「名もなき家事」とは、料理をつくる、お皿を洗う、洗濯を干すなどの目に見えるわかりやすい家事に比べると、「玄関の靴をしまう」、「洗濯の分類をする」、「トイレットペーパーの補充」など、はっきり名称のない家事のこと。しかし、その“ちょっとしたこと”をしなければ家を保つことはできません。また、旦那さんたちからしてみれば、おそらく“ちょっとした”ことなのではないだろうかと思います。今回は、そんな地味で大変なのに家族にはなかなか理解にくい「名もなき家事」についてのお話です。■ 働く主婦が激白!地味に辛い「名もなき家事」で一番何が大変?HHImages / PIXTA(ピクスタ)「家族4人分の靴を下駄箱にしまうこと。ゴミ出し、外出で違う靴を履いてしまわないから、すぐいっぱいになってしまう」(30歳/フルタイム)「洗濯物を分類分けするのが大変。働いているので、洗濯物は週末にひとまとめで行うため、オシャレ着と普通のものにわけるのも一苦労」(32歳/フルタイム)「トイレットペーパーの補充が何気にストレスですね。それなのに、旦那には『それって家事なの?』なんて言われる始末」(35歳/パート)freeangle / PIXTA(ピクスタ)「ご飯のおかわりをもっていかないといけないのが辛いです。私だって食べているのに、いちいち中断しなきゃいけないのがね……」(33歳/パート)リサーチしてみたところ、やはり主婦業をこなす女性たちは、日々細々とした家事に追われていることがわかります。プラナ / PIXTA(ピクスタ)この内容を、主人と知り合いの既婚男性に見せてみたところ「家事にはこんなにいろいろな種類があるの?」と驚きを隠せない様子でした。普段から、当たり前のように快適な暮らしができているのは家族の誰かが「名もなき家事」をやっているおかげなのに、特に何も意識を向けず生活をしていると、男性というのはそこに気づかないことも多いようなのです。■ 「名もなき家事」はまだまだたくさんある!saki / PIXTA(ピクスタ)誰もがすぐに思い浮かべる家事といえば、やはり料理、洗濯、掃除でしょう。「主婦は楽でいいよな」なんていう発言は、きっと家事の種類をすべて把握していないからでしょう。いくら「家事のせいで、自分の仕事が間に合わない」と嘆いても、家事の種類を把握していないパートナーには響くものがありません。プラナ / PIXTA(ピクスタ)というわけで、地味に辛い「名もなき家事」をもう少し詳しく紹介していくことにしましょう。お茶を作りおきしておくトイレットペーパーを補充する調味料を小分けにする(うつす)雨の日に玄関に濡れた靴を置く用に新聞を敷く、また傘を干したり取り込んだりする毎月1日にカレンダーをめくる、もしくは切り取る郵便物を取り出して分別する回覧板に印鑑を押して素早く隣家に回す歯磨き粉やボディソープといった日用品の在庫管理をして把握しておく部屋の換気をする朝と晩にカーテンの開閉をする余ったおかずをタッパーにうつし、冷蔵庫にしまう毎朝、掛け布団を整える簡単にまとめただけでも、これだけの量がありました。Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?主婦業はやるべきことが多く、その作業は多岐に渡ります。しかし男性はそれに気づいていないことも少なくありません。夫婦での家事分担の協力を仰ぐためには、まずこれらの内容を伝えることから始めることが必要なのではないかと思います。
2018年04月01日育児の悩みはつきないもの。育児といえばママの悩みが取りざたされることが多いのですが、パパだって悩んでいます。大きな悩みが育児と仕事の両立。残業が多く帰宅が遅いため育児に時間を割けない……というのはもちろん、残業が少ないパパにも悩みはあるようです。今回はそんな「パパの育児に関する悩み」に焦点を当ててみました。 1. パパの育児は何時間?ママの希望とのズレ株式会社ドゥ・ハウスの調査によると、パパの平日の育児時間は以下のとおりでした。1時間未満(36.8%)全く関わらない・関われない(34.8%)1~2時間程度(19.5%)もっとも多いのは「1時間未満」、次いで「全く関わらない・関われない」とあまり育児に時間を割けないパパ。仕事で残業して帰宅したら子どもはすでに寝ている……というパパも少なくないのかもしれません。子どもと関わる時間の多いママにとっては、仕方ないと思いつつも「もう少し子どもの相手をしてほしい」と思ってしまいますよね。ママは何時に帰ってきてほしいと思ってる?実際に周りのママに「パパに何時に帰ってきて欲しいか」聞いてみると、以下の結果となりました。()内は第一子の学年です。20時までには帰ってほしい(小3)定時+1時間まで(年少)19時まで(3歳)定時(1歳)だいたい定時~20時までには帰ってほしいと考えているようです。また、子どもの年齢が低いほど、帰宅時間も早くなっています。ただ、周りのパパに聞いてみたところ「周りが残業していたら帰れない」「残業しないと休日出勤になる」「定時に帰ったら収入が減る」などの意見がありました。やはり多くのママが望む定時~20時に帰ることは難しいようです。育児を手伝ってほしいから早く帰ってほしいママの気持ちと、仕事に専念したいから早く帰れないパパの気持ち。そういった考えのミスマッチが、夫婦間のトラブルに発展するのかもしれません。 2. 残業の量で異なるパパの悩み同株式会社ドゥ・ハウス調査で「現在の家事・育児の悩み」について聞いたところ、全体で多かったのは「子どもとの時間がもてないこと(16.7%)」、「子どものパパ同士で何を話していいかわからない(11.4%)」でした。また、残業が少ない・多いパパで悩みの内容も異なるようです。残業が少ないパパの育児の悩み残業20時頃までのパパの悩みは、「家事・育児で自分の時間がもてないこと(16.5%)」、「子育ての考えかたについて配偶者とズレがある、意見が合わない(16.5%)」が多くなりました。他のパパよりも時間が取れるからこそ、育児のことでママと揉めたりしてしまうんですね。また、「子どもとの時間がもてないこと」に悩むパパが多いのに対して、仕事が終わったら育児が待っている……という、「自分の時間がもてない」現状に、疲れやストレスがたまってしまうようです。その結果、最近話題の仕事が終わっても家に帰らない「フラリーマン」の問題にもつながっているのかもしれません。「自分の時間がないこと」に悩むのはママだけではなく、イクメンパパもだということですね。残業が多いパパの育児の悩み一方で「残業20時以降までのパパ」の悩みは、「子どもとの時間がもてないこと」が約3割を占めています。育児に関する悩みではなく、そもそも「育児に参加できないこと」が悩みというのは、なんとも悲しいことですよね。さらに、「子どもが『ママのほうがいい』ということ」が他のパパよりも高い結果に。育児に参加できず、子どもにもなかなか懐かれないという、負のスパイラルに陥っているのだと考えられます。このままずっと子どもと関われないと、長期的に見て「子どものことがわからない」となってしまうおそれがあります。 3. パパは家事育児を楽しんでる?さらに同調査で「家事・育児を楽しんでいるか」と尋ねたところ、小学校低学年の子どもがいる層では「楽しんでいる」と「まあ楽しんでいる」の合計は、家事が58.9%で育児は82.9%となったそうです。仕事の終業時間で見てみると以下のとおりに。家事を楽しんでいる(全体:58.9%)時短~概ね定時あがり:66.9%残業20時ごろまで:55.3%残業20時以降まで:47.4%育児を楽しんでいる(全体:82.9%)時短~概ね定時あがり:86.1%残業20時ごろまで:82.4%残業20時以降まで:77.2%家事や育児に関わる時間が多いパパほど、「楽しい」と答えている人が多いことがわかりますね。仕事後の家事や育児は大変ではあるものの、その分だけ気づきや発見、触れていないと見えてこない楽しさがあるのかもしれません。それに、パパが早く帰ってきてくれることでママの負担が減って夫婦仲が良くなり、子どもがパパに懐くことで家族仲も良くなっているのではないでしょうか。仕事や職場の人間関係の兼ね合いで、なかなか早く帰ることが難しいかもしれませんが、たまには家族を優先した行動ができると良いですね。 やはりどうしても就業時間が長くなってしまうパパですが、ママと子どもはパパの帰りを楽しみに待っています。なるべく早く帰れる日を作るようにして、ママの助けになってあげてくださいね。長期的に子どもとの関係を良くするためにも、パパの存在は不可欠です。しかし、早く帰れるにも関わらずフラフラ寄り道をしてしまう「フラリーマン」もいるのが現状。ママはなるべくパパが帰ってきやすい家庭づくりを意識するようにしてください。パパとママ両方に息抜きの時間も必要です。家事・育児・仕事・休憩のバランスをうまくとってくださいね。参考:小学校低学年以下の子どもがいるパパが休日育児に関わる時間は「3~4時間」が主
2018年03月26日仕事をしているママは、専業主婦よりも家庭のストレスが少ないといった話も聞きます。家事・育児からいったん離れることで、気持ちをリセットできたりすることが、ストレス軽減につながるひとつの理由のようですが、専業主婦ではそういったことはできず…。もしも、育児に行き詰ってしまったら、どう気持ちを切り替えればいいのでしょうか?ストレスがたまりすぎて子どもと向き合えない泣いたり、ぐずったりしてしまう子どもと、1日中2人だけで過ごす生活がずっと続くと、ストレスもたまってしまうもの。ときには育児に行き詰りを感じ、我が子と接することが困難になってしまう…。そんな悩みを抱える専業ママも少なくないようで、ネット上には「気持ちを切り替える方法を教えてほしい」といった悩みもちらほら。ママ友に「最近つらくてさ~」と愚痴をこぼせば、多少リフレッシュはできるかもしれませんが、問題が解決されるわけでもなく、疲労が軽減されるわけでもなく…。一人で抱え込まずに誰かに頼ってみるネット上で、前述のような悩みを吐露しているママに対して、先輩ママから「共感の声」が集まると同時に、いろんなアドバイスも見受けられます。抱えている問題によって、気持ちの切り替え方は異なるとは思いますが、たとえば、“ずっと子どもと2人だけで過ごすことによってストレスを感じている”なら、一人になる時間をつくってみるのがいいのだとか。もし、近所に自分の親や義両親が住んでいるなら、思い切って「1時間だけ子どもと遊んでほしい」とお願いしてみるのもアリ。近所に親がいないようであれば、もっと身近な存在である夫にお願いしてみましょう。とはいえ、「1人でのんびりしたいから子どもと一緒に公園に行ってきて」では、夫もモヤモヤしてしまう可能性があるので、「クローゼットの整理をしたいから、1時間だけ子どもと公園で遊んできれくれない?」と、何かしら理由を付けるのがテクニックのようです。他には、「一人で育児をすると行き詰ってしまうから、育児サークルに入って、いろんな人たちといろんな場所へおでかけすることで、気が紛れた」と自身の体験談を寄せるママもいます。育児に行き詰ると、「自分はダメなママだ」と思い込んでしまいがち。でもそれは、真剣に育児に取り組んでいるからこそ、感じてしまうことかもしれません。ときには周りの人たちに頼って、ママではない“自分だけの時間”を楽しんで、気持ちを切り替えてみませんか?(文・山手チカコ/考務店)
2018年03月01日ウーマンエキサイトで人気連載中のちゅいママさんの記事 「『名前のない家事』からの解放! 夫も子どもも気軽にできる片付け術」 で実施したアンケートで、多くのママが家事の分担について夫にモヤモヤしていることが浮き彫りになりました。■家事を家族で分担できている?ウーマンエキサイトで実施したアンケート「家事を家族で上手に分担できていますか?」から、64%の家族で家事の分担ができていないという意見が集まりました。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?できている 7%ややできている 29%全然できていない 64%専業ママの家庭、共働きの家庭ではこの割合はもしかしたら変わってくるかもしれません。でも多くのママが家事の分担ができないことにイライラしていることがわかってきました。どうして家事の分担ができないのか。どうすればママたちの不満は解消できるのか考えていきます。■ママしか気づいていない「名前のない家事」最近メディアでも取り上げられる「名前のない家事」。夕食作り、お風呂洗い、洗濯といった名前のある家事ではなく、日常に確実に存在し、少しずつ時間がかかるけど、その作業をだれも「家事」だと認識していないようなもの。これらを「名前のない家事」といいます。ちゅいママさんは、「妻の私は毎日の家事が『やってもやっても終わらない』イメージなのに対して、夫はそうじゃない。」といいます。その正体こそが名前のない家事。しかもこの家事のやっかいなことは、「やっている本人(ママ)しか気づいていない」という未確認生物なみの存在にあります。名もなき家事、わかります!醤油(しょうゆ)は、勝手に増えないし。ゴミ捨ても、捨てるまでの道のりがあるのです! ゴミを捨てる日の把握もありますし。お互い働いていたり、専業主婦だとしても育児があるならば、家事は絶対に分担しないと、いつか大爆発してしまうと思います。基本的に、「快適な生活」というモノを営むためには「名前のない家事」って本当に必須ですよね。でも、それに気づいて、みずからやってくれるような子どもや夫って、ほんとにわずか。「ゴミ捨ては、集積所に持っていくだけじゃないのよ~。家中のゴミを集めて、汚れたゴミ箱拭いて、新しい袋かぶせて、集めたゴミ袋の口を結んで、やっと集積所に持っていけるのよ~。」って先日娘に説教したばっかり。「名前のない家事」っていうか、「気づかれない家事」…多いですよね、本当に。気が向いたときだけ食器を洗ったり、浴槽だけを洗ったりして、旦那は家事を半分以上やってるつもりになっています。日々の片付け、カビ取り、加湿器の洗浄、枕カバーや寝具の洗濯なんて 知りもしないんだと思います。シャンプーの入れ替え、トイレットペーパーの交換、ゴミ袋のセット、回覧板をまわす…。普段あまり認識していない地味な作業ですが、意外にこれらの作業がじわじわとボディーブローのように家事の量を増やし、ママたちのストレスとなっていくのかもしれません。■夫は気がつかないという生き物だった!?妻が「家事が大変!」と訴えても、「毎日、家事に追いまくられて自分の時間がないの」と嘆いても、気がついてくれないのが夫という生き物なのでしょうか。おそらく会社では上司の空気を読み、クライアントの要求をヒアリングしているはずなのに、家ではなぜかその能力は発揮されないようです。「気がついた人がやる」と旦那は言いましたが、旦那は気がつかない生き物です。空き缶がたまろうが、トイレが汚れようが、ポストに郵便物がたまろうが、まったく気がつかない。結局私がやりますが、やったことに気がつくはずもなく…。たまに申告しますが、「で? 褒められないと家事もできんの?」と地獄に突き落とされます。こちらがやったことにはまず気づきもしないが、自分がやったことには気づいて一言欲しいと言う。「やって欲しいなら、『やって欲しい』と言えば?」と、基準が常に二番手なのがムカつく。あなたも、子どもも、この家にいてこの家を汚し、散らかす一員でしょう? ちょっとくらい手伝うのは間違いじゃないでしょうよ! なんで、母であり妻であり、専業主婦だからとすべてのあと片付けを私1人がやならければならないのか!!でも夫が「気がつかない」のは、夫だけの責任ではないと答える人も。そもそも、育てられた環境がダメ!男の子跡取りだからと、何もしなくてもご飯が出てきて、洗濯物は、あたり前のように畳まれタンスに片付けられている。一方、女の子は、兄弟の分まで母のお手伝いを小さい頃からするのがあたり前で育った年代は、いくら言っても無理! 共働きだろうが「なんで俺がしないとダメなの?」と。そうやって育てた親の責任だ! と旦那を見て思います(笑)。■専業主婦は家事分担は言ってはいけないのか?「家事を分担しよう」とは、ただでさえ言い出しづらいセリフ。とくに専業ママは、「一日中家にいるんだから時間あるでしょ?」という伝家の宝刀を夫に抜かれたら、返す言葉を失いがちです。「専業主婦は、片付け含めすべてするのがあたり前」これが夫含め周りの身内の考えです。この記事にある「名前のない家事」をやってくれなんて、そんなハードル高いことだれも期待してない! でもせめて、『使ったタオルは洗濯カゴにいれるとか、そったヒゲが散らばってたら流すとか、それくらいしろよ!』と夫に言いたくなります。夫はもう死ぬまで家事ができないと思うが、息子には家事分担の意義を伝え続けたい。私自身、専業主婦。主人は朝早くから夜遅くまで働き、休みは日曜日だけ。主人には感謝していますが、主人が忙しい分、家事は100%私の仕事になっています。先日、子どもたちに「ママ忙しいからこれやってくれたら助かるんだけど~」と言うと、「ママはずっと家にいるんだから忙しくないでしょ。本当に忙しいのはパパだよ! 私も幼稚園行って疲れてるんだから!」と言われ…。私ってなんなんだろう…何も報われず感謝もされず…虚しくなりました。夫ならずも子どもにまで「家事はママがやるのが当たり前」と言われてしまったら、そのショックはかなり大きかっただろうと思います。ママは「家族のため」と思ってがんばったとしても、その分の見返りはないし、家族のだれからも評価されないことが、よりママたちを暗たんたる気持ちにさせるのかもしれません。またなかには「専業主婦だから何も言えない」と、ママみずからが家事分担を放棄していることもあるようです。■こんな工夫で夫に家事してもらっているママたちママたちが「名前のない家事」にモヤモヤしているなか、ちゅいママさんは「ついでに何かを手に持つ」作戦を実行しました。これは家の中を移動するとき、必ず何かを持つ(たとえば転がっているおもちゃを持って片づける、玄関に落ちているゴミを拾う)ことで、所定の位置にモノを戻させるというものです。アンケートでも、家事分担が「できている」「ややできている」と答えた人は、36%。世の中には、家事をしていない夫ばかりではないのです。ちゅいママさんのように、作戦を実行しているママからの意見もありました。わが家は、夜洗濯物を干すのを夫とやるようにしました。リビングにいると夫はスマホいじりを止めないので、私が必死に何か話していても上の空なのです。洗濯物を干しながらスマホはいじれないので、大事な話は洗濯物を干しながらするようにしています。5.3.1歳のお母さんです。私は旦那に食器洗いだけはすべてやってもらっています、平日も。これだけ絶対してもらうだけで、負担が少し軽くなりますし、旦那がどんなに飲み会が多かろうが少しは目をつぶることができます。なかには「死ぬほど洗濯物が嫌い」というママは、夫に洗濯物だけやってもらえればOKという人もいました。このように「キッチリ分担」ではなく、「お互いが得意とする家事を行う」という方が、真似しやすいかもしれません。いっそのこと「名前のない家事」で、だれも気がつかないんだったら、やることを止めてみちゃうというのもひとつの手かも。ただ、結局耐え切れなくなってやってしまうママが多そうなのですが…。■正しい夫婦のカタチはなんですか?ただ「家事を夫婦で分担する」というのは、正しい夫婦のカタチなのでしょうか? 「家事の分担を明確化すると、相手がやらないことに余計イライラするのでは?」という意見もありました。分担というのは、お願いしなくても進んでやることだと思うのですが、夫はお願いしないとやってくれません。お願いすれば、文句言わずやってくれるだけマシなのかもしれませんが、これはお手伝いであって分担ではないし、いちいちお願いするのも気が引けてきて、結局自分でやってしまいます。分担したいけれど、旦那が休みなく働いていると思うと頼みにくい。それに、「あーその干しかたじゃだめ」と、気になって仕方ないので、結果自分でやる方が気が楽だったり。夫が仕事で忙しく家にいる時間が少ない場合、「家事の分担」というのは現実的に難しいという家庭も多いことでしょう。ママのモヤモヤの正体は、家事の分担なのでしょうか。家事は「やってもストレス」「やらなくてもストレス」というところがあります。そこには「家事」を毎日こなしているにも関わらず、感謝されないことにあるのではないでしょうか? ましてや「名前のない家事」はやっていることすら気づいてもらえていない状態…。だとしたら解決方法は、「家事の分担をキッチリすること」ではなく、「その家庭ごとのスタイルづくり」なのかも。どんなに「夫が家事に非協力的だ!」と訴えても、現実に時間がなく、家にいることが少ない夫の場合には、ソレは難しいのですから。この家庭ごとのスタイルづくりをするうえで最重要となってくるのは、夫婦の話し合い。なぜなら「夫が『家事は女の仕事だ』って言う」「妻が『小遣いは1万』と命令する」…。不満で爆発寸前だとしても、相手はその不満にすら気がついてないのかもしれません。だとしたら、まず自分が何を不満に思っていて、どういう形で解決できるのかを言葉にして、相手に伝えることが必要。ただ、そもそもコミュニケーション不足の夫婦がいきなり「話しあいましょう」というのは、難しいと思います。まずは信頼関係を取り戻すために、相手の状況を気にかけること「最近、どう?」と、感謝することをこころがけてみるというのは、いかがでしょうか? 「仕事がんばってくれてありがとう」「夕食作ってくれてありがとう」。お互いいたわりあうことができれば、まずはモヤモヤが少しだけ解消して、次の一歩が踏み出せるのではないかと思います。Q.家事を家族で上手に分担できていますか?アンケート回答数:642Q.家事分担についてご意見をお聞かせくださいアンケート回答数:78(アンケート集計期間:2018/2/22~2018/2/26)
2018年03月01日華やかな一方で多忙なイメージがある建築の世界。その第一線で働くママ・パパたちは、子育てと仕事をどうやって両立しているのか。そのリアルな実態がわかるエッセイ集『子育てしながら建築を仕事にする(学芸出版社)』が刊行されました。そこで、編著者で「キュープラザ二子玉川」の商環境デザインを手がけた3歳児ママ・成瀬友梨さんをはじめ、建築家パパの三井祐介さんと豊田啓介さんも参加したトークイベントに潜入! さらに後日、成瀬さんにインタビューし、両立するための工夫や職場の環境づくり、働くママにとって過ごしやすい家づくりなどのアドバイスをいただきました。 ■「あきらめること」から始まる仕事と育児本でもトークイベントでも、多くのママ・パパが語っているのが「あきらめる」ことの大切さ。建築家は自分ですべての事柄を決定し、ディテールにとことんこだわる仕事ですが、育児が始まるとそうはいきません。「仕事をしていると子どもが気になるし、子どもといると仕事が気になる。葛藤もありますが、最近は鈍感力が身についてきました。例えば、忙しくても早く帰って家族と夕飯を食べたり、ビールを飲んですぐに寝ちゃったり。やってみると、結果はそう変わらなかったりするんですよね。すべてを自分がコントロールすることをあきらめることで、人が育つという面もあります(豊田さん)」。「私は、建築家の仕事と並行して7年間続けてきた大学助教の仕事を、辞める決断をしました。学生に対応する時間が足りなくなり、子どもと過ごす時間もボーッとすることが多く、体力気力の限界になってしまったんです。今やっている仕事も、細かいところには目をつぶってスタッフに任せている部分が多い。歯がゆい気持ちもありますが、今は我慢の時だと思っています(成瀬さん)」。育児も同様で、すべてを夫婦だけでやろうとするのではなく、あきらめが肝心。ベビーシッターや病児保育を利用したり、近所の知り合いやママ友に保育園の送迎を頼んだりと、周囲に頼ることが大切だと話してくれました。■「スケジュール管理」と「得意分野」で分担 本に登場する夫婦は、育児・家事の協力体制が完璧! それぞれの仕事や家族の行事など、あらゆる予定をスケジュール管理アプリで共有し、互いに助け合っています。「妻も仕事がかなり忙しいうえ、高齢の両親のサポートもある。だから、掃除や料理は僕がやることが多いんですが、家事は得意なので全然苦ではありません。妻は、買うと高いからと夜中に教材を自作したり、科学の実験装置を作ったりと、子どもの自発的な学習を促すための時間を惜しまない。お互いが得意なことを、自然と分担している感じです(三井さん)」「私は保育園への送り迎えや食事の用意、夫は掃除・洗濯・ゴミ出しなどを担当しています。私が出張の場合、夫は子どもにごはんを作って食べさせ、寝かしつけまでこなしてくれるので、本当にありがたい。2歳くらいまでまでは熱を出すことも多かったので、区の病児保育にはずいぶんお世話になりました(成瀬さん)」ほかにも、ルンバや食洗機・食材宅配サービスを活用したり、ファミリーサポートやベビーシッターを頼んだりと、両立するための方法は家族によってさまざま。試行錯誤しながら、自分たちに合ったスタイルを模索しているようです。■「クリエイティブな時間=1人時間」を確保する方法子どもが生まれるまでは1日中建築のことを考えていた建築家たちにとって、クリエイティブな時間をどう確保するかも重要な課題。仕事と子育てに追われる日々の中で、それぞれ工夫をしているようです。「子どもを寝かしつけた後で夜中まで本を読んだり考えごとをしたり、もう一度事務所に戻って作業をすることもあります。また、他業種の人に会ったり、面白そうなイベントに参加したりと、自分の世界を広げることも大事。どうしても夜の外出が多くなってしまうんですが、夫は快く送り出してくれます(成瀬さん)」「夕食はできるだけ家族そろって食べたいので、子どもを寝かしつけた後に1人で外出して、時間を確保することが多いですね、近所に3、4軒ある行きつけのバーで、ビールを飲みながら思考をめぐらせたり図面をチェックしたり。深夜1時ごろに帰宅して就寝、翌朝7時に起きるというサイクルです(豊田さん)」何かと忙しい子育て期に「自分だけの時間」を確保するのは難しいもの。お互いの仕事を尊重し合うこと、そして夫婦が同等に子育てスキルを身につけることが大切だと感じました。 ■ママ建築家・成瀬友梨さんにインタビュー! 働くママが子育てしやすい家とは?――まず、この本を出版しようと思ったきっかけを教えてください。成瀬さん:私は東京大学工学部建築学科の助教として学生の指導をしていたんですが、女子学生から「子育てと建築の仕事を両立する将来が想像できない。大変そうで、とても真似できない」と言われることが多かったんです。才能ある若者たちが「仕事か、子育てか、どちらかを選ばないといけない」と考えているとしたら、本当にもったいない。そこで、実際に両立している人々を紹介することで「自分にもできる!」ということを伝え、背中を押したいと考えたのがきっかけです。実際に、本が出来上がってみると、建築家に限らず、これから子どもを持とうとしている方や子育て中の方、会社のマネジメント層にも役立つ本になったと実感しています。――確かに建築家に限らず、子育てしながら働くことは「大変」というイメージが強いですよね。成瀬さん:実際に経験してみると、自分の時間が減ってしまうのは大変なのですが、豊かになったことの方がずっと多いんですよ。以前は、仕事に夢中で休日も常にインプットの時間でしたが、子どもがいると強制的にペースダウンするので、季節による太陽の光や緑の変化に敏感になりました。週末には公園で思いっきり遊んだり、保育園の友達家族と昼間からお酒を飲んだりと、世界が広がっていくのも楽しい。子どもができてからバリアフリーの大切さに気づくことができ、世の中には本当に多様な人がいることも知りました。――この本に出てくる建築家の皆さんは、会社の理解のもとで周囲と協力しながら仕事をしている印象を受けました。働くママが職場で協力を得るためのコツを、ぜひ教えてください。成瀬さん:子育てだけが大変なのではなく、それぞれにさまざまな事情があると認識することが、大前提だと思います。そのうえで、ほかの人が困っていたらいつでも相談にのる、協力する、というスタンスでいることが一番大事なのではないでしょうか。――子どもがいると、家に対する考え方も変わってきます。建築家の目線から見て、子育てしやすい家とはどんな家だと思われますか?成瀬さん:子どもが元気に動き回れるように、広くてのびのびした家がいいでしょうね。実利的には、玄関が広いのが一番。子どもが小さいうちは、ベビーカーや三輪車などいろいろと置くものがありますし、宅配便の荷物をちょっと置いておくのにも便利です。玄関で子どもの支度をすることも多いので、狭いと苦労するかもしれませんね。また、玄関が広いと全体の印象として余裕があるように見える、という効果もあります。――最後に、働くママ・パパへのメッセージをお願いします。成瀬さん:子育てを終えた方からは「子育ては大変だけど、さみしいくらいあっという間に過ぎてしまうもの」とよく言われます。その言葉を信じて、楽しんでいけたら素敵ですよね。私も怪獣のような子どもを抱えていますが、仕事も家庭も欲張りに生きていきたい。完璧じゃなくていいから毎日を大切にしていきたいと思っています。参考図書: 「子育てしながら建築を仕事にする」 (学芸出版社)著・編集 成瀬友梨ゼネコン、アトリエ、組織事務所、ハウスメーカー、個人事務所等、異なる立場で子育て中の現役男女各8名の体験談を集めたエッセイ集。仕事と子育ての両立に奮闘しながら、欲張りに楽しむリアルな姿が見えてくる。成瀬友梨 プロフィール1979年愛知県生まれ。2007年東京大学大学院博士課程単位取得退学。同年に成瀬・猪熊建築設計事務所共同設立。と2010年〜2017年東京大学助教。地域・ライフスタイル・コミュニケーションという観点から建築を考え、シェアをキーワードに設計を行う。主な編著書に『シェアをデザインする』『シェア空間の設計手法』等。
2018年02月27日今は共働き家庭が一般的になり、仕事や育児に日々奮闘されている方が多いと思います。そうなると、どうしても家事は後回しになりがち。思うように家事をこなせられない方が多いのではないでしょうか?今回は、家事の負担を減らすアイデアをいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。パスタは、1~2人分ならパスタパンを使わず「フライパン」で!パスタパンは、お湯を沸かすだけでもかなり時間がかかります。1~2人分くらいなら、フライパンで十分です。お湯も少量で済みますし、あっという間にパスタが茹で上がるのでオススメ。また、電子レンジでパスタが茹でられるグッズが100円ショップにもあるので、活用してみるのもよいですね。アク取りと落しぶたは「アルミホイル」で代用落しぶたは「アルミホイル」で代用が可能です。しかも、アルミホイルを軽く丸めてから広げて乗せておくと、「しわしわ」「凹凸(でこぼこ)」になった部分でアクをキャッチ。洗い物を減らしたいときや、「ながら調理」の際は便利です。「皮ごと調理」で皮むきを省こう!来客用の料理でなければ、皮むきはせず、キレイに洗って「皮ごと調理」を。そうすれば「時短」だけでなく、エコにもなるうえ、栄養も捨てずに済みます。実は、皮の付近が一番栄養があるため、捨てるのはもったいないのです。皮ごと調理は、野菜ならニンジンやカブ、ダイコンがオススメ。果物なら、リンゴが特にオススメです。1週間の献立を「まとめて」考える「今日は夕飯何にしよう~」と、毎日悩みませんか?毎日の献立を考え、お買い物をするのは大変ですよね。そこで、あらかじめ1週間のメイン料理だけでも決めておくと、とても楽になります。例えば、冬なら「今週はカレーライスともつ鍋にしよう!」とか。メイン料理さえ決まれば、後は副菜を考えるだけ。買い物も週1~2回でまとめ買いをすれば、余分な物まで買わずに済みます。また、1品でたくさんの食材を使用する酢豚や八宝菜などもオススメです。主菜が具だくさんなら、副菜は簡単なもので十分です。翌日に使う食材を「ついでカット」しておく当日の食事の支度をしている「ついで」に、翌日に使用する食材もカットしましょう。そうすれば、翌日は仕事から帰っても、一から準備をしなくて済みます。また、お休みの日に常備菜などを作り置きしておけば、大変便利です。他に、購入した日にまとめて温野菜やゆで卵などを作っておくのも1つの方法ですね。キッチンの排水口の掃除には「重曹」と「酢」排水口の掃除には、重曹と酢(またはクエン酸)を使えば簡単です。やり方は簡単!まず、重曹を「たっぷり」排水口にまきます。次に、酢(またはクエン酸)を重曹の上にかかるようにまきます。このとき、重曹「2」に対して酢(またはクエン酸)「1」の割合がポイントです。化学変化して泡立つので、換気をし、そのまま5~30分くらい放置。最後に、お湯で流します(蛇口のお湯でOK)。ただし、熱湯はNGなので注意してください。週2くらいのペースで行えば、基本の排水口掃除(排水トラップを分解し、洗剤とスポンジで洗う作業)の頻度を減らせます。「使い捨て雑巾」として、タオルや台ふきんは捨てずにとっておく変色した、ボロボロになったタオルや台ふきんは、そのまま捨てず、いったん雑巾としてとっておきましょう。また、靴下や綿の下着なども、ミニ雑巾として使用できます。例えば、洗濯物を干す際に物干し竿を拭くなど、ちょっとしたときに重宝します。使用した後は、そのまま捨てればOK。「使い捨て雑巾」として使用すれば、洗う手間が省けます。台所のスポンジも同様です。くたびれてきたら排水口の掃除用に使用し、そのままゴミ箱へ。普段は、「ついでにミニ掃除」をしておく「ちゃんと掃除」はお休みの日にするとして、普段は「ついでにミニ掃除」をすれば、そんなに汚れずに済みます。例えば、洗面所や台所を使用した後に軽く掃除をする、玄関の出入りの際に簡単に掃除をするといった具合です。ミニ掃除をすることで、かなり違います。「ちゃんと掃除」を楽にするには、日々の「ついでのミニ掃除」が重要なのです。「大まかな家計簿」をつけてみる購入した物を、全て家計簿に明記するのは大変。そこで、カテゴリーのみの「大まかな家計簿(ざっくり家計簿)」をつけてみるのはいかがですか?例えば、食費や教育費、住居費、水道・光熱費、通信費、保険料、慶弔費、税金……などに区分けするだけで十分です。また、最近では無料アプリで家計簿を付ける方も多いようです。レシートをカメラで撮って家計簿にする方法も、「時短」になりますね。いかがでしたか?できることから少しづつでいいので、実践してみてください。
2018年02月27日働き方改革や女性の社会進出が注目を集める昨今。パパがもっと早く帰宅して、家事や育児に協力できたり、ママが仕事をしやすい環境を整えたりなど、パパ・ママと社会の関わり方が重要視されています。企業がどのような制度を設けているのかも気になるポイントですが、他にももっと身近なところでは、家庭の家事の分担も気になる存在。最近の調査では、家事を分担している夫婦ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることもわかっているんです。日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークで調査その調査とは、リンナイ株式会社が2018年2月8日に発表した『【熱と暮らし通信】世界5カ国の「共働き」に関する意識調査』です。同調査は、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、デンマークの共働き夫婦の既婚者の男女500名を対象に実施したもの。そのなかで、家事分担をしている人としていない人それぞれに、「あなたは、配偶者(パートナー)のことが好きですか?」と質問しており、結果は以下の通りに。【家事分担別 配偶者が好き集計】(左:分担している、右:分担していない)・日本…67.9%40.9%・韓国…72.4%30.8%・アメリカ…95.7%71.4%・ドイツ…85.7%82.6%・デンマーク…97.6%81.3%結果を見ると、家事分担をしている人ほど、パートナーのことを「好き」だと感じていることがわかります。ということは、夫婦円満のためには、家事分担が有効である可能性があります。しかし、同調査では、ちょっと残念な結果もでているんです…。家事分担の割合 5カ国中、最下位は日本パートナーのことを「好き」と思えるためには、家事分担が重要そうですが、実際に家事分担をしている夫婦は、日本が最下位という状況です。Q.あなたは、配偶者(パートナー)と家事を分担していますか?・アメリカ…93.0%・韓国…87.0%・デンマーク…84.0%・ドイツ…77.0%・日本…56.0&もっとも家事分担をしているのは、アメリカで93.0%。一方で最下位の日本は56.0%と、大きな差が生まれています。そんなアメリカと日本の家事効率化を比べると、アメリカでは75.0%の人が「機能性の高い家電を使っている」のに対し、日本では38.0%と少なめ…。ロボット掃除機や食洗器、乾燥機付き洗濯機など、現在は家事負担を軽減できる家電製品が販売されていますよね。家事分担をして、夫婦円満度を高めるためには、これらを上手に使ってみるのもひとつの方法なのかもしれません。(文・山手チカコ/考務店)
2018年02月16日*画像はイメージです:配偶者ゲームやスマホばかりいじっていて家事や育児に全く協力しないというケースに苦しんでいる方はいないでしょうか?あまりにも非協力的であれば、離婚も考えるのではないかと思います。今回は、上記のようなケースで離婚が成立するのかについて紹介します。 ■ゲームやスマホだけでは難しい離婚請求が認められるためには、「婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)が必要ですが、単に、ゲームやスマホばかりいじっているというだけでは、「婚姻を継続し難い重大な事由」は認められません。「婚姻を継続し難い重大な事由」がある場合とは、夫婦関係が崩壊していて、もはや修復不可能な状態に至っているような場合です。この点、配偶者がゲームやスマホばかりして家事や育児に全く協力しない場合であっても、夫婦が同居していて、夫婦間に会話があるような場合には、「婚姻を継続し難い重大な事由」があるとはいえないので、離婚請求は認められません。 ■程度が過ぎれば認められることも一方で、ネットゲームで多額の課金をしていて、十分な金額の生活費を家に入れないといった状態が長期間続いてるような場合や、ゲームに没頭しすぎて会話が一切ないといった場合には、「婚姻を継続し難い重大な事由」があるとして、妻離婚請求が認められる可能性はあると考えます。ゲームやスマホばかりしていることを理由に離婚できるかどうかは、それによって夫婦関係が崩壊し、修復不可能な状態に至っているかがポイントとなります。 *著者: 理崎智英(高島総合法律事務所。離婚、男女問題、遺産相続、借金問題(破産、民事再生等)を多数取り扱っている。)【画像】イメージです*よっしー / PIXTA(ピクスタ)
2018年02月10日家事に育児に大忙し。そんなママの体を癒してくれるお風呂ですが、掃除をするのって面倒ですよね。とあるネット掲示板にも、お風呂掃除に悩む専業主婦の方が投稿しています。一番嫌いなお風呂掃除この投稿主は、そもそも掃除全般が苦手だといいます。なかでも、お風呂掃除が一番嫌いなのだとか。とはいえ、汚れが溜まると掃除が大変になるという自覚はあるようで、毎日簡単に出来るお風呂掃除の方法はないものか、世のママたちに聞いてみることにしたようです。入浴後にそのまま掃除する派が多数!?では、この質問に対して、どんな回答が寄せられているのでしょうか?多くのママは、「お風呂に入りながら」「お風呂から上がる前」にお風呂掃除をしているとのこと。湯船に浸かりながら鏡を磨いたり、体を洗うタイミングで床掃除をしたりして、時短につなげているようです。お風呂に入りながら掃除をする理由としては、入浴直後なら、洗剤を使わずにスポンジをこするだけで十分という意見や、どうせ最後には抜いてしまう湯船のお湯を使うことで節水にもなるし、冷たい思いをしなくても済むという意見がありました。一方、お風呂に入りながらの掃除はリラックスした気になれないとの理由で、朝にやっているというママもチラホラ。ほかにも、お風呂掃除のタイミングではなく、一般的なものからオーガニックなものまで、飽きないように洗剤を変えるとの意見も。ただ、毎日はさすがに手間なので、ママの担当にするのではなく、最後に入った人がお風呂掃除をするというルールを決めているなんて人もいました。こうしてみると、みなさんお風呂掃除をラクにする工夫をしているようですね。水垢って、放置すればするほど頑固になって落ちにくくなるし、カビも生えやすくなってしまうもの。だけど、今回のお掃除テクニックを参考にすれば、今よりもほんのちょっと前向きにお風呂掃除に取り組めそうです。(文・山手チカコ/考務店)
2018年01月27日こんにちはオウチーノ編集部です。共働き世帯が増え始めるとともに、「名もなき家事」や「家事の大変さ」のような家事の分担についてもいろいろと話題になってきました。とはいえ・・・家事を家族以外の第三者に任せられるような家庭はまだまだ少ないと思います。そこで今回はInstagramで10万人以上のフォロワーを誇るnika.homeさん、おさよさん、yukiko_ismartさんのシンプル家事をまとめてみました。インスタで話題のnika.homeさんのシンプル家事Instagramで13万人以上のフォロワーを誇るnika.homeさんが手掛けた本『ラクしてスッキリ シンプル家事』から気になる家事の効率化のコツをご紹介します。家作りのゴールを「おしゃれ」から「ラク」にシフトする@nika.homeがシェアした投稿 - 5月 15, 2017 at 5:54午後 PDT子どもがいる家庭は特に、片付けや掃除が行き届かなかったり、満足に続かなかったりしますよね。nika.homeさんは、家作りを見直すために、無印良品のカタログを参考書にしたそうです。シンプルでクセがなく、誰でも取り入れやすいインテリアには、「必要な物だけ」が揃っています。センスがないなら白で統一してしまう@nika.homeがシェアした投稿 - 1月 20, 2017 at 3:56午後 PSTnika.homeさんは、アパート暮らしをしていたころから、インテリアは白と決めていたそうです。色を決めてしまうことで迷わなくてすむようになりますし、何より白は綺麗に見える色。そしてどこでも手に入りやすいのも、白の収納グッズの良い所です。スッキリで話題!おさよさんの家事ぐせを大検証続いてはこちらもInstagramのフォロワーが27万人以上を誇るのおさよさんの著書『家事ぐせ』から驚くほどスッキリするという家事のコツを紹介します。紹介します。ひっかける場所を作ると卓上が散らからないおさよさんさん(@osayosan34)がシェアした投稿 - 7月 6, 2015 at 2:10午前 PDTいつのまにか散らかってしまうリビングの机は、ダイニングテーブルの横に突っ張り棒をして、よく使うものをひっかけておくだけで、「テーブルの上に何もない状態」をキープすることができます。入浴後に1分間のふき取りをすることで水アカ対策水滴を放置してしまうと、頑固な水アカができてしまうので、毎日1分間でも掃除をすることで、掃除がラクになります。お風呂に入った後、体を拭いたタオルでも良いですし、ふき取り専用のタオルを使用しても良いそうです。yukiko_ismartさんのシンプルな住まいは家事をラクにする!Instagramで11万人以上のフォロワーを誇るyukiko_ismartさんが手掛けた本『ほんとうに必要なものしか持たない暮らし』から気になる家事の効率化のコツをご紹介します。シンプルな住まいのための工夫@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 9月 16, 2017 at 8:06午後 PDT片付けしやすく掃除しやすいインテリアにこだわり、シンプルな住まいを作るためのルールを設けていました。・家具はロータイプの圧迫感がないものをセレクトする・LDKの表には何もモノを出さない・汚れやすい水回りはシンプルイズベスト・玄関は運気の入り口なので靴は1足だけにしてスッキリ・「モノに埋もれない」ように子どもの成長に合わせてインテリアを変える即戦力のモノのみを揃える@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 2月 17, 2017 at 12:44午前 PSTモノが少ないから、ゆったりとしまうことができ、片付けも掃除もラクになります。「もしかして使うかも?」というモノではなく、即戦力のモノだけを揃えることで、モノを減らすことができます。「ラクする収納」を実現するためのコツ@yukiko_ismartがシェアした投稿 - 8月 22, 2017 at 9:56午後 PDTシンプルにすればするほど、家事はどんどんラクになります。「ラクする収納」のポイントは以下の3つ。・隠す収納を活用してホコリをためない・ひと目で見渡せるように収納する・定期的に見直しをするyukikoさんは月に1度の大掃除の日に、家の中をチェックして不用品を処分しているそうです。本当に使うものだけを残して、持っているものの総量をきちんと把握することが大切です。
2018年01月24日2018年を迎えました。子育て家庭において、今年も家事や育児は必須ですが、みなさんはどちらに時間をかけたいですか? ママたちが家事と育児どちらに重きを置いているのか調べてみると、子育て世帯が大切にしているものが見えてきました。■統計からわかった「家事時間」の減少と「育児時間」の増加昨年9月に総務省が発表した調査によると、6歳未満の子どもを持つ妻が家事にかける時間は1日平均4時間8分から3時間7分と、この20年の間に1時間1分減っています。一方、育児にかける時間は2時間43分から3時間45分と、1時間2分増えていることがわかりました。統計を取り始めた1996年以降、初めて育児が家事にかける時間を上回ったのです。共働き世帯が増加していることを考慮し、共働き世帯だけについても調べたところ、やはり家事が3時間35分から3時間16分と19分減少、育児が19分から56分へと増加していました。統計を見ると、子育て家庭においてこの20年の間、子育て家庭において家事時間が減っているのに対して、育児時間が増加していることがわかりました。■なぜ家事にかける時間が短くなっているのか?まず、この20年間の間に家電が大いに発達したということは周知の事実ですが、家事時間の減少に一役買っていると考えられます。例えば食器洗い機の普及率が上がったことや、調理家電の機能が向上したことにより、調理時間の短縮が可能に。ロボット型のクリーナーが発売されたことなどから、掃除の時間を短くできた人もいることでしょう。また洗濯機も機能が増え、乾燥機能を使って干す手間を省いている家庭もあると思います。また、夫の育児時間が増えていることもあり、家事をわずかながらでも委託できるようになったという背景もあるでしょう。次に育児にかける時間が増えている要因として、子育て世代の思いがあるのではないかと考え、ママたちに話を聞いてみました。■育児時間の増加は「育児は今しかできない」という思いが背景に公務員として働く30代の女性(3歳の男の子ママ)は、「平日は保育園に行かせているから、家にいる時間はできるだけ一緒に過ごそうと思っています」といいます。長男が1歳のときに仕事復帰して以降、時短勤務を続けていますが、繁忙期には残業することもあるとのこと。どうしても困ったときは近くに住む祖父母の力を借りますが、基本的には自力でやりたいと考えています。「育児できるのは今だけだから、そこに時間を使いたいです。家事はいざとなったら外注もできるし、料理に凝りすぎたり、ほこり一つないほど掃除したりするくらいなら、子どもと遊ぶ時間を作りたい」。また、会社員として働く40代の女性(0歳の女の子のママ)も、「できるだけ家事にかける時間は減らして、特に休日は子どもと遊び、触れ合う時間を大切にしています。夫が家事を手伝ってくれるので、育児に時間をかけられているのかもしれません」と話していました。一方でこのような意見もあります。専業主婦の30代の女性(4歳の男の子と2歳の女の子ママ)は、「本当は子どもの遊び相手をするなど育児にもっと時間をかけたい」といいます。核家族で周りに頼れる親せきなどはおらず、長男が生まれてからずっと平日はほぼ一人で家事と育児を担ってきました。「でも、現実は家事に追われて時間がないんです。『遊んで』と言ってくれる今の時期にたくさん楽しい思い出を作りたいところなのに、毎日しなければいけないことに追われている現実があります」。また、夫の仕事で海外に暮らす専業主婦の30代の女性(4歳と1歳の女の子ママ)も、「できるだけたくさん子どもと触れ合って、成長を逃さずに見たいです。家事にはこだわりがないので、自分じゃなくてもできるのかなと思う部分もあります。しかし、実際は家事をしなければならず、子どもと触れ合える時間が少ない現実があります」と話しています。家事と育児に加えて、仕事も担うことが増えた子育て中の女性たち、その生活は年々変化していると言えます。核家族で周りに頼れる人がいない世帯も多く、ママたちにタスクが集約されている場合も多いですよね。2017年は育児も家事も一人で担う「ワンオペ育児」という言葉が広まり、社会の関心も高まったと言えるでしょう。近年の育児時間の増加は、忙しい毎日の中でママたちが出した「子どもとの時間を大切に」という結論だと考えられるかもしれません。筆者も2人の幼児を育てながら、仕事と家事と育児のバランスに悩む一人の母です。頼れる親族も周りにいないため、試行錯誤しながら毎日の生活を何とか回しています。それぞれの立場で、家事とのバランスを取りながら、どうやって子どもたちとの時間を確保すればいいのか、私たち母親の試行錯誤は続きそうです。【参考リンク】・平成28年社会生活基本調査 ・パナソニックリリース 食器洗い乾燥機生産累計1,000万台を達成
2018年01月04日掃除や洗濯に料理……名のある家事の隙間で発生する、「名もなき家事」に追われ苦しんでいる人は意外と少なくありません。例えば、「ごみ捨て」という家事の前後には、ごみを分別しまとめたり、新しいごみ袋をセットしたりなどの「名もなき家事」があります。そんな「名もなき家事」は少しでも減らしたいもの。そこで今回は、オウチーノ編集部が「お、ねだん以上!」のキャッチコピーでおなじみの家具・インテリア・生活雑貨ショップ「ニトリ」で見つけた、家事が楽になるキッチングッズを紹介します。手間を発生させない、キッチンの便利グッズ余分な手間は、「省く」のではなく「もとから発生しない」ほうが良いはず!「名もなき家事」になり得る手間の発生を防ぐ、便利グッズを集めました。いつでもサラサラの茶葉や塩を。湿気とおさらばバスマットのイメージが強い珪藻土ですが、茶瓶や塩の乾燥剤としても使えるんです!スティック型や六角形のブロック型などもあり、容器に入れておくだけで、余分な湿気を吸い取ってくれる珪藻土。塩などの調味料や、茶葉やゴマ、チアシードなど細かいものにはスプーン型が断然便利!乾燥剤として、サジとして、二度おいしい“神”グッズです!「固まった塩にイライラ」などのストレスからも解放され、いつでもサラサラのお塩を使うことができそう。砂糖には使用できないので、注意してくださいね。「珪藻土スプーン」277円キッチン収納の強い味方!収納が変われば家事も変わるマグネットで取付け可能なこのホルダーは、冷蔵庫などの側面もOK!ラップ類も4本収納できるので、これひとつでばらつきがちなキッチンのロール系アイテムが一気に片付きます。そして、何といってもキッチンペーパーを片手でカットできるのがポイント!キッチンペーパーのカットにモタつかなければ、調理にかかる時間も大幅カット!?「キッチンペーパーホルダー(ラップ&ペーパータオルホルダー)」742円気づいたら散らばてしまったりスペースを大きくとってしまっていたり。どのサイズか分からなくなってごみ袋の取り換えに手間取ったり……よく使うものだからこそ、分かりやすくきれいに収納し、取り出しやすくしたいもの。ごみ袋も、立てて収納できればスッキリ片付きます!「引き出し用ゴミ袋収納ケース」にごみ袋をまとめて収納することで、ちょっとした隙間にも入り、片手で1枚ずつ取り出せるようにもなります。「可燃ごみ」「不燃ごみ」や容量の書かれた専用のシールもついているので、それを利用すれば何用のごみ袋かも一目瞭然です。短辺にも長辺にも取り出し口があるので、引き出しやスペース合わせて使用することができます。「トトノ 引き出し用ゴミ袋収納ケース」740円水切りカゴは多機能が嬉しい!省スペース派は……?シンク回りで最も存在感を放つもののひとつ、水切りカゴ。食洗器があるキッチンでも、料理中のちょっとした洗い物など、水切りカゴが必要な場面は多いもの。洗い桶・水切り・つけおきの3役をこなすこのバスケット型なら、取手付きで持ち運びもラクラク。水止詮がついているので排水できない場所にでも移動ができ、野菜や食器のつけ洗いなども可能で水桶けとしても活躍します。節水もできるのでとってもエコ!水捨て不要、可動式排水ノズルで好きな方向に排水ができるので、手間が省けるうえ自由なキッチンレイアウトができます。「アクリア水切りバスケット(ブラウン/ブルー/レッド)」1843円水切りカゴを毎回使うわけではない場合、常にキッチン台の上に出ているのはスペース的にも見栄え的にも良くないかもしれません。では、水切りかごの代わりに吸水マットを使用するのはどうでしょうか?傷つきやすい食器の水切りも安心です。洗濯すれば常に衛生的ですし、使わないときには畳んでしまっておいたり干したりなど、キッチン台のスペースも料理にフル活用することができますね。「吸水マットメッシュ」370円頑固な汚れもこれでおさらば!洗剤要らずのキッチンお掃除グッズクレンザー(磨き粉)や鍋のコゲ落としにぴったりの重曹。油汚れの下処理や台所のべたべた汚れにピッタリのセスキ炭酸ソーダ。キッチンを掃除するうえで欠かせない2つのアイテムが、シートに!?セスキ炭酸ソーダや重曹とゴムラテックスを含んだ不織布が、油汚れや水アカ・茶シプをかき落としてくれます。レンジフードや換気扇、コンロ周りの汚れもスッキリ!シンク回りのくもり取りにも使えます。洗剤いらず・水だけでOK!洗剤を使用したくない場所のお掃除にも便利です。これ一枚あれば、いちいち重曹やセスキを用意し、スポンジなどの道具を用意し……などの準備も必要なし。気づいたときにサッと掃除してしまいましょう。気づいたときにキレイにしておけば、大掃除の負担もグッと軽減されます。ストックしたいお掃除道具のひとつです!「セスキシート」138円「スポンジ(ハード)(ジュウソウシート)」141円これなら、お子様にも安心して掃除を頼みやすいのではないでしょうか。ぜひ「名もなき家事」軽減のためにも、“神”グッズをキッチンに取り入れてみてくださいね。※表示価格はすべて税抜価格です。
2017年12月10日多くの主婦が家事を負担に感じていることが、前編のアンケートから明らかになりました。しかし、家事代行サービスを導入する家庭はごくわずか。仕事に家事に忙しい主婦にとってはメリットが多く思える代行サービスですが、いざ利用しようと思うと意外に気になることが多いようです。どこを重視すべきか、主婦のみなさんの意見を参考にしましょう!掃除や料理といった家事をプロにお任せすることができる「家事代行サービス」が最近話題になっています。面倒になりがちな家事を代行してもらえるので、忙しい人にとってはとても嬉しいサービスでしょう。前編では家事を負担に感じる主婦の現状と、家事代行サービスの検討の有無について見てきました。家事はツラくても、家事代行サービスを使うほどではないと答えた人が大多数の結果となりました。【家事代行サービス・前編】はこちらから前編の結果を踏まえ、引き続き主婦50名のアンケートをもとに、後編では代行サービスのメリットとデメリット、主婦たちがサービスに求めることについて見ていきましょう。■目次1.家事代行サービスを利用したら生活はどう変わる?2.他人に家事をお願いすると、不安なことも多い3.主婦たちが家事代行サービスに期待していることまとめ1. 家事代行サービスを利用したら生活はどう変わる?家事代行サービスを導入することは現実的ではないにしろ、サービスを使ってみたいと思う主婦は多いようです。では、みなさんはどのようなメリットがあると考えているのでしょうか。家事代行サービスを使うメリットについて聞いてみたところ、特に票が集まったのは「時間が浮く」「体力的負担が減る」というものでした。【働く主婦にとっては、時間が浮くのはありがたい】■「頑固な汚れなど隅々までやると時間も体力もなくなるので、やってもらえるのは自分の時間もできるしうれしい」(30代・パート)■「フリーランスで自宅で仕事をしているので、家事もしつつ仕事もするという同時進行をしなくても済むからです」(30代・個人事業主)■「空いた時間で家族サービスに出掛けることができる。普段はフルタイムで働いているので、土日しか家族とゆっくり過ごすことができません」(20代・正社員)「時間が浮く」ことをメリットとした人のうち、とりわけ目立ったのは、正社員や個人事業主としてフルタイムで働いている人たち。フルタイムとなると、朝は早く、帰りは疲れて家事どころではなくなってしまうことでしょう。そんなフルタイムで頑張る主婦のみなさんにとっては、家事代行サービスは大助かりのはずです。【疲れて帰ったあとの体力的負担が減る】■「仕事をして、家に帰ってから家事をするとなると、疲れが倍増するので、代行サービスがあると体力的には楽になると思います」(30代・パート)■「フルタイムで普段仕事をしているので、細かいところまで掃除をするのが負担です。また、専門家に依頼することで、やはり素人がするよりもずっと良い仕上がりになります」(40代・正社員)■「家事をするには体力が必要だから。家事にかかる時間ない分、自分の時間が得られる」(50代・正社員)こちらでも仕事をしている主婦の意見が目立ちました。仕事をして帰ってきてからの家事は、誰にとってもツライものです。体力的にもなかなかの負担になります。そんなときにお金を払ってでも家事をプロにお願いすることは、体力だけではなく、精神的な負担の軽減にもつながることは間違いないでしょう。2. 他人に家事をお願いすると、不安なことも多い一見便利に思える家事代行サービスですが、実際に利用することを考えると、不安に思う点もあることがアンケートから明らかになりました。【他人が家に入ることは一大事】アンケートを回答した主婦の半数以上の人が、「他人が家に入ること」が代行サービスを使う上での大きな不安であると回答しました。■「家事代行サービスは利用してみたいですが、他人が家の中に入ることがかなり抵抗あります。家の中の物を見られるのもあまり良い気がしません」(40代・主婦)■「他人が自分のテリトリーに入ってくることには警戒感があります。どのような方なのか、人間性までは会ってみないとわかりませんし、頼んだものの付きっきりで監視してしまいそうです。また、予算も高そうなので依頼を気軽にできません」(40代・個人事業主)■「教育は受けているのだと思いますが、やはり他人が家に入るのは盗難や破損等、気になることがたくさんあります」(30代・主婦)代行サービスといえども、まったく見ず知らずの人が家に入ることは、どうしても警戒してしまします。知らない人に汚い部屋を見せたくない人もいるかもしれませんね。そうなると、やはり家事は「自分でやったほうがいい」と考える人が増えるのも頷けます。3. 主婦たちが家事代行サービスに期待していること主婦の間で浸透率が低いことが明らかになった家事代行サービスですが、やはり利用したいと思う人は多いようです。主婦のみなさんが家事代行サービスに求めることは何なのでしょうか。■「自分がやるよりきれいに掃除と片付けをしてもらえると良いなと思います。プロのコツがわかれば自分でも応用したいです」(50代・主婦)■「普段は掃除するのが面倒な換気扇やエアコンのフィルターの掃除。プロなので綺麗にしてくれそう」(20代・正社員)■「どんなに努力しても素人では落とせない汚れが落ちて、かつそれが長続きする効果。特に鏡がピカピカで曇らないなど」(50代・主婦)■「自分ではなかなか出来ない場所の掃除。換気扇やエアコン、天井、外壁など。しつこい水垢やカビが気になる水回りやコンロなどの掃除も、プロの手でピカピカにしてもらいたい」(30代・主婦)これらのコメントにもあるように、作業が大変なものをプロにお願いしたいと思う人が多いことがわかりました。特に換気扇やエアコンのフィルターはなかなか手が届きにくく、頻繁に掃除できる場所ではありません。汚れもしつこいので、手を出すのはかなり億劫になります。こんな掃除をテキパキとやってくれる人がいれば嬉しい、というのが主婦の本音なのですね。まとめ実際に家事代行サービスを使う人が少ないことは事実ですが、多くの人たちがサービスの良さやメリットを認めていることが後編にてわかりました。しかし、拭いきれない懸念点があるのも家事代行サービスの現実です。サービスの利用を検討する際には、メリットとデメリットをしっかりと見極める必要性がありますね。アンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日家事をやる余裕がない。そんなときに利用したいのが「家事代行サービス」です。大変な家事を少しでも減らしてくれるのなら、忙しい主婦にとってこんなにありがたいことはありません。しかし、実際に代行サービスを利用している家庭はあるのでしょうか。検討・導入の実情から主婦の皆さんの見解まで探っていきましょう。ネットやスマホのアプリなど通じ、料理や掃除といった家事を簡単にプロにお願いすることができる「家事代行サービス」。最近ではメディアでもよく取り上げられるようになってきており、世間で話題になっています。そんな噂の「家事代行サービス」ですが、実際に利用している人はいるのでしょうか。そして、主婦のみなさんはこのサービスについてどう考えているのでしょう。子どもがいる家庭の20〜50代の女性50名を対象にアンケートを実施し、「家事代行サービス」に関する主婦の本音を聞きました。■目次1.主婦の役割とはいえツライのが本音。家事を負担に思う人が続出2.まだまだ利用率が低い家事代行サービス。主婦の見解は?まとめ1. 主婦の役割とはいえツライのが本音。家事を負担に思う人が続出主婦50名に「家事を負担に感じることはありますか?」という質問をしたところ、なんと90%を超える人たちが、家事を負担に思うことがあると答えました。【できるだけ楽にしたい……。家事は常に負担に感じるもの】■「炊事が面倒です。家族6人いるから毎日作るのが大変。朝も昼も食事をするのが負担に感じますね」(30代・正社員)■「疲れたり気をつかう内容のパートが終わったあとなど、献立を考えるの億劫だったり、食事後の片付けをやりたくなかったりすることが多いです」(40代・パート)■「夫婦フルタイムの共働きで、小さい子供もいるため毎日時間に追われて大変である。家事はノルマが無いのでおろそかになりがちで、それがストレスにもなっている」(20代・正社員)小さな子どもがいたり、家族が大勢だったりすると、家事に割かなければいけない時間も必然的に増えるものです。また仕事で疲れていると、「帰ったらご飯作るの嫌だなあ」と思うことは誰にでもあるものですよね。【得意な家事もあれば、苦手な家事もある】■「収納が苦手なのでそれは苦痛ですが、それ以外はわりと大丈夫です」(30代・パート)■「毎日同じことの繰り返しで負担に感じる事は多々あります。洗濯は好きですが、炊事は考え込むことが多く、掃除も疲れます。私一人で全てを行っていて、それが当たり前のことで誰にも感謝されず、収入にもならないのが辛いです」(40代・主婦)■「たまに面倒な時はあるけど、そういう時は手抜きして、自分の中で嫌にならないように調整している」(20代・主婦)家事といっても、料理・洗濯・掃除・整理整頓など多岐に渡ります。人によって得意不得意は出てくるものです。例えば、料理は好きでも、そのあとの食器洗いといった片付けがうまくできない人もいるでしょう。また家事というものは外でする仕事とは違って、頑張ってもお金にならないことが主婦の悩みの種。ときには楽しく家事できることがあっても、何もモチベーションにつながらないことから徐々に面倒になってしまい、負担に感じるようになるのは無理もないことです。2. まだまだ利用率が低い家事代行サービス。主婦の見解は?家事を負担に感じる主婦は95%を超えることが、アンケートの結果から明らかになりました。負担になっている家事をできるだけ減らしたいと思う人も多いことでしょう。では日頃の家事を楽にするための手段として、「家事代行サービス」を使うという選択肢を持つ人はどのくらいの割合になるのでしょうか。検討した人の割合は5割であるのに対して、実際にサービスを利用した人は10%にも満たないことがわかります。アンケートの結果からも、家事代行サービスの浸透率はまだまだ低いことがよくわかります。では具体的に、主婦のみなさんが家事代行サービスについてどのように思っているのか、コメントを見ていきましょう。【検討したことがない】■「自分なりの家事のやり方があるので、家事代行サービスは便利だとは思うが、後々気になることが出てくるなら、お金を出してまでやる必要はないかなと思う」(30代・パート)■「一時的、止む終えない理由があれば検討するかも知れませんが、通常の家事は頼もうとは思いません」(50代・主婦)■「高いと聞いたことがあるので、その支払いの分、旅行やおいしいものを食べるのに使いたいと思います」(40代・正社員)このように、家事はお金を出してまで誰かにお願いするものではないと考える人が多いようです。毎日やるのはなかなかツライ家事でも、それをプロにお願いするまでは至らないのでしょう。【検討したが利用しなかった】■「お風呂掃除をしてもらいたいなとずっと思っていて、テレビで家事代行サービスのCMを見て検討した。思いのほか高かったので、諦めてしまった」(30代・個人事業主)■「魅力的だとは思ったのですが、なにぶん料金がそれなりにかかってしまうことや、その料金を払うだけの収入が今は得られない状況だからです」(30代・主婦)■「換気扇やエアコンなど、手間がかかる場所の掃除をしてほしいと考えたが、料金のことで決心できなかった」(30代・主婦)こちらは「家事代行サービスを使うことを検討したことがある」という人の意見です。使ってみたいなと思い、調べてみたはいいものの、料金が高くて導入することを諦めてしまうようです。まとめ家事代行サービスを使うということは、自分でやればお金がかからないものを、お金を払ってプロにお願いするということ。なかなかお金を払うという決心をすることができず、利用を諦める人が多いことがアンケートからよくわかりました。値段の問題さえ解決できれば、サービスを利用したいと思う人はたくさんいるようです。一方で、サービスを使うことに対して懸念を抱いている人もいることが明らかになっています。後編では家事代行サービスを使うことのメリットとデメリット、主婦のみなさんがサービスに求めるものをコメントから明らかにしていきます。【家事代行サービス・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年8月9〜10日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方アンケート総数:50
2017年09月20日女性の働き方が変わっている現代、結婚してからや子供を産んでからも仕事を続けたい女性が増えていると思います。そんな女性の働き方、子育てとの両立について今求められている環境はどういったものなんでしょうか?女性の美を応援する企業「株式会社ミルボン」で子育てと両立しながら働く社員さんにインタビューしました。anan読者のリアルな声と共にお伝えします。約70%の女性が出産後も仕事を続けたいと希望20~30代のanan読者に聞きました。「子供を産んでからも仕事を続けたいと思いますか?」という問いに約70%もの人が「はい」と回答。多くの女性が仕事をずっと続けたいという結果になりました。そうです。今の時代は女性も男性と同様にキャリアをつんだり、社会に出て働き続けたいという人が多いんです。でも子育てとの両立は難しそう? そのためにはどうすればいいの? という不安や疑問も多いのではないのでしょうか。そんな疑問と共に実際に仕事と子育てを両立、会社の制度までも変えた「ミルボン」の女性社員にインタビューしてきました。女性の美を応援する会社「ミルボン」「ミルボン」は美容室で使用されているカラー材やトリートメント材、写真のようなシャンプーなどを開発、生産しており、実は知らないところでお世話になっている女性も多いかと思います。男性社員が多いこの会社ですが、女性の美を応援している会社だからこそ女性に優しい会社になろうと、現在仕事と子育ての両立を応援する両立支援を試行錯誤しながら進めているそうです。実際に子育てと仕事を両立する2人の女性今回インタビューしたのは、株式会社ミルボンのFP本部大阪支店フィールドパーソンサブマネージャーの松井さん(左)と開発本部中央研究所ヘアケアチームマネージャーの谷川さん(右)です。松井さんは現在小学校3年生の男の子のママ。1年の育児休暇を取得後、復帰しました。入社当時は夜遅くまで残業し、働くのが当たり前の営業社員としてバリバリ仕事をこなしていました。「産休など絶対に取れない!」といった状況だったそうですが、「一生働きたい」「子育てもしたい」という強い思いもあり、仕事と育児を両立するために次のようなことに取り組みました。それは、専門性を高めて、自分の存在をアピールすること。「会社にいなくてはならない人材になろう」と思い、ヘアーカラーの勉強をはじめたそうです。そのかいあって、前例のなかった育児休暇を無事取得することができ、仕事と子育てを両立するパイオニア的な存在となりました。現在は美容師さん向けにヘアカラーのセミナー講師などで企業に貢献し、ミルボンで大活躍しています。谷川さんは現在4歳の男の子のママ。ミルボンの研究員&研究所マネージャーでは、初めての産休・育休取得者です。製品開発という、代理がきかないこの部署は大変忙しく、たいていの女性社員は結婚・出産を機にやめていったそう。でも、谷川さんはその流れに乗りたくない、なんとか産休・育休を取得しようと「自分は出産後も働き続けたい」と周囲に意思表示することを心がけました。そのように事前に公言していたおかげで、実際に取得するときは上司や会社へスムーズに伝達できたといいます。2人のようなパイオニア社員によってかわった制度・自身の工夫2人のような社員の働きかけでどのように会社は変化していったのでしょうか?時間給が取得できるようになったミルボンでは、お休みを取る時に半休など区切られた時間でしか取れなかったそうで、子供の発熱などですぐに有休がなくなってしまうことも不満の1つでした。二人のようなパイオニア社員の声により短時間制度・時間単位で取得できる家族看護介護休暇が導入されました。これにより時間給が取れるようになったそうです。anan読者からも「子供が第一なので有休がすぐになくなってしまう」という声もありました。時間休が取れるのは働くママにとっても大切ですね。短時間勤務スタイル生みだし、時には身内の手を借りる松井さんは自分にあった働き方をみつけるため、人事に掛け合い、短時間勤務(1日6時間勤務)という制度を作ったそうです。それは先にもお伝えした通りに専門性をつけるなどの準備をしていたからだといいます。また、会社での制度ではないものの、ご自身の制度としておばあさまに子どもを月の三分の一から半分ほど預けることで残業ができるようなシステムを構築。その代わり、ちゃんとアルバイト料金としてお金を払っていて、頼みやすい環境を作っているそうです。時には周りを巻き込む制度を自分で作ってしまうのも手ですね!会社と話し合える場を作った「研究開発と育児をしながら仕事しているのはすごい!」と言われるほど、研究職での復帰はなかなか難しいところ、マネージャーという職についたのも、谷川さんにとって女性の働く環境作りのひとつの改革、モデルになるためといいます。もちろん会社の理解もあってなので、ミルボンでは休職・復職前面談の実施などでお互いが仕事を続けるうえでの前向きな話し合いの機会も設けるようになりました。そこで自分の希望も伝えもしっかり話し合い、サポートもあったので、これならできると思って、マネージャー職を受けたそうです。女性に必要な制度はまだ改革途中アンケート結果でもお二人からも、正直、会社の制度にはまだ満足がいってないという結果です。実際に両立されているお二人が現在、ミルボンに希望するのは在宅勤務の制度。産む前は便利かな?と思っていた託児所ですが、家や会社から遠いところにあると、思いのほか送迎に時間が取られるといいます。そこで、例えば1日中デスクワークの日などを在宅勤務にすれば、送迎時間を仕事に費やすことができるので、ぜひともこの制度を導入してほしいとのことです。常に時間に追われているワーママにとっては、1分1秒でも時間を有意義に使いたいですよね。読者へのアドバイス「まずはやってみる・やり方を考える」anan読者からは、「自分の収入があるので子供にいろんな経験もさせてあげられる」「仕事の間だけでも一人の時間ができるのでリフレッシュできる」(29歳・事務職)などの声があり、仕事と育児の両立は大変ながらも、得ているものもたくさんあるようです。最後に、お二人から学んだ両立のコツをまとめてみました。いずれ子供を産みたいと思う、働いている女性のみなさんへ3年くらい前から結婚・出産できる環境・技術を整えるなど「まずは準備をすることが大切」と言います。例えば松井さんのように専門性をつけることや谷川さんのように「私は産休・育休をとって働き続けたいんだ」という意志表示をしておくことで制度を利用しやすくなったり足りないことへの不満も人事に言いやすくなったりするそうです。また実際に取得している人の話を聞くことも勉強になるとのことです。将来、子供を産みたいと思う学生のみなさんへ今、就職活動での質問の中でも「私は将来的には子供を産んでも仕事を続けたいと思っています。この会社ではその状況はどうですか?」という質問をする学生も多いそうです。もし、いずれ子供を産みたいと思っているのなら、企業説明会などの時に聞いてしまうのも手かもしれません。もちろん、ダイレクトに聞くのはちょっと……と思われる方は既に産休・育休を取得している女性が多い会社への就職活動を中心に行うのがいいのではないでしょうか。現在、子育てと仕事を頑張っているママのみなさんへいざとなったらお休みを取れるように他社とのアポイントをひとりではなく誰かと一緒にしておいたり、緊急時に対応してもらえるように準備・効率的に業務ができるようにやり方を改めて考えるのもひとつの手。女性のためにも会社にとっても、両立できる事例があるというのが大事だと思うので、まずは会社と話し合ってやってみることも大切です。そして一番大事なことは多忙だからこそ、やれないことに対して仕方がないと思い、完璧を求めないこと、自分を許すことも大切だと言います。理想のキャリアウーマン・母・妻ということを忘れて、もちろん他のできる社員と比べることもなく自分のペースをしっかり掴むことで自分が楽になるそうです。女性が働き続ける時代へ実際に両立しているお二人だからこそのお話を聞くことができて、未来におけるビジョンや準備の大切さ、実際にトライしてみることが重要なんだと思いました。これからどんどん女性が社会にでる時代。子育てと仕事の両立はまだまだ課題がたくさんですが、お二人のように自分の働き方をみつけていきたいものですね。
2017年09月13日共働きにも関わらず、女性のほうが家事や育児を分担する割合が多い、という家庭は少なくないようです。仕事も家事も育児もとなれば、どこかで手を抜くなどしないとパンクしてしまうでしょう。では、どこで手を抜けばいいのかと言えば、やはり「家事」だと思います。「時短」という言葉も一般的になり、家事を時短で済ませるための便利なグッズや家電もたくさん販売されていますよね。そこで今回は共働き世帯の女性に、買ってよかったと思う家電についてお話を聞きました。●(1)ロボット掃除機『ロボット掃除機は本当におすすめです。子どもの世話で手一杯のときも、スイッチを入れれば自動で部屋中お掃除してくれるので、時間を有効に使えるようになりました。ただ、床に物が置いてあるとその部分を掃除してくれないので、あらかじめ床の物を片付ける必要があります。片付けが面倒なので、始めから床に物を置かないようにする というルールを作りました。そのおかげで、ダブルで部屋がきれいになった感じです』(20代女性/パート)今や各メーカーからさまざまなロボット掃除機が販売されています。部屋の隅まできれいに掃除してくれるものや、床の拭き掃除をしてくれるもの、音声で操作できるものなど、いろいろなタイプがあるので、各家庭のニーズに合ったものが選べます。少々値は張りますが、自分で掃除機をかける労力や時間などを考えたら、共働き世帯としては購入してみる価値があるかもしれません。●(2)食器洗い乾燥機『買ったというより、住み替えたマンションに付いていたものですが、食洗機はありがたかったです。うちは食べ盛りの男の子が2人いて、使う食器も多いんですよね。特に冬は食器洗いがかなりのストレスになっていましたが、これのおかげでとてもラクになりました。節水にもなって ほんと助かってます』(40代女性/会社員)最近のマンションには食器洗い乾燥機が標準装備されていることも多いですね。それだけ需要があるということでしょう。食器洗い乾燥機は家事を時短できて便利なだけでなく、節水もできるというのは嬉しいポイントです。除菌機能があるもの、省スペースで置けるものなど、メーカーによって機能や性能のこだわりポイントが違うので、いろいろ比較してじっくり選んでみてください。●(3)ハンディタイプのスチームアイロン『ハンガーにかけたままアイロンがけができるスチームアイロンは気に入ってます。いちいちアイロン台を出して、シャツの形を整えてってやってる手間が省けるので、忙しいときでもパパッとシワ伸ばしができちゃいます 。簡単なので、最近では夫が自分でやっています』(30代女性/パート)男性のYシャツにアイロンをかけるのって、ひと苦労なんですよね……。特にボタンのあるところや脇のあたりなどは気を使います。また、アイロンがけをしているところに小さな子どもやペットが来ないように注意していなければなりません。そんな気苦労や手間を省けるのがハンガーにかけたままスチームの力でシワを伸ばせるハンディタイプのスチームアイロン。朝の忙しい時間に、「アイロンかけてない!」と気付いても、すぐにかけられる優れものです。これなら旦那さんに自分でやってもらうことも可能ですね。●(4)乾燥機能付き洗濯機『子どもが3人いるので、毎日の洗濯が大変!友達から大容量のドラム式洗濯乾燥機をすすめられて購入したところ、一気に洗えて乾燥までやってくれるのでとても便利 になりました。天気が悪くてベランダに干せないとき、仕方なく部屋干しにしていたものの、生乾きのニオイも気になっていたんです。でもこれならしっかり乾燥までやってくれるので問題ナシです』(40代女性/会社員)洗濯物を干すという作業はけっこう重労働で時間がかかるものです。量が多ければなおさら。その手間が省けるというのは家事をする人にとって大変助かりますよね。乾燥機能がついた洗濯機というと、ドラム式を思い浮かべる人も多いと思いますが、縦型のもの も販売されています。縦型なら小さいお子さんがいる家庭でも安心ですし、ドラム式より泥汚れなどに強いと言われています。自分の家庭ではどちらのほうが合っているのかを考えた上で購入を検討してみましょう。----------仕事と家庭の両立はなかなか大変なもの。それでも、生活している以上はどうしても発生してしまうのが家事です。そんな家事の手間を省き、費やす労力と時間を最小限におさえてくれる時短家電を上手に使えば、家族の時間やゆとりある生活を手に入れることができるかもしれません。お金はかかってしまいますが、お金で買える時間もあると割り切ることも時には必要なのではないでしょうか。●文/パピマミ編集部●モデル/貴子(優くん、綾ちゃん)
2017年09月10日家族を守るママたちの大きな悩み、それが家事の負担です。特に新生児ママやワーキングマザーたちは、毎日が戦争です。子どもの世話をし、仕事をしながら、たまった家事を片付ける……中には、ヘトヘトになりながら子どもを寝かしつけ、深夜になってようやく食器洗いに取り組むことができるという人も少なくないはず。そんなママたちの脳裏によぎるのが「夫が家事メンだったらどんなにいいか」という願い。寝かしつけや入浴の間に、ちょっとしたことを片付けておいてくれるだけでも、かなり楽になるんですよね。そこで今回は、見事ご主人を家事メンに育てることができた先輩ママたちから、そのコツや極意を教えてもらいました。●(1)データでも実証済み! 音楽でモチベーションUP『以前は何を頼んでもシブシブで、面倒くさそうにやっていた夫。でもある日、思い立って「好きな音楽を聴きながらやったらどう?」と言ったんです。ウチの夫には、この方法が効果てきめんでしたね。ノリノリになりながら、楽しくあっという間に家事をこなしてくれるようになりました。今となっては「料理のときはこの曲」「掃除のときはこの曲」と、プレイリストまで作っていますよ(笑)』(30代女性/会社員/2歳女の子のママ)ちょっと気乗りしない掃除やアイロン掛けでも、好きな音楽を聴きながらだとルンルンに捗る……実はこれ、データでも実証されているんです。日用品メーカーのライオン株式会社と、レコード会社のユニバーサルミュージックが共同で行った調査によると、“音楽を聞きながら家事をしている人は、家事が好きな人が6割以上である”こと、さらに“音楽を聴きながら家事をする男性は、そうでない男性に比べて取り組む家事の種類が多い ”ことが明らかになっています。おそらく、退屈になりがちな家事タイムを「好きな音楽を聞くことができる楽しい時間」という認識にチェンジすることで、モチベーションをグンと上げることができるのでしょうね。●(2)男性脳を有効活用! シングルタスクでお願いする『タスクは1つに絞り込むこと。指示は具体的に、できれば見本やお手本を提示すること。この2つを徹底することで、夫を家事メンにできました。例えば、カレーを作って欲しいときは「カレーを作って」とお願いするのではなく、「玉ねぎをこれくらいのみじん切りにして」 「にんじんをこれくらいの大きさに切って」……というように頼むんです。行程が終わるたびに評価してあげるのも重要。「わあ、いい感じにできてる」とか「バッチリだね!」など、一言でもかけてあげましょう。最初はとても面倒でしたが、初期投資だと思ってガマンしました。その結果、現在はとてもラクさせてもらってます』(40代女性/公務員/小学生男の子のママ)男性はシングルタスク脳である、というのはよく言われていることですね。例えばパパに「子どもをお風呂に入れて欲しい」とお願いすると、湯船に入れて体を洗うところしかやってくれないことがあります。ママからすると「子どもをお風呂に入れる」というのは、着替えとタオルを準備し、服を脱がせ、嫌がって逃げる子どもをなだめすかして入浴させ。体を拭いて肌のケアをし、着替えさせるという一連の流れすべてを指すのですが、男性の脳はそのように捉えないんですよね。そこでイライラするのは損というもの。脳の違いを逆手にとって、うまく家事を教えこんでしまうのがこの方法というわけです。ただ、確かに最初は面倒くさそう。子どもが生まれてしまうと、パパの教育にそこまで手間がかけられません。この方法を取るなら、出産前からトライしておくのがよさそうです。●(3)やり方をおしつけず、こだわりを捨てる『いま思えば、やり方やプロセスにこだわらないことが成功の鍵でした。例えば台所掃除。シンクはこう洗う、生ゴミはこんなふうに捨てる、洗い終わったお皿はこう重ねる、スポンジはここに置く……という自分なりのやり方が私にはキッチリあったんですよね。だから、せっかく夫が手伝ってくれても「なんでこんな風にやるの!?」とイライラしちゃってたんです。ときには「もう!2度手間になった!」なんて言いながら全部やり直しちゃうことも。夫はそれがすごくイヤだったようで、ある日ケンカになったんですよね。「俺に頼むなら、俺のやり方でやらせてよ。俺もお前のやり方を否定したことないでしょ?」 と言われ、ハッとしたんです。それからは「やり方が違っても、最終的な目的が果たせればOK」。そう思うようにしています』(30代女性/会社員/5歳男の子、2歳女の子のママ)家事を毎日こなしていると、最も効率のいい手順やラクな方法が自然と身につきますよね。でも、夫にその方法を押し付けてしまうのはダメ。やってもらうなら、相手のやり方には文句を言わないこと。それが家事メン育ての極意のひとつなんですね。----------夫を家事メンにするには、手間も時間も労力もかかります。でも、かけた手間はきっとムダにはならないはず。あとで大きく実って返ってくると信じて、まずは小さな1歩からトライしてみましょう!【参考リンク】・【音楽と家事に関する意識・実態調査】 | ユニバーサル ミュージック合同会社()●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2017年09月02日家事をラクにするにはどうしたらいいのだろう? 少しでも多く貯金するには? いつの時代も、主婦はこうして頭をひねってきたような気がします。料理研究家であり、ラク家事アドバイザーの島本美由紀さん最新著書「ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典」は、冷蔵庫の正しい使い方を通して家事や家計の負担をカットするメソッドが紹介されています。島本さんによると、冷蔵庫は家事の中心であり、使い方を変えるだけで家事が変わるといいます。彼女自身も、冷蔵庫の片づけに意識的に取り組みようになってからキッチン仕事がぐっと減り、物事がいい方向に動き出したと実感しているそうです。今回は、毎日の家事をもっと楽しくラクにしたい思っている方に、本著から冷蔵庫保存を効率よく使ったお金と家事をうまくまわす方法を紹介します。 ■買い過ぎ防止! 買い物前の5つの準備みなさんは、何も考えず買い物に行き、「今日の晩ごはん、何にしよう?」なんて悩みながらスーパーマーケットをウロウロしていませんか? 結果、時間のかかる買い物になってしまい、余計なものまで買ってしまう…なんてことに。「食材を使い切れない」「ついつい買い過ぎてしまう」などのムダを省けば冷蔵庫もすっきり片付き、食費も減らせます。島本さんが本著で提案するムダな買い物をしないためのポイントは5つ。1. 買い物前に在庫をチェックする2. 在庫を確認しながら献立を考える3. 食べきれる量だけ買う4. お腹と気分を満たしておく5. 買い物リストを持っていく意識を変えて賢く買い物するための準備をすることで、ムダを確実に減らすことができそうです。 ■無理なく食費を繰り越す法則食費のコントロールで、毎月必ず貯蓄を増やすことができる法則も紹介されています。それは「月5週制」というアイデア。食費の予算を月単位ではなく週単位、それも1ヶ月を5週と設定するのがポイントです。1ヶ月は28日~31日なので、月4週で週単位の食費を設定すると予算内で収まっても、ほとんどの月で繰り越しはゼロになってしまいます。でも、あらかじめ月5週で考えて、週ごとに予算内でやり繰りすれば、毎月必ず繰り越しがでるというカラクリです。もちろん週単位の予算は4週のものより低くなりますが、これが買い過ぎ防止にもなるというのです! なかなか食費を削れない方には、無理なく貯蓄ができる目からウロコの法則ではないでしょうか? ■平日の家事がぐっとラクになる“半調理保存”さて、毎日仕事や育児に追われる主婦にとって、調理は一番負担が大きいといっても過言ではないと思います。大切な家族のからだを作る食事。手を抜くことはできませんが、週末の買い物後、ほんのひと手間加えて保存するだけで、平日の調理時間が短くすむおかず貯蓄になるんです。その「ほんのひと手間」=「半調理保存」とは、ゆでて冷蔵すること。半調理保存しておくことで、平日の作業がぐんとラクに、そして時短になるというメリットがあります。たとえばブロッコリー。時間のない朝の温サラダとして、お弁当に少し隙間ができてしまった時におひたしやごま和えなどにして入れたり、パスタの仕上げやメイン料理に彩りを添えたりと、保存期間の5~6日でさまざまなおかずにアレンジしながら使うことができます。また、お肉や卵の半調理保存も便利。ゆで鶏を保存しておけば、メイン料理として「ゆで鶏の香味ソースがけ」や「冷やし中華」、前菜として「バンバンジー」など、一度の調理で何品もの時短レシピに早変わりします。「冷蔵庫は使う人の暮らし方を映し出す鏡のようなもの」と島本さん。家計や家事の効率がアップする冷蔵庫を作ることは、自分にとって使いやすく気持ちのいい冷蔵庫にするということなのではないでしょうか。たとえば、物がいっぱいに詰め込まれた冷蔵庫のスペースを半分あけると、年間電気使用料金は約960円も節約できるとか。さらに、季節ごとに温度設定を変えると節電効果がアップ。夏は「中」、冬は「弱」にすることで年間約1360円の節約になるそうです。※節電効果は、冷蔵庫の種類・容量によって異なります。こまめに掃除と整理整頓しながらメンテナンスしていくことで、冷蔵庫は心地よい素敵な相棒になってくれるはずです。参考図書: 「ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典」 島本美由紀/著 講談社家事の「ラク」を追究してきた著者がたどり着いた、究極の冷蔵庫活用法を徹底解説。気になる食品保存のテクニックから、「作りおき」のコツまで、冷蔵庫活用で家事の手間や無駄遣いを徹底排除する秘訣を伝授する一冊。島本美由紀(しまもと・みゆき)料理研究家。ラク家事アドバイザー。冷蔵庫と食品保存のスペシャリストとして調理の時短テクニックや、整理収納アドバイザーの資格を生かした片づけ方法など実用的なアイデアが好評を得て、テレビや雑誌を中心に幅広く活躍中。『冷蔵庫超片づけ術』(双葉社)、『おもわず自慢したくなる料理のラクワザ333』(河出書房新社)、『冷蔵庫を片づけると時間とお金が10倍になる!』(講談社+α文庫)、『ひと目でわかる食品保存事典 簡単! 長持ち! 節約!』(講談社)など、著書多数。
2017年08月25日アデコはこのほど、「働く女性におけるがん治療と仕事と両立」に関する調査結果を明らかにした。同調査は7月21日~31日、何らかの形で就業している20~50代の女性200人および企業の人事担当者596人を対象に、インターネットで実施したもの。がんと診断されて不安になったことについて尋ねたところ、56.5%が「仕事への影響」と回答した。次いで「家族への影響」(43.0%)、「治療による体調の変化」(42.5%)となっている。勤務先での不安や心配について質問すると、「職場への迷惑」(59.0%)、「業務遂行への影響」(46.0%)、「治療や療養のために休暇を取ること」(43.0%)が上位を占めた。「周りから必要以上に気を遣われること」(30.0%)、「不特定多数に知られ詮索されること」(25.5%)など、職場におけるコミュニケーションを懸念する声も多かった。がんと診断されて以降も就労を継続した目的について聞くと、74.0%が「家計を維持するため」と答えた。「治療費を工面するため」(35.5%)、「働くことに喜びや生きがいを感じるため」(28.5%)という回答も多い。治療と就労を両立した理由は何か聞くと、64.0%が「職場の上司・同僚・部下等の理解・協力があったから」と答えた。2位は「家族の理解・協力があったから」(53.0%)となっており、治療と仕事を両立できた背景として、給与の維持や柔軟な働き方よりも、職場や家族からの理解・協力が大きいことがわかった。勤務先で配慮してほしかったことはあるか尋ねたところ、82.5%が「ある」と回答した。具体的には、「傷病休暇・休業制度の充実」(40.0%)、「柔軟な勤務形態の容認」(37.5%)といった働き方の選択肢に関する配慮のほか、「治療に関する費用の助成」(30.0%)、「業務量・内容、業務分担等の調整」(24.5%)などだった。人事担当者を対象とした調査では、がん治療のために利用できる制度で、最も多くの企業が導入済みなのは「傷病休暇・休業制度(賃金支給あり)」(47.5%)だった。しかし、各制度の導入率は半数を下回り、企業規模によって差があることもわかった。
2017年08月18日前編では、家事を効率化する時の悩みやどんな家事の効率化が難しいのかのアンケートを見ていきました。後編では、それを踏まえ効率化のための具体策やそのメリットについて探ります。ぜひ参考にしてみてください。どんな人でも、一度は自分の家事の進め方に疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。もっと手際よく家事を終わらせたい。そしてもっと自由な時間を作りたい。そう考えている人もいると思います。そこで、家事を効率化について女性50人にアンケートを実施しました。前編では家事の効率化についての悩みについてご紹介しましたが、後編では家事をより効率化するための具体的な方法や、効率化によるメリットをご紹介します。すぐに実践できる意見もありますので、ぜひ参考にしてみてください。【家事効率化・前編】はこちらから■目次1.簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」2.家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!3.家事を効率化する“心構え”を持とう1. 簡単に家事を効率化するキーワードは「ためない」家事効率化のために実践していることを聞いてみたところ、最も多かった回答が「ためない・まとめない」でした。「隙間時間」の活用や「ながら作業」で効率化している人も。頭の中でシュミレーションしてから家事をするなど「スケジュール管理」で無駄時間を減らすという人もいました。いろいろな回答が集まりましたが、そのなかから、誰でもすぐ実践できそうな意見をピックアップしました。【ためない習慣をつけることが効率化の第一歩】■「自分が一番心がけていることは、家事を後回しにしないことです」(20代・主婦)■「家事をためるとかえって時間がかかってしまうので、ためずに毎日やることを習慣化しています。習慣になるとすばやく動けるので効率的だと思います」(30代・主婦)■「基本的にその日のものはその日のうちに片付ける、などを行っています」(40代・主婦)「ためない・まとめない」を実践している人の多くが、家事を習慣にすることで効率が上がると考えているようです。毎日家事をすることで1日の負担を少なくし、習慣化することで作業の質とスピードも上がります。やることをため込んでしまい、いざ始めるときに億劫に感じてしまう人は、まずその都度片付けることが肝心。毎日少しずつ行う習慣づくりから始めるとよいでしょう。【便利グッズを活用して、ちょっとした時間で家事を済ませる】■「5分でも時間が空けば、ハンディモップをかけたりできる」(30代・主婦)■「自分でやるよりお掃除ロボットや食洗器の方が優秀なので、できるだけ良い家電を活用する」(40代・主婦)■「100円ショップに行くといろいろな便利グッズがあるので、積極的に使用しています」(40代・主婦)隙間時間の活用やながら作業をしている人は、なんらかのグッズを活用している人が多いことがわかりました。すべてを人の手で行うと、効率化にも限界があります。食洗機やロボット掃除機を使うことで、地味に時間がかかるお皿洗いや床掃除の時間を大幅に削減してくれます。手が空いた時間にほかの家事を行うことで、効率的に家事を進めることができるでしょう。現在は100円ショップやホームセンターで便利なグッズがたくさん販売されているので、家事に困ったときには足を運んでみるといいかもしれません。2. 家事の効率化で得られるのは時間だけじゃない!次は、家事を効率化することで得られるメリットについて聞いてみました。やはり「自分の時間がとれる」という回答が一番多くなりました。前編で、効率化にあたって時間を意識している人が多かったこととも関連しているでしょう。「心理的負担が減る」ことも大きなメリットになっていることから、家事に心理的な負担を感じている人が多いことがわかります。それでは、それぞれのメリットを選んだ人の意見を見てみましょう。【家事にかかる心理的負担は想像以上に大きい】■「家事は思いのほか重労働なので、できるだけ効率よく済ませることで精神的にも楽になる」(30代・パート)■「家事はやらなければならないことが多いので心理的な負担が大きいから」(40代・主婦)一口に家事と言っても実際に行うべきことは多く、人によっては朝から晩までやることがある場合も。家事に終わりはありません。毎日、朝から晩までやることがあるという心理的な負担は相当なもの。ひとつひとつの家事にかける時間を少しずつ減らすことができれば、1日の家事に対する心理的な負担は大きく変わってくるはずです。【自由な時間が増えるからがんばれる!】■「早く終わらせられれば、それだけ本を読んだり映画を見られると思う事がモチベーションになっています」(30代・主婦)■「趣味や仕事に出かける時間が増えて、生きがいを感じられるからです」(50代・主婦)当たり前ではありますが、家事にかける時間が少なくなればなるほど、自由に使える時間が増えます。身体的・精神的な疲労を発散できるようになるので、これだけ多くの人が効率化を意識しているのです。仕事終わりのワクワクがあるからこそがんばれるという人もいるので、家事のあとに楽しみな予定を入れて、家事を一生懸命終わらせるきっかけを作ってみるのもいいかもしれませんね。3. 家事を効率化する“心構え”を持とう最後に、すべての家事を効率よく終わらせるためのコツや工夫していることについて自由に回答してもらいました。ここでは具体的なノウハウよりも、心構えが多く回答されています。■「2つ以上の家事を並行してやるようにしています。素早く手際よく!」(50代・主婦)■「同時に2つの作業を行う、作業をしながら次の段取りを考える、1日の家事のスケジュールを立てて実行するなどです」(40代・主婦)多くの人が、並行して作業を行っていると回答しています。1つの作業をしている間にほかにできる作業がないか、その後の動きはどうするかなどを考えているのです。多くのことを覚えておくのが大変な人は、一度考えたらメモなど取っておくと何度も同じことを考えずに済むようになります。■「できることは子供も巻き込んで手伝ってもらう。早く綺麗になるし、子供とのコミュニケーションにつながる」(30代・主婦)■「お手伝いさせながら構ってあげるような感じで、子供に手伝わせることです」(30代・主婦)子どものいる家庭では、子どもに手伝ってもらう(手伝わせる)のも1つの手です。家事をしているときは子どもを邪魔に感じがちになりますが、家事を手伝ってもらうことで子どもと接する機会を自然に増やすことができます。注意したいのは、子どもにもできる簡単な家事を手伝ってもらうこと。難しい家事を手伝わせてしまうと、逆にやることが増えてしまう可能性もあります。■「すべてを完璧に終わらせようとしない。毎日の隙間に少しずつ」(50代・主婦)■「完璧にしないこと。やりたい事は後回しにして、先に終わらせること」(40代・主婦)最後にご紹介するのは、家事を行う上での心構えです。それは、“すべてを完璧に終わらせる必要はない”というもの。「全部の部屋を、毎日すみずみまで掃除しなきゃ」と、一度にすべての家事を終わらせる必要はありません。定期的にやること、毎日やること、隙間時間にできることなど家事を分類し、自分のスピードや時間にあわせて無理なく家事を行うことが家事の極意と言えるでしょう。まとめ前後編にわたって家事の効率化についてのアンケートをご紹介してきました。後編では家事を効率よく進める具体的なノウハウについてご紹介しましたが、自分の家事を見直すことができましたでしょうか。一人一人が家事を効率化するコツを持っているはずなので、いろいろな人と情報交換してみるのもいいかもしれません。身近なところに家事の達人がいるかもしれませんよ。アンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日専業主婦でも共働きでも、女性にとって大変な家事。しかし家事だけに時間を取られてしまうのはもったいない!ということで、今回はアンケートを実施し、家事効率化のためには何をしたら良いのか、そのコツを探りました。家事は専業主婦の人にとっても、働いている女性にとっても大変な仕事。そして、あまり男性側の協力が得られない家庭が多いのも事実です。一口に家事と言っても、その仕事内容は掃除に洗濯、食事の準備から片付けなど多岐にわたります。効率的にやらなければ、無駄な時間を費やしてしまうばかりでなかなか終わりません。そこで、家事の効率化について20〜50代の女性50人にアンケート実施。毎日家事をがんばっている女性の皆さんの意見をもとに、家事を効率化するコツを探りました。明日からの家事に役立つノウハウをぜひ身につけてください!■目次1.ほぼ全員が家事の効率化を意識している!2.効率化には別な視点からのアプローチも必要?まとめ1. ほぼ全員が家事の効率化を意識している!まず、「家事の効率化を意識しているかどうか」というアンケートの結果を見ていきましょう。なんと、ほぼ全員の人が少なからず家事の効率化を意識していることがわかりました。常に効率を意識して家事をしている人だけでも、60%を越えています。家事の効率化を意識する理由と意識しない理由、それぞれアンケートのコメントから読み解いていきましょう。【家事を効率よく終わらせて時間を作りたい!】■「家事の効率化を意識することで自分の時間を作る事ができるから」(30代・正社員)■「仕事をしていて、家事に費やせる時間が限られているため」(40代・個人事業主)■「平日は特に時間との戦いなので、帰り道で帰宅してからの家事の流れをイメージしています」(30代・正社員)当然ではありますが、効率を意識して家事をする理由は主に「時間」にあります。主婦の方は自分の時間をより多く作るため、働いている人は限られた時間の中で手早く終わらせるために、家事の効率を意識していました。無駄な時間を極力削ることで、心と身体への負担を減らすことができます。なかには少々高価な家電を使ってでも効率化したい、という人も。多くの人が家事の効率化のためにお金や労力を使っていることがわかりました。【子どもがいると思い通りに家事が進まない……】■「効率化は好きですが、育児との兼ね合いでできる範囲でやっています」(30代・正社員)■「子供が小さく、その時にできる事をサッとやってしまわないといけないので、あまり効率を考えている余裕がないことが多いです」(30代・主婦)■「子どもがいるので、なるべく時間がかからないようにしたい。でも子どもに邪魔をされて思うように捗らない」(30代・主婦)家事を効率化できずにいる人の多くは、家事と子育ての兼ね合いに難しさを感じていることがわかりました。洗濯機を回している間にほかのことを……と決まりごとを作って効率化をはかっても、子どもの世話に時間を取られて予定がずれてしまうことも。子育てをしながら家事を効率化するのは一筋縄ではいかなそうです。2. 効率化には別な視点からのアプローチも必要?次に、効率化が難しい家事について聞いてみましたが、答えが大きく分かれる結果になりました。掃除と料理が多くの票を集めています。どの家事に関しても「急ぐと家事の質が落ちてしまう」という意見があり、単純に速度を上げるだけでは効率化は難しいことがわかります。もちろん効率化が難しい理由はほかにもありましたので、掃除と料理から代表的な意見をピックアップしてご紹介します。【子どもがすぐに散らかす!掃除を二度手間にしないためには?】■「自分が掃除してきれいになっても、翌日にはすでに汚れていたりする」(30代・正社員)■「子供がすぐに散らかすのでキリがなく、常に掃除に追われているからです」(30代・主婦)■「子供が3人もいると、いくら片付けても散らかされて、掃除をするモチベーションが下がります」(40代・主婦)何かと苦手な人が多い掃除。掃除がなかなかうまくいかない理由では、すぐ汚れてしまう、汚されてしまうという意見が目立ちました。子どもがいる家庭では、どれだけ掃除しても散らかされてしまうこともよくあります。常に掃除している状態になってしまうという人もいました。掃除を効率化するためには、掃除方法を見直すだけでなく、汚さないようにする方法も考える必要がありそうです。【料理の美味しさと効率、両立は難しい?】■「切る、焼く、炒める、常に手を煩わせる作業がつきものだからです」(50代・個人事業主)■「インスタントや既成のソースなどを使うのが嫌いなので、料理を効率重視で行うには限界があります」(50代・主婦)■「毎日違うメニューを考えなければならないので、なかなか効率的にはいかない」(40代・主婦)料理については、毎日違う献立を考えるだけでも大変です。複数の料理を作ると特に効率が求められますが、キッチンの広さや得意・不得意によっては非常に手間と時間がかかってしまいます。さらに、料理には人それぞれこだわりがあるもの。インスタントの調味料や食材を使いたくない人にとっては、効率化とは正反対の長い作業になってしまいます。料理の美味しさや健康志向と効率を両立させるためには、さまざまな工夫と料理の経験が必要になるのです。まとめ前編では主に家事の悩みについてご紹介しました。ほぼ全員が家事を効率化しようと意識しており、特に掃除と料理に苦戦する人が多いことがわかりました。後編では、日頃家事を務める女性の皆さんが工夫している点に加え、家事を効率化するメリットなどもアンケートからご紹介します。【家事効率化・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年7月12日対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性アンケート総数:50
2017年08月11日「兼業主婦」が働く理由は“家計のため”。家事も仕事もがんばる女性の皆さんがどれくらいのペースで働き、いくら稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。主婦ならではの職場の選び方も必見。前編に引き続き、主婦が働きやすいパートについて考察します。前編では、家事・子育てをしながら働く女性たちがどんな仕事をしているか、なぜ働くかという2つのアンケート結果をもとに、「兼業主婦」の働き方について見てきました。【主婦のパート事情・前編】はこちらから後編は、主婦が働くペースや収入、職場選びについてのアンケートをもとに、主婦が働きやすい仕事とはどんなものか考察していきます。■目次1.稼ぐなら週に4〜5日。2〜3日なら余裕あり2.主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?3.子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!まとめ1. 稼ぐなら週4〜5日。2〜3日なら余裕あり子どもがいる主婦は特に、家のことで何かと忙しくなるのは普通のこと。実際のところ、兼業主婦の皆さんがどれくらいのペースで働いているのか、アンケートをとりました。結果、「週に4〜5日」働いている主婦が50人中25名となり、ちょうど半数。次いで「週に2〜3日」が4割ほどを占めました。【週に4〜5日】■「主人と休日を合わせることを考えると週に5日以下、しっかりと家事を片付ける日などを作る場合は4日くらいが妥当かと思いました」(40代・主婦)■「週休2日で働いています。勤務時間が短いので週5日は働かないと収入にならないからです。家事の負担にならない程度にがんばっています」(40代・主婦)フルタイムで働く正社員の場合、基本は週5日で1日8時間の労働。パートタイムでは1日あたりの労働時間はそれよりも少なくなりますが、日数的にはフルタイムとあまり変わらないペースで働いている人もたくさんいるのです。■「週末は子供としっかり触れ合って遊びたいので、平日にガッツリ働きます!」(40代・パート)■「旦那の扶養範囲内で働きたいと考えているため、週4がベストだから」(30代・主婦)週に4〜5日働く人たちのほとんどは、主婦業をこなしながら、夫の扶養範囲内でできるだけ収入を得るというスタンスでした。【週に2〜3日】■「子供がまだ小学生なので、週3日パートをして、残りの2日は一緒に遊んだり宿題をみたりしています」(40代・主婦)■「家事もしっかりやりたいし、少しは自分の時間もほしいから週3ぐらいがちょうどいい」(30代・主婦)対して、週に2〜3日働いている主婦の多くは、家事・子育てと仕事のバランスを意識しています。仕事を週の半分程度に止めておくことで、家事と仕事をしっかり両立し、子どもとの時間や自分の時間も確保することができているのです。このように、家計全体の収入状況や生活スタイルの違いによって、少ない人では週に2日から多い人で5日まで、働くペースにはバラつきが出ることがわかりました。2. 主婦のパートは夫の扶養内におさめるべき?働くペースについては「週に4〜5日」という主婦が多数でしたが、気になるのは、それで収入はどれくらいになるかというところ。兼業主婦の皆さんは1ヶ月にどれくらい稼いでいるのか、ズバリ聞いてみました。アンケートの結果、1ヶ月あたりの平均収入額は「6〜9万円」。次いで多いのは「3〜6万円」となり、9万円以上稼いでいる主婦はぐっと少なくなっています。【6〜9万円】■「130万円を超えないよう、社会保険に加入しない程度のお給料にセーブして働きたいから」(30代・パート)■「税金が高いため年収100万円以下に納めないといけないためです。個人的には子供に手がかからなくなったら正社員としてフルで働きたいです」(20代・パート)■「8万円程度です。フルタイムでは働かないのでこのぐらいが続いています」(30代・主婦)サラリーマン家庭の主婦が夫の扶養内で働く場合、「103万円の壁」や「130万円の壁」と言われる年収のボーダーラインに注意する必要があります。単純計算ですが、年収103万円に止めるなら1ヶ月に稼げるのは85,833円まで。税金・保険に大きな影響を与えうる130万円ギリギリまで稼ぐなら、月あたり108,333円が限界となります。事実、月収6〜9万円の主婦の多くは、夫の扶養から外れないように働き方を調整していました。働く主な理由が「家計のため」であったことを考えれば、トータルで家計の損にならない範囲内で稼ぐのが得策です。【3〜6万円】■「週3日、時給1000円で1日3〜4時間働いているので、1ヶ月で4〜5万円くらいです」(40代・主婦)■「子育てに支障の出ない時間帯と日数でパートをしているので、毎月大体4万円前後もらっています」(40代・主婦)月収3〜6万円の主婦のほとんどは、平日の昼間や夕方にパートタイムで働いている人たち。家事や子育てにもしっかり時間をとりつつ週に3日程度働くと、これくらいの収入になるようです。【9〜12万円】■「子供が保育園に行っている間に、頑張って働いてますが、時間的に限界があるのでここまでです」(40代・パート)■「時給1000円くらいで、週5回フルタイムで働き、社会保険などが引かれると10万円ちょっとになる」(30代・主婦)月に9万円以上稼ぐ主婦は少数派。アルバイトなど単価が低い仕事でそれだけ稼ぐにはフルタイム並みに働く必要があり、家庭によっては時間的に難しい場合もあります。また夫の扶養からも外れるようになるため、闇雲に収入を増やそうとするのではなく、家計の状況や先のことも考えた上で働く必要があります。3. 子どもが風邪…。シフトの融通が効く職場がベスト!家計の状況やライフスタイルに適した働き方をするのがベストですが、主婦として家事や子育てをしている以上、うまくバランスをとることは不可欠。そこで、主婦が働きやすい職場の選び方について聞いてみました。職場選びについては、家のことや子どもの世話など、臨機応変に行動しなければならない主婦ならではの考えがはっきり表れました。■「シフトの融通」が最優先!■「シフトの融通が一番の肝。これが出来ないと子供がいての仕事など到底出来ない。もっと旦那が積極的に家事育児に参加してくれたらまだマシなのだが」(40代・主婦)■「子供が急に熱を出すこともありますし、学校の行事などもあるのでシフトに融通が効くかどうかがとても大切だと思います」(40代・パート)職場選びに関して、「シフトの融通」を重視する主婦は50人中43名に上りました。そして、その理由として子どもの存在を挙げているのは37名。子どもを持つ主婦にとって、子どもの都合は自分の都合にも等しいもの。病気をしたときの世話はもちろん、保育園・学校の送り迎えや行事など、主婦は柔軟に対応しなければなりません。そのため、必要な場面で確実に休みを取れることは主婦にとって必須条件となります。シフト制の仕事でなくとも、休日や勤務時間を気軽に相談できるような職場が働きやすいと言えます。■「家からの距離」も要チェック■「家から近いと緊急時に帰ったり、また出勤したりするのが簡単にできるので、距離を重視しました」(40代・主婦)■「家事や子育てのためには、通勤時間ができるだけ短い、家に近い職場が時間の節約になり便利だから」(40代・主婦)「家からの距離」も注意すべきポイントです。電車で時間をかけて通勤するような職場では、子どもの急病時などにも対応しづらくなってしまいます。また、主婦業をこなしながら収入を得るためには、時間を効率的に使う必要があります。パートタイムの仕事は時給制であることも多く、通勤に時間をかけるよりも、そのぶん家の近くで働いたほうが稼げるかもしれません。■主婦に理解のある職場選びを■「やはり続けるには人間関係が大事だと思う。子育てに理解がある職場でないと続けられない」(30代・主婦)主婦は家族のために急遽仕事を休むこともありうる以上、それに対して理解し合えるような「人間関係」も欠かせません。働いてみなければ職場の雰囲気はなかなかわからないものですが、他に子育て中の主婦がいるかどうかなども確認してみるとよいでしょう。まとめ主婦が仕事をする場合、まずは家事・子育てもしっかりこなせるペースで働くことが大前提。同じくパートタイムの兼業主婦でも、週に何日働くかは人それぞれでしたが、多くの主婦は夫の扶養から外れない範囲で働いていることがわかりました。これからパートを始めたいと考えている主婦の方は、自分の家庭の家計状況や生活スタイルをしっかり考慮し、子どもの都合に対応しやすい仕事を選ぶことをオススメします。アンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20〜50代の主婦、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月03日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。こういっちゃ何ですが、ここ数年で夫がめちゃくちゃ進化したんです。 今までお給料を持って帰ってきてくれるという最低装備しか備えていなかったのに、ここ2年程で色々オプションがついて、ものすごくハイスペックになったんです。かつては、イクメンとかイケダンとかいう類いのものからはほど遠い存在でして。 一番酷かった時期は次男のゆいたんを生んで、三男のほーちゃんを産むまでの間。 ひ、ひどい(笑)この頃は私も「あなたなしでも育ててみせるもん!」って夫に期待しないように諦めていて、夫は夫でどんどん強くなっていく妻に開き直ってるような時期でした。ゆいたんが0歳の時なんて一年間通してゆいたんのオムツ交換したこと、両手にも満たなかったんですよ?(少なっ)根本的に触れあう時間も密度も少なすぎて、ゆいたんと夫の思い出がほとんどありません。そんな最小限夫が、今では休日には食器を洗ってくれたり、ゴミ捨てをしてくれたり、子どものお風呂や寝かしつけ、その他諸々やってくれるようになったんですから、この変わりようったらそりゃあもう信じられません。 私、家事の中でいっっっちばん苦手なのが食器洗いなんです。特に晩御飯を食べたあとの片付けが大嫌いでとにかくやりたくない。それを黙って買って出てくれるので、もうそれだけで夫の背中に向かって拝みたいぐらいです。では、何がきっかけで夫がこんなに変わったのか、当の本人に聞いてみました。私の認識では、ほーちゃんが1歳の頃に、私が仕事を始めた事がきっかけだと思っていますが、果たして夫の言い分はいかがでしょうか? たはーーっ!(笑)そうです。私、めっきりやらなくなったんです。えへ。今まで妻がやってくれて当たり前だったものを妻がやらなくなったので、夫がやるしかなくなったとでもいいましょうか。良いのか悪いのか分からないけれど、まさに怪我の功名。今となっては、もっと早くに「私できませーーん!」って白旗あげればよかったって思います。あんなに髪の毛振り乱して頑張らずに、助けて! ってお願いすればよかったんだけれど、当時の私には「主婦なんだからこれぐらいやらなきゃ」っていう意識が強すぎたようです。あの時代があったからこそ、今の環境に感謝ができるんだと思うことにしています。最初からやってくれる夫だったら、今ほど震えるように喜んでなかったかもしれません。ただ、妻がやらなくなったからといって、夫がなんでもやってくれるかといえばそれは違うようです。実は暗黙のルールがあるのです。コツは、だそうです。夫は食器洗いとか、食卓の片付けなどは苦にならないけれど、(むしろ私なんかよりずっと完璧に仕上げる)逆に洗濯を干したり畳んだりするのは大嫌い。(私は嫌いじゃない)数ある家事の中でも夫と私で「嫌いなもの」「別に嫌いじゃないもの」に、うまいこと分かれていたりするものなんですよねえ。面白いことに、そこがうまく合致した、というかさせたんだと思います。今、ご主人が全然手伝ってくれなくて「もう夫はアテにしない」と思い始めている奥さま方。どうか諦めないで~!ふとしたことがきっかけで状況が変わるってことあるんですよ。我が家の場合、私が職務放棄したことが良いカンフル剤となりました(笑)。ただ、男性側の意見として夫いわく「得意なものをやらすのが一番」ということなので、まずは得意なものからお願いするのが味噌だと思われます。あれもこれもと最初から頼みすぎないのもコツ。(うちのように最初のレベルがどうしようもないぐらい酷い場合は、ですよ?)徐々に、徐々に。です。我が家の場合、あとはトイレ掃除さえしてもらえれば言うことなし!なので、目指すはトイレ掃除陥落です(ガッツ)。
2017年05月04日子育て中のママたちが毎日笑顔でいるための秘策。それはポジティブな手抜き。家事に育児に仕事についつい頑張りすぎてしまうママ。気づけば笑顔が消えていることも…。そこで、今回はママリーザーズのみなさんに、リアルな手抜きをぶっちゃけトークしていただきました。笑顔ママのみなさんの手抜き自慢を紹介します。■アウトソーシングを活用してワンオペ家事を回す!手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは加藤優香理さん / メーカー勤務ガラスびんメーカー勤務の3歳男児ママ。夫は出産前から海外へ単身赴任中。両家の親も地方在住のため、都内で単身ワーキングマザーとして奮闘中。家事は基本、アウトソーシングしています。育休中に夫の滞在先のベトナムで、ハウスキーパーを利用するのが当たり前の文化に接したのが意識を変えるきっかけだったかもしれません。家事代行サービス(タスカジ)、病児保育や一時保育のサービス(キッズライン、NPO法人フローレンス)、自治体のファミリーサポートを組み合わせて、なんとかフルタイムで単身ワーキングマザーを継続しています。家事や育児サポートを外注しているというと、全部を手抜きしているように思う方もいるようですが、日々の生活が回るようにするために、実は段取りに労力をかけています。シッター、家事代行、ファミサポ…これらのスケジュール調整や各所の手配に日々追われています。真似できそう度 ★☆☆☆☆ラクちん度 ★★★★☆あるある度 ☆☆☆☆☆■苦手な掃除などはパパにお任せ! 思わぬ誤算も…手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 原田あゆみさん / 主婦 独身時代は青年海外協力隊のエイズ対策隊員としてザンビア共和国で活動。帰国後、現在の主人と出会い結婚。現在は3歳になる息子さんと1歳の娘さんを育児中。もともとアクティブに動けるタイプですが、それでも3歳児と1歳児の2人の子育て中の今は、ゆとりゼロ。子どもが興味を持ったことを伸ばしてあげたいと思って始めた習い事の送り迎えで、毎日、ていねいに家事をする時間なんてありません(苦笑)。子どもを見ながら晩ごはんの準備をするのは大変なので、平日はだいたい定番メニューの中から作ることが多く、手の込んだメニューは土日に夫が子どもを見てくれている間に作っています。掃除が苦手なので、お風呂掃除、トイレ掃除、洗面所の掃除、そして洗濯物を畳むのは、夫にお任せ。パパがいるときの子どもの相手もパパにお任せ。割り切って手抜きをすることで、平日、子どもと過ごす時間が確保できているので、手抜きに対するマイナスの感情は少なくて済んでいますが、息子が想像以上にパパっ子になり、ママとしてはときどき寂しくて…それは想定外でした。真似できそう度 ★★★★☆ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★★☆☆■初の双子育児は、“手抜き”しないと追いつかない状況手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 山川恵美さん / 主婦 出産前は、広告会社、不動産関連会社にて勤務。2011年結婚、2014年に男女の双子を出産。出産を機に仕事を辞め、双子の育児に奔走中。初めての出産でいきなり双子だったので、育児は最初から効率よくやることが当たり前になっています(笑)。手抜きを初期設定せざるを得なかったといってもいいかもしれません。外食すれば食事の負担が軽くなるかなと思った時期もあったけれど、ちびっ子二人を連れての外食は予想以上に大変。結局、自宅で食べるほうがラクだということに落ち着きました。その分、夫がいる週末のランチは必ず外食をしています。子どものお弁当も毎回、中身はほぼ一緒。あれこれ工夫しても食べなかったりしてマイナスが大きく感じたので、あえて同じおかずでヨシとしています。お風呂もイヤイヤ期の二人を入れるのは至難の業。お風呂に入りたがらないでいるときは、無理して入れるのをあきらめました(笑)。真似できそう度 ★★★★☆ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★☆☆☆■平日は「洗濯物を畳む手間」を思い切ってカット手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 市来理恵さん / メーカー広報 2008年に結婚。出産後3ヶ月で現在の会社に入社し、コスメブランドのプレス担当に。現在は6歳になる娘と夫との3人暮らし。共働きなので、掃除や洗濯は週末にまとめてやることが定番になっています。平日の洗濯はもっぱら部屋干し。次の日の着替えも干して吊るしているところから各自、乾いたものを外して着ていくなどして、畳む手間を省いています。夫は産後、自然と協力してくれるようになり、食器洗いや洗濯物干しなども率先してやってくれています。上手に手抜きをしてみんなが気持ちよく生活できるようになっている反面、掃除を週末にまとめてやることに慣れてしまっているのか、平日の部屋はグチャグチャ。目下の悩みは、娘の部屋が片付いていないこと(苦笑)。片付けの習慣をつけなければ、と少々、反省する日々です。真似できそう度 ★★★★☆ラクちん度 ★★★★☆あるある度 ★★★★☆■食後は一気に気持ちをOFF! 皿洗いは後回し手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは小池弘代さん / 会社広報大手広告代理店の営業職ほか、さまざまな企業・職種で活躍ののち、現在は(株)スペースマーケットにてPR&Marketing、一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局を担当。小学2年生になる娘さんのママ。平日は、夕食を食べ終わった後に「もう動けない~」となることも多く、洗い物は翌朝に回すことが多々あります。見かねて夫が洗い物をしてくれることも(苦笑)。また土日のどちらかは外食にして料理OFFデーをつくってます。食事が終わった後に「さささっと洗い物まで勢いでやったほうが後々ラクだろうな」と思いながら、一日の激務が終わり、満腹の状態で一気に気持ちをOFFにできているのは、リラックスタイムになっている感じがします。子どもと一緒にダラダラするのもほっこり幸せな気分です。掃除は「週末にまとめてやればいいか」と思ったり、「毎日片付けて週末に掃除の時間を割かないほうがいいのかも」と思ったり、いまだに正解が見つけられないでいます(笑)。真似できそう度 ★★★☆☆ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★★★★■得意のDIYで効率化にひと工夫! 長女のサポートも力に手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 大塚 沙代さん / DIYインスタグラマー 前職はイラストレーター。その後、趣味の“おうちDIY”を発表したところ話題となり、人気インスタグラマーに。4人の子どもを育てるママ。家族6人分の家事が毎日発生するので、ちょっとしたひと手間も積み重なると大きな手間に! 洗濯物は、乾いたものをそのまま「掛け収納」できるようにして、畳む手間を省いています。片付けもDIYで、子どもたちが自分で片付けやすいように工夫を重ねています。DIYの基本は、家中を見回して「何かラクになる場所はないかな?」という視点を持ち続けること。小さな子でも自分で片付けられるように家具が工夫されていると、自発的にお片づけをしてくれます。料理はママの味で育って欲しいと思っているので外注や外食はなるべくしないようにしていますが、私が夜中まで仕事をしていると暗黙の了解で長女は自分のお弁当を自分で作ってくれています。真似できそう度 ★★☆☆☆ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★☆☆☆■朝食はワンパターン! 週末ランチは「完全外食」に手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 鳥巣里奈さん / フリーライター 新卒で入社したメーカーに12年間勤めたのち、32歳で雑誌『VERY』のファッションライターへ転職。36歳で出産し、現在は1歳になるお子さんを育児中。子どもの相手をしていると一日があっという間。ていねいに料理をしているゆとりはありません(苦笑)。朝食は、ヨーグルトに食パンにフルーツのワンパターンですが割り切ってそれでヨシとしています。晩ごはんのメニューも多めに作って2日続けて同じ料理にすることもあります。土日のランチは完全に外食。「ちゃんと自炊をすれば食費が節約できるのだけれどな~」と思いつつ、週末も頑張ってしまうと息を抜く時間が持てないので、もう少し子どもに手がかからなくなるまでは仕方ないなと納得しています。洗濯物は洗って干して畳むところまではやるけれど、収納せずにソファの上に並べています。毎日、着替えが発生するので収納の一手間を省いています。真似できそう度 ★★★★★ラクちん度 ★★★★☆あるある度 ★★★☆☆■子どもの服は、全自動で乾燥までやって放置!手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは 保谷絢子さん / トレンダーズ株式会社 広報 大学卒業後、語学留学し、帰国後は語学学校に勤務。その後、現職のPR事業に。2014年に結婚、翌年に第一子を出産。現在はワーキングマザーとして多忙な日々。一番、手抜きをしているのは洗濯です。子どもの洋服は、保育園用にシンプルで安いものを購入し、全自動で洗いから乾燥までお任せで放置(笑)。そのほかの手抜きは朝食。栄養バランスが少し気になっているけれど、オートミールにヨーグルトにフルーツに牛乳などワンパターンです。ワンパターンだけれど、ある程度、栄養バランスがとれているのと食物繊維がとれているので、子どものお通じは問題ありません。ぐったり疲れきってしまっているときの離乳食は無理せずにレトルトにしていました。朝、子どもを保育園に送って仕事をして急いでお迎えに行って…の日々でなかなか時間が作れないけれど、手抜きをすることで気持ちに余裕ができて子どもに優しく接することができている気がします。真似できそう度 ★★★★★ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★★★☆■疲れている日は、迷わず外食or総菜に!手抜きの本音を教えてくれたママリーダーズは望月麻子さん / グラフィックデザイナー独身時代は仕事漬けの日々で待望の結婚・出産だったものの、第一子出産後に“産後うつ”を経験。現在は在宅勤務を主とした就業形態に。5歳と2歳の娘さんのママ。疲れているときは迷わずに外食、または総菜を買ってきています。そのせいで子どもは外食好きになってしまっている傾向が(苦笑)。洗濯は、洗う、干す、取り込むまでは私がやることが多いですが畳むのは夫か子ども。おかげで子どもは洗濯物を畳むのが上手になりました。子どもが生まれてうれしいはずなのに、産後うつのときは涙々の毎日でした。笑っているキラキラしたママたちがまぶしすぎた記憶があります。その経験も生かして、次女が生まれて仕事の仕方も変えました。ママが自然と笑顔でいるためには、仕事も家事もポジティブにあきらめることも大事だと思っています。真似できそう度 ★★★☆☆ラクちん度 ★★★☆☆あるある度 ★★★★★共感できる手抜き術から、新たに真似したくなる手抜き術まで、ママリーダーズにぶっちゃけてもらった座談会。これからも“ポジティブな手抜き”をしながら、笑顔のママライフを過ごしていきたいですね。
2017年04月29日暖かくなってコートを脱ぐと、気になるのがボディライン。冬の間に太ってしまったという人も、今のうちに無駄なお肉をスッキリさせたいですよね。しかし、子育て中のママにとっては、激しい運動や食事制限はなかなか難しいもの。子育てシーンで普段行う動作を工夫して、ラクラクダイエットを成功させましょう。■物を拾うときには前屈ではなく“しゃがむ”子育て中は、いろいろなシーンで前屈みになることが多くなります。子どもが床に散らかしたものを拾ったり、外遊びで木の実や虫を「ママ見て!」と呼ばれたり、1日に何度も前屈姿勢をとることもあるかもしれません。そんなときは、前屈ではなく“しゃがむ”ことを意識してみてください。普段の生活では椅子に座ることが多くても、膝を曲げてしゃがむ機会は少ないもの。しゃがむ動作は骨盤まわりの筋肉を緩め、歪みを整えやすくしてくれます。下半身のむくみ解消のほか、太もも痩せやヒップアップを目指したい方にもおすすめです。自宅であれば、お相撲さんや剣道で相手と向かい合ってしゃがむポーズのように、膝を曲げて脚を開いてしゃがむ「蹲踞(そんきょ)」のポーズをとると、さらに効果的です。このときのポイントは、かかとを上げ、つま先と膝の向きを揃えること。そして、上半身はまっすぐに背筋を伸ばすことです。まずは10秒キープを目標に試してみてくださいね。■絵本の読み聞かせは開脚で親子の楽しいふれあいのひとときといえば、絵本の読み聞かせ。そんな日常の子育てシーンも、少し工夫を加えればダイエットにつなげることができます。ダイエットに効果的なのが開脚スタイルです。読み聞かせのときには子どもを自分の膝に座らせることが多いかもしれませんが、赤ちゃん時代を卒業したら、開いた脚の間に子どもを座らせてみてください。脚を伸ばして大きく広げることで、骨盤や股関節まわりの筋肉を緩めることができます。また、開脚スタイルは内もも痩せにも効果的。猫背にならないように気をつけ、つま先は真上に向けるようにしましょう。■親子遊びで二の腕シェイプ赤ちゃんとのスキンシップの中にもダイエットのヒントがあります。これからの薄着の季節に気になる二の腕は、「高い高い」で無駄なお肉をスッキリさせましょう。まず、赤ちゃんの両脇を抱えてママの胸の前に。そのままゆっくりと前方に腕を伸ばして赤ちゃんを身体から離し、腕が伸びきったら再び胸の前へと近づけます。次に、胸の前から上へと腕を伸ばし、赤ちゃんを「高い高い」と持ち上げます。腕が伸びきったら、また赤ちゃんを胸の前に近づけましょう。赤ちゃんの体重が増えると高く持ち上げるのもつらくなりますが、親子のスキンシップの時間にもつながります。無理のない回数からはじめて、徐々に増やしていくようにしましょう。子育て中のママは、エクササイズのための時間もなかなか取れませんよね。普段の動きを無理なくダイエットにつなげ、自信をもって薄着の季節を迎えてください。
2017年03月11日「夫が家事を手伝ってくれない…」こう嘆くママは多いですが、あれこれ理由をつけているときは、もしかしたら「やらない」のではなく、「できない」のかもしれません。そんな夫に「手伝って!」といくら言ったところで詮なきこと。まずは「できること」を探してみるのが得策かもしれません。 今回は、実際に夫の「できること」を見つけて、家事を手伝ってもらえるようになったというママたちに、その体験談を聞いてみました。■「力仕事=自分の役割」夫にはこれがデキる!「夫はまったく家事ができない人でした。食器洗いや洗濯を頼んでも、帰宅してみると何もやっていない。『なぜやってくれなかったの?』と聞いてみると、『キミのように上手にできないから』と言うのです」(Aさん/32歳/食品関連)そこでAさんは、「夫が得意なことならやってくれるのでは?」と考え、ためしに休日に布団干しを頼んでみたそうです。そうすると、意外とすんなりやってくれて、取りこみまで完了していたとか。「『力仕事をやってもらえると、本当に助かるわ』と感謝を伝えたときの夫のドヤ顔には、ちょっと笑ってしまいました」いまでは、天気が良いと夫の方から「布団干そうか?」と聞いてくれるそうです。ほかにも、ゴミ出しを「やっとくよ」と言ってくれたり、古新聞がたまったらまとめてくれたりと、Aさんが頼まなくてもやってくれることが増えたとか。男性にとって、布団干しやゴミ出しなどの「力仕事」は、「自分の役割」として受け入れやすいのかも? 「こういう作業は、やっぱり男性が頼りになるわね」と言いながら、力仕事を頼んでみると良いかもしれません。■持ちものこだわり派の夫にはこれがデキる!「ひとり暮らし経験のない夫は、家事スキルがまったくなし。夫婦共働きなのでこれでは困ると、なんとか夫に家事に参加してもらう努力をしました」(Cさん/29歳/雑貨販売店)Cさんが最初にお願いしたのは『自分の服は、自分でたたんで収納する』ということ。最初はうまくたためずシワになったりもしていたそうですが、そこは口を出さずに我慢。もともと几帳面(きちょうめん)な性格だったCさんの夫は、すぐに自分なりのたたみ方を編みだし、気づけばCさんより早く・上手になっていたそうです。「『洗濯物をたたむのは、あなたの方が上手ね』とたびたび褒めたことも良かったのかも。いまではすっかり夫の担当に。私のもの以外は夫が勝手に終わらせてくれます」「洗濯を手伝って」ではなく、「自分の衣類は自分で管理して」と言った方が、男性としては受け入れやすいのかも。とくに、持ちものや趣味にこだわりを持っている男性には効きそうです。■不器用な夫にはこれがデキる!「夫は本当に不器用で、家事を手伝う気持ちはあるようですが、掃除・洗濯・炊事などを頼むととにかく時間がかかり、仕上がりも期待できません」(Kさん/31歳/教育関連)それでも、Kさんは何か家のことをやってもらいたいと考え、『休日のまとめ買い』をお願いすることにしました。Kさんが作成したリストを渡して、夫に買いに行ってもらいます。最初はほしい商品とは違うものを買ってくることも多かったそうですが、慣れてくるとそれもほとんどなくなったとか。「休日に夫が子どもを連れて買いものに出かけてくれるので、その間、私はほかの家事をこなせます。ときには自分の時間を楽しむことも…」「ほしい商品とは違うものを買ってくる」となると、私なんかは「これじゃない!」とイライラしてしまいそうですが…。そこをグッとこらえて、夫が慣れるまで根気よく任せ続けることが大切なのかもしれません。■メカ好きな夫にはこれがデキる!「我が家では、『食洗器に食器を入れる作業』は夫の担当。料理は一切しない夫ですが、なぜかこの作業は気にいっているようで…。パズルやゲームが好きな人なので、そんな感覚なのかもしれません」(Iさん/28歳/教育関連)また、Iさんの夫は、掃除・洗濯自体を頼むと『やり方がわからない』と言って嫌がるそうですが、掃除機や洗濯機の掃除はすすんでやってくれるそう。もしかしたら機械を触るのが楽しいのかもしれません。「家事」はやりたくないけれど、「メカ」が絡むとやる気が出る…という男性もいるようですね。日々、あれやこれやと湧いて出てくる家事の数々。そのうちの1つ、2つでも夫が担当してくれたら楽になるのに…と、ため息をついているママも多いことでしょう。しかし、「できない」ことを「やって」とお願いするのは時間のムダかも? 少し考え方を変えて、夫が「できること」を見つけるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日すっかり時代遅れとなった「家事・育児は女性の仕事」という考え方。最近では育児に参加する男性を指す“イクメン”という言葉もすっかり一般的な言葉になりました。芸能人でもタレントのつるの剛士さんやお笑いコンビ『アンガールズ』の山根良顕さんらがイクメンとして注目されています。と、表向きは男性の育児参加が当たり前のような風潮ができていますが、実際のところはまだまだ“男性の育児参加”が社会に浸透していないのが現状です。それを示すのが、厚生労働省が発表した2015年の男性の育児休暇取得率。なんとわずか2.65%です。なぜここまで日本の男性の育児休暇取得率が低いのでしょうか。その原因のひとつに“パタニティ・ハラスメント”というものがあると言われています。夫がなかなか育児に参加してくれない、と悩んでいる方。もしかしたら夫は“パタハラ”の被害に遭っているかもしれません。●男性の育児参加を阻むパタニティ・ハラスメント(パタハラ)働く女性が妊娠や出産・育児をきっかけに職場から嫌がらせを受けることを“マタニティ・ハラスメント(マタハラ)”と呼びますが、パタハラはこれの“男性版”にあたります。つまり、働く男性が育児参加をする上で育児休暇を取ったり休んだりすることを職場が阻害、またはそれをきっかけに嫌がらせをすることを指します。パタハラを受けた人の中には、出世コースから外されたり、退職に追い込まれたり という被害に遭った人もおり、深刻な問題といえます。●パタハラを受けた人のエピソード●(1)「会社をやめろ」と脅された『上司に3か月の育児休暇を申請したところ、「男が育児休暇なんて取るの?本気で言ってんの?」と言われ、さらには「もしどうしても取るんだったら会社やめたら? 」と脅されました。結局、怖くて育休を取るのは断念しました』(32歳男性/3歳娘のパパ)この方は、妻の体調が回復するまでの間は育休を取りたかったそうなのですが、上司に全く理解されず、退職を促すようなことまで言われたようです。育休を取った後のことを考え、結局育休は断念したとのこと。●(2)重要なプロジェクトから外された『私は育休は取れたのですが、その際「先方に迷惑だから」という理由で重要なプロジェクトから外されました。実際に育休を取る日までには終わるはずのプロジェクトです。それだけならまだしも、その後評価を下げられて給料を減給されました 。これってパタハラですよね?』(38歳男性/6歳息子・4歳娘のパパ)この方は珍しく育休を取得することができたようですが、それをきっかけに重要なプロジェクトから外されたり、不当な評価を受け給料を減給されたりといった嫌がらせを受けたそうです。●(3)「自分だけ恥ずかしくないのか?」と叱責された『社長に育休の申請をしたら「男が育休取るなんて馬鹿げてる。他の皆は我慢してきたんだ。自分だけ恥ずかしくないのか?」と同僚や上司の前で見せしめのように 叱責されました。結局、育休は取れずじまいです』(35歳男性/2歳娘のパパ)育休を取得する男性は少ないのが現状ですから、自分の会社でまだ誰も育休を取った男性がいないというケースも多いと思います。その場合、育休の申請をしづらいものですが、この方は勇気を振り絞って相談したそうです。すると、まるで見せしめのように他の社員の前で叱責されたとのこと。----------日本人男性の育児参加を妨げている要因の一つに、“パタハラ”があるのは間違いないでしょう。自分の夫が育児のために時間を割いてくれない、というママは、もしかしたら夫がパタハラに遭っているかもしれません。頭ごなしに「ちょっとは育児に参加してよ!」と責めるのではなく、理由を聞いてみるようにしましょう。二人で力を合わせることで、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。【参考リンク】・「平成 27 年度雇用均等基本調査」の結果概要 | 厚生労働省(PDF)()●文/パピマミ編集部
2017年01月15日家事・育児に積極的な男性が増えてきました。でも、妻の立場から見ると、「ありがたいけど私がやってほしいことを分かってない」「言ったこと以外はやってくれない」なんて思うことありませんか?もしかすると、夫側も「こんなに頑張ってるのに妻は全然よろこんでくれない…」と不満をつのらせているかも。一度『本音』で話し合ってみるだけで、簡単に解決できるとしたら?というわけで、理想の家事や育児のシェア、将来設計について夫婦で話し合うワークショップに夫婦で参加してきました!その名も「夫婦が本音で話せる魔法のシート◯◯家作戦会議」。家事・育児についての満足度は夫婦での話し合いの頻度で決まる生活経済ジャーナリスト・和泉昭子さん、NPO法人tadaima(タダイマ)!代表・三木智有さん「◯◯家作戦会議」は、内閣府男女参画協議局が主催したワークショップ。16組の夫婦が参加していました。講師は生活経済ジャーナリスト・キャリアコンサルタントの和泉昭子さんと、NPO法人tadaima(タダイマ)!代表で家事シェア研究家の三木智有さん。夫・妻、親、社会人――いろいろな顔をもっている私たち。その中で家族としての役割シェアをきちんと話し合うことで、充実した生活を送れるのだそう。でも、お互いに満足できる役割シェアってどういうことなのでしょうか?NPO法人tadaimaのヒアリング調査によると、「5:5で家事分担ができていること」よりも、「家事に対する負担感を夫婦で共有できているか」で満足度が変わるそうです。つまり、家事についてよく話し合っている夫婦ほど満足度が高く、話し合いをしていない夫婦ほど不満度が高くなる傾向があるのです。【第1部】ワークショップ「夫婦が本音で話せる魔法のシート◯◯家作戦会議」いきなり家事分担を押し付け合っても不満がつのるだけ。まずは、ワークシートでお互いの本音を知り、モヤモヤを解消して、その夫婦の価値観に合った役割シェアを話し合いで導き出します。Part.1 素直な気持ちを伝えてみよう最初のテーマは、「自分の素直な気持ちを相手に伝えてみよう」「本当はもっと◯◯に時間を使いたい」の◯◯の部分には、2人とも「もっと自分の時間がほしい」ということを記入。お互いの本心はなんとなく分かっていたけれど、こうやって言葉にして伝えると意外とスッキリ!改めて書いてみることでお互いの理解が深まります。Part.2 2人の今を再確認!Part2は、時間グラフに「現在」と「理想」の時間の使いかたを記入。自分が理想とする時間の使いかたを実現するために、相手に「これをしてほしい!」とお願いします。共働きで、家事も育児もそれなりに分担してやっているわが家のようなケースでは、自分の要望を一方的に伝えるのはちょっと気が引ける……。ところが、このワークシートで、平日の帰宅が遅い夫が「もっと育児に関わる時間を増やしたい」と思っていることが分かりました。しかも「家事の時間が増えてもいい」とのこと!これは意外……あえて時間をとって話し合うことで夫の本音に気づくことができました。Part.3 「家のこと」のシェアの仕方を考えよう一番面白かったのがこのPart3。自分が負担に感じている家事を自由に書き込み、それぞれ自分と相手の負担度を記入して、負担を減らすためにはどうすればよいか一緒に考えます。例えば、毎日掃除をしているという家庭であれば、掃除の回数を減らすというのも1つの解決法です。奥様が主に食事の用意をしているというご夫婦、奥様にとっては毎日食事を作るのはとても負担。でも実は、旦那様が料理に興味があるということを知って奥様はビックリ!これからは休日などに食事を作ってくれることに。わが家の場合は夫がもっと子どもと過ごす時間を増やしたいと思っていることがわかったので、これからはさらに心置きなく育児を任せられそうです。第2部料理教室旦那さんに食事づくりを任せるとすごく時間がかかるし、シンクが洗い物であふれかえるのが嫌――。そう、料理はいかに短時間で効率よくできるかも重要なポイントなんです。第2部は、「男性でも帰ってからすぐ実践できる料理アイデア・レシピ体験」がテーマの料理教室。実際に旦那様におすすめレシピを作ってもらいます。奥さんはそばで見守ります。江上料理学院の松井ゆみ先生教えてもらったレシピは、これからの寒い季節にぴったりの「ポトフ」。ポイントは、冷蔵庫にある食材で、調味料も調理器具もほとんど使わず、短時間でできること。分量もおおよそでいいので、まさに男性向けのレシピ!実際のポトフのレシピ松井先生から一通り調理方法の説明を受け、いざ実践!!パパの料理をそばで見守る娘固い野菜から切ってどんどんお鍋に入れていきます。にんじんもジャガイモもよく洗えば皮付きのままでもOK。こうすれば、ボウルやピーラーを洗う手間や野菜くずを処理する手間も省けます。キャベツもざっくり2等分。レシピの材料以外にも、パプリカやきのこ類など冷蔵庫の中の余り物を適当に入れてもOK。レシピが簡単だから料理中の会話も弾みます。ポトフを煮ている間に、まな板や包丁を洗えばできあがったときにはキッチンがスッキリ。これなら、洗い物でキッチンがぐちゃぐちゃになるから旦那さんに料理してほしくない、という奥様にも喜んでもらえそうですね。ポトフ完成〜!!調理時間は約30分。野菜やお肉からいいダシがでているので、コンソメだけでもとってもおいしかったです。少食な娘もパクパク完食!ワークショップに参加する前は「本音で話し合うだけで何が変わるの?」と半信半疑でしたが、自分の負担感を相手と共有して話し合うだけで気持ちが軽くなるんだとその効果を実感しました。今後は家事・育児について夫とざっくばらんに話し合って、家族全員がハッピーになれる理想の時間を使い方を考えていきたいと思います!「夫婦が本音で話せる魔法のシート◯◯家作戦会議」藤本美貴・オリラジ中田・鈴木おさむなど豪華講師陣によるトークショーを開催「働く」と「子育て」のこれからを考えるWARCO!2016ライター:柏木 真由子
2016年11月12日結婚前は実家住まいだった夫は、炊飯器や洗濯機など触ったこともありませんでした。それがいまでは、育児も家事もやってくれるように。このように、夫を頼れるパパへと育てるには、妻である私から意識的に働きかける必要がありました。今回は、ほぼ家事経験ゼロの夫に対して、筆者が行ったことをご紹介します。個人的な経験談にはなりますが、家事や育児を怠りがちな夫に悩む方にとって、少しでも参考になれば幸いです。■まずは夫に「どんな生活がしたいか」を確認「新婚の時期は言うことを聞いてくれるだろうから、今のうちに旦那を育てないとダメだよ!」夫をちゃんと家事ができる人に育てなくては…。そう思ったのは、友人からのこんな忠告があったから。当時、まだ新婚だった私は、早速、夫にこの友人の話をしました。そして、2つの選択肢を提示したのです。ひとつめは、私が専業主婦になって家事はできるだけ完璧にやるけれど、もちろん私の収入はなし。貯金をするのは難しいし、旅行にも行けない。ふたつめは、私が仕事をそのまま続ける代わりに、家事はできる方がやる。夫の仕事が早い時間に終わるので、平日は夫の家事負担が大きいかもしれない。でも、貯金もできるし、旅行にも行ける。「どっちの暮らしが理想的?」と聞きました。その答えは「どっちでもいい」。不満そうに回答したので良く覚えています。「だったら、仕事を続けるから家事を覚えてね!」こんな感じの口約束で、家事の指導が始まりました。■私が夫に教えたこと家事は、挙げるとキリがないくらいたくさんの仕事があるので、思い出せる限り書き出したいと思います。まず教えたのは、お米の研ぎ方と炊飯器の使い方。夫の帰りが早いので、お米を炊いておいてもらう機会が多かったからです。まったくやったことがなかったようで、研ぐ方法も一から指導。炊飯器はスイッチを押すだけなのですが、最初の頃は水を入れ忘れたり、スイッチを入れ忘れたり、ほかにもいろいろな失敗がありました。おかずは自ら作ってくれるようになりましたが、料理をしながら「片付ける」という意識がなかったので、それを教えました。いまだにコンロ周りの油はねなどには無頓着ですが、細かい部分は私が掃除しています。食器を洗った後、ついでにシンクや排水溝ネットの生ごみもキレイにする。こんな細々とした家事を少しずつ、少しずつ教えていき、今では大概の家事をこなせるようになりました。■感謝の気持ちは忘れずに気をつけているのは、「ありがとう」を頻繁に伝えることです。そして、やってもらったことに関しては、文句を言わないこと。「文句があるなら自分でやる」が我が家のルールになっています。ご飯を作ってくれたときは、「おいしいね!」と子どもと一緒に誉めちぎりながら食べています。夫も、私が食器を洗えば「ありがとう」と必ず言ってくれます。家事を分担にして一番良かったと思うのは、「家事や育児の大変さ」を理解してくれたこと。もし、結婚後に仕事を辞めて一人で家事をこなしていたら、「家事って楽だろうな」とか、「仕事をしていなくてズルいな」と思われていたかもしれません。■育児はもはや「当たり前」に育児に関しては、分担を決めていません。私が家事をしているときは夫が子どもの世話をして、夫が家事をしているときは私が子どもの世話をします。家事の分担が習慣になっていたためか、育児を2人で協力することは生まれる前から「当たり前」になっていました。今では「家事と育児を一人で完璧にやるより、会社で仕事してた方がずっと楽だよ~」と言ってしまう夫。この先、もし私が仕事を辞めることになったとしても、家事と育児はきっと協力してくれるだろうと思います。「イクメン」や「父親の育児参加」などの言葉を聞くと、正直少し違和感を覚えるほど、我が家で父親が育児をすることは当たり前になっています。本当の「イクメン」を育てる鍵は、結婚直後からの家事指導にあるのかもしれません。
2016年10月31日【ママからのご相談】現在1歳前の子どもがいるママです。来月からフルタイムで仕事復帰の予定です。でも、仕事をしていない今ですら家事と育児でいっぱいいっぱい。仕事復帰した後にどうやって家事の時間をとればいいのか想像すらつきません。チャチャっと家事をこなせるコツってありますか?目次 家事はある程度サボっても大丈夫料理は作り置きが基本とにかく時短に徹する●A. 家事はある程度サボっても大丈夫こんにちは。こじらせ美容オタク家のともです。赤ちゃんを育てていると家事をする暇もないくらい忙しいものですが、働くとなるとなおさらですね。育休を終えて仕事復帰したら、とにかく“どれだけ時間をムダにせず家事をするか ”ということが鍵になってきます。ママがどんなに忙しくてテンパっていても、赤ちゃんが気を使って泣き止むということはありません。仕事から帰った途端、お腹がすいたやら遊んでほしいやらで自己主張を繰り返します。かわいい顔して、ある意味非情とも言えましょう(泣)。そんな猫の手を借りたい状態(パパの手はあまり期待できないのが現実……)で、仕事と家事・育児を完璧にこなそうとするとママの身が持ちません。そこで今回は、小さい子を持つワーママたちに、上手に家事をサボるコツについて聞いてみました。●料理は作り置きが基本『週末に常備菜を作り置き。お弁当作りや、夕飯など忙しい日はプラス一品にすごく助かる』(20代女性/会社員)『買った食材はその日に切ってゆでてジッパーで冷凍保存。下ごしらえをストックしておくと平日が楽』(30代女性/メーカー勤務)働くママにとって、週末に平日の夕飯をストックしておくのは常識 のよう。『お弁当は夕飯の残りものと作り置きだけで彩り重視。色合いがよければおいしそうに見える』(40代女性/受付)『一週間分の献立を子どもの給食と照らし合わせて考えておく。買い物も一度ですむし、食材を使いきれるので節約にも』(30代女性/事務職)幼稚園の場合だと毎日お弁当、という園もあります。とにかく彩り重視で乗り切りましょう。また給食の場合はメニューがかぶらないように、給食リストと一緒に買い物すると無駄もでません。●とにかく時短に徹する『掃除はほぼ掃除ロボットにお任せ』(20代女性/マスコミ)今は勝手に掃除をしてくれる家電もあり、便利な時代になりましたね。進化していく家電を使わない手はないです。『包丁をなるべく使わずに調理ばさみを使うと、まな板も使わないし洗い物もすごく簡単。そのまま鍋の上で切っちゃいます』(30代女性/自営業)『すすぎが一回で済む洗剤使用。早く終わるから時短です』(30代女性/幼稚園勤務)とにかく洗いものは少なく!まな板って結構洗うのが面倒なので調理ばさみは重宝します 。また、洗濯物も洗いすすぎが一回で済むものに変えると、洗濯が終わるのを待てずに寝てしまった……なんて失敗もなくなりますね。『お風呂は最後に水で流して、換気することを習慣にするとカビがつきにくくて掃除が楽ちん』(40代女性/受付)毎日のちょっとした工夫で、後に待ち構える掃除の労力を極力減らすことができます。今はお風呂場に置いておくだけでカビを防いでくれる銀イオンの手抜きグッズも売っていますので、市販の掃除用品もじゃんじゃん活用しましょう。『そもそも物をあまり増やさない。一年使わなかった物は捨てる 』(30代女性/公務員)これぞ究極の時短。あまり掃除をしなくてもいいように物を増やさない、ということ。“物を増やしたらその分だけ捨てる”ということを徹底することは大事。物が多いとやはりどんなに掃除してもキレイに片付きません。赤ちゃんがいるとどうしても物が増えてしまいますが、大きくなって使わなくなった物は友人にあげる、オークションに出す、中古ショップに売るなど工夫して減らしていきましょうね。またママの服も「来年着るかも」「痩せたら着るかも」ではなくて、一年袖を通さなかったものは来年着るハズがないので、いさぎよく手放す勇気も必要。痩せたらまた痩せたときに買えばいいだけです。----------家事の負担はちょっとしたコツで減らすことができます。仕事と家事・育児、大変だと思いますが楽しく両立できるよう応援しています。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年09月24日