心。わが子を大切に思うほど、「ほら、危ないから高いところに登っちゃダメ!」「そんなことしたらケガするよ!」と、口を酸っぱくして言ってしまいますよね。でも、安全な場所にずっといるわけにはいきません。子どもはいずれ大きくなり、やがて自分の力で困難や危険を乗り越えなければならないのです。今回は、「子どものうちに体験しておきたい危険なこと」について考えていきましょう。危険を排除した環境で子どもはどう育つ?TOKYO PLAY代表理事・嶋村仁志さんによると、幼いうちから「小さな危険」を伴う遊びをきちんと体験することが重要だといいます。子どもをどんどん危険から遠ざける昨今の傾向をふまえて、危ないものはすべて排除するような環境で育つ子どもの将来を危惧している嶋村さんは、次のように述べています。そんな環境で育った子どもは、チャレンジできないまま体だけが成長し、本当の危険や恐怖を実体験のなかで得ることができない。そうなると、自分の痛みを知らないばかりか、他人の痛みにも共感することができないのです。それは、子ども自身はもちろん、その周囲の人間にとっても危険なことでもあります。(引用元:Study Hacker こどもまなび☆ラボ|大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?)高さの感覚は5歳までに80%が育つといいます。もし幼少時に高いところに登らせてもらえずに、「高いところはこわい」という感覚をもてないまま中高生になったとしたら、悪ふざけのつもりで命が危険にさらされるようなことをやりかねないのです。小さいうちに危険を体感し、成長した後により大きな危険を招かないようにすることこそ、大人として子どもに教えてあげるべきなのではないでしょうか。子どもは、一番身近で大切な大人に見てもらって「すごいね!」と言われることによって、自信につながり自己肯定感を高めることができます。逆に失敗して落ち込んだり、怒られてしょげたりしているときも、その気持ちを受け止めてくれたという安心感が次なる力を生みます。たとえ失敗しても、立ち直って「また挑戦しよう」というチャレンジ精神が大事なのですね。子どもが体験するべき“危険なこと”とは?2007年、TEDで話題になった講演があります。それは「子どもがすべき危険なこと」についてです。この講演では、子どもたちに対する安全規制の行きすぎに言及し、「あえて危険なことをやらせて、安全な環境を自分でコントロールする術を学ばせるべき」という提案をしています。プレゼンターは、コンピューター科学者でティンカリング・スクール創設者でもあるゲイバー・タリー氏です。“ティンカリング” とは、楽しみながら機械をいじり、修理、改造、発明をするという意味。その教室では、自分の手でなにかを作ることの楽しさを子どもたちに教え続けています。タリー氏は講演の中で、アメリカで製造されたり販売したりしている製品につけられたすべてのビニール・フィルムに、『窒息注意』の警告が書かれていることを嘆き、安全ゾーンの範囲を狭めることで、身のまわりの世界との接し方を学ぶ貴重な機会から遠ざけていると危惧しているのです。もちろん、子どもたちを危険から守ることは必要です。(中略)しかし、それが過保護になってしまっては、子どもたちの危険に対する判断力が養われず、社会の責任が果たせません。私たちがするべきなのは、未知のもの(またはよくわからないもの)と、本当に危険なものとの区別をつけられるよう、子どもたちに学ばせることです。(引用元:ゲイバー・タリー 著/金井 哲夫 訳(2011),『子どもが体験するべき50の危険なこと』,オライリー・ジャパン.)タリー氏は、子どもに「力量」をつけさせることこそがもっとも重要だと述べます。ここでいう「力量」とは、“現実世界で困難な問題に遭遇したときに、うまく対処できる力” です。「力量」がない人は、簡単でわかりやすい対策が見つからないとすぐにあきらめてしまう傾向があり、最初の失敗でくじけてしまうことが多いそう。■力量が高い人の特徴・問題の前後関係を調べ、必要な道具と素材を探し、いくつかの対策を考えることができる。・障害を乗り越える力があり、失敗を教訓として役立てることができる。・物をいじくり回して仕掛けを探るくせがある。・よく質問をし、答えが得られないときは自分で答えを見つけようとする。・深くはなくても広範な知識を持っている。・自分に自信を持っている。このように、どんな状況でも何が起きても対処できることが自信につながるというわけです。その「力量」をつけるために、タリー氏は著書で『50の危険なこと』をするべきだと提唱しています。その中からいくつかご紹介しましょう。○高いところから落ちてみよう落ち方を習得することで、地面から受ける衝撃を上手に逃がすことができます。安全に飛び降りる方法を心得ておけば、高所でパニックに陥ることも少なくなるでしょう。○家電品を分解しよう魔法の箱のように思われている家電製品の中身がどうなっているか、知りたくない子どもはいません。不要になった電化製品を分解してみると、ひとつひとつの小さな部品にも役割があることがわかります。そしてどんなに複雑なものでも、その一部がわかれば最終的には全体を理解できるようになるはずです。○ナイフで削ろう道具を使いこなす技能を高めるには、“実行して結果を見る” という繰り返しの行動が重要です。力を入れすぎないこと、一度に厚く削ろうとしないこと、ナイフの刃が届くところに人がいないこと、必ず自分から向こうに向かって刃を動かすこと。これらの約束は必ず守らせましょう。○レシピ本に逆らおう新しいものを発明するためには、実験、テスト、改良という過程を踏む必要があります。自分だけのレシピを作り出すことで、台所がより身近な場所になるでしょう。好きな材料を集めて、混ぜ合わせたら美味しそうだと思う組み合わせを考えます。小麦粉やバター、卵、チョコレートなど、分量は自分で考えて、すべて混ぜたらオーブンで焼き上げます。子どもの自信は「刃物」と「火」によって育つ!?小さいうちは遠ざけがちな「刃物」と「火」。ただしこれらは生きていくために必要不可欠であり、早いうちから身につけておくことでさまざまなメリットをもたらします。食育・料理研究家の坂本廣子さんも、「刃物と火を扱えるようになれば、これほど子どもの自信につながる体験はない」といいます。どちらも事前にしっかりと注意点を確認し、約束を守ることを条件として使わせるようにしましょう。刃物をつかうとき子どもに言い聞かせること1.包丁の使い方を説明して、「守ってね」とお約束する2.子どもを信頼して包丁を渡す3.危なっかしくても手を出さずに見守ること親が子どもを信じて見守る姿勢を貫くことで、子どもは信頼してもらったと感じて期待を裏切りません。心配性の親御さんはつい柔らかいものばかりを切らせようとしがちですが、にんじんなどの固い野菜も切らせてみましょう。基本の「ネコの手」だけでなく、手の平で押し切るときには指先をピンと伸ばすことも教えられます。包丁の使い方に慣れたら、手の平の上で豆腐を切るのにもチャレンジしてみましょう。豆腐をそっと手の平の真ん中にのせて、包丁をまっすぐにおろし、刃が手に当たったらまっすぐ上げるのがポイントです。火を使うとき子どもに言い聞かせること1.火の扱い方を説明して、「守ってね」とお約束する2.つけ方の前に、消し方をおしえる3.やけどの手当ての仕方も教えておくまずは火の消し方から教えます。火を消して、確実に消えていることを確認してからつけ方を教えましょう。「熱くなっているところは触らないよ。もし触っちゃったらすぐに冷やせば大丈夫だからね」と安心させてから火をつけます。坂本先生は、「火や刃物を使えるようになれば子どもの自信につながります。安全を確保し、やり通すことができたという自信が子どもの達成感と自立心を育むのです」と述べています。「まだ早いかな?」「うちの子にはできないはず」と思い込むのではなく、わが子を信じてチャレンジさせてみましょう。***「ケガや火傷をさせないように」といつも注意深く見守り、ときには先回りして危険を排除することも、親の愛情のひとつです。しかし、子どもの自立心や自己肯定感を育てるには、成功体験をベースにした自信が必要不可欠。私たち大人が思っているよりも、意外と子どもたちは感覚的に危険への対処法を知っているものですよ。(参考)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|大切にしたい遊びの“リスク”。子どものチャレンジを支える遊びのルールとは?Study Hacker こどもまなび☆ラボ|中高生では遅い。子どもが体験すべき「小さな危険」と「小さないたずら」YouTube|TED|ゲイバー・タリー「子どもにさせるべき5つの危険なこと」ゲイバー・タリー 著/金井 哲夫 訳(2011),『子どもが体験するべき50の危険なこと』,オライリー・ジャパン.『できる子になる!0歳からのお手伝い』クーヨンBOOKS12,2015年6月,クレヨンハウス.
2019年08月02日私には8歳、7歳、6歳、2歳になる子どもがいます。育児で一番気を付けていることは、「大ケガをさせない」ということです。大ケガは親子共々つらいもの。一歩間違えば大ケガをさせてしまうところだったという、私のヒヤッとした体験をご紹介したいと思います。 「車のドアに指が挟まった!?」 「つないだ手を振りほどき道路に突進!」 「あと1cmずれていたら顔に直撃」また、あるときは風が強い日も怖い思いをしたことがあります。2歳の末っ子を車のドアのそばに立たせ、荷物を置こうと思った瞬間、急な突風にドアを持って行かれ、危うくドアが子どもに当たるところでした。 あと1cmずれていたら、子どもの顔に直撃だったと思います。車のドアは重く硬いので、考えるだけでゾッとしました。 子どもたちが4歳、3歳、1歳だったころは、3人を連れてお散歩に行こうにも目が行き届かず、別々の方向に走っていく……なんてこともしょっちゅう。そのため、子ども用のハーネスをつけて安全を確保していました。命を守るグッズを使うのも1つの手かなと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師REIKO著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。ぎゅうにゅうです。今回は ヒヤッとしたケガや事故 についてのエピソードです。まだ下の子がまだお腹にいた頃のこと、長女と公園に行きました。何か棒を持ってきて見せてくれました。変なもの拾っちゃダメだよ!って軽く注意したんですがしばらくすると…突然手を痛がってる…!あの棒でケガをしたの?!と思って見てみると…ひぇえ…手のひらに細かいガラスの破片がびっしり!なんと娘が持っていた棒は壊れた傘の骨だったみたいで…コーティングされていたグラスファイバーが手に刺さりまくっていたのです…!急いで病院に連れていきました。ガラスが入り込んでしまうのではないか? と焦りまくってたんですが、ガムテープで軽く取って手を洗って、大丈夫だと思いますよ~とあっさり言われました。結果、何事も無く…ほんとに安心しました。まさか落ちてた棒を触ってこんなことになるなんて…子どもの行動は予想外ですよね、変なゴミを拾わないように…皆さんもお気をつけください!
2019年04月21日子どもがベッドやソファから落ちて頭を打ってしまった! そんな経験は多くのママがしていると思います。頭の中は切り傷などと違って目には見えないので、このまま様子を見るべきか、すぐ病院に連れていくべきか、悩みますよね。 今回は、子どもがベッドから落ちて頭蓋骨にヒビが入るケガをしてしまったママ・Tさんから聞いた体験談を紹介したいと思います。 意識を失って、その直後に嘔吐この体験をしたTさんは、3人の子どもを持つママ。事故が起きたのは、三女が2歳のとき。小学生のお姉ちゃんたちと子ども部屋で遊んでいた三女が、三段ベッドの上から落ちてしまったのです。 リビングにいたTさんは「ドスン!」という音を聞いて、慌てて子ども部屋に飛んでいきました。すると床の上に倒れて泣いている三女がいて、お姉ちゃんたちが「ベッドから落ちた!」と顔面蒼白になっていたのです。 Tさんが三女を抱きかかえて「大丈夫?」と聞くと、「痛い痛い」と言いながら頭を触っていました。初めは大きな声で泣いていて言葉も発していた三女でしたが、数分ほどして意識を失うようにすうっと眠ってしまい、その直後に今度は嘔吐。「頭を打って眠ったり嘔吐をしたりするのは危険な症状」という知識があったため、すぐに近くの救急病院へ向かいました。 頭蓋骨にヒビが2つ入っていた車の中から病院に連絡し、頭を打った状況を説明しました。すると病院の入り口で看護師さんが待機していて、そのままストレッチャーに乗せられて三女は処置室へ。その間もずっと意識はなく眠ったままでした。 そして頭のCT検査などをした結果、脳には異常はなかったのですが、頭蓋骨にヒビが2つ入っていると判明。「どうやって治療をするんですか?」と聞いたところ、先生からは「放っておくしかない」という答えが。子どもの頭は骨がやわらかく、しかも毎日少しずつ大きくなっているので、1カ月もすれば自然とくっついて治るというのです。 脳には異常がなく無事に退院!三女が意識を取り戻していなかったことと、その後の経過を見守るために入院することになりました。そしてベッドから落ちて14時間経過した翌日の朝、三女は目を覚ましたのです。 看護師さんが「○○ちゃん、誰かわかる?」と両親を指して聞くと、「ママとパパ」との答えが。そしてTさんが「大丈夫? 頭痛くない?」と声をかけたら「おなかが空いた」といつも通りの声が返ってきて、みなホッとしたといいます。 脳には異常がないということで、その日の午後には退院。通院が必要かと思っていたら、先生からは「変わったことがなければもう来なくても大丈夫」と言われ、これにて治療はおしまいとなりました。 その後、1カ月は転んで頭を打たないように気を付けて生活をしていましたが、一度も頭を痛がることもなく元気いっぱい。先生の言うように、いつの間にかヒビも治っていました。 こうした事故は、家の中や公園など、どこででも起こりえます。今回のように、頭を打った直後に眠ってしまう、嘔吐してしまうなど、普段とは違う症状が出たらすぐに病院に連絡して適切な処置を受けたいですね。著者:高橋じゅんこ一児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年04月18日TOKIOの城島茂(48)が来年元日に放送予定の「ウルトラマンDASH」(日本テレビ系)収録中にケガを負っていたと、12月5日に各スポーツ紙が報じた。城島は、はしごを使ったパフォーマンスの練習中に背中を負傷。腰椎横突起という背骨から張り出した突起部分にヒビが入り、痛みがひくまでに2週間かかるという。Twitterでは心配する声が上がっている。《城島くん怪我……大丈夫??心配になるわ》《ちゃんと治して無理しないでほしいな お正月特番はもちろん楽しみだけど、リーダー頑張ってるから心配です》《城島くんもう50近いんだから気をつけてね?ほんと心配だからさ……これからも鉄腕DASHとTOKIOのファンでいるから身体には十分気をつけて下さい》いっぽう各スポーツ紙によると、城島はこうコメントを発表しているという。「まさか、はしごのパフォーマンスで、病院をはしごすることになるとは……大したけがでもないのに、ご心配をおかけして申し訳ございません」思わぬアクシデントに見舞われても、ダジャレを忘れない城島ーー。そんな姿に安堵の声も《業務連絡にまでダジャレ入れてくる城島さんのプロ根性に、不謹慎ながら笑ってしまった……そういうひとやった……》《城島リーダーは怪我をしてもダジャレは忘れない》《こんな時までダジャレで閉めようとする城島リーダーが私は大好きだよ》6日には「ビビット」(TBS系)に出演した国分太一(44)が、城島と電話で会話したと告白。「『大丈夫だから、心配しないでくれ』とは言っていました」と報告しつつ、「『はしごで病院をはしごした』というダジャレは本当に大丈夫なのか?」と苦笑い。しかし「今日には仕事復帰するみたいなので、すみません。ご心配おかけしました」と頭を下げていた。
2018年12月06日あれは次男が幼稚園の年長さんだったころの話。お風呂に入ろうと準備してるはずの次男が突然の号泣!何事かと思ったら流血してるーーー!!理由を聞いてみたところ部屋で服をぬいで全裸になった次男は台所をかけぬけて、風呂場目指して全力疾走!冷蔵庫のドアの下をすりぬけ…失敗!!!どうやら今では冷蔵庫のドアより身長が低くてすり抜け可能だったのに、背が伸びておでこが当たったらしい!成長期があだとなったのでした。いや、そもそも家の中で全力疾走はやめてほしい!ともかくお風呂中断して服を着て救急病院へ行くことに。自分では落ち着いていたつもりだったのに内心かなりパニックになっていた私は…車のドアに思いっきり指を挟んでしまいました。病院に着き、次男の診察…いつの間にか私の指はめちゃめちゃ腫れててメインは次男の怪我はずが、私の指も診察してもらうことに。次男の怪我はたいしたことなく、すぐに治ったのですが私の指は完全治癒するまで2ヶ月以上かかったのでした…。子どもの怪我に慌てるのは仕方ないことですが…二次被害を出さないためにも落ち着くことですね…!
2018年09月29日保育園・幼稚園の送迎やスーパーへのおでかけなど、自転車の後ろに子どもを乗せて走るママは多いです。日々の生活にかかせない自転車ですが、子どもにケガを負わせてしまう可能性があるといいます。子どもの足が巻き込まれる「スポーク外傷」子育て中のママにとっては、子どもと一緒に移動できる自転車はとても便利な存在。しかし、使用方法や自転車の装備などによっては、子どもの足が後輪に巻き込まれてケガをする「スポーク外傷」が起こる可能性があります。自転車の車輪には、針金のような部品が放射線状に伸びていますよね。これを「スポーク」と呼び、スポークに子どもの足が巻き込まれて負ってしまった擦り傷や切り傷、ねんざなどが「スポーク外傷」です。独立行政法人国民生活センターが2016年8月18日に公表した「自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意」によると、2011~2016年(4~7月)の間に、医療機関ネットワークに寄せられたスポーク外傷事例は172件もあります。また、172件のうち、52.3%は6歳未満の子どもで起きていて、子どもを自転車の後ろに乗せるときには、注意が必要なことがわかります。子どもの足をスポーク外傷から守るには最近では、幼児座席を取り付けた自転車を使用している親を多く見かけますが、幼児座席を使えば安全とは言い切れません。幼児座席は6歳未満の子どもの体格を前提につくられているため、6歳以上の体格の子どもが乗ると、足乗せ部から足がはみ出てしまい、後輪に巻き込まれる可能性があるそうです。そのため、子どもを自転車に乗せるときには、子どもにしっかりと乗り方を説明するとともに、幼児座席が正しく取り付けられているか、足乗せ部が破損していないかなどを確認するようにしましょう。また、足の巻き込みを防ぐためには、ドレスガードも有効だといわれています。ドレスガードとは、運転する人のスカートやコートなどのすそが後輪に巻き込まれないようにするためのもの。これを取り付けることで、子どもの足の巻き込みも防げる可能性が高まるのだとか。自転車は便利な半面、使用方法を間違えると命の危険にもつながるもの。ヘルメットを着用し、正しく使うように心がけましょう。(文・奈古善晴/考務店)
2018年08月08日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「わざとじゃないけど子どもがお友達に怪我を! 親はどうする?」 で、子どもの過失についてのアンケートを実施しました。ケガをさせた側、ケガをさせられた側、どちら側に立ってもケガは嫌なもの。アンケートからは、対応に困った例や、相手や園の対応にモヤモヤしたというママたちの体験談が集まりました。■約80%がケガのトラブルを経験しているみなさんは、自分の子どもが友だちにケガをさせてしまった経験がありますか? もしくは友だちにケガをさせられてしまった経験がありますか?アンケートでは、子どもが友だちにケガをさせてしまったことが「ある」人が79%、逆に「ない」と答えた人は20%でした。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?ある 79%ない 20%その他 1%じつに約80%というとても多い割合で経験しているケガの問題。ケガを完全に防ぐのは不可能なのかもしれません。そうであるのなら、ケガをさせてしまった、させられてしまったときに“どう対応するか”は日ごろから考えておくといいかもしれませんね。■こんなことで子どもの事故が起こりやすいちゅいママさんは、幼い子どもはとくに、「体型からして転びやすいフォルムをしていますし、自分1人で歩いていてもコケちゃうぐらいなので、集団の中にいれば誰かとぶつかったり、転んだり、転ばさせてしまいがち」といいます。アンケートでは、「出会いがしらにぶつかる」など、相手の存在に気づかず起こる事故や、「幼稚園や保育園、公園でなどで遊具を使っているとき」など、予期せず起こった経験談が挙がっていました。息子が走り回っていて、1学年下の子に勢いよく衝突してしまい、相手の子は勢いで、跳ね飛ばされて転倒、後頭部をぶつけてしまったということがあります。起こってしまったことにびっくりして、相手の子が心配で、息子には共感よりも先に「ごめんなさいは!」という言葉が出てしまいました。日頃から室内で遊ぶときは走らないと言うことは伝えていますが、楽しくなってスイッチが入ってしまうと、その言葉もどこかへ行ってしまい、走ることに夢中になってしまいます。相手の子にケガはありませんでした子ども同士の思いもよらない衝突はいつどこで起こっても不思議ではないできごと。とくに子どもは遊びで夢中になると、まわりが見えなくなってしまうので、よりママの注意が必要となってくるのかもしれません。■ケガをさせてしまった場合、どう対応する?わざとじゃなくても、わが子がケガをさせてしまった場合、「どんな対応をすべきか」親は悩むところ。精一杯謝っても、「あとから、あれでよかったのだろうか?と考えてしまう」といった不安の声も多く聞かれました。座っていた娘が立ち上がろうとしたときに、娘の頭がお友だちの顔に勢いよくぶつかってしまいました。お友だちは「大丈夫、大丈夫」と言ってくれましたが、目からは涙…。娘はぶつかっちゃったことと泣かせてしまったことに号泣…。私からお友だちとお母さんに謝り、娘には「わざとじゃなくてもぶつかってしまったら謝る。自分がお友だちの立場だったらどう?」と話をしました。落ち着いたところで本人から「謝りたい~! ごめんね~」と泣きながら謝罪。子ども同士のトラブルは難しいですね…。小2の長男が自分が嫌がるあだ名で呼ばれて、けんかになり、(お友だちが)転んだ弾みで机の角で頭を4針縫うケガを負わせてしいました。先生はクラスのみなにわざとではなく、「皆さんにもおこるかも知れない事故です」、と話をしてくれたそうです。息子本人に経緯を聞いたあと、「どうしたら良いと思う?」と尋ねるとお友だちに謝りたいと…。とりあえず親子で謝罪に伺い、夜父親と再度訪問しご両親に謝罪。息子も謝り、お友だちと握手で仲直りしました。抜糸の日まで、経過を伺う電話を何度かいれました。先生、お友だちのご両親に恵まれたことに感謝しています。子どもが小さい頃、冗談でやり取りした結果ケガをさせたことがあります。私は現場におらず、ケガをさせた日に、子どもから私に報告はありませんでした。翌日相手の母親から「警察に突き出して牢屋に入れる」と言われ、恐怖で泣いて帰ってきたことで事件が発覚しました。すぐにケガをしたお子さんに対してたくさん謝り、母親には土下座しました。子どもには、(親が)目の届かないところでトラブルがあった場合には、すぐに報告するようにも伝えました。そこから私も恐怖心ばかりです。小さい子どもを持った親同士であれば、「お互いさまですよ」と声を掛け合えることが多いと思いますが、相手によってはそうはならないこともあります。「自分の子どもの言っていることをうのみにして、相手を悪者にする親」というトラブルがあったという人も。また親がどこまで介入するのかという問題も発生してきます。親や先生が見ていないところでの事故は、真相が見えづらく、自分の子どもを信じたい気持ちとの間で葛藤が起こります。まずは「双方から話を聞くこと」が大事になってきます。また、子どもは自分の非を隠したがる場合があります。家に帰ってきていつもと様子が違っているときはもちろん、普段から「今日は誰とどんな遊びをしたのか」など、話を聞くようにすることも重要かもしれません。■謝れない子どもはどうすれば?基本的にはケガをさせてしまった場合、謝ることで問題は解決する場合が多いと思います。しかし当事者は小さな子ども。「わざとじゃない」場合は、なかなか謝ることも難しいのではないでしょうか。5歳なのですが、本当に謝れません。悪気はなくても、ふざけていてわざと押したりひっぱったりしているので、100パーセント息子が悪いことが多いのでタチが悪く。謝れないことでこちらとしては本当に申し訳ないし後味も悪いのでついムキになって謝らせようとしてしまいます。親である私の謝る姿で学んでくれれば良いのですが、すでに年長ということもあり悩ましいです。その場で謝れなかった場合には、あとから子どもにその場の状況とお友だちの気持ちを伝えて、謝る必要があることを声かけているという方もいました。また見ていなかった場合には、自分の子にも状況を確認しているとした方も。相手が泣いていたりするとママも動揺して、子どもに「謝りなさい!」なんて怒ってしまったりすることもあるでしょう。でも、そこは落ち着いて、子どもの気持ちに寄り添いながら、話してみることを心がけたいもの。■自分の子がケガをさせられた場合は…?一方、子どもが「ケガをさせられたとき」のエピソード。相手の対応次第で、これからの当事者同士の関係、親の後味もまったく違ってくるようです。悪意がなくケガをさせられたときに、相手の親からきちんとした謝罪があったことで、それを機に仲良くなったというエピソードがある一方で、あとあとまで対応をめぐって悩むケースも。追いかけっこ中、息子が急に方向転換、うしろにいたお友だちはそのまま息子にぶつかり、唇が切れて血が出ていました。相手のお母さんは子どもに「謝りなさい」と言ってくれましたが無言。わざとじゃない、自分も転んで痛いのになんで?っていう気持ちもわかる。息子が急な方向転換したからだし、でも血が出て痛がってる息子。ケガの重症度はいまは別問題なのか。私は息子に走ると危ないことを伝えて口を洗いに行きました。息子にだけ我慢させたかな。どう対応するのが良かったのか、いまでも思い出します。いままさにその渦中です。4歳の息子が自転車に乗っていたときに、隣の家の子が強引に止めたため、転倒し左肘を骨折。救急車で救急外来受診後、入院・手術をしました。術後3ヶ月は膝に釘とワイヤーで固定しなければならず、いまも活動をかなり制限されています。当の本人(隣の子も4歳男児)は謝ってくれません。ご両親から謝罪はありましたが、以降の対応がいまひとつで今後も隣同士付き合っていくと思うと正直しんどい。わざとじゃないのはわかっているけれど、やはりまずは「謝ってほしい」と思うのが、親の本心ではないでしょうか。ケガをさせた子ども本人はまだ小さく、謝れないこともあるかもしれません。子どもに「謝りなさい」と促すだけでなく、相手のママが誠意をこめて代わりに謝ってくれていたら…。ケガをさせられた側のママも自分の対応が合っていたのか、間違っていたのか、いつまでも引きずるような気持ちにならずすんだかもしれません。■“泣いた”ほうが被害者になる?わざとじゃなくても「ケガをさせてしまった」側が謝るは必要なことだと思います。でもケガをさせた側が“泣いて”しまったらどうでしょう? 次にご紹介するのは、本当は「謝られる立場」だったのに「謝る立場」になってしまったという驚きのエピソードです。息子小学2年生の頃、学校で女の子の悪いところを注意したら、手に鉛筆をさされ出血。注意されたことが悔しくて泣いてしまい、何故か息子が謝ったそう。たしかに注意のときの口調は良くなかったようで、謝ったのはえらかったと思ったけど、ケガさせられたのに先生から先に謝るよう言われ、私は納得いきませんでした。本人は気にしていなかったし、今後の学校生活がやりにくくなったら嫌なので、私も何も言いませんでした。自分の子どもがケガをさせられてしまったから相手の子どもに「気をつけようね」と言ったところ、相手の子どもに泣かれてしまい、その場にいなかったお母さんに「子どもが怒られた」と思われてしまったというエピソードも。結局、その家族と疎遠になってしまうという結末に…。その事故が起こった瞬間を見ている人がいなかったり、どちらかが泣いてしまったりすると、“謝るべき立場”が揺らいでしまう可能性があります。その場にいる親なり先生が、双方によく話を聞いて状況を判断しないと、対応次第では、子どもが大人に対して信頼を失うことにもなりかねません。■“ケガをさせた人物がわからない”とモヤモヤが残る!また、今回行ったアンケートには、幼稚園や保育園、小学校のケガ対応に対して“モヤモヤした”というエピソードも多く集まりました。保育園の中でのことなので先生から説明を受ける際には相手のお子さんの名前は言われません。逆にケガをさせてしまった側の親御さんには相手の名前は説明されます。大抵の親御さんは一言謝ってくれますし、こちらも「お互いさまですので〜」と答えて終わりますが、入園したばかりの0歳クラスの頃、息子の頬に園が通院させるか迷うほどのひどい噛み痕が付いて帰ってきたことがあります。そのときは相手が誰なのかわからないままで、モヤモヤしました。保育園で、しょっちゅうお友だちに噛みついているらしいうちの長男(3歳)。でも、イマドキの保育園って、トラブル防止のために相手のこと言わないで、「噛みついた」っていう事柄だけの報告。その前後に何かあるはずだし、長男だって、理由もなしに噛みついたりはしないだろうと思ったり。逆に噛まれることも多々あって…。トラブルをトラブルとして教えてもらえないもどかしさ。昨今は、親同士のトラブルを避けるため、また「ケガは園や学校の責任である」という考えから、相手の名前を言わない決まりになっている施設が多い様子。ケガは親にとってセンシティブな問題なだけに、あとあとまで“モヤっとした気持ち”を引きずってしまうのかもしれません。■“相手に気持ちが伝わったかどうか”が解決に結び付く親や先生が目を離した瞬間におきがちな子ども同士のトラブル。そのトラブルを解決するには、“相手に気持ちが伝わったかどうか”が大きく関係してくるといえそうです。アンケートでも、「まだ小さい子ども同士のトラブルは親の態度、言動で、全然違った終着点になると思います。同じ位の子を持つ親でも、感じ方が違う事もあるので」というママの意見もありました。しかし、そのときに気を付けたいのは、一方的に「ケガをさせた側が悪い」とすること。ケガをさせた側も、した側も、子どもは少なからずショックを受けていることが多くあります。頭ごなしに叱ってしまったり、自分の子どもを悪いと決めつけてしまったりしないで、じっくり子どもの話を聞くことが親子の信頼関係につながるのではないでしょうか。起こった出来事を客観的に子どもに伝えてあげて、どうすればいいのか、子どもに気持ちを聞いてみる。起こった物事と自分の感情を言い表すことは、今回のようなトラブルだけでなく、今後もさまざまな場面で必要になってくるでしょう。普段から家庭でこういった会話を心がけるといいかもしれません。それでもどうしても子どもが謝れない場合は…ママが代わりに謝ることで、相手に気持ちを伝えることが大事だと思います。ちゅいママさんは「今はごめんなさいが言えなくても、私が伝えるべきことを伝えている姿を見せつづければ、成長とともに言えるようになると思います」と言います。わざとじゃないこと、悪気はなかったこと。でも、ケガにつながってしまったら謝るべきだということ。頭でわかっていても、受け入れるまでには時間がかかるのだと思います。いつか「ごめんなさい」が言えたら、大きな成長だと喜びたいですね。Q.子どもが友達にケガをさせてしまった(させられてしまった)など、子ども同士のトラブルの経験がありますか?回答数:128Q.子ども同士のトラブルについて、エピソードを教えてください回答数:45(アンケート集計期間:2018/6/7~2018/6/10)
2018年06月21日おうちに小さなお子さまやペットなどがいる方、夏の扇風機は不安のひとつですよね。指挟まりのケガ、よく聞きます。安心安全に使えるよう、《扇風機カバー》を付けませんか?〔ダイソー〕で3つのアイテムを見つけてきました♪扇風機カバーって必要?小さい頃、「あ〜」と言いながら扇風機の前に座っていた記憶はありませんか。声が変わること、羽根が回っているのが楽しかったですよね。扇風機は夏の助っ人として活躍してくれますが、それと同時に扇風機に繋がる可能性もあります。小さなお子さまが、早く回る扇風機の羽根に触れたくて指を突っ込んでしまう…そんな扇風機による事故を少しでも防ぐため、おすすめしたいのが《扇風機カバー》!羽根径30cmの扇風機に対応しているカバーを、〔ダイソー〕で3つ探してきました。なんだか爽やかな気分に♪白とモンステラ柄同じ種類の色違いをご紹介します。1つ目は、いつもの扇風機にほんのり緑をプラスすることで、ボタニカルな雰囲気にしてくれるモンステラ柄♪もう1つは、シンプルな無地の白!どちらも網目が細かく、後ろのゴムもしっかり伸縮してくれます。白いタオルを入れると、このような色になりました。葉っぱの模様が描かれているのがわかりますね!今も昔も大人気!『きかんしゃトーマス』の扇風機カバーみんな大好き〔きかんしゃトーマス〕が描かれているカバーは、扇風機の真ん中の丸い部分に、トーマスがかぶさるようなデザインになっています。トーマスがいる部分は硬くなっていて、網目は先ほどご紹介した2つの商品と同じ大きさでした。扇風機がかわいく変身!まとめ事故防止の他に、ホコリ予防にも使用されているようです。〔ダイソー〕では今回紹介した以外にもたくさんの種類があったので、自分好みの《扇風機カバー》を探してみてください♪
2018年06月11日しょっちゅうケガする子どもに、いつもドキドキハラハラしているパパママも少なくないのでは? すり傷や切り傷なら良いけれど、予期せぬケガだったら…。そんな時に、パニックにならないよう、まずは知識をワクチンに。いざという時焦らないよう、応急処置のノウハウを学んでおきましょう。その1 すり傷をつくっても消毒液はNG!傷口からばい菌が入って化膿して…と、習った人もすくなくないため、驚く人も多いかもしれませんが、現在の外科医の世界では常識的な処置のひとつ。過剰な消毒は傷口を治す細胞を傷つけてしまうおそれがあるのだろう。▼続きはコチラ▼その2もしマダニに咬まれてしまったら…山や草むらなどに生息し、様々な病原菌を媒介するマダニ。もしも、咬まれてしまった場合は、無理に皮膚からマダニをひきちぎって剥がそうとしてはいけないのだそうです。▼続きはコチラ▼その3 もしもスズメバチに刺されたら…大きな羽音と強力な毒で、毎年多くの死者を出すスズメバチ被害。もしも刺されてしまったら、まずはどんな応急処置をすればよいのでしょうか? ちなみに刺さった針を指で引き抜こうとするのはNG!▼続きはコチラ▼その4もしもクラゲに刺されたら…毎年お盆を過ぎたころになると、多くの海水浴場に大量に発生するクラゲ。もしも、刺されてしまったら、まずは、海水で十分に洗い流すことが先決です。▼続きはコチラ▼その5水が気管に入り込んで呼吸困難になったら…溺死というと、水の中と思いがちですが、溺死の1~2%は乾燥溺死といい、水中以外の環境で起こるそう。たとえば、水が気管に入り込んで呼吸困難になっている場合。あなたは正しく対処ができますか?▼続きはコチラ▼その6もしも鼻血がとまらなかったら…子どもは鼻の粘膜が弱いから、良く鼻血を出すけれど、もしも、鼻血がいっこうに止まる気配がなかったら…。その時の正しい対処法を、学んでいきましょう。▼続きはコチラ▼
2018年04月08日くも膜下出血から退院したものの…息子にみられた数々の異変学校での事故で外傷性くも膜下出血になり入院した息子リクでしたが、頭痛や眩暈もおさまり、2週間ほどで退院することができました。Upload By ひらたともみ退院して数日後には学校に行けるようになったリク。このとき私立の受験まで2か月。公立高校の受験まで4か月…。受験勉強もなんとか間に合いそう!と思っていた矢先、私はリクの異変に気づき始めました。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみケガをする前のリクは、私も仰天するほどの努力の甲斐もあり、成績も急上昇。ところが、上り調子だった勉強が退院してからさっぱりわからなくなったらしく、テストの結果も過去最低更新記録の連続。常にイライラして落ち着きがなく…おまけにどこでも寝てしまうのです!テレビを見ながらウトウト、食事中にウトウト、学校でもウトウトと、とにかくすぐ眠ってしまうようになりました。それに、思春期で私にはそっけないリクでしたが、おおらかさと面倒見の良さで慕われてきたはずなのに…学校では急に暴言を吐いたり、先生に食ってかかったりと、まるで人格が変わってしまったかのようなことが続いたのです。息子の異変に疑問を持ち、病院を受診したところ…Upload By ひらたともみ「やっぱりおかしい…!」心配になってネットで検索してみると、今のリクの様子は、高次脳機能障害の特徴に当てはまることばかりでした。高校受験も控えており、私立の願書も提出済み。病院になんとかお願いをし、最短で検査してくれる専門の病院を紹介してもらうことになりました。Upload By ひらたともみ心構えしていたせいか、医師の高次脳機能障害という診断を、リクも私も落ち着いて受け入れました。息子の不安と苦しみに手を差し伸べたのは妹の真っすぐな愛情Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ不快な異変の原因がケガの後遺症だとわかるまで、リクは相当なストレスと恐怖と混乱だったと思います。くも膜下出血も収まり、日に日に回復していく頭痛や眩暈と裏腹に、脳内だけが暗い森の中で、昼夜問わず光を求めて歩くような日々…。学校で窓ガラスを割ってしまったときは、はたと我にかえったとたん、どうして自分はこんな乱暴なことをしているのだと、ガクガクと震えて泣いていたそうです。会議室に私と娘が迎えに行ったとき、リクは妹のイロハを見て、安堵の表情を浮かべていました。リクの手を握るイロハの小さな手は、兄を想い、なぐさめ、未来の展望など皆無でもいいから、共に明るく一緒に進もうと言っているようで、自然と私も涙があふれ出し泣いていました。実際のところ、医師に高次脳機能障害と言われ、リクも私もホッとしました。というのも近年、高次脳機能障害は時間をかけてリハビリすれば改善されることが多くなったそうです。高校生になれてもなれなくても、リクはリク。怒りっぽい今のリクは、いつか元の優しいリクに戻る日がくるんだと、冬の満点の空を見ながら、毎夜祈るばかりです。
2018年01月19日ふだん、子どもと車に乗っているときに、「危ない!」と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。ある調査によると、30%近くの人が「危険な目にあったことがある」と答えたそうです。車内で子どもが事故に遭わないよう、注意すべきポイントを押さえておきましょう。■車内で危険な目にあったことがある子ども日本自動車連盟(JAF)が平成22年12月~平成23年1月に行ったインターネット調査(7,048人) 『子どもの車内事故に関するアンケート調査』結果 によれば、28.3%の人が「12歳未満の子どもが車内でケガをしたり危険な目にあったりしたことがある」と回答したそうです。実際にケガをしたのは21.4%、約7,000人の回答者のうち、約400人もの子どもがケガをしているということになります。「自分だけは大丈夫」といった油断や、子どもの好奇心によって思わぬ事故は起こりがちです。そこでどういった事故が多いのかお伝えします。■「すぐそこまでだから」の油断で起きる事故同調査でもっとも多かった事故は、「頭や体を強打した」(35.5%)というものでした。急ブレーキをかけた瞬間に座席に体を打ったりすることはありがちなのですが、なかにはシートベルトをしていなかったという事例も。6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が義務づけられています。「すぐそこのスーパーまでだから」、「ママ友の車に乗せてもらったから」なんて理由で、チャイルドシートを使用しなかったという経験を持つママの声も聞かれました。ちょっとした距離でも、必ずシートベルト、チャイルドシートを着用するように心がけましょう。■子どもの好奇心が招く事故ついで多かった事故は「ドアに手や足を挟んだ」(25.5%)、「パワーウィンドウに手・足・首などを挟んだ」(16.3%)が続きます。どちらも体の一部をドアなどに挟む事故ですが、最近ではパワーウィンドウによる事故が増えているようです。実際にパワーウィンドウで危ない目に遭ったというママも多く、次のような意見が聞かれました。・「なんか寒いなと思って運転席から窓を閉めようとしたら、後ろからキャーと叫ぶ声が聞こえてハッとしました。ケガはしなかったけど、窓に指をかけていたみたいです」(30歳・小学2年生のママ)・「いつの間にか窓を開けていた息子。操作方法なんか教えていないのに、見よう見まねで覚えていたようです。それ以来、必ずロックをかけるようにしています」(28歳・3歳児のママ)パワーウィンドウによって子どもが首や指を挟まれるという事故が起きていることはニュースでもたびたび見かけます。後ろの座席に子どもだけで座らせていると、運転中には目が届かないことがあります。ボタンひとつで窓が開閉する様子は、子どもにとっておもしろい遊び道具に。またいたずらに操作してしまい、その拍子にケガをしてしまう可能性も…。事故を防ぐためにも、ロック機能を使って、子ども自身が窓の開閉ができないようにする習慣をぜひつけたいものです。最初から窓が開いている状態で車に乗せた場合には、窓を閉めるときに、ひと声かけてから操作するように気を配りましょう。■飲食物による事故同調査での割合は低いのですが、車内で「食べものなどをのどに詰まらせた」(2.6%)、「やけどをした」(0.9%)という事故も発生しているようです。長距離のドライブとなると、子どもにおやつやジュースを与えることは多いと思います。しかし、急ブレーキをかけたときなどに、ホットドリンクがこぼれてしまったということを経験したことがある人はいるでしょう。夫婦そろってのお出かけなら、どちらかが子どもに目をかけることができますが、大人ひとりの場合にはとくに注意が必要です。そんなときには、自由に飲み食いができる環境を作らない、ホットドリンクはSAなどで休憩したときだけにするなど、リスクを減らす工夫をしましょう。■シートベルトやチャイルドシートによる事故身を守るはずのシートベルトやチャイルドシートによる事故も発生しています。チャイルドシートによる事故は、正しく装着されていないことが原因となることも。また、シートを別の車に移し替えたときに、きちんと固定されていないこともあるようです。運転する前には、チャイルドシートがきちんと固定されているかを必ずチェックしましょう。またシートベルトのきつさ、子どもがきちんとシートベルトを装着しているかもこまめに確認してあげましょう。また、子どもが小学生にあがるころには、シートベルトを着用することを嫌がったり、パワーウィンドウのロックを自分で解除してしまうことがあるようです。ママたちはそれを防ぐために、さまざまな工夫を凝らしています。・「音楽やDVDなど、ほかに興味をひかせることでいたずらを防いでいる」(31歳・4歳児のママ)・「オモチャの車とぬいぐるみを使って、事故の怖さを教えた。それがきいたのか、チャイルドシートを嫌がる息子も自分から進んで使いたがるように。大きくなった今でも、シートベルトを自分でつけている」(37歳・小学2年生のママ)子どもがチャイルドシートを嫌がる場合は、体のサイズに合っていない可能性もあります。運転前に乗り心地を確認し、場合によっては買い替えを検討することも必要です。狭い空間でもなんとか楽しく過ごそうと、子どもなりに試行錯誤した結果が事故につながってしまうことも。リスクをなくすだけでなく、飽きさせない工夫をするなど、車内で快適に過ごせるようにしてあげましょう。もちろん、安全運転が第一です!<参考サイト>・日本自動車連盟(JAF) 『子どもの車内事故に関するアンケート調査』結果 (PDF:436KB)
2017年03月04日質問:ケガを負った場合、病院に行った方がいいかどうか判断基準はあるのでしょうか?ちょっとしたケガなどの場合は病院に行く必要はないことも多いと思うのですが、病院に行った方がいいという判断基準はあるのでしょうか?骨折などの場合はすぐに病院に行くべきだと思いますが、治るまで何回か通院しなくてはいけないのでしょうか?ちなみに、骨折したら骨を作るためにカルシウムをたくさん摂取すれば治るのが早いというものではないのでしょうか?東京都:たもさん(32)回答:ケガなどの場合に病院に行く目安についてお答えします。――病院に行く目安確かに、おっしゃるように日常におけるケガのなかには、必ずしも病院に行く必要のないものも数多くありますね。ケガといっても、身体のどの部分か、あるいはどのような状況下でのケガであるかなどによっても病院を受診する目安は異なってきます。もちろん、対応はケースバイケースになりますので、その時々で判断をしていただくことにはなりますが、一応の目安としては次のようなことが挙げられます。■ケガをした場合傷が大きかったり、出血量が多かったり、圧迫しても出血がなかなか止まらないといった場合。顔色が悪いとか、気分が悪そうな場合。また、特にケガをした人が子どもの場合は、もともと身体が小さく血液の量が少ないので、少しでも出血量が多いな、と思ったら早めに受診する方がいいでしょう。■どこかから落ちたり、頭などをぶつけたりした場合ボーっとしていたり、吐き気や嘔吐がある、意識がない、身体の一部が動かなかったり、動きがおかしい、けいれんがある、目の動きがいつもと違ったり、どこか一点を見るような様子が見られる、といったときは、救急車を呼ぶなどして早急に病院を受診する必要があります。また、頭を打った場合、すぐには症状が出ず、後になって症状が出ることもありますので、48時間は注意して観察することが必要です。<「骨折」について> また、ご質問中にあった骨折についてですが、どこの骨が折れたのか、骨が中でずれてしまっているのかどうかで治療法は異なります。一般にずれていなければ、その形のままギプスや添え木などで固定を行い、骨が修復するのを待ちますが、もしずれていれば、けん引や整復を行う場合や、手術を行う場合もあります。通院回数や、治療法、治癒に要する期間も、部位や状態によりさまざまです。カルシウムを適量摂取することに関しては、もちろん骨粗しょう症の予防や精神を安定させるといった目的ではおすすめできますが、多く摂取することで骨折の治りを早めたりするというものではありません。以上、ご参考になれば幸いです。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日大切なものを壊されたり、人前で赤っ恥をかかされたり、ケガを負わされたり…。ママたちは、思いがけない被害を我が子から受けてしまうようです。日々、どんなことに注意したらいいのか? 子どもと過ごす際の警戒ポイントを紹介します!■注意すべき部位は…ママたちが意識して守りたいデンジャラスゾーンは、なんといっても「歯」。ふいの頭突きや、睡眠中の蹴りやかかと落としなどで、歯が欠けたりヒビが入ったり、あまりの痛みに神経を抜くハメとなって無残にも変色してしまったり…。歯に何らかのダメージを受けているママは少なくないよう。歯は財産。普段からガードは忘れずにしたいもの。ここでは、実際にあったエピソードをご紹介しましょう。「ソファに座り、子どもをひざに抱っこしてテレビを観ていたときのこと。何かの拍子に、我が子の頭がガツンと私の前歯を直撃。そのときの痛みはすぐに治まったけど、それから計2回、同じことが…。3回目のあと、しばらくすると猛烈な歯痛に襲われ、歯科医院へ。レントゲンを撮ったら、はっきりとヒビが入っていた」(40代前半)「真夏なのにマスクをしていたママ友。理由を聞いてみると、抱っこを嫌がる子どもの腕がぶつかり、差し歯が取れてしまったのだとか」(20代後半)前歯と同じくらい「鼻」をやられる人も多数。起きたら布団が鼻血まみれだった…なんてこともよくあるようです。特に、子どもの寝相には要注意です。「縦になったり横になったり、くるっと回転したり…。子どもの寝相は縦横無尽。顔面をやられないようにするには、頭を高い位置にするのが一番。大きいクッションを重ね、子どもの手足が届かないようにしている」(30代後半)歯と鼻を損傷し、美まで失わないよう、くれぐれも気をつけなければなりません。■大好物は鍵とスマホ!?子どもは、鍵の開け閉めが大好き。ベランダに出たときに、子どもから閉め出されてしまうママは少なくないようです。ただ、子どもは自分が何をやっているのか、理解できていないことがほとんど。閉め出されたときに「開けて~!」と大声を出したり、ドンドン扉をたたいてしまうと、何が起こったのかわからず、怖くなってパニックに。そうなるともう、開錠どころではありません。鍵をかけられたときはつとめて冷静に。びっくりさせない、泣かせないことが解決の近道です。「ベランダで洗濯物を干していたら内側からカギをかけられてしまった。開ける術を知らない我が子はただただ、号泣。夫が帰ってくるまで、ふたりして途方に暮れていた」(40代後半)「ゴミ出しで家を出たとき、内側からカチャリと鍵の音。ラフな部屋着で外に放り出され、子どもの心配よりも、自分の格好が気になってパニックに。結局、リビングの窓を割って中に入ったんだけど…。ガラスで切ったのか、手が血だらけ! 以来、何をするにもどこへ行くにも鍵持参」(30代前半)また、子どもの興味を引くものといえば「スマホ」。これも、うっかり出しっぱなしにしていると、思いもよらない災難が…。「カシャッと音がしたほうを見ると、我が子が、風呂上りで裸同然の私を撮影中。しかもそれが、偶然の操作で友人に送られてしまった…。幸いにも、写真はブレブレ。大事なところも隠れてはいたけれど、『ここまでできるのか!』と、戦慄。暗証番号を知っていたことにも驚き。それからは、子どものいないところでスマホいじり。指紋認証に即、変更!」(20代後半)「知らない間に、大事な写真がたくさん消去されていた。気づくのが遅く、大半が完全削除に…。毎日ちょっとずつ、スマホをいじっては消していたらしい」(30代後半)子どもは常に周囲を観察し、それをマネしながら大きくなっていくもの。ママをはじめとするオトナたちがやっていることはたいてい、学習済み。どんなに幼く小さくても、決してあなどってはいけません。このように日々、家庭内で事件(?)が起きているわけですが、それも子どもが成長している証ともいえます。子どもの行動に注意を払いつつも、あたたかく見守りたいですね。
2016年10月17日幼稚園や保育園の時に比べて、小学校では子どもたちだけで過ごす時間が長くなります。休み時間や登下校中など、先生の見ていないところでのケンカや小競り合いで、ケガさせるケースも増えてくるでしょう。そういう場合、学校側は事実だけを保護者に伝え、謝罪するかどうかは当人で判断することになります。ここでは「もしも自分の子どもが友達にケガをさせてしまった場合」の対応方法の一例をご紹介します。■まずは状況と相手先の確認を怪我があったことを子どもから知らされたら、行動に出る前にまずその時の状況を詳しく聞きましょう。「どちらが先に手を出したのか」「故意があったのか」など経緯の記録をとってください。学校でおこった場合は、先生が双方や見ていた友達の話を聞き、事実を把握したうえで、電話がかかってくることになるでしょう。「ケガをさせてしまって」と聞くとびっくりしますが、冷静な姿勢を保つことが大切です。ケガは、頭なのか身体なのか、病院へ行くほどなのか、かすり傷程度なのか、など部位や程度を確認します。相手のお名前や連絡先は、「直接お詫びをしたいので」と言えば教えてくれることが多いです。「それでも個人情報なので…」と返答された場合は、学校経由でお手紙を渡すこともできます。できるだけ、相手の電話番号が分かるように交渉をしてみてください。 ■謝罪で誠意を伝える3つのポイント謝るポイントは3つです。1. できるだけ早く謝るまずはすぐに電話をすることです。学校側から、「病院に行かれたようです」と言われていたとしても必ず電話をしましょう。着信や留守電を残しておくことで、誠意を相手に伝えられるからです。2. 謝罪時に言い訳をしないわざとではなかったり、相手が先にちょっかいを出してきたとしても、それを言い訳にしないことが肝心です。とにかくケガをさせてしまった方が分が悪いので、「どんな理由があったとしてもケガをさせてしまって申し訳ない」という気持ちで話すことです。3.「そこまでしなくても」と相手が感じる程度に謝罪をする「ご迷惑かとは思いますが、今から子どもとお宅にお伺いして直接謝らせていただきたいのですが」と言ってみることです。大抵の場合は「そこまでしなくても…」と気持ちを収めてくれるはずですが、相手側がかなり立腹していて「じゃあ来てください」と言う場合もあります。その時はお菓子などお子さまが喜びそうなものを持って、実際にお詫びに行きます。訪問時はキツいことを言われても頭を下げる覚悟で行きましょう。■治療費がかかるほどのケガの場合治療費がかかったり、ケガのせいで習い事や旅行などに行けなくなりキャンセル料がかかってしまったなどの場合は、「負担させていただきたいのですが」と申し出をします。ケガをさせられたのがわざとではなく、誠実に謝られた場合、実際に請求してくることは稀ですが、お金のことはなかなか言い出しにくいところがあるので、はっきり申し出て、相手が請求しやすい状況をつくるということが大切です。■タイミングを逃してしまったらたとえば連絡先がわからなかった、長期休暇に入ってしまったなどで、どうしてもすぐに謝ることが出来なかった場合はどうしたらいいのでしょうか?小学生ともなると、低学年だとしても「○○くんにやられた」と親に名前を教えているでしょう。心の中ではずっと気になりながらも「おたくのお子さんにケガをさせられて…」とは言い出してこないと思います。そういう場合は、授業参観や懇談会などの機会に必ず謝罪をしましょう。「すごく前のことで、今頃で申し訳ないのですが…タイミングを逸してしまってすみません」と一言いうだけで、相手のモヤモヤが晴れることもあります。どんなに時間がたっていたとしても、ケガの傷がとっくに癒えていたとしても、謝って悪いことはなにひとつないのです。後遺症が残る等の大きなケガでない限り、常識的な親御さんであれば、誠意が伝わり「また遊んでくださいね」と言ってもらえるはずです。また、ケガをさせてしまったお子さまの方にもケアが必要です。頭ごなしに怒るのではなく「ケガは、させた方も心が痛くなる」ということを伝え、ささいなことでも謝る姿勢をしっかり見せ、何かあったら必ず報告することを約束させましょう。試練かもしれませんが親子で乗り越えたいものですね。
2016年09月01日今、子どもたちに大人気の乗用玩具「ランニングバイク」。持っている、購入を検討しているという方も多いのではないでしょうか?スイスイと風を切るように進み、いきいきと広場を走り回る子どもたちを見ていると、とても楽しそうですよね。一方で乗り方を間違えてしまうと、転倒や、周囲の人への衝突など、思わぬ事故につながってしまうこともあります。子どもたちが安全にランニングバイクを楽しむために、どんなことに気を付ければいいのか、日本ランニングバイク連盟(JRBF)の山崎剛さんに話を聞きました。ランニングバイクを買い与えるとき、親が気を付けることは?ランニングバイクを子どもに買い与えるときには、必ず「ヘルメット」「プロテクター」などの安全防具を一緒に購入しましょう。特にヘルメットはお子さんの頭のサイズに合ったものを選んでほしいと山崎さん。転倒したときに頭部をしっかり守れることはもっとも大切なことですよね。最初に防具なしで遊ばせて、後から付けるように言っても、なかなかつけてくれないもの。初めから「ランニングバイクに乗るときは付けるもの」として防具を用意してあげるのがよいですね。また、ハンドルの高さは胸の高さ、サドルの高さは両足を地面に着いて、ヒザが少し曲がる程度に合わせるのがよいそうです。子どもの成長は早いので、乗っている様子を見ながら乗りやすい高さに調整をしてあげましょう。「3つの約束」をしたら、後は自由に遊ばせるランニングバイクを子どもに与えるとき、まずするべきことは3つの約束。それは「道路に出ない」「1人でやらない」「ヘルメットをかぶる」ということ。これは子ども自身がランニングバイクを楽しく安全に乗るための大切なルールです。この約束さえできたら、あとは子どもに自由に遊ばせて、十分に興味を引き出してあげましょう。転びそうだからとハンドルを押さえたりせず、好きなように乗せてあげることで、子どもたちはランニングバイクの楽しさを身をもって感じていきます。上手に乗れるようになったときこそ、安全に配慮を子どもたちの上達は早く、すぐにスイスイと進めるようになってきます。だんだんとスピードをつけて、足を地面から離して、滑るように進むようになってきます。こうなってくると、もう転ぶ心配はないと、目を離しがちになってしまうこともありますが、こうしたときこそ、さらに安全に配慮をしましょう。日ごろから、車が通る場所で遊ぶことはやめ、見通しのいい広場で遊ばせましょう。また、坂道や段差が多いなど、子どもが自分で車体をコントロールできなくなる可能性のある場所も避けましょう。公園などほかの子どもたちがいる場所では、加害事故になってしまう可能性もあります。周囲に十分気を付けて、あまり人の多い場所では遊ばないほうがいいですね。ランニングバイク専用コースが設置されるイベントや、ランニングバイクのレースのイベントに参加してみると、子どもたちの「思う存分競走したい!」という思いも満たされ、上達のきっかけにもなります。自転車への移行のタイミングはどう見極める?ランニングバイクの魅力といえば、自転車への移行が早いこと。山崎さんによると、カーブを両足を離して曲がれるようになることが、自転車移行できるようになったサインだそう。十分に自分の体でバランスを取って車体を動かすことができるサインなんですね。私の息子も、2歳前からランニングバイクをはじめたところ、3歳を少し超えたころには自転車に移行できました。遊びながら自転車に必要なバランス感覚を養い、補助輪を使わなくても初めから自転車に乗れるようになるので、辛い自転車の特訓がないのがとてもよいと感じました。上達するためのポイントは?最後に、ランニングバイク上達のポイントを聞いてみました。「まずは楽しいと思える環境づくり」と山崎さん。一緒に乗れる友だちがいると、子どもたちは競い合ってどんどん上達します。また、上手にできたとき、パパやママがほめてくれることで「もっと上手になりたい」と、楽しみながら上達してくれます。また、ケガを最大限に防いでいくことも上達のために大切なこと。子どもたちはケガをして痛い思いをすると「もうやりたくない」と思ってしまいます。そうならないためには、プロテクターやヘルメットを着用し、ケガの痛みを減らしてあげることが重要です。それによって「またやってみよう」と思える気持ちにつながっていくのです。最近ではいろいろな場所でレースも開催され、大きなブームとなっているランニングバイク。楽しみながらバランス感覚が身に付き、自転車にもすぐに乗れてしまう素晴らしい乗り物ですが、親として、子どもと周囲の安全には十分に気を付けて遊ばせたいですね。<取材・写真協力:日本ランニングバイク連盟(JRBF)山崎剛さん><文・写真:フリーランス記者宮澤初恵>
2016年07月25日絵本や図鑑にふれる年齢になると、動物に興味をもつ子どもは多いですよね。ペットと暮らす家庭なら、生活しながら動物とのふれあいを教えられますが、そうではない場合は動物園や友だちの家で初めてふれあうことになるでしょう。このとき、ふれあい方がわからない子どもは、トラブルを招いてしまうことも。ケガなどをさせないためにも、正しい動物とのふれあいを覚えておきましょう。■散歩中の犬にさわるときには声をかけて散歩中に見知らぬ子どもが駆け寄ってきて、いきなり犬の頭をさわろうとすることがあります。しかし、これはとても危険なことです。急に頭をさわられそうになると、犬は「攻撃される」と思うことがあるからです。ふだんは温厚な犬でも、吠えたり噛みついたりする可能性があります。最近では、飼い主さんの許可なく犬をさわったり、写真を撮ったりするマナー違反が多く、愛犬家のあいだでも問題視されています。思わぬトラブルに発展するケースがあることから、知らない人にはさわらせないようにしている飼い主さんも少なくありません。子どもが犬に興味をもったら、まずは飼い主さんに「さわってもいいですか?」と声をかけましょう。トラブル回避のためや、人見知りする犬なら断られることもありますが、それでも不機嫌な顔をしないこと。私たちが子どもを守ろうとするように、飼い主さんだって愛犬を守りたいのですから。子どもに対して警戒心を抱く飼い主さんでも、まずはコミュニケーションをとることでなでさせてくれることは多いもの。ですから、節度ある行動を心がけたいですね。■まずはママが動物とふれあう飼い主さんからOKがでたら、名前を聞いて呼び掛けてあげましょう。そこで犬が近寄ってくれたら、ママが先になでてあげます。首や体からなでますが、このとき正面ではなく、側面から近付くこと。犬が警戒心をもたないことがわかってから、子どもにも体をなでさせます。子どもはフリフリしているシッポにさわりたがったりしますが、ここは多くの犬が嫌がる場所。また、抱っこされた犬をさわるときに足の先をなでようとする人もいますが、ここをさわられるのが苦手な犬も多いです。飼い主さんに嫌がるパーツをきいてからさわるといいでしょう。なでさせてもらったらお礼を忘れずに。これは、友だちの家のペットとふれあうときも同様です。ただし、猫の場合は飼い主さんにさわられることすら嫌がる場合があります。なでさせてもらうときには、飼い主さんに猫を抱っこしてもらうといいかもしれません。野良猫の場合は、むやみにさわらせないほうが無難です。子どもが近づきたがっても、「猫さんはいま、お休みしたいみたいだよ」といった言葉をかけてフォローしてあげましょう。■動物園ではタオルが活躍モルモットなどの小動物とふれあえる動物園もふえています。小さくて愛らしい姿をしていますが、鋭い歯を持っているので注意が必要です。子どもは力加減がわからず、ムギュッとつかんで持ち上げることがあるので、大人が動物を抱き上げること。そして、まずは膝の上にのせてあげます。膝の上にタオルを敷いておくと、小動物が落ち着きやすくなるようです。膝に乗せたら、毛並みにそって体をなでてあげます。お尻の方をさわられると嫌がる場合があるので、頭から背中にかけてなでるといいでしょう。突然、動物が暴れる可能性もあるので、子どもがふれあっているときも目を離さないように。抱っこは慣れないと難しいものです。ママやパパにその動物の飼育経験がなければ、飼育員の指示に従いましょう。正しい抱き方を教えてくれます。事前にぬいぐるみなどで練習しておくのもいいですね。絵本に登場する動物たちは優しいので、子どもはすぐに仲良くなれると思うかもしれません。しかし、そうではないことがあるのも事実。動物とのふれあいが「怖い」体験にならないようにするためには、ママのサポートが必要不可欠です。
2016年07月22日こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。突然の発熱やケガは、病院が開いている昼間の時間帯でもハラハラドキドキしてしまうのに、それが夜中に起きてしまったらパニックになって当たり前かもしれません。病気にもケガにも休みはありません。24時間、いつでも突然やってきます。いざというときに慌てず対応できるように、いくつかのヒントをリストアップしてご紹介します。●突然の病気やケガへの対処法6つ●(1)緊急性の判断目安“呼吸の有無”“意識の有無”“出血量”確かに医者は必要だけど、朝まで待てそうなときもあれば「今すぐ!」のときもあります。その目安となるのが、“呼吸の有無”“意識の有無”“出血量”です。息をしていない、意識がない、呼びかけに反応しない、大量の出血がある、出血が止まらないといった症状の場合には、迷うことなく119へ電話をして救急車を呼びましょう。これ以外にも、高熱や嘔吐が続く、痙攣を繰り返す なども目安となります。●(2)時間と症状をメモ(1)の緊急には当てはまらず、朝まで様子を見てみようと思える落ち着いた状態だったとしても、容体についてのメモ を残しておくことが後になって役立つことがあります。「何時にどんな症状があったのか?」「その症状がどれくらい続いたのか?」「どのくらいの頻度なのか?」といったことは、医師の診察で必ず聞かれます。またこれは、朝までの長い時間、患者の容体の変化を見極めるためにも有効です。●(3)対応可能な病院検索救急車を呼ぶほどではなさそうだと判断した場合でも、緊急で連れていくことのできる病院を探しておくと安心です。また、朝を迎えても翌日が休日であれば、受け入れてくれる病院が限られます。常に24時間体制の救急病院もあります。また、地域ごとに夜間や休日には当番病院が決まっています。これらは地方自治体発行の広報誌 にリストアップされているほか、ホームページなどでも検索できます。●(4)保険証などの準備いつ、救急車を呼んだり緊急で病院へと連れていったりすることになっても困らないように、保険証と診察券、財布、鍵、タオルなどを用意しておきましょう。また、可能ならば外出できる服装かつ診察を受けやすい服装に着替えておくといいでしょう。これらは必須ではありませんが、用意してあるとスムーズに受付してもらえます。また、こういった事務的な作業をすることで、自分の気持ちを落ち着ける効果 も期待できます。●(5)主治医や病院に問い合わせる病気やケガの症状はさまざまです。自分ではどうにも判断ができないときには、専門家に相談する のが一番です。夜中の場合でも、懇意にしている主治医や知人の医師がいるなら思い切って電話してみましょう。また、大きな病院などが設置している相談窓口や消防庁の救急相談センターへ電話してみるのも一案です。県や市などでは、24時間体制の窓口を設けているところがほとんどです。119番に通報する前に電話相談を受けられます。このときにも、先に用意しておいたメモが役に立ちます。●(6)『#7119』へコール消防庁でも、限られた救急車と救急救命士を有効に活用するため、119で救急車を呼ぶ前に相談できる窓口を設置しています。全国区では『#7119』 が知られています。「救急車を呼んだほうがいいのか分からない」「病院へ行くべき?」 といったときに相談に乗ってくれます。電話の向こうでは医療チームが24時間体制で待機していて安心。いざとなったら駆け込める病院の案内もしてくれます。専門家に電話で相談することによって得られる安心感は、突発的な病気やケガに慌てる心を鎮めてくれるでしょう。●まとめとして病気やケガをするのが、自分なのか家族なのか、大人なのか子どもなのかでも対応が違ってきます。自分の場合には、その後意識を失ったり急激な変化を起こしたりする可能性を考えて、同居する大人を起こしたり、友人などに電話連絡をしたりしておくべきでしょう。また、子どもの場合は大人よりも急変を起こしやすいので、目を離せません。突発的な病気やケガは、いくら肝の据わった人であっても慌ててしまうものです。でも、あらかじめ“緊急時のTo Doリスト” を作ってあれば、少しは平静を保てるはず。ご紹介した内容に加えて、家族や友人などの緊急連絡先を書き添えて手帳や家のどこかにリストを作っておけば安心です。【参考リンク】・救急相談センター | 東京消防庁()●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
2016年07月09日子どもはとにかくケガが多いもの。遊びに出かけたら、帰るころにはどこかにケガを作っている…。そんな、やんちゃな子のママは心配がつきませんよね。子どものケガと聞くと「外出時」をイメージする人が多いと思いますが、子どものケガや事故が起こりやすいのは、意外にも「家の中」だということをご存じでしょうか?独立行政法人国民生活センターが行った調査では、12歳以下の子どもの事故発生場所の約7割は「住宅内」だという結果が出ているのです。そこで今回は、「家の中で、子どもがケガをしやすいスポット」を紹介します。■イスやソファ家の中の転落事故といえば「階段」というイメージがありますが、意外と落下の危険性が高いのはイスやソファ。勝手にイスに乗れないように机の中にしまう、子どもがソファに乗ったら目を離さないなど、しっかり注意して落下を防止しましょう。また、小さな子どもをソファに寝かせると、落下の危険が伴います。どうしてもソファに寝かせる必要があれば、床にマットやクッションを敷き、落下時の衝撃をやわらげる工夫をしましょう。■床に置かれた新聞紙やチラシ床に新聞などの紙類があると、子どもが上に乗ったときにすべり、転倒事故が起こりやすくなります。広げっぱなしにしないことはもちろん、子どもが自分で引っぱり出すことがないように、手の届かないところに保管するなどの対策を。また、パパやママが新聞などを読んでいるときも注意が必要です。読むために広げていた新聞やチラシを子どもが踏んで、転倒するという可能性も。近くに子どもがいるときは、テーブルの上で読むようにした方が安心です。■仏壇ロウソクや線香で火傷をしたり、お供え物を食べてしまったり、小さな飾りを誤飲したり…。仏壇には子どもにとっての危険がいっぱいです。子どもが起きているときは仏壇の扉を閉めておく、細かいものは戸棚にしまっておく、ロウソクを電球式のものに換えるなどの対策をしておきましょう。■電気のコード類子どもがコードにつまずく、感電する、コードを引っ張ってその先にある電化製品を落下させるといった危険があります。家電製品やAV機器、パソコンなどの配線には十分な注意が必要です。コード収納ケースなどを活用して、コードが子どもの目につかない、また簡単に触れないようにしておくと、ケガや事故のリスク軽減につながります。また、小さな子どもは何でも口に入れたがるため、誤飲事故もあとを絶ちません。とくに最近増えているのが、ボタン電池の誤飲。かならず子どもの手の届かない場所に保管し、電池交換時は子どもが近寄らないように注意しましょう。もちろん、家中の危険をすべて取り除くことは難しいですから、子どもから目を離さないことも大切。ただ、できる限りケガや事故のリスクを下げておけば、ママも、そして子どもたちも安心ですよね。子どもがケガをしやすいスポットの中には、大人目線では気づきにくいものもたくさんあります。ケガや事故が起こりやすい場所、原因になりそうな物はないか? あらためて、子どもの目線で家の中をチェックしてみましょう。
2016年04月12日